2018年5月11日

「環境DNA」って何?

平成版「千里眼」透視術かも… 「水はなんでも知っている」(笑)。

森に住む野生動物 コップ1杯の水から特定
2017年6月14日 7時24分 NHKニュース

森の泉にたまった水、コップ1杯分をくんで分析するだけで、そこに生息する野生動物の種類を一度に特定できる技術を千葉県立中央博物館などのグループが開発しました。絶滅のおそれのある野生動物が広大な熱帯雨林のどこにいるのか、簡単に把握できるようになることから、その保護などに役立つとしています。

この技術は、野生動物が森の泉に来た際、残した唾液や皮膚の断片などを通じて環境中に出すDNA、いわゆる「環境DNA」を解析するものです。

千葉県立中央博物館のグループは、世界的なデータベースに登録されている哺乳類660種類余りのDNAの情報をもとにコップ1杯の水にどのような動物のDNAが含まれるのか、一度に解析できる特殊な溶液を開発することに成功しました。

そして、東京農業大学の松林尚志教授らのグループとの共同研究でマレーシアの熱帯雨林の泉の水を解析したところ、オランウータンやアジアゾウなど6種類の絶滅危惧種のDNAが検出され、いずれの動物も現場に設置した自動カメラに映っていて、その精度が検証できたということです。

世界の熱帯雨林では、開発や密猟によって、生息する動物の4割に絶滅のおそれがある一方、生息場所の調査は自動撮影カメラなどを使っても難しく、より簡単な方法が求められています。今回の技術は、東南アジアなどで野生生物を保護するため活用される予定で、千葉県立中央博物館の宮正樹部長は「今回の技術で動物保護が進むと期待したい」と話しています。

熱帯雨林での野生動物調査に光

東京農業大学の松林尚志教授は、野生動物の保護のためマレーシアの熱帯雨林に自動撮影カメラを設置し、長年、その生息状況を記録し続けてきました。しかし、自動撮影カメラによる調査は、数か月がかかるうえに、撮影した映像から動物を特定するのには、高度な知識と経験が求められます。また、長期間滞在して調査を行えない場所も少なくありませんでした。

今回、千葉県立中央博物館などのグループが開発した技術の有効性を検証するため調べた泉からは、わずか2、3日で、オランウータン、アジアゾウ、バンテン、センザンコウ、サンバー、ヒゲイノシシといった絶滅危惧種6種のDNAが検出されてその生息が確かめられ、数か月をかけて自動撮影カメラで確認していた種とすべて一致していました。

松林教授は「1杯の水から訪れる野生動物を検出できるかは、半信半疑だったが、正確に検出ができてびっくりした。効果的な保護につなげたい」と話しています。

松林教授らの研究グループでは、インドネシアやマレーシアなど東南アジアのほか、南米などでも地元の大学や行政機関と協力して野生動物の調査を進めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170614/k10011016881000.html


そういえば以前にも…


水を調べれば生き物が分かる 環境DNA
2015年5月9日 18時27分 NHKニュース

川や海などの水を調べれば、そこに、どのような生き物がいるかが分かる「環境DNA」と呼ばれる新しい技術が今、大きな注目を集めています。日本で独自の進化を遂げた技術で、絶滅が危惧される生物の保護や漁業などへの応用に期待が高まっています。

この技術は神戸大学の源利文特命助教らの研究グループなどが開発しました。
川や海などの水をくんで、フィルターによって生き物の粘液やふんをこし取り、それを分析してDNAの情報を明らかにすることで、その場所にどのような生き物が住んでいるかを見破ります。
この技術の実証実験には国内の多くのグループが取り組んでいますが、このうち、源特命助教らのグループは、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの生息調査を行っています。オオサンショウウオは夜行性で岩の陰に隠れて生息するため、調査はこれまで夜間に川に入り、くまなく探す必要がありましたが、この技術で京都府や兵庫県の川を調べたところ、水をくんで分析しただけで、実際にオオサンショウウオが生息していることを確認できたということです。
一方、北里大学のグループは、この技術を使い、絶滅が危惧されるニホンウナギの稚魚を、外国産の別の種のウナギの稚魚と見分ける手法を開発し、ことし3月、日本水産学会で発表しました。この手法を使えば、魚を殺すことなく、一度に大量の稚魚の種類を判別することが可能になり、水産庁は今後、ウナギの稚魚の販売業者や養殖業者に活用してもらうことを検討しています。
また、この技術は生き物がそこにいるかだけでなく、どれほどいるか、量を推測することにも利用できることが分かってきました。京都大学のグループは京都府の舞鶴湾で潜水調査によって明らかになったマアジやカタクチイワシの量と、海水のDNAの量の関係を調べました。その結果、実際に海の中で確認できた魚の量と、DNAの量は同じ傾向を示すことが分かったということです。
この「環境DNA」と呼ばれる調査技術は日本で独自の進化を遂げましたが、最近では欧米でも技術開発が進んでいて、各国間の競争は激しさを増しています。技術を開発した源特命助教は「今後は、より高い精度で、住んでいる生き物の種類を判別できるようにしたい」と話しています。

微量のDNAを増幅させて判別

水をくんで調べるだけで、なぜ、住んでいる生き物が分かるのか。
今回、研究グループが着目したのは川や海などに住む魚や両生類から放出された微量のDNAでした。DNAを分析するには水をまず、ガラス繊維で出来た目の細かいフィルターでこします。一見、透明に見える水でもフィルターには茶色い不純物が残され、この中に魚や両生類の体の粘液やふんが含まれています。
ここから薬剤や遠心分離器によってDNAを抽出したあと、専用の機械にかけて、その特徴を増幅させて分析することにより、合わせて4時間ほどで、どの生物のDNAかを判別できるということです。
神戸大学の源・特命助教がこの手法を思い付いたのは今から7年前で当時、問題となっていたコイヘルペスウイルスの研究を行っている時でした。コイを飼育している水槽の水から、ウイルスのDNAを調べようとしたところ、コイ自体のDNAが多く検出され、魚のDNAが水に溶け出していることに気付いたということです。そして、こうした現象が川や海などでも起きている可能性があると考え、調査したところ、さまざまな生き物のDNAの検出に成功したということです。

DNAの分析で、その持ち主を特定する手法は警察が犯人を探し出す手法の1つとしてすでに確立されています。しかし、川や海に溶け出したDNAの濃度は極めて薄いため、生き物の判別に使うのは難しいと考えられていましたが、微量のDNAを増幅して高い精度で分析する機械が登場したことなどで、新技術の開発につながったということです。
この「環境DNA」の技術は現在、欧米でも開発が急速に進んでいますが、日本では水産分野への応用などで独自の進化を遂げるとともに、技術面でも世界をリードしています。

源特命助教は「これまで考えられなかったような、生態学の新しい研究分野が生まれる可能性を秘めている」と話しています。

DNA分析と実際の調査 結果はほぼ一致

「環境DNA」の技術を開発した神戸大学の源特命助教らのグループは、絶滅のおそれがあり、国の特別天然記念物にも指定されているオオサンショウウオの生息調査にこの技術を用いています。
オオサンショウウオは大きいもので、体長が1メートルを超える世界最大の両生類ですが、水の流れが急な川の上流で岩場に隠れて生息しているうえ、夜行性でもあるため、その姿を捕らえることは困難でした。
源・特命助教らは兵庫県西部の佐用川の43か所で水をくんで分析したところ、9か所からオオサンショウウオのDNAが検出されました。その結果を基に先月、オオサンショウウオが実際に生息しているかの調査を保護活動に取り組んでいる市民グループの協力を得て行いました。夜間に10人余りで、川の中を懐中電灯で照らして探したところ、実際に体長60センチから80センチほどのオオサンショウウオが合わせて7匹見つかったということです。
源特命助教によりますと水の流れが激しい川の上流でも、DNAが検出された場所と生息が確認された場所は、ほとんど一致したということで今後、川の中でDNAがどのように拡散しているのか研究を進めたいとしています。
15年間にわたって保護活動を続けている「佐用川のオオサンショウウオを守る会」の山川修さんは「大がかりな調査をしなくてもいるか、いないかが分かるので非常に助かる」と話していました。
一方、オオサンショウウオを巡っては近年、一部の地域で日本固有の種の生息が中国産の外来種によって脅かされています。「環境DNA」の技術は、こうした在来種と外来種の区別もできるということで、源特命助教は「外来種の侵入を早い段階で発見することができるので、より早く、駆除などの対策を取ることができる」と話しています。

生息数の把握にも応用の可能性

「環境DNA」の技術は、特定の生き物が住んでいるかだけでなく、どれくらいいるのか、量を推定することもできることが分かってきました。
京都大学舞鶴水産実験所の益田玲爾准教授は実験所に面した舞鶴湾で月に2回、同じコースを潜水して観察できた魚などの種類や数を記録しています。
3年前からは潜った場所の水を採取して、DNAを分析する調査も併せて行っていますが、その結果、マアジやカタクチイワシ、それにアカクラゲなど複数の種で観測できた数とDNAの量の変化が同じ傾向を示すことが分かったということです。
また、最新の分析機を用いれば、1杯の水からサワラやブリ、コノシロなど湾内で確認されている、さまざまな魚のDNAが、その量とともに一度に検出され、複数の魚の量が同時に把握できる可能性も示されました。
益田准教授は「魚を一切、傷つけることなく、膨大なデータを取得でき、水産資源の量を把握したり、海水浴シーズンにクラゲの大量発生を予測したりするのにも活用できる。海の資源を管理していくうえで非常に有用なツールになる」と話しています。
益田准教授は魚がどのようにDNAを海水に放出するのか細かく調べ、広い海で水産資源を正確に把握できる手法の開発を進めたいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150509/k10010074321000.html


ニュース記事がやたら饒舌なときは要注意!(笑)。


「環境 DNA」(2NN)


水の記憶 - アンサイクロペディア
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6


「環境DNA GO」(笑)。


(おまけ)
名古屋議定書 批准を生態系保全の契機に
2017年6月19日 読売新聞「社説」
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170618-118-OYT1T50101


(№268 2017年6月15日)(追記6/19)

153 件のコメント:

  1. 「水 記憶 波動」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B0%B4+%E8%A8%98%E6%86%B6+%E6%B3%A2%E5%8B%95

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    1. 「ある」と言ったもの勝ちの世界…

      最初から「ない」ことは「ない」と証明することができないところをめがけて意図的にやる虚偽欺瞞なアコギな話。

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  2. 「環境 DNA」の検索結果
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E7%92%B0%E5%A2%83+DNA&e=

    ★科学ニュース+ 16/10/09 21:07 31res 0.0res/h
    【生態学】アユの個体数・生物量を1リットルの河川水から調べる環境DNAによる河川性魚類の調査法を確立
    yamaguchi-u.ac.jp Posted by もろ禿HINE! ★ 2NNのURL Twitter

    ★科学ニュース+ 16/06/20 09:28 34res 0.0res/h
    【絶滅危惧】ニホンザリガニ、川の水で生息分かる 環境DNAで確認 画像あり
    Yahoo!ニュース Posted by 筑前鐵太郎 ★ 2NNのURL Twitter

    ★科学ニュース+ 16/03/30 21:08 6res 0.0res/h
    【環境/技術】水中DNAで魚道の効果確認 龍谷大グループ 画像あり
    Yahoo!ニュース Posted by もろ禿HINE! ★ 2NNのURL Twitter

    ★ビジネスニュース+ 16/03/05 16:58 103res 0.4res/h
    【原発事故】福島第1原発周辺でモミの木に突然異変、ミミズのDNA損傷-環境保護団体報告 画像あり
    AFP BB News Posted by 海江田三郎 ★ 2NNのURL Twitter

    ★科学ニュース+ 15/11/30 18:28 23res 0.0res/h
    【環境/遺伝学】「現代版ノアの箱舟」、絶滅危惧種のDNA保存プロジェクト 画像あり
    Yahoo!ニュース Posted by もろ禿HINE! ★ 2NNのURL Twitter

    ★ニュース速報+ 15/05/16 22:24 172res 1.4res/h
    【国際】苦しい生活はDNAの質まで低下させる…苦しい生活環境が貧困者のDNAに影響を及ぼすことが明らかに―英紙
    レコードチャイナ Posted by ひろし ★ 2NNのURL Twitter

    ★ニュース速報+ 15/05/10 01:29 75res 0.6res/h
    【科学】水を調べれば、そこにどのような生き物いるかが分かる 日本で独自の進化を遂げた新技術 「環境DNA」
    NHK Posted by ごまカンパチ ★ 2NNのURL Twitter

    ★ニュース速報+ 15/01/21 07:39 195res 2.0res/h
    【東京】「ホタル生態環境館」のホタル、DNA鑑定で西日本型と判明し同館での累代飼育を否定 板橋区が調査結果報告
    産経ニュース Posted by Twilight Sparkle ★ 2NNのURL Twitter

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  3. {探る} 「環境DNAに注目」 何が生息?水でわかる
    2016年05月20日

     海や川の水を採取し、成分を調べるだけで、どんな生物がいるかが分析できる技術に注目が集まっている。生物そのものの観察ではなく、生物から放出された「環境DNA」を分析する手法で、将来的には絶滅危惧種の調査などにも活用できる可能性があるという。神戸大の調査に同行し、どんな技術なのか体験した。(諏訪智史)

     記者は北海道出身。冬になると、雪上に残ったキタキツネの足跡をよく見かけたが、キタキツネの姿を見ることはめったになかった。生物の姿を観察せずに、生息の実態を把握できるという環境DNAを知り、興味がわいた。

     環境DNAとは、水や土壌など環境中に存在するDNAのことだ。DNAには、生物固有の遺伝情報が記録されており、生物からは体の粘液やふんなどとして放出されていると考えられている。もし、水に含まれているDNAと、目的とする生物のDNAの特徴が一致すれば、その水に生物がいると推定できる。

    ■□■

     4月中旬、環境DNAの研究をしている神戸大特命助教の源利文さん(42)の調査に同行した。環境省レッドリストで、準絶滅危惧種に指定されているヒダサンショウウオの環境DNAを採取するためだ。

     ヒダサンショウウオは日本の固有種で、関東以西の山林などに生息しており、今回は生息域の一つである京都市西京区の山に入り、ペットボトルで渓流の水を集める作業に加わった。

     実験用の手袋をつけて、約1リットルの水を容器に入れる。急な斜面を登るのはきついが、作業は至って簡単だ。

     ヒダサンショウウオの成体の体長は十数センチで、春になると川の岩の下などで産卵する。

     「確か、この辺りに……」。源さんの研究室で、調査を担当する大学院生の冨田勢せいさん(22)が足元の岩を傾けると、バナナ形のヒダサンショウウオの卵嚢らんのうが見えた。中では孵化ふかしかけの幼生(子ども)が動いている。

     計7か所で水をくんで、約1時間半で調査は終了。「1日歩き回ったとしても、姿を1匹も見ないことが多い。環境DNA分析は、画期的な方法です」と源さんは強調した。

    ■□■

     5月上旬、神戸大の研究室で、渓流で採取した水の分析に立ち会った。無色透明な水にDNAが本当に含まれているのか。少しハラハラしながら、分析結果を待った。

     まず、平均0・7マイクロ・メートル(1マイクロは100万分の1)の穴が開いたガラス繊維製のフィルターで、水を漉こす。透明に見えた水だが、フィルターには茶色い不純物が残った。不純物に含まれるDNAの特徴を機械で増幅させ、ヒダサンショウウオのサンプルDNAと比べる。

     開始から約4時間後、卵嚢が見つかった岩の下流2か所の水から検出されたDNAが、サンプルの特徴と一致した。源さんは「卵嚢の状態でもDNAが放出されていると考えられる結果。大成功です」と興奮気味に語った。

     環境DNAは水の中で分解されるため、生物から離れれば離れるほど検出されにくくなる。逆に、検出できれば、近くに生物がいる可能性が高いといえる。調査では卵嚢が見つかったが、仮に見つかっていなくても生息が推定できたはずだ。環境DNAの威力を痛感した。

     生物からどこまでの距離なら検出されるのか、DNAがどう拡散しているのかなど、源さんらの今後の研究に期待したい。

     ◇絶滅危惧種の調査活用期待

     環境DNAはフランスのチームが2008年、池の水の中にウシガエルのDNAが含まれているのを見つけたのがきっかけで注目された。

     現在は海やため池、川などで、マアジやクロダイ、アユなど様々な生物を対象に環境DNAを用いた調査が行われている。生息の有無だけでなく、生息数を推定する研究も進んでいる。源さんは「将来的には、絶滅危惧種の生態調査や、公共事業などに伴う環境影響評価などに環境DNAが役に立つだろう」と話す。
    http://www.yomiuri.co.jp/osaka/feature/CO022791/20160520-OYTAT50046.html

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  4. 2017/1/7 07:00 神戸新聞NEXT
    河川の生き物分布、水だけで的中 環境DNA分析

     川や池、海からくんだ牛乳パック1本分の水だけで遺伝子を抽出し、その場所にすむ生き物をぴたりと当てられる「環境DNA」の分析が注目されている。魚や両生類などが水の中に残していったDNAを「指紋」のように識別する。登場から10年足らずの最新技術だが精度は高く、絶滅危惧種オオサンショウウオの生息調査などに活用されている。(武藤邦生)

     「生息する生き物の情報は、この中に詰め込まれています」。神戸大人間発達環境学研究科特命助教の源(みなもと)利文さんが、直径5センチ足らずのろ紙を手に話した。川や池などから採取した水をろ過したものだ。

     生命の「設計図」と呼ばれるDNA。生き物にとってはかけがえがないが、実はふんなどとともに環境中へ排出され続けているという。

     魚や水生生物が捨てた「環境DNA」を水ごと採取し、遺伝子を高精度で調べるPCRという方法で解析。どんな種類が生息しているかを特定する。2009年ごろから研究に取り組んでいる源さんは、この手法のトップランナーだ。

     「正攻法」で水中の生き物を調査するのは容易ではない。観察や捕獲には多くの労力が要るし、種類の特定には専門的な知識も必要となる。

     対して、環境DNAの分析なら、必要な水はわずか1リットル。1カ所での取水作業は、温度や水質の確認を含めても5分程度という。

     海の場合、おおむね半径数百メートルの生き物の情報がキャッチできるとされ、コンピューターでリスト化されて示される。「魚、両生類、爬虫(はちゅう)類、甲殻類、寄生虫、植物など、今まで試みたものはすべて検出できた」と源さん。沖縄美(ちゅ)ら海水族館の水槽の水を分析したところ、飼育している180種のうち168種が的中した。

     特定の生物に絞った調査にも有効だ。源さんらは全国各地の川でオオサンショウウオの分布を調査している。「見た目では区別できない在来種と外来種の違いまで分かる」といい、外来種の侵入を素早く把握できる。

     環境DNAを取り出せるのは、水生生物だけではない。川や池に水を飲みに来た哺乳類のDNAも含まれているという。

     源さんは「将来的には、大学の横を流れる六甲川の水を一杯くめば、イノシシなども含め、六甲山にすむすべての生き物が把握できるようになるかもしれない」と話す。
    https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201701/0009809152.shtml

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  5. 平成29年1月12日

    科学技術振興機構(JST)
    神戸大学
    京都大学
    北海道大学
    龍谷大学
    千葉県立中央博物館

    わずか1日の調査で魚種の8割を検出
    ~海水からのDNA解析法で~

    ポイント
    海の中にどんな魚が生息するかを明らかにするには、これまで多大な労力と長期間の調査、高度な専門知識が必要だった。
    海水中のDNAを解析し、わずか1日の調査で128種もの魚類のDNAを検出した。
    採水だけで短期間に多地点の魚類相を明らかにでき、外来種の侵入や分布拡大の調査、アクセスが難しい深海や危険な汚染水域、生物採集の禁止区域での活用が期待される。

    JST 戦略的創造研究推進事業において、山本 哲史 学術研究員(神戸大学)、益田 玲爾 准教授(京都大学)、荒木 仁志 教授(北海道大学)、近藤 倫生 教授(龍谷大学)、源 利文 特命助教(神戸大学)、宮 正樹 生態・環境研究部長(千葉県立中央博物館)らの研究グループは、海水中に含まれる排泄物などのDNAから周辺に生息する魚種を明らかにする新技術を使うことで、目視観察よりも効率の良い魚類生物相調査が可能なことを明らかにしました。
    従来、海洋での魚類生物相調査は魚種を外見によって区別する潜水や捕獲のような方法に頼って行われていましたが、多くの人手が必要な上、魚種を区別する専門知識も必要としていました。この問題を解決する新しい魚類生物相調査法として「環境DNA多種同時検出法(メタバーコーディング)注)」と呼ばれる方法が注目されています。この新しい調査法は、魚が放出して海水中に存在するDNA(環境DNA)を回収・分析し、放出源となった魚種を特定するというものです。しかし、この調査法の有効性の確認は限定的なものでした。なぜなら、これまでは生息する魚種が少ない場所でしか検証されていなかったためです。日本沿岸のように魚種の多い場所では、従来法によって調査されたデータが乏しく、結果を比較できないためこの環境DNAメタバーコーディング法の有効性は未確認でした。
    本研究グループは、京都府北部の舞鶴湾(図1)において、環境DNAメタバーコーディングを利用することで、現地調査(図2、3)をたった1日で行い、この方法によりその海水試料から128種もの魚類のDNAを検出することに成功しました(図4)。この128種には2002年から14年間、計140回の潜水目視調査(図5、6)で観察された種の6割以上が含まれます。ある年だけ偶然舞鶴湾へ回遊してきた魚種を除くと、8割近くを1日の調査で確認できたことになります(図7)。さらに、目視では確認されていない魚種も検出できました。目視では区別しにくい仔稚魚期を調査海域で過ごす魚種を、本調査法で初めて検出できたと考えています。
    本研究で、魚種が多い場所でも、短期間で多地点の魚類相を環境DNAメタバーコーディングで調べることが可能なことが分かりました。広域にわたっての外来種の侵入や分布拡大の調査、さらには、アクセスが難しい深海や地底湖、危険な汚染水域や生物の採集が禁止されている保護区でも活用が期待されます。

    本研究成果は、2017年1月12日(英国時間)発行の科学誌「Scientific Reports」に掲載されます。
    本成果は、以下の事業・研究領域・研究課題によって得られました。
    戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)
    研究領域 「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」
    (研究総括:小池 勲夫(東京大学 名誉教授)
    研究課題 「環境DNA分析に基づく魚類群集の定量モニタリングと生態系評価手法の開発」
    研究代表者 近藤 倫生(龍谷大学 理工学部 教授)
    研究期間 平成25年10月~平成31年3月
    JSTはこの研究領域で、海洋の生物多様性および生態系を把握するための先進的な計測技術と将来予測に資するモデルの研究開発を行っています。上記研究課題では、海水中に含まれる魚由来のDNA(環境DNA)の分析に基づき、迅速かつ定量的に魚類の生物量や種構成、遺伝的特徴を把握する新しいモニタリング手法の開発に取り組んでいます。また、本研究の一部はキヤノン財団「理想の追求」プログラムによる研究助成を受けて実施されました。

    <研究の背景と経緯>
    生物多様性を明らかにすることは、地域の生物相の保全や生物資源を管理する上で重要です。日本近海は世界的に見ても魚類の多様性が特に高く、これらを保全・管理する上で魚類相の理解は欠かせません。しかし、目視や漁具を利用する従来の魚類生物相調査は、多大な労力と長期間の調査に加えて、高度な知識をもった多くの専門家が必要でした。そのような問題を補完する方法として、排泄物などとして水中に放出された魚類のDNAを解析する「環境DNA多種同時検出法(メタバーコーディング)」が注目を集めています。この方法は、魚類生物相調査にかかる労力と時間を大幅に軽減でき、これまでの調査法では不可能であった短期間に多地点の魚類調査を可能にします。世界的にも、海や川をフィールドとした研究が行われてきましたが、種多様性の低い地域での調査研究や生物種を区別する正確さに乏しい研究でした。私達の研究グループは、これまでに魚類全体を網羅的に検出できるように本技術を大きく改良し、水族館の大水槽などで検証を進めてきました。しかし、目視や捕獲など従来の調査法に基づく比較可能なデータが無かったため、魚類相の豊かな日本沿岸での検証ができていませんでした。

    <研究の内容>
    今回、神戸大学、京都大学、北海道大学、龍谷大学、千葉県立中央博物館などからなる共同研究グループは日本沿岸のような生物多様性の豊かな海域で、環境DNAメタバーコーディングによって効率よく魚類相を明らかにできることを報告しました。調査対象とした京都府北部の日本海に面する舞鶴湾では、2002年から現在まで、2週間に1度のペースで潜水目視調査による魚類生物相データが京都大学の益田准教授によって収集されています。目視調査は漁具を用いた調査などと比べると、観察できる魚種が偏りにくく、魚類多様性を観察する方法として優れていると報告されています。本研究グループが環境DNA調査を行った6月を中心として4~8月の目視観察データ、合計140潜水分を集計したところ、この時期に舞鶴湾には80種の魚類が観察されることが分かりました。一方で、2014年6月18日に採水された計47地点の試料を用いた環境DNAメタバーコーディングの結果、計128種の魚類のDNAが検出され、そこには140回の潜水で観察した80種類の魚類の6割余りも含まれていました。潜水目視調査の結果には14年間でたった数匹程度しか観察されていない稀な種も23種含まれていました。年によって舞鶴湾に出現したりしなかったりするこれらの魚種を除くと、環境DNAメタバーコーディングを用いればたった1日で、これまで目視調査で観察された種の実に8割を検出できたことになります。さらに、これまで目視で観察されなかった魚種も20種以上検出することができました。これには、調査した6月頃に仔稚魚の状態で湾内に生息している魚種が含まれています。体が小さく、種の区別が困難な仔稚魚類は目視調査でも見落とされやすいと考えられます。また、その他にも河口の付近では淡水魚のDNAを検出でき、漁港の付近ではそこで水揚げされている魚類のDNAも検出できました。このことは本手法の検出力が極めて高いことを示します。魚類を網羅的に検出できる潜水目視調査のような方法で、徹底的に魚類生物相を観察したデータは海洋では極めて稀です。そのようなデータとの比較により、私達が開発した魚類の環境DNAメタバーコーディング法は、野外においても網羅的な魚類群集の検出を可能にすることが明らかになりました。

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    1. <今後の展開>
      今回の研究で、日本近海のような魚類の種数が多い海域でも、わずか1日の採水とその後の分析で、14年の長期にわたる目視調査に匹敵する結果が得られることが分かりました。環境DNAメタバーコーディングを用いることで、「水を汲む」という単純作業によって「いつでも」「どこでも」「誰でも」魚類群集調査ができるようになります。この方法を使えば、今までの調査法では困難だった「多地点」「高頻度」の魚類群集モニタリングが可能になります。これは、近年日本でも大きな問題になっている外来種の侵入とその分布拡大のモニタリングを可能にします。さらに深海や地底湖、危険な汚染水域や生物の採集が禁止されている保護区など、アクセスの困難な水域でも活用することが期待されます。
      一方、現在では全ての魚種についてDNAデータが揃っているわけではないため、DNAを検出しても、そのDNAがどの魚種に由来するのかが分からない場合があります。研究グループでは環境DNAメタバーコーディング解析に必要な魚類のDNAデータベースの充実化によって、より幅広い魚種が検出できるように今も改善を続けています。

      <参考図>

      (略)

      <用語解説>
      注) 環境DNA多種同時検出法(メタバーコーディング)
      水に含まれる生物のDNAを解析することで、その水域に生息する生物種を特定するDNA解析法のこと。環境DNAとは水や空気、土壌などのサンプル中に含まれるDNAのことで、水の場合には魚類をはじめとした水生生物の排泄物や粘液、表皮などの細胞が水中に剥がれ落ちたものに由来するDNAが含まれており、それを解析することで生物相を明らかにすることができる。

      <論文情報>
      タイトル “Environmental DNA metabarcoding reveals local fish communities in a species-rich coastal sea.”
      (環境DNAメタバーコーディングが明らかにする種の豊富な日本沿岸の魚類相)
      doi 10.1038/srep40368

      <お問い合わせ先>

      <研究に関すること>
      山本 哲史(ヤマモト サトシ)
      神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 学術研究員
      〒657-8501 兵庫県神戸市灘区鶴甲3丁目11
      Tel/Fax:078-803-7743
      E-mail:

      <JST事業に関すること>
      川口 哲(カワグチ テツ)
      科学技術振興機構 戦略研究推進部
      〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
      Tel:03-3512-3524 Fax:03-3222-2064
      E-mail:

      <報道担当>
      科学技術振興機構 広報課
      〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
      Tel:03-5214-8404 Fax:03-5214-8432
      E-mail:

      神戸大学 総務部 広報課(担当:樋口 桃子)
      〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1
      Tel:078-803-6696 Fax:078-803-5088
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      京都大学 企画・情報部広報課 国際広報室(担当:菊地 乃依瑠)
      〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町36番地1 時計台1階
      Tel:075-753-5729 Fax:075-753-2094
      E-mail:

      北海道大学 総務企画部 広報課 広報・渉外担当
      〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
      Tel:011-706-2610 Fax:011-706-2092
      E-mail:

      龍谷大学 学長室広報(担当:田中)
      〒612-8577 京都府京都市伏見区深草塚本町67
      Tel:075-645-7882 Fax:075-645-8692
      E-mail:

      千葉県立中央博物館 企画調整課(担当:立和名 明美)
      〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
      Tel:043-265-3494 Fax:043-266-2481
      E-mail:

      http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170112/

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  6. 平成28年3月3日

    科学技術振興機構(JST)
    神戸大学
    北海道大学
    統計数理研究所
    京都大学
    龍谷大学
    千葉県立中央博物館

    海水中のDNA情報で魚群の居場所と規模を明らかに
    ~魚類の量・分布・変動を把握し、漁業へ生かす~

    ポイント
    魚などの生息分布の把握には、これまで多くの時間や費用がかかっていた。
    わずか1リットルの海水でDNAを分析する環境DNA分析手法を発展させ、DNAの量を測定することで、その海域における魚の分布を定量的に明らかにする技術を開発し、舞鶴湾のどこにどれだけのマアジが生息しているかを明らかにした。
    簡便で低コストなため、長期的な観測手法として有望である。魚類の資源量分布の観測や年ごと、季節ごとの変動の把握などへの応用が期待される。

    JST 戦略的創造研究推進事業において、神戸大学の山本 哲史 学術推進研究員、北海道大学の南 憲吏 特任助教、統計数理研究所の深谷 肇一 特任助教らは、海水中に含まれる魚類のDNA量が周辺に生息する魚群規模を反映していることを明らかにしました。
    海洋の魚などの水産有用種の調査には、従来は網を用いた捕獲や魚群探知機注1)による計測が用いられてきました。しかし、いずれも調査に多大な時間やコストがかかることや、調査結果にばらつきが大きいなどの問題があり、より簡単で正確な測定法の開発が望まれていました。
    本研究グループでは、これまでに環境中のDNA情報を利用して、魚の種類を判定する技術を開発しました。今回新たに、海洋中のDNA量を測定することにより、この技術が採水箇所周辺の魚群規模を定量的に推定するのに有効であることを明らかにしました。つまり、DNAの濃度によって、どのような生物種がいるかだけでなく、量も把握できるようになりました。
    これまで、このような「環境DNA注2)」を定量する手法は水槽実験や池といった閉鎖的な水域や、河川の短い区間のような水の流れが単純な水域でしか検証されていませんでした。今後、開放系である海洋でもこの手法が用いられるようになれば、有用種の資源量推定や分布推定、またそれらの時間的変動を明らかにすることができ、持続可能な漁業の推進に役に立つと考えられます。
    本研究は、神戸大学、北海道大学、統計数理研究所、京都大学、龍谷大学、千葉県立中央博物館が共同で行ったものです。
    本研究成果は、2016年3月2日(米国東部時間)発行のオンライン科学誌「PLOS ONE」に掲載されます。
    本成果は、以下の事業・研究領域・研究課題によって得られました。
    戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)
    研究領域 「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」
    研究総括:小池 勲夫(東京大学 名誉教授)
    研究課題 「環境DNA分析に基づく魚類群集の定量モニタリングと生態系評価手法の開発」
    研究代表者 近藤 倫生(龍谷大学 教授)
    研究期間 平成25年10月~平成31年3月
    JSTはこの領域で、海洋の生物多様性および生態系を把握するための先進的な計測技術と将来予測に資するモデルの研究開発を行っており、上記研究課題では、海水中に含まれる魚由来のDNA(環境DNA)の分析に基づき、迅速かつ定量的に魚類の生物量や種構成、遺伝的特徴を把握する新しいモニタリング手法の開発を行っています。

    <研究の背景と経緯>
    海域における生物種の分布を把握するには、網などによる捕獲調査や魚群探知機による計測調査などが行われてきました。しかし、捕獲調査には時間や費用がかかることに加え、魚群探知機などの計測では生物種の決定が難しく、専門的な知識が必要でした。そのため、これまでの海洋資源調査は、限られた海域や特に有用な魚種のみに限定されています。そこで調査時に低コストで誰でも簡単に行うことのできる観測方法を開発する必要がありました。
    環境DNA解析に必要な現場調査は、わずか1リットルの水を汲むだけなので、特別な専門技術を必要とせず誰でも簡単に、素早く調査することができます。また短時間で多数の地点を調査することができるため、捕獲調査など従来の方法に比べて効率的な調査が可能となります。本研究チームではこれまでにも、環境DNAを用いて、生物種がいるかどうかを明らかにできることを報告してきました。環境DNAの量がそのDNAの由来となった生物の生息数に応じて増加することは実験的に知られていました。しかし、環境DNA量と生物の数との関係は、実験的に用意された水槽や小さな池、河川の短い区間など、比較的小さな水の流れが単純な水域でしか検証されていませんでした。今回対象とした海洋などの広い水域では、魚から放出された環境DNAは広い範囲に分散してしまう可能性があるため、水槽などで得られた知見がそのまま適用できるかどうかはわかりませんでした。従って、環境DNA解析法を海洋資源の把握に利用するためには、海洋において環境DNA量が生物量と相関するかどうかを明らかにする必要がありました。

    <研究の内容>
    神戸大学を中心とした6つの研究機関が共同し、環境DNA解析法とリアルタイムPCR法注3)による環境DNA定量と、魚群探知機による定量的な分布調査の組み合わせによって、広い水域において特定の魚種の分布が把握できることを世界で初めて明らかにしました。
    本研究では、海洋のような広い水域において環境DNA解析により採水地点周辺の魚群規模を推定できるか、できるとすれば採水地点からどれくらいの範囲の魚群を観測できるかを明らかにするため、環境DNA計測と魚群探知機による調査を同時に行いました。また、魚種の区別が困難という魚群探知機の欠点を補うため単一の魚種が優占する海域で調査を行いました。
    京都府北部の日本海に面する舞鶴湾では、毎年6月ごろに回遊によって湾内にやってくるマアジが増加し、他の魚種の数倍から数百倍の生物量となることが知られています。そこで、2014年6月に舞鶴湾の47のポイントにおいて表層と底層からそれぞれ1リットルの海水を汲みとり、そこに含まれるマアジの環境DNA量をリアルタイムPCR法によって測定しました。魚群探知機によって測定した採水地点周辺のマアジの生物量と比較したところ、マアジの環境DNA濃度は採水地点から数10~150メートル以内のマアジの生物量を最もよく反映していることが明らかになりました。このことから、海洋においても環境DNAは観測対象種の生物量を反映していることが裏付けられ、環境DNA解析法によって魚群の分布やその規模を定量的に明らかにできることがわかりました。ただし、漁港付近では水揚げされたマアジに由来すると考えられる環境DNAも検出され、環境DNAの放出源が生きているマアジだけではないことも示唆されました。
    環境DNA解析法に必要な水サンプルはわずか1リットルであり、現場での調査手順は極めて簡便です。今回調査した舞鶴湾西湾の面積は11平方キロメートルとおおよそ東京ドームの235倍の規模であり、網による捕獲や潜水による目視調査では数日必要な範囲を、本研究ではわずか6時間で調査を終えることができました。つまり、環境DNA解析法は、広い範囲における魚類資源の分布をスナップショット写真のように記録することができ、これまで把握できなかった短時間の分布の変化を把握することも可能であることが示唆されました。また魚群探知機とは異なり、環境DNA解析法は特定の生物種に限定した調査も可能であり、海洋のような広い水域でも特定の生物の量や分布を推定することができます。

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    1. <今後の展開>
      本手法は、世界で最も利用されている資源計測機器である魚群探知機と同様に広範囲を短時間で調査できます。しかも、作業が簡便で専門技術が不要なことから調査を長期にわたって継続し易いという利点があります。このことから、本手法は海洋水産資源の量や分布、その時間的変動の調査効率を飛躍的に向上させることが期待されます。
      現時点では、本研究で示した生物量推定の方法は1種ずつ個別に解析する必要があります。しかし同研究チームは、環境DNA分析によってその海域に生息する魚種をまとめて検出する手法の開発にも既に成功しており(JSTプレスリリース)、その技術と組み合わせることで、多数の魚種の分布や量をまとめて明らかにすることができるかもしれません。

      <参考図>

      (略)

      <用語解説>
      注1) 魚群探知機
      水中に音波ビームを発射し魚体からの反射量を測定することによって魚がいる水深や生物量を計測する装置。
      注2) 環境DNA
      水や空気、土壌などのサンプル中に含まれるDNAのこと。水サンプルの場合には魚類をはじめとした水生生物のDNAが含まれることが知られている。魚類の環境DNAは排泄物や粘液、表皮などの細胞が水中に剥がれ落ちたものだと考えられている。
      注3) リアルタイムPCR法
      特定のDNA断片のみを増幅するPCR法の一種である。増幅する過程をリアルタイムにモニターすることによって、特定のDNAの量を測定することができる。

      <論文情報>
      “Environmental DNA as a ‘Snapshot’ of Fish Distribution: A Case Study of Japanese Jack Mackerel in Maizuru Bay, Sea of Japan”
      (環境DNA解析は迅速な魚類分布調査を可能とする:舞鶴湾におけるマアジの事例)
      doi :10.1371/journal.pone.0149786
      山本 哲史(神戸大学)、南 憲吏(北海道大学)、深谷 肇一(統計数理研究所)、高橋 宏司(京都大学)、澤田 英樹(京都大学)、村上 弘章(京都大学)、辻 冴月(龍谷大学)、橋爪 裕宜(神戸大学)、久保長 晶(北海道大学)、堀内 智矢(京都大学)、本郷 真理(龍谷大学)、西田 穣(龍谷大学)、奥川 雄太(龍谷大学)、藤原 綾香(神戸大学)、福田 向芳(神戸大学)、日高 瞬介(神戸大学)、鈴木 啓太(京都大学)、宮 正樹(千葉県立中央博物館)、荒木 仁志(北海道大学)、山中 裕樹(龍谷大学)、丸山 敦(龍谷大学)、宮下 和士(北海道大学)、益田 玲爾(京都大学)、源 利文(神戸大学)、近藤 倫生(龍谷大学)

      <お問い合わせ先>

      <研究に関すること>
      山本 哲史(ヤマモト サトシ)
      神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 学術推進研究員
      〒657-8501 兵庫県神戸市灘区鶴甲3−11
      Tel:078-803-7991 Fax:078-803-7743
      E-mail:

      <JST事業に関すること>
      川口 哲(カワグチ テツ)
      科学技術振興機構 戦略研究推進部
      〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
      Tel:03-3512-3524 Fax:03-3222-2064
      E-mail:

      <報道担当>
      科学技術振興機構 広報課
      〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
      Tel:03-5214-8404 Fax:03-5214-8432
      E-mail:

      神戸大学 総務部 広報課(担当:長塚)
      Tel:078-803-5083 Fax:078-803-5088
      E-mail:

      北海道大学 総務企画部 広報課 広報・渉外担当
      〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
      Tel:011-706-2610 Fax:011-706-2092
      E-mail:

      情報・システム研究機構 統計数理研究所 URAステーション(担当:北村)
      〒190-8562 東京都立川市緑町10-3
      Tel:050-5533-8580
      E-mail:

      京都大学 企画・情報部 広報課(担当:進藤)
      〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
      Tel:075-753-2071 Fax:075-753-2094
      E-mail:

      龍谷大学 学長室広報(担当:田中)
      〒612-8577 京都府京都市伏見区深草塚本町67
      Tel:075-645-7882 Fax:075-645-8692
      E-mail:

      千葉県立中央博物館 企画調整課
      〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
      Tel:043-265-3494 Fax:043-266-2481
      E-mail:

      http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160303/

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  7. 平成27年7月22日

    科学技術振興機構(JST)
    千葉県立中央博物館
    神戸大学
    東京大学

    水をくんで調べれば、生息する魚の種類が分かる新技術を開発
    ~魚類多様性の調査にもビッグデータ解析時代の到来~

    ポイント
    海や川などに生息する魚の種類を調べるには大きな労力と費用がかかっていた。
    環境DNAから魚種を判定できる技術を開発し、その性能を水族館で検証した。
    将来、魚を捕獲せずに魚類多様性のモニタリングが可能になる。

    JST 戦略的創造研究推進事業(CREST)の一環として、千葉県立中央博物館の宮 正樹 主席研究員、東北大学、東京大学、沖縄美ら島財団、神戸大学、龍谷大学、北海道大学からなる研究グループは、魚から体表の粘液や糞などとともに水中に放出されたDNA(環境DNA)を分析することによって、DNAを放出した魚の種類を判定する技術を開発しました。
    海や川や湖沼に生息する魚の種類を調べるには、水中に潜って魚を観察したり、網などの漁具を使って魚を捕るなど、多大な労力と費用がかかる上に長期間にわたる調査が必要でした。さらに、日本に生息が確認されている魚だけでも4,000種以上いるため、目視や標本の観察により魚の種類を決めるためには、高度な専門的知識と経験が必要でした。近年、魚を含む生物の体表の粘液や糞などとともに放出されたDNAが水中をただよっていることが明らかになり、「環境DNA」と呼ばれて注目を集めています。現在、DNAは「商品のバーコード」のように簡単に読み取ることができ、しかも読み取った情報(DNAの塩基配列注1))から魚の種類が分かります。今回の研究では、微量な環境DNAから魚の種類が分かる部分を選択的に増幅し、それを最新の機器で分析してDNAの塩基配列を読み取り、DNAを放出した魚の種類を判定する技術を開発しました。この技術を使えば、魚に関する専門的な知識がなくても、水をくんでDNAを分析するだけで、生息する魚の種類をわずか数日間の実験と解析で推定できます。従来の手法(目視や漁獲)では実現できなかった魚類多様性のモニタリングを、大きな労力と時間をかけずに長期間かつ広範囲に行うことを可能にした画期的な手法となることが期待されます。

    本研究成果は7月22日(英国時間)に英国科学雑誌「Royal Society Open Science」で公開されます。
    本成果は、以下の事業・研究領域・研究課題によって得られました。
    戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)
    研究領域 「海洋生物多様性および生態系の保全・再生に資する基盤技術の創出」
    (研究総括:小池 勲夫 東京大学 名誉教授)
    研究課題名 「環境DNA分析に基づく魚類群集の定量モニタリングと生態系評価手法の開発」
    研究代表者 近藤 倫生(龍谷大学 理工学部 教授)
    研究期間 平成25年10月~平成30年3月
    JSTはこの領域で、海洋の生物多様性および生態系を把握するための先進的な計測技術と将来予測に資するモデルの研究開発を行い、これらを保全・再生するために必要な基盤技術を創出することを目的とします。本研究は、この目的を達成するために、環境DNAを利用した魚類多様性モニタリング手法の開発を目指します。

    <研究の背景と経緯>
    生物多様性の保全や持続可能な生物資源の利用に関する施策を推進することを目的として2008年に「生物多様性基本法」が制定され、その成立を受けて2010年に「生物多様性国家戦略2010」が閣議決定されました。この施策を推進するための基盤となる技術の1つが生物多様性のモニタリングです。ところが、海や川や湖沼で魚の多様性をモニタリングしようとすると、水中に潜って観察したり網などの漁具を使って捕るなど、大きな労力と費用に加えて長期間にわたる調査が必要でした。さらに、日本に生息が確認されている魚だけでも4,000種以上いるため、目視や標本の観察により魚の種類を決めるためには、高度に専門的な知識と経験が必要でした。
    一方、魚を含む生物の体表の粘液や糞などとともに放出されるDNAが水中をただよっていることが最近になって明らかになり、「環境DNA」と呼ばれて大きな注目を集めています。DNAの塩基配列には生きものの種類が分かる情報が含まれており、その情報を読み取ることによりさまざまな応用が可能になるからです。実際、環境DNAは外来魚であるブルーギルのすむ溜め池の検出、河川に生息するコイの生物量の測定、さらには特別天然記念物であるオオサンショウウオの生息地の検出などに使われ、日本でも注目すべき成果が上がっています。
    環境DNAには特定の魚のDNAだけでなく、多様な生物のDNAが含まれています。これらを同時並行的に分析する技術を開発すれば、今まで労力や時間や費用の点から困難だった魚類多様性のモニタリングが可能になります。環境中のDNAをまとめて分析して生物の種類を判定する技術は「メタバーコーディング」と呼ばれており、次世代シーケンサー注2)という最新の分析機器を使ったシステムが、主に微生物を対象にして確立されてきました。この技術を魚の環境DNAに応用する上での問題は、魚の種を特定できるDNAを環境水から選択的に取り出す技術を確立することでした。本研究は、世界に先駆けて「魚類メタバーコーディング」の技術を開発し、沖縄美(ちゅ)ら海水族館の4つの水槽の水を使ってその性能を検証しました。

    <研究の内容>
    魚類のメタバーコーディングを成功させるためには、①どんな魚にも共通する2つの保存的な領域をDNAの塩基配列から探し出さなければなりません。同時に、②その領域に挟まれるDNAの塩基配列は魚の種類が識別可能な十分な「違い」を持っていなければなりません。さらに、③環境DNAは劣化が進んでいることが多く、②の領域の長さは短い方が望ましいと考えられています。
    本研究では、これら3つの条件を満たす領域を、魚類880種から得られたミトコンドリアゲノム注3)全長配列を比較することにより探し出しました。上記①の保存的領域に結合する一対のプライマー注4)(短い一本鎖DNA)を設計すれば、プライマーがあらゆる魚のメタバーコーディング領域に結合します。そして、そこを起点にポリメラーゼ連鎖反応(PCR)注5)でDNAを増幅すれば、2つのプライマーとそれらに挟まれる②の可変領域が必要量得られます。さらに、プライマーにさまざまなアダプターと呼ばれる配列をつけることにより、次世代シーケンサーで大量のサンプルを超並列分析できるようにしました。
    最初に、世界の魚類30,000種の多様性を代表する96種注6)を選び、その組織から抽出したDNAを用いてこれらプライマーの性能を検証しました。その結果、いずれの種からも良好なPCR産物が増幅されました。次に、沖縄美ら海水族館の4つの水槽水(2~10リットル)から抽出したDNAを増幅して次世代シーケンサーで分析しました。その結果、4つの水槽に飼育されている魚類の9割を越す168種の検出(93.3%)に成功しました(比較参照のためのDNAの塩基配列がないものは除く)。また、隣接するサンゴ礁域からとった天然海水からも亜熱帯性魚類93種を検出しました。両者を合わせると、重複するものを除いてサンゴ礁から深海にかけてのさまざまな環境に生息する魚類計232種(70科152属)を検出できたことになります 図1)。

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    1. <今後の展開>
      今回開発した手法は、水をバケツ1杯程度の数リットルをくんでろ過すれば、後はDNAを抽出して分析するだけの非常に簡単なものです。現在、リファレンスとなるDNAデータ(比較参照のためのDNAの塩基配列)は5,000種近くを網羅していますが、魚類は世界で30,000種以上います。このリファレンスデータがさらに充実すれば、魚類に関する専門的知識がなくても世界中の海や川で魚類相の調査を行うことができます。従来の手法(目視や漁獲)では、労力や時間や費用の点で実現できなかった魚類多様性のモニタリングが「いつでも」「どこでも」容易にできるようになったという点で画期的です。
      今回開発した技術では、1回の分析で1,000サンプル以上(1,000箇所以上の水)のデータを得ることが可能です。将来的には、特定地域の魚類相をさまざまな時間スケール(たとえば毎時・毎日・毎週)でモニタリングしたり、さまざまな空間スケールの魚類相(たとえば日本全国・全世界)を同時多地点でモニタリングするなど、これまでの手法では考えられなかった規模でのモニタリングが可能になります。生物多様性モニタリングにビッグデータの時代が来たと言っても過言ではありません。
      さらに、深海や未踏の地など魚類相が明らかになっていない水域で調査を行えば、未知の魚の検出が可能に、あるいは、既知の魚でも未知の生息地を発見することが可能になります。今後の幅広い応用範囲に注目すべき手法です。

      <参考図>

      (略)

      <用語解説>
      注1) DNAの塩基配列
      DNAはデオキシリボ核酸の略で遺伝子の本体となる物質。4種類の塩基(アデニン・シトシン・グアニン・チミン)が鎖のように連なり遺伝情報を蓄積する。その連なりを塩基配列と呼ぶ。
      注2) 次世代シーケンサー
      数十万から数千万本のDNAの塩基配列を同時に短時間で決定できる最新の分析機器の総称。従来のサンガー法と比べて数千から数万倍の分析能力を持つ。次世代シーケンサーを使うことでヒトゲノムがわずか千ドルで分析できるようになった。
      注3) ミトコンドリアゲノム
      ミトコンドリアは細胞内小器官といって、呼吸からエネルギーを取り出す際に重要な役割を果たす器官。核とは別の独自のゲノム(遺伝子の総体)を持つことが知られており、コピー数が多いなど実験上扱いやすいために、生物多様性研究のさまざまな分野に用いられる。全長がわずか16,500塩基対ほどの環状ゲノム。ヒトの場合、核ゲノムは30億塩基対もある。
      注4) プライマー
      ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)で用いられる一本鎖DNAのこと。PCRで増幅したいDNA(テンプレート)の両脇に設計され、それらがテンプレートと結合することにより、そこを起点とした合成反応が始まる。
      注5) ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)
      微量のDNA断片を増幅する技術の1つ。①二本鎖DNAの変性(94℃)、②一本鎖DNAへのプライマーの結合(50~65℃)、③テンプレートDNAの合成(72℃)の3つのステップを25~35回繰り返すことで,微量のDNA断片を増幅する。増幅にあたっては①のDNAの変性のステップでも失活しない耐熱性酵素を用いる。
      注6) 魚類30,000種の多様性を代表する96種
      魚類の代表的なグループである無顎類(むがくるい:ヤツメウナギ・ヌタウナギの仲間で約100種)、軟骨魚類(ギンザメ・サメ・エイの仲間で約1,000種)、条鰭類(じょうきるい:コイ、クロマグロ、マダイなどの魚類の大半を占めるグループで約30,000種)、肉鰭類(にくきるい:シーラカンスやハイギョの仲間で約10種)全てを含む96種類。

      <論文タイトル>
      “MiFish, a set of universal PCR primers for metabarcoding environmental DNA from fishes: detection of more than 230 subtropical marine species”
      (魚類環境DNAメタバーコーディング用ユニバーサルプライマーMiFish:亜熱帯産魚類を230種以上検出)
      doi :10.1098/rsos.150088

      <お問い合わせ先>

      <研究に関すること>
      宮 正樹(ミヤ マサキ)
      千葉県立中央博物館 主席研究員/動物学研究科長
      〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
      Tel:043-265-3274 Fax:043-266-2481
      E-mail:

      源 利文(ミナモト トシフミ)
      神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 特命助教
      〒657-8501 兵庫県神戸市灘区鶴甲3-11
      Tel/Fax:078-803-7743
      E-mail:

      岩崎 渉(イワサキ ワタル)
      東京大学 大学院理学系研究科 准教授
      〒113-0032 東京都文京区弥生2-11-16
      Tel:03-5841-3047 Fax:03-5841-4691
      E-mail:

      荒木 仁志(アラキ ヒトシ)
      北海道大学 大学院農学研究院 教授
      〒060-8589 北海道札幌市北区北9条西9丁目
      Tel/Fax:011-706-3893
      E-mail:

      <JST事業に関すること>
      川口 哲(カワグチ テツ)
      科学技術振興機構 戦略研究推進部
      〒102-0076 東京都千代田区五番町7 K’s五番町
      Tel:03-3512-3524 Fax:03-3222-2066
      E-mail:

      <報道担当>
      科学技術振興機構 広報課
      〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
      Tel:03-5214-8404 Fax:03-5214-8432
      E-mail:

      千葉県立中央博物館 企画調整課
      〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
      Tel:043-265-3494 Fax:043-266-2481
      E-mail:

      神戸大学 総務部 広報課
      〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町1-1
      Tel:078-803-5083 Fax:078-803-5088
      E-mail:

      東京大学 理学部 広報室
      〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
      Tel:03-5841-8856
      E-mail:

      <水族館映像資料に関すること>
      上間 智恵(ウエマ チエ)、又吉 健太郎(マタヨシ ケンタロウ)
      一般財団法人 沖縄美ら島財団 経営企画部 経営企画課 広報IT係
      〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川888番地
      Tel:0980-48-3649 Fax:0980-48-2200
      E-mail:

      http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150722-4/

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  8. 「jst.go.jp 環境DNA」
    https://www.google.co.jp/search?q=jst.go.jp+%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1

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  9. 「kaken.nii.ac.jp 環境DNA」
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1

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    1. 検索結果:105件 / 環境DNA
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1

      (古い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1&od=3&rw=100

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    2. 検索結果:105件 / 環境DNA
      (配分額合計:多い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1&rw=100&od=4

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  10. 検索結果:21件 / キーワード: 環境DNA
    (研究開始年:古い順)
    https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?qf=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1&od=3&rw=50

    (配分額合計:多い順)
    https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?qf=%E7%92%B0%E5%A2%83%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1&rw=50&od=4

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  11. いまさらなので、何が何でもマトモを装うしかない、そんな感じ…

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  12. 社説
    名古屋議定書 批准を生態系保全の契機に
    2017年6月19日6時0分

     地球上の豊かな生態系は、人間社会に様々な恵みをもたらしてくれる。議定書の批准をきっかけに、生物多様性の大切さを再認識したい。

     政府が名古屋議定書を批准した。2010年に名古屋市で開かれた生物多様性条約締約国会議で採択された国際ルールだ。

     遺伝子の働きにより、植物や微生物が作り出す有用成分は、古くから薬品や化粧品、食品などに広く活用されてきた。議定書は、遺伝資源を基にした製品の利益を公平に配分するよう定めている。

     利益配分の典型例は、15年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智氏の研究だ。国内の土から見つけた菌を元に、共同研究先の米製薬企業が寄生虫の治療薬を開発し、大村氏側には特許料約250億円が支払われた。

     問題なのは、途上国に自生する植物などの遺伝資源を、先進国の企業が利用するケースだ。

     現地で同意を得ないままに、薬草などを採取し、製品化することは少なくない。途上国側には、「利益が全く還元されない」といった不満が根強くある。

     富を生み出す遺伝資源を持続的に活用していくためには、提供国と利用国間の適切なルールが必要だ。公平な利益配分は、双方の対立を避けるために欠かせまい。

     遺伝資源の研究開発を目指す企業や大学などは、提供国側と利益配分の在り方について契約を結び、その経過を自国政府に報告する。それが名古屋議定書の大枠だ。14年に発効し、既に約100か国が批准している。

     対象となる遺伝資源の範囲や、政府に提出する報告書の内容、違反した場合の罰則の有無などは、各国が独自に規定する。日本は15年までの批准を目指したが、国内での指針作りが遅れていた。

     国内の研究者や企業は、手続きが煩雑になるのを嫌い、緩やかな規定を求めた。結果として、強制力のない指針となった。

     自由な研究開発を促進する観点からは、穏当な対応だろう。他国の状況を見極めながら、柔軟に見直していくべきだ。

     筑波大学は3月に、メキシコと議定書に基づく契約を結んだ。中米原産のウリの品種改良法などを共同研究する内容だ。

     現地の生態系の保全を重視し、地元農業に成果を還元することを目指す。利益配分の手法も、研究テーマに盛り込んでいる。

     途上国との共同研究は、国際貢献の有効な手段である。積極的に取り組みたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170618-118-OYT1T50101

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  13. 公園の池のコイ118匹死ぬ つくば市
    2017年6月28日 14:42 日テレNEWS24

     茨城県つくば市の公園の池で、今月に入ってからコイが100匹以上、相次いで死んでいることがわかり、市が調査に乗り出した。

     つくば市にある松見公園の池で、28日午前、市の職員らが、コイ10匹の死骸を回収した。つくば市によると、この池では、今月1日からほぼ毎日、数匹ずつ死骸が見つかっていて、その数はこれまでに計118匹に上っているという。池には、フナなどほかの魚もいるということだが、コイ以外に死んでいる魚は確認されていない。

     市は、コイの死骸を県の水産試験場に提出し検査を依頼していて、結果は来週にも出る見通しだという。
    http://www.news24.jp/articles/2017/06/28/07365479.html

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    1. 「公園 コイ 死」
      https://twitter.com/search?f=tweets&vertical=default&q=%E5%85%AC%E5%9C%92%20%E3%82%B3%E3%82%A4%20%E6%AD%BB&src=typd

      https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E5%85%AC%E5%9C%92+%E3%82%B3%E3%82%A4+%E6%AD%BB

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    2. 農林水産省/コイヘルペスウイルス病に関する情報
      http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/index.html

      平成29年度コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果
      http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/h29.html

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    3. つくばの松見公園で池のコイ108匹死ぬ 市が原因調査へ
      2017年6月28日(水) 茨城新聞

      つくば市は27日、同市天久保の松見公園の池で、今月に入り、コイが相次いで死んでいると発表した。これまでに確認されたのは計108匹に上る。同市は利用者の池周辺への立ち入りを禁止するとともに、水質や死骸の調査を専門機関に依頼し、原因の特定を急いでいる。

      市によると、今月1日に池でコイが死んでいるのが見つかった。以降ほぼ毎日、死んだコイが水面に浮かぶようになった。20日以降は数が増え、25日は1日で16匹死んでいるのが確認された。

      同公園は1976年に整備し、池を造った。市民の憩いの場となっている。池の水深は約30〜50センチ。カメなど他の生物も生息しているが、大量に死んでいるのはコイだけだという。

      市は23日、市内の業者に水質検査を依頼。27日には行方市にある県水産試験場内水面支場に死因の調査を依頼した。取材に対し、同支場担当者は27日、「魚の大量死の原因はさまざま」と断った上で、市が持ち込んだコイの検体3匹のうち、「1匹からは寄生虫を確認した」と話した。
      http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14985708152495

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    4. コイ120匹 相次ぎ死ぬ…つくばの公園
      2017年06月29日

       つくば市公園・施設課は、同市天久保の松見公園で、今月1~28日に池のコイが計120匹死に、23日から池の周辺を立ち入り禁止にしたと発表した。

       同課によると、今月に入ってほぼ毎日死んでおり、25日には1日では最も多い16匹だった。同課は27日、死んだコイ3匹を県水産試験場内水面支場(行方市玉造甲)に送り、原因調査を依頼した。池は井戸水をくみ上げて水を張る人工池。
      http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20170629-OYTNT50022.html

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    5. 茨城県は、公式に、コイヘルペスウイルス病(KHV病)常在地域…

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    6. どうせ誰かが、なんの気なしに、自分で飼ってたコイを、飼いきれなくなったか何かで、不用意に放してしまったのではないか…

      ウイルスの感染源になった個体は、へっちゃらで元気にやってるよ、たぶん。

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  14. メダカのメスは面食い?「顔」でオス認識し交尾
    2017年7月12日11時59分

     メスのメダカはオスの「顔」を認識していることを実験で確かめたと、東京大や岡山大の研究チームが発表した。

     人間と同様、目や口などの配置を顔として認識する能力が哺乳類以外の動物で確認されたのは初めて。論文が11日、オンライン学術誌「イーライフ」に掲載された。

     メダカのメスは見慣れたオスを好む傾向がある。チームはまず、メスが体の模様やにおいではオスを見分けられず、顔だけで識別し、見慣れると約30秒で交尾を始めることを確かめた。その上でオスとメス1匹ずつを同じ水槽に入れ、特殊な装置にオスを閉じ込めて顔を上下逆に映すガラスを通した状態で「お見合い」をさせると、交尾をするまでに約100秒かかった。

     顔を上下逆にすると、認識するのに時間がかかる心理現象は「倒立顔効果」と呼ばれ、目や口など顔全体の配置を認識する人間や一部の霊長類などにしか生じないとされていた。メダカは、顔以外の物体は見分けることができず、顔だけで倒立効果が出ることも確かめている。

     定藤規弘さだとうのりひろ・生理学研究所教授(神経科学)の話「高次な認知機能とされていた顔認識が魚類で確かめられたのは驚きだ。メダカは遺伝子レベルの解析が可能で、顔認識のメカニズムの解明が期待できる」

    水面を境に上下逆転したオスのメダカの顔(動物写真家の藤原英史氏提供)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170712-118-OYT1T50045

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    1. 「メダカは遺伝子レベルの解析が可能」…

      インチキいかさまのにおい漂う…

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  15. 大腸菌のDNAに動画データを保存 米の研究グループが成功
    7月14日 9時01分

    生物の遺伝情報を自在に書き換えられる「ゲノム編集」の技術を使って、生きている細菌のDNAに、動画のデジタルデータを保存して、読み出すことにアメリカの研究グループが成功したと発表し、将来、DNAを記録媒体として活用する技術の確立につながるものとして注目されています。

    研究を行ったのはアメリカのハーバード大学のグループで、12日付けの科学雑誌「ネイチャー」に論文を発表しました。

    デジタルのデータは0か、1かの情報を組み合わせて作られていますが、研究グループはA、T、G、Cという4種類の物質が並んでできている生物のDNAに注目し、あらかじめ、「Aが00、Tが01」などと保存したいデジタル情報を置き換えるルールを作りました。

    そのうえで、デジタル写真や動画の1つ1つの画素ごとの色あいを、4種類の物質の並びに置き換えたDNAの配列を人工的に作り、ゲノム編集の技術を使って、生きている大腸菌のDNAに組み込んだということです。

    そして、大腸菌からDNAの配列を読み込んだところ、90%以上の正確さで、写真や動画が再現できたということです。菌は、寿命が来ると死んでしまいますが、分裂して生まれた子どもや孫にはDNAが受け継がれるため、組み込まれたデータを後世に残すことも可能だと考えられています。

    今回の研究は将来、DNAを記録媒体として活用する技術の確立につながるものとして注目されています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170714/k10011058141000.html

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  16. 2017年7月29日 日本海新聞
    八頭の民家でコイヘルペス 県内で今年初確認
     鳥取県は28日、八頭町日田の民家の池で死んだコイからコイヘルペスウイルス病(KHV)の陽性反応が出たと発表した。県内でKHVが確認されたのは今年に入って初めてで、昨年6月以来。
    http://www.nnn.co.jp/news/170729/20170729003.html

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  17. 「恐竜絶滅後」地層から歯の化石、年代見直しへ
    2017年7月30日13時3分

     福井県立大恐竜学研究所と長崎県西海市は28日、同市内にある恐竜絶滅後とされる地層で、主に二足歩行する草食の鳥脚類恐竜の歯の化石を見つけたと発表した。

     この場所に恐竜が生息した時代の未知の地層があることを示し、定着していた地層の時代を大きく見直す必要があるという。

     化石は2015年9月、同研究所の宮田和周准教授が同市大島町の海岸にある地層で発見。長崎県内では石炭採掘などのため過去に地質調査が行われており、発見場所は、恐竜が絶滅した約6600万年前よりも新しい約5000万~約3000万年前の地層とされていた。

     下顎の歯5本がつながった化石で、高さ42ミリ、幅27ミリ、厚さ10ミリ。密集して生えた歯の形などから、ハドロサウルス上科に属するとみられ、国内外で発見例の多いハドロサウルス科への進化をたどる上で重要な種類にあたるといい、追加標本の発見も期待される。

     今回の化石発見で、恐竜が絶滅した約6600万年前より新しいと思われていた地層が、より古いことが判明した。この下の層から、約9000万年前より新しいことは分かるが、詳しい年代の特定はこれからだ。

     宮田准教授は「恐竜化石をきっかけに地層の年代が見直されるのは大変珍しい。この地層の厚さや広がりを調べるのが課題だ」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170728-118-OYT1T50164

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  18. 犬の家畜化は4万年前か…オオカミから分かれ
    2017年7月25日19時21分

     犬がオオカミから分かれて最初に家畜化されたのは約4万年前とみられると、米ストーニーブルック大などの国際研究チームが発表した。

     豚や猫などは約1万年前とされ、犬が最も古く人に飼い慣らされた家畜になるという。論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

     チームは、ドイツで発見された7000年前と4700年前の犬2匹の化石からDNAを採取し、全遺伝情報(ゲノム)を調べた。その結果、最初の犬は、4万1500~3万6900年前にオオカミから分かれたことがわかったという。

     人は当時、アフリカからアジア、欧州などに広がっており、オオカミが飼い慣らされて犬の祖先になったと考えられるという。最初の犬が生まれた地域は特定できず、チームは「もっと多くの化石の研究が必要」と指摘している。

     総合研究大学院大学の本郷一美ひとみ・准教授(動物考古学)の話「犬またはオオカミとみられる約3万年前の化石が見つかっており、動物考古学的にも納得できる年代推定だ。ゲノム解析の研究が進めば、犬と人の共生関係の解明が期待できる」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170725-118-OYT1T50105

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    1. 犬の家畜化4万年前 国際研究チーム 化石DNAから推定
      2017年7月26日5時0分

       犬がオオカミから分かれて最初に家畜化されたのは約4万年前とみられると、米ストーニーブルック大などの国際研究チームが発表した。豚や猫などは約1万年前とされ、犬が最も古く人に飼い慣らされた家畜になるという。論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

       チームは、ドイツで発見された7000年前と4700年前の犬2匹の化石からDNAを採取し、全遺伝情報(ゲノム)を調べた。その結果、最初の犬は、4万1500~3万6900年前にオオカミから分かれたことがわかったという。

       人は当時、アフリカからアジア、欧州などに広がっており、オオカミが飼い慣らされて犬の祖先になったと考えられるという。最初の犬が生まれた地域は特定できず、チームは「もっと多くの化石の研究が必要」と指摘している。

       総合研究大学院大学の本郷一美ひとみ・准教授(動物考古学)の話「犬またはオオカミとみられる約3万年前の化石が見つかっており、動物考古学的にも納得できる年代推定だ。ゲノム解析の研究が進めば、犬と人の共生関係の解明が期待できる」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170726-118-OYTPT50053

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  19. 国際生物学賞に米教授
    日本学術振興会
    2017/8/10 18:43

     日本学術振興会は10日、生物学で優れた業績を挙げた研究者に贈る今年の国際生物学賞に、海洋細菌の分類に遺伝子情報を用いた手法を導入した米メリーランド大のリタ・コルウェル特別栄誉教授(82)を選んだと発表した。

     コルウェル教授は、コレラ菌を含むビブリオ属細菌の分類体系を確立。地球温暖化とビブリオ属の生息域拡大の関係を解析したほか、途上国でコレラを防ぐ取り組みに貢献したことも評価された。

     授賞式は11~12月ごろに東京都内で開かれ、賞金1千万円が贈られる。同賞は昭和天皇の在位60年を記念し、1985年に始まった。
    https://this.kiji.is/268313870234158584

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  20. [サイエンスView]絶滅の危機 iPSが救う
    2017年8月13日5時0分

     アフリカでわずか3頭しか生存していないキタシロサイを絶滅から救おうと、日米独の研究者がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って子孫を残す取り組みに挑戦している。iPS細胞から卵子をつくり、受精卵を別種のサイの子宮に移植して出産させる計画だが、課題も多い。(伊藤崇)

    受精卵作製 近縁種に移植

     東アフリカのケニア・オルペジェタ自然保護区。ここで最後の3頭が2009年から保護されている。3頭は父、娘、孫娘という関係だ。

     キタシロサイは1960年代、ウガンダやスーダンなどに約2300頭生息していた。だが漢方薬として重宝される角を狙った密猟が絶えず、内戦の影響もあり、野生のキタシロサイは2000年代に絶滅した。

     生存する3頭だけでは、もはや自然繁殖は不可能だ。父親とは別の冷凍保存された精子もあるが、28歳の娘と17歳の孫娘はそれぞれ脚や子宮に問題を抱え、妊娠は難しい。今年で44歳になる父親は、50歳前後とされる寿命が近付く。

     そこで2015年、生殖技術やサイの生態に詳しい研究者が議論し、繁殖方法の一つとしてiPS細胞を使った計画が提案された。

     計画に加わる林克彦・九州大教授(45)によると、チームは〈1〉過去に採取したメスの皮膚試料からiPS細胞を作製する〈2〉iPS細胞を卵子に分化(変化)させ、冷凍保存中の精子と体外受精させる〈3〉受精卵を近縁のミナミシロサイの子宮に移し、出産させる――という手順を検討している。林教授は「人類によって絶滅に追い込まれたキタシロサイを、iPS細胞の技術で守ることができれば」と話す。

     しかし、課題は少なくない。林教授はマウスのiPS細胞で卵子を作り、体外受精で子を誕生させることに成功しているが、キタシロサイへ応用するには、さらなる研究が必要だという。受精卵を代理母のミナミシロサイの子宮に移すのも困難が予想され、林教授は「実現には10年以上かかるだろう」と話す。

     一方、研究者らは生存するメス2頭の卵子を採取することも検討している。状態のいい卵子が採取できれば、iPS細胞から作る卵子より、子どもができる可能性が高いという。

    マンモスの復活計画も

     最新科学で絶滅した動物を復活させる取り組みも行われている。

     近畿大チームが進めるのはクローン技術を使ったマンモスの復活だ。チームの加藤博己教授(53)によると、計画ではシベリアの永久凍土で冷凍保存されていたマンモスの体細胞から核を抜き取り、アジアゾウの卵子に移植する。その卵子を電気刺激などで胚にして、アジアゾウの子宮に移植し、出産させるという。

     チームは保存状態のいいマンモス(名称YUKAユカ)の肉片も入手しており、加藤教授は「一筋縄ではいかないが、研究で得られる成果は、他の動物にもいかせるはずだ」と話す。

     米ハーバード大のチームはマンモスの遺伝情報を使って新たな動物を作りだそうとしている。ゲノム編集技術で、太い体毛や皮下脂肪などマンモスに特徴的な遺伝情報を、アジアゾウの胚などに組み入れることを目指す。

     狙いの一つは、寒冷地で暮らせるアジアゾウの新種を生み出すことだ。チームは、絶滅の恐れがあるアジアゾウの保護にもつながると主張している。しかし生態系への影響や倫理面などから批判の声も上がる。

     【マンモス】 約400万~1万年前に生息していたゾウの仲間。アフリカで誕生したゾウの祖先が、餌を求めて世界各地に移りすみ、アフリカゾウやアジアゾウ、マンモスなどに進化した。マンモスはユーラシア、アフリカ、アメリカの各大陸に広く分布。寒冷な地域に生息していた「ケナガマンモス」は、体高3メートル前後で、全身を長い体毛で覆われていた。ケナガマンモスが絶滅した理由には、人類の狩猟、急激な環境変化など諸説ある。

     【ゲノム編集】 生物の遺伝情報を効率良く書き換える技術。遺伝子の鎖を切るハサミの役割をする酵素と、切りたい位置にハサミを正確に導く分子を組み合わせ、狙った遺伝子を除去したり、別の遺伝子に置き換えたりできる。遺伝性の難病に対応する目的で、人の受精卵でゲノム編集を行う基礎研究も中国や米国で行われているが、親が望む特徴を持った「デザイナーベビー」を生み出しかねないなど、倫理面や安全面で否定的な意見も多い。

    絶滅に追い込む前に

     絶滅危惧種では、ユキヒョウやドリル、アマミトゲネズミでもiPS細胞が作られている。鹿児島・奄美大島に生息するアマミトゲネズミは、ハブ退治で導入されたマングースや生息域の森林伐採の影響で数が減ったが、保護活動が功を奏し、再び増えつつあるという。種の保全には何よりも絶滅に追い込まない取り組みが重要なのは言うまでもない。

    [Word]ホモ・サピエンス…人類の学名 ラテン語で「賢い人」

     現生人類(新人)の学名。ラテン語で「賢い人」を意味する。約700万年前に現在のチンパンジーとの共通祖先から枝分かれしたとされる人類は、猿人、原人、旧人、新人と進化してきたが、新人は特に脳が発達し、火や道具などを使いこなすことで様々な環境に適応し、世界中に広がった。

     現生人類がいつ、どこで誕生したのかはよく分かっていないが、今年6月に独マックス・プランク研究所などのチームが、北アフリカ・モロッコの遺跡から、約30万年前とみられる現生人類最古の化石=写真、同研究所提供=を発見したと発表。下あごの骨の高さが奥にいくほど低くなるなど、現生人類の特徴が見られるという。それまでは、東アフリカのエチオピアで出土した約20万年前のものが最古とされていた。

     馬場悠男ひさお・国立科学博物館名誉研究員(人類学)は「現生人類は30万年前にはアフリカ全土に広がっていたことを示す極めて重要な発見だ」と話している。(冬木晶)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170812-118-OYTPT50379

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  21. 湯沢でコイヘルペス検出 感染ルート不明

     秋田県は16日、湯沢市の個人宅の池で観賞用として飼育していたコイ3匹からコイヘルペスウイルスが検出されたと発表した。感染ルートは不明。県水産漁港課によると、池では今月4日から7匹のコイが相次いで死んだことから、飼育者が県に連絡。国と県の検査で感染が判明した。所有者は池のコイ14匹を既に埋却処分した。県内の感染確認は本年度2件目。

    2017年08月17日木曜日 河北新報
    http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170817_43030.html

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    1. 秋田県農林水産部 水産漁港課
      平成29年度コイヘルペスウイルス(KHV)病の発生確認情報 (2件目)
      2017年08月16日

      KHV病の発生を確認

       湯沢市の一般飼育者宅の観賞用池においてコイのへい死情報がありました。8月10日にへい死した検体について県水産振興センターが一次診断を行ったところ、陽性となりました。また、8月15日、国立研究開発法人水産研究・教育機構 増養殖研究所の確定診断でも陽性となり、県内で今年度2件目のKHV病と確認されました。



      対応

       飼育者は8月11日までに自主的に生存していたコイの処分を実施し、県水産漁港課で確認しました。

      ※KHV病はマゴイ及びニシキゴイに特有な疾病であり、コイ以外の魚や人に感染することはなく、感染したコイに触れたり食べても人体への影響はありません。

       平成29年度の発生確認地域
       8月 9日  仙北市
       8月15日  湯沢市

       平成28年度は2市2件、平成21年度は1市1件、平成19年度は4市6件、平成18年度は3市町で4件、平成17年度は4市町で4件、平成16年度には県内10市町村(現5市)で47件、KHV病の発生が確認されました(平成20年度、平成22~27年度は発生確認なし)。

       県民の皆様におかれましても、引き続き、ご自分の飼われているコイの観察はもとより、コイの移動等に十分注意されるとともに、大量へい死等の情報提供にご協力くださるようお願いします。



      外部リンク

      コイヘルペスウイルス病を防ぐには(公益社団法人 日本水資源保護協会)
      http://www.fish-jfrca.jp/02/pdf/herupesu2.pdf

      http://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/27783

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    2. 農林水産省/コイヘルペスウイルス病に関する情報
      http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/index.html

      平成29年度コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果
      http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/h29.html

      平成29年7月31日~平成29年8月6日(新潟県)
      平成29年7月24日~平成29年7月30日(鳥取県)
      平成29年7月10日~平成29年7月16日(新潟県)
      平成29年7月3日~平成29年7月9日(岡山県)
      平成29年6月26日~平成29年7月2日(新潟県)
      平成29年6月19日~平成29年6月25日(神奈川県)
      平成29年6月12日~平成29年6月18日(千葉県)
      平成29年6月5日~平成29年6月11日(長崎県)
      平成29年5月29日~平成29年6月4日(新潟県、愛媛県)
      平成29年5月22日~平成29年5月28日(愛媛県、大阪府、千葉県)
      平成29年4月24日~平成29年4月30日(鹿児島県)

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    3. 群馬県
      【9月13日】コイヘルペスウイルス(KHV)病の発生について(蚕糸園芸課)

      下仁田町内の個人の池で死亡したニシキゴイについて、水産試験場の検査でKHV陽性が確認されました。

      1 経緯
      ・下仁田町内の個人の池で、7月から8月に県外から購入したニシキゴイ 30尾が全て死亡しました。
      ・所有者が以前から同池で飼育しているニシキゴイも15尾死亡したた め、9月8日に水産試験場に死亡したニシキゴイを持ち込み、検査を依 頼しました。

      2 KHV病診断結果
      ・水産試験場で、このニシキゴイを検査したところ、9月11日の一次検 査、9月13日の確定検査で、ともに6尾中6尾で陽性を確認し、KHV 病が確定しました。

      3 対応
      ・確定検査の結果を受けて所有者は、生残魚12尾を自主的に処分する 予定です。
      ・導入元の県に感染経路の解明を依頼します。

      4 群馬県内でのKHV病発生状況(平成22~29年度)

      (中略)

      ※29年度は9月13日現在

      KHV病はコイだけがかかる病気です。KHV病のコイに触ったり、食べても人の健康に影響はありません。

      お願い
      ・コイを購入する場合は、購入先に安全の確認をしてください。
      ・川や湖沼、釣り堀等で釣ったコイを他の場所へ放さないでください。
      ・家庭で飼っているコイを他の場所へ放さないでください。
      ・飼っているコイが死んだときは生ゴミとして地域の決まりに従って適切に処理し、川や湖沼などに捨てないでください。
      ・飼っているコイに異常が出た時には水産試験場に相談してください。

      このページについてのお問い合わせ
      農政部蚕糸園芸課
      〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
      電話 027-226-3095
      FAX 027-243-7202
      E-mail sanshien@pref.gunma.lg.jp
      http://www.pref.gunma.jp/houdou/f23g_00024.html

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    4. >導入元の県に感染経路の解明を依頼

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    5. 移入した個体群は、むしろ被感染群であって、感染源はもともと飼育していたほう。

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  22. 8月30日 よみうり寸評
    2017年8月30日15時0分

     岡本綺堂(1872~1939年)の『半七捕物帳』の語り手は、新聞記者の「わたし」である◆時世は明治に移り、元岡っ引きの半七老人から解決した事件の数々を聞き取る形で物語は進んでいく。あるとき、東京・浅草から隅田川沿いを歩きつつ、こんな会話をする。「むかしはここらに河獺かわうそが出たそうですね」「出ましたよ…あいつは全く悪いいたずらをしますからね」◆『広重と河獺』という小編にある。雨の日に土手を歩くと、傘の上に跳びあがって人を脅かす…といった町民の話が出てきて興味深い◆図鑑にはネズミを丸顔にしたような、かわいい写真が載っている。ところがそれに似合わず、ときに民家に忍び込んだりと相当なやんちゃ者だったらしい◆ニホンカワウソの生き残りか、大陸から渡来したか。それを特定すべく長崎県・対馬で環境省の調査が始まった。糞ふんを採取するなどして遺伝子を調べるという。昔ながらの番傘を広げ、歩いてみてはどうだろう。人間と戯れた時代を遺伝子が覚えていたりして。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170830-118-OYTPT50325

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    1. 対馬カワウソ調査開始…環境省 =九州発
      2017年8月28日15時0分

       野生のカワウソが、国内では38年ぶりに長崎県対馬市で確認されたことを受け、環境省は28日、同市でカワウソの痕跡の調査を始めた。9月2日まで、10~16人の専門家がチームに分かれ、島内の海岸や河川沿いで新しいふんや体毛の採取、足跡の確認などを行う。

       同省によると、今月17日、対馬でのカワウソの確認を発表して以降、多くの市民から「昔、姿を見たことがある」との目撃情報が寄せられており、情報も参考にしながら痕跡を探す。採取したものはDNA解析し、種などの特定を進める。

       この日は午前9時頃から、カワウソが魚を取りやすそうな海岸の岩場などを調査した。国内外のカワウソの生態を研究してきた筑紫女学園大の佐々木浩教授(動物生態学)は「手探りの調査だが、少しでも情報を集め生息状況を把握したい。新しいふんが見つかることを期待している」と話していた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170828-127-OYS1T50059

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    2. カワウソを追え! 対馬で調査
      2017年8月28日15時0分

       野生のカワウソが国内で38年ぶりに長崎県対馬市で確認されたことを受け、環境省は28日、同市でカワウソの痕跡の調査を始めた。9月2日まで、10~16人の専門家がチームに分かれ、島内の海岸や河川沿いで新しいふんや体毛の採取、足跡の確認などを行う。

       環境省によると、今月17日、対馬でのカワウソの確認を発表して以降、多くの市民から「昔、姿を見たことがある」との目撃情報が寄せられており、情報も参考にしながら痕跡を探す。この日は午前9時頃から、カワウソが魚を取りやすそうな海岸の岩場などを調査。国内外のカワウソの生態を研究してきた筑紫女学園大の佐々木浩教授(動物生態学)は、「新しいふんが見つかることを期待している」と話した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170828-118-OYTPT50248

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    3. 市民から目撃情報多数、カワウソの痕跡調査開始
      2017年8月28日17時57分

       野生のカワウソが国内で38年ぶりに長崎県対馬市で確認されたことを受け、環境省は28日、同市でカワウソの痕跡の調査を始めた。

       9月2日まで、10~16人の専門家がチームに分かれ、島内の海岸や河川沿いで新しいふんや体毛の採取、足跡の確認などを行う。

       環境省によると、今月17日、対馬でのカワウソの確認を発表して以降、多くの市民から「昔、姿を見たことがある」との目撃情報が寄せられており、情報も参考にしながら痕跡を探す。採取したものはDNA解析し、種などの特定を進める。

       この日は午前9時頃から、カワウソが魚を取りやすそうな海岸の岩場などを調査。国内外のカワウソの生態を研究してきた筑紫女学園大の佐々木浩教授(動物生態学)は、「手探りの調査だが、少しでも情報を集め生息状況を把握したい。新しいふんが見つかることを期待している」と話した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170828-118-OYT1T50034

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    4. 社説
      カワウソ発見 野生生物との共生を進めたい
      2017年8月19日6時2分

       水辺の環境保全を考える契機としたい。

       野生のカワウソが、国内では38年ぶりに長崎県の対馬で確認された。琉球大のチームが設置したカメラに約5秒間映っていた。

       イタチ科のカワウソは、国の特別天然記念物に指定されている。成獣の体長は、尻尾も含めて1メートルほどだ。河川域に生息し、魚やカニなどを食べる。

       大陸には、ユーラシアカワウソが広く分布する。その亜種とされるのがニホンカワウソだ。かつては全国で見られたが、明治以降、乱獲などで激減した。良質の毛皮は軍服などに多用された。

       高知県で1979年に撮影されたのを最後に、姿は確認されていない。90年代までに絶滅したと考えられている。環境省は2012年、ニホンカワウソを「絶滅危惧」から「絶滅」に再分類した。

       20世紀初頭に絶滅したとされるニホンオオカミと並び、日本の絶滅種の象徴的存在である。

       環境省は今回、糞ふんのDNAを分析した。少なくとも2匹がいるとみられるが、ニホンカワウソの生き残りかどうかは特定できていない。約50キロ・メートル離れた韓国から海を渡ってきた可能性もある。

       ニホンカワウソであれば、大発見であることは言うまでもない。他の種類であっても、対馬に生息している意義は大きい。カワウソが生息できる豊かな自然環境を今後も守っていきたい。

       写真撮影などのために、生息していそうなエリアに立ち入ったり、おびき出そうと餌をまいたりする行為は慎まねばならない。

       環境省は、範囲を拡大して、糞などの調査を継続する。種類を特定するためには、カワウソの絶滅防止の保全活動を進める韓国側との情報交換は欠かせない。

       野生生物が絶滅の危機に瀕ひんすると、回復させることは極めて難しい。その典型例が、03年に日本産の最後の一羽が死んだトキだ。

       環境省は1999年以降、中国から提供を受けて、繁殖と放鳥を続ける。自治体や地元住民も交えた長年の努力の結果、新潟県佐渡島で、ようやく200羽以上に増えた。毎年、約1億5000万円の国費が投入されている。

       国連の生物多様性条約に基づき、2020年までの世界の環境保全策を定めた「愛知目標」は、絶滅危惧種の絶滅防止や種の効果的な保全を掲げる。

       14年に公表された目標の中間評価では、改善はみられない。野生生物との共生に向けた取り組みの強化が求められる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170818-118-OYT1T50149

      http://koibito2.blogspot.jp/2017/06/blog-post_29.html?showComment=1503118790759#c996301525703156343

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    5. 対馬でユーラシアカワウソの生息確認 韓国から漂着か
      10月12日 18時59分

      長崎県の対馬で野生のカワウソが確認されたことを受けて、環境省が島全体を調査したところ、ユーラシアカワウソが生息していることがわかりました。専門家は絶滅したとされるニホンカワウソの可能性は非常に低いとしたうえで、韓国に生息していたユーラシアカワウソが海流に流されるなどして住み着いた可能性が高いとしています。

      長崎県の対馬では、ことし2月、自動撮影のカメラにカワウソが写っているのが確認されました。国内で野生のカワウソの生息が確認されたのは、昭和54年以来、38年ぶりで、絶滅したとされるニホンカワウソの可能性があるのではないかと期待が高まり、環境省はことし8月末から6日間、島全体でフンなど痕跡がないか調査しました。

      採取した複数のフンのDNAを調べた結果、韓国やロシアのサハリンに生息するユーラシアカワウソのオスが生息していることがわかりました。また、フンは同じカワウソのものの可能性が高いということです。このほか川の近くではカワウソのものと見られる幅5センチの足跡が複数見つかりました。

      調査にあたった筑紫女学園大学の佐々木浩教授は「ニホンカワウソの可能性は非常に低いが、野生のカワウソの生息が確認できて喜んでいる。韓国の南の海岸や島ではカワウソが増えており、海流に流されるなどして住み着いたのではないか」と話しています。

      環境省は、カメラを設置するなどしてさらに生態を調べることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171012/k10011176071000.html

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  23. 「環境損なう」の声も、尾瀬山小屋にWi―Fi
    2017年09月23日 17時23分

     尾瀬の特別保護地区内にある山小屋4か所で、今月から携帯電話の利用が可能になった。

     携帯大手KDDI(au)がそれぞれの山小屋に無線設備や公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」を設置し、通話や通信ができるようになった。ほかの、ほぼすべての山小屋と尾瀬沼ビジターセンターなど3か所の休憩所でも10月までに整備を進め、順次、利用できるようにする予定だ。

     尾瀬での携帯電話の使用は、特別保護地区外である鳩待峠と大清水ではKDDI、NTTドコモ、ソフトバンクの大手3社ともすでに可能となっている。しかし地区内では、「静寂な尾瀬の環境が損なわれる」などの反対意見もあり、これまで使用できなかった。

     KDDIは、山小屋の屋内に限った使用を環境省などに提案。今年3月にさいたま市で開かれた尾瀬国立公園協議会で了承された。

     今月20日から携帯電話が使えるようになったのは、山ノ鼻地区の至仏山荘、竜宮十字路の龍宮小屋、見晴地区の第二長蔵小屋、弥四郎小屋の4か所。各山小屋には、屋内アンテナや衛星アンテナを設置。無線設備は出力の弱いものを使い、建物の外にあまり電波が出ないようになっている。Wi―Fi設備はロビーなど人が集まる場所に設けられた。

     KDDIによると、使用が可能な携帯電話は、基本的にauの「4G LTE」対応機種。Wi―Fiは無料で使うことができ、国内他社や外国の機種でも利用できる。日本語や英語、中国語、韓国語、タイ語、ポルトガル語の6言語に対応する。初期ページには尾瀬でのルールとマナーが表示されているという。
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20170923-OYT1T50054.html

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  24. 2188 奥出雲町三成小学校地内の池におけるコイヘルペスウイルス(KHV)病の疑い事例の発生について 水産課
    http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2017&pub_month=9&pub_day=21&press_cd=3F8D7A80-0C9F-4BB2-8EDC-F910AAAC0D04

    >9月20日(水)に奥出雲町三成小学校地内の池でへい死していたコイについて、島根県水産技術センター内水面浅海部がKHV病の一次検査(PCR検査)を実施したところ、検体2尾中2尾についてKHV陽性と判定されました。

    KHV病の疑い事例の発生について(94KByte)
    http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/2DB38A4F-B11A-46A6-B17E-42683A6851EE.pdf

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    1. 2213 奥出雲町立三成小学校地内の池におけるコイヘルペスウイルス(KHV)病の発生について(第2報) 水産課
      http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2017&pub_month=9&pub_day=25&press_cd=51516CD3-4840-4C37-BE25-BC9E60C273C4

      >島根県水産技術センター内水面浅海部が実施したKHV病一次検査(PCR検査)の結果、KHV陽性と判定された奥出雲町立三成小学校地内の池(斐伊川水系大馬木川周辺)でへい死したコイ(9月21日発表)について、(国研)水産研究・教育機構 増養殖研究所(三重県)での確定診断の結果、検体2尾中2尾について陽性と判定され、KHV病と確定しました。

      添付ファイル KHV病の発生について(94KByte)
      http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/A9D23C36-0CA9-4A3F-95B0-6196C81719FF.pdf

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  25. ニシキゴイからコイヘルペス 茨城の個人宅で飼育 感染拡大の恐れなし
    9/28(木) 12:30配信 産経新聞

     茨城県は27日、県南地域の個人宅で飼育されていたニシキゴイ2匹から、コイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が確認されたと発表した。県内でKHV確認は今年初で、平成27年以来2年ぶり。

     県漁政課によると、飼育主は庭に設置したコンクリート製の水槽でニシキゴイ7匹を飼育。このうち2匹が18日に死んだため、生きていた2匹を原因調査のため検査機関に送っていた。今後、生存しているニシキゴイ3匹も処分する方針で、感染拡大の恐れはないという。

     KHVはコイにのみ発生する病気で、感染したコイを触ったり食べたりしても人体に影響はない。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000530-san-l08

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    1. 茨城県HP
      更新日:2017年9月27日
      コイヘルペスウイルス病(KHV病)の発生について

       県南地域にある個人宅で飼育していたニシキゴイについて,国立研究開発法人 水産研究・教育機構 増養殖研究所で検査した結果,9月26日にKHV病と確定されました。

      コイヘルペス病(KHV病)の発生について(PDF:86KB)
       

       〇コイヘルペスウイルス病は,コイ及びニシキゴイ以外の魚には感染しません。

       〇コイヘルペスウイルス病は人に感染することなく,感染したコイに触ったり,コイを食べたりしても

        人体に影響はありません。
      http://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/gyosei/kikaku/siryou/khv/29_9_28.html

      削除
    2. コイヘルペス病(KHV病)の発生について(PDF:86KB)
      http://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/gyosei/kikaku/siryou/khv/documents/siryouteikyou_khv29_9_27.pdf

      削除
  26. 農林水産省/コイヘルペスウイルス病に関する情報
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/index.html

    平成29年度コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果(平成29年9月29日更新)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/h29.html

    平成29年9月11日~平成29年9月17日(新潟県、群馬県)
    平成29年8月28日~平成29年9月3日(山形県)
    平成29年8月21日~平成29年8月27日(鳥取県)
    平成29年8月14日~平成29年8月20日(秋田県)
    平成29年8月7日~平成29年8月13日(秋田県)

    返信削除
  27. 大阪府/報道発表資料
    コイヘルペスウイルス(KHV)病の発生について

    提供日
    2017年10月6日
    提供時間
    14時0分

    内容
    岸和田市内で個人が観賞用に飼育していたニシキゴイのへい死個体について、検査の結果、本日コイヘルペスウイルス病と確定されました。
    既に飼育池はコイの移動制限及び飼育水の排水禁止の措置がとられています。
    なお、コイヘルペスウイルス病は、人やコイ以外の魚に感染することはありません。

    【経緯】
    平成29年10月2日 ニシキゴイのへい死の通報
                 大阪府は飼育者に対し、個体の移動制限と飼育水の放流禁止を要請し実施を確認
    10月3日 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 水生生物センターに検体サンプルを送付し1次検査を実施
    10月4日 1次検査の結果、陽性
                 国立研究開発法人 水産研究・教育機構増養殖研究所 魚病診断・研修センター(三重県度会郡南伊勢町)へ同検体を
    送付し確定診断を依頼。
                 大阪府はコイの移動制限と飼育水の放流禁止の実施を現地で確認
    10月6日 確定診断の結果、陽性であることが確定
    【対応】 
    平成29年10月6日 コイの処分と飼育池の消毒を要請
    10月7日 コイの処分と飼育池の消毒の実施完了を確認する予定

    【コイヘルペスウイルス病】
    ・マゴイとニシキゴイのみに発生する病気です。発病すると行動が緩慢になり餌を食べなくなります。
    目立った外部症状は少なく、鰓(えら)の退色やびらん(ただれ)などが見られます。
    幼魚から成魚までに発生し、死亡率の高い病気です。現在のところ、有効な治療法はありません。
    ・感染したコイから水を介する接触により別のコイに感染しますが、コイ以外の魚やヒトには感染しません。
    ・仮に感染したコイの肉を食べたとしても人体に全く影響はありません。
    http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=28832

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  28. 群馬県/報道提供資料
    【10月16日】コイヘルペスウイルス(KHV)病の発生について(蚕糸園芸課)

     玉村町の神社の池で死亡したコイについて、水産試験場の検査でKHV陽性が確認されました。

    1 診断結果
    玉村町の神社の池で、9月上旬からコイが、20尾程度死亡しているのが確認されました。そのうち、3尾(全長約43~54cm)を水産試験場 で検査したところ、10月13日の一次検査、10月16日の確定検査でともに3尾中3尾で陽性が確認され、KHV病が確定しました。

    2  対応
    まん延防止のため、10月上旬から、池の排水を停止しています。
    池には30尾程度のコイが生き残っており、管理者が自主的に処分する予定です。

    3 群馬県内でのKHV病発生状況(平成22~29年度)

    (中略)

    ※29年10月16日現在

    KHV病はコイだけがかかる病気です。KHV病のコイに触ったり、食べても人の健康に影響はありません。

    お願い
    ・コイを購入する場合は、購入先に病気の確認をしてください。
    ・川や湖沼、釣り堀等で釣ったコイを他の場所へ放さないでください。
    ・家庭で飼っているコイを他の場所へ放さないでください。
    ・飼っているコイが死んだときは生ゴミとして地域の決まりに従って適切に処理し、川や湖沼などに捨てないでください。
    ・飼っているコイに異常が出た時には水産試験場に相談してください。

    http://www.pref.gunma.jp/houdou/f23g_00035.html

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  29. 遺伝子 おいしいとこ取り
    2017年10月29日5時0分

     狙った遺伝子を効率良く改変できる新技術「ゲノム編集」を、農作物の品種改良に用いる研究が進んでいる。人類は何千年もかけて、栽培に適した植物を作り上げてきたが、新技術を使えば、望み通りの性質を持つ植物を短期間に生み出すことが可能だ。一方、実用化に向けた課題も見えてきた。(冬木晶)

    ■品種改良 スピードアップ

     多くの農作物は、野生種を品種改良したものだ。紫外線などで遺伝子にわずかな変異が生じ、偶然、おいしくなったり、大きくなったりした植物を、人類は繰り返し交配させてきた。

     1970年代には遺伝子組み換え技術が登場したものの、精度が低くて品種改良に数十年かかる場合があった。しかし2000年代に生まれたゲノム編集は、品種改良を年単位に短縮すると期待されている。とくに12年に発表された「クリスパー・キャス9」の利用は世界中に広がった。

     ゲノム編集は、細胞内のDNA(デオキシリボ核酸)を切る「はさみ」役の酵素と、はさみを切りたい場所に誘導するたんぱく質を組み合わせた技術だ。クリスパー・キャス9は、はさみ役の酵素「キャス9」と、それを誘導するガイド役として、DNAの情報を写し取るRNA(リボ核酸)を使う。研究者にとっては従来よりも安価で扱いやすくなった。

     農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)のチームは今春、クリスパー・キャス9を使ったイネの試験栽培を始めた。ゲノム編集技術を使う植物としては国内初の野外栽培で、花粉の飛散などを防ぐために隔離農場を使った。

     チームの小松晃・農研機構上級研究員は「世界的な食料不足などの解決には、品種改良の効率化が不可欠だ」と話す。

     植えたイネは、もみの数や米粒の大きさにかかわる遺伝子を壊した。このため、もみの数が増え、米粒も大きくなると期待される。コシヒカリなどと交配させれば、おいしい米を大量生産できる可能性がある。

    ■生態系に影響 懸念の声も

     収量だけでなく、「健康に良い」など機能の向上をうたった農作物もゲノム編集で誕生しつつある。

     筑波大チームは、リラックス効果があるとされるアミノ酸「GABAギャバ」が多いトマトを開発中だ。今年8月に従来の15倍ものGABAを含んだトマトができたと発表した。東京理科大チームは、接着剤の原料になるジャガイモのでんぷん成分「アミロース」を減らし、粘り気が強い成分を増やすことに成功した。

     ゲノム編集を使った品種改良には、課題もある。

     植物細胞は動物細胞と違って固い細胞壁がある。このため研究者は、はさみ酵素を作る遺伝子を細菌に組み込んで使うことが多い。細菌を感染させると、植物細胞内で酵素ができ、目標の遺伝子を壊すことができるからだ。

     やっかいなのは、細菌由来の外来遺伝子が細胞に入っているため、いったん遺伝子組み換え生物となってしまう点だ。農研機構は今回、改変後のイネを自家受粉させ、できた種子から外来遺伝子本体を受け継いでいない分を選んで栽培したという。だが、今の技術では外来遺伝子が「100%残っていない」とは証明できない。

     海外と違い、国内では遺伝子組み換え作物の安全性や生態系への影響を懸念する声が強い。観賞用のバラを除き、組み換え作物は商業栽培されていない。

     外来遺伝子が残っていないことを証明する技術の確立がゲノム編集作物の普及のカギになりそうだ。

    栽培のルール作りを

     ゲノム編集を使った作物の栽培ルールは国際的にも定まっていない。米国やアルゼンチンは、外来遺伝子が存在しなければ、遺伝子組み換えの規制対象から外す方針だ。逆に、ニュージーランドは規制している。日本の規制当局は「ケース・バイ・ケースで判断する」としているが、ルールがないままでは、研究現場の足踏み状態が続きかねない。

    遺伝子組み換え生物  他生物の遺伝子をウイルスなどを使って導入されたことで、新たな性質を獲得した生物。従来の品種改良では不可能だった性質を得ることができ、除草剤を使っても枯れないダイズなどが26か国で栽培されている。生態系への影響を防止するための国際ルールがあり、国内ではカルタヘナ法や食品衛生法に基づき、環境影響や安全性などを事前審査する体制がある。農研機構は国の承認を受けイネ栽培を実施している。

    ゲノム編集  ゲノムとは、生物が持つすべての遺伝情報を指し、細胞内のDNAに、4種類の「塩基」(A、G、C、T)が並ぶ形で書き込まれている。このゲノムを狙い通りに切り貼りできるため、「編集」という言葉が使われる。ゲノム編集の第3世代に位置づけられるクリスパー・キャス9は、米カリフォルニア大バークレー校のジェニファー・ダウドナ教授らが開発した。医学など多分野で急速に普及している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171028-118-OYTPT50394

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  30. 動物実験で「苦痛に配慮を」
    愛護団体、日本の大学に改善求め
    2017/11/7 16:37
    ©一般社団法人共同通信社

     動物愛護団体「地球生物会議」(東京)は7日、日本の大学が動物実験をする際、事前に作成する計画書について、記述量や動物に苦痛を与えないようにする配慮が米国の大学に比べて劣っているとの調査結果を発表した。

     調査したのは東大、京大など七つの旧帝国大学と、いずれも米国のハーバード大、ジョンズ・ホプキンズ大、デューク大。日本の7大学の計画書は枚数が2~4枚、記述欄の総数は34~68カ所だった。一方、米3大学は12~54枚で記述覧も148~666カ所あった。

     記述内容も、米3大学は、動物に苦痛を与えないようにする具体的方法などを重視する点で優れていたという。
    https://this.kiji.is/300534709979989089

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  31. サンシャイン水族館で魚が大量死
    酸欠が原因か
    2017/11/9 01:20
    ©一般社団法人共同通信社

     東京・池袋のサンシャイン水族館は8日、展示の目玉になっている大型水槽「サンシャインラグーン」でトビエイ類やタカサゴ類など魚類24種類1235匹が死んだと発表した。この水槽で飼育中の生物の94%に当たり、酸欠が原因とみられる。9日も通常通り営業する。

     水族館によると、水槽の中で生き延びていたのはトラフザメやヒョウモンオトメエイなど26種類73匹だけだった。

     7日午前、一部の生き物の治療として薬品を投入。効果を高めるため、細かい空気の泡を使って水槽内のごみやフンを取り除く装置を止めた。別の装置で酸素は供給し、同日夜まで異常がないか経過も観察していた。
    https://this.kiji.is/301028943828665441

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    1. サンシャイン水族館 大型水槽で飼育の魚大量死
      11月9日 5時25分

      東京・池袋の「サンシャイン水族館」は大型の水槽で飼育しているトビエイなど1200匹余りが死んだと発表しました。

      サンシャイン水族館によりますと8日朝、「サンシャインラグーン」と呼ばれる大型水槽で飼育している魚の9割余りにあたるトビエイやタカサゴ類など24種、1235匹が死んでいるのを警備員が見つけたということです。

      この水槽では魚の体にはんてんが現れる病気がはやっていたことから、7日、薬品を投入し、その効果を高めるため細かい空気の泡で水槽内のフンなどを取り除く装置を止めたということです。

      その結果、水質に問題はないものの、海水に含まれる酸素の濃度が通常の半分程度に減り、魚が死んだ原因となった可能性があるということです。

      水族館は9日も通常どおり営業しますが、この水槽での飼育員による水中パフォーマンスや餌やり体験は当面、見送るとしています。

      サンシャイン水族館は「再発防止に努めるとともに、徐々に魚を増やし美しい水槽にしてまいります」とコメントしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011216741000.html

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    2. 大水槽の魚1235匹死ぬ…サンシャイン水族館
      2017年11月9日1時47分

       東京都豊島区のサンシャイン水族館は8日、同館の大水槽「サンシャインラグーン」で、トビエイ類やタカサゴ類など計24種1235匹が死んだと発表した。

       水中の酸素が不足したのが原因とみられる。この水槽内で生き残ったのはトラフザメなど26種73匹のみ。9日から水槽の公開は再開するが、餌やり体験などは当面中止するという。

       水槽は横約12メートル、奥行き約9・6メートル、高さ約2・4メートルで、同館で最も大きい。同館によると、7日午前、一部の魚の病気を治療するため薬品を投入。薬の効果を高めるため、ふんなどを除去する装置を停止した。しかし、同装置では酸素供給もしていたため、酸素量が欠乏したとみられる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171109-118-OYT1T50004

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    3. 大水槽の魚 1200匹死ぬ サンシャイン水族館
      2017年11月9日5時0分

       東京都豊島区のサンシャイン水族館は8日、同館の大水槽「サンシャインラグーン」で、トビエイ類やタカサゴ類など計24種1235匹が死んだと発表した。水中の酸素が不足したのが原因とみられる。この水槽内で生き残ったのはトラフザメなど26種73匹のみ。9日から水槽の公開は再開するが、餌やり体験などは当面中止するという。

       水槽は横約12メートル、奥行き約9・6メートル、高さ約2・4メートルで、同館で最も大きい。同館によると、7日午前、一部の魚の病気を治療するため薬品を投入。薬の効果を高めるため、ふんなどを除去する装置を停止した。しかし、同装置では酸素供給もしていたため、酸素量が欠乏したとみられる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171109-118-OYTPT50049

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    4. 水族館で魚大量死 何があったか
      11月9日 21時39分

      「大型水槽で、1200匹以上の魚が死んだ!」ーーーわが家にとっても衝撃のニュースが飛び込んできました。東京・池袋の「サンシャイン水族館」での魚の大量死。年間パスポートを買って子どもを連れて何度も行っている私。大きな水槽でのんびり泳いでいたエイの顔、鮮やかな色をした小さな魚たちを思い出し、悲しい気持ちになりました。いったい何があったのか、同僚と調べてみると、”水族館大国ニッポン”の姿が見えてきました。(ネットワーク報道部記者 宮脇麻樹/佐藤滋/玉木香代子 首都圏放送センター記者 小倉真依)

      病気の魚治療がきっかけ

      今回の魚の大量死、寄生虫が原因で白い斑点ができる「白点病」という病気が魚の間で広がったのがきっかけとなりました。

      病気が広がった水槽は幅およそ12メートルある大型のもの。「サンシャインラグーン」と呼ばれ、大きい魚や小さい魚、さまざまな種類のものを1度に見ることができ、水槽にダイバーが潜って餌を与え魚を紹介するパフォーマンスも人気でした。

      白点病は珍しい病気ではありませんが、寄生虫によってエラが炎症し魚が呼吸困難になり、処置が遅れれば死に至ることもあります。このため水族館では、今月7日に治療のための薬を水槽に入れ、細かい空気の泡に魚のフンなどを吸着させて取り除く装置を止めました。装置が薬も吸着してしまうため、止めることによって治療効果を高めようとしたのです。

      イベントも中止へ

      ところが翌朝、警備員が異変に気付きます。大型水槽で飼育している魚の多くが死んでいて、その数はトビエイやタカサゴなど24種、1235匹。全体の9割以上にのぼりました。

      水族館は、酸素を送り込む装置は正常に作動していたものの、止めた装置が補助的に酸素を送り込む機能も果たしていたことから、酸素の濃度が想定以上に減ってしまい、魚が死んだ原因となった可能性があると見ています。

      生き残ったのは26種類、73匹の魚だけ。サンタクロースの姿をしたダイバーが水槽に潜る恒例のイベントも中止となりました。このままでは死ぬ危険がある魚を救おうとしたものの、逆の事態を招いてしまった水族館。

      「今回の事態は全く想定していなかったのでショックが大きい。酸素を供給する装置を増やしたりして再発を防ぎたい。一日も早くたくさんの魚を見て楽しんでもらえるようにしたい」と飼育員の山本昭さんは話していました。

      魚の大量死 過去にも

      水族館で魚などが大量に死ぬケースはこれまでも起きています。ことし9月には、「横浜・八景島シーパラダイス」が、展示をしていない水槽で飼育していた「シンカイハクトウギンチャク」などの深海生物94匹が、冷却設備が故障し水温が上昇したことなどですべて死んだと発表しました。

      東京・江戸川区の葛西臨海水族園では、クロマグロなどの回遊魚を多いときで190匹飼育していましたが、3年前の11月から相次いで死に、翌年の3月には1匹が残るだけとなりました。水中に溶け込んだ空気の濃度が異常に高くなり、血管に気泡ができる「ガス病」の疑いがあるほか、産卵行動に伴うストレスなど複合的な要因が重なったという報告書が出されました。

      “さんご礁から流氷まで” 水族館大国 日本

      実は専門家の中で、日本は水族館大国とも呼ばれています。JAZA=日本動物園水族館協会に加盟しているだけでも全国に62の水族館があり、昨年度に3604万人が水族館を訪れています。

      東海大学の海洋科学博物館の元館長で、水族館の研究を続けてきた西源二郎さんは、正確なデータはないが日本全国で100前後の水族館があり世界でも特に多いと言います。

      「日本は南北に長いため、同じ国の中でさんご礁と流氷が見られる。海や魚が常に身近な環境があるんです」

      一方、それだけ、ほかの水族館より魅力ある施設にしようと、それぞれの水族館が大がかりな展示など新たなサービスを競い合い、運営や管理の負担が増している可能性があると指摘しています。

      そのうえで「新たな挑戦を行う姿勢は水族館にとって非常に大切なことだ。ただ海や魚など水の中のことについては、いまだに未知の部分が多い。新たな取り組みにはリスクが伴うこともある」と話していました。

      失敗の共有を

      今回のような飼育がうまくいかなかったケースを、全国の水族館で共有していくことの大切さを訴える専門家もいました。水族館の飼育員を務め、現在水族館のアドバイザーもしている北里大学海洋生命科学部の三宅裕志准教授です。

      「世界的に見ても日本は水族館の数が多い。目の肥えた来場者を満足させるため、展示が大型化したり、水の流れを作ったりとこれまでにない工夫を求められている」と水族館の現状を教えてくれました。

      そして「飼育員は経験したことのないような管理や飼育に直面している」と話し、難しい管理の中で飼育が進められていることを強調していました。

      「進化する水族館を運営する中で失敗が起きる事態は避けられない。失敗を教訓にしてほかの施設でも生かしていくことが大切だ」

      現在、各地の水族館の飼育員が集まり、飼育方法や繁殖方法のノウハウを発表し合う機会があり、三宅さんはこうした場で失敗の事例もしっかりと共有していくことが求められていると話していました。

      今度行く時は…

      なかなか見ることのできない海の世界を私たちに間近で見せてくれる水族館。生き物の生態について学べるだけでなく、「すばらしい展示を見たい」という目の肥えた人たちを満足させるため、水族館や飼育員がリスクのある挑戦をしていることを知りました。
      魚が大量に死んだのは本当に残念で、大型水槽はまだがらんとしているでしょうが、かつてそこにいた魚たちや、飼育員の努力にも思いをはせながら、週末、また水族館に行こうと思います。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011217981000.html

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    5. サンシャイン水族館の魚大量死 恒例のイベント中止に
      11月9日 16時47分

      東京 池袋の「サンシャイン水族館」では、大型水槽の魚が大量に死んでいるのが見つかったことから、同じ水槽で予定されていた恒例のイベントが中止されるなどの影響が出ています。

      東京 池袋の「サンシャイン水族館」では8日、「サンシャインラグーン」と呼ばれる大型水槽で飼育されていた魚の9割余りに当たる1235匹が死んでいるのが見つかりました。水族館によりますと、この水槽では魚の体にはんてんが現れる病気がはやっていたことから、7日に薬品を投入してその効果を高めるため、細かい空気の泡で水槽内のフンなどを取り除く装置を止めたところ、海水に含まれる酸素の濃度が減り、魚が死んだ可能性があるということです。

      大型水槽の展示は9日から再開されていますが、幅およそ12メートルの水槽にはヨスジフエダイやトラフザメなど生き残った26種類、73匹の魚が展示されているのみで、魚の姿がほとんど見られない状況となっています。また、クリスマスにちなんでサンタクロースの姿をしたダイバーが水槽に潜る恒例のイベントが9日から行われる予定でしたが、中止となりました。

      子どもと訪れた37歳の女性は「たくさんの魚が見られると思って楽しみにしていたのですが、ほとんどいないので残念です。魚が増えたらまた子どもと一緒に見に来たいです」と話していました。

      水族館によりますと、水槽に新たな魚を補充することや中止となっているイベントを再開することを検討しているということですが、具体的な見通しは立っていないということです。

      サンシャイン水族館の飼育員、山本昭さんは「今回の事態は全く想定していなかったのでショックが大きいが、酸素を供給する装置を増設するなどして再発防止に努めたい。一日も早く多くの魚を見て楽しんでもらえるようにしたい」と話していました。
      魚が大量死した水槽では、大小さまざまな種類の魚を1度に見ることができ、ダイバーが潜って水中で魚を紹介するパフォーマンスも人気です。

      今回の大量死について水族館では、寄生虫が原因で白い斑点ができる「白点病」という病気が魚の間で広がったのがきっかけだと話しています。珍しい病気ではありませんが、寄生虫によってエラが炎症を起こして呼吸困難になり、処置が遅れると死に至ることもあります。

      このため、水族館では、今月7日、治療のための薬を水槽に入れ、細かい空気の泡に魚のフンなどを吸着させて取り除く装置を止めました。この装置は薬も吸着してしまうため、治療の効果を高めようとしたのです。

      ところが翌朝、大型水槽で飼育している魚の9割以上にあたるトビエイやタカサゴなど24種、1235匹が死んでいるのを警備員が見つけます。水族館は、酸素を送り込む装置は正常に作動していたものの、止めた装置が、補助的に酸素を送り込む機能も果たしていたことから、酸素の濃度が想定以上に減ってしまい、魚が死んだ原因となった可能性があると見ています。

      大量死 ほかの水族館でも

      水族館で魚などが大量に死ぬケースはほかの水族館でも起きています。

      東京 江戸川区の葛西臨海水族園では、クロマグロなどの回遊魚を多いときで190匹飼育していましたが、3年前の11月から相次いで死に翌年の3月には1匹が残るだけとなりました。その後の調査で、水中に溶け込んだ空気の濃度が異常に高くなり、血管に気泡ができる「ガス病」の疑いがあるほか、産卵行動に伴うストレスなど複合的な要因が重なったという報告書をまとめました。水族館では水中の気体の濃度を図る機器を新たに導入するなどの対策をとりました。

      また、ことし9月には「横浜・八景島シーパラダイス」が、展示をしていない水槽で飼育していた「シンカイハクトウギンチャク」などの深海生物94匹が、冷却設備が故障し水温が上昇したことなどで、すべて死んだと発表しました。水族館では水槽や生物ごとに水温の管理やエサやりなど基本作業のマニュアルを作ったほか、夜間など、担当の飼育員がいない時でもほかのスタッフが異変に気づけるよう、注意点を張り紙で示すなど再発を防ぐ対策をとったということです。

      専門家「失敗の教訓生かすことが大切」

      水族館で魚などが大量死するケースが起きていることについて専門家は、「今の水族館では展示が大型化し、これまでにない管理や飼育に直面している」と管理の難しさを指摘したうえで「失敗の教訓をほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話しています。

      水族館の飼育員を務め、今も水族館のアドバイザーをしている北里大学海洋生命科学部の三宅裕志准教授は、「世界的に見ても日本は水族館の数が多い。目の肥えた来場者を満足させるため、展示が大型化したり、水の流れを作ったりとこれまでにない工夫を求められている。飼育員は経験したことのないような管理や飼育に直面していると言える」と指摘しています。そのうえで「進化する水族館を運営する中で失敗が起きる事態は避けられない。失敗を教訓にしてほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話しています。

      現在、各地の水族館の飼育員が集まり、飼育方法や繁殖方法のノウハウを発表し合う機会があり、こうした場で失敗事例も共有していくことが求められているということです。

      “水族館大国” サービス競争にリスクも

      海に囲まれた日本は、複数の専門家が“水族館大国”と呼ぶほど水族館が人々の身近にある一方で、新たなサービスに挑戦することはリスクを伴うと指摘する専門家もいます。

      東海大学の海洋科学博物館の前館長で、水族館の研究を続けてきた西源二郎さんは、日本における水族館の数について明確なデータはないとしたうえで、「近年は100前後で推移し世界でも多く“水族館大国”と呼んでもいい」と話しました。その背景としては「南北に長く、同じ国の中でさんご礁と流氷が見られるといったように海や魚が常に身近にあるため」と指摘しました。

      一方で、西さんは、現状について、それぞれの水族館が「マンネリ化」を避けるために大がかりな展示など、新たなサービスを競い合い運営や管理の負担が増している可能性を指摘しています。

      そのうえで西さんは「海や魚など水の中のことについては、いまだに未知の部分が多く、新たな挑戦を行う姿勢は非常に大切なことだ。ただ、それにはリスクが伴う。本来、水族館には教育的側面があり、単に人を呼ぶことだけを考えた取り組みには懸念もある」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171109/k10011217431000.html

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    6. ふだんからぽつりぽつり死ぬ程度で飼っておけば「大量死」のリスクは下がる。上手に飼って死なさないようにすればするほど「大量死」のリスクを抱えることになる。

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    7. 基本は、病気にかけないことではなくて、いかに病気にかけて死なさないように立ち上げるかだ…

      病気を何度もくぐったものほど丈夫になる、だ。

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  32. 元環境庁長官 桜井新氏が死去
    11月10日 17時44分

    自民党の元国会議員で環境庁長官などを務めた桜井新氏が9日夜、新潟県内の病院で亡くなりました。84歳でした。

    桜井氏は新潟県出身で、故田中角栄元総理大臣の後援会組織「越山会」の青年部長などを務めたあと、昭和55年の衆議院選挙で旧新潟3区から立候補して初当選し、連続6期務めました。

    この間、平成6年に村山内閣で環境庁長官に就任しましたが、先の大戦について「日本も侵略しようと思って戦ったのではなかったと思っている。日本だけが悪いという考え方で取り組むべきではない」と述べて更迭されました。

    その後、平成12年の衆議院選挙で落選し、平成13年に参議院議員に転じ1期務めました。
    そして平成19年の参議院選挙には立候補せず、政界を引退していました。

    桜井氏は肝臓がんを患い新潟県内の自宅で療養していましたが、9日に容体が悪化し、9日夜、新潟県内の病院で亡くなりました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011219081000.html

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  33. 東京と神奈川流れる境川、小魚500匹以上死ぬ
    2017年11月14日14時16分

     神奈川県相模原市は13日、東京都町田市との間を流れる境川で、死んだ小魚が500匹以上見つかったと発表した。

     水質を調べたが異常はなく、原因は特定できなかった。周辺環境への影響も確認されていないという。

     市環境保全課によると、12日午後4時40分頃、常矢橋(中央区上矢部)付近で、体長約10センチの小魚20~30匹が川底に沈んでいると市民から通報があった。川の水を採取して調べたが、問題はなかった。

     市は13日にかけて周辺を調べ、中村橋(同区宮下本町)から共和橋(同区淵野辺本町)までの約2・6キロの範囲で大量の死んでいる小魚を回収したという。

     市では町田市や河川を管理する県津久井治水センターと連携し、原因を特定する調査を継続する方針。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171114-118-OYT1T50036

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  34. ゼニタナゴの成魚、11年ぶり発見 秋田の雄物川
    11/14(火) 13:01配信 朝日新聞デジタル

     水中に含まれる魚のフンなどの「環境DNA」を使った調査で、絶滅危惧種「ゼニタナゴ」の成魚が秋田県・雄物川で11年ぶりに見つかった。神戸大や秋田県立大などの研究チームが14日、発表した。

     ゼニタナゴは、コイ科の淡水魚で全長約8センチ。かつては利根川や北上川などに広く生息していたが環境の悪化などで激減し、環境省のレッドリストで「絶滅危惧IA類」に指定されている。現在は東北地方の約10カ所のため池などで生息が確認されている。ただ、大河川で成魚が捕獲されたのは2005年の雄物川が最後で、その後は捕獲記録はなかった。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000033-asahi-soci

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    1. 環境を整えてやればナンボでも増やせるけどな…

      養殖増殖はわりとたやすい魚類。

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    2. ヌマ貝(ドブガイ)との共生関係をつくってやることが必須だけどね。

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  35. イトミミズで汚泥減量、処理費用削減へ実験中
    2017年12月10日18時29分

     下水を浄化する際に発生する汚泥の処理にイトミミズを役立てようと、和歌山県が下水処理施設「那賀浄化センター」(岩出市)で実験を進めている。

     汚泥の量を減らすと処理費用の削減につながるためで、2019年度まで実験を続け、有用性を確かめる。

     イトミミズは糸のように細い長さ数センチのミミズで、下水管や溝に生息。パイルを沈めた処理槽にすみ着かせることで、自然に増殖しながら汚泥を食べてもらうことを狙う。梅加工場で実験した際には、汚泥の約8割を減らせたという。

     汚泥は、下水を処理する際に発生するバクテリアなどの固まりで、昨年度の同センターでの処理費用は約1700万円。県下水道課は「大規模な施設を造らずに、厄介な汚泥に対処できる。効果を確かめ、普及を目指したい」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171209-118-OYT1T50022

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    1. 下水汚泥をエサにして増えた「イトミミズ」の処理はどうんすんだろうねえ…

      人が食う魚や鶏や豚のエサにはできんし、畑の肥やしにもできんしなあ…

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  36. 国内で初確認の害虫 長野県以外では確認されず
    12月20日 20時23分

    ことし8月に国内で初めて長野県で見つかった病害虫について、農林水産省は全国を調査した結果、長野県内では117の畑で確認された一方、ほかの都道府県では確認されなかったことを明らかにしました。

    農林水産省はことし8月に国内で初めて長野県で見つかった砂糖の原料となるテンサイなどの病害虫、「テンサイシストセンチュウ」について、全国で調査を進め、20日、専門家などからなる対策会議で結果を報告しました。

    それによりますと、長野県内では、初めて見つかった畑を含めて合わせて117の畑で確認された一方、長野県以外の都道府県では確認されなかったとしています。

    また、侵入経路を特定するため、長野県の農家などから聞き取り調査をしましたが、病害虫が付着する可能性がある肥料や農業資材を海外から仕入れた事例は見つからなかったということで、経路の特定はできていないとしています。

    農林水産省は、まん延を防止するため、来年以降も発生が確認された畑で、土壌の消毒をするとともに、土壌を移動しないよう呼びかけることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171220/k10011265841000.html

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  37. びわ湖の固有のコイ 生態調査へ
    01月10日 08時10分 NHK関西 NEWS WEB

    びわ湖固有のコイの保護を進めようと、国立環境研究所が今年から詳細な生態の調査に乗り出すことになりました。
    びわ湖では、一般のコイに混じって、背びれが特殊な形で、体が細長い、固有のコイがいることが分かっています。
    このコイはかつては日本各地で生息していたとされていますが、その詳細な生態はわかっていません。
    このため、去年、滋賀県に新たな研究拠点を立ち上げた国立環境研究所は、びわ湖固有のコイの保護を進めようと、今年から約3年をかけて生態の調査に乗り出すことにしました。
    研究所によりますと、びわ湖固有のコイは一般のコイと同じ様に、春から秋にかけて湖の沿岸で産卵しますが、交雑が進まずに固有の個体が残っていることから産卵の時期や場所が違う可能性があるということです。
    また、びわ湖固有のコイは冬場に水深20メートル以上の深い場所で生息するとみられていて、こうした行動も発信器をつけて詳細に調べるということです。
    国立環境研究所琵琶湖分室の馬渕浩司主任研究員は「コイとともにびわ湖固有のホンモロコやフナ類の調査も行い、びわ湖の資源回復に役立てたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180110/3683331.html

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    1. んなもんほっといてもだれも困らないし、だれの得にもならん…

      余計な仕事こさえてんじゃないよ、自然環境保護詐欺師どもめが。

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    2. (天然水系の)内水面漁業で生計たてて生業を営む漁労民なんて、もはや「絶滅」同然だろ。やっているといてもほぼ「趣味」の域でしかない。

      ほんとうは霞ヶ浦の鯉の網いけす養殖が一番規模が大きかったはずなのにな…

      いまのそれは、闇流通の裏稼業みたいなものでしかなくなっている。なんつったって、いまの防疫制度のなかでは、ウイルス感染済み個体を全国にばらまいているようなものなのだから…

      最初の制度の設定に誤謬があれば、当たり前のものが当たり前に存在することができなくなる、そういう典型例、見本のような「制度」。

      農水省の担当部課のヒトビトは、この制度が現実から乖離していることを重々承知しながら、ながらく放置している。そういう愚かしい姿をさらし続けていることによく我慢できているものだと思うよ。

      余計なところにやけに忍耐強いものだと、あきれてみているしかない。

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    3. やらなくていい仕事はせっせとなんぼでもやりあがるけれど、やらなきゃならん仕事はなかなかやり始めない、それが「役人の仕事」「お役所仕事」ってやつでしょうかねえ…

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  38. この連載について=関西発 連載
    2018年1月5日0時0分

     私たちの遺伝の謎は解明されつつある。この30年間のDNA研究の発展で、人間の全遺伝情報(ゲノム)が解読され、遺伝子を操作して病気を治す試みも進む。年間企画「平成時代 DNAの30年」の第1部「読み解く」は、DNA研究の現在と将来を考える。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180105-120-OYTAT50015

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    1. 「平成時代 DNAの30年」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/list_KANSAI%255fRENSAI%2509%25E5%25B9%25B3%25E6%2588%2590%25E6%2599%2582%25E4%25BB%25A3%25E3%2580%2580%25EF%25BC%25A4%25EF%25BC%25AE%25EF%25BC%25A1%25E3%2581%25AE%25EF%25BC%2593%25EF%25BC%2590%25E5%25B9%25B4

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    2. [平成時代 DNAの30年] 「読み解く」(1) ヒトの設計図違いは0.1% =関西発 連載
      2018年1月5日5時0分

       昨年11月、米国発の1本のニュースが世界を駆けめぐり、各国の研究者たちに大きな衝撃を与えた。

       「生きた人間の体内で遺伝子を改変した。これは、人類初の試みである」

       詳細は次のような内容だった。米国に難病の「ムコ多糖症2型」を患う40歳代の男性がいる。彼は肝細胞の遺伝子に異常があり、肝臓で必要な酵素を作れず苦しんでいる。そこで、薬品を注射する方法で彼にゲノム編集を施し、彼の体の中で、肝細胞の遺伝子を改変した――。

       試みたのは米カリフォルニア州のバイオ関連企業だった。「ゲノム医学のフロンティアに立った」。同社がホームページで宣言すると、瞬く間にニュースが広がり、ネット上に書き込みが殺到した。

       「すごすぎる。神の領域に近づいた!」

       「大丈夫なのか? 猛烈な副作用がありそう」

       ゲノム編集を施す治療は米国や中国で臨床試験が進んでいる。ただ、これまでは患者の体外で行うものばかりだった。患者の体から細胞を取り出し、遺伝子を修復し、細胞を体内に戻す方法だ。

       「患者の体内で」となると訳が違う。今まで治療が難しかった多くの病気が治せる可能性が高まるが、失敗して関係のない遺伝子を傷つけて、がんなどを引き起こしてしまうかもしれない。それは取り返しがつかない事態だ。

       「いよいよそんな時代が来たか」。ニュースを聞いた大阪大ゲノム編集センター長の真下知士ましもともじ(46)は、期待とともに一抹の不安も感じた。



       親の特徴は、なぜ子どもに伝わるのか。遺伝の謎を探る研究が本格化したのは20世紀に入ってからだ。DNAの二重らせん構造が解明されたのも、1953年のことだ。

       元号が「平成」に変わった翌年、大きな進展があった。DNAにあるゲノムを解読する国際プロジェクト「ヒトゲノム計画」が始まったのだ。

       呼びかけ人の一人は、二重らせん構造の解明でノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトソン(89)だった。当時、人間のゲノムを解読するには何十年もかかると言われた。各国の協力が必要だった。

       大阪大教授(現名誉教授)・松原謙一(83)はその頃、米国で開かれた研究会の昼休み、旧知のワトソンからプロジェクトへの参加を求められた。

       「ケンイチ、世界のために日本もやってくれ」

       返事は保留したが、帰国後、ワトソンは手紙まで送ってきた。「参加しないと、日本の生命科学は世界に後れを取る」と確信した松原は国に参加を働きかけ、プロジェクトを進める研究者組織「ヒトゲノム国際機構」の初代副会長にも就いた。



       解読は日米欧で進められ、2003年に完了した。人の遺伝子は2万数千個あるとわかった。どの染色体のどの部分にどんな働きをする遺伝子があるのか。それを示す「設計図」が明らかになった。

       ただ、DNA全体では、遺伝子のない部分の方がずっと多かった。「解読が終わっても、ゲノムの多くは未解明。生命はまだまだ神秘だ」と松原は思う。

       その後の研究で、人間のゲノムは99・9%が同じだとわかってきた。残りのわずか0・1%の違いが一人ひとりの違いを生んでいるという。身長や体格、目の色や髪の色、すべてゲノムが関係している。

       遺伝子工学に詳しい京都大iPS細胞研究所の特定拠点講師、堀田秋津(39)は考える。「ゲノムのわずかな違いによって世界にいろんな人が存在している。そして生物の進化にもつながった。ゲノムの本質は、多様性ということだ」

       そんなことも、わかり始めている。(敬称略) 

      <DNAと遺伝子>

       DNAとは、染色体の中にあり、様々な遺伝情報を記憶している物質のことだ。2本の帯がらせん状に絡んだ構造で、内側にA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)という4種類の「塩基」が対になって並んでいる。

       DNAのうち、遺伝情報にあたる部分が「遺伝子」。生命に必要なたんぱく質を作るための“指令文”が書かれている。人には2万数千個あり、どの染色体にどの遺伝子があるかは決まっている。例えば、血液型を決める遺伝子は9番染色体の端の方にある。DNAが1冊の本だとすると、遺伝子はそこに書かれている文章にあたる。 

      ◇人類全体でルール作りを

       ヒトゲノム国際機構で会長を務めた東京大名誉教授の榊佳之さん(75)にDNA研究の成果と課題を聞いた。(聞き手・諏訪智史)

       平成の30年は、人間がゲノムを読み、編集し、自分たちで作り出すようになった時代と言える。

       ヒトゲノムが解読されたことによって、病気の原因となる遺伝子が次々に見つかった。単一で病気を発症させる遺伝子は現在、5000個以上も知られている。遺伝子によって様々な病気を診断でき、治療薬も開発されるようになった。

       一方で、わかり過ぎるようにもなった。最近の出生前検査では、妊婦の血液を調べるだけで、胎児にダウン症につながる染色体異常があるかどうかがわかる。そのため、陽性と診断された妊婦のほとんどが人工妊娠中絶を選んでいる。「命の選別」は防がねばならない。

       ゲノム編集の技術も進歩した。自然界で起きる遺伝子の突然変異を人間が簡単に作れてしまう。難病の治療や農作物の改良などへの応用が期待できるが、悪用の恐れもある。スポーツ選手のゲノムを編集してドーピングのような効果を得たり、強力な毒を持つ細菌兵器を作ったりできるかもしれない。

       生物のゲノムを人工的に作る研究も始まっている。人間の思い通りに塩基を並べて一つにつなぎ、生きた細胞の中に入れる。新たな生命を作り出す試みだ。米国では何千億円という投資がなされており、自然界に存在しない細菌がすでに誕生している。ゲノム編集の次に注目される。

       この間、生命の理解は進んだが、研究はどこまでが許容されるのか。人類全体で議論を深め、適切なルールを設けていく必要がある。

      さかき・よしゆき 1942年、名古屋市生まれ。東京大理学系研究科博士課程修了。2002~05年、ヒトゲノム国際機構会長を務める。14年から静岡雙葉ふたば学園(静岡市)理事長。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180105-120-OYTAT50016

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    3. [平成時代 DNAの30年] 「読み解く」(2) 日本人のルーツ探る =関西発 連載
      2018年1月12日5時0分

       2003年に人間の全遺伝情報(ゲノム)が解読された後、様々な国の人たちのゲノムが解読されていった。一人ひとりのゲノムの違いは0・1%に過ぎない。しかし、そのわずかな違いを比べれば、私たちの祖先を探ることもできる。

      ◆福島の縄文人骨分析

       「そんな方法があるのか」。福島県立博物館で考古学を担当している専門学芸員・高橋満(47)は、今も驚いている。地元の遺跡で出土した縄文人の骨について、2年前、DNAを調べることによって意外なルーツが明らかになった。

       遺跡は三貫地さんがんじ貝塚。太平洋に面した福島県北部にあるこの遺跡は、明治時代に発見され、縄文人の骨が100体以上も出土した。国内有数の縄文遺跡だ。

       長い間、発掘調査が続けられ、1988年に報告書が出された。この縄文人たちは木の実やシカ、イノシシを食べ、墓を作っていたという。だが、一体どこから来た人々なのか。それはわからなかった。



       骨は東大の博物館に保管されていた。国立遺伝学研究所教授の斎藤成也(60)は、その数の多さに注目していた。借りてきた男女2人の奥歯の細胞核から微量のDNAを採取した。

       最新の分析装置でゲノムを解読。中国人、ベトナム人、南米の先住民など、いろいろな民族と比較した。

       その結果、三貫地の縄文人のゲノムは、中国人やベトナム人のそれとはかけ離れており、太古にアフリカからアジアへ渡った人々から2万~4万年前に分かれた集団の子孫であることが判明した。

       がっしりした体つきに彫りの深い顔。全国各地で出土した骨などから、縄文人は、北東アジアや東南アジアの人々に近い存在と考えられてきた。見直しが必要だという。

       後に渡来した弥生人らと混血が進んだため、三貫地の縄文人のゲノムのうち、現代人に受け継がれたのは12%だという。斎藤は「様々な古代人のDNAを調べれば、日本人の起源をより詳しく解明できる」と語る。



       ただ、今回はまだ、「三貫地の縄文人が古い時期に枝分かれした」ということがわかっただけだ。男女2人のDNAを調べたに過ぎない。

       高橋はDNA分析には期待している。将来、三貫地の縄文人の全員の骨を調べれば、もっと多くのことがわかるだろう。親子関係や婚姻関係が明らかになる可能性もある。ムラの構造がわかり、関東や西日本など他の縄文人たちとの関係にも迫れるかもしれない。

       「考古学は土器や石器から当時の社会を考えていく。いつ作られ、どこへ運ばれたなど物の流れはわかるが、人間の姿は見えにくい。DNA分析で、古代社会をより豊かに復元できる可能性がある」と考えている。

      ◆「出雲と東北類似」で新説

       日本人のルーツに関して、ほかにも様々なことがDNAからわかり始めている。

       出雲弁と東北弁が似ていることは昔から知られてきた。同じズーズー弁。松本清張の小説「砂の器」でも取り上げられた。斎藤が島根県出雲市出身者らのDNAを調べたところ、出雲の人々はDNAも東北の人と似ている可能性が高いことがわかった。

       この結果から、斎藤は日本人の起源に新説を唱える。日本人の祖先は、縄文時代までに列島に来た狩猟民と弥生時代以降に渡来した稲作民が考えられてきた。新説では、この二つに加え、縄文後期~晩期に渡ってきた集団を想定。この集団が、後から来た弥生人らに押され、出雲や東北へ移り住んだとみる。

       このほか、日本人に多い「下戸」に着目した研究もある。アルコールは、肝臓で毒性物質になり、酵素の働きで分解される。この酵素をうまく作れない「下戸遺伝子」を持つ人は飲酒後、頭痛などに悩まされる。

       北里大准教授の太田博樹(49)によると、下戸遺伝子の持ち主は中国南部と日本に集中している。感染症予防に関係があるらしい。感染症を起こす寄生虫は、血液中の毒性物質の濃度が高いと増殖しないという。

       中国南部は稲作発祥の地。お酒の文化も広まった。ある時、感染症が流行。下戸遺伝子を持つ人たちが生き延び、子孫が稲作とともに日本へ渡った――。そんな可能性があるという。

      (敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180112-120-OYTAT50003

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    4. [平成時代 DNAの30年] 「読み解く」(3) 遺伝子解読難病治療に光 =関西発 連載
      2018年1月19日5時0分

       親から子へと受け継がれる全遺伝情報(ゲノム)の中には、病気の原因となるものもある。人のゲノム解読によって病気と関係する遺伝子が次々に見つかってきている。 

       成長期に筋肉が育たず、知的発達の遅れも伴う難病「福山型筋ジストロフィー」は、東京女子医大名誉教授の福山幸夫(2014年に死去)が1960年に初めて報告した後、長く原因不明だった。

       「何とか治療法を見つけてあげたい」

       東京大教授の戸田達史(57)は約30年前、勤務先の病院で初めて患者たちと出会った。ほとんど動けない体でもベッドの上で明るく話そうとする姿に突き動かされた。

       89年、患者や家族の血液からDNAを抽出して病気の原因遺伝子を見つけ出す方法があることを、たまたま参加した研究会で知り、「これだ」と思った。

       全国数百か所の医療機関に手紙で協力を求め、訪ねて採血。地道な解析を続け、98年、原因遺伝子を突き止めた。筋肉の維持に必要な酵素を作る遺伝子に、別の遺伝子の断片が入り込んで、酵素がうまくできなくなっていた。

       大阪大や神戸大で研究を続けた戸田は、製薬会社と共同で治療薬の候補物質を合成し、動物実験を続けている。人への効果は未知数だが「実用化したい。薬を待ち望んでいる患者や家族のため、失敗は許されない」と力を込める。



       病気の原因遺伝子の機能を補う「遺伝子治療」の試みは、90年代後半に始まった。当初は技術が未熟で、重い副作用が報告され、研究は度々中断したが、近年は神経難病のパーキンソン病など幅広い分野で臨床応用に向けた研究が進む。

       中でも2000年代から急速に進歩した、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」の技術の応用では、米国が先行する。09~14年、エイズ患者12人に世界初の治療を実施。患者の血液から免疫細胞を集め、ゲノム編集でエイズウイルス(HIV)が感染しない細胞に変えて体内に戻すと、大半の患者で体内のウイルスが激減した。

       中国でも16年以降、がん患者の免疫細胞をゲノム編集で活性化させて治療する試みが進んでいるという。

       これに対し、日本での動きは鈍い。血友病などのマウスをゲノム編集で治療する基礎研究は行われているが、副作用への警戒感などから、臨床応用のめどは立っていない。

       米中などでは、人の受精卵にゲノム編集を施し、誕生前に遺伝病を治す基礎研究も始まっている。日本では、基礎研究の実現を前提としたルール作りが始まったばかりだ。

       遺伝子治療に詳しい大阪大教授の金田安史(63)は「遺伝子を操作する医療がどこまで許されるのか、真剣に考える時代に入った」と指摘する。



       一方、病名がはっきりしない難病などの診断にゲノムを活用する「遺伝子診断」は、全国の大学病院などに広がっている。

       鳥取大病院(鳥取県米子市)は14年、実際の診断に最新装置を導入。患者の血液を調べ、約4800種類の遺伝子で変異がないか確認している。実施した53人のうち、23人で神経難病などが特定できた。

       ただ、治療方法がない現実を突き付けられたり、患者の家族も将来、発症の可能性が高いと判明したりする場合も。同大学教授の難波栄二(61)は「患者や家族にとって不利益になる場合もあることを十分に理解してもらう必要がある」と話す。 

      ◆弥生人から受け継いだ「変異」

       福山型筋ジストロフィーの原因となる遺伝子の変異は、2000年以上前の弥生時代に、たった一人の体内で起こり、子孫に受け継がれたものだった。DNAの解読から、そんなことまでわかるようになってきている。

       戸田らが特定した原因遺伝子は、12人の患者とその家族のDNAを解析した結果、見つかった。

       遺伝子に生じた変異の仕組みが同じだったことから、共通の祖先から受け継いだとみて、さらに100人以上の患者についても詳しく調べた。その結果、変異は今から約100世代前に、1回だけ起きたことが判明。1世代を20~25年と推定すると、弥生時代にあたる2000~2500年前まで遡る計算だ。

       現在、日本人の90人に1人が同じ変異を持つが、病気になるのは父、母の双方から受け継いだ人だけ。患者は推定1000~2000人という。

       小学2年の長男(7)を患者に持ち、家族会に参加している東京都江東区の女性は「患者や家族たちは、同じ遺伝子を持つ遠い親戚同士。励まし合いながら生きている」と話す。(敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180119-120-OYTAT50013

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    5. [平成時代 DNAの30年] 「読み解く」(4) わずかな痕跡容疑者示す =関西発 連載
      2018年1月26日5時0分

       10億分の1グラム。気の遠くなるような、少なさだ。「これだけで十分、鑑定できる」。千葉県柏市の郊外にある警察庁科学警察研究所で、主任研究官の関口和正(50)は胸を張った。

       現場に残ったわずかな血痕や唾液、爪、毛根。そこからDNAを検出し、容疑者を特定する「DNA鑑定」の技術はこの30年間、急速に発展し、捜査を変えた。

       採取したDNAが別人のものと一致する確率は、国内では4兆7000億人に1人。ほぼ間違えない。「個人を識別する技術は完成の域に達している」と関口は言う。

       DNA鑑定は1985年に英国で開発された。科警研が導入したのは89年。当時はまだ、現場に残された血痕などから容疑者の血液型を特定する程度の識別法しかなく、大きな期待が寄せられた。

       だが、精度は低く、数百人に1人の割合で別人と一致する恐れがあった。「指紋ほど正確ではない」とも言われた。

       精度が上がり始めたのは2000年代。過去の判決を覆す例も増えた。90年の足利事件では、昔の鑑定で有罪判決を受けた男性が、鑑定のやり直しで無罪となった。97年に発生した東京電力女性社員殺害事件では、無期懲役の判決を受けた男性が最新技術によるDNA鑑定で無罪となった。

       いまやDNA鑑定抜きに捜査は語れない。全国の警察が1年間に行ったDNA鑑定の件数は、92年は22件だったが、2016年には約30万件だ。

       警察庁は容疑者のDNAの型を登録するデータベースも作った。登録数は昨年末現在で約104万件に上っている。



       DNA鑑定は、捜査以外でも活用が進む。京都大教授の玉木敬二(60)らは、DNAの配列の違いから、「またいとこ」までの血縁関係を判別する手法を開発した。現在の一般的な技術で鑑定できるのは親子や兄弟姉妹の関係までが限界だ。玉木の手法なら、災害時の身元不明遺体の調査などに役立つという。

       鑑定を請け負う民間業者も増えた。「依頼の半分は親子鑑定だ」。ある民間業者は語る。体外受精で生まれた子が、本当に自分の子かどうかを確認したいという相談もひっきりなしだ。鑑定費用は1回2万円前後が相場という。



       課題もある。「高感度になったがゆえの『落とし穴』がある」と、指摘するのは関西医科大教授の赤根敦(57)だ。近年の技術はわずかなDNAでも検出できるため、偶然混ざった他人のDNAを検出してしまうことがある。

       05年に茨城県で女児の遺体が見つかった事件では、遺体の手に付着していた微量のDNAが、捜査員のものと一致した。捜査員が不用意に遺体の手を握った際に皮膚片が付着したためだった。誤った情報に警察は翻弄された。

       また、鑑定業者の中には、依頼者から提供された細胞を海外の業者などに送り、鑑定してもらった結果を通知するだけの会社もある。これは、DNAという「究極の遺伝情報」の海外流出という問題を招く。

       元科警研所長の名古屋大名誉教授、勝又義直(74)は「鑑定のあり方について、規制も含めて議論するべきだ」と話す。

      ◆塩基の並び順で識別

       DNAは、4種類の「塩基」と呼ばれる物質が約30億対、並んでできている。並び方はバラバラだが、途中、同じ並び順が何回か繰り返すことがある。何回繰り返すかは人によって違う。そこに着目したのがDNA鑑定だ。何回繰り返しているのか、その違いを比べることによって個人を識別する。

       例えば、山田さんのDNAを鑑定すると、塩基がずらりと並んでいる中で、「AATG」という並び順が6回繰り返していた。ところが、佐藤さんのDNAでは、山田さんより2回多い8回も繰り返していた。

       もし、事件現場に残っていたDNAを鑑定した結果、繰り返しが6回であれば、山田さんが容疑者である可能性が高くなる、という具合だ。

       こうしたDNAの違いは、親子ですらある。地球上で唯一同じなのは、一卵性双生児だけだ。

       DNAを増やす技術もある。事件現場に残されたDNAはたいてい、わずかな量でしかない。だから鑑定は大変だ。そこで、DNAの調べたい部分を機械で数十万~100万倍に増やす技術も開発された。「PCR法」と呼ばれている。(敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180126-120-OYTAT50004

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    6. [平成時代 DNAの30年] 「読み解く」(5) 魚の種類1杯の水で =関西発 連載
      2018年2月2日5時0分

       海や川からコップ1杯の水をくむだけで、そこにすむ魚の種類がわかる。動物のふんなどに混じって放出され、水の中に漂う環境DNAを読み解く手法が今、希少動物や生態系の調査方法を大きく変えようとしている。

       2015年からこの手法を琵琶湖(滋賀県)の魚類調査で試している龍谷大講師の山中裕樹(38)は「環境DNAの検出結果を見て、外来種の広がり方の深刻さに衝撃を受けた」と話す。

       年4回、琵琶湖を車で1周して沿岸21か所で水をくみ、含まれている環境DNAを調べたところ、外来種のオオクチバス(ブラックバス)やブルーギルのDNAが、ほぼ全ての調査地点で一年を通して検出された。

       琵琶湖では1980年代後半からオオクチバスなどが急増し、固有種の生存を脅かしているとして問題化。滋賀県は外来種の駆除に力を入れてきたが、調査結果は対策の難しさを浮き彫りにした。

       一方、固有種のホンモロコのDNAは湖北側で産卵期の春だけ検出された。普段は沖合にいるとみられる。

       従来の調査では船を出し、定置網を仕掛けるなどして魚を捕獲していたため、1か所だけで何日もかかったが、この方法なら琵琶湖全域の現地調査が1日で終わった。活用が広がれば、各地の生態系の把握が、よりスムーズになるかもしれない。



       環境DNAは、DNA研究の中でも新しい分野だ。最初の報告は2008年、仏チームが池の水からウシガエルのDNAを検出したこととされる。日本でも、川や海の魚類のほか、夜行性で発見が難しいサンショウウオなどの調査で成果を上げてきた。

       陸上の生物にも応用が広がる。東京農業大教授の松林尚志ひさし(46)は16年、マレーシア・ボルネオ島北部の熱帯雨林で、野生動物の調査に環境DNAを活用。動物たちの水飲み場になっている湧き水の周辺にたまった水を調べると、オランウータンやアジアゾウ、牛の仲間のバンテンなど6種類の絶滅危惧種のDNAを検出できた。

      湧き水近くに姿を現したボルネオ島のオランウータン(松林教授提供)

       これまでは無人カメラを数か月以上設置して、動物が実際に来る姿を捉えるチャンスを待つしかなかった。松林は「開発のスピードが早い東南アジアでは、短期間で生態系を調べる必要性に迫られており、強力な調査手段になる」と話す。



       課題も指摘されている。環境DNAに詳しい龍谷大教授の近藤倫生みちお(44)は「希少な生物がどこにいるか簡単にわかるので、密漁や乱獲に悪用される恐れがある」と懸念する。

       調査の具体的な手順や得られたデータの管理方法について、現在は統一したルールがない。近藤らは今春、環境DNAに関する初の学会を設立して課題をまとめ、調査のマニュアル作りなどを進める方針だ。「適切なルールを作り、将来は各地で環境DNAを定期的に調べて、気象観測のように生態系の異常をいち早く察知できるようにしたい」と、近藤は語る。

       生命の設計図・DNAを読み解く技術は、身近な医療から熱帯雨林の環境まで社会全体に波及してきた。今後、この技術をどう使いこなしていくかが問われている。

      ◆繁殖計画に一役、ペアの相性も判明?

       DNAを調べる技術は、動物の飼育や繁殖、生態の研究などにも欠かせないものになっている。

       京都市動物園ではペンギンやインコなどの鳥類で、DNAを調べて性別を判断している。外見だけでは判別が難しく、雄のつもりで飼育を始めた個体が雌だったというケースもあったためで、繁殖計画に役立てているという。

       また、サルなどではDNA検査で親子関係を把握している。同園の獣医師は「貴重な動物の飼育を続けていくには適切に繁殖させる必要があり、DNAの情報が役立っている」と話す。

       京都大野生動物研究センターは2008年から様々な動物のDNAを収集し、現在は620種、約2万7400個体のDNAを保存。動物の性格や行動と、遺伝子との関連を調べている。同センター長の村山美穂(53)は「イヌなどでは性に関わるホルモンの遺伝子の違いから、攻撃的な性格かどうかがわかる。繁殖させる動物のペアの相性などを調べる手法に応用したい」と力を込める。

      (敬称略、第1部終わり。冬木晶、諏訪智史が担当しました)

      ◆環境DNA 水や土壌など環境中に含まれる生物のDNA。動物の場合、ふんや唾液、粘液などに混じって放出される。生物の種類だけでなく、DNAの量から個体数を推定する研究も進んでいる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180202-120-OYTAT50000

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  39. インチキ医科様ネタ「DNA」「遺伝子」に、どこからともなく銀バエのように寄ってたかって群がるヒトビトのカタログみたいだなあ…

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  40. すむ魚 水だけで特定…学会、今春設立へ 環境影響評価へ活用期待 「環境DNA」に注目
    2018年1月30日15時0分

     魚のふんなどから海や川に放出される遺伝情報「環境DNA」を分析する技術に関する学会が、今春設立される。採水するだけでどんな生物がすんでいるかを把握できる技術として発展させ、絶滅危惧種などの調査への活用などを国に働きかけていく。

     生息する魚などの種類を調べるには、通常、潜って観察したり、捕まえたりして1匹ずつ鑑定する。しかし、生物のふんや分泌物などから水中に出る環境DNAを分析すれば、周辺に生息する様々な生物の種類を一気に特定できる。

     国内では2010年以降、研究者がマアジやクロダイ、オオサンショウウオなどで有効性を確かめてきた。

     現在は、水からDNAを抽出する手順などが研究者によって異なり、公共事業に伴う環境影響調査などには利用されていない。新たに発足する一般社団法人「環境DNA学会」では、統一マニュアルを作り、環境省などにも参加を呼びかけて実用化を目指す。

     学会の理事長に就任予定の近藤倫生みちお・龍谷大教授(理論生態学)は「絶滅危惧種の把握や、海洋汚染が起きた場合の影響など、様々な調査に応用できる。日本は環境DNAの研究で世界をリードしており、学会で議論を深めて信頼される調査方法に育てたい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180130-118-OYTPT50275

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    1. すむ魚、水だけで特定…「環境DNA」に注目
      2018年1月30日16時45分

       魚のふんなどから海や川に放出される遺伝情報「環境DNA」を分析する技術に関する学会が、今春設立される。

       採水するだけでどんな生物がすんでいるかを把握できる技術として発展させ、絶滅危惧種などの調査への活用などを国に働きかけていく。

       生息する魚などの種類を調べるには、通常、潜って観察したり、捕まえたりして1匹ずつ鑑定する。しかし、生物のふんや分泌物などから水中に出る環境DNAを分析すれば、周辺に生息する様々な生物の種類を一気に特定できる。

       国内では2010年以降、研究者がマアジやクロダイ、オオサンショウウオなどで有効性を確かめてきた。

       現在は、水からDNAを抽出する手順などが研究者によって異なり、公共事業に伴う環境影響調査などには利用されていない。新たに発足する一般社団法人「環境DNA学会」では、統一マニュアルを作り、環境省などにも参加を呼びかけて実用化を目指す。

       学会の理事長に就任予定の近藤倫生みちお・龍谷大教授(理論生態学)は「絶滅危惧種の把握や、海洋汚染が起きた場合の影響など、様々な調査に応用できる。日本は環境DNAの研究で世界をリードしており、学会で議論を深めて信頼される調査方法に育てたい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180130-118-OYT1T50094

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  41. インチキいかさまな「千里眼」研究が、またぞろ大流行りらしいな…

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    1. DNA遺伝子詐欺師ペテン師衆も大挙混ざりこむ…

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  42. 平成29年度コイヘルペスウイルス病に関するPCR検査結果(平成29年12月22日更新)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/h29.html

    平成29年11月20日~平成29年11月26日(新潟県)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/k_pcr/2017/h291120_1126.html
    平成29年10月30日~平成29年11月5日(新潟県)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/k_pcr/2017/h291030_1105.html
    平成29年10月16日~平成29年10月22日(群馬県、三重県)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/k_pcr/2017/h291016_1022.html
    平成29年10月2日~平成29年10月8日(新潟県、大阪府)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/k_pcr/2017/h291002_1008.html
    平成29年9月25日~平成29年10月1日(島根県、茨城県、新潟県)
    http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/koi/k_pcr/2017/h290925_1001.html

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    1. これが何を意味しているかわかるかな?(笑)。

      役人も御用学者も、もはや思考停止、思考放棄状態らしい…

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  43. 肌は浅黒かった 英で発見の1万年前の男性 DNA分析
    2月8日 7時33分

    ロンドンにある自然史博物館などは、イギリス南西部で発見されたおよそ1万年前の男性の骨のDNAを分析した結果、肌が浅黒かったことが判明したと発表し、ヨーロッパ北部の多くの人たちの肌が白くなったのは、これまで考えられていた時期よりもっと最近であることを示すものだとして注目されています。

    この男性の骨はおよそ1万年前のものと見られ、イギリス南西部のチェダーにある洞窟で1903年に発見されたことから「チェダーマン」と呼ばれています。

    ロンドンにある自然史博物館などの研究チームは7日、頭蓋骨から採取したDNAを分析したとして、その結果を発表しました。それによりますと、チェダーマンは、肌が浅黒く、目の色は青かったほか、髪は浅黒い巻き毛だったということです。

    これは、チェダーマンの肌は白いと見られるという仮説を覆す結果で、ヨーロッパ北部の多くの人たちの肌が白くなったのは、これまで考えられていた時期よりもっと最近であることを示すものだということです。

    自然史博物館で40年以上にわたってチェダーマンを調べているという研究者は、「1万年前の人たちが浅黒い肌で青色の目だったとは想像していなかったため、とても驚いている」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180208/k10011320191000.html

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    1. DNAじゃわかるめえ…

      まだいまだに「ショウジョウバエの唾液腺染色体地図」みたいなお話を信じてるアホアホな連中、あるいは、そんな話で世間をまやかしにかけるようなあこぎな連中がいるらしい…

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  44. 昼寝いざなう遺伝子…体温下げ活動量を低下 京大などが確認
    2018年2月17日15時0分

     哺乳類や昆虫には「昼寝」に関連する遺伝子があり、これが働くことで体温を下げ、活動量を低下させているとの研究成果を、京都大などの研究チームが発表した。人にも同じ遺伝子があり、同様の働きをしている可能性があるという。論文が米専門誌の電子版に掲載された。

     生物は昼夜のリズムに合わせて約24時間周期で活動が変化する「体内時計」を持っている。チームは、人が昼過ぎになると体温が一時的に下がって眠くなることに着目し、マウスやショウジョウバエを使った実験で、この生命現象に関連する遺伝子を調べた。

     その結果、体内時計をつかさどる脳内に、活動時間帯の途中で体温を下げる働きをする遺伝子があることを発見。この遺伝子を働かないようにすると、昼寝の時間になっても、体温は下がらないことも確認した。

     チームは、哺乳類や昆虫の祖先が、遅くとも6億年前には、この遺伝子の働きを獲得したとみている。

      本間さと・北海道大客員教授(時間生物学)の話 「変温動物の昆虫と恒温動物の哺乳類は体温調節の方法が異なるが、体温を下げる仕組みが共通することは興味深い。ずっと活動していると体への負担が大きい。昼寝には体を休める重要な役割があると考えられる」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180217-118-OYTPT50279

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    1. なんだかチグハグな話ばかり…

      辻褄合ってると思ってるのかなあ?

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    2. 「昼寝」を誘う遺伝子…京大など発表 =関西発
      2018年2月17日15時0分

       「昼寝」に関連する遺伝子を哺乳類や昆虫が持っていると、京都大や米シンシナティ小児病院の研究チームが発表した。活動時間帯の途中で体温を下げ、活動量を低下させる役割があるという。哺乳類や昆虫の祖先は、少なくとも6億年前にはこの仕組みを獲得したとみられる。論文が米専門誌「ジーンズ・アンド・デベロップメント」電子版に掲載された。

       生物は昼夜のリズムに合わせて約24時間の周期で活動が変化する「体内時計」を持っているが、チームは人は昼過ぎになると体温が一時的に下がって眠くなることに着目。

       この生命現象に関わる遺伝子を調べるためにショウジョウバエやマウスを使って実験したところ、体内時計をつかさどる脳内に、活動時間帯の途中に体温を下げるように働く遺伝子を見つけた。この遺伝子を働かせなくすると、「昼寝」の時間になっても体温が下がらなかった。人にも同じ遺伝子があり、昼寝に関係している可能性があるという。チームの土居雅夫・京大准教授(神経生理学)は「生物は進化の過程で昼寝を促す仕組みを手に入れたのだろう」と話した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180217-043-OYO1T50013

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  45. 栗林公園でコイヘルペス、殺処分へ 江戸期から続く名勝
    4/18(水) 18:23配信 朝日新聞デジタル

     香川県は18日、国の特別名勝・栗林(りつりん)公園(高松市)の池でコイがコイヘルペスウイルス病(KHV病)により大量死し、国の指針に基づいて園内の残り約750匹をすべて殺処分すると発表した。

     県栗林公園観光事務所などによると、園内では六つの池にニシキゴイとマゴイが約1千匹いたが、2月初旬からこれまでに247匹が死んだ。県が死んだコイを検査し、17日にKHV病と確定したという。すでに池からの排水を止めており、今後すべてのコイを殺処分する。

     江戸時代から続く日本庭園の栗林公園は、池を優雅に泳ぐコイが見どころの一つ。だが、野鳥に食べられるなどして数が減り、県や地域住民らでつくる団体は2016年、若いニシキゴイを放流しようと、インターネット上で出資を募るクラウドファンディングを実施。目標の60万円を大きく上回る250万円が82人から集まり、17年までに計400匹を放流した。

     1万円以上の出資者52人にはコイの命名権も与えられ、自分や孫にちなんだ名前などを付けていた。同事務所の担当者は「こんなことになり残念。ご支援いただいた方には申し訳ない」と話した。(多知川節子)
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00000059-asahi-soci

    【写真】コイヘルペス病の発生を知らせる看板が栗林公園の入り口に設置された=2018年4月18日午後3時53分、高松市栗林町、福井万穂撮影
    https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180418003917.html?ref=yahoo

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    1. 香川 NEWS WEB
      栗林公園の池でコイヘルペス確認
      04月18日 17時46分

      高松市にある国の特別名勝、栗林公園の池でコイが「コイヘルペス」に感染していることが確認され、香川県は池に生息するコイをすべて処分することにしています。

      香川県によりますと、高松市にある栗林公園の敷地内にある「北湖」と「南湖」と呼ばれる池で、ことしの2月から17日までに247匹のマゴイやニシキゴイが死んでいるのが相次いで見つかりました。

      県では、国の研究機関に検体を送って検査をした結果、「コイヘルペス」への感染が確認されました。
      県内で「コイヘルペス」が確認されるのは5年ぶりで、栗林公園では初めてだということです。

      「コイヘルペス」はウイルスによって発症するコイ特有の病気で、コイ以外の魚や人に感染することはないということですが、県は、被害が拡大しないよう公園の池の水を周囲に排水しない措置を行うとともに、池にいるおよそ700匹のコイを処分することにしています。

      県によりますと、現在、公園にいるコイの多くは、地元の住民などがおととしと去年、放流したものだということです。

      栗林公園観光事務所の和泉誠司所長は「公園にコイが増えて来園者からも好評だった中、このようなことになり、とても残念に思う」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180418/8030000823.html

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    2. 「コイヘルペス」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%82%B9

      池の鯉 700匹全部処分します コイヘルペス発生で・栗林公園
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524047860/

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    3. 高松
      栗林公園、コイヘルペスで750匹殺処分へ
      毎日新聞2018年4月19日 10時12分(最終更新 4月19日 10時20分)

       香川県は18日、国の特別名勝「栗林公園」(高松市栗林町1)の池で死んだコイ2匹が、コイヘルペスウイルス(KHV)に感染していたと発表した。同公園では2月以降、約250匹のコイが死んでいる。県は感染が広がらないよう国の指針に基づき、残る約750匹を殺処分する。同公園でKHVが検出されるのは初めて。【岩崎邦宏】

       KHVは、マゴイやニシキゴイに特有の病気で個体同士の接触や水を介して感染する。水温20~25度で発生するとされ、感染すると死ぬ可能性が高い。コイ以外の魚や人間には感染しないが、治療法がないため殺処分などが必要になる。県内での発生は2013年以来。

       県栗林公園観光事務所によると、公園には六つの池に約1000匹のコイがいた。2月上旬に8匹が死んだため検査したが、別のウイルスを検出。薬剤を投与しても3月に137匹、4月も17日までに70匹が死んだことから、今月13日になってKHVの検査をしたところ、国の研究機関で17日に陽性反応が出た。今月までKHVの検査をしなかったことについて県水産課は「2、3月は水温が低く、KHVの発生は可能性が低いと考えた。現場の判断は適切だった」としている。

       栗林公園では近年、名物のコイが高齢化などで減少傾向にあり、地元団体がインターネットで資金を募って16、17年にそれぞれ200匹ずつのコイを放流した。その際はいずれもウイルス検査で異常はなかったという。

       県は公園の池からの排水を止め、残る全てのコイを殺処分する。県庁で記者会見した県栗林公園観光事務所の和泉誠司所長は「コイが増えて来園者に好評だったので残念。コイがいない栗林公園は考えられない」と述べ、殺処分を終えた後に再放流したい考えを示した。

       18日も栗林公園には多くの観光客の姿があった。旅行で初めて訪れた山形市の大杉光義さん(75)は「良いコイがたくさんいて感激した。あれだけの立派なコイが処分されるのはもったいない」と話していた。
      https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/202000c

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    4. 香川 NEWS WEB
      栗林公園 連休明けからコイ処分
      04月23日 18時27分

      今月、高松市にある国の特別名勝、栗林公園の池でコイが「コイヘルペス」に感染していることが確認されたことについて、香川県の浜田知事は23日の定例の記者会見で観光客への影響を最小限に抑えるため大型連休明けからコイの処分を始める考えを明らかにしました。

      栗林公園では、敷地内にある「北湖」と「南湖」と呼ばれる池でことし2月から今月中旬までにニシキゴイなど、およそ250匹が相次いで死んでいるのが見つかり検査の結果、栗林公園では初めてとなる「コイヘルペス」の感染が確認されました。

      これについて浜田知事は、23日の定例の記者会見で「観光客への影響を最小限に抑えるため本格的な捕獲は大型連休明けに南湖から水位を下げて行う」と述べ、池にいるおよそ700匹のコイの処分を大型連休明けから始める考えを明らかにしました。

      「コイヘルペス」はコイ以外の魚や人に感染することはないということですが、栗林公園の池から周辺の水系への排水は行わないことやウイルスの付着した器具を消毒するなどまん延防止策を徹底するとしています。

      一方、不法投棄された産業廃棄物を県が去年3月までに撤去したとされていた豊島で再調査が行われ、さらに廃棄物が見つかったことについて浜田知事は、「今後、出ないことを願っているが、絶対に出ないとは限らない。再調査を急いで全容を早く把握したい」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180423/8030000851.html

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    5. まったく「殺す」必要なんてまったくないのに…

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    6. コイヘルペス
      殺処分GW明け 知事方針「支障最小限に」 栗林公園 /香川
      毎日新聞2018年4月24日 地方版

       国の特別名勝「栗林公園」(高松市栗林町1)の池のコイがコイヘルペスウイルス(KHV)に感染した問題を巡り、浜田恵造知事は23日の定例記者会見で、ゴールデンウイーク明けにもコイの殺処分に入る方針を明らかにした。浜田知事は「観光客への支障を最小限にしなければならない」と述べた。

       公園では死んだコイ2匹から今月17日にKHVを検出。県は感染拡大を防ぐため、国の指針に基づき残る全てのコイ約750匹を殺処分する。

       県栗林公園観光事務所によると、コイがいる六つの池で3カ所ずつ2回に分けて水位を下げるなどして捕獲作業を始める。夏休み前の7月下旬までに殺処分を終えたいとしている。浜田知事は「できるだけ早く新しいコイを来園者に楽しんでほしい」と述べ、殺処分後に再放流したい考えを示した。【岩崎邦宏】
      https://mainichi.jp/articles/20180424/ddl/k37/040/393000c

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    7. コイヘルペス確認で…高松・栗林公園のコイ750匹 殺処分の準備作業を開始
      5/7(月) 11:49配信 KSB瀬戸内海放送

       高松市の栗林公園で、大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題で、香川県が公園のコイを殺処分する作業を始めました。

       香川県の職員が栗林公園の西湖を訪れ、池の水位を下げる排水用のポンプを設置しました。

       栗林公園では、今年2月から先月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかりました。このうち2匹からコイヘルペスウイルスの「陽性」が確認されました。
       感染の拡大を防ぐため、香川県は池に生息している約750匹のコイを捕獲して殺処分します。

       5月14日から排水作業を開始し、22日からコイを捕獲します。夏ごろまでに全てのコイを捕獲する予定です。

      (栗林公園観光事務所/梶田嘉宣 副主幹)
      「コイが捕まえられる深さ、15センチ前後ぐらいまで抜く予定にしています。我々職員も非常に残念に思っています」
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180507-00010001-ksbv-l37

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    8. コイ捕獲へ準備始まる。コイヘルペス問題で
      (香川県)
      香川を代表する観光地の一つ、栗林公園(高松市)で発生した「コ
      イヘルペス」問題で、7日、全てのコイの殺処分にむけた準備が始
      まった。5月22日からコイを捕獲し、残りの池でも順次、捕獲作
      業を始め、夏ごろまでに750匹の殺処分を終える予定。
      [ 5/7 14:45 西日本放送]
      http://www.news24.jp/nnn/news8797018.html

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    9. 栗林公園のコイ殺処分に向け池の排水始まる コイヘルペス確認で 高松市
      5/14(月) 18:02配信 KSB瀬戸内海放送

       国の特別名勝、高松市の栗林公園で大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題です。香川県はすべてのコイを殺処分する方針で、コイを捕獲するために池の水を抜く作業が始まりました。

      (石井俊大リポート)
      「池の水門が開いています。排水し、水位を15センチほどにした後コイの処分に取り掛かかる方針です」

       午前9時ごろ、栗林公園事務所の職員が公園の西湖に取り付けられているせきの一部が取り外して排水を始めました。
       
       コイを捕獲するため約50センチある水位を一週間ほどで約15センチに下げます。

       栗林公園では今年2月から先月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかりました。2匹のコイの死骸を検査したところ、2匹からコイヘルペスウイルスの陽性反応が出ました。感染の拡大を防ぐため、県は栗林公園のすべてのコイ約750匹を殺処分する方針です。

      (石井俊大リポート)
      「こちらは江戸時代に描かれた栗林公園の全体図のレプリカです。コイが描かれていて、当時から見る人を楽しませていたことが伺えます」

       14日も多くの来園者がコイを鑑賞していました。

      (神戸から来た人はー)
      「なんとかしてあげたいけど、たぶん専門家でもなんともならないんでしょう。正直悲しいですね」

      (香川県在住者はー)
      「公園にはコイが付き物だから、さみしい」

      (東京から来た人はー)
      「残念ですね。コイもこの公園の楽しみの一つでしょうから」

       栗林公園には6つの池があり、西湖では5月22日からコイの捕獲作業を行います。終わり次第、別の池での排水と捕獲を順次行っていく方針で、すべてのコイの処分を終えるのは7月末の予定です。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00010010-ksbv-l37

      削除
    10. 農水省もまったくもって馬鹿げた防疫制度を放置しやがる…

      役人がアホだと現実ロクなことにならないということの見本そのものの騒動。

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    11. わざわざ捕まえて殺す、これほどの無駄な作業はない。

      病気に負けない強い個体が生き残るのは当然の現実なのに、それが間違ったことにされてしまう制度がまちがっている。

      はやく軌道修正すべきであるのだが、足掛け15年も放置されたままである。

      これほどの愚策もあるまい。

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    12. 香川 NEWS WEB
      栗林公園でコイの捕獲始まる
      05月22日 17時42分

      高松市にある国の特別名勝「栗林公園」で先月、コイが「コイヘルペス」に感染していることが確認されたことを受けて、県は感染が拡大しないよう処分するため22日からコイの捕獲作業を始めました。

      栗林公園では、敷地内にある「北湖」と「南湖」でことし2月以降、大量のコイが相次いで死に、検査の結果、先月「コイヘルペス」の感染が確認されました。

      死んだコイの数は21日までにおよそ300匹に上り、県は感染が拡大しないよう公園にある6つの池に残るおよそ700匹のコイの処分を決め、22日から捕獲作業を始めました。

      22日は水位が30センチほどに下げられた公園の西側にある「西湖」で捕獲作業が行われ、およそ20人の作業員が池のすみに追い込んだコイを網ですくい上げていました。

      県によりますと、捕獲したコイはすべて焼却処分するということで、県は今後ほかの池でも捕獲を進めことし7月中には作業を終わらせたいとしています。

      栗林公園観光事務所の和泉誠司所長は「栗林公園にコイはなくてはならないが、まずはウイルスのまん延防止対策に取り組んでいきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180522/8030001014.html

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    13. 栗林公園のコイ殺処分へ 捕獲作業を開始、処分終了は7月 香川・高松市
      5/22(火) 18:23配信 KSB瀬戸内海放送

       ついにコイの捕獲が始まりました。国の特別名勝・高松市の栗林公園で、大量死したコイの死骸からコイヘルペスウイルスが確認された問題です。香川県は22日、コイの捕獲作業を始めました。

      (石井俊大リポート)
      「この先で作業を行っていますが、一般の方は立ち入り禁止となっています」

       午後3時半ごろ、県から委託を受けた業者が公園の西湖で捕獲作業をはじめました。

      (石井俊大リポート)
      「コイの捕獲作業が始まりました。引き網をつかって、湖のコイを集めて捕獲していきます」

       業者は網ですくったコイを運搬用の箱に入れていきました。

       栗林公園では、今年2月から先月にかけて約250匹のコイが死んでいるのが見つかっていて、検査の結果、コイヘルペスウイルスの陽性が確認されています。

       県は感染の拡大を防ぐため、公園のコイ約700匹を殺処分する方針です。

       22日は18匹のコイを捕獲しましたが、西湖にはまだ10匹程度コイがいるため西湖での捕獲作業は、今後4日から5日間かけて行うということです。捕獲したコイは一般廃棄物焼却施設に運び処分します。

      (栗林公園観光事務所/和泉誠司 所長)
      「再度放流するのであれば協力する、という声をいただいてもいるので、我々職員としては大きな励みになっています」

       今後、園内の残り5つの池での作業も順次行い、すべての処分が終わるのは7月下旬の予定です。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00010009-ksbv-l37

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    14. 高松市のコイがウイルス感染、700匹全てを処分へ
      [2018年5月22日18時21分]

       高松市の国の特別名勝、栗林公園の池のコイがコイヘルペスウイルスに感染した問題で、香川県は22日、生息する約700匹を全て処分するため捕獲作業を始めた。7月までに終える見通し。

       県によると、六つの池に約千匹いたが、2月以降に約300匹が死んだ。コイ特有の病気で、人が触れたり、食べたりしても感染しないという。

       22日は、委託業者らが池に入ってコイを1カ所に集め、網を使って約20匹を捕まえた。

       栗林公園観光事務所の和泉誠司所長は「コイは公園になくてはならないもの。感染の拡大防止に取り組み、再放流を検討したい」と話した。

       大量死を受けて検査した結果、4月にウイルスの陽性反応が確認された。(共同)
      https://www.nikkansports.com/general/news/201805220000678.html

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    15. 栗林公園 コイ捕獲開始
      2018年05月23日

       ◇KHV問題

       国の特別名勝・栗林公園(高松市)のコイからコイヘルペスウイルス(KHV)が確認された問題で、同公園観光事務所は22日、殺処分のため、コイ700匹の捕獲を開始した。作業完了は7月末を見込んでいる。

       この日はコイがいる六つの池のうち、西湖(約5000平方メートル)で捕獲を始めた。池の水深は30センチ程度に下げており、作業員らは引き網で魚を集めて、すくい網でコイ約20匹を捕まえ、運搬用の箱に入れていった。高松市内の廃棄物処理施設で焼却する。

       フナやナマズなど他の魚は保護するため、作業に時間がかかる。

       今後は芙蓉沼ふようしょう、群鴨池ぐんおうち、南湖、北湖、涵翠池かんすいちの順で捕獲を進める。南湖で作業をする際は、観光用の和船を北湖で運航する措置を取り、運休を数日にとどめる。

       KHVは水中にも存在するが、コイがいなくなれば、3日程度で死滅するという。

       作業完了後、県はコイを再放流したい考えだが、時期や予算のめどは立っていない。同事務所の和泉誠司所長は「蔓延まんえん防止を徹底し、観光客にご迷惑をかけないように作業を進める」と話した。
      http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20180523-OYTNT50150.html

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    16. コイヘルペス
      KHV感染 県、殺処分を開始 7月末まで、栗林公園の700匹 /香川
      毎日新聞2018年5月23日 地方版

       国の特別名勝「栗林公園」(高松市栗林町1)のコイがコイヘルペスウイルス(KHV)に感染していた問題で、県は22日、感染防止のためコイの殺処分を始めた。池には約700匹がおり、7月末までに終えたい考え。

       栗林公園には約1000匹のコイがいたが、今年2月~今月21日に約300匹が死んだ。死んだコイからは4月にKHVが検出されている。水中のウイルスは感染したコイがいなくなって3日程度たてば死滅するという。

       初日は、六つの池のうち西湖(せいこ)で作業をスタート。池の水位を下げ、たも網でコイをすくって専用の箱に入れていった。捕獲した18匹は焼却処分する。池のコイを全て捕まえたかは目視で確認するという。

       作業に伴い、公園の一部の池で運航している和船は7月にも一時運休となる。県栗林公園観光事務所の和泉誠司所長は「観光客への影響を可能な限り少なくしたい」と話した。

       県は殺処分後にコイを再放流する意向を示している。【岩崎邦宏】
      http://mainichi.jp/articles/20180523/ddl/k37/040/292000c

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    17. 今度放すときは、免疫をしっかりつけた、丈夫で死なないKHV耐性をもった鯉だけを放すように要注意な。

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    18. 6月定例香川県議会が開会 5議案を提案 コイヘルペス対策費など
      6/21(木) 11:43配信 KSB瀬戸内海放送

       6月定例香川県議会が21日開会し、一般会計補正予算案など5つの議案が提案されました。

       本会議で浜田知事が総額8億1600万円余りの一般会計補正予算案など、5つの議案を提案しました。

       補正予算には今年4月に設立した、香川県広域水道企業団関連の7億4200万円余りが計上されています。老朽化した配水管などの整備費で、国からの交付金を活用します。

       また、高松市の栗林公園で発生したコイヘルペスウイルス病の対策費として、2100万円余りを盛り込みました。

       このほか、高松市の「さぬきこどもの国」に新しいプラネタリウムなど、約2億9500円で購入する議案などが提案されました。

       6月定例香川県議会は、7月12日まで開かれます。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180621-00010002-ksbv-l37

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    19. >高松市の栗林公園で発生したコイヘルペスウイルス病の対策費として、2100万円余り

      何に使うんだよ、まったく無駄な対策費じゃないか。

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    20. 対策なんかやめてしまったほうが金がかからない。

      清浄化防疫制度なんかまったく無意味だ。

      何のためにやっているのか、まるでわけがわからない。

      病気に罹って死ぬのはしょうがない、丈夫で健康なものが生き残っていくだけ。その自然に反している、ウイルス根絶制度なぞ頭が狂った人間のやることだ。

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    21. コイ版「らい予防法」「優生保護法」断種根絶殺滅キチガイ政策…

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  46. 宇部ときわ公園・白鳥ジェノサイドも、高松市栗林(りつりん)公園・コイジェノサイドも、本質はまったく同じ事象…

    インチキいかさま幻惑政策、その実、失策失政そのものの愚昧劣化政策。

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    1. 公務員は肝心要のところで、まったくものを考えない人種じゃないと務まらないらしいな。

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    2. そうやって「優生学」政策は推進されたのである。

      それと同じことが目の前で展開される。

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    3. ウイルスの存在に対して「清浄国政策(清浄化対策法令制度)」をとりつづける限り、この病気騒動はいつまでも終わらない、完了しない行政施策として永続する。

      ありふれて存在するものに対して、いつまで「ない」という姿勢をとることができるのかね?

      まったく愚かしい制度だね。

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    4. ウイルスは外部からやってくるのではない。われわれのなかに具わっているものとして考えておかねばならない。

      内部にあるものが、ときおり変化して立ち現れて、それにまた新たに対応をせざるを得ない、そういうものとして存在しているに過ぎない。

      最初から、「清浄化」だの「清浄国」復帰(リセット)だのという防疫施策は、とんでもない誤りなのである。

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  47. [平成時代 DNAの30年] 「操る」(1) 遺伝子組み換え 咲いた夢 =関西発 連載
    2018年4月13日5時0分

     この30年間、遺伝子の解読が進んだのと同時に、遺伝子の性質を操作する技術が大きく発展した。年間企画「平成時代~DNAの30年」第2部は「操る」をテーマに、遺伝子操作技術の歴史と課題を探る。

     もはや驚くことではないのかもしれない。茨城県の農研機構とサントリーの共同チームが昨年7月、青いキクの開発に世界で初めて成功したと発表した。

     キクの花はふつう黄色や白色。青いキクなど存在しない。それを可能にしたのは、サントリーが道をつけた遺伝子組み換え技術の研究だ。

     遺伝子組み換え技術は1980年代から普及し始めた。ある生物に別の生物の遺伝子を加え、新たな性質を持たせる技術だ。遺伝子は細菌に載せて、目当ての生物の細胞に送り込む。

     切り花市場への参入を目指していたサントリーは、この技術に目を付けた。十数年に及ぶ研究の末、青い色素を作る遺伝子をパンジーから取り出し、バラの細胞に組み込んだ。誰もが「あり得ない」と思っていた青いバラが2004年、咲いた。

     青いバラは切り花として24万本以上を販売した。その後、高い技術力は受け継がれ、今度は青いキクができた。

     「遺伝子組み換え技術が不可能を可能にしてきた」。サントリーグループ主幹研究員の勝元幸久(49)は感慨を込めて語る。



     遺伝子組み換えの高い技術力も、作物には生かせないという状況が日本では続いている。ネックは消費者の根強い不安だ。滋賀県野洲市の農業生産法人「グリーンちゅうず」の社長、田中良隆(64)は苦い経験を語る。

     田中は03年6月、琵琶湖のほとりの休耕田で遺伝子組み換え大豆の栽培を試みた。外資系企業から手に入れた種を自らまいた。

     遺伝子組み換え作物の栽培は、米国で1996年から本格的に始まっていた。除草剤をかけても枯れない大豆やトウモロコシ。栽培すればコスト削減につながる。「これから遺伝子組み換え作物が主流になるはずだ」。田中は期待していた。

     だが、すぐに挫折した。「そんなもの作るなら滋賀の農作物はもう買わない」。自然界に存在しない作物に消費者は反発した。県庁にも抗議が寄せられ、担当職員から「栽培をやめてほしい」と懇願された。

     種まきから1か月後、高さ10センチほどに育った大豆の芽を、田中はトラクターで泣く泣く掘り起こした。「もう遺伝子組み換え作物を育てるつもりはない」。思い出すのもつらい。



     日本は食用の遺伝子組み換え作物の輸入大国だ。96年以降、米国やブラジルから大豆やトウモロコシを輸入してきた。それなのに、国内では誰も栽培しない。健康被害こそ報告されていないものの、消費者の不安を解消できていないからだ。

     遺伝子組み換え作物を扱う国内企業でつくる「バイテク情報普及会」(東京都)が17年、消費者2000人に行ったアンケートでは、62%が遺伝子組み換え食品に対して「怖い・悪いイメージ」を持っていた。04年(79・7%)から少し減ったが、傾向は今も変わっていない。

     「自然なものではない」「健康や環境などへの影響に不安がある」などが理由だ。同会事務局長の熊谷善敏よしはる(60)は「正確な情報が伝わっていない点も大きい。科学的に信頼性の高い情報を発信し、不安を解消したい」と話す。(敬称略)

     

    ◆「品種改良も原理は同じ」

     人類は大昔から、遺伝子の変化を利用してきた。

     一つは、突然変異。約1万年前に農耕を始めて以来、突然変異で人にとって役立つ遺伝子を持つようになった作物を選んで栽培してきた。

     たとえばトウモロコシは、約9000年前にメキシコに自生していた頃は実が硬い殻に覆われていたが、突然変異によって、実が軟らかい皮に覆われていて食べやすいタイプが現れ、それを大切に育ててきた。

     もう一つは、20世紀に盛んになった品種改良。異なる品種を掛け合わせ、新たな遺伝子を持つ種を作る技術だ。大阪府立大教授の小泉望(54)は「品種改良も、その後の遺伝子組み換え技術も、人為的に遺伝子の性質を変えるという点では原理は同じだ」と指摘する。遺伝子組み換え技術は現在、医療にも貢献している。遺伝子を組み換えた微生物を使い、糖尿病を治療するインスリンや、B型肝炎のワクチンが作られている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180413-120-OYTAT50001

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    1. [平成時代 DNAの30年] 「操る」(2) 作物のゲノム編集 急成長 =関西発 連載
      2018年4月20日5時0分

       「順調に育ってくれた」。3月下旬、筑波大にあるガラス張りの温室で、助教の野中聡子(39)が真っ赤なトマトを一つずつ丁寧に収穫していた。ゲノム編集の技術を使って栄養素を増やしたトマトだ。血圧の上昇を抑えるアミノ酸が、通常の3~4倍多く含まれているという。

       野中は、遺伝子組み換え技術の研究を10年以上続けてきた。「新しい技術を試してみたい」と、ゲノム編集に力を入れ始めたのは、つい3年前だ。それなのに、このトマトはもう、技術的には完成のレベルに近づいている。

       ゲノム編集は遺伝子を効率良く改変する新技術で、2010年以降に普及した。細胞内のDNAを切るはさみ役の酵素を使い、狙った場所の遺伝子を改変できる。

       遺伝子組み換えからゲノム編集へ――。消費者の反発が強い遺伝子組み換え技術を脇に置き、新たにゲノム編集に力を入れ始めた研究者は多い。今や様々な農作物で試されている。

       農研機構(茨城県)は昨年、ゲノム編集を施したイネを試験栽培した。米粒の大きさなどに関わる遺伝子を改変し、収穫量アップを目指す。上級研究員の小松晃(48)は「農業の生産コスト削減にもつながる」と期待する。



       研究が急速に進むゲノム編集だが、実用化はまだ遠い。この技術をどう扱うか、国内では法制度が全く整備されていないからだ。

       遺伝子組み換え作物に関しては様々な規制がある。生態系への影響や食品としての安全性を審査し、合格したものだけが販売される。販売には遺伝子組み換え作物を使っていると示す義務もある。

       ゲノム編集で作った農作物については、「まだ情報収集の段階」(環境省)として、ルール作りに向けた議論もあまり進んでいない。

       海外ではルールを設ける国が増え始めている。ただ、遺伝子組み換え技術との違いをどう考えるかという点で対応は揺れている。

       遺伝子組み換え技術で農作物を作る場合、その作物の中に別の生物の遺伝子を組み入れるのが特徴だ。一方、ゲノム編集は作物自身の遺伝子を書き換える。

       ただし、書き換えには、はさみ役の酵素を作る遺伝子を外から加えている。この遺伝子は最終的には作物から除去するが、外から加えることで、いったんは遺伝子組み換え作物と同じ状態になる。

       ニュージーランドは、ゲノム編集作物も遺伝子組み換えと見なし、同じルールを適用することを決めている。一方、アルゼンチンは、外から加えた遺伝子が残っていなければ、その農作物を遺伝子組み換え作物とは見なさない。通常の作物と同じ扱いだ。



       生態系への影響を心配する声もある。

       遺伝子組み換えでは、その作物の中に別の生物の遺伝子を組み入れるため、自然界に存在しない作物を作ることになってしまう。一方、ゲノム編集は作物自身の遺伝子を書き換えるので、突然変異でできた作物と似ている。

       ただ、書き換える際に、ごくまれに想定外の改変が起きてしまうリスクがある。

       研究は厳重に隔離された環境で行われているが、もし、生態系を壊すような性質を持つ作物ができ、その花粉や種子が野外に漏れ出して繁殖してしまえば、後世にまで影響しかねない。

       「ゲノム編集作物も『外来種』のような存在。別の生物の遺伝子を加えていないといっても、安全と考えるのは安易だ」。生命倫理に詳しい北海道大教授の石井哲也(48)は訴える。

       

      ◇消費者「何となく怖い」46%

       ゲノム編集作物が普及するかどうか、一番の鍵となるのは消費者の評価だ。

       名古屋大教授の立川雅司(56)が16年、消費者3000人に行ったアンケートでは、「良く理解できず、何となく怖さを感じる」と答えた人が46%に上った。一方で、怖さを「感じない」という人も39%いた。

       立川は「現時点で、遺伝子組み換えほど危険視されているわけではない。今後、ゲノム編集作物の安全性を科学的に示していくことが、普及の鍵になる」と考える。

       ゲノム編集とはどのようなものなのか、市民に分かりやすく解説しようと試みる研究者も増えている。

       ゲノム編集で、毒のある芽が出ないジャガイモを研究する大阪大教授の村中俊哉(58)も昨年1月、大阪市で開かれたイベントで研究内容を紹介した。「ゲノム編集に対するイメージが良くなるか悪くなるか、今が一番大事な時期。技術を丁寧に説明する努力が欠かせない」と話す。(敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180420-120-OYTAT50019

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    2. [平成時代 DNAの30年]第1部「読み解く」<3>ゲノム編集治療 海外先行
      2018年4月26日15時0分

       親から子へ受け継がれる全遺伝情報(ゲノム)。その中には病気の原因となるものもある。ゲノム解読によって病気と関係する遺伝子が次々に見つかっている。

       成長期に筋肉が育たず知的発達も遅れる難病「福山型筋ジストロフィー」は、東京女子医大名誉教授の福山幸夫(2014年死去)が1960年に初報告した後、長く原因不明だった。

       東京大教授の戸田達史は勤務医だった89年、参加した研究会で、患者や家族の血液からDNAを抽出し、病気の原因遺伝子を見つけ出す方法を知った。

       全国数百か所の医療機関を回って採血し、解析を続けた結果、98年にとうとう原因遺伝子を突き止めた。筋肉維持に必要な酵素を作る遺伝子に別の遺伝子の断片が入り込み、酵素がうまくできなくなっていた。戸田は製薬会社と共同で治療薬の開発を続ける。「薬を待ち望んでいる患者や家族のため、失敗は許されない」と力を込める。

             ◇

       機能不全の遺伝子を補うなどの「遺伝子治療」の試みは、90年代に始まった。当初は技術が未熟で、重い副作用も報告されたが、近年は神経難病のパーキンソン病などで、臨床応用に向けた研究が進む。

       中でも2000年代から急速に進歩した、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術の応用は、米国が先行する。09~14年、エイズ患者12人に世界初の治療を実施。患者の血液からエイズウイルス(HIV)が感染する免疫細胞を集め、ゲノム編集でウイルスが感染しない細胞に変えて体内に戻すと、大半の患者で体内のウイルスが激減した。

       中国でも16年以降、がん患者の免疫細胞をゲノム編集で活性化させて治療する試みが進んでいるという。

       日本の動きは鈍い。血友病などのマウスをゲノム編集で治療する基礎研究は行われているが、副作用への警戒感などから臨床応用のめどは立っていない。

       海外では人の受精卵にゲノム編集を施し、誕生前に遺伝病を治す研究も始まっている。日本では基礎研究へのルール作りが始まったばかりだ。遺伝子治療に詳しい大阪大教授の金田安史は「遺伝子を操作する医療がどこまで許されるのか、真剣に考える時代に入った」と指摘する。(文中敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180426-118-OYTPT50241

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    3. [平成時代 DNAの30年] 「操る」(3) 遺伝子治療 難病の子救う =関西発 連載
      2018年4月27日5時0分

       「遺伝子治療が僕の命をつないでくれた。両親や先生方には、とても感謝している」。そう話すのは23年前、北海道大学病院で国内初の遺伝子治療を受けた札幌市在住の男性(27)だ。赤ちゃんの時に、生まれつきウイルスや細菌から体を守る免疫力がほとんどない遺伝性の難病「ADA欠損症」と診断され、「何年生きられるかわからない」と言われた男性は今、一人暮らしをしながら将来を見据えている。



       1991年12月、北大病院の小児科医だった崎山幸雄(75)は、生後10か月の男児を診察した道東の病院から「免疫不全症の疑いがある」との連絡を受けた。転院してきた男児はADA欠損症だった。

       この病気の患者は免疫機能に関わる酵素を作る遺伝子がうまく働かず、必要な酵素ができない。このため患者の多くは肺炎などにかかって1歳前後で亡くなっている。

       根治できる方法は骨髄移植のみ。だが拒絶反応を起こさない、移植可能な骨髄の提供者は見つからなかった。

       「何としても助けたい。出来ることは何でもやろう」。それまで約20年、同様の難病で亡くなる子供や悲しむ両親の姿を何度も見てきた崎山は、海外に救いを求めた。日本では未承認の酵素製剤を米国から輸入し、体内に補充する国内初の試みを開始。男児は一命を取り留めたが、効果がいつまで続くかわからなかった。



       崎山が次に注目したのは、その前年、米国立衛生研究所(NIH)で行われた世界初の遺伝子治療。患者が、同じADA欠損症の4歳児だったからだ。血液中のリンパ球を集め、正常な酵素を作る遺伝子を組み込んだ後、点滴で体内に戻すと免疫機能が回復したという。

       93年にNIHを訪ねた崎山は、治療を受けた子供が普通の生活を送っているのを見て「命を救う唯一の方法。試す価値はある」と確信した。

       ただ当時の治療法では、リンパ球に正常な遺伝子を組み込む際、「レトロウイルス」という種類のウイルスを使っていた。感染すると、がんを引き起こすかもしれない厄介なウイルスだ。

       北大小児科の医員だった有賀正ただし(65)(現・北大名誉教授)は、ウイルスやリンパ球を安全に取り扱う練習を、実験室で何度も繰り返した。

       国の審査を経て、95年8月、4歳になっていた男児に国内初の遺伝子治療を開始。リンパ球に遺伝子を組み込んで体内に戻す手順を、4~6週間ごとに計11回行った。有賀は「この間、ずっと緊張しっぱなし。全てが大変な作業だった」と振り返る。

       その後、男児は少しずつ元気になり、小学校に入学。遺伝子治療は<夢の治療法>として一躍脚光を浴びた。



       ところが2002年、フランスで別の病気の遺伝子治療を受けた患者が相次いで白血病を発症。「遺伝子治療は危険」という悪いイメージが一気に広がった。

       「あれは最悪のタイミングだった」と有賀。小学6年になっていた男性と、神奈川県の当時3歳の女児1人に、効果がもっと長く続く遺伝子治療を始めようとした矢先、国からストップがかかった。1年後、2人への実施は認められたが、国内の遺伝子治療研究は下火になった。

       一方、欧米ではその後も研究が継続され、近年、安全性の高いウイルスなどを使った「遺伝子治療薬」が、次々に登場している。

       有賀の遺伝子治療を受けた女児は19歳になり、今春、大学に入学したという。北海道倶知安くっちゃん町の小児科クリニックで今も子供たちを診る崎山は「頑張っている2人の姿はうれしい。病気の子供たちが普通に遺伝子治療を受けられるようになってほしい」と静かに語る。(敬称略)

       

      ◇「幼少期に治療、恵まれた」

       国内初の遺伝子治療を受けた札幌市の男性(27)に、メールで治療への思いを聞いた。

       ――自身の病気のことを知ったのはいつか

       「ADA欠損症という病名を知ったのは小学生の時。毎週通院したり、よく入院したりしていたので、何か重い病気なのかな、とは感じていた。そのままでは、いつまで生きられるかわからない病気なので、両親には大きな不安があったと思う。幼いうちに治療を受けることができたのは恵まれていた」

       ――治療後の生活は

       「中学1年の時に受けた治療の後、身長は1メートル75まで伸びた。小学校から高校までバドミントン部に入り、同世代とつながりができて楽しかった。大学にも進学したが、体調を崩しやすいので通信制の大学に移った。現在は就職活動をしている。今も服薬や点滴を続けており、将来への不安はあるが、自立して生活していきたい」

       ――遺伝子治療についてどんな思いがあるか

       「病気が全部治る<夢の治療法>と思われているかもしれないが、まだ完璧ではない。新しい技術には賛否があると思う。自分としては命をつなぐことができ、幸運だった。免疫不全の病気にはADA欠損症の他にも様々なタイプがあり、苦しんでいる患者がいるので、それぞれに効果的な治療が実現してほしい」

       

      ◇ADA欠損症 ADA(アデノシン・デアミナーゼ)という酵素を作る遺伝子に変異があり、生まれつき免疫機能が十分に働かない疾患。感染症に非常に弱く、風邪や下痢、体重減少などの症状を繰り返し、肺炎で亡くなるケースが多い。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180427-120-OYTAT50006

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    4. [平成時代 DNAの30年] 「操る」(4) 「究極の治療」 書き換え挑む =関西発 連載
      2018年5月4日5時0分

       1995年に北海道大学病院で初めて実施された後、国内では下火になっていた遺伝子治療。しかし全く途絶えたわけではなかった。

       国立成育医療研究センター部長の小野寺雅史(58)=写真=は2014年7月、遺伝性の免疫不全症の一つ「慢性肉芽腫症にくげしゅしょう」の男性に遺伝子治療を行った。「根治するには骨髄移植しかないが、骨髄の提供者は簡単には見つからない。遺伝子治療は難病患者にとって必要なものだ」と意義を強調する。

       小野寺はその20年前、国内初の遺伝子治療を翌年に控えていた北大小児科から米国立衛生研究所(NIH)に派遣され、遺伝子を患者の細胞へ送り込む「ベクター(運び屋)」と呼ばれるウイルスの研究に没頭した。

       遺伝性の病気は、特定の遺伝子が何らかの理由で正常に働かなくなって発症する。そこで外から正常な遺伝子を加え、機能を補うのが遺伝子治療の仕組みだ。安全で効率的なベクターの開発は遺伝子治療の大きなポイントとなる。

       慢性肉芽腫症の治療では、小野寺が改良を重ねた「レトロウイルス」というウイルスをベクターに使い、免疫細胞を作り出す造血幹細胞に遺伝子を入れた。男性は遺伝子治療で症状が改善し、昨年7月に骨髄移植を受けたという。小野寺は現在、より安全な別種のウイルスの開発を行っており、他の疾患で治療の準備を進めている。



       小野寺とほぼ同じ時期の95年からNIHへ留学していた自治医科大特命教授の村松慎一(59)=写真=は、人体への害がほとんどない「アデノ随伴ウイルス(AAV)」に、いち早く着目した。

       AAVは造血幹細胞との相性が悪く、免疫不全症の治療には向かない。しかし研究を進めた結果、パーキンソン病など神経系の病気の遺伝子治療に有望なことがわかった。

       治療用のAAVを開発した村松は来年以降、神経難病を対象とした臨床試験(治験)を計画。「遺伝子治療の研究には30年近い歴史があるが、日本はやっとスタートラインに立ったところ。停滞感を打ち破りたい」



       一方、最新のゲノム編集技術を駆使した治療法の開発を目指す研究者も現れた。大阪大教授の中田慎一郎(45)は「この方法が実用化できれば<究極の遺伝子治療>になる」と話す。

       2001年、東京医科歯科大病院の小児科医だった中田は、重い免疫不全症の赤ちゃんに出会った。当時は原因がわからず、赤ちゃんは後に亡くなった。「今の医学では救えない病気も、いつか必ず治療法を見つけたい」。臨床医として味わった強い無力感が、基礎研究の道へ転じるきっかけとなった。

       12年、狙った遺伝子を自在に書き換えることができる画期的な技術「クリスパー・キャス9ナイン」が欧米で開発されたことを知り、治療への応用を思い立った。従来の遺伝子治療では、患者の細胞から病気の原因遺伝子を取り除くことができず、治療効果も長続きしない可能性があった。病気の遺伝子そのものを書き直すことができれば、これらの課題を解決できる。

       だが、この技術には大きな問題があった。一定の割合で新たな遺伝子変異ができてしまうのだ。

       遺伝子の書き換えは、まずDNAを酵素で切断し、自然に修復される反応を利用して行う。ところが酵素の切れ味が良すぎるため、余計な変異を生んでしまうことがある。

       そこで中田は、二重らせん構造になったDNAの2本の鎖のうち、1本だけを切断する酵素を使う手法を考案した。人の培養細胞で試すと、新たな変異が生じる割合は25分の1に激減。昨年12月、米科学誌「ゲノム・リサーチ」に論文を発表した。

       この方法なら、治療法がなかった難病の患者も治せるかもしれない。中田は「始めたばかりの研究だが、さらに安全性を高めて患者に届けたい」と意気込む。

       

      ◇国内初の遺伝子治療薬なるか

       海外でも2000年代前半、遺伝子治療の研究は一時停滞したが、その後、ベクターの改良が進んだ。欧米では近年、免疫不全症などで「遺伝子治療薬」の承認が続いている。

       遺伝子治療には2種類ある。一つは患者の体から造血幹細胞などを採取し、正常な遺伝子を入れた後、再び体内に戻す手法。国内初の遺伝子治療となったADA欠損症でも用いられた。安全性を確認しながら治療を進められる一方、準備に時間がかかるなどの課題がある。

       もう一つは遺伝子を組み込んだベクターを直接、筋肉や臓器に投与する手法だ。様々な病気に応用でき、海外の製薬大手はこの手法の研究に力を入れている。

       国内では、大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」が今年1月、足の血管が詰まって壊死えしする虚血性疾患に対する治療薬の製造販売を厚生労働省に申請した。認められれば、国内初の遺伝子治療薬となる。(敬称略)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180507-120-OYTAT50020

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    5. [平成時代 DNAの30年] 「操る」(5) やけくそ実験 iPSの一歩 =関西発 連載
      2018年5月11日5時0分

       「(成功したのは)何かの間違いだろうと思った。やけくそ実験だったから」

       iPS細胞(人工多能性幹細胞)を世界で初めて作製した京都大教授の山中伸弥(55)は、後日の講演などで、初めてマウスで成功した実験について明かしている。

       体の細胞を受精卵のような状態に戻す研究をしていた山中は2004年10月、奈良先端科学技術大学院大から京大へ移った。当時、成功の鍵として着目した遺伝子は24個。どの遺伝子を入れれば細胞が狙い通り「初期化」するか、突き止める必要があった。

       指示を受けた京大の高橋和利(40)(現米グラッドストーン研究所研究員)は、遺伝子を1個ずつマウスの細胞に入れる24通りの実験を行った。そして、全て失敗した。

       複数の遺伝子を同時に入れれば成功するのか。しかし24個ある遺伝子の組み合わせの数は、膨大になる。

       「面倒だから、24個全部まとめて入れてみよう」

       どちらが言い出したか、もう2人ともよく覚えていない。約2週間後、初期化した細胞ができたことを示す多数の細胞の塊が、シャーレに出現した。どの細胞にも、24個の遺伝子がほぼ全て入っていた。

       「正直言って、入りすぎ。その後の絞り込みが大変だった」(高橋)。今度は遺伝子を1個ずつ減らして実験し、4個の遺伝子でiPS細胞ができることを突き止めた。山中と高橋は06年8月、国際的な科学誌に論文を発表した。



       次に目指したのは、人のiPS細胞の作製だ。マウスの実験では、ネズミの仲間の細胞だけに感染する特殊なウイルスを24個の遺伝子の「運び役」にした。人の細胞では使えないが、かといって人に感染するウイルスを日常の実験で使うことは避けたい。


       「マウスで成功したウイルスを人の細胞で使えたら」

       山中は、実験で使う人の皮膚の培養細胞に目を付けた。マウスの細胞表面にあるたんぱく質を作る遺伝子を一つ加え、マウスのウイルスが感染できる細胞にした。この方法なら、人に感染するウイルスを1回使えば、後はマウスのウイルスで実験できる。

       人のiPS細胞の作製に成功した山中らは、07年11月、再び論文を発表。iPS細胞と山中の名は、一般にも広く知られるようになった。



       本当に大変なのは、この後だった。山中の目標は、iPS細胞を再生医療で日常的に使われるような、実用的な技術として確立することだ。

       そのためには、iPS細胞を人に安心して移植できる、安全な細胞にすることが大前提となる。運び役のウイルスを含め、iPS細胞の作り方は一から見直しとなる。

       山中の執念に応えたのは、弟子たちだった。

       iPS細胞の作製に使う4個の遺伝子のうち1個は、がんとの関係が深い。京大iPS細胞研究所講師の中川誠人(43)は、この遺伝子を外し、別の安全な遺伝子でiPS細胞を作ることに成功した。

       「細胞に入れた遺伝子は、iPS細胞になったら残らず消えてほしい。そんな都合のいい運び役はないか」

       ウイルスの種類によっては人に病気を起こす遺伝子が残ってしまう可能性がある。そこで同研究所講師の沖田圭介(42)は試行錯誤の末、「プラスミド」というDNAの輪を使う方法にたどり着いた。

       必要な遺伝子を組み込んで試薬と混ぜ、皮膚などの細胞に加えるとiPS細胞が出現した。しばらく培養するとプラスミドは消えた。同研究所から次々と成果が生まれ、医療に使えるiPS細胞の完成に近づいていった。



       京大iPS細胞研究所では現在、他人に移植しても拒絶反応が少ない特別な「型」の遺伝子を持つ人を探してiPS細胞を作り、備蓄する計画を進めている。研究所は今年4月27日、こうしたiPS細胞が日本人の32%をカバーできるようになったと発表した。

       移植医療だけでなく、治療法の開発などにもiPS細胞の応用は進む。難病の患者から作ったiPS細胞は、病気の原因の解明や治療薬を開発する研究に欠かせない細胞となりつつある。

       この30年で飛躍的に進歩した遺伝子を操る技術は、医学の未来を大きく変えようとしている。
       

      ◇再生医療進展の契機

       この30年間で、様々な組織に変化する万能細胞の研究が大きく進んだ。最初の重要な一歩は英国で1981年に作られた、マウスの受精卵の一部を培養するES細胞(胚性幹細胞)だ。特定の遺伝子をなくす操作をすれば、遺伝子がないことが原因の病気マウスを人工的に作れるようになった。病気と遺伝子の関係を調べる研究が活発になった。

       98年には人のES細胞が登場し、組織や臓器を作って移植する再生医療への期待が高まった。しかし、生命の始まりに近い受精卵を壊して作るES細胞を使った医療が許されるか、倫理面の大きな課題が浮上した。2005年には韓国でES細胞を巡る論文の捏造ねつぞうも発覚し、再生医療への期待は急速にしぼんだ。

       そこに登場したのが受精卵の操作を必要としないiPS細胞だ。2000年頃から細胞が万能になるのに必要な遺伝子が次々に見つかり、研究を後押しした。学習院大教授の阿形清和(63)は「皆が遺伝子の働きを一つひとつ調べていた時、山中さんは重要な遺伝子をまとめて細胞に放り込むという方法で、一気に20年先へ行ってしまった。iPS細胞の登場で、再生医療そのものが息を吹き返した。科学史上に残る成果だ」と話す。(敬称略、第2部終わり。冬木晶、諏訪智史、今津博文が担当しました)
       

      ◇iPS細胞 体の様々な組織の細胞に変化でき、ほぼ無限に増やせる細胞で、皮膚や血液などの普通の体の細胞に4~6個の遺伝子を組み込んで作る。「万能細胞」とも呼ばれる。発生初期の受精卵に近い状態になることから、iPS細胞ができる現象を初期化と呼ぶ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180514-120-OYTAT50002

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    6. 「遺伝子」と「ウイルス」と「幹細胞」と「移植」と…

      医科様技術の集大成、一大合作(コラボレート)作品だな。

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  48. 「平成時代 DNAの30年」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/list_KANSAI%255fRENSAI%2509%25E5%25B9%25B3%25E6%2588%2590%25E6%2599%2582%25E4%25BB%25A3%25E3%2580%2580%25EF%25BC%25A4%25EF%25BC%25AE%25EF%25BC%25A1%25E3%2581%25AE%25EF%25BC%2593%25EF%25BC%2590%25E5%25B9%25B4_0

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  49. WEDGE REPORT
    2017年6月30日
    炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”
    ブラックバスと肩を並べる「侵略的外来種」の恐るべき“被害”
    木寅雄斗 (Wedge編集部)
    http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9994

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    1. まるで「火星人襲来」だな…

      そういう恫喝言辞には往々にして「騙し」の裏技が仕込んであるものさ。

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  50. 海中DNA 漁業活用 粘液・ふん由来 水産庁分析…魚の分布 データ蓄積へ
    2018年5月21日15時0分

     水産庁は、海水中に残る魚のDNA(環境DNA)をもとにした水産資源のデータベースづくりに乗り出す。今夏にも日本の周辺海域で海水を採取し、魚の種類と量の特定に必要な環境DNAのデータの収集と分析を始める。日本の漁獲量は海洋環境の変化や乱獲の影響で減少している。魚の分布や量をより正確に把握することで、水産資源の保護や活用につなげる狙いがある。

     太平洋や東シナ海、日本海などの周辺海域で海水を採取し、今後4年間かけて環境DNAのデータを蓄積する。海水を採取する場所や季節、水深を変え、精度の高い調査手法の確立を目指す。

     調査結果は「太平洋データベース」「沿岸データベース」など海域ごとにまとめ、研究者や漁業者らと情報を共有する。水産庁は将来的に、環境DNAによる分析結果を、クロマグロやサンマ、スルメイカなどで実施している漁獲規制の判断基準にしたい考えだ。

     水産資源調査は通常、網で魚を捕まえたり、魚群探知機を使ったりして行う。調査には時間と多額の費用がかかり、調査結果のばらつきも大きかった。

     環境DNAに着目した新たな調査手法は、魚の粘液やふんなどに由来し、環境(海水)中に存在する魚のDNAを分析して行う。採取した海水に含まれるDNAと、これまでの研究で判明している魚のDNAの特徴が一致すれば、生息する魚が特定できることから「手軽で精度も極めて高い」(国立環境研究所の亀山哲さとし主任研究員)と期待されている。

     また、調査にかかる時間とコストを大幅に減らせるうえ、魚を捕まえる必要もなく、魚の資源量に影響を与えない利点もある。水産庁は最新の技術に基づく水産資源のデータベースをつくることで、水産資源量のより正確な将来予測や効果的な漁獲規制につなげ、水産資源の回復にいかしたい考えだ。

      環境DNA  海水や川の水、土壌など環境中に含まれる生物のDNAのこと。魚の環境DNAは、水中に放出されたふんや粘液、体表の細胞などがはがれ落ちたものに由来する。これらを分析することで、魚の種類や分布などを高い精度で調査できるとして近年注目されている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180521-118-OYTPT50272

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  51. 2018.5.29 16:04
    大阪でコイヘルペス 観賞用、30~40匹死ぬ

     大阪府は29日、大阪市で個人が観賞用に池で飼っていたニシキゴイとマゴイ30~40匹が死に、うち6匹からコイヘルペスウイルスが検出されたと発表した。感染したコイや水は外部へ流出させておらず、感染拡大の恐れはないという。死んだコイは焼却処分された。

     25日に飼い主から府に通報があり、府と国で検査。インターネットでさまざまな産地から仕入れており、感染経路は特定できていないという。
    https://www.sankei.com/west/news/180529/wst1805290073-n1.html

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    1. ウイルス病に罹って斃死するほうが悪い。耐えて死なない免疫ついたものが丈夫で長生きする健康健全体。それが正義。

      見立てをあやまってはいけない。

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  52. 山口 NEWS WEB
    コイヘルペス発生で対策会議
    06月12日 19時40分

    防府市の養殖業者のコイからコイヘルペスウイルスの陽性反応が確認され12日、県庁で対策会議が開かれました。
    県庁で開かれた会議は、11日防府市の養殖業者からの要請を受けて行われたコイヘルペスの検査でニシキゴイ1匹から陽性反応が確認されたことを受け、県や専門機関が参加しました。
    この中ではコイの移動や販売の自粛など蔓延防止のための措置を県が業者に要請することを決めたほか、県と市が連携して池の排水が流れる水路で監視を行うことなどを決めました。
    県によりますとコイヘルペスはコイだけに感染するウイルス性の病気で、死亡率が高いのが特徴ですが、人やほかの魚には感染しません。
    県水産振興課の三浦忠課長は「県と市で連携して、迅速で的確に蔓延防止策が図れるようにしたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180612/4060000534.html

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    1. 防府市内の養鯉場における
      コイヘルペスウイルス(KHV)病に関する情報(第1報)
      平成30年 (2018年) 6月 12日

      平成30年6月11日、県水産研究センターが防府市内の養鯉場で飼育されているコイを検査した結果、下記のとおりコイヘルペスウイルス(KHV)病の陽性反応が確認されました。

      この検査結果を受け、本日、「山口県コイヘルペスウイルス病対策本部会議」を開催し、今後の対応について決定します。

      なお、当該検体については、(国研)水産研究・教育機構増養殖研究所(三重県)へ確定検査を依頼します(検査の結果は、6月13日以降に判明予定)。



      1 発生場所及び検査結果

      (1) 発生場所

      防府市内の養鯉場

      (2) 検査結果

      検査名:一次検査(県)

      検査日:6月11日(月曜日)

      検体尾数:2尾

      検査結果:2尾中1尾がKHV病陽性


      2 まん延防止措置
      防府市の養鯉業者に対し、まん延防止措置(移動・販売自粛、排水停止)を要請


      3 今後の対応
      (1) 山口県コイヘルペスウイルス病対策本部会議の開催

      ① 日 時: 平成30年6月12日(火曜日)11時30分

      ② 場 所: 県庁10階 漁業調整委員会室

      ③ 議 題

       ・ 発生状況報告について

       ・ 今後の対応等について


      (2) 山口県コイヘルペスウイルス病現地対策協議会の開催

      ① 日 時: 平成30年6月12日(火曜日)15時

      ② 場 所: 山口県防府総合庁舎第2会議室

      ③ 議 題: 対策本部協議結果を受けて、今後の対応について協議


      4 参考

      (1) コイヘルペスウイルス病の特徴

      ① コイヘルペスウイルス病は、人に感染することはありません。

      仮に感染したコイを食べても人体に影響はありません。

      ② コイヘルペスウイルス病は、コイ(マゴイ、ニシキゴイ)以外の魚種に感染、発病することはありません。


      (2) 全国の発生状況等

      ① 平成15年に国内で初めて感染が確認されて以来、平成17年までに全都道府県で発生が確認されています。

      ② 山口県においては、平成17年10月に防府市内の養鯉場で初めて発生が確認(同11月終息)されて以来、平成24年度、平成28年度及び平成29年度を除いて毎年、発生が確認されています。
      http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201806/040636.html

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    2. 山口県防府市の養殖場でコイヘルペス陽性反応確認
      6/13(水) 12:21配信 tysテレビ山口

      山口県防府市で養殖されていたニシキゴイからコイヘルペスの陽性反応が確認されました。県は、きのう緊急に対応を協議しました。コイヘルペスウイルスの陽性反応が確認されたのは防府市にあるコイの養殖業者です。今年4月にオランダに輸出したニシキゴイが死に、輸出先で感染が確認されました。連絡を受けた業者が先月、養殖場で死んだあとに冷凍保存されていた検体について県に検査を求め、おととい深夜に陽性が確認されました。コイヘルペスウイルスはほかの魚や人へは感染せず、感染したコイを食べても人体に影響はありません。現在、確定診断が進められていて、県は、周辺の水路などの監視を強化しています。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000001-tysv-l35

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    3. 防府市内の養鯉場における
      コイヘルペスウイルス(KHV)病に関する情報(第2報)
      平成30年 (2018年) 6月 14日

      防府市内の養鯉場で陽性が確認されたコイヘルペスウィルス(KHV)病について、本日、確定診断の結果、陽性と診断されました。

      この検査結果を受け、持続的養殖生産確保法に基づき県より当該養鯉場に対して「まん延防止措置命令(コイの移動の禁止等)」を発令して、まん延防止を図ります。





      1 確定診断等の結果
      (1) 診断機関

      (国研)水産研究・教育機構増養殖研究所(三重県)

      (2) 診断結果

      検査名 検査日 検査尾数 検査結果
      一次検査(県) 6月11日(月曜日) 2尾 2尾中1尾がKHV陽性
      確定診断 6月14日(木曜日) 1尾 1尾中1尾がKHV陽性

      2 まん延防止措置命令の発令について
      (1) 目的

      養鯉場を清浄化させ、まん延防止を図るため

      (2) 命令の内容

      ア. 養殖植物の種類

      施設に収容されている全てのコイ

      イ、 養殖動植物の所在地

      防府市の養鯉場

      ウ. まん延防止措置内容

       ・ 養鯉場の施設に収容されている全てのコイの移動禁止

       ・ 確定診断結果で陽性反応が出たコイと同じ飼育池に収容されているコイの処分、施設等の消毒

      (以下略)
      http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201806/040654.html

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    4. 防府市内の養鯉場におけるコイヘルペスウイルス(KHV)病に関する情報(最終報)
      平成30年 (2018年) 7月 10日

      持続的養殖生産確保法第8条に基づき「まん延防止措置命令」を発令した防府市内の養鯉場(平成30年6月14日付け発令)について、今般、養鯉場の清浄化を確認しました。

      なお、この確認結果に基づき、本日、命令の解除及び「山口県コイヘルペスウイルス病対策本部」を解散します。


      1 これまでの経過について
      (1) 平成30年6月11日、県による一次検査の結果、コイヘルペスウイルス病の陽性反応を確認。

      (2) 6月12日、「山口県コイヘルペスウイルス病対策本部」を設置。

      (3) 6月14日、コイヘルペスウイルス病が確定。同日「まん延防止措置命令」を発令。

      (4) 養鯉場の複数の飼育池について、順次、検査を行い、陽性が確認された飼育池は、コイを全数処分(295尾、169.25kg処分)の上、消毒を実施。

      (5) 本日、すべての飼育池について清浄化を確認。


      2 まん延防止措置命令の解除及び対策本部の解散について
      本日付けで、防府市内の養鯉場に対するまん延防止措置命令の解除を行うとともに、「山口県コイヘルペスウイルス病対策本部」を解散。
      http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201807/040897.html

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  53. 千葉県からのプレスリリース情報
    コイヘルペスウィルス病の発生について(平成30年6月11日)
    コイヘルペスウィルス病の発生について(平成30年5月25日)
    http://www.pref.chiba.lg.jp/gyoshigen/koiherupesu/index.html

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    返信
    1. コイヘルペスウイルス病の発生について(平成30年5月25日)
      発表日:平成30年5月25日

      農林水産部水産局漁業資源課
      電話:043-223-3606

      旭市内の個人宅の池で飼育されていたニシキゴイについて、へい死が確認されたため、県水産総合研究センター内水面水産研究所及び国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における診断の結果、コイヘルペスウイルス病の発生が確認されましたので、お知らせします。
      コイヘルペスウイルス病は、コイ特有の病気で、人には感染しません。

      検査結果(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における確定診断)
      1検体中1検体が陽性

      経過
      5月23日に飼育中のニシキゴイ30尾のうち29尾のへい死を確認
      5月23日に初動診断・・陽性(県水産総合研究センター内水面水産研究所)
      5月25日に確定診断・・陽性(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所)
      http://www.pref.chiba.lg.jp/gyoshigen/press/2018/180525koiherpes.html

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    2. コイヘルペスウイルス病の発生について(平成30年6月11日)
      発表日:平成30年6月11日

      農林水産部水産局漁業資源課

      船橋市内の個人宅の池で飼育されていたニシキゴイについて、へい死が確認されたため、県水産総合研究センター内水面水産研究所及び国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における診断の結果、コイヘルペスウイルス病の発生が確認されましたので、お知らせします。
      コイヘルペスウイルス病は、コイ特有の病気で、人には感染しません。

      検査結果(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所における確定診断)
      2検体中2検体が陽性

      経過
      6月5日に飼育中のニシキゴイ21尾のうち4尾がへい死
      6月6日に内水面水産研究所が現地調査及び検体の収集を実施
      6月7日に初動診断・・陽性(県水産総合研究センター内水面水産研究所)
      6月11日に確定診断・・陽性(国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所)
      http://www.pref.chiba.lg.jp/gyoshigen/press/2018/180611koiherpes.html

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  54. チンパンジーの年齢をDNAで推定…京大など =関西発
    2018年7月4日15時0分

     チンパンジーの年齢をDNAから推定する手法を考案したと、京都大などのチームが発表した。論文が3日、英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。野生動物の年齢を科学的に推定できる手法は少なく、保全対策などに役立つという。

     寿命が50歳程度とされるチンパンジーの年齢は、これまで外見などから判断するしかなかったが、大人の体に成長する15歳を過ぎると見分けが難しかった。チームは、生物のDNA構造の一部が、年齢を重ねるたびに変化することに着目。熊本県内の施設で飼育され、年齢が分かっているチンパンジー12頭の血液から抽出したDNAを使って調べたところ、平均5・4歳の誤差で推定することができた。

     すでに人のDNAでも同様の結果が得られることを確認しており、沖縄本島に生息する絶滅危惧種のヤンバルクイナなどでもこの手法が有効か確かめている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180704-043-OYO1T50012

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    1. チンパンジー年齢 わかった DNA分析で
      2018年7月4日15時0分

       チンパンジーの年齢をDNAから推定する手法を考案したと、京都大などのチームが発表した。論文が3日、英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。野生動物の年齢を科学的に推定できる手法は少なく、保全対策などに役立つという。

      保全対策など有効

       寿命が50歳程度とされるチンパンジーの年齢は、これまで外見などから判断するしかなく、大人の体に成長する15歳を過ぎると見分けが難しかった。

       チームは、生物のDNA構造の一部が、年を取るにつれて変化することに着目。熊本県内の施設で飼育され、年齢が分かっているチンパンジー12頭の血液からDNAを抽出して調べてみた。すると、実年齢との誤差は平均5・4歳の範囲に収まったという。

       すでに人のDNAでも同様の結果が得られることを確認しており、沖縄本島に生息する絶滅危惧種のヤンバルクイナなどでも、この手法が有効かどうか確かめている。

       チームの村山美穂教授は「野生動物のふんや体毛から抽出したDNAから、その群れが老齢の個体ばかりとわかれば、保全対策を急ぐなどの活用が考えられる」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180704-118-OYTPT50326

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    2. チンパンジーの年齢、DNA分析で推定
      2018年7月4日18時44分

       チンパンジーの年齢をDNAから推定する手法を考案したと、京都大などのチームが発表した。論文が3日、英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。野生動物の年齢を科学的に推定できる手法は少なく、保全対策などに役立つという。

       寿命が50歳程度とされるチンパンジーの年齢は、これまで外見などから判断するしかなく、大人の体に成長する15歳を過ぎると見分けが難しかった。

       チームは、生物のDNA構造の一部が、年を取るにつれて変化することに着目。熊本県内の施設で飼育され、年齢が分かっているチンパンジー12頭の血液からDNAを抽出して調べてみた。すると、実年齢との誤差は平均5・4歳の範囲に収まったという。

       すでに人のDNAでも同様の結果が得られることを確認しており、沖縄本島に生息する絶滅危惧種のヤンバルクイナなどでも、この手法が有効かどうか確かめている。

       チームの村山美穂教授は「野生動物のふんや体毛から抽出したDNAから、その群れが老齢の個体ばかりとわかれば、保全対策を急ぐなどの活用が考えられる」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180704-118-OYT1T50106

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  55. 縄文人、ラオスにルーツ?遺跡の人骨ゲノム解析
    2018年7月22日7時6分

     愛知県の伊川津いかわづ貝塚から発掘された約2500年前の縄文人は、東南アジアの狩猟採集民族にルーツを持つ可能性があることがわかったと、金沢大などの国際研究チームが発表した。縄文人の人骨から全遺伝情報(ゲノム)を初めて解析し、明らかになったという。

     論文が6日付の米科学誌「サイエンス」に掲載された。研究チームは縄文人の遺骨のほか、ラオスやマレーシアなどの遺跡で発掘された約8000年~2000年前の人骨計25人分のゲノムを解析。縄文人と比べると、ラオスの遺跡(約8000年前)から発掘された狩猟採集民族やマレーシアの遺跡(約4000年前)から見つかった人骨のゲノムとよく似ていたという。

     金沢大の覚張隆史がくはりたかし特任助教は「北方から日本列島にやってきた祖先とは別に、南方から来た祖先のルーツも今後明らかになる可能性がある」と話している。

     海部陽介・国立科学博物館人類史研究グループ長の話「ゲノムを大規模に解析した初めての研究成果で、貴重なデータ。日本人の祖先のルーツと関連づけるために、さらなる検証を期待したい」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180721-118-OYT1T50118

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    1. 【人類学】縄文人、ラオス・マレーシアにルーツ? ゲノム配列解読
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1531460749/

      「ゲノム解析」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0%E8%A7%A3%E6%9E%90

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    2. 縄文人 ラオスに祖先?…金沢大などゲノム解析
      018年7月22日5時0分

       愛知県の伊川津いかわづ貝塚から発掘された約2500年前の縄文人は、東南アジアの狩猟採集民族にルーツを持つ可能性があることがわかったと、金沢大などの国際研究チームが発表した。縄文人の人骨から全遺伝情報(ゲノム)を初めて解析し、明らかになったという。

       論文が6日付の米科学誌「サイエンス」に掲載された。研究チームは縄文人の遺骨のほか、ラオスやマレーシアなどの遺跡で発掘された約8000年~2000年前の人骨計25人分のゲノムを解析。縄文人と比べると、ラオスの遺跡(約8000年前)から発掘された狩猟採集民族やマレーシアの遺跡(約4000年前)から見つかった人骨のゲノムとよく似ていたという。

       金沢大の覚張隆史がくはりたかし特任助教は「北方から日本列島にやってきた祖先とは別に、南方から来た祖先のルーツも今後明らかになる可能性がある」と話している。

       海部陽介・国立科学博物館人類史研究グループ長の話「ゲノムを大規模に解析した初めての研究成果で、貴重なデータ。日本人の祖先のルーツと関連づけるために、さらなる検証を期待したい」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180722-118-OYTPT50100

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