( H5N2型鳥インフルエンザウイルス、ヒトに初感染 の続き)
H5N1型をはじめとする「(高病原性)鳥インフルエンザウイルス」ってえのは、鳥類全般に共通して感染するだけでなく、ヒトにも、ネコにも、ウシにも、ブタにも、全部の動物に分け隔てなく感染できてしまう、トンデモない「超(スーパー)ウイルス」らしい。本当に実在するものなのかな?
2/22(土) 9:21配信 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/488f3b12e85c0cd172a2388aa4b85d918fb1f288
【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は、飼い主を介してネコが高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)に感染したと疑われる事例がミシガン州で2例あったと発表した。いずれも室内で飼われており、飼い主は酪農関係の仕事に従事。CDCは「室内飼いのネコの感染はまれだが、感染したネコは人に感染させる可能性もある」と注意を促した。
CDCが21日までに公表した報告書によると、2024年5月、5歳の雌ネコに食欲減退や無気力の症状が見られた。ネコは大学の施設に送られたが急速に悪化し、安楽死の処置が取られた。死骸から鳥インフルエンザウイルスが検出された。
飼い主の勤務先近くの農場では、乳牛の鳥インフルエンザ感染が確認されていた。飼い主が感染していたかどうかは検査を拒否したため不明だが、CDCは「感染した乳牛やウイルスに汚染された製品にさらされていた可能性がある」と指摘した。
2例目は生後半年の雄ネコで、1例目とほぼ同時期に顔のはれや神経の異常を発症し、同じ施設に運ばれたが死んだ。
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2025年2月15日 8時35分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250215/k10014723341000.html
牛を扱う事業者などの間で鳥インフルエンザの感染が見つかっているアメリカで、牛を扱う獣医師も気付かないうちに鳥インフルエンザに感染していたとみられるケースが新たに見つかったと、アメリカの研究チームが明らかにしました。
これは、アメリカCDC=疾病対策センターなどの研究チームが13日に公表した報告書で明らかにしたものです。
研究チームは去年9月、アメリカ国内で牛を扱っている獣医師150人から血液を採取して詳しく調べました。
その結果、3人から鳥インフルエンザの「H5型」に感染した際に見られる抗体が検出されたということです。
当時、3人には呼吸器の異常や目の充血といった鳥インフルエンザに特徴的な症状はなく、感染に気付かなかったとみられます。
3人とも鳥インフルエンザへの感染が疑われる牛に接触したことはないという認識でしたが、1人は鳥インフルエンザに感染した鳥を扱っていたということです。
研究チームは、感染リスクを正確に把握するために、牛と接触があった人などを対象にした検査体制を構築する必要性を訴えています。
CDCは、一般の人への感染リスクは以前から変わらず「低い」としています。
アメリカでは去年から酪農事業者や養鶏業者を中心に鳥インフルエンザの感染が相次ぎ、これまでに68人の感染が確認され、うち1人が死亡しています。
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1/22(水) 12:24配信 ロイター
[ワシントン 21日 ロイター] - 20日発足したばかりのトランプ米政権は連邦政府の保健関連機関に対して、健康に関わる勧告の発出や科学的な報告書の公表、ウェブサイトの更新、ソーシャルメディアへの投稿など外部への情報発信を一時的に全て停止するよう指示した。米紙ワシントン・ポストが21日に現職や退職した政府関係者、情報提供者など12人余りの証言に基づき報じた。
一時停止の指示は21日に食品医薬品局(FDA)、疾病対策センター(CDC)、国立衛生研究所(NIH)の保健福祉省傘下機関の職員に伝えられたという。これらの機関はコメントを避けた。
ワシントン・ポスト紙によると、食中毒の発生や薬の承認、新型鳥インフルエンザの感染症例といった緊急性の高い情報の発信が対象に含まれるかどうかは不明。
取材に応じた政府関係者の間からは、新たに発足したトランプ政権の保健当局者が、各機関から発信される膨大な情報の流れを把握するためではないかとの見方も出ている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3dd048e0cd919d13d57a71a833468c49cb0fcc12
(書きかけ)
(№654 2025年2月25日)
鳥インフルで2歳女児死亡 カンボジア
返信削除2/26(水) 19:16配信 AFP=時事
カンボジア・プノンペンでバイクで運ばれる鶏(2025年2月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】カンボジア保健省は、2歳の女児が25日、鳥インフルエンザで死亡したと明らかにした。同国での死者は今年に入って2人目。
保健省によれば、女児は東部プレイベン州の自宅で感染。発熱、せき、呼吸困難などの症状を示していた。鶏小屋の近くで「寝たり遊んだり」していたという。
検査では鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの陽性反応を示した。
同省は、女児の自宅では約15羽の鶏が死んでおり、他にも健康に異常が見られる鶏が何羽かいるとしている。
同国では先月も、28歳の男性が感染した鶏肉を食べた後に鳥インフルエンザで死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/b04f8eeaf511640984df6259191190f1a7c3890e
米、鳥インフル対策に最大10億ドルを支出へ=農務長官
返信削除2/27(木) 13:28配信 ロイター
Leah Douglas Tom Polansek
[ワシントン 26日 ロイター] - ロリンズ米農務長官は26日、鳥インフルエンザ拡大への対策として政府が最大10億ドルを投資するとともに、高騰している卵価格を引き下げるために卵の輸入を増やすと発表した。
農場へのバイオセキュリティー監査の無料提供に最大5億ドル、鳥インフルエンザにより鶏を殺処分する必要がある農家への支払い率引き上げに4億ドルを支出する。
ロリンズ長官は27日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のコラムで、原資の一部は実業家イーロン・マスク氏が事実上率いる「政府効率化省」による農務省支出カットの結果として浮くものだと説明。これに対し、ロリンズ氏の首席補佐官はこの日記者団に対し、資金は長官の裁量で使える農務省の資金プール「商品信用公社」から拠出されると述べた。
農務省は両者の食い違いについてすぐに説明しなかった。
ロリンズ氏はまた、農務省が鶏のワクチン接種を検討しているが、まだ使用を承認していないとも表明。ワクチン接種は貿易に影響が出る可能性があるため、業界でもその是非について意見が分かれている。
農務省のデータによると、米国では鳥インフルエンザ拡大によって2022年以降で1億6600万羽の鶏が死んだ。24年以降では乳牛約1000頭と70人近くの人間も感染し、うち1人は死亡した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d419054d5af15f7dd8ecfc46c3b5037e2a17c4c
ニュージャージー州で猫が鳥インフル感染、ウイルス変異を専門家警戒
返信削除3/1(土) 6:08配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): 米ニュージャージー州で高病原性鳥インフルエンザに感染した野良猫が死んだ。全米でも特に人口密度が高いニュージャージー州で、猫の感染が確認されたのはこれが初めて。
28日の州保健当局発表によれば、ハンタードン郡の敷地内で発見された野良猫からH5型が検出された。重篤な症状を見せていたこの猫は安楽死処分された。同じ敷地で他にも複数の猫が発見されており、いずれも症状を見せているという。屋内外で飼われている別の猫からも、H5型の陽性反応が確認された。
これらの猫と接触のあった人間から、鳥インフルエンザ感染の症状は見られない。
人間との関係が密接な飼い猫に、ウイルスが広がっている事実に専門家は懸念を抱いている。2018年のリポートによれば、ニュージャージー州には150万匹近い猫が生息している。
「この事実が新たに裏付けているのは、ウイルスは変異という『実験』を続けるものであり、それゆえにヒトに感染可能な変異体が出現する可能性は高まっているという事実だ」とワシントン大学セントルイス校の創業者マイケル・キンチ氏は説明する。
現在はストーニーブルック大学の最高イノベーション責任者であるキンチ氏は「ウイルスは毎日毎分、その実験を繰り返している。この事実は非常に真剣に受け止められるべきだ」と述べた。
鳥インフルエンザはヒトへの感染はまれだが、飼育されている牛や鶏などの感染例はすでに10数州で報告されている。
昨年5月にはミシガン州で、別々の世帯で飼われていた2匹の猫がH5N1に感染したと、米疾病対策センター(CDC)が報告。2匹とも今回発見されたニュージャージー州の猫と同様、呼吸器系と神経系に問題が見られたという。
CDCによれば、鳥インフルエンザの流行が始まって以来、ヒトの感染例はわずか70件で、死亡は1人だけ。ヒトへのリスクは依然低いとの認識に変わりはない。
原題:New Jersey Cat Dies of Bird Flu, Showing Deadly Disease’s Creep(抜粋)
(c)2025 Bloomberg L.P.
https://news.yahoo.co.jp/articles/54babe3575e5279e847325e80f9566ae0a76ef25
素人は真に受けても仕方がないところがあるが、ウイルス学や感染症のプロが、この手のデマやフェイクニュースを鵜呑みして真に受けるのは非常によろしくないことである。
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