2025年4月1日

2025年 令和7年 巳年「画蛇添足/藪をつついて蛇を出す」 ★2


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>余計なことをして、すべてを台無しにしてしまうこと。無用で不必要なものをつけ足すこと。余計なもの。また、無用なものをつけ足してしくじること。蛇の絵を描いて、蛇にはない足をたし描く意から。

>余計なことをして、かえって災いや悪い結果を招くこと。 つつかなくてもよいやぶをつついて、ヘビをはいださせる意から。




(№656 2025年3月23日)

45 件のコメント:

  1. 大相撲 大の里 3場所ぶり3回目優勝 高安との優勝決定戦制す
    2025年3月23日 20時40分

    大相撲春場所は、千秋楽、大関 大の里が、12勝3敗で並んだ大関経験者の平幕 高安との優勝決定戦を制し、3場所ぶり3回目の優勝を果たしました。

    春場所は14日目を終えて、3敗で大の里と高安がトップで並び、星の差1つの4敗で美ノ海、新入幕の安青錦、時疾風の平幕の3人が追う展開となっていました。

    千秋楽、高安は小結 阿炎と対戦して白星を挙げ、大の里も結びの一番で大関 琴櫻に勝ったため、12勝3敗で並んだ2人による優勝決定戦にもつれこみました。

    そして、優勝決定戦では、大の里が持ち味の圧力で前に攻め続けて「送り出し」で勝ち、去年の秋場所以来、3場所ぶり3回目の優勝を果たしました。また、大関としては昇進後3場所目で初めての優勝です。

    大の里は今場所、4日目に三役経験者の若元春に初黒星を喫しましたが、身長1メートル92センチ、体重183キロの体を生かして立ち合いから圧力をかける相撲を持ち味に白星を重ねました。

    10日目に高安、13日目に関脇 王鵬に敗れて3敗に後退したものの、優勝争いの大詰めで再び力を発揮しました。

    今場所は新横綱の豊昇龍が途中休場した中で、大の里が大関としての責任を果たし、目標である横綱昇進に向けて第一歩を踏み出しました。

    大の里「最後は気持ちだと思い 気力で戦った」
    大の里は優勝を決めたあとのインタビューで「大関になってから成績が残せない中、12勝3敗で優勝できたのでよかった。自分の中では初日からいけるという自信もあった。本当に苦しい場所が続いていたので、うれしく思う」と喜びを話しました。

    高安との優勝決定戦については「これまで1回も勝ったことのない相手で、最後は気持ちだと思い、細かいことを気にせずに気力で戦った。不利な体勢だったが、前に出たのがよかった」と振り返りました。

    また、地震や豪雨で被害を受けた地元の石川県への思いについて「まだ大変な状況が続いているが、少しでも明るい話題が届けられたかなと思う」と述べました。

    そのうえで「今場所は雑さが目立ったので、来場所につなげられる相撲を取ろうと、後半の3日間は臨むことができた。来場所が大事になってくると思うので、頑張りたい」と抱負を述べました。

    高安「悔しいが やりきった」
    優勝決定戦で敗れ、悲願の初優勝を逃した35歳の高安は「圧力負けしてしまった。悔しいが、やりきった。悔いはないと言ったらうそになるが、今持っている力を出しきった」と振り返りました。

    優勝争いに加わった今場所については「大きなアクシデントもなく最後まで取りきることができた。ファンの応援が支えになり、充実した場所だった」と話しました。

    そのうえで、来場所に向けて「悔しい気持ちを忘れずに、また5月に向けて体をつくりたい。また優勝を目指したい」と前を向いていました。

    二所ノ関親方「粘り強くやった」
    大の里の師匠で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方は「最後の2日間はよく頑張ってくれた。

    13日目に王鵬戦で敗れどうなるかと思ったがよく立て直してくれた。ぜいたくを言うと3敗なので13勝の優勝が必要だと思ったが最後は粘り強くやったと思う」とたたえました。

    その上で来場所に向けて「負け方がワンパターンになってきているのでどう修正するか。苦手な力士を作らないことが課題になってくるので、巡業でしっかり番数をこなしていい稽古をするか、しないかで来場所の勝ち負けを左右するので巡業が大事になる。稽古はうそをつかないので、3敗したということは稽古がまだ足りないということ。4月はいい稽古をして、これが13勝、14勝になるように指導していきたい」と話しました。

    大の里とは
    大の里は石川県津幡町出身の24歳。

    身長1メートル92センチ、体重183キロの恵まれた体を生かして圧力をかけ、前に攻める相撲が持ち味です。

    小学校を卒業後、新潟県糸魚川市に“相撲留学”し、朝早くから夜遅くにまで及ぶ稽古で、多いときには1日100番以上相撲を取るなど、高校までの6年間、厳しい稽古に励みました。

    相撲の強豪、日体大に進学後は、2年連続で「アマチュア横綱」に輝くなど、数々のタイトルを獲得し、大学卒業後のおととし5月の夏場所で幕下10枚目格付け出しとして初土俵を踏みました。

    その後、おととしの秋場所で新十両への昇進を果たすと、力強い立ち合いから大きな体を生かした前に攻める相撲を持ち味に、2場所続けて12勝3敗のふた桁勝利を挙げ、去年の初場所で新入幕を果たしました。

    初土俵から4場所での新入幕は、昭和以降では3番目に並ぶスピード出世でした。

    そして去年の春場所では、千秋楽まで優勝争いに加わると、続く夏場所では初日に横綱 照ノ富士から初白星を挙げるなど勝利を重ね、12勝3敗の成績で初優勝を果たしました。

    初土俵から7場所目での優勝は、幕下付け出しの力士としては元横綱 輪島の15場所目より早く、最も早い記録でした。

    さらに去年の秋場所で13勝2敗の成績で2場所ぶり2回目の優勝を果たし、場所後に大関に昇進しました。

    初土俵から所要9場所での大関昇進は昭和以降では最も早い記録です。

    大関昇進後の去年の九州場所とことしの初場所ではいずれも優勝争いに絡むことができていませんでした。

    大の里 大関として初めての優勝 来場所は“最高位”へ挑戦
    大関昇進後初めての賜杯を手にした大の里。

    今場所最大の注目を集めた新横綱の豊昇龍が10日目から休場し不在となる中、看板力士の1人として土俵を引き締め、来場所は最高位へ挑戦します。

    大の里は所要9場所と昭和以降では最も早い記録で大関昇進を果たしました。

    しかし、新大関だった去年11月の九州場所は9勝6敗、ことし1月の初場所では10勝5敗と、いずれも優勝争いに絡むことができず、期待に応えられませんでした。

    特に初場所では、初日に土が付き、5日目までに3敗を喫するなど、序盤戦での戦いを課題のひとつに挙げていました。

    師匠で元横綱 稀勢の里の二所ノ関親方からは「稽古の番数が足りない。もっと増やせ」と指導を受け、今場所に向けては、部屋での稽古で番数を増やしたほか、積極的に出稽古に出て調整を進めてきました。

    大の里は「ここ2場所、よくない相撲、よくない成績が続いている。自分がいちばん感じている。もう一度集中して、先場所の反省を生かして、初日の入りをしっかりしていきたい」と今場所への思いを口にしました。

    迎えた初日、過去は1勝2敗と負け越している難敵の若隆景に勝って白星発進し、5日目を終えて勝ちっぱなしの力士がいなくなる中、4勝1敗とまずまずの成績で、課題としていた序盤戦を乗り切りました。

    5日目を終え「先場所からすれば、いい方向にいっている。中盤戦、しっかりやっていく」と気を引き締めました。

    その後も、持ち味の馬力や左の強烈なおっつけを武器に6日目以降も白星を重ね、大関に昇進してから最も早い9日目での勝ち越しを決めました。

    しかし10日目、1敗でトップで並んでいた大関経験者の高安との一番で、立ち合いの圧力から押し切ることができず、左を差されて寄り切られ、2敗に後退しました。取組後には「またあしたから頑張る」と3度繰り返して、悔しさをにじませました。

    終盤戦以降の優勝争いでは「あまり気にしない。来場所に向けてしっかり今場所成績を残したい」と優勝を意識せずに先を見据えることを強調しました。

    その心の内がかいま見えたのが、今場所前の2月に行われた大関昇進パーティー。

    新横綱の豊昇龍の誕生について問われると「感じるものはあるし、それは自分が一番感じている」と、最高位に向け、内に秘めた思いがありました。

    大関として初めての賜杯を手にした大の里。来場所は横綱昇進に挑む場所になります。

    (中略)

    八角理事長 大の里の横綱昇進に期待感
    日本相撲協会の八角理事長は、優勝した大関 大の里について「立派だったし、番付上位ということを見せた。負けた相撲の次の日はいい相撲を見せて、自分の型を持っていた」と評価しました。

    そのうえで「早く上に上がってほしい」と横綱昇進への期待感も示していました。

    一方、優勝決定戦で敗れた高安については「投げにいってしまったが、押し返さなければいけなかった。よく頑張ったと思う。夢を諦めないで頑張ってほしい」とねぎらいました。

    高田川審判部長「来場所 楽しみな場所になる」
    日本相撲協会の高田川審判部長は、3回目の優勝を果たした大関 大の里について「結びの一番でも優勝決定戦でもいい相撲を見せた。当たって前に出る、馬力のある相撲がよかった」とたたえました。

    大の里は大関として初めての優勝で「大きな優勝だとは思うが、何事も来場所を見てからだ。楽しみな場所になる」と期待を寄せました。

    敗れた高安については「投げにいったところを我慢して残していたら、流れも変わったかもしれない。今場所はいい相撲だった」と評価していました。

    また、先場所11勝をあげて今場所は9勝だった関脇 大栄翔について「ずいぶん前から大関候補と言われてきた。大きな数字で優勝したら変わるでしょう」と大関昇進の可能性も残す見解を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250323/k10014758081000.html

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    1. 大相撲春場所 新入幕の安青錦が敢闘賞 史上2番目の速さ
      2025年3月23日 19時47分

      大相撲春場所の三賞選考委員会が開かれ、新入幕の安青錦が敢闘賞を受賞し、初土俵から10場所目での三賞受賞は史上2番目の速さとなりました。また、優勝決定戦に進んだ大関経験者の平幕、高安が技能賞を受賞しました。

      春場所の三賞選考委員会は23日、春場所が行われた大阪 浪速区の大阪府立体育会館で開かれました。

      このうち、敢闘賞は新入幕の安青錦が受賞しました。

      21歳の安青錦は低く当たって前に出る相撲で白星を重ね、11勝4敗の好成績を収めました。

      初土俵から10場所目での三賞の初受賞は、去年の春場所を新入幕で制した尊富士に並び、史上2番目に速い記録となりました。

      また、平幕の美ノ海も千秋楽の23日、関脇 大栄翔に勝って11勝4敗とし、初めての三賞となる敢闘賞を受賞しました。

      技能賞は、初優勝を逃したものの12勝3敗の好成績を収めた技能ある相撲を評価され、高安が3回目の受賞を果たしました。

      一方、殊勲賞は該当者がいませんでした。

      安青錦「自信持って自分の相撲を取れた」
      初めての三賞受賞となった新入幕の安青錦は、23日が21歳の誕生日で「うれしい。いいプレゼントにできた。今場所は自信を持って自分の相撲を取れた」と喜びを話しました。

      そのうえで「みなさんに愛されるような力士になりたい」と抱負を述べました。

      美ノ海「前に攻める相撲がよかった」
      沖縄県出身力士では初めての三賞受賞となった31歳の美ノ海は「なかなか自分の思うような相撲は取れなかったが、引かずにしっかり当たって、前に攻める相撲を取れたことがよかった」と手応えを口にしました。

      そして「来場所に向けて、今場所よかった点を伸ばしていきたい」と成長を誓いました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250323/k10014757931000.html

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    2. 相撲協会2年連続の黒字、昨年は全6場所完売…「早くコロナ禍での赤字を取り返したい」
      2025/03/24 20:44

       日本相撲協会は24日の評議員会で2024年決算を承認し、2年連続の黒字決算となったことを発表した。経常収益から経常費用などを差し引いた額は14億4500万円のプラスとなった。正味財産は11億5800万円増え、279億円となった。昨年の6場所すべての入場券が完売したことや、巡業日数が増えたことなどが寄与した。

       相撲協会の決算は新型コロナウイルス禍により、赤字決算が続いていたが、23年に4年ぶりに黒字転換した。担当者は「コロナ禍で100億円以上の赤字が出ている。黒字を続け、早くコロナ禍での赤字を取り返したい」としている。
      https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20250324-OYT1T50148/

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  2. 三重 大型バス死傷事故 警察“運転手の死因は心臓の病気”
    2025年3月24日 18時45分

    22日、三重県御浜町で大型バスが道路脇の防風林に突っ込んで運転手が死亡し、乗客21人がけがをした事故で、警察が運転手の死因を調べたところ、心臓の病気だったことがわかったということです。
    警察は24日、バスの運行会社の営業所を過失運転傷害の疑いで捜索し、詳しく調べています。

    22日の夜、三重県御浜町の国道42号で大型バスがセンターラインを越えて対向車線の道路脇の防風林に突っ込んだ事故では、バスの運転手で埼玉県川越市に住む橋爪悟司さん(57)が死亡し、乗客21人がけがをしました。

    警察は24日、バスを運行していた埼玉県所沢市に本社を置く「西武観光バス」のさいたま市内の営業所を、過失運転傷害の疑いで捜索しました。

    また、警察が運転手の死因を調べたところ、心臓の病気だったということです。

    一方、会社によりますと、事故につながるような持病の情報はなかったということです。

    また、出発前に体調などをチェックする点呼を行った際、異常はみられなかったということです。

    バスは和歌山県那智勝浦町を事故のおよそ1時間前に出発し、さいたま市内の営業所に向かう途中だったということです。

    警察は、運転手の勤務状況などを詳しく調べています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250324/k10014758501000.html

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    1. 三重 バスが林に突っ込む 運転手死亡 21人けが ブレーキ痕なし
      2025年3月23日 11時44分

      22日夜、三重県御浜町の国道で、大型バスが道路脇の防風林に突っ込んで、運転手の男性が死亡し、乗客21人がけがをした事故で、現場にはバスがブレーキをかけた痕がなかったことが警察への取材でわかりました。

      警察はバスがスピードを落とさずに突っ込んだとみて、事故の原因を調べています。

      22日午後8時半ごろ、三重県御浜町の国道42号で、大型バスがセンターラインを越えて対向車線の道路脇の防風林に突っ込みました。

      警察によりますと、この事故で、バスの運転手で埼玉県川越市に住む橋爪悟司さん(57)が死亡し、乗客21人がけがをしました。

      けがをした人のうち少なくとも3人が、胸などを骨折したということです。

      現場は片側1車線の直線道路で、その後の調べで、バスがブレーキをかけた痕がなかったことが、警察への取材でわかりました。

      バスは埼玉県に本社がある西武観光バスが運行していて、和歌山県那智勝浦町を事故のおよそ1時間前に出発し、さいたま市に向かう途中だったということです。

      警察は、バスがスピードを落とさずに突っ込んだとみて、ドライブレコーダーを解析するなどして、事故の原因を調べています。

      西武観光バス「調査に全面的協力 事故原因の究明に努める」
      埼玉県所沢市に本社がある「西武観光バス」によりますと、事故が起きたのは和歌山県那智勝浦町からさいたま市大宮区まで向かう夜行バスだったということです。

      この路線はほかのバス会社と共同で毎日上り下り1本ずつ運行されていました。

      事故があったバスは上りで、22日午後7時半ごろ、那智勝浦町の「勝浦温泉」を出発して、三重県内を通り、23日朝、横浜・新宿・池袋を経由して午前7時すぎにさいたま市大宮区の「西武大宮営業所」に到着する予定だったということです。

      22日夜は、乗客21人と運転手2人が乗っていて、おおむね2時間ごとに運転手が交代して運行することになっていたということです。

      また、運転手の2人は、21日の夜に「西武大宮営業所」を出発して、22日の朝に「勝浦温泉」に到着する下り線の乗務を担当し、いったん休息を取ったあとで、再び22日夜の乗務を担当していたということです。

      事故の時に運転していて、死亡した橋爪悟司さんはおよそ20年勤務しているベテランの運転手で、この路線も複数回、担当していたということです。

      会社によりますと、橋爪さんに事故につながるような持病の情報はなく、出発前に体調などをチェックする点呼を行った際、異常は見られなかったということですが、西武観光バスでは、今回の事故を受けて、事故防止に向けた取り組みや運転手の健康管理などを徹底するよう、全国の営業所に改めて注意喚起したということです。

      西武観光バスは「事故によりけがをされたお客様におわび申し上げます。今回の重大事故を厳粛に受け止め、警察の捜査をはじめ、関係機関の調査に全面的に協力し、事故原因の究明に努めてまいります」とコメントしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250323/k10014757781000.html

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    2. 社会全体が、いつ爆発するかわからない爆弾をいたるところに抱えているようなものだな。

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    3. 防風林に突っ込んだ夜行バス、運転手は心臓死…乗車前の点呼では異常なし
      2025/03/24 18:09

       三重県御浜町の国道で大型夜行バスが道路脇の防風林に突っ込み、運転手1人が死亡、乗客21人が病院に搬送された事故で、県警は24日、司法解剖の結果、運転手の橋爪悟司さん(57)(埼玉県川越市)は病死(心臓死)だったと発表した。県警は、橋爪さんが運転中、突発的に発症したとみて調べている。

       事故が発生したのは22日午後8時半頃で、和歌山県からさいたま市に向かう途中だった。バスの運行会社「西武観光バス」(埼玉県所沢市)によると、橋爪さんに事故歴はなく、乗車前の点呼でも異常はなかったという。三重県警は24日、同社の大宮営業所(さいたま市)を捜索した。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20250324-OYT1T50129/

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  3. 元福島県知事の佐藤栄佐久氏が死去、85歳
    2025/03/19 12:29

     元福島県知事の佐藤栄佐久(さとう・えいさく)氏が19日、老衰のため同県郡山市内の高齢者施設で死去した。85歳だった。

    佐藤栄佐久さん(2018年12月4日)

     1983年から参院議員を務め、88年に同県知事に初当選した。5期目の2006年、県発注のダム工事を巡る汚職事件で親族が逮捕されたことを受けて辞職。自身も収賄容疑で逮捕、起訴され、12年に有罪判決が確定した。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20250319-OYT1T50103/

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    1. 「スケール大きな知事」 功罪両面県政に足跡 佐藤栄佐久さん死去
      2025/03/20 05:00

      知事時代について振り返る佐藤栄佐久さん(2018年12月、郡山市で)

       県知事を県政史上最長の5期18年務めた佐藤栄佐久さんが19日、死去した。85歳だった。在任中は地方分権を訴え、使用済み核燃料を再利用するプルサーマル計画への反対などで注目された一方、県発注工事を巡る汚職事件では有罪となった。県政界に功罪両面で足跡を残した政治家の 訃報ふほう に、県内の関係者から哀悼の声が相次いだ。

      ■地方分権訴え
       「とてもスケールの大きな知事だった」。佐藤さんの娘婿の玄葉光一郎・衆院副議長は19日夕、記者団の取材に応じ、岳父の業績を振り返った。

       1988年に知事に初当選した直後の89年、リゾート地の景観を保全する条例を全国に先駆けて制定。福島の地方としての良さを残そうと「うつくしま、ふくしま。」というスローガンを県民運動として掲げた。玄葉氏は「今も県が目指すべき方向性だ」と語り、内堀知事も「多くの県民の心に息づいている」と追悼コメントを出した。共著を執筆した社会学者の開沼博さんは、佐藤さんの政治姿勢を「地方がいかにして独自色を出していくかを考えていた」と評した。

       東京一極集中に強い問題意識を持ち、地方分権の重要性を訴えた。「平成の大合併」が進められた中でも、合併をしない市町村の意向を尊重した。いとこで前本宮市長の佐藤嘉重さん(86)は「人の意見を聞いてから話す人だった」と振り返り、そうした気質が市町村の意向を尊重する「住民目線の政治」に表れていたとした。

       在任中の93年に開港した福島空港を活用し、東アジアとの交流を活性化させたほか、環境問題など先進的な課題にも取り組み、2001年にはうつくしま未来博を須賀川市で開催。博覧会のためにつくられた同市のふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)は現在も環境や科学の学習施設として利用されている。

       02年に東京電力によるトラブル隠しが発覚した際には、プルサーマル計画の受け入れについて「(国民・県民の理解など)前提となる条件が消滅しており、白紙撤回されたものと認識している」と反対を表明。佐藤県政時代から県議を務める佐藤憲保県議は「安全性の確保という点で国と向き合った姿勢は、原発事故を経験したからこそより評価できる」と話す。

       政治信念を支えたのは、知事就任以降も衰えなかった勉強量だった。ある県幹部は「地方分権について担当するなら明日までにこの本を読め」と差し出された本が600ページあったと振り返った。辞職の際には、知事公舎からトラックいっぱいの本が運び出されたという。

       50年前に郡山青年会議所で知り合ってから親交を続け、自身も県議や郡山市長を務めた原正夫さん(81)は「勉強熱心で、人のためを思い続けていた」としのんだ。

      ■汚職事件
       06年、18年続いた佐藤県政に終止符を打ったのは、県発注ダム工事を巡る汚職事件だった。実弟の逮捕を受けて辞職し、その後自分自身も収賄容疑で逮捕、起訴された。無罪を主張し続けたが、12年に有罪が確定。玄葉氏は「 忸怩じくじ たる思いを持っていた」と語った。
      https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20250319-OYTNT50184/

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    2. 佐藤栄佐久氏 死去 85歳 福島県知事や参議院議員を務める
      2025年3月19日 18時24分

      福島県知事や参議院議員を務めた佐藤栄佐久氏が、19日未明に亡くなりました。85歳でした。

      佐藤栄佐久氏は福島県郡山市出身で、昭和38年に東京大学法学部を卒業したあと、父親が設立した衣料メーカーに入社し、日本青年会議所の副会頭などをつとめました。

      そして昭和58年、参議院議員に初当選し、昭和62年には大蔵政務次官に就任しました。

      昭和63年に福島県知事に立候補して初当選し、5期18年にわたって務めました。

      国の原子力政策に強い態度で臨み、平成14年に発覚した東京電力による原子力発電所の一連のトラブル隠しの問題では、県内の原発で計画されていた国のプルサーマル計画の受け入れを白紙撤回するなど、安全性を厳しく監視する姿勢を強調してきました。

      その一方で、県が発注した公共工事をめぐる汚職事件で収賄の罪に問われ、平成24年に執行猶予のついた有罪判決が確定しました。

      関係者によりますと、佐藤氏は19日午前3時ごろ、郡山市の高齢者施設で亡くなったということです。

      85歳でした。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250319/k10014754661000.html

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  4. 「佐藤栄佐久 原子力政策 国策捜査」
    https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/subway_sarin_attack/

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  5. 宮崎市で山林火災 鎮火のめど立たず 70世帯に避難指示
    2025年3月25日 21時19分

    25日、宮崎市で山林火災が発生し、周辺の70世帯に避難指示が出され、鎮火のめどは立っていません。これまでにけが人や住宅の被害は確認されていないということで、消防は消火活動をいったん中断し、26日朝から再開することにしています。

    警察や消防によりますと、25日正午前、宮崎市鏡洲の山林で作業をしていた男性から「木の伐採作業中に煙が出た」と消防に通報がありました。

    消防による地上での消火活動のほか、防災ヘリと自衛隊のヘリ、合わせて4機で空からも消火活動を行いましたが、およそ8時間たった午後8時現在、鎮火のめどは立っていません。

    県によりますと、ヘリコプターと地上からの消火活動は、日没に伴って午後6時半までにいったん中断し、26日朝6時半ごろから再開する予定だということです。

    宮崎市は午後4時15分に鏡洲地区の鏡洲上と赤木九平の合わせて70世帯に避難指示を出しました。

    木花地区交流センターに避難所を開設し、午後8時の時点で6人が避難しているということです。

    宮崎市によりますと、これまでにけが人や建物への被害は確認されていないということです。

    焼けた面積は調査中だとしています。

    現場は鏡洲小学校から西に1キロほど離れた山林です。

    宮崎市では、25日、乾燥注意報が出されていました。

    宮崎市 鏡洲地区に避難指示
    宮崎市は山林火災のため、25日午後4時15分に鏡洲地区の鏡洲上と赤木九平のあわせて70世帯に避難指示を出しました。木花地区交流センターに避難所を開設しています。

    宮崎市によりますと、これまでのところけが人や建物への被害は確認されていないということです。

    現場は鏡洲小学校から西に1キロほど離れた山林です。

    宮崎市では25日、乾燥注意報が出され、日中の最高気温は28度にのぼっていました。

    近くの小学校 重要書類など運び出す
    山林火災の現場近くにある宮崎市の鏡洲小学校では、保護者が車で児童を迎えに来ていました。

    1年生の娘を迎えに来た母親は「煙がすごかったので、早く迎えに行かないといけないと思ってきました。ほかの親御さんもみんな心配しています。今夜は避難することも検討したい」と話していました。

    児童が帰宅したあとは、教員たちが万が一に備えてパソコンや重要な書類などを学校の外に運び出す作業に追われていました。学校から12キロほど離れた市の教育委員会で保管するということです。

    鏡洲小学校の山元美保子教頭は「あすが修了式ですが、それについては状況を確認して決めていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014759961000.html

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    1. 愛媛 山林火災 避難指示拡大 今治市ほぼ全域で停電のおそれも
      2025年3月25日 21時24分

      愛媛県今治市の山林火災は、発生から2日がたった今も延焼が続いています。一部の地区では住宅や倉庫あわせて9棟が全焼し、市は避難指示の地域を拡大するとともに、消防などが24時間態勢で消火活動を続けています。

      23日に発生した山林火災は、今も延焼が続いています。

      市によりますと、焼けた面積は25日午後4時時点で少なくとも約214ヘクタールで、平成元年以降に県内で発生した林野火災としては最大の焼損面積になっています。

      火は弱まらず、さらに延焼しているということで、市によりますと、市内にある住宅7棟と倉庫2棟の計9棟が全焼したということです。

      市は避難指示を拡大していて、現在は▽長沢地区▽朝倉北地区▽緑ヶ丘団地地区▽郷桜井地区の一部▽旦地区▽桜井小学校区の計2973世帯5836人に避難指示を出しています。

      市によりますと午後8時時点で、▽桜井公民館▽朝倉公民館▽朝倉小学校などに計85世帯179人が避難しています。

      隣接する西条市は▽楠河地区楠・六軒家に避難指示を出しています。

      気象庁によりますと、今治市では乾燥注意報が出ていて、26日にかけて空気の乾燥した状態は続く見込みです。

      今治市を含む東予では、陸上の最大風速は26日にかけて9メートル以下と予想されているほか、海上では26日午前中にかけて10メートルとやや強い風が吹く見込みです。

      一方、27日から28日にかけては県内で雨が降る見込みです。

      今治市ほぼ全域 停電のおそれも
      山林火災を受けて25日夕方、四国電力送配電松山支社の植原宣和支社長などが記者会見を開きました。

      それによりますと、今治市内を通る2つの送電線のうち、沿岸部に近い「桜井線」は現場での消火活動に支障が出ないよう、24日から段階的に電気の供給を停止していて、今治市内にはもう1つの「今治線」で電気を供給しているということです

      今治線は山の近くを通るため、今後火災の影響で電気の供給ができなくなった場合には、今治市のほぼ全域にあたる約7万6000戸が停電するおそれがあるということです。火災は今治線から約1キロの範囲まで迫っているとしています。

      このため会社は、四国にある発電機車24台を今治市内に移動させる手配などを進めていますが、「懐中電灯の準備や携帯電話の充電など、万が一の停電に備えてほしい」と呼びかけています。


      愛媛県知事「避難を呼びかけ続けてほしい」
      愛媛県は25日午後6時半から災害対策本部会議を開き、中村知事が今治市と西条市に対して、住民への避難の呼びかけを粘り強く続けるよう要請しました。

      会議には両市もリモートで参加しました。この中で県の担当者は、午後5時過ぎに総務省消防庁に対して、緊急消防援助隊の出動を要請したことを明らかにしました。広島県や香川県などから約300人が消火活動の応援に入る見込みだということです。

      会議の最後に中村知事は「強風と乾燥で火の粉が飛び火して、新たな火災が発生するという状況が続いている。今治市、西条市にはたとえ無駄足になっても、避難を粘り強く呼びかけ続けてほしい」と述べました。

      さらに「被害状況を把握するための情報収集、共有が大事だ。関係機関と緊密に連携し、県庁の全部局が緊張感を持って対応にあたってほしい」と述べました。

      伊予桜井駅付近で火災発生

      市消防本部によりますと、25日午後1時半ごろ、今治市にあるJR予讃線の伊予桜井駅の付近で火災が発生し、消防が消火活動にあたっています。

      駅周辺には避難指示は出ていませんが、山林火災の現場に近く、付近には住宅が広がっています。

      25日午後1時43分現在、予讃線の伊予西条と今治の間の上下線で運転を見合わせています。

      焼損範囲が拡大する様子
      今回の山林火災で焼けた範囲を、愛媛県災害対策本部の発表資料をもとに作成した地図で見てみます。

      24日午後2時半ごろの時点では、火災が起きた場所を中心に約145ヘクタールが焼けていました。

      その後、さらに範囲は広がっていて、25日午前7時半前には約214ヘクタールに広がっています。
      24日の時点で焼けていた場所からさらに拡大しているほか、北東側の避難指示が出ている緑ヶ丘団地地区の近くにも焼けた場所があります。さらに、南側にも広がっている地点が複数あります。

      人工衛星がとらえた熱源データでみる
      NASA=アメリカ航空宇宙局の人工衛星がとらえた地上の熱源のデータでは、23日から25日にかけて、今治市の山林火災のものとみられる熱源が広がっていく様子が確認されています。
      このデータは最高375メートル四方の広さで識別できる解像度で地上の熱源を観測したもので、山林火災のおおよその頻度や位置などを把握するために利用されています。

      NHKがデータをもとに可視化し、日ごとにまとめた地図からは、火災が発生した23日、今治市長沢の辺りに熱源を示す赤い場所が現れます。

      翌日の24日には、その範囲がやや南に移っている様子が見て取れます。

      さらに25日未明には熱源がもともとの場所から北と西、そして南に移った状況が確認できます。

      また、NHKがアメリカの企業プラネットから独自に入手した、25日午前8時ごろ撮影された衛星画像では、緑ヶ丘団地地区、朝倉北地区、西条市の楠河地区楠・六軒家に近い3か所から、山林火災のものとみられる白い煙が上がっている様子が確認できます。

      公民館に避難した人は
      今治市の朝倉公民館には複数の住民たちが避難していて、25日午前、テレビや新聞で火災のニュースを確認していました。

      このうち、緑ヶ丘団地から避難してきたという68歳の男性は「昨夜、職場から着の身着のままで来ました。火災の影響で自宅のガスがとまっています。風呂に入りたいです」と話していました。

      77歳の男性は「あまり眠れませんでした。家のすぐそばまで火が来ていて怖かったです。貴重品や妻の位はいを持ってきました」と話していました。

      緑ヶ丘団地地区では25日昼前、住宅地の近くの山から白い煙があがっていて、地元だけでなく伊予市や大洲市など県内各地の消防隊員が声をかけ合いながら、消火活動にあたっていました。

      地区には避難指示が出されていますが、市は安全が確保できると判断できる場合は、自宅に戻ることを認めていて、防災士だという70代の男性は衣服を取りに自宅に戻りました。

      男性は「昨夜は避難所から山が赤く燃えているのが見えました。とても怖かったです。みんなこの先どうなるだろうと不安でいっぱいでした」と話していました。

      老人ホームで自主避難
      今治市の旦地区にある特別養護老人ホーム「唐子荘」では、山林火災の火が近くの裏山にまで迫り、避難指示を待たず、自主的に入所者を避難させました。

      避難させたのは、車いすなどを利用している入所者約50人で、全員を車で15分ほどの距離にある別の老人ホームに移動させたということです。

      避難を受け入れた橋田数永副施設長は「大変な状況ですが、これから寝る場所の確保を進めたいと思っています。とにかく皆さんには健康第一で体調を崩さないように注意したいと思います」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014759391000.html

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    2. 岡山の山林火災 鎮圧めど立たず 岡山市と玉野市に避難指示
      2025年3月25日 20時36分

      23日、岡山市南区で発生した山林火災は延焼が続いていて、焼けた面積は311ヘクタールに拡大し、鎮圧のメドは立っていません。25日夜になって、岡山市と隣接する玉野市は一部の地域に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています

      23日午後、岡山市南区飽浦(あくら)で発生した山林火災では、山すその住宅や倉庫など計6棟の建物に被害が出ましたが、けがをした人は確認されていません。

      消防によりますと、焼けた面積は25日午後5時の時点で、岡山市南区と隣接する玉野市の約311ヘクタールに及び、住宅の近くに火が迫っているところもあり、依然として鎮圧のメドは立っていないということです。

      岡山市は24日午後、避難指示をすべて解除していましたが、25日夜になって、岡山市と玉野市がそれぞれ一部の地域に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています。

      避難指示が出ているのは、岡山市南区の小串地区の627世帯1146人、玉野市が番田地区の303世帯646人と、北方地区の161世帯341人です。

      岡山市によりますと、25日はヘリコプター11機と消防車約50台が出動して消火活動にあたりましたが、現場周辺では夕方になって風が強まっためヘリコプターによる消火活動ができなくなり、現在は地上からの消火活動が続けられています。

      南区の農園に被害
      山林火災で、南区の宮浦地区にある農園では、シイタケの原木約300本やプランターが焼けるなどの被害が出たということです。

      農園を営む70代の男性は「知人から連絡があって農園が燃えていることを知った。シイタケの原木300本近くが燃えてなくなっていて、本当にショックだった。スイカの種をまいていたプランターも燃えたが、種は燃えずに残っていて、うれしくて泣きそうになった。全焼せずに農業を続けられるのは消防や自衛隊の人のおかげで、感謝している」と話していました。

      神社付近に火迫る
      飽浦地区の山すそにある、飽浦稲荷宮と素盞嗚神社の近くまで火の手が迫り、地元の消防団やヘリコプターによる消火活動が行われています。

      地元の住民によりますと、いずれの神社でも、山林火災の前日には祭りが行われるなど住民の集う場所として長く親しまれているということです。

      飽浦地区に住む50代の男性は「結婚した時や、子どもができた時のお宮参りでも来た神社で、近くに火が迫って、もし燃え移ったらと思うと悲しいです。貴重品や食料をまとめるなどいざという時は避難できるように準備をしています」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014759341000.html

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  6. 岡山 山林火災4日目 鎮圧めど立たず 延焼範囲546haで最大規模
    2025年3月26日 18時55分

    岡山市の山林火災は消火活動が続いていますが、発生4日目の26日になっても鎮圧のめどはたっていません。延焼の範囲は546ヘクタールに拡大し、岡山県内の山林火災としては過去最大の規模となりました。

    今月23日に岡山市南区飽浦で発生した山林火災は、26日もヘリコプター11機のほか、およそ300人の態勢で消火にあたりましたが、延焼は東の方向に拡大し鎮圧のめどは立っていません。

    消防によりますと、延焼の範囲は14時の時点で岡山市南区と玉野市のおよそ546ヘクタールと、岡山県内で起きた山林火災としては過去最大の規模となりました。

    これまでに住宅や倉庫など6棟の建物に被害が出ていますが、けがをした人は確認されていません。

    26日夕方の時点で山の中の30か所から40か所で煙が上がっているのが確認されているということです。

    岡山市と玉野市は、一部の地区に避難指示を出して、住民に避難を呼びかけています。

    避難指示が出ているのは、岡山市南区の小串地区の627世帯1146人、玉野市が番田地区の303世帯646人と、北方地区の161世帯341人です。

    一方、現場の北側にある児島湾にかかる「児島湾大橋」は、円滑な消火活動を行うために25日から一般の車は通行止めとなっています。

    児島湾大橋は、火災が起きている地域と岡山市の中心部を結ぶ代表的なルートで通行止めが長期化すると、住民の暮らしへの影響がさらに広がることが懸念されます。

    消防は夜を徹して住宅地などへの延焼の阻止を中心に消火活動にあたることにしています。

    あす雨の見通しも まとまった雨量は期待しにくいか
    気象庁によりますと、前線を伴う低気圧が日本海を通過し、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、27日から28日にかけて雨が降る見込みです。

    岡山市と玉野市では27日の昼過ぎごろから28日にかけて雨が降り、多いところで1時間に10ミリ程度の雨が降る予想ですが、27日の24時間雨量が50ミリ以下と、まとまった雨は期待しにくいとしています。

    消防司令長 “鎮圧のめど立たず”
    現場で消火活動の指揮を執る岡山市南消防署の末友裕二消防司令長が報道陣の取材に応じました。

    この中で現在の火災の状況について、住宅地などへの延焼は食い止められているものの、山の中では30か所から40か所で煙が上がっているのが確認され、鎮圧のめどは立っていないという認識を示しました。

    そして、消火活動が難航している理由として、山の中では木などが障害物となってホースを伸ばすことができず活動が制限されることや、風によって火が燃え移ったり消えたと思った場所から再び燃え上がったりして延焼が繰り返されていることをあげました。

    末友消防司令長は「民家や建物への被害だけはなくそうと、活動隊が一丸となっている。皆さんの安心安全な暮らしが早く戻るように精いっぱい活動するので、今しばらく待っていただきたい」と話していました。

    住民には疲れ 避難への備えも
    火災が起きている山のふもとに近い、岡山市南区の宮浦地域に住む71歳の男性は、立ち上る白い煙を自宅から毎日確認していて、不安で毎晩4時間ほどしか眠れず、疲れを感じるといいます。

    男性は自宅に火の手が迫った場合に備え、玄関には非常持ち出し用のリュックサックを置いているということです。

    中には、飲み物や非常食のほか、ティッシュペーパーなどの衛生用品に加え、自宅の権利書などの貴重品も入れているということです。

    男性は「いつでもリュックサックを持って車で逃げられるようにしています。父親が建てた家を守らなければいけないという思いで対策をしています。1日も早く火が収まってほしいです」と話していました。

    政府 対応強化で「官邸対策室」に格上げ
    岡山市と愛媛県今治市の山林火災への対応を強化するため、政府は26日午前9時、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に格上げし、情報収集と警戒にあたっています。

    石破首相 延焼阻止など山林火災への対応を指示
    岡山市や愛媛県今治市、それに宮崎市で発生した山林火災を受けて、石破総理大臣は26日午前、延焼の拡大を阻止するため消防や自衛隊などが一体となって消火活動に全力を挙げることや、住民の避難支援と避難生活の環境確保に万全を期すこと、それに広い範囲で停電が発生する可能性も念頭に住民への情報提供や電源車の派遣など必要な備えを進めることを指示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250326/k10014760581000.html

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    1. 宮崎 山林火災 ほぼ消し止め延焼おそれなくなる 避難指示 解除
      2025年3月26日 19時11分

      25日に宮崎市で発生した山林火災は、26日午後6時半の時点でほぼ消し止められ、延焼のおそれはなくなったということです。これを受け、市は周辺の70世帯に出していた避難指示を解除しました。

      25日正午前に宮崎市鏡洲で発生した山林火災では、26日も消防による地上からの消火活動や、自衛隊のヘリコプターによる空からの消火活動が行われました。

      県や宮崎市によりますと、これまでにおよそ50ヘクタールの範囲で山林が焼けたということですが、午後からは目立った火や煙は確認されなくなりました。

      宮崎市消防局によりますと、午後6時半の時点で火はほぼ消し止められ、延焼のおそれはなくなったということです。

      このため宮崎市は、鏡洲地区の鏡洲上と赤木九平のあわせて70世帯に出していた避難指示を午後6時40分に解除しました。

      今回の火災では、これまでにけが人や建物への被害は確認されていないということです。

      気象台によりますと、宮崎市では27日、まとまった雨が降る予報になっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250326/k10014760571000.html

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    2. 愛媛 今治 山林火災延焼続く 焼失面積は倍に「飛び火」警戒を
      2025年3月26日 20時47分

      愛媛県今治市の山林火災は延焼が続いていて、焼けた面積は400ヘクタール余りと25日に比べて倍近くに拡大しています。消火活動が続けられていますが、依然として鎮圧のめどは立っておらず、風によって離れた建物に火が燃え移る「飛び火」にも警戒が必要です。

      今治市で今月23日に発生した山林火災は、4日目の26日も延焼が続いていて、焼けた面積はおよそ417ヘクタールと25日午後より倍近くに拡大しています。

      消火活動が続けられていますが、依然として、鎮圧のめどは立っていません。

      26日、今治市の消防団員が活動中に転倒して頭などにけがをし、この火災によるけが人はあわせて2人となりました。

      山林火災の飛び火で建物に火が燃え移ったとみられ、桜井地区で住宅2棟、郷桜井地区で住宅3棟と倉庫2棟、長沢地区と朝倉地区でそれぞれ1棟の住宅のあわせて9棟が全焼したということです。

      この火災で今治市は、長沢地区、朝倉北地区、緑ヶ丘団地地区、郷桜井地区の一部、旦地区、桜井小学校区、朝倉南乙野々瀬地区のあわせて5988人に避難指示を出しています。

      26日午後4時半の時点で7つの避難所に90人が避難しています。また隣接する西条市も楠河地区楠・六軒家に避難指示を出しています。

      県内には乾燥注意報が出され空気が乾燥した状態が続いていて、風によって離れた建物に火が燃え移る「飛び火」にも警戒が必要です。

      また、四国電力送配電によりますと、今治市内を通る2つの送電線のうち沿岸部に近い送電線は、現場での消火活動に支障が出ないよう電気の供給を停止しているということです。

      このため残るもう1つの送電線が火災の影響で電気の供給ができなくなった場合、今治市のほぼ全域が停電するおそれがあるということです。

      四国電力送配電は懐中電灯の準備や携帯電話の充電など、明るいうちから停電に備えるよう呼びかけています。

      《焼けた範囲は?》
      愛媛県今治市の山林火災で焼けた範囲を地図で見てみます。

      愛媛県災害対策本部の発表資料をもとに作成した図です。25日午前7時半ごろには、焼けた範囲はおよそ214ヘクタールに広がっていました。

      今治市の長沢地区や西条市の楠河地区楠・六軒家の周辺のほか、今治市の緑ヶ丘団地近くが焼けていました。

      その後、25日午後11時半の時点では、およそ306ヘクタールまで拡大。

      午前中と比べると北側のエリアが南北に広がっていて、避難指示が出された桜井小学校区や旦地区、郷桜井地区の近くに及んでいるほか、飛び火したように東側にある山の方でも焼けた場所があることが見てとれます。

      《熱源の推移は?》
      こちらはNASA=アメリカ航空宇宙局の人工衛星がとらえた地上の熱源のデータです。

      山林火災のおおよその頻度や位置などを把握するために利用されているもので、NHKではこれをもとに地図上に可視化しました。

      データは実際に火災が起きている場所とはずれている場合もあります。

      25日未明には火災が起きているとみられる熱源が、大きく分けて3か所で見られました。

      25日はその後、北側や西側に熱源が移っている様子が見られます。

      さらに26日未明には東側の山にも移っているほか、引き続き広い範囲で熱源が確認できます。

      専門家 “火の粉300m超飛ぶことも”
      飛び火が原因で建物に燃え移ったとみられることについて、専門家は火の粉が300メートルを超えて飛ぶこともあり、風下の住宅地では同時多発的に火災が発生するリスクに注意が必要だと指摘しています。

      愛媛県今治市の山林火災では、住宅にも複数の被害が出ています。

      飛び火で燃え移ったとみられ、1923年に発生した関東大震災や2016年に新潟県糸魚川市で起きた大規模火災でも、飛び火が原因で広範囲に延焼したとされています。

      建築研究所防火研究グループの水上点睛 主任研究員によりますと、飛び火は火災が起きた場所で起きる上昇気流に乗って、小さな火の粉が広がり、300メートルを超える距離を飛ぶことがあるということです。

      建物に降ると、わずかな隙間に入り込み燃え上がることがあるため、風下にある建物は注意が必要だとしています。

      水上主任研究員は、「1番危険なのは強風によって火の粉が四方八方に散らばって同時多発的に火災が発生し、逃げ場を失ってしまうことだ。今後も風が強まれば飛び火が発生することが考えられ、消防や自治体の指示や情報をしっかり確認してほしい」と話していました。

      あす雨の見通しも まとまった雨量は期待しにくいか
      気象庁によりますと、前線を伴う低気圧が日本海を通過し、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、27日から28日にかけて雨が降る見込みです。

      住宅が全焼するなどの被害が出ている今治市では、27日から28日午前中にかけて雨が降る見通しで、27日夜を中心に1時間に10ミリ程度の雨が予想されていますが、27日の24時間雨量は50ミリ以下とまとまった雨は期待しにくいということです。

      今治と西条に災害救助法適用
      愛媛県は26日夕方開いた災害対策本部会議の中で、山林火災による建物被害が広がり被災者が避難して継続的に救助を受ける必要があるとして、今治市と西条市への災害救助法の適用を決めたことを明らかにしました。

      これによって避難所の設置や物資の提供などの費用を国と県が負担することになります。

      県によりますと、県が災害救助法を適用するのは7年前の2018年に発生した西日本豪雨以来だということです。

      会議の中で中村知事は「住宅の火災が拡大していて、強風によって広がる可能性がゼロではなく、今治市と西条市の負担が減るということで適用を判断した」と述べ、県として両市への支援を強化する考えを示しました。

      6県消防に出動要請
      愛媛県今治市の山林火災で、総務省消防庁は、26日午前7時の時点で、広島県と香川県、徳島県、滋賀県、長野県、山口県の6県の消防に対し「緊急消防援助隊」の出動を求めました。

      一部の部隊は25日夜のうちに現地に到着していて、消火活動などにあたっています。

      「統合作戦司令官」が初の指揮へ
      中谷防衛大臣は、26日午前、防衛省で記者団に対し「一連の山林火災は、広範囲にまたがっており、全自衛隊の部隊を、効率的・効果的に投入する必要があることから、新たに発足した統合作戦司令官に、一元的に指揮をさせることにした。住民の不安を解消できるよう、全力で対応していく」と述べました。

      「統合作戦司令官」は、陸海空の自衛隊を一元的に指揮するため、24日新設されたばかりで、防衛省によりますと、災害派遣で直接、指揮を執るのは、今回が初めてだということです。

      政府 対応強化で「官邸対策室」に格上げ
      岡山市と愛媛県今治市の山林火災への対応を強化するため、政府は26日午前9時、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に格上げし、情報収集と警戒にあたっています。

      石破首相 延焼阻止など山林火災への対応を指示
      岡山市や愛媛県今治市、それに宮崎市で発生した山林火災を受けて、石破総理大臣は26日午前、延焼の拡大を阻止するため消防や自衛隊などが一体となって消火活動に全力を挙げることや、住民の避難支援と避難生活の環境確保に万全を期すこと、それに広い範囲で停電が発生する可能性も念頭に住民への情報提供や電源車の派遣など必要な備えを進めることを指示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250326/k10014760531000.html

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  7. 岡山 山林火災5日目 延焼範囲約559ha 最大規模 鎮圧めど立たず
    2025年3月27日 7時43分

    岡山市で発生した山林火災は延焼の範囲がおよそ559ヘクタールに拡大し、岡山県内の山林火災としては過去最大の規模となっています。5日目となる27日も地上と上空からの消火活動が続けられます。

    今月23日に岡山市南区飽浦で発生した山林火災は、26日午後7時の時点で延焼の範囲がおよそ559ヘクタールに拡大し岡山県内の山林火災としては過去最大の規模となっています。

    これまでに、住宅や倉庫など6棟の建物に被害が出ていますが、けがをした人は確認されていません。

    消防によりますと、山のいたるところで煙が上がっている状況で、風によって火が燃え移ったり、火が収まった場所から再び燃え上がったりすることが繰り返されていて、依然、鎮圧のめどは立っていないということです。

    午前6時の時点で、岡山市南区の宮浦地区では、炎は確認できませんでしたが、山から黒色の煙が上がっていて、消防車2台が待機していました。

    避難指示は
    ▽岡山市南区の小串地区の一部
    ▽玉野市の▽番田地区と北方地区のいずれも全域に引き続き出されていて、27日午前7時の時点で岡山市で4人が避難所に避難しているということです。

    消防は日中と同じ規模の体制で、夜を徹して住宅地などへの延焼の阻止にあたりました。

    27日、岡山県内では雨が降る予報が出ていますが、鎮圧につながるかは見通せない状況です。

    午前6時から自衛隊のヘリコプターによる散水も再開されていて、地上と上空からの消火活動が続けられます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014761791000.html

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    1. 愛媛 今治 山林火災5日目 延焼続く 鎮圧めど立たず 生活に影響
      2025年3月27日 7時58分

      3月23日に愛媛県今治市で起きた山林火災は発生から5日目となった27日も延焼が続いています。朝からヘリによる上空からの消火活動が再開されましたが、依然として鎮圧のめどは立っておらず、住民生活への影響が広がっています。

      今治市で今月23日に発生した山林火災は、消防などによる消火活動が夜を徹して続けられ、午前6時すぎからは自衛隊のヘリによる上空からの消火活動も再開されましたが、5日目となった27日も延焼が続いていて、鎮圧のめどは立っていません。

      火は隣接する西条市にも広がり、焼けた面積は26日午後2時時点でおよそ417ヘクタールとなっています。

      今治市では飛び火による建物への被害も起きていて
      ▽郷桜井地区で住宅3棟と倉庫2棟
      ▽長沢地区で住宅3棟
      ▽桜井地区で住宅2棟
      ▽朝倉地区で住宅1棟のあわせて11棟が焼けました。

      この火災で今治市は
      ▽長沢地区
      ▽朝倉北地区
      ▽緑ヶ丘団地地区
      ▽郷桜井地区の一部
      ▽旦地区
      ▽桜井小学校区
      ▽朝倉南乙野々瀬地区のあわせて5988人に避難指示を出していて、7つの避難所に56世帯77人が避難しています。

      また、西条市も
      楠河地区楠・六軒家に避難指示を出していて、福祉避難所に障害者施設やグループホームの利用者と職員あわせて123人が避難しています。

      今治市では店舗が臨時休業したり、郵便局が窓口業務を停止したりと住民生活への影響が広がっています。

      また四国電力送配電は、延焼して電気の供給ができなくなった場合、今治市のほぼ全域が停電するおそれがあるとして、懐中電灯の準備や携帯電話の充電など停電への備えを呼びかけています。

      気象庁によりますと、27日も空気が乾燥した状態が続いていますが、今治市と西条市を含む愛媛県東予では前線が通過するタイミングで、28日にかけて雨や風が強まるところがある見込みです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014761811000.html

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    2. 岡山 山林火災 火の広がり抑えられているものの消し止められず
      2025年3月27日 18時38分

      岡山市で発生した山林火災は、最も多いおよそ400人態勢で消火活動が行われ、26日までと比べると、火の広がりは抑えられているものの、まだ消し止められていません。27日夜からは雨の予報で、消防は夜を徹して対応にあたることにしています。

      今月23日に岡山市南区飽浦で発生した山林火災は、27日正午の時点で延焼の範囲が隣接する玉野市を含むおよそ565ヘクタールに拡大し、岡山県内の山林火災としては最大の規模となっています。

      これまでに、住宅や倉庫など6棟の建物に被害が出ています。

      一方、けがをした人は確認されていません。

      27日は自衛隊のヘリなど11機が出て、火災発生以来、最大規模となるおよそ400人の態勢で上空と地上から消火活動が行われました。

      消防によりますと、26日までと比べると火の広がりは抑えられていて、玉野市は、玉野市方面への延焼の危険性は低くなったとして番田地区と北方地区に出していた避難指示を解除しました。

      ただ、依然として火を消し止めるめどは立っていないということで、岡山市南区の小串地区の一部には引き続き避難指示が出されています。

      岡山県南部では27日夜に雨が降る予報となっていて、1時間に降る雨の量は多いところで20ミリと予想されています。

      消防は住宅地などへの延焼を食い止めるため、夜を徹して消火活動にあたることにしています。

      住民「十分な量の雨が降ってほしい」
      岡山県南部では、27日夜に雨が降る予報となっていて、住民からは早く火が消し止められてほしいという声が聞かれました。

      岡山市南区の宮浦地域に住む71歳の男性は「早く岡山でも雨が降り出して、あすにかけて十分な量が降ってほしいです。1日も早く鎮火してほしい」と話していました。

      別の82歳の男性は「雨に期待はしますが、岡山は『晴れの国』と言われているので、火種が消えるほど降るのかはわからないと思います。もし霧のような路面が濡れるぐらいの雨だったら鎮火までは期待できないです」と話していました。

      避難の男性「しっかりと雨降ってほしい」
      26日夜に岡山市南区飽浦地区の中学校に避難した60代の男性は「夜遅くなると火がより見えた。消防が家に火が近づいても大丈夫なようにしてくれたが、それでも不安で怖さを感じたので、安全確保のために中学校に避難した。きょうは雨の予報だが、雨が降るときには風もあるのでしっかりと雨が降ってほしい」と話していました。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014761791000.html

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    3. 愛媛今治 山林火災 市長「延焼はコントロール」現場周辺は雨に
      2025年3月27日 18時30分

      愛媛県今治市で起きた山林火災は一時期と比べて火は弱まっていて、市は「延焼はコントロールできている」という認識を明らかにしました。現場周辺では雨が降り始めていて、消防などが引き続き消火活動を進めています。

      今月23日に愛媛県今治市で起きた山林火災は27日午後2時半の時点で焼けた面積がおよそ442ヘクタールにのぼっています。

      飛び火による建物への被害も起きていて、今治市ではこれまでに住宅5棟、空き家6棟、倉庫など10棟のあわせて21棟が被害を受けています。

      一時期に比べて火は弱まっていますが、依然として各地で白い煙が上がっていて、27日も住民が不安そうに煙を眺める中、消火活動が進められていました。

      今治市の徳永市長は27日に開かれた災害対策本部会議で「延焼はコントロールできている」と述べ、延焼が拡大していないという認識を明らかにしました。

      消防は、木と木の隙間や土の中に残り火がある可能性があるとして、引き続き消火活動を進めています。

      この火災で、今治市は長沢地区や朝倉北地区などあわせて5988人に避難指示を出していて、7つの避難所に46世帯60人が避難しています。

      また、西条市も楠河地区楠・六軒家に避難指示を出していて、福祉避難所に障害者施設やグループホームの利用者と職員、あわせて123人が避難しています。

      気象台によりますと、今治市と西条市を含む愛媛県の東予地方では28日にかけて、山林火災の発生以来初めてまとまった雨が降る見込みで、現場周辺では夕方から雨が降り始めています。

      緊急消防援助隊 隊長「雨は鎮圧に向けた非常に大きな要素」
      現場で活動している「緊急消防援助隊」の隊長が27日に報道陣の取材に応じ、「延焼の拡大は抑えられている。人海戦術で確実な消火を行い近く鎮圧を目指したい」と述べました。

      今回の山林火災で、愛媛県は総務省消防庁に「緊急消防援助隊」の出動を要請し、27日の時点で、広島県と香川県、徳島県、滋賀県、長野県、山口県、大分県、それに大阪市の8つの自治体からあわせて300人余りの隊員が現場に派遣され、消火活動にあたっています。

      この緊急消防援助隊を現場で指揮する川本春樹統括指揮支援隊長が27日午後、報道陣の取材に応じ、現在の状況について説明しました。

      川本隊長は「けさの時点で延焼の拡大は抑えられている。ただ、一度消えた箇所から再度煙が発生するという状況が見受けられるので、最後は人海戦術で確実な消火を行い、近く鎮圧を目指したい。きょうの雨は鎮圧に向けた非常に大きな要素になると思う」と述べました。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014761811000.html

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    4. 岡山の山火事「鎮圧」、避難指示も全面解除…愛媛でも雨で延焼止まる
      2025/03/29 00:00

       23日から延焼が続く岡山、愛媛両県の山林火災のうち、岡山市南区の火災は28日、前夜からの雨もあり、鎮圧状態となった。愛媛県でも雨で延焼が止まり、今治、西条両市は、週明けにも鎮圧したかどうかを判断するとみられる。両県の山林火災は29日で発生1週間となるが、ようやく先を見通せる状況となった。

      火勢も衰え、消火活動を終えて並ぶ消防車(岡山市南区で)

       岡山市消防局は28日午後、延焼の恐れがなくなったとして、「正午に鎮圧した」と会議で報告。627世帯1146人に出していた避難指示を全て解除した。けが人はなかったが、県内で起きた山林火災としては過去最大規模となった。

       愛媛県でも延焼拡大がストップ。消火活動を上回る速度で「飛び火」が広がって消火が難航し、ヘリコプターから散水できない夜間に延焼が進んだが、県が28日午前、上空から確認したところ、延焼している場所が見つからなかったという。

       今治市は同日、2723世帯5377人の避難指示を解除。333世帯611人への避難指示は継続しつつ、避難所7か所のうち5か所を順次閉鎖する。西条市も同日、792世帯1506人に出していた避難指示を全て解除し、避難所も閉鎖した。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20250328-OYT1T50225/

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    5. 愛媛 今治 山林火災「鎮圧」発表 完全な鎮火に向け活動継続
      2025年3月31日 13時09分

      発生から9日目になった愛媛県今治市の山林火災について、今治市は3月31日午前、延焼のおそれがなくなったとして「火災は鎮圧した」と発表しました。消防は完全な鎮火に向けて活動を続けることにしています。

      今月23日に愛媛県今治市で発生した山林火災は、焼けた面積が隣接する西条市も含めておよそ442ヘクタールにのぼったうえ、住宅や倉庫など22棟が被害を受け、県内では平成以降、最大規模の山林火災となりました。

      地元の消防によりますと、31日朝の時点で煙は確認されず、午前7時に今治市と西条市の市長がヘリコプターで上空から確認したところ、山肌の一部が高温になる「熱源」も見当たらなかったということです。

      こうした点を踏まえ今治市の徳永繁樹市長は、午前11時から記者会見を開き、火はほぼ消し止められ延焼のおそれがなくなったとして「火災は鎮圧した」と発表しました。

      これに合わせて市は
      ▽長沢地区と
      ▽緑ヶ丘団地地区に
      出していた避難指示も解除し、
      これですべての避難指示が解除されました。

      徳永市長は「市民の命を守るため活動にあたってくれた消防などの皆さんに心から敬意を表します。引き続き残り火の処理に全力を挙げて取り組みたい」と話していました。

      31日の午後からは市の職員が住宅や倉庫などが被災した人を訪問して、必要な支援などの聞き取りを行うことにしています。

      消防は完全な鎮火に向けて、残り火の消火のほか、警戒活動を続けることにしています。

      被害受けた住民「鎮圧を待っていた ひと安心」
      山林火災で農業用の倉庫などが焼ける被害を受けた今治市の近藤重郎さん(76)は「鎮圧という情報が一日も早く出ることを待っていたので、よかったです。火災から1週間余りは長かったので、肩の荷が降りたというか、ひと安心です」と話していました。

      近藤さんは倉庫周辺の片づけ作業などに追われていて「これからはまた燃えてくるのではないかという心配をせずに、落ち着いて作業に専念できると思います」と話していました。

      住民「生きてきた80年間と同じぐらい長く感じた」
      今治市の桜井地区に住む高宮邦子さん(83)は「とてもうれしい。鎮圧に至るまでのこの1週間余りは、今まで生きてきた80年間と同じぐらい長く感じた」と涙ぐんで話していました。

      高宮さんの自宅は被害を受けなかったものの、両隣にある住宅と空き家が焼け、その様子を見た記憶が今でも鮮明に残っているということで「遠く離れた山が燃えていたが、まさかここまで火が来るとは思わなかった。昨晩も家が燃えるような錯覚を感じましたし、鎮圧はうれしいですが、この怖さがなくなる日が早く来てほしいです」と話していました。

      住民「鎮圧したと聞き ひと安心した」
      今治市の朝倉地区に住む90代の男性は、発生後自宅近くで火災の様子を目の当たりにしたということで「鎮圧したと聞き、ひと安心しました。消火活動も大変そうだったので、落ち着いてよかったです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250331/k10014765701000.html

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  8. 栃木 那須町 高校生ら8人死亡 雪崩事故から8年 現場近くで祈り
    2025年3月27日 12時00分

    栃木県那須町で、部活動として登山の訓練をしていた高校生などが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故から3月27日で8年です。現場近くでは、雪崩に巻き込まれながらも救助された元山岳部員などが祈りをささげました。

    平成29年3月27日、那須町の茶臼岳で、県内の高校の山岳部が集まって登山の訓練をしていたところ、雪崩に巻き込まれ、県立大田原高校の生徒7人と教員1人が亡くなりました。

    事故から8年となった27日、現場付近では朝から地元の人などが献花台に花を手向けたり、山に向かって静かに手を合わせたりしていました。

    27日は、当時、雪崩に巻き込まれ重傷を負いながらも救助された三輪浦淳和さん(24)も訪れ、山のふもとに花を手向けました。

    そして、事故が発生したと推定される午前8時43分に手を合わせて、祈りをささげていました。

    三輪浦さんは「生き残った自分が、今できることを再確認するという意味で毎年来ています。亡くなった人が大事にしていた人のために何ができるかを考え、雪崩事故で亡くなる人が1人でも減るように、できることをしていきたい」と話していました。

    この事故をめぐっては、引率していた教諭ら3人が、2024年に業務上過失致死傷の罪で禁錮2年の実刑判決を言い渡され、東京高等裁判所に控訴しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250327/k10014762031000.html

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  9. 地下鉄サリン30年 テレビ各局はどのツラ下げて…
    直球&曲球 宮嶋茂樹 
    2025/3/27 13:00 産経新聞

    営団地下鉄八丁堀構内から続々と運び出され、救急隊員から手当てを受ける乗客ら=平成7年3月20日、東京都中央区

    今月20日、地下鉄サリン事件から30周年を迎えた。事件2日後には、全国にあったオウム真理教教団施設への警察の強制捜査が行われたから、それからも30年や。これにより教団幹部から末端の信者までが、殺人などの凶悪犯罪から始まって交通違反などの微罪までさまざまな容疑で逮捕され、その供述などから背筋が凍りつくような犯行と陰謀が明らかになったのである。

    30年の節目に新聞各紙やテレビ各局は特集・特番を組み、報道・放送したんは読者の皆様(みなさま)もご存じやろ。

    しかし、そんな資格が日本のテレビ局にあるのか。実は日本で猛毒のサリンがまかれたんは東京の地下鉄が最初やない。その9カ月前にも教団は長野県松本市でサリンをまき、死者8人、負傷者600人以上の被害を出していたのである。

    坂本堤弁護士一家殺害事件を起こしたのは、そのさらに5年前や。殺害現場には血痕やオウムのバッジまで残されていたにもかかわらず、神奈川県警はこれを単なる失踪事件としか捜査せんわ、テレビ局も当初はガン無視、何にもせんかったやん。

    当初からオウムに目を向け、批判を続けていたんはジャーナリストの江川紹子氏やテレビ局サマがいう「一部週刊誌」だけやった。これって、ジャニーズ問題と同じやんけ。

    TBSなんぞ、オウムを批判した坂本弁護士のインタビュービデオをオウム幹部に見せ、それが一家殺害のきっかけとなった。オウムの脅しに屈し、放送せんかったばかりか、6年以上も事実を隠蔽(いんぺい)し続けとったのである。

    松本サリン事件では、被害者を当初、容疑者扱いした長野県警の尻馬に乗って各局は人権侵害さながらの報道被害を巻き起こしたんやで。

    さらに民放各局は、オウムとなれ合い、事もあろうか、教団幹部をバラエティー番組にまで招き、局アナが麻原彰晃元死刑囚のことを「尊師」と呼ぶわ、追っかけギャルまで現れた教団広報幹部の特集までやる無節操ぶりや。そんなテレビ局がどのツラ下げて「風化させてはならない」と言うんや。



    宮嶋茂樹
    みやじま・しげき カメラマン。昭和36年、兵庫県出身。日大芸術学部卒。写真週刊誌を経てフリーに。東京拘置所収監中の麻原彰晃被告や、北朝鮮の金正日総書記(いずれも当時)をとらえたスクープ写真を連発。著書に『ウクライナ戦記』など。
    https://www.sankei.com/article/20250327-42XWUI7E3RPVTF2F6UDU4Z3ZM4/

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  10. 埼玉 八潮 道路陥没2か月 運転席部分の真上から穴掘る作業開始
    2025年3月28日 6時00分

    男性1人が安否不明になった埼玉県八潮市の大規模な道路陥没から28日で2か月です。
    男性が乗っていたトラックの運転席部分は今も下水道管の中に取り残されたままですが、その真上から穴を掘る作業が27日から始まり、県は、男性の本格的な捜索に向けた対応を急ぐことにしています。

    ことし1月に八潮市で発生した大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否が分からなくなりました。

    トラックの運転席部分はおよそ30メートル下流の下水道管の中で見つかり、男性は内部に取り残されているとみられています。

    運転席部分は管の中で見つかった場所に今もとどまったままで、県は27日開いた対策会議で男性の捜索に向けた対応として、運転席部分の真上から直径3メートルほどの穴を掘り始めたことを報告しました。

    掘削は27日から始まったばかりだということで、県は下水道管をう回させる工事など一帯で行っている工事の完了が見込まれる5月中旬ころ以降に男性の本格的な捜索を進める方針です。

    一方、県は、有識者による委員会を設置して、陥没の原因の究明や再発防止策の策定も続けています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250328/k10014762831000.html

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  11. ミャンマーで地震 144人死亡 732人けがと発表 タイでも死傷者
    2025年3月29日 0時02分

    28日午後3時すぎ、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の地震がありました。

    ミャンマーで実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は28日夜、国民向けにテレビで演説し、今回の地震でこれまでに144人が死亡し、732人がけがをしたと明らかにしました。

    隣国タイの首都バンコクでは建設中の高層の建物が倒壊するなどして、これまでに3人が死亡したほか、およそ70人が倒壊現場に取り残されていて、救助活動が行われているということです。

    USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の28日午後3時20分ごろミャンマー中部のマンダレー付近を震源とする地震がありました。

    震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。

    また、この10分あまりあとにも近くでマグニチュード6.4の地震があり、AFP通信が配信した首都ネピドーの映像では道路に大きな亀裂が入ったり、地面がもりあがったりしている様子が捉えられています。

    (以下略)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250328/k10014763721000.html

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    1. ミャンマー・タイの日系企業は
      外務省によりますと、2023年10月の時点でミャンマーには日系企業の支店や現地法人などの拠点が434あるということです。

      また、ミャンマー在住の日本人は2024年10月時点で2161人だとしています。

      経済産業省によりますと、ミャンマーに進出した日系企業には自動車や食品などのメーカー、それに小売業などが含まれているということです。

      一方、外務省によりますと、タイにある日系企業の支店や現地法人などの拠点は2023年10月の時点で5856、現地在住の日本人は2024年10月の時点で7万421人だということです。

      経済産業省によりますと、タイに進出している日系企業は自動車関連が多いとしています。

      今回の地震を受けて日本の自動車メーカーの工場では従業員の避難を優先させるため操業を停止したところもあるということです。

      日本政府は現地の大使館などを通じて状況の確認を進めています。

      日本企業の動き
      ミャンマーを震源とする地震で、現地で事業を展開する日本企業は従業員の安否の確認などを進めています。

      【ミャンマー】
      このうち、流通大手のイオンは、現地企業との合弁でミャンマー国内でスーパーを9店舗運営していて、地震による被害は確認されなかったということです。

      ただ、一部の店舗では、商品の片付けなどのため、営業を休止しているということです。

      また、大手食品メーカーの味の素は、現地に調味料などの工場があり、現在、従業員の安否の確認を進めています。

      このほか、ヤクルト本社は、最大都市のヤンゴン近郊に工場があり、現在は一時的に事業を休止していますが、現地の会社に出向している日本人社員2人の無事は確認できたということです。

      スズキはヤンゴン近郊にある工場で人的被害は確認されていないということです。

      また、製紙メーカーの王子ホールディングスは、ヤンゴンに子会社の段ボールの製造拠点がありますが、従業員や機械設備に被害はなく、通常どおり操業しているということです。

      大手商社の三井物産や三菱商事、丸紅、それに住友商事は、ヤンゴン周辺で火力発電所や工業団地の開発や運営などを行っていますが、現地の従業員の安否は確認できたということです。

      一方で、事業への影響については現在、確認中だとしています。

      【タイ】
      この地震では隣国のタイでも揺れがありました。

      この地震の影響でトヨタ自動車はタイの一部の工場をいったん停止したほか、日産自動車もタイのバンコク近郊にある2つの自動車工場での生産をいったん停止し、建物に被害がないかを確認しているということです。

      自動車産業が集積しているタイには、トヨタ自動車やホンダ、いすゞ自動車、三菱自動車工業などが生産拠点を設けていて、各社は地震の影響を確認しています。

      このほか、キヤノンはタイに生産拠点が3か所ありますが、目立った被害の報告はなく、社員も無事が確認されているということです。

      東芝もタイにグループ会社の半導体の工場などがありますが、人的な被害は確認されていないとしています。

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    2. ミャンマー中部で地震、死者144人…タイ・バンコクでは100人以上が行方不明者との情報も
      2025/03/29 00:58

       【バンコク=佐藤友紀、ヤンゴン=水野哲也】米地質調査所(USGS)によると、ミャンマー中部で28日午後(日本時間同日午後)、マグニチュード(M)7・7の地震が発生した。国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官は同日、地震による死者が少なくとも144人、負傷者が732人に上ると発表した。

      タイ・バンコクで建設中のビルが倒壊した現場で救助活動をする人たち(28日)=AP

       隣国タイでも強い揺れがあり、バンコクでは建設中の高層ビルが崩壊したほか、別の建設現場のクレーンが倒れるなどし、バンコク当局などによると少なくとも8人が死亡、9人が負傷した。行方不明者が100人以上に上っているとの情報もある。今後両国で死傷者がさらに増える恐れがある。

      【地図】ミャンマー

       USGSによると、地震は28日午後0時50分(日本時間午後3時20分)頃に発生。震源は中部マンダレー近郊で、震源の深さは10キロ・メートル。ミャンマーでは建物や橋が倒壊するなど被害が広がっており、国軍は28日、マンダレーやネピドーなど6地域に非常事態を宣言した。タイのペートンタン・シナワット首相もバンコクに非常事態を宣言した。

      倒壊した建物の近くに立つ人たち(28日、タイ・バンコクで)=ロイター

       在タイ、在ミャンマー両日本大使館によると、日本時間夜の時点で、日本人の被害は確認されていないという。
      https://www.yomiuri.co.jp/world/20250328-OYT1T50145/

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    3. ミャンマー M7.7の大地震 144人死亡732人けが 軍トップが発表
      2025年3月29日 1時28分

      28日、ミャンマー中部で起きたマグニチュード7.7の大地震について、ミャンマーで実権を握る軍はこれまでに144人が死亡し、700人以上がけがをしたと明らかにしました。

      USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。

      震源の深さはおよそ10キロと推定されています。

      この10分余りあとにも近くでマグニチュード6.4の地震が発生するなど揺れが続いています。

      今回の地震について、ミャンマーで実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は28日夜、国民向けにテレビで演説し、これまでに144人が死亡し、732人がけがをしたと明らかにしました。

      死傷者の数はさらに増えるおそれがあるとしています。

      また、これに先立ち、軍は声明で、震源付近の中部マンダレーのほか、首都ネピドーや北西部ザガイン管区、中部マグウェ管区など6つの地域に対し、地震の対応を担当する当局が非常事態を宣言したことを明らかにしました。

      一方、隣国タイの救急当局などによりますと、震源から1000キロ以上離れた首都バンコクでは、地震によって建設中の高層の建物が倒壊するなどしてこれまでに少なくとも5人が死亡、14人がけがをしたほか、70人以上が取り残されていて、救助活動が行われているということです。

      また、別の工事現場でもクレーンが倒れ、1人が死亡し、3人がけがをしたということです。

      【ミャンマー】マンダレー市内 複数の建物大きく崩れる
      ロイター通信が配信した、ミャンマー中部のマンダレー市内で撮影された映像では、揺れが続くなか、多くの人々が通りに出てきて互いに支え合いながら路上でうずくまる様子がとらえられています。

      また、複数の建物が大きく崩れ、道路に大量のがれきが散乱している様子や、黒い煙のようなものがたちのぼっている様子も確認でき、被害の大きさがわかります。

      【タイ】建物倒壊映像 撮影した女性「とてもショック」
      タイの首都、バンコクの中心部では建設中の高層の建物が倒壊しました。

      その瞬間の映像を近くで食料品店を営む女性がスマートフォンで撮影していました。

      女性によりますと、倒壊した建物では2年前にもクレーンが倒れる事故があったため、地震の揺れを感じたあと、不安になって撮影を始めたということです。

      映像では、建物の上層部に設置されたクレーンが白い煙のようなものをあげながら横に揺れ動いています。

      そのすぐあと、建物は白い大きな土煙を上げながら一瞬のうちに崩れ落ちました。

      映像を撮影した女性は「私が建物の様子を見に行ったときには建物にあるクレーンが揺さぶられていた。そして建物から一瞬のうちに落ちていきました」と話していました。

      その上で、「私はその光景をみてとてもショックでした。ビルが倒壊した時間帯は、多くの作業員が昼食を終えて建設現場に戻っていったときだったからです。作業員の人たちは、私の店の常連で顔見知りでした。私だけでなく多くの人がショックを受けていて、いったい何が起きたのか受け止めきれません」と話していました。

      石破首相 タイ首相にお見舞いメッセージ
      石破総理大臣は地震により被害が出ているタイのペートンタン首相に宛ててお見舞いのメッセージを出しました。

      この中では「大きな被害が出ているとの報に接し、大変心を痛めています。被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。われわれはよき友人であるタイ国民と共にあります」としています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764301000.html

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    4. ミャンマー大地震 “1002人死亡 2376人けが” 日本人2人けが
      2025年3月29日 15時10分

      ミャンマーの国営テレビは29日、SNSに投稿し、今回のミャンマー中部で発生した大地震で全国でこれまでに1002人が死亡し、2376人がけがをしたと伝えました。

      ミャンマーにある日本大使館によりますと、今回のミャンマー中部で起きた大地震で震源に近いマンダレーで日本人2人がけがをして病院で治療を受けたということです。2人は入院はしておらず、命に別状はないということです。

      日本時間の28日午後発生したミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の大地震では、激しい揺れに見舞われた第2の都市マンダレーや首都ネピドーなどで大きな被害が出ています。

      いまも各地で倒壊した建物などの下に取り残されている人が多数いるとみられ、現地では軍や地元当局などが救助活動を続けていますが、各地で道路が寸断されているほか、電話やインターネットがつながらない地域も少なくなく、被害の全容はいまだに明らかになっていません。

      一方、この地震で、隣国タイの首都バンコクでも建設中の高層ビルが倒壊し、これまでに少なくとも5人が死亡し、17人がけがをしたということです。

      現場では、およそ100人が取り残されているとみられ、一夜明けた29日も行方不明となっている人たちの捜索活動が続けられています。

      現場近くには夜を徹して活動を続けているレスキュー隊のための炊き出しなども行われていました。

      また、現場には行方不明者の家族や友人も集まっていて、捜索の様子を不安そうな表情で見守っていました。

      2人の息子と現場を訪れていた女性は、地震のあと、夫と連絡がつかないということで、「夫はとても優しい人です。早く無事に帰ってきてほしい」と話していました。

      USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の28日午後3時20分ごろ、ミャンマー中部のマンダレー付近を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。

      震源の深さはおよそ10キロと推定されています。

      この10分あまりあとにも近くでマグニチュード6.7の地震が発生するなど揺れが続いています。

      【現地進出の日本企業】 影響調査進める
      ミャンマー中部で28日起きた大地震を受けて、現地に進出する日本企業は、従業員の安全を確認するとともに現地の事業への影響について調査を進めています。

      このうち、震源地に近いミャンマー中部のマンダレー空港は、大手商社の三菱商事と日本航空のグループ会社JALUXなどが運営を行っています。

      三菱商事によりますと、空港の滑走路など施設の被害の確認を進めているということです。

      空港と主要都市を結ぶ幹線道路などにも被害があったと見られ、詳しい状況の把握に時間がかかっているということです。

      また、最大都市ヤンゴン近郊には、三菱商事のほか、丸紅や住友商事などが出資して開発を進めたティラワ工業団地があり、大手自動車や農機具メーカーなど、50社以上の日系企業が進出しています。

      ただ、この工業団地は震源地から600キロ離れていて、商社各社によりますと発電所や物流倉庫などに大きな被害は出ていないということです。

      一方、現地の日本企業の間では、これまでのところ従業員がけがをするなど人的な被害は確認されていません。

      今回の地震では隣国のタイでも揺れがありました。

      この地震の影響でトヨタ自動車は28日一部の工場で、いったん生産を停止しましたが、安全が確認されたため、29日は通常通り稼働しているということです。

      日産自動車も28日、バンコク近郊の2つの工場で安全を確認するため、いったん生産を停止しましたが、被害は確認されていないということです。

      東南アジアの自動車産業の集積地となっているタイにはトヨタ自動車やホンダ、いすゞ自動車、三菱自動車工業など各社が生産拠点を設けていますが、いずれも被害は確認されていないということです。

      マンダレー市内 複数の建物大きく崩れる

      ロイター通信が配信した、ミャンマー中部のマンダレー市内で撮影された映像では、揺れが続くなか、多くの人々が通りに出てきて互いに支え合いながら路上でうずくまる様子がとらえられています。

      また、複数の建物が大きく崩れ、道路に大量のがれきが散乱している様子や、黒い煙のようなものがたちのぼっている様子も確認でき、被害の大きさがわかります。

      【タイ】建物倒壊映像 撮影した女性「とてもショック」
      タイの首都、バンコクの中心部では建設中の高層の建物が倒壊しました。

      その瞬間の映像を近くで食料品店を営む女性がスマートフォンで撮影していました。

      女性によりますと、倒壊した建物では2年前にもクレーンが倒れる事故があったため、地震の揺れを感じたあと、不安になって撮影を始めたということです。

      映像では、建物の上層部に設置されたクレーンが白い煙のようなものをあげながら横に揺れ動いています。

      そのすぐあと、建物は白い大きな土煙を上げながら一瞬のうちに崩れ落ちました。

      映像を撮影した女性は「私が建物の様子を見に行ったときには建物にあるクレーンが揺さぶられていた。そして建物から一瞬のうちに落ちていきました」と話していました。

      その上で、「私はその光景をみてとてもショックでした。ビルが倒壊した時間帯は、多くの作業員が昼食を終えて建設現場に戻っていったときだったからです。作業員の人たちは、私の店の常連で顔見知りでした。私だけでなく多くの人がショックを受けていて、いったい何が起きたのか受け止めきれません」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764301000.html

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    5. ミャンマー大地震 建物「1階がぜい弱で被害拡大か」専門家
      2025年3月29日 18時46分

      28日ミャンマーで起きた大地震による建物の被害について、専門家は震源に近いマンダレーでは、1階部分の壁が少ないなど、ぜい弱な構造になっていた建物もあり、被害の拡大につながった可能性があると指摘しています。

      28日の大地震で、震源に近いミャンマー第2の都市マンダレーでは、多くの建物に被害が出ています。

      建築構造が専門で東京科学大学の和田章名誉教授は、1階部分がつぶれている建物に着目し、壁が少なかったりガラス張りだったりと、激しい揺れに対してぜい弱な構造になっていたことで被害の拡大につながった可能性があると指摘しています。

      また、原形をとどめないほど激しく倒壊している建物については、構造設計が不十分で耐震性を考慮していない可能性があるということです。

      一方、隣国のタイで建設中の高層ビルが倒壊したことについては、ビルの柱が一般的な日本の高層ビルと比べても半分程度かそれ以下の太さだとしています。

      和田名誉教授は、タイでは揺れ方などから周期の長いゆっくりとした大きな揺れ、「長周期地震動」が到達したとみていますが、細い柱はこうした揺れと同調して曲がりやすい性質があるため、上層の重みを支えきれなくなった柱などから壊れ、一気に崩落したのではないかと分析しています。

      和田名誉教授は、「地震が少ない地域では耐震性よりもデザインを優先するケースがある。今回の地震で傾いた建物などからは離れて過ごしてほしい」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764671000.html

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    6. ミャンマー大地震 “1644人が死亡” 国営テレビ伝える
      2025年3月29日 23時30分

      ミャンマーの国営テレビは29日夜遅く、今回のミャンマー中部で発生した大地震で全国でこれまでに1644人が死亡したと伝えました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764841000.html

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    7. ミャンマー地震の死者1644人、ネピドーの空港管制塔も崩壊…日本人2人負傷
      2025/03/29 23:17

       【バンコク=水野哲也、佐藤友紀】ミャンマー中部で28日に発生したマグニチュード(M)7・7の地震で、国軍は29日夜、ミャンマー国内の死者数は1644人に達したと発表した。また、在ミャンマー日本大使館によると、中部マンダレーで日本人2人が負傷した。建設中のビルが崩壊するなどしたタイの首都バンコクでは、これまでに計10人の死亡が確認された。

      被災者を捜索する救助隊員を見守る住民ら(29日、ミャンマー・マンダレーで)=AP

       ミャンマー国軍によると、負傷者は3408人に上り、139人が行方不明になっている。国軍と少数民族武装勢力や民主派が戦闘を続けるミャンマーでは、国軍の支配が及んでいない地域も多く、実際の被害はもっと大きい可能性がある。マンダレーで負傷した日本人2人は在住者で、命に別条はないという。

       地元メディアによると、ミャンマーではマンダレーや首都ネピドーなど、中部や北東部で深刻な被害が出ている模様だ。国軍はこれらの6地域に非常事態を宣言している。

       AFP通信は、マンダレーでアパートが倒壊し、9人が死亡、44人が救出されたが、90人以上ががれきの下敷きになっている可能性があると報じた。

       民家だけでなく、空港や橋など主要なインフラにも大きな被害が出ている。地元メディア「ミャンマー・ナウ」などによると、ネピドーでは空港管制塔が崩壊し、職員ら6人が死亡した。マンダレーの空港も被災し、両空港とも閉鎖されていることから、救援活動が難航している。

       バンコクで建設中の高層ビルが崩壊した現場では、29日も救出活動が続いた。警察によると、この現場では8人の死亡が確認され、約80人が行方不明だという。バンコク都によると、崩壊したビルを含め、バンコクでは29日午後3時現在で10人が死亡、16人が負傷し、101人が行方不明になっている。
      https://www.yomiuri.co.jp/world/20250329-OYT1T50135/

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    8. ミャンマー地震、エネルギーは能登地震の2倍か…20世紀以降にM7超級を繰り返す
      2025/03/29 20:12

       米地質調査所(USGS)などによると、28日にミャンマー中部で発生した地震の規模はマグニチュード(M)7・7で、エネルギーは昨年1月に発生した能登半島地震の2倍程度だったとみられる。

       この地域はユーラシアプレートとインドプレートの境界になっている場所で、地震は岩盤が約200キロ・メートルにわたって水平方向にずれ動く「横ずれ断層型」だった。震源付近には「サガイン断層」と呼ばれる断層が南北に延びていて、20世紀以降にM7を超える地震を何度も起こしている。

      地震によって損傷した道路(28日、ミャンマー・ネピドーで)=AP

       震源から約1000キロ・メートル離れたタイの首都バンコクでは、建設中のビルが倒壊した。東京大の 纐纈こうけつ 一起名誉教授(応用地震学)は「長周期地震動」と呼ばれる周期の長いゆっくりとした揺れがもたらしたと見ている。長周期地震動は規模が大きく震源が浅い地震で発生し、高層ビルを大きくゆっくり揺らす。遠隔地まで伝わりやすく、東日本大震災でも震源から約700キロ・メートル離れた大阪市の高層ビルで被害が出た。

       纐纈名誉教授は「建物が一気に崩れたのは、地盤が軟らかく、揺れが増幅された可能性がある。工事中だったことも影響したのではないか」と指摘している。
      https://www.yomiuri.co.jp/science/20250329-OYT1T50132/

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    9. 地震倒壊ビル、中国企業が施工 当局規制で情報削除か
      3/29(土) 19:04配信 共同通信

       【北京共同】中国メディア「財新」は28日、地震の強い揺れに襲われたタイの首都バンコクで建設中に倒壊したビルについて、中国国有のゼネコンが施工を請け負っていたと伝えた。中国のインターネット上では同社などが公開していた施工事業に関する情報が削除されており、当局が規制した可能性もある。

       財新によるとゼネコンは「中鉄十局」で、イタリア・タイの企業との連合体としてプロジェクトを実施。地上33階建てのオフィス棟と5階建ての駐車場を建設する計画で、建築総面積は約9万4千平方メートルに上る。中鉄十局は、海外で初めて手がける超高層ビルだと紹介していたという。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/1e56db8b346b9fc1f237b37ac9467d7271fc657b

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    10. タイ崩壊ビル、中国企業が施工 SNSの関連投稿削除 ミャンマー地震
      3/29(土) 16:16配信 時事通信

      29日、タイの首都バンコクで、地震により崩壊した建設途中のビル(EPA時事)

       【北京時事】28日にミャンマー中部で起きた地震の影響により、タイの首都バンコクで崩壊した建設途中のビルについて、中国国営企業が施工を手掛けていたと中国メディアが報じた。

       地震発生後、同企業のSNSからはビル建設に関連する投稿が削除されたもようだ。

       崩壊したビルは、中国国営ゼネコン「中鉄十局」とイタリア・タイの合弁企業が共同で建設。高さ137メートルの高層建築で、工程の30%程度まで進んでいた。香港メディアによると、中鉄十局のSNS「微信(ウィーチャット)」から、建設中のビルに関する文章の投稿が削除されており、ネット上で「強度に問題があったのではないか」などと臆測を呼んでいる。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/4640b6e7d99e8434651160d1793d0fbefdc44bee

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    11. ミャンマー中部地震 倒壊したタイのビルは“中国国営企業などが手がけた” 中国メディア
      3/29(土) 9:51配信 日テレNEWS NNN

      ミャンマー中部を震源とする地震で倒壊したタイのビルについて、中国メディアは、中国国営企業などが手がけていたと報じました。この企業のSNSからは、ビル建設に関する投稿が削除されたとみられています。

      28日午後、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、隣国タイ・バンコクでは建設中のビルが倒壊しました。

      中国メディア「財新」は、このプロジェクトは中国国営企業とイタリア・タイの合弁企業が受注し、ビルの建設は中国国営企業が担っていて、進ちょく状況は30%ほどだったと報じています。

      この中国国営企業のSNSでは、これは同社がはじめて海外で担った超高層ビルで、去年3月末、ビルの主要な構造が完成したと投稿していたということですが、現在は確認できず、削除されたとみられています。

      SNS上では、「投稿は一夜で全て消された」「やましいことがあるのだろう」といったコメントも投稿されています。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/66517d0461dbc78a06212fe1249ccde4ac70179d

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    12. ミャンマー マンダレーで日本人1人と連絡とれず 外務省
      2025年3月30日 15時40分

      ミャンマー中部で発生した大地震で大きな被害が出ている第2の都市マンダレーで、日本人の成人1人と連絡がとれなくなっています。
      外務省は、地震に巻き込まれた可能性があるとみて、ミャンマー当局に対し捜索・救助の要請を行っています。

      日本時間の28日午後発生したミャンマー中部を震源とする大地震では、激しい揺れに見舞われた第2の都市マンダレーや首都ネピドーなどで大きな被害が出ています。

      外務省によりますと、このうちマンダレーで、崩壊した建物に住んでいた日本人の成人1人と連絡がとれなくなっているということです。

      外務省は、地震に巻き込まれた可能性があるとみて、現地の日本大使館からミャンマー当局に対し、捜索・救助の要請を行っています。

      今回の地震ではこれまでに日本人2人がけがをしているということで、外務省は、現地に滞在する日本人の安否の確認を急いでいます。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250330/k10014765161000.html

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    13. ミャンマー大地震 “死者2000人超” 軍の報道官
      2025年3月31日 21時26分

      ミャンマーで実権を握る軍の報道官は31日午後、ミャンマー中部で発生した大地震でこれまでに2056人が死亡し、3900人がけがをしたと明らかにしました。また、270人の行方が分かっていないということです。

      大きな被害を受けた第2の都市、マンダレーでは、倒壊した建物の中にいまも多くの人が閉じ込められているとみられ、生存率が下がるとされる発生から72時間が過ぎたあとも懸命な救助活動が続いています。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250331/k10014765461000.html

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    14. ミャンマー大地震 死者2700人超 軍トップ“3000人超に増える”
      2025年4月1日 22時05分

      ミャンマー中部で発生した大地震で、ミャンマーで実権を握る軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は1日、首都ネピドーで演説し、28日に発生した大地震による死者は2719人、けが人が4521人、また行方不明者が441人にのぼると発表しました。
      その上で、状況は厳しいとの認識を示し、死者は3000人以上に増えるとの見通しを明らかにしました。また、司令官は「一部の建物は適切な方法を用いずに建てられていた」と述べて、建築上の問題が被害を拡大させているという見方を示しました。

      一方、大きな被害が出ているミャンマー第2の都市マンダレーで連絡がとれなくなっている日本人についても新たな情報は入っていません。

      現地には、ミャンマーの友好国である中国やロシアなどに加え、東南アジアの国々などからも捜索や医療支援のチームが入り、活動を始めています。

      地元メディアは、マンダレーで31日午前、中国の救助隊が倒壊した建物のがれきの下で60時間以上にわたり閉じ込められていた5歳の子どもと妊娠中の女性を含む3人を救助したと報じました。

      中国国営の中国中央テレビの映像では、がれきの山の中から救援チームの隊員が子どもを抱きかかえて救助する様子や、担架に乗せた人を慎重に運び出す様子がうつされています。

      しかし、被災した地域は広範囲に及んでおり、震源に近いマンダレーの中心部では、地元のボランティアが手作業でがれきの撤去に取り組む姿もみられるなど、救助活動は極めて厳しい状況が続いています。

      一方、隣国タイの首都バンコクで倒壊した高層ビルについて、地元当局は、これまでに少なくとも12人が死亡し、いまも70人以上と連絡がとれなくなっているとしています。

      現場では1日もアメリカや中国、イスラエルなどの救助隊も加わって懸命な活動が行われています。

      地元当局は、専門の機械を使って閉じ込められた人たちの状況を調べていますが、現時点では生命反応は確認されていないということです。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250401/k10014766541000.html

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  12. すき家 全国の店舗を順次閉店へ 害虫進入など対策 4月4日まで
    2025年3月29日 18時41分

    大手牛丼チェーン「すき家」は28日、東京・昭島市の店舗で客から商品に虫が混入していたと指摘を受けたと発表しました。

    会社ではことし1月にも商品にねずみが混入するケースがありました。

    このため、害虫の進入を防ぐなどの対策を取る必要があるとして、3月31日から4月4日まで全国の店舗を順次、閉店することを決めました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250329/k10014764701000.html

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    1. すき家、31日から来月4日まで全店を一時閉店…今度はゴキブリ混入し害虫対策徹底へ
      2025/03/29 18:49

       大手牛丼チェーン「すき家」は29日、東京都内の店舗で提供した商品にゴキブリが混入していたと発表した。同社では、今年1月にも鳥取市の店舗でみそ汁にネズミが混入する事案が発生していた。

       異物混入が相次いでいることから、ショッピングセンター内などの一部店舗を除く全店で、31日午前9時から4月4日午前9時まで一時閉店し、害虫対策などを徹底するという。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20250329-OYT1T50103/

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    2. 牛丼チェーン「すき家」31日から4日間 全店舗で営業取りやめ
      2025年3月31日 6時14分

      大手牛丼チェーンの「すき家」は、客に提供した商品に異物が混入する事案が続いたことを受けて、31日午前から4日間、一部を除いてすべての店舗の営業を取りやめます。清掃作業や衛生面の対策を行うとともに、異物混入の原因の特定を進めることにしています。

      すき家では、ことし1月、鳥取県の店舗で客に提供したみそ汁にねずみが混入していたほか、3月28日には東京 昭島市にある店舗で客が持ち帰った商品にゴキブリの一部が混入していたと指摘を受けたことが明らかになっています。

      こうした事案が続いたことを受けて、会社では、31日午前9時から、4月4日の午前9時までの4日間、ショッピングセンター内などの一部を除く全国におよそ1900あるすべての店舗の営業を取りやめることにしています。

      閉店中は、従業員が店内を清掃したうえで、外部から害虫や害獣が侵入しないよう、衛生面の対策を行うとともに、異物が混入した原因の特定を進めることにしています。

      会社はショッピングセンター内などの店舗も順次、閉店し、同様の対策を進めることにしていて、すべての店舗の営業を一斉に取りやめるのは初めてです。

      すき家は「お客様および関係者の皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしていて、対策を徹底したうえで、信頼回復につなげたい考えです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250331/k10014765481000.html

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