2020年2月29日

2020武漢風邪nCov新型コロナウイルス新型肺炎★2

( 2020武漢風邪nCov新型コロナウイルス新型肺炎 の続き)

新型ウイルスの病状「COVIDー19」と命名 WHO
2020年2月12日 4時08分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281651000.html
>WHO=世界保健機関は新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVIDー19」と名付けたと発表しました。感染の拡大が最も深刻な中国の武漢にちなんだ呼び方でウイルスについて伝えるメディアもある中、地名を避けることで中国への配慮をにじませた形です。

(追記2/12 2020)
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14日間の「水際対策」「隔離停留」のオプションコースがもれなくおまけでついてくるありがたいツアーにあたってしまう、まきこまれたほうの不運… 対策する側にしてみれば、一石二鳥一挙両得でできる「豪華クルーズ船」、なかなかの妙手とみたが、商売でやっている会社にとっては痛手でしかない、しかも終わりが見通せない。

クルーズ船 ウイルス陽性は10人 うち乗客9人 日本国籍は3人
2020年2月5日 18時08分 NHKニュース

新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、横浜港沖に停泊していたクルーズ船で、発熱の症状がある人などのウイルス検査が行われ、これまでに31人の結果が判明し、このうち10人がウイルスに感染していたことが確認されました。
10人のうち、乗客は9人で、日本国籍が3人、中国籍が3人、オーストラリア国籍が2人、アメリカ国籍が1人となっています。また、フィリピン国籍の乗務員1人も含まれているということです。

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は3日夜から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊し、船内で乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫が行われました。

そして、発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人や香港の男性と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。

これまでに31人分の結果が判明し、このうち乗客9人と乗員1人の合わせて10人がウイルスに感染していたことが確認されました。

クルーズ船には海上保安部の船が派遣され午前7時半ごろから感染が確認された男女10人を神奈川県内の複数の医療機関に搬送しています。

10人は、50代と60代がそれぞれ4人、70代と80代がそれぞれ1人で、いずれも症状が重い人はおらず、このうち50代の女性1人と60代の男女2人の3人の乗客は日本人だということです。

感染が確認された人のうち2人は、先月22日にクルーズ船が立ち寄った鹿児島県で、ウイルスに感染していた香港の80代の男性と、オプションのバスツアーで半日一緒に過ごしていたということです。

国内で感染が確認された人は33人となりました。

船内に残るおよそ3700人の乗客と乗員については原則として14日間、
船内にとどまり、客室などで待機してもらう方針だということです。

クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、鹿児島を回って香港に立ち寄った際、船を下りた香港に住む80歳の乗客の男性が、新型コロナウイルスに
感染していることが確認されていました。

厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

陽性反応の10人 うち日本国籍は3人

クルーズ船の運航会社はホームページで、新型コロナウイルスの陽性反応が確認された10人について国籍などを明らかにしました。

10人のうち、乗客は9人で、
▽日本国籍が3人、
▽中国籍が3人、
▽オーストラリア国籍が2人、
▽アメリカ国籍が1人となっています。

また、フィリピン国籍の乗務員1人も含まれているということです。

運航会社「最低14日間停泊」

クルーズ船の運航会社はホームページでコメントを出し、「船は引き続き検疫下におかれ、横浜港にとどまります。厚生労働省の定めにより、検疫期間は最低14日間となります」と今後も横浜港での停泊を続けることを明らかにしたうえで、「乗務員はお客様全員が快適に過ごしてもらえるように努力します」としています。

また、横浜港で食料などの積み込みを行う前に、真水の精製など運航に必要な作業を行うとして、停泊している場所をいったん離れる可能性も示唆しています。

乗客と乗員 273人から検体採取

厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、横浜港沖に到着した際、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗船していました。

乗客には合わせて56の国と地域の人がいて、このうち日本人の乗客は半数近い1281人います。

乗客と乗員のうち、発熱やせきなどの症状がある120人と、症状がある人や香港の男性と濃厚接触した153人の、合わせて273人から検体を採取してウイルス検査を行っています。

このうち、香港の男性と先月22日に鹿児島でオプションのバスツアーに参加し濃厚接触した人は36人いるということです。

鹿児島でバスツアーに40人参加 2人の感染確認

今回のクルーズ船ツアー客で最初に新型コロナウイルスの感染が確認された香港の80代の男性は、先月22日船が鹿児島に立ち寄った際、現地でバスツアーに参加していました。

バスツアーには男性を含めてクルーズ船の乗客40人が参加し、午前中から半日かけて、県内の観光地を回ったということです。

その後、バスツアーの参加者のうち男性を含む4人は25日に立ち寄った香港で船を下り、残りの36人はそのままクルーズ船でベトナム、台湾、那覇を経由して横浜に向かったということです。

厚生労働省は、この36人の乗客について、香港の男性と濃厚接触があったと判断してウイルス検査を実施し、このうち2人の感染が確認されました。

また、運転手とガイドは健康観察をしているということです。

クルーズ船 16日間で香港、台湾などめぐる旅程

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、アメリカのクルーズ会社が運航している大型客船です。

先月20日に横浜を出て、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、それに那覇を16日間でめぐり、4日午前6時半に横浜港に到着する予定でした。

香港当局によりますと、このクルーズ船に乗っていた香港に住む80歳の男性が、先月25日香港で船を降りたあとに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

男性は乗船する前の19日からせきの症状があり、20日に横浜港からクルーズ船に乗船し、22日に鹿児島を経て25日に香港で下船したということです。

鹿児島では下船して船の乗客を対象にしたバスツアーに参加していたということです。

男性の感染確認を受け、クルーズ船は3日から横浜港の沖に停泊し乗客と乗員全員に検疫が行われ、発熱やせきなどの症状があり、感染が疑われる人などにはウイルス検査を行っています。

厚生労働省によりますと、船には当初、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗っていました。

5日午前9時の時点でウイルスへの感染が確認され病院に搬送された人などを除く3699人が船内に残っています。

乗客のおよそ半数、1281人が日本人で、香港や台湾など合わせて56の国と地域の人がいたということです。

運航会社によりますと、当初、同じ船で4日夕方横浜港を出発する予定だった別のクルーズについては中止したということです。

厚労相「検査の結果までに複数日」

加藤厚生労働大臣は衆議院予算委員会でクルーズ船の乗客・乗員に行っている検査について、「各地で出された分析結果を国立感染症研究所に渡し、最終的な判断を行う手続きで進めている。きょう中に全部できるかというと難しく、複数日かかる」と述べました。

また、感染の有無を迅速に調べる簡易検査キットの開発について「検査キットを作り、性能試験をするプロセスなどが必要で、それなりの時間がかかる」と述べたほか、ワクチンの開発についても、安全性の確保などが必要だとして一定期間を要するという認識を示しました。

乗客の70代男性「一刻も早く対応を」

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の70代の男性は5日午前、NHKの電話取材に対し、「妻が使っている薬がまもなく切れるので一刻も早く対応してほしい」と話しています。

男性によりますと、5日午前8時すぎ、船内放送で10人の感染が確認されたことや原則14日間、全員、それぞれの部屋にとどまるよう案内があったということです。

男性は「きのうまでは共有スペースで卓球などをして過ごすことができたが、けさからは部屋から出られない状態です。朝食を食べようとレストランに行きましたが、『食事は部屋でとってください』と言われ、ルームサービスを待っているがまだ届いていません。船内は混乱した様子はないが、どうしようもないので部屋にいるしかありません」と話していました。

そのうえで「妻が使っている血行をよくするための漢方薬があと数日で切れるので心配です。船内は高齢者が多く、高血圧の薬などを使っている人もいると思うので、一刻も早く対応してほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273171000.html


NHK「新型肺炎」ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000967.html


特設サイト 新型ウイルス肺炎

特設サイト 新型ウイルス肺炎
新型のコロナウイルスによる肺炎。感染の広がりは? その特徴は? 各国や国際機関の対応は? 注意すべき点は? 最新ニュースをまとめています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/





(書きかけ)




ビートたけし「コロナウイルスって本当は大したことないんじゃない?」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1580722980/


マスメディアは現実の提供すらできなくなっていて、現実の幻惑を提供することだけが使命になっていく
https://1000ya.isis.ne.jp/0639.html

あるいは、ヒトという生き物がもっている太古の脳システムが「恐怖」の刺激によって発動し原始的な情動につきうごかされた結果おこる、高度情報化社会における「集団ヒステリー」

あらぬものをじつにありありとあたかもそれが現実に目の前にあるようにみごとな脚色演出を施す、それが今どきの「マスゴミメディア」の役割であったりする。

なんのことない、その昔「シャーマン」が担っていたものが、今は「マスゴミメディア」が担っているだけにすぎないのである。


(№446 2020年2月5日)

196 件のコメント:

  1. 外務省海外安全ホームページ新着渡航情報
    中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その8):日系航空会社の減便・運休について - 2020/2/4
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C023.html

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    1. 新型コロナウイルスに関する注意喚起:
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html

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    2. 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その9):中国各地における移動制限の拡大について(早期の一時帰国や中国への渡航の一時延期を含む安全確保を積極的にご検討ください。) - 2020/2/6
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C025.html

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    3. 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)(早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください。) - 2020/2/12
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C027.html

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  2. 新型肺炎 帰国者の一時滞在先でフェリーを横須賀基地に 防衛省
    2020年2月5日 15時07分

    新型のコロナウイルスの感染が広がる中、防衛省は、今後、中国から帰国する人たちの一時的な滞在先として活用できるよう、民間のフェリーを神奈川県の横須賀基地に派遣し、5日、受け入れの準備が行われました。

    横須賀基地に派遣されたのは、防衛省が自衛隊の部隊の輸送などのために契約している民間のフェリー「はくおう」(およそ1万7000トン)です。

    今後、政府のチャーター機で中国 武漢から帰国する人たちの一時的な滞在先として活用できるように災害派遣され、5日、受け入れに備えて自衛隊員とフェリーの乗組員が船内で打ち合わせを行いました。

    防衛省によりますと、94の客室のうち、シャワーやトイレを備えた24の客室に1人ずつ受け入れることを想定していて、今後、滞在先としての活用が要請された場合、帰国した人たちを受け入れるということです。

    災害派遣は通常、被災した自治体などからの要請を受けて行われますが、今回、防衛省は、「新型コロナウイルスの感染拡大防止は特に緊急を要する」として、要請を待たずにフェリーを派遣しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273541000.html

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  3. 新型肺炎 日本からの直接入国禁止 ミクロネシア連邦
    2020年2月5日 15時16分

    新型コロナウイルスをめぐって、WHO=世界保健機関が緊急事態を宣言したことを受けて、太平洋島諸国の1つ、ミクロネシア連邦は、入国する場合は感染者が確認されていない国や地域で少なくとも14日間過ごさなければならないとして、日本からも直接入国することを禁止しました。

    ミクロネシア連邦のパニュエロ大統領は、4日までに「公衆衛生上の緊急事態宣言」を出し、中国への渡航を禁止するとともに、そのほかの感染者が確認されている国や地域については、不要不急の渡航を控えるよう強く求めました。

    また、中国からの入国を禁止するとともに、中国以外から入国する場合は、直前に感染者が確認されていない国や地域で、少なくとも2週間過ごさなければならないとしていて、日本からも直接入国することを禁止しました。

    現地にある日本大使館は、日本人の旅行者に対して、渡航する際には十分に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273581000.html

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  4. クルーズ船 あす午前8時ごろ横浜港大黒ふ頭に着岸へ
    2020年2月5日 16時44分

    横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受けて横浜市は、対策会議を開き、クルーズ船が6日午前8時ごろに、食糧や物資の補給などのため横浜港の大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。市は、要望があれば、保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。

    3日から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、10人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたことを受けて、横浜市は対策会議を開きました。

    この中で市の担当者はクルーズ船が6日午前8時ごろに、船の運航会社からの要請で、食糧や物資の補給などのために、大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。

    市は、要望があれば補給の際にマスクなどの物資を提供するということです。

    また、長期間の停泊で船に残された人が健康不安を訴えるケースに備え、要望があれば保健師を派遣して健康相談に応じることも明らかにしました。

    感染が確認された10人のうち3人は、市内の「横浜市立市民病院」に搬送されたということで、横浜市の林文子市長は「大変厳しい状況と受け止めている。不安を感じている乗客、乗組員は多いと思うので、一意団結して全力で支援し、皆さんをお守りしたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273721000.html

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  5. クルーズ船 10人のウイルス感染を確認 加藤厚労相
    2020年2月5日 18時07分

    加藤厚生労働大臣は、記者会見し、3日から横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、発熱の症状が見られる人などに新型コロナウイルスの検査を行った結果、これまでに10人の感染が確認されたことを明らかにしました。

    加藤厚生労働大臣は、新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、3日から横浜港沖に停泊しているクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員への対応について5日午前、記者会見しました。

    加藤大臣は、発熱などの症状があった人や、症状がある人と濃厚接触した人、合わせて273人から検体を採取し、ウイルス検査を行ったところ、これまでに10人の感染が確認され、神奈川県内の医療機関に搬送し入院させることを明らかにしました。

    船内には、日本人のほか、香港や台湾を含む56の国と地域の人がいるということで、感染が確認された10人のうち3人は日本国籍だということです。

    また、加藤大臣は、ほかの乗客・乗員は、ウイルスの潜伏期間を踏まえ、原則として14日間は引き続き船内に待機させると説明しました。

    さらに高齢者や持病がある人は感染すると重症化する可能性が高いとして、追加でウイルスの検査を行う方針も示しました。

    加藤大臣は、「乗員・乗客の健康状態に十分配慮し、それを最優先にしつつ、感染の拡大防止に向け万全の対策を講じていきたい」と述べました。

    自民 政府に体制強化など提言へ

    自民党は対策本部を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、簡易検査キットの開発促進や観光業など中小企業への支援、それに、感染症対策のための法整備や体制強化などを、近く政府に提言することを確認しました。

    岸田政務調査会長は「状況は日々刻々と変化しており、今後、影響が広がることが予想される。緊張感を持ちつつ冷静に政治の責任を果たしていきたい」と述べました。

    野党4党「政府は万全の対策を」

    立憲民主党など野党4党の国会対策委員長らが会談し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、引き続き万全の対策をとるよう政府に求めることを確認しました。

    立憲民主党の安住国会対策委員長は「クルーズ船の状況が一段落するか、感染者がある程度落ち着いてくるかしないかぎりは、加藤厚生労働大臣の委員会出席は配慮したい。厚生労働省には集中して対応にあたってもらいたい」と述べました。

    日本維新の会の馬場幹事長は記者会見で「クルーズ船の中に2週間も朝から晩までいると精神的に影響があると思う。心理学の専門家を乗船させてケアに努めるなど対策を万全にしてほしい。また、観光業など経済的な損失を心配する人もいるが、影響があるからといって対策を緩めるべきではないし、感染者が滞在した場所などの情報も開示すべきだ」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273181000.html

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  6. 香港でも… クルーズ船で乗組員30人以上が体調不良訴える
    2020年2月5日 19時20分

    香港では、5日帰港したクルーズ船の乗組員30人以上が体調不良を訴え、この船に先月乗っていた中国人3人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。香港の衛生当局は、クルーズ船の乗客と乗組員全員の検疫が終わるまで上陸を許可しない措置を取っています。

    香港政府などによりますと、このクルーズ船は先月19日から24日までの日程で、香港と中国南部の広州を出発してベトナム各地を回るツアーを行いましたが、3日になってツアーに参加していた中国人の乗客3人が新型コロナウイルスに感染していたことが中国当局によって確認されたということです。

    その後、このクルーズ船は今月初めに香港を出て、台湾をめぐる別のツアーに出発しましたが、5日までに乗組員30人以上が体調不良を訴え、このうち3人に一時、発熱などの症状が出たということです。

    クルーズ船は5日午前、予定を早めて香港に戻りましたが、香港の衛生当局は、乗客1800人と乗組員1800人の合わせておよそ3600人全員の検疫が終わるまで、上陸を許可しない措置を取っています。

    香港メディアによりますと、乗客の9割は香港在住の人だということで、外務省によりますと、日本人がこのクルーズ船に乗っているという情報は今のところ入っていないということです。
    香港政府 本土から入る人に14日間の隔離措置
    香港政府は新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐためだとして、中国本土から香港に入る人に対し、14日間の隔離措置をとると発表しました。

    これは香港政府トップの林鄭月娥行政長官が5日午後、記者会見して明らかにしたものです。

    それによりますと今月8日から中国本土から香港に入るすべての人に対し、14日間強制的に隔離する措置をとるということです。

    香港政府は4日から空港など3か所を除き、本土との境界を閉鎖する措置をとりましたが、4日、感染した男性が死亡したほかこれまでに21人の感染が確認されるなど、感染が拡大しており、医療関係者などがすべての境界を閉鎖するよう求めてストライキを続けていました。

    香港政府としては、入境の制限をさらに厳しくすることで政府へのこれ以上の反発を抑えたい考えです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274011000.html

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    1. 香港で検疫中のクルーズ船 乗客や乗組員に日本人数人
      2020年2月5日 23時16分

      香港に5日帰港したクルーズ船が、乗客と乗組員全員の検疫が終わるまで上陸が許可されず停泊したままになっていますが、香港にある日本総領事館によりますと、船の中に、乗客や乗組員として日本人が数人いるということです。

      今のところ、日本人の体調に問題はないということです。

      このクルーズ船では、以前に乗船していた中国人3人が新型のコロナウイルスに感染していたほか、今回、乗船している乗組員30人以上が体調不良を訴えていたことから、香港の衛生当局が全員の検疫が終わるまで上陸を許可しない措置を取っています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274281000.html

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  7. 新型肺炎 春休み迎える大学生に中国への渡航禁止の通達
    2020年2月5日 19時42分

    中国での新型のコロナウイルスの感染拡大をめぐって、外務省が先月末、中国に滞在している日本人や渡航を予定している人を対象に出している「感染症危険情報」で、湖北省を除く中国全土の危険レベルを引き上げたことを受け、日本国内の大学では春休みを迎える学生たちを対象に、中国への渡航を禁止する通達を次々と出しています。

    このうち、昭和大学は3日から学生と職員の中国への渡航を禁止する通達を出しました。

    また、京都大学は4日から中国、香港、マカオへの学生の渡航について、「原則渡航不可」としています。

    このほか、慶応大学は5日から外務省の感染症危険情報のレベルが引き下げられるまで、学生と職員を対象に中国への渡航を原則禁止するほか、上智大学も5日から学生や教職員の中国への渡航を当面の間中止するか、延期するよう求める通達を出しています。

    学生たちが海外旅行に出かけることも多い春休みを迎えるのを前に、各大学が学生や職員に対して、中国への渡航を禁止する動きが広がっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274051000.html

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  8. 新型ウイルス 千葉で40代の男性感染 武漢から来日
    2020年2月5日 21時03分

    先月から千葉県を訪れていた中国 湖北省武漢に住む40代の男性が5日、新型コロナウイルスに感染していることが新たにわかりました。男性は4日、新型コロナウイルスへの感染が確認された30代の外国籍の女性の夫で、一緒に観光していたということです。

    千葉県によりますと新たに感染が確認されたのは中国 湖北省武漢に住み、千葉県内を訪れていた40代の男性です。

    千葉県によりますと先月21日にグループで来日して観光していましたが、先月24日からせきの症状と37度3分の微熱が出て、27日に県外の医療機関を受診していました。

    4日男性の妻がウイルスに感染していたことが確認されたことから、濃厚接触者としてウイルス検査を行った結果、5日新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。男性はせきの症状が続いていて現在、県内の医療機関に入院しているということです。

    この夫婦は先月21日に千葉県外の空港から入国し、複数の観光地をまわったあと、28日に国内線で県内に入りましたが、体調が悪く夫婦でホテルに滞在していたということです。

    一緒に観光していたグループの残り3人は、先月末までに帰国したということです。

    これまでに中国で患者との接触は確認できていませんが、千葉県は「潜伏期間から見て国外か国内、どちらで感染したかはわからない」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273971000.html

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  9. クルーズ船2社 中国本土への渡航歴のある人 乗船断る方針
    2020年2月5日 21時06分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、郵船クルーズと日本クルーズ客船の2社は、14日以内に中国本土への渡航歴がある人については、乗船を断る方針を決めました。

    このうち、郵船クルーズでは来月19日から国内や海外をめぐるクルーズ船の運航が予定されていますが、乗船予定の人たちにこうした方針をすでに伝えたということです。会社では「乗客の安全と安心を確保するための対応だ」と説明しています。

    こうした、直近で中国への渡航歴がある人の乗船を断る対応は、海外のクルーズ船会社でも実施されているということです。

    一方、日本クルーズ客船では、アジア各国を周遊しているクルーズ船が今月9日から12日にかけて、中国の海南島などに寄港する計画でしたが、予定を変更して寄港地を台湾に切り替えたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274191000.html

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  10. 新型肺炎 中国本土以外27の国と地域で感染者235人に
    2020年2月5日 21時41分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27にのぼり、感染者は合わせて235人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本で35人、
    ▽タイで25人、
    ▽シンガポールで24人、
    ▽香港で21人、
    ▽韓国で19人、
    ▽オーストラリアで13人、
    ▽ドイツとマレーシアでそれぞれ12人、
    ▽アメリカと台湾でそれぞれ11人、
    ▽マカオとベトナムでそれぞれ10人、
    ▽フランスで6人、
    ▽UAE=アラブ首長国連邦で5人、
    ▽インドとフィリピンでそれぞれ3人、
    ▽カナダ、イタリア、イギリス、それにロシアでそれぞれ2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーでそれぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273021000.html

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  11. 新型ウイルス 京都の20代男性の感染確認 中国渡航歴なし
    2020年2月5日 21時56分

    京都府に住む20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客を接客したと話しているということです。

    厚生労働省によりますと、新たに感染が確認されたのは京都府に住む20代の男性です。

    男性は発熱とせきの症状が出て先月25日から仕事を休み、4日、ウイルス検査を行ったところ感染が確認されたということです。

    男性は現在は熱はなく、せきもおさまってきているということです。

    厚生労働省によりますと、男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客を1日300人程度接客し、中には湖北省から来日したと思われる観光客も含まれていたと話しているということです。

    これで、国内で感染が確認された人は合わせて35人となりました。

    厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    一方、京都市は記者会見で「男性は中国籍で、店舗の従業員として主に中国人観光客に対応していた」と明らかにしました。

    また「濃厚接触者は先月25日から28日に男性の看病にあたっていた友人1人のみで、これまでのところ発熱や呼吸器症状はない」としています。

    さらに、「男性が働いていた店舗には従業員が全体で30人ほどいて、今のところ症状が出ている人はいない。今後、感染が分かることもありうるので、状況に応じて医療機関の受診を促したい」と話しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274211000.html

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    1. 新たに2人感染確認 京都の中国人男性ら 厚労省
      2/5(水) 20:21配信時事通信

       厚生労働省は5日、京都市在住の20代男性と中国・武漢市から来ていた40代男性の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表した。

       20代男性は中国籍で、中国人観光客への接客業をしていた。2人とも入院しているが、熱は下がっているという。

       20代男性は1月25日に37.5度の発熱があり、27日に京都府内の医療機関を受診した。31日に近隣の別の医療機関で肺炎と診断され入院。検査で今月4日に陽性反応が出た。

       この男性は、京都市内の物販店の従業員として1日当たり約300人の中国人観光客と接しており、中国・武漢市から来日したと思われる観光客も接客したと話している。発熱後は仕事を休んでいるという。

       40代男性は外国籍で、4日に陽性反応が出た30代の女性患者の夫。1月21日に妻ら計5人で来日、24日に37.3度の熱が出て、27日に医療機関を受診した。妻の陽性反応が判明し、千葉県内の別の医療機関で検体を調べた結果、男性の感染も確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000100-jij-soci

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    2. 京都で20代男性の感染確認 1日300人の観光客接客
      2/5(水) 21:57配信朝日新聞デジタル

      国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像。粒状の粒子の上にコロナウイルス特有の冠状のスパイクたんぱく質が観察できるという(国立感染症研究所提供)

       厚生労働省と京都市は5日、京都市在住の20代の中国人男性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。男性は新型肺炎が流行している中国湖北省への渡航歴は最近2カ月間はないが、物販店の従業員として1日約300人の中国人観光客と接していたという。

       厚労省や京都市によると、男性は1月24日から体調が悪くなり、27日と29日に医療機関を受診したが肺炎の症状はなかった。31日に京都市内の病院を受診し、肺炎の症状がみられたため入院し、4日に感染が確認された。男性は「接客していた人の中には湖北省から来た観光客もいた」と話しているという。発熱があった1月25日以降は出勤していなかった。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000074-asahi-soci

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    3. 京都市の20代男性が感染 中国人、観光客に接客
      2/5(水) 22:11配信共同通信

       京都市は5日、市内に住む20代の中国人男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。勤務先で中国から1日300人程度訪れる観光客の接客をしていたという。

       京都市などによると、男性は1月24日に体調が悪くなり、25日には37.5度の熱が出た。31日には肺炎と診断され、2月4日にウイルス検査で感染が確認された。男性は既に熱が下がり、せきも収まっているという。

       友人が看病していたが、発熱や肺炎の症状は現れていない。同市は濃厚接触者として、健康状態の観察を続ける。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000191-kyodonews-soci

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    4. 新型ウイルス 京都の20代男性が感染 2週間以内に中国渡航なし
      2020年2月5日 23時12分

      京都府に住む中国籍の20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客を接客したと話しているということです。

      厚生労働省によりますと、新たに感染が確認されたのは京都府に住む中国籍の20代の男性です。

      男性は発熱とせきの症状が出て先月25日から仕事を休み、4日、ウイルス検査を行ったところ感染が確認されたということです。

      男性は現在は熱はなく、せきもおさまってきているということです。

      厚生労働省によりますと、男性は発症から2週間以内に中国への渡航歴はなく、勤務先で中国からの観光客が1日300人程度訪れる店で接客していたということです。

      中には湖北省から来たと思われる客も含まれ、1メートル以内の近距離で会話をすることが多かったと話していて、厚生労働省は接客の際に感染した可能性があるとしています。

      これで、国内で感染が確認された人は合わせて35人となりました。

      厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

      一方、京都市は記者会見で「濃厚接触者は先月25日から28日に男性の看病にあたっていた友人1人のみで、これまでのところ発熱や呼吸器症状はない」としています。

      また「男性が働いていた店舗には従業員が全体で30人ほどいて、今のところ症状が出ている人はいない。今後、感染が分かることもありうるので、状況に応じて医療機関の受診を促したい」と話しました。

      そのうえで、「男性に話を聞いたところ、客の中に武漢から来た人もいたのではないかということだった。接客する時間は客1人当たり5分から10分ほどで、50センチから100センチの距離で会話することもあったとみられる。濃厚接触なのか判断は難しいが飛まつがとんでかかる距離で接客していたこともあり、濃厚接触に近いのではないかと考えている」と説明しました。

      京都市は、「武漢から来た観光客からの感染だろうと考えられる。2次感染も起きておらずフェーズが変わったとは考えていない」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012274211000.html

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  12. クルーズ船、感染者増える可能性…国内感染確認は34人に
    2020/02/05 22:17

     厚生労働省は5日、新型コロナウイルス感染者が乗っていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗船者3711人)で、新たに10人の感染が確認されたと発表した。国内で集団感染が確認されたのは初めて。同省は同日から原則14日間、横浜港(横浜市)沖に停泊中の船内に全員とどまってもらうことを決め、定期的に健康観察を続ける。

     10人は感染症法に基づき、神奈川県内の医療機関に入院した。ほかにも200人以上が検査中で、感染者は増える可能性がある。

     同省などによると、同船は3日夜に横浜港に帰港し、日本を含む56か国・地域の乗客2666人、乗員1045人がいた。この船では横浜から乗り、1月25日に香港で下りた男性の感染が判明したことから、同省が改めて全乗船者の検疫を行っていた。

     船内では発熱などの有症者が120人おり、その人たちと長時間、行動を共にした「濃厚接触者」も含めた計273人の検査をしたところ、5日朝までに結果が判明した31人中、10人の感染がわかった。

     10人は50~80歳代で、運航会社によると、国籍は日本と中国(香港)が各3人、オーストラリア2人、米国とフィリピンが各1人。10人のうち2人は香港で下りた男性とともに1月22日、鹿児島県で一時下船し、観光ツアーに参加していた。

     同省は当初、検査を受けた人の結果が判明し次第、残る乗客らを全員下船させる方針だったが、ウイルスの潜伏期間を考慮して2週間の船内待機に切り替えた。同省の担当者は「10人というまとまった数の感染者が出たことなどを踏まえて再検討し、下船後に感染が広がるリスクがゼロではないと判断した」としている。

     一方、同省は2月5日、京都府在住の20歳代男性と、中国・武漢市から千葉県を訪れていた40歳代男性の感染も確認したと発表した。国内で感染が確認された人は計35人となった。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20200205-OYT1T50248/

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  13. 英、ワクチン開発「前進」 夏にも臨床試験 新型肺炎
    2/5(水) 20:19配信時事通信

     【ロンドン時事】英スカイニューズ・テレビは5日、猛威を振るう新型コロナウイルスのワクチン開発競争で、英研究者チームが「大幅な前進」を遂げたことを明らかにしたと報じた。

     順調なら今夏に臨床試験に乗り出す。

     研究チームを率いる英インペリアル・カレッジ・ロンドンのロビン・シャトック教授はスカイに「(新型肺炎が)パンデミック(大流行)になって世界中に広がった場合、(ワクチン開発が夏以降になっても)手遅れということにはならない」と述べた。

     教授のチームは通常2、3年かかるワクチン候補の開発に14日間で成功し、来週初めまでに動物実験に着手。効果が確認され、研究資金さえ確保できれば、臨床試験への移行は動物実験から2、3カ月以内という。 
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000099-jij-eurp

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    1. 英で新型肺炎「ワクチン」開発か 動物で来週にも試験へ
      2/5(水) 21:08配信共同通信

       【ロンドン共同】英スカイニューズ・テレビ電子版は5日、肺炎を引き起こしている新型コロナウイルスのワクチンとして期待される薬を、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが開発、動物での試験を来週にも始めると報じた。

       十分な研究費が確保できれば、人に投与する臨床試験を今夏に行うとしている。

       新型肺炎には有効な予防ワクチンがない。感染者が最も多い中国のほか、米国などでワクチン開発が進められている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00000180-kyodonews-soci

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  14. ワクチン屋ウイルス屋界隈にはトンデモなクワセモノや詐欺師みたいなやからがわんさか巣食っている…

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  15. 社説
    新型肺炎 経済リスクにも備えを怠るな
    2020/02/06 05:00

     中国発の新型肺炎は、世界経済にとっても大きなリスクである。各国の政府や企業は、影響が最小限にとどまるよう万全を期さねばならない。

     中国では、感染の拡大を受けて人の移動や企業活動が制限されている。湖北省武漢市は事実上、封鎖された。北京市を始め他の地域でも、企業などに社員の出勤を停止するよう指示が出ている。

     中国への渡航禁止や、中国からの入国制限を打ち出す国や地域も相次ぐ。まずは、感染拡大を食い止めることが最優先だ。

     問題は、「世界の工場」と呼ばれる中国で、経済活動の停滞が長引くかどうかである。最大の自動車生産国で、スマートフォンは世界生産の6割を超えるという。

     生産が落ち込めば、ハイテク機器から日用品まで幅広い品目で各国への供給に支障が出よう。

     サプライチェーン(部品供給網)は、世界に張り巡らされている。特に、中国を最大の貿易相手国としている日本の企業は、中国製の部品を多く輸入している。

     自動車部品の輸入額は年間3000億円を超え、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した2003年の10倍近くに達する。

     当面は在庫で賄えるというが、各社はこれを機に供給体制を点検し、調達先の多様化など危機対応を再考する必要がある。

     現地に進出する日本企業の動向にも注意が要る。武漢のホンダや日立製作所などの工場は、操業再開を14日以降に先送りした。武漢以外の日系企業にも延期が広がる。再開が遅れれば、下請けの部品メーカーにも波及しよう。

     流通や外食などのサービス業も中国で事業を拡大している。企業業績への影響が懸念される。

     中国政府が団体旅行を禁止したことで、国内の観光関連業種では、既に打撃が表面化している。

     多数のキャンセルが出た宿泊施設やテーマパークなどがある。全日本空輸や日本航空は中国路線の運休や減便を行う。大手百貨店では、春節(旧正月)期間の免税品の売上高が大幅に減少した。

     中国人客のキャンセルは、団体旅行だけで3月末までに40万人以上になる可能性があるという。

     19年の訪日外国人のうち、中国人客は959万人で最多だ。消費額は約1・8兆円と、訪日客全体の4割に近い。急減した場合のダメージは軽視できない。

     地方の旅館や土産物店など観光業には経営基盤の弱い中小企業も多い。政府は、緊急融資などの資金繰り支援を検討すべきだ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200205-OYT1T50333/

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  16. 新型コロナウイルスで脚光浴びる「ダチョウ抗体マスク」 中国政府機関から30万枚注文
    2/6(木) 16:00配信神戸新聞NEXT

    抗体作りに使われるダチョウの卵=京都府精華町、京都府立大学精華キャンパス

     新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神戸市西区で飼育するダチョウの卵で作る抗体を染み込ませたマスクが注目されている。開発者の塚本康浩・京都府立大教授(50)によると、新型コロナウイルスの遺伝子配列が感染症「重症急性呼吸器症候群(SARS)」と似ているといい、中国の政府機関や全国のドラッグストアからSARS抗体マスクに大量の注文が舞い込んでいる。

    【写真】マスクから対テロ用ワクチンまで ダチョウの抗体「あらゆる菌に応用可能」

     抗体は、体内に侵入した細菌やウイルスに結合し、体内から除去する分子。医療用は通常、マウスやニワトリの体内で作られるが、塚本教授は他の動物よりも早く抗体が形成されるダチョウの卵を使い、約4千分の1のコストで精製することに成功。2008年にインフルエンザなどの抗体をコーティングした「ダチョウ抗体マスク」を商品化すると、これまでに約8千万枚が売れたという。

     塚本教授によると、中国の研究者によって1月10日ごろに明らかにされた新型コロナの遺伝子配列がSARSと似ているという。SARS用の抗体でも効果が期待できるとし、備蓄していたSARS用抗体を3日から工場に出荷し、マスク生産を開始。中国の政府機関からは早くも30万枚の注文が舞い込んでいる。全国のドラッグストアにも2週間後には発送する見通しで、25枚入り税込み5千円程度で販売予定という。

     また塚本教授は、新型コロナの一部を模した抗原をダチョウに注射し、新型コロナ用に新たな抗体作りにも取り組んでいる。口や鼻からの感染を防ぐキャンディーや、ドアノブなどに使えるスプレーも開発予定。「ワクチンを作ろうとすると、早くても夏ごろまではかかる。それまでに感染拡大を防ぐ一助になれば」としている。(伊田雄馬)
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000011-kobenext-sci

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    1. その「抗体」って何をさしているんだろうか…

      基本的に免疫グロブリンは「特異」反応であって、「万能」とは程遠いものなんだけどなあ。

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  17. 新型ウイルス 感染確認された香港の男性 東京滞在中に発熱
    2020年2月6日 5時20分

    香港政府によりますと、新型のコロナウイルスへの感染が5日確認された香港の男性は、先月28日から今月1日にかけて東京に滞在していた際に発熱などの症状が出ていたということです。

    香港の56歳の男性は、南部・広東省の深セン※で働いていて、先月28日に香港から東京へ航空便で行き、今月1日まで滞在したあと香港に戻りましたが、日本滞在中の先月30日から発熱やせきなどの症状が出ていたということです。

    男性は香港に戻ったあと入院し、その後の検査で新型のコロナウイルスへの感染が確認されました。

    男性の容体は安定しているということですが、男性の妻も体調不良を訴え、入院しているということです。

    ※土へんに川
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274501000.html

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  18. 新型ウイルス感染拡大 除菌用噴射液の製造追いつかず
    2020年2月6日 5時39分

    新型コロナウイルスに感染した人が国内でも相次いで確認される中、除菌用の噴射液を製造している新潟市の会社では、注文が増えて製造が追いつかない状況となっています。

    新潟市西区のメーカー「ユニトライク」では、ビルのメンテナンス会社やホテルなど主に業務用に塩素系の消毒剤である「次亜塩素酸ナトリウム」を使った噴射液を製造しています。

    中国を中心とした新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、先月中旬以降、取引先の会社から注文が増えて、製造が追いつかず、新規の会社からの注文には応じられない状況となっています。

    このため、現在の10人いる従業員を増やすため、新たに募集を始めたほか、噴射液を製造するスペースを広げることも計画しています。

    「ユニトライク」の村上秀樹社長は「前の年と比べて5倍ほどの注文を受けている状況です。想像以上の注文で驚いています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274161000.html

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  19. WHO 専門家招き緊急会合へ 治療法やワクチン開発を協議
    2020年2月6日 7時11分

    新型のコロナウイルスの感染が広がる中、WHO=世界保健機関は、今月11日から2日間の日程で、世界各地の専門家などをスイスに招き、治療法やワクチンの開発などについて協議する緊急の会合を開くことを決めました。

    新型のコロナウイルスは中国を中心に感染が広がっていますが、WHOは今のところ有効な治療法はないとしています。

    WHOは5日、スイスのジュネーブにある本部で開いた会見で、今月11日から2日間の日程で、世界各地の専門家などをジュネーブに招き、治療法やワクチンの開発などについて協議する緊急の会合を開くことを明らかにしました。

    会合には研究者のほか、医療従事者など患者の治療に直接携わっている人も招いていて、WHOは、こうした人たちの知見を有効な治療法の開発につなげたいとしています。

    このほかWHOは、医療態勢がぜい弱な国々を支えるため、今月からの3か月間に6億7500万ドル(日本円でおよそ740億円)が必要になるとして、加盟国に対し資金面の協力を呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274541000.html

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  20. 新型ウイルス 全米各地に検査キット配付へ 確認迅速化へ
    2020年2月6日 8時23分

    新型のコロナウイルスへの感染が拡大していることを受け、アメリカのCDC=疾病対策センターは5日、感染しているかどうかの確認作業をより迅速に行うため、全米各地の研究所に検査キットを配布し、CDCに代わって検査を実施できるようにすると発表しました。

    新型のコロナウイルスの検査は現在、医療機関などが患者の検体を採取してCDCに送り、CDCが感染しているかどうかを調べているため、確認作業に時間がかかっています。

    このためCDC以外にも検査を行える機関を増やすことにしたもので、全米の100以上の研究所に今週中にも検査キットを配布するとしています。

    CDCは、これまでに217人から採取された検体を検査し、このうち11人が新型のコロナウイルスに感染していることを確認しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274591000.html

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  21. 新型肺炎 中国本土以外の感染者 27の国と地域で計254人に
    2020年2月6日 12時01分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて254人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本で45人
    ▽シンガポールで28人
    ▽タイで25人
    ▽韓国で23人
    ▽香港で21人
    ▽オーストラリアで14人
    ▽ドイツとマレーシアでそれぞれ12人
    ▽アメリカと台湾でそれぞれ11人
    ▽マカオとベトナムでそれぞれ10人
    ▽フランスで6人
    ▽UAE=アラブ首長国連邦で5人
    ▽インドとフィリピンでそれぞれ3人
    ▽カナダ、イタリア、イギリス、それにロシアでそれぞれ2人
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーでそれぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200205/k10012273021000.html

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  22. 「クルーズ船での待機は14日間 必要に応じ追加検査も」厚労相
    2020年2月6日 12時12分

    クルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことをめぐり、加藤厚生労働大臣は衆議院予算委員会で、乗客・乗員を原則14日間、船内にとどめる措置を行うとしたうえで、必要に応じて追加のウイルス検査を行う考えを示しました。

    この中で加藤厚生労働大臣は、クルーズ船で3700人の乗員・乗客のうち、これまでに合わせて102人の検査結果が判明し、合わせて20人の感染が確認され、これらの人たちの病院への移送に取り組んでいることなどを説明しました。

    そのうえで加藤大臣は、5日から乗員・乗客を船内の客室にとどめる措置を行っているとしたうえで「断言はできないが、こうした行動で感染しにくい状況が生まれており、14日間で健康観察期間は終了する」と述べました。

    また加藤大臣は「課題となるのは相部屋の方で、同じ部屋の相方が発生したら、もう1人は別途の管理が必要となる」と述べました。

    そして「特に基礎疾患がある方に症状が出れば重篤になるので、幅広くウイルス検査をやろうと思っている。処理する限度もあり、優先順位を付けながら、しっかりやる」と述べ、必要に応じて追加の検査を行う考えを示しました。

    さらに加藤大臣は、マスクの品薄状態が続きインターネット上で高値で転売されるケースが出ていることについて「物資の供給がしっかり適正な価格でなされることは非常に大事であり、政府として努力していきたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274781000.html

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  23. 千葉 森田知事 帰国者受け入れホテルに“心から敬意”
    2020年2月6日 15時25分

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した人たちを千葉県勝浦市のホテルが受け入れていることについて、森田知事は「苦渋の決断に心から敬意を表する」と述べたうえで、今後、県として観光面などで支援する考えを示しました。

    新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、千葉県勝浦市のホテルでは中国 武漢からチャーター機で帰国した170人余りが滞在を続けています。

    森田知事は6日の会見で、帰国者の受け入れについて国から打診があった際、自身はインフルエンザにかかり療養中でしたが、副知事を通じて容認する考えを伝えたと説明しました。

    そのうえで、風評被害や地元経済への影響について国に全面的な対応を要請したと明らかにしたうえで、「苦渋の決断に心から敬意を表する。県としても観光面などでしっかり支援したい」と述べました。

    7日にはホテルの社長と面会し、直接、感謝の意を伝えたいとしています。


    一方、千葉県内では5人の感染が確認されていますが、今後、感染した人が利用した空港などの入国経路や滞在場所などについて大阪府や東京都などのように独自に公表することは考えていないと述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275061000.html

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  24. 外国人20人の入国認めず 感染拡大防止策で 出入国在留管理庁
    2020年2月6日 15時28分

    出入国在留管理庁は、新型のコロナウイルスの感染拡大の防止策で今月1日から実施している湖北省に滞在歴などがある外国人の入国制限で、16人の入国を拒否し、4人がみずから申請を取り下げ、合わせて20人の入国を認めなかったと発表しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275121000.html

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  25. クルーズ船に自衛隊員を災害派遣 生活や医療の支援へ
    2020年2月6日 15時43分

    新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船について、防衛省は、長期化する船での生活に備えて自衛隊員を派遣し、乗客などの生活や医療の支援にあたることになりました。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、これまでに合わせて20人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、厚生労働省は、残る乗客と乗員に、船内にとどまることを求めています。

    長期化する船での生活に備えて、防衛省は、6日、クルーズ船に自衛隊員を災害派遣することを決めました。

    隊員の規模は、現時点で40人を予定していて、船内で乗客への食事の配膳や必要な物資の運搬といった生活支援にあたるということです。

    また、船内で乗客や乗員の健康状態のチェックなど医療支援にあたるため、6日中に医官2人を派遣し、今後5人程度まで増やす予定だということです。

    これに伴い、今後、中国から帰国する人たちの一時的な滞在先として活用できるように準備を進めていた民間のフェリーを、横浜港に接岸して隊員の拠点として使うということです。

    災害派遣は、通常、被災した自治体などからの要請を受けて行われますが、今回、防衛省は「新型コロナウイルスの感染拡大防止は、特に緊急を要する」として、要請を待たずに「自主派遣」という形で活動しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275091000.html

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  26. 新型肺炎 厚労省が検査対象拡大を通知 医療機関側は対応に苦慮
    2020年2月6日 17時32分

    国内で新型コロナウイルスの検査対象にならなかった人から相次いで感染が確認されたことを受けて、厚生労働省は対象を拡大し、全国の自治体に通知しました。それでも検査対象にはあたらないものの、感染の疑いがぬぐいきれない患者が受診するケースがあり、医療機関は対応に苦慮しています。

    新型コロナウイルスの検査を行う対象について、厚生労働省は37度5分以上の発熱と肺炎を疑わせる呼吸器症状があり、2週間以内に武漢市を含む湖北省への渡航歴があるか、湖北省に滞在した人と濃厚接触した人まで含めるよう広げました。

    こうした中、対象には当たらないものの、感染の疑いをぬぐいきれない患者が受診して、医療機関が対応に苦慮するケースが出ています。

    このうち、千葉市にある内科などの診療所では、先月29日、空港で仕事をしている男性がレントゲン検査などの結果、肺炎と診断されました。

    医師は、抗菌薬など通常、肺炎で使われる治療薬を処方しましたが、効果はみられず、症状が悪化しました。

    患者の男性は、外国人旅行客と接触する機会もあるため、医師は、新型コロナウイルスへの感染の疑いもあるとして、検査ができないか、今月3日に保健所に問い合わせましたが、国が定める検査対象にはあたらないとして、対応を断られたということです。
    診療所の河内文雄医師は、「経過が通常の肺炎とは異なり、勤務環境からも新型コロナウイルスへの感染の疑いがあると判断したが、保健所は『武漢や湖北省との接点がない』との一点張りで対応してくれなかった。こうしたケースは多くあると思われ、放置していたら、今後、感染が拡大するのではないかと心配している」と話していました。

    協力要請された病院も対応に苦慮

    厚生労働省は、新型コロナウイルスへの感染の疑いがある人専用の外来窓口を全国の主要な医療機関に設置するとしていますが、協力を要請された医療機関からは、対応するための病室が足りないなどと、戸惑う声が上がっています。

    厚生労働省は、今月上旬をめどに新型コロナウイルスへの感染の疑いがある人専用の「帰国者・接触者外来」を住民の生活圏となる「二次医療圏」に1か所以上設置するとしています。

    これを受けて、東京都では、患者が増えたときに備えて、およそ80の医療機関に対し協力を求めていて、今週末にも調整を終えたいとしています。

    しかし、東京都からの要請を受けた医療機関の一つで、多摩市にある日本医科大学多摩永山病院は、都の「感染症診療協力医療機関」に指定されていますが、新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者について受け入れられる態勢をすぐに整えるのは難しいとしています。

    病院では、感染の疑いがある人がほかの患者と接触せずに受診でき、空気が外に流れ出さないようにした専用の診察室はあるものの、3床ある専用の病室はほかの感染症の患者でいっぱいになっています。

    また、およそ400床ある通常の病室も9割が埋まっていて、感染しているかどうか検査結果がわかるまで待機してもらう部屋を確保するのも難しいとしています。
    中井章人院長は、「病院で感染の疑いがある患者を拒否することはないが、検査の結果が出るまでにどのくらい時間がかかるのか十分な情報がないし、実際に患者を留め置く病室が空いていないので、対応に苦慮している」と話しています。

    専門家「行政と地域の医療機関全体で情報共有を」

    感染症の予防対策に詳しい、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、感染の疑いがぬぐいきれない患者の検査が行われないケースについて、「保健所が国の指示に厳密に従って検査していることは理解できるが、今後、湖北省との接点がない人での感染が増えると、検査の対象からもれる人も出てくる。医師が判断して、感染の疑いがぬぐいきれない人については危機管理の面からも検査することが望ましく、民間の検査センターなどと連携して検査できるようにすることが必要だ」と話していました。

    また、新型コロナウイルスへの感染の疑いがある人に対応する医療について、2009年に当時、新型と呼ばれたインフルエンザの感染が広がったときには感染症の指定医療機関でも、対応できる医師や病床などの設備が不足したとしたうえで、「重症の患者は高度な治療が受けられる医療機関に、軽症の患者は、地域の医療機関で受け入れるといった診療体制を地域全体で構築することが重要だ。それぞれの医療機関で、どの程度の症状の患者を何人受け入れられるかといった情報を行政と地域の医療機関全体で共有して対応する必要がある」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275181000.html

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    1. 現場は、普通の「風邪」対応でやるしかない…

      よくもこんな大騒動に仕込んでくれたものだな、クソやろうどもだ。

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  27. 厚労省 マスクの増産を要請 買い占め防止も求める
    2020年2月6日 17時47分

    新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で、国内の一般用と医療用のマスクは、メーカーの在庫がほぼ無くなり、中国からの輸入も停滞して品薄状態が続いています。厚生労働省は製造会社に対しマスクの増産を要請したほか、薬局などには買い占めを控えるよう求めています。

    これは6日開かれた厚生労働省の対策会議で示されたものです。

    厚生労働省によりますと、一般用のマスクは通常、国内の生産分が月に9000万枚、海外からの輸入分が月に2億6000万枚ありますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要の増加や、中国からの輸入が停滞していることから、メーカーの在庫はほぼ残っておらず、薬局はどの店舗でも品薄状態となっています。

    また、医師などが着ける医療用マスクでも、サージカルマスクと高機能マスクのいずれもメーカーの在庫はほぼ残っておらず、中国からの輸入も停滞しているということです。

    このため厚生労働省は製造販売会社で作る団体に通知を出し、マスクの増産を図るとともに分割して納入し、適正な流通を図るよう要請しています。

    また、薬局などで作る団体にも通知を出し買い占めや過剰な発注、それに備蓄目的で過剰に在庫を抱えることは行わないよう要請しています。

    このマスクの効果について厚生労働省は、せきやくしゃみなどの症状がある人は積極的に着用するよう呼びかけています。

    一方で予防のために着用することについては混み合った場所や屋内、それに乗り物など換気が不十分な場所では1つの感染予防策と考えられるものの、屋外などでは相当混み合っていないかぎり、効果はあまり認められていないとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275321000.html

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  28. 新型肺炎 中国以外の感染者 27の国と地域で計258人
    2020年2月6日 17時53分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて258人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、

    ▽日本で45人
    ▽シンガポールで28人
    ▽タイで25人
    ▽韓国で23人
    ▽香港で21人
    ▽オーストラリアで14人
    ▽台湾で13人
    ▽ドイツとマレーシアで、それぞれ12人
    ▽アメリカで11人
    ▽マカオとベトナムで、それぞれ10人
    ▽フランスで6人
    ▽UAE=アラブ首長国連邦で5人
    ▽カナダで4人
    ▽インドとフィリピンでそれぞれ3人
    ▽イタリア、イギリス、それにロシアで、それぞれ2人
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーで、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275361000.html

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  29. 新型ウイルス クルーズ船で新たに10人感染確認 厚労省
    2020年2月6日 18時21分

    新型コロナウイルスへの集団感染が起きたクルーズ船で、発熱などの症状がみられる人やその濃厚接触者などにウイルス検査が行われ、6日、新たに71人の結果が判明し、このうち乗客10人が感染していたことが確認されました。これまでにこの船で感染が確認されたのは、合わせて20人となりました。

    厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で乗客と乗員全員の合わせて3700人あまりの検疫を行い、発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。

    6日、新たに71人分の結果が判明し、このうち男女10人がウイルスに感染していたことが確認されました。

    10人は全員乗客で、年代は50代が1人、60代が4人、70代が5人となっています。

    また日本人は4人で、その他の人の国籍や出身地はアメリカとカナダが2人、ニュージーランドと台湾が1人となっています。

    感染が確認された10人全員が発熱などの症状がある人で症状がない人はいないということです。

    船は6日朝、横浜港に接岸し、厚生労働省は、感染が確認された10人を神奈川県内の医療機関に搬送し、10人はそのまま入院したということです。

    クルーズ船の乗員乗客ではこれまでに合わせて102人の検査結果が判明し、このうち感染が確認されたのは、5日の10人と合わせて20人となりました。

    厚生労働省は船内での検疫と、必要な人へのウイルス検査が続いているため、船内に残るおよそ3700人の乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として5日からの14日間、客室などで待機することを求めています。

    国内で感染が確認された人は45人となりました。

    厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めて欲しいと呼びかけています。

    10人は神奈川県内5か所の指定医療機関に搬送

    クルーズ船は、6日午前9時前から食糧や物資の補給などを行うため、横浜港の大黒ふ頭に接岸しています。

    6日は、さらに乗客10人の感染が確認され、午前中から午後にかけて、10人が救急車に移されて県内5か所の指定医療機関に搬送されました。このうち3人は川崎市の市立川崎病院が受け入れたということです。

    午後2時すぎからは、船内にとどまる人たちのための食糧や物資がフォークリフトで次々と船に積み込まれました。

    横浜市によりますと、船の運行会社は真水の精製など運航に必要な作業を行うとき以外は、このまま、ふ頭に接岸を続ける方針だということで、市は要望があれば保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。

    香港で下りた男性 乗船前からせきの症状

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、アメリカのクルーズ会社が運航している大型客船です。

    先月20日に横浜を出て、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、それに那覇を16日間でめぐり、横浜港に到着する予定でした。

    香港当局によりますと、このクルーズ船に乗っていた香港に住む80歳の男性が先月25日に香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    男性は、乗船する前の19日からせきの症状があり、20日に横浜港から乗船し、22日に鹿児島を経て25日に香港で下船したということです。また、鹿児島では下船して、船の乗客を対象にしたバスツアーに参加していたということです。

    男性の感染確認を受け、厚生労働省は、今月3日から横浜港沖に停泊した船内で乗客と乗員全員に検疫を行い、発熱やせきなどの症状があり感染が疑われる人などにはウイルス検査を行っています。

    厚生労働省によりますと、船には当初、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗っていて、5日の時点でウイルスへの感染が確認され病院に搬送された人などを除く3699人が船内に残っていました。

    乗客のおよそ半数、1281人が日本人で、香港や台湾など合わせて56の国と地域の人がいたということです。

    持病の薬を届ける家族の姿も

    クルーズ船が接岸している大黒ふ頭には、乗船している家族を心配して訪れた人の姿もありました。

    神奈川県横須賀市に住む72歳の母親が、船内にとどまっているという女性は、「けさ、仕事に行く前に母親からSNSで連絡があり、部屋番号を言えば物の受け渡しができると聞いたので、持病の薬を持ってきました。薬は旅行の日程分と予備の分くらいしかなく、きのうの朝で切れてしまったと聞いています」と話していました。

    また、「母はクルーズ旅行が好きなのですが、まさかこの船に乗っているとは思いませんでした。部屋の掃除やバスタオルの交換がないなど不自由な部分はあるようですが、食事も出るようなので薬以外は心配していません。船内でそれなりに過ごしていてもらいたいです」と話していました。

    船内では依頼書配付 無料で医薬品提供とアナウンスも

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の30代男性がツイッター上に投稿した動画によりますと、5日午後7時ごろに船内アナウンスがあり、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることや、医薬品を無料で提供することなどが伝えられたということです。

    動画のなかでは、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で「現在、多くのお客さまからふだん服用されている薬に関してご相談をいただいております。つきまして、今晩、お客さまの客室にふだん服用されている医薬品の追加の依頼書を送ります。皆様が必要な薬の名前をご記入し、部屋の外に置いてください。無料で手配できるよう、調整します。皆様の医療品の手配を最優先事項として取り組ませていただいています」と伝えています。

    乗客の男性は、部屋に届けられた医薬品の依頼書の画像も投稿しています。

    それによりますと、これから14日間に必要な医薬品の名前、1回の服用量、1日に服用する回数、薬が必要な日数が記入できるようになっていて、24時間以内に医薬品が必要かどうかを尋ねる項目も設けられています。

    医薬品を依頼した男性は

    乗客の70代の男性によりますと、5日夜、必要な医薬品を依頼できる用紙が配られたということです。

    船内アナウンスで、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることが伝えられたということで、その後、午後10時になって乗員が男性の部屋を訪れて用紙を手渡し、必要事項を記入したあと部屋の外に置くよう伝えられたということです。

    男性は鼻や耳に持病があるということで、いつも服用している薬などを書いて各部屋の外にあるポストの上に置いたところ、けさには用紙がなくなっていたということです。

    男性は、「鼻と耳の薬はあと2日分しかなく、薬が切れると夜眠れなくなってしまうので困っている。用紙を提出したあと何も連絡がないので、いつ薬が届くのかわからず不安だ」と話していました。

    客室にマスク配付へ

    乗客の30代男性がツイッター上に投稿した内容によりますと、6日正午すぎに船内アナウンスがあり、客室にマスクを配ることなどが伝えられたということです。

    投稿された音声では、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で、「皆様のために本日マスクが搬入され、各客室にお配りすることができます。今しばらくお待ちください」と伝えています。

    また、5日から食事もルームサービスとなるなど乗客は原則、それぞれの客室にとどまるよう求められていますが、投稿された音声では「お客様のなかには、窓のない部屋、バルコニーのない部屋に滞在しており、息苦しい思いをされている方もいらっしゃるかと思います。少数のお客様に、グループで時間を決めたうえで順番に皆様に外の空気を吸っていただけないかということで、検疫当局の皆様から許可を得られるよう調整を進めております。今しばらくお待ちください」とも伝えていました。

    このほか、連絡手段として無料で開放されているインターネットの回線について、6日午前11時から改良作業を行っていると伝えていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274611000.html

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  30. 新型肺炎 中国本土の死者563人 武漢封鎖2週間で重要な時期に
    2020年2月6日 19時10分

    中国で新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中、中国本土での死者は73人増えて合わせて563人となり、患者の数も2万8000人を超えました。状況が最も深刻な湖北省武漢では事実上の封鎖措置が始まって6日で2週間となり、ウイルスの潜伏期間が最長で2週間とされる中、感染拡大が収まっていくかどうか重要な時期を迎えています。

    中国の国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスに感染した患者の数が5日新たに3694人確認され、2万8018人になったと発表しました。

    新たな患者の数が3000人を超えたのは3日連続で、そのおよそ8割が湖北省の患者となっています。

    また、死亡した人も湖北省を中心に73人増え、中国本土では合わせて563人となりました。

    感染拡大が最も深刻な湖北省武漢では、交通機関をすべて運休にするなど当局による事実上の封鎖措置が始まって、6日で2週間となります。湖北省では、武漢以外でもほとんどの地域でこうした封鎖措置がとられていますが、感染者や死者の増加は続いています。

    その一方、湖北省以外では、新たに確認された患者の数が2日連続で減っています。ウイルスの潜伏期間は最長で2週間とされており、封鎖措置によって、感染拡大が収まっていくかどうか重要な時期を迎えています。

    今後13か所の臨時病院も運用開始予定

    湖北省武漢では新型コロナウイルスに感染した患者を専門に治療する病院が突貫工事で建設され、1000人の患者の受け入れが可能な「火神山病院」がすでに運用されているほか、今週中にも1600人の受け入れが可能な「雷神山病院」の運用も始まる予定です。

    ただ、急増する患者に医療態勢が追いつかず、中国のメディアは2つの専門病院のほかにも武漢の会議場や体育館などを転用し、今後13か所を臨時の病院とする予定だと伝えています。

    このうち、2か所が5日夜から臨時の病院として運用されていて、合わせて2400人の患者を受け入れることができるということです。

    臨時の病院は症状が比較的軽い患者を対象にしているとされていますが、患者の家族からは症状の重い患者も運ばれ、十分な治療を受けることができていないと不満の声もあがっています。

    患者の家族が悲痛な叫び

    中国版ツイッター、ウェイボー上では、湖北省武漢の人たちが十分な治療を受けられないと、窮状を訴える声が相次いで投稿されています。

    このうち医療態勢が追いついていないとして、助けを求める投稿をした30歳の女性が、NHKの電話インタビューに応じました。

    この女性の57歳の父親は39度近い高熱を出し、体育館を転用した臨時の病院に隔離されているということです。

    女性は「病院のベッドが足りないため重症の患者であっても、臨時の病院に入っています。しかし、臨時の病院には医療従事者がいないようで、患者にとって非常に危険です」と状況を説明しました。

    そして「武漢市政府は感染したと診断された患者を、すぐに治療すると口では言っていますが、実行していません。私はウェイボー上で社会に助けを求めるしかなく、世論によって武漢市政府がみずからの政策を実行するよう願っています」と話していました。

    また、この女性は父親に十分な治療を受けさせるため、上海など別の都市の病院に移したいと希望していますが、当局が武漢から出ることを制限しているため、連れて行くことができないということです。

    そのうえで「娘として父親が必ず生き続けられるよう願っています。父親は臨時の病院で十分な支援を受けられずパニックになっているようでした。武漢市政府の対応を監視し、多くの患者が生き続けられるようにしてほしい」と訴えていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274571000.html

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  31. 新型肺炎 クルーズ船の寄港が相次いで中止に 博多港
    2020年2月6日 19時17分

    新型コロナウイルスの感染拡大で、中国からのクルーズ船の誘致に力を入れてきた福岡県の博多港では寄港が相次いで中止となるなど影響が広がっています。

    新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国政府は先月から日本を含む海外への団体旅行を当面、中止しています。

    福岡の博多港では、当初の計画では先月から来月末までの3か月で、中国を出発したり、寄港したりするクルーズ船が少なくとも合わせて52回博多港に寄港する予定でした。

    中国政府が今回の措置を行ったあとの先月28日以降では、6日までに計画されていた5回のうち4回の寄港が中止となりました。

    博多港によりますと、あすから今月25日までで15回あった計画のうち9回の寄港の中止がすでに決まっていて、影響が広がっています。

    今後も状況によっては、寄港を中止するクルーズ船がさらに増える可能性があるとしています。

    福岡市の観光ブランド・クルーズ課は「観光への影響などをしっかりと注視していきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275491000.html

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  32. 安倍首相“香港発の別のクルーズ船の外国人 入国拒否の措置”
    2020年2月6日 20時13分

    安倍総理大臣は、6日夜開かれた新型コロナウイルスの対策本部で、乗客に感染の疑いが確認された別の香港発のクルーズ船が、近く日本に入港する予定だとしたうえで、乗船する外国人の入国を拒否する考えを明らかにしました。

    対策本部で、安倍総理大臣は「今般、船舶内で新型コロナウイルスの感染症を発症したおそれのある者が確認された、香港発のクルーズ船『ウエステルダム号』が、日本に入港する予定だ」と述べ、横浜港に停泊するクルーズ船とは別のクルーズ船が、日本への入港を予定していることを明らかにしました。

    そのうえで「先日も出入国管理法に基づき、一定の事由に該当する外国人の入国拒否を決めたが、『ウエステルダム号』に乗船している外国人についても特段の事情がないかぎり、その入国を拒否する措置を追加する」と述べました。

    そして、7日の午前0時から効力を発生させるとし、今後も同じようなケースが確認された場合には、同様の措置をとる考えを示しました。

    また、安倍総理大臣は、水際対策を今後も徹底するとともに国内の検査体制を強化し、感染拡大の防止に万全を期すよう各閣僚に指示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275631000.html

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  33. 新型肺炎 中国以外の感染者 27の国と地域で計261人
    2020年2月6日 20時27分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて261人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、

    ▽日本で45人
    ▽シンガポールで28人
    ▽タイで25人
    ▽韓国で23人
    ▽香港で22人
    ▽オーストラリアとマレーシアで14人、
    ▽台湾で13人
    ▽ドイツで12人
    ▽アメリカで11人
    ▽マカオとベトナムで、それぞれ10人
    ▽フランスで6人
    ▽UAE=アラブ首長国連邦で5人
    ▽カナダで4人
    ▽インドとフィリピンでそれぞれ3人
    ▽イタリア、イギリス、それにロシアで、それぞれ2人
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーで、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275361000.html

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  34. 新型ウイルス クルーズ船で新たに10人感染確認 厚労省
    2020年2月6日 21時07分

    新型コロナウイルスへの集団感染が起きたクルーズ船で、発熱などの症状がみられる人やその濃厚接触者などにウイルス検査が行われ、6日、新たに71人の結果が判明し、このうち乗客10人が感染していたことが確認されました。これまでにこの船で感染が確認されたのは、合わせて20人となりました。

    厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、発熱やせきなどの症状があった120人と、症状がある人と濃厚接触した153人の合わせて273人から検体を採取して順次、ウイルス検査を実施しています。

    6日、新たに71人分の結果が判明し、このうち男女10人がウイルスに感染していたことが確認されました。

    10人は全員乗客で、年代は50代が1人、60代が4人、70代が5人となっています。

    また日本人は4人で、その他の人の国籍や出身地はアメリカとカナダが2人、ニュージーランドと台湾が1人となっています。

    感染が確認された10人全員が発熱などの症状がある人で、症状がない人はいないということです。

    船は6日朝、横浜港に接岸し、厚生労働省は、感染が確認された10人を神奈川県内の医療機関に搬送し、10人はそのまま入院したということで、搬送時、重い症状の人はいなかったということです。

    クルーズ船の乗員乗客ではこれまでに合わせて102人の検査結果が判明し、このうち感染が確認されたのは、5日の10人と合わせて20人となりました。

    厚生労働省は船内での検疫と、必要な人へのウイルス検査が続いているため、船内に残るおよそ3700人の乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として5日からの14日間、客室などで待機することを求めています。

    国内で感染が確認された人は45人となりました。

    厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    10人は神奈川県内5か所の指定医療機関に搬送

    クルーズ船は、6日午前9時前から食糧や物資の補給などを行うため、横浜港の大黒ふ頭に接岸しています。

    6日は、さらに乗客10人の感染が確認され、午前中から午後にかけて、10人が救急車に移されて県内5か所の指定医療機関に搬送されました。このうち3人は川崎市の市立川崎病院が受け入れたということです。

    午後2時すぎからは、船内にとどまる人たちのための食糧や物資がフォークリフトで次々と船に積み込まれました。

    横浜市によりますと、船の運行会社は真水の精製など運航に必要な作業を行うとき以外は、このまま、ふ頭に接岸を続ける方針だということで、市は要望があれば保健師を派遣して船に残った人の健康相談に応じることにしています。

    香港で下りた男性 乗船前からせきの症状

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は、アメリカのクルーズ会社が運航している大型客船です。

    先月20日に横浜を出て、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、それに那覇を16日間でめぐり、横浜港に到着する予定でした。

    香港当局によりますと、このクルーズ船に乗っていた香港に住む80歳の男性が先月25日に香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    男性は、乗船する前の19日からせきの症状があり、20日に横浜港から乗船し、22日に鹿児島を経て25日に香港で下船したということです。また、鹿児島では下船して、船の乗客を対象にしたバスツアーに参加していたということです。

    男性の感染確認を受け、厚生労働省は、今月3日から横浜港沖に停泊した船内で乗客と乗員全員に検疫を行い、発熱やせきなどの症状があり感染が疑われる人などにはウイルス検査を行っています。

    厚生労働省によりますと、船には当初、乗客2666人、乗員1045人の合わせて3711人が乗っていて、5日の時点でウイルスへの感染が確認され病院に搬送された人などを除く3699人が船内に残っていました。

    乗客のおよそ半数、1281人が日本人で、香港や台湾など合わせて56の国と地域の人がいたということです。

    持病の薬を届ける家族の姿も

    クルーズ船が接岸している大黒ふ頭には、乗船している家族を心配して訪れた人の姿もありました。

    神奈川県横須賀市に住む72歳の母親が、船内にとどまっているという女性は、「けさ、仕事に行く前に母親からSNSで連絡があり、部屋番号を言えば物の受け渡しができると聞いたので、持病の薬を持ってきました。薬は旅行の日程分と予備の分くらいしかなく、きのうの朝で切れてしまったと聞いています」と話していました。

    また、「母はクルーズ旅行が好きなのですが、まさかこの船に乗っているとは思いませんでした。部屋の掃除やバスタオルの交換がないなど不自由な部分はあるようですが、食事も出るようなので薬以外は心配していません。船内でそれなりに過ごしていてもらいたいです」と話していました。

    船内では依頼書配付 無料で医薬品提供とアナウンスも

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の30代男性がツイッター上に投稿した動画によりますと、5日午後7時ごろに船内アナウンスがあり、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることや、医薬品を無料で提供することなどが伝えられたということです。

    動画のなかでは、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で「現在、多くのお客さまからふだん服用されている薬に関してご相談をいただいております。つきまして、今晩、お客さまの客室にふだん服用されている医薬品の追加の依頼書を送ります。皆様が必要な薬の名前をご記入し、部屋の外に置いてください。無料で手配できるよう、調整します。皆様の医療品の手配を最優先事項として取り組ませていただいています」と伝えています。

    乗客の男性は、部屋に届けられた医薬品の依頼書の画像も投稿しています。

    それによりますと、これから14日間に必要な医薬品の名前、1回の服用量、1日に服用する回数、薬が必要な日数が記入できるようになっていて、24時間以内に医薬品が必要かどうかを尋ねる項目も設けられています。

    医薬品を依頼した男性は

    乗客の70代の男性によりますと、5日夜、必要な医薬品を依頼できる用紙が配られたということです。

    船内アナウンスで、ふだん服用している医薬品を依頼できる用紙を配ることが伝えられたということで、その後、午後10時になって乗員が男性の部屋を訪れて用紙を手渡し、必要事項を記入したあと部屋の外に置くよう伝えられたということです。

    男性は鼻や耳に持病があるということで、いつも服用している薬などを書いて各部屋の外にあるポストの上に置いたところ、けさには用紙がなくなっていたということです。

    男性は、「鼻と耳の薬はあと2日分しかなく、薬が切れると夜眠れなくなってしまうので困っている。用紙を提出したあと何も連絡がないので、いつ薬が届くのかわからず不安だ」と話していました。

    客室にマスク配付へ

    乗客の30代男性がツイッター上に投稿した内容によりますと、6日正午すぎに船内アナウンスがあり、客室にマスクを配ることなどが伝えられたということです。

    投稿された音声では、クルーズ船の船長と名乗る男性の声で、「皆様のために本日マスクが搬入され、各客室にお配りすることができます。今しばらくお待ちください」と伝えています。

    また、5日から食事もルームサービスとなるなど乗客は原則、それぞれの客室にとどまるよう求められていますが、投稿された音声では「お客様のなかには、窓のない部屋、バルコニーのない部屋に滞在しており、息苦しい思いをされている方もいらっしゃるかと思います。少数のお客様に、グループで時間を決めたうえで順番に皆様に外の空気を吸っていただけないかということで、検疫当局の皆様から許可を得られるよう調整を進めております。今しばらくお待ちください」とも伝えていました。

    このほか、連絡手段として無料で開放されているインターネットの回線について、6日午前11時から改良作業を行っていると伝えていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012274611000.html

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  35. 台湾 香港とマカオからの台湾入りも拒否へ
    2020年2月6日 21時43分

    台湾当局は新型コロナウイルの感染拡大を防ぐため、中国から台湾に入ることを原則、禁じたのに続いて、香港とマカオの街でも感染が広がっている可能性があるとして7日以降、香港やマカオから台湾に入るための許可申請を受け付けないことを決めました。

    台湾当局によりますと感染が広がっている可能性があると見ていた中国南部の広東省に隣接する香港で、感染経路がわからない患者が複数出たことから、今回の措置を決定しました。

    すでに許可を受けている人が台湾に入った場合は2週間の自宅隔離とするほか、直近の14日間のうちに香港やマカオに渡航歴のある外国人についても台湾に入ることを拒否するとしています。

    台湾は中国人や中国への渡航歴がある外国人も台湾に入れない措置をとることを決めていて、水際の対策を一層厳しくしています。

    一方、中国の次に感染者が多い日本については、クルーズ船内の乗客など感染経路がわかっているとして、今のところ日本への渡航歴がある人の制限は行っていません。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275781000.html

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  36. 新型ウイルス 珍しい哺乳類「センザンコウ」も媒介か
    2020年2月7日 18時27分

    中国で感染が拡大している新型コロナウイルスについて、中国の研究チームは、体がうろこで覆われている珍しい哺乳類の「センザンコウ」が、ウイルスを媒介している野生動物の1つと考えられるという研究結果を発表しました。

    これは、中国南部の広州にある華南農業大学などの研究チームが、7日発表したものです。

    それによりますと、1000以上のサンプルを調べた結果、センザンコウと患者から検出されたウイルスの遺伝子の配列を比較したところ、99%の割合で類似性があったということです。

    そのうえで、感染源は今のところ、コウモリとみられ、コウモリと人の間でウイルスを媒介している野生動物の1つがセンザンコウと考えられるとしています。

    ただ、研究チームは、ウイルスを媒介している野生動物はほかにもいる可能性があるとして、さらなる研究が必要だという認識を示しました。

    新型コロナウイルスをめぐっては中国の政府系研究機関や専門家もコウモリが感染源の可能性があり、タケネズミやアナグマといった野生動物がウイルスを媒介していると考えられると指摘していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012277231000.html

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  37. エイズ発症抑える薬で改善せずインフル治療薬投与 タイ保健省
    2020年2月7日 5時28分

    新型のコロナウイルスに感染した患者が短期間で容体が改善したことについて、タイの保健省の幹部はエイズの発症を抑える薬を投与しただけでは症状が改善しなかったことから、インフルエンザの治療薬を追加で投与したことを明らかにしました。ただ、これらの薬が効果があるとは断定できないとしています。

    タイ保健省は先月、タイを旅行で訪れた70代の中国人女性が新型のコロナウイルスに感染していることが分かり、女性にエイズの発症を抑える薬とインフルエンザの治療薬を投与したところ、48時間以内に呼吸器系からコロナウイルスが検出されなくなったと発表しています。

    タイ保健省の幹部は6日、NHKの取材に応じ、薬を組み合わせて投与した理由について「エイズの発症を抑える薬は、中国で使われているという情報などがあり投与した。だが、その薬だけでは症状が改善しなかったため、MERSなどで使われたことがあったというインフルエンザの治療薬をさらに投与した。患者は生死の瀬戸際にあり、医師が投与を決断した」と説明しました。

    ただ、新型のコロナウイルスのメカニズムはまだ分かっておらず、これらの薬が効果があるとは断定できないとしていて、「各国でさまざまな治療が行われている。連絡を取り合いながら治療を進めていきたい」と述べ、各国と情報を共有しながら治療の在り方を探っていく姿勢を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276091000.html

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  38. 新型肺炎 シンガポールで新たに2人の感染者確認 計30人に
    2020年2月7日 5時35分

    シンガポールの保健省は新型のコロナウイルスについて、新たに2人の感染者が確認されたと発表しました。シンガポールでの感染者は、これで30人となりました。

    感染が確認されたのは、ともに中国への渡航歴がないシンガポール人の41歳の男性と、27歳の男性の2人で、それぞれ容体は安定しているということです。

    このうち41歳の男性は、先月28日に発熱の症状が出て翌日に病院を受診し、その後の詳しい検査で感染が確認されたということです。

    また、27歳の男性は先月20日から22日にシンガポールで開かれた企業の会議に出席していて、会議には中国湖北省武漢からの出席者がいたということです。

    このほかシンガポール保健省は、これまでに感染が確認された人たちのうち2人の容体が悪化したと明らかにし、1人は重症で集中治療室で治療を受けていて、もう1人は酸素の吸引を受けているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276111000.html

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  39. 香港発のクルーズ船 入港認めず香港に戻るよう要請へ 政府
    2020年2月7日 6時06分

    新型コロナウイルスへの感染の疑いがある乗客を乗せて、日本への入港を予定している香港発のクルーズ船について、政府は乗船する外国人の入国を拒否するとともに、入港そのものも認めず、香港に戻るよう要請する考えです。

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中、横浜港に停泊しているクルーズ船とは別に、香港発のクルーズ船「ウエステルダム」が感染の疑いがある乗客を乗せて近く、日本への入港を予定していることが明らかになりました。

    政府関係者によりますと、「ウエステルダム」は香港発着のクルーズ船で、今月1日に香港を出発しましたが、台湾などで入港を拒否され、沖縄への入港を認めるよう日本側に求めてきたということです。

    これを受け、政府は6日夜、出入国管理法に基づき、特段の事情がないかぎり、乗船する外国人の入国を拒否する方針を決めました。

    また、日本人の乗客は数人にとどまるとの情報なども踏まえ、クルーズ船の入港そのものも認めず、香港に戻るよう要請する考えです。そしてクルーズ船が香港に戻ったあと、日本人の乗客の帰国に向けた支援を検討することにしています。

    一方、国会では7日も衆議院予算委員会で新型コロナウイルスへの対応などをめぐって論戦が続き、来週12日には安倍総理大臣らに出席を求めて、集中審議が行われます。

    与党側は新型コロナウイルスの感染拡大による景気への影響を抑えるためにも、新年度予算案の年度内成立を図りたい考えです。

    野党側は「桜を見る会」をめぐって、公文書管理を担当する北村地方創生担当大臣の答弁が不十分だなどとして引き続き追及する方針です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276001000.html

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  40. ドイツで“潜伏期間の無症状者から感染”は誤り
    2020年2月7日 6時10分

    新型コロナウイルスをめぐり、ドイツで潜伏期間中で症状のない女性から感染が広がったとされていた情報に誤りがあったことがわかりました。専門家は「情報の迅速な公開は感染の拡大を防ぐために重要だが、初期段階の情報は変化し、不正確なこともあり、注意して扱うべきだ」と指摘しています。

    ドイツの保健当局は先月、中国 上海から出張でドイツを訪れた女性が帰りの飛行機の中で発症し、接触があったドイツ人の同僚にも感染が確認されたと発表していました。

    症状のない感染者からもウイルスがうつる可能性がある例と考えられてきましたが、ドイツのロベルト・コッホ研究所は6日、NHKの取材に対し、当初の情報はドイツ人の同僚への聞き取り調査だけに基づいていて結果的に誤りがあったことを明らかにしました。

    研究所によりますと、その後、研究所と保健当局が合同で上海の女性に電話で聞き取りを行ったところ、ドイツ滞在中から背中が痛むなど体調が悪化し、解熱剤を服用していたことがわかったということです。

    保健当局は症状がない段階で感染するかどうかについては引き続き調査が必要だとしています。

    今回のドイツのケースは、先月30日付けのアメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」にも報告され、潜伏期間中で症状のない感染者から感染が広がる可能性があるとして世界中で関心を集めていました。

    感染症対策が専門のベイラー医科大学のピーター・ホテズ教授は「情報の迅速な公開は感染の拡大を防ぐために重要だが、初期段階の情報は変化し不正確なこともあり、注意して扱うべきだ」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276151000.html

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  41. 新型ウイルス相談窓口 きょうからフリーダイヤルに 厚労省
    2020年2月7日 6時23分

    新型コロナウイルスに関する電話の相談窓口について、厚生労働省はより多くの人に利用してもらおうと、7日から無料で通話できるフリーダイヤルに変更しました。

    新型コロナウイルスへの感染が広がる中、厚生労働省は先月28日から電話の相談窓口を設置し、医師の資格を持つ職員などが対応にあたっています。

    「発熱などがあり感染していないか不安だ」とか「感染の予防方法を教えてほしい」など、5日までに6000件近くの相談が寄せられました。

    相談件数は日々増加し、厚生労働省は不安が広がる中でより多くの人に利用してもらおうと、7日から無料で通話できるフリーダイヤルに変更しました。

    電話番号は0120-565653で、平日だけでなく土日や祝日も含めて午前9時から午後9時まで受け付けています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012275951000.html

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  42. 日本に寄港予定のクルーズ船 感染拡大で4割キャンセル
    2020年2月7日 6時34分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今月、日本に寄港する予定の外国籍のクルーズ船でキャンセルが相次ぎ、およそ4割減っていることが国土交通省のまとめで分かりました。

    国土交通省によりますと、外国籍のクルーズ船の寄港は、今月、123回予定されていましたが、キャンセルが相次ぎ、5日の時点で75回とおよそ4割減少しているということです。

    キャンセルのほとんどが中国を出発するツアーだということで、詳しい状況については現在、調査を進めているということです。

    クルーズ船をめぐっては新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国政府が日本を含む海外への団体旅行を、当面中止しているほか、横浜港に接岸している「ダイヤモンド・プリンセス」では新型コロナウイルスの集団感染が起きています。

    国土交通省は「減少しているとはいえ、日本に寄港する外国籍のクルーズ船は多くあるので、水際対策に全力をあげたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012275911000.html

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  43. WHO 新型肺炎は「いまだに激しい大流行のさなかにある」
    2020年2月7日 8時21分

    感染が広がる新型コロナウイルスについてWHO=世界保健機関は6日、中国で新たに感染が確認された患者の数が初めて減少したとする一方で、「いまだに激しい大流行のさなかにある」として、感染のピークはまだ過ぎていないという見方を示しました。

    感染が広がる新型コロナウイルスについて、スイスのジュネーブに本部があるWHOは、現地時間の6日朝までの24時間に中国国内で新たに感染が確認された患者は3700人近くに上る一方で、統計を取り始めた先月20日以降、初めて、増加した患者数が前の日を下回ったことを明らかにしました。

    これについてWHO本部で6日、開かれた記者会見で、健康危機担当のライアン氏は「患者の増加数が減ったことはよいことだが、今後の予測をするのは時期尚早だ。いまだに激しい大流行のさなかにある」と述べ、感染のピークはまだ過ぎていないという見方を示しました。

    会見では、このほか医療態勢がぜい弱な国々を支えるため、テドロス事務局長が資金面での協力を呼びかけたのに対して、日本が6日、新たに1000万ドル、日本円にして10億円余りを拠出すると表明したことに触れ、加盟国に対してさらなる協力を呼びかけました。

    長崎大などと連携し感染対策強化
    中国を中心に感染が広がる新型コロナウイルスについて、WHOは6日、感染症の研究を行っている長崎大学の熱帯医学研究所をはじめアメリカや香港、それにタイなど、世界の合わせて15の研究機関と連携して、感染対策の強化に乗り出したことを明らかにしました。

    WHOはこれらの研究機関と連携して、感染ルートの追跡を行ったり、それぞれの地域の患者の診断などをサポートしたりするとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276061000.html

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  44. 新型ウイルス クルーズ船で新たに41人感染確認
    2020年2月7日 10時28分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに日本人21人を含む乗客41人の感染が確認されました。クルーズ船が横浜港沖に停泊して以降、乗員と乗客で感染が明らかになったのは61人となりました。

    厚生労働省はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり症状がある人と濃厚接触したりした合わせて273人から検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

    そして7日、新たに171人の結果が判明し、41人の感染が明らかになりました。感染が確認された41人は全員が乗客で、このうち日本人は21人、年代別には20代から40代が3人、50代が3人、60代が8人、70代が21人、80代が6人だということです。また、重症者はいないということです。

    新たに感染が確認された41人は神奈川県のほか東京、埼玉、千葉、静岡の医療機関に搬送されることになっています。

    クルーズ船は先月20日に横浜を出たあと、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

    クルーズ船で感染が確認されたのは、香港の男性を除いて合わせて61人となりました。

    厚生労働省は残る3600人余りの乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として14日間、客室などで待機することを求めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276271000.html

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  45. 外務省 一時帰国などの呼びかけ強める 新型肺炎で
    2020年2月7日 11時20分

    新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、外務省は、中国に滞在したり渡航を予定したりしている日本人に向けた「スポット情報」を更新しました。

    これまで「日本への一時帰国を含む安全確保について検討をお勧めする」としていた表現を強め、日本への早期の一時帰国や中国への渡航の一時延期を含む安全確保を積極的に検討するよう呼びかけています。

    外務省は、すでに武漢を含む湖北省への渡航の中止を勧告しているほか、それ以外の中国全土には不要不急の渡航はやめるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276401000.html

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  46. 新型肺炎 中国の感染者3万人突破 死者は600人超える
    2020年2月7日 11時36分

    新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が3万人を超え、死亡した人は600人を超えました。湖北省では、患者を受け入れる病院だけでなく、医療従事者の不足が深刻さを増しています。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスの感染が確認された患者の数が6日、新たに3143人増えて3万1161人になったと発表し、患者の数が3万人を超えました。

    新たに感染が確認された人は、4日連続で3000人を超え、その7割以上が湖北省の患者となっています。

    患者のうち、症状の重い人は962人増え、4821人にのぼっています。

    一方、死亡した人は、湖北省で69人増えたほか、吉林省と河南省、それに広東省と海南省でそれぞれ1人増え、中国での死者は600人を超えて合わせて636人となりました。

    最も状況が深刻な湖北省の幹部は6日夜の記者会見で、中国全土から1万人以上の医師などが支援に駆けつけたとした一方で、呼吸器内科や重症患者の対応にあたる医療従事者が2000人以上不足していることを明らかにし、患者を受け入れる病院だけでなく、医療従事者の不足が深刻さを増しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276211000.html

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  47. 入港拒否の別クルーズ船に日本人乗客5人
    2020年2月7日 12時11分

    菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、香港発のクルーズ船「ウエステルダム」には、日本人の乗客5人が乗船していることを明らかにし、これらの日本人の帰国については、「今後の運航経路を考慮しながら適切に対応していきたい」と述べました。

    また、「仮に今後、同種の事案を認知した場合には、速やかに同様の措置をとる」と述べ、今後、新型コロナウイルスへの感染の疑いがある乗客を乗せたクルーズ船は、日本への入港を拒否する考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276601000.html

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  48. 新型ウイルス 深刻な観光影響 静岡では宿泊キャンセル9万人超
    2020年2月7日 16時26分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中、静岡県内の宿泊施設のキャンセルは、5日時点で少なくとも9万人を超えることが県観光協会の調査でわかりました。

    それによりますとことし1月から3月までの3か月間に県内の宿泊施設でキャンセルされた予約の数は5日の時点で少なくとも9万277人分に上っているということです。

    キャンセルは中国からの団体客が中心だということです。月別にみますと2月が5万3675人と最も多く、3月は2万8524人、1月は8078人でした。

    自治体別では、浜松市がおよそ4万2000人と全体の半数近くを占め、次いで御前崎市が1万6000人余り掛川市が8000人余りとなっていて、中国便が就航する静岡空港の周辺を中心にキャンセルが相次いでいるということです。

    県観光協会には宿泊施設から「終息の見通しが立たず今後の売り上げへの影響が大きい」といった不安の声が寄せられているということです。

    これに関連して静岡県観光政策課の川口茂則課長は記者会見で「経営の厳しい施設には県の融資制度を紹介するなど対応したい」と述べました。

    休業となるホテルも

    新型コロナウイルスの感染拡大で中国政府が海外への団体旅行を中止にしたことで、日本の観光地の中には一定期間、休業を迫られる宿泊施設も出ています。

    富士山をのぞむ山中湖にほど近いホテルでは、例年、正月明けから3月の春休み前まで、予約のおよそ8割を中国からの団体客が占めるということです。

    今月の予約も中国からの団体客などで、ほぼ満室になっていたということですが、中国政府が海外への団体旅行を中止にしたことで、キャンセルを申し入れるファックスが次々と届き、これまでに、ほぼすべての予約が取り消されたといいます。

    このためホテルでは6日から今月13日まで、8日間にわたって休業することを決めました。

    およそ20人の従業員には、交代で有給休暇を取得してもらっています。

    ロビーや客室、それに宿泊客に人気の天然温泉の大浴場も、照明が落とされて、ひっそりと静まり返っていました。

    ホテルによりますと、正月明けから3月の春休み前までの期間の売り上げは、例年の同じ時期の4分の1まで落ち込む見通しだということです。

    ホテルの渡辺美洋社長は「インバウンドの客は、年間通しての売り上げの4割くらいを占めていて、特に冬場は重要なお客さまだったので、非常に厳しい状況です。事態がいつ終息するのか、見通しが全く立ちません」と話していました。

    旅行会社 従業員の大半が有給休暇を…

    新型コロナウイルスの感染拡大で中国政府が海外への団体旅行を中止にしたことで、中国からの団体客の旅行手配を行う国内の企業の中には、仕事が激減し、従業員の大半が有給休暇を取得せざるをえないなど深刻な影響が出ています。

    このうち、中国からの団体客を専門に旅行の手配を行っている、大阪市内にある会社では、中国政府が海外への団体旅行を中止した先月27日以降、キャンセルが相次ぎ、5日間で、およそ60件となったほか、今月は、これまでに、およそ150件に上っているということです。

    仕事が減ったことから、この会社では、従業員15人のうち10人については、今月は1か月間、有給休暇を取得してもらうなどの対応をとったということです。

    担当者は「仕事のすべてが、中国からの団体客を取り扱っているので仕方がない。来月も、中旬まではツアーがキャンセルになっていて、その後の見通しもたたず、従業員には、来月以降も休んでもらうか検討している」と話していました。

    また、主に中国からの団体客の旅行手配を行っている東京都内の会社でも、今月予定していたツアーのほとんどがキャンセルになりました。

    この影響により、今月の売り上げは、ほぼゼロに近い見通しだということです。担当者は「現在の状況が終息しないかぎり、キャンセルが続くだろう。具体的な打開策はなく、今後も状況を見守るしかない」と話していました。

    春節の関空 中国客が3割減少

    先月24日からの中国の旧正月にあたる「春節」の大型連休中に関西空港から入国した中国人の旅客数が、去年に比べておよそ30%減ったことがわかりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響とみられています。

    大阪出入国在留管理局関西空港支局によりますと、先月24日から30日までの中国の旧正月「春節」の連休中に関西空港から入国した中国人の旅行客は、およそ5万2500人でした。

    これは、去年の「春節」のおよそ7万3000人と比べて2万人余り、率にして28%の減少です。

    中国以外の国を含む外国人全体でみますと、ことしの同じ期間中に入国した人は16万700人で、こちらも去年の19万500人と比べておよそ3万人、率にして16%減っています。

    「春節」の連休中に関西空港から入国する外国人は年々増加していて、統計を取り始めた平成24年以来、前の年より減るのは初めてだということです。

    大阪出入国在留管理局関西空港支局では「新型コロナウイルスの感染の影響が要因でこれだけ減ったとみられる。今後も推移を見ていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276901000.html

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  49. 新型ウイルス クルーズ船の感染者61人に うち1人重症
    2020年2月7日 17時47分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに日本人21人を含む乗客41人の感染が確認されました。クルーズ船が横浜港沖に停泊して以降、乗客と乗員で感染が明らかになったのは61人となりました。

    厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした合わせて273人から検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

    そして、7日新たに171人の結果が判明し、41人の感染が明らかになりました。

    感染が確認された41人は全員が乗客で、このうち21人は日本人です。

    そのほかの人の国籍はアメリカが8人、オーストラリアとカナダが5人、アルゼンチンとイギリスが1人となっています。

    年代別では20代から40代が3人、50代が3人、60代が8人、70代が21人、80代が6人だということです。

    また、重症者はいないということです。

    新たに感染が確認された41人は、神奈川県のほか東京、埼玉、千葉、静岡の医療機関に搬送されることになっています。

    クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りた後に、新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

    クルーズ船で感染が確認されたのは、香港の男性を除いて合わせて61人となり、このうち日本人は28人となっています。

    また厚生労働省によりますと、6日までに感染が確認された人のうち何らかの持病がある1人が重症だということです。

    厚生労働省は残る3600人余りの乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として、5日からの14日間は、客室などで待機することを求めています。

    国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、クルーズ船の61人を含めて86人となりました。

    クルーズ船から感染者を搬送

    大黒ふ頭では、正午すぎから、新たに感染が確認された人たちをクルーズ船から5つの都県の医療機関に搬送する作業が始まり、延べ20台ほどの救急車が順番に患者を搬送しました。

    搬送作業は防護服を着た担当者が行い、クルーズ船から乗客が時折、心配そうに作業を見守る中、搬送作業は今も続けられています。

    感染者除く3600人余 19日まで船内に

    厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員のうち、感染が確認された61人を除く3600人余りの人たちは、原則14日間、今月19日までは船内にとどまってもらうことになっています。

    また、政府が用意したチャーター機の第1便で帰国し、ウイルスへの感染が確認されなかった人は、千葉県勝浦市のホテルなどに滞在していて、今月11日にウイルス検査が行われ、そこで感染が確認されなければ、翌日以降、帰宅できるようになります。

    さらに、第2便で帰国し宿泊施設に滞在している人は12日に、そして第3便の人は13日にそれぞれ検査を受ける予定で、そこでも感染が確認されなければ、翌日以降、帰宅できる見通しです。

    船内 体温計と使い捨て手袋配られる

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」にいる北海道の60代の女性に7日の船内の様子などについて電話で取材しました。

    女性によりますと午前中に乗客に体温計が配られました。体温が37度5分を上回ったら報告するよう指示があり、計ったところ36度台で問題はなかったということです。

    また長引く客室内での生活への配慮から、部屋に窓が無い人から順番にデッキなどに出られるようになったということです。部屋の外へ出るのにあたって配布された使い捨ての手袋を着用するよう指示されたほか、周囲の人とは1メートル以上間隔をあけることも求められたということです。

    こうした新たな動きがある一方で、6日、届けてほしいと申請した血圧を下げる薬はまだ手元に届いていないということです。

    NHKがインタビューを行っている間も港に救急車が数多く停車し、自衛隊の車両が到着する様子が部屋の窓から見ることができたということです。

    乗客「80代母親の薬切れて困っている」

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に80代の母親と乗船しているという女性は、「母親がせきが出るため医務室に行ったが、薬がもらえない。高血圧の薬も切れたので申請したがまだ届かず、困っている」と話しています。

    NHKがきょう午後6時前に電話で女性に話を聞いたところ、船内では体温計が配られ、37.5度以上の人は申し出てほしいと案内があったということです。

    女性は、「母は熱は出ていないが、せきが出て苦しそうにしている。医務室に行ったが、薬がもらえない。夜中に熱が出た場合に対応してもらえるのかも不安だ。高血圧の薬も切れたので申請したがまだ届かず、困っている。船内で知り合った人たちと内線電話でやり取りしているがせきが続いているという人は複数いる」と話しています。

    また、女性によりますと、乗員が客室に入らないようにしているため掃除が行われず、女性の部屋ではタオルも交換されていないということです。

    女性は、「自分で掃除をするための道具やタオルの交換を求めているが、従業員は忙しそうで『わかりました』とは言ってくれるが、対応してもらえていない。トランプなどを配ってもらったが、薬や衛生面が大事なのでそういうところを急いでもらいたい。いつになったら帰れるのか、不安でなりません」と話していました。

    船内の外国人は…

    【アメリカ】
    アメリカ大使館によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」には、428人のアメリカ人が乗船しているということです。大使館では、日本の関係機関などと連携し、乗船者やその家族に状況を適宜伝えて行くほか、医薬品が不足している場合には必要な人に行き渡るようにするなど、支援を行っていくとしています。

    【イギリス】
    イギリス外務省は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に、イギリス人およそ70人が乗船していることを明らかにしました。このうち1人から陽性反応が出て、現在治療を受けているということで、感染した人やその家族と連絡を取り合っているとしています。また、数人の乗客とは直接連絡を取っていて必要な支援を提供していくとしています。

    【ロシア】
    在日ロシア大使館は、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に、ロシア人24人が乗船していることを明らかにしました。24人は全員、乗客で、子どもも含まれているということです。これまでに新型コロナウイルスに感染していることが確認された人はいないとしています。

    大使館の職員がスマートフォンの通話アプリなどを通じてロシア人乗客と連絡をとりあい、乗客から要望のあった常備薬や日用品などについて日本外務省に伝えているということです。

    厚生労働省は船内に残る乗客と乗員について、原則として今月19日まで船内にとどまってもらうことにしているため、大使館では、日本側の方針に合わせてロシア人乗客の帰国に向けた対応を調整するとしています。

    海外メディアの反応

    外国人も多く乗船するクルーズ船で、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたことについて、イギリスの有力紙「ガーディアン」は、6日付けの電子版で「ぜいたくな日々は過ぎ去った。コロナウイルスに襲われたクルーズ船での生活」と題した記事を掲載しました。

    その中で「私たちの部屋は小さく窓もありません。4人いる部屋にいすは一つしかありません」と訴えるアメリカ人の80歳の乗客の証言などとともに、客室などで待機するよう求められ、不自由な環境に置かれている乗客の状況を紹介していて、「人生の休日は恐怖と不安に満ちた時間に変わった」などと伝えています。

    また、アメリカのCNNテレビは、アメリカ人の乗客から寄せられた動画のメッセージを紹介し、この中で乗客は「私たちが安全な状況にいるとは思えない。すでに感染が始まっている船内ではなく、衛生環境のよい場所で隔離されるべきだ」と話し、本国に対応を求めていました。

    また、「クルーズ船の乗客は、比較的年齢層が高く、世界中から来た人たちと同じ室内で多くの時間を過ごす」とする専門家の話も紹介し、陸上よりも、クルーズ船のような閉ざされた空間のほうが感染が早く広がりやすいと指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276451000.html

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  50. 新型ウイルス 治療の医師「強いけん怠感が特徴」
    2020年2月7日 18時08分

    新型コロナウイルスに感染した患者の症状などについて、医療関係者を対象にしたセミナーが開かれ、実際に3人の患者の治療を行った医師が「強いけん怠感が特徴だ」などと説明しました。

    このセミナーは、日本感染症学会と日本環境感染学会が開いたもので、都内の大学の講堂には医者などおよそ200人が集まりました。

    この中で、今月1日までに感染が確認された男女3人の治療を行った国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長が、詳しい症状などを説明しました。

    その中で、30代の女性は、最初に診察を受けた際には症状がけん怠感やのどの痛みなどに限られていたため、新型コロナウイルスに感染した可能性は低いと判断されて検査は行われなかったが、1週間後に肺炎の症状がでて検査が行われ、感染が確認されたと語りました。

    また、中国・武漢から帰国して感染が確認された54歳の男性は、鼻水やのどの痛みがでたあと、少なくとも6日間は発熱やけん怠感が続いたが、肺炎の症状はなかったということです。

    そして大曲センター長は、症例数が限られているため断定的なことは言えないとしながらも、かぜのような症状が1週間ほど続き、強いけん怠感が特徴だとしたうえで、高齢者が感染した場合の症状はわからず、重症化するおそれもあるため、治療方法の検討が必要だと語りました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012277181000.html

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  51. 新型肺炎 中国以外の感染者 27の国と地域で計321人
    2020年2月7日 18時46分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて321人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、日本が集団感染が確認されたクルーズ船の61人を含めて合わせて86人となっています。

    続いて、
    ▽シンガポールが33人、
    ▽タイが25人、
    ▽香港と韓国がそれぞれ24人、
    ▽台湾が16人、
    ▽オーストラリアが15人、
    ▽マレーシアが14人、
    ▽ドイツが13人、
    ▽ベトナムとアメリカがそれぞれ12人、
    ▽マカオが10人、
    ▽フランスが6人、
    ▽UAE=アラブ首長国連邦とカナダがそれぞれ5人、
    ▽インドとフィリピン、イギリス、それにイタリアがそれぞれ3人、
    ▽ロシアが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275361000.html

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  52. クルーズ船「ウエステルダム」入港取りやめ 那覇
    2020年2月7日 21時10分

    国土交通省によりますと、感染の疑いがある客が乗った香港発のクルーズ船「ウエステルダム」は8日、那覇港に入る予定だったということです。しかし、政府が乗船している外国人の入国を拒否する方針を決めたことを受け、7日、アメリカの運航会社から、那覇を含め国内での入港の取りやめと、次の寄港地を海外で検討しているという連絡があったことを明らかにしました。

    「ウエステルダム」に乗っている日本人は、乗客1455人のうち4人、乗員802人のうち1人の合わせて5人で、政府は、船が香港に戻ったあと、日本人の乗客の帰国に向けた支援を検討することにしています。

    国土交通省によりますと、現時点で今月中に国内で入港する予定の外国船籍のクルーズ船が、ほかに2隻、日本船籍が2隻あり、これまでのところ、症状がある人がいるという情報は入っていないということですが、引き続き情報収集を進めることにしています。

    「ウエステルダム」15日に横浜に到着予定だった
    「ウエステルダム」は、オランダ船籍でアメリカの会社が運航しています。

    日本でツアー契約を代行している販売代理店によりますと、「ウエステルダム」は、今月1日に香港を出港したあと、マニラを経由して5日に台湾の高雄に入港しました。

    その翌日は、同じ台湾の基隆に寄港する予定でしたが、入港を認められなかったということです。

    クルーズ船は8日、石垣島に立ち寄り、那覇や福岡を経由して、15日に横浜に到着する予定だったということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012277491000.html

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  53. チャーター機第4便で198人帰国 12人が入院
    2020年2月7日 22時14分

    中国の湖北省武漢での新型コロナウイルスの感染の拡大を受けて、現地から帰国する日本人などを乗せたチャーター機の第4便が7日午前、羽田空港に到着しました。厚生労働省によりますと、このうち発熱などの症状があった12人が入院したということです。

    新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、政府は、中国の湖北省に滞在する日本人の帰国を支援するため、これまでに3便のチャーター機を派遣し、合わせて565人が帰国しています。

    そのチャーター機の第4便が6日夜、羽田空港を飛び立ち、日本時間の7日午前0時すぎ、湖北省の武漢の空港に到着しました。

    そして、7日午前7時40分ごろに武漢の空港を出発し、羽田空港には午前10時15分ごろに到着しました。

    第4便には、帰国を希望する日本人と、今回初めて搭乗が認められた日本人の配偶者といった中国籍の人などおよそ80人の合わせて198人が乗り、厚生労働省によりますと、このうち発熱などの症状があった日本人9人と中国人3人の合わせて12人が入院したということです。

    他の人は、政府が用意したバスで別の医療機関に移動して、ウイルス検査と医師の診察を受けたあと、埼玉県和光市にある「税務大学校和光校舎」に移動しました。

    厚生労働省は、検査でウイルスが確認されなかった場合でも、これまでに帰国した人と同様、宿泊施設に12日と半日の間、滞在してもらうことにしています。

    帰国の大学生「安どの気持ちでいっぱい」

    新型コロナウイルスの感染の状況が深刻な中国・湖北省の武漢にある大学に留学している山口県の大学生2人は、政府が派遣したチャーター機の第4便に搭乗し、帰国の途につきました。2人はいずれも体調に問題はなく、NHKの電話取材に対し「不安も大きかったが安どの気持ちでいっぱいだ」と話しています。

    山口県の大学から中国・武漢の大学へ留学している女子学生2人は、先月下旬から武漢から600キロ余り離れた湖北省の友人の実家を訪れていたところ、感染拡大を防ぐための厳しい移動制限で武漢に戻れなくなっていました。

    日本大使館からの働きかけで滞在先の地元政府から移動が認められ、2人は6日、地元政府が手配した車で武漢の空港に到着しました。

    このうち1人がチャーター機の第4便に搭乗する直前の日本時間の7日午前7時前、NHKの電話インタビューに応じました。女子学生は「体温をはかるときの手順などが張り出されていたのでそれを見て検査に臨んだ」と話していました。

    学生が撮影した映像や写真からはチェックインカウンターの前で担当者が検疫の手順を説明する様子のほか、マスクやクッキーなどが配られたことがわかります。

    配られた物資については日本語に加えて中国語の説明文も張り出されていて、第4便に搭乗した、中国籍の配偶者などへの配慮も見受けられます。

    女子学生は「今までも2回ほど帰ることができると思ったのがダメになり、不安も大きかったが無事に帰国できると思うと安どの気持ちでいっぱいだ。お世話になった人たちにお礼を言いたい」と話していました。

    菅官房長官「希望する大部分の帰国実現」

    菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、チャーター機の第4便で帰国する国籍・地域の内訳について、日本が119人、中国が77人、台湾が2人で、年齢の内訳は、6歳以下が51人、60歳以上の高齢者が9人、それ以外が138人だと明らかにしました。

    そして、菅官房長官は、「帰国後2週間は、外出を控えていただくとともに、健康状態の確認を継続的に実施するなど健康面のケアに万全を期していきたい」と述べました。

    また、搭乗前の中国側の検査で発熱などの症状がある人はいなかったと報告を受けているとしたうえで、帰国後は、埼玉県和光市にある税務大学校和光校舎に滞在してもらう予定だと説明しました。

    一方、菅官房長官は、「第4便の派遣によって、湖北省内に在留する邦人のうち、希望する大部分の方の帰国が実現したと思っている。現時点での帰国希望者は数名であり、帰国を希望しない方も数十名程度いると承知している。政府としては、あらゆる手段を追求して、帰国を希望するすべての人が帰国できるよう対応していきたい」と述べました。

    また、チャーター機で帰国した中国籍の配偶者の費用負担について、「搭乗した外国籍の人は、日本国籍保持者と親族関係を有しており、これまで帰国している邦人への対応と差異を設けることは可能なかぎり避けるべきだ。また、単独でチャーター機に搭乗できない、日本国籍保持者に同行する外国籍の親族については、同行が必要不可欠であることから、費用負担を求めるのは必ずしも適切ではない」と述べ、政府が費用負担する考えを示しました。

    茂木外相「残る希望者は数名 全員の帰国実現を」

    茂木外務大臣は、記者会見で、第4便に搭乗した198人について、「中国出国時の情報では、日本人が119人、中国が77人、台湾が2人だ。日本人の配偶者や親子関係にある方について、人道的な理由も含めて中国側に説明し理解をいただき、帰国が実現した」と述べました。

    そのうえで、「湖北省内の日本人で、希望する大部分の方の帰国が実現した。現地に残っている帰国希望者は数名のレベルだ。チャーター機の派遣も含め、あらゆる手段を追求し、希望者全員の帰国を実現したい」と述べました。

    また、第3便で、出国に際して何らかの症状があり、搭乗が認められなかった日本人7人も、第4便には搭乗し、帰国したということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276331000.html

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  54. 新型ウイルス クルーズ船で感染経路調査 厚生労働省
    2020年2月8日 4時03分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は乗客と乗員全員に船内で誰と接触したかなどを調べる質問票を配布してウイルスの感染経路などを調べることにしています。

    横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗客と乗員およそ3700人のうち、日本人28人を含む合わせて61人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    厚生労働省は、ウイルスの感染経路やほかに感染した疑いのある人がいないか調べるため、乗客と乗員全員に対し、湖北省への渡航歴や船内で誰と接触したかなどを聞く質問票を配布して分析を行うことになりました。

    また、船内にとどまっている人のために7日までに147人分の医薬品を届けましたが、まだ多くの人に必要な薬が届いていないということで、厚生労働省は供給を急ぎたいとしています。

    厚生労働省は、船内にとどまっている3600人余りの乗客と乗員について原則として14日間、客室などで待機するよう求めていて、健康管理に万全を期したいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277711000.html

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  55. 新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計326人
    2020年2月8日 4時48分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて326人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本が、集団感染が確認されたクルーズ船の61人を含めて合わせて86人となっています。

    続いて、
    ▽シンガポールが33人、
    ▽香港が26人、
    ▽タイが25人、
    ▽韓国が24人、
    ▽台湾が16人、
    ▽オーストラリアとマレーシアがそれぞれ15人、
    ▽ドイツが14人、
    ▽ベトナムが13人、
    ▽アメリカが12人、
    ▽マカオが10人、
    ▽フランスが6人、
    ▽UAE=アラブ首長国連邦とカナダがそれぞれ5人、
    ▽インドとフィリピン、イギリス、それにイタリアがそれぞれ3人、
    ▽ロシアが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275361000.html

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  56. 新型ウイルス WHO「医療用マスク買い占めないで」
    2020年2月8日 5時03分

    新型コロナウイルスの感染が広がるなか、WHO=世界保健機関は医療用マスクの需要が、ふだんの100倍に増え医療従事者などに行き渡らなくなっているとして、すべての国や企業に対して、買い占めたり、ため込んだりしないよう求めました。

    WHOのテドロス事務局長は7日、スイスのジュネーブにある本部で会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で医療用マスクの需要がふだんの100倍に増え、値段も20倍に高騰していると指摘しました。

    そして「医療用マスクを最も必要としている人たちに行き渡らせる必要がある。優先されるべきは医療従事者でその次が感染の症状がある人やそうした人たちの看病をしている人たちだ」と述べました。

    そのうえでテドロス事務局長は、「すべての国や企業に対して、公正に、そして理性的に対応するよう求める」と述べ医療用マスクを買い占めたり、ため込んだりしないよう呼びかけました。

    WHOは、予防のため家庭用のマスクを着けることは問題ないとしていますが、一般の人までもが医療用マスクを使い始めたことで医療従事者に行き渡らなくなることに懸念を示した形です。

    このほかWHOは、医療態勢がぜい弱で診断ができない国々については、長崎大学の熱帯医学研究所のほかアメリカや香港、タイなど、連携している世界15の研究機関でサンプルを受け取り、代わりに診断する態勢を整えていると述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277791000.html

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  57. 新型ウイルス 中国国内の死者700人超える
    2020年2月8日 7時32分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が、最も深刻な中国湖北省の保健当局は7日、新たに81人が死亡したと発表しました。
    これで、今回の感染拡大による中国国内の死者は合わせて717人となりました。また、湖北省では、重体となっている人も1007人いるということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277881000.html

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  58. “日本への入港認めず” 別のクルーズ船 運航会社が調整急ぐ
    2020年2月8日 12時15分

    新型のコロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本政府などが入港を認めなかったクルーズ船「ウエステルダム」は、依然として入港できるところが決まっておらず、運航するアメリカの会社が複数の政府と連絡を取って調整を急いでいます。

    クルーズ船「ウエステルダム」は、日本人5人を含む2200人余りを乗せて、今月1日に香港を出港したあと、新型のコロナウイルスへの感染の疑いがある乗客がいるとして台湾で入港を拒否され、その後、沖縄への入港も日本政府によって認められませんでした。

    クルーズ船を運航するアメリカの会社は7日、声明を出し、クルーズ船は台湾の沖合を南西の方向に航行していることを明らかにしました。

    そのうえで、声明は「船には新型のコロナウイルスに感染した人がいると信ずる理由はなく、乗客を隔離する措置もとっていない」としていて、乗客の安全は確保されているとしています。

    また、乗客はインターネットや電話で家族と連絡を取ることができる状況にあるということです。

    船には食料と燃料が十分にあるということですが、各国が水際での対策を強める中、乗客を降ろすために入港できるところが依然として決まっておらず、会社は複数の政府と連絡を取って調整を急いでいます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277961000.html

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  59. 中国 武漢で入院の日本人男性死亡 新型ウイルス感染の疑い
    2020年2月8日 13時18分

    外務省によりますと、中国の湖北省武漢で肺炎を発症し、入院していた60代の日本人男性が8日、亡くなりました。新型コロナウイルスに感染した疑いのある日本人の死亡が確認されたのは、これが初めてです。

    外務省によりますと、亡くなった60代の日本人男性は、中国の湖北省武漢で先月16日ごろから発熱の症状があり、先月22日から武漢の病院に入院していました。

    男性は肺炎と診断され、検査の結果、先月28日、新型コロナウイルスの陽性反応が出て、感染が疑われていましたが、検査結果が確定しないまま、8日、亡くなりました。

    新型コロナウイルスに感染した疑いのある日本人の死亡が確認されたのは、これが初めてです。

    入院先の武漢の病院では、死因について「ウイルス性肺炎」だとしていますが、新型コロナウイルスによる肺炎かどうかは、確定的に判断はできないとしています。

    外務省によりますと、男性は武漢に中国人の妻とともに住んでいたということです。

    政府は「ご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご家族にお悔やみを申し上げる」としたうえで、引き続き、現地の大使館を通じて、男性の家族と緊密に連絡を取り、支援を行っていきたいとしています。

    北京の日本大使館 治療に協力要請

    北京にある日本大使館によりますと、中国の湖北省武漢で肺炎を発症して亡くなった60代の日本人男性について、日本大使館は先月、男性が現地の病院に入院してから中国政府や医療機関に対して、最適な医療を受けられるよう協力を要請していたということです。

    武漢では急増する患者に対して医療体制が追いついていないと指摘されていますが、中国政府は専門の医師を派遣して、男性の治療に当たっていたということです。

    「武漢では重症患者のケア難しい可能性も」

    感染症に詳しい、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、中国 武漢で日本人の男性が死亡したことについて、「亡くなったことはとても残念だ。感染の拡大が続いている中国 武漢では、大勢の患者が病院を受診しているため、重症患者への十分なケアが難しくなっている可能性もある。比較的、医療体制が整っている日本では、重症化のリスクは現地に比べて低いはずなので、日本国内の人たちにはこの情報を冷静に受け止めてもらいたい」と話しています。

    「重症患者の対応へ医療体制の整備必要」

    海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「亡くなった方は60歳代だったということで、高齢の方は重症化するリスクが高いとされている。また、男性が治療を受けていた中国 武漢では、多くの患者が病院に押し寄せ、医療従事者は疲弊し機器も少ない状況と聞いており、日本に比べて十分な治療を受けられなかった可能性がある」と指摘しました。

    そのうえで、「現在の日本での感染の広がりや医療体制の状況からすれば、今はまだ肺炎の重症患者がいても治療が可能だ。しかし、もし今後、感染が拡大して日本でも患者が増えてしまえば、同じように重症の患者への対応がしにくくなることも考えられる。今のうちに軽症者と重症者で、診療に当たる病院を分けるなど、重症の患者に確実に対応できる医療体制の整備を早急に進める必要がある」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278061000.html

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    1. 感染症に詳しい、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授
      「比較的、医療体制が整っている日本では、重症化のリスクは現地に比べて低いはずなので、日本国内の人たちにはこの情報を冷静に受け止めてもらいたい」

      海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授
      「中国 武漢では、日本に比べて十分な治療を受けられなかった可能性がある。もし今後、感染が拡大して日本でも患者が増えてしまえば、同じように重症の患者への対応がしにくくなる。今のうちに医療体制の整備を早急に進める必要がある」

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    2. 赤鬼青鬼ムラビトだまし戦略ですね(笑)。

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  60. 新型ウイルスに感染 アメリカ人が中国の病院で死亡
    2020年2月8日 17時06分

    北京にあるアメリカ大使館の報道官によりますと、新型のコロナウイルスに感染した60歳のアメリカ人が6日、湖北省武漢の病院で死亡したということです。死亡した人の性別や詳しい状況については、明らかにしていません。

    アメリカ大使館の報道官は「ご家族に心からのお悔やみを申し上げる」としています。

    新型コロナウイルスの感染で、アメリカ人の死亡が確認されたのは初めてです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278161000.html

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  61. 新型ウイルス クルーズ船で新たに3人の感染確認
    2020年2月8日 17時54分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに3人の感染が確認されました。クルーズ船が横浜港沖に停泊して以降、乗客と乗員で感染が確認されたのは64人となりました。

    厚生労働省はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で、今月3日から乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取して、ウイルス検査を実施してきました。

    そして、厚生労働省は7日までに検査結果が判明した273人のほかに6人の結果を公表し、新たに3人の感染が確認されたことを明らかにしました。

    3人はいずれも乗客で、30代の中国籍の女性、アメリカ国籍で60代の女性と70代の男性で、神奈川県内の医療機関に入院したということで、厚生労働省は症状などについて確認中だとしています。

    また、8日に検査結果を公表した6人の中には、脳梗塞など新型コロナウイルスの感染症とは別の疾患の症状を訴え、病院に搬送するにあたってウイルス検査をした人もいたということです。

    クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに、新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

    クルーズ船で感染が確認されたのは、香港の男性を除いて、合わせて64人となり、このうち1人は何らかの持病があり、症状が重いということです。

    厚生労働省は残る3600人余りの乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めています。

    国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、クルーズ船の64人を含めて89人となりました。

    国内確認者 大半は容体安定

    厚生労働省によりますと、国内で感染が確認された人はクルーズ船の64人を含め89人でこのうち38人が日本人です。重症者は1人で、ほかの88人はこれまでのところ容体は安定しているということです。

    米大使館「船にとどまるのが最善」

    アメリカ大使館は8日、新型のコロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船する428人のアメリカ人への対応について、NHKの取材に対し「大使館はCDC=疾病対策センターなどのアドバイスをもとに、船内にとどまることが最善の方法と認識している。乗客に必要な食料や薬が行き渡るよう日本政府と緊密に連携している」とするコメントを出しました。

    英外相 「乗客を客室に待機」の対応に理解示す

    新型のコロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に、およそ70人のイギリス人が乗船していることについて、イギリスのラーブ外相は、NHKとのインタビューで「状況を注視している」と述べたうえで、感染が確認されたイギリス人の乗客1人については現在、日本の病院で治療を受けていることを明らかにしました。

    また日本政府が乗客に客室での待機を求めていることについて「こうした状況下ではウイルスを封じ込めることと、一定期間人の動きを制限し、隔離するという2つの乗り越えるべき課題がある」と述べ、日本政府の対応に理解を示しました。

    そして新型コロナウイルスの感染拡大に対し、今後も日本政府や中国政府と緊密に連携していく考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277911000.html

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  62. 新型ウイルス 感染者3万人超 死者722人 中国保健当局
    2020年2月8日 18時38分

    新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が3万4000人に達し、死亡した人は700人を超えました。状況が最も深刻な湖北省では、重体となっている人が1000人を超えていて、中国政府は症状の重い患者に対する医療態勢の強化を急いでいます。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスの感染が確認された患者の数が7日、新たに3000人以上増え、3万4546人になったと発表しました。

    死亡した人は湖北省を中心に86人増え、中国での死者は合わせて722人となりました。

    また、状況が最も深刻な湖北省の保健当局によりますと、湖北省では重体となっている人が1007人いるということです。

    国営の中国中央テレビによりますと、湖北省の武漢では新型コロナウイルスに感染した患者を専門に治療するため、突貫工事で建設されていた2つ目の病院が、8日にも運用を始める予定で、最大で1500人の患者を受け入れることができるということです。

    ただ、湖北省の政府は急増する患者の対応に当たる医療従事者の不足に加え、防護服やマスク、症状の重い肺炎の患者に必要な酸素吸入のための医療物資なども不足しているとしています。

    中国政府は日本円で30億円余りを緊急に投入し、必要な機器などの購入を進める方針を明らかにしていて、症状の重い患者に対する医療態勢の強化を急いでいます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012277901000.html

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    1. 新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で339人
      2020年2月8日 18時39分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて339人となっています。

      中国以外の国と地域で、これまでに確認された感染者の数は、
      ▽日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて、合わせて89人となっています。

      続いて、
      ▽シンガポールが33人
      ▽タイが32人
      ▽香港が26人
      ▽韓国が24人
      ▽台湾が17人
      ▽オーストラリアとマレーシアがそれぞれ15人
      ▽ドイツが14人
      ▽ベトナムが13人
      ▽アメリカが12人
      ▽マカオが10人
      ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人
      ▽フランスが6人
      ▽カナダが5人
      ▽インドとフィリピン、イギリス、それにイタリアがそれぞれ3人
      ▽ロシアが2人
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

      このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html

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  63. 新型ウイルス 奈良のバス運転手の男性が退院
    2020年2月8日 20時16分

    新型コロナウイルスに感染し、入院していた奈良県に住むバス運転手の男性について、奈良県は症状が治まり、ウイルスも検出されなくなったため、8日までに退院したと発表しました。男性と濃厚接触した20人も潜伏期間内に症状がなく、奈良県は「男性から感染は広がっていないとみられる」としています。

    中国武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手を務めていた奈良県の60代の男性は、先月28日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、県内の病院に入院して治療を受けていました。

    男性について奈良県は発熱やせきなどの症状が治まったうえ、検査で2回続けてウイルスが検出されなかったことから、国が示す退院の基準を満たしたとして、8日までに退院したことを明らかにしました。

    また、男性と濃厚に接触した22人のうち、感染したことがすでに明らかになっている大阪と千葉のバスのガイド2人を除く、県内外の20人についてもこれまでに症状が出た人はおらず、8日、最後に男性と接触した人の潜伏期間が終わったということです。

    このため、奈良県は「男性から感染は広がっていないとみられる」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278321000.html

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    1. 過労かなにかですこし体力(免疫力)おとしたら、弱毒タイプのウイルスでもばらまきそうだなあ…(笑)。

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    2. ツアー客のバス運転手が退院、奈良県内の「濃厚接触者」発症者なし
      2020/02/08 21:50

       奈良県は8日、中国・武漢市からのツアー客をバスに乗せ、新型コロナウイルスによる肺炎に感染した県内在住の男性運転手(60歳代)の体調が回復し、退院したと発表した。

       県によると、運転手と2メートル以内で会話するなどした濃厚接触者22人のうち、県内の17人に発症者はいないという。県外の5人については、運転手と同乗し、ガイドを務めた大阪市の女性(40歳代)と千葉県の女性(20歳代)が発症しているが、他の3人に症状は出ていない。

       奈良県は、14日間の健康観察期間は終了したとしている。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20200208-OYT1T50280/

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  64. 新型ウイルス チャーター第4便帰国者 1人が感染確認
    2020年2月8日 21時06分

    厚生労働省によりますと、中国・湖北省武漢から、チャーター機の第4便で7日、羽田に到着した人のうち、日本人1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    第4便では、日本人やその家族など合わせて198人が帰国し、全員がウイルス検査を受けていました。

    感染が確認されたのは、武漢市に住む20代の日本人の男性で、7日発熱が認められたため入院し、軽い肺炎と診断されたということです。

    武漢からチャーター機で到着した人でウイルスへの感染が確認されたのは10人目で、国内で感染が確認されたのはクルーズ船の64人を含めて合わせて90人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278441000.html

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  65. 千葉 NEWS WEB
    “疑い”ぬぐえぬ患者 対応苦慮
    02月06日 16時21分

    国内で新型コロナウイルスの検査対象にならなかった人から相次いで感染が確認されたことを受けて、厚生労働省は対象を拡大し、全国の自治体に通知しました。
    それでも検査対象にはあたらないものの、感染の疑いがぬぐいきれない患者が受診するケースがあり、医療機関は対応に苦慮しています。

    新型コロナウイルスの検査を行う対象について、厚生労働省は37度5分以上の発熱と肺炎を疑わせる呼吸器症状があり、2週間以内に武漢市を含む湖北省への渡航歴があるか、湖北省に滞在した人と濃厚接触した人まで含めるよう広げました。
    こうした中、対象にはあたらないものの、感染の疑いをぬぐいきれない患者が受診して、医療機関が対応に苦慮するケースが出ています。
    このうち、千葉市にある内科などの診療所では、先月29日、空港で仕事をしている男性がレントゲン検査などの結果、肺炎と診断されました。
    医師は抗菌薬など通常肺炎で使われる治療薬を処方しましたが、効果はみられず、症状が悪化しました。
    患者の男性は、外国人旅行客と接触する機会もあるため、医師は、新型コロナウイルスへの感染の疑いもあるとして、検査ができないか、今月3日に保健所に問い合わせましたが、国が定める検査対象にはあたらないとして、対応を断られたということです。
    診療所の河内文雄医師は、「経過が通常の肺炎とは異なり、勤務環境からも新型コロナウイルスへの感染の疑いがあると判断したが、保健所は『武漢や湖北省との接点がない』との一点張りで対応してくれなかった。こうしたケースは多くあると思われ、放置していたら、今後、感染が拡大するのではないかと心配している」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200206/1080009811.html

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    1. 【千葉】空港に勤務する男性、肺炎と診断→新型コロナウイルスへの検査ができないか問い合わせるも対象外と断られる ★7
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1581168594/

      「コロナウイルス」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9

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    2. その「コロナウイルス検査」とやらがじつに怪しいシロモノなのね…

      新型旧型区別できないんじゃあるまいか…

      状況判断してから用いないと、従来型含めてコロナウイルスを全部つかまえてしまう形になるんではあるまいか。

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    3. っていうか、最初から「新型」なんてもんじゃなくて、普通の風邪症候群コロナウイルスなんではあるまいか…

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  66. 社説
    新型肺炎 正確な情報で冷静な対応を
    2020/02/08 05:00

     新型肺炎が終息する気配が見えず、インターネット上では真偽不明の情報が飛び交っている。正確な情報に基づき、冷静な行動を心がけたい。

     世界保健機関(WHO)が新型肺炎に関する問答形式のウェブサイトを設けた。例えば「ニンニクを食べれば感染を防げるか」という疑問には、「新型ウイルスを防ぐ証拠はない」と答えている。

     厚生労働省も同様のサイトを設けた。「潜伏期間は1日~12・5日とされる」「感染が疑われる場合には、保健所の相談窓口に問い合わせる」といった基本的な知識を得ることができる。

     不安をあおる悪質なデマも目につく。ツイッターでは、「中国人が関西空港の検疫検査を振り切って逃走した」という投稿が拡散した。あいまいな情報に接したら、まず国や自治体など信頼できる情報源に確認することが大切だ。

     米フェイスブックは、投稿内容の事実確認を始めた。グーグルも、WHOなどの公式情報が検索結果の上位に表示されるようにした。こうした対策は、偽情報の流布を防ぐ上で有効だろう。

     懸念されるのは、新型肺炎に関連する、根拠のない差別が広がっていくことだ。

     厚労省には「治療に当たる医療従事者の子供がいじめを受けた」などの相談が寄せられている。感染者を受け入れた宿泊施設で風評被害を心配する声もある。

     新型肺炎の感染力は、未解明の部分はあるが、普通のインフルエンザと同程度との研究報告もある。体調管理や手洗いの徹底で、感染や重症化を防ぐ可能性が高まることを改めて確認したい。

     マスクが品薄になり、値段がつり上がっていることも問題だ。個人売買のサイトでは、定価の何倍もの高値で取引され、消費者庁が、サイト運営会社などに適切な対応をとるよう要請した。

     社会不安に乗じた買い占めや転売は厳に慎むべきだ。同時に、マスクメーカーは増産により安定供給に努めてもらいたい。

     日本は現在、中国の武漢から世界に広がっている新型肺炎の感染者をできる限り国内に入れないよう注力している段階だ。患者は指定病院に入院させ、感染の拡大防止を図っている。

     横浜港に入港したクルーズ船を長期間停泊させ、検疫を続けているのも、新型肺炎の封じ込めを狙った措置の一環だ。

     不確定要素が多く、不安が高まっているだけに、政府には的確で丁寧な情報発信が求められる。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200207-OYT1T50321/

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  67. クルーズ船内の百人が体調不良 厚労省、ウイルス検査を実施へ
    2/9(日) 0:07配信共同通信

    乗客乗員の船内待機が続くクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」=8日午前10時51分、神奈川県横須賀沖(共同通信社ヘリから)

     新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内に残っている乗客乗員百人程度が発熱などの体調不良を訴えていることが8日、関係者への取材で分かった。新たにウイルス検査対象となる方向。

     これとは別に、厚生労働省は、これまでに感染が判明した患者らに濃厚接触するなどした数十人の乗客乗員らの検査を行っていることも明らかにした。

     厚労省によると、8日正午現在、クルーズ船の乗客乗員3711人のうち71人は感染が確認されるなどしたために船外に出ており、3640人が船内に残っている。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00000001-kyodonews-soci

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  68. 日本国内で感染者診療の医師、目立つのは「軽い風邪程度1週間」「肺炎になっても回復」
    2020/02/08 23:23

     中国・武漢市で、重い肺炎を発症して入院していた60歳代の日本人男性が8日未明に死亡したことを受け、専門家は冷静な対応を求めている。

     感染症に詳しい聖マリアンナ医科大(川崎市)の国島広之教授は「武漢では、患者が医療機関に押し寄せたことで混乱し、治療が行き届かなかった可能性がある」と指摘、「日本国内の医療態勢は充実している。今のところ、重症者が出ても十分対応できる」と話した。

     日本での感染者の多くは、快方に向かっているか、症状が安定している。感染しても、症状が出ていない人もいる。

     国内で複数の患者を診療した国立国際医療研究センター(東京都新宿区)の医師は、「軽い風邪のような症状が1週間程度続いた後によくなるか、肺炎になっても回復するケースが目立つ」と報告している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200208-OYT1T50301/

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    1. パニックになってむちゃな薬の投与とかやってかえって悪化させたりしてないかなあ中国方面の医療…

      最初から普通の流行り風邪だと思うけど。

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  69. 新型ウイルス感染の男性 エイズ薬投与後回復 マレーシア
    2020年2月9日 1時36分

    マレーシア保健省は、新型のコロナウイルスに感染して容体が悪化した中国人の男性に、エイズの治療に使われる抗ウイルス剤を投与したところ、症状が改善して回復したと発表しました。

    症状が改善したのは、中国湖北省武漢から家族とともにマレーシアに旅行に訪れていた40歳の中国人男性で、先月25日に感染が確認されたあとは、南部ジョホールバルの病院で隔離され治療を受けてきました。

    マレーシア保健省によりますと、この男性は先月28日に容体が悪化し自力で呼吸ができなくなったあとは、人工呼吸器を使わざるをえない状況だったといいますが、エイズの治療に使われる抗ウイルス剤を8日連続で投与したところ、症状に改善が見られたということです。

    その後、男性の容体は徐々に回復し、ウイルスの感染を確認する検査で2回続けて陰性の結果が出たことを受け、8日午後に退院して中国に帰国したということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278581000.html

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    1. >エイズの治療に使われる抗ウイルス剤を8日連続で投与

      8日もかかってんじゃ、たぶんその「エイズの治療に使われる抗ウイルス剤」の効果とかじゃないね。

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  70. 新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で353人
    2020年2月9日 6時22分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて353人となっています。

    中国以外の国と地域で、これまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて、合わせて90人となっています。

    続いて、
    ▽シンガポールが40人
    ▽タイが32人
    ▽香港が26人
    ▽韓国が24人
    ▽台湾が17人
    ▽マレーシアが16人
    ▽オーストラリアが15人
    ▽ドイツが14人
    ▽ベトナムが13人
    ▽アメリカが12人
    ▽フランスが11人
    ▽マカオが10人
    ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人
    ▽カナダが5人
    ▽インドとフィリピン、イギリス、それにイタリアがそれぞれ3人
    ▽ロシアが2人
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html

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    1. 新型ウイルス 中国以外の感染者 27の国と地域で計358人
      2020年2月9日 18時12分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて358人となっています。

      中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
      ▽日本が集団感染が確認されたクルーズ船の64人を含めて合わせて90人
      ▽続いてシンガポールが40人
      ▽タイが32人
      ▽韓国が27人
      ▽香港が26人
      ▽台湾が18人
      ▽マレーシアが16人
      ▽オーストラリアが15人
      ▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人
      ▽アメリカが12人
      ▽フランスが11人
      ▽マカオが10人
      ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人
      ▽カナダが5人
      ▽インド、フィリピン、イギリス、イタリアがそれぞれ3人
      ▽ロシアが2人
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、スペイン、ベルギーがそれぞれ1人となっています。

      このうちフィリピンと香港でそれぞれ1人が死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200208/k10012278271000.html

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  71. 中国で新型肺炎の死者803人に SARSの死者774人を上回る
    2020年2月9日 7時28分

    中国で新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。

    中国で感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局は、8日、新たに81人が死亡したと発表し、中国での死者の数は、あわせて803人となりました。

    これは2003年に流行した新型肺炎、「SARS」でWHO=世界保健機関が終息を宣言するまでの世界全体の死者774人を上回ったことになります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278691000.html

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    1. 新型肺炎の死者、SARS超える 中国で803人、封じ込め難航
      2/9(日) 7:34配信共同通信

      新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(中国疾病予防コントロールセンター、GISAID提供)

       【北京共同】中国湖北省当局は9日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスによる死者が同省で81人増えたと発表した。中国本土の死者は803人となり、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。中国や各国は隔離や検疫による対策を急いだが、大規模な流行を防げず、封じ込めは難航している。

      【写真】米国ではインフルエンザ流行「2200万人が感染し、1万2千人が死亡」

       感染者が集中している湖北省では死者が780人、感染者が2万7100人に達した。中国本土の合計は3万7千人近くとなった。

       同省武漢市では新型コロナウイルス感染で米国人が死亡、感染の疑いで日本人男性が死亡したことが確認されている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00000014-kyodonews-soci

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    2. 新型肺炎の死者、SARS超え 中国本土で800人突破
      2/9(日) 8:14配信時事通信

       【北京時事】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、同省政府は9日、死者が前日より81人増え780人になったと発表した。

       2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界の死者774人を、湖北省だけで上回った。中国本土の死者は803人となった。

       武漢市の死者は63人増え608人。同市では8日、新型コロナウイルスに感染した疑いのある日本人の死亡が初めて確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00000020-jij-cn

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    3. 新型肺炎、湖北省の死者780人に…世界のSARS死者上回る
      2/9(日) 8:49配信読売新聞オンライン

       【北京=中川孝之】中国の湖北省政府は9日、新型コロナウイルスによる省内の肺炎の死者が9日午前0時(日本時間午前1時)時点で780人になったと発表した。2002~03年に中国を中心に流行した、重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界の死者数774人を湖北省だけで上回った。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00050066-yom-int

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    4. 中国本土の新型肺炎死者、811人に…世界のSARS死者774人を上回る
      2/9(日) 9:51配信読売新聞オンライン

       【北京=中川孝之】中国政府の国家衛生健康委員会は9日、中国本土の新型コロナウイルスによる肺炎の死者が9日午前0時(日本時間午前1時)時点で811人になったと発表した。

       これにより、2002~03年に中国を中心に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界の死者数774人を上回った。死者を含む累計の感染者は3万7198人となった。8日の24時間だけで、死者は89人、感染者は2656人増えている。

       感染が深刻な湖北省政府によると、省内の死者だけで780人に達した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200209-00050067-yom-int

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    5. 新型ウイルス 中国での死者811人に SARSの死者上回る
      2020年2月9日 11時41分

      中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数は811人となり、2003年に流行した新型肺炎「SARS」の世界全体の死者の数を上回りました。

      中国の保健当局 国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数が8日、新たに89人増えて811人になったと発表しました。

      SARSで、WHO=世界保健機関が終息を宣言するまでに死亡した人の数は世界全体で774人でしたが、これを上回りました。

      また感染が確認された人は新たに2656人増えて合わせて3万7198人になりました。

      感染が確認された人は7日まで5日連続で3000人以上のペースで増えていましたが、8日はこれを下回りました。

      ただ、患者のうち症状の重い人は6188人に上っています。

      中国国営の新華社通信によりますと、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢では、突貫工事で建設された2つ目の病院「雷神山病院」の運用が8日夜から始まり、今後1500人の患者を受け入れるとしていますが、増え続ける重症患者に対応する医療体制の拡充が依然として喫緊の課題となっています。

      一方、感染拡大の影響で、旧正月「春節」の連休が明けたあとも停止されていた企業活動は、10日から多くの地域で再開される見通しですが、各地で交通手段の制限が続き、帰省先から勤め先のある都市部に戻ることができていない人も多くいるとみられ、企業活動の全面的な再開にはまだ時間がかかるという見方も出ています。

      ●今夜9時 NHKスペシャル

      NHKスペシャル
      「感染はどこまで拡がるのか ~緊急報告 新型ウイルス肺炎~」
      総合テレビ 2月9日(日) 午後9時00分~9時55分

      SARSの死者数を上回り感染拡大を続ける新型コロナウイルス。その正体はどこまで分かってきたのか。明確な症状がない段階でも感染を拡げるおそれが指摘される“見えにくい感染症”で、水際対策にも限界が。生放送で疑問や不安にこたえます。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278721000.html

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  72. 新型ウイルス 武漢の大学病院 患者の約4割が院内感染か
    2020年2月9日 11時04分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が深刻な中国の湖北省武漢にある大学病院で、感染が確認された患者のおよそ4割が院内感染したとみられる、と病院の専門家のグループがアメリカの医学雑誌に論文を発表しました。

    武漢大学の病院の専門家のグループは7日、アメリカの医学雑誌に新型のコロナウイルスの感染に関する論文を発表しました。

    それによりますと、グループは先月1日から28日にかけて、この病院で感染が確認された患者138人について調査したところ、全体の41%に当たる57人が医療スタッフや別の病気で入院していた患者で、病院内でヒトからヒトにウイルスが感染したとみられると指摘しています。

    このうち、院内感染した70%に当たる40人が医療スタッフで、外科病棟に入院していた1人の患者から、この病棟に勤務する医療スタッフ10人余りに感染したとみられる例も報告されています。

    さらにグループは患者たちの症状を調べたところ、発熱やけん怠感といった多くの人に共通する症状のほかに、下痢の症状や吐き気を訴えた人がいずれも10%いたということです。

    グループは「典型的ではない症状の患者をふるいにかけるのは難しいが、濃厚接触者の間でヒトからヒトへの感染が急速に広まるということは重要な特徴だ」として警鐘を鳴らしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278741000.html

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  73. 新型ウイルス 今週にも緊急対策取りまとめ 厚労相
    2020年2月9日 11時50分

    新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、加藤厚生労働大臣はNHKの日曜討論で、今週にも緊急の対応策を取りまとめ、ウイルスの水際対策や国内でのまん延防止などに政府を挙げて取り組む考えを示しました。

    この中で加藤厚生労働大臣は「国民の命と健康を守るために、水際対策とまん延防止対策を徹底して全力でやっていく。

    観光産業など地域経済にもかげりが出始めているので、その影響にも十分目配りをしようと、総理から『緊急対策を作れ』という指示が出ており、対策をしっかりと打っていきたい」と述べ、感染拡大の防止や地域経済への支援などを盛り込んだ緊急対応策を今週にも取りまとめる考えを示しました。

    また、集団感染が確認されたクルーズ船で持病の薬など必要な医薬品が不足している問題について「緊急に薬が必要な方が600人程度いると認識している。9日中には必要な方に対して薬がお渡しできるよう作業を進めている」と述べました。

    そして、船内での生活が長期化していることから、医師のチームを船に派遣し、高齢者の健康管理にも万全を期す考えを示しました。

    さらに加藤大臣は、ウイルスの検査体制について「民間の検査会社にも協力をいただいて、体制の構築に入ってきている。さらには大学などいろいろな方にお願いをして、早く、より多くの方に正確な検査ができる体制をつくっていきたい」と述べ、整備を急ぐ考えを強調しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278811000.html

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  74. 新型ウイルス 集団感染のクルーズ船 新たに数十人の検査進める
    2020年2月9日 11時55分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は新たに数十人の乗員や乗客についてウイルス検査を進めるとともに、体調不良を訴えている人を医療機関に搬送することにしています。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗客と乗員およそ3700人のうち、日本人28人を含む合わせて64人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    クルーズ船は8日に一度港から沖合に離れましたが、9日午前8時半ごろに再び横浜港の大黒ふ頭に接岸し、災害派遣医療チーム=DMATの医師などが船内に入りました。

    現在、船内に残っている乗員と乗客は合わせて3640人で、厚生労働省はこのうち新たに数十人から検体を採取してウイルス検査を進めています。

    このほか複数の人が体調不良を訴えているということで、9日にも医療機関に搬送することにしています。

    また持病の薬など必要な医薬品が不足しているという乗客の声を受けて、厚生労働省は緊急性があると判断したおよそ500人分の薬を運び込むことにしています。

    厚生労働省は船内に残っている人に対して、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めていて、今後も体調が悪くなった人については順次、検査を実施する方針です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278831000.html

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  75. 新型肺炎治療の医師 “高齢者などに感染広げぬよう対策を”
    2020年2月9日 16時42分

    新型コロナウイルスによる肺炎の患者の治療に当たった医師がNHKの取材に対し、発熱や全身のだるさが1週間以上続くものの症状は比較的軽いとした一方、日本国内でも感染が広がるおそれはあるとして、持病のある人や高齢者など、重症化するおそれがある人に感染を広げない対策を取る必要があるという考えを示しました。

    国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中国 武漢からチャーター機で帰国した症状が出た人など、5人の治療に当たりました。

    忽那医師は、実際の患者の症状について知ってもらいたいと、NHKの単独インタビューに応じました。

    その中で忽那医師は、患者に共通していた症状は鼻水やのどの痛み、それにせきが出て、37度以上の発熱や全身のけん怠感が1週間程度続くことだと指摘しました。

    中には1週間後に熱が高くなることもあり、インフルエンザやほかのウイルス性の感染症より症状が続く傾向があるとしています。

    ただ症状は比較的軽く、肺炎になる人もいたものの、全員回復してきているということで、「今のところ、細菌やインフルエンザによる肺炎よりも軽い。感染力は比較的高いが重症度は低い」と話しています。

    また、症状が出ない人が感染を広げるリスクが指摘されていることについて「基本的にはせきやくしゃみでうつる感染症なので、症状が出ていなければ広がるリスクは低いとみられる」と述べました。

    その一方、日本で感染が広がる可能性について「感染の拡大を完全に抑えるのはなかなか難しい状況になってきているのではないか。持病のある人や高齢者、それに妊娠中の女性もインフルエンザなどの場合、重症化しやすいので、こうした人たちが感染しないよう、皆さんが手洗いなどの予防対策をしっかり意識して行う必要がある」と述べ、重症化するおそれがある人たちに感染を広げない対策の必要性を強調しました。

    ●今夜9時 NHKスペシャル

    NHKスペシャル
    「感染はどこまで拡がるのか ~緊急報告 新型ウイルス肺炎~」
    総合テレビ 2月9日(日) 午後9時00分~9時55分

    SARSの死者数を上回り感染拡大を続ける新型コロナウイルス。その正体はどこまで分かってきたのか。明確な症状がない段階でも感染を拡げるおそれが指摘される“見えにくい感染症”で、水際対策にも限界が。生放送で疑問や不安にこたえます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278921000.html

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  76. 新型コロナウイルス クルーズ船 新たに6人の感染確認
    2020年2月9日 20時13分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに6人の感染が確認されました。クルーズ船が横浜港沖に停泊して以降、乗客と乗員で感染が確認されたのは70人となりました。

    厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員の合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

    そして厚生労働省は8日までに検査結果が判明した279人のほかに57人の結果を公表し、新たに6人の感染が確認されたことを明らかにしました。

    6人は医療機関に搬送されるということです。

    クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

    クルーズ船で感染が確認されたのは、香港の男性を除いて合わせて70人となりました。

    厚生労働省は残る3600人余りの乗客と乗員については、今後も引き続き船内にとどまり、原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めています。

    国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、クルーズ船の70人を含めて96人となりました。

    船内では感染の確認を知らせるアナウンス

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内では、新型コロナウイルスの新たな感染の確認を知らせるアナウンスが放送され、乗客がその音声をツイッター上に投稿しています。

    投稿された音声は、きょう午後2時35分ごろの船内アナウンスです。

    アナウンスでは、厚生労働省の職員からの情報として新たに6人の新型コロナウイルスの感染が確認され、病院に搬送するため下船の準備を進めていると伝えています。

    また、これとは別に9人が、新型コロナウイルスとは関係ないものの体調を崩して救急医療が必要な状態になっているため、病院へ搬送すると伝えています。

    一方、船内では持病のある乗客の薬などが不足していましたが、アナウンスでは新たに600の医薬品が届き、必要とする人の名前と部屋番号が記されているとして、順次、客室に届けると伝えていました。

    ●今夜9時 NHKスペシャル

    NHKスペシャル
    「感染はどこまで拡がるのか ~緊急報告 新型ウイルス肺炎~」
    総合テレビ 2月9日(日) 午後9時00分~9時55分

    SARSの死者数を上回り感染拡大を続ける新型コロナウイルス。その正体はどこまで分かってきたのか。明確な症状がない段階でも感染を拡げるおそれが指摘される“見えにくい感染症”で、水際対策にも限界が。生放送で疑問や不安にこたえます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012279201000.html

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  77. 新型ウイルス 香港のクルーズ船に感染者なし 全員の下船許可
    2020年2月9日 23時15分

    香港で、乗員が新型コロナウイルスの感染者に接触した可能性があるとして、乗客と合わせて3600人余りを乗せたまま4日間、港に停泊していたクルーズ船について、香港政府は、検査の結果、感染者はいなかったとして全員の下船を許可しました。

    香港政府によりますと、クルーズ船「ワールド・ドリーム」は、今月2日に香港を出発して台湾に向かいましたが、その前に行われた別のツアーに参加し、すでに下船していた中国人数人が、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたため、台湾への寄港が許可されず、今月5日、香港に戻りました。

    このため、香港政府は、感染が確認された中国人と接触した可能性がある乗員およそ1800人について、検査する必要があるとして上陸を認めず、船は乗客と合わせて3600人余りを乗せたまま4日間、港に停泊していました。

    香港政府は、検査の結果、感染者はいないことが確認されたとして、9日、全員の下船を許可し、乗客はバスでホテルなどに向かったということです。

    また、香港にある日本総領事館によりますと、この船には日本人数人が乗っていたということですが、いずれも健康状態に問題はないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012279271000.html

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  78. クルーズ船「日本寄港」続々キャンセル、関係者は懸念「人気しぼむ」
    2020/02/09 14:32

    日本寄港 続々キャンセル

     新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、クルーズ船の運航会社が寄港地の変更や乗船制限といった対応に追われている。横浜港で停泊を余儀なくされたクルーズ船で感染者が相次いだこともあり、近年のクルーズ旅行人気に影響が出るとの懸念も広がっている。

    台湾へ変更

     日本クルーズ客船(大阪市)は、1月中旬~2月中旬の日程で東南アジア諸国を巡る日本発着の「ぱしふぃっくびいなす」を運航している。だが、新型肺炎の影響で、予定していた中国の寄港地を台湾に変更した。

     商船三井客船(東京都港区)の「にっぽん丸」は、4月以降のツアーで、乗船日から遡って14日以内に中国湖北省の滞在歴がある人の乗船を断る方針だ。

     郵船クルーズ(横浜市)は、現在改装中の「飛鳥2」の運航を3月に再開するが、乗船客には検温を実施し、船内のアルコール消毒を強化するという。

     国土交通省によると、2018年にクルーズ船を利用した日本人は32・1万人で過去最多を更新した。運航会社の関係者からは「新型肺炎の影響で、人気がしぼんでしまうのではないか」と懸念の声も上がる。

    市場拡大

     一方、クルーズ船による訪日客も、この数年はアジア諸国の経済成長を追い風に急増し、17年には250万人を超えた。19年は215・3万人にとどまったものの、同11月には約1年半ぶりに前年同月の実績を上回るなど、回復基調だった。

     しかし、国交省によると、外国籍クルーズ船による日本への寄港のキャンセルが相次いでいる。2月の寄港数は19年末時点の予約数に比べて4割減になりそうだという。「先行きは全く読めない」(外資系クルーズ大手の日本代理店)のが現状だ。

     政府は「水際対策」を強めており、赤羽国土交通相は7日、閣議後の記者会見で、那覇港に入港予定だった香港発のクルーズ船「ウエステルダム号」に入港しないよう要請したことを明らかにした。船内で感染の恐れがあるためだ。

    活性化

     政府はこれまで、港湾整備などクルーズ船の受け入れ態勢の拡充を図ってきた。クルーズ船の乗客には富裕層も多く、寄港地での飲食や買い物の額が1人あたり10万円以上に上ることもあるという。一度に数百~数千人が訪れるため、地域経済への波及効果も大きい。

     国交省によると、今年以降、日本と中国を結ぶ大型クルーズ船の追加投入も見込まれている。「運航が当分の間制限されるのはやむを得ないが、地方の活性化のためにクルーズ船は不可欠。今回の試練を乗り越え、クルーズ振興に取り組みたい」(関係者)との声も上がっている。
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200208-OYT1T50331/

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  79. 新型ウイルス 中国以外で27の国と地域で380人が感染
    2020年2月10日 5時49分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて380人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、▽日本が、集団感染が確認されたクルーズ船の70人を含めて合わせて96人となっています。

    続いて、▽シンガポールが43人、▽香港が36人、▽タイが32人、▽韓国が27人、▽台湾が18人、▽マレーシアが17人、▽オーストラリアが15人、▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、▽アメリカが12人、▽フランスが11人、▽マカオが10人、▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、▽カナダが5人、▽イギリスが4人、▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、▽ロシアとスペインが2人、▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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    1. 新型ウイルス 中国で死者900人を超える
      2020年2月10日 8時17分

      新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国湖北省の保健当局は、9日、新たに91人が死亡したと発表しました。

      これで今回の感染拡大による中国国内の死者は合わせて903人となり、900人を超えました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279481000.html

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    2. 新型ウイルス 中国で患者4万人超える 死者は908人に
      2020年2月10日 9時23分

      中国の保健当局は、新型のコロナウイルスに感染した人が、9日、さらに3062人増え、合わせて4万171人になったと発表し、4万人を超えました。

      また、死亡した人は、湖北省を中心に97人増えて合わせて908人となりました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279491000.html

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    3. 新型ウイルス 中国以外で27の国と地域で381人が感染
      2020年2月10日 11時51分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて381人となっています。

      中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
      ▽日本が、集団感染が確認されたクルーズ船の70人、チャーター機の10人、それ以外の観光客などが16人の合わせて96人となっています。

      続いて、
      ▽シンガポールが43人、
      ▽香港が36人、
      ▽タイが32人、
      ▽韓国が27人、
      ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
      ▽オーストラリアが15人、
      ▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、
      ▽アメリカが12人、
      ▽フランスが11人、
      ▽マカオが10人、
      ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、
      ▽カナダが5人、
      ▽イギリスが4人、
      ▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、
      ▽ロシアとスペインが2人、
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

      このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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  80. WHOシニアアドバイザー「封じ込めはこの数週間が鍵」
    2020年2月10日 8時13分

    感染が広がる新型コロナウイルスについて、WHO=世界保健機関でシニアアドバイザーを務める進藤奈邦子さんは、湖北省武漢で街が事実上封鎖されていることで感染の拡大が防げているとして、今後、感染を封じ込められるかはこの数週間が鍵だという考えを示しました。

    WHOで感染リスク管理部のシニアアドバイザーを務める進藤奈邦子さんは9日、スイスのジュネーブにある本部でNHKのインタビューに応じました。

    この中で進藤さんは、ウイルスの感染源について、「去年11月ごろに人間界に入ってきたらしいということは分かっているが、どのような動物から入ってきたのかは今のところ分かっていない」と述べました。

    そのうえで「呼吸器感染症のワクチンははしかや日本脳炎と違い、完全に病気を予防するものを作ることは非常に難しく、世界の知恵を集めて対応しなければならない」と述べ、今月11日からジュネーブで開かれる緊急会合で世界の専門家が集まって議論することに期待を示しました。

    また、最も状況が深刻な湖北省武漢で街が事実上封鎖されていることについて、「武漢での囲い込みによって、中国国外での発症例が減っていて効果はこの先もある程度は期待できる」と指摘したものの、今後、武漢以外の場所で感染が拡大する可能性は排除できず、感染を押さえ込めるかはこの数週間の対応が鍵だという考えを示しました。

    このほか、中国当局の対応について、2003年に流行した新型肺炎「SARS」が流行した際には医療従事者や病院内での感染が数多く報告されたものの、今回は医療現場での感染の制御が徹底されているとの見方を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279401000.html

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  81. WHO=世界保健機関でシニアアドバイザーを務める進藤奈邦子さん
    「去年11月ごろに人間界に入ってきたらしいということは分かっているが、どのような動物から入ってきたのかは今のところ分かっていない」

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    1. またおまえか。インチキ医科様説をふりまいてんじゃないよ。

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    2. たいへんだたいへんだ、と言いふらしてお金をまきあげようとする国際詐欺師マフィアの走狗たち…

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  82. クルーズ船のサンプル数なら十分だ。不顕性感染者も把握して、正確な感染者と発症者と重篤者の率を出せばよい。

    思いのほか顕性感染率は低いのではないのかな。ありふれた風邪扱いで何の問題もないのではないのか。

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  83. クルーズ船運航会社 代金全額払い戻しへ 集団感染受け
    2020年2月10日 12時24分

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の運航会社は、新型コロナウイルスの集団感染を受けて、今回のクルーズに関する代金を乗客に全額払い戻すと明らかにしました。

    運航会社のホームページによりますと、払い戻すのは今回のクルーズ料金や、クルーズの前後で利用した航空券や新幹線の運賃、ホテルの宿泊料などとなっています。

    クルーズ船の乗客によりますと、9日夜、船内で代金を全額払い戻すことを伝える運航会社の社長名の文書が配られたということで、「皆様が現在感じているストレスを少しでも緩和できるよう願っております」と記されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279681000.html

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  84. クルーズ船で新たに約60人の感染確認 新型ウイルス検査 厚労省
    2020年2月10日 14時29分

    厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、10日新たにおよそ60人の感染が確認されました。これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、すでに下船している香港の男性を除いて、およそ130人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

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    1. クルーズ船で新たに約60人の感染確認 新型ウイルス検査 厚労省
      2020年2月10日 14時51分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たにおよそ60人の感染が確認されました。クルーズ船で感染が確認されたのは、およそ130人となりました。

      厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

      この結果、10日、新たにおよそ60人の感染が確認されたということです。厚生労働省は、感染が確認された人たちを医療機関に搬送することにしています。

      これでクルーズ船で感染が確認されたのは、およそ130人となりました。

      クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

      厚生労働省は残るおよそ3600人の乗客と乗員について、今後も引き続き船内にとどまったうえで、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めることにしています。

      また、感染が確認された人と濃厚接触したり、発熱などの症状が見られたりする人については、順次、ウイルス検査を実施していくことにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

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    2. クルーズ船新たに60人以上陽性 新型肺炎、130人を上回る
      2/10(月) 15:07配信共同通信

       新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに60人以上の乗船者がウイルス検査で陽性反応となったことが10日、政府関係者への取材で分かった。

       9日の時点でクルーズ船内で見つかった乗客乗員の感染者は計70人だったが、130人を上回った。国内で感染が判明した人は150人を超えたことになる。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000075-kyodonews-soci

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    3. 横浜のクルーズ船、新たに約60人の感染確認
      2/10(月) 15:17配信読売新聞オンライン

       新型コロナウイルスの集団感染が判明しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに約60人の感染が確認されたことが10日、政府関係者の話でわかった。

       同船では3日夜の横浜港への到着以降、計70人(日本人は28人)の感染が判明している。厚生労働省は、船内にとどまっている約3600人のうち、体調を崩した人などについて順次ウイルス検査を行い、感染の有無を調べている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00050121-yom-soci

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    4. クルーズ船、新たに60人以上の感染判明 新型肺炎 
      2/10(月) 15:28配信朝日新聞デジタル
       
      横浜港・大黒ふ頭に停泊している大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の周辺には多くの報道陣が集まっていた=2020年2月10日午前9時40分、横浜市鶴見区、杉本康弘撮影

       新型肺炎を発症した香港の男性が乗っていた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で、新たに60人以上が新型コロナウイルスに感染していることが10日、わかった。

       同船では乗客乗員3700人余りのうち、9日までに延べ336人が検査を受け、感染者は計70人に上っていた。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000022-asahi-soci

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    5. 新たに約60人の感染確認 クルーズ船 新型肺炎
      2/10(月) 16:10配信時事通信

       新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに約60人の感染が確認されたことが10日、関係者への取材で分かった。

       同船での感染者は、合わせて約130人に上った。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00000055-jij-soci

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    6. クルーズ船で新たに60人余の感染確認 新型ウイルス検査 厚労省
      2020年2月10日 17時01分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに60人余りの感染が確認されました。クルーズ船で感染が確認されたのは、合わせて130人余りとなりました。

      厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

      この結果、10日、新たに60人余りの感染が確認されたということです。厚生労働省は感染が確認された人たちを医療機関に搬送することにしています。

      これでクルーズ船で感染が確認されたのは、130人余りとなりました。

      クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

      厚生労働省は残るおよそ3600人の乗客と乗員について、今後も引き続き船内にとどまったうえで、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めることにしています。

      また、感染が確認された人と濃厚接触したり、発熱などの症状が見られたりする人については、順次、ウイルス検査を実施していくことにしています。

      乗員乗客全員への検査 現段階では難しい 官房長官
      菅官房長官は午後の記者会見で、クルーズ船で新たに60人余りの感染が確認されたことについて「検査を進める中で、陽性反応が出ていると報告を受けている。検査結果をきちんと整理のうえ、本人に伝えてから厚生労働省から公表される。今後はウイルス検査の処理能力などを踏まえつつ、引き続き、船内の乗員乗客の健康や不安の解消を最優先に対応していきたい」と述べました。

      そして乗員乗客全員への検査実施については、「現状においては厳しいものがある」と述べ、現段階では難しいという認識を示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

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    7. クルーズ船での新たな感染確認は65人 厚労省
      2020年2月10日 20時06分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で10日、新たに感染が確認された人数について、厚生労働省は集計した結果、65人だったと発表しました。クルーズ船で感染が確認されたのは合わせて135人となりました。

      厚生労働省はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施してきました。

      そして10日新たに感染が確認された人数について、クルーズ船の運航会社はホームページで当初、66人と公表していましたが、厚生労働省は集計した結果、65人だったと発表しました。

      厚生労働省は感染が確認された人たちを医療機関に搬送することにしています。

      これでクルーズ船で感染が確認されたのは135人となりました。

      クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

      厚生労働省は残るおよそ3600人の乗客と乗員について、今後も引き続き船内にとどまったうえで原則として、今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めることにしています。

      また感染が確認された人と濃厚接触したり、発熱などの症状が見られたりする人については順次、ウイルス検査を実施していくことにしています。

      国内で感染が確認されたのは
      ▽クルーズ船の135人、
      ▽チャーター機の10人、
      ▽それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

      乗員乗客全員への検査 現段階では難しい 官房長官

      菅官房長官は午後の記者会見で、クルーズ船で新たに60人余りの感染が確認されたことについて「検査を進める中で、陽性反応が出ていると報告を受けている。検査結果をきちんと整理のうえ、本人に伝えてから厚生労働省から公表される。今後はウイルス検査の処理能力などを踏まえつつ、引き続き、船内の乗員乗客の健康や不安の解消を最優先に対応していきたい」と述べました。

      そして乗員乗客全員への検査実施については、「現状においては厳しいものがある」と述べ、現段階では難しいという認識を示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

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  85. クルーズ船から手書きの要望書 乗客らが厚労省に提出
    2020年2月10日 15時54分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、厚生労働省に長期化する船内での生活を支援してもらうため、乗客らが要望書を出しました。

    要望書はパソコンなどがないため、手書きでつづられて、シーツの交換や掃除が1週間近くされていないため、部屋の環境を改善することや、持病の薬を届けること、さらに医師や看護師を派遣するなど、6つの要望が書かれています。

    クルーズ船では現在、客室から出られないため、乗客30人以上が船内の電話を使って連絡を取り合い、この要望書をまとめたということです。

    代表を務める千田忠さんは、NHKの電話によるインタビューに対して、「薬はもう届いたとか、食事は十分にあるとか報道されているが、船内の状況はかけ離れている。妻の薬もまだ届いていないし、カウンセラーは外国人の乗客専用で英語での対応だった。食事もステーキなどで、高齢者が食べきれるものではない。厚生労働省には要望書を受けて早急に対応してほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279971000.html

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  86. 専門家が提言 “国内で重症患者が出た場合に備えよ”
    2020年2月10日 17時16分

    中国を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっているのを受け、感染症の専門家が会見を開き、手洗いなどの予防対策を習慣づけるなど、個人で取るべき対策を提言として発表したうえで、今後国内で重症患者が出た場合に備え、地域の医療体制や連携について確認しておくべきだと指摘しました。

    国内の感染症の専門家で作るグループは、国内でも新型コロナウイルスの感染が広がるおそれがあるとして東京都内で記者会見を開き、予防対策などについてまとめた緊急の提言を発表しました。

    この中では、感染はいつでも起こりうるという意識を持って、科学的な知識に基づいて「正しく恐れる」ことや、せきやくしゃみなどの飛まつなどを通じて感染するとして、手洗いやせきエチケットといった予防対策を習慣づけることなど、個人で取るべき対策を示しています。

    さらに、今後国内でも重症の患者が出る可能性があるとして、座長を務める東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「重症患者に対しては、感染症専門の医師だけでなく、呼吸器の病気の治療が専門の医師などのスタッフや、人工呼吸器などの設備が必要になる。どこで受け入れるのか、地域での医療機関の役割分担と調整が重要だ」と述べて、今の段階から地域の医療体制や連携を確認しておくべきだと指摘しました。

    賀来特任教授は「ことしはオリンピックも開かれ、ほかの感染症が流行することも考えられる。提言を、身を守る一助にしてほしい」と話しています。

    感染症研究所 脇田所長 検査法の開発を急ぐ考え

    中国を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国立感染症研究所の脇田隆字所長がNHKのインタビューに応じました。

    この中で、国立感染症研究所の脇田所長はこれまでに分かっている新型コロナウイルスの特性について、国内で感染が確認された患者から研究所で分離して培養したウイルスを調べた結果、「中国で見つかったウイルスと99.9%同じで、感染力や病原性などに関わる変異は起きていない」としています。

    そのうえで、同じコロナウイルスの一種、SARSウイルスが広がった際には1人から多くの人に感染を広げる「スーパースプレッダー」がいたとして、「今後も継続して感染者からウイルスの分離を行い、性質が変わっていないか監視することが必要だ」と話しています。

    また脇田所長は症状が出ないか、軽症の人がほとんどで、感染者が移動することも多いため、国内でも感染が広がる可能性があるという認識を示したうえで、「症状のある人を診断して治療することが重要だ。抗体などを迅速に調べる検査法を数か月以内に完成させたい」と述べ、検査法の開発を急ぐ考えを示しました。

    さらに、脇田所長は、ウイルスの表面にあるたんぱく質の構造がSARSウイルスと似ているため、研究の蓄積を生かすことで薬の開発はこれまでより、早く進むことが期待できるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012280131000.html

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  87. 新型ウイルス感染 10日午前時点で日本人と米国人死亡 中国
    2020年2月10日 18時18分

    中国外務省の耿爽報道官はインターネットを通じた記者会見で、10日午前までの時点で、中国で新型コロナウイルスに感染したことが確認された人の中に外国人27人が含まれ、このうち日本人1人とアメリカ人1人が死亡したことを明らかにしました。

    死亡した日本人について、耿報道官は8日未明に武漢で死亡したとしていることから、日本政府が新型コロナウイルスの感染が疑われ、検査結果が確定しないまま亡くなったと発表した60代の男性を指しているとみられます。

    耿報道官は「治療中、中国側は家族と連絡を取り続けながら積極的な治療を行ってきた。亡くなった方につつしんで哀悼の意を表したい」と述べました。

    一方、耿報道官はほかの外国人22人は現在も隔離されて治療を受けているほか、3人がすでに回復して、病院を退院したとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012280311000.html

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  88. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で452人が感染
    2020年2月10日 20時30分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて452人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本が、クルーズ船の135人、チャーター機の10人、それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

    続いて、
    ▽シンガポールが43人、
    ▽香港が38人、
    ▽タイが32人、
    ▽韓国が27人、
    ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
    ▽オーストラリアが15人、
    ▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、
    ▽アメリカが12人、
    ▽フランスが11人、
    ▽マカオが10人、
    ▽イギリスが8人、
    ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、
    ▽カナダが5人、
    ▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、
    ▽ロシアとスペインが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーがそれぞれ1人となっています。

    このうちフィリピンと香港でそれぞれ1人死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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  89. クルーズ船 専門医チームが調査へ「これ以上広げないために」
    2020年2月10日 20時41分

    クルーズ船で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいる問題で、感染症予防の専門医などで作る学会の調査チームが感染拡大を防ぐため、11日以降、実際に船内に入って環境の調査を行うことになりました。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では10日までに130人余りが新型コロナウイルスに感染していることが確認され、厚生労働省は残る乗客と乗員、合わせておよそ3600人について、引き続き船内にとどまったうえで、原則として今月5日からの14日間は客室などでの待機を求めることにしています。

    こうした中、感染症予防を専門とする医師や看護師などで作る日本環境感染学会は11日以降、クルーズ船の船内に調査チームを派遣することになりました。

    調査チームは、災害時の避難所などで感染制御に取り組んできた専門家がメンバーで、船内にとどまっている人たちの生活環境や手の消毒など基本的な感染対策が適切に行われているかなどを調べるということです。

    特に乗員については、相部屋での生活となっていることや船内を移動する機会も多いとみられることなどから、詳しく調査するということです。

    学会では、具体的な日程の調整を進め、調査した結果をもとに、必要な予防策を助言するなどの支援を行うことにしています。

    日本環境感染学会の吉田正樹理事長は「船内で集団感染が起きているのは間違いない。これ以上感染を広げず、重症患者を出さないために学会としてしっかりと支援していきたい」と話しています。

    専門家「船内の衛生対策などで専門家の支援必要」
    東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「クルーズ船は多くの人が同じ船内で生活し、手すりなど手が触れる場所が多いため、接触や飛まつによる集団感染が起きやすい環境だったと考えられる。乗客が客室内で待機するなど感染拡大を防ぐ対策がきちんと実行されていれば、これからさらに広がるリスクはあまり高くないと考えられる」と話しています。

    また、乗客の船内での待機が長引いていることについて、「およそ3600人が下船して対応できる場所を探すのは現実的に難しいため、間違った対策だとは考えていない。ただ、船内の衛生対策や乗客の健康状態が良好かどうかなど専門家が積極的に支援していく必要がある」と指摘しました。
    船内での待機時間 さらに延びる可能性も
    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の集団感染で、厚生労働省は感染が確認された人を医療機関に搬送しています。

    感染者が多数に上るため、これまでにクルーズ船が停泊している神奈川県だけでなく、東京、埼玉、千葉、静岡の医療機関にも受け入れを依頼し、搬送しています。

    今回、新たに60人余りの感染が確認されたことで、さらに範囲を広げて搬送先を探すことになる可能性もあります。

    また船内には、今もおよそ3600人の乗客や乗員が残っていますが、厚生労働省は原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機してもらう考えを変えていません。このため、下船は今月19日以降になる見通しとなっています。

    加藤厚生労働大臣は10日の会見で、下船する乗客乗員の全員を対象に、ウイルス検査を行うことを検討していく考えを示しました。

    しかし、3000人を超える人を一度に検査する体制を整えられるかなど課題も残されていて、加藤厚生労働大臣は全員にウイルス検査を行う場合、船内で待機する期間がさらに延びる可能性も示しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012280251000.html

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  90. 新型ウイルス 潜伏期間は最長で24日 中国の研究者ら論文発表
    2020年2月10日 21時05分

    感染が広がっている新型コロナウイルスについて、中国の保健当局の専門家チームのトップも務める鍾南山氏など中国の研究者たちが連名で新たに論文を発表し、ウイルスの潜伏期間が最長で24日に及んだことなどを明らかにしました。

    この論文は9日、インターネット上で発表されたもので、先月29日までに新型コロナウイルスに感染した中国の患者1099人の臨床データを分析したとしています。

    この中で、患者のうちウイルスを媒介すると指摘されている野生動物と接触があった人は1.18%にとどまった一方、感染が最も深刻な湖北省武漢に行っていた人は31.3%、武漢から来た人と接触したとする人は71.8%となり、ヒトからヒトへの感染が急速に広まっていると指摘しています。

    また患者の症状について、発熱があった人は87.9%と最も多く、せきの症状も67.7%に上ったということです。

    一方で、医療機関で感染が確認された段階で発熱があった人は43.8%で、半数以下だったとしています。

    また潜伏期間については、統計上の中央値は3日だった一方で、最長では24日に及んだということです。

    論文の作成にあたった研究者の1人は中国メディアの取材に対し、潜伏期間が最長24日に及んだケースについて、あくまで個別の事例だと説明しています。

    このほか新型コロナウイルスによる肺炎はすべての年代の人に発症のおそれがあるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012280491000.html

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  91. クルーズ船での新たな感染確認は65人 厚労省
    2020年2月10日 23時07分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。クルーズ船で感染が確認されたのは、合わせて135人となりました。

    厚生労働省は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で今月3日から乗客と乗員全員にあたる合わせて3700人余りの検疫を行い、このうち、発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりした人などから検体を採取してウイルス検査を実施しています。

    その結果、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。

    このうち、10日午後7時の時点で4人を医療機関に搬送しその後も順次、搬送するということです。

    これで、クルーズ船で感染が確認されたのは、135人となりました。

    クルーズ船は先月20日に横浜を出発し、その後、香港に住む80歳の男性が香港で船を下りたあとに新型コロナウイルスへの感染が明らかになっていました。

    厚生労働省は残るおよそ3600人の乗客と乗員について、今後も引き続き船内にとどまったうえで原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めることにしています。

    また、感染が確認された人と濃厚接触したり、発熱などの症状が見られたりする人については、順次、ウイルス検査を実施していくことにしています。

    国内で感染が確認されたのは
    ▽クルーズ船の135人、
    ▽チャーター機の10人、
    ▽それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

    乗員乗客全員への検査 現段階では難しい 官房長官

    菅官房長官は午後の記者会見で、クルーズ船で新たに60人余りの感染が確認されたことについて「検査を進める中で、陽性反応が出ていると報告を受けている。検査結果をきちんと整理のうえ、本人に伝えてから厚生労働省から公表される。今後はウイルス検査の処理能力などを踏まえつつ、引き続き、船内の乗員乗客の健康や不安の解消を最優先に対応していきたい」と述べました。

    そして乗員乗客全員への検査実施については、「現状においては厳しいものがある」と述べ、現段階では難しいという認識を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279941000.html

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  92. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で454人が感染
    2020年2月10日 23時49分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて454人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽日本が、クルーズ船の135人、チャーター機の10人、それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

    続いて、▽シンガポールが45人、
    ▽香港が38人、
    ▽タイが32人、
    ▽韓国が27人、
    ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
    ▽オーストラリアが15人、
    ▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、
    ▽アメリカが12人、
    ▽フランスが11人、
    ▽マカオが10人、
    ▽イギリスが8人、
    ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、
    ▽カナダが5人、
    ▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、
    ▽ロシアとスペインが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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    1. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で458人が感染
      2020年2月11日 4時30分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて458人となっています。

      中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
      ▽日本が、クルーズ船の135人、チャーター機の10人、それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

      続いて、
      ▽シンガポールが45人、
      ▽香港が42人、
      ▽タイが32人、
      ▽韓国が27人、
      ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
      ▽オーストラリアが15人、
      ▽ドイツとベトナムがそれぞれ14人、
      ▽アメリカが12人、
      ▽フランスが11人、
      ▽マカオが10人、
      ▽イギリスが8人、
      ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、
      ▽カナダが5人、
      ▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、
      ▽ロシアとスペインが2人、
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

      このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280771000.html

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  93. 英 仏 スペインの感染者10人 同一人物から感染か
    2020年2月11日 4時42分

    イギリスのメディアはイギリスやフランス、スペインで確認された合わせて10人の感染者が、いずれもフランスのリゾート地で同じイギリス人男性の感染者と接触していたと伝え、1人の感染者を通じて感染が拡大した可能性が指摘されています。

    イギリスのメディアによりますと、イギリス国内で10日に新たに確認された4人の感染者が先月、滞在先のフランスであるイギリス人男性の感染者と接触していたことがわかったということです。

    このイギリス人男性の感染者はシンガポールでの国際会議に出席したあと、フランスのスキーリゾートに滞在していて、その後になってフランスやスペインで感染が確認された別の6人も同じリゾートでこのイギリス人男性に接触していたということです。

    このため専門家は、当時まだ症状が出ていなかった1人の感染者を通して感染が拡大した可能性があると見ているということです。

    男性はその後、飛行機でイギリスに戻っていて、保健当局などは同じ航空便の搭乗者で症状を訴えている人がいないか、確認を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280761000.html

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  94. 新型ウイルス 香港 同じ集合住宅で2人感染確認 一部住民隔離
    2020年2月11日 5時02分

    香港の衛生当局は、同じ集合住宅の住民から新型コロナウイルスの感染者が2人確認されたことから、住民の一部を指定の施設で隔離するなどの措置をとると発表しました。

    香港の衛生当局は11日未明、緊急の会見を開き、新界地区にある35階建ての集合住宅に住む62歳の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

    この集合住宅では、先月30日にも女性とは別の階に住む75歳の男性の感染が確認されています。

    このため衛生当局は建物の中で感染が広がった可能性があるとして、この集合住宅の一部にあたる34戸の住民を対象に、発熱などの症状がある場合には病院に移送して検査を受けてもらうほか、症状のない人は政府が指定する施設で当面、隔離する措置をとるとしています。

    香港ではこれまでに42人の感染者が確認されていて、地域内での感染拡大が懸念されています。2003年に香港で299人が死亡したSARSでは、大型マンションで感染が広がって多数の死者が出たこともあり、市民の間では集合住宅での感染拡大に対する不安が高まっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280791000.html

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  95. クルーズ船 約3600人 ウイルス検査体制の整備 課題に
    2020年2月11日 5時21分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船のおよそ3600人の乗客と乗員について、政府は基本的に全員を対象にしたウイルス検査の実施を検討していますが、検査体制を整備できるかが課題となっています。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、10日、新たに65人の感染が確認され、感染が確認された乗客乗員は合わせて135人に上っています。

    残るおよそ3600人について、政府は、原則として今月5日から14日間は船内にとどまってもらう方針に変わりはないとしています。

    こうした中、加藤厚生労働大臣は、国内での感染拡大を防ぐため、船にとどまる一部の乗員以外は全員を対象にしたウイルス検査の実施を検討する考えを示しました。

    厚生労働省は各地の地方衛生研究所や民間の検査会社にも協力を依頼し、必要な機器や試薬をそろえるなど、1日で処理できる能力を増強することにしています。

    ただ、国内のほかの場所で新たに感染の疑いが出た場合などに備え、一定の余裕を確保しておく必要もあり、検査体制をどこまで整備できるかが課題となっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280671000.html

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  96. 英仏で中国渡航歴ない人から感染広がる WHOが警戒感
    2020年2月11日 6時21分

    新型のコロナウイルスをめぐり、WHO=世界保健機関は感染者の99%は中国国内だとする一方、イギリスやフランスで中国に渡航歴のない人から感染が広がっていると指摘し、「大火災を引き起こす火花になりかねない」と警戒感を示しました。またWHOの調査チームの先遣隊が中国に到着し、感染拡大の防止策を検討するため早急に調査に着手したいとしています。

    WHOのテドロス事務局長は10日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスの感染状況に関して、「感染者の99%は中国国内で、パターンに大きな変化はない」という認識を示しました。

    一方でイギリスやフランスでここ数日の間に確認された感染の事例に言及し、「中国への渡航歴がない人から広がっていて、症例は少ないものの、大火災を引き起こす火花となりかねない」と述べて警戒感を示しました。

    テドロス事務局長は「今はまだ火花にすぎない」としていますが、他にも中国に渡航歴のない人からの感染が起きていないか、調査を急ぐ必要があるとして、現在、各国の政府や研究所と連絡を取り合っているということです。

    また、テドロス事務局長はWHOが主導して感染拡大の防止策を検討するため、国際的な調査チームの先遣隊を中国に派遣したと明らかにしました。

    先遣隊はすでに現地に到着し、WHOでは中国側とウイルスや医療態勢などの最新情報を共有したうえで、どのような専門知識や専門家が必要かを検討し、早急に調査に着手したいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280821000.html

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  97. 社説
    新型肺炎と中国 強権統治の弊害が露呈した
    2020/02/11 05:00

     新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が止まらない。中国の習近平政権は事態を収拾することができるのか。危機管理能力が問われている。

     習政権は最高指導部の会議で、「今回の対応で露呈した欠点や不足について、対処能力を高める必要がある」との見解を示した。地方政府の幹部らの責任追及や処分も進めている。

     共産党政権が統治上の過ちを認めるのは異例だ。政権の責任まで認めたわけではないが、このままでは状況が更に悪化しかねないという危機感の表れだろう。

     初期対応に問題があったのは明らかだ。発生源となった湖北省武漢市では昨年12月に入って原因不明の肺炎患者が増えたが、市が公表したのは年末だった。

     市の公表前にSNS上で異変を指摘した地元の医師は、「事実でない情報を広めた」として市当局に処分された。医師はその後、感染し、死亡した。

     習近平国家主席が国を挙げた対応を指示したのは、1月20日になってからだ。人口1100万人の武漢市を封鎖するという強硬策を講じても、感染拡大の速度には追いつかなかった。

     中国は2003年にも重症急性呼吸器症候群(SARS)への対応が問われた。公表まで約3か月かかり、情報隠蔽いんぺいなどが国際的な批判を浴びた。今回は公表までの時間は早まったとはいえ、教訓が十分生かされたとは言えない。

     患者が中国に集中しているにもかかわらず、治療の参考になる具体的な症例の報告が少ない、と海外の専門家は指摘する。中国は情報開示を徹底し、知見の共有を進めなければならない。

     国際的な防疫体制の構築には、すべての国や地域が協力することが欠かせない。世界保健機関(WHO)に加盟していない台湾でも感染拡大が懸念されている。中国は、台湾を情報共有の枠組みから排除する姿勢を改めるべきだ。

     今回の問題で浮かび上がったのは、共産党による中央集権体制や言論統制が、非常時の対応の妨げになるということだ。

     習政権はインターネットや顔認証システムなどを通じた社会監視を強め、政権への異論を封じ込めてきた。習氏に権力が集中し、習氏の指示がなければ物事が動かない傾向が目立つ。

     強権的な体制は、危機対応に求められる政府内の情報共有や迅速な発信、現場への権限移譲などと相反する。習政権は、この矛盾をどう解決するのか。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200210-OYT1T50267/

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  98. 新型肺炎 中国で新たに103人死亡 中国国内の死者1000人超える
    2020年2月11日 7時31分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国・湖北省の保健当局は、10日、新たに103人が死亡したと発表しました。これで今回の感染拡大による中国国内の死者は合わせて1011人となり、1000人を超えました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280861000.html

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    1. 新型ウイルス 中国の死者は108人増え1016人 感染者4万2638人
      2020年2月11日 9時40分

      新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、感染して死亡した人が1日で100人以上増えて、合わせて1000人を超えました。患者の数も2400人余り増えて4万2000人余りとなり、感染の拡大が続いています。

      死者1016人 患者数4万2638人
      中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人が10日、湖北省のほか、北京や天津などで合わせて108人増えて1016人になったと発表しました。

      死亡した人の数が1日で100人以上増えたのは初めてで、中国国内の死者は1000人を超えました。

      また新たに感染が確認された患者の数は2478人増えて、中国での患者の数は4万2638人となりました。

      中国の習近平国家主席は10日、感染の状況が最も深刻な湖北省のトップらと電話会議を開き「より強く果断な措置を取って、断固として感染がまん延するのを食い止めなければならない」と述べ、感染拡大の防止に全力を挙げる姿勢を強調しました。

      ただ感染が確認された患者の数は湖北省だけで3万人を超えていて、重体となっている人も1300人近くに上るなど、依然として厳しい状況が続いています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280901000.html

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    2. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で460人が感染
      2020年2月11日 11時35分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて460人となっています。

      中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、
      ▽日本が、クルーズ船の135人、チャーター機の10人、それ以外の観光客などが16人の合わせて161人となっています。

      続いて、▽シンガポールが45人、
      ▽香港が38人、
      ▽タイが32人、
      ▽韓国が28人、
      ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
      ▽オーストラリアとベトナムが15人、、
      ▽ドイツが14人、
      ▽アメリカが12人、
      ▽フランスが11人、
      ▽マカオが10人、
      ▽イギリスが8人、
      ▽UAE=アラブ首長国連邦が7人、
      ▽カナダが5人、
      ▽インドとフィリピン、それにイタリアがそれぞれ3人、
      ▽ロシアとスペインが2人、
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデン、それにベルギーが、それぞれ1人となっています。

      このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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    3. 新型ウイルス 中国の死者は108人増え1016人 感染者4万2638人
      2020年2月11日 11時52分

      新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、感染して死亡した人が10日、1日で100人以上増えて、合わせて1000人を超えました。状況が最も深刻な湖北省は、保健当局のトップとナンバー2を免職としたと発表し、感染拡大の責任を問われ、事実上、更迭されたものとみられます。

      中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスに感染して死亡した人が10日、湖北省のほか、北京や天津などで合わせて108人増えて1016人になったと発表しました。

      死亡した人の数が1日で100人以上増えたのは初めてで、中国国内の死者は1000人を超えました。

      また、新たに感染が確認された患者の数は2478人増えて、中国国内の患者は4万2638人となりました。

      こうした中、湖北省の共産党委員会は、省の保健当局のトップである書記とナンバー2の主任を免職としたと発表しました。

      理由は明らかにされていませんが、感染拡大の責任を問われ、事実上、更迭されたものとみられます。

      また、湖北省の武漢の当局は、発熱の症状を訴えた人が区をまたいで医療機関で診察を受けることを禁止するとともに、住宅や団地単位での管理を強化することを明らかにしました。

      武漢では、10日の1日で感染が確認された患者の数が1500人を超えていて、人の移動を最大限抑えることで感染の拡大を阻止したい考えです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280901000.html

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  99. チャーター機第1便帰国者 きょう改めてウイルス検査
    2020年2月11日 11時54分

    先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機の第1便で帰国し、国が手配したホテルなどに滞在している人たちは、11日改めてウイルス検査を受けています。感染が確認されなければ、12日以降、帰宅できる見通しです。

    新型コロナウイルスの感染が拡大している中国の湖北省 武漢からは、先月29日、政府が用意したチャーター機の第1便で日本人206人が帰国しました。

    このうち、帰国した日に行われたウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかった人たちの多くは、千葉県にあるホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在しています。

    厚生労働省は、WHO=世界保健機関が示したウイルスの潜伏期間が最長で12.5日となっていることから、潜伏期間がすぎた11日、宿泊施設に滞在している全員を対象に改めてウイルス検査を行っています。感染が確認されなければ、第1便で帰国した人たちは12日以降、帰宅できる見通しです。

    また第2便以降で帰国した人たちも同じように順次、検査を受けたうえで、宿泊施設を出ることになっています。

    第1便で帰国した人たちにホテルでウイルス検査

    先月29日、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国の武漢からチャーター機の第1便で帰国した人のうち、170人余りは、千葉県勝浦市のホテルに滞在しています。

    WHO=世界保健機関が示しているウイルスの潜伏期間を踏まえて、厚生労働省がホテルへの滞在を12.5日としていたことから、11日午前、国立感染症研究所の職員などが滞在者のウイルス検査を始めました。

    国によりますと、保健所や医療機関のスタッフがそれぞれの部屋を回って検体を集め、国などの施設に輸送して検査を行うということです。

    検査でウイルスに感染していないことが確認された場合、ホテルに滞在している人たちは12日以降、帰宅できる見通しで、国は希望の日時を取りまとめたうえでバスの手配などを進めたいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281001000.html

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  100. 新型ウイルス クルーズ船 感染が確認された乗客などの搬送続く
    2020年2月11日 12時08分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されているクルーズ船で、厚生労働省は、感染が確認された乗客などの搬送を続けています。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員合わせて3700人余りのうち、発熱などの症状があったり症状がある人と濃厚接触したりした人などにウイルス検査を実施した結果、厚生労働省は10日、新たに65人の感染が確認されたと発表しました。

    これで、クルーズ船で感染が確認されたのは135人となりました。

    厚生労働省は11日午前から、感染が確認された乗客などを救急車で順次、医療機関に搬送しています。

    クルーズ船は11日午後3時ごろにも停泊している横浜港の大黒ふ頭を離れ、12日午前中に再び戻って接岸する予定です。

    厚生労働省は、残る乗客と乗員については引き続き船内にとどまったうえで、原則として今月5日からの14日間は客室などで待機することを求めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281011000.html

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  101. 新型ウイルス チャーター機で帰国の男性2人 感染確認
    2020年2月11日 15時45分

    先月、新型のコロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省 武漢からチャーター機で帰国した日本人のうち、新たに2人の感染が確認されました。

    感染が確認されたのは、先月29日に第1便で帰国した武漢に住む50代の男性と、翌日30日に第2便で帰国した埼玉県に住む40代の男性です。

    いずれも帰国後のウイルス検査では陰性でしたが、発熱などが続いたため改めて検査をした結果、感染が確認されたということです。

    チャーター機で帰国した人で感染が確認されたのは12人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281171000.html

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    1. 新型ウイルス チャーター機で帰国の男性2人 感染確認
      2020年2月11日 18時18分

      先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機で帰国した日本人のうち、新たに2人の感染が確認されました。このうち1人は、子どもを連れていたため自宅に帰宅したあと、症状が出て感染が明らかになったということです。

      感染が確認されたのは、いずれも政府が用意したチャーター機で中国の湖北省 武漢から帰国した埼玉県に住む40代の日本人男性と、武漢に住む50代の日本人男性です。

      このうち埼玉県の男性は先月30日の第2便で帰国し、子どもを連れていたため宿泊施設には滞在せずに帰宅し、自宅待機をしていました。

      男性は帰国時のウイルス検査では陰性でしたが、帰宅後の今月8日に39度5分の発熱があり、10日に肺炎の兆候がみられたため改めて検査を受けた結果、感染が確認されました。

      男性と濃厚接触をした疑いがあるのは子どもなど家族2人で、健康観察を続けているということです。

      また武漢に住む50代の男性は先月29日の第1便で帰国し、症状がみられずウイルス検査でも陰性だったため千葉県のホテルに滞在していましたが、今月7日に発熱やせきなどの症状がみられて入院しました。

      男性は翌日の8日に再び検査を受け、そこでも感染は確認されませんでしたが、症状が改善しないため10日、改めて検査を受けた結果、感染が明らかになりました。

      ホテルでは個室で生活していたため、ホテルの中で感染した可能性は低いとしています。

      感染が確認された2人はいずれも現在、医療機関に入院しているということです。

      これまでに中国の湖北省からチャーター機で帰国した日本人とその家族合わせて763人のうち、感染が確認されたのはこれで12人となりました。

      国内で感染が確認されたのは、▽クルーズ船の135人、▽チャーター機の12人、▽それ以外の観光客などが16人の合わせて163人となりました。

      厚生労働省は、国内では流行が認められている状況ではなく過剰に心配せずにかぜやインフルエンザと同様、手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281171000.html

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    2. チャーター便新たに2人感染 新型肺炎再検査で判明 厚労省
      2/11(火) 16:11配信時事通信

       厚生労働省は11日、中国・武漢市から日本政府のチャーター機で帰国した日本人のうち、新たに2人の感染を確認したと発表した。

       いずれも帰国直後は症状がなく、検査で陰性と診断されたが、発熱したため10日に再検査した結果、陽性が分かった。

       感染が判明したのは、第1便で帰国した武漢市在住の50代男性と、第2便の埼玉県の40代男性。

       チャーター機の1~4便で中国から退避した763人のうち、これで12人の感染が判明。国内で確認された感染者数は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を含め計163人になった。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000043-jij-soci

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    3. チャーター機で帰国の邦人2人、新たに新型肺炎感染を確認-厚労省
      2/11(火) 16:38配信Bloomberg

      (ブルームバーグ): 厚生労働省は11日、中国の湖北省武漢市からチャーター機で帰国した日本人のうち、新たに男性2人から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。

      発表によると、感染が確認されたのは先月29日に第1便で帰国した武漢在住の50代男性と、30日に第2便で帰国した埼玉県在住の40代男性。帰国後に行ったウイルス検査ではいずれも陰性だったが、その後発熱などの症状が出たため再検査した結果、感染が確認された。

      厚労省担当者は同日夕の記者会見で、今回の2例は「機内検査で症状はなく、到着後の再検査でも検体はマイナスだった」と説明。無症状のため施設や自宅で経過観察をしたが、その後発症して再検査したところ陽性になったという事例は初めてと語った。

      これにより国内感染者数は合わせて163人。チャーター機で帰国し感染が確認された12人と、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の135人を含む。

      共同通信は11日、ダイヤモンド・プリンセスの乗客のうち、政府は同日午前にも持病を持つ人や高齢者などを下船させる方針と報じたが、厚労省は「選択肢の一つとして検討しているのは事実だが、そういうオペレーションを始めた事実はない」と説明。同日中に行うこともないとの認識を示した。

      チャーター便の帰国者については、第1便の到着後13日目に当たる11日から順次検体を採取。ウイルス検査の結果が出るまでに1、2日程度かかるが、陰性の結果が出た人については希望に応じて早ければ12日にも帰宅できるという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-06698176-bloom_st-bus_all

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    4. チャーター機で帰国の2人、新たに感染確認 1便と2便
      2/11(火) 18:00配信朝日新聞デジタル

      国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像。粒状の粒子の上にコロナウイルス特有の冠状のスパイクたんぱく質が観察できるという(国立感染症研究所提供)

       新型肺炎の拡大で中国の湖北省武漢市などからチャーター機で帰国した日本人2人が新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかった。厚生労働省が11日、発表した。

       1人は、第1便で1月29日に帰国した武漢市在住の50代の男性。帰国後は千葉県内のホテルに滞在し、30日の国立感染症研究所によるウイルス検査結果では陰性だったが、2月7日になって発熱やせきなどの症状が出たため、千葉県内の医療機関に入院。8日に県内の機関で検査をして陰性だったものの、10日に改めて国立感染研で検査をしたところ陽性が確認された。

       もう1人は、第2便で1月30日に帰国した埼玉県在住の40代の男性。帰国直後の検査では陰性で、小児も一緒だったため帰宅し、自宅で待機していた。2月8日に発熱し、10日に同県内の医療機関を受診し、入院。肺炎の症状がみられたため、再び検査を実施し、陽性が確認されたという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000018-asahi-soci

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    5. 感染可能性低い高齢者の早期下船に向け調整 新型肺炎 厚労省
      2/11(火) 20:10配信毎日新聞

       厚生労働省は11日、中国湖北省武漢市から政府チャーター機で帰国した40~50代の日本人男性2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。一方、感染者が出て横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(乗員乗客3711人)について、感染の可能性が低い高齢の乗客らを早期に下船させる方向で調整している。

       50代男性は1月29日の第1便、40代男性は翌30日の第2便で帰国直後のウイルス検査でいずれも陰性だったが、後に発熱し、再検査で陽性となった。帰国してから入院するまでの間、50代男性は千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」、40代男性は埼玉県内の自宅に滞在していた。クルーズ船を除く国内感染者は無症状の3人を含め28人になった。

       厚労省はクルーズ船の乗客らに、ウイルスの潜伏期間(最大12・5日)が過ぎる14日間は船内待機を求めている。だが、滞在長期化で体調が悪化する可能性もあるため、高齢者や持病のある数百人を対象に前倒しして下船させ、空いている公務員官舎などに一時滞在してもらうことも検討している。

       一方、経過観察のためホテルなどに滞在するチャーター機第1便帰国者197人の再検査が11日始まった。陰性の場合は12~13日に帰宅できる。第2便の199人の再検査は12日、第3便の145人は13日から。

       厚労省によると、クルーズ船の感染者135人の内訳は60代以上が105人で、90代も2人いた。国籍別では日本71人▽米国25人▽豪州11人▽カナダ8人▽フィリピン8人――など。【原田啓之、荒木涼子】
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000054-mai-soci

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    6. 新型肺炎、国内に重症者複数の可能性 163人感染確認
      2/11(火) 20:51配信朝日新聞デジタル

       厚生労働省は11日、中国湖北省武漢市からのチャーター機で帰国した40代と50代の日本人男性2人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表した。これで国内で感染が確認されたのは計163人となった。重症者が複数出ている可能性があるという。

       厚労省は重症者にはウイルス検査の結果が出ていない人が含まれている可能性があり、感染が原因で重症となったかも不明として詳細を確認している。

       新たに感染がわかった50代男性は武漢市在住で1月29日にチャーター機の第1便で帰国。その際のウイルス検査は陰性で、千葉県内のホテルに滞在していた。2月7日に発熱とせきが出て医療機関に入院。翌8日の検査でも陰性だったが、10日に再度検査を受けて感染が確認された。男性は、医療機関を受診するまではホテルの客室から出ていないという。

       40代男性は埼玉県在住。第2便で1月30日に帰国し、検査結果は陰性だった。子どもと帰国したため、本人の希望で自宅待機していた。2月8日に発熱し、10日に医療機関を受診。肺炎の症状が見つかり、検査で感染が確認されて入院中という。家族2人に濃厚接触の疑いがあり、同省が調べている。

       第1便で帰国し、現在千葉県内のホテルなどに滞在している197人については11日から検体を採取しており、国立感染症研究所で検査を実施する予定。結果が出るのは12日以降で、陰性であれば順次帰宅してもらう。

       また、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で10日に感染がわかった65人について、厚労省は20~90代の男女で、乗客61人と乗員4人だったと発表した。国籍は日本43人、米国12人、豪州4人、フィリピン3人、英国、カナダ、ウクライナが各1人。11日午後4時までに26人が医療機関に搬送されたという。(土肥修一)
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000029-asahi-soci

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  102. 新型ウイルス クルーズ船 感染者の8割近くが60代以上
    2020年2月11日 19時21分

    新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、これまでに感染が明らかになった135人のうち、60代以上の人が8割近くにのぼることが厚生労働省のまとめでわかりました。

    クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、10日乗客61人と乗員4人の合わせて65人の感染が明らかになり、これでクルーズ船が今月3日に横浜港沖に停泊して以降、感染が確認されたのは135人となりました。

    厚生労働省によりますと、135人のうち、20代が6人、30代が5人、40代が4人、50代が15人、60代が37人、70代が54人、80代が12人、90代が2人で60代以上が8割近くを占めています。

    また国や地域別では日本人が71人、アメリカ人が25人、オーストラリア人が11人、カナダ人とフィリピン人がそれぞれ8人などとなっています。

    感染が確認された135人のうち、11日午後4時までに91人が医療機関に搬送されたということです。

    厚生労働省は、船内に残っている乗客と乗員については原則として、今月5日からの14日間は、客室などで待機することを求めています。

    学会調査チーム 12日まで船内を調査

    船内でさらに感染が広がるのを防ぐため、11日午後4時すぎ、感染症予防を専門とする医師などで作る、日本環境感染学会の専門の医師と看護師4人の調査チームが船内に入りました。

    調査チームは12日まで船内にとどまって乗客の生活環境や、船内を移動する機会が多いとみられる乗員たちの感染予防対策の状況などを調査するということです。

    横浜港接岸のクルーズ船 ふ頭から離れる

    横浜港の大黒ふ頭では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から感染が確認された乗客などを搬送する作業が行われたあと、午後6時半すぎに真水の精製などを行うため、ふ頭から離れました。

    クルーズ船は12日の朝、再び大黒ふ頭に接岸する予定です。

    11日は午前中からクルーズ船につながる通路のそばに救急車がとまっては、出発する作業が繰り返されました。

    通路はシートで覆われ作業の様子を伺うことはできませんでしたが、感染が確認された人を医療機関に搬送したものとみられます。

    また午後1時すぎからは、大型のバスが船の通路のそばに停車して、ふ頭の近くにあるターミナルに移動する作業を繰り返していました。

    ドライバーは全身を覆う白い防護服を着ていて、乗客が乗るスペースはカーテンで閉めきられ、外から車内の様子を確認することはできませんでした。

    安倍首相 対応を協議

    総理大臣官邸では午後2時ごろ、安倍総理大臣や菅官房長官、加藤厚生労働大臣らが集まっておよそ1時間にわたって対応を協議しました。

    この中では、加藤大臣や関係省庁の幹部らが集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内の状況などを報告しました。

    そして乗客や乗員への対応など、今後の政府の方針を確認しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281311000.html

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  103. 新型ウイルス 中国 死者1000人超 習主席 対策進める姿勢強調
    2020年2月11日 19時33分

    新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、死亡した人が1000人を超えました。中国政府は「感染拡大の防止という人民の戦争を必ず勝ち抜く」と大々的に宣伝し、習近平国家主席が陣頭指揮をとって徹底した対策を進める姿勢を強調しました。

    中国の保健当局、国家衛生保健委員会は、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が10日、新たに108人増えて1016人になったと発表しました。1日で100人以上が死亡したのは初めてで、中国での死者は1000人を超えました。

    こうした中、国営の中国中央テレビは、習近平国家主席が10日、北京で患者の治療にあたっている病院などを視察したり、状況が最も深刻な湖北省武漢に派遣している政府の幹部らとテレビ会議を行ったりした様子を繰り返し伝えています。

    この中で習主席は「感染拡大の防止という人民の戦争を必ず勝ち抜く」と述べ、陣頭指揮をとって徹底した対策を進める姿勢を強調しました。習主席が感染対策の現場を訪れたのは初めてで、公の場に姿を見せたのは今月5日にカンボジアのフン・セン首相と会談した時以来、5日ぶりとなります。

    湖北省では武漢を中心に、10日も2000人以上の感染が新たに確認されたほか、症状が重い患者は6000人以上に上っています。武漢の当局は、発熱の症状を訴えた人が区をまたいで医療機関で診察を受けることを禁止するなど、人の移動による感染拡大の防止に向けた対策を一層強化しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281261000.html

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  104. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で472人が感染
    2020年2月11日 20時09分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて472人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、日本が▽クルーズ船の135人、▽チャーター機の12人、▽それ以外の観光客などが16人の合わせて163人となっています。

    続いて、
    ▽香港が49人、
    ▽シンガポールが45人、
    ▽タイが33人、
    ▽韓国が28人、
    ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
    ▽オーストラリアとベトナムが15人、
    ▽ドイツが14人、
    ▽アメリカが13人、
    ▽フランスが11人、
    ▽マカオが10人、
    ▽イギリスとUAE=アラブ首長国連邦が8人、
    ▽カナダが5人、
    ▽インドとフィリピン、それにイタリアが3人、
    ▽ロシアとスペインが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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  105. 日本など入港拒否のクルーズ船 タイでも入港認められず
    2020年2月11日 20時13分

    新型のコロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして日本などが入港を拒否したクルーズ船「ウエステルダム」について、船を運航するアメリカの会社は、タイ東部の港に13日寄港し乗客を下船させると発表しました。しかし、タイ政府は11日、タイ国内での感染拡大が懸念されるとして船の入港を認めないことを明らかにしました。

    一方で、人道上の観点から水や食料、燃料といった物資が必要な場合は支援するとしています。

    クルーズ船には日本人5人を含む2000人以上が乗っていて、今月1日香港を出港したあと台湾で入港を拒否され、その後、沖縄への入港も日本政府に認められず、寄港先を探しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281321000.html

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    1. タイもクルーズ船客の上陸拒否 搭乗者に新型肺炎恐れ
      2/11(火) 14:53配信時事通信

       【バンコク時事】タイのアヌティン保健相は11日、新型コロナウイルスによる肺炎に感染した搭乗者がいる可能性が指摘される香港発のクルーズ船「ウエステルダム」号について、タイでの客の下船を認めない考えを明らかにした。

       
       日本政府は国内に到着予定だったウエステルダム号に対し、「船内で感染症発生の恐れがある」として入港しないよう要請。これを受け、運航会社は13日にバンコク近郊の港で客を下船させる方針を示していた。乗客乗員2257人の中に日本人5人が含まれている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000036-jij-asia

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    2. フィリピンに続きタイも入港拒否…日本が自粛求めたクルーズ船「ウエステルダム」
      2/11(火) 18:57配信読売新聞オンライン

       【バンコク=田原徳容】タイ政府は11日、新型コロナウイルスに関連して日本に入港できなかった香港発のクルーズ船「ウエステルダム」について、入港を拒否することを明らかにした。タイのプラユット首相は「ウエステルダムから要請はあったが入港は認めない。燃料や食料の提供など人道的支援は行う」と話した。

       この船は、ウイルスの感染者が乗船している可能性があるとして日本政府から入港自粛を求められた後、フィリピン・マニラでも入港を拒否された。日本人5人を含む乗客乗員2000人以上が乗っている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00050163-yom-int

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    3. 日本が拒否したクルーズ船、タイも入れず 新型肺炎疑い
      2/11(火) 19:12配信朝日新聞デジタル

       新型コロナウイルス感染の疑いで日本政府などから入港を拒否されたクルーズ船ウエステルダム号が11日、タイ政府からも入港を拒否された。

       日本政府によると、ウエステルダム号には乗員乗客約2300人が乗っており、うち5人が日本人という。

       ウエステルダム号の運航会社は10日、公式ホームページでタイ中部のレムチャバン港で13日に乗客を降ろす意向を表明。乗客はバンコクに移動して帰国の途に就くとの見通しを示した。

       しかし、タイのプラユット首相は11日、記者団に「船から要望があれば燃料の提供などはできるが、下船は許可できない」との考えを示した。

       ウエステルダム号に夫妻で乗船しているカナダ在住のスティーブン・ハンセンさんによると、船内では全乗客に体温検査が実施されたが、新型肺炎が疑われる事例は見つかっていないとの説明を受けているという。そのため現在も、マスクの着用は求められず、船内の移動は自由だという。

       ハンセンさんはメールでの取材に「次に船がどこに向かうのかは全く分からず、乗客の不安はいよいよ日ごとに高まっている。一体いつになったら帰れるのか」と答えた。(乗京真知=バンコク、軽部理人)
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00000022-asahi-int

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  106. 香港 新型ウイルス感染者新たに7人 地域内での感染拡大懸念
    2020年2月11日 21時42分

    香港では11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに7人確認されました。特に、この3日間で香港内で感染したとみられる人が増えており、衛生当局は地域内での感染拡大が懸念されるとして、予防の徹底を呼びかけています。

    香港の衛生当局は11日、新たに男女7人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表しました。

    これで香港でこれまでに感染が確認されたのは49人となり、特にこの3日間では23人と全体の半数近くにのぼっています。

    23人はいずれも香港に住む市民で、このうち11人は先月26日に家族や親戚が集まって行われた食事会に参加したあと、せきや発熱などの症状を訴えていました。

    このほか職場に感染した同僚がいた人や同居する家族が感染していた人など、いずれも香港内で感染したとみられるということです。

    衛生当局は地域内での感染拡大が懸念されるとして、多くの人が参加する集まりや人混みはできるだけ避け、予防を徹底するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281371000.html

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  107. 新型ウイルスの病状「COVIDー19」と命名 WHO
    2020年2月12日 4時08分

    WHO=世界保健機関は新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVIDー19」と名付けたと発表しました。感染の拡大が最も深刻な中国の武漢にちなんだ呼び方でウイルスについて伝えるメディアもある中、地名を避けることで中国への配慮をにじませた形です。

    WHOのテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、中国を中心に感染が拡大している新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVIDー19」と名付けたと発表しました。

    「コロナウイルス」と「病気」の英語表記や、感染が報告された年を組み合わせたとしています。

    テドロス事務局長は、「地名や動物とは関係ない名称にする必要があった。これ以外の呼ばれ方によって、負のらく印が押されることを防ぐことは重要だ」と説明しました。

    欧米では感染の拡大が最も深刻な中国の武漢にちなんで「武漢ウイルス」などと伝えるメディアもある中、WHOとしては、地名を避けることで中国への配慮をにじませた形です。

    一方、新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発などについて協議する専門家の会合も11日からジュネーブで始まりました。

    電話やインターネットを通じた参加も含めて、世界各地の研究者や中国で治療に携わる医療関係者などおよそ400人が12日までの2日間意見を交わし、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281651000.html

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    1. ワクチン開発に18か月…WHO、疾病を「COVID―19」と命名
      2020/02/12 01:05

       【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、スイス・ジュネーブで開いた記者会見で、新型コロナウイルスへのワクチン開発に18か月を要するとの見通しを示し、「利用可能な武器をすべて用いて、やれることをやらなければいけない」と語った。

       また、テドロス氏は新型コロナウイルスが引き起こす疾病を「COVID―19」と名付けたと発表した。Coronavirusから「COVI」、Disease(疾病)から「D」をそれぞれとり、発生年である2019年の「19」をつけた。

       WHOは11日から2日間の日程で、世界各国・地域の研究者ら約400人が新型ウイルスのワクチン開発や治療法を話し合う会合を開催している。
      https://www.yomiuri.co.jp/world/20200212-OYT1T50000/

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    2. 2月12日 編集手帳
      2020/02/12 05:00

       第1次世界大戦中に猛威を振るった「スペイン風邪」は、米国で始まったという。戦地に向かう兵士を介して広がった◆中立の立場を取ったスペインは、参戦国と違って情報統制がなく、国王らの罹患りかんを大々的に報じた。そのためこの名称が定着した。スペインにとっては迷惑この上なかろう◆感染症の呼び名には、地名が付けられることが多い。エボラ出血熱はアフリカ中部のエボラ川、ジカ熱はアフリカのウガンダにある森の名前が由来だ。中東呼吸器症候群(MERS)の名に、中東の国々は反発している。イメージダウンを嫌うのは当然かもしれない◆終息の兆しの見えない新型肺炎の名称を国際機関が検討しているが、百家争鳴だという。「武漢」を冠したくない中国の影響もあるのだろうか。正式名称が決まれば、公衆の理解の助けにはなるが、今は拡散防止と、治療の研究が大切ではないか◆世界史には「14世紀の危機」や「17世紀の危機」があった。欧州でペストが流行し、人口が減少したという。新型肺炎を「21世紀の危機」としないために、正念場である。世界の医療と知恵をいかに結集するか。
      https://www.yomiuri.co.jp/note/hensyu-techo/20200212-OYT8T50000/

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    3. 新型ウイルスの病状「COVIDー19」と命名 WHO
      2020年2月12日 20時56分

      WHO=世界保健機関は、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVIDー19」と名付けたと発表しました。

      WHOのテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、中国を中心に感染が拡大している新型のコロナウイルスが引き起こす病状について、「COVIDー19」と名付けたと発表しました。

      「コロナウイルス」と「病気」の英語表記や、感染が報告された年を組み合わせたとしています。WHOは、5年前に、病名によって、特定の国や民族などにマイナスの影響が出ることがないよう、地名や人の名前は避けるという指針を定めています。テドロス事務局長は「地名や動物とは関係ない名称にする必要があった。これ以外の呼ばれ方によって、負のらく印が押されることを防ぐことは重要だ」と説明しました。

      一方、新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発などについて協議する専門家の会合も11日からジュネーブで始まりました。電話やインターネットを通じた参加も含めて、世界各地の研究者や中国で治療に携わる医療関係者などおよそ400人が12日までの2日間、意見を交わし、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281651000.html

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  108. チャーター機第1便の帰国者 感染なければ順次帰宅へ
    2020年2月12日 4時58分

    新型コロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省・武漢から先月、チャーター機の第1便で帰国し、国が手配したホテルなどに滞在している人たちは、11日全員が改めてウイルス検査を受けました。感染が確認されなければ、12日以降順次、帰宅できる見通しです。

    中国の湖北省・武漢からは、先月29日、政府が用意したチャーター機の第1便で日本人206人が帰国しました。

    このうち帰国した日に行われたウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかった197人は千葉県のホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在しています。

    WHO=世界保健機関がウイルスの潜伏期間について最長で12.5日と示していることから、厚生労働省は潜伏期間がすぎた11日、宿泊施設に滞在する全員を対象に改めてウイルス検査を行いました。

    結果は13日にかけて判明する予定で、感染が確認されなかった人たちは12日以降順次、帰宅できる見通しです。

    また、先月30日の第2便で帰国した人で宿泊施設にいる199人は12日から、翌31日の第3便の帰国者では145人が13日から検査を受ける予定で、今月7日の第4便に乗っていた人たちについても今月20日に検査を行う方向で調整が進められています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281481000.html

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  109. 入国拒否の対象 浙江省に滞在歴ある外国人などにも拡大の方針
    2020年2月12日 5時06分

    新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を固めました。

    新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり入国を拒否する措置を実施しています。

    これに加えて、政府は入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大する方針を固めました。

    そして、12日午前開く対策本部の会合でこうした方針を確認したあと、持ち回りで閣議了解の手続きをとることにしています。

    また、政府は集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象にしたウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなど、検査体制の拡充を図る方針です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281531000.html

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    1. 入国拒否 浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大へ
      2020年2月12日 20時45分

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、安倍総理大臣は、12日朝開かれた政府の対策本部で、入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を明らかにしました。

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から、入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり、入国を拒否する措置を実施しています。

      これについて、安倍総理大臣は12日朝、総理大臣官邸で開かれた対策本部の会合で「事態は時々刻々と変化しており、中国での感染者数の拡大や、感染症が発生しているおそれのある旅客船が、今後もわが国に来航する可能性を踏まえれば、より包括的かつ機動的な水際対策を講じることが不可欠だ」と述べました。

      そのうえで、入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大し、13日午前0時から実施する方針を明らかにしました。

      また、安倍総理大臣は、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象とするウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなどして、最大で1日当たり300件程度とされる検査能力を、1000件以上の実施が可能となるよう体制の拡充を図る方針を示しました。

      さらに、国内の感染状況の把握を徹底する必要があるとして、症状のある患者に対しては、自治体の判断で検査を実施できるよう関係者への周知を図る方針も示しました。

      浙江省 湖北省との経済交流活発

      中国東部の浙江省は人口およそ5700万で、地元の衛生当局によりますと、新型のコロナウイルスへの感染者が11日までに1131人となっています。中国国内では湖北省と南部の広東省、内陸部の河南省に続いて4番目に多くなっています。

      浙江省の観光当局によりますと、去年、省内の旅行会社が手配して日本に旅行した人は延べ68万5000人で、日本が海外の旅行先として最も多かったということです。

      また、浙江省の中心都市、杭州には中国のネット通販最大手「アリババ」の本社があるなど、IT関連の企業などが集まっています。

      浙江省にはパナソニックや東芝など多くの日系企業が拠点を置き、その数はおよそ500社に上るとみられています。

      浙江省には日本企業3344社が進出

      外務省のまとめによりますと、中国東部にある浙江省には2018年10月の時点で、3344社の日本企業が進出しています。

      ジェトロ=日本貿易振興機構によりますと、浙江省の中心都市・杭州にはパナソニックや東芝、旭化成などの関連会社のほか、金融機関の支店なども進出しています。

      また、杭州は、IT関連のビジネスが盛んで、中国のネット通販最大手「アリババ」の本社があるほか外資系の企業も集積しているということです。

      浙江省の感染者 4割以上確認の都市 温州

      浙江省全体の4割以上にあたる481人の感染が確認されているのが、湖北省武漢からおよそ700キロ離れた東シナ海に面する人口およそ925万人の都市、温州です。

      温州市当局は生活に必要な物資の買い物などの外出について、2日に1回、1世帯につき1人だけに制限するなど、感染拡大の防止で厳しい措置をとっています。

      温州の企業家は中国各地で活発な経済活動を行う「温州商人」として知られ、中国メディアによりますと、武漢にはおよそ18万人の「温州商人」が滞在し、先月下旬の旧正月「春節」前には、このうちおよそ2万人が武漢から温州に戻っていたということです。

      また温州には、湖北省から出稼ぎなどで来た人もおよそ30万人以上いるということです。

      温州で確認されている感染者の数は湖北省以外の中国国内の都市の中で最も多くなっていて、中国当局が人の移動を制限する前に経済活動などを通じて感染者が流入したことが、温州を中心とした浙江省で感染が拡大した原因になったと見られています。

      官房長官 「状況注視 適切な対応を」

      菅官房長官は午前の記者会見で、入国拒否の対象を浙江省にも広げたことについて、「浙江省は新型コロナウイルスの感染症の感染が拡大していること、さらに同省の主要都市である温州市で移動制限措置が講じられていること、さらに現地の医療体制の状況を総合的に勘案した結果として、上陸を拒否する判断をした」と述べました。

      そのうえで、浙江省の状況について、「温州市は武漢市とは状況が異なっており、現時点で邦人が自分の意思で移動できない状況にあるとは認識していない。政府としては、邦人の安全確保の観点から現地の状況を引き続き注視し、在留邦人や関係者に情報共有を行っていくとともに、適切な対応を不断に検討していきたい」と述べました。

      入国拒否 閣議了解を経ずに可能に

      政府は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、湖北省や浙江省以外でも感染が拡大している地域があれば、そこに滞在歴がある外国人や新たに感染者がいる疑いのあるクルーズ船があれば、その外国人の乗客らを閣議了解を経ずに入国を拒否できる措置を取りました。

      出入国在留管理庁は「出入国管理法を適用する対象についての規定を見直すことで、今後は閣議了解を経ずに政府の対策本部において必要なときに迅速に適応できるようになった」としています。

      立民 枝野代表「政府一体の状況になっていない」

      立憲民主党の枝野代表は、党の常任幹事会で、「まだまだ政府が一体となり、総力を挙げているという状況になっていないのではないか。残念だ。クルーズ船やチャーター機への対応は、自然災害の際の避難所対応などにも類似したところがある。政府を挙げて全力で進めていただきたい」と述べました。

      国民 玉木代表「不安解消や観光対策を提言したい」

      国民民主党の玉木代表は記者会見で「地方空港での中国便の欠航など、地域経済に大きな影響が出始めている。国内のメーカーにマスクの増産を依頼したにもかかわらず、店頭に並んでいないということは対策がうまくいっていないのではないか。国民の不安解消や観光への影響の対策を政府に提言したい」と述べました。

      公明 石田政調会長「雇用調整助成金の活用を」

      公明党の石田政務調査会長は記者会見で「政府は今週14日に予備費を活用した対策をまとめると思うが、経済的な影響も出てくる。特に観光業では、予約のキャンセルが相次ぐと雇っている人に休んでもらわなければならない。そうした時のために雇用調整助成金の運用基準を緩和し活用することも検討すべきだ」と述べました。

      維新 馬場幹事長「超党派による協議会を」

      日本維新の会の馬場幹事長は、記者会見で、「クルーズ船については、本来は最初の段階で乗客ら全員の検査をしておくべきだった。中途半端な対応が今のような状況を招いていると思う。1分1秒を争う状況なので、超党派による協議会を設置し、対応すべきだ」と述べました。

      成田空港に周知文掲示

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、入国を拒否する対象を中国・浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する措置が13日から取られるのに合わせて、成田空港の入国審査場では該当する人は審査官に申し出るよう呼びかける周知文が掲示されました。

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は、今月1日から、入国申請前の14日以内に湖北省に滞在歴がある外国人と湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について特段の事情がないかぎり入国を拒否する措置を実施しています。

      これに加えて13日午前0時からは感染が広がっている浙江省にも措置を拡大することになり、成田空港の入国審査場では、出入国在留管理庁の職員がこの14日以内に湖北省や浙江省に滞在したことのある外国人は入国審査官に申し出るよう、日本語、中国語、それに英語で書かれた新たな周知文を貼りだして掲示していました。

      成田空港では、浙江省の中心都市、杭州との間を結ぶ直行便が往復で週に11便運航されていたほか、浙江省の寧波との間を結ぶ直行便が往復で週に7便運航されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でこれまでにいずれも運休となっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281791000.html

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  110. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で474人が感染
    2020年2月12日 5時11分

    中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて474人となっています。

    中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、日本が▽クルーズ船の135人、▽チャーター機の12人、▽それ以外の観光客などが16人の合わせて163人となっています。

    続いて、
    ▽香港が49人、
    ▽シンガポールが45人、
    ▽タイが33人、
    ▽韓国が28人、
    ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
    ▽ドイツが16人、
    ▽オーストラリアとベトナムが15人、
    ▽アメリカが13人、
    ▽フランスが11人、
    ▽マカオが10人、
    ▽イギリスとUAE=アラブ首長国連邦が8人、
    ▽カナダが5人、
    ▽インドとフィリピン、それにイタリアが3人、
    ▽ロシアとスペインが2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

    このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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    1. 中国 湖北省“新たに94人死亡” 中国国内の死者は1110人に
      2020年2月12日 7時31分

      新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国・湖北省の保健当局は11日、新たに94人の死亡が確認されたと発表しました。

      これで今回の感染拡大による中国国内の死者は合わせて1110人となりました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281781000.html

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    2. 新型ウイルス 中国 感染者4万4000人超え 死者1113人に
      2020年2月12日 11時24分

      新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国では、患者の数が4万4000人を超え、死亡した人も1113人となりました。WHO=世界保健機関は、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVID(コビッド)ー19」と名付けたと発表し、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。

      中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスの感染が確認された患者の数が11日、新たに2015人増えて、4万4653人になったと発表しました。

      また死亡した人は、湖北省を中心に97人増え、中国での死者は合わせて1113人となりました。

      中国を中心に感染が拡大する中、WHOのテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスが引き起こす病状について「COVIDー19」と名付けたと発表しました。

      WHOでは、11日から始まった専門家の会合で、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。

      こうした中、中国の保健当局の専門家チームでトップを務める鍾南山氏は11日、ロイター通信の取材に対し、感染拡大のピークについて、AI=人工知能を活用した予測などに基づき「今月中旬から下旬にかけてピークを迎える可能性がある」と指摘しました。

      その一方で、新型コロナウイルスの特徴について「これほど速く、短い期間に感染が広がるとは想像していなかった」と述べ、中国当局としても想定外の感染力だったことを示唆しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281781000.html

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    3. 新型ウイルス 中国以外 27の国と地域で516人が感染
      2020年2月12日 11時37分

      中国以外で新型コロナウイルスへの感染が確認された国と地域は27に上り、感染者は合わせて516人となっています。

      中国以外の国と地域でこれまでに確認された感染者の数は、日本が▽クルーズ船の乗客・乗員の174人と船内で検疫を行っていた検査官1人、▽チャーター機の12人、▽それ以外の観光客などが16人の合わせて203人となっています。

      続いて、
      ▽香港が49人、
      ▽シンガポールが47人、
      ▽タイが33人、
      ▽韓国が28人、
      ▽台湾とマレーシアがそれぞれ18人、
      ▽ドイツが16人、
      ▽オーストラリアとベトナムが15人、
      ▽アメリカが13人、
      ▽フランスが11人、
      ▽マカオが10人、
      ▽イギリスとUAE=アラブ首長国連邦が8人、
      ▽カナダが5人、
      ▽インドとフィリピン、それにイタリアが3人、
      ▽ロシアとスペインが2人、
      ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、スウェーデンそれにベルギーが、それぞれ1人となっています。

      このうち、フィリピンと香港でそれぞれ1人、死亡しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279441000.html

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  111. 「さっぽろ雪まつり」来場者減 中国の観光客減少など影響か
    2020年2月12日 5時16分

    11日閉幕した「さっぽろ雪まつり」に訪れた人はおよそ202万人と、過去最高の来場者数だった去年より71万人、率にして26%減りました。実行委員会では、新型コロナウイルスの感染拡大による中国からの観光客の減少などが影響したとみています。

    「さっぽろ雪まつり実行委員会」の発表によりますと、71回目となることしの「さっぽろ雪まつり」に訪れた人は202万1000人で、過去最高の来場者数だった去年より、71万6000人少なく、26.2%減少しました。

    この来場者数は、今の形で統計が行われるようになった1993年以降5番目の少なさで、実行委員会では新型コロナウイルスの感染拡大で中国からの団体の観光客が減少し、さらに地元の小学校や幼稚園などでも団体での来場を取りやめたことや、韓国からの国際便が、減便や運休していることが影響したなどとしています。

    「さっぽろ雪まつり実行委員会」の前真司さんは、「減少となり、残念だ。来年はより多くの人に来てもらえることを願いたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281561000.html

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  112. 新型ウイルス アフリカでも警戒
    2020年2月12日 5時46分

    新型のコロナウイルスをめぐり、アフリカではこれまでのところ感染者は確認されていませんが、南アフリカの研究所は、今後感染が広がることになれば、検査や医療の体制がぜい弱な国々では十分に対応できないおそれがあるとして、警戒を強めています。

    新型のコロナウイルスの感染が中国以外の国や地域に広がる中、アフリカではこれまでのところ感染者は確認されていません。

    これについて、南アフリカの国立感染症研究所のシボンギレ・ワラザ研究員は11日、NHKのインタビューに対し、「感染していても、症状が軽いために検査を受けないままの人がいる可能性はある」と懸念を示しました。

    一方、南アフリカでは、インフルエンザは冬に当たる4月から6月にかけて流行することから、「新型のコロナウイルスも季節の影響を受けるかどうか注意する必要がある」と指摘しました。

    そのうえでワラザ氏は、アフリカではマラリアやエイズなどの感染症対策が深刻な課題となっていることを踏まえ、「こうした病気への対応に追われる中、新たなウイルスが広がれば、大きな打撃となる」と述べ、今後、感染が広がることになれば、検査や医療の体制がぜい弱な国々では十分に対応できないおそれがあるとして、警戒を強めていると強調しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281741000.html

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  113. 国内で複数重症者 新型肺炎、容体深刻な人も
    2/12(水) 7:12配信時事通信

     日本国内で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、複数の人が重症になっていることが11日、関係者への取材で分かった。

     呼吸困難となるなど容体が非常に深刻な患者もいるといい、感染者の拡大が続く中、各地の医療機関で懸命の治療が続いている。

     関係者によると、重症者は複数おり、高齢で深刻な基礎疾患を持つ人が含まれている。そのうちの1人は2月上旬、発熱の症状があり、インフルエンザの検査をしたが陰性だった。その後、新型ウイルスの検査で陽性と確認された。

     受け入れ先の感染症指定医療機関で、抗エイズウイルス(HIV)薬の投与などが検討され、家族が同意したケースもある。患者は家族を含め、病院関係者以外との接触を認められていない。

     新型ウイルスに感染した場合、軽い風邪のような症状で終わるケースが多いとされる一方、高齢者などは重症化する可能性が指摘される。流行の発生源とされる中国・武漢市で死亡した日本人は、60代男性だった。

     厚生労働省によると、国内で確認された感染者は11日までに160人を超え、検査結果待ちの検体も残っている。感染者はさらに増える恐れがあり、ワクチンの開発や治療法の確立が急務となっている。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000017-jij-soci

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  114. 入国拒否 浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大へ
    2020年2月12日 8時47分

    新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、安倍総理大臣は12日開かれた政府の対策本部で、入国を拒否する対象を中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を明らかにしました。

    新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から、入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり、入国を拒否する措置を実施しています。

    これについて、安倍総理大臣は12日総理大臣官邸で開かれた対策本部の会合で、入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大し、13日午前0時から実施する方針を明らかにしました。

    また、安倍総理大臣は集団感染が確認されたクルーズ船、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象とするウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなど、検査体制の拡充を図る方針を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281791000.html

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    1. 入国拒否 浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大へ
      2020年2月12日 13時09分

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、安倍総理大臣は、12日朝開かれた政府の対策本部で、入国を拒否する対象を、中国・湖北省に加え、感染が広がっている浙江省に滞在歴のある外国人などにも拡大する方針を明らかにしました。

      新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府は今月1日から、入国申請前の14日以内に中国・湖北省に滞在歴がある外国人と、湖北省で発行されたパスポートを所持する外国人について、特段の事情がないかぎり、入国を拒否する措置を実施しています。

      これについて、安倍総理大臣は12日朝、総理大臣官邸で開かれた対策本部の会合で「事態は時々刻々と変化しており、中国での感染者数の拡大や、感染症が発生しているおそれのある旅客船が、今後もわが国に来航する可能性を踏まえれば、より包括的かつ機動的な水際対策を講じることが不可欠だ」と述べました。

      そのうえで、入国拒否の対象とする地域を感染が広がっている浙江省にも拡大し、13日午前0時から実施する方針を明らかにしました。

      また、安倍総理大臣は、集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客と乗員を対象とするウイルス検査について、地方や民間の検査機関にも協力を依頼するなどして、最大で1日当たり300件程度とされる検査能力を、1000件以上の実施が可能となるよう体制の拡充を図る方針を示しました。

      さらに、国内の感染状況の把握を徹底する必要があるとして、症状のある患者に対しては、自治体の判断で検査を実施できるよう関係者への周知を図る方針も示しました。

      浙江省 湖北省との経済交流活発

      中国東部の浙江省は人口およそ5700万で、地元の衛生当局によりますと、新型のコロナウイルスへの感染者が11日までに1131人となり、感染が広がっています。

      なかでも、人口およそ925万の温州は、企業活動を通じて湖北省との交流が活発で多くの人が行き来していたとされ、11日までに481人の感染者が確認されました。

      温州市当局は生活に必要な物資の買い物などの外出について、2日に1回、1世帯につき1人だけに制限するなど、感染拡大の防止で厳しい措置をとっています。

      浙江省の観光当局によりますと、去年、省内の旅行会社が手配して日本に旅行した人は延べ68万5000人で、日本が海外の旅行先として最も多かったということです。

      また、浙江省の中心都市、杭州には中国のネット通販最大手「アリババ」の本社があるなど、IT関連の企業などが集まっています。

      浙江省にはパナソニックや東芝など多くの日系企業が拠点を置き、その数はおよそ500社に上るとみられています。

      官房長官 「状況注視 適切な対応を」

      菅官房長官は午前の記者会見で、入国拒否の対象を浙江省にも広げたことについて、「浙江省は新型コロナウイルスの感染症の感染が拡大していること、さらに同省の主要都市である温州市で移動制限措置が講じられていること、さらに現地の医療体制の状況を総合的に勘案した結果として、上陸を拒否する判断をした」と述べました。

      そのうえで、浙江省の状況について、「温州市は武漢市とは状況が異なっており、現時点で邦人が自分の意思で移動できない状況にあるとは認識していない。政府としては、邦人の安全確保の観点から現地の状況を引き続き注視し、在留邦人や関係者に情報共有を行っていくとともに、適切な対応を不断に検討していきたい」と述べました。

      入国拒否 閣議了解を経ずに可能に

      政府は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、湖北省や浙江省以外でも感染が拡大している地域があれば、そこに滞在歴がある外国人や新たに感染者がいる疑いのあるクルーズ船があれば、その外国人の乗客らを閣議了解を経ずに入国を拒否できる措置を取りました。

      出入国在留管理庁は「出入国管理法を適用する対象についての規定を見直すことで、今後は閣議了解を経ずに政府の対策本部において必要なときに迅速に適応できるようになった」としています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281791000.html

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  115. クルーズ船で新たに39人感染確認 合わせて174人に 検疫官も
    2020年2月12日 8時53分

    厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに39人の感染が確認されました。

    これでこれまでに感染が確認された乗客と乗員は合わせて174人となりました。

    人工呼吸器をつけたり、集中治療室に入ったりしている人は合わせて4人確認され、このうち3人が日本人だということです。

    このほか、検疫官1人の感染も新たに確認されました。

    この検疫官は船内で乗客に質問する業務などにあたっていたということです。

    クルーズ船は再び接岸

    横浜市の大黒ふ頭に今月6日から停泊を続けているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は11日夜、真水の精製などを行うために一度、岸を離れていましたが、12日午前9時前に再び、横浜市の大黒ふ頭に接岸しました。

    客室のバルコニーや船のデッキには、マスクをした乗客がカメラを構えたり手を振ったりする姿が見受けられました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281811000.html

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    1. クルーズ船で新たに39人感染、検疫官も
      2/12(水) 8:45配信共同通信

       厚生労働省は12日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗船者のうち、新たに39人で新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。さらに検疫官1人も感染が確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000030-kyodonews-soci

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    2. クルーズ船検疫官が感染 乗客ら新たに39人確認
      2/12(水) 8:54配信時事通信

       新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は12日、新たに検査結果が判明した53人のうち、39人が新型ウイルスに感染していたと発表した。

       同船の検疫に対応した検疫官1人の感染も確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000027-jij-soci

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    3. クルーズ船 新たに39人と検疫官1人感染確認 入院の4人重症
      2020年2月12日 11時55分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに乗客・乗員39人と検疫官1人の感染が確認されました。また、11日までに感染が確認された人の中で、症状が重い人が4人いて、このうち2人が集中治療室で治療を受けているということです。

      厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに53人の検査を実施した結果、乗客29人と乗員10人の合わせて39人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

      この中には10代の女性も含まれ、クルーズ船で10代の人の感染が確認されたのは初めてです。また、日本人は10人いるということです。

      これで感染が確認された乗客と乗員は合わせて174人となり、厚生労働省が順次、医療機関に搬送しています。

      さらに、船内で検疫を行っていた男性の検疫官1人も感染が確認されました。検疫官はクルーズ船が横浜港沖に停泊していた今月3日の夜から4日の夜にかけて、乗客から質問票を回収したり、体温を測定したりしていて、客室に立ち入ることもあったということです。船内ではマスクや手袋を着用していたということです。

      検疫官は船内での検疫のあと、今月5日から7日まで検疫所で通常勤務を行ったあと、9日に発熱し、翌日、医療機関を受診してウイルス検査を受けたということです。

      また、11日までに感染が確認され搬送された人のうち、症状が重い人が4人いて、このうち集中治療室に入っている人が2人、人工呼吸器を使うなど呼吸管理を行っている人が2人いるということです。

      重い症状の人のうち、3人は日本人で60代の男性が1人、70代の男性が2人いて、もう1人は外国籍の70代の男性だということです。

      国内で感染が確認されたのはクルーズ船の174人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが16人の合わせて203人となりました。

      山梨県 クルーズ船の患者を受け入れ

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、10日に65人の感染が確認されましたが、山梨県は、このうち一部の患者を11日夜、県内の病院に受け入れたことを明らかにしました。

      これは12日午前、県が記者会見を開いて発表しました。それによりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、10日に65人の感染が確認されたことを受けて、厚生労働省から患者の受け入れの要請があり、11日夜、県内の病院で患者の一部を受け入れたということです。

      患者の人数や症状については、個人情報などを理由に明らかにしませんでしたが、病院を通じて健康観察を続けるとしています。

      また、受け入れた病院については「指定医療機関、もしくは同等の病院で受け入れた」と説明し、具体的な病院名は明らかにしませんでしたが、感染症に対する適切な医療を提供し、感染拡大を防ぐ機能を備えていると説明しました。

      県福祉保健部の小島良一部長は「患者の受け入れは、県内ではこれが初めてだ。受け入れ先は感染症に関して適切なまん延防止策を講じていて、外部への感染のおそれはない」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281811000.html

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    4. 新型ウイルス感染の検疫官 客室立ち入り 検疫事務所で業務も
      2020年2月12日 15時12分

      新型コロナウイルスへの感染が確認された男性検疫官は、横浜検疫所からクルーズ船に派遣され、横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊し始めた今月3日の夜から4日の夜にかけて、検疫業務に当たっていました。検疫官は、乗客から質問票を回収したり体温を測定したりして客室に立ち入ることもあったということです。

      クルーズ船では、乗客の感染が確認された今月5日以降は、検疫官が客室に立ち入らないようにしていましたが、それ以前は検疫官が客室に入って体温の測定などを行っていたということです。

      また検疫官は、医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。

      これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。

      検疫官は、船内で検疫を行ったあと、5日から7日まで検疫所の事務所で通常業務を行い、その後、休日だった9日に発熱しました。

      このため、翌日10日に医療機関を受診してウイルス検査を受けたところ、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

      検疫官は、現在入院していますが、症状は落ち着いているということで、厚生労働省は、同僚の検疫官や家族などで濃厚接触した人を調べ、健康状態を確認していくことにしています。

      専門家「手袋外した時に感染か」

      感染症の進入を防ぐ専門職の検疫官がなぜ、クルーズ船で感染したのか。

      感染症対策に詳しい厚生労働省仙台検疫所元所長の岩崎恵美子医師は、手袋の着脱が正しく行われず、手袋を外した時に感染した可能性があるとしています。

      岩崎医師によりますと、検疫官は一般的に集団感染が疑われる場所では、医療用マスクや手袋を着けたうえで問診や渡航中の行動について聞き取り調査を行い、感染を広げないよう、1人に接触するごとに手洗いを行うということです。

      今回、クルーズ船で感染した男性の検疫官もマスクや手袋を着けて、標準的な防護措置をとっていたということですが、岩崎医師は手袋を取り外した際に、ウイルスが付着して感染したのではないかと見ています。

      岩崎医師によりますと、2009年に当時、新型と呼ばれたインフルエンザの際には、感染拡大の防止に当たった初期の対応で、検疫官が感染した例はなかったということです。

      岩崎医師は「緊張で張り詰めた状況での作業が続いているので、プロの検疫官でもミスが生まれやすい状況に陥っているのではないか」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282241000.html

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    5. クルーズ船 新たに39人と検疫官1人感染確認 入院の4人重症
      2020年2月12日 16時50分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに乗客・乗員39人と検疫官1人の感染が確認されました。また、11日までに感染が確認された人の中で、症状が重い人が4人いて、このうち2人が集中治療室で治療を受けているということです。

      厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに53人の検査を実施した結果、乗客29人と乗員10人の合わせて39人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

      この中には、10代の女性も含まれ、クルーズ船で10代の人の感染が確認されたのは初めてです。また、日本人は10人いるということです。

      これで感染が確認された乗客と乗員は合わせて174人となり、厚生労働省が順次、医療機関に搬送しています。

      さらに、船内で検疫を行っていた男性の検疫官1人も感染が確認されました。検疫官はクルーズ船が横浜港沖に停泊していた今月3日の夜から4日の夜にかけて、乗客から質問票を回収したり、体温を測定したりしていて、客室に立ち入ることもあったということです。

      検疫官は医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。

      検疫官は船内での検疫のあと、今月5日から7日まで検疫所で通常勤務を行ったあと、9日に発熱し、10日、医療機関を受診してウイルス検査を受けたということです。

      また、11日までに感染が確認され搬送された人のうち、症状が重い人が4人いて、このうち、集中治療室に入っている人が2人、人工呼吸器を使うなど呼吸管理を行っている人が2人いるということです。

      重い症状の人のうち、3人は日本人で60代の男性が1人、70代の男性が2人いて、もう1人は外国籍の70代の男性だということです。

      国内で感染が確認されたのはクルーズ船の174人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが16人の合わせて203人となりました。

      乗客 薬届くも「いつまで持つか不安」

      「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に12日午後、電話で取材すると、持病の薬などは手元に届き始めたものの、船室で待機する時間が長引き、体調などに不安を感じていると話していました。

      小柳剛さん(72)は10日、高血圧などの持病の薬が届き、船内で薬剤師とやり取りができるようになったということです。

      小柳さんは「室内だけで過ごす日が長引き、だるさを感じてきています。あと10日近く、この生活が続くが、いつまで持つか不安です」と話していました。

      また、岡村吉雄さん(74)は、一緒に乗船する68歳の妻が11日の晩から発熱し、12日午前、医務室に連絡を入れたものの、午後になっても診察が受けられないということです。

      岡村さんは「医療チームが船内に入ってきているという話は聞いている。ただのかぜかもしれないが、コロナウイルスかもしれないと不安なので、早く診察に来てほしい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281811000.html

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    6. クルーズ船 新たに39人と検疫官1人感染確認 入院の4人重症
      2020年2月12日 20時41分

      新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに乗客・乗員39人と検疫官1人の感染が確認されました。また、11日までに感染が確認された人の中で、症状が重い人が4人いて、このうち2人が集中治療室で治療を受けているということです。

      厚生労働省によりますと、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに53人の検査を実施した結果、乗客29人と乗員10人の合わせて39人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

      この中には、10代の女性も含まれ、クルーズ船で10代の人の感染が確認されたのは初めてです。また、日本人は10人いるということです。

      これで感染が確認された乗客と乗員は合わせて174人となり、厚生労働省が順次、医療機関に搬送しています。

      さらに、船内で検疫を行っていた50代の男性検疫官1人も感染が確認されました。検疫官はクルーズ船が横浜港沖に停泊していた今月3日の夜から4日の夜にかけて、乗客から質問票を回収したり、体温を測定したりしていて、客室に立ち入ることもあったということです。

      検疫官は医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。

      厚生労働省によりますと当時、船内の検疫は今月3日がおよそ30人、4日はおよそ60人で行っていたということです。

      検疫官は船内での検疫のあと、今月5日から7日まで検疫所で通常勤務を行ったあと、9日に発熱し、10日、医療機関を受診してウイルス検査を受けたということです。

      また、11日までに感染が確認され搬送された人のうち、症状が重い人が4人いて、このうち、集中治療室に入っている人が2人、人工呼吸器を使うなど呼吸管理を行っている人が2人いるということです。

      重い症状の人のうち、3人は日本人で60代の男性が1人、70代の男性が2人いて、もう1人は外国籍の70代の男性だということです。

      さらに、体調が悪化してクルーズ船から搬送された外国籍の60代の男性も症状が重く、集中治療室で治療を受けていますが、ウイルスに感染しているかどうかはわかっていません。

      国内で感染が確認されたのはクルーズ船の174人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが16人の合わせて203人となりました。

      乗客 薬届くも「いつまで持つか不安」

      「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客に12日午後、電話で取材すると、持病の薬などは手元に届き始めたものの、船室で待機する時間が長引き、体調などに不安を感じていると話していました。

      小柳剛さん(72)は10日、高血圧などの持病の薬が届き、船内で薬剤師とやり取りができるようになったということです。

      小柳さんは「室内だけで過ごす日が長引き、だるさを感じてきています。あと10日近く、この生活が続くが、いつまで持つか不安です」と話していました。

      また、岡村吉雄さん(74)は、一緒に乗船する68歳の妻が11日の晩から発熱し、12日午前、医務室に連絡を入れたものの、午後になっても診察が受けられないということです。

      岡村さんは「医療チームが船内に入ってきているという話は聞いている。ただのかぜかもしれないが、コロナウイルスかもしれないと不安なので、早く診察に来てほしい」と話していました。

      官房長官「全員検査は状況見極め判断」

      菅官房長官は、午後の記者会見で、集団感染が確認されているクルーズ船の乗客と乗員へのウイルス検査について、「今月18日までには1日1000件を超える検査能力を確保できる予定だ。現在、乗員・乗客の健康確保に最大限配慮しつつ、優先的に対応すべき人からウイルス検査を進めており、全員に検査を行うかどうかは、検査能力の確保の状況などを見極めながら判断していきたい」と述べました。

      また菅官房長官は、品薄状態にあるマスクについて、「生産・流通状況をきめ細かく把握しつつ、できるだけ早く品切れが緩和されるよう官民連携して取り組んでいきたい」と述べ、マスクが増産され、品薄が解消されるのは、来週以降になるという見通しを示しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281811000.html

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  116. 今夜にも帰宅 チャーター機第1便の帰国者 検査結果が陰性なら
    2020年2月12日 12時21分

    先月、新型コロナウイルスの感染が広がっている中国の湖北省武漢からチャーター機の第1便で帰国した人たちは、12日夜以降、ウイルス検査の結果が順次、判明する見通しです。感染が確認されなければ、滞在している宿泊施設から帰宅できることになります。

    中国の湖北省からは先月29日以降、政府が用意したチャーター機で日本人と家族合わせて763人が帰国しました。

    このうち、第1便で帰国し、その日のウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかった197人は、千葉県のホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在しています。

    WHO=世界保健機関がウイルスの潜伏期間について最長で12.5日と示していることから、厚生労働省は潜伏期間がすぎた11日、宿泊施設に滞在する全員を対象に改めてウイルス検査を行いました。

    結果は12日夜以降、順次、判明する見通しで、感染が確認されなかった人は帰宅できるということです。

    また、先月30日の第2便で帰国した人で、宿泊施設にいる199人は12日から、翌31日の第3便の帰国者では145人が13日から検査を受ける予定です。

    今月7日の第4便に乗っていた人たちについても今月20日に検査を行う方向で調整が進められています。

    官房長官「早ければ夕方以降に帰宅」

    菅官房長官は午前の記者会見で、チャーター機の第1便で帰国し、政府が確保したホテルなどに滞在している人について、「これまでのウイルス検査で陰性の人には改めて検査を実施していて、それが陰性だった場合は、早ければきょう夕方以降、自宅に戻ってもらえるようにする」と述べました。

    一方、帰宅する人数は、ウイルス検査の結果が出ていないとして明らかにしませんでした。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282011000.html

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  117. 中国からの一時帰国 「至急検討」呼びかけ 外務省
    2020年2月12日 13時56分

    外務省は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国に滞在したり渡航を予定したりしている日本人に向け、一時帰国や渡航延期を至急検討するよう呼びかけています。

    外務省は新たな「スポット情報」を発表し、この中では中国 浙江省について、感染者数が1000人を超え、1万人当たりの感染者数も湖北省に次ぐ水準になっているとしたうえで、「人の移動などにさらに厳しい規制措置が講じられる可能性がある」と指摘しています。

    そのうえで、中国各地で状況が急激に悪化する可能性を念頭に、日本への早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急検討するよう呼びかけています。

    外務省はこれまでも一時帰国や渡航延期を呼びかけてきましたが、今回は「至急」という文言を加え、表現を強めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282171000.html

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  118. マスク増産の設備投資に補助金交付へ 国が方針
    2020年2月12日 17時16分

    新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの需要が急激に増え国内の店舗ではマスクが品薄となっています。このため国はマスクの生産能力を急ぎ高める必要があるとして増産に向けた設備投資を行うメーカーに対し、補助金を交付する方針を固めました。

    マスクメーカー各社は国からの要請で国内の工場を24時間体制で稼働させており、国は例年以上となる週当たり1億枚以上供給するめどがたったとしています。

    しかし、今後も需要の高まりが続けば品薄が長期化するおそれがあるため、経済産業省はメーカーの生産能力を急ぎ高める必要があるとして、増産に向けた設備投資に補助金を交付する方針を固めました。

    対象は国の要請を受けて設備を導入するメーカーで、補助金は製造ライン1本につき3000万円を上限とし、大企業と中堅企業では費用の3分の2、中小企業では費用の4分の3をそれぞれ補助します。必要な予算4億5000万円は国の予備費を活用することにしています。

    経済産業省によりますと、国内で販売されるマスクのうち国産は全体の3割程度で、残る7割程度が中国で生産されています。

    しかし、中国では現在、新型コロナウイルスの感染拡大で生産や物流が滞っていて、日本向けの出荷にも影響が出ており、今回の対策で国内の品不足を解消したいとしています。

    一方、メーカーの間では急きょ増産したマスクが過剰な在庫となるのではないかと心配する声もあることから、需要が一服したあと国が備蓄として一部買い上げることも検討しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282441000.html

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  119. チャーター第1便で帰国の197人 全員陰性を確認 帰宅へ
    2020年2月12日 18時17分

    厚生労働省によりますと、中国の湖北省・武漢から先月、チャーター機の第1便で帰国し、宿泊施設に滞在している197人にウイルス検査を実施した結果、全員が陰性で感染が確認されなかったことがわかりました。

    197人は、帰国した日に行われたウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状も見られなかったことから千葉県のホテルや埼玉県にある国の宿泊施設に滞在していました。

    今回の結果を受けて、全員が12日夜以降、帰宅できるようになります。このうち30人ほどが12日夜、帰宅することになりました。残る人たちは、13日帰宅する予定です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282571000.html

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    1. チャーター第1便で帰国の197人 全員陰性を確認 帰宅へ
      2020年2月12日 18時17分

      先月、中国の湖北省 武漢からチャーター機の第1便で帰国し、宿泊施設に滞在していた197人は、ウイルス検査の結果、全員が陰性で感染が確認されなかったことが分かりました。これによって、12日夜以降に施設を出て、帰宅できることになりました。

      厚生労働省によりますと、先月、中国の湖北省武漢から政府が用意したチャーター機の第1便で帰国した206人のうち、ウイルス検査で感染が確認されず、発熱などの症状もみられなかった197人は、千葉県勝浦市のホテルや埼玉県和光市にある国の宿泊施設に滞在してきました。

      そして、ウイルスの潜伏期間とされる12.5日が過ぎた11日、改めて全員がウイルス検査を受けた結果、12日、全員が陰性で、感染が確認されなかったことが分かりました。

      これによって、12日夜以降、施設を出て、帰宅できることになりました。厚生労働省は帰宅する人たちに対し、日常生活に特に制限は設けないとしています。

      一方、先月30日の第2便で帰国した人のうち、宿泊施設に滞在している199人は、12日から検査を受けていて、翌31日の第3便で帰国し宿泊施設に滞在している145人は13日から検査を受ける予定です。

      今月7日の第4便に乗っていた人たちについても、今月20日に検査を行う方向で調整が進められています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282571000.html

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  120. 新型ウイルス 中国保健当局「状況は改善傾向」
    2020年2月12日 18時28分

    中国では、新型コロナウイルスに感染した患者の数が4万4000人を超え、死亡した人は1113人となりました。ただ、1日に感染が確認された患者は減少傾向にあるとして、中国の保健当局は「全体的に見てプラスの変化が出ている」と指摘し、状況が改善しつつあるという認識を示しました。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスの感染が確認された患者の数が11日、新たに2015人増えて4万4653人に、死亡した人は97人増え、合わせて1113人になったと発表しました。

    新たに感染が確認された患者は、最も多かった今月4日の3887人をピークに減少傾向にあり、特に湖北省以外で新たに確認された患者の数は8日間連続で減って、11日は377人と最も少なくなりました。

    また、新たに確認された感染の疑いのある患者の数も、今月5日に5328人だったのをピークに、11日は3342人まで減っています。

    こうした状況について、国家衛生健康委員会の報道官は、12日の記者会見で「依然として状況はかなり厳しいが、一連の対策によって全体的に見てプラスの変化が出ている」と指摘し、状況が改善しつつあるという認識を示しました。

    ただ、感染症の専門家で中国疾病予防センターの曽光氏は12日、SNS上で、ピークに達したものの、今後およそ1億6000万人が帰省先などから都市部に移動することを考えると、再び患者が増加する可能性もあるという見方を示していて、改善傾向が続くかはなお予断を許さない状況です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282551000.html

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  121. 新型ウイルス クルーズ船全員の検査へ体制拡充急ぐ 厚労相
    2020年2月12日 18時48分

    クルーズ船での新型コロナウイルスの集団感染を受けて、加藤厚生労働大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、健康観察のための期間が経過したあとに、乗客・乗員全員を対象にしたウイルス検査を行うことができるよう、検査体制の拡充を急ぐ考えを示しました。

    新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染が確認された人は、検査を行った延べ492人のうち、合わせて174人に上っています。

    これについて加藤厚生労働大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、今月5日から健康観察のための期間である12.5日が経過したあとに、船内に残る乗客・乗員全員にウイルス検査を実施したいという考えを示しました。

    そのうえで加藤大臣は「国立感染症研究所などから人員を派遣してもらい、民間や大学の検査レベルを最大限に引き上げることで、1日当たり1000件を超える検査ができるようになる」と述べ、検査体制の拡充を急ぐ考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282641000.html

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  122. 国内で感染確認の9人 ウイルス検出されず退院 厚労省
    2020年2月12日 18時51分

    厚生労働省によりますと、10日までに国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、チャーター機で帰国した人やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客や乗組員を除くと16人となっています。このうち、武漢からの観光客を乗せたあと感染が確認されたバスの運転手の男性など9人はすでにウイルスが検出されなくなり、退院したということです。

    また残りの7人は引き続き入院していますが、いずれも軽症から中等症だということです。

    厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染した患者の退院の基準を示していて、37度5分以上の熱が24時間なく、呼吸器症状が改善傾向であることや、症状がなくなってから一定の時間を置いて2回ウイルス検査をして、いずれも陰性であれば退院を認めるとしています。

    症状が出ていない人についても、10日間入院して症状が出ないことを確認したうえで、同じく2回検査を行って、いずれも陰性であれば退院を認めるということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012282651000.html

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  123. 新型肺炎ウイルスはコウモリ由来か 中間宿主介し人間に感染 WHO専門家
    2/12(水) 6:14配信時事通信

     【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で世界的な感染症対策を統括するシルビー・ブリアン氏は11日、ジュネーブで行った記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスについて、コウモリから中間宿主を介し、中国・武漢市の海鮮市場で人間に感染した可能性があるとの認識を示した。

     これまでに公表された研究結果に基づく見解という。

     ブリアン氏は、一部研究者による遺伝子解析によれば、同ウイルスは「コウモリから検出されるものと非常に似ている」と説明。ただ、海鮮市場で販売されていたコウモリの数は多くなかったことから、「中間宿主がいた可能性が高い」と述べた。中間宿主がどういった動物かは判明しておらず、調査には時間がかかるという。 
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000006-jij-eurp

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    1. 新型肺炎ウイルス、コウモリ由来か…武漢では別の動物から感染との見方も
      2/12(水) 11:18配信読売新聞オンライン

       【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスが引き起こす疾病を「COVID(コビッド)―19」と名付けたと発表した。また、新型コロナウイルスが、コウモリから別の動物を介して人に感染した可能性が高いとの見方を示した。

       名称は、Coronavirusから「CO」と「VI」、Disease(疾病)から「D」をとり、感染が確認された2019年から「19」をつけた。呼吸器系疾患を含めた幅広い症状を示す名称としている。

       スイス・ジュネーブで記者会見したテドロス事務局長は、疾病の命名にあたっては偏見や風評被害を避けるため、「地理的な場所や動物、個人や人のグループに関連しない名称を探す必要があった」と述べた。インターネットなどでは感染の中心地である「武漢」や「中国」を冠した呼び方が広がっていた。

       WHOはまた、一部研究者による遺伝子解析の結果、新型コロナウイルスに、コウモリにみられるコロナウイルスとの類似性があると指摘した。感染経路は不明としつつ、野生動物も扱う武漢市の海鮮卸売市場でコウモリの取引は多くないことから、コウモリ以外の動物から人に感染した可能性があるとの見解を示した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00050096-yom-int

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    2. コウモリの高い免疫背景に 新型コロナなど病原性強化 国際チーム
      2/12(水) 18:10配信時事通信

       新型コロナウイルスや重症急性呼吸器症候群(SARS)、エボラ出血熱など、コウモリを主な宿主とするウイルスが人に感染した際、重症や死亡に至ることがある背景には、ウイルスがコウモリの高い免疫機能に対応して病原性を強めた可能性があることが分かった。

       米カリフォルニア大などの国際研究チームがエボラウイルスなどをコウモリとサルの培養細胞に感染させて比較する実験などを行い、12日までに英科学誌イーライフに発表した。

       コウモリは人間と同じ哺乳類だが、飛膜で空を飛ぶために代謝が速く、細胞内に発生した有害な活性酸素を除去したり、免疫反応による炎症の悪影響を抑えたりする能力が高い。種によっては寿命が40年とされ、同程度の大きさのネズミなどに比べて長生きすることで知られる。ウイルスに感染しても症状がほとんどないため、かえってウイルスが増殖し、宿主の役割を果たし続けることになるという。

       SARSのウイルスはハクビシン(ジャコウネコ科)など、中東呼吸器症候群(MERS)のウイルスはヒトコブラクダが中間宿主であり、新型コロナウイルスも中間宿主が存在する可能性が高い。コウモリの捕獲禁止を徹底する必要があるが、洞窟などの生息環境を脅かしてもウイルスを含むふんや尿などが拡散し、中間宿主になる動物が増える恐れがあるという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000087-jij-sctch

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    3. まだまだいかがわしい医科様人獣共通感染ウイルス学なるものが学術世界のメインストリームとして世の中を席巻しつづけているらしい…

      まるで「オカルト」としか思えんシロモノなのだが。

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    4. 連中は「ウイルス」を「細菌」のくくりでとらえているらしい。まったくアホとしかいいようがない。

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  124. 日本など入港拒否のクルーズ船 カンボジアに寄港へ
    2020年2月12日 22時32分

    新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして、日本などが入港を拒否したクルーズ船「ウエステルダム」について、船を運航するアメリカの会社は12日、カンボジア南部のシアヌークビルの港に13日、寄港すると発表しました。会社は「許可はすべて得ている。カンボジア当局には大変感謝している」としています。

    クルーズ船には、日本人5人を含む2000人以上が乗っていて、入港後、乗客たちは数日かけて下船し、チャーター機で首都プノンペンに移動したあと、それぞれの国に向かう予定だということです。

    このクルーズ船は、今月1日、香港を出港したあと、台湾で入港を拒否され、その後、沖縄への入港も日本政府に認められず、寄港先を探していました。

    カンボジアは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けても、中国を支援する立場から、往来を制限するなどの措置をとらない姿勢を示していて、今月5日にはフン・セン首相が北京を訪れて習近平国家主席と会談し、中国重視の姿勢をアピールしていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012283031000.html

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