2026年9月18日 18:09 NHKニュース
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260918de51076
>気象庁が18日発表した3か月予報によりますと、10月は高気圧に覆われ西日本と沖縄・奄美で晴れの日が多くなる一方、11月以降は湿った空気が流れ込みやすくなり北日本と東日本の太平洋側や西日本で、降水量が平年並みか多くなる見込みです。
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夏のお天気を総括したはいいけれど、お盆の千葉豪雨にはじまって、北陸豪雨、福井豪雨、北日本豪雨、屋久島豪雨、伊豆諸島豪雨、名古屋豪雨、台風24号と秋雨前線の停滞による長雨…、7月発表「3か月予報」では、降水量は全国的に「ほぼ平年並み」と発表、だが「異常気象」で大ハズレ。お天道様の気まぐれは予測不可能らしい。
2026年9月1日 20:02 NHKニュース
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260901de47638
ことしの夏は、西日本や北日本を中心に、晴れて暑い日が多かったことから、平均気温は平年よりかなり高かったことがわかりました。一方、降水量は、西日本を中心に、7月と8月は少なくなりました。
気象庁は1日、ことし6月から8月にかけての、夏の天候について発表しました。
それによりますと、この夏は偏西風が平年より北側を流れたため、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、夏の平均気温は、▽西日本と北日本で1.2度、▽東日本で0.8度、いずれも平年より高くなりました。
特に、8月の九州北部の平均気温は、平年と比べて2度高く、気象庁の統計開始以来、最も高くなりました。
また、40度以上の「酷暑日」は、全国の22地点で観測され、▽岐阜県多治見市と美濃市、▽三重県桑名市ではそれぞれ4回観測しました。
降水量は、▽ことし6月は全国的にかなり多くなりましたが、▽7月と8月は西日本を中心に少なくなりました。
特に、8月は、▽千葉豪雨などの影響で、関東甲信の降水量は平年の1.5倍以上と多くなった一方で、▽西日本を中心に降水量は少なくなっていて、近畿は平年の49%、四国は平年の31%、九州北部は平年の12%にとどまっています。
九州北部は、気象庁の統計開始以来、最も少ない降水量でした。
気象庁によりますと、今月も、西日本の降水量は「平年並みか少ない」と見込んでいます。
ことしの「梅雨入り」と「梅雨明け」確定値
気象庁は1日、「夏の天候」の発表にあわせて、ことしの「梅雨入り」と「梅雨明け」の確定値も公表しました。
気象庁は、全国各地の「梅雨入り」と「梅雨明け」について、天気の見通しに基づいて「速報値」として発表しますが、毎年この時期に実際の観測データをもとに見直し「確定値」を発表しています。
それによりますと、各地の「梅雨入り」は、
▽沖縄が5月4日ごろ
▽奄美が5月3日ごろ
▽九州南部が5月20日ごろ
▽九州北部が6月2日ごろ
▽四国が6月2日ごろ
▽中国地方が6月2日ごろ
▽近畿が6月2日ごろ
▽東海が6月2日ごろ
▽関東甲信が6月2日ごろ
▽北陸が6月20日ごろ
▽東北南部が6月20日ごろ
▽東北北部が6月21日ごろでした。
九州南部の梅雨入りは、速報値より12日早くなり、平年と比べてもかなり早くなりました。
また、各地の「梅雨明け」は、
▽沖縄が6月29日ごろ
▽奄美が6月30日ごろ
▽九州南部が7月12日ごろ
▽九州北部が7月7日ごろ
▽四国が7月10日ごろ
▽中国地方が7月9日ごろ
▽近畿が7月9日ごろ
▽東海が7月9日ごろ
▽関東甲信が7月19日ごろ
▽北陸が8月3日ごろ
▽東北南部が8月4日ごろ
▽東北北部が8月3日ごろでした。
東海の梅雨明けは、速報値より11日早くなりました。
また、九州北部と近畿は、平年よりかなり早い梅雨明けでした。
(以下略)
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https://www.data.jma.go.jp/cpd/souten/
気象庁 全国の季節予報
https://www.jma.go.jp/bosai/season/#term=3month
https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?region=010000&term=P3M
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-disaster-nationwide
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0000035
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0002617
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0001345
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0002332
(№697 2026年9月13日)
千葉豪雨の発生から1か月 死者13人 住宅被害7000棟超える
返信削除2026年9月13日 5:13
千葉豪雨
線状降水帯が相次いで発生し、千葉県内に甚大な被害をもたらした記録的な豪雨から13日で1か月です。これまでに13人が亡くなり、住宅の被害は7000棟を超えています。
千葉県では、8月13日夕方以降、線状降水帯が相次いで発生して記録的な豪雨となり、14日朝にかけて22の市と町にレベル5大雨特別警報が、6つの市にレベル5土砂災害特別警報が一時、発表されました。
千葉市では、わずか半日で平年の8月1か月分のおよそ3倍の雨が降りました。
千葉県によりますと、今回の豪雨でこれまでにあわせて13人が亡くなりました。
また、9月11日時点での県のまとめによりますと、住宅の被害は「全壊」が千葉市、市原市などで14棟、「半壊」が千葉市、八千代市などで2694棟、「一部損壊」が佐倉市や市原市などで222棟となっています。
「床上浸水」は23の自治体で1042棟、「床下浸水」は27の自治体で3070棟で、住宅被害は7042棟にのぼります。
県によりますと、浸水被害として集計された住宅が半壊などの認定を受けた場合、浸水被害の棟数が減るということです。
自治体が指定する避難所には、9月11日午前8時の時点で、千葉市と大網白里市であわせて21人が避難しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260912de49920
千葉豪雨 商店などの被害 529社で26億円余 再開できない企業も
削除2026年9月13日 6:04
千葉豪雨
8月に千葉県を襲った記録的な豪雨では520余りの商店や事業所などが被災し、被害額はあわせて26億円余りにのぼることが県の調査で新たに分かりました。復旧に時間がかかり、1か月たっても事業を再開できない企業もあり、今後の支援が課題となっています。
千葉豪雨の発生から13日で1か月になりますが、千葉県が各地の商工会議所などを通じて被害状況を調査した結果、建物や設備などが被災した商店や事業所は9月2日の時点で千葉市や佐倉市、それに大網白里市などであわせて529社にのぼることがわかりました。
また、被害額はあわせて26億2100万円にのぼるということです。
県内の商工会議所などは、被災した中小企業向けに臨時の相談窓口を設けて資金繰りなどの相談を受け付けているほか、損害保険会社でも査定を行う人数を増やし、保険金の支払いが遅れないよう対応を進めています。
しかし、被災した事業者の数が多く、1か月たっても元の状態で事業を再開できなかったり、被災をきっかけに廃業を決めたりするケースも出ていて、こうした事業者を今後、どう支援するかが課題となっています。
大網白里で浸水被害の洋菓子店主「1日も早く再開したい」
広い範囲で浸水した大網白里市で営業していた洋菓子店は床上60センチまで浸水し、業務用の冷蔵庫やオーブンなどが使えなくなり、被害金額はおよそ1200万円にのぼっています。
新たな冷蔵庫などの購入に保険金を充てる予定ですが、店主によりますと、保険会社に査定の依頼が殺到し審査に時間がかかっているということです。
資金のめどが立たないと設備の発注もできないため店を再開できるのは早くても11月中旬になる見込みで、店主の中村竜一さんは「11月に入るとクリスマスケーキの注文の受け付けが始まるので1日も早く再開したい」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260912de49919
「千葉豪雨 特集サイト」
削除>被災地域にあるNHKの放送局が取材した令和8年8月千葉豪雨に関するニュースを集めました
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-E0000010098
>「記録的短時間大雨」25回の衝撃
削除>千葉県では、2026年8月13日の夕方以降、線状降水帯が相次いで発生して記録的な豪雨となり、14日の朝にかけて、22の市と町にレベル5大雨特別警報が、6つの市にレベル5土砂災害特別警報が発表されました。「記録的短時間大雨」の気象防災速報があわせて25回も発表され、千葉市ではわずか半日で平年の8月1か月分のおよそ3倍の雨が降りました。
千葉豪雨から1か月 商店や事業所などの被害 529社で26億円余り
削除2026年9月13日 6:04
(2026年9月13日 17:04更新)
千葉豪雨
8月に千葉県を襲った記録的な豪雨では520余りの商店や事業所などが被災し、被害額はあわせて26億円余りにのぼることが県の調査で新たに分かりました。復旧に時間がかかり、1か月たっても事業を再開できない企業もあり、今後の支援が課題となっています。
千葉豪雨の発生から13日で1か月になりますが、千葉県が各地の商工会議所などを通じて被害状況を調査した結果、建物や設備などが被災した商店や事業所は9月2日の時点で千葉市や佐倉市、それに大網白里市などであわせて529社にのぼることが分かりました。
また、被害額はあわせて26億2100万円にのぼるということです。
県内の商工会議所などは、被災した中小企業向けに臨時の相談窓口を設けて資金繰りなどの相談を受け付けているほか、損害保険会社でも査定を行う人数を増やし、保険金の支払いが遅れないよう対応を進めています。
しかし、被災した事業者の数が多く、1か月たっても元の状態で事業を再開できなかったり、被災をきっかけに廃業を決めたりするケースも出ていて、こうした事業者を今後、どう支援するかが課題となっています。
大網白里で浸水被害の洋菓子店主「1日も早く再開したい」
広い範囲で浸水した大網白里市で営業していた洋菓子店は床上60センチまで浸水し、業務用の冷蔵庫やオーブンなどが使えなくなり、被害金額はおよそ1200万円にのぼっています。
新たな冷蔵庫などの購入に保険金を充てる予定ですが、店主によりますと、保険会社に査定の依頼が殺到し審査に時間がかかっているということです。
資金のめどが立たないと設備の発注もできないため店を再開できるのは早くても11月中旬になる見込みで、店主の中村竜一さんは「11月に入るとクリスマスケーキの注文の受け付けが始まるので1日も早く再開したい」と話していました。
大規模な土砂災害発生のネパール出身留学生もボランティア参加
豪雨で千葉県内では7000棟を超える住宅が被害を受け、1か月となる13日も片づけや復旧作業が続いています。
このうち、千葉市中央区で床上浸水の被害を受けたマンションの1階に夫婦で暮らす70代の男性の部屋には、市の災害ボランティアセンターから派遣された11人が訪れました。
住民の男性は避難生活を強いられるなど片づけが進んでいないということで、ボランティアの人たちは水や泥につかって使えなくなった家具や電化製品などを運び出していました。
ボランティアには、8月に大規模な土砂災害が発生したネパールの出身で、千葉市の日本語学校に通っている男性4人も参加しました。
4人は、ふるさとで起きた災害に心を痛めていて、同じように災害で困っている人たちを支援したいと、ボランティアに参加したということです。
22歳のネパール人の男性は「大事にしていたものがたくさん水につかってしまい、被災した皆さんは悲しい思いをしていると感じました。少しでも力になれればうれしいです」と話していました。
一方、支援を受けた男性は「妻と2人だけではなかなか片づけができない状況だったので、手助けしてもらって本当にありがたいです」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260912de49919
千葉豪雨 タクシー水没し乗客死亡の事故 詳しい経緯が判明
削除2026年10月14日 11:51
千葉豪雨
ことし8月の千葉豪雨の際、佐倉市でタクシーが水没し、乗客の女性が死亡した事故について、タクシーの運行会社が国に提出した報告書から詳しい経緯が明らかになりました。車が流される中、乗務員は窓から脱出し外から女性の救助を試みたということで、会社はNHKの取材に対し、「重大な事故を起こし、大変申し訳なく思っている」としています。
8月13日に発生した千葉豪雨では、佐倉市の冠水した道路でタクシーが田んぼに流されて水没し後部座席に乗っていた66歳の女性が死亡しました。
この事故の詳しい状況について、タクシーの運行会社は先月、国土交通省に事故報告書を提出し、その内容が情報公開請求で明らかになりました。
報告書によりますと、タクシーは8月13日の午後11時すぎに八千代市内の駅で女性を乗せました。
走行中、女性から「国道が冠水で混雑している」と聞いた乗務員は、佐倉市内の田んぼの中を通る市道を提案しましたが、市道は冠水していて、車は市道に入ってまもなく水しぶきを上げ、およそ20メートル進んだ所で操作できなくなり、田んぼに流されたということです。
乗務員は運転席の窓を開けて脱出し、外から女性を助けようとしましたが、足が地面につかず、車体につかまりながら車の周りを移動して後部座席の両側のドアや助手席のドアを開けようとしたものの、いずれも開かなかったということです。
このため、屋根に上って運転席の窓から救出しようとしましたが、窓は閉まっていて、叩いたり蹴ったりしても割れなかったということです。
会社は、通行すべき道の選択を誤り、一時停止して冠水の様子を確認しなかったとして、再発防止に向け乗務員への教育を行ったとしています。
NHKの取材に対し、会社は「重大な事故を起こし、大変申し訳なく思っている。今後の安全対策を検討している」としています。
事故報告書の詳細・時系列
事故報告書によりますと、事故の起きた8月13日は午後5時半ごろの時点で雨が強く降っていたため、会社の運行管理者はすべての車両に会社に戻るよう指示しました。
午後8時半ごろに雨が小降りになったことから運行管理者は営業再開を認め、タクシーは午後11時15分、八千代市内の駅で亡くなった女性を含む2人を乗せました。
途中で1人を降ろし、次の目的地に向かう際、乗務員は女性から「国道が冠水で混雑している」と聞き、佐倉市内の田んぼの中を通る幅3.2メートルの市道を提案したということです。
しかし市道は冠水していて、車は市道に入って時速8キロで走行していたところ、3秒ほどで水しぶきを上げ、およそ20メートル進んだ所で操作できなくなり、左側の田んぼに流されていきました。
乗務員は運転席の窓を開けて脱出し、外から女性を助けようとしましたが、足が地面につかず、車体につかまりながら車の周りを時計回りに移動して後部座席の両側のドアや助手席のドアを開けようとしたものの、いずれも開きませんでした。
このため、屋根に上って運転席の窓から救出しようとしましたが、窓は閉まっていて、窓を叩いたりフロントガラスを蹴ったりしても割ることはできませんでした。
その後、乗務員は大声で助けを呼び続け、日付が変わった午前1時半ごろに救急隊が到着しました。
乗務員は「中に人がいる。中の人を先に」と伝えたものの、先にゴムボートに乗せられ、救助されたということです。
会社は再発防止策として乗務員への教育を行い、「異常気象の時には前方の状況をよく見てアンダーパスや冠水に入らず、状況がわからない時は個人で判断しないよう徹底した」としています。
葛藤「乗客を運ぶ責任」と乗客・乗務員の「安全確保」
相次ぐ水害に見舞われた千葉県内のタクシー会社は、交通機関としての「乗客を運ぶ責任」と乗客や乗務員の「安全の確保」をどう両立するか、葛藤を抱えています。
傘下の14社でおよそ1200台を保有する、千葉県内で最大手のタクシー会社は、8月の豪雨で43台が走行中に浸水しました。乗客や乗務員にけがはありませんでした。
このため、豪雨の数日後に各営業所に緊急の指示を出し、大雨により警戒レベル4にあたる「避難指示」が発令された場合、すべてのタクシーの運行を中止するよう伝えたということです。
しかし、道路の危険性の程度は地域や時間帯によって異なるほか、大雨では電車やバスなどが運休した際の「最後のとりで」となるタクシーの需要が特に高いことなどから、現場から戸惑いの声が上がったため、交通機関としての「乗客を運ぶ責任」を重視して、一律での運行中止はとりやめたということです。
ところが、8月の豪雨被害を踏まえて備えを十分にしていたはずの先月の台風25号でも、3台が冠水した道路に入り、浸水しました。
この会社では
▽被害が予想される地域の営業所では会社に戻るよう早い段階で指示を出したり
▽レベル4の段階で避難を念頭に置いた運行を求めたりするなど、対策をしていましたが、それでも十分な「安全の確保」はできませんでした。
そこで会社は、社内から現場の状況をリアルタイムで把握して指示することは難しく、最前線にいる乗務員の判断が重要になるとして、新たに乗務員の判断の指針となる「運行判断の大原則」を定めました。
この「大原則」では、自治体からレベル4の「避難指示」が出された場合には、乗務員が周囲の状況を確認した上で、安全運行に支障があると判断した場合はすぐに避難するか会社に戻るとされていて、今月中にも乗務員が大雨の際にどこに注意して行動すべきか、判断力を高めるための研修を行うことにしています。
三ツ矢エミタスタクシーHDの関口勝裕社長は「命を守るために無理な運行はしないよう伝えていきたい。電車やバスが止まった場合の『最後のとりで』の役割は果たしたいが、利用者には常にタクシーがあるわけではないことも理解してもらう必要がある」と話していました。
ドライブレコーダーの記録は
ことし8月の千葉豪雨や先月の台風25号で被害に遭ったタクシーのドライブレコーダーには、冠水した道路に入った後、車が動かなくなるまでの様子が記録されていました。
(1)8月13日午後10時すぎに千葉市緑区を走行していたタクシーは暗い夜道を路上の車を避けながら進んでいましたが、前方の左側に止められた車をよけた先の道路は広く水に覆われていました。タクシーは速度を落としながら冠水した道路に入り、まもなく操作できなくなりました。あたりには窓の高さまで水につかった車が止まっている様子が確認でき、道路を覆った水の深さがうかがえます。
(2)台風25号で記録的な大雨が降った翌日の先月22日午前3時半ごろに柏市内を走っていたタクシーの映像です。はじめは冠水はなく、路面の標示も見えていましたが、その後、暗がりの中、水しぶきを上げて冠水した道路に入り込み、10秒ほどで車が動かなくなりました。
(3)それからおよそ1時間後の午前4時半すぎに四街道市を走行していたタクシーも暗がりで冠水した道路に入り、車は水しぶきを上げ、10秒ほどで動かなくなりました。
タクシー会社によりますと、8月の豪雨被害を教訓に、先月の台風の際は、乗務員に慎重な運行を求めたものの、道路の状況を見極めることは難しく、3台が浸水する被害を受けたということです。
削除東京のタクシー会社の対策は
東京都内のタクシー会社でつくる「東京ハイヤー・タクシー協会」は、5年前の2021年8月にタクシー事業者が風水害に備えるための指針を取りまとめました。
2019年10月に都内にも大きな被害をもたらした台風19号などを踏まえたもので、鉄道やバスが計画運休した場合にタクシーに依頼が集中することが予測される一方、運行を続けた場合の危険性を十分に理解して判断しないと重大事故が発生する可能性があると指摘しています。
このため、指針ではまず、
▽車が冠水した道路で立ち往生した場合に備えて脱出機材を搭載することや
▽水没の危険がある場合はためらわずに運行中止を判断するよう日頃から乗務員を指導することなどを求めています。
また、警戒レベル4相当の防災気象情報が発表された場合には
▽乗務員に情報提供して具体的な地域を示しながら営業エリアから外すよう指示することや
▽走行中の車両はただちに高台などの安全な場所に避難することなどが明記されています。
ただ、この指針に強制力はなく、具体的な安全対策はそれぞれの事業者に委ねられているのが実情で、タクシー各社はいま、首都圏で相次いだ水害を受けて対応を急いでいます。
このうち、「日本交通」や「大和自動車交通」は、千葉豪雨を受けて、水没したときに窓ガラスを割るためのハンマーを車両に搭載することを決め、「日本交通」は6200台余り、「大和自動車交通」はおよそ2000台に搭載します。
安全対策のガイドラインを見直す動きも出ていますが、大雨による運行中止の判断については「雨の降り方はわずかな時間で変わるため、タイムラグなく指示を出すことは難しい」という事業者も多く、対応に苦慮しています。
国 大雨の際のタクシー運行 基準・ルールは特に設けられず
国土交通省によりますと、大雨の際のタクシーの運行に関して、雨量や警戒レベルなどに応じた基準やルールは特に設けられていないということです。
台風の接近時に国が事業者への事務連絡という形で安全の確保を呼びかけることはあるものの、大雨の際にタクシーの運行を継続するか中止するかは、それぞれの事業者がその時々の気象情報や現場の状況を見て個別に判断しているのが実情だということです。
専門家「国や運輸業界 全体で議論を」
公共交通の災害対策に詳しい関西大学社会安全学部の吉田裕教授は「災害で鉄道やバスが運休するということは、タクシーも運行のリスクがあるということだ。『最後のとりで』と言われるが、運行中止の基準を一律に設けることが難しい以上、災害が起きそうな時はタクシーも極力運行せず、乗客も利用を控えるのが望ましい」と指摘しています。
そのためには「仕事が終わっても帰宅せず会社にとどまったり、公共施設に一時避難したりするなど、無理に移動しないという判断もある」としています。
ただ、こうした対応をタクシー事業者や利用客だけに委ねるのは難しいとして「人の流れを抑制するために計画運休の告知を早めに行うなど、鉄道やバスを含めた運輸業界全体で考えていかなければならない問題だ。国は各業界と連携しながら対処法を議論し、タクシー事業者の負担を減らしていくべきだ」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261014de59000
「千葉豪雨 特集サイト」
削除https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-E0000010098
千葉豪雨で車両1万5000台が被害か、「乗らない・進まない勇気が必要」指摘…金子国交相「全国で起こりえる」
返信削除2026/09/14 05:00
[都市型水害 検証 千葉豪雨]<上>
全国初の「レベル5大雨特別警報」が出た千葉豪雨から13日で1か月となる。当時、半日足らずで千葉県各地に300ミリ超の雨が降り、排水しきれない水が路上にあふれる「内水氾濫」が多発。水没車両の4人を含む13人が亡くなった。レベル5の雨は石川、富山、福井県にも降り、8日は東海地方も豪雨に見舞われ、各地で被害が出た。「異常気象」という言葉だけでは済まない事態に、国全体で対応を迫られている。
「閉じこめられた」
冠水で車が動けなくなった千葉駅周辺(8月13日、千葉市中央区で)
「助けてください。車に閉じ込められて水が入ってくる」。8月13日午後10時過ぎ、千葉県内43市町村の119番を受ける「ちば消防共同指令センター」(千葉市中央区)に焦った様子の女性から通報が入った。
この日は午後6時過ぎから救助を求める通報が殺到。管制員は「消防車がいっぱい出ているので約束はできないが向かわせます。窓を割れれば割って」と応じるのが精いっぱいだった。女性はその後自力で脱出したが、応答できないまま切れた電話も多数あった。
県内には千葉、船橋、松戸の3市に指令センターがあり、午後6時~翌日午前0時の通報受理は計2179件。前年同時間帯の約6倍で、各センターは応援要員を呼んだが、交通網の混乱で到着できない人も多かった。千葉市の管制員、小林敦哉さん(27)は振り返る。「今できることをやるしかないと必死だった」
帰宅時間帯
千葉県内の119番通報件数と千葉市中央区の時間雨量
雨のピークは午後6時台だった。気象庁の千葉市中央区の観測点では、午後7時までの1時間に107・5ミリの猛烈な雨を観測。多くの市民が家路を急ぐ帰宅時間帯に道路の冠水が発生した。浸水による車の立ち往生を経験した千葉市美浜区の男性(74)は「雨の中では動かないのが正解だった」と当時の行動を悔やむ。
出先から帰宅しようと、車で出発したのは午後7時半頃。雨が少しおさまっていた。「普段使う国道は冠水しやすいから」と慎重を期して市道に車を向けた。冠水していたが「大したことはない。どこかで水がなくなるだろう」と進んだ結果、動けなくなって車を乗り捨てた。5台ほどの対向車とすれ違ったことも「この先は大丈夫だろう」と判断を狂わせたという。
道路に取り残された車は、千葉市管理道路だけで約2500台。国、県、他市町村管轄分も入れると約3100台に上る。駐車場で浸水した車もあり、車両保険請求ベースだと、千葉県内で少なくとも1万5000台以上が被害に遭ったとみられる。
東京通信大の松尾一郎特任教授(防災行動学)は「道路が冠水するような雨の時は『運転しない』という文化をつくっていかなければならない。車に『乗らない』『進まない』という勇気が必要だ」と指摘する。
アンダーパス、半数以上が浸水
路上にあふれた水は、アンダーパスにも流れ込んだ。千葉県内では冠水の恐れがあった103か所のうち、半数以上の53か所が水につかって少なくとも車47台が水没し、2か所で各1人が亡くなった。県が通行止めにした9か所では、冠水や渋滞で職員の現場到着が遅れ、冠水発生の自動通報から通行止めまで平均約1時間かかった。
事態を重く見た国土交通省は先月31日、千葉豪雨で車3台が水没して男性1人が亡くなった国道16号村田町アンダーパス(千葉市中央区)について、全国の国道の中で初めて冠水前でも通行止めにする予防的通行規制を行うと発表。その後、全国の6か所も規制対象に追加した。いずれも「レベル4大雨危険警報発表」や「1時間雨量50ミリ」などが規制発動基準となる。
国交省によると、自治体管理分は全国に3700か所以上ある。本紙が全国の主要157自治体に実施した取材では、千葉豪雨を受けて規制に乗り出す自治体も出始めているが、緒に就いたばかりだ。「予防的規制を実施する人的余裕がない」(秋田市)などと、実施の難しさを訴える自治体もある。
そのため国交省は、予防的通行規制だけでなく、自動や遠隔で動かせる遮断機など車両の進入を物理的に防ぐ対策も推奨。金子国交相は3日に千葉市内を視察後、「(豪雨被害は)千葉のみならず全国で起こりえること。この教訓を防災対策にいかす」と強調した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260913-GYT1T00004/
秋雨前線停滞 日本海側中心に非常に激しい雨 土砂災害に警戒
返信削除2026年9月14日 6:32
(2026年9月14日 12:38更新)
気象
秋雨前線が停滞している影響で、東北や中国地方を中心に非常に激しい雨が降り、秋田県では「レベル4土砂災害危険警報」が発表されている地域もあります。
一方、関東甲信などでは晴れて気温が上がり、猛暑日の可能性もあります。体調管理にも注意してください。
気象庁によりますと、東北から九州にかけてのびる秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、日本海側には昨夜から発達した雨雲がかかっています。
秋田市太平山では午前9時ごろまでの1時間に69ミリ、山口県柳井市では午前10時ごろまでの1時間に68ミリの非常に激しい雨が降りました。
いずれの地点にとっても、9月としては統計を取り始めてから最も多い1時間雨量です。
秋田県では「レベル4土砂災害危険警報」が発表されている地域があり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。
東海でも雨雲が発達していて、午前11時半までの1時間には三重県四日市市で50.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
前線はゆっくりと南下するため、15日にかけて日本海側に加え、太平洋側でも激しい雨が降る見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や突風、ひょうにも注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260914de50014
秋田市の住宅地で道路冠水 水につかって動かなくなる車も
削除2026年9月14日 13:34
大雨情報
秋田市では14日、大雨の影響で市内の住宅地で道路が冠水し、通行しようとした車が引き返す様子や、マンホールのふたが水に浮いている様子が見られました。また、家の前の駐車場にとめていた車がタイヤの半分ほどまで水につかっていました。
冠水した道路に入り、車が動かなくなったという70代の男性は「車で抜けようとしたら、じゃぶじゃぶと雨につかり、止まってしまった。道路が水であふれているのを見たのは初めてで、びっくりしました」と話していました。
自宅の駐車場が10センチほど水につかったという80代の女性は、「3年前の大雨を思い出す。早く雨がやんでほしい」と話していました。
また、潟上市内の住宅地に設置されたカメラでは、14日午前10時半前、住宅地の道路が冠水し、車が走るたびに道路にたまった水が波打つ様子がみられました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260914de50077
兵庫県たつの市付近 「記録的短時間大雨」の気象防災速報
削除2026年9月14日 20:09
大雨情報
気象庁によりますと、兵庫県たつの市付近では、レーダーによる解析で午後7時50分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨」の気象防災速報を発表し、安全を確保するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260914de50182
記録的大雨当日の名古屋駅周辺の推計人口 ふだんの1.7倍に
返信削除2026年9月15日 11:46
愛知県
今月8日、記録的な大雨となった名古屋市でNHKが当時の人の流れを分析した結果、夜遅くの名古屋駅周辺の推計人口がふだんの1.7倍になっていたことが分かりました。
地下鉄が全線運休となったことなどで、帰宅困難者が滞留していたことがうかがえ、専門家は、帰宅困難者を受け入れる施設の情報提供などについて検証が必要だとしています。
NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたビッグデータをもとに、大雨となった日の名古屋市中心部の人の流れを分析しました。
それによりますと、名古屋駅周辺の1キロ四方の推計人口は、直近の平日4週の同じ曜日、同じ時間帯の平均と比べると、猛烈な雨となった午後4時台からふだんを上回りました。
地下鉄が全線運休となった午後5時台以降も多い状態が続き
▽午後7時台にはふだんの1.27倍、
▽午後10時台には1.74倍となっていたことが分かりました。
午後10時台の推計人口は4万5000人あまりで、ふだんより1万9000人あまり多かったとみられています。
ふだんと同じ程度に戻ったのは9日の午前7時台でした。
名古屋駅周辺に開設された帰宅困難者向けの退避施設に一晩とどまっていた人もいたことがうかがえます。
帰宅困難者の問題に詳しい東京大学の廣井悠教授は「水害時には外に出ることに危険もあり、受け入れの体制を整えることは命を守る上で必要だ。退避施設の情報提供のあり方や滞在環境、誘導方法などについて検証は必要ではないか」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260915de50284
前線南下 16日にかけ大気不安定 熱帯低気圧の動向にも注意
返信削除2026年9月15日 20:44
気象
南下している秋雨前線の影響で、西日本の太平洋側を中心に激しい雨が降っています。前線は16日、本州の南岸に停滞するため、東日本の太平洋側を中心に、16日も雨雲が発達するおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、南下している秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北から九州で雨雲がかかっています。
午後は西日本を中心に雨雲が発達し、徳島県の上勝町福原旭で午後3時半ごろまでの1時間に49.5ミリ、宮崎県延岡市北浦で午後3時20分ごろまでの1時間に43.5ミリの激しい雨が降りました。
秋雨前線は16日、本州の南岸で停滞するため、西日本では15日夜遅くにかけて、東日本の太平洋側では16日にかけて、大気の非常に不安定な状態が続き、激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。
また、16日は、15日よりも気温は上がらない見込みです。
日中の最高気温は、東京の都心や千葉市、前橋市、甲府市で24度、横浜市やさいたま市、宇都宮市、水戸市で23度、長野市で22度と、10月上旬並みの気温が予想されています。
体調管理にも注意してください。
また、日本のはるか南東のトラック諸島近海には熱帯低気圧があります。当初の予想よりは遅れていますが、16日にかけて台風に発達する見込みです。
小笠原近海を通過したあと、この土日には発達して日本の南の海上を通る可能性があります。
ただ、予報の幅はまだ大きく、日曜の予報円は非常に大きくなっています。
連休の天気に影響を与えるおそれがあり、今後の情報に注意してください。
連休中に接近のおそれ 前線で大雨も
台風に発達すると予想されている熱帯低気圧について、専門家は水蒸気量も多く、秋雨前線に影響を与えて大雨となるおそれもあるとして、最新の情報を確認するよう呼びかけています。
気象学が専門の名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は、今後台風に発達すると予想されている熱帯低気圧について、水蒸気が分布している範囲が広く、規模が大きな台風になる可能性があるほか、含んでいる水蒸気の量も多いと指摘しています。
さらに、日本付近には依然として秋雨前線が停滞しているため、台風周辺の水蒸気が流れ込んで前線の活動が活発になり、台風から離れた場所でも大雨になる可能性もあるとしています。
また、今後の進路についてはまだ不確実性が高いものの、気象庁や海外の気象機関の現時点での計算結果をみると、連休中に日本に接近する可能性もあり、最新の情報を確認することが重要だとしています。
坪木教授は「連休に向けてさまざまな予定があると思うが、台風が近づくと大雨や暴風などで災害に巻き込まれるリスクがある。移動先の災害リスクの確認や、交通機関が乱れたときの行動を決めておくことが重要だ。また、最新の情報を確認し、場合によっては予定を調整したり、見直したりすることも考えておいてほしい」と話しています。
関東甲信や東海の日照時間が平年比3割 農作物の管理に注意を
停滞している秋雨前線の影響で、東北南部や東日本の太平洋側を中心に日照不足と長雨となっています。今月上旬、関東甲信と東海では日照時間の合計が平年の3割程度と、統計を取り始めてから最も少なくなりました。
気象庁は、曇りや雨の天気は今後10日程度は続く見込みだとして、農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、今月は台風から変わった低気圧が湿った空気を送り込んだほか、秋雨前線の停滞が続いたことから東北南部と東日本の太平洋側を中心に曇りや雨の日が多くなりました。
今月上旬の日照時間は、関東甲信で平年の31%、東海で平年の30%と、いずれも1961年に統計を取り始めてから最も少なくなりました。
東京の都心では14日、長い時間晴れましたが、今月1日から14日までの日照時間の合計は18.3時間と、平年の29%にとどまっています。
このほか、今月上旬の日照時間は、四国では30%、九州南部・奄美では46%、東北南部と近畿ではいずれも49%などとなっています。
9月上旬 降水量は関東甲信で平年の3倍余り
雨も多く、今月上旬の降水量は、関東甲信で平年の365%と、1946年に統計を取り始めてから最も多くなりました。
このほか、東海で305%、九州南部で269%、近畿で248%、東北南部で245%など、各地で降水量が多くなっています。
気象庁は、今後10日程度は秋雨前線や湿った空気の影響で、日照時間が少なく、降水量の多い状態が続く見込みだとして、農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけています。
なぜ停滞? 偏西風と“ブロッキング高気圧”が影響
なぜ、秋雨前線が停滞しているのでしょうか。
今月上旬ごろから、上空を流れる偏西風が日本の西で蛇行しています。
偏西風の北側と南側で寒気と暖気のせめぎ合いが起こり、秋雨前線が発生します。
また、アラスカ付近でも偏西風が蛇行していることから、「ブロッキング高気圧」と呼ばれる高気圧が発生しています。
この「ブロッキング高気圧」が強いため偏西風の流れや気圧配置が固定されやすく、日本付近で秋雨前線の停滞が続いていると考えられるのです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260915de50399
【台風25号 情報】小笠原諸島では18日以降 雨風強まるおそれ
返信削除2026年9月17日 5:11
台風
大型の台風25号は日本のはるか南東の海上を北寄りに進んでいて、小笠原諸島では18日から19日ごろにかけて雨や風が強まって波も高くなる見込みです。
台風はその後、本州の南の海上に進み、連休の天気に影響を与えるおそれがあり、最新の情報を確認するようにしてください。
気象庁の観測によりますと、16日午後9時、日本のはるか南東の海上で熱帯低気圧が台風25号に変わりました。
大型の台風25号は、午前3時にはマリアナ諸島付近にあって、1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北側950キロ以内と南側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風はやや発達しながら18日以降小笠原諸島の近海へ進む見込みで、小笠原諸島では18日から19日ごろにかけて雨や風が強まるとともに、海上はうねりを伴って大しけになるおそれがあります。
気象庁は高波に警戒するとともに、強風や大雨による土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
その後の台風の予報は幅が大きくなっていますが、進路を北東よりに変えて本州の南の海上に進む可能性があります。
連休の天気に影響を与えるおそれがあり、気象庁は最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260917de50715
熊本地震・千葉豪雨の損害保険金 支払い額は数百億円規模に
返信削除2026年9月17日 18:51
令和8年熊本地震
災害の被害に対して支払われる損害保険金の金額が、8月下旬の時点で熊本地震で200億円、千葉豪雨で300億円を超えていることが、業界団体のまとめで分かりました。団体は「今後も速やかな保険金の支払いに努めたい」としています。
損害保険各社でつくる日本損害保険協会のまとめによりますと、ことし7月の熊本地震の地震保険の保険金として、8月28日の時点で3万838件、金額にして237億8336万円を支払ったということです。
このうち、90%以上を熊本県が占めているとしています。
また、8月の千葉豪雨では、同じく8月28日時点で、車両保険や火災保険といった保険金について、支払い件数が見込みも含めて3万30件、金額にして354億4223万円となっているということです。
日本損害保険協会の石川耕治会長は、17日の記者会見で「協会としても被災された皆様の1日も早い生活再建を最優先事項と位置づけている。今後も適切かつ迅速に保険金をお届けするという保険業界の使命をしっかり果たしていきたい」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260917de50867
3か月予報 10月は西日本などで晴れるも11月以降 降水量多いか
返信削除2026年9月18日 18:09
気象
気象庁が18日発表した3か月予報によりますと、10月は高気圧に覆われ西日本と沖縄・奄美で晴れの日が多くなる一方、11月以降は湿った空気が流れ込みやすくなり北日本と東日本の太平洋側や西日本で、降水量が平年並みか多くなる見込みです。
気象庁が発表した10月からの3か月予報によりますと、地球温暖化やエルニーニョ現象の影響で、日本付近は寒気の影響を受けにくく、暖かい空気に覆われやすくなる見込みです。
このため期間を通しての平均気温は全国的に「高い」と予想されています。
また10月は高気圧に覆われ西日本と沖縄・奄美で晴れの日が多くなる一方、11月以降は南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、全国的に曇りや雨の日が多くなる見込みです。
このため降水量は、10月は西日本と沖縄・奄美で「平年並みか少ない」見込みで、11月は北日本と東日本の太平洋側と、西日本で「平年並みか多い」と予想されています。
また、12月から2月までの冬の天候については、エルニーニョ現象の影響などで季節風が弱く寒気の影響が小さくなる見込みです。
このため12月から2月の平均気温は北日本で「平年並みか高い」、東日本と西日本、沖縄・奄美で「高い」と予想されています。
降雪量は東日本と西日本の日本海側で「少ない」、北日本の日本海側で「平年並みか少ない」と予想されています。
気象庁異常気象情報センターの経田正幸所長は「西日本の一部では今後2週間程度は雨量の少ない状態が続く見通しで、水の管理に注意が必要だ。冬場はエルニーニョ現象の影響で期間を通しての降雪量は少ないと予想されているが、一時的に寒気が強まり日本海側で大雪となる可能性もある。最新の気象情報を確認してほしい」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260918de51076
台風25号 21~22日ごろ関東などに接近予想 勢力強まる見込み
返信削除2026年9月19日 2:13
(2026年9月19日 23:04更新)
台風
大型で強い台風25号は、関東など東日本の太平洋側に接近する時間帯が18日の段階と比べて遅くなり、21日から22日ごろにかけてと予想されています。伊豆諸島のほか、東海から東北の太平洋側では台風の接近前から大雨となるおそれがあります。
交通機関への影響のほか、大雨による災害の危険度が高まるおそれがあり、早めに備えを進めるようにしてください。
気象庁によりますと、大型で強い台風25号は午後9時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルと勢力を強め、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
18日までの予報より海上を大きく回るようになって近づく時間帯が遅くなり、伊豆諸島や、関東など東日本の太平洋側には21日から22日にかけて接近すると予想されています。
また、当初の予想より勢力を強め、強い台風のまま近づく可能性があります。
今後の見通し
東海から東北の太平洋側では台風の接近前から大雨となる見通しで、総雨量がかなり多くなるおそれがあります。
20日夕方までの24時間雨量は、いずれも多いところで
▽伊豆諸島と関東で150ミリ
▽東海で120ミリと予想され、
その後、21日の夕方までの24時間には、いずれも多いところで
▽関東、伊豆諸島、東海で300ミリ
▽東北で120ミリと予想されています。
さらに、22日夕方までの24時間には、いずれも多いところで
▽関東と東北で200ミリ
▽東海で150ミリ
▽伊豆諸島で120ミリと予想されています。
次第に風も強まり、20日、伊豆諸島と東海の海上では
▽最大風速が20メートル
▽最大瞬間風速が30メートルと予想されています。
その後、21日は、最大風速が
▽伊豆諸島と関東の海上で35メートルと猛烈な風が吹くおそれがあるほか、
▽関東の陸上と東海の海上で25メートル
▽東海の陸上で20メートルと予想されています。
最大瞬間風速は35メートルから50メートルと予想され、関東や東海の陸上でも35メートルと影響が出るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や暴風に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけています。
都市部などでは地下施設の浸水や道路冠水のおそれもあり、警戒してください。
専門家は、雨や風の強い時間帯は予定の見直しを検討することも被害を軽減する重要な行動だと指摘しています。
今回の台風は、連休中の交通機関に影響が出る可能性があるほか、大雨によって災害の危険度が高まるおそれがあります。
雨や風の見通しなどは最新の情報を確認し、早めに備えを進めてください。
宮崎県 南部を中心に大雨
一方、秋雨前線と湿った空気の影響で宮崎県では18日夜から19日午前にかけて南部を中心に大雨になり、日南市では午前5時すぎまでの24時間雨量が397.5ミリと統計を取り始めてから9月としては最も多くなりました。
これまでの雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害に十分注意してください。
専門家「予定見直しも重要な被害軽減行動」
静岡大学防災総合センター 牛山素行教授
災害時の避難行動に詳しい静岡大学防災総合センターの牛山素行教授は、まず「予定の変更」や「見直し」も被害の軽減につながる行動であることを認識してほしいと指摘しています。
牛山教授が過去の風水害による死者・行方不明者を詳しく分析したところ、土砂災害では「屋内」で被災した人がほとんどだった一方、増水した川に流されたり雨水の排水が追いつかず浸水が広がる「内水氾濫」に巻き込まれたりするなど、河川や洪水による災害ではおよそ7割が「屋外」で被災していたということです。
牛山教授は「台風の中心付近から離れたところで雨雲が発達することは異常なことではない。東海から東にかけての地域ではどのあたりで雨が強くなるかを確認してほしい。以前から計画していた予定の見直しを決断することは難しい気持ちも理解できるが、『無理をしないこと』を心がけてもらいたい。風水害の対策は避難だけではなく、予定の変更や見直しも重要な被害軽減行動だ。出かけるとしても建物の中で過ごしたり、日程に余裕を持たせたりすることが重要だ」と話しています。
【災害リスクを知るには“天気予報”よりは“時系列情報”】
予定の見直しを検討する際には、一般的な天気予報だけでは「災害のおそれがある雨や風になるかどうか」の把握は難しいとして、気象庁の早期注意情報や時系列情報を参考にしてほしいとしています。
これらの情報は数日先までの間に警報級の現象が起きる可能性が高いかどうかや、レベル3の警報やレベル4の危険警報の発表が見込まれる時間帯などを地域ごとに確認できます。
【“雨雲レーダー”よりは“キキクル”】
また、雨が降り始めた場合、「雨雲レーダー」は雨が強いかどうかはわかるものの、災害リスクが高まっているかどうかは十分にわからないとして、災害の危険度を示す「キキクル」を確認することが重要だとしています。
ことしは冠水したアンダーパスや道路で動けなくなり死亡する人が相次いでいます。
もし移動中に大雨になってしまった場合、「緩やかだけど下っている」場所などには細心の注意を払ってほしいと指摘しています。
牛山教授は「車では気づきにくい少しの高低差でも冠水している場合は命に関わるので、水につかった場所には絶対に立ち入らないなど慎重な運転を心がけてもらいたい」と呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260918de51158
台風25号 きょう関東甲信などにかなり接近 記録的大雨のおそれ
返信削除2026年9月20日 5:23
(2026年9月21日 0:02更新)
台風
大型で強い台風25号は21日、伊豆諸島や関東甲信にかなり接近する見込みです。
伊豆諸島では猛烈な風が予想されているほか、伊豆諸島や関東甲信では、平年の9月1か月分の雨量を超えるような記録的な大雨となるおそれがあります。大雨や暴風に厳重に警戒し、予定の見直しなども検討してください。
気象庁によりますと、大型で強い台風25号は、20日午後9時には日本の南の海上を1時間に10キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
すでに関東から四国にかけての太平洋側は台風の強風域に入っていて、局地的に発達した雨雲が流れ込んでいるほか、風が強まっています。
20日午後11時までの3時間には八丈島空港で24.2メートル、静岡県東伊豆町稲取で20.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、関東や東海を中心に発達した雨雲が流れ込んでいて、午後11時までの1時間に千葉県君津市坂畑では32ミリの激しい雨が、横浜市では21ミリの強い雨が降りました。
東京都内を流れる善福寺川には「レベル4氾濫危険警報」が出されています。
今後の見通しは? 強い勢力でかなり接近の見込み
台風は進路をしだいに北東寄りに変え、21日昼前から夜遅くにかけて、伊豆諸島や関東甲信に強い勢力のままかなり接近する見込みです。
21日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、伊豆諸島で350ミリ、東海と関東で300ミリ、東北で200ミリと予想されています。
その後22日夕方までの24時間には、さらに東海と関東で150ミリ、伊豆諸島と東北で100ミリの雨が予想されています。
伊豆諸島や関東甲信では平年の9月1か月分の雨量を超えるような記録的な大雨のおそれがあります。
関東甲信と東海では、21日の昼ごろから夜にかけて線状降水帯が発生して、災害の危険度が急激に高まるおそれもあります。
線状降水帯が発生する可能性があるのは、
▽静岡県が昼前から夕方にかけて、
▽伊豆諸島と神奈川県、山梨県が、昼前から夜のはじめごろにかけて、
▽東京23区と多摩地域、千葉県、埼玉県では昼前から夜遅くにかけて、
▽茨城県では昼過ぎから夜遅くにかけてです。
風も次第に強まり、21日の最大風速は伊豆諸島と関東で35メートルと猛烈な風が予想されているほか、東海で30メートル、東北で20メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから50メートルの見込みです。
22日も風の強い状態が続き、伊豆諸島や関東の最大瞬間風速は35メートルと予想されています。
波も高くなり、伊豆諸島や東海から東北にかけての太平洋側では22日にかけて、猛烈なしけや大しけになる見込みです。
“厳重に警戒を”雨や風の強い時間帯は外出を控えて
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫、それに暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
都市部などでは地下施設の浸水や道路冠水のおそれもあり、厳重に警戒してください。
交通機関にも影響が出る見込みです。最新の情報を確認し、雨や風の強い時間帯は外出を控えて、予定の見直しも検討してください。
音声通話やデータ通信への影響は確認されず(20日午後8時)
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルによりますと、20日午後8時の時点で台風による携帯電話の音声通話やデータ通信などへの影響は確認されていないということです。
航空機で“台風から離れた場所に大雨もたらす雨雲”観測
大型で強い台風25号について台風の専門家が19日、航空機で観測を行いました。
台風の北側には広い範囲で大量の水蒸気が含まれていることがわかり、専門家は東日本などで総雨量が多くなるおそれがあるとして警戒が必要だと指摘しています。
横浜国立大学や名古屋大学などの台風の専門家でつくる研究グループは18日から2日間にわたって航空機観測を行い、19日は午後に県営名古屋空港を離陸し、上空1万4000メートル余りから台風を観測しました。
研究チームは複数のセンサーが取り付けられた「ドロップゾンデ」と呼ばれる観測機器をあわせて38個投下しました。
ドロップゾンデは落下しながら、風速や風向き、気圧、湿度などのデータを気象庁など各国の機関に送信しました。
観測の結果、19日の午後4時前の時点では台風の中心付近の気圧が975ヘクトパスカルだったことが実際に確認できたほか、台風の北側にあたる領域には雨雲が広がっていて、ここには大量の水蒸気が含まれていることがわかったということです。
こうした雨雲は「アウターレインバンド」と呼ばれ、台風から離れた場所に大雨をもたらすとされています。
調査を行った横浜国立大学台風科学技術研究センターの筆保弘徳教授は「南から暖かく湿った空気が流れ込むことが観測で捉えられた。今回雨雲が持続的に発生するおそれがある」と述べ、台風が上陸しなくても東日本の太平洋側などでは大雨に警戒が必要だと指摘しました。
また今回の観測は台風の勢力を人為的に制御し被害の軽減を目指す国の大型研究プロジェクト「ムーンショット型研究開発制度」の一環として行われました。
筆保教授は「複数の事例を積み重ねていくことで台風ごとの構造の変化や発達の仕方がわかってくる。チャレンジングな研究だが、人間の力で台風の勢力を弱めるメカニズムが成り立つかどうかは研究のポイントになる」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260919de51282
台風25号は伊豆諸島や関東甲信に接近 大雨・暴風など厳重警戒
削除2026年9月21日 5:27
(2026年9月21日 12:25更新)
台風
大型で強い台風25号は伊豆諸島にかなり接近していて、伊豆諸島や関東南部ではこれまでの大雨でレベル4の危険警報が出されている地域があります。
台風はこれから関東甲信にも接近し、雨風ともに、さらに強まる見込みで土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫、暴風などに厳重な警戒が必要です。
気象情報や避難に関する情報を確認して安全な場所で過ごすようにしてください。
気象庁によりますと、大型で強い台風25号は、21日正午には、伊豆諸島の八丈島の西80キロの海上を1時間に25キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、伊豆諸島にかなり接近し、伊豆諸島の多くや静岡県の一部が暴風域に入っているとみられます。
午前11時までの3時間には
▽八丈島空港で34メートル
▽神津島で23.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
伊豆諸島や関東南部には発達した雨雲が断続的に流れ込み、午前11時までの1時間には伊豆大島で54.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
伊豆大島では午前11時までの48時間に降った雨の量が509.5ミリとなり、平年の9月1か月分の雨量の1.5倍ほどに達する大雨となっています。
これまでの雨で
▽伊豆諸島と千葉県、神奈川県でレベル4土砂災害危険警報が、
▽千葉県でレベル4大雨危険警報が発表されている地域があります。
このほか、東京都内を流れる善福寺川にはレベル4氾濫危険警報が発表されています。
今後の見通しは? 強い勢力でかなり接近の見込み
台風は、このあとも北東に進み、これから21日夜遅くにかけて伊豆諸島北部や関東甲信にも強い勢力を維持してかなり接近する見込みです。
関東甲信と東海、東北では雷を伴って非常に激しい雨が降り、特に伊豆諸島や東海では1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まるおそれもあり、発生の可能性がある時間帯は
▽静岡県が夕方にかけて
▽伊豆諸島と神奈川県、山梨県が夜のはじめごろにかけて
▽東京23区と多摩地域、千葉県、埼玉県、茨城県では夜遅くにかけてです。
22日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽関東と伊豆諸島、東海で250ミリ
▽東北と甲信で150ミリと予想されています。
風も急激に強まる見通しです。
21日の最大風速は
▽伊豆諸島で40メートル
▽関東と東海の海上で30メートルと猛烈な風が、
▽関東の陸上で23メートル
▽東海の陸上と東北の海上で20メートルと非常に強い風が予想されています。
最大瞬間風速は
▽伊豆諸島で55メートル
▽関東と東海の海上で45メートル
▽関東と東海の陸上で35メートル
▽東北で30メートルと予想されています。
波も高くなり、伊豆諸島では9メートルの猛烈なしけ、関東で8メートル、東海で7メートル、東北で6メートルと大しけとなる見込みです。
“厳重に警戒を”安全な場所で過ごして
気象庁は、土砂災害、低い土地や地下施設への浸水、川の氾濫、それに暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
台風の接近時には雨風ともに、さらに強まる見込みです。
気象情報や自治体が発表する避難の情報を確認して、安全な場所で過ごすようにしてください。
(以下略)
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51478
伊豆諸島の大島町にレベル5土砂災害特別警報
削除2026年9月21日 12:42
大雨情報
気象庁は午後0時40分、伊豆諸島の大島町にレベル5土砂災害特別警報を発表しました。
5段階の警戒レベルのうち最も高いレベルの情報で、最大級の警戒が必要です。
大島町では、これまで経験したことのないような大雨となっていて、重大な土砂災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。
気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には少しでも崖や沢から離れた部屋や建物の2階以上に移動するなど命が助かる可能性が高い行動を、今すぐ取るよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51611
千葉 市原市の養老川に「氾濫発生情報」(21:40)
削除2026年9月21日 22:54
千葉県
千葉県は市原市にある高滝ダムの水位が上がり「緊急放流」を行ったため、市内を流れる養老川で氾濫が切迫しているとして午後9時40分に「氾濫発生情報」を出し、安全の確保を呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51753
千葉県 養老川の高滝ダム 緊急放流開始(22:00)
削除2026年9月21日 22:29
千葉県は、市原市にある養老川の高滝ダムが水位が上がっていることから、午後10時から緊急放流を開始しました。
緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れ込む水と同じ量の水を下流に流す操作です。
千葉県は、養老川や養老川に流れ込む河川の流域では、水位が急激に上昇し、氾濫のおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。
また県は、養老川について最も高い警戒レベル5に相当する「氾濫発生情報」を発表していて、流域の住民に命を守る行動をとるよう呼びかけています。
千葉県によりますと、高滝ダムで緊急放流が行われたのは、平成2年のダム完成以来、初めてだということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51745
千葉 佐倉市の高崎川で「氾濫発生情報」(21:15)
削除2026年9月21日 22:08
千葉県
千葉県は佐倉市を流れる高崎川で氾濫が発生したと発表しました。
このため、午後9時15分に「氾濫発生情報」を出し、安全の確保を呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51734
千葉 市原 養老川の高滝ダムで緊急放流開始を見合わせ
削除2026年9月21日 22:33
(2026年9月21日 22:59更新)
千葉県
千葉県は、市原市にある養老川の高滝ダムが水位が上がっていることから、緊急放流を開始すると発表していましたが、午後10時現在、降雨量が想定を下回ったとして放流を見合わせているということです。
緊急放流は異常洪水時防災操作と呼ばれ、これ以上ダムに水をためられないと想定される際に、ダムに流れ込む水と同じ量の水を下流に流す操作です。
また県は、養老川について最も高い警戒レベル5に相当する「氾濫発生情報」を発表しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51744
台風25号 関東最接近 伊豆諸島の大島町に一時レベル5特別警報
削除2026年9月21日 5:27
(2026年9月21日 23:15更新)
台風
気象庁は21日午後11時、伊豆諸島の大島町に発表していた「レベル5土砂災害特別警報」を「レベル4土砂災害危険警報」に切り替えました。
これまでの記録的な大雨で、大島町では土砂災害の危険度の高い状態が続いています。
21日夜は頑丈な建物など、安全な場所で過ごすようにしてください。
《以下はレベル5土砂災害特別警報の時点の情報》
大型で強い台風25号はこの時間、関東に最も接近しています。
「レベル5土砂災害特別警報」が発表された伊豆諸島の大島町では48時間に降った雨の量が800ミリを超える記録的な大雨となっていて、引き続き安全を確保し、命が助かる可能性が高い行動を取ってください。
関東でも記録的な大雨となり土砂災害や川の氾濫が相次いでいて、厳重な警戒が必要です。
台風の位置と強さ
気象庁によりますと、大型で強い台風25号は21日午後10時には千葉県銚子市の東南東140キロの海上を1時間に35キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風はこの時間、関東に最も接近していて、千葉県と茨城県の一部が暴風域に入っています。
大島町 平年の9月1か月分の雨量の2倍以上に
伊豆諸島では大雨となり、気象庁は午後0時40分、伊豆諸島の大島町に「レベル5土砂災害特別警報」を発表しました。
5段階の警戒レベルのうち最も高いレベルにあたる情報で、大島町では重大な土砂災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。
大島町ではその後も非常に激しい雨や激しい雨が降り、午後8時までの48時間に降った雨の量は832ミリにのぼりました。
平年の9月1か月分の雨量の2.4倍以上で、統計を取り始めてから最も多くなっています。
気象庁は、避難場所までの移動が危険な場合には、少しでも崖や沢から離れた部屋や建物の2階以上に移動するなど、命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。
関東南部や茨城県でも記録的な大雨となっています。
この時間は千葉県に発達した雨雲がかかり、午後8時までの1時間には県が長柄町に設置した雨量計で51ミリの非常に激しい雨を観測したほか、市原市の牛久で48ミリ、大多喜町で33.5ミリの激しい雨が降りました。
24時間の雨量は千葉県市原市の牛久で午後8時50分までに392.5ミリ、神奈川県三浦市で午後6時10分までに308ミリ、茨城県龍ケ崎市で午後8時までに260.5ミリなどと、各地で統計を取り始めてから最も多くなっています。
(以下略)
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51478
千葉県内 各地の川で氾濫の危険性 「緊急安全確保」を発表
削除2026年9月21日 16:32
(2026年9月22日 1:48更新)
台風
台風25号の影響で大雨となっている千葉県では、各地の川で氾濫や氾濫する危険性が高まっているとして、複数の自治体に「緊急安全確保」が出されています。
警戒レベルで最も高いレベル5で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上の斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命の助かる可能性の高い行動をとるよう呼びかけています。
総務省消防庁まとめ(午後8時時点)
【緊急安全確保】
総務省消防庁の午後8時時点のまとめによりますと、緊急安全確保の情報が
▽千葉県の4つの市と1つの町のあわせて9万6481世帯、20万1133人に
▽東京都の1つの町の1901世帯、3020人に出されています。
2つの都県をあわせると9万8382世帯、20万4153人にのぼっています。
【避難指示】
避難指示が茨城県と埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、それに静岡県のあわせて90万2033世帯、190万8645人に出されています。
【緊急安全確保に関する情報】
千葉 君津市が小糸地区一部に「緊急安全確保」
千葉県君津市は、市内を流れる小糸川で氾濫の可能性が非常に高まっているとして午後4時半に「緊急安全確保」を出しました。対象となっているのは小糸地区の浸水想定区域に住む299世帯、668人です。
小糸川をめぐっては千葉県が氾濫を確認したとして午後3時半に「氾濫発生情報」を発表しています。
千葉 袖ケ浦の小櫃川 氾濫浸水想定区域に「緊急安全確保」
千葉県袖ケ浦市は市内を流れる小櫃川流域の河川氾濫浸水想定区域に住む7674世帯1万7628人を対象に午後6時46分、「緊急安全確保」を出しました。
袖ケ浦市では土砂災害が発生しているとして午後5時半に、市内全域の土砂災害特別警戒区域および土砂災害警戒区域に住む1万8000世帯、4万363人を対象にも「緊急安全確保」が出されています。
千葉 大多喜町 一部地区に「緊急安全確保」
千葉県大多喜町は町内を流れる久保川が氾濫する危険性が高まっているとして午後6時半、久保区、猿稲区、桜台区、田丁区に住む285世帯、545人に「緊急安全確保」を出しました。
千葉 市原市の養老川 氾濫の危険性「緊急安全確保」
千葉県市原市は市内を流れる養老川で氾濫の危険性が高まっているとして午後6時に「緊急安全確保」を出しました。対象となっているのは、養老川の洪水浸水想定区域に住む2万9669世帯、5万5562人です。
千葉 山武市 市内全域に「緊急安全確保」 土砂災害の危険性
千葉県山武市は、土砂災害の危険性が高まっているなどとして午後7時35分に市内全域の2万2554世帯、4万6004人を対象に「緊急安全確保」を出しました。
千葉 佐倉市の一部に「緊急安全確保」
千葉県佐倉市は市内の鏑木町の一部の地域と表町の全域の住民に対し、午後10時までに緊急安全確保を出しました。
警戒レベルで最も高いレベル5で周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上の斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命の助かる可能性の高い行動をとるよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51669
台風25号 大島町の特別警報は危険警報に 関東は暴風域抜ける
削除2026年9月21日 23:03
(2026年9月22日 2:51更新)
台風
大型で強い台風25号の影響で、伊豆諸島や関東では記録的な大雨となりました。
大島町に出されていた「レベル5土砂災害特別警報」は21日午後11時に「レベル4土砂災害危険警報」に切り替えられましたが、土砂災害には引き続き厳重な警戒が必要です。
関東南部でも土砂災害や川の氾濫が相次いでいて、21日夜は安全な場所で過ごすようにしてください。
台風の位置と強さ
気象庁によりますと、強い台風25号は、22日午前3時には日本の東の海上を1時間に40キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側150キロ以内と北西側75キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
関東 伊豆諸島 記録的な大雨に 各地の雨量は
伊豆諸島では記録的な大雨となり、大島町では午後10時までの48時間に降った雨の量が832ミリにのぼり、統計を取り始めてから最も多くなりました。
気象庁は午後0時40分、大島町に「レベル5土砂災害特別警報」を発表しましたが、午後11時に「レベル4土砂災害危険警報」に切り替えました。
ただ、これまでの記録的な大雨で地盤が緩んでいることから、引き続き土砂災害に厳重な警戒が必要です。
関東南部や茨城県でも記録的な大雨となり、24時間の雨量は千葉県市原市の牛久で午後8時50分までに392.5ミリ、神奈川県三浦市で午後6時10分までに308ミリ、茨城県龍ケ崎市で午後8時までに260.5ミリなどと、関東の8地点で統計を取り始めてから最も多くなっています。
関東は暴風域を抜けましたが、22日午前0時までの3時間には千葉県銚子市で29メートル、成田空港で23.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。
今後の見通し 東北で激しい雨のおそれ
台風は速度を上げながら北東へと進み、しだいに関東からは離れる見込みで、発達した雨雲は陸地から遠ざかっていますが、東北では激しい雨が降るおそれがあります。
風も強く、22日に予想される最大風速は関東の海上で25メートル、関東の陸上と東北の海上で20メートルで、最大瞬間風速は30メートルから35メートルと予想されています。
海上では波が高く、関東は7メートル、東北と伊豆諸島は6メートルと大しけが続く見込みです。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
暴風や高波にも警戒が必要です。
関東南部でも土砂災害や川の氾濫が相次いでいます。安全な場所で過ごすようにしてください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51748
【台風25号 被害】神奈川と千葉で2人死亡4人不明 捜索続く
削除2026年9月22日 2:00
(2026年9月22日 3:34更新)
台風
台風25号に伴う大雨の影響で21日、神奈川県や千葉県では土砂崩れが相次ぎ、50代と60代の2人が死亡したほか、4人の行方が分からなくなっています。警察と消防は22日も捜索を続けることにしています。
神奈川県では、三浦半島を中心に土砂崩れが相次いで発生し、住宅や道路に土砂が流れ込むなどの被害が確認されています。
このうち横須賀市長井1丁目の住宅では、21日午後2時ごろ、「土砂で家が押しつぶされそうだ」などとこの家に住む男性から通報がありました。
2階建ての住宅の1階部分に土砂が流れ込んでいて、この家に住む60代の横山淳子さんと連絡が取れなくなりました。
横山さんは夫と2人暮らしで夫の無事は確認されたということで、警察や消防が捜索を進めた結果、21日夜、住宅内で見つかり、その場で死亡が確認されたということです。
また、南西に1キロ余り離れた横須賀市長井2丁目の2階建ての住宅にも崖から土砂が流れ込み、この家に住む70代の夫婦2人と連絡が取れなくなっているということです。
このほか三浦市南下浦町上宮田では、アパートの1階部分に土砂が流れ込み、1階に住んでいた20代の女性の行方が分からなくなっています。
女性は夫と2人暮らしで夫は当時、外出中だったとみられています。
さらに西におよそ2キロ余り離れた三浦市初声町和田でも住宅に土砂が流れ込み、住人の30代の女性と連絡が取れなくなっています。
この住宅には女性を含む家族5人が暮らしていて、ほかの4人は無事が確認されているということです。
警察と消防はいずれも土砂に巻き込まれた可能性があるとみて、22日も捜索を続けることにしています。
一方、千葉県の袖ケ浦市川原井では、道路に流れ出た土砂を重機を使って撤去する作業にあたっていた50代の男性作業員が、重機ごと竹やぶに転落し、死亡しました。
現場周辺では土砂崩れが起きていて、警察が当時の詳しい状況を調べています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51778
【台風25号】交通影響続く 首都圏の鉄道 運転見合わせ【22日】
削除2026年9月22日 5:35
(2026年9月22日 11:36更新)
台風
台風25号による交通機関への影響です。
最新の交通情報に注意してください。
鉄道
JR東日本によりますと
▽総武本線は佐倉駅付近の川の氾濫の影響で、四街道駅と銚子駅の間は運転を見合わせています
▽成田線は始発から全線で運転を見合わせています。
千葉駅と成田空港駅の間では再開の見通しは立っておらず、ほかの区間については終日運転を見合わせるということです。
▽内房線は千葉駅と木更津駅の間で始発から終日運転を取りやめます。
木更津駅と安房鴨川駅の間は始発から運転を見合わせ、夜ごろの再開を見込んでいます。
▽外房線は千葉駅と安房鴨川駅の間で運転を見合わせています。
このうち、誉田駅と安房鴨川駅の間は、夕方ごろから夜ごろにかけて順次、再開を見込んでいるということです。
このほかの首都圏のJRや私鉄でも、一部で運転の見合わせや遅れが見込まれています。
航空
国内の主な航空会社によりますと、日本航空の一部の便で欠航が決まっていますが、おおむね通常どおり運航する見通しだということです。
高速道路
日本道路交通情報センターによりますと、首都圏では千葉県内の高速道路で通行止めが相次いでいます。
通行止めになっているのは
▽圏央道の木更津ジャンクションと松尾横芝インターチェンジの間の外回りと内回り
▽千葉東金道路の東金ジャンクションと千葉東ジャンクションの間の上下線などです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51800
台風25号 関東や伊豆諸島で記録的大雨 土砂災害に引き続き警戒
削除2026年9月21日 23:03
(2026年9月22日 12:43更新)
台風
強い台風25号の影響で、関東や伊豆諸島では記録的な大雨となり、土砂災害や川の氾濫による浸水被害が相次ぎました。22日は広い範囲で晴れていますが、これまでの雨で地盤が緩んでいたり浸水が続いていたりしている地域があります。引き続き、土砂災害や浸水、道路の冠水に警戒してください。
伊豆諸島 関東 記録的な大雨に
強い台風25号の影響で、伊豆諸島や関東には接近前と接近時など長時間にわたって発達した雨雲がかかり、記録的な大雨となりました。
伊豆諸島の大島町には21日、一時「レベル5土砂災害特別警報」が発表されました。伊豆大島の48時間の雨量は832ミリと、平年の9月1か月分の雨量の2.4倍以上となり、統計を取り始めてから最も多くなりました。
また、24時間雨量は千葉県の市原市の牛久で392.5ミリ、船橋市で345.5ミリ、神奈川県三浦市で308ミリ、東京 江戸川区で282.5ミリなど、あわせて8地点で統計を取り始めてから最も多くなりました。
この大雨で神奈川県や千葉県を中心に、土砂災害や川の氾濫が相次ぎました。
台風遠ざかるも 土砂災害に引き続き警戒を
台風は日本から遠ざかっていますが、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり土砂災害には警戒が必要です。
海上を中心に風が強く、東北では22日、最大風速が15メートル、最大瞬間風速が30メートルと予想されています。
波も高く、東北ではしけが続く見込みです。
気象庁は、強風や高波にも注意するよう呼びかけています。
各地で気温上昇 東京都心も真夏日の見込み
22日は広い範囲で晴れて午前中から気温が上がり、午前11時までの最高気温は愛知県新城市で32.9度、静岡市で32.7度、神奈川県海老名市で32.2度、東京の都心で31.1度と各地で真夏日となっています。
また、神奈川県三浦市で30.5度、千葉県佐倉市で28.8度などと大雨で被害を受けた地域でも気温が上がっています。
午後も気温は上がり、日中の最高気温は名古屋市と静岡市、岐阜市で34度、宇都宮市や熊本市で33度、東京の都心や千葉市、高知市で32度、横浜市や広島市で31度などとなる見込みです。
復旧作業や後片づけの際には熱中症など体調の管理にも注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260921de51748
台風25号被害 神奈川と千葉で4人死亡6人不明
削除2026年9月22日 2:00
(2026年9月22日 14:02更新)
台風
台風25号に伴う大雨の影響で21日、神奈川県や千葉県では土砂崩れが相次ぎ、これまでに4人が死亡したほか、6人の行方が分からなくなっていて、警察や消防が捜索活動を続けています。また、住宅の被害は、これまでに神奈川県と千葉県であわせて430棟あまりにのぼっています。
神奈川県
神奈川県では、三浦半島を中心に土砂崩れが相次いで発生し、横須賀市と三浦市で合わせて4人の行方がわからなくなっています。警察や消防はいずれも土砂に巻き込まれた可能性があるとみて、捜索活動にあたっています。
横須賀市 1人死亡 2人行方不明
横須賀市長井1丁目では、2階建ての住宅の1階部分に土砂が流れ込み、この家に住む60代の横山淳子さんが死亡しました。
また、南西に1キロ余り離れた横須賀市長井2丁目の2階建ての住宅にも崖から土砂が流れ込み、この家に住む70代の夫婦の沼田正さんと沼田明美さんと連絡が取れなくなっているということです。
三浦市 2人行方不明
三浦市南下浦町上宮田では、アパートの1階部分に土砂が流れ込み、1階に住んでいた20代の女性の行方が分からなくなっています。女性は夫と2人暮らしで夫は当時、外出中だったとみられています。
さらに西におよそ2キロ余り離れた三浦市初声町和田でも住宅に土砂が流れ込み、住人の30代の女性と連絡が取れなくなっています。この住宅には女性を含む家族5人が暮らしていて、ほかの4人は無事が確認されているということです。
千葉県
3人死亡 2人行方不明
千葉県によりますと、台風25号に伴う大雨の影響で、県内では、土砂崩れが相次ぎ、住宅が倒壊するなどして鴨川市と袖ケ浦市、山武市で50代から80代の男女合わせて3人が死亡しました。また、鴨川市で、いずれも土砂が流れ込んで倒壊した住宅にいたとみられる60代と70代の男性2人が行方不明になっているということです。
銚子市 土砂崩れ 倉庫や車が埋まる
銚子市諸持町では道路脇の斜面が崩れて近くの工場の倉庫が土砂に押しつぶされました。
また、近くの道路に止めてあった車3台もタイヤが埋まるなど土砂に覆われていました。
近くで理容店を営む50代の男性は「昨夜、自宅にいたところ警察から避難を呼びかけられ、危険な状況と知った。ここに住んで50年になるが初めての経験です。自宅の排水溝も泥で埋まってしまい、撤去しないといけません」と話しました。
千葉県 自衛隊に災害派遣要請
千葉県は、台風25号による大雨の影響で土砂崩れや浸水被害が相次いでいることを受けて、22日午前7時半に陸上自衛隊習志野駐屯地の第1空挺団に災害派遣を要請し、救助活動や道路の復旧作業などへ協力を求めました。
熊谷知事「多くの地点で観測史上最大降雨量 異常な災害」
千葉県の熊谷知事は、県庁で開かれた災害対策本部会議で「県内の多くの地点で観測史上最大の降雨量を観測する異常な災害となった。8月の千葉豪雨から復旧に向けた最中の再度の大雨であり、今後、様々な場所で被害が拡大することが想定される」と述べました。そして、「県内各地で、土砂崩れに巻き込まれた住宅があることから、自治体をはじめ関係機関と協力して今回の災害に対応する」と述べました。
住宅被害 神奈川県と千葉県で430棟余
神奈川県では土砂崩れや浸水などで住宅あわせて7棟に被害が出ています。県によりますと、22日午前7時半の時点で「全壊」が横須賀市と三浦市であわせて2棟、「一部損壊」が横須賀市と横浜市であわせて4棟、「床下浸水」が逗子市で1棟確認されているということです。
千葉県では、22日午前11時の時点で、「全壊」が鴨川市や千葉市などであわせて18棟、「半壊」が長南町や館山市などであわせて5棟、「一部損壊」が千葉市や長南町などであわせて22棟となっているほか、「床上浸水」は佐倉市や千葉市など10の自治体で325棟、「床下浸水」は、市川市や習志野市など13の自治体で54棟で、住宅被害はあわせて424棟にのぼっています。
東京 伊豆諸島
台風25号による影響で、伊豆諸島の八丈島では、住宅の屋根が壊れるなどの被害が出ています。
八丈島では、21日、台風25号の暴風域に入り、午後1時40分には、最大瞬間風速35.2メートルを観測しました。
一夜明けた22日朝、八丈町三根の住宅では、屋根が飛ばされ、穴が開いた部分にシートを張る作業が行われていました。
持ち主の男性によりますと、この住宅は去年の台風でも屋根が飛ばされる被害を受けたということです。
また、去年から相次ぐ台風の被害で島全体で大工が不足していて、屋根の本格的な修理は早くても来年1月以降になるということです。
このほか、大賀郷地区の都道では、高さおよそ4メートルの木が倒れて歩道をふさぎ、歩行者は倒木を避けて車道にはみ出して通行していました。
八丈町では22日朝から島内をまわって被害の確認を進めていますが、少なくとも午前10時現在で、けが人の情報は入っていないということです。
また、大賀郷地域と三根地域の一部で、現在も停電が続いているということです。
ライフライン情報
【断水情報】
国土交通省によりますと、台風25号の影響で22日午前7時の時点で、千葉県内のおよそ750戸で断水しています。
自治体別では、君津市でおよそ650戸、南房総市でおよそ90戸、千葉市で5戸となっていて、いずれも水道管の破損が原因とみられるということです。
【停電情報】
東京電力パワーグリッドのホームページによりますと、21日午後8時すぎの時点で、千葉県や神奈川県など関東地方を中心にあわせておよそ5万2600軒余りが停電しています。
内訳は、千葉県でおよそ4万4990軒、神奈川県でおよそ3540軒、山梨県でおよそ1660軒、埼玉県でおよそ1000軒、静岡県でおよそ920軒などとなっています。
【通信サービス情報】
台風25号による停電や設備の故障の影響で、通信各社では22日正午現在、千葉県を中心に一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
NTTドコモでは、東京都の青ヶ島村のほか、千葉県のいすみ市、鋸南町、大多喜町、鴨川市、館山市、君津市、市原市、勝浦市、千葉市緑区、一宮町、長南町、長柄町、南房総市、富津市、茂原市のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
auを展開するKDDIは、東京都の青ヶ島村のほか、千葉県の木更津市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、南房総市、いすみ市、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
ソフトバンクは千葉県の木更津市、茂原市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、富津市、南房総市、いすみ市、一宮町、長南町、大多喜町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
楽天モバイルは東京都の青ヶ島村のほか、千葉県の木更津市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、南房総市、長柄町、大多喜町、御宿町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
これらのエリアの多くでは停電によって基地局が電気の供給を受けられなくなっているということで、いつ復旧できるかは停電が解消されるかどうかにかかっているとしています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51778
千葉県内で約4万9230戸が停電(09:00)
削除2026年9月22日 9:47
東京電力パワーグリッドによりますと、台風25号に伴う大雨の影響などで、千葉県では、午前9時半時点でおよそ4万9230戸が停電しています。
内訳は、▽市原市でおよそ7470戸、▽木更津市でおよそ6820戸、▽君津市でおよそ4840戸、▽千葉市緑区でおよそ4620戸、▽袖ケ浦市でおよそ3120戸、▽茂原市でおよそ2910戸、▽富津市でおよそ2750戸、▽勝浦市でおよそ2710戸、▽鴨川市でおよそ2540戸、などとなっています。
作業員の安全を確保しながら現在、復旧に向けた被害の確認作業を進めているということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51824
台風25号 千葉 八街で床上浸水 住民ら片づけに追われる
削除2026年9月22日 15:14
台風25号に伴う大雨の影響で、千葉県八街市では床上浸水の被害を受けた住宅もあり、22日、住民たちは、片づけに追われていました。
八街市の林田成男さん(83)の平屋建ての住宅は、21日までの大雨で床上浸水の被害があり、およそ20センチほどの高さまで水に浸かりました。
庭は泥に覆われてぬかるみ、まだ水が引いていない一角もあったほか、自宅の玄関や廊下も泥で覆われていました。
水にぬれた畳も茶色に変色していて、タンスに入っていた衣類も水につかりました。
林田さんは水につかった服をごみ袋に入れたり、カーペットをはがしたりするなど片づけに追われていました。
林田さんは「ことしは床下浸水も合わせると3回目の浸水です。ここに住んで40年以上になりますが住み続けるか考えないといけないです」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51860
台風25号 千葉県 死者3人 行方不明2人 住宅の被害424棟
削除2026年9月22日 14:31
台風25号に伴う大雨の影響で千葉県では、土砂崩れに巻き込まれてこれまでに3人が亡くなったほか、2人が行方不明になっています。
住宅の被害は400棟を超えています。
千葉県が午前11時時点でまとめた被害状況によりますと、千葉県内では土砂崩れに巻き込まれるなどして▼袖ケ浦市の50代の男性と▼山武市の70代の女性、それに▼鴨川市の80代の女性のあわせて3人が亡くなったほか、▼鴨川市では土砂崩れによる家屋の倒壊に巻き込まれ、60代と70代のいずれも男性2人が行方不明になっているということです。
また、▼茂原市と鴨川市で80代の男女2人が重傷のほか、▼長柄町や鴨川市などであわせて16人が軽いけがをしているということです。
住宅の被害は、▽「全壊」が鴨川市や千葉市などで18棟、▽「半壊」が長南町や館山市などで5棟、▽「一部損壊」が千葉市や長南町など22棟となっているほか、▽「床上浸水」は佐倉市や千葉市など10の自治体で325棟、▽「床下浸水」は、市川市や習志野市など13の自治体で54棟で、住宅被害はあわせて424棟にのぼります。
自治体が指定する避難所には、22日午前7時時点で市原市や茂原市など31の自治体であわせて965人が避難しています。
千葉県の熊谷知事は、県庁で開かれた災害対策本部会議で「県内の多くの地点で観測史上最大の降雨量を観測する異常な災害となった。8月の千葉豪雨から復旧に向けた最中の再度の大雨であり、今後、様々な場所で被害が拡大することが想定される」と述べました。
そして、「県内各地で、土砂崩れに巻き込まれた住居があることから、自治体を始めとして関係機関と協力して今回の災害に対応する」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51853
千葉県 陸上自衛隊に災害派遣要請
削除2026年9月22日 11:13
千葉県内では、台風25号に伴う大雨の影響で土砂崩れや浸水被害が相次いでいることから、千葉県は救助活動や道路の復旧作業などに協力を求めるため、22日午前7時半に陸上自衛隊習志野駐屯地の第1空挺団に災害派遣を要請しました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51829
【台風被害】千葉と神奈川で7人死亡 5人行方不明 道路崩落も
削除2026年9月22日 2:00
(2026年9月22日 23:43更新)
台風
連休中に関東に接近した台風25号の影響で、伊豆諸島や関東南部を中心に記録的な大雨となり、土砂災害や河川の氾濫が相次ぎました。
これまでに千葉県と神奈川県で7人が死亡、5人が行方不明となっています。
また、住宅の被害も相次ぎ、これまでに千葉県と神奈川県、茨城県で500棟あまりの被害が確認されています。
千葉県
5人死亡 2人行方不明
千葉県内では、鴨川市、山武市、茂原市、袖ケ浦市であわせて5人が死亡し、2人の行方がわからなくなっています。
鴨川市 複数場所で土砂崩れ 男女2人死亡 2人行方不明
鴨川市では、複数の場所で土砂崩れが発生し、いずれも住宅にいたとみられる80代の男女2人が死亡、60代と70代の男性2人が行方不明になっています。
山武市 住宅に土砂流れ込み 70代女性死亡
消防によりますと、21日夜8時ごろ、山武市森で「家の近くで土砂が崩れている」と119番通報がありました。警察や消防が確認したところ、裏山から崩れた土砂が住宅に流れ込み、この家に住む70代の女性が救助されましたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。
近所の人によりますと、女性は夫と息子の3人暮らしで、地域の清掃活動にもよく参加してくれたということです。
茂原市 土砂崩れ 80代とみられる女性死亡
警察によりますと、21日、千葉県茂原市で台風による大雨の影響とみられる土砂崩れがあり、住宅が被害を受けました。この家に住む80代とみられる女性1人がまきこまれ、22日正午前に救助されましたが、死亡が確認されたということです。
現場近くに住む70代の男性は「寝具店を営む高齢の夫婦が住む家が被害にあったと聞いています。女性は穏やかで礼儀正しく、優しい方で、亡くなったのは非常に残念です。知っている人が亡くなり、改めて災害は人ごとではないと感じました」と話していました。
また現場近くに住む79歳の男性は、「きのう午後7時ぐらいからゴーっという大きな音が2、3回聞こえた。明るくなってから外を見てみたら近くの家が巻き込まれていて大変驚いている」と話していました。
袖ケ浦市 土砂撤去中の男性が重機ごと転落し死亡
警察などによりますと21日午後、千葉県袖ケ浦市で道路に流れ出た土砂を重機で撤去していた50代の男性作業員が、重機ごと竹やぶに転落したということです。
男性はおよそ3時間後に救助され、意識のない状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
現場周辺では、土砂崩れが起きていて、警察が詳しい状況を調べています。
千葉市緑区 県道の一部崩落 復旧見通せず
千葉市によりますと、台風25号の影響で、千葉市緑区の県道生実本納線で橋につながる道路の一部が崩れ、通行できなくなっています。22日朝、千葉市の職員がパトロールしていたところ、道路の損壊を見つけました。
復旧の見通しは立っていないということです。この道路は、8月、千葉豪雨でも被害を受け、9月3日に復旧したばかりでした。
佐倉市 浸水被害相次ぐ
佐倉市では多くの住宅が浸水しました。
このうち、佐倉市鏑木町では近くの高崎川が氾濫して広い範囲で浸水しました。
夫と2人で暮らしている40代の女性の自宅では21日夜、雨が激しくなったあと、玄関に土のうを積みましたが、間に合わず、玄関や和室まで水が入り、夜通し水をかき出す作業に追われたということです。
女性は、「一気に水が入って和室の畳が浮いているような状況でした。土のうを積むタイミングが遅かったなと後悔しています」と話していました。
市内の写真店では、スタジオが浸水し、撮影に使う機材や展示していた写真などが被害を受けました。
佐倉市鏑木町で営業していた写真店は21日夜、近くの川からあふれた水などが1階の撮影スタジオに入り込み、床上15センチほどの高さまで浸水しました。この影響で撮影に使う機材や展示していた写真などが水につかったほか、電気がショートして停電し、営業ができなくなっています。
店の関係者の男性は「水をかき出すのが大変でした。床が腐らないか心配です。早く復旧したい」と話していました。
佐倉市表町では、道路の冠水で通行できないところもあり、消防隊員がボートを使って住民を救助している様子もみられました。
行き来ができない場所に80代の母親が住んでいるという女性は「母は自宅の1階が浸水して2階に避難しています。本人は大丈夫と言っていますが心配なので消防に救助を要請しました」と話していました。
現場で指揮をとっていた消防の責任者は「救助の支援が必要な人がどれだけいるのか分かりませんが、被害が想像以上に大きいです。一刻も早く対応します」と話していました。
削除専門家“印旛沼含め水位上がり川の水流れにくくなり氾濫”
東京理科大学 二瓶泰雄教授
千葉県佐倉市を流れる高崎川が氾濫し、広い範囲で浸水被害が出ていることについて、専門家は流域全体で大雨となり下流にある印旛沼を含めて水位が上がったことで川の水が流れにくくなり氾濫したとみられると指摘しました。専門家は現在も高崎川や印旛沼の水位は高い状態が続いているとして近づかないよう呼びかけています。
今回氾濫した、佐倉市を流れる高崎川は、下流部で鹿島川に合流していて、流れる水は千葉県北西部にある印旛沼に注ぎ込みます。川の氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授によりますと、今回は、流域全体で長時間雨が降り続いて大雨となり、高崎川だけでなく、鹿島川や印旛沼の水位も上昇したということです。このため、高崎川を流れる水が行き場を失って流れにくくなり氾濫したとみられるということです。
佐倉市では2019年の記録的な大雨でも高崎川が氾濫し浸水被害が起きましたが、二瓶教授は「上空からの映像を見ると、今回の方が浸水の規模が大きいように見える。千葉県も高崎川の治水工事を行ってきたが、今回の大雨はそれを上回る規模だった」と話しています。そのうえで、高崎川だけでなく鹿島川や印旛沼の一部でも氾濫が発生し、水位が高い状態が続いているため引き続き警戒が必要だと指摘しています。
二瓶教授は「印旛沼などではきょうの夕方の時点でも、安全に水をためられる基準の水位を上回っていて堤防には大量の水によって力がかかり続けている。沼の堤防が壊れるなどしてほかの地域でも氾濫するおそれがあるので、近づかないでほしい」と話しています。
市原市 高齢者施設が土砂崩れで孤立状態に
市原市にある高齢者施設では、施設につながる道路が土砂崩れによって通行ができなくなり、孤立状態になっています。
施設によりますと、孤立状態になっているのは、特別養護老人ホーム「市原園」と軽費老人ホーム「渓泉荘」で、2つの施設の利用者あわせて160人と職員の20人が取り残されているということです。
また、21日夜から停電が続いていて、現在は自家発電の設備で対応しているということです。一方、土砂崩れによって車などが入れない状態になっていて、備蓄していた食料で対応しているということです。
施設の職員は、22日夕方、NHKの電話取材に応じ、「土砂崩れによって八方塞がりの状態です。自家発電が使えるので、電気や地下水のくみ上げなどはなんとか対応できていますが、食事が心配です。少しの間であればもちますが職員も帰ることができず、今後どうなるのかとても不安です」と話していました。
銚子市 土砂崩れ 倉庫や車が埋まる
銚子市諸持町では道路脇の斜面が崩れて近くの工場の倉庫が土砂に押しつぶされました。
また、近くの道路に止めてあった車3台もタイヤが埋まるなど土砂に覆われていました。
近くで理容店を営む50代の男性は「昨夜、自宅にいたところ警察から避難を呼びかけられ、危険な状況と知った。ここに住んで50年になるが初めての経験です。自宅の排水溝も泥で埋まってしまい、撤去しないといけません」と話しました。
八街市 車10台余り水につかり 道路に取り残される
八街市では22日午前、冠水した道路に水につかって動けなくなった車10台余りが道路に残されていました。
近くの運送会社の60代の男性によりますと、21日午後2時半ごろから雨が強まり、会社の前の道路が冠水したということです。黒いセダン型の乗用車が水につかって動けなくなり、その後も水位は上昇し、胸の下あたりの高さまで達したということです。
このため、動けなくなる車が相次ぎ、10台余りがその場に取り残されました。運転手はいずれも自力で脱出して無事でしたが、帰宅できず、運送会社で一夜を明かした人も2人いたということです。
NHKが午前9時半ごろに現場に入ると、道路は泥に覆われ、足元はぬかるんでいました。路上に残された車の中には、水に流されたとみられる横向きの車や車体がへこんだ車もありました。運送会社に大きな被害はありませんでしたが、トラックを外に出すことができず、22日は業務に支障が出ているということです。
運送会社の60代の男性は「先月の豪雨でもここまで冠水することはありませんでした。動けなくなった車の運転手は『暗くて冠水していることがわからなかった』と語っていてここまでの被害になるとは思っていなかった」と話していました。
また、50代の男性が動けなくなった車の様子を見に訪れ、浸水した当時の状況を語りました。
この男性によりますと21日は、午後6時ごろ、八街市内の自宅への帰宅途中、水につかって車が動けなくなったということです。車内への浸水があったものの、運転席のドアから自力で脱出し、その後、自宅までは歩いて帰ったということです。
男性は「道路が冠水していたのは見えていたが、暗かったので深さまではわからず、『行ける』と思ってしまった。今思うと、無理はせず水が引いてから運転するべきだった」と話していました。
千葉県 自衛隊に災害派遣要請
千葉県は、台風25号による大雨の影響で土砂崩れや浸水被害が相次いでいることを受けて、22日午前7時半に陸上自衛隊習志野駐屯地の第1空挺団に災害派遣を要請し、救助活動や道路の復旧作業などへ協力を求めました。
熊谷知事「誰ひとり取り残さない」
千葉県の熊谷知事は、県庁で開かれた災害対策本部会議で「県内の多くの地点で観測史上最大の降雨量を観測する異常な災害となった。8月の千葉豪雨から復旧に向けた最中の再度の大雨であり、今後、様々な場所で被害が拡大することが想定される」と述べました。そして、「県内各地で、土砂崩れに巻き込まれた住宅があることから、自治体をはじめ関係機関と協力して今回の災害に対応する」と述べました。
また、夕方に再び開かれた災害対策本部会議で「人命救助を第一に、被災車両や土砂崩れなどで倒壊した家屋に人が残っていないか、自衛隊・消防・警察などと連携して、誰ひとり取り残さない対応を進める。復旧にあたっては速やかに道路を通行できるようにすることと浸水の拡大を防ぐことが重要だ。国や関係機関と連携し迅速に対応を進める」と述べました。
神奈川県
削除2人死亡 3人が行方不明
神奈川県では、横須賀市で2人が死亡し、横須賀市と三浦市で3人の行方がわからなくなっています。
横須賀市 2人死亡
横須賀市長井1丁目では、2階建ての住宅の1階部分に土砂が流れ込み、この家に住む60代の横山淳子さんが死亡しました。
また、横須賀市長井2丁目の住宅には崖から土砂が流れ込んでこの家に住むいずれも70代で夫婦の沼田正さんと沼田明美さんの2人と連絡が取れなくなっていました。警察や消防が捜索したところ、22日夕方、1人が遺体で見つかり、神奈川県によりますと、その後、夫の沼田正さんと確認されたということです。警察と消防は妻についても捜索を続けています。
近所に住む40代の男性は「きのう午後2時ごろに『ゴーッ』という音が鳴って最初は風かと思いましたが、その後、裏の山で土砂崩れがあったと聞いてここまで被害が大きくなるとは思いませんでした。行方不明の2人が早く見つかってほしいです」と話していました。
三浦市 2人行方不明
三浦市南下浦町上宮田では、アパートの1階部分に土砂が流れ込み、1階に住んでいた20代の女性の行方が分からなくなっています。女性は夫と2人暮らしで夫は当時、外出中だったとみられています。
さらに西におよそ2キロ余り離れた三浦市初声町和田でも住宅に土砂が流れ込み、住人の30代の原田佑佳さんと連絡がとれていないということです。この住宅には女性を含む家族5人が暮らしていて、ほかの4人は無事が確認されているということです。
原田さんと家族ぐるみの付き合いがあったという30代の女性は「明るい人で仲がよかった。最後に会ったのは、先週、子どもの幼稚園のバスの送り出しをした時で『今度ランチしようね』と話したばかりだった。生きていてほしいです」と涙ながらに話していました。
一方、この現場では、隣にある2階建ての住宅にも土砂が大量に流れ込む被害が出ています。
この家に住む人によりますと、21日、窓ガラスを突き破って土砂がリビングに流れ込んだということです。
家族は全員、窓から離れた場所にいたためけがはなかったということです。
この家の50代の女性は「外は雨が強く降っていましたがほとんど音もせず、急に土砂が流れ込んできました。まさか崩れるとは思わず怖くて夜は眠れませんでした。片付けなどどうしていこうか、いまは何も決まっていません」と話していました。
横須賀市 中学校前 のり面崩落で倒木
横須賀市によりますと、台風25号の影響で21日、横須賀市坂本町にある不入斗中学校の前でのり面が崩れ、木が倒れる被害がありました。倒れた木は片側一車線の道路を完全にふさいでいて、現在は通行止めとなっています。
現場では、電柱が折れたり信号が消えたりする被害も出ていて、作業員が重機を使って倒れた木を撤去する作業を進めていました。市によりますと、22日午後3時現在、通行止め解除のめどは立っていないということです。
土砂崩れで通行止めが続いている横須賀市の現場の近くに住む60代の女性は「きのうの午後5時すぎにいきなり停電になり、今も続いています。高齢の母もいるので、ライトを買うなどして対応しています。早く復旧してほしいです」と話していました。
東京電力パワーグリッドによりますと、台風の影響で現場周辺の一部で停電が発生していて、現在、対応を進めているということです。
黒岩知事「オール神奈川で対応」
神奈川県の黒岩知事は、三浦市で土砂崩れの被害が相次いだことを受けて21日、自衛隊に災害派遣を要請したことについて触れたうえで、「小泉防衛大臣から他の地域でも同じようなことがあれば、遠慮なく言ってほしいとことばをもらった。自衛隊をはじめ、警察や消防、県の職員などが現地で活動しているが、まだ4人が救出されていない状況なので、一刻も早く救出を望みたい。今後も連携しながらオール神奈川で対応していきたい」と述べました。
茨城県
茨城県のまとめによりますと、今回の台風の影響でつくばみらい市と利根町であわせて2人が軽いけがをしたほか、住宅あわせて40棟余りに一部損壊や床下浸水などの被害が出ました。
県や消防によりますと、21日午後4時ごろ、つくばみらい市で69歳の男性が自宅の庭の片づけをしていたところ、強風で折れた木の枝が頭などにあたり軽いけがをしました。
また22日朝、利根町で60代の女性が雨漏りの修理のために屋根に上がったところ落下して軽傷を負いました。
このほか龍ケ崎市と鹿嶋市それに稲敷市では土砂崩れが起きてあわせて3棟の住宅で一部が損壊しました。
また床上浸水が龍ケ崎市と取手市でそれぞれ1棟、床下浸水はこれまでに少なくとも40棟確認されました。
さらに各地で道路が冠水し、つくばみらい市や龍ケ崎市であわせて10台の車が水没して動けなくなったということです。
台風の接近に伴い、茨城県内では33市町村で避難所が開設され、一時、あわせて330人ほどが避難したということです。
住宅被害 千葉・神奈川・茨城で500棟超える
千葉県では、22日午後5時の時点で475棟の被害が確認されています。
▽「全壊」が鴨川市や千葉市などで19棟
▽「半壊」が長南町や館山市などで4棟
▽「一部損壊」が千葉市や長南町などで25棟となっているほか
▽「床上浸水」は佐倉市や松戸市など13の自治体で341棟
▽「床下浸水」は、市川市や習志野市など18の自治体で86棟となっています。
神奈川県では、22日午後7時半の時点で、
▽全壊が3棟、
▽一部損壊が4棟、
▽床下浸水が1棟のあわせて8棟で被害が確認されています。
茨城県では、22日午前10時の時点で、
▽「一部損壊」が3棟
▽「床上浸水」が2棟
▽「床下浸水」が40棟、確認されています。
東京 伊豆諸島
台風25号による影響で、伊豆諸島の八丈島では、住宅の屋根が壊れるなどの被害が出ています。
八丈島では、21日、台風25号の暴風域に入り、午後1時40分には、最大瞬間風速35.2メートルを観測しました。
一夜明けた22日朝、八丈町三根の住宅では、屋根が飛ばされ、穴が開いた部分にシートを張る作業が行われていました。
持ち主の男性によりますと、この住宅は去年の台風でも屋根が飛ばされる被害を受けたということです。
また、去年から相次ぐ台風の被害で島全体で大工が不足していて、屋根の本格的な修理は早くても来年1月以降になるということです。
このほか、大賀郷地区の都道では、高さおよそ4メートルの木が倒れて歩道をふさぎ、歩行者は倒木を避けて車道にはみ出して通行していました。
八丈町では22日朝から島内をまわって被害の確認を進めていますが、少なくとも午前10時現在で、けが人の情報は入っていないということです。
また、大賀郷地域と三根地域の一部で、現在も停電が続いているということです。
ライフライン情報
【断水情報】
千葉県によりますと、台風25号の影響で、22日午後8時の時点で、千葉県内のおよそ4000戸が断水しています。
自治体別では、君津市で1990戸、市原市で948戸、南房総市で620戸、鴨川市で350戸、鋸南町で120戸となっています。
水道管の破損や、停電によるポンプの停止が原因で、復旧を急いでいるということです。
【停電情報】
東京電力パワーグリッドのホームページによりますと、22日午後8時すぎの時点で、千葉県を中心に関東地方であわせて3万6400軒余りが停電しています。
内訳は、千葉県でおよそ3万6340軒、神奈川県でおよそ60軒、東京都でおよそ20軒となっています。
【通信サービス情報】
台風25号による停電や設備の故障の影響で、通信各社では22日午後6時現在、千葉県を中心に一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
NTTドコモでは、東京都の青ヶ島村のほか千葉県のいすみ市、鋸南町、大多喜町、鴨川市、館山市、君津市、市原市、勝浦市、千葉市緑区、一宮町、長南町、長柄町、南房総市、富津市、茂原市、山武市、睦沢町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
auを展開するKDDIは、東京都の青ヶ島村のほか、千葉県の木更津市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、南房総市、いすみ市、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
ソフトバンクは千葉県の木更津市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、富津市、南房総市、いすみ市、大多喜町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
楽天モバイルは東京都の青ヶ島村のほか、千葉県の木更津市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、南房総市、長柄町、大多喜町、御宿町、鋸南町のそれぞれ一部の地域で通信サービスが利用できなかったり、利用しづらくなったりしています。
これらのエリアの多くでは停電によって基地局が電気の供給を受けられなくなっているということで、いつ復旧できるかは停電が解消されるかどうかによるということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51778
台風25号 千葉と神奈川で10人死亡 4人行方不明 住宅被害相次ぐ
削除2026年9月23日 6:05
(2026年9月23日 19:25更新)
台風
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県と神奈川県では土砂災害や川の氾濫による浸水被害が相次ぎ、これまでに10人が死亡、4人の行方がわからなくなっています。住宅の被害も相次ぎ、これまでに千葉県と神奈川県であわせて630棟余りの被害が確認されています。
千葉県鴨川市では住宅に土砂が流れ込み連絡が取れなくなっていた70代の男性の死亡が新たに確認され、亡くなったのはあわせて3人となったほか、印西市、山武市、茂原市、袖ケ浦市で4人が死亡し、千葉県内で亡くなった人は7人になりました。
また、鴨川市で1人が、長柄町で1人が行方不明になっていて、警察や消防が捜索活動を続けています。
神奈川県三浦市初声町和田の住宅に土砂が流れ込み、この家に住む30代の原田佑佳さんの行方がわからなくなっていましたが、22日夜に近くで見つかり、死亡が確認されました。横須賀市で2人が死亡していて、神奈川県内で亡くなった人は3人になりました。
このほか、三浦市と横須賀市の土砂が流れ込んだアパートや住宅で、20代の女性と70代の女性の2人の行方がわからなくなっていて、捜索活動が続けられています。
住宅の被害 千葉と神奈川 計630棟余で確認
浸水や土砂崩れなどで住宅被害も相次ぎ、これまでに千葉県と神奈川県であわせて630棟余りの被害が確認されています。
千葉県では、23日午後4時半の時点で625棟の被害が確認されています。
全壊が22棟、半壊が10棟、一部損壊が32棟となっているほか、床上浸水が408棟、床下浸水が153棟です。
神奈川県では、23日午後6時半の時点で全壊が3棟、一部損壊が4棟、床下浸水が1棟のあわせて8棟で被害が確認されています。
千葉県内では2つの河川が氾濫 北印旛沼の堤防の一部が決壊
千葉県内では2つの河川が氾濫したほか、印旛沼では水位の上昇により堤防の一部が決壊し、周辺の広い地域で浸水被害が起きています。
千葉県によりますと、台風25号に伴う大雨で警戒レベル5の氾濫発生情報が発表されたのは、佐倉市を流れる高崎川や君津市などを流れる小糸川、それに市原市を流れる養老川で、このうち高崎川と小糸川で氾濫が確認されたということです。
また、印旛沼では県の観測で300ミリを超える雨を記録し、22日午前4時半ごろには西印旛沼で5.04メートル、北印旛沼で4.84メートルといずれも1968年に管理が始まって以降、最も高い水位を記録したということです。
この影響で北印旛沼では22日に堤防の一部が決壊し、成田市や栄町の広い範囲が浸水して多くの住宅や農業施設などに被害が出ています。
印旛沼の水は通常、利根川に流れ太平洋に注ぎますが、大雨の際には水があふれないように排水設備でほかの川に流し、東京湾に注ぐことになっています。今回の雨では利根川だけでなく東京湾にも注いだということです。
また、県によりますと今回は雨が降る前までに水位を平均して2.02メートルまで下げて対応を行っていたということです。
県によりますと、管理開始以降、堤防が決壊したのは初めてだということで、影響を調べるとともに、国とともに堤防の復旧工事を急ぐことにしています。
堤防決壊 専門家“「越水破堤」か「浸透破堤」の可能性”
水害に詳しい中央大学研究開発機構の山田正機構教授によりますと、印旛沼は低い場所にあり、周辺の台地に降った雨が集まりやすい地形になっているということです。
さらに、8月の千葉豪雨以降も雨量が多く、水位の高い状態が続いていて、堤防が多くの水を含んでいた状態だったとみられるということです。
このため北印旛沼では、堤防を乗り越えた水でのり面が削られて崩れる「越水破堤」か、堤防に水がしみこんで崩れる「浸透破堤」が起きた可能性があるとしています。
山田機構教授は「印旛沼の周辺は干拓地で、地盤も軟弱なことから、堤防の応急的な修理には10日から2週間程度はかかるのではないか。今後も雨が降って、印旛沼の水位が高くなると水が流れ出る状態が続くので、今後の気象情報にも注意してほしい」と話していました。
千葉 印西 1人死亡 水につかった県道は
亡くなった男性が見つかった千葉県印西市船尾の県道は周囲を田んぼに囲まれたほぼ直線の道路ですが、今回の大雨では一部、低くなったところに水がたまっていました。
23日正午時点で、道路には白い車がタイヤの高さまで水につかった状態で止まっているのが確認できました。
現場近くでうなぎ料理店を営む80代の男性は「先月の豪雨でも冠水しなかったのでこんなことが起きて驚いています。今後も大雨の際には被害が出るかもしれず心配です」と話していました。
千葉 鴨川の土砂崩れ現場では
台風25号による大雨で鴨川市小湊では大規模な土砂崩れが起きて住宅8棟が巻き込まれ、2人が死亡、1人の行方が分からなくなっています。
消防への通報や複数の住民によりますと、土砂崩れが起きたのは21日午後8時半すぎで、地鳴りのような大きな音がしたあと土砂崩れが起きたということです。
住民の1人、柳谷淳さん(72)は当時、自宅1階の居間でテレビを見ていたところ大きな音がして、外に出ると隣の家の屋根が自宅前の畑に押し流されていたということです。
柳谷さんは「土砂崩れの予兆はなく、突然、砂利を洗うような『ガラガラ』という大きな音がして、外に出たら、隣の家がひっくり返った状態でびっくりした。隣人に声をかけたが反応がなく、すぐに避難した」と話していました。
また、当時、夫と自宅2階にいたという小林晴恵さん(74)によると、「雷のような大きな音がしたあと大きな衝撃があり、地震と思って1階に降りたら家のふすまに木が突き刺さっていた。近所の人がはしごを貸してくれて窓から外に逃げた」と話していました。
小林さんは、亡くなった80代の女性の2軒隣に住んでいましたが、「長雨が続いていたので心配はしていた。まさかこんなことになるとは思いませんでした」と話していました。
千葉 袖ケ浦 1人死亡の土砂崩れ現場
男性1人が死亡した千葉県袖ケ浦市の土砂崩れの現場では、山肌の茶色い土が剥き出しになっていて、その下には崩れた土砂や木々が残っています。
この先の集落でコメを作っている農家の60歳の男性によりますと、23日午後、住民たちと一緒に一部の土砂を撤去し、軽トラックなどが通れるようになったということです。
一方、集落では21日から停電が続いていて、「冷房や冷蔵庫が使えず困っている」といった声が上がっています。
男性の田んぼは収穫前ですが土砂や倒れた木が入り込んでいて「この先、無事に収穫できるか怪しい状態になっているので悲しいです。ただ今回の台風で自分はけがはなかったので、あとはできることをやっていきたい」と話していました。
千葉 佐倉 ようやく水が引いて片付け作業に追われる
多くの住宅が浸水被害を受けた千葉県佐倉市では、浸水がおさまったことを受けて23日朝から住民などが片付け作業を行っています。
このうち被害が大きかった佐倉市表町では近くの高崎川が氾濫して町内の広い範囲が浸水しましたが、この地域では22日の夜になってようやく水が引いたということです。
介護が必要な80代の両親と3人で暮らしている50代の男性の自宅は1階部分が1メートルあまり水につかり、介護ベッドに寝ていた母親を2階へ運び、避難していたということです。
男性は23日朝から、水につかった家具や電化製品を家の外に出したり床を拭いたりする作業に追われていました。
男性は、「8月の豪雨でも床上浸水したが、これほどまで水は上がってはこなかった。今回はなかなか水が引かず、まさかここまで床上浸水が長引くとは思わなかった。また片付けに追われるので大変です」と話していました。
削除千葉 君津 大量の土砂や倒木で県道通行止め
台風25号による影響で千葉県君津市坂田の県道では、大雨で道路脇の斜面が崩れ、大量の土砂や倒木が道路をふさぎ、通行止めとなっています。
土砂や倒木は、近くにあるパチンコ店の駐車場にも流れ込み、車や電柱の一部が壊れていました。
このパチンコ店や周辺のコンビニエンスストアでは、停電のため臨時休業を知らせる紙が店先に貼り出されていました。
また、君津市にあるパキスタン人のアシックさんが経営する中古車販売会社では、今回の台風25号による大雨で、敷地内に雨水と土砂が大量に流れ込みました。敷地内には車100台と解体した自動車部品がありましたが、22日にアシックさんが確認すると1メートルから2メートルほどの高さまで土砂が残っていて、多くの車が土砂に埋もれたままになっていました。
23日午前10時ごろ、NHKがアシックさんの案内で敷地内を取材したところ、白いトラックは荷台やタイヤが土砂で埋まり、埋まった荷台の上に立てるほどの状況でした。
およそ70台の車が被害を受けたということで、アシックさんは大量の土砂を会社だけで撤去することは難しいと考えていて、行政に人手などの支援を求めたいとしています。
アシックさんは「土砂で埋もれてしまい、仕事がまったくできなくなっています。被害を受けて、今後仕事を続けられるか不安で、雨の怖さを感じました」と話していました。
千葉 茂原 停電で一部の信号機がつかない状態
23日午前11時ごろの千葉県茂原市内の交差点では、信号機の灯りが消えていました。
警察によりますと、台風による停電で一部の信号機がつかない状態になっているということです。
警察は必要に応じて交通整理をするとともに、注意を呼びかけています。
また、茂原市の本納駅から南に500メートルほどの田んぼの間を通る道路は、茶色く濁った水に覆われ、アスファルトが見えなくなっていました。
ライフライン情報
千葉県内で断水3500戸
千葉県内では水道管が破損するなどして23日午後1時時点でおよそ3500戸が断水しています。
県によりますと、断水しているのは君津市で1990戸、市原市で490戸、南房総市で530戸、鴨川市で350戸、鋸南町で120戸です。
県によりますと復旧の見通しはたっていないということで、それぞれの地域では水道事業者などが給水車を派遣したりペットボトルを配布したりして対応しています。
千葉と神奈川で停電2万980軒
東京電力パワーグリッドのホームページによりますと、23日午後6時の時点で、千葉県と神奈川県などであわせておよそ2万980軒が停電しています。
このうち千葉県内ではおよそ2万540軒が停電していて、自治体別の内訳は市原市がおよそ6300軒、木更津市がおよそ2450軒などとなっています。
東京電力によりますと、千葉県内では土砂崩れで電柱などの設備や周辺の道路が被害を受けていて、復旧作業に時間がかかっているということです。
注目
相次いだ土砂災害 被災はどこで
豪雨災害に詳しい静岡大学防災総合センターの牛山素行教授によりますと、千葉県と神奈川県の死者・行方不明者14人のうち少なくとも8か所にいた11人は土砂災害によって被災したとみていて、このうち6か所にいた9人は、「土砂災害警戒区域」の中だとみられるということです。
また、区域の外とされた2か所も、近くには崖があったり「土砂災害警戒区域」のすぐ近くだったりと、土砂災害が起こりうる場所だったということです。
「土砂災害警戒区域」は、地形の状況から土砂災害の危険性が高い地域を都道府県が指定し、ハザードマップ上に色が塗られて表示されます。
8月の千葉豪雨では多くの人が「洪水」によって被災するなど、このところの大雨では浸水被害が相次ぎました。
台風25号の被害について牛山教授は、千葉豪雨では千葉市内など千葉県北部の台地や低地を中心に比較的平たんな場所で大雨となったことで浸水被害が相次いだ一方、今回は房総半島のうち山地の多い南部や神奈川県の三浦半島を中心に、台風接近前から雨が降ったのに加え、台風本体の強い雨が降ったことで、土砂災害が相次いだと分析しています。
牛山教授は「特に雨が続いていて、警戒心を持ち続けるのが難しい面はあったかもしれない。難しいところはあったが、発表される防災気象情報やハザードマップの情報を活用してほしい」と述べたうえで、「一言で、『皆さんこうしましょう』と言えないのが、豪雨災害の特色と言ってもいい。低地の浸水の危険がある場所では、むやみに外に出ず、家の中の高いところにとどまることが有効な場合も多いが、山や崖のすぐ近くや山間部の渓流沿いなどでは自宅から離れて安全な場所に避難する必要がある。どう行動するか日頃から考えておいてほしい」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260922de51926
千葉 北印旛沼で堤防2か所が決壊 県管理以降初めて
削除2026年9月23日 20:36
千葉県の成田市などにまたがる北印旛沼では台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、2か所で堤防が決壊しました。
千葉県によると決壊したのは県が管理を開始してから初めてだということで、県は堤防の復旧工事を急ぐことにしています。
千葉県成田市などにまたがる北印旛沼では、台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、成田市内の2か所で堤防が決壊しました。
これにより水が流れ出て、周辺では建物が浸水するなどの被害が出ています。
県によりますと、通常で2メートルほどの水位が、20日から降り続いた雨により上昇し続け、22日の午前4時半には北印旛沼では水位が4.84メートルと、県が管理を始めてから最も高くなりました。
県によりますと管理開始以降、堤防が決壊したのは初めてだということで、影響を調べるとともに、国とともに堤防の復旧工事を急ぐことにしています。
にしきごい育てる養魚場などの敷地一帯が冠水 被害額は約10億円
北印旛沼が決壊し、にしきごいを育てる養魚場などの敷地一帯が冠水し稚魚や成長したこいなどあわせて10万匹が流されたほか施設の設備なども浸水し、運営会社によると被害額はおよそ10億円に上るということです。
成田市下方の養魚場や飲食店が並ぶエリアでは北印旛沼が決壊して冠水し施設内の生けすなどで育てていたにしきごいやその稚魚あわせておよそ10万匹が水に流されました。
また、水を循環させるためのモーターなどの設備も壊れ、運営する会社によりますとにしきごいと施設の設備をあわせると
被害額はおよそ10億円に上るということです。
運営会社の谷健治社長は、「印旛沼が決壊するなどこれまで聞いたことも体験したこともなく、ただただ驚いている。これからどうやって対応していくか見当もつかない中また今週には雨が降る予報がありとても心配している」と話していました。
沼近くの田んぼで収穫期を迎えた稲が水につかる被害
北印旛沼の堤防の決壊では沼の近くの田んぼで収穫期を迎えた稲が水につかる被害がありました。
コシヒカリなど2ヘクタールほどを生産する土肥孝行さん(35)によりますと、台風が最接近した21日は、強い雨が降っていたものの冠水などはありませんでした。
しかし、一夜明けると、堤防が決壊したという情報が入り、田んぼには一時、人の背丈ほどの水が押し寄せたといいます。
いまは、少しずつ水が引いているものの、収穫期を迎えた稲は泥水のなかにつかっていて、土肥さんが管理する田んぼの半分ほどが被害を受けたとみられるということです。
田んぼからは、堤防の一部がなくなっている様子が見られ、土肥さんは、「堤防は夜中のうちに決壊したようだ。まさかこんな被害が出るとは思わず信じられない」と話しています。
土肥さんは22日から印旛沼から2キロほど離れた高台の畑の一角にライブカメラを設置していて、今後は、安全な場所から田んぼの様子を確認することにしています。
土肥さんは「1日も早く水が引いてほしい。コメをなんとか出荷できるようにしたい」と話しています。
堤防のそばの国道 冠水 通行止め
北印旛沼の決壊した堤防のそばの国道では、道路やその周辺があふれだしたとみられる水で冠水していました。
この道路では通行止めの状態が続いていて、成田方面に向かう車は来た道を引き返していました。
また、近くの建物も水につかっていて、浸水しているようにみられました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260923de52053
千葉 印旛沼決壊 水資源機構「通常水位まであと2日ほど」
削除2026年9月24日 12:07
台風25号に伴う記録的な大雨で堤防が決壊した千葉県の印旛沼について、管理する水資源機構は「通常の水位まで下がるのにはあと2日ほどかかる見通しだ」としています。
台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、北印旛沼などあわせて3か所が決壊し、成田市と栄町で多くの住宅や農業施設などに被害が出ています。
県の観測では22日午前4時半ごろに▼西印旛沼で5.04メートル、▼北印旛沼で4.84メートルと1968年に管理が始まって以降、最も高い水位を記録しました。
24日午前11時の時点の水位は3.56メートルと徐々に下がっていますが今も周辺では冠水が続いています。
印旛沼を管理する水資源機構によりますと、佐倉市で氾濫した高崎川などからの流入も多く、「通常の水位に下がるまであと2日ほどかかる見通しだ」ということです。
水資源機構は千葉県や国とともに排水作業を進めるとともに、堤防の復旧作業を急いでいます。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52131
台風一過に印旛沼の堤防決壊、利根川の水位上昇で排水進まず…北関東など上流域で降った雨が流入
削除2026/09/23 21:57
台風25号は大雨のピークが過ぎた後も影響を拡大させた。千葉県北部の 印旛沼いんばぬま と周辺の堤防が計3か所決壊し、成田市や栄町で約5平方キロ・メートル(推定)にわたって大規模な浸水が発生した。千葉だけでなく、北関東など利根川の上流にも広範囲に雨が降ったのが一因とみられる。(千葉支局 竹田淳一郎、浜田喜将)
「水かさが上がり、気付いたら50センチ以上になっていた。約50年前に創業してから初めてのこと」
印旛沼の堤防が決壊して冠水した農地(23日、千葉県成田市で)=宇野美咲撮影
印旛沼から東に約1キロの成田市大竹で自動車整備会社を経営する男性(77)は、高台から水没した工場を見つめ、つぶやいた。
預かっていた車など20台以上が水につかり、事務所に入れない状態。21日夜に台風の大雨はピークを過ぎたが、22日午前7時頃から工場が浸水し始め、車を避難させる余裕もなかった。
印旛沼は干拓事業で北印旛沼と西印旛沼に分かれている。流域は成田市や栄町など13市町にわたり、流域面積は494平方キロ・メートルで千葉県の面積の約1割にあたる。今回の台風では、西印旛沼の水位が22日午前4時半時点で5・04メートルと、8月の千葉豪雨時の4・33メートルを上回った。
印旛沼の水位を管理する水資源機構や専門家らによると、北印旛沼の水は通常、北側の利根川へと排出されるが、今回は利根川の水位も上昇したため、排水が進まなかった。台風一過の22日朝になって沼の堤防(上部の厚さは5メートル)が約100メートルにわたって決壊したほか、沼の北側と南側の川の堤防が1か所ずつ崩れて水があふれた。
利根川に排出できない場合、西印旛沼を通じて東京湾側に排出することになっているが、今回は流域から大量の水が流れ込み、排水が追いつかなかったとみられる。西印旛沼方面に流れ込む高崎川でも氾濫が起き、佐倉市のJR佐倉駅北側も広範囲に水につかった。
中央大研究開発機構の古米弘明教授(都市雨水管理)は、先月の線状降水帯による千葉豪雨と異なり、台風に伴う広範囲の大雨が要因と指摘する。20日からの雨で印旛沼と利根川の水位が上がっていたところに、北関東など川の上流で降った雨が継続的に利根川に流れ込んだという。
対策として、貯水池やポンプの増設など排水能力を高めることに加え、「このレベルの大雨が降ると災害は必ず起きる。命を守る行動をいかに早くとるか、市民の防災意識をさらに高めることが重要だ」と話した。
県は、国土交通省の緊急災害対策派遣隊「TEC―FORCE(テックフォース)」の派遣を受け、堤防の復旧を進めているが、復旧時期は見通せていない。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260923-GYT1T00211/
台風25号の大雨で堤防決壊の千葉・印旛沼、水が引かず家やコンバイン浸水…農家「続けていけるだろうか」
削除2026/09/24 11:51
台風25号の大雨で堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生した千葉県北部の 印旛沼いんばぬま の周辺では、24日になっても水が引かない住宅や田んぼ、道路が広範囲に広がる。
台風25号の影響で印旛沼(右)の堤防が決壊し、浸水被害が広がる地域(24日午前、千葉県成田市で、読売ヘリから)=武藤要撮影
沼の北側にある栄町酒直地区では多くの民家が床上まで浸水し、住民が避難生活を強いられている。兼業農家の男性(62)も被害を受け、近くの親戚宅に身を寄せている。稲刈りの終盤を迎えた田んぼ28ヘクタールのうち4分の3が水没。倉庫の玄米30袋(1袋30キロ)のほか、コンバインや乾燥機、車2台も水につかった。男性は「自宅がやられ、農機具を買いそろえるのにも多額の資金が必要。農業を続けていけるだろうか」と不安げに話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260924-GYT1T00202/
堤防壊れ 浸水拡大 千葉・印旛沼 利根川も増水 排出進まず
削除2026/09/24 05:00
印旛沼(奥)の堤防が決壊して冠水した農地(23日、千葉県成田市で)=宇野美咲撮影
印旛沼の堤防が決壊し、一部が冠水した国道464号(23日、千葉県成田市で)=高橋美帆撮影
北印旛沼の堤防決壊と高崎川氾濫のメカニズム
台風25号は大雨のピークが過ぎた後も影響を拡大させた。千葉県北部の 印旛沼いんばぬま と周辺の堤防が計3か所決壊し、成田市や栄町で約5平方キロ・メートル(推定)にわたって大規模な浸水が発生した。千葉だけでなく、北関東など利根川の上流にも広範囲に雨が降ったのが一因とみられる。(千葉支局 竹田淳一郎、浜田喜将、本文記事1面)
「水かさが上がり、気付いたら50センチ以上になっていた。約50年前に創業してから初めてのこと」
印旛沼から東に約1キロの成田市大竹で自動車整備会社を経営する岩田正康さん(77)は、高台から水没した工場を見つめ、つぶやいた。
預かっていた車など20台以上が水につかり、事務所に入れない状態。21日夜に台風の大雨はピークを過ぎたが、22日午前7時頃から工場が浸水し始め、車を避難させる余裕もなかった。
印旛沼は干拓事業で北印旛沼と西印旛沼に分かれている。流域は成田市や栄町など13市町にわたり、流域面積は494平方キロ・メートルで千葉県の面積の約1割にあたる。今回の台風では、西印旛沼の水位が22日午前4時半時点で5・04メートルと、8月の千葉豪雨時の4・33メートルを上回った。
印旛沼の水位を管理する水資源機構や専門家らによると、北印旛沼の水は通常、北側の利根川へと排出されるが、今回は利根川の水位も上昇したため、排水が進まなかった。台風一過の22日朝になって沼の堤防(上部の厚さは5メートル)が約100メートルにわたって決壊したほか、沼の北側と南側の川の堤防が1か所ずつ崩れて水があふれた。
利根川に排出できない場合、西印旛沼を通じて東京湾側に排出することになっているが、今回は流域から大量の水が流れ込み、排水が追いつかなかったとみられる。西印旛沼方面に流れ込む高崎川でも氾濫が起き、佐倉市のJR佐倉駅北側も広範囲に水につかった。
中央大研究開発機構の古米弘明教授(都市雨水管理)は、先月の線状降水帯による千葉豪雨と異なり、台風に伴う広範囲の大雨が要因と指摘する。20日からの雨で印旛沼と利根川の水位が上がっていたところに、北関東など川の上流で降った雨が継続的に利根川に流れ込んだという。
対策として、貯水池やポンプの増設など排水能力を高めることに加え、「このレベルの大雨が降ると災害は必ず起きる。命を守る行動をいかに早くとるか、市民の防災意識をさらに高めることが重要だ」と話した。
土砂崩れ死亡 友人悲痛な声
神奈川県と千葉県の土砂崩れの現場では、安否不明だった住人の死亡が新たに確認され、親しかった友人が悲痛な声を漏らした。
神奈川県では、三浦市初声町和田の原田佑佳さん(30歳代)の死亡が確認された。
「やっと帰って来られるね、お疲れさま」。救助活動を見守り続けていた友人の女性(32)は22日午後10時頃、原田さんが発見されると涙を浮かべてこう語った。
4人の子供の母親だった原田さん。飾らない性格でいつも明るく、笑い声が絶えない家庭だった。女性はかつて同じアパートに住んでいたこともあり、家族ぐるみでたこ焼きや鍋でパーティーを楽しんだ。子育てや家族の悩みを原田さんに相談すると、「大丈夫?」といつも親身に話を聞いてくれた。
最後に会ったのは16日。互いの子供が通う幼稚園のバス停で顔を合わせた。「今日はこれからチラシ配りの仕事なんだ」と明るく、「またランチでも行こうね」と話して別れたという。「まさかあれが最後になるなんて。もっとたくさん話したかった」と声を震わせた。(横浜支局 蟹谷空)
「身動き一つできず」 自宅全壊の男性
「家がもっと崩れるんじゃないかと思うと怖くて怖くて、身動き一つできなかった」。千葉県鴨川市小湊地区で、全壊した自宅に数時間閉じ込められた男性(79)は当時の切迫した状況を振り返った。
21日午前5時15分、同市には「レベル4避難指示」が出された。車もなく、強い雨のなか1キロほど離れた避難所まで歩く方が危険だと思い、自宅で待機した。
日が暮れ、1階の居間にいて寝ようとした時、突然「バーン」という 轟音ごうおん がし、土砂とともに近所の家が部屋の中になだれ込んできた。
電気が消え、山と反対側の部屋に逃げ込んだ。その間も部屋に土砂やがれきが押し寄せ、家が崩れていく。気がつくと、唯一形をとどめていたトイレに追い込まれていた。うかつに動くとさらに家が崩れるかもしれないとの恐怖心から、暗闇の中、じっとしているしかなかった。
近所の人が「おーい」と呼ぶ声が聞こえたのは2~3時間後。「おーい」と叫び返すと、すぐに消防を呼んでくれ、助け出された。男性は「子供の頃の思い出がたくさん詰まった家がこんなことになってさびしい。これからのことを思うと、大変だという気持ちの方が強い」とため息をついた。(千葉支局 本田麻紘)
https://www.yomiuri.co.jp/shimen/20260924-GYT9T00036/
台風25号 千葉 印旛沼付近 水につかった太陽光発電施設で出火
削除2026年9月24日 12:00
(2026年9月24日 12:06更新)
台風
成田市消防本部によりますと、24日午前8時半すぎ、千葉県成田市大竹の水につかった太陽光発電施設で、「ソーラーパネル付近から火が出た。火炎と黒煙が出ている」と通報がありました。
午前11時半現在、現場周辺からは火花や煙などが確認できますが、消防によりますと、火はおよそ2時間半後に消し止められ、けが人はいないとしています。
【動画】時折、オレンジ色の炎が大きく燃え上がる様子も確認
千葉県の印旛沼の堤防が決壊した現場近くの成田市上空からNHKのヘリコプターが午前11時半ごろに撮影した映像です。
あたり一帯が水につかったソーラーパネルの下から火と煙が出ていました。
時折、オレンジ色の炎が大きく燃え上がる様子も確認できました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52122
台風25号 千葉と神奈川で10人死亡4人不明 北印旛沼周辺で浸水
削除2026年9月24日 4:50
(2026年9月24日 12:28更新)
台風
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県と神奈川県では土砂災害や川の氾濫による浸水被害が相次ぎ、これまでに10人が死亡、4人の行方がわからなくなっています。また堤防が決壊した千葉県の北印旛沼周辺では浸水被害が出ていて、県は復旧工事を急ぐことにしています。
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県では、土砂崩れに巻き込まれるなどして鴨川市、袖ケ浦市、山武市、茂原市、印西市であわせて7人の死亡が確認されています。
また、長柄町では車を運転中に崩れた土砂に巻き込まれたとみられる70代の男性の行方が分からなくなっているほか、鴨川市で1人が行方不明になっていて、警察や消防が捜索活動を続けています。
神奈川県では、三浦市で1人、横須賀市で2人が死亡していて県内で亡くなった人は3人になりました。
このほか、三浦市と横須賀市の土砂が流れ込んだアパートや住宅で、20代の女性と70代の女性の2人の行方がわからなくなっていて、捜索活動が続けられています。
住宅被害774棟 堤防決壊の北印旛沼周辺で浸水
また、この大雨で土砂災害や河川の氾濫による住宅への被害も相次ぎ、24日午前11時までに千葉県では766棟神奈川県では8棟あわせて774棟の被害が確認されています。
堤防が2か所決壊した北印旛沼の周辺では田んぼや建物が浸水するなどの被害が出ていて、県は堤防の復旧工事を急ぐことにしています。
JR木更津駅 内房線運休で東京行きバス増便し対応
台風25号の影響で、千葉県内のJRの在来線は多くの路線で運転を見合わせている区間が出ています。
連休が終わり、24日から通勤通学の利用客も増えるため、影響が懸念されています。
このうちJR内房線は姉ケ崎駅と木更津駅の区間が復旧までに少なくとも3か月程度かかる見込みで、木更津駅から千葉駅方面に向かうことができなくなっています。
このため木更津駅では民間のバス会社が通勤通学の利用客向けに、午前5時台から7時台にかけて東京に向かうバスの本数を増便して対応していて、バスターミナルには24日朝から多くの通勤客などで長い列ができていました。
利用客が多い場合は、さらに便数を増やすということです。
都内への通勤で利用しているという50代の男性は「いつもより早く出ました。普段よりバスの利用客が多くて台風の影響を感じます。安全に復旧作業が進むといいなと思います」と話していました。
交通影響(24日 11:00)
24日午前11時時点の交通機関への影響です。
JR東日本によりますと、成田線の新木駅と木下駅の間と、内房線の木更津駅と安房鴨川駅の間は、26日の運転再開を見込んでいるということです。
一方、総武本線、成田線、内房線、久留里線の一部区間では復旧までに1週間から数か月程度かかる見込みだということで、JR東日本はこうした区間でバスによる代行輸送を検討しています。
停電情報 千葉県中心に約1万6750戸(24日 11:00)
東京電力パワーグリッドのホームページによりますと、台風の影響などで千葉県と神奈川県では24日午前11時の時点であわせておよそ1万6750戸が停電しています。
このうち、千葉県内ではおよそ1万6680戸が停電していて、市町村別では市原市がおよそ4330戸、木更津市がおよそ2440戸、君津市がおよそ2330戸、などとなっています。
東京電力は一部の地域ではおおむね25日中の復旧を目指すとしていますが、台風による土砂崩れや倒木などがあった地域は立ち入ることが難しく、復旧の見通しは立っていないということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260923de52072
千葉 成田 印旛沼決壊で養魚場は10億円被害
削除2026年9月24日 12:23
千葉県の北印旛沼が決壊し、にしきごいなどあわせておよそ10万匹が流された成田市の養魚場では、今も多くのいけすが泥水につかったままで、一部のこいは死んでいるのが確認されたということです。
成田市下方の養魚場や飲食店が並ぶエリアでは北印旛沼が決壊して冠水し、いけすなどで育てていたにしきごいやその稚魚あわせておよそ10万匹が水に流されました。
また、水を循環させるモーターなども壊れ、運営会社によりますと被害額はあわせておよそ10億円に上るということです。
会社では24日朝から従業員が総出で被害の状況を確認していますが、いけすには大量の泥が入り込み、隣接する田んぼに多くの稚魚が流れ出しているほか、一部はすでに死んでいるのが確認されたということです。
運営会社の谷健治社長は「きのうより水位は低くなったが、まだ養殖用ハウスの中には入れず、十分に確認ができていない。堤防は決壊したままなので、もしまた大雨が降ったらと思うとすごく不安で、祈るしかありません」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52132
千葉 印旛沼決壊 浸水した住宅で片づけに追われる
削除2026年9月24日 16:48
台風25号の影響で堤防が決壊した千葉県の印旛沼の周辺地域は、広い範囲で冠水し、水位が下がった場所でも、住民たちが浸水した住宅の片づけに追われていました。
このうち、北印旛沼の東側にある成田市大竹地区は、広い範囲で冠水していますが、この地区に住む篠塚浩明さん(62)は、自宅周辺の水が引いたため、24日朝からぬれた家具などの片づけを行っています。
篠塚さんによりますと、22日午前6時ごろに近所の人から「堤防から変な音がするから決壊するかもしれない」と声をかけてもらい、午前8時ごろから水が流れ込んできて、お昼くらいには1メートルほどの高さまで水につかったということです。
篠塚さんは「静かに、徐々に、水が増えていくような感じでした。これまで堤防が決壊したことはなかったので驚いています。またすぐに次の台風が来ないか不安です」と話していました。
また、堤防が決壊した場所に近い、成田市北須賀地区に住んでいる染谷博之さん(61)は、24日昼過ぎ、発災後、初めて自宅の様子を確認しました。
2階建ての住宅は、1階部分の壁に腰の高さまで浸水したあとが残っていて、畳はめくれ上がり、床も泥だらけになっていました。
さらに、所有する車や軽トラックは、3台すべて水につかったということです。
染谷さんは22日午前4時ごろに家の周囲が水に覆われていることに気づき、消防の呼びかけもあって家族とともに避難し、けがはなかったということです。
染谷さんは「堤防が切れたと聞いて家の中が悲惨な状況だと覚悟はしていましたが、大切な家なのでショックです。家の修理なども含めたら元どおりになるのは、半年くらいかかると思います。堤防の復旧を急いでほしい」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52195
台風25号 千葉 印旛沼付近 水につかった太陽光発電施設で火事
削除2026年9月24日 12:00
(2026年9月24日 14:30更新)
台風
24日午前、大雨の影響で水につかった千葉県成田市の太陽光発電施設で火事がありました。けが人はいませんでしたが、断続的に火花や煙が確認され警戒が続いています
24日午前8時半すぎ、千葉県成田市大竹の太陽光発電施設の関係者から「ソーラーパネルの近くで炎と黒煙が出ている」と通報がありました。
発電施設は大雨の影響で水につかっていて、消防などによりますと、配線に電気が流れたことなどが火事の原因とみられるということです。
火は、およそ2時間半後に消えて、けが人はいませんでしたが、現場では断続的に火花や煙が確認され警戒が続いています。
現場は大雨で堤防が決壊した北印旛沼の近くです。
【動画】時折、オレンジ色の炎が大きく燃え上がる様子も確認
千葉県の印旛沼の堤防が決壊した現場近くの成田市上空からNHKのヘリコプターが午前11時半ごろに撮影した映像です。
あたり一帯が水につかったソーラーパネルの下から火と煙が出ていました。
時折、オレンジ色の炎が大きく燃え上がる様子も確認できました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52122
台風25号 千葉県内残る爪痕 印旛沼で堤防決壊 各地で土砂崩れ
削除2026年9月24日 14:24
(2026年9月24日 16:23更新)
千葉県
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県内では川の氾濫による浸水被害や土砂崩れが相次ぎました。また堤防が決壊した北印旛沼の周辺では広範囲で冠水が続いています。各地の被害の状況です。
長柄町 小学校のグラウンドで土砂崩れ
長柄町教育委員会によりますと22日には町内の長柄小学校でグラウンド側ののり面が崩れ、土砂がグラウンドに流れ込んでいるのを職員が確認したということです。
校舎に土砂は流れ込んでいないということですが、この小学校の通学路でも土砂崩れが確認されていて、安全が確保できていないとして、24日は休校にしたということです。
また、長柄中学校についても通学路の安全が確認できていないとして、24日は休校にしました。
この2校について、教育委員会は25日も休校にすることを決めました。
教育委員会は道路の復旧状況など通学路の安全を確保できた場合に学校の再開を判断したいとしています。
養魚場 にしきごいなど約10万匹流される
千葉県の北印旛沼の堤防が決壊し、にしきごいなどあわせておよそ10万匹が流された成田市の養魚場では、今も多くのいけすが泥水につかったままで、一部のこいは死んでいるのが確認されたということです。
成田市下方の養魚場や飲食店が並ぶエリアでは北印旛沼が決壊して冠水し、いけすなどで育てていたにしきごいやその稚魚あわせておよそ10万匹が水に流されました。
また、水を循環させるモーターなども壊れ、運営会社によりますと被害額はあわせておよそ10億円に上るということです。
会社では24日から従業員が総出で被害の状況を確認していますが、いけすには大量の泥が入り込み、隣接する田んぼに多くの稚魚が流れ出しているほか、一部はすでに死んでいるのが確認されたということです。
養魚場 運営会社 谷健治社長
「きのうより水位は低くなったが、まだ養殖用ハウスの中には入れず、十分に確認ができていない。堤防は決壊したままなので、もしまた大雨が降ったらと思うとすごく不安で、祈るしかありません」
印旛沼 通常の水位まであと2日ほどかかる見通し
台風25号に伴う記録的な大雨で堤防が決壊した千葉県の印旛沼について、管理する水資源機構は「通常の水位まで下がるのにはあと2日ほどかかる見通しだ」としています。
台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、北印旛沼などあわせて3か所が決壊し、成田市と栄町で多くの住宅や農業施設などに被害が出ています。
県の観測では22日午前4時半ごろに西印旛沼で5.04メートル、北印旛沼で4.84メートルと1968年に管理が始まって以降、最も高い水位を記録しました。
24日午前11時の時点の水位は3.56メートルと徐々に下がっていますが今も周辺では冠水が続いています。
印旛沼を管理する水資源機構によりますと、佐倉市で氾濫した高崎川などからの流入も多く、「通常の水位に下がるまであと2日ほどかかる見通しだ」ということです。
水資源機構は千葉県や国とともに排水作業を進めるとともに、堤防の復旧作業を急いでいます。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260924de52115
交通網 また寸断 台風25号 千葉 道路・鉄道 復旧に数か月
削除2026/09/25 05:00
運休が続く千葉県内の鉄道
台風25号の影響で崩落した旧千葉外房有料道路(24日、千葉県市原市で、本社ヘリから)=武藤要撮影
煙を上げる、堤防が決壊した印旛沼近くの太陽光発電施設(24日午前、千葉県成田市で、本社ヘリから)=武藤要撮影
台風25号による大雨の影響で、千葉県では24日も交通網の混乱が続いた。土砂崩れや倒木で道路約100か所が通行止めとなり、鉄道は線路に土砂が流れ込むなどして各地で運休。復旧まで3か月かかる見通しの路線もある。同日は新たに神奈川県横須賀市で1人の死者が確認され、千葉、神奈川両県の死者は11人、安否不明者は3人となった。
山肌が十数メートルにわたって滑り落ち、道路橋が崩落――。茂原市から千葉市中心部に向かう幹線道路・旧千葉外房有料道路を上空から見ると、崩落した橋や道路のがれきが川の上に散乱していた。8月13~14日の千葉豪雨から3週間後の今月3日に仮復旧を終えたばかりだった。
連休が明けると、周辺の渋滞が悪化した。千葉市緑区の公務員磯谷美咲さん(29)は「普段なら市中心部まで30分で行けるが24日は倍近くかかった」と話す。
24日時点の通行止めは、国、県、千葉市管理分の道路だけで計94か所。のり面や路肩の崩落、倒木が相次いでおり、千葉豪雨から続く大量の雨が誘発したとみられる。千葉豪雨の際は、県管理道路の復旧に3週間かかっており、県道路環境課は「今回は最低でも数か月かかるだろう」とする。
鉄道被害も深刻だ。線路沿いの複数箇所で土砂崩れが起きたJR内房線姉ヶ崎(市原市)―木更津駅間は、復旧に少なくとも3か月程度かかる見通しだ。木更津市から千葉市に通勤する公務員の男性(53)は「28日から代行バスが運行されると聞いたが渋滞で時間が読めない」と心配する。
道路被害は停電解消の遅れも招いている。東京電力パワーグリッドによると、21日に最大約5万9000戸だった停電は、3日後の24日午後8時時点でも1万2180戸に上る。6万戸以上が停電した千葉豪雨で、水が引いて2日間でほぼ解消されたのとは対照的だ。同社の広報担当者は「今回は道路が復旧しないと作業できない」とする。
23日に旧千葉外房有料道路の被災現場を視察した熊谷俊人知事は「被害は千葉豪雨よりもはるかに大きい」と険しい表情を見せた。
72時間経過 発見待つ夫
生存率が急激に下がるとされる災害発生から72時間が過ぎた24日、神奈川県では自宅で土砂に巻き込まれた横須賀市長井の沼田明美さん(70歳代)の死亡が確認された。安否不明になっている三浦市南下浦町上宮田の20歳代女性は発見に至らず、自衛隊や消防などが25日朝から捜索を再開する。
「出来るだけ、近くにいたい」。女性の20歳代の夫は規制線の内側で救助を待ち続ける。台風接近が予想された21日、夫は仕事が休みになった女性に職場まで送ってもらった。「1人だとつまんなくて寂しいから、早く帰ってきてね」。そう言われて車を降りた。
雨脚が強まり、夫も早めに仕事を切り上げることに。午後1時半頃、「早めに帰るよ」と女性に電話で伝えた。その後、迎えを頼もうと掛け直した時にはもうつながらなかった。
女性は素っ気ない態度を取った後に、優しい言葉をかけてくれるかわいらしさがあった。「ツンデレだけど、甘えん坊で……」。夫は涙を浮かべ、言葉を詰まらせた。
千葉県鴨川市と長柄町では、土砂崩れ現場で男性2人の捜索が続いた。市原市の川でも水没した軽乗用車が見つかり運転者の捜索が行われたが、いずれも発見に至らなかった。
鴨川市の現場の近くに住む男性(78)は「どんな形でも良いので、早く見つかってほしい」と涙を浮かべながら話した。
雨量8月豪雨上回る
台風25号では、千葉、神奈川両県の広範囲で長時間にわたって雨が続き、雨量は各地点で8月の千葉豪雨を上回った。
気象庁によると、21日夜頃までの48時間降水量は千葉県大多喜町で489・0ミリ、市原市で487・0ミリ、千葉市中央区で419・0ミリに達した。千葉豪雨では同区の387・0ミリが最大で、いずれの地点も今回よりも少なかった。また、今回は同県を中心に19地点で48時間降水量の観測史上最大を記録したのに対し、千葉豪雨では2地点のみだった。
1時間降水量でみると、千葉豪雨では同区で115・0ミリを観測するなど猛烈な雨が降った。一方、今回は同県では香取市の61・0ミリが最大で、前回のような線状降水帯の発生もなかった。ただ、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み続けた影響で19日から断続的に雨が降り続き、雨量が増えたという。
防災システム研究所(東京)の山村武彦所長によると、今回の土砂災害は長雨で地盤が緩んだ斜面に強い雨が集中的に降ることで発生した可能性があるという。今後も雨が予想され、「特に土砂災害警戒区域ではレベル3(警報)の段階で避難を考えてほしい」と指摘する。
ソーラーパネル出火 堤防決壊の印旛沼付近
24日午前8時半頃、千葉県成田市大竹で、「ソーラーパネルが燃え、複数箇所から炎と黒煙が出ている」と119番があった。火は約2時間30分後に消え、けが人はいなかった。
現場は台風25号の大雨で堤防が決壊した 印旛沼いんばぬま に近く、市消防本部は浸水によるショートが火災の原因の可能性もあるとみている。
https://www.yomiuri.co.jp/shimen/20260925-GYT9T00041/
社説
削除台風25号被害 想定超える豪雨にどう備える
2026/09/25 05:00
線状降水帯の発生や台風の接近により、各地で経験したことがない雨量が観測されている。激甚化する自然災害に対処するには、従来の被害想定を見直す必要がありそうだ。
大型で強い台風25号が関東地方に接近し、千葉県と神奈川県で死者が相次いだ。死者の大半は、住宅で土砂崩れに巻き込まれた。
千葉県では8月中旬以降、線状降水帯の発生などによる記録的な大雨で、住宅の浸水被害や道路の冠水が続いていた。このため地盤が緩み、土砂崩れの多発につながったのだろう。
日本列島は傾斜が急な山が多く、土砂災害の危険がある場所は全国に70万か所以上あるとされる。秋雨前線は依然として日本付近に停滞している。台風シーズンは今後も続くだけに、当面は厳重な警戒が欠かせない。
自治体や宅地の造成に携わる事業者は、想定を上回る雨が降ることも念頭に、土砂災害への安全対策を徹底してもらいたい。
千葉県北部の印旛沼では堤防が決壊し、周辺が大規模な浸水被害に見舞われた。堤防の決壊は、県などが管理を始めた1968年度以降で初めてだという。このほか、河川の氾濫も複数あった。
心配なのは、天候が回復した後もなかなか水が引かないことだ。雨量があまりに多く、排水が追いつかないためだとみられている。この状態が続けば、生活の再建が遅れるだけでなく、衛生環境の悪化も懸念される。
国や自治体は、復旧や被災者への支援に全力を挙げてほしい。
豪雨は、いつまた襲ってくるかわからない。これまでの被害想定を各地で再点検し、見直しや排水設備の強化に取り組むべきだ。
今回の台風で、避難の難しさも課題として浮かんだ。千葉、神奈川両県には広範囲に「レベル4土砂災害危険警報」が出されたが、住民の避難は低調だった。
避難所が自宅から遠く、車で行くにも道路の冠水に阻まれたケースなどが多かったとみられる。土砂崩れで亡くなった人の多くは高齢者だった。雨が激しくなった夜間に避難すること自体が、容易ではなかったはずだ。
各自治体はホームページやSNS、防災行政無線で避難を呼びかけたが、担当者からは「限界を感じる」という声も聞かれる。
いざという時、どのように行動すべきか。地域の実情を踏まえ、自治体がそれぞれ検討することはもちろん、住民も最適な避難方法を考えておく必要がある。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20260924-GYT1T00393/
人は往々にして、実際に経験して獲得した知識しか身につかない。
削除台風25号 千葉と神奈川で12人死亡4人不明 捜索活動続く
削除2026年9月25日 7:32
(2026年9月25日 21:03更新)
台風
千葉県によりますと、鴨川市で土砂崩れで倒壊した住宅から60代の男性が25日午後見つかり、死亡が確認されました。
警察は、行方不明となっている60代の男性の可能性があるとして、確認を進めています。
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県と神奈川県でこれまでに亡くなったのは12人となりました。
また千葉県は、現時点で行方不明者は3人としていて、神奈川県の1人とあわせて4人の行方がわからなくなっています。
神奈川県では、三浦市で1人、横須賀市で3人が死亡し、県内で亡くなった人は4人となっています。
このほか、三浦市の20代の女性の行方がわからなくなっていて、捜索活動が続けられています。
神奈川 三浦市 20代女性の捜索続く
今月21日の午後、三浦市南下浦町上宮田にある2階建てのアパートに土砂が流れ込み、1階に住んでいた20代の女性と連絡が取れなくなっています。
25日も警察と消防、それに自衛隊が120人態勢で捜索を続けています。
24日まではシャベルなどを使って手作業で土砂をかきだしていましたが、25日からは小型の重機で作業が進められています。
また、周辺には流れ出した土砂もまだ大量に残っていて、トラックで運び出す作業も行われています。
この大雨で土砂災害や河川の氾濫による住宅への被害も相次ぎ、25日午後4時までに千葉県では1530棟、神奈川県では7棟のあわせて1537棟の被害が 確認されています。
千葉 酒々井町 冠水が続く
千葉県酒々井町では、土砂が流れ込んでせき止められた水路から水があふれ出て、住宅街の冠水が続いていて、地元の消防団などが排水作業に追われています。
酒々井町によりますと、台風25号による大雨で、町内の馬橋地区では土砂が流れ込んでせき止められた水路から水があふれ出て、周辺の冠水が続いているということです。
この地区では25日も町と地元の消防団が、ホースで水をくみ上げて近くの川に排水する作業を行っていました。
町によりますと、作業は22日の未明から行われていますが、いまも地域を囲む山から水が流れ込んでいて、今後も地区の水位が上がる見込みだということです。
この地区では、40棟が水につかったり下水道を利用できなかったりして、20人余りが避難しているということで、町は次の雨が降る前に排水を急ぐとしています。
「山から水が流れてくるので作業に時間がかかっている。ポンプ車も2台に増やし、排水を最優先に取り組みたい」
酒々井町の住民「途方に暮れている」
酒々井町の馬橋地区の水があふれた水路の近くに住む保科勇太さん(44)は、周辺が冠水して下水が使えなくなったことからトイレや風呂が使えず不便な生活を強いられています。
また、近くの道路が水没して、住宅街の外に出るためには10分ほど歩いて山を越えないと買い物にも行けず、発災直後から周辺は1メートル以上も水位が上昇し不安を感じているということです。
保科さんは、「台風の夜、聞いたことがないようなガラスが割れる音と崩落の大きな音がした。町からは復旧の見通しがないと言われていて、途方に暮れている」と話していました。
千葉 停電の復旧作業進むも土砂崩れや倒木で長期化のおそれ
東京電力パワーグリッドによりますと、台風25号の影響で千葉県内では最大で5万8000軒余りが停電し、25日も広い範囲で停電が続いています。
25日昼ごろ、市原市豊成では停電の復旧に向け、電線にかかった倒木を取り除く作業が進められていました。
一方で、山間部を中心に復旧の見通しが立っていない地域もあります。
君津市や市原市、木更津市、それに大多喜町などでは、各地で土砂崩れや倒木で道路が寸断されているため、およそ150か所で復旧作業が難しい状況になっているということです。
被害の確認ができない地域もあり、停電が長期化するおそれがあるということです。
東京電力パワーグリッドでは今後、自治体と連携して立ち入りができる時期を確認したうえで、復旧作業を進めることにしています。
千葉県は、停電の対応にあたるため、国や復旧作業にあたる建設業協会、それに電力会社などで作るプロジェクトチームを立ち上げ、25日に初めての会議を開きました。
会議では、多くの場所で電柱や電線が土砂崩れに巻き込まれ復旧作業が難しくなっていることなど被害の状況を共有し、関係機関の協力が不可欠であることを確認しました。
また会議では、停電が長期化するおそれがあることから、電力会社から発電機や電源車の貸し出しなど可能な対応についても提案があったということです。
千葉県内では25日午後5時時点でおよそ8600戸で停電が続いていて、県や電力会社などが復旧作業を進めています。
千葉県県土整備政策課の佐野成寿 災害対策担当課長は「関係機関と連携して早期の復旧を目指したい。被害の状況を見ながら工事の優先順位などを改めて検討していく」と話していました。
交通機関の影響は
25日午後5時時点の台風による交通機関への影響です。
JR東日本によりますと、内房線で運転を見合わせている木更津駅と安房鴨川駅の間の上下線は、26日の始発から運転再開するということです。
また、内房線や総武本線、成田線では運転を再開している区間でも通常より本数を減らして運行しているということです。
一方、一部の区間では復旧まで時間がかかる見込みです。
久留里線の木更津駅から久留里駅の間は10月3日、成田線の佐原駅から銚子駅の間は10月4日をそれぞれ目指すほか、総武本線の榎戸駅から成東駅の間は1か月程度、内房線の姉ケ崎駅から木更津駅の間は少なくとも3か月程度、かかる見込みだということです。
また、久留里線の久留里駅から上総亀山駅の間は運転再開の見込みが立っていないとしています。
代行バスの運行を予定
JR東日本は、こうした区間の代行バスについて、9月28日から
▽久留里線の木更津駅と上総亀山駅の区間、
▽成田線の佐原駅と銚子駅の区間、
▽総武本線の榎戸駅から成東駅の区間、
▽内房線の姉ケ崎駅と木更津駅の区間で
運行を始める予定です。
ただバスの確保が難航しているとして、必要台数の確保に向けて調整を続け、運行本数や時間について検討を進めるとしています。
JR東日本の三島大輔千葉事業本部長は「テレワークなど行動変容をしてもらわないと、輸送量を確保するのは難しいが、お客様の日常を取り戻すべく、復旧に向けて最大限努力していく」と話していました。
住宅周辺での土砂災害114件 関東や伊豆諸島
台風25号による記録的な大雨で関東や伊豆諸島では土砂災害が相次ぎ、国土交通省のまとめによりますと、24日午後8時半の時点で、住宅周辺での土砂災害があわせて114件確認されています。
国土交通省によりますと、各自治体で調査が続いているため、今後も数が増える見込みだということです。
土砂崩れが発生したあと、斜面に土砂が流れ止まっている場所もあるということで、国土交通省は今後、少ない雨でも崩れるおそれがあるとして、近づかないよう呼びかけています。
台風25号の被害「激甚災害」に指定する方針 木原官房長官
木原官房長官は閣議のあとの記者会見で、台風25号に伴う記録的な大雨により千葉県や神奈川県などで土砂災害や浸水被害が生じていることについて、「梅雨前線から千葉豪雨までの一連の気象現象と一連性があると判断される」と述べました。
その上で、今回の被害を新たに「激甚災害」に指定し、農地などの復旧事業の費用を国が支援する方針を示しました。
一方、堤防が決壊した印旛沼について、国土交通省がポンプ車などを出動させて排水を進めるとともに緊急復旧の技術支援を進めていることや、被害が出ている地域で電力などライフラインの復旧に全力を挙げていると説明しました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260925de52291
堤防決壊の印旛沼 1週間めどに応急復旧目指す
削除2026年9月25日 17:46
(2026年9月25日 21:56更新)
台風
台風25号の影響で堤防が決壊した千葉県の印旛沼について国土交通省は、台風26号が接近するおそれもあることから、今後1週間をめどに可能なかぎり水位を下げ、堤防の応急復旧を目指す方針をあきらかにしました。
千葉県北東部にある印旛沼では、台風25号に伴う記録的な大雨で北印旛沼の堤防が決壊しました。
周辺の河川でも堤防が決壊し広い範囲で浸水が続いていることから、国土交通省は25日、今後の対応策を示しました。
この中では、25日午前7時時点でおよそ3メートルだった印旛沼の水位を、排水ポンプを稼働して、26日には平常時と同じ2.3メートルまで下げるとしています。
その上で、印旛沼の水を利用している県や企業などと調整しながら、水位を可能な限り下げるほか、県が進めている決壊した堤防の応急的な復旧工事について、技術的な支援を行うということです。
また、排水ポンプ車を現在の11台から30台に増やして、浸水している地域の排水を進めるとしています。
国土交通省は、今後台風26号が接近するおそれもあるとして、今後1週間程度でこうした対応を完了したいとしています。
井林国土交通相“「チーム印旛沼」を結成 連携し対策”
きょうの記者会見で井林国土交通大臣は、「浸水が長期間にわたり広範囲に広がっていて、緊急的な対応が不可欠だ。千葉県などと『チーム印旛沼』を結成したので、連携しながら、次の台風までに対策が完了することを目指す」と話していました。
応急的な復旧工事始まる
25日から、決壊した堤防の応急的な復旧工事が始まりました。
印旛沼では北印旛沼など4か所で堤防が決壊し、成田市や栄町で多くの住宅や農業施設などに被害が出ています。
このうち幅およそ100メートルに渡って決壊した成田市の船形干拓付近で、国土交通省はきょうから応急的な復旧工事を始めました。
25日は現場まで重機を運ぶ専用の道路を作る作業が進められていました。
国土交通省によりますと、作業は元の堤防の高さまで土のうを積み上げて水があふれるのを止めた上で、その後、鉄板を縦に打ち込む予定だということで、毎日50人余りの態勢で24時間続ける方針です。
関東地方整備局の大野宏之河川情報管理官は「台風26号の進路によっては再び来週末に大雨が予想されるので、それまでに応急処置を終えて、再び被害がないように対応したい」と話していました。
成田市では倉庫の新米が浸水被害
北印旛沼に近い成田市では、広い範囲が浸水し、収穫したコメを保管していた倉庫も水につかるなど農家に大きな被害が出ています。
北印旛沼の堤防が決壊した場所からおよそ800メートル離れたところに、農業組合法人が管理する倉庫があります。
この倉庫には、およそ10軒の農家が今月初めから収穫した新米およそ54トンを袋詰めにして保管していました。
しかし、堤防の決壊による浸水で、保管していたコメが水につかり、大部分を廃棄しなければならなくなったということです。
25日も朝から農家の人たちが倉庫の中に散らばったコメの粒や破れた袋を片付けたり、浸水を免れたコメをフォークリフトで外に運び出す作業などに追われていました。
この倉庫にコメを保管していた山崎常三さん(80)は、6.1ヘクタールの田んぼでコメを育てていますが、すべてが水につかったということです。
コメの収穫は台風が来る前にすべて終えていましたが、収穫したおよそ2トンのコメをこの倉庫で保管していたため、浸水の被害を受けました。
山崎さん
「手塩にかけて大切に育ててきたコメが水没してしまって本当に悲しい。みるみるうちに水位が上がってどうしようもなかった。来年またコメをつくれるようがんばりたい」
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260925de52421
台風25号の記録的大雨 いまも影響残る 復旧作業や雨への備えも
削除2026年9月26日 12:35
(2026年9月26日 17:56更新)
鉄道
台風25号に伴う記録的な大雨で浸水被害が相次いだ千葉県や神奈川県では、住民生活や農業への影響が続いています。ふたたびの雨も予想されるなか、各地で復旧作業が進められています。
千葉県内 8人死亡 3人が行方不明
千葉県によりますと26日午後4時までに、台風25号による大雨の影響で、県内では土砂崩れに巻き込まれるなどして、鴨川市、袖ケ浦市、山武市、茂原市、印西市であわせて8人の死亡が確認されています。
行方不明者は市原市、鴨川市、長柄町であわせて3人となっています。
千葉県内 住宅被害は
千葉県によりますと、26日午後4時までに、住宅の被害はあわせて1648棟にのぼります。
「全壊」が鴨川市や佐倉市などで38棟
「半壊」が茂原市や佐倉市などで56棟
「一部損壊」が千葉市や市原市などで64棟
「床上浸水」は佐倉市や山武市など29の自治体で658棟
「床下浸水」は鎌ケ谷市や大網白里市のほか、成田市の北印旛沼などの堤防の決壊によって浸水した区域の推計なども含めて33の自治体で832棟となっています。
停電も続く
東京電力パワーグリッドのホームページによりますと、台風の影響などにより、千葉県では26日午後5時半の時点でおよそ6000軒が停電しています。
市町村別では市原市がおよそ2110軒、君津市がおよそ810軒、大多喜町がおよそ680軒などとなっています。
JR内房線 運転見合わせの木更津~安房鴨川 運転再開
台風25号の影響で運転を見合わせていた千葉県のJR内房線は、木更津駅と安房鴨川駅の間で26日の始発から運転を再開しました。
一方、姉ケ崎駅と木更津駅の区間は復旧に時間がかかる見込みで、28日から代行バスの運行を予定しています。
千葉駅と鴨川市の安房鴨川駅を結ぶJR内房線は、台風の影響で線路に土砂が流入するなどして、今月21日から広い区間で運転の見合わせが続いていました。
このうち木更津駅と安房鴨川駅の間の上下線は26日の始発から運転を再開し、木更津駅では、午前中から利用する人の姿が見られました。
通勤のために利用している50代の男性は「スピーディーな復旧で助かりました。たび重なる災害で大変ななか復旧してもらい、感謝しかありません」と話していました。
別の30代の男性は「待ちに待った復旧で、これでいつもどおりの生活に戻ることができます」と話していました。
一方、JR東日本によりますと、姉ケ崎駅と木更津駅の区間は復旧に少なくとも3か月程度かかる見込みで、28日から代行バスの運行を予定しているということです。
ウナギ5万匹流される 印旛沼が決壊し養殖場が浸水
台風25号の大雨によって千葉県の印旛沼の堤防が決壊した影響で、近くにある漁業協同組合の養殖場が浸水し、およそ5万匹のウナギが流される被害が出ました。
組合によりますと、再びウナギを提供できるのは早くても再来年の見込みだとしています。
およそ60年前からウナギの養殖をしている千葉県成田市の印旛沼漁業協同組合では、近くにある印旛沼の堤防の決壊によって大きな被害が出ました。
組合によりますと、養殖場に水が流れ込んでおよそ1メートル50センチの高さまで浸水し、飼育する池で育てていたおよそ5万匹のウナギはほとんど流され、残ったウナギも死んでしまったということです。
25日になってようやく水が引いたため状況を確認したところ、飼育する池だけでなく発電設備や加工場などにも被害が出ていたことがわかり、被害額はおよそ1億円にのぼる見込みだということです。
26日は朝から組合員などが、建物に流れ込んだ木や土砂を取り除いたり、ぬれた資材を運び出したりしていました。
養殖したウナギは直営する飲食店で提供するなど地元の特産品となっていますが、組合によりますと、復旧作業を進めて再びウナギを提供できるのは早くても再来年の見込みだということです。
印旛沼漁業協同組合の小川佳男代表理事組合長は「印旛沼のウナギは地下水で育てていて評判がよく、県内外から多くの人が訪れていた。長年続けてきたがこんなことは初めてで、今後のことは決まっていないが、まずは片づけなどできることから取り組みたい」と話していました。
印旛沼 決壊した堤防の応急的な復旧工事進む
台風25号に伴う大雨で堤防が決壊し、広い範囲が浸水した千葉県の印旛沼では26日も決壊した堤防の応急的な復旧工事が進められています。
台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、北印旛沼など4か所で堤防が決壊し、成田市や栄町で多くの住宅や農業施設などに被害が出ています。
幅およそ100メートルにわたって決壊した成田市の船形干拓付近では国土交通省が応急的な復旧工事を24時間体制で進めていて、26日の午前中はおよそ700メートル先の堤防が決壊した現場まで重機を運ぶため、砂利をまいて道を整えて鉄板を敷く作業が進められていました。
国土交通省によりますと、道を作る作業に数日かかる見通しで、その後決壊した場所で元の堤防の高さまで土砂を積み上げて水があふれるのを止めたうえで、外側に鉄板を縦に打ち込んで補強する予定だということです。
国土交通省は今後の台風にも備え、1週間程度で土砂を積み上げ、水を止める作業まで終えたいとしています。
一方、残る3か所の決壊か所では千葉県が25日から工事を始めていて、1週間をめどに土のうを積んだり盛り土を行ったりして、水を止める作業を終えたいとしています。
浸水被害の住宅で片づけ「先が見えず精神的ダメージ大きい」
削除台風25号の大雨によって千葉県の印旛沼の堤防が決壊した影響で、浸水被害があった成田市では、雨が降るなか住民が片づけに追われました。
台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、北印旛沼など4か所で堤防が決壊し、周辺の地域では多くの住宅が浸水の被害を受けました。
北印旛沼の東側にある成田市大竹で家族5人が暮らす住宅では、今月22日の早朝になって周囲の水かさが増し、1階部分が浸水したということです。
時間がたっても水は引かず、翌23日に撮影した写真でも門が1メートル以上の高さで水につかっている様子が確認できます。
26日午後、雨が降るなか家族や親戚が集まって片づけ作業に追われ、水につかった家具や家電を家の中から運び出したり、泥で汚れた床を掃除したりしていました。
この家に住む70代女性
「片づけを始めましたが相当時間がかかりそうです。避難先のホテルから自宅に片づけに来る生活がいつまで続くのか、今の状態だと先が見えず精神的にダメージも大きいです。台風26号がまた同じかたちで来るようであれば、早く決壊部分を直していただいて、再び被害が出ないようにしてもらいたいです」
「養老渓谷」の温泉街 電気や水が止まったままの施設も
台風25号の影響で、千葉県南部の観光名所「養老渓谷」の温泉街では停電や断水が続き、一部の旅館では営業ができない状態になっています。
「養老渓谷」は市原市と大多喜町にまたがる自然豊かな風景を散策できる県内有数の観光地で、温泉街にある旅館の一部では台風25号の影響で停電や断水が続いています。
秋葉保雄さんが経営する旅館では今月21日の夕方から電気や水が止まったままで、宿泊客の受け入れができなくなっています。
この影響で10組以上の予約をキャンセルにしたほか、保管していた食材を廃棄することになり、被害額は少なくとも120万円に上っているということです。
旅館とつながる自宅で暮らしているため秋葉さん自身の生活にも影響が続いていて、26日も市が設置する給水所を訪れて生活に必要な水を確保したり、充電スポットで携帯電話を充電したりしました。
秋葉さんの旅館は3年前の台風でも1階部分が浸水する被害を受けていて、1年間営業ができなくなりました。
今回浸水の被害はありませんでしたが、21日夜から翌22日昼前にかけて、土砂崩れによる通行止めで温泉街の外に出ることができず、6組の宿泊客が停電と断水のなか宿の中で過ごしたということです。
3年前の経験から備えていたランタンやうちわを配って対応しましたが、水や電気が復旧しないと営業を再開することができず、頭を悩ませています。
秋葉さんは「浸水しなくてよかったと思う一方で、毎年大雨に備えないといけなくなってしまったのだと痛感しています。お客さんを受け入れられる状況になったら温かい手料理と温泉でおもてなしをしたいので、また来ていただきたいです」と話していました。
道路冠水の鎌倉 ふたたびの雨に備える動きも
台風25号の大雨で一時、道路が冠水した神奈川県鎌倉市のJR鎌倉駅周辺では、土のうを準備するなどして今後の大雨に備える店舗も出ています。
今月21日、台風25号の大雨で道路が広い範囲で冠水したJR鎌倉駅周辺は最初の週末を迎え、多くの人でにぎわいました。
小町通りのたい焼き屋では21日に15センチほどの高さまで水につかる被害が出て、水や泥をかき出したり消毒したりする作業に追われたということです。
翌22日には営業を再開したということですが、今後大雨による浸水を防ごうと、新たに土のうを用意しました。
店主の栗原康至さんは「また台風が来ているようなのですごく心配です。次からは店内にも土のうをおいてキッチンに水が入らないよう対策したいと考えています」と話していました。
鎌倉小町商店会の今雅史会長は「近年は雨量が多く、今までよりもう1段階上の対策を考えなければいけません。今後の台風についてもみなで知恵を絞り、乗り切っていきたいと思います」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260926de52563
台風 千葉の観光に爪痕 旅館停電 花畑流出
削除2026/09/27 05:00
土砂崩れで倒壊した土産物店だった建物(25日、千葉県大多喜町で)=中井結子撮影
台風25号は千葉県内の観光地に大きな被害をもたらした。施設の被害にとどまらず、交通網の途絶が客足に影響を与えており、秋の行楽シーズンを前に、関係者は落胆している。
流木に覆われた遊歩道、土砂崩れで倒壊した土産物店だった建物――。関東一遅い紅葉の名所として知られる「養老渓谷」(千葉県大多喜町、市原市)では、台風25号による土砂崩れなどで、旅館組合に加盟する九つの旅館や民宿全てが停電し、一部で断水が発生した。
「冷蔵庫の約70万円分の食材がだめになった。建物に被害がなかったのがせめてもの救い」。旅館「黒湯の宿 喜代元」代表の秋葉保雄さん(67)は疲れた表情で話した。
台風が接近した21日夕方に停電が発生。非常用電源やプロパンガスを使い、ランタンの明かりで6組18人の宿泊客に食事を提供した。旅館に面する県道では土砂崩れが起き、翌日昼過ぎに従業員が車で客の車を 迂回うかい 路に誘導して、何とか送り出すことができた。
停電や断水の復旧の見通しが立たないため、当面の予約は旅館側から全てキャンセルした。いつ営業を再開できるかわからず、損害額がどれぐらいになるのか見通せないという。秋葉さんは「11月中旬からの紅葉シーズンには復旧を終え、お客さんを迎え入れたいのだが……」と不安を隠せなかった。
千葉県袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」では、複数箇所で土砂崩れが発生した。子供向けのジェットコースターには土砂と木々が流れ込み、復旧の見通しが立たない状況だ。
コスモス畑(約6300平方メートル)では8月の千葉豪雨でまいたばかりの種が土ごと流出し、残った種がようやく芽吹いたところだったが、今回の台風で流された。
停電が復旧し、24日に営業を再開したものの、JR内房線の運休や道路の通行止めが影響し、台風が過ぎて最初の週末となった26日の客足はまばら。広報イベント担当の中島壮さん(51)は「開店休業状態。修繕費用も含めると損害はかなり大きい」と明かす。
同県市原市の「市原ぞうの国」では、飼育小屋近くのフェンスが倒木で壊れた。駐車場も土砂に覆われ、3分の1ほどしか車を止められない状態という。担当者は「千葉豪雨があったお盆から、台風25号が襲来したシルバーウィークにかけての売り上げは想定の10分の1程度。土砂の後始末もしなければならず、経営が大変だ」と話した。
一方、神奈川県鎌倉市ではJR鎌倉駅周辺で大規模な冠水が起きたが、復旧が進んだ。駅近くの商店街「小町通り」には26日、客足が戻った。
小町通りで串焼き店など3店舗を経営する伊藤亮二さん(48)は2店舗が浸水し、シルバーウィーク中の売り上げは予想の半分ほどに落ち込んだ。伊藤さんは「食べ歩きが人気の鎌倉は天候に左右されやすい。今は元気に営業しているので、多くの人に訪れてもらえたら」と期待した。
https://www.yomiuri.co.jp/shimen/20260927-GYT9T00027/
観光業界には申し訳ないが、こうも災害が続くと、一般ピーポーの物見遊山の気持ちはしばらく萎えてしまうな。
削除台風被害で千葉の旅館「予約は全てキャンセル」、動物園「豪雨以降の売り上げは想定の1割」…観光地に爪痕
削除2026/09/27 11:30
台風25号は千葉県内の観光地に大きな被害をもたらした。施設の被害にとどまらず、交通網の途絶が客足に影響を与えており、秋の行楽シーズンを前に、関係者は落胆している。
土砂崩れで倒壊した土産物店だった建物(25日、千葉県大多喜町で)=中井結子撮影
流木に覆われた遊歩道、土砂崩れで倒壊した土産物店だった建物――。関東一遅い紅葉の名所として知られる「養老渓谷」(千葉県大多喜町、市原市)では、台風25号による土砂崩れなどで、旅館組合に加盟する九つの旅館や民宿全てが停電し、一部で断水が発生した。
「冷蔵庫の約70万円分の食材がだめになった。建物に被害がなかったのがせめてもの救い」。旅館「黒湯の宿 喜代元」代表の秋葉保雄さん(67)は疲れた表情で話した。
台風が接近した21日夕方に停電が発生。非常用電源やプロパンガスを使い、ランタンの明かりで6組18人の宿泊客に食事を提供した。旅館に面する県道では土砂崩れが起き、翌日昼過ぎに従業員が車で客の車を 迂回うかい 路に誘導して、何とか送り出すことができた。
停電や断水の復旧の見通しが立たないため、当面の予約は旅館側から全てキャンセルした。いつ営業を再開できるかわからず、損害額がどれぐらいになるのか見通せないという。秋葉さんは「11月中旬からの紅葉シーズンには復旧を終え、お客さんを迎え入れたいのだが……」と不安を隠せなかった。
千葉県袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」では、複数箇所で土砂崩れが発生した。子供向けのジェットコースターには土砂と木々が流れ込み、復旧の見通しが立たない状況だ。
コスモス畑(約6300平方メートル)では8月の千葉豪雨でまいたばかりの種が土ごと流出し、残った種がようやく芽吹いたところだったが、今回の台風で流された。
停電が復旧し、24日に営業を再開したものの、JR内房線の運休や道路の通行止めが影響し、台風が過ぎて最初の週末となった26日の客足はまばら。広報イベント担当の中島壮さん(51)は「開店休業状態。修繕費用も含めると損害はかなり大きい」と明かす。
同県市原市の「市原ぞうの国」では、飼育小屋近くのフェンスが倒木で壊れた。駐車場も土砂に覆われ、3分の1ほどしか車を止められない状態という。担当者は「千葉豪雨があったお盆から、台風25号が襲来したシルバーウィークにかけての売り上げは想定の10分の1程度。土砂の後始末もしなければならず、経営が大変だ」と話した。
一方、神奈川県鎌倉市ではJR鎌倉駅周辺で大規模な冠水が起きたが、復旧が進んだ。駅近くの商店街「小町通り」には26日、客足が戻った。
小町通りで串焼き店など3店舗を経営する男性(48)は2店舗が浸水し、シルバーウィーク中の売り上げは予想の半分ほどに落ち込んだ。男性は「食べ歩きが人気の鎌倉は天候に左右されやすい。今は元気に営業しているので、多くの人に訪れてもらえたら」と期待した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260927-GYT1T00042/
観光名所の養老渓谷 停電や断水続く 旅館も営業できず 千葉
削除2026年9月26日 22:05
台風25号の影響で、千葉県南部の観光名所「養老渓谷」の温泉街では停電や断水が続き、一部の旅館では営業ができない状態になっています。
「養老渓谷」は市原市と大多喜町にまたがる自然豊かな風景を散策できる県内有数の観光地で、温泉街にある旅館の一部では台風25号の影響で停電や断水が続いています。
このうち、秋葉保雄さんが経営する旅館では今月21日の夕方から電気や水が止まったままで、宿泊客の受け入れができなくなっています。
この影響で、10組以上の予約をキャンセルにしたほか、保管していた食材を廃棄することになり、被害額は少なくとも120万円に上っているということです。
また、旅館とつながる自宅で暮らしているため、秋葉さん自身の生活にも影響が続いていて、26日も市が設置する給水所を訪れて生活に必要な水を確保したり、充電スポットで携帯電話を充電したりしました。
秋葉さんの旅館は、3年前の台風でも1階部分が浸水する被害を受けていて、1年間、営業ができなくなりました。
今回、浸水の被害はありませんでしたが、21日の夜から翌日の昼前にかけて土砂崩れによる通行止めで温泉街の外に出ることができず、6組の宿泊客が停電と断水の中、宿の中で過ごしたということです。
3年前の経験から備えていたランタンやうちわを配って対応しましたが、水や電気が復旧しないと営業を再開することができず、頭を悩ませています。
秋葉さんは「浸水しなくてよかったと思う一方で、毎年、大雨に備えないといけなくなってしまったのだと痛感しています。お客さんを受け入れられる状況になったら温かい手料理と温泉でおもてなしをしたいので、また来ていただきたいです」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260926de52618
台風25号の記録的大雨から1週間 千葉と神奈川で13人が死亡
削除2026年9月28日 5:46
大雨情報
台風25号に伴う記録的な大雨から28日で1週間となり、これまでに千葉県と神奈川県で13人が亡くなりました。
千葉県では依然として冠水や停電が続いている地域もあり、その解消が課題となっています。
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県では土砂崩れに巻き込まれるなどして、鴨川市、袖ケ浦市、山武市、茂原市、印西市であわせて8人が死亡し、神奈川県では三浦市で2人、横須賀市で3人のあわせて5人が死亡しました。
千葉県によりますと、長柄町の70代男性や市原市の60代男性など、あわせて3人の行方がわからなくなっています。
住宅への被害も相次ぎ、これまでに千葉県では1697棟、神奈川県では7棟の被害が確認されています。
堤防が決壊した千葉県の印旛沼の周辺では依然として冠水が続き、排水作業や堤防の応急復旧が進められていて、関東地方整備局などは10月上旬までには応急的な復旧工事を終えることを目指しています。
28日午前4時半の時点で千葉県ではおよそ4010戸が停電していて、県は、国や復旧作業にあたる建設業協会、それに電力会社などで作るプロジェクトチームを立ち上げ対応に当たっています。
このほか、千葉県内では鉄道の運転の見合わせが続いているところもあり、交通インフラの復旧も課題となっています。
千葉県内の住宅被害は 避難続ける人たちも
住宅の被害はあわせて1697棟にのぼります。
内訳は「全壊」が鴨川市や佐倉市などで40棟、「半壊」が茂原市や佐倉市などで57棟、「一部損壊」が千葉市や市原市などで66棟となっています。
「床上浸水」は佐倉市や山武市など29の自治体で673棟、「床下浸水」は、鎌ケ谷市や大網白里市、成田市の北印旛沼などの堤防の決壊によって浸水した区域の推計なども含め、33の自治体で861棟となっています。
市原市や鴨川市など14市町の29か所で、103世帯の196人が避難を続けているということです。
千葉県内 交通への影響も続く
JR東日本によりますと、台風25号の影響で、総武本線は榎戸駅と八街駅の間で27日から運転を再開しましたが、八街駅から成東駅の区間は上下線で運転見合わせが続いており、復旧までに1か月程度かかる見込みだとしています。
いずれも上下線で運転の見合わせが続いている久留里線の木更津駅と久留里駅の間は10月3日から運転再開を目指しますが、久留里駅から上総亀山駅の間は運転再開の見通しは立っていないということです。
成田線の佐原駅と銚子駅の間は上下線で運転を見合わせていますが、10月4日から運転の再開を目指すとしています。
内房線は、姉ケ崎駅と木更津駅の区間が線路に土砂が流入するなどして上下線で運転を見合わせており、復旧に少なくとも3か月程度かかる見込みです。
JR東日本は復旧に時間を要する区間について、28日から一部で代行輸送を始める予定です。
バスの代行輸送を行うのは、総武本線の八街駅と成東駅の間、成田線の佐原駅と銚子駅の間、久留里線の木更津駅と久留里駅の間です。
久留里線の久留里駅と上総亀山駅の間では、タクシーによる代行輸送を行うということです。
一方、内房線の姉ケ崎駅と木更津駅の間は、必要なバスを確保できていないことから、代行バスの運行を台数が確保できるまで見送ることになりました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260928de52757
台風25号の記録的大雨から1週間 死亡は14人に 2人行方不明
削除2026年9月28日 5:46
(2026年9月28日 18:51更新)
大雨情報
台風25号に伴う記録的な大雨から28日で1週間となり、これまでに千葉県と神奈川県で14人が死亡し、2人の行方がわからなくなっています。
台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県では土砂崩れに巻き込まれるなどして鴨川市、袖ケ浦市、山武市、茂原市、印西市、市原市であわせて9人が死亡し、神奈川県では、三浦市で2人、横須賀市で3人のあわせて5人が死亡しました。
千葉県によりますと、長柄町の70代男性などあわせて2人の行方がわからなくなっています。
住宅への被害も相次ぎ、これまでに、千葉県では1809棟、神奈川県では7棟の被害が確認されています。
また、堤防が決壊した千葉県の印旛沼の周辺では、依然として冠水が続き、排水作業や堤防の応急復旧が進められていて、関東地方整備局などは来月上旬までには応急的な復旧工事を終えることを目指しています。
このほか、28日午後5時半時点で千葉県ではおよそ3900戸が停電していて、県は、国や復旧作業にあたる建設業協会、それに電力会社などで作るプロジェクトチームを立ち上げ、対応に当たっています。
このほか、千葉県内では鉄道の運転の見合わせが続いているところもあり、交通インフラの復旧も課題となっています。
台風25号の大雨で土砂崩れがあった神奈川県三浦市のアパートで27日、1人が遺体で見つかり、行方が分からなくなっていた住人の20代の女性と確認されました。
今月21日の午後、三浦市南下浦町上宮田にある2階建てのアパートに土砂が流れ込み、1階に住んでいた20代の女性の行方がわからなくなっていました。
警察と消防、それに自衛隊が捜索を続けていましたが、27日午後、アパート付近の土砂の中から遺体が見つかり、県などによりますと住人の20代の女性と確認されました。
また、千葉県によりますと、市原市で市内を流れる川から27日に男性1人が遺体で見つかり、行方不明となっていた60代の男性と確認されました。
土砂災害が相次ぐ
台風25号による記録的な大雨で関東では千葉県や神奈川県で土砂災害が相次ぎ、27日午後8時の時点で、住宅周辺での土砂災害があわせて267件確認されています。
今月24日の時点では114件でしたが、確認が進んで数が大幅に増えました。
自治体別にみますと、千葉県が186件で、このうち市原市で79件、袖ケ浦市で32件、千葉市で15件などとなっています。
また、神奈川県が76件で、このうち三浦市が37件、横浜市が14件、横須賀市が11件などとなっています。
このほか、東京都が世田谷区や品川区などで4件、栃木県が足利市で1件となっています。
国土交通省によりますと、各自治体で調査が続いているため、今後も数が増える見込みだということです。
土砂崩れが発生したあと斜面に土砂がとどまっていることがあるため、国土交通省は今後少ない雨でも崩れるおそれがあるとして、近づかないよう呼びかけています。
千葉県内の住宅被害は
千葉県によりますと、住宅の被害はあわせて1809棟にのぼります。
内訳は、「全壊」が鴨川市や佐倉市などで44棟、「半壊」が茂原市や佐倉市などで86棟、「一部損壊」が千葉市や市原市などで86棟となっています。
また「床上浸水」は佐倉市や山武市など31の自治体で683棟、「床下浸水」は、鎌ケ谷市や大網白里市、成田市の北印旛沼などの堤防の決壊によって浸水した区域の推計なども含め、37の自治体で910棟となっています。
千葉県内 交通への影響も続く
JR東日本によりますと、台風25号の影響で、総武本線は榎戸駅と八街駅の間で27日から運転を再開しましたが、八街駅から成東駅の区間は上下線で運転見合わせが続いており、復旧までに1か月程度かかる見込みだとしています。
いずれも上下線で運転の見合わせが続いている久留里線の木更津駅と久留里駅の間は来月3日から運転再開を目指しますが、久留里駅から上総亀山駅の間は運転再開の見通しは立っていないということです。
成田線の佐原駅と銚子駅の間は上下線で運転を見合わせていますが、来月4日から運転の再開を目指すとしています。
内房線は、姉ケ崎駅と木更津駅の区間が線路に土砂が流入するなどして上下線で運転を見合わせており、復旧に少なくとも3か月程度かかる見込みです。
JR東日本は復旧に時間を要する区間について、28日から一部で代行輸送を始める予定です。
バスの代行輸送を行うのは、総武本線の八街駅と成東駅の間、成田線の佐原駅と銚子駅の間、久留里線の木更津駅と久留里駅の間です。
久留里線の久留里駅と上総亀山駅の間では、タクシーによる代行輸送を行うということです。
一方、内房線の姉ケ崎駅と木更津駅の間は、必要なバスを確保できていないことから、代行バスの運行を台数が確保できるまで見送ることになりました。
JR運休で移動困難 木更津駅前で高速バスに長い列
JR東日本によりますと、内房線の姉ケ崎駅と木更津駅の区間は、台風25号の影響で線路内へ土砂が流入するなどして復旧に少なくとも3か月程度かかる見込みで、JRは当初、28日からこの区間で代行バスを運行して対応する予定でした。
しかし、バスの台数を十分に確保できないことから代行バスの運行が見送られ、28日、木更津駅前では東京方面などに向かう高速バスの乗り場に東京の会社や大学に通う人などの長い列ができていました。
木更津市に住み、県内で仕事があるという10代の会社員は、「今のままだと通勤に2時間以上かかるので早く復旧してもらうか、代行バスを運行してほしい。朝も早く起きる必要があるため疲れてしまい、困っている」と話していました。
内房線は総武本線や京葉線と相互直通運転しているほか、木更津駅の利用者数は1日あたりおよそ2万5000人にのぼり、通勤や通学などで多くの人が利用しています。
JR東日本は関係機関と調整を行い、十分な台数のバスを確保できしだい、代行バスを運行したいとしています。
学校では保護者が車で送迎
内房線の姉ケ崎駅と木更津駅の区間の周辺にある学校では、保護者が車で送迎するなどの対応を迫られています。
このうち県立木更津高校は、登校が難しかったり始業時間に間に合わなかったりする場合でも生徒を欠席や遅刻の扱いとせず、オンライン配信を活用して授業を受けられるようにしています。
また高校は保護者などが車で送迎できるよう、近くの図書館や幼稚園の駐車場を臨時で借りていて、28日は生徒たちが車から降りて登校する姿が見られました。
親の送迎で通学している1年生の男子生徒は「電車が使えないので車で送ってもらっているが、家族と話し合い、来月からは自宅でアプリを使って授業を受けようと思う。クラスの3分の1くらいが登校できない状況で、できるかぎり早く電車を復旧させてほしい」と話していました。
また、1年生の女子生徒は「両親に毎日、送迎をお願いするのは、親にとっても難しいので曜日を決めて登校しようと思う。学校に通えなくなるので代行バスを出してほしい」と話していました。
このほか、孫の1年生の生徒を送った70代の女性は「代行バスのめどが立つまで気長に待つしかない」と話していました。
自衛隊に災害派遣要請 道路開通を支援
自衛隊は千葉県から要請を受け、28日朝、市原市や茂原市など9つの自治体の11か所で、土砂崩れのため通れなくなっている道路で倒木の撤去作業などを行っています。
土砂崩れの影響で道路が通行できず、停電の復旧作業が難航しているとして、千葉県は27日、自衛隊に災害派遣を要請し支援を求めていました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260928de52757
千葉 印旛沼の決壊“避難の呼びかけ”自治体によって対応に差
削除2026年10月2日 19:28
(2026年10月2日 19:55更新)
千葉豪雨
堤防が決壊した千葉県印旛沼周辺の浸水被害についてNHKが取材したところ、避難情報の発表基準が明確に定まっておらず、避難の呼びかけ方が自治体ごとに異なっていたことがわかりました。
千葉県では今後、対応を検証したいとしています。
先月の台風25号に伴う記録的な大雨で、千葉県の印旛沼やその周辺の堤防が決壊し、成田市ではおよそ300棟の住宅が水につかったと推計されているほか、栄町では60棟余りが浸水被害を受けました。
記録的な大雨によって、印旛沼の水位は先月21日の午後8時半すぎに安全に水をためられる計画高水位の4.25メートルに達し、千葉県は午後8時50分、氾濫のおそれがあるとして、自治体に避難指示の発表を促す「氾濫危険情報」を出しました。
その後も沼の水位は上がり続け、22日の午前4時すぎの時点で4.84メートルと1969年に県が管理を始めて以降、最も高い水位を記録し沼やその周辺の川など4カ所で堤防が決壊しました。
住民にはどのように避難が呼びかけられたのか。
NHKが取材したところ自治体によって呼びかけ方に違いがみられました。
このうち栄町は、21日午後7時半に、水位が4メートルを超えて計画高水位に達することが見込まれるとして、浸水のおそれがある地区に避難指示を発表しました。
一方、成田市は、水位が上昇していることを受けて防災行政無線で21日の午後3時には注意を促す放送を行い、午後6時20分には早めの避難を呼びかけました。
その後、県から氾濫のおそれがあるとして氾濫危険情報が出された際には、避難指示の発表や呼びかけは行わず、次に呼びかけを行ったのは22日の午後0時10分でした。
成田市はすでに避難を促す呼びかけを行っていたことや、周囲が暗くなり移動が危険だったためだとしています。
千葉県や各自治体によりますと、印旛沼は水位に応じて避難情報を発表する水位周知河川に指定されておらず、各自治体で避難情報の発表基準が明確に定められていなかったということです。
千葉県河川環境課は「水位周知河川に指定していなかったが、準じた運用はしていたので、氾濫危険情報を受けて自治体が避難指示を出すことを期待していた。水位は住民の避難に結びつく大切な情報なので、速やかな情報提供に努めるとともに、今後の課題として検証し、対応を検討したい」としています。
印旛沼 決壊までの水位と雨の状況は
堤防が決壊した北印旛沼では、台風25号に伴う雨が弱まってからも水位の上昇が続き、雨がやんだあとに観測史上最も高い水位に達していました。
北印旛沼の近くにある千葉県成田市の観測点では、台風が南の海上にあった先月20日から雨が降り始め、台風が関東に近づいた先月21日午後3時までの1時間には42.5ミリの激しい雨を観測し、その後も5時間にわたって強い雨が降り続きました。
印旛沼の水位を管理する水資源機構によりますと、台風25号に備えて、先月20日までにあらかじめ水位を下げていたということです。
しかし、雨が降り続くなかで水位は次第に上昇し、北印旛沼では21日午後3時の水位が3.51メートルとなっていました。
その後も、雨が降るなかで午後5時には3.72メートル、午後6時には3.86メートル、午後7時には3.98メートルと水位の上昇が続き、午後8時50分には安全に水をためられる目安の計画高水位に達したとして千葉県は氾濫危険情報を発表しました。
雨は21日の午後10時には弱まりましたが、水位は上昇し続け、4.41メートルに到達。
翌日の22日午前1時には4.72メートルとなり、午前4時20分には観測史上最も高い4.84メートルに達しました。
千葉 成田市の対応は
千葉県成田市は、今回の印旛沼周辺での浸水被害について、避難指示などの避難情報は発表せず、防災行政無線で3回、注意喚起や早めの避難などを呼びかけたということです。
1回目の放送は先月21日の午後3時で、北印旛沼の水位が上がっていたことから「氾濫注意水位」にあたる3.4メートルに達したことを受けて、注意を促したということです。
その後も水位が上昇し、対象地域に高齢者が多く、夜遅くなってからの避難は危険を伴うとして、午後6時20分に2回目の放送を行い、早めに安全な場所へ避難するよう呼びかけたとしています。
午後8時50分に県から「氾濫危険情報」が発表された際には、避難を促す呼びかけを行っていたことや、周囲が暗い時間帯で移動はかえって危険だとして、避難指示の発表や避難の呼びかけを行うことはありませんでした。
翌日の先月22日の午前1時すぎには、印旛沼周辺で浸水被害が発生しているという情報が寄せられ、その後、沼周辺の堤防が壊れ、水があふれていることが確認されました。
市がすぐに避難するよう放送を行ったのは、それから半日ほどたった22日の正午ごろでした。
市は避難指示や緊急安全確保を発表しなかったことについて、「危険が差し迫った状況だったので、発表の手続きに時間がかかる避難指示よりも防災行政無線の方が早く伝えられると判断した」としています。
一方、対象地域の住民からは「避難の呼びかけは聞こえなかった」といった声もあがっています。
市は、避難指示を出す明確な基準がないなか、「現状でできる最善の策を尽くした」としたうえで、今後、対応を検証していくとしています。
千葉 栄町の対応は
千葉県栄町は印旛沼の水位が急上昇するなか、避難指示を発表し浸水のおそれがある地域の住民に避難を呼びかけました。
最初の呼びかけは先月21日午後5時で、北印旛沼の水位が上がっていたことから浸水のおそれがある地域の住民に対し避難所を開設したので早めに避難するよう防災行政無線で呼びかけました。
その後も水位が上がり、水位が4メートルを超え、計画高水位に達すると想定されたため午後7時半に浸水のおそれがある3つの地区に避難指示を発表しました。
さらに翌日の22日午前4時50分に浸水が確認されたことから、その後、防災行政無線で重ねて避難を呼びかけるとともに、消防団も地区を回って住民に直接声をかけたということです。
町は「避難指示を発表する明確な基準はなかったが、印旛沼の水位の状況を見ながら危険性が高いと判断し避難指示を発表した。関係機関とともに今回の対応を検証したい」としています。
避難の呼びかけ 住民の受け止めは
堤防が決壊した印旛沼の周辺では、多くの住宅や農地が被害を受けました。
このうち、成田市大竹では、2日も複数の住宅で水につかった家具などを運び出す人の姿がみられました。
地区の住民からは、市からの避難の呼びかけに気づかなかったとして、情報の伝え方を見直してほしいという声も聞かれました。
このうち、自宅が床上40センチほどまで浸水する被害を受けた宮崎英樹さんは、当時、市の防災行政無線の放送に気づかなかったということです。
宮崎さんは「雨や車の音などにかき消されるため、防災行政無線は聞こえにくい。浸水などの情報を把握したタイミングでもっと避難の呼びかけをしてもよかったのではないか。一歩間違えたら命を落とした人もいたと思う。高齢者が多い地域なので、確実に早く情報を届ける仕組みを考えてほしい」と話していました。
また、自宅が床上40センチまで浸水した30代の女性は、22日の午前6時ごろに親類に起こされて初めて浸水の状況を知ったということです。
女性は「防災行政無線の内容は聞き取れず、大丈夫だと思っていた。1階で寝ている家族もいたので気づかなかったら命はなかったと思う」と話していました。
また、自宅が浸水した40代の男性は「防災行政無線の内容は聞き取れなかった。印旛沼が決壊するなんて誰も想像していないだろうから仕方ない面もあると思う。今回のことを踏まえ情報の伝え方を考えてほしい」と話していました。
専門家「平時から県と市町で情報共有を」
自治体ごとに避難の対応が分かれたことについて、専門家は「沼を管理する千葉県と周辺の自治体の間で災害時の対応を事前に決めておくことが重要だ」と指摘しています。
印旛沼の治水などに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授によりますと、千葉県が印旛沼の氾濫危険情報を発表する基準とした「計画高水位」は、堤防が壊れることなく安全に水をためたり流したりできる上限の水位で、この水位を超えると堤防が損傷したり決壊したりするリスクが高まるということです。
今回、「計画高水位」に達したため千葉県が「氾濫危険情報」を自治体に向けて出しましたが、どの程度危険な状態なのか、危機感の共有ができていなかった可能性があると指摘しています。
そのうえで、二瓶教授は印旛沼周辺は低地のため、1か所決壊しただけでも複数の自治体に浸水が広がるおそれがあるため、避難情報の発表は各自治体でばらつきがないよう行うことが重要だとしています。
二瓶教授は、「沼を管理する千葉県と周辺の自治体の間で、災害時の対応を事前に決めておくことが重要だ。そのうえで、平時から訓練を行うなどして連携を深めてほしい。今まで被害が起きなかった印旛沼でも記録的な大雨で大きな被害が出てしまった。全国のほかの湖や沼などでも同様にリスクがないか確かめる必要がある」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261002de53805
台風25号 千葉 盛り土崩落 少なくとも5件 過去に危険性指摘も
削除2026年10月2日 19:36
台風
台風25号による大雨で、千葉県内では建設残土などを積み上げた盛り土が少なくとも5か所で崩れ、住宅や道路などに被害が出ました。5か所はいずれも行政が事前に危険性を把握していて、過去に崩落したケースや無許可で盛り土が続けられていたケースもありました。
県などによりますと、崩落が確認されたのは、酒々井町、袖ケ浦市の2か所、市原市、木更津市のあわせて少なくとも5か所です。
このうち酒々井町馬橋地区では、崩れた土砂が排水路を塞ぎ、周辺では浸水被害が長期間続いています。この盛り土は、静岡県熱海市の土石流災害を受けた全国の「盛り土総点検」で、県から「災害防止措置が講じられていない」と指摘されていました。2016年にも盛り土が崩れて住宅地が冠水していて、町は事業者に撤去を求めてきましたが、応じなかったということです。町はことし2月から、およそ200メートル下流にある別の盛り土を行政代執行で撤去していて、今回崩れた盛り土についても同様の対応を予定していました。
一方、袖ケ浦市大竹では、盛土規制法に基づく規制が始まったあとに、必要な許可を得ずに造成された盛り土が崩れ、土砂が道路や水田に流れ込みました。県は事業者に安全対策を求めていました。県などは崩落の原因や被害状況を調べ、今後の安全対策を検討しています。
盛り土崩落で住宅が損壊した住民「ずさんな管理だ」
今回の台風で盛り土が崩落した県内の5か所のうち、袖ケ浦市の川原井地区では住宅や田んぼに大量の土砂が流れ込みました。自宅が大きく壊れた男性は「ずさんな管理の結果で、業者は責任を負うべきだ」と憤っています。
県や袖ケ浦市によりますと、この地区で崩落した盛り土は2015年ごろから太陽光パネルを設置するために使われていたということです。この場所も過去に台風などで土砂が流出したことがあり、2021年度の「盛り土総点検」では「必要な災害防止措置が確認できない」と指摘されていました。
住宅が被害に遭った大橋賢二さん(70)によりますと、大雨が降った9月21日の夜、激しい揺れとごう音の直後、自宅に大量の土砂が流れ込んできたということです。大橋さんは直前に斜面から離れた2階の部屋に避難していて、危うく難を逃れましたが、自宅は1階が押しつぶされ、2階も大きく傾きました。被害のあと、盛り土を管理する業者側から大橋さんに連絡があり、「自然災害のため、補償はできない」と伝えられたということです。
NHKはこの業者に取材を申し込みましたが、回答は得られませんでした。
大橋さんは 「熱海の土石流と同じでずさんな管理の結果だと思う。行政にはきちんと規制してほしいし、業者は責任を取り、今後、自分と同じ目に遭う人が出ないようにしてほしい」 と話していました。
県内の不適切盛り土は全国で3割 背景と対策は
千葉県では、2021年度に行われた全国の「盛り土総点検」で、何らかの是正措置が必要とされた盛り土が329か所確認され、全国のおよそ3割を占めていました。県によりますと、千葉県は首都圏から近いうえ、平たんな土地や丘陵地が多く、首都圏各地の工事などで出た建設残土が持ち込まれやすい背景があるということです。
こうした残土の埋め立てをめぐっては、土壌汚染や崩落などのおそれがあるとして、千葉県は1997年、都道府県では全国で初めて、一定規模以上の埋め立てについて許可を必要とする条例を制定しました。さらに、2021年に静岡県熱海市で起きた土石流災害を受けて法律が改正され、千葉県でも去年から、「盛土規制法」の運用が始まり、罰則が強化されるなどしました。
一方で、課題となっているのは、過去に造成された盛り土だけではありません。法律の運用が始まったあとも、無許可で盛り土が行われるケースが確認されています。
そのひとつが、今回崩落した袖ケ浦市大竹の現場です。この現場では、盛土規制法の運用が始まったあとに無許可で盛り土が行われ、県は、法律に基づき、安全な状態にするよう事業者に文書で指導していました。こうした中、今回の大雨で盛り土の一部が崩れ、土砂や木々が水田や道路に流れ込むなど、周辺に被害が出ました。
また、県や自治体によりますと、残土は、人目につきにくい場所や時間帯に持ち込まれることも多く、誰が、いつ土を持ち込んだのかを早い段階で把握することが難しいということです。このため県は、自治体と連携したパトロールや衛星画像の活用などによって、違反の早期発見や指導につなげる取り組みを進めています。
千葉県ヤード・残土対策課は、「各自治体とも協力して早期の発見と指導に向け対策を進めるとともに、市町村と連携しながら、個別に危険を周知していきたい」とコメントしています。
専門家「行政代執行がしやすい仕組み作りを」
盛り土の規制などに詳しい上智大学法学部の北村喜宣教授は、自然災害による盛り土の崩落で被害が出た場合について、「民法の規定では土地の所有者など盛り土を管理する側の不法行為責任が問われる。災害を防ぐための措置がとられていなければ、過失による責任が認定されることになるだろう」と話しています。
一方、2023年に施行された「盛土規制法」は、危険な状態で放置された盛り土は法律が適用される前に運び込まれたものも規制対象になり得るとして、「規制の要件を満たした盛り土に対して、県や自治体は撤去や改善に向けた指導や命令を積極的に行うべきだ」と指摘しました。
その上で、「特に危険な盛り土は素早く行政代執行に取り組む必要があるが、費用の回収が難しいがゆえに自治体側のハードルが高い。土砂を排出した業者に対し、その量に応じた『基金』を徴収しておき、行政代執行の費用を負担させるような仕組みが作れれば、危険な盛り土にも素早く対処できるのではないか」と提言していました。
酒々井町 対策途中で再び盛り土崩落
酒々井町では、10年前にも崩落が起き、その後の調査でも対策が必要とされていた盛り土が、工事の途中で再び崩れました。土砂が排水路をふさいだため、近くの住宅地ではいまも冠水が続いています。
盛り土が崩れた酒々井町馬橋地区では、町によりますと、台風25号による大雨で現場付近の盛り土が崩れ、土砂が排水路に流れ込んで水の流れをせき止めました。このため雨がやんだあとも周辺から水が集まり続け、十分な排水ができず、住宅や道路の冠水が長期間続いています。町などはポンプ車による排水作業を続けていますが、2日時点でも住民23人が避難生活を続けています。
この場所では2016年にも大雨で盛り土が崩れ、土砂が排水路をふさいで周辺で冠水被害が発生しました。町はその後、盛り土をした事業者に撤去を求めてきましたが、事業者側は資金難のほか、「複数の業者が関わっていて自分たちだけの責任ではない」などとして応じなかったということです。
さらに、2021年の熱海市の土石流災害を受けて行われた全国の盛り土総点検では、千葉県が「必要な災害防止措置が確認できない」として対策が必要な場所にあげていました。その後の町の調査でも、盛り土が安定した状態ではないことが確認されたため、町はことし行政代執行で撤去を進めていました。しかし、工事が終わっていなかった上流側の盛り土が今回の大雨で崩れ、再び排水路がふさがれました。
町は国や県の協力を得ながら、排水路の復旧や残る盛り土の安全対策を進めるとしています。
9か月前にこの地域に引っ越してきた保科勇太さんは、「ハザードマップでは浸水想定区域にも土砂災害警戒区域にもなっていなかったので、安心して住んでいました。このようなことになるとは思っていませんでした」と話していました。また、50年以上この地域に住む70代の男性は、「10年前にも盛り土が崩れたことがあり、危険性は分かっていました。町も工事を進めていましたが、上流側が先に崩れてしまい、間に合わなかったという感じがしています」と話していました。
千葉県の「盛り土」崩壊で国交省が全国に対策を求める通知
国土交通省は、違法性や危険性がある盛り土については、「盛り土規制法」に基づいて、土地の所有者に代わって撤去する行政代執行や、所有者の刑事告発など、必要な対応を速やかにとるよう全国の都道府県などに通知しました。この中では、大雨の影響で、盛り土が崩れるなどして危険性が高まっていないか、状況を把握することも求めています。
井林国土交通大臣は、2日の閣議後の会見で、「台風25号の大雨では、不適切な盛り土が災害を引き起こした場合、地域に深刻な影響を及ぼすことが改めて示された。必要な場合には、自治体はためらうことなく、適切な措置を講じてほしい」と述べました。
木原官房長官 規制法の着実運用で安全確保
木原官房長官は午後の記者会見で「不適切な盛り土がひとたび災害を引き起こした場合に、地域住民の生活や安全に深刻な影響を及ぼしうることが改めて示されたと受け止めている」と述べました。
その上で「政府としては、『盛り土規制法』に基づき、必要に応じてちゅうちょなく適切な措置を講じるよう、都道府県などに働きかけてきたところだが、国土交通省から改めてこの趣旨を徹底するよう通知を発出したところだ。引き続き『盛り土規制法』の着実な運用を通じて、災害の未然防止と住民の安全確保を推進していく」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261002de53849
千葉 印旛沼 堤防4か所決壊 最後の1か所をふさぐ工事が完了
削除2026年10月3日 12:11
千葉県
台風25号に伴う大雨で堤防が決壊し、広い範囲が浸水した千葉県の印旛沼で決壊したか所をふさぐ工事が3日、完了しました。
台風25号に伴う記録的な大雨で水位が上昇し、北印旛沼など4か所で堤防が決壊して、成田市や栄町で住宅や農地などに大きな被害が出ました。
決壊した4か所のうち、3か所では応急的な復旧工事が完了していました。
残る1か所の幅およそ70メートルにわたって堤防が決壊した成田市の船形干拓付近でも、国土交通省が工事を進めてきました。
国土交通省によりますと3日午前6時までに決壊したか所をふさぐために石や土砂を積み上げ、遮水シートを設置する作業が完了したということです。
3日から堤防の代わりとして鉄板を二重に打ち込む作業に移り、応急的な復旧工事を完了したいとしています。
国土交通省関東地方整備局の荒井満 技術調整管理官は「水を止めることはできても、まだ堤防の代わりを果たせる状況にはない。1日も早く残りの工事を完了させたい。住民の皆さんには気象情報を注意深く確認するなど警戒を続けてほしい」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261003de54039
千葉 印旛沼の堤防決壊は「パイピング」現象が要因の可能性
削除2026年10月5日 18:49
千葉県
9月の台風25号で堤防が決壊した千葉県の印旛沼では堤防の周辺で砂が噴き出していた場所が複数見つかり、「パイピング」と呼ばれる現象が起きていたとみられることが専門家の調査で分かりました。
決壊した堤防のすぐ近くでも砂が噴き出していたことから、専門家は「パイピング」現象が堤防の決壊の要因となった可能性があると指摘しています。
千葉県の印旛沼とその周辺の河川では、9月22日から23日にかけて台風25号の接近に伴う大雨で4か所で堤防が決壊し、大規模な浸水被害となりました。
堤防の構造に詳しい早稲田大学の岡村未対教授は4日現地調査を行い、幅およそ70メートルにわたって決壊した成田市の「船形干拓」の周辺では、地中の砂が地表まで噴き上がる「噴砂」の痕跡を複数か所で確認しました。
「噴砂」は堤防の内部や地下に水の通り道ができて決壊の危険性が高まる「パイピング」と呼ばれる現象が起きる際にみられることが知られています。
噴砂が確認された場所から決壊地点まで最短50メートルほどと近く、周辺の地盤がよく似ていることから岡村教授は「パイピング」が堤防の決壊の要因となった可能性があると指摘しています。
調査では、決壊した場所以外でも堤防の周辺の複数か所で「噴砂」の痕跡が確認され、岡村教授は「今回の雨で堤防が弱くなっている可能性がある。再び、大雨となると今回の場所以外でも決壊するおそれもあるので、印旛沼の堤防全体の状況を詳細に調査する必要がある」と話していました。
パイピング現象とは 堤防決壊のメカニズム
川や沼などの堤防が決壊するメカニズムはいくつかあります。
このうち「パイピング」と呼ばれる現象は川や沼の水位が上がると徐々に堤防の内部や地下の地盤に水がしみこんで、やがて堤防の反対側の地表に水が漏れ出します。
しみこんだ水の量が増えると水の通り道ができて堤防を弱体化させ、最終的に決壊につながります。
水の通り道ができなくても水の流れによって堤防が削られたり、あふれた水がのり面を削って決壊させることもあります。
国土技術政策総合研究所が「パイピング」現象による堤防の決壊を再現した実験の動画では、堤防の下の部分だけだったひび割れが次第に上のほうへ広がり、最終的には堤防全体に亀裂が走って崩れる様子が確認できます。
印旛沼の浸水被害発生時を捉えたカメラの映像
千葉県にある印旛沼では堤防が4か所で決壊しましたが、最も南の地点から南におよそ500メートルにある成田市下方の養魚場に設置された防犯カメラの映像には決壊当時の状況が残されていました。
映像では先月22日の午前1時半すぎから冠水がはじまり、わずか数分で養魚場に勢いよく水が流れ込み、箱のようなものが流されてくる様子が確認できます。
このあと養魚場に流れ込んだ水はさらに増えていきましたが、映像は午前2時前を最後に記録されておらず、停電の影響と見られています。
養魚場によりますと、育てていたニシキゴイなどおよそ10万匹が流されたほか、事務所や店舗が浸水したり電気設備が壊れたりする被害があったということです。
養魚場の谷健治社長は「わずかな時間に一気に水が流れ込んだことに驚いています。復旧を急いでいますが再開の具体的なメドはたっていません」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54707
細野防災相 印旛沼など台風被害現場視察 “復旧復興を後押し”
削除2026年10月11日 20:27
千葉県
細野防災担当大臣は、先月の台風に伴う大雨で堤防が決壊し、広い範囲が浸水した千葉県の印旛沼などを訪れ、国として復旧・復興を全面的に後押しする考えを示しました。
細野防災担当大臣は、11日、先月の台風25号に伴う大雨で被害を受けた千葉県内の3か所を視察しました。
このうち、周辺の河川も含めて堤防が決壊し、広い範囲が浸水した印旛沼では、決壊した箇所をふさぐ応急的な復旧工事が完了した様子を確認し、担当者から説明を受けました。
また、県南部の観光名所「養老渓谷」では、大雨により、県道脇ののり面が崩落した現場などを見て回りました。
このあと、細野大臣は熊谷知事と今後の支援のあり方などについて意見を交わしました。
細野大臣は記者団に対し、今回の台風を含む大雨被害を「激甚災害」に指定する見込みになっていることを踏まえ「スピードをあげて、千葉県が行う事業を全面的に支援し、復旧・復興の取り組みを進めたい」と述べました。
一方、細野大臣は、熊谷知事から住宅が床上浸水の被害にあっても被災者生活再建支援金の支給対象とならないケースがあるとして制度の見直しを求められたことから、運用の改善などができないか検討する考えを示しました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261011de58005
秋雨前線停滞 熱帯低気圧は台風に発達の見込み 情報に注意を
返信削除2026年9月23日 19:47
気象
台風25号の影響で関東や伊豆諸島では記録的な大雨となり、氾濫や崖崩れによる被害が相次ぎましたが、土曜日以降、秋雨前線が停滞する見込みで、土砂災害などには引き続き注意が必要です。また、日本のはるか南の海上にある熱帯低気圧は、24日には台風に発達する見込みで、今後の情報に注意してください。
気象庁によりますと、23日は北日本や西日本では晴れましたが、関東や東海では低気圧の影響で雨が降りました。
気象庁によりますと、24日は関東などで晴れ間がのぞくところもある見込みですが、土曜日から日曜日ごろは秋雨前線が東日本や西日本付近にのびると予想され、各地で雨が降る見通しです。
記録的な大雨の被害を受けた地域では、地盤が緩んでいるほか、浸水が続いている地域もあり、十分注意してください。
また、日本のはるか南のフィリピンの東の海上には熱帯低気圧があり、24日には台風に発達する見込みです。
台風に発達したあとは北西寄りに進む見込みで、来週月曜日、28日ごろには強い台風となって沖縄の南の海上へ進むと予想されています。
その後の予報の幅はまだ大きく、気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260923de52032
台風26号が発生 今後の進路に注意
削除2026年9月23日 22:50
台風
23日午後、フィリピンの東の海上で台風26号が発生しました。
土曜日以降、沖縄の南の海上へ進む可能性があり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、23日午後9時、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が台風26号に変わりました。
中心の気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北側220キロ以内と南側110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は北西へ進んでいて、土曜日の26日ごろには沖縄の南の海上へ進み、その後、発達すると予想されています。
来週の予報の幅はまだ大きく、気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260923de52066
台風26号 沖縄の南を北上見込み 沖縄では27日以降大しけか
削除2026年9月25日 4:18
(2026年9月25日 12:13更新)
台風
台風26号は、沖縄県の南の海上を北寄りに進む見込みで、沖縄県では27日以降大しけとなり、風も非常に強く吹く見込みです。
台風はゆっくりとした速度となって影響が長引くおそれがあり、気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、台風26号は、25日午前9時には、フィリピンの東の海上にあって1時間に20キロの速さで西北西に進んでいます。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心の北側280キロ以内と南側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は26日には沖縄の南の海上を北寄りに進むと予想されていて、27日以降、速度を落として勢力を強めると予想されています。
沖縄県では26日からうねりを伴って波が高まる見込みで、27日以降、大しけとなり、風も非常に強く吹く見込みです。
速度を落とすため、影響が長引くおそれがあり、気象庁は、最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。
また、湿った空気の影響で伊豆諸島では局地的に雨雲が発達していて、午前11時半までの1時間には三宅島で84ミリの猛烈な雨が降りました。
関東甲信では午後は次第に雨の範囲が広がり、局地的に雨が強まる見込みです。
26日からは、秋雨前線が本州の南岸付近に停滞する見込みで、東日本と西日本の広い範囲で雨が降る見込みです。
記録的な大雨になった関東南部などでも26日明け方から雨が強まるおそれがあります。
これまでの大雨で地盤が緩んでいたり、堤防が損傷し浸水が続いていたりしている地域があり、雨の降り方に注意し、危険な場所には近づかないようにしてください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260925de52272
長崎 大村市付近 記録的短時間大雨 災害の危険迫る
返信削除2026年9月27日 6:03
大雨情報
気象庁によりますと、長崎県の大村市付近では、レーダーによる解析で午前5時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨」の気象防災速報を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260927de52643
前線停滞で九州北部大雨に 土砂災害など厳重警戒を 台風26号も
削除2026年9月27日 5:50
(2026年9月27日 13:21更新)
大雨情報
秋雨前線の影響で九州北部では断続的に非常に激しい雨が降っていて、1日で平年の9月1か月分の雨量を上回っているところがあります。各地にレベル4の危険警報が発表されていて、土砂災害や低い土地の浸水などに厳重な警戒が必要です。
気象庁によりますと、停滞する秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州北部には発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。
27日正午までの1時間には長崎県が雲仙市に設置した雨量計で49ミリの激しい雨を観測したほか、熊本県南阿蘇村でも40ミリの激しい雨が降りました。
正午までの24時間に降った雨の量は、福岡県大牟田市で274ミリと、平年の9月1か月分のおよそ1.6倍に相当する大雨になっています。
このほか、長崎空港で195ミリ、熊本県山鹿市で174.5ミリと、いずれも平年の9月1か月の雨量を超えています。
これまでの大雨で、福岡県と佐賀県、長崎県、それに熊本県にはレベル4土砂災害危険警報が発表されている地域があるほか、福岡県と熊本県にはレベル4大雨危険警報が発表されている地域があります。
九州北部では夜にかけて局地的に雷を伴って1時間に60ミリの非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
自治体からの避難の情報や周囲の状況を確認して、安全な場所で過ごすようにしてください。
台風26号 29日にかけて沖縄や鹿児島に接近予想
一方、気象庁によりますと、強い台風26号は、27日午後1時には、那覇市の南120キロの海上を1時間に15キロとやや速度を上げ、北北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径85キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風は、発達しながら北東へ進み、29日にかけて沖縄県や鹿児島県の奄美地方に近づくと予想されています。
沖縄県では風が次第に強まり、27日の最大風速は23メートルで最大瞬間風速は35メートルと予想されています。
28日は
▽沖縄県で最大風速が23メートル、最大瞬間風速は35メートル
▽鹿児島県の奄美地方で最大風速が17メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
波も高くなり、27日は沖縄県で6メートル、28日は沖縄県で7メートルと予想されています。
沖縄県では、高波に警戒するとともに、強風や土砂災害などにも十分注意が必要です。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260927de52641
前線停滞で九州北部大雨に あす激しい雨のおそれ 台風も急発達
削除2026年9月27日 5:50
(2026年9月27日 20:21更新)
大雨情報
秋雨前線の影響で西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり、27日は九州北部で記録的な大雨になったところもありました。
28日は北日本から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、土砂災害などに注意が必要です。
一方、台風26号は急速に発達していて、非常に強い勢力のまま28日にかけて沖縄・奄美に近づくおそれがあり、高波に警戒するとともに強風などにも十分注意してください。
気象庁によりますと、停滞する秋雨前線の影響で27日は九州北部に発達した雨雲が流れ込み続け、福岡県大牟田市では午後2時すぎまでの24時間に降った雨の量が281ミリと、9月としては統計を取り始めてから最も多くなりました。
九州北部では雨は弱まっているものの、これまでの大雨で地盤が緩くなっているところもあり、土砂災害などに注意が必要です。
28日は前線や湿った空気の影響などで、北日本から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水のほか、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
台風26号 急速に発達 沖縄・奄美に影響のおそれ
台風26号は急速に発達して非常に強い勢力となっていて、27日午後8時には那覇市の東南東130キロの海上を1時間に15キロの速さで北東へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から半径85キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
沖縄県では風が強まり、南城市では午後5時前に24.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
この時間、台風は沖縄本島地方に近づいていて、その後28日にかけて鹿児島県の奄美地方にも近づく見込みです。
28日にかけて予想される最大風速は沖縄県で23メートル、奄美地方で20メートルと非常に強い風が吹き、最大瞬間風速は30メートルから35メートルとなっています。
波も高く、28日は沖縄県で7メートルの大しけ、奄美地方で5メートルのしけとなる見込みです。
激しい雨も降る見込みで、台風の進路によっては風や雨がさらに強まるおそれがあります。
気象庁は高波に警戒するとともに、強風や土砂災害などにも十分注意するよう呼びかけています。
その後の進路の予報にはまだ幅がありますが、本州付近に近づく可能性があるほか、日本の南岸付近に停滞する前線に向かって台風から湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になって東日本を中心に大雨になるおそれもあり、最新の気象情報を確認するようにしてください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260927de52641
“スーパーエルニーニョ”も間接的に大雨影響か 専門家が指摘
返信削除2026年9月28日 19:27
気象
神奈川県や千葉県に大きな被害をもたらした台風25号による大雨から1週間です。
先月以降、前線や台風などによる大雨が相次いでいる要因について、専門家は極端なエルニーニョ現象の影響で、大量の水蒸気が日本に持ち込まれやすい状況になっていると指摘しています。
エルニーニョ現象はさらに規模が大きくなる見込みで今後も警戒が必要だと指摘しています。
先月から今月にかけて台風や前線の影響で各地で大雨が相次ぎ、今月20日から21日には、台風25号によって千葉県や神奈川県などで土砂災害や川の氾濫が相次いで発生しました。
大雨や台風による被害が相次いでいる要因について、異常気象に詳しい京都大学防災研究所の榎本剛教授はペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が影響している可能性があると指摘しています。
榎本教授が注目しているのは、その強さと領域です。
対象領域の海面水温が平年より2度以上高くなった場合、「スーパーエルニーニョ」と言われることもありますが、現在はその状態で冬にかけてさらに高くなる可能性があると指摘されています。
榎本教授は、この海面水温の高い領域に含まれる水蒸気が上空の東寄りの風、「偏東風」によって日本の南東まで流されていると分析しています。
さらにことしは、典型的なエルニーニョ現象の時より、海面水温が高い領域も広く、フィリピン付近の海上でも海面水温が30度ほどあるため、台風が発生しやすい状態になっているということです。
台風の北上に伴って、「偏東風」が運んだ水蒸気を台風が日本付近へ送り込む役割を果たし、大雨になりやすい状況が続いている可能性があるとしています。
榎本教授は「今回のエルニーニョ現象は冬にかけてこれまで経験したことのない規模になる見込みで、引き続き、異常気象が発生するおそれがある。まだ、台風シーズンや秋雨前線の停滞が続くことから、引き続き大雨に警戒が必要だ」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260928de52913
青森 五所川原 突風で車20台超にも被害 気象台が現地調査
返信削除2026年9月29日 15:05
青森県
28日突風が発生した青森県五所川原市では、建物に加え車20台あまりでも被害が確認されたということで、けさから気象台が現地で調査を行っています。
28日午後、青森県五所川原市脇元で突風が発生し、建物の屋根や外壁の一部が飛ばされたほか、車の窓ガラスが割れたりする被害も出ました。
市によりますとこれまでに少なくとも建物11棟、車21台で被害が確認されているということで、青森地方気象台は職員6人を現地に派遣し、29日午前10時ごろから調査を始めました。
調査にあたる職員は車の窓ガラスが割れるなどの被害が出た特別養護老人ホームを訪れ、当時の様子を聞き取ったり被害の状況を確認したりしていました。
現地では屋根や外壁の一部などが散乱していて、住民が後片づけの作業に追われていました。
青森地方気象台の三上康治次長は、「強い風がどのような現象だったのか調べる。きょうも風が強いので屋外での作業は注意してほしい」と話していました。
調査は午後まで続く見通しで、気象台は結果がまとまりしだい、内容を公表することにしています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260929de53085
青森 五所川原の突風 気象台“最大約65メートルの強さと推定”
削除2026年9月29日 20:26
(2026年9月29日 21:23更新)
気象
28日に青森県五所川原市で発生した突風について、青森地方気象台は、最大でおよそ65メートルの強さだったと推定されると発表しました。
28日午後、青森県五所川原市脇元で突風が発生し、市によりますと、建物11棟で屋根や外壁の一部が飛ばされるなどしたほか、車21台で窓ガラスが割れる被害などが確認されたということです。
青森地方気象台は29日、職員6人を現地に派遣して調査を行い、午後6時すぎに結果を発表しました。
それによりますと、当時、現場付近では活発な積乱雲が通過中で、被害や突風の跡は帯状に分布し、最大でおよそ65メートルの猛烈な風だったと推定されるということです。
突風の強さを6段階で判定する「日本版改良藤田スケール」と呼ばれる指標で、上から4番目の強さの「2」に該当するとしています。
一方で気象台は、竜巻の可能性はあるものの、特定には至らなかったとしています。
突風被害の住宅 屋根の大部分がはがれ落ちる
突風の被害の後片づけをしていた80代の男性の住宅では、2階にある屋根の大部分がはがれ落ち、天井部分から空が見える状態になっていました。
男性は親族や工事業者とともに、はがれた屋根の一部を家の外に出すなど作業に追われていました。
男性はこの地域におよそ20年住んでいるということで、「こんなことは初めてだ。この先どうやって暮らしていけばいいのかわからない。今夜も避難所のコミュニティセンターで寝泊まりする」と話していました。
「『ゴー』という聞いたことのない音」
また、別の女性が暮らす住宅でも飛んできた物が直撃し、屋根が壊れたり窓ガラスが割れたりする被害が出ました。
女性は「『ゴー』という聞いたことのない音がした。10分くらいのことで、ただ呆然としている。最悪な状況だ」と話していました。
“10月1日は雨” 気象台が対策呼びかけ
気象台によりますと、突風による被害が相次いだ五所川原市脇元では、10月1日、寒冷前線の通過に伴って雨が降る見込みで、屋根がはがれるなど大きな被害が出た住宅では30日までに応急的な対策をとってほしいとしています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260929de53186
千葉 堤防決壊した印旛沼周辺で警報基準を引き下げ 気象庁
返信削除2026年9月29日 16:46
千葉県
台風25号による大雨の影響で、堤防が決壊した千葉県の印旛沼の周辺では、ふだんよりも少ない雨で災害が発生する危険性が高まっていることから、気象庁は「レベル4大雨危険警報」など、浸水や氾濫に関する警報の発表基準を当分の間、引き下げることになりました。
千葉県の印旛沼では、9月21日、台風25号の記録的な大雨で北印旛沼や長門川の堤防が決壊しました。
気象庁は、周辺の地域ではふだんより少ない雨でも洪水などの災害が発生する可能性があるとして、千葉県の成田市と印西市、それに栄町について、浸水や氾濫に関する警報や注意報を発表する基準を引き下げると発表しました。
29日から当分の間、「レベル4大雨危険警報」、「レベル3大雨警報」、「レベル2大雨注意報」の発表のもととなる、「流域雨量指数」の基準が通常の7割に引き下げられます。
気象庁のホームページ上などで危険度を伝える「キキクル」には基準の引き下げが反映されているということです。
千葉県内では、8月に起きた千葉豪雨でも、千葉市と八千代市の大雨警報などの発表基準が引き下げられています。
気象庁は「ふだんよりも少ない雨でも洪水災害などの危険度が高まるので雨の降り方に十分注意して、防災気象情報や「キキクル」などを見て危険度を確認してほしい。警報などが発表された場合には危険な場所から早めに避難してほしい」と呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260929de53126
東京都心 34日連続で雨を観測 統計開始以来最長に 【なぜ?】
返信削除2026年9月29日 12:31
(2026年9月29日 19:08更新)
気象
東京の都心では、雨を観測した日数が9月29日で34日連続と、明治時代に統計を取り始めてから最も長くなりました。
なぜこれだけ続くのか?今後の見通しは?詳しくまとめました。
晴れた日もあったけど・・・最長記録の内訳は
東京の都心の観測点は現在は皇居の北にある北の丸公園にあります。
8月27日から雨を観測した日数が9月29日で34日連続となりました。
観測点は移っていますが、明治時代に統計を取り始めてから最も長かった2019年6月27日からの33日を超えて、最長となりました。
このデータはあくまで「雨が観測された日」で、昼間は晴れていた日もあります。
期間中の降水量は3倍~5倍
こうした日があった一方、期間中の降水量は、東京の都心を含む関東南部など、東日本の太平洋側で例年より多くなっています。
9月28日までの30日間の降水量は東京の都心で平年比275%の629.5ミリ、千葉市で平年比349%の718.5ミリ、横浜市で平年比291%の701ミリ、伊豆大島で平年比546%の1875.5ミリなどと平年の3倍近くから5倍余りとなっているところもあります。
日照時間も東北から東海の太平洋側を中心に少なく、東京の都心で平年比36%の46.8時間、横浜市で平年比36%の51.7時間、静岡県の川根本町で平年比36%の47.7時間、福島県田村市で平年比38%の51.2時間などとなっています。
なぜ続く? 偏西風と“ブロッキング高気圧”が影響
なぜ、秋雨前線が停滞しているのでしょうか。
気象庁によりますと、9月上旬ごろから上空を流れる偏西風が日本の西で蛇行しています。
偏西風の北側と南側で寒気と暖気のせめぎ合いが起こり、秋雨前線が発生します。
9月上旬から中旬ごろにかけては、アラスカ付近でも偏西風が蛇行していたことから、「ブロッキング高気圧」と呼ばれる高気圧が発生し、偏西風の流れや気圧配置が固定されやすくなっていました。
その後、ブロッキング高気圧は弱まりましたが、寒気と暖気のいずれも例年よりも強かったことから日本付近で秋雨前線の停滞が続き、そこに南からの湿った空気が流れ込み続けたことで、雨が多くなったと考えられるということです。
いつまで続く?
では、いつまで続くのか。
台風26号が通過したあとは日本の西から高気圧が張り出してくるため、こうした気圧配置は10月に入るといったんは解消される見込みです。
気象庁の1か月予報では10月下旬にかけては東日本の太平洋側は降水量と日照時間ともにほぼ平年並みと予想されています。
ただ、今後も台風が発生するなどして雨の日が数日続く可能性もあり、気象庁は最新の気象情報などを確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260929de52997
台風26号 伊豆諸島に近づく見込み 高波に警戒を
返信削除2026年9月29日 5:21
(2026年9月29日 19:19更新)
台風
台風26号は、10月1日にかけて伊豆諸島に近づく見込みで、高波に警戒するとともに土砂災害に十分注意が必要です。
台風26号は29日午後6時には、日本の南の海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいます。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。
台風は、勢力はしだいに衰えていますが、30日の夜から10月1日にかけて伊豆諸島に近づく可能性があります。
特に伊豆諸島の南部では波が高くなる見込みで、30日と1日の波の高さは6メートルと予想されています。
雨も強まり伊豆諸島南部では30日は1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
30日夕方までの24時間に降る雨の量は伊豆諸島の多いところで南部で80ミリ、北部で70ミリと予想されています。
伊豆諸島南部を中心に高波に警戒し、土砂災害に十分注意してください。
強風や落雷、突風にも注意が必要です。
また、台風25号による大雨で大きな被害を受けた千葉県や神奈川県でも10月1日にかけて雨が続く見込みで、千葉県では1日、警報級の大雨となる可能性もあります。
斜面が不安定になっているほか、損壊している堤防もあり、ふだんより少ない雨でも災害の危険性が高まるおそれがあり、最新の情報に注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260929de52959
長雨で体調不良の訴え相次ぐ 「気象病」の可能性を医師指摘
返信削除2026年9月30日 18:34
医療・健康
東京の都心で雨を観測した日数が9月30日で35日連続と統計を取り始めて最も長くなりました。
クリニックには頭痛などの不調を訴える人の受診が相次いでいて、医師は長雨や気圧の変化を原因とする「気象病」による不調が増えている可能性を指摘します。
30日も関東地方などでは雨が降り、東京の都心では雨を観測した日数が35日連続となっていて、気象庁によりますと、2019年の記録を上回り、統計を取り始めてから最も長くなりました。
頭痛などの体調不良訴える患者 相次ぐ
川崎市にあるクリニックでは、この1か月、頭痛などの体調不良を訴える患者が相次いで訪れていて、29日も頭痛が続いているという20代の女性が診察を受けていました。
女性は「1か月以上前から雨が降ると頭痛がひどく、集中力が続かないとか気持ち悪くなる感じもありました。旅行などを楽しみたいので晴れるとうれしいです」と話していました。
鷲崎一成医師 「気象病」を訴える人増加の可能性
診察をした脳神経内科医で気象予報士の資格を持つ鷲崎一成医師は、いわゆる「気象病」を訴える人が増えている可能性を指摘しています。
鷲崎医師によりますと、「気象病」は病名ではありませんが、気圧や気温などの変化によって自律神経に乱れが生じるなどして頭痛や精神面の不調が生じることを指すといいます。
クリニックを受診する患者は9月は去年の同じ時期と比べて1.5倍ほどに増えていて、鷲崎医師は、長雨の影響で「多雨疲労」とも呼ばれる不調を感じる人が増えている可能性があるということです。
家庭でできる対応策 マッサージやストレッチなど
家庭でできる対応策として、十分な睡眠や入浴、規則正しい生活を意識するほか、耳をつまんで引っ張ったり、耳を回したりするマッサージや腕を交互に上げる体操、それに頭の後ろにタオルを引っかけて引っ張るストレッチなども有効だといいます。
鷲崎医師
「頭痛を訴える人が多くて、雨の日や台風が来るとき、あとは寒暖差が激しい時に症状が出るという訴えが多い。気象病についてはまだ分かっていないこともあるが、規則正しい生活をして休息をとることなどを大事にしてほしい」
また、別の病気による場合もあるため、症状が改善しない場合は自己判断はせず、医療機関を受診することが大切だと指摘しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260930de53423
6月の台風8号は「千葉県に上陸」 気象庁 詳しいデータ解析で
返信削除2026年10月1日 0:56
気象
ことし6月に関東などに接近した台風8号について、気象庁は当初、千葉県の沿岸付近を進んだとしていましたが、データを詳しく解析した結果、千葉県に上陸していたと発表しました。
台風8号は、ことし6月東海や関東に接近し、梅雨前線や続けて接近した台風7号の影響もあって、各地で雨が強まりました。
この台風8号は、関東に接近した際には勢力を落としていて、気象庁は当初の解析で「千葉県南部の沿岸付近を進んだ」としていましたが、その後データを詳しく解析した結果、6月27日の午前5時ごろに千葉県館山市付近に上陸していたと発表しました。
これにより、ことしは6月に2つ、8月に1つと、合わせて3つの台風が上陸したことになります。
6月に2つの台風が上陸したのは、統計を取り始めて以降、1997年と2004年と並んで最も多くなっています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260930de53492
台風27号が発生 今後の情報に注意
返信削除2026年10月1日 4:58
台風
1日午前、日本のはるか南で台風27号が発生しました。今後北上する見込みで、気象庁は、今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、1日午前3時、日本のはるか南のマリアナ諸島付近で、熱帯低気圧が台風27号に変わりました。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は1時間に15キロの速さで西北西へ進んでいます。
台風は今後、北上する見込みで、進路予報には幅があることから気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261001de53515
台風27号 勢力を強めながら日曜日ごろ小笠原近海へ進む見込み
削除2026年10月1日 4:58
(2026年10月1日 18:50更新)
台風
台風26号は伊豆諸島や関東から離れ、1日は広い範囲で晴れて、関東甲信から沖縄で真夏日になったところもありました。
一方、日本のはるか南で発生した台風27号は日曜にも小笠原近海へ進む見込みで、今後の情報に注意するようにしてください。
気象庁によりますと、台風26号は1日午後には関東の東の海上を進んでいて、2日朝までには温帯低気圧に変わる見込みです。
2日は上空に寒気が流れ込む影響で北海道の日本海側北部を中心に大気の状態が非常に不安定になる見込みで、落雷や竜巻などの激しい突風、強い雨に注意が必要です。
気圧の谷などの影響で、千葉県など関東の沿岸部でも天気が崩れるところがあると予想されています。
土曜日は再び広い範囲で晴れる見込みです。
台風27号発生 最新情報の確認を
1日に発生した台風27号はマリアナ諸島を進んでいて、進路予報にはまだ幅がありますが、しだいに勢力を強めながら日曜日ごろには小笠原近海へ進む見込みです。
最新の情報を確認するようにしてください。
各地で気温上昇 名古屋や東京都心は真夏日に
前線も離れたため、北日本などを除く広い範囲で晴れて気温が上がりました。
日中の最高気温は群馬県桐生市で33.1度と、この地点で10月の記録としては最も高くなったほか、
埼玉県熊谷市で32.4度
沖縄県の石垣市登野城で32度ちょうど
鹿児島市で31.3度
名古屋市で30.3度
東京の都心でも30度ちょうどと、各地で30度以上の真夏日となりました。
台風26号の大きな被害なし 八丈島の人たちは
台風26号が接近した伊豆諸島の八丈島では大きな被害はなかったものの、日本のはるか南で新たな台風が発生していて、住民からは心配する声も聞かれました。
伊豆諸島の八丈島では9月30日夜10月1日の朝にかけて台風26号が接近して島の南側を通過し、1日午前11時までの24時間に23.5ミリの雨を観測したほか、一時八丈町に「レベル3土砂災害警報」が発表されました。
台風は島から遠ざかりつつあり、八丈町によりますと、午前11時までに町内で台風による被害の報告は入っていないということです。
風や波の影響で、八丈島と東京・竹芝を結ぶフェリーで1日の便が欠航になったほか、羽田空港と八丈島空港を結ぶ空の便で朝の1往復2便が欠航になりました。
住民の80代の女性は「台風が何事もなく過ぎ去ってくれて安心ですが、次の台風も来そうなので、家の周りの片付けをしなければなりません」と話していました。
60代の男性は「きのうは台風が心配でテレビのニュースを見ていました。来週も天気がわからず、気が抜けません」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261001de53515
台風27号 4日に小笠原近海へ進む見込み 今後の情報に注意
削除2026年10月2日 6:34
(2026年10月2日 19:19更新)
台風
日本のはるか南の海上にある台風27号は今後、発達しながら北上して、4日には小笠原近海へ進む見込みで、小笠原諸島では高波に警戒が必要です。
気象庁によりますと、台風27号は2日午後6時には、日本のはるか南のマリアナ諸島をゆっくりとした速さで北北西へ進んでいます。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南側600キロ以内と北側330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は今後、発達しながら北寄りに進み、4日には非常に強い勢力となって小笠原近海へ進む見込みです。
小笠原諸島では4日から6日ごろにかけて大しけになると見込まれていて、高波に警戒が必要です。
5日以降は風も強まる見込みで、強風にも十分注意してください。
その後の進路予報にはまだ幅がありますが、日本の東の海上を北上する見込みです。
7日ごろからは北日本と東日本で波が高くなるおそれがあります。
最新の情報を確認するようにしてください。
一方、北日本の上空には寒気が流れ込んでいて、北海道の大雪山系の旭岳では2日朝、初冠雪が観測されました。
寒気に加えて低気圧が発達している影響で、北海道の日本海側北部を中心に風が強まっています。
気象庁は3日にかけて強風や高波に注意するよう呼びかけています。
全国的には、3日は高気圧が西から張り出してくるため、晴れるところが多いと予想されています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261002de53779
9月の東日本太平洋側 雨量は最多 日照時間は最少 台風など影響
返信削除2026年10月1日 18:18
気象
9月は秋雨前線や台風25号などの影響で、関東を含む東日本の太平洋側では、1か月の雨量が9月としては統計を取り始めてから最も多くなったほか、日照時間は最も少なくなりました。
一方、今後は全国的に天気が数日の周期で変わり、晴れの日が多い見込みです。
9月は台風25号の影響で神奈川県や千葉県など関東の各地で記録的な大雨となったほか、秋雨前線の影響で雨の日が多く、東京の都心では1日にかけて過去最も長い36日連続で雨を観測しました。
気象庁によりますと、東日本の太平洋側では月の降水量が平年との比較で236%と、9月の雨量としては気象庁が統計を取り始めた1946年以降、最も多くなりました。
関東甲信は特に多く平年の259%でした。
また、日照時間も少なく、東日本の太平洋側では平年の46%と、9月としては過去最も少なくなりました。
雨量を地点別にみると、関東と静岡県の12の地点で9月の1か月降水量として最も多くなりました。
水戸市で641ミリ、東京の都心で696.5ミリ、千葉市で771.5ミリ、横浜市で785.5ミリといずれも平年の3倍以上になったほか、伊豆大島では1933ミリと平年の5.5倍を上回りました。
12地点のうち水戸市、横浜市、千葉県の千葉市、館山市、勝浦市、伊豆諸島の伊豆大島、三宅島の7地点では、年間を通しても1か月の雨量として観測史上最も多くなりました。
雨量が多くなった要因について気象庁は、月を通して気圧配置が大きく変わらず、秋雨前線が長期間停滞し、南から暖かく湿った空気の流れ込みが続いたことや、台風の接近が相次いだことを挙げています。
一方、10月は高気圧が周期的に日本付近を通過するため、全国的に天気が数日の周期で変わり、平年に比べ晴れの日が多い見込みです。
1日発表された1か月予報では降水量は東日本の太平洋側と西日本の日本海側で「平年並みか少ない」、西日本の太平洋側では「少ない」と予想されています。
西日本では7月以降降水量が少なくなっているところがあることから、気象庁は引き続き水の管理に注意するよう呼びかけています。
このほか、今後も台風が発生するなどして雨の日が数日続く可能性もあり、最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261001de53684
北海道 大雪山系旭岳で初冠雪観測 全国で今シーズン最も早く
返信削除2026年10月2日 11:23
(2026年10月2日 11:56更新)
気象
北海道の最高峰、大雪山系の旭岳で2日朝、初冠雪が観測されました。
気象庁によりますと、2日朝、道内で最も高い標高2291メートルの旭岳の頂上付近が雪に覆われているのが観測され、気象庁は「初冠雪を観測した」と発表しました。
旭岳は気象庁が観測を行っている全国の44の山の中で、今シーズン最も早く初冠雪を観測したということです。
気象庁によりますと、初冠雪は昨シーズンまでは気象台の職員が直接、目視で観測していましたが、今シーズンから気象データから積雪を解析する観測方法に変わったということです。
方法が異なるため直接比較はできないものの、今シーズンの初冠雪の観測は昨シーズンより7日早いということです。
観光客「紅葉見に来たが驚き」
大雪山系の旭岳の5合目にあるロープウエーの駅周辺は、一面が雪と霧で覆われていました。
旭岳では先月から紅葉シーズンを迎えていて、2日朝も多くの人たちが訪れ、一晩で一変した山の景色をスマートフォンで写真に収めるなどしていました。
茨城県から訪れた70代の女性は「紅葉を見に来ましたが、初冠雪となって驚いています。紅葉とは違ったすてきな景色で、いい思い出になります」と話していました。
また、埼玉県から訪れた70代の男性は「紅葉の写真を撮りに来たのですが、まさか初冠雪とは思わず、北海道ならではの写真になり逆にいいですね」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261002de53783
台風28号が発生 ハリケーンから台風に
返信削除2026年10月5日 11:07
(2026年10月5日 14:02更新)
台風
5日午前、日本のはるか南東のミッドウェー諸島近海で台風28号が発生しました。
気象庁の観測によりますと、ハワイ諸島の近海から西へ進んでいたハリケーン「ノロ」が5日午前9時に日本のはるか南東のミッドウェー諸島近海で日付変更線を越え、気象庁の予報区域に入って台風28号に変わりました。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで非常に強い勢力となっています。
なぜハリケーンから台風に?
「台風」と「ハリケーン」は性質は変わりませんが、日付変更線から東側にある場合は監視機関はアメリカで名称が「ハリケーン」、西側にある場合、監視機関は日本の気象庁で名称が「台風」となるのが国際的な取り決めです。
台風28号は1時間に30キロの速さで西へ進んでおり、今後の進路の予報にはまだ幅があります。
気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54429
台風29号が発生 今後の情報に注意を
削除2026年10月5日 11:19
(2026年10月5日 14:03更新)
台風
5日午前、日本のはるか南東のマーシャル諸島近海で台風29号が発生しました。気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、5日午前9時、日本のはるか南東のマーシャル諸島近海で、熱帯低気圧が台風29号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の北西側280キロ以内と南東側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は1時間に15キロの速さで北東へ進んでいて、今後、西寄りに進路を変え、強い勢力に発達する見込みです。
気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54440
台風27号 あすにかけて小笠原近海を北上 28号と29号も発生
削除2026年10月5日 5:45
(2026年10月5日 14:06更新)
台風
小笠原近海を北上する大型で非常に強い台風27号の影響で、東京の小笠原諸島では6日昼ごろにかけて海上は大しけが続く見込みで、気象庁は高波に警戒するよう呼びかけています。6日以降、台風からのうねりが入るため、西日本から北日本の太平洋側でもしけとなる見込みで、高波に注意が必要です。
気象庁によりますと、大型で非常に強い台風27号は、5日正午には小笠原近海を1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいます。
中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
小笠原諸島ではうねりを伴って6日昼ごろにかけて大しけが続く見込みです。6日にかけての波の高さは、8メートルと予想されています。
伊豆諸島でも6日にかけてしけが続く見込みです。
また、小笠原諸島では6日未明にかけて非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
気象庁は、高波に警戒するとともに強風にも注意するよう呼びかけています。
台風は、その後、7日ごろにかけて日本の東の海上を北寄りに進む見込みです。
台風からのうねりが入るため、6日以降、西日本から北日本の太平洋側でも海上はしけとなる見込みで、高波に注意が必要です。
小笠原 父島は風強まる
台風27号の影響で、父島では海岸にうねりを伴った波が打ち寄せ、時折、白い水しぶきが上がっていました。
また、風も強まっていて街路樹が大きく揺れていたほか、波打ち際ではカヤックが飛ばされないようロープで固定され、並べられていました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54402
台風27号 小笠原近海を北上 28号29号発生で“トリプル台風”に
削除2026年10月5日 5:45
(2026年10月5日 19:28更新)
台風
大型で非常に強い台風27号は東京の小笠原諸島に近づいていて、6日昼前にかけて大しけが続く見込みです。伊豆諸島と関東の海上でも6日は大しけとなる見込みで、気象庁は高波に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、大型で非常に強い台風27号は、5日午後6時には小笠原近海を1時間に20キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルとなっています。
台風は小笠原諸島に近づいていて、5日午後5時までの3時間に観測された最大瞬間風速は父島で22.2メートルとなっています。
小笠原諸島では6日昼前にかけてうねりを伴った大しけが続く見込みで、波の高さは、8メートルと予想されています。
また、6日は伊豆諸島と関東の海上でも6メートルの大しけが予想されていて、関東の海上では7日も大しけが続く見込みです。
小笠原諸島では6日未明にかけて非常に強い風が吹く見込みで、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
気象庁は、高波に警戒するとともに強風にも注意するよう呼びかけています。
台風は、その後、7日ごろにかけて日本の東の海上を北寄りに進む見込みです。
台風からのうねりが入るため、6日以降は西日本や北日本の太平洋側でも海上はしける見込みで、高波に注意が必要です。
台風28号が「越境」して発生 台風29号も発生 今後の情報に注意
一方、気象庁の観測によりますとハワイ諸島の近海から西へ進んでいたハリケーン「ノロ」が5日午前9時に、日本のはるか南東のミッドウェー諸島近海で日付変更線を越え、気象庁の予報区域に入って非常に強い台風28号に変わりました。
「台風」と「ハリケーン」は性質は変わりませんが、日付変更線から東側にある場合、監視機関はアメリカで名称が「ハリケーン」、西側にある場合、監視機関は日本の気象庁で名称が「台風」となるのが国際的な取り決めです。
午後3時には1時間に25キロの速さで西北西へ進み、中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルとなっています。
また、5日午前9時、日本のはるか南東のマーシャル諸島近海では熱帯低気圧が台風29号に変わりました。
午後3時には1時間に15キロの速さで北北西へ進んでいて、中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。
台風28号はしばらくは西寄りに進む見込みで、台風29号は北西へ進んだあと、西よりに進路を変える見通しです。
気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
10月台風3個同時は2021年以来 発生数平年値上回る
台風27号とあわせて3個の台風が同時に存在している状況ですが、気象庁によりますと、10月としてみると、台風17号、18号、19号が同時に存在していた2021年以来です。
ことしは台風の発生が多く、5日までに29個と、1年間に発生する台風の平年値の25.1個をすでに上回っているということです。
これは、例年発生が少ない1月から5月に毎月台風が発生したほか、8月には10個発生したことが影響しています。
8月に10個発生したのは、統計を開始した1951年以降、1960年と1966年と並んで最も多くなっていて、一時は、18号から21号まで、同時に4個存在した状態になりました。
気象庁によりますと、8月は、日本の南の海上にできた広く気圧の低い部分「モンスーンジャイア」によって台風ができやすくなっていたということです。
これまで、年間の台風の発生数が最も多かったのは1967年の39個で、去年までの75年間のうち発生数が30個を上回ったのは15回ありました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54402
ことし8月9月の記録的大雨 地球温暖化影響で大雨リスク上昇か
返信削除2026年10月5日 15:19
気象
ことしは各地で記録的な大雨が相次いでいますが、地球温暖化との関係を専門家が分析したところ、8月の千葉豪雨などでは温暖化の影響で大雨のリスクが高まる傾向になっていたことがわかりました。専門家は「地球温暖化の影響がしだいに大雨を起こしやすくしていることに留意してほしい」と指摘しています。
分析を行ったのは、気象学が専門で気象現象と地球温暖化との関係を調査している北海道大学大学院地球環境科学研究院の佐藤友徳教授の研究グループです。
ことし8月から9月にかけて、警戒レベル5に相当する特別警報が発表された6つの事例について、地球温暖化が進んだ現在の気候と、温暖化が進まなかったと仮定した場合の双方で似たような気圧配置となった場合、48時間雨量が200ミリを超える確率を比較しました。
その結果、
▽8月13日の千葉豪雨などの関東の大雨、
▽8月30日の福井県などの大雨、
▽9月5日の鹿児島県屋久島町
などの大雨では、大雨のリスクが高まっていました。
48時間雨量が200ミリを超える確率は、千葉豪雨などのケースでは温暖化が進まなかった場合の9%から21%とおよそ2.3倍に高まっていたほか、福井県などの大雨では8倍になっていました。8月27日の北陸の大雨と、9月8日の名古屋市などの大雨でも、大雨のリスクが高まる傾向がみられたということです。
一方、9月7日、伊豆諸島での大雨のケースでは、温暖化が進まなかった場合の23%から温暖化が進んだ現状で13%と、大雨のリスクが低くなる傾向がみられました。
研究チームは、熱帯低気圧と前線が関係する気圧配置では温暖化の有無にかかわらず大雨が降りやすいため、さらに詳しく解析すると、この傾向が変わる可能性もあると指摘しています。
研究グループでは今後、別の事例の分析も進める方針で、佐藤教授は「これまでの研究では、短時間の大雨が全国的に増えていることや、そのエリアが徐々に北側へ広がっていっていることもわかっている。地球温暖化の影響がしだいに大雨を起こしやすくしていることに留意してほしい」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54596
チリ首都サンティアゴで大規模洪水 エルニーニョ現象影響か
返信削除2026年10月9日 16:32
チリ
南米チリの首都サンティアゴで大規模な洪水が発生し、赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が強まったため、記録的な大雨になった可能性があるという指摘も出ています。
南米チリの首都サンティアゴで、7日から8日にかけて川が氾濫するなどして大規模な洪水が相次いで発生しました。
現地からの映像では、住宅が広がる地区が広範囲にわたって濁った水につかり、救助隊がヘリコプターから降下して住民の救助に向かっていました。
また、街のいたるところで、洪水で道路脇に流されたとみられる乗用車やバスが壊れて放置されています。
チリの現地当局は被害状況の確認を進めていますが、イギリスのBBCは、浸水したアンダーパスから1人が遺体で見つかり、当局が死因を確認していると伝えています。
サンティアゴでは、10月最初の1週間だけで10月の降水量としては76年ぶりの大雨が降ったということです。
2026年は、ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より高くなり世界各地で異常気象を引き起こすとされる「エルニーニョ現象」が、歴史的な水準になる確率が高いという予測も発表されていて、BBCは「エルニーニョ現象」が強まり、記録的な大雨になった可能性があるとする専門家の指摘を伝えています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261009de57243
3連休は広範囲で晴れ 太平洋沿岸は台風影響で高波に注意
返信削除2026年10月9日 18:16
気象
10日からの3連休は、北日本から東日本を中心とした広い範囲で晴れる見込みですが、台風28号と29号の影響で本州の太平洋沿岸でも高波に注意が必要です。九州南部や奄美地方では、10日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
気象庁によりますと、北日本付近に中心がある高気圧に広く覆われているため9日も広く晴れていて、10日からの3連休も北日本から東日本を中心に各地で乾燥した晴れとなる見込みです。
一方、西日本の上空に寒気が近づき、湿った空気も流れ込む影響で九州南部や奄美地方では、10日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
局地的に激しい雨が降るおそれがあり、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
南鳥島近海に2つの台風で波高く 晴れていても海のレジャーに注意
また、台風28号と強い台風29号は、9日午後3時にはいずれも南鳥島近海にあって、台風28号は、あさって(11日)には温帯低気圧に変わる見込みで、台風29号は来週月曜日ごろに小笠原諸島に近づくと予想されています。
台風29号は、その後、北東へ進路を変え、本州に直接影響する可能性は低くなっていますが、小笠原諸島や伊豆諸島をはじめ、関東など本州の太平洋沿岸を中心に高波に注意が必要です。
晴れていても海のレジャーの際は注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261009de57369
「エルニーニョ現象」海面水温 平年差4.0度 統計開始以降最大
返信削除2026年10月9日 18:34
(2026年10月9日 20:59更新)
気象
南米 ペルー沖の海面水温が平年よりも高くなり、異常気象の要因の一つとされる「エルニーニョ現象」について、気象庁は9月、海面水温の平年との差が4.0度となり、統計開始以降最大になったと発表しました。この冬にかけて過去最大の強さの「エルニーニョ現象」が続き、日本でも暖冬などの影響が出る恐れがあるとしています。
「エルニーニョ現象」は、南米・ペルー沖の東太平洋の赤道付近の海域で海面水温が平年より高くなる現象で、異常気象など世界の天候に影響を及ぼすと考えられ、気象庁が監視を続けています。
気象庁によりますと、「エルニーニョ現象」はことし春から発生しているとみられますが、ペルー沖の海面水温は、5月からは平年を1度以上、上回るようになり、9月は4.0度高くなったということです。
これは1949年に統計を取り始めてから最も差が大きかった、1997年12月の3.6度を上回り、気象庁は「エルニーニョ現象」が過去最大の強さになっているとしています。
そのうえで、ことし冬にかけて、過去最大の強さの「エルニーニョ現象」が続く見込みだとしています。
南米チリのサンティアゴ 大規模洪水「エルニーニョ現象」影響か
「エルニーニョ現象」によって、すでに中米や南米では高温となっているほか、東南アジアの南部では干ばつが起きるなど世界各地で影響が出ているということです。
南米チリの首都サンティアゴで大規模な洪水が発生し、赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が強まったため、記録的な大雨になった可能性があるという指摘も出ています。
南米チリの首都サンティアゴで、7日から8日にかけて川が氾濫するなどして大規模な洪水が相次いで発生しました。
現地からの映像では、住宅が広がる地区が広範囲にわたって濁った水につかり、救助隊がヘリコプターから降下して住民の救助に向かっていました。
また、街のいたるところで、洪水で道路脇に流されたとみられる乗用車やバスが壊れて放置されています。
チリの現地当局は被害状況の確認を進めていますが、イギリスのBBCは、浸水したアンダーパスから1人が遺体で見つかり、当局が死因を確認していると伝えています。
サンティアゴでは、10月、最初の1週間だけで10月の降水量としては76年ぶりの大雨が降ったということです。
日本でも影響 冬は暖冬で太平洋側などで雨量多くなる可能性
日本でもことしの夏、台風の発生が多かった背景には、エルニーニョ現象の影響があったとみられるとしています。
ことしの12月から来年2月にかけての冬の天候の見通しについて、
気象庁は、気温は
▽北日本で「平年並みか高い」
▽東日本と西日本、沖縄・奄美で「高い」見込みだとしています。
また、降水量は
▽東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美で「多い」としています。
一方、降雪量は
▽東日本と西日本の日本海側で「少ない」、
▽北日本の日本海側で「平年並みか少ない」見込みだということです。
気象庁異常気象情報センター 経田正幸所長
「ことしは、いつもの冬とは違い気温が高く、寒気の影響が小さいとみている。ただ、寒気が全く入らないわけではなく、一時的に大雪になる可能性もあるので気象情報に注意してほしい」
「エルニーニョ現象」その仕組み
「エルニーニョ現象」が発生している時には、太平洋の熱帯海域で吹く貿易風と呼ばれる東風が弱まります。
ふだんはこの貿易風によって日射で温められた海水が西側へ移動しますが、「エルニーニョ現象」が起きると通常より東側に広がりやすくなります。
このため、海面水温は東側の南米・ペルー沖付近の海域では平年より高くなる一方、西側のフィリピン沖では平年より低くなるということです。
さらに、フィリピン沖で海面水温が低くなると水蒸気の蒸発が減って高気圧が強まり、その縁を回るように南から暖かく湿った空気が日本の本州から沖縄・奄美周辺に流れ込みやすくなるとしています。
また、海面水温の高い場所が平年と異なることで、日本では「西高東低」と呼ばれる冬型の気圧配置が弱まって、日本海側に雪を降らせる季節風も弱まるということです。
こうした影響でエルニーニョ現象の発生時には日本では冬の時期に気温が高く、太平洋側では雨が多く、日本海側では雪が少なくなる傾向があるとしています。
この冬は暖冬予想 スキー場からは懸念の声
「エルニーニョ現象」の影響で、この冬は暖冬になると予想されていることについて、スキー場からは十分な雪の量を確保できるか懸念する声などが聞かれました。
長野県軽井沢町にあるスキー場は標高が900メートル以上あり、気温が低いことを生かして例年、秋の終わりから翌年の春ごろまで営業しています。
例年通り、10月、はじめから人工雪によるゲレンデ作りが始まりましたが、ことしは暖冬になった場合に十分な雪を確保できるか懸念しています。
このスキー場では、195台の人工降雪機で14のコースの雪を作っていますが、気温が氷点下にならないと機械を十分に稼働できないということです。
また、気温の上昇で雪どけが進んだ場合、機械の稼働が増えることで経費がかさむことも懸念しているということです。
このスキー場では、想定以上に気温が高くなり十分な雪が確保できなかった場合には、営業するコースを限るなどして対応することも検討するとしています。
軽井沢プリンスホテルスキー場の加藤廣久営業チーフマネジャー
「スキー場を経営していく上で非常に不安な思いでいます。暖冬はスキー業界全体にとって非常に厳しい状況だと思いますが、諦めるのではなく新しい対策を検討して対応しなければいけないと感じています」
削除漁業にも影響 輸入魚粉の価格は高騰
このエルニーニョ現象は漁業にも影響を与えています。
水産庁によりますと、養殖魚のえさのもととなる魚粉は5割程度を輸入していますが、最大の生産国であるペルーでは、2026年、エルニーニョ現象による海水温の上昇の影響で、原料のカタクチイワシが不漁となっているということです。
この影響に、円安や世界的な需要の高まりも加わり、輸入魚粉の価格は高騰しています。
水産庁などによりますと、輸入魚粉の1トンあたりの価格は
▽2024年1月は23万6580円
▽2025年1月は21万8605円
▽2026年1月は23万7512円、4月は28万8619円、6月は29万9728円、8月は34万6250円などと上昇し続けています。
魚粉などから作られた「飼料」と生魚の切り身などを混ぜ合わせたえさ
鹿児島県は養殖のカンパチの生産が全国1位で、主要な生産地のひとつである垂水市ではおよそ40の事業者が魚粉などから作られた「飼料」と生魚の切り身などを混ぜ合わせてえさを作り養殖しています。
垂水市漁業協同組合によりますとこのうち、「飼料」はエルニーニョ現象に伴うペルー沖でのイワシの不漁などで価格が高騰し、10月は20キロあたりおよそ7000円と、2025年の倍程度になっているということです。
さらに、国内でもいわしなどの水揚げが減って生の魚の価格も上がっているということです。
11月からはカンパチの価格を引き上げる予定だということですが、販売量に影響が出るためコストの上昇に見合った値上げはできず、経営を圧迫しているとしています。
垂水市漁業協同組合の篠原重人組合長
「えさが高騰してしまい、どう対応していけばよいかわからない状況です。値上げしたくてしているのではないことを理解してもらいたい。この状況がいつまで続くかわかりませんが、2年も続けば事業の継続にも影響が出ると考えられ、値上げを含めて多くの人たちの協力を仰がないといけない時期に来ている」
専門家に聞く 私たちの暮らしは?
今後、私たちの暮らしにどのような影響がでるのか、JAMSTEC=海洋研究開発機構の土井威志主任研究員に話を聞きました。
Q.現在発生している「エルニーニョ現象」の強さについてどう受け止めていますか?
これまで「スーパーエルニーニョ」と呼ばれてきた、1997年や2015年を超えています。
過去最強という意味では、「スーパーエルニーニョ」と同等に扱うより、「ウルトラエルニーニョ」とか「史上最強のエルニーニョ」と表現することもできると思います。
左)ことし 右)1997年
Q.なぜそう言えるのでしょうか。
こちらは、人工衛星で海面水温のデータを解析した図です。
赤や黄色のところは平年に比べて水温が高く、青く塗ってあるところは平年に比べて水温が低い状況です。
▽左の図はことし、▽右の図は強いエルニーニョ現象が発生していた1997年の、それぞれ6月から8月の平均を30年平均と比べています。
日付変更線から西、パプアニューギニアの東側の海域ですが、97年の「スーパーエルニーニョ」の際はしっかり青くなっているのに対しことしはまだ赤い、つまり水温が高くなっているところがあります。
西側にまだ暖水が残っている状況です。
これからペルー方面へ移動することで、エルニーニョ現象をさらに成長させるポテンシャルがあると言えます。
Q.なぜ「最強」となったのでしょうか。
複数の要因があると思いますが、一つは地球温暖化、そしてもう一つは、2020年以降頻発した「ラニーニャ現象」の影響で太平洋西部の熱帯域に暖かい海水がたまり続けたことが考えられます。
【世界への影響は?】
Q.エルニーニョ現象が「最強」となることで、どのような影響があるのでしょうか。
まず、空気中へ大量の熱が放出されるため、世界の年平均気温の記録は、ことしか来年に更新される可能性が非常に高いです。
また、インドネシアやオーストラリアでは少雨による乾燥傾向が続くことで、森林火災のリスクが高まるほか、オーストラリアでは、小麦の不作につながるおそれがあります。
また、海面水温の上昇により水中のプランクトン量が減少するため、ペルー沖でカタクチイワシの漁獲量が減少するおそれがあるほか、インドネシアの東の海上でカツオがとれなくなることが想定されます。
【日本への影響は?】
Q.日本にはどう影響すると考えられますか?
日本はオーストラリアから小麦を輸入していますし、魚の不漁も魚粉の輸入などに影響します。価格上昇という形で私たちの生活に影響することも十分ありえると思います。
また、エルニーニョ現象が暖冬を引き起こすということは過去もありました。
その度合いが強くなり、1997年や2016年同様、記録的な暖冬になる可能性があります。
ただ、寒気がひとたび流れ込むと日本海側でいわゆる「ドカ雪」となるおそれがあるほか、エルニーニョ現象だからといって必ず暖冬になるというわけでもなく、注意が必要です。
Q.今後の見通しはどうなっていますか?
JAMSTECのスーパーコンピューターによるシミュレーションでは、10月から11月にかけて最盛期を迎え、その後は徐々に弱まって来年の夏には終息するという予測が出ています。
地球温暖化は急速に進んでいて、すでに地球環境自体が変わり始めています。
許容できないレベルの暖冬を引き起こした時に、私たちの生活に大きな影響を与える可能性があります。
地球温暖化を長期的に止めていくことはもちろん大事ですし、長期的な予測の結果をもとに影響を軽減させる社会の仕組みができるといいなと思います。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261009de57424
青森 弘前市と鰺ヶ沢町にまたがる岩木山の紅葉見ごろ
返信削除2026年10月8日 17:33
(2026年10月10日 10:01更新)
青森県
青森県で最も高い山、岩木山では紅葉が見ごろを迎えています。
一方、山の標高が、去年の改定で従来より1メートル低い1624メートルとなったことを受けて、8日に山頂にある表示板を付け替える作業が行われました。
弘前市と鰺ヶ沢町にまたがる岩木山では、山頂から山の中腹にかけて紅葉が見ごろを迎えていて、8合目には多くの観光客が訪れてブナやカエデなどで黄色や赤色に色づいた山肌をじっくりと眺めたり、写真に収めたりしていました。
一方、山頂では、8日に標高の表示板を付け替える作業が行われ、業者の作業員3人が『岩木山山頂 標高1624M』と書かれた長さ70センチの銅製の表示板を取り付けていました。
全国の山の高さなどを調べている国土地理院が、標高を測る方法を人工衛星などによる測位に一新したため、去年4月から、岩木山の標高は従来より1メートル低い1624メートルに変更されています。
「津軽岩木スカイライン」の運営会社によりますと、紅葉の見ごろは10月いっぱい続く見通しだということです。
(10月8日撮影)
秋田 男鹿 秋色に染まる寒風山のススキ
秋田県男鹿市の寒風山では、山肌に広がるススキが風に揺れ、深まる秋を感じさせています。
寒風山は男鹿半島の男鹿国定公園にある標高350メートルほどの山で、秋になると山頂から中腹にかけて自生しているススキが穂を出します。「寒風山回転展望台」がある山頂へと続く遊歩道では、日本海や市街地を一望できる眺めと風に揺れるススキが訪れた人たちを楽しませていました。
また、山の中腹では高さ2メートルほどのススキが夕日に照らされて光り輝いていました。寒風山のススキは10月いっぱい楽しめそうだということです。
(9月29日撮影)
長野 小谷村 北アルプスをのぞむ栂池自然園で紅葉見ごろ
長野県小谷村にある栂池自然園では紅葉が見ごろを迎え、訪れる人たちを楽しませています。
北アルプスの山々をのぞむ標高およそ1900メートルにある栂池自然園は、標高差によって生まれる多彩な紅葉のグラデーションなど自然が織りなす絶景を楽しむことができるため、大勢の観光客が訪れる国内有数の高層湿原です。
ことしは9月下旬からナナカマドやダケカンバ、そしてミネカエデなどが赤や黄色に色づき、今見ごろを迎えています。
訪れた人たちはゆっくりと散策しながら、湿原に広がる紅葉と白馬三山の雄大な景色を眺めたり、写真に収めたりしていました。
栂池自然園の紅葉は、10月中旬まで楽しめるということです。
(10月8日撮影)
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261008de56261
猪苗代湖に今季初 ハクチョウ飛来
返信削除2026年10月7日 13:17
猪苗代湖では今月はじめに今シーズン初めてのハクチョウの飛来が確認され、7日は40羽ほどが湖面で羽を休める姿が見られました。
猪苗代湖には、毎年10月にロシア東部の北極圏からハクチョウが渡ってきます。
観察を続けている地元の団体によりますと、今シーズンの初飛来は今月4日の朝に確認され、猪苗代湖の北岸で「コハクチョウ」7羽の姿が見られたということです。
7日午前には40羽ほどに増えていて、湖面で羽を休める姿が見られました。
団体によりますと、猪苗代湖への初飛来は例年10月中旬ごろでしたが近年は時期が早まってきていて、今回は去年より5日早く、50年以上にわたる観測の中で最も早い初飛来になったということです。
「猪苗代湖の自然を守る会」の鬼多見賢さんは「植物も早く育って早く枯れるようになってきて、ハクチョウもエサがなくなる前に、と、飛来が早まっているのではないかと想像しています。毎年およそ半年にわたりここで過ごしていくので、家族のようなものです」と話していました。
猪苗代湖には最大で3000羽が飛来するということで、来年の3月ごろまで過ごしたあと、北へ飛び立ちます。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261007de55753
「冬の使者」コハクチョウ 今季初飛来を確認 米子
削除2026年10月5日 17:50
「冬の使者」とも呼ばれるコハクチョウが、越冬地として知られる鳥取県米子市の公園に早くも飛来しました。
米子水鳥公園には、今月4日の午前6時すぎに今シーズン初めてコハクチョウが飛来しました。
飛来したのは2羽で、公園の職員などが池にいる姿を確認したあと、飛び立ったということです。
コハクチョウは、翼を広げると2メートル近くになる渡り鳥で、秋から冬にかけて、主にロシアの北極海沿岸から日本に越冬のために飛来します。
山陰両県にまたがる中海に面した米子水鳥公園でも毎年多くのコハクチョウが越冬していて、11月ごろには飛来がピークとなり、来年3月まで観察できるということです。
米子水鳥公園の神谷要館長は「ことしは本当に早い飛来で驚いた。野生の鳥なのであまり近づかず、驚かさないように観察してほしい」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54782
“冬の使者”コハクチョウが飛来 山形 鶴岡
削除2026年10月8日 11:20
山形県鶴岡市で「冬の使者」と呼ばれるコハクチョウが今月に入って次々と飛来し、8日朝も500羽余りがにぎやかな鳴き声を響かせていました。
鶴岡市郊外の大山上池・下池は水鳥などの生息地として貴重な湿地の保護を定めたラムサール条約に登録されていて、ほとりにある市の施設によりますと、40年ほど前からコハクチョウが飛来しているということです。
今シーズンは今月2日に初めての飛来が確認され、8日朝は大山下池で500羽余りのコハクチョウがゆったりと泳いだり毛繕いをしたりしながら、にぎやかな鳴き声を響かせていました。
そして、午前5時40分すぎに朝日が昇り出すと、次々と羽ばたいて池の上空を回り、エサを求めて飛んでいきました。
池のほとりではコハクチョウを一目見ようと訪れた人が写真や動画を撮って楽しんでいました。
市の施設によりますと、大山上池・下池のコハクチョウは来年2月下旬ごろまで見ることができるということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261008de56332
ハクチョウ、飛来本格化 酒田
削除10/9(金) 9:47配信 山形新聞
最上川の河口部に飛来したハクチョウ=酒田市(山形新聞社)
ハクチョウの越冬地となっている酒田市の最上川河口部にある「最上川スワンパーク」周辺で、シベリア方面からのハクチョウの飛来が確認された。8日午後4時ごろには、群れで羽を休めたり、一斉に飛び立ったりする姿が見られた。例年3月上旬まで越冬する。
地元住民らで組織する「酒田市白鳥を愛する会」によると、第1陣は昨年より2日早い5日に来たとみられ、約20羽を確認。最上川河口部周辺での飛来数は2000年代前半の8000~1万羽から増加傾向にあり、近年は1万2000~1万3000羽で推移しているという。
後藤栄会長(84)は「温暖化の影響で繁殖成功率が高まっているためか、羽がグレーの幼鳥も見られるようになった。できるだけ距離を取って、自然の姿を観察してほしい」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc312e075cc4584765c5ef40c219fb04988c6d6d
冬の使者ようこそ 富山市八尾町、25年より8日早く
削除10/10(土) 7:00配信 北日本新聞
井田川の浅瀬で羽ばたくハクチョウ=9日午後4時10分ごろ、富山市八尾町井田新(北日本新聞社)
冬の使者・ハクチョウが9日、富山県富山市八尾町井田新の井田川に飛来した。毎年撮影している地元の写真愛好家、玉生康博さん(76)によるとコハクチョウで、ことし初飛来とみられ、昨年より8日早い。
ハクチョウは高善寺橋下流の堰(せき)にできた緩やかな流れを泳ぎ、時折羽ばたいては長旅の疲れを癒やしているようだった。玉生さんは「ことしも越冬してくれれば12回目になる。オオハクチョウの飛来も楽しみ」と期待した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e9265be8ea91cd6e4f9ef7c50fde300b0ff1997
冬の使者コハクチョウ、滋賀・長浜の琵琶湖に飛来 平年より2日早く
削除10/10(土) 10:45配信 朝日新聞
琵琶湖に飛来したコハクチョウ=2026年10月9日午前7時42分、滋賀県長浜市湖北町、湖北野鳥センター撮影(朝日新聞)
琵琶湖にも「冬の使者」――。滋賀県長浜市の湖北野鳥センターは9日朝、同市湖北町延勝寺の琵琶湖岸でコハクチョウ1羽の今季初渡来を確認した=写真、センター提供。初渡来日は昨年と同じで、平年より2日早い。
【写真】琵琶湖に飛来したコハクチョウ=2026年10月9日午前7時45分、滋賀県長浜市湖北町、湖北野鳥センター撮影
コハクチョウは翼を広げると200センチにもなるカモ科の大型水鳥。北極海沿岸で繁殖し、日本などで越冬する。長浜周辺の琵琶湖と田んぼが県内有数の渡来地で、厳冬期には約600羽の群れになるという。(小西良昭)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a1d0f6157952bf08e5650a28169075216fb1b9b
“冬の使者”コハクチョウがびわ湖に飛来 滋賀 長浜
削除2026年10月15日 12:52
「冬の使者」とも呼ばれるコハクチョウが、ことしも滋賀県長浜市のびわ湖に飛来しているのが確認されました。
コハクチョウは、翼を広げた大きさが2メートルにもなる渡り鳥で、毎年、この時期にロシアの北極海沿岸などからびわ湖に飛来します。
今月(10月)9日、長浜市のびわ湖岸で1羽のコハクチョウが羽を休めているのを、近くの湖北野鳥センターの職員が今シーズン初めて確認しました。
初飛来の確認は平年より2日早く、その後、コハクチョウの数は増えて、今月12日にはおよそ30羽が飛来しているのが確認されたということです。
湖北野鳥センターによりますと、びわ湖では例年、600羽を超えるコハクチョウが飛来し、3月上旬までその姿を楽しめます。
湖北野鳥センターの池田昇平さんは「コハクチョウをはじめ、多くの水鳥がこれからびわ湖にやってくる。近づきすぎると驚いてしまうので、遠くから優しく見守ってほしい」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261015de59665
ネパールで土石流が発生 軍が救助活動 土砂が川をせき止める
返信削除2026年10月11日 22:17
ネパール土石流
ことし8月、大規模な土石流が発生したネパールで11日再び土石流が発生し、5人の行方が分からなくなっていて軍による救助活動が行われています。
ネパール軍によりますと11日中部ゴルカ郡で土砂崩れが発生しその土砂が川の水をせき止めたため、土石流が発生しました。
AP通信が配信した現地の映像では山あいの地域で濁流が発生し、付近の住民が高台に避難しています。
ネパール当局は川沿いの住民に対し安全な場所へ避難するよう呼びかけています。
この土石流で住民5人が行方不明になっているほか、地元メディアによりますとおよそ40棟の住宅や橋が押し流され、水力発電の関連施設が被害を受けたということです。
ネパール軍は被災地に部隊を派遣し救助と捜索活動を行っていてこれまでに40人以上を救助したと発表しました。
ネパール中部ではことし8月に中国との国境付近で大規模な土石流が発生し、ネパール側でこれまでに1455人が死亡したほか、日本人5人を含む5200人以上が行方不明になっていて、当局は警戒を強めています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261011de58027
連休最終日 九州などで真夏日に 14日以降は北日本などで荒天も
返信削除2026年10月12日 6:02
(2026年10月12日 17:51更新)
気象
連休最終日の12日も北日本から西日本の広い範囲で晴れ、九州などでは30度以上の真夏日となりました。ただ13日は西から天気が崩れるほか、発達する低気圧の影響で北日本などでは14日以降荒れた天気となるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。
気象庁によりますと12日も緩やかに高気圧に覆われて北日本から西日本の広い範囲で晴れて気温が上がりました。
日中の最高気温は佐賀県白石町で31.8度、福岡県朝倉市で31.5度、高知県四万十市西土佐で31.3度、広島県安芸太田町加計で31.1度と真夏日となったほか、名古屋市で29.4度、大阪市で27.2度、東京の都心で26.2度と行楽日和となりました。
非常に強い台風29号は本州からは離れた海上を通過する見込みですが、伊豆諸島や小笠原諸島をはじめ、関東と東北の太平洋側沿岸では、高波に注意が必要です。
北日本など 14日以降は荒れた天気のおそれ
連休明けは西から天気が下り坂になる見込みです。
前線を伴った低気圧が近づくため西日本を中心に次第に雲が広がり、13日は雷を伴って雨が降る見込みです。
低気圧が発達しながら日本海を進むため、北日本などでは14日以降、荒れた天気になるおそれがあります。
最新の気象情報に注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261011de58040
急発達する低気圧 北海道で暴風警戒 全国的に大気不安定
返信削除2026年10月14日 6:27
(2026年10月14日 6:36更新)
気象
前線を伴った低気圧が急速に発達する影響で、北海道では15日にかけて日本海側を中心に非常に強い風が吹く見込みで、気象庁は暴風に警戒するよう呼びかけています。
北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨雲が発達するおそれがあり、落雷や竜巻などの激しい突風、急な激しい雨にも注意が必要です。
気象庁によりますと、日本海にある前線を伴った低気圧の影響で北海道などでは風がやや強まっています。
また、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が不安定になり、この時間は、西日本などで雨雲が発達していて午前6時までの1時間には滋賀県の高島市朽木では22.5ミリの強い雨が降りました。
低気圧は急速に発達しながらオホーツク海へと進み、北海道では非常に強い風が吹く見込みで、15日にかけての最大風速は、北海道の日本海側で23メートルと予想され、最大瞬間風速は35メートルに達する見込みです。
また、14日は北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定となり雨雲が発達する見込みで、局地的に雷を伴って急な激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、北海道では暴風に警戒し、高波にも十分注意するよう呼びかけています。
また、北日本から西日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうにも注意してください。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261014de58942
台風30号が発生 年間30個発生は2013年以来 今後の情報に注意
返信削除2026年10月15日 17:43
台風
15日午後、日本のはるか南東の海上で、台風30号が発生しました。年間の台風の発生数が30個に達するのは2013年以来です。気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、15日午後3時、日本のはるか南東のマーシャル諸島付近の海上で、熱帯低気圧が台風30号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から西側440キロ以内と東側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
年間の台風の発生数が30個に達するのは2013年以来です。
台風はこのあと西寄りに進みながら発達し、非常に強い勢力になると予想されています。
気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261015de59833
山形県と秋田県にまたがる鳥海山 紅葉見ごろ
返信削除2026年10月14日 17:24
(2026年10月15日 21:32更新)
山形県
山形県と秋田県にまたがる鳥海山で紅葉が見ごろを迎え、多くの人でにぎわっています。
地元のビジターセンターによりますと、鳥海山は10月5日ごろから気温が下がって紅葉が進み、5合目では10日ごろに見ごろを迎えたということです。
13日には、鳥海山の山腹を走り山形と秋田を結ぶ「鳥海ブルーライン」も色づいていて、標高が上がるにつれて色が深まっていました。
また、5合目の展望台から見える奈曽渓谷や山形県側の山肌には、黄色から赤色へのグラデーションを楽しめるミネカエデや真っ赤な実をつけたナナカマドなどが色づいていました。
5合目からは日本海や飛島の風景も一望でき、訪れた人たちは写真を撮るなどして秋の訪れを楽しんでいました。
鳥海山の紅葉は鮮やかな色彩がだんだんとふもとに向かって下りていきます。
(10月13日撮影)
福島 安達太良山 紅葉見ごろ
「日本百名山」のひとつ、福島県の安達太良山では、紅葉が見ごろを迎え、訪れた大勢の登山客を楽しませています。
二本松市や猪苗代町などにまたがる標高1700mの安達太良山は、磐梯朝日国立公園内にあって、紅葉の名所としても知られ、毎年この時期になると県の内外から大勢の登山客が訪れます。
8合目まではロープウエーで登ることができ、展望台からは、ミズナラやブナ、カエデなどが山を彩る様子を一望できます。
朝から快晴で登山日和となった10月9日、雲ひとつない青空のもと訪れた人たちが鮮やかな赤や黄色に色づいた山の景色を写真におさめたり、「きれい」などと歓声をあげたりしていました。
ロープウエーを運行する会社によりますと、見ごろを迎える時期は平年通りだということですが、9月の長雨の影響で色づきが不十分な場所も一部あるということです。
安達太良山の紅葉は、10月中旬まで楽しめそうだということです。
(10月9日撮影)
札幌 定山渓紅葉 見ごろ
札幌市の定山渓では、温泉やダム周辺で紅葉が進み、訪れた人たちを楽しませています。
札幌市南区の定山渓は渓谷と川によって昼と夜の寒暖差が大きく、色づきのよい紅葉が楽しめるということから、道内外から観光客が訪れます。
このうち、温泉街に近い渓谷にかかる二見吊橋や定山渓ダムでは、より秋色に染まった景色を楽しむことができます。
訪れた人たちは、紅葉を背景に写真を撮ったり、ダム周辺をドライブするなどして秋の訪れを感じていました。
定山渓観光協会によりますと、ことしは夏の暑さが比較的早く落ち着いたため、紅葉の見頃は例年よりやや早まっているということです。
定山渓の紅葉は、10月下旬まで楽しめるということです。
(10月9日撮影)
大分 杵築 コキア見ごろ
大分県杵築市の公園で、こんもりとした丸い形が特徴の観賞用植物のコキアが赤く色づき、訪れた人たちの目を楽しませています。
杵築市にある大分農業文化公園「るるパーク」では、およそ5000平方メートルの区画で4000株のコキアを育てています。
コキアは西アジアや中央アジアが原産のヒユ科の一年草で、こんもりと丸い形をした姿が特徴です。
9月下旬からは紅葉が始まり、鮮やかな緑だったコキアが赤く色づいています。
13日は、開園と同時に多くの人が訪れ、直径80センチほどのコキアをバックに写真を撮ったり、コキアに囲まれた小道を散策したりして秋のひとときを楽しんでいました。
公園によりますと、ことしは夏の猛暑の影響が心配されたものの、きれいな形の大きなコキアを育てることができていて、10月中旬まで紅葉を楽しめるということです。
(10月13日撮影)
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261013de58871
岐阜 高山 北アルプスで紅葉見ごろ
削除2026年10月14日 17:24
(2026年10月16日 15:08更新)
岐阜 高山 北アルプスで紅葉見ごろ
北アルプスの岐阜県側に架かる「新穂高ロープウェイ」の周辺では紅葉が見ごろを迎え、美しく彩られた山々を見ようと大勢の観光客が訪れています。
「新穂高ロープウェイ」がある岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷には、15日午前中から大勢の観光客が訪れていました。
標高およそ2100メートルにある終点駅の展望台の前には、赤や黄色に染まった3000メートル級の北アルプスの山々の景色が広がっていました。
訪れた人たちは、山々の写真を撮ったり、展望台の周辺に広がる森の中を散策したりして紅葉を楽しんでいました。
運営会社によりますと、紅葉はふもとに向けて少しずつ色づきを深めていて、11月上旬ごろまで楽しめそうだということです。
(10月15日撮影)
山形県と秋田県にまたがる鳥海山 紅葉見ごろ
山形県と秋田県にまたがる鳥海山で紅葉が見ごろを迎え、多くの人でにぎわっています。
地元のビジターセンターによりますと、鳥海山は10月5日ごろから気温が下がって紅葉が進み、5合目では10日ごろに見ごろを迎えたということです。
13日には、鳥海山の山腹を走り山形と秋田を結ぶ「鳥海ブルーライン」も色づいていて、標高が上がるにつれて色が深まっていました。
また、5合目の展望台から見える奈曽渓谷や山形県側の山肌には、黄色から赤色へのグラデーションを楽しめるミネカエデや真っ赤な実をつけたナナカマドなどが色づいていました。
5合目からは日本海や飛島の風景も一望でき、訪れた人たちは写真を撮るなどして秋の訪れを楽しんでいました。
鳥海山の紅葉は鮮やかな色彩がだんだんとふもとに向かって下りていきます。
(10月13日撮影)
福島 安達太良山 紅葉見ごろ
「日本百名山」のひとつ、福島県の安達太良山では、紅葉が見ごろを迎え、訪れた大勢の登山客を楽しませています。
二本松市や猪苗代町などにまたがる標高1700メートルの安達太良山は、磐梯朝日国立公園内にあって、紅葉の名所としても知られ、毎年この時期になると県の内外から大勢の登山客が訪れます。
8合目まではロープウエーで登ることができ、展望台からは、ミズナラやブナ、カエデなどが山を彩る様子を一望できます。
朝から快晴で登山日和となった10月9日、雲ひとつない青空のもと訪れた人たちが鮮やかな赤や黄色に色づいた山の景色を写真におさめたり、「きれい」などと歓声をあげたりしていました。
ロープウエーを運行する会社によりますと、見ごろを迎える時期は平年通りだということですが、9月の長雨の影響で色づきが不十分な場所も一部あるということです。
安達太良山の紅葉は、10月中旬まで楽しめそうだということです。
(10月9日撮影)
札幌 定山渓紅葉 見ごろ
札幌市の定山渓では、温泉やダム周辺で紅葉が進み、訪れた人たちを楽しませています。
札幌市南区の定山渓は渓谷と川によって昼と夜の寒暖差が大きく、色づきのよい紅葉が楽しめるということから、道内外から観光客が訪れます。
このうち、温泉街に近い渓谷にかかる二見吊橋や定山渓ダムでは、より秋色に染まった景色を楽しむことができます。
訪れた人たちは、紅葉を背景に写真を撮ったり、ダム周辺をドライブするなどして秋の訪れを感じていました。
定山渓観光協会によりますと、ことしは夏の暑さが比較的早く落ち着いたため、紅葉の見頃は例年よりやや早まっているということです。
定山渓の紅葉は、10月下旬まで楽しめるということです。
(10月9日撮影)
大分 杵築 コキア見ごろ
大分県杵築市の公園で、こんもりとした丸い形が特徴の観賞用植物のコキアが赤く色づき、訪れた人たちの目を楽しませています。
杵築市にある大分農業文化公園「るるパーク」では、およそ5000平方メートルの区画で4000株のコキアを育てています。
コキアは西アジアや中央アジアが原産のヒユ科の一年草で、こんもりと丸い形をした姿が特徴です。
9月下旬からは紅葉が始まり、鮮やかな緑だったコキアが赤く色づいています。
13日は、開園と同時に多くの人が訪れ、直径80センチほどのコキアをバックに写真を撮ったり、コキアに囲まれた小道を散策したりして秋のひとときを楽しんでいました。
公園によりますと、ことしは夏の猛暑の影響が心配されたものの、きれいな形の大きなコキアを育てることができていて、10月中旬まで紅葉を楽しめるということです。
(10月13日撮影)
長野 佐久穂町と小海町にまたがる「白駒の池」で色づき進む
長野県の佐久穂町と小海町にまたがる「白駒の池」では、紅葉の色づきが進み訪れた人たちを楽しませています。
標高およそ2100メートル、北八ヶ岳の広大な原生林の中にある「白駒の池」は、みなもに映る紅葉が美しいことから、この時期になると県内外から大勢の観光客が訪れます。
池の周辺では、9月下旬からナナカマドやドウダンツツジなどが色づき始めました。
訪れた人たちは池の周囲を散策したり、紅葉した木々を写真に収めたりして深まりゆく秋を楽しんでいました。
(10月9日撮影)
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261013de58871
台風25号 千葉 印旛沼周辺の浸水は40平方キロメートル以上か
返信削除2026年10月16日 5:12
台風
台風25号の記録的な大雨で堤防が決壊するなどした千葉県の印旛沼周辺では、少なくとも40平方キロメートルが浸水したとみられることが航空測量会社の調査で分かりました。
周辺にある5つの市町の総面積のおよそ8%にあたり、専門家は治水計画を上回る大雨によって大量の水が沼周辺の低地に集まったことが主な要因だと指摘しています。
航空測量会社の「国際航業」は、9月、関東で記録的な大雨となった台風25号について大雨の前後に人工衛星で撮影された画像をもとに浸水した範囲を分析しました。
それによりますと、堤防が決壊するなどした千葉県の印旛沼周辺にある▼佐倉市、▼成田市、▼印西市、▼酒々井町、▼栄町の5つの市町では、少なくとも40平方キロメートルが浸水したとみられることが分かりました。
5つの市町の総面積のおよそ8%、JR山手線の内側の60%余りにあたります。
画像で分析できない屋根の陰になった場所やアンダーパスなどを含めるとさらに広い可能性があるということです。
広域が浸水した要因について、河川工学が専門の中央大学研究開発機構の山田正機構教授は▼治水計画を上回る大雨だったことや、▼印旛沼周辺が傾斜の緩やかな低地になっていることをあげています。
山田機構教授によりますと、想定以上の雨水が川を通じて流れ込み沼の水位が急上昇して堤防が決壊したうえ、沼に注ぎ込む川も水の流れが遅く複数の場所であふれて浸水が拡大したとみられるということです。
山田機構教授は、「地球温暖化の影響で今回のような計画雨量以上の雨が降ることが見込まれる。復旧して終わりではなく、どう安全性を保っていくのか長期的な観点で対策を考えるべき時期にきている。壊れにくい堤防に加えてまちづくりや道路整備なども含めた総合的な対策を国を含めた関係機関で検討する必要がある」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60151
北海道内にあるNHK各放送局 いずれも揺れ感じず
返信削除2026年10月16日 12:54
(2026年10月16日 13:05更新)
地震
先ほど気象庁が北海道から東海にかけて緊急地震速報を発表しましたが、北海道内にあるNHKの7つの放送局では、いずれの放送局でも揺れは感じませんでした。
また、釧路市や根室市にある警察や消防によりますと、これまでに揺れは感じていないということです。
青森市にあるNHK青森放送局では、緊急地震速報のあと10分ほど経過しても、揺れを感じるようなことはありませんでした。
また仙台市のNHK仙台放送局でも揺れを感じることはありませんでした。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60369
カムチャツカ半島 M6.9の地震観測 USGS=アメリカ地質調査所
削除2026年10月16日 13:09
地震
USGS=アメリカの地質調査所によりますと日本時間の16日午後0時35分ごろ、ロシア極東のカムチャツカ半島南部で地震がありました。
震源の深さは140キロあまり、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60373
【速報中】気象庁 緊急地震速報を取り消し“M9.9と過大推定”
削除2026年10月16日 12:52
(2026年10月16日 14:41更新)
気象庁
16日昼過ぎ、カムチャツカ半島付近を震源とする地震があり、気象庁は北海道から東海にかけての広い範囲を対象に緊急地震速報を発表しましたが、直後に取り消しました。
気象庁は午後2時から記者会見を開き、「震源を千島列島に決定し、マグニチュード9.9と過大に推定したことが要因だ。過大になった原因については現在調査中だ」と述べました。
《会見速報》
気象庁が陳謝 “マグニチュード9.9と過大に推定 原因調査中”
16日午後0時40分に発表した緊急地震速報について、気象庁は午後2時から会見を開きました。
海老田綾貴地震津波監視課長は「過大な内容の緊急地震速報を発表しました。みなさまには多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と陳謝しました。
そのうえで、「震源を千島列島に決定し、マグニチュード9.9と過大に推定したことが要因だ。過大になった原因については現在調査中だ」と述べました。
“サイバー攻撃はない”
今回の過大な発表に際し、サイバー攻撃を受けた可能性はあるのかという質問に対して「システムの担当者から聞いているが、サイバー攻撃はない」と説明しました。
“緊急地震速報の警報の取り消しは初めて”
さらに、「緊急地震速報の警報を取り消した事例は今回が初めてだ」と説明しました。
“ハードウェアでなく処理が原因か”
また、地震の規模を過大に評価した原因については、「現段階では設備などのハードウェアの問題ではなく、情報の処理のところに問題があったのではないかと考えている。プログラムなど、どこが原因になったかを究明している」と説明しました。
緊急地震速報 発表から取り消しまで
気象庁は、16日午後0時36分に千島列島を震源とする地震が発生して北海道、東北、関東甲信越、北陸、東海、伊豆諸島で強い揺れが推定されるとして、午後0時40分、緊急地震速報を発表しました。
しかし、その直後の午後0時48分に緊急地震速報を取り消しました。
気象庁によりますと実際には午後0時38分ごろカムチャツカ半島付近の深さ160キロを震源とするマグニチュード6.9の地震があり、北海道函館市で震度1の揺れを観測しましたが強い揺れは観測されなかったということです。
地震による津波の心配はありません。
気象庁の緊急地震速報は、地震発生直後の小さな揺れをとらえて後から伝わる揺れの大きさを予測し、システムが自動的に地震の規模を推計して震度5弱以上の強い揺れが予測された場合に発表されます。
気象庁は地震の規模を過大に評価していたとして、緊急地震速報を発表した経緯や原因を詳しく調べています。
参院予算委員会 有村委員長“木原官房長官が官邸で対応”
参議院予算委員会の有村委員長は、午後の委員会の冒頭で「先ほど緊急地震速報が流れた。情報収集・分析のため、木原官房長官が官邸にとどまることを委員会として了承したい」と述べました。
その上で「政府は引き続き、的確な情報収集・分析にあたり、国民に正確な情報を伝えてほしい。予算委員会では新しい情報が入りしだい、的確に対応したい」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60368
「気象庁」ニュース一覧
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-E0000000682
東海道新幹線 地震防災システム作動で一時運転見合わせも再開
削除2026年10月16日 13:09
(2026年10月16日 13:19更新)
地震
JRによりますと、東海道新幹線は午後0時40分ごろから新横浜駅と豊橋駅の間の上下線で一時、運転を見合わせましたが午後0時55分に運転を再開しました。
緊急地震速報が出された影響で安全確保のため、地震防災システムが作動したということです。
JR東日本 緊急地震速報も影響なし
JR東日本によりますと、東北の新幹線や在来線は、緊急地震速報の発表による影響はなかったということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60374
緊急地震速報取り消し 驚きや正確な情報求める声 北海道・東北
削除2026年10月16日 12:54
(2026年10月16日 16:03更新)
地震
16日昼過ぎ、カムチャツカ半島付近を震源とする地震があり、気象庁は北海道から東海にかけての広い範囲を対象に緊急地震速報を発表しましたが、直後に取り消しました。北海道や東北の市民などからは、驚きや正確な情報を求める声が聞かれました。
北海道
札幌市民“とてもびっくり”“正確に情報を出してもらいたい”
札幌市の人たちに当時の状況や受け止めを聞きました。
バスに乗っていた20代の男性は「とてもびっくりしました。乗客全員が驚いている様子でした。大きな揺れが来るかと思いましたが、バスの運行には影響はありませんでした」と話していました。
20代の女性は「家に母親と一緒にいて、急いでテレビや家具を押さえました。地震がなくてよかったです」と話していました。
また、函館市から訪れた50代の男性は「楽器屋の店内にいましたが、いきなり速報がなり、外に避難しました。周りの人たちも通りに集まって少し騒ぎになりました。もう少し正確に情報を出してもらいたいです」と話していました。
札幌市電は一時運転停止
札幌市中心部を走る路面電車、「札幌市電」は午後0時40分の緊急地震速報の発表を受けて運転を一時、停止しました。当時、内回りと外回りのあわせて14本が運転中だったということです。緊急地震速報が取り消されたのを受けて運転を再開しましたが、一時、5分程度の遅れが出たということです。
震度1観測の函館では “取り消しの音 心臓に悪い”
函館市では、緊急地震速報のもととなったカムチャツカ半島付近を震源とする地震により、16日午後0時38分ごろに震度1の揺れを観測しました。
観光で函館市を訪れていた男性は「緊急地震速報を知らせる音に驚きました。実際には大きな地震が起こらなくて良かったですが、取り消しの音も大きいのは心臓に悪いです」と話していました。
また市内に住む女性は「海が近く津波の心配もあるので、大きな地震がなくてよかったです」と話していました。
釧路市民“誤りはやめてほしい”“とりあえず安心”
北海道釧路市内に住む30代の男性は「スマートフォンで緊急地震速報が鳴って非常に驚きました。地震が多いところなので、今回のような誤りはやめてほしいです」と話していました。
また、20代の女性は「列車に乗っていたのですが、緊急地震速報が鳴って列車が止まり、少したってから動き出しました。大きな地震が起きるといわれている地域なので、速報が取り消されてとりあえず安心しました」と話していました。
釧路市では高台の公園に避難した人も
北海道釧路市の高台にあり津波の避難場所になっている幣舞公園では、緊急地震速報の発表を受けて避難した人の姿も見られました。
70代の男性は、「昼食を食べている時にテレビで緊急地震速報が鳴ったので、驚いて避難してきました。その後に取り消しとなり、こういったことはやめてほしい」と話していました。
根室市 住民や観光客“びっくり”“精度高めて”
北海道根室市に住む60代の女性は、自宅で食事をしていたところ、スマートフォンから緊急地震速報の警告音が鳴ったということです。
女性は「びっくりして、いつ地震が来るんだろうと思って身構えていました。速報が誤って出された原因がわかればいいと思う」と話しました。
80代の男性は、「地震が来るかなと思って、少しの間、家の中でじっとしていましたがなかなか来ないなと思いました。少しびっくりしました」と話していました。
また、札幌市から車で観光に訪れていた40代の男性は、車の運転中にスマートフォンで緊急地震速報の警告音が鳴ったということで、「車を減速して、路肩に車を止めて様子を見たが特に揺れなかったので、ラジオをつけて情報を聞きながら運転をした。今後は緊急地震速報の精度を高めてほしい」と話していました。
JR根室線には遅れも
JR根室線などを運行するJR北海道釧路支社によりますと緊急地震速報の発表を受けて、安全確認のため列車を停止させたということです。速報の取り消しを受けて、順次運転を再開させましたが、この影響で根室線の特急列車と普通列車あわせて2本に、最大で40分程度の遅れが出たということです。
北海道内放送局では揺れを感じず
気象庁が北海道から東海にかけて緊急地震速報を発表しましたが、北海道内にあるNHKの7つの放送局では、いずれの放送局でも揺れは感じませんでした。また、釧路市や根室市にある警察や消防によりますと、これまでに揺れは感じていないということです。
東北
青森 スポーツ大会の会場で競技が一時中断
青森市で行われている国民スポーツ大会の陸上競技の会場では、競技が行われている時間に観客などのスマートフォンから緊急地震速報に関する警告音が2回鳴り、一時、競技が中断されるなど影響が出ました。
青森市にある陸上競技場では、16日は午前10時から陸上競技が行われ、緊急地震速報が発表された午後0時半すぎは、走り幅跳びの競技が行われているところでした。このため運営側は競技をいったん中断した上で安全を確認し、「揺れがなかった」として、数分後に競技を再開したということです。
緊急地震速報の10分ほど後、取り消しを知らせる内容で警告音が鳴った際には、成年男子100メートルの選手たちがスタートの直前だったため選手たちは関係者に案内されてスタート位置を離れ、一時、競技が中断されました。また、観客や関係者が心配そうな様子でスマートフォンで状況を確認する姿もみられました。
その数分後に、「さきほどの緊急地震速報は取り消されました」などとアナウンスされ、安全が確認されたとして、競技が再開されました。
宮城 村井知事「なるべく正確な情報を流していただきたい」
気象庁が緊急地震速報を発表した直後に取り消したことについて、発表当時、知事室で執務していたという宮城県の村井知事は「2025年7月のカムチャツカ半島沖の巨大地震では、揺れを感じなかったものの津波が来たので、様子をしっかり調べようと思っていたやさきに誤報だという連絡が来た。心臓に悪いのでなるべく正確な情報を流していただきたい」と話しています。
青森・仙台の各放送局 揺れ感じず
青森市にあるNHK青森放送局では、緊急地震速報のあと10分ほど経過しても、揺れを感じるようなことはありませんでした。また仙台市のNHK仙台放送局でも揺れを感じることはありませんでした。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261016de60369
大山鳴動して鼠一匹もおらず…
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