2024年2月20日

読売社説「人の動きが活発化し、感染が一気に拡大した」(2023.6.24)

( 読売社説「感染予防には、日頃の心がけが何より重要だ」 改め)
(読売社説「普段から予防を心がけることが重要である」(2019年1月26日):2023.6.24改題)


2023年12月21日 17時56分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231221/k10014294871000.html

>主に子どもが感染し、発熱などの症状が出る「溶連菌感染症」の一種について東京都は、都内の患者数が基準を上回ったため初めて警報を発表し、今後、さらに流行が拡大する可能性もあるとしてこまめな手洗いなどの感染対策を呼びかけています。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231027/k10014239471000.html
専門家「感染拡大のピークが早めにきたり、例年よりも大きな波になるリスクがある。インフルエンザワクチンを希望する人は早めに接種してほしい」

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子どもというのは、何度も繰り返しいろんなものに罹って(感染して)健康に丈夫に育つものだろうに。その「免疫力低下」説もじつに怪しげな論法だなあ…

2023年6月24日 読売新聞「社説」
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20230623-OYT1T50302/
>ここ3年間は、コロナ対策の感染予防策が、社会全体で徹底されていた。それに伴い、子供がコロナ以外の様々なウイルスにさらされる機会が減り、免疫力が低下したことが急拡大の原因ではないかと専門家は指摘している。

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感染予防は普段の「心がけ」が大事! んなわけあるかバカバカしい… 現実に大事なことは「罹らないこと」ではなくて「罹ったらどうするか」ということ。

インフル大流行 不調を押しての外出は禁物
2019年1月26日 読売新聞「社説」
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190125-OYT1T50093.html

インフルエンザ 自衛策に努めて感染を防ごう
2017年12月28日 読売新聞「社説」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20171227-OYT1T50116.html

>咳やくしゃみの飛沫を吸い込んで感染することが多い。ドアノブなどに付着したウイルスが、手を介して体内に入る場合もある。
>手洗いを励行する。体力を維持するため、睡眠と食事をしっかりと取る。呼吸器官の防御機構を維持する上で、加湿器で湿度を保つのも有効だ。外出時には、出来るだけ人混みを避けたい

言うは易く行うは難し…

(追記 2017/12/29)
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すごいのキタコレ(笑)。

「個人個人がしっかりと感染予防に努めることでインフルエンザの流行は最小限に抑えられ、社会を守ることができるっ!」
(2015.1.25 産経新聞「主張」)
http://www.sankei.com/column/news/150125/clm1501250001-n1.html

まるであの「快物フランチェン」

(追記1/25 2015)
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病気に罹るな、罹ったら病気を人に伝染(うつ)すな、ウイルス感染を広げるな(笑)。

でも本当は、「何より重要」なのは、実際に罹患したらどういう対処をするか、罹患中にやってはいけないことは何かであって、
「病気に罹るな、人にうつすな、ウイルス感染を広げるな」
は、まったくもって机上の空論、病気の現実からは乖離遊離したルーピーな処世法でしかないと思われ…

現実問題、これまでもこれからも、「日頃の心がけ」でどうにかなるものなのかね?ウイルス感染という自然現象

インフル猛威 こまめな手洗いで感染予防
2015年1月19日 読売新聞「社説」
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150118-118-OYT1T50088
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150118-OYT1T50088.html

>インフルエンザが猛威を振るっている。
予防を徹底したい。
感染予防には、日頃の心がけが何より重要だ。
予防接種は重症化を防ぎ、効果が半年程度続くが、感染や発症を完全に抑えることはできない。過信は禁物である。
>A香港型(H3N2型)では、抗インフルエンザ薬が効かない耐性ウイルスは、今のところ見つかっていない。
>H3N2型は、細菌感染による肺炎を併発するリスクが比較的高い。
肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンが有効とされる。
政府は、65歳以上を対象に、昨年から接種費用の一部を助成している。
来訪者や職員からの感染が考えられる。施設側には、流行期に見舞客を制限するといった対応が求められるだろう。
>大人の場合、発症から5日間程度はウイルスを排出しているため、外出を控える必要がある。
>仕事があるからといって、無理に出勤してはいけない。感染を広げてしまう恐れがある。


「無理に出勤してはいけない」(笑)。本当に発症したら40℃くらいの発熱で出勤どころの話じゃないよ…

しかも「外出を控えろ」とな、病院にかかるためには「外出」しなきゃいけないだろに…

そういえば「出勤」「勤務」ネタで、なにやら胡散臭い「こじつけ論法」つかってるのは…(笑)。


北村邦夫・日本家族計画協会理事長「勤務時間が長いとセックスレスが増えるというデータもあり、社会全体としてワークライフバランスなどに配慮する必要がある」




(書きかけ)




「感染拡大防止」「ウイルス封じ込め」総力戦(笑)。

もうこれは、おカルトな聖戦(ジハード)そのものである…

主導するのはたぶん、パンデミック真理教団「新世界秩序」ネットワーク(笑)。




(2015年1月20日)(追記1/26 2019)

135 件のコメント:

  1. 【社説】インフル猛威 こまめな手洗いで感染予防を
    2015年1月19日1時24分 読売新聞

     インフルエンザが猛威を振るっている。

     今月5~11日の患者数は、1医療機関当たりの平均で33・28人に上り、警報レベルの30人を超えた。昨季より3週間早い。

     流行はさらに拡大し、患者数が例年より多くなる可能性がある。予防を徹底したい。

     インフルエンザは、咳せきやくしゃみなどの飛沫ひまつを介して感染する。喉や肺でウイルスが増え、2日程度の潜伏期間の後に発症する。一般の風邪と異なり、急に38度以上の高熱を発し、頭痛、全身の筋肉痛といった症状が表れる。

     感染予防には、日頃の心がけが何より重要だ。

     人混みを避け、こまめに手を洗う。睡眠や食事に気を付けて、抵抗力を高める。加湿器も、気道の粘膜の湿気を保ち、防御機能を維持するのに役立つ。

     予防接種は重症化を防ぎ、効果が半年程度続くが、感染や発症を完全に抑えることはできない。過信は禁物である。

     今季検出されたウイルスのほとんどが、A香港型(H3N2型)だ。この型では、抗インフルエンザ薬が効かない耐性ウイルスは、今のところ見つかっていない。

     悪寒などの症状が出たら、早めの受診が望ましい。薬を服用し、休養に努めれば、多くの場合、数日で回復する。

     特に用心せねばならないのは、高齢者や持病のある人だ。H3N2型は、細菌感染による肺炎を併発するリスクが比較的高い。子どもの脳症にも要注意である。

     呼吸が苦しそうになったり、痙攣けいれんが起きたりしたら、すぐに病院に連れて行くことが大切だ。

     肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンが有効とされる。政府は、65歳以上を対象に、昨年から接種費用の一部を助成している。インフルエンザが引き金となった死亡例の多くは、肺炎を併発しているだけに、高齢者の接種を促したい。

     今季も介護施設などで集団感染が発生し、高齢者が死亡している。来訪者や職員からの感染が考えられる。施設側には、流行期に見舞客を制限するといった対応が求められるだろう。

     年明けから、働き盛りの20~40歳代の患者の増加が目立つ。大人の場合、発症から5日間程度はウイルスを排出しているため、外出を控える必要がある。

     仕事があるからといって、無理に出勤してはいけない。感染を広げてしまう恐れがある。

     患者が十分に休むためには、職場の理解が欠かせない。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150118-118-OYT1T50088
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150118-OYT1T50088.html

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  2. >私はWHOにいささか呆れている。

    >予防注射を受けに病院に行ったが、許して貰えなかった。私は何カ所かの病院に行き、そもそもそれほどの副作用と言えるだろうかとお医者さんに詰め寄ったが、どなたもNOだった。でも、これだけ高齢だし、予防注射をしてほしいと繰り返したが、注射の副作用の方が怖い、二度目は大事(おおごと)になると言われ、それほど怖いなら仕事をやめるしかないですね、とまで言われた。

    >インフルエンザは、今後も続々と新種がでてくるだろう。それのすべてに対して、人類は、こういう態度、一切感染があってはならないという立場で臨むのかということである。
    >新種のインフルエンザウイルスは、次々と生まれてくるだろうと私が予測するのは、発見の技術が進歩してきたからである。
    >そういう場合に最も重要なのは、そのウイルスがもたらす病気の深刻度(重症か軽症か)によって、対策を分けるということではないか。今のように、感染自体が大問題みたいな考え方でいると、費用はいくらあっても足りない。
    >片方で、“風邪”を撲滅するために膨大な資金を投入し、他方で、飢餓で多くの人が死んでいる状況を考えると、やはりバランスが必要である。
    >また、より根源的な問として、ウイルスの発生という自然現象に対し、何が何でも封じ込めるという思想自体がおかしいのではないかとも思う。

    >出張を禁止したり、集会を禁止したりするのは、特に感染が広がっている地域や集団以外では、無意味な措置だと考える。
    http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak471_475.html

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    1. 中西準子
      「より根源的な問として、ウイルスの発生という自然現象に対し、何が何でも封じ込めるという思想自体がおかしいのではないか」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%8F%BE%E8%B1%A1+%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E6%BA%96%E5%AD%90

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  3. 【主張】インフルエンザ ひとりの注意が社会守る
    2015.1.25 05:00 産経ニュース

     インフルエンザの流行が例年より早く「警報レベル」を超え、ピークを迎えている。大陸から寒気が流れ込み、寒さも厳しい。手洗いやうがいを励行し十分な睡眠と栄養補給、適度な運動など健康管理を徹底したい。

     ワクチンの接種も忘れてはならない。たとえ接種後に発症しても重症化を防ぐ効果がある。

     こうした一人一人の予防が大流行を抑え、高齢者や幼児ら健康弱者の命を守ると同時に社会機能のまひを防ぐことができる。このことを強く自覚してほしい。

     例年、年明けに学校で流行し、家庭、職場へと感染が急拡大していく。国立感染症研究所によると今年は1月5~11日までの1週間で全国平均の1医療機関あたりの患者数が大流行の疑われる警報レベル(30人)を超え、翌週には37・0人を記録した。厚生労働省が警戒を呼びかけている。

     38度以上の高熱を出し、のどの痛みや頭痛、筋肉痛などの症状が続く。感染者のせきでウイルスを含んだ唾液や鼻水が飛び散って感染する。感染者が使ったタオルや電車のつり革を介して接触感染することも多い。

     近年はタミフルなど抗インフルエンザウイルス薬がいくつか開発され、治療に大きな効果を上げている。しかし使い過ぎると、薬の効かない耐性ウイルスが生まれる。医療機関はその点に注意して薬を処方すべきだ。

     過去には大流行で2千人近い高齢者が命を落としたり、子供が脳症で亡くなったりするケースもあった。高血圧、高血糖、心臓病といった持病を持つ人もその持病を悪化しやすい。今シーズンも命を落とした患者が出ている。インフルエンザはいわゆるかぜとはまったく違う。決して侮ってはならない感染症だ。

     とくに感染が広まりやすい高齢者施設や病院での感染には注意したい。運輸、電気、ガス、通信設備などのインフラを担う人々が次々と倒れたりすれば、国民の生活はたちまち混乱してしまう。

     運悪く罹患(りかん)した場合は、人にうつさないように気を付けなければならない。学校や会社は必ず休むことだ。そのためには組織として普段から休みを取りやすい態勢や環境を整えておくべきだ。

     個人個人がしっかりと予防に努めることで流行は最小限に抑えられ、社会を守ることができる。
    http://www.sankei.com/column/news/150125/clm1501250001-n1.html

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  4. >本当に大丈夫だろうか。何らかの全体主義がわれわれを再び襲い、圧倒することを予感させる兆しはないか。確かに今日の問題は20年代や30年代の問題とは大きく異なる。現実の世界も大きく異なる。

    >しかし、今日の状況に対するわれわれの反応は、ヨーロッパをファシズム全体主義と大戦に放り込むことになった「大衆の絶望」に不吉なほど似ている。

    (ドラッカー 『「経済人」の終わり』 1969年版へのまえがき)
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_15.html
    http://koibito2.blogspot.jp/2014/05/501-2014513.html

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  5. 岩田健太郎
    ‏@georgebest1969

    またこういうデマを、、、【医療利権】世界保健機関(WHO)、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論!接種しても感染多数!ワクチンで病院は巨額の利益! http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5289.html …
    https://twitter.com/georgebest1969/status/559510355479494657

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    1. 専門家(しかも某大学教授さま)たるもの、ネットに流れる「デマ」をまともに相手しちゃいかんと思われ…(笑)。

      案の定…

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    2. メッキがはがれる…自乗自爆(笑)。

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    3. 「インフルエンザワクチンは、感染を防護します(キリッ」
      https://twitter.com/georgebest1969/status/559520339550433281

      やっちまった…

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    4. >エイズや結核など感染症の医者ですが、何でも屋さんもときにやってます。神戸大都市安全研究センターでリスコミとかも。ビジネスコーチ、FP、ワインエキスパートでもあります。ダイハードManUファン
      https://twitter.com/georgebest1969

      Vaccine Effectiveness - How Well Does the Flu Vaccine Work?
      http://www.cdc.gov/flu/about/qa/vaccineeffect.htm
      https://twitter.com/georgebest1969/status/559533192386863106

      CDCねえ…

      日本の国立感染症研究所みたいな機関だろ…「大本営発表」まみれじゃん…

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    5. 布教ミッションに従事するエージェント(代理店主任職員)にされちゃってるな…

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  6. 考えるな、感じろ。

    「インフルエンザワクチン」は「打つ」実践と「効く」という認識の先に絶対的真理が存在するのだ。

    そう、考えるのでなく感じるのだ(笑)。

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  7. 病院でインフルエンザ集団感染 4人死亡
    1月27日 19時04分

    秋田県鹿角市にある病院で入院患者と職員合わせて59人がインフルエンザに集団感染し、このうち80代から90代の入院患者4人が死亡しました。

    この病院は鹿角市の大湯リハビリ温泉病院で、病院によりますと高熱などの症状を訴えた入院患者37人と職員22人が今月6日から27日までに相次いでインフルエンザと診断されました。
    このうち、今月18日から26日にかけて80代の女性1人と90代男性1人、それに90代の女性2人の合わせて4人が肺炎で亡くなったということです。
    また、入院患者など20人に今もインフルエンザの症状があるということですが、病院によりますと、感染の拡大は収まりつつあるということです。
    病院側は入院患者ら8人の感染が分かった今月14日に感染者が多い病棟の出入りを禁止する措置を取りましたが、保健所に報告したのはさらに12人の感染が分かった翌日の15日でした。
    また、症状が出ていない入院患者への予防薬の投与を始めたのは保健所の指導を受けた18日からでした。
    大湯リハビリ温泉病院の小笠原真澄院長は、「結果として感染の拡大に気付くのが遅れ、初動が甘かったと反省している。職員にも予防接種をしていなかった者がいるのは問題だった」と陳謝しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150127/k10015010101000.html

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    1. >80代から90代の入院患者4人が死亡

      別にインフルエンザじゃなくても、いつ亡くなってもおかしくない人たち…

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  8. インフル患者数 3週連続200万人前後に
    1月30日 12時34分

    ことしのインフルエンザの流行は、3週間連続で全国の推計患者数が200万人前後になるという例年にない状態が続いていて、国立感染症研究所は手洗いやせきエチケットなどの徹底を呼びかけています。

    国立感染症研究所によりますと、今月25日までの1週間に全国5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者数は推計で192万人と、3週間連続で200万人前後の状態が続いていることが分かりました。
    専門家は、200万人前後は流行のピーク時の人数で、一度、この人数に達すると流行はその後、収まっていくことが多いが、ことしはピークの状態が長く続く例年にない状態だとしています。
    また、都道府県別の流行状況を1医療機関当たりの患者数でみますと、最も多いのが宮崎県で86.05人、次いで鹿児島県が78.59人、山口県が75.12人、熊本県が71.68人など西日本で患者が多い状態が続いていて、前の週いったん減少に転じていた東京都や神奈川県なども含め、全国31の都道府県で患者が増加しました。
    一方、ウイルスのタイプは、高齢者が重症化しやすいとされるA香港型が引き続き9割以上を占めていて、高齢者施設や病院などでの集団感染もこれまでに少なくとも29件発生し、47人が死亡しています。
    国立感染症研究所の砂川富正室長は「今シーズンは流行の規模が非常に大きくなり、高齢者を中心に大きな被害をもたらしている。今後は例年この時期から出てくるB型の広がり具合にも注意が必要だ。帰宅後の手洗いやせきエチケットの徹底のほか、高齢者や持病のある人は今の時期、外出を控えるなど対策を徹底してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/k10015084811000.html

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    1. 砂川富正・国立感染症研究所室長
      「今シーズンは流行の規模が非常に大きくなり、高齢者を中心に大きな被害をもたらしている。今後は例年この時期から出てくるB型の広がり具合にも注意が必要だ。帰宅後の手洗いやせきエチケットの徹底のほか、高齢者や持病のある人は今の時期、外出を控えるなど対策を徹底してほしい」

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  9. インフルエンザ「予防投与」基準所持は4割
    4月16日 4時13分

    インフルエンザの院内感染を防ぐには、タミフルなどの抗ウイルス薬を事前に入院患者に投与する「予防投与」が有効ですが、いつどの範囲で投与するのか、具体的な基準を持っているのは、全国およそ800の病院の40%にとどまることが厚生労働省の研究班が調査で分かりました。

    厚生労働省の研究班で岐阜大学附属病院の村上啓雄教授らのグループは、感染症対策の診療報酬が支払われている全国の病院を対象にアンケート調査を行い、788の病院から回答を得ました。
    その結果、病院内でインフルエンザの患者が出た場合、感染拡大を防ぐ「予防投与」をいつ、どの範囲の入院患者に行うのか具体的な基準があると答えた病院は、全体の40%にとどまっていました。
    また、医師や看護師などは、発熱やせきなどインフルエンザとみられる症状が出ても勤務を続けることがあると答えた病院も47%ありました。
    村上教授は「インフルエンザにかかると命が危ない患者がいる病院内だからこそ、対策を徹底する必要がある。予防投与の基準をあらかじめ作成することや、職員の感染に備えた勤務パターンを組むなどの対策を進めることが重要だ」と指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150416/k10010049941000.html

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  10. 歯周病菌 インフルエンザの感染助長か
    7月5日 5時33分

    歯周病の原因となる口の中の細菌が、インフルエンザウイルスの感染を助長し、患者の症状を悪化させる可能性があるとする研究報告を日本大学の研究グループが発表しました。

    この研究を行ったのは、日本大学歯学部の落合邦康教授らのグループです。
    インフルエンザウイルスは特定の酵素の助けを借りてヒトの細胞に入り込み、内部で増殖することによって感染を広げます。
    グループでは、口の中にある歯周病菌がこの過程に関わっているのではないかとみて詳しく調べたところ、インフルエンザウイルスに、歯周病菌の一種「ジンジバリス菌」が出す酵素を加えると、ウイルスが細胞に感染しやすくなるのを確認したということです。グループでは、口の中で歯周病菌が増えるとウイルスの細胞への感染を助長し、インフルエンザを悪化させる可能性があるとしています。
    落合教授は、「歯周病や虫歯は命には関わらないと軽視されがちだが、習慣的な口腔(こうくう)ケアを高齢者施設などで行うことでインフルエンザウイルスの感染を抑えられる。健康で長生きするには口腔ケアが重要だ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150705/k10010139091000.html

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    1. >インフルエンザウイルスに、歯周病菌の一種「ジンジバリス菌」が出す酵素を加えると、ウイルスが細胞に感染しやすくなるのを確認

      >口の中で歯周病菌が増えるとウイルスの細胞への感染を助長し、インフルエンザを悪化させる可能性

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    2. この人たちの頭の中からは、とりあえず、「免疫」(機構あるいは機能)の考え方をすっぽり抜かして、考えをすすめているのだろう…

      そうしなきゃこんな結果を公表できるわけないよね(笑)。

      「部分最適」解の追求…

      全体では間違っていることも、局所では正解…

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    3. 「正しい」「確からしい」も見る観点を変えると違ったものになる…

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    4. 寿命延ばす口腔保健、東京で400人集めシンポ
      2015年7月4日19時47分

       「第21回口腔(こうくう)保健シンポジウム」(日本歯科医師会主催、厚生労働省、8020推進財団、日本歯科医学会、読売新聞社など後援、サンスター協賛)が4日、東京・大手町のよみうり大手町ホールで400人を集めて開かれた。

       「健康寿命を延ばす口腔保健~かかりつけ歯科医がささえる健康生活」をテーマに、首都大学東京の星旦二名誉教授、大阪大学大学院の天野敦雄教授が講演。元テレビキャスターの吉川美代子さんを交えてのパネルディスカッションなどが行われた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150704-118-OYT1T50104

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    5. 新規の歯医者さんのお仕事を創り出すためのスキームとミッション…

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    6. これ以上寿命をのばしたら、みんな100歳まで生きなきゃいけなくなるなあ…

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  11. リンゴ病の流行拡大 妊婦は特に注意を
    7月7日 16時31分

    かぜのような症状のあと、ほおなどに赤い発疹が出る「伝染性紅斑」いわゆるリンゴ病が全国的に流行していて、国立感染症研究所は手洗いの徹底など注意を呼びかけています。

    「伝染性紅斑」いわゆるリンゴ病は、子どもを中心に流行するウイルス性の感染症で、かぜのような症状のあと、ほおに真っ赤なリンゴのような発疹が出るのが特徴ですが、大人が感染すると関節痛などの症状も出て、特に妊婦では流産や胎児の異常の原因になることがあります。
    国立感染症研究所によりますと、ことし全国およそ3000の小児科の医療機関から報告されたリンゴ病の患者は先月28日までに4万4728人に上り、過去10年で3番目に多くなっています。
    都道府県別に1医療機関当たりの患者数を直近の1週間でみますと滋賀県で2.91人、長野県で2.54人、埼玉県で2.53人、福島県で2.41人、大分県で2.03人などとなっていて、当初、関東が中心だった流行が全国的に広がってきているということです。
    国立感染症研究所の砂川富正室長は「4年前に次ぐ大きな流行になりつつある。患者が、周りにウイルスを広げる時期はほおが赤くなってリンゴ病だと分かる前なので、予防には日頃から手洗いを徹底することが大事だ。特に妊娠中の女性はリンゴ病の患者が出た保育園や幼稚園に出入りするのを極力避けるなど気をつけてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010142171000.html

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  12. ウイルス遺伝情報壊す酵素開発

    ウイルスの遺伝情報を壊すことができる酵素を作り出したと岡山大学大学院の研究グループが発表し、今後、この酵素を使ってエイズウイルスなどさまざまなウイルスの感染予防や病気の治療につなげたいとしています。
    これは岡山大学大学院の世良貴史教授が記者会見を開いて発表しました。
    それによりますと、体内に侵入したウイルスは自身の遺伝情報であるRNAをコピーしながら増やすことでさまざまな病気を発症させるということですが世良教授らの研究グループはこの遺伝情報にくっつき壊す酵素を開発したということです。
    酵素は「人工RNA切断酵素」と名付けられ遺伝情報を壊す酵素と世良教授らが開発した遺伝情報にくっつくたんぱく質を組み合わせています。
    実験ではこの酵素でインフルエンザウイルスの遺伝情報を5分ほどで完全に壊すことができたいうことで遺伝情報を壊せばウイルスは体内で増えることができず病気も発症させないとしています。
    世良教授はウイルスごとに遺伝情報にくっつくたんぱく質を変えることでほかのウイルスへも応用が可能だとしていてエイズウイルスやエボラウイルスなどさまざまなウイルスの感染予防や病気の治療につなげたいとしています。
    世良教授は「ウイルスによる世界的な流行がいつ起こるかわからない中で病気を防ぐ技術として実用化を目指していきたい」と話しています。

    10月28日 19時10分 NHK岡山放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023901591.html

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    1. 【命名】ウイルス遺伝情報壊す酵素開発 名付けて「人工RNA切断酵素」 実験ではインフルエンザウイルスの遺伝情報を5分程で完全に壊す
      http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1477673357/

      「岡山大学」のニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6

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    2. ウイルスの遺伝情報を切断し、増殖を防ぐ革新的技術を開発 “人工のハサミ”でインフルエンザウイルスを5分で切断 - 岡山大学
      http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id422.html

      「岡山大 人工RNA切断酵素」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B2%A1%E5%B1%B1%E5%A4%A7+%E4%BA%BA%E5%B7%A5RNA%E5%88%87%E6%96%AD%E9%85%B5%E7%B4%A0

      削除
    3. 《岡山大学大学院自然科学研究科(工)生体機能分子設計学研究室の世良貴史教授、森友明助教(特別契約職員)らの研究グループは、標的ウイルスの遺伝情報である「ゲノムRNA」を短時間で切ることのできる“人工のハサミ”『人工RNA切断酵素』の開発に世界で初めて成功しました。この“ハサミ”は、標的ウイルスの遺伝情報であるRNAに特異的に結合するようにデザインされたタンパク質で、ウイルスのRNAを消化する酵素を融合させた人工タンパク質です。本研究成果は9月28日、バイオテクノロジーの総合科学雑誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」のオンライン版に公開されました。
       本研究では、デザインした人工RNA切断酵素を用いて、ヒトや鳥に感染して問題となっているインフルエンザウイルスのRNAを5分以内に切断できることを確認。この手法は、ゲノムがRNAからなるすべてのウイルスに適応可能であり、インフルエンザウイルスだけでなく、エイズウイルス(HIV)やエボラウイルスなど、RNAウイルス感染によって引き起こされるさまざまな疾患の予防や創薬への応用が期待されます。また、本技術は、動物だけではなく、植物に感染するあらゆるRNAウイルスにも応用が可能であり、私たちの生活に大きく役立つ革新的技術といえます。》

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  13. 社説
    ノロウイルス 手洗いが感染防止の基本だ
    2016年12月26日6時3分

     ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が流行している。こまめな手洗いで、感染を防ぎたい。

     全国約3000か所の小児科からの患者報告数は、11日までの1週間で、1か所あたり19・45人だった。昨年同時期の2倍以上で、大流行した2012年に並ぶ勢いだ。

     都道府県別では、山形県が45・37人で、最も多い。宮城、埼玉、三重など13都県で、報告数が20人超の「警報レベル」に達した。

     保育園や幼稚園、小学校での集団感染が目立つ。茨城県では今月中旬までに、13の小学校や保育園で約700人の児童や職員らが嘔吐おうとや下痢などの症状を訴えた。

     飲食店やホテルなどでの食中毒発生も相次ぐ。手で丸めた餅を食べることで、感染する恐れがあるとして、餅つき大会を中止する動きも広がっている。

     今の時期に流行する感染性胃腸炎の原因のうち、最も多いのがノロウイルスだ。感染すると、1~2日後に下痢や嘔吐、激しい腹痛などの症状が表れる。

     大人なら数日で回復するが、抵抗力が弱い乳幼児やお年寄りの場合、脱水症状を起こして重症化しやすい。吐いたものをのどに詰まらせて、死亡したケースもある。周囲の目配りが欠かせない。

     感染力は非常に強い。少量のウイルスでも、口から入って腸内で大量に増殖する。

     予防の基本は、石鹸せっけんでの入念な手洗いだ。トイレの後や食事前には、特に徹底せねばならない。

     食べ物では、カキなど二枚貝に蓄積されやすい。生ものを出来るだけ避け、85度より高温で、90秒以上加熱することが大切だ。

     ウイルスは、患者の嘔吐物や排せつ物に大量に含まれる。

     家族が発症したら、使い捨てのマスク、手袋、エプロンを着け、塩素系漂白剤で慎重に処理する。ドアのノブなど、触れた可能性のあるところをしっかりと拭くのも、重要なポイントだ。

     厄介なのは、ウイルスの型が約30種類もあることだ。一度かかって免疫ができても、違う型に感染すると機能しない場合もある。

     同じ型であっても、遺伝子の一部は常に変化するため、免疫をすり抜けやすい。今季流行しているのは、数年前まで見られたタイプの変異型だという。

     発症しない感染者もいる。気付かないまま、家庭や職場などで感染を広げてしまう恐れがある。

     冬休みが始まり、子供が自宅で過ごす時間が多くなる。家庭での衛生教育を心がけたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161225-118-OYT1T50096

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/05/blog-post_7.html?showComment=1482735596021#c3172406694909821575

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  14. >記者も、時に考えねばなるまい。分かったつもりで書いた記事を、取材相手はどう受けとめたのだろうかと。
    https://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_28.html?showComment=1482558253060#c3705474662135570137

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  15. インフルエンザで101人欠席 埼玉県立松山高校
    4月18日 17時25分

    埼玉県東松山市の高校で生徒100人余りがインフルエンザと診断されて学校を欠席し、18日から4日間学校閉鎖となりました。埼玉県は例年よりも患者数が多い状態にあるとして注意を呼びかけています。

    埼玉県東松山市にある県立松山高校によりますと、全校生徒966人のうち、101人が発熱やのどの痛みなどを訴え、医療機関でインフルエンザと診断されて18日、学校を欠席しました。このため、学校は午後の授業を取りやめて感染拡大を防ぐために18日から4日間、学校閉鎖の措置を取りました。

    埼玉県感染症情報センターによりますと、今月9日までの1週間に県内で報告された患者数は、1医療機関当たり5.92人で、この5年間で最も多くなっているということです。

    埼玉県保健医療政策課では、「例年よりもインフルエンザの患者が多く、しばらくは注意が必要だ。外出後の手洗いやうがいを徹底し予防に努めてほしい」と呼びかけています。

    専門家「新学期は特に注意を」

    インフルエンザに詳しい東北大学の押谷仁教授は「インフルエンザは、A型を中心とした全体の流行はすでにピークをすぎたが、B型の流行が今も続いている。新学期は人の交流も増えるので、感染が拡大する可能性もあり、特に注意が必要だ。こまめに手洗いをしたり、発症した場合は外に出ないなど対策を徹底してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170418/k10010952911000.html

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    1. インフルエンザに詳しい東北大学の押谷仁教授
      「インフルエンザは、A型を中心とした全体の流行はすでにピークをすぎたが、B型の流行が今も続いている。新学期は人の交流も増えるので、感染が拡大する可能性もあり、特に注意が必要だ。こまめに手洗いをしたり、発症した場合は外に出ないなど対策を徹底してほしい」

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    2. 押谷仁・東北大学教授
      「新学期は人の交流も増えるので、こまめに手洗いをしたり、発症した場合は外に出ないなどインフルエンザ対策を徹底してほしい」

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    3. ラベル 押谷仁
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%8A%BC%E8%B0%B7%E4%BB%81

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  16. たぶん、感染防止のための「日頃の心がけ」があまりよくなかったのだろう…(笑)。

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  17. インフルで使う薬の効果は? ウイルス増殖を止める
    2017年10月25日15時0分

     Q 風邪で熱が出てつらいよ。今年はインフルエンザにはかかりたくないから治ったら予防接種を受けようかな。

     ヨミドック 予防接種で完全に防ぐことはできませんが。

     Q ええーそうなの。

     ヨ ワクチンによる予防効果は40~60%程度です。ただ接種で免疫がよく働くようになり、軽く済むことが期待できます。子どもや高齢者は、重症化を防ぐためにも予防接種は大切です。

     Q 予防接種の注射は何回受けるの。

     ヨ 大人に比べ、免疫がつきにくいとみられる13歳未満の子どもは、2回受けることになっています。13歳以上は通常1回です。

     Q インフルエンザになっても効く薬はあるの。

     ヨ 治療薬は主に4種類あります。これらはウイルスを殺すのではなく、増殖を止めるよう働きます。ウイルス増殖は発症から約48時間でピークになります。その後は免疫力でほとんどが自然に治ります。だから受診が遅れ、薬の使用が48時間以降になると十分な効果は期待できません。

     Q でも早く治りたい。

     ヨ 48時間以内に薬を使ったとしても、つらい症状を短くできるのは1日程度です。

     Q たった1日程度なの?

     ヨ そのため、薬を使うかどうかについては、医師の間で意見が分かれています。薬との関係は明らかではありませんが、使用後に転落事故が起きたことも関係していると思います。けいれんや意識障害が出る「インフルエンザ脳症」は子どもを中心に年100~200人程度発症しますが、薬により脳症を防げるかどうかは確認されていません。

     Q 薬より予防が大切なんだね。

     ヨ 高齢者は、インフルエンザが引き金になり、細菌感染による肺炎を悪化させて亡くなる人もいます。抗生物質はインフルエンザ自体に効きませんが、たんが多いなど肺炎を合併しそうな場合には、抗生物質を使うと肺炎のリスクを下げられる場合があります。肺炎を予防する「肺炎球菌ワクチン」を接種しておくことも大切です。

    (石塚人生/取材協力=中野貴司・川崎医科大学小児科学教授、迎寛むかえひろし・長崎大学呼吸器内科教授)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171025-118-OYTPT50211

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  18. [探る]マスク ウイルス感染対策に効果
    2017年12月7日5時0分

     ◇飛沫の侵入 細かい目で防ぐ

     風邪やインフルエンザが流行する冬場に、予防のためマスクを着用する人も多いだろう。どのような仕組みで感染を防ぐのだろうか。

     インフルエンザや多くの風邪は、ウイルスが原因だ。近畿大医学部教授の吉田耕一郎さん(感染症)は「ウイルスの感染経路は三つある」と説明する。空気中にある、ウイルスそのものを吸い込む「空気感染」、ウイルスの付いた手で口や鼻を触ることによる「接触感染」、ウイルスを含んだしぶき(飛沫ひまつ)を吸い込む「飛沫感染」だ。

     飛沫は、もともと喉や鼻の粘膜にあったウイルスが水分にくるまれ、くしゃみやせき、会話などで口から出たものだ。大きさは5マイクロ・メートル(1000分の5ミリ)以上とされ、1~2メートルほど飛散する。インフルエンザは、これを吸い込んで感染するケースが多い。

     「マスクは飛沫の侵入を防ぐ点で一定の効果がある」と吉田さん。最近のマスクは、不織布ふしょくふを使ったタイプが増えている。繊維を熱や圧力で結合させるなどしているため、目が細かく、5マイクロ・メートル以上の粒子は通過できないという。

     ウイルスそのものの大きさは0・1マイクロ・メートルほど。マスクの目を通り抜けられる大きさだが、吉田さんは「インフルエンザや風邪などは、飛沫によって広がることが多い。空気感染は、はしかや水ぼうそうなどに限られる」と指摘する。マスクをすることで、ウイルスなどが付着した手で口や鼻を直接触る機会が減り、接触感染の防止にもつながる。

     さらに「感染症予防にはマスクだけでなく、外出先から帰宅した際の手洗いも重要。体調が悪い人は必ずマスクをして、飛沫を周囲に広げないようにすることも大切です」と呼びかけている。

         ◆

     ◇適切サイズ 指で調べる/使ったら毎日取り換えよう


     マスクは適切なサイズのものを正しく装着しないと、十分な効果が得られない。

     日本衛生材料工業連合会(東京)専務理事の高橋紳哉さんは「大きすぎると隙間ができ、飛沫が侵入する。小さすぎると鼻や口をきちんと覆うことができない」と話す。

     適切なマスクの調べ方を教えてもらった。手の親指と人さし指でL字を作る。親指の先をマスクのゴムひもがかかる耳の付け根に、人さし指の先を鼻の付け根から1センチほど下に当て、両指の間の長さを測る。この長さが適したサイズとなる。9~11センチは子ども用、10・5~12・5センチはSサイズなど小さめ、12~14・5センチはMサイズの普通、14センチ以上はLサイズだ。

     プリーツ(ひだ)型は、ひだを上下に広げてひもを耳にかけ、鼻から顎までを覆い、ワイヤ部分を鼻の形になじませて隙間をなくす。説明書を読み、マスクの表裏に気をつける。立体型マスクは、顔にぴったり合わせやすい。

     マスクは毎日取り換える。ウイルスなどが付いている恐れがあり、表面は手で触れない。使った後はそのまま放置せず、袋に入れるなどして捨てる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171206-118-OYTPT50417

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  19. 社説
    インフルエンザ 自衛策に努めて感染を防ごう
    2017年12月28日6時0分

     元気に新年を迎えるため、健康管理には十分気を付けたい。

     中でも注意が必要なのがインフルエンザだ。全国的に流行している。

     約5000の医療機関から報告された今月11~17日の患者数は、1機関あたり7・4人で、前週より8割も増えた。昨年よりやや早めのペースだ。

     都道府県別で最も多いのは、長崎の18・94人だ。岡山、宮崎と続く。上位10県のうち、埼玉以外は西日本の県が占めている。

     学級閉鎖が目立っていた小中学校は、冬休みに入っている。年末年始には、家族間などでの感染拡大が懸念される。

     咳せきやくしゃみの飛沫ひまつを吸い込んで感染することが多い。ドアノブなどに付着したウイルスが、手を介して体内に入る場合もある。

     手洗いを励行する。体力を維持するため、睡眠と食事をしっかりと取る。呼吸器官の防御機構を維持する上で、加湿器で湿度を保つのも有効だ。外出時には、出来るだけ人混みを避けたい。

     年末年始には、多くの医療機関が休業となる。しっかりと自衛策を講じることが大切である。万一の際に診療してくれる医療機関の確認も欠かせない。

     インフルエンザにかかると、38度以上の高熱や頭痛、筋肉痛などの全身症状が急に表れる。

     抵抗力の弱い子供や高齢者は、重症化しやすい。周囲が健康状態に目を配り、悪寒などが生じたら、すぐに診察を受けるべきだ。治療薬を服用して、休養すれば、ほとんどは数日で回復する。

     未成年者の場合、窓から飛び降りるといった異常行動が、まれに報告されている。抗ウイルス薬の服用との関連が疑われているが、因果関係は今のところ不明だ。

     高熱が出たら、服薬の有無にかかわらず、子供を一人きりにしないことが必要だろう。

     今シーズンは当初、ワクチンの供給不足が問題となった。

     国立感染症研究所が、昨シーズンの流行などを参考に、ワクチンに用いる4種類のウイルスを選び、メーカーが春から製造を始めた。そのうち一つのタイプがうまく作れず、供給が滞った。在庫が底をつく医療機関が相次いだ。

     ワクチンは、予防に加え、重症化を抑える働きがあるとされる。効果を発揮するには、接種から2週間を要する。インフルエンザの流行は例年、1月中旬に本格化する。早めの接種が肝心だ。

     厚生労働省は、ワクチンの安定供給に努めてもらいたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171227-118-OYT1T50116

    http://koibito2.blogspot.jp/2017/12/blog-post.html?showComment=1514427846206#c4148022973631943639

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  20. 本当に「インフルエンザワクチン」が効くと思っているのかな?

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  21. 12月29日 編集手帳
    2017年12月29日5時0分

     東京の街々に1890年(明治23年)、かぜが猛威をふるった。作家の岡本綺堂はそのとき初めてインフルエンザという名前を知ったと随筆に書き留めている◆ではその前は何と呼ばれたかというと、「お染かぜ」だったそうだ。俗説では江戸時代に人気を博した芝居「お染久松」から来たとされる。惚ほれた腫れたの恋風に見立てたとか。先の明治半ばの流行のおりには、民家に「お染御免」「久松留守」といったお札が掲げられたという◆その札は一見、迷信のようでも、暗に「症状のある人はご遠慮を」とマナーを告げるものでもあったろう◆インフルエンザが各地で流行期に入った。せきやくしゃみの飛ひ沫まつがウイルスを拡散する。手洗いなど予防策も大切だが、専門家はふだんのマナーが問われると言っている。たまに大きなくしゃみをする人を見かけるけれど、飛沫は7メートルも飛んでエレベーターのボタンに付着するそうである◆現代には「感染」ということばがある。まさかお染から?…と思って色々調べたものの、そう書いてある資料は見つからなかった。なにかの偶然であるとしても、ふしぎでならない。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171229-118-OYTPT50129

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  22. 集団感染か、2人死亡=福祉施設で29人症状訴え-福岡

     福岡県は12日、同県筑後市内の高齢者福祉施設で入所者ら計29人が発熱やせきなどの症状を訴え、うち2人が死亡したと発表した。いずれも95歳の女性入所者で、死因は肺炎だった。県は集団感染の疑いがあるとして、感染経路や原因を調べている。
     県によると、施設では4日以降、入所者28人と職員1人が発熱やせき、呼吸困難といった症状を訴え、死亡した2人を含む6人が入院。県の保健所は、施設に感染拡大の防止策を取るよう指導した。(2018/01/12-22:59)
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011201308&g=soc

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  23. インフル全国で警報 A型・B型 同時に流行 手洗い指先まで丁寧に
    2018年1月27日5時0分

     流行するインフルエンザについて、厚生労働省は、21日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数が51・93人となったと26日発表した。調査が始まった1999年4月以降最多で、44の都府県で警報レベルの30人を超えた。手洗いやマスク着用などの予防を徹底するよう、専門家が注意を呼びかけている。

     15~21日に、全国の小児科や内科約5000の医療機関から報告があった患者数は25万6833人で、前週から約2倍になった。全医療機関では、283万人が受診したと推計される。

     1医療機関あたりの患者数は都道府県別で、鹿児島86・53人、宮崎84・97人、福岡83・99人の順に多かった。また大都市部では、東京49・67人、大阪44・17人、愛知62・12人。検出されたウイルスは、A型の一つで2009年に新型として流行したタイプと、例年は2月以降に流行するB型がそれぞれ4割程度。二つの型が同時に広がり、患者増加につながっている可能性があるという。

     けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師によると、B型は比較的症状が軽いが、子どもは重くなることがある。菅谷医師は「発熱などの症状が出たら早めに医療機関を受診し、抗ウイルス薬などで治療を受けることが大事」と語る。

    感染防ぐには… 自ら感染を防ぎ、周りに広げないためにはどうすればいいか。厚労省は、「手洗いと『せきエチケット』が大事」と呼びかける。

     インフルエンザは、ウイルスが付いた部分に手で触れたり、せきやくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込んだりして感染する。手を洗う時は指の間や爪もしっかり洗うことが大事だ。

     せきやくしゃみの際、手で口元を押さえると、手にウイルスが付き、感染を広げてしまう心配があるため注意。マスクやそで、ティッシュ、ハンカチで口や鼻を覆うといい。ティッシュはすぐ捨てるよう心がける。

     マスクは、鼻から顎まで隙間がないように着けるのがポイントだという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180127-118-OYTPT50067

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  24. [サイエンスView]インフル変異 猛威の元凶
    2018年3月25日5時0分

     冬の代表的な感染症であるインフルエンザは今シーズン、ピーク時の患者数で過去最悪を記録した。毎年のように流行するのは、病原体であるウイルスの遺伝子が頻繁に変異し、ヒトの免疫をすり抜けるためだ。今季は一部で、ワクチンの出荷が間に合わない混乱も生じた。(高田真之)

      ■ピーク時の患者数 最悪

     インフルエンザは唾液などによって飛沫ひまつ感染し、国内では1シーズンで約1000万人が感染するとされる。ヒトが感染するウイルスにはA型、B型、C型の3種類があり、通常はAとBが時期をずらして流行する。だが、今季はAとBが同時流行し、1月29日からの1週間で全国5000医療機関からの報告患者数が1か所あたり54・33人と過去最多となった。

     発症すると、鼻水やくしゃみなどの風邪症状のほか、38度以上の熱や頭痛、倦怠けんたい感や筋肉痛に襲われる。時に乳幼児や高齢者は肺炎などの合併症で死に至る。こうした重症化を防ぐ対策の柱がインフルエンザ治療薬とワクチンだ。

     ウイルスは、表面にある「HA(ヘマグルチニン)」というたんぱく質を使い細胞に侵入。細胞内で増え、「NA(ノイラミニダーゼ)」というたんぱく質を使って細胞から出て別の細胞へと感染を広げる。多くの治療薬はNAの働きを阻害し、ウイルスの増殖を抑える。

     だが、高齢者の場合は熱などがあまり出ず、治療が遅れて重症化するケースも多い。そこで、ウイルスの一部または全部をあらかじめ体内に入れて免疫システムに覚えさせて感染に備え、重症化を防ぐワクチン接種が推奨されている。

      ■ウイルス 免疫すり抜け

     「やっかいなのは、遺伝子レベルでウイルスが変異しやすいことだ」

     国立感染症研究所の小田切孝人インフルエンザウイルス研究センター長は、インフルエンザ対策の難しさについて、そう指摘する。

     ウイルスが細胞内で増える際、自身の遺伝情報を複製するが、誤って複製し変異が生じても修復する機能がない。小さな変異が重なり「同じシーズンでも、流行の始めと終わりで、まったく様変わりしていることさえある」と、小田切さん。地球規模で流行しているうちに変異が進み、ヒトの免疫をすり抜けて毎年のように発症したり、ワクチンが効かなかったりといったことが起こる。

     トリやブタで流行していたウイルスがヒトの間でも猛威を振るうような大きな変化が起こり、新型インフルエンザとして大流行することもある。

     ウイルスの変異は、ワクチンを作る際にも生じ、ワクチンの効果が上がらない一因となっている。ワクチンは毎年、シーズンの約1年前に国と専門家が流行するウイルスを予測し、それを卵の中で増やして作る。だが、予測がはずれることがあるうえ、ウイルスを増やす時に変異が生じ、もとのウイルスとは違うワクチンができることもある。国は今シーズンに向け、阪大微生物病研究会(大阪府)などのワクチン製造会社に、卵の中で変異しにくいウイルスを使うよう指示していた。だが、ウイルスが思うように増えず、別のウイルスに切り替えた。その結果、一部の病院では秋にワクチンが足りず、接種を断る事例が相次いだ。

     このため、感染研では変異が起こりにくい製造法の検討を進めている。阪大微研も「ワクチンを作るための卵を増やせば、製造期間を短くでき、流行するウイルスをぎりぎりまで見極められる」として、国に支援を求めている。

      ワクチン試行錯誤

     毎年流行するインフルエンザのワクチンは、卵の中でウイルスを増やした後、薬剤で毒性を消したうえでバラバラにしている。いわばウイルスのかけらしか入っていない。効果を高めるためにウイルスを丸ごと使う「全粒子」ワクチンの研究や、自然感染と同じように鼻の粘膜に吹き付ける経鼻ワクチンの開発なども行われている。

      ◆インフルエンザ治療薬 =ウイルスの増殖を阻む薬剤。NAの働きを阻害する薬はタミフルなど4種類あり、カプセル錠や粉末の吸引タイプ、さらに入院患者向けの点滴用もある。NA阻害剤と違い、ウイルスが感染した細胞内で増殖するのを抑える新薬「ゾフルーザ」が今年、国が優先的に審査する制度によって承認された。5日間服用しないといけないタミフルと異なり、1回飲めば効果が出るのが特徴だ。

      ◆新型インフルエンザ =従来のウイルスとはHAやNAのタイプが異なる新しいウイルス。トリやブタの間で流行している致死率の高いウイルスが、免疫のない人類の間で流行する能力を獲得すると懸念される。100年前の1918~19年に起きた新型インフルエンザ「スペインかぜ」は世界で5億人がかかり、最大4000万人が死亡したとされる。近年はトリインフルエンザ「H5」や「H7」が人間に感染しており、各国が警戒している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180324-118-OYTPT50468

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    1. 「一刻も早く培養細胞を用いたワクチン製造へ切り替える必要がある」
      国立感染症研究所
      インフルエンザワクチン株選定会議事務局
      インフルエンザウイルス研究センター
      小田切孝人 田代眞人
      http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/367/dj3675.html

      https://koibito2.blogspot.jp/2015/03/blog-post_13.html

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    2. >新型インフルエンザ =従来のウイルスとはHAやNAのタイプが異なる新しいウイルス。トリやブタの間で流行している致死率の高いウイルスが、免疫のない人類の間で流行する能力を獲得すると懸念される。100年前の1918~19年に起きた新型インフルエンザ「スペインかぜ」は世界で5億人がかかり、最大4000万人が死亡したとされる。近年はトリインフルエンザ「H5」や「H7」が人間に感染しており、各国が警戒している

      この「新型インフルエンザ」学説仮説ストーリーは、だれが最初に創作捏造したものなのかな?

      それを真に受け鵜呑みして、全面的に「研究」を展開し、「成果」を構築、蓄積した連中も、みな同じ穴の狢、詐欺師ペテン師集団である。

      もういいかげんに、連中の詐欺的な営みと公的資金掠め取りを拒絶したほうがよい。

      削除
    3. >目に見える物は言うに及ばず、存在すると思った物は生々しく実在する
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A0%BC%E7%89%A9%E8%87%B4%E7%9F%A5+%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%89%A9%E3%81%AF%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B+%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%9B%BD+%E5%8F%A4%E7%94%B0%E5%8D%9A%E5%8F%B8

      それもまた一種の認識の「錯視」のようなもの…

      削除
  25. 消毒の真実
    2018年11月5日15時0分

     インフルエンザの本格的な流行期を前に、ローマの観光名所にある彫刻「真実の口」を模した手指の消毒機が、大阪府吹田市の大阪大病院1階ロビーに設置されている。口に手を入れると自動的にアルコールを噴霧し、消毒する仕組み。16日まで。日常の感染予防にもユーモアを交えようと、同病院感染制御部の森井大一医師が企画した。アルコールで手指を消毒するとウイルスが大幅に減るとされ、予防に有効という。来院者にも好評で、順番待ちの列ができることもある。兵庫県尼崎市の会社員(33)は「『真実の口』がパッと目に入ってきた。遊び心があり、面白い」と話していた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181105-118-OYTPT50264

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    1. 阪大か… 消毒しなきゃいけないところはもっと別のところだろ。

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  26. 肺炎ワクチン助成延長…23年度まで 高齢者の接種低調で
    2019年1月11日5時0分

     厚生労働省は10日、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種に対する現行の公費助成を5年間延長することを決めた。2023年度まで引き続き、65、70、75歳といった5歳刻みの年齢に達する時に接種を受けた場合、8000円前後かかる費用の約3割が助成される。

     肺炎は高齢者の主な死因の一つ。ワクチンは1回の接種で、肺炎の発症や重症化を予防する効果が続く。本来、法律に基づく定期接種として、公費助成を受けられるのは65歳になる時だけだが、国は接種の機会を増やすため、14~18年度に限定して、助成対象とする年齢の範囲を拡大する措置を取った。

     しかし、接種率は現在、どの年代の高齢者も10~40%程度にとどまることから、厚労省は現行制度の継続が必要と判断した。今後、医療機関などを通じて、高齢者に対する周知の強化も課題になる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190111-118-OYTPT50125

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    1. 眉唾ワクチンだと思っておけば間違いがない…

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  27. 社説
    インフル大流行 不調を押しての外出は禁物だ
    2019年1月26日6時0分

     インフルエンザが今季も猛威を振るっている。十分な警戒が必要だ。

     厚生労働省によると、全国約5000の医療機関の患者数が、14~20日の1週間で、1機関あたり54人になった。

     前週に警報レベルの30人を超えて以降も、増加は止まらない。全国の患者数は、推計で213万人に上る。ここ10年で最大の流行だった昨季に迫る勢いだ。休校や学級閉鎖も相次いでいる。

     38度以上の発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が表れる。子供の場合、悪化すると、けいれんや意識障害を起こすこともある。悪寒などを感じたら、早めに受診したい。治療薬を服用して休養を取れば、多くの場合は数日で回復する。

     不調を押しての外出は禁物である。東京では、駅のホームからふらついて転落し、死亡した女性から、インフルエンザウイルスが検出された。数日前から体調不良を訴えていたという。

     出勤すると、周囲にも感染を広げてしまう。罹患りかんした従業員は直ちに休ませるなど、職場での意識啓発が欠かせない。

     咳せきやくしゃみの飛沫ひまつを吸い込む。ドアノブなどに付着したウイルスが手を介して口に入る。こうした経路で感染する。

     マスクの着用は、咳やくしゃみでのウイルスの拡散を抑える重要なエチケットだ。ウイルスが付いた手で無意識に口を触るのを防ぐ効用もある。予防に万全を期したい受験生には有効だろう。

     普段から予防を心がけることが、何より重要である。しっかりと栄養と睡眠を取り、体の抵抗力を保つよう留意したい。

     今月に入り、高齢者施設での集団感染が目立つ。前橋市の特別養護老人ホームや兵庫県淡路市の養護老人ホームでは、複数の入所者が肺炎などで死亡している。

     体力が衰えた高齢者は、重症化しやすい。衛生管理の徹底や来訪者の制限、予防的な薬の投与など、細心の注意を払うべきだ。

     錠剤を一度服用するだけで済む新薬が昨年春に登場し、普及が進む。従来の治療薬は、5日間の服用などが必要とされるだけに、新薬の簡便性は際立っている。

     懸念は、耐性ウイルスが他の治療薬よりも生じやすいことだ。薬が効きにくくなり、症状が長引く。耐性ウイルスが周囲に広まる可能性も否定できない。

     医師は、こうした特徴を患者に丁寧に説明する必要がある。製薬企業はデータをさらに収集し、正確な情報提供に努めてほしい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190125-118-OYT1T50093
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190125-OYT1T50093.html

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  28. 社説
    長崎大BSL4 感染症への防御力を高めたい
    2019年2月2日

     感染症に対する防御力を国際的な水準まで高める重要な一歩である。

     感染症研究拠点「BSL(バイオセーフティーレベル)4」施設の建設が長崎大で始まった。

     エボラ出血熱やラッサ熱のウイルスなど、致死率が高く、有効な治療法がない病原体を扱う。2022年度にも稼働する。国内でもようやく、こうした感染症のワクチンや治療薬の研究ができるようになる意義は大きい。

     海外では、20か国以上に約60か所のBSL4施設がある。複数の施設を有する国もある。

     国内にも、国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)があるが、極めてリスクの高い病原体を扱う研究よりも、重大な感染症が発生した際の検査が主眼だ。設備は旧式で、規模も小さい。

     高度な実験を試みるためには、海外のBSL4施設を間借りするしかない。だが、01年の米同時テロ以降は、どの国もテロ対策を強化し、外国からの研究者の受け入れを制限している。

     外国人観光客の増加など、国際交流が活発化し、新たな感染症が国内に侵入するリスクは増大している。病原体を拡散させる生物テロへの備えも欠かせない。

     BSL4施設を要する研究が停滞し、思うように専門家を育成できない状況は改善すべきだ。

     現状を立て直すため、政府の全面支援で実現したのが、長崎大の施設だ。熱帯病研究などの実績が豊富な長崎大も、研究拡充のため、建設に積極的だった。

     新施設には高度な安全性が求められるだけに、実験室を二重に覆い、外部と厳重に遮断する。研究者は防護服を着用する。国際水準の実験設備も備える。部外者に対するセキュリティーにも、十分に留意することが大切である。

     長崎大は、75億円の建設費に加え、維持費についても、政府の支援を求めている。有効に機能させるには、必要な措置だろう。

     世界保健機関(WHO)は昨年2月、エボラ出血熱など、高度な対応が迫られる感染症をリストアップし、各国に研究や監視の強化を促した。未知の感染症「疫病X」もリストに挙げた。

     14~16年に西アフリカで流行したエボラ出血熱は、欧米に拡大した。アフリカの猿から発見されたジカ熱は、世界を脅かす。疫病Xは、思わぬ感染症が広範に猛威を振るう事態への警鐘である。

     新施設に対しては不安の声もある。感染症に備える重要性を丁寧に説明し、理解を広げたい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190202-OYT1T50012/

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    1. 創作虚構感染症で踊ってるだけかもしれんのに…

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    2. 目に見えないものの恐怖や不安で世間を欺き続ける感染症香具師ども。

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  29. 老人ホームでインフル集団感染 91歳女性死亡 秋田
    2019年2月15日 19時38分

    秋田市の特別養護老人ホームで、先月末から13日にかけて、インフルエンザの集団感染が発生し、このうち91歳女性が肺炎で死亡しました。

    秋田市の特別養護老人ホーム「金寿園」によりますと、先月末から13日にかけて、入所者22人と職員19人の合わせて41人がA型インフルエンザに感染し、このうち、91歳女性が肺炎のため、15日未明に死亡しました。

    施設は「医師や保健所からは直接の死因はインフルエンザではないと聞いているが、体調の悪化につながったことは否定できない」としています。

    この施設では今月、入所している80代女性もインフルエンザに感染したあと死亡しています。

    一方、ほかの入所者や職員の症状は回復していて、14日以降、新たに感染した人もいないということです。

    金寿園の長谷川正美施設長は「感染を広げ申し訳ありません。1日も早く事態の収束を図りたい」と話しています。

    秋田県では、去年12月から今月にかけて、特別養護老人ホームや病院などでインフルエンザの集団感染が相次いでいて、県によりますと、死亡したのは、15日の女性を含めて14人にのぼっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190215/k10011816701000.html

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  30. 社説
    はしか流行 強い感染力に十分警戒したい
    2019/03/16 05:00

     大流行に発展することはないのか。厳重な警戒が必要である。

     国立感染症研究所は、今年に入って3日までの麻疹(はしか)患者が、累計で285人に上ったと発表した。昨年1年分を早くも超えた。この10年間で最速のペースだ。

     地域別では、大阪が最多の101人で、21都道府県に広がる。気を緩めることはできない。

     麻疹のウイルスに感染すると、約10日後に、発熱や咳せき、くしゃみなど風邪に似た症状が出る。その後39度以上の高熱や発疹が数日続く。中耳炎や肺炎、脳炎などの合併症を起こすリスクがある。

     脳炎になると、麻痺まひなどの後遺症が残ることもある。感染した子どもが数年~十数年後に脳炎を発症した例も報告される。

     妊娠中の女性が罹かかると、早産や流産の危険性が高まる。ありふれた病気だと侮ってはならない。

     麻疹の感染力は強い。くしゃみや咳でウイルスが飛散し、その空気を吸い込むだけでうつる恐れがある。マスクでも防げない。

     疑わしい症状が出て医療機関にかかる場合は、院内感染を避けるため、事前に電話で相談し、指示を仰ぐことが求められる。

     最も有効な予防手段は、ワクチン接種である。十分な免疫を得るためには、2回の接種が望ましい。母子手帳などで接種歴を確認し、必要があれば、早めの接種を検討してもらいたい。

     厚生労働省は、需要増加によるワクチンの不足が起こらないよう努めねばならない。

     日本では、2006年に小児らの定期接種を2回に増やし、患者数は大幅に減った。15年からは、世界保健機関(WHO)に、国内に土着ウイルスが存在しない「排除状態」と認定されている。

     だが、世界的には感染が再拡大している。WHOは2月、18年の世界の感染者数は暫定で約23万人と、前年より6万人増えたと発表した。主に途上国だが、フランスやイタリアなどでも多い。

     このため、外国からの観光客や帰国者が、ウイルスを国内に持ち込んでしまう。空港などの水際対策では防ぎきれない。海外の流行地に旅行する人は、自分に免疫があるか、特に注意してほしい。

     風疹も昨秋から流行している。妊娠中の女性が感染すると胎児に重い障害が出ることがある。定期接種していない30~50歳代の男性は、罹りやすい。感染を広げないよう予防策を講じてほしい。

     予防接種には、自分だけでなく、社会全体を守る役割もある。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190315-OYT1T50335/

    https://koibito2.blogspot.com/2018/05/blog-post.html?showComment=1552690108948#c1175961315134068722

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  31. インフル患者数 今シーズン初めて全都道府県で増加 対策徹底を
    2019年12月6日 15時49分

    インフルエンザの流行が広がってきていて、国立感染症研究所によりますと、1週間の患者の数は、今シーズン初めてすべての都道府県で増加しました。今シーズンは流行の時期が例年より早くなっていて、専門家は「流行のピークに向けて、患者の急増が続くと考えられる。手洗いなど対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

    国立感染症研究所によりますと、今月1日までの1週間に、全国およそ5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、2万7393人でした。

    その結果、1医療機関当たりの患者数は5.52人で、全国の患者数は推計で18万4000人と、前の週に比べておよそ8万人増えました。

    1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、
    ▽最も多い北海道が16.76人、
    ▽青森県が15.48人、
    ▽石川県が10.52人、
    ▽富山県が10.42人、などとなっていて、
    今シーズン初めて、すべての都道府県で増加しました。

    今シーズンは流行の時期が例年より数週間から1か月ほど早くなっていて、休校や学級閉鎖は全国で933施設と、前の週の1.9倍、去年の同じ時期のおよそ9倍に上り、子どもを中心に流行が広がっています。

    国立感染症研究所の砂川富正室長は「今後、流行のピークに向けて、患者の急増が続くと考えられる。子どもからお年寄りまで、手洗いやせきのエチケットを徹底し、感染の予防や拡大の防止に努めてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012204791000.html

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    1. 「インフルエンザ」
      https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000517.html

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  32. [解説]なぜ医師は処方するのか…抗生物質 風邪には不要
    2019/12/12 05:00

    知識不足と習慣化 原因

     ほとんどの風邪に抗菌薬(抗生物質、抗生剤)は効かない。しかし、その事実を知らない人が今も多いことが、最近の複数の調査で明らかになった。風邪に抗菌薬を処方する医師も少なくない。なぜ国民の誤解と医師の不適切な処方が改まらないのか、背景を探ってみた。(編集委員 山口博弥)

     誤解45%

     内閣府は10月、抗菌薬などに関する世論調査の結果を発表した。それによると、抗菌薬が「風邪やインフルエンザなどの原因となるウイルスには効かない」と正しく知っていたのは、37・8%にとどまっていた。

     また、国立国際医療研究センター(東京都新宿区)が8月、全国の10代以上の男女688人にインターネットで実施した調査では、「抗菌薬は風邪に効果がある」との質問に、「あてはまる」との誤回答が45・6%にのぼった。この結果は欧州連合(EU)諸国に比べてもかなり高い。

     より深刻なのは、医師の処方実態だ。同調査で「直近に風邪で医療機関を受診した時にどんな薬を処方されたか」との問いには、「せき止め」「解熱剤」に次いで「抗菌薬」と回答した人が多かった。

     ウイルスと細菌は別物だ。風邪の9割以上はウイルスが原因で、細菌の増殖を抑える抗菌薬は効かない。この事実は近年明らかになったわけではなく、医学の世界では昔からの常識だ。厚生労働省も風邪には使わないよう推奨している。にもかかわらず、なぜ風邪に抗菌薬を処方する医師がいなくならないのか。

     同センター病院AMR臨床リファレンスセンター情報・教育支援室長で感染症専門医の具ぐ芳明医師は「理由の一つに、医師の知識不足がある」と指摘する。

     「抗菌薬が風邪の重症化や細菌への二次感染を防ぐ」とされた時代もあったが、すでに2005年、日本外来小児科学会の抗菌薬使用ガイドライン(指針)が、海外の複数の研究結果を引用して否定している。「黄色い痰たんが出たら細菌性の風邪で抗菌薬が有効」という説もあったが、ウイルス性でも黄色い痰が出る場合があり、根拠はない。しかし、依然として古い情報に基づいて診療している医師は少なくないという。

     「耐性」出現も

     もう一つの理由は、日々の診療で医師と患者が誤った認識を刷り込まれることだ。

     たとえば、患者が風邪をひき、最初は市販の総合感冒薬を飲む。4日たっても治らないため、かかりつけ医を受診し、処方された抗菌薬を飲むと、ほどなくして症状が消えた――というケース。

     実際は薬を飲まなくても自然に治ったのだが、患者は「抗菌薬が効いた」と誤って“学習”する。そのうち医師も「少しは効果があるのでは」「効かなくても患者が納得するなら処方すればいい」などと考えるようになるわけだ。

     この問題の本質は「薬の無駄」ではない。不要な抗菌薬を使うと、体内にいる細菌が耐性を持ち、抗菌薬が効かない「薬剤耐性菌」が出現する。これが周囲の人に感染して広がると、本当に抗菌薬が必要な重症患者に、有効な治療法がなくなってしまうのだ。

     具医師は「そもそも風邪は薬を飲まなくても自然に治る病気。患者側も医師にむやみに抗菌薬の処方を求めないで」と呼びかける。

     国は16年、「薬剤耐性対策アクションプラン」を策定し、20年時点での抗菌薬使用量を13年比で3分の2に減らす目標を掲げた。目標が達成されるか否かは、医師と私たち国民が意識と行動を変えられるかどうかにかかっている。

    菌を可視化 使用量減

    画面を示しながら菌がいないことを女児と祖母に説明する前田雅子さん

     ある手法を取り入れて、抗菌薬の使用量が大きく減った医療機関もある。

     10月下旬、奈良県橿原かしはら市にある「まえだ耳鼻咽喉科クリニック」。前田稔彦としひこ院長(55)は、風邪で受診した小学4年生の女児を診察、鼻汁を綿棒で採取し、すぐに臨床検査技師が特殊な薬剤で処理した。「グラム染色」と呼ばれ、菌があれば顕微鏡で青や赤に見える。

     数分後、女児は診察室の一角に呼ばれた。机の上のモニターにはグラム染色の顕微鏡画像が映し出され、院長の妻で薬剤師の前田雅子さんは「菌はまったく見えませんね」と説明。前田院長は「抗菌薬は使いません。おはなを出していく薬にしますね」と伝えた。

     女児に付き添った祖母(61)は、「目で見えるので納得できるし、安心しますね」と満足そうに話した。

     クリニックがグラム染色を始めたのは2004年12月。前田院長はそれまで、中耳炎や副鼻腔びくう炎なら即、抗菌薬を使うべきだと思っていた。研修医時代にそう教えられたのだ。ところがグラム染色を始めると、風邪はもちろん、他の感染症でも細菌が見つからない場合が多いことに驚いた。

     今では菌が見つかっても「体内にいる常在菌で、病気の原因ではない」と考えられる場合、抗菌薬は出さない。逆に、病気の原因菌だと判断すれば、菌に適した抗菌薬を処方し、耐性菌を出さないために薬を飲みきるよう患者を指導する。

     その結果、グラム染色導入前に約3人に1人だった抗菌薬の処方件数は減り続け、昨年には25人に1人になった。前田院長は「風邪で抗菌薬を求める患者さんたちを作ったのは、僕たち医療者の責任です。だから僕たちが変えていかなければならない」と話す。
    https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20191211-OYT8T50122/

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  33. 風邪には漢方薬がとっても効くぞ(笑)。

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  34. インフル患者、今季は異例の低水準 コロナ対策影響か
    9/21(月) 19:01配信 産経新聞

    インフルエンザの報告数

     本格シーズンを前にインフルエンザの患者が異例の少なさで推移している。今月13日までの2週間の報告はわずか7人。昨年の同時期に比べると大幅に少ない状況だ。新型コロナウイルス対策で国民の衛生管理が強化されたことなどが影響しているとの指摘もある。ただ今後は新型コロナとの同時流行も懸念され、感染動向の注視が必要だ。

     厚生労働省によると、今月7~13日に全国約5千カ所の医療機関から報告のあった患者数は千葉県2人、京都府・兵庫県各1人の計4人。沖縄を中心に夏から患者数の急増がみられた前年同時期の5738人より大幅に減少。前週の8月31日~今月6日も3人(前年同時期は3813人)にとどまる。例年9月中旬は数百人規模の患者が報告されているが、この数字と比べても、異例の低水準を維持している。

     国内発生が抑制的な背景について、東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は「新型コロナ対策で、手洗いなどを積極的に行うようになったことが結果的にインフルの予防につながっている」と分析。同じ呼吸器に侵入する新型コロナの世界的流行で、インフルエンザウイルスが駆逐される「ウイルスの干渉」が起きているとも考えられるという。

     異変は海外でも起きており、南半球では今年6~8月の冬場に、インフルの流行が見られなかった。新型コロナの感染拡大で、国境を越えた人の往来が制限されたことが影響を及ぼしたとの見方が出ている。

     濱田氏によれば、今季は北半球でもこのままインフルが流行しない可能性がある。ただ、インフルの流行入りは例年12月上旬ごろで、1月下旬から2月上旬ごろにピークを迎える。

     濱田氏は「新型コロナとの同時流行が起きれば初期症状では見分けが難しく、医療現場の混乱も予想される。検査態勢の強化、着実なワクチン接種に向けた態勢を早急に整備する必要がある」と警戒を促す。

     今季のワクチン供給量は約6300万人分の見込み。10月1日から65歳以上の高齢者や60~64歳で心臓や呼吸器の機能に障害がある人への優先接種が始まり、それ以外の人は同26日から接種を受けられる。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/ff546de4e8fd68f5da36d91d1f83e9610e66a8e1

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    1. インフル、昨年の1000分の1 コロナ対策奏功か 厚労省「手洗い徹底続けて」
      9/22(火) 7:09配信 時事通信

       インフルエンザの患者数が例年に比べ、異例の低水準になっている。

       厚生労働省によると、今月13日までの2週間に報告例はわずか7人で、昨シーズンの1000分の1未満、例年の100分の1ほどだ。同省は、手洗いやマスク着用の徹底など、新型コロナウイルスの感染防止策が背景にあるとみている。

       厚労省は例年、9月に入ると、全国約5000の医療機関から報告があった患者数を集計して公表している。今季は9月第1週(8月31日~9月6日)が3人、第2週(7~13日)は4人だった。内訳は千葉県が2人で、岐阜、京都、大阪、兵庫、沖縄の5府県が各1人。

       一方、昨年の9月第1、2週は、沖縄で大流行が起きていたこともあり、それぞれ3813人、5738人で計9551人に上った。同期間の患者数は例年数百~2000人ほどで推移し、今季の少なさが際立つ。

       要因について、厚労省幹部は「衛生意識の高まりが大きい」と分析する。昨季(昨年9月~今年4月)の累計患者数は推計で前季比4割減の約729万人だったが、これは、今年1月に国内で新型コロナ患者が初めて確認され、感染防止策が広がったことによるとみられるという。

       また、新型コロナ対策の入国制限による訪日客らの大幅減少も考えられる。特に、インフルエンザが流行する冬季に当たる南半球からの入国者が少ないことが大きいという。

       ただ、インフルエンザは通常、11~12月に流行入りし、1~2月にピークを迎えるため、現時点での流行予測は困難だ。同幹部は「患者数が少ないが、油断は絶対に禁物。特に今季は新型コロナとの同時流行が懸念されており、例年以上に手洗いなどを徹底してほしい」と話している。 
      https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3a214336acbbf5276ec6c7ac52da090968bf14

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  35. 蛍光灯の光で「ウイルス分解」 効果確かめる実証実験 北九州
    2020年10月5日 19時46分

    蛍光灯などの光が当たると空気中の細菌やウイルスを分解する物質をホテルの客室内などに吹きつけ、効果を確かめる実証実験が、北九州市で始まりました。

    九州工業大学の横野照尚教授の研究室では、福岡市の医療機器メーカーと共同で、紫外線に当たると空気中のウイルスや細菌を分解する光触媒という物質の研究を進め、蛍光灯やLEDライトなどの光でも同じ効果を発揮する新たな光触媒を開発しました。

    この光触媒の効果を確かめる実験が5日から北九州市のホテルで始まりました。

    実験では光触媒を客室やレストランなどの壁や天井に吹きつけ、およそ2か月間、細菌やウイルスの数を定期的に観測して減少のペースなどを調べます。

    横野教授によりますと、別の場所で行ったこれまでの実験では、インフルエンザウイルスが6時間で1000分の1に減ったということです。

    横野教授は「ふだん人が生活している状態で効果が発揮できるかがポイントなので、さまざまな環境で調べていきたい」と話していました。

    また、実験が行われているJR九州ステーションホテル小倉の黒木俊彦社長は「目に見えないウイルスが相手なので、こうした光触媒を含めて、さらなる安全安心の取り組みを考えていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201005/k10012649391000.html

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  36. インフルエンザ 流行の兆しまだ見えず 引き続き注意を
    2020年10月9日 19時11分

    新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されるインフルエンザについて、今月4日までの1週間の感染状況のデータが発表されました。今のところ流行の兆しは見られていませんが、国立感染症研究所は今後の流行状況に注意するよう呼びかけています。

    厚生労働省などによりますと今月4日までの1週間に、全国およそ5000か所の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、全国で合わせて7人でした。

    インフルエンザは1医療機関当たりの1週間の患者数が全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0.0014人と大きく下回っています。

    国立感染症研究所によりますと、インフルエンザの全国的な流行が始まるのは例年11月から12月ごろで、年によって時期は異なることから引き続き流行状況に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201009/k10012656591000.html

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  37. インフルエンザ患者数 例年より大幅減 今後の流行に注意を
    2020年11月6日 20時12分

    新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されているインフルエンザについて、これまでに報告された患者数は、例年より大幅に少ない状態が続いていますが、国立感染症研究所では、今後の流行状況に注意するよう呼びかけています。

    厚生労働省などによりますと、今月1日までの1週間に、全国およそ5000か所の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は、前の週から2人増えて合わせて32人でした。

    インフルエンザは、1医療機関当たりの1週間の患者数が、全国で1人を超えると「全国的な流行期」入りとされていますが、今の時点では0.006人と大きく下回っています。

    患者が報告された地域は、前の週の14の都道府県から2増え16の都道府県となりました。

    国立感染症研究所などによりますと、例年、同じ時期では、数百人から3000人程度の報告があるということで、引き続き、少ない状況となっています。

    世界的に見ても、インフルエンザの流行状況は例年と比べて低いレベルとなっていて、新型コロナウイルスに対してさまざまな対策がとられたことが影響している可能性があるということです。

    ただ、インフルエンザが全国的な流行に入る時期は毎年、11月から12月ごろで、年によって大きく違うことから、国立感染症研究所では今後も引き続き、流行状況に注意するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201106/k10012699041000.html

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  38. 社説
    新型コロナ対策 感染抑止を最優先に取り組め
    2020/12/01 05:00

     経済を回復させるためにも、新型コロナウイルスの急速な蔓延まんえんを食い止める必要がある。政府の対応には、もどかしさを感じざるを得ない。

     政府は旅行支援策「Go To トラベル」について、専門家でつくる新型コロナ感染症対策分科会の提言を受け、大阪、札幌の両市を目的地とする旅行を事業の補助対象から除外した。

     だが、その直後に分科会から、出発も含めるよう求められ、菅首相は、両市から出発する旅行を控えることを呼びかけた。

     利用者の居住地域の特定が難しいとして、出発は自粛要請にとどめた。旅行代金の補助は継続したままで、実効性に疑問が残る。

     「Go To」事業は、外出を促す象徴的な対策だ。政府による運用の見直しが小出しになっているのは、政策の失敗という批判を恐れているためではないか。

     感染症対策と経済活動の両立に向け、消費の喚起は重要だが、感染者が急増している局面では、後回しにするのが妥当である。柔軟に施策を変更すべきだ。

     政府は、今月15日頃までを「勝負の3週間」と位置づけ、国民に感染防止策の徹底を求めている。感染抑止の瀬戸際であると強調しながら、人の往来を助長していては、国民は戸惑うだろう。

     危機感を共有するため、政府には明確な指針に基づいたメッセージを発出してもらいたい。

     感染が収束に向かわなければ、経済の再生が遅れるだけでなく、来年の東京五輪への不安が高まろう。政府は当面、感染抑止に最優先で取り組まねばならない。

     コロナ対策を担う西村経済再生相は、事業停止について「知事にまずは判断してほしい」と述べている。地域によって状況が異なるとはいえ、自治体側の要望を待つ姿勢は理解に苦しむ。政府が先手先手で対応することが肝要だ。

     東京都の小池百合子知事は、事業を停止するかどうかは「国が考えるべきだ」と語っている。

     責任を押し付け合っている場合ではない。都市部では病床の使用率が上がり、重症患者も増えている。判断の遅れが取り返しのつかない結果を招かぬよう、国と自治体が連携することが不可欠だ。

     感染防止策に協力している人は多い。感染が拡大している地域では、飲食店の大半が営業時間の短縮要請に応じている。

     補正予算で計上した予備費は、約7兆円が未執行だという。事業の継続や雇用維持、医療機関の支援に活用することが大切だ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20201130-OYT1T50232/

    https://koibito2.blogspot.com/2020/11/1500-1119.html?showComment=1606800134755#c879277829588541779

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  39. で、「ウイルスの感染予防」ってのは、どうやったら100%確実に可能になるのかね?

    万人に手立てのないことを、平気な顔で言っておいて恥ずかしくないのか?

    よほど面の皮が厚い口三味線が得意なやつらなんだな。

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  40. 社説
    6府県宣言解除 段階的緩和で感染再拡大防げ
    2021/02/27 05:00

     緊急事態宣言の解除で気の緩みが生じれば、元も子もない。政府は感染防止対策の徹底を促し続ける必要がある。

     菅首相が、新型コロナウイルスに関わる緊急事態宣言の対象地域のうち、大阪府や福岡県など6府県を2月末で解除することを決めた。首都圏の1都3県では継続し、期限である3月7日の解除を目指している。

     6府県の新規感染者数は、先月13日の宣言発令時に比べて大きく減少している。医療機関の負担も一定程度、軽減された。感染状況が落ち着いた地域から、宣言を解除する判断は理解できる。

     政府は今後、解除した地域では、現在は午後8時までとしている飲食店に対する営業時間の短縮要請を、段階的に緩和する方針だ。大規模イベントも、参加人数の制限を緩めていくという。

     外出自粛や時短営業の影響で、経済的に打撃を受けている事業者は多い。地域の感染状況を見極めつつ、徐々に日常の生活に戻していくのが妥当だろう。

     昨年5月に初の緊急事態宣言を解除した際も徐々に経済活動を再開したが、夏の第2波を招いた。その轍てつを踏んではならない。

     新型コロナの感染が収束したわけではない。ワクチンの接種も始まったばかりだ。宣言の繰り返しを避けるためには、一人ひとりが気を引き締め、地道に感染抑止に取り組むことが重要である。

     政府の新型コロナ感染症対策分科会は、感染の「リバウンド防止策」として、外出は、すいた時間と場所を選ぶよう呼びかけている。歓送迎会や、花見での宴会を控えることも求めた。

     年末年始に感染者が増えたのは、主に忘年会が原因とされる。飛沫ひまつが拡散しやすい会食には、細心の注意を払わねばなるまい。

     政府は、都市部の繁華街や高齢者施設などを対象に、幅広くPCR検査を実施する予定だ。検査費用を国が負担し、民間の検査会社に委託するという。

     市中で感染拡大の端緒をつかむことができれば、迅速な対策が可能になる。検査の体制を早急に整えてもらいたい。

     全国各地で様々な変異ウイルスが見つかっている。今後、感染力が強いウイルスが主流になる恐れもある。監視態勢を強めたい。

     首相は、宣言解除に関する記者会見を見送り、簡素な方式での記者団とのやりとりにとどめた。感染抑止策への理解を深めてもらうために、もっと積極的に自らの言葉で国民に語りかけるべきだ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210226-OYT1T50331/

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  41. 社説
    変異株市中感染 拡大を抑え込み「第6波」防げ
    2021/12/23 05:00

     新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の市中感染が日本でも確認された。一気に拡大するのを防ぐため、効果的な対策を速やかに進めねばならない。

     大阪府は、海外への渡航歴がない3人が、オミクロン株に感染していたと発表した。3人は家族で、感染経路は不明だという。後藤厚生労働相は、「市中感染に該当する事例」との見解を示した。

     オミクロン株は11月に南アフリカで発見されて以来、瞬く間に世界に広がっている。デルタ株に比べて感染力が格段に強く、ワクチンが効きにくいとされる。

     今のところ、重症化しやすいとの報告はないが、感染者が急増すれば、重症者が増える恐れはある。万全の対策を講じ、「第6波」につなげないことが重要だ。

     感染が急拡大した英国に続き、米国でもコロナの新規感染者に占める割合が7割を超え、前週の6倍に膨れあがった。

     一方、水際対策を徹底した日本では、海外からの帰国者らに感染が確認されたものの、市中感染は食い止めていた。しかし、今後はいつどこで広がるかわからない。政府は検査を徹底し、感染者の早期発見と隔離に努めるべきだ。

     せきや鼻水の症状が出た人が自分で検査できる簡易キットを配布しておき、陽性ならすぐに精度の高いPCR検査を受けさせるなど大胆な検査戦略を考えたい。

     引き続き水際対策の強化にも取り組む必要がある。帰国者が万一感染していても周囲に広げることのないよう、宿泊施設などでの隔離を徹底してもらいたい。

     今夏の「第5波」ピーク時は13万人が自宅で療養した。政府は今回、病院や宿泊施設で受け入れる方針だが、オミクロン株が広がった場合、体制は十分なのか。

     軽症者のうち、容体が悪化した人をどう迅速に入院治療に結びつけるかが課題になる。地域の開業医や看護師の協力が不可欠だ。

     政府は「第6波」対策として、「第5波」ピーク時の3割増となる3万7000人が入院できる体制を整えたとしている。応援派遣できる医師、看護師もそれぞれ3000人確保したという。

     ただ、英国では医療従事者が感染などで欠勤し、医療体制が 逼迫ひっぱく している。日本も、こうした事態を想定しておくことが大切だ。

     ワクチンは3回の接種でオミクロン株にも有効な抗体が増えるとされる。政府は、国民が早期に追加接種を受けられるよう、ワクチンの確保に努めてほしい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20211222-OYT1T50318/

    https://koibito2.blogspot.com/2021/12/511-127.html?showComment=1640225557636#c1112578602538421841

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  42. 社説
    オミクロン対策 軽症だからと侮ってはならぬ
    2022/01/12 05:00

     従来の新型コロナウイルスに比べ、重症化しにくいとしても、爆発的な広がりをみせる恐れがある。感染を抑え込み、社会への影響を最小限に食い止めねばならない。

     岸田首相は、新型コロナの変異株「オミクロン株」への対策を発表した。ワクチンの追加接種を前倒しし、在宅療養の体制を強化するほか、外国人の新規入国を原則停止とする水際対策は2月末まで延長するという。

     ワクチンの追加接種は、医療従事者や高齢者らを対象に始まっているが、完了したのは全国民の0・7%にすぎない。沖縄県では、オミクロン株の感染などによる医師、看護師の欠勤が増え、医療体制に深刻な影響が出ている。

     政府は、自治体に大規模接種会場の設置を要請し、追加接種を加速させるという。一刻も早く希望者が打てるようにすべきだ。

     国内では、感染の主流がデルタ株からオミクロン株に急速に移行しつつある。軽症や無症状の割合が高いが、感染が広がれば、必然的に重症者は増えていく。

     「軽症で済みそうだから心配ない」などと軽く考えるのは危険である。感染者が急増すれば、その濃厚接触者も含めて、仕事を休まざるをえない人が増え、社会活動の維持も難しくなる。

     まず、一人一人がマスク、手洗い、換気などの基本的な感染対策を徹底してもらいたい。

     在宅療養の体制強化は、病床が 逼迫ひっぱく して、重症患者らが入院できなくなる事態を避けるためだ。自宅で療養している人の病状が急変しても対応できるよう、地域の医師や看護師、薬を届ける薬剤師との連携を深めることが大切だ。

     政府は感染者について、発症から10日過ぎれば他人に感染させる可能性が低いとして、検査なしで退院できるように改めた。

     濃厚接触者は引き続き14日間の自宅待機が求められているが、社会活動への影響を考慮し、こちらも緩和を検討してはどうか。

     オミクロン株は、ワクチンを2回接種しても感染することが多いため、検査がより重要になる。不安に思った人がすぐに受けられるよう、十分な検査体制を確保しておく必要がある。

     入試シーズンが始まっている。政府は今回の対策で、受験できなかった場合の救済措置として、追試や再追試を実施することを大学などに要請するという。

     人生の節目で不利益を被ることがないよう、学校側は受験生に十分な配慮をしてほしい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220111-OYT1T50295/

    https://koibito2.blogspot.com/2022/01/17.html?showComment=1641969444015#c3604903615804420194

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  43. ウイルスの感染は、どうやったら予防できるのかね?

    いまさら、マスクだの手洗いだの手指消毒だのワクチンだの言っても、まったく効果がなかったということは、この2年間で十分に証明されてしまったようなものではないのか。

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  44. >「普段から予防を心がけることが重要である」

    感染したら、それは「気の緩み」の所為なのかな?

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  45. コロナ第8波に加えインフルも流行期に 薬不足が深刻な薬局も
    2023年1月18日 18時18分

    新型コロナの第8波に加え、インフルエンザが全国的に流行期に入りましたが、処方箋を受け付けている都内の薬局では、のどの痛み止めなどの薬不足が深刻になっていて、種類を変更したり2回に分けて薬を渡すなどの対応を続けています。

    医薬品の供給をめぐっては、製造上の不正が発覚したジェネリック=後発医薬品のメーカーへの行政処分が相次ぎ供給不足が続いている一方で、新型コロナの感染拡大で解熱鎮痛薬やせき止めなどの需要が高まり、一部の医療機関や薬局では入手が難しくなっています。

    東京 豊島区の薬局では、先月中旬から新型コロナの患者に加えインフルエンザの患者の処方箋の受付が増えましたが、のどの炎症を抑える薬やたんの切れをよくする薬、さらにせき止めが不足していて、中には1人に1週間分として出せる量しか残っていない薬もあります。

    契約している複数の問屋に問い合わせて在庫を確保していますが、処方箋どおりに薬を出すことができない場合は、患者や医師と相談したうえで薬の種類を変えたり2回に分けて薬を渡すほか、周辺の薬局に問い合わせて在庫があれば紹介するなどして対応しています。

    また、解熱剤など市販薬も販売していますが、こちらも入荷が少ないため購入できる数に制限を設けているということです。

    「サン薬局ときわ通り店」の薬剤師、伊原孝子さんは「先日、処方された量の準備ができず、初めて処方を断りました。薬剤師として本当に心苦しい状況です。なんとか処方できるよう薬をかき集めているので、理解いただきたい」と話していました。

    現場の医師からは国に支援を求める声

    現場の医師からは供給の改善に向けた支援を国に求める声があがっています。

    東京 北区のクリニックでは、新型コロナの発熱外来を設けているほか、インフルエンザの検査も行っています。

    新型コロナの患者は年末年始のピーク時に比べると落ち着きつつある一方で、年明け以降、若い世代を中心にインフルエンザの患者が増えているということです。

    しかし、院内で処方するせき止めや、のどの炎症を抑える薬が入荷できない状態が続いています。

    特に、せきやたんなどの症状が長期化している患者を診察する機会が増えてきたということですが、治療に必要な薬を適切なタイミングで出すことができない状況が続いているといいます。

    さらに、薬を処方しても薬局に在庫がないため患者が受け取れないケースが相次いでいるといい、手に入る薬を代わりに処方したり、手元に残っている薬を使用頻度を減らして服用するよう助言したりして対応しているということです。

    「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤博道院長は「いずれも万全の方法ではなく代替策で切り抜けられる問題ではないので、現場の苦しい状態を踏まえて今後、薬の供給が改善に向かうサポートを国にしてほしい」と話していました。

    厚生労働省の対応は

    医薬品の供給不足が続く中、厚生労働省は医療機関や薬局を対象にした相談窓口を設けていて、薬の在庫が少なく、取引先の卸売業者からの入手が難しい医療機関や薬局から相談を受けた場合には、在庫があるほかの業者に販売を依頼するなど支援に当たっています。

    このほか、製薬会社に対し解熱鎮痛薬などを増産するよう要請したり、卸売業者に在庫の少ない小規模な薬局などに優先して供給するよう依頼しているほか、解熱鎮痛薬などが買い占めで供給不足にならないようドラッグストアや薬局に対して1人が購入できる個数を制限することなどを求めています。

    厚生労働省は「医薬品の供給が円滑に行われるよう必要な対応を進めていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013953261000.html

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  46. インフルエンザ 沖縄で「警報」7府県で「注意報」レベル超える
    2023年1月20日 17時41分

    全国のインフルエンザの流行状況について、今月15日までの1週間に報告された1医療機関当たりの患者数が沖縄県で30人を超えたほか、7つの府県で10人を超えました。専門家は一部の地域で新型コロナとの同時流行が起きているとして基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

    国立感染症研究所などによりますと今月15日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週の1.57倍の3万6388人でした。

    1医療機関あたりの1週間の患者数は7.37人で、ここから推計される全国の患者数はおよそ25万7000人となっています。

    このうち沖縄県では33.23人と大きな流行が起きているとされる「警報レベル」の基準の30人を超え、県は「インフルエンザ警報」を発表しています。

    このほか7つの府県で今後、4週間以内に大きな流行が起きるおそれがあるとされる「注意報レベル」の10人を超えていて、▽福岡県が16.96人、▽宮崎県が16.63人、▽佐賀県が15.79人などと九州を中心に増えています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「一部の地域では、コロナとインフルエンザの同時流行が発生している。これまで取り組んできた基本的な感染対策を改めて徹底して欲しい」と呼びかけています。

    新型コロナと同時検査できるキット 最新の供給状況は

    新型コロナウイルスとインフルエンザの感染の有無を同時に検査できる抗原検査キットは、医療機関のみで使用が認められていましたが、同時流行による医療機関のひっ迫を避けるため、厚生労働省は去年11月、インターネットなどでの一般販売を解禁しました。

    医療機関への供給を優先するため、すぐに販売を始めたのは1社にとどまっていましたが、現在は3社の製品が薬局やドラッグストア、インターネットで購入できます。

    値段は各メーカーごとに定めているため一律ではありませんが、1キット当たりおよそ2500円から3000円で売られています。

    メーカーによって1箱に入っているキットの個数が異なるため、販売価格は1つ当たりの値段にキットの個数をかけたものとなります。

    新型コロナだけの抗原検査キットと同じように医療保険は適用されないため、全額自己負担となります。また、医療費控除の対象になりません。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230120/k10013955501000.html

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    1. 「インフルエンザ」ニュース
      https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000517.html

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  47. 東京都 インフルエンザ「流行注意報」発表 2019年12月以来
    2023年2月2日 16時37分

    東京都内でインフルエンザの患者が増え、流行が広がっているとして、都は2日、2019年以来となるインフルエンザの「流行注意報」を出しました。

    都によりますと、1月29日までの1週間に都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は3788人に上りました。

    一定数の患者が出た保健所管内の人口の合計が都全体の30%を超えると、都はインフルエンザの「流行注意報」を出すことにしていて、今回、34.86%に上ったことから、2日、注意報を出しました。

    都がインフルエンザの「流行注意報」を出すのは、3シーズン前の2019年12月以来となります。

    都内では学校や社会福祉施設などでインフルエンザの集団感染が相次いでいて、昨シーズンは1月下旬まで2件だったのに対し、今シーズンは394件確認されているということです。

    都は
    ▽ワクチンの接種や
    ▽こまめな手洗い
    それに
    ▽乾燥を防ぐための室内の適度な湿度の確保など
    感染対策を徹底してほしいとしています。

    また、発熱した場合は新型コロナウイルスの感染の疑いもあるため、発熱外来の受診や発熱相談センターの利用などを呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230202/k10013968611000.html

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  48. インフルエンザ流行「注意報レベル」超える 感染対策の徹底を
    2023年2月3日 15時29分

    インフルエンザの流行状況について、先月29日までの1週間に報告された1医療機関当たりの患者数が全国で10.36人となり、大きな流行が起きる可能性がある「注意報レベル」の10人を超えました。
    専門家は今後、数週間のうちに感染のピークを迎える可能性があるとして、感染対策の徹底を呼びかけています。

    国立感染症研究所などによりますと、先月29日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週の1.08倍の5万1219人でした。

    1医療機関当たりの1週間の患者数は10.36人で、今後、4週間以内に大きな流行が起きる可能性があるとされる「注意報レベル」の10人を超えました。

    また、ここから推計される全国の患者数はおよそ30万1000人となっています。

    このうち
    ▽沖縄県では41.23人と大きな流行が起きているとされる「警報レベル」の水準の30人を3週連続で超えています。

    このほか16の府県で「注意報レベル」の10人を超えていて、
    ▽福井県が25.38人、
    ▽大阪府が24.34人、
    ▽福岡県が21.70人、
    ▽京都府が20.24人などと九州や関西を中心に増えています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「感染拡大のペースはやや緩やかになっているが、インフルエンザは例年、2月にかけピークとなるので、これから数週間は特に注意が必要だ。メリハリのあるマスクの着用など感染対策を心がけてほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230203/k10013969821000.html

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  49. 社説
    インフル流行 コロナ減少でも油断せぬよう
    2023/02/21 05:00

     新型コロナウイルスの感染拡大で鳴りを潜めていた季節性インフルエンザが、3年ぶりに流行し始めた。感染への警戒が緩んでいないか、改めて気を引き締めたい。

     インフルエンザは、昨年12月下旬に流行入りして以来、患者数が徐々に増加している。厚生労働省は「注意報レベル」になったと発表し、警戒を呼びかけている。

     地域別では、北陸や近畿、九州などで患者数の増加が目立ち、福井、石川、沖縄の各県では、すでに「警報レベル」に達した。

     コロナ禍の感染対策などにより、2020年以降、インフルエンザの流行はなかった。このため免疫を十分持たない人が増えたところに、行動制限や水際対策の緩和で人の往来が活発化し、今冬の流行につながったとみられる。

     コロナ禍でインフルエンザに対する関心が薄れ、ワクチン接種などの対策をしていない人もいるのではないか。コロナの方は、このところ感染者数が減少傾向にある。それに伴って油断が生じているとしたら心配だ。

     インフルエンザは、38度以上の高熱や頭痛、全身の 倦怠けんたい 感、筋肉痛などが表れ、せきや鼻水、喉の痛みが出ることもある。

     風邪に似ているが、症状はさらに重く、決して侮れない病気だ。年間の死者数は、感染に伴い持病が悪化して亡くなるケースも含めると、多い年で約1万人に上ると推計されている。

     特に高齢者は、持病を抱えた人が多く、重症化する恐れがある。小さな子どもは、インフルエンザから急性脳症を起こす危険もあり、注意が必要だ。

     ワクチン接種は、感染や発症を完全に防ぐことはできないものの、入院や死亡のリスクは下げられるとされる。これから接種を受けることも検討してはどうか。

     一人ひとりの基本的な感染対策が欠かせない。人混みをできるだけ避けることやマスクの着用、こまめな手洗いのほか、室内の換気や加湿は有効な予防策だ。

     政府は3月13日から、コロナの感染対策を緩和し、原則としてマスク着用を個人の判断に委ねるとしている。今後もインフルエンザの流行が続くようであれば、引き続きマスクを着用することも選択肢になるだろう。

     感染を広げないためには、体調がよくない人は早めに休めるよう職場で配慮してもらいたい。

     学級閉鎖も急増している。受験生には大事な時期であり、家庭や学校でも注意してほしい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20230221-OYT1T50053/

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  50. インフルエンザの患者数 前週下回るも 引き続き感染対策を
    2023年2月24日 17時04分

    2月19日までの1週間に報告されたインフルエンザの1医療機関あたりの患者数は全国で12.56人となり、この冬流行期に入って初めて前の週を下回りました。ただ大きな流行が起きる可能性があるとされる「注意報レベル」の水準を4週連続で上回っていて、専門家は引き続き感染対策を呼びかけています。

    厚生労働省によりますと2月19日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は前の週から1685人減って6万2101人でした。

    1医療機関あたりの1週間の患者数は12.56人で減少に転じたものの大きな流行が起きる可能性があるとされる「注意報レベル」の水準の10人を4週連続で上回っています。

    1医療機関あたりの1週間の患者数は福井県が48.95人、石川県が46.44人、岩手県が33.98人で「警報レベル」の30人を超え、このほか富山県が27.98人、京都府が23.79人、大阪府が22.09人、福岡県が19.84人などと23の都道府県で「注意報レベル」の10人を超えています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博 教授は「感染者の増加は頭打ちとなり、爆発的な流行を起こさずに乗り切れそうな状況になっているが、まだしばらくは注意する必要がある。マスクの着用や手洗いなどの対策を続けてほしい」呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230224/k10013990131000.html

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  51. インフルエンザ やや減少も「注意報レベル」5週連続で上回る
    2023年3月3日 17時11分

    全国のインフルエンザの患者数は、先月26日までの1週間では、推計でおよそ31万9000人と、前の週と比べてやや減少しました。ただ、1医療機関当たりの患者数は、大きな流行が起きる可能性があるとされる「注意報レベル」の水準を5週連続で上回っていて、専門家は引き続き注意を呼びかけています。

    国立感染症研究所などによりますと、先月26日までの1週間に、全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から6228人減って5万5873人でした。

    1医療機関当たりの1週間の患者数は11.32人で2週連続で前の週を下回っているものの、「注意報レベル」の水準の10人を5週連続で上回っています。

    また、ここから推計される全国の1週間の患者数は、およそ31万9000人となっています。

    1医療機関当たりの、1週間の患者数は、
    ▽石川県が48.17人
    ▽岩手県が41.37人
    ▽福井県が33.16人で、
    「警報レベル」の30人を超えていて、
    このほか、
    ▽富山県が29.85人
    ▽京都府が18.89人
    ▽佐賀県が17.72人
    ▽大分県が17.40人などと、
    21の道府県で「注意報レベル」の10人以上となっています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「全国的には流行のピークが過ぎたように見えるが、一部の地域では警報レベルの水準が続いていて、まだ注意が必要だ」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230303/k10013997611000.html

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  52. インフルエンザ患者数 7週連続で注意報レベルの水準上回る
    2023年3月17日 15時49分

    全国のインフルエンザの患者数は、今月12日までの1週間では推計でおよそ31万8000人と前の週より増加しました。1医療機関当たりの患者数は、大きな流行が起きる可能性があるとされる「注意報レベル」の水準を7週連続で上回っていて、専門家は引き続き注意を呼びかけています。

    国立感染症研究所などによりますと、今月12日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から4561人増えて5万4796人でした。

    1医療機関当たりの1週間の患者数は11.10人で、前の週よりやや増加し「注意報レベル」の水準の10人を7週連続で上回っています。

    また、ここから推計される全国の1週間の患者数はおよそ31万8000人となっています。

    1医療機関当たりの1週間の患者数は
    ▽岩手県が26.03人で
    ▽富山県が26.02人
    ▽石川県が25.08人
    ▽福井県が18.49人
    ▽山形県が16.70人などと、
    27の都道府県で「注意報レベル」の10人を超えています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「感染者の数は例年であれば、収束に向かって減る時期だが、『注意報レベル』の水準が続いているのは気がかりだ。新型コロナの感染予防も合わせて意識し、基本的な感染対策を続けてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230317/k10014011431000.html

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  53. インフルエンザ 宮崎の高校で491人集団感染 学校は休校
    2023年5月17日 19時36分

    宮崎市内の高校で生徒と職員合わせて491人がインフルエンザに集団感染し、15日から休校していることが分かりました。市は感染防止対策の徹底を呼びかけています。

    宮崎市によりますと、市内の高校で今月9日から発熱やせき、のどの痛みなどの症状を訴える生徒が出始め、16日までに生徒476人、職員15人の合わせて491人がインフルエンザに感染したことが分かったということです。

    これまで重症化した患者はいませんが、高校では15日から今月22日まで休校することを決めています。

    高校では先週末に体育祭が行われ、練習なども含めて集団で行動する機会が増えていたということです。

    宮崎市の清山市長は17日、定例の記者会見で「体調不良の場合は学校に行かないなど個別の感染対策を取り、室内の換気やマスクの着用を徹底してほしい」と注意を呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230517/k10014070491000.html

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    1. インフルエンザ集団感染 宮崎市の高校 生徒の半数以上に拡大
      2023年5月18日 21時26分

      生徒と職員がインフルエンザに集団感染した宮崎市内の高校では、その後も感染者が増え、全校生徒の半数を超える500人近くに感染が拡大していることがわかりました。

      高校と宮崎市保健所によりますと、今月9日、生徒1人のインフルエンザへの感染が確認されたあと、翌日の10日には生徒のクラスメイトなど14人への感染が確認されました。

      このあと、インフルエンザに感染した生徒が30人に広がる中で12日に体育祭を行い、週明けの15日に394人の生徒や職員に感染が急拡大したということです。

      その後、感染は落ち着いていったものの、これまでに全校生徒およそ900人のうち、半数を超える500人近くがインフルエンザに感染したということです。

      感染が拡大したことについて学校は、大型連休の期間中の行楽などがきっかけになったのではないかとしたうえで、5類への移行を受けて、▽コロナ禍で控えていた体育祭での生徒の声出し応援の全面的な再開や▽「十五人十六脚」など生徒どうしが接触や密着するような競技を行ったことなどが原因ではないかと説明しています。

      これまでに重症化した患者はいないということですが、学校では今月22日まで休校することを決め、生徒に対しては手洗いの徹底などを呼びかけることにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230518/k10014071771000.html

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  54. またぞろ、「感染」集団ヒステリーが勃発している。

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    1. マスゴミメディアが、正確な知識を普及させることを怠って、ただひたすらに騒動の火に油を注ぎたがる。

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  55. インフルエンザ 大分市の高校で約500人が感染 生徒の4分の1
    2023年5月18日 21時31分

    大分市内の私立高校で、全校生徒の4分の1にあたるおよそ500人がインフルエンザに集団感染し、16日、休校になったことがわかりました。学校では保健所の指導受けながら感染防止対策の徹底に努めています。

    高校によりますと、今月11日から発熱やせきなどの症状を訴える生徒が増え始め、翌12日には160人の生徒にインフルエンザの感染が確認されたということです。

    その後、今週に入っても感染者が増え続け、16日には全校生徒の2000人うち497人と、一部の教員も感染が確認されたことから、高校はこの日、休校にしたということです。

    重症化した生徒はいないということです。

    この高校では今月9日に全校生徒が参加する体育祭を行ったということです。

    高校では大分市保健所に報告し、感染防止対策の指導を受けながら校内の消毒や清掃を進めるとともに、生徒にマスクの着用や手洗いなどを呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230518/k10014071761000.html

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  56. 社説
    子供の感染症 免疫力低下で急拡大が心配だ
    2023/06/24 05:00

     各地で子供のウイルス感染症が急速に広がっている。新型コロナウイルスの感染対策は緩和されたが、引き続き注意する必要がある。

     東京都は、子供を中心に流行している感染症「ヘルパンギーナ」について、直近の1週間で1医療機関あたりの患者数が6人を超えたとして、警報を出した。2019年以来4年ぶりだという。

     大阪府や滋賀県など各地でも感染が急拡大し、警報レベルに達している。乳幼児がいる家庭や、保育園、幼稚園の運営者らにとっては心配な動向に違いない。

     ヘルパンギーナは、38度以上の発熱と、口内にできる 水疱すいほう が特徴だ。5歳以下の乳幼児がかかることが多い。喉の痛みから食事をいやがる子供が多く、夏季は脱水症状に陥ることがないよう、水分を多めにとることが重要になる。

     なかなか水分をとれない場合には、アイスクリームやゼリーなどの、冷たく食べやすいものを口にするのも有効だろう。

     ヘルパンギーナのほかに、発熱や 咳せき の症状が出る「RSウイルス」も増加しているという。季節外れのインフルエンザも各地で散発しており、学校では集団感染や学級閉鎖などが相次いでいる。

     ここ3年間は、コロナ対策の感染予防策が、社会全体で徹底されていた。それに伴い、子供がコロナ以外の様々なウイルスにさらされる機会が減り、免疫力が低下したことが急拡大の原因ではないかと専門家は指摘している。

     新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行して、人の動きが活発化し、感染が一気に拡大した形だ。感染症全般に共通する対策として、手洗いやうがいといった基本の励行を心がけたい。

     ヘルパンギーナや手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)など、夏に流行する感染症は一般に「夏風邪」と呼ばれる。多くは急な発熱や発疹などの症状がみられる。

     子供は日常の活動を通じて様々な感染症にかかり、徐々に免疫を獲得していく。コロナ禍の影響で、最近になって、ようやく日常生活を取り戻した子供も多いはずだ。まだ十分な免疫を獲得できていない子供もおり、注意が要る。

     子供のほか、高齢者も感染すると重症化する例がある。風邪だからと軽視しないことが重要だ。

     社会はコロナ禍の混乱から回復する途上にある。様々な感染症への警戒を怠らないようにしたい。病院や人の密集する場所ではマスクを着用するなど、適切に感染症と向き合うことが大切だ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20230623-OYT1T50302/

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  57. まさか、その「免疫低下」って、例のワクチン接種による「薬害」で起こってるってわけじゃなきゃいいが…

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    1. ことさらに大げさにとりあげるまでもなく、子どもというのは、繰り返し繰り返し、いろんなウイルス感染にさらされて(感染して)、なんどもなんども風邪ひいたみたいになったり、熱が出たり、ぶつぶつが色々でてみたり、いろんな病気や疾患をくぐって丈夫になるものなのさ。

      そういう生き物の基本的なことを忘れちゃいけないな。

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  58. >5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_for_children.html

    「子ども 新型コロナワクチン」
    https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%20%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3&ei=UTF-8

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  59. ヘルパンギーナやRSウイルス 子どもの感染急増 対策どうすれば
    2023年6月27日 19時29分

    熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」や、発熱や口の中に水ぶくれができる「ヘルパンギーナ」など、主に子どもで広がる感染症の患者が例年より早く増えています。

    専門家は「ウイルスが一気に広がりやすい状況なので、基本的な感染対策を徹底してほしい」と話しています。

    ●症状や対策は? 感染したら? どうすればよいのか、後段には、専門家に聞いてQ&A形式で詳しく掲載しています。

    RSウイルス感染症やヘルパンギーナ 前週より増加

    「RSウイルス感染症」は主に子どもが感染し、発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、生後6か月未満の赤ちゃんや先天性の心臓の病気がある子どもなどは肺炎を起こして重症化することがあります。

    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、6月18日までの1週間にRSウイルス感染症と診断された患者は9093人で、1医療機関あたりでは2.9人と前の週の2.64人から増加しました。
    去年の同じ時期には0.43人でしたが、ことしは早くから増えていて患者数が多かった2021年とほぼ同じレベルになっています。

    また、いわゆる夏かぜとして知られ、発熱や口の中に水ぶくれができる「ヘルパンギーナ」に感染する患者も急増していて、6月18日までの1週間で1万4112人で、1医療機関あたりでは4.5人で前の週の3.00人から増加しました。
    「ヘルパンギーナ」はことしは5月に入ってから感染者が急増し、この時期としてはこの10年間で最も多くなっていて、和歌山県や宮崎県、鹿児島県、それに大阪府や東京都など、11の都府県では、1医療機関あたりの患者数が警報レベルの「6」を上回っています。

    クリニックでは検査キットや薬の在庫不足

    東京・杉並区のクリニックでは6月に入ってから、いずれも幼い子どもがかかりやすく、発熱や鼻水、せきなどの症状が特徴の「RSウイルス感染症」や、夏かぜの一種の「ヘルパンギーナ」と診断される子どもが急増していて、近隣の薬局で一部の薬の在庫が不足している中で対応に苦慮しています。
    医院の発熱外来では5月に「RSウイルス感染症」と診断された子どもは16人、「ヘルパンギーナ」と診断された子どもは1人でしたが、6月は26日までで「RSウイルス感染症」が53人、「ヘルパンギーナ」が49人に増加しています。

    27日も、午前中だけでおよそ40人の子どもが診察に訪れ、発熱とせきの症状があった1歳の女の子が検査の結果、「RSウイルス感染症」と診断されていました。

    医院ではこのところの患者の増加に伴い、「RSウイルス感染症」の検査キットの在庫が不足することが多くなり、先週は1日あたり100人程度の患者が来るのに対して8人分しか残されていなかったため、より重症化しやすいとされる新生児や乳児に対象を絞って検査を行ったということです。

    また近隣の薬局で、抗生物質やせき止めの薬の一部が出荷停止や出荷制限で品薄の状態となっているといい、本来、処方したい薬ではないものの似たような作用がある薬に変えて対応しているということです。
    たむら医院の田村剛院長は、「コロナ禍での感染対策の結果、子どもたちにほかの感染症が広がらず、ここにきて免疫のない子どもたちの感染が相次いでいるとみられる。ただ、薬の不足がこのまま続くと、薬の処方日数を減らさないと対応しきれない状態になるので、手洗いなど基本的な感染対策を徹底するとともに、症状が出て小児科の予約が取れない場合はかかりつけ医以外のクリニックを受診することも検討してほしい」と話していました。

    RSウイルス 入院患者も増加

    「RSウイルス感染症」の患者の増加に伴って、小児医療の中核を担う東京都内の病院では重症化して入院する患者も増えています。

    東京・世田谷区にある国立成育医療研究センターでは、「RSウイルス感染症」で入院する子どもが相次いでいて、5月までは入院患者が10人未満でしたが、5月下旬から増え始め、26日の時点では41人が入院しています。
    生後6か月以下の赤ちゃんも15人入院しており、ことしは生後2か月以下の赤ちゃんも9人と多くなっていて、中には生後2週間余りの赤ちゃんが入院したケースもあったということです。

    病院では水分を取ることができず、脱水の症状が出る子どももいますが、特効薬がないため、酸素の投与や点滴での対症療法を行っているということです。

    また、ことしは「ライノウイルス」や「ヒトメタニューモウイルス」などの呼吸器の感染症で肺炎などを起こして入院する子も例年より多く、「ライノウイルス」に感染し入院している生後10か月の赤ちゃんはせきや気管支炎の症状が出て、食事や水分が取れず、点滴を受けていました。

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    1. 【Q&A】症状や対策は?感染したら? 専門家に聞く

      子どもの感染症の診療を行っている国立成育医療研究センター感染症科の大宜見力診療部長に、いま感染が広がっている子どもの感染症について聞きました。
      Q.いま増えている「RSウイルス感染症」はどのような病気ですか。

      A.RSウイルスはいわゆる呼吸器ウイルスといわれるもので、かぜのような症状を起こします。
      一般的には2歳ぐらいまでにはほぼ全員が1回かかるといわれています。
      特に小さいお子さんが生まれて初めてかかったときには症状が重くなり、肺炎や気管支炎になったり呼吸障害が出て酸素の値が低くなったりして、息苦しさで水分や食事を取れなくなることもあります。
      1歳未満、特に生後6か月未満のお子さんがRSウイルスに感染すると、基礎疾患がなくても、かなりの確率で具合が悪くなります。

      Q.どのような治療が行われますか。

      A.インフルエンザなどと違って、RSウイルスに対する特効薬は残念ながらありません。
      基本的には対症療法、例えば酸素の値が保てないお子さんには酸素投与や呼吸を助ける治療をします。
      小さいお子さんだと分泌物で鼻が詰まって、呼吸が苦しくなることもあるので、吸引して取ってあげるなどの対応をします。
      あとは呼吸するのがつらくて水分がとれない時には点滴をしたりします。

      Q.最近、患者数が増えていると聞きますが。

      A.国立成育医療研究センターでは5月下旬くらいから入院する患者が徐々に増えて、最近では40人以上の日があります。
      RSウイルスに感染して入院する患者さんが40人以上というのは、当院では今までなかったことだと思います。
      かなり急激な増加で、病院としては必要な医療を行うことが難しくなるくらい切迫している状況です。

      Q.なぜ感染者が増えているのでしょうか。

      A.1つは、新型コロナに伴う感染対策によってコロナ以外のいろいろな感染症の流行が抑えられたことがあります。
      その結果、RSウイルスだけでなく感染症に対する免疫を持たない方が増え、地域の中で割合が多くなったということだと思います。
      こうした中で、5月にコロナの感染対策が緩和されたため、感染症が流行しやすい状況になっています。
      感染対策が緩和されているので、いろいろなウイルスに感染しやすく一気に地域で広まりやすいことが背景としてあると思います。

      Q.どんな感染対策が必要ですか。

      A.基本的な感染対策をしっかりということが大切です。
      小さいお子さん、特に2歳未満のお子さんの場合にはマスクはおすすめできないですし難しいですが、マスクができる年齢とか成人の方にはしっかりマスクをしていただくことが大事です。
      またRSウイルスは主な感染経路は接触感染といわれているので、RSウイルスを含んだ分泌物がドアノブやおもちゃ、テーブルなどに付いて、それを触った手で目や鼻や口を触るとウイルスに感染します。手洗いをしっかりしていただくことが大切です。

      また、小さいお子さんはRSウイルスに感染すると非常に具合が悪くなることが多いので、そうした家庭では特に感染対策をしっかりして、家庭内にウイルスを持ち込まないことが重要かと思います。

      Q.感染した場合はどう対応すればいいでしょうか。

      A.呼吸が苦しそうとか飲んだり食べたりできないなどといった状況になると、入院が必要になることもありますので、病院を受診することを勧めます。

      Q.「ヘルパンギーナ」も流行していますが、どういう症状が出るのでしょうか。

      A.ヘルパンギーナは熱は出るときと出ないときがありますが、主な症状としては口の中に水ぶくれや粘膜がえぐれたような潰瘍ができます。
      非常に痛く、飲んだり食べたりできないことが問題になります。
      かぜのウイルスの一種ですが、RSウイルスと同じく特効薬はなく、自然に治るのを待つことになります。
      その間、水分が取れず脱水になったりしますので、注意が必要かと思います。

      Q.治療はどのように行うのでしょうか。

      A.基本的には自然に治りますが、治るまでの間をいかに乗り切るかが大事です。
      口の中が痛いので、水分も痛くて取れないことが問題になります。
      そういう場合は、例えばアセトアミノフェンなどの痛み止めがそれなりに効果を発揮します。
      ある程度、症状が抑えられて水分を取れるようであれば、体がウイルスをコントロールできるまで待って乗り切ることになります。
      症状が続くのは数日ですが、もう少し長引くお子さんもいると思います。
      数日から1週間、そんなところだと思います。

      Q.自宅で看病する場合、どうすればいいですか。

      A.ある程度食事がとれて意識もしっかりしていて、しょっちゅう吐くということがなければ、自宅で熱冷ましや痛み止めを適宜使いながら様子をみるということでよいと思います。
      お子さんは痛いと思うので、せめて水分だけでも取っていくというのが大事だと思います。

      Q.RSウイルス感染症とヘルパンギーナ以外の感染症についてはどうでしょうか。

      A.「ヒトメタニューモウイルス」や「パラインフルエンザウイルス」それに「ライノウイルス」といった呼吸器のウイルスによる感染症が多くなっています。入院まで至るようなお子さんも多いです。
      特に基礎疾患があるお子さんは、かぜのウイルスに感染すると、かぜのレベルで終わらないことが多くあります。何らかの基礎疾患があるお子さんや生まれて間もない、生後6か月未満のお子さんは特に注意が必要です。

      Q.こうした感染症はこれからも拡大が続くのでしょうか。

      A.いつまで続くかは分からないですが、たとえばRSウイルス感染症は今までの経験から考えると、まだピークを迎えていない可能性が十分あると思います。例年だとピークを迎えたあとにゆるやかに入院患者さんが減っていって、落ち着くまでに2か月ぐらいかかります。
      基本的に皆さんでできる感染対策をしっかりやっていただくことが大事です。コロナの感染対策と通じるところがありますが、手洗い、それにマスクをできる方はしっかりしてほしいです。
      いまお話しした感染症には現状ではいま使えるワクチンはないですが、予防接種のおかげで流行を抑えられている感染症はたくさんあるので、特に定期の予防接種等は接種できる機会を逃さずに確実に受けることも大切かなと思います。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230627/k10014110581000.html

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  60. RSウイルス感染症 症状悪化で入院急増 小児科病床ひっ迫 千葉
    2023年6月30日 17時01分

    ウイルス性感染症の患者が各地で急増していますが、千葉市の中核病院では「RSウイルス感染症」に感染した幼い子どもが症状が悪化して入院する事例が増え、小児科の病床がひっ迫した状態になっています。

    「地域小児科センター」として、小児医療の中核的な役割を担う千葉市立海浜病院では、入院の受け入れを要請するクリニックや救急隊からの電話が鳴りやまない日々が続いています。

    36ある小児科の病床稼働率は9割前後で、受け入れを断らざるをえないこともあるということです。

    病床がひっ迫しているのは、熱やせきなど、かぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」に感染し、症状が悪化して入院する幼い子どもが急増しているためです。

    家庭内や保育所などで感染が広がり、大人は症状が軽い一方、乳幼児が重症化するケースが目立つということです。

    「RSウイルス感染症」による入院患者は、5月下旬から増え始め、6月は29日時点で、41人まで急増しました。

    このうち7割が2歳未満です。

    今月入院した1歳の女の子は、肺炎を起こしていましたが、鼻から高濃度の酸素を投与するなどの処置を受け、少しずつ症状が改善しているということです。

    千葉市立海浜病院小児科の多湖孟祐医師は「この数年、免疫を獲得する機会が失われていたが、新型コロナウイルスが5類に移行したことで人の活動範囲や接触の機会が増え、RSウイルスなどの流行につながっていると考えられる。マスクを常につけている必要はないが、例えば密な空間や、人混みに行くときはマスクをつけるなど、臨機応変に考えて基本的な予防策をとってほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230630/k10014114251000.html

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  61. ヘルパンギーナ 過去10年で最多 子どもに広がる感染症流行続く
    2023年7月4日 18時38分

    熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」や発熱や口の中に水ぶくれができる「ヘルパンギーナ」など主に子どもで広がる感染症の流行が続いています。

    このうちヘルパンギーナの1医療機関あたりの患者数は過去10年間で最も多くなったことが国立感染症研究所のまとめでわかりました。

    都内のクリニックでせき止めなどの薬が不足したり、病児保育施設ではキャンセル待ちとなるなど子どもの医療がひっ迫しています。

    「ヘルパンギーナ」18の都府県で警報レベル上回る

    「ヘルパンギーナ」は夏に患者が増えるウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもがかかりやすく、発熱のほか、口の中に水ぶくれができたり、のどが痛んだりといった症状が出ます。

    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、6月25日までの1週間にヘルパンギーナと診断された患者は1万8176人、1医療機関あたりでは5.79人と過去10年間で最も多くなりました。

    地域別では、宮城県が1医療機関あたり14人と最も多く、鹿児島県や静岡県でも10人を上回るなど、18の都府県で1医療機関あたりの患者数が警報レベルの「6」を上回っています。

    「RSウイルス感染症」去年を大幅に上回るペース

    また、熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」と診断された患者は9936人で、1医療機関あたりでは3.16人と前の週の2.9人から増加しました。

    去年の同じ時期は0.58人で、ことしは去年を大幅に上回るペースとなっています。

    感染症データ・情報【都道府県ごとのデータはこちら】ヘ
    ルパンギーナやRSウイルスなど約20種類の感染症データ・情報

    クリニック せき止めやぜんそくの薬が不足

    東京 北区にあるクリニックでも、子どもを中心に感染する「ヘルパンギーナ」や「RSウイルス感染症」の患者が増えています。

    ことし5月ごろから今月にかけていずれの感染症も患者数が増えていて、例年の4倍から5倍ほどにのぼっているということです。

    病院では通常1日に15人ほどの患者を診療していますが、受診希望者が相次いでいることから先月からは1日に30人ほどの診療をしているということです。

    それでもキャンセル待ちの患者が発生しているほか、せき止めやぜんそくの薬が不足する状況が続いているということです。

    「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤博道院長は「RSウイルスやヘルパンギーナだけでなく手足口病などの患者も増えていて、大人も緊張感をもって、小さい子どもに感染させない行動をするよう心がけてほしいです。必要に応じてマスクを着用したり、手洗いうがいを十分にすることで感染症を予防し、症状がある場合には重症化する前に早めに受診してください」と訴えていました。

    病児保育施設 予約埋まりキャンセル待ちも

    子どもの感染症が流行する中、病気で保育所や学校に行けない子どもたちを預かる都内の病児保育施設では利用を希望する人が増えています。

    東京 港区にある小児科の診療所に併設された病児保育施設は、定員が6人ですがヘルパンギーナやRSウイルスなどの子どもで2ヶ月近くの間、ほぼ連日、予約が埋まっているといい、4日午前中の段階で7人がキャンセル待ちの申し込みをしていました。

    ただ、キャンセル待ちをしても預かることができない場合もあり、5月はおよそ30人だったのが先月はおよそ90人と3倍に増加しています。

    これまでは1回の予約で3日から4日程度、子どもを預けることもできましたが、現在はなるべく多くの子どもを受け入れるために一回の予約で預かる期間を2日に制限しているということです。

    3歳の男の子を預けにきた父親は「39度近くの高熱が出ているので預けに来たが、キャンセル待ちでなかなか予約が取りづらい状況だった。きのうは在宅で子どもを見ていたがほとんど仕事にならなかった。これ以上流行すると予約枠も限られているので大変だ」と話していました。

    「チャイルドケアばんびぃに」の時田章史院長は「コロナ禍の感染対策でかぜなどにかからなかったために、一般的な感染症への免疫を持っていない子どもが増えたり、免疫が低下したりして、子どもが発熱するような感染症がはやっている。もうしばらくはこの状況が続くのではないか」と話していました。

    専門家「夏休みに入るまで流行続くと考えられる」

    日本小児科医会で感染症対策にたずさわる峯眞人理事は「学校が夏休みに入るまで流行が続くと考えられる。子どもの体調に注意して、食事が取れないとかぐったりしているなどふだんと違う様子があればすぐに小児科の医師に相談してほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230704/k10014118201000.html

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  62. RSウイルスなど子どもに流行“判断迷ったら電話相談を”厚労相
    2023年7月7日 13時41分

    「RSウイルス感染症」や「ヘルパンギーナ」など、子どもを中心に広がる感染症の流行で、入院先を探すのに時間がかかるケースも出ていることから、加藤厚生労働大臣は、判断に迷ったときには「子ども医療電話相談」を活用するよう呼びかけました。

    熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」や、発熱や口の中に水ぶくれができる「ヘルパンギーナ」など、子どもを中心に広がる感染症の流行が続いていて、国立感染症研究所によりますと「ヘルパンギーナ」は過去10年で最も多いということです。

    これについて、加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「特にRSウイルス感染症は新生児や基礎疾患のある子どもが重症化しやすく注意が必要だ。患者の増加に伴い、入院が必要な事例も増えていて、一部の地域では入院先を探すのに時間がかかる場合がある」と述べました。

    その上で「飛まつや接触によって感染しやすいので、せきなどの症状がある場合はマスクを着用し、せっけんによる手洗いなどにも努めてほしい」と述べ、感染対策を徹底するよう求めました。

    また、子どもの症状にどう対応したらいいか判断に迷ったときは「#8000」の「子ども医療電話相談」を活用するよう呼びかけました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230707/k10014121471000.html

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  63. 「ヘルパンギーナ」流行 患者数 過去10年で最多の状況続く
    2023年7月18日 17時58分

    子どもがかかりやすく、発熱などの症状が出る感染症「ヘルパンギーナ」の流行が続いていて、7月9日までの1週間に報告された患者の数は、過去10年で最多だった前の週よりもさらに増加したことが国立感染症研究所のまとめでわかりました。

    「ヘルパンギーナ」は夏に患者が増えるウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもがかかりやすく、発熱のほか口の中に水ぶくれができたりのどが痛んだりといった症状が出ます。

    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者の数は7月9日までの1週間で合わせて2万2980人となりました。

    1医療機関当たりでは7.32人で、過去10年で最も多かった前の週の6.48人よりもさらに増加しました。

    地域ごとでは、最も多い宮城県の23.2人をはじめ、岩手県や三重県など8つの道県で10人を超えていて、27の都道府県で警報レベルの「6人」以上となっています。

    「RSウイルス感染症」も患者の多い状況続く

    また、熱やせきなど、かぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」の患者数は合わせて1万613人、1医療機関当たり3.38人で、引き続き患者の多い状況が続いています。

    感染症が専門の国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「この3年間は新型コロナウイルス対策が取られていたため、子どもがさまざまなウイルスに接しておらず、感染しやすい状況になっているとみられる。今の流行が収まっても新型コロナウイルスを含めた呼吸器感染症が夏休みを中心に広がるおそれもある。ウイルスと接する量を減らすためにも、マスクや手洗いの徹底、人との距離を保つことに気をつけてほしい」と話していました。

    官房長官「感染防止対策に努めるよう周知」

    松野官房長官は午後の記者会見で「RSウイルス感染症やヘルパンギーナの報告数は現在増加傾向にある。特にRSウイルス感染症は新生児や基礎疾患のある子どもは重症化しやすく注意が必要だ。受診したほうがいいか判断に迷った場合や、休日や夜間に具合が悪くなった場合は『子ども医療電話相談』を活用するよう促すとともに、せっけんによる手洗いなど感染防止対策に努めるよう周知したところで、引き続き感染状況を注視していきたい」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230718/k10014134551000.html

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    1. >感染症が専門の国立病院機構三重病院の谷口清州院長

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  64. ヘルパンギーナやRSウイルス感染症 患者多い状況続く 対策を
    2023年7月25日 17時51分

    国立感染症研究所によりますと、子どもがかかりやすく発熱などの症状が出る感染症「ヘルパンギーナ」や「RSウイルス感染症」の患者が多い状況が続いています。専門家は「症状があるときは外出を控えるなど感染対策をとってほしい」としています。

    「ヘルパンギーナ」は夏に患者が増えるウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもがかかりやすく、発熱のほか口の中に水ぶくれができたりのどが痛んだりといった症状が出ます。

    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者の数は今月16日までの1週間で合わせて2万1443人となりました。

    1医療機関当たりでは6.86人で、過去10年で最多だった前の週の7.32人よりも0.46人下回りました。

    地域ごとでは、21都道県で警報レベルの「6人」を超えていて、このうち宮城県の20.62人をはじめ、岩手県や山形県など8つの道県で10人以上となっています。

    また、かぜのような症状が出る病気で幼い子どもが感染すると重症化することもある「RSウイルス感染症」は、今月16日までの1週間に報告された患者の数が合わせて9882人、1医療機関当たり3.16人となっていて、前の週の3.38人より減少しましたが、引き続き患者の多い状況が続いています。

    子どもの感染症に詳しい新潟大学の齋藤昭彦教授は「ヘルパンギーナはまだ流行のピークを迎えていない地域もあり、しばらく流行が続く可能性がある。特にRSウイルスは子どもだけでなく高齢者でも重症になることがある。夏休みで帰省や旅行に出かける機会が増えるが、かぜの症状があるときは外出を控えたり、人混みではマスクをするなど感染対策をとってほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230725/k10014141861000.html

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  65. ヘルパンギーナ RSウイルス感染症 前週より減少も引き続き注意
    2023年8月1日 16時54分

    流行が続いている「ヘルパンギーナ」や「RSウイルス感染症」について、7月23日までの1週間の患者数は、いずれも前の週より減少したことが国立感染症研究所のまとめで分かりました。専門家は、しばらくは緩やかに流行が続く可能性があるとして、引き続き注意を呼びかけています。

    「ヘルパンギーナ」は夏に患者が増えるウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもがかかりやすく、発熱のほか口の中に水ぶくれができたりのどが痛んだりといった症状が出ます。

    国立感染症研究所によりますと、7月23日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者数は合わせて1万4789人、1医療機関当たりでは4.71人で、前の週の6.86人よりも2.15人減りました。

    地域ごとでは、岩手県、山形県、宮城県、それに長野県で10人を超えていて、警報レベルの「6人」を超えている地域は合わせて12の道と県となっています。

    また、かぜのような症状が出る病気で幼い子どもが感染すると重症化することもある「RSウイルス感染症」は、7月23日までの1週間で報告された患者数が合わせて8124人、1医療機関当たりでは前の週より0.57人減って2.59人となりました。

    感染症が専門で国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「この3年間でさまざまな感染症に対し免疫力が低下しているので、ヘルパンギーナやRSウイルス感染症はこのあともしばらくはだらだらと流行が続く可能性がある。発熱が3日以上続いたり、食事ができない、せきがひどいなど日常生活に支障が出る場合は医療機関を受診してほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230801/k10014149451000.html

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  66. 米FDA RSウイルス感染症のワクチンを承認 妊娠中女性が接種
    2023年8月22日 11時30分

    幼い子どもが重い肺炎になることもあるRSウイルス感染症について、FDA=アメリカ食品医薬品局は、製薬会社ファイザーが開発した、妊娠中の女性が接種するタイプのワクチンを承認したと発表しました。

    RSウイルス感染症は、乳幼児を中心に流行するかぜに似た症状の病気で、場合によっては肺炎を引き起こし、重症化することがあります。

    これについて、FDAは21日、アメリカの製薬会社ファイザーが開発したワクチンを承認したと発表しました。

    このワクチンは妊娠している女性が接種すると、生まれてきた子どもが重い症状になるのを防ぐ効果があるということです。

    接種の対象は妊娠32週から36週までで、FDAはRSウイルス感染症について妊娠している女性が接種するタイプのワクチンとしては初めての承認だとしています。

    FDAによりますと、およそ7000人を対象にした臨床試験で、生後6か月までの子どもが重い症状になるのを防ぐ効果が確かめられたということです。

    一方、接種した人と、していない人で早産の発生率に違いがみられたということですが、いまあるデータでは因果関係を判断するには不十分だと説明しています。

    FDAは「今回の承認によって、命を脅かすおそれがある病気から幼い子どもを守るための選択肢が提供されることになる」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230822/k10014169991000.html

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    1. 胎児に抗体産生能を獲得させることができる妊婦用ワクチンというわけか… 本当かな?

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  67. RSウイルス感染症のワクチン 日本国内初承認へ 対象は60歳以上
    2023年8月28日 23時37分

    子どもや高齢者が感染すると、重い肺炎になることもある、RSウイルス感染症のワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は28日夜、60歳以上を対象に使用を認めることを了承しました。今後、厚生労働省の正式な承認を経て、RSウイルス感染症のワクチンの製造・販売が国内で初めてできるようになります。

    28日の専門家部会で了承されたのは、イギリスの製薬会社、グラクソ・スミスクラインが開発した、RSウイルス感染症のワクチン「アレックスビー」です。

    RSウイルス感染症は、発熱やせきなど、かぜのような症状が出る病気で、幼い子どもや高齢者が感染すると肺炎などを引き起こし、重症化することがあり、今回のワクチンは、重い症状になるのを防ぐ効果や発症を防ぐ効果が期待されています。

    グラクソ・スミスクラインが去年10月に厚生労働省に承認申請を行い、28日夜開かれた厚生労働省の専門家部会は、有効性が確認でき、安全性にも重大な懸念はないとして、使用を認めることを了承しました。

    ワクチンの接種の対象は60歳以上です。

    今後、厚生労働省の正式な承認を経て、RSウイルス感染症のワクチンの製造・販売が国内で初めてできるようになります。

    製薬会社の臨床試験によりますと、ワクチンは17か国のおよそ2万5000人の60歳以上が接種を受けて、有効性が確認できたということです。

    高齢者が感染した場合 症状が重くなることも
    RSウイルス感染症は、ウイルスに感染して発熱やせき、鼻水などかぜのような症状が出る病気です。

    乳幼児を中心に流行し、多くは軽症で済みますが、特に幼い子どもが初めて感染した場合などにはせきがひどくなったり、肺炎を引き起こしたりして重症化することがあります。

    また、幼い子どもだけでなく、高齢者が感染した場合も症状が重くなることがあるということです。

    高齢者のRSウイルスに詳しい宮城県塩釜市の坂総合病院の高橋洋副院長によりますと高齢者では、RSウイルスに感染して亡くなるケースもあるほか、重症化したことをきっかけに寝たきりになったり、食事を取りづらくなったりすることも少なくないということです。

    高齢者での流行状況については詳しくは分かっていませんが、地域や介護施設などで広がるケースが多いとみられるということです。

    今回、ワクチンの承認申請をしている大手製薬会社、グラクソ・スミスクラインなどの研究グループの推計によりますと日本国内でRSウイルスに感染して入院する60歳以上の人は、1年間におよそ6万3000人、入院して亡くなる人はおよそ4000人とみられるということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014177051000.html

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    1. RSワクチン 国内初承認へ…厚労省部会了承 60歳以上が対象
      2023/08/29 05:00

       厚生労働省の専門家部会は28日、英製薬大手グラクソ・スミスクラインが開発したRSウイルスワクチンについて、製造販売の承認を了承した。厚労省が近く承認する。60歳以上が対象で、国内初のRSウイルスに対するワクチンとなる。

       RSウイルスは、感染するとかぜのような症状が出て、免疫力の弱い高齢者や乳児に重い肺炎を引き起こすことがある。

       同社によると、60歳以上の約2万5000人が参加した臨床試験では、感染による気管支炎などの発症リスクを8割下げることが確認された。米食品医薬品局(FDA)は使用を承認している。

       RSウイルスワクチンについては、米製薬大手ファイザーも、60歳以上と妊婦を対象にした製品の承認を、厚労省に申請している。生まれてくる乳児は母親から抗体を受け継ぐことで重症化を防ぐという。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230828-OYT1T50308/

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  68. 疑ることを知らない純朴な人間が真正面から食い物にされている…

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  69. インフルで学級閉鎖や休校、前週の7倍に急増…コロナでも都内小学校など大幅増
    2023/09/15 19:28

     新学期が始まり、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症による学級閉鎖が急増している。

     厚生労働省によると、4~10日の1週間に、インフルエンザで学級・学年閉鎖や休校となったのは、計793施設で、前週(107施設)の約7倍に増えた。都道府県別(政令市は別集計)では、東京、神奈川が53施設と最多。埼玉、千葉が46、大阪が40と続いた。

     新型コロナによる学級・学年閉鎖や休校は、東京都によると、10日までの1週間に60施設で実施され、小学校が半数を占めた。前週の4施設から大幅に増えた。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20230915-OYT1T50269/

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  70. インフル流行、昨年末から途切れず新シーズン突入…専門家「免疫低下で広がりやすく」
    2023/09/15 22:39

     昨年末に始まったインフルエンザの流行が収束しないまま、9月からの新シーズンに突入した。厚生労働省は15日、全国約5000か所の定点医療機関から4~10日の1週間に報告された患者数が、1医療機関あたり4・48人だったと発表した。流行の目安(1医療機関あたり1人)を超える状態が次シーズンまで途切れなかったのは、現在の集計方法となった1999年以降で初めて。

     発表によると、3週連続で増加している。都道府県別にみると、沖縄の1医療機関あたり13・43人が最多で、長崎の同8・80人、千葉の同8・58人が続いた。

     通常、インフルエンザの流行は12月~3月とされるが、昨年末からの流行は今年2月にピークを迎えた後も一度も流行の目安を下回っていない。感染症に詳しい菅谷憲夫・慶応大客員教授は「コロナの流行が始まって2シーズンはインフルエンザが流行せず、人々の免疫が低下したため、広がりやすくなっている。夏場の発熱患者の検査が増えた影響もあるだろう」と話す。インフルエンザのワクチン接種は10月から本格化する。菅谷氏は「重症化リスクが高い高齢者や5歳未満の子どもは早めに接種してほしい」と呼びかけている。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230915-OYT1T50285/

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  71. 「インフル 4週間以内に大流行の可能性 対策を」小池都知事
    2023年9月22日 16時59分

    東京都がインフルエンザの「流行注意報」を出したことについて、小池知事は「4週間以内に、大きな流行が発生する可能性が高い」として、新型コロナへの感染予防のためにも、換気や手洗いなどの対策を心がけるよう呼びかけました。

    インフルエンザについて、東京都は21日、統計を取り始めた1999年以降、最も早く「流行注意報」を出しました。

    これについて、小池知事は22日の記者会見で「今後4週間以内に、大きな流行が発生する可能性が高いことを教えてくれているので、十分な注意を行ってほしい」と述べ、新型コロナへの感染予防のためにも、換気や手洗いなどの対策を心がけるよう呼びかけました。

    また、新型コロナの感染状況については「若干、落ち着きつつあるのではないか。ただ10代の感染が伸びているという状況だ。医療提供体制についても、病院内がバタバタしているということではない」と述べました。

    都内の診療所ではインフルエンザ患者が急増
    新型コロナウイルスの感染者数が多い状態が続くなか、インフルエンザの患者も急速に増え始め、都内の診療所は発熱などの症状を訴える患者の対応に追われています。

    東京 中野区の「みやびハート&ケアクリニック」でも、先月にはほとんどいなかったインフルエンザの患者が今月に入って急に増え始めたということです。

    今月1日から22日までに発熱などの症状がある患者97人を検査したところ、
    ▽新型コロナウイルスの陽性が41人、
    ▽インフルエンザの陽性が15人でした。

    渡邉雅貴院長は、「この夏の猛暑による疲れで、免疫力が落ち、感染症にかかりやすくなっている可能性がある」としています。

    このクリニックでは、通常の患者と同じように発熱などの症状がある患者も診ていますが、20日から始まった新型コロナのワクチン接種に加えて、来月からはインフルエンザのワクチン接種も始まる予定です。

    渡邉院長は「正直なところ、年末並みの忙しさです。新型コロナの患者も多い中で、インフルエンザの患者さんが日々増えています。この時期にインフルエンザの流行は経験したことがない事態です」と話していました。

    7都県で「注意報レベル」
    インフルエンザの感染状況について、今月17日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数は全国で7.03人と引き続き増加していて、7つの都県で「注意報レベル」となっています。

    厚生労働省によりますと今月17日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は3万4665人で前の週からおよそ1.5倍に増えています。

    1医療機関あたりの患者数は全国で7.03人で、地域ごとでは、
    ▽沖縄県が20.85人と最も多く、
    次いで▽千葉県が14.54人、
    ▽愛媛県が12.07人、
    ▽佐賀県が11.95人、
    ▽東京都が11.37人などとなっています。

    このうち7つの都県では今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の基準値、10人を超えています。

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「しばらくは感染拡大が続く兆候がみられている。近く、全国で『注意報レベル』の10人を超える可能性もあり、来週や再来週の推移は特に注意する必要がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230922/k10014203791000.html

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    1. インフルエンザ、異例の早さで流行拡大…感染者数が前週比1・57倍
      2023/09/22 21:45

       厚生労働省は22日、全国約5000の定点医療機関から11~17日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が、1医療機関あたり7・03人だったと発表した。前週(4・48人)と比べ1・57倍に増加し、7都県で「注意報」の基準値(10人)を超えた。首都圏をはじめ、異例の早さで流行が拡大している。

       都道府県別では、沖縄が1医療機関あたり20・85人で最も多く、千葉の14・54人、愛媛の12・07人、佐賀の11・95人が続く。

       インフルエンザで学年・学級閉鎖や休校となったのは計1625施設で前週から倍増した。都道府県別では、最多の千葉が169施設で、次いで大阪156施設、兵庫137施設、東京133施設となっている。

       厚労省は「今冬は流行のピークが早まる可能性がある。希望者はワクチン接種の予約を早めにしてほしい」と呼びかけている。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230922-OYT1T50199/

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  72. インフルエンザ感染状況 ほぼ横ばいも 9都県で注意報レベル
    2023年9月29日 17時02分

    インフルエンザの感染状況について、9月24日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数は全国で7.09人で、前の週からほぼ横ばいとなりました。

    国立感染症研究所などによりますと、9月24日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週からほぼ横ばいの3万5021人となりました。

    1医療機関あたりでは、全国で7.09人で、このデータを基に推計される、この1週間の全国の患者数はおよそ25万8000人となっています。

    地域ごとでは、いずれも1医療機関あたりの患者数で、
    ▽沖縄県が22.46人と最も多く、
    次いで、
    ▽千葉県が15.14人
    ▽愛媛県が14.07人
    ▽宮崎県が14人
    ▽大分県が13.79人となっていて、
    9つの都県で今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の基準値、10人を超えました。

    専門家「注視が必要」

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博 教授は「感染者の数は、前の週までは毎週、2倍近いペースで増えていたが、今回、横ばいとなった。爆発的な感染拡大の兆候はまだ見られていないが、季節外れの流行が起きないか推移を注視する必要がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230929/k10014210991000.html

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  73. インフルエンザ患者数 増加続く “例年より早く本格的流行も”
    2023年10月13日 17時25分

    インフルエンザの感染状況について、10月8日までの1週間に医療機関を受診した患者の数は、全国で1医療機関あたり9.99人となり、前の週より増加しています。厚生労働省では、例年より早く本格的な流行になる可能性があるとして注意を呼びかけています。

    国立感染症研究所などによりますと、10月8日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より2000人近く増え、4万9212人となりました。1医療機関あたりの患者数は全国で9.99人で、このデータをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ32万6000人となっています。

    地域ごとでは、いずれも1医療機関あたりの患者数で、
    ▽沖縄県が30.85人と大きな流行が起きているとされる「警報レベル」の30人を超えたほか▽千葉県が21.08人▽山口県が19.22人▽大分県が18.00人▽愛媛県が16.69人▽東京都が16.44人など、12の都と県で今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを示す「注意報レベル」の10人を超えています。

    厚生労働省は、ことし2月以降、インフルエンザの患者が多い状態で推移していて、例年より早く本格的な流行になる可能性があるとしてすべての年齢の人に対して注意を呼びかけています。

    専門家 “緩やかな増加傾向 全国的に続く”

    日本感染症学会のインフルエンザ委員会の委員長で岡山県の倉敷中央病院の石田直 副院長は、現在のインフルエンザの流行状況について、「インフルエンザの感染者の数は、爆発的には増えていないが、緩やかな増加傾向が全国的に続いている。また、東京都のデータでは、入院患者のうち6割は20歳以下で、岡山県内での診療実感からも若い世代を中心とした流行になっていると言える。今後、若い人から高齢者に感染が広がって、流行の規模が大きくなることが予想される」と指摘しました。

    今後については、「日本とは季節が逆のオーストラリアでは、インフルエンザの感染拡大がことしは例年より早く進んだ。日本でも例年は年末年始に流行のピークを迎えるが、ことしは12月上旬にはピークになる可能性もある」と話していました。

    一方、新型コロナウイルスについては、「感染者の数の減少傾向が全国的に続き、『第9波』となったこの夏の感染拡大は、このまま収束すると考えられる。しかし、年末にかけて再び感染が広がるおそれがあり注意が必要だ」と話しています。

    その上で、今後の注意点について「インフルエンザは本格的な流行を早い時期に迎える可能性がありワクチン接種を希望する人は例年より前倒しで11月上旬には済ませてほしい。新型コロナも冬に向けて再び感染拡大し、インフルエンザとの同時流行も懸念される。それぞれの感染を避けるためには基本的な感染対策が引き続き有効で、人混みではマスクを着用すること、手洗いを習慣づけることなどが大事になる」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231013/k10014224381000.html

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  74. プール熱の患者数 3週間ぶり減少「流行落ち着くだろう」専門家
    2023年10月24日 17時00分

    子どもを中心に感染する「咽頭結膜熱」=いわゆるプール熱の患者数が3週間ぶりに減少しました。

    「咽頭結膜熱」=いわゆるプール熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、
    ▽せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか、
    ▽ウイルスが付着したタオルや
    ▽プールでの接触などを介しても感染します。

    国立感染症研究所によりますと、10月15日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は5516人で、前の週よりも300人余り減少しました。

    1医療機関当たりでは1.75人で、過去10年で最多だった前の週よりも0.12人少なくなっています。

    患者数が減少するのは3週間ぶりです。

    地域別では
    ▽福岡県が5.62人
    ▽沖縄県が5.19人
    ▽奈良県が4.15人
    ▽佐賀県が3.22人
    ▽大阪府が3.06人と国の警報レベルの目安となる「3」人を超えています。

    子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「すでに多くの人が感染したため、今後、流行は落ち着くだろう。一方、インフルエンザの患者数が増えはじめていて、過去3年間大きな流行がなかったことを考えると、ことしは大きな流行になるリスクがある。体調不良のときは休み熱が続くときは医療機関に行くなど引き続き注意をしてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231024/k10014235781000.html

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  75. インフルエンザの患者数 前週比1.5倍に 増加傾向続く
    2023年10月27日 17時14分

    インフルエンザの感染状況について、10月22日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関当たりで16.41人で、前の週のおよそ1.5倍に増えました。

    国立感染症研究所などによりますと、10月22日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、2万6000人余り増え、8万1160人となりました。

    1医療機関当たりでは、前の週の1.48倍となる全国で16.41人で、このデータをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数は、およそ54万4000人となっています。

    地域ごとでは
    ▽愛媛県が39.90人と「警報レベル」とされる30人を超えたほか、
    ▽千葉県が29.39人
    ▽埼玉県が28.41人
    ▽福島県が27.09人
    ▽兵庫県が23.36人など30の都府県で、「注意報レベル」の10人を超えました。

    沖縄県を除くすべての都道府県で前の週より患者の数が増加しています。

    また、年齢別では患者全体の半数以上が14歳以下の子どもだということです。

    専門家 “例年より大きな波になるリスクも”

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は、インフルエンザの流行状況について、「患者の数はまだ爆発的ではないものの増加傾向が続き、前の週までよりも増え方が大きくなっている。今後、数週間は推移を注意してみなければならない。これから冬の時期に入ると本来の本格的な流行のシーズンを迎えることになる。例年は年末年始ごろに来る感染拡大のピークが早めにきたり、例年よりも大きな波となったりするリスクがあり、子どもたちを中心に広がっている現在の感染の連鎖をなんとか断ち切りたい」と話していました。

    一方、新型コロナウイルスについては、「感染者の数はかなり低い水準を維持しているが、これまでの経験からピークから4か月か5か月たつと、人々の免疫が低下し再拡大するリスクがある。引き続き冬や年明けの時期の流行には注意が必要だ」と話していました。

    そして今後の注意点について舘田教授は、「感染拡大を防ぐためには、インフルエンザも新型コロナも今まで行ってきた感染対策をできる範囲で継続していくしかない。具合が悪いときは外出せず、自宅療養を心がけ、不安がある人は早めに医療機関を受診し、薬を処方してもらうことが大事だ。また、インフルエンザはワクチンの接種が始まっているので、希望する人は早めに接種してほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231027/k10014239471000.html

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  76. “プール熱” 流行続く 1週間の患者数 過去10年で最多に
    2023年10月31日 18時29分

    咽頭結膜熱=いわゆるプール熱の流行が続いています。10月22日までの1週間の患者数は過去10年間で最も多くなり、専門家は「今後も流行が続く可能性があり、換気や手洗いを心がけて予防してほしい」と呼びかけています。

    咽頭結膜熱=いわゆるプール熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で
    ▽せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか
    ▽ウイルスが付着したタオルや
    ▽プールでの接触などを介しても感染します。

    国立感染症研究所によりますと、10月22日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は6795人で、前の週から1279人増えました。

    1医療機関当たりでは2.16人で、これまで最も多かった前々週を上回り、過去10年で最も多くなりました。

    都道府県別に見ますと
    ▽沖縄県が6.9人
    ▽福岡県が6.33人
    ▽奈良県が5.47人
    ▽佐賀県が4人
    ▽大阪府が3.58人
    ▽京都府で3.18人
    ▽三重県で3.07人と
    7つの府県で国の警報レベルの目安となる「3」人を超えています。

    咽頭結膜熱は例年6月ごろが流行のピークですが、ことしは秋になっても流行が続いています。

    子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州 院長は「まだ流行は続く可能性があり、換気や手洗いを心がけて予防してほしい。熱が3日以上続いたり、水分や食事がとれなかったりすると、重症化する可能性もあるので速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231031/k10014243261000.html

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    1. プール熱 29日まで1週間の患者数 過去10年間で最多の状態続く
      2023年11月7日 16時17分

      流行が続く咽頭結膜熱=いわゆるプール熱の先月29日までの1週間の患者数は、前の週からさらに増え、過去10年間で最も多い状態が続いています。専門家は「流行の地域差が大きく、今後、まだ患者が多くない地域で感染が広がる可能性がある」としています。

      咽頭結膜熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか、ウイルスが付着したタオルや▽プールでの接触などを介しても感染します。

      国立感染症研究所によりますと、先月29日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は7635人で、前の週から840人増えました。

      1医療機関当たりでは2.43人で、過去10年で最も多かった前の週からさらに増加し、最も多い状態が続いています。

      都道府県別に見ますと
      ▽福岡県が6.94人
      ▽沖縄県が5.81人
      ▽佐賀県が5.22人
      ▽奈良県が5.09人
      ▽福井県が4.8人
      ▽大阪府が3.86人
      ▽三重県が3.64人
      ▽京都府が3.49人
      ▽北海道が3.15人
      ▽和歌山県が3人と

      10の道府県で国の警報レベルの目安となる「3人」を超えています。

      子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「これまでに見られたことのない季節外れの流行だ。流行状況を細かく見ると地域差がかなりあり、今後、まだ患者が多くない地域で感染が広がる可能性がある」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231107/k10014249851000.html

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  77. インフルエンザ患者数 今季最多に 1医療機関当たり21.66人
    2023年11月24日 18時18分

    全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、今月19日までの1週間で1医療機関当たり21.66人と前の週から増加し、今シーズンで最も多くなりました。

    国立感染症研究所などによりますと、今月19日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は10万6940人で、1医療機関当たりでは前の週から4.31人多い21.66人となりました。

    患者数は前の週の報告でおよそ3か月ぶりに減少に転じていましたが、再び増加し、今シーズンで最も多くなりました。

    都道府県別に見ますと、佐賀県が47.26人、北海道が39.21人、長野県が35.59人、宮城県が31.86人と「警報レベル」とされる30人を超えたほか、残る43の都府県すべてで「注意報レベル」の10人を超えています。

    また、43の都道府県で前の週より患者の数が増加していて、全国的な拡大傾向となっています。

    「まだピークとは言えない 高齢者にも広がる可能性を懸念」
    日本感染症学会のインフルエンザ委員会で委員長を務める倉敷中央病院の石田直副院長は、インフルエンザの流行状況について「まだピークとは言えない。抗インフルエンザ薬を処方された患者の数は今週にかけても増えていて、今後さらに増えるのではないか。これまで若い人を中心に広がっていたが、私たちの病院でも先週あたりからインフルエンザで入院する高齢者の方が少しずつ出てきていて、今後、高齢者にも流行が広がる可能性を懸念している。リスクのある方でワクチンを接種していない人はできるだけ早く接種したほうがいいと思うし、手洗いやせきがあればマスクをするといった感染予防は続けてほしい」と話しています。

    また、新型コロナの流行状況については「かなり少ない状態だが、完全に無くなるわけではないし、今後、次の流行の波が来るという予測もあるので決して楽観はできない」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231124/k10014267771000.html

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  78. RSウイルス感染症 妊婦向けのワクチン承認へ 厚労省専門家部会
    2023年11月28日 4時52分

    主に子どもが感染し、6か月未満の赤ちゃんがかかると肺炎を起こして重症化することもあるRSウイルス感染症の妊婦向けのワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は使用することを了承しました。今後、厚生労働省の正式な承認を経て、妊婦向けのRSウイルス感染症のワクチンの製造・販売が国内で初めて行われます。

    使用が了承されたのは、アメリカの製薬会社ファイザーが開発したRSウイルス感染症のワクチン「アブリスボ」です。

    RSウイルス感染症は、主に子どもが感染し、発熱やせきなどかぜのような症状が出る病気で、生後6か月未満の赤ちゃんや先天性の心臓の病気がある子どもなどは肺炎を起こして重症化することもあります。

    今回のワクチンは妊婦が接種することで、生まれてきた子どもが重い症状になるのを防ぐ効果が期待されているということです。

    ファイザーがことし2月に厚生労働省に承認申請を行い、27日夜開かれた厚生労働省の専門家部会は有効性が確認でき、安全性にも重大な懸念はないとして、使用を認めることを了承しました。

    厚生労働省によりますとRSウイルス感染症のワクチンは、ことし9月、イギリスの製薬会社が開発した60歳以上を対象としたワクチンが承認されていますが、妊婦向けのワクチンが了承されるのは今回が初めてで、今後、厚生労働省の正式な承認を経て、ワクチンの製造・販売ができるようになります。

    RSウイルス感染症とは

    「RSウイルス」には2歳くらいまでにほぼすべての子どもが1回は感染するとされています。

    感染して「RSウイルス感染症」を発症すると、発熱やせきといった軽いかぜのような症状が出ますが、ほとんどの場合、数日から1週間くらいかけて徐々に回復します。

    一方で、特に生後6か月未満の赤ちゃんや小さく産まれた赤ちゃんなどの場合は肺炎や気管支炎を起こして重症化し、入院が必要となることがあります。

    特効薬はなく、重症化した場合は酸素を投与して呼吸を助けたり、点滴をしたりといった対症療法で回復を待つしかなく、ワクチンの実用化が期待されていました。

    流行の時期はこれまで秋から冬とされていましたが、ここ数年は春から夏にかけて感染者が増える傾向が見られています。

    専門家「非常に期待の持てるワクチン」

    子どもの感染症に詳しい新潟大学の齋藤昭彦教授は「妊婦がこのワクチンを接種すると、抗体が胎盤を通じて赤ちゃんにも届くので、生まれてから半年くらいまでRSウイルスへの感染や重症化から守ることができる。小児科医にとっては非常に期待の持てるワクチンだ」としています。

    そのうえで「ワクチンの安全性を気にする妊婦の方は多いと思うが、これまでの研究で安全性については問題ないとされている。接種する際には医師と十分相談して、納得したうえで接種してほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231128/k10014270581000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2023/03/hpv.html?showComment=1701120583915#c1610479761368487155

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    1. 妊婦向けRSワクチン、厚労省の専門部会が製造販売を了承…乳児の肺炎などの重症化防ぐ
      2023/11/28 10:45

       厚生労働省の専門家部会は27日、米製薬大手ファイザーが開発した妊婦を対象としたRSウイルスワクチンについて、製造販売の承認を了承した。厚労省が近く承認する。生まれてくる乳児がウイルスに対する抗体を母親から受け継ぐことで、感染による重症化を防ぐ。米国では8月に承認されている。

       対象は、24~36週の妊婦。同社が公表した臨床試験結果によると、生後3か月以内の乳児について、ウイルスによる肺炎などの重症化リスクを8割下げる効果があった。

       国内では9月、英製薬大手グラクソ・スミスクラインが開発した60歳以上を対象にしたワクチンが承認されている。

       RSウイルスは、感染すると風邪のような症状が出て、免疫力が弱い乳児や高齢者では重い肺炎を起こすことがある。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231128-OYT1T50074/

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  79. そもそも大人は「RSウイルス」抗体産生能を有しているのだから、ワクチンなんて必要ないだろ。

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  80. 咽頭結膜熱の患者さらに増加 溶連菌感染症とともに10年で最多
    2023年12月5日 17時13分

    子どもを中心に流行が続く咽頭結膜熱の先月26日までの1週間の患者数は前の週からさらに増え、過去10年間で最も多い状況が続いています。また「溶連菌感染症」の一種も感染者数が過去10年間で最多となり、専門家は「今後も流行が続くと予想されるため、周囲の感染状況に応じて対策を取るようにしてほしい」と話しています。

    「プール熱」とも呼ばれた咽頭結膜熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか、ウイルスが付着したタオルなどを介しても感染します。

    国立感染症研究所によりますと、先月26日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は、前の週より771人多い1万1139人となりました。

    1医療機関当たりでは前の週を0.24人上回って3.54人となり、過去10年間での最多を6週連続で更新しました。

    都道府県別では▽北海道が7.99人、▽福岡県が7.24人、▽福井県が6.48人、▽佐賀県が5.96人、▽奈良県が5.91人、▽三重県が5.56人などとなっていて、合わせて26の都道府県で国の警報レベルの目安となる「3」人を超えています。

    咽頭結膜熱 全国の感染状況はこちら
    https://www3.nhk.or.jp/news/special/infection/dashboard/?infection=pool

    また、主に子どもが感染し、発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者も増加が続いています。

    先月26日までの1週間に報告された患者数は前の週から253人増えて全国で合わせて1万2146人、1医療機関当たりでは3.86人となっていて、過去10年間で最も多くなりました。

    都道府県別では鳥取県が国の警報レベルの基準となる「8」人を超えて9.53人となっていて、次いで▽宮崎県が7.06人、▽千葉県が6.1人となっています。

    A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 全国の感染状況はこちら
    https://www3.nhk.or.jp/news/special/infection/dashboard/?infection=a-rensakyukin

    「流行は続くと予想 周囲の感染状況に応じて対策を」

    子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「咽頭結膜熱などのウイルス感染症の場合、3日以上高熱が続くと脱水症状を起こすことも懸念されるので注意が必要だ。また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は細菌性の感染症で、抗菌薬による治療が可能なので早めに医療機関を受診してほしい。流行は今後も続くと予想されるため、周囲の感染状況に応じて対策を取るようにしてほしい」と話していました。

    これまでNHKでは「咽頭結膜熱=いわゆるプール熱」とお伝えしてきましたが、厚生労働省がウェブサイトの説明を改訂したのにあわせ、今後は「咽頭結膜熱」と表記します。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231205/k10014278521000.html

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    1. 国立病院機構三重病院・谷口清州院長「咽頭結膜熱などのウイルス感染症の場合、3日以上高熱が続くと脱水症状を起こすことも懸念されるので注意が必要だ。また、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は細菌性の感染症で、抗菌薬による治療が可能なので早めに医療機関を受診してほしい。流行は今後も続くと予想されるため、周囲の感染状況に応じて対策を取るようにしてほしい」

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  81. 咽頭結膜熱 7週連続で「過去10年最多」溶連菌感染症も最多更新
    2023年12月12日 17時09分

    子どもを中心に流行が続く咽頭結膜熱の12月3日までの1週間の患者数は、前の週からさらに増えて、過去10年間で最も多い状況が7週連続で続いています。
    また、「溶連菌感染症」の一種も、感染者数が過去10年間で最多の状況が続いていて、専門家は「症状が軽いからといって無理をせず体を休ませるようにしてほしい」と話しています。

    咽頭結膜熱 29都道府県で警報レベルの目安超え

    咽頭結膜熱は、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか、ウイルスが付着したタオルなどを介しても感染します。

    国立感染症研究所によりますと、12月3日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は、前の週より563人多い1万1702人となりました。

    1医療機関あたりでは前の週を0.18人上回って3.72人となり、過去10年間での最多を7週連続で更新しました。

    都道府県別では
    ▽福井県が8.72人
    ▽北海道が8.05人
    ▽佐賀県が6.87人
    ▽福岡県が6.63人
    ▽石川県が6人
    などとなっていて、あわせて29の都道府県で国の警報レベルの目安となる「3」人を超えています。

    A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3週連続で過去10年間最多を更新

    また、主に子どもが感染し、発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者も増加が続いています。

    12月3日までの1週間に報告された患者数は、前の週から957人増えて全国であわせて1万3103人、1医療機関あたりでは4.17人となっていて、過去10年間での最多を3週連続で更新しました。

    都道府県別では
    ▽鳥取県が10.53人
    ▽宮崎県が8.14人
    と、2つの県で国の警報レベルの基準となる「8」人を超えているほか、
    ▽富山県が7.79人
    ▽埼玉県が6.76人
    ▽千葉県が6.36人
    ▽福岡県が6.02人
    などとなっています。

    専門家「症状軽くても 無理して学校や仕事に行かないで」

    子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州院長は、「症状が悪化して入院する子どもも多くなっている。症状が軽いからといって無理をして学校や仕事に行かず体を休ませてほしい。地域の感染状況に応じてマスクの着用や手洗いなどの対策を取ることが重要だ」と話しています。

    小児科クリニック「検査キットの不足が心配」

    患者数の増加で、医療の現場では「検査キット」の不足を心配する声があがっています。

    東京都内にある小児科のクリニックでは、連日のように発熱などの症状を訴える子どもが受診していて、今シーズンは咽頭結膜熱や溶連菌感染症と診断される子どもが多くなっています。

    東京 港区にある小児科のクリニックでは、ことしは発熱などで受診する子どもがコロナ禍前の1.2倍から1.5倍程度になっているということです。

    12日も午前中から受診する子どもが相次いでいて、このうち発熱の症状で訪れた5歳の男の子は、のどの奥を綿棒で拭って検査したところアデノウイルスと溶連菌がいずれも陽性となっていました。

    クリニックによりますと、この時期は通常、胃腸炎が多いということですが、ことしはアデノウイルスの患者が先週だけで44人いて、コロナ禍前と比べて1.5倍から2倍ほど多い印象だということです。

    アデノウイルスは咽頭結膜熱の原因となるウイルスですが、このクリニックでは結膜炎を併発していない人も多いということです。

    また、先々週あたりからは溶連菌感染症の患者も増えていて、先週は12人が診断され、発熱やのどの痛みに加え中には体に発疹が出る子もいるということです。

    クリニックによりますと、アデノウイルスや溶連菌の流行で検査キットの不足が心配だということで、流行状況を予測しながら早めに発注するようにしていますが、発注しても届くまでに時間がかかることがあるため、家族の中で同じ症状の人が複数いる場合は検査は1人だけに限定するなど、工夫しながら使っているということです。

    「クリニックばんびぃに」の時田章史院長は、「ことしは患者が多く、忙しい状況がずっと続いている。ここのところ寒くなってきて、これからさらにインフルエンザが増えてくる可能性もある。大人が広げることもあるので、これから忘年会など人が集まるイベントが増えてくると思うが、マスクの着用や体調の悪いときは外出しないなど、小さな子どもたちを守る対策を心がけてほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231212/k10014285791000.html

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  82. インフルエンザ患者数 さらに増加 1医療機関当たり30人超に
    2023年12月15日 17時36分

    全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、今月10日までの1週間で1医療機関当たり33.72人と前の週からさらに増加し、今シーズン初めて30人を超えました。1医療機関当たりの患者数が30人を超えるのは過去10年で最も早く、専門家は「今シーズンは流行のピークが例年に増して高くなることが懸念される」として対策を呼びかけています。

    1医療機関当たりの患者数が30人を超えるのは今季初

    国立感染症研究所などによりますと、今月10日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は16万6690人で、前の週から3万4573人増加しました。

    また、1医療機関当たりでは前の週から7人多い33.72人となりました。

    1医療機関当たりの患者数が「警報レベル」とされる30人を超えるのは今シーズン初めてで、過去10年で最も早くなっています。

    データを基に推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ111万8000人となっていて、ことし9月4日以降の累積の患者数はおよそ800万3000人と推計されています。

    都道府県別に見ますと、
    ▽北海道が60.97人
    ▽宮城県が57.49人
    ▽大分県が53.71人
    ▽宮崎県が49.64人
    ▽三重県が47.49人
    など33の道と県で「警報レベル」の30人を超えているほか、
    ▽大阪府で22.2人、
    ▽東京都で20.3人
    などとなっていて、沖縄県を除く13の都府県で「注意報レベル」の10人を超えています。

    「流行のピーク 例年に増して高くなることが懸念される」

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は「増加傾向は今後も続くと予想され、今シーズンは流行のピークが例年に増して高くなることが懸念される。高齢者や基礎疾患のある人など重症化のリスクが高い人の感染をできるだけ抑えられるよう、周囲の状況に応じてマスクの着用などの感染対策を取ってほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231215/k10014288991000.html

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  83. 新型コロナ感染状況 “前週から全都道府県で増加 感染対策を”
    2023年12月15日 18時09分

    新型コロナウイルスの全国の感染状況は、12月10日までの1週間では、1つの医療機関当たりの平均の患者数が3.52人で、前の週の1.28倍となっています。厚生労働省は「前の週と比べるとすべての都道府県で増加しており、例年冬は感染が拡大する傾向にあることから、感染対策を続けてほしい」としています。

    厚生労働省によりますと、12月10日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から3796人増えて1万7379人となりました。

    また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3.52人で、前の週の1.28倍となりました。

    前の週から増加が続くのは3週連続となります。

    都道府県別では多い順に
    ▽北海道が7.82人
    ▽山梨県が7.76人
    ▽長野県が6.64人
    ▽岐阜県が5人
    ▽愛知県が4.8人
    などとなっていて、すべての都道府県で前の週より増加しています。

    12月10日までの1週間に全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1468人で、前の週と比べて445人の増加でした。

    厚生労働省は全国の流行状況について「3週連続の増加で、前の週と比べるとすべての都道府県で患者が増加した。例年冬は感染が拡大する傾向にあることから、感染対策を続けてほしい」としています。

    1医療機関当たりの平均患者数(都道府県別)
    ▽北海道は7.82人
    ▽山梨県は7.76人
    ▽長野県は6.64人
    ▽岐阜県は5人
    ▽愛知県は4.8人
    ▽新潟県は4.69人
    ▽茨城県は4.65人
    ▽愛媛県は4.57人
    ▽福島県は4.45人
    ▽山形県は4.14人
    ▽奈良県は4.09人
    ▽大分県は4.02人
    ▽富山県は3.92人
    ▽栃木県は3.92人
    ▽三重県は3.85人
    ▽埼玉県は3.83人
    ▽山口県は3.79人
    ▽群馬県は3.78人
    ▽香川県は3.77人
    ▽鹿児島県は3.69人
    ▽石川県は3.67人
    ▽静岡県は3.64人
    ▽岩手県は3.54人
    ▽青森県は3.5人
    ▽鳥取県は3.45人
    ▽高知県は3.2人
    ▽熊本県は3.14人
    ▽滋賀県は3.08人
    ▽兵庫県は3.03人
    ▽京都府は3.01人
    ▽岡山県は3.01人
    ▽宮城県は2.98人
    ▽千葉県は2.97人
    ▽和歌山県は2.96人
    ▽宮崎県は2.93人
    ▽秋田県は2.83人
    ▽広島県は2.77人
    ▽長崎県は2.77人
    ▽島根県は2.76人
    ▽福岡県は2.74人
    ▽徳島県は2.59人
    ▽東京都は2.31人
    ▽大阪府は2.27人
    ▽福井県は2.05人
    ▽佐賀県は2.03人
    ▽神奈川県は2.01人
    ▽沖縄県は1.89人

    専門家「今後も増加傾向は続くと予想 感染対策を」

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は、新型コロナウイルスの感染状況について「患者数は少ない状況だが、今後も増加傾向は続くと予想される。高齢者や基礎疾患のある人など重症化のリスクが高い人の感染をできるだけ防ぐことが重要だ」と話しています。

    そのうえで「これからクリスマスや年末年始で人の動きが活発になり感染が広がるリスクが高まるので、周囲の状況に応じてマスクの着用などの感染対策を取ってほしい」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231215/k10014289171000.html

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  84. 「溶連菌感染症」の一種 都が初の警報発表 “感染対策を”
    2023年12月21日 17時56分

    主に子どもが感染し、発熱などの症状が出る「溶連菌感染症」の一種について東京都は、都内の患者数が基準を上回ったため初めて警報を発表し、今後、さらに流行が拡大する可能性もあるとしてこまめな手洗いなどの感染対策を呼びかけています。

    「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、数日の潜伏期間のあと、突然の発熱やのどの痛みなどの症状が出る子どもがかかりやすい感染症です。

    都によりますと、12月17日までの1週間の都内の患者数が、複数の保健所で基準を超えるなどしたため、21日、感染症法が施行された1999年以降初めて警報を発表しました。

    今後、さらに流行が拡大する可能性もあるとしています。

    このほかの感染症では1医療機関当たりの患者数について
    ▽子どもを中心に感染する「咽頭結膜熱」は、3.36人と、前の週の3.23人からやや増え、引き続き警報の基準を超えています。

    ▽インフルエンザは20.48人で、前の週の20.30人と横ばいで引き続き注意報の基準を超えています。

    ▽新型コロナは、2.58人で4週連続で増加しています。

    都はこまめな手洗いや、せきやくしゃみが出る場合はマスクをするなどの感染対策を呼びかけています。

    溶連菌感染症とは

    溶連菌にはさまざまな種類がありますが、発熱やのどの痛みなどの症状が出る溶連菌感染症のほとんどが「A群溶血性レンサ球菌」という細菌が原因です。

    主に幼児や小学生などの子どもがかかり、数日の潜伏期間のあと、突然の38度以上の発熱やのどの痛みなどの症状のほか、首や胸などに赤い発疹が出たり、舌に小さな赤いできものが出たりすることがあります。

    専門家「マスク 手洗いなど基本的な感染対策を」

    溶連菌感染症の一種「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」について、感染症に詳しい国際医療福祉大学の松本哲哉 主任教授は「マスクや換気、手洗いといった基本的な感染対策が重要だ」と呼びかけています。

    松本教授は、溶連菌感染症の患者が各地で増加していることについて「新型コロナウイルスの感染対策によって感染の機会が抑えられ、免疫を持たないまま経過したがコロナの5類移行によって対策が緩和されたことで、広がりやすい場で一気に広がってしまっている」と述べました。

    溶連菌感染症は発熱やのどの痛み、けん怠感などの症状が出ることが多く、感染が疑われる場合は受診して検査してほしいとしたうえで「抗生物質が効くため、それをきちんと投与すれば早めに回復することができるし、合併症のリスクも減らすことができる」と指摘しています。

    そのうえで、注意点として「薬を飲んで数日で症状が改善しても菌が一部残っていることがあるので、抗菌薬の服用は決められた日数を守ってほしい」としています。

    また、感染対策については「飛まつでの感染を防ぐためのマスクや接触での感染を防ぐための手洗いが重要だ。口の中に入ったかもしれない場合は、うがいも有効かと思うので、基本的な感染対策を続けていくことが大事だ」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231221/k10014294871000.html

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    1. 国際医療福祉大学・松本哲哉 主任教授「マスクや換気、手洗いといった基本的な感染対策が重要だ」

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    2. 感染防止対策を強調しすぎると、極端な予防原則に走りがちになるもので、「専門家」ならば、行き過ぎないような姿勢を啓発すべきじゃないのかね。

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    3. 溶連菌の流行警報、東京都が初めて発令…子どもがかかりやすく飛沫・接触で感染拡大
      2023/12/22 07:07

       東京都は21日、A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)による咽頭炎の流行警報を出した。都内の警報発令は1999年の統計開始以来初めて。

       都によると、都内31か所の保健所のうち、管内の患者数が一定レベルを超えた保健所が基準(管轄人口ベースで都全体の3割)を上回ったため警報が発令された。

       溶連菌による咽頭炎は、子どもがかかりやすく、発熱やのどの痛みなどの症状が出る。 飛沫ひまつ や接触で感染が広がるため、都は手洗いの徹底や必要に応じたマスクの着用を呼びかけている。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231221-OYT1T50289/

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  85. インフルエンザ患者数 前週比減も 引き続き感染対策必要
    2023年12月22日 17時34分

    全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、12月17日までの1週間で1医療機関当たり29.94人と、前の週から減少しました。専門家は、2つのA型のウイルスが同時に流行していることが今シーズンの特徴だとして、「一度かかったとしても安心せず、手洗いや換気など基本的な感染対策を続けてほしい」としています。

    患者数 1医療機関当たり29.94人

    国立感染症研究所などによりますと、12月17日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は14万7858人で、前の週から1万8832人減少しました。

    また、1医療機関当たりでは、前の週から3.78人少ない29.94人となりました。

    データを基に推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ101万9000人となっていて、ことし9月4日以降の累積の患者数はおよそ902万2000人と推計されています。

    23道県で「警報レベル」30人超

    都道府県別に見ますと、
    ▽大分県が55.17人
    ▽宮崎県が53.26人
    ▽宮城県が49.13人
    ▽北海道が47.25人
    ▽三重県が41.28など
    23の道と県で「警報レベル」の30人を超えているほか、
    ▽東京都で20.48人
    ▽大阪府で19.72人
    などとなっていて、沖縄県を除く23の都府県で「注意報レベル」の10人を超えています。

    専門家 “2つの型が同時流行 今後の推移に注視必要”

    感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授は、「今シーズンはA型のインフルエンザウイルスの『H3』と『H1』の2つが同時に流行していることが特徴で、今後の推移を注視していく必要がある。一度かかったとしても安心せず、手洗いや換気など基本的な感染対策を続けてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231222/k10014296251000.html

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  86. 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 去年1年間の患者数 過去最多
    2024年1月19日 21時38分

    手や足のえ死などを引き起こし、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」について、去年1年間に報告された患者の数が過去最多だったことが、国立感染症研究所のまとめで分かりました。

    「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、手足のえ死や多臓器不全などが起こる感染症で,症状が急激に悪化して死に至ることもあります。

    国立感染症研究所によりますと、去年1年間に全国から報告された患者の数は、速報値で941人で、これまで最も多かった2019年の894人を上回り、現在の方法で統計を取り始めて以来、最多となったということです。

    30歳以上の大人の患者が多いのが特徴とされ、国立感染症研究所によりますと、去年7月から12月中旬までに報告された50歳未満の患者、65人を調査したところ、21人が死亡していたということです。

    感染症に詳しい岩手医科大学の元教授の櫻井滋医師は「感染の初期は、発熱やのどの痛みなど、かぜと見分けがつきにくいが、意識がはっきりしなかったり、皮膚に赤い発疹が出たりするなど、ふだんのかぜと異なる様子があれば、すぐに医療機関を受診してほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240119/k10014328001000.html

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  87. 致死率高い「劇症型」溶連菌、患者数が昨年最多…数十時間で腎不全や呼吸不全
    2024/02/19 22:59

     急激に症状が進み、致死率が高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」について、2023年に報告された患者数が、現在の調査方法となった1999年以降、最多となったことが国立感染症研究所の集計で分かった。前年と比べ209人多い941人(速報値)に上った。

    劇症型溶血性レンサ球菌感染症の原因となるA群溶連菌(国立感染症研究所提供) 

     STSSの原因となる「溶血性レンサ球菌(溶連菌)」は、ありふれた細菌で、子どもの咽頭炎を招くA群溶連菌がよく知られている。通常は感染しても風邪の症状で済むが、まれにSTSSを発症する。

     症状は発熱や手足の痛みなどから始まる。数十時間で腎不全や呼吸不全などを引き起こし、ショック状態に陥って亡くなることがある。手足の 壊死えし を伴うことがあるため、「人食いバクテリア」とも呼ばれる。致死率は菌のタイプで異なるが、3割程度とされる。

     感染研によると、これまでの患者数の最多は2019年の894人だった。今年も2月4日時点で、前年同期と比べ155人多い239人に上っている。 飛沫ひまつ や接触によって感染し、患者は高齢者が多いが、23年後半から50歳未満も増えている。

     厚生労働省の担当者は「世界的に患者数は増加傾向だが、理由は分かっていない。手洗いやマスク着用などが予防策となる。体調の急変時はすぐに医療機関を受診してほしい」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240219-OYT1T50178/

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  88. 衰弱した人にとっては、日和見感染症だって命取りになるだろ。

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  89. 子ども感染「溶連菌感染症」の一種の患者数 年明け以降 高水準
    2024年2月20日 19時07分

    主に子どもが感染し、発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」の一種の患者数が年明け以降高い水準が続いています。

    「溶連菌感染症」の一種「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の都道府県ごとの感染状況はこちらから
    「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、主に子どもが感染する細菌性の感染症で、発熱やのどの痛みのほかそれに舌が赤くなったり、体に赤い発疹が出たりといった症状が出ることがあります。

    国立感染症研究所によりますと、今月11日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者数は、1万4419人でした。

    1医療機関当たりでは、4.61人で、先月中旬以降4週連続で4人を超える高い水準が続いています。

    都道府県別では
    ▽鳥取県が10.47人
    ▽山形県が9.54人
    ▽北海道が8.98人
    ▽福岡県が8.23人と
    4つの道県で国の警報レベルの基準となる「8」人を超えています。

    子どもの感染症に詳しい国立病院機構三重病院の谷口清州院長は「溶連菌感染症など細菌による感染症は1回かかっても、すぐに免疫ができないため、流行が長引く傾向がある」としたうえで、子どもが感染し登園や登校を控えると、保護者が仕事を休まざるをえないなどの社会的な負担がかかることもあるとして「感染を防ぐために、必要に応じてマスクやこまめに換気をするなどして気をつけてほしい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240220/k10014365111000.html

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