2020年2月29日

【エマージング感染症】中国武漢新型肺炎コロナウイルス★3

【エマージング感染症】中国武漢新型肺炎コロナウイルス★2 の続き)

「黄禍論」、今「華禍幻想」。マスゴミメディア一丸の「見えざる敵を防げ」プロパガンダ、これを丸ごとのフェイク・ニュースであると見抜けないのであれば、もうすっかり「現実の幻惑」にのみこまれていることにも気づかないはず…

新型肺炎 中国から海外への団体旅行 27日から全面的に中止へ
2020年1月26日 0時07分 NHKニュース

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、中国の旅行会社は、日本を含む海外への団体旅行を、27日から全面的に中止することになりました。

国営の中国中央テレビによりますと、これは、中国政府の要請によるもので、中国の旅行会社は、日本を含む海外への団体旅行を、27日から全面的に中止するということです。

また、旅行会社が販売する、航空券とホテルをセットにした旅行商品の取り扱いも当面取りやめるということです。

これらの措置をいつまで続けるのかは明らかにしていません。

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、中国国内ではすでに24日から国内の団体旅行を中止しているということで、対象を海外の団体旅行にまで広げた形です。

中国からは、日本に多くの観光客が訪れているだけに、今回の措置は、日本の観光業界にも大きな影響が出るものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012259161000.html


NHK「新型肺炎」ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000967.html


特設サイト 新型ウイルス肺炎
特設サイト 新型ウイルス肺炎
新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎。感染の広がりは? その特徴は? 各国や国際機関の対応は? 注意すべき点は? 最新ニュースをまとめています。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/


中国・武漢の新型コロナウイルス 注意点は?
中国・武漢の新型コロナウイルス 注意点は?
https://www.nhk.or.jp/d-navi/sci_cul/2020/01/column/column_200109/

「新型ウイルス肺炎 感染拡大にどう対応する」(時論公論)
解説委員室ブログ 1月20日
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/419080.html



マスメディアは現実の提供すらできなくなっていて、現実の幻惑を提供することだけが使命になっていく
https://1000ya.isis.ne.jp/0639.html



「新型」と「コロナウイルス」と「かぜ症候群」と「肺炎」の点と線はつながっているか、どこかに真っ赤なウソがまぎれこむように仕組まれていないか…

SARS,鳥H5N1、豚H1N1、ジカ熱… これまでもわれわれはさんざんだまされてきたのではなかったか…


「なあに、かえって免疫力がつく」「感染したら、ラッキー」
と、思っておけば間違いがないっ!



(№442 2020年1月26日)

201 件のコメント:

  1. 習近平指導部 新型肺炎対策で直属チーム設置 春節に異例の会議
    2020年1月26日 0時13分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中国で、25日、共産党最高指導部の会議が開かれ、新たに指導部直属のチームを設置して、対策に乗り出すことを決めました。旧正月の「春節」期間中に、最高指導部が会議を開くのは極めて異例で、感染の拡大に対する習近平指導部の強い危機感を示した形です。

    国営の中国中央テレビは、中国共産党の最高指導部が25日会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって、対応を協議したと伝えました。

    この中で、習近平国家主席は、「新型コロナウイルスのまん延が加速する深刻な状況だ」としたうえで、「感染の予防と抑制の重要性と緊急性を深く認識したうえで、党中央の指揮のもと、各部門で対策を着実に実行していかなければならない」と述べました。

    そのうえで、会議では、この問題をめぐる指導部直属の対策チームを新たに設置し、湖北省など状況が深刻な地域に党の幹部を派遣するなど、指導部主導でこの問題の対策に乗り出すことを決めました。

    旧正月の「春節」期間中に、共産党最高指導部のメンバー全員が出席して、会議を開くのは極めて異例で、感染の拡大に対する習近平指導部の強い危機感を示した形です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012259141000.html

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  2. 新型肺炎 “初期症状 発熱・せきとは限らない”現地病院が見解
    2020年1月25日 7時10分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が広がる中、中国の国営メディアは、患者の初期症状は、肺炎に特有の発熱やせきだけとは限らないという現地の大学病院の見解を伝えています。

    国営の新華社通信によりますと、新型のコロナウイルスの感染が最も深刻な、湖北省武漢にある「武漢大学人民病院」が多くの患者を診察した結果、「初期症状が発熱やせきではない患者も多くいた」ということです。

    このうち、40代の男性患者は、当初、下痢の症状が3日間続き、発熱や呼吸器系の症状が見られなかったことから消化器内科を受診しました。

    医師は問診で、この男性が新型のコロナウイルスの感染者と接触していたことが分かったため、胸部のCT画像を撮ったところ、肺炎のような影を認め、その後のウイルス検査で感染が確認されたということです。

    新華社通信は、患者の当初の症状は、肺炎に特有の発熱やせきだけとは限らず、下痢や吐き気、頭痛や全身のだるさなど、消化器系や神経系の症状の場合もあり、早期の診断を難しくしているとして、病院の医師らが注意を呼びかけていると伝えています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012258501000.html

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    1. 初期症状「風邪と変わらない」新型ウイルス「特徴的症状見当たらず」…感染見極め困難
      1/25(土) 10:05配信読売新聞オンライン

       春節(旧正月)のシーズンで中国からの観光客が増える中、日本国内で2例目の新型コロナウイルスによる肺炎患者が24日、確認された。今回の患者は、中国で最初に医療機関を受診してから日本で感染が確認されるまで1週間かかった。症状の見極めが難しい肺炎の疑いをいち早く見つけ、感染拡大を防ごうと、各地の医療機関で対策が進められている。

       今回、感染が確認されたのは、中国・武漢市から観光で東京を訪れていた40歳代の男性。発熱の症状があり、15日と17日に中国で医療機関を受診したが肺炎とは診断されず、来日翌日の20日に東京でも医療機関を受診したが、やはり肺炎とは診断されなかった。4回目の受診となる22日になって初めて肺炎の疑いがわかり、詳しい検査の結果、感染が確認された。

       感染症に詳しい岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は、「一般に肺炎の初期症状はせきや発熱などで、風邪と変わらない。新型コロナウイルスも今のところ特徴的な症状が見当たらず、初期の段階でレントゲン写真を撮って肺炎と診断するのは難しいだろう」と指摘する。

       こうした中、亀田総合病院(千葉県鴨川市)では、2週間以内に感染者の多い武漢市に滞在していた場合は、他の患者と接触しない診察室に案内し、感染症の専門医が診察することを決めた。感染症科の細川直登医師は「症状の重さにかかわらず、武漢市の滞在歴を確認することが重要だ。感染の疑いを見逃さないようにしたい」と話す。

       多くのクルーズ船が寄港する山口県下関市の県済生会下関総合病院でも、一般患者と隔離する「発熱外来」の設置などの対策を検討している。

       一方、宮崎県立延岡病院(延岡市)は24日、2週間以内に海外渡航し、せきなどの症状がある人向けに、建物の外から電話連絡するよう求める貼り紙を掲示した。連絡があれば、防護服の職員が感染症患者用の別棟に誘導するという。

       大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)では、今週になって発熱やせきの症状を訴えて来院する中国人旅行客が3~5倍に増えた。同病院では、治療時の防護具、ゴーグルの着用といった新型肺炎に対応したマニュアルを整備した。

       厚生労働省結核感染症課の担当者は「軽微な症状は、空港の検疫ブースなどで実施しているサーモグラフィー検査(体温チェック)でとらえられない可能性がある。医療機関でしっかりと患者を把握してもらい、感染拡大の防止につなげたい」と話している。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00050062-yom-soci

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    2. 新型肺炎、無症状の感染者確認…「発熱なし」検査逃れ懸念
      1/25(土) 23:26配信読売新聞オンライン

       【上海=南部さやか】中国湖北省の武漢市を中心に海外に拡散する新型コロナウイルスによる肺炎で、発熱などの肺炎特有の症状を伴わない事例が出ている。出入国の際の体温検査だけでは感染を捕捉できない恐れがあるため、武漢市からの渡航というだけで制限的な措置を取る国・地域も現れている。

       中国の研究チームは24日、英医学誌ランセットに、広東省深センで無症状の感染者が見つかったとする報告を発表した。昨年末に武漢を旅行した家族の1人で、ほかの家族が肺炎を発症したことから検査を受け、感染が確認されたという。武漢大人民医院も、発熱などの症状を示さなかった感染者の事例を報告している。

       これまでに感染者が確認された国・地域の多くは、武漢からの直行便が就航していた。中国政府の資料によると、昨年12月22日から武漢市が封鎖措置を取るまでの1月23日までに、武漢の空港から日本を始め、米国やフランス、タイなど21か国・地域に計703便の直行便が就航していた。

       台湾当局は25日、航空会社などに、中国人旅行客の身分証をチェックし、居住地が湖北省となっていれば入境を拒否すると通知した。すでに5人の感染が確認されている香港の林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は、25日に記者会見し、武漢との航空便、高速鉄道を無期限で停止する緊急措置を発表した。武漢市は23日から、市外に向かう航空便と列車の運行を全面停止しているが、武漢からの渡航を確実に遮断する狙いがあるとみられる。

       また、フィリピンの航空当局は、ウイルスの潜伏期間を考慮し、武漢から中部カリボ空港に到着した便の乗客約500人の送還を決めた。

       各政府が神経をとがらせる背景には、入国時の隔離などを恐れた検査逃れの懸念があるからだ。ある中国人女性は21日、発熱の症状を自覚しながら、解熱剤を服用して空港の体温検査を通過し、フランスに入国した。女性が自らのSNSに経緯を書き込んだことでネット上で批判が集まり、仏政府がウイルス検査を受けさせる騒ぎとなった。

       中国国内でも、武漢からの人の流れに警戒が強まる。大学の街として知られる武漢では、春節を前に多くの大学生らが帰省のために移動し、各地の感染拡大につながっているとの指摘もある。北京市当局は24日、市内に向けて通知を出し、感染が確認された地域から市内に戻った住民は、当局に登録するとともに、潜伏期間の目安となる14日間の自宅待機を呼びかけた。

       北京市など各地の地方政府は25日までに、ペスト流行など「特に重大な衛生安全事件」に対応するための「1級」態勢に入った。街の封鎖や集会の中止など強制措置が可能になる。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00050270-yom-int

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    3. 新型肺炎で無症状感染者も、中国 7人一家のうち6人が武漢旅行
      1/25(土) 10:43配信共同通信

       【ワシントン共同】新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、発症した家族からとみられる無症状感染者が見つかったと中国のチームが英医学誌ランセットに24日発表した。自覚のないまま多くの人に接触し、感染を広げる恐れがある。チームは「患者を早期に発見、隔離することが重要だ」としている。

       見つかったのは中国・深セン市。7人一家のうち6人が昨年末に武漢市へ旅行し、2人は肺炎で入院中の親戚を見舞った。帰宅後、武漢に行かなかった1人を含む5人が相次いで肺炎を発症した。

       無症状だった残る2人のうち1人は、検査で肺の異常が見つかり、ウイルス感染も確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00000045-kyodonews-soci

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    4. 時期が時期だけに、こりゃ相当ふつうのインフルエンザもまぎれこんでしまってる感じがするなあ…

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  3. 米政府、武漢から退避へ航空機 26日にも運航か
    1/25(土) 23:31配信共同通信

     【上海共同】中国での新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、米政府が封鎖された湖北省武漢市に取り残された米外交官や米市民を米国へ退避させるため早ければ26日にもチャーター便を運航させる手続きを進めていることが分かった。米政府関係者が25日、共同通信の取材に明らかにした。

     米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米政府は中国当局から既に許可を得たという。チャーター便は座席数が約230席で、武漢市の米総領事館の外交官や米市民が対象だが、席に余裕があれば他国民も乗せるとしている。乗客の感染の有無や拡大防止のため、医療スタッフが同乗する。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00000129-kyodonews-int

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    1. 米政府、武漢から退避でチャーター便手配 新型肺炎の拡大受け 報道
      1/26(日) 0:03配信時事通信

       【ニューヨーク時事】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日、米政府が、新型コロナウイルスによる肺炎が深刻化している中国・武漢市に取り残された米外交官や市民を退避させるため、チャーター便の手配を進めていると報じた。

       同市には、米製造業の拠点などがあり、約1000人の米市民がいるという。事情に詳しい関係者の話として伝えた。

       同紙によると、チャーター便は約230人乗りで、新型肺炎の拡散を防ぐため、医療関係者も同乗する。すでに中国当局から承認を得ており、他国政府も同様の交渉を進めているという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-00000000-jij-n_ame

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  4. 外務省海外安全ホームページ新着渡航情報

    新型コロナウイルスに関する注意喚起(その2) - 2020/1/24
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

    中国における新型コロナウイルスの発生(一部地域の感染症危険レベルの引き上げ) - 2020/1/24
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T014.html

    中国における新型コロナウイルスの発生(一部地域の感染症危険レベルの引き上げ) - 2020/1/23
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T013.html

    新型コロナウイルスに関する注意喚起 - 2020/1/22
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C017.html

    米国ワシントン州における新型コロナウイルスの発生(中国からの輸入症例) - 2020/1/22
    https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C016.html

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    1. 新型コロナウイルスに関する注意喚起(その3) - 2020/1/27
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C019.html

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    2. 新型コロナウイルスに関する注意喚起(その4) - 2020/1/30
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C020.html

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    3. 新型コロナウイルスに関する注意喚起(その4)
      2020年01月30日

      【ポイント】
      ●新型コロナウイルスの感染症例が複数の国・地域から報告されています。
      ●湖北省に対して感染症危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を,中国のその他の地域に対して感染症危険情報レベル1「十分注意してください」を発出しています。
      https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html

      1 世界での新型コロナウイルス感染症例数報告
      (1)2019年12月31日,中国政府当局より世界保健機関(WHO)に対して原因不明の肺炎の発生が報告され,2020年1月9日,当該肺炎患者から新型コロナウイルスが特定されたとする予備的な確定が中国当局により行われました。
      (2)各国政府当局等より,新型コロナウイルス感染症例が報告されており,30日現在,我が国を含む19カ国・地域で約7800例以上の症例が確認されています。

      2 世界保健機関(WHO)の発表
      WHOは,中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの他のコロナウイルスが流行していた際には,飛沫,接触及び媒介物によってヒトからヒトへの感染が生じており,今回の新型コロナウイルスの伝播性についても同様であることが示唆されているとしています。急性呼吸器感染症の一般的な感染リスクを軽減するための基本原則には、次のものがあります。
      (1)急性呼吸器感染症の症状を持つ人との接触を避ける。
      (2)特に病気の人や彼らと同じ環境に直接接触した場合には頻繁に手を洗う。
      (3)農場や野生動物との保護されていない接触を避ける。
      (4)急性呼吸器感染症の症状がある人は,咳エチケット(距離をとる,ティッシュや衣類で咳やくしゃみをカバーする,手を洗う)を実践する。
      (5)特に緊急部門の医療施設内などの医療施設内において,標準的な感染予防策の実施を強化する。

      WHOは,渡航中又は渡航後に呼吸器疾患がある場合には,医療従事者と渡航歴を共有し,医師の診察を受けることを勧めています。

      3 中国当局は,武漢市を含む16市州(以下参照)の公共交通機関の停止及び駅・空港の閉鎖を発表しています。
      武漢,鄂州,仙桃,枝江,潜江,黄岡,赤壁,咸寧,黄石,恩施自治州,荊州,孝感,荊門,当陽,随州,宜昌

      4 厚生労働省の取組
      厚生労働省検疫所は,武漢市からの帰国者及び入国者に対して,咳や発熱等の症状がある場合には,検疫官に自己申告するよう呼びかけています。日本でもこれまでに9例の症例が確認されており,帰国後にこれらの症状がある場合には,マスクを着用するなどし,武漢市に滞在歴があることを申告の上,医療機関を受診するよう協力を求めています。

      参考:厚生労働省ホームページ
      https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

      (以下略)

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  5. 新型肺炎 中国本土以外は13の国と地域で40人の感染者確認
    2020年1月26日 6時53分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、これまでに中国本土以外では、13の国と地域で40人の感染者が確認されています。

    これまでに中国本土以外で確認された感染者の数は、タイと香港でそれぞれ5人、オーストラリアとシンガポール、それにマレーシアでそれぞれ4人、台湾、フランス、それに日本でそれぞれ3人、韓国、アメリカ、マカオ、ベトナムでそれぞれ2人、ネパールで1人となっていて、13の国と地域で合わせて40人にのぼります。

    感染者が確認された国と地域によりますと、ほとんどが武漢からの観光客や仕事などで武漢を訪問していた人たちだということです。

    ベトナムでは…

    このうちベトナムでは、武漢から訪れた父親とベトナムに滞在する息子の中国人2人の感染者が確認され、WHO=世界保健機関はこのケースについてはヒトからヒトへの感染が起きたとみられると明らかにしています。

    フランスやオーストラリアでも

    新型のコロナウイルスの感染者は新たにヨーロッパやオーストラリアでも確認されていて、世界に広がっています。
    また、ヨーロッパで初めて感染者が確認されたフランスでは、仕事で武漢を訪れていた40代の中国系のフランス人など3人の感染者が確認されました。

    新型のコロナウイルスの感染者が確認されたフランスでは感染を防ごうとマスクの需要が増えています。このうちパリ市内の薬局にはマスクを買い求めようと多くの人たちが訪れていますが、品切れとなっていて、店の入り口に「マスクの在庫はありません」と書かれた紙が貼り出されました。薬局を訪れた人たちは、店員に感染を予防するためにはどのようなマスクを購入したらよいか尋ねる姿も見受けられました。

    パリ在住の女性は「フランスの国内でも感染者が確認されたので、いま持っているマスクを使えるのか、それともほかの種類のマスクが必要なのかを問い合わせたくて薬局を訪れました」と話していました。

    フランスの地元紙「パリジャン」は、パリ市内や空港にある薬局では主にアジア系の観光客がマスクをまとめ買いしていると伝えています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012258891000.html

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  6. 新型肺炎 中国から海外への団体旅行 27日から全面的に中止へ
    2020年1月26日 6時53分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、中国の旅行会社は、日本を含む海外への団体旅行を27日から、当面、中止することになりました。中国からは日本に多くの観光客が訪れているだけに日本の観光業界にも大きな影響が出るものとみられます。

    中国では新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続け、中国の保健当局は25日、患者の数が、中国のほぼ全土にわたる全国29の省や市などで合わせて1287人になり、41人が死亡したと発表しました。

    感染者が急増する事態を受けて、中国の旅行会社は中国政府からの要請で、日本を含む海外への団体旅行を27日から当面、中止することになりました。

    また、旅行会社が販売する航空券とホテルをセットにした旅行商品の取り扱いも、当面、取りやめるということです。

    これらの措置をいつまで続けるのかは明らかにしていません。

    中国からは日本に多くの観光客が訪れているだけに今回の措置は、日本の観光業界にも大きな影響が出るものとみられます。

    指導部直属の対策チームを設置へ

    一方、中国共産党の最高指導部は、25日、急きょ会議を開き、対応を協議しました。

    この中で習近平国家主席は「新型コロナウイルスのまん延が加速する深刻な状況だ」としたうえで、「感染の予防と抑制の重要性と緊急性を深く認識したうえで、党中央の指揮のもと、各部門で対策を着実に実行していかなければならない」と述べました。

    会議では、この問題をめぐる指導部直属の対策チームを新たに設置し、湖北省など状況が深刻な地域に党の幹部を派遣するなど、指導部主導で対策に乗り出すことを決めました。

    旧正月の「春節」期間中に、共産党最高指導部のメンバー全員が出席して会議を開くのは極めて異例で、感染の拡大に対する習近平指導部の強い危機感を示した形です。

    米市民や外交官をチャーター機で避難させる計画か

    アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国で新型のコロナウイルスの感染が広がっていることを受けて、アメリカ政府が26日にも、中国の湖北省武漢に住むアメリカ市民や外交官などをチャーター機で避難させる計画だと報じました。

    それによりますと、武漢にはおよそ1000人のアメリカ人が住んでいるとみられ、現地のアメリカ総領事館が連絡をとり、チャーター機の座席を確保すると申し出ているということです。

    チャーター機は、ほかの国には立ち寄らず、直接、アメリカに向かうとしていますが、アメリカ国内のどの空港に着陸するのかは現時点でわかっていません。

    また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、アメリカ政府が、武漢にあるアメリカ総領事館を一時的に閉鎖することにしていると伝えています。

    北京 地下鉄で乗客の体温検査

    新型のコロナウイルスの感染拡大を防ごうと、北京の地下鉄の駅では、25日夕方から乗客の体温検査が始まりました。

    北京では市民が外出を控えているため、駅は閑散としていますが、地上の出入り口に白い防護服を着た係員が配置され、構内に入る乗客に1人ずつ計測器をあてて、体温を測っています。

    北京市内は、世界遺産の故宮などの観光地が閉鎖され、旧正月「春節」の恒例行事で大勢の人が集まる縁日も中止されるなど、当局が感染拡大の防止に力を入れています。

    北京 長距離バスを運行休止

    中国の国営メディアなどによりますと、新型のコロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、北京市の当局は、26日から北京と全国の主要都市を結ぶ全ての長距離バスの運行を当面、休止することを決めました。市内の路線バスは営業を続けるということです。

    香港政府 警戒レベルを最高に引き上げ

    香港政府トップの林鄭月娥行政長官は、中国本土を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、感染症の警戒レベルを最も高い「緊急」に引き上げたと発表しました。

    香港ではこれまでに、新型のコロナウイルスに感染した人が5人確認されています。

    こうした事態を受けて、香港政府トップの林鄭月娥行政長官が25日、記者会見し、新型のコロナウイルスに対する感染症の警戒レベルを1段階引き上げて、最も高い「緊急」とすると明らかにしました。

    また、幼稚園から高校までの旧正月の休みを2週間程度延長し、来月16日までとするほか、香港と中国・湖北省の武漢を結ぶ高速鉄道と航空便を無期限で停止するということです。

    さらに、来月9日に予定され、毎年、日本からも大勢のランナーが参加する「香港マラソン」の開催を中止するということです。

    そのうえで、政府内に専門の対策チームを立ち上げて、中国の当局などとの情報共有を強化するほか、中国本土との境界で、香港に入る人に対して健康状態についての申告を求め、虚偽の申告をした場合には刑事罰を科すこともあるとしています。

    台湾 立ち寄り先を隠した感染者に罰金

    台湾南部・高雄市の衛生局は、新型のコロナウイルスの感染が確認された50代の男性が、当局による聞き取りで立ち寄り先を隠したなどとして、30万台湾元、日本円で100万円余りの罰金を科したと発表しました。

    高雄市によりますと、この男性は、仕事で滞在していた中国湖北省の武漢で発熱などの症状がありましたが、薬を飲んで熱を下げて今月21日に台湾に戻り、この際、空港で武漢での滞在歴や症状について申告していませんでした。

    男性は翌22日、マスクをせずに高雄市内のダンスホールに立ち寄っていましたが、治療のため、隔離されたあとに行われた保健当局による聞き取り調査では、これについて明らかにしていなかったということです。

    台湾ではこれまでに、武漢から訪れた中国人観光客やこの男性を含めて合わせて3人が新型のコロナウイルスに感染したことが確認されていて、台湾当局は、中国大陸への団体ツアーを今月31日まで停止するよう旅行会社などに要請しています。

    中国の専門家チーム「数種類の薬を臨床治療へ」

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、中国の保健当局の専門家チームを率いる鍾南山チーム長は、中国メディアの取材に対し、「いまのところ、すでに安全性が確認された数種類の薬を臨床治療に使う準備をしている」と述べて、治療法を見つけるための対応を急いでいることを明らかにしました。

    一方で、「ただ、具体的な治療効果はさらに観察する必要がある」とも述べて、対応には時間がかかるという認識も示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200125/k10012259161000.html

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  7. 新型肺炎 中国 患者688人増え1975人に
    2020年1月26日 10時01分

    中国の保健当局は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が新たに688人増え、1975人となったと発表しました。死亡した人の数も15人増えて56人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259321000.html

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  8. 新型肺炎の患者 世界で2000人超に 中国国内の死者56人
    2020年1月26日 12時15分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者が688人増え1975人となったと発表し、死亡した人の数も15人増えて56人になるなど感染拡大が収まらない事態が浮き彫りとなっています。患者は中国本土以外の13の国と地域でも確認され、患者の数は世界中で2000人を超えました。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が25日、688人増え、患者の数はチベット自治区を除く全国30の省や市などで1975人になったと発表しました。

    患者のうち症状の重い人は324人に上っているということです。

    また死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な武漢を含む湖北省で13人増えて52人になったほか、河北省と黒竜江省に加えて、上海と河南省でも25日、それぞれ1人確認され、中国国内の死者は合わせて56人となりました。

    患者は中国本土以外の13の国と地域で44人確認されていて、患者の数は世界中で2019人となり、2000人を超えました。

    感染が拡大し続ける中、中国共産党の最高指導部は25日、この問題をめぐる直属の対策チームを設け、湖北省など状況が深刻な地域に党の幹部を派遣するなど、対策に乗り出すことを決めました。

    また、感染者が急増する事態を受けて、中国の旅行会社は中国政府からの要請で、日本を含む海外への団体旅行を27日から当面中止することになりました。

    中国政府は感染拡大の防止は可能だと強調していましたが、患者の数は日を追うごとに増加し、感染拡大が収まらない事態が浮き彫りとなっています。

    隣の鄂州「自家用車で外出」「人が集まる催し」禁止

    湖北省武漢の当局が、中心部では、許可された車以外の通行を禁止する中、武漢に隣接する鄂州も26日から同様の措置を取ると発表しました。

    地元当局はタクシー合わせて132台をすでに配備しているとし、市民の自家用車での外出を禁じた形です。

    さらに鄂州では、すべてのインターネットカフェやカラオケ店などの営業を禁止したほか、結婚式の延期を求めるなど、人が多く集まるイベントを開催しないよう通知しています。

    上海 日本人学校 春節の連休を2週間延長

    上海にある日本人学校は旧正月の春節に合わせた連休を延長し、学校再開を来月17日まで2週間延期することになりました。

    上海にある日本人学校によりますと、学校の再開は当初、来月3日でしたが、上海市当局の指導を受けて延期を決めたということで、ホームページなどを通じて児童や生徒の家庭に通知しました。

    上海にある3つの日本人学校には小中高の児童や生徒合わせて2400人余りが通っています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259281000.html

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  9. 新型肺炎 中国以外 13の国と地域で44人感染
    2020年1月26日 12時35分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに13の国と地域で44人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は
    ▽タイ、香港、マカオでそれぞれ5人、
    ▽オーストラリア、シンガポール、マレーシアでそれぞれ4人、
    ▽台湾、フランス、韓国、日本でそれぞれ3人、
    ▽アメリカ、ベトナムでそれぞれ2人、
    ▽ネパールで1人となっていて、13の国と地域で合わせて44人に上ります。

    感染者が確認された国と地域によりますと、ほとんどが武漢からの観光客や仕事などで武漢を訪問していた人たちだということです。

    韓国で3人目の感染者確認

    韓国の保健福祉省は26日午前、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者を新たに1人確認したと発表し、韓国国内で感染が確認された患者は合わせて3人となりました。

    新たに感染が確認されたのは中国の湖北省武漢に住む50代の韓国人男性で、先週、一時帰国したあと熱やせきなどの症状が出て、検査の結果、感染が確認されたということです。

    マカオ 新たに3人 感染確認

    新型のコロナウイルスによる肺炎について、マカオの衛生当局は新たに3人への感染が確認されたと発表しました。

    マカオで感染が確認されたのは、これで5人となりました。

    新たに感染が確認されたのは、いずれも中国湖北省の武漢からマカオを訪れた58歳の女性、39歳の女性、21歳の女性です。

    3人はいずれも武漢に住んでいるということで、今月22日から23日かけてマカオに入ったあと、のどの痛みや発熱の症状があったため検査をしたところ、26日午前、感染が確認されたということです。

    いずれも病院で隔離され、治療を受けているということで、容体は安定しているということです。

    香港 ディズニーランドが当面閉園

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、香港にあるディズニーランドは26日から当面閉園すると発表しました。

    来園客や園内で働く人たちの健康と安全を考慮したとし、すでに購入したチケットの返金には応じるとしています。

    香港ではこれまでに5人の感染が確認され、香港政府は25日、感染症の警戒レベルを最高に引き上げ、警戒を強めています。

    香港に先立ち、中国 上海のディズニーランドも25日から閉園しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259431000.html

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  10. 新型肺炎 中国の団体旅行中止 日本国内でも懸念広がる
    2020年1月26日 12時41分

    中国で海外への団体旅行が27日から中止となることについて、日本国内の宿泊施設では、今後キャンセルが増えるのではないかと不安が広がっています。

    ホテル「団体1件のキャンセルでも大きな痛手」
    このうち東京 台東区のホテルは、およそ90室の客室のうち半分ほどを、ふだんから中国からの観光客が利用しているということです。

    ホテルによりますと、中国で新型のコロナウイルスの感染が広がって以降、中国からの団体客などのキャンセルが出始めていますが、団体旅行の中止の措置を受けて、今後、キャンセルがさらに増えるのではないかと懸念しています。

    ホテルの担当者は「団体での予約の場合、1件で10室以上の客室を押さえているため、1件キャンセルとなるだけでかなり大きな痛手になります。今後の動向を注視していきたい」と話していました。
    ドラッグストア「中国観光客はまとめ買い 影響に不安」
    中国からの観光客が多く訪れる日本国内の店も今後の影響を懸念しています。

    東京 渋谷区のドラッグストアの店長は「中国からの観光客はまとめ買いをしてくれる人が多いので、団体旅行が中止になると、やはり売り上げに影響するのではないか、不安があります」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259441000.html

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  11. 新型肺炎 中国 長距離バス相次ぎ運休 人の移動を抑える
    2020年1月26日 16時25分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、中国各地の交通当局は長距離バスの運行などを休止する措置を相次いで打ち出しています。

    このうち北京市の交通当局は感染の拡大を抑えるため、北京と全国の主要都市を結ぶすべての長距離バスの運行を休止しています。

    北京首都空港のバスターミナルでは、25日夕方から天津や河北省の唐山などに向かう8つの路線の運行を停止していて、26日はほとんど人がおらず、チケット売り場には運行停止を知らせる貼り紙が貼られていました。

    係員にバスの運行状況を尋ねると「運行は当面見合わせる。問い合わせは電話でしてほしい」と繰り返していました。

    このほか天津市や陝西省西安市など各地の交通当局が、長距離バスの運行や観光用の車両のチャーターなどを休止する措置を相次いで発表し、感染拡大を防ぐため人の移動を抑えようという動きが広がっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259591000.html

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  12. 武漢からサンフランシスコへ臨時便 米総領事館職員ら帰国へ
    2020年1月26日 16時41分

    北京にあるアメリカ大使館は26日午後、ホームページ上で、武漢にあるアメリカ総領事館の職員を帰国させるよう調整を進めていることを明らかにしました。そのうえで28日、武漢からサンフランシスコに向かう臨時便を運航し、一部の民間人も重症化のリスクが高い人を優先に利用できる見通しだとして、大使館と連絡を取るよう呼びかけました。

    アメリカ国務省はNHKの取材に対して「アメリカは総領事館の職員を含むアメリカ国民の健康と安全を最優先にする」と述べる一方、総領事館の職員をすべて退避させるのかなど詳細については、今のところコメントしていません。

    アメリカ国務省は今月23日、中国湖北省の渡航情報を4段階で最も深刻な「渡航禁止」にし、現地のアメリカ人に対し、緊急性がある場合を除いて離れるよう指示しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259611000.html

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  13. 新型肺炎 鉄道や航空便の情報公開 乗客に報告求める 中国当局
    2020年1月26日 16時55分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、各地の当局は、感染が確認された患者や感染の疑いがある人などが乗っていた鉄道や航空便などの情報を公開し、同じ便の乗客に対して最寄りの担当部局への報告など対応を求めています。

    鉄道

    広東省梅州市の当局が、今月24日に湖北省武漢を出発し、現地時間の午後9時すぎに梅州に到着した列車で、乗務員1人に発熱の症状が出て感染が疑われることを明らかにしました。

    そのうえで、同じ列車の乗客は最寄りの担当部局に報告するとともに、自宅で様子をみて、発熱などの症状が出た場合は公共交通機関をできるだけ使わずに指定の病院で受診するよう呼びかけています。

    航空便

    山東省青島市の当局は、今月22日に武漢から青島に到着した山東航空の航空便で乗客1人の感染が確認されたことを明らかにし、同じ便の乗客に対して報告などを求めています。
    各地の当局はSNSやメディアを通じ、新型のコロナウイルスの感染が確認された患者や感染の疑いがある人などが乗っていた鉄道やバス、飛行機の情報を相次いで公開し、警戒を強めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259601000.html

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  14. 外務省 武漢などの邦人退避へ中国と協議 チャーター機運航も
    2020年1月26日 18時02分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、外務省が、現地に滞在する日本人の退避に向けて中国政府と協議を始めていることがわかりました。民間のチャーター機を飛ばすことも含めて調整していて、外務省は帰国を希望する人は大使館に連絡するよう求めています。

    外務省は24日、湖北省全体の感染症危険情報レベルを「3」に引き上げ、渡航の中止を勧告しました。

    武漢には24日現在で、700人程度の日本人がいるとみられていますが、公共交通機関の運行が停止し、武漢からの移動が制限された状態となっています。

    このため外務省は、武漢を含む湖北省に滞在する日本人を保護するため、退避に向けて中国政府と協議を始めています。

    外務省は、帰国を希望する人の調査を26日夕方から始め、氏名やパスポート番号などの個人情報を北京にある日本大使館に連絡するよう求めています。

    中国側の了承が得られれば、民間航空会社のチャーター機を飛ばして武漢から日本国内に移動してもらうことも含めて調整しています。

    日本に退避できた場合の空港での受け入れ態勢などについても関係省庁と調整を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259621000.html

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  15. 新型肺炎 武漢は封鎖状態 湖北省全域にも封鎖拡大
    2020年1月26日 18時22分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大している問題を受け、最も状況が深刻な湖北省武漢では現地を離れる航空便や鉄道などの公共交通機関の運行が3日前から停止されています。また、武漢の中心部では26日から許可された車以外の通行が禁止されるなど移動が厳しく制限されていて、街は事実上封鎖された状態となっています。さらに武漢以外にも湖北省の全域で、各地の当局が程度は異なるものの、公共交通機関の運行を取りやめて人の動きを制限しています。

    中国メディアは、武漢を含め鄂州や黄岡など湖北省の複数の市や自治州で公共交通機関の運行が停止され、街を事実上封鎖するような措置が取られたと伝えています。

    湖北省の人口は2018年末の時点で5917万人で、多くの市民の生活に影響が出る異例の事態となっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259671000.html

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  16. 新型肺炎 現地の日本人 希望者全員帰国させる方針 首相
    2020年1月26日 18時24分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、安倍総理大臣は26日午後6時すぎ、総理大臣公邸で記者団に対し、現地に滞在する日本人で希望する人は、中国政府との調整が整いしだい、チャーター機などを使って全員を帰国させる方針を明らかにしました。

    この中で安倍総理大臣は「新型コロナウイルスに関連して中国の武漢市内の閉鎖が進んでいることから、この週末、武漢在住の日本人への意向確認を随時行うとともに、希望者の帰国に向けた具体的な検討を進めてきた」と述べました。

    そのうえで「その結果、チャーター機などの手当てのめどがついたことから、中国政府との調整が整いしだい、チャーター機などあらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させることとした」と述べました。

    そして「現在、中国政府とさまざまなレベルで調整を進めているが、今後一層加速して速やかに帰国を実現させたいと考えている」と述べ、現地に滞在する日本人の退避に向け、全力を挙げる考えを示しました。

    日本大使館 帰国希望者は連絡を
    北京にある日本大使館はホームページを通じて、湖北省に滞在する日本人のうち帰国を希望する人は速やかに大使館に連絡するよう呼びかけています。

    大使館は、中国当局と調整を行ううえで氏名やパスポート番号、湖北省内の住所などの情報が必要になるとしていて、帰国を希望する人はこうした情報を大使館に連絡するよう求めています。
    政府 「官邸対策室」に切り替え対応
    政府は中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大しているのを受けて、総理大臣官邸の危機管理センターに設置していた「情報連絡室」を26日午後6時すぎに「官邸対策室」に切り替えて対応にあたっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259681000.html

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    1. 中国・武漢の邦人約700人、希望者全員を帰国させる方針…日本政府
      2020/01/26 20:07

      邦人の帰国について政府方針を表明する安倍首相(26日午後、首相公邸で)

       中国湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府は26日、現地に在留する日本人のうち希望者全員を帰国させる方針を決めた。民間チャーター機の活用を検討している。感染拡大の勢いは依然収まっておらず、世界の感染者数は26日で2000人を超えた。

       安倍首相は同日、「チャーター機などの手当てについてメドがついたことから、中国政府との調整が整い次第、あらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させる」と表明した。首相公邸で記者団に語った。

       これに関連し、外務省はホームページで、出入国手続きに必要だとして、帰国希望者に氏名や連絡先、パスポート番号などの情報を提供するよう呼びかけた。

       現地の在留邦人は700人程度とされ、政府は国外退避を短期間に完了させるには航空機の利用が最適だと判断している。ただ、中国政府は現地の空港を封鎖しており、チャーター機の離着陸には中国側の許可が必要だ。首相は「中国政府と様々なレベルで調整を進めているが、今後一層加速し、速やかに帰国を実現させたい」と語った。米国なども民間チャーター機の利用を検討しており、中国側に空港の使用許可を求めているとみられる。

       在留邦人が民間チャーター機で国外退避した事例には、1989年6月に中国で起きた天安門事件や、98年5月にインドネシアで発生したジャカルタ暴動、2002年6月のインドとパキスタンの緊張激化などがある。
      https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200126-OYT1T50120/

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  17. 中国の団体旅行中止 日本の旅行会社 キャンセル対応に追われる
    2020年1月26日 18時27分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大し、日本を含む海外への団体旅行が27日から中止されることになったことで、東京の旅行会社では社員が休日返上で、予定していたツアーの宿泊先にキャンセルの連絡をするなど、対応に追われていました。

    東京 新宿区にある「カモメツーリスト」は、中国の旅行会社向けに日本国内のツアーを企画・販売している旅行会社で、ツアーの運営も請け負っています。

    会社によりますと、春節の大型連休中、中国の旅行会社からおよそ350のツアーの運営を請け負い、1万人を超える観光客が参加する予定でした。

    しかし、中国で日本を含む海外への団体旅行が27日から中止されることになり、運営を請け負っていた来月1日までのツアーのほぼすべてがキャンセルになったということです。

    会社では急きょ社員20人が出社し、宿泊先のホテルやバス会社にキャンセルの連絡を入れるなど対応に追われていました。

    ただ、26日中にすべての関係先に連絡するのは難しいうえ、問い合わせの電話も殺到し、社内は混乱した様子でした。

    カモメツーリストの山添翔社長は「社員に急きょ出社してもらっているが、なかなか対応が追いつかないのが現状です。こんな事態になるのは初めてで、春節は最も多くのお客さんが集まるので非常に残念です。ただ、人命が第一と私たちも理解しているので、協力できることはしていきたい」と話していました。

    観光庁によりますと、おととし中国から日本を訪れた観光客のうち、団体ツアーの利用者は31%、航空券と宿泊施設をセットにした旅行商品の利用者は8%で、各地の観光産業への影響が懸念されます。

    ホテルも大きな痛手

    札幌市南区のホテルでは中国人の団体旅行合わせて250人分の予約がすでにキャンセルになるなど影響が広がり始めています。

    北海道では、春節に伴う大型連休や、今月末から来月にかけて開かれる「さっぽろ雪まつり」に合わせて、例年この時期に大勢の中国人観光客が札幌市を訪れます。

    中国人観光客の団体旅行を受け入れている札幌市南区の「定山渓ホテル」では25日午後、中国の旅行会社が手配していた複数の団体旅行の予約について、キャンセルのメールが届いたということです。

    旅行会社に理由を問い合わせたところ「中国政府の方針により、1月27日24時以降の団体旅行の予約をすべてキャンセルする」という趣旨のFAXが届き、26日夕方までにこの旅行会社が手配していた6つのツアー、合わせて250人分の予約についてキャンセルの連絡があったということです。

    このホテルでは、今回の団体旅行も含め合わせて16のツアーおよそ500人分の予約が入っていましたが、さらにキャンセルが増えるとみて情報収集を急いでいます。

    定山渓ホテル営業販売部の佐藤元昭次長は「すでに分かっているだけでも200万円ほどの減収で、団体旅行が中止になり中国人が来ないとなると観光地としても寂しい部分がある。新型のコロナウイルスの感染拡大が早く収束することをせつに願っている」と話していました。

    中国人観光客「政府の命令なのでしかたない」

    北海道有数の観光地、登別温泉を訪れていた中国人の観光客などからは今後を心配する声が相次ぎました。

    上海から団体で訪れたという男性は「日本に旅行できなくなった人は残念だと思うが、政府の命令なのでしかたないと思う。新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続けているので心配です」と話していました。

    香港の旅行会社の添乗員の女性は「観光客が急に日本に来ることができなくなり、バス会社なども困ると思う。中国政府の命令なので守らないといけませんが、団体旅行の中止がいつまで続くのか心配です。長く続くと非常に困ります」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259651000.html

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  18. 新型肺炎 日本国内で4人目の感染者 武漢から旅行で来日
    2020年1月26日 19時48分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、旅行で日本を訪れた武漢に住む40代の男性が26日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。国内で感染が確認されたのは4人目です。

    厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは旅行で日本を訪れた中国の湖北省武漢に住む40代の男性です。

    男性は今月22日に来日して翌日に発熱し、24日には発熱に加えて関節痛が出たため愛知県内の医療機関を受診したところ肺炎の兆候がみられ、入院したということです。

    そして26日、国立感染症研究所の検査で新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。

    男性は現在発熱はあるものの、容体は安定しているということです。

    男性は多くの人が感染したとみられる武漢の海鮮市場には立ち寄っておらず、22日に来日した時には発熱などの症状はなかったと話しているということです。

    国内ではこれまで、武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の中国人男性と、武漢に住み観光で東京を訪れた40代の男性と30代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されていて、国内で確認された感染者は4人となりました。

    厚生労働省は、過剰に心配することなく、マスクの着用や手洗いの徹底など、通常の感染症対策に努めるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259801000.html

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  19. 「感染力 やや強くなったか」新型肺炎で中国当局
    2020年1月26日 20時28分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中国では、患者の数はこれまでに1975人、死亡した人は56人に上っています。中国の保健当局は「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる」などと危機感を示したうえで、感染の拡大を抑え込むためあらゆる対策をとる考えを示しました。

    中国の保健当局によりますと、重い肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が確認された患者の数は、最も深刻な湖北省の武漢を中心に1975人、死亡した人は56人に上っています。

    患者は中国本土以外の13の国と地域でも確認されていて、患者の数は世界中で2000人を超えています。

    中国政府の保健当局、国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は26日北京で記者会見し、新型コロナウイルスについて「最近の臨床データから見て、感染力がやや強くなっているとみられる」と指摘しました。

    潜伏期間については「だいたい10日前後で、最も短いと1日で発症し、最長で14日だ。潜伏期間中にも感染する性質があり、この点がSARSとは大きく異なる」と述べました。

    そのうえで「感染拡大のスピードは一層速くなっており、患者数は今後も一定程度は増えるだろう」と述べて危機感を示しました。

    また馬主任は「武漢以外での感染拡大を抑え込めるかの分岐点に来ている」と指摘した一方で、「感染の防止に向けた『人民戦争』を闘い、勝利する自信と能力がある」と強調し、感染の拡大を抑え込むためにあらゆる対策をとる考えを示しました。

    広東省当局 マスク着用しなければ処罰も

    南部 広東省の保健当局は26日、ホテル、公園、商業施設、繁華街、交通機関など人が多く集まる公共の場所ではマスクをつけるよう求める通告を出しました。

    従わない場合は関係部門が法律によって処理するとしていて、場合によっては処罰するなどとしています。

    バスなど運行停止をすぐ撤回 混乱回避か

    広東省汕頭の当局は26日、市内のバスやタクシーなどの運行を取りやめると発表しましたが、およそ3時間後、一転してこの発表を撤回しました。

    そして、バスやタクシーなどは消毒作業を行ったうえで通常どおりの運行を行い、車や船、人や物資の出入りは制限しないと新たに発表しました。

    地元当局は発表を撤回した理由を明らかにしていませんが、中国国内では市民が食べ物などの買いだめに殺到する様子の写真が一時、インターネット上に掲載され、一層の混乱が生じないよう、地元当局が急きょ対応を見直したという見方も出ています。

    会見ですべての記者・カメラマンに体温検査

    26日午後、北京で開かれた中国の保健当局による記者会見では、会見場に入る際にすべての記者やカメラマンに対して体温検査が行われました。

    会見場では、ほとんどの記者やカメラマンがマスクをつけて取材に臨んでいました。

    日本人学校 春節の連休を延長

    中国大陸にある日本人学校では26日夕方の時点で、今月30日までの春節の大型連休に合わせた休暇期間を延長するところが相次いでいます。

    ▽上海、広東省広州、天津では学校再開を2月17日とし、
    ▽江蘇省蘇州、浙江省杭州が2月10日としました。

    これらの学校は、地元当局から通知があったり自主的に判断したりしたということです。

    ▽北京と山東省青島は、地元の当局から再開していいと通知があるまで臨時休校を続けるとしています。

    ▽遼寧省大連と広東省深※センは、対応を検討中だとしています。
    ※センは土偏に川。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259691000.html

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    1. 新型肺炎、感染2000人超す…中国当局「感染力強まっている」
      2020/01/26 21:14

      26日、北京の地下鉄駅入り口で体温測定される乗客(AP)

       【北京=竹内誠一郎】中国共産党機関紙・人民日報(電子版)の26日午後8時(日本時間午後9時)時点の集計によると、中国本土の新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は2052人となり、死者も56人に増えた。中国本土以外で感染が確認された人数は13の国・地域で47人に拡大した。

       中国政府は26日、今回の肺炎に関して2回目となる内外メディア向けの記者会見を北京で開いた。国家衛生健康委員会の担当者がウイルスの解明状況を説明し、「最近の臨床データを見ると、感染力が強まっているようだ」との見解を示した。

       また、「潜伏期間は10日前後で最短1日、最長14日。重症急性呼吸器症候群(SARS)と異なり、その期間でも感染性がある」と明かした。変異については、現時点では「明確な兆候はみられない」と強調した。
      https://www.yomiuri.co.jp/world/20200126-OYT1T50167/

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  20. 新型肺炎 日中外相が電話会談 現地日本人の帰国など調整へ
    2020年1月26日 23時12分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、茂木外務大臣は26日夜に中国の王毅外相と電話で会談し現地にいる日本人の早期帰国に協力を求め、両氏はさまざまなレベルで調整を進めることで一致しました。

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、安倍総理大臣は26日、現地に滞在する日本人の希望者全員を帰国させる方針を明らかにしました。

    これを受けて茂木外務大臣は26日夜に中国の王毅外相と電話で会談し「日本として協力できることがあれば全面的に支援したい」と述べ、拡大防止への支援を伝えたうえで、現地にいる日本人の早期帰国に中国側の協力を求めました。

    これに対し王毅外相は日本の方針に理解を示し、両外相はさまざまなレベルで調整を進めることで一致しました。

    会談後、茂木大臣は記者団に対し、湖北省でこれまでに430人の日本人の滞在者を確認できたとしたうえで「いまだ連絡がとれていない方の安否を鋭意確認している。帰国についてはチャーター機の派遣などあらゆる手段を追求しており、準備をさらに加速したい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259941000.html

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  21. 新型肺炎 武漢に工場のホンダ 社員や家族30人帰国へ
    2020年1月26日 23時24分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、現地に滞在する日本人をチャーター機などで帰国させる政府の方針を受けて、日本企業の間では早速社員や家族の帰国に向けた準備も始まっています。

    武漢は中国有数の自動車産業の都市で、ジェトロ=日本貿易振興機構によりますと、武漢とその周辺にはおよそ160の日本企業が進出し、その半数が自動車関連のメーカーです。

    このうち武漢に工場を持つホンダは、チャーター機などを使って希望者全員を帰国させる政府の方針を受けて、駐在している社員やその家族、それに出張中の社員を帰国させることにしました。

    帰国させるのは一部の社員を除いたおよそ30人で、すでに大使館に連絡するなど準備を始めているということです。

    武漢に進出する企業の中には、春節の大型連休中も駐在の社員が現地に残っているところがあり、27日以降、政府のチャーター機などを使って帰国するかどうか対応を検討するものとみられます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200126/k10012259961000.html

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  22. 新型肺炎 武漢市長「患者数は近く1000人前後増える可能性」
    2020年1月27日 5時15分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中国で、最も感染が深刻な湖北省武漢の市長は26日夜、患者の数が近くさらに1000人前後増える可能性があると明らかにしました。中国の保健当局は、軽い症状の患者もいることが予防対策を難しくしていると指摘し、感染拡大を抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

    中国の保健当局によりますと、新型コロナウイルスの肺炎による患者の数は、武漢を中心に1975人、死亡した人は56人に上っています。

    患者は中国本土以外の13の国と地域でも確認されていて、患者の数は、世界全体で2000人を超えています。

    武漢市の周先旺市長は26日夜にマスク姿で記者会見し「武漢ではまだ2700人余りの患者が検査結果を待っており、患者の数は近くさらに1000人前後増える可能性がある」と述べ、中国全土で近く患者の数が3000人を超える可能性があることを明らかにしました。

    新病院建設や移動制限で対策も…

    中国メディアによりますと、急増する患者を受け入れるため、武漢では急きょ建設中の専門の病院とは別に2つ目の新たな病院の建設も始まり、来月初めに2つの病院の運用を開始すれば合わせておよそ2000人の患者が入院できるようになるということです。

    感染の拡大を防ごうと、中国政府は27日から海外への団体旅行を当面中止するほか、国内各地の観光地の閉鎖や長距離バスの運休など、人の移動を抑える対策を次々に打ち出しています。

    しかし中国政府の保健当局は26日の記者会見で「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる。症状が軽い『隠れた感染者』もいて予防対策を難しくしている」と指摘していて、感染拡大を抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

    武漢の野生動物扱う店からウイルス検出 感染源か

    中国の専門機関が調査したところ、湖北省武漢の海鮮市場にある野生動物を扱う店が集中していた区域から、このウイルスが多く検出されたと国営の通信社が伝えました。

    国営の新華社通信によりますと、中国疾病予防センターの専門家チームは武漢の海鮮市場で今月1日と12日の2回にわたって合わせて585のサンプルを採取しました。

    検査の結果33のサンプルからウイルスが検出され、このうち31のサンプルが、野生動物を扱う店が集中していた市場の西の区域のものだったということです。

    このため新華社通信はウイルスの感染源が市場で売られていた野生動物であることを示しているとしています。

    中国政府 春節の連休を来月2日まで延長

    中国国営の中国中央テレビによりますと、新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国政府は、人が集まる機会を減らし感染の拡大を押さえ込むため、春節の大型連休の期間を来月2日まで延長することを決めました。

    中国では春節に合わせて今月24日から30日までの1週間を連休としていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260031000.html

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  23. 新型肺炎 武漢の病院で実習の日本人男性が証言
    2020年1月27日 6時11分

    中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、湖北省武漢の病院で臨床実習をしていた20代の日本人の男性が26日夜、NHKの電話インタビューに応じました。男性は、医療従事者の感染がメディアなどで公になる前の今月3日ごろの段階で、すでに医療従事者にも感染の疑いがあると知らされていたことを明らかにしました。

    この男性は中国の大学の医学部を卒業したあと、今月10日ごろまで武漢の病院で臨床実習をしていました。

    男性は主に外科で実習していたため肺炎の患者と接する機会はなかったものの、この問題についての情報を時折病院内で聞いていたということです。

    男性は「当初はヒトからヒトへの感染の心配はないという話を聞き、私たちも新型のコロナウイルスが危険なものとは思っておらず、ここまで問題が大きくなるとは誰も想定していなかった」と述べました。

    今月に入ったころからヒトからヒトに感染する可能性があると知らされたということで「医療スタッフも『マスクは空気感染に対応するものを着用するように』という指示があった。その後、病院内でも医者や医療スタッフが感染したかもしれないという話が出て、気をつけなければならないということになった」と証言しました。

    感染者数「当局発表よりはるかに多いと感じていた」

    中国では今月20日まで医療従事者の感染はメディアなどで公に伝えられていませんでした。

    しかし男性はこれより前の今月3日ごろの段階で、すでに医療従事者にも感染の疑いがあると知らされていたということです。

    その後男性は病院内で防護服を着用していたということで「『感染しないだろう』という話から『感染する可能性がある』『感染した』と変わっていったので、事態が変わるにつれて自分たちも意識を変えていった」と述べました。

    当初から感染者の数は当局の発表よりもはるかに多いと感じていたということで、「報道されている数は実態より少ないのではないかと思う。私は呼吸器の部門にいなかったため詳しくはわからないが、周囲のみんなは『そんなに少ないかな』という感じだった」と話していました。

    安倍総理大臣が現地に滞在する日本人の希望者全員をチャーター機で帰国させる方針を明らかにしたことについて「私も含めて現地にいるみんなは不安で『帰国はいつになるんだろうか』と感じていたので、方針が確定したことで『やっと帰れる』と安心したと思う」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260041000.html

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  24. 武漢など滞在の日本人帰国 28日にも 全日空のチャーター便で
    2020年1月27日 8時16分

    中国で湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、安倍総理大臣は現地に滞在する日本人の希望者全員を帰国させる方針を明らかにしました。政府は早ければ28日にもチャーター機を使って帰国させたいとしていて、運航に向けた調整や帰国した際の受け入れ態勢など検討を急ぐことにしています。

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、安倍総理大臣は27日に記者団に対し、現地に滞在する日本人について、中国政府との調整が整い次第、希望者全員を帰国させる方針を明らかにしました。

    これを踏まえて茂木外務大臣は27日夜に中国の王毅外相と電話で会談し、感染拡大の防止に向けて支援を行う考えを伝えたうえで日本人の早期帰国に協力を求めたのに対し、王毅外相は理解を示し、両国のさまざまなレベルで調整を進めることで一致しました。

    外務省ではこれまでに湖北省でおよそ430人の日本人が滞在していることを確認できたということで、27日から、帰国を希望する人は北京にある日本大使館に連絡するよう求めています。

    政府としては希望者の確認や全日空に要請したチャーター機の準備が整い次第、早ければ28日にも帰国させたいとしていますが、閉鎖している武漢の空港を使用できるかどうかや帰国した際の受け入れ態勢など詰めるべき点も多く、速やかな帰国の実現に向けて検討を急ぐことにしています。

    梶山経産相 中小企業団体に帰国意思登録など確認求める

    梶山経済産業大臣は中小企業関連の団体に対し、現地に滞在する日本人に対して帰国の意思確認の登録ができているかなど確認を急ぐよう求めました。

    梶山経済産業大臣は27日朝、全国中小企業団体中央会など中小企業関連団体との会合であいさつし、この中で「政府は武漢などに在住の日本人の帰国に向けた調整を行っており、経済産業省としても現地と連絡を取りながら滞在者の把握、帰国の意思確認、市内の輸送手段の検討などについて全力で協力している」と述べました。

    そのうえで中小企業関連の団体に対して「帰国のため政府が準備するチャーター機への乗り遅れなどが生じないよう、所属企業に出張者がいる場合、政府による帰国の意思確認に必要な登録ができているか改めて確認を急ぐよう協力をお願いしたい」と述べ、帰国の意思確認の登録ができているかなど確認を急ぐよう求めました。

    また梶山経済産業大臣は27日朝に記者団に対し「武漢で仕事についている方、出張者の方、一人残らず把握できるように努力している。早急に確定したうえで、希望者全員が日本に戻れるように最大限の努力をする」と述べました。

    フランスも準備進める 帰国後2週間は隔離

    フランスのビュザン保健相は26日、中国の湖北省武漢に滞在するフランス人の希望者が帰国できるようにチャーター機の準備を進めていることを明らかにしました。

    チャーター機は今週の中頃に武漢を出発する予定で、利用者はフランスに帰国後、新型のコロナウイルスに感染していないか確認するために2週間隔離されるということです。

    フランスのメディアによりますと、武漢にはフランスの自動車メーカーのPSA=プジョー・シトロエンの工場などがあり、駐在員やその家族など数百人のフランス人が暮らしているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260001000.html

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  25. 新型肺炎 香港政府が湖北省からの入境を禁止 マカオも入域制限
    2020年1月27日 9時04分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、香港政府は、27日から香港の市民を除き、最も感染が深刻な中国・湖北省に住む人や、14日以内に湖北省に滞在したことのある人が香港に入ることを禁止すると発表しました。

    香港では、これまでにいずれも武漢から香港に入った6人の感染が確認されていて、市民の間からは、中国本土との境界での警戒を強化すべきだとの意見が高まっていました。

    マカオ政府も入境制限

    またマカオ政府も27日から、湖北省からマカオへの入境を制限する措置を決めました。

    この措置はマカオ政府が26日の記者会見で発表したものです。

    それによりますと新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためとして、マカオの市民を除く中国・湖北省からの旅行者に対し、医療機関が作成した「感染していないことの証明書」の提示を求めるということです。

    14日以内に湖北省に滞在したことのある人はマカオにあるカジノへの出入りを制限するとしています。

    現在マカオには湖北省から来た1100人余りの旅行者が滞在しているということですが、できるだけ早くマカオから出るよう求めるとともに、滞在を希望する人に対しては当面隔離する措置をとるとしています。

    各国・地域での感染者数は

    中国本土以外では、これまでに13の国と地域で56人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイと香港で8人、
    ▽マカオで6人、
    ▽アメリカで5人、
    ▽日本、オーストラリア、シンガポール、台湾、それにマレーシアでそれぞれ4人、
    ▽韓国とフランスでそれぞれ3人、
    ▽ベトナムで2人、
    ▽ネパールで1人となっています。

    WHO事務局長が中国政府と協議へ

    WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は26日、ツイッターを更新し、「中国政府と新型コロナウイルスの対応にあたっている専門家に会うため、北京に向かっている。最新情報を確認し、感染の拡大防止に向けた協力関係を強化したい」と書き込み、中国政府などと協議することを明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012259981000.html

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  26. 新型肺炎「指定感染症」に 国内感染確認の場合 強制措置可能に
    2020年1月27日 9時23分

    新型のコロナウイルスによる肺炎について、安倍総理大臣は衆議院予算委員会で28日の閣議で、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置を取ることができる「指定感染症」にする方針を明らかにしました。

    この中で、安倍総理大臣は「政府としては、感染拡大が進んでいることを踏まえ、これまでに関係閣僚会議を開催し、水際対策のいっそうの徹底、検査体制の整備、国民に対する迅速かつ的確な情報提供、日本人渡航者や滞在者の安全確保などについて関係省庁で連携して、万全の対応をとるよう指示を行った」と述べました。

    そのうえで、安倍総理大臣は「感染者に対する入院措置や、公費による適切な医療等を可能とするため、今般の新型コロナウイルスに関する感染症を感染症法上の『指定感染症』などにあすの閣議で指定する方針だ」と述べ、今回の肺炎について、28日の閣議で、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置を取ることができる「指定感染症」にする方針を明らかにしました。

    また、安倍総理大臣は中国政府との調整を加速させ、民間のチャーター機などあらゆる手段を通じて現地に滞在する日本人の希望者全員を速やかに帰国させる方針を重ねて明らかにしました。

    指定感染症とは

    新型コロナウイルスによる肺炎が「指定感染症」に含まれると、国内で感染が確認された場合、感染症法に基づいて強制的な措置をとることができます。

    具体的には、都道府県知事が患者に対して感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。入院などでかかる医療費は公費で負担されます。

    指定の期間は原則1年間で、さらに最大で1年延長することができます。

    指定感染症にはこれまでに▽平成15年に重症急性呼吸器症侯群「SARS」、平成25年にH7N9型の鳥インフルエンザ、平成26年に中東呼吸器症候群「MERS(マーズ)」などが指定されました。

    検疫感染症にも指定 厚労省

    厚生労働省によりますと新型コロナウイルスによる肺炎については、指定感染症だけでなく検疫感染症にも指定される見通しです。

    検疫感染症に指定されると、空港や港などの検疫所で感染が疑われる人が見つかった場合、法律に基づいて検査や診察を指示できるようになります。

    具体的には、空港や港などで入国者に症状が出ていないかを質問し、感染が疑われる症状があった場合は検査や診察を受けるよう指示できます。

    さらに、入国時に感染の疑いがある人については、一定期間、健康状態について報告を求めることができます。

    これらに従わない場合は罰則を課すことができます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260171000.html

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  27. 「邦人 湖北省に約560人 安否確認中」茂木外相
    2020年1月27日 11時17分

    茂木外務大臣は、衆議院予算委員会で「在留届の提出者と旅行者の安否確認を行っており、現在までに、湖北省におよそ560人が滞在していることを確認できている。引き続き在留邦人に対して、情報提供や支援ニーズの聞き取り、注意喚起を行うとともに、いまだに連絡が取れていない在留邦人の安否を鋭意、確認中だ」と述べました。

    加藤厚労相「全国の研究所でも検査体制整備」

    また、加藤厚生労働大臣は「感染が疑われる患者が出た場合は、国立感染症研究所を中心に検査していたが、全国の地方衛生研究所でも検査が行えるよう体制を整備した。患者との濃厚な接触者については潜伏期間を十分に考慮して、2週間の間、健康状態の観察を着実に実施することにしている」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260271000.html

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  28. 経団連会長「大変心配 ワクチン開発も急ぐ必要ある」
    2020年1月27日 11時28分

    新型のコロナウイルスの感染拡大で、日経平均株価が大幅に値下がりするなど、経済への悪影響が懸念されていることについて、経団連の中西会長は、27日、記者団に対し「大変心配している。感染拡大の防止に向けて万全の体制をとらなければならない」と述べました。

    そのうえで、「今回の感染拡大の震源地が中国であり、大量に人が動く春節の時期と絡んでいるのがよくなかった。中国政府が人の移動をぱっと止めたが、うまく収束するためにはコントロールをかなりしっかりしなければならないのではないか。また、今後の対策として、今は新しいウイルスに対するワクチンがないので、ワクチン開発も急ぐ必要がある」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260291000.html

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    1. 「ワクチン」を感染症の特効薬、「魔法の薬」みたいに思ってんのかなあ…

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  29. 新型肺炎 中国で死者80人 患者2744人に 中国保健当局
    2020年1月27日 12時16分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者はさらに769人増えて、2744人になり、死亡した人は24人増えて80人となったと発表しました。中国政府は、旧正月の「春節」にあわせた大型連休を3日間延長するなど、国を挙げて感染拡大の防止に努めていますが、どこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が26日、新たに769人増え、患者の数は中国のほぼ全土で合わせて2744人になったと発表しました。患者のうち、症状の重い人は461人に上っているということです。また、死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な湖北省で24人増え、中国国内の死者は合わせて80人となりました。

    感染が拡大し続ける中、中国政府は、人が集まる機会を減らして感染の拡大を抑え込むため、今月24日から30日までとしていた、旧正月の「春節」にあわせた大型連休の期間を3日間延長して来月2日までとすると発表しました。また、中国国内の小中学校や大学、幼稚園についても休暇を延長するとしています。中国にある日本人学校についても休暇を延長するところが相次いでいます。

    さらに中国政府は、感染拡大防止のため、人の移動を制限する必要があるとして、旅行会社に要請して、国内の団体旅行に加え、きょうから海外への団体旅行を当面、中止にしたほか、各地で長距離バスを運休にするなどの対策をとっています。ただ、中国の保健当局は、「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる」と指摘していて、感染拡大をどこまで抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

    13の国と地域で57人の感染確認

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに13の国と地域で57人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイと香港で8人、
    ▽マカオで6人、
    ▽アメリカで5人、
    ▽日本、オーストラリア、シンガポール、台湾、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、▽フランスで3人、
    ▽ベトナムで2人、
    ▽ネパールで1人となっていて、
    13の国と地域で合わせて57人にのぼります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260121000.html

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  30. 官房長官「希望者全員が帰国するために手段を追求」
    2020年1月27日 12時19分

    菅官房長官は、午前の記者会見で「引き続き、情報提供や注意喚起を行うとともに、まだ連絡が取れていない在留邦人の安否を確認中だ。帰国希望者数は集約中で、中国政府とも調整中であることから、お答えすることは差し控えさせていただく」と述べました。

    そのうえで「中国政府との調整が整いしだい、希望者全員を帰国させる考えだが、現時点でその日時や派遣回数などについて予断を持ってお答えすることは差し控えたい。希望する邦人全員が帰国するためにありとあらゆる手段を追求している」と述べました。

    また、観光や経済への影響について「中国人観光客は最近急増していて、去年の訪日外国人全体のうち、30.1%、959万人を占めている。どの程度の期間、影響を及ぼすことになるのか、じっくりと情報収集し状況を注視したい。そのうえで、どういった対策が必要かしっかり検討していきたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260391000.html

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  31. 韓国で4人目の感染者確認 新型肺炎
    2020年1月27日 12時58分

    韓国の保健福祉省は、27日午前、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者を新たに1人確認したと発表し、韓国国内で感染が確認された患者は合わせて4人となりました。

    新たに感染が確認されたのは、50代の韓国人男性で、中国の湖北省武漢を訪問して、今月20日に帰国したあと、かぜの症状が出て、検査を受けた結果、感染が確認されたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260451000.html

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  32. 新型肺炎「無症状の潜伏期間に他人に感染させる可能性」専門家
    2020年1月27日 13時30分

    新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、感染症の予防対策にくわしい専門家は「症状が出ていない潜伏期間にも他人に感染させている可能性が高い」としたうえで、対策が取りにくく、今後日本でも患者が増える可能性などを指摘しています。

    感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫 特任教授は、中国の保健当局が「ウイルスの感染力がやや強くなっているとみられる」という見方を示したことについて、「武漢市などで大規模な交通規制が行われているので、本来なら患者の増加は抑えられるはずだが、患者はいまも相次いでいる。症状が出ていない潜伏期間にもウイルスが患者の体から出て他人に感染させている可能性が高く、中国の保健当局は危機感を強めているとみられる」と指摘しています。

    賀来特任教授によりますと、別のコロナウイルスが原因で引き起こされるSARSやMERSの場合は、一般的に、鼻水やせきなどの明らかな症状が出ないと他人に感染させることはないと考えられており、今回の新型コロナウイルスは、性質が異なるとみられるとしています。

    そのうえで、症状が出なかったり、軽かったりするケースでも持病のある人などでは悪化することもありえるとして、「いままで経験したことのないウイルスなので、決して油断してはいけない。今後、日本国内でも患者が増える可能性は高い」と指摘しています。

    そして、国内での対応について「症状が出ない間にも感染する可能性があるということは対策が非常に取りにくく、軽症で医療機関を受診しても感染しているかどうか見分けることはかなり難しい」としたうえで、「ウイルスの排出や侵入に関わる鼻や口、目をなるべく触らないことが大事だ。また、コロナウイルスはアルコール消毒が有効だという報告もあるので、医療機関では待合室やトイレなどの消毒を徹底するなど、日本全体で取り組むことが必要だ」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260501000.html

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    1. 感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫 特任教授

      「いままで経験したことのないウイルスなので、決して油断してはいけない。今後、日本国内でも患者が増える可能性は高い」

      「症状が出ない間にも感染する可能性があるということは対策が非常に取りにくく、軽症で医療機関を受診しても感染しているかどうか見分けることはかなり難しい」

      「ウイルスの排出や侵入に関わる鼻や口、目をなるべく触らないことが大事だ。また、コロナウイルスはアルコール消毒が有効だという報告もあるので、医療機関では待合室やトイレなどの消毒を徹底するなど、日本全体で取り組むことが必要だ」

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    2. >賀来満夫

      パンデミック騒動師一味らしい…

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  33. 新型肺炎 中国の死者は81人に 海南省で80歳の女性死亡
    2020年1月27日 13時49分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、海南省の保健当局は、新たに80歳の女性1人が死亡したと発表しました。海南省で死者が確認されたのは初めてです。これで中国国内の死者は、合わせて81人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260511000.html

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  34. 新型肺炎 日本企業の帰国に向けた準備進む 中国 武漢
    2020年1月27日 16時00分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、現地に滞在する日本人をチャーター機などで帰国させる政府の方針を受けて、日本企業の間では社員や家族の帰国に向けた対応を急いでいます。

    武漢は中国有数の自動車産業の都市で、ジェトロ=日本貿易振興機構によりますと、武漢とその周辺にはおよそ160の日本企業が進出し、その半数が自動車関連のメーカーです。

    ホンダ

    このうち武漢に工場を持つホンダは、チャーター機などを使って希望者全員を帰国させる政府の方針を受けて、駐在している社員やその家族、それに出張中の社員を帰国させることにしました。帰国させるのは一部の社員を除いたおよそ30人です。

    東京エレクトロン

    半導体製造装置の国内最大手、東京エレクトロンも、現地の拠点に駐在する社員やその家族、出張者など、合わせておよそ30人について政府のチャーター機などで帰国するよう指示しました。

    イオン

    また、流通大手のイオンは、武漢に駐在するグループの日本人社員12人のうち現地の総合スーパー5店舗の営業に必要な社員を残してそのほかは帰国させる方針を決めました。

    日本通運

    物流大手の日本通運も武漢に駐在する社員と、現地に出張している社員の合わせて5人全員をチャーター機などで帰国させることを決めました。

    日本製鉄

    日本製鉄は、武漢に残っている4人の日本人社員が政府のチャーター機での帰国を希望しているということです。

    みずほ銀行

    みずほ銀行は、武漢の支店に勤務する日本人社員2人のうち1人を帰国させる方向で調整しています。

    ブリヂストン

    大手タイヤメーカーのブリヂストンは、現地に駐在する日本人社員2人のうち1人はすでに帰国していますが、もう1人は政府のチャーター便での帰国を希望して手続きを進めているということです。

    フジクラ

    電子部品などを製造するフジクラも、現地の日本人社員3人に対してチャーター機での帰国に向けた手続きを進めるよう指示しました。

    郵船ロジスティクス

    海運大手、日本郵船の子会社の郵船ロジスティクスは、現地駐在の日本人社員1人が帰国の手続きを進めているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260411000.html

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  35. “感染した人の4分の1は重症 予防難しい” 武漢の医師ら発表
    2020年1月27日 16時15分

    WHO=世界保健機関によりますと、今回の新型コロナウイルスに感染して発症すると、発熱やせき、それに息苦しさや、呼吸困難といった呼吸器の症状が出て、重症化した場合肺炎を引き起こしたり腎臓の機能が低下したりして、死亡することもあるとしています。

    また、武漢の病院の医師などの研究グループがイギリスの医学雑誌「ランセット」に発表した論文によりますと、感染が始まった初期に入院した患者41人を調べたところ、発熱やせきなどのほか筋肉痛やけん怠感の症状もみられ、一部の患者は頭痛や下痢などもあったということです。

    一方で、症状の重さについて、WHOは23日に行われた記者会見で、これまでに感染した人のうち4分の1は重症になったものの、ほとんどの人の症状は比較的軽いと説明しており、中国の保健当局は、一部の患者では体温がほぼ平熱など症状が軽いことが比較的多く、感染の有無の見分けが付かないため予防対策が難しいとしています。

    また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間について、中国の保健当局は比較的症状が軽い患者ではおよそ10日前後で、最も短いと1日、最長で14日で発症しているとしていますが、潜伏期間でもまわりに感染させることがあるとしています。

    さらにWHOによりますと、これまでに死亡した人のほとんどは、高血圧や糖尿病、それに心臓や血管の病気といった免疫を低下させるような持病があったということです。

    致死率は3%から4%程度と考えられていますが、WHOは感染の拡大はまだ続いていて、正確な致死率やどれぐらい重症化しやすいかなどはよくわかっていないとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260561000.html

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    1. 感染全体を把握できなかったら「致死率」なんて出しようがない…

      顕性感染不顕性感染あわせて全体を把握するなんてほぼ不可能。

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  36. 新型肺炎 台湾で5人目の患者
    2020年1月27日 16時32分

    台湾の保健当局は、中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、27日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。台湾で確認された感染者はこれで5人となります。

    新たに感染が確認されたのは台湾中部の50代の女性で、仕事のため去年10月から今月20日まで湖北省の武漢に滞在し、台湾に戻ったあと、発熱などの症状があらわれたということです。

    台湾で確認された1人目の患者と同じ航空便に乗っていましたが、座席が20列ほど離れていたことから、台湾当局は、機内ではなく、武漢で感染した可能性が高いという見解を示しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260621000.html

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  37. 中国から週に2000便以上が運航見通し キャンセルも相次ぐ
    2020年1月27日 16時36分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国から海外への団体旅行が27日から当面中止された影響で、羽田空港に到着する中国からの便の中にはキャンセルが相次ぎ、空席が目立つ便も出ているということです。

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大するなか、中国の旅行会社は、中国政府からの要請で、日本を含む海外への団体旅行を27日から当面中止することになりました。

    こうした中、中国の北京や上海など7つの空港から定期便が乗り入れる羽田空港では、27日正午すぎから中国からの便が相次いで到着しました。

    空港関係者によりますと、これらの便の中には、キャンセルが相次ぎ、半数近くが空席となる便も出ているということです。

    また、全日空や日本航空の便でも団体旅行客のキャンセルが発生していて、全日空によりますと、26日の搭乗率は8割程度と、例年のこの時期より低くなっているということです。

    さらにこうした影響で、羽田空港の到着ロビーでは、例年のこの時期と比べると、中国人観光客の姿はまばらだということです。

    駐在先の上海から休日で帰国した日本人の46歳の会社員の男性は、「毎年、春節の時期に帰国すると機内は満席の状態だったが、きょうの便は後ろのスペースががらっと空いていて4割近くが乗っていない状況だった。とても驚いた」と話していました。

    中国からは2000便以上が運航見通し
    国土交通省によりますと、中国の旧正月の「春節」の今月24日から30日までの1週間には、香港・マカオを含む中国各地から日本に2000便以上の航空便が運航される見通しです。

    中国からの便が予定されているのは、関西や成田、中部、羽田、新千歳、那覇、静岡、福岡、富山、仙台、花巻、新潟、小松、茨城、岡山、広島、米子、高松、松山、徳島、北九州、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、下地島、石垣の27の空港にのぼっています。

    いっぽう、中国からは北京や上海、天津、広州、武漢など、香港・マカオを含む43の空港から日本便が運航されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260611000.html

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  38. 新型肺炎 中国 団体旅行中止で国内各地に影響
    2020年1月27日 17時01分

    新型のコロナウイルスによる肺炎患者が増え続けていることから中国では、日本を含む海外への団体旅行が27日から当面中止されました。日本を訪れる中国人旅行者は、海外からの旅行者全体の3割を占め、消費する金額も多いことから、観光業をはじめ日本経済への影響が懸念されています。

    日本政府観光局によりますと去年1年間に日本を訪れた中国人旅行者は、959万4300人と海外からの旅行者のおよそ30%を占め国や地域別では最も多くなっています。

    また、中国人旅行者が去年、買い物や宿泊など日本国内で消費した金額は1兆7000億円余りと海外からの旅行者全体のおよそ35%にのぼっています。

    中国人旅行者の1人当たりの消費金額は21万2981円と全体の平均の15万8000円を大きく上回っています。

    観光庁によりますと中国人旅行者のうち団体旅行の利用者は、ここ数年、3割程度にのぼっているということで、観光業をはじめ日本経済への影響が懸念されています。

    愛知のホテルでは1日だけで1300人がキャンセル

    愛知県の中部空港近くのホテルには、26日だけで1300人ほどのキャンセルの連絡が寄せられました。

    中部空港がある愛知県常滑市のホテル「スプリングサニーホテル名古屋常滑」では、中国が春節の大型連休になるこの時期、予約の7割近くを中国からの旅行者が占めています。

    しかし、新型のコロナウイルスの感染が拡大するなか、26日だけで、10の旅行会社を通じて、合わせて1300人ほどのキャンセルの連絡が入ったということです。

    宿泊料として支払われる予定だった金額は総額でおよそ700万円にのぼるということですが、今回は、キャンセル料はとらずに対応しているということです。

    春節に合わせた宿泊予約は、来月上旬ごろまで入っているということで、片野憲一郎支配人は、「かき入れ時ということで頑張っていたが、今回の状況は非常に残念だ。1日も早い終息を願いたい」と話していました。

    クルーズ船やフェリーにも影響

    国土交通省によりますと今回の「春節」の期間中、中国から日本に寄港するクルーズ船は合わせて15隻で、およそ3万5000人の観光客が訪れる見通しでしたが、中国で海外への団体旅行が中止となったことなどを受けて、クルーズ船の乗客にもキャンセルがでているということです。

    <クルーズ船>
    今月24日の予約状況では、24日から30日までの間に沖縄県の那覇港に4隻、石垣港に2隻、宮古島の平良港に2隻、長崎県の長崎港に3隻、佐世保港に2隻、福岡県の博多港に2隻の合わせて15隻のクルーズ船が日本に寄港し、合わせておよそ3万5000人の観光客が訪れる予定でした。

    ところが、中国で海外への団体旅行が中止となったことなどを受けて、クルーズ船の乗客にもキャンセルが出ているということです。

    <フェリー>
    日本と中国を結ぶ定期フェリーは2つあり、このうち大阪や神戸と中国・上海を結ぶ「新※ガン真」を運航する日中国際フェリーによりますと、次回、2月8日に中国 上海から日本に向かう船については人を乗船させず貨物だけ乗せて運航する方向で検討しているということです。

    一方、日本から中国に向かう船は通常どおり運航するものの、キャンセルが相次いでいるということです。

    また、大阪と中国 上海を結ぶ「蘇州號」を運航する上海フェリーによりますと、春節の期間は、当初から運休の予定だったということで、今のところ、予約状況に大きな変化はないということです。

    (ガンは「監」の皿が「金」)

    観光船のキャンセル700人超え

    冬のオホーツク海で流氷などを楽しむ北海道網走市の流氷観光船、「おーろら」を運航している「道東観光開発」では、27日からことし3月までの中国からの予約客5000人のうち、27日朝までにおよそ700人分のキャンセルが出たということです。

    会社ではキャンセルの影響を少しでも和らげようと、市内の観光施設に置く「おーろら」のパンフレットや割引券を増やしたり、営業活動を拡大したりするということです。

    道東観光開発の大木俊和営業所長は、「1日も早い肺炎の影響の終えんを期待しています。キャンセルの影響は営業活動を拡大してカバーしていきたい」と話しています。

    また、紋別市で流氷観光船「ガリンコ号」を運航している会社でも、27日までに51人分のキャンセルが出ているということです。

    対策の動きも広がる

    中国から多くの観光客が訪れる岡山県倉敷市の美観地区では、観光案内所にマスクや消毒液を置くなど、感染を防ぐための対策が取られています。

    中国の旧正月・春節の休暇に合わせて毎年、大勢の観光客が訪れる倉敷市の美観地区では、マスクや消毒液を駅や市内の観光案内所など5か所に設置する対応を取っています。

    また、地元の観光協会は、案内にあたるスタッフにマスクの着用を義務づけ、訪れる観光客にも手の消毒を勧めたり、要望があればマスクを配ったりすることにしています。

    上海から訪れた中国人の女性は「上海ではそこまで影響を感じていませんが、マスクの着用や手の消毒などは気をつけています」と話していました。

    倉敷観光コンベンションビューローの山本俊哲課長は「今後も状況に応じて対策をしていきたい」と話していました。

    いっぽうで、中国政府が27日から海外への団体旅行を当面中止するとしたことについて、土産物店の従業員からは、「春節の時期だが中国人の団体客が去年より少なく感じる」などと売り上げの減少を心配する声も聞かれました。

    ドラッグストアではマスクなどの需要増

    ドラッグストアでは、マスクや消毒液といった感染を防ぐための商品の需要が増えています。

    広島市中区の商店街にある店舗内のマスクの販売コーナーでは、けさも多くの人が購入に訪れ、担当者が商品の補充に追われていました。

    隙間ができにくい高機能の商品などがよく売れているということで、この店舗では、購入できる数を1人当たり3個までに限定していました。

    店舗では、中国などで旧正月の春節にともなう連休に入ったことから、中国人観光客が購入するケースも見られるということです。

    マスクを購入した広島市の68歳の女性は「母に頼まれたので、買いに来ました。万が一に備えてしっかり予防したいです」と話していました。

    ドラッグストアを運営する会社の営業本部の田中大樹さんは、「いつもの冬と比べても売り上げが伸びています。国内での感染が広がらないでほしいです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260371000.html

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  39. 新型肺炎 デパートは売り上げへの影響を懸念
    2020年1月27日 17時03分

    中国を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、春節にあわせた大型連休で中国からの旅行客が多く訪れる都内のデパートからは、売り上げへの影響を懸念する声があがっています。

    東京 銀座の松屋では、売り上げ全体の2割近くを中国からの旅行客が占めていて、春節にあわせた大型連休の期間中の27日も、多くの中国人が訪れています。

    このデパートでは、ふだんは原則として従業員のマスクの着用を認めていませんが、中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて着用を認めることになり、化粧品売り場などではマスクをつけて接客する姿が見られました。

    会社によりますと、春節の連休期間中の売り上げは、これまでのところ化粧品や宝飾品などの売れ行きが伸びていて、去年の春節の同じ時期に比べ3割ほど増加しているということです。

    一方、中国から日本を含む海外への団体旅行が27日から当面中止となっていて、今後の客足への影響が懸念されます。

    松屋顧客戦略部の服部延弘部長は「先月あたりから中国人旅行客の売り上げが非常に好調なだけに、新型肺炎で今後の売り上げに影響が出ないか不安は大きい。早く終息してほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260641000.html

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  40. 中国 保健当局 地域に対策チーム設立 健康状態監視へ
    2020年1月27日 17時13分

    中国の保健当局の担当者は27日記者会見し、武漢などの感染地域を訪れた住民について、一定期間健康状態を監視するなど地域コミュニティーへの感染拡大を防ぐ体制を確立していく考えを示しました。

    この中で中国疾病対策センターの馮録召研究員は「新型のコロナウイルスは呼吸器系の感染症で、近距離での飛まつが主な感染ルートだ」としたうえで「人が出かけたり集まったりする機会を減らすことが感染拡大を防ぐ最も重要な方法だ」と述べました。

    また、国家衛生健康委員会の賀青華氏は「地域コミュニティーでの感染防止が第1の防衛ラインだ。武漢などの感染地域を訪れた住民について、14日間健康状態を監視し、異常があれば速やかに対策をとり地域への感染流入を防ぐ」と述べ、地域コミュニティーの中に対策チームを設けるなど感染拡大を防ぐ体制を確立していく考えを示しました。

    そのうえで賀氏は「ビッグデータを活用し、追跡の精度を高めて該当する住民を確実に見つけ、もし感染者が出たらすぐに医療機関に送り隔離措置をとる」と強調しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260661000.html

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  41. 新型肺炎 中国駐在の邦人家庭で不安広がる
    2020年1月27日 17時16分

    中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国に駐在している日本人の家庭でもウイルスへの感染に不安を抱え、日常生活にも影響が出ています。

    このうち、おととしから北京に駐在する神島渉さんの家庭では、3歳の優翔くんと生後8か月の優月くんの息子2人が、ウイルスに感染しないか細心の注意を払っています。

    日々、中国での感染状況に加え北京のどの地区で、感染が確認されたかなどの情報をインターネット上で集めるようにしているということです。

    また春節の連休中には、北京の公園の縁日のイベントに家族で行く予定でしたが中止となったほか、北京でも感染が相次いで確認され、あまり外を出歩かないようにしているということです。

    神島さんは「まさかこんな事態になるとは思っていませんでした。北京では、まだ感染者が60人程度ですが、仮に爆発的に増えて武漢と同じような事態になれば、家族を日本に帰そうと思っています」と話していました。

    また妻の優子さんも、子どもたちが外出できずストレスを抱えないか心配しているほか、子どもの予防接種を肺炎の患者も訪れる病院で行わなければならないため見合わせているということです。

    また、優翔くんが通う幼稚園も感染の拡大を防ぐため、春節の休みのあとも2週間、休園となりましたが、いつ再開されるか具体的に知らされていないということです。

    優子さんは「小さい子どもがいる母親は、急いで帰国している人もいるし、春節の休みで日本に帰った人は、北京に戻らないという話を聞いています。帰国も頭をよぎったりしますが、空港に行って感染することのほうが不安で心が揺れています。一刻も早く収束し、平和な生活に戻ることを希望しています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260671000.html

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  42. 新型肺炎 オーストラリアで5人目の感染者を確認
    2020年1月27日 17時36分

    中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州の保健当局は27日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。オーストラリアで確認された感染者はこれで5人となります。

    感染が確認されたのは、シドニーにあるニューサウスウェールズ大学に通う21歳の女性です。

    女性は、今月22日に湖北省武漢を直行便で出発して23日にシドニーの空港に到着し、翌24日に体の具合が悪くなったということで、その後病院で検査を受けたところ、27日、新型のコロナウイルスへの感染が確認されたということです。

    大学によりますと、女性はシドニーに着いたあと大学の授業には出席しておらず、体調を崩してからは周囲の人との接触を避けていたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260731000.html

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  43. 新型肺炎 感染経路分からず ワクチンや特効薬はなし
    2020年1月27日 17時42分

    新型コロナウイルスは、これまでには知られていない新たに確認されたウイルスで、感染経路が分かっていないほか、人類はこのウイルスに対する免疫を持たないと考えられ、ワクチンや特効薬はありません。

    感染して発症した場合、治療は対症療法で、脱水の場合には輸液の点滴で水分を補給し、呼吸困難になった場合、酸素吸入を行ったり、人工呼吸器で管理したりするなどといった対応を行います。

    また、重症化して腎臓や肝臓の機能が低下した場合には、透析を行ったり、肝臓を保護する薬を投与したりするということです。

    アメリカ国立アレルギー・感染症研究所は、新型コロナウイルスのワクチンの開発を進めていることを明らかにしました。

    研究所のアンソニー・ファウチ所長は、アメリカメディアの取材に対して「3か月以内にワクチンの効果や安全性を確かめるための臨床試験を始める」と話しています。

    また治療薬の開発について、中国の保健当局の専門家チームを率いる鍾南山チーム長は、中国メディアの取材に対し「今のところ、すでに安全性が確認された数種類の薬を臨床治療に使う準備をしている」と述べて、対応を急いでいることを明らかにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260711000.html

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    1. さあていよいよ怪しい卑しいクスリ屋のシノギのショバ場面になってきたな…

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  44. 新型肺炎 感染疑われる帰国者は都立病院へ 都が態勢整備
    2020年1月27日 17時47分

    中国を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、東京都は危機管理対策会議を開き、政府が現地から帰国させる日本人の中に感染が疑われる人がいた場合、都立病院に搬送できる態勢を整えるなど、今後の対応を確認しました。

    中国の湖北省武漢を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、政府は、早ければ28日にも民間のチャーター機を使って現地に滞在する日本人の希望者全員を帰国させる方針です。

    これを受けて、東京都は27日、小池知事や幹部職員が出席して危機管理対策会議を開き、今後の対応を確認しました。

    それによりますと、帰国した日本人の中に感染が疑われる人がいた場合、入院の受け入れが可能な都立病院と公社病院に、東京消防庁の救急車で直ちに搬送できる態勢を整えます。

    また、体調に問題のない人でも、希望すれば都立病院などで健康相談を受けられるようにし、病院への移動には都の交通局のバスを使います。

    さらに、国からの要請があれば、都立病院の医師などを日本人が到着する空港に派遣します。

    会議で小池知事は「都として帰国者に対する医療や健康面でのケアに全面的に協力していく」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260681000.html

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  45. 新型肺炎 中国本土以外の感染者 13の国と地域で計57人に
    2020年1月27日 18時17分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに13の国と地域で57人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、タイと香港で8人、マカオで6人、アメリカで5人、日本、オーストラリア、シンガポール、台湾、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、フランスで3人、ベトナムで2人、ネパールで1人となっていて、13の国と地域で合わせて57人にのぼります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260831000.html

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  46. “感染した人の4分の1は重症 予防難しい” 武漢の医師ら発表
    2020年1月27日 19時00分

    WHO=世界保健機関によりますと、今回の新型コロナウイルスに感染して発症すると、発熱やせき、それに息苦しさや、呼吸困難といった呼吸器の症状が出て、重症化した場合肺炎を引き起こしたり腎臓の機能が低下したりして、死亡することもあるとしています。

    また、武漢の病院の医師などの研究グループがイギリスの医学雑誌「ランセット」に発表した論文によりますと、感染が始まった初期に入院した患者41人を調べたところ、発熱やせきなどのほか筋肉痛やけん怠感の症状もみられ、一部の患者は頭痛や下痢などもあったということです。

    一方で、症状の重さについて、WHOは23日に行われた記者会見で、これまでに感染した人のうち4分の1は重症になったものの、ほとんどの人の症状は比較的軽いと説明しており、中国の保健当局は、一部の患者では体温がほぼ平熱など症状が軽いことが比較的多く、感染の有無の見分けが付かないため予防対策が難しいとしています。

    また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間について、中国の保健当局は比較的症状が軽い患者ではおよそ10日前後で、最も短いと1日、最長で14日で発症しているとしていますが、潜伏期間でもまわりに感染させることがあるとしています。

    さらにWHOによりますと、これまでに死亡した人のほとんどは、高血圧や糖尿病、それに心臓や血管の病気といった免疫を低下させるような持病があったということです。

    致死率は3%から4%程度と考えられていますが、WHOは感染の拡大はまだ続いていて、正確な致死率やどれぐらい重症化しやすいかなどはよくわかっていないとしています。

    症状ある帰国者に受診呼びかけ 厚労省

    厚生労働省は中国の湖北省武漢から帰国する日本人について、発熱などの症状がある場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけます。

    また、症状が見られない場合でも2週間程度、健康観察を行う必要があり、万が一、何らかの症状が出た場合は最寄りの保健所に連絡するよう呼びかけることにしています。

    厚生労働省は国内では持続的な人から人への感染は認められていないとして、過剰に心配することなくインフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260561000.html

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  47. タイ 新型肺炎 旅行業界対象に感染予防の説明会 タイ
    2020年1月27日 19時08分

    新型のコロナウイルスへの感染者が、これまでに8人確認されているタイでは、27日、政府が、ホテルや旅行会社などの関係者を対象に感染の予防策などについて説明会を開きました。

    バンコク近郊で開かれた説明会には、ホテルや旅行会社などタイの旅行業界の関係者およそ80人が参加しました。

    この中で保健省の担当者は、空港で発熱やせきなどの症状がある旅行者がいないか調べているものの、空港への到着時に症状が現れていないケースもありうるとして注意を促しました。

    そのうえで「新型のコロナウイルスへの感染が疑われる人にはマスクの着用を求め、医療機関で受診するよう勧めてほしい」と協力を呼びかけました。

    そして旅行客に接する従業員にはマスクを着用させ、宿泊客の部屋を掃除する従業員には手袋を着用させるなど、対策の徹底を求めました。

    参加した旅行会社の担当者は「ツアーの添乗員も感染を心配している。また、感染の疑いがある客を医療機関に連れて行く場合は人手が足りないため、困っている」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260911000.html

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  48. 「感染拡大防止へ政府が率先して対応を」 経団連会長
    2020年1月27日 19時08分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大していることについて、経団連の中西会長は27日の記者会見で、経済への影響は現時点では見通せないとしたうえで、感染拡大を防ぐために政府が率先して対応すべきだとの考えを示しました。

    この中で中西会長は「経済に対する影響はまだわからないが、今回の拡散の早さを見ているとちょっと怖いと感じる。中国政府が緊急の態勢をとっていると聞いているし、日本政府も現地の駐在員を帰国させる措置をとるということなので、なんとか事態が収束してほしいと思う」と述べました。

    そのうえで「やはりどのくらい迅速に対応するかによって、影響度が違ってくる。現状のレベルでなんとか封じ込められるように国は率先して動くべきだ」と述べ、感染拡大を防ぐために政府が率先して対応すべきだとの考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260791000.html

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  49. 新型肺炎 中国 上海で春節の連休を延長 企業活動の自粛求める
    2020年1月27日 19時10分

    上海市当局は、27日、記者会見し、新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、市内の多くの企業に対し、旧正月の春節に合わせた連休を延長し、来月9日以前に企業活動を再開しないよう通知を出したと発表しました。ただ、電気やガス、水道、通信、スーパー、それに医療関係など市民生活に欠かせない企業は対象外にするとしています。

    上海市内には、およそ1万の日系企業が拠点を構えているとみられ、企業活動に大きな影響が出ることが予想されます。

    中国では、春節に合わせて今月24日から30日までの1週間を連休としていましたが、中国政府は、人が集まる機会を減らし感染の拡大を抑え込むため、春節の大型連休の期間を来月2日まで延長することを決めました。

    また、東部、江蘇省蘇州市も、市内の多くの企業に対し、春節に合わせた連休を延長し、来月8日以前に企業活動を再開しないよう求める通知を出しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260861000.html

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  50. 新型肺炎「指定感染症」に 国内感染確認の場合 強制措置可能に
    2020年1月27日 19時10分

    新型のコロナウイルスによる肺炎について、安倍総理大臣は衆議院予算委員会で28日の閣議で、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置を取ることができる「指定感染症」にする方針を明らかにしました。

    この中で、安倍総理大臣は「政府としては、感染拡大が進んでいることを踏まえ、これまでに関係閣僚会議を開催し、水際対策のいっそうの徹底、検査体制の整備、国民に対する迅速かつ的確な情報提供、日本人渡航者や滞在者の安全確保などについて関係省庁で連携して、万全の対応をとるよう指示を行った」と述べました。

    そのうえで、安倍総理大臣は「感染者に対する入院措置や、公費による適切な医療等を可能とするため、今般の新型コロナウイルスに関する感染症を感染症法上の『指定感染症』などにあすの閣議で指定する方針だ」と述べ、今回の肺炎について、28日の閣議で、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置を取ることができる「指定感染症」にする方針を明らかにしました。

    また、安倍総理大臣は中国政府との調整を加速させ、民間のチャーター機などあらゆる手段を通じて現地に滞在する日本人の希望者全員を速やかに帰国させる方針を重ねて明らかにしました。

    指定感染症とは

    新型コロナウイルスによる肺炎が「指定感染症」に含まれると、国内で感染が確認された場合、感染症法に基づいて強制的な措置をとることができます。

    具体的には、都道府県知事が患者に対して感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。入院などでかかる医療費は公費で負担されます。

    指定の期間は原則1年間で、さらに最大で1年延長することができます。

    指定感染症にはこれまでに平成15年に重症急性呼吸器症侯群「SARS」、平成25年にH7N9型の鳥インフルエンザなどが指定され、今回の肺炎が指定されれば平成26年の中東呼吸器症候群「MERS」以来、5例目となります。

    指定までにかかる期間について厚生労働省は「過去には、2週間ほどかかった例もあったが、今回はそれよりも早く指定できるようにしたい」としています。

    検疫感染症にも指定 厚労省

    厚生労働省によりますと新型コロナウイルスによる肺炎については、指定感染症だけでなく検疫感染症にも指定される見通しです。

    検疫感染症に指定されると、空港や港などの検疫所で感染が疑われる人が見つかった場合、法律に基づいて検査や診察を指示できるようになります。

    具体的には、空港や港などで入国者に症状が出ていないかを質問し、感染が疑われる症状があった場合は検査や診察を受けるよう指示できます。

    さらに、入国時に感染の疑いがある人については、一定期間、健康状態について報告を求めることができます。

    これらに従わない場合は罰則を課すことができます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260171000.html

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  51. 新型肺炎 中国のクルーズ船 8隻キャンセル
    2020年1月27日 19時15分

    今回の「春節」の期間中、中国から日本にはクルーズ船15隻が寄港する予定でしたが、中国で海外への団体旅行が中止となったことなどを受けて、28日以降、到着予定だった8隻については、運航が取りやめになっていたことが国土交通省の調査でわかりました。

    国土交通省によりますと、中国からのクルーズ船は、今月24日から30日までの春節の期間中、合わせて15隻、およそ3万5000人の観光客が日本に訪れる予定でした。

    しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で中国で海外への団体旅行が中止となったことなどから、国土交通省がこれらのクルーズ船について改めて運航予定を確認しました。

    その結果、28日以降、博多港や沖縄県の那覇港や石垣港、宮古島の平良港、それに長崎県の長崎港と佐世保港の6つの港に到着予定だった8隻については、運航が取りやめになっていたことがわかりました。

    一方、国土交通省によりますと、27日までに日本に寄港した7隻、およそ1万7000人の観光客については、これまでに新型のコロナウイルスへの感染が疑われるような報告は入っていないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261021000.html

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  52. WHO事務局長 北京到着 中国政府と協議へ
    2020年1月27日 19時18分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国では、患者の数が2744人になり、死亡した人も81人にのぼっています。こうした中、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長が、中国政府などと協議するため27日、北京に到着しました。

    中国では、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続けていて、中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、患者の数は、中国のほぼ全土で合わせて2744人になり、死亡した人は湖北省を中心に合わせて80人に上っていると発表しました。

    さらに、海南省の保健当局は27日午後、新たに80歳の女性1人が死亡したと発表し、中国国内の死者は、合わせて81人となっています。

    こうした中、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長が27日、北京に到着したということです。

    テドロス事務局長は26日、ツイッターに「最新情報を確認し、感染の拡大防止に向けた協力関係を強化したい」と書き込んでいて、今後、中国政府や専門家と感染拡大の防止に向けた協議を行うものとみられます。

    さらに日本や中国など、アジア地域を管轄するWHO西太平洋地域事務局のトップ、※葛西健事務局長も27日午後、ツイッターに「先ほど北京に到着した。テドロス事務局長と合流して、中国の指導者や専門家と会うことを楽しみにしている」と書き込み、北京で対応にあたることを明らかにしました。

    一方、感染が拡大して以降、中国の最高指導部として初めて、李克強首相が武漢に入り、医療機関の状況などを視察しました。

    李首相は、マスク姿で最前線で対応にあたる医療スタッフらを見舞い「全力で対応にあたり、自分も感染しないように注意してもらいたい」と述べたということです。

    新型のコロナウイルスへの初期対応に批判の声が上がる中、指導部が前面に出て問題解決に臨む姿勢を示すねらいがあるとみられます。

    ※「葛」は下の部分が「ヒ」。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260941000.html

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    1. >アジア地域を管轄するWHO西太平洋地域事務局のトップ、※葛西健事務局長

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  53. 中国 陸上アジア室内選手権が中止に 新型肺炎 感染拡大で
    2020年1月27日 19時19分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受け、日本のトップ選手が出場を予定し、来月中国の杭州で開かれる予定だった陸上のアジア室内選手権が中止になりました。

    アジア室内選手権は2004年から2年に1回行われている大会で、ことしは来月12日と13日に中国の浙江省杭州で開かれる予定でした。

    日本陸上競技連盟によりますと中国での新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、アジア陸上競技連盟からことしの大会を中止するという連絡が入ったということです。

    アジア室内選手権は東京オリンピック出場に向けて重要な世界ランキングに成績が反映される大会の1つで、男子走り高跳びで日本記録を持つ戸邉直人選手や男子走り幅跳びで日本記録を持つ城山正太郎選手、男子短距離の多田修平選手や白石黄良々選手などトップ選手が出場を予定していました。

    日本陸連の横川浩会長は「オリンピックに向けた重要な大会であることを考えると残念だが、各国の選手や関係者の健康と安全が最優先だと考えている」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012260881000.html

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  54. 中国人旅行者の宿泊キャンセル 全国的な状況調査へ 観光庁
    2020年1月27日 19時28分

    新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、国内で中国人旅行者の宿泊予約のキャンセルが相次いでいることから、観光庁は全国的な状況について調査を行うことになりました。

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、中国の旅行会社は27日から当面、日本を含む海外への団体旅行を中止することになり、国内のホテルや旅館では中国人旅行者のキャンセルが相次いでいます。

    このため観光庁は、ホテルや旅館でつくる業界団体を通じて、全国的なキャンセル状況を調べることになりました。

    国土交通省は、今回の春節の期間中に旅客機でおよそ40万人、クルーズ船でおよそ3万5000人の中国人が日本を訪れるという見通しを示していましたが、中国人旅行者のうち団体旅行の利用者は3割程度を占めているため、ホテル・旅館業への影響が懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261031000.html

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  55. 大分市 友好都市の武漢にマスク3万枚を送る
    2020年1月27日 19時43分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、武漢と友好都市提携を結んでいる大分市は27日、感染の防止に役立ててもらおうと3万枚のマスクを現地に送りました。

    大分市と武漢は、鉄鋼業が基幹産業というつながりから昭和54年に友好都市提携を結び、それ以降、交流を続けてきました。

    一方、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が増え続けたため、来月8日に大分市で予定されていた友好都市締結40周年を記念したイベントが延期されていました。

    こうした中、大分市は感染の防止に役立ててもらおうと防災倉庫に備蓄していた3万枚のマスクを現地に送ることを決めました。

    マスクが入った段ボールには中国語で「武漢、頑張れ」と書かれていて、27日午後4時すぎ、マスクを積んだ車が市役所を出発しました。

    大分市文化国際課の衛藤祐一課長は「友好都市である武漢では、先週から患者が増えるなど大変な状況が続いている。武漢と連絡を密に取りながら少しでも役に立ちたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261041000.html

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  56. 新型肺炎 マレーシアが入国ビザ発給停止 中国湖北省の住人対象
    2020年1月27日 20時29分

    マレーシア政府は、新型のコロナウイルスの感染が拡大している中国湖北省の住人を対象に、マレーシアを訪れる際に必要な、ビザ申請の受け付けやビザの発給を27日から停止すると発表しました。

    マレーシア政府の発表によりますと、対象となるのは、新型のコロナウイルスの感染が拡大している中国湖北省に住む人で、観光やビジネス、留学の目的などでマレーシアを訪れる際に必要なビザ申請の受け付けやビザの発給を27日から停止するとしています。

    一方、すでにビザの発給を受けた人については、入国を受け入れるとしています。

    マレーシアではこれまでに、いずれも中国湖北省武漢から入国した中国人4人の、新型のコロナウイルスへの感染が確認されており、感染した人と行動をともにしていた人を中国に帰国させる措置をとるなど、感染拡大を防ぐ対策を徹底しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261111000.html

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  57. 新型肺炎 “情報公開の遅れ 上級部門の判断も” 中国 武漢市長
    2020年1月27日 21時03分

    新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国、湖北省武漢の周先旺市長は、国営の中国中央テレビの番組にマスク姿で出演しました。

    この中で周市長は、武漢の街を事実上封鎖した措置について、「1000万を超す人口の都市で都市を封鎖するのは人類史上例のないことだ。われわれは歴史に汚名を残すかもしれないが、感染を抑え込み、人々の生命の安全のためになるならば、市民に批判されてもやるべきだと考えた」と述べました。

    そして、情報提供の遅れが批判されていることはわかっているとしたうえで、「理由の1つは、伝染病の情報は、法律に基づいて、情報を得たあとに許可を得てからでないと公開できないからで、この点は理解してほしい」と述べ、情報公開の遅れの中には市の判断ではなく、湖北省や中央政府など上級部門の判断によるものもあることを明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261171000.html

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  58. 機内に肺炎疑いの乗客か 乗り合わせた男性語る 上海の空港
    2020年1月27日 21時20分

    中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、上海の空港に着陸した直後に防護服姿の数人が機内に乗り込み、体温検査を受けたという日本人男性が、NHKの電話でのインタビューに応じ、当時の様子を話しました。

    電話でのインタビューに応じたのは、上海で金属部品を作る会社を経営する56歳の日本人の男性です。

    男性は、妻や小学生の息子と3人で、休暇先の東北部の瀋陽の空港を出発し、27日未明、上海の浦東空港に着陸しました。

    すると、その直後に、防護服を着た医療関係者とみられる数人が機内に乗り込んできたということです。

    そして、日本人男性より後方の座席にいた、中年くらいの男性の乗客のもとに向かい、話しかけたり体温を測ったりしていたということです。

    男性の乗客はぐったりとした様子だったということです。

    日本人男性によりますと、何が起きているのか機内のアナウンスはなく、別の乗客が客室乗務員に尋ねたところ、この客室乗務員は、発熱があり肺炎の疑いのある乗客がいて病院に搬送すると説明していたということです。

    日本人男性や家族を含むほかの乗客も、機内で次々に体温検査を受け、着陸からおよそ1時間後にようやく機体の外に出ることが許されたということです。

    日本人男性は「機内で時間が過ぎる中でいらだちが募り、状況を説明してほしいと思った。肺炎の疑いがあるという会話が聞こえてきて、機内の全員が隔離されるのではないかと不安がよぎった。搭乗前に厳重なチェックをしていたのにもかかわらず、なぜ、発熱した乗客がいたのか、不思議だった」と話しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261261000.html

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  59. 中国の日本人学校 春節に合わせた休みを大幅延長
    2020年1月27日 21時44分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大していることから、中国大陸にある多くの日本人学校では、旧正月の春節に合わせた休みを大幅に延長する措置をとっています。

    中国政府は新型のコロナウイルスの感染拡大を抑え込むため、今月30日までとしていた春節の連休を来月2日まで延長することを決めています。

    さらに、学校については生徒や教職員への感染を防ぐため、各地の教育当局がより長期間休みを設けるよう通知していて、多くの日本人学校も休みを延長する措置をとっています。

    各地の日本人学校の再開予定は、江蘇省蘇州が2月18日、上海と天津、広東省広州と深セン※が2月17日となっています。

    また、北京と山東省青島の日本人学校は、当局から再開を認める通知があるまで臨時休校を続けるほか、遼寧省大連と浙江省杭州の日本人学校は対応を検討中だとしています。

    ※「セン」は土偏に川
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261281000.html

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  60. 新型肺炎 感染者ゼロのロシア 警戒強める 水際で130万人超検査
    2020年1月27日 21時47分

    4000キロにわたって中国と国境を接するロシアでも、新型のコロナウイルスに対する警戒が強まっています。

    ロシア消費者権利保護庁のポポワ長官は27日会見を行い、先月31日以降、各地の国際空港や陸の国境で130万人以上を検査したことを明らかにしました。

    このうち、100人余りに発熱などの感染症の症状が見られましたが、今のところ、新型のコロナウイルスの感染者はいないということです。

    感染の拡大を受けてロシアでは、首都モスクワと武漢を週3回結んでいた航空便の運航が今月22日を最後に停止されました。

    また、ロシア観光庁は24日、国民に対して中国への観光目的での渡航を控えるよう勧告し、これを受けてロシアの旅行代理店でつくる組合は、27日、中国行きのツアーの販売を当面停止する方針を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200127/k10012261221000.html

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  61. 新型肺炎 カンボジアで初の感染者を確認 武漢から観光の男性
    2020年1月28日 0時27分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、カンボジア政府は27日、中国の湖北省武漢から観光でカンボジアを訪れた60歳の男性が、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
    カンボジアで感染者が確認されたのは初めてです。

    カンボジアの保健省の発表によりますと、感染が確認されたのは、中国・湖北省武漢から観光でカンボジアを訪れた中国人の60歳の男性です。

    男性は、家族とともに4人で湖北省武漢を出て、今月23日にカンボジア南部の観光地、シアヌークビルに到着したということです。

    男性は、25日に発熱などの症状が出たため、政府が検査を行った結果、新型のコロナウイルスへの感染が確認されたということです。

    一方、男性の家族はいずれも感染が確認されなかったということです。

    男性はシアヌークビルにある病院で隔離され、治療を受けているということで、容体は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261381000.html

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  62. 新型肺炎 中国本土以外で確認された感染者 14の国と地域で60人
    2020年1月28日 0時41分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに14の国と地域で60人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイと香港で8人、
    ▽マカオで6人、
    ▽アメリカと台湾、それにオーストラリアでそれぞれ5人、
    ▽日本、シンガポール、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、
    ▽フランスで3人、
    ▽ベトナムで2人、
    ▽ネパールとカンボジアでそれぞれ1人となっていて、
    14の国と地域で合わせて60人に上ります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261401000.html

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  63. 新型肺炎 中国国内の死者82人 北京で50歳の男性死亡
    2020年1月28日 0時49分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、北京市の保健当局は27日、新たに50歳の男性が死亡したと発表しました。北京市で死者が確認されたのは初めてです。
    これで中国国内の死者は、合わせて82人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261421000.html

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  64. 新型肺炎 カナダで初の感染者を確認 武漢から帰国の男性
    2020年1月28日 3時27分

    カナダ・オンタリオ州の保健当局は27日、新型のコロナウイルスに感染した人が確認されたと発表しました。カナダで感染者が確認されるのは初めてです。

    感染が確認されたのはオンタリオ州トロントに住む50代の男性で、今月22日に中国湖北省の武漢から帰国しました。

    帰国後、高熱と呼吸器系の症状で医療機関に緊急搬送され、検査を受けた結果、27日までに新型コロナウイルスへの感染が確認されたということです。

    男性は現在、隔離された病室で治療を受けていて、容体は安定しているということです。

    また、この男性の妻も新型ウイルスに感染している可能性があり、現在、詳しい検査を行っています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261581000.html

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  65. 新型肺炎 スリランカで初の感染者確認 湖北省から観光の女性
    2020年1月28日 3時31分

    中国の湖北省から観光でスリランカを訪れた43歳の女性が、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。スリランカで感染者が確認されたのは初めてです。

    スリランカの保健省によりますと、この女性は、団体ツアーで、最大の都市、コロンボ近郊の国際空港に到着しましたが、その後、発熱などの症状が出たため、政府が検査を行いました。

    最初の検査では感染なしと判断されましたが、2回目の検査で新型のコロナウイルスへの感染が確認されたということです。

    女性は現在、病院で隔離され、治療を受けているということで、容体は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261591000.html

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  66. 新型肺炎 マカオで新たに1人感染確認 武漢から訪れた女性
    2020年1月28日 3時46分

    マカオの衛生当局は27日夜、新型のコロナウイルスについて、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
    マカオでの感染確認は、これで7人となりました。

    新たに感染が確認されたのは、中国湖北省の武漢に住む67歳の女性で、今月23日にマカオを訪れ、発熱の症状があったため診察を受けたということです。

    現在、病院で隔離されて治療を受けていて、容体は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261611000.html

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  67. 中国 武漢市内の病院「発熱の外来 ピーク時に1万5000人超」
    2020年1月28日 3時56分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国 湖北省武漢のトップ、馬国強書記は27日夜、マスク姿で記者会見し、武漢市内の病院の状況について、「ここ数日、ピーク時には、発熱の外来を訪れた人は1万5000人以上に上った」と述べ、外来には、例年に比べて、およそ5倍の患者が訪れていたことを明らかにしました。

    そのうえで、「外来はとても大きな負担を強いられていても、なお大勢の人が列をつくっている状況だった」と述べ、病院が受け入れられる数を超えた患者が押し寄せ、現地では患者だけでなく、病院や医療関係者も厳しい状況に直面していたと強調しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261461000.html

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  68. 新型肺炎 中国本土以外で確認された感染者 16の国と地域で64人
    2020年1月28日 4時46分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに16の国と地域で64人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイと香港で8人、
    ▽マカオで7人、
    ▽アメリカ、台湾、オーストラリア、それにシンガポールでそれぞれ5人、
    ▽日本、マレーシア、それに韓国でそれぞれ4人、
    ▽フランスで3人、
    ▽ベトナムで2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、カナダでそれぞれ1人となっていて、
    16の国と地域で合わせて64人に上ります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261401000.html

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  69. 新型肺炎 空港や港の検疫所でもウイルス検査実施へ 厚労省
    2020年1月28日 4時53分

    中国で新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、厚生労働省は感染者をより早期に発見するため、空港や港にある検疫所でもウイルス検査を実施していくことになりました。

    新型コロナウイルスの検査は現在、医療機関で患者の検体を採取して国立感染症研究所や地方衛生研究所に送り、ウイルス感染の有無を調べています。

    新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、厚生労働省はより迅速に検査を行っていく必要があるとして、空港や港にある検疫所でもウイルス検査を実施していくことを決めました。

    検査を行うのは、全国の検疫所のうち成田空港や羽田空港などにある13か所で、中国の湖北省武漢に渡航歴がある人で入国時に発熱の症状が見られた場合などは、検疫所の担当者が必要に応じて検査を実施します。

    厚生労働省は、今週中にも検疫所に検査キットを配布し、今回の肺炎が指定感染症や検疫感染症に指定されるまでに、検査体制を整えていきたいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261291000.html

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  70. 新型肺炎を「指定感染症」に 閣議決定
    2020年1月28日 8時55分

    新型のコロナウイルスによる肺炎について、政府は国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置をとることができる「指定感染症」にすることを閣議決定しました。

    中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は28日の閣議で、今回のウイルスによる肺炎について、国内での感染拡大を防ぐため、感染症法の「指定感染症」と、検疫法の「検疫感染症」に指定するための政令を決定しました。

    「指定感染症」は、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な措置をとることができます。

    具体的には、都道府県知事が患者に対して、感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。

    入院などでかかる医療費は公費で負担されます。

    また、「検疫感染症」は、空港や港などの検疫所で、法律に基づいて検査や診察を指示できるようになり、従わない場合は、罰則を科すことができます。

    政令の施行は来月7日ですが、それまでの間も入院の費用は公費で負担するということです。

    「指定感染症」への指定は、平成26年の中東呼吸器症候群「MERS」以来、5例目となります。

    官房長官「感染拡大防止に万全期す」
    菅官房長官は閣議のあとの記者会見で「指定感染症に指定することで感染が疑われる人に対する入院や検査の実施について、実効性を持たせることが可能となり、感染の拡大防止に向けた対策に万全を期すことができる」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261771000.html

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  71. 新型肺炎 ドイツで初の感染者 ヨーロッパでは2か国目
    2020年1月28日 9時42分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、ドイツで初めて感染者が確認されました。

    ドイツ南部バイエルン州の保健当局によりますと、感染が確認されたのはシュタルンベルク郡の男性だということです。

    感染の拡大がもっとも深刻な中国の湖北省に立ち寄ったかどうかなど詳しいことは明らかにしていません。男性は現在、病院で治療を受けていて容体は安定しているということです。

    ドイツで感染者が確認されたのは初めてで、ヨーロッパではフランスについで2か国目です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261801000.html

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  72. WHO 新型肺炎の危険性評価で記載ミス「高い」に訂正
    2020年1月28日 11時19分

    WHO=世界保健機関は、中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、毎日ホームページで発表している感染状況の報告書を訂正し、世界的な危険性の評価を「中程度」から「高い」にあらためました。WHOは記載ミスだとしています。

    WHOは、中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大したことを受けて、今月21日から毎日、最新の感染状況をまとめ、分析などを盛り込んだ報告書をホームページで発表しています。

    今月23日からは危険性の評価も行っていて、中国は「非常に高い」、周辺地域は「高い」、世界的には「中程度」と発表していました。

    これについてWHOは26日、危険性の評価を世界的には「中程度」と記載していたのは誤りで、「高い」とすべきだったと訂正しました。

    WHOのテドロス事務局長は23日の記者会見で、世界的な危険性は「高い」と発言していて、WHOは報告書への記載ミスだとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261911000.html

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  73. 新型肺炎 中国の患者4515人 死者は106人に
    2020年1月28日 11時59分

    中国で新型のコロナウイルスに感染して死亡した人は100人を超えました。感染の拡大が続く中、北京市の保健当局はエイズの発症を防ぐために使われる薬を患者に投与する考えを示し、治療対策を急いでいます。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が27日の発表から、新たに26人増えて、106人になったと発表しました。

    また患者の数も1771人増え、4515人になりました。このうち、症状の重い人は976人に上っているということです。

    このほか、中国本土以外では、これまでに17の国と地域で65人の感染者が確認されています。

    こうした中、北京市の保健当局は市内の複数の病院でエイズウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を防ぐために使われる2種類の薬を肺炎の患者の状態に応じて投与する考えを示しました。

    この薬については、先週、中国の医師らがイギリスの医学誌に発表した論文で、SARSの患者の治療に効果があったと指摘していて、中国の保健当局は増え続ける患者に対する治療対策を急ぐとともに、研究機関とともに治療に有効な薬の開発を進めています。

    一方、中国ではWHO=世界保健機関のテドロス事務局長が27日から北京を訪れていて、中国政府と今後の対応などについて協議する予定です。

    専門家「武漢以外で今週 患者がどれだけ増えるか」

    中国で新型コロナウイルスに感染して死亡した人が100人を超えたことについて、専門家は今後の感染の広がりや封じ込めを考えるうえで、「まだ患者が少ない武漢以外の中国の都市で今週中に患者がどれだけ増えるかがカギになる」と指摘しました。

    中国の保健当局が、これまでに新型コロナウイルスに感染して106人が死亡し、患者の数も4500人を超えたと発表したことについて、海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「当初の予想以上に拡大していて、日本にいても影響が小さい感染症とは言えない状態になりつつある」としています。

    そのうえで、感染拡大はまだ武漢が中心だという見方を示し、「ウイルスの潜伏期間や武漢で交通規制が行われた時期から考えると、今週中に武漢以外の中国の都市でどれだけ患者が増えるかが、今後の感染の広がりや封じ込めを考えるうえでカギになる」と指摘しました。

    また、WHOなどがこれまでに死亡した人のほとんどに糖尿病など免疫を低下させる持病があったと報告していることについて「ウイルスへの感染が引き金となって免疫が異常に活性化する『サイトカインストーム』という症状が起きていたとみられるのが特徴的だ。基礎疾患のある人は体力が落ちていることも多く、深刻な状態になりやすい。ただ今後、感染が広がればウイルスが変異して毒性が上がるおそれもあるため健康な人でも警戒が必要だ」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261821000.html

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    1. >ウイルスへの感染が引き金となって免疫が異常に活性化する『サイトカインストーム』という症状が起きていたとみられる

      で、免疫抑制剤投与といってしまうと、殺すようなものだね…

      悪しき「サイトカインストーム」理論。

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    2. 元がどこのだれの何の実験なのか考えれば、そのインチキ医科様理論がわかろうというもの…

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  74. 新型肺炎 米国務省 武漢の総領事館職員に退避指示
    2020年1月28日 12時55分

    アメリカ国務省は27日、NHKの取材に対して、中国の武漢にあるアメリカ総領事館の職員に対してアメリカへの退避を指示したと明らかにしました。

    国務省によりますと、チャーター機は、武漢を29日午前に出発し、カリフォルニア州オンタリオに向かうということです。

    また、このチャーター機には、一部の民間人も搭乗する予定で、出発前に症状がないか検査をするとしています。

    北京にあるアメリカ大使館は26日、武漢にいる職員を臨時便で帰国させる調整を進めているとホームページ上で明らかにし、現地のアメリカ人に利用を呼びかけていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262051000.html

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  75. 中国 野生動物の取り引き全面禁止 新型肺炎 感染源の疑いで
    2020年1月28日 15時16分

    中国で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、中国当局は野生動物が感染源である疑いが持たれていることから、ウイルスの流行が収まるまで取り引きを全面的に禁止することを決めました。

    今回の問題をめぐっては、中国の専門機関が調査したところ、湖北省武漢の海鮮市場にある野生動物を扱う店が集中する区域から新型コロナウイルスが多く検出されていて、市場で売られていた野生動物が感染源である疑いが持たれています。

    このため中国当局は28日までに、ウイルスの流行が収まるまで、野生動物の取り引きを全面的に禁止する通達を出しました。

    通達では、市場やスーパー、飲食店など、あらゆる場所で野生動物の取り引きを厳しく禁じるとし、従わない場合は法に基づいて処罰するとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262161000.html

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  76. 新型肺炎 「武漢からの帰国者は体調に注意 周囲は冷静に」
    2020年1月28日 16時22分

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国 武漢から現地に滞在する日本人が政府のチャーター機で帰国することについて、海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「帰国する人は最長2週間程度、毎日、体温をはかるなど、体調の変化に注意する必要がある」とする一方、周りの人には冷静な対応を呼びかけています。

    帰国する人が注意すべき点として濱田教授はこれまでの情報では、新型コロナウイルスの潜伏期間は、最長で2週間程度とされていることから「武漢にいた人は、感染の可能性が否定できないので、潜伏期間中は毎日体温をはかり、不要不急の外出は控えるようにしてほしい。同居する人がいる場合はマスクを着用するなど、体調の変化に十分に注意する必要がある」と話しています。

    そのうえで「37度5分を超える発熱があるなど体調に異変を感じたら事前に保健所に連絡して医療機関を受診してほしい。また、症状が出なくても感染を広げることがあり、SARSでは下痢の症状が見られ、トイレなどで感染が広がったケースも報告されているので、手洗いのほか、トイレやドアノブなどを消毒することも大事だ」としています。

    一方で、濱田教授は「武漢から帰国する人が必ずしも感染している訳ではない。まわりの人たちは冷静に対応することが重要だ」と話していて、一般的な対策として手洗いやアルコール消毒で対応すればよいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262211000.html

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  77. 新型肺炎 中国 国家医療専門家チーム「軽症患者も感染広げる」
    2020年1月28日 17時09分

    中国の保健当局が28日開いた記者会見で専門家は、新型コロナウイルスの感染者の中に症状が軽い患者が増えていて、こうした患者も感染を周囲に広げるため、感染拡大の抑制を難しくさせていることを明らかにしました。

    この中で、中国の国家医療専門家チームのメンバーである、李興旺氏は、患者の症状について「当初は発熱やだるさ、空ぜきといった症状が見られ、一部の症状の重い患者は呼吸困難や呼吸不全、持病のさらなる悪化がみられた。このところは症状の軽い患者が増えていて、患者によっては肺炎の症状がなく、ただ軽い発熱や、軽い空ぜきがあるだけだ」と述べました。

    そのうえで李氏は「症状はないが、ウイルス検査で陽性だった人や症状が軽い患者であっても一定程度、感染を周囲に広げることがある。この点が、予防や感染拡大の抑制を難しくしている」と指摘しました。
    また同席した国家衛生健康委員会の焦雅輝氏は、急増する患者を受け入れるため、武漢に突貫工事で建設されている「火神山病院」「雷神山病院」と名付けた2つの病院について、それぞれ来月2日と5日に完成する見込みだと述べました。

    この2つの病院が完成すれば、合わせて2000人から2300人の患者が入院できるようになるということです。

    また焦氏は、湖北省には医師や看護師など合わせて4130人の医療チームがすでに入っていて28日、新たに1800人が武漢に到着する予定だと明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262331000.html

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  78. 新型肺炎 中高年だけでなく子どもの感染事例も相次ぐ 中国
    2020年1月28日 18時29分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスについて、中国の専門家は中高年だけでなく乳幼児などの子どもが感染する例も報告されているとして注意を呼びかけています。

    国営の中国中央テレビなどは各地の保健当局などの発表として
    ▽北京では生後9か月の女の子と4歳の女の子が
    ▽広西チワン族自治区では2歳の女の子が
    ▽陝西省では9歳の女の子が
    ▽広東省広州では6歳の男の子が
    それぞれ新型のコロナウイルスに感染していたことが確認されたと伝えました。

    中国では、新型のコロナウイルスによる肺炎で死亡した人のうち、中高年の人が多いとして、若い人は感染しにくいのではないかという見方がSNSなどで広がっていました。

    こうした中、中国の保健当局の専門家チームのメンバーはメディアの取材に対し「原則として、誰でも感染する可能性があり、青少年の間で感染が広がる可能性を排除できない。予防に十分に気をつけることが必要だ」と述べ、注意を呼びかけました。

    湖北省では重体が127人
    中国で新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局によりますと、感染が確認され、現在も治療を受けている2567人の患者のうち、重体となっている人が127人いるということです。

    湖北省では、これまでに100人が死亡していて、今後、死者がさらに増えるおそれもあります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262411000.html

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  79. 新型肺炎の感染拡大防止へ WHOと中国が連携を協議
    2020年1月28日 18時44分

    中国では新型のコロナウイルスに感染して死亡した人が100人を超え、患者の数も4500人以上に上っています。こうした中、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は28日、北京で王毅外相と会談し、感染拡大の防止に向けた連携のあり方について、対応を協議したものとみられます。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は28日、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が、27日の発表から湖北省を中心に新たに26人増え、106人になったと発表しました。

    また、患者の数も1771人増え、チベット自治区を除く中国のすべての省と自治区、それに直轄市で、合わせて4515人となりました。

    こうした中WHOのテドロス事務局長が28日、北京で王毅外相と会談しました。

    中国外務省によりますと、テドロス事務局長は、感染拡大の防止に向けて、中国と協力を強化し、必要な支援を行いたいと伝えたということです。

    これに対し、王外相は、透明性をもって、WHOをはじめ国際社会との協力を強化したいと応じたということで、今後の連携のあり方について、対応を協議したものとみられます。

    WHOは、23日に緊急に開いた委員会で、新型のコロナウイルスによる肺炎について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたらないと発表していますが、今回の中国訪問で情報を収集したうえで、今後の対応について改めて判断するものとみられます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262611000.html

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  80. 台湾 中国への渡航情報 最も高いレベル「警告」に引き上げ
    2020年1月28日 18時46分

    台湾当局は28日、感染症の広がりを受けた中国に関する渡航情報を、3段階のうち最も高いレベルの「警告」に引き上げ、香港とマカオを除く中国への不要不急の渡航を取りやめるよう勧告しました。

    一方、台湾の保健当局は28日、新型のコロナウイルスへの感染者が、新たに2人確認されたと発表しました。

    2人は、いずれも中国の湖北省武漢から今月22日に、観光で台湾を訪れた70代の女性で、2人とも25日に発熱の症状が出て病院で診察を受け、検査の結果、感染が確認されたということです。

    いずれも隔離されて治療を受けているということです。

    台湾で確認された新型のコロナウイルスへの感染者は7人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262591000.html

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  81. 武漢から来日 北海道観光の40代女性 新型ウイルスへの感染確認
    2020年1月28日 20時24分

    厚生労働省によりますと今月21日に日本を訪れ、翌日から北海道で観光していた中国・湖北省武漢に住む40代の女性が発熱などの症状を訴え、検査の結果、28日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。

    国内で感染が確認されたのは7人となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262801000.html

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  82. 新型ウイルス タイで新たに6人の感染者確認
    2020年1月28日 20時29分

    タイの保健省は28日、新型のコロナウイルスへの感染者が新たに6人確認されたと発表しました。6人のうち5人は同じ家族で、6歳の子どもが含まれ、1週間ほど前に中国の湖北省武漢から旅行でタイを訪れたということです。

    保健省によりますと、5人のうち1人はタイへの渡航前から体調を崩し、4人はタイに到着したあと体調が悪くなったということです。

    一方、6人のうちほかの1人は、中国から旅行でタイを訪れた人だということです。タイで、新型のコロナウイルスへの感染が確認された人は、これで14人です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262781000.html

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  83. 新型肺炎 「患者は中国発表の3~4倍の可能性も」厚労省
    2020年1月28日 20時31分

    新型のコロナウイルスによる肺炎をめぐり、野党側が厚生労働省などに行ったヒアリングで、出席した議員が「中国政府の発表よりも実際には患者数はもっと多いのではないか」と質問しました。

    これに対し、厚生労働省の担当者は「先週末に数理疫学の専門家から、海外での患者数などをもとに、中国の患者数を計算した数字の提供を受け、実際には発表の3倍から4倍程度の患者がいてもおかしくないという結果だった。それくらいの数を想定していないと、対応が後手に回ると考えている」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262751000.html

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  84. 新型肺炎「ウイルスの感染源複数か」中国メディア伝える
    2020年1月28日 20時34分

    中国で感染が拡大している新型のコロナウイルスの感染源について、中国メディアは、湖北省武漢にある海鮮市場のほかにも複数ある可能性があるとする専門家の話を伝えました。

    中国の雑誌、「財新」の電子版は新型のコロナウイルスによる肺炎の患者について分析している武漢の病院の副院長に取材した内容を伝えました。

    それによりますと、感染が始まったころの先月上旬に新型コロナウイルスに感染し肺炎を発症した患者4人のうち、3人は海鮮市場に出入りした形跡はなかったということです。

    こうしたことなどから、副院長は「海鮮市場が唯一の感染源の場所ではなく、複数ある可能性がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262771000.html

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    1. 元はわからんが、基本的に最初から人から人ではじまってんだよな。

      でじつは、どこにでもあるありふれたものが、たまたま「検査」するようになって、どこでもある実態がわかるようになっただけとか…

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    2. いままでいちいち検査するなんてことなかったと思うよ。

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  85. 新型肺炎 日本人で初の感染確認 国内感染か 武漢滞在歴なし
    2020年1月28日 22時01分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、武漢への渡航歴が無い奈良県に住む日本人男性が、ウイルスに感染していることが確認されました。武漢への渡航歴が無い人の感染が確認されたのは初めてで、日本人の感染が確認されたのも初めてです。厚生労働省は国内で人から人にウイルスに感染した可能性が高いとみて調べています。

    厚生労働省によりますと、新たに感染が確認されたのは、奈良県に住み、武漢への渡航歴が無い60代の日本人男性です。

    男性はバスの運転手で、今月8日から11日と、12日から16日の2回にわたって、武漢からのツアー客をバスに乗せていました。

    男性は今月14日に悪寒やせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診しましたが、検査で異常がみられずに経過観察となりました。

    しかし、22日には関節痛があり、せきの症状も悪化し、25日に奈良県内の医療機関に入院していました。そして検査の結果、28日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    日本国内で武漢への渡航歴がない人で感染が確認されたのは初めてで、日本人の感染が確認されたのも初めてです。厚生労働省は男性が国内で人から人にウイルスが感染した可能性が高いと見て調べています。

    男性は武漢からのツアー客を乗せて今月8日から11日には大阪から東京方面の空港まで、12日には東京から大阪まで運転したと話しているということです。

    男性は現在も入院中で、症状は改善傾向にあるということです。これまでの調査では、男性が運転していたツアーバスの乗客には明らかに肺炎などの症状があった人はいなかったということで、厚生労働省は症状の出ていない人から感染した可能性もあるとみて調べています。

    また現在は、医療機関に対し武漢への渡航歴があって発熱や肺炎の症状のある人がいた場合に、保健所に報告するよう求めていますが、今回はその対象外の人で感染が確認されたことから厚生労働省は今後、報告対象の拡大を検討したいとしています。

    さらに28日は、いずれも武漢に住み日本を訪れた、40代の男女2人も新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    このうち男性は今月20日に来日したあと26日に愛知県内の医療機関を受診して肺炎の診断を受け、現在、入院しているということです。

    また女性は今月21日に来日して22日から北海道を観光していましたが、27日、北海道の医療機関で肺炎の診断を受けて入院したということです。国内で確認された感染者は7人となりました。

    新型ウイルスの確定診断

    新型のコロナウイルスの確定診断には、遺伝子レベルでの検査が行われます。

    国立感染症研究所が作成したマニュアルでは、検査を行う際には、のどや鼻の奥にある粘膜や分泌物のほか、たんや血液、尿など、さまざまな検体が使われます。

    国立感染症研究所や各地の地方衛生研究所では、送られてきた検体に含まれる遺伝子をPCRと呼ばれる方法などで増幅させて調べます。

    この方法を使うと、コロナウイルスの遺伝子の断片が含まれていれば検出することができ、ウイルスの感染があったかどうかを確定することができます。

    このほか、検体に含まれるウイルスの遺伝子を直接、解析する装置を使って診断することもできるということです。

    厚生労働省などによりますと、検査結果が出るまでには早ければ数時間、長ければ数日かかるということで、現在、全国の地方衛生研究所で迅速に新型コロナウイルスの検査ができる態勢作りを進めているということです。

    東北大学 押谷教授「深刻な事態も想定して対策を」

    感染症に詳しい東北大学の押谷仁教授は「日本国内でもヒトからヒトに感染したとみられる患者が出ることは想定されていた。現在の中国の状況をみても封じ込めは難しいと考えられる。今回のケースだけでなく、すでに人から人への感染が広がっている可能性もある。今後、深刻な事態も想定して対策をとっていく必要がある」と話しています。

    防衛医科大学校 加來教授「油断してはいけない」

    感染症に詳しい防衛医科大学校の加來浩器教授は「今回、ヒトからヒトへの感染が国内でも起きた可能性があることから、今後、国内でも流行が起きるおそれが十分にあり、油断をしてはいけないと考えている。手洗いやアルコールでの消毒を頻繁に行うことや、飛まつによる感染を予防するためにマスクをつけることも今まで以上に意識してほしい」と話しています。

    東京医科大学 濱田教授「手洗いやマスク着用徹底を」

    海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「人から人への二次感染はベトナムでも確認されているが現時点では、それ以上、広がっていないとされている。日本でも二次感染でとどまれば想定の範囲内だと考えられる」と指摘しました。

    そのうえで私たちにできる対策について「今までと変わらず、手洗いやマスクの着用を徹底してほしい。また、中国など感染が広がっている地域から来た人と接触し、2週間以内に発熱などの症状が出た場合には、速やかに保健所や医療機関に連絡し、指示に従って受診してほしい」と話しています。

    国際医療研究センター 忽那医師「過度に恐れる必要ない」

    感染症に詳しい国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は「中国の国内で感染が広がっていることを考えると、国内でも、渡航歴のない人が感染するのはある程度想定できる話で、過度に恐れる必要はない」と話しています。

    そのうえで、「発症後は、患者の接触歴などきちんと経過を観察しているはずなので、さらに感染が広がる可能性は低いと考えられるが、発症後に接触した人間を把握できていない場合、感染が広がるおそれがある。感染がわかった後にその人をどのようにフォローするかが重要だ」と指摘しています。

    国交省 バス・タクシー業界に対策徹底を要請

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、日本国内で武漢への渡航歴がないバスの運転手の感染が確認されたことを受けて、国土交通省はバスとタクシーの協会を通じて、全国の事業者に対して従業員のマスクの着用や手洗いなどのさらなる徹底と、従業員に感染が確認された場合には運輸局に報告するように求めました。

    厚労省 新型肺炎電話相談窓口を設置

    新型コロナウイルスによる肺炎を「指定感染症」にすることが決まったことを受けて、厚生労働省は感染が疑われる人を対象に電話で相談に応じる窓口を設置し、対応を始めました。

    新型コロナウイルスによる肺炎について「指定感染症」と「検疫感染症」にすることが決まったことを受け、厚生労働省は28日、幹部職員を集めた緊急会議を開き、感染拡大を防ぐための今後の対応を協議しました。

    この中で新たな対策として、コールセンターを設置して感染が疑われる人を対象に、電話での相談に応じることを決めました。

    相談窓口は厚生労働省の中に設置され、午後6時から対応が始まると早速電話が相次ぎ、医師の資格を持つ職員などが応じていました。

    28日は発熱や関節痛があるとか、感染していないか心配だなどといった相談が渡航歴の有無にかかわらず寄せられ、職員は症状に応じて、必要な場合は保健所や医療機関に連絡してから検査を受けることや、マスクの着用や手洗いの徹底など、予防方法をアドバイスしていました。

    新型コロナウイルスへの感染が疑われる人を対象にした相談窓口は、電話番号が03-3595-2285で、土日も含め、午前9時から午後9時まで受け付けています。

    また、厚生労働省は、マスクの着用や手洗いの徹底など、通常の感染症対策に努めるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262471000.html

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  86. 新型肺炎 中国本土以外の感染者は17の国と地域で77人
    2020年1月28日 22時14分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外では、これまでに17の国と地域で77人の感染者が確認されています。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、タイで14人、香港で8人、マカオ、台湾、シンガポールでそれぞれ7人、日本で6人、アメリカそれに、オーストラリアで、それぞれ5人、マレーシア、韓国でそれぞれ4人、フランスで3人、ベトナムで2人、ネパール、カンボジア、スリランカ、カナダ、それにドイツでそれぞれ1人となっていて、17の国と地域で合わせて77人にのぼります。

    ドイツで人から人への感染か

    ドイツ南部のバイエルン州の保健当局は28日、自動車部品メーカーで働く33歳のドイツ人の男性が、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

    男性は、新型コロナウイルスへの感染を調べる検査で陽性となった女性が開いた講習会に参加しており、保健当局は人から人への感染が起きた可能性があるという見方を示しています。

    バイエルン州の保健当局によりますと、感染が確認された男性は今月21日、中国の上海から訪れた同僚の中国人女性が開いた講習会に参加しましたが、女性はその後、今月23日にドイツをたって中国に帰国したあと、新型のコロナウイルスへの感染を調べる検査で陽性の反応が出たということです。

    この女性はバイエルン州を訪れる数日前に、上海で湖北省武漢から来た両親と会っていたということです。

    保健当局はこうした経緯から、人から人への感染が起きた可能性があるという見方を示しています。
    香港 中国本土を結ぶ列車の運行停止
    香港政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためとして、香港と中国本土とを結ぶ列車の運行を停止することを明らかにしました。

    これは香港政府トップの林鄭月娥行政長官が、28日会見して明らかにしたものです。

    それによりますと、今月30日から当面の間、深(※1)センや広州など中国本土の各地と、香港の西九龍駅や紅(※2)カン駅とを結ぶ列車の運行を停止するほか、中国本土との間の一部の境界で出入境の手続きを停止するとしています。

    空港やその他の境界での出入境の手続きは続けられますが、飛行機やバスの便も多くが運休となり、本土との往来は大幅に減る見通しです。

    ※1 深セン=「土」へんに「川」
    ※2 紅カン=「石」へんに「勘」
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012261961000.html

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  87. 新型ウイルス 台湾で家庭内での感染か
    2020年1月28日 23時02分

    台湾の保健当局は28日、新型のコロナウイルスへの感染者が新たに1人確認されたと発表しました。

    新たに感染が確認されたのは、中国・湖北省武漢に滞在したあと、27日に感染が確認された台湾中部に住む女性の夫の50代の男性です。

    男性は26日からせきの症状があったため、診察を受けていたということです。保健当局は、今のところ男性に肺炎の症状は見られないとしていて、男性は隔離され治療を受けているということです。

    保健当局は、家庭内で人から人への感染が起きた可能性があるという見方を示しています。

    台湾で感染が確認された人は合わせて8人になりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200128/k10012262911000.html

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  88. 日本人初の感染 関係者 潜伏期間終了まで健康状態を観察
    2020年1月29日 5時03分

    新型のコロナウイルスによる肺炎が相次いでいる問題で、中国 武漢への渡航歴がない、奈良県に住む日本人男性がウイルスに感染していることが28日確認されました。奈良県は男性の家族や医療機関の関係者に潜伏期間が終わる来月8日ごろまでは、健康状態に変化がないか注意してもらうことにしています。

    厚生労働省や奈良県によりますと、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたのは、奈良県に住む60代の日本人男性で、中国・湖北省武漢への渡航歴はありませんでした。

    男性はバスの運転手で現在も入院していますが、容体は安定していて、今月、武漢からのツアー客を乗せた際にウイルスに感染した可能性が高いということです。

    県は男性の家族や受診した医療機関の関係者など濃厚接触した人をリストアップし、健康状態を観察しているもののこれまでに肺炎などの症状がある人はいないとしています。

    奈良県は男性と濃厚接触した人には、1日2回、体温を測ることなどを求めていて、37度5分以上の熱があれば連絡をしてもらうことにしています。

    そして、潜伏期間が終わる来月8日ごろまでは、健康状態に変化がないか注意してもらうことにしています。

    また、男性はこの間、仕事以外で移動する際には自家用車を使っていたということで、公共交通機関を利用したという情報はないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012262971000.html

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  89. 新型肺炎 中国 習主席 WHO事務局長と会談
    2020年1月29日 5時54分

    中国で新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中、習近平国家主席は、中国を訪れたWHO=世界保健機関のテドロス事務局長と会談し、中国政府としては、透明性をもって国内外に情報を発信していくとしたうえで、今後もWHO側と協力を進めていく姿勢を強調しました。

    中国の習近平国家主席は、中国を訪れたWHOのテドロス事務局長と28日、北京で会談しました。

    中国外務省によりますと、習主席は「中国の国民は、新型コロナウイルスのまん延に真剣に闘っており、この闘いに必ず勝つ」と述べました。

    そして、中国政府としては透明性をもって、国内外に随時、情報を発信していくとしたうえで、今後もWHO側と協力を進めていく姿勢を強調しました。

    これに対し、テドロス事務局長は中国政府の対策を支持する考えを示し、WHOとして中国側に必要な協力を提供する用意があることを伝えたということです。

    WHOは23日に開いた委員会で、中国での感染の拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に現時点ではあたらないと発表しましたが、テドロス事務局長が必要と判断した場合には、再び緊急委員会を開く準備があるとしています。

    習主席は、会談で「WHOが客観的に評価することを信じている」とも述べていて、WHO側に慎重に判断を行うよう求めた形です。

    WHO 国際的な専門家を派遣へ

    WHOによりますと、テドロス事務局長は28日、習近平国家主席のほか、中国の保健当局者とも会談し、この中で、武漢での感染拡大を抑えるために連携していくことや、武漢以外の地域での対策の実施、それにウイルスの感染力などについて、さらに調査を進めていくことで、一致したということです。

    そのうえで、WHOが今後できるだけ早く国際的な専門家を中国に派遣し、現地の専門家とともに対応にあたることを、確認したということです。

    会談を終えたテドロス事務局長は、声明で「中国、そして世界的にウイルスの感染拡大を止めることがWHOの最優先事項だ。中国のリーダーシップや透明性に感謝する」と述べています。

    WHOは今後も監視を続け、必要があればテドロス事務局長が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか協議する緊急委員会を招集することもありうるとしています。

    このほか、WHOは、新型のコロナウイルスの治療に役立てるため、加盟国に匿名化された臨床データを提供してもらう取り組みを新たに始めたと発表しました。

    米厚生長官「情報開示に応じるよう促している」

    アメリカのアザ-厚生長官は28日、中国で感染が広がっている新型コロナウイルスへの対応について、「効果的に感染拡大を防ぐ措置をとるためにはウイルスの性質や患者の症状の詳しい情報が必要だ」として中国に対し、さらなる情報の提供を求めました。

    中国で感染が広がっている新型コロナウイルスは、アメリカでも中国を訪れた人など、5人の感染が確認されています。

    アメリカのアザ-厚生長官は28日、記者会見を開き、新型コロナウイルスについて現時点で、アメリカ人が心配すべき事態ではないという認識を示す一方、「状況の推移によっては深刻な脅威になりうることを前提に対策をとっている」と述べました。

    そのうえで具体策として、中国からの旅客に対する検疫態勢を20の空港で強化するほか、CDC=疾病対策センターの旅行者に対する注意喚起のレベルを最大のレベル3に上げ、中国全土への不要不急の渡航を取りやめるよう呼びかけることを明らかにしました。

    また、中国政府に対し、複数回に渡りCDCから専門家チームの派遣を申し出ていることを明らかにし、「効果的に感染拡大を防ぐ措置をとるためにはウイルスの性質や患者の症状の詳しい情報が必要だ。中国政府に対しできるかぎり早く情報開示に応じるよう促している」と述べ、WHOとも協力してさらなる情報の提供を求めていく考えを示しました。

    企業に活動再開の延期要請

    中国では、新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置として、地方政府が企業に対し、旧正月の春節にあわせた連休を延長して、来月9日までは活動を再開しないよう求める通知を相次いで出しました。

    通知を出したのは、広東省や江蘇省、それに浙江省や上海市で、電力や通信、交通や医療関係、それに小売りや物流など、市民生活にとって重要な業種は対象から外すとしています。

    通知が出された地域には、日系企業を含め自動車やスマートフォンなどに関わる製造業の企業が多数立地し、輸出拠点にもなっていることから、日本を含む各国の企業の間で製品や部品の調達などに影響が出ることが懸念されています。

    仏保健省 4人目の感染確認を発表

    フランスの保健省は、中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて28日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
    フランスで感染が確認された患者は、これで4人となります。

    新たに感染が確認されたのは、中国の湖北省から観光でフランスを訪れていた高齢の中国人の男性でパリ市内の病院に入院していますが、重体だということです。

    フランスでは、今月18日に武漢からフランスに入国した夫婦と、今月22日に中国から帰国した中国系フランス人の男性の、合わせて3人の感染が、これまで確認されていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012262961000.html

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  90. 武漢から帰国希望する日本人乗せたチャーター機 羽田に到着
    2020年1月29日 8時57分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する、中国・湖北省武漢から帰国を希望する日本人を乗せた最初のチャーター機が、さきほど午前8時40分すぎに羽田空港に到着しました。

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、武漢では空港が事実上、閉鎖されるなど公共交通機関がストップし、現地に滞在する日本人についても帰国が困難な状況となっています。

    外務省では、これまでにおよそ650人が帰国を希望していることを確認していて、政府はチャーター機を手配して、希望者全員を順次、帰国させることにしています。

    その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日午前0時半ごろ、武漢空港に到着しました。

    そして、当初の予定より2時間ちかく遅れ、午前6時前に武漢を出発しました。

    この影響で羽田空港への到着も遅れて、さきほど午前8時40分すぎに到着しました。この便には現地から206人が乗って、帰国したということです。

    厚生労働省によりますと、チャーター機にはサーモグラフィーを持ち込んで医師や看護師も配置し、機内で帰国した人、一人一人、発熱やせきなどの症状がないかどうかなど、確認するとしています。

    そして、症状のあるなしにかかわらず、帰国した人たち全員を手配したバスで医療機関に送り、ウイルス検査を受けてもらうということです。

    第2ターミナルサテライトで入国手続き

    関係者によりますと、帰国した人たちは、このあとチャーター機から降りて羽田空港のターミナルビルとは別の場所にある「第2ターミナルサテライト」と呼ばれる場所で、入国手続きや手荷物の受け取りなどを行うということです。

    チャーター機近く 防護服の関係者が待機

    チャーター機の近くには複数の救急車が止められていて、周辺には防護服を着た関係者やマスクをした救急隊員などが待機しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263321000.html

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  91. 新型肺炎 中国国内の死者132人 患者5000人超
    2020年1月29日 9時28分

    中国の保健当局は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が、新たに1459人増えて5974人となったと発表し患者の数は、中国本土で5000人を超えました。また、死亡した人は26人増えて、合わせて132人となりました。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、29日、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が、28日の発表から新たに湖北省で25人、河南省で1人の、合わせて26人増えて、中国本土で132人になったと発表しました。

    また患者の数は、1459人増えて5974人となり中国本土で5000人を超えました。このうち、症状の重い人は1239人に上っているということです。

    このほか、中国本土以外では、これまでに17の国と地域で83人の感染者が確認されています。

    湖北省 重体患者が228人

    感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局は、29日の発表で、重体の患者が228人いるとしているほか、27日に発熱などを訴えて病院で診察を受けた人は3万人を超えるとしていて、感染拡大の防止とともに、医療態勢の拡充が課題となっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263291000.html

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  92. 武漢から帰国の日本人男性「急速に患者数が増え不安に」
    2020年1月29日 11時32分

    29日朝、チャーター機で武漢から帰国した日本人の男性2人が羽田空港で報道陣の取材に応じました。

    このうち武漢の日本商工会で役員を務める青山健郎さんは、出発するときの機内の様子について「私は席に着くなりすぐ寝てしまいました。皆さん一様に、ほっとすると同時に、どっと疲れが出た状況だったと思います」と話しました。

    また日本企業の現地法人に勤める加藤孝之さんは「皆さん思っていたより冷静な様子でした」と話し、安どの表情を浮かべました。

    第1陣で帰国したことについて青山さんは「発生源と言われている市場がある地域は相対的にリスクが高く、外務省からはこの地区にいる帰国希望者を第1陣で帰国させるという説明を聞きました」と話しました。

    そのうえで「まだ400人以上の帰国希望者がいるほか、武漢でスーパーの営業を維持するために残る日本人もいるので彼らの安全を確保していただきたい。日本での感染防止対策も大事ですが、中国の人たちにマスクを送るなど支援を強化し中国への支援を通じて残っている人たちの力になりたい」と話していました。
    帰国した心境について、青山さんは「急速に事態が変化する中で武漢に残っていて不安に思っていました。そうしたなか、チャーター機で帰ることができほっとしているのが正直なところです」と話していました。

    中国国内での事態の変化について聞かれると、青山さんは「ある時期から急速に患者数が増えたことが最も不安に感じたところです」と話し、加藤さんは「23日には交通がストップしてしまいびっくりしました」と振り返っていました。

    また、今後の生活で心配なことについて聞かれると、青山さんは「一番の不安は、インターネットを中心に肺炎に関する情報が多く出回って加熱していることの影響です」と話していました。

    武漢から帰国した加藤さんは、「出国のところで熱の検査と問診があり、そこでチケットも一緒に受け取りました。そのあと機内に入ってから医師が1人ずつ回ってくるかたちで問診票と熱のチェックのほか、(体調は)大丈夫かと聞かれました」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263381000.html

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  93. 新型肺炎 中国の患者数 「SARS」超えて6000人近くに
    2020年1月29日 12時11分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中国の保健当局は、患者が新たに1459人増えて5974人になったと発表し、2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の中国本土の患者数を超えました。死亡した人は26人増えて、132人となりました。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は29日、新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が、湖北省で25人、河南省で1人の合わせて26人増えて、132人になったと発表しました。

    また患者の数は、1459人増えて5974人となり、中国本土で5000人を超えました。このうち、症状の重い人は1239人に上っているということです。

    2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の中国本土の患者の数は5327人でしたが、これを上回ったことになります。

    一方、「SARS」の中国本土以外の患者の数は2700人余りでしたが、新型のコロナウイルスについて中国本土以外で確認されたのは、これまでに17の国と地域で86人となっています。

    感染拡大が最も深刻な湖北省の保健当局は29日の発表で、重体の患者が228人いるとしているほか、27日だけで発熱などを訴えて病院で診察を受けた人が3万人を超えたとしています。

    湖北省では感染拡大の防止とともに、医療態勢の拡充が課題となっていて、武漢では合わせておよそ2000人が入院できる2つの病院の建設が来月2日と5日の完成を目指して進められているほか、28日までに全国各地からおよそ6000人の医療関係者が派遣されたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263531000.html

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  94. 武漢で肺炎発症の日本人男性 新型コロナウイルス陽性反応
    2020年1月29日 12時26分

    鈴木外務副大臣は、自民党が開いた対策本部で中国 湖北省武漢で肺炎を発症し、入院していた60代の日本人男性について、検査の結果、28日、新型コロナウイルスの陽性反応が出て、29日、最終的な検査を行っていることを明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263601000.html

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  95. 中国人団体旅行客に搭乗自粛を要請 ジェットスター
    2020年1月29日 12時50分

    日本国内で新型のコロナウイルスへの感染が確認された患者と一緒に行動していた中国人の団体旅行客に対し、LCC=格安航空会社のジェットスター・ジャパンが搭乗の自粛を求め、客側も応じていたことが分かりました。

    ジェットスター・ジャパンなどによりますと、新型のコロナウイルスへの感染が確認された男性と一緒に行動していた中国人の団体旅行客23人が、成田空港から関西空港に向かう便を利用する予定だという情報が、27日千葉県から成田空港会社に寄せられました。

    団体旅行客の中には、発熱の症状を訴える人もいたということで、ジェットスターは、旅行会社を通じて搭乗の自粛を求め、団体客側も応じたということです。

    搭乗の自粛は社内の約款に基づいて要請したということで、ジェットスター・ジャパンは「感染のおそれを完全に排除できないため、ほかの乗客への影響を考えてやむをえず、こうした対応をとった」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263651000.html

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  96. 「帰国者206人のうち体調不良は4人 ケアに万全を 」官房長官
    2020年1月29日 12時51分

    菅官房長官は午前の記者会見で、「中国・武漢からきょう帰国した206人のうち、体調不良は4人いる。帰国した人の健康面でのケアに万全を期していく」と述べました。

    また「第1便で帰国したすべての人は、武漢から出国時にわが国の医療担当のメディカルチェックを受けてもらい、搭乗可能であることを確認している。日本での入国手続きでも、厚生労働省などの関係省庁で連携し、政府全体で万全を期している」と述べました。

    そして菅官房長官は、日本への帰国希望者は、現時点で現地に440人残っていることを明らかにしました。

    また菅官房長官は、第1便で帰国したのは、全員、日本国籍の人だとしたうえで、外国籍を持つ配偶者や家族の入国への対応について、「中国政府の方針も踏まえつつ、調整を進める必要がある。現在、何ができるのか、中国政府を含む関係方面と調整を進めているところであり、予断を持って答えるのは差し控えたい」と述べました。

    さらに菅官房長官は、「厚生労働省ではきのう、コールセンターを設置して、国民の皆さんの不安に丁寧に対応するとともに、武漢市などに滞在歴があり、中国から日本に入国される方を対象に、継続的に健康状態を確認する健康フォローアップセンターを設置する。引き続き政府として感染拡大の防止に万全を期していきたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263561000.html

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  97. 新型肺炎 各国でもチャーター機で自国民を退避させる動き
    2020年1月29日 14時10分

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、各国も自国民を退避させるため、チャーター機を出すなど対応を急いでいます。

    アメリカ

    このうち、アメリカ国務省はNHKの取材に対し、中国・武漢から総領事館の職員らを帰国させるためのチャーター機が武漢の空港を出発したことを明らかにしました。

    国務省の事前の発表では、チャーター機はカリフォルニア州オンタリオに向かう予定だということで、総領事館の職員のほか、一部の民間人も搭乗するとしています。

    オーストラリア

    また、オーストラリアのモリソン首相は29日、首都キャンベラで記者会見し、湖北省に滞在するオーストラリア人を退避させるため、チャーター機の準備を進めていることを明らかにしました。

    湖北省には、およそ600人のオーストラリア人が滞在していて、子どもや高齢者などを優先的に退避させるということです。

    チャーター機に搭乗した人は、湖北省を離れたあと、オーストラリア北西の沖合にある島で最大2週間隔離され、新型のコロナウイルスに感染していないか確認が行われる予定です。

    オーストラリア政府は、中国での感染が拡大し続けているとして、中国への渡航を予定している市民に対して、計画を見直すよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263671000.html

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  98. 新型コロナウイルス 感染したら出る症状は その治療は
    2020年1月29日 16時23分

    WHO=世界保健機関などによりますと、今回の新型コロナウイルスに感染し、発症した際の主な症状は、
    ▽発熱、
    ▽せき、
    ▽息苦しさなど呼吸器症状、
    ▽それに、筋肉痛やけん怠感などが報告されているということです。
    重症化した場合、
    ▽肺炎や呼吸困難を引き起こしたり、
    ▽腎臓の機能が低下したりすることがあるということです。

    WHO 約20%で重症化か

    症状の重さについてWHOはほとんどの人は軽い症状ですが、およそ20%で重症化するとみられるとしています。

    一方で、中国の保健当局によりますと、あまり発熱せず、ほぼ平熱だった患者もいたということです。

    潜伏期間 最短1日 最長14日

    また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間について、中国の保健当局は比較的、症状が軽い患者ではおよそ10日前後で、最も短いと1日、最長で14日だとしています。

    死亡した患者 免疫低下させる持病の人多い

    患者の年齢については、WHOによりますと、これまでのところ主に成人だということですが、小さな子どもから高齢者まで幅広い世代で患者が報告されているということです。

    WHOなどによりますと死亡した患者は高血圧や糖尿病、それに心臓や血管の病気といった免疫を低下させるような持病があった人が多かったということです。

    致死率 2%~3%程度で推移

    発症した患者のうち、死亡した人の割合を示す致死率については、1月29日現在、2%から3%程度で推移しています。

    症状や致死率などのデータは今後、さらに患者の数が増えると変わる可能性があります。このため正確な致死率やどれぐらい重症化しやすいかなどはまだよくわかっていません。

    ワクチンや特効薬なく対症療法

    今回の新型コロナウイルスは、人の間でたびたび感染が広がっていたこれまでの「コロナウイルス」とは違うため、すでに感染した人以外は誰もこのウイルスに対する免疫を持っていないと考えられています。

    新型コロナウイルスに対しては、インフルエンザのようにワクチンや特効薬はありません。このため発症した場合、症状に応じた治療、いわゆる対症療法が行われます。

    例えば、呼吸困難には酸素吸入を行ったり重い場合は人工呼吸器を付けたりするほか、脱水などで点滴を行ったり、細菌が感染して肺炎が悪化するのを防ぐため、抗生物質を投与したりと、症状に合わせてさまざまな治療を組み合わせて対処します。

    国立感染症研究所によりますと、こうした治療を行っている間に、患者自身が免疫を獲得し、ウイルスが排出されるのを待つということです。

    医師会「医療機関来る前にまず電話を」

    日本医師会の松原副会長は記者会見で、今回の新型コロナウイルスについて「当初の中国の発表ではSARSよりも軽いということだったが、いまはかなり危険なものであると認識している」と述べました。

    そのうえで「感染の可能性がある方は医療機関に来る前にまず電話をしていただき、どこの施設で対応できるのか確認をしてもらいたい」と述べ、病院での二次感染を防ぐため、まず最寄りの保健所や医療機関に電話で相談したうえで、専門の医療機関を受診するよう呼びかけました。

    感染力の目安 今後変わる可能性も

    感染力の目安として、WHOは、今月23日の時点で、患者1人が別の人に感染させる数を1.4人から2.5人と推測されると発表しました。

    この数値は、SARSでは1人以下、インフルエンザは2人から3人、はしかは12人から18人とされています。こうした数値は今後の感染者の情報によって変わる可能性があります。

    また、中国の保健当局は、潜伏期間中にも感染を広げるおそれを指摘しましたが、これについてWHOは、限定的なケースの可能性があるとして、さらに調査が必要だとしています。

    感染力については今後、ウイルスの性質が変化するおそれもあることから、引き続き、注意深く調べていく必要があります。

    確定診断 遺伝子レベルでの検査

    新型のコロナウイルスの確定診断には遺伝子レベルでの検査が行われます。

    国立感染症研究所が作成したマニュアルでは、検査を行う際には、のどや鼻の奥にある粘膜や分泌物のほか、たんや血液、尿など、さまざまな検体が使われます。

    国立感染症研究所や各地の地方衛生研究所では、送られてきた検体に含まれる遺伝子をPCRと呼ばれる方法などで増幅させて調べます。

    この方法を使うと、コロナウイルスの遺伝子の断片が含まれていれば検出することができ、ウイルスの感染があったかどうかを確定することができます。

    このほか、検体に含まれるウイルスの遺伝子を直接、解析する装置を使って診断することもできるということです。

    厚生労働省などによりますと、検査結果が出るまでには、「リアルタイムPCR」と呼ばれる検査では、4時間から8時間ほど、また、ウイルスの遺伝子を詳細に解析する装置を使った場合には、1日から3日程度かかるということです。

    人から人への感染 世界では

    中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、これまでに中国以外の4つの国と地域で、人から人への感染が起きたとみられています。

    このうちベトナムのケースでは、湖北省武漢から訪れた60代の男性の感染が確認されたのに加えて、この男性の20代の息子でこの数か月間は武漢を訪問していなかった20代の息子にも感染が確認され、WHOは今月24日、父親から息子への感染が起きたとみられると発表しています。

    台湾では、武漢に滞在したあと台湾に戻ってコロナウイルスへの感染が確認された女性の50代の夫も感染が確認され、保健当局は28日、家庭内で感染が起きた可能性があるという見方を示しました。

    ドイツでは南部バイエルン州の自動車部品メーカーで働く33歳のドイツ人男性の感染が確認されましたが、この男性が1週間前に参加した講習会の中国人講師は、その後、ウイルスの感染が確認されたということで保健当局は講習会で人から人への感染が起きた可能性があるという見方を示しています。

    さらに、この男性と同じメーカーで働いていた3人も新たに感染が確認されたということで、他の社員についても感染していないか検査を行うことにしています。

    このほか日本では奈良県に住み、武漢への渡航歴が無い60代の日本人男性がウイルスに感染していることが確認されています。

    ワクチン 治療薬の開発は

    今回のワクチンや治療薬の開発も始められています。

    オーストラリアのメルボルンにあるピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は29日、患者のサンプルからウイルスを分離し、培養することに成功したと発表しました。
    研究所によりますと、中国以外で新型のコロナウイルスを培養できたのは初めてだということで、ウイルスはWHO=世界保健機関を通じて各国の研究所にも提供され、潜伏期間中でも感染の有無を調べられる検査法やワクチンの開発などに役立てられるということです。
    キャットン副所長は「今回の培養によって停滞していたものごとが前進する」と述べ、新型のコロナウイルスに対応するための研究が、今後加速していくことになると意義を強調しました。

    また、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、アメリカメディアの取材に対して「3か月以内にワクチンの効果や安全性を確かめるための臨床試験を始める」と話しています。

    WHOは、同じコロナウイルスの一種で、重い肺炎を引き起こす「MERS」の対策として開発中のワクチンなどが、新型のコロナウイルスにも効果がないか探っていくとしています。

    さらに、治療薬の開発について、エイズの発症を防ぐために使われている2種類の薬が、同じコロナウイルスのSARSの治療に効果があったという報告があるということで、中国・北京市の保健当局は、複数の病院で肺炎の患者の状態に応じて、これらの薬を投与する考えを示しているということです。

    米博士 ワクチン開発に着手 3か月以内に試験へ

    アメリカ厚生省は28日、中国で感染が広がっている新型コロナウイルスへの対応について記者会見を開きました。この中でNIHのアンソニー・ファウチ博士は、ジカ熱のワクチンなどを開発している製薬会社「モデルナ」と協力してワクチンの開発に着手したことを明らかにするとともに、3か月以内に初期段階の試験を始めることができるという見通しを示しました。

    またアメリカの医薬品大手の「ジョンソン・エンド・ジョンソン」もワクチンの開発を始めたことを公表したほか、エボラ出血熱のワクチンを開発しているアメリカの製薬会社「イノビオ」やオーストラリアのクイーンズランド大学も、日本などが資金を拠出している感染症対策の国際的な枠組みから最大10億円の資金提供を受けてワクチン開発を進めています。

    さらにアメリカ・テキサス州のベイラ-大学もニューヨーク血液センター、それに中国の復旦大学などと協力してワクチン開発に取り組んでいます。

    ベイラ-大学のワクチン専門家、ピーター・ホテズ教授は「ワクチンの開発スピードはどんどん早くなっている。しかし、ヒトに対して使うまでには効果と安全性を十分確認する必要があるので、開発には少なくとも1年かかるだろう」と述べています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263811000.html

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    1. >主な症状は、
      ▽発熱、
      ▽せき、
      ▽息苦しさなど呼吸器症状、
      ▽それに、筋肉痛やけん怠感などが報告されているということです。
      重症化した場合、
      ▽肺炎や呼吸困難を引き起こしたり、
      ▽腎臓の機能が低下

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    2. ふつうの風邪となにも変わらない…

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  99. 新型肺炎 中国 営業休止など相次ぐ 自動車メーカーに影響も
    2020年1月29日 16時35分

    新型のコロナウイルスの感染拡大の影響で、中国では大手の飲食チェーンなどでも、臨時に店舗を休業する動きが相次いでいます。

    このうち、アメリカの大手コーヒーチェーン、スターバックスは28日に行った決算会見の中で、中国全土にあるおよそ4300の店舗のうち、半数以上の営業を見合わせていることを明らかにしました。

    北京市内の商業施設にあるスターバックスの店舗には人けは全くなく、入り口のガラス戸に「病気の発生を抑えるため、しばらく営業を見合わせます」という通知が貼られていました。

    また、中国でおよそ600店舗を展開する大手の火鍋のチェーン店も、中国国内のすべての店舗で1月末まで営業を取りやめているほか、旧正月、春節の連休中も24時間営業をする予定だった大手のレストランチェーンでも臨時に休業するところが出ています。

    中国の春節の連休は消費が最も盛り上がる時期で、去年は期間中の小売業や飲食業の売り上げが1兆元余り日本円でおよそ16兆円にのぼりましたが、ことしは新型のコロナウイルスの感染拡大が消費にも影を落としています。

    ユニクロや良品計画 湖北省中心に営業中止

    大手衣料品チェーンのファーストリテイリングは、新型のコロナウイルスの感染者の多い武漢市がある中国・湖北省を中心におよそ130店舗の営業を休止しています。

    会社では、武漢で公共交通機関の運行が停止され、従業員の出勤が難しいことなどから、今月23日から武漢にあるユニクロの17店舗の営業を休止していました。

    その後、地元の政府からの要請で商業施設全体が休業するところも出るなどしたため、こうした施設に入っている店舗を中心に、営業を休止することにしたとしています。

    ファーストリテイリングは中国で750の店舗を展開していて、営業休止の店舗は全体の17%になります。

    また、中国で265店舗を展開している「良品計画」も、地元の政府からの要請などがあり、湖北省を中心に43店舗の営業を休止しています。

    トヨタ 中国工場の操業再開を延期

    トヨタ自動車は、現在操業を停止している中国国内の4つの都市にある工場について、操業の再開を当初の2月上旬から2月10日以降に延期することを決めました。

    トヨタは中国で、天津、広州、成都、長春の合わせて4つの都市で現地メーカーとの合弁で完成車を生産していて、現在は春節にあわせた連休で、いずれも操業を停止しています。

    2月4日までに、これらの工場すべてで操業を再開する予定でしたが、新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、再開を10日以降に延期することを決めました。トヨタは感染拡大の状況などを見ながら、再開の時期を判断するとしています。

    世界最大の自動車市場である中国で、トヨタは去年、初めて日本市場を上回る162万台余りを販売しました。工場の操業停止が長引けば、今後の業績や部品メーカーなどにも影響が及ぶことが懸念されます。

    自動車メーカー各社 業績に影響も

    中国は世界最大の自動車市場で、感染拡大の影響が長引けば、日本の自動車や部品メーカーの業績にも影響が避けられないことになります。

    国際自動車工業連合会によりますと、2018年の世界の自動車の販売台数9500万台余りのうち、中国は2800万台余りと、全体のおよそ3割を占め、世界最大の市場となっています。

    日本の自動車メーカー各社は、武漢や広州、それに天津などに工場を置いて、現地向けの車やトラックを生産していて、日本メーカー各社の2018年の中国での販売台数は500万台余りと、日本の国内市場に匹敵する規模になっています。

    このため各社は、感染拡大の状況を慎重に見守り、生産再開の時期を判断する見込みです。

    日野自動車「中国工場の操業再開は未定」

    トラックメーカーの日野自動車は中国 広州市にあるトラックの工場について当初、春節の連休明けの来月3日から操業を再開することを予定していましたが、当局からの企業活動の再開の先送りの通知などを受けて、再開の見通しは未定だとしています。

    29日の決算発表の記者会見で、日野自動車の中根健人専務は「部品の仕入れ先の状況が心配で、情報収集を進めて、いつ工場を稼働できるか対応を検討している。感染が中国にとどまらずグローバルに拡大すれば非常に影響が大きく、状況に応じて的確に判断していきたい」と述べました。

    自動車メーカーでは、ホンダも上海市にある中国のバイクの事業の統括本部の業務再開を2月10日に、江蘇省などにあるバイクを生産する2つの工場については操業の再開を2月9日に、それぞれ延期することを決めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263721000.html

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  100. マスク売れ行き大幅増で品薄状態も 消費者庁「冷静な対応を」
    2020年1月29日 17時35分

    新型コロナウイルスの感染拡大に備え、都内のドラックストアではマスクの売れ行きが大幅に伸びて、品薄の状態が続いているところもあります。消費者庁は今後も安定した供給が続く見通しだとして、冷静な対応を呼びかけています。

    このうち、東京 渋谷区宇田川町のドラッグストアでは、マスクの売れ行きが例年のおよそ5倍に伸びています。

    29日は朝の開店時に並べていたマスクやアルコール消毒剤が午前中にはほぼ売り切れ、昼すぎに入荷した箱入りのマスク50箱を店員が補充すると、棚に並べるそばから次々と売れていきました。

    中には並べてから5分もたたないうちに売り切れる商品もあり、店によりますと、こうした状態は中国の旧正月「春節」の大型連休に入る頃から続いているということです。

    箱入りマスクを10箱ほど購入した中国人留学生の24歳の女性は、「たくさんマスクを買いましたが、これは福建省にいる家族や友達に送るつもりです」と話しました。

    三千里薬品 宇田川店の砂本一紀店長は「補充する商品が到着すると、どこからか人が現れてばっと売り切れる状況です。マスクの問屋やメーカーにも問い合わせていますが、品薄だということで困っています」と話していました。

    各メーカー 増産も一部で供給遅れも

    マスクの需要が大幅に増え、大手メーカーは増産などの対応を取っています。ただメーカーの中には、相次ぐ注文に対応が追いつかないところも出ています。

    このうち、大手日用品メーカーのユニ・チャームでは、1月中旬以降、取引先からの注文が相次ぎ、現在も例年の2倍から3倍程度の注文が届く状態が続いているということです。

    この会社はマスクを生産している工場をすでに24時間体制にして増産を続けていますが、対応が追いつかず、一部で商品の供給が遅れるケースも出ているということです。

    このため、会社は当初、今月いっぱいの予定としていた24時間体制での生産を2月以降も続けるかどうか、検討を始めているということです。

    また製薬会社の興和も、1月中旬から従業員を増やすとともに、工場の稼働時間を延ばしてマスクを増産していますが、一部で商品の供給が間に合っていない状況だということです。

    さらに医薬品メーカーの玉川衛材は、例年の5倍以上の注文が来ているということで、準備が整い次第、日本向けなどにマスクを生産している中国・上海の工場で増産体制に入るとしています。

    マスクの販売始めるデパートも

    都内のデパートではふだんは取り扱っていないマスクの販売を始めました。

    東京 池袋の東武百貨店は、これまでマスクは販売していませんでしたが、需要が増えていることから、28日から婦人雑貨売り場や免税カウンターでマスクの販売を始めました。

    29日午後にはおよそ3000枚のマスクが届き、従業員がカウンターの横に設けた売り場に商品を補充していました。

    東武百貨店広報部の本村早苗課長は「マスクが足りないという話もあったので、急いで仕入れました」と話しています。

    消費者庁「冷静な対応を」

    新型コロナウイルスに備え、国内でもマスクの需要が高まっていることについて、消費者庁は今後も安定した供給が続く見通しだとして、冷静な対応を呼びかけています。

    新型コロナウイルスの感染を防ぐ対策には手洗いの徹底やマスクの着用などが推奨されていて、マスクについては、海外から多くの観光客が訪れる観光地などの一部の店舗では、品薄になるところもあるなど需要が高まっています。

    消費者庁によりますと、今の時点では、全国的に品薄になったり価格が著しく高騰したりするなどの状況にはなっていないということです。

    また28日、厚生労働省や経済産業省が関係団体に対し、マスクを増産するよう要請を行ったことなどから、今後も安定した供給が続く見通しだとしています。

    消費者庁の伊藤明子長官は「マスクについては、いたずらに心配する状況ではないと思っているが、引き続き注視していきたい。消費者の皆さんには冷静に対応してもらいたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263931000.html

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  101. 新型肺炎 全日空 成田と武漢を結ぶ路線 3月1日まで欠航に
    2020年1月29日 17時40分

    中国 武漢の地元当局が感染の拡大を防ぐため、武漢を離れる航空便などの運航を当面、停止すると発表したことを受けて、全日空は、成田と武漢を結ぶ路線について、ことし3月1日の午前の便まで欠航をすることを決めました。

    全日空は、成田と武漢を結ぶ便については、1月23日から欠航を続けています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263981000.html

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  102. 奈良県のバス運転手感染 専門家「調査対象広げる必要ある」
    2020年1月29日 18時03分

    武漢への渡航歴がない日本人男性で、新型のコロナウイルスへの感染が確認されたことについて、専門家は「感染のリスクがある地域から来ている人と数時間、同じ空間にいた人を調べるなど感染の広がりを防ぐために、調べる対象を広げる必要がある」と指摘しています。

    28日、新型コロナウイルスの感染が確認された奈良県に住むバス運転手の日本人男性は、武漢に滞在歴はなく、バスに乗っていた武漢からのツアー客も症状は出ていなかったとされています。

    国は、武漢の滞在歴がある人や武漢からの肺炎患者と濃厚に接触した人については、発熱などの症状が出た場合、医療機関に報告するよう求めていますが、奈良県の男性はこの報告の対象ではなく、厚生労働省は報告対象の拡大を検討したいとしています。

    これについて感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は「男性を診察した医師が新型コロナウイルスへの感染の可能性を疑って診断したことは、感染拡大のリスクを抑える意味で適切な対応だったと評価できる」と話しています。

    そのうえで、2003年に感染が拡大したSARSでは、車内などの閉鎖空間で感染するリスクが指摘されているとして、「今回のウイルスも直接的な接触はなくても感染する可能性がある。広がりを防ぐためには感染のリスクがある地域から来ている人と長い時間行動をともにしたケースなどにも、調べる対象を広げる必要がある」と指摘しています。

    今後求められる対策について、「新型のコロナウイルスがすでに広がったという前提で対策を考えることが重要だ。手洗いや消毒で感染を抑制できると考えられ、感染しても全員が重症化するわけではないので、必要以上に恐れず、冷静に対応していくべきだ」と話しています。

    感染のバス運転手 奈良公園立ち寄るも降車せず

    奈良県は、感染が確認されたバス運転手の男性が中国の武漢からのツアー客を乗せ今月16日に奈良公園に立ち寄っていたことを明らかにしました。

    この際、客はバスから降りたものの男性は乗ったままだったということです。奈良県は県内に住む60代の男性が新型のコロナウイルスに感染していると確認されたことを受け、29日午前、県庁で対策本部の会議を開きました。

    この中で荒井知事は「感染が広がらないよう万全を期したい」と述べたうえで、感染が確認されたバス運転手の男性が中国の武漢からのツアー客を乗せ今月16日に奈良公園に立ち寄ったことを明らかにしました。

    バスは今月12日に成田空港を出発し、国内を観光しながら関西空港に向かう途中で、奈良公園内の駐車場に1時間ほど駐車し、客はバスから降りたものの男性は乗ったままだったということです。

    男性は今月22日にも別の中国の都市からのツアー客を乗せて奈良公園に1時間ほど立ち寄りましたが、このときもバスから降りなかったということです。

    県内での立ち寄り先を明らかにした理由について奈良県は「不正確な情報が出回り風評被害などが起こるおそれがあるため、伝えることにした」と説明しています。

    一方、県外で立ち寄った場所を公表するかどうかは該当する自治体の判断に任せたいとしてそれぞれの自治体に情報提供することにしています。

    厚労相 104人接触も現時点で発症なし

    また、加藤厚生労働大臣は参議院予算委員会で、現時点で104人が接触していることを明らかにしました。安倍総理大臣は武漢から帰国した人たちの健康面のケアに万全を期すなど感染拡大の防止に全力を尽くす考えを示しました。

    この中で加藤厚生労働大臣は湖北省・武漢への渡航歴がない奈良県に住む日本人男性が新型コロナウイルスに感染しているのが確認されたことについて「国内で人から人への感染が疑われる初めての事例であり、これまでとは事象が違っているという認識で対応しなければならない」と述べました。

    そのうえで加藤大臣はこの男性が感染が疑われる期間に接触した場所などを調査した結果、接触した人はこれまでに104人で、そのうち18人が家族や医療関係者などの濃厚接触者であるとする一方、現時点では発症している状況ではないことを明らかにしました。

    また安倍総理大臣は29日午前、チャーター機で武漢から帰国した人たちについて「感染症指定医療機関においてウイルス検査の実施も含め、一人一人の健康状態をしっかりと確認するなど帰国者の健康面でのケアに万全を期していく」と述べました。

    そして、引き続き希望者全員の帰国に向け、あらゆる手段をとるとともにウイルスの感染拡大の防止に全力を尽す考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263491000.html

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  103. 武漢から帰国の男性2人が肺炎の診断 病院の医師会見で
    2020年1月29日 18時15分

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中国の武漢からチャーター機で帰国した日本人のうち、体調不良を訴えた5人が搬送された病院の医師らが記者会見を行い、5人のうち、40代の男性と50代の男性の合わせて2人が肺炎と診断されたことを明らかにしました。

    中国の武漢を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、29日朝、政府が手配したチャーター機で現地に滞在していた日本人206人が帰国し、このうち5人が都内にある公社病院の荏原病院と都立病院の駒込病院に搬送されました。

    これについて、2つの病院の医師らが都庁で記者会見を行いました。

    この中で医師らは、荏原病院に搬送された4人はいずれも入院していて、40代の男性は入院時に37度6分の発熱とせきの症状があり、症状は安定しているものの、検査の結果、肺炎と診断されたということです。

    また50代の男性も入院時の体温は36度9分で、せきやたんの症状が見られ、検査の結果、肺炎と診断されたということで、合わせて2人の男性が肺炎と診断されたということです。

    このほか50代の女性は、チャーター機の中では37度を超える発熱があったものの、入院時の体温は36度8分で現在、せきなどの症状は見られないということです。

    また30代の男性はチャーター機の中では37度を超える発熱があったものの、入院時の体温は37度で現在、せきなどの症状は見られないということで、いずれも新型コロナウイルスに感染しているかどうか検査中だということです。

    さらに、駒込病院に搬送された50代の女性は入院していて、チャーター機を降りるまでは特に症状は見られませんでしたが、その後、吐き気の症状を訴えたため、念のため、病院に搬送されたということです。

    この女性は体温は36度9分で、新型コロナウイルスに感染しているかどうか検査中だということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264061000.html

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  104. 新型肺炎 政府対策本部を設置 帰国費用負担めぐり議論も
    2020年1月29日 18時23分

    新型のコロナウイルスによる感染拡大を受けて、安倍総理大臣は参議院予算委員会で、政府一体となって対策を強化するため、30日、政府対策本部を設置することを明らかにしました。

    新型のコロナウイルスによる感染が拡大する中、武漢への渡航歴がない奈良県に住む日本人男性が、感染しているのが確認されるなど、日本国内でも患者が増えています。

    こうした状況を受けて、安倍総理大臣は参議院予算委員会で、政府一体となって感染拡大の防止に向けた対策を強化するため、30日、政府対策本部を設置することを明らかにしました。

    また安倍総理大臣は、日本経済への影響について、「中国人旅行者の減少など、経済への影響も懸念されており、しっかりと注視をしていかなければいけないが、いま経済的な影響について、私が申し上げることは時期尚早だろう」と述べました。

    茂木外相 チャーター機運賃約8万円「本人に負担」

    一方、茂木外務大臣は、チャーター機で帰国した人たちに、エコノミークラスの片道の正規運賃、およそ8万円の支払いを求めることについて、「海外における邦人の生命や身体の保護などにあたっては、これまでのケースでも当事者本人の航空費などは、本人に負担してもらっており、今回も同様の措置を取る形にした」と述べました。

    自民 二階幹事長「災難 国が対応は当然」

    自民党の二階幹事長は記者団に対し、政府が武漢からチャーター機で帰国した人たちにおよそ8万円の支払いを求める方針であることについて「本人たちが好んでそういう立場になったのではなく、いわば災難であり、国が対応するのが当然だ」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263701000.html

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  105. 武漢の日本人留学生「不安で大泣きした」帰国に期待
    2020年1月29日 18時37分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国 湖北省武漢から日本人を乗せたチャーター機が29日朝、羽田空港に到着した一方で、帰国の見通しがたっていない日本人留学生からは1日も早い帰国を望む声が聞かれました。

    山口県の大学から武漢の大学へ留学している20歳の女子留学生は1月22日、武漢から600キロ余り離れた湖北省の中国人の友人の実家を訪れていたところ、感染拡大を防ぐための厳しい移動制限で武漢に戻れなくなりました。

    この留学生はいまも友人の実家に身を寄せていて、NHKの電話インタビューに対し、「湖北省から出られなくなったと聞いたときは、いつ帰れるかわからず、すごく不安で大泣きした」と当時の心境を振り返りました。

    そして、北京の日本大使館と電話で連絡を取っているとしたうえで、「まちが封鎖された直後よりは、武漢にチャーター便が来るなどの動きが出てきたので、そういう意味ではまだ安心できる。帰国の兆しとまでいえるかどうかわからないが、先行きが見えるようになった」と1日も早い帰国に期待を寄せていました。

    女子留学生によりますと、滞在先では新型のコロナウイルスに感染したという話は聞かないものの、車や人通りは極端に少なく、マスクも不足し始めているということで、女子留学生は「状況が状況なので、思い詰めるよりも本当に待つしかない」と話していました。

    武漢から岡山への留学生 「感染終息を信じる」

    岡山県内の大学に留学している23歳の男子学生はスマートフォンのテレビ電話で中国 武漢にいる父親と会話しました。

    この中で父親は現在の武漢の様子について「街は閑散としている。政府の呼びかけで、家からは出ておらず、自分の体調を定期的に会社の同僚どうしで報告しあっている」と説明しました。

    また現地の医療態勢については「新しい病院ができて患者の受け入れが始まった」としたうえで、「日本からのマスクなどの支援の動きは中国でも報道されていて、とてもありがたい」と話していました。

    2人は毎日、連絡を取り合い「消毒やマスクで感染を予防するように」などとメッセージを送り合っているということです。

    男子学生は「春休みに武漢に帰る予定だったが、帰らないことに決めた。両親や友人のことが心配だが、感染が終息することを信じている」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264131000.html

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  106. 武漢からの帰国者 計12人が入院へ
    2020年1月29日 18時58分

    厚生労働省によりますと、チャーター機で帰国した日本人206人のうち、合わせて5人が発熱などの症状を訴えて、都内にある感染症の指定医療機関に搬送されました。また、残りの201人のうち同意が得られた199人が東京 新宿区の国立国際医療センターで改めて医師の診察や検査を受け、8人に発熱やせき、それに頭痛などの症状が認められ、このうち7人が入院する予定だということです。

    このため、搬送された5人を含めて帰国者12人が入院、または入院する予定となります。

    あとの191人は特段の症状は認められなかったということです。

    検査などに同意が得られなかった2人は検疫官が自宅まで送り、今後、健康状態を確認していく予定だということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264311000.html

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    1. 武漢の邦人200人余帰国 12人が入院 2人が肺炎と診断
      2020年1月29日 20時15分

      新型コロナウイルスの感染が拡大する中国 湖北省武漢から、200人余りの日本人を乗せた最初のチャーター機がけさ羽田空港に到着しました。厚生労働省や東京都によりますと12人が入院しこのうち2人が肺炎と診断されたということで、厚生労働省は新型コロナウイルスに感染していないか調べています。

      中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者およそ650人全員を順次、帰国させることにしています。

      その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。

      この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30代から50代の男女5人が都内の病院に搬送されました。

      そして検査の結果、40代と50代の男性2人が肺炎と診断されたということです。

      搬送された5人はいずれも入院し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けています。

      また、それ以外の人のうち同意の得られた199人が東京 新宿区にある国立国際医療研究センターでほかの患者と離れた場所で医師の診察や検査を受けました。

      その結果、8人に発熱やせき、それに頭痛などの症状が認められ、このうち7人が入院する予定だということです。

      このため合わせて12人が入院、または入院する予定となりました。

      そのほかの人たちのほとんどは国が用意した宿泊施設に滞在しています。

      厚生労働省は検査のあと、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。

      厚生労働省はチャーター機で帰国した全員について新型コロナウイルスに感染していないか調べています。

      政府は、第1便のチャーター機で帰国した206人の内訳を発表し、206人のうち男性が185人、女性が21人で、年齢は12歳以下の子どもが4人、60歳以上が9人で、このうち65歳以上は1人でした。

      帰国者には3つの選択肢提示

      関係者によりますと、国は帰国した日本人に対し、東京 新宿区の国立国際医療研究センターでのウイルス検査の結果が出るまでの間の措置として、3つの選択肢を示して意向を確認しているということです。

      1つ目の選択肢は、東京やその近郊に住む人に対し、政府が用意したバスによって自宅の最寄り駅まで途中でどこかに立ち寄ることなく帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。

      2つ目は、家族や勤務先の車によって途中でどこかに立ち寄ることなく自宅に帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。

      3つ目は、政府が用意したバスによって国立国際医療研究センターから千葉県勝浦市内のホテルに移動し、ホテルの部屋で待機することとなっています。

      小池都知事 帰国者の一時滞在用宿泊施設の確保を

      東京都は29日午後、幹部職員を集めた危機管理対策会議を開き、小池知事は「都民に対するさまざまな対策を進めていくとともに、帰国者のための宿泊施設の確保の検討など、できるだけの対策を行っていく」と述べ、ホテルの業界団体などと連携して、帰国した人が一時的に滞在できる宿泊施設の確保を進める考えを示しました。

      また会議では、新型コロナウイルスについて、感染の予防や心配な症状があらわれたときの対応など、不安を感じている都民からの相談に応じるため、コールセンターを開設する準備を進めていることが報告されました。

      このほか、小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来月2日から7日までの日程で予定していたアメリカへの出張を延期することを明らかにしました。

      厚労省 「健康フォローアップセンター」設置

      厚生労働省は帰国者の健康状態を定期的に確認する「健康フォローアップセンター」を設置しました。

      センターでは、厚生労働省の職員がチャーター機で帰国した人たちの健康状態について、症状がある人は毎日、症状がない人は3日ごとに電話やメールで確認します。こうした健康フォローはおよそ2週間行います。

      また今後はチャーター機の帰国者だけでなく、武漢市やその周辺に滞在歴がある入国者についても、必要に応じて定期的に電話やメールなどで健康状態を確認する方向で検討を進めています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263331000.html

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    2. 新型肺炎 症状ない帰国者 千葉県勝浦市のホテルで経過観察
      2020年1月29日 21時10分

      新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国の武漢からチャーター便で帰国した人のうち、症状が見られなかった人たちが、受け入れ先の千葉県勝浦市にあるホテルに到着しました。検査結果が判明するまで経過観察が行われます。

      内閣官房は、チャーター機で帰国した人のうち、発熱などの症状がなく、自宅が遠方にあることなどから宿泊施設での滞在を希望する人は、バスで千葉県勝浦市内のホテルに移動し、検査結果が判明するまで滞在してもらうとしています。

      ホテルには医師や看護師をはじめ、厚生労働省の職員らも待機し、健康管理などにあたるということです。また、ホテル内では、ほかの利用客と離れた場所に滞在してもらい、宿泊費は政府が負担するということです。

      ホテルによりますと、29日朝、受け入れの要請があり、当面の予約の受け付けを停止したうえで、すでに予約をしていた利用者には同じグループで経営している千葉県の木更津市と鴨川市のホテルに宿泊先を変更してもらうなどして準備を進めてきました。

      そして午後6時すぎからバス7台が到着し、マスクを着用した人たちが次々と降りて、ホテルの中に入っていきました。

      滞在者は検査結果が出るまでこのホテルで過ごし、経過観察が行われることになっています。

      千葉県「関係機関と緊密に連携したい」

      チャーター便で帰国した人のうち、症状のない人を千葉県勝浦市のホテルで受け入れることについて、千葉県は記者会見し、近くにある病院の支援も受けながら、対応にあたる考えを示しました。

      この中で県は、職員や保健師をホテルに派遣したほか、近くの病院から医師や看護師についての支援を受けながら、滞在者の対応にあたる考えを示しました。

      看護師はホテルに常駐し、24時間態勢で滞在者やホテルの従業員の健康管理や相談にあたり、発熱などの症状を訴える人が出た場合は、直ちに病院に搬送するということです。

      県は「滞在しているのは症状のない人たちで、今のところ感染のリスクは低いと思っている。関係機関と緊密に連携していきたい」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264391000.html

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    3. 羽田から病院搬送の5人は新型ウイルス感染確認されず
      2020年1月29日 23時10分

      厚生労働省によりますと、中国 湖北省の武漢からチャーター機で帰国し、発熱などの症状を訴えて入院した12人のうち羽田空港から病院に搬送された5人はいずれも新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことがわかりました。

      29日朝、中国 湖北省の武漢から羽田空港に到着した最初のチャーター機では206人が帰国しました。東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30代から50代の男女5人が羽田空港から都内の病院に搬送され検査の結果、40代と50代の男性2人が肺炎と診断されました。

      またそれ以外の人のうち同意の得られた199人が東京 新宿区にある国立国際医療研究センターで医師の診察や検査を受け、8人に発熱やせき、それに頭痛などの症状が認められこのうち7人が入院したということです。

      厚生労働省などによりますと、入院した12人のうち羽田空港から搬送された5人は検査の結果、いずれも29日夜、新型コロナウイルスへの感染が確認されなかったことがわかりました。

      そのほかの人たちのほとんどは、経過を観察するため、国が用意した宿泊施設に滞在していて、厚生労働省はチャーター機で帰国した人たちについて症状のあるなしに関わらず、新型コロナウイルスに感染していないか調べています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264701000.html

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    4. 武漢の邦人200人余帰国 12人が入院 2人が肺炎と診断
      2020年1月29日 22時39分

      新型コロナウイルスの感染が拡大する中国 湖北省武漢から、200人余りの日本人を乗せた最初のチャーター機がけさ羽田空港に到着しました。厚生労働省や東京都によりますと12人が入院しこのうち2人が肺炎と診断されたということで、厚生労働省は新型コロナウイルスに感染していないか調べています。

      中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して、現地に滞在する日本人の希望者およそ650人全員を順次、帰国させることにしています。

      その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。

      この便には現地から206人が乗って帰国し、東京都によりますと、発熱やせきなどの症状を訴えた30代から50代の男女5人が都内の病院に搬送されました。

      そして検査の結果、40代と50代の男性2人が肺炎と診断されたということです。

      搬送された5人はいずれも入院し、新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けています。

      また、それ以外の人のうち同意の得られた199人が東京 新宿区にある国立国際医療研究センターでほかの患者と離れた場所で医師の診察や検査を受けました。

      その結果、8人に発熱やせき、それに頭痛などの症状が認められ、このうち7人が入院したということです。

      このためチャーター機の帰国者では合わせて12人が入院しました。

      そのほかの人たちのほとんどは、国が用意した宿泊施設に滞在しています。

      厚生労働省は検査のあと、少なくとも1週間は外出を控え、その後の1週間も不要な外出は控えるよう求めています。

      厚生労働省はチャーター機で帰国した全員について新型コロナウイルスに感染していないか調べています。

      政府は、第1便のチャーター機で帰国した206人の内訳を発表し、206人のうち男性が185人、女性が21人で、年齢は12歳以下の子どもが4人、60歳以上が9人で、このうち65歳以上は1人でした。

      帰国者には3つの選択肢提示

      関係者によりますと、国は帰国した日本人に対し、東京 新宿区の国立国際医療研究センターでのウイルス検査の結果が出るまでの間の措置として、3つの選択肢を示して意向を確認しているということです。

      1つ目の選択肢は、東京やその近郊に住む人に対し、政府が用意したバスによって自宅の最寄り駅まで途中でどこかに立ち寄ることなく帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。

      2つ目は、家族や勤務先の車によって途中でどこかに立ち寄ることなく自宅に帰り、その後は外出を控えて自宅で待機すること。

      3つ目は、政府が用意したバスによって国立国際医療研究センターから千葉県勝浦市内のホテルに移動し、ホテルの部屋で待機することとなっています。

      小池都知事 帰国者の一時滞在用宿泊施設の確保を

      東京都は29日午後、幹部職員を集めた危機管理対策会議を開き、小池知事は「都民に対するさまざまな対策を進めていくとともに、帰国者のための宿泊施設の確保の検討など、できるだけの対策を行っていく」と述べ、ホテルの業界団体などと連携して、帰国した人が一時的に滞在できる宿泊施設の確保を進める考えを示しました。

      また会議では、新型コロナウイルスについて、感染の予防や心配な症状があらわれたときの対応など、不安を感じている都民からの相談に応じるため、コールセンターを開設する準備を進めていることが報告されました。

      このほか、小池知事は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来月2日から7日までの日程で予定していたアメリカへの出張を延期することを明らかにしました。

      厚労省 「健康フォローアップセンター」設置

      厚生労働省は帰国者の健康状態を定期的に確認する「健康フォローアップセンター」を設置しました。

      センターでは、厚生労働省の職員がチャーター機で帰国した人たちの健康状態について、症状がある人は毎日、症状がない人は3日ごとに電話やメールで確認します。こうした健康フォローはおよそ2週間行います。

      また今後はチャーター機の帰国者だけでなく、武漢市やその周辺に滞在歴がある入国者についても、必要に応じて定期的に電話やメールなどで健康状態を確認する方向で検討を進めています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263331000.html

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  107. 新型肺炎 専門家「帰国者への心のケア 適切に行うべき」
    2020年1月29日 19時03分

    中国 湖北省武漢から最初のチャーター機が羽田空港に到着し200人余りが帰国したことについて、専門家は今回帰国した人たちから感染が広がる可能性は低いとしたうえで、心のケアを適切に行う必要があると指摘しています。

    新型コロナウイルスの感染が拡大する武漢から帰国を希望する日本人を乗せた最初のチャーター機は29日朝、羽田空港に到着し、このうちの5人に発熱やせきなどの症状があり、病院に搬送されました。

    帰国した人たちへの対応について、海外の感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「感染の有無にかかわらず全員を検査し、専用のバスを手配して検査が行われる場所に送り届けるなど、感染を広げないためのきめ細かな対策が取られている」と評価しました。

    そのうえで「今回の対応をみると、帰国した人が仮に感染していたとしても国内で感染が広がる可能性は低いと考えられる。経過観察をきめ細かく行えば、感染の拡大は防ぐことができる」としています。

    一方で、帰国した人たちのケアについて「感染が広がる武漢から戻った人たちは通常とは異なる状況で生活し、非常に強いストレスにさらされており、帰国しても感染を広げるのではないかという見方をされ、さらにストレスがたまる可能性もある。今後、必要に応じて心のケアなどを適切に行うべきだ」と指摘しています。

    別の専門家も「帰国者の精神的不安の軽減を」

    感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、帰国した人たちに対する健康観察を行うとともに、精神的な不安を和らげる必要があると指摘しています。

    賀来特任教授は「帰国した人たちは、いつ自分も感染し、発症するかわからないという精神的な不安を抱えてきた。さらに帰国後に偏見にさらされる不安も感じていると思う。感染症対策は人権を十分に尊重しながら対応するのが基本で、社会に冷静さを呼びかけるとともに、帰国した人たちの精神的な負担を軽くする対応が必要だ」と指摘しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264231000.html

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  108. 感染した奈良県のバス運転手 どう動いたのか
    2020年1月29日 20時14分

    奈良県のバス運転手の男性が新型のコロナウイルスに感染していることが28日確認されたことを受け、奈良県はこの男性が中国の武漢からのツアー客を乗せ今月16日に奈良公園に立ち寄っていたことを明らかにしました。

    29日に対策会議を開いた奈良県の荒井知事は「感染が広がらないように県としては万全を期したい」と話したうえで、運転手の男性が立ち寄った場所などを明らかにしました。

    武漢からのツアー客を乗せてバスを運転していた男性は、今月8日から11日にかけて大阪から東京方面の空港へ向かいました。

    そして12日からは別の武漢からのツアー客を乗せ千葉県の成田空港から大阪まで運転しました。
    最終日の16日には1時間ほど奈良公園に立ち寄っていたということです。

    男性は14日に悪寒やせきなどの症状が出ていたということです。このあと、奈良県内の医療機関を2度にわたって受診し、肺炎の症状が確認されたということです。

    県内の医療機関に入院し、現在、症状は改善しているということです。
    人から人へ感染した可能性が高いとみられる今回のケース。男性は、ツアー客と同じホテルに宿泊していて、客のほかホテルの従業員など合わせて104人と接触しました。
    このうち、男性と2メートル以内で接触した濃厚接触者は家族2人を含めて18人だということです。
    ツアー客は全員がすでに帰国していますが、奈良県は男性と濃厚接触した人には1日2回、体温を測ることなどを求めていて37度5分以上の熱があれば連絡をもらうことになっているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264441000.html

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  109. 新型肺炎 日本人で初感染の男性 国内感染と断定 厚生労働省
    2020年1月29日 20時40分

    日本人では初めて新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県に住む男性が、今回の肺炎が中国で発生している時期には海外への渡航歴がなかったことが分かり、厚生労働省は男性が日本国内でウイルスに感染したと断定しました。

    厚生労働省によりますと、奈良県に住む60代の日本人の男性は、せきなどの症状を訴えて県内の医療機関に入院し、検査の結果、28日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

    日本人の感染が確認されたのは初めてで、男性はツアーバスの運転手で今月2回にわたって武漢からの客を乗せて大阪と東京の間を運転していたということです。

    男性は武漢への渡航歴がなく、厚生労働省は「国内で感染した可能性が高い」としていましたが、その後の調査で、中国で今回の肺炎が発生していた時期に、武漢だけでなくほかの都市も含めて海外を訪れていないことが分かりました。

    このため厚生労働省は男性が国内でウイルスに感染していたと断定しました。

    そのうえで、厚生労働省はウイルスが人から人に感染した可能性が高いとみて感染経路などを調べています。男性は入院を続けていて症状は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264471000.html

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  110. 新型肺炎感染者 中国本土以外 18の国と地域で91人
    2020年1月29日 20時44分

    中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスは、中国本土以外ではこれまでに18の国と地域で91人の感染者が確認されています。

    このうち渡航歴のない人の感染が確認されたのはベトナム、日本、台湾、それにドイツの合わせて4つの国と地域に及んでいます。

    中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数はタイで14人、香港と台湾でそれぞれ8人、日本、マカオ、シンガポール、マレーシアでそれぞれ7人、オーストラリアで6人、アメリカで5人、韓国、フランス、それにドイツ、それにUAEでそれぞれ4人、ベトナムで2人、ネパール、カンボジア、スリランカ、カナダでそれぞれ1人となっていて、18の国と地域で合わせて91人にのぼります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264221000.html

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  111. 新型肺炎 中国の専門家「感染力比較的強い 警戒が必要」
    2020年1月29日 21時08分

    中国の専門家チームのトップは「致死率は高くないが、感染力は比較的強い」として警戒が必要だと指摘しました。

    中国の保健当局の専門家チームを率いる鍾南山チーム長は、国営メディアの取材に対し、「きのうまでに感染が確認された患者のうち死亡した割合は2.3%で致死率は高くないが、感染力は比較的強い」と述べ、警戒が必要だと指摘しました。

    また鍾チーム長はSARSとの違いについて、多くの患者に高熱の症状がなく、初期症状があまり深刻でないことだとしたうえで、特徴的な症状は発熱とけん怠感で、一部で空せきなどが見られるとしています。

    また、ある種の野生動物がウイルスを媒介していると考えられ、さまざまな動物の遺伝子検査を進めていることを明らかにしました。

    一方、ワクチンの開発には、3か月から4か月、もしくはそれ以上の時間がかかるという見通しを示し、開発を急ぐ考えを強調しました。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスに感染して死亡した人の数が新たに26人増えて、132人になったと発表しました。また、患者の数は1459人増えて5974人となり、2003年に流行した新型肺炎、「SARS」の中国本土の患者の数を上回りました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264261000.html

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  112. 新型肺炎 友好都市の武漢に医療用防護服200着送る 大分
    2020年1月29日 21時11分

    中国の湖北省武漢を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、武漢と友好都市関係にある大分市は29日、武漢から要請を受けた医療用防護服200着を送りました。

    大分市と中国 武漢は鉄鋼業が基幹産業というつながりから昭和54年に友好都市となり交流を続けていて、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、大分市では27日、武漢からの依頼を受けてマスク3万枚を現地に送る支援を行っています。

    武漢側からは防護服についても支援の依頼があり、大分市では地元の医師会から医療用の防護服200枚の提供を受けることができたため、29日、市の職員が外務省に防護服を届けたということです。

    防護服は今後、外務省の担当者が現地に届けることになっています。

    大分市によりますと、ほかにも医療用のマスクや手術服などの支援依頼を受けているということで、引き続き物資の調達を進めることにしています。

    一方、市民からもマスクや手袋などの支援の申し出が相次いでいるということで、大分市では今後、受け入れ態勢を整えたうえで、市民からの支援物資も現地に送っていきたいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264251000.html

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  113. 新型肺炎 企業からは中国への支援の動きも
    2020年1月29日 21時12分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国に対し、支援の動きも出ています。

    トヨタ自動車は、医療用品の購入費用として、中国赤十字社に1000万元、日本円で1億5000万円余りを寄付すると発表しました。

    また、製薬会社の「大日本住友製薬」は、患者の治療にあたっている医療関係者を支援するための費用として、中国赤十字基金会に100万元、日本円で1500万円余りを寄付することを決めました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264421000.html

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  114. バスでガイド 大阪の女性 ウイルスに感染 奈良の運転手と同乗
    2020年1月29日 23時24分

    今月、中国 湖北省武漢市からのツアー客を乗せたバスにガイドとして乗車した大阪に住む40代の女性が29日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。女性は28日に感染が確認された奈良県の男性運転手と同じバスに乗っていました。国内で感染が確認されたのは8人目です。

    感染が確認されたのは大阪に住む外国籍の40代の女性です。

    女性は、今月12日から17日まで中国 湖北省武漢から来たツアー客が乗るバスにガイドとして乗車していました。

    女性は今月20日に発熱し、都内の医療機関を受診して経過観察となり、21日になっても発熱が続いたため、都内の別の医療機関を受診しましたが、この時も異常が見られずに経過観察となりました。

    しかし23日になっても症状が改善しないため、大阪府内の医療機関を受診した結果、肺炎の兆候が見られ入院しました。

    そして検査の結果、29日、新型のコロナウイルスに感染していたことが確認されました。

    女性がガイドを務めた武漢からのツアー客を乗せたバスは、28日、ウイルスへの感染が確認された奈良県に住む60代の男性が運転していたということです。

    女性はこの1か月間に海外に渡航したことはなく、厚生労働省は国内でウイルスに感染した可能性が高いとみています。
    国内で感染が確認されたのは8人目となります。

    厚生労働省は国内では新型コロナウイルスによる肺炎の流行が認められる状況ではないとして、過剰に心配すること無く、インフルエンザなどと同様に、手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    男性運転手と濃厚接触は22人

    新型のコロナウイルスへの感染が確認された奈良県の男性運転手と同じバスにガイドとして乗っていた大阪に住む女性の感染が確認されたことを受けて、奈良県は29日夜、記者会見を開きました。

    この中で県の担当者は「バス運転手の男性と濃厚に接触した人の数は県内に17人、県外に5人の合わせて22人いると認識している。このうち県外の5人のうちの1人が、国内で8例目の感染者だと確認した」と説明しました。

    女性は症状が改善

    大阪に住む40代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたことを受けて、大阪府は29日夜、記者会見を開きました。

    それによりますと、女性は症状が改善していて、せきのみだということですが経過観察のため入院しているということです。

    また女性は、今月12日から17日まで中国 武漢市からのツアー客が乗車するバスにガイドとして同乗していました。

    奈良県に住むウイルスへの感染が確認されたバスの運転手の男性と一緒だったということです。

    その後、17日から22日まで別のツアーのバスにガイドとして乗車しました。そして20日に発熱し、医療機関を受診したということです。

    その後も症状が改善せず、23日に保健所に相談があり、府内の医療機関でCTを受け、肺炎の所見があったため入院しました。

    28日に国立感染症研究所へ検体を送り、29日、陽性が判明したということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012264621000.html

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  115. 社説
    中国の新型肺炎 国内患者への対策を強化せよ
    2020/01/28 05:00

     新型肺炎の感染が、中国から世界に広がっている。中国当局は、感染力が強まっているとの見解を示した。日本でも、患者の増加を前提に対策を強化する必要がある。

     安倍首相は、新型肺炎を感染症法上の「指定感染症」にする方針を表明した。患者を強制的に入院させることなどが可能になる。世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言を待たず、患者の拡大を見越して先手を打った形だ。

     新型肺炎の患者は、これまでに中国本土だけで2800人を超え、死者は80人を上回った。中国本土以外の十数か国・地域にも感染者が拡大している。

     患者数では、2012年に発生した中東呼吸器症候群(MERS)をしのぐ規模となった。事態は深刻化しつつある。

     感染の中心地の中国湖北省武漢では、市外に向かう交通機関が停止になり、事実上封鎖された。現地の日本人は日常生活にも支障をきたし、不安が高まっている。

     日本政府は民間チャーター機を武漢に送り、希望者全員が帰国できるようにする。米国や韓国などもチャーター機の運航を検討しており、自国民保護の観点から妥当な措置である。

     中国政府は、海外への団体旅行禁止に踏み切った。春節(旧正月)に合わせた大型連休で多くの中国人が海外に出かけ、感染が拡大するのを防ぐ狙いがある。

     当初の予想より急速に患者が増えていることに対する危機感の表れだと言えよう。中国政府は、患者やウイルスについての情報を各国に素早く公開し、協力を得る姿勢が求められる。

     日本では、中国人観光客などの患者が連日のように見つかっている。昨年日本を訪れた中国人旅行者は約960万人に上る。

     ホテルなどは、体調が悪い宿泊客に対し積極的に医療情報を提供してもらいたい。病院も外国人の受け入れ体制を整えるべきだ。

     今後、注視すべきは、日本国内で人から人への感染が広がるかどうかだ。ウイルスが変異して感染力が高まったり、致死率が上がったりする恐れも残る。

     新型肺炎の初期症状は、発熱や下痢など通常の風邪と似ている場合もある。高齢者や持病がある人は重症化することもあるため、注意が欠かせない。

     現在のところ、新型肺炎で死亡する割合は、重症急性呼吸器症候群(SARS)やMERSほど高くない。正確な情報を基に、冷静な対応を心がけたい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200127-OYT1T50247/

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    1. 「新型肺炎」
      https://www.yomiuri.co.jp/feature/titlelist/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E8%82%BA%E7%82%8E/

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    2. 感染した運転手、中国客を乗せて山梨県内を3回巡る
      2020/01/29 21:33

       中国・武漢市への渡航歴がない日本人で初めて新型コロナウイルスの感染が確認された奈良県在住の男性バス運転手(60歳代)が今月、中国人観光客を乗せて奈良市の奈良公園と山梨県を訪れていたことが29日、わかった。

       奈良県などによると、運転手は今月8~11日と12~16日、18~22日の3回にわたり、中国の武漢市や大連市から来たツアー客を乗せて東京―大阪間などでバスを運転。このうち武漢市からの観光客を乗せた12~16日のツアーでは、成田空港から各地を回った後、16日に奈良公園に立ち寄った。さらに18日から中国・大連市のツアー客を乗せた際も最終日の22日に同公園を訪れた。客はいずれも1時間程度、公園内を散策。運転手はバスの中で待機していたという。

       29日に県庁で開かれた対策本部会議で荒井正吾知事は「車内で感染したと推察される」と述べ、感染防止対策に万全を期すよう指示した。

       一方、山梨県は29日、運転手が計3回、中国人客を乗せて県内を巡っていたと明らかにした。

       県によると、県内に来たのは武漢市の観光客を乗せたツアー中の今月9~10日と12~13日のほか、大連市の観光客を乗せたツアー中の19~20日で、運転手は県内に宿泊した。3回とも運転手は宿泊先のホテルからほぼ外出しなかったという。

           ◇

       奈良公園に近く、訪日外国人が多く訪れる世界遺産・春日大社では巫女(みこ)らがマスクを着用し、参拝者に対応。広報担当者は「普段通り参拝していただけるように一刻も早い事態の沈静化を祈っている」と話した。

       公園近くのビジネスホテルでは27~29日、中国人団体客の宿泊キャンセルが計約120人に上った。経営者の女性(51)は「風評被害が心配で、県など公的機関には適切な情報発信をしてほしい」と要望した。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20200129-OYT1T50260/

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    3. 感染した運転手、濃厚接触者は22人…奈良県外は5人
      2020/01/30 13:35

       奈良県は29日、新型コロナウイルスの肺炎に感染した同県在住の男性バス運転手(60歳代)の濃厚接触者は22人で確定したと発表した。


       2メートル以内で会話するなどした濃厚接触者の内訳は奈良県内が17人、県外は、29日に新たに感染が確認された女性のツアーガイド(40歳代)を含む5人。県内の17人は、運転手の家族や医療関係者らで、現時点で症状は出ていないという。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20200130-OYT1T50097/

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  116. 新型肺炎 WHO 専門家による緊急委員会 30日に再開催へ
    2020年1月30日 0時49分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、WHO=世界保健機関は専門家による緊急の委員会を30日にスイスのジュネーブで開催すると発表しました。

    前回の委員会は今月22日から2日間、開かれましたが、この時点では、中国でのヒトからヒトへの感染が主に家族などのいわゆる濃厚接触者にとどまっていたことや中国以外でヒトからヒトへの感染が確認されていなかったことから、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にはあたらないと結論づけていました。

    しかし、その後、感染は急速に拡大していて、今回の委員会ではこうした状況の変化を踏まえて、改めて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか協議します。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264751000.html

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  117. 首相「2人の検査拒否は大変残念」…感染の拡大阻止に全力
    2020/01/30 13:07

    チャーター機が到着するサテライト近くで待機する救急車や消防庁の車両(30日午前、羽田空港で)=大原一郎撮影

      中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している問題で、厚生労働省は30日、政府のチャーター機第1便で29日に帰国した邦人3人からウイルスが検出されたと発表した。第2便は30日午前、210人を乗せて東京・羽田空港に到着した。少なくとも13人に発熱などの症状があるという。

     ウイルスが検出されたのは、発熱やのどの痛みがあり入院した50歳代の男性と、症状はなく、政府が手配した千葉県勝浦市のホテルに滞在した40歳代の男性と50歳代の女性の計3人。国内で確認された感染者は11人となった。症状のない感染者が確認されたのは国内で初めて。

     第1便で帰国した206人のうち、ウイルスが検出された3人と検査を拒否した2人を除く201人は陰性と判明した。政府は第2便の210人は検査に同意を得たうえで搭乗させた。

     安倍首相は30日午前の参院予算委員会で、「2人がウイルス検査を拒否したのは大変残念なことだ。陽性だった3人は今後、専門医療機関で入院治療を受けていただく」と述べた。また、首相は全閣僚による対策本部の初会合を国会内で開き、「武漢市などに滞在歴のある全ての入国者を対象とし、症状の有無に関係なく連絡先を確認し、健康状態をフォローアップする仕組みを導入する」と語り、国内の感染拡大阻止に全力を挙げる考えを示した。

     第2便には、患者が多数発生した武漢市の居住者らが搭乗した。日本時間の午前5時56分に武漢空港を出発し、午前8時48分に羽田空港に着いた。外務省幹部によると、搭乗前に中国側が行った検査で2人が搭乗できなかった。高熱があったためとみられる。

     政府は30日、第2便の搭乗者のうち、症状のない人が検査結果が出るまで滞在する場所として、東京都府中市の「警察大学校」と北区の「西ヶ原研修合同庁舎」を使用すると発表した。ホテルなど民間施設の確保が難しいためだ。

     第1便と第2便を合わせ、帰国者は計416人となった。武漢市などには、帰国希望者がまだ300人以上いる。政府は30日夜にもチャーター機2機を派遣する方針で、中国側との調整を急いでいる。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20200130-OYT1T50121/

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  118. 新型肺炎 香港で新たに2人が感染 10人目
    2020年1月30日 1時55分

    香港の衛生当局は、中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、新たに2人の感染が確認されたと発表しました。香港での感染者はこれで10人となりました

    感染が確認されたのは、中国 湖北省武漢に住む73歳の女性と72歳の男性の夫婦です。

    2人は今月22日、武漢から飛行機で香港に入ったあと、ホテルに宿泊中、発熱などの症状が出たため、医療機関で検査を受け、29日、感染が確認されたということです。

    いずれも病院で隔離されて治療を受けており、容体は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264821000.html

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  119. 新型肺炎 ガイドの女性はバス乗務の際に感染か
    2020年1月30日 4時04分

    新型のコロナウイルスに感染していることが29日確認された大阪市に住む女性は、中国 武漢からのツアー客を乗せたバスのガイドとして乗務していた際に感染した可能性が高いと見られています。一方で大阪府は29日夜の会見で、女性がマスクを着用するなどしていたとして、不特定多数が感染した可能性は極めて低いという認識を示しました。

    厚生労働省や大阪府によりますと、感染が確認された女性は、すでに感染が確認されている奈良県のバス運転手の男性とともに、今月12日から中国の武漢から来たツアー客が乗るバスにガイドとして乗務していました。

    ツアーは17日に終わり、体調に異常はありませんでしたが、その後、中国 河南省からの別のツアーにガイドとして乗務中の20日、発熱が見られ都内の医療機関を受診したということです。

    発熱は21日も続き、都内の別の医療機関を受診し、乗務を続けましたが、22日、体調不良のためガイドを交代して新幹線と公共交通機関を使って大阪市内の自宅に戻ったということです。

    そして、23日になっても症状が改善しないため大阪府内の医療機関を受診し、肺炎の兆候が見られたことから入院して検査を受けたところ、29日夜、新型のコロナウイルスに感染していたことが確認されました。

    女性はこの1か月間、海外に渡航しておらず、大阪府などは中国 武漢からの客を乗せたバスツアー中に、感染した可能性が高いとみています。

    一方、大阪府は29日夜、開いた記者会見で、女性が発熱した20日以降、マスクを着用し、大阪市内に帰宅した22日以降は、医療機関を除いて不要な外出をしていないと説明しているとして、不特定多数が感染した可能性は極めて低いという認識を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264831000.html

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    1. 根拠の不確かなことを流布してはいけない。わからないことはわからないとしておかなくてはならぬ。不安をあおらぬようにと余計な希望的憶測をふりまくことを慎まなければならぬ。

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  120. 新型肺炎 感染源はコウモリの可能性 中国の研究機関
    2020年1月30日 4時07分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国では、これまでに患者の数は5974人、死亡した人は133人に上っています。中国の政府系の研究機関は感染源はコウモリの可能性があると指摘し、さらなる原因の解明を進めています。

    中国では新型のコロナウイルスの感染が拡大していて、国家衛生健康委員会によりますと、患者の数は5974人となり、2003年に流行した新型肺炎「SARS」の中国本土の患者の数を上回りました。

    また、四川省政府は29日夜、省内で初めて1人の患者が死亡したと発表し、中国政府の統計と合わせると死者は合わせて133人にのぼっています。

    こうした中、政府系の研究機関「中国科学院武漢ウイルス研究所」は29日、ホームページ上で新型のコロナウイルスの分析結果を発表し、感染源はコウモリの可能性があることを明らかにしました。

    それによりますと、コウモリから検出されたウイルスと遺伝子の配列を比較したところ、96%の割合で一致したということです。

    また、中国の保健当局の専門家チームを率いる鍾南山チーム長も国営メディアの取材に対し、新型のコロナウイルスは2017年にコウモリから見つかったウイルスと起源が同じだという認識を示しました。

    そのうえで、ヒトへの感染についてはSARSと同じく、コウモリから別の野生動物がウイルスを媒介していることが考えられると指摘し、さまざまな動物の遺伝子の解析を行って原因の解明を進めていることを明らかにしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264761000.html

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    1. なにがなんでも「病原体」の感染源をヒトの外側にしていまわなきゃ気がすまないヒトビトがいるらしい。

      細菌(バクテリア)、原虫のたぐいならわからんでもないが、感染伝播力を考えたらウイルスで間違いがないだろう。

      だが、そうであるならばあるほど、それはヒトの外部からやってきたものではなくて、あくまでもヒトから発して、ヒトからヒトに感染伝播しているものである。

      ウイルスの「人獣共通感染」は、まったくの作り話か意図的な嘘というほかない。そんなヨタ話を信じこむほうが馬鹿というほかない。

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    2. 新型肺炎、市場の動物媒介か 中国チーム、英医学誌に発表
      1/30(木) 16:59配信共同通信

      閉鎖された中国・武漢の海鮮市場=17日(共同)

       【ワシントン共同】中国で猛威を振るう新型コロナウイルスは、もともとコウモリ由来で、武漢市の海鮮市場で売られていた野生動物が媒介し、人に感染したとみられると中国科学院などのチームが英医学誌ランセットに29日、発表した。

       昨年末から年始にかけ新型肺炎の患者9人から検体を得て、ウイルスの遺伝情報を解析。いずれもほぼ一致した上、2018年にコウモリから見つかった2種類のコロナウイルスとも近縁だった。

       9人のうち8人は発症前に市場を訪れ、残る1人は昨年末に市場近くのホテルに宿泊していた。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000146-kyodonews-soci

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  121. 新型肺炎 WHO 専門家による緊急委員会 30日に再開催へ
    2020年1月30日 4時25分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、WHO=世界保健機関は2回目となる緊急の委員会を30日に開催すると発表しました。「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか、改めて対応を協議します。

    新型のコロナウイルスの感染の拡大で、中国での患者数は5974人、死亡した人は133人に上り、さらにタイや香港、日本など18の国と地域で91人の感染者が確認されています。

    これを受けてWHOは29日、2回目となる専門家の緊急の委員会をスイス・ジュネーブの本部で30日に開催すると発表しました。

    前回の委員会は今月22日から2日間、開かれましたが、この時点では中国でのヒトからヒトへの感染が主に家族などのいわゆる濃厚接触者にとどまっていたことや、中国以外でヒトからヒトへの感染が確認されていなかったことから、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にはあたらないと結論づけていました。

    その後の感染拡大を受けて、テドロス事務局長は28日に北京で習近平国家主席などと会談し最新の情報を確認していて、今回の委員会ではこうした状況の変化を踏まえて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか改めて対応を協議します。

    WHO事務局長「中国以外のヒトヒト感染懸念」

    WHOのテドロス事務局長は29日、ジュネーブで記者会見しました。

    この中でテドロス事務局長は30日に緊急の委員会を開く理由として「中国国外でもヒトからヒトへの感染が確認されたケースが増えていることを懸念している」と述べ、日本やベトナム、ドイツでヒトからヒトへの感染が確認されたことなどをあげました。

    そのうえで「数はまだ比較的少ないが、今後さらに増える可能性がある」として、中国以外の国と地域でのヒトからヒトへの感染が増える可能性があると指摘しました。

    そして「現状で『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』を宣言すべきか、専門家の見解を仰ぐため、緊急の委員会を開くことにした」と述べました。

    またテドロス事務局長とともに28日に北京を訪問したWHOの健康危機担当のライアン氏は、いまだ新型のコロナウイルスの感染源は確認できておらず、感染のピークは現状では見通せないという見解を示しました。

    一方、テドロス事務局長は中国の対応については「問題に対する習近平国家主席の詳細な知識と深い関与に励まされ、感銘を受けた。中国は透明性を持って対応にあたっている」と述べて評価しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264751000.html

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  122. 新型肺炎感染者 中国本土以外19の国と地域で101人
    2020年1月30日 4時48分

    新型のコロナウイルスに感染した人が確認された国と地域は、中国本土以外で19の国と地域に増え、感染者は101人に上っています。

    新たに感染者が確認されたのは北欧のフィンランドで、保健当局によりますと、中国湖北省の武漢から訪れていた中国人の旅行客だということです。このほかに15人程度が症状を訴えているということで、当局が確認を進めています。

    またシンガポールでは武漢から訪れていた3人の感染が新たに確認されましたが、容体は安定しているということです。

    さらにカナダでも2人目の感染が確認され、今月、武漢からカナダに帰国した女性だということです。

    この結果、中国本土以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイで14人
    ▽香港とシンガポールで、それぞれ10人、
    ▽台湾と日本で、それぞれ8人、
    ▽マカオ、マレーシア、オーストラリアでそれぞれ7人、
    ▽アメリカとフランスで、それぞれ5人、
    ▽韓国、ドイツ、UAEで、それぞれ4人、
    ▽ベトナムとカナダでそれぞれ2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランドでそれぞれ1人となっていて、19の国と地域で合わせて101人に上っています。

    このうち武漢への渡航歴のない人の感染が確認されたのは、日本、ベトナム、台湾、ドイツの合わせて4つの国と地域に及んでいます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264881000.html

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  123. 新型肺炎 ウイルス検査の対象拡大へ 厚労省
    2020年1月30日 4時49分

    新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良の男性運転手と大阪の女性ガイドの2人が、中国 湖北省武漢への渡航歴などがなかったため、ウイルス検査の対象から外れていたことについて、厚生労働省は「範囲が狭すぎたのではないかと反省している」として今後、検査などの対象を拡大することになりました。

    新型コロナウイルスによる肺炎の患者を早期に発見するため厚生労働省は現在、武漢への渡航歴があったり武漢の肺炎患者と接触したりした人で発熱や肺炎の症状が見られる患者がいる場合、医療機関から保健所への報告を求め、ウイルス検査を実施しています。

    しかし、28日に感染が確認された奈良のバス運転手の男性と、29日確認された大阪のガイドの女性は、武漢への渡航歴がなく、肺炎の症状がある患者との接触もなかったため、制度上、報告や検査の対象から外れていました。

    このうちガイドの女性は今月20日に発熱で医療機関を受診し、保健所は23日に女性から直接連絡を受けましたが、ウイルス検査が行われたのはバスに同乗していた男性運転手の感染が明らかになった28日でした。

    これについて厚生労働省は「2人が対象外だったことは深刻な問題で、範囲が狭すぎたのではないかと反省している」などとして、保健所への報告とウイルス検査を行う対象を早急に拡大することになり、具体的な範囲を検討しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264791000.html

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  124. ウイルス感染のバス運転手 濃厚接触者は22人 奈良
    2020年1月30日 5時08分

    新型コロナウイルスに感染した奈良県のバス運転手の男性と2メートル以内で濃厚に接触した人について、奈良県は22人いることを明らかにしました。

    新型のコロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性は、今月、2回にわたって中国 武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手を務めていて、車内でウイルスに感染した可能性が高いと見られています。

    奈良県は29日夜、記者会見を開き、男性と2メートル以内で濃厚に接触した人は、家族のほか、受診した医療機関の関係者など22人いることを明らかにしました。

    このうち17人は奈良県内の人で、5人は県外だということです。県外の5人のうちの1人は29日新たに感染が確認された、男性が運転するバスにガイドとして乗車していた大阪市の40代の女性です。そのほかの4人は、居住地の自治体が健康状態を確認しています。

    奈良県内の17人はこれまでのところ肺炎などの症状は出ていないということで、県は、男性が最後に接触した人の潜伏期間が終わる来月8日ごろまで、健康状態を確認することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264771000.html

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  125. 新型肺炎 中国の死者170人 患者数は7711人に
    2020年1月30日 11時39分

    中国では新型のコロナウイルスの感染がさらに拡大し、中国の保健当局は患者が、29日、さらに1737人増え、7711人になり、死亡した人は170人になったと発表しました。

    WHO=世界保健機関は、2回目となる緊急の委員会を30日に開催し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか、改めて対応を協議します。

    中国の保健当局、国家衛生健康委員会は、新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が、29日、さらに1737人増え、7711人になったと発表しました。

    29日はチベット自治区で初めての患者が確認され、これで中国のすべての省と自治区、それに直轄市で患者が確認されました。患者のうち症状の重い人は1370人にのぼっているということです。

    一方、死亡した人の数は、29日、38人増えてあわせて170人になりました。

    感染者は中国以外にも広がり、これまでに19の国と地域で100人を超す人が感染しています。

    中国の疾病予防センターの幹部は、新型のコロナウイルスについて国営メディアの取材に対して「代替わりして増える間隔が短く感染者が増える速度が速い」と述べ、2003年に流行した新型肺炎「SARS」と比べて患者が増加するペースが速いと指摘しています。

    感染の拡大を受けて、WHOは、2回目となる専門家の緊急の委員会を、30日に、スイス・ジュネーブの本部で開催することになりました。

    WHOのテドロス事務局長は「中国国外でもヒトからヒトへの感染が確認されたケースが増えていることを懸念している」と述べ、日本やベトナム、ドイツでヒトからヒトへの感染が確認されたことなどが理由だとしています。

    テドロス事務局長は今週、中国を訪れ、習近平国家主席らと会談し現在の状況を確認していて、今回の委員会では事態の変化を踏まえて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたるかどうか改めて対応を協議することにしています。

    「武漢と周辺 医療物資不足」

    新型コロナウイルスの感染が最も深刻な地域の湖北省の王暁東省長は29日夜、記者会見を開き「医療物資の確保が十分に行えていない。武漢だけではなく、周辺の都市も不足していて、省内のすべての地域で著しく医療物資が不足している」と述べ、厳しい現状を明らかにしました。

    また、武漢以外の周辺の都市も感染が広がり、特に隣接する黄岡については事態が深刻だとしたうえで、「感染者と感染が疑われる人の数が合わせて1000人を超えており、われわれは黄岡を第2の武漢には絶対にしてはならない」と述べ、対策に力を入れる考えを示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264951000.html

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  126. 新型肺炎 29日帰国の3人感染確認 うち2人は発熱など症状なし
    2020年1月30日 12時02分

    29日、中国 湖北省武漢からチャーター機で帰国した日本人3人が新型のコロナウイルスに感染し、このうち2人は発熱などの症状が無かったことがわかりました。チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは初めてで、症状の無い人の感染が確認されたのも初めてです。

    新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは29日、中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した40代から50代の日本人の男女3人です。

    このうち、40代の男性と50代の女性は帰国後に発熱などの症状はありませんでしたが、念のため東京・新宿区の国立国際医療研究センターでウイルス検査を受けました。その結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    国内で症状が無い人の感染が確認されたのは初めてです。

    厚生労働省によりますと、中国以外で症状の無い人の感染が公表されたのは初めてだということです。

    2人は千葉県内のホテルに滞在していましたが、検査結果を受けて千葉県内の医療機関に入院したということです。

    また、武漢に住む50代の日本人男性は29日、帰国したあとに、のどの痛みなどがあって都内の病院に入院し、その後、夜になって38度台の発熱がありました。そして、検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    チャーター機を使って帰国した人で感染が確認されたのは初めてで、国内で感染が確認された人は11人となりました。

    29日に帰国してからウイルス検査を受けたほかの201人は、ウイルスへの感染は確認されませんでした。検査に同意しなかった2人については、引き続き検査を受けてもらうようお願いするとしています。

    厚生労働省は、28日と29日に武漢への渡航歴の無い人の感染が確認されたことから、国内でも人から人への感染が起きているという見解を示しました。

    一方で、国内では広く流行が認められている状況ではなく、過剰に心配することなく、インフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど、基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    専門家「無症状でも感染広げること念頭に対策を」

    感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫 特任教授は「中国でも症状の無い人からウイルスが検出されたという報告があるので、国内でも起こり得ることだと思っていた。無症状の人がほかの人に感染を広げるかがまだ明らかになっていないため、一般の人は冷静に対応すべきだが、関係者は無症状の人がほかの人に感染を広げる可能性があることを念頭に対策を考える必要がある」と話しています。

    そのうえで具体的には「無症状でウイルスが検出された人の健康状態とウイルスの検出状況をこまめに調べることが必要だ。そして、今よりも検査の対象を広げることなども検討する必要があると思う。一般の人たちは手洗いやアルコール消毒の徹底などを励行して、予防対策に努めてほしい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264981000.html

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  127. 新型肺炎 ガイドの女性が濃厚接触した人の把握を徹底 大阪府
    2020年1月30日 12時25分

    中国・武漢からのツアー客を乗せたバスのガイドとして乗務していた大阪市の女性が新型のコロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、大阪府の吉村知事は「医療従事者を中心に調査をしていて、遅くともあすまでには判明する」と述べ、女性と濃厚接触した人について状況の把握を徹底する考えを示しました。

    29日、新型のコロナウイルスへの感染が確認された大阪市の40代の女性は、すでに感染が確認されている奈良県のバス運転手の男性とともに、今月12日から17日まで中国の武漢から来たツアー客が乗るバスにガイドとして乗務していました。

    女性はこの1か月間、海外に渡航しておらず、大阪府などはこのバスツアー中に、感染した可能性が高いとみています。

    この女性と2メートル以内で濃厚接触した人について、大阪府の吉村知事は「医療従事者を中心に調査していて、きょう中には一定程度、遅くともあすには判明する」と述べ、状況の把握を徹底する考えを示しました。

    また、女性の詳しい行動について女性に発熱の症状がみられた20日以降に限って、公表していることについて、吉村知事は「潜伏期間中の発症前に感染させることもあると言われている。正確に情報を伝えることが、冷静な判断や行動につながると思うので、発症前の行動も一定程度、公開すべきだと思う」と述べました。

    そのうえで、女性が乗務したバスツアーの日程について、今月12日から14日にかけては大阪府外にいて、15日には大阪市内の沿岸部、「ベイエリア」と呼ばれる地域を観光し、16日には府外と府内にいて、府内では大阪城と心斎橋を観光し、17日に関西空港に移動したことを明らかにしました。

    また、ツアーが17日に終了したあと、女性は、その日の夕方から別のツアーに乗務していました。

    このツアーでは、関西空港にツアー客を迎えにいったあと、大阪城や心斎橋の周辺を観光し、その後、大阪府外に移動したということです。

    吉村知事は「府民の皆さんは冷静に行動し、せきエチケットなど、予防策をしっかりと講じてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265211000.html

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  128. 武漢からの第2便が羽田空港に到着 14人に発熱などの症状
    2020年1月30日 12時32分

    中国の湖北省武漢での新型のコロナウイルスの感染の拡大を受けて、現地からの帰国を希望する日本人を乗せたチャーター機の第2便は30日朝、羽田空港に到着しました。帰国した人のうち14人に発熱などの症状があり、順次、医療機関に搬送しています。

    中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府が手配したチャーター機の第2便は30日朝8時50分ごろ、羽田空港に到着しました。

    第2便には現地から210人が乗ったということで、帰国した人たちはチャーター機から降りて、羽田空港のターミナルビルとは別の場所にある「第2ターミナルサテライト」と呼ばれる場所で、入国手続きや手荷物の受け取りなどを行ったあと、発熱などの症状が無い人については、政府が用意したバスでウイルス検査を受ける医療機関へと移動しています。

    また関係者によりますと、2便で帰国した人のうち、午前11時半の時点で、発熱などの症状がある人が14人いて、救急車で順次、別の医療機関に搬送しています。

    この14人については、感染症治療のための専用の施設がある都内の4つの病院が、受け入れる方向で準備を進めているということです。

    14人を都内4病院で受け入れ
    関係者によりますと、30日、中国 湖北省武漢からチャーター機で帰国した人のうち、救急車で羽田空港から医療機関に搬送されるのは、午前11時半の時点で14人の予定だということです。

    この14人については、感染症治療のための専用の施設がある都立病院や公社病院の駒込病院、墨東病院、荏原病院、豊島病院の4つの病院が受け入れる方向で準備を進めているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264971000.html

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  129. 新型コロナウイルス 先月半ばヒトからヒトへ感染 研究グループ
    2020年1月30日 12時35分

    中国を中心に感染が拡大する新型のコロナウイルスについて、中国の疾病予防センターなどのグループは、WHO=世界保健機関に報告する前の先月半ばの段階で、ヒトからヒトへの感染が起きていたと発表しました。

    中国の疾病予防センターなどの研究グループは、湖北省武漢で今月22日までに新型のコロナウイルスによる肺炎と確認された、最初の425人のデータを詳しく分析した結果を、アメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表しました。

    それによりますと、先月中に47人が肺炎を発症していて、中国がWHOに報告する前の先月中旬から、患者と濃厚に接触した人たちの間で、ヒトからヒトへの感染が起きていたとしています。

    また、15歳未満の患者はおらず、ほぼ半数が60歳以上で56%が男性だったということです。

    そして、一部の患者の分析から、感染から症状が出るまでの平均の潜伏期間は5.2日で、患者1人から感染が2.2人に広がったとみられるとしています。

    武漢では初期の段階におよそ1週間で、感染者数が2倍になったとみられるとしており、グループは診療所や救急部門での検査に資源を投入し、感染した人を早く見つける体制を整える必要があるとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265221000.html

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  130. 新型肺炎 政府が対策本部設置を決定 正午から首相出席し初会合
    2020年1月30日 13時06分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は、30日午前、持ち回りの閣議で対策本部の設置を決定しました。

    政府の対策本部は、30日正午に、安倍総理大臣をはじめすべての閣僚が出席して国会内で初会合を開き、政府一体となって感染拡大の防止に取り組むことなどを確認することにしています。

    官房長官「できることをすべて行う態勢」

    菅官房長官は午前の記者会見で「感染拡大の状況を踏まえて、感染拡大防止に万全を期すために総理大臣を本部長として、全閣僚をメンバーとする対策本部をきょう設置した。例えば今回から警察の施設を帰国した人の滞在先にするなど関係省庁の中で、できることをすべて行える態勢をつくっておこうということだ」と述べました。

    社民 吉川幹事長「対策本部設置が遅い」

    社民党の吉川幹事長は記者会見で「世界的大流行にならないよう、初期のうちからの対応・対策と正確な情報発信が必要不可欠だ。政府がきょう、対策本部を設置したのは遅い。のちのち検証が必要だが、遅れのないよう取り組みを進めてもらいたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265011000.html

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  131. 新型肺炎「国内でも人から人への感染起きている」厚労省が見解
    2020年1月30日 16時24分

    厚生労働省は、28日と29日に武漢への渡航歴の無い人の感染が確認されたことから、国内でも人から人への感染が起きているという見解を示しました。

    一方で、国内では広く流行が認められている状況ではなく、過剰に心配することなくインフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    「症状ない人から感染拡大のおそれを念頭に対策を」

    WHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長で、感染症対策にあたってきた、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は厚生労働省の会見に同席し「症状がなくても、体の中にウイルスがいるということなので、ほかの人に感染する可能性は否定できないし、可能性はあり得る」と指摘しました。

    その理由について、中国全体で急激に感染者が増えており症状がある人からだけの感染であればここまでは増えないこと、中国政府が無症状の人からの感染があり得ると公式に発表していること、奈良県のツアーバスの運転手の男性が感染したケースでは、ツアーの参加者に重症の人がいなかったことなどを挙げています。

    そのうえで、尾身理事長は「日本では武漢以外からの感染はないため今の段階で慌てる必要はないが、症状の無い人から感染が拡大するおそれがあることを念頭に、対策を取るべきだ」としています。

    一方、厚生労働省結核感染症課の日下英司課長は「現段階で無症状の人から感染が拡大することを決定づけるのは時期尚早で、確証は無いが、そうしたことも想定して対策を考えていきたい」としています。

    女性ガイドが感染した経緯

    厚生労働省や大阪府によりますと感染が確認された女性は、今月中旬、すでに感染が確認されている奈良県の男性が運転する観光バスに乗車し中国・武漢から来たツアー客のガイドを務めていました。

    ツアーでは、今月12日から17日にかけて成田空港から関西空港まで移動していました。この際バスの運転手は14日に悪寒とせきの症状を訴え、さらに16日に奈良公園に立ち寄った後、体調不良を理由にツアーから離脱し、別の運転手に交代したということですが、ガイドの女性は体調に異常ありませんでした。

    その後、女性は17日の夕方から中国・河南省からの別のツアーに乗務ました。この最中の19日に鼻水、20日に発熱がみられ、20日と21日、都内の医療機関を受診しながら乗務を続けましたが体調がすぐれず、22日にツアーの途中でガイドを交代したということです。

    女性はその日のうちに新幹線で新大阪まで戻り、地下鉄を使って大阪市内の医療機関を受診したあと、大阪市内の自宅に帰ったということです。

    症状が改善しなかったため、23日、大阪市保健所に連絡。受診した市内の別の医療機関で肺炎の兆候が見られたことから入院して検査を受けたところ、29日夜、新型のコロナウイルスに感染していたことが確認されました。

    女性はこの1か月間、海外に渡航しておらず、大阪府などは中国・武漢からの客を乗せたバスツアー中に、感染した可能性が高いとみています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265161000.html

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    1. >尾身茂

      ああ、新型インフルエンザと、狂牛病BSEの人ね… いつも出てくるメンバーはあまり変わりがなかったりする、古色蒼然。

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    2. ウイルスあるのに症状ない人も…厚労省が危機感「新たな事態だ」
      2020/01/30 16:06

      新型肺炎について記者会見する厚労省健康局結核感染症課の日下英司課長(30日午前、東京都千代田区で)=青山謙太郎撮影

       中国・武漢市からの帰国者のうち、発熱やせきなどの症状がない人の新型コロナウイルスへの感染が明らかになったことを受け、厚生労働省は30日午前に緊急で記者会見を開いた。

       「ウイルスはあるが症状が出ないというのは新たな事態だ。症状のない人が、潜伏期間中にほかの人に感染させることも念頭に置いて、対応策をとらなければいけない」。同省の日下英司・結核感染症課長はそう危機感を示した。

       同省によると、今回感染が確認された3人のうち2人は、機内検疫でも、帰国後の医師の診察でも、症状は確認されなかった。帰国後に滞在していた千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」では、それぞれ別の人と同じ部屋に宿泊していたが、同室だった人は、体調不良を訴えていないという。

       機内の検疫で症状が確認されなかった帰国者の中には、検査を拒否して帰宅した人も2人いる。同省は今後、健康状態に変化がないか確認を続け、症状が出た場合には医療機関を受診するよう求めていくという。

       会見に同席した専門家は「中国では無症状の人からの感染が確認されており、日本でも感染の可能性があると考えて対策を打った方がいい」と指摘。同じく会見に参加した国立感染症研究所の担当者は「無症状だった人たちがどのような経過をたどり、今後どうなるかは詳しく観察していく必要がある」と話した。

       同じホテルに滞在したほかの帰国者は全員陰性だったが、今回、症状がない人の感染が明らかになったことを受け、同省は、帰国後の一時滞在施設での相部屋をやめる方針を明らかにした。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20200130-OYT1T50136/

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  132. 新型肺炎 感染のリスクは? 感染症予防の専門家は…
    2020年1月30日 17時37分

    中国の湖北省武漢から帰国し、新型コロナウイルスに感染したうちの2人に症状が無かったことについて、専門家は「一般的にウイルス性の感染症は、症状がない状態だと、体内にあるウイルスの量は少なく、ほかの人に感染させるリスクは小さい」と話しています。

    感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫 特任教授は、一般的に、インフルエンザやノロウイルス感染症など、ウイルスで感染する病気では自覚症状がないケースは多数みられるとしています。

    そのうえで「人への感染が成立するかどうかはウイルスの量によって決まる。症状が出ないということは体内にあるウイルスの量が少ないと考えられ、ほかの人に感染させるリスクは小さいため、この点では過剰に心配する必要はない」と話しています。

    また、賀来特任教授は「中国でどこに行き、誰と接触したのかなど、具体的な情報を聞き出したり、体調の変化や体内にあるウイルスの量などを観察したりすることで、感染源や病態について詳細に知ることができる」と話していて、感染が確認された帰国者から得られる情報を、今後の感染対策に生かすべきだとしています。

    一方で、新型コロナウイルスはこれまでに経験したことがなく、感染が広がるおそれはあるとして「検査する対象を広げて警戒を強めたり、一人一人が感染させない姿勢で手洗いや消毒の徹底を励行するなど、一丸となって対策に取り組む必要がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265741000.html

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    1. 感染するかしないかはウイルスの量の問題ではない、あるかないかだ。

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  133. 新型肺炎 29日帰国の3人感染確認 うち2人は発熱など症状なし
    2020年1月30日 17時37分

    29日、中国 湖北省武漢からチャーター機で帰国した日本人3人が新型のコロナウイルスに感染し、このうち2人は発熱などの症状が無かったことがわかりました。チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは初めてで、症状の無い人の感染が確認されたのも初めてです。

    新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは29日、中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した40代から50代の日本人の男女3人です。

    このうち、40代の男性と50代の女性は帰国後に発熱などの症状はありませんでしたが、念のため東京・新宿区の国立国際医療研究センターでウイルス検査を受けました。その結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    国内で症状が無い人の感染が確認されたのは初めてです。

    厚生労働省によりますと、中国以外で症状の無い人の感染が公表されたのは初めてだということです。

    2人は千葉県内のホテルに滞在していましたが、検査結果を受けて千葉県内の医療機関に入院しました。

    2人のうち、1人のウイルス量は非常に少なかった一方で、もう1人は症状がある人と同じ程度の量だったということです。

    また、武漢に住む50代の日本人男性は29日、帰国したあとに、のどの痛みなどがあって都内の病院に入院し、その後、夜になって38度台の発熱がありました。そして、検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    チャーター機を使って帰国した人で感染が確認されたのは初めてで、国内で感染が確認された人は11人となりました。

    29日に帰国してからウイルス検査を受けたほかの201人は、ウイルスへの感染は確認されませんでした。検査に同意しなかった2人については、引き続き検査を受けてもらうようお願いするとしています。

    厚生労働省は、28日と29日に武漢への渡航歴の無い人の感染が確認されたことから、国内でも人から人への感染が起きているという見解を示しました。

    一方で、国内では広く流行が認められている状況ではなく、過剰に心配することなく、インフルエンザなどと同様に手洗いやせきエチケットなど、基本的な感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。

    専門家「無症状でも感染広げること念頭に対策を」

    感染症の予防対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫 特任教授は「中国でも症状の無い人からウイルスが検出されたという報告があるので、国内でも起こり得ることだと思っていた。無症状の人がほかの人に感染を広げるかがまだ明らかになっていないため、一般の人は冷静に対応すべきだが、関係者は無症状の人がほかの人に感染を広げる可能性があることを念頭に対策を考える必要がある」と話しています。

    そのうえで具体的には「無症状でウイルスが検出された人の健康状態とウイルスの検出状況をこまめに調べることが必要だ。そして、今よりも検査の対象を広げることなども検討する必要があると思う。一般の人たちは手洗いやアルコール消毒の徹底などを励行して、予防対策に努めてほしい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264981000.html

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  134. 新型肺炎 千葉のホテル滞在の2人が感染確認 病院に入院
    2020年1月30日 17時51分

    29日に中国からチャーター便で帰国し、千葉県勝浦市のホテルに滞在していたおよそ190人のうち、2人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、千葉県内の病院に入院しました。2人はいずれも症状はなく病院での経過観察を続けることになっています。

    29日、中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した人のうち、発熱などの症状がないおよそ190人は、経過観察のため千葉県勝浦市のホテルに滞在していました。

    厚生労働省によりますと、30日朝、このうち40代の男性と50代の女性の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、30日午前、保健所の車で千葉県内の病院に搬送され入院しました。

    ホテルで対応にあたっている国の担当者によりますと、2人に熱などの症状はなく、今後も病院での経過観察が続けられるということです。

    また、ホテルでは、人数分の部屋がなかったため、一部の人は相部屋となっていて、国は全員が個室で生活できるよう、追加の宿泊先の確保に向けて調整を進めているということです。

    ホテルで経過観察を続ける期間について、現場で対応にあたっている国立保健医療科学院の福島靖正院長は「現時点で潜伏期間は2週間とされているが、今後、WHO=世界保健機関の見解なども含めていつまで滞在をお願いするか、政府で考えていくことになる」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265781000.html

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    1. 新型肺炎 29日に帰国した2人の感染を確認 病院に入院
      2020年1月30日 19時02分

      29日に中国からチャーター便で帰国し、千葉県勝浦市のホテルに滞在していたおよそ190人のうち、2人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、千葉県内の病院に入院しました。2人はいずれも症状はなく病院での経過観察を続けることになっています。

      29日、中国の湖北省武漢からチャーター機で帰国した人のうち、発熱などの症状がないおよそ190人は、経過観察のため千葉県勝浦市のホテルに滞在していました。

      厚生労働省によりますと、30日朝、このうち40代の男性と50代の女性の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、30日午前、保健所の車で千葉県内の病院に搬送され入院しました。

      ホテルで対応にあたっている国の担当者によりますと、2人に熱などの症状はなく、今後も病院での経過観察が続けられるということです。

      また、ホテルでは、人数分の部屋がなかったため、一部の人は相部屋となっていて、国は全員が個室で生活できるよう、追加の宿泊先の確保に向けて調整を進めているということです。

      ホテルで経過観察を続ける期間について、現場で対応にあたっている国立保健医療科学院の福島靖正院長は「現時点で潜伏期間は2週間とされているが、今後、WHO=世界保健機関の見解なども含めていつまで滞在をお願いするか、政府で考えていくことになる」としています。

      千葉県が会見

      29日、チャーター便で帰国して千葉県勝浦市のホテルに滞在していた2人について、症状がないものの新型のコロナウイルスへの感染が確認されたことを受けて、千葉県は30日に記者会見し、2人が入院し経過観察をしている経緯などについて説明しました。
      この中で県は29日夜、勝浦市のホテルに滞在していた人たちのうち、新型コロナウイルスへの感染が確認された男女2人について、診察の結果、発熱などの症状はないものの近くの病院に入院して経過を観察中であることを説明しました。

      2人は29日夜、ホテルでそれぞれ2人用の相部屋で宿泊し、部屋の外には出ずに過ごしていたということですが、ホテルに向かうバスの中でどこに座っていたかなどについては現在調査中だということです。

      またホテルに滞在中のほかの人たちについては、29日の時点では検査結果が出るまでのおよそ3日間程度、滞在を続けてもらう予定でしたが、今回の感染確認を受けて滞在期間を2週間に延長してもらうよう求め、すでに伝えたということです。

      ホテルの中では、念のため食事をドアの外に置いたり、シーツ類を使い捨てにしたりして、従業員の健康管理にも配慮しているほか、現在は医師や看護師が常駐して対応しているということです。

      県は「滞在している人の心理的なケアも検討していかなくてはいけないが、県民は過剰に心配することなく手洗いやせきエチケットなど通常の感染症対策に努めてほしい」と呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265781000.html

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  135. 新型肺炎 フィリピンで初の感染者を確認
    2020年1月30日 19時01分

    フィリピンの保健省は30日、武漢からフィリピンを訪れている中国人女性が、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。フィリピンで感染が確認されたのは初めてです。

    フィリピンの保健省によりますと、感染が確認されたのは、中国湖北省の武漢から香港を経由し、今月21日にフィリピンに入国した38歳の中国人の女性です。

    この女性はフィリピンに入国して4日後に、せきの症状を訴え保健当局が詳しく検査した結果、30日までに感染が確認されたということです。

    フィリピンで感染が確認されたのは、これが初めてです。

    保健省によりますと、フィリピンでは現在、感染の疑いがあるとして28人が検査を受けているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265931000.html

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  136. 新型肺炎 感染増 観光に影…旅館「長引けば倒産も」
    2020/01/30 15:00

    入港クルーズ船 ガラガラ

     新型肺炎の患者増加による影響が、国内の観光地に暗い影を落としている。中国・武漢市から29日に帰国した人のうち、3人が新型コロナウイルスに感染していたことが30日に判明するなど終息のめどはたっておらず、客足の鈍った行楽地の関係者は頭を抱えている。
     
    ■人出3割減

     神戸の中華街・南京町(神戸市中央区)では、24~26日に開催した「春節祭」の人出が、例年より約3割少ない約11万人にとどまった。商店街振興組合の曹英生理事長(63)は「中国人観光客が減ったのに加え、感染を恐れて人混みを避けた日本人が多かったのではないか」と話した。

    長崎港に停泊する中国からの大型クルーズ船。観光客は乗っていない(30日午前、長崎市で)

     幻想的な雰囲気が人気の「長崎ランタンフェスティバル」を開催中の長崎市では、中国・天津から長崎港に寄港予定だった大型クルーズ船2隻の入港が取りやめに。30日に上海から入港した別の船(乗客定員3930人)にも、観光客の姿はなかった。

    ■温泉街に打撃

     阿寒湖温泉街を抱える北海道釧路市では、中国政府が海外への団体旅行を禁じた27日から28日夕までに、市内の宿泊施設で中国人観光客約2880人分の予約が取り消された。

     宿泊客の約7割が外国人という山梨県河口湖畔の「富ノ湖ホテル」(富士河口湖町)は、29日までに中国人団体客約20件計約100人がキャンセルに。「ハイランドリゾートホテル&スパ」(富士吉田市)でも548人分の予約が取り消された。

     富士河口湖町観光連盟によると、中国人が宿泊しているとの理由で予約を見送った日本人客もいるといい、山下茂代表理事は「新型肺炎の影響が、かき入れ時の春先まで長引けば、倒産する旅館も出てくるかもしれない」と語った。

    ■マスクで接客許可

    マスクを着用して客を迎えるレゴランドのスタッフ(30日午前、名古屋市港区で)=尾賀聡撮影

     「レゴランド・ジャパン」(名古屋市)では、スタッフへの感染防止措置として、29日から、スタッフにマスクの着用を認めたほか、30日には事務所入り口にレーザー体温計を設置して、出勤時に発熱しているスタッフがいないか確認するようにした。

     千葉県浦安市の「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」では、マスクの着用を、キャスト(従業員)ら約2万人に28日から認めた。運営するオリエンタルランドによると、救護スタッフ以外にマスクの着用を認めるのは初めて。来園者には、レストルームに置いてある消毒液を利用するよう、園内やホームページで呼びかけている。

     中国人観光客に人気の大阪城(大阪市中央区)でも、日頃は1日で6000人~8000人が訪れる大阪城天守閣の入館者が2割近く落ち込んでいる。従業員にマスクの着用を呼びかけ、消毒液の設置箇所を増やすなどしている。大阪城天守閣の担当者は、「可能な限りの感染予防策をとって、注意喚起をするしかない」と話した。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20200130-OYT1T50172/

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  137. 新型肺炎 中国以外で感染確認は21の国と地域で計107人
    2020年1月30日 19時31分

    新型のコロナウイルスに感染した人が確認された国と地域は、中国以外で21の国と地域で、感染者は107人に上っています。

    日本では、29日、中国・湖北省武漢からチャーター機で帰国した40代から50代の日本人の男女3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。このうち2人は発熱などの症状がなかったということで、国内で症状がない人の感染が確認されたのは初めてです。

    また、インドとフィリピンでも30日、はじめて感染者が確認されました。この結果、中国以外でこれまでに確認された感染者の数は、タイで14人、日本で11人、香港とシンガポールでそれぞれ10人、台湾、マレーシアで8人、マカオ、オーストラリアで7人、アメリカとフランスで5人、韓国、ドイツ、UAEでそれぞれ4人、ベトナムとカナダで2人、ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、インド、それにフィリピンでそれぞれ1人となっていて、21の国と地域であわせて107人に上っています。

    このうち武漢への渡航歴のない人の感染が確認されたのは、日本、ベトナム、台湾、ドイツのあわせて4つの国と地域に及んでいます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265951000.html

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  138. ウイルス検査 同意せずの2人 検査を申し出る 厚労省
    2020年1月30日 20時00分

    厚生労働省によりますと、29日、中国・湖北省武漢からチャーター機で帰国した日本人のうち、ウイルス検査に同意しなかった2人が、30日、検査を受けることを申し出たことがわかりました。厚生労働省は2人のウイルス検査を実施することにしています。

    チャーター機第2便 210人全員 検査受ける

    厚生労働省などによりますと、チャーター機の第2便で中国・武漢から帰国した210人は全員が帰国後、ウイルス検査を受けたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266091000.html

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  139. 新型肺炎 三重県の50代男性の感染確認 武漢に滞在歴 厚労省
    2020年1月30日 20時56分

    厚生労働省によりますと、今月13日まで中国の湖北省武漢に滞在していた三重県に住む50代の男性が、帰国後に発熱の症状を訴え、検査の結果、30日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266181000.html

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  140. 京都市に住む中国人留学生の20代女性 感染確認 武漢に滞在歴
    2020年1月30日 21時00分

    京都市や京都府によりますと、京都市内に住む20代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが、30日夜、確認されたということです。

    女性は中国人の留学生で、今月、中国・湖北省武漢に滞在したことがあったということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266191000.html

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  141. 発覚する前に、さんざんあちこちにちらかしてしまってると思うけどね…

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    1. それももう一人二人なんてものじゃないんだろうし。

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  142. 新型肺炎 インドで初の感染確認
    2020年1月30日 21時23分

    インドでは30日、中国湖北省の武漢から帰国した男性が、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。インドで感染が確認されたのは初めてです。

    感染が確認されたのは、インド南部ケララ州に住む大学生のインド人男性です。

    ケララ州政府の発表によりますと男性は、留学先の武漢からインドに帰国したあと、発熱などの症状が出て詳しい検査を受けていましたが、30日になって新型のコロナウイルスへの感染が確認されたということです。

    男性は現在、病院で隔離された状態で治療を受けていて、容体は安定しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266081000.html

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  143. 感染の大阪市の女性ガイド 濃厚接触は病院関係者ら6人 大阪府
    2020年1月30日 21時32分

    新型コロナウイルスへの感染が確認された大阪市のガイドの女性と濃厚接触した人について、大阪府はすでに帰国した中国のツアー客や添乗員を除いて、受診先の病院関係者など合わせて6人になることを明らかにしました。

    新型のコロナウイルスへの感染が確認された大阪市の40代の女性は、中国・武漢からの客を乗せて今月12日から17日にかけて行われたバスツアーでガイドを務めていて、このツアー中に感染した可能性が高いとみられています。

    女性はツアー終了後の今月20日に発熱の症状が出たことから、大阪府などは20日以降に女性と2メートル以内で濃厚に接触した人の把握を進めていました。

    その結果、すでに帰国したツアー客や添乗員を除いて、これまでに女性が受診した病院の関係者など6人が濃厚接触していたことが確認されたということです。

    6人の健康状態について府は調査中だとしています。

    大阪府は、来月初旬ごろまで6人の健康状態の観察を続けることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266201000.html

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  144. 武漢からの第2便 帰国210人のうち26人が入院
    2020年1月30日 21時33分

    厚生労働省などによりますと、チャーター機の第2便で中国・湖北省武漢から30日に帰国した210人のうち、13人が羽田空港から医療機関に搬送されましたが、これとは別に13人が国立国際医療研究センターで診察を受けた結果、医療機関に入院したということです。

    この結果、第2便で帰国した人のうち、現時点で合わせて26人が入院しました。

    そのほかの人は、97人が東京・北区にある財務省の研修施設に、87人が府中市にある警察大学校に移動し、最大2週間、滞在するということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266231000.html

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    1. 武漢からの第2便で帰国の日本人 発熱などの症状 26人が入院
      2020年1月30日 23時01分

      中国の湖北省武漢での新型のコロナウイルスの感染の拡大を受けて、現地からの帰国を希望する日本人を乗せたチャーター機の第2便が30日朝、羽田空港に到着しました。このうち発熱などの症状がある26人が入院しました。

      中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府が手配したチャーター機の第2便は30日午前8時50分ごろ羽田空港に到着しました。

      第2便には現地から210人が乗ったということで、帰国した人たちは入国手続きなどを済ませたあと、到着時に発熱などの症状がある人13人が救急車で都内の専用の施設がある別の病院に搬送され入院しました。

      また発熱などの症状が無い人は政府が用意したバスで順次、東京・新宿区にある国立国際医療研究センターに移動し、一般の患者とは離れた場所でウイルス検査を受けました。

      その結果、さらに13人が入院したということで第2便で帰国した人のうち現時点で合わせて26人が入院したことになりました。

      そのほかの人は、97人が東京・北区にある財務省の研修施設に、87人が府中市にある警察大学校に移動しました。

      厚生労働省はチャーター機で帰国した人についてウイルス検査の結果が陰性となった場合も今後、症状が現れる可能性が否定できないことなどから引き続き最大2週間、政府が確保した宿泊施設に滞在するよう求めていくことにしています。

      13人を4つの病院に搬送

      関係者によりますと、30日、中国 湖北省武漢からチャーター機で帰国した人のうち、羽田空港から救急車で医療機関に搬送された13人の搬送先は、感染症治療のための専用の施設がある駒込病院、墨東病院、荏原病院、豊島病院の合わせて4つの病院です。

      第3便「鋭意調整中」官房副長官

      西村官房副長官は30日の記者会見で、帰国を希望する日本人を乗せるためのチャーター機の第3便について「いま、中国当局と鋭意調整中だ。できるだけ速やかに帰国できるよう、あらゆる調整を重ねている」と述べました。

      「陰性でも最大2週間 施設に滞在を」厚労相

      加藤厚生労働大臣は、30日に開かれた新型コロナウイルスへの対策を話し合う厚生労働省の会議で、武漢市から帰国した日本人について、検査の結果が陰性の場合も、今後症状が現れる可能性が否定できないことなどから引き続き最大限2週間、政府が確保した宿泊施設に滞在するよう求めていることを明らかにしました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012264971000.html

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  145. 新型肺炎 中国以外で感染確認は21の国と地域で計115人
    2020年1月30日 21時36分

    新型のコロナウイルスに感染した人が確認された国と地域は、中国以外で21の国と地域で、感染者は115人に上っています。

    日本では、29日、中国・湖北省武漢からチャーター機で帰国した40代から50代の日本人の男女3人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。このうち2人は発熱などの症状がなかったということで、国内で症状がない人の感染が確認されたのは初めてです。

    また、インドとフィリピンでも30日、初めての感染者が確認されました。

    この結果、中国以外でこれまでに確認された感染者の数は、
    ▽タイで14人、
    ▽日本で11人、
    ▽香港とシンガポールでそれぞれ10人、
    ▽台湾とオーストラリアでそれぞれ9人、
    ▽マレーシアで8人、
    ▽マカオで7人、
    ▽韓国で6人、
    ▽アメリカ、フランス、ベトナムでそれぞれ5人、
    ▽ドイツとUAEでそれぞれ4人、
    ▽カナダで2人、
    ▽ネパール、カンボジア、スリランカ、フィンランド、インド、それにフィリピンでそれぞれ1人となっていて、21の国と地域で合わせて115人に上っています。

    このうち武漢への渡航歴のない人の感染が確認されたのは、日本、ベトナム、台湾、ドイツの合わせて4つの国と地域に及んでいます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012265951000.html

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  146. 症状なければ「他人にうつす可能性は低い」…専門家
    2020/01/30 21:42

     中国・武漢市からの帰国者のうち、発熱などの症状がない2人から新型コロナウイルスが検出された。専門家は、一般的に症状がなければ周囲に排出するウイルス量は少ないとし、「他人にうつす可能性は低くなる」との見方を示している。

     特定のウイルスが体内に入って発熱などが起こるのは、ウイルスを攻撃しようとするためだ。北海道大の喜田宏特別招聘しょうへい教授は「発病するのはウイルスが増えた時で、体に抵抗力があれば増殖を抑えられる。感染しても症状が出ない人はたくさんいる」と説明する。

     世界保健機関(WHO)は、発症までの潜伏期間は「2~10日」と推定している。無症状だった2人の感染者は、潜伏期間にウイルス検査を受けた可能性がある。

     東京慈恵会医科大の浦島充佳教授(公衆衛生学)は、「新型コロナウイルスは、まだ分からないことが多いが、一般的に症状がない人は、せきやくしゃみのしぶきに含まれるウイルス量が少ない。健康な人であれば、しぶきを吸い込んだとしても、うつりにくいと考えられる」と指摘する。

     厚生労働省は30日に記者会見し、2人のうち1人は、ウイルス量が少なく、もう1人は、症状がある人と同じくらいだったことを明らかにした。結核感染症課の日下英司課長は「感染者がどのステージにいるかが重要。今後も慎重に対応したい」と述べた。

     感染者2人はすでに入院し、隔離されており、一般の人にうつすリスクは極めて低い。会見に出席した元WHO西太平洋地域事務局長の尾身茂氏は、「慌てる必要はない。手洗いなどを今まで以上にしっかりやれば十分」と話し、冷静な対応を求めている。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200130-OYT1T50256/

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    1. 安直に「うつらない」と言いふらす連中の良識を疑うね。簡単にうつる、ただしうつっても発症するかしないかは被感染側の体調体質によりけり、というならわかるがね。

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    2. しかし、例の医科様新型鳥インフルエンザウイルスの大先生がこんなところにまでお出ましとは恐れ入った…

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    3. 慈恵医大の公衆衛生の先生は岡部大先生の後釜でも狙っているのかね?

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  147. コロナウイルスへの注意喚起の偽メール 個人情報流出のおそれ
    2020年1月30日 22時06分

    京都府の保健所をかたって、新型のコロナウイルスへの注意を呼びかける偽メールが出回っていることが分かりました。偽メールの添付ファイルなどを開くと、コンピューターウイルスに感染するおそれがあり、保健所では不審なメールは削除するよう呼びかけています。

    京都府木津川市にある京都府山城南保健所によりますと、28日から、この保健所をかたってマスクの着用や手洗いなど、新型コロナウイルスへの対応を求める注意喚起の偽メールが出回っているということです。

    メールには添付ファイルや本文に書かれたリンクを確認するように書かれていて、開いてしまうとコンピューターウイルスに感染して個人情報などが流出するおそれがあるということです。

    保健所には28日午後以降、全国から偽メールに関する問い合わせが100件以上、相次いでいるということです。

    保健所が今月23日に注意喚起のため、管内の福祉施設に送った実際のメールの内容が悪用された可能性があるということで、偽メールのアドレスは、保健所のものとは異なるということです。

    京都府山城南保健所の山下俊之次長は「新型コロナウイルスへの対応を悪用し非常に悪質だ。添付ファイルやリンクは開かずに直ちにメールを削除してほしい」と注意を呼びかけています。

    情報処理推進機構も注意呼びかける
    新型のコロナウイルスへの注意を呼びかける偽メールについては情報処理推進機構も注意を呼びかけています。

    それによりますと保健所をかたった偽メールは件名や本文を変えながら断続的にばらまかれていて一見しただけでは不自然な点は少なく、不審と判断するのが難しいということです。

    情報処理推進機構ではメールの添付ファイルなどを開く際にはサイバー攻撃ではないか一度立ち止まって考えてほしいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266241000.html

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  148. 中国から来日のツアーコンダクター女性 感染確認 武漢に滞在歴
    2020年1月30日 22時19分

    厚生労働省によりますと、中国に住む30代のツアーコンダクターの女性が来日後、発熱などの症状を訴え、検査の結果、30日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。女性は中国の湖北省武漢に滞在したあと今月20日に来日していたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266281000.html

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  149. 新型肺炎 国内感染者14人に 新たに男女3人感染確認
    2020年1月30日 23時22分

    中国の湖北省武漢に滞在歴がある京都の中国人留学生など男女3人が、30日夜、新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。国内で感染が確認されたのは14人となりました。

    新たに感染が確認されたのは、京都府に住む20代の中国人留学生の女性と三重県に住む50代の外国籍の男性、それに中国・湖南省に住む30代のツアーコンダクターの女性です。

    厚生労働省などによりますと、このうち京都府に住む中国人留学生の女性は今月22日に武漢から来日し、28日に38度台の発熱があり、救急搬送されました。

    また三重県に住む外国籍の男性は先月24日から中国の湖北省武漢に滞在し、今月13日に日本に戻ったあと、28日に39度の発熱があり、29日、肺炎の兆候が見られたため入院しました。

    さらに中国・湖南省に住む30代のツアーコンダクターの女性は、今月19日に武漢に滞在し、翌日に来日したあと、24日から発熱とせきが出て症状が悪化し、30日入院しました。

    3人はいずれも30日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

    国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、これで14人となりました。厚生労働省は国内では現在、流行が認められる状況ではなく、かぜやインフルエンザと同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めてほしいと呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200130/k10012266331000.html

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  150. チャーター機第2便 発熱など訴えた13人 感染確認されず
    2020年1月31日 1時18分

    30日、中国の湖北省武漢からチャーター機の第2便で帰国し、発熱の症状などを訴えて入院した26人のうち、羽田空港から病院に搬送された13人は検査の結果、いずれも新型コロナウイルスへの感染は確認されませんでした。

    30日、中国・湖北省武漢から羽田空港に到着した第2便のチャーター機では、210人が帰国し、このうち26人が発熱やせきなどの症状があり入院しました。

    厚生労働省などによりますと、入院した人のうち、空港から搬送された13人は検査の結果、いずれも新型のコロナウイルスへの感染は確認されませんでした。

    ほかに入院している13人など、第2便で帰国した残りの197人も全員ウイルス検査を受けていますが、検査結果はまだ明らかになっていません。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266521000.html

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  151. そろそろ、その「検査」とやらに疑念が生じることになってないかなあ…

    あまり無症状者の「陽性」が出るとね、そういう風に思わざるを得ない場面も出てくるわな。

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    1. 症状が出ている人だけを「検査」しているうちはわからないことも、より広く症状に関係なく「検査」しまくると、いろいろと不都合な事情が判明するようになってきたりしてね…

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  152. 新型肺炎 簡易検査キットの開発促進など提言へ 自民党
    2020年1月31日 5時21分

    新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、自民党は政府に、簡易検査キットの開発促進などを提言することになりました。

    自民党の対策本部がまとめた提言案では「感染の拡大が加速していると考えられ、中国・湖北省武漢への渡航歴がない患者が国内で確認されたことから、感染のしかたも新たな局面に移っていくことを想定して対策を講じる必要性が高まっている」としています。

    そして政府に対し、国民の不安を払拭(ふっしょく)するため、コールセンターを活用して幅広く相談に応じることや、感染拡大に備えた医療体制を整備することなどを求めています。

    さらに簡易検査キットなどの開発促進や患者のプライバシー保護の徹底などに取り組むべきだとしています。

    自民党の対策本部では、31日にも提言を正式に取りまとめ、安倍総理大臣に申し入れることにしています。

    一方、自民党内では武漢からチャーター機で帰国した人たちの費用を国が負担することや、感染症対策に当たる政府組織の強化を求める意見も出ていて、国会審議を通じて政府に伝えることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266541000.html

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    1. ありふれてるものを簡単に「検査」するようになっても何も得することはないと思うんだけどねえ。もともとからある「かぜ症候群」のウイルスを判別したところで、現実やれることはこれまでと大して変わりがないことを理解できないみたいだ。

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    2. 検査キット屋の利権が厚くなって、ばんばん献金でも広く手厚くもらえるようになるのを期待しているのかね?

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  153. 中国との定期便 運航見合わせ広がる 欧州やアジア 中東で
    2020年1月31日 6時50分

    新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、ヨーロッパやアジア、それに中東などの航空会社では中国の各都市を結ぶ定期便の運航を見合わせる動きが広がっています。

    このうちフランスのエールフランスは30日、フランスと北京や上海とを結ぶ便の運航を来月9日まで見合わせると発表しました。

    ただエールフランスは、定期便を利用してすでに中国を訪問し帰国を希望する客や従業員を対象にした特別便を、今後運航することにしています。

    また、オランダのKLMオランダ航空も北京や上海とを結ぶ便の運航を来月3日から来月9日まで見合わせると発表しました。

    このほかこれまでにイギリスのブリティッシュ・エアウェイズやドイツのルフトハンザ航空、それにオーストリア航空やスイス・インターナショナルエアラインズ、スペインのイベリア航空なども、中国の各都市を結ぶ定期便の運航を見合わせるとしています。

    アジアでや中東でも
    アジアや中東などの航空会社でも中国の各都市を結ぶ定期便の運航を見合わせる動きが広がっています。

    このうち、インドのエアインディアは、上海を結ぶ便の運航を来月14日まで見合わせると発表しました。

    また、イスラエルのエルアル航空は、北京を結ぶ便の運航を3月25日まで見合わせると発表しました。

    このほか、エジプト航空や、ミャンマー国際航空、それにマダガスカル航空など、アジアや中東の航空会社も中国への運航を見合わせていて、これまでにおよそ30の航空会社が運航見合わせを発表しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266651000.html

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  154. 中国 湖北省「患者が臨時診療所に滞留」中国メディア
    2020年1月31日 7時17分

    新型のコロナウイルスの感染拡大が最も深刻な中国の湖北省では、連日、3万人以上が発熱を訴えて病院に詰めかけ、急増する患者に医療体制が追いつかない状況が続いており、医療体制の拡充が喫緊の課題となっています。

    新型コロナウイルスの感染が拡大する中国では、患者の数は7711人、死亡した人は170人に上っています。

    このうち患者数が4000人を超えて最も深刻な湖北省では、連日、3万人以上が発熱を訴えて各地の病院や診療所に詰めかけており、患者の急増に、医療施設や医療関係者の数が追いつかなくなっています。

    中国のメディア「財新」は「指定された大型病院は患者を受け入れられず、感染が疑われる患者が住宅地ごとに臨時に設けられた診療所に滞留していて、入院を待っている間に重症化している」と指摘しています。

    そのうえで「症状の重い患者は今後毎日数百人のペースで増え続け、重症患者への治療が行き届かなくなるおそれがある」と警告しています。

    実際、中国のSNS上では、母親が肺炎で亡くなったうえに、父親も隔離され、みずからも熱があるものの病院で治療を受けられず、助けを求める武漢の女性の書き込みなど窮状を訴える投稿が相次いでいます。

    中国政府はこれまでに全土から6000人の医療関係者を湖北省に派遣し、病院のベッド数も大幅に増やすとしていますが、湖北省では、患者の数だけでなく、症状の重い患者の数も増え続けており、医療体制の拡充が喫緊の課題になっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266551000.html

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  155. 中国からの入国者全員に質問票配付へ 新型肺炎で 厚労省
    2020年1月31日 7時23分

    新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、厚生労働省は水際の対策を強化するため、症状のある無しにかかわらず中国からの入国者全員に武漢の滞在歴や症状の有無などを聞く質問票を配布し、必要な場合は個別に健康状態を確認していくことになりました。

    厚生労働省は武漢だけでなく、中国全土で感染者が増加していることから、症状のある無しにかかわらず、中国からのすべての入国者に質問票を機内や船内で配布することになりました。

    質問票では武漢の滞在歴や、発熱などの症状の有無、そして、国内での連絡先などの記入を求めます。

    そのうえで症状がある場合は、医療機関を受診してもらうよう呼びかけるほか、症状が無くても必要のある場合は、電話などで個別に健康状態を確認していくということです。

    厚生労働省は「質問内容の詳細を速やかに検討しできるだけ早く質問票を配り始めたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200131/k10012266491000.html

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