2024年10月16日

気象庁長期予報「9月から11月の平均気温、平年より高い」


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014606991000.html

>肉眼でも見えるオーロラを道内で観測したのは、ことし8月12日の夜に流星群とオーロラが同時に見られる珍しい現象が起きて以来です。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014604221000.html

>ことしは7日、白鳥2羽が大山下池に飛来しているのが初めて確認され、8日も9羽が首をのばしたり羽を広げたりしながら羽根を休めたあとエサを求めて飛び立って行きました。

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2024年9月13日 17時17分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580921000.html

>気象庁によりますと、ことしは35度以上の猛暑日となった日の連続日数が、過去最多に並んだり更新したりした地点が相次ぎ、12日までに全国914の観測点のうち211地点と、4分の1近くにのぼっています。

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2024年9月3日 読売新聞「社説」
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240903-OYT1T50017/

>日本列島を直撃した台風10号は、遅い速度で迷走し、広い範囲に被害をもたらした。従来とは異なる珍しい現象だ。気象の激変で今後も増えるとみられ、警戒が欠かせない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5e645b41066b56e624496b85d60b2221e360ff

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2024年8月20日 16時50分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240820/k10014553661000.html

>気象庁の3か月予報によりますと、9月と10月を中心に平均気温は全国的に平年より高く、東日本や西日本の太平洋側では雨量が多くなりやすいと見込まれています。


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気象庁
ホーム > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 日本の天候の特徴と見通し
3か月予報
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/longfcst/3month/

https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000035.html



(書きかけ)





(№635 2024年8月26日)

163 件のコメント:

  1. 栃木県北部に線状降水帯、塩谷町付近で110ミリの猛烈な雨で記録的短時間大雨情報
    2024/08/26 00:43

     気象庁は26日、栃木県北部で線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして、栃木県に「顕著な大雨に関する情報」を出した。命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっているとして、注意を呼びかけている。

     気象庁は25日夜、午後11時20分までの1時間に栃木県塩谷町付近で約110ミリの雨があったとして、栃木県に記録的短時間大雨情報を出していた。

     気象庁によると、記録的短時間大雨情報は数年に一度しか発生しないような短期間の大雨を観測したり、解析したりしたときに発表される。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240825-OYT1T50087/

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    1. 栃木県北部で線状降水帯が発生 災害危険度高まる 厳重警戒を
      2024年8月26日 3時14分

      暖かく湿った空気の影響で東日本や西日本で大気の状態が非常に不安定になっていて、栃木県鹿沼市付近では午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。栃木県北部では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いていて、低い土地の浸水や土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

      気象庁によりますと、東日本や西日本では太平洋高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定になっています。

      栃木県鹿沼市付近では、レーダーによる解析で午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      栃木県では塩谷町付近でもレーダーによる解析で25日夜11時20分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるほか、その後も発達した雨雲がかかり続け、26日午前0時27分、栃木県北部で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      塩谷町では午前2時までの6時間の雨量が232.5ミリに達し、平年の8月1か月分(245ミリ)に匹敵する雨量となっています。

      これまでに降った雨で栃木県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      大気の不安定な状態はこのあと数時間続く見込みで気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体の避難情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      各地で浸水の情報相次ぐ

      栃木県内で記録的な大雨が観測される中、26日午前1時時点で各地で浸水の情報が寄せられ、自治体の職員などが確認しています。

      日光市消防本部によりますと、今市地区で「床下浸水している」という119番通報があり、消防が出動して状況を確認しているということです。

      ▽26日午前0時時点
      那須塩原市によりますと、市内の東大和地区の2世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

      塩谷町によりますと、町内の上平の1世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

      また、栃木北東地区消防指令センターによりますと、矢板市や大田原市で「床下浸水している」などといった119番通報が数件寄せられているということです。

      「顕著な大雨に関する情報」とは

      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      情報を待つことなく早めの避難を

      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      その上で、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけて欲しいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559221000.html

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    2. 栃木 塩谷町 役場職員が記録的大雨による被害状況を確認
      2024年8月26日 13時13分

      大気の状態が非常に不安定となり25日夜から26日朝にかけて平年の8月1か月分に匹敵する雨が降った栃木県塩谷町では、住民が自宅の敷地に流れ込んだ水をかき出したり、役場の職員が町内を見て回って被害状況を確認したりしています。

      塩谷町では、26日4時40分までの12時間に降った雨の量が236.5ミリに達し、平年の8月1か月分に匹敵する雨量となりました。

      町内の大宮地区に住む石下賢さんの住宅では、近くの用水路からあふれた水が庭や玄関などに流れ込み、石下さんが庭にたまった水をかき出す作業に追われていました。

      石下さんは、「自宅が低い土地にあるので、過去にも浸水したことがありましたが、今回がいちばんひどいです」と話していました。

      また町役場では、職員が2人1組で町内を見て回りながら、山から土砂が流れ込んで道路や用水路が崩れたり、田んぼや畑が水につかったりするなどの被害状況を確認しています。

      このうち、およそ70アールの敷地で、観賞用の菊を栽培している君嶋靖夫さんの農業用ハウスでは、育てていた半数近くの菊が近くの用水路から流れ込んできた水につかりました。

      君嶋さんは「最近、植えたばかりの菊は、だめになってしまうかもしれません。元どおりにするには、2、3か月はかかると思います」と話していました。

      町は、26日中に見回りを終えて被害の状況をまとめることにしていて、産業振興課の手塚正裕課長補佐は「県などにも支援を求めながら、1日も早い復旧につなげていきたい」と話していました。

      栃木県 大雨による被害(26日 9:00時点)
      25日夜からの記録的な大雨による被害について栃木県が26日午前9時の時点でまとめたところ、県内でけがをした人は確認されていないということです。

      また住宅については、床上浸水が日光市で1棟、床下浸水が日光市と鹿沼市で2棟ずつ、那須塩原市と塩谷町で1棟ずつで、合わせて7棟の被害が確認されているということです。

      このほか大雨の影響で、午前5時ごろに鹿沼市で1000戸余り、日光市で400戸余りが停電しましたが、およそ1時間半後にほとんど復旧しました。

      一方、交通機関ではJR日光線が安全のためにスピードを落として運転しているため、午前11時半時点で、2時間以上の遅れが発生しているということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559641000.html

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  2. 台風10号 27日以降 西日本 奄美に接近へ きょうのうちに備えを
    2024年8月26日 6時45分

    強い台風10号は27日以降西日本や鹿児島県の奄美地方に接近し、猛烈な風が吹くおそれがあるほか、西日本と東日本の太平洋側では大雨となる見込みです。気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。台風への備えは26日のうちに終えるようにしてください。

    気象庁の観測によりますと、強い台風10号は26日午前6時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいます。

    中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。

    台風は今後も発達しながら北上し、27日以降西日本や鹿児島県の奄美地方に接近する見込みです。台風の接近に伴い西日本では次第に風が強まり、27日の最大風速は九州南部と奄美地方で30メートルと走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹くおそれがあり、最大瞬間風速は45メートルと予想されています。

    その後さらに風が強まり、28日の最大風速は九州南部と奄美地方で45メートルと一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、四国で25メートル、近畿と九州北部で20メートル、最大瞬間風速は九州南部と奄美地方で60メートル、四国で35メートル、近畿と九州北部で30メートルと予想されています。

    西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

    また、西日本と東日本の太平洋側を中心に台風が接近する前から雨が降り始め、大雨となる見込みで27日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで東海で150ミリ、近畿で120ミリ、四国で100ミリ、

    その後、28日朝までの24時間には東海と九州南部で200ミリ、四国で150ミリ、奄美地方で120ミリ、近畿と九州北部で100ミリと予想されています。

    台風の動きが遅いため、その後もさらに雨量が増えるおそれもあります。

    海上は、西日本を中心にうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

    気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    台風の進路予想には幅があり、情報が更新されるたびに大きく変わっています。

    備えは26日のうちに

    今後の情報に注意するとともに、飛ばされやすいものを屋内にしまったり、避難のタイミングや方法を確認したりするなど備えは26日のうちに終えるようにしてください。

    過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    1. 台風10号 気象庁・国交省会見「西日本中心に猛烈な風 大雨も」
      2024年8月26日 13時36分

      台風10号の影響について気象庁と国土交通省は午後1時半から合同で記者会見を開き、気象庁の立原秀一主任予報官は、台風は今後暴風域を伴って非常に強い勢力で西日本から鹿児島県の奄美地方に接近するおそれがあるという見通しを示しました。

      その上で、「西日本を中心に猛烈な風となるところがあるほか、海は猛烈にしける見込みだ。24時間に降る雨の量が西日本を中心に東日本を含め多いところで300ミリから400ミリと予想され、大雨による災害発生の危険度が高まるおそれがある」と述べ、暴風や高波に加え、大雨による土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559511000.html

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    2. 台風10号 27日から奄美に接近 暴風 土砂災害など厳重警戒を
      2024年8月26日 18時17分

      強い台風10号は、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くおそれがあるほか、奄美地方と西日本から東日本の太平洋側では大雨となる見込みです。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      非常に強い勢力で奄美地方にかなり接近
      気象庁の観測によりますと、強い台風10号は26日午後3時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいます。

      中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。

      台風は発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方に非常に強い勢力で、かなり接近すると予想されています。

      台風の接近に伴い、しだいに風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で30メートルと走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で20メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽奄美地方で45メートル、
      ▽九州南部で30メートルと予想されています。

      その後、さらに風が強まり、28日の最大風速は九州南部と奄美地方で45メートルと一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、九州北部で30メートル、四国で23メートル、近畿で18メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽九州南部と奄美地方で60メートル、
      ▽九州北部で45メートル、
      ▽四国で35メートル、
      ▽近畿で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      西日本~東日本の太平洋側で大雨も
      奄美地方と西日本から東日本の太平洋側を中心に29日ごろにかけて大雨となる見込みです。

      27日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海で180ミリ、
      ▽九州南部と近畿で120ミリ、
      ▽奄美地方と四国で100ミリと予想されています。

      その後、28日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で400ミリ、
      ▽奄美地方と東海で200ミリ、
      ▽九州北部と四国で150ミリ、
      ▽近畿で120ミリと予想されています。

      さらに、今月29日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で500ミリ、
      ▽九州北部と四国、近畿、東海で300ミリ、
      ▽奄美地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      海上は奄美地方と西日本を中心に、27日から28日にかけて、うねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      予想進路に幅 情報に注意を
      台風の進路予報には幅があり、情報が更新されるたびに変わっています。

      今後の情報に注意するとともに、避難のタイミングや方法を確認するなど、備えを進めてください。

      過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることから、スケジュールを見直すことも重要な対策です。

      政府 情報連絡室を設置
      台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

      官房長官「早め早めに命守る行動を」
      林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    3. 台風10号 27日から奄美に接近 東海では線状降水帯発生のおそれ
      2024年8月26日 23時55分

      強い台風10号は、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くと予想されています。

      東海では、27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるなど、奄美地方や西日本から東日本の太平洋側で大雨となる見込みで、気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      暖かく湿った空気で雨雲が発達 非常に激しい雨も
      気象庁によりますと、強い台風10号は、26日午後11時には鹿児島県奄美市の東南東220キロの海上を1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      東海や近畿などでは、台風などから流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達していて、午後10時までの1時間に愛知県田原市では60.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

      台風は、発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方に非常に強い勢力でかなり接近すると予想されています。

      猛烈な風が吹くおそれ 最大瞬間風速60メートルも

      台風の接近に伴い次第に風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で30メートルと、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で20メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は、奄美地方で45メートル、九州南部で30メートルと予想されています。

      その後さらに風が強まり、28日の最大風速は、
      ▽九州南部と奄美地方で45メートルと、一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、
      ▽九州北部で30メートル
      ▽四国で23メートル
      ▽近畿で18メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽九州南部と奄美地方で60メートル
      ▽九州北部で45メートル
      ▽四国で35メートル
      ▽近畿で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      今月29日ごろにかけ大雨 線状降水帯発生のおそれも

      また、奄美地方と西日本から東日本の太平洋側を中心に今月29日、木曜日ごろにかけて大気の状態が非常に不安定になり大雨となる見込みです。

      特に、東海の愛知県と岐阜県、三重県、静岡県では27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      27日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海で250ミリ
      ▽九州南部と奄美地方で150ミリ
      ▽近畿で120ミリ
      ▽四国で100ミリ
      ▽九州北部で80ミリと予想されています。

      その後、28日夜遅くまでの24時間には
      ▽九州南部と奄美地方で400ミリ
      ▽東海で200ミリ
      ▽九州北部と四国で150ミリ
      ▽近畿で120ミリと予想されています。

      さらに、今月29日夜遅くまでの24時間には
      ▽九州南部で500ミリ
      ▽九州北部と四国、近畿、東海で300ミリ
      ▽奄美地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      海上は猛烈なしけとなるおそれ

      海上は、奄美地方と西日本を中心に27日から28日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      予想進路に幅 情報に注意を

      台風の進路予報には幅があり、情報が更新されるたびに変わっています。

      今後の情報に注意するとともに、避難のタイミングや方法を確認するなど、備えを進めてください。

      過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。

      進路予報 なぜ幅が?

      台風10号の進路について、数日前の予報では、予報円の中心を通った場合、東海や四国などに接近すると予想されていました。

      しかし、情報が更新されるたびに進路は西寄りに変わり、26日夕方の時点では鹿児島県の奄美地方にかなり接近する予想となっています。また、予報円も大きく進路があまり定まっていません。

      こうした理由について気象庁は、台風を動かす周辺の風が弱いためだとしています。

      気象庁によりますと、当初、台風は太平洋高気圧の縁を沿うように北上を続けたあと、本州の北側を流れる偏西風の影響を受けて北東寄りに進むとみられていました。

      しかし、台風の西側にある寒気を伴った風の循環、「寒冷渦」の影響が強まったことから「寒冷渦」に引き寄せられるような形で西寄りに進みました。

      その後は、「寒冷渦」の影響が小さくなったことに伴って、周辺の風が弱くなり、台風が偏西風の流れに乗るかどうか予想が難しくなっているということです。

      専門家 “離れた場所でも大雨の可能性”

      強い台風10号について台風のメカニズムに詳しい専門家は、進路は従来の予想より西寄りになったとしても大量の水蒸気が流れ込むため、中心から離れた近畿や東海などでも大雨になる可能性があるとして厳重な警戒が必要だと指摘しています。

      台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は台風10号について、進路にあたる海水温が高いため、日本列島に接近した際に勢力が最も強くなるおそれがあり、台風の周辺で暴風が吹き荒れるおそれがあると指摘しています。

      また、坪木教授は台風の南東側に大量の水蒸気の帯があり、今後、太平洋側に流れ込むこむ可能性を指摘しています。

      こうした状況では台風の中心から1000キロ離れていても大雨になるおそれがあるとして、進路が西寄りになったとしても四国や近畿、東海のほか、関東でも大雨になる可能性はあると指摘しています。

      坪木教授は「勢力の強まり方や進路の不確実性、大量の水蒸気が流入しているという特徴を考えると極めて危険な台風と言える。現段階で進路の予測が難しいが、台風が接近する可能性がある地域の人は暴風への対応を進めてほしい。また、接近しなくても大雨が降るという前提で対策を立てることも重要だ」と呼びかけています。

      政府 情報連絡室を設置

      台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

      官房長官「早め早めに命守る行動を」

      林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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  3. 山形・秋田大雨1か月、浸水・孤立後に集団移転望む集落も
    2024/08/26 15:00

    1か月たっても屋外に汚れた家財が積み上げられたままの蔵岡地区(25日、山形県戸沢村で)

     山形、秋田両県で5人が死亡、1人が行方不明となった記録的な大雨から、25日で1か月となった。浸水などの住宅被害は2000棟を超え、想定外だった集落の孤立も相次いだ。将来の災害をにらみ、生活再建の課題も浮かび上がっている。

    ほぼ全世帯被害

     大雨被害として「過去最悪、最大」(吉村美栄子知事)となった山形県。全半壊や床上・床下浸水などを合わせ、住宅被害は暫定でも2000棟近くに上る。

     最上川が氾濫した戸沢村の蔵岡地区(69世帯198人)では、堤防を越えて押し寄せた濁流でほぼ全世帯が床上浸水の被害に遭った。23日現在も36世帯88人が避難所に身を寄せる。将来の安全を考え、住民からは集団移転を望む声も出ている。

     蔵岡地区の副会長を務める早坂修一さん(65)は16日、村による住民説明会で「集団移転も考えられないか」と提案した。村などによると、説明会の出席者約90人の住民に移転希望を尋ねたところ、8割程度が挙手したという。

     この地域は住民同士のつながりが強い。佐藤一春さん(79)は「散り散りになるよりも、集団で移転したい」と話す。芦原良子さん(87)も「友だちがたくさんいる。蔵岡のみんなで一緒にいられるのがいい」と望む。

     加藤文明村長は取材に対し、「地域の方々の生命や財産を守るためには、(現在の場所に)住んでもらっていいのか」と話し、集団移転も視野に「まずは住民と意見交換し、合意形成を図りたい」としている。 

    防災計画で対象外

     「一晩であっという間に孤立した。道路が全て通れなくなったのは初めて」。秋田県由利本荘市東由利地区の大吹川集落で暮らす農業太田さだ子さん(73)は驚く。自宅に通じる3本の道路は大雨で不通になり、今も2本は復旧していない。

     東由利地区では7月24日夕からの大雨で土砂崩れや路面崩落が発生し、7集落の42世帯103人が孤立した。孤立は1日半ですべて解消したが、住民の間では「長引けば大変だった」と不安感が増している。袖山集落で暮らす畠山幸子さん(82)は、市のコミュニティーバスで月3回通院するが、「元に戻っていない道を使うのは怖い。また大雨が降って病院に行けなくなると困る」と心配する。

     孤立は想定外だった。市の地域防災計画には、大雨や積雪で孤立が想定される地域として34集落が明記されていたが、今回の7集落は含まれていなかった。市街と行き来する道路が1本のみの集落を対象としていたためだ。市は今後、孤立想定を見直す方針だ。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240826-OYT1T50002/

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  4. 台風10号 奄美地方接近へ 午前は東海で線状降水帯発生のおそれ
    2024年8月27日 6時29分

    強い台風10号は、28日にかけて、鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くと予想されています。

    東海では、28日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるなど、奄美地方や、西日本から東日本の太平洋側で大雨となる見込みで、気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、強い台風10号は、27日午前7時には鹿児島県奄美市の東140キロの海上を1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。

    中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径95キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いています。


    東海や北海道では雨雲が発達し、午前5時までの1時間には三重県大紀町の藤坂峠で47.5ミリ、北海道松前町で30.5ミリの激しい雨を観測しました。

    猛烈な風が吹くおそれ 最大瞬間風速60メートルも

    台風は発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、28日にかけて、奄美地方に非常に強い勢力でかなり接近すると予想されています。

    台風の接近に伴って風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で40メートルと、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で23メートルと予想されています。

    最大瞬間風速は奄美地方で60メートル、九州南部で35メートルと予想されています。

    28日の最大風速は、
    ▽九州南部と奄美地方で40メートルと猛烈な風が吹くほか、
    ▽九州北部で20メートル、
    ▽四国で18メートルと予想されています。

    28日の最大瞬間風速は
    ▽九州南部と奄美地方で60メートル、
    ▽九州北部で30メートル、
    ▽四国で25メートルと予想されています。

    西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

    27日の午前中 特に東海では災害の危険度 急激に高まるおそれ
    奄美地方や西日本から東日本の太平洋側を中心に、29日木曜日ごろにかけて大雨となる見込みです。

    特に東海の愛知県と岐阜県、三重県、静岡県では27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    28日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽奄美地方で300ミリ、
    ▽東海と九州南部で200ミリ、
    ▽九州北部と四国、近畿で100ミリと予想されています。

    その後29日朝までの24時間には
    ▽九州南部で500ミリ、
    ▽奄美地方で400ミリ、
    ▽四国で300ミリ、
    ▽九州北部と近畿、東海で200ミリと予想されています。

    さらに30日朝までの24時間には
    ▽九州南部で600ミリ、
    ▽九州北部で400ミリ、
    ▽四国、近畿、東海で300ミリ、
    ▽中国地方で150ミリ、
    ▽奄美地方で100ミリの雨が降る見込みです。

    海上では猛烈なしけに

    海上は、奄美地方と西日本を中心に29日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

    気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    台風から離れた場所でも大雨のおそれ 最新の情報に注意
    今回の台風は非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

    不要不急の外出を控え、気象の情報や自治体から発表される避難に関する情報など、最新の情報に注意し早めに安全な場所へ避難するようにしてください。

    過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。

    進路予報 なぜ幅が?

    台風10号の進路について、数日前の予報では、予報円の中心を通った場合、東海や四国などに接近すると予想されていました。

    しかし、情報が更新されるたびに進路は西寄りに変わり、26日夕方の時点では鹿児島県の奄美地方にかなり接近する予想となっています。また、予報円も大きく進路があまり定まっていません。

    こうした理由について気象庁は、台風を動かす周辺の風が弱いためだとしています。

    気象庁によりますと、当初、台風は太平洋高気圧の縁を沿うように北上を続けたあと、本州の北側を流れる偏西風の影響を受けて北東寄りに進むとみられていました。

    しかし、台風の西側にある寒気を伴った風の循環、「寒冷渦」の影響が強まったことから「寒冷渦」に引き寄せられるような形で西寄りに進みました。

    その後は、「寒冷渦」の影響が小さくなったことに伴って、周辺の風が弱くなり、台風が偏西風の流れに乗るかどうか予想が難しくなっているということです。

    専門家 “離れた場所でも大雨の可能性”

    強い台風10号について台風のメカニズムに詳しい専門家は、進路は従来の予想より西寄りになったとしても大量の水蒸気が流れ込むため、中心から離れた近畿や東海などでも大雨になる可能性があるとして厳重な警戒が必要だと指摘しています。

    台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は台風10号について、進路にあたる海水温が高いため、日本列島に接近した際に勢力が最も強くなるおそれがあり、台風の周辺で暴風が吹き荒れるおそれがあると指摘しています。

    また、坪木教授は台風の南東側に大量の水蒸気の帯があり、今後、太平洋側に流れ込むこむ可能性を指摘しています。

    こうした状況では台風の中心から1000キロ離れていても大雨になるおそれがあるとして、進路が西寄りになったとしても四国や近畿、東海のほか、関東でも大雨になる可能性はあると指摘しています。

    坪木教授は「勢力の強まり方や進路の不確実性、大量の水蒸気が流入しているという特徴を考えると極めて危険な台風と言える。現段階で進路の予測が難しいが、台風が接近する可能性がある地域の人は暴風への対応を進めてほしい。また、接近しなくても大雨が降るという前提で対策を立てることも重要だ」と呼びかけています。

    政府 情報連絡室を設置

    台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

    官房長官「早め早めに命守る行動を」

    林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    1. 【台風10号】住宅倒壊の猛烈な風 線状降水帯のおそれ 厳重警戒
      2024年8月27日 23時59分

      非常に強い台風10号は、この時間、鹿児島県の奄美地方に最も近づいていて28日にかけての奄美地方や種子島・屋久島地方の最大瞬間風速は65メートルから70メートルと一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くと予想されています。

      奄美地方を含む鹿児島県と、宮崎県では28日の夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるほか、台風本体から離れた西日本や東日本でも局地的な大雨になっています。

      気象庁は、暴風や高波、高潮、それに大雨による土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      台風10号はこの時間、鹿児島県の奄美地方に最も近づいていて、奄美大島などが暴風域に入っています。

      喜界島では午後7時すぎに44.2メートルの最大瞬間風速を観測しましたが、その後、観測データが欠測した時間があり、暴風の影響とみられるということです。

      また、東海や四国などでは台風などから流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨が強まっています。

      午後11時までの1時間には▽静岡県浜松市船明でで51ミリの非常に激しい雨が降ったほか、▽兵庫県佐用町では31ミリの激しい雨が降りました。

      また、愛知県新城市では午後10時40分までの48時間に降った雨の量が304.5ミリに達し、8月としては統計を取り始めた2003年以降最も多い記録的な大雨となっています。

      これまでに降った雨で静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      【風の見通し】猛烈な風 奄美地方では住宅倒壊のおそれも
      今後の見通しです。

      台風はさらに発達し、28日にかけて、非常に強い勢力のまま九州へと近づく見込みです。

      28日の最大風速は、
      ▽奄美地方で50メートルと猛烈な風が吹くほか、
      ▽九州南部で45メートル、
      ▽九州北部で20メートル、
      ▽四国で18メートル、

      最大瞬間風速は
      ▽奄美地方で70メートルと一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くと予想されています。
      ▽九州南部も65メートルと予想されているほか
      ▽九州北部と四国で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      奄美地方 喜界島で被害 野球場のベンチ倒れる 標識落下も

      27日午後7時すぎに最大瞬間風速44.2メートルを記録した鹿児島県の奄美地方にある喜界島では、強風による被害が出ています。

      喜界町によりますと野球場のベンチが倒れたり、県道の案内標識が落下したりしたほか、倒木5件が報告されました。

      また、県によりますと喜界中学校の渡り廊下の屋根がはがれたということです。

      いずれもけが人はいませんでした。

      【大雨の見通し】鹿児島 宮崎で線状降水帯のおそれ

      また、九州南部を中心に記録的な大雨となるおそれがあるほか、台風から離れた東日本や西日本でも29日・木曜日ごろにかけて大雨となる見込みです。

      奄美地方を含む鹿児島県や宮崎県では27日夜から28日夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      28日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽奄美地方で400ミリ、
      ▽九州南部で300ミリ、
      ▽東海で200ミリ、
      ▽四国で120ミリ、
      ▽九州北部と近畿で100ミリ、
      その後、29日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で600ミリ、
      ▽九州北部で400ミリ、
      ▽奄美地方と四国で300ミリ、
      ▽近畿と東海で200ミリ、
      ▽中国地方で100ミリと予想されています。

      さらに、30日夕方までの24時間には
      ▽九州南部と四国で400ミリ、
      ▽九州北部と近畿、東海で300ミリ、
      ▽中国地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      【海上の見通し】猛烈なしけに

      海上は、奄美地方と西日本を中心に29日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、高潮のほか大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      台風から離れた場所でも大雨のおそれ 最新の情報に注意

      今回の台風は非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

      不要不急の外出を控え、気象の情報や自治体から発表される避難に関する情報など、最新の情報に注意し早めに安全な場所へ避難するようにしてください。

      北日本でも警戒を雷伴い激しい雨のおそれ

      一方、前線や湿った空気の影響で、北日本では28日明け方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になり、北海道や岩手県などでは局地的に雨雲が発達しています。
      北海道では27日夜遅くにかけて、東北北部では28日明け方にかけて雷を伴い、1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨になるところがある見込みです。
      28日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、東北北部で120ミリ、北海道や東北南部で100ミリと予想されています。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
      あたりが急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。

      北海道 厚真町で最多雨量 2棟の住宅で床下浸水

      北海道厚真町では27日午前10時40分までの6時間に降った雨の量が107ミリに達し、6時間の降水量としては、統計を取り始めた1976年以降で、最も多くなりました。

      厚真町によりますと、この大雨の影響で住民から浸水に関する連絡が18件寄せられ、詳しく調べたところ、2棟の住宅で床下が水につかる被害が確認されたということです。

      町内に暮らす70代の女性は、「雨がすごくて、家のすぐ近くまで水がきて怖かった」と話していました。

      日本気象協会 “過去最多雨量の1.5倍超のおそれ”

      非常に強い台風10号に伴う大雨の見通しについて、日本気象協会は推計結果をまとめました。

      その結果、今月31日までの72時間に降る雨の量が九州南部や四国の広い範囲で800ミリを上回り、最も多いところでは1300ミリに達する見込みだということです。

      この地域の過去のデータと比較したところ、九州や四国ではこの15年余りに観測された中で最も多かった雨量の1.5倍を超える記録的な大雨となるおそれがあるとしています。

      また、これまでに発生した災害を検証した結果、過去の最多雨量の1.5倍を超えると災害のリスクが急激に高まり犠牲者が急増する可能性があると指摘しています。

      日本気象協会 “九州・四国 河川の氾濫に警戒を”

      台風10号は速度がゆっくりで同じ場所に長時間にわたって雨が降り続くことが予想され、西日本から東日本の太平洋側を中心に大河川も含めた多くの河川で氾濫に警戒が必要だとしています。

      現時点で流域の平均雨量を予測した結果、
      九州の▽肝属川、▽山国川、▽川内川、▽球磨川、
      四国の▽吉野川、▽重信川、▽仁淀川では、
      国が管理する区間で現状の整備水準を超える規模の雨量が予測されていて、氾濫が発生するおそれがあるとしています。

      洪水のハザードマップを早めに確認し、浸水の可能性がある場所や避難経路などを把握して備えを進めてほしいとしています。

      また、土砂災害が広域で多数発生することにも警戒が必要で、雨量が多くなる前から早めの行動を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014560581000.html

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  5. 盛岡市北部付近で記録的な大雨 災害発生の危険迫る
    2024年8月27日 19時24分

    気象庁によりますと、盛岡市北部付近では、レーダーによる解析で午後7時10分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

    災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561361000.html

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    1. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月27日 21時07分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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    2. 岩手 NEWS WEB
      盛岡市危機管理防災課「少なくとも市内4地区で道路冠水」
      08月27日 21時00分

      盛岡市危機管理防災課によりますと、27日午後8時半時点で、少なくとも市内の4つの地区で「道路が冠水している」という情報が市民から寄せられているということです。

      道路の冠水の情報が寄せられているのは、
      ▽西青山2丁目、
      ▽月が丘1丁目、
      ▽上田1丁目、
      ▽東山1丁目です。

      市では、引き続き情報収集を行うとともに、冠水の原因を調べています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240827/6040022774.html

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    3. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月27日 22時43分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      盛岡市南部 国道の一部冠水 リンゴ畑でも一面に水
      27日夜、猛烈な雨が降ったとみられる盛岡市南部では国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっているのが確認されました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。

      この影響で盛岡市門の国道396号線では午後9時すぎ、大人のひざ下ほどの高さまで水につかり、少なくとも3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した付近では警察が通行止めにして車の誘導を行っていました。

      また、道路わきのリンゴ畑でも一面に水が広がっていてリンゴの木の葉っぱ近くの高さまで浸水していました。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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    4. 岩手 NEWS WEB
      盛岡市で国道の一部が冠水 複数の車が動けなくなる
      08月27日 22時31分

      盛岡市に27日夜降った大雨の影響で、市南部の郊外を通る国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっている様子が確認できました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では、27日午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      市内を通る国道396号線は、午後9時すぎ、市の南部にある盛岡市門で大人のひざ下ほどの高さまで水につかっている場所があり、確認できるだけで3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した場所の近くでは、警察が車が入らないように通行止めをしていて、時折、通ろうとした車が警察官に案内されて引き返していました。

      また、道路わきのリンゴ畑は一面に水が広がっていて木の根っこは見えず、葉っぱ近くの高さまで水面が上がっていました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240827/6040022775.html

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    5. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月28日 2時38分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      【被害まとめ】午後11時現在
      消防によりますと、大雨の影響で盛岡市内では午後11時時点で床下浸水が9棟、床上浸水が5棟で確認されているということです。

      また、上米内米内沢地区では米内川があふれて住民が橋を渡れなくなり、4世帯が孤立していると通報が寄せられているほか、上米内畑地区では近くの沢が増水して1世帯9人が孤立しているということです。

      葛巻町によりますと、町内の複数の住宅で床下浸水の被害が起きていて地元の消防団が状況を確認しているということです。

      盛岡市南部 国道の一部冠水 リンゴ畑でも一面に水
      27日夜、猛烈な雨が降ったとみられる盛岡市南部では国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっているのが確認されました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。

      この影響で盛岡市門の国道396号線では午後9時すぎ、大人のひざ下ほどの高さまで水につかり、少なくとも3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した付近では警察が通行止めにして車の誘導を行っていました。

      また、道路わきのリンゴ畑でも一面に水が広がっていてリンゴの木の葉っぱ近くの高さまで浸水していました。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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  6. 東京都や神奈川県で震度3の揺れ
    2024年8月28日 2時29分

    28日午前2時5分ごろ、東京都や神奈川県で震度3の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

    各地の震度は、震度3が、東京都の▽八王子市▽町田市▽東村山市▽西東京市▼横浜市の神奈川区▽南区▽保土ケ谷区▽磯子区▽港北区▽戸塚区▽旭区▽瀬谷区▽泉区、それに▼川崎市川崎区と▼相模原市中央区でした。

    このほか、震度2や1の揺れを関東地方を中心に広い範囲で観測しました。

    震源地は神奈川県東部で、震源の深さは40キロ。

    地震の規模を示すマグニチュードは4.1と推定されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014561721000.html

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  7. 台風10号 「最大級の警戒 身の安全確保を」 気象庁が会見
    2024年8月28日 16時43分

    気象庁は午後1時、奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を発表しました。

    奄美地方を除く鹿児島県には非常に強い台風10号が接近する見込みで、住宅が倒壊するような猛烈な風や高波による広い範囲の浸水といった数十年に一度しかないような大規模な災害の発生が予想されていて、最大級の警戒が必要です。

    気象庁は自治体が発表する避難指示などの情報に従って安全な場所に避難するなど、台風が近づく前に早めに安全を確保するよう呼びかけています。

    今回のような「台風の特別警報」が出されたのは、おととし9月に台風14号の接近に伴って発表されて以来4回目です。

    気象庁「避難情報に従い身の安全確保を」
    奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を発表したことについて、気象庁と国土交通省は午後2時から記者会見を開いて説明しました。

    気象庁の杉本悟史予報課長は「鹿児島県ではこれまでに経験したことのないような暴風、高波、高潮が発生するおそれがある。一部の住家が倒壊するような猛烈な風が吹く見込みで、暴風が吹き始める前に頑丈な建物の中に移動するとともに屋内では窓から離れてほしい。台風の進路によるが、発表した特別警報はあすの昼ごろまで続く可能性は高いと思う。高潮や洪水による浸水が想定される区域や土砂災害警戒区域などでは、暴風が吹き始める前に避難することが重要だ」と呼びかけました。

    さらに「記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性もあることから最大級の警戒をしてほしい」と述べました。

    そのうえで「自分の命、大切な人の命を守るため、市町村の避難の情報に従って身の安全を確保してほしい」と呼びかけました。

    2024年8月28日 14時19分 更新

    国交省「接近予想の地域では停電や断水を視野に入れ準備を」
    また、国土交通省の小島優 河川環境課長は「ダムでは事前に放流するなど氾濫を防止するための対策を実施しているが、台風の接近に伴う長時間の大雨などで氾濫の危険性が高まる。今後、台風の接近が予想される地域ではハザードマップの確認のほか、停電や断水を視野に入れた準備をしてほしい」と呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562081000.html

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    1. 台風10号 九州四国の雨量 過去最多の2倍の可能性 日本気象協会
      2024年8月28日 19時13分

      台風10号に伴う大雨の見通しについて、日本気象協会は九州や四国では今月31日・土曜日までの72時間に降る雨の量が多いところで1200ミリに達し過去に最も多かった量の2倍にのぼる可能性もあるとする推計結果を公表しました。

      日本気象協会は、台風10号の影響で今月31日・土曜日までの72時間に降る雨の量を独自に予測しました。

      その結果、九州や四国の広い範囲で800ミリを上回り、多いところでは1200ミリに達する見込みで、この15年余りで最も多かった雨量の1.5倍を上回るほか、多いところでは2倍にのぼるおそれがあるということです。

      過去の災害を検証したところ、これまでで最も多かった雨量の1.5倍を超えると災害のリスクが急激に高まり犠牲者が急増する可能性があるという検証結果もあるとして、雨量が多くなる前に早めに避難するよう呼びかけています。

      多くの川で氾濫に厳重警戒を
      また、台風10号は進む速度が遅いため同じ場所に長時間にわたって雨が降り続くおそれがあり、西日本から東日本の太平洋側を中心に多くの川で氾濫に厳重な警戒が必要だとしています。

      28日の時点で流域の平均雨量を予測した結果、
      ▼九州の▽肝属川と▽川内川、▽球磨川、▽山国川、▽大分川、
      ▼四国の▽吉野川、▽仁淀川、▽肱川では、
      国が管理する区間で氾濫が発生するおそれがあるとしています。

      日本気象協会は、洪水のハザードマップを早めに確認し、浸水の可能性がある場所や避難経路を把握するなど備えを進めてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562681000.html

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    2. 鹿児島県で線状降水帯が発生 災害の危険性 急激に高まる
      2024年8月28日 19時48分

      気象庁は28日午後7時37分、奄美地方を除く鹿児島県で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      「線状降水帯」は、発達した積乱雲が次々と連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562721000.html

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  8. 【台風10号】“過去最強クラス”の可能性 頑丈な建物へ
    2024年8月29日 5時20分

    非常に強い台風10号は、鹿児島県を暴風域に巻き込みながら北へ進んでいて、気象庁は奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を、鹿児島県薩摩地方に高潮の特別警報を発表しました。
    宮崎県では線状降水帯が発生し、気象庁が「顕著な大雨に関する情報」を発表したほか、各地で風も強まっていて、暴風や高波、高潮、それに大雨にも厳重な警戒が必要です。
    災害の危険度が急激に高くなるおそれがあり、頑丈な建物で安全を確保して過ごすようにしてください。

    鹿児島県の薩摩地方や大隅地方の広い範囲が暴風域に入っています。

    ▽鹿児島県枕崎市では29日午前1時前に51.5メートルと猛烈な風が吹いたほか、
    ▽鹿児島県南さつま市で午前3時半前に37.3メートル、
    ▽鹿児島市で午前2時前に36.1メートル、
    ▽宮崎市田野で午前1時すぎに32.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

    この時間は、台風が近づいている九州を中心に、四国や東海など離れた地域でも暖かく湿った空気が流れ込み雨が強まっています。

    宮崎県美郷町付近では29日午前2時までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

    午前3時すぎには気象庁は宮崎県の北部平野部、北部山沿いで線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

    その後も発達した雨雲が流れ込み続け、午前4時までの1時間には
    ▽宮崎県美郷町南郷で48.5ミリ、
    ▽熊本県高森町で41ミリ、
    ▽鹿児島県錦江町で39.5ミリの激しい雨が降りました。

    また、午前4時までの24時間に降った雨の量は、
    ▽宮崎県美郷町南郷で502ミリ、
    ▽鹿児島県肝付町前田で464.5ミリに達しています。

    宮崎県と鹿児島県、熊本県、愛媛県、それに静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか宮崎県を流れる広渡川、酒谷川、鹿児島県を流れる肝属川水系、万之瀬川・加世田川に氾濫危険情報が発表されています。

    非常に強い勢力で鹿児島へ鹿児島に特別警報
    台風は29日に非常に強い勢力のまま九州へと近づき、その後、上陸するおそれがあります。

    気象庁は28日に奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を、鹿児島県の薩摩地方に高潮の特別警報を発表しました。

    一部の住宅が倒壊するような猛烈な風や高潮、高波による広い範囲の浸水といった数十年に一度しかないような大規模な災害の発生が予想され、最大級の警戒が必要です。

    奄美地方では29日、西日本では30日にかけて猛烈な風が吹くおそれがあり、
    ▽29日の最大風速は
    ▼九州南部で50メートル、
    ▼九州北部で40メートル、
    ▼奄美地方で30メートル、
    ▼四国で25メートル、
    ▼中国地方で18メートル、
    ▽最大瞬間風速は
    ▼九州南部で70メートル、
    ▼九州北部で55メートル、
    ▼奄美地方で45メートル、
    ▼四国で35メートル、
    ▼中国地方で30メートルと予想されています。

    大雨の見通し・記録的な大雨おそれ
    また、九州南部と奄美地方を中心に記録的な大雨となるおそれがあり、気象庁は鹿児島県と宮崎県では今後、大雨の特別警報の可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。

    また、台風から離れた東日本や西日本でも大雨となる見込みです。

    奄美地方を含む鹿児島県や宮崎県、九州北部と山口県、それに徳島県、愛媛県、高知県では今夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    29日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽九州南部で600ミリ、
    ▽九州北部で500ミリ、
    ▽四国で400ミリ、
    ▽東海で300ミリ、
    ▽近畿で200ミリ、
    ▽奄美地方で150ミリ、
    ▽中国地方で100ミリと予想されています。

    その後、30日夜遅くまでの24時間には
    ▽九州南部と北部、それに四国で400ミリ、
    ▽東海で300ミリ、
    ▽近畿と中国地方で200ミリと予想されています。

    さらに、31日夜遅くまでの24時間には
    ▽東海と近畿で300ミリ、
    ▽四国で200ミリ、
    ▽中国地方で150ミリ、
    ▽九州北部で100ミリの雨が降る見込みです。

    【海上の見通し】猛烈なしけ続く見込み
    九州南部と奄美地方の海上はうねりを伴って猛烈なしけとなっていて、29日の波の高さは
    ▽九州南部で10メートル、
    ▽奄美地方で9メートルの猛烈なしけが続くほか、
    ▽九州北部と四国で7メートル、
    ▽近畿で6メートルといずれもうねりを伴って大しけとなる見込みです。

    気象庁は鹿児島県と宮崎県では大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫のおそれがあるとして厳重な警戒を呼びかけています。

    また、宮崎県では竜巻とみられる突風による被害も発生しています。

    落雷や竜巻などの突風にも十分注意が必要です。

    “過去最強クラス”の可能性 今夜は頑丈な建物や建物の高い階へ
    今回の台風は専門家が「過去最強クラス」の可能性があると指摘するほど非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

    暗い時間帯は道路や川など周囲の状況を確認するのが難しくなります。

    周囲の状況が悪化しても避難場所までの移動が危険な場合があるため、近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなどして安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014562951000.html

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    1. 台風10号 鹿児島県 台風の特別警報を警報と注意報に切り替え
      2024年8月29日 10時38分

      気象庁は29日午前10時半に、奄美地方を除く鹿児島県に出されていた暴風と波浪の特別警報を警報に、鹿児島県薩摩地方に出されていた高潮の特別警報を注意報に切り替えました。

      台風は午前8時ごろに鹿児島県に上陸し九州を中心に雨、風ともに強い状態が続いて、線状降水帯が発生するなど各地で災害の危険度が高まっています。

      引き続き厳重に警戒し安全を確保してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014563301000.html

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    2. 【台風10号】九州大荒れ 西・東日本では土砂災害など厳重警戒

      2024年8月29日 20時04分

      台風10号は九州を暴風域に巻き込みながら北上していて、九州では大荒れとなっているほか徳島県と香川県では線状降水帯が発生し、気象庁は、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      西日本と東日本では31日にかけて大雨に加えて非常に強い風が吹くため、気象庁は暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      今夜は頑丈な建物の高い階で、安全を確保して過ごすようにして下さい。

      【台風の位置と強さ】午後8時推定
      台風10号は午後8時には、熊本県玉名市付近をゆっくりした速さで北北東へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      香川県と徳島県北部に線状降水帯発生
      台風の北上に伴って各地で大雨となり、いずれもレーダーによる解析で、徳島県の鳴門市付近では午後6時50分までの1時間におよそ120ミリ、香川県の小豆島町付近では午後7時20分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

      また午後6時半頃には香川県と徳島県北部に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      午後7時までの1時間には
      ▽香川県が東かがわ市に設置した雨量計で110ミリ、
      ▽水資源機構が徳島県板野町に設置した雨量計で88ミリ、
      ▽神奈川県が相模原市に設置した雨量計で73ミリの非常に激しい雨を観測しました。

      台風の速度が遅いため九州などでは雨と風が長く続いていて、午後7時までの72時間に降った雨の量は、
      ▽宮崎県えびの高原で837ミリと、平年の8月1か月分の1.4倍、
      ▽大分県佐伯市で596ミリと、平年の8月1か月分の2.4倍、
      ▽鹿児島県錦江町では588ミリと、平年の8月1か月分の1.8倍に達しています。

      29日朝にかけては大分県と宮崎県、鹿児島県で線状降水帯が発生したほか、四国や東海など、台風から離れた地域にも発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。

      これまでの雨で宮崎県と鹿児島県、熊本県、大分県、福岡県、愛媛県、徳島県、香川県、三重県、それに静岡県、神奈川県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      九州で猛烈な風 今後の予想は
      奄美地方を除く鹿児島県に出されていた暴風と波浪の特別警報は警報に、▽鹿児島県薩摩地方に出されていた高潮の特別警報を注意報に切り替わりましたが、台風の北上に伴って各地で風が強い状態が続いています。

      ▽長崎県壱岐空港では午後7時前に28.8メートル、
      ▽徳島市では午後6時半ごろに27.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。

      九州ではこのあとも猛烈な風が吹くおそれがあるほか、西日本と東日本では31日にかけて非常に強い風が吹くおそれがあります。

      ▽29日の最大風速は
      ▼九州で30メートル、
      ▼四国で23メートル、
      ▽最大瞬間風速は
      ▼九州で45メートル、
      ▼四国で35メートルと予想されています。

      ▽30日の最大風速は
      ▼九州北部と四国で25メートル、
      ▼九州南部、中国地方、近畿で23メートル、
      ▽最大瞬間風速は
      ▼九州、四国、中国地方、近畿で35メートルと予想されています。

      各地で記録的な大雨のおそれ
      各地で記録的な大雨となるおそれがあり、
      ▽九州北部と山口県は30日日中にかけて、
      ▽四国では30日夜にかけて、
      ▽東海では29夜から30日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      台風から離れた東日本や西日本でも大雨となる見込みで、30日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▼四国で400ミリ、
      ▼九州北部と東海で300ミリ、
      ▼関東甲信で250ミリ、
      ▼中国地方と近畿で200ミリ、
      ▼九州南部で150ミリと予想されています。

      その後も大雨は続き、さらに29日夕方から31日夕方までの24時間には
      ▼四国で400ミリ、
      ▼近畿と東海で300ミリ、
      ▼関東甲信で200ミリ、
      ▼中国地方で150ミリ、
      ▼九州北部で120ミリと予想されています。

      これに加えて31日の夕方から来月1日の夕方までの24時間には
      ▼東海で400ミリ、
      ▼近畿で300ミリ、
      ▼四国と関東甲信で200ミリ、
      ▼中国地方で100ミリと予想され各地で記録的な雨となるおそれがあります。

      海上ではうねり伴う大しけ続く見込み
      海上は波が高く、29日の波の高さは
      ▽九州北部と四国で7メートル、
      ▽九州南部と奄美地方で6メートル、
      ▽近畿で5メートルと予想され、その後もうねりを伴った大しけが続く見込みです。気象庁は暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫、高潮に厳重に警戒するとともに、高波にも警戒するよう呼びかけています。

      宮崎県では竜巻とみられる突風による被害も発生していて落雷や竜巻などの突風にも十分注意が必要です。

      風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

      周囲の状況が悪化しても避難場所までの移動が危険な場合があるため、今夜は近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなどして安全を確保して下さい。

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    3. 専門家「台風中心から離れた広い範囲で竜巻起こるおそれ」
      28日、宮崎市で相次いだ竜巻とみられる突風などについて専門家は、台風の周りの発達した積乱雲によって発生したとみられるとした上で、台風の中心から離れた四国や東海、関東の太平洋側の広い範囲の平野部で同じような竜巻が起こるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

      宮崎市で起きた竜巻とみられる突風などについて、突風の発生メカニズムに詳しい防衛大学校の小林文明 教授は「台風に伴う竜巻は台風の中心でも起こるが、200キロから500キロ離れていても台風外側の積乱雲が連なった『アウターレインバンド』で積乱雲がスーパーセル的に発達し、竜巻を発生させることが分かっている。今回も宮崎平野に『アウターレインバンド』の積乱雲がかかり、発生したとみられる」と指摘しました。

      また、台風は中心に向かって風が反時計回りに吹くことから、竜巻などの突風は進路の北東側で台風の中心が近づく半日から1日前に起きやすくなるとして、宮崎市の突風は「台風に伴う典型的な竜巻」だとしています。

      小林教授は、台風10号について「上陸直前に気圧が下がり、非常に強い台風に発達していて竜巻を生みやすい台風だといえる」と指摘した上で「九州に加えて台風からまだ離れている四国、東海、関東にかけての太平洋側の広い範囲の平野部で『アウターレインバンド』が入り込むと、竜巻がいつ起きてもおかしくない。台風に伴う竜巻は予測が難しく、台風が遠くても雨だけでなく、竜巻のような局所的な突風も起こりうることに注意して、気象情報や雨雲レーダーを見ながら行動してほしい」と呼びかけています。

      専門家「高潮には自治体の避難情報もとに早めの避難を」
      台風10号は今後、九州など西日本や東日本を横断するように進む見込みで、台風の中心に近い場所などでは高潮への警戒も呼びかけられています。

      今後の警戒点を高潮のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の森信人教授に聞きました。

      【八代海や有明海でリスク高まる可能性】
      Q.今回の台風10号、高潮の危険性が高まるのはどこだと考えていますか

      A.台風の進路の右側の海域が危険なエリアになります。29日午前の段階で、このままゆっくりと北や北東寄りに進んだ場合、八代海や有明海でリスクが高まる可能性があると思います。

      【短時間で水位が急上昇する】
      Q.具体的にはどのような被害が想定されますか
      A.特に、八代海や有明海では1999年の台風18号など、過去に大きな被害が何度も出ています。
      これは、高潮が発生する条件として強い風が狭くなっていく湾の上を吹くことが挙げられ、地形的な影響が出やすいことが理由です。
      高潮が発生する場合には1時間以内に急激に水位が変化する特徴があります。
      このような事態になると、すでに強い風が吹き避難するのが難しくなるため、自治体からの避難情報をもとに早めの避難が重要になります。

      【日中の明るい時間帯に避難】
      Q.八代海や有明海では具体的にどの時間帯で警戒が必要ですか
      A.八代海や有明海の満潮のピークがおおよそ、29日の夕方から夜の時間帯になっています。
      このときに高潮によって水位が高まると危険な状態になると思いますので自治体の情報に従って、日中の明るい時間帯に避難しておく必要があると思います。

      【瀬戸内海では満潮の時間帯と重なるおそれ】
      Q.台風の進路予測には幅がありますが、警戒のポイントを教えてください
      A.台風の右側の海域に加えて、もう1点注意すべきなのが吹き返しの風です。
      台風が通過したあともしばらくは注意が必要です。
      また、ゆっくりと瀬戸内海を通過する場合は、必ずどこかで満潮の時間帯と重なってしまうおそれがありますので、警戒が必要だと思います。
      いずれにしても自治体が発令する避難の情報をこまめに確認することが重要だと思います。

      【洪水と高潮が重なれば大きな浸水被害に】
      Q.台風による大雨も続いていますが、高潮による浸水被害を考える上で気をつけておくべき点はありますか
      A.今回のように大雨が続いている場合、河川に先行して降っている雨によって洪水が発生しているおそれがあります。
      それとほぼ同時に高潮が起きると河口域や河口から10キロから15キロぐらいの地域でも洪水と高潮が重なって浸水の被害が広がる可能性があります。
      こうした地域では、少し内陸まで浸水の被害について意識しておいたほうがいいと思います。

      専門家「台風の中心位置にとらわれないで」
      台風10号の今後の警戒点について、災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は「今回の台風は中心から離れた場所でも大雨による影響が出ていて、中心の位置にとらわれず広い範囲で厳重な警戒を続ける必要がある」と呼びかけています。

      牛山教授は暴風や波浪、高潮の特別警報が切り替えられたことについて「決して安心しないでほしい。今回の台風は勢力が強くこれから進路にあたるところを含めて安全だと思わず厳重な警戒を続けてほしい」と呼びかけました。

      気象庁の情報でも四国や東海など離れた場所で大雨になると、数日前から警戒が呼びかけられているとした上で「降水量の絶対値にあまり目を奪われないでほしい。何ミリだったら災害の可能性が高まるかは地域によって異なる。災害の危険度を気象庁のホームページのキキクル・危険度分布を確認し、紫色のエリアでは災害がいつ起きてもおかしくないと考えてほしい」と指摘しています。

      台風の進路にあたる地域やその周辺では洪水や土砂災害、暴風、そして海岸付近では高潮などの被害が起きるおそれがあるとしていて、土砂災害や洪水についてはハザードマップを確認し、自分が住んでいる地域などの災害のリスクを確認しておく必要があるということです。

      確認する際、自分の家などをピンポイントに確認するのではなく▽周辺の地域など少し広い範囲で洪水や土砂災害のリスクを確認することが重要だと指摘しています。また▽洪水については小さい川でも水があふれる可能性があると意識することや▽土砂災害のハザードマップでは人家がない場所にはリスクが示されていないため、山間部の道路などでも安全と思わず、行動してほしいとしています。

      専門家「台風が通過したあとも雨に警戒が必要」
      今回の台風10号は九州北部付近に達しても遅いままです。

      台風のメカニズムに詳しい専門家は、ここまで速度が上がらないのは珍しいタイプだとして、南から湿った空気を引き込み続けることから雨の影響が長引く点に警戒してほしいと呼びかけています。

      台風のメカニズムに詳しい横浜国立大学台風科学技術研究センターの筆保弘徳センター長によりますと台風は一般的に、日本付近の中緯度にくると偏西風にのって東へと進路を変え、速度を上げる傾向にありますが今回の台風10号は鹿児島県に上陸したあとも速度があまり上がらず、珍しいタイプだとしています。

      筆保センター長は「偏西風に乗り切れずになかなか移動してくれず、あまりないタイプの台風だ。水蒸気が南からどんどん運ばれ、台風本体周辺で大雨となっているほか、太平洋高気圧に沿うように水蒸気が流れ込んで台風から離れた地域でも雨が降り続いている」と話しています。

      その上で、今後もこうした傾向が続くとして「水蒸気が流入する場所があまり変わらず同じような場所で雨が降り続いている。勢力をあまり弱めずに上陸したことから進行方向の後ろ側にも水蒸気を運んでいて台風が通過したあとも雨に警戒が必要だ」と話しています。

      筆保センター長は「一昔前は南の海上で発生してピークを過ぎてから北上してきたが、近年、日本の近くで台風がなかなか弱まらない傾向がある。今までの治水整備や防災対策では足りないおそれもある。気象庁を中心に台風の予測精度を上げるとともに防災対策を網羅的に検討することも必要だ」と指摘しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014562951000.html

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    4. 台風10号、鹿児島県上陸 線状降水帯相次ぐ、九州北部横断へ 特別警報は切り替え
      8/29(木) 8:19配信 時事通信

      台風10号の影響で氾濫した大分県由布市の宮川=29日午前(大分県提供)

       台風10号は29日午前8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。

       勢力は「非常に強い」から「強い」にやや弱まったが、30日午前にかけて九州北部を横断し、その後は四国か中国地方へ進む見込み。気象庁は29日午前10時半に、鹿児島県(奄美地方を除く)に出していた暴風と波浪の特別警報、薩摩川内市などに出していた高潮の特別警報を警報・注意報に切り替えたり、解除したりした。

      【図解】台風10号の予想進路(28日15時現在)

       29日未明から朝にかけては、発達した雨雲が連なる線状降水帯が宮崎、鹿児島、大分の各県で相次いで発生。宮崎県美郷町(神門)では午前2時25分すぎまでの1時間に95.5ミリの猛烈な雨が降り、午前11時までの72時間雨量は8月の最多記録を更新する816ミリに上った。鹿児島県枕崎市では午前0時55分ごろに最大瞬間風速51.5メートルを観測した。

       大分県由布市では宮川が氾濫。同市と宇佐市では5段階の警戒レベルで最も高い緊急安全確保が発令された。

       線状降水帯は、鹿児島・宮崎両県で30日午前まで、九州北部と山口県で30日午後まで、四国のうち徳島、愛媛、高知3県で30日夜まで発生する可能性がある。東海では29日夜から30日午前まで発生する恐れがある。

       10号は29日午前11時、熊本県天草市付近を時速15キロで北へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径390キロ以内が風速15メートル以上の強風域。

       30日に予想される最大瞬間風速は九州北部と四国45メートル、近畿と中国、九州南部35メートル、東海30メートル。

       30日正午までの24時間予想雨量は多い所で、九州北部・南部と四国400ミリ、東海300ミリ、関東甲信250ミリ、近畿200ミリ、中国150ミリ。その後、31日正午までの同雨量は、四国400ミリ、東海と近畿300ミリ、関東甲信と中国、九州北部200ミリ、九州南部100ミリ。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5e645b41066b56e624496b85d60b2221e360ff

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    5. 非常に強い台風10号、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸…気象庁が最大級の警戒呼びかけ
      8/29(木) 8:27配信 読売新聞オンライン

       気象庁は29日、非常に強い台風10号が同日午前8時頃、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸したと発表した。九州各地で大雨になっており、同庁は土砂災害などへの最大級の警戒を呼びかけている。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7ecb2368465e59d0eadffacd813a523f827892

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    6. 台風10号、土砂崩れなどで4人死亡・90人が突風などで重軽傷…30日に九州を横断して東へ
      8/29(木) 20:46配信 読売新聞オンライン

      突風で飛んだとみられる建材などが散乱する県道(29日午前8時、宮崎市で)

       台風10号は29日朝、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。九州各地で記録的な大雨となり、西・東日本の太平洋側も大雨に見舞われた。読売新聞のまとめでは、29日午後8時現在、土砂崩れなどで4人が死亡したほか、九州を中心に計90人が突風などで重軽傷を負った。気象庁は大雨や暴風への厳重な警戒を呼びかけている。

       同庁によると、29日の72時間降水量の最大値(午後6時時点)は大分県佐伯市剣崎で597ミリに達するなど、大分、静岡の計5地点で観測史上最大となった。

       愛知県蒲郡市で27日夜に起きた土砂崩れでは、巻き込まれた家族5人が29日未明までに発見されたが、3人が死亡した。

       徳島県上板町では29日夕、2階建ての民家の屋根が崩れ、住人の80歳代の男性が落下物に挟まれた。男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

       鹿児島市沖では28日夜、風にあおられて小型船が転覆し、船長(64)が行方不明になった。29日午後、近くで船長とみられる男性が見つかり、死亡が確認された。

       台風は上陸後、勢力が弱まり、29日午後11時時点の中心気圧は990ヘクト・パスカル、最大風速は30メートル。熊本県玉名市付近をゆっくりと北北東へ進んでおり、30日に九州を横断して東へと進む見通し。30日午後6時までに予想される24時間降水量は、四国400ミリ、東海と九州北部300ミリ。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/7324ed9cbea3a8145813c327cf33c17cbf72bdb1

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  9. 静岡 焼津 各地で道路冠水「車が水につかった」通報相次ぐ
    2024年8月29日 23時11分

    警察によりますと、静岡県焼津市では大雨の影響で各地で道路が冠水し、「車の一部が水につかって動けなくなった」などという通報が相次ぎました。

    29日午後5時半ごろから午後9時半ごろにかけて「タイヤがすべて水につかって動かなくなった」とか「車のエンジンがかからなくなった」などという通報が、焼津市内で少なくとも50件ほどあったということです。

    このほか静岡市内でも、「大雨の影響で車が故障した」などという通報が寄せられているということです。

    これまでにけが人の情報や、車内に取り残された人がいるといった情報は入っていないということで、警察は引き続き情報収集を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014564851000.html

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  10. 台風10号 収穫間近のコメへの影響 農家からは懸念の声 宮城
    2024年8月30日 12時53分

    各地のスーパーなどでコメが品薄になる中、台風10号が接近するおそれがあるとして、宮城県の稲作農家からはまもなく収穫を迎えるコメへの影響を懸念する声が聞かれました。

    亘理町の稲作農家、清野一輝さんは7ヘクタールの水田で「ひとめぼれ」や「つや姫」などを育てています。

    ことしの稲の生育は順調で、例年より早く9月20日ごろに収穫を予定しています。

    収穫を控えた、今の時期は稲穂の実が膨らみ、コメのうまみが蓄積される大切な時期だということです。

    清野さんは「台風が停滞する形で雨が長く降り続いたり、強い風が吹いてしまうことがいちばん怖い。今の雨でも稲穂にあたって、重みがかかっている。さらに風が吹くと全体的に稲が倒れてしまうので台風がこちらに来ないことを祈るばかりだ」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565531000.html

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    1. ことしのコメの作柄 43都道府県で「平年並み」以上
      2024年8月30日 19時32分

      農林水産省はことしのコメの作柄について、北海道や東北地方などの12の道府県が「良」や「やや良」、新潟など31の都府県が「平年並み」になるとする見通しを示しました。

      スーパーなどではコメが品薄となっていますが、農林水産省はこのまま生育が順調に推移すれば徐々に品薄も解消される見込みだとしています。

      農林水産省は8月15日の時点で、その後も気象が平年並に推移した場合の都道府県ごとのことしのコメの作柄を発表しました。

      それによりますと青森が「良」、北海道や秋田など11の道府県が「やや良」、新潟など31の都府県が「平年並み」となり、対象となる46の都道府県のうち43で平年並み以上の見通しとなりました。

      これは5月以降、気温が高く日照時間が長いなど天候に恵まれたためだということです。

      一方、田植え後の日照不足の影響などで長崎、佐賀、宮崎の3県は「やや不良」と見込んでいます。

      農林水産省の調査では、6月末の時点で16の道や県がコメの作付けを増やす意向を示していたことから、このまま生育が順調に進めば収穫量は去年を上回る見込みだということです。

      スーパーなどではコメが品薄の状態が続いていますが、農林水産省は新米が本格的に出回れば徐々に品薄も解消される見込みだとして、消費者に慌てて買いだめなどはしないよう呼びかけています。

      大阪市内のスーパー ことしの新米 売り切れるところも
      そうした中、大阪市内のスーパーでは、出回り始めたことしの新米も売り切れるところが出ています。

      阿倍野区のスーパーでは、8月上旬からコメの入荷が少なくなったため、中旬から数量制限を設けて販売を行っています。

      29日は徳島県産の5キロの新米10袋が入荷しましたが、店頭に並べてからわずか1時間ほどで売り切れてしまいました。

      仕入れ価格が高騰したため販売価格は去年の同じ時期のおよそ2倍に設定しているということです。

      コメを買った44歳の女性は「どこにも売ってなくてやっと見つけました。子どもが夏休みで一気にご飯を食べて、コメがなくなっていたので、価格は高いですけど買えて安心しました」と話していました。

      店によりますと、新米が出始めているものの入荷が不安定な状態は続いていて当面は数量制限を設けて販売する方針だということです。

      スーパーを運営する「アオイサポート」の内田寿仁社長は「食料品が値上がりする中、コメは供給面でも価格面でも安定していたので、びっくりしています。ただこれから新米が出始め、コメの供給量も増えて値段も下がってくると思うので、どれくらい消費するのか上手に計算してあまり慌てて買わないようにしていただければと思います」と話していました。

      外食チェーン コメの買い付け先や銘柄増やすなど 安定確保へ
      名古屋市に本社のあるこの外食チェーンは、12の飲食店ブランドを運営していて合わせて全国におよそ250店舗あります。

      年間に1000トン以上のコメを購入しますが、これまでは飲食店ブランドごとに銘柄を決めてぞれぞれ1社から買い付けてきました。

      しかしコメが品薄になっている状況を受けて、会社ではこれから本格化する新米の買い付けで外食産業の企業間の競争が激しくなると見ています。

      このためことしはコメの買い付け先や銘柄を増やすことを検討していて、購買の担当者が国内の産地を訪問するなどして商談を進めているということです。

      外食チェーン「サガミグループ」で購買の責任者を務める森亮介さんは「新米に入れ替わる前までに調達先を決めなければならず、いまは大事な商談の時期だ。コメは日本の主食でメニューから外せない主役のひとつなので、安定して確保していくために産地や業者との関係を強化していきたい」と話していました。

      茨城の道の駅 コメの在庫問い合わせ相次ぐ 県外から買い物客も
      古河市の道の駅では地元の農家が毎朝、コメを納品して販売しています。

      道の駅によりますと、お盆明けから「コメを探している」などという問い合わせが連日寄せられ、多い日は10件以上あるということです。

      中には「埼玉県から2時間くらいかけて行くので、取り置きしてほしい」という問い合わせもあったということです。

      8月25日、道の駅を訪れるとこの日も「コメはまだ売っているか」という電話の問い合わせが相次ぎスタッフが対応していました。

      また売り場では朝から隣接する埼玉県などから来た買い物客が次々とコメを購入していき、中には1袋5キロのコメを3袋まとめて買っている人もいました。

      およそ80袋並べたコメは開店から30分ほどで10袋余りになるまで売れて、途中、農家が追加のコメを納品していました。

      さいたま市から訪れた30代の母親は「家の周りには全くコメが売っていません。家にはあすくらいまでのコメしかなく、子どもも小さいので食べられないのはかわいそうだと思って買いに来ました」と話していました。

      埼玉県春日部市から夫婦で訪れた60代の買い物客は「いつも買っている農家に電話したら『このコメ騒動で在庫がない』と言われたので、あわててこちらに買いに来ました」と話していました。

      道の駅「まくらがの里こが」の前野亮一店長は「ことしの売れ方は異常でお盆明けから売れるようになりました。新米が出だしたら落ち着くと思いますが、農家から預かったものをしっかり売りたいです」と話していました。

      坂本農相 コメ品薄について“対策遅かったとは思わない”
      各地のスーパーなどでコメが品薄になっていることを受けて、農林水産省は8月27日に卸売会社などに対して、コメの円滑な流通に努めるよう申し入れました。

      これに関連して坂本農林水産大臣は30日の閣議の後の記者会見で「国としてもう少し早く対策をとるべきだったのではないか」と問われたのに対し、「コメ全体の需給では必要な在庫水準が確保されていると思っている。在庫の情報をもとに卸売会社に円滑な流通をお願いをしたので、時期として遅かったと思っていない」と述べ、対応に問題はなかったという認識を示しました。

      このほか政府の備蓄米を子ども食堂などに無償で提供する制度の拡充が正式に発表され、これまで年4回、全国10か所で行われていた申請の受け付けが9月2日からは1年を通してすべての都道府県で行われるようになります。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565451000.html

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  11. 【台風10号】関東や東海 離れた場所でも記録的な大雨 厳重警戒
    2024年8月30日 21時56分

    四国付近を進む台風10号の影響で、九州や四国では長時間の大雨となっているほか、台風本体から離れた関東や東海でも激しい雨が降り続いて記録的な大雨となり、浸水や冠水被害が相次いでいます。

    西日本と東日本では、31日にかけて猛烈な雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、台風10号は、午後9時には愛媛県四国中央市付近を1時間におよそ20キロの速さで東へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本の太平洋側を中心に各地で記録的な大雨になっています。

    30日午後8時までの48時間に降った雨量は
    ▽静岡県熱海市網代で468.5ミリ
    ▽神奈川県小田原市で450ミリ
    ▽大分県国東市国見で444.5ミリと、いずれも8月29日までの過去最多の記録を更新しました。

    その後も広い範囲で雨が強まり、午後9時までの1時間には
    ▽鳥取県が日南町に設置した雨量計と
    ▽岡山県が新見市に設置した雨量計でいずれも34ミリの激しい雨を観測しました。

    これまでの雨で埼玉県と東京都、神奈川県、静岡県、徳島県、愛媛県、島根県、大分県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    西日本と東日本 記録的な大雨のおそれ
    西日本と東日本では、31日にかけて局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。

    また、
    ▽四国では30日夜にかけて、
    ▽近畿と東海では31日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    31日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽四国と近畿、東海で300ミリ、
    ▽関東甲信で150ミリ、
    ▽中国地方で120ミリ、
    ▽北陸で100ミリと予想されています。

    その後も台風の動きが遅いため、雨の量がさらに増える見込みで、9月1日夕方までの24時間には
    ▽東海で400ミリ、
    ▽近畿と関東甲信で200ミリ、
    ▽四国と北陸で150ミリと予想されています。

    さらに9月2日(月曜日)夕方までの24時間には
    ▽東海と関東甲信で200ミリ、
    ▽近畿と北陸で150ミリの雨が降り、各地で記録的な大雨となる見込みです。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫、高潮に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    これまでの大雨で広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    引き続き▽近くの頑丈な建物や▽建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなど、安全を確保して下さい。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565031000.html

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  12. 台風10号 専門家「勢力落ちても大雨に引き続き警戒が必要」
    2024年8月31日 11時35分

    台風10号は1日にかけて紀伊半島付近にとどまり、2日までには熱帯低気圧に変わる見通しです。専門家は、台風としての勢力は弱くなっても南からの湿った空気の流れ込みは続いていて、大雨への警戒は引き続き必要だと指摘しています。

    風弱まるも大雨の可能性
    台風のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所・横浜国立大学の伊藤耕介准教授は、台風10号について「台風として吹く風は弱くなっているがその周辺では雨が降っているほか関東や東海付近でも南から湿った空気が入る状態が続いていて、まだ大雨となる可能性がある」と指摘しています。

    その上で「これまでの雨で地盤が緩むなどして少しの雨で災害が起こることも考えられる。もう一息、十分な危機意識を持っていただきたい」と呼びかけています。

    ノロノロ台風 将来も発生?今後も想定を
    今回の台風10号は偏西風に乗ることができず、九州に上陸しても速度を上げず、今後も紀伊半島沖にとどまる予想となっているなど、典型的な台風の進み方とは大きく異なっています。

    伊藤准教授によりますと、温暖化が進むと偏西風の場所が北上し、台風の移動速度が遅くなるという研究結果があるということです。

    伊藤准教授は「従来の研究でも懸念されていたが、台風10号は『速度が遅いとこんな事が起こるんだ』ということのひとつになってしまったと思う。研究が途上なので調べなくてはいけないことはたくさんあるが、太平洋高気圧に沿ったり偏西風に流されたりという、これまでの典型的な動きとは異なる台風がこれからも少しずつ出てくるかもしれない」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567031000.html

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  13. 静岡 熱海 大雨の影響で裏山の土砂が火葬場敷地内に流れ込む
    2024年8月31日 15時58分

    台風の接近に伴う大雨の影響で、静岡県熱海市の山あいにある市の火葬場では、裏山の土砂が敷地内に流れ込む被害が出ました。

    熱海市の担当者によりますと30日夕方、火葬場の業務委託先から「ごう音とともに土砂が流入してきた」と連絡があったということです。

    当時、利用者はおらず、職員はすぐに避難してけが人はいなかったということです。

    31日午前の時点でも、施設の1階部分に大量の土砂が堆積していて、利用できない状況になっています。駐車場も泥につかり、建物の裏側からは濁った水が流れてきていました。

    熱海市市民生活部の小圷透部長は「公共施設でこんなに大規模な被害は初めてだ。復旧にはかなりの時間がかかりそうなので、周辺の自治体と調整して対応していきたい」と話していました。

    熱海市ではこのほか、斜面の崩落や沢からの土砂の流入によって複数の道路が通行止めになっています。

    市内で喫茶店を営む80代の男性は「目の前の道路が川のようになった。雨は降り続くでしょうし、これからどうなるか心配です」と困惑した様子で話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567301000.html

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  14. 台風10号 “これだけ遅い状態続くのは珍しい” 要因と背景は
    2024年8月31日 19時11分

    今回の台風10号は偏西風に乗ることができず、九州に上陸しても速度を上げないなど、典型的な台風の進み方とは大きく異なっています。

    気象庁の担当者も「日本付近でこれだけ台風の移動速度が遅い状態が続くのは珍しいのではないか」という台風10号。

    その要因や背景を取材しました。

    「ゆっくり」とした速度 その要因は
    気象庁によりますと、台風が日本に接近、上陸する場合は、北緯30度より北へ進むと日本付近の上空を流れる偏西風や太平洋高気圧の縁を回る風に流されて、速度を上げることが一般的です。

    今回の台風10号は今月22日にマリアナ諸島付近で発生したあと、時速30キロ程度で北西へ進みましたが、奄美大島の東で「ゆっくり」となりました。

    気象庁は時速9キロ以下となると「ゆっくり」と表現し、方向が定まっていないと「ほとんど停滞」と表現します。

    29日、鹿児島県に上陸してからも速度は上がらず、時速10キロ前後の状況が続いています。

    気象庁によりますと、今回の台風10号の速度が遅いのは、九州に向かって北西へ進んでいた途中で、大陸から張り出した高気圧に進路を遮られた上、上陸後も偏西風や、日本のはるか東の太平洋高気圧の縁を回る風の強い領域が台風の付近になかったことが影響しているとみられるということです。

    速度上がらず大雨被害 過去にも
    一方、台風10号のように日本付近で速度が上がらなかったことで大雨被害につながった台風は過去にも確認されています。

    気象庁によりますと「紀伊半島豪雨」を引き起こした2011年9月の台風12号や東日本や西日本で被害が出た2017年8月の台風5号があるということです。

    台風が遅くなっている?背景には
    これまでの研究でも日本付近で台風が遅くなっているという分析があります。

    気象庁気象研究所が1980年から2019年の40年間で、7月から10月に日本に接近した台風の特徴を調べたところ、期間の後半20年の方が日本の太平洋側の地域に接近する台風の数が増えるとともに、台風の移動速度も遅くなっていることがわかったということです。

    その背景としては上空の偏西風が弱まっていることなどを挙げていて地球温暖化も影響している可能性があるとしています。

    気象庁は「今後も速度が遅い上に大雨をもたらす台風は発生する可能性がある。また、台風10号も急速に速度が上がる可能性は低いため、雨が長引くことに警戒してほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567351000.html

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  15. 【台風10号・31日】東海 関東甲信 線状降水帯発生のおそれ
    2024年8月31日 23時38分

    紀伊半島付近にある台風10号の影響で静岡県や神奈川県では猛烈な雨が降るなど大雨となっています。
    東海や関東甲信では31日夜以降、線状降水帯が発生するおそれがあるとして気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
    急激に災害の危険度が上昇するおそれがあり、31日夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

    気象庁によりますと、台風10号は、31日午後9時には東海道沖を1時間におよそ15キロの速さで東へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    専門家「勢力落ちても大雨に引き続き警戒が必要」

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本の各地に発達した雨雲がかかり、東海や関東甲信で大雨となっています。

    31日午後7時までの1時間には、
    ▽神奈川県の藤沢市辻堂で42ミリの激しい雨が降ったほか、
    ▽静岡県が河津町に設置した雨量計と千葉県が銚子市に設置した雨量計でいずれも36ミリの激しい雨を観測しました。

    午後10時までの48時間に
    ▽静岡県天城山で587ミリ、
    ▽静岡県熱海市網代で501ミリの雨が降ったほか、
    ▽神奈川県海老名市では午後7時20分までの48時間で398.5ミリの雨が降り、1976年の統計開始以降、最も多くなり、平年の8月1か月分の2.4倍に達しています。

    これまでの雨で岐阜県や三重県では氾濫が発生した川があるほか、静岡県を流れる菊川では一時、氾濫危険情報が出されました。

    また、広い範囲で土砂災害の危険性が非常に高くなっていて、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    今後の見通し 2日にかけて大雨に警戒を

    台風は9月1日朝にかけて紀伊半島付近へ進み、9月1日にかけて本州を北上するとみられています。

    徐々に勢力を弱めながら9月1日の夜には熱帯低気圧に変わると予想されていますが大雨への警戒が必要な状況は今後も続きます。

    特に、
    ▽東海では9月1日の午前中にかけて、
    ▽関東甲信と伊豆諸島でも31日夜から9月1日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    9月1日の夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽東海で400ミリ、
    ▽関東甲信で300ミリ、
    ▽近畿で200ミリと予想されています。

    台風の動きが遅いため大雨の期間も長くなり、9月2日の夕方までの24時間には
    ▽東海と近畿で200ミリ、
    ▽北陸で150ミリ、
    ▽関東甲信で120ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    すでに記録的大雨に 今後も厳重警戒を

    台風10号の影響で東海や関東、九州などでは48時間に降った雨の量が400ミリを超えて過去最多の記録を更新した地点が相次ぎました。

    広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    引き続き、近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなど、31日夜は安全を確保した場所で過ごすようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014566541000.html

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  16. 【台風10号】東海 近畿 関東で局地的に非常に激しい雨のおそれ
    2024年9月1日 9時01分

    紀伊半島付近にある台風10号などの影響で、東海や近畿、関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    東海や関東では、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、台風10号は、1日午前9時には東海道沖でほとんど停滞しています。

    中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、関東や東海などでは局地的に雨雲が発達しています。

    1日午前9時までの72時間で、静岡県熱海市網代では平年の8月1か月分の3倍以上に達する640.5ミリの雨が降ったほか、神奈川県海老名市では平年の8月1か月分の2.7倍の440.5ミリの雨が降り、いずれも1976年に統計を取り始めて最も多くなりました。

    各地で土砂災害が発生するおそれが高まっていて、神奈川県、静岡県、埼玉県、東京都では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    今後の見通しは

    今後の見通しです。

    台風は紀伊半島付近を北上し、徐々に勢力を弱めながら熱帯低気圧に変わると予想されていますが、暖かく湿った空気が流れ込み続けるため、2日にかけて東海や近畿、関東では局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    2日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽東海で200ミリ、
    ▽近畿で150ミリ、
    ▽関東甲信で120ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想されています。

    3日の朝までの24時間には、
    ▽東海で100ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想されています。

    少しの雨でも災害危険度が急激に高まるおそれ

    広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    位置や勢力に注意向けるのではなく 地域の最新情報 確認を

    災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は、台風の位置や勢力に注意を向けるのではなく、自分の住んでいる地域に警報が出ていないかなど最新情報の確認を続けるよう呼びかけています。

    牛山教授は台風10号をめぐるSNSの投稿などについて「台風消滅」とか「台風がどこにいる」といったことに関心が集まり過ぎているのではないかと指摘しています。

    その上で「雨に関して言えば台風から離れているから安心というわけではない。熱帯低気圧に変わるから影響がなくなるわけでもなく、大雨が降ると災害が起きるおそれがあることに変わりはない」として自分の住んでいる自治体に大雨警報などが出ている間は最新の気象情報や防災情報を確認するよう呼びかけました。

    また、各地で道路の冠水が起きている中、車で通行を試みる様子がみられるとして「車などが流されるのかどうかは水深だけでは決まらず、水の流れる速さも関係しているが、運転中の判断は難しい。『通行できる』と判断してしまうと、そのまま流されてしまい命を落とすとこともある。見通しの悪い夜間と違い、昼間だと『大丈夫だろう』と判断してしまいがちだがそういう気持ちは押さえて行動してもらいたい」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014567751000.html

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    1. 台風10号は熱帯低気圧に 東海 近畿 関東では土砂災害 厳重警戒
      2024年9月1日 13時02分

      台風10号はさきほど熱帯低気圧に変わりました。このあとも東海や近畿、関東では大気の非常に不安定な状態が続き局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      東海や関東では、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風10号は、正午に熱帯低気圧に変わりました。

      熱帯低気圧に変わったあとも関東や東海などでは局地的に雨雲が発達していて、1日正午までの72時間には▽静岡県熱海市網代では平年の8月1か月分の3倍以上に達する654ミリの雨が降ったほか、▽神奈川県小田原市では平年の8月1か月分の3倍以上となる529.5ミリの雨が降り、いずれも1976年に統計を取り始めて最も多くなりました。

      各地で土砂災害の危険性が高くなっていて神奈川県と静岡県、埼玉県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      今後の見通しは
      今後の見通しです。

      このあとも暖かく湿った空気が流れ込み続けるため、2日にかけて東海や近畿、関東では局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      2日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海と近畿で150ミリ
      ▽関東甲信で100ミリ
      ▽北陸で80ミリと予想されています。

      また、3日昼までの24時間には、
      ▽東北と東海で100ミリ
      ▽北陸で80ミリと予想されています。

      少しの雨でも災害危険度が急激に高まるおそれ
      広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

      位置や勢力に注意向けるのではなく 地域の最新情報 確認を
      災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は、台風の位置や勢力に注意を向けるのではなく、自分の住んでいる地域に警報が出ていないかなど最新情報の確認を続けるよう呼びかけています。

      牛山教授は台風10号をめぐるSNSの投稿などについて「台風消滅」とか「台風がどこにいる」といったことに関心が集まり過ぎているのではないかと指摘しています。

      その上で「雨に関して言えば台風から離れているから安心というわけではない。熱帯低気圧に変わるから影響がなくなるわけでもなく、大雨が降ると災害が起きるおそれがあることに変わりはない」として自分の住んでいる自治体に大雨警報などが出ている間は最新の気象情報や防災情報を確認するよう呼びかけました。

      また、各地で道路の冠水が起きている中、車で通行を試みる様子がみられるとして「車などが流されるのかどうかは水深だけでは決まらず、水の流れる速さも関係しているが、運転中の判断は難しい。『通行できる』と判断してしまうと、そのまま流されてしまい命を落とすとこともある。見通しの悪い夜間と違い、昼間だと『大丈夫だろう』と判断してしまいがちだがそういう気持ちは押さえて行動してもらいたい」と指摘しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014567751000.html

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  17. 静岡市 寺の裏山 一部崩れ 墓地に被害 台風10号による大雨影響
    2024年9月1日 10時31分

    台風10号による大雨の影響で、静岡市では寺の裏山の一部が崩れ、墓地に被害が出ています。

    静岡市では、8月26日の降り始めからの雨量が1日午前9時までに730ミリに達する大雨になっていて、被害も出ています。

    清水区の鉄舟禅寺では寺の裏山の一部が崩れ、墓地に被害が出ました。

    寺の住職によりますと、50近くの墓石が巻き込まれたとみられるということです。

    寺には被害を心配した地元の住民が訪れ、現場を確認していました。

    地元の70代の男性は、「60年前にここにお墓を建てました。危険なので近くにいって確認することができず、墓が流されてしまっているかまだ分かりません」と話していました。

    鉄舟禅寺の世永天山 住職は、「きのう31日の午後3時半ごろ、檀家の方に連絡をもらって確認すると、山が崩れて泥水が滝のように流れていました。檀家の皆さんに連絡して対応を考えたいと思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568021000.html

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  18. 岐阜 大垣 大雨から一夜明け朝から住民が対応に追われる
    2024年9月1日 12時14分

    8月31日に大雨の影響で一時、一部の地区に「緊急安全確保」が出された岐阜県大垣市では、9月1日朝から住民が水につかった車を修理に出すなど対応に追われていました。

    大垣市では8月31日、市内を流れる杭瀬川の水位が上昇したとして赤坂東地区の685世帯に「緊急安全確保」が一時出されました。

    9月1日は天気が回復し、市は浸水の被害状況を調査しています。

    また、8月31日道路などが冠水した赤坂東地区では、住民が水につかった車を修理に出すなど対応に追われていました。

    このうち50代の男性は8月31日の雨で車が水没し、エンジンが起動できなくなったということで、JAF=日本自動車連盟に依頼し移動させていました。

    男性は「きのうは家の周りでどんどん水かさが増し避難できなくなったので、家で待機してました。50年近く住んでいて初めての出来事でした」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568081000.html

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  19. 静岡 浜松 市内10か所で土砂崩れ発生 けが人なし 大雨の影響
    2024年9月1日 14時40分

    浜松市によりますと、台風10号の大雨の影響で市内では9月1日午前9時までに10か所で土砂崩れが発生しています。いずれもけが人はいないということです。

    このうち中央区和地町では8月30日午前6時すぎ、住宅のすぐ裏にある山の斜面が崩れ、2階建ての住宅に木が倒れてきたということです。

    現場では1日も茶色い山肌がむき出しになっていて、木が屋根に覆いかぶさったままになっていました。

    復旧作業の見通しはたっていませんが、住民は近くの集会所に身を寄せるなどして、安全を確保しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568181000.html

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  20. 【台風10号】東海道新幹線 全線で運転再開 熱海は観光客影響も
    2024年9月2日 11時38分

    東海道新幹線は台風10号の影響で8月29日から一部区間で運転見合わせなどが続いていましたが、1日夜、全線で運転を再開し、2日は始発から通常どおり運転しています。

    東海道新幹線 運転再開で安どの声
    JR静岡駅の構内では2日午前中から新幹線の利用客やきっぷを買い求める人などが行き交っていましたが、目立った混乱や混雑は見られませんでした。

    このうち川崎市の自宅に向かうという20代の男性は「1日滞在する予定で友人に会いに来ていたのですが台風で帰れなくなり、長期の滞在になってしまいました。やっと帰ることができます」と話していました。

    また、東京から訪れた大学生は「きのうから自動車の免許の合宿に参加する予定でしたが、新幹線が動いていなかったので到着がきょうになりました。天候も回復してほっとしています」と話していました。

    仕事で訪れた30代の会社員の男性は「仕事で新幹線を利用することが多く、おとといも在来線に加えて家族や同僚に車で送迎してもらって静岡まで来たので、再開して安心しています」と話していました。

    JRは今後の気象状況によっては運転を見合わせる場合もあるとして、引き続き最新の情報を確認してほしいとしています。

    熱海では観光客減少
    台風10号の大雨で列車が運転を見合わせるなどしたため、全国有数の温泉地静岡県熱海市では、観光客が減るなどの影響が出ました。

    熱海市には首都圏を中心に1年を通じて多くの観光客が訪れていますが、大雨が続いた影響で東海道新幹線やJR東海道線などがここ数日、たびたび運転を見合わせるなどしたため、観光業に影響が出ました。

    JR熱海駅前の商店街は1日夕方、かき入れ時となる夏休み最後の週末にもかかわらず、人通りがまばらでした。

    熱海市商店街連盟によりますと、この週末はふだんより人出が少なく、従業員の安全確保のため臨時休業を決めた店舗も多かったということです。

    このうち、小林雄人さんが営む干物店は8月31日までの2日間休業し、1日は併設する飲食店に予約が入っていたため営業を再開したものの、交通網の混乱でキャンセルになり、ふだんより早い午後4時半に閉店の準備を始めていました。

    小林さんは「人出はふだんの週末に比べて10分の1くらいで、コロナ禍の緊急事態宣言の時のようだ。今回は長期間にわたって電車が止まり、影響も大きかった。8月は南海トラフ地震臨時情報の発表もあり、売り上げが大きく落ち込みそうだ」と肩を落としていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569171000.html

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  21. 台風10号 浜松の果樹園で梨が一部落下 カメムシ飛来し被害も
    2024年9月2日 18時03分

    台風10号の大雨や風の影響で、静岡県浜松市の果樹園では、梨の一部が落下したほか、飛来したカメムシによる被害も出ていて、農家が対応に追われています。

    浜松市中央区にある広さ50アールの果樹園では、およそ100本の梨の木が植えられていて、このうち「豊水」という品種が収穫の最盛期を迎えています。

    果樹園では、台風に備えて周りに防風ネットを張ったり、収穫を早めたりするなどの対策をとりましたが、雨や風の影響で梨の一部が落下し、2日は片づけ作業が行われていました。

    また、台風の影響で大量のカメムシが山間部から果樹園に飛来したとみられ、台風のあと、カメムシが梨の実について果汁を吸うなどの被害が例年より多く確認されているということです。

    果樹園では今後、例年この時期には使わない農薬をまくなどして対策を進めることにしています。

    今回の台風の影響で、この果樹園の梨の生産量は例年より2割程度減る見込みだということです。

    果樹園を経営する白井翔大さんは「カメムシの被害が如実に出ている。なんとか出荷できるように品質管理を続けていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569621000.html

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  22. 台風10号 進路予測 専門家“日本海の高い水温が原因で難しく”
    2024年9月2日 18時07分

    日本列島に大雨をもたらした台風10号の進路の予測が難しかったことについて、台風のメカニズムの専門家は「日本海の海水温が高かったこと」が原因の一つにあると分析しています。

    台風のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の伊藤耕介准教授は、今回の台風10号の速度が遅かったことについて、偏西風が例年よりも北に位置していたことを要因にあげています。

    その偏西風が北に位置した原因として、伊藤准教授は日本海の海水温が例年よりも3度から5度程度も高いところが広がっていたことを指摘しています。

    そのため、暖かい空気が北にせり出して偏西風が北に移動し、日本海の北部に位置していたため台風が風に乗ることなくゆっくり移動したということです。

    また、台風10号の近くに生じた寒冷渦という低気圧の一種が台風の進路に与える影響を予測することも今回は難しかったとしています。

    伊藤耕介准教授は「これほど予想が外れるのは珍しいことだ。今回の原因は今後、突き止めていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569541000.html

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  23. ことしも最も暑い夏に 平年より1.76度高く カンパチも食欲不振
    2024年9月2日 18時14分

    この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。

    気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。

    このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。

    地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。

    北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。

    猛暑はカンパチの養殖にも影響

    この夏の猛暑で鹿児島県内の水産業には大きな影響が出ています。

    鹿児島県はカンパチの養殖が盛んで、県によりますと全国の半数以上の年間およそ1万4000トンの生産量だということです。

    しかし、養殖カンパチを生産する垂水市漁業協同組合によりますと、猛暑などの影響で水温が上がり、カンパチがえさを食べる量が通常の5割から8割ほどに減っているということです。

    カンパチの成長に最も適した海水温は28度前後だということですが、8月中旬以降は30度を超える日が続いたということです。

    えさやりにかかる時間はふだんは1つの生けすで1時間ほどですが、ことしは30分ほどすると餌を食べなくなってしまうということです。

    生けすのカンパチ
    漁協では、えさの食いをよくするため、えさに混ぜる配合飼料の割合を控えるなどの対策を行っていますが、海水温が30度以上の日が続くと成長しにくくなるほか、暑さなどの影響で身が白っぽくなる「身やけ」が起こるカンパチも出てきているということです。

    垂水市漁業協同組合の篠原重人組合長は「来年は水温が低くなることを祈っていますが、海水温が32度になるような時代も想定して対策を取り、30度になる前に魚の成長を促していくことが必要だと思います」と話していました。

    建設現場でかき氷

    岡山県では9月に入っても30度を超える暑さが続く中、岡山市の建設会社では建設作業員の熱中症対策としてかき氷を提供する試みが行われました。

    岡山市東区の整備工場の建設現場では、キッチンカーが登場し、午前10時に作業員およそ40人にかき氷が無料で配られました。かき氷は11種類あり、汗を流しながら働いていた作業員は、カップに入った好みのかき氷を食べながら涼をとっていました。

    作業員の1人は「暑い中の作業なのでとてもありがたいです。このあとも頑張れます」と話していました。

    この建設会社では、これまでも熱中症対策として空調ファンがついた服の提供などを行ってきましたが、ことしは、8月下旬から県内10か所の現場でかき氷を提供していて、費用は会社側で負担しているということです。

    建設会社の現場担当者、吉田竜哉さんは「職人さんがかき氷を笑顔で食べてくれてよかったです。からだを芯から冷やして、健康面に配慮しながら作業できるような取り組みを今後も継続していきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569601000.html

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    1. 関東以西の話だろ。東北以北は去年ほどの暑さではなかった。

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    2. 今年も最も暑い夏に 平年より1.76度高く 暑さの原因と影響は?
      2024年9月2日 19時23分

      この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。

      気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。

      このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。

      地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。

      北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。

      暑さの原因は?
      特に7月以降に全国で記録的な高温となったことを受けて、気象の専門家らによる気象庁の「異常気象分析検討会」は2日、会合を開いて分析しました。

      高温の背景として7月と8月ともに偏西風が北へ蛇行し、背の高い暖かな高気圧に覆われやすく日ざしが強まったうえ、特に7月は太平洋高気圧が西日本に向かって強く張りだしたことが影響したと指摘しています。

      また、地球温暖化や春に終息した「エルニーニョ現象」、日本近海の高い海面水温も影響しているとみられるということです。

      “ことしの暑さも異常気象”
      「異常気象分析検討会」の会長で東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「去年は圧倒的に気温が高く『異常気象といって差し支えない』と発言したが、ことしもそれに匹敵する、もしくはそれを上回るような地域もあった。ことしの暑さも異常気象といって差し支えない」と述べました。

      その上で「長期的な地球温暖化が気温を底上げしていることは否めない。特にここ2、3年は海面水温が高い。以前と比べて気温が上がりやすい状況は続くのではないか」と指摘しています。

      熱中症の搬送者 去年を上回る状況
      総務省消防庁のまとめによりますと、全国で熱中症で病院に搬送された人は、ことしの4月29日から8月25日までに8万3238人と去年のほぼ同じ時期と比べ5200人余り多くなっています。(去年5/1~8/25 7万7966人)

      このうち死亡したのは108人、入院が必要な「重症」や「中等症」があわせて2万8682人、「軽症」が5万3864人でした。(その他584人)

      都道府県別にみると東京都が7236人と最も多く、大阪府が6030人、愛知県が5586人、埼玉県が4820人などとなっています。

      北日本では記録的大雨も
      検討会では東北や北海道の7月下旬の大雨についても議論されました。北日本では7月24日ごろから各地で大雨となり山形県では線状降水帯が発生し、2度の大雨特別警報が発表されて大きな被害が出ました。

      7月下旬の北日本日本海側の降水量は1946年に統計を取り始めてから2番目の多さとなりました。この要因としては、上空の偏西風が北に蛇行するのに伴って太平洋高気圧が西に張り出す中、中国大陸の南を進んだ台風3号との間から多量の水蒸気が前線に向かって流れ込んだことが挙げられています。また、多量の水蒸気の背景には沖縄・奄美の周辺で海水温が深いところまで高かったことも影響したと考えられています。

      検討会の会長で東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「地球温暖化に伴う影響があり、日本の近海の水温上昇のペースは世界でも有数に速い。黒潮の蛇行など条件が重なると海面水温が高くなり、水蒸気の供給も増える。こうした状況が続けば、北日本でも大雨が降る可能性が高くなってしまうのではないか」と指摘しています。

      猛暑はカンパチの養殖にも影響
      この夏の猛暑で鹿児島県内の水産業には大きな影響が出ています。

      鹿児島県はカンパチの養殖が盛んで、県によりますと全国の半数以上の年間およそ1万4000トンの生産量だということです。

      しかし、養殖カンパチを生産する垂水市漁業協同組合によりますと、猛暑などの影響で水温が上がり、カンパチがえさを食べる量が通常の5割から8割ほどに減っているということです。

      生けすのカンパチ
      カンパチの成長に最も適した海水温は28度前後だということですが、8月中旬以降は30度を超える日が続いたということです。

      えさやりにかかる時間はふだんは1つの生けすで1時間ほどですが、ことしは30分ほどすると餌を食べなくなってしまうということです。

      漁協では、えさの食いをよくするため、えさに混ぜる配合飼料の割合を控えるなどの対策を行っていますが、海水温が30度以上の日が続くと成長しにくくなるほか、暑さなどの影響で身が白っぽくなる「身やけ」が起こるカンパチも出てきているということです。

      垂水市漁業協同組合の篠原重人組合長は「来年は水温が低くなることを祈っていますが、海水温が32度になるような時代も想定して対策を取り、30度になる前に魚の成長を促していくことが必要だと思います」と話していました。

      建設現場でかき氷
      岡山県では9月に入っても30度を超える暑さが続く中、岡山市の建設会社では建設作業員の熱中症対策としてかき氷を提供する試みが行われました。

      岡山市東区の整備工場の建設現場では、キッチンカーが登場し、午前10時に作業員およそ40人にかき氷が無料で配られました。かき氷は11種類あり、汗を流しながら働いていた作業員は、カップに入った好みのかき氷を食べながら涼をとっていました。

      作業員の1人は「暑い中の作業なのでとてもありがたいです。このあとも頑張れます」と話していました。

      この建設会社では、これまでも熱中症対策として空調ファンがついた服の提供などを行ってきましたが、ことしは、8月下旬から県内10か所の現場でかき氷を提供していて、費用は会社側で負担しているということです。

      建設会社の現場担当者、吉田竜哉さんは「職人さんがかき氷を笑顔で食べてくれてよかったです。からだを芯から冷やして、健康面に配慮しながら作業できるような取り組みを今後も継続していきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569601000.html

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  24. 社説
    ノロノロ台風 広範な被害に警戒が必要だ
    2024/09/03 05:00

     日本列島を直撃した台風10号は、遅い速度で迷走し、広い範囲に被害をもたらした。従来とは異なる珍しい現象だ。気象の激変で今後も増えるとみられ、警戒が欠かせない。

     8月29日に鹿児島県に上陸した台風10号は、九州から四国を抜けて、9月1日に太平洋沖で熱帯低気圧に変わった。この間、自転車並みの速度でノロノロと進み、同じ地域にとどまって、長時間にわたり暴風雨を引き起こした。

     台風が通過した地域では、住宅の浸水や橋の崩落などの被害が相次いだ。宮崎県では、竜巻とみられる突風も発生した。死傷者は全国で100人を超えている。

     台風10号は当初、関東から近畿に上陸するとみられていた。しかし、太平洋高気圧が張り出していたため、西寄りの進路を取った。偏西風も通常より北側を吹いていたことで、その風に乗れず、速度も上がらなかった。

     台風の動きを予測するのが難しい状況で、各自治体は、住民に警戒を呼びかけるタイミングを図るのに苦慮したに違いない。

     地球温暖化の影響で、台風が大型化している。今後も、低速で進み迷走するケースは増えるだろう。自治体は、今回の経験を今後の対策に生かしてもらいたい。

     今回の台風のもう一つの大きな特徴が「遠隔豪雨」である。台風の北上に合わせて、温かく湿った空気が流れ込んだことで、秋雨前線が刺激された。

     この影響で、台風から遠く離れた関東や東北でも線状降水帯の発生などで、大雨となった。

     土砂崩れや河川の氾濫、道路の冠水などが、山間部や都市部を問わず起きた。大量の雨が短時間で降り、排水能力が追いつかない状況もみられた。現在の設備で今回のような記録的な豪雨に対応できるのか、検証する必要がある。

     新幹線や飛行機は運休が相次いだ。夏休みの終盤に旅先で足止めされ、途方に暮れた人も多かったはずだ。こうした場合、交通各社は、待機場所や代替の輸送手段の情報を迅速に提供してほしい。

     今回は九州地方で大規模な停電も起きた。猛暑の時期にエアコンが使えなくなれば、熱中症で命を落とす危険がある。

     平時からペットボトルに水を入れて凍らせ、保冷剤として使えるようにしておくなど、できる対策を各自で進めることが重要だ。

     2019年に房総半島を襲った台風15号では、停電に加えて断水も長く続いた。水や食料の備蓄も十分か点検しておきたい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240903-OYT1T50017/

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  25. 気象庁発表の台風情報 見直しに向け検討会 専門家などが初会合
    2024年9月4日 18時39分

    台風に備えた公共交通機関の計画運休などさまざまな対策が進む中、気象庁が発表している台風の情報を社会のニーズに合わせて見直そうと、専門家などからなる検討会の初会合が開かれ、台風の特徴を細かく伝えることなどを議論していくことになりました。

    気象庁で開かれた検討会の初会合には、台風の専門家やメディアの関係者など8人の委員らが出席しました。

    はじめに海外の事例として、半年前からいくつ発生するか予報を出したり、7日先の発生を予測したりする情報が紹介されました。

    また台風の情報に関して、どのようなニーズがあるか気象庁が事業者に行った調査結果が紹介され、建設業界からは「1か月以上前から情報があれば作業工程を検討できる」といった意見があったほか、鉄道業界からは「2日前に計画運休の可能性を公表するため、予測精度が落ちると大きな影響が発生する」といった声が寄せられたということです。

    このあと委員が意見を交わし
    ▽台風10号のように台風から離れた地域でも大雨となったことを踏まえ、どのような被害が起きるおそれがあるか詳しく伝えることが必要だとか
    ▽1か月前から情報があれば、旅行などのスケジュールを立てる際に役立ち、計画運休の影響が少なくなるのではないかといった意見が出ていました。

    検討会は今後、早めの備えを促したり台風の特徴を細かく伝えたりするなど、社会のニーズに応じた情報について議論を重ね、来年の6月ごろをめどに最終案をとりまとめることにしています。

    検討会の座長で横浜国立大学 台風科学技術研究センターの筆保弘徳センター長は「台風に備えるために、余裕がある時間からどれだけの情報をわかりやすく伝えることができるのか、今後検討していきたい」と話していました。

    台風の予報の変遷と課題
    台風の進路予想図は当初は扇の形をしていて、方向だけを表示していました。

    予報円が導入されたのは1982年で、方向に加えて速さも表示されるようになりました。

    その後も見直しが進められ、1986年に予報円に暴風警戒域が加わり、2007年からは暴風警戒域の全体を囲む現在の表示になりました。

    また予報の期間は、当初の「24時間先」から順次延長されたほか、24時間以内に台風に変わる見込みとなった場合は、熱帯低気圧の段階から進路などの予報を発表するようになりました。

    その結果、現在の運用では、
    ▽中心の位置や強さ、それに5日先までの進路を予報円で表示した図のほか、
    ▽暴風域に入る確率を地図や地域ごとにグラフで示した情報、
    ▽雨や風など防災上留意が必要な内容をまとめた気象情報が発表されます。

    気象庁によりますと、予報の精度のうち進路は長期的にみて向上したということです。

    一方、台風の強度は進路と比べて明確な精度の向上は見られなかったものの、近年は向上しつつあるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240904/k10014571901000.html

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  26. 政府 6月~7月の大雨災害を激甚災害に指定 被災自治体を支援へ
    2024年9月6日 14時17分

    梅雨前線などの影響でことし6月から7月にかけて全国で相次いだ大雨の災害について、政府は「激甚災害」に指定し、公共施設や農地の復旧にかかる自治体の費用などを支援することを決めました。

    ことし7月下旬に東北の日本海側で記録的な大雨となり、山形県を流れる最上川が氾濫するなど、ことしも全国で梅雨前線や低気圧に伴う大雨の被害が相次ぎました。

    政府は6月8日から7月30日までの一連の災害について、復旧にかかる費用の見込み額が一定の基準を上回ったとして、6日の閣議で「激甚災害」に指定することを決めました。

    これにより、自治体が河川や道路、学校、福祉施設、農地の復旧工事などを行う際の費用について、国からの補助率が引き上げられることになります。

    また、山形県鮭川村は、「局地激甚災害」に指定され、事業の再建を図る中小企業に対して特例措置が適用されることになりました。

    「激甚災害」や「局地激甚災害」に指定する政令は、9月11日に施行される予定です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574301000.html

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  27. 台風11号は“スーパー台風” 条件重なれば同様台風 日本接近も
    2024年9月6日 19時25分

    南シナ海を進んでいる台風11号は一時、猛烈な勢力に発達し、アメリカの気象機関は「スーパー台風」だと解析しました。専門家は、南シナ海でここまで発達するケースは極めてまれで、進路にあたる中国南部やベトナムは厳重な警戒が必要なことに加え、「条件が重なればこうした台風が今後、日本にも接近しうることを意味している」と指摘しています。

    気象庁によりますと台風11号は南シナ海で急速に発達し、6日午前9時や正午の観測では中心気圧915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速は75メートルと猛烈な勢力まで発達し、アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは一時、最も強い階級の「スーパータイフーン」=「スーパー台風」だと解析していました。

    午後3時にはやや勢力を弱めたものの、非常に強い勢力となってトンキン湾へと向かっています。

    台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授が1980年から2023年の44年間のデータで海域ごとに「スーパー台風」クラスの台風が通過する頻度を分析したところ、フィリピンの東から南西諸島の南側の海域では、年に2回や1回程度はこうした台風が通過することがわかりました。

    一方、今回のように、南シナ海をスーパー台風クラスの勢力で台風が通ることは極めてまれだということです。

    この理由について坪木教授は、南シナ海の海面水温が30度ほどと平年より高いことなどが影響していると分析しています。

    坪木教授は「南シナ海でスーパー台風になったことで、やや勢力を落としたとはいえ、中国南部の海南島やベトナムでは、厳重な注意が必要で大きな被害のおそれもある」と話しています。

    そのうえで「同じくらいの海面水温は西日本の海上に広がっていて、条件が重なれば同じような勢力の台風が日本に接近することも考えられる。来月前半ころまでは日本でも強い台風に十分注意が必要だ」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574751000.html

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    1. 台風11号 中国南部、ベトナム上陸で死者も 倒木など被害相次ぐ
      2024年9月7日 20時02分

      アメリカの気象機関が一時、「スーパー台風」に発達したと解析した台風11号は、6日、中国南部に上陸し、少なくとも3人が死亡したほか、倒木や浸水によって道路が寸断されるなど被害が相次いでいます。

      風で大きく揺れる電線。激しく降る雨で周囲の様子もわかりません。

      画像は暴風が吹き荒れる中国南部の様子です。

      日本各地で被害が出た台風10号の次に発生した11号が上陸しました。

      台風11号は、南シナ海で猛烈な勢力に発達し、アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは、一時、最も強い階級の「スーパー台風」に発達したと解析していました。

      中国の中央気象台によりますと、台風11号は6日午後、中国南部の海南島に上陸し、この時期に上陸した台風としてはこれまでで最も強いとしています。

      地元当局によりますと、この台風でこれまでに少なくとも3人が死亡、95人がけがをしたということです。

      また、倒木や浸水によって各地で道路が寸断されたほか、80万戸以上が停電するなどの被害が出ています。

      国営の中国中央テレビは、水につかった道路をバイクで移動する人たちの様子や、風でなぎ倒された木が自動車を直撃し動けなくなっている様子などを伝えています。

      この事態を受けて習近平国家主席は災害状況を早急に確認し、救援活動や被災者の避難などに全力を尽くすよう重要指示を出しました。

      中国の中央気象台は、今後3日間は強い風と雨が予想されるとしていて警戒を呼びかけています。

      台風11号 7日にベトナム上陸 首都ハノイでは死者も
      台風11号は、南シナ海を西北西に進み、日本時間の午後、ベトナムに上陸しました。

      首都ハノイでは強風で木が相次いで倒れ、死者も確認されています。

      日本の気象庁によりますと台風11号は南シナ海で急速に発達し、日本時間の7日午後6時の観測ではベトナム付近をおよそ20キロの速さで西に進んでいます。

      中心気圧935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートルとなっています。

      アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは一時、最も強い階級の「スーパータイフーン」=「スーパー台風」だと解析していました。

      台風は日本時間の7日午後、ベトナム北部に上陸しこのうちハノイ中心部では強風の影響で至る所で木が根元からなぎ倒され、歩道をふさいでいました。

      また、ハノイでは6日、台風の接近による強風の影響で高さ15メートルの木が倒れ、下敷きになった女性1人が死亡しました。

      ベトナムの国立気象センターは今回の台風についてベトナム北部のトンキン湾に接近するものとしては、過去10年間で最大規模と考えられるとして注意を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240907/k10014575631000.html

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    2. 台風11号の被害 ベトナム フィリピン 中国で合わせて59人死亡
      2024年9月9日 20時17分

      猛烈な勢力で中国やベトナムなどを直撃した台風11号は熱帯低気圧に変わりましたが、各地で大きな被害を出し、これまでに合わせて59人が死亡しました。ベトナムの国立気象センターは、今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

      日本の気象庁によりますとアメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターが一時、最も強い階級の「スーパー台風」だと解析した台風11号は、8日に熱帯低気圧に変わりました。

      ロイター通信によりますと、この台風とそれに伴う土砂崩れや洪水により、これまでに少なくともベトナムで35人、フィリピンで20人、中国で4人が死亡したことが確認されました。

      ベトナム政府によりますとベトナム北部フート省で9日朝、川にかかる橋が突然崩落し、車6台とバイク5台が巻き込まれ13人が行方不明になっています。

      現地からの映像では、台風の影響で増水した川に橋の半分以上が崩落しているほか、橋脚部分とみられる鉄骨やバイクが落ちている様子が確認できます。

      7日、台風が上陸した首都ハノイでは、強風の影響で至るところで屋根が吹き飛ばされたり、木が根元からなぎ倒されたりしていて、近くに住んでいる人たちなどが復旧作業に追われていました。

      ベトナムの国立気象センターは今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけているほか、首都ハノイにある日本大使館も渡航や滞在を予定している人たちに二次災害に注意し、安全確保に努めてほしいとしています。

      フィリピン 20人死亡 26人行方不明
      フィリピンの災害対策当局は、9月2日にフィリピン北部のルソン島に上陸した台風11号が各地に大雨を降らせて、洪水や土砂崩れが発生した結果、これまでに20人の死亡が確認され、26人の行方がわからなくなっていると発表しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014576971000.html

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    3. 台風11号 ベトナムで152人死亡 現地の日系企業にも影響
      2024年9月11日 17時37分

      ベトナムでは、台風11号の影響で雨が続き土砂崩れや洪水が相次いでおり、これまでに152人が死亡し、100人以上の行方がわからなくなっているほか、現地の日系企業にも影響が広がっています。

      ベトナム北部では今月7日に台風11号が直撃したあと雨が降り続いており、各地で土砂崩れや洪水などが相次いでいます。

      国営メディアによりますとこれまでに152人が死亡し100人以上の行方がわからなくなっているということです。

      ベトナムにある日本大使館によりますと、これまでに日本人が被害に巻き込まれたという情報は入っていないということですが、首都ハノイでは市内を流れる川の水位が急激に上昇しており、地元当局が氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      また、ベトナムにはおよそ2000社の日系企業が進出しているということですが、工場が浸水したり、停電で生産ラインが止まったりして、これまでに製造業を中心に少なくとも44社に影響が出ているということです。

      ベトナムに駐在する伊藤直樹大使は「一刻も早く日系企業が工場を復旧できるよう、ベトナム政府にも引き続き対応を要望していく」と述べたほか、大使館としても現地に住む日本人や旅行者に向けて注意を呼びかけるとともに情報収集を続けることにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014579241000.html

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  28. 世界の平均気温 8月は去年に並んで1940年以降で最高に
    2024年9月6日 21時56分

    先月の世界の平均気温が、8月としては去年の8月に並んで最も高かったことがEU=ヨーロッパ連合の気象情報機関の分析で分かりました。

    これはEUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が6日、発表したものです。

    それによりますと先月の世界の平均気温は16.82度で、8月としては去年の8月に並んで、記録のある1940年以降最も高くなったということです。

    地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に基づき、各国は世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑えるよう努力することを目標に掲げています。

    8月の平均気温は産業革命前と比べて1.51度高くなり、目標の達成が難しい状況となっています。

    コペルニクス気候変動サービスは2024年が最も暑い年になる可能性が高まっているとしたうえで「温室効果ガスの排出を減らす緊急的な措置を取らないかぎり、この夏見られたような気温に関係する極端な現象はより激しくなり、人々や地球に壊滅的な結果をもたらすだろう」と警鐘を鳴らしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014575001000.html

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    1. どっかからカネもらって言わされてないか?

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  29. 記録的大雨から1年 2000棟以上被害の千葉県 復旧が徐々に進む
    2024年9月8日 5時10分

    千葉県や茨城県を中心に浸水被害が相次いだ記録的な大雨から8日で1年です。2000棟以上の住宅が被害を受けた千葉県では、住宅の応急修理が先月完了するなど徐々に復旧が進んでいます。

    去年9月8日、千葉県や茨城県の太平洋側を中心に記録的な大雨となって浸水や土砂災害が相次ぎ、千葉県で2300棟余り、茨城県で1800棟余りの住宅に被害が出ました。

    このうち千葉県では、一宮川流域で氾濫が発生し茂原市では広範囲が水につかるなどして、国や県が費用の一部を負担する「応急修理制度」を活用するなどして住宅の修繕が行われてきました。

    千葉県によりますとこれまで309件の申請があり、応急的な工事が先月すべて完了するなど復旧は徐々に進んでいるということです。

    また、川の氾濫を防ぐため、堤防のかさ上げや護岸の改修などの工事を進めていて、被害が大きかった一宮川では来年度までの完了を目指すとしています。

    さらに、自治体と連携し田んぼに一時的に雨水をためて川への流入を防ぐ「田んぼダム」の拡大も図るなど水害対策をさらに進めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240908/k10014575611000.html

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  30. 台風10号 車の窓ガラス割れる被害 600台以上が修理待ち 宮崎
    2024年9月9日 12時34分

    8月の台風10号で竜巻とみられる突風が複数、発生した宮崎市では、車の窓ガラスが割れる被害が相次ぎ、専門店では600台以上が修理待ちとなっています。

    修理の依頼が相次いでいるのは宮崎市一の宮町にある専門店です。

    9日の午前中もフロントガラスに穴が開いたり、側面のガラスにひびが入ったりした車が合わせて6台持ち込まれ、従業員が交換作業に追われていました。

    竜巻とみられる突風の発生から10日余りがたつなか、この店ではすでに200台ほどを修理したということですが、被害の多さに修理が追いつかず、まだ600台余りが順番を待っている状態だということです。

    さらに車種によってはガラスを取り寄せるのに半年ほどかかるケースもあり、作業の長期化が懸念されています。

    修理にかかる費用はフロントガラス1枚で6万円から20万円ほどで、複数のガラスが割れているとさらに高額になるということです。

    宮崎オートガラスの平川親士代表取締役は「人が足りず、修理する車もたくさんあり、非常に戸惑っています。発災当初はタクシーや営業車など市民の足や経済に欠かせない車の修理を優先したこともあり、一般のお客様には待ってもらっている状態で、大変だろうと思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014577021000.html

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  31. 全国各地で猛暑日 あす以降も猛烈な暑さの予想 熱中症対策を
    2024年9月11日 19時15分

    11日は全国的に気温が上がり、35度以上の猛暑日は東北から九州の152地点と全国の観測点のおよそ6分の1に達し、9月としての最高気温を更新したところもありました。12日以降も猛烈な暑さが予想されていて、熱中症対策を続けるようにしてください。

    宮城を訪れた観光客「熱波に近い感覚」「宮城こんなに暑いとは」
    宮城県白石市では午前中から気温が上がり、観光名所の白石城でも日ざしを避けてベンチで休む人や日傘をさして歩く人の姿も見られました。

    埼玉県から訪れた70代の男性は「きょうは暑すぎて観光気分じゃないです。昔は9月というと涼しかったのですが、きょうは熱波に近い感覚なので倒れないようにしないとと思います」と話していました。

    東京都から訪れた50代の女性は「日ざしは弱いのですが、汗をかくのでまだまだ暑いですね。朝晩だけでも早く涼しくなってほしいです。宮城県がこんなに暑いとは思わなかったです」と話していました。

    大阪府から訪れた30代の女性は「すごく暑くて水分補給しながら観光しています。最近は涼しくなってきたと思っていましたが、まだまだ夏の空ですね」と話していました。

    全国のアメダス 152地点で猛暑日に
    気象庁によりますと11日は高気圧に覆われて各地で気温が上がり、日中の最高気温は大分県日田市で37.8度、埼玉県鳩山町で37.2度、福岡県久留米市や島根県益田市で37度ちょうどと、それぞれ平年を7度から8度程度上回っています。

    岩手県釜石市は36.4度と、ことし最も高くなりました。

    猛暑日となったのは、全国のアメダス914地点のうちおよそ6分の1に当たる152地点に達しました。

    また、岩手県釜石市など31地点では、9月として、統計を取り始めてから最も高いか過去最高に並ぶ気温となりました。

    12日も各地で猛暑日の見込み 厳しい残暑は来週も
    12日も気温は上がり、日中の最高気温は大分県日田市と福岡県久留米市で37度、埼玉県熊谷市や京都市で36度、東京の都心や大阪市で35度などと、各地で猛暑日が見込まれています。

    千葉県、和歌山県、広島県、鳥取県、香川県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県では熱中症の危険性が極めて高まるとして、気象庁と環境省は「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁によりますと、厳しい残暑はこのあとも続き、東日本では来週16日にかけて、西日本では17日ごろにかけて、35度以上の猛暑日になるところがあると予想されています。

    熱中症対策を続けるようにしてください。

    大気不安定で非常に激しい雨も 11日夜遅くにかけ注意を
    一方、東日本と西日本を中心に暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、内陸部を中心に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降っています。

    午後6時までの1時間に栃木県那須烏山市で39.5ミリ、徳島県三好市池田で35.5ミリの激しい雨が降りました。

    土砂災害や低い土地の浸水、急な河川の増水に十分注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014579091000.html

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  32. 関東甲信 局地的に猛烈な雨も あすも厳しい残暑か
    2024年9月12日 20時30分

    関東甲信は、12日も各地で35度以上の猛暑日となりました。一方、夜になって栃木県で猛烈な雨が降るなど関東北部を中心に大気の状態が不安定になっていて、土砂災害などに十分注意が必要です。

    気象庁によりますと、関東甲信は12日も高気圧に覆われ晴れ気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽埼玉県鳩山町で36.9度
    ▽栃木県佐野市で36.6度
    ▽群馬県桐生市で36.2度
    ▽東京・府中市で36度ちょうど
    ▽茨城県筑西市西石田で35.8度
    ▽甲府市で35.4度と各地で猛暑日になったほか
    ▽東京の都心で34.5度
    ▽横浜市で34.1度を観測しました。

    厳しい残暑は、来週にかけて続く見込みで、13日の日中の最高気温は
    ▽前橋市や埼玉県熊谷市で36度
    ▽東京の都心や甲府市、茨城県土浦市で35度
    ▽横浜市や千葉市、宇都宮市、水戸市で34度などと予想されています。

    千葉県では、13日、熱中症の危険性が極めて高くなるとして「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症への対策を続けて下さい。

    宇都宮で猛烈な雨を観測
    一方、日中の気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、関東北部を中心に局地的に雨雲が発達しています。

    午後7時までの1時間には栃木県が宇都宮市に設置した雨量計で80ミリの猛烈な雨を観測しました。

    関東甲信ではこのあと数時間、12日夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続くほか、13日も午後に再び不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    13日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、関東北部で100ミリ、関東南部と甲信で80ミリと予想されています。

    気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水に十分注意するとともに、落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    埼玉 熊谷 9月5回目の猛暑日
    埼玉県熊谷市では日中の最高気温が35.8度を観測し、今月に入って5回目の猛暑日となりました。

    市の中心部にあるデパートでは、店頭に設置された巨大な温度表示板に気象台が観測した午後2時の気温35.1度が表示され、訪れる人に熱中症への注意を呼びかけてました。

    また、JR熊谷駅の周辺では、日傘をさした人や小型の扇風機を持って歩く人の姿が多く見られました。

    70代の男性は「この暑さにはまいります。もう9月なのにこんなに長く暑くなるとは思いませんでした。秋が待ち遠しいし早く涼しくなってもらいたいです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240912/k10014580031000.html

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  33. 台風5号上陸の岩手県の被害 政府「局地激甚災害指定の見込み」
    2024年9月13日 12時02分

    先月、台風5号が上陸した岩手県内の被害について、政府は、「局地激甚災害」に指定される見込みになったと発表しました。指定されれば農地や道路などの復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなど支援を受けられるようになります。

    先月12日に台風5号が上陸した岩手県では、記録的な大雨となり、住宅の浸水や道路の崩落など被害が相次ぎました。

    政府は、宮古市で農地の、岩泉町で道路の復旧にかかる費用などの見込額が基準を上回ったとして、「局地激甚災害」に指定する見込みになったと発表しました。

    指定されれば、復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなどの支援を受けられるようになります。

    松村防災担当大臣は、「財政面や資金面に不安を感じることなく、復旧に取り組んでほしい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580881000.html

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  34. 猛暑日40日連続の地点も 全国4分の1近くで連続日数過去最多に
    2024年9月13日 17時17分

    気象庁によりますと、ことしは35度以上の猛暑日となった日の連続日数が、過去最多に並んだり更新したりした地点が相次ぎ、12日までに全国914の観測点のうち211地点と、4分の1近くにのぼっています。

    このうち、最も多いのは
    ▽福岡県太宰府市で40日、
    ▽福岡県久留米市で34日、
    ▽兵庫県淡路市で31日となっています。

    このほか
    ▽熊本市で28日、
    ▽名古屋市や岡山市、佐賀市で25日、
    ▽鹿児島市で22日、
    ▽埼玉県熊谷市で17日、
    ▽横浜市で8日、
    ▽北海道北見市で3日などとなっています。

    猛暑でピーマンが赤や白に変色

    兵庫県北部の但馬地域では、日中は暑く朝夕は涼しい山あいの気候を生かして150軒余りの農家がピーマンを栽培していて、地域を代表する農作物として地元や京阪神地域で販売されています。

    ことしは猛暑が続き成育に影響が出ていて、このうち豊岡市但東町の能勢明宏さんの畑では、大きく成長する前に赤く熟してしまったり強い日ざしで白く変色してしまうなどして出荷できないピーマンがあちこちにみられました。

    地元のJAによりますと、9月に入って厳しい暑さも少し和らいだことから生産は回復傾向にありますが、地域全体の出荷量は例年に比べて1割ほど減っているということです。

    能勢さんは「気候はコントロールできないので、暑さで作業がやりづらかった。最新の対策をとろうとすれば高額な投資となり、今のピーマンの価格のままだと厳しい。農家はいい品質のものを出したいと頑張っているので、まずは食べてもらいたい」と話していました。

    JA全農兵庫などでは今後も夏場は厳しい暑さが予想されるとして、ピーマンの生産者たちとも協力し野菜の詰め合わせなどを通信販売して売り上げの一部で水やり装置の購入費を補助することにしています。

    JAたじまの営農指導員の渡邉秀哉さんは「気候変動に対応できるよう農家と情報を共有しているが、解決は難しい。野菜を食べてもらうことで農家を後押しすることになるので協力をお願いしたい」と話していました。

    きょうも太宰府 日田で37度超 あすも各地で猛暑日予想

    13日も西日本から東北にかけて厳しい残暑が続き、九州では37度を超える猛烈な暑さとなりました。14日も各地で35度以上の猛暑日が予想されていて、こまめな水分補給など熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、13日も西日本から東北にかけて高気圧に覆われ、晴れて気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽福岡県太宰府市で37.1度
    ▽大分県日田市で37度ちょうど
    ▽京都市で36.3度
    ▽さいたま市で35度ちょうどと猛烈な暑さとなりました。

    また、
    ▽福岡市で34.8度
    ▽広島市で34.4度
    ▽福島市や東京の都心で33.9度
    ▽名古屋市や大阪市で33.8度などと各地で厳しい残暑となりました。

    14日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽鳥取市や兵庫県豊岡市、福井市で37度
    ▽福岡市や山口市、さいたま市で36度
    ▽広島市や大阪市、高松市、東京の都心で35度などと各地で猛暑日が予想されています。

    気象庁と環境省は、14日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、九州から関東にかけての16の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けて下さい。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580921000.html

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  35. 厳しい残暑 営業延長するプールも 15日にかけ大雨のおそれも
    2024年9月14日 19時08分

    3連休初日の14日、九州から関東甲信にかけて厳しい残暑となり、37度を超えたところもありました。
    千葉県のプールでは、例年は8月いっぱいまでだった営業を土日と祝日に限って今月23日まで延長していて、多くの人が訪れています。

    一方、前線が南下する影響で北海道から東海の広い範囲で、15日にかけて大雨のおそれがあり、低い土地の浸水や土砂災害などに十分注意してください。

    気象庁によりますと、14日は日本海側を中心に気温が上がり、日中の最高気温は長崎県南島原市で37.8度と、9月としての最高気温を更新しました。

    このほか
    ▽兵庫県豊岡市で37度ちょうど
    ▽福岡市で36.9度
    ▽大阪府堺市や福井市で35.9度
    ▽さいたま市で35度ちょうどなどと、猛烈な暑さとなりました。

    “夏の行楽地”では季節外れの混雑
    千葉市美浜区にある屋外のプールでは、例年は8月いっぱいまでだった営業を土日と祝日に限って今月23日まで延長しました。

    14日の来場者数は8月並みのおよそ3000人に達しました。

    訪れた人たちは「いや~もう最高ですね。9月にプールに来られることなんてないので。人もいっぱいいてすごいですね」とか「まだまだ暑いんで子どもがいるとプールに入りたくなります」などと話していました。

    暑さの中でも「岸和田だんじり祭」
    一方、大阪・岸和田市では、重さ4トンのだんじりが豪快に街を駆けめぐる「岸和田だんじり祭」が始まりました。

    「岸和田だんじり祭」は五穀豊じょうを願って江戸時代から300年以上続く大阪・岸和田市の伝統の祭りで、ことしも市内の各地区から34台のだんじりが参加しました。

    だんじりは高さおよそ4メートル、重さはおよそ4トンで、ねじり鉢巻きにはっぴ姿の若者たちが、太鼓や笛などの鳴り物とともに、「そーりゃ」とかけ声をあげながら豪快に引き回します。

    最大の見せ場は交差点を勢いよく回る「やりまわし」で、屋根の上でうちわを持って舞う「大工方(だいくがた)」の合図でだんじりが勢いよく曲がると、見物客から大きな歓声が上がっていました。

    あすも九州や関東甲信を中心に気温上昇か
    15日も九州や関東甲信を中心に気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽熊本市と佐賀市で36度
    ▽さいたま市や福岡市、長崎市で35度などと予想されています。

    気象庁と環境省は15日は熱中症の危険性が極めて高まるとして、九州の5つの県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。熱中症への対策を続けてください。

    北海道~東海 あすにかけて大気の状態不安定
    一方、これから前線が南下し、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で北海道から東海にかけての広い範囲で15日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

    局地的に雷を伴って激しい雨が降り、東海や東北の日本海側、関東などでは非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    15日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽東海で140ミリ
    ▽北海道と東北で100ミリ
    ▽関東甲信と北陸で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や急な川の増水、低い土地の浸水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240914/k10014582001000.html

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  36. ルーマニア 記録的大雨で河川あふれる 死者や数千棟の家屋被害
    2024年9月15日 15時00分

    ヨーロッパでは、東部と中部の各地で記録的な大雨に見舞われ、このうちルーマニアでは河川があふれるなどして少なくとも4人が死亡し、数千棟の家屋が水につかるなど大きな被害が出ています。

    ヨーロッパの東部や中部では低気圧が停滞してここ数日各地で大雨となりました。

    このうち記録的な集中豪雨に見舞われたルーマニアでは東部で河川の水があふれ、男女4人が遺体で見つかり、数百人が孤立しているということです。

    ロイター通信によりますと、数千棟の家屋が水につかる被害を受けたということで、現地の映像では、広い範囲で建物が水につかり、泥水やがれきが道路にあふれる中、救助隊が住民を安全な場所へ誘導する様子が確認できます。

    ルーマニアのチョラク首相は現地を視察し、「最優先事項は人命救助だ」と述べました。

    また、AP通信によりますとチェコでも、複数の地域で河川の水位が上昇し、南東部で男性が増水した川に転落して行方不明となり、北東部では3人が車ごと川に流されるなど、各地で被害が出ています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582531000.html

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  37. 大洪水がおこる物語は、旧約聖書の「ノアの方舟」のくだりにも描かれている、人類史で繰り返される定番の悲劇。

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    1. (人にとっての)天変地異は、地球史からみれば常態でしかない。

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  38. 東日本中心 16日にかけ大雨の見込み 土砂災害などに注意
    2024年9月15日 18時45分

    前線の影響で、関東や北陸では強い雨が降っているところがあります。東日本を中心に16日にかけて、大雨となる見込みで、気象庁は土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、日本海から北日本付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東や北陸に発達した雨雲がかかっています。

    ▽富山県立山町芦峅では、午後4時半までの1時間に53ミリの非常に激しい雨を観測したほか
    ▽福島県南相馬市では、午後3時すぎまでの1時間に51ミリの非常に激しい雨が降りました。

    ▽東北と北陸では15日
    ▽関東甲信では16日にかけて大雨となる見込みで
    16日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽関東甲信で100ミリ
    ▽東北と北陸で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意するよう呼びかけています。

    各地で35度以上の猛暑日 厳しい残暑続く
    一方、15日も厳しい残暑が続き、各地で35度以上の猛暑日となりました。

    日中の最高気温は
    ▽福岡県朝倉市で38.2度
    ▽熊本県甲佐町で37.9度
    ▽島根県益田市で37.5度
    ▽埼玉県鳩山町で36.9度などでした。

    16日も西日本を中心に猛烈な暑さとなる見込みで、日中の最高気温は
    ▽熊本市や福岡県久留米市で37度
    ▽高松市や広島市で35度などと予想されています。

    東日本と西日本では、今月19日にかけて高気圧に覆われて暖かい空気が流れ込むため、最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある見込みです。

    室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582231000.html

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    1. 西日本の日本海側や東日本で大気不安定 島根では記録的な大雨
      2024年9月15日 22時48分

      前線の影響で、西日本の日本海側や東日本を中心に大気の状態が不安定になっています。島根県では1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北陸や東北を通って日本の東の海上にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本の日本海側や東日本を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

      松江市付近ではレーダーによる解析で15日午後9時半までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      また、国土交通省が松江市に設置した雨量計で午後9時半までの1時間に120ミリの猛烈な雨を観測しました。

      関東甲信や北陸でも雨が強まり、午後9時までの1時間には、栃木県那須烏山市で60.5ミリの非常に激しい雨を、富山市で33.5ミリの激しい雨を観測しました。

      これまでの雨で茨城県では土砂災害の危険性が非常に高くなり土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北陸と山陰ではこのあと数時間、関東甲信では16日の明け方にかけて大雨となる見込みで、気象庁は低い土地の浸水や土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582231000.html

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  39. 台風14号発生 勢力強めながら沖縄に接近のおそれ
    2024年9月15日 23時18分

    15日午後9時、日本のはるか南の海上で台風14号が発生しました。台風は勢力を強めながら沖縄に接近するおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、15日午後9時、日本のはるか南のマリアナ諸島付近で熱帯低気圧が台風14号に変わりました。

    中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から東側800キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は勢力を強めながら北へ進んでおり、今月18日に沖縄に近づくおそれがあります。

    進路の予想にはまだ幅があり、気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582801000.html

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    1. 台風14号 沖縄・奄美に18日最接近へ 高波に警戒 強風など注意
      2024年9月17日 19時14分

      大型の台風14号の影響で沖縄県や鹿児島県の奄美地方では風が強まり、断続的に雨が降っています。台風は発達しながら18日沖縄・奄美に最も接近する見込みで、気象庁は高波に警戒するとともに強風や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、大型の台風14号は、17日午後6時には、日本の南の海上を1時間に55キロの速さで北西に進んでいます。

      中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心の北東側600キロ以内と南西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      台風は、発達しながら北西に進み、18日、沖縄県や鹿児島県の奄美地方に最も接近する見込みです。

      沖縄・奄美では風が強まっていて、18日は非常に強い風が吹き最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。

      海上は18日から19日にかけてうねりを伴って大しけとなる見込みです。

      また、沖縄県を中心に断続的に雨が降っていて、18日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで沖縄地方で120ミリ、奄美地方で100ミリ、19日夕方までの24時間では奄美地方で120ミリ、沖縄地方で80ミリと予想されています。

      気象庁は、高波に警戒するとともに強風や土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、高潮、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583291000.html

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  40. ミャンマー 大雨による洪水などで220人以上死亡 国営メディア
    2024年9月17日 13時26分

    ミャンマーでは、大雨による洪水や土砂崩れが各地で発生し、国営メディアは、これまでに220人以上が死亡したと伝えています。被災した地域では、道路が寸断されるなどの被害が出ていて、救助や支援活動をどのように行き渡らせるかが課題となっています。

    ミャンマーでは9月上旬に台風11号から変わった熱帯低気圧の影響で大雨が降り、洪水や土砂崩れが各地で相次いで発生しました。

    ミャンマーの国営メディアは、洪水による被害は首都ネピドーや東部カヤー州のほか、中部や南部など広い範囲で確認され、これまでに220人以上が死亡したと伝えています。

    また、行方が分からなくなっている人も70人以上にのぼるということで、捜索や救助活動が続けられています。

    OCHA=国連人道問題調整事務所は、洪水の被災者はこれまでに63万1000人にのぼると推計していて、食料や飲み水など緊急の支援が必要だとしています。

    ただ、被災した地域では道路や橋が寸断されているうえ、通信回線が遮断されるなどの被害も出ていて、救助や支援活動をどのように行き渡らせるかが課題となっています。

    ミャンマーでは、3年前のクーデター以降、軍と民主派勢力などとの間で戦闘が続いており、被災地の一部では戦闘と自然災害によるさらなる人道状況の悪化も懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583611000.html

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  41. 東京都心 過去最も遅い猛暑日に 関東甲信は大気不安定 警戒を
    2024年9月18日 17時50分

    18日西日本や東日本では厳しい残暑となり東京の都心では35度を超え、過去最も遅い猛暑日となりました。19日も西日本や東日本で猛烈な暑さが予想されていて、熱中症への対策を続けて下さい。

    一方、関東甲信では広い範囲で大気の状態が不安定になっていて土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

    気象庁によりますと、西日本や東日本では18日も高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は京都府舞鶴市で37.9度、熊本市や福岡県太宰府市で37.5度、埼玉県越谷市で37.4度、名古屋市で36.4度、東京の都心や福井県敦賀市で35.1度などと各地で35度以上の猛暑日となりました。

    福岡県太宰府市のことし猛暑日の日数は60日に達し、全国の過去最多を更新しました。

    また、東京の都心では1942年の9月12日を抜いて最も遅い猛暑日となりました。

    19日も西日本や東日本では厳しい残暑が続く見込みで、日中の最高気温は福岡市や佐賀市で37度、熊本市や高松市、鳥取市、広島市、京都市、静岡市で36度、大分市や山口市、高知市、大阪市、名古屋市、甲府市で35度などと予想されています。

    19日も熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東から沖縄にかけての13の県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けて下さい。

    一方、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温の上昇の影響で関東甲信の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雨雲が発達しています。

    山梨県都留市付近では、レーダーによる解析で午後3時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

    これまでの雨で東京と埼玉県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    大気の不安定な状態は19日にかけて続き、18日は雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    19日夕方までの24時間に降る雨の量は多いところで100ミリと予想され、その後も各地で雨の量が増える見込みです。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、はん濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240918/k10014585041000.html

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  42. 埼玉 熊谷の巨大な温度表示板 今シーズンの役目を終え撤去
    2024年9月19日 12時23分

    夏の厳しい暑さで知られる埼玉県熊谷市で、巨大な温度表示板が今シーズンの役目を終え、撤去されました。

    熊谷市は、6年前の7月に観測史上、国内で最も高い41.1度を観測し、今シーズンの猛暑日は過去最多だった去年の45日を上回って、9月18日で46日となりました。

    市内にあるデパートは熱中症への注意を呼びかけようと、ことしも5月から店の前に高さおよそ4メートルの巨大な温度表示板を設置していましたが、今シーズンの役目を終えたとして19日に撤去しました。

    厳しい残暑が続いたため、先月末までだった設置期間を延長したということです。

    八木橋百貨店シニアアドバイザーの宮地豊さんは「9月に入っても真夏のような暑さでまだまだ夏が終わらない気がしている。来年もこの温度計で気温を見て熱中症に注意してもらいたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014585771000.html

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  43. 季節外れの暑さ20日も 危険な暑さ 熱中症対策を
    2024年9月19日 18時39分

    季節外れの暑さが続いていて、19日は九州で38度を超える危険な暑さとなりました。20日も危険な暑さとなるところがある見込みで、熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、西日本や東日本は19日も高気圧に覆われ気温が上がりました。

    日中の最高気温は、福岡県太宰府市で38.3度と危険な暑さとなりました。

    太宰府市では、ことしの猛暑日の日数が61日に達し、全国の過去最多を更新しました。

    また、長崎空港で38.1度、福岡市で38度ちょうどと、いずれもことし最も暑くなりました。

    このほか、
    ▽佐賀市で37.9度
    ▽津市と広島県府中市で37.4度
    ▽大分県日田市で37.1度
    ▽名古屋市で36.9度などと
    全国の131の観測点で猛暑日となりました。

    20日も厳しい残暑が続き、日中の最高気温は、
    ▽甲府市で38度と危険な暑さとなるほか
    ▽大分県日田市や静岡市、埼玉県熊谷市で37度
    ▽熊本市や岡山市、名古屋市、東京の都心で36度などと
    予想されています。

    20日も熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東から九州にかけての22の都と県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    季節外れの暑さが続いています。室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014586161000.html

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  44. 東北 北陸 21日にかけ大雨のおそれ 土砂災害などに警戒を
    2024年9月19日 19時42分

    前線や低気圧の影響で、東北や北陸では21日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと日本海から東日本を通って日本の東にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

    夕方には関東南部を中心に雨雲が発達し、午後4時までの1時間には国土交通省が東京・八王子市に設置した雨量計で41ミリの激しい雨を観測しました。

    前線の活動は弱まりますが、20日朝には別の前線を伴った低気圧が北日本に進み、21日にかけて東日本付近に停滞するため、東北や北陸では大気の状態が非常に不安定となり大雨になるおそれがあります。

    20日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽新潟県で120ミリ
    ▽東北で80ミリ。

    21日夕方までの24時間には
    ▽東北で150ミリ
    ▽北陸や新潟県で120ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    21日から22日にかけては西日本でも警報級の大雨となるおそれがあり、最新の情報を確認してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014586271000.html

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  45. 秋田県沿岸で線状降水帯発生 山形県も発生のおそれ 厳重警戒を
    2024年9月20日 17時08分

    前線や低気圧の影響で、東北の日本海側や新潟県に発達した雨雲がかかり、秋田県沿岸には20日朝、線状降水帯も発生しました。気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒を呼びかけています。前線は日本海付近にとどまり大雨の影響が長引くおそれがあるため、最新の気象情報に注意してください。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で20日未明から東北の日本海側に発達した雨雲がかかり、午前6時前には秋田県沿岸で線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

    発達した雨雲は新潟県や山形県などにも流れ込み、午前8時半までの1時間には新潟県村上市の三面で70.5ミリの非常に激しい雨が降り、9月としては統計を取り始めてから最も多くなっています。

    午前11時までの1時間には、新潟県新発田市の赤谷で58ミリの非常に激しい雨が降ったほか、山形県飯豊町の中津川で33ミリの激しい雨が降りました。
    これまでの雨で、新潟県と福島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    前線は週明けにかけて東北や東日本に停滞する見込みで、気象庁は20日の日中は山形県でも線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まるおそれがあるとしています。

    21日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽東北と新潟県で150ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想され、
    その後、22日昼までの24時間雨量は
    ▽東北で150ミリ、
    ▽新潟県で120ミリ、
    ▽北陸で100ミリと大雨になると予想されています。

    さらに、台風14号が今後、温帯低気圧に変わって日本海を東へ進むため西日本でも大雨になる見込みです。

    九州北部では21日昼までの24時間に降る雨の量は多いところで180ミリ、その後、22日昼までの24時間までに150ミリの雨が予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」に注意するよう呼びかけています。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線は週明けにかけて停滞するため、梅雨末期のような大雨になるおそれがあり、ふだん雨の少ない日本海側では今後も、災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    3連休も控え、移動を考えている人も多いと思いますが、最新の気象情報に注意するようにしてください。

    秋田 由利本荘 車内の水をかきだす作業に追わる
    秋田県由利本荘市の住宅では大雨の影響で駐車場にとめていた乗用車が座席の下まで水につかり、所有者の80代の男性が車内の水をかきだす作業に追われていました。

    男性は「まさか、こんなにここに水がたまるとは思っていませんでした」と話していました。

    秋田 由利本荘 住宅浸水7棟
    秋田県由利本荘市によりますと、大雨の影響で本荘地域の住宅3棟が床上まで、4棟が床下まで浸水したということです。

    秋田 由利本荘 書店で水を吸い取る作業などに追われる
    秋田県由利本荘市の書店では、20日の大雨で店内に水が入り込み、従業員たちが雑巾で水を吸い取る作業などに追われていました。

    また床に置かれていた段ボールも水につかり、一部売り物にならない商品も出ました。

    店は片づけなどの対応で、営業時間をおよそ2時間遅らせたということです。

    新潟 佐渡 雨が強まる
    20日午前9時半ごろ、新潟県佐渡市の両津地区では雨が強まり、道路では車がライトをつけてゆっくり走行していました。

    また、住宅街では雨水が溜まった場所で車が水しぶきをあげながら走り、建物の屋根からは雨水が滝のように流れ落ちて歩道に激しく打ちつけていました。

    新潟 村上 三面ダム放流を始める
    新潟県は、村上市にある三面川の三面ダムについて、ダムの水量が増えているとして、午前10時から放流を始めました。

    このあと川の水位の上昇が見込まれるため県は川に近づかず、周辺では避難情報に注意するよう呼びかけています。

    村上市の三面では午前10時までの3時間に110ミリの雨を観測し、雨量が急激に増えています。

    新潟 村上 温泉施設営む男性「雨が屋根叩くすごい音」
    新潟県村上市の瀬波温泉で温泉施設を営む50代の男性は、「けさは、雨が屋根を叩くすごい音に驚いて目が覚めました。昼から天候が回復するということで通常営業することを決めたので、いつもどおり客が来てくれることを期待しています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014586621000.html

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  46. 東北 北陸など22日にかけ大雨おそれ 台風由来の低気圧で荒天も
    2024年9月20日 18時54分

    前線や低気圧の影響で、東北や新潟県、北陸では22日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。22日には台風から変わる低気圧が通過するため西日本も含む広い範囲で荒れた天気になるおそれがあり、連休中は、最新の気象情報に注意してください。

    3連休を控え 気象情報や避難情報に注意を
    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響でけさ、秋田県沿岸で線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されたほか、山形県や新潟県でも断続的に発達した雨雲がかかっています。

    これまでの雨で新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    前線は22日にかけて東北や東日本に停滞する見込みです。

    さらに中国大陸にある台風14号は21日には温帯低気圧に変わり、22日、発達しながら日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雨と風が強まり荒れた天気になる見込みです。

    21日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽九州北部で180ミリ
    ▽東北と新潟県で120ミリ
    ▽北陸で100ミリと予想され、
    その後、22日夕方までの24時間の雨量は、
    ▽四国と近畿で200ミリ
    ▽東北、東海、九州北部で150ミリ
    ▽新潟県で120ミリ
    ▽北陸で100ミリと大雨になると予想されています。

    温帯低気圧が接近するため風も強まり21日から22日にかけての最大風速は、
    ▽九州北部が海上で20メートル
    ▽陸上で15メートル
    ▽新潟県が海上で23メートル
    ▽陸上で17メートル
    ▽北陸が海上で23メートル
    ▽陸上で15メートルと予想され、
    最大瞬間風速はいずれも30メートルから35メートルと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに強風に十分注意するよう呼びかけています。

    落雷、竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意が必要です。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線が週明けにかけて停滞するため、ふだん雨の少ない日本海側ではいったん雨が弱まっても、再び大雨になって災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    3連休を控え、外出予定のある人も多いと思いますが、最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。

    台風由来の低気圧も影響し大雨のおそれ
    すでに9月も後半になり日本海側にかかっているのは「秋雨前線」ですが、今回、台風も影響して非常に暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨のような大雨になるおそれもあります。

    気象庁は東北の日本海側と北陸を中心に雨の降り方や最新の気象情報をこまめに確認してほしいとしています。

    気象庁によりますと、前線に向かって南から高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が入りきょうは東北や新潟県で非常に激しい雨が降りました。

    21日には前線上の低気圧が東北地方へ近づくため湿った空気の流れ込みが強まります。

    低気圧が通過するタイミングでは雨が強まると予想されています。さらに、台風も影響します。

    中国大陸に進んだ台風14号は進路を東寄りに変え、21日の午後には温帯低気圧に変わる見込みです。

    この低気圧は22日は前線に沿うように東へ進み、東北地方に接近すると見込まれています。

    温帯低気圧が非常に暖かく湿った空気を持ち込むため、雨雲が発達して大雨となる見込みで、ふだん雨量の少ない東北の日本海側と北陸を中心に梅雨のような大雨となるおそれもあります。

    太平洋側でも雨が強まる時間帯があるほか、低気圧の発達の程度によっては広い範囲で風も強まると予想されています。

    低気圧や前線の位置の予報にはまだ幅があるため気象庁は最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。

    政府 危機管理センターに情報連絡室を設置
    前線や低気圧の影響で全国的に大雨になるおそれがあることを受けて、政府は20日、午後3時に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014587371000.html

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  47. 記録的な暑さ 静岡市で39.2度 全国39地点で9月の最高気温に
    2024年9月20日 19時32分

    前線の南側では、9月としては記録的な暑さとなりました。東日本や西日本では高気圧に覆われて気温が上がり、静岡市で39.2度に達するなど全国の観測点の6分の1に近い143地点で猛暑日となり、39地点では最高気温が9月としての記録を更新するか記録に並びました。

    気象庁によりますと、前線の南側にあたる東日本や西日本では高気圧に覆われておおむね晴れ、日中の最高気温は静岡市で39.2度、福井県小浜市や兵庫県豊岡市で38度ちょうどと、危険な暑さとなりました。

    また、鳥取市で37.9度、山梨県大月市と岐阜県大垣市で37.8度、京都府宮津市で37.7度、千葉県市原市の牛久で37.6度など35度以上の猛暑日は関東甲信から九州にかけての143地点と全国のアメダスの6分の1近くにのぼりました。

    また、静岡市など全国39地点では9月としての最高気温を更新するか、並ぶ気温となりました。

    猛暑日の日数の記録をすでに更新している福岡県太宰府市では35度ちょうどとなり、猛暑日は62日に達しています。

    21日は西日本などでは20日よりは気温が低くなるものの東日本を中心に猛暑日になるところがある見込みです。

    日中の最高気温は
    ▽東京の都心、さいたま市、静岡市で36度
    ▽大分市や高松市で35度
    ▽千葉市や名古屋市、熊本市で34度などと予想されています。

    千葉県、熊本県、奄美地方を除く鹿児島県では熱中症の危険性が極めて高くなるとして、「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014586891000.html

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  48. 東北 新潟 北陸 あすにかけ大雨のおそれ 災害に厳重警戒を
    2024年9月21日 7時24分

    前線や低気圧の影響で、東北や新潟県、北陸では22日、日曜日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、暴風に警戒するよう呼びかけています。22日は台風から変わる低気圧が通過するため西日本も含む広い範囲で荒れた天気になるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で東北の日本海側と新潟県で発達した雨雲がかかり、新潟県村上市の三面では午前6時までの1時間で40ミリの激しい雨を観測しました。

    山形県と新潟県、石川県では、土砂災害警戒情報が発表されているところがあります。

    前線はこのあとも東北や東日本に停滞する見込みです。さらに22日には台風14号から変わった温帯低気圧が前線を伴って日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雨と風が強まり、荒れた天気になる見込みです。

    22日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで▽東北と北陸、新潟県でいずれも150ミリなどと予想され、その後、23日朝までの24時間の雨量は▽東北と新潟県で100ミリ、▽北陸で80ミリなどと予想されています。

    低気圧が接近するためあすにかけて風も強まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、暴風に警戒するよう呼びかけています。

    落雷、竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意が必要です。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線が週明けにかけて停滞するため、ふだん雨の少ない日本海側ではいったん雨が弱まっても、再び大雨になって災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    連休で外出予定のある人も多いと思いますが、最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587811000.html

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    1. 山形新幹線 山形~新庄 終日運転取りやめ 大雨の影響
      2024年9月21日 8時34分

      JR山形支店によりますと、大雨の影響で、山形新幹線は21日、山形駅と新庄駅の間の上下線で終日、運転を取りやめます。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587891000.html

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    2. 石川 「顕著な大雨に関する情報」発表 土砂災害に警戒
      2024年9月21日 10時26分

      前線や低気圧の影響で北陸や東北に発達した雨雲がかかり、石川県では線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
      記録的短時間大雨情報も相次いで発表されていて、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で北陸や東北を中心に大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨雲が発達しています。

      気象庁は21日午前9時すぎ、石川県能登に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      能登町北部付近ではレーダーによる解析で午前10時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

      輪島市でも午前9時から9時半にかけて1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました

      これまでの雨で石川県と山形県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      また、石川県では氾濫危険水位を超えている川があります。

      前線はこのあとも東北や東日本に停滞するほかあすには台風14号から変わった温帯低気圧が前線を伴って日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      22日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、九州北部で180ミリ、東北と北陸、新潟県で中国地方、四国で150ミリ、その後、23日朝までの24時間には、東海と近畿で150ミリ、四国と九州で120ミリ、東北と新潟県、関東甲信で100ミリ、北陸で80ミリなどと予想されています。

      また、風も強まり荒れた天気になる見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、暴風に警戒するよう呼びかけています。

      落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。

      最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587931000.html

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    3. 石川県に大雨特別警報を発表
      2024年9月21日 10時52分

      気象庁は、さきほど午前10時50分、石川県の輪島市と珠洲市、能登町に大雨の特別警報を発表しました。
      石川県では、浸水や土砂崩れによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

      気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588111000.html

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    4. 石川 輪島・珠洲などで救助要請相次ぐ
      2024年9月21日 11時26分

      石川県の奥能登広域圏事務組合消防本部によりますと、21日午前11時現在、輪島市と珠洲市などから救助を求める通報が相次いでいるということです。

      消防によりますと、家が崩れて動けなくなっているという情報や人が流されているという情報が入っていて、救助活動などを進めているということです。

      午前10時45分ごろに石川県輪島市の「白米の千枚田」で住民が撮影した映像です。
      白米の千枚田には、激しい勢いで泥水が流れ込んでいて、用水路からは、水が噴き出しているのがわかります。

      近くの道の駅には、15人ほどの住民が避難しているということです。撮影した住民は「田んぼが大変なことになっている。土砂の浸水で車が通れず、千枚田の道の駅では、住民が避難している」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588171000.html

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    5. 自衛隊 災害派遣要請受け輪島市などに向けて隊員を派遣
      2024年9月21日 15時27分

      防衛省によりますと、石川県から災害派遣の要請を受けて、自衛隊はおよそ30人の隊員を輪島市と珠洲市、能登町などに派遣し情報収集や救助活動にあたっています。

      また、金沢市から新たに隊員およそ250人を輪島市などに向けて派遣したということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588241000.html

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    6. 石川 珠洲市・輪島市・能登町 11の河川で氾濫が発生
      2024年9月21日 16時22分

      石川県によりますと大雨の影響で県内では21日午後1時までに珠洲市と輪島市、それに能登町を流れるあわせて11の河川で氾濫が発生しています。

      このうち輪島市では
      ▽河原田川が新橋観測所付近で、
      ▽八ヶ川が広和橋観測所付近で、
      ▽鳳至川が小伊勢橋観測所付近で、
      ▽町野川が明治橋観測所付近でそれぞれ氾濫が発生し、
      ▽塚田川も河川カメラの映像で氾濫しているのが確認されたということです。

      輪島市 河原田川
      また珠洲市では、
      ▽若山川が宇都山観測所付近で、
      ▽紀の川が塚田橋観測所付近で、
      ▽鵜飼川が柏原橋観測所付近でそれぞれ氾濫が発生し、
      ▽折戸川も河川カメラの映像で氾濫しているのが確認されたということです。

      さらに、能登町では
      ▽上町川が笹川橋観測所付近で、
      ▽山田川が瑞穂橋観測所付近で、
      それぞれ氾濫が発生したということです。

      能登町 増水した町野川の様子
      能登町の柳田地区で21日午前11時ごろに撮影された映像には、地区を流れる町野川が増水し、茶色く濁った水が激しく流れています。

      川の奥には田んぼが広がっていますが、一面が水に覆われて川との境目が分からなくなっています。

      映像を撮影した石川県防災士会副理事長で地元の消防団員の中山幸永さんは「町野川がこんな状況になるのは20年ほど前に大雨で氾濫して以来です。川の水は徐々に引いてきていますが、農業被害が深刻になりそうです。付近の住宅では浸水被害も起きています」と話していました。

      輪島 町野川支流近くのスーパーも浸水
      輪島市町野町粟蔵にあるスーパーで、21日午後2時ごろに撮影された画像には、床一面が泥に覆われている様子が写っています。

      このスーパーは、氾濫が発生した町野川の支流の鈴屋川から50メートルほどのところにあります。すでに水は引いたということですが、スーパーの柱に大人の背丈くらいまで泥水につかったあとが残り、店内の備品が倒れるなどしている様子が確認できます。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588261000.html

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    7. 石川県で救助要請相次ぐ 1人死亡 3人が行方不明 土砂崩れも
      2024年9月21日 17時21分

      石川県によりますと、大雨の影響で1人が死亡、3人の行方がわからなくなっているということです。

      また、国土交通省などによりますと、輪島市で能登半島地震の復旧工事をしていた作業員4人の行方がわからなくなっているということです。

      =人的被害=
      大雨の影響で1人死亡 行方不明も相次ぐ
      石川県によりますと、大雨の影響で午後4時時点で珠洲市で1人が死亡したということです。
      また、輪島市、珠洲市、それに能登町で合わせて3人の行方がわからなくなっているということです。
      このほか、能登町で2人が大けがをしたということです。

      さらに、国土交通省などによりますと、石川県輪島市で能登半島地震の復旧工事をしていた作業員4人の行方がわからなくなっているということです。

      現場は輪島市の門前町にある「中屋トンネル」付近で、当時、作業員およそ60人が能登半島地震の復旧工事にあたっていたということですが、付近の国道に流出した土砂に巻き込まれた可能性があるということです。

      「家が崩れた」「人流された」救助要請相次ぐ
      奥能登広域圏事務組合消防本部によりますと、21日午前11時現在、輪島市と珠洲市などから救助を求める通報が相次いでいるということです。

      消防本部には家が崩れて動けなくなっているという情報や、人が流されているという情報が入っていて、救助活動などを進めているということです。

      珠洲警察署によりますと、珠洲市内では午前11時の時点で多数の地点で道路の冠水が確認されていて、車から出られなくなった人や土砂崩れなどの通報が複数、入っているということです。

      =住宅被害=
      住宅 浸水する被害多数 仮設住宅でも
      住宅被害の情報です。

      石川県によりますと、輪島市や能登町で住宅が浸水する被害が多数出ていて、珠洲市では上戸町と大谷町の2か所が孤立しているという情報があるということです。

      また、輪島市役所門前総合支所によりますと、午後1時半の時点で、停電や道路状況の悪化で、輪島市門前町の浦上地区にある7つの集落に住む21人と連絡がとれなくなっています。

      また、同じく輪島市門前町の七浦地区は道路が倒木で寸断され地区全体が孤立していて、住民とも連絡がとれなくなっているということです。

      このほか、輪島市門前町の福祉施設「グループほーむもんぜん楓の家」では床上浸水の被害があり、一時、入居者およそ30人と職員が2階に垂直避難していたということです。

      また、能登町の北河内地区と久田地区の一部の集落が孤立しているということです。

      仮設住宅でも被害が出ています。

      輪島警察署によりますと輪島市宅田町にある仮設住宅では、大雨の影響で床上浸水の被害が出たため警察が救助活動を行い複数の住民が助け出されたということです。

      仮設住宅の部屋の中まで水が流れ込んだため避難できなかったということです。

      警察によりますと救助された住民にけがなどはなかったということです。

      輪島 町野町 裏山崩れ 大量の土砂が住宅地に
      21日午前9時ごろ、輪島市町野町曽々木で撮影された映像です。

      住宅の裏山が崩れて、ふもとにある住宅の周辺が大量の土砂や木で埋め尽くされている様子が確認できます。

      さらに、大量の土砂が濁った水とともに住宅地に流れ込んでいる様子や、住宅が倒壊しそのそばを流木や巨大な岩などが流れている様子も確認できます。

      また、そこから3キロほど離れた輪島市町野町敷戸で撮影された映像では、辺り一帯が濁った水に覆われ、住宅やトラックが水につかっている様子が確認できます。

      撮影した男性は「午前9時すぎくらいから、山の方からバキバキという音がして土砂が流れてきたため、急いで逃げた。複数の住宅や大きなダンプカーが流されていた。地区内の一部では、流れてきた土砂のため移動できなくなっていて、高齢の人が多い地区なのでみんな不安そうにしていた」と話していました。

      輪島 仮設住宅の男性 “復興で疲れている 勘弁してくれ”
      輪島市三井町の仮設住宅に住む野水克也さん(58)は、21日午前7時に、大雨を知らせる町内放送で目を覚ましました。

      野水さんは「仮設住宅の前が水につかり、ゴミなどが流れていました。古くからこの地域に住む人に聞くと『この数十年こんな大雨はなかったよね』と言っていました」と話していました。

      野水さんは3年前、輪島市に移住しリノベーションした古民家で暮らしていましたが、地震で古民家が全壊し、仮設住宅に住んでいるということで「みんな復興で疲れているので、もうこれ以上、勘弁してくれという思いだ。なんでよりによってここをねらって雨が降るのか。力が抜けてくる」と話していました。

      珠洲 仮設住宅の周辺も浸水
      石川県珠洲市上戸町で21日午前10時ごろに撮影された映像では、能登半島地震のあと建てられた仮設住宅の周辺にある道路や水田が広い範囲で水につかり、仮設住宅の敷地にも茶色く濁った水が流れ込んでいる様子が確認できます。

      近くにある自宅の2階から映像を撮影した男性は「午前10時ごろ外出先から帰宅したら、このような状況になっていました。周囲が水につかっていて別の場所に避難できないので、自宅の2階にとどまっています。40年ほどこの場所に暮らしていますが、初めて見る光景です」と話していました。

      輪島 河井町 走行中のタクシーからの映像は
      21日午前9時前に、石川県輪島市河井町で走行中のタクシーから後部座席の窓越しに撮影された映像です。

      道路にたまっている茶色く濁った水を窓ガラスの高さまで跳ね上げながら走って行く様子が写っていて、運転手の男性が「車が止まるかもしれない」と不安がっている声が聞こえます。

      撮影した30代の女性は「ひょうかと思うほど粒の大きな雨が降っていて、まるでバケツをひっくり返したようでした。道路は茶色い洪水のようになっていて、家屋も浸水しているように見えました」と話していました。

      輪島 堀町 道路に水あふれる
      21日9時半ごろに、石川県輪島市堀町で撮影された映像です。

      激しい雨音や、住宅の近くの道路に茶色く濁った水が激しく流れ込んでいる様子が確認できます。この道路は幅2メートルほどだということで、撮影した60歳の男性は「この道路に水があふれているのは今まで見たことがありません。外に出ると危険なので、自宅で雨が収まるのを待とうと思います」と話していました。

      =土砂災害=
      土砂崩れの通報も相次いでいます。

      珠洲消防署によりますと、珠洲市清水町の国道249号は土砂が道路に流れ込み通行できない状態になっているということです。

      輪島警察署によりますと、輪島市稲舟町で土砂災害が発生しているという情報があり、確認を進めているということです。

      輪島 町野町井面 “近隣の至るところで土砂崩れ”
      石川県輪島市町野町井面にある運送会社に勤めている男性によりますと、近隣の至るところで土砂崩れが起きたり道路が冠水したりしていて、地区全体が孤立状態になっているということです。

      また、電気や水道が使えず、固定電話もつながらない状態になっているということです。

      男性は「道路が寸断されているため、配送に出ているドライバーも会社に戻れなくなってしまっている」と話していました。

      =停電=
      停電も発生しています。

      北陸電力送配電によりますと、石川県内では午後2時半の時点であわせて6450戸が停電しています。

      このうち、輪島市ではおよそ4700戸、珠洲市ではおよそ1100戸、能登町ではおよそ650戸が停電しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588171000.html

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    8. 石川 輪島で土砂崩れ 作業員4人行方不明 地震の復旧工事中
      2024年9月21日 17時13分

      国土交通省などによりますと、石川県輪島市で能登半島地震の復旧工事をしていた作業員4人の行方がわからなくなっているということです。

      現場は輪島市の門前町にある「中屋トンネル」付近で、当時、作業員およそ60人が能登半島地震の復旧工事にあたっていたということですが、付近の国道に流出した土砂に巻き込まれた可能性があるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588451000.html

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  49. 北海道 NEWS WEB
    雪の便り 大雪山系 黒岳から
    09月21日 12時34分

    大雪山系の黒岳で20日、初雪が確認されたと、現地でロープウエーを運営する会社が発表しました。

    大雪山系の標高1984メートルの黒岳では、20日夜11時半ごろ、現地でロープウエーを運営する「りんゆう観光」の社員が山頂付近の山小屋で雪がちらついているのを確認しました。
    毎年、独自に初雪を観測しているこの会社によりますと、ことしは10月初旬に確認された去年より13日早い観測となりましたが、4年前までは9月に観測されることが多く、ことしは例年どおりの初雪だということです。
    また、21日朝には、山頂付近に雪が積もっているのも確認されたということで、現地で撮影された映像からは木の枝に雪が付いてうっすらと白くなっているのが確認できます。
    会社によりますと、21日朝6時ごろの黒岳の山頂付近の気温はマイナス2度まで冷え込んだということです。
    https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240921/7000070006.html

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    1. 北海道 NEWS WEB
      利尻山で初冠雪を観測 平年より11日 去年より25日早い
      09月22日 12時42分

      宗谷地方では10月中旬並みの寒気が流れ込み、気象台は利尻島の利尻山で初冠雪を観測したと発表しました。

      稚内地方気象台によりますと稚内の上空1500メートル付近には10月中旬並みのおよそ0度の寒気が流れ込み、稚内市沼川では22日朝の最低気温がマイナス0.4度と冬日を観測しました。
      冷え込みが強まる中、稚内地方気象台は22日、利尻島の利尻山で初冠雪を観測したと発表しました。
      平年より11日、去年より25日早いということです。
      道内では上川の下川町でも22日朝の最低気温がマイナス0.2度とこちらも冬日を観測したということです。
      https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240922/7000070016.html

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    2. 北海道 利尻山で初冠雪 平年より11日 去年より25日早い
      2024年9月22日 14時46分

      北海道の利尻島にある利尻山で初冠雪を観測したと気象台が発表しました。

      北海道の宗谷地方では10月中旬並みの寒気が流れ込んで冷え込みが強まり、稚内地方気象台は22日、利尻島の利尻山で初冠雪を観測したと発表しました。

      初冠雪は平年より11日、去年より25日早いということです。

      北海道では22日朝の最低気温は
      ▽稚内市沼川でマイナス0.4度
      ▽下川町でマイナス0.2度と
      今シーズン初めての冬日となりました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014589071000.html

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  50. 石川県に大雨特別警報 最大級の警戒を 九州北部でも猛烈な雨
    2024年9月22日 5時23分

    前線や低気圧の影響で石川県では記録的な大雨となり、気象庁は大雨の特別警報を発表して最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。
    台風から変わった低気圧が近づいている影響で、この数時間は九州北部でも猛烈な雨や非常に激しい雨が降り続いていて土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で石川県の能登地方では21日、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となり、気象庁は石川県輪島市と珠洲市、能登町に大雨の特別警報を発表し、最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。

    この数時間は九州北部で雨雲が発達し、22日午前3時までの1時間には大分県が日田市に設置した雨量計で81ミリの猛烈な雨を観測したほか、熊本県が八代市に設置した雨量計で65ミリの非常に激しい雨を激しい雨を観測しました。

    22日午前3時までの48時間に降った雨の量は、石川県輪島市で398.5ミリ、新潟県村上市の三面で282.5ミリといずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    石川県と山形県、新潟県、それに福岡県、佐賀県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    石川県では川の氾濫が相次ぎました。

    能登地方の雨はいったん小康状態になっていますが、前線はこのあとも日本海から東北付近に停滞する見込みです。

    22日夕方にかけて台風14号から変わった温帯低気圧が、発達しながら前線上を東へ進む見込みで、能登地方をはじめ西日本から東北の広い範囲で雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    22日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽北陸では180ミリと予想されています。

    また、
    ▽四国で250ミリ、
    ▽九州北部で200ミリ、
    ▽東海と近畿、中国地方で180ミリ、
    ▽関東甲信と九州南部で150ミリ、
    ▽東北で120ミリの雨が降る見込みです。

    周囲を確認しづらい夜間に、状況が急激に悪化するおそれもあります。

    気象庁は石川県では引き続き低い土地の浸水や川の氾濫、それに土砂災害に最大級の警戒をするよう呼びかけています。

    また、雨が強まっている九州北部のほか、中国地方、北陸、東北では低気圧の接近に伴って非常に強い風が吹き荒れた天気となる見込みで、最新の気象情報や自治体が出す避難情報に注意し、状況が悪化する前に安全を確保するようにしてください。

    (以下略)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014588671000.html

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  51. 能登大雨で仮設住宅8か所浸水、市立病院で下水道が使用不能…白米千枚田が一部崩落「本当にひどい」
    2024/09/22 07:10

     能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の奥能登地域が、今度は記録的な豪雨に襲われた。復旧作業中の道路が冠水し、仮設住宅も8か所が浸水。珠洲市では土砂崩れで家屋の下敷きになった70歳代の男性が亡くなった。輪島、珠洲、能登の3市町で3人の行方がわからず、住民らに不安が広がっている。

    氾濫した川沿いを歩いて救助に向かう救助隊員ら(21日午後2時30分、輪島市町野町付近で)=武山克彦撮影

     金沢地方気象台によると、雨が降り始めた20日午後6時から21日午後4時までの降水量は、輪島市が351・0ミリ、珠洲市が257・0ミリなど。両市の24時間降水量は観測史上最大となった。能登地域の7市町では避難所が開設され、午後4時時点で94か所に1358人が身を寄せた。

     大雨の影響で能越自動車道の穴水IC(インターチェンジ)―のと里山空港IC間は21日午前11時40分から通行止めとなり、県管理道路も国道249号を含む18路線37か所が通行できなくなった。北陸電力送配電によると、輪島、珠洲、能登の3市町を中心に6000戸以上が停電した。

     浸水被害は奥能登全域で確認され、輪島と珠洲両市では仮設団地8か所が床上まで浸水。医療施設などの被害も深刻で、市立輪島病院では下水道が使用不能になった。

     輪島市の国名勝「 白米しろよね 千枚田」は一部の棚田が崩落した。白米千枚田愛耕会の白尾友一代表(60)は、茶色い土がむき出しになり、濁った水が用水からあふれている田を見た。地震による亀裂など修理して一部に稲を植え、今月上旬に収穫したばかりだっただけに、「本当にひどい。心が折れそうだ」と肩を落とした。

    山側から土砂が流れ込み、民家が押し流された現場。ガードレールがめくれ上がっていた(21日午後4時57分、石川県輪島市門前町で)=高倉正樹撮影

     輪島市町野町では「車が川に巻き込まれた」という119番を受けた救助隊員らが午後2時半頃、ゴムボートで男性を救助した。川は茶色く濁り、道路との境目がわからなくなるほど増水しており、男性は車の外に出て近くの木や電柱などにつかまっていたという。

    珠洲市大谷町へ向かう同市若山町の県道はアスファルトが剥がれ通行ができない状態になっている(21日午後4時24分)=成島翼撮影

     避難所となった輪島市の河原田公民館には午後4時頃までに、最大80人ほどが身を寄せた。午前7時半頃に公民館の鍵を開けに向かったという古谷裕館長(66)は「朝から空が暗く、普通の状態でなかった。雨粒が大きく、バケツをひっくり返したようだった」と当時を振り返った。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240921-OYT1T50181/

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  52. 石川県に大雨特別警報 再び激しい雨 最大級の警戒継続を
    2024年9月22日 9時14分

    大雨の特別警報が発表されている石川県能登地方には台風から変わった低気圧が近づき、再び激しい雨が降り続いて浸水や土砂災害の危険度が高まっています。最大級の警戒を続け、無理な移動は避けるようにしてください。
    西日本から東北にかけてのそのほかの地域でも雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに警戒してください。

    石川県に再び強い雨雲 新たな浸水被害や土砂災害のおそれ
    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で石川県の能登地方では21日、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となり、気象庁は石川県輪島市と珠洲市、能登町に大雨の特別警報を発表し、最大級の警戒を続けるよう呼びかけています。

    能登地方では再び雨が強まっていて22日午前8時までの1時間には石川県の輪島市門前で42.5ミリ、珠洲市で34ミリの激しい雨が降ったほか、石川県が能登町に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。

    低気圧の影響で石川県では風も強まり、午前8時までの3時間の最大瞬間風速は金沢市で29.8メートル輪島市で20.7メートルを観測しています。

    また、九州や近畿でも雨が強まっていて午前8時までの1時間には長崎県が雲仙市に設置した雨量計で47ミリ、鹿児島県が錦江町に設置した雨量計で31ミリ、兵庫県が香美町に設置した雨量計で30ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

    さらに、22日午前8時までの72時間に降った雨の量は、石川県の輪島市で532.5ミリ、珠洲市で379ミリ、新潟県村上市の三面で305.5ミリといずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    氾濫が相次いだ石川県では、再び強い雨雲がかかっているため川の水位が上がっていて、新たな浸水被害や土砂災害が発生するおそれが高まっています。

    石川県と山形県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    今後の見通しです。台風14号から変わった温帯低気圧は今夜にかけて本州付近にある前線上を東へ進み、能登地方では昼前にかけて雨の強い状態が続く見込みです。

    西日本から東北でも雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    23日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、
    ▽北陸では150ミリと予想されています。
    また、
    ▽四国と近畿で200ミリ、
    ▽九州南部で180ミリ、
    ▽九州北部と東海で150ミリ、
    ▽関東甲信と東北で120ミリの雨が降る見込みです。

    さらに、24日朝までの24時間には
    ▽九州南部で100ミリの雨が見込まれています。

    気象庁は低い土地の浸水や川の氾濫、それに土砂災害に最大級の警戒を続けるとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも十分注意するよう呼びかけています。

    最新の気象情報や自治体が出す避難情報に注意して安全を確保するようにしてください。

    (以下略)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014588671000.html

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  53. 石川 大雨特別警報 警報に 土砂災害 川の氾濫 厳重警戒を
    2024年9月22日 11時57分

    石川県能登地方には台風から変わった低気圧の影響で再び激しい雨が降り続いて氾濫が発生したほか土砂災害の危険度が高まっています。気象庁は輪島市と珠洲市、能登町に出していた大雨の特別警報を午前10時すぎ、警報に切り替えましたが土砂災害や川の氾濫には厳重な警戒を続けてください。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で石川県の能登地方では21日、線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となり、気象庁は21日昼前、輪島市と珠洲市、能登町に大雨特別警報を発表しました。

    能登地方では22日朝、低気圧の影響で激しい雨が降り続き能登町の山田川で氾濫が発生するなど、川の水位は高く土砂災害の危険性も高い状態が続いています。

    22日午前11時までの72時間に降った雨の量は、石川県の輪島市で513.5ミリ、珠洲市で402.5ミリと平年の9月1か月分の雨量の2倍余りに達しいずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    気象庁は輪島市と珠洲市、能登町に出していた大雨の特別警報を午前10時10分に警報に切り替えましたが土砂災害や川の氾濫には厳重な警戒を続けてください。

    一方、前線や低気圧の影響で新潟県や東北、それに西日本でも雨が強まっていて、午前11時までの1時間には鹿児島県さつま町で48ミリ、香川県多度津町で32.5ミリ、山形県の庄内空港で30ミリの激しい雨が降りました。

    石川県をはじめ、山形県、新潟県、福島県、それに岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    台風から変わった温帯低気圧が22日夜にかけて本州付近にある前線上を東へ進む影響で、西日本から東北で雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    23日昼までの24時間に降る雨の量は、
    ▽四国と九州南部で150ミリ、
    ▽東北で100ミリ、
    ▽東海、近畿、九州北部、新潟県で80ミリ、
    ▽関東甲信で60ミリ、
    ▽北陸で50ミリの雨が降る見込みです。

    さらに、24日昼までの24時間には
    ▽九州南部で120ミリの雨が見込まれています。

    気象庁は東北や西日本などでも土砂災害に厳重に警戒するとともに川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。

    落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも十分注意が必要です。

    林官房長官 「地元自治体と連携して対応にあたる」
    林官房長官は、22日午前、松村防災担当大臣から被害状況の報告を受け対応を協議しました。

    このあと記者団に対し「被災現場では、警察・消防・自衛隊が現在も懸命な救命・救助活動を行っている。亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げ、被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げる」と述べました。

    その上で「アメリカ訪問中の岸田総理大臣と先ほど直接電話で話をし、被害状況などを報告するとともに、総理からは今回の被災地が能登半島地震からの復旧・復興の途上であることも踏まえつつ、地元自治体のニーズをよく把握して対応するよう指示があった」と述べました。

    また、石川県の馳知事とも改めて電話で協議し情報共有などを行ったことを明らかにし「引き続き被害状況の把握などに全力を尽くすとともに、地元自治体と連携して対応にあたっていきたい」と述べました。

    そして「雨が収まった地域でもこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあるため、引き続き警戒が必要だ。自治体や気象台から発表される避難情報や気象情報に注意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重に警戒をしてほしい」と呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014588871000.html

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    1. 大雨影響 石川県内の23河川で氾濫
      2024年9月22日 14時41分

      石川県によりますと、今回の大雨の影響で県内では22日午前10時までに、合わせて23の河川で氾濫が発生したということです。

      石川県内では21日の時点で、珠洲市を流れる若山川、折戸川、岡田川、磐若川、竹中川、紀の川、鵜飼川、輪島市を流れる塚田川、仁行川、河原田川、鳳至川、八ヶ川、町野川、能登町を流れる上町川、神野川、山田川の合わせて16の河川で氾濫が発生したということです。

      また、22日朝からの大雨で、珠洲市を流れる若山川、岡田川、磐若川、鵜飼川、能登町を流れる神野川と山田川のあわせて6つの河川が再び氾濫しました。

      さらに、新たに七尾市を流れる衣川、小牧川、三引川、熊木川、崎山川、志賀町を流れる草木川、仏木川の7つの河川でも氾濫が発生したということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014589091000.html

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    2. 輪島市で新たに3遺体、川の中などから見つかる…石川の大雨災害
      2024/09/22 20:38

      大雨の影響で、がれきや流木が積み重なった住宅地(22日午後、石川県輪島市で、読売機から)=古厩正樹撮影

       石川県の能登半島北部を中心とした記録的な大雨で、奥能登広域圏事務組合消防本部などによると、22日に輪島市塚田町や同市町野町の川の中などで、計3人が遺体で発見された。塚田町では1人の高齢男性の遺体が見つかり、町野町では2人の遺体が確認された。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240922-OYT1T50077/

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    3. 大雨で仮設住宅9か所が床上浸水、「また一からやり直し」…肩落とす能登半島地震の被災者
      2024/09/22 21:51

       大雨被害は、元日の地震の被災者が暮らす応急仮設住宅にも及び、石川県輪島市と珠洲市の計9か所で床上浸水が確認された。生活再建に向けて一歩を踏み出したばかりの住民からは、嘆きの声が上がった。

      大雨の影響で浸水した宅田町の仮設住宅(22日午前、石川県輪島市で)=大石健登撮影

       輪島市宅田町にある仮設団地の敷地は22日朝、茶色く濁った水が膝の高さまでたまっていた。21日、近くの河川が氾濫し、住宅は床上浸水。胸の高さまで水が来た住宅もあり、住民らは避難所に身を寄せたり車中泊をしたりして夜を明かしたという。

       この仮設住宅に暮らす橋本香代子さん(68)は夫と車中泊して夜を明かした。地震で自宅が全壊し、避難所生活を経て7月にようやく入居した。「生活が整ってきてこれからだったのに、また一からやり直しだ」と肩を落とす。

       住人の解体作業員、富島俊彦さん(65)は「余震ばかり不安に思っていた。雨の被害は想定していなかった」と話した。

       県建築住宅課によると、輪島、珠洲両市で床上浸水した9か所のうち6か所は、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域にあった。

       奥能登地域は山間部が多く、仮設住宅の適地は少ない。県や地元の市町は災害リスクのある土地でも被災者の生活再建を優先して整備してきた。

       都市防災に詳しい専修大の佐藤慶一教授は「リスクのある土地に建設せざるを得ないことはある。その場合、住民への周知や防災訓練の徹底が欠かせない。備えが十分だったか検証が必要だ」と話している。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240922-OYT1T50076/

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    4. 能登大雨の死者・行方不明者は計8人に…道路寸断で孤立集落115か所、避難者は1000人超
      2024/09/22 22:07

       石川県の能登半島北部を襲った記録的な大雨で、22日、輪島市で新たに5人の遺体が発見されたことが消防などへの取材でわかった。この大雨による死者は計6人、行方不明者は2人となった。このほか所在が分からず、連絡が取れない人も複数いる。道路が寸断し、同市など3市町で計115か所の集落が孤立状態となっている。能登半島地震の被災者の仮設住宅の床上浸水も確認され、復旧・復興への影響が懸念される。

      大雨による石川県の死者・行方不明者

       県の22日午後4時現在の発表によると、死者は珠洲市の1人で、行方不明者は同市と能登町の計2人。このほか、奥能登広域圏事務組合消防本部などによると、輪島市塚田町や同市町野町の川の中などで、計3人が遺体で発見された。

       また、輪島消防署と複数の自衛隊関係者によると、輪島市の国道249号の中屋トンネルの北側付近で、2人が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。このうち1人は、地震で損傷したトンネルの復旧工事に当たり、連絡が取れなくなっていた作業員の男性とみられ、もう1人は近くの住民とみられる。

       トンネル周辺では大規模な土砂崩れが発生しており、自衛隊や消防などがほかにも巻き込まれた人がいないか調べている。

       県によると、能登地域では土砂崩れによる道路の寸断が相次ぎ、孤立集落は輪島市99か所、珠洲市13か所、能登町3か所の計115か所に上った。9市町で避難所計82か所が設置され、計1088人が身を寄せている。

       仮設住宅の床上浸水は輪島、珠洲両市の計9か所に拡大した。県管理道路の25路線48か所で通行止めが続き、自衛隊などが道路の復旧作業を進めている。

       気象庁によると、降り始め(20日午後6時)から22日午後4時までの総雨量は、輪島市で498・5ミリ、珠洲市で394ミリに達し、いずれも9月1か月分の平年値の2倍を超えた。

       同庁は同日午前、輪島、珠洲、能登の3市町に出していた大雨特別警報を警報に切り替えた。「地震の影響で地盤の緩んでいる所がある」として、引き続き土砂災害への警戒を呼びかけている。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240922-OYT1T50082/

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    5. 石川 浸水被害の仮設住宅団地 4か所で浸水想定区域などに該当
      2024年9月23日 18時53分

      今回の大雨では、能登半島地震のあとに建設された仮設住宅の団地でも浸水の被害が出ました。被害を受けた6か所の団地のうち4か所はハザードマップなどの浸水や土砂災害のリスクがある場所に該当するということで、県は避難の呼びかけなどが適切に行われたか検証する必要があるとしています。

      石川県によりますと、今回の大雨で輪島市と珠洲市にある仮設住宅の団地、合わせて90か所のうち、6か所では複数の部屋が床上まで水につかる被害が出ました。

      このうち輪島市にある4か所は、ハザードマップなどの洪水の浸水想定区域か、土砂災害警戒区域のいずれかに該当するということです。

      こうした浸水や土砂災害のリスクがある場所に建設された仮設住宅の団地は、県内に合わせて74か所あるということで、県はその理由について、平地が少ないことなどから自治体による用地の確保が難しかったと説明しています。

      その上で、自治体に対し、浸水などのリスクや避難経路などの情報を入居者に提供するよう要請していたとしています。

      輪島市と珠洲市によりますと、こうした仮設住宅の入居者には、説明会などを通じて浸水のリスクなどを事前に伝え、災害時は早めに避難するよう呼びかけていて、今のところ人的な被害の報告はないということです。

      一方、馳知事は22日、報道陣の取材に対し「今回、避難誘導などがどれだけできたのかについては検証する必要がある」と述べ、被害の把握を進めるとともに、今後の対応について検討する考えを示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014589871000.html

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    6. 輪島 流された自宅にいた中学生 行方捜すも手がかり見つからず
      2024年9月23日 19時12分

      輪島市久手川町の中学3年生、喜三翼音さん(14)は、21日近くを流れる塚田川の氾濫で流された自宅に1人でいて、連絡が取れなくなりました。

      自宅があった場所の周辺や、川の下流で、警察や消防、それに自衛隊が行方を捜す中、父親の喜三鷹也さんと妻は、23日も心配そうに様子を見守りながら、自分たちも土砂やがれきを取り除いていました。

      鷹也さんによりますと、翼音さん以外の家族は全員外出していたということで、自宅が流される直前、翼音さんは自宅の2階にいたとみられています。

      21日午前9時すぎ、家の状況が心配になった鷹也さんが翼音さんに電話をかけた際、「周りの川の水の量がすごい」と話したため、2階に移動して安全を確保するよう伝えたということです。

      鷹也さんはその後も電話で連絡を取り、避難するよう伝えましたが、翼音さんは「もう逃げる場所がない。ドアも開かない」などと話していたということです。

      そして、午前10時ごろ、電話がつながらなくなったということです。

      翼音さんは、絵を描くことや歌を歌うことが好きで、きょうだいの面倒見がよく、将来は公務員を目指していたということです。

      川の下流で流された住宅の屋根の一部などが見つかったということですが、翼音さんの安否の確認につながる手がかりなどは、見つかっていないということです。

      22日、鷹也さんは「電話で話をしたのが最後のやりとりでした。2階に避難するよう伝えましたが、家まで流されてしまった。早く無事に見つかってほしい」と話していました。

      中学校の同級生 直前までLINEでやりとり
      喜三翼音さん(14)の中学校の同級生で、安否がわからなくなる直前までLINEでやりとりをしていたという男子生徒によりますと、翼音さんとのやりとりがあったのは、21日の午前10時前でした。

      翼音さんが自宅の2階の窓からスマートフォンで撮影して送ってきたとみられる写真には、大量の土砂が周囲の建物を押しつぶしながら、すぐそばまで迫ってきている様子が写っていました。

      この男子生徒が「家から出られなくなるじゃん」とメッセージを送ったところ、翼音さんから「多分そうかも」という返信があり、その後、連絡が途絶えたということです。

      男子生徒は「母親から聞いて翼音さんと連絡が取れなくなっていると知りました。テレビの報道を見ているより、気持ちが落ち着くと思って現場に来ました。優しく、話していて楽しい子で、早く無事に見つかってほしいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014589891000.html

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    7. 輪島 家ごと流され妻が安否不明の夫 “あっという間の出来事”
      2024年9月23日 20時28分

      連絡が取れず、安否がわからなくなっている輪島市久手川町の井角祐子さん(68)の夫の井角隆さん(71)が、23日取材に応え「あっという間の出来事で、妻が家ごと流されているのを見てぼう然としました。早く見つかってほしい」と話していました。

      21日午前9時ごろ、隆さんは妻の祐子さんと自宅に2人でいたところ、そばを流れる塚田川の水位が急激に上がってきたことから、車を近くの高台まで移動させようと、隆さん1人で外に出たということです。

      車を移動させ終えたころには、川から水があふれ、ひざ下までつかる状態になり、自宅に戻ることができなくなったということです。

      隆さんはなんとか隣の住宅までたどりつき、自宅の玄関先にいた祐子さんに対し、すぐに2階に避難するよう伝えたということです。

      そして、祐子さんが自宅の中に入った直後、大量の川の水が敷地に流れ込み、まもなく自宅ごと流されたということです。

      隆さんは息子とともに妻の行方を捜していますが、安否の確認につながる手がかりは得られていないということです。

      隆さんは「あっという間の出来事で、妻が家ごと流されているのを見てぼう然としました。いまでも自分が2階にあがれと指示したのがよくなかったのではないかと後悔しています。明るくてほがらかな優しい妻で、最近は共通の趣味としてグラウンドゴルフを楽しんでいました。早く見つかってほしいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014589911000.html

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    8. 輪島 トンネル付近の土砂崩れ 斜面上部に元日の地震で崩れた跡
      2024年9月23日 23時04分

      記録的な大雨によりトンネル付近の斜面で土砂崩れが発生し、2人が死亡した石川県輪島市の現場を専門家が分析したところ、斜面の上の部分が元日の能登半島地震で崩れていたことが分かりました。専門家は、地震が斜面の崩壊に影響した可能性があるとしています。

      21日、石川県輪島市門前町の国道249号線沿いの斜面で土砂崩れが起き、「中屋トンネル」の北側の入り口付近に大量の土砂が流れ込むなどして2人が死亡しました。

      この現場について土砂災害などに詳しい東京農工大学の石川芳治名誉教授が上空から撮影した画像を分析したところ、トンネルの入り口付近の脇にある斜面の上の部分が、元日の能登半島地震で崩れていたことが分かりました。

      また、地形図を調べたところ、この斜面では過去にも土砂崩れが起きていたということです。

      石川名誉教授は、土砂崩れが起きやすい場所が元日の地震で一部崩れ、記録的な大雨によって崩壊した可能性があるとしています。

      一方、石川名誉教授は、海上保安庁が、21日珠洲市の上空から撮影した映像も分析しました。

      真浦町から狼煙町にかけての海岸沿いでは、建物のすぐ裏にある山の斜面が相次いで崩れ建物が押し流される被害も出ていて、石川名誉教授によりますといずれも表層が崩壊したということです。

      勾配が急なことや麓に到達した流木に皮や根が残っていることから、土砂や流木が一気に押し寄せたとみられ、建物への衝撃力は大きかったとしています。

      石川名誉教授は「斜面の上の方は土砂が残り流木も引っかかっている。こうした不安定な場所が次の地震や雨で崩壊するおそれがあり注意が必要だ」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240923/k10014590041000.html

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    9. 珠洲 夫が不明の妻 “自宅に鉄砲水 夫見失うも帰り待つ”
      2024年9月24日 0時29分

      70歳の夫の行方が分からなくなっているという石川県珠洲市の女性が23日、NHKの取材に応じました。

      珠洲市真浦町の池田真里子さん(68)は、夫の幸雄さん(70)と息子とともに旅館を営んでいます。

      9月21日、池田さん一家は自宅を兼ねた旅館で過ごしていましたが、大雨で近くを流れる垂水川が増水し、川の水や土砂が建物内に流れ込んできたということです。

      この時、池田さん夫婦が巻き込まれて流され、池田さんは何かに体が引っかかって無事でしたが、夫の幸雄さんはそのまま姿が見えなくなったということです。

      この時の状況について、池田さんは「『お父さんどこ』と聞いたら片手をあげるのが見えたので、つかまえようと手を伸ばしましたが、あと少しのところで再び鉄砲水が来て見失ってしまいました」と話しています。

      旅館は海に近いため、海上保安庁に連絡しヘリコプターなどでの捜索が行われましたが、幸雄さんは見つかっておらず、池田さんは、輪島市内の施設に身を寄せて夫の帰りを待っています。

      家族で営んできた旅館は能登半島地震で被災して営業できなくなり、再開に向けて修理を行っている最中でした。

      池田さんは「旅館のお金の管理などはすべて夫に任せていたので、こんな状態になって困っています。今どこにいるのか分かりませんが、『帰ってきたよ』と元気に現れるかもしれないと思って待っています」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240924/k10014590061000.html

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  54. 山形 NEWS WEB
    県内の5つの観測地点 72時間雨量が過去最多に
    09月22日 13時43分

    山形県内で降り続いている雨の影響で、西川町の大井沢や鶴岡市など5つの観測地点で、22日昼すぎまでの72時間に降った雨量が気象台が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    【5つの観測地点】村山市、東根市、西川町大井沢、鶴岡市、鶴岡市の櫛引
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240922/6020021963.html

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    1. 秋田 NEWS WEB
      にかほ市の72時間雨量171ミリ超え 過去最多
      09月22日 10時55分

      今月19日から降り続く雨で、秋田県のにかほ市の22日午前5時までの72時間の雨量が171.5ミリに達し、これまでで最も多かった2017年7月25日の171ミリを上回って、1976年の観測開始以来最多となりました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20240922/6010022454.html

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    2. 秋田 NEWS WEB
      由利本荘市の72時間雨量225ミリに 過去最多
      09月22日 10時55分

      今月19日から降り続く雨で、秋田県の由利本荘市の22日午前7時50分までの72時間の雨量が225ミリに達し、これまでで最も多かった2021年7月12日の224.5ミリを上回って、1976年の観測開始以来最も多くなりました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20240922/6010022453.html

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  55. 新潟 村上 線路で砂利流出 羽越本線に影響
    2024年9月22日 19時10分

    JR東日本によりますと、大雨の影響で新潟県村上市にある村上駅と間島駅の間の線路で、レールの脇にある砂利などが流出したということです。

    この影響で羽越本線は23日、
    ▽「特急いなほ」が新潟駅と山形県にある酒田駅の間で運休するほか、
    ▽普通列車が村上駅から間島駅の間の上下線で終日、運転を見合わせる予定です。

    現場は斜面の上にある線路で、斜面側の砂利などが崩れていて復旧には時間がかかる見込みだということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240922/k10014589291000.html

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  56. 石川 記録的大雨 能登地方で7人死亡2人行方不明 4人の安否不明
    2024年9月24日 5時20分

    石川県に大雨の特別警報が発表され川の氾濫などが相次いでから、まもなく丸3日となります。県によりますと、能登地方ではこれまでに7人が死亡し、2人の行方が分からなくなっていて、警察や消防などによる捜索活動が続いています。

    前線や低気圧の影響で、石川県の能登地方では線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となり、今月21日午前11時前から22日の午前10時すぎまで大雨の特別警報が出されました。

    22日午後10時までの48時間雨量は、輪島市で498.5ミリ、珠洲市で393.5ミリと平年の9月1か月分の雨量の2倍余りに達し、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    この影響で能登地方の各地で川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、石川県によりますと、輪島市で6人、珠洲市で1人のあわせて7人が死亡しました。

    また、能登町で1人、珠洲市で1人のあわせて2人の行方が分からなくなっていて、県は災害に巻き込まれたおそれがあるとみています。

    さらに石川県は、行方不明者とは別に、輪島市と珠洲市で男女あわせて4人の安否が分かっていないとして氏名などを公表していて、警察や消防などが捜索活動を続けています。

    石川県は、浸水被害にあった仮設住宅の片付けを支援するボランティアの募集を始めました。

    24日から輪島市内の仮設住宅で、流れ込んだ土砂や泥水をかき出したり災害廃棄物を片づけたりする活動を始めるということです。

    56集落が孤立状態 大雨による土砂崩れで道路寸断
    石川県内では、23日の時点で56の集落が今回の大雨による土砂崩れで道路が寸断されるなどして孤立状態となっていて、県は、孤立の解消に向けて道路などの復旧を急ぐとともに、被害の実態把握を進めています。

    石川県によりますと、今回の大雨による土砂崩れで道路が寸断されるなどして行き来できなくなっている孤立集落は、23日午後3時の時点で、輪島市で40か所珠洲市で14か所能登町で2か所のあわせて56か所となっています。

    22日の115か所の半分以下に減ったものの、依然として多くの集落が孤立状態となっていて、食料や物資などを運ぶことが困難となっています。

    県は、孤立の解消に向けて道路などの復旧を急ぐとともに、ヘリコプターで支援物資を届け体調を崩した住民を病院に搬送するなどの対応をとっています。

    また、被災地では断水が相次いでいます。

    県によりますと、大雨の影響で停電によるポンプ施設の停止や水道管の破損が相次ぎ、23日午後3時の時点で▼輪島市で3086戸、▼珠洲市で1744戸、▼能登町で230戸のあわせて5060戸で水道が使えなくなっています。

    これら3つの自治体では、23日の時点であわせて22台の給水車が活動したということです。

    石川県は、集落の孤立が相次いでいることなどから、大雨による被害を把握できていない可能性があるとして、国などの支援を受けて実態の把握を進めています。

    岸田首相「設住宅復旧に必要な国庫負担行う」
    岸田総理大臣は、日本時間の24日未明、訪問先のニューヨークで記者団に対し「アメリカにいる間も随時、報告を受け、林官房長官にも直接、電話で必要な指示を行ってきた。私からは、能登半島地震からの復旧・復興の途上であることも踏まえつつ、地元の自治体のニーズをよく把握して対応するよう指示を出した」と述べました。

    その上で「今回の大雨で仮設住宅から避難した方もおり政府としても仮設住宅の復旧に必要な国庫負担を行うなど、被災者の方々の心配や不安に寄り添い、一日も早く元の生活に戻れるようしっかり対応していきたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240924/k10014590191000.html

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    1. 石川 能登地方の大雨 死者11人 行方不明2人に
      2024年9月25日 23時40分

      警察や消防などによりますと、石川県能登地方では、これまでに輪島市で9人、珠洲市で2人のあわせて11人の死亡が確認されました。

      また、石川県によりますと、25日午後3時の時点で、珠洲市と能登町であわせて2人が災害に巻き込まれたおそれがあり行方が分からなくなっているということです。

      このほか、珠洲市と能登町であわせて12人がけがをしたということです。

      さらに、県は25日午後4時の時点で、行方不明者とは別に連絡が取れず安否が分かっていないとして輪島市の男女の氏名などを公表し、情報の提供を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240925/k10014592111000.html

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    2. 石川 能登町で新たに1人死亡確認 能登地方の死者13人に
      2024年9月28日 15時55分

      警察によりますと、28日午前、石川県能登町北河内で1人が見つかり、その後、死亡が確認されたということです。

      28日午後には、石川県輪島市門前町の海岸で1人が見つかり死亡が確認されています。

      警察が詳しい状況を調べています。警察などによりますと今回の大雨で能登地方で死亡が確認されたのは13人になりました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240928/k10014594451000.html

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  57. 伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報
    2024年9月24日 8時31分

    24日午前8時14分ごろ地震がありました。

    震源地は鳥島近海で震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定されます。

    この地震で気象庁は午前8時20分に伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表しました。

    各地の満潮時刻は次の通りです。

    《津波到達予想時刻》
    『津波注意報』
    ◇伊豆諸島
    ・伊豆大島 24日午前10時8分ごろ 《24日午前9時0分》
    ・三宅島・坪田 24日午前10時14分ごろ 《24日午前9時0分》
    ・八丈島・八重根 24日午前10時46分ごろ 《24日午前8時40分》
    ・伊豆諸島・神津島 24日午前10時36分ごろ 《24日午前9時0分》
    ・三宅島・阿古 24日午前10時27分ごろ 《24日午前9時0分》
    ・八丈島・神湊 24日午前10時42分ごろ 《24日午前8時50分》
    ◇小笠原諸島
    ・小笠原・父島 24日午前11時21分ごろ 《24日午前9時10分》
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240924/k10014590281000.html

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    1. 伊豆諸島と小笠原諸島に一時 津波注意報 海底火山で隆起か
      2024年9月24日 15時16分

      24日午前8時すぎ、鳥島近海を震源とするマグニチュード5.8の地震があり、伊豆諸島と小笠原諸島に一時、津波注意報が発表されました。

      鳥島近海を震源とする地震で津波が観測されたことについて、専門家は海底火山の地下のマグマが上昇して海底が隆起する「トラップドア断層破壊」が原因だった可能性があると指摘しています。

      午前11時に津波注意報をすべて解除
      気象庁によりますと、24日午前8時14分ごろ八丈島の南180キロ付近の鳥島近海で地震がありました。

      この地震で気象庁は伊豆諸島と小笠原諸島の沿岸に津波注意報を出し、いずれも最大で
      ▽八丈島・八重根で午前8時58分に50センチ
      ▽伊豆諸島の神津島で午前9時54分に20センチ
      ▽三宅島・坪田と三宅島・阿古で午前9時11分に10センチ
      ▽伊豆大島で午前9時41分に10センチ
      ▽八丈島の神湊で午前10時29分に10センチの津波を観測しました。

      その後、潮位の変化が小さくなったことから、気象庁は午前11時に津波注意報を解除しました。

      伊豆諸島と小笠原諸島をはじめ、千葉県から沖縄にかけての太平洋側の沿岸では引き続き多少の潮位の変化があるかもしれませんが、津波の被害の心配はありません。

      気象庁の観測によりますと、震源の深さは19キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定され、この地震で、震度1以上の揺れは観測されていません。

      専門家“トラップドア断層破壊か”
      今回の地震や津波について鳥島近海の津波のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の三反畑修 助教は須美寿島の影響を指摘しています。

      三反畑助教によりますと須美寿島周辺では1984年、1996年、2006年、2015年と、10年前後の間隔でマグニチュード6程度の地震が起き津波が観測されているということです。

      いずれも地下のマグマが上昇して海底が隆起する「トラップドア断層破壊」が津波を引き起こしたとみられ、今回も同じメカニズムだったと考えられるとしています。

      「トラップドア断層破壊」は通常の地震に比べて地下の浅い場所で起きることから強い揺れが広く伝わりにくい一方、海底の地形が変わるため津波が発生するということで、今回も震度1以上の揺れは観測されませんでした。地下にマグマがたまるのに一定の時間がかかることから須美寿島では10年ほどの間隔で同様の地震が繰り返し起きているのではないかとしています。

      須美寿島では、ことし7年ぶりに周辺の海水の変色が確認され今月、気象庁が海底噴火のおそれがあるとして周辺海域に噴火警報を発表し、航行する船舶などに警戒するよう呼びかけていました。

      三反畑助教は「過去の事例では『トラップドア断層破壊』のあとは活動が落ち着いたが、地下にマグマがたまっているため別の火山現象に移行するおそれもある。海底噴火が発生すれば再び津波が起こる可能性もあり今後の活動に注意が必要だ」と話しています。

      12:00

      東京都 “被害情報なし 情報連絡態勢を解除”
      東京都は、津波注意報に伴い、情報連絡態勢をとって情報収集を進めてきましたが、被害の情報はありませんでした。このため、都は正午に情報連絡態勢を解除しました。

      海保“被害情報なし”(11:20現在)
      海上保安庁は、船舶や港に被害がないか情報収集にあたっています。津波注意報が解除されたあとの午前11時20分の時点で、被害の情報は入っていないということです。

      津波観測の伊豆諸島の島“被害情報なし”(11:15現在)
      津波を観測した伊豆諸島の▽八丈島▽神津島▽三宅島、それに▽伊豆大島にある役場の職員によりますと、午前11時15分現在、けが人や被害の情報はないということです。それぞれの役場では今後の気象情報などに注意するよう呼びかけています。

      東海汽船 午前の運航 欠航に
      伊豆諸島に津波注意報が出されたことを受けて、「東海汽船」は、きょう運航を予定していた東京と大島を結ぶ高速船と、静岡県の熱海と大島を結ぶ高速船の運航を見合わせています。今後の運航については、状況を見て判断するということで、ホームページで最新の情報を確認してほしいとしています。

      専門家“火山活動が関係か”
      今回の地震や津波について、津波のメカニズムに詳しい東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授は火山活動が関係した可能性があると指摘しています。今村教授によりますと、津波が発生したエリアでは火山活動によって海底の地盤が隆起したり沈降したりしたことで津波が発生した可能性があるということです。通常の地震と異なるため、揺れそのものは伝わらず、揺れを感じない中で津波が発生したと考えられるとしています。そのうえで「第1波より第2波や第3波の方が大きくなる傾向がある。津波はさらに半日以上継続するとみられ、その間は沿岸部に近づかないようにしてほしい」と呼びかけています。

      気象庁“過去の津波を参考に注意報”
      気象庁によりますと、震源の鳥島近海では2015年(平成27年)以降、規模が比較的大きくない地震でも津波が繰り返し発生することが起きているということです。そのため、今回の地震でも揺れを観測した地域はなく、地震の規模もマグニチュード6ほどと、そこまで大きくはありませんが津波注意報を発表する運用にしているということです。

      震源近くの須美寿島 最近の活動は
      今回の地震の震源近くにある須美寿島は、海底火山で、気象庁によりますと海面上には130メートル余りの岩の島が見えていますが、その北側には直径10キロにおよぶカルデラがあります。1970年代から2017年までは、海水が白や緑色、黄色に変色しているのが、たびたび確認されていて、ことし7月に7年ぶりに海水が変色しているのが確認されました。

      今月には変色の範囲が大幅に拡大し周囲には灰色がかった浮遊物も確認されました。気象庁は火山ガスや熱水などが海底から噴き出している可能性があり、海底噴火のおそれがあるとして周辺海域に噴火警報を発表し、航行する船舶などに警戒するよう呼びかけていました。

      鳥島近海 過去もM6程度の地震で津波観測の事例も
      気象庁によりますと鳥島近海では過去も地震の規模がそれほど大きくなくても津波を観測する事例が相次いでいます。

      【2015年(平成27年)5月3日】
      鳥島近海でマグニチュード5.9の地震が発生し、八丈島・八重根で60センチ、神津島で21センチの津波を観測したほか、千葉県から沖縄県にかけての太平洋沿岸で微弱な津波を観測しました。この時も震度1以上の揺れは観測されませんでした。

      【2006年(平成18年)1月1日】
      マグニチュード5.9の地震が発生し、伊豆大島と三宅島で13センチに津波を観測。

      【1996年(平成8年)9月5日】
      マグニチュード6.2の地震で伊豆大島で20センチの津波を観測しています。

      この3つの震源はいずれも近いとされています。気象庁は過去の鳥島近海の事例について火山活動にともなう地殻変動が関与している可能性もあるとしています。

      また、去年10月5日と9日には鳥島近海を震源とする地震でいずれも津波注意報が発表されました。5日には八丈島・八重根で20センチ、9日は八丈島・八重根で70センチの津波が観測されています。5日のマグニチュードは6.5、9日のマグニチュードは「不明」とされています。

      防災科学技術研究所の分析では、海底火山で繰り返し起きた地形の変化が原因だったとみられています。

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    2. 《各地の満潮時刻》
      ▽伊豆諸島の伊豆大島が午前10時8分ごろ
      ▽三宅島・坪田が午前10時14分ごろ
      ▽八丈島・八重根が午前10時46分ごろ
      ▽伊豆諸島・神津島が午前10時36分ごろ
      ▽三宅島・阿古が午前10時27分ごろ
      ▽八丈島・神湊が午前10時42分ごろ
      ▽小笠原の父島が午前11時21分ごろとなっています。

      津波は満潮時刻と重なると、さらに高くなるため引き続き河口や海岸付近には近づかないようにしてください。

      専門家「到達時刻すぎても安心せず注意を」
      地震や津波のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の佐竹健治名誉教授は「鳥島近海では地震がそれほど大きくなくても比較的津波が大きくなることがたびたび起きている。去年も地震は大きくなくても津波注意報が出たことがある。今回のメカニズムは、まだ分からないが揺れが大きくなくても津波注意報につながったとみられる」と話したうえで「去年のケースでは地震が何時間か続いて津波が大きくなったことがある。津波注意報なので高台への避難の必要はないが到達時刻がすぎてからも安心せずに海岸などに近づかないよう注意してほしい」と呼びかけました。

      林官房長官 「落ち着いて行動を」
      林官房長官は閣議のあとの記者会見で「これまでのところ被害の情報はないとの報告を受けている。政府としてはただちに総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集にあたっている」と述べました。その上で「現在も津波注意報が発表されており、注意報が出ている地域の皆様は海岸に近づかないようにお願いしたい。自治体や気象庁からの情報のほか、テレビ、ラジオなどの情報にも注意しつつ落ち着いて行動してほしい」と呼びかけました。

      8:20

      政府 情報連絡室を設置 情報収集や警戒に
      津波注意報が出されたことを受けて、政府は、午前8時20分に総理大臣官邸の危機管理センターにして情報収集や警戒にあたっています。

      《各地の状況は》
      八丈町“津波到達も被害なし”
      津波が到達したとされる伊豆諸島・八丈島の八丈町役場の防災担当者は、「消防や警察が海岸の見回りをしているが、午前9時10分現在、けが人や被害に関する情報は入っていない。引き続き、情報収集にあたりたい」と話しています。

      新島村 “情報収集している”
      津波注意報の発表を受けて、東京の新島村では防災無線で海岸付近には近づかないように呼びかけたということです。また、きょうはもともと風が強く、波も高いため、東京・竹芝と新島を結ぶジェット船や新島と式根島を結ぶ定期連絡船は欠航になっていて影響はないということです。村の職員は、「地震の揺れはまったく感じず、海も今のところ変わった様子はないが、情報を集めつつ待機しています」と話していました。

      利島村 沿岸付近の道路を通行止めへ
      東京の利島村によりますと、午前8時50分現在、けが人や被害の情報は入っていないということです。津波注意報の発表を受けて、村は、沿岸付近の道路を通行止めにする予定で、防災行政無線や各戸に配布しているタブレット端末などで周知することにしています。

      青ヶ島村 港湾工事の作業員を海から退避
      津波注意報の発表を受けて、東京の青ヶ島村は港湾工事の作業員を海から退避させるとともに住民に対し、防災無線で海に近寄らないように呼びかけています。役場の防災担当者によりますと、港湾工事の作業員は午前8時半過ぎには港から退避が完了しているほか、住民などからもとくにトラブルの報告はないということです。役場では連絡待機体制をとり情報収集に当たっているということです。

      神津島村“海濁るも被害なし”
      午前9時半すぎに20センチの津波を観測した伊豆諸島の神津島にある神津島村役場の総務課の職員は、午前9時50分ごろNHKの取材に対し「海が見える場所に設置したカメラで見ると海が濁っている様子が確認できたが、これまでにけが人や被害に関する情報は入っていない」と話していました。村では情報収集を続けるとともに、住民に対して海岸付近に近づかないよう呼びかけています。

      大島町“津波到達も被害なし”
      津波が到達したとされる伊豆諸島の伊豆大島にある大島町役場の防災担当者は「警察が海岸の見回りをしているが、午前9時45分現在、けが人や被害に関する情報は入っていない。引き続き、情報収集にあたりたい」と話しています。
      大島町に住む自営業の榊久仁彦さんは「自宅にいましたが、地震の揺れは特に感じませんでした。今は防災無線で海に近づかないように呼びかけているのが聞こえます」と話していました。

      三宅島 津波観測も“被害なし”
      午前9時すぎに10センチの津波を観測した伊豆諸島・三宅島の、三宅村役場の防災担当者は、「午前10時現在、けが人や被害に関する情報は入っていない。海岸付近に近づかないよう防災無線で呼びかけている。海岸沿いを警察や消防が巡回するなどして情報収集にあたっている」と話しています。

      小笠原村 “被害情報なし”
      津波が到達したとみられる小笠原諸島の父島にある小笠原村役場によりますと午前9時20分現在、けが人など被害の情報は入っていないということです。村では引き続き情報収集を行うとともに住民に対し、海岸に近づかないよう呼びかけています。

      八丈町 午前9時10分現在 “被害情報なし”
      津波が到達したとされる伊豆諸島・八丈島の八丈町役場の防災担当者は「消防や警察が海岸の見回りをしているが、午前9時10分現在、けが人や被害に関する情報は入っていない。引き続き、情報収集にあたりたい」と話しています。

      海上保安庁 午前9時15分時点 “被害情報なし”
      海上保安庁は、船舶や港に被害がないか情報収集にあたっています。午前9時15分の時点では、被害の情報は入っていないということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240924/k10014590281000.html

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  58. 気象庁3か月予報 10月はじめに真夏日も “秋感じる時期短い”
    2024年9月24日 18時01分

    24日、気象庁が発表した3か月予報によりますと、10月のはじめごろは季節外れの暑さになるところもあり、ことしは秋を感じる時期が短くなる見込みです。
    一方、冬は冬型の気圧配置が強まり、日本海側で降雪量が平年並みか平年より多くなると予想されています。

    気象庁が24日発表した3か月予報によりますと、10月の気温は東日本から沖縄・奄美にかけて暖かい空気に覆われやすく、特に10月のはじめごろは30度以上の真夏日になるなど、季節外れの暑さになるところもある見込みです。

    その後、11月と12月は、上空に寒気が流れ込む影響で平年並みと予想されています。

    雨の量は全国的にほぼ平年並みですが、10月は暖かく湿った空気や前線の影響を受けやすく、東日本から西日本の太平洋側と沖縄・奄美では、平年並みか平年より多くなる見込みです。

    気象庁異常気象情報センターの田中昌太郎所長は「10月が暑くなるため夏から秋への進行が遅れる一方、平年どおりの時期に冬を迎える見通しで、秋を感じる時間が短くなるだろう」と話しています。

    12月から2月 “気温は全国的にほぼ平年並み”
    また、24日は12月から来年2月にかけての冬の見通しも発表され、気温は全国的にほぼ平年並みとなる見込みです。

    降雪量は冬型の気圧配置が強まる時期があるため、北日本から西日本にかけての日本海側で平年並みか平年より多く、強い寒気が入ると一時的に大雪のおそれもあるということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240924/k10014590561000.html

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  59. いま目の前の線状降水帯の予測も満足にできない者が、2か月3か月先の天気なぞ予想予知できるわけがなかろう。

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  60. 能登 大雨被害 地震影響で過去事例より少雨で土石流発生か
    2024年9月25日 18時28分

    能登半島では記録的な大雨で土砂災害が相次ぎましたが、専門家が石川県輪島市で発生した土石流を分析したところ、地震で崩れた土砂が渓流に残っていたことで、過去の事例より少ない雨量で発生したとみられることがわかりました。同様の場所はほかにも残っているとして、今後も早めの避難が重要だと指摘しています。

    能登半島の大雨では各地で土砂災害が発生し、輪島市町野町曽々木では、裏山が崩れて土石流が発生し建物が倒壊しました。

    土石流のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の竹林洋史准教授は、雨量データのほか大雨の前後の映像や写真などからメカニズムを分析しました。


    土砂の動きをシミュレーションしたところ、秒速7メートルで移動し土石流としてはそこまで速くないものの、流れ下る距離が短いため発生から建物に到達するまでわずか33秒という結果になりました。

    また、土石流が発生したのは9月21日の午前9時ごろとみられますが、20日からの累積雨量はレーダーの解析で167ミリと推計されました。

    これまで、特殊な地質の地域を除くと土石流の発生はおおむね200ミリ以上で起きていることが多いとして、竹林准教授は今回、かなり少ない雨量の段階で土石流の発生につながったと指摘しています。

    背景については、能登半島地震直後の地形データで、揺れで崩れた土砂が渓流の上流部にたまっていたことが確認できたため、この土砂が大雨とともに早い段階で流れ下り、土石流につながったとみています。

    竹林准教授は「ほかの場所でも地震で崩れた土砂が渓流にたまっている場合は少ない降水量で流れ下る可能性がある。今後も、さらに早めに避難する判断が必要だ」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240925/k10014591891000.html

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    1. >地震で崩れた土砂が渓流に残っていたことで、過去の事例より少ない雨量で発生した

      あれが「少ない雨量」なわけがなかろうに…

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  61. 関東甲信 静岡 伊豆諸島 あす未明から大雨のおそれ
    2024年9月26日 17時58分

    低気圧や湿った空気の影響で、関東甲信や静岡県、伊豆諸島では27日の未明から28日にかけて、非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、27日東海道沖で低気圧が発生して関東の沿岸へ進むため、南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。

    伊豆諸島と静岡県では27日の未明から、関東では27日の昼前から大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    27日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽伊豆諸島と静岡県で200ミリ
    ▽関東南部で120ミリ
    と予想されています。

    大気の不安定な状態はその後も続き、27日夕方から28日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽伊豆諸島と静岡県で150ミリ
    ▽関東で120ミリ
    ▽甲信で100ミリ
    と予想されています。

    浸水や土砂災害、急な川の増水に警戒を
    日本の南の海上にある台風16号は26日午後、熱帯低気圧に変わり、今後、東日本の沿岸に近づく見込みです。

    今回は台風から変わった低気圧周辺の湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすい状況が続きます。

    気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240926/k10014592481000.html

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  62. 台風17号発生 来週前半 関東に近づくおそれ
    2024年9月27日 17時04分

    27日午後、日本のはるか南で、台風17号が発生しました。来週前半には関東に近づくおそれがあり、今後の情報に注意してください。

    気象庁の観測によりますと、27日午後3時、日本のはるか南のマリアナ諸島付近で、熱帯低気圧が台風17号に変わりました。

    中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は1時間に10キロの速さで西北西に進んでいますが、このあと北上し来週前半には小笠原諸島や伊豆諸島、それに関東に近づくおそれがあります。

    進路の予想には幅があり、気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240927/k10014593971000.html

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    1. 台風17号 30日 小笠原諸島に最接近か 土砂災害など十分注意
      2024年9月29日 20時12分

      台風17号は30日、小笠原諸島に最も近づくと予想され、その後、北上して伊豆諸島にも近づく見込みです。気象庁は土砂災害や高波に十分注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風17号は、29日午後3時には小笠原近海を1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいます。

      中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北東側390キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      台風は発達しながら北上し、30日朝から昼すぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。

      その後、さらに北上し、伊豆諸島に近づくおそれがあります。

      台風の接近に伴って小笠原諸島と伊豆諸島では大気の状態が不安定になり、30日にかけて雷を伴って激しい雨が降るところがある見込みです。

      30日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽小笠原諸島で150ミリ
      ▽伊豆諸島南部で120ミリ
      ▽伊豆諸島北部で80ミリと予想されています。

      台風が近づく小笠原諸島では、30日の未明から夕方にかけて非常に強い風が吹く見込みで、30日の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。

      小笠原諸島の海上は波が高く、30日はうねりを伴ってしける見込みで、台風の進路によっては大しけとなる可能性があります。

      気象庁は土砂災害や高波に十分注意するとともに強風や落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

      台風はその後も北上して関東の東の海上を進むと予想され、進路によっては10月1日ごろにかけて関東でも影響が出るおそれがあります。

      今後の情報に注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240929/k10014595571000.html

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  63. 米南部 ハリケーンで洪水や土砂崩れ 少なくとも43人死亡
    2024年9月28日 15時29分

    アメリカ南部では、26日に上陸したハリケーンによる洪水や土砂崩れの被害が広がり、少なくとも43人が死亡しました。

    アメリカの気象当局によりますとハリケーン「ヘリーン」は26日、アメリカ南部のフロリダ州に上陸しました。

    上陸したときの勢力は5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」で、その後、熱帯低気圧に変わりましたが、ジョージア州やサウスカロライナ州など5つの州で洪水や土砂崩れの被害が広がりました。

    ロイター通信によりますと、これまでに少なくとも43人が死亡したほか住宅やオフィスなど350万戸以上で停電が起きたと伝えています。

    現地からの映像では、多くの住宅が倒壊したり床上浸水が起きたりしている様子が確認できます。

    また、バイデン大統領は被害を受けた地域に1500人の救援隊を派遣したことをSNSで明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240928/k10014594581000.html

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  64. 台風18号 来週半ばに沖縄地方接近のおそれ 今後の情報に注意を
    2024年9月28日 18時42分

    フィリピンの東の海上で発生した台風18号は今後、発達しながら北上し、来週半ばには暴風域を伴って強い勢力で沖縄地方に近づくおそれがあります。気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。

    28日午前、フィリピンの東で発生した台風18号は、午後3時にはゆっくりと南西へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は今後、発達しながら北上する見込みで10月2日から3日ごろには暴風域を伴って強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあります。

    沖縄地方では、10月1日から3日ごろにかけてうねりを伴い大しけとなる見込みで、先島諸島では2日から3日ごろにかけて警報級の大雨や高潮となるおそれがあります。

    気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240928/k10014594461000.html

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  65. 米南部 ハリケーン「へリーン」で90人超死亡
    2024年9月30日 15時23分

    アメリカ南部に先週上陸したハリケーンの影響で、6つの州で洪水や土砂崩れなどが相次ぎ、死者の数が合わせて90人以上に上るなど被害が深刻化しています。

    アメリカの気象当局によりますと、ハリケーン「ヘリーン」は26日、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」の勢力で、アメリカ南部のフロリダ州に上陸しました。

    ハリケーンはその後、熱帯低気圧に変わりましたが、ノースカロライナ州やジョージア州など6つの州で大規模な洪水や土砂崩れなどが相次ぎ、CNNテレビによりますと、死者の数は少なくとも93人に上っているということです。

    このうち深刻な被害が出ているノースカロライナ州のバンコム郡では、およそ600人の行方がわからなくなっていると伝えています。

    ノースカロライナ州では、多くの道路が通行止めになり、停電や断水、通信障害などの被害も広がっているということで、現地からの映像では、横転して川に落ちている車や建物が崩れてがれきが散乱している様子が写っています。

    被害の拡大を受けて、バイデン大統領は29日「緊急対応の活動に支障が出ないようになれば、すぐに被災地に行くつもりだ」とSNSに投稿しました。

    また、ホワイトハウスは、ハリス副大統領も現地の状況が許せば被災地を訪問する予定だとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240930/k10014596151000.html

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    1. 米 ハリケーン「ヘリーン」の被害が拡大 死者は120人超に
      2024年10月1日 6時55分

      先週、アメリカに上陸したハリケーンの被害が拡大し、亡くなった人の数は120人を超えました。バイデン大統領は近く被災地を訪問するとともに、支援に全力を挙げる考えを示しました。

      アメリカでは先週26日、ハリケーン「ヘリーン」が上陸し南部のノースカロライナ州やジョージア州などで大規模な洪水や土砂崩れが相次ぎました。

      ハリケーンはその後、熱帯低気圧に変わりましたが、各地で被害が拡大し、CNNテレビによりますと亡くなった人の数はこれまでに少なくとも128人に上っているということです。

      バイデン大統領は30日ホワイトハウスで演説し、今も600人と連絡が取れず安否が確認できていないという情報があるとしたうえで「地域社会は打撃を受け、大切な人の無事を心配しながら待っている人々がいる」と述べました。

      そして「私たちは、必要なかぎり、被災者と一緒にいると伝えたい」と述べて、近く被災地を訪問するとともに支援に全力を挙げる考えを強調しました。

      また、11月の大統領選挙で政権奪還を目指すトランプ前大統領は30日、南部ジョージア州の被災地を訪れました。

      トランプ氏は記者団に対し、大統領選挙で自身を支持する実業家のイーロン・マスク氏と、通信手段が途絶えている地域で、マスク氏がCEOを務めるスペースX社の衛星通信網「スターリンク」のサービスを提供できないか、協議したと明らかにしました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597201000.html

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    2. アメリカ南部に上陸したハリケーン 被害拡大 死者160人超に
      2024年10月2日 15時09分

      9月26日、アメリカ南部に上陸したハリケーンの影響による被害が拡大し、亡くなった人の数は160人を超えました。

      アメリカでは9月26日、ハリケーン「ヘリーン」が上陸し、南部のノースカロライナ州やジョージア州などで大規模な洪水や土砂崩れが相次ぎました。

      ハリケーンはその後、熱帯低気圧に変わりましたが、CNNテレビによりますと、亡くなった人の数は6つの州で合わせて160人を超え、行方不明者も出ているということです。

      また、アメリカ本土を襲ったハリケーンでは死者の数が過去50年間で2番目に多く、1800人以上が犠牲となった2005年の「カトリーナ」に次ぐ被害となっていて、ノースカロライナ州などでは依然として通行できない道路が数多くあり、必要な物資の配送が妨げられているということです。

      ノースカロライナ州で被害にあった男性は「恐ろしいです。何も残っていません。消防士からは自宅に戻れるまでには少なくとも6か月はかかると言われました」と話していました。

      バイデン大統領は被害状況を確認するため、10月2日以降、ノースカロライナ州やジョージア州などを視察することにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241002/k10014598521000.html

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  66. 台風17号 関東地方の東を北上へ 台風18号は沖縄地方に接近か
    2024年10月1日 7時39分

    台風17号は伊豆諸島を強風域に巻き込みながら関東地方の東を北上する見込みで、気象庁は、関東地方と伊豆諸島では、うねりを伴った高波と強風に十分注意するよう呼びかけています。

    また、大型で非常に強い台風18号は、今後、進路を北東に変え、3日から4日ごろにかけて暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。沖縄気象台は今後の情報に注意し、早めに対策をとるよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、台風17号は1日午前6時には八丈島の南東およそ230キロにあって、1時間におよそ30キロの速さで北に進んでいます。

    中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっていて、中心の北東側330キロ以内と南西側110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は、1日は伊豆諸島の東から関東地方の東を北上する見込みで、関東地方では非常に強い風が吹くところが、伊豆諸島では強い風が吹くところがある見込みです。

    関東地方で予想される最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル、伊豆諸島で予想される最大風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。

    また、海上はうねりを伴ってしける見込みで、気象庁は関東地方と伊豆諸島では、うねりを伴った高波と強風に十分注意するよう呼びかけています。

    台風18号 3日から4日ごろにかけ沖縄地方に接近のおそれ
    大型で非常に強い台風18号は、1日午前3時にはフィリピンと台湾の間の海上をゆっくりとした速さで西へ進んでいます。

    台風は非常に強い勢力を維持したまま進路を北東に変えて台湾付近に進んだあと、3日から4日ごろにかけて暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。

    八重山地方では2日の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想され、3日には八重山地方と宮古島地方で風がさらに強まり暴風となるところがある見込みです。

    この台風の影響で周辺の海域はうねりを伴ってしけていて、2日の波の高さは八重山地方で6メートル、宮古島地方で5メートルと予想されています。

    沖縄本島では台風周辺の湿った空気の影響で非常に激しい雨が降っているところがあります。また、先島諸島では今後の進路によっては警報級の大雨や高潮となるおそれがあります。

    沖縄気象台は、今後の情報に注意し、早めに対策をとるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597241000.html

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    1. 台風17号 関東も強風など十分注意 台風18号は先島諸島に接近か
      2024年10月1日 13時05分

      伊豆諸島に近づいている台風17号は、1日夜にかけて関東の東の海上を北上する見込みです。当初の予想より発達したことから気象庁は、伊豆諸島に加えて関東の沿岸でも強風や高波に十分注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風17号は、1日正午には八丈島の東北東200キロの海上を1時間に35キロの速さで北へ進んでいます。

      中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風周辺の雨雲が千葉県や茨城県などにかかっています。

      台風は当初の予想より発達していて、1日夜にかけて「強い」台風となり関東の東の海上を北上する見込みです。

      このため伊豆諸島では1日夕方にかけて、関東では1日夜遅くにかけて強い風や非常に強い風が吹く見込みです。

      1日に予想される最大風速は▽関東の海上で23メートル、▽伊豆諸島で20メートル、▽関東の陸上で18メートルで、最大瞬間風速はいずれも30メートルから35メートルと予想されています。

      海上は波が高く、1日は関東の海上と伊豆諸島で5メートルと、うねりを伴ってしける見込みです。

      台風がさらに発達したり、進路が陸よりになったりした場合警報級の暴風や高波のおそれもあるとしています。

      気象庁は関東と伊豆諸島では高波と強風に十分注意するよう呼びかけています。

      台風18号 3日から4日ごろにかけ先島諸島に接近するおそれ
      大型で猛烈な台風18号は、進路を北よりに変え、3日から翌4日ごろにかけて暴風域を伴って沖縄の先島諸島に接近するおそれがあります。気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。

      大型で猛烈な台風18号は、1日午前9時には台湾の南の海上をゆっくりした速さで西北西に進んでいます。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は今後、進路を北よりに変えて台湾付近に進んだあと、3日から翌4日ごろにかけて暴風域を伴って先島諸島に接近するおそれがあります。八重山地方では2日の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想され、3日には、八重山地方と宮古島地方で風がさらに強まり、暴風となるところがある見込みです。

      周辺の海域はうねりを伴い大しけとなる見込みで、2日の波の高さは、八重山地方で6メートル、宮古島地方で5メートルと予想されています。

      また、今後の進路によっては先島諸島で警報級の大雨や高潮となるおそれがあるほか、沖縄本島地方でも雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597241000.html

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    2. 台風17号 関東沿岸部の一部強風域に 台風18号先島諸島に接近か
      2024年10月1日 19時11分

      台風17号は、この時間、関東に最も近づいていて関東の東の海上を北寄りに進んでいます。台風は次第に本州から離れていく見込みですが、気象庁は、うねりを伴った高波や強風に十分注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風17号は、1日午後6時には千葉県銚子市の東180キロの海上を1時間に40キロの速さで北北東へ進んでいます。

      中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      この時間、関東の沿岸部の一部が強風域に入っています。

      台風は東寄りに進路を変えて次第に本州から離れる見込みですが、関東では今夜遅くにかけて海上を中心に強い風や非常に強い風が吹く見込みです。

      1日の最大風速は関東の海上で20メートル、陸上で15メートルで、最大瞬間風速はいずれも30メートルと予想されています。

      海上は波が高く、関東の海上では1日夜遅くにかけて5メートルと、うねりを伴ってしけが続く見込みです。

      気象庁は関東では高波や強風に十分注意するとともに落雷や急な強い雨、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      台風18号 3日~5日ごろ 先島諸島に接近するおそれ
      大型で猛烈な台風18号は、台湾付近を北上していて、3日以降、暴風域を伴って先島諸島に接近するおそれがあります。

      気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。

      大型で猛烈な台風18号は、1日午後3時には台湾の南の海上をゆっくりとした速さで北西に進んでいます。

      中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は今後、台湾付近を北上したあと、3日から今月5日ごろにかけて暴風域を伴って先島諸島に接近するおそれがあります。

      2日の最大風速は
      ▽八重山地方が17メートル
      ▽宮古島地方が15メートル、最大瞬間風速は
      ▽八重山地方が30メートル
      ▽宮古島地方が25メートルと予想され
      八重山地方と宮古島地方では今後の進路によって、風がさらに強まり、暴風となるおそれがあります。

      この台風の影響で周辺の海域はうねりを伴い大しけとなる見込みで、2日の波の高さは、八重山地方で6メートル、宮古島地方で4メートルと予想されています。

      また、今後の進路によっては先島諸島で警報級の大雨や高潮となるおそれがあるほか、沖縄本島地方でも雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。

      気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597241000.html

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    3. 台風17号 関東と東北沿岸 強風注意 台風18号先島諸島に接近か
      2024年10月1日 22時20分

      台風17号は、東北の東の海上を進んでいて、しだいに本州から離れていく見込みです。気象庁は、関東と東北の太平洋側では強風やうねりを伴った高波に注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風17号は、1日の午後9時には福島県いわき市の東210キロの海上を1時間に45キロの速さで北北東へ進んでいます。

      中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風はこのあとしだいに本州から離れる見込みで、2日には温帯低気圧に変わる見込みですが関東や東北の太平洋側ではこのあとしばらく海上を中心に風の強い状態が続く見込みです。

      また、関東や東北の海上では2日にかけて波の高い状態が続く見込みです。

      気象庁は関東と東北の太平洋側では高波や強風に注意するよう呼びかけています。

      台風18号 3日~5日ごろ 先島諸島に接近するおそれ
      大型で猛烈な台風18号は、台湾付近を北上していて、3日以降、暴風域を伴って先島諸島に接近するおそれがあります。

      気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。

      大型で猛烈な台風18号は、1日午後3時には台湾の南の海上をゆっくりとした速さで北西に進んでいます。

      中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は今後、台湾付近を北上したあと、3日から今月5日ごろにかけて暴風域を伴って先島諸島に接近するおそれがあります。

      2日の最大風速は
      ▽八重山地方が17メートル
      ▽宮古島地方が15メートル、最大瞬間風速は
      ▽八重山地方が30メートル
      ▽宮古島地方が25メートルと予想され
      八重山地方と宮古島地方では今後の進路によって、風がさらに強まり、暴風となるおそれがあります。

      この台風の影響で周辺の海域はうねりを伴い大しけとなる見込みで、2日の波の高さは、八重山地方で6メートル、宮古島地方で4メートルと予想されています。

      また、今後の進路によっては先島諸島で警報級の大雨や高潮となるおそれがあるほか、沖縄本島地方でも雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。

      気象台はうねりを伴った高波などに警戒するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597241000.html

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    4. 台風18号影響 先島諸島と沖縄本島地方では警報級大雨のおそれ
      2024年10月3日 12時38分

      台湾海峡付近で停滞している強い台風18号の影響で、沖縄県の先島諸島と沖縄本島地方では4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあり、土砂災害などに十分な注意が必要です。

      強い台風18号は、3日午前9時には台湾海峡にあってほとんど停滞しています。

      中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は今後、台湾海峡をゆっくりとした速さで北よりに進み、台湾付近に達する見込みです。

      先島諸島と沖縄本島地方の沿岸では波が高まり、3日の波の高さは、八重山地方で4メートル、宮古島地方と沖縄本島地方で3メートルと予想され、高波に注意が必要です。

      また、沖縄本島地方では3日、先島諸島では4日にかけて激しい雨が降る見込みで、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となるおそれがあります。

      気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241003/k10014599551000.html

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  67. 東北のレーダー雨量計検証機器 配備も使用されず 会計検査院
    2024年10月1日 18時15分

    大雨による災害の増加を受けて、全国各地に設置されたレーダー雨量計の精度を検証するための測定器が、東北地方では、配備されて以来一度も使われていなかったことが、会計検査院の調査でわかりました。指摘を受けた国土交通省は、使用状況を一元的に把握する仕組みを作ったうえで、公費で購入した機器をきちんと活用するよう各地方整備局に周知しました。

    国土交通省は、大雨災害の激甚化や局地的な大雨による被害の増加を受けて、平成22年度から250メートル四方の間隔で雨雲を捉えることができる高性能の「Xバンドレーダー」の配備を進め、気象庁のウェブサイトなどで情報を公表するとともに河川の管理などに役立てています。

    これまでに39基が設置され、さらに、レーダー雨量計の精度を検証する測定器も各地の出先機関に数台ずつ配備されていましたが、会計検査院がこの測定器の使用状況を調べたところ、東北地方整備局では、配備された6台すべてが昨年度までの10年余りの間、一度も使われていなかったということです。

    国土交通省は「東北地方では異常の検知などレーダー精度の検証が必要になる場面がなかったためだ」としています。

    雨量解析の精度向上に役立てることも測定器調達の目的の1つになっていましたが、東北地方整備局ではこうした使い方もされていませんでした。

    1台で観測できる範囲などを考慮すれば、6台のうち4台は必要なく、およそ2800万円が余分に支出されていたということです。

    会計検査院から指摘を受けた国土交通省は、使用状況を一元的に把握する仕組みを作ったうえで、公費で購入した機器をきちんと活用するよう各地方整備局に周知しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597431000.html

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  68. 東日本と西日本 9月の平均気温 統計を取り始めてから最高
    2024年10月1日 20時51分

    各地で季節外れの暑さが続いた9月、東日本と西日本の平均気温は、9月として気象庁が統計を取り始めてから最も高くなりました。
    また、全国の気象庁の観測点で35度以上の猛暑日となった地点数を積算すると1450余りに達し、比較ができる2010年以降、9月としては最も多くなりました。

    気象庁によりますと、9月は、上旬から中旬にかけて、各地で気温が高くなり、20日には静岡市で39.2度を観測しました。

    また、福岡県太宰府市ではことしの猛暑日の日数は9月中旬までで、62日に達しました。

    各地の先月の平均気温は
    ▽佐賀市で平年より4.5度高い29度ちょうど
    ▽京都市で平年より4.2度高い28.6度
    ▽東京の都心では平年より3.3度高い26.6度でした。

    ▽東日本と西日本では1946年に統計を取り始めてから、最も高くなったほか
    ▽沖縄 奄美ではこれまでの1位の記録に並びました。

    また、気象庁によりますと各地に設置しているアメダスの観測点で、先月、35度以上を観測した地点数を積算すると1452にのぼり、比較が可能な2010年以降で最も多いということです。

    記録的な暑さとなった要因について気象庁は、ジェット気流が北に蛇行し、背の高い高気圧に覆われたことを挙げているほか、日本近海の海水温が非常に高かったことも影響した可能性があり、背景には長期的な地球温暖化もあるとしています。

    2日は東京の都心や名古屋市などで真夏日が予想されているなど、10月の半ばごろまでは季節外れの暑さが続く見込みだとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014597931000.html

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  69. 能登半島 記録的大雨での土砂流出は約1900か所と推定 防災科研
    2024年10月5日 12時55分

    能登半島の記録的な大雨でがけ崩れや土石流などが起きた場所を、防災科学技術研究所が人工衛星のデータから推定した結果、石川県輪島市と珠洲市の一部であわせておよそ1900か所にのぼることがわかりました。
    能登半島地震で起きた数に迫っているとした上で、「今後の雨で再び流出する可能性もあり、対策に役立ててほしい」と呼びかけています。

    防災科学技術研究所は輪島市と珠洲市のいずれも北側を対象に、元日の地震の前後と先月21日の大雨の前後を撮影した人工衛星のデータを解析し、斜面の樹木などの状況の変化からがけ崩れや土石流などで土砂が流出したとみられる場所を推定しました。

    その結果、地震によるものがおよそ2200か所だったのに対し、大雨によるものもおよそ1900か所にのぼりました。

    合計の面積は地震によるがけ崩れの規模が大きいことから、地震によるものが5.8平方キロメートル、大雨によるものが2.6平方キロメートルとなっています。

    地域ごとにみると、輪島市の門前町や町野町、珠洲市の日置地区や大谷地区で特に密集して発生していました。

    輪島市美谷町やその周辺では、地震より、大雨による土砂流出の方が密集して起きていて、地震で崩れなかったものの、大雨で新たに崩れた場所もあったとみられます。

    防災科学技術研究所水・土砂防災研究部門の秋田寛己特別研究員は、「これだけ広範囲に土砂が流出するのは過去の災害事例を振り返ってもほとんどないような現象だ。山間部では川に土砂が堆積して今後の雨で再び流出する可能性もあるので、二次災害を防ぐ対策などにデータを活用してほしい」と話しています。

    解析結果は防災科学技術研究所のホームページにある「防災クロスビュー」で公開されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601801000.html

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  70. 静岡 浜松で発生の突風 ガラス割れるなどの被害40件を確認
    2024年10月5日 11時47分

    3日、静岡県浜松市で発生した突風について、市と気象台が調査した結果、住宅のガラスが割れるなど、被害が周辺で40件確認されました。
    市は週明けから公的な支援を受けるのに必要な、「り災証明書」などの申請を受け付けることにしています。

    3日夕方、浜松市南部で突風が発生し、市によりますと中央区では、家のガラスが割れて12歳の男の子が足を切るけがをしたほか、屋根が飛んだり、車が横転したりするなど被害が相次ぎました。

    静岡地方気象台は、4日に職員を現地に派遣して調査を行った結果、中央区湖東町から根洗町にかけて発生した突風については、「竜巻の可能性が高い」と発表し、突風の強さを評価する基準で、6段階のうち下から2番目の「JEF1」にあたるとしました。

    さらに市と気象台が調査した結果、突風が発生した周辺では、住宅のガラスが割れるなど、少なくとも40件の被害が確認されたということです。

    浜松市は、週明けから被災した人たちが公的な支援を受けるのに必要な、「り災証明書」などの申請を受け付けることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601741000.html

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    1. 浜松の突風被害 気象台と市が現地調査
      2024年10月4日 16時55分

      3日夕方、静岡県浜松市で竜巻の可能性がある突風が発生し、ガラスが割れて子どもがけがをしたり、屋根が飛んだりするなどの被害が相次いたことを受けて、気象台と浜松市は4日から現地調査を行っています。

      静岡地方気象台によりますと3日夕方、活発な積乱雲が通過した影響で、浜松市南部で竜巻の可能性がある突風が発生しました。

      市によりますと、中央区では家のガラスが割れて12歳の男の子が足を切るけがをしたとか、屋根が飛んだり車が横転したりしたといった被害の通報が15件あり、静岡地方気象台は4日午前10時半ごろから現場に職員8人を派遣し、市の職員とともに被害状況の調査を始めました。

      職員は屋根が壊れた家の住民から当時の状況を聞き取ったり、窓ガラスが割れた車の写真を撮ったりしたほか、被害の地点を地図に記録するなどしていました。

      気象台は被害の詳しい状況や、今回の突風が竜巻だったかどうかなどについて調査を進め、結果を公表することにしています。

      けがをした男児の父「九死に一生を得た」
      この突風でけがをした12歳の男の子の父親が取材に応じました。

      父親によりますと自宅の窓ガラスが割れ、部屋にはガラスや瓦の破片が散乱したということです。

      男の子は当時1人で自宅にいて、飼い猫の無事を確認しようと部屋を歩いている時に足の裏にけがをしたということで、病院で4針縫いましたが体調に大きな問題はないとしています。

      父親は「昨夜は家族みんなの顔を見て安心して涙が出ました。部屋中に血がついていたので、一生懸命猫を探していたんだと思います。命の危険もあるなかで、九死に一生を得たと思います。早く家のがれきを片づけてみんなで住みたいです」と目に涙を浮かべながら話していました。

      また、同じ湖東町では住宅の倉庫の屋根が飛ばされ、3日夜は住民が小屋の中の物にシートをかぶせるなど対応に追われていました。

      この家に住む30代の男性は「信じられないしどこから手をつけていいかわかりません。今から大雨もくると思うのできょうはできることをやって、あす、また考えようと思います」と話していました。

      中央区東伊場の車の整備工場でも屋根の一部が飛ばされ、3日夜は屋根の破片を片づけたり、雨漏りをしている場所に毛布をかけたりする様子が見られました。

      当時、中で働いていた工場長は「すごい地響きみたいな音がして何の音なんだろうと思っていたら一気に屋根が飛んでいきました。雨漏りをしているためリフトが使えず、車を整備する作業が遅れてしまうと思います」と話していました。

      浜松市によりますと、このほか、いずれも中央区で東名高速道路の浜松西インターチェンジ周辺の花川町や大山町、西丘町などでも被害の通報が寄せられているということです。

      気象庁は、静岡県西部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられるとして、浜松市などは被害状況を詳しく調べることにしています。

      小屋が倒壊の男性「ひどい被害」
      浜松市中央区湖東町に住む70代の男性が管理する小屋は、突風で飛ばされたとみられる農業用ハウスがぶつかり、倒壊したということです。

      男性は「昨夜は暗くてよくわかりませんでしたが、明るくなって改めて見るとひどい被害だと思います」と話していました。

      浜松市内での被害
      3日午後7時すぎにNHKが湖東町の住宅地で撮影した映像では、建物の外壁が剥がれ落ち、屋根瓦が散乱している様子やエアコンの室外機が飛ばされたり、住宅の網戸が外れて窓ガラスが割れたりしているのが確認できました。

      また、午後9時半ごろ、中央区三方原町で撮影した映像では、乗用車がひっくり返ったままになっていました。

      浜松市によりますと、このほか、いずれも中央区で東名高速道路の浜松西インターチェンジ周辺の花川町や大山町、西丘町などでも被害の通報が寄せられているということで、市や消防が被害状況を調べています。

      静岡地方気象台は県内では大気の状態が非常に不安定になっているとして、引き続き竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物の中に移動するなど安全を確保するよう呼びかけています。

      「小屋の屋根がなくなっていた」
      自宅にある小屋の屋根が飛ばされる被害があったという浜松市中央区湖東町に住む30代の男性は、小屋の中の物にシートをかぶせるなど対応に追われていました。

      男性は「竜巻が発生した時は仕事でいなかったが、母親から連絡があって戻ってきたら小屋の屋根がなくなっていました。信じられないしどこから手をつけていいかわかりません。今から大雨もくると思うのできょうはできることをやって、あす、また考えようと思います」と話していました。

      ドライブレコーダーの映像

      3日午後5時半ごろ、静岡県浜松市の交差点で信号待ちをしていた車のドライブレコーダーが捉えた映像です。

      風が突然激しく吹き、画面右側に見える青と黄色のかごが前方に勢いよく飛ばされる様子が映っています。

      その後、風は交差点内で渦を巻き、水しぶきをあげているのが確認できます。

      車を運転していた男性は「小石がたくさん飛んできて、バラバラと車に当たる音が聞こえました。突然のことでびっくりしました」と話していました。

      「空が真っ黒くなった」
      浜松市中央区湖東町で自動車整備会社を経営する50代の男性は「午後5時半ごろ、工場の中にいたらゴーッという音とともに空が真っ黒くなり、渦を巻いているのがわかった。土などがバチバチと体にあたって身の危険を感じた。車は、すべてガラスが割れていた。このようなことは初めてなのでびっくりした」と話していました。

      「地響きみたいな音がした」
      東名高速道路の浜松西インターチェンジから南東に8キロ余り離れた浜松市中央区東伊場の車の整備工場でも突風の影響で屋根の一部が飛ばされる被害がありました。

      車の整備工場によりますと、従業員にけがはなかったということですが、飛んだ屋根の破片を片づけたり、雨漏りをしている場所に毛布をかけたりするなど、対応に追われていました。

      発生時に工場内で働いていた、伊藤将光工場長は「すごい地響きみたいな音がして何の音なんだろうと思っていたら一気に屋根が飛んでいきました。雨漏りしているためリフトが使えず、車を整備する作業が遅れてしまうと思います」と話していました。

      「黒い塊で渦をまいた竜巻が発生」
      浜松市中央区湖東町に住む50代の男性は「ガレージにいて、ゴーっという音がして振り返ったら、黒い塊で渦をまいた竜巻が発生していて、シャッターを閉めました。心臓がバクバクして怖かったです。通過したあとに外に出たら、近くのハウスが飛んでいたほか家の瓦が飛んだり、窓ガラスが割れたりしていました」と驚いた様子で話していました。

      「被害がとても大きくことばが出ない」
      浜松市中央区湖東町の菊を栽培する農家では、20棟ほどある農業用ハウスの多くで、骨組みが壊れるなどの被害が出たほか、自宅も屋根の瓦が飛ばされたということです。

      農家の80代の男性は「いきなり『ドーン』と音がして、家から外に出たらトラックが横転していました。初めてなので何が起きたかわかりませんでした。被害がとても大きくことばが出ません」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241003/k10014600201000.html

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    2. 浜松の突風 建物などの被害 南北方向に広がる 気象台現地調査
      2024年10月4日 18時59分

      3日夕方に静岡県浜松市で発生した突風について、気象台が現地調査を行ったところ、建物などの被害が南北方向に広がっていたことが分かりました。

      静岡地方気象台によりますと、3日夕方、浜松市南部で竜巻の可能性がある突風が発生し、市によりますと、中央区内で12歳の男の子が割れたガラスで足を切るけがをしたとか、屋根が飛んだり車が横転したりしたといった通報が15件ありました。

      気象台が現地に職員8人を派遣し、屋根が壊れた家の住民から当時の状況を聞き取ったり、被害地点を地図に記録したりして調査したところ、突風の被害が南北方向に広がっていることが分かったということです。

      気象台の上清直隆次長は「竜巻かダウンバーストが突風の主な原因と考えられるが、現状はまだわからない。目撃情報などを調べて、この突風をもたらした現象を特定したい」と話しました。

      気象台は被害の詳しい状況や、今回の突風が竜巻だったかどうかなどについて、調査結果をまとめて公表することにしています。

      一方、突風による被害の通報が相次いだ当時、気象台が「竜巻注意情報」を発表していなかったことについて、上清次長は「積乱雲が発達するという予想になっていなかったので、注意情報を発表するまでには至らなかった。今後検討していきたい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241004/k10014601201000.html

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    3. 浜松の突風「竜巻の可能性が高い」静岡地方気象台
      2024年10月5日 0時06分

      3日夕方、静岡県浜松市で住宅のガラスが割れるなどの被害が出た突風について、気象台は4日、現地調査の結果「竜巻の可能性が高い」と発表しました。

      静岡地方気象台によりますと、3日午後5時半ごろ活発な積乱雲が通過した影響で浜松市南部で突風が発生しました。

      浜松市によりますと、この影響で中央区では家のガラスが割れて12歳の男の子が足を切るけがをしたほか、屋根が飛んだり車が横転したりするなど被害の通報が15件ありました。

      静岡地方気象台は4日、職員を現地に派遣して調査を行い、その結果を発表しました。

      気象台によりますと、当時は大きく2つの突風が発生し、このうち大部分の被害をもたらしたものについては、被害や痕跡が帯状に分布していたことや、「ゴー」という音が移動したという証言が複数得られたことなどから「竜巻の可能性が高い」ということです。

      風速は秒速およそ50メートルと推定され、突風の強さを評価する基準で6段階のうち、下から2番目の「JEF1」にあたるということです。

      一方、もう1つの突風については十分な情報が得られなかったとして、特定には至りませんでした。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601591000.html

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  71. アマゾン川 干ばつで支流の水位が観測史上最低に 物流など影響
    2024年10月5日 14時46分

    干ばつの影響で南米ブラジルのアマゾン川では主な支流の水位が観測史上、最も低くなり、物流や観光業など幅広い分野に影響が広がっています。

    ブラジルでは、記録的な干ばつが広い範囲で続いていて、中部では150日以上、雨が降らない地点も出ています。

    この影響で、アマゾン川の主な支流の水位が下がっていて、このうちブラジル北部のマナウスでは、支流のネグロ川の水位が4日、12.66メートルと、1902年の観測開始以降、最も低くなりました。

    ロイター通信が撮影したマナウス近郊を流れる別の支流では、川底が広い範囲で露出していて、人々が干上がった川を徒歩で歩いて荷物を運んでいる様子が確認できます。

    この地域では、物資の多くを川で輸送していますが、水位の低下によって、船やボートの運航ができず、町から離れた集落で暮らす人々の生活や観光業などに影響が出ているということです。

    川の水位は、さらに下がる可能性があるほか、ブラジル各地で森林火災も相次いでいて、コーヒーなど、農産物への影響も懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241005/k10014601841000.html

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  72. 富山 高岡の海岸に大量の流木 能登地方の大雨の影響か 撤去へ
    2024年10月7日 18時37分

    富山県高岡市の海岸には9月下旬以降、大量の流木などが流れ着いていて、県は石川県能登地方の大雨の影響とみて、撤去の準備を進めています。

    立山連峰を海越しに望むことができる景勝地、高岡市の雨晴海岸には9月下旬以降、大量の流木などが流れ着いていて、現場では建物の柱や船のうき、それに石川県珠洲市の飲食店名が書かれた箱などが見られました。

    県によりますと、こうした漂着物は高岡市から氷見市にかけておよそ6キロの海岸で確認され、能登地方の漁業団体名が書かれた箱や、穴水町と書かれたガスボンベなどが見つかったということです。

    県は9月の大雨の影響で流されてきた可能性があるとみて撤去の準備を進めていますが、寄せ書きなど、誰かが大切にしていたようなものが見つかった場合は、扱いを検討するとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241007/k10014603411000.html

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  73. 山形 NEWS WEB
    「冬の使者」白鳥が飛来 鶴岡市の池で確認
    10月08日 12時51分

    山形県鶴岡市の池では「冬の使者」と呼ばれる白鳥が飛来し、季節の移ろいを感じる景色を楽しむことができます。

    鶴岡市郊外にある農業用のため池、大山上池と大山下池は世界的に貴重な湿地を保全するラムサール条約に登録され、40年ほど前から越冬で飛来する白鳥が確認されています。

    ことしは7日、白鳥2羽が大山下池に飛来しているのが初めて確認され、8日朝も9羽が首をのばしたり、羽を広げたりしながら羽根を休めたあと、餌を求めて飛び立って行きました。

    白鳥の飛来を観察している鶴岡市の施設によりますと、飛来の時期は例年どおりで、今後1週間ほどで数百羽まで増えたあと、今月中旬から来月中旬にかけては、およそ5000羽が飛来する見込みだということです。

    散策に来たという池の近くに住む80代の女性は「冬がやってきたと感じます。池が白鳥で真っ白になる様子はすばらしい光景になるでしょう」と話していました。

    鶴岡市などでは、例年2月か3月ごろまで白鳥が池で羽根を休めたり、田んぼで餌をついばんだりする光景が見られ、秋から冬にかけての風物詩になっています。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241008/6020022112.html

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    1. 山形 鶴岡「冬の使者」白鳥が飛来
      2024年10月9日 4時13分

      山形県鶴岡市の池では「冬の使者」とも呼ばれる白鳥が飛来し、季節の移ろいを感じる景色を楽しむことができます。

      鶴岡市郊外にある農業用ため池の大山上池と大山下池は世界的に貴重な湿地を保全するラムサール条約に登録され、40年ほど前から越冬で飛来する白鳥が確認されています。

      ことしは7日、白鳥2羽が大山下池に飛来しているのが初めて確認され、8日も9羽が首をのばしたり羽を広げたりしながら羽根を休めたあとエサを求めて飛び立って行きました。

      白鳥の飛来を観察している鶴岡市の施設によりますと飛来の時期は例年通りで、今後1週間ほどで数百羽まで増えたあと10月中旬から11月中旬にかけては、およそ5000羽が飛来する見込みだということです。

      散策に来たという80代の女性は「冬がやってきたと感じます。池が白鳥で真っ白になる様子はすばらしい光景になるでしょう」と話していました。

      鶴岡市などでは例年2月か3月ごろまで白鳥が池で羽根を休めたり田んぼでエサをついばんだりする光景が見られ、秋から冬にかけての風物詩になっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014604221000.html

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    2. 青森県に冬の使者 津軽富士見湖(鶴田町)にハクチョウ飛来
      10/9(水) 9:30配信 Web東奥

      津軽富士見湖の上空を旋回した後、湖面に着水するハクチョウ=8日午後3時44分

       渡り鳥の中継地として知られる青森県鶴田町の津軽富士見湖に、冬の使者・ハクチョウが今年も飛来している。8日夕方、5羽が姿を見せ「コーコー」と鳴きながら上空を優雅に旋回した。

       ハクチョウは越冬のためシベリア方面から渡ってくる。津軽富士見湖では、毎年10月上旬に数羽から数十羽が確認でき、今年は4日に3羽見られた。8日にやって来たのはコハクチョウとみられ、涼しい風が吹く中、湖面で羽繕いして長旅の疲れを癒やしていた。

       今後、ハクチョウだけでなくさまざまなカモ類もどんどん数を増していく。風光明媚(めいび)な湖や周辺の空は、やがて無数の渡り鳥でにぎわいを見せるようになる。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/e061fab9ce3ba33106451b0f8cd8a2acf119b6e5

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    3. 琵琶湖に「冬の使者」コハクチョウが初飛来 例年より2日早く 滋賀県長浜市
      10/10(木) 12:17配信 京都新聞

      琵琶湖で羽を休めるコハクチョウ(長浜市湖北町今西)=湖北野鳥センター提供

       湖北の冬の使者、コハクチョウが10日、滋賀県長浜市の琵琶湖に今季初飛来した。市湖北野鳥センター(同市湖北町今西)によると、昨年や平年より2日早いという。

       午前6時ごろ、同市の姉川河口の上空に3羽が飛んでいるのを野鳥愛好家が見つけた。同7時45分ごろには、同センター近くの湖面で2羽が泳いでいるのをセンター職員が確認し、撮影した。

       コハクチョウはカモ科の大型の水鳥で、翼を広げると約2メートルになる。ロシアの北極圏で繁殖し、越冬のため飛来する。市内には来年3月上旬まで滞在し、最大約600羽が見られるという。

       同センターによると、同じ冬の渡り鳥のオオヒシクイは今のところまだ飛来していないという。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/8a0983dd4befcde731dd60399f1f6c605f83ff6f

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    4. 冬の使者が到来…コハクチョウが石川県の羽咋市邑知潟に到来
      10/11(金) 12:29配信 石川テレビ

      冬の使者とも呼ばれるコハクチョウが、10日、今シーズン初めて羽咋市の邑知潟で確認されました。

      羽咋市の邑知潟では10日早朝、6羽が確認され、その後、さらに10羽増え最終的には18羽の初飛来が確認されました。

      初飛来は例年とほぼ同じで、これから半年ほど邑知潟に滞在し、来年3月中ごろに再びシベリアに戻ると言うことです。

      11日の県内は高気圧に覆われるものの気圧の谷や上空の寒気の影響で夜のはじめ頃にかけて雨が降るところがあると言うことです。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/601660adcd974e733f75e59c7a88c3cacea8d991

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    5. 冬の使者「コハクチョウ」初飛来 去年より2日遅く
      10/12(土) 13:04配信 BSS山陰放送

      12日朝、鳥取県米子市の米子水鳥公園に、冬の訪れを告げる「コハクチョウ」が飛来しているのが確認されました。

      【写真を見る】冬の使者「コハクチョウ」初飛来 去年より2日遅く

      12日午前11時34分ごろ、米子水鳥公園で、今シーズン第一陣となる9羽のコハクチョウ(成鳥8羽幼鳥1羽)の姿が確認されました。去年より2日遅いものの、ほぼ平年通りの初飛来です。

      日本に飛来するコハクチョウは約4万羽といわれ、そのうち約1500羽が中海で越冬。米子水鳥公園には、近年は10月10日前後に初飛来しています。

      昨シーズンは10月10日に1羽が初飛来、11月7日に最大670羽を記録し、今年3月18日に1羽確認したのが最後だったということです。今シーズンも来年3月頃まで中海周辺で過ごすとみられます。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/679767f3ef3e04734f053fdfd27db997d8a2ed84

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    6. 【ハクチョウ飛来】盛岡の高松の池 22羽が羽休める 岩手
      10/12(土) 17:57配信 テレビ岩手ニュース

      岩手県盛岡市の高松の池にことしも白鳥が飛来しました。

      撮影したのは午前10時半ごろで、22羽のグループが羽を休めていました。

      大人の白鳥に交じって、羽の色がグレーの子どもの白鳥もいて、秋晴れの盛岡で白鳥の飛来が季節の移ろいを感じさせていました。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/c326e085886e512210d6c275c9f121a9dfb993c0

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    7. 冬を越すために…猪苗代湖に冬の使者・ハクチョウが飛来 福島県
      10/12(土) 18:53配信 福島中央テレビ

      12日朝、猪苗代湖では、冬の使者・ハクチョウの飛来が今シーズン初めて確認されました。確認されたのは、コハクチョウ49羽です。

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      「猪苗代湖の自然を守る会」の 鬼多見 賢さんによりますと、猪苗代湖の沖合500メートルほどのところに飛来しました。

      飛来の時期は、2023年より4日遅いものの、例年通りだということです。

      ■猪苗代湖の自然を守る会 鬼多見 賢さん
      「ようやくハクチョウが来た。嬉しいというか、今まで待っていた、そういう感激だった」

      コハクチョウを見られるピークは、2月から3月とみられ、猪苗代湖では約3000羽が冬を越す予定です。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/466dd3ffc72d572241454b5bab0cafc898410e7f

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    8. 富山県内で”冬の使者”が初飛来 珍しくオオハクチョウも ピークには1000羽のハクチョウが
      10/12(土) 19:24配信 チューリップテレビ

      富山県内で今季のハクチョウの初飛来が確認されました。

      富山市の井田川では12日午前8時過ぎに、コハクチョウ4羽とオオハクチョウ1羽が羽を休めていました。

      撮影した富山市のアマチュアカメラマン澤江弘一さんによりますと、コハクチョウの初飛来は例年並みですが、オオハクチョウがこの時期にやってくるのは珍しいということで、12月半ばから1月にかけて多くて1000羽以上のハクチョウが見られるということです。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0e0aac3e40428ffd2aad7294f3501f27870bf4

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    9. 冬の使者ハクチョウ、富山・八尾に相次ぎ飛来
      10/13(日) 6:41配信 北日本新聞

      飛来した1羽のハクチョウ=富山市八尾町井田新

       富山市八尾町の井田川沿いで12日、越冬のためハクチョウが飛来しているのが相次いで確認された。

       同日午後0時35分ごろ、同町舘本郷の田んぼにいる5羽を、射水市の宮橋一司さん(69)が見つけカメラに収めた。宮橋さんは20年ほどハクチョウを撮り続け、飛来時期は例年とほぼ同じとみられるという。「今年も無事に来てくれてよかった」と話した。

       同日午後5時10分ごろには、同町井田新の井田川の水面に1羽が羽を休めていた。同町黒田の農家、杉本明雄さん(76)によると、ハクチョウは稲を刈り取った田んぼに餌を求めて集まると言い、一帯への飛来数は年々増えているという。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/b80df79bd492e41a5e1381ec53047541dd5f756f

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    10. コハクチョウが越冬地に初飛来 「急に寒くなり季節も冬へ…」昨季より1日早く
      10/13(日) 11:11配信 信濃毎日新聞デジタル

      犀川白鳥湖に飛来したコハクチョウ

       コハクチョウの越冬地として知られる安曇野市豊科田沢の犀川白鳥湖で13日、今季の初飛来を地元の「アルプス白鳥の会」が確認した。飛来は41季目で昨季より1日早い。午前8時には成鳥5羽が湖面を泳ぐ姿が確認でき、時折クウクウと鳴きながら真っ白な翼をバタバタさせる様子を会員たちが見守った。

       同会代表の会田仁(まさし)さん(75)=安曇野市穂高有明=によると、午前6時ごろ成鳥3羽を確認。その後に2羽増え、水鳥のサギやカモと一緒に悠々と水面を泳ぐ姿が見られた。

       飛来のピークは例年、1月下旬から2月上旬で、昨季は市内で255羽が確認され、過去30年間で最少となった。会田さんは「季節も急に寒くなって、冬に向かってまっしぐら。白鳥もけがや事故のないように過ごしてほしい」と話していた。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/7bad0a7ad1569bbf3034004800629b6ba69741aa

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    11. オオハクチョウ今季初飛来 〝白鳥の湖〟風蓮湖に
      10/14(月) 8:00配信 釧路新聞電子版

      冬の使者オオハクチョウが飛来した

       白鳥の湖として知られる北海道根室市の風蓮湖にオオハクチョウが飛来した。今季初飛来で冬の使者としても知られる冬鳥は、アイヌ語でレタッチリ・カムイ「白い鳥の神」と言われている。

       北海道や東北北部で越冬することが知られており、道の駅スワン44ねむろが飛来を確認したのが10日。長い首を湖面に突っ込んで餌をついばむ姿が見られ、周辺ではカモ類やミヤコドリ、ユリカモメなどの旅鳥も確認できる。

       市原生野鳥公園ネイチャーセンターが実施している調査によると、11月には過去5年間で平均1174羽)が飛来している。オオハクチョウの飛来とともに冬将軍も迫ってくる。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/50c538628b2f1bbe8e1b0f3101fbe296517e37ea

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    12. 旅を終え羽を休めるコハクチョウの群れ 宍道湖西側にことし最初の飛来 島根県出雲市
      10/14(月) 11:57配信 日本海テレビ

      島根県出雲市の宍道湖西側にコハクチョウがことし初めて飛来しました。

      10月13日朝、出雲市にある宍道湖グリーンパークの関係者が撮影した写真には、宍道湖に注ぐ斐伊川の河口に、旅を終え羽を休めるコハクチョウの群れが映っていました。13日午前5時45分ごろに9羽のコハクチョウがことし初めて飛来し、午前8時ごろまでに23羽の姿が確認されたということです。

      宍道湖グリーンパークによりますと、去年よりも2日遅い初飛来になりました。

      コハクチョウは、冬の終わる3月ごろまで宍道湖周辺で過ごすということです。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/6b078b77691a98a6864a7985afd21f9d0d9562c7

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  74. ことしの世界平均気温 過去最高となる見通し EUの気象情報機関
    2024年10月9日 16時25分

    ことしの世界の平均気温は各地で高温が続き、これまでで最も高かった去年を上回り、過去最高となる見通しであることが、EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関の分析で分かりました。

    これはEUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が、発表したものです。

    それによりますと、先月の世界の平均気温は16.17度で、1940年からの観測史上で9月としては、去年についで過去2番目に高くなりました。

    また、ことし1月から先月までの世界の平均気温は
    ▽1991年からの30年間の平均より0.71度高く
    ▽去年の同じ時期より0.19度高くなりました。

    コペルニクス気候変動サービスは、今月からことし12月の3か月の気温が、これまでの平均を下回る可能性が低いことから、ことしの平均気温はこれまでで最も高かった、去年の14.98度を上回り過去最高になることがほぼ確実だとしています。

    さらにコペルニクス気候変動サービスは「ことしは、異常な雨を頻繁に記録していて、その状況は、温暖化によりさらに悪化している。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする『ネットゼロ』の達成が早いほど、リスクを軽減できる」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014605351000.html

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  75. 首都圏 NEWS WEB
    関東甲信 11月上旬〜中旬並み肌寒さに 体調管理に注意必要
    10月09日 18時08分

    9日の関東甲信は広い範囲で雨が降り、日中の最高気温もほとんどの地点で20度を下回るなど11月上旬から中旬並みの肌寒さとなりました。
    今後、気温の変動が大きくなる見込みで、体調管理に注意が必要です。

    気象庁によりますと、北東からの冷たく湿った空気が流れ込んでいる影響で、9日の関東甲信は広い範囲で雨となり、日中も気温が上がらず、肌寒い1日となりました。
    日中の最高気温はさいたま市で18.2度、東京の都心や横浜市で17.4度、千葉市で17.3度、水戸市で17.2度、宇都宮市で16.4度などと平年より5度から6度ほど低く、11月上旬から中旬並みとなりました。
    10日は北東の風が弱まる影響などで日中の肌寒さは少し和らぎますが、朝の気温は低くなる見込みです。
    10日朝の最低気温は長野市で10度、前橋市や甲府市で14度、さいたま市で15度、東京の都心や千葉市、宇都宮市、水戸市で16度、横浜市で17度などと予想されています。
    一方、金曜日以降関東南部などでは日中の最高気温が25度以上の夏日と予想されるなど、気温の変化が大きくなる見込みです。
    体調の管理に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241009/1000109832.html

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  76. 米フロリダ州 ハリケーン接近で700万人以上に避難命令
    2024年10月10日 8時28分

    ハリケーンが接近しているアメリカ南部フロリダ州では、地元当局が700万人以上に避難命令を出し、暴風などへの警戒を呼びかけています。フロリダ州など南部では先月のハリケーンで大規模な洪水や土砂崩れが相次いだばかりで、再び大きな被害が出る懸念も高まっています。

    アメリカの気象当局によりますと、5段階のうち3番目に強い「カテゴリー3」の勢力で南部フロリダ州に接近しているハリケーン「ミルトン」は、強い勢力を保ったまま現地時間の9日夜以降、上陸する見通しです。

    接近に備えて地元当局は700万人以上に避難命令を出し、9日午前までにおよそ150の避難所に3万人以上が避難しているということです。

    特にフロリダ半島の西海岸では最大でおよそ4メートルの高潮が予想されていて、デサンティス知事は「まだ避難する時間はある」と述べ、近くの避難所などに向かうよう住民に呼びかけました。

    フロリダ州などアメリカ南部では、先月下旬に直撃したハリケーン「へリーン」の影響で大規模な洪水や土砂崩れが相次ぎ、230人以上が死亡するなど大きな被害が出たばかりです。

    被災地にはいまも多くのがれきが残っていて、今回のハリケーンに伴う暴風や竜巻で巻き上げられるおそれがあるとして、当局は安全が確保できるかぎり撤去を続けるとしています。

    また、大規模な洪水や浸水のおそれもあるということで、被災地では再び大きな被害が出る懸念も高まっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241010/k10014605901000.html

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    1. ハリケーン 米フロリダ半島横断 10人死亡 浸水地域で救助続く
      2024年10月11日 5時10分

      アメリカ南部フロリダ州に上陸したハリケーンはフロリダ半島を横断したあと、大西洋に抜けました。現地ではこれまでに10人の死亡が確認され、浸水した地域を中心に住民の救助活動が続いています。

      アメリカの気象当局によりますと、ハリケーン「ミルトン」は、5段階のうち3番目に強い「カテゴリー3」の勢力で現地時間の9日午後、南部フロリダ州に上陸したあと、勢力を落としながらフロリダ半島を西から東へ横断し、10日午前、大西洋に抜けました。

      アメリカ政府によりますと、このハリケーンでこれまでに少なくとも10人の死亡が確認されたということです。

      現地では、浸水した地域を中心に住民の救助活動が続いています。

      地元メディアはフロリダ半島西部の都市クリアウォーターで、地元当局がボートを使って浸水した建物に取り残された住民を救助する様子を伝えています。

      また建物への被害も確認されていて、大リーグのレイズが本拠地としているスタジアムでは屋根の一部が吹き飛ばされ、骨組みだけが残された状態になっています。

      フロリダ州では電力や上下水道などのインフラも被害を受け、300万世帯以上が停電しているということで、現地では復旧作業が進められています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014606911000.html

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  77. 「太陽フレア」発生 GPSなど影響か 米気象当局が警戒呼びかけ
    2024年10月11日 9時10分

    「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が発生し、今後、GPSや一部の通信などに影響が出るおそれがあるとして、アメリカの気象当局が警戒を呼びかけています。

    NOAA=アメリカ海洋大気局によりますと、太陽では10月、太陽フレアと呼ばれる爆発現象が発生し、電気を帯びた粒子が地球に向けて大量に放出されました。

    この粒子が日本時間の11日未明に地球に到達し、地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が発生したということです。

    磁気嵐の大きさは5段階中、上から2番目だということで、今後さらに強まる可能性もあるとしています。

    NOAAはGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに影響が出るおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

    また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラが、より緯度の低い地域で見られる可能性もあるということです。

    太陽はおよそ11年の周期で活動が活発になったり弱まったりすることが知られていて、ことしは活発な時期にあたります。

    ことし5月にも太陽フレアが発生した影響で日本も含む世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカではGPSを活用したサービスで太陽フレアが原因とみられる不具合が確認されるなど、経済活動に影響が出ました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014606941000.html

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    1. 北海道 肉眼で見えるオーロラ観測 北の空が薄い赤色に
      2024年10月11日 11時31分

      北海道の名寄市の天文台によりますと、11日未明から早朝にかけて、道内で肉眼でも見ることができるオーロラが観測されました。

      名寄市の天文台「きたすばる」が、11日午前3時半すぎに撮影した画像では、北の空がオーロラの光で薄い赤色に染まっています。

      観測されたのは「低緯度オーロラ」というふだんより低い緯度で見られるもので、太陽表面で起きた「太陽フレア」と呼ばれる爆発現象による影響だということです。

      北極圏や南極圏のオーロラの色は青や緑ですが、「低緯度オーロラ」はうっすらと赤く見えるのが特徴で、「きたすばる」の職員が肉眼でも確認したということです。

      肉眼でも見えるオーロラを道内で観測したのは、ことし8月12日の夜に流星群とオーロラが同時に見られる珍しい現象が起きて以来です。

      11日未明から早朝にかけて、SNSには道内各地でオーロラを目撃したという投稿が相次ぎました。

      「きたすばる」によりますと、来年にかけて太陽の活動が活発化していくため、今後もオーロラを観測できる可能性があるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014606991000.html

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    2. 地球の磁場乱れる「磁気嵐」国内で発生「太陽フレア」の影響で
      2024年10月11日 11時39分

      「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の巨大な爆発現象が起きた影響で、国内でも地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が発生しています。

      情報通信研究機構によりますと、9日午前11時前、「太陽フレア」と呼ばれる太陽表面の爆発現象が起き、最大クラスの規模だということです。

      この影響で茨城県石岡市にある気象庁の地磁気観測所は、11日未明から地球の磁場が乱れる「磁気嵐」が発生していると発表しました。

      午前9時までに観測された磁場の乱れは、大規模な「太陽フレア」が相次いだ5月に次いで、ことし2番目の大きさとなっています。

      「磁気嵐」はその後も続いているということで、地磁気観測所は監視を続けています。

      情報通信研究機構は、「太陽フレア」の発生に伴ってGPSの位置情報や短波の無線通信などに影響が出るおそれがあり、注意を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014607061000.html

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    3. 太陽の活動「極大期」に NASAなど発表 GPSなどに不具合おそれ
      2024年10月16日 14時21分

      NASA=アメリカ航空宇宙局などは、太陽の活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表しました。この状態は今後1年は続く可能性があり、GPSや一部の無線通信などに不具合が出るおそれがあるということです。

      太陽はおよそ11年の周期で活動が活発になったり弱まったりすることがわかっていますが、NASAやNOAA=アメリカ海洋大気局は15日、活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表しました。

      極大期には、太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」などが発生し、その影響でGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに不具合が出るおそれがあるとしています。

      また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラが、より緯度の低い地域で見える可能性が高まるということです。

      ことし5月には、太陽フレアの影響で、日本を含む世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカでは、GPSを活用したサービスで太陽フレアが原因とみられる不具合が確認されるなど、経済活動にも影響が出ました。

      この時、太陽はすでに「極大期」に入っていたとみられ、NASAなどによりますと、今後1年は続く可能性があるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241016/k10014610871000.html

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  78. 「線状降水帯」5割が予測できず 的中は1割にとどまる 気象庁
    2024年10月17日 6時14分

    大雨をもたらす「線状降水帯」について、予測できなかったケースはおよそ5割だった一方、予測が的中したのは1割にとどまったことが気象庁のまとめで分かりました。

    「線状降水帯」は、発達した積乱雲が帯状に連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、予測された場合に、半日程度前に情報を発表して警戒を呼びかけています。

    気象庁によりますと、ことしは9月末までに「線状降水帯」の発表が、県や地域別に合わせて17回ありましたが、予測できなかったケースはおよそ5割にあたる9回でした。

    こうした「見逃し」の割合について、気象庁は、当初の想定の範囲だったとしています。

    一方、予測した81回のうち、的中したのは8回と、およそ1割にとどまり、当初見込んでいた4回に1回程度の的中率を大きく下回りました。

    「線状降水帯」の予測をめぐっては、精度が高まったとして、ことし5月に11のブロックから県や地域などの、より細かい単位で発表するようになりましたが、対象を絞り込めずに、多くの県や地域を挙げて空振りしたケースもあり、運用の見直しが的中率を下げる要因の1つとなりました。

    気象庁の森隆志長官は「検証を進めるとともに、予測精度の向上にも努めていく」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014611321000.html

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  79. 栃木 奥日光 残暑影響で紅葉の時期遅れる 例年より1週間以上
    2024年10月17日 14時55分

    紅葉の名所として知られる栃木県の奥日光では、先月の残暑の影響でカエデなどの葉が色づく時期が、例年より1週間以上、遅れているということです。

    栃木県日光市にある中禅寺湖の周辺や「いろは坂」などは、全国有数の紅葉の名所として知られていて、毎年、秋には国内外から大勢の観光客が訪れます。

    しかし、地元の観光案内所によりますと、ことしは先月の残暑の影響で、カエデやミズナラなどの葉が赤や黄色に色づく時期が、例年より1週間以上、遅れているということです。

    このうち、例年なら10月上旬に見頃を迎える「竜頭滝」の周辺では、ここ数日でようやく葉が色づき始めたということで、訪れた観光客たちは、ところどころが赤や黄色に染まった木々をバックに、写真撮影などをしていました。

    また中禅寺湖の周辺では、多くの木々が、まだ青々としていました。

    滝の近くで土産物店を営む室根順子さんは「ことしも暑い日が多かったので、観光客からは『ずいぶん紅葉が遅いですね』という声を聞きます」と話していました。

    「日光湯元ビジターセンター」の石井綾さんは「去年も紅葉が遅れたのですが、ことしはさらに遅れています。竜頭滝では今週末から来週にかけて、色づいてくると思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014611901000.html

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  80. 九州と中国地方で30度超 季節外れの暑さに 体調管理に注意
    2024年10月18日 13時58分

    18日は西日本を中心に晴れて気温が上がり、九州や中国地方では30度を超えて8月下旬並みの暑さとなっているところがあります。関東や紀伊半島などでは局地的に雨が強まっていて、低い土地の浸水や落雷、突風などにも十分注意してください。

    気象庁によりますと、西日本や北陸、東北などでは高気圧に覆われて晴れ、気温が上がっています。

    午後1時までの最高気温は
    ▽熊本県八代市で32.1度
    ▽大分県日田市で31.9度
    ▽島根県益田市で31.3度
    ▽福岡市で31度ちょうどなどと
    九州や中国地方の各地で8月下旬並みの暑さとなっています。

    福岡市では統計を取り始めてから最も遅い真夏日となっています。

    近畿や東海などでも30度前後まで気温が上がり、季節外れの暑さとなっているため、体調管理に注意してください。

    関東や紀伊半島など 大気の状態不安定 土砂災害など十分注意
    一方、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、関東や紀伊半島などでは大気の状態が不安定になり、雨雲が発達しているところもあります。

    ▽千葉県銚子市では午前11時半ごろまでの1時間に52ミリ
    ▽和歌山県那智勝浦町の色川では午後0時20分ごろまでの1時間に69.5ミリの、
    いずれも非常に激しい雨が降りました。

    和歌山県では土砂災害の危険性が高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    19日にかけて寒冷前線に向かって湿った空気が流れ込むため、広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みで、低い土地の浸水や土砂災害、落雷や突風にも十分注意が必要です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241018/k10014612761000.html

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