2022年1月11日

【あかたろう(笑)】仙丹/不老不死/ホムンクルス/錬金術

「先端科学」改め「仙丹科学」(笑)、現代版新型「錬金術」の時代… されど日本の昔話には、「あかたろう」というお話があって… まるでそれが実現されちゃったかのような某「幹細胞」研究方面(笑)。

ホムンクルス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%B9

《ホムンクルス(ラテン語:Homunculus:小人の意)とは、ヨーロッパの錬金術師が作り出す人造人間、及び作り出す技術のことである。
製法はルネサンス期の錬金術師パラケルススの著作 De Natura Rerum (『ものの本性について』)によれば、蒸留器に人間の精液を入れて(それと数種類のハーブと糞も入れる説もある)40日密閉し腐敗させると、透明でヒトの形をした物質ではないものがあらわれる。それに毎日人間の血液を与え、馬の胎内と同等の温度で保温し、40週間保存すると人間の子供ができる。ただし体躯は人間のそれに比するとずっと小さいという。[1]
ホムンクルスは、生まれながらにしてあらゆる知識を身に付けているという。また一説によるとホムンクルスはフラスコ内でしか生存できないという。
パラケルススはホムンクルスの生成に成功したとされる。しかし、彼の死後、再び成功した者はいなかったという。》

人工生命体(ホムンクルス)の作り方
錬金術師によって作られる人工生命体。 更新日: 2013年01月24日
http://matome.naver.jp/odai/2135897407799174701

そして、アンチエイジングという名の「錬丹術」研究


「長寿遺伝子」(2NN)

「アンチエイジング サーチュイン 長寿遺伝子 老化」(ぐぐる先生)




(書きかけ)



「タンパク質」に関連するニュース(2NN)

ラベル:メタボ
ラベル:認知症



(おまけ)
「牛痘ワクチン 天然痘」(ぐぐる先生)

「エイズ レトロウイルス」(ぐぐる先生)

「狂牛病 プリオン」(ぐぐる先生)

それらはきっと「人獣共通感染症」エマージングデシーズの医科様なまやかし…


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池田清彦『38億年 生物進化の旅』|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/book/103526/

カンブリア大爆発で新たな遺伝子は作られなかった? 人類はなぜ「一種類」のみが繁栄したのか。絶滅した恐竜を引き継いだのは「鳥」? 3800000000年を、200頁で。

約38億年前、地球に生命が出現した──。だが、そもそも生命はなぜ生れたのか。地球に生息する多種多様な生物は、どのような現象を経て今日の数に至ったのか。遺伝子の突然変異や自然選択といった旧来の「ネオダーウィニズム」では決して明らかにできなかった進化の本質。あなたに繋がる生命の歴史3800000000年を200ページでわかりやすく解説する、画期的で刺激的な進化史講座。



[サイエンスView]地球外生命 どこにいる
2016年4月3日 読売新聞
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160402-118-OYTPT50389

>地球の生命は、どうやって誕生したのだろう。海に覆われた太古の地球で生まれたのか、宇宙から生命の種が飛来したのか。生命の起源の謎に挑んでいる科学者は近年、太陽系内外の衛星や惑星で、「地球外生命」を真剣に探し始めた。研究の最前線を、地球生命の出発点からたどってみよう。(冬木晶)

人類が地球外生命の存在を証明する日は、遠くないのかもしれない。


それが「いる」と信じたがるのは勝手だが、それはもうすでに「信仰」体系、すなわちオカルトな「宗教」カルトにのめりこんでいるに等しいということ…




(おまけ)
「不老不死への科学 klotho遺伝子」(笑)

>老化関連遺伝子klothoの発見 一 個体老化の分子機構解明に向けて

老化の治療を目指して~Klotho 遺伝子研究の進展 - 自治医科大学
www.jichi.ac.jp/openlab/newsletter/letter84.pdf


鍋島 陽一 「個体老化の分子機構の解明」
www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei11/pdf/a-1-04.pdf


(トンデモなおまけ)
人体冷凍保存@アルコー延命財団



(2016年3月25日)(追記3/28、4/4、6/23、11/19)

199 件のコメント:

  1. 「最小限の遺伝子の細菌作製に成功」米研究所など
    3月25日 9時42分

    生命を維持するのに欠かせない最小限の遺伝子だけを持つ細菌を人工的に作り出すことに成功したとアメリカの研究所などが発表し、生命として必要な基本的な機能の解明につながる成果として注目を集めています。

    これはヒトの遺伝情報の解読で知られるアメリカのクレイグ・ベンター博士の研究所などが、25日付けのアメリカの科学雑誌「サイエンス」で発表したものです。
    ベンター博士の研究グループは、2010年に、人工的に合成した遺伝情報を元にマイコプラズマという細菌の一種を作り出すことに成功していますが、今回、この細菌を使って、生命の維持に欠かせない最小限の遺伝子だけを持つ細菌の作製に取り組みました。
    具体的には、細菌の遺伝子の一部を取り除いたり、機能を失わせたりする実験を繰り返して細胞分裂への影響などを調べ、生命を維持するうえで、必要ではない部分を特定して取り除いたということです。その結果、最終的には、元の細菌のおよそ半分の、473の遺伝子が必要不可欠な部分として、残ったとしています。ただ、残った遺伝子のおよそ3割にあたる149個は、その働きそのものは不明だということです。
    研究グループによりますと、合成した細菌は、自然界に存在する、みずから複製できる生物の中で遺伝子の数が最も少ないということで、生命として必要な基本的な機能の解明につながる成果として注目を集めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160325/k10010455771000.html

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    1. 自然界に存在しない細菌の作製に成功…米チーム
      2016年3月25日9時12分

       【ワシントン=三井誠】生命の設計図とされるゲノム(全遺伝情報)を人工的にデザインし、自然界に存在しない細菌を作ることに成功したと、米国のJ・クレイグ・ベンター研究所などの研究チームが発表した。

       新たに誕生した細菌は、自然界のどの生物よりも遺伝子の数が少ないという。

       薬やバイオ燃料を合成する微生物の研究の進展が期待される一方、新しい細菌の作製は安全性や倫理面での議論も呼びそうだ。論文は、25日の米科学誌サイエンスに掲載される。

       研究チームは2010年、細菌「マイコプラズマ・ミコイデス」のゲノムを人工合成し、別の細菌に移植して自己増殖させることに成功した。今回は、この細菌の遺伝子901個から生存や増殖に必要な遺伝子を選び、473個まで減らした人工ゲノムを別の細菌に移植し、自己増殖させたという。自然界の生物が持つ遺伝子数は、525個の細菌が最少だった。

       微生物の遺伝子数を絞り込めると、一つ一つの遺伝子の働きが解明しやすくなり、微生物に薬の合成などの働きを加えることも簡単になるという。チームを率いるクレイグ・ベンター博士は23日の電話での記者会見で、「研究所には、倫理的問題を議論するチームもある。今後も議論を続けていきたい」と話した。

           ◇

       今回の成果について、浅島誠・東京理科大特命教授(発生生物学)は「生命の本質の解明に迫る意義深い研究だ。ただ自然界に存在しない生命体は極めて慎重に取り扱うべきだ。規制のあり方を早急に検討する必要がある」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160325-118-OYT1T50021

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    2. 最少ゲノムの人工細菌作製
      米チーム、生命起源に迫る
      2016/3/25 03:02

       【ワシントン共同】生命活動を維持するのに必要最小限のゲノム(全遺伝情報)だけを持った細菌を人工的に作ることに成功したと米国のクレイグ・ベンター博士らのチームが25日付の米科学誌サイエンスに発表した。

       自己複製できないウイルスなどを除けば、自然の中にいるどの生物よりも遺伝情報や遺伝子の数が少ないという。ベンター博士は「生命の起源や進化の謎に迫る成果だ」と話している。
      http://this.kiji.is/85795802293633026

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  2. ストレスうつ防ぐ酵素解明
    マウスで、山口大
    2016/3/24 01:00

     脳神経細胞などにある「サーチュイン」という酵素に、ストレスによるうつを防ぐ働きがあるとみられることを、山口大のチームがマウスを使って明らかにし、23日付の海外専門誌電子版に発表した。

     チームはこれまで、うつ病患者は血液中のサーチュイン量が少ないとの報告をしているが、ストレスによるうつにどう影響するかは不明だった。

     内田周作講師(分子精神医学)は「ストレスによる精神疾患の原因解明や新たな治療薬の開発が期待できる」と話した。

     内田講師によると、サーチュインを作る遺伝子は老化を防ぐ長寿遺伝子として知られ、記憶や睡眠、肥満にも関わるとされる。
    http://this.kiji.is/85402771372787190

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  3. 世界変動展望
    小室一成氏が日本循環器学会の次期代表理事に! - 2016/3/24
    http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/5ae398d5dbbc1f4d79f7b165694f5a80

    http://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

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    1. 「小室一成 ディオバン」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%B3

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    2. KAKEN - 小室 一成(30260483)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/r/30260483

      「遺伝子治療 小室一成」
      https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E6%B2%BB%E7%99%82%20%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90&o=2

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    3. 捏造、不正論文 総合スレネオ 29
      http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1457850859/49n-

      49 :名無しゲノムのクローンさん:2016/03/24(木) 00:34:40.73
      おまいら、不安定狭心症にでもなると負荷試験やられる時代がついにきましたよ

      ttps://www.m3.com/news/general/410188
      日循、次期代表理事に小室・東大教授を選出
      その他 2016年3月23日 (水)配信高橋直純(m3.com編集部)

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    4. 「小室一成 永井良三」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89

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    5. ラベル 永井良三
      http://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89

      削除
    6. 「システム疾患生命科学による先端医療技術開発拠点」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89+%E9%96%80%E8%84%87%E5%AD%9D+%E5%85%88%E7%AB%AF%E5%8C%BB%E7%99%82%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%96%8B%E7%99%BA

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    7. site:kaken.nii.ac.jp 永井良三 矢崎義雄
      https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89+%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84

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    8. 心・血管系における負荷に対する応答機構-分子生物学的アプローチによる解析
      Intracellular Signaling of Stretch Mediated Myocyte Growth
      研究課題番号:03454247

      代表者
      1991年度~1992年度
      矢崎 義雄
      YAZAKI, Yoshio
      研究者番号:20101090
      東京大学・医学部(病)・教授

      研究分担者

      栗原 裕基
      東京大学・医学部(病)・助手

      方 榮哲
      東京大学・医学部(病)・医員

      永井 良三
      NAGAI, Ryozo
      研究者番号:60207975
      東京大学・医学部(病)・助教授

      山崎 力
      東京大学・医学部(病)・医員

      世古 義規
      東京大学・医学部(病)・助手

      小室 一成
      東京大学・医学部(病)・医員

      研究概要(最新報告)

      循環器系において、血行動態という負荷による心・血管系の変化を、器官のレベルばかりでなく、細胞・分子レベルでとらえることは、心肥大、心不全および血管攣縮、動脈硬化症などの循環器疾患の発症機構を解明する上できわめて重要な課題である。特に物理的な刺激が細胞内の応答機構に生化学的なシグナルとなって伝達され、代謝を調節する機序は、生体が外界からの刺激を受けて反応する現象を生化学的に解明するモデルになるものとして、医学ばかりでなく生物学の広い領域から注目されている。われわれは細胞に物理的な負荷を加える装置を独自に開発するとともに、分子生物学の最先端技術を導入することにより、従来では、生化学的なアプローチが因難であった、物理的な負荷に対する心筋および血管内皮と平滑筋細胞における応答機構の解析を行った。その結果、本研究は循環器疾患の基礎的な病態である心肥大や心不全、あるいは血管攣縮や動脈硬化病変の形成などの病因を遺伝子や分子レベルで捉える研究の発端となって、この分野での知見の著しい進展をもたらすところとなった。

      具体的には1)心筋の負荷に対する応答機構の解明として、独自に開発したシリコンディシュを用いて心筋細胞に直接機械的なストレスを与え、胎児性蛋白と核内癌遺伝子の発現機序をフォスファチジルイノシトール代謝を中心に解析し、肥大を形成する心筋細胞内応答機構のしくみを明らかにした。さらに形質変化をきたす心筋蛋白のアイソフォーム変換機序をgelshift法などを用いて検討し、心筋の負荷に対する適応現象を遺伝子レベルから究明した。2)血管内皮および平滑筋細胞における血流ストレスに対する応答機構を、固有に存在する遺伝子の発現調節機序を解明することによって、血流に対応した臓器循環が調節されるメカニズムを明らかにした。
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/03454247.ja.html

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    9. site:kaken.nii.ac.jp 矢崎義雄 小室一成
      https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90

      [研究者名:小室一成 矢崎義雄]
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qe=%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E4%B8%80%E6%88%90%20%E7%9F%A2%E5%B4%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84

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    10. 心不全の戦略的研究-発生工学を用いた心不全の病態解明と遺伝子・細胞治療
      Molecular Mechanisms of Heat Failure and Its Novel Therapeutic Strategies
      研究課題番号:12136101

      代表者
      2000年度~2005年度
      小室 一成
      KOMURO, Issei
      研究者番号:30260483
      千葉大学・大学院医学研究院・教授

      研究分担者

      斉藤 能彦
      SAITO, Yoshihiko
      研究者番号:30250260
      奈良県立医科大学・医学部・教授

      松原 弘明
      MATSUBARA, Hiroaki
      研究者番号:10239072
      京都府立医科大学・大学院医学研究科・教授

      瀧原 圭子
      TAKIHARA, Keiko
      研究者番号:70252640
      大阪大学・保健センター・助教授

      福田 恵一
      FUKUDA, Keiichi
      研究者番号:20199227
      慶應義塾大学・医学部・教授

      室原 豊明
      MUROHARA, Toyoaki
      研究者番号:90299503
      名古屋大学・大学院医学系研究科・教授

      研究概要(最新報告)

      本研究の目標である心不全の病態解明と新たな治療法の確立について多角的に研究を推進できたと考えられる。特にマウスの心機能解析法(心臓カテーテル検査、心臓エコー検査)を確立させたことは、我が国全体における心機能解析技術の飛躍的な向上に寄与できだと思われる。また、本研究代表者や研究分担者らがこれまで世界的にもリードしてきた研究対象であるナトリウム利尿ペプチド、アンジオテンシンII、サイトカイン、三量体G蛋白質、などに着目し、これらの遺伝子改変マウスを作製し実験に用いることができた。心機能に関与する遺伝子をターゲットとした遺伝子改変マウスの解析をおこなうことで心不全の病態を分子レベルで解明した。さらにこれらのマウスに胸部大動脈の縮窄または冠動脈の結紮などの手術を施し、圧負荷心肥大モデル、心筋梗塞モデル、虚血再灌流モデルなどを作製した際の心不全の発症・進展に対する影響も検討した。得られた知見は心不全の発症機序のみならず、心筋細胞が正常機能を維持するための機序についても新しい概念を与えた。心不全発症の分子機序を明らかにすることで心不全の新たな治療基盤を打ち立てることができた。また、心筋細胞の分化・発生の機序に関する研究をおこない、心筋細胞の分化に必須の転写因子や成長因子などを同定した。複数の転写因子を同時に発現させることにより心筋細胞の分化が誘導されることを明らかにした。細胞治療に関する研究では幹細胞生物学と再生医学、心臓病学の領域において先駆的な業績をあげ、国内外における心筋細胞の再生研究に大きな進歩をもたらした。

      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/12136101.ja.html

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    11. >遺伝子改変マウス

      >細胞治療に関する研究では幹細胞生物学と再生医学、心臓病学の領域において先駆的な業績をあげ、国内外における心筋細胞の再生研究に大きな進歩をもたらした

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    12. 「松原弘明 ノバルティス」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E5%BC%98%E6%98%8E+%E3%83%8E%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9

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    13. 「松原弘明 論文 捏造」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BE%E5%8E%9F%E5%BC%98%E6%98%8E+%E8%AB%96%E6%96%87+%E6%8D%8F%E9%80%A0

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  4. ウイルス廃棄の大学実験室、安全基準満たさず
    2016年03月26日 11時29分

     熊本大大学院生命科学研究部が実験で使用した遺伝子組み換えウイルスに必要な処理をしないまま廃棄した問題で、同部が2008年から、法令が定めた安全レベルを下回る実験室で実験を繰り返していたことが23日、わかった。

     熊本市中央区の同大で記者会見した西村泰治部長は「認識の甘さがあった」と陳謝した。

     遺伝子組み換え生物の保管などを規制する「カルタヘナ法」では、遺伝子組み換え生物などの危険度に応じて実験設備を整えるよう定めている。

     発表では、遺伝子組み換え生物などが外部に出ないよう気圧を下げるなどする「安全キャビネット」の設置が義務づけられている実験の一部をキャビネットが設置されていない実験室で行っていたという。

     2月に未処理のウイルスを廃棄するミスが起き、その調査過程で判明した。廃棄ミスについては、「ウイルスに病原性はない」とした上で、「公共下水への流出もなかった」と結論付けた。

     西村部長は「実験責任者や研究員に認識の甘さがあった。二度とこのようなことがないように再発防止策を徹底する」と話した。
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20160326-OYT1T50039.html

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    1. 「九州におかしな白血病がある」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6+HTLV-1

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    2. 「熊本大学 レトロウイルス」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

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    3. 創作捏造してなきゃいいけどなあ…

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  5. ES細胞の作製拠点、2施設で…全国に分配
    2016年3月28日17時53分

     国立成育医療研究センター(東京都)と京都大(京都府)は、再生医療に活用するES細胞(胚性幹細胞)を作製、保管する拠点作りに乗り出した。

     2施設は2年以内に新しい細胞を作り、全国の大学などに分配する。iPS細胞(人工多能性幹細胞)と同じ「万能細胞」であるES細胞の実用化を加速させる狙いがある。

     ES細胞は、不妊治療で不要になった受精卵の一部を取り出し、培養して作る。目的の細胞に変化させて患部に移植し、失った機能を回復させる。

     2施設は動物実験など基礎研究用のES細胞を作っていたが、日本医療研究開発機構の支援を受け、新たに医療用の細胞を作製する。ES細胞は、移植を受ける患者と別の人から作られるが、移植しても免疫の拒絶反応が起きにくいタイプをそろえたい考えだ。作った細胞は臨床研究向けに保管し、製造法などの情報管理や遺伝子の分析を行い、安全性を高める。細胞を企業に提供し、製品開発に使ってもらう計画もある。

     受精卵を壊して作るES細胞は生命倫理上の議論があり、臨床研究向けの作製が国の指針で禁止されてきたが、2014年の新指針策定で認められた。一方、北米や英国では、目の難病などを治療するためES細胞を使う臨床試験が約50件実施されている。血液などに遺伝子を導入して作るiPS細胞はがん化の懸念があり、再生医療への応用ではES細胞のほうが安心と考える研究者もいる。

     同センター研究所の阿久津英憲部長は「iPS細胞とES細胞の両方を治療に活用できる環境を整えるのが望ましい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160328-118-OYT1T50100

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    1. 参考記事
      朝夕刊 [iPSの10年]医療を変える<5>細胞を培養、凍結保存…理研は創薬目的、京大は「再生医療」 3/24 15:00
      新着 花粉症引き起こす「肥満細胞」、iPSから作製 3/19 14:55
      朝夕刊 [iPSの10年]医療を変える<4>がん治療へ免疫細胞培養 患者に注入 数年後に治験 3/17 15:00
      朝夕刊 糖尿病 豚の細胞で改善 膵島移植 血糖値が低下 3/17 3:00
      朝夕刊 [iPSの10年]医療を変える<2>患者に「光」一刻も早く…網膜手術学会から支援 3/3 15:00

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  6. ES細胞持ち出し 容疑者特定せず捜査終結
    3月28日 15時10分

    STAP細胞の問題で、理化学研究所の研究室から万能細胞の「ES細胞」が何者かによって持ち出された疑いがあるとして、研究者の男性が告発していたことについて、警察は、容疑者を特定しないまま捜査の結果をまとめた書類を検察庁に送りました。これによって捜査は事実上終結することになりました。

    理化学研究所はおととし12月、小保方晴子元研究員などがSTAP細胞だとしていたものは、実際には別の万能細胞のES細胞だったとしたうえで、誰が混入したか特定できないとする調査結果を公表しました。
    これに関連して理化学研究所に勤めていた研究者の男性が、ES細胞が保管されていた研究室から無断で持ち出された疑いがあり、窃盗にあたるとして、容疑者を特定しないで警察に告発していました。
    警察は、関係者から事情を聴くなど捜査していましたが、容疑者を特定しないまま28日捜査の結果をまとめた書類を検察庁に送りました。これによって捜査は事実上終結することになりました。
    小保方元研究員の弁護士は「直接コメントする立場にないが、騒がれること自体がふに落ちない。本人は淡々とこの結果を聞いていた」などと話しています。
    告発した研究者の男性は「容疑者を特定できなかったことは残念だ。なぜSTAPの問題が起きたのか、今後も理化学研究所の責任をきちんと追及する必要がある」とコメントしています。
    また、理化学研究所は「研究所としてコメントする立場にはないと考えております」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160328/k10010459071000.html

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  7. 2016.3.16 11:17
    「認知症研究の世界の一大拠点に」神戸市が先端医療振興財団などと協定締結、治療薬の治験など推進

     神戸市は15日、先端医療振興財団(同市中央区)と製薬会社「日本イーライリリー」(同)の3者で、認知症の臨床研究などで連携することを盛り込んだ協定を結んだ。同財団の医療機関ネットワークで治験の被験者を集め、同社のアルツハイマー病の新薬開発につなげるのが狙い。同社のパトリック・ジョンソン社長は「神戸が認知症研究で世界の一大拠点になるだろう」と期待を寄せた。

     協定では、同社の新薬開発に同財団の最先端設備を活用することや、共同で認知症の理解を深める啓発映像を制作すること、同社の海外ネットワークで得た情報を神戸医療産業都市を進める市に提供すること、などを盛り込んだ。

     3者はこの日記者会見し、久元喜造市長は神戸医療産業都市での新薬開発の意義を強調。「認知症はグローバルな課題。新薬開発につながるよう、市は両者の仲立ちをしたい」と述べた。

     同財団の本庶佑(たすく)理事長はこれとは別に昨年10月、認知症の新薬開発などの被験者を募る「KOBEもの忘れネットワーク」を設立したと紹介。「早期に被験者を集められ、治験成績のフォローアップもできる」と狙いを語った。
    http://www.sankei.com/west/news/160316/wst1603160037-n1.html

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    1. >「神戸医療産業都市」「先端医療振興財団」「日本イーライリリー」

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    2.  
       同社のジョンソン社長は「神戸を認知症研究のハブにしたい」と、本社ビルの拡張も発表。「平成37年までにアルツハイマー病を予防可能な疾患にしたい」と話していた。
      http://www.sankei.com/west/news/160316/wst1603160037-n2.html

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  8. ヒトのウイルス、マウスのウイルス、免疫力を低下させたマウス、ウイルスを注射、脳の中にウイルス、体の震えなど神経疾患の症状、精巣からもウイルス…
    http://koibito2.blogspot.jp/2016/03/blog-post_3.html?showComment=1459230885090#c3243731507238024792

    お話つくりこみすぎ…

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    1. その「超(スーパー)ウイルス」学手品をどこでマスターしたのかなあ…(笑)。

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  9. 日の丸「ゲノム編集」(笑)。
    http://koibito2.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html?showComment=1459239734914#c2411524998866139185

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    1. 「国家プロジェクト 産業政策」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88+%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%94%BF%E7%AD%96

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    2. 「日の丸プロジェクト」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%B8%B8%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88+%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%94%BF%E7%AD%96

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  10. 認知症、結核薬に予防効果
    2016年3月29日(火) 11時12分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6196027

    <認知症>結核薬に予防効果…マウスで確認 大阪市立大
    毎日新聞 3月29日(火)10時52分配信

     結核やハンセン病の治療薬として使われる抗生物質の「リファンピシン」に認知症の発症を防ぐ効果があることがマウスの実験で確認されたとの論文を富山(とみやま)貴美・大阪市立大准教授(脳神経科学)らの研究グループがまとめた。認知症予防薬の開発につながる成果で、英神経学雑誌の電子版に29日、掲載された。

     富山准教授らは、マウスを円形プール(直径約1メートル、水深約30センチ)で泳がせ、足場に到着するまでの時間を計る実験を行った。リファンピシンを与えたアルツハイマー病のマウスは、周囲の風景を記憶して、5日目の実験で、健康なマウスとほぼ同じ20秒程度で足場にたどり着くことができた。一方、与えなかった同病のマウスは倍近くの時間がかかった。

     富山准教授らはハンセン病患者に認知症が少ないことに着目した。アルツハイマー病などの「変性性認知症」は、特殊なたんぱく質が脳内で集まることによって発症するとされるが、富山准教授らはリファンピシンがたんぱく質の凝集を抑える働きがあることを解明していた。

     ヒトでは既に発症した患者に投与しても進行を止めることはできないが、たんぱく質の凝集が始まってから認知症を発症するまで約20年かかるため、この間に投与すれば発症を抑えられる可能性があるという。【畠山哲郎】
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160329-00000012-mai-soci

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    1. 「認知症」も「感染症」だった!?(笑)。

      「認知症マウス」で効果確認!(笑)。

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  11. iPS肝臓 宇宙で作製…横浜市大とJAXA 18年度にも
    2016年3月30日3時0分

    重力下 複雑な臓器難しく

     横浜市立大と宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から肝臓を作製する宇宙実験を、国際宇宙ステーション(ISS)で2018年度にも始める。宇宙でiPS細胞由来の細胞を培養する実験は世界初で、重力の影響を受けない宇宙で臓器を作る技術を開発し、将来、地上で移植用臓器を作る研究にいかす。

     iPS細胞を使った再生医療は、網膜や血液成分を作る研究が進む。複雑な立体構造を持つ臓器は、細胞を装置内で増やしても重力などの影響で大型化しにくく、移植に使える大きさにするのは難しいとされる。

     同大の谷口英樹教授らは人のiPS細胞を使い「肝芽かんが」の作製に成功している。計画では地上で約0・2ミリ・メートルの肝芽を作製してISSの実験棟「きぼう」に運び、培養液で満たした容器内で肝芽の結合を観察し、肝臓の働きを持つかを確かめる。肝芽が大型化すれば、地上でマウスに移植する実験も検討する。谷口教授は「iPS細胞で複雑な臓器を作る第一歩にしたい」と話している。

     ◆肝芽=iPS細胞から作った肝細胞の前段階の細胞に血管になる血管内皮細胞などを加え、数日間培養して作製した組織。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160330-118-OYTPT50209

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    1. 「生物は海で誕生した」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AF%E6%B5%B7%E3%81%A7%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F

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    2. 「生物 発生 胚」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%9F%E7%89%A9+%E7%99%BA%E7%94%9F+%E8%83%9A

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    3. 「iPS細胞」「ES細胞」をはじめとする「幹細胞」をいじってる人たちの「生物発生」観は、あまりにもご都合なストーリーを次々に積み重ねていてすっかり辟易だ…

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  12. 妊娠中期の胎児の脳 ジカ熱に感染しやすいか
    3月31日 1時00分

    小頭症との関連が疑われているジカ熱のウイルスは、ヒトの細胞に感染するとき、特定のたんぱく質を入り口として利用すると考えられていますが、このたんぱく質が、妊娠中期の胎児の脳の中で大量に作られていることがアメリカのグループの研究で分かりました。日本の専門家は「ジカ熱と小頭症との関係を解明していくのに役立つ可能性がある」と指摘しています。

    ジカ熱のウイルスはヒトに感染する際、細胞表面にある特定のたんぱく質を入り口として利用すると考えられていて、カリフォルニア大学の研究グループは、その一つの「AXL」と呼ばれるたんぱく質が脳の中のどの細胞に多く存在するのか詳しく調べました。その結果、このたんぱく質は、妊娠中期に胎児の脳の形成に重要な役割を果たす「放射状グリア細胞」などで大量に作られていることが分かったということです。
    グループでは、ジカ熱のウイルスが胎児に感染するとこれらのたんぱく質を利用して脳の形成に関わる細胞に侵入し小頭症を引き起こしている可能性があると指摘しています。
    ジカ熱にかかることと小頭症との関係はいまだはっきりとしていませんが、東北大学の押谷仁教授は「今回の研究は脳の形成に関わる細胞にウイルスが侵入しうることを示したもので、今後、ジカ熱と小頭症との関係を解明していくのに役立つ可能性がある」と指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160331/k10010462541000.html

    http://koibito2.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html?showComment=1459356041401#c5491302035422413072

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    1. 押谷仁・東北大学教授
      「今回の研究は脳の形成に関わる細胞にウイルスが侵入しうることを示したもので、今後、ジカ熱と小頭症との関係を解明していくのに役立つ可能性がある」

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  13. 「竹槍」防空の時代…
    http://koibito2.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html?showComment=1459410806259#c7861765349983947445

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  14. >パーキンソン病を発症させたマウスの脳にネクジンの遺伝子を導入する実験

    手品のタネの仕込みどころ…

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  15. 小保方氏がホームページ開設
    「STAP作製手順」を公開
    2016/3/31 17:32

     STAP細胞論文の著者だった理化学研究所の元研究員小保方晴子氏(32)が、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を公開するホームページを開設したことが31日、分かった。

     全文が英語。トップページには3月25日付で小保方氏の名前とともに「他の研究者がSTAP細胞を実現してくれることを希望し、作製手順を公開する」との説明がある。

     「STAP細胞の研究が科学の最前線に戻ることを願う」として、今後も内容の更新を続けると表明。理研が2014年に実施した検証実験に対しては「厳しい監視の下で行われ、同じ作業を毎日繰り返すことしかできなかった」と批判している。
    http://this.kiji.is/88188718705950723

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  16. 4月1日 編集手帳
    2016年4月1日3時0分

     11打数0安打5三振。野村克也さんのプロ野球人生1年目である。拝み倒して撤回してもらったものの、シーズンの終了後には解雇を通告されている。その人が戦後初の三冠王になり、名監督になった◆新国劇の名優とうたわれた島田正吾さんは駆けだしの昔、舞台で『千葉周作』の寺小姓を演じた。たった1行ながら、新聞の劇評欄に初めて名前が載った。〈島田正吾、観みるに堪えず〉◆山中伸弥さんが執刀すると、20分の手術が2時間かかった。足手まといの“ジャマナカ”という異名を先輩医師からもらい、臨床医になる夢をあきらめた。その人がノーベル賞で研究医の頂点を極める◆きょうが入社式という若い人も多かろう。希望に燃える門出には要らざるお世話にちがいないが、何十年か前のわが身を顧みれば日々、挫折と失意と狼狽ろうばいと赤面の記憶しか残っていない◆高見順に『われは草なり』という詩がある。〈われは草なり/伸びんとす/伸びられるとき/伸びんとす/伸びられぬ日は/伸びぬなり…〉。草の丈が伸びぬ日もあろう。そういう日は、大丈夫、見えない根っこが地中深くに伸びている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160401-118-OYTPT50100

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    1. なんでそんなダークマターを紛れ込ますかねえ…

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  17. 尿に含まれる細胞からクローンのマウス 研究に成功
    4月1日 22時55分

    マウスから採取した尿に含まれる細胞からクローンのマウスを作り出すことに、山梨大学の研究グループが成功しました。ドナーの体に傷をつける必要がなく、今後、絶滅のおそれのある動物などを増やす技術につながることが期待されます。

    研究に成功したのは、山梨大学生命環境学部生命工学科の若山照彦教授の研究グループです。
    研究グループは、マウスの僅かな尿から採取した細胞を卵子に移植し、クローンマウスを作り出すことに世界で初めて成功しました。
    研究グループでは、採取した直後の尿からオスとメス合わせて4匹のクローンマウスを作り出したということです。血液などを採取する方法と違い、ドナーの体に傷をつける必要がなく、今後、絶滅のおそれのある動物などを増やす技術につながることが期待されます。
    若山教授は「世界で初めての研究成果でうれしい。今回の技術は、クローンが作成できる条件を大幅に広げる可能性がある」と話していました。
    この研究成果は、イギリスの科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160401/k10010465291000.html

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    1. ラベル 若山照彦
      http://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E7%85%A7%E5%BD%A6

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    2. 尿からクローンマウス…山梨大・若山照彦教授ら
      2016年4月1日19時7分

       山梨大学は1日、尿に含まれる細胞を使ったクローンマウスの作製に成功したと発表した。

       野生動物は押さえつけただけでも死ぬリスクがあるため、体を傷つけずに細胞を採取する必要がある。今回の研究では、より自然に近い状態で採取した少量の尿からクローンを誕生させており、絶滅危惧種の繁殖につながることが期待されている。

       実験に成功したのは、同大の若山照彦教授(繁殖生物学)らの研究グループ。同日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(電子版)」に掲載された。

       尿には尿管の細胞などが含まれている。研究グループは、多数のマウスの尿に含まれていた細胞からDNAを採取し、4匹のクローンを誕生させた。4匹の外見は正常で、繁殖能力も持っていた。

       これまでも、無菌状態にした尿の細胞を培養して増やし、クローンを作製した研究はあったが、自然界では無菌状態での尿採取が期待できない。このため、研究グループは、無菌化していない尿から細胞を取り出し、培養せずに利用する方法を試みた。若山教授は「今回は排せつ直後の尿を使用した。時間がたった尿でも有効か、今後も研究を続けたい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160401-118-OYT1T50147

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    3. 和製「ファンウソク」…
      http://www.2nn.jp/word/%E9%BB%84%E7%A6%B9%E9%8C%AB

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    4. マウスの尿からクローン 絶滅危惧種の繁殖に期待…山梨大チーム発表
      2016年4月2日3時0分

       山梨大学は1日、尿に含まれる細胞を使ったクローンマウスの作製に成功したと発表した。野生動物は押さえつけただけでも死ぬリスクがあるため、体を傷つけずに細胞を採取する必要がある。今回の研究では、より自然に近い状態で採取した少量の尿からクローンを誕生させており、絶滅危惧種の繁殖につながることが期待されている。

       実験に成功したのは、同大の若山照彦教授(繁殖生物学)らの研究グループ。同日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(電子版)」に掲載された。尿には尿管の細胞などが含まれている。研究グループは、多数のマウスの尿に含まれていた細胞からDNAを採取し、4匹のクローンを誕生させた。4匹の外見は正常で、繁殖能力も持っていた。

       これまでも、無菌状態にした尿の細胞を培養して増やし、クローンを作製した研究はあったが、自然界では無菌状態での尿採取が期待できない。このため、研究グループは、無菌化していない尿から細胞を取り出し、培養せずに利用する方法を試みた。若山教授は「今回は排せつ直後の尿を使用した。時間がたった尿でも有効か、今後も研究を続けたい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160401-118-OYTPT50586

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    5. 記憶戻す実験 成功 アルツハイマー病マウスで 理研・利根川進氏ら
      2016年3月17日3時0分

       アルツハイマー病のマウスを使った実験で、思い出せなくなった記憶を引き出すことに成功したとの研究成果を、理化学研究所の利根川進・脳科学総合研究センター長らが、英科学誌ネイチャーで17日発表する。研究チームは「アルツハイマー病は、記憶が消えるのではなく、記憶を思い出す機能が働かなくなる病気であることを示唆する結果だ」としている。

       研究チームは正常なマウスとアルツハイマー病のマウスを飼育箱に入れ、それぞれ脚に弱い電流を流して、不快な体験として記憶させた。その後、箱から出し、24時間後、箱に戻した。正常なマウスは不快な体験を思い出しておびえたが、アルツハイマー病のマウスは変化を見せなかった。そこで、脚に電流が流れた時の記憶を担っているとみられた脳細胞を刺激すると正常なマウスと同じようにおびえるようになった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160317-118-OYTPT50086

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    6. マウスマジック、みんなでやれば、正統な科学研究…

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    7. パーキンソン病の進行抑制に成功…大阪大
      2016年3月31日15時0分

       神経細胞の減少を防ぐたんぱく質を使って、パーキンソン病の進行を抑えることに成功したと、大阪大の望月秀樹教授(神経内科学)らの研究チームが発表した。動物実験による成果で、新しい治療法の開発につながる可能性があるという。

       チームによると、パーキンソン病は細胞内の小器官、ミトコンドリアが傷つくことで、脳の神経伝達物質「ドーパミン」を出す神経細胞の減少を引き起こし、手足の震えや歩行障害などの症状が出るという。

       チームは、神経細胞の減少を防ぐことで知られるたんぱく質「ネクジン」が、ミトコンドリアの働きを促進することを発見した。パーキンソン病を発症させたマウスの脳にネクジンの遺伝子を導入する実験を実施したところ、約90%の神経細胞が生き残り、症状の進行を抑制。一方、導入しない場合、30~40%しか生き残らず、症状が進行したと推定した。

       パーキンソン病の患者数は国内で約14万人とされ、ドーパミンを補う薬物治療があるが、進行を抑えることはできない。望月教授らは「数年内に臨床研究を目指す」としている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160331-118-OYTPT50270

      http://koibito2.blogspot.jp/2014/11/blog-post_11.html?showComment=1459759278384#c6980071714226729327

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    8. 立ち読み 4月14日号
      これは“Good job”!? あの若山教授が「クローン」新技術

       オシッコからクローンを作りだす。まさかと思うようなことが実現可能に――。
       4月1日、山梨大学の研究チームが、英国科学雑誌「ネイチャー」の姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に発表した。マウスの尿から採取した細胞の核を、別のマウスの卵子に移植し、クローン胚を作製。代理母マウスの卵管に移したところ、1~3%の確率で、クローンマウスが誕生したというのだ。
      「僕らは2年以上前から研究を行っていましたが、去年、海外の研究チームが、尿から牛のクローンを作ったという報告がされました。それで僕らはちょっとショックを受けたのですが……」
       と言うのは、研究チームを率いた若山照彦教授(49)。STAP騒動で、小保方晴子女史(32)と研究をしていた、あの方である。
      「ただ、その実験は、無菌状態でオシッコを回収したもの。牛なので尿も大量だったはず。さらに、質の良い細胞を選び、実験室の中で培養して増やしてもいる。それだと、当たり前のようにクローンは作れます」
       絶滅危惧種をクローン技術によって救うことが、研究の動機である若山教授らにとって、海外チームの成果は現実的とは言えないものだったという。
      「今後は、時間の経った尿に含まれる細胞が使えるかどうか、そんな研究をしていこうと考えています」
       是非、成果に期待したいものだ。とはいえ、どうしても、騒動のことが頭をよぎる。今回は大丈夫なのか。
      「そこは、すべて不正なく今までもやってきていますから、信じてもらう以外、ありません。信頼回復のためにも、研究成果を出し続けるしかないです」
       そして、つい先日、立ち上げられた小保方さんのホームページや、手記については、こう続けた。
      「調査委員会が発表したことがすべてですから、僕の方でコメントする必要はないと思っています。とにかく、一切関わりを持たないようにしております」
       名誉挽回となるか。
      http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/tachiyomi/20160407_1.html

      週刊新潮 2016年4月14日号(2016/04/07発売)
      http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20160407/

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  18. ほぼiPS製心筋細胞だけ選別、新技術を開発
    2016年4月1日17時48分

     慶応大の研究チームはiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った心筋細胞を、短期間で純度99%で選び出す新技術を開発した、と発表した。

     iPS細胞を使う再生医療の安全性を高める手法で米科学誌電子版に1日、掲載される。研究チームはこの技術を応用し、心筋細胞を心不全患者に移植する臨床研究の計画を、国認定の審査委員会に2017年に申請する予定だ。

     iPS細胞を体の細胞に変えて移植する際には、変化しきっていないiPS細胞の除去が重要だ。iPS細胞が残ったままだと、そこから腫瘍ができる可能性があるためだ。

     福田恵一教授(循環器内科)らは、アミノ酸の一種のグルタミンが、iPS細胞の生存に必要なエネルギー源であることを発見。グルタミンともう一つのエネルギー源のブドウ糖を培養液から除きiPS細胞を培養すると、全て死滅することを確認した。

     この培養液に、心筋細胞のエネルギー源である乳酸を投入。iPS細胞から変化させた心筋細胞と、iPS細胞が混じった状態で培養すると、ほぼ心筋細胞だけ残った。従来約10日かかった心筋細胞の選別が、約5日に縮められるという。

     福田教授らは、心臓の一部の細胞が死んでしまった心不全の患者に、iPS細胞から作った心筋細胞を注射器型の器材で移植し、心臓の機能を再生させる臨床研究を予定している。移植前に今回の技術で心筋細胞を選別する計画だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160401-118-OYT1T50010

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  19. 世界初 iPS細胞から皮膚組織全体を再生
    4月2日 6時50分

    iPS細胞から皮膚の「表皮」や、毛を作り出す「毛包」など、皮膚の組織全体を作り出すことに理化学研究所などのグループが世界で初めて成功しました。

    この研究を行ったのは、理化学研究所の辻孝チームリーダーらのグループです。
    グループでは、マウスのiPS細胞から細胞の塊を30個ほど作り、ゼリー状の物質に特殊なたんぱく質と共に入れ、マウスの体内に移植しました。その結果、1か月ほどで「表皮」と呼ばれる皮膚の表面の組織のほか、毛を作り出す「毛包」、それに皮膚の脂、皮脂を作り出す器官など、皮膚の組織全体を作り出すことに成功したということです。作り出された皮膚からは毛が生え、本物の皮膚と同じように抜け替わったということです。
    辻チームリーダーは「iPS細胞の可能性として複数の組織や器官を一体で丸ごと作れることが分かったのは大きな進歩だ。重いやけどで皮膚を失った患者の治療に使えるように、ヒトのiPS細胞を使って試験管の中で皮膚全体を作り上げる研究を進めたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160402/k10010465421000.html

    http://koibito2.blogspot.jp/2015/11/blog-post_22.html?showComment=1459576758397#c2375444293237209372

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    1. 2016.4.4 16:00
      【坂口至徳の科学の現場を歩く】
      脱毛症にも期待…世界初、iPSから皮膚ほぼ再生 理研CDB、マウスで成功

       皮膚は全身を覆って体を守る大切な器官だ。さらに、毛髪を生やす毛包、皮脂を分泌して体表を保護する皮脂腺、体内の水分を調節する汗腺といった複数の付属器官もあり、さまざまな重要な機能を持っている。それだけに、内部は複雑な立体構造をしている。大やけどなどの外傷を負った患者に、自分や近親者の皮膚を移植する治療が行われているが、再生医療で皮膚の組織をまるごと人工培養できれば、治療成績は格段に向上する。

       そこで、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB、神戸市)の辻孝チームリーダーらの共同研究グループは、マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、毛包などの付属器官も備えた皮膚を再生するための技術を世界に先駆けて開発した。

       iPS細胞を培養するさいに、培養容器に接着せず浮かす形で行って細胞の塊(胚葉体)を作り、この塊を複数個集めてコラーゲンでできたゲルに立体的に配置する形で埋め込む。それをマウスの体内に移植して皮膚の組織を作らせる方法。今回の実験では、マウスの歯肉の細胞から作ったiPS細胞を使い、胚葉体入りのゲルを腎臓の皮膜に移植し、30日後に調べた結果、腫瘍のような組織のなかに、さまざまな皮膚の組織ができていた。その一部は、もともとの皮膚と同等の組織構造が形づくられ、毛包や皮脂腺など付属器官も含めて再生することに成功した。
      http://www.sankei.com/west/news/160404/wst1604040060-n1.html

       また、器官の発生を促す生理活性物質で刺激した胚葉体を使ったところ、形成された毛包の数が増えており、この物質に効果があることがわかった。

       さらに、再生した毛包を含む組織を切り離し、別のマウスの皮下に移植したところ、14日後には、そこから毛が生えたうえ、生え変わりの周期も一定で、正常に機能していることが明らかになった。

       辻チームリーダーは「この方法により、複数の器官を持つ複雑な皮膚組織が再生可能であることを示しました。臨床応用に発展させるには、生体外で作った組織を移植するなど手法の改良が必要で、研究を進めていきたい」という。将来、完全な皮膚組織の再生が可能になれば、皮膚の重度の外傷だけでなく、深刻な脱毛症の治療など幅広い応用が期待できそうだ。

      坂口至徳
      昭和50年、産経新聞社入社。社会部記者、文化部次長などを経て編集局編集委員兼論説委員、客員論説委員。この間、科学記者として医学医療を中心に科学一般を取材。
      http://www.sankei.com/west/news/160404/wst1604040060-n2.html

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    2. >マスメディアは現実の提供すらできなくなっていて、現実の幻惑だけを提供することだけが使命になっていく
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2+%E7%8F%BE%E5%AE%9F%E3%81%AE%E5%B9%BB%E6%83%91%E3%81%A0%E3%81%91

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  20. ソバの全遺伝情報 解読…京大助教らチーム=京都
    2016年4月1日5時0分

     ◇低アレルギー品種開発も

     ソバのゲノム(全遺伝情報)解読に、京都大の安井康夫助教らの研究チームが世界で初めて成功した。アレルギーの発症に関係する遺伝子が特定の位置に集中していることを突き止め、「アレルギーが起きにくいソバの開発につながる」としている。近く英国の科学誌「DNAリサーチ」電子版に掲載される。

     研究チームは、京大で育ててきた実験用のソバを使って解読。3万5816個の遺伝子の機能を予測できた。このうち、急性アレルギー症状を引き起こすたんぱく質を作る遺伝子や、類似の遺伝子計4個を近接した箇所で確認。放射線の一種・イオンビームで除去することなどにより、アレルギー性の低い品種が生まれる可能性があるという。

     ソバを原材料とする食品は、アレルギーの発症率こそ低いが、時に重篤な症状や死を招くことがある。安井助教は「そばは日本の重要な食文化。ゲノム科学で安全性が高まれば、もっと海外に売り込むことができる」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160331-119-OYTNT50362

    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_6187.html?showComment=1459607814115#c5644925074664836975

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  21. [サイエンスView]地球外生命 どこにいる
    2016年4月3日3時0分

     地球の生命は、どうやって誕生したのだろう。海に覆われた太古の地球で生まれたのか、宇宙から生命の種が飛来したのか。生命の起源の謎に挑んでいる科学者は近年、太陽系内外の衛星や惑星で、「地球外生命」を真剣に探し始めた。研究の最前線を、地球生命の出発点からたどってみよう。(冬木晶)

    ISSで「種」を収集

     46億年に及ぶ地球の歴史の中で生命が誕生したのは40億~38億年前とされる。

     生命誕生には、炭素や窒素、酸素など素材となる元素が必要だ。これは宇宙のあちこちにある。水など単純な化合物も存在する。

     これらが複雑につながったのが、体の部品となるアミノ酸やたんぱく質などの「有機物」だ。では有機物はどこで生まれたのか。

     有力な候補の一つは、もちろん地球だ。太古の海にスープのように溶け込んだ物質が、海底火山などの熱エネルギーで化学反応を繰り返したのかもしれない。

     近年、深海の海底火山から300度以上の熱水が噴き出す「熱水噴出口」に、原始的な微生物を中心とする生態系が見つかった。太陽光が届かない高温・高圧の深海が、生命のゆりかごとなった可能性がある。

     もう一つの候補は、宇宙だ。星の熱や放射線などで有機物が化学合成する条件が満たされ、隕石いんせきなどで地球に飛来したとする説だ。

     国際宇宙ステーション(ISS)で昨年5月、生命の起源に迫る日本の研究が始まった。 たんぽぽ計画 だ。「宇宙を漂うアミノ酸などの生命の種を捕まえたい」と、山岸明彦・東京薬科大教授は説明する。

     研究チームは、宇宙で地球の微生物が見つかることも期待している。大昔、地球に届いた生命の種が40億年かけて花開き、今は地球が宇宙に生命の種を飛ばしている――そんな研究の夢が、膨らんでいる。

    「水」「有機物」「熱」3条件

     人は昔、火星に宇宙人がいると空想した。科学者は20世紀に火星や金星に探査機を送り、「極寒や高温の惑星に、生物はとても存在できない」と否定した。

     ところが地球深海の熱水噴出口で、生命が見つかった。太陽光のない極限の環境でも生命は生まれる。生命誕生に必要なのは〈1〉化学反応の場となる液体の水〈2〉栄養や体を作る有機物〈3〉熱などのエネルギー、の3条件がそろうかどうか――。

     条件を満たす有力な天体が土星の衛星「エンセラダス」だ。米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニは2005年、衛星表面を覆う分厚い氷の割れ目から、有機物を含む水が噴き出す様子を観測した。

     氷の下は、海らしい。関根康人・東京大准教授らのチームは昨年3月、観測結果や室内実験のデータを基に、エンセラダスの海は水温90度以上の熱水の可能性が高いと発表した。関根さんは「何らかの熱源があると考えられる。原始的な生物が誕生しつつあるかもしれない」と話す。

     生命探索の試みは、太陽系の外にも広がる。標的は約20年前に見つかった 系外惑星 だ。NASAのケプラー宇宙望遠鏡などの観測で、約2000個もの系外惑星が見つかっている。

     その中には、地球よりやや大きく岩石でできているとみられる「スーパーアース」も多数含まれている。

     液体の水が広がっていても不思議でない「ハビタブルゾーン」にあるスーパーアースを絞りこんでも、10個ほどある。地球から約1200光年離れた恒星「ケプラー62」のスーパーアースは、有望な候補だ。

     人類が地球外生命の存在を証明する日は、遠くないのかもしれない。

    証拠探し 装置開発

     系外惑星は、地球から遠く、探査機を送ることが難しい。そこで自然科学研究機構は昨年、東京都三鷹市に「アストロバイオロジーセンター」を設立。系外惑星の大気成分を地球から観測して分析し、生命の証拠を探す装置の開発を始めた。田村元秀センター長は「地球外の生命を知ることは『生命とは何か』の答えにつながる」と期待する。

           ◇

     ◆ たんぽぽ計画= 高度400キロ・メートルを飛行するISSに、寒天のような材質でできた「エアロゲル」と呼ばれる10センチ四方の捕集材を取りつけ、有機物や微生物の採集を試みる実験計画。日本の実験棟「きぼう」の船外に昨年、設置された。2018年まで行われる。最初のサンプルは今夏、地上に戻され、分析が行われる予定だ。計画名は、生命の種がタンポポの綿毛のように、宇宙に漂うイメージから名づけられた。

      ◆系外惑星= 太陽系の外にある恒星を公転する惑星。恒星のように自ら光らないため観測が難しかったが、ジュネーブ大のミシェル・マイヨール名誉教授らのチームが1995年、惑星の重力でわずかにふらつく恒星の光の変化をとらえる「ドップラー分光法」で発見し、急速に研究が進んだ。地球に環境が似ている「スーパーアース」や、木星ほどの大きさを持ちながら恒星の近くを高速で公転する「ホットジュピター」などがある。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160402-118-OYTPT50389

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    1. 典型的な「サイエンス」に姿を借りた「オカルト」論説記事…

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    2. [本よみうり堂]微生物が地球をつくった ポール・G・フォーコウスキー著 青土社 2300円
      2016年1月31日3時0分

        コア遺伝子の保管人 評・柴田文隆(本社編集委員)

       生命誕生から40億年。地球生命はこの間、5回ほどの大量絶滅をくぐり抜けて来た。有名なのは恐竜を絶滅させた6550万年前の隕石いんせき衝突だろう。地上も海も厚い氷に覆われた全球凍結の大ピンチに見舞われたこともある。過去に地球に出現した種のほとんどはこうした危機に直面し滅びているが、実はこうした「種の絞り込み」は、新たな爆発的進化の原動力でもあった。

       繁栄を謳歌おうかしているわれわれ人類も、次の地球激変(原因は気候変動、小天体衝突、核戦争などいろいろ考えられる)によって滅亡する恐れはある。もちろんそんな事態は人類の英知によって回避してほしいと願うが、本書を読めば、「それでも微生物は残る。地球生命は不滅」という悟りのような境地に達する。

       微生物は動物が登場する20億年以上も前から地球上に存在し、生き延びてきた。微生物の中では、地球上のあらゆる生き物が生き続けるために不可欠な中核システムが進化し、引き継がれてきた。中核システムとは呼吸、たんぱく質合成、細胞が生きるために使うエネルギーを放出するアデノシン三リン酸(ATP)生産などの機構だ。これらの合成に必要な「コア遺伝子」は1500個ほどだが、それらは今も「すべて、微生物にある」。

       コア遺伝子が喪失、変異してしまったらその生物は滅亡するしかない。地球上にほとんど無数に存在する微生物こそはコア遺伝子の保管人であり、地球が全ての生物にとって住みやすいよう環境を整備してきた良き管理人であった。著者は言う。「微生物がいなかったら、私たちもここにはいないだろう」

       創世記によると、神は堕落した世界を滅ぼすことにし、動物や鳥、地の上に這はう全てのものから雌雄をペアで選んで方舟はこぶねに乗せるようノアに命じた。顕微鏡を知らない彼の乗客名簿に微生物の名はなかったが読者は、微生物こそが「方舟」だったことを知る。松浦俊輔訳。

       ◇Paul G.Falkowski=米ラトガース大学地質科学・海洋沿岸科学科教授。

      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160130-118-OYTPT50481

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    3. 「生命は宇宙から来た」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AF%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%8B%E3%82%89%E6%9D%A5%E3%81%9F

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    4. >『生命は宇宙から来た』は、イギリスの天文学者フレッド・ホイルと、星間物質を専門とするスリランカ出身の天文学者チャンドラ・ウィックラマシンジによる、1981年刊行の一般向け科学書である。日本では1983年に、餌取章男の訳で光文社からカッパサイエンスのシリーズの1冊として出版された。

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  22. 池田清彦『38億年 生物進化の旅』|新潮社
    http://www.shinchosha.co.jp/book/103526/

    https://www.google.co.jp/search?q=38%E5%84%84%E5%B9%B4+%E7%94%9F%E7%89%A9%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%97%85

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  23. 「宇宙・生命・量子」

    科学研究界隈の三大フロンティア…

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  24. 刑務所 高齢化に苦慮…ストレッチを1時間 認知症予防「脳トレ」
    2016年4月4日15時0分

     全国の刑務所で、受刑者の高齢化が進んでいる。2014年に入所した受刑者2万1866人のうち、65歳以上は2283人に上り、初めて全体の1割を超えた。各刑務所では、健康維持や認知症対策のため、外部から体操の講師を呼んだり、携帯型ゲーム機による「脳トレ」を取り入れたりするなど、試行錯誤を続けている。

    14年入所 65歳以上が1割超

      ■「健康指導」月2回

     「1センチでいいから足を上げてみて」。今年2月、女性受刑者を収容する栃木刑務所(栃木県栃木市)の体育館。受刑者5人が足を上下に動かしたり、体をよじったり、約1時間、外部講師の女性(47)からストレッチの指導を受けていた。

     同刑務所では、足腰の弱い60歳以上の受刑者を対象にした「健康運動指導」を月2回行う。万引きを繰り返し、窃盗罪で服役する70歳代の受刑者は「足腰が悪いと、罪を反省する余裕もない。健康を取り戻したら、今度こそ正しい道を進みたい」と話す。

     こうした取り組みは13年度から全国62か所の刑務所と8か所の刑務支所のうち14か所で行われており、法務省は今年度から実施箇所を2倍に増やす。講師の女性は「体が動くようになれば、日常生活も意欲的になる。出所後の再犯防止にもつながるはずだ」と力を込める。

      ■医療費60億円

     一般社会と同様、全国の刑務所でも急速な高齢化が進む。

     同省によると、昨年6月1日現在、全国の刑務所に収容中の受刑者5万2389人のうち、65歳以上は11・9%にあたる6280人。新たに刑務所に入る受刑者でも、65歳以上の割合が04年の4・2%から14年は2・4倍の10・4%に急増し、初めて1割を超えた。

     高齢化に伴い、医療や介護の負担も増している。病院や病棟に収容された65歳以上の受刑者は、04年の延べ1509人から14年は約1・5倍の延べ2330人に増加。60歳以上の受刑者のうち、認知症の疑いがあるのは、全体の約14%の約1300人と推計される。

     受刑者の医療費は、04年度の約32億円から昨年度は2倍近い約60億円となり、今後、さらに増える可能性がある。ある法務省幹部は「寝たきりや認知症の受刑者には刑務作業もさせられない。受刑者の処遇は集団が基本。このままでは刑務所が無料の福祉施設になってしまう」と危惧する。

      ■バリアフリー

     高齢受刑者の健康維持が課題となる中、各刑務所は対策を模索している。府中刑務所(東京都府中市)は、高齢受刑者を作業工場に近い居室棟にまとめて移動の負担軽減を図る。高松刑務所(高松市)や広島刑務所(広島市)でも、作業工場までの段差を減らして手すりを設置する「バリアフリー化」を進める。

     また、大分刑務所(大分市)は、認知症予防に市販の携帯型ゲーム機を利用。計算やクイズなど脳を鍛えるゲームでトレーニングさせている。黒羽刑務所(栃木県大田原市)などでも、ワークブックを使った読み書きや計算を取り入れる。

     ただ、全国共通の高齢化対策はなく、各刑務所任せなのが実情だ。太田達也・慶応大教授(刑事政策)は「高齢受刑者は出所後の身寄りや仕事がないケースが多く、犯罪を繰り返す傾向にある」と指摘。「体力作りだけでなく、刑務所と保護観察所、福祉機関が連携を強化し、出所後も自立した生活を送れるよう、継続的に支援する必要がある」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160404-118-OYTPT50347

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  25. 小保方さんHPにネイチャー誌記者「腹が立った」
    スポーツ報知 4月3日(日)23時32分配信

     STAP細胞論文の著者で元理研研究員の小保方晴子氏(32)が、STAP細胞に関するホームページ(HP)を開設したことについて、3日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜・後10時)では、科学誌「ネイチャー」の記者の反論コメントを紹介した。

     取材を受けたのは、デイビッド・シラノスキ氏で「正直、これには腹が立ちました。STAP細胞の問題を解決するのに役立つとは思えない。これを真に受ける研究者がいるとは思えない」とコメントした。番組では、小保方氏の代理人弁護士の回答として「本HPに関し、日本のメディアに向けて進んで発信もしておりません」とのコメントを紹介。HPが英語版になっている意図を説明した。

     同番組キャスターの宮根誠司アナ(52)は「素人としては、(STAP細胞が)あるのかないのかいまだにモヤモヤしている」と首をひねっていた。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160403-00000192-sph-soci

    STAP細胞
    http://news.yahoo.co.jp/theme/02ff5d3d5f7e574b6000/

    小保方晴子
    http://news.yahoo.co.jp/theme/06d0fbd6fe99716e7180/

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  26. ゲノム編集でヒト受精卵を改変…中国のチーム
    2016年4月10日12時51分

     「ゲノム編集」という技術を用いてヒトの受精卵の遺伝子を改変したと、中国の広州医科大のチームが米生殖医学会誌に発表した。

     ヒト受精卵の改変が明らかになったのは、昨年4月に論文を公表した中国の別のチームに続いて2例目。

     ゲノム編集は従来の遺伝子組み換え法よりも、はるかに効率よく遺伝子を変えられるのが特徴だ。ただ受精卵に行うと、改変した遺伝子が次世代に受け継がれる可能性があり、倫理的な問題が指摘されている。

     同大チームは、不妊患者87人から、子宮に戻しても成長しない異常な受精卵213個の提供を受けた。受精卵の遺伝子を、エイズウイルスが細胞に感染しにくくなるように改変を試みた。その結果、一部は狙い通りに変えられたという。

     石井哲也・北海道大教授(生命倫理)の話「ヒトの受精卵の遺伝子改変は慎重に行うべきだ。今回の研究は医学的に必要な研究とは考えにくい」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160410-118-OYT1T50037

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    1. 石井哲也・北海道大教授(生命倫理)
      「ヒトの受精卵の遺伝子改変は慎重に行うべきだ。今回の研究は医学的に必要な研究とは考えにくい」

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    2. 遺伝子改変がどうたら、生命倫理がどうたらの前に、その研究成果の「真偽」の確認検証が必要ではないのかな…

      案外、大学教授の肩書き背負ってても、いともかんたんに人の話を鵜呑みしてしまいがちにみえてしょうがないなあ。

      本当はとっても騙されやすい人たちなのかな、と…

      それともあれかな、だまされたふりして、ちゃっかりと人をだますタイプなのかな、とか(笑)。

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    3. ヒトの受精卵でゲノム編集 中国のグループ発表
      4月11日 4時38分

      これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に生物の遺伝子を操作できる「ゲノム編集」と呼ばれる技術を使って、ヒトの受精卵の遺伝子を改変したとする論文を中国の研究グループが発表しました。去年4月に中国の別のグループが発表したのに続き、世界で2例目になるとみられます。

      論文を発表したのは中国の広州市にある大学の研究グループです。
      論文によりますと、研究グループは異常があって成長できないヒトの受精卵でゲノム編集の技術を使い、エイズウイルスの感染に関係する遺伝子を改変したということです。
      ゲノム編集を巡っては、去年4月、中国の別のグループが世界で初めてヒトの受精卵で行ったと発表し、倫理的に問題があると議論を呼びました。
      ゲノム編集の問題に詳しい北海道大学の石井哲也教授は「今回の実験は受精卵の段階での感染予防が目的のようだが、本当に必要なものか疑問だ。受精卵のゲノム編集は私たちの生命の設計図を書き換えるもので、基礎的なものでも研究を行う意味があるのか、透明性の高い審査を行って検討する体制を作っていく必要がある」としています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010474411000.html

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    4. 石井哲也・北海道大学教授
      「今回の実験は受精卵の段階での感染予防が目的のようだが、本当に必要なものか疑問だ。受精卵のゲノム編集は私たちの生命の設計図を書き換えるもので、基礎的なものでも研究を行う意味があるのか、透明性の高い審査を行って検討する体制を作っていく必要がある」

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    5. 「香港 H5N1 鳥インフルエンザウイルス マーガレット・チャン ケネディ・ ショートリッジ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A6%99%E6%B8%AF+H5N1+%E9%B3%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3+%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB+%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8

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    6. 「すべてが嘘。嘘でないのは詐欺師だけ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%8C%E5%98%98%E3%80%82%E5%98%98%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E8%A9%90%E6%AC%BA%E5%B8%AB%E3%81%A0%E3%81%91

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    7. 中国 違法ワクチン流通で350人超処分
      4月13日 23時38分

      中国で200万本を超えるともされる、保存状態に問題のあるワクチンが違法に転売された事件で、中国政府は、監督が十分ではなかったとして、薬品の監督当局の責任者ら350人以上の処分を決定し、厳しく対応する姿勢を示すことで、当局への批判を抑えるねらいがあるとみられます。

      この事件は、中国山東省の病院に勤務経験のある女らが、去年までの5年間に、インフルエンザや狂犬病などの200万本を超えるともされるワクチンを、温度管理などが適切に行われない、ずさんな保存状態で違法に転売した疑いで去年4月に摘発されたものです。この事件が、ことしになって明るみに出たことで、公表の遅れなどに批判が高まりました。
      中国政府は先月、専門のチームを立ち上げて本格的な捜査に乗り出し、違法な転売に関わった疑いのある製薬会社の関係者らの摘発を進め、13日、これまでに202人を拘束したと発表しました。
      そして、ワクチンを接種した人の健康状態に問題が無いかなどの調査を進めるとしたうえで、監督が十分ではなかったとして、薬品の監督当局や地方政府の責任者ら合わせて357人について、免職や降格の処分を決めたとしています。
      中国政府としては、食品や薬品の安全を脅かす事件が後を絶たないなか、事件に厳しく対応する姿勢を示すことで、当局への批判を抑えるねらいがあるものとみられます。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477931000.html

      http://koibito2.blogspot.jp/2013/11/blog-post_19.html?showComment=1460563802473#c4888711745256027334

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  27. [サイエンスView]ピラミッド透視 大作戦
    2016年4月10日3時0分

     「前例のない大計画」。エジプト考古省がこう呼ぶピラミッドの大規模調査が昨年11月、新たに始まった。最新技術を駆使して、エジプト最大と言われるクフ王のピラミッドなどを調べ直す。目玉は、素粒子の一つ「ミュー粒子」を使う、日本チームのピラミッド透視作戦だ。考古学ではこうしたハイテク技術を利用した調査が増えている。(石川千佳)

     

    隠し部屋「粒子」で探す…ドローン・赤外線も駆使

     エジプトの首都カイロに近いギザにあるクフ王のピラミッドは、高さ146メートル、総重量500万トン。4000年以上前、約25年間で建設されたと考えられている。しかし、建設方法などは謎のままだ。新たに隠し部屋などが見つかれば、巨大な石を積み上げた手順などを探るヒントになる。

     日本から調査に参加するのは、森島邦博・名古屋大特任助教らのチームだ。森島さんは素粒子・宇宙物理学が専門で、上空から降り注ぐミュー粒子を利用して、福島第一原子力発電所で溶け落ちた核燃料の位置を調べる作業などに協力してきた。

     森島さんは「物体の密度などによって、ミュー粒子の透過量は変化する。ピラミッド内に未発見の空間があれば、その部分は周囲より透過量が多くなる」と説明する。

     透視の原理はレントゲン写真と同じだ。「原子核乾板」と呼ばれるフィルムをピラミッド内部の部屋に設置し、数か月程度置いておく。フィルムは、ミュー粒子が当たった部分だけが黒く感光する。詳しく分析すると、ミュー粒子の飛んできた方向が分かり、隠し部屋の有無だけではなく、その形状も推測できるかもしれないという。

     フランスなどは、赤外線カメラでピラミッド表面の温度を測って内部の風の通り道を調べたり、小型無人機「ドローン」で表面の凹凸を詳しく計測したりして、手がかりを探す。

     森島さんは「私たちの技術がどこまで通じるかが楽しみ。他のチームの結果とあわせ、未知の部分を明らかにしたい」と話す。調査は1年ほど続く予定だ。

            ◇

     考古学に占めるハイテク調査の比重は年々、大きくなっている。

     南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」を調査する山形大の坂井正人教授(アンデス考古学)らは昨夏、現地で親しまれる動物「ラマ」などを描いた地上絵を新たに24点発見したと発表した。「3D(3次元)レーザースキャナー」という測量機器が威力を発揮した。

     スキャナーは、人間の目では判別しにくい微妙な地面の凸凹を数センチ単位で計測できる。坂井教授らは、衛星写真に基づく現地調査で、地表の不自然なくぼみなどをスキャナーで計測し、データをコンピューターで解析した。その結果、風化して消えかかった地上絵が見つかった。坂井教授は「地上絵の発見は今も続いている。地元と協力して保全方法を考えたい」と話す。

     琉球大の池田栄史よしふみ教授(考古学)らは昨夏、「長崎県沖で見つかった沈没船が、元寇げんこうの船と確認された」と発表した。13世紀の船は厚さ1・5メートルの砂の下に埋もれ、腐食があまり進まず、木造の船体が残っていた。

     最新の水中音波探査機と全地球測位システム(GPS)を組み合わせ、陶磁器や瓦など、本来、海底にない異物の信号を拾った場所を記した精密な海図を作製。この海図のおかげで、ダイバーは正確に調査地点に潜れるようになった。池田教授は、「水中考古学の手法が確立できた」と話す。

     

    夢あきらめない情熱

     ミュー粒子でピラミッドを透視する調査は、1960年代後半にも、米国の物理学者が挑戦した。この時は十分なデータが得られず、隠し部屋などは見つからなかったが、名古屋大の森島さんは学生時代にこの研究論文を読み、「いつか挑戦したい」との思いを抱いていた。今回、調査が実現したのは「人の縁がたまたまつながったから」と話すが、夢をあきらめない情熱と粘り強さがあればこそだろう。

     

     ◆ ミュー粒子= 物質を構成する12種類の素粒子の一つ。地上には、宇宙線が大気成分にぶつかることで二次的に生じるミュー粒子が、常に降り注いでいる。その割合は、手のひら程度の面積あたり毎秒1個とされる。ミュー粒子は物質を通り抜ける力が強く、厚さ数キロ・メートルの岩盤でも透過できる。この性質を利用した透視技術は、火山の調査や核物質の監視などに使われることがある。

     ◆ ナスカの地上絵= ペルー南部のナスカ台地で、1939年に米国の考古学者が見つけた。黒っぽい石と地面の色の違いを利用して描かれている。絵柄は猿やハチドリなどの動物の他、幾何学模様など幅広い。全長が300メートルを超える絵もあり、文字を持たなかったナスカの人々が、村を結ぶ道しるべや儀式の様子の記録として描いたという説がある。94年に世界文化遺産に登録された。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160409-118-OYTPT50415

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    1. 現代版透視術「ミュー粒子」(笑)。

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    2. 「ミュー粒子」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E7%B2%92%E5%AD%90

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  28. [Word]核融合…原子核が合体 膨大エネルギー
    2016年4月10日3時0分

     水素のような軽い原子の中心部にある原子核同士が合体し、より重い原子核に変わる反応で、原子核がくっつく際に膨大なエネルギーを生み出す。

     核融合は、太陽=写真、国立天文台、宇宙航空研究開発機構提供=の中心のような高温・高圧の状態で起きる。太陽の内部では、水素同士が融合してヘリウムとなり、大量のエネルギーを放出している。

     重水素などの燃料1グラムを核融合させると石油8トン分に相当するエネルギーが生み出せる。日米欧などは、核融合発電の実現を目指し国際熱核融合実験炉(ITER)をフランスに建設中だ。

     水素爆弾は、原子爆弾を起爆し核融合反応を人工的に起こすことで、高い破壊力を持たせている。

     核融合とは逆に、重い原子核が軽い原子核に分かれる反応を核分裂と呼ぶ。核分裂は、ウランやプルトニウムなど重い原子核に、原子核の一部を構成する中性子をぶつけると起きる。原子力発電所では、その際に発生するエネルギーを使って発電する。(野依英治)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160409-118-OYTPT50412

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  29. [解説スペシャル]基礎研究 膨らむ費用…実験装置 優先順位を  建設計画の意義 明確化
    2016年4月9日3時0分

     素粒子ニュートリノや重力波の観測など、物理学や天文学の基礎研究を行う「大型研究計画」で、巨大な実験装置の建設費が膨らんでいる。科学界が優先すべき計画を示し、国民の理解を得る努力が必要だ。(科学部 野依英治、冨山優介)

      ■大型化と高額化

     日本の物理学や天文学の基礎研究で大きな動きが続く。昨年、梶田隆章・東京大学宇宙線研究所所長がニュートリノ観測でノーベル物理学賞を受賞し、理化学研究所チームが新しい元素の発見者と認定された。今春、岐阜県で重力波観測装置「かぐら(KAGRA)」の試験運転が始まった。

     「宇宙はどのようにして生まれたのか」など根源的な謎に迫る研究は、国の科学力を測る指標になる。しかし実験装置は性能を高めると大型化し、建設費も増える。東大の小柴昌俊特別栄誉教授らが主導し1980年代に建設された観測装置「カミオカンデ」は、ニュートリノをとらえる水槽の容量が3000トン。現行の「スーパーカミオカンデ」の水槽は5万トンになった。

     いずれもノーベル賞につながる成果を上げたが、計画中の後継機「ハイパーカミオカンデ」は当初水槽100万トン級、建設費約800億円と見積もられた。現在は予算を圧縮し、約26万トンの水槽2基を段階的に建設する方針に転換している。計画を主導する塩沢真人・東大教授は「実現性を高め、早く実験を始めることを優先したい」と話す。

      ■予算年300億円

     文部科学省のまとめによると最近10年間、大型研究計画に必要な実験装置の建設と運用の予算は年間300億円前後で推移しており、大幅な増額は難しい。

     日本学術会議は、今後推進すべき研究計画をまとめた「マスタープラン」を数年ごとに定め、文科省の作業部会はこれを基に計画別の行程表を作る。しかし明確な優先順位がなく、計画がいつ実現するか不透明な状態に置かれている。科学技術政策に詳しい角南すなみ篤・政策研究大学院大教授は「現在の行程表は研究者の『実施したいリスト』の側面が強い」と指摘する。

     科学者団体の提言に基づいて政府が計画の優先度を示し、整備方針を固める米国の例もある。日本も研究の優先順位を定め、着実に実現させる戦略が必要だ。

      ■海外と費用分担

     南米チリで2013年から本格観測が始まった電波望遠鏡ALMAアルマは、日米欧がそれぞれの観測計画を統合し、約1000億円の費用を分担した。ガンマ線を観測する新型天文台も負担割合に応じて観測時間を割り当てる仕組みで、日本は全体の15%、39億円の負担に抑えた。大型研究計画の実情に詳しい海部宣男・国立天文台名誉教授は、「中国や韓国など東アジア諸国との連携を広げることも必要だ」と指摘している。

     素粒子研究で日本の研究者が国内誘致を進める大型直線加速器ILC(国際リニアコライダー)は、本体工事費だけで約8300億円、ホスト国の負担は半額と予想される。文科省の有識者会議は昨年、欧州の研究動向を見極めるよう提言をまとめ、建設の是非の判断は先送りされている。

     大型研究の多くは社会にすぐに役立たないが、人類の知を広げ、一国の科学技術を支える礎でもある。科学界は研究の意義や成果について、わかりやすく社会に発信し、理解を得ていく不断の努力が求められる。

    日本学術会議 科学界の代表的な研究者らで組織する専門家機関。210人の会員と約2000人の連携会員で構成され、社会や科学の重要な課題について審議して政府に提言したり、声明を出したりする。

    厳しい資金繰り

     大型研究計画に限らず、基礎研究を取り巻く環境は厳しい。全国約90の国立大学と、公的研究機関に配分される国の「運営費交付金」は、基礎研究に必要な資金を下支えし、世界的に優れた成果も生み出した。しかし国立大で2004年度に総額1兆2415億円だったのに対し、15年度は1兆945億円と約12%減。大学の事務経費や人件費も含まれており、基礎研究に充てられる金額は限られる。

     一方、国のプロジェクトに応募したり、企業と協力したりして、大学などが独自に獲得する「外部資金」は増える傾向にある。国立大の自然科学系研究費に占める割合は法人化前の03年度の約2割から13年度には3割近くに伸びた。しかし外部資金の対象は実用性の高い研究が多く、研究期間が限られるため、基礎研究に資金が回りにくい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160408-118-OYTPT50329

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    1. >膨らむ費用

      現代版「夢の錬金術」…

      夢と嘘は大きければ大きいほどよい(笑)。

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  30. <アレルギー症状>体内時計で緩和 山梨大がマウス実験
    毎日新聞 4月5日(火)11時14分配信

     山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)らの研究グループは、1日周期で体のリズムを刻む「体内時計」に作用する物質を使い、花粉症などのアレルギー症状を和らげる仕組みが人やマウスの細胞実験で分かったと発表した。中尾教授は「治療薬の開発に向けて前進した」と話している。

     花粉症は、目や鼻の粘膜などにある免疫細胞が花粉に反応して症状が出る。特に、くしゃみや鼻づまりなどアレルギー疾患の多くは、昼に軽く、夜間や朝方は重くなる傾向にあると言われている。

     この変化について、中尾教授らはこれまでの研究で、免疫細胞内で体内時計を動かすたんぱく質が関わっていると突き止めていた。このうち一つのたんぱく質が減ると症状が悪化することも知られており、中尾教授らは今回、このたんぱく質を分解・減少させる酵素「カゼインキナーゼ」の働きを抑える物質をマウスに与えた。

     米国の製薬会社が不眠症の治療薬を作る過程でできた化合物の一種で、マウスに投与すると、「くしゃみ」や「鼻かき行動」などの症状が軽くなり、人間でも花粉症患者の免疫細胞を採取して同様の実験を行った結果、症状が和らぐことを示す反応が出たという。体内時計が夜から昼に切り替わったためとみられている。

     中尾教授は、アレルギー疾患にも効果がある可能性があるとして、この製薬会社と実用化に向けた準備を進めている。中尾教授は「これまでとは違い、新たなアプローチの治療が可能になる」と期待している。【松本光樹】

    【関連記事】
    夜、寝室で見るスマホの光が体内時計を狂わせる
    朝型か夜型か……鍵を握るのは「絶食時間」
    小保方晴子氏がHP開設、「STAP作製手順」公開
    花粉症引き金に食物アレルギー 豆乳、モヤシで重症例も
    <まんがで解説>花粉症の原因と対策(12年配信)

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160405-00000040-mai-soci

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    1. KAKEN - 中尾 篤人(80317445)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/r/80317445

      https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E4%B8%AD%E5%B0%BE%E7%AF%A4%E4%BA%BA

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    2. アレルギー性疾患において個々の免疫細胞の概日時計が果たす役割の解明
      中尾 篤人
      研究期間 : 2015年4月1日~2018年3月31日(予定)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/15H04864.ja.html

      体内時計による神経-内分泌-免疫系の制御
      中尾 篤人NAKAO, Atsuhito
      研究期間 : 2011年4月28日~2013年3月31日(予定)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/23659499.ja.html

      体内時計とアレルギー性疾患
      中尾 篤人
      研究期間 : 2009年度~2010年度
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/21659244.ja.html

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    3. [キーワード:/体内時計/]

      研究者検索(研究課題実施件数:多い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%2F%E4%BD%93%E5%86%85%E6%99%82%E8%A8%88%2F&c=200

      研究課題検索(配分額合計:多い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E4%BD%93%E5%86%85%E6%99%82%E8%A8%88%2F&c=200&o=2

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    4. 「体内時計」
      http://www.2nn.jp/word/%E4%BD%93%E5%86%85%E6%99%82%E8%A8%88

      「マウス 実験」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9+%E5%AE%9F%E9%A8%93&e=

      「アレルギー 免疫」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E5%85%8D%E7%96%AB&e=

      「山梨大」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E5%B1%B1%E6%A2%A8%E5%A4%A7&e=

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    5. 結局のところ、こういうのをひっぱりこんで重用するトップ層が存在するということなんだね…

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    6. 世界初 卵アレルギー原因の遺伝子持たないニワトリ
      4月13日 16時41分

      これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に生物の遺伝子を操作できる「ゲノム編集」の技術を使って、卵アレルギーの原因となる特定の遺伝子を持たないニワトリを作り出すことに、産業技術総合研究所などの研究グループが世界で初めて成功しました。

      この研究を行ったのは、産業技術総合研究所と農業・食品産業技術総合研究機構などのグループです。
      グループではニワトリの精子の基となる細胞、「始原生殖細胞」の遺伝子をゲノム編集の技術を使って操作し、卵アレルギーの原因物質の1つ「オボムコイド」を作り出す遺伝子を取り除きました。
      そして、この細胞をニワトリの卵に移植し、ふ化させるなどしたところ「オボムコイド」を作る遺伝子を持たないニワトリを世界で初めて作り出すことに成功したということです。
      産業技術総合研究所の大石勲総括主幹は、「最近ではニワトリの卵の中で医薬品を作る技術が登場しているが、今回のような技術を使えばアレルギーを起こしにくいワクチンや医薬品を卵を使って作ることが可能になってくると思う」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477401000.html

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    7. 「ダチョウは人類を救う」(笑)。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%80%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%81%AF%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%86

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  31. 「長寿」研究、川崎に慶大の新タウンキャンパス
    2016年04月12日 10時47分

     最先端の研究機関が集まる川崎市川崎区の「殿町国際戦略拠点キングスカイフロント」に、慶応大の拠点「殿町タウンキャンパス」が開設された。

     周辺施設との連携の窓口となり、共同研究を促進するのが目的。主に「長寿」に関する研究に取り組み、人材育成の場としても活用する。

     同大は今月1日、川崎生命科学・環境研究センターに、タウンキャンパスの事務所を開設。再生医療、身体機能が低下した人の動きを補助する「ロボットスーツ」開発、ビッグデータを基にした医薬品開発など、今後企業などと進める研究に役立てる。市は同大と企業などを結びつける役割を果たす。

     同大のタウンキャンパスは新川崎(川崎市幸区)、鶴岡(山形県鶴岡市)に次いで3か所目。2000年に開設された新川崎では、電気自動車や光ファイバーの分野で、研究の成果が上がっているという。

     11日には同センターで、同大と市による連携協定の締結式が行われ、清家篤・慶応義塾長は「殿町は最先端の研究技術が集積している。(共同研究を通して)学生は研究者としての資質を高めてほしい」、福田紀彦市長は「殿町に足りないのは人材育成だったが、キャンパスから優秀な研究者が輩出されるだろう」と期待を込めた。
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20160412-OYT1T50020.html

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    1. これ以上「高齢化」を目指してどうすんだか…

      長生きを本当に望んでいるのだろうか…

      ま、しょせんは、職場確保のための「ネタ」条件設定でしかないんだろうけど。本当は何だっていい便宜的なものなんだろ。

      ほんとうに「必要」にかられてやっているわけじゃないだろうに。

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  32. 動物でヒト臓器作製許せる? 京大iPS研が意識調査
    京都新聞 4月15日(金)14時7分配信

     受精卵から発生過程にある動物胚に、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)を混ぜて「動物性集合胚」を作る研究について、京都大iPS細胞研究所(サイラ)の藤田みさお准教授と澤井努研究員らが一般市民に意識調査を行っている。iPS細胞でヒトの臓器を動物の体内に作る研究をどこまで認めるか、宗教や倫理観なども踏まえて尋ねる。藤田准教授は「年内に結果をまとめたい。幅広い議論の材料にしてほしい」と話す。
     動物性集合胚の研究は、胚の状態から個体を誕生させ、医療に応用するまでの過程がある。現在、ヒト細胞を混ぜた動物性集合胚は発生初期の受精後14日まで作製が認められているが、子宮に戻して発生をさらに進める研究を認めるか、政府などで議論が続く。研究を認める過程に関する市民の意識を詳細に尋ねる調査は初めてという。
     調査では市民500人にインターネットを通して26項目の質問に答えてもらう。主に、特定の臓器を作れなくしたブタの胚にヒトiPS細胞を注入する研究を題材に、社会としてどこまで許容するべきかについて意見を聞く。選択式で、ヒトとブタの細胞が混ざった胚を作る▽ヒトの臓器を持ったブタを誕生させる▽ブタの体内にある臓器をヒトに移植する-の3段階で立場を確認する。
     一方、自分や家族の細胞の提供可否も質問。動物実験への考えや信仰する宗教に関する問いもあり、背景にある価値観を確かめる。研究員約300人にも同様の調査を実施予定で、市民の意識と比較検討する。
     再生医療の研究の進展を背景に、政府は動物性集合胚研究の規制を緩和する方針を打ち出している。今年1月までの約2年間、文部科学省の専門委員会で科学的側面から課題を検討し、今後は倫理的な観点からの議論に移る。
     澤井研究員は「動物性集合胚の研究への規制は、諸外国でもばらつきが生じている。市民感覚を反映すればよいものでもないが、より多様性のある議論にするための材料になれば」としている。
     <動物性集合胚> 受精卵から始まる動物の発生過程で、ヒトiPS細胞などを注入したもの。現在の技術では、iPS細胞の特定臓器への分化を完全にはコントロールできないため、誕生した個体には、ヒトと動物の細胞が予想外の形で混ざり合ってしまう懸念がある。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160415-00000027-kyt-sctch

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    1. それが「許せる」かどうか以前に、「可能な技術」かどうかのほうが大問題なはずなのに…

      おカルトな連中ときたら、軽々と飛び越えてしまうんだね(笑)。

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  33. ゲノム編集研究 4学会が指針作成を提言
    4月22日 20時26分

    「ゲノム編集」と呼ばれる最新の遺伝子組み換え技術で人の受精卵の遺伝情報をいわば書き換える研究について、日本遺伝子細胞治療学会など4つの学会は、22日記者会見し、どのような基礎研究ならば認められるのかを盛り込んだ指針を、国が速やかに作成すべきだとする提言を発表しました。

    「ゲノム編集」は、これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に生物の設計図であるゲノムと呼ばれる遺伝情報を書き換えることができる技術で、22日、国の生命倫理専門調査会は、遺伝情報を変えた受精卵を母体に戻すことは認めないものの遺伝子を書き換える基礎的な研究については、認められる場合があるとする初の見解を示しました。
    これに合わせ、日本遺伝子細胞治療学会や日本生殖医学会など4つの学会は22日記者会見し、この技術を研究に使ううえでの提言を発表しました。
    それによりますと人の受精卵などのゲノム編集については、予測できない影響が世代を超え、国境を越えて人類に及び、その影響を制御することは極めて困難になることが強く懸念されるとしたうえで、今後、国が指針を速やかに作成して、▽操作した受精卵を女性の子宮に戻すことはすべての医療者や研究者などに対し禁止することを盛り込むとともに、▽実施が認められる基礎的な研究はどのようなものかその目的や、内容、それに受精卵の入手の仕方などを具体的に示すべきだとしました。
    日本遺伝子細胞治療学会の金田安史理事長は、「基礎的な研究も、目的が理にかなったものなのかなどの判断を、それぞれの研究施設に委ねるべきではない。ゲノム編集は今や大学などでもできてしまう研究で、1年以内にも指針を作ることが必要だ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160422/k10010494741000.html

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    1. ゲノム編集の基礎研究は容認 国の調査会
      4月22日 21時06分

      「ゲノム編集」と呼ばれる最新の遺伝子組み換え技術で、人の受精卵の遺伝情報をいわば書き換える研究について、国の生命倫理専門調査会は遺伝情報を変えた受精卵を母体に戻すことは認めないものの、遺伝子を書き換える基礎的な研究については、認められる場合があるとする初の見解を示しました。

      ゲノム編集は、これまでの遺伝子組み換えの技術よりもはるかに正確に生物の設計図であるゲノムと呼ばれる遺伝情報を書き換えることが可能な技術で、去年、中国のグループが世界で初めて人の受精卵の遺伝情報を書き換えたと発表し、倫理的に問題があると議論を呼びました。
      この技術について、専門家で作る国の生命倫理専門調査会は22日、遺伝情報を書き換えた受精卵を母体に戻す臨床応用については世代を超えて影響を及ぼすおそれがあり、「現時点で容認できない」と認めない見解を示しました。
      その一方で、基礎的な研究として受精卵の遺伝情報を書き換えること自体については、人の遺伝子の働きを解明したり、難病の治療などに役立つ可能性があったりするため、認められる場合があるとする初の見解を示しました。
      そのうえで、実際に研究を行うには人の受精卵を使わなければならない必然性などについて慎重に検討する必要があるとする報告を大筋でまとめました。
      調査会の会長の原山優子東北大学名誉教授は「基礎研究は人受精卵の尊厳を理解したうえで判断することが必要だ。今回の報告書は研究者を含め、広く国民の間で、この技術の意味を考えていく方向性をまとめたので、これに準じたかたちで研究を進めていただきたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160422/k10010494491000.html

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    2. 人の受精卵改変、基礎研究に限り容認へ…調査会
      2016年4月22日23時40分

       政府の総合科学技術・イノベーション会議の生命倫理専門調査会は22日、人間の受精卵の遺伝子を「ゲノム編集」という新技術で改変することを、基礎研究に限って容認する方針を決めた。

       不妊治療や難病の治療法の開発につながる可能性があることから、「社会的に妥当性がある」と判断した。改変した受精卵を女性の胎内に移植することは禁止した。5月にも中間報告書をまとめる。

       調査会はこの日の会合で、基礎研究のうち受精卵の成長に関わる遺伝子の働きを調べる研究や、遺伝病やがんなどの治療につながる研究については容認しうると結論づけた。

       目や髪の色を変えたり、筋肉を増やしたりするなど、親の望んだ容姿や能力を持つ「デザイナーベビー」につながる研究については、「社会的な妥当性があるとは必ずしも言えない」として認めない方針を示した。

       改変した受精卵を女性の胎内に移植し、赤ちゃんをつくる臨床利用については、安全性が確認されていないうえ、倫理的な問題も大きいとして、「現時点で容認できない」と禁じた。

       受精卵のゲノム編集は、中国の二つの研究チームが既に実施し、論文を発表している。英国では今年2月、受精卵を改変する研究計画が認可され、近く開始される見通しだ。

       日本人類遺伝学会や日本産科婦人科学会など4学会は22日、都内で記者会見を開き、人間の受精卵のゲノム編集について、国に指針の整備などを求めた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160422-118-OYT1T50203

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    3. 参考記事
      新着 ゲノム編集でヒト受精卵を改変…中国のチーム 4/10 12:51
      コラム ドーピングと現代文明・・・論説委員 時田英之 4/1 3:00
      朝夕刊 ゲノム編集 国産技術で…経産省 新年度から 3/29 15:00
      解説連載 [解説スペシャル]卵子凍結 晩婚化を反映…全国23施設で実施 3/26 3:00
      新着 卵子凍結、健康女性562人…40代3人が出産 3/20 8:57

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  34. しょせんは、金(キム)さんたちが仕切る世界…

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  35. 髪の毛作る器官を大量作製 毛を生やす実験に成功
    4月30日 6時14分

    髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を大量に作り出し、新たに毛を生やすことに横浜国立大学の研究グループがマウスを使った実験で成功しました。将来、人の髪の毛を再生させる治療法につながると注目されます。

    この研究を行ったのは、横浜国立大学の福田淳二准教授らのグループです。
    グループでは、マウスの胎児から毛包を形づくる2種類の細胞を取り出し、酸素をよく通すようにした300個以上の小さな穴があるシャーレの中で培養しました。すると穴の中で2種類の細胞が自然に分かれ実際に体内で形づくられるのと同じように、毛包が形成されたということです。
    これをマウスの背中に移植したところ、長さ1センチほどの黒い毛が生えてきて、毛が生え替わるサイクルが働き始めたことも確認できたということです。髪の毛を作り出す毛包を人工的に大量に作り出す仕組みが出来たのは初めてだということで今後、人の脱毛症などの治療に使えるように研究を進めていくということです。
    福田准教授は「今後3年間程度で人の細胞を使った実験を進め10年後をめどに実際の治療として成り立つようにしたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160430/k10010504331000.html

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    1. 人の場合は、「ヒトの胎児から毛包を形づくる2種類の細胞を取り出し」て培養するのかい?

      医科様アンチエイジング研究開発の変形バージョンだな…

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  36. 不整脈の症状や治療、心臓血管研究所所長が解説
    2016年5月2日23時14分

     BS日テレの「深層NEWS」に2日、心臓血管研究所の山下武志所長が出演し、危険な不整脈の症状や治療について解説した。

     不整脈は、心拍数が早過ぎたり遅過ぎたりする状態や、不規則な拍動が続いたりする状態を指す。9割は心配ないが、血液をためる心房が細かく震える心房細動は要注意だ。山下所長は「長く続くと血液がよどんで血の塊ができ、脳の血管を塞ぐと脳梗塞になる。脳梗塞の原因の3分の1が心房細動」と注意を促し、心臓の一部を焼く治療法などを紹介した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160502-118-OYT1T50126

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  37. ヒトの受精卵 体外で培養 大幅に上回る13日間
    5月5日 9時36分

    ヒトの受精卵をこれまで限界とされていた7日間を大幅に上回る13日間、体外で培養することに成功したとイギリスとアメリカの大学の研究チームが発表し、受精卵の成長過程の詳しい解明につながることで不妊治療の技術の改良や、再生医療への応用が期待されています。

    これは、イギリスのケンブリッジ大学とアメリカのロックフェラー大学などの研究チームが、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」などに4日付けで発表したものです。
    ヒトの受精卵は、精子と卵子が受精してからおよそ7日後に子宮に着床することで成長を続けるため、これまで体外で培養できるのは7日間が限界とされてきました。
    研究チームは、特殊な培養液を開発し培養の環境を整えることで、受精卵を実験容器の中でこれまでの限界を大幅に上回る13日間、培養することに成功しました。今回の成果は、ヒトの受精卵が子宮に着床したあとの成長過程を詳しく解明することにつながり、不妊治療の技術の改良や、再生医療への応用が期待されています。
    一方で、技術的に長期間にわたって受精卵を体外で培養できるようになると今後、どれくらいの期間ならば認められるのか、国際的な議論を呼ぶものとみられます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160505/k10010509601000.html

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  38. 遺伝子組み換え植物 大学の敷地で見つかる 奈良
    5月10日 0時21分

    奈良県生駒市にある奈良先端科学技術大学院大学で、適切な管理が義務付けられている遺伝子を組み換えた実験用の植物が屋外の敷地にまとまって生えているのが見つかりました。大学は「すべて取り除き、生態系などへの影響はない」と説明しています。

    奈良先端科学技術大学院大学によりますと、屋外の敷地で見つかったのは、実験用に遺伝子が組み換えられたアブラナ科の植物「シロイヌナズナ」です。
    ふだんは研究用の温室で育てられ管理されていますが、先月20日、学生が温室の外の敷地で見つけたということです。
    大学は生えていたおよそ290株を除草剤で取り除き、周りの土も回収したということです。
    大学はこの植物はほかの場所では見つかっていないため、周辺に広がった可能性は低く、生態系や人体への影響はないと説明しています。
    遺伝子が組み換えられた生物は、法律で適切な管理が義務付けられていて、大学は「温室の外で見つかったことは申し訳ない」としています。
    大学は研究用の温室に入った人に種が付着し、外に運ばれた可能性があるとして、調査委員会を設け再発防止策を検討することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160510/k10010514301000.html

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    1. 2016.5.9 12:01 産経ニュース
      奈良先端大、トマト毒合成の遺伝子発見 ジャガイモの芽の毒抑制に応用も

       未成熟の青いトマトに含まれる毒性成分を合成する「司令塔」の遺伝子を、奈良先端科学技術大学院大の庄司翼准教授らのチームが発見した。ジャガイモにも同様の遺伝子があり、ジャガイモの芽に含まれる毒の抑制に応用できるとしている。専門誌に論文が掲載された。

       見つけたのは「マスター遺伝子」と呼ばれ、トマトの毒性成分「トマチン」の合成に直接関わる数十種類の遺伝子の働きを統括しているという。

       チームによると、遺伝子組み換え実験でこのマスター遺伝子の働きを活発にしたトマトはトマチンの量が2倍に増えた。働きを抑えると半分になった。

       トマトと同じナス科植物のジャガイモにも同様のマスター遺伝子があり、腹痛などを引き起こす「ソラニン」の合成を統括しているという。

       庄司准教授は「マスター遺伝子が作用しない変異種から、毒を抑えたジャガイモの実用化も可能になる」と話している。
      http://www.sankei.com/life/news/160509/lif1605090015-n1.html

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    2. 「奈良先端」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%85%88%E7%AB%AF&e=

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    3. 「奈良先端科学技術大学院大学」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%85%88%E7%AB%AF

      「奈良先端 山中伸弥」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A5%88%E8%89%AF%E5%85%88%E7%AB%AF+%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5

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    4. 「幹細胞」という詐欺師の巣窟分野…

      「万能細胞」「細胞の初期化」という幻惑マター…

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  39. “最高水準の成果目指し研究者に高額報酬” 法律成立
    5月11日 11時42分

    世界最高水準の研究開発による成果の創出を目指して研究者に高額な報酬を支払うことができる「特定国立研究開発法人」を創設し、理化学研究所など3つの組織を指定する法律が、11日の参議院本会議で可決・成立しました。

    この法律は、世界最高水準の研究開発で成果を創出することを目的に、高度で専門的な知識や経験を必要とする業務に従事する研究者に対し、高額な報酬を支払うことができる「特定国立研究開発法人」を創設することを柱としています。
    そして、この「特定国立研究開発法人」に、理化学研究所と産業技術総合研究所、それに物質・材料研究機構の3つの研究機関を指定することが盛り込まれています。
    また法律には、成果が見込まれず法人の長が引き続きその職務にとどまることが適切でない、と判断した場合には、担当大臣が法人の長を解任できる規定が明記されました。
    法律は11日の参議院本会議で採決が行われ、自民党や民進党などの賛成多数で可決・成立しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160511/k10010516221000.html

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  40. 社説
    特定研究法人 世界を凌駕する成果を上げよ
    2016年5月15日6時2分

     科学技術で世界を凌りょう駕がする成果を上げる。それが日本の持続的な成長と発展にもつながる。

     国立の「エリート研究所」を政府が選定し、研究者への支援を強化するための特定国立研究開発法人法が成立した。今秋に施行される。

     選ばれたのは、文部科学省所管の理化学研究所と物質・材料研究機構、経済産業省所管の産業技術総合研究所の3機関だ。27ある国立研究開発法人の中から、研究論文の質や数、特許の取得状況などを考慮して選考した。

     科学技術の国際競争は激化する一方だ。欧米に加え、中国など新興国のレベルも上がっている。

     日本は、研究者の高年齢化などでかつての勢いを失っている。3機関への期待は大きい。国際級の成果を収めるよう、研究に一層打ち込んでもらいたい。

     今国会では、文科相が指定した国立大学をエリート大学として支援する改正国立大学法人法も成立している。今後、対象となる大学が選ばれる予定だ。

     エリート研究機関と大学が成果を競い合い、日本の研究現場が活性化することも望めよう。

     選定された研究機関、国立大学には、それぞれ、政府の総合科学技術・イノベーション会議と文科相から、高いノルマが課される。各機関は、国内外から優秀な人材を招請し、目標の達成に挑む。

     人材確保の切り札として認められたのが、研究者に対する特別待遇だ。高額報酬も可能で、1億円の年俸もあり得る。現場の意欲を引き出せるのではないか。

     研究資金の使途も自由度が広がる。研究機関の責任は重くなり、自律性も高まるだろう。

     その一方で、組織の運営に問題があると判断されれば、政府は、機関のトップを解任できる。

     懸念されるのは、行き過ぎた成果至上主義がもたらす研究不正である。悪質な不正は、日本の科学技術全体の信頼を損ないかねない。選定された機関と研究者は、責任を自覚せねばならない。

     政府は、特定国立研究開発法人法案を、2014年の通常国会に提出する方針だった。だが、理研を舞台にしたSTAP細胞の論文不正問題が発覚し、法案提出が見送られた経緯がある。その結果、制度のスタートは2年遅れた。

     理研は、外部有識者らによる経営戦略会議を設け、経営効率化や合理化などの改革を進めた。研究者の倫理教育も強化している。

     今回の選定は、理研にとって失地回復の試金石となるだろう。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160514-118-OYT1T50139
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160514-OYT1T50139.html

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    1. 詐欺師ペテン師の巣みたいになるだけだろ。

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  41. 患者データ ディオバン「有利に捏造」…弁護側証人の医師
    2016年5月26日5時0分

     高血圧治療薬「ディオバン」を巡る臨床研究データ改ざん事件で薬事法(現・医薬品医療機器法)違反(誇大記述・広告)に問われた製薬大手ノバルティスファーマ元社員・白橋伸雄被告(65)の公判が25日、東京地裁であった。京都府立医大の臨床研究に協力した男性医師が弁護側証人として出廷し、ディオバンが有利になるよう患者データを捏造ねつぞうしたことを認めた。

     臨床研究は2004~09年、同大の松原弘明元教授が統括責任者となって実施。同大の関連31病院の患者約3000人を「ディオバンを投与」「非投与(他の降圧剤を使用)」の2グループに分け、症例を集めた。男性医師が勤めていた済生会滋賀県病院(滋賀県)からは、290人の症例が登録された。

     公判でノバ社の弁護人の質問に対し、男性医師は、非投与の患者グループで、狭心症などを発症したとする虚偽の症例を10件ほど水増しし、ディオバンの効果が高いようにみせかけたと証言。「臨床研究に貢献した病院は、松原元教授から人事で優遇されると思った」と述べ、医師側がディオバンに有利な結果を出そうとしてデータを捏造したことを明らかにした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160526-118-OYTPT50096

    https://koibito2.blogspot.jp/2014/12/blog-post_26.html?showComment=1464250839103#c6649758838924783063

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  42. 東京・日本橋に生命科学の産学連携拠点
    6月3日 16時14分

    医薬関連の企業が集まる東京・日本橋で、大学などで行われている生命科学分野の研究成果を企業の技術と結びつけて実用化しようと、地元の不動産会社や大学教授が新たな団体を設立しました。

    東京・日本橋とその周辺は、江戸時代から薬問屋が多く、今も大手製薬会社や医薬関連のベンチャー企業などおよそ400社が集まっています。
    発表によりますと、日本橋の再開発を進めている三井不動産は、大学教授などとともに、生命科学分野の産業を後押しするための団体を新たに設立しました。理事長には慶應義塾大学の岡野栄之医学部長が就き、医薬関連の企業や医師、大学教授、それにこの分野で先行するアメリカなど海外の大学や機関が連携することで、再生医療や健康長寿に関する研究成果を企業の技術と結びつけて実用化を目指すということです。
    三井不動産の菰田正信社長は「この取り組みで、日本橋の価値の向上と世界の健康長寿に向けた課題の解決を期待したい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160603/k10010545301000.html

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/05/blog-post_31.html?showComment=1464962679750#c7711397962867665431

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    1. >再生医療や健康長寿に関する研究成果を企業の技術と結びつけて実用化を目指す

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  43. 遺伝子組み換え酵母菌 下水に流し行政指導
    6月17日 16時19分

    大手製薬会社、田辺三菱製薬の子会社で、北海道千歳市にある製薬会社が遺伝子を組み替えた酵母菌を、下水に流していたことが分かりました。厚生労働省は自然界への影響はないものの速やかに報告しなかったとして行政指導を行いました。

    行政指導を受けたのは、「田辺三菱製薬」の子会社で、北海道千歳市の製薬会社、「バイファ」です。
    遺伝子を組み換えた生物は指定された場所の外に出す場合、自然界に影響が出ないよう熱や薬品で滅菌処理しなければならないと法律で定められていますが、厚生労働省によりますと、バイファは、医薬品の製造過程で使う遺伝子を組み換えた酵母菌を、滅菌処理しないまま、4年4か月にわたって、下水に流していたということです。
    法律では問題が起きた場合、速やかに国に報告することが義務づけられていますが、バイファは、工場の排水から酵母菌が検出されなかったことなどから、ことし2月まで報告していなかったということです。
    この酵母菌はすぐに死滅するため、自然界への影響はないということですが、厚生労働省は速やかに報告しなかったとして、再発防止を指示するなど行政指導を行いました。
    バイファは、「認識が甘く、このような事態を引き起こして申し訳ない。再発防止を徹底したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160617/k10010559891000.html

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  44. 老化抑える物質 ヒトでの臨床研究へ
    6月21日 12時31分

    老化を抑える効果があるとされる物質をヒトに投与し安全性や効果を確かめる臨床研究をワシントン大学と慶応大学の研究グループが計画し、早ければ来月にも始めることが分かりました。

    臨床研究に使われるのは「ニコチンアミド・モノヌクレオチド」という物質で、老化を抑える働きを持つと言われる遺伝子を活性化させる働きがあるとされています。これまでマウスを使った実験では、老化によって硬くなった血管が柔らかくなったなどとする結果が発表されています。
    この物質の研究を続けているワシントン大学医学部の今井眞一郎教授によりますと、慶応大学の研究グループと共同でこの物質を実際にヒトに投与し、安全性や効果を確かめる臨床研究を計画しているということです。計画では、まず10人程度の健康なヒトに投与する予定で、臨床研究の申請はすでに慶応大学の倫理委員会に出されていて、承認が得られれば来月にも始める予定だということです。
    今井教授は「ヒトでの安全性や効果を慎重に確かめたい。老化と寿命の問題は日本の将来にも非常に重要なので、臨床研究が成功するよう努力したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160621/k10010564331000.html

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    1. なにげにおカルトな臭いがぷんぷんに漂う…

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    2. 老化抑制物質、初の臨床へ…慶応大など来月にも
      2016年6月21日7時17分

       老化を抑制する効果が動物実験で判明しつつある物質を人間に投与し、安全性や効果の有無を調べる臨床研究を、慶応大と米ワシントン大(ミズーリ州)が来月にも国内で開始する計画であることがわかった。

       慶応大の倫理委員会が近く、計画の妥当性などを審査する。承認されれば、まずは10人程度の健康な人への投与で安全性を確認し、その後数年かけて、体の機能の改善効果の有無を調べる。

       この物質は「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」。ワシントン大の今井眞一郎教授(51)(老化学)らの研究で、NMNが老化を抑える役割を持つ遺伝子サーチュインを活性化することが判明。マウスにNMNを投与する実験では、老化にともなう代謝や目の機能などの低下が改善されることもわかってきた。

       臨床研究は今井教授らと慶応大が共同で実施を計画しており、NMNは、国内メーカーが製造したものを使う。国は来年度から、老化抑制研究の支援に本格的に乗り出すことにしており、この臨床研究にも注目している。今井教授は「マウスでは顕著な効果が確認されているが、人間にどの程度の効果があるのかはまだわかっていない。慎重に研究を進めて、日本発の重要な物質になることを期待している」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160621-118-OYT1T50012

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    3. 「長寿物質」初の臨床へ…慶応大など来月にも
      2016年6月21日5時0分

       老化を抑制する効果が動物実験で判明しつつある物質を人間に投与し、安全性や効果の有無を調べる臨床研究を、慶応大と米ワシントン大(ミズーリ州)が来月にも国内で開始する計画であることがわかった。慶応大の倫理委員会が近く、計画の妥当性などを審査する。承認されれば、まずは10人程度の健康な人への投与で安全性を確認し、その後数年かけて、体の機能の改善効果の有無を調べる。

      機能改善 マウスで確認

       この物質は「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」。ワシントン大の今井眞一郎教授(51)(老化学)らの研究で、NMNが老化を抑える役割を持つ遺伝子サーチュインを活性化することが判明。マウスにNMNを投与する実験では、老化にともなう代謝や目の機能などの低下が改善されることもわかってきた。

       臨床研究は今井教授らと慶応大が共同で実施を計画しており、NMNは、国内メーカーが製造したものを使う。国は来年度から、老化抑制研究の支援に本格的に乗り出すことにしており、この臨床研究にも注目している。今井教授は「マウスでは顕著な効果が確認されているが、人間にどの程度の効果があるのかはまだわかっていない。慎重に研究を進めて、日本発の重要な物質になることを期待している」と話している。

       ◆ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN=Nicotinamide Mononucleotide)=人間を含む多くの生物の体内で作られ、食品にも含まれている化合物。マウス実験では、老化で働きが弱まった遺伝子サーチュインを活性化させ、糖尿病の症状が改善するなどの効果が確認されてきている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160621-118-OYTPT50105

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    4. 医療、介護費の削減 期待…長寿物質研究
      2016年6月21日5時0分

       高齢化が急速に進む日本では、健康に生きられる期間「健康寿命」をいかに延ばすかが課題になっている。日常生活を支障なく送ることができれば、医療費や介護費の削減にもつながる。

       慶応大などが計画中の臨床研究は将来、健康寿命を延ばす可能性がある。臨床研究で使うニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)という物質は、マウスの実験では老化が抑制され、健康寿命が延びることがわかってきているからだ。

       国は来年度から老化を遅らせる研究プロジェクトを本格化させ、大型予算を投入する予定だが、このプロジェクトのけん引役になることも期待されている。

       ただ、人間に投与した場合の影響は未知数だ。老化に詳しい古家大祐こやだいすけ・金沢医科大教授は、「NMNの老化抑制効果はまだ、マウスなどの動物で確認されているだけ。慎重に効果を検証する必要がある」と話す。

       今回の臨床研究では、NMNを食品扱いで使用する。もし人間に対する安全性が確認され、何らかの効果が判明した場合、将来は「機能性表示食品」のような形でNMNが市場に流通することになりそうだ。(科学部 伊藤崇)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160621-118-OYTPT50095

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  45. 「老化 物質」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E8%80%81%E5%8C%96+%E7%89%A9%E8%B3%AA&e=

    ★科学ニュース+ 16/06/21 19:13 17res 4.7res/h □
    【医学】老化抑制物質、初の臨床へ…慶応大など来月にも
    ★ニュース速報+ 16/06/21 10:12 66res 5.1res/h □
    【社会】老化抑制物質、初の臨床へ…慶応大と米ワシントン大が来月にも
    ★ニュース速報+ 16/02/05 07:21 139res 1.6res/h □
    【科学】加齢の薄毛、仕組み解明 幹細胞の老化で脱毛 必須物質「17型コラーゲン」も発見=東京医科歯科大
    ★ニュース速報+ 15/01/30 12:16 938res 7.8res/h □
    【社会】老化を止める物質「TAM-818」がついに製品化! テロメアを修復、不老不死への道が開かれる!? 画像あり
    ★科学ニュース+ 14/05/13 02:01 26res 0.0res/h □
    【医療】老化抑える物質解明 長寿遺伝子をサポート 大阪大チーム
    47NEWS Posted by かじりむし ★@転載禁止 2NNのURL Twitter
    ★科学ニュース+ 13/03/15 18:10 21res 0.0res/h □
    【化学】老化予防に有望な新物質ドルサミンAをサイカチマメゾウムシの幼虫から発見/広島大

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    1. 【医療】老化抑える物質解明 長寿遺伝子をサポート 大阪大チーム
      http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1399914110/

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  46. 米国で心臓移植成功の女児帰国
    父親「支援に感謝」
    2016/6/22 17:21

     心臓の壁が硬くなり心不全につながる「拘束型心筋症」を患い、昨年に米コロンビア大で心臓移植手術を受けて成功した千葉県流山市の金沢佳代ちゃん(2)が22日、ニューヨーク発の旅客機で成田空港に帰国した。

     佳代ちゃんは昨年7月に渡米し、同9月に手術を受けた。手術に必要だった2億4500万円は募金で集まった。

     この日、両親と一緒に到着ロビーに現れた佳代ちゃんは、出迎えた大勢の人たちに「お帰りなさい」と声を掛けられ、少し驚いた様子だった。

     父輝宏さん(39)は「支援いただいた全ての皆さまに感謝します」と頭を下げ、「心臓と娘がいつまでも仲良く暮らせればいい」と話した。
    http://this.kiji.is/118263301930714615

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  47. 6月23日 編集手帳
    2016年6月23日5時0分

     伝説によれば、月の世界には霊水がある。名前を「変若水おちみず」といい、飲んだ人は若返るという。その霊水を調合した品かどうか、『竹取物語』のかぐや姫も月へ帰るとき、不老不死の薬を帝みかどに献上している◆霊水の夢がほんの少しでも現実に近づくのかしら…と、わくわくしながら読まれた方もあろう。老化を抑制する効果が動物実験で判明しつつある“長寿物質”をめぐる最新の記事である◆この物質、ニコチンアミド・モノヌクレオチドを人間に投与して安全性や効果を調べる臨床研究を、慶応大学と米国ワシントン大学が計画しているという◆さて、かぐや姫から不老不死の薬を贈られた帝は、どうしただろう。余談ながら、服用せずに薬を焼き捨てている。姫に逢あうこともかなわず、悲しみに沈むわが身には無用である、と。前途に生きる希望が満ちあふれてこその長寿だと、物語の作者は言いたかったのかも知れない◆以前、本紙で読んだ川柳がある。〈寿命より貯金が先に逝っちまい〉。長生きが生活苦を連想させる世の中ほど悲しいものはない。さまざまな声のなかに、あすの希望を探す18日間である。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160623-118-OYTPT50175

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  48. 東京医大や資生堂、毛髪再生へ今年から臨床研究
    2016年6月28日8時3分

     東京医科大学や資生堂などは27日、中年以降に薄毛となる脱毛症の患者の、毛髪を再生させる臨床研究を今年から始めると発表した。

     一度細胞を移植することで効果が持続するため、育毛剤のように毎日使用せずに済む利点があるという。研究チームは効果や安全性を確かめたうえで、実用化を目指している。

     研究チームは、「毛球部毛根鞘しょう細胞」と呼ばれる毛髪の根っこ周辺にある頭皮の細胞が、毛髪を作るもとになっていることに着目。患者の後頭部から、毛髪周辺の頭皮(直径数ミリ)を採取、毛根鞘細胞だけを取り出して培養によって増やし、患者本人の頭部に移植する計画を立てた。

     臨床研究は男女約60人が対象となる。同大学病院や東邦大学医療センター大橋病院で患者から採取した細胞を、資生堂の施設に移して培養し、その後2病院に戻して患者に移植する。

     約3年かけて、患者の薄毛が解消されるかなどを確かめる。

     薄毛は毛髪が抜けやすくなっているために起きるとされる。臨床研究では、まず頭の一部に毛根鞘細胞を移植して効果をみる。効果が出れば、薄毛の治療に応用したいとしている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160627-118-OYT1T50131

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    1. 毛髪再生 細胞移植で…資生堂など 薄毛治療へ臨床研究
      2016年6月28日5時0分

       東京医科大学や資生堂などは27日、中年以降に薄毛となる脱毛症の患者の、毛髪を再生させる臨床研究を今年から始めると発表した。一度細胞を移植することで効果が持続するため、育毛剤のように毎日使用せずに済む利点があるという。研究チームは効果や安全性を確かめたうえで、実用化を目指している。

       研究チームは、「毛球部毛根鞘しょう細胞」と呼ばれる毛髪の根っこ周辺にある頭皮の細胞が、毛髪を作るもとになっていることに着目。患者の後頭部から、毛髪周辺の頭皮(直径数ミリ)を採取、毛根鞘細胞だけを取り出して培養によって増やし、患者本人の頭部に移植する計画を立てた。

       臨床研究は男女約60人が対象となる。同大学病院や東邦大学医療センター大橋病院で患者から採取した細胞を、資生堂の施設に移して培養し、その後2病院に戻して患者に移植する。約3年かけて、患者の薄毛が解消されるかなどを確かめる。

       薄毛は毛髪が抜けやすくなっているために起きるとされる。臨床研究では、まず頭の一部に毛根鞘細胞を移植して効果をみる。効果が出れば、薄毛の治療に応用したいとしている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160627-118-OYTPT50444

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  49. 見果てぬ夢と、詐欺ペテンな胡散臭い話と…

    ささやかな欲求願望につけこむ香具師衆の真っ赤なウソ八百…

    「ウソにもおおいなる腕前が要る。才能のある者ほどこの道を行く。」
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_1948.html

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  50. 6月29日 編集手帳
    2016年6月29日5時0分

     江戸期の学者、新井白石は貿易管理を幕府に進言している。人体に例えれば、金や銀は一度失ったら再生のきかぬ「骨」である。再生のきく「血肉皮毛」とは違う。金銀を海外に流出させるのは愚かだ、と◆血肉皮はいいとして、さて“毛”である。なぜ、再生が可能だと考えたのだろう。歴史学者の大石慎三郎さんは『新井白石の頭には毛があったか』と題する一文のなかで首をひねっておられる(文春文庫『エッセイで楽しむ日本の歴史・下』所収)◆髪の毛にもやがて堂々と、再生のきく血・肉・皮に仲間入りのできる日が来るかも知れない◆東京医科大学や資生堂などが細胞移植によって毛髪を再生させる臨床研究を始める、という記事を読んだ。3年ほどかけて効果を確かめるという。髪の苦労を知らなかったらしい白石先生はともかくも、悩める人々には先の楽しみなニュースだろう◆ちょっと身につまされるジョークがある。理容師「どんなふうに刈るのをお望みで?」。客「黙って」。寡黙になることなく、穏やかな心で理髪店の椅子に腰かけられたのは何年前だろう。鏡がまだ優しかった頃である。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160629-118-OYTPT50156

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  51. ゲノム編集で免疫不全のサル作製
    7月1日 5時48分

    これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確に生物の遺伝子を組み換えることができるゲノム編集と呼ばれる技術を使ってサルの遺伝子を操作し、免疫の機能を低下させることに川崎市の研究所などのグループが成功しました。ゲノム編集の技術で霊長類の遺伝子を組み換え、実際に体の機能を変化させたのは世界で初めてだということです。

    この研究を行ったのは川崎市の実験動物中央研究所と慶応大学のグループです。

    グループは、小型のサルのマーモセットでゲノム編集の技術を使い、受精卵の中にある免疫に関わる遺伝子を操作しました。その結果、免疫に関わる細胞の数が、通常の5分の1程度しかできない免疫不全のサルが誕生したということです。ゲノム編集の技術を霊長類に応用し、実際に体の機能を変化させたのは世界で初めてだということです。

    実験動物中央研究所の佐々木えりか部長は「ゲノム編集で、今までできなかった病気の動物を作ることができれば研究が大きく進展する。例えば、ヒトのiPS細胞から作った組織をこのマーモセットに移植して安全性や有効性を調べれば、再生医療の前進に役立つ」と話しています。

    ゲノム編集の広がりと課題

    ゲノム編集は、これまでの遺伝子組み換え技術よりもはるかに正確にゲノムと呼ばれる生物の遺伝情報を書き換えられることが特徴です。4年前コストを大幅に下げる技術が発表されて以降、世界中の研究者の間に急速に広がりました。

    これまでに、高級魚として知られるマダイを通常の1.5倍程度の重さにまで大きくしたり、藻の遺伝子を操作して油を多く作らせたりすることに成功していて、アメリカではエイズ治療への応用も進められています。一方、中国ではゲノム編集の技術をヒトの受精卵に応用し、遺伝情報を書き換えたとする研究も発表されていて、世代を超えて受け継がれるヒトの遺伝子の改変をどこまで行ってよいのか、倫理的な議論も呼んでいます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160701/k10010579081000.html

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    1. 体細胞クローン並みの医科様幻惑マジック…

      ゴッドハンド、ゴールドフィンガー、コーリング、ミッション、総がかりの一大イリュージョンショー(笑)。

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    2. 免疫不全状態なんて、ちょいと薬でちょちょいのちょい…

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  52. 「iPS細胞 どこまで治療に近づいた?」(くらし☆解説) - 2016/6/30
    NHK解説委員室ブログ
    http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/248092.html

    中村 幸司 解説委員

    理化学研究所と、神戸市立医療センター中央市民病院、それに京都大学のiPS細胞研究所、大阪大学の研究グループが共同で新たな臨床研究を行うとして、2016年6月、計画を発表しました。
    iPS細胞の研究は、病気の治療にどこまで近づいているのかを考えます。

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  53. 日本人の8割が利用できるiPS細胞作成へ
    7月8日 16時25分

    京都大学のiPS細胞研究所は特殊な免疫を持つ人から細胞を提供してもらう拠点を東京都内に設け、拒絶反応が起きにくく日本人の8割が利用できるiPS細胞を平成34年までに作り出していくことになりました。

    これは8日、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授らが会見して明らかにしたものです。
    研究所では、特殊な免疫を持つ人に協力してもらい、他人に移植しても拒絶反応を起こしにくいiPS細胞を作り出すプロジェクトを京都で進めていますが、来月にも都内に拠点を設けることになりました。
    人口の多い関東地方などで特殊な免疫を持つ人から承諾が得られた場合、医師とコーディネーターを東京・千代田区の医療機関に派遣して細胞を提供してもらうということです。
    特殊な免疫を持つ人は日本人の数百人に1人と言われ、日本赤十字社の献血のデータなどから探していますが、日本人の8割をカバーするためには合わせて75人からの細胞の提供が必要になるということです。
    これらのiPS細胞を使えば、患者一人一人からiPS細胞を作り出す場合に比べ大幅なコストダウンが可能で、再生医療普及の一つの鍵と言われています。
    山中教授は「東京でも細胞を提供してもらえるようになることで、難しいプロジェクトが今までよりもずいぶん早く進められると思う」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160708/k10010587811000.html

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  54. 毛髪再生の実用化目指す 理研など
    7月12日 22時21分

    髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を再生医療の技術を使って大量に作りだし、頭皮に移植することで脱毛症の治療につなげようという臨床研究を理化学研究所や京セラなどのグループが始めると発表しました。早ければ2020年の実用化を目指すとしています。

    これは、12日、理化学研究所や京セラなどが記者会見を開いて明らかにしたものです。

    それによりますと脱毛症の患者の頭皮から「上皮性幹細胞」と「間葉性幹細胞」という2種類の細胞を取り出します。そして、ゲル状のコラーゲンの中に入れて培養すると2種類の細胞が混ざり合って、髪の毛を作り出す「毛包」という器官が大量に作られるということで、これを再び、脱毛症の患者に移植し、髪の毛を作り出すということです。

    マウスを使った実験では、再生した「毛包」を背中に移植すると3週間ほどで発毛が確認できたということでグループでは、臨床研究を行い、早ければ2020年の実用化を目指したいとしています。理化学研究所の辻孝チームリーダーは「実現すれば体の器官を作り出す世界で初めての再生医療技術になる。この技術をほかの臓器の再生に向けた第一歩にしたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160712/k10010592871000.html

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    1. 薄毛治療 器官再生で…理研と京セラ 共同研究
      2016年7月13日5時0分

       加齢に伴って薄毛になる男性型脱毛症などの患者のため、理化学研究所と京セラなどは12日、再生医療の技術を駆使した治療法の共同研究を始めると発表した。毛髪を作る器官「毛包」のもとを作成し、毛包に育てて毛髪を生やす。器官自体の再生は世界初。2020年以降の実用化を目指す。

       研究計画では、毛髪が残ることが多い患者の後頭部から、頭皮を採取。毛包になる2種類の幹細胞を取り出して、それぞれ100~1000倍に培養後、両方を合わせて毛包のもとをつくる。これらを頭部に移植することで、毛包に成長することを期待している。

       理研はすでに、マウスの実験で毛髪を生やすことに成功。京セラは、工程の機械化や大量生産の技術の開発を担当する。これまでは、患者の正常な毛包を採取し、毛が薄い場所に移植する方法が一般的だった。今回は、毛包のもとを人工的に大量に作るため、実現すれば、採取する毛包は少量で済む。

       男性型脱毛症の再生医療の研究では、資生堂と東京医科大学などが、正常な頭皮の細胞を培養し、頭部に移植して、衰えた毛髪を刺激する治療法の臨床研究を計画している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160713-118-OYTPT50014

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  55. 老化抑制が期待される物質、初の臨床研究開始
    2016年7月11日18時14分

     慶応大は11日、老化を抑える効果が動物実験で判明しつつある物質「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」を健康な人に投与し、安全性などを調べる臨床研究を、米ワシントン大(ミズーリ州)と共同で始めたと発表した。

     NMNの臨床研究は世界初。安全性が確認された場合、老化予防効果の有無の調査を始める。

     NMNは、あらゆる生物の体内に存在する物質で、マウスに長期間投与すると老化が抑えられ、目立った副作用はないことが明らかになりつつある。

     臨床研究は、6月27日に開かれた慶応大の倫理委員会で承認された。40~60歳の健康な男性10人にNMNを摂取してもらい、数か月~半年かけて安全性を調べる。

     研究責任者の伊藤裕・慶応大教授(腎臓・内分泌・代謝)は「NMNを体内に多く取り込んだ場合の影響は分かっていないので、まずは安全性をしっかり確認したい。糖尿病など、加齢に伴い生じる病気の予防や治療に役立つと期待している」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160711-118-OYT1T50192

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  56. 「人は相手のほおで年齢を推測」研究成果を発表
    7月14日 5時57分

    大手化粧品メーカーの関連会社は、人は相手のほおにできるスジなどから年齢を推測しているとみられるという研究成果を発表しました。

    これは大手化粧品会社、「ポーラ・オルビスホールディングス」の関連会社が記者会見をして発表したものです。
    研究では「人が顔のどこを見て年齢を判断するのか」について、20代から60代までの女性についてさまざまな表情の顔を見せて印象を聞き、その際に顔のどこに視線が行くのかを調べました。
    その結果、年齢を推測する際、目元に加えて顔の半分を占める「ほお」をよく見ていることが分かりました。さらにほおの皮膚を調べると、60代の女性は20代の女性より伸縮性が悪く、顔の表情が変わるときにスジをつくることが分かりました。
    このため研究では、人は相手のほおをよく見て年齢を推測していて、伸縮が悪くなり、ほおの皮膚にできるスジが老けた印象を与えるのではないかとしています。
    見た目の若さを保つためには、これまで皮膚のシミやたるみなどの対策が注目されていましたが、今後は「ほお」の若さを保つ研究にも力を入れたいとしています。
    ポーラ化成工業の黒住元紀研究員は、「ほおの皮膚の研究を進め、老けた印象を与えないための化粧品の開発やメークの方法を提案していきたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160714/k10010594641000.html

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  57. 毛髪再生で初の臨床研究 発毛促す細胞を頭皮に注入
    7月26日 16時52分

    若いうちから髪の毛の生え際が後退したり頭のてっぺんの毛が薄くなる「壮年性脱毛症」は、日本人の男性の3割が悩むともいわれますが、発毛を促す細胞を頭皮に注入することで無くなった髪の毛を再生しようという初の臨床研究を、東京医科大学などのグループが今月スタートさせました。脱毛に悩む人の根本的な治療法となるのか注目されます。

    「壮年性脱毛症」は、男性ホルモンが発毛を抑えることなどが原因で20代の若いうちから生え際が後退したり頭のてっぺんの髪の毛が薄くなったりします。日本人の男性のおよそ3割で発症するといわれ、女性で悩む人も少なくありません。
    東京医科大学病院と大手化粧品メーカー資生堂のグループは、こうした人の髪の毛の再生を目指す臨床研究を今月から始めました。
    臨床研究では、まず頭の後ろの部分から10本程度の髪の毛が含まれる頭皮を切り取り、この中に含まれる「毛球部毛根鞘細胞」と呼ばれる細胞を取り出します。そしてこの細胞を3か月ほどかけて百万個にまで増やしたあと、髪の毛が無くなった頭皮の部分に注入します。この細胞は、脱毛の原因となる男性ホルモンの影響を受けにくい特徴をもっているほか、注入した細胞が発毛を促進し、細く短くなって頭皮の下に隠れてしまった髪の毛を再び太く長い髪の毛にすることが期待されるということです。
    グループでは、男女合わせておよそ60人にこの治療を行う予定で、発毛を促す細胞を頭皮に注入して髪の毛を再生する臨床研究が行われるのは国内では初めてです。
    研究に参加した50代の女性は「頭のてっぺんの毛が薄くなり、細くなったのが気になっていました。自分の細胞を使うため拒絶反応の心配も少ないということなので期待しています」と話していました。
    研究を行う東京医科大学の坪井良治・主任教授は「育毛剤などは使用し続けないと効果が続かないが、この方法は一度の治療で数年以上、効果が持続する可能性があるのが大きなメリットだ。今後5、6年の間に実用化を目指したい」と話しています。

    「壮年性脱毛症」は男性の3割が発症

    今回の臨床研究の対象となるのは「壮年性脱毛症」です。この脱毛症は「男性型脱毛症」とも呼ばれ、思春期以降に始まって髪の毛の生え際や頭のてっぺんの毛が次第に細く、短くなって頭皮から出てこなくなり薄毛となるのが特徴です。原因の1つは、男性の場合、男性ホルモンの一種の「テストステロン」です。「テストステロン」が髪の毛の根っこにある毛根に入り込むと髪の毛になる「毛母(もうぼ)細胞」が増えるのを抑えてしまうのです。「壮年性脱毛症」は、日本人の男性のおよそ3割が発症し、全国でおよそ2400万人の患者がいるとする推計があるほか女性でも、割合は少ないものの悩んでいる人が少なくありません。

    根本的な治療になる可能性

    「壮年性脱毛症」に対しては、これまで男性ホルモンの活性化を防ぐ薬の服用や頭皮への薬の塗布、それに植毛などが行われてきました。
    日本皮膚科学会が診療ガイドラインで強く推奨しているのは、脱毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑える「フィナステリド」などの薬の服用や、「ミノキシジル」の頭皮への塗布です。しかし専門家によりますと、いずれも薬の使用を続けないと効果が得られなくなり、根本的な症状の改善にはつながらないということです。
    一方、今回の細胞の注入は、脱毛の原因となる男性ホルモンの影響を受けにくくしたうえで、発毛を促すもので脱毛症が起きる前の状態にまで症状を改善させるなどの根本的な治療になる可能性が期待されるということです。
    毛髪の再生に詳しい大阪大学大学院の板見智皮膚・毛髪再生医学寄附講座教授は「壮年性脱毛症は髪の毛が全く無くなる病気ではなく、毛が細く、十分に伸びなくなり皮膚の表面にまで出てこなくなるものだ。細胞を使った新たな治療で十分に伸びる髪の毛になれば発症する前の状態に回復させられる可能性があり、現状の薬物療法あるいは植毛などの手術療法で十分に満足度が上がっていない人にとって朗報となることが期待される」と話しています。

    髪の毛作る器官そのものを移植する臨床研究も

    一方、理化学研究所や京セラなどのグループは、髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる器官そのものを再生医療の技術を使って大量に作りだし、頭皮に移植することで脱毛症の治療につなげようという臨床研究を始めると発表しました。早ければ2020年の実用化を目指すとしています。
    研究を行うのは理化学研究所や京セラなどのグループです。グループでは脱毛症の患者の頭皮から「上皮性幹細胞」と「間葉性幹細胞」という2種類の細胞を取り出します。そしてゲル状のコラーゲンの中に入れて培養すると2種類の細胞が混ざり合って、髪の毛を作り出す「毛包」という器官が大量に作られるということで、これを再び脱毛症の患者に移植し髪の毛を作り出すということです。
    マウスを使った実験では、再生した「毛包」を背中に移植すると3週間ほどで発毛が確認できたということで、グループでは臨床研究を行い、早ければ2020年の実用化を目指したいとしています。
    理化学研究所の辻孝チームリーダーは「実現すれば体の器官を作り出す世界で初めての再生医療技術になる。この技術をほかの臓器の再生に向けた第一歩にしたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010609581000.html

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    1. 「再生医療」詐欺術(笑)。

      それにしてもなぜにそこまで毛髪にこだわるのだろう…

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  58. 日本人の平均寿命 男女ともに過去最長に
    7月27日 18時00分

    去年の日本人の平均寿命は女性が87.05歳、男性が80.79歳で、いずれも、これまでで最も長くなりました。海外と比べると、女性は香港をわずかに下回る2位で、4年連続の1位はならず、男性も順位を1つ下げて4位でした。

    厚生労働省によりますと、去年の日本人の平均寿命は女性が87.05歳、男性が80.79歳で、おととしと比べて女性は0.22歳、男性は0.29歳上回り、いずれも、これまでで最も長くなりました。女性と男性の平均寿命の差は6.26歳で、おととしより0.07歳縮まりました。
    平均寿命が公表されている主な国や地域の最新のデータと比べると、女性は日本がおととしまで3年連続で1位でしたが、香港を0.27歳下回って2位となりました。また、男性も1位は香港、2位がアイスランドとスイスで、日本は順位を1つ下げて4位でした。
    平均寿命が延びていることについて、厚生労働省は「医療技術が進歩するなかで健康志向が高まり、その相乗効果で平均寿命は世界的にもトップクラスの状況が続いている。心身ともに元気なお年寄りが増えていて、さらに今後も寿命は延びる可能性がある」と分析しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010610951000.html

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    1. 長生きが幸せかどうかは、本当はだれにもわからない…

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  59. 藻を使ったバイオ燃料実用化へ実証施設 熊本
    7月28日 4時51分

    バイオ燃料の原料として期待されている光合成によって二酸化炭素から油を作る藻を培養する実証プラントを大手自動車部品メーカーが熊本県内に建設し、本格的に稼働しました。

    この実証プラントは、愛知県に本社を置く大手自動車部品メーカー「デンソー」が熊本県天草市の廃校になった中学校の跡地に建設したもので、一連の熊本地震の影響で当初の計画よりもおよそ3か月遅れてこのほど本格的に稼働しました。
    プラントでは、光合成によって二酸化炭素から油を作るという藻を長さ80メートル、幅8メートルの「培養槽」と呼ばれる屋外プールで大量に培養します。
    メーカーでは、平成30年度までに藻を大量培養する技術の確立を目指していて、藻を使ったバイオ燃料の実用化に向けて研究を進めることにしています。デンソー新事業推進部天草事業所の渥美欣也さんは「天草は、日照が強く、かなりの収量が見込める手応えを感じている。熊本地震で当初より3か月遅れたが技術の確立を目指して頑張っていきたい」と話しています。

    藻を使ったバイオ燃料 国も注目

    バイオ燃料は植物や農産物それに廃棄物などを原料にした燃料で化石燃料の代わりに利用することで温室効果ガスの削減につながると期待されています。バイオ燃料の実用化に向けた実証実験は国内では「藻」のほかにも企業や大学などで木材のくずや生ゴミ、廃棄された油などを原料に行われています。
    現時点ではいずれも燃料を大量につくれなかったり、化石燃料と比べてコストがかかったりするため、実用化に課題もあります。
    ただ、藻を使ったバイオ燃料は植物の光合成を利用することから二酸化炭素の排出がほかの材料と比べて少ないという利点があります。
    このため、2020年東京オリンピック・パラリンピックで、バイオ燃料を使った航空機を運行させるという国の構想でも有力な候補として注目されています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160728/k10010611321000.html

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    1. 油藻詐欺にまんまとひっかかったやつがおるな…

      欲で目がくらむから、そこにつけこまれる。

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  60. 「フラッシュバック現象」の仕組み マウス実験で解明
    8月1日 20時15分

    日常生活の何気ないことが引き金になって過去のつらい経験を思い出す「フラッシュバック現象」が起きる仕組みを富山大学などのグループがマウスを使った実験で明らかにし、PTSD=心的外傷後ストレス障害の治療法の開発につながる成果として注目されています。

    富山大学の井ノ口馨教授などのグループは、マウスをおちょこなど形に特徴がある物体とともに箱の中に入れ、平常の場合と怖い経験をした場合とで、物体についての記憶がどのように変わるか調べました。
    その結果、平常の場合、マウスは24時間後には物体の形を忘れていたのに対し、怖い経験をした場合は24時間後も物体の形を覚えていたということです。
    また、マウスの神経細胞を調べた結果、物体の形を覚えていた細胞は、怖い経験そのものを覚えていた細胞とおよそ70%重なっていることが分かり、こうした重なりが、日常生活の何気ないことが引き金になって過去のつらい経験を思い出す「フラッシュバック現象」の原因になっているとみられるということです。
    井ノ口教授は「今後、さらに研究を進めて、つらい体験と、その際の何気ない経験の両方を記憶している細胞の活動を弱めて『フラッシュバック現象』が起きるのを防ぐことができれば、PTSDの症状を和らげる治療法の開発につながる可能性がある」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010617101000.html

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  61. 動物受精卵から人間の臓器作製、米で研究容認へ
    2016年8月6日18時7分

     【シカゴ=三井誠】米国立衛生研究所(NIH)は4日、動物の受精卵を操作して動物の体内で人間の臓器を作製する研究を認める指針案を発表した。

     NIHは昨年9月、こうした研究への助成を一時的に停止し、倫理問題などの検討を進めてきた。来月4日まで一般から意見を募ったうえで、最終決定する。

     動物の受精卵に人間の細胞を入れて、動物の体内で人間の臓器や組織を作る研究は将来、移植用臓器の確保や作製した臓器を使った毒性試験などに役立つと期待されている。指針案では、NIHに内部委員会を設けて研究の妥当性を審査し、助成を行うかどうかを決めるとしている。

     一方、動物内で人間の精子や卵子を作り出すことや、人間に近い霊長類の受精卵に人間の細胞を入れることは禁止した。

        ◇

     日本は、国の指針で、人間の細胞の入った動物の受精卵を、動物の体内に戻すことを禁じている。しかし、2013年に国の総合科学技術会議(当時)の専門調査会が、動物の体内で移植用臓器などを作るための基礎研究については認める見解をまとめた。これを受けて、文部科学省が指針の見直しを進めている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160806-118-OYT1T50031

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  62. [18歳の1票]先端医療<2予測する>遺伝子が難病救う
    2016年8月13日5時0分

    ◇国内で進むiPS研究

     今は治せない病気やけがも、あらゆる細胞に変化できるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発や、遺伝子を利用する技術の進歩で治療への光が見えてきた。そう遠くない未来に何が待っているのだろう。

    ■新たな計画

     iPS細胞が誕生して10年。開発者でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授らが6月、新たな計画を発表した。

     iPS細胞は、皮膚や血液などの細胞に特定の遺伝子を入れて作る。今回は、他人のiPS細胞から作った網膜の細胞を、目の難病患者に移植する。あらかじめ作って蓄えたiPS細胞を使うことで時間やコストが大幅に削減できそうだ。実用化への大きな一歩になる。

     国内では、iPS細胞を使って様々な病気を治す研究が進む。目の病気以外はまだ動物実験段階だが、数年以内には、重い心臓病のほか、手の震えや歩行障害が起こるパーキンソン病、交通事故などで手足が不自由になる脊髄損傷などの患者を対象に、治療の研究が始まりそうだ。

    ■ES細胞も

     iPS細胞のように、様々な細胞に変化できる万能細胞はほかにもある。ES細胞は受精卵から作るもので、倫理面の問題も指摘されるが、海外ではiPS細胞よりも研究が進んでいる。

     体内に遺伝子そのものを入れる治療も活発になりそうだ。特定の遺伝子に問題がある患者に、正常に働く遺伝子を送り込むものだ。

     2012年、特定の遺伝子が欠けている病気に対する遺伝子治療薬が、西ヨーロッパで初めて承認された。日本でも、血管や目の病気、がん、結核などで遺伝子治療薬の開発が進んでいる。

     先端医療は、治療法がなかったり、臓器移植しか道がなかったりする患者にとって大きな希望だ。一日でも早い実現が期待される一方、安全の確保を前提に慎重に進める必要もある。(今月の担当・中島久美子)

    ◇ゲノム編集に注目

     一人一人異なるゲノム(全遺伝情報)を安い費用で簡単に書き換える、夢のような技術として注目されるのがゲノム編集だ。ゲノムを構成する遺伝子の本体(DNA)を切断する酵素と、切断したい場所を探し当てる分子を組み合わせて使い、狙い通りの場所に遺伝子を組み込める。

     世界的に議論を呼んでいるのがヒトの受精卵への適用。いわば生命の操作で、親から子へ遺伝する重い病気を防げる反面、親の望む外見や能力を持つ「デザイナーベビー」の誕生につながりかねないという問題を抱えている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160812-118-OYTPT50530

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  63. 老化物質、虫歯進行にブレーキ
    大阪大チーム発表
    2016/8/15 17:55

     歯に蓄積した老化関連物質「AGE」の働きで、年を取ると虫歯の進行が遅くなる―。

     こんな研究結果を大阪大の三浦治郎助教(総合歯科学)らのチームが明らかにし、歯学専門誌電子版に15日発表した。虫歯への耐性を強めているとみられ、チームは「加齢と虫歯の関係性の解明や、AGEを利用する治療法開発につながる可能性がある」としている。

     チームによると、AGEはタンパク質の糖化により作られる物質で、多くの種類がある。加齢に伴って体内に蓄積され、老化に関与するほか、糖尿病や腎不全などを悪化させる物質として研究が進んでいる。
    http://this.kiji.is/137842203224262140

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/06/blog-post_26.html?showComment=1471252574424#c7440200852655966819

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  64. 「老化関連物質」とか「老化関連遺伝子」とかって…

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  65. 終戦前後、「子供の頃貧乏だった」男性は長寿
    2016年8月15日19時31分

     終戦前後に子どもだった頃の経済状況が悪かった高齢男性の死亡リスクは、裕福だった人より約3割低いとの研究結果を、東京医科歯科大学の谷友香子研究員(公衆衛生学)らが発表した。

     経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性があるという。

     2010年時点で65歳以上の男性7143人、女性8306人に、15歳の時の経済状況を世間一般から見て裕福なほうから上、中、下のどれにあたるかを尋ね、3年間追跡した。

     年齢や現在の経済状況なども加味して分析したところ、男性では「上」の人の死亡リスクに比べ、「中」は25%、「下」は36%低かった。経済状況が悪いほうが若いうちから働いて活動性が高まり、丈夫になったことも考えられるという。

     女性に死亡リスクの差はみられなかった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160815-118-OYT1T50075

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    1. 終戦前後「子供の頃貧乏」男性 長寿…「裕福」より死亡リスク3割減
      2016年8月15日15時0分

       終戦前後に子どもだった頃の経済状況が悪かった高齢男性の死亡リスクは、裕福だった人より約3割低いとの研究結果を、東京医科歯科大学の谷友香子研究員(公衆衛生学)らが発表した。経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性があるという。

       2010年時点で65歳以上の男性7143人、女性8306人に、15歳の時の経済状況を世間一般から見て裕福なほうから上、中、下のどれにあたるかを尋ね、3年間追跡した。

       年齢や現在の経済状況なども加味して分析したところ、男性では「上」の人の死亡リスクに比べ、「中」は25%、「下」は36%低かった。経済状況が悪いほうが若いうちから働いて活動性が高まり、丈夫になったことも考えられるという。

       女性に死亡リスクの差はみられなかった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160815-118-OYTPT50297

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    2. ○金○ビ医科様研究ごっこ(笑)。

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  66. 子どもの心臓の細胞で再生医療 岡山大などが治験始める
    8月24日 12時01分

    重い心臓病の子どもから、心臓の筋肉の元になる特殊な細胞を取り出して培養し、体に戻して治療しようという再生医療について、岡山大学などの医療チームが健康保険の適用を目指して安全性などを確かめる治験を始めました。

    この再生医療は、岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが研究を進めています。
    全身に血液を送り出す心臓の機能が弱い「機能的単心室症」という難病の子どもが対象で、本人の組織から心臓の筋肉の元になる「幹細胞」を取り出して培養し、再び心臓に戻して治療しようというものです。
    医療チームは、これまでの研究で一定の安全性と効果が確認されたとして、健康保険の適用を目指した最終的な治験を始めました。
    24日、岡山大学病院で生後10か月の女の赤ちゃんの心臓から、わずかな組織を取り出す手術が行われ、今後、1か月ほどをかけて、中に含まれる幹細胞を培養するということです。
    治験は岡山大学のほか、神奈川県と静岡県の病院の3か所で合わせて39人の患者を対象に行われ、安全性と効果が確認されれば、通常1年ほどかかる審査期間が半年程度に短縮される厚生労働省の制度に基づいて審査が行われる見込みです。
    心臓病の子どもを対象にした再生医療が実用化されれば世界で初めてで、医療チームは早ければ2年後の保険適用を目指したいとしています。

    岡山大学病院 王教授「難病で苦しむ子どもに新たな治療法を」

    24日手術を受けたのは、兵庫県西宮市に住む生後10か月の大庭あかりちゃんです。「機能的単心室症」の一種で、全身に血液を送り出す「左心室」が非常に小さい、「左心低形成症候群」と診断されました。
    生まれてまもなく、肺に血液を送る「右心室」の力を借りて全身に血液を送るようにする手術を受けましたが、このまま成長すれば十分な機能を果たせなくなるおそれがあるということです。
    手術を前に母親の大庭まどかさんは「心臓の機能が1%でも改善するならと、わらにもすがる思いで治験に参加しました。今の医療では助からない病気もあるので、同じような難病の子どもたちが助かる道ができればいいと思います」と話していました。

    岡山大学病院の王英正教授は「健康保険が適用されれば、より多くの施設で、より多くの患者に対して、この治療を行うことができる。世界で初めてのこの技術を確立し、難病で苦しむ子どもに新たな治療法を提供したい」と話しています。

    今回の治験とは

    心臓病の子どもを対象にした新しい再生医療は、岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが研究を進めています。対象となるのは、全身に血液を送り出す心臓の機能が弱い、「機能的単心室症」という難病の子どもです。
    はじめに、通常の治療で行われる手術の際、患者本人の心臓からわずかな組織を採ります。そして、中に含まれる心臓の筋肉の元になる「幹細胞」という特殊な細胞を取り出し、名古屋市にあるベンチャー企業の施設で培養して増やします。それを、カテーテルという細い管を使って心臓を取り巻く冠動脈の中に入れ、心臓の機能を高めようというものです。
    この病気の患者には、これまで血液の流れを改善する手術が行われていますが、完全に治すのは難しく、また日本では子どもが心臓移植を受けられる機会が少ないため、新たな治療法として期待されています。
    医療チームはこれまで0歳から5歳までの延べ41人の子どもを対象に臨床研究を行い、幹細胞を体に戻したあと1年が過ぎると、血液を送り出す心臓の機能が平均で7%改善し、目立った副作用は見られなかったということです。
    この研究は、世界に先駆けて新しい医薬品や医療機器の開発を進めるため、厚生労働省が設けた「先駆け審査指定制度」の対象に選ばれ、治験で安全性と効果が確認されれば、その後の国の審査は、通常、1年ほどかかる期間が半年程度に短縮される見込みです。
    心臓病の再生医療は、大阪大学の医療チームが患者本人の足の細胞から作ったシートを移植して機能を回復させる方法が開発され、大人については一部、健康保険が適用されていますが、子どもを対象にした再生医療が実用化されれば、世界で初めてだということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010652081000.html

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    1. 幹細胞使い心臓病治療、岡山大
      子ども対象に治験開始
      2016/8/24 16:24

       重い心臓病の子どもを対象に、心筋になる能力を持つ「幹細胞」を心臓から取り出し、培養後に本人に戻して機能を回復させる再生医療の治験が24日、岡山大病院で始まり、兵庫県西宮市の生後10カ月の女児に手術が実施された。

       保険適用を目指しており、同病院は、心臓病の子どもを対象にした再生医療が実用化されれば世界初と説明している。

       治験の対象は、全身に血液を送り出す心臓の機能が弱い「機能的単心室症」の子どもで、39人に行う計画。1例目となったのは大庭あかりちゃん。
      http://this.kiji.is/141080672295978490

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  67. 生物の大量絶滅に新説「海の酸素不足が一因」
    2016年8月25日10時38分

     東北大は、約2億5200万年前に起きた生物の大量絶滅について、地球規模で土壌が海に流出し、海が酸素不足になったことが一因との新説を発表した。

     生物の種類の約95%がこの時代に死滅しており、史上最大の大量絶滅とされる。これまでは、巨大噴火で二酸化炭素が大量に放出され、地球が温暖化したことが原因とされていた。

     研究チームが日本国内やイタリア、中国で、この時代に海だった場所の岩石を調べたところ、岩石の中に陸上の植物の痕跡が見つかった。

     シベリアで起きた巨大噴火の影響で植物が枯れ、土壌が弱くなって海に流れ込んだとみられる。土壌の栄養分でプランクトンが大量発生し、海の酸素が不足した結果、海洋生物が死滅した可能性があるという。

     東京大の磯崎行雄教授(地球科学)の話「土壌流出とみられる証拠を見つけたのは新たな発見だ。今後は、土壌流出と大量絶滅を明確に関連づける研究を進める必要がある」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160825-118-OYT1T50081

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    1. まことしやかな新説を創作する文学的才能…

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  68. ミトコンドリアで卵子活性化、新治療で2人妊娠
    2016年8月29日21時38分

     細胞内の小器官ミトコンドリアを使い、卵子を活性化させる新たな不妊治療を行い、2人が妊娠したと29日、大阪市の不妊治療施設グループが発表した。

     実施した「HORACグランフロント大阪クリニック」の森本義晴院長によると、女性本人の卵巣から卵子の元の細胞を採取し、ミトコンドリアを抽出。体外受精の際に精子と一緒に卵子に注入した。ミトコンドリアは細胞のエネルギーを生み出すため、卵子が活性化し、妊娠・出産率向上が期待できるという。日本産科婦人科学会は臨床研究での実施を了承した。

     今年2月以降、27~46歳の25人に実施した。うち6人が受精卵を移植し、27歳と33歳の女性が妊娠した。いずれも過去に系列クリニックで1回体外受精を行ったが、妊娠しなかった。1回の治療費は約250万円。

     治療法を開発した米国の会社によると、海外では2015年以降この治療で約30人が誕生している。

     森本院長は「今回の妊娠が、新治療の効果かどうかは分かっていない。今後メカニズムを解明する研究も続け、どんな患者に効果があるかを見極めたい」と話している。

     石井哲也・北海道大教授(生命倫理)の話「ミトコンドリアにはDNAも含まれる。生まれてくる子に予期せぬ遺伝的影響が出る恐れがあることも考えると、治療として提供するのは疑問。基礎的な研究を積み重ねるべきだ」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160829-118-OYT1T50098

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    1. デキタデキタ詐欺に引っかかるふりする怪しげな「生命倫理」屋が何食わぬ顔で立派な評価評論を述べる…

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    2. 卵子の質を改善か 新たな不妊治療法で2人妊娠
      8月30日 5時55分

      不妊に悩む女性を対象に、体外受精の際、本人の細胞の一部を卵子に移植する新しい方法を使って国内で2人が妊娠したと、大阪市にある不妊治療専門のクリニックが発表しました。

      これは、大阪市北区にある不妊治療専門の「HORACグランフロント大阪クリニック」などでつくるグループが発表したものです。
      この新たな方法はアメリカで開発されたもので、加齢などで老化した卵子に体外受精を行う際、本人の卵巣の細胞から取り出したミトコンドリアというエネルギーを作り出すごく小さな器官を移植することで卵子の質が改善し、妊娠しやすくなるとされるものです。
      このグループでは20代から40代の女性25人を対象に臨床研究を始め、これまでに6人の受精卵を子宮に戻した結果、27歳と33歳の女性2人が妊娠に成功したということです。
      日本産科婦人科学会は、この技術について、去年12月、「科学的な効果は十分に検証されておらず、初期の研究や実験段階の治療法だと考えられる」とする見解を示したうえで、臨床研究の実施を承認しています。
      HORACグランフロント大阪クリニックの森本義晴院長は「この治療法がうまくいけば、卵子の状態が悪く、妊娠を望めなかった女性にとって希望になると思う」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160830/k10010658651000.html

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    3. 「不妊治療」という幻惑案件…

      詐欺師みたいのが相当紛れ込んでいるようだ。

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  69. 世界で初めて顔を移植のフランス人女性が死亡
    9月7日 7時28分

    犬にかまれて顔に大けがをして、11年前、世界で初めて顔の一部を移植する手術を受けたフランス人の女性が死亡していたことがわかりました。

    フランスの新聞などが6日伝えたところによりますと、世界で初めて顔の一部の移植手術を受けたフランス人女性のイザベル・ディノワールさんが、ことし4月に死亡していたことがわかりました。49歳でした。
    ディノワールさんは飼い犬に顔をかまれて鼻や口、それにあごの一部を失う大けがをして、通常の外科手術では回復が見込めないと診断されたことから、2005年にフランスの病院で脳死状態になった女性から顔の皮膚や筋肉などの移植を受けました。
    当時、顔面の移植手術は強い拒絶反応が出るため難しいとされていましたが、ディノワールさんの手術が成功して以降、中国やアメリカなどこれまでに世界で30人以上の患者が手術を受けています。
    ディノワールさんは手術後、移植した組織の拒絶反応を抑えるために治療を続けていたということで、フランスの新聞「フィガロ」は、拒絶反応を抑える治療の影響でがんが進行して死亡した可能性があると伝えています。
    また、治療にあたってきた病院は、ディノワールさんが死亡したことについて、遺族の心情に配慮して公表を控えてきたということですが、「フィガロ」が報じたことを受けて発表したということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160907/k10010673251000.html

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    1. 世界初の顔面移植 仏女性死亡 - 2016/9/7
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6213605

      実際にやって有効だったのは、移植オペではなくて、形成(美容整形)オペではなかったか…

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  70. 【遺伝学】体細胞を生殖細胞に近づける手法の開発
    http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1473670445/

    >概要 東北大学加齢医学研究所 医用細胞資源センターの松居靖久(まついやすひさ)教授と、東北大学大学院生の関中保(せきなかたもつ)らの研究グループは、新たな細胞培養手法を開発し、マウス体細胞を生殖細胞に近づけ...

    「東北大学」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%A4%A7%E5%AD%A6

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    1. 東北大学ってもともとからこんなおカルト研究大学だったっけ?

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  71. 毎日8千歩、死亡リスク半分…10年間追跡調査
    2016年9月14日8時6分

     たくさん歩けば、長生きできる――。

     愛媛大(松山市)の山本直史准教授(運動疫学)らの研究チームが、約10年間にわたって高齢の男女を対象に歩数と寿命の関係を追跡調査して分析したところ、こんな傾向が出た。山本准教授が米スポーツ医学会の総会で報告した。

     山本准教授や鹿屋体育大の吉武裕教授(運動生理学)、新潟大の宮崎秀夫教授(予防歯科)らのチームは1999年、当時71歳だった男女419人に歩数計を1週間つけてもらい、1日の平均歩数を計測。歩数によって四つのグループに分け、約10年間追跡調査した。

     この期間に76人が死亡。グループごとに亡くなった人数を確認し、統計学的に解析すると、死亡するリスクは毎日8000歩以上歩くグループが最も低く、最も歩数が少なかった4500歩以下のグループの約半分だった。

     70歳代になると、太ももの筋力は20歳代に比べて半分程度になる。足が不自由になり、日常生活に支障が出ることが多いとされる。たくさん歩けば、足腰が強くなり、健康を維持できることがデータで裏付けられた。

     山本准教授は「習慣的に歩いて、長寿につなげてほしい」と話している。(辻田秀樹)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160913-118-OYT1T50009

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    1. 本当にみな長寿を望んでいるのだろうか…

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    2. たくさん歩けば、あちこち故障も起こる…

      年々、ひざや関節ももろくなる。

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  72. 卵子を経ずマウス誕生 初成功
    2016/9/14(水) 17:20掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6214445

    卵子を経ずに子孫誕生、マウス実験で初めて成功 研究
    AFP=時事 9月14日(水)16時7分配信

    【AFP=時事】われわれは皆、大人になって、ある種の論破できない事実を受け入れるようになる──例えば、水は湿っている、地球は丸い、子どもをつくるには卵子と精子が必要、などだ。

     だが、このほど発表された研究によると、この最後の「事実」は正しくないのかもしれない。英国とドイツの研究チームが13日、卵子ではない細胞の一種と精子を結合させ、新生児マウスを誕生させることに世界で初めて成功したと発表したからだ。

     英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文によると、この魔術のような方法を通じて誕生したマウスは健康で、正常な寿命を持ち、そして従来の方法で子孫をもうけることもできたという。

     論文の主執筆者で、英バース大学(University of Bath)のトニー・ペリー(Tony Perry)氏は「胚発生が起きるように精子を再プログラム化できるのは、卵細胞だけだとこれまで考えられていた」と述べる。そして、「精細胞によって受精した卵細胞しか、哺乳類の生きた子どもの誕生をもたらすことはできないという定説が、初期の発生学者らが1827年頃に哺乳類の卵細胞を初めて観察し、50年後に受精を観察して以来ずっと支持されてきた。しかし、われわれの研究はこの定説に異を唱えるものだ」と続けた。

     細胞には2種類のタイプがある。卵や精子などの「減数分裂する」生殖細胞と、体の組織や臓器の細胞の大半が含まれる「有糸分裂する」細胞だ。

     哺乳類の生殖には、結合して胚を形成するための卵と精子が必要とされている。

     だが、研究チームは今回、マウスの子をつくるのに、減数分裂の卵細胞を用いず、「単為発生胚」と呼ばれる有糸分裂細胞の一種を使用した。

     単為発生胚は、極めて初期段階の単細胞胚で、受精を経ずに形成される。今回の研究では、マウスの卵細胞を化学的に活性化して単為発生胚を作製した。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160914-00000026-jij_afp-sctch

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    1.  研究チームは、この単為発生胚が2つの細胞に分裂する直前に、胚を受精させるための精子の核を胚に注入した。

       こうしてつくられた子マウスの生存率は、通常のマウスの4分の1だった。

      ■生殖に革命?
       研究はまだ初期段階とはいえ、将来的には、他の種類の有糸分裂細胞、例えば皮膚細胞などが、子孫をつくるために使われる可能性があることを、今回の研究は示唆している。

       そうすると、男性の同性愛者、高齢女性、不妊で悩む夫婦などが、両親のDNAを持つ子どもをもうける可能性も開かれてくる。

       ペリー氏は、AFPの取材に「どの有糸分裂細胞でも、同じ方法で精子を再プログラム化できたらと考えてみてほしい。そうなれば、卵細胞は不要になるだろう」と語り、そして「これは、生殖に革命をもたらすかもしれない」と付け加えた。

       だが現在のところ、単為発生胚を作製するには卵細胞を必要とする。哺乳類では、単為生殖は自然に発生することはない。単為発生胚が偶然に形成されたとしても、その成長過程で死んでしまう。

       ペリー氏は、卵細胞から作製する必要のある単為発生胚を、将来的には複製することができるようになるかもしれないとしながら、これは「卵細胞のこの機能が過去のものになる」ことを意味すると続けた。【翻訳編集】 AFPBB News
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160914-00000026-jij_afp-sctch&p=2

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  73. “125歳超えは無理 人間の寿命に限界” 米研究グループ
    10月6日 6時52分

    世界各国で、最も高齢の人たちの寿命は延びが止まっていて、人間が125歳を超えて生きることは将来的にも難しいとする研究結果を、アメリカのグループが発表しました。研究グループは、医療が発達しても人間の寿命には限界があるとしており今後、議論を呼びそうです。

    アメリカのアルベルト・アインシュタイン医科大学のグループは、世界の40の国と地域の、最長でおよそ100年分の人口統計をもとに、年齢層ごとの寿命の延び方を分析しました。

    それによりますと、各国の平均寿命自体は延び続けていますが、一方で、100歳を超えるような最も高齢の年齢層については、1980年代以降寿命は延びなくなったとしています。

    さらに、長寿の人が多い日本やフランスなど4か国で最高齢の人が亡くなった年齢を調べたところ、1970年ごろから90年代前半までは、毎年0.15歳ずつ延び続けましたが、122歳まで生きて歴史上最も長寿と確認されているフランス人のジャンヌ・カルマンさんが亡くなった1997年ごろからは下がる傾向にあるとしています。

    そして、統計的に解析すると将来的に125歳を超える人が出る確率は、1万分の1未満だとしています。
    人間の寿命については、これからも延び続けるという説もありますが、研究グループは、医療が発達しても寿命には限界があるとしており今後、議論を呼びそうです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161006/k10010719721000.html

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  74. 【話題】闇市場で高額売買される人間や動物の生体パーツ15 角膜150万、腎臓2000万、肺3120万、肝臓6千万、心臓9970万
    http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1477467121/

    「臓器移植」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E8%87%93%E5%99%A8%E7%A7%BB%E6%A4%8D

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  75. 肝臓細胞若返り 国立がん研究センター、動物実験で成功
    2016/11/11 23:38 日本経済新聞

     国立がん研究センターの落谷孝広分野長らは11日、肝臓の細胞を若返らせることに動物を使った実験で成功したと発表した。4種類の化合物を使うことで、成熟した肝臓の細胞を肝細胞などの基になる細胞に変化させた。人でも成功すれば、肝臓がんや肝硬変など重い肝臓病の再生医療に道が開ける。

     ラットの肝臓の細胞を使って実験した。化合物で若返らせた細胞を慢性肝炎のマウスに移植した。8週間後に調べると、マウスの肝臓の細胞の大部分がラットの健康な細胞に置き換わり、肝臓の働きが正常に戻った。安全性の面でも問題は起きなかった。「肝臓だけでなく様々な臓器にも応用できる可能性がある」と落谷分野長は話す。

     重い肝臓病の治療は現在、臓器移植しかないとされるが、提供者不足で進んでいない。iPS細胞から肝臓の基になる細胞を作って移植する治療の研究が進んでいるが、うまく再生できていないという。また遺伝子を導入して作るため、移植した細胞ががんになる懸念もある。
    http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG11HAD_R11C16A1CR8000/

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    1. 【医学】肝臓の細胞を若返らせることに動物実験で成功 再生医療やがん治療への応用に期待/国立がん研究センター
      http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1478972017/

      「再生医療」のニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%8C%BB%E7%99%82

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    2. まるごと、詐欺師ペテン師の巣窟と化す…

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  76. 細胞を若返らせ肝臓再生に成功 新たな治療法開発に期待
    11月15日 16時45分

    肝臓の細胞に3種類の特殊な化合物を加えることで細胞を若返らせることにねずみを使った実験で成功したと、国立がん研究センターのグループが発表しました。この細胞を肝臓病のねずみに移植したところ、肝臓の細胞を最大で9割再生させることができたということで、グループは、重い肝硬変などの新たな治療法の開発につなげたいとしています。

    この研究を行ったのは、国立がん研究センターの落谷孝広分野長のグループです。
    グループによりますと、ねずみの肝臓の細胞に3種類の化合物を加えることで、肝細胞のもととなる「肝前駆細胞」に若返らせることに成功したということです。

    さらに、この「肝前駆細胞」を肝臓病のねずみの肝臓に移植したところ、この細胞が増殖して肝臓の細胞に変化し、8週間後には、最大で肝臓の細胞の9割を再生させて肝臓の働きが正常に戻ったということです。

    グループによりますと、重い肝硬変や肝臓がんの患者の中には、肝臓の移植手術で命を救えるケースがありますが、ドナー不足のため国内ではおよそ13%の患者しか移植を受けられていないということです。
    研究を行った落谷分野長は「肝臓移植に代わる新たな治療法となるよう、さらに安全性を確かめる研究などを進めていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161115/k10010769871000.html

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  77. がんの英14歳少女遺体凍結…「将来蘇生を」
    2016年11月19日12時21分

     【ロンドン=角谷志保美】英メディアは18日、英国の裁判所が、将来、蘇生するために自分の遺体を凍結保存する権利を求めた14歳の末期がんの少女の訴えを認めたと報じた。

     少女は判決が出た後の10月に死亡。遺体は希望通り米国に運ばれ、凍結保存されたという。

     英PA通信などによると、少女は病床でインターネットを通じ、米露で行われている遺体の凍結保存について調査。医療技術が進歩し将来、病気の治療が可能になったら生き返りたいと遺体の保存を希望した。

     少女の両親は離婚している。母親は同意したが8年間会っていない父親は反対した。少女は、遺体をどうするか決める権利を母親だけに与えるよう求めて提訴し、裁判所は訴えを認めた。凍結保存に必要な推計3万7000ポンド(約500万円)は母方の祖父母が負担した。

     少女は裁判官への手紙で「私はたった14歳でまだ死にたくはありませんが、死ぬと分かっています。凍結保存は病気が治り目覚める機会を与えてくれます」と訴えた。

     遺体や遺体の頭部の凍結保存は、米国では計300件以上行われているとみられるが、これまで蘇生した例はないという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161119-118-OYT1T50088

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    1. 詐欺にはまってるようなものなんだけどな…

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    2. 「人体冷凍保存 アルコー延命財団」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%86%B7%E5%87%8D%E4%BF%9D%E5%AD%98+%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E5%BB%B6%E5%91%BD%E8%B2%A1%E5%9B%A3

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    3. 「騙された」と訴える当事者がもうこの世にいないのだからどうにもならない…

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  78. ES細胞から精子幹細胞 マウス実験で成功 京大グループ
    12月7日 4時00分

    体のさまざまな組織になるES細胞から精子の元となる「精子幹細胞」を作り出すことに京都大学のグループが世界で初めてマウスを使った実験で成功しました。男性不妊などの原因究明に役立つと期待されます。

    研究を行ったのは京都大学大学院医学研究科の斎藤通紀教授らのグループです。
    これまでマウスのES細胞から精子や卵子の元となる「始原生殖細胞」は作製されていましたが、さらにこの細胞が分化し、直接、精子の元となる「精子幹細胞」を作り出すことはできていませんでした。

    グループではES細胞から作った始原生殖細胞をマウスの精巣の細胞と一緒に、試験管の中で培養したところ3週間ほどで「精子幹細胞」を作り出すことに成功したということです。

    またこの「精子幹細胞」をマウスの精巣に移植したところ、正常な精子が作り出され、卵子に受精させて健康なマウスの赤ちゃんになることも確認できたということです。

    斎藤教授は「精子幹細胞ができるメカニズムがさらにわかれば男性の不妊などの原因究明にも役立てることができる。将来的にはヒトの精子形成の研究に役立てていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010797681000.html

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  79. 岡山大、犬の歯を幹細胞で再生
    天然とほぼ同じ
    2017/3/16 21:19

     犬の幹細胞から作り出した歯のもとになる「歯胚」を、同じ犬の歯が抜けた部分に移植し、天然の歯とほぼ同じものを再生することに成功したと、岡山大と理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)のチームが16日付の英科学誌電子版に発表した。

     マウスでも成功例の報告があるが、岡山大の窪木拓男教授は「実用的な歯の再生治療が可能なことを大きな動物で実証した。人への応用を目指したい」としている。

     チームは生後約1カ月のビーグル犬の小臼歯から歯胚を採取。この歯胚から、幹細胞を含む上皮組織と、幹細胞である間葉細胞を取り出して一緒にし、再生歯胚を作製した。
    https://this.kiji.is/215081735738426868

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    1. >岡山大と理化学研究所多細胞システム形成研究センター…

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  80. さい帯血 無届け移植か…京都府警など捜査 破産バンクから流出
    2017年5月4日5時0分

     経営破綻したさい帯血の民間バンクから流出したさい帯血が、京都や大阪、東京、愛媛などのクリニックで、国に届け出をせず患者らに移植されていた疑いがあるとして、京都、愛媛両府県警などの合同捜査本部が再生医療安全性確保法違反容疑などで捜査していることがわかった。さい帯血は100万円単位で売買され、がん治療や美容名目で使われていたという。捜査本部は安全確保が不十分な移植が違法に繰り返されていたとみて、流出に関わった人物や医師らから事情を聞くなど実態解明を進めている。

    1件100万~200万円で売買

     捜査関係者によると、さい帯血は元々茨城県つくば市の民間バンクが保有。バンクは個人のさい帯血を有料で預かる事業を2002年から始めたが、契約者が増えず経営難に陥り、09年、債権者の企業から裁判所に破産を申し立てられ、破産手続き開始決定を受けた。

     バンクにあった約1500人分のさい帯血のうち約800人分が債権者の企業に移り、この企業の役員がつくば市内に設立したさい帯血販売会社が10年頃から1件100万~200万円で販売を始めたという。

     さい帯血は京都市の医療法人や福岡市の医療関連会社などが購入。このうち医療法人は自ら経営する京都市のクリニックでがん患者や美容目的の人らに300万~400万円で移植したほか、東京や大阪、松山両市のクリニックにも提供し、これらでも移植に使われた。

     さい帯血移植は再生医療の一種。複数の専門医によると、移植相手に適合するか調べた上で、冷凍状態から解凍し、静脈注射の形で行う。

     国は、14年施行の造血幹細胞移植推進法で、特定の病気治療で第三者に移植するさい帯血を保管、提供するには厚生労働大臣の許可が必要と定めた。また、同年施行の再生医療安全性確保法で、美容目的などで移植する場合、同大臣への届け出を義務づけた。いずれも違反者には懲役や罰金などの罰則がある。

     だが、捜査関係者によると、さい帯血販売会社は無許可で取引し、クリニックは無届けで移植を行っていたという。

     捜査本部は昨年11月、さい帯血販売会社や京都市の医療法人などを、先月には東京や大阪、松山両市のクリニックなどを、再生医療安全性確保法違反容疑などで捜索。関係者から任意で事情聴取し、詰めの捜査を進めている。

     ◆さい帯血 へその緒を流れる血液。血をつくる造血幹細胞が含まれ、白血病などの治療に有効とされる。国内には公的バンクと民間バンクがある。公的バンクには善意で提供され、移植を待つ第三者に利用される。民間バンクには個人が自分への移植用に有料で預ける。液体窒素で凍結保存される。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170504-118-OYTPT50054

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  81. 「チョコ若返り」研究を検証
    2017年5月18日15時0分

     内閣府の有識者会議は18日、「チョコレートが脳機能の若返りに効果がある」とする研究プロジェクトについて、裏づけデータが不十分な可能性があるとして、検証作業を開始した。

     問題になったのは内閣府が支援する「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の対象研究の一つ。NTTデータ経営研究所シニアマネージャーの山川義徳氏が統括する脳研究の一環で、製菓会社の明治と共同で行った。

     山川氏と明治は今年1月の中間報告で、「高カカオチョコレートに大脳皮質の量を増やし、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認した」と発表した。

     だが、この研究は比較対象群としてチョコを摂取しない被験者を準備しておらず、科学研究として不十分だった可能性を、一部の研究者が指摘していた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170518-118-OYTPT50368

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    1. 「チョコ若返り効果」研究が不十分?…検証開始
      2017年5月18日16時41分

       内閣府の有識者会議は18日、「チョコレートが脳機能の若返りに効果がある」とする研究プロジェクトについて、裏づけデータが不十分な可能性があるとして、検証作業を開始した。

       問題になったのは内閣府が支援する「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の対象研究の一つ。NTTデータ経営研究所シニアマネージャーの山川義徳氏が統括する脳研究の一環で、製菓会社の明治と共同で行った。

       山川氏と明治は今年1月の中間報告で、「高カカオチョコレートに大脳皮質の量を増やし、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認した」と発表した。

       だが、この研究は比較対象群としてチョコを摂取しない被験者を準備しておらず、科学研究として不十分だった可能性を、一部の研究者が指摘していた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170518-118-OYT1T50088

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    2. 「チョコ若返り」研究に疑義…内閣府会議 検証を開始 報告側は正当性主張
      2017年5月19日5時0分

       チョコレートが脳機能の若返りに効果がある可能性を報告した研究プログラムについて、内閣府の有識者会議による検証作業が18日に始まり、研究統括者が「発表文で行き過ぎた表現があった」としつつも、研究の正当性を主張していることが分かった。この研究については、裏付けデータが不十分のまま成果を発表した可能性があるとの指摘が出ている。

       内閣府によると、同日の非公開会合に研究統括者の山川義徳・NTTデータ経営研究所シニアマネージャーが出席。山川氏は発表文の表現について釈明しつつも、「研究計画は他の研究者の助言も踏まえて作った」と述べ、正当性を主張したという。

       有識者会議は今後、この研究に関与していない専門家に、研究計画に問題がなかったかどうか検証してもらう方針。

       この研究は内閣府が支援する「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」のうち、脳関連研究の一環で、製菓会社・明治と共同で行われた。成人男女30人にカカオの含有量が高いチョコレートを4週間摂取してもらい、摂取前と比較。その結果、明治は今年1月の中間報告で、「高カカオチョコレートに大脳皮質の量を増やし、学習機能を高める(脳の若返り)可能性があることを確認した」と発表した。しかし、チョコを食べない被験者との比較がなく、問題視する声が上がっていた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170518-118-OYTPT50501

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  82. 「チョコ若返り」調査不足 有識者 追加データ求める
    2018年3月8日15時0分

     高カカオチョコレートが脳機能の若返りに効果がある可能性を報告した国の研究プロジェクトについて、内閣府の有識者会議は8日、データが不十分な予備実験の結果だとして、「発表するのは適切でなかった」との検証結果をまとめた。一方、研究の方向性は適当と認め、データを増やすため追試するよう求めた。

     このプロジェクトは、国の大型研究支援事業「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の16プログラムの一つで、脳関連研究の一環として行われた。

     検証では、研究内容について、〈1〉チョコを食べていない被験者との比較がない〈2〉被験者の数が少なく実験期間も短い――などの問題点を指摘。発表にあたり、研究の統括者が内容をしっかり管理するとともに、内閣府のチェック体制も必要だとした。出席した、研究を統括する山川義徳プログラム・マネージャー(PM)は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。共同で行ってきた製菓会社・明治との研究を中止し、改めて被験者を増やすなどして論文にする計画を示した。

     山川氏らは脳の健康度を測る指標の開発に向け、複数の企業と共同で食品などとの関連を調査。明治とともに昨年1月、カカオ含有量が多いチョコには学習機能を高めるなど「脳の若返り」効果がある可能性を発表した。だが、研究手法などについて批判が相次ぎ、同5月から有識者会議で検証していた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180308-118-OYTPT50277

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    1. 「チョコで若返り」調査不足、追加データ求める
      2018年3月8日19時40分

       高カカオチョコレートが脳機能の若返りに効果がある可能性を報告した国の研究プロジェクトについて、内閣府の有識者会議は8日、データが不十分な予備実験の結果だとして、「発表するのは適切でなかった」との検証結果をまとめた。

       一方、研究の方向性は適当と認め、データを増やすため追試するよう求めた。

       このプロジェクトは、国の大型研究支援事業「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の16プログラムの一つで、脳関連研究の一環として行われた。

       検証では、研究内容について、〈1〉チョコを食べていない被験者との比較がない〈2〉被験者の数が少なく実験期間も短い――などの問題点を指摘。発表にあたり、研究の統括者が内容をしっかり管理するとともに、内閣府のチェック体制も必要だとした。

       出席した、研究を統括する山川義徳プログラム・マネージャー(PM)は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。共同で行ってきた製菓会社・明治との研究を中止し、改めて被験者を増やすなどして論文にする計画を示した。

       山川氏らは脳の健康度を測る指標の開発に向け、複数の企業と共同で食品などとの関連を調査。明治とともに昨年1月、カカオ含有量が多いチョコには学習機能を高めるなど「脳の若返り」効果がある可能性を発表した。だが、研究手法などについて批判が相次ぎ、同5月から有識者会議で研究の内容や手法を検証していた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180308-118-OYT1T50057

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    2. 「チョコ 脳 若返り」
      https://www.2nn.jp/search/?q=%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3+%E8%84%B3+%E8%8B%A5%E8%BF%94%E3%82%8A&e=

      ★ニュース速報+ 18/03/08 22:57 34res 30res/h
      【革新的研究ということで支援】製菓大手の明治と共同研究した「チョコで脳若返り」実験やり直し 内閣府
      日本経済新聞 Posted by イレイザー ★ 2NNのURL Twitter

      ★痛いニュース+ 17/05/12 20:21 15res 0.0res/h
      「チョコで脳若返り」裏づけ不十分で発表
      FNN Posted by 朝一から閉店までφ ★ 2NNのURL Twitter

      ★ニュース速報+ 17/05/12 17:28 155res 1.2res/h
      【食】「チョコで脳若返り」 国支援の研究(ImPACT) 裏付け不十分 ImPACTには5年間で計550億円投入 画像あり
      朝日新聞デジタル Posted by ばーど ★ 2NNのURL Twitter

      ★ビジネスニュース+ 17/01/19 21:05 185res 0.5res/h
      【研究】カカオを多く含むチョコを毎日食べると脳の若返り効果-明治が発表
      YOMIURI ONLINE [読売新聞] Posted by 海江田三郎 ★ 2NNのURL Twitter

      ★ニュース速報+ 17/01/18 19:19 311res 4.4res/h
      【研究】カカオの多いチョコレート “脳の若返り”可能性も 画像あり
      Yahoo!ニュース Posted by シャチ ★ 2NNのURL Twitter

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    3. 「チョコ若返り」再研究へ 内閣府研究「データ不足」指摘受け
      2018年3月9日5時0分

       高カカオチョコレートが脳機能の若返りに効果がある可能性を報告した内閣府の研究について、研究統括者の山川義徳プログラム・マネージャーは8日、東京都内で記者会見を開き、研究のやり直しを発表した。データが不十分な予備実験の結果に過ぎず、「発表するのは適切でなかった」とした内閣府の検証結果を踏まえた。製菓大手の明治との共同研究だったが、これを取りやめ、内閣府の主導で論文にするという。

       この研究は、国の大型研究支援事業「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の16課題の一つで、脳関連研究の一環。カカオ含有量の多いチョコの影響を調べ、昨年1月に学習機能を高めるなど「脳の若返り」効果がある可能性を発表した。しかし、内容を巡って批判が相次ぎ、内閣府が検証していた。

       内閣府の有識者会議は同日午前、検証結果を公表。チョコを食べない被験者との比較がなく、被験者数が少ない点などを挙げ、不足データ分の追加試験とチェック体制の構築を求めた。また、企業との研究体制の見直しも検討すべきだと結論づけた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180309-118-OYTPT50014

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