2024年8月26日

気象庁長期予報「8月から10月の平均気温、平年より高い」

(気象庁長期予報「7月から9月の平均気温、全国的に高い」②:改題8/12)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240816/k10014550171000.html
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240811-OYT1T50223/

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014522591000.html

2024年7月23日 17時31分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014520351000.html
>8~10月の降水量 湿った空気や秋雨前線の影響受けやすい時期も
>ラニーニャ現象発生の可能性高い “熱中症と台風の対策を”

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014533871000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014532391000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014519041000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240721/k10014518041000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516131000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240718/k10014514761000.html

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240717/k10014513661000.html

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ほらまた出た、「不要不急の外出は控えて」、言うは易く行うは難し…

2024年7月9日 5時24分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505681000.html

日本救急医学会は8日、熱中症への注意喚起のため記者会見を開き、この夏も厳しい暑さで熱中症のリスクが高まることが想定されるとして「暑い時間帯の不要不急の外出は控えてほしい」と呼びかけました。

救急の医師らで作る日本救急医学会は8日、オンラインで記者会見を開き、学会の理事を務める日本医科大学の横堀將司医師が「猛暑日が続いているが、体が熱さに慣れきっていない時期は熱中症になりやすい。暑い時間帯の不要不急の外出は避けてほしい」と注意を呼びかけました。

そのうえで、高齢者や子どものほか持病や障害のある人、それに経済的な問題からエアコンを使えない人などが特に熱中症のリスクが高いとして、周囲の人が健康状態や、過ごし方に注意を払ってほしいと訴えました。

また、学会として熱中症患者の重症度を見直し、これまで「重症」と分類されてきた熱中症の患者のうち
▽体の内部で測る「深部体温」が40度以上かつ
▽意識がなかったり、もうろうとしたりしている患者を、死亡するリスクの高い「最重症」と、新たに分類して集中的な治療を行うよう提言しました。

学会によりますと「最重症」の状態の患者が搬送された場合、すぐに冷たい水のプールなどで全身を冷やす「アクティブ・クーリング」という手法で、治療を行うことが推奨されるということです。

横堀医師は「最近の夏の暑さは『災害級』と言われることがあるが、患者の数は自然災害による被害を超えかねない状況だ。熱中症の患者を助けるにはどのような体制が必要かさらに考えていきたい」と話しています。


https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000649.html



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気象庁
ホーム > 各種データ・資料 > 地球環境・気候 > 日本の天候の特徴と見通し
3か月予報
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/longfcst/3month/

https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000035.html



(書きかけ)





(№633 2024年7月9日)

197 件のコメント:

  1. きょうも関東から西の太平洋側中心に猛烈な暑さ 熱中症警戒を
    2024年7月9日 6時17分

    9日も関東から西の太平洋側を中心に晴れて猛烈な暑さとなる見込みで「熱中症警戒アラート」が発表されている地域もあります。引き続き、熱中症に警戒し、我慢せずにエアコンを使用するなど対策を進めてください。

    気象庁によりますと、9日は北日本付近に停滞している前線から離れた関東から西の太平洋側を中心に晴れて気温が上がる見込みです。

    日中の最高気温は
    ▽三重県尾鷲市で37度
    ▽東京の都心や静岡市、宮崎市で36度
    ▽福岡市で35度
    などと猛烈な暑さが予想されています。

    湿度も高く、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、茨城県と東京の小笠原諸島、千葉県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、宮古島地方を除く沖縄県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    連日、熱中症とみられる症状で亡くなる人が相次いでいます。

    外出をなるべく避けるとともに、室内では適切にエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給して熱中症対策を進めてください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちも気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505691000.html

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  2. 東北で非常に激しい雨 土砂災害などに厳重警戒を
    2024年7月9日 7時46分

    停滞する前線の影響で、日本海側を中心に雨雲が発達し、東北では非常に激しい雨を観測しているところがあります。前線は11日にかけて停滞し、東北と北陸では大雨となる見込みで、気象庁は土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、北日本付近に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

    この時間は、東北で雨雲が発達していて、午前5時までの1時間には国土交通省が秋田県由利本荘市に設置した雨量計で60ミリの非常に激しい雨を観測したほか、午前6時までの1時間には岩手県が花巻市に設置した雨量計で35ミリの激しい雨を観測しました。

    これまでに降った雨で秋田県と岩手県、新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    また、秋田県では氾濫危険水位を超えている川があります。

    前線は11日にかけて停滞する見込みで、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり北陸と新潟県、それに東北では雷を伴って激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    10日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽東北と新潟県で150ミリ
    ▽北陸で100ミリと予想されています。

    また、11日朝までの24時間には
    ▽東北と新潟県で120ミリ
    ▽北陸で100ミリの雨が降る見込みです。

    能登半島地震で被害を受けた地域では少ない雨量でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505701000.html

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    1. 日本海側で激しい雨 東北~山陰 浸水や土砂災害など厳重警戒
      2024年7月9日 14時51分

      停滞する前線の影響で、東北から山陰にかけての日本海側を中心に雨雲が発達し、激しい雨が降っています。

      低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒し、自治体からの情報に注意して早めに安全を確保して下さい。

      気象庁によりますと、北日本付近に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

      午後2時までの1時間に島根県出雲空港で37.5ミリ、秋田県にかほ市で36.5ミリの激しい雨が降りました。

      松江市では午後1時前までの3時間の雨量が108ミリと統計を取り始めてから最も多くなったほか、山形県ではこの48時間に降った雨の量が250ミリに達し、平年7月1か月分を超えているところがあります。また、秋田県では氾濫危険水位を超えている川があります。

      これまでに降った雨で島根県と鳥取県、秋田県、山形県、それに岩手県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      東北から山陰にかけての日本海側では10日にかけて雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降るほか、前線はこのあとも停滞するため東日本と西日本を中心に雨量がさらに増えるおそれがあります。

      能登半島地震で被害を受けた地域ではふだんより少ない雨量でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

      気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      短時間に非常に激しい雨が降ると降った雨が排水できなくなって浸水するおそれがあり、早めに避難するなどして下さい。

      また、斜面や増水した川など危険な場所には近づかず、自治体からの情報に注意して安全な場所で過ごして下さい。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505701000.html

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  3. 山形新幹線 山形~新庄 9日は終日運転見合わせ 大雨の影響で
    2024年7月9日 14時17分

    JR東日本によりますと、大雨の影響で山形新幹線は、山形県の山形駅と新庄駅の間の上下線で運転を見合わせています。

    運転再開は、当初、午後6時ごろを見込んでいましたが、線路の点検作業に時間がかかることから、9日終日、運転を見合わせることになりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014506031000.html

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  4. 島根 松江 ”住宅の周りに水が押し寄せ浸水しそう” 情報多数
    2024年7月9日 18時23分

    松江市消防本部によりますと、午前11時ごろから市内の黒田町や菅田町、それに奥谷町などで、住宅の周りに水が押し寄せ浸水しそうだという情報が多数、寄せられています。

    また、松江市防災危機管理課によりますと、午後0時半現在、市内では、
    ▽黒田町で、住宅1棟の床下浸水の被害が確認されているほか
    ▽鹿島町佐陀本郷で、大屋川の水があふれる被害や
    ▽玉湯町など5か所で、道路が冠水する被害が確認されているということです。

    松江 保育園前の道路が冠水
    松江市黒田町の保育園は、玄関前の道路が冠水して足首の近くまで水がたまりました。

    午後3時ごろ、子どもを迎えに来た30代の男性は、「園の前が冠水しているのは初めて見た。車で来たが途中にも冠水しているところがあり、回り道しながら安全に帰りたい」と話していました。

    島根 出雲 アンダーパスが冠水
    島根県出雲市斐川町の市道では午後2時ごろ、道路の下を通るアンダーパスが冠水し、車が立往生したと消防に通報がありました。消防によりますと、運転手は自力で車の外に逃げ出し、救助されたということです。

    松江 下東川津町の住宅 通気口から床下に水が入り込む
    松江市下東川津町の住宅では午後1時すぎに家の前の道路に水が押し寄せて10センチほどの高さまで水につかりました。この住宅の60代の男性によりますと、午前11時ごろから道路に水がたまりはじめ、通気口から台所の床下にも水が入り込んできたということです。

    近くの保育園の園児や保育士も一時避難
    松江市比津町の法吉公民館には午前11時半ごろから、一時、近くの保育園の園児や保育士およそ70人が避難しました。

    公民館には保護者が子どもたちを迎えにきて、順次、帰宅したということです。

    避難した保育士の内村あゆみさんは「近くの川があふれてきたので、園児の安全を守るため公民館に避難した。不安に思う子もいたが、落ち着いて避難することができた」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014506361000.html

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    1. 東北や山陰で大雨 浸水や土砂災害 川の氾濫など厳重警戒
      2024年7月9日 18時50分

      梅雨前線と低気圧の影響で、東北や山陰で大雨となり、地盤が緩み増水している川があります。

      引き続き低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重な警戒が必要です。

      気象庁によりますと、日本海から北日本にのびる梅雨前線と前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北や山陰を中心に大気の状態が非常に不安定になり雨雲が発達しています。

      島根県の松江市と出雲空港では、午後3時ごろまでの6時間に降った雨の量が160ミリを超え、統計を取り始めてから最も多くなったほか、山形県ではこの48時間に降った雨の量が250ミリに達し、平年の7月1か月分を超えているところがあります。

      これまでに降った雨で島根県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるほか、秋田県では氾濫危険水位を超えている川があります。

      このあとも前線は停滞し、別の低気圧が東北付近に進むため、中国地方では9日夜にかけて、東北から北陸にかけては11日にかけて雷を伴って断続的に激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。

      10日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで北陸と新潟県で80ミリ、東北と中国地方で60ミリと予想されています。

      その後も11日夕方までの24時間に東北で120ミリ、北陸で100ミリ、新潟県で80ミリの雨が降る見込みです。

      気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

      すでに大雨になった地域では斜面や増水した川など危険な場所には近づかず、自治体からの情報に注意して今夜は安全な場所で過ごして下さい。

      梅雨前線 来週月曜ごろにかけ停滞 広い範囲で雨量増の見込み
      日本海側に大雨をもたらしている梅雨前線は、このあとやや南下し来週15日の月曜日ごろにかけて東日本から西日本付近に停滞する見込みです。

      このため、広い範囲で雨の量が増える見込みで、特に12日の金曜日から13日の土曜日ごろは九州北部で警報級の大雨になるおそれがあります。

      梅雨の末期にあたる7月のこの時期は、太平洋高気圧の勢力が強まり高気圧のふちをまわって暖かく湿った空気が次々と流れ込むため豪雨による災害が毎年のように発生しています。

      去年もこの時期に前線の活動が活発になって九州や中国地方、北陸の各地で線状降水帯が発生し、福岡県久留米市では土石流が発生したほか、筑後川の水位が上がって内水氾濫が起き、多くの住宅が浸水しました。

      また、4年前の令和2年7月豪雨では熊本県で球磨川が氾濫し、流域で50人が死亡したほか特別養護老人ホームや住宅が浸水したり流失したりました。

      災害の危険度が高まる前にハザードマップで地域の災害リスクや避難先へのルート、避難するタイミングなどを確認してください。

      そのうえで最新の気象情報や自治体からの避難の情報に注意し、早めに行動するようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505701000.html

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    2. 秋田県内 大雨で床下浸水やアンダーパス冠水など被害
      2024年7月9日 20時05分

      秋田県内の警察や消防などによりますと、大雨による人的な被害は9日午後5時までの時点で確認されていないということです。

      一方、住宅の浸水被害の通報が複数あり、床下浸水が美郷町で2棟、由利本荘市で1棟、確認されているということです。

      また、大仙市や秋田市などでは道路の一部が崩落したり、アンダーパスが冠水したりする被害が出ています。

      大仙市によりますと、午後4時までに市内のアンダーパス6か所が通行止めになっているということです。

      このうち大仙市朝日町のアンダーパスでは午前11時ごろ、ほとんどが水につかり、通行止めを知らせる看板が立てられていて、誤って進入する車がないように職員が立って警戒に当たっていました。

      このアンダーパスはJR大曲駅にほど近く、交通量も多いということで、専門の業者がポンプを使って排水作業を進めていました。

      山形 最上町 こども園の園児が一時避難
      山形県最上町のこども園では大雨の影響で9日午前、園児100人あまりを公民館に避難させました。

      こども園の場所は町役場の近くですが、土砂災害の警戒区域にあります。

      大雨の影響で園では9日午前10時すぎ園児104人を含む130人余りを避難所に指定されている中央公民館に避難させました。

      避難した子どもたちは先生に見守られながら昼寝をしたり、紙芝居を読んでもらったりしてふだんと同じような生活を送ったということです。

      このあと、午後1時ごろから、園児の保護者が公民館を訪れ、無事を確認したあと子どもたちを引き取っていました。

      5歳の女の子を迎えに来た母親は「こども園の裏の山が崩れてきたらと心配しましたが園の迅速な判断で避難したと聞いて安心しました。無事に娘と会えてほっとしました」と話していました。

      こども園の後藤淳子 園長は「土砂災害のおそれがあったので教育委員会と相談して避難を決めました。子どもたちがけがすることなく安全に避難できてよかったです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014506621000.html

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  5. 関東から九州にかけ各地猛暑日 宮崎38度超 夜も熱中症対策を
    2024年7月9日 18時41分

    9日も関東から九州にかけての各地で猛暑日となり、宮崎県では38度を超える危険な暑さとなりました。

    10日の朝にかけても広い範囲で熱帯夜が予想されているため、夜間も熱中症対策を続けて下さい。

    気象庁によりますと、9日も関東から九州にかけての各地で猛烈な暑さとなり、日中の最高気温は宮崎県日向市で38.5度と危険な暑さとなったほか、茨城県土浦市で37.5度、三重県紀北町で37.2度、大分県中津市で37度ちょうど、山口市で36.6度、静岡市で36.1度、福岡市で36度ちょうどを観測しました。

    西日本や東日本では10日の朝にかけても各地で気温が25度を下回らない熱帯夜が予想されるため、夜も適切にエアコンを使用し、寝る際は枕元に水を置き、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給して下さい。

    また、10日の日中も猛烈な暑さとなるところがある見込みで、東京の都心やさいたま市、大分市で35度、横浜市や静岡市、松山市、宮崎市で34度などと予想されています。

    湿度も高く気象庁と環境省は10日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、千葉県と長崎県、熊本県、鹿児島県の奄美地方、宮古島地方を除く沖縄県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    このところの暑さで熱中症で病院に搬送される人が急増し、亡くなる人も相次いでいます。

    お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちも気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014505691000.html

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  6. 熱中症で病院搬送 1週間で9100人余に 前週の4倍に急増
    2024年7月9日 19時20分

    このところ、全国的に猛烈な暑さが続き、40度に迫る危険な暑さとなったところも相次いでいますが、7日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人は9100人余りに上り、前の週の4倍に急増したことが総務省消防庁のまとめでわかりました。

    総務省消防庁によりますと、7月1日から7日までの1週間に熱中症で病院に運ばれた人は全国で合わせて9105人でした。

    7日には静岡市で最高気温が40度に達するなど、東日本や西日本で危険な暑さが相次いだこともあり、前の週(6月24日~30日 2276人)の4倍と、ことし最も多くなりました。

    去年の同じ時期(4026人)と比べてもおよそ2倍に増えています。

    このうち
    ▽死亡した人は19人で
    ▽入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて3248人
    ▽「軽症」が5731人でした。

    年齢別では
    ▽65歳以上の高齢者が5378人と全体の6割近くを占めたほか
    ▽18歳以上65歳未満が2850人
    ▽7歳以上18歳未満が799人
    ▽0歳から7歳未満が78人でした。

    都道府県別では
    ▽東京都が907人と最も多く、去年の同じ時期の(376人)2.4倍に上りました。

    次に多かったのが
    ▽愛知県で763人
    次いで
    ▽大阪府の595人
    ▽埼玉県の584人
    ▽兵庫県の472人などとなっています。

    また、熱中症となった場所別では
    ▽住宅が3449人と最も多く
    次いで
    ▽道路が1877人
    ▽屋外の競技場や駐車場などが1201人などとなっています。

    搬送者が4倍に増えたことについて、総務省消防庁は「熱中症警戒アラート」が発表されるなど暑い日が多かったためだとしています。

    そのうえで、今後も気温の高い日が続くと見込まれることから、適切に冷房を使用したり、こまめに水分を補給したりするほか、作業を行うときは適度に休憩するなど熱中症への対策を呼びかけています。

    愛知 春日井で50代男性死亡 熱中症か
    9日午前9時半ごろ、愛知県春日井市で50代の男性が屋内で倒れているのを家族が見つけ、消防に通報しました。

    男性は市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。

    消防によりますと、熱中症とみられるということです。

    春日井市消防本部が市役所に設置している観測装置の記録では、8日は日中の最高気温が36.8度まで上がり猛暑日となったほか、9日朝にかけても気温が27度を下回らず、熱帯夜となっていたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240709/k10014506641000.html

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  7. 北陸~山陰で「異常潮位」続く 浸水や冠水に十分注意 気象庁
    2024年7月10日 16時20分

    北陸から山陰にかけての一部の沿岸で今月上旬から「異常潮位」と呼ばれる現象が続いていて、潮位がふだんより15センチから20センチほど高くなっています。気象庁は今後1週間程度は満潮の時間帯を中心に海岸や川の河口付近の低い土地で、浸水や冠水に十分注意するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、北陸から山陰にかけての一部の沿岸では、今月上旬から「異常潮位」と呼ばれる現象が起きていて、10日現在、ふだんと比べて15センチから20センチほど高くなっています。

    日本海で西風が吹き続けたことや、対馬暖流が強まり海水温が上がって膨張したことが影響しているとみられ「異常潮位」は今後1週間程度続く見込みです。

    夏から秋にかけては年間でも潮位が高く、北陸や近畿北部、山陰では満潮の時間帯を中心に、海岸や川の河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあります。

    この期間中に台風や低気圧が近づいた場合は、さらに潮位が上昇するおそれがあり、気象庁は高潮の注意報や警報、潮位の情報に十分注意するよう呼びかけています。

    石川県の沿岸では能登半島地震の影響で浸水や冠水が起きやすくなっているところがあり、注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507731000.html

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  8. 中国地方 非常に激しい雨 東北~九州も非常に激しい雨のおそれ
    2024年7月10日 18時56分

    前線や低気圧の影響で、中国地方では非常に激しい雨が降っています。東北から九州では11日にかけて、断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    土砂災害警戒情報も
    気象庁によりますと、日本海から北日本にのびる梅雨前線や前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北から九州にかけての広い範囲で、大気の状態が非常に不安定になっています。

    中国地方や北陸を中心に雨が強まっていて、午後6時までの1時間には
    ▽島根県が出雲市に設置した雨量計で55ミリ
    ▽山口県が下関市に設置した雨量計で53ミリ
    の非常に激しい雨を観測したほか、
    ▽国土交通省が富山県立山町に設置した雨量計で32ミリ
    の激しい雨を観測しました。

    秋田県と島根県、鳥取県では、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。また、山口県では氾濫危険水位を超えている川があります。

    秋田地方気象台は臨時の記者会見を開き、秋田県内では10日午後9時から11日午前3時にかけてピークを迎え、多いところで1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあると説明したうえで、「早い段階で避難できるように準備してほしい」と呼びかけました。

    このあと低気圧が11日にかけて東北を通過し、前線はしだいに南下するため、東北から九州では大気の不安定な状態が続き、雷を伴って断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    11日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽九州北部と東海で180ミリ
    ▽中国地方と東北で150ミリ
    ▽北陸と新潟県、近畿で120ミリ
    と予想されています。

    また、12日夕方までの24時間には▽九州北部で100ミリの雨が降る見込みです。

    東北や北陸、中国地方では、これまでの大雨で土砂災害や洪水の危険度が高くなっているところがあります。

    気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するよう呼びかけています。

    夜間に状況が悪化するおそれがあるため、今夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

    暗い時間帯に危険度高まるおそれ
    暗くなってからの避難は危険を伴うほか、寝ている場合は周囲の状況が急激に悪化していることに気付かず、避難が手遅れになることもあります。

    川や山の斜面の近くにお住まいの方は、日中の明るいうちに事前に親戚の家など安全な場所へ移動しておくと安心です。

    自宅で過ごす場合は、2階以上の斜面から離れた部屋で休むとともに、やむをえず暗い時間帯に避難する際は、斜面や川の近くを避け、雨の降り方や足元に注意しながら複数で移動してください。

    東北や北陸、山陰などでは9日の大雨で、すでに地盤が緩み、増水している川があるほか、能登半島地震で被害を受けた地域ではふだんより大雨災害のリスクが高まっています。

    こうした地域では猛烈な雨や線状降水帯の発生といった短時間に降る大雨だけでなく、少しの雨でも土砂災害が起きるおそれがありますが、危険が迫っていることに気付きにくいため十分な注意が必要です。

    過去の災害では、高齢者や障害者など自力での避難が難しい人たちが犠牲になるケースが相次いでいます。

    家族など周りの人たちは備えや避難のタイミングを電話で確認するなど、気を配るようにしてください。

    一方、梅雨前線は、その後も15日の月曜日ごろにかけて東日本から西日本付近に停滞する見込みです。

    このため、広い範囲で雨の量が増える見込みで、特に14日の日曜日ごろにかけては西日本で警報級の大雨になるおそれがあります。

    梅雨の末期に当たる7月のこの時期は、太平洋高気圧の勢力が強まり高気圧のふちをまわって暖かく湿った空気が次々と流れ込むため、豪雨による災害が毎年のように発生しています。

    最新の気象情報を確認するとともに、自治体からの避難の情報に注意し、早めに行動するようにしてください。

    政府 情報連絡室を設置
    前線や低気圧の影響で12日にかけて断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあることを受けて、政府は10日午後3時半に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507171000.html

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    1. 中国地方 非常に激しい雨 東北~九州も非常に激しい雨のおそれ
      2024年7月10日 23時37分

      前線や低気圧の影響で、中国地方や東北では雨の強い状態が続いています。東北から九州では11日にかけて、断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      土砂災害警戒情報も
      気象庁によりますと、日本海から北日本にのびる梅雨前線や前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北から九州にかけての広い範囲で、大気の状態が非常に不安定になっています。

      中国地方や東北を中心に雨が強まっていて、午後11時までの1時間には
      ▽広島県が福山市に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を
      ▽国土交通省が山形県金山町に設置した雨量計で37ミリ
      ▽石川県が珠洲市に設置した雨量計で36ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

      また、午後10時前までの3時間には、
      ▽山口県岩国市広瀬で135ミリの雨が降り、7月としては気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      新潟県では、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      また、山口県を流れる
      ▽仁保川では氾濫の危険性が非常に高まり、「氾濫危険情報」が発表されていて、ほかにも山口県と広島県では氾濫危険水位を超えている川があります。

      このあと低気圧が11日にかけて東北を通過し、前線はしだいに南下するため、東北から九州では大気の不安定な状態が続き、雷を伴って断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      11日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽九州北部と東海で180ミリ
      ▽中国地方と東北で150ミリ
      ▽北陸と新潟県、近畿で120ミリ
      と予想されています。

      また、12日夕方までの24時間には
      ▽九州北部で100ミリの雨が降る見込みです。

      東北や北陸、中国地方では、これまでの大雨で土砂災害や洪水の危険度が高くなっているところがあります。

      気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意し発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するよう呼びかけています。

      夜間に状況が悪化するおそれがあるため、今夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

      暗い時間帯に危険度高まるおそれ
      暗くなってからの避難は危険を伴うほか、寝ている場合は周囲の状況が急激に悪化していることに気付かず、避難が手遅れになることもあります。

      川や山の斜面の近くにお住まいの方は、日中の明るいうちに事前に親戚の家など安全な場所へ移動しておくと安心です。

      自宅で過ごす場合は、2階以上の斜面から離れた部屋で休むとともに、やむをえず暗い時間帯に避難する際は、斜面や川の近くを避け、雨の降り方や足元に注意しながら複数で移動してください。

      東北や北陸、山陰などでは9日の大雨で、すでに地盤が緩み、増水している川があるほか、能登半島地震で被害を受けた地域ではふだんより大雨災害のリスクが高まっています。

      こうした地域では猛烈な雨や線状降水帯の発生といった短時間に降る大雨だけでなく、少しの雨でも土砂災害が起きるおそれがありますが、危険が迫っていることに気付きにくいため十分な注意が必要です。

      過去の災害では、高齢者や障害者など自力での避難が難しい人たちが犠牲になるケースが相次いでいます。

      家族など周りの人たちは備えや避難のタイミングを電話で確認するなど、気を配るようにしてください。

      一方、梅雨前線は、その後も15日の月曜日ごろにかけて東日本から西日本付近に停滞する見込みです。

      このため、広い範囲で雨の量が増える見込みで、特に14日の日曜日ごろにかけては西日本で警報級の大雨になるおそれがあります。

      梅雨の末期に当たる7月のこの時期は、太平洋高気圧の勢力が強まり高気圧のふちをまわって暖かく湿った空気が次々と流れ込むため、豪雨による災害が毎年のように発生しています。

      最新の気象情報を確認するとともに、自治体からの避難の情報に注意し、早めに行動するようにしてください。

      政府 情報連絡室を設置
      前線や低気圧の影響で12日にかけて断続的に非常に激しい雨が降るおそれがあることを受けて、政府は10日午後3時半に総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集と警戒にあたっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240710/k10014507171000.html

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    2. 山口県に連続して記録的短時間大雨情報、下関市で1時間100ミリの雨…竜巻注意情報も発表
      2024/07/11 04:16

       気象庁は11日、山口県下関市菊川付近で午前1時までの1時間に約100ミリ、また、同市下関付近で同1時30分までの1時間に約100ミリの降雨があったとみられるとして同県に連続して記録的短時間大雨情報を出した。

       下関地方気象台は、明け方にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。

       また、気象庁は同県では竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっているとして同日午前1時28分に同県西部、中部に竜巻注意情報を出した。対象エリアを東部や北部に広げながら継続的に発表を行い、午前4時時点で対象は西部、中部、東部となっている。落雷、ひょう、急な強い雨への注意も必要としている。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240711-OYT1T50014/

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    3. 大雨による被害 山口で住宅浸水 石川では県道で土砂崩れ
      2024年7月11日 15時59分

      記録的な大雨が降った山口県下関市では、市内の中心部などで住宅が水につかったという情報が市に複数寄せられているということです。

      また、山口県内の警察や消防によりますと、午前6時現在、大雨によるけが人の情報は確認されていないということです。

      下関 床上浸水 住宅の男性「とても怖かった」

      下関市の住宅地では、11日午前1時半ごろから近くを流れる小さな川の水があふれて周辺に流れ込み、住宅の浸水や道路の冠水による通行止めなどの被害が出ました。

      このうち、中村正男さんの住宅は床の上まで水につかって1階の居間の畳が水浸しになり、ガレージに駐車していた車の一部も水につかったということです。

      中村さんは妻と2人暮らしで、2階で寝ていたため、浸水に気が付かなかったということです。

      中村さんは「この家に暮らし始めて20年以上になるがここまで水につかったのは初めてでとても怖かった」と話していました。

      下関 「土砂崩れで建物の出入り口ふさがれた」との通報も

      下関市によりますと、11日午前6時20分ごろ、下関市筋川町にある住宅と音楽スタジオを兼ねた2階建ての建物の住民から「土砂崩れで出入り口がふさがれ出られない」と、消防に通報があったということです。

      市によりますと、この建物の横にあるのり面の土砂が高さ6メートル、幅14メートルにわたって崩れ、建物の住居部分の2階に上がるための階段が土砂に覆われて出入りできなくなっていたということです。

      住宅には女性1人がいましたが、駆けつけた消防によってすぐに外に出ることができて、けがはないということです。

      石川 能登町 県道に土砂崩れ 2車線ふさぐ

      石川県能登町天坂付近の県道6号では、道路脇の斜面から大量の土砂が崩れ、2車線をふさいでいて、午前11時ごろ、作業員が復旧作業にあたっていました。

      また、土砂崩れが起きた現場近くでは山から大量の水が流れ出ていたほか、近くを流れる川の水は茶色く濁っていました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240711/k10014508461000.html

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  9. 西日本中心 あすにかけ非常に激しい雨おそれ 土砂災害など警戒
    2024年7月11日 19時39分

    前線の影響で西日本では記録的な大雨となりました。12日にかけて前線が停滞するため、西日本を中心に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は引き続き、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、本州付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

    11日未明から昼前にかけては中国地方や近畿などで雨が強まり、山口県下関市では、午前5時半までの12時間に降った雨の量が234ミリと気象庁が統計を取り始めてから最も多くなったほか、午前9時までの1時間には、国土交通省が和歌山県串本町に設置した雨量計で95ミリの猛烈な雨を観測しました。

    局地的に非常に激しい雨が降るおそれ

    前線は、12日にかけて停滞し前線上を低気圧が東に進むため、西日本から東日本にかけて大気の不安定な状態が続き、西日本を中心に局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    12日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽九州で150ミリ
    ▽近畿で120ミリ
    ▽関東甲信で100ミリ
    と予想されています。

    大雨となったところでは地盤が緩み、今後少ない雨でも災害の危険度が再び高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240711/k10014508421000.html

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    1. 松山 土砂崩れ住宅などに流れ込む 男女3人と連絡取れず捜索
      2024年7月12日 18時52分

      12日早く松山市で松山城がある山の斜面が崩れて土砂崩れが発生し、複数の住宅やマンションに土砂が流れ込みました。土砂に巻き込まれた住宅に住んでいたとみられる男女3人と連絡が取れなくなっていて、消防と警察が捜索を続けていますが、水分を含んだ大量の土砂で捜索は難航しているということです。

      山の斜面が崩れ落ちる 複数の住宅やマンションに土砂
      松山市などによりますと12日午前4時前、松山市緑町で頂上に松山城がある山の斜面が幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れ落ち、ふもとにある複数の住宅やマンションに土砂が流れ込みました。

      このうち、木造2階建ての住宅に住んでいたとみられる90代の男性と80代の女性、それに40代の男性の3人と連絡が取れなくなっているということで、消防や警察がおよそ170人態勢で捜索を続けています。

      捜索活動は、現場の住宅に水分を含んだ大量の土砂が流れ込んでいるため難航しているということです。

      消防や警察では夜も捜索を続けることにしていますが、現場は雨が再び強まると予想されていて、安全を確保しながら進めるとしています。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240712/k10014509541000.html

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    2. 松山城近くの3人不明土砂崩れ、1年前に現場上部の「擁壁」傾く…今月から撤去工事を開始
      2024/07/12 22:54

       12日午前3時50分頃、松山市緑町の重要文化財・松山城がある城山の北東側斜面が幅約50メートル、高さ約100メートルにわたって崩れ、木造住宅1棟が巻き込まれて倒壊した。住人とみられる90歳代男性と80歳代女性、40歳代男性の3人が行方不明になっており、愛媛県警や市消防局が捜索している。

      山口県に記録的短時間大雨情報、下関市で1時間100ミリの雨…山陽新幹線の一部で始発から徐行運転
      日没後も続く行方不明者の捜索活動(12日夜、松山市で)=近藤誠撮影

       市内では日付が変わる頃から雨が強まっていた。現場は市の中心部で、土砂は近隣のマンションや民家など計4棟に流入。市は同5時に現場を含む地区に避難情報で最も危険度が高い「緊急安全確保」(警戒レベル5)を出した。

       土砂が流れ込んだマンションに住む男性(66)は、家族と一緒に近くの小学校に避難し、「ドンというものすごい地響きがした。ここに住んで約20年になるが、こんな災害は初めて」と不安そうに話した。

       現場の上部では、昨年7月の大雨で、松山城の天守につながる緊急車両用の道路の擁壁が傾いたため、修復工事が行われていた。

      マンションの上層階まで流れ込んだ樹木(12日午後、松山市で、読売ヘリから)=枡田直也撮影

       市は同9月に擁壁の修復を決定したが、国の史跡内にある道路の修復は文化庁の許可が必要で、許可が出たのは今年5月になってから。修復工事の準備で6月に山肌の樹木の一部を伐採した後、今月から工事を始め、擁壁の約3分の2を撤去した。9日夕に土砂の流出を防ぐためにブルーシートをかけていた。

       さらに、6月下旬~7月上旬にまとまった雨が降り、緊急車両用の道路の路面に長さ約10メートルの亀裂が入っているのも見つかっていた。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240712-OYT1T50175/

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  10. 東日本中心に大気非常に不安定 土砂災害や浸水などに警戒を
    2024年7月12日 18時37分

    停滞する前線や低気圧の影響で、東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になり局地的に激しい雨が降っています。東日本の太平洋側ではこのあと数時間、西日本では13日にかけて、雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、本州付近にのびる前線や前線上を東へ進む低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

    この時間は東海で雨雲が発達していて、午後4時までの1時間に静岡県浜松市三ケ日で34ミリの激しい雨を観測しました。

    12日未明にかけては西日本を中心に雨が強まり、土砂災害が起きた松山市では今月10日の降り始めから午前4時までに降った雨の量が197.5ミリと、平年の7月1か月分の9割近くにのぼりました。

    このあと、前線は13日にかけて西日本から東日本の太平洋側に停滞する見込みで
    ▽東日本の太平洋側ではこのあと数時間
    ▽西日本では13日にかけて
    局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    大雨となったところでは地盤が緩み、今後、少ない雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240712/k10014509461000.html

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  11. 九州北部 山口 線状降水帯発生のおそれ 14日午前~午後にかけ
    2024年7月13日 18時36分

    梅雨前線の影響で九州を中心に雨が強まっていて、14日の午前中から午後にかけて九州北部と山口県で線状降水帯が発生して大雨になるおそれがあります。土砂災害や川の氾濫に警戒し、安全な場所で過ごすようにしてください。

    気象庁によりますと、九州から日本の東の海上にのびる梅雨前線の影響で、九州を中心に雨が強まっています。

    13日午後5時までの1時間には、熊本県が小国町に設置した雨量計で37ミリの激しい雨を観測しました。

    また、午後6時までの1時間には福岡県添田町で40ミリの激しい雨が降りました。

    前線は、14日にかけて北上し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    特に九州北部では14日の明け方ごろから発達した雨雲が次々とかかる見込みで、福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では14日の午前中から午後にかけて線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

    14日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽九州北部で250ミリ
    ▽山口県で150ミリ
    ▽九州南部で100ミリ
    ▽関東甲信で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    土砂災害が起きた愛媛県では14日にかけて断続的に雷雨となる見込みです。

    大雨が予想される地域では、最新の気象情報や雨の降り方、自治体からの避難の情報に注意し、安全な場所で過ごすようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240713/k10014510941000.html

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    1. 九州北部 山口 線状降水帯発生のおそれ 14日午前~午後にかけ
      2024年7月13日 22時23分

      梅雨前線の影響で九州北部などで雨が降っていて、14日の午前中から午後にかけて九州北部と山口県で線状降水帯が発生して大雨になるおそれがあります。土砂災害や川の氾濫に警戒し、安全な場所で過ごすようにしてください。

      気象庁によりますと、九州から日本の東の海上にのびる梅雨前線の影響で、午後10時現在、九州北部などで雨が降っています。

      13日午後5時までの1時間には、熊本県が小国町に設置した雨量計で37ミリの激しい雨を観測しました。

      また、午後6時までの1時間には福岡県添田町で40ミリの激しい雨が降りました。

      前線は、14日にかけて北上し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      特に九州北部では14日の明け方ごろから発達した雨雲が次々とかかる見込みで、福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では14日の午前中から午後にかけて線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

      14日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽九州北部で250ミリ
      ▽山口県で150ミリ
      ▽九州南部で100ミリ
      ▽関東甲信で80ミリと予想されています。

      気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

      土砂災害が起きた愛媛県では14日にかけて断続的に雷雨となる見込みです。

      大雨が予想される地域では、最新の気象情報や雨の降り方、自治体からの避難の情報に注意し、安全な場所で過ごすようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240713/k10014510941000.html

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    2. 宮崎で猛烈な雨 九州北部 山口で線状降水帯発生のおそれ
      2024年7月14日 15時30分

      活発な前線の影響で九州では雨雲が発達し、宮崎県では1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降っています。九州北部と山口県では線状降水帯が発生する可能性があるほか、15日にかけて大雨となるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、梅雨前線の活動が活発になり、九州では断続的に非常に激しい雨が降っています。

      午後1時までの1時間には、宮崎県が綾町に設置した雨量計で105ミリの猛烈な雨を観測しました。

      また、午後2時までの1時間には、鹿児島県出水市で48ミリ、兵庫県が香美町に設置した雨量計で40ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

      長崎県では14日朝、発達した雨雲が次々とかかり、五島市では猛烈な雨が降ったほか線状降水帯も発生し、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      これまでの雨で鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

      福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では、線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

      熊本 天草 雨水が滝のように

      14日午後1時すぎ、熊本県天草市河浦町でNHK職員が撮影した映像です。
      市内にある崎津諏訪神社の付近で撮影された映像では、神社の階段を雨水が滝のように流れ落ちているのが確認できます。

      関東甲信では14日夜遅くにかけて、西日本では15日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、特に九州北部と山口県では15日の昼すぎにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。

      また、土砂災害が起きた愛媛県では14日夜遅くにかけて断続的に雷雨となる見込みです。

      15日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
      ▽九州北部で250ミリ
      ▽山口県で180ミリ
      ▽九州南部と山口県をのぞく中国地方で100ミリ
      ▽関東甲信で80ミリと予想されています。

      気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

      最新の気象情報や雨の降り方、自治体からの避難の情報に注意し、山の斜面や川には近づかないようにしてください。

      《被害》
      長崎 五島 道路脇の土砂崩れる
      長崎県五島市によりますと14日午前8時ごろ、五島市平蔵町の市道で道路脇の斜面の土砂が崩れ、土砂や木の枝などが道路に流れ込んだということです。

      五島警察署によりますと、現場は片側1車線の道路で、この土砂崩れによるけが人はいないということです。

      現場付近の市道は午前8時すぎから片側交互通行が行われていて、市が復旧作業を進めています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240714/k10014511161000.html

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    3. 九州~東北で大気不安定 九州北部 山口で線状降水帯発生おそれ
      2024年7月14日 19時00分

      前線の影響で九州から東北にかけて大気の状態が不安定になり、西日本を中心に雷を伴って激しい雨が降っています。九州北部と山口県では15日の午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で梅雨前線の活動が活発になり、九州から東北にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

      午後6時までの1時間には、新潟県が三条市に設置した雨量計で38ミリ、鹿児島県が垂水市に設置した雨量計で34ミリ、国土交通省が徳島県三好市に設置した雨量計で32ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

      九州では14日は発達した雨雲が流れ込み、長崎県五島市では14日朝、線状降水帯が発生したほか、宮崎県では昼すぎに1時間に100ミリを超える猛烈な雨を観測しました。

      【動画】熊本 天草 雨水が滝のように

      14日午後1時すぎ、熊本県天草市河浦町でNHK職員が撮影した映像です。
      市内にある崎津諏訪神社の付近で撮影された映像では、神社の階段を雨水が滝のように流れ落ちているのが確認できます。

      今後の見通し
      西日本と東日本では15日にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って激しい雨が降り、西日本では非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

      特に福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では、15日の午前中にかけて線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

      15日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、
      ▽九州北部で200ミリ
      ▽九州南部と山口県で120ミリ
      ▽近畿と北陸、それに新潟県で100ミリ
      ▽山口県を除く中国地方で80ミリと予想されています。

      線状降水帯が発生した場合、局地的に雨量がさらに増えるほか、これまでの雨ですでに地盤が緩いんでいるところもあり、土砂災害などの危険性が急激に高まるおそれがあります。

      また、土砂災害が起きた愛媛県ではこのあとしばらく局地的に雷雨となる見込みです。

      気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

      周囲の状況を確認しづらい夜間に雨が強まり、災害の危険度が急激に高まるおそれもあります。
      最新の気象情報や雨の降り方、自治体からの避難の情報に注意して山の斜面や川などには近づかず、14日夜は安全な場所で過ごすようにしてください。

      《被害》
      鹿児島 出水 国道脇のり面崩れる 通行止めに
      鹿児島国道事務所によりますと、鹿児島県出水市境町の国道3号線で道路脇ののり面が高さ10メートル、幅40メートルにわたって崩れ、午前11時半ごろからおよそ200メートルの区間で上下線とも通行止めになっています。
      建物や車の被害はなく、けが人もいないということです。
      復旧の見通しは、今のところたっていないということです。

      長崎市内の住宅裏で土砂崩れる
      警察と消防によりますと、14日午前11時前、長崎市岩瀬道町の住宅の裏の斜面の土砂が崩れたということです。

      消防によりますと、土砂崩れは高さおよそ5メートル、幅およそ10メートルの範囲で、けが人はいないということです。

      住宅の裏側には斜面から石が落ち、木が倒れてきたということで斜面はブルーシートで覆われていました。

      排水溝にも土砂がたまり、深さ10センチほどの水たまりができていました。

      この家に住む60代の女性は「ドーンという大きな音がして揺れた。石が崩れてきていて大木が折れて落ちてきている。びっくりした」と話していました。

      当時、住宅には親子2人がいましたが、被害はなかったということです。

      長崎 五島 道路脇の土砂崩れる
      長崎県五島市によりますと、14日午前8時ごろ、五島市平蔵町の市道で道路脇の斜面の土砂が崩れ、土砂や木の枝などが道路に流れ込んだということです。

      五島警察署によりますと、現場は片側1車線の道路で、この土砂崩れによるけが人はいないということです。

      現場付近の市道は午前8時すぎから片側交互通行が行われていて、市が復旧作業を進めています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240714/k10014511161000.html

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  12. 九州中心に雨強まる 九州北部 山口 線状降水帯のおそれ 警戒を
    2024年7月15日 6時59分

    前線の影響で大気の状態が不安定になり、九州を中心に雨が強まっていて、非常に激しい雨が降っているところもあります。
    九州北部と山口県では15日午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨になるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で梅雨前線の活動が活発になり、西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

    午前6時までの1時間には、佐賀県が佐賀市に設置した雨量計で61ミリ、鹿児島県が薩摩川内市に設置した雨量計で56ミリ、福岡県が那珂川市に設置した雨量計で55ミリのいずれも非常に激しい雨を観測しています。

    これまでに降った雨で鹿児島県と福岡県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    また、佐賀県では氾濫危険水位を超えている川があります。

    西日本と東日本では15日は大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って激しい雨が降り、西日本では非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

    特に福岡県と佐賀県、大分県、熊本県、長崎県、山口県では、15日午前中にかけて線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

    16日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州北部で180ミリ、九州南部で150ミリ、中国地方と近畿で80ミリ、関東甲信で70ミリ、北陸で60ミリと予想されています。

    警戒のポイントは
    線状降水帯が発生した場合、局地的に雨量がさらに増えるほか、これまでの雨ですでに地盤が緩んでいるところもあり、土砂災害などの危険性が急激に高まるおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    最新の気象情報や雨の降り方、自治体からの避難の情報に注意して山の斜面や川などには近づかず、安全な場所で過ごすようにしてください。

    九州新幹線 熊本~鹿児島中央 大雨で始発から運転見合わせ
    JR九州によりますと、大雨の影響で九州新幹線は熊本駅と鹿児島中央駅の間の上下線で始発から運転を見合わせることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014511761000.html

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    1. 九州 しばらく非常に激しい雨降るおそれ 土砂災害に厳重警戒を
      2024年7月15日 14時23分

      前線の影響で大気の状態が不安定になっていて、西日本を中心に断続的に激しい雨が降っています。
      九州ではこのあとしばらく非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や川の氾濫にも警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で梅雨前線の活動が活発になり、西日本から東日本にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になっていて、九州を中心に雨雲が発達しています。

      午前10時までの1時間に、鹿児島県が南九州市に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測しました。

      これまでに降った雨で鹿児島県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      西日本と東日本では15日は大気の不安定な状態が続く見込みで、九州ではこのあとしばらく非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      これまでの雨で地盤が緩んでいるところもあり、気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014511761000.html

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  13. 秋田 記録的大雨から1年 今なお修復工事が進まない住宅も
    2024年7月14日 5時51分

    去年7月に秋田県内で7300棟余りの住宅が被害を受けた記録的な大雨から14日で1年です。県内では今なお修復工事が進んでいない住宅もあり、地元の社会福祉協議会には「今も住宅に住めずにいる」とか「資金面への不安から復旧に踏み出せない」といった相談が寄せられています。

    去年7月14日から16日にかけての記録的な大雨では秋田県内で18の河川が氾濫するなどして、五城目町で水につかった車内で1人が亡くなったほか、秋田市は今月、大雨のあと体調を崩して亡くなった2人を災害関連死として認定しました。

    また、住宅への被害も大きく
    ▽全壊が11棟
    ▽半壊が2921棟
    ▽一部損壊が29棟
    ▽床上浸水が719棟
    ▽床下浸水が3695棟の
    合わせて7375棟が浸水などの被害を受けました。

    大雨から1年がたち、住宅被害への自治体などによる支援が進む一方で、被害が大きかった秋田市の社会福祉協議会には先月、298件の相談が寄せられ、なかには「修復工事の依頼が業者に殺到し、工事が進まないままいまも住宅に住めずにいる」とか「資金面への不安から復旧に踏み出せない」などの声があったということです。

    また、浸水した空き家は秋田市だけで少なくとも198棟にのぼり、なかには大雨のあと、住民が離れて修復されないまま残された空き家もあるとみられるということで、1年がたったいまも復旧作業の終わりが見えない状況が続いています。

    秋田県は「支援金の制度のなかには受け付け期間が延長されたものがあるので、自治体と連携して周知をしながら、被災者のサポートを続けていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240714/k10014510861000.html

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  14. 北海道 美瑛岳や十勝岳 旭岳で救助要請相次ぐ 遭難対策徹底を
    2024年7月15日 1時40分

    北海道内では14日、大雪山系の美瑛岳などで登山中に動けなくなった人からの救助要請が相次ぎ、警察や消防が捜索しています。

    警察によりますと、14日午後6時ごろ大雪山系の美瑛岳で登山をしていた30代の外国人女性2人から「体力を消耗して動けなくなった」と通報がありました。

    2人は14日の朝から山に入り、途中で道に迷って遭難した可能性があるということで、14日夜から警察の山岳救助隊が捜索を続けているということです。

    このほか、14日は、
    ▼日高山脈の十勝岳でも、けがをした60代の女性とそれに同行した女性のあわせて2人が遭難し、警察が15日朝から捜索することにしているほか、
    ▼大雪山系の旭岳(あさひだけ)で足を痛めた60代の男性が救助されるなど、北海道内で登山中に動けなくなって遭難する人が相次いでいます。

    警察は、
    ▼山に入る際は服装など十分な装備を整えるほか、
    ▼万が一に備えて事前に登山計画書を警察に提出するなどの対策をするよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014511831000.html

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    1. 北海道 大雪山系などで救助要請相次ぐも 警察が全員救助
      2024年7月15日 13時46分

      北海道では14日、大雪山系などで登山中に動けなくなった人からの救助要請が相次ぎましたが、全員が救助されました。

      警察によりますと、14日午後6時ごろ、大雪山系の美瑛岳で登山をしていた30代の外国人女性2人から、「体力を消耗して動けなくなった」と通報がありました。

      2人は14日の朝から山に入り、遭難していましたが、警察が15日になってヘリで救助し、けがもなかったということです。

      このほか、14日は大雪山系の旭岳でも足を痛めた60代の男性が救助されたほか、日高山脈の十勝岳でけがをした60代の女性とそれに同行した女性のあわせて2人が遭難し、15日朝、警察に救助されました。命に別状はないということです。

      警察は、山に入る際は服装など十分な装備を整え、万が一に備えて事前に登山計画書を提出するなどの対策を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014511831000.html

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  15. [サイエンス Report]「ダブル高気圧」列島覆う 猛暑 今夏も 海水温上昇で勢い
    2024/07/13 05:00

     観測史上最も暑い夏だった昨シーズンに続き、今夏も危険な暑さが襲来している。地球温暖化に加え、太平洋やインド洋で起きる様々な自然現象が原因だ。気象庁は、厳しい暑さが9月頃まで続く可能性があるとして、熱中症への注意を呼びかけている。(鬼頭朋子)

    観測史上最高

     静岡市駿河区では観測史上最高の40・0度――。日本列島が高気圧に覆われた今月7日、全国914地点のうち244地点で猛暑日を記録した。福島県浪江町や群馬県下仁田町でも40度に迫り、観測史上最高となった。昨夏の再来を思わせる、このような状況はなぜ生まれるのか。

     一つには、大気全体の温度が高いことがある。欧州連合の気象機関によると、先月まで13か月連続で世界の月間平均気温が観測史上最高を記録した。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、大気中の温室効果ガスの濃度上昇が、地球温暖化を引き起こしているとする。

     気象庁によると、今夏はさらに高気圧のダブルパンチを食らう恐れがある。夏の暑さをもたらす太平洋高気圧とチベット高気圧が、ともに勢力を強めて重なり、まるで背の高い一つの高気圧のようになって日本列島を覆うのだ。

     日本上空の偏西風が平年より北側を流れる見込みで、南から太平洋高気圧、それより上層では中国大陸からチベット高気圧が、張り出してくる可能性が高い。「ダブル高気圧」から暖かい空気が吹き下ろし、気温はぐんぐん上昇していく。

    「ラニーニャ」可能性

     太平洋とチベットの二つの高気圧に勢いをもたらすのは、海水温の上昇だ。

     太平洋では昨春から続いたエルニーニョ現象が先月までに終了し、今後は「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高い。この二つの現象は、太平洋の海水が、貿易風と呼ばれる東から吹く風にかき混ぜられることで不規則に起こる。

     貿易風が平時よりも強くなると、温かい海水が西に吹き付けられて集まるラニーニャ現象が発生し、日本に猛暑をもたらす。

     一方、貿易風が弱まると、太平洋中部から東部の水温が通常より高くなるエルニーニョ現象が発生する。その場合、世界各地に熱波などの影響が広がる反面、西太平洋の水温は下がり、日本に冷夏をもたらすことが多い。ただし昨夏は、前年までのラニーニャ現象の影響などで日本周辺の海水温が高く、猛暑となった。

    ダイポールモード現象

     インド洋も猛暑の重要な要因となることが、近年分かってきた。山形俊男・東京大名誉教授(気候力学)は「昨夏の猛暑をもたらした『ダイポールモード現象』に、今年も注意が必要だ」と話す。

     ダイポールモード現象とは、インド洋の東側と西側で、海面水温の差が大きくなる現象で、山形さんらが1999年に突き止めた。貿易風の影響を受け、インド洋の東に温かい海水が集まる場合は、西では海水温が下がる。ラニーニャ現象と同時に起きると、インドネシア周辺の海水が広い範囲で温まるため、日本に向かう高気圧の勢いが強まる。実際、ラニーニャ現象とインド洋の東側が暖まるダイポールモード現象が重なった2010年は、記録的な猛暑となった。

    山形さんは「今年も同時発生すれば、昨年並みに暑くなる可能性がある」と警戒する。

    スパコンで予測

     ただ、海で起きる現象は予測が難しい。発生する仕組みが複雑で、完全には解明されていないからだ。

     海洋研究開発機構(JAMSTEC)は05年から、スーパーコンピューターを使って、気候を左右する海の現象を数か月単位で予測する取り組みを進めている。シミュレーションには、衛星で観測した世界各地の海面水温のデータを使用する。17年からは、海水中に投入した約4000基のロボットから得た海水温の情報も追加し、精度を高めてきた。

     今月上旬に分析した8~10月の季節予測によれば、太平洋の西部や、インド洋東部で海面水温が高くなる兆候が表れており、ラニーニャ現象とダイポールモード現象がいずれも発生する可能性が高い。

     JAMSTECの土井威志主任研究員(気候力学)は「今後、西太平洋の水温が高くなるのはほぼ間違いない」と指摘。「温暖化で地球の至る所にストレスがかかり、その影響が重なり合って、前代未聞の状況を引き起こすケースが増えた。気候の予測は依然難しく、さらに技術を高めたい」と話している。

    農作物被害 世界規模で

     暑さや水不足などによる農作物被害が世界的に拡大している。干ばつに見舞われたベトナムでは、コーヒー豆の不作が深刻だ。南欧では、猛暑でオリーブの木に多大な被害が出ている。

     山形県では、サクランボの収穫量が例年を大きく下回る見込みだ。同県によれば先月、最高気温が30度を上回る日が連続し、高温障害の被害が広がった。

     過酷な暑さは人の生命さえ奪っていく。サウジアラビアのメッカでは6月中旬、200万人前後が訪れる大巡礼の期間中に熱波が襲来し、約1300人が亡くなった。同月17日の最高気温は51・8度に達していた。欧州の科学者らの分析では、地球温暖化の影響がなければ、熱波時の気温は2・5度低かったという。

     東京大の小坂優准教授(気候力学)は「温暖化によって熱波や干ばつといった異常気象の発生率が高まり、異常の度合いも強まっている。温暖化の進行抑制や、極端な高温に適応する手立てについて、世界各国と連携して考えていく必要がある」と話す。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20240712-OYT8T50082/

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  16. 岡山の津山城跡で石垣が崩落、大雨警報中に長さ20~30メートルにわたり土砂ごと流出
    2024/07/15 21:19

     15日午後4時10分頃、岡山県津山市山下の国史跡・津山城跡( 鶴山かくざん 公園)で、「石垣の一部が崩れている」と近くで工事をしていた作業員から、公園を管理する市観光協会に連絡があった。

    崩落した津山城跡の石垣(岡山県津山市で)=小坂渉撮影

     市によると、崩落したのは二の丸南西の 長柄櫓ながえやぐら 跡下の石垣で、高さ12~13メートル、長さ20~30メートルにわたり内側の土砂ごと流出していた。開園中だったが近くに人はおらず、けが人はなかった。

     津山市には当時、大雨警報が発表されており、同日午後3時50分までの1時間雨量は46ミリに達していた。

     崩落があった石垣付近は変形が見られていたことから、市が2年前から計測などを実施し、原因を調査していたという。公園は19日まで休園とし、市は国や県と対応を協議するという。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240715-OYT1T50086/

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    1. 岡山県 津山城跡の石垣 一部崩落 きのう大雨警報発表中
      2024年7月16日 12時36分

      15日の大雨で岡山県津山市の津山城跡の石垣が一部崩落し、16日、市の職員らが現場を調査しました。

      石垣が崩れたのは、「鶴山公園」として津山市民に親しまれ、国の史跡に指定されている津山城跡で、16日午前、市の職員など関係者8人が現場周辺を調べました。

      津山市によりますと、二の丸の「長柄櫓」と呼ばれる場所の石垣が、幅が30メートルほど、高さが12メートルから13メートルにわたって崩れ、流出した石は数百個に上り、大きいものでは1辺が1メートル以上もありました。

      津山市では15日午後大雨警報が発表されていて、公園を管理する観光協会の職員によりますと、午後4時すぎに近くの工事現場の作業員から石垣が崩れたとの連絡を受け、職員自身も雷のような大きな音を聞いたということです。

      市は、公園を今月19日まで臨時休園とし、今後の対応を決めることにしています。

      津山市文化課の文化財担当者、豊島雪絵さんは、「西日本豪雨のときものり面の一部が崩落したことがあり、この時期の大雨には非常に警戒していた。市全体で城の安全対策を進めるとともに復旧に向けて国や県などと協議していきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240716/k10014512781000.html

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  17. 関東甲信 17日にかけ大気不安定 激しい雨のおそれ
    2024年7月16日 17時48分

    前線の影響で、関東甲信では17日にかけて大気の状態が非常に不安定になって激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、関東付近にある前線の影響で、関東甲信では大気の状態が不安定になり、長野県では一時、激しい雨が降りました。

    この時間は各地で曇りや雨となっていて、長野県や関東北部では、これまでに降った雨で地盤の緩んでいるところがあります。

    前線は、このあと北上し前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、関東甲信では17日の夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になり、特に17日朝にかけては雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

    17日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽関東南部で70ミリ、
    ▽関東北部と甲信、伊豆諸島で60ミリと予想されています。

    雨雲が予想以上に発達したり発達した雨雲がかかり続けたりした場合は警報級の大雨になる可能性があります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

    一方、関東甲信では今月19日から23日ごろにかけて高気圧に覆われて晴れるうえ、暖かい空気が流れ込むため、最高気温が35度以上になるところがある見込みです。

    気象庁は高温に関する気象情報を出し、熱中症などの健康管理に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240716/k10014512731000.html

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  18. 気象台“九州南部が梅雨明けしたとみられる” 熱中症に警戒
    2024年7月17日 12時33分

    17日の九州南部は、高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、この先1週間も晴れる日が多くなると予想されることから、気象台は17日午前、「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    鹿児島地方気象台によりますと、17日の九州南部は高気圧に覆われておおむね晴れています。

    この先1週間も晴れの日が多くなると予想されることから、気象台は午前11時「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    九州南部の梅雨明けは
    ▽平年より2日遅く
    ▽去年より8日早くなりました。

    鹿児島県内では各地で気温が上がっていて、午前11時半までの最高気温は
    ▽鹿屋市で33.7度
    ▽薩摩川内市中郷と南さつま市、それに錦江町で33.4度
    ▽伊佐市大口で33.2度などと午前中から真夏日となっています。

    すでに梅雨明けしている奄美地方を含め各地で午後、さらに気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽鹿児島市と鹿屋市で34度
    ▽種子島と沖永良部島で33度
    ▽阿久根市と枕崎市で32度
    ▽奄美市名瀬で31度と予想されています。

    名瀬測候所と環境省は、奄美地方に熱中症警戒アラートを発表し、熱中症に対する一層の対応を求めています。

    熱中症に警戒し、我慢せずにエアコンを使用したり、こまめに水分を補給したりするなどして対策を取ってください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240717/k10014513661000.html

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  19. 線状降水帯予測“的中率7%と低迷”検証進める考え 気象庁長官
    2024年7月17日 19時41分

    発達した積乱雲が帯状に連なる線状降水帯について、気象庁の森長官は、予測の的中率が7%と低迷しているとして「オオカミ少年とみられてしまい、マイナス効果のおそれもある」と述べたうえで、検証を進める考えを示しました。

    線状降水帯は、発達した積乱雲が次々と発生し、同じ場所に帯状に連なる現象で、気象庁は、線状降水帯の発生が予測された場合、県や地域に範囲を絞り込んで警戒を呼びかける新たな運用を、ことし5月27日に始めました。

    気象庁によりますと、7月17日までに延べ28の県や地域に発表されましたが、発生したのは、6月21日の鹿児島県と、7月14日の長崎県のみで、的中率は7%と、当初想定していたおよそ25%を大きく下回っているということです。

    これについて、気象庁の森隆志長官は、17日の会見で「的中率が低い状況が続くのは、オオカミ少年とみられてしまい、マイナス効果のおそれもある」と述べました。

    また、的中率の低さについて、
    ▽前線が予想よりも停滞しなかったり
    ▽降る雨の量を多く見積もったりしたことが
    影響した可能性があるとの見解を示しました。

    一方で、予測したうちの半数で、3時間の雨量が100ミリを超え、大雨の危機感を伝える効果はあったとしたうえで、今後、予測の精度の向上に向けて検証を進めるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240717/k10014514311000.html

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  20. 気象庁 “関東甲信と東海 梅雨明け” 1週間程度 熱中症に警戒
    2024年7月18日 18時38分

    18日は高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、気象庁は「関東甲信と東海が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。18日も各地で猛烈な暑さとなりましたが、この先1週間程度は最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある見込みで熱中症に警戒してください。

    気象庁によりますと、高気圧の影響で18日は西日本や北日本の一部を除いて広い範囲で晴れました。

    関東甲信と東海では、この先1週間も晴れる日が多い見込みで、気象庁は18日午前11時に「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    関東甲信の梅雨明けは、平年と比べて1日、去年と比べて4日、それぞれ早くなっています。

    また、東海は平年より1日早い一方、去年より2日遅い梅雨明けとなりました。

    18日は全国的に気温が上昇し、日中の最高気温は、岐阜県多治見市で36.5度、奈良市で36.2度、京都市で36度ちょうど、名古屋市で35.9度、甲府市で35.5度、大分市で35.1度などと各地で猛暑日となりました。

    また、鳥取市や金沢市、さいたま市で34.5度、福岡市で34.2度、東京の都心や札幌市で33.4度と厳しい暑さとなりました。

    19日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽奈良市や京都市で36度
    ▽大阪市で35度
    ▽鹿児島市や松山市、名古屋市で34度
    ▽福岡市や金沢市、静岡市、東京の都心、さいたま市で33度
    ▽松江市や神戸市、新潟市、横浜市、福島県会津若松市で32度などと予想されています。

    また、湿度も上がって熱中症の危険性が高まるとして、沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方、鹿児島県、宮崎県、熊本県、長崎県、愛媛県、香川県、徳島県、和歌山県、奈良県、兵庫県、大阪府、福井県、愛知県に熱中症警戒アラートが発表されています。

    運動や外出を控え、室内ではエアコンなどを使用し、こまめに水分や塩分を補給してください。
    お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちも気を配るようにしてください。
    沖縄・奄美から東日本では、この先1週間程度は最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある見込みで、しばらく熱中症に警戒が必要です。

    子どもが感じる暑さ 大人が体験

    梅雨が明けて、より熱中症への警戒が必要となる中、背が低く地面からの照り返しの影響を受けやすい子どもが感じる暑さを大人が体験することで、注意を促す催しが東京 八王子市で行われました。

    気象庁が18日に「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表する中、東京 八王子市では、子どもの熱中症への警戒を呼びかける催しが開かれました。

    催しでは、子どもは背が低いため地面からの照り返しの影響などを受けやすく、大人よりも7度ほど暑く感じていることが紹介されました。

    そして、大人たちは専用のコートを羽織って、子どもが感じる暑さを体験し、「思ったよりも暑い」などと感想を話していました。

    3歳の子どもがいる母親は「梅雨が明けて、きょうはさらに暑く感じます。こまめに水分補給をさせようと思いました」と話していました。

    また、5歳の子どもがいる母親は「私が子どもの時は、これほど暑くなかった。首のまわりを冷やしたり水分をとらせたりしているが、さらに気をつけないといけないと思います」と話していました。

    催しに参加した気象予報士の多胡安那さんは「梅雨明けして暑さのピークはこれからやってきます。命に関わる暑さになるので、これまで以上に対策を心がけてほしいです」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240718/k10014514761000.html

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  21. 気象台“四国地方が梅雨明け” 熱中症警戒アラート発表 警戒を
    2024年7月19日 12時00分

    気象台は19日「四国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。四国の4県は午前中からすでに厳しい暑さとなっていて、気象台と環境省は熱中症警戒アラートを出して警戒を呼びかけています。

    気象台によりますと、19日の四国は湿った空気の影響でおおむね曇りとなっていますがこの先1週間は晴れる日が多い見込みで、気象台は19日午前11時に「四国地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    四国の梅雨明けは去年と比べて3日、平年と比べて2日それぞれ遅くなっています。

    午前11時までの最高気温は
    ▽香川県綾川町の滝宮で34.9度
    ▽徳島県美馬市と松山市で34.7度
    ▽高知県四万十市中村で33.9度などと
    各地で厳しい暑さになっています。

    気温はこのあとさらに上がる見込みで、気象台と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、四国4県に熱中症警戒アラートを発表しています。

    環境省のホームページなどで暑さ指数を確認し、31以上の地域は運動を原則中止し外出を控えるほか、室内ではエアコンなどを使用しこまめに水分や塩分を補給してください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちも気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516131000.html

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  22. 熱中症対策 クーリングシェルター設置は全自治体で4割
    2024年7月19日 17時11分

    ことしから運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に、解放することが求められるクーリングシェルターを設置しているのは、全自治体の4割だったことが環境省の調査で分かりました。

    環境省は気温や湿度などから算出する「暑さ指数」の予測値がすべての観測地点で35以上となった都道府県に熱中症特別警戒アラートを発表します。

    発表されると自治体は、「クーリングシェルター」としてあらかじめ指定した冷房が効いた施設を住民に無料で開放することが求められていますが、シェルターを設置しているのは7月1日の時点で全国の1741自治体のうち710で、全体の4割だったことが環境省の調査で分かりました。

    シェルターを設置していない自治体からは、▽涼しい地域なので必要ない、▽特別警戒アラートが本当に出るとは思えないなどの意見が出ていたということです。

    このほか、ことし9月末までにおよそ200の自治体が設置を予定しているということですが、環境省は自治体向けの研修を開くなどして設置を呼びかけるとしています。

    伊藤環境大臣は「自治体と連携してシェルターの設置場所を周知するなど、利用を促していきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516581000.html

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  23. 那覇市で観測史上最も高い36.0度 記録的な暑さ続く
    2024年7月19日 19時26分

    沖縄地方は記録的な暑さが続いていて、那覇市では19日、日中の最高気温が134年前に統計を取り始めてから最も高い36.0度を観測しました。

    沖縄地方は梅雨明け以降、太平洋高気圧に覆われて晴れた日が続いていて、記録的な暑さとなっています。

    那覇市では、19日午後0時33分に36.0度の最高気温を観測しました。

    沖縄気象台によりますと、那覇市のこれまでの最高気温は2001年8月9日の35.6度で、36度台になったのは134年前の1890年から統計を取り始めて以降、初めてです。

    また、沖縄県内で最高気温が36度台になったのもこれまでに▽南城市で36.1度を観測した2013年8月7日と▽伊是名島で36.0度を観測した2017年7月30日の2回しかなく7年ぶりのことだということです。

    暑さの原因について気象台は晴れた日が続いて平年より日射量が多いことや、台風の接近が少なく沖縄地方周辺の海面水温が2度ほど高くなっていて大気に影響を与えている可能性があることが考えられるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516851000.html

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  24. 「海洋熱波」続く この夏も北日本で気温上昇か
    2024年7月19日 20時22分

    海面水温が極端に高くなる「海洋熱波」が北日本の近海で去年から続いています。この「海洋熱波」が雲や霧を起きにくくし日ざしが強まるなどした結果、去年夏の北日本の記録的な暑さにつながったとみられることが分かり、専門家は、この夏も北日本で気温が上がると指摘しています。

    気象庁によりますと、日本近海の平均海面水温は先月、6月としては過去最高を更新したほか、北海道の南東の沖合では18日の時点で平年より6度も高くなっているところがあります。

    「海洋熱波」と呼ばれるこの現象は、黒潮の極端な北上などを背景に去年から続いていて、気象庁の異常気象分析検討会は去年夏の北日本の記録的な暑さに影響した可能性があるとしていました。

    その後、検討会の研究チームが分析した結果、「海洋熱波」によって複数の作用が重なり気温を上昇させたとみられることが分かりました。

    研究チームによりますと、例年は大気が海水に冷やされることで雲や霧が発生しますが、「海洋熱波」で大気との温度差が縮まって雲などができにくくなり強い日ざしが直接照りつけたことで大気と海水がさらに熱せられたということです。

    仙台市では去年の夏に霧が観測されたのはわずか1日で、1931年の統計開始以降最少でした。

    また、海水が蒸発することで大気中の水蒸気の量が増え熱がこもる「温室効果」を強めたり、海水の熱が直接大気を暖めたりしたとしています。

    研究チームのメンバーで、東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「今も『海洋熱波』は最強レベルで続いていて、去年の夏と同様、北日本の気温を高くすることは間違いない」と話しています。

    専門家 “気温上昇に加え 災害や産業への影響懸念”
    「海洋熱波」について、専門家は気温の上昇に加えて、災害や産業への影響が懸念されると指摘しています。

    東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は、北日本の東側の海面水温が特に高い状態が続いているとしたうえで、台風が通った場合、勢力が衰えにくくなるだけでなく水蒸気を多く含んだ東風が陸地に吹きつけるため、東向きの斜面では極端に雨の量が増えるおそれがあるとしています。

    また、「海洋熱波」の要因となっている黒潮の極端な北上によって、漁業への影響も懸念され、対策が必要だとしています。

    中村教授は、「海洋熱波」がいつまで続くか予測が難しいとしたうえで「北日本でも熱中症に十分注意するとともに雨の降り方が極端になるリスクも考えられるため、土砂災害や台風に伴う高潮、強風にも十分注意する必要がある」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516901000.html

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    1. 北日本の猛暑は「海洋熱波」が影響か…黒潮からの流れが三陸沖まで北上と、気象庁らの研究チーム
      2024/07/19 19:25

       気象庁や東京大などのチームは19日、北日本が昨夏、統計開始以降で最も暑かったのは、近海の海面水温が平年と比べて極端に高まった状態が続く「海洋熱波」が影響した可能性が高いとする研究成果を発表した。海洋熱波は継続しているとみられ、今夏も北日本の気温を高くする恐れがあるという。

      昨夏、北日本近海で発生した「海洋熱波」について説明する東京大の中村尚教授(19日、東京都港区で)

       チームによると、三陸沖から北海道南東沖にかけた海域では昨春以降、暖流の黒潮から続く黒潮続流が、三陸沖まで北上する異例の状態にあり、海洋熱波の要因となっている。海洋熱波によって大気が加熱されるほか、低い空の雲や霧が発生しにくくなることで、日射が増えて気温を上昇させている。

       北日本の昨年6~8月の平均気温は平年より3度高く、1946年の統計開始以降で最も暑い夏となった。これは海面水温が平年より4度ほど高い海洋熱波の影響が大きかった。

       チームの中村尚・東京大教授(気候力学)は「近海の海面水温の変動が、気温に影響するかは不明な点が多かったが、これだけ明確に海面水温が上昇すれば、猛暑に影響したことはほぼ間違いない」と指摘。「黒潮続流が北上する理由はわかっておらず、解明に努めていきたい」と話している。
      https://www.yomiuri.co.jp/science/20240719-OYT1T50150/

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    2. 最強レベル「海洋熱波」で異変が この夏も北日本で気温上昇か
      2024年7月20日 15時30分

      海面水温が極端に高くなる「海洋熱波」。

      去年夏の北日本の記録的な暑さにつながったとみられ、専門家は「今も最強レベルで続いている」として、この夏も北日本で気温が上がると指摘しています。

      さらに、イカ、カツオ、ホヤなどにも異変が。
      「海洋熱波」のメカニズムと影響について取材しました。

      気象庁によりますと、日本近海の平均海面水温は先月、6月としては過去最高を更新したほか、北海道の南東の沖合では18日の時点で平年より6度も高くなっているところがあります。

      「海洋熱波」と呼ばれるこの現象は、黒潮の極端な北上などを背景に去年から続いていて、気象庁の異常気象分析検討会は去年夏の北日本の記録的な暑さに影響した可能性があるとしていました。

      その後、検討会の研究チームが分析した結果、「海洋熱波」によって複数の作用が重なり気温を上昇させたとみられることが分かりました。

      研究チームによりますと、例年は大気が海水に冷やされることで雲や霧が発生しますが、「海洋熱波」で大気との温度差が縮まって雲などができにくくなり強い日ざしが直接照りつけたことで大気と海水がさらに熱せられたということです。

      仙台市では去年の夏に霧が観測されたのはわずか1日で、1931年の統計開始以降最少でした。

      また、海水が蒸発することで大気中の水蒸気の量が増え熱がこもる「温室効果」を強めたり、海水の熱が直接大気を暖めたりしたとしています。

      研究チームのメンバーで、東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は「今も『海洋熱波』は最強レベルで続いていて、去年の夏と同様、北日本の気温を高くすることは間違いない」と話しています。

      専門家 “気温上昇に加え 災害や産業への影響懸念”
      「海洋熱波」について、専門家は気温の上昇に加えて、災害や産業への影響が懸念されると指摘しています。

      東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は、北日本の東側の海面水温が特に高い状態が続いているとしたうえで、台風が通った場合、勢力が衰えにくくなるだけでなく水蒸気を多く含んだ東風が陸地に吹きつけるため、東向きの斜面では極端に雨の量が増えるおそれがあるとしています。

      また、「海洋熱波」の要因となっている黒潮の極端な北上によって、漁業への影響も懸念され、対策が必要だとしています。

      中村教授は、「海洋熱波」がいつまで続くか予測が難しいとしたうえで「北日本でも熱中症に十分注意するとともに雨の降り方が極端になるリスクも考えられるため、土砂災害や台風に伴う高潮、強風にも十分注意する必要がある」と呼びかけています。

      カツオは大きく、イカは小さく
      鮮魚店では近年、魚の産地や季節がこれまでと変わったり、取り扱う量が大幅に変わるなど、変化が起きています。

      東京・世田谷区の前田富雄さんの鮮魚店では、以前は山口県や三重県産のブリを中心に仕入れていましたが、ここ2、3年は水揚げ量が急増した北海道産のブリが多くなったと感じています。

      また、以前は秋の「戻りがつお」が今は夏にとれ、すでにこの時期に店頭に並んでいます。

      魚の大きさにも変化が起きているといい、前田さんによりますとカツオは以前、1尾3キロ程だったものが5キロまで大きくなっているということです。

      また、以前は280グラムほどあったスルメイカは170グラムほどにまで小さくなり、仕入れ値は2倍以上に上がっているといいます。

      前田さんは「仕入れる魚の旬が変わって驚いている。そのとき手に入る魚の中でおいしいものを届けられるように頑張りたい」と話しています。

      ホヤが成長しない “存続の危機”
      独特の苦みと甘みのある味わいで人気の東北の珍味、「ホヤ」は毎年、6月から8月にかけて旬を迎えます。

      しかし、宮城県石巻市寄磯浜で長年、ホヤやホタテの養殖や加工を手がける遠藤仁志さん(61)はことしはホヤの成長が進まず、過去に経験したことがないと驚きを隠しません。

      遠藤さんは毎朝、午前5時半ごろに沖合にある養殖場からホヤを水揚げし、近くの加工場で8人の従業員が水揚げしたばかりのホヤの身をむいて海水に浸しています。

      遠藤さんによりますと去年のこの時期の養殖場の水温は16度前後でしたが、去年8月ごろから高い状態が続き、今月は22度ほどにまで上昇しているということです。

      この影響で通常、水揚げの際には15センチほどのホヤがことしは10センチほどと3分の2程度の大きさにしか成長せず、中には死んでしまった個体もありました。

      遠藤さんによりますと、水温の急激な上昇の影響でえさとなるプランクトンが死滅し、ホヤが栄養を取り込めず成長できなくなっているということです。

      また、遠藤さんはホヤの表面に付着した海藻や小さな貝などの活動が活発になり、酸素やプランクトンなどをうまく取り込めなかったことも成長を妨げている要因ではないかと考えています。

      ホヤの成長が見込めないことなどから、例年8月まで行っていた水揚げを今年は今月いっぱいまでと決めています。

      遠藤さんの会社では去年、80トンあまりあったホヤのむき身の生産がことしは6%の5トンほどで、売り上げも1割以下にとどまっているということです。

      遠藤さんは「ホヤは成長には4年ほどかかるが、来年以降に水揚げを予定しているホヤも死んでしまって、ほぼゼロに近い状態で、漁業者や仲買人は存続の危機に立たされている。今後も影響が続くとホヤに関わる仕事が無くなってしまう」と話していました。

      サバ 記録的な不漁
      海面水温の上昇による影響は東北にとどまらず、全国各地の漁業の現場に現れています。

      農林水産省のまとめによりますと全国屈指のサバの漁獲量を誇る茨城県では、ここ数年、漁場となっている茨城県沖などで水温が上昇し、記録的な不漁が続いています。

      2021年までの10年間での漁獲量は平均で年間およそ10万トンでしたが、おととしは3万4000トンほどになり、去年は速報値でおよそ1万6000トンにまで落ち込みました。

      サーモン養殖も打撃
      また、「海洋熱波」により海面水温が記録的な高温となった北海道の太平洋に面する釧路市では、サーモンの養殖に大きな影響が出ています。

      釧路市では海面水温が年間20度以下という冷涼な土地柄を生かして地域の漁業振興につなげようと、市などで作る協議会と商社が2023年、トラウトサーモンの養殖の実証実験を始めました。

      ところが、去年の夏には養殖場付近の海面水温が平年より6度高い過去最高の23度を記録するなど20度を超える日が続き、当初育てていた5600匹の6割以上にあたる3500匹あまりが死ぬ事態となりました。

      市などによりますと実証実験2年目のことしは養殖場に入れる幼魚のサイズを去年の倍ほどに大きくして、水温が高くなる時期より前にも出荷できるよう対策をとっているということです。

      釧路市水産港湾空港部の小林裕司水産統括監は「20度を超えない海域だということもあり始まった実証実験なので、『まさか』というのが正直なところだ。ことしは何とか成果をあげ、来年以降の事業化につなげていきたい」と話していました。

      「海が暖かくなる傾向 これからも続く」
      日本周辺の海の環境に詳しいJAMSTEC=海洋研究開発機構の美山透主任研究員は「東北の太平洋側は南からは暖かい黒潮が、北からは冷たい親潮が流れてくる世界数有の漁場だ。ここ何年かは黒潮の勢力が強く親潮が弱い状況が続き、特に去年ぐらいからは黒潮が流れるはずがなかったところまで到達している。その影響で北から来るサンマは不漁が続き逆に南からのブリやフグ、タチウオなどの量が非常に増えている」と指摘します。

      そのうえで「最近は徐々に黒潮が北上する傾向があり、地球温暖化も確実に進んでいて海が暖かくなる傾向はこれからも続くと考えられる。今後はそうした傾向への対応をとりつつ、海の資源を大切にしてくことが必要だ」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014516901000.html

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  25. 台風3号が発生 24日ごろには沖縄 先島諸島に接近のおそれ
    2024年7月20日 16時59分

    20日午後、フィリピンの東の海上で台風3号が発生しました。台風は大型でこのあと発達しながら北寄りに進み、今月24日ごろには沖縄県の先島諸島に接近するおそれがあり、今後の台風の情報に注意してください。

    気象庁の観測によりますと、20日午後3時に、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が台風3号に変わりました。

    大型で、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心から東側650キロ以内と西側440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は1時間におよそ20キロの速さで西北西に進んでいて、このあと進路を北寄りに変え、勢力を強めながら今月24日ごろには沖縄県の先島諸島に接近するおそれがあります。

    気象庁は、今後の情報に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240720/k10014517581000.html

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  26. 各地で熱帯夜 夜もエアコン使用を 明日も危険な暑さに
    2024年7月20日 18時43分

    20日は東日本や西日本で35度以上の猛暑日となり、静岡市では38.9度と危険な暑さとなりました。21日も各地で気温が上がる見込みで熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、20日は西日本の太平洋側や東日本で高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽静岡市で38.9度、
    ▽東京・府中市で38度ちょうどと危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽埼玉県越谷市と宮崎県美郷町南郷で37.8度、
    ▽高知県四万十市西土佐で37.5度、
    ▽京都市で35.9度などと猛烈な暑さとなったほか、
    ▽北海道上富良野町で34.5度などと北日本でも厳しい暑さとなりました。

    21日朝にかけても多くの地域で気温が25度を下回らない熱帯夜が予想されるため、夜もエアコンを使用し、寝る際は枕元に水を置き、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給してください。

    また、21日も各地で気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽岐阜市で38度と危険な暑さとなるほか、
    ▽大阪市や名古屋市、高松市、富山市で37度、
    ▽鳥取市や岡山市、福井市、甲府市、さいたま市、前橋市で36度、
    ▽鹿児島市や松山市、金沢市、東京の都心で35度などと予想されています。

    気象庁と環境省は21日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、次の地域に「熱中症警戒アラート」を発表し熱中症への対策を呼びかけています。

    発表されている地域は、
    ▽茨城県と▽山梨県、▽静岡県、▽愛知県、▽岐阜県、▽三重県、▽福井県、▽滋賀県、▽京都府、▽大阪府、▽兵庫県、▽奈良県、▽和歌山県、▽広島県、▽島根県、▽鳥取県、▽徳島県、▽香川県、▽愛媛県、▽高知県、▽山口県、▽大分県、▽長崎県、▽熊本県、▽宮崎県、▽鹿児島県、▽沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方です。

    一方、梅雨前線の影響で西日本から北日本にかけて大気の状態が非常に不安定になり局地的に雷雨となっています。

    20日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨、ひょうに注意し発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240720/k10014517481000.html

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  27. 東京・千葉で非常に激しい雨 川の氾濫 土砂災害に警戒を
    2024年7月21日 3時39分

    関東甲信では大気の状態が非常に不安定になっていて東京都内や千葉県では非常に激しい雨が降っています。道路の冠水や川の氾濫、土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風にも十分注意してください。

    関東甲信は20日の日中、猛烈な暑さとなったほか暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が非常に不安定になり関東南部を中心に雷雲が発達しています。

    東京・練馬区では20日午後11時半までの1時間に50.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか午前0時半までの1時間には▽世田谷区で35.5ミリ、▽東京の都心で35ミリの激しい雨が降りました。

    中野区などを流れる妙正寺川では一時、氾濫危険水位を超えたほか、目黒川でも一時、氾濫危険水位を超え、いずれの川にも氾濫危険情報が出されています。

    千葉県にも発達した雨雲が流れ込んでいて、県が市原市に設置した雨量計で午前0時までの1時間に69ミリの非常に激しい雨を観測しました。

    発達した雨雲は南東方向に移動していて、関東南部を中心に、21日の明け方にかけて局地的に、雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の急な増水に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保してください。

    千葉県内 道路冠水や停電情報も
    千葉県市原市にある市原警察署によりますと、大雨の影響で、市内では道路が冠水したとか、車が水没したなどという通報があわせて数十件、寄せられているということで、警察が状況を確認しています。

    現時点でけが人の情報はないということです。

    また東京電力パワーグリッドによりますと、午前1時の時点で、千葉県茂原市や千葉市、それに大網白里市であわせておよそ1880戸の停電が起きています。

    千葉 市原 浸水の通報が寄せられ避難所を開設
    千葉県市原市によりますと大雨の影響で、五井地区では20日午後11時半ごろ、床上浸水の通報が1件、玉前地区では21日午前0時から午前1時ごろにかけて、床下浸水の通報が3件、それぞれ市に寄せられました。

    これを受けて市は午前1時40分、「いちはら子ども未来館」に避難所を開設しました。

    市は浸水した現場に職員を派遣して状況の確認を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240721/k10014517901000.html

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    1. 千葉 市原 昨夜からの大雨で約20棟浸水被害 片づけに追われる
      2024年7月21日 12時17分

      21日未明にかけての関東南部の大雨で、千葉県市原市では住宅20棟ほどが浸水する被害が出て住民が家具を家の外に出すなど片づけに追われています。

      関東南部では20日夜から21日未明にかけて各地で雨雲が発達し、千葉県市原市では県が設置した雨量計で21日午前0時までの1時間に69ミリの非常に激しい雨を観測するなど大雨となりました。

      市によりますと、これまでに床上浸水が2棟、床下浸水が15棟確認されているということです。

      このうちJR内房線の五井駅から北西に1キロあまり離れた養老川沿いの住宅地では、市営住宅1棟、5世帯ほどが床上浸水し、住民たちが朝からぬれた家具などを外に出すなどの作業にあたっていました。

      70代の女性は「玄関から急に水が入ってきて夜は一睡もできていません。床上まで水が来たのは初めてです」と話していました。

      一方、市内各地の道路が冠水してあわせて車7台が水につかり動けなくなったということで、国道のアンダーパス付近では立ち往生した車をレッカーで運び出していました。

      けが人はいないということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240721/k10014518101000.html

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  28. 中国地方と近畿が梅雨明け 西日本では38度を超える危険な暑さ
    2024年7月21日 13時29分

    21日は、西日本から東日本を中心に高気圧に覆われて晴れていて、中国地方と近畿では、この先1週間も晴れる日が多いと見込まれ、気象庁は「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
    西日本では38度を超える危険な暑さとなっているところがあり、熱中症に警戒してください。

    気象庁によりますと、21日は西日本から東日本を中心に高気圧に覆われて広い範囲で晴れています。

    中国地方と近畿では、この先1週間も晴れる日が多い見込みで、気象庁は、21日午前11時に「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    中国地方と近畿の梅雨明けは、平年と比べて2日、去年と比べて5日、それぞれ遅くなりました。

    21日は全国的に気温が上がっていて、
    午後0時半までの最高気温は
    ▽兵庫県豊岡市で38.2度と38度を超える危険な暑さとなっています。

    ▽福井県小浜市と高知県四万十市中村で37.2度、
    ▽鳥取市で37度ちょうど、
    ▽名古屋市で35.8度などと猛烈な暑さとなっているほか、
    ▽大阪市で34.8度、
    ▽東京の都心で33.9度、
    ▽札幌市で33.1度などと厳しい暑さとなっています。

    気温は、このあとさらに上がる見込みで、
    日中の最高気温は、
    ▽岐阜市と富山市、兵庫県豊岡市で38度と危険な暑さが予想されているほか、
    ▽名古屋市や京都市、鳥取市などで37度、
    ▽大阪市や鹿児島市、さいたま市などで36度、
    ▽東京の都心や福島市などで35度と猛烈な暑さが見込まれています。

    湿度も高く、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から沖縄にかけての34の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    茨城県、神奈川県、千葉県、静岡県、山梨県、三重県、岐阜県、愛知県、富山県、新潟県、福井県、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、大阪府、和歌山県、広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、愛媛県、香川県、高知県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、宮崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方では特に警戒が必要です。

    環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認し、31以上の地域は運動を原則中止し、外出はなるべく控えるほか、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給してください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちも気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240721/k10014518041000.html

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    1. あすも東日本で38度超える危険な暑さ 熱中症に警戒を
      2024年7月21日 18時13分

      21日は東日本と西日本で38度を超える危険な暑さとなり中国地方と近畿では梅雨明けが発表されました。22日も東日本で危険な暑さが予想されていて、熱中症への警戒を続けてください。

      気象庁によりますと、21日は西日本から東日本の広い範囲で高気圧に覆われて晴れました。

      中国地方と近畿ではこの先1週間もおおむね晴れる見込みで、気象庁は21日、「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

      中国地方と近畿の梅雨明けは、平年と比べて2日、去年と比べて5日、それぞれ遅くなりました。

      21日は全国的に気温が上がり、日中の最高気温は、
      静岡県浜松市船明で38.5度
      兵庫県豊岡市で38.2度などと38度を超える危険な暑さとなりました。

      このほか、名古屋市で37度ちょうど、大阪市で36.3度、那覇市で35.4度、北海道旭川市で35度ちょうどなどと、北海道から沖縄までの各地で35度以上の猛暑日となりました。

      22日の朝にかけても多くの地域で気温が25度を下回らない熱帯夜が予想されるため、夜もエアコンを使用し、寝る際は枕元に水を置き、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給してください。

      また、22日も各地で気温が上がり、22日日中の最高気温は埼玉県熊谷市と甲府市で38度と危険な暑さが予想されているほか、名古屋市や高松市で37度、東京の都心や大阪市で36度、福岡市や広島市、仙台市で35度などと猛烈な暑さとなる見込みです。

      湿度も高く、気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から沖縄にかけての33の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

      茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方では特に警戒が必要です。

      梅雨明けのこの時期は熱中症で搬送される人が増える傾向があります。

      環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認し、31以上の地域は運動を原則中止し外出はなるべく控えるほか、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給してください。

      また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240721/k10014518041000.html

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  29. 九州北部で梅雨明け 平年より3日遅く 去年よりは3日早い
    2024年7月22日 11時15分

    福岡管区気象台は、22日午前11時、「九州北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。九州北部の梅雨明けは、平年より3日遅く、去年よりは3日早くなりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014519041000.html

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    1. 九州北部で梅雨明け 午前中から猛暑日のところも 熱中症に警戒
      2024年7月22日 12時06分

      福岡管区気象台は、22日午前、「九州北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。福岡県は、午前中から35度以上の猛暑日となっているところがあり、「熱中症警戒アラート」が発表されています。

      22日の九州北部は高気圧に覆われおおむね晴れていて、向こう1週間も、湿った空気の影響で曇りの日もありますが晴れる日が多くなる見込みです。

      このため、福岡管区気象台は、22日午前11時、「九州北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

      九州北部の梅雨明けは、平年より3日遅く、去年よりは3日早くなりました。

      福岡県内では午前中から猛烈な暑さになっているところがあり、午前11時半までの最高気温は
      ▽太宰府市で35.5度
      ▽福岡空港で34.8度
      ▽行橋市で34.7度などとなっています。

      このあとさらに気温が上がり、日中の最高気温は
      ▽飯塚市と久留米市で36度
      ▽福岡市と北九州市八幡西区で35度と予想されています。

      気象台と環境省は、福岡県に熱中症警戒アラートを発表し、外出をなるべく避けるほか、冷房の適切な使用や、こまめな水分補給を呼びかけています。

      熱中症への警戒を続けてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014519041000.html

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  30. 鬼怒川 6年ぶりに取水制限 栃木県は渇水対策本部を設置
    2024年7月22日 16時01分

    梅雨が平年より短かったため関東北部では雨の量が少なく、栃木県と茨城県を流れる鬼怒川では6年ぶりとなる取水制限が行われています。影響を受けるおそれがある栃木県は22日、渇水対策本部を設置して県民に節水を呼びかけました。

    関東地方整備局下館河川事務所によりますと、鬼怒川の上流域では6月の降水量が例年のおよそ60%にとどまっていて栃木県日光市内にある4つのダムの貯水率が低下しています。

    22日現在
    ▽五十里ダムは24%
    ▽川俣ダムは56%
    ▽湯西川ダムは58%
    ▽川治ダムは84%で
    4ダム合わせた貯水率は60%となっています。

    このため7月19日から鬼怒川では6年ぶりとなる10%の取水制限を行っています。

    鬼怒川の水は主に宇都宮市で利用されていて、栃木県は22日、県庁内に渇水対策本部を設置し、職員およそ30人が今後の対応を協議しました。

    現状では県民の生活用水や農業用水に直ちに影響は出ないものの、今後の雨の状況によっては取水制限の割合が引き上げられる可能性もあり家庭の水道の水圧が減り、水の量が減るおそれもあるということです。

    県はホームページやSNSなどを通じ無理のない範囲で県民に節水の呼びかけを行うことになりました。

    県砂防水資源課の植木隆行 課長補佐は「水を限りある資源として、県民一人一人に節水について考えてもらい、みんなで対策をしていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014519211000.html

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  31. 23日も関東や東海を中心に危険な暑さ 熱中症対策を
    2024年7月22日 19時13分

    22日も全国的に気温が上がり、40度近い暑さとなったところもありました。23日も関東や東海を中心に危険な暑さが予想されているため、外出をなるべく避けて涼しい室内で過ごすなど熱中症対策を続けてください。

    気象庁によりますと、22日は本州付近で高気圧に覆われて晴れ、九州北部では梅雨明けが発表されました。

    九州北部の梅雨明けは、平年と比べて3日遅く、去年よりは3日早くなっています。

    日中は各地で強い日ざしが照りつけて気温が上がり、
    最高気温は、
    ▽山梨県甲州市勝沼で39.6度
    ▽甲府市で39.4度
    ▽栃木県佐野市で39.1度
    ▽群馬県伊勢崎市で38.9度
    ▽千葉県市原市の牛久と静岡県浜松市船明で38.8度
    ▽広島県府中市で38.3度
    ▽岐阜市で38.1度
    ▽京都市で38度ちょうどなどと、危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽福岡県太宰府市で37.4度
    ▽名古屋市で37.3度
    ▽東京の都心で36.6度
    ▽大阪市で36.4度
    ▽仙台市で36.2度
    ▽北海道帯広市で35.1度など、全国の広い範囲で猛暑日となりました。

    西日本や東日本では、23日の朝にかけても気温が25度を下回らない熱帯夜が予想され、日中も前橋市と甲府市、埼玉県熊谷市、岐阜市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、名古屋市や京都市、岡山市で37度、東京の都心や静岡市、富山市、大阪市、福岡市で36度、福島市や横浜市、広島市で35度などと予想されています。

    気象庁と環境省は、23日、熱中症の危険性が極めて高まるとして、30の都県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、福井県、滋賀県、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県では特に警戒が必要です。

    また、東日本と西日本では、来週29日の月曜日ごろにかけて気温の高い状態が続くと予想されています。

    引き続き、熱中症対策を徹底し運動や外出を控えるほか、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するようにしてください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    三重 四日市 78歳の女性死亡 熱中症か
    消防によりますと、22日午前11時すぎ、三重県四日市市の畑で78歳の女性が倒れているのを家族が見つけ、消防に通報しました。

    女性は意識がない状態で市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。熱中症とみられるということです。

    愛媛 宇和島 94歳の女性死亡 熱中症か
    22日午後2時半ごろ、日中の最高気温が34度を超えた愛媛県宇和島市では、農作業をしていた94歳の女性が畑で倒れているのを家族が見つけ消防に通報しましたが、その場で死亡が確認されました。

    消防によりますと、熱中症とみられるということです。

    都内“熱中症”疑いで搬送 午後3時までに80人
    東京消防庁によりますと22日、都内では、午後3時までに3歳~97歳までのあわせて80人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。

    このうち、
    ▽20代と60代の男性2人が重症、
    ▽10代~90代の28人が中等症、
    ▽3歳~90代の50人が軽症です。

    東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼びかけています。

    西・東日本 大気不安定 滋賀では猛烈な雨か
    一方、気象庁によりますと、日中の気温の上昇と太平洋高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、西日本や東日本では大気の状態が非常に不安定になり局地的に積乱雲が発達しています。

    滋賀県の大津市南部付近では、レーダーによる解析で午後4時40分までの1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

    午後6時までの1時間には国土交通省が岡山県鏡野町に設置した雨量計で59ミリの非常に激しい雨を観測しました。

    大気の不安定な状態は22日夜遅くにかけて続くほか、23日も午後の時間帯を中心に雨雲が発達する見込みで、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    天気が急変し短時間で状況が悪化するおそれがあり、雨の降り方に注意してください。

    また、急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240722/k10014518891000.html

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    1. 猛暑日が今年最高の288地点…山梨・甲州市で39・6度、東京都心36・6度
      2024/07/22 19:47

       22日は全国的に気温が上昇し、気象庁によると、最高気温が35度以上の猛暑日が今年最高の288地点にのぼった。

       午後7時までに、山梨県甲州市で39・6度、甲府市で39・4度、栃木県佐野市で39・1度、群馬県伊勢崎市で38・9度、千葉県市原市と浜松市天竜区で38・8度を観測するなどした。

       東京都千代田区でも午後0時26分に36・6度になった。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240722-OYT1T50115/

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  32. 全国の8~10月の平均気温「平年より高い」見込み 熱中症に注意
    2024年7月23日 17時31分

    連日、猛烈な暑さが続いていますが、8月から10月にかけても全国的に平年より気温が高くなる見込みで、気象庁は熱中症への対策を呼びかけています。

    気象庁が23日に発表した8月から10月の長期予報によりますと、太平洋高気圧の勢力が日本の南東を中心に強い状態が続き、偏西風が平年より北を流れる影響で、日本付近は暖かい空気に覆われやすくなる見込みです。

    このため、3か月を通して、平均気温は全国的に「高い」と予想されています。

    8~10月の降水量 湿った空気や秋雨前線の影響受けやすい時期も

    また、3か月の降水量は、南からの湿った空気や秋雨前線の影響を受けやすい時期があるため、
    ▽東日本から西日本の太平洋側と、沖縄・奄美では「平年並みか多い」と予想され、
    ▽東日本から西日本の日本海側と、北日本は「ほぼ平年並み」となる見込みです。

    ラニーニャ現象発生の可能性高い “熱中症と台風の対策を”
    一方、南米・ペルー沖の赤道付近では海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高くなっているということです。

    「ラニーニャ現象」が発生すると日本付近は高温になるほか、日本の南の海上では台風ができやすくなる傾向があり、気象庁異常気象情報センターの田中昌太郎所長は、「10月にかけても暑さが続くと予想されるため、熱中症対策を心がけるとともに、台風に関する最新の情報を確認するようにしてほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014520351000.html

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  33. 危険な暑さ 24日も熱中症の危険性極めて高まる 対策徹底を
    2024年7月23日 18時43分

    23日も全国的に気温が上がり、関東や東海を中心に38度を超える危険な暑さとなりました。連日、熱中症とみられる症状で搬送される人が相次いでいるため外出を控えるなど熱中症対策を徹底してください。

    気象庁によりますと、23日も東日本と西日本を中心に高気圧に覆われ、全国的に気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽千葉県市原市の牛久で39度ちょうど
    ▽山梨県甲州市勝沼で38.9度
    ▽茨城県大子町で38.7度
    ▽福島県浪江町で38.5度
    ▽静岡県浜松市佐久間で38.4度
    ▽愛知県豊田市で38.3度などと、危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽名古屋市や京都市で37.2度
    ▽福岡市で36.7度
    ▽東京 練馬区や岡山市で36.4度
    ▽北海道美幌町で36.2度などと、各地で猛烈な暑さとなりました。

    東北から沖縄にかけての広い範囲で24日の朝にかけて気温が25度を下回らない熱帯夜が予想され、日中も
    ▽静岡市で38度と危険な暑さが見込まれるほか
    ▽茨城県土浦市で37度
    ▽さいたま市や熊本市で36度
    ▽東京の都心や横浜市、福岡市で35度などと、猛烈な暑さが続く見込みです。

    気象庁と環境省は、24日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、18の県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    千葉県と神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、兵庫県、和歌山県、広島県、徳島県、愛媛県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県では特に警戒が必要です。

    連日の暑さで熱中症とみられる症状で搬送される人が相次ぎ、畑仕事をしていて亡くなる人もいます。

    運動や外出を控え、室内ではエアコンを我慢せず使用し、水分や塩分を補給してください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014519751000.html

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    1. 39度観測 千葉 市原 “クーリングシェルター”で暑さしのぐ
      2024年7月23日 18時50分

      39度の最高気温を観測した千葉県市原市では、クーリングシェルターに指定された公民館を活用して暑さをしのぐ住民の姿などがみられました。

      千葉県市原市の牛久では、午後0時半すぎに39度ちょうどを観測し、ことし一番の暑さとなりました。

      市内を走る小湊鐵道の上総牛久駅前では、日陰のベンチで休んだり日傘をさして歩いたりする人の姿が見られ、市内に住む80代の女性は「暑くて外に出られません。こうして話しているだけで汗が噴き出てきます。数日前に知り合いが熱中症になったと聞いて、外出するのがおっかないです」と話していました。

      市内では、ことし「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まったのに合わせて冷房が効いた公民館や民間の薬局など35か所が「クーリングシェルター」に指定されていて、特別警戒アラートが出ていなくても利用することができます。

      このうち市原市牛久にある南総公民館には23日午後3時ごろ、住民10人ほどが訪れ、本を読んだり趣味の将棋をしたりして、涼しい室内で暑さをしのいでいました。

      高校1年の男子生徒は「近くに住んでいてよく利用しています。こうした環境があると気軽に涼めるし、勉強もしやすいので非常にありがたいです。これからもこういう場所が増えていってほしい」と話していました。

      南総公民館を運営する団体の代表を務める山本義雄さんは「ことしの暑さは異常です。熱中症対策の一つとしてぜひ気軽に利用してほしい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014520771000.html

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  34. 北海道・東北など非常に激しい雨おそれ 24日にかけ大気不安定
    2024年7月23日 20時46分

    梅雨前線や低気圧の影響で24日にかけて北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、特に北海道や東北などでは局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、北日本にのびる前線と日本海にある低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

    午後5時半までの1時間には、福島県の福島空港で45.5ミリの激しい雨が降りました。

    このあと低気圧は24日にかけて北海道を通過し、前線が東北や北陸付近まで南下する見込みで、北海道や東北などでは局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    24日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
    ▽北海道と東北で150ミリ
    ▽新潟県で120ミリ
    ▽関東甲信で100ミリ
    ▽北陸で80ミリと予想されています。

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意し、急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240723/k10014520821000.html

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  35. 25日も九州で危険な暑さの見込み 熱中症対策を
    2024年7月24日 18時16分

    24日も太平洋側を中心に気温が上がり、東海や関東では38度を超える危険な暑さとなりました。25日も九州で危険な暑さになる見込みで熱中症対策を続けてください。

    気象庁によりますと、24日は、東日本と西日本で高気圧に覆われ、太平洋側を中心に気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽静岡市で38.8度
    ▽千葉県市原市の牛久で38.4度などと、危険な暑さになったほか
    ▽東京の都心で36度ちょうど
    ▽大阪市で35.5度などと、各地で猛烈な暑さとなりました。

    25日は、西日本を中心に気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽佐賀市と福岡県久留米市で38度の危険な暑さが予想されているほか
    ▽福岡市で37度
    ▽兵庫県豊岡市で36度
    ▽岡山市や京都市、静岡市などで35度の猛烈な暑さが見込まれています。

    湿度も高く、気象庁と環境省は、25日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、13の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    京都府と兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、徳島県、愛媛県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県では特に警戒が必要です。

    連日の暑さに伴い熱中症とみられる症状で搬送される人が全国各地で相次いでいます。

    運動を原則中止し、外出はなるべく控えるほか、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給してください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521001000.html

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  36. 広範囲で大気不安定 秋田で非常に激しい雨 浸水など厳重警戒
    2024年7月24日 21時26分

    梅雨前線や低気圧の影響で北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、秋田県では非常に激しい雨が降っています。地盤が緩んでいるところや増水している川があるため、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、24日夜は安全な場所で過ごして下さい。

    気象庁によりますと、北日本にのびる前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。

    この時間は東北や近畿、中国地方などで活発な雨雲がかかっていて、24日午後8時までの1時間には、秋田県由利本荘市東由利で54.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

    これまでの雨で秋田県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、氾濫危険水位を超えている川があります。

    また、午後8時までの24時間の雨量は、北海道の
    ▽旭川市郊外の江丹別で206.5ミリ
    ▽比布町で172ミリと
    いずれも平年の7月1か月分を上回り、観測史上最も多くなりました。

    この大雨で北海道では、1級河川の雨竜川が深川市多度志付近で氾濫したとして、「氾濫発生情報」が発表されています。

    川から離れ、安全な場所で過ごすようにしてください。

    さらに、埼玉県毛呂山町では、突風が発生したという情報が寄せられ、気象庁は、午後1時に竜巻注意情報を発表しました。

    このあと、前線は東北や北陸付近まで南下する見込みで、25日にかけて北日本から西日本では局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    25日夕方までの24時間に降る雨の量は
    ▽東北と新潟県で120ミリ
    ▽関東甲信と中国地方で80ミリと予想されています。

    一方、沖縄県の八重山地方では、台風の接近に伴って24日夜遅くにかけて線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が降り続いて災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

    気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物の中に移動するなど、安全を確保してください。

    秋田県で複数の土砂崩れ報告
    秋田県の由利本荘市や、にかほ市によりますと、大雨の影響で土砂崩れの被害が複数、報告されているということです。

    それぞれの自治体によりますと住宅への被害はないということですが詳しい状況を調べています。

    また、羽後町によりますと床下浸水の被害が1件報告されているということです。

    秋田県内では断続的に雨が強まっていて、このほかにも被害が広がるおそれがあるとして各自治体が確認しています。

    北海道 留萌 大町 市道脇のり面崩れる
    記録的な大雨となった北海道留萌市の大町では、住宅のそばの市道脇ののり面が幅およそ3メートルにわたって崩れました。

    けがをした人はいませんでしたが、市は崩落が拡大するおそれがあるとして、市道を通行止めにしています。

    旭川地方気象台によりますと、留萌市では、24日午前4時までの6時間の雨量が115.5ミリと平年の7月1か月分を上回り、観測史上最も多い記録的な大雨となりました。

    北海道 和寒町 西和地区 土砂崩れ十五線川に流れ込む
    大雨の影響で、北海道和寒町の西和地区では24日の朝7時45分ごろ、山の斜面の土砂が崩れ、近くを流れる十五線川に流れ込みました。

    NHKが午前9時半ごろに現場で撮影した映像では、川の水があふれ出し、付近の田んぼに流れ込んでいる様子が確認できます。

    町によりますと、土砂崩れが起きた現場近くには住宅1棟がありますが、住んでいる人は避難していて、けがはありませんでした。

    北海道 愛別町 愛別川近くの住宅地道路が冠水
    大雨の影響で、北海道愛別町では町内を流れる愛別川近くの住宅地の道路が冠水し、ポンプ車を使って排水にあたっています。

    近くに住む男性は「けさ6時半の時点で歩道と車道を区切る石の高さまで水が上がってきて、車のタイヤが水につかってしまった。ここまで水がたまったのは初めてで、怖かったです」と話していました。

    町は避難所を開設していて、午前11時の時点で4人が避難しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521011000.html

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  37. 25日も九州で危険な暑さの見込み 熱中症対策を
    2024年7月24日 18時16分

    24日も太平洋側を中心に気温が上がり、東海や関東では38度を超える危険な暑さとなりました。25日も九州で危険な暑さになる見込みで熱中症対策を続けてください。

    気象庁によりますと、24日は、東日本と西日本で高気圧に覆われ、太平洋側を中心に気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽静岡市で38.8度
    ▽千葉県市原市の牛久で38.4度などと、危険な暑さになったほか
    ▽東京の都心で36度ちょうど
    ▽大阪市で35.5度などと、各地で猛烈な暑さとなりました。

    25日は、西日本を中心に気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽佐賀市と福岡県久留米市で38度の危険な暑さが予想されているほか
    ▽福岡市で37度
    ▽兵庫県豊岡市で36度
    ▽岡山市や京都市、静岡市などで35度の猛烈な暑さが見込まれています。

    湿度も高く、気象庁と環境省は、25日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、13の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    京都府と兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、徳島県、愛媛県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県では特に警戒が必要です。

    連日の暑さに伴い熱中症とみられる症状で搬送される人が全国各地で相次いでいます。

    運動を原則中止し、外出はなるべく控えるほか、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給してください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521001000.html

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  38. 広範囲で大気不安定 秋田で非常に激しい雨 浸水など厳重警戒
    2024年7月24日 23時48分

    梅雨前線の影響で秋田県では大気の状態が非常に不安定になり、断続的に非常に激しい雨が降っています。川の氾濫や土砂災害に厳重に警戒し、24日の夜は安全な場所で過ごして下さい。

    気象庁によりますと、北日本にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北を中心に大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が発達しています。

    午後9時半までの1時間には秋田県湯沢市で51ミリの非常に激しい雨が降りました。

    また、秋田県由利本荘市東由利では午後11時までの24時間の雨量が175.5ミリに達し、統計を取り始めてから最も多くなっています。

    これまでの雨で秋田県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、氾濫危険水位を超えている川があります。

    土砂災害や川の氾濫の危険性が非常に高まっているため、増水した川や山の斜面には近づかず、24日の夜は安全な場所で過ごして下さい。

    今後の見通しです。

    このあと前線は東北をゆっくりと南下する見込みで、秋田県では25日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

    25日夕方までの24時間に降る雨の量は、▽東北と新潟県で120ミリ、▽関東甲信と中国地方で80ミリと予想されています。

    気象庁は、川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。

    秋田県で土砂崩れや浸水被害
    秋田県内では断続的に雨が強まっていて、土砂崩れや浸水の被害が確認されています。

    【土砂崩れ】
    由利本荘市や、にかほ市によりますと、大雨の影響で土砂崩れの被害が複数報告されていて、住宅への被害はないということですが、詳しい状況を確認しています。

    【浸水被害】
    浸水被害も確認されています。

    自治体や消防によりますと、
    ▽にかほ市では午後8時40分現在、住宅の床上浸水が平沢地区で少なくとも7棟
    ▽由利本荘市では午後8時40分現在、住宅の床上浸水が複数棟
    ▽羽後町で床下浸水が1棟報告されているということです。

    このほかにも被害が広がるおそれがあるとして各自治体が確認しています。

    また秋田県にかほ市によりますと、大雨の影響で市内を流れる川の斜面が崩れ、近くにいた消防団員の男性が軽いけがをしたということです。

    北海道 留萌 大町 市道脇のり面崩れる
    記録的な大雨となった北海道留萌市の大町では、住宅のそばの市道脇ののり面が幅およそ3メートルにわたって崩れました。

    けがをした人はいませんでしたが、市は崩落が拡大するおそれがあるとして、市道を通行止めにしています。

    旭川地方気象台によりますと、留萌市では、24日午前4時までの6時間の雨量が115.5ミリと平年の7月1か月分を上回り、観測史上最も多い記録的な大雨となりました。

    北海道 和寒町 西和地区 土砂崩れ十五線川に流れ込む
    大雨の影響で、北海道和寒町の西和地区では24日の朝7時45分ごろ、山の斜面の土砂が崩れ、近くを流れる十五線川に流れ込みました。

    NHKが午前9時半ごろに現場で撮影した映像では、川の水があふれ出し、付近の田んぼに流れ込んでいる様子が確認できます。

    町によりますと、土砂崩れが起きた現場近くには住宅1棟がありますが、住んでいる人は避難していて、けがはありませんでした。

    北海道 愛別町 愛別川近くの住宅地道路が冠水
    大雨の影響で、北海道愛別町では町内を流れる愛別川近くの住宅地の道路が冠水し、ポンプ車を使って排水にあたっています。

    近くに住む男性は「けさ6時半の時点で歩道と車道を区切る石の高さまで水が上がってきて、車のタイヤが水につかってしまった。ここまで水がたまったのは初めてで、怖かったです」と話していました。

    町は避難所を開設していて、午前11時の時点で4人が避難しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521011000.html

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  39. 山形で猛烈な雨 秋田で記録的大雨 土砂災害などに厳重警戒
    2024年7月25日 12時06分

    活発な梅雨前線の影響で山形県では猛烈な雨が降ったとみられるほか、秋田県では記録的な大雨となり、川の氾濫や土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。

    東北の日本海側を中心にあすにかけて雨が続く見込みで、自治体の避難情報や周囲の状況をよく確認し、安全な場所で過ごすようにしてください。

    気象庁によりますと、北日本にのびる前線に向かって太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、山形県や秋田県、新潟県などで大気の状態が非常に不安定になっています。

    気象庁のレーダーによる解析で
    ▽午前9時までの1時間に山形県の酒田市南部付近で、およそ100ミリ
    ▽午前9時10分までの1時間には山形県の遊佐町付近でおよそ110ミリ、酒田市北部付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。

    その後も雨が続いていて、午前11時までの1時間に
    ▽山形県が酒田市に設置した雨量計で39ミリ
    ▽国土交通省が新潟県関川村に設置した雨量計で38ミリの激しい雨が降りました。

    秋田県でも大雨となっていて、午前11時までの24時間の雨量が
    ▽由利本荘市東由利で219ミリ
    ▽湯沢市で191.5ミリに達しいずれも平年の7月1か月分を上回り、統計を取り始めてから最も多くなりました。

    この大雨で、由利本荘市を流れる子吉川水系の石沢川では25日未明に堤防が決壊し、氾濫が発生したとして国土交通省が氾濫発生情報を出しました。

    このほかにも秋田県と山形県では氾濫危険水位を超えている川があるほか、秋田県と山形県、それに新潟県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    日本海側で26日にかけ雨続く 引き続き警戒を
    今後の見通しです。

    東北の日本海側を中心にあすにかけて雨が続き、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。また、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意が必要です。山形県などではすでに災害の危険性が非常に高くなっています。

    自治体の避難情報や周囲の状況をよく確認し、安全な場所で過ごすようにしてください。周囲の状況をよく確認し、安全な場所で過ごすようにしてください。

    ≪各地の被害≫
    【秋田県】堤防決壊や浸水の被害
    大雨の影響で、秋田県では堤防が決壊したり床が水につかったりする被害がでています。

    【由利本荘市 川の氾濫 床上浸水10棟】
    由利本荘市では石沢川の鮎瀬観測所付近で堤防が決壊し、氾濫が発生しました。

    由利本荘市によりますと、25日午前6時までに市内で住宅10棟が床上浸水しているという情報があり、確認を進めているということです。

    石沢川では、水かさが増し茶色く濁った水が流れていました。周囲に広がる田んぼや畑には堤防が決壊したとみられる場所から茶色く濁った水が大量に流れ込み、電柱も水に浸かっていました。

    近くに住む60代の女性は「川の水が広くあふれたのは数年ぶりで、周りには浸水した住宅もあるようです。今後さらに水かさが増えないか心配です」と話していました。

    【にかほ市 消防団員けが 床上浸水7棟】
    にかほ市によりますと、24日夜に大雨の影響で市内を流れる川の斜面が崩れ、近くにいた消防団員の男性が軽いけがをしたということです。

    このほか、にかほ市では住宅7棟が床上浸水しているという情報があり、市が確認を進めています。

    【横手市 土砂崩れ 床下浸水18棟】
    横手市では25日午前4時前、山内平野沢の道路で土砂崩れがありました。消防が現場を確認したところ、けが人や住宅の被害はなかったということです。

    このほか横手市内では18棟の住宅から床下浸水の情報が寄せられているということです。

    横手市百万刈地区では、道路が冠水し消防がボートで住民を救助しました。

    住民の男性は「朝4時くらいにドアを開けたら水が家のギリギリまで来ていてどうなるか不安でした。救助されて安心したが、車は水につかって使えなくなったと思う」と話していました。

    由利本荘市の一部に緊急安全確保
    由利本荘市は、市内を流れる石沢川の堤防が決壊したとして午前2時25分に
    ▽石沢鮎瀬新田地区の39世帯113人、
    ▽石沢鮎瀬本田地区の47世帯118人に「緊急安全確保」を出しました。

    警戒レベルは最も高い「レベル5」で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上や斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命の助かる可能性の高い行動をとるよう呼びかけています。

    消防が住民を避難誘導
    秋田県の由利本荘市消防本部によりますと、25日午前1時39分ころ、由利本荘市鮎瀬で地元の消防団から「石沢川の堤防から水があふれ、住宅の方に流れている」という通報があったということです。

    通報の時点では水は周辺の住宅には達していないということですが、消防では消防隊と地元の消防団が石沢川の近くの住民を避難させているということです。

    石沢川付近 住宅の掃除に追われる人も
    堤防の決壊による氾濫が発生した秋田県由利本荘市を流れる石沢川の付近では、あふれた水につかった住宅の掃除に追われる人たちの姿がみられました。

    このうち、由利本荘市舘の70代の女性の住宅には川からあふれ出た水と泥が玄関口まで押し寄せたということです。

    また、住宅に隣接する店舗として使っていた建物にも泥水が入り込み、女性は友人の助けを借りながらホースを使って洗い流していました。

    女性によりますと住宅周辺の水位は一時、ひざの高さまで達していたということで、「石沢川の堤防が決壊するなんて想像もしておらずとても怖いです。まずは早く清掃を終わらせたいです」と話していました。

    【新潟県】道路の冠水相次ぐ
    前線などの影響で新潟県内は下越を中心に大雨となっていて新潟市などでは激しい雨が降り、新潟市によりますと、市内の20か所以上で道路が冠水し、車3台が水没したということです。警察によりますと、これまでにこの雨によるけが人の情報はないということです。

    新潟地方気象台によりますと、前線と低気圧に暖かく湿った空気が流れ込む影響で県内は下越を中心に大雨となっていて、新潟市では午前7時10分までの1時間に45.5ミリの激しい雨を観測しました。

    雨量も短時間で増え、午前9時40分までの3時間に
    ▽新潟市で100.5ミリ、
    ▽新潟空港で70ミリ、
    ▽阿賀野市で50ミリの雨量を観測しました。

    新潟市によりますと、この雨で市内の20か所以上で道路が冠水していて、このうち中央区の関新地区では車3台が水没し、警察が交通規制を行っているということです。

    警察によりますと、これまでの所、この雨によるけが人の情報はないということです。新潟市が現場の確認や側溝の排水作業など大雨への対応を進めています。

    アンダーパスで車3台が水没
    新潟市中央区の千歳大橋のアンダーパスでは道路が冠水し、車3台が水没したということです。

    現場は25日午前9時半の時点では、水が引き2台の車が残されていて、警察官などが車のボンネットを開いてエンジンの様子を確認するなどしたあと、レッカー車で運んでいきました。

    倉庫に雨水
    新潟市中央区上所上の自動車整備機械の販売会社では倉庫に雨水が入り、25日午前10時半ごろ、従業員が排水作業に追われていました。

    この会社の営業所長の外山裕一さんは、「土地が低くよく冠水するんですけど、ここまでひどいのは初めてです。倉庫にある物は高いところに移動させて無事でした」と話していました。

    JR新潟駅では
    大雨の影響で新潟県内の在来線は一部で運転を見合わせていて、JR新潟駅の改札口の前では訪れた人たちが電光掲示板を見たり駅員に聞いたりして運行状況を確認していました。

    三重県鈴鹿市から訪れた60代の女性は「電車で新潟県弥彦村に向かうために駅に来ましたが、運転していなくて困りました。運転再開を待ちたいと思います」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014522591000.html

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    1. 山形 酒田市と遊佐町に大雨特別警報 最大級の警戒を
      2024年7月25日 13時07分

      気象庁は午後1時5分、山形県酒田市と遊佐町に大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒が必要です。

      山形県では、数十年に一度のこれまで経験したことのないような大雨となっていて、浸水や土砂崩れによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

      気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014523041000.html

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    2. 山形 庄内と最上で「線状降水帯」発生 土砂災害など厳重警戒
      2024年7月25日 13時29分

      気象庁は山形県の庄内と最上で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして25日午後1時7分、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

      「線状降水帯」は、発達した積乱雲が次々と連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014523091000.html

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    3. 山形 最上川下流が氾濫危険水位に 水位はさらに上がる見込み
      2024年7月25日 20時27分

      酒田河川国道事務所と山形地方気象台は、最上川の下流にある酒田市の下瀬水位観測所で氾濫危険水位に達し、今後、水位がさらに上がる見込みだとして午後7時50分、「氾濫危険情報」を出しました。

      最上川では堤防が決壊するなどして氾濫するおそれがあり、酒田市、鶴岡市、庄内町、三川町では浸水のおそれがあります。

      酒田河川国道事務所と気象台はただちに身の安全を確保し、自治体から出される情報を確認するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014523961000.html

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    4. 山形 酒田市 遊佐町の大雨特別警報 大雨警報に切り替え 気象庁
      2024年7月25日 20時32分

      気象庁は、午後8時10分に山形県酒田市と遊佐町に出していた大雨の特別警報を大雨警報に切り替えました。一方で、川の氾濫や浸水の危険性が高い状態が続いていて、気象庁は厳重な警戒を続けるとともに、自治体の出す情報に従って安全を確保するよう呼びかけています。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014523041000.html

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    5. 山形県に再び大雨特別警報 最大級の警戒を
      2024年7月26日 2時26分

      活発な梅雨前線の影響で山形県では非常に激しい雨が降り続き、気象庁は25日夜遅く、山形県に再び大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で川の氾濫や浸水、土砂災害に最大級の警戒をしてください。

      山形県や秋田県で記録的な大雨
      気象庁によりますと、活発な梅雨前線の影響で、東北を中心に大気の状態が非常に不安定になり山形県や秋田県では記録的な大雨となっています。

      気象庁は25日夜11時40分、山形県の酒田市と鮭川村、戸沢村、新庄市、舟形町、庄内町に大雨の特別警報を発表しました。

      特別警報は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報です。

      東北では25日夜になって再び日本海側を中心に雨雲が発達し、いずれもレーダーによる解析で秋田県の▽上小阿仁村付近と▽五城目町付近で25日午後9時50分までの1時間に120ミリ以上、▽北秋田市南部付近では25日午後10時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

      25日夜10時までの1時間には秋田県北秋田市阿仁で94.5ミリの猛烈な雨を観測しています。

      山形県でも雨が強まり、村山と庄内、最上では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして25日夜11時前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

      その後も雨が降り続き、26日午前1時までの1時間に山形県が新庄市に設置した雨量計で45ミリの激しい雨を観測しました。

      新庄市では午前1時までの24時間に降った雨の量が374.5ミリと平年の7月1か月分の1.7倍にのぼり、気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      これまでの大雨で▽山形県酒田市を流れる日向川が氾濫したほか、▽秋田県由利本荘市を流れる子吉川でも堤防が決壊して氾濫しました。

      また、山形県を流れる▽最上川の下流と中流、▽鮭川と▽最上小国川、▽大山川、▽相沢川、▽丹生川では「氾濫危険情報」が発表されています。

      秋田県と山形県で氾濫危険水位を超えている川があるほか、秋田県と山形県、宮城県、岩手県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      このあとも東北の日本海側を中心に局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり25日夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、東北の多いところで150ミリと予想され、その後も雨量はさらに増える見込みです。

      川の氾濫や浸水、土砂災害に最大級に警戒するとともに、屋外の移動が危険な場合には建物の2階以上や山の斜面から離れた部屋など少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。

      午前0時45分 気象庁会見「命の危険が迫る」
      山形県に再び大雨の特別警報が発表されたことを受けて、気象庁と国土交通省は26日午前0時45分から記者会見を開きました。
      この中で気象庁の杉本悟史予報課長は「特別警報が出た市町村では、これまでに経験したことのないような大雨となっていて、特に土砂災害警戒区域や浸水想定区域などでは、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い。命の危険が迫っているため、ただちに身の安全を確保しなければならない状況だ」と述べました。

      そのうえで、ふだん災害が起きないと思われているような場所でも最大級の警戒を呼びかけました。

      25日夜から発達した雨雲がかかり続けた要因については、気圧の谷や低気圧が通過したためだと説明し、こうした状況が明け方まで続く見通しを示しました。

      また、特別警報が2度に渡って発表されたことについては、積乱雲の発達の程度が弱まったためいったん警報に切り替えたということで「顕著な大雨を予測するのは難しい」と述べました。

      また、国土交通省の小島優河川環境課長は川の状況について説明し、国が管理している河川のうち、▽石沢川が秋田県由利本荘市で氾濫したほか、▽最上川と、最上川水系の相沢川が山形県酒田市で氾濫危険水位を超えたことを明らかにしました。

      そのうえで「すでに氾濫の危険度が高まっている河川では少しでも命を守るための行動をとってほしい」と呼びかけました。

      政府 「官邸連絡室」を「官邸対策室」に切り替え
      政府は、大雨への対応を強化するため、総理大臣官邸の危機管理センターに設置していた「官邸連絡室」を、26日午前0時58分に「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒にあたっています。

      岸田首相 今後の対応を指示
      大雨を受けて、岸田総理大臣は、26日午前0時58分に、▼国民に対し避難や大雨・河川の状況などに関する情報提供を適時的確に行うこと、▼自治体とも緊密に連携し、浸水や土砂崩れが想定される地区の住民の避難支援などの事前対策に万全を期すこと、▼被害が発生した場合は状況を迅速に把握するとともに、人命第一の方針のもと、政府一体となって災害応急対策に全力で取り組むことを指示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524291000.html

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    6. 山形 最上川下流が氾濫危険水位に 水位はさらに上がる見込み
      2024年7月26日 2時18分

      酒田河川国道事務所と山形地方気象台は、最上川の下流にある酒田市の下瀬水位観測所に加えて臼ヶ沢水位観測所でも氾濫危険水位に達し今後、水位がさらに上がる見込みだとして午前0時40分、「氾濫危険情報」を出しました。最上川では堤防が決壊するなどして氾濫するおそれがあり、▽酒田市、▽鶴岡市、▽庄内町、▽三川町、▽戸沢村で浸水のおそれがあります。酒田河川国道事務所と気象台はただちに身の安全を確保し、自治体から出される情報を確認するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014523961000.html

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    7. 山形の大雨特別警報を大雨警報に切り替え 気象庁
      2024年7月26日 5時56分

      気象庁は午前5時50分に山形県の酒田市と鮭川村、戸沢村、新庄市、舟形町、庄内町に出していた大雨の特別警報を大雨警報に切り替えました。山形県では川の氾濫や浸水、土砂災害の危険性が高い状態が続き、最上川中流などすでに氾濫した川もあります。気象庁は厳重な警戒を続けるとともに、自治体の出す情報に従って安全を確保するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524441000.html

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    8. 山形 最上川中流 戸沢村蔵岡地区付近で氾濫発生
      2024年7月26日 4時47分

      新庄河川事務所と山形地方気象台は26日午前4時20分、最上川中流の戸沢村蔵岡地区付近の左岸で氾濫が発生しているとして、「氾濫発生情報」を発表しました。

      5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒を呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524431000.html

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    9. 山形と秋田の大雨 多いところでは過去観測雨量の1.5倍前後に
      2024年7月26日 9時55分

      山形県と秋田県では、今月23日の降り始めから断続的に雨が激しく降り続き、各地で記録的な大雨となっています。多いところでは過去に観測された雨量の1.5倍前後に達し、川の氾濫や土砂災害の危険性が非常に高い状態が続いていて、厳重に警戒してください。

      気象庁によりますと、26日午前6時半の時点で、24時間に降った雨の最大の量は山形県の
      ▽新庄市で389ミリ、
      ▽真室川町で384ミリ、
      ▽酒田市で289ミリなどと
      県内6つの観測地点で気象庁が統計を取り始めてから最も多くなっています。

      これらを過去に観測された最大の雨量と比べると、
      ▽新庄市はおよそ1.4倍、
      ▽真室川町はおよそ1.3倍、
      ▽酒田市はおよそ1.6倍に達しています。

      また、48時間に降った雨の量は秋田県の
      ▽由利本荘市東由利で275ミリ
      ▽湯沢市で246.5ミリ、
      ▽東成瀬村で235.5ミリとなっています。

      各地で過去に観測された最大の雨量と比べると、
      ▽由利本荘市東由利はおよそ1.6倍、
      ▽湯沢市はおよそ1.5倍、
      ▽東成瀬村はおよそ1.4倍に達しています。

      山形県ではこれまでにも過去に観測された最大の雨量を超える雨が降り、大きな被害が発生したことがあります。

      2020年7月の大雨では、山形県の村山市や山形空港など3つの観測点で24時間の降水量がいずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      山形県内では最上川が堤防から越水し、酒田市で90代の女性が避難中に転倒して足の骨を折る大けがをしたほか700棟余りの住宅が浸水しました。

      山形県や秋田県では川の水位が高く、地盤が緩んでいる状態が続いていて、雨がいったん弱まっても、今月30日ごろにかけて再び強まるおそれがあります。

      引き続きすでに安全な場所にいる人は避難を続け、建物の2階以上や山の斜面から離れた場所にいる人などは無理に移動したりせず、身の安全を確保するようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524521000.html

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    10. 山形 戸沢村 約40人取り残される 一帯水に浸かる 自衛隊救助中
      2024年7月26日 14時01分

      山形県の戸沢村によりますと、蔵岡地区では住宅地一帯が水につかり、自宅の2階などに避難した住民およそ40人が取り残されているということで、26日朝から自衛隊が救助に当たっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524941000.html

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    11. 山形 遊佐町 浸水被害 約350棟か 戸沢村は少なくとも300棟浸水
      2024年7月26日 15時20分

      山形県遊佐町によりますと、今回の大雨で遊佐地区や吹浦地区などで住宅の浸水被害が相次ぎ、被害はおよそ350棟に上る見込みだということです。

      吹浦地区に70年暮らす松崎光雄さん(70)の住宅では、腰の高さまで水につかり畳や冷蔵庫などが使えなくなりました。

      26日は、友人たちが片づけの手伝いに訪れ、ぬれた家具を運び出したり、汚れた床を拭いたりしていました。

      松崎さんは「吹浦地区で生まれ育ったが、ここまで浸水したことはこれまでなかった。初めてのことで大変だが、友人たちの手伝いがあって片づけが進みました」と話していました。


      記録的な大雨となった山形県戸沢村の加藤文明村長はNHKの取材に対し、全容は把握できていないものの、村内の少なくとも300棟が浸水しているという見方を示しました。

      被害の実態の把握を急いでいるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014525051000.html

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    12. 山形と秋田で記録的大雨 東北日本海側 あすから再び大雨見込み
      2024年7月26日 20時08分

      記録的な大雨となった山形県と秋田県では雨はいったん弱まっているものの、東北の日本海側を中心に27日の午後以降、30日火曜日ごろにかけて長期間、大雨となる見込みです。

      大雨になった地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続けてください。それ以外の地域でも26日のうちに大雨への備えを再確認するようにしてください。

      気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になった影響で山形県や秋田県では記録的な大雨となり、24時間に降った雨の量は山形県の新庄市で389ミリ、真室川町で384ミリ、酒田市で289ミリとなっています。

      また、48時間に降った雨の量は秋田県の由利本荘市東由利で275ミリ、湯沢市で246.5ミリと多いところでは平年の7月1か月分の1.7倍余りに達していて、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      25日の昼すぎと夜遅くの2度にわたって大雨の特別警報が発表された山形県では、最上川、鮭川、日向川が氾濫したほか、秋田県では子吉川が氾濫しました。

      国土交通省のまとめによりますと、26日午後2時現在、秋田県の7か所で川の堤防が決壊したということです。

      また、山形県では川の水位の高い状況が続いているほか、土砂災害警戒情報が発表されている地域もあり、土砂災害の危険性も非常に高くなっています。

      東北 27日午後~30日ごろ 長く大雨の見通し
      今後の見通しです。

      東北の雨はいったん弱まっていますが、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、27日午後から再び雨が強まって日本海側を中心に断続的に激しい雨が降ると予想されています。

      27日夕方までの24時間に降る雨の量は、東北の多いところで100ミリと予想され、その後、28日日曜日の夕方までの24時間にはいずれも多いところで、東北の日本海側で200ミリ、太平洋側で150ミリの大雨になる見込みです。

      その後も今月30日の火曜日ごろにかけて長期間、大雨になるおそれがあります。

      被災地域だけでなくほかの地域も大雨
      これまでの雨で川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続けてください。

      また、前線や低気圧の位置が変わることから今回とは別の場所で大雨になる可能性もあります。

      東北の日本海側を中心に、26日のうちにハザードマップを確認して何をきっかけに避難するかなど、大雨への備えを再確認するようにしてください。

      新潟県や北海道などでも大雨になるおそれがあり、週末も、最新の気象情報に注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524291000.html

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    13. 山形 NEWS WEB
      山形県 酒田市をはじめ16市町村に災害救助法を適用
      07月26日 20時33分

      山形県は今回の記録的な大雨を受けて、酒田市、鶴岡市、新庄市、寒河江市、村山市、尾花沢市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、遊佐町、三川町、庄内町、大蔵村、鮭川村、戸沢村のあわせて16市町村に災害救助法を適用したと発表しました。

      災害救助法が適用されると、避難所の設置や支援物資の配布などの費用は国や県が負担することになります。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240726/6020021327.html

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    14. 【大雨被害】秋田 山形 河川で堤防決壊5か所(27日15:00)
      2024年7月27日 18時58分

      国土交通省東北地方整備局によりますと、秋田県と山形県を流れる河川で堤防が決壊した場所は27日の午後3時までで合わせて5か所あるということです。

      ▽秋田県では由利本荘市を流れる子吉川と石沢川のあわせて2か所、
      ▽山形県では新庄市を流れる新田川、尾花沢市を流れる野尻川の合わせて3か所です。

      また、東北地方整備局は山形県と秋田県の浸水被害が起きている場所について、復旧のため合わせて27台のポンプ車を送っています。

      このうち27日午後3時の時点では、山形県酒田市と庄内町の2か所で排水機場が浸水被害のため機能しなくなっていることから、ポンプ車を稼働させ排水作業を行っているということです。

      秋田 由利本荘 堤防決壊現場を国の調査委が調査

      秋田県由利本荘市の子吉川と石沢川の堤防が決壊した原因を究明するため、国の調査委員会が現地調査を行いました。

      秋田県内では、今回の記録的な大雨で由利本荘市を流れる子吉川と支流の石沢川の堤防が決壊し、27日午後、国の堤防調査委員会の研究者ら5人が現場を確認しました。

      このうち石沢川では、高さおよそ4メートルの堤防が長さおよそ60メートルにわたって壊れていて、委員たちは地図を見ながら国土交通省の職員に当時の様子を聴いたり現場の写真を撮ったりしていました。

      委員の1人で東北大学大学院の風間聡教授は「越水による決壊か、川の水が堤防にしみこんで強度が落ちたことによる浸透破壊が起きたのか、今後検討する必要がある」と話していました。

      このあと委員による意見交換が行われ、冒頭で委員長を務める秋田大学の松冨英夫名誉教授が「破堤した原因をしっかり突き止めることが重要だ。原因を複合的に考えて、よりよい堤防づくりにいかしていきたい」と述べました。

      委員会では今後、堤防が決壊したメカニズムや復旧方法の案などについて検討を重ね、年内をめどに報告書を取りまとめることにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526411000.html

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    15. 山形 戸沢村 川が氾濫 300棟浸水 役場周辺も冠水 その時村長は
      2024年7月27日 19時15分

      今回の記録的な大雨で山形県戸沢村では複数の川が氾濫し、住宅など少なくとも300棟が浸水の被害を受けたほか、役場の周辺も一時、冠水しました。こうした中で災害対応の指揮をとってきた加藤文明村長に密着取材しました。

      山形県戸沢村は、記録的な大雨で村を流れる最上川や鮭川の水があふれたほか、水路などへの排水が追いつかなくなり水があふれる「内水氾濫」も発生しました。

      役場や住宅街が立ち並ぶ中心部の古口地区のほか、蔵岡地区で住宅など少なくとも300棟が浸水の被害を受けました。

      役場の周辺も一時冠水し、被害の確認もできない状況も続いたということです。

      こうした中で災害対応の指揮を続けている加藤文明村長がNHKの取材に応じました。

      執務室では村に出ている避難指示について今後の方針を聞く県の幹部職員からの電話連絡のほか、農地などで被害が発生しているという議員からの説明を受けていました。

      また、停電が続く中で気温が上がり熱中症への懸念が高まっているという消防団員からの連絡も入り、村長は庁内を慌ただしく移動しながら職員たちと停電復旧の見通しや村民に対する防災行政無線を使った暑さ対策の呼びかけなどについて話し合っていました。

      加藤村長は「避難は長期にわたる可能性があり、住民に健康状態を保ってもらうことも頭の中にしっかり入れて対応していきたい」と話していました。

      さらに災害対策会議では、川のそばにある地区の田んぼが崩れてくぼみができ、川の水が大量にたまりそうになっているという情報が共有されました。

      加藤村長は「写真を見るかぎり広範囲になっているので、心配はしている。住民の安全を守るための対応を考えていきたい」と話していました。

      加藤村長 25日の雨強まって以降の対応語る
      山形県戸沢村の加藤文明村長は、25日、雨が強まってきてからの対応を語りました。

      加藤村長の元には、国土交通省の河川国道事務所から、氾濫した最上川などの水位の変化について刻々と情報が入ってきたといいます。

      村長は「平成30年、令和2年と過去も大きな災害があったが、8メートル56センチという最高水位の数字が頭に残っていた。今回、最高水位が10メートル50センチに達するという情報も入り、全村への避難指示を出すか迷ったが、出すことにした」などと対応を振り返りました。

      そのうえで「50年に一度、100年に一度ということばがあるが、その一度が今回かもしれないということは十分認識して対策にあたりたい。避難している住民は、今、一番家に帰りたいかもしれないが、なぜいま避難が必要なのか、きちんと説明したい」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526371000.html

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    16. 山形 吉村知事 記録的大雨で被害の庄内地方を視察
      2024年7月27日 19時26分

      山形県の吉村知事は、27日、記録的な大雨で被害が出ている庄内地方を視察しました。

      吉村知事は27日午後、遊佐町と酒田市、鶴岡市を相次いで視察しました。

      はじめに視察した遊佐町の吹浦地区では、多くの住宅が浸水の被害にあっていて、知事は住民たちに「どこまで水がきたのですか」などと質問し当時の状況を聞き取ると「大変でしたね」などと語りかけていました。

      続いて、遊佐町内を通る日本海東北自動車道で道が陥没した現場では、国土交通省の担当者から、想定を上回る雨によって側溝から水があふれ、盛り土を削ったことによって道路が陥没したとみられるなどと説明をうけていました。

      吉村知事は「線状降水帯のものすごさを改めて思い知らされました。被害にあった人たちの声を聞き大変な状況だったと改めて感じた。最上地方でも大変な被害が出ているので、復旧復興に向けて全力で取り組んでいきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526511000.html

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    17. 記録的大雨 秋田 由利本荘 災害廃棄物の受け入れ進む
      2024年7月28日 13時58分

      記録的な大雨で住宅の浸水被害が相次いだ秋田県由利本荘市では、災害廃棄物の受け入れが始まっていて、28日も朝から多くの住民が水につかった家具などを持ち込んでいました。

      由利本荘市では、今回の記録的な大雨で少なくとも住宅54棟が水につかる被害があり、市は水につかった家具などの災害廃棄物を受け入れるための仮置き場を市内の5か所で開設しています。

      このうち、浸水の被害があった東由利地区では、26日から受け入れが始まっていて、28日朝も多くの住民が水につかったテレビや畳、棚などを次々と運び込んでいました。

      市によりますと、住民の中には自宅が仮置き場から遠く、廃棄物を運び込めない人もいることから、住宅を個別に訪問して回収することも検討しているということです。

      自宅の作業小屋が水につかったという72歳の男性は「川から流れてきた木などがまだまだ家にあり、片づけが追いつかないので、もう何回か片づけに来ます」と話していました。

      由利本荘市東由利総合支所の佐藤勇治さんは「運び込まれる廃棄物の量は日に日に増えている。住民の生活が早く元に戻るよう支援していきたい」と話していました。

      山形 戸沢村でも災害廃棄物の仮置き場

      今回の記録的な大雨で複数の川が氾濫し、住宅や役場が水につかった山形県戸沢村では、家庭で出た災害廃棄物の仮置き場が設けられ、家具などが次々と運び込まれていました。

      戸沢村は記録的な大雨で▽村を流れる最上川や鮭川の水があふれたほか、▽水路などの排水が追いつかなくなる「内水氾濫」が発生し、住宅や役場が水につかる被害を受けました。

      村によりますと、中心部の住宅など少なくとも300棟が浸水被害を受けたということです。

      こうしたなか、村は28日、3か所に災害廃棄物の仮置き場を設置し、このうち古口地区の旧古口小学校の跡地では、次々と住民が訪れて水につかって使えなくなった家具や電化製品などを持ち込んでいました。

      災害廃棄物の仮置き場を訪れた40代の男性は「生まれ育った家が浸水し、亡くなった母との思い出の品もなくなってしまい、悲しいです。畳を運び出すのが特に重くて大変ですが、なんとか早く片づけを終わらせたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527041000.html

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    18. 秋田 由利本荘の2河川 警報基準引き下げ 記録的大雨で堤防決壊
      2024年7月28日 14時50分

      記録的な大雨によって堤防が決壊した秋田県由利本荘市の2つの河川について、秋田河川国道事務所と秋田地方気象台は避難の目安となる「洪水予報」や、「水防警報」などの基準となる水位を28日午後1時から暫定的に引き下げたと発表しました。

      秋田県内では、今回の記録的な大雨で、由利本荘市の子吉川と支流の石沢川の堤防がいずれも数十メートルにわたって決壊し、26日から仮復旧に向けた工事が進められています。

      県内では今後も警報基準を大きく超えるような大雨が続く見込みのため、秋田河川国道事務所と秋田地方気象台は、子吉川と石沢川に設置している水位観測所のうち、子吉川の二十六木橋と石沢川の鮎瀬の2か所について、避難の目安となる「洪水予報」や、「水防警報」などの基準となる水位を28日午後1時から暫定的に引き下げたと発表しました。

      これにより、二十六木橋は通常のおよそ6割、鮎瀬については半分程度にまで基準の水位が引き下げられます。

      秋田河川国道事務所によりますと、基準の引き下げは当分の間続くということで、天候が急変した際は早めに避難をしてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527191000.html

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    19. 山形 瀬見温泉 土砂崩れで国道塞がれ“月内の予約断る”
      2024年7月28日 16時55分

      大雨の影響で、山形県最上町の瀬見温泉周辺では土砂崩れで国道が塞がれるなどしたことから、温泉街にある旅館では月内に入っていたおよそ30件の予約を断ったということです。

      最上町と山形河川国道事務所によりますと、7月25日からの大雨の影響で、町内の瀬見温泉では土砂が崩れて近くの国道が40メートルにわたって塞がれた場所があり、通行止めになっています。

      瀬見温泉にある旅館、「小川屋」の八鍬智子さんによりますと、旅館の建物などに被害はありませんでしたが、周辺のほかの施設では温泉に泥水が入るなどの被害が出たということです。

      例年この時期はアユ釣り客などが多いということですが、大雨による川の増水や幹線道路となっている国道が復旧していないことなどから、旅館では、月内に入っていたおよそ30件の予約を断ったということです。

      八鍬さんは、「本来この時期は夏休み期間の旅行や釣り客も多く客入りが期待できますが、この状況で経営的には大変だ。ただ今の状態ではお客さんに楽しんでもらうことも難しいと思うので、復旧したらぜひ来てほしい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527341000.html

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    20. 山形 鮭川村 大雨影響 2地区で道路寸断 住民からは不安の声
      2024年7月28日 17時31分

      山形県鮭川村では、記録的な大雨の影響で土砂崩れや道路の崩落などの被害が相次いで村内の2つの地区で道路が寸断された状態が続いていて、住民からは食料の調達や今後の生活への不安の声が聞かれました。

      山形県や鮭川村によりますと、村内の木の根坂地区と荒沢地区に通じる道路が土砂崩れや道路の崩落などで車の通行ができない状態になっているということです。

      いずれの地区も65歳以上の高齢者が多く、木の根坂地区は9世帯25人、荒沢地区は3世帯12人が住んでいるということです。

      このうち、木の根坂地区の井上喜子夫区長はNHKの電話インタビューに対し、「電気や水道は通っているものの血圧や糖尿病などに必要な薬がなくなるという声が住民から上がり、きょうは村の職員が徒歩で1時間ほどかけて、薬を届けてくれた」と話していました。

      一方、今後については、「食料は2、3日分はなんとかなるが、村からは道路が仮復旧するまでに1か月から2か月くらいかかると言われた。仕事に行けないと困っている人もいて、避難するかしないか考える時間がほしいと役場に伝えている」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527401000.html

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    21. 山形新幹線 山形~新庄「8月中旬ごろまで運転できず」大雨影響
      2024年7月28日 17時36分

      JR東日本は、7月25日からの大雨による影響で運転を見合わせていた山形新幹線の山形駅と新庄駅の間の上下線について、設備の復旧のため8月中旬ごろまで運転できないと発表しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527451000.html

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    22. 山形 鮭川村 記録的大雨の影響 1000戸以上で断水続く
      2024年7月28日 18時43分

      山形県鮭川村では記録的な大雨の影響で、今も1000戸以上で断水が続いていて、村は給水所を設置して対応にあたっています。断水は少なくとも1週間程度続く見通しだということです。

      鮭川村では、記録的な大雨で地盤が崩れ水道管が破損したり、川の増水で水道管が流されたりして、村の全戸数の86%にあたる1132戸で断水が続いています。

      村は27日から9か所に給水所を設置していて、このうち村役場の給水所には28日も住民が次々と訪れ、持参した容器に水を入れてもらったり、用意された6リットル入りの袋を受け取ったりしていました。

      村によりますと、水道管が破損している場所を把握しきれていないため、少なくとも1週間程度は断水が続く見通しだということです。

      給水に来た40代の男性は「7人家族なので水はたくさん必要です。風呂にお湯をためたり、食器を洗ったりもできないのでとても困っています。早く復旧してほしいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527421000.html

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    23. 山形 秋田 記録的大雨 3人死亡 不明者の捜索も 被害1000棟超
      2024年7月29日 18時15分

      記録的な大雨となった山形県と秋田県では、これまでに合わせて3人が死亡しました。
      行方不明者の捜索も続けられています。
      浸水の被害を受けた住宅は、これまでに山形県で1100棟余り、秋田県でおよそ200棟となっていて、各自治体ではさらに被害が増えるおそれがあるとして確認を進めています。

      山形と秋田で3人が死亡

      NHKが山形県と秋田県の警察などを取材したところ、大雨の影響でこれまでに山形県で2人、秋田県で1人の合わせて3人が亡くなりました。

      このうち、山形県新庄市の橋の近くでは今月25日、パトカーで救助に向かっていた警察官2人が流されこれまでに巡査長だった26歳の男性の死亡が確認されました。

      そして28日、パトカーが流された場所からおよそ1.7キロ離れた新田川沿いの左岸で、男性1人が心肺停止の状態で発見され、その後、死亡が確認されました。

      警察は、服装などから行方がわからなくなっている20代の男性巡査部長とみて身元の確認を進めています。

      また、秋田市では、雨が降り始めたあと出かけたまま行方不明になっていた86歳の男性が、今月26日雄物川の中から遺体で見つかりました。

      警察は、増水した川に転落した可能性があると見ています。

      このほか山形県酒田市では家族とともに自宅から避難しようと川沿いの道を歩いていた86歳の女性の行方がわからなくなっています。

      また、今月25日には秋田県湯沢市の道路工事の現場で土砂崩れが発生し、作業をしていた60代の男性1人が巻き込まれ、行方がわからなくなっています。

      行方不明の86歳女性 捜索も見つからず 山形 酒田
      山形県酒田市の大沢地区では大雨による川の氾濫などで大きな被害が出ていて、この地区に住む相蘇外百子さん(86)と連絡がとれなくなっています。

      相蘇さんは7月25日の午前に家族とともに避難しようと自宅を出て川沿いの道を歩いている途中、行方が分からなくなったということです。

      自衛隊や警察は、29日も朝から大沢地区や荒瀬川、日向川から日本海に抜ける河口付近などで捜索を行い、このうち2つの川の合流地点から300メートルほど下流側の地点では、警察官が5人ずつのチームで、それぞれ川の両岸に分かれて捜索しました。

      しかし、見つかっておらず、29日の捜索は午後5時過ぎに終了し、30日も引き続き行われる予定です。

      秋田 湯沢では捜索見送り 二次災害のおそれ

      秋田県湯沢市の工事現場の土砂崩れで、7月25日から行方がわからなくなっている作業員の男性について、警察と消防は二次災害のおそれがあるとして29日も現場での捜索を見送りました。

      住宅被害把握へ調査 秋田 由利本荘

      秋田県由利本荘市では、り災証明書の発行に向けて住宅の被害を把握するための調査を始めていて、29日も市の職員が各地の住宅をまわりました。

      このうち、氾濫した子吉川の流域にある吉沢地区の住宅では職員が壁に残った水の跡を写真で撮影したり、住民から被害の状況を聞き取ったりしていました。

      調査を受けた90代の女性は、「玄関口にまで泥水が一気に押し寄せてきました。職員に見て回ってもらえると安心です」と話していました。

      市はおよそ1週間かけて住宅被害の全体像を把握したあと、さらに詳しい調査をしたうえで、順次、り災証明書を発行することにしています。

      調査を行った由利本荘市大内総合支所の伊藤智行さんは、「迅速なり災証明書の発行につなげ、生活再建がはやく進むよう調査にあたっていきたい」と話していました。

      被災者相談臨時窓口も

      由利本荘市では27日までに54棟の住宅で床上や床下の浸水被害が確認されています。

      市役所の由利総合支所には29日、被災者の相談を受け付ける臨時の窓口が設置されました。

      窓口では泥をかぶった床や家具などの清掃に使う消毒液や、消毒液を吹きかけるために使う噴霧器を貸し出しているほか、さまざまな大雨被害に関する相談に応じています。

      窓口には多くの人が訪れ、職員から消毒液は水に薄めて使い、食器類は5分間以上、消毒液に浸すよう説明を受けていました。

      由利本荘市由利総合支所の小松幸雄課長は「これまでに経験したことのない雨で生活再建に向けてわからないことが多いと思う。窓口で何でも気軽に相談してほしい」と話していました。

      住宅被害 山形で1100棟余 秋田で198棟余

      記録的な大雨の影響で、浸水の被害を受けた住宅は、これまでに山形県で1100棟余り、秋田県では198棟となっていて、各自治体ではさらに被害が増えるおそれがあるとして確認を進めています。

      「り災証明書」申請受け付け開始 秋田 にかほ

      記録的な大雨で建物が浸水などの被害を受けた秋田県にかほ市では、29日から公的な支援を受けるために必要な「り災証明書」の申請の受け付けが始まりました。

      今回の記録的な大雨で秋田県では9つの川が氾濫し、これまでにあわせて225棟の建物が水につかるなどの被害が報告されています。

      33棟の建物が被害を受けたにかほ市では、29日から住宅再建のための支援金や税金の減免などを受けるために必要な「り災証明書」の受け付けが始まりました。

      このうち市役所の仁賀保庁舎では、けさから窓口の職員が必要な書類を準備して住民の申請に備えていました。

      にかほ市税務課の齋藤拓主査は「今まで経験したことのない大雨で心身ともに疲弊している住民も多いと思う。いち早く元の生活に戻れるよう発行を急ぎたい」と話していました。

      にかほ市は、このほか象潟庁舎と金浦庁舎でも「り災証明書」の申請を受け付けていて、実際に家屋の被害の調査を行ったうえで、なるべく早い時期に証明書を発行することにしています。

      山形 酒田でも「り災証明書」申請受け付け始まる

      山形県酒田市では住宅の浸水被害が少なくともおよそ300棟あり、市役所の1階には29日から「り災証明書」を申請する専用のブースが設けられ、受け付けが始まりました。

      一方、村内の少なくとも300棟が浸水被害にあった戸沢村は、「り災証明書」の申請の受け付けを30日午後1時から始めるということです。

      損害保険の相談窓口

      今回の大雨を受けて、日本損害保険協会は水につかった住宅の被害に保険が適用されるかどうかなどの相談に応じています。

      相談窓口は、「そんぽADRセンター」で、電話番号は全国共通、0570-022808です。

      受付時間は土曜日と日曜日、それに祝日を除く、平日の午前9時15分から午後5時までとなっています。

      日本損害保険協会では、水につかるなどした住宅や自動車の損害に火災保険や自動車保険が適用できるケースがあるとして、保険の申請を呼びかけています。

      また、今回のような災害のあとは、修理業者から「自己負担ゼロで住宅の修理に保険金が使える」などと勧誘されたあと、実際には保険が適用されずあとでトラブルになることが増えるということで、協会は、保険金が出るかどうか保険会社にも十分確かめてほしいとよびかけています。

      市営住宅など仮の住まいとして提供方針 山形 酒田

      山形県酒田市は大雨で多くの住民が自宅に住めずに避難生活を送っていることから、浸水被害を受けた市民などを対象に市営住宅などを仮の住まいとして提供する方針を示しました。

      酒田市では住宅の浸水被害が少なくともおよそ300棟にのぼり、市によりますと、今後、被害件数は大幅に増える見込みだということです。

      矢口明子市長は「避難生活が長引くと被災者の健康状態が心配だ。被災したみなさんが仮の住まいに早く移れるように全力で取り組む」と話していました。

      山形 吉村知事が戸沢村視察

      山形県の吉村知事は、先週の記録的な大雨で複数の川が氾濫し多くの住宅や役場が浸水した戸沢村を視察しました。

      先週の記録的な大雨で山形県を流れる最上川が氾濫するなどして、戸沢村は少なくとも300棟の住宅や役場の1階部分が浸水する被害を受けました。

      29日山形県の吉村知事が村役場を訪れ、加藤文明村長から役場が浸水した当時の状況などについて説明を受けました。

      加藤村長が2018年と2020年にも村で水害があったことにふれると吉村知事は「堤防のかさ上げなど、治水対策について国に対して要望していく」などと応えていました。

      このあと浸水被害を受けた住宅を訪れ、住民から「住宅を修理するための補助など、支援をしてほしい」と要望を受けていました。

      吉村知事は「今回の大雨はこれまでの災害と桁が違う。県と村で協力しながら安心して暮らすためにどうしたらいいか考え、行政としてできることは何でもやっていきたい」と話していました。

      吉村知事は、午後は新庄市の住宅が浸水した地区や真室川町の国道の土砂崩れの現場を視察し、被害の状況を確認することにしています。

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    24. 漁に出られず 秋田 にかほ

      秋田県漁協南部総括支所によりますと、記録的な大雨の影響で、にかほ市の3つの漁港には大量の倒木やゴミなどが流れ込みました。

      このうち金浦漁港は、水面が100メートル近くにわたって流木などで覆われています。

      地元の漁協によりますとこの時期は岩がきの素もぐり漁が最盛期ですが、船を出すとスクリューが傷つくおそれがあることなどから、およそ20人の漁師たちは漁に出られない状態が続いているということです。

      漁港を管理する秋田県は、重機を使った港内の流木などの撤去を検討していますが漁が再開できる見通しは立っていません。

      漁師の佐藤栄治郎さんは「こんなに大量の流木を見たのは初めてであぜんとしました。長期間、漁に出られないと生活への影響もあるので対応を急いでほしいです」と話していました。

      ビールの原料ホップ 全国有数の産地 影響懸念

      秋田県横手市はビールの原料となるホップの全国有数の産地として知られていますが、今回の記録的な大雨でホップの畑にも泥水が流れ込み、農家は8月に迫った収穫に影響が出ないか懸念しています。

      今回の大雨では、横手市にあるおよそ20ヘクタールのホップ畑うち半分ほどに大量の泥水が流れ込み、深いところでは1メートル近くたまったということです。

      ホップは5メートルほどの高さまで育っていて、ビールの香りや苦みのもとになるまり花の部分は直接泥水をかぶっていませんが、根の部分が長い間水につかると傷んで枯れるおそれがあるということです。

      畑の中には28日まで水が引かなかったところもあり、29日は災害時の補償などにあたる農業共済組合の担当者が現地調査に訪れて畑の状況や今後の見通しなどについて聞き取りを行っていました。

      ホップの収穫は8月中旬に迫っていますが、雨で畑がぬかるんでいるため病気を防ぐための「防除」の作業も遅れているということです。

      横手市のホップ農家などで作る大雄ホップ農協の土田章之組合長は「浸水の影響が実際に出てくるのは1週間後くらいからなので懸念しています。防除の作業ができないと収穫量にも影響してくるので早く天候が回復することを願っています」と話していました。

      「最上川の舟下り」係留の船流される 山形 戸沢村

      山形県戸沢村の「最上川の舟下り」は、春の山桜や冬の雪景色など1年を通して最上川の景色を楽しめることから多くの観光客が訪れる県内有数の観光スポットです。

      運航会社によりますと、今回の大雨で川沿いに係留していた16隻のうち、半数以上の11隻が流される被害を受けたということです。

      また、大雨の影響でいまも最上川が増水していて安全が確保できないため今月いっぱいは運航を休止し、およそ60件の予約をキャンセルしたということです。

      8月1日からは運航本数を半分に減らして、流されずに残った5隻で営業を再開するということです。

      運航会社の尾形一学常務取締役は「夏休みの時期は『舟下り』を楽しみに戸沢村を訪れるお客さまが多くいるので、安全を第1に考えて、みなさんに少しでも満足してもらえるように頑張っていきたい」と話していました。

      温泉旅館 土砂流れ込み休業 山形 最上町

      山形県最上町の瀬見温泉にある旅館「観松館」では、今回の大雨で近くの山の斜面が崩れて露天風呂や大浴場などに土砂が流れ込みました。

      29日は重機で土砂を撤去する作業が行われたほか、従業員およそ30人がバケツリレーで露天風呂にたまった土砂を外に運び出していました。

      旅館では8月末まで休業することを決め、およそ5000人の予約をキャンセルせざるを得なくなっているということです。

      復旧作業に時間がかかるため営業再開の見通しはたっていないということで、「観松館」の高橋裕社長は「災害が相次ぐことで安心して商売ができない。夏はお客さんが多いので大きな打撃です。早く復旧させたい」と話してました。

      被害を受けた瀬見温泉の現場を視察した最上町の伊藤勝副町長は「ここが町内で最も被害が大きい現場ではないか。早く土砂を撤去できるように対応したい」と話していました。

      再開する温泉施設も 被災者へ無料開放 山形 酒田

      山形県の酒田市八幡地域にある温泉施設「八森温泉ゆりんこ」は土砂災害による停電の影響などで休館していましたが、29日から営業を再開しました。

      施設では、被災者向けに無料開放を始め、さっそく自宅の風呂が使えなくなった市民などが訪れ、温泉で疲れを癒やしていました。

      避難所での生活を続ける60代の男性は「さっぱりしました。無料で入ることができ大変ありがたいです。自宅がある集落が孤立しているので、道路や電気、水などが早くつながってほしい」と話していました。

      温泉施設を運営する会社の莊司忠和社長は「久しぶりにお風呂に入ることができ喜んでいる人もいたので、頑張って早く再開できてよかった。地域の人と一緒に頑張りたい」と話していました。

      このほか、酒田市の平田地域にある温泉施設「アイアイひらた」でも被災した人向けに温泉施設を無料で開放しているということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527631000.html

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  40. 100年に1度より頻度低い「まれな雨」 山形や秋田の雨 防災科研
    2024年7月26日 15時00分

    記録的な大雨となった山形県や秋田県では、被害があった自治体を中心に、その地域にとって100年に1度よりも頻度が低い「まれな雨」となっていたことが防災科学技術研究所の分析で分かりました。

    防災科学技術研究所は降った大雨が、地域にとってどれほど多く危険度が高いのか、雨量以外のデータで伝えるため、過去のレーダーによる解析データなどからどのくらいの頻度で起こりうるか6段階で表現しています。

    今回の大雨では26日午前5時までの24時間雨量で、山形県戸沢村や新庄市などを含む庄内や最上の広い範囲で6段階のうち最も起きにくいことを示す、「100年に1度よりも頻度が低い」まれな大雨となっていたことが分かりました。

    また、山形県の飯豊町を含む置賜の一部でも午前5時までの24時間雨量が「100年に1度よりも頻度が低い」まれな雨となっていました。

    さらに、72時間雨量でみると26日午前5時までで、山形県のほか、秋田県の由利本荘市や湯沢市を含む山形県境に近い地域で「100年に1度よりも頻度が低い」まれな雨となっていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524991000.html

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    1. 専門家「東北地方は数日間 大雨に警戒が必要な状況が続く」
      2024年7月26日 19時15分

      山形県と秋田県での記録的な大雨について、気象の専門家は、台湾付近から大陸に移動してきた台風3号が梅雨前線の活動をより強めた可能性があるとした上で、27日以降も似たような状況は続くとして、東北地方では数日間にわたり、大雨に警戒が必要な状況が続くと指摘しています。

      名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授は大雨の要因について、台湾付近から大陸へと移動してきた大型の台風3号から水蒸気が送り込まれた可能性を指摘しています。

      坪木教授は「大陸から前線に水蒸気が流れ込んだ上、南から台風3号を回り込む水蒸気も加わって、東北地方で非常に強い雨雲を形成して大雨になったと考えられる」と話しています。

      そして、梅雨前線の停滞が続く中台風はゆっくり北上するため、さらに大量の水蒸気が前線に流れ込むおそれがあり、数日間にわたって大雨に警戒が必要な状況が続くと指摘しています。

      東北や梅雨のない北海道でも“梅雨末期”大雨に備えを
      また、東北では去年も梅雨前線による大雨が起きていることについて「近年、梅雨前線が北上しても弱まらない傾向が見られ、大雨に慣れていない地域でも災害が起こりやすくなっている。地球温暖化で水蒸気量が増えていることが影響していると考えられる。北海道に梅雨がないとされてきたがそういう時代は終わったのではないか。東北や北海道でも梅雨末期の大雨に備える必要がある」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014525381000.html

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    2. 山形 記録的な大雨で被害深刻な戸沢村 川沿いで5.7m浸水か
      2024年7月27日 5時48分

      今回の記録的な大雨で浸水被害が相次いでいる山形県の最上川流域の状況について、国土地理院がヘリコプターの画像などから推定したところ、被害が深刻な戸沢村では浸水の深さが、川沿いで5.7メートルに達していたほか、集落の広い範囲で浸水していたとみられることがわかりました。

      国土地理院は、山形県の新庄市や戸沢村周辺など、最上川の流域の浸水の範囲や深さを推定するため、26日朝、ヘリコプターで上空から撮影した画像をもとに分析を行いました。

      その結果、最上川と氾濫した鮭川とが合流する付近の水田では、浸水が5.7メートルに達したと推定され、一帯では最も深かったとみられるということです。

      最上川沿いでは、
      ▽戸沢村の役場周辺の古口地区が、広い範囲で浸水したとみられるほか
      ▽JR陸羽西線の線路付近も浸水範囲に含まれています。

      最上川沿いで浸水が推定された範囲は、戸沢村に加え、新庄市や大蔵村、舟形町の合わせて20キロ以上にわたっています。

      国土地理院は、あくまで26日時点での画像をもとにしているため、すべての浸水を反映したものではないとしたうえで、「浸水の状況を把握し、復旧活動に役立ててほしい」としています。

      専門家「記録的な大雨に加え地形が影響し氾濫したか」
      山形県で相次いだ川の氾濫について、専門家は、最上川の流域などでの記録的な大雨に加え、「狭さく部」と呼ばれる川幅が狭くなった地形が影響して氾濫につながったのではないかと指摘しています。

      河川の氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授は、NHKが撮影した山形県の浸水現場の映像をもとに分析しました。

      二瓶教授によりますと、最上川は川幅が狭くなる「狭さく部」と盆地が繰り返すのが特徴で、広い範囲で浸水の被害が出ている戸沢村では、役場から下流側で狭さく部になっているということです。

      その地形が、川の水位を高くしたとしていて、「川の水が集まってきたときに横に逃げるスペースがないので、どんどん川の水位が上がり、上流側の水位もせき上げる。戸沢村には、最上峡という狭さく部があって水が流れにくい場所、ボトルネックのようになったことで、水位が上がったというのが1つの要因ではないか」と分析しています。

      最上川は、日本三大急流の1つとして知られるほど流れが速く、支流から流れ込んだ水が速く集まりやすいと指摘します。

      二瓶教授は「線状降水帯のような大雨が、この地域一帯にもたらされたことで、まず、支川の水位が上がって、その水がすぐに本川に集まった。少なくとも中流部では、それほど時間差がなく支川と本川の水位が上がったと考えている」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014525511000.html

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  41. 関東甲信越 気温上昇 埼玉 39度に迫る危険な暑さ 熱中症に警戒
    2024年7月26日 15時32分

    関東甲信越は、26日も広い範囲で気温が上がり、埼玉県では39度に迫る危険な暑さになっているところがあります。外出をなるべく避けて涼しい室内で過ごし、水分や塩分を補給するなど熱中症への警戒を続けてください。

    気象庁によりますと、関東甲信越は26日も高気圧に覆われ広い範囲で気温が上がっています。

    午後2時までの最高気温は
    ▽埼玉県寄居町で38.8度
    ▽群馬県桐生市と伊勢崎市で38.3度
    などと危険な暑さとなっているほか、
    ▽茨城県大子町で37.3度
    ▽東京・八王子市で37.2度
    などと各地で猛烈な暑さとなっています。

    気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、
    ▽茨城県
    ▽東京の伊豆諸島
    ▽千葉県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    連日、熱中症とみられる症状で搬送される人が相次いでいます。

    運動や外出を控え、室内ではエアコンを我慢せず使用し、水分や塩分を補給してください。

    また、お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    一方、大気の状態が不安定になっている影響で内陸部を中心に雨雲が発達しているところがあります。

    局地的に、雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に十分注意し、落雷や突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240726/k10014524681000.html

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  42. 東北 日本海側を中心に今月30日ごろにかけて再び大雨の見込み
    2024年7月27日 6時49分

    記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北の日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に激しい雨が降り再び大雨となる見込みです。少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

    気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になった影響で山形県と秋田県では記録的な大雨となり、最上川など川の氾濫が相次ぎ各地で浸水の被害が出ました。

    山形県では川の水位の高い状況が続いています。

    雨はいったん弱まっていましたが、東北には再び梅雨前線がのびていて秋田県では局地的に発達した雨雲がかかっています。

    東北では27日夜遅くにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みで、日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に激しい雨が降るおそれがあります。

    28日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで東北の
    ▽日本海側で180ミリ、
    ▽太平洋側で120ミリ、
    29日朝までの24時間には東北の
    ▽日本海側で200ミリ、
    ▽太平洋側で120ミリと予想されています。

    これまでの雨で川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

    川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

    また、湿った空気の流れ込み方によって今回とは別の場所で大雨になる可能性もあるほか、新潟県や北海道などでも大雨になるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014525521000.html

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    1. 東北 日本海側を中心に今月30日ごろにかけて再び大雨の見込み
      2024年7月27日 11時55分

      記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北の日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に激しい雨が降り、再び大雨となる見込みです。少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

      気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になった影響で山形県と秋田県では記録的な大雨となり、最上川など複数の川が氾濫し、各地で浸水の被害が出たほか、土砂崩れも相次ぎました。

      山形県では川の水位の高い状況が続いているほか、東北北部を中心に地盤が緩んでいるところがあります。

      雨はいったん弱まっていましたが、東北には再び梅雨前線がのびていて、この時間は山形県や宮城県で局地的に雨雲が発達しています。

      東北では今夜遅くにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降る見込みで、日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に激しい雨が降るおそれがあります。

      28日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      東北の日本海側で180ミリ、太平洋側で120ミリ
      29日昼までの24時間には
      東北の日本海側で200ミリ、太平洋側で120ミリと予想されています。

      これまでの雨で川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

      川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

      また、湿った空気の流れ込み方によって、今回とは別の場所で大雨になる可能性もあるほか、新潟県や北海道などでも大雨になるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014525521000.html

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    2. 記録的大雨の東北 火曜日ごろにかけ再び大雨の見込み 厳重警戒
      2024年7月27日 20時29分

      記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北の日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に激しい雨が降り再び大雨となる見込みです。

      川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

      気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になった影響で山形県と秋田県では記録的な大雨となり、最上川など複数の川が氾濫し各地で浸水の被害が出たほか、土砂崩れも相次ぎました。

      山形県では川の水位の高い状況が続いているほか、東北北部を中心に地盤が緩んでいるところがあります。

      東北付近には再び梅雨前線がのびていて、この時間は青森県や北海道南部などで局地的に雨雲が発達しています。

      東北では局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みで、日本海側を中心に今月30日の火曜日ごろにかけて断続的に雨が強まるおそれがあります。

      28日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽東北の日本海側で150ミリ
      ▽太平洋側で120ミリと予想されています。

      さらに29日月曜日の夕方までの24時間には
      ▽東北の日本海側で200ミリ
      ▽太平洋側で150ミリの雨が見込まれ、週明けにかけてさらに雨量が増えるおそれがあります。

      川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では今後、少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

      川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、雨が強まる前に早めに避難するなど安全を確保するよう心がけてください。

      また、27日夜遅くにかけては竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意してください。

      湿った空気の流れ込み方によって今回とは別の場所で大雨になる可能性もあるほか、新潟県や北海道などでも大雨になるおそれがあり、最新の気象情報に注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014525521000.html

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  43. 埼玉県内4万2790軒が停電 さいたま市で1時間に81ミリ 猛烈な雨
    2024年7月27日 20時07分

    東京電力パワーグリッドによりますと、埼玉県内では午後7時ごろの段階で4万2790軒が停電しています。このうち上尾市で2万5290軒と最も多く、桶川市やさいたま市などでも一部で停電が続いています。

    暖かく湿った空気の影響や気温の上昇の影響で、関東甲信では大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雨雲が発達しています。

    午後6時までの1時間には埼玉県がさいたま市大宮区に設置した雨量計で81ミリの猛烈な雨を観測しました。

    また、山梨県が北杜市に設置した雨量計で38ミリ、いずれも国土交通省が設置した雨量計で、群馬県安中市と長野県軽井沢町で33ミリの激しい雨を観測しました。

    埼玉県では土砂災害の危険性が高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。

    関東甲信では今夜遅くにかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に十分注意し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    急にあたりが暗くなったり冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

    埼玉 上尾 停電で交差点の信号消える
    この大雨の影響で埼玉県上尾市では停電が発生し、午後7時ごろ市内の交差点では信号が消え車や歩行者などが注意しながら行き交っていました。

    また、近くでは営業時間中にもかかわらず停電で真っ暗なコインランドリーがあったほか、部屋の明かりが全くともっていない大型のマンションも確認できました。

    このマンションの5階に住む女性は「午後5時すぎから雨がすごく降りだしてその後、停電しました。エレベーターが止まっているので階段で上がらないといけないです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526401000.html

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    1. 埼玉 茨城 7000軒余り停電 さいたま市で1時間に81ミリの雨
      2024年7月27日 22時35分

      東京電力パワーグリッドによりますと、午後10時ごろの段階で、埼玉県と茨城県で合わせて7000軒余りが停電しています。このうち、埼玉県内では上尾市や加須市などで合わせておよそ4000軒が停電しています。また、茨城県でもおよそ3000軒が停電しています。

      気象庁によりますと、関東甲信は暖かく湿った空気や気温の上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定になり、各地で局地的に雨雲が発達しています。

      午後6時までの1時間には、埼玉県がさいたま市大宮区に設置した雨量計で81ミリの猛烈な雨を観測しました。

      発達した雨雲はその後茨城県に移動し、午後7時50分までの1時間には茨城県の筑西市西石田で50.5ミリの非常に激しい雨が降りました。

      栃木県でも激しい雨が降っているほか、落雷が関東の各地で観測されています。

      関東甲信では27日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

      気象庁は低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも十分注意するよう呼びかけています。

      道路が冠水しているおそれもありますので、周囲の状況には十分に注意してください。

      急にあたりが暗くなったり、冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。

      埼玉 上尾 停電で交差点の信号消える
      この大雨の影響で埼玉県上尾市では停電が発生し、午後7時ごろ市内の交差点では信号が消え車や歩行者などが注意しながら行き交っていました。

      また、近くでは営業時間中にもかかわらず停電で真っ暗なコインランドリーがあったほか、部屋の明かりが全くともっていない大型のマンションも確認できました。

      このマンションの5階に住む女性は「午後5時すぎから雨がすごく降りだしてその後、停電しました。エレベーターが止まっているので階段で上がらないといけないです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240727/k10014526401000.html

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  44. 東北の日本海側 再び大雨の見込み 川の氾濫など厳重警戒を
    2024年7月28日 6時56分

    記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北の日本海側を中心に、30日火曜日ごろにかけて断続的に非常に激しい雨が降り再び大雨となる見込みです。川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

    気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になった影響で山形県と秋田県では記録的な大雨となり、最上川など複数の川が氾濫し各地で浸水の被害が出たほか、土砂崩れも相次ぎました。

    山形県では川の水位の高い状況が続いているほか、東北北部を中心に地盤が緩んでいるところがあります。

    北日本付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、この時間は北海道で雨雲が発達し、雨が強く降っています。

    今後の見通しです。前線は30日の火曜日ごろにかけてゆっくりと南下する見込みで、東北では日本海側を中心に断続的に雨が強まり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    29日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽東北の日本海側で180ミリ
    ▽太平洋側で150ミリと予想されています。

    さらに、30日火曜日の朝までの24時間には
    ▽東北の日本海側で200ミリ
    ▽太平洋側で150ミリの雨が見込まれ、さらに雨量が増えるおそれがあります。

    川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では今後、少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあります。

    川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、雨が強まる前に早めに避難するなど安全を確保するよう心がけてください。

    29日にかけては竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意してください。

    また、新潟県では28日昼ごろから30日にかけて、北海道では29日の昼ごろにかけて局地的に激しい雨が降ると予想されていて、湿った空気の流れ込み方によって大雨になる可能性があり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014526561000.html

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  45. 山形 秋田の記録的大雨 浸水被害の住宅 さらに増えるおそれ
    2024年7月28日 9時04分

    記録的な大雨となった山形県と秋田県では、これまでに2人が死亡し、3人が行方不明となっています。浸水の被害を受けた住宅は、これまでに山形県で800棟余り、秋田県では160棟余りとなっていて、各自治体ではさらに被害が増えるおそれがあるとして確認を進めています。

    NHKが山形県と秋田県の警察などを取材したところ、大雨の影響でこれまでに山形県で1人、秋田県で1人の合わせて2人が亡くなり、山形県で2人、秋田県で1人の合わせて3人の行方が分からなくなっています。

    このうち、山形県新庄市の橋の近くでは今月25日、パトカーで救助に向かっていた警察官2人が流され行方不明となり、付近の田んぼで服装などが似ている男性が見つかりましたが死亡し、27日、巡査長だった玉谷凌太さん(26)と確認されました。

    警察は行方が分かっていない20代の男性巡査部長の捜索を続けています。

    また、秋田市では、雨が降り始めたあと出かけたまま行方不明になっていた86歳の男性が、26日雄物川の中から遺体で見つかりました。

    警察は、増水した川に転落した可能性があると見ています。

    このほか、山形県酒田市は記録的な大雨のあと、高齢の女性1人が行方不明になっていると、27日発表しました。

    酒田市によりますと、行方不明になっているのは荒瀬川の氾濫などで大きな被害が出ている大沢地区に住む86歳の女性で、きのう、おなじ地区の住民から「行方がわからなくなっている女性がいる」という連絡がありました。

    警察や自衛隊などが、捜索を行っています。

    また、今月25日には秋田県湯沢市の道路工事の現場で土砂崩れが発生し、作業をしていた60代の男性1人が巻き込まれ、行方がわからなくなっています。

    亡くなった警察官の元上司「非常に真面目な性格」
    山形県警察本部によりますと、亡くなった新庄警察署の警察官、玉谷凌太さん(26)は2017年に任官し、酒田警察署での勤務を経て、ことし4月から新庄警察署に配属され、真室川駐在所で勤務していました。

    記録的大雨となった今月25日はパトロールをしていて、午後11時23分ごろに救助を求める通報があったことから、今も行方不明となっている巡査部長とともに、パトカーで出動していたということです。

    それからおよそ20分後の午後11時43分ごろ、玉谷さん本人から「パトカーごと流されている」と通報があり、通報を受けた警察官との間でおよそ45秒間の通話がありましたが、周囲の音が大きく、確認できたのはこのことばだけだったということです。

    さらに、玉谷さんの通報からおよそ30分後には、行方不明となっている巡査部長からも通報があり、「パトカーから出たが流されている」という内容でした。

    そして、26日の午後になって、玉谷さんはパトカーから西に400メートルほどの場所で発見されました。

    26日の午前1時ごろに亡くなったとみられるということです。

    玉谷さんの以前の上司はその人となりについて、「非常に真面目な性格で、地域住民のために積極的に職務にあたっていて、職場の同僚の中ではリーダー的存在だった」と話しているということです。

    浸水被害 山形800棟余 秋田で160棟余
    記録的な大雨の影響で、浸水の被害を受けた住宅は、これまでに山形県で800棟余り、秋田県では160棟余りとなっていて、各自治体ではさらに被害が増えるおそれがあるとして確認を進めています。

    山形県内の各自治体によりますと住宅の浸水被害は27日午後4時時点で
    ▽遊佐町でおよそ350棟
    ▽戸沢村で少なくとも300棟
    ▽酒田市で41棟
    ▽新庄市で33棟などと
    合わせて17の市町村で、800棟余り確認されています。

    秋田県によりますと県内の住宅では北秋田市で土砂が崩れて1棟が半壊したほか、1棟が一部壊れる被害が出たということです。

    また、住宅の浸水被害は
    ▽由利本荘市などで床上浸水が50棟
    ▽横手市などで床下浸水が114棟の
    合わせて164棟、確認されているということです。

    山形県と秋田県の各自治体では被害の全容を確認できていないところもあり、引き続き確認を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014526591000.html

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    1. 山形 NEWS WEB
      酒田市の排水施設が大雨の被害 周辺一帯が浸水
      07月27日 16時02分

      大雨の影響で、酒田市では、最上川の支流の氾濫を防ぐために設置されている排水施設のポンプが水につかり動かなくなったため、周辺一帯が水につかる被害が出ています。

      酒田市の竹田地区にある排水施設「竹田排水機場」は、最上川の支流の氾濫を防ぐために設置されていますが、25日の大雨で排水施設のポンプが水につかり、動かなくなりました。

      このため、排水できない水が周辺一帯にたまり、今も田んぼや建物が水につかった状態となっています。

      酒田河川国道事務所によりますと、現在、最上川の水位は下がっているため、排水施設にたまった水を最上川に排水しているということです。

      酒田河川国道事務所の大沼玄樹専門調査官は「ようやく水も引いてきて排水施設の中に入れるようになったので、現状を確認してみないといつ復旧できるのかは現時点ではわからない」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240727/6020021340.html

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    2. こういう排水施設がある場所でも処理能力を大きく超えてしまうだけの大雨であったのであって、排水施設がなく手動で水門を開け閉めするだけのところは、大河川から逆流する水門を閉めても閉めなくても周辺の氾濫浸水は回避できなかったはず。

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  46. 千葉など39度超 あすも東・西日本は危険な暑さ 熱中症対策徹底
    2024年7月28日 18時56分

    東日本と西日本では28日も猛烈な暑さとなり、関東と東海では最高気温が40度近くに達する危険な暑さとなりました。29日も東日本と西日本では気温が39度と予想されていて、運動や外出を控え屋内でもエアコンを我慢せず使用するなど熱中症への対策を徹底して下さい。

    気象庁によりますと、28日も東日本と西日本の広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽千葉県市原市の牛久で39.8度、
    ▽静岡県浜松市で39.2度と
    いずれもことし最も高くなったほか、
    ▽埼玉県越谷市で38.7度、
    ▽三重県桑名市などで38.4度、
    ▽京都市で38.3度、
    ▽名古屋市で37.4度、
    ▽東京の都心で36.8度などと28日も各地で猛烈な暑さとなりました。

    29日も東日本と西日本を中心に気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽埼玉県熊谷市や静岡県浜松市、京都市で39度、
    ▽茨城県土浦市や、津市、岡山市、高知市、鹿児島市で38度と
    各地で危険な暑さが予想されているほか、
    ▽東京の都心や名古屋市で37度
    ▽大阪市と福岡市で36度などと、広く猛暑日が予想されています。

    気象庁と環境省はあすも熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東から九州まで37の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    小笠原諸島を除いた東京都と茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、富山県、石川県、滋賀県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、徳島県、愛媛県、香川県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県では特に警戒が必要です。

    連日の暑さに伴い、熱中症とみられる症状で搬送される人が全国各地で相次いでいます。運動や外出を控えて室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底して下さい。

    特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014527101000.html

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  47. 東北の日本海側中心に29~30日にかけ再び大雨おそれ 厳重警戒
    2024年7月28日 19時29分

    記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北の日本海側を中心に29日から30日にかけて再び雨が強まり、大雨となる見込みです。川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、早めの避難を心がけてください。

    気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発になり、山形県と秋田県では26日にかけて記録的な大雨となり、最上川など複数の川が氾濫し、各地で浸水の被害が出たほか、土砂崩れも相次ぎました。

    前線は北日本付近に停滞し、東北では28日も局地的に雨雲が発達しました。

    29日から30日にかけては前線に向かって流れ込む湿った空気が強まるため、東北の日本海側を中心に大気の状態が不安定となり、断続的に激しい雨が降る見込みです。

    東北の日本海側で29日夜までの24時間に降る雨の量は、120ミリと予想され、さらに、30日火曜日の夜までの24時間には多いところで100ミリの雨が見込まれています。

    また、新潟県や北海道でも局地的に激しい雨が降るおそれがあります。

    先週、記録的な大雨となった山形県と秋田県などでは川の堤防が傷んだり地盤が緩んだりしている地域があり、今後、少しの雨でも災害の危険度が再び高まるおそれがあります。

    川の氾濫や浸水、土砂災害に厳重な警戒を続け、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。

    最新の気象情報や自治体などからの情報を確認して、雨が強まる前に早めに避難するなど安全を確保するよう心がけてください。

    大雨 河川の堤防の決壊は12か所(28日午前6時現在)
    国土交通省のまとめによりますと今回の大雨により、28日午前6時時点で国が管理する4つの河川で氾濫が発生し、堤防は国と東北各県が管理する河川の合わせて12か所が決壊しました。

    国土交通省は先週の記録的な大雨の影響で堤防が水を含んでいるため、再び雨が強まった場合に川があふれるおそれがあり、早めの避難を心がけてほしいとしています。

    国土交通省が管理する河川では秋田県由利本荘市を流れる▽子吉川で3か所が氾濫し、このうち1か所で堤防が決壊したほか、▽石沢川でも堤防が決壊しました。

    山形県戸沢村では▽最上川中流で氾濫して堤防の一部が壊れたほか、▽鮭川も氾濫しました。

    また県が管理する河川では▽山形県で21河川、▽秋田県で7河川、▽宮城県で2河川、▽岩手県で1河川の氾濫が確認されていて、このうち▽秋田県が管理する区間では石沢川で5か所、五反沢川で1か所、▽山形県が管理する区間では新田川で3か所、野尻川で1か所、堤防の決壊が確認されました。

    国土交通省によりますと、いずれの川でも氾濫はおおむね解消しているということです。

    ただ、これまでの大雨で堤防が水を含んでいるため、再び雨が強まった場合に川があふれるおそれもあるとして、早めに避難するなどしてほしいと呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240728/k10014526561000.html

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    1. 東北や北海道中心に再び大雨のおそれ 土砂災害など厳重警戒
      2024年7月29日 6時33分

      記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北や北海道を中心に雨が降っていて、30日にかけて再び雨が強まり、大雨となる見込みです。地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、土砂災害や浸水、川の氾濫に厳重な警戒を続けてください。

      活発な梅雨前線の影響で先週、山形県と秋田県では記録的な大雨となり、最上川など複数の川が氾濫し、各地で浸水の被害が出たほか、土砂崩れも相次ぎました。

      気象庁によりますと、北日本付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北や北海道を中心に雨が降っています。

      これから30日にかけてゆっくりと前線が南下し、湿った空気が流れ込む影響で、北日本では大気の不安定な状態が続き、局地的に1時間に30ミリから40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

      30日朝までの24時間に降る雨の量は、東北の日本海側で120ミリ、北海道の太平洋側で100ミリ東北の太平洋側と北海道の日本海側、オホーツク海側で80ミリと予想されています。

      さらに、31日朝までの24時間には多いところで、東北の日本海側で80ミリ、東北の太平洋側で60ミリの雨が降る見込みです。

      先週、記録的な大雨となった山形県と秋田県などでは地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域があり、今後、少しの雨でも災害の危険度が再び高まるおそれがあります。

      土砂災害や浸水、川の氾濫に厳重な警戒を続け、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527871000.html

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    2. 東北や北海道中心に再び大雨のおそれ 土砂災害など厳重警戒
      2024年7月29日 11時56分

      記録的な大雨となった山形県や秋田県など東北や北海道を中心に雨が降っていて、30日にかけて激しい雨が降るおそれがあります。

      地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、土砂災害や浸水、川の氾濫に厳重な警戒を続けてください。

      気象庁によりますと、北日本付近に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北や北海道を中心に雨が降っています。

      前線は30日にかけてゆっくりと南下する見込みで、先週、記録的な大雨となった山形県と秋田県など北日本では大気の不安定な状態が続き、局地的に1時間に30ミリから40ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

      また、北陸や新潟県でも30日は激しい雨が降る見込みです。

      30日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
      ▽新潟県で120ミリ、
      ▽東北の日本海側と北海道の太平洋側、北陸で100ミリ、
      ▽北海道のオホーツク海側で80ミリ、
      ▽東北の太平洋側で60ミリと予想されています。

      さらに、31日の昼までの24時間には北陸で100ミリの雨が降る見込みです。

      山形県や秋田県などではこれまでの雨で地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域があり、今後、少しの雨でも災害の危険度が再び高まるおそれがあります。

      土砂災害や浸水、川の氾濫に厳重な警戒を続け、落雷や突風、ひょうにも注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527871000.html

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    3. 大雨被害の山形 秋田で30日にかけて激しい雨のおそれ 警戒を
      2024年7月29日 18時39分

      記録的な大雨となった山形県や秋田県など北日本中心に雨が降っていて、30日にかけて激しい雨が降るおそれがあります。

      地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域では少しの雨でも災害の危険度が高まるおそれがあり、土砂災害や浸水、川の氾濫に警戒を続けてください。

      気象庁によりますと、北日本付近にのびる梅雨前線と前線上の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北日本を中心に雨が降っています。

      低気圧は、30日にかけて北日本を通過し、前線は北陸付近まで南下する見込みで、先週、記録的な大雨となった山形県と秋田県など北日本では大気の不安定な状態が続き、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。

      また、北陸や新潟県でもあすは激しい雨が降る見込みで、あす夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
      ▽北陸と新潟県で120ミリ、
      ▽東北の日本海側で80ミリ、
      ▽東北の太平洋側と北海道の太平洋側で60ミリと予想されています。

      さらに、31日夕方までの24時間には北陸で80ミリの雨が降る見込みです。

      山形県や秋田県などではこれまでの雨で地盤が緩んだり川の堤防が傷んだりしている地域があり、今後、少しの雨でも災害の危険度が再び高まるおそれがあります。

      引き続き、土砂災害や浸水、川の氾濫に警戒し、落雷や突風、ひょうにも注意してください。

      専門家「被災地は雨にもろく注意を」

      専門家は、被災した地域は雨に対してもろくなっているとして注意を呼びかけています。

      河川工学が専門で27日に現地調査を行った東北大学の風間聡教授によりますと、東北の被災した地域では多くの川の堤防が削られたほか、橋の橋脚に流木が引っかかったままになっているということです。

      このため、雨に対してもろくなっていて、今後、少しの雨でも堤防が削られたり橋脚に水の強い力がかかったりして、橋が流されるなどの危険性があるということです。

      また、決壊した堤防では復旧が進められているものの、仮の状態のため再び決壊するおそれがあり、周辺で雨が降っていなくても上流の雨の降り方など最新の情報を確認する必要があるとしています。

      さらに、土の中にはこれまでに降った雨がたまった状態になっているため、晴れていても土砂災害が起こるおそれがあるとしています。

      風間教授は、「雨があまり降っていなくても橋や道路が流されるリスクがあるので、特に周囲の状況が確認しにくい夜間は外出を控えるとともに、避難している人は引き続き安全な場所で過ごしてほしい」と呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527871000.html

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  48. 浜松で40・2度、38都府県に「熱中症警戒アラート」
    2024/07/29 12:17

     29日は各地で気温が上昇し、気象庁によると、浜松市天竜区で午前11時42分に今年最高となる40・2度を観測した。40度以上となったのは、今月7日に静岡市駿河区で40・0度を観測して以来、2回目。

     環境省と気象庁は、東北から九州にかけた38都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しており、水分を補給するなど熱中症への対策を呼びかけている。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240729-OYT1T50210/

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  49. 東北の大雨、山形内陸で流された屋形船が100キロ離れた秋田に漂着…転覆せず「よくたどり着いた」
    2024/07/29 15:10

     記録的な大雨に見舞われた秋田県由利本荘市では、泥水につかった家財道具などの「災害ごみ」が大量に発生し、市民らが開設された仮置き場に次々と車で持ち込んでいる。秋田地方気象台は30日にかけて県内全域で大雨が予想されるとし、引き続き土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼びかけている。

    臨時置き場に山積みとなった災害ごみ(由利本荘市森子で)

     同市は26日から、由利、東由利両地区の計6か所に臨時の仮置き場を開設。由利地区の森子集落では28日、仮置き場となった神社前の広場に軽トラックなどが頻繁に出入りし、「家電」「畳」「不燃ごみ」などの立て札の前は、瞬く間にごみが山のように積み上がっていった。

     家具を持ち込んだ男性は「もう何往復したかわからない」とうんざりした様子。小枝などをスコップで軽トラックの荷台から下ろしていた高齢男性は「ハウスの中に水が運んできたごみが積もった。明日に終われば御の字」とため息をついた。

     同市では、浸水被害を受けた家庭で片付けなどにあたるボランティアの受け入れを30日から始める予定だ。登録は29日から行われる予定で、詳細は同市社会福祉協議会(0184・23・5519)へ。

     同気象台によると、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、県内は30日にかけて全域で大雨が見込まれる。29日午後6時までに予想される24時間降水量は多いところで120ミリとなっている。

     また、秋田河川国道事務所と同気象台は28日午後1時から、堤防が決壊した由利本荘市内の子吉川と石沢川について、氾濫危険水位などの基準を暫定的に引き下げた。二十六木橋(子吉川)、鮎瀬(石沢川)両水位観測所の設定の見直しで、期間は堤防の緊急復旧工事が終了するまで。

     秋田県にかほ市の金浦漁港に27日、山形県内陸部の戸沢村から、ここ数日の大雨で流された屋形船1隻が漂着しているのを漁師が見つけた。最上川と日本海を漂い、約100キロを転覆せずに進んだとみられ、関係者は驚いている。

    漂着した「第1もがみ丸」(28日、にかほ市の金浦漁港で)
     漂着したのは、同村で最上川の船下り観光船を運航する「最上峡芭蕉ライン観光」の「第1もがみ丸」。岩や流木にぶつかったのか、屋根や壁はなく、エアコンの室外機や椅子などに損傷があるが、船体に穴はないという。

     船は27日朝、同漁港近くの岩場に漂着していた。見つけた地元の漁師らが船内の書類で所有会社を確認し、同社に連絡。同社の要請で船を岸壁まで引航してロープで固定した。

     同社によると、大雨で最上川が増水した影響で所有する16隻のうち5隻が流され、同船はその一つ。残る4隻は見つかっていないという。

     同漁港で同船を確認した一人、にかほ市の漁師の男性(53)は「よくたどりついたものだ。運のいい船は大切にしないといけない」と話していた。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240728-OYT1T50195/

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  50. 全国6か所で40度超 熱中症疑いで死者も この暑さ いつまで?
    2024年7月29日 19時13分

    29日も東日本と西日本を中心に気温が上がり、栃木県佐野市では41度に達するなど関東甲信と東海の6か所で40度以上を観測しました。静岡県と福井県では熱中症の疑いで死亡した人も出ました。

    各地で気温が25度を下回らない熱帯夜となる見込みのほか、30日も静岡県と埼玉県で39度などと危険な暑さが予想されていて、引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    各地の最高気温は?

    気象庁によりますと、29日も東日本と西日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。

    日中の最高気温は栃木県佐野市で41度ちょうどと、ことし全国で最も高くなり、国内の過去最高にあと0.1度まで迫る記録的な暑さとなりました。

    また、静岡県浜松市船明と群馬県館林市で40.2度、群馬県伊勢崎市で40.1度、埼玉県熊谷市と茨城県古河市でも40度ちょうどとなりました。

    1日に6つの地点で40度以上を観測したのは、2022年7月1日以来です。

    このほか、京都市で39.4度、東京・練馬区と和歌山県新宮市で39.3度、甲府市で39.2度、長野県飯田市南信濃で39.1度などと、各地で危険な暑さとなりました。

    歴代の最高気温は?

    これまで観測された中で、最も高かった気温は「41.1度」です。

    2018年7月23日に埼玉県熊谷市で、2020年8月17日に静岡県浜松市で観測しています。

    過去の最高気温の上位20位までをランキング形式で見ると、次にようになっています(28日までのデータ)。

    今夜は熱帯夜 明日も猛烈の暑さ予想

    あす30日の朝にかけても各地で気温が25度を下回らない熱帯夜となる見込みで、日中も静岡県浜松市とさいたま市、埼玉県熊谷市で39度、東京の都心や高知市、岡山市で38度と危険な暑が予想されています。

    また、鹿児島市や高松市、横浜市で37度、大阪市や名古屋市、仙台市で36度と各地で猛烈な暑さとなる見込みです。

    気象庁と環境省は30日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東から九州まで30の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    警戒が必要な都府県
    茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、広島県、徳島県、香川県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県

    熱中症疑いで死者も 各地で搬送相次ぐ
    連日の暑さに伴い、全国各地で熱中症とみられる症状で病院に搬送される人や亡くなる人が相次いでいます。

    東京消防庁によりますと、29日、都内では、午後3時までに10歳から91歳までのあわせて88人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。

    また、29日午前、静岡県掛川市の路上で40代とみられる男性が路上に倒れているのが見つかり、その後、熱中症の疑いで死亡しました。福井県越前町の住宅でも、60代の女性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。警察などによりますと、熱中症とみられるということです。

    運動や外出を控え、室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底して下さい。

    特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    なぜ気温上昇?いつまで続く?

    気象庁によりますと、東日本と西日本では今月上旬から暖かい空気に覆われ、記録的な高温となっているところがあります。

    今月上旬の平均気温は関東甲信で平年より3.6度、東海で3.4度、九州北部で3度ちょうど、九州南部で3.1度、それぞれ高く、気象庁が1946年に統計を取り始めてから、最も高くなりました。

    29日は東日本と西日本の各地で危険な暑さとなり、栃木県佐野市で41度ちょうどを観測し、ことし国内で最も暑くなったほか静岡県と群馬県、埼玉県、茨城県でも40度に達しました。

    栃木県佐野市の様子(午後2時半ごろ)

    これについて気象庁は、太平洋高気圧に覆われ、猛烈な暑さが続いていることに加え、高気圧の縁をまわって西日本や東日本に暖かい空気が流れ込んでいること、上空の気温も記録的な高温となっていることなどが影響しているとしています。

    また、関東甲信や東海では山越えの暖かく乾いた空気が吹き降ろす「フェーン現象」も加わってさらに気温が上昇したとみられるということです。

    関東甲信と東海、近畿、中国地方、四国、九州北部、それに九州南部では、この先1か月程度は暖かい空気に覆われて気温が高い状態が続く見込みだということです。

    40度の熊谷市では…

    埼玉県熊谷市は強い日ざしが照りつけて猛暑日となり、午後2時半前に40度ちょうどを観測しました。

    JR熊谷駅前では、日傘をさしたり小型の扇風機を持ったりして歩く人の姿が多く見られました。

    70代の男性は「ヒリヒリするような暑さでもう汗だくです。40度まで上がるという予報ですが、そんなに上がらないよう願っています」と話していました。

    60代の男性は「怖いくらいの暑さで、歩いているだけで汗が出てタオルで拭かないと追いつかないです。熱中症にならないよう水分をこまめにとったり涼しいところで休憩を取ったりするようにしています」と話していました。

    小学生「溶けちゃいそう」

    午後2時半前に39.2度を観測した甲府市。JR甲府駅前では、強い日ざしが照りつけ、日傘を差して歩く人や冷たい飲み物を飲んで休む人の姿などが見られました。

    東京から親子で観光に訪れた40代の女性は「暑いと聞いていましたが、思っていた以上に暑くて、ぐったりしてしまいます。少し歩いただけで、日に当たると肌が痛くて大変です」と話していました。小学生の男の子は「サウナぐらい暑いです」と話していました。

    また、子どもと遊びに来た甲府市の30代の女性は「暑くて困ります。歩くの大変でした」と話し、小学生の女の子は「溶けちゃいそうな暑さです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240729/k10014527831000.html

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  51. 山形 庄内地方と最上地方 記録的大雨影響で農業に深刻な被害
    2024年7月31日 22時06分

    先週の記録的な大雨の影響で、山形県の庄内地方と最上地方では主力産業となっている農業への深刻な被害が明らかになってきました。NHKが各地の農協に取材したところ、作付けしている田んぼの少なくとも4割が被害を受けていることがわかりました。

    大雨の影響で、日本海側の庄内地方や県北部の最上地方では、川が氾濫したり土砂崩れが起きたりする被害が相次ぎました。

    NHKが31日までに庄内地方と最上地方の8つの農協に取材したところ、特に被害が大きかったのがコメで、作付けしている田んぼのうち浸水したり土砂が流れ込んだりしたのは少なくとも1万3900ヘクタール余りで、全体の4割に上ることが分かりました。

    秋の収穫の時期には土砂などの影響で、農業用の機械が使用できず刈り取りができない可能性もあり、農協で詳しい被害の確認を進めています。

    また、山形県によりますと、30日までに県内の29の市町村で特産の枝豆や梨などの農作物や農業施設、それに農地などへの被害が確認されています。

    このため県は、国に対して復旧のための予算を求める要望書を31日、提出しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240731/k10014531661000.html

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  52. 気象庁 “東北南部と北陸 梅雨明け” 発表
    2024年8月1日 11時20分

    気象庁は、1日午前11時、「東北南部と北陸が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
    東北南部の梅雨明けは、平年と比べて8日、去年と比べて10日それぞれ遅くなっています。また、北陸は、平年より9日、去年より11日遅い梅雨明けとなりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014532391000.html

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    1. 東北北部で梅雨明け 平年と比べ5日 去年と比べ11日遅い
      2024年8月2日 11時25分

      気象庁は、2日午前11時「東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

      東北北部の梅雨明けは平年と比べて5日、去年と比べて11日、それぞれ遅くなりました。

      これで梅雨のない北海道を除くすべての地域で梅雨明けしたことになります。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014533871000.html

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  53. “126年間で最も暑い7月” 全国の平均気温 過去最高に
    2024年8月1日 18時20分

    危険な暑さが相次いだ7月の全国の平均気温は、7月としては気象庁が統計を取り始めてから最も高くなりました。

    気象庁によりますと、7月は太平洋高気圧の勢力が強まり、上空にも高気圧が張り出したことで、上層から下層まで暖かい空気に覆われ、危険な暑さが相次ぎました。

    このため、全国の平均気温は、平年と比べて2.16度高くなり、気象庁が1898年に統計を取り始めてから126年間で最も暑い7月となりました。

    記録を更新するのは2023年に続いて2年連続です。

    地域別では、沖縄・奄美と東日本が、地域別の統計を取り始めた1946年以降で最も高くなったほか、西日本と北日本は過去2番目の高さとなりました。

    地点ごとにみますと、平年と比べて
    ▽北海道帯広市で4度
    ▽東京の都心で3度
    ▽名古屋市で2.5度
    ▽高知市で1.8度
    ▽那覇市で1.4度
    それぞれ高くなるなど全国153地点のうち62地点で7月の記録を更新しました。

    気象庁は「今後も地球温暖化が進めば記録の更新が起こりうる。8月も全国的に平年より高い気温が予想されるため、熱中症の危険性が高く、こまめに水分を補給し、外出を控えるなど対策を心がけてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014532921000.html

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  54. 広島 初の39度超え あすも京都と大分で39度予想 熱中症警戒を
    2024年8月1日 18時49分

    1日も東日本と西日本を中心に気温が上がり、広島県安芸太田町加計では最高気温が39.1度に達し、広島県で初めて39度を超えました。

    2日も近畿と九州では39度と危険な暑さが予想されていて、熱中症への厳重な警戒が必要です。

    気象庁によりますと、1日は東北から沖縄にかけて高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、東北南部と北陸では梅雨明けが発表されました。

    1日も東日本と西日本を中心に気温が上がり、日中の最高気温は広島県安芸太田町加計で39.1度に達し、気象庁が観測を始めてから広島県で初めて39度を超えました。

    また、大分県豊後大野市の犬飼で38.8度、大阪府豊中市と高知県四万十市中村で38.7度、愛知県豊田市と奈良県十津川村風屋で38.5度、京都市で38.3度などと危険な暑さとなったほか

    名古屋市で37.5度、大阪市で37.3度、甲府市で37.1度など各地で猛烈な暑さとなりました。

    暑さは2日も続く見込みで日中の最高気温は京都市と大分県日田市で39度、名古屋市や岐阜市、三重県伊賀市、奈良市、高松市で38度と危険な暑さとなるほか、甲府市や大津市、大阪市、岡山市で37度、福島県会津若松市や福井市、広島市、福岡市で36度、秋田県横手市や山形市、横浜市で35度など各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、2日も熱中症の危険性が極めて高まるとして関東から九州にかけて32の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    東京の小笠原諸島、神奈川県、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県では特に警戒が必要です。

    引き続き熱中症に厳重に警戒し、屋外での運動や不要不急の外出を控えるとともに屋内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど対策を徹底してください。

    特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014531701000.html

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  55. 雨量想定外で排水ポンプ“追いつかず” 東北 記録的大雨1週間
    2024年8月1日 20時15分

    山形県と秋田県で大きな被害が出た先月25日の記録的な大雨から1週間です。

    山形県では最上川が氾濫し浸水被害が発生しましたが、川沿いの地域では別の要因でも浸水被害が起きていたことがわかりました。排水ポンプ施設が想定を上回る雨量によって能力の限界に達し、住宅地に水があふれる「内水氾濫」が起きていたということです。

    100年に1度を超えるような大雨のなかで

    先月25日の記録的な大雨で、役場やおよそ300棟の住宅が浸水した山形県戸沢村には、村中心部の住宅地にたまった水を最上川に排水するポンプ施設が設置されています。

    国土交通省新庄河川事務所によりますと、この施設は排水能力が毎秒1トンあり、大雨となった25日から26日にかけては、中断を挟みながらあわせておよそ16時間、ポンプを稼働させていたということです。

    ところが記録的な大雨で住宅地にたまった想定を上回る雨水によって排水能力が追いつかず、用水路などから水があふれ出す「内水氾濫」が発生して役場や住宅など周辺一帯に浸水被害をもたらしていたということです。

    また、酒田市の最上川沿いの排水施設でも同様のことが起きていて、ポンプが水につかって動かなくなったことで排水できない水がたまり、周辺の住宅が浸水する被害が出ていました。

    河川工学の専門家によりますと、今回は100年に1度を超えるような雨が降り排水できる量を超えたため「内水氾濫」が起きたとみています。

    河川工学が専門 東北大学の風間聡教授
    「おおよそ5年に1度の頻度で起きるような内水氾濫に対して、排水ポンプ施設は水がはけるように設計されている。今後、気候変動で今回のようなことが頻繁に起こってくる。10年、50年かけてまちづくりをどうしていくのか行政と市民がみんなで考える時期に来ている」

    そのとき排水ポンプ施設では

    戸沢村中心部に設置されている排水ポンプ施設は、村から委託された住民がポンプの操作を担っています。

    そのうちの1人で8年前から操作を行っている門脇薫さんは、先月25日の午後2時半からおよそ9時間にわたってポンプを使って住宅地にたまった水を最上川に排水し、川の水位を観測するなどしていたということです。

    門脇さんは「午前中にやむと思っていた雨が降り続け、午後から最上川の水位がどんどん上がっていった。恐怖しかなかった」と当時の状況を振り返りました。

    そして、戸沢村に大雨の特別警報が出るおよそ30分前の午後11時すぎ、村役場の担当者から「最上川の水が堤防を越えるかもしれない」と連絡が入り、最上川の逆流を防ぐために水門を閉めてその場から避難したということです。

    門脇さんが施設の外に出た時には、すでに周りは浸水していて股下まで水につかりながら近くの村役場に避難したということです。

    門脇さんは「雨の量が多すぎて、ポンプを使っても排水が追いつかなかった。民家の浸水を防ぐため排水を続けたが、命を優先して避難せざるを得なかった」と話していました。

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    1. 国交省の河川事務所「ポンプも堤防も限界がある」

      国土交通省新庄河川事務所によりますと、戸沢村中心部の排水ポンプ施設「古口排水機場」は住宅地の浸水を防ぐために設置されていて、排水する能力は毎秒1トンだということです。

      畑井言介副所長は「住宅地に流れ込んでくる雨の量が多く、最上川の水位も上がっていた。気象が激甚化しているので、排水施設の対応だけではすべてはまかなえない。ポンプに限らず堤防も同じで限界があるので、気象の条件によっては被害が生じるおそれがあることを日頃から住民に伝え、早めに避難してもらえるよう努めていきたい」と話しています。

      川の氾濫 堤防決壊が相次ぐ 地形的要因で被害拡大か

      今回の大雨で山形県や秋田県では多くの河川が氾濫したり、堤防が決壊したりしました。

      山形県では最上川水系の新田川、野尻川のほか、秋田県では子吉川水系の子吉川、石沢川、米代川水系の五反沢川で堤防が決壊しました。川の氾濫は山形県で22河川、秋田県で9河川、宮城県で2河川、岩手県で1河川のあわせて34河川に達し、住宅や農地などが浸水したほか、道路や川の護岸などが壊れる被害が出ました。

      東北大学の風間聡教授は山形県と秋田県で調査を行い、このうち、最上川と支流の鮭川の合流する戸沢村では最上川では堤防の決壊にはいたらなかったものの、あふれた水に削られて堤防の一部が壊れていたほか、鮭川など中小河川では複数の場所で堤防が決壊していました。その要因として風間教授は地形的な特徴を指摘しています。

      この地域では日本三大急流の1つとして知られる最上川をはじめ中小河川でも勾配が急なため、あふれた水の流れも速くなり、浸水による被害が広がった可能性があると分析しています。

      東北の山間部は勾配が急な河川が多く、今後も流域に発達した雨雲がかかり、氾濫するとあふれた水による被害が拡大するおそれもあると指摘します。

      東北大学 風間聡教授
      「今まで経験したことがないような洪水が今後も東北各地で起きると考えられる。特に中小河川は必ずしも情報や対策が充実しておらず、知らないうちにあふれていることがよくある。大雨の時は外に出ず、川に近づかないのが鉄則だ」

      “台風並み”の暖かく湿った空気が

      気象庁によりますと、山形県新庄市では先月26日朝までの24時間に平年の7月1か月分のおよそ1.8倍の雨が降りました。

      東北には、断続的に暖かく湿った空気が流れ込み、秋田県の観測点では、25日から翌26日にかけて大量の水蒸気が観測されていました。このうち、上空1500メートル付近では台風が接近した際に観測されるような高い数値だったということです。

      この時期特有の太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気のほかに、台湾付近を西寄りに進んでいた台風3号周辺の空気が遠く離れた東北の雨に影響した可能性があるということです。

      気象庁は「台風の接近以外でこれほど暖かく湿った空気が東北で観測されることはあまりない。なぜこれだけ記録的な雨となったかについては詳しい分析が必要だ」としています。

      2回の特別警報 警報切り替え3時間半後に

      今回の大雨で、山形県では1日に2回特別警報が発表され、酒田市では警報に切り替わった3時間半後に再び特別警報が発表される異例の事態となりました。

      1回目の特別警報

      気象庁は先月25日午後1時すぎ、山形県に大雨の特別警報を出しました。

      その後、雨が弱まったことなどから午後8時すぎに警報に切り替え、この直前の会見で気象庁は「しばらくの間は特別警報は考えにくい」と説明したほか、地元の河川国道事務所と気象台は臨時の情報で、「大雨は峠を越えた」などと伝えていました。

      2回目の特別警報

      しかし、発達した雨雲が次々にかかり続け記録的短時間大雨情報が相次いで発表されたほか、線状降水帯も発生したことなどから、午後11時半すぎに再び特別警報を発表し、酒田市では1日に2回特別警報が発表される異例の事態となりました。

      2回目の特別警報を受けた会見

      これについて、去年まで気象庁の予報課長を務めていた黒良龍太さんは、警報の発表や切り替えは観測した雨量や予測の結果にもとづいて行われるため、今回の対応は致し方なかったとしています。

      また、線状降水帯を数時間前に高い精度で予測できるようになるには時間がかかる見込みで、それまでは今回と同じような特別警報の出し方になる可能性があるとしています。

      このため、特別警報を警報に切り替えても気象状況が悪く災害の危険度が高い状況が続く場合は、会見などで豪雨の予測が難しいことを丁寧に説明し警戒を緩めずに防災対応をとるよう呼びかける必要があるとしています。

      気象庁の予報課長を務めていた黒良龍太さん

      「技術的な限界を踏まえた上で住民に防災行動をとってもらうことが重要だ。予想がまだ不十分な場合は、それを踏まえた呼びかけや解説を行っていくことが大切だ」

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    2. 山形 秋田 3人が死亡 2人が行方不明

      NHKが山形県と秋田県の警察などを取材したところ、大雨の影響でこれまでに山形県で2人、秋田県で1人のあわせて3人が亡くなり、山形県で1人、秋田県で1人のあわせて2人の行方が分からなくなっています。

      このうち、山形県新庄市の橋の近くでは先月25日、パトカーで救助に向かっていた警察官2人が流されて行方不明となり、付近の田んぼで、巡査長だった26歳の男性警察官が死亡しているのが見つかったほか、28日には、パトカーが流された場所からおよそ1.7キロ離れた川岸で巡査部長だった29歳の男性警察官が死亡しているのが見つかりました。警察によりますと、2人は溺れて亡くなったということです。

      秋田市では、雨が降り始めたあと出かけたまま行方不明になっていた86歳の男性が、先月26日、雄物川の中から遺体で見つかりました。警察は、増水した川に転落した可能性があると見ています。

      このほか、山形県酒田市によりますと、記録的な大雨のあと、荒瀬川の氾濫などで大きな被害が出ている市内の大沢地区に住む86歳の女性が行方不明になっているということです。市によりますと、この女性は、先月25日の朝、家族とともに避難しようと自宅を出て川沿いの道を歩いている途中、行方が分からなくなったということです。

      一方、警察によりますと、先月31日午後1時50分ごろ、この地区の荒瀬川で1人が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は、86歳の女性との関連を調べています。

      また、秋田県湯沢市では、先月25日に道路工事の現場で土砂崩れが発生し、作業をしていた60代の男性1人が巻き込まれ、行方がわからなくなっています。

      【山形県 被害の状況と現場】

      先月25日の記録的な大雨で、山形県内ではあわせて7市町村に大雨の特別警報が出され、警察官2人が死亡したほか、86歳の女性が行方不明となっています。

      また、最上川など国や県が管理する河川のおよそ40か所で氾濫が発生するなどして、日本海側の庄内地方や北部の最上地方で大きな被害が出ました。

      NHKが1日午後5時までに各自治体に取材したところ、浸水被害があった住宅や小屋などは、酒田市、遊佐町、戸沢村でそれぞれおよそ300棟など、あわせて17市町村で1400棟余りにのぼっています。

      また、断水は酒田市、遊佐町、鮭川村のあわせておよそ400戸で続いています。

      避難所に避難している人は酒田市と戸沢村でそれぞれおよそ100人などと、あわせて6市町村で270人余りに上っていて、今後も自治体などによる被害の実態把握や住民の生活再建への支援が求められています。

      新庄市 警察官たちが亡くなった2人の遺留品を捜索
      記録的な大雨となった7月25日の夜遅く、新庄市本合海で救助に向かう途中のパトカーが流されました。

      乗っていた新庄警察署の男性警察官2人が行方不明になり、その後、2人は見つかりましたが、死亡が確認されました。

      記録的な大雨から1週間となり、現場の田んぼではパトカーは撤去されましたが、流された一般の乗用車3台は、残されたままとなっています。

      1日は6人の警察官たちが稲を棒でかき分けながら、亡くなった2人の遺留品などを捜していました。

      また、パトカーが流された場所からおよそ1.7キロ離れた、警察官1人が見つかった橋の近くには花などが手向けられていました。

      酒田市大沢地区 住宅から土砂運び出し「できることから」

      酒田市大沢地区では、地区を流れる荒瀬川が氾濫するなどして多くの住宅が浸水したり道路が崩落したりしました。

      記録的な大雨から1週間となった1日も土砂や木が流れ込んだままになっている住宅が多く、住民たちは地区の人と協力しながら、スコップなどを使って土砂を自宅から外に運び出していました。

      この地区に住む相蘇弥さん(53)は「諦めの気持ちもありますが、できることから始めている状況です。流木は住民の力では運び出せないため、対応を検討してほしい」と話していました。

      大雨から1週間となりますが、酒田市では被害の全容を確認できておらず、長期化する避難生活や高齢者が多い地区での生活再建が課題になっています。

      【秋田県 被害の状況と現場】

      湯沢市 行方不明の作業員 あすから捜索へ
      先月25日、秋田県湯沢市上院内の道路工事の現場で大雨による土砂崩れが発生し、作業をしていた60代の男性1人が巻き込まれ現在も行方がわからなくなっています。

      現場では二次災害のおそれがあるとして発生から1週間にわたって捜索できない状態が続いていましたが、警察や消防は危険性が低くなってきたとして、2日午前8時から捜索を始めることを決めました。

      警察や消防などあわせておよそ50人が活動にあたることにしています。

      警察や消防は、男性が現場の近くを流れる川に落ちて流された可能性もあるとみていて、川の流域での捜索は続けています。

      にかほ市 熱中症対策しながらの片付け作業

      先月31日の時点で21棟の住宅が浸水などの被害を受けたにかほ市では、午前中から片づけ作業が行われていました。

      にかほ市の平沢地区では、午前9時半すぎから住民やボランティアが水につかった家具をトラックに乗せて運ぶ作業が行われました。粉じんなどを吸い込む危険性があるため、マスクを着用して作業にあたっていました。

      にかほ市の災害ボランティアセンターによりますと、ボランティア向けに水やスポーツドリンクなどの飲み物や汗ふきシートを用意しているということです。

      また、片づけ作業を行う際の熱中症対策として、20分間活動したらその後10分は休憩をとることや、こまめに水分をとることなどをボランティアに呼びかけているということです。さらに平沢地区ではボランティア向けに公民館を休憩所として開放しているということです。

      ボランティアに参加した秋田市の大学生は「きょうは気温は低いけど湿度は高いので水分補給しながら気をつけて活動しようと思います」と話していました。

      にかほ市災害ボランティアセンターの佐々木三成センター長は「朝の打ち合わせでも熱中症の対策を呼びかけています。安全に活動していきたい」と話していました。

      10の河川で氾濫発生

      秋田県内では10の河川で氾濫が発生しました。

      このうち、由利本荘市を流れる子吉川と支流の石沢川では、それぞれ数十メートルにわたって堤防が決壊しました。

      さらに、▽由利本荘市を流れる西目川と久保田川▽大仙市を流れる上総川と小友川、▽三種町を流れる三種川、▽五城目町を流れる内川川、▽上小阿仁村を流れる五反沢川と仏社川でも氾濫が発生しました。

      住宅被害260棟以上に

      県によりますと、北秋田市で1棟が半壊し、北秋田市と由利本荘市でそれぞれ1棟が一部壊れたほか、県内各地であわせて263棟が水につかりました。

      このうち床上浸水は、由利本荘市で25棟、にかほ市で9棟、上小阿仁村で7棟、横手市で3棟、三種町で1棟のあわせて45棟です。

      また床下浸水は、由利本荘市で50棟、横手市で43棟、上小阿仁村で37棟、大仙市で25棟、羽後町で17棟、湯沢市で13棟、にかほ市で12棟、北秋田市で9棟、三種町で8棟、美郷町で3棟、東成瀬村で1棟のあわせて218棟となっています。

      高齢者や障害者の社会福祉施設は、横手市、由利本荘市、北秋田市、にかほ市大仙市でそれぞれ1施設が水につかりました。

      また、上小阿仁村で、126戸で断水しているということです。

      農林水産業の被害

      秋田県によりますと、これまでに水田や大豆畑などあわせて2511ヘクタールの農地が水につかったほか、あぜ道や水路が壊れるなどの被害が759か所で確認されています。

      こうした農林水産業全体の被害額は40億1180万円余りとみられるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240801/k10014531801000.html

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  56. 記録的な大雨 山形 相次いだ川の氾濫 支流で雨が流れ込んだか
    2024年8月2日 18時44分

    先週、記録的な大雨で川の氾濫が相次いだ山形県では、最上川の中流から下流にかけての広い範囲で大雨となったうえ、支流の流域でさらに多くの雨が降って水が一気に川へ流れ込んだことで最上川や支流の氾濫につながったとみられることが専門家による分析で分かりました。

    先週の大雨では、48時間に降った雨の量が新庄市で402.5ミリに達し平年の7月1か月分の1.8倍に及ぶなど、各地で気象庁が統計を取り始めてから最も多くなり、県内を流れる最上川や支流の鮭川などが氾濫しました。

    気象災害が専門の山口大学の山本晴彦名誉教授は、気象庁や国土交通省など山形県内に設置されたおよそ200の雨量計のデータを分析しました。

    その結果、川の氾濫が相次いだ最上川中流周辺の観測点では、48時間に降った雨の量が200ミリから300ミリ以上と記録的な大雨となっていたほか、最上川から北側に離れた支流の上流域では、さらに多い48時間に500ミリ以上の雨を複数の地点で観測していました。

    山本名誉教授は最上川では流域で広く大雨となって水位が上昇したことに加え、急しゅんな山地を流れる支流の鮭川やその支流の上流域でさらに多くの雨が降ったため、大量の水が短時間のうちに川に流れ込んで氾濫につながったのではないかとみています。

    山本名誉教授は川から離れた地域で降った雨が時間差で川に流れ込んで洪水につながることがあると指摘し「最上川のような本流だけでなく支流にも注意を払い、自分が住む地域の水位をしっかり把握する必要がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014534491000.html

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  57. 土日も気温高い状態続く見込み 熱中症対策の徹底を
    2024年8月2日 19時03分

    2日も西日本や東日本を中心に気温が上がり、近畿では40度に迫る危険な暑さとなりました。土日も気温の高い状態が続く見込みで、熱中症への対策を引き続き徹底してください。

    気象庁によりますと、2日も東北から沖縄にかけて高気圧に覆われて晴れ、気象庁は2日、「東北北部で梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

    東北北部の梅雨明けは平年と比べて5日、去年と比べて11日、それぞれ遅くなっていて、これで梅雨がないとされる北海道を除くすべての地域で、梅雨明けしたことになります。

    2日も広い範囲で気温が上がり、日中の最高気温は
    ▽奈良県の十津川村風屋で39.9度
    ▽福岡県太宰府市で39.3度
    ▽大阪 枚方市で39.1度
    と40度に迫る危険な暑さとなりました。

    奈良県の十津川村風屋や福岡県太宰府市など、西日本の6か所の観測点では最高気温の記録を更新しました。

    午後6時の時点でも近畿や九州、中国地方などでは気温が35度を超える猛烈な暑さとなっているうえ、3日の朝にかけても25度を下回らない熱帯夜が見込まれています。

    さらに、土日の日中も気温の高い状態が続く見込みで、3日の最高気温は
    ▽大分県日田市で39度
    ▽名古屋市や京都市、高松市、熊本市で38度
    と危険な暑さが予想されているほか
    ▽大阪市や甲府市で37度
    ▽福井市や広島市で36度
    などと猛烈な暑さとなる見込みです。

    気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北から沖縄にかけての36の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    福島県と群馬県、東京都、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県、沖縄県の大東島地方では特に警戒が必要です。

    また、4日の日曜日も西日本や東日本を中心に気温が上がり、近畿や九州では38度の危険な暑さが予想されているところがあります。

    引き続き、外出や運動をなるべく控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底してください。

    夏休みを利用して屋外でのレジャーなどの機会も増えると思いますが、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を持ったり、あらかじめ水分補給をする時間を決めたりするなど警戒してください。

    特にお年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    北海道~九州 気温高い状態 さらに1か月程度続くおそれ
    7月は全国の平均気温が、7月として気象庁が統計を取り始めてから最も高くなりましたが、気象庁は北海道から九州にかけて、気温の高い状態がさらに1か月程度、続くおそれがあるとしています。

    このため「長期間の高温に関する気象情報」を発表し、熱中症のほか、農作物などの管理にも十分な注意を続けるよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、北日本から西日本で暖かい空気が流れ込むなどしたため、7月の全国の平均気温は、平年と比べて2.16度高くなり、気象庁が1898年に統計を取り始めてから126年間で最も暑い7月となりました。

    平均気温との差を地方ごとにみると
    ▽関東甲信と東海で2.5度
    ▽四国と九州南部でプラス1.8度
    となっています。

    一方、最新の長期予報では、北海道から九州にかけて暖かい空気が流れ込みやすい状態は今後さらに1か月程度続く見込みで、最高気温が35度以上の猛暑日になるところがある見込みです。

    高温が長期間にわたることから、気象庁は熱中症などの健康管理のほか、農作物や家畜の管理にも十分注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014534441000.html

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  58. 山形 記録的大雨で農林水産業への被害 60億円以上か
    2024年8月2日 19時31分

    先月の記録的な大雨で、山形県は農林水産業への被害額は少なくとも60億円に上るという試算を初めて発表しました。

    山形県は2日、先月25日の記録的な大雨の災害対策本部の会議を開き、吉村知事や県の幹部などが出席しました。

    この中で大雨の影響による農林水産業の被害について、1日正午時点で合わせて31の市町村で、少なくとも60億円に上るという試算を初めて発表しました。

    具体的には、田んぼや農業用ハウスの浸水のほか、魚の養殖場へ土砂が流れ込むなどの被害が報告されているということです。

    県によりますと、この10年で農林水産業への被害が最も大きかったのは、令和2年7月の豪雨でおよそ134億円で、今回の被害額はさらに増える可能性もあるとしています。

    県は、被害を受けた農家を支援するため、今月の早い段階で復旧にかかる費用の補助を行う準備をしているということです。

    会議のあと吉村知事は「60億円というのは本当に大きな数字で、生産者の皆さんが大変な思いをされているということだと思う。市町村と被害の把握を進めながら、対策に取り組んでいきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014534661000.html

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    1. 泥にまみれたどんぶり、洗い流したものの…老舗中華そば店「一筋でやってきた」90歳店主の決断
      2024/08/05 16:55

       記録的な大雨で多くの浸水被害が発生した山形県遊佐町吹浦地区で、70年以上続くラーメン店が閉店を決めた。店が浸水被害を受け、 厨房ちゅうぼう 設備や食器などの買い替えに多額の費用がかかるためだ。「中華そば 佐々木」を一人で切り盛りしてきた佐々木良子さん(90)は、生きがいだった店を失うことになり、途方に暮れている。(常陰亮佑)

       7月25日朝。2階建ての店舗兼住宅の1階にあるベッドで、いつものように午前7時頃に起床した。横に目をやると、水がベッドの真下まで迫っていた。慌てて店の様子を見に行くと、厨房の冷蔵庫が横倒しになって、目の前を流れていった。「何が起きているのか――」。目の前の現実を理解できず、ぼう然とした。

      吹浦地区で70年以上営業を続けてきた「中華そば 佐々木」(1日、山形県遊佐町吹浦で)

       遊佐町内は23日から雨が降り続いていた。24日午後には大雨となり、町によると、同地区では26日時点で、約180棟が床上・床下浸水した。

       店は50センチほどの高さまで浸水。泥水につかった冷蔵庫や調理台は処分せざるを得なくなった。被災直後には「なんとか復活させて、体が動く限り店を続けたい」と意気込み、どんぶりを丁寧に洗った。しかし、備品の買い替え費用がかさむことがわかると、徐々に心境が変化。ついに店をたたむ決断をした。



       「中華そば 佐々木」は、終戦後、良子さんの母・喜美江さんが、米を売りに訪れた東京・上野でラーメンの作り方を学び、帰郷後に開店したのが始まりという。良子さんは10歳代頃から、繁盛していた店の手伝いを始め、20歳代頃からは、バイクでの出前もこなした。喜美江さんが高齢となり、良子さんは夫の 正まさし さんとともに後を継いだ。2018年に正さんが亡くなってからは、良子さん一人で経営を続けた。

       店の自慢は、昔ながらの「 醤油しょうゆ ラーメン」。港町らしく、魚介だしをベースにした素朴な味。地元の人から愛されるだけでなく、遠方から列車に乗って通う常連もいたという。



      使い道を失ったラーメンどんぶりを見つめる佐々木さん(1日、山形県遊佐町吹浦で)=常陰亮佑撮影

       店は人生そのものだった。「この店一筋でやってきたから、何をして生きていけばいいのかわからない」と、かすかに震える声でつぶやいた。

       閉店を決めても、どうしても捨てられないのが、喜美江さんの代から使っていたどんぶりだ。竜の絵や雷紋がかすれているのが、店の歴史を物語る。泥はきれいに洗い流したものの、出番がなくなってしまった。「いつか誰かが捨ててくれるまでは、このままにしておくつもり」。店の一角に積んだどんぶりを見つめながら、そう語った。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240805-OYT1T50102/

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  59. 西日本東日本で40度近い所も 4日も危険な暑さに 熱中症警戒を
    2024年8月3日 19時21分

    3日も西日本や東日本を中心に猛烈な暑さとなり、西日本では最高気温が40度近くに達する危険な暑さとなりました。4日も日中は危険な暑さが予想されていて、熱中症に警戒し、引き続き対策を徹底してください。

    気象庁によりますと、3日も東日本と西日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽高知県四万十市西土佐で39.8度、
    ▽広島県安芸太田町加計で39.4度、
    ▽大分県日田市で39.3度、
    ▽山梨県甲州市勝沼で38.9度、
    ▽兵庫県西脇市と福岡県久留米市で38.9度、
    ▽京都府京田辺市で38.8度など
    各地で38度以上の危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽東京・青梅で36.2度、
    ▽福島県石川町で36度、
    ▽青森県三戸町で35.3度など
    各地で猛暑日となり、今シーズンで最も多い全国292の地点で35度以上の猛暑日となりました。

    4日も日中は危険な暑さとなる見込みで最高気温は▽熊本市、▽佐賀市、▽大分県日田市、▽福岡県久留米市で38度と予想されています。

    また
    ▽鹿児島市、山口市、高松市、大阪市、岐阜市、名古屋市、甲府市などで37度、
    ▽福岡市、京都市などで36度、
    ▽長崎市、松山市、徳島市、広島市、岡山市、和歌山市などで35度と
    各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁 32の府県に「熱中症警戒アラート」

    気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、32の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    ▽山梨県と、▽愛知県、▽静岡県、▽三重県、▽岐阜県、▽新潟県、▽富山県、▽石川県、▽福井県、▽滋賀県、▽京都府、▽大阪府、▽兵庫県、▽奈良県、▽和歌山県、▽岡山県、▽鳥取県、▽広島県、▽島根県、▽徳島県、▽香川県、▽愛媛県、▽福岡県、▽山口県、▽高知県、▽大分県、▽長崎県、▽佐賀県、▽宮崎県、▽熊本県、▽鹿児島県、▽沖縄本島では特に警戒が必要です。

    《熱中症対策の徹底を》
    引き続き、外出や運動をなるべく控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底してください。

    夏休みを利用して屋外でのレジャーなどの機会も増えると思いますが、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を持ったり、あらかじめ水分補給をする時間を決めたりするなど警戒してください。

    都内では86人が熱中症の疑いで救急搬送

    東京消防庁によりますと、3日都内では、午後9時までに3歳から98歳までのあわせて86人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。

    このうち、正午すぎに多摩市の路上で40代の男性が倒れているのが見つかり、重篤の状態で救急搬送されたほか、80代の1人が重症、10代から90代の22人が中等症、10歳未満から90代の62人が軽症です。

    東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240803/k10014534901000.html

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  60. 今季最多 301地点で猛暑日 長引く暑さで農作物への影響懸念も
    2024年8月4日 20時02分

    4日も、最高気温は各地で40度に迫りました。

    西日本や東日本を中心に気温が上がり、今シーズンで最も多い全国301の地点で35度以上の猛暑日になりました。

    気象庁は気温の高い状態はさらに1か月程度、続くおそれがあるとしています。

    長引く暑さ、農作物への影響も懸念されています。

    西日本東日本で39度超も あすも猛烈な暑さに 熱中症対策を
    2024年8月4日 20時58分

    4日も西日本や東日本を中心に各地で気温があがり、最高気温が40度に迫る危険な暑さとなりました。5日も日中は猛烈な暑さが予想され、熱中症への対策が必要です。一方、大気の状態が不安定になっている地域もあり河川の増水や土砂災害などにも警戒してください。

    気象庁によりますと、4日も西日本や東日本を中心に高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽群馬県桐生市と高知県四万十市西土佐、長崎県島原市で39.2度
    ▽愛知県豊田市で39.1度
    ▽熊本市で38.8度
    ▽福岡県久留米市で38.7度などと
    各地で40度近くまで上がる危険な暑さとなりました。

    また、東京の都心で35.3度など今シーズンで最も多い全国301の地点で35度以上の猛暑日となりました。

    5日も日中は猛烈な暑さとなる見込みで、最高気温は
    ▽名古屋市や岐阜市、大阪市、山口市、熊本市などで37度
    ▽京都市や岡山市、高松市、大分市などで36度
    ▽横浜市、前橋市、長野市、甲府市、神戸市、広島市、福岡市などで35度と
    各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁 32の都府県に「熱中症警戒アラート」
    気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、32の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    東京都の小笠原諸島と神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、新潟県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄本島では特に警戒が必要です。

    《熱中症対策の徹底を》
    引き続き、外出や運動をなるべく控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症への対策を徹底してください。

    西~東日本 非常に激しい雨のおそれ 土砂災害に警戒
    一方、気象庁によりますと、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響などで、5日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みで、西日本から東日本では雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となるところがある見込みです。

    午後8時までの1時間には、群馬県の榛名山で62.5ミリの非常に激しい雨が、群馬県の草津町で45ミリの激しい雨が降りました。


    気象庁は、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240804/k10014536071000.html

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  61. 世界の6月平均気温 過去133年で最も暑く「ニューノーマル」か
    2024年8月6日 17時38分

    危険な暑さが国内で続く中、世界規模でも異常な暑さとなっています。専門家は「地球温暖化などで高温が当たり前となる『ニューノーマル』のフェーズに入ったかもしれない」と指摘しています。

    気象庁によりますと、世界の平均気温は去年5月以降、その月の過去最高を更新し続けていて、ことし6月も平年より0.58度高く、過去133年の間で最も暑くなりました。

    先月の平均気温は、まだ発表されていませんが、アジアやヨーロッパ、北アメリカで気温が上昇し、カナダでは平年より10度高い日もあるなど異常気象が相次いでいます。

    こうした異変について、東京大学先端科学技術研究センターの中村尚教授は
    ▽温暖化によって地球全体が暖かくなっていることに加え
    ▽偏西風が北に蛇行した地域に高気圧が張り出し、晴れて気温が上がったことで記録的な暑さにつながったと指摘しています。

    また、南米・ペルー沖の赤道付近で、海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が、去年の春からおよそ1年間続いた影響で、熱帯から亜熱帯にかけて大気中に熱が供給され、気温がさらに上昇したということです。

    そのうえで、中村教授は「昔はめったにない高温が当たり前となる『ニューノーマル』のフェーズに入ったかもしれない」と指摘しています。

    また、今後の見通しについては「エルニーニョ現象」とは反対に、ペルー沖の海面水温が平年より下がる「ラニーニャ現象」の傾向が見られるため、少し気温が下がるかもしれないとしたうえで「温暖化で徐々に気温が高くなっているのは否定できず、今後も偏西風が北に蛇行する地域は高温となる可能性が高い」と警鐘を鳴らしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240806/k10014538911000.html

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  62. 岸田首相 山形・秋田の大雨被害 「激甚災害」に指定へ
    2024年8月6日 18時55分

    先月の記録的な大雨による被害を受けて、山形県の吉村知事と秋田県の佐竹知事は6日、岸田総理大臣と面会し、現地の被害は甚大だとして国の支援を要望しました。これに対し、岸田総理大臣は一連の災害を「激甚災害」に指定し、国が復旧にかかる費用を支援していく方針を伝えました。

    山形県の吉村知事と秋田県の佐竹知事は、6日夕方、総理大臣官邸を訪れて岸田総理大臣と面会しました。

    この中で両知事は今回の大雨の被災地は、道路や河川、農地に加え、水道や鉄道などのライフラインにも甚大な被害が及び、県民生活に大きな影響が出ているとして、復旧に向けた国の支援を要望しました。

    また、河川の治水対策や砂防施設の整備なども、早期に進められるよう財政措置の拡充や特別交付税の増額配分なども求めました。

    これに対し、岸田総理大臣は、現地の調査などを踏まえ、一連の災害を「激甚災害」に指定し、国が復旧にかかる費用を支援していく方針を伝えました。

    山形 吉村知事「市町村と力を合わせて」
    山形県の吉村知事は記者団に対し「岸田総理大臣から大変力強いことばをいただいてほっとしている。まだ避難生活をしている人もいるので生活再建やなりわいの回復ができるよう、県と市町村で力を合わせて政府の力添えもいただきながらしっかり取り組んでいきたい」と述べました。

    秋田 佐竹知事「国による全面的支援ありがたく」
    秋田県の佐竹知事は記者団に対し「国による全面的な支援を約束してもらい、大変ありがたく思っている。国庫補助の限度もある中で被害が大きいと自治体の財政負担も相当、ばく大な額になるので、十分に国のほうで支援を検討してもらうようお願いした」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240806/k10014539091000.html

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  63. 7日も危険な暑さ予想 熱中症への対策 引き続き徹底を
    2024年8月6日 19時14分

    6日も各地で気温が上がり、西日本では38度を超える危険な暑さとなりました。7日も危険な暑さが予想され、熱中症への対策を引き続き徹底してください。

    気象庁によりますと、6日も西日本や東日本を中心に高気圧に覆われ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽京都府の京田辺市で39度ちょうど、
    ▽広島県の安芸太田町加計で38.3度、
    ▽大阪 堺市と高知県四万十市西土佐で38.1度などと危険な暑さとなったほか、
    ▽山口市と熊本市で37.6度、
    ▽名古屋市で37.2度、
    ▽甲府市で36.6度、
    ▽山形市で35.1度などと猛烈な暑さとなりました。

    また、
    ▽東京の都心で33.5度、
    ▽北海道富良野市で31.3度などと広い範囲で厳しい暑さとなりました。

    7日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は、
    ▽山口市や佐賀市、それに熊本市で38度と危険な暑さとなるほか、
    ▽名古屋市や高松市で37度、
    ▽大阪市や鹿児島市で36度、
    ▽甲府市で35度などと猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、7日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、西日本を中心に22の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    神奈川県と静岡県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、四国と九州の全域、それに沖縄県の沖縄本島地方と大東島地方では特に警戒が必要です。

    外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240806/k10014539081000.html

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  64. 東京で非常に激しい雨 関東は大気不安定 川の氾濫に警戒を
    2024年8月7日 0時39分

    暖かく湿った空気の影響で関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、東京では非常に激しい雨が降り、野川と仙川では氾濫の危険性が高まっています。このあとしばらくは川の氾濫に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水に十分注意してください。

    気象庁によりますと暖かく湿った空気の影響で関東は大気の状態が非常に不安定になり、群馬県の山沿いや関東南部で雨雲が発達しています。

    6日夜遅くからは東京の多摩地域などで発達した雨雲がかかり、7日午前0時までの1時間には東京・青梅市で65ミリの非常に激しい雨が降ったほか、東京都が福生市に設置した雨量計で41ミリ、埼玉県飯能市で36ミリのいずれも激しい雨を観測しました。

    この雨で東京都と気象庁は7日午前0時10分、多摩川水系の野川と仙川に氾濫危険情報を出して警戒を呼びかけています。

    大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、関東ではこのあとしばらくは局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は川の氾濫に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014539631000.html

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  65. 福島県に記録的な大雨 災害の危険度高まる
    2024年8月7日 17時26分

    暖かく湿った空気の影響で東北から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっていて福島県では午後2時半までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。そのほかの地域でも局地的な大雨のおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水や氾濫に警戒が必要です。

    気象庁によりますと暖かく湿った空気などの影響で東北から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっていて、東北や関東北部で雨雲が発達しています。

    福島県では「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されています。

    午後2時30分までの1時間には北塩原村付近と磐梯町付近で、レーダーによる解析でおよそ100ミリ、午後2時50分までの1時間にも喜多方市付近と猪苗代町付近でレーダーによる解析でおよそ100ミリといずれも猛烈な雨が降ったとみられます。

    福島県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    土砂災害に厳重に警戒してください。

    発達した雨雲は関東北部にも流れ込んでいます。

    東北から西日本にかけてはこのあとも局地的に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、急な川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    連日各地で天気が急変していて、8日や9日も大気の不安定な状態が続くと予想されています。

    急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全確保に努めてください。

    福島 猪苗代町 25世帯92人に避難指示
    福島県猪苗代町は大雨による土砂災害に警戒が必要だとして、町内の川上地区と千貫地区の25世帯92人を対象に避難指示を発表しました。

    5段階の警戒レベルのうち警戒レベル4の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。

    下郷町の国道と県道で土砂崩れなど3か所で発生
    福島県南会津建設事務所によりますと、大雨の影響で下郷町の国道と県道では土砂崩れや岩盤の崩落が3か所で発生しているということです。

    このうち下郷町小沼崎を通る国道118号線では土砂崩れが発生し、重機が撤去作業を行っているということです。

    土砂に巻き込まれてけがをしている人はいないということです。

    また、下郷町の国道から大内宿へ向かう県道329号線でも岩盤の崩落と土砂の流出が確認されたため全面通行止めとなっています。

    現在、復旧の見込みは立っていないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014540291000.html

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  66. 関東甲信で雨雲発達 埼玉で猛烈な雨 厳重警戒を
    2024年8月7日 19時26分

    関東甲信は大気の状態が非常に不安定になって、急速に雨雲が発達していて埼玉県では午後7時前までに1時間におよそ100ミリを超える猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は相次いで「記録的短時間大雨情報」を発表しました。道路冠水や低い土地の浸水、急な川の増水や氾濫などに厳重に警戒してください。

    気象庁によりますと、暖かく湿った空気や気温の上昇などの影響で関東甲信は大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に雨雲が発達しています。

    埼玉県には「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表され、ときがわ町付近では、レーダーによる解析で午後6時30分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるほか、その後、午後6時45分までに、ときがわ町付近でおよそ120ミリ、鶴ヶ島市付近、鳩山町付近、東松山市付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は安全を確保するよう、呼びかけています。

    また、国が栃木県日光市に設置した雨量計で午後4時までの1時間に83ミリの猛烈な雨を観測したほか、群馬県館林市では午後6時までの1時間に60ミリの非常に激しい雨が降りました。

    発達した雨雲は南東へ移動していて、7日夜遅くにかけて、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    8日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
    ▽関東北部で120ミリ、
    ▽関東南部で100ミリ、
    ▽甲信で80ミリと予想され、まとまった時間でこのような雨量に達するおそれもあります。

    気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水や氾濫、それに土砂災害に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、「ひょう」に注意するよう呼びかけています。

    帰宅時間帯にあたるため、冠水した道路には決して近づかず、交通機関への影響にも十分注意してください。

    8日も昼前から大気の状態が不安定になる見通しです。

    急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。

    また、小笠原諸島では熱帯低気圧から変わる台風が近づく見込みで8日の昼前にかけて強い風が吹くほか激しい雨が降るおそれがあります。

    波も高くあすの明け方にかけてしける見込みで、土砂災害や強風、高波などに十分注意して下さい。

    埼玉県に「記録的短時間大雨情報」
    気象庁によりますと、埼玉県の川越市付近では、レーダーによる解析で午後7時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。

    気象庁によりますと、埼玉県の越生町付近と嵐山町付近、それに小川町付近では、レーダーによる解析で午後6時50分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています

    気象庁によりますと、いずれもレーダーによる解析で埼玉県の東松山市付近では、午後6時30分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が、ときがわ町付近では、午後6時40分までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が、また、鶴ヶ島市付近と鳩山町付近では、午後6時40分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。

    気象庁によりますと、埼玉県のときがわ町付近では、レーダーによる解析で午後6時30分までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014540751000.html

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    1. 7日夜の大雨 埼玉県内の5市で住宅13棟の浸水被害確認
      2024年8月8日 13時01分

      7日夜の大雨の影響で埼玉県内では、これまでに少なくとも5つの市で、合わせて13棟の住宅の浸水被害が確認されています。

      埼玉県によりますと、7日夜の大雨の影響で、これまでに川越市や東松山市など5つの市で、住宅の床上浸水が5棟、住宅の床下浸水が8棟、合わせて13棟の被害が確認されました。

      このうち、床上浸水は、川越市で4棟、東松山市で1棟でした。床下浸水は、東松山市で3棟、川越市で2棟、川口市、狭山市、新座市で、それぞれ1棟となっています。

      一方、川越市では8日、住宅浸水の被害の情報がさらに10件ほど寄せられているということで、市が状況を確認しています。

      浸水被害の歯科医院では 治療機材の点検で終日休診に
      7日夕方から夜にかけて、関東甲信では各地で猛烈な雨が降り、このうち住宅が浸水するなどの被害を受けた埼玉県川越市では一夜明けて、地元の人たちが片づけに追われています。

      埼玉県では、7日夕方から夜にかけて、1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は相次いで「記録的短時間大雨情報」を発表し、川越市や東松山市など5つの市の、合わせて13棟の住宅で浸水被害が確認されています。

      このうち、川越市中原町にある歯科医院では、土のうを積んで雨に備えていたものの、足首ほどの高さまで水が入ってきたということです。

      水は1時間ほどでひいたということですが、一夜明けた8日は、朝からスタッフがぬれたマットを干したり、床を拭いたあとに消毒をしたりしていました。

      治療で使う機材は浸水を免れましたが、配線などが水につかっている可能性があり、点検のため、8日は終日休診することになりました。

      あやクリニックの吉田亜矢院長は「開業して10年ほどたちますが、初めて水が入ってきて驚きました。外は一時、50センチぐらいの高さまで冠水していて、川のようでした」と話していました。

      川越市によりますと、これまでに床上浸水が4棟、床下浸水が2棟の被害が確認され、ほかにも10件の被害の情報が寄せられているということで、市は状況を調べています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014541901000.html

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  67. 8日も暑くなる見込み 九州などで39度予想 熱中症対策徹底を
    2024年8月7日 19時58分

    7日も気温が上がり、西日本を中心に日中の最高気温が38度を超える危険な暑さとなりました。8日は九州などで39度と予想されるなどさらに暑くなるところもある見込みで、熱中症への対策を引き続き徹底してください。

    7日も西日本を中心に気温が上がり、日中の最高気温は
    ▽三重県桑名市で38.8度
    ▽大分県日田市で38.3度
    ▽高知県四万十市西土佐と山口県岩国市の広瀬で38.1度
    ▽名古屋市で38度ちょうどと危険な暑さとなりました。

    このほか
    ▽京都市で36.7度
    ▽広島市で36.3度
    ▽甲府市で35.8度など広い範囲で猛暑日となりました。

    8日も西日本を中心に晴れて気温が上がり、日中の最高気温は
    ▽山口市、福岡県久留米市、大分県日田市、佐賀市で39度
    ▽名古屋市、奈良県十津川村風屋、熊本市で38度と危険な暑さが予想され
    ▽京都市、松山市などで37度
    ▽甲府市、大阪市などで36度
    ▽横浜市などで35度と猛烈な暑さとなる見込みです。

    20の県に「熱中症警戒アラート」
    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、20の県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    山梨県、静岡県、愛知県、三重県、兵庫県、和歌山県、広島県、四国全域、九州全域、沖縄県の沖縄本島地方と大東島地方では特に警戒が必要です。

    総務省消防庁のまとめでは、今月4日までの1週間に全国で1万人を超える人が熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240807/k10014539371000.html

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  68. 山形 記録的大雨から2週間 230人が避難所などでの生活余儀なく
    2024年8月8日 4時03分

    山形県内で3人が死亡するなどの被害が出た、7月25日の記録的な大雨から、8月8日で2週間です。多くの住民が避難所などでの生活を余儀なくされていて、生活再建に向けた継続的な支援が求められています。

    7月25日の記録的な大雨で、山形県では警察官2人と86歳の女性の合わせて3人が死亡しました。

    県などによりますと、住宅の浸水被害は、日本海側の庄内地方や北部の最上地方を中心とした合わせて16市町村のおよそ1400棟で確認されています。

    6日の時点で、酒田市や戸沢村など合わせて5市町村の230人が避難所での生活を余儀なくされていて、県や市町村は仮設住宅の建設や公営住宅への入居について検討を進めています。

    また、土砂崩れが相次いだ鮭川村では、山の斜面が崩れるおそれがあるとして、10地区の97世帯に避難指示が継続して出されています。

    このほか、農業にも大きな被害が出ていて、田んぼに土砂が流れ込むなどして農林水産分野の被害は推計で合わせて80億円に上っています。

    住まいの確保や農地の復旧など生活再建には時間がかかる見通しで、国や自治体による継続的な支援が求められています。

    国道47号 きょう夕方から片側交互通行へ
    記録的な大雨の影響で、山形県の庄内と最上を通る国道47号は、戸沢村高屋地区で道路が崩落して、およそ8.5キロの区間で通行止めが続いていました。

    山形河川国道事務所によりますと、応急復旧の工事が終わり、9日午後4時をめどに片側交互通行ができる見通しになったということです。

    庄内と最上を通る国道の全面通行止めは、およそ2週間ぶりに解除されることになります。
    山形河川国道事務所は「庄内と最上をつなぐ重要な生活道路で、通勤などで利用する人もいる。今後の雨の量などで通行規制をする場合があるので、最新の情報に注意してほしい」としています。

    また、日本海東北自動車道は、山形県遊佐町の遊佐菅里インターチェンジと遊佐鳥海インターチェンジの区間で路面が大きく陥没し通行止めになっていましたが、酒田河川国道事務所によりますと、9日午後3時をめどに通行止めを解除する見通しだということです。

    山形 酒田 コメの乾燥貯蔵施設 復旧作業に追われる
    山形県酒田市の松山地区にあるコメを乾燥・貯蔵させる施設「カントリーエレベーター」は、今回の記録的な大雨で2メートルの高さまで浸水し、施設内には大量の泥などが流れ込みました。

    9月からコメの収穫が始まるのを前に、施設では毎日、管理している農協の職員などおよそ20人が床を水で洗い流したり水につかった机などを運び出したりしています。

    施設の地下には収穫した「もみ」を保管する深さ4メートルの貯蔵庫がありますが、大雨で完全に水没し、ポンプを使って排水作業を行ったということです。

    JA庄内みどり松山支店の佐藤暢支店長は「まだ手つかずの部分もあり、進み具合としてはようやく半分程度だと思う。今月20日ごろには復旧させたいが、働きづめの人もいるので、お盆休みをはさみながら進めていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014541251000.html

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  69. 台風5号発生 小笠原諸島では昼前にかけ土砂災害に十分注意を
    2024年8月8日 4時49分

    8日未明、小笠原諸島の南の海上で台風5号が発生しました。小笠原諸島では8日の昼前にかけて土砂災害に十分注意するとともに強風や高波などに注意が必要です。

    気象庁の観測によりますと、8日午前3時、小笠原諸島の南の海上で熱帯低気圧が台風5号に変わりました。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から南東側の半径220キロ以内と北西側の半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風はゆっくりしとした速さで東北東に進んでいて、このあと小笠原諸島付近を北上する見込みです。

    小笠原諸島では8日昼前にかけて強い風が吹くほか、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

    また、海上は波も高く、明け方にかけてうねりを伴ってしける見込みで、気象庁は土砂災害に十分注意するとともに、強風や高波、落雷、突風に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014541681000.html

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    1. 台風5号 来週にかけ東日本や北日本に影響か 最新情報に注意を
      2024年8月8日 11時43分

      8日未明、小笠原諸島の南の海上で台風5号が発生しました。小笠原諸島では強風や土砂災害に十分注意が必要です。来週にかけての進路予想には幅があり、東日本や北日本に影響するおそれもあるため気象庁は最新の情報に注意するよう呼びかけています。

      気象庁の観測によりますと、8日午前3時、小笠原諸島の南の海上で熱帯低気圧が台風5号に変わりました。

      午前9時には、中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から南東側の半径220キロ以内と北西側の半径165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      台風は小笠原諸島付近を1時間に20キロの速さで東北東へ進んでいて、発達しながら日本の東の海上を北上する見込みです。

      小笠原諸島では8日の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルと予想されているほか、8日夕方にかけて雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

      気象庁は土砂災害や強風に十分注意するとともに、高波、落雷、突風にも注意するよう呼びかけています。

      来週にかけ進路予想に大きな幅・最新の情報に注意を
      その後の進路予想には幅があり、連休最終日の12日以降は予報円がかなり大きくなったほか、7日よりやや西寄りになっています。

      気象庁は、今後の進路によっては東日本や北日本に湿った空気が流れ込みやすくなるほか台風本体が近づくなど、影響が及ぶおそれがあるとしています。

      最新の情報に注意してください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014541681000.html

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  70. 【地震速報】宮崎県南部平野部で震度6弱
    2024年8月8日 16時48分

    8日午後4時43分ごろ地震がありました。
    現在、震度4以上が観測されている地域は以下のとおりです。
    ▼震度6弱が、宮崎県南部平野部。
    ▼震度5強が、宮崎県南部山沿い、鹿児島県大隅地方。
    ▼震度5弱が、宮崎県北部平野部、鹿児島県薩摩地方。
    ▼震度4が、愛媛県南予地方、福岡県筑後地方、佐賀県南部、熊本県阿蘇地方、熊本県熊本地方、熊本県球磨地方、熊本県天草・芦北、大分県中部、大分県南部、大分県西部、宮崎県北部山沿い、種子島。
    今後の情報に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542231000.html

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    1. 宮崎県と高知県に津波注意報
      2024年8月8日 16時46分

      気象庁は津波注意報を発表しました。
      津波注意報が出ているのは次の沿岸です。
      ▼宮崎県(予想高さ 1m)
      ▼高知県(予想高さ 1m)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542221000.html

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    2. 【地震速報】宮崎 日南市で震度6弱
      2024年8月8日 16時57分

      8日午後4時43分ごろ地震がありました。
      震源地は日向灘で震源の深さは30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されます。

      各市町村の震度は以下のとおりです。
      ▼震度6弱が、宮崎県日南市。

      ▼震度5強が、宮崎市、宮崎県都城市、宮崎県串間市、鹿児島大崎町。

      ▼震度5弱が、宮崎県小林市、宮崎県三股町、宮崎県高原町、宮崎県国富町、宮崎県高鍋町、宮崎県新富町、鹿児島市、鹿児島県鹿屋市、鹿児島県垂水市、鹿児島県曽於市、鹿児島県霧島市、鹿児島県姶良市、鹿児島県東串良町、鹿児島県肝付町。

      ▼震度4が、愛媛県伊方町、福岡県柳川市、福岡県大川市、佐賀市、佐賀県神埼市、佐賀県白石町、熊本市西区、熊本市南区、熊本市北区、熊本県八代市、熊本県人吉市、熊本県玉名市、熊本県菊池市、熊本県宇土市、熊本県宇城市、熊本県阿蘇市、熊本県天草市、熊本県合志市、熊本県美里町、熊本県和水町、熊本県産山村、熊本県高森町、熊本県西原村、熊本県南阿蘇村、熊本県氷川町、熊本県芦北町、熊本県津奈木町、熊本県錦町、熊本県多良木町、熊本県山江村、熊本県あさぎり町、大分市、大分県佐伯市、大分県臼杵市、大分県竹田市、宮崎県延岡市、宮崎県西都市、宮崎県えびの市、宮崎県綾町、宮崎県木城町、宮崎県川南町、宮崎県都農町、宮崎県椎葉村、宮崎県美郷町、宮崎県高千穂町、宮崎県五ヶ瀬町、鹿児島県出水市、鹿児島県指宿市、鹿児島県薩摩川内市、鹿児島県いちき串木野市、鹿児島県南さつま市、鹿児島県志布志市、鹿児島県南九州市、鹿児島県伊佐市、鹿児島県竹島、鹿児島県さつま町、鹿児島県湧水町、鹿児島県錦江町、鹿児島県南大隅町。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542231000.html

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    3. 【速報中】九州・四国に津波注意報
      2024年8月8日 17時00分

      さきほど宮崎県で震度6弱の揺れを観測するマグニチュード6.9の地震があり、気象庁は、津波注意報を宮崎県と高知県に加えて大分県、鹿児島県、愛媛県の沿岸にも発表しました。▽予想される津波の高さは1メートルです。▽津波注意報が出た地域の方は、海岸や川の河口付近から離れ、近づかないで下さい。▽津波は何度も押し寄せ、急に高くなることがあります。▽津波は、強い力で人や物を押し流します。海岸や海中での作業などは切り上げて、海岸や川の河口近くから離れて下さい。▽様子を見に行かないで下さい。

      各地の津波到達予想時刻は次の通りです
      津波注意報 予想高さ1m
      津波到達予想時刻
      高知県8日16時50分
      高知県室戸市8日17時30分
      高知港8日17時40分
      高知県土佐清水市8日17時10分
      高知県須崎港8日17時40分
      高知県中土佐町8日17時30分

      津波注意報 予想高さ1m
      津波到達予想時刻宮崎県 津波到達中と推測
      宮崎県日向市細島港8日17時00分
      宮崎県日南市油津港8日16時50分
      宮崎港8日16時50分

      津波注意報
      象庁は津波注意報を発表しました。
      津波注意報が出ているのは次の沿岸です。
      ▼宮崎県(予想高さ 1m)
      ▼高知県(予想高さ 1m)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542221000.html

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    4. 伊方原発は四国電力確認中 宮崎県南部平野部で震度6弱
      2024年8月8日 17時00分

      震度4の揺れを観測した愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所は現在、定期検査のため運転を停止していますが、四国電力によりますと、先ほどの地震による異常がないか確認中だということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542251000.html

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    5. 川内原発 「今のところ地震による影響なし」 九州電力
      2024年8月8日 17時03分

      九州電力によりますと、震度4の揺れを観測した鹿児島県薩摩川内市にある川内原子力発電所は2号機が運転中ですが、今のところ地震による影響はなく、現在も運転を続けているということです。

      1号機は定期検査で運転を停止しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542261000.html

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    6. 南海トラフ地震臨時情報を発表 次の巨大地震との関連調査
      2024年8月8日 17時09分

      8日午後4時40分すぎに、日向灘を震源とする(ひゅうがなだ)マグニチュード6.9の地震が発生したことを受けて、気象庁は、さきほど午後5時、「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、今回発生した地震と南海トラフ地震との関連について調査を開始しました。

      このあと午後5時半から専門家で作る「評価検討会」が会合を開いて観測データを詳しく分析し、今回発生した地震と南海トラフ地震との関連について評価することにしています。

      気象庁は評価検討会の結果について、改めて臨時情報を発表することにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542271000.html

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    7. 「海から離れて」気象庁会見 宮崎で震度6弱
      2024年8月8日 18時28分

      宮崎県で震度6弱を観測した地震について、気象庁は先ほど午後5時45分から記者会見を開き青木重樹 地震津波対策企画官は「津波注意報を四国から鹿児島県の種子島屋久島地方に発表し、海の中や海岸付近からは離れて下さい」述べました。

      その上で「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、危険な場所に立ち入らないようにしてください。今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意してください」と呼びかけました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542711000.html

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    8. 【詳細】南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」対象地域は
      2024年8月8日 21時36分

      8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測するマグニチュード7.1の大きな地震があり、九州で、最大で50センチの津波を観測しました。

      この地震で気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして臨時情報を出して巨大地震への注意を呼びかけています。

      日向灘震源 M7.1の地震 宮崎港で50センチの津波
      気象庁によりますと、8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、一時、津波注意報が宮崎県と高知県、大分県、鹿児島県、愛媛県の沿岸に発表されました。

      宮崎市の宮崎港では50センチの津波を観測するなど九州から四国の各地に津波が到達しました。

      また、この地震で▽宮崎県日南市で震度6弱の揺れを観測したほか、▽震度5強を宮崎市と宮崎県都城市、串間市、鹿児島県大崎町、▽震度5弱を宮崎県小林市や鹿児島市などで観測しました。

      その後も、日向灘を震源とする地震が続いていて、気象庁は今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

      「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」発表
      この地震を受けて、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。

      この情報が発表されたのは2019年に運用が始まってから初めてです。

      気象庁は、この情報が特定の期間中に必ず地震が発生することを伝える情報ではないとしたうえで、巨大地震に備えて防災対策の推進地域に指定されている29の都府県の707市町村に地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。

      臨時情報 注意が必要な地域は
      国は南海トラフ巨大地震で、震度6弱以上の激しい揺れや高さ3メートル以上の津波のおそれなどがある茨城県から沖縄県にかけて、内陸の地域を含む29の都府県、707市町村を防災対策の推進地域に指定しています。

      今回の地震を受けて気象庁はこれらの地域では地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。

      “家具固定など日頃からの備えを改めて確認を”
      過去の世界の大規模地震の統計データでは、マグニチュード7.0以上の地震が起きたあと隣接した領域で1週間以内にマグニチュード8クラス以上の地震が発生する頻度は数百回に1回程度あるということです。

      国は揺れに備えて家具の固定のほか、避難場所や家族との安否確認の方法を確認しておくなど日頃からの備えを改めて確認するよう呼びかけています。

      また、お年寄りや体の不自由な人、小さな子どもがいる家庭や施設では避難に時間がかかることも想定されるとして、必要に応じて自主的な避難も検討するよう呼びかけています。

      【詳報】8日19:45~気象庁会見
      気象庁は、次の巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことについて、午後7時45分から会見を開きました。

      会見で、気象庁の束田進也地震火山技術・調査課長は「南海トラフ地震の想定震源域では、新たな大規模地震が発生する可能性が平常時より高まっていると考えられる」と述べました。

      一方、特定の期間中に必ず発生することを伝える情報ではないことを強調し政府や自治体からの呼びかけに応じて防災対応をとるよう呼びかけました。

      (中略)

      《気象庁発表全文》南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
      本日(8日)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。その後の地震活動は活発な状態が続いています。また、ひずみ観測点では、この地震に伴うステップ状の変化が観測されています。

      気象庁では、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を臨時に開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討しました。

      この地震は、西北西・東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型で、南海トラフ地震の想定震源域内における陸のプレートとフィリピン海プレートの境界の一部がずれ動いたことにより発生したモーメントマグニチュード7.0の地震と評価されました。

      過去の世界の大規模地震の統計データでは、1904年から2014年に発生したモーメントマグニチュード7.0以上の地震1437事例のうち、その後同じ領域でモーメントマグニチュード8クラス以上の地震が発生した事例は、最初の地震の発生から7日以内に6事例であり、その後の発生頻度は時間とともに減少します。このデータには、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(モーメントマグニチュード9.0)が発生した2日前に、モーメントマグニチュード7クラスの地震が発生していた事例が含まれます。世界の事例ではモーメントマグニチュード7.0以上の地震発生後に同じ領域で、モーメントマグニチュード8クラス以上の地震が7日以内に発生する頻度は数百回に1回程度となります。

      これらのことから、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられます。

      南海トラフ地震には多様性があり、大規模地震が発生した場合の震源域は、今回の地震の周辺だけにとどまる場合もあれば、南海トラフ全域に及ぶ場合も考えられます。

      最大規模の地震が発生した場合、関東地方から九州地方にかけての広い範囲で強い揺れが、また、関東地方から沖縄地方にかけての太平洋沿岸で高い津波が想定されています。

      今後の政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。

      気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。

      ※モーメントマグニチュードは、震源断層のずれの規模を精査して得られるマグニチュードです。気象庁が地震情報等で、お知らせしているマグニチュードとは異なる値になる場合があります。
      ※評価検討会は、従来の東海地域を対象とした地震防災対策強化地域判定会と一体となって検討を行っています。

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    9. 南海トラフ地震臨時情報とは
      「南海トラフ地震臨時情報」はふだんと比べて巨大地震が発生する可能性が相対的に高まったと評価された場合にとるべき防災対応がわかりやすいよう、気象庁が「巨大地震警戒」や「巨大地震注意」といったキーワードを付けて発表する情報です。

      【南海トラフ地震臨時情報(調査中)】

      南海トラフ沿いでマグニチュード6.8以上の地震が発生したり、ひずみ計と呼ばれる観測機器でふだんと異なる地殻変動が観測された場合に、南海トラフ地震との関連性について調査を始めたことを示す「調査中」というキーワード付きの情報が発表されます。

      この情報は2019年に運用が始まり、今回の地震を受けて初めて発表されました。

      【評価検討会】

      その後、専門家で作る評価検討会が巨大地震と関連があるか検討を行い、最短でおよそ2時間後に結果を知らせる情報が発表されます。

      「評価検討会」とは
      「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」は、地震や地殻変動の専門家6人で構成され、観測データなどを詳しく分析し、南海トラフで観測された「異常な現象」などが想定される巨大地震と関連するかどうか評価・検討します。

      会長は、東京大学の平田直名誉教授です。このほかの委員は、いずれも東京大学地震研究所の小原一成教授、加藤尚之教授古村孝志教授、名古屋大学の山岡耕春名誉教授、それに元東京管区気象台長で愛知工業大学の横田崇教授です。

      「評価検討会」受けて発表される情報は
      【南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)】

      評価検討会を受けて発表される情報の1つが「巨大地震警戒」というキーワード付きの情報です。

      想定震源域の半分程度がずれ動くマグニチュード8以上の地震が起き、次の巨大地震に対して警戒が必要とされた場合に発表されます。

      防災対応は「地震が発生した時に津波からの避難が明らかに間に合わない地域の住民は、1週間事前避難すること」などです。

      【南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)】

      もうひとつが、「巨大地震注意」というキーワードが付いた情報です。

      プレートの境目でマグニチュード7以上8未満の地震が起きたり、想定震源域の周辺でマグニチュード7以上の地震が起きたりして、その後の巨大地震に注意が必要とされた場合に発表されます。

      防災対応は、「日頃からの備えを再確認し、必要に応じて自主的に避難する」です。

      また、▽揺れを伴わずにプレートの境目がゆっくりとずれ動く「ゆっくりすべり」が通常とは異なる場所などで観測された場合も「巨大地震注意」の情報が発表されます。

      防災対応は、「避難場所や家具の固定を確かめるなど、日頃からの備えを再確認する」です。

      【南海トラフ地震関連解説情報】

      これらの情報が発表された後の地震活動や地殻変動などの状況については「南海トラフ地震関連解説情報」を随時、発表します。

      気象庁 “関連を調査 状況に応じ身の安全を守る行動を”
      気象庁が午後5時45分から開いた会見で青木重樹地震津波対策企画官は、南海トラフ地震との関連について専門家で作る「評価検討会」の会合が始まったことに触れ、「南海トラフで想定されている大規模な地震との関連性について調査をおこなっている。被害が想定される地域の方は現時点では個々の状況に応じて身の安全を守る行動をとってほしい」と述べました。

      南海トラフの巨大地震とは
      南海トラフの巨大地震は、九州の日向灘から静岡県の駿河湾にかけてのプレート境界で発生する巨大地震です。

      政府の地震調査委員会は、マグニチュード8から9の巨大地震が今後30年以内に「70%から80%」の確率で発生すると予測しています。

      およそ100年から200年の周期でマグニチュード8クラスの巨大地震が繰り返し発生していて、10年前に発表された被害想定では最大クラスの地震が起きれば東日本と西日本の広い範囲が激しい揺れに襲われ、沿岸部では最大で30メートルを超える巨大な津波が押し寄せるとしています。

      最新の推計では、最大で死者が23万人あまり、全焼・焼失する建物が209万棟余りにのぼるとされています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542271000.html

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    10. 【地震情報】宮崎 日南市で震度6弱 1週間ほど同程度の揺れ注意
      2024年8月8日 21時56分

      8日午後4時43分ごろ地震がありました。
      震源地は日向灘で震源の深さは31キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されます。
      専門家は「1週間程度、同程度の揺れが発生する可能性がある」と注意を呼びかけています。

      各市町村の震度は以下のとおりです。

      ▼震度6弱が、宮崎県日南市。

      ▼震度5強が、宮崎市、宮崎県都城市、宮崎県串間市、鹿児島大崎町。

      ▼震度5弱が、宮崎県小林市、宮崎県三股町、宮崎県高原町、宮崎県国富町、宮崎県高鍋町、宮崎県新富町、鹿児島市、鹿児島県鹿屋市、鹿児島県垂水市、鹿児島県曽於市、鹿児島県霧島市、鹿児島県姶良市、鹿児島県東串良町、鹿児島県肝付町。

      ▼震度4が、愛媛県伊方町、福岡県柳川市、福岡県大川市、佐賀市、佐賀県神埼市、佐賀県白石町、熊本市西区、熊本市南区、熊本市北区、熊本県八代市、熊本県人吉市、熊本県玉名市、熊本県菊池市、熊本県宇土市、熊本県宇城市、熊本県阿蘇市、熊本県天草市、熊本県合志市、熊本県美里町、熊本県和水町、熊本県産山村、熊本県高森町、熊本県西原村、熊本県南阿蘇村、熊本県氷川町、熊本県芦北町、熊本県津奈木町、熊本県錦町、熊本県多良木町、熊本県山江村、熊本県あさぎり町、大分市、大分県佐伯市、大分県臼杵市、大分県竹田市、宮崎県延岡市、宮崎県西都市、宮崎県えびの市、宮崎県綾町、宮崎県木城町、宮崎県川南町、宮崎県都農町、宮崎県椎葉村、宮崎県美郷町、宮崎県高千穂町、宮崎県五ヶ瀬町、鹿児島県出水市、鹿児島県指宿市、鹿児島県薩摩川内市、鹿児島県いちき串木野市、鹿児島県南さつま市、鹿児島県志布志市、鹿児島県南九州市、鹿児島県伊佐市、鹿児島県竹島、鹿児島県さつま町、鹿児島県湧水町、鹿児島県錦江町、鹿児島県南大隅町。

      専門家「1週間程度は同程度の揺れのおそれ」
      今回の地震と津波について東京大学地震研究所の佐竹健治名誉教授は「日向灘では過去の地震でも津波で床上浸水や船が沈没するなどの被害が出ている。津波は注意報レベルなので、高台へ逃げる必要はないが、夏休み中で海岸にいらっしゃる方がいるかもしれないので、そうした場合は、海岸には近づかないでほしい」と呼びかけました。

      また、今後の注意点については「マグニチュード7クラスの地震が起きると、同程度の揺れが1週間程度は、発生する可能性がある。南海トラフ地震臨時情報の内容がどうであれ、注意してほしい」と話しています。

      専門家「“日向灘地震”のひとつか 家の中の安全確認を」
      宮崎県内で地震の観測を続けている京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮 助教は「震源となった日向灘では、1931年、1961年、それに1996年と、およそ100年の間に30年から35年の周期で繰り返し大きな地震が起きている。いわゆる『日向灘地震』と呼ばれている地震で、今回もその1つではないかと見ている」と分析しています。

      その上で、「いまも地震活動が続いていて今後2、3日は強い揺れを伴う地震に注意が必要だ。特に夜間に大きな揺れが起きても大丈夫なように家の中の安全を確認してほしい」と呼びかけています。

      日向灘 マグニチュード4前後の地震相次ぐ
      日向灘では8日夕方、マグニチュード7.1の地震が発生したあと、地震活動が活発になっています。

      気象庁によりますと、日向灘では8日午後4時40分すぎにマグニチュード7.1の地震が発生したあともマグニチュード4前後の地震が相次いでいて、午後9時までにあわせて6回起きています。

      一連の地震で揺れが最も大きかったのは宮崎県日南市で震度6弱を観測した最初の地震で、それ以降は震度1や2で推移していますが、気象庁は揺れの強かった地域では1週間程度、強い揺れを伴う地震が発生するおそれがあるとして、今後の地震活動に注意するよう呼びかけています。

      岸田首相 「強い揺れに注意 命を守る行動を」
      今回の地震を受けて、岸田総理大臣は午後4時50分、
      ▽国民に対し津波や避難などに関する情報提供を適時的確に行うとともに住民避難などの被害防止の措置を徹底すること、
      ▽早急に被害状況を把握すること、
      ▽自治体とも緊密に連携し人命第一の方針のもと、政府一体となって被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組むことを指示しました。

      また、午後5時40分すぎ、総理大臣官邸で開かれたデジタル行財政改革に関する会合で「国民に対する情報提供と住民避難などの被害防止措置の徹底、被害状況の早急な把握、また政府一体となった被災者の救命・救助などの災害応急対策の3点を指示した。『南海トラフ地震臨時情報』が発表され、被害の情報を収集している。このあと私も報告を受けるが、引き続き強い揺れに注意し命を守る行動をお願いしたい」と述べました。

      岸田首相「偽情報の拡散 絶対に行わないよう」
      岸田総理大臣は8日8時すぎ、総理大臣官邸で記者団に対し「無用の混乱を避けるため、偽情報の拡散は絶対に行わないようにしてもらいたい」と述べました。

      また、9日予定している長崎での平和祈念式典への出席やその後の外国訪問について対応を問われ「被害情報の収集を引き続き継続しているほか、政府として南海トラフ地震への警戒態勢を速やかに構築している。それらの状況を踏まえ、適切に判断したい」と述べました。

      林官房長官「自治体の避難情報などに注意し行動を」
      林官房長官は臨時の記者会見で「政府としては地震発生後ただちに官邸危機管理センターに官邸対策室を設置するとともに関係省庁の局長級による緊急参集チームを招集し、総理の指示を踏まえ、人命第一の方針のもと、被害状況の把握と救命・救助などの災害応急対策に総力を挙げて取り組んでいる」と述べました。

      また、「引き続き、被害状況の把握を進め、自治体と緊密に連携を図りながら、警察、消防、自衛隊、海上保安庁を中心に、救命救助活動を最優先に、災害応急対策に全力で取り組んでいく」と述べました。

      その上で、国民に対し、「引き続き震度6弱程度の地震の発生に注意をいただくとともに、揺れの強かった地域に住んでいる人は、自治体の避難情報のほか、テレビ、ラジオ、インターネットなどの情報にも注意しつつ行動いただくようお願いする」と呼びかけました。

      林官房長官「自衛隊に災害派遣要請ない」
      林官房長官は2回目の臨時の記者会見で「自衛隊は被災直後から航空機による被害情報の収集などを行っているが、現時点で自衛隊に対する災害派遣要請はないものと承知している」と述べました。

      また、「政府では地震発生後ただちに官邸危機管理センターに官邸対策室を設置するとともに、関係省庁の局長級による緊急参集チームを招集し、岸田総理大臣の指示を踏まえ、人命第一の方針のもと、被害状況の把握と救命・救助など災害応急対策に総力を挙げて取り組んでいる。現時点で災害対策本部の設置は予定していない」と述べました。

      松村防災担当相「今後1週間 地震への備え再確認を」
      今回の地震を受けて、政府は、今夜8時すぎから松村防災担当大臣が出席し、関係省庁による災害対策会議を開きました。

      この中で松村大臣は、これまでにけが人が12人、家屋の倒壊が2棟、確認されているとした上で、自治体や関係機関と緊密に連携し、被害状況の速やかな把握やライフラインなどの早期復旧に全力であたるよう指示しました。

      また「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)の発表を受けて「発生した場合、関東から沖縄県の太平洋側の広い範囲で、強い揺れや巨大な津波に襲われる可能性がある。後発地震は必ず発生するわけではないが、今後1週間、家具の固定など、日ごろからの地震への備えの再確認に加え、揺れを感じたら直ちに避難できる態勢をとってもらいたい」と述べました。

      そして、多くの人が出入りする施設の管理者などに対しては「施設や設備の点検など、地震への備えを再確認するとともに、揺れを感じたら職員や利用者が直ちに避難できるような備えを徹底してもらいたい」と呼びかけました。

      さらに自治体などには、住民らに迅速かつ正確な情報の伝達を行うことや備えの再確認を呼びかけることなどを求めました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542231000.html

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    11. 津波注意報 すべて解除も気象庁“巨大地震への注意呼びかけ”
      2024年8月8日 22時26分

      8日午後4時半すぎ、宮崎県で震度6弱の揺れを観測する地震があり気象庁は一時、津波注意報を宮崎県と高知県、大分県、鹿児島県、愛媛県の沿岸に発表していましたが、午後10時までに解除しました。

      一方、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて相対的に高まっているとして臨時情報を出して巨大地震への注意を呼びかけています。

      津波注意報 8日22時にすべて解除
      気象庁によりますと、8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、気象庁は、津波注意報を宮崎県と高知県、大分県、鹿児島県、愛媛県の沿岸に発表しました。

      その後、潮位の変化が収まったことなどから午後7時に高知県、愛媛県、大分県、鹿児島県に発表していた津波注意報を解除し、午後10時には宮崎県も解除しました。これで今回の地震に伴う津波注意報はすべて解除されました。

      気象庁によりますと、鹿児島県から和歌山県にかけてはしばらく多少の潮位の変化が続く可能性があり注意が必要です。

      津波観測した地域も
      この地震で各地に津波が到達し
      ▽宮崎市の宮崎港では午後7時18分に50センチ
      ▽宮崎県日南市油津では午後5時23分に40センチ
      ▽高知県土佐清水市では午後5時46分に30センチの津波を観測しました。

      また
      ▽鹿児島県の志布志港では午後5時25分に
      ▽鹿児島県南大隅町では午後5時48分に
      ▽鹿児島県の種子島・熊野で午後6時23分に
      ▽宮崎県日向市細島港では午後7時7分に、いずれも20センチを観測したほか
      ▽高知県室戸市では午後5時42分に10センチを観測しました。

      各地の震度は▽震度6弱が宮崎県日南市で、▽震度5強が宮崎市と宮崎県都城市、串間市、鹿児島県大崎町、▽震度5弱が宮崎県小林市、鹿児島市、鹿児島県鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市などででした。

      このほか震度4から1の揺れを九州と四国、中国地方、近畿、東海の各地で観測しました。

      気象庁によりますと震源地は日向灘で、震源の深さは31キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。

      気象庁「南海トラフ地震臨時情報」を初めて発表
      津波の心配はなくなりましたが、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。

      この情報が発表されたのは2019年に運用が始まってから初めてで、気象庁は政府や自治体からの情報に応じた防災対応を取るよう呼びかけています。

      (中略)

      宮崎県で最大震度6弱 九州~東海にかけ揺れ観測
      この地震で、▽震度6弱を宮崎県日南市で観測しました。

      また、▽震度5強を宮崎市、宮崎県都城市、串間市、鹿児島県大崎町、▽震度5弱を宮崎県小林市、鹿児島市、鹿児島県鹿屋市、垂水市、曽於市、霧島市など、▽震度4から1の揺れを九州と四国、中国地方、近畿、東海の各地で観測しました。

      気象庁によりますと震源地は日向灘で、震源の深さは31キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014542221000.html

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    12. >南海トラフ地震臨時情報「巨大地震に注意」
      https://www3.nhk.or.jp/news/word/0002571.html

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  71. 西日本中心に危険な暑さ 四国で40度に迫る 熱中症の対策徹底を
    2024年8月8日 16時22分

    8日も西日本を中心に気温が上がり、四国では局地的に40度に迫る危険な暑さとなっています。熱中症への対策を引き続き徹底してください。

    気象庁によりますと8日も西日本を中心に気温が上がり、午後3時までの最高気温は
    ▽高知県四万十市西土佐で39.9度
    ▽山口市で38.8度
    ▽熊本市や広島県安芸太田町加計で38.6度
    ▽名古屋市で38.1度と
    危険な暑さとなっています。

    また、
    ▽福岡市で36.2度
    ▽大阪市で36度ちょうど
    ▽甲府市で35.6度などと
    各地で猛烈な暑さとなっています。

    気象庁と環境省 25の府県に「熱中症警戒アラート」発表
    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、四国と九州の全域のほか、近畿や中国地方、関東甲信、東海など25の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    気温の高い状態はまだしばらく続く見通しです。

    気象庁の最新の予報によりますと西日本と東日本では8月15日ごろにかけて暖かい空気に覆われやすく、局地的に最高気温が35度以上の猛烈な暑さになるとされています。

    「熱中症警戒アラート」などを参考に対策を続けるようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240808/k10014541371000.html

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  72. 台風5号 11日以降 北日本 東日本に接近するおそれ
    2024年8月9日 11時42分

    台風5号は、発達しながら北上し、11日・日曜以降に勢力を維持しながら北日本や東日本に接近するおそれがあり、今後の情報に注意してください。

    台風情報 最新の予想進路 リアルタイムデータはこちら
    気象庁によりますと、台風5号は暴風域を伴いながら日本の東の海上を北上しています。

    台風はこのあと発達しながら次第に西寄りに進路を変え、11日・日曜以降に勢力を維持しながら北日本や東日本に接近するおそれがあります。

    このため北日本を中心に大雨となる見込みで、11日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで東北で80ミリ、九州南部で50ミリ、12日・月曜までの24時間には、東北で150ミリ、北海道で50ミリと予想されています。

    また、北日本では暴風となり、海上は大しけとなる見込みで、今後の情報に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240809/k10014543631000.html

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    1. 台風5号 12日ごろ北日本に接近上陸の恐れ 10日のうちに備えを
      2024年8月10日 7時12分

      台風5号は発達しながら日本の東の海上を北上していて、12日月曜日ごろに暴風域を伴ったまま北日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。引き続き今後の情報に注意するとともに、風や雨が強まる前の10日のうちに、備えを済ませるようにしてください。

      気象庁によりますと、台風5号は日本の東の海上を暴風域を伴いながら北上しています。

      台風は発達しながら北上したあと11日には進路を西寄りに変え、12日月曜日ごろには暴風域を伴ったまま北日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

      台風の接近に伴って北日本を中心に風が強まり、11日は非常に強い風が吹く見込みです。

      最大風速は東北で25メートル、北海道で15メートルで、最大瞬間風速は東北で35メートル、北海道で25メートルに達すると予想されています。

      東北と北海道の海上はしける見込みで、東北では7メートルと大しけが予想されています。

      また、北日本では11日は雷を伴って断続的に激しい雨が降り、12日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで東北で300ミリと予想されています。

      その後、13日の朝までの24時間には東北で200ミリの雨が降る見込みです。

      引き続き台風の情報に注意するとともに、自宅周辺のリスクをハザードマップで確認したり避難場所を検討したりするほか避難の際に持ち出す物を用意するなど風や雨が強まる前の10日のうちに、備えを済ませるようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544941000.html

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    2. 台風5号 12日ごろ東北に接近上陸か きょうのうちに備えを
      2024年8月10日 12時43分

      台風5号は日本の東の海上を北上していて、12日・月曜日ごろに暴風域を伴ったまま東北にかなり接近し上陸するおそれがあります。
      東北の太平洋側を中心に大雨となるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、台風5号は日本の東の海上を暴風域を伴いながら北上しています。

      このあとしだいに進路を西寄りに変えて、12日・月曜日ごろには暴風域を伴ったまま東北にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

      台風の接近に伴って、北日本では11日は雷を伴って断続的に激しい雨が降るおそれがあります。

      東北では、
      ▽11日昼まで24時間に降る雨の量が多いところで120ミリ、
      ▽12日昼までの24時間には300ミリと予想されています。

      その後も雨量は増え、13日・火曜日の昼までの24時間には150ミリの雨が降る見込みで、東北の太平洋側では平年の8月1か月分を超えるおそれがあります。

      また、北日本を中心に風が強まり、11日は非常に強い風が吹く見込みです。

      ▽最大風速は東北で25メートル、北海道で15メートルで、
      ▽最大瞬間風速は東北で35メートル、北海道で25メートルに達すると予想されています。

      東北と北海道の海上はうねりを伴ってしける見込みで、東北では7メートルと大しけが予想されています。

      気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫、暴風に厳重に警戒するとともに高波に警戒するよう呼びかけています。

      ▽自宅周辺のリスクをハザードマップで確認したり
      ▽避難場所を検討したりするほか
      ▽避難の際に持ち出す物を用意するなど雨や風が強まる前の10日のうちに備えを済ませるようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544941000.html

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  73. 三重 桑名で40.4度に 命に関わる危険な暑さ 熱中症対策徹底を
    2024年8月9日 16時44分

    9日も西日本や東海を中心に気温が上がり、三重県桑名市では午後2時半前に40.4度に達し命に関わる危険な暑さになっています。引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    9日も危険な暑さ 熱中症対策を 西・東日本中心に大気不安定も
    気象庁によりますと、9日も九州から東海にかけて気温が上がり、三重県桑名市では午後2時22分に40.4度を観測しました。

    国内で40度以上を観測したのは先月7日と29日に続き、ことし3回目です。

    また、午後4時までの最高気温は
    ▽名古屋市と高知県四万十市西土佐で39.3度、
    ▽岐阜県多治見市で38.7度、
    ▽奈良県十津川村風屋で38.6度、
    ▽鹿児島県肝付町前田で38.5度などと危険な暑さとなっています。

    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信や東海、近畿、中国地方、四国、九州、沖縄の30の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    全国で熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症への対策を徹底してください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240809/k10014543871000.html

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  74. 【地震速報】神奈川県で震度5弱 津波の心配なし
    2024年8月9日 20時25分

    9日午後7時57分ごろ、神奈川県で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

    ▽震度5弱の揺れを観測したのは神奈川県の厚木市と中井町、松田町、清川村でした。

    ▽震度4が埼玉県所沢市や東京・町田市、国分寺市、神奈川県の横浜市戸塚区、川崎市宮前区、相模原市緑区、相模原市中央区、相模原市南区、平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、綾瀬市、寒川町、大磯町、二宮町、大井町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、愛川町、山梨県の都留市、大月市、富士川町、道志村、忍野村、山中湖村、富士河口湖町でした。

    このほか▽震度3から1の揺れを関東甲信越や東海、近畿の各地で観測しました。

    気象庁によりますと震源地は神奈川県西部で、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.3と推定されています。

    神奈川県で震度5弱 2021年10月以来

    気象庁によりますと、神奈川県で震度5弱の揺れを観測したのは、2021年10月に起きた千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9の地震以来です。

    このときは、最大で震度5強の揺れを埼玉県と東京で観測していました。

    神奈川県内にある火力発電所 被害の情報なし

    経済産業省によりますと、今回の地震で、神奈川県内にある火力発電所については、いまのところ被害の情報は入っていないということです。

    引き続き詳しい確認を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240809/k10014544361000.html

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    1. 神奈川県震度5弱 1週間程度は同程度の揺れの地震に注意
      2024年8月10日 6時47分

      9日夜、神奈川県で震度5弱の揺れを観測する地震があり、関東甲信の広い範囲で震度4や3を観測しました。南海トラフ巨大地震への注意を呼びかける臨時情報が出される中で起きた今回の地震について、専門家は「南海トラフの地震とは関係がないと思われる」としています。

      気象庁は今後、1週間程度は同じ程度の揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと9日午後8時前、神奈川県西部を震源とするマグニチュード5.3の地震があり、神奈川県の厚木市と中井町、松田町、清川村で震度5弱の強い揺れを観測しました。

      また震度4を神奈川県の広い範囲や東京・多摩東部、埼玉県、山梨県の各地で観測し、震度3から1の揺れを関東甲信の各地で観測しました。

      また、交通機関にも影響が出て新幹線やJR東海道線が一部区間で一時、運転を見合わせました。

      全線で運転を見合わせた小田急小田原線がすべての区間で運転を再開したのは10日午前3時50分すぎで、この影響で、神奈川県内の駅ではタクシーを待つ人たちが長い列を作りました。

      東名高速道路も神奈川県と静岡県の一部区間で通行止めとなりました。

      9日夜の地震が、8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測し南海トラフ巨大地震への注意を呼びかける臨時情報が出される中で起きたことについて、名古屋大学の山岡耕春 名誉教授は「震源が離れていることや過去の地震の傾向から南海トラフの地震とは関係がないと思われる」との見解を示しています。

      また、気象庁は今後、1週間程度は今回と同じ震度5弱程度の揺れを伴う地震が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

      神奈川県内で3人けが
      神奈川県によりますとこの地震の影響で県内であわせて3人がけがをしたということです。

      このうち横須賀市では高齢者施設の中で79歳の男性が転倒して、頭を打ち一時、意識障害が出たということです。

      また、伊勢原市では91歳の女性が入浴中に風呂場で転んで頭を打つ軽いけがをしました。このほか松田町でも85歳の男性が自宅で転倒し頭を打つ軽いけがをしました。

      帰宅困難者 滞在施設で夜を明かす 神奈川 厚木
      この地震の影響で長時間にわたって小田急線が運転を見合わせたため帰宅できなくなった人たちが神奈川県厚木市が開設した一時的な滞在場所で夜を明かしました。

      9日夜の地震で運転を見合わせた小田急小田原線の本厚木駅前ではタクシーを待つ人たちの長い列ができ、多くの帰宅困難者が出ました。

      小田急電鉄側からの要請を受けた厚木市は9日午後11時半ごろから本厚木駅からおよそ400メートルほどの場所にある「アミューあつぎ」の「あつぎ市民交流プラザ」を一時的な滞在場所として開放しました。

      開放されると利用しようとする帰宅困難者が次々と到着し、受付を済ませた人から順に水や毛布を受け取っていました。

      一時滞在場所の中では会議室のいすに座って休んだり横になって受け取った毛布をかけて休んだりする人の姿が見られ、多くの人がこの場所で一夜を過ごしました。

      野球観戦のあと秦野の自宅へ帰宅する途中だったという家族連れは電車が止まり海老名駅から本厚木駅まで歩いてきたということで「1時間ほど歩いてきたので休む場所が見つかってホッとしました。地震があったときはグラグラと揺れてびっくりました」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544921000.html

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  75. 先日の山形秋田大雨特別警報は、ちょいと天気予報をはずしたみたいなところがあったからなあ…

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  76. 台風5号 気象庁と国交省が会見「東北で記録的大雨のおそれ」
    2024年8月10日 14時56分

    台風5号は12日・月曜日ごろに暴風域を伴ったまま東北にかなり接近し、上陸するおそれがあります。気象庁と国土交通省は、10日午後2時から合同で会見を開き、台風の今後の進路や警戒すべき点などについて説明しました。

    気象庁予報官「東北の総雨量 8月1か月分超のおそれ 厳重警戒を」
    合同会見の中で、気象庁の立原秀一主任予報官は、台風は暴風域を伴ったまま12日に東北にかなり接近し、上陸するおそれがあるという見通しを示しました。

    そのうえで「東北では24時間に降る雨の量が多いところで300ミリと予想されるほか、総雨量が平年の8月1か月分を超えるおそれがある」と述べて記録的な大雨となる可能性があるとしたうえで、東北を中心に北日本から東日本にかけて土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけました。

    また、11日から12日にかけては風も強まり、海上も大しけが予想されるとして暴風に厳重に警戒するとともに高波にも警戒するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014545141000.html

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    1. 東北・山形・秋田新幹線 12日始発から遅れや運休の可能性 JR東
      2024年8月10日 15時23分

      JR東日本によりますと台風5号の接近に伴い、東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線はいずれも12日の始発から遅れや運休が出る可能性があるということです。

      11日は通常どおり運行する予定だということですが、JR東日本は、ホームページなどで最新の状況を確認するよう呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014545371000.html

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  77. 台風5号 12日ごろ東北に接近上陸か きょうのうちに備えを
    2024年8月10日 15時41分

    台風5号は日本の東の海上を北上していて、12日・月曜日ごろに暴風域を伴ったまま東北にかなり接近し上陸するおそれがあります。
    東北の太平洋側を中心に大雨となるおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

    東北の太平洋側 平年の8月1か月分超えるおそれ
    気象庁によりますと、台風5号は日本の東の海上を暴風域を伴いながら北上しています。

    このあとしだいに進路を西寄りに変えて、12日・月曜日ごろには暴風域を伴ったまま東北にかなり接近し、上陸するおそれがあります。

    台風の接近に伴って、北日本では11日は雷を伴って断続的に激しい雨が降るおそれがあります。

    東北では、
    ▽11日昼まで24時間に降る雨の量が多いところで120ミリ、
    ▽12日昼までの24時間には300ミリと予想されています。

    その後も雨量は増え、13日・火曜日の昼までの24時間には150ミリの雨が降る見込みで、東北の太平洋側では平年の8月1か月分を超えるおそれがあります。

    東北と北海道の海上はうねりを伴ってしける見込み
    また、北日本を中心に風が強まり、11日は非常に強い風が吹く見込みです。

    ▽最大風速は東北で25メートル、北海道で15メートルで、
    ▽最大瞬間風速は東北で35メートル、北海道で25メートルに達すると予想されています。

    東北と北海道の海上はうねりを伴ってしける見込みで、東北では7メートルと大しけが予想されています。

    自宅周辺リスクをハザードマップで確認を
    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫、暴風に厳重に警戒するとともに高波に警戒するよう呼びかけています。

    ▽自宅周辺のリスクをハザードマップで確認したり
    ▽避難場所を検討したりするほか、
    ▽避難の際に持ち出す物を用意するなど雨や風が強まる前の10日のうちに備えを済ませるようにしてください。

    “太平洋側に上陸” 過去には高齢者施設で9人死亡の被害も
    気象庁によりますと、台風が東北の太平洋側に上陸したのは、1951年に統計を取り始めて以降、
    ▽2016年8月に岩手県大船渡市付近に上陸した台風10号と、
    ▽2021年7月に宮城県石巻市付近に上陸した台風8号の2例です。

    日本に近づく台風は、太平洋高気圧の縁をまわる風に沿って北上したあと偏西風の流れに乗って北東へ進むケースが多い一方、8年前の台風10号は、複雑な進路をとったあと岩手県に上陸しました。

    この台風で岩手県久慈市では1時間に80ミリの猛烈な雨を観測するなど東北と北海道を中心に広い範囲で記録的な大雨となりました。

    岩手県岩泉町では小本川が氾濫し、高齢者グループホームでお年寄り9人が死亡するなど、岩手県と北海道で死者・行方不明者はあわせて27人にのぼりました。

    また、3年前の台風8号でも栃木県茂木町で1人が亡くなりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544941000.html

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  78. 危険な暑さ あすも関東甲信・九州中心に 熱中症対策の徹底を
    2024年8月10日 18時38分

    10日も広い範囲で気温が上がり、東海では38度を超える危険な暑さとなりました。11日も関東甲信や九州を中心に危険な暑さが予想され、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    気象庁によりますと、10日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽愛知県豊田市で38.5度、
    ▽名古屋市と三重県桑名市で38.4度と危険な暑さとなったほか、
    ▽熊本市と広島県安芸太田町加計、高知県四万十市西土佐で37.7度、
    ▽栃木県佐野市で37.3度、
    ▽長野県飯田市で35.2度などと広い範囲で猛烈な暑さとなりました。

    また、
    ▽東京の都心で34.9度、
    ▽秋田市で34.8度、
    ▽北海道岩見沢市で31度ちょうどなどと
    広い範囲で厳しい暑さとなりました。

    11日も暑くなる見込みで、
    日中の最高気温は、
    ▽埼玉県熊谷市と秩父市、甲府市で39度、
    ▽名古屋市や佐賀市、熊本市で38度などと
    危険な暑さが予想されています。

    また、
    ▽横浜市や岐阜市、高松市、山口市で37度、
    ▽東京の都心や京都市で36度、
    ▽静岡市や福岡市で35度などと
    広い範囲で猛烈な暑さとなる見込みです。

    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信、東海、近畿、中国地方、四国、それに九州・沖縄の22の都と県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    熱中症 警戒のポイントは
    全国で熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    また連休を利用して屋外でのレジャーを予定している場合には▽氷を入れた水筒や▽体を冷やす保冷剤を携帯するなど警戒を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240810/k10014544931000.html

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  79. 7月の記録的大雨被害 自宅の再建諦め引っ越す人も 山形 酒田
    2024年8月11日 11時24分

    先月の記録的な大雨で、山形県酒田市の山間部の一部の集落では大量の土砂が住宅に流れ込み、住民の中には自宅の再建を諦め、別の場所に引っ越すことを決めた人も出ています。

    先月の記録的な大雨で、酒田市大沢地区の一部の集落では、近くの山を流れる川から大量の土砂や木が住宅に流れ込むなどして、大きな被害が出ました。

    このうち、この集落で60年ほど暮らす相蘇隆治さんは、自宅の1階部分が土砂で埋まり、手がつけられない状態だったことから、避難所での生活を余儀なくされました。

    大雨からおよそ2週間、相蘇さんは自宅の再建を諦めておよそ20キロ離れた酒田市中心部に引っ越すことを決め、転居先に持って行くふとんや祖母の写真など最低限の荷物を自宅から運び出していました。

    相蘇さんは「未練はあるが、自分の力ではどうすることもできなかった。一度リセットして、自分の人生を私なりに楽しみながら暮らしていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014546121000.html

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  80. 霧島連山で地震増加 噴出現象が突発的に発生の可能性も 気象台
    2024年8月11日 16時45分

    鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山で今月8日の日向灘での地震以降、韓国岳付近の浅い場所を震源とする地震が増え、11日未明には体に揺れを感じる地震も発生しました。気象台は防災上の警戒事項に変更はないものの、活火山であることから、規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性があるとして、留意するよう呼びかけています。

    鹿児島地方気象台によりますと鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山では、今月8日に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生して以降、韓国岳付近の浅い場所を震源とする地震が増加しています。

    11日午前2時32分ごろの地震では、宮崎県小林市で震度1の揺れを観測したほか、気象台が住民に聞き取ったところ、韓国岳周辺でもわずかに体に感じる揺れが確認されたということです。

    新燃岳、御鉢、硫黄山周辺大幡池ではこの地震に伴う火山活動の変化はないということです。

    また、傾斜計では地震の揺れに伴う変化以外はみられないということです。

    このため気象台は、韓国岳をはじめとする霧島連山では、防災上の警戒事項に変更はないものの、活火山であることから、規模の小さな噴出現象が突発的に発生する可能性もあるとして、引き続き留意するよう呼びかけています。

    日向灘で起きた地震との関連について気象庁の担当者は「地震活動が活発になり始めたのがマグニチュード7.1の地震と同じ時期であることから、全く関係がないとは思わないが、詳細については今のところわからない」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014546321000.html

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  81. 台風5号 あす東北に上陸の見込み 線状降水帯発生のおそれも
    2024年8月11日 18時03分

    日本の東の海上にある台風5号は勢力を維持したまま北上を続け、12日の朝から昼前にかけて東北の太平洋側に上陸する見込みです。岩手県、宮城県、青森県ではこれから12日午前中にかけて線状降水帯が発生し、東北の太平洋側を中心に平年の8月1か月分を大きく超えるような記録的な大雨となるおそれがあります。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    浸水が始まってからの移動は危険で、早めに安全な場所へ移動するようにしてください。

    気象庁によりますと、台風5号は日本の東の海上を北西へ進んでいます。

    岩手県など東北の太平洋側では局地的に雨雲が発達しています。

    暴風域は無くなりましたが、台風は勢力を維持したまま12日の朝から昼前にかけて東北の太平洋側に上陸し、横断する見込みです。

    【雨の予想は】

    台風の接近に伴い、すでに岩手県の沿岸部を中心に雨量が増え、11日午後5時までの24時間に降った雨の量は久慈市下戸鎖では193ミリに達しているほか、宮古市で85.5ミリとなっています。

    今後の見通しです。北日本では13日にかけて雷を伴って激しい雨が降る見込みで、12日は、非常に激しい雨となるおそれがあります。

    特に、岩手県、宮城県、それに青森県ではこれから12日午前中にかけて線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

    また、台風の速度が遅いことから総雨量が増えるおそれがあり12日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで▽東北の太平洋側で300ミリ、▽東北の日本海側で150ミリと予想されていて、▽13日の夕方までの24時間には▽東北の太平洋側で150ミリ、▽東北の日本海側で200ミリと予想されています。

    その後も雨が続き、14日夕方までの24時間には▽東北の太平洋側で100ミリ、▽東北の日本海側で150ミリの雨が降る見込みです。

    東北の太平洋側では警報基準を大きく超えるような記録的な大雨となる見込みで、わずか数日で平年の8月1か月分を大きく超える雨量となるおそれがあります。

    先月、記録的な大雨となった東北の日本海側でも長期間にわたって大雨となるほか、新潟県や北海道でも12日から13日にかけてまとまった雨となるおそれがあります。

    【風の予想は】

    また、北日本を中心に風が強まり、12日にかけて非常に強い風が吹くところがある見込みです。12日の▽最大風速は東北で25メートル北海道で18メートルで、最大瞬間風速は東北で35メートル、北海道で25メートルに達すると予想されています。

    【波の予想は】

    海上は12日にかけてうねりを伴って波が高く、東北では7メートルと大しけとなり、北海道ではしけが続く見込みです。

    【土砂災害や浸水 川の増水や氾濫に厳重警戒を】

    気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。台風の進路にあたる東北を中心に、これから雨や風が急激に強まるおそれがあります。

    周囲で浸水が始まってからの移動は極めて危険で、過去の水害でも犠牲者が相次いでいます。自宅周辺のリスクをハザードマップで確認した上で崖や渓流などからは離れ、安全な場所で過ごすようにしてください。

    大雨の警戒すべきポイント
    大雨で発生の危険性が高まるのは「土砂災害」「川の氾濫」、そして「低い土地の浸水」です。警戒すべきポイントをまとめました。

    【土砂災害】
    まず、土砂災害です。

    2019年の台風19号では、記録的な大雨により宮城県丸森町をはじめ各地で土砂災害が発生し、犠牲となる人が相次ぎました。

    短時間に猛烈な雨や非常に激しい雨が降ると、山の斜面などの地中にしみこむ前に地表を雨水が流れ、表面の土を削り取って土石流が発生しやすくなります。

    また、激しい雨でなくても、長時間、雨が降り続くと地中に大量の水がしみこみ、崖崩れや地すべりが起きやすくなります。

    大雨となったあとは地盤が緩んでいるため、雨が弱まっても土砂災害が発生するおそれがあります。

    「土砂災害警戒情報」や自治体の「避難指示」などが発表されていなくても、土砂災害が起きることがあります。

    土砂災害が発生する直前には
    ▽斜面から小石が落ちてくる
    ▽斜面に亀裂ができる
    ▽斜面から突然水が湧き出す
    ▽「山鳴り」や「地響き」などの異常がみられることがあります。

    こうした現象に気がついた場合には直ちに安全を確保してください。

    斜面や渓流などには近づかず、離れた頑丈な建物の高い場所に早めに避難するのが最も安全です。

    ただ、周辺が浸水するなど外への避難がかえって危険な場合は
    ▽建物の2階以上に避難したり
    ▽斜面と離れた側の部屋に移動したりするなど
    少しでも安全性を高める行動を取るようにしてください。

    【川の氾濫】
    次に川の氾濫です。

    「中小河川」では、短時間の激しい雨でも水位が急激に上昇し、氾濫の危険性が高まることがあります。

    2016年の台風10号では、大雨により岩手県岩泉町で小本川の水位が数時間で上昇して氾濫し、高齢者グループホームで入所者9人全員が死亡しました。

    一方、「大河川」では、流域の広い範囲で雨が降り続くと、氾濫の危険性が高まります。

    2019年の台風19号の際には、福島県を流れる阿武隈川で記録的な大雨が降ったことで堤防が決壊し、大規模な浸水被害につながりました。

    いずれの川でも、自分のいる地域で雨が降っていなくても、上流で降った雨によって氾濫が発生することもあります。

    気象情報のほか、川の水位の情報や自治体の避難情報を確認し、早めの避難を心がけてください。

    すでに氾濫が発生し、安全に避難することが難しくなった時には、近くの頑丈な建物や、自宅の高い場所に移動するなど、少しでも安全性を高める行動を取るようにしてください。

    また、大雨となっている中で川の様子を見に行くことも危険なので、控えるようにしてください。

    【低い土地の浸水】
    低い土地の浸水です。短時間に猛烈な雨や激しい雨が降ると、低い土地では降った雨が排水できなくなり、浸水が発生することがあります。

    浸水が始まる前の早めの避難が大切です。

    ただ、浸水が始まっている中での移動は危険です。

    外に避難するのが難しい場合は、自分のいる建物の高い階に移動するなど身を守る行動を取ってください。

    線路や道路などの下を通る「アンダーパス」は大雨で冠水しやすく、気付かずに車が入り込み乗っていた人が死亡する事故もたびたび起きています。

    大雨の中で車の運転はなるべく控えてください。

    接近前に漁港では漁船など陸あげ
    台風5号の接近を前に新潟県佐渡市の漁港では、漁船などおよそ20隻が陸にあげられていました。

    サザエ漁を終えた60代の漁師は「きょうは早めに漁を終えた。あすはどんな天候になるか分からないが、被害がないといい」と話していました。

    この漁師は午後から、漁船が高波に流されないように、定位置から1メートルほど高く引きあげた上で、船を固定する対策をとることにしているということです。

    仙台市 ホームセンターに防災用品の特設コーナー
    台風5号に備えて仙台市内のホームセンターでは防災用品を取り扱う特設コーナーが設けられ、午前中から買い求める人が相次いで訪れています。

    仙台市宮城野区にあるホームセンターでは、10日夕方から台風に備える防災用品の特設コーナーを設けました。

    店によりますと、11日の午前中は、ふだんより多く客が訪れているということで
    ▽土のうを作るための袋や
    ▽カセットこんろ用のガスボンベなどを買い求める姿が見られました。

    また
    ▽ガラスが割れて飛び散るのを防ぐためのテープや
    ▽非常用電源についての問い合わせも多くなっているということです。

    店を訪れた仙台市の70代の女性は「台風に備えて土のう袋を買いました。非常食や水などはふだんから備えをしています」と話していました。

    ホームセンターの副店長樋口知典さんは「事前に備えることが災害が起きた場合の安心につながると思うので、わからないことがあれば私たちに聞いて備えてほしい」と話していました。

    秋田 横手 桃農家が収穫作業急ぐ
    台風5号の接近に備えて、秋田県横手市では桃の生産農家が風や雨で実が傷つくのを防ごうと、収穫作業を急いでいました。

    このうち、横手市増田町の沼沢成悟さんの果樹園では、沼沢さんと友人の2人が「おどろき」という品種の桃の収穫に追われていました。

    収穫は数日後を予定していましたが、実は風で葉や枝とこすれると傷がつくほか、雨に当たっても傷みやすくなることから11日は急きょ、ふだんの2倍の量を収穫したということです。

    沼沢さんによりますと、先月の記録的な大雨では、水分を急激に吸収した実が膨らんで割れる被害もあったということです。

    沼沢さんは「台風が直撃するのではないかと不安はかなり大きいです。このあと収穫を迎える品種もあるので、風や雨が強まらないよう願っています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014545681000.html

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  82. 危険な暑さ 関東 東海 四国で38度超 熱中症の対策徹底を
    2024年8月11日 18時56分

    11日も広い範囲で気温が上がり、関東や東海、四国などでは38度以上の危険な暑さとなりました。12日も関東や東海、九州では危険な暑さが見込まれていて、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    気象庁によりますと、11日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は
    ▽埼玉県熊谷市と高知県四万十市西土佐で38.8度
    ▽栃木県佐野市で38.7度
    ▽三重県桑名市で38.4度
    ▽名古屋市や大分県日田市で38.1度などと
    危険な暑さとなりました。

    また
    ▽甲府市で37.6度
    ▽京都市で36度ちょうど
    ▽東京の都心で35.9度
    ▽広島市で35.8度
    ▽大阪市で35.1度などと
    各地で猛烈な暑さとなりました。

    12日も気温が上がる見込みで、日中の最高気温は
    ▽名古屋市やさいたま市、甲府市、熊本市などで38度と危険な暑さが見込まれるほか
    ▽岐阜市や高松市、山口市で37度
    ▽東京の都心や横浜市、京都市、広島市で36度
    ▽大阪市や福岡市、松山市で35度などと
    各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、12日も関東から沖縄にかけての25の都県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、小笠原諸島を除く東京都、千葉県、神奈川県、長野県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、和歌山県、広島県、愛媛県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、宮崎県、奄美地方を含む鹿児島県、沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方では特に警戒が必要です。

    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    また、連休を利用して屋外でのレジャーを予定している場合には
    ▽氷を入れた水筒や
    ▽体を冷やす保冷剤を携帯するなど警戒を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014545701000.html

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  83. 台風6号 南鳥島の近海で発生 付近を通る船舶は警戒を
    2024年8月11日 19時51分

    11日午後、本州の南東の海上で台風6号が発生しました。気象庁は付近を通る船舶は警戒するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、11日午後6時、本州のはるか南東にある南鳥島の近海で熱帯低気圧が台風6号に変わりました。

    中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル、中心の東側330キロ以内と西側110キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    台風は今後、北西へ進んで本州に近づきますが、13日午後には再び熱帯低気圧になる見込みです。

    気象庁は付近を通る船舶に警戒するよう呼びかけています。

    最新の情報に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240811/k10014546571000.html

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  84. 台風5号 東北を横断へ 土砂災害や川の増水に厳重警戒
    2024年8月12日 11時00分

    東北を横断している台風5号の影響で、岩手県では記録的な大雨となっているところがあり、今後も雨量はさらに増えるおそれがあります。気象庁は土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。

    東北の日本海側でも雨が降り続く見込みで、最新の情報に注意し、崖や渓流などからは離れるようにしてください。

    気象庁によりますと、台風5号は午前8時半ごろ、岩手県大船渡市付近に上陸しました。

    12日午前11時には、大船渡市の西北西およそ30キロを1時間に15キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。

    中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル、中心の北東側440キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

    午前10時までの1時間には岩手県が大船渡市に設置した雨量計で30ミリの激しい雨を観測しました。

    12日午前10時までの48時間に降った雨の量は、久慈市下戸鎖で469ミリ、久慈市山形で277.5ミリ、大槌町では275.5ミリと、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

    このほか、岩泉町で230.5ミリ、釜石市で174ミリ、洋野町大野で163.5ミリなどとなっています。

    これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、氾濫危険水位を超えている川があります。

    北日本を中心に風も強まっていて、岩手県大船渡市で午前8時20分ごろに27.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

    (以下略)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014546761000.html

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    1. 台風5号が岩手県大船渡市付近に上陸、記録的大雨に…東北の太平洋側からの上陸は3例目
      2024/08/12 08:50

       三陸沖を西へと進んだ台風5号は12日午前8時半頃、岩手県大船渡市付近に上陸した。東北太平洋側は記録的な大雨となっており、気象庁は土砂災害や河川の氾濫などへの厳重な警戒を呼びかけている。

      気象庁
       12日午前7時現在、台風の中心気圧は985ヘクト・パスカル。中心付近の最大風速は25メートル。東北で13日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、太平洋側250ミリ、日本海側200ミリ。

       同庁によると、岩手県に台風が上陸したのは、2016年以来で2例目。1951年の統計開始以降、東北の太平洋側から上陸したのは3例目。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240812-OYT1T50048/

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    2. 台風5号 東北を横断 岩手で記録的大雨 土砂災害など厳重警戒を
      2024年8月12日 13時50分

      東北を横断している台風5号の影響で、岩手県では記録的な大雨となっているところがあり、浸水や土砂災害が発生しています。今後も雨量はさらに増えるおそれがあり、土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に引き続き厳重な警戒が必要です。

      東北の日本海側でも今後大雨になる見込みで、崖や渓流、川などからは離れるようにしてください。

      気象庁によりますと、台風5号は午前8時半ごろに岩手県大船渡市付近に上陸し、東北を横断しています。

      12日午後1時には、岩手県花巻市付近を1時間に20キロと、やや速度を速めながら北西へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル、中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      岩手県など東北の太平洋側では雨が降り続けていて、局地的に強まっています。

      12日午後1時までの48時間に降った雨の量は、久慈市下戸鎖で475.5ミリ、大槌町で300ミリ、久慈市山形で279.5ミリと、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      このほか、岩泉町で241.5ミリ、釜石市で194ミリ、宮古市川井で168.5ミリと、いずれも平年の8月1か月分を上回るか匹敵する雨量となっています。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、氾濫危険水位を超えている川があります。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014546761000.html

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    3. 龍泉洞 台風の大雨で閉鎖 国の天然記念物の鍾乳洞 岩手 岩泉町
      2024年8月12日 14時10分

      岩手県岩泉町にある観光名所で、国の天然記念物の鍾乳洞、龍泉洞が台風5号の大雨の影響で通路が冠水したため、閉鎖されています。再開には少なくとも1週間以上かかる見込みです。

      岩泉町にある鍾乳洞の龍泉洞は、透明度の高い地底湖の美しさで知られ、国の天然記念物にもなっていて、例年、多くの人が訪れる観光スポットです。

      しかし台風5号の大雨の影響で洞窟内の水かさが増して通路が冠水したため、12日朝から閉鎖されています。

      洞窟の近くの川は濁った水が激しく流れており、その川に向かって洞窟内からも水が噴き出しています。

      龍泉洞事務所によりますと、洞内の電気設備などに影響が出ているおそれがあり、再開には少なくとも1週間以上かかる見込みだということです。

      龍泉洞事務所の菊地隆二所長は「お盆は1年でいちばんにぎわう時期なので残念です。楽しみにしてくれているお客さんに対して心苦しいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014547161000.html

      削除
    4. 台風5号 引き続き厳重な警戒を 東北日本海側でも今後大雨に
      2024年8月12日 15時58分

      東北を横断している台風5号の影響で、岩手県では記録的な大雨となっているところがあり、浸水や土砂災害が発生しています。今後も雨量は増えるおそれがあり、土砂災害や川の増水、氾濫、低い土地の浸水に引き続き厳重な警戒が必要です。

      このあと、東北の日本海側でも雨が強まって大雨になる見込みで、崖や渓流、川などからは離れるようにしてください。

      気象庁によりますと、台風5号は午前8時半ごろに岩手県大船渡市付近に上陸したあと、東北を横断しています。

      12日午後4時には、秋田県能代市の南東70キロを1時間に20キロの速さで北西へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで中心の北東側330キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      岩手県など東北の太平洋側では雨が降り続けていて、秋田県を中心に日本海側にも発達した雨雲が広がっています。

      12日午後3時までの48時間に降った雨の量は、久慈市下戸鎖で478.5ミリ、大槌町で310ミリ、久慈市山形で281.5ミリと、いずれも気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      このほか、岩泉町で247.5ミリ、釜石市で201.5ミリ、宮古市川井で178ミリと、いずれも平年8月1か月分を上回るか、匹敵する雨量となっています。

      これまでに降った雨で、岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、氾濫危険水位を超えている川があります。

      (中略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014546761000.html

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    5. 台風5号 東北の日本海側と北海道でも雨量増える見込み 警戒を
      2024年8月13日 3時30分

      東北を横断した台風5号の影響で、岩手県では記録的な大雨になり、浸水や土砂災害が発生しました。引き続き土砂災害に厳重に警戒し、川の増水、氾濫、低い土地の浸水、暴風に警戒が必要です。

      また、東北の日本海側と北海道でも雨が強まって雨量が増える見込みで、崖や渓流、川などからは離れて過ごしてください。

      気象庁によりますと、台風5号は12日、岩手県大船渡市付近に上陸したあと、東北を横断しました。

      13日午前0時には、秋田県能代市の北西およそ50キロの海上を1時間に15キロの速さで北西へ進んでいます。

      中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の北東側280キロ以内と南西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

      台風の影響で岩手県では記録的な大雨となり、48時間に降った雨の量は、岩手県久慈市下戸鎖で12日午後4時50分までに481.5ミリと1978年の統計開始以降最も多くなり、平年の8月1か月分の2.6倍を超えたほか、沿岸の各地で気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014546761000.html

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    6. 台風5号は熱帯低気圧に 東北太平洋側 土砂災害など警戒を
      2024年8月13日 7時58分

      東北を横断した台風5号の影響で、岩手県では記録的な大雨になり、浸水や土砂災害が発生しました。

      台風は13日未明に熱帯低気圧に変わりましたが、東北の太平洋側では今夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒が必要です。

      気象庁によりますと、台風5号は12日、岩手県大船渡市付近に上陸したあと東北を横断し、13日午前3時に熱帯低気圧に変わりました。

      岩手県では記録的な大雨となり、48時間に降った雨の量は、岩手県久慈市下戸鎖で12日午後4時50分までに481.5ミリと1978年の統計開始以降最も多くなり、平年の8月1か月分の2.6倍を超えたほか、沿岸の各地で気象庁が統計を取り始めてから最も多くなりました。

      東北の太平洋側では今夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒が必要です。

      また、東北の日本海側や北海道でも雨が降っていて、秋田県ではこの24時間に降った雨の量が100ミリを超えているところもあります。

      熱帯低気圧の動きが遅いため北日本では14日にかけて大気の状態が不安定になり、激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

      14日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで北海道の太平洋側西部で150ミリ、北海道の日本海側南部で120ミリ、北海道の日本海側北部と東北の太平洋側、日本海側で80ミリと予想され、その後も雨量が増えるところがある見込みです。

      東北の日本海側や北海道でも土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意してください。

      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240813/k10014547531000.html

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    7. 台風5号 記録的大雨の岩手 大槌町の漁港に大量の木くずやごみ
      2024年8月13日 17時30分

      台風5号の影響で記録的な大雨となった岩手県大槌町の漁港には大量の木くずやごみが流れ着き、対応に追われていました。

      大槌町の白石漁港では、台風の影響で大量の木くずや枝、ペットボトルや空き缶などのごみが流され、停泊する船を囲うように浮かんでいました。

      町の漁協では、午前6時ごろから、これ以上、ごみが流れ込まないようにオイルフェンスを設置していました。

      漁協によりますと、撤去には県や業者との協議が必要ですが、お盆期間中で作業ができず、漁の再開には数週間かかる見込みだということです。

      ウニ漁を行う男性は「自分たちではどうにもできないことで諦めが大きい。月末には漁に出られるようになってほしいが、今週末に近づくと予想される次の台風が心配だ」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240813/k10014548041000.html

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    8. 台風5号上陸による岩手県内の被害「局地激甚災害」に指定 政府
      2024年10月11日 12時57分

      ことし8月、台風5号が上陸した岩手県内の被害について、政府は「局地激甚災害」に指定することを決めました。農地や道路などの復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなど、支援を受けられるようになります。

      ことし8月中旬に、台風5号が上陸した岩手県では、記録的な大雨となり、住宅の浸水や道路の崩落など被害が相次ぎました。

      政府は、宮古市で農地の、岩泉町で道路の復旧にかかる費用などの見込額が基準を上回ったとして、「局地激甚災害」に指定する見通しを示していましたが、11日の閣議で決定しました。

      復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなどの支援を受けられるようになります。

      「局地激甚災害」に指定する政令は、10月17日に施行される見込みです。

      坂井防災担当大臣は「被災した自治体は、財政や資金に不安を感じることなく復旧に取り組んでほしい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241011/k10014607201000.html

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  85. 群馬 桐生で気温39.7度 あすも九州 近畿 東海で危険な暑さに
    2024年8月12日 18時01分

    12日も広い範囲で気温が上がり、群馬県では40度に迫る危険な暑さとなりました。13日も九州と近畿、東海で危険な暑さが予想されていて、引き続き熱中症の対策を徹底してください。

    気象庁によりますと、12日も東日本や西日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽群馬県桐生市で39.7度、
    ▽埼玉県熊谷市で38.8度、
    ▽三重県桑名市で38.7度、
    ▽栃木県佐野市で38.6度、
    ▽長野県飯田市南信濃と愛知県豊田市で38.2度、
    ▽高知県四万十市西土佐で38.1度などと危険な暑さになりました。

    また、
    ▽福岡県久留米市で37.8度、
    ▽甲府市や熊本市で37.1度、
    ▽北海道長沼町では1977年の統計開始から最も高い36.3度、
    ▽東京の都心で35.5度などと広い範囲で猛烈な暑さとなりました。

    13日も広い範囲で気温が上がる見込みで、大阪市と名古屋市、熊本市、福岡県久留米市で38度と危険な暑さが予想されています。

    また、佐賀市や高松市、岡山市、京都市、岐阜市、甲府市で37度、東京の都心や広島市、神戸市、津市で36度などと広い範囲で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、13日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北から九州・沖縄にかけての34の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    外出や運動控え 室内でもこまめに水分塩分の補給を
    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    またお盆休みを利用して屋外でのレジャーを予定している場合には氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど暑さに備えるようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240812/k10014546901000.html

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  86. 台風7号が発生 15日以降 東日本など接近おそれ 最新情報確認を
    2024年8月13日 11時58分

    13日未明、日本の南の海上で台風7号が発生し、14日の夕方から夜にかけて東京の小笠原諸島に最も接近する見込みです。

    15日以降には伊豆諸島や東日本に近づくおそれがあり、最新の情報を確認するようにしてください。

    気象庁によりますと、13日午前3時、日本の南の海上で熱帯低気圧が台風7号に変わり、午前9時には日本の南の海上を1時間に15キロの速さで東北東へ進んでいます。

    中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルです。

    このあと発達しながら北上し14日の夕方から夜にかけて東京の小笠原諸島に最も接近する見込みです。

    小笠原諸島では13日夜から15日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、14日の朝まで80ミリ、15日朝までに120ミリと予想されています。

    また、海上はうねりを伴って波が高くなり、15日は大しけとなる見込みです。

    気象庁は小笠原諸島では高波に警戒するとともに土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。

    台風は、その後も北上を続け、15日以降伊豆諸島や東日本、北日本に近づくおそれがあるため最新の情報を確認するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240813/k10014547571000.html

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  87. 記録的大雨の被災地でお盆の墓参り「集落が維持できるか心配」
    2024年8月14日 10時32分

    先月の記録的な大雨で大きな被害を受けた山形県酒田市では、お盆を迎え多くの人たちが墓参りに訪れています。

    先月下旬の記録的な大雨で酒田市大沢地区の北青沢では、近くの山を流れる川から大量の土砂や流木が住宅に流れ込むなどして大きな被害が出て、一部では今も断水が続いています。

    お盆を迎えた13日の夕方、北青沢にある「梅林寺」には地元の家族連れや自宅が被災して別の地区の親戚のもとに身を寄せている人などが墓参りに訪れました。

    訪れた人たちは、墓石に水をかけたり花や果物を供えたりしたあと、線香をたいて静かに手を合わせていました。

    近くに住む70代の男性は「多くの住宅が被害にあい本当に気の毒に思います。先祖代々住んできた集落ですが今回の水害で住む人が減って維持できるかどうか心配です」と話していました。

    また、所有する田んぼが土砂に埋もれた60代の男性は「自宅に被害がなかったことが不幸中の幸いで、先祖が守ってくれたと思いました。生活の基盤となる田んぼの被害のほか、断水や停電も重なりこれまでの日常生活がいかに恵まれていたか痛感しました」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240814/k10014548581000.html

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  88. 兵庫 40度に迫る危険な暑さに あすも危険な暑さ 大気不安定に
    2024年8月14日 19時10分

    14日も広い範囲で気温が上がり、兵庫県西脇市では40度に迫る危険な暑さとなりました。

    15日も東日本や西日本を中心に危険な暑さが予想されていて引き続き熱中症の対策を徹底してください。

    一方、東日本や西日本を中心に大気の状態が非常に不安定になっていて低い土地の浸水、土砂災害や川の増水に十分警戒が必要です。

    気象庁によりますと、14日も東日本や西日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽兵庫県西脇市で39.5度
    ▽和歌山県かつらぎ町で39.3度
    ▽大阪府の堺市で39.1度
    ▽岐阜市で39度ちょうど
    ▽名古屋市で38.2度などと危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽京都市や佐賀市で37.9度
    ▽奈良市や広島市、山口市で37.6度などと各地で猛烈な暑さとなりました。

    15日も広い範囲で気温が上がる見込みで、
    ▽大阪市や名古屋市、佐賀市で38度と危険な暑さが予想されています。

    また、
    ▽神戸市や岐阜市、熊本市、岡山市で37度
    ▽福岡市や大分市、京都市、徳島市で36度などと広い範囲で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、15日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から九州・沖縄にかけての29県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁は8月20日ごろにかけて高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、東日本や西日本では最高気温が35度以上の猛暑日になるところがあるとして「高温に関する気象情報」を発表しています。

    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配るようにしてください。

    また、お盆休みを利用して屋外でのレジャーを予定している場合には、氷を入れた水筒や、体を冷やす保冷剤を携帯するなど、暑さに備えるようにしてください。

    局地的な雷雨 激しい突風に注意 土砂災害にも警戒を
    一方、日中の気温の上昇や暖かく湿った空気の影響などで、東日本や西日本を中心に
    大気の状態が非常に不安定となっていて、局地的に雷を伴い、1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    15日午後6時までの24時間に降る雨の量は、多いところで、関東北部で100ミリと予想されています。

    気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240814/k10014548311000.html

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  89. 関東と山梨「線状降水帯」発生のおそれ 土砂災害など厳重警戒
    2024年8月15日 16時54分

    台風7号の接近に伴って16日の夜にかけて、▽茨城県と▽栃木県、▽群馬県、▽埼玉県、▽小笠原諸島を除く東京都、▽千葉県、▽神奈川県、それに▽山梨県では発達した雨雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生し災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。土砂災害などに厳重に警戒してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014550011000.html

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    1. 【台風7号 最新情報】16日~17日 関東 東北に強い勢力で接近か
      2024年8月15日 13時37分

      強い台風7号は、発達しながら北上を続け、16日から17日・土曜日にかけて、関東や東北に接近するおそれがあります。特に、伊豆諸島では一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くほか、線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあり暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒してください。

      台風7号 今後の影響は
      強い台風7号は15日正午には、東京・八丈島の南南東380キロの海上を1時間に20キロの速さで北へ進んでいます。

      中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は発達しながら北上を続け、強い勢力で
      ▽16日朝には伊豆諸島に、
      ▽16日夕方から夜にかけて関東に
      ▽その後、東北に接近するおそれがあります。

      【伊豆諸島】 住宅倒壊の猛烈な風のおそれ 線状降水帯の発生も
      伊豆諸島ではしだいに風が強まり、16日にかけて予想される
      ▽最大風速は40メートル、
      ▽最大瞬間風速は60メートルと、
      一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くおそれがあります。

      また、16日夜から17日の日中にかけて、線状降水帯が発生し災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあり、16日昼までの24時間に降る雨の量は、200ミリと予想されています。

      海上はうねりを伴って波が高く、あすにかけて、最大で10メートルの猛烈なしけとなる見込みです。

      【関東や東北など】“猛烈なしけ” “猛烈な雨” 厳重警戒を
      関東など東日本や東北でも雨や風が強まって大荒れになる見込みで、
      16日予想される最大風速は
      ▽関東の海上で40メートル
      ▽関東の陸上と東北の太平洋側の海上で30メートル
      ▽東海の海上で25メートル
      ▽東北の太平洋側の陸上で20メートル
      ▽甲信と東海の陸上で15メートル

      最大瞬間風速は
      ▽関東の海上で60メートル
      ▽関東の陸上と東北の太平洋側の海上で45メートル
      ▽東北の太平洋側の陸上と東海の海上で35メートル
      ▽東海の陸上と甲信で30メートルと予想されています。

      また、16日から17日にかけて
      ▽関東の海上ではうねりを伴って最大で10メートルの猛烈なしけとなるほか
      ▽東北でもうねりを伴って8メートルの大しけになる見込みです。

      関東では猛烈な雨となる見込みで、16日昼までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
      ▽関東甲信で200ミリ
      ▽東海で150ミリ
      ▽東北で80ミリ

      17日・土曜日の昼までの24時間には
      ▽関東甲信と東北で200ミリ
      ▽北陸で120ミリ
      ▽東海で80ミリと予想されています。

      気象庁は東日本を中心に暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、関東では高潮にも十分注意するよう呼びかけています。

      Uターンに大きな影響のおそれ 最新情報に注意を
      Uターンなど移動が多い時期と重なり、関東でも大雨や暴風による大きな影響がでるおそれがあります。

      最新の情報を確認するとともに風や雨が強まる前に早めの備えを進めてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014549301000.html

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    2. 【台風7号 最新情報】16日~17日 非常に強い勢力で接近か
      2024年8月15日 20時03分

      強い台風7号は発達しながら北上を続け、16日から17日・土曜日にかけて非常に強い勢力で東日本や東北に接近するおそれがあります。関東や伊豆諸島、山梨県では16日夜から17日にかけて線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあり、暴風や高波、土砂災害などに厳重に警戒してください。

      風や雨が強まる前に備えを進めて安全な場所で過ごすようにしてください。

      台風7号 今後の影響は
      強い台風7号は15日午後8時には、東京・八丈島の南南東220キロの海上を1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      台風は発達しながら北上を続け、16日は非常に強い勢力となるおそれがあり、暴風域を伴って伊豆諸島や関東に接近し、17日には東北にも近づく見込みです。

      【猛烈な風のおそれ 一部の住宅で倒壊も】
      伊豆諸島では次第に風が強まり、16日の未明から明け方にかけては一部の住宅が倒壊するような猛烈な風が吹くおそれがあるほか、関東でも16日の朝から17日にかけて、東北の太平洋側でも16日から17日にかけて海上では猛烈な風が吹く見込みです。

      16日にかけて予想される最大風速は
      ▽関東の海上と伊豆諸島で40メートル、
      ▽関東の陸上と東北の海上で30メートル、
      ▽東北の陸上で20メートル、
      ▽甲信で15メートルで、

      最大瞬間風速は
      ▽関東の海上と伊豆諸島で60メートル、
      ▽関東の陸上と東北の海上で45メートル、
      ▽東北の陸上で35メートル、
      ▽甲信で30メートルに達する見込みです。

      【猛烈な雨 線状降水帯も】
      また、台風から流れ込む温かく湿った空気の影響で、関東甲信の山沿いでは局地的に雨雲が発達しています。

      関東や伊豆諸島、東北、それに東海では台風の接近前から雨が断続的に強まる見込みで、16日は雷を伴って非常に激しい雨が降り、関東では猛烈な雨が降るおそれがあります。

      特に茨城県と栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京23区と多摩、伊豆諸島、神奈川県、山梨県では、15日夜から16日にかけて線状降水帯が発生し災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。

      16日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
      ▽関東南部と伊豆諸島で300ミリ、
      ▽関東北部と甲信で250ミリ、
      ▽東海で200ミリ、
      ▽東北で120ミリと予想されています。

      その後、17日夕方までの24時間にはいずれも多いところで
      ▽東北で200ミリ、
      ▽関東南部と北部で150ミリ、
      ▽甲信で80ミリの雨が降る見込みです。

      線状降水帯が発生した場合には、局地的に雨量がさらに増えるおそれがあります。

      【海上では猛烈なしけも】
      台風の接近に伴って海上はうねりを伴って波が高く、
      ▽関東と伊豆諸島では16日にかけて、最大で10メートルの猛烈なしけとなるほか、
      ▽東北でも16日から17日にかけて8メートルの大しけとなり、
      ▽東海では16日は6メートルの大しけとなる見込みです。

      「暴風 土砂災害 増水など厳重警戒」気象庁
      気象庁は暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重に警戒するとともに、高潮にも十分注意するよう呼びかけています。

      台風の接近前から雨が強まるほか、台風が近づくと風や雨が急激に強まり、災害の危険度が高まるおそれがあります。

      「移動は危険伴う 安全な場所で過ごして」気象庁
      夏休みなどで移動が多い時期と重なり、暴風や大雨によって大きな影響が出るおそれがあります。

      雨や風が強まるなかでの移動は危険を伴うため、最新の気象や交通に関する情報を確認するとともに頑丈な建物など安全な場所で過ごすようにしてください。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014549301000.html

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    3. 【台風7号 最新情報】今夜遅くにかけ関東に最接近の見込み
      2024年8月16日 18時15分

      非常に強い台風7号は、暴風域を伴いながら北寄りに進んでいます。16日夜遅くにかけて関東に最も接近する見込みで、このあと急激に雨と風が強まって看板が飛んだり、走行中のトラックが横転したりするような猛烈な風が吹くほか関東と福島県、宮城県で線状降水帯が発生して浸水や土砂災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。台風が上陸しなくても、不要不急の外出を控え、安全な場所で過ごすようにしてください。

      台風7号 今後の影響は

      気象庁によりますと、非常に強い台風7号は16日午後6時には千葉県銚子市の南南東160キロの海上を1時間に15キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。

      中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から南東側165キロ以内と北西側95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

      伊豆諸島の一部が暴風域に 厳重警戒を

      午後5時までの3時間に観測された最大瞬間風速は
      三宅島の坪田で25.2メートル
      千葉県銚子市で23.7メートル
      千葉県館山市で20メートルとなっています。

      また、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で関東にも局地的に発達した雨雲が流れ込んでいます。

      午後5時までの1時間には
      千葉県君津市坂畑で32ミリの激しい雨が降ったほか、
      千葉県鴨川市で24.5ミリの強い雨が降りました。

      これまでの雨で埼玉県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

      (以下略)
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240816/k10014550171000.html

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  90. 広島や大阪などで40度に迫る あすも名古屋市で危険な暑さか
    2024年8月15日 17時50分

    15日も広い範囲で気温が上がり、広島県や大阪府などでは40度に迫る危険な暑さとなりました。16日も名古屋市では危険な暑さが予想されていて、引き続き熱中症の対策を徹底してください。

    気象庁によりますと15日も東日本や西日本を中心に広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽広島県安芸太田町加計で39.5度、
    ▽大阪府堺市で39.2度、
    ▽山口県岩国市の広瀬で39度、
    ▽愛知県愛西市や岐阜県美濃市で38.7度などと危険な暑さとなりました。

    また、▽佐賀市で37.9度、▽名古屋市と大阪市では37.6度などと各地で猛烈な暑さとなりました。

    16日も広い範囲で気温が上がる見込みで、
    ▽名古屋市で38度と危険な暑さが予想されているほか、
    ▽山口市や広島市、高知市などで37度と各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は16日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、西日本を中心に22府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁は今月20日ごろにかけて高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、東日本や西日本では最高気温が35度以上の猛暑日になるところがあるとして「高温に関する気象情報」を発表しています。

    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配り、屋外でのレジャーを予定している場合には、氷を入れた水筒や体を冷やす保冷剤を携帯するなど、暑さに備えるようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240815/k10014549641000.html

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  91. 岐阜 美濃で40度 命に関わる危険な暑さ 熱中症対策 徹底を
    2024年8月16日 18時51分

    台風7号の接近に伴い、暖かい空気が流れ込んだ影響も加わって、東海を中心に気温が上昇し、岐阜県では40度に達するなど、命に関わる危険な暑さとなりました。
    17日も関東や東海で40度に迫るような危険な暑さが予想されていて、熱中症対策を徹底してください。

    気象庁によりますと、東海や西日本では晴れて強い日ざしが照りつけ、東海を中心に台風7号の接近に伴って山越えの暖かい風が吹き降ろすフェーン現象の影響も加わり、気温が上がりました。

    岐阜県美濃市では16日午後1時33分に気温が40度ちょうどに達しました。

    国内で40度以上を観測したのは、7月7日と29日、そして、8月9日に続きことし4回目になります。

    このほか
    ▽高知県四万十市中村で39.8度、
    ▽和歌山県新宮市で39.3度、
    ▽愛知県岡崎市で39度ちょうどなど、
    各地で危険な暑さとなりました。

    17日も広い範囲で気温が上がる見込みで、
    ▽静岡県浜松市で39度、
    ▽名古屋市や岐阜市、さいたま市、甲府市で38度と
    危険な暑さが予想されているほか、
    ▽東京の都心や横浜市、熊本市などで37度と
    各地で猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は17日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東から九州にかけて22の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配り、屋外でのレジャーを予定している場合には、▽氷を入れた水筒や▽体を冷やす保冷剤を携帯するなど、暑さに備えるようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240816/k10014550791000.html

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  92. あすも名古屋や岐阜など危険な暑さ 熱中症対策を 墓参りでも
    2024年8月17日 21時56分

    東日本と西日本では晴れて気温が上がり、太平洋側を中心に39度を超えるところがあり、各地で危険な暑さとなりました。18日も危険な暑さが予想されていて、外出や運動を控え、水分をこまめにとるなど引き続き熱中症対策を徹底してください。

    墓参りをする人も多いこの時期、お墓でも熱中症への注意が必要です。

    気象庁によりますと東日本や西日本では高気圧に覆われて晴れ、北からの山越えの暖かい風が吹き降ろすフェーン現象の影響も加わり、気温が上がりました。

    17日の日中の最高気温は
    ▽群馬県館林市と高知県四万十市西土佐で39.6度、
    ▽岐阜県美濃市で39.2度、
    ▽埼玉県熊谷市と静岡県浜松市船明、名古屋市で39度などと、太平洋側を中心に38度以上の危険な暑さとなりました。

    また、
    ▽広島市で37.8度、
    ▽熊本市で37.5度、
    ▽東京の都心で35.9度などと全国の212の地点で猛暑日となりました。

    18日も気温が高くなる見込みで、日中の最高気温は▽名古屋市と岐阜市、奈良県十津川村風屋で38度と危険な暑さが予想されています。

    また、▽山口市と兵庫県淡路島の洲本市で37度▽大阪市や広島市、高松市、熊本市などで36度、▽神戸市や福岡市、松山市などで35度と、猛烈な暑さとなる見込みです。

    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信から九州にかけての28の都府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    全国的に暑さが続き、熱中症の疑いで病院に搬送され、亡くなる人も相次いでいます。

    外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症への対策を徹底するようにしてください。

    お年寄りや乳幼児は熱中症になりやすいため、家族など周りの人たちが気を配り、屋外でのレジャーを予定している場合には、▽氷を入れた水筒や▽体を冷やす保冷剤を携帯するなど、暑さに備えるようにしてください。

    熱中症疑い 都内 10~93歳の66人が救急搬送 (17日 21:00)

    東京消防庁によりますと17日、都内では、午後9時までに10歳から93歳までの合わせて66人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

    2人が重篤な状態で、このうち北区の70代の男性は、新聞配達中に共同住宅の階段の踊り場で動けなくなっていたということです。

    このほか、1人が重症、10代から90代の19人が中等症、10代から90代の44人が軽症です。

    東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼びかけています。

    墓参りにも熱中症リスク その理由は…

    墓参りをする人も多いこの時期。実は、お墓では熱中症のリスクが高まる場合があり注意が必要です。

    東京 八王子にある霊園で話を聞くと、その理由の一つは「広さ」だといいます。

    所長の田中裕司さんは「敷地が広く死角が多いため体調不良で倒れた人がいてもなかなか気づけない」と話します。

    さらに、熱を持ちやすい多くの墓石が並んでいることも特有の理由としてあげられます。

    田中さんに聞くと「墓石の近くに行くと熱を感じて暑くなる。体感では4~5度ほど違うこともある」と説明してくれました。

    実際、この霊園ではことし複数の人が熱中症の疑いで手当てを受けました。

    また、全国では過去に墓参り中に熱中症の疑いで搬送され、死亡したケースもあります。

    霊園では、対策として職員の見回りを強化し気分が悪くなった人がいないかチェックしているほか、無料で冷却材を配布したり、日傘を貸し出したりしているということです。

    田中さんは「体調を崩したらご先祖様も悲しんでしまう。少しでも体調が悪いと思ったらすぐにお墓参りを切り上げて無理をしないことが大切です。また体調が悪くなった時に助けを呼べるようになるべく複数人でお参りに来てほしい」と呼びかけていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240817/k10014551101000.html

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  93. 【地震速報】茨城県北部で震度4
    2024年8月19日 1時28分

    19日午前0時48分ごろ茨城県北部で震度4の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

    各地の震度は次の通りです。

    ▽震度4
    茨城県日立市、高萩市

    ▽震度3
    福島県白河市、玉川村、古殿町
    茨城県常陸太田市、北茨城市
    埼玉県加須市

    このほか、震度2や1の揺れを宮城県や栃木県などでも観測しました。

    震源地は茨城県北部で、震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは4.7と推定されます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240819/k10014552501000.html

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    1. 【地震速報】茨城 日立で震度5弱 津波の心配なし
      2024年8月19日 5時07分

      19日午前1時前、茨城県北部を震源とした地震が立て続けに発生し、このうち午前0時50分には日立市で震度5弱の揺れを観測しました。

      気象庁は1週間ほどは同じ程度の揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、茨城県北部を震源とした地震が19日の午前0時48分と午前0時50分に立て続けに発生しました。

      このうち、2回目の午前0時50分に起きた地震では茨城県日立市で震度5弱の揺れを観測したほか、震度4の揺れを茨城県高萩市を観測しました。

      また、震度3の揺れを福島県の白河市や玉川村、古殿町、茨城県の常陸太田市や北茨城市、笠間市、ひたちなか市、常陸大宮市、東海村、大子町、栃木県の芳賀町、埼玉県の加須市で観測しました。

      このほか震度2や1の揺れを関東や東北、新潟県の広い範囲で観測しました。

      気象庁の観測によりますと、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されています。

      また、2分前の午前0時48分にはほぼ同じ場所を震源として地震が起き、最大で震度4の揺れを茨城県の日立市と高萩市で観測しています。

      この地震の震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.7と推定されています。

      気象庁によりますと、茨城県北部はもともと地震活動が活発な地域だということで、揺れの強かった地域では落石やがけ崩れなどが起きやすくなっている可能性があるとしています。

      また、地震発生から1週間ほどは最大で震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

      気象庁によりますと、茨城県北部を震源とした地震が19日の午前0時48分と午前0時50分に立て続けに発生しました。

      このうち、2回目の午前0時50分に起きた地震では、茨城県日立市で震度5弱の揺れを観測したほか震度4の揺れを茨城県高萩市を観測しました。

      また、震度3の揺れを福島県の白河市や玉川村、古殿町、茨城県の常陸太田市や北茨城市、笠間市、ひたちなか市、常陸大宮市、東海村、大子町、栃木県の芳賀町、▽埼玉県の加須市で観測しました。

      このほか震度2や1の揺れを関東や東北、新潟県の広い範囲で観測しました。

      気象庁の観測によりますと、震源の深さは8キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.1と推定されています。

      また、2分前の午前0時48分に起きた地震でも、最大で震度4の揺れを茨城県の日立市と高萩市で観測しています。

      この地震の震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.7と推定されています。

      茨城県警 けが人や被害の情報 確認されず
      茨城県警察本部によりますと、午前1時10分現在、今回の地震によるけが人や被害といった情報は確認されていないということです。

      日立市職員「数秒ぐらい横揺れ続く」
      震度5弱の揺れを観測した日立市の委託職員の男性は「数秒ぐらい横揺れが続きました。机のモノが落ちたりとか、明かりが消えたりといったことはありませんでした。被害の情報はいまのところ入っていません」と話していました。

      日立警察署「通常どおりの業務を続けている」
      震度5弱の揺れを観測した日立市の日立警察署の警察官の男性は「揺れは一瞬でした。棚から物が落ちるとかいったことはなく、通常どおりの業務を続けることができています」と話していました。

      また、日立市消防本部の職員は「消防本部の免震構造の建物の3階にいましたが、まず10秒くらいの横揺れがあり、揺れがいったんおさまってからまたすぐにドンという揺れが起きて再びしばらく横揺れが続きました。2回目の方が揺れが強かったように思います」と話していました。棚から物が落ちるようなことはなかったということです。

      政府 情報連絡室を設置
      今回の地震を受けて政府は午前0時52分、総理大臣官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、被害の確認などにあたっています。

      東海第二原発 関連施設 異常は確認されず
      日本原子力発電によりますと、茨城県東海村にある東海第二原子力発電所は運転を停止していて、先ほどの地震による異常は確認されていないということです。また、原発の周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも変化はないということです。

      茨城県防災・危機管理課によりますと、東海第二原子力発電所を含め、茨城県内の原子力関連施設から異常があったという報告はないということです。また、県内各地に設置された、放射線量を測定するモニタリングポストの値にも変化はないということです。

      震度5弱の揺れ 注意することは
      気象庁によりますと震度5弱の揺れが起きた場合、▽棚にある食器や本が落ちたり、▽固定していない家具など不安定なものが倒れたりすることもあります。
      また屋外では揺れによって▽地盤に亀裂が生じるおそれや▽落石や崖崩れのおそれもあります。
      倒れやすいものや崖の近くなど危険な場所には近づかないようにしてください。

      室内では、割れた食器やガラスなどがあると片づけをする場合などに思わぬけがをするおそれがあります。決して無理をせず、室内を歩くときはスリッパや靴をはくようにしてください。

      茨城で震度5弱観測は去年5月以来
      気象庁によりますと、茨城県で震度5弱の揺れを観測したのは、去年5月に起きた千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.2の地震以来です。

      このときは茨城県神栖市のほか千葉県銚子市や旭市で震度5弱の揺れを観測しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240819/k10014552511000.html

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  94. 福岡 太宰府で33日連続の猛暑日 気象庁の観測史上最長に
    2024年8月20日 18時52分

    20日も東日本と西日本を中心に、広い範囲で気温が上がり、九州では39度に迫る危険な暑さとなったところもありました。福岡県太宰府市は8月20日で33日連続の猛暑日となり、気象庁の観測史上で最長となっています。

    気象庁によりますと、20日も東日本と西日本を中心に、広く高気圧に覆われ気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽熊本県八代市で38.7度
    ▽福岡県糸島市で38.5度
    ▽大分県日田市で38.3度
    などと危険な暑さとなったほか、

    ▽福岡県太宰府市で37.8度
    ▽福岡県久留米市で37.3度
    ▽松江市で36.1度
    ▽愛媛県宇和島市で36度ちょうど
    ▽前橋市で35.6度
    などと、西日本を中心に猛烈な暑さとなりました。

    福岡県太宰府市では、35度以上の猛暑日が7月19日から続いていて、連続日数は「33日」と、気象庁の観測史上で最長となっています。

    猛暑日の連続記録更新の可能性も 熱中症対策を
    この夏は、猛暑日の連続日数が長いのが特徴です。

    これまでは、4年前、2020年に観測された岡山県高梁市の「24日」が最長の記録でしたが、福岡県太宰府市のほかに、
    ▽兵庫県淡路市で「31日」
    ▽熊本市と大分県日田市で「28日」
    ▽福岡県久留米市と熊本県甲佐町で「27日」
    と、いずれも記録を更新しています。

    気象庁によりますと、
    ▽東日本では8月22日
    ▽西日本では8月24日にかけて、
    高気圧に覆われて気温が上がり、35度以上の猛暑日が予想されています。

    21日の日中の最高気温は、
    ▽大分県日田市で38度と、危険な暑さが見込まれるほか
    ▽名古屋市と鳥取市で37度
    ▽京都市や福岡市で36度
    ▽甲府市や高松市で35度
    などと西日本を中心に猛烈な暑さが予想され、太宰府市や久留米市では連続日数の記録が更新される可能性があります。

    気象庁と環境省は、21日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、東海から九州にかけての19の県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    外出や運動を控えて、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240820/k10014554001000.html

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  95. 西日本38度超え危険な暑さ 熱帯低気圧 今後24時間以内に台風に
    2024年8月21日 18時32分

    21日も九州から東海を中心に広い範囲で気温が上がり、西日本では38度を超える危険な暑さとなりました。連日35度以上の猛暑日となっているところもあり、熱中症への対策を続けてください。

    また、関東甲信は、日中の気温の上昇などの影響で大気の状態が不安定になり、都内では局地的に非常に激しい雨が降っています。

    このあと数時間は関東を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあり、低い土地の浸水などに十分注意が必要です。

    関東甲信は、日中の気温の上昇などの影響で大気の状態が不安定になり、都内では局地的に非常に激しい雨が降っています。

    このあと数時間は関東を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあり、低い土地の浸水などに十分注意が必要です。気象庁によりますと、関東甲信は21日も高気圧に覆われて晴れ、各地で35度以上の猛暑日となりました。

    日中の気温の上昇と暖かく湿った空気の影響で、関東甲信では大気の状態が不安定になっていて、栃木県や関東南部などで局地的に発達した雨雲がかかっています。

    大気の不安定な状態は21日夜にかけて続く見込みで、局地的に雷を伴って激しい雨が降り、このあと数時間は関東を中心に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に十分注意し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。

    熱帯低気圧 今後24時間以内に台風に
    一方、日本のはるか南のマリアナ諸島付近で21日、熱帯低気圧が発生しました。

    今後24時間以内に台風に変わったあと、暴風域を伴い、発達しながら北上する見込みです。

    進路の予想にはまだ幅がありますが、小笠原諸島や本州に近づき影響が出る可能性があり、最新の情報に注意してください。

    全国各地で危険な暑さに

    気象庁によりますと、21日も九州から東海を中心に広く高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は、
    ▽島根県津和野町で38.9度、
    ▽福岡県太宰府市で38.3度と危険な暑さとなりました。

    太宰府市では、35度以上の猛暑日が7月19日から8月21日まで連続日数で34日に達し、気象庁が統計を取り始めてから最長となりました。

    また、
    ▽名古屋市で37.3度、
    ▽広島市で36.1度、
    ▽甲府市で36度ちょうど、
    ▽京都市で35.9度、
    ▽さいたま市で35.2度、
    ▽松山市で35.1度などと各地で猛烈な暑さとなりました。

    22日も暑さは続き、日中の最高気温は
    ▽大分県日田市と鳥取市、兵庫県豊岡市で38度と危険な暑さとなるほか、
    ▽福岡市や京都市で37度、
    ▽松山市や広島市、大阪市で36度、
    ▽金沢市や名古屋市、新潟県上越市で35度と猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、22日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、沖縄・奄美から北陸にかけての26の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁は外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240821/k10014554231000.html

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  96. 台風10号 来週 東日本や西日本に近づくおそれ
    2024年8月22日 17時29分

    22日午前、日本のはるか南の海上で発生した台風10号は、今月25日に小笠原近海に達したあと、勢力を強めながら来週東日本や西日本に近づくおそれがあります。今後の台風の情報に注意してください。

    気象庁によりますと、22日午前3時、日本のはるか南のマリアナ諸島付近の海上で、熱帯低気圧が台風10号に変わりました。

    台風はこのあと発達しながらゆっくりとした速さで北西へ進み、今月25日には小笠原近海に達する見込みです。

    その後の予報にはまだ幅がありますが、勢力をさらに強めて「強い」台風として来週、東日本や西日本に近づくおそれがあります。

    気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。

    相次ぎ台風発生・今月6つ目
    今月は台風が相次いで発生していて、この台風10号で6つ目となります。

    22日も危険な暑さ 熱中症対策を
    気象庁によりますと、22日も九州から北陸にかけて広く高気圧に覆われて晴れ、気温が上がっています。

    午前11時までの最高気温は
    ▽富山市で37.1度
    ▽島根県益田市で37度ちょうど
    ▽兵庫県豊岡市で36.6度
    ▽福岡市で35.1度と猛烈な暑さとなっているほか、
    ▽大阪市で34.6度
    ▽松山市で34.1度
    などと各地で厳しい暑さとなっています。

    このあとも気温は上がり、日中の最高気温は▽大分県日田市や鳥取市、福井市で38度と危険な暑さとなるほか、▽福岡市や大阪市、岡山市で37度、▽熊本市や名古屋市で36度、▽佐賀市や和歌山市で35度などと猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、沖縄・奄美から東海にかけての28の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    ことしの夏は各地で猛烈な暑さが続いています。

    熱中症警戒アラートが出されている地域では外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症対策を徹底してください。

    また、太平洋高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、関東甲信では午前中から大気の状態が不安定になっています。

    近畿や九州などでも雨雲が発達するおそれがあり、低い土地の浸水や土砂災害に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240822/k10014555641000.html

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  97. 岩手山 “小規模噴火や火山ガス噴出の可能性 警戒を”専門家
    2024年8月22日 15時40分

    岩手県の岩手山で地殻変動が観測されていることについて専門家は、現時点で地下深くに大量のマグマが供給されているような状況ではないとしたうえで、ごく小規模な噴火や火山ガスが噴出する可能性はあり、噴気地帯が登山道にも近いことから警戒が必要だと指摘しています。

    岩手山の火山活動に詳しい東北大学地震・噴火予知研究観測センターの山本希 准教授によりますと、ことし2月ごろから観測されている山の膨張を示す地殻変動は、火山活動が活発化した1998年5月ごろまでの状況と似ていて、マグマが地表から4.5キロほどの深さまで上昇している可能性があると指摘しています。

    また、地殻変動や地震活動のこれまでの観測データから、現時点では市街地に影響を及ぼす噴火を引き起こすような大量のマグマが地下深くに供給されている状況ではないと分析しています。

    一方、ことし5月ごろから岩手山に連なる黒倉山付近で火山性地震が増加していますが、地震波の特徴から地下の熱水の活動が活発になっていることを示している可能性があるとしています。

    こうしたことから岩手山では、ごく小規模な噴火のほか、火山ガスや熱水などの噴出が発生するおそれがあるとしています。

    山本准教授は火山ガスなどの噴出といった現象は、前兆を捉えることが難しいとしたうえで、「大地獄谷」や「黒倉山」周辺は、有毒な火山ガスが出る噴気地帯と登山道が近いため、「登山で噴気地帯などに近づく際は、火山ガスがくぼ地や沢筋などにたまりやすいことも念頭において立入規制を守り登山道から外れないことを心がけてほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240822/k10014556031000.html

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  98. 西日本で39度超 あすも日本海側中心に危険な暑さ 熱中症対策を
    2024年8月22日 18時47分

    22日も九州から北陸にかけて気温が上がり、西日本では39度を超える危険な暑さとなりました。23日も日本海側を中心に危険な暑さが見込まれていて、熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、22日も九州から北陸にかけて広く高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    日中の最高気温は
    ▽鳥取市で39.4度と昭和18年に統計を取り始めてから最も高くなったほか
    ▽福井県坂井市春江で38.6度
    ▽京都府舞鶴市で38.4度
    と危険な暑さとなりました。

    福岡県太宰府市では36.9度となり、35度以上の猛暑日が先月19日から22日まで連続で35日に達し、気象庁の最長記録を更新しました。

    このほか
    ▽名古屋市で36度ちょうど
    ▽大阪市で35.9度などと猛烈な暑さとなりました。

    23日も日本海側を中心に気温が上がり、日中の最高気温は
    ▽鳥取県米子市で39度
    ▽鳥取市、岡山市、富山市で38度と危険な暑さとなるほか
    ▽京都市や熊本市で37度
    ▽大阪市や松山市や広島市で36度
    ▽福岡市や山形市で35度などと猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、23日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北の一部と東海から九州南部・奄美にかけての29の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    気象庁は外出や運動を控えて室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240822/k10014556241000.html

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  99. 兵庫で39.7度 福岡では猛暑日最長記録更新 あすも気温高い状態
    2024年8月23日 18時00分

    23日は日本海側を中心に猛烈な暑さとなり、兵庫県豊岡市では40度に迫る危険な暑さとなりました。24日も気温の高い状態が続く見込みで、熱中症への対策を続けてください。

    気象庁によりますと、23日も東日本や西日本では高気圧に覆われて晴れ、気温が上がりました。

    特に日本海側で気温が高く、山越えの暖かい風が吹きおろすフェーン現象の影響も加わったとみられ、日中の最高気温は兵庫県豊岡市で39.7度と、1918年(大正7年)に統計を取り始めてから最も高くなりました。

    このほか、鳥取市と富山市で39.2度、新潟市秋葉区で38.6度、京都市で38度ちょうどなどと、危険な暑さとなりました。

    また、福岡県太宰府市では36.8度となり、35度以上の猛暑日が先月19日からまで連続で36日に達し、気象庁の最長記録を更新しました。

    24日も気温の高い状態が続き、日中の最高気温は、熊本市と鳥取市、福井市で37度、京都市で36度、大阪市や名古屋市、山形市で35度の猛烈な暑さが予想されています。

    気象庁と環境省は、24日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、東北から九州・沖縄にかけての30の府県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

    この夏は体にこたえる暑さが長期間に及んでいます。

    「熱中症警戒アラート」が出ている地域では外出や運動を控え、室内ではエアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど、引き続き熱中症対策を続けてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240823/k10014556631000.html

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  100. 台風10号 27日以降 強い勢力で近づく見込み 接近前も大雨警戒
    2024年8月23日 18時18分

    日本の南の海上にある台風10号は、今後発達しながら北上し、来週火曜日以降、強い勢力で西日本から東日本にかけて接近する見込みで、大荒れになるおそれがあります。今後の情報に注意してください。

    気象庁の観測によりますと、台風10号は23日午後3時には日本の南の海上を北へ進んでいて、中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっています。

    台風の進路や強度の予想にはまだ幅がありますが、今後、発達を続けて、24日に小笠原近海に達したあと北西寄りに進む見込みです。

    その後、来週火曜日 27日以降には、強い勢力で西日本から東日本に接近するおそれがあります。

    西日本から東日本の太平洋側を中心に次第に雨や風が強まり、大荒れの天気となる可能性があります。

    また、北日本でも来週水曜日 28日以降は大荒れの天気となるおそれがあり、今後の情報に注意してください。

    台風の接近前から大雨に警戒を
    今回の台風10号は、勢力を強めながら東日本や西日本に近づくため、上陸した場合は、暴風や大雨の影響を受けるおそれがあります。

    さらに、台風が近づく前からの大雨にも警戒が必要です。

    太平洋高気圧の縁をまわるように大量の暖かく湿った空気が流れ込んでいるため23日朝にかけて静岡県では大雨となりましたが、こうした状況は24日以降も続きます。

    さらに本州付近には24日以降、天気図に示されないような前線帯ができると予想されています。

    そのため24日の土曜日や25日の日曜日は北日本から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になり、激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。

    26日以降は、台風10号から直接、暖かく湿った空気が流れ込むため、さらに雨量が増すおそれがあります。竜巻など、激しい突風のおそれもあります。

    気象庁は、東北と関東甲信、東海では25日にかけて、中国地方では24日の夜遅くにかけて、近畿では24日朝から夜遅くにかけて大雨が警報級となる可能性があるとしています。

    来週にかけては台風の進路に加えて、最新の気象情報にも注意するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240823/k10014556611000.html

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  101. 静岡で記録的大雨 大気不安定な状態続く 局地的な激しい雨注意
    2024年8月23日 18時30分

    南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、北日本や東日本では25日にかけて西日本では24日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
    気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨などに注意するよう呼びかけています。

    気象庁によりますと、太平洋高気圧の縁をまわるように南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、23日午前にかけて静岡市清水区では24時間の雨量が300ミリを超える記録的な大雨となりました。

    午後も北日本から西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっていて、北海道や九州で局地的に雨雲が発達しています。

    午後5時までの1時間には、鹿児島県が垂水市に設置した雨量計で45ミリの激しい雨を観測したほか、北海道乙部町潮見で43.5ミリの激しい雨が降りました。

    今後も暖かく湿った空気が流れ込み、北日本や東日本では25日にかけて、西日本では24日にかけて、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

    気象庁は、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意するよう呼びかけています。

    急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240823/k10014556651000.html

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  102. あす秋田の記録的大雨から1か月 3年連続で記録的大雨の災害
    2024年8月23日 18時47分

    秋田県内の各地で被害が出た記録的な大雨の降り始めから24日で1か月です。秋田県内では3年連続で記録的な大雨による災害が発生していて、復旧・復興だけではなく被害を未然に防ぐ対策が急がれています。

    NHKが警察などを取材したところ、記録的な大雨でこれまでに秋田県内では1人が亡くなっているほか、湯沢市の道路工事の現場で土砂崩れが発生し、作業をしていた60代の男性の行方がわからなくなっています。

    23日公表された県のまとめなどによりますと、由利本荘市を流れる子吉川と支流の石沢川で堤防が決壊するなどあわせて10の河川が氾濫しました。

    川の氾濫などにより、あわせて307棟の住宅で水につかるなどの被害が確認されています。

    このうち全壊は、にかほ市で2棟、由利本荘市で1棟で、半壊は、由利本荘市で43棟、にかほ市で5棟、北秋田市で1棟となっています。

    さらに、一部破損が5棟あり、床上浸水が18棟、床下浸水が232棟確認されているということです。

    農業にも大きな被害が出ていて、これまでに田んぼや大豆畑などあわせて3065ヘクタールが水につかり、被害額は18億円余りに上っています。

    また、あぜ道や水路が壊れるなどの被害は4773か所で確認され、こうした農林水産業全体の被害額はわかっているだけで183億4000万円余りとなっています。

    さらに、JR奥羽本線は院内駅と山形県の新庄駅の間で今も運休しているほか、通行止めが続いている道路もあるなど、交通の影響も続いています。

    今回の災害について国は復旧にかかる費用を支援する「激甚災害」に指定する方針で、21日、県内を視察した松村防災担当大臣は、「閣議決定の準備を進めている」と述べています。

    秋田県内では3年連続で記録的な大雨による災害が発生していて、復旧・復興だけでなく、被害を未然に防ぐ対策が急がれています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240823/k10014557351000.html

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  103. 山形 記録的大雨1か月 住宅や農林水産業に被害 生活再建が課題
    2024年8月25日 7時03分

    山形県内で3人が死亡するなどの被害が出た記録的な大雨から25日で1か月です。1900棟を超える住宅が被害を受けたほか、農林水産業の被害額も100億円を超え生活再建が課題となっています。

    山形県内では7月25日の記録的な大雨で日本海側の庄内地方や、北部の最上地方を中心に河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、警察官2人と86歳の女性の合わせて3人が死亡しました。

    山形県によりますと、8月23日時点で被害を受けた住宅は1900棟余りに上り、酒田市と遊佐町、戸沢村、鮭川村の4市町村では、180人余りが今も避難所での生活を余儀なくされています。

    こうした中、一部の地域では仮設住宅の建設が進められていて、入居は10月上旬の見通しとなっているほか、民間の賃貸住宅を仮設住宅として利用する、いわゆる「みなし仮設」の受け付けも始まっています。

    また、田んぼに土砂が流れ込むなどして農業にも大きな被害が出ていて、農林水産業の被害額はおよそ105億円に上り、被害額はさらに増える見込みです。

    住まいの確保や農地の復旧には時間がかかる見通しで、生活再建に向けた継続的な支援が求められています。

    大きな被害 酒田市大沢地区は
    7月の記録的な大雨で特に大きな被害が出た山形県酒田市の大沢地区は市の北東部に位置していて、荒瀬川沿いに集落が点在しています。

    記録的な大雨で地区を流れる荒瀬川が氾濫し、避難途中だった86歳の女性が死亡したほか、山の斜面が崩れて大量の土砂が集落に流れ込むなどして多くの住宅が被害を受けました。

    大雨から1か月たった今も土砂や流木に埋もれたままの家もあり、避難所での生活を余儀なくされている人がいるほか、自宅の再建を諦め別の場所に移り住む人も出てきています。

    大沢地区で再建を目指す住民
    大沢地区の下青沢に両親と3人で暮らす相蘇弥さん(53)は、地区を流れる荒瀬川の氾濫で自宅の1階部分が浸水する被害を受けました。

    り災証明書の判定は「大規模半壊」で、大雨から1か月となる今も避難所での生活を余儀なくされています。

    コメ農家としてこれまで生計をたててきましたが、およそ7ヘクタールの田んぼにも泥や石が流れ込み、ことしのコメの収穫はできなくなりました。

    復旧には時間がかかる見通しで来年以降の収入も見込めないため、自宅を再建するためにどれくらい費用がかかり、支援が受けられるのか、不安を抱えています。

    それでもこの地区に住み続けたいと毎日のように避難所から自宅に通い、水につかった家具の片づけや部屋の中にたまった土砂を取り除く作業を続けています。

    相蘇さんは「自宅の再建を目指して片づけを続けていますが、今後、どうなるのかはわかりません。保険金だけでは直せないと思うので、行政には資金のサポートなどをお願いできたらと思います。小さいころから住んでいる場所なので、離れなくてもいいようにしたいです」と話していました。

    再建を諦め引っ越す決断をした住民も
    大沢地区の北青沢で60年ほど暮らしてきた相蘇※リュウ治さん(72)は、近くの山にある川から大量の土砂が自宅に流れ込む被害を受けました。

    1階部分はほとんどが土砂で埋まり手がつけられない状態だったため、避難所での生活を余儀なくされていました。

    大雨から2週間たったころ自宅の再建を諦め、およそ20キロ離れた酒田市中心部に引っ越す決断をして、ふとんや祖母の写真など最低限の荷物を自宅から運び出しました。

    山形県によりますと、この集落には3ヘクタールほどの広さに1万5000立方メートルの土砂が流れ込んだと推定されるということで、自宅が大きな被害を受けた住民の中には転居する人が相次いでいます。

    集落に流れ込んだ土砂の撤去作業が重機を使って少しずつ進められていますが、相蘇さんの自宅の中は土砂が流れ込んだ当時のままとなっています。

    相蘇さんは「ここにはもう住めません。転居した人も多くこの集落の人数も3分の1ぐらいになります。これからどうやって暮らして生計をたてていくのか、行政の支援も受けながら、住民それぞれ、新しい生活をやっていくしかありません」と話していました。

    ※リュウは「隆」の「生」の上に「一」
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240825/k10014558121000.html

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    1. 山形 記録的大雨から1か月 浸水した空き家の片づけ進まず
      2024年8月25日 12時14分

      山形県内で3人が死亡し、多くの住宅が浸水するなどの被害が出た記録的な大雨から、8月25日で1か月です。被災地では浸水した空き家の片づけが進まず、課題となっています。

      山形県内では7月25日の記録的な大雨で河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、3人が死亡したほか、多くの家屋が浸水被害を受けました。

      最上川が氾濫した戸沢村では、浸水した住宅およそ300戸のうち、20戸が空き家とみられ、このうち1階の天井近くまで浸水した建物では、ボランティアが所有者の家族の立ち会いのもと、流れ込んだ泥やぬれた畳、家具などを運び出していました。

      村によりますと、空き家の中には所有者と連絡が取れないため、片づけが進まないケースがあるということです。

      さらに、避難した住民が戻らなければ、空き家が増えるのではと懸念しています。

      戸沢村建設水道課の安食豊彦課長は「空き家は個人の資産で、所有者などと連絡がとれなければどうすることもできないが、なんとか所有者を探していきたい」と話していました。

      空き家近くの住民「においや衛生面が特に心配」
      戸沢村では、浸水した空き家の片づけが進まない中、住民から不安の声が聞かれました。

      浸水被害にあってから1か月そのままになっている空き家の近くに住む、80代の女性は「においや衛生面が特に心配だ。空き家になる前に建物を解体するなど、問題が起きないようにしてほしい」と話していました。

      自治会の役員を務める門脇忠夫さんは「においや感染症など、近隣住民としては心配だが、どうしようもない。私たちも被災していて、浸水した空き家をどうすればよいか判断できないが、今後の対応を村と話し合いたい」と話していました。

      村の社会福祉協議会によりますと、浸水被害にあったままの空き家は倒壊する危険性があるうえ、ぬれた畳や家具が腐って悪臭が出たり、野生動物が入り込んだりする懸念もあります。

      社会福祉協議会では、所有者が分かっている場合は連絡をとり、片づけなどの要望を聞き取っているということで、社会福祉協議会の安食江里さんは「今後も同じ地区に住み続けたい人が安心して住み続けられるよう、ボランティア活動を通じて地域の再生を手伝いたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240825/k10014558541000.html

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  104. 台風10号、28日頃に西日本に上陸の恐れ…東日本も27日以降は暴風雨や高波に警戒
    2024/08/25 22:04

     強い台風10号は25日、日本の南の海上を北西へ進んだ。気象庁によると、台風は発達しながら北上を続け、28日頃に強い勢力を維持したまま西日本に上陸する恐れがある。西日本と東日本の太平洋側を中心に27日以降は大雨になる見込みで、同庁は暴風や高波、土砂災害などへの厳重な警戒を呼びかけている。

     台風は25日午後9時現在、日本の南の海上を時速約30キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は35メートル。

     同庁によると、27日午後6時から28日午後6時までに予想される24時間降水量は、東海400ミリ、近畿と四国、九州南部300ミリ、九州北部200ミリ、中国150ミリとなっている。

     JR各社は25日、台風の接近に伴い、新幹線の全線や一部区間で計画運休や運転見合わせを行う可能性があると発表した。東海道新幹線と上越・北陸新幹線、東北・山形・秋田新幹線は28~29日で、山陽新幹線は27~29日。

     空の便では、全日空と日本航空が、27~28日に西日本の空港を発着する国内線を中心に、運航に影響が出る可能性があるとしている。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20240825-OYT1T50045/

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  105. 栃木県北部で線状降水帯が発生 災害危険度高まる 厳重警戒を
    2024年8月26日 2時39分

    暖かく湿った空気の影響で東日本や西日本で大気の状態が非常に不安定になっていて、栃木県鹿沼市付近では午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。栃木県北部では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いていて、低い土地の浸水や土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

    気象庁によりますと、東日本や西日本では太平洋高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定になっています。

    栃木県鹿沼市付近では、レーダーによる解析で午前2時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表し安全を確保するよう呼びかけています。

    栃木県では塩谷町付近でもレーダーによる解析で昨夜11時20分までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるほか、その後も発達した雨雲がかかり続け、26日午前0時27分、栃木県北部で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

    塩谷町では午前2時までの6時間の雨量が232.5ミリに達しています。

    これまでに降った雨で栃木県と岩手県では土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

    大気の不安定な状態はこのあと数時間続く見込みで気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の氾濫に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。

    自治体の避難情報などに注意して安全な場所で過ごすようにしてください。

    各地で浸水の情報相次ぐ

    県内で記録的な大雨が観測される中、26日午前0時時点で各地で浸水の情報が寄せられ、自治体の職員などが確認しています。

    那須塩原市によりますと、市内の東大和地区の2世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

    塩谷町によりますと、町内の上平の1世帯で床下浸水しているという情報があるということです。

    また、栃木北東地区消防指令センターによりますと、矢板市や大田原市で「床下浸水している」などといった119番通報が数件寄せられているということです。

    「顕著な大雨に関する情報」とは
    「顕著な大雨に関する情報」は、発達した積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いたり降り続くと予想されたりして土砂災害や洪水の危険性が急激に高まったときに発表されます。

    「線状降水帯」は、2020年の7月豪雨や2018年の西日本豪雨など、これまでの豪雨災害で繰り返し確認され、予報を上回って、短い時間で状況が悪化する危険性があります。

    この情報が出た際は、自治体からの避難の情報に基づき、周囲の状況を確かめて早めの避難をするほか、すでに避難場所までの移動が危険な場合は、崖や沢から離れた近くの頑丈な建物に移動したり建物の2階以上など浸水しにくい高い場所に移動したりするなど、身の安全を確保することが重要です。

    情報が発表される基準は、3時間の解析雨量が100ミリ以上になっている範囲が500平方キロメートル以上あることや、その領域の形状が「線状」であることなどとなっています。

    また、実際に発生が確認される前の予測の段階でも発表されます。

    情報を待つことなく早めの避難を
    注意が必要なのは、この情報が発表された際、すでに外に出ることすら危険になっているおそれもあることです。

    気象庁が過去の災害で検証したところ、「顕著な大雨に関する情報」を発表する基準に達していない段階でも大きな被害が出ていた事例があるということです。

    また、情報が出ていない地域でも今後、雨雲が移動し、急激に状況が悪化するおそれもあります。

    このため気象庁は、避難情報に直結はせず、危機感を高めてもらうための情報だとし、5段階で運用されている大雨警戒レベルでは「レベル4“相当以上”」だとしています。

    その上で、情報を待つことなく、気象庁のホームページで確認できる危険度分布や河川の水位情報などをもとに早めの避難を心がけて欲しいと呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559221000.html

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  106. 残暑厳しく 秋も暑くなる見込み “引き続き熱中症対策を”
    2024年8月20日 16時50分

    全国的に猛烈な暑さが続いていますが、ことしも残暑は厳しく、秋も暑くなる見込みです。

    気象庁の3か月予報によりますと、9月と10月を中心に平均気温は全国的に平年より高く、東日本や西日本の太平洋側では雨量が多くなりやすいと見込まれています。

    気象庁は「残暑が厳しく秋の訪れが遅くなる。引き続き熱中症対策をとってほしい」と呼びかけています。

    気象庁が20日発表した9月から11月の長期予報では、太平洋高気圧が日本の南東で張り出しを続けることで、上空の偏西風は平年より北を流れるとみられ、日本付近は引き続き暖かい空気に覆われやすくなる見込みです。

    このため、3か月を通して平均気温は全国的に「高い」と予想されています。

    月別に見ると9月と10月は全国的に「高い」予想で、11月になると北日本と東日本で「平年並みか高い」、西日本と沖縄・奄美で「ほぼ平年並み」と気温の高止まりがやや和らぐと予想されています。

    これはペルー沖の海面水温が平年より下がる「ラニーニャ現象」が冬にかけて発生の可能性が高いとされていて、冬型の気圧配置が強まる可能性があるためです。

    太平洋側を中心に雨の量も多くなる可能性があります。

    高気圧が南東側に張り出すため、向こう3か月間の降水量は太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響を受けやすいと見込まれています。

    東日本から西日本の太平洋側と沖縄・奄美で「平年並みか多い」、東日本から西日本の日本海側と北日本で「ほぼ平年並み」と予想されています。

    また台風シーズンが長く続く可能性もあります。

    冬にかけて「ラニーニャ現象」が発生する可能性が高いため、フィリピンの東の海上で台風のもととなる積乱雲が例年より多く発生すると見込まれているためです。

    日本近海の海面水温も気温と同様、高いと予想されています。

    気象庁異常気象情報センターの田中昌太郎所長は「残暑が厳しく、秋の訪れが遅くなる見込みのため、油断をせずに熱中症対策を続けてほしい。また、湿った空気が入りやすい上台風の時期が続くため、大雨への対策が大事になる。最新の気象情報に留意してほしい」と呼びかけています。

    屋内での熱中症疑いの死者 9割近くが“エアコン使用せず”
    東京23区の死因がはっきりしない遺体を調べている東京都監察医務院によりますと、ことし6月から8月18日までに熱中症の疑いで死亡した人は、速報値で222人で、このうち96%にあたる214人が屋内で亡くなっていました。

    屋内での死亡例を分析すると、エアコンがあるのに使っていなかったケースが、65%にあたる139人と最も多く、23%にあたる50人はエアコンがない部屋で亡くなっていました。

    エアコンを使っていなかったケースは、あわせて189人と、屋内での熱中症疑いの死者の88%を占めています。

    電気代抑えた効果的な使用 “リモコン設定がポイント”
    熱中症対策に欠かせないエアコンは、どうすれば電気代を抑えて効果的に使えるのか。

    空調機器大手「ダイキン工業」の広報担当、森重雄己さんは、リモコンでの設定がポイントだといいます。

    このうち風量については「弱にすると電気代を節約できると考える人もいると思うが、私たちが行った実験では、室内が暑いときは風量弱の時より風量自動のほうが、節電につながるという結果となった。弱だと設定温度になるまで時間がかかるので、その分むだな電力を消費するが、自動は最初に強い風が出て設定温度に達したらそれを維持するので効率よく涼しくできる」と話していました。

    この会社が行った実験では、午前8時から午後7時まで11時間連続運転した場合の電気代は1キロワットアワーあたり31円で、計算すると風量弱のおよそ119円に対し、風量自動の場合はおよそ86円と、3割近く安くなったということです。

    また風が出る方向は「斜め下」よりも「水平」にしたほうが節電につながり、室外機の周辺に物が置かれていると空気の流れを邪魔した結果、無駄な電力を消費してしまう場合があることも知っておいてほしいといいます。

    そのうえで森重さんは「30分ほどの外出であれば、こまめに電源を切るより、そのままつけっぱなしにしておいたほうが電気代が安くなる場合がある。寝るときも、朝までエアコンをつけっぱなしにしたほうが、タイマー設定でオフにするより熱中症予防の指標とされる暑さ指数が低いまま、快適に過ごせるという実験結果もあるので、エアコンをうまく使って熱中症対策をしてほしい」と話していました。

    “エアコン使用 ためらわないで” 専門家呼びかけ
    専門家は熱中症から命を守るためには、エアコンの使用をためらわないでほしいと呼びかけています。

    熱中症対策に詳しい済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師は「温度も湿度も下げてくれるエアコンは最も効果的な熱中症対策になる。古いタイプのエアコンは温度調整がきかず、冷えすぎたり、風が1か所しかあたらなかったりということがあったが、今のエアコンは設定すれば温度や湿度を自動調整したり、風が直接あたらないよう調整したりしてくれるので、それほど体に悪影響はない。この時期は体が冷えることより熱中症になることのほうが体へのダメージが大きいので、そのリスクを考えてほしい」と話しました。

    そのうえで「エアコンで冷やされた空気を吸って体温を下げることが熱中症対策になるので、エアコンの風が苦手な人は、長袖の服を着たり寝るときなら布団にしっかり入ったりしたうえで、エアコンをつけて過ごすようにしてほしい。1日つけっぱなしにしてもかかる電気代は100円程度だが、熱中症の患者1人を救急車で搬送すると10万円単位の税金がかかるので、エアコンで熱中症を予防してもらったほうが社会全体の医療費負担も少なくなる」と指摘しました。

    さらに「暑い日が続き、みなさんだいぶ暑さに体が慣れてきた反面、暑さによる疲れがたまってきている時期でもある。引き続き天気予報の暑さ指数や熱中症警戒アラートに注意して行動し、エアコンを使って室内の温度と湿度をコントロールするとともに、水分補給や栄養価の高い食事、十分な睡眠を心がけてほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240820/k10014553661000.html

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    1. 気象庁「残暑厳しく、秋の訪れは遅くなる」…9月と10月は台風発生しやすい状況
      2024/08/20 18:32

       気象庁は20日、9~11月の3か月予報を発表した。9、10月は全国的に平年を上回る暑さになる見通しで、同庁は「残暑が厳しく、秋の訪れは遅くなる」として、引き続き熱中症対策の徹底を呼びかけている。

       同庁によると、期間中の平均気温が平年より高くなる確率は、北日本50%、東・西日本60%。9~10月は、太平洋高気圧の勢力が強く、全国的に暖かい空気に覆われやすくなるという。11月は、北・東日本が平年並みか高く、西日本はほぼ平年並みの見通し。

       また、フィリピンの東海上の水温が平年に比べ高く、9~10月は平年よりも台風が発生しやすい状況が続くという。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20240820-OYT1T50142/

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