2023年4月3日

京都大学 iPS細胞研究所 CiRA(サイラ) 不正論文取り下げ

底なしの「研究不正」「論文捏造」問題、闇は深し…

京大 iPS論文不正で助教を懲戒解雇 山中教授も処分
3月28日 21時08分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180328/k10011383161000.html

>京都大学iPS細胞研究所の助教が発表した論文に、ねつ造などの不正があった問題で、京都大学は、28日、この助教を懲戒解雇にするとともに、所長の山中伸弥教授も監督責任があるとして処分しました。

>iPS細胞研究所の山中伸弥教授は「今回の処分を真摯(しんし)に受け止めるとともに、所長として事態を未然に防ぐことができなかった責任を痛感し、自主的に、当面の給与相当額をiPS細胞研究基金へ寄付します。今後研究倫理への取り組みをより一層強化し、信頼回復に努めて参ります」とコメントしました。

(追記3/28 2018)
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京大iPS研の論文不正 米科学雑誌が論文取り下げ
2018年2月14日 17時34分 NHKニュース

京都大学iPS細胞研究所に所属する助教が中心となって発表した論文にねつ造などの不正があった問題で、掲載したアメリカの科学雑誌は、この論文を取り下げたことを公表しました。

京都大学は先月、iPS細胞研究所山水康平助教が中心となって去年発表した論文の11のデータにねつ造や改ざんの不正があったことを公表し、この論文の取り下げを要請していました。

これを受けて、論文を掲載したアメリカの科学雑誌「ステム・セル・リポーツ」は、14日までに論文を正式に取り下げたことをホームページ上で公表しました。

取り下げられた論文は、iPS細胞から脳の血管にある「血液脳関門」という組織を作ることに成功したとするもので、ホームページでは、不正があったため論文の結論が得られていないとして、山水助教をはじめ11人の著者全員が取り下げに同意したと説明しています。

そのうえで「著者たちは不正な論文を発表し、混乱を引き起こしたことを深く後悔し、科学界に対し心から謝罪している」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180214/k10011328941000.html

発端は…

京大iPS細胞研究所で論文のねつ造や改ざん
2018年1月22日 17時45分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180122/k10011297591000.html

>研究不正に詳しい大阪大学の中村征樹准教授「これまでiPS細胞研究所はデータの管理に厳しいという印象をもっていただけに驚いている」「iPS細胞の研究は期待が大きい分野だけに、不正がなぜ起きたのか、ほかにも不正はないのか、詳細な調査を行う必要がある」








(書きかけ)




池田清彦「直接的な市場価値を有さない基礎科学の場合、これはほとんどウソつき競争のようになってくる可能性が高い」
(科学 - Wikippe 8.現代科学の諸問題
http://wikippe.e-do-match.com/index.php/%E7%A7%91%E5%AD%A6



(№308 2018年2月15日)

102 件のコメント:

  1. 社説
    iPS論文不正 世界的研究の停滞を防ぎたい
    2018年1月26日6時0分

     日本が世界に誇る研究成果にさえ、不信の目が向けられかねない。

     京都大のiPS細胞研究所に所属する助教が、論文のデータを捏造ねつぞう、改ざんしていた。

     脳血管の機能をiPS細胞(人工多能性幹細胞)で再現した、とする論文だった。昨年2月、米科学誌に掲載された。

     12個のグラフのうち、11個を不正に作成した。数字を書き換えたり、測定していないデータを加えたりしていた。助教は「グラフの見栄えを良くしたかった」と、不正を認めている。

     実験結果に忠実であるべき科学者として、許されない行為だ。

     研究チームは11人だった。主著者の助教がデータをまとめた。不正は助教が単独で行った。内部告発があり、京大の調査委員会が聞き取りなどを行っていた。

     研究所長を務めるのは、iPS細胞の開発でノーベル生理学・医学賞を受けた山中伸弥教授だ。

     iPS細胞は、目の網膜や心臓の筋肉、肝臓の細胞など、様々な組織に変化が可能だ。日本が生み出した有望な技術として、山中教授が実用化を主導している。

     研究所では、3か月ごとに研究ノートを点検し、論文執筆時にはデータも提出させるなど、比較的厳しいチェック体制を敷いていたはずだった。どこに漏れがあったのか、きちんと検証し、再発防止を図ってもらいたい。

     山中教授は「失われた信頼を一刻も早く取り戻したい」と語っている。今後も所長にとどまる。不祥事により、iPS細胞の臨床研究を停滞させてはならない。

     日本を代表する研究機関で、不祥事が後を絶たないのは、嘆かわしいことだ。理化学研究所で2014年、STAP細胞の論文不正があった。東京大分子細胞生物学研究所でも昨年、教授らによる論文の改ざんが明るみに出た。

     生命科学は、新薬開発などで巨額の利益を生みやすい。不正の温床とならないよう、研究者に対する倫理教育の徹底が不可欠だ。

     雇用に期限がある「任期付き研究員」が増えていることも、不正の遠因ではないか。問題の助教は14年に着任し、3月末に任期切れを控えていた。期間中に成果を上げたい、との焦りがあったとしても不思議ではない。

     世界に通用する論文数などで、日本の科学力の低下が指摘されている。基礎研究には、長い年月を要するテーマが少なくない。若手が期限に縛られず、研究に専念できる環境整備が求められる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180125-118-OYT1T50100

    https://koibito2.blogspot.jp/2017/11/ips10.html?showComment=1517018327625#c2762118260462931620

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  2. [顔]iPS細胞からミニ肝臓を作った 武部貴則さん 31
    2018年2月27日5時0分

     横浜市立大医学部進学後、移植医療を志したが、臓器提供者が現れずに多くの患者が亡くなる現実に直面、「臓器移植に代わるものを開発しよう」と決めた。

     学部生の時から再生医学の研究室に通い、2013年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から肝臓と同じ働きをする直径約5ミリのミニ肝臓を世界で初めて作った。移植すると肝臓に定着し、臓器そのものの移植に代わる治療に道筋をつける革新的技術だった。昨年は大量作製の手法も確立。今年1月、異例の若さで同大先端医科学研究センター担当教授に抜てきされた。

     学生時代には「広告医学」という新たな学問領域も開拓した。「思わず歩いて上りたくなる階段」など、使う側を引きつけるデザインやアートを活用して健康的な生活習慣を促す。

     最近の研究成果は、物理学者やIT企業関係者など他分野の専門家との連携から生まれている。「何かを見つけたら飛び込む」がモットーで、学会などで出会った研究者とその場で議論を尽くし、貪欲に自分の研究に吸収する。

     普段は日本と米国をほぼ2週間ごとに行き来する生活。「引っ越しの時間がもったいない」と、学生時代と同じ4畳半に住み続ける。(横浜支局 鬼頭朋子)

           ◇

     横浜市出身。東京医科歯科大統合研究機構教授と米国の小児病院准教授も兼ねる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180226-118-OYTPT50421

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    1. 「横浜市立大」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%A4%A7

      【話題】31歳先端医科学研究センター教授、横浜市大で誕生 学内で現役最年少
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1516776917/

      【再生医療】ヒトのiPS細胞から肝臓の機能を持った小さな組織「ミニ肝臓」の大量製造に成功/横浜市立大
      https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1512571741/

      【幹細胞】iPS細胞を用いてヒト肝臓発生の複雑なメカニズムを解明~再生医療の実現を加速~/横浜市立大
      https://egg.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1497715295/

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    2. >横浜市立大学 学術院医学群 臓器再生医学 関根圭輔助教、武部貴則准教授、谷口英樹教授らの研究グループは、ドイツ・マックスプランク研究所のBarbara Treutlein、シンシナティ小児病院と共同で最先端の1細胞遺伝子発現解析技術を駆使したビッグデータ解析により、ヒトiPS細胞からミニ肝臓*1の形成過程で生じる多細胞間の相互作用を解析し、ヒトの肝臓発生に重要かつ複雑な分子メカニズムを世界で初めて明らかにしました。そして、本研究グループが2013年に確立したミニ肝臓作製技術は、従来のヒト肝細胞作製技術と比べ、血管形成促進作用を含むさまざまな性能において優れている可能性が示唆されました。
      https://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/20170614_sekine.html

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  3. 論文不正は"研究者の薄給"を放置したツケ
    山中伸弥所長を悩ませる予算不足
    2018.2.26
    ジャーナリスト 溝上 憲文
    PRESIDENT Online
    http://president.jp/articles/-/24515

    若手研究者の不安定な雇用が、さまざまな歪みを生んでいる。今年1月、京都大学iPS細胞研究所の助教(36歳)による論文捏造が発覚した。動機の背景には、成果を出さなければクビという焦りがあったと報じられている。日本の研究機関の予算は乏しく、山中伸弥所長も「期限付き雇用」を主張するしかないという現状がある。これでいいのか――。

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    1. >今回のiPS細胞の論文捏造は、担当の助教がこうした雇用不安を強く感じるあまり犯してしまった可能性も否定できない。
      http://president.jp/articles/-/24515?page=5

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    2. それはほぼ関係ないな。

      やるやつは最初からやっていて、そしてキャリアを極める。いまやそういうやつらで、各分野が占められている。

      特にライフサイエンスの惨状ときたら、言葉を失うほどだ。

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  4. 他人のiPS移植で合併症=目の難病、世界初臨床-研究への影響否定・理研など

     他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いて目の難病患者を治療する世界初の臨床研究を行っている理化学研究所と神戸市立医療センター中央市民病院などのチームは16日、患者1人の網膜内に腫れができる合併症の発症を確認したと発表した。視力が損なわれるといった治療の緊急性はないが、腫れの改善が期待できなかったため、15日に患者の網膜前膜を除去する手術を行った。
     細胞の移植手術を執刀した同病院の栗本康夫眼科部長らが16日、神戸市で記者会見した。理研の高橋政代プロジェクトリーダーは「研究の進展には全く影響がない」と話した。
     この臨床研究で、合併症による入院治療が必要となったのは初めて。除去手術後の患者の経過は良好という。
     チームは昨年3月、視野がゆがみ失明の恐れもある「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」の患者に、拒絶反応を起こしにくい特殊な免疫の型を持つ人のiPS細胞から作った網膜の細胞を移植する手術を開始。5人への移植を終え、術後の経過を観察していた。(2018/01/16-18:18)
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011600788&g=soc

    https://koibito2.blogspot.jp/2014/09/912-1946.html?showComment=1516095395891#c6358516425106901209

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  5. 【Muse(ミューズ)細胞】幹細胞で心筋梗塞治療、ウサギで効果確認 岐阜大・東北大
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1520343754/

    「幹細胞」のニュース
    https://www.2nn.jp/word/%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

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    1. 「Muse細胞」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/Muse%E7%B4%B0%E8%83%9E

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    2. 真の「目的」は、あくまでも「結果(成果)」ではなく「過程(プロセス)」…

      意図的な「目的と手段との倒錯」スリカエ幻惑手法。

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    3. 「特殊な細胞」で心筋梗塞が改善 臨床試験へ
      3月7日 4時18分

      体のさまざまな組織の細胞に変化するとされている特殊な細胞を使って、心筋梗塞を起こしたウサギの心臓の機能を改善させることに成功したと岐阜大学と東北大学のグループが発表し、今後、企業が中心となって臨床試験が進められるということです。

      岐阜大学と東北大学の研究グループは6日、記者会見を開き、体のさまざまな組織の細胞に変化する能力があるとされている「Muse細胞」と呼ばれる特殊な細胞を、急性の心筋梗塞を起こしたウサギの血液中におよそ30万個投与したところ、2週間ほどで心臓の機能が改善したと発表しました。

      グループによりますと、この特殊な細胞は体内に存在していますが、大量に増やして投与すると、傷ついた細胞からのシグナルを受け取って集まり、心臓の筋肉や血管に変化して修復したとしています。

      この成果などをもとに企業が中心となって臨床試験が進められていて、ことし中に心筋梗塞の患者6人に投与するということです。

      東北大学大学院の出澤真理教授は「体に備わる修復機構を最大限に活用した『修復医療』という考え方を提示していきたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180307/k10011354071000.html

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  6. 2018.3.15 06:30
    【関西の議論】
    論文不正なぜなくならぬ…研究者に立ちはだかる数々の壁 

     人工多能性幹細胞(iPS細胞)研究でも論文データの捏造(ねつぞう)と改竄(かいざん)があった-。京都大iPS細胞研究所で起きた特定拠点助教による論文不正。ノーベル賞授賞の対象にもなった日本が世界に誇る研究分野での不正の発覚は、各方面に大きな衝撃を与えた。再生医療や創薬の分野で大きく役立つ夢の万能細胞をめぐる研究不正としては、理化学研究所などのチームが発表したSTAP細胞に関する論文の不正が記憶に新しい。なぜ、こうした行為が横行するのだろうか。(池田祥子)

    研究者の多くが任期付き

     「また起きたのかと。STAP細胞のときを思い出した」。ある国立大医学部の男性助教(34)=生物学=はこう嘆息する。

     不正があったのは昨年2月に米科学誌「ステム・セル・リポーツ」に掲載された論文。血中に含まれた薬物や有害物質が脳に入るのを防ぐ「血液脳関門」の機能を持つ組織を、iPS細胞を使って体外で作り出すことに成功したという内容で、アルツハイマー病の治療に役立つ可能性があるなどとしていた。

     しかし、実際には論文通りの組織はできていなかった。学内からの指摘を受けた大学側が調査した結果、遺伝子発現量を示す値を大幅に書き換えるなど、論文を構成する主要な図6点全てと、補足図6点中5点で数値の捏造や改竄が認められた。

     不正を行ったA氏(36)は、平成26年11月、iPS細胞研の任期付き研究者である特定拠点助教に着任。任期は今年3月までだった。
    http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150004-n1.html

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    1.  同研究所のスタッフの多くは任期付きだ。「目先の欲にとらわれてしまったのでは。焦りがあったのか…」と、男性助教は推察する。

       現在、国内の研究者を取り巻く環境は厳しくなっている。国立大学の研究資金は、国が大学に配分する運営費交付金を削減し続ける一方、他の研究テーマと競争して獲得する「競争的研究資金」の割合が増えているのだ。その結果、「短期間で結果を出すことが求められるようになった」と危惧する研究者も多い。

       この男性助教によると、教授であっても研究室にこもって研究に没頭する状況は皆無に等しいという。「競争が激しいので、他分野よりも注目されているiPS細胞でさえ、あの山中先生でも寄付を呼びかけるなど資金集めに奔走している」と指摘する。

      険しい学内の道

       大学で研究者を目指す道も険しい。企業や民間の研究所などに進む選択肢もあるが、利益を追求する企業では自分の思い通りの研究をすることも難しい。

       男性助教は「大学の研究者は大学で研究することに誇りを持っている人が多く、企業などに進んだ者を“ドロップアウト組”と見なす傾向も強い」と語り、大学での研究にこだわりを見いだす層が一定割合あるとみる。

       国立大大学院の博士課程で化学を専攻した後に企業に就職した男性(27)は「ポストに就けるか分からなかったし、大学院まで出てフリーターのようにはなりたくなかった」と明かす。その一番の理由は、「自分の能力ではアカデミックでは生きていけないと思った」ことだったという。
      http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150004-n2.html

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    2.  博士課程修了後も研究者として大学に残る道も考えたが、任期付きの助教になった先輩らの姿も間近でみてきた。「所属研究室は夜中までの勤務や土日出勤も当たり前で殺伐とした雰囲気だった。能力があったとしても、こうした中で教員・研究者として働くのは自分には無理だと思った」と振り返る。

      「誘惑」に打ち勝つべし

       iPS細胞研究所は再発防止策として、これまで実施してきた実験ノートや論文データの提出をさらに強化するとした。ただ、これらに限界があることも事実だ。

       実験データの解析や図の作成は、筆頭著者のA氏が1人で行ったことを認めており、他の共著者の不正行為への関与は認められなかったと判断した。男性助教は、「このクラスの論文であれば、共著者はデータをみれば矛盾に気付くはず。データやグラフのチェックは1人で行うのではなく、複数の研究者ですべきだった」と語る。

       「データの見栄えを良くしたかった」。大学側の調査に対し、A氏はこう説明したという。男性助教は「思ったようなデータが出ず、『このデータさえあればなあ』という気持ちは研究者なら経験がある」と、研究者が一種の「誘惑」にかられる心境を吐露した。
      http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150004-n3.html

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    3.  研究の世界は結果、いわゆる業績や論文が全てといわれる。それらは、将来のポストへのステップにも使われる“武器”だ。ただ、研究者が一つずつ地道に出すデータには、労力、資金、時間がかかっている。男性助教は「論文は研究者にとってはいわば宝物。それを捏造・改竄することは、自分の研究に泥を塗ることになる。研究がうまくいかないときに真価が問われる」と断言した。
      http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150004-n4.html

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  7. 2018/3/16 18:57 神戸新聞
    iPS免疫細胞でがん破壊 和歌山県立医大、新療法に

     人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した免疫細胞の一種「樹状細胞」を使い、がんを破壊することに成功したと和歌山県立医大のチームが16日、明らかにした。

     樹状細胞を利用する免疫療法は既にあるが、iPS細胞を使うことで高い破壊力が期待でき、新たな療法として開発したいという。成果は英科学誌電子版に掲載された。

     チームによると、樹状細胞は、がん細胞を攻撃するよう別の種類の免疫細胞に指令を出す。免疫療法では、患者自身の樹状細胞を体外で培養したり、がん細胞だけを狙って攻撃できるように手を加えたりして、体内に戻すのが一般的だが、取り出せる数が少ないことが課題だった。
    https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201803/0011074350.shtml

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    1. iPS免疫細胞でがん破壊
      和歌山県立医大、新療法に
      2018/3/16 19:04
      ©一般社団法人共同通信社

       人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した免疫細胞の一種「樹状細胞」を使い、がんを破壊することに成功したと和歌山県立医大のチームが16日、明らかにした。

       樹状細胞を利用する免疫療法は既にあるが、iPS細胞を使うことで高い破壊力が期待でき、新たな療法として開発したいという。成果は英科学誌電子版に掲載された。

       チームによると、樹状細胞は、がん細胞を攻撃するよう別の種類の免疫細胞に指令を出す。免疫療法では、患者自身の樹状細胞を体外で培養したり、がん細胞だけを狙って攻撃できるように手を加えたりして、体内に戻すのが一般的だが、取り出せる数が少ないことが課題だった。
      https://this.kiji.is/347317952112051297

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    2. iPSから免疫司令塔「樹状細胞」を作製 =関西発
      2018年3月20日15時0分

       人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から免疫の司令塔役を担う「樹状細胞」を作製し、がんの進行を大幅に遅らせることにマウスの実験で成功したと、和歌山県立医大のチームが発表した。免疫反応を利用した効果的ながん治療につながる成果で、論文が英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

       樹状細胞は、がんの特徴を他の免疫細胞に知らせ、攻撃指令を出す。同医大の山上裕機教授(消化器外科)らは、健康な人のiPS細胞を樹状細胞に変化させ、大腸がんに強く反応する遺伝子を加えて培養。大腸がんのマウス7匹に注射すると、15日後の腫瘍の大きさは、治療しなかったマウスと比べて約4分の1に抑えられた。

       がん患者の血液から樹状細胞を取り出し、がんへの反応を強めて体内に戻す治療は既にあるが、大量の血液が必要な上、患者の樹状細胞は働きが悪く、効果は限定的だった。

       山上教授は「医療応用には時間がかかるが、iPS細胞を使えば治療効果の高い樹状細胞を作ることができ、体への負担も小さい。今後は安全性などを慎重に検証したい」と話す。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180320-043-OYO1T50012

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  8. 京大 iPS論文不正で助教を懲戒解雇 山中教授も処分
    3月28日 21時08分

    京都大学iPS細胞研究所の助教が発表した論文に、ねつ造などの不正があった問題で、京都大学は、28日、この助教を懲戒解雇にするとともに、所長の山中伸弥教授も監督責任があるとして処分しました。

    京都大学は、ことし1月、iPS細胞研究所の山水康平助教(36)が、去年発表した論文の11のデータにねつ造と改ざんがあったと公表し、関係者の処分を検討していました。

    京都大学は、山水助教について、「大学の信用を傷つける行為」をしたとして、28日付けで懲戒解雇の処分にしました。

    またiPS細胞研究所の所長の山中伸弥教授については、監督責任があるとして処分しましたが、大学は、懲戒処分ではないとして詳しい内容は公表しませんでした。

    iPS細胞研究所の山中伸弥教授は「今回の処分を真摯(しんし)に受け止めるとともに、所長として事態を未然に防ぐことができなかった責任を痛感し、自主的に、当面の給与相当額をiPS細胞研究基金へ寄付します。今後研究倫理への取り組みをより一層強化し、信頼回復に努めて参ります」とコメントしました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180328/k10011383161000.html

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    1. 京大論文不正
      助教を懲戒解雇 iPS研、山中所長も処分
      毎日新聞2018年3月28日 20時01分(最終更新 3月28日 20時47分)

      所属する助教による論文の不正行為が判明し、記者会見で目を閉じる山中伸弥・京都大iPS細胞研究所所長(左)=京都市左京区で2018年1月22日、小松雄介撮影

       京都大iPS細胞研究所(京都市左京区)で発覚した論文の捏造(ねつぞう)・改ざん問題で、京都大は28日、同研究所の山水(やまみず)康平・特定拠点助教(36)を懲戒解雇処分にした。山中伸弥所長についても監督責任を問い処分したが、京大は「懲戒処分ではなく内容は公表できない」としている。

       山水助教らは昨年2月、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から脳血管細胞を作製したなどとする論文を発表したが、計17カ所の改ざんや捏造が判明。米科学誌は今年2月に論文を撤回した。

       京大は「大学の信用を傷つけ、利益を害す行為に該当する」とし、山中所長はホームページで「所長として事態を未然に防ぐことができなかった責任を痛感している」とのコメントを発表した。【野口由紀】
      https://mainichi.jp/articles/20180329/k00/00m/040/088000c

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    2. iPS論文不正、山中伸弥所長も処分
      2018年3月28日21時28分

       京都大は28日、iPS細胞研究所で起きた論文不正問題で、データの捏造ねつぞうや改ざんを行った山水康平・特定拠点助教(36)に対し、同日付で懲戒解雇処分を下したと発表した。京都大での研究不正による懲戒処分は初めて。監督責任を問われた山中伸弥所長も処分したが、京都大は懲戒処分ではないとして、詳しい内容を公表していない。

       また、日本学術振興会は2018年度から7年間、山水氏から科学研究費補助金の申請を受け付けないことを決めた。山水氏については、論文のグラフ11個に数字の書き換えなどがあったとして、京都大が今年1月に不正認定していた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180328-118-OYT1T50104

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  9. iPS研助教のチームへの研究費助成取りやめ
    2018年4月1日20時47分

     京都大iPS細胞研究所の山水康平・特定拠点助教(3月28日付で懲戒解雇)による論文不正問題で、国立研究開発法人「日本医療研究開発機構」は、山水氏を代表とする研究チームへの研究費助成を取りやめたと発表した。

     山水氏は、データの捏造ねつぞうや改ざんを行った論文の成果を基に、機構の助成事業に応募し、昨年7月に採択された。最長3年間(年間1000万円)の助成を受ける予定だったが、今回の問題を受け、機構は研究費の支出を保留し、京大側も辞退の意向を示していた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180401-118-OYT1T50074

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  10. 九大、けいれん副作用仕組み解明
    てんかん薬動物実験
    2018/4/3 04:00
    ©一般社団法人共同通信社

     九州大大学院医学研究院の研究グループは、身ごもった雌のマウスに抗てんかん薬の一つ「バルプロ酸」(VPA)を投与する実験で、胎内のマウスの神経に副作用が生じて出生後にけいれんを起こしやすくなる仕組みを解明し、米学術誌オンライン版で3日発表した。

     てんかんは、情報伝達を担う神経細胞(ニューロン)が過剰に興奮し、けいれんなどの発作を繰り返す疾患。

     実験では、VPAを投与したマウスから生まれた子が、けいれんを起こしやすいことを確認。脳の海馬にありニューロンを生み出す神経幹細胞を調べると、ニューロンの動きに関わる遺伝子が少ないために異常が生じていることが分かった。
    https://this.kiji.is/353615197371450465

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  11. マウス卵子 体外作製…林はやし克彦かつひこさん 46(九州大学教授)

      多能性幹細胞からの卵子再生技術の開発

     生命の源である「卵子」はどうできるのか。多くの謎に満ちている卵子を、マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、体内ではなく体外で作ることに、世界で初めて成功した。その卵子と精子を体外受精し、雌の子宮に移植すると、健康なマウスが誕生した。

     この画期的な成果は2016年、人工知能(AI)が囲碁の世界トップレベルの棋士を負かした話題などと並び、米科学誌サイエンスによる同年の科学10大ニュースに選ばれた。「卵子の発達に関する研究に新たな道を開いた。人でもできれば不妊治療の新たな選択肢となるだろう」と評された。

     特に卵子に興味を持つようになったのは、明治大農学部3年の時。元々は牧場で働くのが夢だったが、大学でマウスの受精卵を扱い、生命誕生の神秘に心を奪われた。それから20年余り、卵子がどうできるのかを探る研究に没頭してきた。「生命の源である卵子に魅せられ、追い続けてきた」と振り返る。

     体外で卵子を作るという目標は達成したものの「ゴールにたどり着いたと思っても、蜃気楼しんきろうのようにまた遠ざかってしまう。研究はまだ道半ば」と話す。体外で卵子ができたと言っても、現在の方法では、マウスの胎児から取り出した体細胞などと一緒に培養する必要がある。胎児の細胞などを使わない作製法を模索中だ。

     卵子の秘密に迫る一方、密猟や内戦の影響で絶滅寸前の「キタシロサイ」の保護活動にも取り組む。東アフリカに生息する残り2頭の雌は、それぞれ脚や子宮に問題を抱え、もはや妊娠は難しい。雌から採取した卵子と、凍結保存してある精子を受精させ、代理母のミナミシロサイに出産させる方法が検討されているが、卵子の採取が困難な場合に備え、マウスでの研究成果を生かしてiPS細胞から卵子を作る研究に取り組む。

     「キタシロサイは人類によって絶滅に追い込まれた。復活計画は数十年かかるが、今のうちに土台となる技術を作り、次世代につなげていきたい」と話す。(伊藤崇)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180422-118-OYTPT50161

    https://koibito2.blogspot.jp/2018/02/blog-post_32.html?showComment=1524452058421#c1328533014904572070

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    1. iPS細胞と桶狭間の戦い…調査研究本部主任研究員 芝田裕一
      2018年6月19日10時0分

       読売テクノ・フォーラムが優れた業績を上げた若手科学者に贈るゴールド・メダル賞の受賞記念講演会が、5月19日に東京・内幸町の日本プレスセンターで開かれた。2018年の受賞者3人の講演の中で、林克彦・九州大学大学院医学研究院教授が、研究成果への大学院生の貢献を戦国時代の武功になぞらえて紹介したのが印象に残っている。

      iPS細胞から体外で卵子作製

       林さんの研究チームは、培養皿の上で、マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵子を作り出すことに世界で初めて成功した。この卵子を雄マウスの精子と受精させると、無事に赤ちゃんマウスが誕生した。論文は16年8月に世界的な科学誌「ネイチャー」に掲載され、ネイチャーのライバル誌であるサイエンスは、この成果を同年の世界トップ10の科学研究の一つに選んだ。

       京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞は、さまざまな臓器や器官の細胞に分化しうる万能細胞だが、体外で「生命の源」である卵子に変化させた研究者はだれもいなかった。科学界のトップジャーナルが高く評価したのは当然と言える。

      筆頭著者より教授に注目が

      卵子作製実験で大きな役割を果たした日下部さん(手前)と林教授

       この研究は、林さんが14年4月に京都大から九州大に移り、初めて自分の研究室を構えて最初に着手した研究の一つだった。木曜日は実験の日と決め、朝から晩まで、博士課程の大学院生だった日下部央里絵さんと2人で、卵子のもととなる細胞――1ミリ・メートルの25分の1という小さな細胞を、1個1個顕微鏡を見ながら手作業で取り分けていく作業を続けた。集中力と根気を要するこの実験で、日下部さんが果たした役割は大きかったという。

       科学の論文では、実験を中心的に担った人物が最初に名前が載る「筆頭著者」になることが多い。ネイチャーに載った論文の筆頭著者も日下部さんだった。しかし、大学院生が筆頭著者の場合、世間は「院生は教授の指示に従っただけだから」とその貢献を無視し、研究を立案して指揮した教授を主人公として取り上げがちである。この実績も、ほとんどの場合、「林教授が……」の一人称で語られてきた。

       林さんは京都大学の講師だった11年に、精子や卵子のもととなる細胞(始原生殖細胞)をiPS細胞から作り出すことに成功している。このときは林さんが論文の筆頭著者だったが、研究室を主宰する京大教授の業績として紹介されることが多かった。林さん自身も日下部さんと同じ経験をしているのだ。

      「ウチの毛利新助」を称えた林教授

       下積み研究者の苦労を知る林さんは、講演会で、日下部さんを「ウチの毛利新助」と呼んだ。毛利新助は織田信長の家臣で、有名な「桶狭間おけはざまの戦い」で今川義元を討ち取ったと伝えられている。今川軍を奇襲作戦で破ったのは信長だが、実際に義元の首を取ったのは新助だ。

       山中教授も、講演のたびに、初めてiPS細胞を作り出した実験で主役を務めたポスドク(博士研究員)や大学院生ら3人を写真つきで紹介している。「彼らがいなかったら、iPS細胞はできていなかった」は、ストックホルムでのノーベル賞受賞セレモニー以来、山中講演の決まり文句の一つである。

       すぐれた武将(=研究リーダー)は、家臣(=チームメンバー)の「武功」を称たたえることを忘れないのである。



      芝田 裕一 (しばた・ゆういち)  調査研究本部主任研究員

      専門分野: 科学、テクノロジー

      コメント: ロンドン特派員、科学部次長を経て現職。地震災害対策や先端医療、ものづくりの技術など、科学技術分野の幅広いテーマに関心がある。「読売テクノ・フォーラム」と「ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム」を担当しています。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180618-118-OYTPT50335

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    2. 「毒を食らわば皿まで」運命共同体ネットワーク形成プログラム…

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    3. 今の「研究者」衆には、ほとんど手品師とかわらん腕と才能が必要みたいだなあ…

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  12. 免疫細胞の元になる細胞 大量培養に成功 新治療法につながるか
    5月12日 4時28分

    体を守るさまざまな免疫細胞の元になる細胞を取り出して大量に増やすことに、東京医科歯科大学などの研究グループがマウスを使った実験で成功し、感染症などの新たな治療法の開発につながる可能性があるとしています。

    東京医科歯科大学とドイツの研究グループは、マウスの骨髄の中からさまざまな免疫細胞に変化することができる「CLP」と呼ばれる細胞を取り出し、特殊なたんぱく質を混ぜた培養液に入れたところ、10日間でおよそ1000倍に増やすことに成功したということです。

    そして、増えた細胞を免疫細胞に変化させてマウスに注入したところ、体内で正常に働いたということです。

    グループによりますと、これまでも遺伝子を操作することで免疫細胞の元となる細胞を増やす技術は試みられているということですが、細胞ががん化するリスクがあったということです。

    東京医科歯科大学の河野洋平助教は「感染症やがんの新たな治療法の基盤として、非常に意味のある成果だ」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011435751000.html

    https://koibito2.blogspot.jp/2017/11/ips10.html?showComment=1526091889703#c3758627448559874284

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    1. どこもかしこもオボコみたいな連中であふれてる…

      どうりで元割烹着リケジョの成れの果ても白昼堂々デカい顔で闊歩できるわけだ。

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    2. 少なくても同業者のなかでは後ろ指させるやつはほとんどいない状況になってんだろ。

      どんなエライ人であったとしても…

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  13. 大阪万博誘致 パリで山中伸弥教授らがアピール
    2018年6月14日 4時20分

    2025年の万博の大阪への誘致を目指している日本の代表が、フランスのパリで開かれたBIE=博覧会国際事務局の総会でプレゼンテーションを行い、京都大学の山中伸弥教授が、スピーチするなどして誘致計画をアピールしました。

    2025年の万博の開催都市には、大阪と、ロシアのエカテリンブルク、アゼルバイジャンのバクーが立候補していて、13日、フランスのパリで開かれたBIE=博覧会国際事務局の総会では、3か国の代表が、プレゼンテーションを行いました。

    まず、iPS細胞の開発でノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授がスピーチし、「1970年の大阪万博で、当時8歳だった私は、科学の力に魅了された。2025年の万博を偉大な科学実験室とするために全力を尽くし、未来の科学者となる子どもたちを魅了したい」と訴えました。

    続いて大阪の万博のコンセプト映像が流され、誘致特使に任命されている人気アニメのキャラクター、「ピカチュウ」が会場の様子を紹介したほか、安倍総理大臣が「日本のためだけではなく、世界の子どもたちや未来に向けて万博を開く」とアピールしました。

    このあと世耕経済産業大臣が、途上国を中心におよそ100か国に対し、万博への参加費用として総額2億1800万ドル、日本円でおよそ240億円の支援を行うことなどを説明しました。

    開催都市は、11月23日に開かれる次のBIE総会で決まるため、今回が実質的に最後のアピールの場となり、今後は立候補している3か国での誘致活動がさらに活発化します。

    BIE総会でのプレゼンテーションのあと、大阪府の松井知事は「私は最高のプレゼンだったと思ったが、最後まで気を緩めず、誘致を実現したい」と述べていました。

    また、京都大学の山中伸弥教授は、自身のスピーチについて「こんなに練習したのは、中学校の学芸会以来です。1か月くらい練習しました」と話していました。

    各国の反応は…

    日本のプレゼンテーションについて、インド洋のセーシェル共和国の女性は、「とても興味深く、たくさんの情報が盛り込まれていて、説得力のある内容でした。日本のカラーと文化を存分に感じさせる内容でした」と話していました。

    デンマークの男性は、「とてもよかったです。3つの国のプレゼンテーションの中では、いちばん生き生きとした、よい内容でした。大阪らしさが存分に出ていたと思います」と話していました。

    ポーランドの男性は「日本と科学技術は深いつながりがあると思いますが、それをしっかりとプレゼンテーションの中に盛り込んでいたと思います」と話していました。

    他国のプレゼンは…

    BIE=博覧会国際事務局の総会では、日本以外に、ロシアとアゼルバイジャンもプレゼンテーションを行いました。

    このうち、エカテリンブルクへの誘致を目指しているロシアは、財務相を兼任するシルアノフ第1副首相や、地元の知事らが説明を行い、サッカーワールドカップの開催にあわせて、空港やホテルなどといった必要なインフラが、すでに整っていると強調しました。


    そして、万博会場に大阪の会場の3.5倍となる、555ヘクタールの広大な土地を用意し、発展途上国が参加するために1億7000万ユーロ、日本円でおよそ220億円規模の支援を行う考えを強調しました。

    さらに、国際宇宙ステーションに滞在する、2人のロシア人宇宙飛行士がビデオで登場して、支持を訴えました。

    一方、首都バクーへの誘致を目指しているアゼルバイジャンは、マムマドフ首相らが登壇して、自動車レース世界最高峰のF1など、国際的なイベントを誘致した経験を強調し、発展途上国90か国を対象に、パビリオンの建築費用などを支援することをアピールしました。

    また、シルクロードを通じて、さまざまな文化が混ざり合った歴史を持つバクーの魅力や、花のようなユニークな形をした建物を中心とした、295ヘクタールの広さの会場のCGを公表して、支持を呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180614/k10011477141000.html

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    1. 他にも。

      東京2020参画プログラム
      YOSHIKI×山中伸弥
      https://participation.tokyo2020.jp/jp/oneteam/03.html

      YOSHIKI、リハーサル抜け出し「新経済サミット」に 英語の重要性語る
      http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1804/12/news094.html

      >講演には楽天の三木谷浩史会長兼社長、米salesforce.comのマーク・ベニオフ会長兼CEO(最高経営責任者)、そしてノーベル賞科学者で京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が登壇。YOSHIKI氏と従前から交流があるメンバーだ。

      YOSHIKIとのコラボは他にもあったような...。
      すっかり人寄せパンダ(笑)。

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  14. iPS研元助教の別論文も撤回、データ不備で
    2018年12月28日12時22分

     京都大iPS細胞研究所の元特定拠点助教(懲戒解雇)がiPS細胞(人工多能性幹細胞)に関する論文で不正を行った問題で、京大は28日、元助教が6年前、米科学誌に発表した別の論文1本が撤回されたと発表した。iPS研が、元助教が関わった過去の論文を自主的に調べた結果、この論文について実験の記録が十分に残っていないなどの不備があったためという。

     元助教が京大の別の研究所で研究を行い、2012年6月に米科学誌セル・ステム・セルに発表したES細胞(胚性幹細胞)に関する論文。iPS研の調査で、実験に使われた一部の細胞やデータが保存されていないことがわかり、同科学誌に伝えたところ、「論文の撤回が妥当」との回答を得た。データの捏造ねつぞうや改ざんなどの不正があったかは検証していないという。

     元助教は17年2月、米科学誌に発表したiPS細胞に関する研究論文で、グラフ12個のうち11個について数字を書き換えるなどの不正をした。この論文は今年2月に撤回されている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181228-118-OYT1T50042

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    1. 6年前の論文も撤回…iPS研元助教 =関西発
      2018年12月28日15時0分

       京都大iPS細胞研究所の元特定拠点助教(懲戒解雇)がiPS細胞(人工多能性幹細胞)に関する論文で不正を行った問題で、京大は28日、元助教が6年前、米科学誌に発表した別の論文1本が撤回されたと発表した。iPS研が、元助教が関わった過去の論文を自主的に調べた結果、この論文について実験の記録が十分に残っていないなどの不備があったためという。

       元助教が京大の別の研究所で研究を行い、2012年6月に米科学誌セル・ステム・セルに発表したES細胞(胚性幹細胞)に関する論文。iPS研の調査で、実験に使われた一部の細胞やデータが保存されていないことがわかり、同科学誌に伝えたところ、「論文の撤回が妥当」との回答を得た。データの捏造ねつぞうや改ざんなどの不正があったかは検証していないという。

       元助教は17年2月、米科学誌に発表したiPS細胞に関する研究論文で、グラフ12個のうち11個について数字を書き換えるなどの不正をした。この論文は今年2月に撤回されている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181228-043-OYO1T50013

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  15. Hideki Kakeya
    ‏@hkakeya

    青山繁晴氏に限らず、政治家、評論家、作家、学者など、個人名で仕事をしている人はほとんどが自意識過剰。彼らはその過剰な自意識を原動力に仕事をしている。正直、私自身にもそういう面がある。逆に、こういう職種で謙虚な人を見つけると感動する。小野寺五典氏や、山中伸弥先生など。本当に稀です。
    https://twitter.com/hkakeya/status/1116028237845487617

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    1. 『学者のウソ』の先生が、「学者のウソ」を見抜けずに、まんまとそのウソにだまされてしまうとは、世の中は皮肉に満ち満ちているものだ。

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  16. 日本の論文、10年で5%減…自然科学分野
    5 時間前

     日本の自然科学分野の論文数が、過去10年間で5%減少していることが、文部科学省科学技術・学術政策研究所のまとめでわかった。他の主要国はこの間、論文数を大きく増やしており、日本の低迷ぶりが際立つ形となった。

     同研究所が、有力誌に掲載された自然科学系の論文を対象に、著者の所属機関を国ごとに集計した。日本は2015~17年の平均で年間6万3725本で、10年前の05~07年に比べ5%減少した。これに対し、米国は18%、中国は269%、韓国は99%、それぞれ増加した。英国、フランス、ドイツの欧州各国も15~21%の伸びだった。

     分野別では、「化学」「材料科学」「物理学」などで減少し、「環境・地球科学」「臨床医学」の分野は増加した。同研究所は、かつて日本が強かった分野での落ち込みが激しく、他分野での伸びも、その減少分を補えていないとみている。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20190810-OYT1T50086/

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    1. この手のものは数より質だろ。創作捏造論文が大流行りしているご時勢だものな。

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    2. 国家がパトロンで乞食研究者がデフォの時代には悪質劣化論文もどきをだしまくることが職業になっているらしい…

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  17. 京大元教授に1億5千万賠償命令 研究費の不正使用で
    11/5(火) 18:22配信共同通信

     研究用物品の納入を巡り研究費が不正使用されたとして、京都大が同大大学院薬学研究科の辻本豪三元教授(66)に約1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁(久留島群一裁判長)は5日、請求通り全額の支払いを命じた。

     判決によると、元教授は翌年度に繰り越しができない研究費を、物品購入などで使用したように見せかける「預け金」として不正に使用。業者にプールされた預け金は2005年までに約1億8千万円に上った。

     久留島裁判長は、判決理由で「ルールに従わずに研究機関の預金を払い出すことは違法というほかない」と指摘した。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191105-00000143-kyodonews-soci

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    1. 研究費不正で元京大教授に賠償命令 架空取引1億5200万円 京都地裁 
      11/5(火) 19:45配信京都新聞

       京都大薬学研究科の元教授が、業者との架空取引で京大が管理する科学研究費補助金(科研費)を不正に取得したとして、京大が元教授に対して支出分約1億5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、京都地裁であった。久留島群一裁判長は京大側の請求通り、元教授に全額の支払いを命じる判決を言い渡した。

       判決によると、同研究科の元教授は、2005年~09年、試験試薬の製造販売会社との間で、物品が納入されていないにもかかわらず、納入されたとして同社に代金を支払う「預け金」を形成する架空取引を行い、京大が管理する科研費から1億5195万円を不正に支出させた。

       元教授は、07~11年、実験機器の納入を巡り同社から計943万円相当の謝礼を受けたとして収賄罪で懲役1年8月、追徴金約940万円の実刑判決を受け、16年に刑が確定した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191105-00164577-kyt-soci

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    2. 「京大 不正」
      https://news.yahoo.co.jp/search/?ei=UTF-8&p=%E4%BA%AC%E5%A4%A7+%E4%B8%8D%E6%AD%A3

      「京大」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E4%BA%AC%E5%A4%A7

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    3. 「京大霊長類研究所」で研究費の不正が判明 返還額は最大20億円
      10/29(火) 17:00配信デイリー新潮

       京都大学の霊長類研究所(霊長研)は、国内唯一の霊長類の研究所である。同所の研究者が、11月から研究費の支給を打ち切られる事態となっていた。背景にあるのは、研究費不正だ。

       ***

       ゴリラ研究の第一人者である山極寿一氏も、同所の助手を経て、京大総長に就いている。今回、不正が取り沙汰されているのは、チンパンジー「アイ」の観察で知られる松沢哲郎元教授(現在は京大高等研究院特別教授)と、大型類人猿の知性を研究してきた友永雅己教授だ。

       今年の春、会計検査院の職員が3度にわたって同所を訪問したという。

      「松沢さんと友永さんは、都内の動物実験施設の設計施工会社に、霊長研関連の施設工事を予算より安い金額で受注させ、浮いた分の金を返さずに別の研究に回すなどといったことを繰り返していた――そう見て、会計検査院は調査を進めているようです」(霊長研の関係者)

       要は両氏は「研究費のロンダリング」を行っていたことになり、事実であれば公金の不正利用に他ならない。

       湯本貴和所長は週刊新潮の取材に、「ふたりがやったことは遺憾です」と答えたうえで、

      「今後、文科省から研究費の返還を求められる可能性が高い。その額は見積もりで最大20億円です」

       名門研究所を揺るがす研究費不正。10月30日発売の週刊新潮で詳しく報じる。

      「週刊新潮」2019年11月7日号 掲載
      https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191029-00590263-shincho-soci

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    4. 【名門】「京大霊長類研究所」で研究費の不正が判明 返還額は最大20億円
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1572957858/

      https://www.2nn.jp/word/%E4%BA%AC%E5%A4%A7

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  18. 京大霊長類研究所「研究費20億円ロンダリング」で「人間の本性」がむき出しに
    11/8(金) 5:58配信デイリー新潮

     愚かしくも愛すべき人間とは一体「何者」なのか。我らの思惟や思索の目的地は、つまるところこの一点に集約される。そんな壮大な問いを前面に掲げ、日夜、研究に励むのが京都大学の霊長類研究所(霊長研)だ。なるほど、そこには実に「人間臭い」人々がいた。

    〈ヒトを含めた各種霊長類を比較研究することで、「人間の本性」を知ることができます〉

     霊長研は、自らの研究概要をこう謳(うた)っている――。

     国内唯一の霊長類の研究所である霊長研。ゴリラ研究の第一人者として知られ、現在の京大総長である山極寿一氏も同所の助手を経て目下の地位に就いている。そんな名門研究所が今、カネに執着する「人間の本性」剥き出しのスキャンダルに見舞われている。

    「うちの一部の研究者が、公金である研究費の使途を問題視されている。11月から支給を打ち切られるようです」

     と、霊長研の関係者が声を潜める。

     その「一部の研究者」とは、まずは69歳の松沢哲郎元教授(現在は京大高等研究院特別教授)。チンパンジー研究の泰斗である彼は2013年に文化功労者に選ばれており、「アイ」と名付けたチンパンジーを40年以上観察し続けてきたことで名を馳せる。

     そしてもうひとりは、1964年生まれの友永雅己教授で、彼は大型類人猿や鯨類の知性を研究してきた。

     そんなふたりが「悪事」に手を染めていたことを、チンパンジーやサルは見抜けずとも、「お上」の人間は見逃さなかった。

    「今年の春、3回にわたって会計検査院の職員が霊長研を調査に訪れています。松沢さんと友永さんは、都内の動物実験施設の設計施工会社に、霊長研関連の施設工事を予算より安い金額で受注させ、浮いた分の金を返さずに別の研究に回すなどといったことを繰り返していた――そう見て、会計検査院は調査を進めているようです」(同)

     この「浮いた分の金」の“原資”は研究費である。要は松沢、友永の両氏は「研究費のロンダリング」を行っていたというわけだ。事実ならば、公金の不正利用である。
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191108-00591688-shincho-soci

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    1. 「遺憾です」

       両氏に「安値受注」を持ち掛けられて割を食ったとして裁判を起こし、その後、会計検査院等に「告発」を行った設計施工会社の代表取締役である石原智一氏当人がこう証言する。

      「今年に入って2度ほど、会計検査院の方が私のところに聞き取りに来ました。資料を見せると、『こんなスゴい研究費不正は初めて見ました』と驚いた様子だった。松沢さんたちがやっていることは、相当あくどいんだなと感じました」

       先の関係者が続ける。

      「事態を重く見た京大側は、すでに内定していた友永さんの人事を取り消すなど、大わらわです」

       不正疑惑の当事者のひとりである友永氏に質(ただ)しても、

      「大学に聞いてください」

       と言うばかり。そこで、霊長研を出てきたところで同研究所のトップである湯本貴和所長に疑惑をぶつけると、記者と目を合わせることは一切拒みつつも、観念したように、

      「ふたりがやったことは遺憾です」

       こう松沢、友永両氏のやった「悪事」を認めるのだった。

      「部局(霊長研)の判断で、研究費の支給を止めます。今後、文科省から研究費の返還を求められる可能性が高い。その額は見積もりで最大20億円です」

      「人間の本性」に迫るべく、霊長類の研究を通じて辿り着いたのは公金の不正利用だった……。

       決してサルには真似できない、「人間臭い」惨めな結末である。

      「週刊新潮」2019年11月7日号 掲載
      https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191108-00591688-shincho-soci&p=2

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  19. 総額2億円近く 京大 霊長類研究所で研究費不正か
    2019年12月6日 21時41分

    サルやチンパンジーの生態などを研究している、京都大学の霊長類研究所に関わる教授ら4人が、研究資金を不正に支出したり、不適切な経理処理をしたりしていた疑いがあることが、関係者への取材でわかりました。総額は2億円近くに上るということで、大学が調査を進めています。

    京都大学の関係者によりますと、京都大学高等研究院の松沢哲郎特別教授など、霊長類研究所に関わる教授ら4人は、愛知県犬山市の研究施設の物品を架空発注したり、熊本県の施設で、チンパンジーのおりが本来納入されるべき次の年度に納入されたにもかかわらず、必要な経理処理を怠ったりした疑いがあるということです。

    こうした不正な支出や不適切な経理処理は、平成24年から数年にわたって合わせて6回行われ、総額は2億円近くに上るということです。

    架空発注は、チンパンジーのおりの納入をめぐり、業者の赤字を補填(ほてん)するために行われ私的流用はないとみられるということです。

    教授らは、大学の調査に対し「長年つきあいがある業者との関係を続けるためだった」などと説明しているということです。京都大学は、外部から情報提供を受け、ことし9月に委員会を立ちあげて調査を進めていて、今後、処分を検討するということです。

    松沢特別教授は、チンパンジー研究などを通して、人間の認識や行動がどう進化したかの解明に取り組み、平成25年には文化功労者に選ばれています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012205511000.html

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    1. 京大教授ら研究資金1億円超を不正支出か 霊長類研など、10年前から
      12/6(金) 7:00配信京都新聞

      一部の教授らが研究資金を不正に支出したとして、京都大が調査している霊長類研究所(愛知県犬山市)

       京都大の複数の教授らが霊長類研究所(愛知県犬山市)などに関わる研究資金について1億円以上を不正に支出した疑いがあるとして京大が調査していることが5日、関係者への取材で分かった。納品の実態がないにもかかわらず代金を支払うなど複数件の不正が、約10年前から数年間にわたって行われていた可能性があるという。一方、研究費の私的流用は確認できていないとしている。

       調査対象は霊長類研究所におけるチンパンジー用ケージの整備に関連する支出など。教授らへの聞き取りの結果、納品の実態がないのに代金が支払われたり、発注済みにもかかわらず再度発注して二重に代金が支払われたりしたケースがあったとしている。
       教授らは、癒着した関係にあった特定の業者からケージ関連の契約で赤字が発生したというクレームを受け、業者の負担を軽減するため仕様の変更などを行い、結果として架空発注が繰り返されるようになったとみられている。
       不正を発見できなかった要因には、教員が業者と結託した上、霊長類研究所が京大本部から離れた場所にあるため事務方が少数でチェック体制が手薄だったことがあるという。
       教授の1人は京都新聞社の取材に対し「コメントできない」と話した。京大は昨年12月に霊長類研究所を巡る不正に関する情報提供を受け、調査を開始。今後、不正の規模などについて結論を出す。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00193408-kyt-l26

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    2. 京都大霊長類研究所で巨額不正経理か 同大が調査
      12/6(金) 11:20配信産経新聞

       京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)内で不正な経理処理が行われていた疑いがあるとして、大学側が学内に調査委員会を立ち上げて調査を始めたことが6日、関係者への取材でわかった。不正経理処理には文部科学省から交付された補助金などの公的研究費も含まれており、京大は研究費の交付停止や返金を検討。返金額は最大20億円に及ぶ可能性があるという。

       関係者によると、大学側は会計検査院の調査などを受けて、9月ごろに学内に調査委を設置した。複数件の不正が約10年前から行われていた可能性があり、大学側では不正な経理処理が行われていた時期や手口など、事実関係の調査を進めている。研究所と取引がある特定業者に施設工事の入札価格を教えるなどした疑いもあり、大学側は携わった関係者の処分も検討しているという。

       大学側は産経新聞の取材に「事実の有無も含め回答は差し控える」としている。

       同研究所をめぐっては、平成27年に東京都の動物実験施設の設計施工会社が、入札した施設工事で発生した赤字総額約5億円の賠償を求めて京大と男性教授ら2人を東京地裁に提訴。会社側は入札前の打ち合わせで予算額を知り、発生する赤字を次年度以降の予算で埋め合わせをするという合意があったと主張したが、地裁は29年5月に請求を棄却、同年11月に東京高裁で確定している。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000512-san-soci

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    3. 京大霊長類研の設備工事で特別教授ら研究費不正使用か 大学側が内部調査
      12/6(金) 11:21配信毎日新聞

      研究費を不正に使用した疑いがあるとして京都大が調査している霊長類研究所=愛知県犬山市で2019年12月6日午前10時47分、川瀬慎一朗撮影

       チンパンジーの知性を探る霊長類研究の第一人者として知られる京都大高等研究院の松沢哲郎・特別教授(69)らが、京大霊長類研究所(愛知県犬山市)などの設備工事に絡み、国から交付された研究資金を不正に使用していた疑いがあるとして、京大が内部調査していることが明らかになった。研究費を別の目的に使用し、業者に架空発注を繰り返していたとされる。私的流用はないとみているが、不正額は少なくとも1億数千万円に上るという。

       関係者によると、工事は同研究所のチンパンジー用のおりの設置。2010年度から数年間にわたり交付された研究補助金のうち約1億3500万円が余り、別のおりの設置費用に充てることを計画して、付き合いのある業者に落札させた。

       しかし、このおりの設置で業者に赤字が出たため、補塡(ほてん)として、京大野生動物研究センター熊本サンクチュアリ(熊本県)の工事に絡んで架空発注を繰り返し、実際には工事や物品納入がないにもかかわらず、業者に金を支払っていたという。

       京大は調査委員会を設置して調査。松沢氏らが特定の業者と独占的な契約を結び、順法意識が欠如して会計制度を軽視した結果、利益供与に発展したとみている。京大は松沢氏ら不正に関わった教員を処分する方針。

       松沢氏は毎日新聞の取材に「調査を受けているのは事実だが、コメントできない」としている。

       この問題では、京大が18年5月に関係者から通報を受けていた。【菅沼舞、川瀬慎一朗】
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000031-mai-life

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    4. 京大霊長研で研究費不正か 飼育施設工事、大学調査
      12/6(金) 16:56配信共同通信

       京都大霊長類研究所のチンパンジー飼育施設工事を巡り、教授らが国から交付された研究費を不正使用していた疑いがあるとして、京大が調査していることが6日、関係者への取材で分かった。

       関係者によると、調査対象となっているのは、愛知県犬山市や熊本県宇城市のチンパンジー飼育施設の工事。教授らは業者に架空発注するなどして、研究費を不正に使用していた疑いがある。

       不正があったと認定された場合、文部科学省は京大に研究費の返還を求める可能性もある。

       昨年12月、工事を実施した業者などから情報提供があり、事実関係の確認を開始した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191206-00000129-kyodonews-soci

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  20. さっさと取り潰しておけばよかったものを…

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  21. 生命科学、かるたで学ぼう 京大iPS細胞研究所が製作
    1/4(土) 5:05配信共同通信

    京都大iPS細胞研究所が作った「iPS細胞かるた」
     「どんどんと iPS細胞が 七変化」「何世代も 受け継がれるよ 遺伝子は」

     生命科学や人工多能性幹細胞(iPS細胞)を知ってもらおうと京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)が、遊びながら学べる「iPS細胞かるた」を作った。

     小学生でも親しみやすい絵札と、絵札の裏で専門用語を分かりやすく解説。「iPS細胞が本格的に活用されるのは今の子どもたちが大人になってから。iPS細胞の可能性を知ってもらい、将来、興味を持つきっかけになれば」と期待する。

     かるたは44組で小学生から対象。2200円、書店で注文可能。問い合わせは東京書籍、電話03(5390)7531。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00000005-kyodonews-soci

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    1. かるたで学ぶiPS細胞 大学院レベルの専門知識も登場 「親子で活用を」と京大研究所
      1/4(土) 10:00配信京都新聞

      楽しみながらiPS細胞などに関する知見に触れられるかるた(京都市左京区・京都大)

       iPS細胞(人工多能性幹細胞)について遊びながら学べる教材「iPS細胞かるた」を京都大iPS細胞研究所が考案し、東京の出版社が発売した。細胞に関する基礎知識から最先端の研究まで盛り込みつつ、絵札もカラフルに仕上げて子どもたちにも親しんでもらえるよう工夫している。
       同研究所は子どもたちにiPS細胞研究を知ってもらおうと、2016年にウェブサイトから無料ダウンロードできる「幹細胞かるた」を作った。ダウンロードは2万件以上と好評で「カードとして発売してほしい」など要望もあった。「iPS細胞かるた」として最新の学説を踏まえて内容を更新し、教科書の発行などで知られる東京書籍(東京都)が手掛けた。
       読み札と絵札は計44組。「アポトーシス めいわくかけずに 死んでいく」「ヌクレアーゼ DNAを 切るはさみ」「レトロウイルス 使って作った iPS細胞」など生命科学の知見が取り入れられている。「おそらく大学院生が学ぶレベル」(同研究所)の専門知識も登場するが、絵札はやわらかいタッチの水彩画とし、裏面には用語の説明を載せるなど、親しみやすく、理解が進むよう仕上げた。
       同研究所国際広報室の佐々木あやかさん(30)は「親子で一緒に考え、コミュニケーションを図るツールとしても活用してほしい」と話す。初版は千部発行し、2千部増刷した。2200円。全国の書店で購入できる。幹細胞かるたは現在はダウンロードできない。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00200491-kyt-l26

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    2. iPS細胞かるた | 京都大学iPS細胞研究所
      https://www.google.co.jp/search?q=ips%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%9F

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  22. 最大で2億円 科学論文公開で研究者が料金支払うケース増 京大
    2020年1月13日 4時09分

    科学論文を公開するため、研究者が雑誌の出版社に料金を支払うケースが増えていて、京都大学が学内の状況を調べたところ、昨年度の投稿料は最大でおよそ2億円だったことが分かりました。専門家は、研究費を圧迫しているおそれがあり、国内全体の状況を調べる必要があると指摘しています。

    科学雑誌はこれまで主に購読料を支払って読む形式だったため、研究者が論文を投稿する際に料金は生じませんでしたが、近年は誰でも無料で読めるように公開する一方で、投稿した研究者から投稿料を受け取るオープンアクセスと呼ばれる方式が増えています。

    こうした中、京都大学が、所属する研究者を対象にオープンアクセスの利用状況を調べたところ、昨年度、オープンアクセスで投稿した論文は最大で1400本、投稿料は最大で1億9000万円だったことが分かりました。

    投稿料の平均はおよそ13万6000円となっていて、前の年度と比べて、論文数は20%余り増加し、投稿料の総額もおよそ18%増加したということです。

    科学雑誌の現状に詳しい国立情報学研究所の安達淳副所長は「信頼性の高い調査としては初めて行われたものといえる。投稿料の負担によって研究費を圧迫しているおそれがあり、国内全体の状況を早急に調べて対応を検討する必要がある」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200113/k10012243421000.html

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    1. 「オープンアクセス ハゲタカ ジャーナル」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9+%E3%83%8F%E3%82%B2%E3%82%BF%E3%82%AB+%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB

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  23. 「甲子園中止の本当の理由」など紹介…山中伸弥教授、コロナ独自解説の個人HP開設
    3/21(土) 13:04配信読売新聞オンライン

     京都大の山中伸弥教授が、新型コロナウイルスに関する情報をインターネットで発信する個人サイトを開設した。海外の論文などを、分かりやすく紹介。山中教授は「人類に対する脅威だが、皆が協力し、賢く行動すれば被害を最小限にできる可能性がある」とする。

     サイトは「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」(https://www.covid19-yamanaka.com/index.html)で、13日に開設。新型コロナをめぐる社会の様々な動きや対策にも言及し、「個人の責任で」独自の分析を交えて解説している。

     「甲子園(選抜高校野球大会)中止の本当の理由」と題した項目では、高校生は感染しても大半は風邪程度の症状だと説明。「中止は周囲の高齢者を守り、感染者が急増して医療や社会が破綻するのを防ぐため。選手は周囲や社会のために夢を犠牲にしてくれている」と思いやった。

     中国の商業施設で発生したクラスター(感染集団)の論文に対しては、「日本での感染防止を考える上で貴重な情報。潜伏期間も1日から17日と患者によって大きく異なる点にも注意」とコメントした。

     山中教授は読売新聞の取材に、「国難とも言える状況を本当に心配している。医学研究者として、論文などから分かる正しい情報を発信していきたい」と強調した。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200321-00050149-yom-hlth

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    1. 山中教授、コロナのHP開設 闘いは「長いマラソン」
      3/20(金) 17:26配信朝日新聞デジタル

      インタビューで話す京都大の山中伸弥教授=2020年3月19日午後、京都市左京区、筋野健太撮影

       2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授が、新型コロナウイルスの情報を個人で発信するホームページを開設した。山中さんは19日、朝日新聞の取材に「iPS細胞も大切だが、目の前にある大きな脅威に、医学研究者として貢献したい。iPS細胞の活用には時間がかかるので、今すぐできる正しい情報発信をしたい」などと語った。

      【写真】山中伸弥教授が開設したホームページ

       山中さんは13日にホームページ(https://www.covid19-yamanaka.com)を公開した。新型コロナウイルスとの闘いを「短距離走ではなく、1年は続く可能性のある長いマラソン」と表現。「疲れたり油断して止まってしまうと、感染が一気に広がり、医療崩壊や社会混乱が生じます。一人一人が、それぞれの家庭や仕事の状況に応じたペースで走り続ける必要があります」などとメッセージを記した。新型コロナウイルスについての研究論文や報道、データなどを分析し、科学的な強い根拠がある情報と、根拠が不十分な情報をランク分けしてまとめている。

       山中さんはもともと整形外科医だったが、幹細胞の研究を始め、06年にマウスで、07年にヒトでiPS細胞を作製した。山中さんは取材で、ホームページを開設した理由について「僕は感染症の専門家ではないが、論文を読んで解釈し全体像をみることはできると思っている。それぞれの人が自分で判断してちょっとずつ我慢するため、できる範囲で正確にコロナウイルスの情報を理解してもらいたい」と話した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000044-asahi-sctch

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    2. 「山中伸弥 新型コロナウイルス」
      https://news.yahoo.co.jp/search/?p=%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5+%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&ei=UTF-8&fr=news_sw

      「山中伸弥」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5

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    3. 「サビオ・イグノランテ」(無知の賢者)
      https://www.google.com/search?q=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%AC+%E3%82%B5%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86+%E7%84%A1%E7%9F%A5%E3%81%AE%E8%B3%A2%E8%80%85

      それはまだ「好意的」な言葉でしかない。本性はもっと悪質で銭ゲバである。詐欺師ペテン師に等しい。

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    4. ドラッカー「バブル時に、物ごとをよく見せるのは簡単である。そのため、怪しげなものまでトップにのぼる」
      https://www.google.com/search?q=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC+%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB%E6%99%82%E3%81%AB%E3%80%81%E7%89%A9%E3%81%94%E3%81%A8%E3%82%92%E3%82%88%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B

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  24. 京大、iPS研職員を懲戒解雇 盗撮や機密書類持ち出し
    3/31(火) 19:55配信朝日新聞デジタル

     京都大は3月31日、iPS細胞研究所(山中伸弥所長)に勤務する非常勤職員の50代女性を同日付で懲戒解雇処分したと発表した。

     京大によると、女性職員は勤務する研究室の教授のパソコンを無断で操作してメールを見たり、機密書類を持ち出してスキャンしたりするなどした。

     また、教授室にビデオカメラを置いて室内を盗撮し、カメラを見つけた教授からデータを消すよう指示されたのに、データをほかの職員が見られる状態で保存していた。書類やデータの外部流出はないという。

     このほか、大学が所有するオーブンレンジを勝手に処分したり、休日に子どもを学内の立ち入り制限エリアに入れたりしていた。大学は処分の理由について、これらの行動が、大学の秩序・風紀を乱す行為などを禁じた規則に違反したとしている。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00000059-asahi-sctch

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    1. 京大iPS研究所教授のメールを無断閲覧、教授室盗撮も 職員の女性を懲戒解雇
      3/31(火) 21:51配信京都新聞

       京都大は31日、iPS細胞研究所の教授の個人宛てメールを無断閲覧し教授室を盗撮したとして、同研究所非常勤職員の50代女性を懲戒解雇したと発表した。

       京大によると、女性は2017~19年度、機密情報の記載された教授宛てのメールを閲覧し、教授の机から機密書類を持ち出してデータを取得。また教授室をビデオカメラで盗撮し、その内容をほかの教職員も閲覧可能な状態にするなどしたという。

       京大の説明では、女性職員はメールの閲覧や機密書類の持ち出しは認めていない。機密情報の外部への流出は確認できていないという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200331-00304977-kyt-l26

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  25. 名古屋大教授の研究チーム、米化学会誌でも論文撤回…昨年の英ネイチャーに続き
    2/25(木) 18:43配信 読売新聞オンライン

     名古屋大は、同大の伊丹健一郎教授らの研究チームが、2019~20年に米化学会誌2誌で発表した論文を撤回したと明らかにした。

     撤回したのは、炭素原子が短冊状に並んだ微小物質「グラフェンナノリボン」の新しい合成法に関する論文など2本。論文内容の再現実験を実施したところ、一部で再現性に問題があり、研究チーム側から撤回を申し入れたという。

     同チームの研究を巡っては、英科学誌ネイチャーに発表した別の論文も昨年11月、実験データに疑義があったとして撤回されている。名大は研究不正に当たるかなどを調査中で、新たに撤回された論文との関連性についても調べる。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c1262352714c8461ffb5b6118e198f4cabb04f
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20210225-OYT1T50191/

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    1. 化学論文、新たに2本取り下げ 名大の伊丹教授ら
      2/24(水) 18:42配信 時事通信

       次世代の半導体材料として期待される微細な炭素素材「グラフェンナノリボン(GNR)」に関し、米化学会誌の電子版に掲載された名古屋大大学院理学研究科の伊丹健一郎教授(合成化学)らの論文2本が取り下げられた。

       24日、名大が発表した。

       名大によると、取り下げられたのは、GNRの合成法に関する論文と、半導体製造時に用いる膜にGNRが有効活用できるとする論文。いずれも教授側が1月に撤回を申し入れ、2月に取り下げられた。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b65b78026c4bca2a281f42f7d8d87a3567e78d

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    2. 名古屋大の別論文も撤回 データに誤り
      2/23(火) 14:20配信 共同通信

       米化学会誌は23日までに、名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎教授らのチームの論文を撤回したと明らかにした。一部の実験データに再現性がなく、誤った内容も含まれているためという。19日付の電子版で撤回した。

       論文は、次世代の炭素材料として注目される「グラフェンナノリボン」の合成技術に関するもの。昨年1月に掲載された。

       伊丹教授のチームを巡っては、英科学誌ネイチャーに発表した論文の実験データに疑義があるとして、昨年11月にも撤回されている。名古屋大は調査委員会を設置し、研究不正の有無などを調べている。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/77a893330b61c6fcfbf2e4f4b8bf9cc1d9e51430

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    3. 名古屋大、データ疑義で論文撤回 次世代炭素材料関連、調査委設置
      2020/11/27(金) 17:08配信 共同通信

       名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の伊丹健一郎拠点長らが昨年、英科学誌ネイチャーに発表した次世代炭素材料に関する論文の実験データに疑義があり、名古屋大は27日、経緯や研究不正の有無を調べる調査委員会を設置したと明らかにした。ネイチャーは25日付で撤回を発表した。

       論文は炭素材料として注目が集まる「グラフェンナノリボン」を精密に合成する技術を開発したとの内容で、昨年6月26日付のネイチャーに掲載された。

       名古屋大やネイチャーの発表によると、物質の分子量を調べる「質量分析」の実験結果に不自然な点があった上、基となったデータを確認できなかった。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/6f208090a43f10805e14d20fb4474f530e1066a6

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  26. 医学部元講師の約140の論文などを不正と認定 昭和大学
    2021年5月29日 5時24分

    昭和大学は去年、研究不正の疑いが指摘された医学部の元講師が発表した論文について調査結果をまとめ、およそ140本の論文などでデータのねつ造や改ざんなどの不正が認定されたと公表しました。

    昭和大学は、去年3月、当時、医学部麻酔科学講座に所属していた元講師の論文について不正の疑いが指摘されたことから調査委員会を設置して調査を行い、28日、その結果を公表しました。

    それによりますと、元講師がデータのねつ造や改ざんを認めたり、根拠となるデータを示せなかったりした論文や症例報告などは合わせて117本に上り、いずれも不正と認定したということです。

    また、このほかの25本の論文についても研究に関わっていなかったり、一部しか関わっていなかったりした人を著者に加えるなどしていて不正と認定したということです。

    報告書によりますと、元講師は去年5月に懲戒解雇の処分となったということです。

    また、研究に十分に関わっていないのに著者に加わっていた当時の教授や助教、合わせて3人について、降格やけん責の処分とするなどしたということです。

    昭和大学の久光正学長は「不正行為が行われたことは、誠に遺憾であり、関係者の皆様に深くおわび申し上げます。今後は、全学をあげて再発防止に取り組みます」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210529/k10013057341000.html

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  27. コロナ 高齢者 特定免疫細胞少なく重症化影響か 京大iPS細胞研
    2021年8月23日 20時58分

    新型コロナウイルスに対する高齢者と若者の免疫の働きについて、京都大学iPS細胞研究所の研究グループが調べたところ、高齢者は感染した細胞を攻撃する特定の免疫細胞が少なくなっていて、重症化に影響している可能性があることが分かりました。

    京都大学iPS細胞研究所の濱崎洋子教授らの研究グループは、20代前半の若者30人と70代前半の高齢者26人の血液を採取し、新型コロナウイルスに反応させて免疫細胞がどのように働くのかを比較しました。

    その結果、感染した細胞を攻撃しコロナウイルスの増殖を抑える「キラーT細胞」と呼ばれる免疫細胞の一部が、高齢者は若者より90%ほど少なくなっていて、重症化に影響している可能性があることが分かりました。

    また、若者でも「サイトメガロウイルス」と呼ばれる多くの人に潜伏しているウイルスに感染している場合は、高齢者と同じように免疫細胞の一部が少なくなっていて、症状の個人差に影響している可能性があるということです。

    濱崎教授は「さらに研究を進めて、キラーT細胞が減少している高齢者でも免疫を活性化できるような効果的なワクチンや治療法につなげていきたい」と話しています。

    研究グループでは今回の成果を国際学術誌「Frontiers in Aging」に発表したということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210823/k10013219571000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2021/08/1316817.html?showComment=1629743107957#c5628756852562327036

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    1. >20代前半の若者30人と70代前半の高齢者26人の血液を採取し、新型コロナウイルスに反応させて免疫細胞がどのように働くのかを比較

      「新型コロナウイルス」って、そんなに自由自在に取り扱いできるものなのかなあ…

      ウイルスでそうそう簡単に分離、単離できるものじゃないと思っていたけどね。

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    2. お話、巧妙につくってないかな?

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  28. 京大 霊長類研究所元教授の論文4本 データねつ造認定 処分検討
    2021年10月16日 4時15分

    京都大学はすでに退職した霊長類研究所の元教授が発表した4本の論文について、データのねつ造が行われたと認定し、元教授に論文の撤回を勧告するとともに処分を検討していると公表しました。

    これは15日、京都大学の理事などが会見を開いて明らかにしました。

    それによりますと、去年3月に定年退職した京都大学霊長類研究所の正高信男元教授(66)がおととし発表した論文について、実験を行う際の手続きに疑わしい点があるという情報が大学に寄せられたということです。

    論文は、社会不安障害のある10代の複数の若者に、大麻の抽出成分を服用させて効果を分析したとするもので、大学は調査委員会を設けて去年6月から1年余りかけて調査を行いましたが、元教授は聞き取りに応じることはなく、実験データなども提出しなかったということです。

    また、被験者が参加した実験が行われた事実も確認できなかったことから、委員会は、故意によるねつ造が行われたと認定したということです。

    さらに、平成26年から28年にかけて執筆したほかの3本の論文についてもねつ造があったと認定し、大学は元教授に4本の論文の撤回を勧告するとともに処分を検討しています。

    大学によりますと元教授から今回の調査結果に対する不服申し立ては期限までになかったということです。

    正高元教授「拙速と思う発表に当惑」

    これに対して正高元教授は報道各社に対して、「ヒアリングの要請も皆無のまま現在に至っており、実験データは霊長類研究所に置いて去っているので、私がデータの提出に応じないというのならば、それは的外れと言わざるをえないと考えます。拙速と思う発表をされることに当惑するのみです」とコメントしています。

    京大で研究不正相次ぐ 理事「全学あげて倫理規範意識高める」

    京都大学では理学研究科に所属していた元教授が熊本地震に関する論文をめぐる複数の論文で、ねつ造や改ざんを行っていたことが発覚し、ことし9月に論文の撤回を勧告されるなど、研究不正が相次いで明らかになっています。

    こうしたことについて京都大学の北村隆行理事は「その道の権威と言われる者が立て続きにこうした事態を起こしたことは非常に残念で、社会に申し訳なく思っております。研究論文については、本人の自覚と良心によるところが大きく、全学をあげて倫理規範意識を高めていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211016/k10013309491000.html

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    1. >京都大霊長類研究所の正高信男・元教授、大麻論文にデータ捏造疑惑  『ケータイを持ったサル』の著者 2021-10-08
      http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-4718.html

      2020/04/21:
      ●京都大霊長類研究所の正高信男・元教授、大麻論文にデータ捏造疑惑
      ●著書の「ケータイを持ったサル」のアマゾンレビューがひどい!
      ●倫理委員会の承認なく研究 データは保存しない世代と反論してる?
      2021/10/08追記:
      ●大麻の効果の研究で京大「捏造などの不正があったと考えざるを得ない」 【NEW】

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    2. >1954年(昭和29年)、大阪に生まれる。1978年、大阪大学人間科学部卒業。1983年、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。学術博士。アメリカ国立衛生研究所(NIH)客員研究員、マックスプランク精神医学研究所研究員、京都大学霊長類研究所助手、東京大学理学部助手、京都大学霊長類研究所助教授を経て、現在、京都大学霊長類研究所教授

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    3. 「大麻の合法的成分を投与した未成年」の大半が所在不明…元教授4論文、京大が捏造と発表
      2021/10/16 13:34

       京都大は15日、京大霊長類研究所(愛知県犬山市)元教授で著書「ケータイを持ったサル」などで知られる 正高まさたか 信男氏(66)が2014~19年に発表した4本の論文が 捏造ねつぞう だったとの調査結果を発表した。

       正高氏は昨年3月に霊長研を定年退職したが、当時既に不正の疑惑があったため、退職金の支払いは保留になっている。霊長研は今後、4本の論文について正高氏に撤回を勧告するとともに、処分を検討する。

       発表によると、4本はいずれも正高氏が一人で執筆しており、うち1本は大麻の合法的成分「カンナビジオール」(CBD)の効果を調べた論文。対人関係を築くことが困難な社会不安障害の改善に効果があるかどうかを調べるため、18、19歳の男女に投与したとの内容で、19年にスイスの科学誌に掲載された。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20211016-OYT1T50042/

       京大の調査に正高氏は、研究に参加したとされる36人分の親が書いた同意書を提出した。しかし、京大が36人に郵送で参加の有無などの確認を試みたところ、30人が宛先不明で届かず、4人が研究参加を否定、2人が回答を控えるとした。

       また、CBDを2人分に満たない量しか購入していないことも判明。参加者の追跡調査をしたとされる精神科医は論文中では匿名で、特定できなかったという。

       このため京大は捏造と認定した。ほかの3本も、研究対象とした幼児を特定できる資料が正高氏から提出されず、捏造と認定した。

       正高氏は読売新聞の取材に「同意書の住所が正しくないだけで正当な研究を否定する、ずさんな調査だ。精神科医の名前と連絡先は伝えた。特定できないとの結果は理解に苦しむ」と反論した。

      来年度 解体検討

       半世紀以上にわたり国内外の霊長類研究をリードしてきた霊長研について、京大が来年度から組織再編し、解体する方向で検討していることがわかった。

       霊長研を巡っては正高氏の問題とは別に、京大が昨年6月、飼育施設整備で約5億円の不正支出があったと発表。会計検査院も同年11月、京大の調査分を含めて約11億円の不適切な支出があったと指摘していた。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20211016-OYT1T50042/2/

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    4. 歴史をさかのぼれば、ほかにもいろいろ創作捏造論文がありそうだな。

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  29. 霊長類研なんて、もうとっくにブームは過ぎ去ってしまってんだから、さっさと店を畳んで店じまいするか、さもなくば、商売替えしてなきゃいけないのに…

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    1. っていうか、最初から、科学研究の衣を着た「文学」研究にしか思えん。

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    2. ローレンツが創始したという「動物行動学」って、ほんとうに学問と言えるのだろうか…

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  30. 京大霊長類研が解体へ…「ヒトとは何か」解明目指し、国内外の研究をリード
    2021/10/15 12:33

     研究資金の不正支出が発覚した京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)について、京大が来年度からの組織再編を検討していることがわかった。研究機能は当面維持するが、将来的に解体し、半世紀以上の歴史を持つ「霊長類研究所」の名称もなくなる。10月中に正式決定する。

    天才チンパンジーとして知られた京大霊長類研究所のアイ(2016年2月撮影)

     関係者によると、組織再編では、専門分野の中核的な研究拠点である「 附置ふち 研究所」の位置付けから外す。その上で、現在の研究員は新たに発足させる研究センターのほか、野生動物研究センターなど既存の機関に移し、これまでの研究を続けるが、研究規模や研究費は今後縮小する方針だ。

     霊長研を巡っては、京大が昨年6月、チンパンジー飼育施設の整備で約5億円の不正支出が発覚したと発表。会計検査院は同年11月、京大の調査分を含めて約11億円の不適切な支出があったと指摘していた。

     これを受け、京大は今年3月、国内外の研究者が利用する研究拠点として、文部科学省が認定する「共同利用・共同研究拠点」の更新申請を見送るなど、霊長研の組織の見直しを進めてきた。

     霊長研は、1967年に発足。「ヒトとは何か」の解明を目指し、国内外の霊長類研究をリードしてきた。年報によると2019年度末時点で約150人の研究者らが所属し、約1100頭のサル類を飼育している。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20211015-OYT1T50096/

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    1. 「モンキー博士」霊長類学の世界的権威、河合雅雄氏が死去…河合隼雄氏の実兄
      2021/05/15 13:29

       霊長類学の世界的権威で、児童文学作家としても活躍した京都大名誉教授の河合雅雄(かわい・まさを)氏が14日、亡くなった。97歳だった。告別式は近親者で行う。

       兵庫県出身。京大理卒。京大霊長類研究所長や日本モンキーセンター所長、兵庫県立人と自然の博物館長などを務めた。

       また、草山万兎(くさやま・まと)のペンネームで、多くの児童文学作品も執筆した。動物に関する豊富な知識を盛り込んだユーモラスな作風で、「モンキー博士」と親しまれた。

       2007年に亡くなった元文化庁長官の臨床心理学者、河合隼雄氏の実兄。
      https://www.yomiuri.co.jp/science/20210515-OYT1T50180/

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    2. 河合雅雄さん死去 97歳…霊長類学の世界的権威
      2021/05/16 05:00

       霊長類学の世界的権威で、児童文学作家としても活躍した京都大名誉教授の河合雅雄(かわい・まさを)さんが14日、老衰のため死去した。97歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は妻、良子(りょうこ)さん。

       兵庫県丹波篠山市出身。京大理学部に入り、人類学者の今西錦司氏(1902~92年)に師事した。

       1950年代に宮崎県・幸島こうじまに生息する野生のニホンザルで、海水でイモを洗う行動が集団内で広がり定着することを発見した。人間以外の動物の文化的行動として65年に論文を発表し、世界の注目を集めた。

       70年代にはアフリカでゲラダヒヒの社会構造などを研究し、「サル学」と呼ばれる日本の霊長類研究の発展に貢献。京大霊長類研究所長、日本モンキーセンター(愛知県犬山市)所長などを歴任した。草山万兎(くさやま・まと)のペンネームで多くの児童文学作品も執筆し、「モンキー博士」と親しまれた。

       著書に「ゴリラ探検記」「サルからヒトへの物語」「小さな博物誌」「ドエクル探検隊」など。76年「少年動物誌」で野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。90年紫綬褒章、2004年日本学士院エジンバラ公賞。07年に亡くなった元文化庁長官河合隼雄氏の実兄。
      https://www.yomiuri.co.jp/science/20210516-OYT1T50032/

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    3. [追悼抄]人間とは サルから探る…河合雅雄さん 霊長類学者 5月14日、老衰で死去、97歳
      2021/08/11 15:00

       病弱だったため徴兵されなかったが、太平洋戦争で多くの同級生を亡くした。人間はなぜ戦争を起こすのか。人間とは何か。進化の歴史の中からその答えを探ろうと、京都大理学部に進み、「サル学」と呼ばれる日本の霊長類研究を率いた今西錦司氏に師事した。

      ニホンザルのイモ洗いの行動を確認した宮崎県・幸島を再訪した河合さん(2005年、兵庫県立人と自然の博物館提供)

       広く名前が知られたのは1960年代半ばだった。宮崎県・ 幸島こうじま でニホンザルを長期観察し、イモを海水で洗う1匹のサルの行動が群れに広がり、次の世代に受け継がれることを確認。人間以外の動物にも「文化的行動」があると報告し、国際的な注目を集めた。

       ゴリラなど大型霊長類のいるアフリカにも繰り返し渡航。ゲラダヒヒの研究では、群れに入って半年間暮らし、縄張りがなく、協調して社会を築いていることを発見した。霊長類学者で長年親交のあった総合地球環境学研究所長の山極寿一さん(69)は「ゴリラに突き飛ばされたり、現地で出血熱に感染したりといったトラブルを平気で乗り越える強さがあった。好奇心に基づく研究の大切さも教えられた」と振り返る。

       鋭い文明批評にも定評があった。京都の学者が71年に発刊した季刊誌「創造の世界」(99年終刊)の編集を引き受け、哲学者の梅原猛氏らと分野を超えて対話した。宗教学者の山折哲雄さん(90)は「どんなテーマでも奥行きの深い話ができた。複雑なコロナ禍の今こそ、河合さんのような人が必要なのに」と惜しむ。

       兵庫県丹波篠山市で生まれ、弟で後に文化庁長官を務めた隼雄氏らと野山を駆け回って育った。小学3年の時に結核を患い、小学校にほとんど通えなかったが、家でシマリスや川魚、鳥など様々な動物を飼った。

       当時をつづった「少年動物誌」(福音館書店)は、出版から40年以上も読み継がれている。担当編集者だった作家の斎藤惇夫さん(81)は「身近な生き物たちとの濃密なふれあいは、今も子どもや大人の心を捉える。河合さんが少年のような純真さを持ち続けていたからだろう」と話す。「 草山万兎くさやままと 」のペンネームで児童文学も手がけた。

       2002年に古里に戻り、県立人と自然の博物館長、県森林動物研究センター所長を務めた。18年には700ページを超えるファンタジー小説「ドエクル探検隊」を発表。その後、少しずつ体力が落ち、愛用の4B鉛筆を握れなくなった。

       夏野菜の苗を家庭菜園に植え、普段通りに晩酌をした翌朝、静かに旅立った。アフリカの調査にも同行した妻の 良子りょうこ さん(91)は「好奇心が旺盛だったから、きっと帰れない所まで行ったんでしょう」と遺影に語りかけた。(大阪本社科学医療部 矢沢寛茂)
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20210811-OYT1T50137/

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    4. 「京都大学霊長類研究所」名称変更へ 不適切会計で組織を再編
      2021年10月27日 11時29分

      霊長類の研究で世界的に知られる京都大学霊長類研究所について、不適切な会計処理が起きたことから、大学は組織を再編し、名称も変更することを発表しました。

      京都大学は26日、記者会見をして発表しました。

      それによりますと、愛知県犬山市にありチンパンジーなどの霊長類の研究拠点として世界的に知られている京都大学霊長類研究所について、総額11億円を超える不適切な会計処理が明らかになったことから、大学は、管理・運営を複数の部局で構成する協議会で行う組織に再編し、名称も「ヒト行動進化研究センター」に変更するということです。

      霊長類研究所にはこれまで、研究分野と付属のセンターが合わせて12ありましたが、「ヒト行動進化研究センター」には5つを残し、そのほかは、ほかの学科や別の研究センターに振り分けたり、廃止したりするということです。

      この組織の再編は来年4月から行われるということです。

      京都大学の湊長博学長は「霊長類研究所は、ほかの部署との連携が極めて希薄だったことが問題だった。今回の再編で、健全な運営と霊長類研究の一層の発展につながると考えている」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211027/k10013323501000.html

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  31. いっとき一世を風靡しても、すぐに時代遅れ時代錯誤になってしまった大学等研究所はこと「霊長類兼研」だけではないだろう。あちらこちらにごまんとあるはず。前例踏襲するしか能のない無能な働き者や勤勉な馬鹿を大勢飼いこんでいる格好だけは立派な組織はどこにでもありふれている。

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  32. 鳥取 NEWS WEB
    鳥大元准教授発表の論文4本に盗用した部分 大学処分の方針
    12月07日 16時42分

    鳥取大学農学部の元准教授が発表した論文4本の中に、ほかの研究者の論文から盗用した部分があったことが大学の調査でわかり、大学は元准教授を処分する方針です。

    鳥取大学によりますと、盗用が明らかになったのは、農学部共同獣医学科の30代の元准教授です。
    平成28年までの3年間に執筆した「キチンナノファイバー」と呼ばれる、カニの殻から開発した新素材などに関する論文4本について、海外の研究者の論文から文章を盗用していたほか、このうちの1本では、ほかの研究者の承諾を得ずに共著者としていたことが確認されたということです。
    去年10月に大学にメールで匿名での告発があったことを受け、大学が調査を進めた結果、不正が明らかになったということです。
    多いものでは、論文全体の6割で海外の研究者のものと内容が一致していたということで大学の調査に対し、元准教授は「そのまま書き写した」と話しているということです。
    元准教授はことし3月に一身上の都合で退職していますが、大学は元准教授に論文を取り下げるよう求めるとともに、処分する方針です。
    鳥取大学は「誠に遺憾で研究に対する信頼を失墜させることになり深くお詫びします。再発防止に取り組むとともに、不正行為に対しては厳正に対処して参ります」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20211207/4040010209.html

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  33. 「キチン ナノファイバー 鳥取大学 農学部 共同獣医学科 准教授」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AD%E3%83%81%E3%83%B3+%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC+%E9%B3%A5%E5%8F%96%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E8%BE%B2%E5%AD%A6%E9%83%A8+%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%8D%A3%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%A7%91+%E5%87%86%E6%95%99%E6%8E%88

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  34. 山中伸弥氏、iPS細胞研究所長を退任へ「自身の研究に注力したい」
    2021/12/08 15:27

     京都大は8日、iPS細胞研究所の山中伸弥所長(59)が来年3月末で所長を退任すると発表した。山中所長は2010年の研究所設立以来、所長を務めてきた。次期所長には、同研究所の高橋 淳じゅん 教授(60)が来年4月1日付で就任する。

     山中所長は06年にマウスでiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功したと発表し、12年にはノーベル生理学・医学賞を受賞した。iPS細胞を使った再生医療などの実用化を目指し、iPS細胞の備蓄事業を推進してきたほか、国内の臨床研究や治験の支援に注力してきた。退任後も教授として引き続きiPS細胞研究に取り組む。

     高橋教授は18年からパーキンソン病治療に関する治験を進めている。

     山中所長は「研究者としての最後の期間は自身の研究に注力したいという思いが日に日に強くなっていました。基礎研究者としてiPS細胞や医学・生物学の発展に貢献できるよう全力を尽くします」とのコメントを発表した。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20211208-OYT1T50073/

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    1. 具体的に実用化できたものは、まだなにもないに等しい。

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    2. 京都大学iPS細胞研究所 山中所長退任へ “最後は研究に注力”
      2021年12月8日 18時00分

      ノーベル賞の受賞者で、京都大学iPS細胞研究所を設立当初から率いてきた山中伸弥所長が、来年3月末で所長を退任することになりました。
      退任後も研究所に残り、iPS細胞の研究を続けるということです。

      体のさまざまな組織になるiPS細胞の生みの親で、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥所長は、平成22年に京都大学iPS細胞研究所が設立されて以来、6期、12年にわたって所長を務めてきました。

      研究所によりますと、山中所長は来年3月末までの今の任期で退任する意向をもっていて、12月2日に開かれた教授会で正式に決まったということです。

      山中所長は退任後も、研究所でiPS細胞の研究を続けるということです。

      山中所長は「この数年は、研究者としての最後の期間は自身の研究に注力したいという思いが日に日に強くなっていました。基礎研究者として、iPS細胞や医学・生物学の発展に貢献できるよう全力を尽くします」とコメントしています。

      また、次の所長には、iPS細胞でパーキンソン病を治療する臨床試験などを行う脳神経外科学の高橋淳教授が就任することになりました。

      高橋教授は「研究所を立ち上げ軌道に乗せてこられた山中所長に心から敬意を表します。未来の医療や生命科学に貢献できるよう教職員・学生とともに研究・医療応用を推進します」とコメントしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211208/k10013380271000.html

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    3. イリュージョン・サイコ・セル研究ごっこの殿堂だな。しょせんは霊長類研と同じ運命をたどることになるな。

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  35. 最初からソレは「サイエンス」じゃなくて「ノベル」の領域であり、はなから臨床応用は蚊帳の外、「基礎研究」を装ったナニモノカと思っておけば間違いがない。

    よくもここまで世間はこんなアコギなネタにまんまと引っかかってしまうものだ。

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  36. iPS研「四つの目標」発展/治療が困難な分野に挑戦
    2021/12/17 05:00

    高橋淳・次期所長に聞く

     京都大iPS細胞研究所の開所(2010年)以来、10年以上にわたって所長を務めてきた山中伸弥教授(59)が来年3月末で退任し、同研究所の高橋淳教授(60)が2代目所長となる。iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ったパーキンソン病治療の研究で世界のトップを走る高橋教授に、次期所長としての展望を聞いた。(編集委員 今津博文)

    ◇開所10年で変化

     基本的には、山中所長が2030年までの目標として掲げた「備蓄iPS細胞を柱とした再生医療の普及」などからなる「四つの目標」を受け継ぎ、さらに発展させていきたいと考えている。

     開所から10年余りの間に、大きな変化があった。一つは、再生医療や難病治療、創薬の分野で、いくつかの病気に対する治験が始まったことだ。

     もう一つの変化は、ゲノム編集などの新しい技術が次々に生まれ、iPS細胞技術との融合が進んでいること。例えば、特定のがんを攻撃する力を強化した免疫細胞を大量に作り、投与するといった治療法だ。このような新技術との融合をさらに進め、「第2世代の再生医療」の実現を目指したい。

     私が研究してきたパーキンソン病は、脳内で神経伝達物質「ドーパミン」を作る細胞が次第に減り、体が思い通りに動かせなくなる病気だ。

     この病気の代表的な既存薬には、細胞にドーパミンをたくさん作らせる作用はあるが、細胞自体が減るのを止めることはできない。そこで、iPS細胞から新しく元気な細胞を作って補う治療を目指してきた。

     18年10月、京大病院で患者の脳に細胞を移植する治験を始め、20年末までに4人に実施した。

     3人目までは研究所内で作った細胞を移植していたが、その後、製薬会社に技術を移管した。このため、4人目では安全管理が確立した工場で生産された細胞を使えるようになった。この治療が国の承認を得られれば、すぐにでも細胞加工製品として生産できる体制が整いつつある状況となっている。

     他にも、iPS細胞から作った血液の細胞や膝の軟骨細胞を用いる治療などが治験段階に入った。実際の医療に使われるというゴールにたどり着くまで、引き続き国の支援をお願いできれば、と思う。

    ◇人材育成も

     この10年間で、安全性の高い高品質な細胞を作る技術はほぼ確立した。次の段階では、移植した細胞が十分に働き、高い治療効果が得られるよう技術をさらに発展させる必要がある。遺伝子治療やリハビリなどとの組み合わせによる相乗効果に期待している。

     これまで治療できなかった分野にも挑戦したい。最近では、iPS細胞から立体的な構造や機能を持つ「オルガノイド」と呼ばれるミニ臓器を作れるようになってきた。より生体に近い状態を培養皿の中で再現できるため、体が作られていく仕組みや病気の原因の研究が進み、新薬の開発や高度な細胞治療につながるだろう。

     こうした構想を実現するには、研究者だけではなく、細胞を作る人や治験を行う人、研究所と病院、企業の橋渡しをする人、組織の経営管理ができる人など、幅広い人材が必要になる。

     京大には治験ができる病院があり、企業からの協力が多く、大学発ベンチャーも次々に発足している。様々なプロジェクトを通じて、次世代の医学・医療を担う人たちを育てるという役割も果たしていきたい。

    ◇たかはし・じゅん 脳神経外科医。京都大医学部を卒業後、京大病院助手、京大再生医科学研究所准教授などを経て2012年からiPS細胞研究所教授。20年から統括副所長。妻は、iPS細胞から作った網膜細胞を目の難病患者に移植する世界初の臨床研究を手がけた眼科医の政代さん。
    https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/feature/CO049294/20211217-OYTAT50032/

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  37. [地球を読む]研究成果の発信 コロナが示す科学の課題…山中伸弥 京大iPS細胞研究所長
    2021/12/19 05:00

     新型コロナウイルスが世界を急襲してから、早くも2年が経過しようとしている。現在では新たな変異株であるオミクロン株の拡大が懸念されている。最初にオミクロン株が広がった南アフリカのデータから、感染力がデルタ株よりさらに強く、ワクチン効果も減弱している可能性が高い。

    山中伸弥氏 1962年、大阪府生まれ。神戸大医学部卒。2010年から現職。12年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)作製でノーベル生理学・医学賞を受賞。

     一方、重症化する率はデルタ株よりも低い可能性が示唆されているが、さらなる検証が必要である。新型コロナウイルス感染症の特徴として軽症であっても後遺症が長期間続くことがある。オミクロン株による後遺症については今後の経緯を見守る必要がある。

     このオミクロン株に関する記述は、12月中旬での情報を基に出来るだけ正確を期したつもりである。しかし、半年後には全くの間違いであったということになるかもしれない。恐れているほどにはオミクロン株の感染は広がっていないかもしれないし、逆に世界各国でオミクロン株による重症者が急増し、医療が 逼迫ひっぱく しているかもしれない。

     新型コロナウイルス発生当初、多くの科学者は、症状のない人がマスクをすることにはあまり意味がないと考えた。効果的なワクチンが迅速に開発されて1年以内に接種が始まると考えた研究者はあまりいなかった。デルタ変異株による我が国の第5波が急速に収束すると予測できた研究者も少数だった。これが科学の限界であり、課題である。

     科学は未来を透視できる水晶球ではない。科学に出来ることは、未来に起こりうる複数の可能性を予測することである。科学者は定説を作り出すことは出来ても、真理に到達できることはほとんどない。新型コロナウイルスによるパンデミックは、科学者として自らの限界を認識し、謙虚になることの重要性を再確認する機会となった。

     科学の成果は多くの過程を経て検証される。生命科学においては最初の実験に成功したのち、〈1〉自ら何度も再現性を検証し、〈2〉論文として投稿し、数人の専門家による検証(査読)を受け、〈3〉論文公表後は世界中の多くの研究者による検証を受けることにより、成果の“確からしさ”が増す。多くの研究者が再現することで徐々に定説として受け入れられるが、後になって覆されることもある。

     新型コロナウイルスは科学と社会をこれまでにないほどに近づけた。研究者は研究成果をいち早く公表し、多くの情報が社会に伝えられている。

     しかし、情報の確からしさは明確に区別されずに伝わっていることも多いと思う。科学情報を確からしさとともにいかに伝えるか。新型コロナウイルスが私たちに突き付けた課題の一つである。

    確からしさ 伝える責任

     私自身、2020年3月から新型コロナウイルスに関して情報発信してきた。このウイルスに関して当初は様々な誤解があった。

     春の高校野球の中止が決定された時、理由は選手の安全を守るためとされた。しかし、元気な高校生が新型コロナウイルスに感染して重症化することはまずない。問題は感染が周囲に広がり高齢者や基礎疾患のある方が重症化することだ。高校球児には、社会を守るために自分たちの夢を断念してもらったのだ。

     日本を 牽引けんいん する方々の中には、事態を楽観し過ぎている方もいた。私も大きな影響のないことを願ったが、甚大なる被害が出る可能性も厳然として存在した。私は感染症や公衆衛生の専門家ではないが、医学・生物学の研究者として居ても立っても居られなくなり情報発信を始めた。

     様々な情報があふれる中で、論文や各国公衆衛生当局の発表など、根拠となる情報源も一緒に紹介することに努めた。しかし、日々追加される論文などの情報を、一般の方にも分かりやすく、かつ情報の確からしさとともに伝えることは難しい作業であった。

     イギリスの公衆衛生当局は、ワクチンの効果などの情報を確からしさにより三つに色分けして公表している。国の機関が科学情報の確からしさを重視している点は、さすがに科学の伝統国であると感心させられるし、科学情報の発信を行う上で大いに参考になる。

     情報発信の重要性は、新型コロナウイルスに限ったことではない。私たちの研究活動は税金で支えられており、研究成果を納税者、すなわち国民に説明することは当然の義務である。その際も確からしさとともに伝えることが重要だ。

     京都大学iPS細胞研究所では、10月にiPS細胞を使った新型コロナウイルスの治療薬探索について、12月には筋ジストロフィーに対する遺伝子治療の新手法の開発について発表した。これらの結果は、外部研究者の査読を経て論文が公開された段階で発表した。

     11月には、iPS細胞から作製した免疫細胞を使って卵巣がんの治療を行う臨床試験の開始を発表した。臨床試験を実施するには所定の審査委員会の承認が必要であり、安全性や効果に関する動物実験のデータを専門家が検証した上で、国の調査を受ける。

     このように私たちは外部研究者の検証を受けて情報発信しているが、社会に広く受け入れられるためにはさらなる検証が必要だ。

     私は科学情報を伝えるテレビ番組に出演する機会をいただくことも多い。番組スタッフが最先端研究を精力的に取材されるのだが、論文発表前のもの、一つの研究グループが論文として発表した段階のもの、複数の研究グループによって再現されたより確からしいものと、研究の段階は様々である。

     それぞれの成果の確からしさも合わせてどのように伝えるか、番組のスタッフとも慎重に議論を重ねた。

     最先端の科学を紹介する上では、もちろん新しい目を引く研究成果を取り上げることは重要だが、確からしさはそれほど高くないことが多い。番組で紹介した論文が、その後に発覚した研究不正により取り下げられたことさえあった。

     一方で、世界の多くの研究者が検証した確からしさが高い内容ばかりでは、目新しさはなくなり、視聴者の興味をひくことは難しくなる。多くの人に関心を持ってもらいながらも、確からしさを合わせて伝えるのは、ここでも難しい作業である。

     新型コロナウイルスの発生から2年が経過したが、状況は予断を許さない。ワクチン接種が広がり、12月の段階で日本は世界の中でも際立った小康状態となっている。だが、オミクロン株のような変異株の出現は今後も続く可能性が高いし、ワクチンの追加接種も1度だけで良いかわからない。

     今後も科学の重要性は増すばかりである。研究結果を迅速に、分かりやすく、確からしさとともに伝える努力を今後も続けたい。

     (次回は1月16日の予定です)
    https://www.yomiuri.co.jp/serial/earth/20211219-OYT8T50000/

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  38. 学術雑誌の発表論文“査読で不手際”情報 福井大学 調査委設置
    2022年6月11日 20時10分

    福井大学の教授が中心となって学術雑誌で発表した論文で、「不手際があった」とする情報が寄せられ、大学は調査委員会を設置して調べていることが大学への取材で分かりました。

    福井大学の関係者によりますと、60代の教授が中心となって学術雑誌で発表された論文について、雑誌掲載前に行われた第三者の研究者から内容のチェックを受ける『査読』と呼ばれる手順で「不手際があった」とする情報がことし2月、大学に寄せられたということです。

    これを受けて大学では調査委員会を設置して事実確認を進めていたところ、学術雑誌の出版社からも「論文の執筆者と査読者の間でやり取りがあったことが分かったので論文の掲載を取り下げる」という連絡があったということです。

    論文を執筆した研究者が「査読」に関わることは一般的に不適切だとされていて、大学は教授本人や関係者から話を聞いて調査を進めています。

    福井大学は「現在は事実確認の最中で、一刻も早く事実関係を明らかにしたい」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220611/k10013667861000.html

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    1. 「友田明美」
      https://twitter.com/search?q=%E5%8F%8B%E7%94%B0%E6%98%8E%E7%BE%8E&src=typed_query

      https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%8F%8B%E7%94%B0%E6%98%8E%E7%BE%8E&ei=UTF-8

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