2023年11月2日

「ネス湖のネッシーは巨大なウナギである」と言ってみるテスト(笑)

「環境DNA」って何? の続き)

まだ引っ張るつもりなのかなあ… 「ない」ものを「ある」かもしれない、なんていう話をでっちあげてしまうと、もうそれは「ない」なんて証明することができないからなあ。「悪魔の証明」を逆手に取るようなことをするんだね、当世ナンチャッテ科学研究者たち…

ネッシーは巨大うなぎ?水中のDNA調査「可能性排除できず」
2019年9月6日 8時42分 NHKニュース

イギリス北部にあるネス湖の謎の生物、「ネッシー」について専門家グループが湖の水を採取して調査した結果、恐竜のような生き物のDNAは見つかりませんでした。その一方で「巨大なうなぎである可能性は排除できない」としています。

ネッシーはイギリス北部スコットランドにあるネス湖で85年前に撮影されたとされる写真などから、世界中のマニアなどの間で恐竜のような長い首を持つ謎の生き物として語られてきました。

ニュージーランドのオタゴ大学の遺伝学者、ニール・ゲメル教授が率いる国際的な研究チームは去年、その真相を究明しようとネス湖のおよそ250か所で水のサンプルを採取し、中に含まれた生き物の皮膚や排せつ物などの「環境DNA」をデータベースに照合して、湖に生息している生き物の種類を特定する分析を続けてきました。

ゲメル教授は5日、イギリスで記者会見を開き、調査の結果、恐竜のような生き物のDNAは発見できなかったと発表しました。

その一方で、「ネス湖ではうなぎのDNAが多く見つかった。謎の生き物が巨大なうなぎである可能性は排除できない」と述べ、ネッシーの正体がうなぎである可能性は残されていると指摘しました。

今回の調査をもってしてもネッシーをめぐる論争に終止符が打たれることはなさそうです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190906/k10012066191000.html


あの有名な写真は「捏造」ということでケリがついたと思っていたけどな…

それにしても胡散臭いにおいがプンプンする話だ、「環境DNA」(笑)。

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だましのテクニックは、ノロウイルスのマガキ二枚貝検出技法からさらに発展させているらしい。(その「食中毒」は、本当にカキに蓄積された「ウイルス」でおこっていたのか?)

https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20231101-OYT8T50151/

>未知の感染症の発生を早期に察知するには、下水の監視に加えて、動物の検査が重要になっている。近年パンデミック(世界的大流行)を起こしているのは人にも動物にもうつる「人獣共通感染症」だからだ。渡り鳥が国境を越えてウイルスを広範囲に運んでいると指摘されており、身近な生き物を調べてリスクを探る研究も進む。


その話、本当なのかなあ。とくに「ウイルス」でおこる感染症とか…




(書きかけ)





(№423 2019年9月8日)

82 件のコメント:

  1. ロイター.co.jp
    @Reuters_co_jp

    科学者、ネッシーの正体について「個人的に好きな説」も披露。
    https://twitter.com/Reuters_co_jp/status/1170479359213363201

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    1. DNA調査で「ネス湖に『恐竜』いない」 では正体は…
      9/5(木) 20:16配信朝日新聞デジタル

      DNA調査で「ネス湖に『恐竜』いない」 では正体は…
      スコットランドで2016年4月、ネス湖を探索する海洋ロボット(手前)=ロイター

       ネッシーの痕跡なし――。英国北部スコットランドのネス湖でDNA調査を実施したニュージーランド・オタゴ大学のニール・ゲメル教授らの研究チームが5日、結果を発表し、恐竜を疑わせるものはなかったと明らかにした。一方、巨大ウナギの可能性は、完全には否定できないという。

       教授らは昨年6月、ネス湖の250カ所以上で水を採取し、その中に含まれるDNAを検出。既存のデータベースの情報と突き合わせた。その結果、恐竜に結びつくようなDNAは発見できなかったという。

       また、ネッシーではと一時取りざたされたサメやナマズ、チョウザメのDNAも見つからなかった。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00000062-asahi-soci

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    2. ネッシーの正体「巨大ウナギ?」 怪獣生息の証拠なしと研究チーム
      9/5(木) 23:31配信共同通信

      ネッシーを撮影したとされたが捏造と分かった写真(AP=共同)

       【ロンドン共同】怪獣ネッシーが生息するとの伝説がある英北部スコットランドのネス湖で、DNA残留物の分析を続けてきたニュージーランドなどの国際研究チームは5日、ネッシーの生息を示す証拠はなく、正体は「巨大なウナギ」の可能性があるとの仮説を発表した。BBC放送などが伝えた。

       ネッシーについては、水面から長い首を出した恐竜のような写真が有名だが、捏造だったと既に暴露されている。研究チームも「こうした首長竜のような生物の生息を示す証拠は見つからなかった」と説明した。これまで、衛星や音波探知機などを使った捜索活動が展開されてきたが、ネッシーの正体は判明していない。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00000232-kyodonews-soci

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  2. 「環境DNA」
    https://news.yahoo.co.jp/search/?ei=UTF-8&p=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1

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    1. 世界のUMAファンの夢を打ち砕く“ネッシー正体 ” ネス湖大規模調査で判明
      9/6(金) 17:03配信東スポWeb

       英北部スコットランドのネス湖に世界一有名なUMA「ネッシー」はいなかった?

       ニュージーランドのオタゴ大学のニール・ゲメル教授らの国際研究チームは昨年6月、ネス湖の約250か所から水のサンプルを採取。水に溶け込んだ生物の皮膚、ウロコ、糞、血などの“環境DNA”から、ネス湖に約3000種の生物がいることを突き止めた。そして、1年3か月かけて、膨大な生物データベースのDNAと照らし合わせた。UMAファンが注目したのは、未知の生物のDNAがあったかどうか…。そして、5日、ネス湖でチームが会見し、結果を発表した。

       UMAファンの間では、目撃談や写真などから、ネッシーは1億年以上前のジュラ紀に絶滅した首長竜プレシオサウルスの子孫ではないかという説が出ていた。

       しかし、ゲメル教授は「人々はミステリーを愛しているでしょう。しかし、科学を使った結果、別のことが分かりました。申し訳ありませんが、データに基づくと、プレシオサウルスに関連する海洋爬虫類などのDNAは見つかりませんでした」と否定した。

       そして、世界のUMAファンの夢を打ち砕く話を続けた。

      「ウナギのDNAが非常に豊富にありました。ウナギのDNAはほぼすべての場所で見つかりました。量が多いため、ネス湖に巨大なウナギがいる可能性を無視できない。したがって、ネス湖の怪物は巨大なウナギかもしれない」と、ネッシー=巨大ウナギという仮説を出したのだ。

       ネッシーがプレシオサウルスなどの子孫だとして、そもそもネス湖には、体重1トン近くの生物が子孫を残し続けるために集団で生息できるほどのエサが存在しないのだという。

       それでも、もし首長竜サイズのウナギがいるとすれば、それはそれで魅力的ではある。しかし、UMAファンは「未知の生物なのだから、DNAがない不思議な生物かもしれない」「妖精のように実体がなく、幽体的なものかもしれない」と諦めていない。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000038-tospoweb-ent

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    2. ネッシー、存在せず=正体は巨大うなぎか-科学者チーム
      9/5(木) 19:41配信時事通信

      国際的な科学者チームが発表した「ネッシー」に関する調査結果の説明資料(調査チーム提供)

       【ロンドン時事】「ネッシー」は存在しなかった-。英北部スコットランドのネス湖で目撃情報が相次ぎ、20世紀最大の謎の一つとなった「未確認生物(通称ネッシー)」をめぐり、国際的な科学者チームは5日、「正体はおそらく巨大なうなぎだ」と発表した。未知の生物の存在を示す科学的な証拠は「全く見つからなかった」という。

       調査はニュージーランド・オタゴ大学のニール・ゲメル教授らのチームが実施。ネス湖の約250カ所でサンプルを採取し、水中に存在する膨大な量の生物由来のDNA(環境DNA)を調査・分析した。

       ゲメル教授は5日の記者会見で「大量のうなぎのDNAを発見した」と説明。「うなぎが通常よりも極端に大きく成長する可能性もある」と指摘した。ただ、教授は「よく分からない点も多くある」とも述べ、さらなる解明の必要性を訴えた。 

       ネッシーをめぐっては、1933年に地元紙インバネス・クーリエが未確認生物の目撃例を報道し、世界中に広がった。創作だとの指摘も根強かったが、現在でも年間平均約10件の目撃情報が寄せられている。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00000121-jij-sctch

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    3. 木場潟の魚類を水分析で推定 小松市と金大連携
      7/3(水) 1:44配信北國新聞社

      魚類や量を推定できる「環境DNA」を用いた調査が始まった木場潟=今年2月、小松市内

       木場潟に生息する魚の種類や数を明らかにし、生態系の保全につなげるため、小松市は「環境DNA」という新たな技術を用いた環境調査に着手した。これまで採集や観察によって魚種を確認してきたが、新技術では、1リットルの潟の水をくんで分析するだけで、どんな魚がいるのか1年の期間で推定できる。潟の水質は改善が進んでおり、市は姿を見せなくなった魚類の「復活」にも期待を寄せる。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00748438-hokkoku-l17

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  3. 「環境DNA」のニュース
    https://www.2nn.jp/word/%E7%92%B0%E5%A2%83DNA

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    1. 【研究】1リットルの河川水の環境DNA量からニホンウナギの分布を推定 神戸大学など
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1552313801/

      【海洋生物学】“海洋科学のすべてを変える技術” 環境DNAに期待
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1544067045/

      【環境】すむ魚、水だけで特定…「環境DNA」に注目
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1517389129/

      【生態学】アユの個体数・生物量を1リットルの河川水から調べる環境DNAによる河川性魚類の調査法を確立
      https://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1476014858/

      【絶滅危惧】ニホンザリガニ、川の水で生息分かる 環境DNAで確認
      https://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1466382507/

      【科学】水を調べれば、そこにどのような生き物いるかが分かる 日本で独自の進化を遂げた新技術 「環境DNA」
      https://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1431188956/

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    2. 【話題】ネッシーにチェックメイト! 環境DNA分析を開始「いないことの証明」が可能な最新の科学的手法とは
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1527463145/

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  4. ネタも百個積み重ねると本当っぽくなる…(笑)。

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  5. ネッシーなぞというウソっこに便乗して、怪しげなものをさもさも本当っぽいものにスリカエる印象誘導の手法…

    ウソとウソを束ねるとあーら不思議本当に見えてしまうのです(笑)。

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  6. 青森 NEWS WEB
    小川原湖にワニ? 目撃情報
    10月11日 20時00分

    11日午前、東北町の小川原湖でワニのような生物の目撃情報があり、町は湖周辺に行く際には注意するよう呼びかけています。

    東北町の小川原湖漁協などによりますと、11日午前10時半ごろ、小川原湖の南側にある川との合流部のあたりで漁船の乗組員が、ワニのような生物が水面から顔を出して泳いでいるのを見つけたということです。
    漁協の関係者などが船を出してこの生物を探し、警察も陸上から周辺をパトロールしましたが見つかりませんでした。
    生物が目撃された付近には、住宅や人が立ち入るような場所はないということですが、東北町は、湖周辺に行く際には注意するよう防災無線やメールで、住民に呼びかけました。
    小川原湖漁協は、「このような目撃情報は聞いたことがない。組合員に注意を促すとともに目撃した場合はすみやかに連絡するよう呼びかけている」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20191011/6080006280.html

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    1. 小川原湖にワニ? 町が注意喚起
      2019/10/12 05:00

       11日午前10時20分頃、東北町の小川原湖でワニのような生き物を目撃したと漁業者から小川原湖漁協に連絡があった。町は防災無線や住民向けの防災メールで注意を呼びかけている。

       漁協によると、ワニに似た生き物が目撃されたのは、湖の南西部、砂土路川さどろがわが注ぎ込む合流部付近。漁協の組合員がワカサギ・シラウオ漁をしていたところ、水面にワニの顔らしきものが浮かんでいたという。

       漁協から連絡を受けた東北地方整備局高瀬川河川事務所が同日午後、船で現場水域を捜したが、ワニは見つからなかった。
      https://www.yomiuri.co.jp/local/aomori/news/20191011-OYTNT50059/

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    2. ワニ!?小川原湖 漁師が目撃(青森県)
      10/11(金) 19:03配信青森放送

       東北町の小川原湖でワニとみられる生物が目撃され、町や漁協が注意を呼びかけています。

      ★加藤誠 記者
      「ワニと思われる生物は小川原湖の沖合で漁をしていた船に近づいてきたということです」

       小川原湖漁協などによりますと、ワニとみられる生物が目撃されたのは東北町の小川原湖です。
       11日午前10時過ぎ、小川原湖と合流する砂土路川の河口の沖合で、シラウオとワカサギ漁をしていた船にワニとみられる生物が顔を出しながら近づいてきました。
       この生物を5、6人の漁師が目撃したということです。
       仕掛けた網に被害はなく漁師たちにもけがはなかったということで、漁師が荷捌き場に出荷する際、漁協の職員に報告しました。
       漁協は、小川原湖を管理する高瀬川河川事務所と東北町に報告するとともに、船を出して調査をしましたが、見つかりませんでした。
       小川原湖でワニとみられる生物が目撃されたのは、初めてだということです。
       漁協や東北町は漁師や周辺住民に対し、見つけたらむやみに近寄らず町や警察に連絡するよう注意を呼びかけています。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00000700-rab-l02

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    3. 東北町・小川原湖/漁業者がワニ目撃/体長1メートル/国が注意呼びかけ
      10/12(土) 8:41配信Web東奥

      目撃情報を受け小川原湖畔を巡視する国土交通省高瀬川河川事務所の職員=11日午後3時半すぎ、東北町

       国土交通省高瀬川河川事務所は11日、青森県東北町の小川原湖でワニとみられる危険生物の目撃情報があったと発表した。確認作業を行うとともに、漁業者や水辺を散策する人に注意を呼び掛けている。

       同事務所や小川原湖漁協によると、ワニとみられる生物は同日午前10時20分ごろ、湖南側の砂土路川との合流部付近で目撃された。船でワカサギ・シラウオ漁を行っていた漁業者たちが発見。体長は1メートルほどで、網を引き揚げていたところ、湖面を泳いで船に近づいてきたという。同漁協は関係機関に通報するとともに、組合員に対し注意を呼び掛けた。

       濱田正隆組合長は取材に「小川原湖でワニなんて見たことがない。ペットとして飼うなどしていたものを、何者かが放したとしか考えられない」と語り、別の漁協関係者は「組合員に何かあったら大変」と不安をのぞかせた。

       通報を受け、同事務所や町の職員が巡視や現場確認を行った。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000001-webtoo-l02

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    4. 小川原湖にワニ? 漁師が水面近くで目撃、青森県東北町で注意呼び掛け
      10/12(土) 10:01配信デーリー東北新聞社

       東北町の小川原湖で11日、巻き網漁をしていた漁師が水面近くでワニのような生き物を発見し、小川原湖漁協に通報した。頭の形などから、体長約1メートルのワニとみられ、同漁協や町などが漁業関係者や付近住民に注意を呼び掛けている。同漁協によると、湖でワニのような生き物が見つかったのは初めて。ペットなどで飼っていたものが逃げ出したか、飼い主が湖に放った可能性があり、同漁協は「非常に困惑している。危険がないように対応したい」と話している。

       生物は同日午前10時20分ごろ、湖南部の砂土路川河口近くの沖合で見つかった。漁師が水面近くで発見し、「目が頭の上に付いているワニのような生き物がいる」と漁協に通報した。

       東北地方整備局高瀬川河川事務所や東北町などは同日午後、船を出して、目撃情報があった付近を捜索。ワニらしき生物は確認できなかったが、町は防災メールや無線で町民などに注意を呼び掛けた。

       漁協関係者は「ワニでなくとも、大きい生物であれば、安全確保のため、いずれ捕獲しなければならない」と話している。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00010003-dtohoku-l02

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    5. 【青森】小川原湖にワニ?🐊漁師が水面近くで目撃、青森県東北町で注意呼び掛け
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1570850618/

      「小川原湖」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E6%B9%96

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  7. ゲノム編集で遺伝子操作 外来魚「ブルーギル」駆除に可能性も
    2019年10月27日 5時39分

    ゲノム編集という最新の技術を使って、卵を産めないように遺伝子を操作した外来魚の「ブルーギル」を作りだすことに国の水産研究・教育機構の研究グループが成功しました。ブルーギルは外来魚として各地で問題を引き起こしていて、将来的に湖などに放すことで駆除できる可能性があるとしています。

    ブルーギルは北米原産の淡水魚で、昭和30年代に日本に持ち込まれました。各地で繁殖して在来の魚を捕食して生態系に大きな影響を与えるなどしたため、捕獲する取り組みが行われているものの、効果が小さく問題となっています。

    三重県にある国立研究開発法人水産研究・教育機構の岡本裕之グループ長らの研究グループは、ゲノム編集と呼ばれる最新の技術を使って、遺伝子を操作したオスのブルーギルを作り出しました。

    このオスの子孫は、メスに卵ができにくくなるよう遺伝子が操作がされていて、世代を重ねるほど卵を産めないメスが増えてブルーギルを減らすことができるとしています。

    ゲノム編集を使って新たな品種を作り出す取り組みは近年、急速に進んでいますが、環境省によりますと、外来種の駆除にゲノム編集の技術を使おうという研究は国内では初めてではないかとしています。

    水産研究・教育機構増養殖研究所の岡本裕之グループ長は「環境への影響など十分に配慮しながら社会の理解も得て実施できるように進めていきたい」と話していました。

    外来生物駆除 これまでの取り組み

    外来生物を駆除しようという取り組みは、これまでさまざまな方法で試みられてきました。

    昭和24年には小笠原諸島で、サトウキビの害虫を駆除するためにアメリカから「オオヒキガエル」が持ち込まれましたが、害虫よりも小笠原諸島の貴重な昆虫を食べて繁殖し、問題となりました。

    沖縄県や鹿児島県の島では、ハブを減らすために「マングース」を放しましたが、絶滅危惧種に指定されている「アマミノクロウサギ」などの貴重な野生生物を捕食して深刻な問題となるなど、ねらったとおりの成果があがらない時代がありました。

    しかし、1970年代から遺伝子を操作するさまざまな方法がでてきて、繁殖能力を変化させることができるようになったことから、一定の成果をあげるようになってきています。

    沖縄県では、野菜に被害を与える外来種のハエの一種、「ウリミバエ」を減らすため、放射線を当てることで卵ができない特殊なウリミバエを作って放すことで、20年以上かけて根絶することができました。

    こうした取り組みは、かんきつ類の害虫であるミカンコミバエを対象にして行われたほか、サツマイモの害虫であるイモゾウムシでも行われ、一定の成果をあげています。

    ただし、外来魚の駆除などにこの方法を応用することは難しいとされてきました。

    近年、急速に普及してきたゲノム編集という技術では、魚も含めたほぼすべての動物の遺伝子の操作が可能だとされていて、応用する研究が進んでいます。

    しかし、一部の専門家からは、思いもかけない生態系への影響がでるおそれがあり、慎重に実施するべきだという声も上がっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191027/k10012151921000.html

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    1. 「水産研究・教育機構増養殖研究所」ねぇ…

      コイヘルペスでインチキ政策やってる機関か。

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    2. 山梨 NEWS WEB
      ゲノム編集で魚「ふ化できず」
      11月08日 17時54分

      魚の卵がふ化するために重要な遺伝子を、山梨大学の研究グループがゼブラフィッシュという小型の魚を使った実験で発見しました。
      この遺伝子を壊し「卵を産んでもふ化できない」魚を作れれば、外来魚として生態系に影響を及ぼしているブラックバスなどの駆除などに応用できる技術だと注目されています。

      山梨大学大学院の川原敦雄教授らの研究グループは、ゼブラフィッシュという小型の魚の卵を使い、ゲノム編集と呼ばれる最新の技術で「klf17」という遺伝子を壊して働かなくさせ影響を調べました。
      その結果、卵の中で稚魚は成長したものの、ふ化するために必要な卵の殻をとかす酵素が作られなくなり、ふ化できずに卵の中で死んでしまうことがわかったということです。
      一方、卵の殻を人の手で取り除き人工的にふ化させたところ、稚魚は生存したということで、この技術を応用して「卵を産んでもふ化できない」魚を作れれば、生態系に影響を及ぼすブラックバスやブルーギルなど、特定の外来魚だけを狙って駆除できる可能性があるとしています。
      川原教授は「在来種などに影響を与えず、ブラックバスなど有害な外来種を狙い撃ちして個体数を減らすことに研究が活用できるのではないか」と話しています。
      この研究成果は、イギリスの科学雑誌の電子版に掲載されています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20191108/1040008287.html

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    3. 手品で論文書くワザが継承されて伝統芸能のようになっている場所があるのかねぇ…

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  8. 「ゲノム編集」で改良された研究用のイネ収穫 農研機構
    2019年11月7日 13時08分

    茨城県つくば市の研究機関で、遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」という技術を使って、より多くのコメを収穫できるように改良された研究用のイネの収穫が行われました。研究機関では今後データを分析して、より効果の高い技術の開発を進めることにしています。

    農業技術の研究をしている国立の研究機関「農研機構」は、遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」の技術を使って、従来よりも収量が2割程度多くなるイネの開発を進めていて、2年前から水田で栽培して検証しています。

    7日、つくば市にある15アールの水田で、ことし5月に植えた研究用のイネを収穫しました。

    開発は、収量の多いイネから複数を選んでゲノム編集で遺伝子を書き換え、さらに収量を増やそうというもので、これまでに100パターンのイネを植えて検証してきました。

    ことしは上位の40パターンまで選別を進めて田植えを行い、台風の影響があったものの多くは順調に育ったということで今後データを分析して、より効果の高い技術の開発やパターンの選別をさらに進めることにしています。

    農研機構の遺伝子利用基盤研究領域の吉田均領域長は「ことしも順調に育ったので、よい分析結果が出ることを期待している。農家や消費者に役立つ品種の開発につなげたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167651000.html

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    1. 「より多くのコメを収穫できるように改良された研究用のイネ」ねぇ…

      いまどきの技術は、「量よりも質」を目指す方向に使えなきゃ意味ないんじゃないの?(笑)

      ってかさ、「量」をあげるためには、もはやわざわざ「ゲノム編集」をたよるまでもないんじゃないのかなあ…

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  9. コメ異変 どうなる日本のごはん?
    2019年11月7日 18時19分

    実りの秋、食欲の秋。ことしもごはんがおいしい季節になりました。しかし、ごはんが大好きな記者にとっては心配なニュースを見つけました。産地の中には、例年に比べてコメの品質が著しく低くなっているところがでているというのです。いったい何が?(社会部記者 吉田敬市)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167751000.html

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    1. あのコメどころで異変が…

      「日本有数のコメどころ」として知られる新潟県。
      ことし、大きな異変が生じています。

      新潟県の稲刈りは9月中旬から本格化していますが、収穫したコメの品質が例年に比べて著しく低くなっているというのです。

      1等米が激減 何が

      こちらは新潟県のコシヒカリの1等米比率を示したグラフです。

      1等米というのは、味ではなくコメの見た目や粒の大きさなど外観の評価で、最上級の品質に与えられる等級です。

      ほかにも品質が良い順に2等米、3等米、規格外といった等級がありますが、新潟一般のコシヒカリでは去年までの5年間、1等米の比率がいずれも80%程度で推移していました。

      それが、ことしは9月末の時点でおよそ20%にまで低下しています。

      何が起きているのか。

      新潟県庁の農林水産部経営普及課に聞いてみるとー

      原因は「猛暑」と「温暖化」

      「去年も記録的な猛暑だったんですが、8月半ばまで猛烈な暑さは続きませんでした。ところが、ことしは穂が出る8月半ばまで猛暑が続き、その影響が出ているとみています。ことしの1等米比率は過去2番目に低い水準で、ここまで低下するのは異例です」(新潟県経営普及課 藤田一課長補佐)

      今後も気温上昇でコメは減るのか

      「猛烈な暑さ」「温暖化」が原因だというのです。
      ということは今後、温暖化などが進めば、ごはんにさらに大きな影響がでてしまうかも?そこで、専門家に詳しく話を聞いてみることにしました。

      訪ねたのは茨城県つくば市にある国立研究開発法人「農研機構」の農業環境変動研究センター。
      ここで気候変動と稲作への影響について研究している石郷岡康史上級研究員に取材しました。

      最初に見せていただいたのは4つのグラフでした。
      産業革命以前(1890-1900年)に対する2100年までの気温の上昇率に合わせて、世界のトウモロコシ、大豆、コメ、小麦の平均収穫量を予測したデータです。

      ▽2007年までの気温上昇がそのまま続いた場合が緑色。
      ▽産業革命以前から1.8度上昇した場合が青色。
      ▽2.7度上昇した場合が水色。
      ▽3.2度上昇した場合が黄色。
      ▽4.9度上昇した場合が赤色で表しています。

      トウモロコシと大豆は、気温の上昇が進むにつれ収穫量が落ちています。
      小麦はほとんど変わっていません。
      そしてコメを見てみると、気温が上昇するにつれて…あれ、増えている?

      温暖化でも日本のごはんは安泰?

      農研機構によると、コメは、ほかの3つの穀物に比べて生育に適した気温が高いことなどから、温暖化の影響を受けにくいと考えられているそうです。

      「じゃあ日本国内ではコメの収穫はどうなりますか?」

      思わず質問してしまいました。

      そこで石郷岡研究員が見せてくれたのが2015年の研究成果のグラフでした。

      ▽縦軸が各地域のコメの1ヘクタール当たりの収穫量、
      ▽横軸が20世紀末の平均気温からの気温上昇率です。

      これを見ると、気温が2.5度上昇すると関東、近畿、九州などの各地域でコメの収穫量は減少していきます。

      そして北海道と東北では…増え続けている?

      西日本は減っても 北海道・東北は増える

      「品種によって違いますが、稲の穂が出て収穫するまでの7月下旬から9月に気温が22℃程度であることがコメの生育に適した環境だと言われています。このため、もともと気温が高い西日本では収穫量が減少しますが、寒い気候の北海道や東北では適温に近づいていきます。そのため、現在より平均気温の上昇が3度ほど高くなっても、日本全体のコメの収穫量は減少しないと考えられます」(石郷岡研究員)

      温暖化が進んでも日本のコメにはあまり影響はない?

      問題は「シロミジュクリュウ」

      「そういうことではないんですよ。西日本ではシロミジュクリュウが問題になって被害が出ている地域もあります」(石郷岡研究員)

      シロミジュクリュウ?聞き慣れないことばでした。

      「すみません、シロミジュクリュウって何ですか?」と聞いてみると、見せてくれたのが何粒かのコメでした。

      「白く色づいているコメがありますよね。これがシロミジュクリュウです」(石郷岡研究員)

      デンプンが詰まりきらないコメが…

      シロミジュクリュウは「白未熟粒」。
      稲に穂が出る7月下旬から9月にかけて気温が高い日が続くと、コメの中にデンプンが詰まりきらないまま育ってしまいます。

      デンプンが詰まりきらないと白く色づいたコメができてしまいます。
      これが「白未熟粒」。
      食べることはできますが、見た目が悪くなってしまうためコメの品質を大きく落とします。

      100年後 品質維持のコメはたった10%に?

      次に石郷岡研究員に見せていただいたのが、先ほど示された日本国内の影響に関する研究の続きでした。

      グラフでは、2100年に現在よりも気温が3度ほど上昇した場合の、日本国内のコメの生産量を表しています。

      グラフの、
      ▽赤い部分が白未熟粒の発生などの品質低下リスクが高いコメ、
      ▽黄色の部分が品質低下リスクが中程度のコメ、
      ▽緑色の部分が品質低下リスクが低いコメです。

      この場合、2100年にかけてコメの生産量全体はおよそ1.1倍に増加します。

      しかし品質で見てみると、現在とほぼ同じ品質のコメは2100年にかけてわずか10%にまで減少すると予測されています。

      日本のごはんが食べられなくなる?!

      「農林水産省がおととしまとめた調査では、全国47都道府県のうち、西日本を中心に23の自治体で白未熟粒の発生があったと報告されています。このまま何もしないと、今までと同じ品質のごはんは食べられなくなるかもしれません」(石郷岡研究員)

      新潟のコメ 異変の正体

      実はこの白未熟粒こそが、新潟県の異変の正体でした。

      ことしの夏、新潟県ではフェーン現象や台風がすぎたあとの暑さが続き、8月中旬から9月まで30℃以上の気温が続いていたと言います。

      このため収穫量を示す作柄は「平年並み」とされている一方、収穫してみると白く濁ったような色のコメが相次いで見つかり、1等米の比率を下げていると言います。

      高温被害に悩む農家は

      農家にはどのような影響があるのか。
      再び新潟県の担当者に聞きました。

      常識は通用しなくなる

      「ことし9月26日に高温被害に悩む農家向けの相談窓口を設けたところ、ひと月ほどで120件の相談が寄せられました。多くは『高温に強い品種は何か?』と尋ねるような内容です。これまで地球規模の温暖化と新潟県の稲作を結びつけて考えることはなかなか難しかったのですが、ただ『日照りに不作なし』などと言われていた今までのコメ作りの常識が通用しない時代に入ってきていると感じています」(新潟県経営普及課 藤田課長補佐)

      「シロミジュクリュウ」に負けるな

      一方、白未熟粒をめぐっては、日本各地ですでに、暑さに強い品種の開発や、田植えの時期をずらすことで被害を抑える研究などが、進められています。

      「ことしの異常事態を受けて新潟県でも研究会を立ち上げて、対策を協議しているところです。ことし白未熟粒が多く発生した原因を検証し、今月いっぱいをめどに対策をまとめる予定です」(新潟県経営普及課 藤田課長補佐)

      地球温暖化について考えてみませんか?

      わたしたちの身近な食べ物をよく調べると、すでに少しずつ地球温暖化の影響が現れ始めている。

      そんなことが今回の取材でわかりました。
      これまでどおりの食事や暮らしを続けていくためには、地球温暖化とどう向き合うか考えていくことも必要だと思います。

      来月にはスペインで地球温暖化対策の国際会議「COP25」も開かれます。

      温暖化の影響や、温暖化対策について、今、どんなことが起きているのか。

      これからも取材を続けたいと思います。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191107/k10012167751000.html

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  10. ゲノム編集の新手法を開発 大阪大学などの研究グループ
    2019年12月6日 20時44分

    自在に遺伝子を操作でき、農水産物の品質改良や病気の治療法の開発などへの応用が進む「ゲノム編集」について、大阪大学などの研究グループが新しい手法を開発しました。これまでの手法より精度が高く、使い勝手がよいのが特徴だとしています。

    ゲノム編集は、遺伝情報を自在に書き換え遺伝子を操作できる技術で、2012年にアメリカの研究グループが「CRISPR-Cas9」という手法を発表して以降、この技術を生かして、収穫量の多いイネや体の大きなタイといった農水産物や、がんなど、さまざまな病気の治療法の開発を目指す研究が世界中で進められています。

    大阪大学大学院医学系研究科の真下知士准教授らの研究グループは、ゲノム編集の新たな手法を開発したと発表しました。

    新たな手法では、編集する場所を決める「ガイドRNA」という物質を違う種類に変え、一度に広い範囲の遺伝情報を認識できるようにしました。

    その結果、精度が上がり、狙っていない場所を書き換えてしまう確率を大幅に下げることができたということです。

    グループは、この手法を「CRISPR-Cas3」と名付け、実際にヒトのiPS細胞で遺伝子を操作できたということです。

    従来の手法は特許をめぐる争いが続いているため、企業が利用しづらくなっていて、真下准教授は「自分たちの手法は国産の技術なので、国内の企業にとって使い勝手がよい。新たな研究や製品開発につながってほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012205441000.html

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  11. 皮膚から出る微量ガス映し出す装置開発 東京医科歯科大
    2019年12月25日 14時02分

    皮膚から出る極めて微量なガスを検知して、画面に映し出す特殊な装置を東京医科歯科大学の研究グループが開発しました。血液中の成分の一部がガスとして放出されるのをリアルタイムで見ることができ、アルコールの検知のほか、糖尿病やがんなどの早期発見に活用できる可能性があるとしています。

    装置は、東京医科歯科大学の三林浩二教授の研究グループが開発しました。

    グループでは、血液中の一部の成分が揮発し、極めて微量のガスとなって皮膚から放出されることに着目し、微量なガスと結び付く特殊な酵素などを使ったセンサーを開発しました。

    センサーはガスを検出すると、LEDから出される紫外線に反応して青色などに光るようになっていて実際にアルコールを飲んだ人の手のひらから出ている微量なガスを検知し、リアルタイムで画面に表示できたということです。

    グループでは、この装置を使えば、糖尿病や一部のがんの患者の皮膚から放出されている微量の物質を検知できるとして、病気の早期発見に活用できる可能性があるとしています。

    三林教授は、「手をかざすなどといった簡単な検査で、病気を早期発見できる可能性がある。今後、さらにごくわずかなガスでも正確に検知できるよう感度を高めていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191225/k10012227811000.html

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    1. 「キルリアン写真」かとおもた…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%86%99%E7%9C%9F

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    2. 「念写実験」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BF%B5%E5%86%99%E5%AE%9F%E9%A8%93

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  12. “最強”台風 相次いだ背景に「地球温暖化」 来年以降も備えを
    2019年12月28日 17時02分

    ことし日本には平年の倍近い5つの台風が上陸し、このうち15号と19号は関東付近に上陸した台風としては統計の残るおよそ30年間で最も強いクラスで、各地に甚大な被害をもたらしました。専門家は、「台風が強くなっている背景には地球温暖化があると考えられ、来年以降もこれまでにないような激甚な災害が起こることを前提に備える必要がある」と指摘しています。

    気象庁によりますと、ことし発生した台風は29と平年の25.6を上回ったほか、日本への上陸数は平年の2.7の倍近い5つとなりました。

    9月に千葉市付近に上陸した15号では各地で最大瞬間風速の記録を更新し、関東や伊豆諸島を中心に暴風による建物の損壊や長期間の停電など大きな被害が出ました。

    また、10月に伊豆半島に上陸し、関東や東北を通過した19号は120の地点で12時間雨量が観測史上1位となるなど、記録的な豪雨によって河川の氾濫や土砂災害が多発しました。

    2つの台風はいずれも上陸時の最大風速が40メートルと、関東や静岡県に上陸した台風としては、上陸時の風速の統計が残る平成3年以降、最も強いクラスでした。

    気象庁の最新の分析によりますと、台風19号による豪雨の要因として、台風の中心が近づく前から天気図には現れない「前線」ができていたことが大きく関係していたということです。

    この前線は台風周辺の暖かく湿った空気と大陸の高気圧がもたらす比較的冷たい空気との間にできたもので、台風の中心が紀伊半島の南にあった10月12日朝には前線は関東南岸に伸びていて、周辺ではすでに雨が強まっていたほか、台風の中心が東京付近にあった12日午後9時の時点で前線は福島県へと伸びて東北でも大雨となり、風が山にぶつかって上昇気流が生じる地形的な要因も加わって、各地で記録的な豪雨となったということです。

    また、気象庁や専門家によりますと、台風の接近に伴って大量の水蒸気が日本付近に流れ込んだことも豪雨の大きな要因だということです。

    強い台風 背景に「地球温暖化」

    強い台風の増加の背景として専門家が指摘するのが地球温暖化です。

    ことしの日本の平均気温は統計開始以来最も高くなる見込みです。

    気象庁によりますと、全国15地点の先月までの観測データをもとに算出したことしの日本の平均気温は平年に比べて0.92度高くなる見込みだということです。

    1月、2月が暖冬だったほか、年間を通じて気温の高い状態が続いたためで、平年より0.88度高かった平成28年を上回り、統計を取り始めた明治31年以降で最も高くなります。

    また、世界の平均気温は平年よりも0.42度高く、これは統計が残る1891年以降2番目に高い値になる見込みです。

    気象庁は近年、高温となる年が多い背景には、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加による地球温暖化の影響が考えられるとしています。

    専門家「海水温上昇し台風勢力より強く」

    台風のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授は台風と地球温暖化との関係について、「地球温暖化とともに海水の温度が上昇し、多くの水蒸気がもたらされることで台風がより強くなり、勢力を維持したまま日本に来るようになってきた。その例がことしの15号や19号だと考えられる」としたうえで、「来年以降もこれまでにないような台風や大雨など激甚な災害が起こるという前提で防災対策を考えていく必要がある」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191228/k10012231361000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2018/05/blog-post_12.html?showComment=1577521660104#c9101968985558337349

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  13. 下水で新型ウイルス追跡、貴重な早期警報システムとなり得るか
    4/29(水) 11:47配信AFP=時事

    走査型電子顕微鏡で撮影した新型コロナウイルスSARS-CoV-2。米国立衛生研究所提供(2020年3月12日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

    【AFP=時事】中国で最初に新型コロナウイルスの流行が発生して以来、患者の排せつ物の中にはっきりとウイルスの存在が認められることがいくつかの研究で明らかになっている。下水の検査は今や感染拡大の追跡にとって重要なカギであり、流行の第2波が危惧される中で貴重な早期警報システムにもなるかもしれない。

     正式名「SARS-CoV-2」と呼ばれる新型ウイルスの遺伝学的痕跡は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行している世界各地のトイレや下水道、下水処理施設などの排水で確認されている。イタリア高等保健研究所(ISS)の水質管理主任ルカ・ルセンティーニ(Luca Lucentini)氏によると、ウイルスのこうした遺伝学的痕跡自体には公衆衛生的なリスクはない。

     また排せつ物内にウイルスが存在しても、そこから直ちに感染が生じ得ることを意味するわけではない。だが、排水と接触すれば衛生的にリスクがある可能性を、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)の研究者らが英医学誌ランセット(The Lancet)に掲載された論文で警告している。

     RIVMは3月末、オランダの首都アムステルダムで排水内から新型ウイルスの遺伝物質を検出したと報告している。RIVMの2人の研究者らは、排水は「人の間をウイルスが循環しているのかどうかを示す」貴重な情報源になり得ると述べている。

     仏ソルボンヌ大学(Sorbonne University)のウイルス学者バンサン・マレシャル(Vincent Marechal)教授は、排水による「ウイルス追跡」さえ可能かもしれないとの見解を示した。

     マレシャル教授のチームはパリの排水を対象にした研究で、新型ウイルスによる「死者の増加にはっきりと続く形で、排水内のウイルス遺伝物質のレベルが上昇した」ことを突き止めた。まだ他の科学者による実証はないが、流行第2波への備えとしてフランス全土をカバーする排水警告システムの構築をマレシャル教授は提唱している。

     新型ウイルスの感染者の多くが軽症または無症状であることを考えると、排水警告システムがあれば、流行がまだ及んでいない地域で最初の感染者が確認される前、あるいは流行が沈静化した地域で再流行の感染者第1号が確認される前にウイルスの存在を把握することが可能だと同教授は主張している。

     他のウイルスでは、排水を利用した警告システムが機能した前例がある。2018年に発表された研究によると、2013年にはイスラエルで排水からポリオウイルスが検出されたことで、早めにワクチン接種を開始でき、ポリオにかかりやすい幼い子どもたちに後遺症のまひが残った例が一つもなかった。【翻訳編集】 AFPBB News
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-00000018-jij_afp-int

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    1. 下水からウイルス、パリで検出 感染拡大の察知可能に?
      4/24(金) 7:00配信朝日新聞デジタル

       新型コロナウイルスの感染がどれだけ広がっているのかを、下水に含まれるウイルスの量から察知できるかも知れない。パリの水道公社の研究チームが、下水処理場の水からウイルスを検出することに成功し、感染拡大とともに量が増えたことも確認した。PCRのような検査が限られ、感染歴を調べる抗体検査も開発途上のなか、感染拡大の傾向を知る手段になる可能性があると期待されている。

       感染者の便や尿には微量のウイルスが含まれていて、トイレを通じて下水に流れ込む。このため、下水に含まれるウイルスの量を継続して調べれば、感染の広がりを推計できる。

       研究チームは3月5日~4月7日、パリ都市圏の下水処理場3カ所で下水をPCR検査。いずれからもウイルスを検出した。フランスの感染者は現在約16万人、死者は2万人以上に及んでいるが、下水中のウイルスは死者が増える少し前から増えていたという。

       下水や川の水からウイルスを検知する手法は別の病気でもよく使われており、イスラエルで2013~14年にポリオが感染爆発したのを察知した例がある。豪州や米国、オランダも下水から新型コロナウイルスの検出を進めているという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000006-asahi-sctch

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  14. コレってさ、アノ手だよね(笑)。

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    1. 「牡蠣 二枚貝 ノロウイルス」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%89%A1%E8%A0%A3+%E4%BA%8C%E6%9E%9A%E8%B2%9D+%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

      「KAKEN マガキ ノロウイルス 室賀」
      https://www.google.co.jp/search?q=KAKEN+%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%AD+%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E5%AE%A4%E8%B3%80

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    2. 読売社説「ノロウイルスは、カキなど二枚貝に蓄積されやすい」
      https://koibito2.blogspot.com/2016/12/blog-post.html
      https://koibito2.blogspot.com/search/label/%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

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  15. 下水の新型コロナウイルス量を調査 感染拡大の兆候探る 東京
    2020年5月20日 10時54分

    東京都は、都内の処理場で採取した下水に含まれる新型コロナウイルスの量を把握するための調査を専門の学会とともに始め、分析方法を確立させて、将来、感染拡大の兆候を把握する手がかりにしたい考えです。

    都は週1回程度、都内15か所の処理場で採取した下水を冷凍保存し、「日本水環境学会」と連携して、下水に含まれるウイルスの量を把握する調査を始めました。

    下水の採取は緊急事態宣言が解除されるまで行う予定で、分析方法を確立させて、将来、感染拡大の兆候を把握する手がかりにしたい考えです。

    都によりますと、下水を活用した新型コロナウイルスの研究はアメリカやフランスなどでも進められているということです。

    東京都下水道局の担当者は「下水から感染拡大の兆候を調べることができたら、事前に警鐘を鳴らすことにもつなげられる。早く仕組みを確立できるように調査を進めたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200520/k10012437031000.html

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  16. 下水から新型コロナウイルス検出に成功 第2波察知に期待
    2020年6月16日 17時25分

    富山県立大学と金沢大学の合同の研究グループが、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに国内で初めて成功したと発表しました。下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで、感染拡大の兆候を察知することが期待できるということです。

    富山県立大学と金沢大学の合同の研究グループでは、下水を富山県と石川県の処理場で採取し新型コロナウイルスを検出する研究を進めてきました。

    そして今回、処理されていない下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したということです。

    同様の調査は感染の第2波、第3波に備えて全国20以上の自治体の処理場でも進められているということですが、処理されていない下水からの検出に成功したのは国内で初めてだということです。

    富山県立大学の端 昭彦講師によりますと、安定的な検出にはさらに時間がかかりますが、今後、下水に含まれるウイルスの量の変化を見ることで感染拡大の兆候をいち早く察知することが期待できるということです。

    端講師は「感染の広がりの第2波が来た際、早く察知できるよう、研究を進めていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200616/k10012472551000.html

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    1. ウイルスだかなんだかわかるものかね?

      「あるある」言ったもの勝ちだな。否定できる材料が何もない。

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  17. 【独自】ウイルス量から兆候推定 コロナ第2波 下水を監視…東大など 検出法確立へ
    2020/06/24 15:00

     下水中の新型コロナウイルスの量を測り、感染者が増える前に流行を探知する研究が、東京大など全国8大学で進んでいる。東京都や大阪府、北九州市など約30の地方自治体が研究への協力を表明し、一部の地域では下水からウイルス検出に成功した。今後は検出精度の向上が課題で、専門家は「第2波に備えるため、秋までに的確な検出法を確立させたい」と話している。

     ウイルスは感染者の唾液以外に便にも含まれる。3月にオランダのチームが下水からウイルスを検出し、米国や豪州、イタリアも成功した。下水からの感染性は不明だが、世界保健機関(WHO)は「便を介した感染の可能性は低い」との見解を4月に示している。

     新型コロナウイルスは無症状の感染者もいるため、流行の発生をつかむのが難しい。下水でウイルス量を測る技術が確立すれば、下水を管理する地域ごとに監視し、患者が増える前に流行がわかる可能性がある。

     国内では今春以降、北海道大、山形大、東北大、東大、山梨大、金沢大、富山県立大、京都大が下水の研究に着手した。環境工学などの専門家が参加する日本水環境学会が5月に特別作業班(幹事長・本多了金沢大准教授)を発足させて自治体に下水を提供するよう呼びかけている。

     研究では、処理前の下水を定期的に採取して濃縮し、PCR検査でウイルス量を調べる。自治体の感染者数と比較し、検出量から感染状況を推定する方法を探る。現在は感染者数が少ないため、過去に採取して凍結保存した下水も含めて分析する。北大の北島正章助教(環境工学)は「流行を探知するには、検出の精度を高める濃縮法を確立する必要がある」と話す。

     北大や山梨大、金沢大、富山県立大が、石川県や山梨県などで採取した下水からウイルスの検出に成功している。

     東京都は5月から下水を定期的に採取し、東大が分析を進めている。北九州市は東大と北大と協力し、34万人分の下水を処理する市最大の施設で週1回採水する。市の担当者は「感染拡大の状況を早く察知できれば、行政や医療関係者の大きな助けになる」と期待する。東京都や横浜市などの下水を分析する東大の古米ふるまい弘明教授(都市環境工学)は「下水から感染状況を推定する方法が統一できれば、全国を網羅した監視態勢ができるだろう」と話す。

     下水を使った感染症の調査は、イスラエルでポリオの流行を探知した例などがある。国内でも2013年度から下水でポリオウイルスの監視が行われている。

     ■下水の調査に協力している主な自治体

     東京都、埼玉県、横浜市、川崎市、富山市、石川県、大阪府、兵庫県、神戸市、北九州市
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20200624-OYT1T50202/

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    1. 下水でウイルス感染症の流行を予知できるっ!(笑)。

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  18. 幻の魚 イトウの生息域をDNAで調査 2つの川でも可能性 北大
    2020年11月6日 15時44分

    国内では北海道にだけ生息し「幻の魚」とも呼ばれるイトウの生息域について、川の水に含まれるDNAをもとに北海道大学が調査したところ、これまで確認されなかった道内の2つの川でも生息している可能性があることがわかりました。

    「幻の魚」とも呼ばれるイトウは、体長が1メートル以上にもなる国内最大の淡水魚で、絶滅危惧種にも指定されています。

    北海道大学の研究グループは、平成27年から3年間かけて道内の120の川の水を採取し、生き物の粘膜やふんに含まれるDNA、いわゆる「環境DNA」の分析を進めた結果、7つの川の水からこのイトウの環境DNAが検出されたと発表しました。

    過去の捕獲調査などで、イトウはおもに北海道東部を流れる一部の川で生息が確認されてきましたが、この環境DNAの調査で日本海側の留萌地方や日高地方を流れる2つの川でも、新たに生息する可能性があることがわかりました。

    一方で、検出されるDNAの濃度が低い地点も多く、研究グループはそうした地域では特に、絶滅の危機にひんしているおそれがあると指摘しています。

    北海道大学大学院の荒木仁志教授は「さらに詳しく調査し、イトウの保護に役立てていきたい。また、この手法がイトウだけでなく、実態把握が困難な希少種の生息環境の解明につながることにも期待している」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201106/k10012698301000.html

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  19. シラスウナギの人工生育に成功 絶滅のおそれのウナギの稚魚
    2020年11月13日 9時13分

    絶滅のおそれがある二ホンウナギの稚魚のシラスウナギの人工生育に、鹿児島県の沖永良部島にある企業の研究所が成功しました。

    二ホンウナギは生息数が大幅に減っていて、IUCN=国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定されているほか養殖に使われる稚魚のシラスウナギも漁獲量の減少傾向が続いています。

    沖永良部島で二ホンウナギの完全養殖に向けた研究を進めている「新日本科学」は、ことし9月、人工授精した卵からふ化させ、5センチほどのシラスウナギへ生育させるのに初めて成功したということです。

    新日本科学は、沖永良部島近海の温かくきれいな海水が成功の鍵になったとみていて、今後は、現段階で1%未満の、シラスウナギまで成長する生存率を高めて二ホンウナギの大量生産につなげたいとしています。

    永田良一社長は「大量生産に向けて大きなステップアップとなった。事業化した際には地元の雇用拡大につなげていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012709151000.html

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  20. 長野で初 鳥インフエンザウイルス 諏訪湖の水から検出
    2021年2月19日 23時02分

    長野県の諏訪湖で採取された水から、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
    長野県内で鳥インフルエンザウイルスが確認されたのは初めてで、環境省は水を採取した地点の周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、野鳥の監視を強化しています。

    長野県によりますと、今月14日に、諏訪湖の岡谷市側で採取した水を検査した結果、19日、「H5N8型」の高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

    県内で、鳥インフルエンザウイルスが検出されるのは初めてです。

    このため環境省は、水を採取した地点の周辺10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定したうえで、周辺を巡回するなど、野鳥の監視を強化しています。

    また県は、県内の養鶏農家についても、注意喚起や消毒の徹底などを呼びかけます。

    県によりますと、今のところ、周辺で野鳥の死がいは見つかっておらず、県内に96軒ある規模の大きな養鶏農家への聞き取りでも、異常の報告はなかったということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210219/k10012877541000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2021/02/44115-27.html?showComment=1613760976255#c7818146772137848455

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    1. 諏訪湖の水から「鳥インフルエンザ」検出 周辺10キロ圏内を野鳥の監視重点区域に指定
      2/19(金) 18:56配信 NBS長野放送

      今月14日に採取した長野県岡谷市の諏訪湖の水から、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。国内で検出が相次ぐ「H5N8亜型」で、県内での検出は初めてです。

      水が採取された横河川河口付近から周辺10キロ圏内が野鳥の監視重点区域に指定され、野鳥の監視強化や周辺の消毒などが行われます。

      環境省から連絡を受けた県は、県内の養鶏農家に聞き取りを行いましたが、19日午後7時の時点で、異常はなかったということです。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/115ac24c2bb3deaa4f1b6951ac30de395ea370fe

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    2. 諏訪湖の水から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出 長野
      2/19(金) 20:28配信 SBC信越放送

      岡谷市の諏訪湖の水から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
      県によりますと、鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、諏訪湖に流れ込む岡谷市の横河川の河口周辺です。
      今月14日、信州大学が定期的に行う調査で水を採取し、国の確定検査機関の鳥取大学が検査した結果、きょう、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
      100羽以上を飼育している施設を確認したところ、異常はなかったとしています。
      県は、横河川の河口周辺から半径10キロ圏内で野鳥の監視を強化し、野鳥に近づかず、死骸を見つけた場合は市町村などに連絡するよう呼びかけています。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/45836aef9f0cfbeaf5295bce41e7eaa423feecc4

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  21. 水からウイルスって、なんちゅうオカルト案件?

    しかも、どの種類の鳥のウイルスなのかね? 十把一絡げ、味噌も糞も一緒くたにすんな。

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  22. 変異ウイルス、国内初確認前に拡大していた可能性…12月上旬に下水から検出
    2021/03/10 11:17

     変異した新型コロナウイルスが、昨年12月上旬に国内で採取された下水から検出されたと、北海道大と東京大などの研究チームが明らかにした。英国型の変異ウイルスが国内で初めて確認された同月25日以前に、すでに一定程度広がっていた可能性があるという。

     英国型や南アフリカ型の変異ウイルスは、表面の突起先端部の遺伝子が変化し、感染力が高まったと懸念されている。

     チームが、下水に含まれる新型コロナの遺伝子を調べたところ、昨年12月4日に採取された下水試料から、英国型と南ア型に共通する変異が検出できた。今年1月7日の下水からも変異ウイルスが確認され、ウイルス量が増えた可能性が高いという。昨年11月19日の試料からは検出できなかった。下水の採取場所は公表していない。

     チームの北島正章・北海道大助教(環境ウイルス学)は「下水の調査で、変異ウイルスの感染状況を早期に把握し、対策につなげられる可能性がある」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20210310-OYT1T50099/

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    1. 変異ウイルス 感染確認発表より前に下水から検出 北大
      2021年3月11日 19時23分

      去年の12月はじめに国内で採取された下水から、新型コロナウイルスの変異ウイルスの遺伝情報が検出されたと北海道大学などの研究チームが発表しました。

      この時期にすでに国内で変異ウイルスの感染者がいた可能性があるとみて、詳しく調べたいとしています。

      北海道大学大学院工学研究院の北島正章助教などの研究チームは、去年4月から国内各地の下水を採取して新型コロナウイルスの感染の広がりを調べてきました。

      このうち、去年12月4日に採取した下水を分析したところ、イギリスや南アフリカなどで確認された変異ウイルスと同じ「N501Y」という変異があるウイルスの遺伝情報が検出されたということです。

      研究チームは、この下水を採取した都市の名前を公表していません。

      国内で変異ウイルスの感染確認が初めて発表されたのは去年12月25日でしたが、研究チームはこれよりも前に変異ウイルスの感染者が国内にいた可能性があるとしています。

      一方で研究チームは、検出された変異ウイルスが海外からのものかはまだわからないとしたうえで、同じ都市で去年11月に採取した下水からは検出されていないとしています。

      研究チームの北島助教は「遺伝情報の解析を進めるとともに、国内での感染の広がりをさらに詳しく調べていきたい」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210311/k10012910391000.html

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  23. 都立学校周辺の下水分析 1か所で新型コロナウイルス検出
    2021年4月27日 21時57分

    東京都が都立学校周辺などの下水を分析したところ、1か所で新型コロナウイルスが検出され、都の教育委員会はこの学校の生徒と教職員に検査への協力を呼びかけています。

    感染拡大の予兆を把握するため、都は今月、都立学校など10か所の教育施設の周辺にあるマンホールから下水を採取し、ウイルスが含まれていないかや変異があるウイルスかどうかを調査しています。

    採取場所は非公表としていて、下水は都の健康安全研究センターで分析しました。

    その結果、今月22日に採取した1か所のサンプルから新型コロナウイルスが検出されたということです。

    感染力が強い「N501Y」の変異があるウイルスは検出されませんでした。

    都の教育委員会は採取した場所のそばにある都立学校のすべての生徒と教職員にキットを配り、感染の有無を調べる検査への協力を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210427/k10013001791000.html

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    1. 「ノロウイルス 下水 室賀清邦」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E4%B8%8B%E6%B0%B4+%E5%AE%A4%E8%B3%80%E6%B8%85%E9%82%A6

      医科様ネタの焼き直し案件か…

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  24. 下水のウイルス検出、感染拡大を防止…島津製作所が施設向けサービス
    2021/05/18 19:36

     島津製作所は今月、医療機関や高齢者施設、学校などを対象に、下水中に新型コロナウイルスが含まれるかどうかを調べるサービスを始めた。感染者の排せつ物には発症前からウイルスが存在するとされる。陽性反応が出た場合は医療従事者や入所者らを個別にPCR検査し、感染拡大を未然に防止する。

     敷地内のマンホールから脱脂綿を24時間垂らし、下水を採取する。サービス開始に先立つ今春の実証実験では、事業所の下水からウイルスを検出し、感染者1人を特定したという。

     検査は、子会社の「島津テクノリサーチ」が担う。費用は下水の検査1回につき7万円(税抜き)で、相談料などが別途かかる。同社の八十島誠・分析研究センター長は「全員に個別検査を行うより安価で包括的に検査できる」と話す。

     島津は、施設の下水を利用した今回の手法を「京都モデル」と名付け、普及を図りたい考えだ。2月からは、下水処理場での検査で新型コロナの流行状況を調べる自治体向けのサービスも実施している。
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210518-OYT1T50196/

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    1. その新型ウイルスとやらは、鋼鉄製のカプシドとかエンベロープにくるまれているのか?

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  25. 日本人の祖先 縄文弥生に加え 古墳時代に渡来の集団もルーツ?
    2021年9月18日 15時24分

    縄文や弥生の時代に日本列島に渡ってきた人たちに加えて、その後の古墳時代になって大陸からやってきた集団とも交流が進むことで、現在の日本人の祖先が誕生した可能性のあることが、石川県などで出土した人骨のDNA分析から明らかになったと金沢大学などの研究グループが発表しました。

    金沢大学などの研究グループは、富山市の「小竹貝塚」や金沢市の岩出横穴墓など、縄文時代から古墳時代にかけての6つの遺跡で出土した12体分の人骨の核DNAを分析しました。

    その結果を北海道や九州などで見つかった縄文や弥生の時代の人骨、そして大陸で出土した人骨のDNAと比較したところ、日本列島の古人骨は、時代が新しくなるにつれて大陸の集団の持つ遺伝的な要素が強くなる傾向があることが分かったとしています。

    これについて研究グループは、縄文人と呼ばれる人たちがまず日本列島に到達したあと、弥生時代に北東アジアから渡ってきた集団と、さらに、その後の古墳時代になって東アジアからやってきた集団と交流が進んでいくことによって現在の日本人の祖先が誕生した可能性があることが分かったとしています。

    かつての定説では、現在の日本人は、もともと日本列島にいた縄文人と大陸から渡来した弥生人が交流して生まれたと説明されていましたが、研究グループは、少なくとも3つの異なるルーツを持つ集団について考える必要があるとみています。

    金沢大学の覚張隆史助教は「考古学の研究者とも連携しながら、さまざまな通説の再検証に挑みたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210918/k10013266371000.html

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  26. 道具仕立ては非常に高級高度にみえるけれど、考古学界隈では、そのむかし「旧石器」捏造事件とかもあったりして…

    「旧石器 捏造」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A7%E7%9F%B3%E5%99%A8+%E6%8D%8F%E9%80%A0

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  27. 謎だったマガキ幼生の餌 極小の新種プランクトンと判明
    2021年9月20日 4時49分

    海で養殖が盛んに行われているマガキは卵からふ化した直後の時期に何を餌としているのかこれまで謎とされてきましたが、極めて小さな新種のプランクトンを食べていることを水産研究・教育機構の研究グループが明らかにし、養殖技術への応用が期待されています。

    マガキは大きくなると植物プランクトンを食べて成長していますが、卵からふ化して海中を漂う幼生の時期は何を食べているのか確認されたことがなく、これまで謎とされてきました。

    水産研究・教育機構の浜口昌巳さんらの研究グループは広島湾でとったカキの幼生の消化管の内容物を最新のDNA分析技術を使って解析しました。

    その結果、2種類の「けいそう」と呼ばれるプランクトンの仲間の新種が検出されたということです。
    どちらも直径5マイクロメートルほどの円柱形で、一般的な「けいそう」よりも十分の一程度の極めて小さな特殊な種類だとしています。
    カキの幼生にこの新種の「けいそう」を加えると食べる様子が確認できたということです。

    この新種の「けいそう」は極めて小さいことから、これまでは大きなプランクトンの死がいのかけらなどと思われていて十分に研究されてきませんでしたが、改めて調べると、カキの幼生が豊富にいる海域で多く生息していることが分かったということです。

    水産研究・教育機構の浜口昌巳さんは「これまでは生き物であることすら分からなかったものなので驚いた。カキの幼生を採取する技術への応用などが期待できる」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210920/k10013268031000.html

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  28. [サイエンス Focus]ゲノム最前線<中>遺伝子改変の産業化 急加速
    2021/10/03 05:00

     人間だけでなく動植物や微生物など、あらゆる生物は独自のゲノムを持つ。遺伝子を効率良く改変する「ゲノム編集技術」で、生物に新たな能力を加えることも可能だ。ゲノム編集によって、社会や産業はバイオ新時代へと突入した。

    「食品伸びしろ大きい」 品種改良 短期間で 「合成生物」で新素材

    筋肉増量ブタ

     肉厚なタイや特定の成分が多いトマト――。近い将来、ゲノム編集技術で改変した食品が、当たり前のように食卓を彩る時代が来そうだ。

     「ゲノム編集食品の市場の伸びしろは大きい」。徳島大発ベンチャー「セツロテック」の竹澤慎一郎社長(45)は力を込める。

     人や動物には、筋肉が成長しすぎないように抑制する遺伝子「ミオスタチン」がある。ゲノム編集でミオスタチンを壊すと、可食部である筋肉が大きくなる。徳島大はこの手法で筋肉量の多いブタを作ることに成功。セツロテックは今後、安全性や肉質などを確認し、食品として食卓に届けることを目指す。

     同社はさらに他の企業などと連携し、ブタ以外の様々な有用な食材などを開発する事業を進める計画だ。

    販売始まる

     ゲノム編集食品を巡っては、血圧の上昇を抑える働きがある物質「GABA」を多く含むトマトが、国内1号として9月15日から販売が開始された。ミオスタチンを壊し、肉厚にしたマダイは同月、国に2例目として受理され、流通販売に向け動き出した。

     理化学研究所や大阪大などのチームは7月、ゲノム編集で芽の毒素を減らしたジャガイモ「さやか」を、野外の栽培実験で初めて収穫した。商業化の場合はメークインなどの品種での応用を想定する。理研の梅基直行上級研究員(58)は「ゲノム編集を使えば、従来の品種改良より素早く改良できる」と語る。

     薬剤や放射線などで遺伝子の突然変異を誘発する従来の品種改良は、求める品種を得るまで数年~数十年かかることもある。ゲノム編集では数年で改変が可能だ。

     海外でも取り組みが加速している。米新興企業アップサイド・フーズは、ゲノム編集で動物細胞の増殖を速め、人工肉をつくる試みを進める。中国でもゲノム編集した収量の多いイネなどの開発が行われている。

    脱炭素にも

     微生物にゲノム編集を加え、バイオ燃料や有用物質を効率良く作ろうとする企業も出てきた。ゲノム情報を基に有用な生物を作り出す研究は「合成生物学」と呼ばれる。

     住友化学は、スマートフォンのパネル用フィルムを微生物が作る物質を用いて生産する技術を確立した。生産を石油由来から微生物由来に切り替えることで脱炭素にもつながるという。2019年には、遺伝子データベースと人工知能(AI)を組み合わせ、希望する物質を生み出す微生物をデザインする米バイオ企業「ザイマージェン」と提携し、事業拡大を狙う。

     藻類の一種「ミドリムシ」を使ったバイオ燃料を手がける新興企業ユーグレナもゲノム編集の応用を模索している。同社と理研は19年、高効率でミドリムシをゲノム編集することに成功。今後、バイオ燃料の生産性アップを目指す。

     ゲノムの一部改変にとどまらず、自然界には存在しない大腸菌のゲノムを設計する「人工ゲノム構築」の取り組みを始めたのが東京工業大だ。産業界とも連携し、新たな産業の創出を目指す。プロジェクトを率いる相澤康則・同大准教授(51)(ゲノム科学)は「プラスチックを分解したり、二酸化炭素を吸収して有用物質を合成したりする微生物を生み出すことも可能になる」と意欲を示す。

     今後の産業界は「ゲノム」がキーワードになることは間違いなさそうだ。

      ◆DIYバイオ =DIYはDO IT YOURSELF(自分自身でやる)の略。市民らが日曜大工のような感覚で、大学や企業の研究室ではなく自宅などに実験室を設けてバイオ実験を行う活動。国内でもいくつかのグループがあるほか、海外では活動をインターネットで発信しているケースもある。

    バイオ技術 大衆化進む…法規制など議論必要

     遺伝子改変技術は、芸術分野や日々の生活にも入り込んでいる。

     農業・食品産業技術総合研究機構は、カイコに遺伝子組み換え技術で緑などに光る蛍光たんぱく質を含むシルクを作らせることに成功した。この「蛍光シルク」でウェディングドレスや着物などが作られ、話題を呼んだ。

     アーティストの竹村 京けい さん(46)は、壊れたグラスや穴の開いた服を蛍光シルクで修復し、「『壊れ』に光を与える」作品を制作した。「アートと自然は切り離せない関係。ゲノム技術の進歩など、世界が変わっていることをアートで伝えたい」と言う。

     一方で、ゲノム編集などのバイオ技術は難度が下がり、生物学の知識のある高校生でも試みることが可能になってきた。米国ではゲノム編集キットを販売する会社もあり、自宅で大腸菌などの遺伝子改変を試す人も現れている。

     自宅でバイオ技術を使う活動は「DIYバイオ」と呼ばれ、国内外で注目が高まっている。早稲田大の岩崎秀雄教授(50)(生命科学)は、「市民の科学への理解につながる」と期待する一方で、「改変した生物が生態系に拡散するリスクなど、DIYバイオを巡る安全性や倫理面、法的な規制について議論を深めなければいけない」と訴える。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20211002-OYT8T50070/

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  29. “ゲノム編集”で成長スピード1.9倍 高級魚のトラフグ流通へ
    2021年10月30日 8時43分

    遺伝子を自在に操作できる「ゲノム編集」の技術で、成長のスピードが速くなるよう改良した高級魚のトラフグについて、京都市のベンチャー企業が29日、流通の際に必要な「ゲノム編集食品」としての届け出を厚生労働省に行いました。

    このトラフグは、京都大学と京都市のベンチャー企業「リージョナルフィッシュ」が共同開発したもので、ゲノム編集の技術で、遺伝子の働きを抑えて餌をよく食べるように改良したことで、成長のスピードがおよそ1.9倍になっているということです。

    「ゲノム編集食品」は、「遺伝子組換え食品」とは異なり、別の遺伝子を組み込むなどしていないことから、従来の品種改良と安全性は変わらないとされていて、国に届け出をすることで、流通ができるようになっています。

    「ゲノム編集食品」国内では3例目

    29日に開かれた厚生労働省の専門調査会で、このトラフグは「遺伝子組換え食品」には該当しないとされ、会社側が厚生労働省に「ゲノム編集食品」としての届け出を行いました。

    毒がある部位などは、従来のトラフグと変わらないということで、会社では試験販売の受け付けを始めたということです。

    「ゲノム編集食品」の届け出が行われたのは、血圧を下げるとされる成分が多いトマトと、身の量が多いマダイに続いて国内では3例目です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211030/k10013327611000.html

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  30. 「ゲノム編集」やったかやってないか、第三者に確認検証のスベはあるのか?

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  31. 鳥の家畜化 最古の事例か 約7000年前の遺跡で発見
    2022年3月13日 6時05分

    中国東部のおよそ7000年前の遺跡で、渡り鳥のガンの仲間が飼育されていたことを示す痕跡を発見したと北海道大学などの研究グループが発表し、人類が鳥を家畜化していたもっとも古い事例だとしています。

    人類が鳥を家畜化してきた歴史は解明されていないことが多く、およそ4000年前に南アジアでニワトリが飼育されていたと考えられていますが、それ以前は明確になっていません。

    北海道大学の江田真毅准教授などの研究グループは、中国東部の浙江省にあるおよそ7000年前の新石器時代の集落の遺跡から出土した大量のガンの仲間の骨を分析しました。

    ガンの仲間は北に渡って卵を産んでひなを育てるため、この地域に幼い鳥はいないはずでしたが、骨の中から生後2か月以下の幼いひなの骨が1点見つかったということです。
    また、動物の骨には地域ごとに水に含まれる同位体の比率のわずかな違いが反映されることを利用して、このガンの仲間の生育した場所を調べたところ、25点の骨のうち7点で、渡りを行わず主にこの地域で育っていたと推定される結果が出たということです。

    研究グループは分析したガンの仲間の一部は7000年前のこの集落の周辺で飼育されていた可能性が高いとしています。
    江田准教授は「現時点で飼育された鳥が確認された最古の事例だ。8000年前の別の遺跡では鳥が飼育されていた痕跡は見つかっておらず、最初に飼育されたのはガンの仲間かもしれない」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220313/k10013528571000.html

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  32. 下水のウイルス量から「天気予報のように感染拡大を予測」…全国的な監視態勢構築へ
    2022/05/25 00:06

     下水を通して新型コロナウイルスの感染状況を調べるため、産学協同の「日本下水サーベイランス協会」が設立された。上下水道コンサルティング企業「NJS」(東京)や塩野義製薬(大阪)など民間13社と、北海道大、山梨大、金沢大の研究者3人が参加。下水に含まれるウイルス量から流行の予兆を捉える方法を普及させ、全国的な監視態勢の構築を目指す。

    「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

     協会副会長に就任した塩野義製薬の小林博幸部長は、東京都内で24日に開かれた記者会見で、「将来的には、感染拡大の予測を天気予報のように伝えられるようにしたい」と話した。

     新型コロナのウイルスは感染者の便に存在するため、排せつ物を通して下水に流入したウイルスの量を調べることで、感染者数の増減などを把握できる。北大などが札幌市の下水を調べた結果、2022年1月以降の「第6波」で感染者が急増する約1週間前から、ウイルス濃度が飛躍的に高まっていたという。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20220524-OYT1T50200/

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    1. 下水のウイルスだの、二枚貝媒介ウイルスだの、時折怪しげなものをさもさもな「手法」であるかのように装ってインチキ医科様な話を拵える手練れがいるな。

      いまや科学研究者というのは詐欺師ペテン師が堂々となりすまして居座る職業らしい。

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  33. ウイルスは、鋼鉄製のカプセルとか鎧をまとっているのかね?

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  34. 4億年前の謎の生き物、正体突き止めた…理化学研究所など
    2022/05/30 15:00

     約4億年前の地層から見つかったウナギのような謎の生き物の正体を突き止めたと、理化学研究所などのチームが発表した。陸上にすむ脊椎動物の祖先と近い特徴を持っていたといい、生物が水中から陸上に進出する進化の過程の解明につながると期待される。論文が科学誌ネイチャーに掲載された。

    パレオスポンディルスの復元図(理化学研究所提供)

     この生き物は、スコットランドの湖に生息していた「パレオスポンディルス」。全長約5センチで細長い姿をしている。サメの仲間か両生類の幼生か、など分類を巡る論争が100年以上続いてきたが、解析に必要な分析装置の精度に限界があり、結論が出ていなかった。

     チームは、理研の大型放射光施設「 SPringスプリング ―8」(兵庫県)の高精度X線装置を使い、保存状態の良い頭部の化石二つを観察。関節の有無や骨の構成などから、ひれが手足に変化して両生類に進化する途中段階で、「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスより陸上の脊椎動物に近いことがわかった。

     進化の過程で存在したはずだが化石が見つかっていないミッシングリンク(失われた 環わ )を埋める生物の一つとみられ、チームの平沢達矢・客員研究員(古生物学)は「魚類と両生類の間に位置する生物と言え、進化の空白を一つ埋めることができた」と話した。

     生物の進化に詳しい小林快次・北海道大教授(古脊椎動物学)の話「哺乳類など四足動物の起源を探る上で重要な知見になる」
    https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20220530-OYO1T50027/

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    1. この手のネタは、確認検証のしようがないのだから、どこまでいっても仮説どまりというほかない。

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  35. コロナ拡大、下水で早期察知…政府が今夏から実証実験
    2022/06/03 15:00

     政府は下水に含まれる新型コロナウイルスを調べる実証実験を今夏から本格化させる。全国の下水処理施設や学校・高齢者施設などで計約40件の実験を行う予定だ。測定手法を確立して感染拡大の早期察知につなげ、効果的な感染対策を実現する狙いがある。

     新型コロナウイルスは感染者の便などの排せつ物に存在するため、下水に流入したウイルスの量を確認することで、地域の感染状況や個別施設の感染者の有無を把握することができる。

     PCR検査のように、人から検体を採取する必要がない。無症状の感染者の広がりを検知し、感染拡大やクラスター(感染集団)発生前に検出できる可能性もある。ただ、測定の精度は、下水の水量や採水時間など様々な要因に左右され、技術的に未確立な部分もあるとされる。

     実証実験は、自治体管理の下水処理場で約20件、学校や保育施設、病院、高齢者施設で約20件を実施する見通し。内閣官房によると、公募は既に締め切ったが、いずれも想定していた対象数を上回る応募があり、今後、絞り込み作業を行う。

     下水処理場での実験では、対象自治体の1週間の感染者数の把握や地域の感染傾向をつかむことを想定している。学校や高齢者施設などでは、下水からウイルスが検出された場合、児童生徒や利用者にPCR検査などを行う。下水検査と、人の検体を活用した検査で出た結果の整合性も確認する。
    https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220603-OYT1T50147/

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    1.  下水を活用した新型コロナの監視システムは、米国やオランダで実用化されている。日本国内でも、大学や自治体、企業などが連携し、実証実験をすでに始めている。

       東北大などの研究グループは仙台市の下水処理施設から採取した下水でPCR検査を行い、独自の予測モデルで1週間の予想感染者数を算出し、インターネット上で公表している。公表データによると、5月23~29日の予想感染者数は2172人で、実際に確認された感染者数は1786人だった。

       政府は来年1月までの実証実験で結果や活用方法を検証し、政府の新型コロナ対策に反映させる考えだ。
      https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220603-OYT1T50147/2/

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  36. そういったおカルト案件で、政府を内部から蝕むのはどこのどういった連中なのかな…

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  37. 米 NY市の下水からポリオウイルス検出 保健当局が警戒強める
    2022年8月13日 9時47分

    アメリカ・ニューヨーク市で、手足にまひが残ることもある病気、ポリオを引き起こすウイルスが下水から検出され、保健当局は感染が広がるおそれがあるとして警戒を強めています。

    アメリカ・ニューヨーク市などの保健当局は12日、市内の下水のサンプルからポリオウイルスが検出されたと発表しました。

    ポリオは、ウイルスが口から体内に入ることで主に乳幼児が感染し、発症すると手足にまひが残ることもある病気ですが、症状が出ないことも多く、保健当局は気づかない間に感染した人から排出されたウイルスが下水に流れ込んだ可能性があるとみています。

    アメリカでは2013年を最後に、ポリオの感染者は確認されていませんでしたが、7月、ニューヨーク州で1人の感染が確認され、保健当局が調査を進めていました。

    ポリオはワクチンで防ぐことができますが、ニューヨーク州の一部では2歳の時点での接種率が60%ほどにとどまる地域もあり、保健当局は、感染が拡大するおそれがあるとして、ワクチンの接種を呼びかけています。

    WHO=世界保健機関などによりますと、ポリオの流行は、ワクチン接種が進められたことなどから世界のほとんどの地域で見られなくなりましたが、最近になって、アメリカのほか、イギリス・ロンドンでも下水からウイルスが見つかり、保健当局が警戒を強めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220813/k10013768221000.html

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  38. 下水からコロナ感染の広がり把握 選手村で去年調査 北海道大学
    2022年8月28日 13時09分

    下水から新型コロナウイルスを検出する研究を進めている北海道大学などの研究チームが、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で採取した下水のデータを調べたところ、ウイルスの検出率と選手村での陽性者数の傾向がほぼ一致し、感染の広がりを高い精度で把握できることがわかりました。

    北海道大学大学院工学研究院の北島正章准教授などの研究チームは、去年行われた東京オリンピック・パラリンピックの期間中、毎日、選手村で下水を採取し、下水に含まれる新型コロナウイルスの量を調査しました。

    その結果、下水からのウイルスの検出率が上がると、ほぼ一致して選手村での陽性者数も増え、感染の広がりを高い精度で把握できることがわかったということです。

    選手村では毎日、選手や関係者が抗原検査を受けていましたが、下水の調査の方が2日早く、ウイルス量の増加を検知できたとしています。

    北島准教授は、「新型コロナウイルスの疫学調査を下水で行えることがより明らかになった。クラスターの防止や収束に役立ててもらいたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220828/k10013791281000.html

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  39. 北海道 NEWS WEB
    下水から新型コロナ感染状況を調査 札幌市などが協議会設立
    08月25日 21時04分

    家庭などから出る下水にどれだけ新型コロナウイルスが含まれているのか調査し、感染対策に取り入れている3つの自治体と専門家が、データを共有し、全国の感染状況を把握ていこうと協議会を設立しました。

    25日に設立されたのは、「全国下水サーベイランス推進協議会」で、すでに下水調査を行っている札幌市や石川県小松市兵庫県養父市の3つの自治体と専門家が立ち上げました。
    家庭などから出る下水には新型コロナのウイルスなどが含まれていて、調査によって下水の新型コロナウイルスの検出率と実際の陽性者数の傾向は概ね一致することが明らかになっています。
    国は、新型コロナの「全数把握」が5月に廃止されてから、下水調査を感染流行把握の指標の1つとしていて、全国の自治体は調査の導入を進めています。
    協議会は、分析方法を共有しながら下水の調査結果を地域ごとにまとめたり、ホームページで公表したりするほか、参加する自治体を増やしながら、今後、新しい感染症が流行しても活用できるものにしていきたいとしています。
    協議会の会長の東京大学の片山浩之教授は、「新型コロナの流行により、下水から有益なデータがいち早く得られることを生かし、今後は新型コロナ以外のウイルスや細菌を下水から検出する方法を確立し、感染症対策に役立てていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230825/7000060344.html

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  40. 下水コロナウイルス濃度の変化、感染者数の増減傾向とほぼ一致
    2023/08/27 09:50
    新型コロナ

    スクラップ
     京都大流域圏総合環境質研究センター(大津市)などは、滋賀県内の下水に含まれる新型コロナウイルス濃度の変化が感染者数の増減の傾向とほぼ一致していたと発表した。地域の感染状況を確認する手がかりになるといい、今月から同センターホームページ(HP)でデータの公開を始めた。同センターの遠藤礼子研究員は「地域住民が周辺の感染状況を知るための重要なデータになる」としている。(林華代)

    感染症統括庁トップに栗生俊一氏…コロナ分科会は廃止
    下水のウイルス濃度と新規感染者の推移のデータを公開している京都大流域圏総合環境質研究センターのホームページ
     調査は2022年1月~23年8月、同センターなどが実施。滋賀県内の県湖南中部浄化センター(草津市)や大津市水再生センター(大津市)など複数の浄化センターで下水を採取し、ウイルスが存在する感染者の便などの排せつ物から下水に流入したウイルスの量を確認した。

     その結果、下水に含まれるウイルス濃度が、調査期間に県内で確認された感染者数の増減と傾向がほぼ一致していることがわかった。

     新型コロナ感染者数については、今年5月8日に「2類相当」から「5類」に移行し、全ての感染者数を毎日把握する「全数把握」から、全国約5000の医療機関から報告を受ける「定点把握」に見直された。滋賀県内では60医療機関から報告された感染者数について、1医療機関あたりの1週間の平均値が発表されている。地域全体の感染状況を把握する場合は、この定点把握による感染者数のデータと下水のデータを合わせて分析することが有効という。

     一方、下水から検出されるウイルスについて、大半は感染力を失っていると考えられており、世界保健機関(WHO)は「感染者の便から感染するリスクは低い」と公表している。国土交通省の調査でも、下水処理場の処理過程で、放流水からの感染リスクは低いと考えられているという。

     下水データの詳細は京大流域圏総合環境質研究センターHP( https://www.eqc.kyoto-u.ac.jp/surveillance/ )。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20230826-OYT1T50134/

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  41. 「ネッシー」50年ぶりの大捜索 イギリス
    2023年8月28日 13時30分

    イギリス北部のネス湖に伝わる謎の生物「ネッシー」を見つけようと、およそ50年ぶりとなる大規模な捜索が2日間にわたって行われ、27日に終了しましたが、ネッシーの発見につながる大きな成果は得られていません。

    「ネッシー」は、イギリス北部スコットランドにあるネス湖でおよそ90年前に撮影されたとされる写真をきっかけに恐竜のような長い首を持つ謎の生き物として世界的に有名となりました。

    「ネッシー」の正体を解明しようと26日と27日の2日間にわたっておよそ50年ぶりとなる大規模な捜索が行われ、イギリスの公共放送BBCなどは国内外からおよそ200人のボランティアが参加したと伝えています。

    主催する団体によりますと、捜索にはネッシーが発する鳴き声を拾うための装置や、熱を感知する赤外線カメラを搭載したドローンが活用されたということです。

    主催者の男性は、捜索が始まる前日に4回ほど異音を聴いたものの、録音に失敗したと明かしていて、27日、AFP通信のインタビューで「きょうは天気がとてもよかったので、目撃情報はあった。まだそれが何かはわかってはいない」と話し今後収集したデータなどを分析し、発表したいとしています。

    今回の捜索でネッシーの発見につながる大きな成果は、今のところ得られていませんが、ネッシーをめぐってはこれまでに1100を超える目撃情報が寄せられているということで、ネッシーの正体をめぐる論争は今後も続くものとみられます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014176431000.html

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    1. ヒバゴンとかツチノコとかで人を寄せるためのいわゆる一種の観光ネタのようなものなのかな…

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  42. 海外から入る感染症 下水で流行予測・対策へ 関空で研究開始
    2023年10月13日 14時00分

    国際空港のターミナルや旅客機から出された下水を分析することで、海外から入ってくる感染症の流行を予測し、対策に役立てようという研究が関西空港で始まりました。

    この研究は大阪公立大学の研究チームが進めます。

    関西空港の下水を処理する浄化センターのタンクからターミナルや旅客機から出された処理する前の汚水を採取し、感染症を引き起こすウイルスや細菌の有無や量を分析します。

    13日から泉佐野市の大学の研究室で分析が始まり、メンバーは12日に採取した汚水を遠心分離機にかけて沈殿物を取り出していました。

    研究チームでは、月に2回程度汚水を採取して、新型コロナウイルスやインフルエンザ、はしか、デング熱など、およそ30種類の感染症について大阪府内での流行状況を照合して関連を分析し、流行の予測につなげたいとしています。

    研究チームによりますと、国内のいわゆる国際空港でこうした研究が行われるのは初めてだということです。

    チームの代表を務める大阪公立大学大阪国際感染症研究センターの山崎伸二 教授は「たくさんの外国人が来る再来年の大阪・関西万博までに流行の予測モデルをつくり、感染対策に活用したい。未知の感染症・病原体の把握にも努めたい」と話していました。

    下水での予測 活用には課題も
    下水に含まれるウイルスや細菌の遺伝子を分析し感染症の流行を捉える「下水サーベイランス」は欧米の一部の国際空港では水際対策の一環として取り入れられています。

    日本でも新型コロナウイルスの感染拡大で注目されましたが、活用には課題もあります。

    国は2021年に下水サーベイランスの推進計画を策定し、自治体や大学、研究機関など合わせて20のグループが新型コロナウイルスについて下水処理場などで実証実験を行いました。

    その結果、市中の流行状況や変異株への置き換わりについては相関関係が確認できたということです。

    一方で、大量の水に希釈される下水という特性からデータのばらつきが大きいことに加え、汚水の採取や分析の手法が複数ありノウハウが不足しているなど、課題も多いということです。

    今回の大阪公立大学の研究では、こうした技術的な課題の解決策についても検討を進めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231013/k10014224271000.html

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  43. たぶん、ミソもクソも一緒、何でもありの分野なのだろう。

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  44. 下水で病原体検知 導入拡大…感染症の水際対策 
    2023/11/02 05:00

     国際線の旅客数が全国3位に入る関西空港(大阪府)で10月、海外から入ってくる感染症の水際での対策として、下水に含まれる病原体を継続監視する大阪公立大の研究が始まった。日本の国際空港では初の本格的な取り組みだ。こうした「下水疫学調査」はコロナ禍を機に注目され、感染症の流行を早期に察知する手段として導入が進んでいる。(大阪科学医療部・佐々木栄 村上和史)

    流行の兆し早期に察知 

    関空で調査

    航空機や空港施設などの下水のサンプルを採取する山崎教授(10月12日、関西空港で)=枡田直也撮影

     10月12日、関西空港島の浄化センターを大阪公立大の山崎伸二教授(獣医国際防疫学)が訪れ、航空機や空港施設から集まる下水の試料を採取した。山崎教授は「この中の沈殿物や濁りこそが流行をとらえる貴重な情報源だ」と説明する。

     2週間に1回採取し、人の排せつ物に含まれる様々な細菌やウイルスの遺伝子を、「次世代シーケンサー」と呼ばれる最新装置で丸ごと解読する。データを分析して新型コロナ、エボラ出血熱などのウイルスやコレラなどの細菌のほか、未知の病原体も網羅的に検知する試みで、山崎教授は「まず分析技術を確立し、将来に向けてデータを蓄積したい」と意気込む。

     国際空港での下水監視は、海外で先行している。きっかけは中国が2022年12月に「ゼロコロナ政策」を転換して海外渡航を認め、各国が警戒を強めたことだ。北海道大の北島正章准教授(環境ウイルス学)によると、欧米では中国からの到着便にターゲットを絞り込み、1機ずつ排水を検査したこともあったという。

     ただ、関空のように未知の病原体の検知まで視野に入れた次世代シーケンサーの活用は世界的にも珍しい。

    20自治体参加

     すでに判明している病原体の監視には、その病原体の遺伝子だけを数百万倍以上に増幅して検出する「PCR法」が有効だ。21年には塩野義製薬や島津製作所が下水中のウイルスを高感度で検出できる技術を開発した。

     22年には内閣官房が、都市や地域の下水でコロナ検出の実証実験を始め、全国から20の自治体が参加した。今年1月の終了後も、独自予算で継続した一部を含む11自治体がウイルス量を公表するなど普及が進む。

     実証実験に参加した札幌市がホームページで公表した結果を見ると、昨夏の第7波、昨冬の第8波で実際の感染者数と増減傾向が一致しているのが一目瞭然だ。

     兵庫県 養父やぶ 市は今年から独自予算で検査を実施する。5月に新型コロナが感染症法上の5類感染症に変更され感染状況の把握が難しくなったが、今夏の感染拡大は下水から流行を察知し、7月10日~10月5日、「拡大期」を意味する赤色に市庁舎をライトアップした。

     坂本龍二・危機管理監は「人口が約2万1000人と少ない自治体でも有効性が確かめられた。市民への注意喚起に生かせている」と意義を語る。

    WHO後押し

     米国では人口の半分をカバーする1000か所以上の都市下水で、米疾病対策センター(CDC)が主導して新型コロナの観測を実施し、エムポックス(サル痘)やインフルエンザに対象を広げた下水処理場もある。オランダでは300か所の処理場全てでコロナの調査を行っている。

     世界保健機関(WHO)は22年4月、下水調査の実施を後押しする指針を発表した。先進7か国(G7)も翌月、調査の支援に言及するなど実施の機運は世界で高まっている。

     今後の課題について、北島准教授は「平時は関空のようにウイルスの国内流入を網羅的に監視し、感染拡大時は対象のウイルスに絞って都市と空港の下水調査を両立させるのが望ましい。日本も早急に体制を強化する必要がある」と指摘している。

    身近な動物にもリスク

     未知の感染症の発生を早期に察知するには、下水の監視に加えて、動物の検査が重要になっている。近年パンデミック(世界的大流行)を起こしているのは人にも動物にもうつる「人獣共通感染症」だからだ。渡り鳥が国境を越えてウイルスを広範囲に運んでいると指摘されており、身近な生き物を調べてリスクを探る研究も進む。

     人獣共通感染症には新型コロナのほか、2000年代以降に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)などがある。コウモリなどの間で感染が広がるうちに、人に感染しやすくなる変異がウイルスに蓄積したと考えられる。

     長崎大の安田二朗教授(ウイルス学)らは5年前からアフリカ中部のガボンでネズミやコウモリ、蚊などを捕獲し、確認されたウイルスの報告を進める。安田教授は「都市開発で人と動物の距離が近くなり、未知のウイルスを把握して流行に備える必要性が増している」と語る。

     人での感染拡大が危惧されている病原体の一つが「H5亜型」という新しい高病原性鳥インフルエンザウイルスだ。21年頃から世界中の野鳥や動物で確認されている。WHOなどは今夏、このウイルスには将来的に人に感染しやすくなる危険性があるとの声明を出した。

     北海道大の迫田義博教授(ウイルス学)らは昨年、札幌市内のキタキツネやタヌキを調べ、H5亜型に感染していたことを確認した。

     H5亜型のウイルスは過去にも国内の養鶏場に被害をもたらしたことがあるが、今回は別の株で、国内の哺乳類への感染判明は初めて。迫田教授は「予想しなかったことが毎年起きている。地球規模の問題として感染症への備えを進めなければならない」と指摘する。
    https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20231101-OYT8T50151/

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  45. このネタに群がって関わってる連中が、いわくつきの輩ばかりじゃないか…

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    1. しかし、地球上にDNA型生命体にあふれてる中で、そのゴミみたいな断片や痕跡をもとにして、よく本体が何であるかを判別できるものだな。ただただタマゲルしかないね。

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  46. 海の温暖化 「環境DNA」が映す魚たちの北上
    2023年12月8日 17時14分

    地球温暖化を超えて地球沸騰化とも言われる時代。その影響は、ふだん見えにくい「海の中」にも確実に忍び寄っています。

    魚たちが住みかを北に移していることが、最新の研究結果で明らかになりました。読み解く鍵が、環境DNAです。

    (福岡局記者 早川俊太郎、札幌局記者 川口朋晃、おはよう日本記者 梶田昌孝)

    “扱う魚ががらっと変わった”
    福岡・博多の台所として親しまれている長浜鮮魚市場。九州北部の玄界灘でとれた新鮮な海の幸が連日並びます。
    ただ、およそ40年にわたってこの市場を見ている水産加工会社経営の森田武常さん(55)は、取り扱う魚の種類がこの10年でがらっと変わったと感じていました。

    この時期はサワラが減った一方で、沖縄などの暖かい海に生息するアカハタやシイラがよくとれるようになったと説明してくれました。
    アカハタ(左) シイラ(右)
    中でも、変化を代表するのがフグだといいます。

    本来は、今まさに旬を迎えるはずの天然のトラフグですが、近年は「市場への出荷が全くない」状況だということです。
    水産加工会社経営 森田武常さん
    「いや、本当に死活問題ですよ。昔のようになってほしいですけど。玄界灘で育った魚はおいしいですからね。守らないといかんです」
    漁業者の間で強まる危機感
    かつて福岡県は、フグの漁獲量で全国1位を誇っていました。

    高値で取り引きされる天然のトラフグは漁業者にとって収入の柱になるだけに、現場では危機感が強まっています。
    松本久人さん(61)はフグ漁を始めて8年ですが、水揚げは当初のころと比べて3割ほど減ったと言います。
    漁業者 松本久人さん
    「冬場はフグ漁がメインなので、とれなければ生活ができません。燃料価格なども値上がりしているので不安です。皆さん、困っています」
    北海道でフグが“大漁”
    一方、福岡県に代わる形で、フグの漁獲量トップに躍り出たのが北海道です。
    こちらのフグは、トラフグではなくマフグですが、オホーツク海で5年ほど前から大量にとれるようになりました。

    北海道のフグの漁獲量は10年間で7.7倍に急増。全国の3割余りを占め、3年連続で日本一となっています。
    異変の原因は海面温度上昇か
    海の生態系を研究している九州大学大学院の准教授、清野聡子さんは、日本周辺の海面の温度がこの100年で平均1.24度上昇したことが異変の原因だと指摘します。
    九州大学大学院 清野聡子 准教授
    「魚は自分の体で体温が調整できないので、温度が適切な海域に移動していくしかありません。移動できなければその熱に耐えかねて、弱ってしまったり、死滅してしまったりすることになります」
    “海の異変” 環境DNAで読み解く
    どんな魚が、どの程度、生息域を北上させているのでしょうか。読み解くカギが環境DNAです。

    この日、清野さんの姿は福岡市の海岸にありました。助手と一緒にバケツを投げて、海水をすくっています。
    何が目的なのかというと……。
    「環境DNAで、魚の種類を調べる調査をしています」
    環境DNAとは?
    環境DNAは、海などの「環境」に溶け出した生物由来の「DNA」のことです。
    泳いでいる魚からは細胞片やふんが海中に出されます。海水を採取し、科学的な手法でDNAを解析することで、その海域に生息する魚種などが一定程度、把握できるとされています。
    九州大学大学院 清野聡子 准教授
    「魚を直接、網などでとるのではなくて、水をくんで、その中に浮いているDNAを調べて種類を決めていくんです。だからこの作業だけで、魚の種類が分かるんです」
    清野さんは、東北大学大学院の近藤倫生教授をはじめ全国の研究者とプロジェクトチームを立ち上げ、どの海域にどんな魚が分布しているのか、共同研究しています。
    東北大学大学院 近藤倫生教授とのオンライン会議
    最新のデータから、九州の代表的な魚であるサバやブリ、サワラのDNAが近年、東北や北海道の沿岸で多く検出され、生息域が北上していることが確認されました。
    九州大学大学院 清野聡子 准教授
    「玄界灘では、そのうちサンゴも普通になってきて、それで徐々に奄美大島みたいな海が10年後、20年後に福岡の目の前に出現する可能性もあるわけですよね。福岡の海というのが、今度、秋田沖とか青森沖とかにシフトすることも考えられます」
    フグが大量に水揚げされるようになった北海道のオホーツク海側。

    地元の漁業者、船橋恵一さん(69)は戸惑いを感じながらも、消費の拡大を目指しています。
    フグを処理できる免許を取得し、これまでなじみの無かったフグのおいしさを伝えたいと考えています。
    漁業者 船橋恵一さん
    「自分たちとしては主力のホッケやカレイがどんどんいなくなっていくわけだから、困ったなと言いながら、地元で安く、低価格でフグを知ってもらうところから始めました。もっとフグを広く消費してもらえるように挑戦しています」
    魚の住みかが北に移っていることについて、水産業担当の佐藤庸介解説委員は次のように指摘します。
    佐藤庸介解説委員
    「もともと九州や山陰などが主産地だった天然のブリは、北海道でもとれるようになっています。ほかにもサワラ、タチウオ、チダイなどが北上しているとされます。一方で、サンマやサケなど、過去にない不漁に陥っている魚も数多くあります。地球温暖化は陸上だけでなく海の中にも及んでいて、私たちの食卓に影響が出るほど深刻だと認識しておく必要があると思います」
    地球沸騰化は、私たちの身近な所でもさまざまな「異変」を引き起こしています。この事実に私たちはどのように向き合えばよいでしょうか。

    “沸騰アース”の現場を歩き、継続的に取材していきます。
    (11月28日「おはよう日本」で放送)
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231208/k10014280011000.html

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