欲にまみれた俗物野師衆三分の一が、ごくごくフツーの一般ピーポー三分の一をまんまと騙すことに成功すると、良識をもったマトモ三分の一はどうしたって多数決で負ける。それがいつの時代も世の中の趨勢。
2025/02/17 05:00 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/science/20250216-OYT8T50025/
>ブタなどの動物の臓器を重い病気の患者に移植する「異種移植」に関する厚生労働省のアンケートで、若年層の約7割が臓器不足の解消策として好意的に捉えているとの結果が出た。
なんだかとっても怪しげなアンケートごっこだこと…
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ベンチャーだかベンチャラだかよおしらんけど、壮大なアドベンチャーを遥かに超えて、アドバルーン高々に、これはれっきとした科学風イリュージョン・マジックショーにしかみえん…
2024年11月25日 15時36分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241125/k10014648761000.html
ヒトへの移植を想定して開発された特殊なブタの腎臓を、サルに移植する試験に成功したと明治大学発のベンチャー企業などのグループが発表しました。
明治大学発のベンチャー企業「ポル・メド・テック」や鹿児島大学と京都府立医科大学などのグループは、腎臓を取り除いたサルに、特殊なミニブタの腎臓を移植する手術を行ったと発表しました。
移植に使われたのは、アメリカの企業が開発した、ヒトへの臓器移植を想定して拒絶反応が起こりにくいように遺伝子操作されたブタの腎臓です。
24日、鹿児島大学で行われた移植手術の結果、その日のうちに移植された腎臓を通じて尿が排出され、血流も確認できたということで、グループは「サルの体でブタの腎臓が機能したことが確認された」としています。
研究の代表者を務める鹿児島大学の佐原寿史教授は「サルに移植する研究を着実に進め、異種移植の実用化につながる道筋を切り開きたい」とコメントしています。
また、ポル・メド・テックは「異種移植のためのドナーとなるブタを安定的に供給できる体制を整えることができたと考えている」とコメントしています。
ブタの臓器をヒトに移植するなどのいわゆる「異種移植」の研究は、移植医療での臓器の不足を背景に世界各国で進められていて、アメリカではすでに試験的にヒトへの移植が行われているほか、日本でも東京慈恵会医科大学などのグループによる胎児への腎臓の移植を目指す研究や、国立国際医療研究センターなどのグループによるすい臓の細胞の移植を目指す研究が進んでいます。
山内 一也 (著)
河出書房新社 (1999/09)
内容(「BOOK」データベースより)
脳死移植が実施されても、生命倫理の問題やドナー不足の現状は根本的な解決を見ていない。そこでこの数年、近未来の医療技術として脚光を浴びているのが、体細胞クローニング豚を使った臓器移植だ。―臨床医学、免疫学、ウイルス学、育種学、動物バイオテクノロジーといった諸学の成果を総合したこの学際的な先端医療の未来を、斯界の第一人者が、可能性とリスクの両面から掘り下げる。
内容(「MARC」データベースより)
体細胞クローニング豚を使った臓器移植が、近未来の医療技術として脚光を浴びている。この最先端医療の問題全般について、可能性とリスクの両面からまとめる。
https://www.amazon.co.jp/dp/4309251196
>ドナーの絶対的不足、免疫上の不適合、倫理、感染などの問題で、人から人への臓器移植には限界がある。クローン技術をつかった異種(ブタ)からの移植が未来を開く日がくる。
山内 一也 (ヤマノウチ カズヤ)
1931年生。東大農業部卒。農学博士。北里研究所、国立予防衛生研究所などを経て、1979年より東大医科学研究所教授。現在東京大学名誉教授、日本生物科学研究所理事・主任研究員。1992年読売農学賞授賞。『エマージングウイルスの世紀』『プリオン病』『異種移植』『狂牛病・正しい知識』
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309251196/
https://www.amazon.co.jp/dp/4041305187
内容紹介
重態に陥った三人の大臣に、ゴリラ、オットセイ、ウマの脳がそれぞれ移植された。その結果国会は…? 風刺の向うにマコトが見える。学の真髄を伝える必修十四講!(田桐正彦)
内容(「BOOK」データベースより)
臓器移植の諸問題が解決した時代。交通事故で瀕死の重傷を負った作家が、手術の結果一命をとりとめた。ただし、胃袋はブタ、心臓はイヌ、肝臓はウマのものだった。その結果…。(条件反射) 宇宙中継用の有人通信衛星が開発された時代。男は、奇妙なものが衛星からのTV画面に映しだされるのを見て仰天した。なぜ、さきぼど青山墓地で脱ぎすてた自分のステテコが宇宙空間を漂っているのか…?(睡眠暗示) 脳の移植手術が可能になった時代。重態に陥った3人の大臣の脳が移植された。総理大臣の脳はゴリラに、外務大臣のそれはオットセイに、大蔵大臣のそれはウマに。そしてその結果、国会は…。(議会制民主主義)学の真髄を伝える〈心狸学〉〈社怪学〉全14講。
http://www.amazon.co.jp/dp/4041305187
(№653 2025年2月22日 猫の日)
「異種移植」若年層の7割は好意的…厚労省アンケート
返信削除2025/02/17 05:00
ブタなどの動物の臓器を重い病気の患者に移植する「異種移植」に関する厚生労働省のアンケートで、若年層の約7割が臓器不足の解消策として好意的に捉えているとの結果が出た。
調査は昨年10月下旬~11月上旬、オンライン形式で行われた。こども家庭庁の調査事業に登録している中学生~20歳代の113人が回答した。
異種移植を「良い方法」と評価するかという質問では、「とても良い」(22%)、「どちらかと言えば良い」(51%)が多数を占め、「全く思わない」(3%)と「どちらかと言えば思わない」(24%)を大きく上回った。
自由回答では、「たとえ動物の臓器だろうと、今より多くの患者が元気に生きる未来があるのであればとてもいい方法」など前向きな内容のほか、「移植がうまくいったとしても、その後にどんな不具合が出てくるか予想できない」といった懸念もあった。
一方、「あなたが重い腎臓病を患い、移植が必要になった場合、希望する移植方法の優先順位は」との質問では、「自分の細胞から人工的に作った臓器の移植」を1位に挙げる人が約8割を占めた。異種移植を1位にした人はおらず、生体臓器移植など計五つの移植方法中の5位と答えた人が7割に上った。
厚労省の担当者は「アンケートの結果が呼び水となり、異種移植に関する社会的な議論が進むことを期待したい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20250216-OYT8T50025/
https://koibito2.blogspot.com/2019/07/blog-post_28.html?showComment=1740196802060#c127888839317828789
脳死下の臓器提供手術が休日に集中、昨年は130件中83件…過去最多・移植施設ひっ迫の懸念
返信削除2025/02/21 15:30
2024年に実施された脳死下の臓器提供130件のうち、過去最多の83件が休日に集中していたことが読売新聞のデータ分析でわかった。前年に続き高止まりしており、移植施設の人員や病床が 逼迫ひっぱく し、臓器受け入れの見送りにつながっている可能性がある。厚生労働省は、患者が登録する移植施設を複数にするなどの対策を進めており、効果が上がるか注目される。
摘出手術は休日に集中している
厚労省の調査によると、院内態勢が整わないことを理由に臓器受け入れを見送ったのは23年で26施設、患者数は延べ803人に上った。理由の一つとして、臓器の摘出手術が休日に偏り、移植施設への臓器の受け入れ要請が休日に集中したことが挙げられる。
日本臓器移植ネットワークの発表資料を本紙が集計し、独自分析したところ、24年の臓器提供件数は130件で、前年(132件)に次ぎ2番目に多かった。そのうち、摘出手術が土日祝日に行われたケースは過去最多だった前年より2件多い83件(64%)に上った。
休日への集中は年々増加傾向にある。19年までの5年間の平均41%に対し、24年までの5年間は同61%に拡大した。結果として、同日に複数の摘出手術が行われた日が24年は27日(うち休日は22日)と過去2番目に多かった。
背景には、平日はがんや心臓病など通常の手術予定で埋まっており、予定外に入ってくる臓器摘出手術は休日に回されるケースが多いほか、休日の方が脳死者の家族が 看取みと りのために集まりやすいことがある。
特に、心臓、肺、肝臓は一部の医療機関に移植手術の受け入れが集中する傾向にある。本紙の分析では東京大、京都大、東北大の上位3機関で移植手術の51%を占めた。
厚労省は、移植施設が臓器受け入れを見送っても、移植を待つ患者が別の施設で移植を受けられるように、患者が登録する施設を複数化する対策を進めている。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20250221-OYT1T50088/
脳死下の臓器提供ルポ…「ドナーの意思を最大限尊重するのが医師の使命」時間との闘いの摘出手術、クーラーボックスなで見送る家族
返信削除2025/02/21 15:30
臓器提供の実相を知ってもらいたいとの病院の意向で、昨年、ある週末に行われた提供の現場を読売新聞記者が取材した。病院やドナー(提供者)が特定されないことを条件に特別の許可を受けたもので、現場に記者が入るのは極めて異例だ。
「心臓の摘出を担当します」「摘出した臓器は、この経路で運びます」。摘出開始1時間前、手術室で打ち合わせが行われた。メンバーは、全国各地の移植実施病院から駆けつけた医師や看護師約30人。臓器の摘出は、移植手術を行う病院の医師が担う。20分程度で担当者の紹介と手順の確認を行った。
ドナーは、救急で運び込まれ、懸命な治療を受けていたが、失われた脳の機能は回復しなかった。医師が家族に回復が難しい状況を説明すると、患者本人が以前から臓器提供の意思を家族に示していたことから、家族が提供を決めた。
移植を待つ患者を救うためには、臓器を迅速に摘出し、搬送しなければならない。時間との闘いが始まった。
脳死下の臓器提供の主な流れ
緊迫した空気は、摘出の約1時間半前から高まっていた。打ち合わせで手術室に入る前、医師らは準備室で手術着に着替え、持参したメスなどの器具をワゴンに並べて、摘出の予定時間を確認し、その時間が来るのをじっと待っていた。提供病院の救急医は「移植医は、摘出後に自分の病院で移植が完了するまで気が抜けない」と語った。
開始約30分前、ドナー(提供者)が病室からベッドで運ばれてきた。手術室の前で親戚や友人らがすすり泣きながら、別れの言葉をかけた。摘出に携わる全ての医療関係者が、手術室前の廊下の両側に並ぶ。その中をドナーが通って、手術室に入った。
臓器ごとに摘出を担当するチームが分かれる。心臓や肺、肝臓など全チームが手術室に入った。ドナーの治療にあたった提供病院の医師や看護師も立ち会った。救急医は「病院全体の理解と協力で臓器提供が成り立っているんです」と記者に説明した。
ドナーの家族らに最終の意思確認が行われた後、関係者全員でドナーに黙とうをささげ、手術が始まった。約1時間半後に心臓の摘出が無事終わると、心臓移植のチームは持参したクーラーボックスにしまい、足早に運び出した。
手術を担当した医師は、待合で待機する家族らに一礼して、「大切に使わせていただきます」と伝えた。家族らは一人一人クーラーボックスをなでて見送った。
その後も肺や肝臓など他の臓器の摘出が続き、手術は約4時間で終了した。心臓は摘出から4時間、肺は8時間、肝臓や小腸は12時間以内の移植が望ましい。移植手術を行う病院までの移動に時間を要することが見込まれる場合は、パトカーに先導してもらい、空港や駅まで移動する例も少なくない。この日も、時間に余裕がない臓器があり、急きょ警察に先導を依頼した。
摘出手術と並行して、提供された臓器の移植手術が移植実施病院で行われる。取材後、全臓器の移植が完了したと知った。患者に移植された心臓は、摘出手術の終了と時をほぼ同じくして、鼓動を再開したという。
提供病院の救急医は「ドナー本人の意思を最大限に尊重することが医師の使命だと思って提供に取り組んでいる。臓器移植の現状を知ってもらい、ドナーや家族に対して社会全体で『ありがとう』と感謝できるようになってほしい」と願う。移植医療はドナー家族の思いと医療者の使命感で支えられていることを目の当たりにした一日だった。(草竹敦紀)
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20250221-OYT1T50094/
臓器摘出 休日に集中 昨年、最多83件 移植施設逼迫恐れ 本社分析
返信削除2025/02/22 05:00
2024年の脳死下臓器提供130件のうち、過去最多となる83件の摘出手術が休日に集中していたことが読売新聞のデータ分析でわかった。移植施設への臓器受け入れ要請が休日に偏ることで、人員や病床が 逼迫ひっぱく し、受け入れの見送りにつながる可能性がある。
日本臓器移植ネットワークの発表資料を本紙が集計し、独自分析した。24年の臓器提供件数は130件で、前年(132件)に次ぎ2番目に多かった。そのうち、摘出手術が土日祝日に行われたケースは過去最多だった前年より2件多い83件(64%)に上った。
休日への集中は年々増加傾向にある。19年までの5年間の平均41%に対し、24年までの5年間は同61%となった。同日に複数の摘出手術が行われた日が24年は27日(うち休日は22日)と過去2番目に多かった。
背景には、平日はがんや心臓病など通常の手術予定で埋まっており、急に入ってくる臓器摘出手術は休日に回されるケースが多いほか、休日の方が脳死者の家族が 看取みと りのために集まりやすいことがある。
厚生労働省の調査によると、院内態勢が整わないことを理由に臓器受け入れを見送ったのは23年で26施設、患者数は延べ803人に上った。厚労省は、移植施設が臓器受け入れを見送っても、移植を待つ患者が別の施設で移植を受けられるように、患者が登録する施設を複数化する対策を進めている。
https://www.yomiuri.co.jp/shimen/20250222-OYT9T50014/
「子宮移植 」の臨床研究計画 審査委で承認 慶応大学病院
返信削除2025年2月27日 15時47分
生まれつき子宮がない女性などに親族から提供された子宮を移植して出産を目指す「子宮移植」について、慶応大学病院は学内のグループが進めている臨床研究の計画が審査委員会で承認されたと発表しました。
今後、実際に手術を行うかどうか病院で検討するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250227/k10014734971000.html
「子宮移植」の臨床研究計画 審査委で承認 慶応大学病院
削除2025年2月27日 16時26分
生まれつき子宮がない女性などに親族から提供された子宮を移植して出産を目指す「子宮移植」について、慶応大学病院は学内のグループが進めている臨床研究の計画が審査委員会で承認されたと発表しました。今後、実際に手術を行うかどうか病院で検討するとしています。
慶応大学の木須伊織専任講師らのグループは、生まれつき子宮がない女性や病気で摘出した女性など3人を対象に親族から提供された子宮を移植する臨床研究の計画を3年前、大学の審査委員会に申請しました。
この計画について慶応大学病院は27日、審査委員会で承認されたとホームページで発表しました。
子宮移植について日本医学会は、子宮を提供する女性や移植を受ける女性などへのリスクが明らかでなく、倫理的課題が残されているとして、少数の臨床研究に限って認めるとする報告書を4年前にまとめていますが、これまで国内で実施されたケースはありません。
グループの計画では手術は慶応大学病院で行うことになっていて、今後、実際に手術を行うかどうか病院で検討するということです。
慶応大学病院は「委員会で承認され、病院で検討を始められる段階に入ったという状況だ。現時点で手術を実施するかしないかは決まっておらず、今後検討を進めたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250227/k10014734971000.html
世界でも類見ない厳格ルール、日本で臓器提供数増えず…「4割」実は前向き
返信削除2025/03/08 05:00
脳死後に臓器を提供しますか――。運転免許証などで日常的に目にする問いだ。日本は臓器提供数が海外と比べ極めて少なく、提供するかどうかの意思表示をする人は1割にすぎない。でも、それは今すぐには決められないからではないか。そんな人たちの背中を後押ししようと、新たな取り組みが始まった。
意思表示「1割」 厳格なルール影響
脳死は、脳全体の機能が失われ、元に戻ることはなく、やがて心臓が停止する状態だ。呼吸など脳の一部の機能が保たれ、回復の可能性がわずかでも残る「植物状態」とは異なる。
脳死状態になったとき、私たちには臓器を「提供する権利」と「提供しない権利」がある。提供できるのは、心臓、肺、肝臓、腎臓、 膵臓すいぞう 、小腸、眼球でいずれも臓器移植でしか治療できない患者に届けられる。
国内では近年、脳死下の臓器提供数がようやく増え始め、2023年、24年は約130件になった。ただし人口100万人あたりの脳死提供者(ドナー)は1.05人(23年)で、米国と比べ29分の1と依然として先進国で最低水準だ。一方、2月末時点で約1万6800人が移植を望んでいる。
なぜ日本の移植医療は停滞したのか。1968年、札幌医科大の和田 寿郎じゅろう 教授(当時)が国内初の心臓移植を実施したが、ドナーの大学生が本当に脳死状態だったのかなどが問われ、殺人容疑で告発された。最終的に嫌疑不十分で不起訴となったものの、国民に脳死下の移植医療に対する強い不信感が生まれた。
さらに、97年に施行された臓器移植法では、本人の書面による意思表示と家族の承諾を必須とするなど、世界でも類を見ない厳格なルールが敷かれ、臓器提供数は増えなかった。
キリスト教・仏教など提供否定せず
臓器提供に関する意思表示は運転免許証やマイナンバーカードなどで行えるほか、日本臓器移植ネットワーク(JOT)のウェブサイトでも登録できる。
内閣府の世論調査(2021年)では、国内で意思表示をしている人は10.2%で、意思表示をしない理由には「不安感」や「抵抗感」などが挙がる。しかし、実は「提供したい」「どちらかといえば提供したい」と考える人は4割に上っている。
「日本人は、親からもらった体や遺体を大事に扱うという文化があり、脳死を受け入れにくい面がある」と主張する研究者もいる。だが、日本人の死生観や宗教観が意思表示に影響しているかは、はっきりとしない。国際調査によると、キリスト教や仏教などの主要な宗教は、臓器提供を否定していない。
関心アップへ 大学でカード開発
多くの人が意思表示に迷っているのではないか――。まずは迷いと向き合い、小さな一歩を踏み出してもらおうと、同志社大商学部の 瓜生原うりゅうはら 葉子教授は24年、厚生労働省から研究費の補助を受け、「臓器提供迷ってますカード」を開発した。「迷っている」という気持ちを素直に表すとともに、「臓器提供についての情報を調べる」「家族と話す」など、今後の行動についてチェックする欄を設けた。
人が行動を変える場合、「無関心」の状態から、「関心がある」「意思を固める」「意思表示する」といったステージを進むという行動科学の考え方を取り入れた。クイズ形式で臓器提供の知識を得ながら、友達や家族と2人1組で取り組める対話ツールも開発し、カードにウェブサイトへの案内を記載した。
カードは学生たちと普及を進めており、移植医療を取り上げる中学校の道徳の授業などで活用を広げていきたい考えだ。
瓜生原教授は「重大なことほど、すぐに決められず後回しにしてしまうもの。迷いに寄り添い、決定を後押しすることで意思表示に近づけるのではないか」と話している。
[MEMO]家族の心の負担軽減に
「その日」はいつ訪れるかわからない。ドナーが脳死状態に陥った原因は、くも膜下出血や脳出血など脳血管障害が半数を占め、頭部外傷も多い。
臓器を提供する意思表示が有効な年齢は、臓器移植法の運用指針で「15歳以上」と定められている。提供しない意思は年齢を問わない。意思表示は何度でも変更が可能だ。
だが、意思表示をしていないと、家族が本人の意思を推し量り、決断を迫られる。2010年施行の改正臓器移植法で、本人の意思が不明でも、家族の承諾のみで提供可能になった。国内では臓器提供の8割が家族の承諾のみで実施されている。
「意思表示をしておくことは家族の心の負担を減らすことができる」。臓器提供に詳しい浜松医科大の渥美 生弘たかひろ 教授(救急医学)は強調する。家族は「本人なら『イエス』と言うだろうか」と必死に手がかりを探し、思い悩むという。内閣府の調査では家族が脳死になり、臓器提供への意思が不明な場合、決断することに「負担を感じる」と答えた人は85.6%に上った。
渥美教授は「迷っていることも含め、いざというとき、自分はどうしてほしいのか、普段から親しい人と話し合う機会を持ってほしい」と呼びかける。
医療部 影本菜穂子 移植医療を担当。迷いに迷った末、先日、運転免許証に臓器提供に関する意思を記入した。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20250307-OYT1T50215/
人助けはオモテ向きの「手段」でしかなく、ほんとうの「目的」は臓器取り出し外科屋のシノギでしかない。こういうマガイモノナンチャッテ医療はエスタブリッシュメントが堂々と手がける詐欺のようなものだ。ほんとうに確立された医療技術かどうかを、自分の頭できちんと考えたほうがよい。
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