2024年9月21日

気象庁長期予報「9月から11月の平均気温、平年より高い」


2024年9月13日 17時17分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580921000.html

>気象庁によりますと、ことしは35度以上の猛暑日となった日の連続日数が、過去最多に並んだり更新したりした地点が相次ぎ、12日までに全国914の観測点のうち211地点と、4分の1近くにのぼっています。

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2024年9月3日 読売新聞「社説」
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240903-OYT1T50017/

>日本列島を直撃した台風10号は、遅い速度で迷走し、広い範囲に被害をもたらした。従来とは異なる珍しい現象だ。気象の激変で今後も増えるとみられ、警戒が欠かせない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5e645b41066b56e624496b85d60b2221e360ff

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2024年8月20日 16時50分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240820/k10014553661000.html

>気象庁の3か月予報によりますと、9月と10月を中心に平均気温は全国的に平年より高く、東日本や西日本の太平洋側では雨量が多くなりやすいと見込まれています。


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気象庁
ホーム > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 日本の天候の特徴と見通し
3か月予報
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/longfcst/3month/

https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000035.html



(書きかけ)





(№635 2024年8月26日)

82 件のコメント:

  1. 栃木県北部に線状降水帯、塩谷町付近で110ミリの猛烈な雨で記録的短時間大雨情報
    2024/08/26 00:43

     気象庁は26日、栃木県北部で線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして、栃木県に「顕著な大雨に関する情報」を出した。命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっているとして、注意を呼びかけている。

     気象庁は25日夜、午後11時20分までの1時間に栃木県塩谷町付近で約110ミリの雨があったとして、栃木県に記録的短時間大雨情報を出していた。

     気象庁によると、記録的短時間大雨情報は数年に一度しか発生しないような短期間の大雨を観測したり、解析したりしたときに発表される。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240825-OYT1T50087/

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    1. 栃木県北部で線状降水帯が発生 災害危険度高まる 厳重警戒を
      2024年8月26日 3時14分

      暖かく湿った空気の影響で東日本や西日本で大気の状態が非常に不安定になっていて、栃木県鹿沼市付近では午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。栃木県北部では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いていて、低い土地の浸水や土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

      気象庁によりますと、東日本や西日本では太平洋高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定になっています。

      栃木県鹿沼市付近では、レーダーによる解析で午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      栃木県では塩谷町付近でもレーダーによる解析で25日夜11時20分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるほか、その後も発達した雨雲がかかり続け、26日午前0時27分、栃木県北部で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      塩谷町では午前2時までの6時間の雨量が232.5ミリに達し、平年の8月1か月分(245ミリ)に匹敵する雨量となっています。

      これまでに降った雨で栃木県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      大気の不安定な状態はこのあと数時間続く見込みで気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体の避難情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      各地で浸水の情報相次ぐ

      栃木県内で記録的な大雨が観測される中、26日午前1時時点で各地で浸水の情報が寄せられ、自治体の職員などが確認しています。

      日光市消防本部によりますと、今市地区で「床下浸水している」という119番通報があり、消防が出動して状況を確認しているということです。

      ▽26日午前0時時点
      那須塩原市によりますと、市内の東大和地区の2世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

      塩谷町によりますと、町内の上平の1世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

      また、栃木北東地区消防指令センターによりますと、矢板市や大田原市で「床下浸水している」などといった119番通報が数件寄せられているということです。

      「顕著な大雨に関する情報」とは

      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      情報を待つことなく早めの避難を

      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      その上で、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけて欲しいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559221000.html

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    2. 栃木 塩谷町 役場職員が記録的大雨による被害状況を確認
      2024年8月26日 13時13分

      大気の状態が非常に不安定となり25日夜から26日朝にかけて平年の8月1か月分に匹敵する雨が降った栃木県塩谷町では、住民が自宅の敷地に流れ込んだ水をかき出したり、役場の職員が町内を見て回って被害状況を確認したりしています。

      塩谷町では、26日4時40分までの12時間に降った雨の量が236.5ミリに達し、平年の8月1か月分に匹敵する雨量となりました。

      町内の大宮地区に住む石下賢さんの住宅では、近くの用水路からあふれた水が庭や玄関などに流れ込み、石下さんが庭にたまった水をかき出す作業に追われていました。

      石下さんは、「自宅が低い土地にあるので、過去にも浸水したことがありましたが、今回がいちばんひどいです」と話していました。

      また町役場では、職員が2人1組で町内を見て回りながら、山から土砂が流れ込んで道路や用水路が崩れたり、田んぼや畑が水につかったりするなどの被害状況を確認しています。

      このうち、およそ70アールの敷地で、観賞用の菊を栽培している君嶋靖夫さんの農業用ハウスでは、育てていた半数近くの菊が近くの用水路から流れ込んできた水につかりました。

      君嶋さんは「最近、植えたばかりの菊は、だめになってしまうかもしれません。元どおりにするには、2、3か月はかかると思います」と話していました。

      町は、26日中に見回りを終えて被害の状況をまとめることにしていて、産業振興課の手塚正裕課長補佐は「県などにも支援を求めながら、1日も早い復旧につなげていきたい」と話していました。

      栃木県 大雨による被害(26日 9:00時点)
      25日夜からの記録的な大雨による被害について栃木県が26日午前9時の時点でまとめたところ、県内でけがをした人は確認されていないということです。

      また住宅については、床上浸水が日光市で1棟、床下浸水が日光市と鹿沼市で2棟ずつ、那須塩原市と塩谷町で1棟ずつで、合わせて7棟の被害が確認されているということです。

      このほか大雨の影響で、午前5時ごろに鹿沼市で1000戸余り、日光市で400戸余りが停電しましたが、およそ1時間半後にほとんど復旧しました。

      一方、交通機関ではJR日光線が安全のためにスピードを落として運転しているため、午前11時半時点で、2時間以上の遅れが発生しているということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559641000.html

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  2. 台風10号 27日以降 西日本 奄美に接近へ きょうのうちに備えを
    2024年8月26日 6時45分

    強い台風10号は27日以降西日本や鹿児島県の奄美地方に接近し、猛烈な風が吹くおそれがあるほか、西日本と東日本の太平洋側では大雨となる見込みです。気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。台風への備えは26日のうちに終えるようにしてください。

    気象庁の観測によりますと、強い台風10号は26日午前6時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいます。

    中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。

    台風は今後も発達しながら北上し、27日以降西日本や鹿児島県の奄美地方に接近する見込みです。台風の接近に伴い西日本では次第に風が強まり、27日の最大風速は九州南部と奄美地方で30メートルと走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹くおそれがあり、最大瞬間風速は45メートルと予想されています。

    その後さらに風が強まり、28日の最大風速は九州南部と奄美地方で45メートルと一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、四国で25メートル、近畿と九州北部で20メートル、最大瞬間風速は九州南部と奄美地方で60メートル、四国で35メートル、近畿と九州北部で30メートルと予想されています。

    西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

    また、西日本と東日本の太平洋側を中心に台風が接近する前から雨が降り始め、大雨となる見込みで27日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで東海で150ミリ、近畿で120ミリ、四国で100ミリ、

    その後、28日朝までの24時間には東海と九州南部で200ミリ、四国で150ミリ、奄美地方で120ミリ、近畿と九州北部で100ミリと予想されています。

    台風の動きが遅いため、その後もさらに雨量が増えるおそれもあります。

    海上は、西日本を中心にうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

    気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    台風の進路予想には幅があり、情報が更新されるたびに大きく変わっています。

    備えは26日のうちに

    今後の情報に注意するとともに、飛ばされやすいものを屋内にしまったり、避難のタイミングや方法を確認したりするなど備えは26日のうちに終えるようにしてください。

    過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    1. 台風10号 気象庁・国交省会見「西日本中心に猛烈な風 大雨も」
      2024年8月26日 13時36分

      台風10号の影響について気象庁と国土交通省は午後1時半から合同で記者会見を開き、気象庁の立原秀一主任予報官は、台風は今後暴風域を伴って非常に強い勢力で西日本から鹿児島県の奄美地方に接近するおそれがあるという見通しを示しました。

      その上で、「西日本を中心に猛烈な風となるところがあるほか、海は猛烈にしける見込みだ。24時間に降る雨の量が西日本を中心に東日本を含め多いところで300ミリから400ミリと予想され、大雨による災害発生の危険度が高まるおそれがある」と述べ、暴風や高波に加え、大雨による土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559511000.html

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    2. 台風10号 27日から奄美に接近 暴風 土砂災害など厳重警戒を
      2024年8月26日 18時17分

      強い台風10号は、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くおそれがあるほか、奄美地方と西日本から東日本の太平洋側では大雨となる見込みです。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      非常に強い勢力で奄美地方にかなり接近
      気象庁の観測によりますと、強い台風10号は26日午後3時には日本の南の海上を1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいます。

      中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風となっています。

      台風は発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方に非常に強い勢力で、かなり接近すると予想されています。

      台風の接近に伴い、しだいに風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で30メートルと走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で20メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽奄美地方で45メートル、
      ▽九州南部で30メートルと予想されています。

      その後、さらに風が強まり、28日の最大風速は九州南部と奄美地方で45メートルと一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、九州北部で30メートル、四国で23メートル、近畿で18メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽九州南部と奄美地方で60メートル、
      ▽九州北部で45メートル、
      ▽四国で35メートル、
      ▽近畿で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      西日本~東日本の太平洋側で大雨も
      奄美地方と西日本から東日本の太平洋側を中心に29日ごろにかけて大雨となる見込みです。

      27日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海で180ミリ、
      ▽九州南部と近畿で120ミリ、
      ▽奄美地方と四国で100ミリと予想されています。

      その後、28日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で400ミリ、
      ▽奄美地方と東海で200ミリ、
      ▽九州北部と四国で150ミリ、
      ▽近畿で120ミリと予想されています。

      さらに、今月29日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で500ミリ、
      ▽九州北部と四国、近畿、東海で300ミリ、
      ▽奄美地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      海上は奄美地方と西日本を中心に、27日から28日にかけて、うねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      予想進路に幅 情報に注意を
      台風の進路予報には幅があり、情報が更新されるたびに変わっています。

      今後の情報に注意するとともに、避難のタイミングや方法を確認するなど、備えを進めてください。

      過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることから、スケジュールを見直すことも重要な対策です。

      政府 情報連絡室を設置
      台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

      官房長官「早め早めに命守る行動を」
      林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    3. 台風10号 27日から奄美に接近 東海では線状降水帯発生のおそれ
      2024年8月26日 23時55分

      強い台風10号は、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くと予想されています。

      東海では、27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるなど、奄美地方や西日本から東日本の太平洋側で大雨となる見込みで、気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      暖かく湿った空気で雨雲が発達 非常に激しい雨も
      気象庁によりますと、強い台風10号は、26日午後11時には鹿児島県奄美市の東南東220キロの海上を1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径55キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      東海や近畿などでは、台風などから流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達していて、午後10時までの1時間に愛知県田原市では60.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

      台風は、発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、27日から28日にかけて鹿児島県の奄美地方に非常に強い勢力でかなり接近すると予想されています。

      猛烈な風が吹くおそれ 最大瞬間風速60メートルも

      台風の接近に伴い次第に風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で30メートルと、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で20メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は、奄美地方で45メートル、九州南部で30メートルと予想されています。

      その後さらに風が強まり、28日の最大風速は、
      ▽九州南部と奄美地方で45メートルと、一部の住宅が倒壊するおそれがある猛烈な風が吹くほか、
      ▽九州北部で30メートル
      ▽四国で23メートル
      ▽近畿で18メートルと予想されています。

      最大瞬間風速は
      ▽九州南部と奄美地方で60メートル
      ▽九州北部で45メートル
      ▽四国で35メートル
      ▽近畿で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      今月29日ごろにかけ大雨 線状降水帯発生のおそれも

      また、奄美地方と西日本から東日本の太平洋側を中心に今月29日、木曜日ごろにかけて大気の状態が非常に不安定になり大雨となる見込みです。

      特に、東海の愛知県と岐阜県、三重県、静岡県では27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      27日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海で250ミリ
      ▽九州南部と奄美地方で150ミリ
      ▽近畿で120ミリ
      ▽四国で100ミリ
      ▽九州北部で80ミリと予想されています。

      その後、28日夜遅くまでの24時間には
      ▽九州南部と奄美地方で400ミリ
      ▽東海で200ミリ
      ▽九州北部と四国で150ミリ
      ▽近畿で120ミリと予想されています。

      さらに、今月29日夜遅くまでの24時間には
      ▽九州南部で500ミリ
      ▽九州北部と四国、近畿、東海で300ミリ
      ▽奄美地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      海上は猛烈なしけとなるおそれ

      海上は、奄美地方と西日本を中心に27日から28日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      予想進路に幅 情報に注意を

      台風の進路予報には幅があり、情報が更新されるたびに変わっています。

      今後の情報に注意するとともに、避難のタイミングや方法を確認するなど、備えを進めてください。

      過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。

      進路予報 なぜ幅が?

      台風10号の進路について、数日前の予報では、予報円の中心を通った場合、東海や四国などに接近すると予想されていました。

      しかし、情報が更新されるたびに進路は西寄りに変わり、26日夕方の時点では鹿児島県の奄美地方にかなり接近する予想となっています。また、予報円も大きく進路があまり定まっていません。

      こうした理由について気象庁は、台風を動かす周辺の風が弱いためだとしています。

      気象庁によりますと、当初、台風は太平洋高気圧の縁を沿うように北上を続けたあと、本州の北側を流れる偏西風の影響を受けて北東寄りに進むとみられていました。

      しかし、台風の西側にある寒気を伴った風の循環、「寒冷渦」の影響が強まったことから「寒冷渦」に引き寄せられるような形で西寄りに進みました。

      その後は、「寒冷渦」の影響が小さくなったことに伴って、周辺の風が弱くなり、台風が偏西風の流れに乗るかどうか予想が難しくなっているということです。

      専門家 “離れた場所でも大雨の可能性”

      強い台風10号について台風のメカニズムに詳しい専門家は、進路は従来の予想より西寄りになったとしても大量の水蒸気が流れ込むため、中心から離れた近畿や東海などでも大雨になる可能性があるとして厳重な警戒が必要だと指摘しています。

      台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は台風10号について、進路にあたる海水温が高いため、日本列島に接近した際に勢力が最も強くなるおそれがあり、台風の周辺で暴風が吹き荒れるおそれがあると指摘しています。

      また、坪木教授は台風の南東側に大量の水蒸気の帯があり、今後、太平洋側に流れ込むこむ可能性を指摘しています。

      こうした状況では台風の中心から1000キロ離れていても大雨になるおそれがあるとして、進路が西寄りになったとしても四国や近畿、東海のほか、関東でも大雨になる可能性はあると指摘しています。

      坪木教授は「勢力の強まり方や進路の不確実性、大量の水蒸気が流入しているという特徴を考えると極めて危険な台風と言える。現段階で進路の予測が難しいが、台風が接近する可能性がある地域の人は暴風への対応を進めてほしい。また、接近しなくても大雨が降るという前提で対策を立てることも重要だ」と呼びかけています。

      政府 情報連絡室を設置

      台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

      官房長官「早め早めに命守る行動を」

      林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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  3. 山形・秋田大雨1か月、浸水・孤立後に集団移転望む集落も
    2024/08/26 15:00

    1か月たっても屋外に汚れた家財が積み上げられたままの蔵岡地区(25日、山形県戸沢村で)

     山形、秋田両県で5人が死亡、1人が行方不明となった記録的な大雨から、25日で1か月となった。浸水などの住宅被害は2000棟を超え、想定外だった集落の孤立も相次いだ。将来の災害をにらみ、生活再建の課題も浮かび上がっている。

    ほぼ全世帯被害

     大雨被害として「過去最悪、最大」(吉村美栄子知事)となった山形県。全半壊や床上・床下浸水などを合わせ、住宅被害は暫定でも2000棟近くに上る。

     最上川が氾濫した戸沢村の蔵岡地区(69世帯198人)では、堤防を越えて押し寄せた濁流でほぼ全世帯が床上浸水の被害に遭った。23日現在も36世帯88人が避難所に身を寄せる。将来の安全を考え、住民からは集団移転を望む声も出ている。

     蔵岡地区の副会長を務める早坂修一さん(65)は16日、村による住民説明会で「集団移転も考えられないか」と提案した。村などによると、説明会の出席者約90人の住民に移転希望を尋ねたところ、8割程度が挙手したという。

     この地域は住民同士のつながりが強い。佐藤一春さん(79)は「散り散りになるよりも、集団で移転したい」と話す。芦原良子さん(87)も「友だちがたくさんいる。蔵岡のみんなで一緒にいられるのがいい」と望む。

     加藤文明村長は取材に対し、「地域の方々の生命や財産を守るためには、(現在の場所に)住んでもらっていいのか」と話し、集団移転も視野に「まずは住民と意見交換し、合意形成を図りたい」としている。 

    防災計画で対象外

     「一晩であっという間に孤立した。道路が全て通れなくなったのは初めて」。秋田県由利本荘市東由利地区の大吹川集落で暮らす農業太田さだ子さん(73)は驚く。自宅に通じる3本の道路は大雨で不通になり、今も2本は復旧していない。

     東由利地区では7月24日夕からの大雨で土砂崩れや路面崩落が発生し、7集落の42世帯103人が孤立した。孤立は1日半ですべて解消したが、住民の間では「長引けば大変だった」と不安感が増している。袖山集落で暮らす畠山幸子さん(82)は、市のコミュニティーバスで月3回通院するが、「元に戻っていない道を使うのは怖い。また大雨が降って病院に行けなくなると困る」と心配する。

     孤立は想定外だった。市の地域防災計画には、大雨や積雪で孤立が想定される地域として34集落が明記されていたが、今回の7集落は含まれていなかった。市街と行き来する道路が1本のみの集落を対象としていたためだ。市は今後、孤立想定を見直す方針だ。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240826-OYT1T50002/

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  4. 台風10号 奄美地方接近へ 午前は東海で線状降水帯発生のおそれ
    2024年8月27日 6時29分

    強い台風10号は、28日にかけて、鹿児島県の奄美地方にかなり接近し、猛烈な風が吹くと予想されています。

    東海では、28日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるなど、奄美地方や、西日本から東日本の太平洋側で大雨となる見込みで、気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、強い台風10号は、27日午前7時には鹿児島県奄美市の東140キロの海上を1時間に10キロの速さで西北西へ進んでいるとみられます。

    中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径95キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いています。


    東海や北海道では雨雲が発達し、午前5時までの1時間には三重県大紀町の藤坂峠で47.5ミリ、北海道松前町で30.5ミリの激しい雨を観測しました。

    猛烈な風が吹くおそれ 最大瞬間風速60メートルも

    台風は発達しながら西寄りに進んだあと進路を北寄りに変える見込みで、28日にかけて、奄美地方に非常に強い勢力でかなり接近すると予想されています。

    台風の接近に伴って風が強まり、27日の最大風速は奄美地方で40メートルと、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、九州南部で23メートルと予想されています。

    最大瞬間風速は奄美地方で60メートル、九州南部で35メートルと予想されています。

    28日の最大風速は、
    ▽九州南部と奄美地方で40メートルと猛烈な風が吹くほか、
    ▽九州北部で20メートル、
    ▽四国で18メートルと予想されています。

    28日の最大瞬間風速は
    ▽九州南部と奄美地方で60メートル、
    ▽九州北部で30メートル、
    ▽四国で25メートルと予想されています。

    西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

    27日の午前中 特に東海では災害の危険度 急激に高まるおそれ
    奄美地方や西日本から東日本の太平洋側を中心に、29日木曜日ごろにかけて大雨となる見込みです。

    特に東海の愛知県と岐阜県、三重県、静岡県では27日の午前中に線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    28日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽奄美地方で300ミリ、
    ▽東海と九州南部で200ミリ、
    ▽九州北部と四国、近畿で100ミリと予想されています。

    その後29日朝までの24時間には
    ▽九州南部で500ミリ、
    ▽奄美地方で400ミリ、
    ▽四国で300ミリ、
    ▽九州北部と近畿、東海で200ミリと予想されています。

    さらに30日朝までの24時間には
    ▽九州南部で600ミリ、
    ▽九州北部で400ミリ、
    ▽四国、近畿、東海で300ミリ、
    ▽中国地方で150ミリ、
    ▽奄美地方で100ミリの雨が降る見込みです。

    海上では猛烈なしけに

    海上は、奄美地方と西日本を中心に29日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

    気象庁は、暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    台風から離れた場所でも大雨のおそれ 最新の情報に注意
    今回の台風は非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

    不要不急の外出を控え、気象の情報や自治体から発表される避難に関する情報など、最新の情報に注意し早めに安全な場所へ避難するようにしてください。

    過去には外出先で被害に遭うケースも相次いでいることからスケジュールを見直すことも重要な対策です。

    進路予報 なぜ幅が?

    台風10号の進路について、数日前の予報では、予報円の中心を通った場合、東海や四国などに接近すると予想されていました。

    しかし、情報が更新されるたびに進路は西寄りに変わり、26日夕方の時点では鹿児島県の奄美地方にかなり接近する予想となっています。また、予報円も大きく進路があまり定まっていません。

    こうした理由について気象庁は、台風を動かす周辺の風が弱いためだとしています。

    気象庁によりますと、当初、台風は太平洋高気圧の縁を沿うように北上を続けたあと、本州の北側を流れる偏西風の影響を受けて北東寄りに進むとみられていました。

    しかし、台風の西側にある寒気を伴った風の循環、「寒冷渦」の影響が強まったことから「寒冷渦」に引き寄せられるような形で西寄りに進みました。

    その後は、「寒冷渦」の影響が小さくなったことに伴って、周辺の風が弱くなり、台風が偏西風の流れに乗るかどうか予想が難しくなっているということです。

    専門家 “離れた場所でも大雨の可能性”

    強い台風10号について台風のメカニズムに詳しい専門家は、進路は従来の予想より西寄りになったとしても大量の水蒸気が流れ込むため、中心から離れた近畿や東海などでも大雨になる可能性があるとして厳重な警戒が必要だと指摘しています。

    台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は台風10号について、進路にあたる海水温が高いため、日本列島に接近した際に勢力が最も強くなるおそれがあり、台風の周辺で暴風が吹き荒れるおそれがあると指摘しています。

    また、坪木教授は台風の南東側に大量の水蒸気の帯があり、今後、太平洋側に流れ込むこむ可能性を指摘しています。

    こうした状況では台風の中心から1000キロ離れていても大雨になるおそれがあるとして、進路が西寄りになったとしても四国や近畿、東海のほか、関東でも大雨になる可能性はあると指摘しています。

    坪木教授は「勢力の強まり方や進路の不確実性、大量の水蒸気が流入しているという特徴を考えると極めて危険な台風と言える。現段階で進路の予測が難しいが、台風が接近する可能性がある地域の人は暴風への対応を進めてほしい。また、接近しなくても大雨が降るという前提で対策を立てることも重要だ」と呼びかけています。

    政府 情報連絡室を設置

    台風10号の接近に伴い、政府は26日午後3時、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集と警戒にあたっています。

    官房長官「早め早めに命守る行動を」

    林官房長官は26日の記者会見で、「官邸危機管理センターに設置した情報連絡室で情報収集を進めており、引き続き緊張感を持って対応にあたっていく。地域の避難情報や最新の気象情報に留意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、少しでも危険を感じれば、ちゅうちょせず早め早めにみずからの命を守る行動を取ってもらいたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559061000.html

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    1. 【台風10号】住宅倒壊の猛烈な風 線状降水帯のおそれ 厳重警戒
      2024年8月27日 23時59分

      非常に強い台風10号は、この時間、鹿児島県の奄美地方に最も近づいていて28日にかけての奄美地方や種子島・屋久島地方の最大瞬間風速は65メートルから70メートルと一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くと予想されています。

      奄美地方を含む鹿児島県と、宮崎県では28日の夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあるほか、台風本体から離れた西日本や東日本でも局地的な大雨になっています。

      気象庁は、暴風や高波、高潮、それに大雨による土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      台風10号はこの時間、鹿児島県の奄美地方に最も近づいていて、奄美大島などが暴風域に入っています。

      喜界島では午後7時すぎに44.2メートルの最大瞬間風速を観測しましたが、その後、観測データが欠測した時間があり、暴風の影響とみられるということです。

      また、東海や四国などでは台風などから流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨が強まっています。

      午後11時までの1時間には▽静岡県浜松市船明でで51ミリの非常に激しい雨が降ったほか、▽兵庫県佐用町では31ミリの激しい雨が降りました。

      また、愛知県新城市では午後10時40分までの48時間に降った雨の量が304.5ミリに達し、8月としては統計を取り始めた2003年以降最も多い記録的な大雨となっています。

      これまでに降った雨で静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      【風の見通し】猛烈な風 奄美地方では住宅倒壊のおそれも
      今後の見通しです。

      台風はさらに発達し、28日にかけて、非常に強い勢力のまま九州へと近づく見込みです。

      28日の最大風速は、
      ▽奄美地方で50メートルと猛烈な風が吹くほか、
      ▽九州南部で45メートル、
      ▽九州北部で20メートル、
      ▽四国で18メートル、

      最大瞬間風速は
      ▽奄美地方で70メートルと一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くと予想されています。
      ▽九州南部も65メートルと予想されているほか
      ▽九州北部と四国で30メートルと予想されています。

      西日本ではその後も猛烈な風が吹くおそれがあります。

      奄美地方 喜界島で被害 野球場のベンチ倒れる 標識落下も

      27日午後7時すぎに最大瞬間風速44.2メートルを記録した鹿児島県の奄美地方にある喜界島では、強風による被害が出ています。

      喜界町によりますと野球場のベンチが倒れたり、県道の案内標識が落下したりしたほか、倒木5件が報告されました。

      また、県によりますと喜界中学校の渡り廊下の屋根がはがれたということです。

      いずれもけが人はいませんでした。

      【大雨の見通し】鹿児島 宮崎で線状降水帯のおそれ

      また、九州南部を中心に記録的な大雨となるおそれがあるほか、台風から離れた東日本や西日本でも29日・木曜日ごろにかけて大雨となる見込みです。

      奄美地方を含む鹿児島県や宮崎県では27日夜から28日夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      28日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽奄美地方で400ミリ、
      ▽九州南部で300ミリ、
      ▽東海で200ミリ、
      ▽四国で120ミリ、
      ▽九州北部と近畿で100ミリ、
      その後、29日夕方までの24時間には
      ▽九州南部で600ミリ、
      ▽九州北部で400ミリ、
      ▽奄美地方と四国で300ミリ、
      ▽近畿と東海で200ミリ、
      ▽中国地方で100ミリと予想されています。

      さらに、30日夕方までの24時間には
      ▽九州南部と四国で400ミリ、
      ▽九州北部と近畿、東海で300ミリ、
      ▽中国地方で200ミリの雨が降る見込みです。

      【海上の見通し】猛烈なしけに

      海上は、奄美地方と西日本を中心に29日にかけてうねりを伴って猛烈なしけとなるおそれがあります。

      気象庁は、暴風や高波、高潮のほか大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      台風から離れた場所でも大雨のおそれ 最新の情報に注意

      今回の台風は非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

      不要不急の外出を控え、気象の情報や自治体から発表される避難に関する情報など、最新の情報に注意し早めに安全な場所へ避難するようにしてください。

      北日本でも警戒を雷伴い激しい雨のおそれ

      一方、前線や湿った空気の影響で、北日本では28日明け方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になり、北海道や岩手県などでは局地的に雨雲が発達しています。
      北海道では27日夜遅くにかけて、東北北部では28日明け方にかけて雷を伴い、1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨になるところがある見込みです。
      28日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、東北北部で120ミリ、北海道や東北南部で100ミリと予想されています。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
      あたりが急に暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。

      北海道 厚真町で最多雨量 2棟の住宅で床下浸水

      北海道厚真町では27日午前10時40分までの6時間に降った雨の量が107ミリに達し、6時間の降水量としては、統計を取り始めた1976年以降で、最も多くなりました。

      厚真町によりますと、この大雨の影響で住民から浸水に関する連絡が18件寄せられ、詳しく調べたところ、2棟の住宅で床下が水につかる被害が確認されたということです。

      町内に暮らす70代の女性は、「雨がすごくて、家のすぐ近くまで水がきて怖かった」と話していました。

      日本気象協会 “過去最多雨量の1.5倍超のおそれ”

      非常に強い台風10号に伴う大雨の見通しについて、日本気象協会は推計結果をまとめました。

      その結果、今月31日までの72時間に降る雨の量が九州南部や四国の広い範囲で800ミリを上回り、最も多いところでは1300ミリに達する見込みだということです。

      この地域の過去のデータと比較したところ、九州や四国ではこの15年余りに観測された中で最も多かった雨量の1.5倍を超える記録的な大雨となるおそれがあるとしています。

      また、これまでに発生した災害を検証した結果、過去の最多雨量の1.5倍を超えると災害のリスクが急激に高まり犠牲者が急増する可能性があると指摘しています。

      日本気象協会 “九州・四国 河川の氾濫に警戒を”

      台風10号は速度がゆっくりで同じ場所に長時間にわたって雨が降り続くことが予想され、西日本から東日本の太平洋側を中心に大河川も含めた多くの河川で氾濫に警戒が必要だとしています。

      現時点で流域の平均雨量を予測した結果、
      九州の▽肝属川、▽山国川、▽川内川、▽球磨川、
      四国の▽吉野川、▽重信川、▽仁淀川では、
      国が管理する区間で現状の整備水準を超える規模の雨量が予測されていて、氾濫が発生するおそれがあるとしています。

      洪水のハザードマップを早めに確認し、浸水の可能性がある場所や避難経路などを把握して備えを進めてほしいとしています。

      また、土砂災害が広域で多数発生することにも警戒が必要で、雨量が多くなる前から早めの行動を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014560581000.html

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  5. 盛岡市北部付近で記録的な大雨 災害発生の危険迫る
    2024年8月27日 19時24分

    気象庁によりますと、盛岡市北部付近では、レーダーによる解析で午後7時10分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

    災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561361000.html

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    1. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月27日 21時07分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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    2. 岩手 NEWS WEB
      盛岡市危機管理防災課「少なくとも市内4地区で道路冠水」
      08月27日 21時00分

      盛岡市危機管理防災課によりますと、27日午後8時半時点で、少なくとも市内の4つの地区で「道路が冠水している」という情報が市民から寄せられているということです。

      道路の冠水の情報が寄せられているのは、
      ▽西青山2丁目、
      ▽月が丘1丁目、
      ▽上田1丁目、
      ▽東山1丁目です。

      市では、引き続き情報収集を行うとともに、冠水の原因を調べています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240827/6040022774.html

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    3. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月27日 22時43分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      盛岡市南部 国道の一部冠水 リンゴ畑でも一面に水
      27日夜、猛烈な雨が降ったとみられる盛岡市南部では国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっているのが確認されました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。

      この影響で盛岡市門の国道396号線では午後9時すぎ、大人のひざ下ほどの高さまで水につかり、少なくとも3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した付近では警察が通行止めにして車の誘導を行っていました。

      また、道路わきのリンゴ畑でも一面に水が広がっていてリンゴの木の葉っぱ近くの高さまで浸水していました。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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    4. 岩手 NEWS WEB
      盛岡市で国道の一部が冠水 複数の車が動けなくなる
      08月27日 22時31分

      盛岡市に27日夜降った大雨の影響で、市南部の郊外を通る国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっている様子が確認できました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では、27日午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      市内を通る国道396号線は、午後9時すぎ、市の南部にある盛岡市門で大人のひざ下ほどの高さまで水につかっている場所があり、確認できるだけで3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した場所の近くでは、警察が車が入らないように通行止めをしていて、時折、通ろうとした車が警察官に案内されて引き返していました。

      また、道路わきのリンゴ畑は一面に水が広がっていて木の根っこは見えず、葉っぱ近くの高さまで水面が上がっていました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240827/6040022775.html

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    5. 岩手県内陸で線状降水帯が発生 記録的な大雨 災害の危険度迫る
      2024年8月28日 2時38分

      前線や湿った空気の影響で北日本では大気の状態が非常に不安定になっていて、岩手県内陸では線状降水帯が発生したほか、盛岡市薮川で1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北海道付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本では大気の状態が非常に不安定になり、岩手県では局地的に雨雲が発達しています。

      ▽盛岡市北部付近では午後7時10分までの1時間に、
      ▽盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間に、いずれもレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。

      また、午後8時20分までの1時間に
      ▽盛岡市薮川で100ミリの猛烈な雨が降ったほか、
      ▽盛岡市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました。

      岩手県内陸では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして午後8時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北日本では28日の明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、このあとも局地的に発達した雨雲がかかり続けるおそれがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      自治体が発表する避難の情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

      【被害まとめ】午後11時現在
      消防によりますと、大雨の影響で盛岡市内では午後11時時点で床下浸水が9棟、床上浸水が5棟で確認されているということです。

      また、上米内米内沢地区では米内川があふれて住民が橋を渡れなくなり、4世帯が孤立していると通報が寄せられているほか、上米内畑地区では近くの沢が増水して1世帯9人が孤立しているということです。

      葛巻町によりますと、町内の複数の住宅で床下浸水の被害が起きていて地元の消防団が状況を確認しているということです。

      盛岡市南部 国道の一部冠水 リンゴ畑でも一面に水
      27日夜、猛烈な雨が降ったとみられる盛岡市南部では国道の一部が冠水し、複数の車が動けなくなっているのが確認されました。

      気象庁によりますと、盛岡市南部付近では午後7時20分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。

      この影響で盛岡市門の国道396号線では午後9時すぎ、大人のひざ下ほどの高さまで水につかり、少なくとも3台の車が動けなくなっていました。

      冠水した付近では警察が通行止めにして車の誘導を行っていました。

      また、道路わきのリンゴ畑でも一面に水が広がっていてリンゴの木の葉っぱ近くの高さまで浸水していました。

      盛岡 道路の冠水相次ぐ
      盛岡市では27日夕方、大雨の影響で道路のアンダーパスが冠水し、車2台が動けなくなりました。

      警察によりますと午後5時半ごろ、盛岡市みたけで市道のアンダーパスが冠水し、軽自動車と乗用車合わせて2台が動けなくなりました。

      およそ1時間後に冠水は解消され、けがをした人はいないということです。

      また、盛岡市上田の岩手県立中央病院前の交差点付近では午後6時半ごろ道路が冠水し、車が水を大きくはね上げながら通行していました。

      また、歩行者は大人のひざ下あたりまで水につかりながら横断歩道を渡っていました。

      「顕著な大雨に関する情報」とは
      「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

      「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

      この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

      情報が発表される基準は、
      ▽3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、
      ▽その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

      また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

      【間に合わないケースも】
      注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

      気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

      また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

      このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

      そのうえで、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561391000.html

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  6. 東京都や神奈川県で震度3の揺れ
    2024年8月28日 2時29分

    28日午前2時5分ごろ、東京都や神奈川県で震度3の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

    各地の震度は、震度3が、東京都の▽八王子市▽町田市▽東村山市▽西東京市▼横浜市の神奈川区▽南区▽保土ケ谷区▽磯子区▽港北区▽戸塚区▽旭区▽瀬谷区▽泉区、それに▼川崎市川崎区と▼相模原市中央区でした。

    このほか、震度2や1の揺れを関東地方を中心に広い範囲で観測しました。

    震源地は神奈川県東部で、震源の深さは40キロ。

    地震の規模を示すマグニチュードは4.1と推定されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014561721000.html

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  7. 台風10号 「最大級の警戒 身の安全確保を」 気象庁が会見
    2024年8月28日 16時43分

    気象庁は午後1時、奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を発表しました。

    奄美地方を除く鹿児島県には非常に強い台風10号が接近する見込みで、住宅が倒壊するような猛烈な風や高波による広い範囲の浸水といった数十年に一度しかないような大規模な災害の発生が予想されていて、最大級の警戒が必要です。

    気象庁は自治体が発表する避難指示などの情報に従って安全な場所に避難するなど、台風が近づく前に早めに安全を確保するよう呼びかけています。

    今回のような「台風の特別警報」が出されたのは、おととし9月に台風14号の接近に伴って発表されて以来4回目です。

    気象庁「避難情報に従い身の安全確保を」
    奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を発表したことについて、気象庁と国土交通省は午後2時から記者会見を開いて説明しました。

    気象庁の杉本悟史予報課長は「鹿児島県ではこれまでに経験したことのないような暴風、高波、高潮が発生するおそれがある。一部の住家が倒壊するような猛烈な風が吹く見込みで、暴風が吹き始める前に頑丈な建物の中に移動するとともに屋内では窓から離れてほしい。台風の進路によるが、発表した特別警報はあすの昼ごろまで続く可能性は高いと思う。高潮や洪水による浸水が想定される区域や土砂災害警戒区域などでは、暴風が吹き始める前に避難することが重要だ」と呼びかけました。

    さらに「記録的な大雨となり、大雨特別警報を発表する可能性もあることから最大級の警戒をしてほしい」と述べました。

    そのうえで「自分の命、大切な人の命を守るため、市町村の避難の情報に従って身の安全を確保してほしい」と呼びかけました。

    2024年8月28日 14時19分 更新

    国交省「接近予想の地域では停電や断水を視野に入れ準備を」
    また、国土交通省の小島優 河川環境課長は「ダムでは事前に放流するなど氾濫を防止するための対策を実施しているが、台風の接近に伴う長時間の大雨などで氾濫の危険性が高まる。今後、台風の接近が予想される地域ではハザードマップの確認のほか、停電や断水を視野に入れた準備をしてほしい」と呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562081000.html

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    1. 台風10号 九州四国の雨量 過去最多の2倍の可能性 日本気象協会
      2024年8月28日 19時13分

      台風10号に伴う大雨の見通しについて、日本気象協会は九州や四国では今月31日・土曜日までの72時間に降る雨の量が多いところで1200ミリに達し過去に最も多かった量の2倍にのぼる可能性もあるとする推計結果を公表しました。

      日本気象協会は、台風10号の影響で今月31日・土曜日までの72時間に降る雨の量を独自に予測しました。

      その結果、九州や四国の広い範囲で800ミリを上回り、多いところでは1200ミリに達する見込みで、この15年余りで最も多かった雨量の1.5倍を上回るほか、多いところでは2倍にのぼるおそれがあるということです。

      過去の災害を検証したところ、これまでで最も多かった雨量の1.5倍を超えると災害のリスクが急激に高まり犠牲者が急増する可能性があるという検証結果もあるとして、雨量が多くなる前に早めに避難するよう呼びかけています。

      多くの川で氾濫に厳重警戒を
      また、台風10号は進む速度が遅いため同じ場所に長時間にわたって雨が降り続くおそれがあり、西日本から東日本の太平洋側を中心に多くの川で氾濫に厳重な警戒が必要だとしています。

      28日の時点で流域の平均雨量を予測した結果、
      ▼九州の▽肝属川と▽川内川、▽球磨川、▽山国川、▽大分川、
      ▼四国の▽吉野川、▽仁淀川、▽肱川では、
      国が管理する区間で氾濫が発生するおそれがあるとしています。

      日本気象協会は、洪水のハザードマップを早めに確認し、浸水の可能性がある場所や避難経路を把握するなど備えを進めてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562681000.html

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    2. 鹿児島県で線状降水帯が発生 災害の危険性 急激に高まる
      2024年8月28日 19時48分

      気象庁は28日午後7時37分、奄美地方を除く鹿児島県で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      「線状降水帯」は、発達した積乱雲が次々と連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240828/k10014562721000.html

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  8. 【台風10号】“過去最強クラス”の可能性 頑丈な建物へ
    2024年8月29日 5時20分

    非常に強い台風10号は、鹿児島県を暴風域に巻き込みながら北へ進んでいて、気象庁は奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を、鹿児島県薩摩地方に高潮の特別警報を発表しました。
    宮崎県では線状降水帯が発生し、気象庁が「顕著な大雨に関する情報」を発表したほか、各地で風も強まっていて、暴風や高波、高潮、それに大雨にも厳重な警戒が必要です。
    災害の危険度が急激に高くなるおそれがあり、頑丈な建物で安全を確保して過ごすようにしてください。

    鹿児島県の薩摩地方や大隅地方の広い範囲が暴風域に入っています。

    ▽鹿児島県枕崎市では29日午前1時前に51.5メートルと猛烈な風が吹いたほか、
    ▽鹿児島県南さつま市で午前3時半前に37.3メートル、
    ▽鹿児島市で午前2時前に36.1メートル、
    ▽宮崎市田野で午前1時すぎに32.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

    この時間は、台風が近づいている九州を中心に、四国や東海など離れた地域でも暖かく湿った空気が流れ込み雨が強まっています。

    宮崎県美郷町付近では29日午前2時までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。

    午前3時すぎには気象庁は宮崎県の北部平野部、北部山沿いで線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

    その後も発達した雨雲が流れ込み続け、午前4時までの1時間には
    ▽宮崎県美郷町南郷で48.5ミリ、
    ▽熊本県高森町で41ミリ、
    ▽鹿児島県錦江町で39.5ミリの激しい雨が降りました。

    また、午前4時までの24時間に降った雨の量は、
    ▽宮崎県美郷町南郷で502ミリ、
    ▽鹿児島県肝付町前田で464.5ミリに達しています。

    宮崎県と鹿児島県、熊本県、愛媛県、それに静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか宮崎県を流れる広渡川、酒谷川、鹿児島県を流れる肝属川水系、万之瀬川・加世田川に氾濫危険情報が発表されています。

    非常に強い勢力で鹿児島へ鹿児島に特別警報
    台風は29日に非常に強い勢力のまま九州へと近づき、その後、上陸するおそれがあります。

    気象庁は28日に奄美地方を除く鹿児島県に暴風と波浪の特別警報を、鹿児島県の薩摩地方に高潮の特別警報を発表しました。

    一部の住宅が倒壊するような猛烈な風や高潮、高波による広い範囲の浸水といった数十年に一度しかないような大規模な災害の発生が予想され、最大級の警戒が必要です。

    奄美地方では29日、西日本では30日にかけて猛烈な風が吹くおそれがあり、
    ▽29日の最大風速は
    ▼九州南部で50メートル、
    ▼九州北部で40メートル、
    ▼奄美地方で30メートル、
    ▼四国で25メートル、
    ▼中国地方で18メートル、
    ▽最大瞬間風速は
    ▼九州南部で70メートル、
    ▼九州北部で55メートル、
    ▼奄美地方で45メートル、
    ▼四国で35メートル、
    ▼中国地方で30メートルと予想されています。

    大雨の見通し・記録的な大雨おそれ
    また、九州南部と奄美地方を中心に記録的な大雨となるおそれがあり、気象庁は鹿児島県と宮崎県では今後、大雨の特別警報の可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。

    また、台風から離れた東日本や西日本でも大雨となる見込みです。

    奄美地方を含む鹿児島県や宮崎県、九州北部と山口県、それに徳島県、愛媛県、高知県では今夜にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    29日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽九州南部で600ミリ、
    ▽九州北部で500ミリ、
    ▽四国で400ミリ、
    ▽東海で300ミリ、
    ▽近畿で200ミリ、
    ▽奄美地方で150ミリ、
    ▽中国地方で100ミリと予想されています。

    その後、30日夜遅くまでの24時間には
    ▽九州南部と北部、それに四国で400ミリ、
    ▽東海で300ミリ、
    ▽近畿と中国地方で200ミリと予想されています。

    さらに、31日夜遅くまでの24時間には
    ▽東海と近畿で300ミリ、
    ▽四国で200ミリ、
    ▽中国地方で150ミリ、
    ▽九州北部で100ミリの雨が降る見込みです。

    【海上の見通し】猛烈なしけ続く見込み
    九州南部と奄美地方の海上はうねりを伴って猛烈なしけとなっていて、29日の波の高さは
    ▽九州南部で10メートル、
    ▽奄美地方で9メートルの猛烈なしけが続くほか、
    ▽九州北部と四国で7メートル、
    ▽近畿で6メートルといずれもうねりを伴って大しけとなる見込みです。

    気象庁は鹿児島県と宮崎県では大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫のおそれがあるとして厳重な警戒を呼びかけています。

    また、宮崎県では竜巻とみられる突風による被害も発生しています。

    落雷や竜巻などの突風にも十分注意が必要です。

    “過去最強クラス”の可能性 今夜は頑丈な建物や建物の高い階へ
    今回の台風は専門家が「過去最強クラス」の可能性があると指摘するほど非常に強い勢力で接近するため、風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

    暗い時間帯は道路や川など周囲の状況を確認するのが難しくなります。

    周囲の状況が悪化しても避難場所までの移動が危険な場合があるため、近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなどして安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014562951000.html

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    1. 台風10号 鹿児島県 台風の特別警報を警報と注意報に切り替え
      2024年8月29日 10時38分

      気象庁は29日午前10時半に、奄美地方を除く鹿児島県に出されていた暴風と波浪の特別警報を警報に、鹿児島県薩摩地方に出されていた高潮の特別警報を注意報に切り替えました。

      台風は午前8時ごろに鹿児島県に上陸し九州を中心に雨、風ともに強い状態が続いて、線状降水帯が発生するなど各地で災害の危険度が高まっています。

      引き続き厳重に警戒し安全を確保してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014563301000.html

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    2. 【台風10号】九州大荒れ 西・東日本では土砂災害など厳重警戒

      2024年8月29日 20時04分

      台風10号は九州を暴風域に巻き込みながら北上していて、九州では大荒れとなっているほか徳島県と香川県では線状降水帯が発生し、気象庁は、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      西日本と東日本では31日にかけて大雨に加えて非常に強い風が吹くため、気象庁は暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      今夜は頑丈な建物の高い階で、安全を確保して過ごすようにして下さい。

      【台風の位置と強さ】午後8時推定
      台風10号は午後8時には、熊本県玉名市付近をゆっくりした速さで北北東へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      香川県と徳島県北部に線状降水帯発生
      台風の北上に伴って各地で大雨となり、いずれもレーダーによる解析で、徳島県の鳴門市付近では午後6時50分までの1時間におよそ120ミリ、香川県の小豆島町付近では午後7時20分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

      また午後6時半頃には香川県と徳島県北部に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      午後7時までの1時間には
      ▽香川県が東かがわ市に設置した雨量計で110ミリ、
      ▽水資源機構が徳島県板野町に設置した雨量計で88ミリ、
      ▽神奈川県が相模原市に設置した雨量計で73ミリの非常に激しい雨を観測しました。

      台風の速度が遅いため九州などでは雨と風が長く続いていて、午後7時までの72時間に降った雨の量は、
      ▽宮崎県えびの高原で837ミリと、平年の8月1か月分の1.4倍、
      ▽大分県佐伯市で596ミリと、平年の8月1か月分の2.4倍、
      ▽鹿児島県錦江町では588ミリと、平年の8月1か月分の1.8倍に達しています。

      29日朝にかけては大分県と宮崎県、鹿児島県で線状降水帯が発生したほか、四国や東海など、台風から離れた地域にも発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。

      これまでの雨で宮崎県と鹿児島県、熊本県、大分県、福岡県、愛媛県、徳島県、香川県、三重県、それに静岡県、神奈川県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      九州で猛烈な風 今後の予想は
      奄美地方を除く鹿児島県に出されていた暴風と波浪の特別警報は警報に、▽鹿児島県薩摩地方に出されていた高潮の特別警報を注意報に切り替わりましたが、台風の北上に伴って各地で風が強い状態が続いています。

      ▽長崎県壱岐空港では午後7時前に28.8メートル、
      ▽徳島市では午後6時半ごろに27.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。

      九州ではこのあとも猛烈な風が吹くおそれがあるほか、西日本と東日本では31日にかけて非常に強い風が吹くおそれがあります。

      ▽29日の最大風速は
      ▼九州で30メートル、
      ▼四国で23メートル、
      ▽最大瞬間風速は
      ▼九州で45メートル、
      ▼四国で35メートルと予想されています。

      ▽30日の最大風速は
      ▼九州北部と四国で25メートル、
      ▼九州南部、中国地方、近畿で23メートル、
      ▽最大瞬間風速は
      ▼九州、四国、中国地方、近畿で35メートルと予想されています。

      各地で記録的な大雨のおそれ
      各地で記録的な大雨となるおそれがあり、
      ▽九州北部と山口県は30日日中にかけて、
      ▽四国では30日夜にかけて、
      ▽東海では29夜から30日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      台風から離れた東日本や西日本でも大雨となる見込みで、30日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▼四国で400ミリ、
      ▼九州北部と東海で300ミリ、
      ▼関東甲信で250ミリ、
      ▼中国地方と近畿で200ミリ、
      ▼九州南部で150ミリと予想されています。

      その後も大雨は続き、さらに29日夕方から31日夕方までの24時間には
      ▼四国で400ミリ、
      ▼近畿と東海で300ミリ、
      ▼関東甲信で200ミリ、
      ▼中国地方で150ミリ、
      ▼九州北部で120ミリと予想されています。

      これに加えて31日の夕方から来月1日の夕方までの24時間には
      ▼東海で400ミリ、
      ▼近畿で300ミリ、
      ▼四国と関東甲信で200ミリ、
      ▼中国地方で100ミリと予想され各地で記録的な雨となるおそれがあります。

      海上ではうねり伴う大しけ続く見込み
      海上は波が高く、29日の波の高さは
      ▽九州北部と四国で7メートル、
      ▽九州南部と奄美地方で6メートル、
      ▽近畿で5メートルと予想され、その後もうねりを伴った大しけが続く見込みです。気象庁は暴風や土砂災害、低い土地の浸水、川の氾濫、高潮に厳重に警戒するとともに、高波にも警戒するよう呼びかけています。

      宮崎県では竜巻とみられる突風による被害も発生していて落雷や竜巻などの突風にも十分注意が必要です。

      風や雨が急激に強まって災害の危険度が高まるほか、台風から離れた場所でも暖かく湿った空気の影響で大雨のおそれがあります。

      周囲の状況が悪化しても避難場所までの移動が危険な場合があるため、今夜は近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなどして安全を確保して下さい。

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    3. 専門家「台風中心から離れた広い範囲で竜巻起こるおそれ」
      28日、宮崎市で相次いだ竜巻とみられる突風などについて専門家は、台風の周りの発達した積乱雲によって発生したとみられるとした上で、台風の中心から離れた四国や東海、関東の太平洋側の広い範囲の平野部で同じような竜巻が起こるおそれがあるとして注意を呼びかけています。

      宮崎市で起きた竜巻とみられる突風などについて、突風の発生メカニズムに詳しい防衛大学校の小林文明 教授は「台風に伴う竜巻は台風の中心でも起こるが、200キロから500キロ離れていても台風外側の積乱雲が連なった『アウターレインバンド』で積乱雲がスーパーセル的に発達し、竜巻を発生させることが分かっている。今回も宮崎平野に『アウターレインバンド』の積乱雲がかかり、発生したとみられる」と指摘しました。

      また、台風は中心に向かって風が反時計回りに吹くことから、竜巻などの突風は進路の北東側で台風の中心が近づく半日から1日前に起きやすくなるとして、宮崎市の突風は「台風に伴う典型的な竜巻」だとしています。

      小林教授は、台風10号について「上陸直前に気圧が下がり、非常に強い台風に発達していて竜巻を生みやすい台風だといえる」と指摘した上で「九州に加えて台風からまだ離れている四国、東海、関東にかけての太平洋側の広い範囲の平野部で『アウターレインバンド』が入り込むと、竜巻がいつ起きてもおかしくない。台風に伴う竜巻は予測が難しく、台風が遠くても雨だけでなく、竜巻のような局所的な突風も起こりうることに注意して、気象情報や雨雲レーダーを見ながら行動してほしい」と呼びかけています。

      専門家「高潮には自治体の避難情報もとに早めの避難を」
      台風10号は今後、九州など西日本や東日本を横断するように進む見込みで、台風の中心に近い場所などでは高潮への警戒も呼びかけられています。

      今後の警戒点を高潮のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の森信人教授に聞きました。

      【八代海や有明海でリスク高まる可能性】
      Q.今回の台風10号、高潮の危険性が高まるのはどこだと考えていますか

      A.台風の進路の右側の海域が危険なエリアになります。29日午前の段階で、このままゆっくりと北や北東寄りに進んだ場合、八代海や有明海でリスクが高まる可能性があると思います。

      【短時間で水位が急上昇する】
      Q.具体的にはどのような被害が想定されますか
      A.特に、八代海や有明海では1999年の台風18号など、過去に大きな被害が何度も出ています。
      これは、高潮が発生する条件として強い風が狭くなっていく湾の上を吹くことが挙げられ、地形的な影響が出やすいことが理由です。
      高潮が発生する場合には1時間以内に急激に水位が変化する特徴があります。
      このような事態になると、すでに強い風が吹き避難するのが難しくなるため、自治体からの避難情報をもとに早めの避難が重要になります。

      【日中の明るい時間帯に避難】
      Q.八代海や有明海では具体的にどの時間帯で警戒が必要ですか
      A.八代海や有明海の満潮のピークがおおよそ、29日の夕方から夜の時間帯になっています。
      このときに高潮によって水位が高まると危険な状態になると思いますので自治体の情報に従って、日中の明るい時間帯に避難しておく必要があると思います。

      【瀬戸内海では満潮の時間帯と重なるおそれ】
      Q.台風の進路予測には幅がありますが、警戒のポイントを教えてください
      A.台風の右側の海域に加えて、もう1点注意すべきなのが吹き返しの風です。
      台風が通過したあともしばらくは注意が必要です。
      また、ゆっくりと瀬戸内海を通過する場合は、必ずどこかで満潮の時間帯と重なってしまうおそれがありますので、警戒が必要だと思います。
      いずれにしても自治体が発令する避難の情報をこまめに確認することが重要だと思います。

      【洪水と高潮が重なれば大きな浸水被害に】
      Q.台風による大雨も続いていますが、高潮による浸水被害を考える上で気をつけておくべき点はありますか
      A.今回のように大雨が続いている場合、河川に先行して降っている雨によって洪水が発生しているおそれがあります。
      それとほぼ同時に高潮が起きると河口域や河口から10キロから15キロぐらいの地域でも洪水と高潮が重なって浸水の被害が広がる可能性があります。
      こうした地域では、少し内陸まで浸水の被害について意識しておいたほうがいいと思います。

      専門家「台風の中心位置にとらわれないで」
      台風10号の今後の警戒点について、災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は「今回の台風は中心から離れた場所でも大雨による影響が出ていて、中心の位置にとらわれず広い範囲で厳重な警戒を続ける必要がある」と呼びかけています。

      牛山教授は暴風や波浪、高潮の特別警報が切り替えられたことについて「決して安心しないでほしい。今回の台風は勢力が強くこれから進路にあたるところを含めて安全だと思わず厳重な警戒を続けてほしい」と呼びかけました。

      気象庁の情報でも四国や東海など離れた場所で大雨になると、数日前から警戒が呼びかけられているとした上で「降水量の絶対値にあまり目を奪われないでほしい。何ミリだったら災害の可能性が高まるかは地域によって異なる。災害の危険度を気象庁のホームページのキキクル・危険度分布を確認し、紫色のエリアでは災害がいつ起きてもおかしくないと考えてほしい」と指摘しています。

      台風の進路にあたる地域やその周辺では洪水や土砂災害、暴風、そして海岸付近では高潮などの被害が起きるおそれがあるとしていて、土砂災害や洪水についてはハザードマップを確認し、自分が住んでいる地域などの災害のリスクを確認しておく必要があるということです。

      確認する際、自分の家などをピンポイントに確認するのではなく▽周辺の地域など少し広い範囲で洪水や土砂災害のリスクを確認することが重要だと指摘しています。また▽洪水については小さい川でも水があふれる可能性があると意識することや▽土砂災害のハザードマップでは人家がない場所にはリスクが示されていないため、山間部の道路などでも安全と思わず、行動してほしいとしています。

      専門家「台風が通過したあとも雨に警戒が必要」
      今回の台風10号は九州北部付近に達しても遅いままです。

      台風のメカニズムに詳しい専門家は、ここまで速度が上がらないのは珍しいタイプだとして、南から湿った空気を引き込み続けることから雨の影響が長引く点に警戒してほしいと呼びかけています。

      台風のメカニズムに詳しい横浜国立大学台風科学技術研究センターの筆保弘徳センター長によりますと台風は一般的に、日本付近の中緯度にくると偏西風にのって東へと進路を変え、速度を上げる傾向にありますが今回の台風10号は鹿児島県に上陸したあとも速度があまり上がらず、珍しいタイプだとしています。

      筆保センター長は「偏西風に乗り切れずになかなか移動してくれず、あまりないタイプの台風だ。水蒸気が南からどんどん運ばれ、台風本体周辺で大雨となっているほか、太平洋高気圧に沿うように水蒸気が流れ込んで台風から離れた地域でも雨が降り続いている」と話しています。

      その上で、今後もこうした傾向が続くとして「水蒸気が流入する場所があまり変わらず同じような場所で雨が降り続いている。勢力をあまり弱めずに上陸したことから進行方向の後ろ側にも水蒸気を運んでいて台風が通過したあとも雨に警戒が必要だ」と話しています。

      筆保センター長は「一昔前は南の海上で発生してピークを過ぎてから北上してきたが、近年、日本の近くで台風がなかなか弱まらない傾向がある。今までの治水整備や防災対策では足りないおそれもある。気象庁を中心に台風の予測精度を上げるとともに防災対策を網羅的に検討することも必要だ」と指摘しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014562951000.html

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    4. 台風10号、鹿児島県上陸 線状降水帯相次ぐ、九州北部横断へ 特別警報は切り替え
      8/29(木) 8:19配信 時事通信

      台風10号の影響で氾濫した大分県由布市の宮川=29日午前(大分県提供)

       台風10号は29日午前8時ごろ、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。

       勢力は「非常に強い」から「強い」にやや弱まったが、30日午前にかけて九州北部を横断し、その後は四国か中国地方へ進む見込み。気象庁は29日午前10時半に、鹿児島県(奄美地方を除く)に出していた暴風と波浪の特別警報、薩摩川内市などに出していた高潮の特別警報を警報・注意報に切り替えたり、解除したりした。

      【図解】台風10号の予想進路(28日15時現在)

       29日未明から朝にかけては、発達した雨雲が連なる線状降水帯が宮崎、鹿児島、大分の各県で相次いで発生。宮崎県美郷町(神門)では午前2時25分すぎまでの1時間に95.5ミリの猛烈な雨が降り、午前11時までの72時間雨量は8月の最多記録を更新する816ミリに上った。鹿児島県枕崎市では午前0時55分ごろに最大瞬間風速51.5メートルを観測した。

       大分県由布市では宮川が氾濫。同市と宇佐市では5段階の警戒レベルで最も高い緊急安全確保が発令された。

       線状降水帯は、鹿児島・宮崎両県で30日午前まで、九州北部と山口県で30日午後まで、四国のうち徳島、愛媛、高知3県で30日夜まで発生する可能性がある。東海では29日夜から30日午前まで発生する恐れがある。

       10号は29日午前11時、熊本県天草市付近を時速15キロで北へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径390キロ以内が風速15メートル以上の強風域。

       30日に予想される最大瞬間風速は九州北部と四国45メートル、近畿と中国、九州南部35メートル、東海30メートル。

       30日正午までの24時間予想雨量は多い所で、九州北部・南部と四国400ミリ、東海300ミリ、関東甲信250ミリ、近畿200ミリ、中国150ミリ。その後、31日正午までの同雨量は、四国400ミリ、東海と近畿300ミリ、関東甲信と中国、九州北部200ミリ、九州南部100ミリ。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/3f5e645b41066b56e624496b85d60b2221e360ff

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    5. 非常に強い台風10号、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸…気象庁が最大級の警戒呼びかけ
      8/29(木) 8:27配信 読売新聞オンライン

       気象庁は29日、非常に強い台風10号が同日午前8時頃、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸したと発表した。九州各地で大雨になっており、同庁は土砂災害などへの最大級の警戒を呼びかけている。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7ecb2368465e59d0eadffacd813a523f827892

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    6. 台風10号、土砂崩れなどで4人死亡・90人が突風などで重軽傷…30日に九州を横断して東へ
      8/29(木) 20:46配信 読売新聞オンライン

      突風で飛んだとみられる建材などが散乱する県道(29日午前8時、宮崎市で)

       台風10号は29日朝、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した。九州各地で記録的な大雨となり、西・東日本の太平洋側も大雨に見舞われた。読売新聞のまとめでは、29日午後8時現在、土砂崩れなどで4人が死亡したほか、九州を中心に計90人が突風などで重軽傷を負った。気象庁は大雨や暴風への厳重な警戒を呼びかけている。

       同庁によると、29日の72時間降水量の最大値(午後6時時点)は大分県佐伯市剣崎で597ミリに達するなど、大分、静岡の計5地点で観測史上最大となった。

       愛知県蒲郡市で27日夜に起きた土砂崩れでは、巻き込まれた家族5人が29日未明までに発見されたが、3人が死亡した。

       徳島県上板町では29日夕、2階建ての民家の屋根が崩れ、住人の80歳代の男性が落下物に挟まれた。男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

       鹿児島市沖では28日夜、風にあおられて小型船が転覆し、船長(64)が行方不明になった。29日午後、近くで船長とみられる男性が見つかり、死亡が確認された。

       台風は上陸後、勢力が弱まり、29日午後11時時点の中心気圧は990ヘクト・パスカル、最大風速は30メートル。熊本県玉名市付近をゆっくりと北北東へ進んでおり、30日に九州を横断して東へと進む見通し。30日午後6時までに予想される24時間降水量は、四国400ミリ、東海と九州北部300ミリ。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/7324ed9cbea3a8145813c327cf33c17cbf72bdb1

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  9. 静岡 焼津 各地で道路冠水「車が水につかった」通報相次ぐ
    2024年8月29日 23時11分

    警察によりますと、静岡県焼津市では大雨の影響で各地で道路が冠水し、「車の一部が水につかって動けなくなった」などという通報が相次ぎました。

    29日午後5時半ごろから午後9時半ごろにかけて「タイヤがすべて水につかって動かなくなった」とか「車のエンジンがかからなくなった」などという通報が、焼津市内で少なくとも50件ほどあったということです。

    このほか静岡市内でも、「大雨の影響で車が故障した」などという通報が寄せられているということです。

    これまでにけが人の情報や、車内に取り残された人がいるといった情報は入っていないということで、警察は引き続き情報収集を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240829/k10014564851000.html

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  10. 台風10号 収穫間近のコメへの影響 農家からは懸念の声 宮城
    2024年8月30日 12時53分

    各地のスーパーなどでコメが品薄になる中、台風10号が接近するおそれがあるとして、宮城県の稲作農家からはまもなく収穫を迎えるコメへの影響を懸念する声が聞かれました。

    亘理町の稲作農家、清野一輝さんは7ヘクタールの水田で「ひとめぼれ」や「つや姫」などを育てています。

    ことしの稲の生育は順調で、例年より早く9月20日ごろに収穫を予定しています。

    収穫を控えた、今の時期は稲穂の実が膨らみ、コメのうまみが蓄積される大切な時期だということです。

    清野さんは「台風が停滞する形で雨が長く降り続いたり、強い風が吹いてしまうことがいちばん怖い。今の雨でも稲穂にあたって、重みがかかっている。さらに風が吹くと全体的に稲が倒れてしまうので台風がこちらに来ないことを祈るばかりだ」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565531000.html

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    1. ことしのコメの作柄 43都道府県で「平年並み」以上
      2024年8月30日 19時32分

      農林水産省はことしのコメの作柄について、北海道や東北地方などの12の道府県が「良」や「やや良」、新潟など31の都府県が「平年並み」になるとする見通しを示しました。

      スーパーなどではコメが品薄となっていますが、農林水産省はこのまま生育が順調に推移すれば徐々に品薄も解消される見込みだとしています。

      農林水産省は8月15日の時点で、その後も気象が平年並に推移した場合の都道府県ごとのことしのコメの作柄を発表しました。

      それによりますと青森が「良」、北海道や秋田など11の道府県が「やや良」、新潟など31の都府県が「平年並み」となり、対象となる46の都道府県のうち43で平年並み以上の見通しとなりました。

      これは5月以降、気温が高く日照時間が長いなど天候に恵まれたためだということです。

      一方、田植え後の日照不足の影響などで長崎、佐賀、宮崎の3県は「やや不良」と見込んでいます。

      農林水産省の調査では、6月末の時点で16の道や県がコメの作付けを増やす意向を示していたことから、このまま生育が順調に進めば収穫量は去年を上回る見込みだということです。

      スーパーなどではコメが品薄の状態が続いていますが、農林水産省は新米が本格的に出回れば徐々に品薄も解消される見込みだとして、消費者に慌てて買いだめなどはしないよう呼びかけています。

      大阪市内のスーパー ことしの新米 売り切れるところも
      そうした中、大阪市内のスーパーでは、出回り始めたことしの新米も売り切れるところが出ています。

      阿倍野区のスーパーでは、8月上旬からコメの入荷が少なくなったため、中旬から数量制限を設けて販売を行っています。

      29日は徳島県産の5キロの新米10袋が入荷しましたが、店頭に並べてからわずか1時間ほどで売り切れてしまいました。

      仕入れ価格が高騰したため販売価格は去年の同じ時期のおよそ2倍に設定しているということです。

      コメを買った44歳の女性は「どこにも売ってなくてやっと見つけました。子どもが夏休みで一気にご飯を食べて、コメがなくなっていたので、価格は高いですけど買えて安心しました」と話していました。

      店によりますと、新米が出始めているものの入荷が不安定な状態は続いていて当面は数量制限を設けて販売する方針だということです。

      スーパーを運営する「アオイサポート」の内田寿仁社長は「食料品が値上がりする中、コメは供給面でも価格面でも安定していたので、びっくりしています。ただこれから新米が出始め、コメの供給量も増えて値段も下がってくると思うので、どれくらい消費するのか上手に計算してあまり慌てて買わないようにしていただければと思います」と話していました。

      外食チェーン コメの買い付け先や銘柄増やすなど 安定確保へ
      名古屋市に本社のあるこの外食チェーンは、12の飲食店ブランドを運営していて合わせて全国におよそ250店舗あります。

      年間に1000トン以上のコメを購入しますが、これまでは飲食店ブランドごとに銘柄を決めてぞれぞれ1社から買い付けてきました。

      しかしコメが品薄になっている状況を受けて、会社ではこれから本格化する新米の買い付けで外食産業の企業間の競争が激しくなると見ています。

      このためことしはコメの買い付け先や銘柄を増やすことを検討していて、購買の担当者が国内の産地を訪問するなどして商談を進めているということです。

      外食チェーン「サガミグループ」で購買の責任者を務める森亮介さんは「新米に入れ替わる前までに調達先を決めなければならず、いまは大事な商談の時期だ。コメは日本の主食でメニューから外せない主役のひとつなので、安定して確保していくために産地や業者との関係を強化していきたい」と話していました。

      茨城の道の駅 コメの在庫問い合わせ相次ぐ 県外から買い物客も
      古河市の道の駅では地元の農家が毎朝、コメを納品して販売しています。

      道の駅によりますと、お盆明けから「コメを探している」などという問い合わせが連日寄せられ、多い日は10件以上あるということです。

      中には「埼玉県から2時間くらいかけて行くので、取り置きしてほしい」という問い合わせもあったということです。

      8月25日、道の駅を訪れるとこの日も「コメはまだ売っているか」という電話の問い合わせが相次ぎスタッフが対応していました。

      また売り場では朝から隣接する埼玉県などから来た買い物客が次々とコメを購入していき、中には1袋5キロのコメを3袋まとめて買っている人もいました。

      およそ80袋並べたコメは開店から30分ほどで10袋余りになるまで売れて、途中、農家が追加のコメを納品していました。

      さいたま市から訪れた30代の母親は「家の周りには全くコメが売っていません。家にはあすくらいまでのコメしかなく、子どもも小さいので食べられないのはかわいそうだと思って買いに来ました」と話していました。

      埼玉県春日部市から夫婦で訪れた60代の買い物客は「いつも買っている農家に電話したら『このコメ騒動で在庫がない』と言われたので、あわててこちらに買いに来ました」と話していました。

      道の駅「まくらがの里こが」の前野亮一店長は「ことしの売れ方は異常でお盆明けから売れるようになりました。新米が出だしたら落ち着くと思いますが、農家から預かったものをしっかり売りたいです」と話していました。

      坂本農相 コメ品薄について“対策遅かったとは思わない”
      各地のスーパーなどでコメが品薄になっていることを受けて、農林水産省は8月27日に卸売会社などに対して、コメの円滑な流通に努めるよう申し入れました。

      これに関連して坂本農林水産大臣は30日の閣議の後の記者会見で「国としてもう少し早く対策をとるべきだったのではないか」と問われたのに対し、「コメ全体の需給では必要な在庫水準が確保されていると思っている。在庫の情報をもとに卸売会社に円滑な流通をお願いをしたので、時期として遅かったと思っていない」と述べ、対応に問題はなかったという認識を示しました。

      このほか政府の備蓄米を子ども食堂などに無償で提供する制度の拡充が正式に発表され、これまで年4回、全国10か所で行われていた申請の受け付けが9月2日からは1年を通してすべての都道府県で行われるようになります。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565451000.html

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  11. 【台風10号】関東や東海 離れた場所でも記録的な大雨 厳重警戒
    2024年8月30日 21時56分

    四国付近を進む台風10号の影響で、九州や四国では長時間の大雨となっているほか、台風本体から離れた関東や東海でも激しい雨が降り続いて記録的な大雨となり、浸水や冠水被害が相次いでいます。

    西日本と東日本では、31日にかけて猛烈な雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、台風10号は、午後9時には愛媛県四国中央市付近を1時間におよそ20キロの速さで東へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本の太平洋側を中心に各地で記録的な大雨になっています。

    30日午後8時までの48時間に降った雨量は
    ▽静岡県熱海市網代で468.5ミリ
    ▽神奈川県小田原市で450ミリ
    ▽大分県国東市国見で444.5ミリと、いずれも8月29日までの過去最多の記録を更新しました。

    その後も広い範囲で雨が強まり、午後9時までの1時間には
    ▽鳥取県が日南町に設置した雨量計と
    ▽岡山県が新見市に設置した雨量計でいずれも34ミリの激しい雨を観測しました。

    これまでの雨で埼玉県と東京都、神奈川県、静岡県、徳島県、愛媛県、島根県、大分県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    西日本と東日本 記録的な大雨のおそれ
    西日本と東日本では、31日にかけて局地的に猛烈な雨が降るおそれがあります。

    また、
    ▽四国では30日夜にかけて、
    ▽近畿と東海では31日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    31日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽四国と近畿、東海で300ミリ、
    ▽関東甲信で150ミリ、
    ▽中国地方で120ミリ、
    ▽北陸で100ミリと予想されています。

    その後も台風の動きが遅いため、雨の量がさらに増える見込みで、9月1日夕方までの24時間には
    ▽東海で400ミリ、
    ▽近畿と関東甲信で200ミリ、
    ▽四国と北陸で150ミリと予想されています。

    さらに9月2日(月曜日)夕方までの24時間には
    ▽東海と関東甲信で200ミリ、
    ▽近畿と北陸で150ミリの雨が降り、各地で記録的な大雨となる見込みです。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫、高潮に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    これまでの大雨で広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    引き続き▽近くの頑丈な建物や▽建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなど、安全を確保して下さい。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014565031000.html

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  12. 台風10号 専門家「勢力落ちても大雨に引き続き警戒が必要」
    2024年8月31日 11時35分

    台風10号は1日にかけて紀伊半島付近にとどまり、2日までには熱帯低気圧に変わる見通しです。専門家は、台風としての勢力は弱くなっても南からの湿った空気の流れ込みは続いていて、大雨への警戒は引き続き必要だと指摘しています。

    風弱まるも大雨の可能性
    台風のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所・横浜国立大学の伊藤耕介准教授は、台風10号について「台風として吹く風は弱くなっているがその周辺では雨が降っているほか関東や東海付近でも南から湿った空気が入る状態が続いていて、まだ大雨となる可能性がある」と指摘しています。

    その上で「これまでの雨で地盤が緩むなどして少しの雨で災害が起こることも考えられる。もう一息、十分な危機意識を持っていただきたい」と呼びかけています。

    ノロノロ台風 将来も発生?今後も想定を
    今回の台風10号は偏西風に乗ることができず、九州に上陸しても速度を上げず、今後も紀伊半島沖にとどまる予想となっているなど、典型的な台風の進み方とは大きく異なっています。

    伊藤准教授によりますと、温暖化が進むと偏西風の場所が北上し、台風の移動速度が遅くなるという研究結果があるということです。

    伊藤准教授は「従来の研究でも懸念されていたが、台風10号は『速度が遅いとこんな事が起こるんだ』ということのひとつになってしまったと思う。研究が途上なので調べなくてはいけないことはたくさんあるが、太平洋高気圧に沿ったり偏西風に流されたりという、これまでの典型的な動きとは異なる台風がこれからも少しずつ出てくるかもしれない」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567031000.html

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  13. 静岡 熱海 大雨の影響で裏山の土砂が火葬場敷地内に流れ込む
    2024年8月31日 15時58分

    台風の接近に伴う大雨の影響で、静岡県熱海市の山あいにある市の火葬場では、裏山の土砂が敷地内に流れ込む被害が出ました。

    熱海市の担当者によりますと30日夕方、火葬場の業務委託先から「ごう音とともに土砂が流入してきた」と連絡があったということです。

    当時、利用者はおらず、職員はすぐに避難してけが人はいなかったということです。

    31日午前の時点でも、施設の1階部分に大量の土砂が堆積していて、利用できない状況になっています。駐車場も泥につかり、建物の裏側からは濁った水が流れてきていました。

    熱海市市民生活部の小圷透部長は「公共施設でこんなに大規模な被害は初めてだ。復旧にはかなりの時間がかかりそうなので、周辺の自治体と調整して対応していきたい」と話していました。

    熱海市ではこのほか、斜面の崩落や沢からの土砂の流入によって複数の道路が通行止めになっています。

    市内で喫茶店を営む80代の男性は「目の前の道路が川のようになった。雨は降り続くでしょうし、これからどうなるか心配です」と困惑した様子で話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567301000.html

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  14. 台風10号 “これだけ遅い状態続くのは珍しい” 要因と背景は
    2024年8月31日 19時11分

    今回の台風10号は偏西風に乗ることができず、九州に上陸しても速度を上げないなど、典型的な台風の進み方とは大きく異なっています。

    気象庁の担当者も「日本付近でこれだけ台風の移動速度が遅い状態が続くのは珍しいのではないか」という台風10号。

    その要因や背景を取材しました。

    「ゆっくり」とした速度 その要因は
    気象庁によりますと、台風が日本に接近、上陸する場合は、北緯30度より北へ進むと日本付近の上空を流れる偏西風や太平洋高気圧の縁を回る風に流されて、速度を上げることが一般的です。

    今回の台風10号は今月22日にマリアナ諸島付近で発生したあと、時速30キロ程度で北西へ進みましたが、奄美大島の東で「ゆっくり」となりました。

    気象庁は時速9キロ以下となると「ゆっくり」と表現し、方向が定まっていないと「ほとんど停滞」と表現します。

    29日、鹿児島県に上陸してからも速度は上がらず、時速10キロ前後の状況が続いています。

    気象庁によりますと、今回の台風10号の速度が遅いのは、九州に向かって北西へ進んでいた途中で、大陸から張り出した高気圧に進路を遮られた上、上陸後も偏西風や、日本のはるか東の太平洋高気圧の縁を回る風の強い領域が台風の付近になかったことが影響しているとみられるということです。

    速度上がらず大雨被害 過去にも
    一方、台風10号のように日本付近で速度が上がらなかったことで大雨被害につながった台風は過去にも確認されています。

    気象庁によりますと「紀伊半島豪雨」を引き起こした2011年9月の台風12号や東日本や西日本で被害が出た2017年8月の台風5号があるということです。

    台風が遅くなっている?背景には
    これまでの研究でも日本付近で台風が遅くなっているという分析があります。

    気象庁気象研究所が1980年から2019年の40年間で、7月から10月に日本に接近した台風の特徴を調べたところ、期間の後半20年の方が日本の太平洋側の地域に接近する台風の数が増えるとともに、台風の移動速度も遅くなっていることがわかったということです。

    その背景としては上空の偏西風が弱まっていることなどを挙げていて地球温暖化も影響している可能性があるとしています。

    気象庁は「今後も速度が遅い上に大雨をもたらす台風は発生する可能性がある。また、台風10号も急速に速度が上がる可能性は低いため、雨が長引くことに警戒してほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014567351000.html

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  15. 【台風10号・31日】東海 関東甲信 線状降水帯発生のおそれ
    2024年8月31日 23時38分

    紀伊半島付近にある台風10号の影響で静岡県や神奈川県では猛烈な雨が降るなど大雨となっています。
    東海や関東甲信では31日夜以降、線状降水帯が発生するおそれがあるとして気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
    急激に災害の危険度が上昇するおそれがあり、31日夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

    気象庁によりますと、台風10号は、31日午後9時には東海道沖を1時間におよそ15キロの速さで東へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    専門家「勢力落ちても大雨に引き続き警戒が必要」

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、西日本と東日本の各地に発達した雨雲がかかり、東海や関東甲信で大雨となっています。

    31日午後7時までの1時間には、
    ▽神奈川県の藤沢市辻堂で42ミリの激しい雨が降ったほか、
    ▽静岡県が河津町に設置した雨量計と千葉県が銚子市に設置した雨量計でいずれも36ミリの激しい雨を観測しました。

    午後10時までの48時間に
    ▽静岡県天城山で587ミリ、
    ▽静岡県熱海市網代で501ミリの雨が降ったほか、
    ▽神奈川県海老名市では午後7時20分までの48時間で398.5ミリの雨が降り、1976年の統計開始以降、最も多くなり、平年の8月1か月分の2.4倍に達しています。

    これまでの雨で岐阜県や三重県では氾濫が発生した川があるほか、静岡県を流れる菊川では一時、氾濫危険情報が出されました。

    また、広い範囲で土砂災害の危険性が非常に高くなっていて、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    今後の見通し 2日にかけて大雨に警戒を

    台風は9月1日朝にかけて紀伊半島付近へ進み、9月1日にかけて本州を北上するとみられています。

    徐々に勢力を弱めながら9月1日の夜には熱帯低気圧に変わると予想されていますが大雨への警戒が必要な状況は今後も続きます。

    特に、
    ▽東海では9月1日の午前中にかけて、
    ▽関東甲信と伊豆諸島でも31日夜から9月1日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    9月1日の夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽東海で400ミリ、
    ▽関東甲信で300ミリ、
    ▽近畿で200ミリと予想されています。

    台風の動きが遅いため大雨の期間も長くなり、9月2日の夕方までの24時間には
    ▽東海と近畿で200ミリ、
    ▽北陸で150ミリ、
    ▽関東甲信で120ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    すでに記録的大雨に 今後も厳重警戒を

    台風10号の影響で東海や関東、九州などでは48時間に降った雨の量が400ミリを超えて過去最多の記録を更新した地点が相次ぎました。

    広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    引き続き、近くの頑丈な建物や建物の高い階で崖や斜面と反対側の部屋に移動するなど、31日夜は安全を確保した場所で過ごすようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240831/k10014566541000.html

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  16. 【台風10号】東海 近畿 関東で局地的に非常に激しい雨のおそれ
    2024年9月1日 9時01分

    紀伊半島付近にある台風10号などの影響で、東海や近畿、関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    東海や関東では、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、台風10号は、1日午前9時には東海道沖でほとんど停滞しています。

    中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風の動きが遅いうえ、台風の周辺や太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の影響で、関東や東海などでは局地的に雨雲が発達しています。

    1日午前9時までの72時間で、静岡県熱海市網代では平年の8月1か月分の3倍以上に達する640.5ミリの雨が降ったほか、神奈川県海老名市では平年の8月1か月分の2.7倍の440.5ミリの雨が降り、いずれも1976年に統計を取り始めて最も多くなりました。

    各地で土砂災害が発生するおそれが高まっていて、神奈川県、静岡県、埼玉県、東京都では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    今後の見通しは

    今後の見通しです。

    台風は紀伊半島付近を北上し、徐々に勢力を弱めながら熱帯低気圧に変わると予想されていますが、暖かく湿った空気が流れ込み続けるため、2日にかけて東海や近畿、関東では局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    2日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽東海で200ミリ、
    ▽近畿で150ミリ、
    ▽関東甲信で120ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想されています。

    3日の朝までの24時間には、
    ▽東海で100ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想されています。

    少しの雨でも災害危険度が急激に高まるおそれ

    広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

    位置や勢力に注意向けるのではなく 地域の最新情報 確認を

    災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は、台風の位置や勢力に注意を向けるのではなく、自分の住んでいる地域に警報が出ていないかなど最新情報の確認を続けるよう呼びかけています。

    牛山教授は台風10号をめぐるSNSの投稿などについて「台風消滅」とか「台風がどこにいる」といったことに関心が集まり過ぎているのではないかと指摘しています。

    その上で「雨に関して言えば台風から離れているから安心というわけではない。熱帯低気圧に変わるから影響がなくなるわけでもなく、大雨が降ると災害が起きるおそれがあることに変わりはない」として自分の住んでいる自治体に大雨警報などが出ている間は最新の気象情報や防災情報を確認するよう呼びかけました。

    また、各地で道路の冠水が起きている中、車で通行を試みる様子がみられるとして「車などが流されるのかどうかは水深だけでは決まらず、水の流れる速さも関係しているが、運転中の判断は難しい。『通行できる』と判断してしまうと、そのまま流されてしまい命を落とすとこともある。見通しの悪い夜間と違い、昼間だと『大丈夫だろう』と判断してしまいがちだがそういう気持ちは押さえて行動してもらいたい」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014567751000.html

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    1. 台風10号は熱帯低気圧に 東海 近畿 関東では土砂災害 厳重警戒
      2024年9月1日 13時02分

      台風10号はさきほど熱帯低気圧に変わりました。このあとも東海や近畿、関東では大気の非常に不安定な状態が続き局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      東海や関東では、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風10号は、正午に熱帯低気圧に変わりました。

      熱帯低気圧に変わったあとも関東や東海などでは局地的に雨雲が発達していて、1日正午までの72時間には▽静岡県熱海市網代では平年の8月1か月分の3倍以上に達する654ミリの雨が降ったほか、▽神奈川県小田原市では平年の8月1か月分の3倍以上となる529.5ミリの雨が降り、いずれも1976年に統計を取り始めて最も多くなりました。

      各地で土砂災害の危険性が高くなっていて神奈川県と静岡県、埼玉県では「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      今後の見通しは
      今後の見通しです。

      このあとも暖かく湿った空気が流れ込み続けるため、2日にかけて東海や近畿、関東では局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      2日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東海と近畿で150ミリ
      ▽関東甲信で100ミリ
      ▽北陸で80ミリと予想されています。

      また、3日昼までの24時間には、
      ▽東北と東海で100ミリ
      ▽北陸で80ミリと予想されています。

      少しの雨でも災害危険度が急激に高まるおそれ
      広い範囲で地盤が緩んでいるところや水位が高くなっている川があり、今後少しの雨でも災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

      位置や勢力に注意向けるのではなく 地域の最新情報 確認を
      災害時の避難行動に詳しい静岡大学の牛山素行 教授は、台風の位置や勢力に注意を向けるのではなく、自分の住んでいる地域に警報が出ていないかなど最新情報の確認を続けるよう呼びかけています。

      牛山教授は台風10号をめぐるSNSの投稿などについて「台風消滅」とか「台風がどこにいる」といったことに関心が集まり過ぎているのではないかと指摘しています。

      その上で「雨に関して言えば台風から離れているから安心というわけではない。熱帯低気圧に変わるから影響がなくなるわけでもなく、大雨が降ると災害が起きるおそれがあることに変わりはない」として自分の住んでいる自治体に大雨警報などが出ている間は最新の気象情報や防災情報を確認するよう呼びかけました。

      また、各地で道路の冠水が起きている中、車で通行を試みる様子がみられるとして「車などが流されるのかどうかは水深だけでは決まらず、水の流れる速さも関係しているが、運転中の判断は難しい。『通行できる』と判断してしまうと、そのまま流されてしまい命を落とすとこともある。見通しの悪い夜間と違い、昼間だと『大丈夫だろう』と判断してしまいがちだがそういう気持ちは押さえて行動してもらいたい」と指摘しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014567751000.html

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  17. 静岡市 寺の裏山 一部崩れ 墓地に被害 台風10号による大雨影響
    2024年9月1日 10時31分

    台風10号による大雨の影響で、静岡市では寺の裏山の一部が崩れ、墓地に被害が出ています。

    静岡市では、8月26日の降り始めからの雨量が1日午前9時までに730ミリに達する大雨になっていて、被害も出ています。

    清水区の鉄舟禅寺では寺の裏山の一部が崩れ、墓地に被害が出ました。

    寺の住職によりますと、50近くの墓石が巻き込まれたとみられるということです。

    寺には被害を心配した地元の住民が訪れ、現場を確認していました。

    地元の70代の男性は、「60年前にここにお墓を建てました。危険なので近くにいって確認することができず、墓が流されてしまっているかまだ分かりません」と話していました。

    鉄舟禅寺の世永天山 住職は、「きのう31日の午後3時半ごろ、檀家の方に連絡をもらって確認すると、山が崩れて泥水が滝のように流れていました。檀家の皆さんに連絡して対応を考えたいと思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568021000.html

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  18. 岐阜 大垣 大雨から一夜明け朝から住民が対応に追われる
    2024年9月1日 12時14分

    8月31日に大雨の影響で一時、一部の地区に「緊急安全確保」が出された岐阜県大垣市では、9月1日朝から住民が水につかった車を修理に出すなど対応に追われていました。

    大垣市では8月31日、市内を流れる杭瀬川の水位が上昇したとして赤坂東地区の685世帯に「緊急安全確保」が一時出されました。

    9月1日は天気が回復し、市は浸水の被害状況を調査しています。

    また、8月31日道路などが冠水した赤坂東地区では、住民が水につかった車を修理に出すなど対応に追われていました。

    このうち50代の男性は8月31日の雨で車が水没し、エンジンが起動できなくなったということで、JAF=日本自動車連盟に依頼し移動させていました。

    男性は「きのうは家の周りでどんどん水かさが増し避難できなくなったので、家で待機してました。50年近く住んでいて初めての出来事でした」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568081000.html

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  19. 静岡 浜松 市内10か所で土砂崩れ発生 けが人なし 大雨の影響
    2024年9月1日 14時40分

    浜松市によりますと、台風10号の大雨の影響で市内では9月1日午前9時までに10か所で土砂崩れが発生しています。いずれもけが人はいないということです。

    このうち中央区和地町では8月30日午前6時すぎ、住宅のすぐ裏にある山の斜面が崩れ、2階建ての住宅に木が倒れてきたということです。

    現場では1日も茶色い山肌がむき出しになっていて、木が屋根に覆いかぶさったままになっていました。

    復旧作業の見通しはたっていませんが、住民は近くの集会所に身を寄せるなどして、安全を確保しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240901/k10014568181000.html

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  20. 【台風10号】東海道新幹線 全線で運転再開 熱海は観光客影響も
    2024年9月2日 11時38分

    東海道新幹線は台風10号の影響で8月29日から一部区間で運転見合わせなどが続いていましたが、1日夜、全線で運転を再開し、2日は始発から通常どおり運転しています。

    東海道新幹線 運転再開で安どの声
    JR静岡駅の構内では2日午前中から新幹線の利用客やきっぷを買い求める人などが行き交っていましたが、目立った混乱や混雑は見られませんでした。

    このうち川崎市の自宅に向かうという20代の男性は「1日滞在する予定で友人に会いに来ていたのですが台風で帰れなくなり、長期の滞在になってしまいました。やっと帰ることができます」と話していました。

    また、東京から訪れた大学生は「きのうから自動車の免許の合宿に参加する予定でしたが、新幹線が動いていなかったので到着がきょうになりました。天候も回復してほっとしています」と話していました。

    仕事で訪れた30代の会社員の男性は「仕事で新幹線を利用することが多く、おとといも在来線に加えて家族や同僚に車で送迎してもらって静岡まで来たので、再開して安心しています」と話していました。

    JRは今後の気象状況によっては運転を見合わせる場合もあるとして、引き続き最新の情報を確認してほしいとしています。

    熱海では観光客減少
    台風10号の大雨で列車が運転を見合わせるなどしたため、全国有数の温泉地静岡県熱海市では、観光客が減るなどの影響が出ました。

    熱海市には首都圏を中心に1年を通じて多くの観光客が訪れていますが、大雨が続いた影響で東海道新幹線やJR東海道線などがここ数日、たびたび運転を見合わせるなどしたため、観光業に影響が出ました。

    JR熱海駅前の商店街は1日夕方、かき入れ時となる夏休み最後の週末にもかかわらず、人通りがまばらでした。

    熱海市商店街連盟によりますと、この週末はふだんより人出が少なく、従業員の安全確保のため臨時休業を決めた店舗も多かったということです。

    このうち、小林雄人さんが営む干物店は8月31日までの2日間休業し、1日は併設する飲食店に予約が入っていたため営業を再開したものの、交通網の混乱でキャンセルになり、ふだんより早い午後4時半に閉店の準備を始めていました。

    小林さんは「人出はふだんの週末に比べて10分の1くらいで、コロナ禍の緊急事態宣言の時のようだ。今回は長期間にわたって電車が止まり、影響も大きかった。8月は南海トラフ地震臨時情報の発表もあり、売り上げが大きく落ち込みそうだ」と肩を落としていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569171000.html

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  21. 台風10号 浜松の果樹園で梨が一部落下 カメムシ飛来し被害も
    2024年9月2日 18時03分

    台風10号の大雨や風の影響で、静岡県浜松市の果樹園では、梨の一部が落下したほか、飛来したカメムシによる被害も出ていて、農家が対応に追われています。

    浜松市中央区にある広さ50アールの果樹園では、およそ100本の梨の木が植えられていて、このうち「豊水」という品種が収穫の最盛期を迎えています。

    果樹園では、台風に備えて周りに防風ネットを張ったり、収穫を早めたりするなどの対策をとりましたが、雨や風の影響で梨の一部が落下し、2日は片づけ作業が行われていました。

    また、台風の影響で大量のカメムシが山間部から果樹園に飛来したとみられ、台風のあと、カメムシが梨の実について果汁を吸うなどの被害が例年より多く確認されているということです。

    果樹園では今後、例年この時期には使わない農薬をまくなどして対策を進めることにしています。

    今回の台風の影響で、この果樹園の梨の生産量は例年より2割程度減る見込みだということです。

    果樹園を経営する白井翔大さんは「カメムシの被害が如実に出ている。なんとか出荷できるように品質管理を続けていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569621000.html

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  22. 台風10号 進路予測 専門家“日本海の高い水温が原因で難しく”
    2024年9月2日 18時07分

    日本列島に大雨をもたらした台風10号の進路の予測が難しかったことについて、台風のメカニズムの専門家は「日本海の海水温が高かったこと」が原因の一つにあると分析しています。

    台風のメカニズムに詳しい京都大学防災研究所の伊藤耕介准教授は、今回の台風10号の速度が遅かったことについて、偏西風が例年よりも北に位置していたことを要因にあげています。

    その偏西風が北に位置した原因として、伊藤准教授は日本海の海水温が例年よりも3度から5度程度も高いところが広がっていたことを指摘しています。

    そのため、暖かい空気が北にせり出して偏西風が北に移動し、日本海の北部に位置していたため台風が風に乗ることなくゆっくり移動したということです。

    また、台風10号の近くに生じた寒冷渦という低気圧の一種が台風の進路に与える影響を予測することも今回は難しかったとしています。

    伊藤耕介准教授は「これほど予想が外れるのは珍しいことだ。今回の原因は今後、突き止めていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569541000.html

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  23. ことしも最も暑い夏に 平年より1.76度高く カンパチも食欲不振
    2024年9月2日 18時14分

    この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。

    気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。

    このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。

    地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。

    北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。

    猛暑はカンパチの養殖にも影響

    この夏の猛暑で鹿児島県内の水産業には大きな影響が出ています。

    鹿児島県はカンパチの養殖が盛んで、県によりますと全国の半数以上の年間およそ1万4000トンの生産量だということです。

    しかし、養殖カンパチを生産する垂水市漁業協同組合によりますと、猛暑などの影響で水温が上がり、カンパチがえさを食べる量が通常の5割から8割ほどに減っているということです。

    カンパチの成長に最も適した海水温は28度前後だということですが、8月中旬以降は30度を超える日が続いたということです。

    えさやりにかかる時間はふだんは1つの生けすで1時間ほどですが、ことしは30分ほどすると餌を食べなくなってしまうということです。

    生けすのカンパチ
    漁協では、えさの食いをよくするため、えさに混ぜる配合飼料の割合を控えるなどの対策を行っていますが、海水温が30度以上の日が続くと成長しにくくなるほか、暑さなどの影響で身が白っぽくなる「身やけ」が起こるカンパチも出てきているということです。

    垂水市漁業協同組合の篠原重人組合長は「来年は水温が低くなることを祈っていますが、海水温が32度になるような時代も想定して対策を取り、30度になる前に魚の成長を促していくことが必要だと思います」と話していました。

    建設現場でかき氷

    岡山県では9月に入っても30度を超える暑さが続く中、岡山市の建設会社では建設作業員の熱中症対策としてかき氷を提供する試みが行われました。

    岡山市東区の整備工場の建設現場では、キッチンカーが登場し、午前10時に作業員およそ40人にかき氷が無料で配られました。かき氷は11種類あり、汗を流しながら働いていた作業員は、カップに入った好みのかき氷を食べながら涼をとっていました。

    作業員の1人は「暑い中の作業なのでとてもありがたいです。このあとも頑張れます」と話していました。

    この建設会社では、これまでも熱中症対策として空調ファンがついた服の提供などを行ってきましたが、ことしは、8月下旬から県内10か所の現場でかき氷を提供していて、費用は会社側で負担しているということです。

    建設会社の現場担当者、吉田竜哉さんは「職人さんがかき氷を笑顔で食べてくれてよかったです。からだを芯から冷やして、健康面に配慮しながら作業できるような取り組みを今後も継続していきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569601000.html

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    1. 関東以西の話だろ。東北以北は去年ほどの暑さではなかった。

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    2. 今年も最も暑い夏に 平年より1.76度高く 暑さの原因と影響は?
      2024年9月2日 19時23分

      この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから去年と並んで最も高くなったことがわかりました。

      気象庁によりますと、ことし7月は最高気温40度以上を1日に6つの地点で観測するなど危険な暑さが続いたほか、8月も西日本を中心に高気圧に覆われて日ざしが強く照りつけ、連日猛烈な暑さとなりました。

      このため、ことしの夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高くなり、2023年と並んで気象庁が1898年に統計を取り始めてから最も暑い夏となりました。

      地域別でみると西日本が平年より1.4度、沖縄・奄美が平年より0.9度高く、それぞれ地域別の統計を取り始めた1946年(昭和21年)以降で最も高くなったほか、東日本は平年より1.7度高く1位タイとなりました。

      北日本は平年より2.3度高く、過去2番目となりました。

      暑さの原因は?
      特に7月以降に全国で記録的な高温となったことを受けて、気象の専門家らによる気象庁の「異常気象分析検討会」は2日、会合を開いて分析しました。

      高温の背景として7月と8月ともに偏西風が北へ蛇行し、背の高い暖かな高気圧に覆われやすく日ざしが強まったうえ、特に7月は太平洋高気圧が西日本に向かって強く張りだしたことが影響したと指摘しています。

      また、地球温暖化や春に終息した「エルニーニョ現象」、日本近海の高い海面水温も影響しているとみられるということです。

      “ことしの暑さも異常気象”
      「異常気象分析検討会」の会長で東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「去年は圧倒的に気温が高く『異常気象といって差し支えない』と発言したが、ことしもそれに匹敵する、もしくはそれを上回るような地域もあった。ことしの暑さも異常気象といって差し支えない」と述べました。

      その上で「長期的な地球温暖化が気温を底上げしていることは否めない。特にここ2、3年は海面水温が高い。以前と比べて気温が上がりやすい状況は続くのではないか」と指摘しています。

      熱中症の搬送者 去年を上回る状況
      総務省消防庁のまとめによりますと、全国で熱中症で病院に搬送された人は、ことしの4月29日から8月25日までに8万3238人と去年のほぼ同じ時期と比べ5200人余り多くなっています。(去年5/1~8/25 7万7966人)

      このうち死亡したのは108人、入院が必要な「重症」や「中等症」があわせて2万8682人、「軽症」が5万3864人でした。(その他584人)

      都道府県別にみると東京都が7236人と最も多く、大阪府が6030人、愛知県が5586人、埼玉県が4820人などとなっています。

      北日本では記録的大雨も
      検討会では東北や北海道の7月下旬の大雨についても議論されました。北日本では7月24日ごろから各地で大雨となり山形県では線状降水帯が発生し、2度の大雨特別警報が発表されて大きな被害が出ました。

      7月下旬の北日本日本海側の降水量は1946年に統計を取り始めてから2番目の多さとなりました。この要因としては、上空の偏西風が北に蛇行するのに伴って太平洋高気圧が西に張り出す中、中国大陸の南を進んだ台風3号との間から多量の水蒸気が前線に向かって流れ込んだことが挙げられています。また、多量の水蒸気の背景には沖縄・奄美の周辺で海水温が深いところまで高かったことも影響したと考えられています。

      検討会の会長で東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「地球温暖化に伴う影響があり、日本の近海の水温上昇のペースは世界でも有数に速い。黒潮の蛇行など条件が重なると海面水温が高くなり、水蒸気の供給も増える。こうした状況が続けば、北日本でも大雨が降る可能性が高くなってしまうのではないか」と指摘しています。

      猛暑はカンパチの養殖にも影響
      この夏の猛暑で鹿児島県内の水産業には大きな影響が出ています。

      鹿児島県はカンパチの養殖が盛んで、県によりますと全国の半数以上の年間およそ1万4000トンの生産量だということです。

      しかし、養殖カンパチを生産する垂水市漁業協同組合によりますと、猛暑などの影響で水温が上がり、カンパチがえさを食べる量が通常の5割から8割ほどに減っているということです。

      生けすのカンパチ
      カンパチの成長に最も適した海水温は28度前後だということですが、8月中旬以降は30度を超える日が続いたということです。

      えさやりにかかる時間はふだんは1つの生けすで1時間ほどですが、ことしは30分ほどすると餌を食べなくなってしまうということです。

      漁協では、えさの食いをよくするため、えさに混ぜる配合飼料の割合を控えるなどの対策を行っていますが、海水温が30度以上の日が続くと成長しにくくなるほか、暑さなどの影響で身が白っぽくなる「身やけ」が起こるカンパチも出てきているということです。

      垂水市漁業協同組合の篠原重人組合長は「来年は水温が低くなることを祈っていますが、海水温が32度になるような時代も想定して対策を取り、30度になる前に魚の成長を促していくことが必要だと思います」と話していました。

      建設現場でかき氷
      岡山県では9月に入っても30度を超える暑さが続く中、岡山市の建設会社では建設作業員の熱中症対策としてかき氷を提供する試みが行われました。

      岡山市東区の整備工場の建設現場では、キッチンカーが登場し、午前10時に作業員およそ40人にかき氷が無料で配られました。かき氷は11種類あり、汗を流しながら働いていた作業員は、カップに入った好みのかき氷を食べながら涼をとっていました。

      作業員の1人は「暑い中の作業なのでとてもありがたいです。このあとも頑張れます」と話していました。

      この建設会社では、これまでも熱中症対策として空調ファンがついた服の提供などを行ってきましたが、ことしは、8月下旬から県内10か所の現場でかき氷を提供していて、費用は会社側で負担しているということです。

      建設会社の現場担当者、吉田竜哉さんは「職人さんがかき氷を笑顔で食べてくれてよかったです。からだを芯から冷やして、健康面に配慮しながら作業できるような取り組みを今後も継続していきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569601000.html

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  24. 社説
    ノロノロ台風 広範な被害に警戒が必要だ
    2024/09/03 05:00

     日本列島を直撃した台風10号は、遅い速度で迷走し、広い範囲に被害をもたらした。従来とは異なる珍しい現象だ。気象の激変で今後も増えるとみられ、警戒が欠かせない。

     8月29日に鹿児島県に上陸した台風10号は、九州から四国を抜けて、9月1日に太平洋沖で熱帯低気圧に変わった。この間、自転車並みの速度でノロノロと進み、同じ地域にとどまって、長時間にわたり暴風雨を引き起こした。

     台風が通過した地域では、住宅の浸水や橋の崩落などの被害が相次いだ。宮崎県では、竜巻とみられる突風も発生した。死傷者は全国で100人を超えている。

     台風10号は当初、関東から近畿に上陸するとみられていた。しかし、太平洋高気圧が張り出していたため、西寄りの進路を取った。偏西風も通常より北側を吹いていたことで、その風に乗れず、速度も上がらなかった。

     台風の動きを予測するのが難しい状況で、各自治体は、住民に警戒を呼びかけるタイミングを図るのに苦慮したに違いない。

     地球温暖化の影響で、台風が大型化している。今後も、低速で進み迷走するケースは増えるだろう。自治体は、今回の経験を今後の対策に生かしてもらいたい。

     今回の台風のもう一つの大きな特徴が「遠隔豪雨」である。台風の北上に合わせて、温かく湿った空気が流れ込んだことで、秋雨前線が刺激された。

     この影響で、台風から遠く離れた関東や東北でも線状降水帯の発生などで、大雨となった。

     土砂崩れや河川の氾濫、道路の冠水などが、山間部や都市部を問わず起きた。大量の雨が短時間で降り、排水能力が追いつかない状況もみられた。現在の設備で今回のような記録的な豪雨に対応できるのか、検証する必要がある。

     新幹線や飛行機は運休が相次いだ。夏休みの終盤に旅先で足止めされ、途方に暮れた人も多かったはずだ。こうした場合、交通各社は、待機場所や代替の輸送手段の情報を迅速に提供してほしい。

     今回は九州地方で大規模な停電も起きた。猛暑の時期にエアコンが使えなくなれば、熱中症で命を落とす危険がある。

     平時からペットボトルに水を入れて凍らせ、保冷剤として使えるようにしておくなど、できる対策を各自で進めることが重要だ。

     2019年に房総半島を襲った台風15号では、停電に加えて断水も長く続いた。水や食料の備蓄も十分か点検しておきたい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240903-OYT1T50017/

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  25. 気象庁発表の台風情報 見直しに向け検討会 専門家などが初会合
    2024年9月4日 18時39分

    台風に備えた公共交通機関の計画運休などさまざまな対策が進む中、気象庁が発表している台風の情報を社会のニーズに合わせて見直そうと、専門家などからなる検討会の初会合が開かれ、台風の特徴を細かく伝えることなどを議論していくことになりました。

    気象庁で開かれた検討会の初会合には、台風の専門家やメディアの関係者など8人の委員らが出席しました。

    はじめに海外の事例として、半年前からいくつ発生するか予報を出したり、7日先の発生を予測したりする情報が紹介されました。

    また台風の情報に関して、どのようなニーズがあるか気象庁が事業者に行った調査結果が紹介され、建設業界からは「1か月以上前から情報があれば作業工程を検討できる」といった意見があったほか、鉄道業界からは「2日前に計画運休の可能性を公表するため、予測精度が落ちると大きな影響が発生する」といった声が寄せられたということです。

    このあと委員が意見を交わし
    ▽台風10号のように台風から離れた地域でも大雨となったことを踏まえ、どのような被害が起きるおそれがあるか詳しく伝えることが必要だとか
    ▽1か月前から情報があれば、旅行などのスケジュールを立てる際に役立ち、計画運休の影響が少なくなるのではないかといった意見が出ていました。

    検討会は今後、早めの備えを促したり台風の特徴を細かく伝えたりするなど、社会のニーズに応じた情報について議論を重ね、来年の6月ごろをめどに最終案をとりまとめることにしています。

    検討会の座長で横浜国立大学 台風科学技術研究センターの筆保弘徳センター長は「台風に備えるために、余裕がある時間からどれだけの情報をわかりやすく伝えることができるのか、今後検討していきたい」と話していました。

    台風の予報の変遷と課題
    台風の進路予想図は当初は扇の形をしていて、方向だけを表示していました。

    予報円が導入されたのは1982年で、方向に加えて速さも表示されるようになりました。

    その後も見直しが進められ、1986年に予報円に暴風警戒域が加わり、2007年からは暴風警戒域の全体を囲む現在の表示になりました。

    また予報の期間は、当初の「24時間先」から順次延長されたほか、24時間以内に台風に変わる見込みとなった場合は、熱帯低気圧の段階から進路などの予報を発表するようになりました。

    その結果、現在の運用では、
    ▽中心の位置や強さ、それに5日先までの進路を予報円で表示した図のほか、
    ▽暴風域に入る確率を地図や地域ごとにグラフで示した情報、
    ▽雨や風など防災上留意が必要な内容をまとめた気象情報が発表されます。

    気象庁によりますと、予報の精度のうち進路は長期的にみて向上したということです。

    一方、台風の強度は進路と比べて明確な精度の向上は見られなかったものの、近年は向上しつつあるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240904/k10014571901000.html

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  26. 政府 6月~7月の大雨災害を激甚災害に指定 被災自治体を支援へ
    2024年9月6日 14時17分

    梅雨前線などの影響でことし6月から7月にかけて全国で相次いだ大雨の災害について、政府は「激甚災害」に指定し、公共施設や農地の復旧にかかる自治体の費用などを支援することを決めました。

    ことし7月下旬に東北の日本海側で記録的な大雨となり、山形県を流れる最上川が氾濫するなど、ことしも全国で梅雨前線や低気圧に伴う大雨の被害が相次ぎました。

    政府は6月8日から7月30日までの一連の災害について、復旧にかかる費用の見込み額が一定の基準を上回ったとして、6日の閣議で「激甚災害」に指定することを決めました。

    これにより、自治体が河川や道路、学校、福祉施設、農地の復旧工事などを行う際の費用について、国からの補助率が引き上げられることになります。

    また、山形県鮭川村は、「局地激甚災害」に指定され、事業の再建を図る中小企業に対して特例措置が適用されることになりました。

    「激甚災害」や「局地激甚災害」に指定する政令は、9月11日に施行される予定です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574301000.html

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  27. 台風11号は“スーパー台風” 条件重なれば同様台風 日本接近も
    2024年9月6日 19時25分

    南シナ海を進んでいる台風11号は一時、猛烈な勢力に発達し、アメリカの気象機関は「スーパー台風」だと解析しました。専門家は、南シナ海でここまで発達するケースは極めてまれで、進路にあたる中国南部やベトナムは厳重な警戒が必要なことに加え、「条件が重なればこうした台風が今後、日本にも接近しうることを意味している」と指摘しています。

    気象庁によりますと台風11号は南シナ海で急速に発達し、6日午前9時や正午の観測では中心気圧915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速55メートル、最大瞬間風速は75メートルと猛烈な勢力まで発達し、アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは一時、最も強い階級の「スーパータイフーン」=「スーパー台風」だと解析していました。

    午後3時にはやや勢力を弱めたものの、非常に強い勢力となってトンキン湾へと向かっています。

    台風のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授が1980年から2023年の44年間のデータで海域ごとに「スーパー台風」クラスの台風が通過する頻度を分析したところ、フィリピンの東から南西諸島の南側の海域では、年に2回や1回程度はこうした台風が通過することがわかりました。

    一方、今回のように、南シナ海をスーパー台風クラスの勢力で台風が通ることは極めてまれだということです。

    この理由について坪木教授は、南シナ海の海面水温が30度ほどと平年より高いことなどが影響していると分析しています。

    坪木教授は「南シナ海でスーパー台風になったことで、やや勢力を落としたとはいえ、中国南部の海南島やベトナムでは、厳重な注意が必要で大きな被害のおそれもある」と話しています。

    そのうえで「同じくらいの海面水温は西日本の海上に広がっていて、条件が重なれば同じような勢力の台風が日本に接近することも考えられる。来月前半ころまでは日本でも強い台風に十分注意が必要だ」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574751000.html

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    1. 台風11号 中国南部、ベトナム上陸で死者も 倒木など被害相次ぐ
      2024年9月7日 20時02分

      アメリカの気象機関が一時、「スーパー台風」に発達したと解析した台風11号は、6日、中国南部に上陸し、少なくとも3人が死亡したほか、倒木や浸水によって道路が寸断されるなど被害が相次いでいます。

      風で大きく揺れる電線。激しく降る雨で周囲の様子もわかりません。

      画像は暴風が吹き荒れる中国南部の様子です。

      日本各地で被害が出た台風10号の次に発生した11号が上陸しました。

      台風11号は、南シナ海で猛烈な勢力に発達し、アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは、一時、最も強い階級の「スーパー台風」に発達したと解析していました。

      中国の中央気象台によりますと、台風11号は6日午後、中国南部の海南島に上陸し、この時期に上陸した台風としてはこれまでで最も強いとしています。

      地元当局によりますと、この台風でこれまでに少なくとも3人が死亡、95人がけがをしたということです。

      また、倒木や浸水によって各地で道路が寸断されたほか、80万戸以上が停電するなどの被害が出ています。

      国営の中国中央テレビは、水につかった道路をバイクで移動する人たちの様子や、風でなぎ倒された木が自動車を直撃し動けなくなっている様子などを伝えています。

      この事態を受けて習近平国家主席は災害状況を早急に確認し、救援活動や被災者の避難などに全力を尽くすよう重要指示を出しました。

      中国の中央気象台は、今後3日間は強い風と雨が予想されるとしていて警戒を呼びかけています。

      台風11号 7日にベトナム上陸 首都ハノイでは死者も
      台風11号は、南シナ海を西北西に進み、日本時間の午後、ベトナムに上陸しました。

      首都ハノイでは強風で木が相次いで倒れ、死者も確認されています。

      日本の気象庁によりますと台風11号は南シナ海で急速に発達し、日本時間の7日午後6時の観測ではベトナム付近をおよそ20キロの速さで西に進んでいます。

      中心気圧935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートルとなっています。

      アメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターは一時、最も強い階級の「スーパータイフーン」=「スーパー台風」だと解析していました。

      台風は日本時間の7日午後、ベトナム北部に上陸しこのうちハノイ中心部では強風の影響で至る所で木が根元からなぎ倒され、歩道をふさいでいました。

      また、ハノイでは6日、台風の接近による強風の影響で高さ15メートルの木が倒れ、下敷きになった女性1人が死亡しました。

      ベトナムの国立気象センターは今回の台風についてベトナム北部のトンキン湾に接近するものとしては、過去10年間で最大規模と考えられるとして注意を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240907/k10014575631000.html

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    2. 台風11号の被害 ベトナム フィリピン 中国で合わせて59人死亡
      2024年9月9日 20時17分

      猛烈な勢力で中国やベトナムなどを直撃した台風11号は熱帯低気圧に変わりましたが、各地で大きな被害を出し、これまでに合わせて59人が死亡しました。ベトナムの国立気象センターは、今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

      日本の気象庁によりますとアメリカのJTWC=米軍合同台風警報センターが一時、最も強い階級の「スーパー台風」だと解析した台風11号は、8日に熱帯低気圧に変わりました。

      ロイター通信によりますと、この台風とそれに伴う土砂崩れや洪水により、これまでに少なくともベトナムで35人、フィリピンで20人、中国で4人が死亡したことが確認されました。

      ベトナム政府によりますとベトナム北部フート省で9日朝、川にかかる橋が突然崩落し、車6台とバイク5台が巻き込まれ13人が行方不明になっています。

      現地からの映像では、台風の影響で増水した川に橋の半分以上が崩落しているほか、橋脚部分とみられる鉄骨やバイクが落ちている様子が確認できます。

      7日、台風が上陸した首都ハノイでは、強風の影響で至るところで屋根が吹き飛ばされたり、木が根元からなぎ倒されたりしていて、近くに住んでいる人たちなどが復旧作業に追われていました。

      ベトナムの国立気象センターは今後も大気の不安定な状態が続く見込みだとしていて、引き続き土砂災害などに警戒するよう呼びかけているほか、首都ハノイにある日本大使館も渡航や滞在を予定している人たちに二次災害に注意し、安全確保に努めてほしいとしています。

      フィリピン 20人死亡 26人行方不明
      フィリピンの災害対策当局は、9月2日にフィリピン北部のルソン島に上陸した台風11号が各地に大雨を降らせて、洪水や土砂崩れが発生した結果、これまでに20人の死亡が確認され、26人の行方がわからなくなっていると発表しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014576971000.html

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    3. 台風11号 ベトナムで152人死亡 現地の日系企業にも影響
      2024年9月11日 17時37分

      ベトナムでは、台風11号の影響で雨が続き土砂崩れや洪水が相次いでおり、これまでに152人が死亡し、100人以上の行方がわからなくなっているほか、現地の日系企業にも影響が広がっています。

      ベトナム北部では今月7日に台風11号が直撃したあと雨が降り続いており、各地で土砂崩れや洪水などが相次いでいます。

      国営メディアによりますとこれまでに152人が死亡し100人以上の行方がわからなくなっているということです。

      ベトナムにある日本大使館によりますと、これまでに日本人が被害に巻き込まれたという情報は入っていないということですが、首都ハノイでは市内を流れる川の水位が急激に上昇しており、地元当局が氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      また、ベトナムにはおよそ2000社の日系企業が進出しているということですが、工場が浸水したり、停電で生産ラインが止まったりして、これまでに製造業を中心に少なくとも44社に影響が出ているということです。

      ベトナムに駐在する伊藤直樹大使は「一刻も早く日系企業が工場を復旧できるよう、ベトナム政府にも引き続き対応を要望していく」と述べたほか、大使館としても現地に住む日本人や旅行者に向けて注意を呼びかけるとともに情報収集を続けることにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014579241000.html

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  28. 世界の平均気温 8月は去年に並んで1940年以降で最高に
    2024年9月6日 21時56分

    先月の世界の平均気温が、8月としては去年の8月に並んで最も高かったことがEU=ヨーロッパ連合の気象情報機関の分析で分かりました。

    これはEUの気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が6日、発表したものです。

    それによりますと先月の世界の平均気温は16.82度で、8月としては去年の8月に並んで、記録のある1940年以降最も高くなったということです。

    地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に基づき、各国は世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて1.5度に抑えるよう努力することを目標に掲げています。

    8月の平均気温は産業革命前と比べて1.51度高くなり、目標の達成が難しい状況となっています。

    コペルニクス気候変動サービスは2024年が最も暑い年になる可能性が高まっているとしたうえで「温室効果ガスの排出を減らす緊急的な措置を取らないかぎり、この夏見られたような気温に関係する極端な現象はより激しくなり、人々や地球に壊滅的な結果をもたらすだろう」と警鐘を鳴らしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014575001000.html

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    1. どっかからカネもらって言わされてないか?

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  29. 記録的大雨から1年 2000棟以上被害の千葉県 復旧が徐々に進む
    2024年9月8日 5時10分

    千葉県や茨城県を中心に浸水被害が相次いだ記録的な大雨から8日で1年です。2000棟以上の住宅が被害を受けた千葉県では、住宅の応急修理が先月完了するなど徐々に復旧が進んでいます。

    去年9月8日、千葉県や茨城県の太平洋側を中心に記録的な大雨となって浸水や土砂災害が相次ぎ、千葉県で2300棟余り、茨城県で1800棟余りの住宅に被害が出ました。

    このうち千葉県では、一宮川流域で氾濫が発生し茂原市では広範囲が水につかるなどして、国や県が費用の一部を負担する「応急修理制度」を活用するなどして住宅の修繕が行われてきました。

    千葉県によりますとこれまで309件の申請があり、応急的な工事が先月すべて完了するなど復旧は徐々に進んでいるということです。

    また、川の氾濫を防ぐため、堤防のかさ上げや護岸の改修などの工事を進めていて、被害が大きかった一宮川では来年度までの完了を目指すとしています。

    さらに、自治体と連携し田んぼに一時的に雨水をためて川への流入を防ぐ「田んぼダム」の拡大も図るなど水害対策をさらに進めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240908/k10014575611000.html

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  30. 台風10号 車の窓ガラス割れる被害 600台以上が修理待ち 宮崎
    2024年9月9日 12時34分

    8月の台風10号で竜巻とみられる突風が複数、発生した宮崎市では、車の窓ガラスが割れる被害が相次ぎ、専門店では600台以上が修理待ちとなっています。

    修理の依頼が相次いでいるのは宮崎市一の宮町にある専門店です。

    9日の午前中もフロントガラスに穴が開いたり、側面のガラスにひびが入ったりした車が合わせて6台持ち込まれ、従業員が交換作業に追われていました。

    竜巻とみられる突風の発生から10日余りがたつなか、この店ではすでに200台ほどを修理したということですが、被害の多さに修理が追いつかず、まだ600台余りが順番を待っている状態だということです。

    さらに車種によってはガラスを取り寄せるのに半年ほどかかるケースもあり、作業の長期化が懸念されています。

    修理にかかる費用はフロントガラス1枚で6万円から20万円ほどで、複数のガラスが割れているとさらに高額になるということです。

    宮崎オートガラスの平川親士代表取締役は「人が足りず、修理する車もたくさんあり、非常に戸惑っています。発災当初はタクシーや営業車など市民の足や経済に欠かせない車の修理を優先したこともあり、一般のお客様には待ってもらっている状態で、大変だろうと思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014577021000.html

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  31. 全国各地で猛暑日 あす以降も猛烈な暑さの予想 熱中症対策を
    2024年9月11日 19時15分

    11日は全国的に気温が上がり、35度以上の猛暑日は東北から九州の152地点と全国の観測点のおよそ6分の1に達し、9月としての最高気温を更新したところもありました。12日以降も猛烈な暑さが予想されていて、熱中症対策を続けるようにしてください。

    宮城を訪れた観光客「熱波に近い感覚」「宮城こんなに暑いとは」
    宮城県白石市では午前中から気温が上がり、観光名所の白石城でも日ざしを避けてベンチで休む人や日傘をさして歩く人の姿も見られました。

    埼玉県から訪れた70代の男性は「きょうは暑すぎて観光気分じゃないです。昔は9月というと涼しかったのですが、きょうは熱波に近い感覚なので倒れないようにしないとと思います」と話していました。

    東京都から訪れた50代の女性は「日ざしは弱いのですが、汗をかくのでまだまだ暑いですね。朝晩だけでも早く涼しくなってほしいです。宮城県がこんなに暑いとは思わなかったです」と話していました。

    大阪府から訪れた30代の女性は「すごく暑くて水分補給しながら観光しています。最近は涼しくなってきたと思っていましたが、まだまだ夏の空ですね」と話していました。

    全国のアメダス 152地点で猛暑日に
    気象庁によりますと11日は高気圧に覆われて各地で気温が上がり、日中の最高気温は大分県日田市で37.8度、埼玉県鳩山町で37.2度、福岡県久留米市や島根県益田市で37度ちょうどと、それぞれ平年を7度から8度程度上回っています。

    岩手県釜石市は36.4度と、ことし最も高くなりました。

    猛暑日となったのは、全国のアメダス914地点のうちおよそ6分の1に当たる152地点に達しました。

    また、岩手県釜石市など31地点では、9月として、統計を取り始めてから最も高いか過去最高に並ぶ気温となりました。

    12日も各地で猛暑日の見込み 厳しい残暑は来週も
    12日も気温は上がり、日中の最高気温は大分県日田市と福岡県久留米市で37度、埼玉県熊谷市や京都市で36度、東京の都心や大阪市で35度などと、各地で猛暑日が見込まれています。

    千葉県、和歌山県、広島県、鳥取県、香川県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県では熱中症の危険性が極めて高まるとして、気象庁と環境省は「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁によりますと、厳しい残暑はこのあとも続き、東日本では来週16日にかけて、西日本では17日ごろにかけて、35度以上の猛暑日になるところがあると予想されています。

    熱中症対策を続けるようにしてください。

    大気不安定で非常に激しい雨も 11日夜遅くにかけ注意を
    一方、東日本と西日本を中心に暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、内陸部を中心に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降っています。

    午後6時までの1時間に栃木県那須烏山市で39.5ミリ、徳島県三好市池田で35.5ミリの激しい雨が降りました。

    土砂災害や低い土地の浸水、急な河川の増水に十分注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014579091000.html

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  32. 関東甲信 局地的に猛烈な雨も あすも厳しい残暑か
    2024年9月12日 20時30分

    関東甲信は、12日も各地で35度以上の猛暑日となりました。一方、夜になって栃木県で猛烈な雨が降るなど関東北部を中心に大気の状態が不安定になっていて、土砂災害などに十分注意が必要です。

    気象庁によりますと、関東甲信は12日も高気圧に覆われ晴れ気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽埼玉県鳩山町で36.9度
    ▽栃木県佐野市で36.6度
    ▽群馬県桐生市で36.2度
    ▽東京・府中市で36度ちょうど
    ▽茨城県筑西市西石田で35.8度
    ▽甲府市で35.4度と各地で猛暑日になったほか
    ▽東京の都心で34.5度
    ▽横浜市で34.1度を観測しました。

    厳しい残暑は、来週にかけて続く見込みで、13日の日中の最高気温は
    ▽前橋市や埼玉県熊谷市で36度
    ▽東京の都心や甲府市、茨城県土浦市で35度
    ▽横浜市や千葉市、宇都宮市、水戸市で34度などと予想されています。

    千葉県では、13日、熱中症の危険性が極めて高くなるとして「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症への対策を続けて下さい。

    宇都宮で猛烈な雨を観測
    一方、日中の気温の上昇や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、関東北部を中心に局地的に雨雲が発達しています。

    午後7時までの1時間には栃木県が宇都宮市に設置した雨量計で80ミリの猛烈な雨を観測しました。

    関東甲信ではこのあと数時間、12日夜遅くにかけて大気の不安定な状態が続くほか、13日も午後に再び不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    13日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、関東北部で100ミリ、関東南部と甲信で80ミリと予想されています。

    気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水に十分注意するとともに、落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    埼玉 熊谷 9月5回目の猛暑日
    埼玉県熊谷市では日中の最高気温が35.8度を観測し、今月に入って5回目の猛暑日となりました。

    市の中心部にあるデパートでは、店頭に設置された巨大な温度表示板に気象台が観測した午後2時の気温35.1度が表示され、訪れる人に熱中症への注意を呼びかけてました。

    また、JR熊谷駅の周辺では、日傘をさした人や小型の扇風機を持って歩く人の姿が多く見られました。

    70代の男性は「この暑さにはまいります。もう9月なのにこんなに長く暑くなるとは思いませんでした。秋が待ち遠しいし早く涼しくなってもらいたいです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240912/k10014580031000.html

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  33. 台風5号上陸の岩手県の被害 政府「局地激甚災害指定の見込み」
    2024年9月13日 12時02分

    先月、台風5号が上陸した岩手県内の被害について、政府は、「局地激甚災害」に指定される見込みになったと発表しました。指定されれば農地や道路などの復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなど支援を受けられるようになります。

    先月12日に台風5号が上陸した岩手県では、記録的な大雨となり、住宅の浸水や道路の崩落など被害が相次ぎました。

    政府は、宮古市で農地の、岩泉町で道路の復旧にかかる費用などの見込額が基準を上回ったとして、「局地激甚災害」に指定する見込みになったと発表しました。

    指定されれば、復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなどの支援を受けられるようになります。

    松村防災担当大臣は、「財政面や資金面に不安を感じることなく、復旧に取り組んでほしい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580881000.html

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  34. 猛暑日40日連続の地点も 全国4分の1近くで連続日数過去最多に
    2024年9月13日 17時17分

    気象庁によりますと、ことしは35度以上の猛暑日となった日の連続日数が、過去最多に並んだり更新したりした地点が相次ぎ、12日までに全国914の観測点のうち211地点と、4分の1近くにのぼっています。

    このうち、最も多いのは
    ▽福岡県太宰府市で40日、
    ▽福岡県久留米市で34日、
    ▽兵庫県淡路市で31日となっています。

    このほか
    ▽熊本市で28日、
    ▽名古屋市や岡山市、佐賀市で25日、
    ▽鹿児島市で22日、
    ▽埼玉県熊谷市で17日、
    ▽横浜市で8日、
    ▽北海道北見市で3日などとなっています。

    猛暑でピーマンが赤や白に変色

    兵庫県北部の但馬地域では、日中は暑く朝夕は涼しい山あいの気候を生かして150軒余りの農家がピーマンを栽培していて、地域を代表する農作物として地元や京阪神地域で販売されています。

    ことしは猛暑が続き成育に影響が出ていて、このうち豊岡市但東町の能勢明宏さんの畑では、大きく成長する前に赤く熟してしまったり強い日ざしで白く変色してしまうなどして出荷できないピーマンがあちこちにみられました。

    地元のJAによりますと、9月に入って厳しい暑さも少し和らいだことから生産は回復傾向にありますが、地域全体の出荷量は例年に比べて1割ほど減っているということです。

    能勢さんは「気候はコントロールできないので、暑さで作業がやりづらかった。最新の対策をとろうとすれば高額な投資となり、今のピーマンの価格のままだと厳しい。農家はいい品質のものを出したいと頑張っているので、まずは食べてもらいたい」と話していました。

    JA全農兵庫などでは今後も夏場は厳しい暑さが予想されるとして、ピーマンの生産者たちとも協力し野菜の詰め合わせなどを通信販売して売り上げの一部で水やり装置の購入費を補助することにしています。

    JAたじまの営農指導員の渡邉秀哉さんは「気候変動に対応できるよう農家と情報を共有しているが、解決は難しい。野菜を食べてもらうことで農家を後押しすることになるので協力をお願いしたい」と話していました。

    きょうも太宰府 日田で37度超 あすも各地で猛暑日予想

    13日も西日本から東北にかけて厳しい残暑が続き、九州では37度を超える猛烈な暑さとなりました。14日も各地で35度以上の猛暑日が予想されていて、こまめな水分補給など熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、13日も西日本から東北にかけて高気圧に覆われ、晴れて気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽福岡県太宰府市で37.1度
    ▽大分県日田市で37度ちょうど
    ▽京都市で36.3度
    ▽さいたま市で35度ちょうどと猛烈な暑さとなりました。

    また、
    ▽福岡市で34.8度
    ▽広島市で34.4度
    ▽福島市や東京の都心で33.9度
    ▽名古屋市や大阪市で33.8度などと各地で厳しい残暑となりました。

    14日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽鳥取市や兵庫県豊岡市、福井市で37度
    ▽福岡市や山口市、さいたま市で36度
    ▽広島市や大阪市、高松市、東京の都心で35度などと各地で猛暑日が予想されています。

    気象庁と環境省は、14日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、九州から関東にかけての16の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けて下さい。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240913/k10014580921000.html

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  35. 厳しい残暑 営業延長するプールも 15日にかけ大雨のおそれも
    2024年9月14日 19時08分

    3連休初日の14日、九州から関東甲信にかけて厳しい残暑となり、37度を超えたところもありました。
    千葉県のプールでは、例年は8月いっぱいまでだった営業を土日と祝日に限って今月23日まで延長していて、多くの人が訪れています。

    一方、前線が南下する影響で北海道から東海の広い範囲で、15日にかけて大雨のおそれがあり、低い土地の浸水や土砂災害などに十分注意してください。

    気象庁によりますと、14日は日本海側を中心に気温が上がり、日中の最高気温は長崎県南島原市で37.8度と、9月としての最高気温を更新しました。

    このほか
    ▽兵庫県豊岡市で37度ちょうど
    ▽福岡市で36.9度
    ▽大阪府堺市や福井市で35.9度
    ▽さいたま市で35度ちょうどなどと、猛烈な暑さとなりました。

    “夏の行楽地”では季節外れの混雑
    千葉市美浜区にある屋外のプールでは、例年は8月いっぱいまでだった営業を土日と祝日に限って今月23日まで延長しました。

    14日の来場者数は8月並みのおよそ3000人に達しました。

    訪れた人たちは「いや~もう最高ですね。9月にプールに来られることなんてないので。人もいっぱいいてすごいですね」とか「まだまだ暑いんで子どもがいるとプールに入りたくなります」などと話していました。

    暑さの中でも「岸和田だんじり祭」
    一方、大阪・岸和田市では、重さ4トンのだんじりが豪快に街を駆けめぐる「岸和田だんじり祭」が始まりました。

    「岸和田だんじり祭」は五穀豊じょうを願って江戸時代から300年以上続く大阪・岸和田市の伝統の祭りで、ことしも市内の各地区から34台のだんじりが参加しました。

    だんじりは高さおよそ4メートル、重さはおよそ4トンで、ねじり鉢巻きにはっぴ姿の若者たちが、太鼓や笛などの鳴り物とともに、「そーりゃ」とかけ声をあげながら豪快に引き回します。

    最大の見せ場は交差点を勢いよく回る「やりまわし」で、屋根の上でうちわを持って舞う「大工方(だいくがた)」の合図でだんじりが勢いよく曲がると、見物客から大きな歓声が上がっていました。

    あすも九州や関東甲信を中心に気温上昇か
    15日も九州や関東甲信を中心に気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽熊本市と佐賀市で36度
    ▽さいたま市や福岡市、長崎市で35度などと予想されています。

    気象庁と環境省は15日は熱中症の危険性が極めて高まるとして、九州の5つの県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。熱中症への対策を続けてください。

    北海道~東海 あすにかけて大気の状態不安定
    一方、これから前線が南下し、南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で北海道から東海にかけての広い範囲で15日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

    局地的に雷を伴って激しい雨が降り、東海や東北の日本海側、関東などでは非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    15日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽東海で140ミリ
    ▽北海道と東北で100ミリ
    ▽関東甲信と北陸で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や急な川の増水、低い土地の浸水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240914/k10014582001000.html

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  36. ルーマニア 記録的大雨で河川あふれる 死者や数千棟の家屋被害
    2024年9月15日 15時00分

    ヨーロッパでは、東部と中部の各地で記録的な大雨に見舞われ、このうちルーマニアでは河川があふれるなどして少なくとも4人が死亡し、数千棟の家屋が水につかるなど大きな被害が出ています。

    ヨーロッパの東部や中部では低気圧が停滞してここ数日各地で大雨となりました。

    このうち記録的な集中豪雨に見舞われたルーマニアでは東部で河川の水があふれ、男女4人が遺体で見つかり、数百人が孤立しているということです。

    ロイター通信によりますと、数千棟の家屋が水につかる被害を受けたということで、現地の映像では、広い範囲で建物が水につかり、泥水やがれきが道路にあふれる中、救助隊が住民を安全な場所へ誘導する様子が確認できます。

    ルーマニアのチョラク首相は現地を視察し、「最優先事項は人命救助だ」と述べました。

    また、AP通信によりますとチェコでも、複数の地域で河川の水位が上昇し、南東部で男性が増水した川に転落して行方不明となり、北東部では3人が車ごと川に流されるなど、各地で被害が出ています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582531000.html

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  37. 大洪水がおこる物語は、旧約聖書の「ノアの方舟」のくだりにも描かれている、人類史で繰り返される定番の悲劇。

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    1. (人にとっての)天変地異は、地球史からみれば常態でしかない。

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  38. 東日本中心 16日にかけ大雨の見込み 土砂災害などに注意
    2024年9月15日 18時45分

    前線の影響で、関東や北陸では強い雨が降っているところがあります。東日本を中心に16日にかけて、大雨となる見込みで、気象庁は土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、日本海から北日本付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、関東や北陸に発達した雨雲がかかっています。

    ▽富山県立山町芦峅では、午後4時半までの1時間に53ミリの非常に激しい雨を観測したほか
    ▽福島県南相馬市では、午後3時すぎまでの1時間に51ミリの非常に激しい雨が降りました。

    ▽東北と北陸では15日
    ▽関東甲信では16日にかけて大雨となる見込みで
    16日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽関東甲信で100ミリ
    ▽東北と北陸で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意するよう呼びかけています。

    各地で35度以上の猛暑日 厳しい残暑続く
    一方、15日も厳しい残暑が続き、各地で35度以上の猛暑日となりました。

    日中の最高気温は
    ▽福岡県朝倉市で38.2度
    ▽熊本県甲佐町で37.9度
    ▽島根県益田市で37.5度
    ▽埼玉県鳩山町で36.9度などでした。

    16日も西日本を中心に猛烈な暑さとなる見込みで、日中の最高気温は
    ▽熊本市や福岡県久留米市で37度
    ▽高松市や広島市で35度などと予想されています。

    東日本と西日本では、今月19日にかけて高気圧に覆われて暖かい空気が流れ込むため、最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある見込みです。

    室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582231000.html

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    1. 西日本の日本海側や東日本で大気不安定 島根では記録的な大雨
      2024年9月15日 22時48分

      前線の影響で、西日本の日本海側や東日本を中心に大気の状態が不安定になっています。島根県では1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、日本海から北陸や東北を通って日本の東の海上にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本の日本海側や東日本を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。

      松江市付近ではレーダーによる解析で15日午後9時半までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

      また、国土交通省が松江市に設置した雨量計で午後9時半までの1時間に120ミリの猛烈な雨を観測しました。

      関東甲信や北陸でも雨が強まり、午後9時までの1時間には、栃木県那須烏山市で60.5ミリの非常に激しい雨を、富山市で33.5ミリの激しい雨を観測しました。

      これまでの雨で茨城県では土砂災害の危険性が非常に高くなり土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      北陸と山陰ではこのあと数時間、関東甲信では16日の明け方にかけて大雨となる見込みで、気象庁は低い土地の浸水や土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の増水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582231000.html

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  39. 台風14号発生 勢力強めながら沖縄に接近のおそれ
    2024年9月15日 23時18分

    15日午後9時、日本のはるか南の海上で台風14号が発生しました。台風は勢力を強めながら沖縄に接近するおそれがあり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、15日午後9時、日本のはるか南のマリアナ諸島付近で熱帯低気圧が台風14号に変わりました。

    中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から東側800キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は勢力を強めながら北へ進んでおり、今月18日に沖縄に近づくおそれがあります。

    進路の予想にはまだ幅があり、気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240915/k10014582801000.html

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    1. 台風14号 沖縄・奄美に18日最接近へ 高波に警戒 強風など注意
      2024年9月17日 19時14分

      大型の台風14号の影響で沖縄県や鹿児島県の奄美地方では風が強まり、断続的に雨が降っています。台風は発達しながら18日沖縄・奄美に最も接近する見込みで、気象庁は高波に警戒するとともに強風や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、大型の台風14号は、17日午後6時には、日本の南の海上を1時間に55キロの速さで北西に進んでいます。

      中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心の北東側600キロ以内と南西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      台風は、発達しながら北西に進み、18日、沖縄県や鹿児島県の奄美地方に最も接近する見込みです。

      沖縄・奄美では風が強まっていて、18日は非常に強い風が吹き最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。

      海上は18日から19日にかけてうねりを伴って大しけとなる見込みです。

      また、沖縄県を中心に断続的に雨が降っていて、18日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで沖縄地方で120ミリ、奄美地方で100ミリ、19日夕方までの24時間では奄美地方で120ミリ、沖縄地方で80ミリと予想されています。

      気象庁は、高波に警戒するとともに強風や土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、高潮、落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583291000.html

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  40. ミャンマー 大雨による洪水などで220人以上死亡 国営メディア
    2024年9月17日 13時26分

    ミャンマーでは、大雨による洪水や土砂崩れが各地で発生し、国営メディアは、これまでに220人以上が死亡したと伝えています。被災した地域では、道路が寸断されるなどの被害が出ていて、救助や支援活動をどのように行き渡らせるかが課題となっています。

    ミャンマーでは9月上旬に台風11号から変わった熱帯低気圧の影響で大雨が降り、洪水や土砂崩れが各地で相次いで発生しました。

    ミャンマーの国営メディアは、洪水による被害は首都ネピドーや東部カヤー州のほか、中部や南部など広い範囲で確認され、これまでに220人以上が死亡したと伝えています。

    また、行方が分からなくなっている人も70人以上にのぼるということで、捜索や救助活動が続けられています。

    OCHA=国連人道問題調整事務所は、洪水の被災者はこれまでに63万1000人にのぼると推計していて、食料や飲み水など緊急の支援が必要だとしています。

    ただ、被災した地域では道路や橋が寸断されているうえ、通信回線が遮断されるなどの被害も出ていて、救助や支援活動をどのように行き渡らせるかが課題となっています。

    ミャンマーでは、3年前のクーデター以降、軍と民主派勢力などとの間で戦闘が続いており、被災地の一部では戦闘と自然災害によるさらなる人道状況の悪化も懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240917/k10014583611000.html

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  41. 東京都心 過去最も遅い猛暑日に 関東甲信は大気不安定 警戒を
    2024年9月18日 17時50分

    18日西日本や東日本では厳しい残暑となり東京の都心では35度を超え、過去最も遅い猛暑日となりました。19日も西日本や東日本で猛烈な暑さが予想されていて、熱中症への対策を続けて下さい。

    一方、関東甲信では広い範囲で大気の状態が不安定になっていて土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

    気象庁によりますと、西日本や東日本では18日も高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は京都府舞鶴市で37.9度、熊本市や福岡県太宰府市で37.5度、埼玉県越谷市で37.4度、名古屋市で36.4度、東京の都心や福井県敦賀市で35.1度などと各地で35度以上の猛暑日となりました。

    福岡県太宰府市のことし猛暑日の日数は60日に達し、全国の過去最多を更新しました。

    また、東京の都心では1942年の9月12日を抜いて最も遅い猛暑日となりました。

    19日も西日本や東日本では厳しい残暑が続く見込みで、日中の最高気温は福岡市や佐賀市で37度、熊本市や高松市、鳥取市、広島市、京都市、静岡市で36度、大分市や山口市、高知市、大阪市、名古屋市、甲府市で35度などと予想されています。

    19日も熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東から沖縄にかけての13の県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けて下さい。

    一方、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や日中の気温の上昇の影響で関東甲信の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雨雲が発達しています。

    山梨県都留市付近では、レーダーによる解析で午後3時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

    これまでの雨で東京と埼玉県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    大気の不安定な状態は19日にかけて続き、18日は雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    19日夕方までの24時間に降る雨の量は多いところで100ミリと予想され、その後も各地で雨の量が増える見込みです。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、はん濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240918/k10014585041000.html

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  42. 埼玉 熊谷の巨大な温度表示板 今シーズンの役目を終え撤去
    2024年9月19日 12時23分

    夏の厳しい暑さで知られる埼玉県熊谷市で、巨大な温度表示板が今シーズンの役目を終え、撤去されました。

    熊谷市は、6年前の7月に観測史上、国内で最も高い41.1度を観測し、今シーズンの猛暑日は過去最多だった去年の45日を上回って、9月18日で46日となりました。

    市内にあるデパートは熱中症への注意を呼びかけようと、ことしも5月から店の前に高さおよそ4メートルの巨大な温度表示板を設置していましたが、今シーズンの役目を終えたとして19日に撤去しました。

    厳しい残暑が続いたため、先月末までだった設置期間を延長したということです。

    八木橋百貨店シニアアドバイザーの宮地豊さんは「9月に入っても真夏のような暑さでまだまだ夏が終わらない気がしている。来年もこの温度計で気温を見て熱中症に注意してもらいたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014585771000.html

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  43. 季節外れの暑さ20日も 危険な暑さ 熱中症対策を
    2024年9月19日 18時39分

    季節外れの暑さが続いていて、19日は九州で38度を超える危険な暑さとなりました。20日も危険な暑さとなるところがある見込みで、熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、西日本や東日本は19日も高気圧に覆われ気温が上がりました。

    日中の最高気温は、福岡県太宰府市で38.3度と危険な暑さとなりました。

    太宰府市では、ことしの猛暑日の日数が61日に達し、全国の過去最多を更新しました。

    また、長崎空港で38.1度、福岡市で38度ちょうどと、いずれもことし最も暑くなりました。

    このほか、
    ▽佐賀市で37.9度
    ▽津市と広島県府中市で37.4度
    ▽大分県日田市で37.1度
    ▽名古屋市で36.9度などと
    全国の131の観測点で猛暑日となりました。

    20日も厳しい残暑が続き、日中の最高気温は、
    ▽甲府市で38度と危険な暑さとなるほか
    ▽大分県日田市や静岡市、埼玉県熊谷市で37度
    ▽熊本市や岡山市、名古屋市、東京の都心で36度などと
    予想されています。

    20日も熱中症の危険性が極めて高くなるとして、関東から九州にかけての22の都と県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    季節外れの暑さが続いています。室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014586161000.html

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  44. 東北 北陸 21日にかけ大雨のおそれ 土砂災害などに警戒を
    2024年9月19日 19時42分

    前線や低気圧の影響で、東北や北陸では21日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと日本海から東日本を通って日本の東にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

    夕方には関東南部を中心に雨雲が発達し、午後4時までの1時間には国土交通省が東京・八王子市に設置した雨量計で41ミリの激しい雨を観測しました。

    前線の活動は弱まりますが、20日朝には別の前線を伴った低気圧が北日本に進み、21日にかけて東日本付近に停滞するため、東北や北陸では大気の状態が非常に不安定となり大雨になるおそれがあります。

    20日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽新潟県で120ミリ
    ▽東北で80ミリ。

    21日夕方までの24時間には
    ▽東北で150ミリ
    ▽北陸や新潟県で120ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    21日から22日にかけては西日本でも警報級の大雨となるおそれがあり、最新の情報を確認してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014586271000.html

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  45. 秋田県沿岸で線状降水帯発生 山形県も発生のおそれ 厳重警戒を
    2024年9月20日 17時08分

    前線や低気圧の影響で、東北の日本海側や新潟県に発達した雨雲がかかり、秋田県沿岸には20日朝、線状降水帯も発生しました。気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒を呼びかけています。前線は日本海付近にとどまり大雨の影響が長引くおそれがあるため、最新の気象情報に注意してください。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で20日未明から東北の日本海側に発達した雨雲がかかり、午前6時前には秋田県沿岸で線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

    発達した雨雲は新潟県や山形県などにも流れ込み、午前8時半までの1時間には新潟県村上市の三面で70.5ミリの非常に激しい雨が降り、9月としては統計を取り始めてから最も多くなっています。

    午前11時までの1時間には、新潟県新発田市の赤谷で58ミリの非常に激しい雨が降ったほか、山形県飯豊町の中津川で33ミリの激しい雨が降りました。
    これまでの雨で、新潟県と福島県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    前線は週明けにかけて東北や東日本に停滞する見込みで、気象庁は20日の日中は山形県でも線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まるおそれがあるとしています。

    21日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽東北と新潟県で150ミリ、
    ▽北陸で80ミリと予想され、
    その後、22日昼までの24時間雨量は
    ▽東北で150ミリ、
    ▽新潟県で120ミリ、
    ▽北陸で100ミリと大雨になると予想されています。

    さらに、台風14号が今後、温帯低気圧に変わって日本海を東へ進むため西日本でも大雨になる見込みです。

    九州北部では21日昼までの24時間に降る雨の量は多いところで180ミリ、その後、22日昼までの24時間までに150ミリの雨が予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」に注意するよう呼びかけています。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線は週明けにかけて停滞するため、梅雨末期のような大雨になるおそれがあり、ふだん雨の少ない日本海側では今後も、災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    3連休も控え、移動を考えている人も多いと思いますが、最新の気象情報に注意するようにしてください。

    秋田 由利本荘 車内の水をかきだす作業に追わる
    秋田県由利本荘市の住宅では大雨の影響で駐車場にとめていた乗用車が座席の下まで水につかり、所有者の80代の男性が車内の水をかきだす作業に追われていました。

    男性は「まさか、こんなにここに水がたまるとは思っていませんでした」と話していました。

    秋田 由利本荘 住宅浸水7棟
    秋田県由利本荘市によりますと、大雨の影響で本荘地域の住宅3棟が床上まで、4棟が床下まで浸水したということです。

    秋田 由利本荘 書店で水を吸い取る作業などに追われる
    秋田県由利本荘市の書店では、20日の大雨で店内に水が入り込み、従業員たちが雑巾で水を吸い取る作業などに追われていました。

    また床に置かれていた段ボールも水につかり、一部売り物にならない商品も出ました。

    店は片づけなどの対応で、営業時間をおよそ2時間遅らせたということです。

    新潟 佐渡 雨が強まる
    20日午前9時半ごろ、新潟県佐渡市の両津地区では雨が強まり、道路では車がライトをつけてゆっくり走行していました。

    また、住宅街では雨水が溜まった場所で車が水しぶきをあげながら走り、建物の屋根からは雨水が滝のように流れ落ちて歩道に激しく打ちつけていました。

    新潟 村上 三面ダム放流を始める
    新潟県は、村上市にある三面川の三面ダムについて、ダムの水量が増えているとして、午前10時から放流を始めました。

    このあと川の水位の上昇が見込まれるため県は川に近づかず、周辺では避難情報に注意するよう呼びかけています。

    村上市の三面では午前10時までの3時間に110ミリの雨を観測し、雨量が急激に増えています。

    新潟 村上 温泉施設営む男性「雨が屋根叩くすごい音」
    新潟県村上市の瀬波温泉で温泉施設を営む50代の男性は、「けさは、雨が屋根を叩くすごい音に驚いて目が覚めました。昼から天候が回復するということで通常営業することを決めたので、いつもどおり客が来てくれることを期待しています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014586621000.html

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  46. 東北 北陸など22日にかけ大雨おそれ 台風由来の低気圧で荒天も
    2024年9月20日 18時54分

    前線や低気圧の影響で、東北や新潟県、北陸では22日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。22日には台風から変わる低気圧が通過するため西日本も含む広い範囲で荒れた天気になるおそれがあり、連休中は、最新の気象情報に注意してください。

    3連休を控え 気象情報や避難情報に注意を
    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響でけさ、秋田県沿岸で線状降水帯が発生したとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されたほか、山形県や新潟県でも断続的に発達した雨雲がかかっています。

    これまでの雨で新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    前線は22日にかけて東北や東日本に停滞する見込みです。

    さらに中国大陸にある台風14号は21日には温帯低気圧に変わり、22日、発達しながら日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雨と風が強まり荒れた天気になる見込みです。

    21日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽九州北部で180ミリ
    ▽東北と新潟県で120ミリ
    ▽北陸で100ミリと予想され、
    その後、22日夕方までの24時間の雨量は、
    ▽四国と近畿で200ミリ
    ▽東北、東海、九州北部で150ミリ
    ▽新潟県で120ミリ
    ▽北陸で100ミリと大雨になると予想されています。

    温帯低気圧が接近するため風も強まり21日から22日にかけての最大風速は、
    ▽九州北部が海上で20メートル
    ▽陸上で15メートル
    ▽新潟県が海上で23メートル
    ▽陸上で17メートル
    ▽北陸が海上で23メートル
    ▽陸上で15メートルと予想され、
    最大瞬間風速はいずれも30メートルから35メートルと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒するとともに強風に十分注意するよう呼びかけています。

    落雷、竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意が必要です。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線が週明けにかけて停滞するため、ふだん雨の少ない日本海側ではいったん雨が弱まっても、再び大雨になって災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    3連休を控え、外出予定のある人も多いと思いますが、最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。

    台風由来の低気圧も影響し大雨のおそれ
    すでに9月も後半になり日本海側にかかっているのは「秋雨前線」ですが、今回、台風も影響して非常に暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨のような大雨になるおそれもあります。

    気象庁は東北の日本海側と北陸を中心に雨の降り方や最新の気象情報をこまめに確認してほしいとしています。

    気象庁によりますと、前線に向かって南から高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が入りきょうは東北や新潟県で非常に激しい雨が降りました。

    21日には前線上の低気圧が東北地方へ近づくため湿った空気の流れ込みが強まります。

    低気圧が通過するタイミングでは雨が強まると予想されています。さらに、台風も影響します。

    中国大陸に進んだ台風14号は進路を東寄りに変え、21日の午後には温帯低気圧に変わる見込みです。

    この低気圧は22日は前線に沿うように東へ進み、東北地方に接近すると見込まれています。

    温帯低気圧が非常に暖かく湿った空気を持ち込むため、雨雲が発達して大雨となる見込みで、ふだん雨量の少ない東北の日本海側と北陸を中心に梅雨のような大雨となるおそれもあります。

    太平洋側でも雨が強まる時間帯があるほか、低気圧の発達の程度によっては広い範囲で風も強まると予想されています。

    低気圧や前線の位置の予報にはまだ幅があるため気象庁は最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。

    政府 危機管理センターに情報連絡室を設置
    前線や低気圧の影響で全国的に大雨になるおそれがあることを受けて、政府は20日、午後3時に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014587371000.html

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  47. 記録的な暑さ 静岡市で39.2度 全国39地点で9月の最高気温に
    2024年9月20日 19時32分

    前線の南側では、9月としては記録的な暑さとなりました。東日本や西日本では高気圧に覆われて気温が上がり、静岡市で39.2度に達するなど全国の観測点の6分の1に近い143地点で猛暑日となり、39地点では最高気温が9月としての記録を更新するか記録に並びました。

    気象庁によりますと、前線の南側にあたる東日本や西日本では高気圧に覆われておおむね晴れ、日中の最高気温は静岡市で39.2度、福井県小浜市や兵庫県豊岡市で38度ちょうどと、危険な暑さとなりました。

    また、鳥取市で37.9度、山梨県大月市と岐阜県大垣市で37.8度、京都府宮津市で37.7度、千葉県市原市の牛久で37.6度など35度以上の猛暑日は関東甲信から九州にかけての143地点と全国のアメダスの6分の1近くにのぼりました。

    また、静岡市など全国39地点では9月としての最高気温を更新するか、並ぶ気温となりました。

    猛暑日の日数の記録をすでに更新している福岡県太宰府市では35度ちょうどとなり、猛暑日は62日に達しています。

    21日は西日本などでは20日よりは気温が低くなるものの東日本を中心に猛暑日になるところがある見込みです。

    日中の最高気温は
    ▽東京の都心、さいたま市、静岡市で36度
    ▽大分市や高松市で35度
    ▽千葉市や名古屋市、熊本市で34度などと予想されています。

    千葉県、熊本県、奄美地方を除く鹿児島県では熱中症の危険性が極めて高くなるとして、「熱中症警戒アラート」が発表されています。

    室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症への対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240920/k10014586891000.html

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  48. 東北 新潟 北陸 あすにかけ大雨のおそれ 災害に厳重警戒を
    2024年9月21日 7時24分

    前線や低気圧の影響で、東北や新潟県、北陸では22日、日曜日にかけて大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、暴風に警戒するよう呼びかけています。22日は台風から変わる低気圧が通過するため西日本も含む広い範囲で荒れた天気になるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。

    気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で東北の日本海側と新潟県で発達した雨雲がかかり、新潟県村上市の三面では午前6時までの1時間で40ミリの激しい雨を観測しました。

    山形県と新潟県、石川県では、土砂災害警戒情報が発表されているところがあります。

    前線はこのあとも東北や東日本に停滞する見込みです。さらに22日には台風14号から変わった温帯低気圧が前線を伴って日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雨と風が強まり、荒れた天気になる見込みです。

    22日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで▽東北と北陸、新潟県でいずれも150ミリなどと予想され、その後、23日朝までの24時間の雨量は▽東北と新潟県で100ミリ、▽北陸で80ミリなどと予想されています。

    低気圧が接近するためあすにかけて風も強まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、暴風に警戒するよう呼びかけています。

    落雷、竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも注意が必要です。

    今回は湿った空気の流れ込みが強い上、前線が週明けにかけて停滞するため、ふだん雨の少ない日本海側ではいったん雨が弱まっても、再び大雨になって災害の危険性が急激に高まる可能性があります。

    連休で外出予定のある人も多いと思いますが、最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587811000.html

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    1. 山形新幹線 山形~新庄 終日運転取りやめ 大雨の影響
      2024年9月21日 8時34分

      JR山形支店によりますと、大雨の影響で、山形新幹線は21日、山形駅と新庄駅の間の上下線で終日、運転を取りやめます。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587891000.html

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    2. 石川 「顕著な大雨に関する情報」発表 土砂災害に警戒
      2024年9月21日 10時26分

      前線や低気圧の影響で北陸や東北に発達した雨雲がかかり、石川県では線状降水帯が発生して非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
      記録的短時間大雨情報も相次いで発表されていて、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、前線や低気圧の影響で北陸や東北を中心に大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨雲が発達しています。

      気象庁は21日午前9時すぎ、石川県能登に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      能登町北部付近ではレーダーによる解析で午前10時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

      輪島市でも午前9時から9時半にかけて1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されました

      これまでの雨で石川県と山形県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      また、石川県では氾濫危険水位を超えている川があります。

      前線はこのあとも東北や東日本に停滞するほかあすには台風14号から変わった温帯低気圧が前線を伴って日本海から東北へ進むため、西日本から東北の広い範囲で雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      22日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、九州北部で180ミリ、東北と北陸、新潟県で中国地方、四国で150ミリ、その後、23日朝までの24時間には、東海と近畿で150ミリ、四国と九州で120ミリ、東北と新潟県、関東甲信で100ミリ、北陸で80ミリなどと予想されています。

      また、風も強まり荒れた天気になる見込みで、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、暴風に警戒するよう呼びかけています。

      落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。

      最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、大雨の中での無理な移動は避けるなど安全を確保するようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014587931000.html

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    3. 石川県に大雨特別警報を発表
      2024年9月21日 10時52分

      気象庁は、さきほど午前10時50分、石川県の輪島市と珠洲市、能登町に大雨の特別警報を発表しました。
      石川県では、浸水や土砂崩れによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

      気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588111000.html

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    4. 石川 輪島・珠洲などで救助要請相次ぐ
      2024年9月21日 11時26分

      石川県の奥能登広域圏事務組合消防本部によりますと、21日午前11時現在、輪島市と珠洲市などから救助を求める通報が相次いでいるということです。

      消防によりますと、家が崩れて動けなくなっているという情報や人が流されているという情報が入っていて、救助活動などを進めているということです。

      午前10時45分ごろに石川県輪島市の「白米の千枚田」で住民が撮影した映像です。
      白米の千枚田には、激しい勢いで泥水が流れ込んでいて、用水路からは、水が噴き出しているのがわかります。

      近くの道の駅には、15人ほどの住民が避難しているということです。撮影した住民は「田んぼが大変なことになっている。土砂の浸水で車が通れず、千枚田の道の駅では、住民が避難している」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240921/k10014588171000.html

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