2023年8月7日

もう、だまされない! 近藤誠の「女性の医学」

近藤 誠 『ワクチン副作用の恐怖』 の続き)

女性のみなさん、医者の食いものになってはいけません。健康に長生きするために、知っておくべき女性の医療の落とし穴。



もう、だまされない! 
近藤誠の「女性の医学」

医者の言いなりにならず、自分で考える医療を提案し続ける反骨の医師・近藤誠が、
医者やクスリや誤った思い込みに惑わされずに、女性が元気に長生きするヒントを提唱する。
一家に一冊。全女性必読の書。 

【構成】
はじめに
第一章 僕の〝反乱〟は乳がん治療から始まった
第二章 なぜ、女性のほうが医療の犠牲になりやすいのか?
第三章 犠牲にならないために知っておくべき医療の落とし穴
  ○不用意にワクチンを打つなかれ
  ○「とりあえずCT」で、検査被ばく世界一
  ○早期発見・早期治療で寿命はのびません
  ○マンモグラフィ検診で増えた乳房切除
  ○がん検診 やればやるほど 死人が増える
  ○定期健診は人を不健康にする
  ○コレステロールに“悪玉”なし
  ○血圧は高いほうが長生きできる
  ○骨粗鬆症の薬で骨が折れる   (一部)
第四章 元気で長生きするための10か条
第五章 僕が出会った患者さんたち
あとがき
https://www.amazon.co.jp/dp/4087815498





近藤誠の家庭の医学

◆医者に行かず、クスリも飲まず、ワクチンも検診も受けないで元気に長生きするための家庭の医学。
自分と家族の体をどう守るか、身近な症状に近藤先生がお答えします!一家に一冊の必携本。

◆元気に100歳を超える処方箋「医者にも行かず」

■はじめに

■第1章 よくある症状とのつきあいかた
1 病気の9割は、医者もクスリも治せない
2 熱や咳をクスリで抑えない。これが病気に強くなる第一歩
3 気軽に「目薬一滴」「点鼻薬シュッ」のワナ
4 胸焼けに重曹。胃もたれに炭酸水
5 便秘は朝のお湯飲み、フルーツヨーグルト、スクワットで解消
6 傷はガーゼでなくラップで治す
7 塩が足りないと病気になる
8 高コレステロールは長寿のもと
9 血圧は年齢プラス110までクスリで下げるな
10 ペットの病気と看取り

■第2章 医者から逃げきるルール
11 予防接種で、インフルエンザは防げない
12 予防医学は「患者を呼ぼう医学」
13 治療のベルトコンベアに乗せられる前に
14 すぐ余命を言う医者から逃げろ
15 危ない医師が「野放し」の日本。遺書を書いて受診を
16 早期発見で5年生存率が延びるというトリック
17 「免疫療法」のウソ
18 安らかに死ぬ心得。「無理に食べさせない」知恵

■第3章 がんを暴れさせない知恵
19 「がんもどき」はしょっちゅう消える。人を殺さない
20 本物のがんでも、すぐには死なない。切るとがんが暴れる
21 抗がん剤は猛毒。固形がんに対しては、命を縮めるだけ
22 治療しなけりゃ、大往生できる
23 がんを放置して痛みが出たら

■第4章 栄養と運動が元気のクスリ
24 野菜ジュースの糖分は砂糖水と同じ。よくお茶する人は長生き
25 玄米菜食、断食で早死にする。元気な100歳は肉食系
26 弱ったらおかゆでなく半熟卵を、眠れぬ夜はホットミルクを
27 夕方のガム噛みラジオ体操でボケ払い
28 湯上りの水シャワーで体ポカポカ

■第5章 近藤誠セカンドオピニオンQ & A 1 0 0

■あとがき
https://www.amazon.co.jp/dp/4763015249





(書きかけ)




《薬には病気を予防するための上薬と、病気をなおす下薬がある。また医師には、病気になる前に予防を心がける上医と、病人を治療する下医がある。この伝でいくと、病気を予防する学問は上学であり、治療学は下学ということになる。

 現在、薬と称されているものの大部分は下薬であり、医師のほとんどは下医である。それにしても現代医学にいたっては、上学のみならず下学も軽視され、診断学が幅をきかしているのが実情である。》 
(あとがき)
 
和漢薬―生化学が解く薬と健康 (中公新書) : 奥田 拓道
中央公論社 (1987/11)
https://www.amazon.co.jp/dp/4121008596


医学分野と医療業界というところは、「予防(という理念)と検査(の技法)」の比重がますます大きくなるばかり…


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[地球を読む]がん経験者支援 「サバイバー」運動3500キロ…垣添忠生 日本対がん協会会長
2018年8月19日 読売新聞
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180819-118-OYTPT50142

>よくぞ、約3500キロを踏破することができたと、自分自身をほめたい気持ちでいっぱいだ。がんを1度でも経験したことがある「がんサバイバー」支援を広く訴えようと「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」を行い、7月23日、歩き終えることができた。本稿では、このイベントについて報告したい。

わが国にがんサバイバー支援が定着すれば、人々が手と手をとって互いに支え合う社会が生まれ、人々のがんに対するイメージも変わるだろう。生まれてきて良かったと感じることができる国となることを目指して努力を続けたい。


「がん」をいつまでも特別扱いの病気にしたがる医科様なヒトビトの不断の努力にしかみえんわな…



(№344 2018年7月26日)(追記8/19 2018)

199 件のコメント:

  1. p.307
    「あとがき」

     2014年5月、大きな出来事が報じられました。スイスの医療委員会が、マンモグラフィ(乳房のX線撮影)による乳がん検診を廃止するよう勧告したというのです。理由は本書で述べたことと同じです。

     僕が世界に先駆けて「マンモグラフィ検診が無効・有害だ」と説きだしたのが1993年。20余年を経て、やっと国レベルでも認められた……、という感慨にひたることはできません。問題は何ひとつ解決されていないからです。日本の女性たちはいまだ無効・有害な検診に勧誘されており、事態は悪くなる一方なのです。

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    1.  たとえば、僕が乳房温存療法に取り組み始めた80年代、日本の乳がん発生数は年間2万人程度でした。ところが最近は、その数7万人!――増加分の多くが検診で発見された乳がんで、本来治療の必要がないにもかかわらず、乳房を全摘されているのです。

       子宮がんにも同じ問題があります。子宮がん検診がしきりに喧伝されるため、検診を受ける女性たちが増え、子宮がん患者の数も急増。しかし、子宮がんによる死亡率はちっとも減らず、検診が無効であることを実証する結果になっています。ところが、婦人科医たちはさらに検診を推進する構えなので、今後、意味もなく子宮・卵巣を摘出される女性がさらに増えるでしょう。

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    2. 「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のような蒼白い顔の月である」と平塚らいてうが嘆いた女性の地位は、昨今大きく向上したようにみえます。

       しかし、実のところ女性たちは、男性社会である医療産業の食いものになっているのではないか。これまで僕の「セカンドオピニオン外来」を訪れた3500組の中には、乳がんや子宮がん患者も多いのですが、担当医に提示されている治療法はそのほとんどが不適当でした。

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    3.  彼女たちの話を聞くにつれ、医者たちは女性の乳房や子宮を一体何だと思っているのだろう、猟師にとっての猪や鹿のように、狩りとる対象としか考えていないのではないか、と思えてきます。女性患者の味方になるのではと期待された女医たちも、男性上司から教育を受けてき、医療世界の利権にどっぷりつかった結果、思考と行動が男性化してしまっています。

       こうした医者たちの、人を人とも思わぬ所業に対する義憤が、僕を執筆活動に駆り立てているのですが、明らかに多勢に無勢です。それでもひとりでも、検診の、そして医療の魔手から逃れられることができるようにと、本書を著しました。あとは読者の行動にかかっています。

       2015年1月  近藤 誠

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    4. 『近藤誠の「女性の医学」』
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%BF%91%E8%97%A4%E8%AA%A0%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E3%80%8D

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  2. ニュース考
    がん免疫療法の「真偽」を見極めよう…調査研究本部主任研究員 坂上博
    2018年7月25日3時0分

     がんを免疫でやっつける――。「免疫」とは、感染症などの病気から免れる、生体本来が持つ防御機能のこと。心身をすり減らしながら懸命に生きる患者にとって、あたかも、がんの苦しみから解放してくれるような、甘美なフレーズだ。そのような謳うたい文句が、医療機関のホームページなどに躍っている。しかし、それは看板に偽りあり、かもしれない。受けようと思っている治療が、有効性が証明されている「がん免疫療法」かどうか、慎重に検討する必要がある。

    懐疑的流れも出た2004年の「反省」

     最新の科学技術について学ぶ「第1回読売テクノ・フォーラム・セミナー」が6月20日、東京都千代田区の読売新聞東京本社で開かれ、昭和大学臨床薬理研究所の吉村清教授(臨床免疫腫瘍学)が、「がん免疫療法」について解説した。一説によると、アメリカの医師が1890年代、ある種の細菌をがん患者に投与したのが、がん免疫療法の始まりという。1970年代、アガリクスなどのキノコを使ったがん免疫療法の「第1次ブーム」が世界的に到来した。

     90年代以降、細胞から放出されるサイトカインという物質を使う手法や、患者の血液から免疫細胞を取り出し、増殖した後に患者に戻す手法などによるがん免疫療法が行われるようになり、「第2次ブーム」を迎えた。

     しかし、がん免疫療法開発のトップランナーであった米国の医師が2004年、「私たちが取り組んできたがん免疫療法の有効性は低い」とする論考を医学雑誌に書いた。ある意味、専門家による「反省文」で、がん免疫療法の有効性に対する懐疑的な流れが生まれたという。

    有効性が証明された免疫治療薬が登場

     2010年代に入り、「免疫チェックポイント阻害剤」という薬が登場したことで事態は大きく変わった。この薬は、がんへの攻撃をストップさせている免疫細胞のたんぱく質が働かないように作用し、攻撃を促す。多くの免疫療法はこれまで、治療費が全額自己負担となる自由診療であったのに対し、免疫チェックポイント阻害剤は、がんの一部について有効性が明確に証明されているため保険診療で投与を受けられる。

     いよいよ、本格的ながん免疫療法の時代になったと言える。がん治療の柱は、手術、抗がん剤治療、放射線治療が3本柱だったが、これにがん免疫療法が加わってきた。

    「免疫療法」を掲げる医療機関が乱立

     しかし、新たながん免疫療法ブームに乗じて、いいかげんな治療を行い、高額な治療費を患者から得ている医療機関が現れた。免疫チェックポイント阻害剤の投与量を勝手に変えたり、他の薬と併用したり、有効性が証明されていない別の免疫療法を行ったりと、そのやり方は様々だ。

     そこで、がん治療の専門家でつくる日本臨床腫瘍学会は16年、がん免疫療法ガイドラインを初めて作った。がんの種類ごとに免疫療法の推奨レベルを明記した。高い推奨度にランクされた薬は、免疫チェックポイント阻害剤がほぼ占めた。

    国立がん研究センターも注意喚起

     国立がん研究センターは18年3月、運営する「がん情報サービス」( http://ganjoho.jp )で解説していた免疫療法について内容を一新した。自由診療で行われている免疫療法について、「効果が確認されていないものがありますので慎重な確認が必要です」と注意を呼びかけている。

     「がん免疫療法」などと専門的な医療用語を聞くと、その中身について詳しく分からなくても、私たちは「御利益がありそうだ」と思ってしまいがちだ。12年のノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が作製に成功したiPS細胞(人工多能性幹細胞)で一躍、クローズアップされた「再生医療」でも、同じような事態が起きている。

     他人のさい帯血(へその緒や胎盤の中の血液)を投与する際、国に治療計画を提出することが必要だが、東京都内の医師らは16年から17年にかけて、無届けで患者に投与したとして、再生医療安全性確保法違反の疑いで逮捕され、その後、有罪判決を受けた。大腸がん患者らに「新しい血液ができれば、体全体が活性化する」などと言って勧め、延べ約100人にさい帯血を投与したという。さい帯血移植は、白血病患者らを救うために行われているが、そのほかのがんでは、ほとんどのケースで有効性が証明されていない。

     医師や医療機関の甘い言葉に惑わされることなく、自らの目で治療法の「真偽」を冷静に見極めることが大切だ。



    坂上 博(さかがみ・ひろし) 調査研究本部主任研究員

    専門分野:医療

    コメント:医療部次長を経て現職。再生医療、難病、臓器移植、薬害、がんや生活習慣病など、医療全般について取材を続けています。「心と体に優しい医療」の実現をテーマに掲げた朝刊連載「医療ルネサンス」には、筆者としてデスクとして約18年間、携わりました。これからも、患者に寄り添った記事を書いていきたいと思います。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180724-118-OYTPT50207

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  3. >第3章 検診・治療の真っ赤なウソ
    >心得24 医者たちの「がん詐欺」に注意

    『近藤誠の医者に殺されない47の心得』
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8447%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97

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  4. 地域枠医学生「横取り」防ぐ 厚労省方針 採用なら補助金減額
    2018年7月26日15時0分

     厚生労働省は、地域の医師確保のために設けた大学医学部の「地域枠」で入った学生を、別の地域の病院が研修医として採用した場合、病院の補助金を減額する方針を固めた。医師の地域偏在の解消につなげる制度の趣旨を守るため、強制力が必要と判断した。

     地域枠は、地域医療に従事する意思をもった学生を選抜する制度。卒業した医学部がある都道府県の病院で一定期間働くことを条件に、奨学金の返済を免除される例が多い。文部科学省によると、2017年度は9割近い71大学が導入。募集定員も医学部定員の17・8%、1674人に上る。

     ただ、奨学金を返還し、地域外の病院で研修医となるケースが後を絶たず、昨春は34人に上った。厚労省は昨年、全国の臨床研修病院に初めて、卒業予定の地域枠学生805人のリストを送付。誤って採用しないように通知で求めたが、今春も山形、大分など7府県の地域枠の9人が地域外の病院に行った。

     同省は26日の有識者検討会で、9人を採用した経緯を病院側から聴取する。

     また、来春から正当な理由なく地域枠から外れた学生を採用した病院に対し、研修医1人あたり約60万円の補助金を減額するほか、研修医の採用枠を減らす措置を取ることにした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180726-118-OYTPT50273

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  5. 7月28日 わたしの医見
    2018年7月28日15時0分

    ◇「現状維持以上」 愛媛県宇和島市 無職 薬師寺保子 75

     十数年前から近所にある同じ歯科医院に通っている。年に数回、歯と歯肉のチェックをする。

     先日、レントゲン撮影をし口の中の写真を数枚撮った。その画像を、パソコン画面で10年前の画像と見比べながら歯科医師の説明を聞いた。劣化はなく、むしろ歯肉はわずかながら盛り上がりも見られて良好だという。

     体のあちこちの不調・変化がすべて「老化」の一言で片づけられる最近の私にとって、「現状維持以上」は大変うれしい言葉になった。

    ◇診察なしで検査 東京都 主婦 64

     高血圧で定期的に通う病院。毎回血液検査をし、約2時間待ちで診察になる。先日、軽い風邪で出かけた。看護師の聞き取り後、レントゲン室へと指示された。診察なしだ。看護師は「先生のいいつけです」という。不信感から帰った。別の日。血圧の薬をもらいに行くと、呼吸機能を測る検査をするという。診察前だ。「私のどこが悪いのですか」と問うと、看護師は「肺炎の疑いがある」という。カルテに書いてあるのだろうか。あきれて薬も忘れて帰宅した。

     医師の診察前、説明なしで検査。今は、当たり前なのか。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180728-118-OYTPT50245

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    1. 8月4日 わたしの医見
      2018年8月4日15時0分

      ◇薬局の対応に感謝 大分県 保育士女性 45

       夏風邪をひいた。なかなか治らないので呼吸器内科で薬をもらった。受診したのは土曜日で、翌日曜日は休診日。薬がきかなかったらと心配だったが、案の定、夜になっても、症状は治まらなかった。薬局からもらった説明書には効能や注意事項の記載がある。その記載の下方に目がいった。「当薬局では常時(時間外・夜間)お薬の問い合わせに応じます」という意味のことが書いてあった。電話すると、すぐ対応してくれた。

       あわてて夜間病院に行かずにすんで助かった。そしてとてもうれしくなった。

      ◇副作用認めぬ医者 岐阜県 公務員男性 50

       膝が痛い、腰が痛いと訴えていた母が病院で「骨粗しょう症」と診断され、処方薬を飲んだ夜、全身に湿疹が出た。翌日、医師に相談すると「お年寄り特有の、体がかゆくなる症状でしょう」と言われたが、母は納得せず薬をやめると湿疹も治まった。湿疹は薬の副作用と思われるのだが、医師は認めたくないらしい。

       母の体調は回復したが、膝や腰の痛みは相変わらずだ。それでもあの薬を飲むくらいなら……と思っているようだ。医者の言うことがすべて正しいわけではないことを知っておきたい。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180804-118-OYTPT50169

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    2. [わたしの医見]8月18日
      2018年8月18日15時0分

        ◇がん「長生きのせい」…東京都 主婦 53

       82歳の母が乳がんと診断された。老人健診で肺に影が見つかり、基幹病院の腫瘍内科を受診し、肺に小さな腫瘍が多発していることがわかった。原因を探るため、乳腺外科受診を勧められた。数時間待った診察室で「乳がんだね」「82歳でしょ。長生きするから、がんになる」と言われた。言葉を失った。同じことを自分の両親に言えますか。数日後、母は心労からか過呼吸になり救急搬送された。

       家族で相談して転院。母は今、「不安なことは何でも言ってください」という医師のもと、前向きに闘病している。

        ◇闘病後 人生楽しむ…福島市 アルバイト 伊藤よし子 62

       4年前の夏も暑かった。更年期障害と熱中症の末、うつ病を発症した。もともと頑張り屋だった。心療内科の医師から「心が疲れている。休みなさい。必ず治る」と言われた。休養中は子どもたちもサポートしてくれた。人と会うのがイヤだったが、あえて市役所での催しなどに参加してみた。だんだん気持ちがポジティブになった。

       今は、アルバイトの傍ら手話を学んだりして、人生を楽しんでいる。何がきっかけになるかわからない。置かれた場所で咲こうと思う。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180818-118-OYTPT50231

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    3. [わたしの医見]8月25日
      2018年8月25日15時0分

      ◇耳の誤診?2年も…東京都 主婦 72

       その耳鼻科に行ったのは2年前の5月。左耳が詰まった感じがした。医師は耳あかを取って見せた。「大きいのがありました」。驚き、同時に感心した。聞こえにくいはずだ。耳あかは湿疹から出る湿潤液が固まった物だという。塗り薬をもらい、以来、月2回程度通い続けた。医師のすることはいつも同じ。耳あかを見せられ、私は感心……。

       治らないので今年7月転院すると、「この薬は使ってはいけない」と言われた。耳にカビが生えており、別の薬で回復した。思えば領収書を出さない怪しい病院だった。

      ◇余計な薬まで処方…山口県光市 主婦 松村清子 69

       昨年末に風邪をひき、かかりつけ病院が休診だったので初めての病院に行った。何種類か点滴を受けてたくさんの薬をもらった。院内処方なので受付で「一度にこんなに薬を飲んで大丈夫ですか」と聞くと、受付は「はい」。だが、一向に良くならない。

       正月明け、かかりつけの病院に薬全部を持参し見てもらうと、同じ効き目の薬がダブっており、アレルギーではないのにアレルギーの薬が処方されていたと言われ、怖い思いをした。二度とあの病院には行くまいと思った。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180825-118-OYTPT50214

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    4. わたしの医見
      2018年9月1日15時0分

        ◇主治医の説明なく…東京都 主婦 65

       肺がんで1年近く闘病後、5月に67歳の兄が亡くなった。専門病院で放射線、抗がん剤治療に耐えた末だった。3月末に新薬に切り替えようとした際に緊急入院。従来の薬をやめたわずかな間に、脳に転移した腫瘍が増えたという。「もう出来る治療はない」と緩和ケア病院を勧められた。兄に告げたのはベテランの主治医でなく、新任の若い医師だった。新薬に希望を持った直後の“宣告”に、ぼうぜん自失の兄が忘れられない。

       従来の薬をやめるリスクはきちんと説明されたのか。主治医に聞く機会はなかった。

        ◇直感で異常発見…東京都 家事手伝い女性 49

       おなかに違和感を覚えた。検査してほしいと内科に行った。医師には「検査の必要なし」と言われたが気になる。すると、医師は「あなたより私は多くの患者を診ているのですよ」と言い切った。それでも大学病院への紹介状をお願いした。検査の結果、腸の手術が必要になり入院した。昨年の秋のことだ。

       今さら、内科の医師を責める気はないが、時には自分の直感のようなものを信じて動くことも大事だと改めて感じた。あの時、検査に踏み切って本当によかった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180901-118-OYTPT50177

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    5. >検査の結果、腸の手術が必要になり入院

      そっちのほうがほんとうに必要だったかという疑念疑惑(笑)

      世の中は、何が本当で何が嘘かは実はわからない…

      削除
    6. わたしの医見
      2018年9月8日15時0分

        ◇丁寧な筆談に感謝…神奈川県藤沢市 主婦 赤松光子 82

       夫は介護保険制度を6年利用した。中途失聴でまったく聞こえない私に、ケアマネジャーら福祉関係の人たちは連絡事項を丁寧に細かく紙に書いてくれた。

       この春から夫は入院が続いた。担当医師はじめ病院スタッフも、紙に書いて説明してくれ、口元がわかるようにマスクを外して話をしてくれた。夫は最期まで、安心してケアを受けられたと思う。とてもありがたかった。これからも常に紙を用意し、書いてもらったことに感謝して、私自身も努力しようと思う。

        ◇ 医師の温かい言葉…福島県 主婦 67

       ここ数年、高齢の母や病気の夫の付き添い、自分の通院で医者通いの日々。計10人近い医師と接している。

       月10回を超える通院の付き添いは気力と体力でこなしてきたが、励まされたのは、息子の年代(30歳代)の医師の温かい言葉だった。待合室で疲れ切りうつむいていた私に、「○○さん、どうされましたか」と名前を呼んで話しかけてくれた。これが何回もあった。大勢の患者をかかえて忙しいだろうに。患者家族としても、とても心強く思えた。

       頑張る医師の姿を、ぜひ知ってほしい。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180908-118-OYTPT50151

      削除
    7. わたしの医見
      2018年9月22日15時0分

        ◇大病院に懲り懲り…新潟県 無職女性 76

       5年前に肺炎になり、検査数値も悪化、入退院を繰り返すことが多く、ワラにもすがる思いで大病院への紹介状を主治医に書いてもらった。

       午前10時までに来院をとのことで早めに家を出て、受け付けを済ませたが一向に呼ばれない。何度も「もうすぐ」と言われ、結局、診察は午後3時半頃。その日の最後の患者になった。あげく医師は「今の治療で大丈夫。今の先生の見立て通り」と、聴診器を当てるでもなかった。昼食もとれずストレスで病気は悪くなりそう。大病院ならと期待したが、もう懲り懲りだ。

        ◇医師の親身な対応…神奈川県平塚市 中学教員 照井あゆみ 55  

       利き手の親指付け根の痛みが半年以上続き、整形外科へ。関節症で骨がずれていると診断された。医師は「治らないよ」「どうしようもない。痛み止めいる?」とにべもない。2回通院して評判のよい別の整形外科に行った。

       診察を受けて、3時間待ちの理由がわかった。長年の手作業が影響したこと、骨のずれは戻らないがうまくつきあっていけること、最初の病院で渡された、指を固定するサポーターの装着の工夫まで教わった。医師の対応次第で明るくなれると痛感した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180922-118-OYTPT50213

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    8. わたしの医見
      2018年9月29日15時0分

      ◇「丈夫」過信を反省…長野県 自営業男性 57

       一昨年の冬のこと。頭痛がし、左半身が少ししびれた。仕事が一段落した休日、当番医に診てもらうと、脳梗塞こうそくの恐れありとの診断で総合病院に緊急搬送され数日間入院した。数時間遅れていたら左半身にマヒが残る可能性があったと言われて驚いた。元来丈夫で、忙しさにかまけて、自治体の定期健診などはおろそかにしていた。翌年から人間ドックを受けるようにした。

       睡眠、運動、食事の塩分や脂質など、妻にも気をつけてもらい、血圧などは正常に戻りつつある。健康に勝るものはないと痛感した体験だった。

      ◇頼れる薬剤師さん…大分市 主婦 河野昌子 65

       通院しているクリニックの隣の調剤薬局に、頼りになる薬剤師さんがいる。

       処方薬が多くてうんざり顔の私に、「個人差はあるけれど、数日で効き目が表れる」「24時間効くから、服用は1錠でいい」などと説明してくれる。この夏は酷暑で通院も大変だったが、患者一人ひとりに声をかけて、水分補給を勧め、熱中症への注意を促していた。雨の日は、高齢の人に「足元に気をつけて……」とも。

       薬剤師さんの優しさにほっこりした気持ちになる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180929-118-OYTPT50180

      削除
    9. [わたしの医見]順番待ちにため息
      2018年10月6日15時0分

      ◇東京都武蔵野市 主婦 廣田順子 58

       80歳を超えた母の具合が悪くなり、総合病院に行った。検査を二つして問診とのことで「今日の番号」というものを渡された。検査室で順番待ちをし問診になったが、さらに検査が必要という。この時点で2時間以上たっていた。青白い顔の母を連れて三つ目の検査へ。再度の診察は約1時間半後。「薬をひとつ減らし、様子を見ましょう」で終わったが疲れ切ってしまった。

       個人名でなく、すべて番号で処理されるので、年寄り一人では無理だと、ため息をついた一日だった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181006-118-OYTPT50191

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    10. [わたしの医見]栄養剤でも説明を
      2018年10月6日15時0分

      ◇埼玉県 主婦 77

       腰痛で、新しくできた整形外科に行った。骨密度を測り、骨量は正常との判定で安心した。だが会計の時、「ビタミンDが出ています」と言われて驚いた。診察の時は、何の説明もなかった。1週間後の診察時に聞いてみた。医師は「飲みたくなければ飲まなくたっていいんだ」と声を荒らげた。骨密度は悪くないのになぜと思って聞いたのだが、医師はそれ以上は無言だった。いやな先生と思いながらも、1か月ほど通院した。

       薬にしろ骨を強くする栄養剤にしろ、処方したものは責任をもって説明してほしい。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181006-118-OYTPT50189

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    11. [わたしの医見]眼科 眼鏡店のよう
      2018年10月13日15時0分

      ◇東京都立川市 無職 横山透 83 

       加齢性の白内障の83歳の妻を連れて眼科医院に行った。診察の際、「日常生活には支障がない」と医師に告げると、白内障の進行を遅らせる点眼薬5本をわたされた。診察室を出ると、男性に名前を呼ばれた。指定された席につくと、いきなり検眼が始まった。眼鏡を作るという。診断と違うので断ると、その男性に「出て行って」と穏やかな口調ながら、追い払われるように言われた。

       医者に行ったつもりが、眼鏡店に眼鏡を買いに行ったようで不快だった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181013-118-OYTPT50201

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    12. [わたしの医見]5年前の暴言 今も
      2018年10月13日15時0分

      ◇香川県 パート女性 58

       5年前の秋、ぼうこう炎のような症状が出た。市販薬を飲んで様子をみていたがよくならず、職場近くの病院を受診した。すぐ受診しなかったことを怒られた。自分でも反省した。だがその後の医師の言葉にあぜんとした。「あんたはがんになりやすい顔をしている。ほかに悪い所があるかもしれない。検査を受けた方がいい」……。

       ぼうこう炎は治ったが、本当につらかった。今もこの病院の近くを通るたびにあの言葉が浮かび、心臓をえぐられるような気持ちになる。鏡を見ると思い出してしまう。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181013-118-OYTPT50199

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    13. [わたしの医見]居心地の良い病院
      2018年10月20日15時0分

      ◇福島県いわき市 主婦 須藤真由美 60

       持病があり、月1回の通院が欠かせない。主治医は医師としての力量はもちろん、患者の身になって考えてくれるので尊敬している。開院時、「患者さんのストレスを少しでも和らげる環境作りをしたい」と言ってくれたのが忘れられない。待合室のイスやテーブルはしゃれていて、雑誌をめくっていると、そこはカフェのようだ。季節の花を欠かしたことがない。

       病院に行く。それだけでストレスだが、医師のおかげで少し心が軽くなる。ありがたいことだ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181020-118-OYTPT50199

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    14. [わたしの医見]検診続け網膜守る
      2018年10月20日15時0分

      ◇香川県三豊市 無職 大西明 70

       40歳の時、左目が網膜剥離はくりになり緊急手術をした。2、3年後、両目をレーザー手術。以来、両目は異常なしだったが、63歳の時の検診で左目に異常が見つかり、再びレーザーで手術をした。レーザーで治療できる程度の剥離は自覚症状がないという。名古屋、高松、福岡と転勤のたび、検診をしたので異常を発見できた。

       最初の手術の時の主治医に「医者と仲良くして、死ぬまで検診を受けなさい」と言われた。これを守って、今も半年に1度、眼科で診察を受けている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181020-118-OYTPT50201

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    15. [わたしの医見]病室の模様替え
      2018年10月27日15時0分

      ◇長野県 主婦 69

       夫の突然の発病・手術で入院は2か月以上になる。私も朝晩の通院生活が続く。結構重篤で病室に向かう足も重くなりがちだ。

       病院だけに、病気やけがの人が多い。我が家だけが不運じゃないんだと思った。院内ですれ違う看護師さんや清掃の人は常に笑顔で、主治医も丁寧に経過を説明してくれる。病室のカーテン。夏の間は水色だったが、9月にピンクに模様替えになった。

       どのくらいお世話になるかわからないが、明るい気持ちで過ごせそうだ。本当に感謝です。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181027-118-OYTPT50224

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    16. [わたしの医見]医師の言動も医療
      2018年10月27日15時0分

      ◇福岡市 主婦 横山由美子 66

       1月に97歳の母が旅立った。昨年12月に入院し年末に退院したが、その後、同じ病気で夕方、救急搬送され翌朝昏睡こんすい状態になった。入院時の医師を希望したが、救急処置をした医師がそのまま担当になった。母に付き添っていると、入院時の医師が、(母は)もう長くないとわかっていながら、診察の合間に何度も様子を見に来てくれた。本当に心強くありがたかった。

       医療の進歩はめざましいが、患者を見守る家族には、医師や看護師のさりげない言動も、「医療」に値すると思った。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181027-118-OYTPT50226

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    17. [わたしの医見]
      2018年11月10日15時0分

      紹介状の取り扱い…東京都 無職男性 82

       悪性リンパ腫が再発して7年、3か月ごとに通院し検査を受けている。担当医の転勤で通院先を替えることになり、紹介状を出したが、診察の医師から「紹介状の中身を知っているか」と問われた。封がしてあり、見ていないと答えると、「どうして疑いの目で見ないのか。開封しないのか」と言われた。そして「ウチは見せるよ」と持参した紹介状のコピーをくれた。紹介状の内容が不満だったことからの言動のように感じた。

       紹介状を患者が開封するのは絶対ダメだと思う。不信感から別の病院にした。


      診断書の適正料金…大阪府 自由業女性 67

       医師に発行してもらう診断書、証明書は皆、医療機関が独自に料金を決めており数千円の差がある。大きな病院では料金を掲示している所もあるが、小さな病院だと表示はなく、支払い時に高額で驚くことがある。

       父が指定難病患者なので毎年、医師の診断書が申請に必要だが、なぜか毎年値上げしている。黙って払うが、合点がいかない。記入項目は至って簡単で、毎年変わらない。こんな書類1枚で5000円近い。国で一律価格にできないものか。患者にはその方がスッキリするのだが。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181110-118-OYTPT50205

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    18. [言わせて!]医師に本心伝える勇気
      2018年11月13日5時0分

       内科の主治医の治療を受けて2年がたちます。先生は初めの頃、検査の数値ばかりを追って、診察していました。ある日、「心のリラックスが今一番、己に必要なんです」と、思い切って伝えました。すると先生の態度は激変して、治療の時はいつも心の状態をおもんぱかってくれるようになりました。今では快適な治療が受けられるようになり満足しています。

       先生に感謝するとともに、患者自身も医師に本心を伝える勇気が大事だと大いに学びました。高齢化社会で、病院に通うようになる方も多いと思いますが、ぜひ医師とは良きコミュニケーションを交わし、安心、快適な医療を受けてほしいと願います。

      (東京都目黒区 匿名希望女性 49)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181112-118-OYTPT50263

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    19. [わたしの医見]
      2018年11月17日15時0分

      症状落ち着く…東京都 無職女性 79  

       左脇腹が痛くなり眠れなくなった。脊柱管狭窄きょうさく症でかかっているクリニックに行くと、触診もせず痛み止めと湿布を処方された。痛みは治まらず翌日、別の医院へ。ここでは座骨神経痛との診断で3日分の薬をもらった。しかし翌朝、痛みで洗顔もつらくなり、さらに別のクリニックへ。病歴を聞かれ、ここで初めて「お薬手帳を見せてください」と言われた。「残っている薬は飲まないように。特に、前日処方された薬は」とも。

       今、この3番目のクリニックに通っている。痛みは時折出るが症状は落ちついた。

      難しい歯科医探し…広島市 主婦 内堀絹子 68  

       歯の治療は苦手だったが、一大決心で友人の通った医院に行った。口に異物が入るだけで吐き気がし、型取りは涙が出るほどつらかった。上下の奥の入れ歯を作ったまではよかったが、「前歯に入れ歯の金具が見えるのは変だ」と言われ、3万円で磁石を埋めて固定したら治療は終わった。入れ歯は合わず、前歯の差し歯のズレも治したかったが、「来なくていいです」の一点張り。怖くて何も言えず、入れ歯は一度も使っていない。

       どうしたら良心的な歯科医師を見つけられるのか。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181117-118-OYTPT50216

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    20. [わたしの医見]
      2018年12月1日15時0分

      楽しみな飾り付け…広島県 元看護師女性 71

       自己免疫疾患のため、もう30年、近くの総合病院に通っている。

       加齢とともに通院がだんだんつらくなってきた。名前を間違えられたり、医師の担当日を勘違いして診察予約し空振りで帰ったりしたこともあったが、病院職員の笑顔と何げない言葉に勇気づけられてもいる。

       年末近くになると、病院中央の庭のもみの木が飾り付けられて、巨大なクリスマスツリーになる。これが毎年の楽しみだ。見ていると、元気になり、来年も頑張ろうという気持ちになる。

      引退の医師に感謝…広島県 ヘルパー女性 63

       鼻が詰まり喉も痛くなったので近所の医院に行った。診察の後、待合室で目にしたのは「10月末日で診療を休みます」というお知らせだった。親子2代にわたり診療を続けてきた先生も83歳。引退されるようだ。

       7月末に亡くなった母の4年3か月の在宅介護で看み取とりに寄り添い、いつも優しく見守ってくれた。注射の上手な看護師は時間外でも快く来てくれた。

       人口3500人足らずの過疎の町で、一つあかりが消えた思いだ。「長い間、ご苦労さまでした」と、心から言いたい。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181201-118-OYTPT50192

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    21. [わたしの医見]
      2018年12月8日15時0分

      「早期」が大切…愛知県大口町 無職 松坂年造 71

       フリーアナウンサー小倉智昭さんのぼうこうがん治療の報道に、5年前のことを思い出した。血尿があり、かかりつけ医で診察を受けたが「異常なし」。1か月後、同じ症状で再度診察を受けたが、やはり問題なしだった。3度目の症状で、意を決して大病院へ。ぼうこうがんとわかり、即入院、手術をした。その際、医師から「早期発見、早期治療」を強く言われた。

       少しでも異常があれば、大病院を受診すること。設備が整い、手術件数も多い。病気を甘く考えないことだ。

      精神的な疲れ 歯に…東京都西東京市 主婦 萩原暁子 74

       義父母の介護で精神的に疲れていた40代半ば、歯茎全体が赤くなり、全部の歯がグラグラになった。近くの歯科医院で「総入れ歯にした方がいい」と言われてびっくり。すぐ別の歯科医院に行くと「治療すれば、まだまだ大丈夫」とのこと。その時、歯科医師に「人間は誰でも体に弱い所がある。精神的な疲れがたまると、その弱い所にダメージが出る」と言われたのが忘れられない。

       以来、疲れをためないよう、ストレス解消に努めている。歯は今も、23本が健在だ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181208-118-OYTPT50170

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    22. [わたしの医見]
      2018年12月15日15時0分

      酸素マスク外せ?…川崎市 無職女性 41

       母が70歳で旅立った。救急搬送時から自力呼吸が難しく酸素マスクがつけられた。だが、担当になった医師は「マスクは意識がある人につけるもの。休みの週末に何かあっても困る。外したい」という。外したら呼吸が止まる。必死で抵抗した。毎日付き添ったが担当医は見に来ない。看護師に呼んでもらったが「いつ亡くなってもおかしくない」。早くマスクを外せと言われているようだった。母は1か月間、頑張ってくれた。

       自分の都合を優先し、患者家族の気持ちを全く考えない医師がいる。

      かかりつけで幸せ…愛知県刈谷市 会社員 竹内祐司 55

       30年近く診てもらっている病院がある。以前は風邪でよく行った。最近は月1度、血圧の薬をもらいに行く程度。だが月1度でも変化がわかるようで「疲れていない?」とか、1、2キロの体重変動でも「太った? やせた?」と言って診察してくれる。テレビで見た心配な病気を話題にしても、よく聞いてくれる。逆に大したことはないと思い、ぽつんと口にしたことでも、「○○(病名)かも」と血液検査などをしてくれる。

       「かかりつけ」にふさわしい医師が見つかり幸せだ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181215-118-OYTPT50200

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    23. [わたしの医見]
      2018年12月22日15時0分

      感謝したい歯科医 横浜市 主婦 67  

       入れ歯を作ってもらっていた父は、半年もたつと「痛い」「合わない」と言い出して、通いの歯科医院で作り直していた。これが何回も、数十年も繰り返された。寿命も秒読みになった頃、私も何度か付き添って行ったが、歯科医師に「これ以上、作り直しは無理なんですよ」と耳打ちされた。そう言いながらも、「来週、また来ます」と言う父に応じてくれた。最後の診察の2週間後、父は92歳で亡くなった。

       無理なことをお願いする父に、きちんと向き合ってくれた歯科医師に感謝している。

      顔を見ずに診察 福島県 会社員女性 45

       胃痛で胃カメラ検査をした。医師は顔を見ずにおなかを触って薬を出すのみ。帰り際、看護師からいきなり、便を持参するよう言われ、不信感から足が遠のいた。大腸検査のため、とは後でわかった。2年後、よい医師に出会ったのを機に、当時の状況が知りたくなり、病院に資料を請求した。あの医師から電話があり「なぜウチを受診しなくなったのか」と問われた。「胃カメラがつらかった」と答えたが、一方的な診察が嫌だった。電話後、また胃が痛くなった。

       一度ぐらい顔を見て優しく声をかけられないものか。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181222-118-OYTPT50199

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    24. [わたしの医見]1月5日(投書)
      2019年1月5日15時0分

       ◆笑顔で歯を見せて 

       ◇福島県郡山市 主婦 82

       フラダンス教室に通っている。公演の際、先生に「舞台では笑顔を」と言われるができない人が数人いる。入れ歯が気になるようだ。私は教室で最年長。「歯並びがいいこと、入れ歯でしょ」と言われるが、26本が健在だ。70歳代の弟2人も入れ歯とは無縁だ。生まれつきの歯質と、月1回の歯科医院での歯石取りのたまものと思っている。

       先日、歯科医師から「歯茎が弱っている」と言われたが、「でも年齢にしては立派」とほめられた。歯を出し惜しみせず、常に口角をあげて笑顔でいるように心がけたい。

       ◆ネットに無縁 困る 

       ◇神奈川県寒川町 無職 宮田博之 73

       妻が、足の指の先に針で刺したような痛みを訴え、かかりつけの外科を受診した。注射をし、薬をもらったが治らず、総合病院へ。神経障害の「モートン病」と診断された。経過を説明し、お薬手帳をみてもらった。今の薬を気長に服用し、通院は必要ないとのこと。安心したが「モートン病については、インターネットで調べてください」と言われて困ってしまった。

       スマートフォンもネットもしていない。私のような高齢者はどうしたらいいのか。これも時代の流れだろうか。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190105-118-OYTPT50234

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    25. >スマートフォンもネットもしていない。私のような高齢者はどうしたらいいのか

      身内や知り合いに頼んで調べてもらうことにも頭が回らないのだろうか…

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    26. [わたしの医見]1月12日
      2019年1月12日15時0分

        ◆的確な施術に感謝 さいたま市 無職 川島武宏 77  

       1年ほど前、突然左肩が痛くなった。近所の接骨院に2か月通ったが治らない。昔は外科で今は接骨院の所が頭に浮かんだ。結果は期待通りだった。

       〈1〉1メートルほどの棒を両手で持って回し肩の柔軟性を保つ〈2〉バスタオルを丸め、痛む肩と胸の間にはさんで寝る〈3〉暇な時、痛む方の手を伸ばして上げ下げ――といった施術。

       1か月後、痛みが消えていき、脱ぎ着も楽になった。お礼の電話に「治したのはあなた。私は何もしていない」と。感謝の言葉しかない。

       

        ◆頼りのファクスが 宮城県加美町 無職 内海恵 63  

       聴覚障害があり、電話が使えない。ファクスで歯科の定期検診を予約しているが、医院側は「ファクス対応」を面倒だと思っているのだろうか。返信が来るまで最短でも1日。金曜午後、予約したい旨を送っても、返信は翌週月曜午後の時もある(土曜午前は診療中のためか?)。

       予約日時が決まらないと、他科の医療機関受診の予定も立てられない。電話が使える健常者なら予約日時については、かけた電話で返事がもらえるはずだ。障害者は極力、家にいろというのか。

       

      ◎ 医療に関する体験、意見、疑問をお寄せ下さい。住所、氏名、年齢、電話番号を明記、あて先は、〒100・8055読売新聞東京本社医療部「わたしの医見」係(ファクス03・3217・1960、電子メールiryou@yomiuri.com)。読売新聞のインターネットサイトにも掲載します。紙面掲載分には図書カードを贈呈します。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190112-118-OYTPT50234

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    27. [わたしの医見]1月19日
      2019年1月19日15時0分

      ◆看取れず不満…静岡県 主婦 82 

       数年前のこと。親族が危篤状態だと聞き、入院していた総合病院に駆けつけた。2人の看護師から「今晩がヤマでしょう」と言われ、家族や近親者が病院に集まった。数時間後、同じ2人の看護師から「私たちが見ます。みなさんはお帰りください」と言われ、全員帰された。ところが翌朝、「病院から訃報ふほうの電話があった」と知らされた。

       2年後、別の親族がこの病院に入院。やはり同じ対応をされた。どこの病院でもあることなのか。看取みとってあげられなかったことが納得いかない。

      ◆同じ院内なのに…山口県 主婦 60

       免疫異常の病気で総合病院の内科に通っている。抜け毛がひどくなった。調べると、患者の半数が経験する症状のようだ。担当医に相談すると、「専門外だから、皮膚科に行って」と言われた。悩んだ末、電子辞書で症状を確認、前に診てもらった皮膚の病院の医師に治療経験があると知り、相談に行くと、すぐこの総合病院の皮膚科の医師に紹介状を書いてくれた。

       同じ院内の皮膚科を紹介してくれない内科の医師に疑問と不信感を持った。病気に伴う症状を知りながら、面倒だからと嫌がったのだろうか。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190119-118-OYTPT50223

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    28. [わたしの医見]
      2019年1月26日15時0分

      やさしい女性医師 福岡市 無職 鈴木すみゑ 96

       ペースメーカー歴25年、六つの病気を抱え、右肩の腱けん断裂もあって、年中病院通い。どの医師もやさしく接してくれるが、格別なのは皮膚科の女性医師だ。

       説明は詳しく、自分の手で患部の足の指の間や腰に触れ、薬もすり込むように足や腕にしっかり塗ってくれる。先日は看護師が離れていた時、靴下まではかせてくれて、もったいない思いをした。

       高齢の上、厚かましい私には(病院が)我が家の延長のようで、通院を楽しみにしている。

      「紹介状」頼んだら 長野県 無職女性 71

       夫が埼玉の家で踏み台から落ち、動けなくなった。正月4日の夕方で、やっと見つけた総合病院で「右足かかと骨折、手術の要なし、右足を動かさないよう松葉づえを使うこと」と診断・指示された。一安心したが、埼玉と普段暮らしている長野を行き来する生活なので、長野の病院への紹介状を書いてほしいとお願いした途端、態度が一変した。

       紹介状は書いてくれたが、松葉づえを貸してとの頼みは無視された。「(うちの)患者ではないから」という。長野の病院まで大変だった。思い出すと腹が立つ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190126-118-OYTPT50286

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    29. [わたしの医見]2月2日(投書)
      2019年02月02日

       ◆医師の賀状から力

       ◇神奈川県海老名市 無職 近藤広徳 80

       長年お世話になっている胃腸科外科の医師から今年も年賀状が届いた。いつも短いコメントが添えてあり、1年分の元気をもらったように思うと同時に、新しくスタートする力にもなっている。診察の際も、笑顔で気軽に話を聞いてくれる。どんなささいなことでも安心して相談できることがうれしい。

       今年も1年間、自分が出来ることを一生懸命続けている姿を見てもらうことが、医師へのせめてものお礼になるのではないかと、自分自身に言い聞かせている。

       ◆うがいのコツ 

       ◇新潟市 主婦 小鍛冶明子 70

       子供の頃、扁桃(へんとう)を摘出した。口を大きく開けると、のど仏の両側はデコボコしている。疲れると、このデコボコに米粒のような大きさの黄色い膿(うみ)がつく。

       50年も前、苦痛で勤務先近くの内科に飛び込んだ。初対面の医師は「喉が弱いですね。普通のガラガラのうがいではなく、上を向いて喉の奥まで水を入れ、飲み込む寸前に、はき出すようなうがいにすると、大丈夫」と教えてくれた。今も、ずっと続けていて調子がよい。一期一会の先生、ありがとう。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190202J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    30. [わたしの医見]2月9日(投書)
      2019年02月09日

       ◆看護師の失敗 

       ◇岡山県倉敷市 清掃業 難波聖子 70 

       目の手術に伴い、点滴針を入れることになった。看護師は消毒ガーゼで私の右腕を拭くこと10回。血管を見つけたが不都合だったのか、刺した針を抜いて左腕へ。2回目も痛かったが「あー、(針が?)曲がっとる」とつぶやいて再び針を抜くと姿を消した。その後、別の看護師がゴムひもで腕をしばって試みたが失敗。改めて右腕に戻って成功した。最初の時の針痕に自然に針が入ったようだ。

       今はベテラン看護師の長女も若い頃、さぞ同様の失敗を重ねたろうと思った。


       ◆「よそに行って」 

       ◇山口県下関市 主婦 新村淑子 59 

       1年半前、歯茎が弱って歯科医院に行った。問診票に、通院中の病院と服用薬を書く欄があった。当時、うつ病で心療内科に通っており正直に書いた。診察時、歯科医師は問診票を見て「よそ(の歯科医院)に行ってくれる?」。歯石は取ってもらったが悔しくて涙が止まらない。帰宅後、怒った夫が電話をした。やりとりの中で「そのような方も来ますよ」と言われた。「そのような方」? その歯科医院には二度と行っていない。

       その後、ネットで良い歯科医師に出会え、歯茎も良好だ。

      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190209J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    31. [わたしの医見]2月16日(投書)
      2019年02月16日

       ◆夫を見送れて感謝 

       ◇佐賀市 主婦 66 

       昨年末、総合病院で夫を看取(みと)った。最期の3日間、看護師から「(わずかな時間も家に)帰らない方がいい」と言われた。毛布を持参していたが、タオルケットや枕を貸してくれた。
      「変化があったらすぐに」と言われていて、3日目の夕方、ナースコールをした。来てくれた看護師は夫の体をさすってくれた。私はずっと手を握っていた。少しずつ冷たくなっていくのを感じた。旅立った夫の背中は、しばらくたってもまだまだ温かかった……。

       夫を、そばにいて見送れたことに感謝した。


       ◆「退院」一転「危篤」 

       ◇東京都 主婦 81 

       昨年6月、総合病院に入院していた夫が退院まぢかと言われ、家族で準備をしていた。ある夜9時過ぎ、病院から「危篤です」と電話があった。2日前、孫と冗談を言っていたのに……。家族が駆けつけた時には、顔は真っ青で、全身が冷たかった。「おかしいじゃないですか」と詰め寄ると、当直医は「私にもわからない」「看護師が気づいたら息をしていなかった」としどろもどろに答えた。

       病室で一人で亡くなったなんて許せない。担当医も看護師も姿を見せず説明もない。どこの病院も同じなのか。

      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190216J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    32. [わたしの医見]2月23日(投書)
      2019年02月23日

       ◆水痘に丁寧な説明 

       ◇東京都日野市 主婦 木村麻季子 39 

       インフルエンザがはやるこの時期、小学1年生の長女が水痘(水ぼうそう)になった。長女の学校では、まだだれもかかっておらず、感染経路は不明だ。

       皮膚科に行くと、医師が「発症するまで潜伏期間があって、もしかしたらこの後、友だちに水痘の人が出るかもしれないけれど、あなたがはやらせたわけではないからね」——と長女に丁寧に説明してくれた。そのやさしい気づかいに、心が温まった。幸い長女の水痘は、弟妹にうつることなく、完治した。


       ◆やさしい言葉 感謝 

       ◇東京都町田市 主婦 真鍋祥子(さちこ) 75 

       がんの手術を2回、抗がん剤投与など、いろいろあったが無事、5年が過ぎた。主治医から「ご本人、ご家族の皆さん、本当によく頑張ってこられましたね」といたわりの言葉をいただいた。「こちらこそ」とお礼を言うと、「僕は何もしていませんよ。良くなろうとしているご本人に、ほんの少し、手助けしただけですから」と。

       5年間、このように、いつもやさしい声かけをしてくれた。おかげで元気になれた。良い先生に診てもらっていることに感謝している。

      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190223J1TYEBC0300020/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    33. [わたしの医見]3月2日(投書)
      2019年03月02日

       ◆禁煙 寿命延びる

       ◇愛媛県今治市 無職 山田満 82 

       20歳の頃からのヘビースモーカーで、50歳を過ぎて山登りや体を使った労働をすると、呼吸が荒くなり、咳(せき)やたんが続いた。だが、何かと理由をつけて喫煙を続けていた。

       60歳で定年退職してまもなくのある夜、呼吸困難を感じて、さすがに怖くなり病院に行った。いずれ呼吸器系の病気で死ぬだろうと思っていたが、医師に「今、たばこをやめれば平均寿命まで何とかなるぞ」と言われ、その日から禁煙した。

       現在82歳、日本人男性の平均寿命(81.09歳)を超えた。


       ◆医師の笑顔から力 

       ◇長崎県佐世保市 主婦 峯佐知子 80 

       両肩関節に機能障害がある。手術は難しく、現在は痛み止めの薬で治療中だが、整形外科の担当医の笑顔に救われている。

       どんなに患者が多い時でも一人ひとりに笑顔で向き合って、やさしく真剣に接してくれる。高齢の私には、医師の笑顔と思いやりに、肩の痛みも吹き飛び、どんな薬よりも効果があると、心から感謝している。

       まさしく人柄は顔に出る、の一言だと思う。きょうも元気で頑張ろうという気持ちになれる。

      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190302J1TYEBC0300020/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    34. [わたしの医見]3月9日(投書)
      2019年03月09日

       ◎からだCafe 医療と健康のページ

       ◆評判に惑わされず 
       ◇東京都渋谷区 主婦 小室澄江 70 

       外痔核(がいじかく)の手術で近くの総合病院に入院した。地元での評判は良くない病院で、ネットでは「看護師のレベルが低い、受付の応対が悪い」など書き込みがされているが、私は紹介してくれた知人を信じてその病院にした。
       手術は成功、看護師も患者に寄り添ってくれるやさしい人で、すべてに行き届いていた。悪口を言う人は、思い通りにならない怒りをネットにぶつけているのだろうか。
       評判に惑わされず、納得できる医療をしてくれる病院を自分の目で選びたい。


       ◆待ってくれた医師 
       ◇埼玉県桶川市 主婦 寺井孝子 80 

       コレステロールと血圧の薬をもらいに毎月、主治医を訪ねる。ある日、急な腹痛で診てもらうと、「大きな病院への紹介状を書く。どんなに遅くなっても、診断結果を知らせてほしい」と言われた。
       診察後、帰宅は夜8時頃になったが病院へ車を走らせた。先生は、誰もいない待合室で一人で待っていてくれた。大腸がんの疑いだったが、診断結果は良性のポリープだった。報告すると、「よかった」と何度も私の背中をたたいて喜んでくれた。一生、この先生に診ていただこうと思った。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190309J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    35. [わたしの医見]3月16日(投書)
      2019年03月16日

       ◎からだCafe 医療と健康のページ

       ◆治療は適正料金で
       ◇神奈川県厚木市 無職 山本薫 81

       10年ほど前、前歯1本を治療した。その歯が少し曲がっているというだけで抜いてしまってから大変だった。
       入れ歯は1か月持たずに作り直し。何回も割れて歯科医院を変えた。高額なインプラント(人工歯根)を勧められて断ったが、検査で5万円、歯の清掃で8万円とられ、2万円で新しくした入れ歯は1週間で壊れた。壊れない入れ歯には50万円かかると言われ、その歯科医院もやめた。
       歯科治療はこんなに高額なのか。患者に配慮した、適正な治療・料金にしてほしい。


       ◆病気改善に期待
       ◇山口県岩国市 無職 高塚敏夫 65

       糖尿病治療で総合病院に通う。担当医から「体重を減らすのが一番」と言われるが、ストレスに弱く暴飲暴食してしまう。ある日、その日の当番だった別の女性医師から「やせることは出来ます。やせないと言うことはないでしょ」と静かに諭された。その時の心境にしみたのか妙に納得し、体重10キロ減、空腹時血糖130ミリ・グラム/デシ・リットル以下を目標に改めて減量を始めた。
       患者に寄り添ったアドバイスが医師からあれば、患者も病気改善への期待が持てると思った。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190316J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    36. [わたしの医見]3月23日(投書)
      2019年03月23日

       ◆患者のこと 人ごと 
       ◇新潟県 主婦 65 

       69歳の夫は一昨年の自治体の胃がん検診で再検査となり、ある指定病院で胃カメラ検査をした。翌日、「胃はきれいで異常なし」と言われ安心した。1年後の昨年、再び同じ病院で再検査することになったが、今度は胃がんと診断され、大病院で手術をした。
       1年でこんなことになるのか——。再検査した病院の医師に、当時のカメラ画像をもとに説明を求めると「(がんを)見逃した」という。「私も人間ですから。解決はお金で」とも。患者のことなど人ごとと思っているような言動に憤りを感じた。


       ◆新たな病院に感謝 
       ◇東京都荒川区 アルバイト男性 72 

       家族が長年、お世話になり、自分も通った病院が近く移転するという。その話を最初に聞いた時、「この先、どこ(の病院)を受診したらいいのだろう」などと考えて、とても不安になった。しかし先日、移転後の運営事業者が決まり、同じ建物で別の医師が診療をするとのニュースを区の広報で読み、ホッとした。
       家から行きやすい場所に、設備の整っている病院があることに、改めて感謝したい気持ちだ。新しくなる病院に、安心して通院できたらいいと思った。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190323J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    37. [わたしの医見]3月30日(投書)
      2019年03月30日

       ◆残った歯守る治療 
       ◇東京都 主婦 島村真紀子 78 

       56歳で入れ歯になった。歯槽のう漏で最初にかかった歯科医師がどんどん歯を抜き、入れ歯にしたが、痛くて我慢できず、別の歯科医院で替えた。学生の頃、良い歯だとほめられた私は、歯槽のう漏でも感じなかった歯の痛みを、入れ歯になって初めて知った。
       今のかかりつけの歯科医師は1本でも助けようと努めてくれる。上の歯は3本しかなく金具で留めている。引っかける所がないのに落ちることなく、演歌を楽しめている。良い歯科医師に出会えたことを感謝している。


       ◆祖母放置した病院 
       ◇愛媛県今治市 自営業女性 43 

       今は亡き祖母が足を骨折して寝たきりになり入院した時のこと。祖母は90歳代だった。
       祖母は何度もベッドから落ちたが、明け方で、また、人手不足のため看護師が少なく、何時間も気づいてもらえずに首の骨も痛めてしまった。ベッドから落ちたことを家族にすぐ連絡してくれず、その病院には整形外科がないので「(首を治療できる)病院を探してくれ」と言うだけで、痛がる祖母に何もしてくれなかった。それまでは随分お世話になった病院だけに、とても悲しい思いをした。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190330J1TYEBC0300020/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    38. [わたしの医見]4月6日(投書)
      2019年04月06日

       ◆優しい先生に感謝 
       ◇宇都宮市 主婦 斎藤弘子 81 

       7年前、近くの大学病院で大腸がんの手術をした。退院し数日たった頃、急に具合が悪くなった。大学病院に行ったが主治医の先生は不在で別の医師に診てもらい帰宅した。夕方近く自宅に主治医の先生から電話があり様子を聞かれた。大きな病院の医師が一患者のためにわざわざ電話をしてくれたことに本当にびっくりした。
       病院の廊下であうと必ず言葉をかけてくれる優しい先生だった。4月に異動するそうだ。元気でご活躍を、と祈りたい。


       ◆知ると「しんどい」 
       ◇高知市 家事手伝い 新田陽子 31  

       テレビや雑誌で「病気の予兆」や「薬の副作用」を特集している。知識がないと手遅れになるし、知ることは大事なのは十分わかっている。でも性格上、「知ること」はしんどい。私は極度の心配性なのだ。
       予兆や副作用の情報を一度知ってしまうと、ささいな症状でも不安になってしまう。「正しく怖がる」ことができない。だから、そんな特集は見ないし、読まない。それで心の平穏が保たれる。私には「情報との距離の取り方」はなかなか難しい。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190406J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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    39. [わたしの医見]4月13日(投書)
      2019年04月13日

       ◆怖がらずに検診 
       ◇鹿児島県姶良(あいら)市 主婦 郡山咲子 74 

       市のがん検診を毎年受けてきた。
       昨年8月、「子宮がんと乳がんの疑い。要精密検査」の通知が来て驚いた。毎月、コレステロールの薬をもらっている主治医に相談した。「専門病院で検査していらっしゃい」「検査結果が悪くても、(がんは)まだ赤ちゃん(の状態)だから大丈夫だよ」。この言葉に背中を押してもらい、病院へ。後日、「異常なし(ただし毎年の検査が必要)」との通知が届き安心した。
       これからも怖がらずに検診を受けようと思った。


       ◆大学病院に不信 
       ◇福島市 主婦 高橋マリ子 69 

       歯痛が2か月近く続き、地元の歯科医院に通ったが、眠れない日もあり、東京の大学病院を紹介してもらった。エックス線撮影では異常なしで「痛くないのに痛みを感じている」との診断。血流を良くするよう言われ、マッサージと漢方薬服用を続けたが痛みは増すばかり。知人に紹介された東京の別の病院を受診。歯根が割れていたそうで、抜いたら良くなった。
       大学病院ではうつ病を疑われショックだった。病院の大小に惑わされず、頼れる先生を見つけることが大切だ。
      https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20190413J1TYEBC0300030/%E5%8C%BB%E8%A6%8B/

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  6. がん患者 標準治療73% 国立がん研究センター調査
    2018年8月4日15時0分

     国立がん研究センターは2日、全国の主な病院で2014年にがんと診断された患者のうち、専門医の推奨する標準治療を受けた割合は、73%だったとする調査結果を発表した。13年と比べ1ポイント増で、ほぼ横ばいだった。標準治療を行わなかった理由は、「別の病気がある」「患者・家族の希望」などが多かった。

     国はがんの標準治療を全国どこでも受けられる体制整備を目指している。調査は、がんの拠点病院など424施設の患者約56万人を対象に実施した。

     胃がんや大腸がん、肺がんなどの標準治療・検査9項目について、実施率をみると、肝がんの切除前検査が91%で最も高かった。乳房切除手術後に再発リスクが高い患者に行う放射線治療は36%で最も低かった。

     患者の希望など妥当な理由があったケースを考慮すると、9項目のうち、6項目で実施率は90%以上となった。ただ、標準治療を行わなかった理由を回答したのは69施設にとどまった。

     同センターは「各施設で標準治療を行わなかった判断が妥当だったかを検証し、適切な治療につなげてほしい」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180804-118-OYTPT50162

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  7. がん検診の追跡調査 検診でがん発見の可能性9件 和歌山
    2018年8月8日 15時07分

    和歌山市のがん検診を受けた延べ4万人のデータなどを元に、和歌山県などが追跡調査を行った結果、精密検査は「必要ない」とされたもののその後、2年以内に進行したがんがみつかり、検診でがんを発見できた可能性があるケースが9件あったことがわかりました。和歌山県などでは、調査結果を今後のがん検診の精度の向上に役立てたいとしています。

    和歌山県や厚生労働省の研究班などは、平成24年度に和歌山市のがん検診を受けた延べ4万人余りのデータと、医療機関でがんと診断された人が登録する和歌山県の「がん登録データ」を照合して追跡調査を行いました。

    その結果、検診で精密検査が「必要」とされ、2年以内に実際にがんが見つかったケースは139件だったことがわかりました。

    一方、精密検査は「必要ない」とされたものの2年以内にがんが見つかったケースは66件で、ほとんどは初期のがんでしたが、このうち9件については進行したがんであったことなどから、検診でがんを発見できた可能性があったことがわかりました。

    9件の内訳は、大腸がんで1件、肺がんで6件、それに乳がんで2件でした。

    国は、がん対策の基本計画の中で、早期にがんを見つけるために検診の重要性を強調するとともに、がん検診の精度をあげることも大きな柱に掲げています。

    和歌山県健康局の野尻孝子局長は「今回の調査結果を元に検診にあたる医師の研修を行うなどして、がん検診の質の向上につなげ、今後も多くの県民に受診してもらえるようにしたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569221000.html

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  8. 「がん見落とし」外部委設置し原因究明へ 東京 杉並区
    2018年8月17日 15時09分

    東京・杉並区にある医療機関が検査で肺がんの疑いを見落とし続け女性が死亡した問題で、杉並区は外部の学識経験者による委員会を設置し、原因の究明と再発防止に取り組むことになりました。

    杉並区にある河北健診クリニックは、平成26年からことしにかけて、40代の女性が受けたがん検診などで、肺がんの疑いを示す影を3回にわたって見落とし、この女性はことし6月、肺がんで死亡しました。

    がん検診を委託していた杉並区は事態を重く見て、学識経験者4人からなる検証委員会を設置することを17日、発表しました。

    杉並区のがん検診では、エックス線画像の診断を別々の医療機関などで2回行いますが、ここ数年、受診する人が急激に増えたため、同じ医療機関が2回行う場合もあり、今回もこのケースでした。

    また、この医療機関で肺がん検診を受けた人たちのうち、44人が改めて精密検査の必要があることがわかっています。

    新たに設置する委員会では、肺がんの疑いを見落とした原因を究明し、再発防止策を取りまとめ、来月、区長に答申する方針です。

    杉並区の田中良区長は「受け皿となる医療機関の対応能力を十分に確認できていなかったのではないかという反省があります。こうした見落としが二度と起きないように取り組みたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180817/k10011580591000.html

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  9. 「がん見落とし」ニュース
    https://koibito2.blogspot.com/2018/01/blog-post_27.html?showComment=1528463870063#c6175357016684752183

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  10. 再発乳がん 治療薬の選び方…効果、副作用、費用など勘案
    2018年8月25日15時0分

     再発した乳がんの薬物治療の幅が広がっている。40歳の時に手術した乳がんが3年前に再発し、肺などに転移した名古屋市の佐藤博美さん(55)は、昨年末、新しく登場した飲み薬イブランス(商品名)に切り替えた。「がんは小さくなった。口内炎やだるさはあるが、我慢できない副作用ではない」と話す。

    (石塚人生)

     国内では、年間約9万人が乳がんを発症するとみられる。女性がかかるがんではもっとも多く、手術や放射線治療の後、再発して長期間、治療を続ける人も少なくない。

     再発乳がんの場合、薬物治療が基本となるが、女性ホルモン(エストロゲン)に反応する性質の有無などによって様々なタイプがあり、使う薬も異なる。

    学会推奨の3種類

     今春改訂された日本乳癌がん学会の「乳癌診療ガイドライン(指針)」は、女性ホルモンに反応するタイプの乳がんが閉経後に再発したという人に対し、3種類の治療を強く推奨する。再発した患者の多くは、この条件に当てはまるという。

     一つ目は、女性ホルモンを作り出す働きを抑えて、がんが大きくなるのを防ぐアロマターゼ阻害薬(アリミデックス、アロマシン、フェマーラ)だ。

     ほてりや関節痛、汗が多くなるといった副作用があるが、長期間服用できる。1年間の薬剤費は20万円前後で、自己負担はその1~3割だ。

     二つ目は、がん組織が大きくなる際に必要な酵素の働きを妨げるイブランスだ。アロマターゼ阻害薬などと併用する。国際的な臨床試験(治験)では、併用によって、がんが悪化せずに生活できる期間が10か月程度延びた。

     一方、白血球減少や疲労感、吐き気など副作用はやや多い。薬剤費は年間約600万円と高額になる。国の高額療養費制度を使えば、自己負担は大幅に抑えられるものの、小さくない。

     三つ目は注射で投与するフェソロデックス。女性ホルモンと結びつくがん細胞のホルモン受容体の働きを妨害する。

     昨年、適応が拡大され、再発直後の治療でも使えるようになった。毎月通院する必要があるが、飲み薬が苦手な人や服薬を忘れがちな人も確実に投薬を受けられる。

    開発の新薬も期待

     今回の3種類の治療は、どれを選択しても、最終的な延命効果に大きな差はないものの、病状の変化に合わせて受ける治療を変えていくことで、さらに新しい薬の登場を待つことも期待できる。

     「BRCA」という遺伝子に変異があるタイプの乳がんが再発した場合は、リムパーザという新薬が今年から使えるようになった。薬物療法の急速な進歩によって、乳がんと闘う手段は確実に増えている。

     指針作りに携わった名古屋市立大学乳腺外科学教授の遠山竜也さん(54)は「患者さんは、それぞれ治療の目標や望む生き方が違う。納得できるまで医師から薬の特徴を説明してもらい、自分に合う治療法を決めてほしい」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180825-118-OYTPT50218

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    1. >どれを選択しても、最終的な延命効果に大きな差はない

      ほんとうにそれらは効くシロモノなのかなあ…

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  11. 漫画家 さくらももこさん死去 「ちびまる子ちゃん」の作者
    2018年8月27日 19時51分

    国民的人気漫画「ちびまる子ちゃん」などで知られる漫画家のさくらももこさんが今月15日、乳がんのため亡くなりました。53歳でした。

    さくらももこさんは、静岡県の旧清水市、現在の静岡市清水区出身で、昭和59年に漫画家としてデビューしました。

    昭和61年には自身の子どものころをモデルとした人気漫画「ちびまる子ちゃん」の連載がスタートし、平成2年には民放でテレビアニメ化され、30年近くたった今も続く国民的な人気番組となりました。

    アニメのエンディングテーマ曲の「おどるポンポコリン」はさくらさんも作詞を担当し、耳に残る印象的な歌詞などが話題となって大ヒット曲となりました。

    その後、自身の体験をつづった「もものかんづめ」や「さるのこしかけ」などのエッセーもベストセラーとなったほか、独特のキャラクターが登場するギャグ漫画「コジコジ」もテレビアニメ化されました。

    さくらさんの事務所によりますと、さくらさんは今月15日、乳がんのため亡くなったということです。

    さくらさんの事務所は、平成26年にデビュー30周年を迎えた際のさくらさんのコメントを改めて発表し、「30年間、良いことも大変なこともいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません」とファンや関係者に対して感謝の気持ちを伝えています。

    事務所のブログが伝える

    さくらももこさんのオフィシャルブログには、「さくらプロダクションからのお知らせです。」というタイトルで、次のような書き込みがありました。

    さくらももこは、平成30年8月15日午後8時29分、乳がんのため永眠いたしました。(享年53)これまで温かい応援をして下さったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝致しますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。

    さくらは1984年に漫画家としてデビュー。30周年を迎えた際、次のような言葉があります。「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません。」(『さくらももこの世界展』「デビュー30周年を迎えて」より抜粋)作品を描けること、それを楽しんで頂けることをいつも感謝していました。これからも皆様に楽しんで頂けることが、さくらももこと私達の願いであり喜びです。

    昭和59年に漫画家デビュー

    さくらももこさんは静岡県の旧清水市、現在の静岡市清水区出身で、昭和59年に漫画家としてデビューし、昭和61年に代表作「ちびまる子ちゃん」の連載がスタートしました。

    「ちびまる子ちゃん」は、さくらさん自身の子どものころがモデルとなっていて、平成2年には民放でテレビアニメ化され、国民的な人気番組となりました。

    出版社によりますと、さくらさんは漫画のほかにもエッセーの「もものかんづめ」がミリオンセラーとなったほか、作詞家などとしても幅広く活動していました。

    さくらさんの事務所によりますと、平成26年にデビュー30周年を迎えた際、さくらさんは「30年間、良いことも大変なこともいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません」というコメントを出していました。

    「ちびまる子ちゃん」は今も、不定期で連載

    出版社の集英社によりますと、さくらももこさんの代表作である「ちびまる子ちゃん」は、昭和61年に漫画雑誌「りぼん」で連載が始まりました。

    30年余りたった今も、不定期で連載が続いていて、物語として完結はしていなかったということです。

    また、さくらももこさんの漫画家としてのデビューは、「ちびまる子ちゃん」の連載が始まる2年前の昭和59年で、「教えてやるんだありがたく思え!」というタイトルの漫画だったといことです。

    テレビアニメは30年近く続く

    フジテレビによりますと、テレビアニメの「ちびまる子ちゃん」は平成2年1月に放送が始まり、現在まで30年近く続いているということです。

    フジテレビは、次回放送予定の来月2日も以降も、放送を続けていくとしています。

    「りぼん」編集長「ご冥福をお祈りいたします」

    漫画家のさくらももこさんが亡くなったことを受けて、人気漫画「ちびまる子ちゃん」を連載していた集英社の「りぼん」の相田聡一編集長は、「心よりお悔やみを申し上げると共に、ご冥福をお祈りいたします。このたびの早すぎるご逝去を惜しむ気持ちに終わりはありませんが、まるちゃんとその仲間たちの明るい笑顔は、子供から大人まで、読者の皆様の心の中で、いつまでも変わることなく輝き続けます。さくらももこ先生、ありがとうございました」というコメントを出しました。

    TARAKOさん「早すぎます」

    漫画家のさくらももこさんが亡くなったことを受けて、アニメの「ちびまる子ちゃん」の声優、TARAKOさんは「『ご冥福を』とか言えないです。頭の中がぐちゃぐちゃです。早すぎます。今はただ先生の分身でもある小学三年生の子に、嘘(うそ)のない命を吹き込み続けることしかできないです。ももこ先生は『ありがとう』しかない恩人です」というコメントを出しました。

    出身地 静岡市ではまる子ちゃんをPR

    さくらももこさんの出身地、静岡市は「ちびまる子ちゃん」の舞台が静岡市だということをアピールしようと、まる子ちゃん一家の「特別住民票」や、さくらももこさんが作詞した踊り、「まるちゃんの静岡音頭」を作ったりして、「ちびまる子ちゃん」と静岡市をPRしてきました。

    また、静岡市によりますと今月中には、さくらももこさんがデザインしたマンホールのふたが市内に設置される予定だということです。

    静岡市の田辺信宏市長は「突然のことで大変驚いています。静岡市のプロモーションには多大なるご協力をいただき、先日もマンホールを寄贈いただき市民も設置を楽しみにしていたやさきでした。さくらさんは地元のお祭りや動物園が大好きで大変地元愛にあふれた方でした。ご冥福をお祈りいたします」というコメントを発表しました。

    JR静岡駅前では悲しみの声

    さくらももこさんは、静岡県の旧清水市、現在の静岡市清水区出身です。JR静岡駅前では悲しみの声が聞かれました。

    親戚がさくらももこさんと同級生だという男性は、「親しみをもって見ていました。清水を代表する人なので、突然の知らせに驚いています」と話していました。

    また、さくらももこさんと同じ短期大学を卒業したという女性は、「亡くなったということはインターネットのニュースで知り、驚いています。出身の短期大学が一緒で、漫画もよく読んでいました。年齢もまだ若く、海外でも人気があったので、まだまだ活躍してほしかったです」と話していました。

    ネット上では突然の死を悼む声

    漫画家のさくらももこさんが亡くなったことを受けて、ネット上では、突然の死を悼む声が相次いでいます。

    このうちツイッターでは、「今年いろんな方が亡くなられたけど、一番衝撃的。ご冥福をお祈りいたします」といった声や、「早すぎます。ビックリです。大好きでした」といった声など、突然の死に衝撃を受けたという投稿が相次いでいます。

    また、「自分はコジコジも好きなのよ。もちろんちびまる子ちゃんはうちの娘も大好きだし本当に悲しい。さくらももこさん天国でもずっと書き続けて下さいね」などと「ちびまる子ちゃん」以外の作品やエッセーに触れ、惜しむ声も相次いでいます。

    「ケンタくん」も冥福祈る

    さくらももこさんの代表作「ちびまる子ちゃん」では、サッカーJ1、FC東京の長谷川健太監督の幼少時代をモデルとした「ケンタくん」が登場します。

    長谷川監督はさくらももこさんと同じ静岡県の旧清水市出身で、FC東京を通して「突然の訃報に驚いています。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントを出しました。

    中国でも死を悼む声相次ぐ

    漫画「ちびまる子ちゃん」は中国でも人気が高く、さくらももこさんが亡くなったことについて中国メディアは速報で伝えました。

    インターネット上ではさくらさんの死を悼む書き込みが相次いでいて、このうち中国版ツイッターのウェイボーでは「私の最愛のちびまる子ちゃん。本当に大好きだった」とか「みんなに喜びや愛をもたらしてくれてありがとう」などといったコメントが寄せられています。

    また「子どものときの思い出で、とても悲しい」や「泣きたい」といったコメントに加えて、ロウソクなどの絵文字を添えた書き込みも数多く見られます。

    香港でも速報

    「ちびまる子ちゃん」は香港でも人気が高く、作者で漫画家のさくらももこさんが亡くなったことについて、メディアは速報で伝えました。

    香港各紙はさくらももこさんの略歴や物語の紹介とともに「『ちびまる子ちゃん』はアジアのファンに広く受け入れられた」などと伝えました。

    ネット上ではファンから「ちびまる子ちゃんは私たちをたくさん楽しませてくれた。ありがとう」といった書き込みが次々に寄せられています。

    香港では1990年代に香港の声優たちによるアニメの吹き替え版の放送が始まって以来、人気が高まり、イベントが開催されたり、文房具などの関連グッズが販売されたりしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180827/k10011596071000.html

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    1. 「さくらももこ」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%82%E3%82%82%E3%81%93

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    2. 「ちびまる子ちゃん」さくらももこさん死去
      2018年8月27日20時41分

       「ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家のさくらももこさん(本名・非公表)が15日午後8時29分、乳がんのため死去した。53歳。告別式は近親者で行った。

       静岡県清水市(現静岡市)出身。1984年、短大在学中に漫画家デビュー。86年から漫画雑誌「りぼん」で「ちびまる子ちゃん」を連載。自身の少女時代をモデルに小学生「まる子」の日常をユーモラスに描き、とぼけたお父さんや、お金持ちの息子の花輪クン、真面目すぎる学級委員の丸尾君など、個性的なキャラクターも人気に。89年に講談社漫画賞を受賞した。

       90年からはアニメがフジテレビ系で放送され、作詞したテーマ曲「おどるポンポコリン」は日本レコード大賞を受賞。幅広い世代に親しまれ、現在まで続く国民的長寿アニメとなった。

       漫画は、シリーズ累計3200万部以上を記録した。エッセー集「もものかんづめ」「さるのこしかけ」もベストセラーとなった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180827-118-OYT1T50068

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    3. 小3の自分がモデル「思い出基づき物語作った」
      2018年8月27日22時12分

       国民的漫画「ちびまる子ちゃん」を生んだ、さくらももこさんが15日に53歳で亡くなっていたことが、発表された。昭和40年代の地方都市に住む小学生の女の子の目を通して、おかしくも温かな家族や友人たちとの日常生活を描き、テレビアニメ化もされ、多くの世代の心をつかんだ。突然すぎる悲報に、関係者やファンの間には悼む声が広がった。

       「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません」

       1984年に漫画家デビューし、画業30年を迎えた際、さくらさんはこのように振り返っていた。

       小さくて丸顔がかわいらしい「ちびまる子ちゃん」は、小学3年生だったころの自分がモデル。その時代を舞台にした理由を「3年の時の担任が『一番子供が子供らしいのはこの時期だけだ』と言ったのを覚えていた」と、本紙のインタビューで振り返っている。くすりと笑える作中のエピソードの数々は、「私の描くことを全部事実だと思ってる方も多いですが、そんなことはありません。実際の思い出に基づいて脚色したり、物語を作っているんです」と語っていた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180827-118-OYT1T50082

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  12. 「さくらももこさん」の命を奪った「乳がん」に打ち克つ知恵
    ▼危険を増幅させる「米国産牛肉」の「ホルモン剤」
    ▼予防に「豆腐」は○「ロイヤルゼリー」は×
    ▼雪原で白ウサギを探す「マンモグラフィー」の限界
    ▼職人技が教える「しこり」の感触
    ▼唾液だけで「早期発見」できるのはこの病院

    私はこうして生還した
    ▼「生稲晃子」5回の手術と乳房再建
    ▼「アグネス・チャン」デビュー35周年での異変
    ▼「内海桂子」84歳まで医者知らずだったのに……
    ▼「麻倉未稀」小林麻央さんが亡くなった日に全摘
    ▼「泉アキ」両胸にメスを入れた私の結論
    ▼「海老名香葉子」命運を分けた「がん検診」

    週刊新潮 2018年9月13日号
    http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20180906/

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  13. “産後うつ“か 出産後1年未満の女性の死因は自殺が最多
    2018年9月5日 17時00分

    出産したあと1年未満の間に自殺した女性はおととしまでの2年間に少なくとも92人に上ることが、国立成育医療研究センターの調査で初めてわかりました。出産後1年未満の女性の死因では最も多く、専門家は、多くが産後のうつが関係しているとみて、母親の支援体制を充実させることが必要だとしています。

    出産したあとの女性は体調や生活リズムが大きく変化することなどで10人に1人の割合でうつになると指摘されていますが、自殺にまで至るケースがどれくらいあるのか、実態はわかっていませんでした。

    国立成育医療研究センターのグループは、おととしまでの2年間のデータを使って、出産後1年未満に死亡した女性の死因を調べた結果、自殺が92人と最も多く、次いで、がんが70人、心疾患が24人と続きました。

    自殺のあった時期では、出産後1か月ですでに10人に上り、1年を通して起きていたほか、年齢別にみると、35歳以上で自殺に至る割合が高くなっていました。

    グループによりますと、出産後の女性の自殺の実態が明らかになるのは初めてで、多くが産後のうつなどが関係しているとみています。

    産後のうつの対策をめぐっては、国は昨年度から、出産まもない母親の心の問題を含めた健康状態を把握する取り組みを支援する制度を始めましたが、初年度に実施した自治体は4%にとどまっていて、国立成育医療研究センター研究所の森臨太郎部長は「自殺の背景にある産後のうつのリスクの高い人を早期に見つけて支援につなげることが必要で、早急に対策を実施していくことが大切だ」と話しています。

    調査の結果

    今回の調査は、国の人口動態統計を活用し、おととしまでの2年間の出生票や死亡票などのデータを突き合わせて、自殺と考えられるケースを選び出して分析しました。

    その結果、自殺した時期について、出産後、1か月は10人、2か月は6人、3か月と4か月は10人、5か月は4人、6か月は8人、7か月は9人、8か月は10人、9か月は13人、10か月は7人、11か月は4人、12か月は1人と1年を通して起きていました。

    また、10万件の出産のうち自殺した母親の割合をみると、20歳未満が4.3、20歳から24歳が4.2、25歳から29歳が2.5、30歳から34歳が3.6、35歳から39歳までが8.0、40歳以上が8.3と35歳以上で高い傾向を示しました。

    さらに、出産回数でみると、1人目が6.4、2人目が3.2、3人目が2.3、4人以上が4.2となり、初産の女性で高い傾向がありました。

    このほか、今回の研究では妊娠中の自殺が3人、死産後の自殺が7人いたこともわかったということです。

    産後のうつは

    産後のうつは体調や生活リズムなどが大きく変化することなどで起き、育児不安やストレスなどに加え、過去にうつ病になったことがあることや、妊娠中からの強い不安、それに、家族からのサポートの不足などもリスクを高める要因になると考えられています。

    専門家や関連する学会のガイドラインによりますと、不眠や食欲の低下、それに興味や喜びといった感情の喪失などが特徴で、母親としての責務が果たせるのかといった自責の念が現れることもあります。

    症状が重くなると自殺の危険があるほか、将来的な育児放棄や虐待につながることもあるとされています。

    10人に1人ほどの割合で発症すると言われていて、必ずしも早期に見つける体制が十分ではなく、課題になっています。

    妊産婦の自殺の実態や産後のうつとの関連などについては、これまで東京23区で調査が行われたことがありますが、全国的な実態はわかっていませんでした。

    国は新たな自殺総合対策大綱を去年取りまとめるなどして、産後のうつに対してはリスクの高い人を早期に見つけて支援につなげることが必要だと指摘しています。

    専門家 リスクがある人の早期発見が重要

    妊産婦の自殺を防ぐためには、今後、どのような対策を行っていくべきなのか。

    国立成育医療研究センター研究所の森臨太郎部長は、重要なポイントの1つは、産後のうつのリスクがある人の早期発見だとしています。

    そのうえで、現状では昨年度から国が始めた取り組みが自治体や国民に十分に浸透していないとして、自治体などへの周知を進めるべきだと指摘しています。

    また、改めて出産は体の問題だけでなく、心の健康の確保も重要であるという認識を持ち、母親が遠慮なく助けを求めたり、関係者がその情報を迅速に共有できたりする仕組み作りを充実させるべきだとしています。

    さらに、将来的には、今回の研究のような自殺件数の把握に加え、詳細な原因まで追跡できるデータベースを作り、データの分析からその時々の有効な対策が打てるようにしていくべきだとしています。

    産後のうつで苦しむ母親

    神奈川県内に住む40代の女性はおととし、第一子となる長女を出産しました。
    初めての子育てで協力者は夫のみという環境でしたが、それでも「しっかり育てたい」と子育てに向き合っていたと言います。

    すると、産後3週間を過ぎたころから、心身の不調を感じ始めます。

    体に加え、心も休まらずこれ以上心身がもたないと感じ、「子どもを育てる自信がない。私には無理なのかもしれない。死にたいほど苦しい」と思い悩むようになりました。

    不眠や食欲不振にも襲われ、思い描いていたような母親になれていないと感じ、気分が沈んで外出も避けるようになりました。

    さらに、室内でも、スマートフォンで子育ての情報を調べるたびに、周囲の母親のいきいきとした育児の様子が目に入って落ち込む日々が続き、夫に「死にたいほどつらい」と漏らす日もあったと言います。

    産後3か月目に受診した病院で、医師が下した診断は産後のうつ病でした。

    夫が早めに帰宅するなどして協力して子育てを行い、症状は落ち着いているものの、現在も睡眠導入剤などの5種類の薬の服用を続けています。

    女性は「いちばん症状が重いときは暗い中を歩んでいる感じでした。うつうつとしていて、ほかのお母さんのように子育てもできず、生まれてきてくれた子どもや夫にも心配をかけて本当に申し訳ないという気持ちでした。ただ、その状態でも子どもを残していなくなるわけにもいかず、産後の母親は本当に逃げ場がないと感じていました」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180905/k10011610531000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2018/01/blog-post_21.html?showComment=1536155527891#c3081285506545054747

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    1. 産後の肥立ちが悪い方と漢方薬
      http://kanpo-life.com/symptom/gyneco/1028/

      「産後うつ 漢方薬」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%A3%E5%BE%8C%E3%81%86%E3%81%A4+%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC

      「マタニティブルー 漢方薬」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC+%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC

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    2. うつ·気分の落ち込みの漢方薬(効果・使い分け)
      http://kanpo-life.com/disease/1032/

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  14. 大須賀 覚
    @SatoruO
    https://twitter.com/SatoruO

    >アメリカ在住のがん研究者(専門は脳腫瘍)かつては日本で脳神経外科医でした。がん患者がイカサマがん治療に騙されるの防ぐための情報提供をしています。医学研究・海外留学・アメリカの最新技術などの情報も報告してます。

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  15. キャスター浜尾朱美さん、乳がんで死去…57歳
    2018年9月14日20時56分

     ニュースキャスターの浜尾朱美(はまお・あけみ、本名・千葉朱美=ちば・あけみ)さんが14日、乳がんで死去。57歳。

     女優を経て、1989年10月に放送が始まったTBS系の報道番組「筑紫哲也NEWS23」の初代キャスターとなり、97年9月まで務めた。エッセイストとしても活躍し、「もう結婚占いはいらない」などの著書がある。乳がんを患い、10年以上にわたって闘病生活を続けた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180914-118-OYT1T50097

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    1. 乳がんで死んだのか、がん治療で死んだのか、本当はどっちだ?

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  16. わたしの医見
    2018年9月15日15時0分

    ◇症状見逃した医師 秋田市 主婦 53

     62歳の夫が「物がゆがんで見える」「視界の真ん中がぼやけている」と訴え、近所の眼科を受診した。検査をし、3週間様子をみるように言われたが、服薬指導も説明も何もなかった。症状が悪化したので、1週間後、別の病院へ行った。網膜の中心に穴が開く「黄斑円孔おうはんえんこう」との診断で手術することになった。医師いわく「結構やばい」状態だった。穴がもっと大きくなると手術が難しくなるという。

     最初の医師の言う通りにしていたら、夫は視力を失っていたかもしれない。腹が立って仕方がない。

    ◇転院が救った命 山口県岩国市 主婦 守永千登世 76 

     40年前のこと。3歳の娘が風邪をひき、開業医に行った。3週間以上、熱が下がらず、食事をすると吐く。だが医師は風邪薬を出すだけだった。

     不安になり大病院に行った。「肺炎」と診断されて即入院した。医師は1日1本の点滴をしたが、娘の状態を見た夫が「もっと点滴をしてほしい」と頼んだ。「前例がない」といわれたが、言う通りにしてくれた。娘は50日間入院し、無事に退院できた。

     転院して、あの医師に出会わなかったら、娘の命はなかったかもしれない。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180915-118-OYTPT50270

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  17. 総合格闘家 山本 “KID” 徳郁さん がんで死去
    2018年9月18日 15時19分

    レスリング一家で育ち、総合格闘家として活躍した山本 “KID” 徳郁さんが18日、がんのため亡くなりました。41歳でした。

    山本さんは神奈川県出身で、1972年ミュンヘンオリンピックのレスリングの代表、郁栄さんを父に持ち、世界選手権でともに優勝経験がある姉の美憂さんや妹の聖子さんとともにレスリング一家で育ちました。

    山本さんは大学時代にレスリングの全日本選手権で準優勝するなど実績を残したあと、卒業後はプロの総合格闘技に転向して強烈なパンチを生かして活躍し、平成18年には北京オリンピックへの出場を目指し、一時アマチュアに復帰して話題になりました。

    山本さんは先月、自身のSNSの中で、がんであることを公表し闘病生活を送っていましたが、所属するジムの公式のSNSなどによりますと、18日、がんのため亡くなったということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180918/k10011634381000.html

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  18. NEWSポストセブン
    全国251病院別「がん5年生存率ランキング100」 - 2018/9/23
    https://www.news-postseven.com/archives/20180923_765172.html

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    1. 全国251病院別「がん5年生存率ランキング100」
      2018.09.23 07:00

       ついにがん治療統計のタブーが破られたといっていい。国立がん研究センター(国がん)が9月12日、ある報告書を発表すると、全国紙やニュース番組が一斉に報じた。1100頁以上の長大な報告書に記されていたのは、全国の病院別に集計されたがん患者の5年生存率だった。

       専門的ながん医療を提供する「がん診療連携拠点病院」など全国251施設で、2008~2009年にがんと診断された約50万人の患者が対象。乳がん・胃がん・大腸がん・肺がん・肝臓がんの主要5部位の5年生存率が、がんの進行度(ステージI~IV)ごとに発表されたのだ。

       国立がん・がん対策情報センター長の若尾文彦さんが語る。

      「医療施設にとっては治療結果を振り返り、今後の診療の参考にできます。また、病院を横に比較するものではありませんが、患者さんは治療する病院を選ぶ参考になると考え、今回公表に踏み切りました」

       発表された「5年生存率」とは、がんの治療を開始してから5年後に生存している人の割合を示している。

      「多くのがんにおいて、がんの治療を受けてから5年経過してもがんが再発しなければ、がんは『寛解』、つまり症状がほぼ消失した状態だと見なされます。そのため、5年生存率は治療効果を判断する重要な目安です」(新潟大学名誉教授の岡田正彦さん)

       ただし、「生存率の高さ=治療技術の高さ」ではないと、前出の若尾さんは話す。

      「合併症のある患者さんもいますし、高齢のかたや進行がんを抱える患者さんの多い病院は、生存率も低くなる傾向があります。生存率の高低がその病院の評価に直結するわけではないことに留意してもらいたいです」

       とはいえ、そのデータを読むと病院によってこれほど数値に大きな差があるのかと驚く。「日本の医療は世界トップレベルだ」といわれ、全国どの病院で治療を受けても違いはあまりないと思われていたが、その認識が間違いであったことに気づかされる生々しいデータだ。特に肝臓がんでは、最も生存率の低い病院で1ケタ台のところもあった。自分の身を預けることを考えると、より慎重に病院を選ぶことが大切だと気づかされる。

       今回、女性セブンは公表された全国251病院の中から、偏りを避けるためにデータの多い患者数100以上の病院に絞って独自に集計し、ステージI~IVの全体での5年生存率の上位100病院をランキング形式でまとめた。

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    2.  また、それぞれのステージ別での生存率も併せて公開。患者のステージによって病院を選ぶ手がかりにすることもできる。

       このランキングをもとに「いい病院」を見分けるにはどうすればいいのか。具体的に見ていこう。

      ◆患者数の多い病院は治療経験が豊富

       ランキングには病院全体の患者数も記したが、これが病院選びの1つの指標になると前出の岡田さんは語る。

      「症例数の多い病院はがんの治療経験が豊富で、それだけの数の患者を受け入れられる設備や医師・看護師などの環境が整っているといえます。がん患者にとっては安心できる病院でしょう」

       病院によって患者数は大きく違い、部位によっては10倍近い差があるのがわかる。

      ◆「ステージI」の生存率が高い病院は「手術がうまい」

       がんが転移していないステージIの状態では、手術で腫瘍を取り除くことで治る場合が多い。内科医で医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんはこう話す。

      「大腸がんで見ると、がん研有明病院は954人の患者に対し、ステージIの5年生存率が92.3%と他の病院に比べて高い。一方で、同じステージIでも20%近く生存率が低い病院もあります。

       ステージIの5年生存率が高いかどうかで、病院の診断力や手術をする医師の腕がよいか、ある程度わかると思います。また、検診を積極的に行っている地域は早期でがんを発見できる場合が多いです」

      ◆高生存率の「地方病院」には要注目

       今回のデータには病院からのコメントも記載されている。乳がん4位の富山県立中央病院は《高齢、併存疾患を持つなど、他施設で対応困難なリスクの高い症例についても多数受け入れしている。また、自覚症状のある進行したがん患者の紹介の割合も多く、がん種により、ステージの進んだ患者が多い》、肝臓がん12位の長崎大学病院は、《県内のがん診療を担う「都道府県がん診療連携拠点病院」であり、高度先進医療を担う「特定機能病院」です。他施設で手術・治療などが困難と判断された患者の紹介も受け診療を行っています》と説明している。

       医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが解説する。
      https://www.news-postseven.com/archives/20180923_765172.html?PAGE=2

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    3. 「地方の『がん診療連携拠点病院』は、地域医療の中核病院であり、他の病院からの紹介で治療の難しい患者さんを多く抱えているので、生存率が低くなりやすい。

       そんな状況下であることを考えると、生存率の高い地方病院は、治療のレベルが高いところといえるのではないでしょうか」

       ランキングを見ると、全体的に東京や大阪などの大都市にある病院の方が、5年生存率が高い傾向があるが、大都市に比べても地方の病院の治療技術が低いわけではない。

       ここでは掲載しきれなかったが、今回の報告書には各ステージの患者数のほか、患者の年代、病院ごとの生存状況把握率なども掲載されている。これらの数値は国がんの公式サイトで見ることができるので、病院選びの参考にしてほしい。

      【ランキングの見方】

       国がんが集計した全国251病院における、乳がん・胃がん・大腸がん・肺がん・肝臓がんのステージ別の5年生存率を掲載。ここではデータの多い患者数100以上の病院(肝臓のみ80以上)に絞った。その中で、ステージI~IV全体での5年生存率が高い順でランキングを作成。100位より下は掲載していない。

      *記載しているのは2008~2009年当時の病院名。
      *生存率は、対象となった患者数が30人未満の場合は「─」表示。
      *「患者数」には、その病院で初めて診断された患者もいれば、再発の患者や、セカンドオピニオンで訪れた可能性もあり、重複を含む。

      ※女性セブン2018年10月4日号
      https://www.news-postseven.com/archives/20180923_765172.html?PAGE=3

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  19. がん見落とし「区が適切に管理できず」 東京 杉並区
    2018年9月28日 16時48分

    東京 杉並区にある医療機関が、検査で肺がんの疑いを見落とし続け、女性が死亡した問題で、杉並区が設置した外部の有識者による検証委員会は、がん検診のエックス線画像のチェックや診断体制について、区が適切に管理できていなかったとする中間答申をまとめました。

    杉並区にある「河北健診クリニック」が平成26年からことしにかけて、40代の女性が受けたがん検診などで、肺がんの疑いを示す影を3回にわたって見落とし、この女性はことし6月、肺がんで死亡しました。

    検診を委託していた杉並区は、学識経験者からなる検証委員会を設置して、原因や再発防止策などを検討し、このほど見落としの原因について中間答申がまとまったことから、28日、杉並区の田中区長が会見で明らかにしました。

    それによりますと、区が5年前から肺がん検診の受診を勧奨した結果、受診者の数が5倍に急増し、診断の見極めに必要な体制がとれなくなったということです。

    また、チェックのため、専門医とそれ以外の医師が2回にわけて行うよう区が求めていたエックス線画像の診断についても、この医療機関では、チェックの体制から専門医を外していたということです。

    検証委員会では、杉並区がこうした状態を把握せず、適切に管理できていなかったと指摘しています。

    この問題を受けて田中区長は、みずからの給与について1か月間、20%減額する考えを示しました。

    また区はこの医療機関について、肺がん検診を行う指定の医療機関から当面の間、外す措置をとりました。

    再発防止策などを盛り込んだ最終の答申は来月まとまり、区に提出される予定です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180928/k10011648301000.html

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    1. 「がん予防」という幻惑ミラクルワールドではなんでもあり…

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  20. “がんと診断”で100万円支給も 治療と仕事 両立の企業を表彰
    2018年10月3日 5時43分

    がんになっても、働き続けられる取り組みを進める企業を表彰するイベントが東京で開かれ、経済的な支援や柔軟な働き方など治療と仕事を両立する施策が紹介されました。

    イベントは、がんの治療をしながら働き続けられるノウハウを社会で共有していこうと、企業の経営者やがん患者の団体の代表などで作る「がんアライ部」が開きました。

    イベントでは表彰された21社のうち、3社が講演し、治療をしながら働く社員には「がんと仕事の両立」を評価の指標に反映している事例や、がん基金を作って経済的サポートをしている事例、それに体調などに合わせて日ごとに勤務時間を決められる事例などが紹介されました。

    がんと診断される人のうち、およそ30%が就労可能な年齢ですが、静岡がんセンターが5年前に行った全国調査では、がんと診断された後、会社に勤めている人の30.5%が依願退職し、4.1%が解雇されています。

    「がんアライ部」の功能聡子代表発起人は「それぞれの会社が社内にいるがんの経験者の声を聞いて、その会社にあった一歩を踏み出してほしい」と話していました。

    表彰企業 がん基金 診断されると100万円支給

    表彰された企業の1つ、東京に本社がある専門商社の「ガデリウス」は社員が230人で、がんで亡くなる社員が相次いだことをきっかけに、おととし、「がん基金」を立ち上げました。

    がんと診断されると基金から100万円を支給されるほか、体調や治療の状況に応じて短時間や在宅での勤務など働き方を自由に選択できます。

    さらに有給休暇があまった場合、がんになった社員に寄付する制度の整備を進めています。

    希少がんの「血管肉腫」と診断された52歳の男性社員は「会社のサポートが助けになっています。なにより働くことを諦めなくてもいいという環境を作っていただいたことが励みになりました」と話していました。

    ガデリウス・ホールディング人財開発部の山下智子課長は「がんになっても働けるよう助け合いの精神で、社員をバックアップしたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181003/k10011656011000.html

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    1. 宗教的な偽善欺瞞には「病気」ネタと「災害」ネタがつきもの…

      裏にはカネ集めのカラクリがあるのだろう。

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  21. 名古屋市が日立を提訴
    がん治療施設の管理費減請求
    2018/10/11 13:09
    ©一般社団法人共同通信社

     名古屋市が運営するがん治療施設「陽子線治療センター」を巡り、東日本大震災などの影響で治療装置の運転が契約期間より短縮されたとして、同市は11日、施設や装置を保守管理する日立製作所に対し、管理費約4億4千万円の減額の確認を求めて、名古屋地裁に提訴した。

     訴えによると、市と日立は2008~31年の施設管理費を約101億円とすることで契約したが、東日本大震災のほか、市による事業の一時凍結やシステム開発の遅れにより、施設や治療装置の引き渡しが最大8カ月遅れた。

     この間の運転、管理などのサービスが提供されなかったため、管理費を減額すべきだと主張している。
    https://this.kiji.is/422969564060501089

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    1. 「がん 陽子線 治療」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8C%E3%82%93+%E9%99%BD%E5%AD%90%E7%B7%9A+%E6%B2%BB%E7%99%82

      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%8C%E3%82%93+%E9%99%BD%E5%AD%90%E7%B7%9A+%E6%B2%BB%E7%99%82&num=50&source=lnms&tbm=nws

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    2. 陽子線治療 - Wikipedia
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%BD%E5%AD%90%E7%B7%9A%E6%B2%BB%E7%99%82

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    3. >陽子線治療(ようしせんちりょう、Proton therapy)は放射線療法の一手法。

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  22. がん治療、信頼できる情報選びを…垣添忠生氏
    2018年10月17日23時40分

     自民党の三原じゅん子参院議員と、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)名誉総長の垣添忠生氏が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、「がんと共に生きる」をテーマに意見を交わした。

     芸能活動をする中でがんの手術を受けた三原氏は、「仕事をどうしようか悩んだ。手術後の生き方を考え、納得する(治療が受けられる)まで病院を替えた」と体験を語った。垣添氏は「一番頼れるのは国立がん研究センターの情報。信頼できる情報を選び、治療について担当医と話し合うことが大事だ」と指摘した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181017-118-OYT1T50128

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  23. 女優の角替和枝さん、がんで死去…柄本明さん妻
    2018年10月28日19時35分

     舞台やテレビ、映画で幅広く活躍した女優の角替和枝(つのがえ・かずえ、本名・柄本和枝=えもと・かずえ)さんが27日、原発不明がんで死去した。64歳だった。夫で俳優の柄本明さん(69)が28日、所属事務所を通じて明らかにした。葬儀は近親者で行い、後日「お別れの会」を開く。

     静岡県出身。つかこうへい事務所を経て劇団東京乾電池に参加。NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」や、同局のバラエティー番組「コメディー お江戸でござる」などにも出演した。

     長男の柄本佑たすくさん(31)、次男の時生さん(29)も俳優として活躍している。女優の安藤サクラさん(32)は佑さんの妻。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181028-118-OYT1T50088

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  24. 「がん」見落とし 新たに5人…杉並のクリニック 疑い・要精密検査
    2018年11月15日15時0分

     東京都杉並区の河北健診クリニックで肺がん検診を受けた40歳代女性ががんを見落とされて死亡した問題で、区は15日、検診で精密検査不要と判断された人のレントゲン画像を再確認した結果を発表した。新たに5人が検診でがんのリスクを見落とされた可能性の高いことがわかった。

     区によると、7月のがん見落としの発覚後、区は同クリニックに対し、2014~18年に肺がん検診を受診して異常なしと判断された9424人について、レントゲン画像を再度確認するよう要請した。

     その結果、44人について精密検査が必要と判断された。このうち現在肺がんと診断されている70歳代の男性2人は、検診を受けた時点で1人は「肺がんの疑い」、もう1人は「要精密検査」と診断されるべきだったという。また再確認により60~70歳代の男女3人に肺がんの疑いがあることがわかった。この3人も検診時点で「肺がんの疑い」と診断されるべきだったという。残る39人は肺がんではなかった。

     田中良区長は記者会見で、「検診への信頼が揺らぐ事態で、実施体制に大きな問題があった」と陳謝し、一定の基準を満たした医師がレントゲン画像の判断に関わるようにするなどの再発防止策を講じるとした。

     死亡した40歳代女性は14~18年、同クリニックでがんの検査を受けたが、3回にわたりがんを見落とされ、今年6月に死亡した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181115-118-OYTPT50275

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    1. 「がん」見落とし新たに5人…疑い・要精密検査
      2018年11月15日18時13分

       東京都杉並区の河北健診クリニックで肺がん検診を受けた40歳代女性ががんを見落とされて死亡した問題で、区は15日、検診で精密検査不要と判断された人のレントゲン画像を再確認した結果を発表した。新たに5人が検診でがんのリスクを見落とされた可能性の高いことがわかった。

       区によると、7月のがん見落としの発覚後、区は同クリニックに対し、2014~18年に肺がん検診を受診して異常なしと判断された9424人について、レントゲン画像を再度確認するよう要請した。

       その結果、44人について精密検査が必要と判断された。このうち現在肺がんと診断されている70歳代の男性2人は、検診を受けた時点で1人は「肺がんの疑い」、もう1人は「要精密検査」と診断されるべきだったという。また再確認により60~70歳代の男女3人に肺がんの疑いがあることがわかった。この3人も検診時点で「肺がんの疑い」と診断されるべきだったという。残る39人は肺がんではなかった。

       田中良区長は記者会見で、「検診への信頼が揺らぐ事態で、実施体制に大きな問題があった」と陳謝し、一定の基準を満たした医師がレントゲン画像の判断に関わるようにするなどの再発防止策を講じるとした。

       死亡した40歳代女性は14~18年、同クリニックでがんの検査を受けたが、3回にわたりがんを見落とされ、今年6月に死亡した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181115-118-OYT1T50083

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    2. 「がん 見落とし」
      https://www.2nn.jp/search/?q=%E3%81%8C%E3%82%93+%E8%A6%8B%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97&e=

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    3. 肺がん検診見落とし 新たに5人 東京 杉並の医療機関
      2018年11月15日 14時57分

      東京 杉並区の医療機関が検査で肺がんの疑いを見落とし、女性が死亡した問題で、杉並区がこの医療機関で検診を受けた人の検診結果を調べ直したところ、新たに肺がん、または肺がんの疑いと診断された人が合わせて5人いることがわかりました。

      杉並区にある「河北健診クリニック」は平成26年からことしにかけて、40代の女性が受けたがん検診などで肺がんの疑いを示す影を3回にわたって見落とし、この女性はことし6月に肺がんで死亡しました。

      この問題で15日、検診を委託していた杉並区の田中良区長が会見し、この医療機関で区の肺がん検診を受けた人の検診結果を調べ直したところ、死亡した女性のほかに、新たに70代の男性2人が肺がんと診断され、3人に肺がんの疑いがあることを明らかにしました。


      一方、15日はこの問題について調べていた検証委員会の最終答申も公表され、肺がんの疑いを見落とした原因について、区が5年前から肺がん検診の受診を勧めるようになって受診者数が5倍に急増し、画像診断の体制がとれなくなっていたことなどを挙げています。

      そのうえで、この医療機関がエックス線画像の診断から専門医を外していたことについて「看過できない問題だ」と指摘しています。

      また杉並区に対しても、画像診断が適正に行われているかを検証する仕組みが整っていなかった、と指摘しています。

      田中区長は「区の責任を痛感しています。亡くなった方をはじめ区民にも多くの不安を与え、深くおわび申し上げます」と話しました。

      検証委員会の提言内容

      この問題で検証委員会の最終答申では再発防止に向けて8項目の提言を行っています。

      このうち今回問題となった肺がん検診では、エックス線画像の診断が「ないがしろにされた感がぬぐいきれない」とし、1つの医療機関の中で画像の診断を行う現在の「指定医療機関制度」では画像の診断体制や精度の管理が外からチェックできないおそれがあると指摘しています。

      そのうえで、チェック体制が整備されるまでは「指定医療機関制度」を廃止し、医療機関と医師会とでそれぞれ1度ずつ画像の診断を行う体制に変更すべきだとしています。

      また画像診断を行う専門医についても、提言では「都の指針で示される放射線の専門医がどの資格を有するものなのか明確ではない」と指摘し、国などから明確なガイドラインが示されるまではエックス線画像診断を行うのに適格と認める医師の要件を区が示すことが必要だとしています。

      さらに国や学会に対して、画像を診断する医師について明確にするよう申し入れることが必要だと指摘しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181115/k10011711591000.html

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    4. 杉並区の肺がん見落とし 診療所側「検査体制が不十分」
      2018年12月13日 18時10分

      東京 杉並区のクリニックが検査で肺がんの疑いを見落とし女性が死亡した問題で、クリニックが設けた調査委員会が13日に会見し、検査体制が十分でなかったとする一方で、区の検診制度にも問題があったとする調査結果を示しました。

      杉並区によりますと、「河北健診クリニック」は、区から委託を受けてがん検診を実施していましたが、40代女性の肺がんの疑いを3回にわたって見落とし、女性はことし6月に死亡しました。

      これについて、クリニックは外部の医師などで作る調査委員会を立ち上げ、13日にその報告書を公表しました。

      それによりますと、死亡した女性の肺がんの疑いを見落としたのは3回ではなく1回だとしたうえで、がん検診の画像診断で専門医を外していたことについて、「確保が困難だったとはいえ、検診の実施機関として対応に問題があった」と指摘しています。

      一方で、杉並区のがん検診で行われているエックス線検査については、「骨や心臓の死角になって異変が見えないときもあるなど、がんの疑いを検出しづらい」と指摘しました。そのうえで、エックス線検査を取り入れている区の検診制度にも問題があり、より画像が鮮明なCT検査の導入を検討すべきだとしています。

      調査委員会の佐野忠克委員長は「エックス線検査に限界があることを多くの人に知ってもらいたい」と話しています。

      クリニックを運営する医療財団の河北博文理事長は、「見落としがあったことについておわび申し上げる。今回の報告書を基に再発防止に取り組んでいきたい」と話していました。

      杉並区の検診制度にも問題があるという調査結果について、杉並区の田中良区長は「報告書の内容を確認しているところで、現時点ではコメントを差し控えさせていただきます」としています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181213/k10011746021000.html

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  25. 「がん見落とし」案件が胡散臭いのは、見落としといえるほど、がんの見極めができるのかということ…

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  26. がんの見落とし相次ぐ 学会で再発防止議論
    2018年11月24日 18時24分

    検査でがんの疑いが見つかっていたにもかかわらず、医師が見落とし、治療が行われなかったケースが相次ぐ中、名古屋市で開かれた学会で、再発防止に向けた議論が行われました。

    学会には全国の医療機関から医師や看護師など、400人余りが参加しました。

    CTなどの検査でがんの疑いが見つかっていたにもかかわらず、医師が見落とすケースが相次いでいて、ことしに入って、少なくとも6つの医療機関が公表しています。

    そのうちの1つ、横浜市立大学附属病院で医療安全を担当する医師は、検査結果が電子カルテに記載されていたものの、主治医がそれを確認しなかったことなどが原因だったと説明しました。

    そのうえで、「医師個人の問題で済ませてはならず、病院全体で情報の共有を徹底する対策が必要だと感じた」と述べました。

    学会に参加した大学病院の医師などからは、主治医が検査結果をきちんと確認しているかチェックし、注意を促す新たなシステムを導入していくべきだという意見が相次ぎました。

    また、医療ミスの被害を受けた患者やその家族で作る団体の代表は、がんを見落とされて死亡した70代の男性の言葉として「検査の結果を自分でも確認できれば、こんなことにならなかった」と話していたことを紹介し、患者にも検査の資料などを積極的に開示して、情報共有の一員となってもらう仕組みが必要だと訴えました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181124/k10011722171000.html

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  27. 「豊胸術」ジェル状充填剤でしこりや感染症の被害相次ぐ
    2018年11月27日 5時21分

    胸を大きくする美容医療の「豊胸術」で、ジェル状の充填(じゅうてん)剤を注入した患者にしこりができたり感染症が起きたりする健康被害が相次いでいることが日本美容外科学会の調査でわかりました。学会は充填剤の使用中止を促すガイドラインを作ることにしています。

    「日本美容外科学会(JSAPS)」が問題視しているのは美容医療の豊胸術で使われるジェル状の充填剤です。

    注射器で注入するだけで傷も小さく全身麻酔は不要なことから、体への負担が少ないとして多くの美容クリニックで扱われています。

    ところが学会がことし、美容医療に携わる医師を対象にアンケート調査を行ったところ、回答した132人のうち半数を超える72人が、充填剤を使った豊胸術のあとに合併症が出た患者を診察したことがあると答えました。

    患者の症状は、
    ▽しこりなどが44%、
    ▽感染症が22%、と多く、
    ▽皮膚の変化や変形、
    ▽悪性腫瘍が疑われるケースも報告されたということです。

    また健康被害が出た患者に使われた充填剤は、
    ▽体内に吸収されない化学物質でできたものが76%、
    ▽ヒアルロン酸が17%、だったということです。

    こうした結果を踏まえ、学会はジェル状の充填剤の使用を中止するよう促すガイドラインを作成することにしています。

    学会の大慈弥裕之理事長は「問題の背景には、安全性と有効性が担保されていない充填剤を医師が海外から個人輸入して使っている実態がある」と話しています。

    医師「体内に散らばると簡単に取り出せない」

    ジェル状の充填剤を使った豊胸術の後に合併症が出た患者を診察した経験が多い日本医科大学の野本俊一医師は「針で注入した物質が体内のいろいろな所に散らばってしまうと、合併症を起こした際に体内からすべて取り除くことが簡単にできなくなってしまう。美容医療を行うクリニックはこうした合併症が起こるリスクについても患者に十分な説明を行い、問題が起きた場合は、患者をしっかりフォローしなければならない」と指摘しています。

    韓国ではすでに問題に

    ジェル状の物質を注入する豊胸術は韓国ではすでに問題になっています。

    美容医療関係の韓国の学会が2016年、特定の充填剤について「安全性に関する十分な証拠が集まって検証されるまでは使用を反対する」とする声明を発表しています。

    日本国内の学会もこうした韓国での動きを紹介していますが、日本では充填剤を使った豊胸術は保険の適用されない「自由診療」にあたり、医師の裁量で行うことが可能で、安全性の確認についてはそれぞれの医師に任されているのが現状です。

    突然の高熱と激痛「死ぬかと覚悟」

    関東地方の美容整形クリニックでジェル状の充填剤を注入して胸を大きくする豊胸術を受けた20代の女性は、1年後に突然、高熱と激しい痛みに襲われたと言います。

    胸の大きさにコンプレックスがあった女性はおととし、左右の胸にジェル状の充填剤を50CCずつ注入する豊胸術をおよそ30万円で受けました。

    他の方法より傷が残りにくく金額も安いため選んだということです。

    医師からは合併症のリスクについての説明はなく「ほとんど水のような物質なので体に影響はない。2年から3年ほどで体に吸収されて尿で出てくる」と言われ、安心していたということです。

    しかし去年、長女を出産した2週間後、40度の高熱と激しい胸の痛みに襲われました。

    当初は乳腺炎だと思い産婦人科で治療を受けましたが治らず、1年前の豊胸術を医師に伝えたところ、それが原因で感染症が起きている可能性が高いと指摘されました。

    そのため、豊胸術を受けたクリニックで充填剤を取り除く手術を受けましたが、胸の激しい痛みはひかず、翌日、大学病院で診てもらうことになりました。

    大学病院の医師からは「もう少し遅かったら全身に菌が回り、命を落としかねなかった。傷は残るが、いま取り出せばなんとかなる」と説明され、痛みで意識がもうろうとなる中、その日のうちに再手術を受けました。

    その後、症状は少しずつ改善しましたが、1年以上たった今も胸の中には菌が残っているため大学病院での経過観察が必要だということです。

    女性は「死ぬんじゃないかと覚悟するくらいつらかった。こんなリスクがあると知っていたら豊胸術なんて絶対にやらなかった」と話しています。

    合併症起きた女性「すぐ取り出せる」と言われたが…

    去年、都内の美容整形クリニックでジェル状の充填剤を注入して胸を大きくする豊胸術を受けた30代の女性は、出産後の授乳で胸が小さく垂れてしまったと悩んでいたため、クリニックを訪れてました。

    医師からは、充填剤を注入しても気に入らなかったらすぐに取り出すこともできる、と説明されたといいます。

    その日のうちに、左右の胸の脇に5ミリほどの穴を開けジェル状の充填剤を200CCずつ注入する豊胸術を受けました。

    保険の適用されない「自由診療」にあたり、およそ100万円の費用がかかりました。

    10日後、女性は胸に激痛が走り、右胸の脇に開けた穴から黄色いうみと一緒に充填剤があふれ出ていることに気づきました。

    驚いてクリニックを受診したところ、女性は感染症にかかっていることがわかり、胸に開けた穴を洗浄する処置を受けました。

    その後も痛みは治まらず、しこりができたり胸が変形したりする合併症がでたため、女性は注入した物質を取り除きたいと考えました。

    ところがクリニックの医師から「実は、やったことがない」と言われたということです。

    女性は「医師の説明は手術前と全く異なり、恐ろしくなった。注入した物質を一刻も早く取り出したいと思った」と話しています。

    その後、女性は充填剤を取り出す手術をしてくれる病院をやっとの思いで探しだしました。

    今後、全身麻酔の大がかりな手術を受けることが決まっています。

    女性は「何の疑いも持たずに安易に豊胸術を受けたことは反省している。しかし、感染症など合併症を引き起こす可能性のある物質を医師の裁量だけで使われることは問題で、国には何らかの規制をしてほしい」と話しています。

    世界規模の医療安全の取材の一環で

    豊胸術の健康被害に関する今回の取材・報道はICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合が各国の記者と連携して世界規模で進めている医療機器の安全性についての調査の一環として、NHKなど日本の報道機関が合同で行いました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181127/k10011724681000.html

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    1. 体内の異物への拒絶反応を安全に完全に止める方法はないと思われ。

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  28. [地球を読む]子宮頸がんワクチン 勧奨中止 接種率が激減…垣添忠生 日本対がん協会会長
    2018年12月2日5時0分
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181202-118-OYTPT50108/

    https://koibito2.blogspot.com/2018/01/blog-post_20.html?showComment=1543755415239#c7656698533864782377

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  29. がんを知り 共に生きる…「がん医療フォーラム2018」
    2018年12月26日5時0分

     「がんを知り、がんと共に生きる社会へ」をテーマとする「がん医療フォーラム2018」(正力厚生会主催)が2日、東京都千代田区の一橋講堂で開かれ、約300人が参加した。第1部では「地域とつなぐ、社会とつながる」と題して帝京大准教授の渡辺清高さん(腫瘍内科)ら4人が基調講演。第2部では、患者会活動に関わる4人が加わり、「私たちが望む『がんと共に生きる社会』とは」について討論した。(加納昭彦)

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    1. 信頼情報もとに医師と対話

       【第1部】基調講演

       最初に講演した渡辺さんは、「かつては受け身だったがん治療が、今ではインターネットの情報源などをもとに患者自身が選択することが多くなってきた」と指摘。信頼できる情報を得る大切さを強調した。

       具体的には、がんの種類に応じた情報などをまとめている「がん情報サービス」や、がんと診断された時に必要なことがわかる「がんになったら手にとるガイド」、地域の相談窓口や患者会などの情報を集めた「地域のがん情報」などを挙げた。いずれも国立がん研究センターなどが運営し、無料で閲覧できる。さらに、渡辺さんは「情報をもとに、医師との対話が何よりも大切」と強調した。

           ◇

       長瀬さんは、「柏モデル」として全国的にも高い評価を受けている柏市の在宅医療について現状を紹介した。

       国は2025年をメドに、「地域包括ケアシステム」を構築する。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことを目指すものだ。同市では、それを一足早く実現。医師や薬剤師、看護師、ケアマネジャーらが密接に連携している。それができたのは、行政を含め様々な職種の150人以上が年4回、自由に意見を交わす会議があるためという。長瀬さんは「このシステムは、高齢者のためだけでなく、世代を問わずがん対策にも役立つ」と話した。

           ◇

       続いて桜井さんが、当事者の立場から、がんと共に生きる社会について講演した。

       桜井さんががんになったのは30歳代だった04年。当時は同世代の患者を見つけるのが難しく、患者仲間がいることをブログで知って励まされたという。

       そうした経験を踏まえ、お金や仕事など、患者の悩みを聞く無料の電話相談や、患者同士が情報交換できるアプリ「トモスノート」など、自らが関わっている活動を紹介。患者の7割は治療と仕事の両立は難しいと思っているとし、「がんになっても安心して暮らせる社会を目指したい」と話した。

           ◇

       池辺さんは、血液のがんである「急性骨髄性白血病」になった闘病経験を踏まえ、患者会情報の大切さなどについて語った。

       発症したのは政治部記者だった13年。頭が混乱して、玉石混交のネット情報を大量に検索し、心身共に疲弊して不安が増大したという。その経験から、心理的な支えにもなる患者会のサイトは大事だと強調。第2部に登壇した岸田さんが代表を務めるNPO法人「がんノート」による患者の闘病体験を発信するサイトや、胃がんで胃を全摘した患者の会「アルファ・クラブ」などのサイトを挙げた。

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    2. 助け合える患者会は貴重

       【第2部】討論

       司会(渡辺准教授、館林牧子・読売新聞医療部長) がんと共に生きる社会とはどういうものか。また、患者会の役割は。

       岸田 患者も周囲の人も、がんについてオープンに話せる世の中になれば「がん共生社会」は進む。「治療や社会復帰を一緒にがんばろう」という感じで支えてもらえれば。

       浜本 適切な情報は大切だが、使えなかったら宝の持ち腐れ。情報との間に介在しているのは、医師や看護師らとのコミュニケーション。医師と患者の間で座談会を開いている。

       岡 私は希少がんでストーマ(人工肛門)になったが、幸せだ。希少がんになってショックを受けた方に自分の姿を見せると笑顔になった。会って助け合える患者会の意義は大きい。

       馬上 希少がんは情報が少なく、医師たちとつながらないと情報が得られない。私が代表の別の患者会では医師と患者、家族が集うキャンプを年に1回やっている。患者会には、医師と患者をつなぐ役割もある。

        <第2部 討論に加わった4人>

       ▽一般社団法人日本希少がん患者会ネットワーク事務局長 馬上もうえ祐子氏▽公益社団法人日本オストミー協会20/40フォーカスグループ 岡悦郎氏▽NPO法人大阪がんええナビ制作委員会理事長 浜本満紀まき氏▽NPO法人がんノート代表理事 岸田徹氏
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181225-118-OYTPT50307

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  30. がんネタのタテマエで回る世界の住人たち…

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  31. 推奨外がん検診に注意喚起
    厚労省が指針改定へ

    2019/1/5 19:35
    ©一般社団法人共同通信社

     市区町村が住民向けに行うがん検診について厚生労働省は5日までに、死亡率の低減効果が不明確なものは推奨していないことを国の指針に明記し、注意喚起する方針を決めた。前立腺や卵巣がんなど推奨外の検診を87%の自治体が行っている現状を改善するためで、どの検査方法を「推奨しない」とするか検討し、2019年度にも指針を改定する。

     厚労省は公費で行う自治体のがん検診について、死亡率を下げる効果が確認された胃、子宮頸部、肺、乳房、大腸の5種類のがんの検診を推奨。検査方法、開始年齢、受診間隔を指針で示している。
    https://this.kiji.is/454232061827007585

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    1. 「健康診断は受けてはいけない」(笑)。
      https://koibito2.blogspot.com/search?q=%E5%81%A5%E5%BA%B7%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%81%AF%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84

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    2. 「がん検診」
      https://koibito2.blogspot.com/search/label/%E3%81%8C%E3%82%93%E6%A4%9C%E8%A8%BA

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  32. がん見落とし 画像診断の専門医増員進まず 千葉大の付属病院
    2019年1月21日 11時09分

    千葉大学の付属病院でがんの疑いがあるというCT検査の画像診断の結果が見落とされるなどして2人が死亡した問題で、病院側が去年6月、再発防止策として掲げた画像診断の専門医の増員が、全国的な医師不足を背景に進んでいないことが分かりました。

    千葉大学医学部附属病院では平成25年以降、9人の患者についてがんの疑いがあるというCT検査の画像診断の結果が見落とされるなどして、このうち2人ががんで死亡したことが去年6月に明らかになりました。

    病院はこの問題を明らかにした際、画像診断を行う「放射線診断医」と呼ばれる専門医の不足が原因の1つだったとして、再発防止策として画像診断の専門部署を新設し、常勤の専門医をそれまでの5人から10人に増やすとしていました。

    しかし、これまでに新たに採用できたのは専門部署の責任者を務める非常勤の医師だけで、常勤の専門医は半年以上がたった現在も増員できていないことが分かりました。

    病院側は、全国的な専門医の不足が背景にあるとしていて、千葉大学医学部附属病院の市川智彦副院長は「非常勤で採用したり、CT検査などのシステムを改修して専門医の負担を軽くしたりするなど、できるかぎりの対策を進めたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190121/k10011785021000.html

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  33. 1月25日 よみうり寸評
    2019年1月25日15時0分

     枯れかかった老木に濃い根肥ねごえをやればどうなるか。自ら発した問いに答えるように、70歳を越した家老が言う。「老木にはその根肥を吸いあげる力はない」。そして「枯れるのを早めるばかりだ」と結論づける◆そんな場面が山本周五郎の時代小説『ながい坂』にある。老木はたとえで、家老は我が身の話をしている◆人生100年時代の70代にそのまま当てはまると考える人は少ないかもしれない。それでもたとえば年寄りの冷や水という慣用句は生きている。老齢期には静かな生活がふさわしいとの意識も、なお根強いのではないか◆固定観念が吹き飛んだ方もあろう。ランニングや水泳などの有酸素運動で血管は若返る。65歳で血管年齢19歳の海女もいる。何歳でも筋肉は増やせる。90代で筋力が大幅に増えたという研究結果も…。朝刊できょうまで続いた連載「スポーツの力」第1部が報告した事例である◆記事はお勧めの運動も紹介した。この週末、ちょっと厚着をして家の周りを歩いてみる。そこから始めてもいい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190125-118-OYTPT50205

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    1. 以前からの長い間の蓄積であって、にわかに「健康」を求めようとしても、それはかえってからだに害になるばかり…

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    2. 基本的に、スポーツは体の酷使であって、健康によいわけがない。

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  34. >昨年6月にがんの摘出手術のため入院し、10月下旬に一度退院したが、再び入院生活を送っていた。
    https://koibito2.blogspot.com/2018/01/blog-post_21.html?showComment=1548768346050#c1473995031512593976

    いちおう「肺炎」で亡くなったことにはなっているが…

    「橋本治」のニュース
    https://www.2nn.jp/word/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E6%B2%BB

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    1. ほんとうの死因は「がん治療」じゃないのか…

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  35. [追悼抄]転移に負けぬ 患者のため…関原健夫さん 元日本対がん協会常務理事 元みずほ信託銀行副社長 2018年11月24日、心不全で死去、73歳
    02/03 05:00

     日本が「ジャパン・マネー」で世界を席巻した1980年代。日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)のニューヨーク支店営業課長として、日本企業の米国進出を支援し多忙な日々を送っていた。赴任から1年たった84年、腹部に違和感を覚えた。診断の結果は大腸がん。39歳だった。

     ニューヨーク市内の病院で手術を受けた数日後、医師から告げられた。「転移・再発の可能性が極めて高く、5年生存率は20%です」。以降、肝臓や肺への転移などで人生で計6回、がん手術を受けた。

     再発を繰り返すがんとの闘いへの絶望を、著書「がん六回、人生全快」に記した。<私は人並みかそれ以上にナーバスだ。死にたくなったことも数えきれない>

     だが同じ境遇にあるがん患者と交流を深める中で、「人間誰もがいつかは死ぬ。大切なのは毎日の生き方だ」との思いを強くした。メディアなどから情報を集め、医師に直言した。「手術不可能というのは本当にそうか」「この免疫療法を試してほしい」

     やがて、がんになった知人やその家族、時には医師から頼まれた患者からの相談に応じるようになった。患者に代わって病院に出向いて病状を伝え、医師への紹介状も書いた。自らの闘病も続いていたが、「必死に生きる姿を見せるだけで彼らの役に立つものならと」と語った。いつしか、「プロ患者」と呼ばれた。

     50歳代でがんを克服し、がん医療の論客として知られた。政府の「がん対策推進協議会」の委員を務め、第1期がん対策推進基本計画(2007年)の策定に携わった。がん患者の苦痛や家族の精神的な負担の軽減など、「患者目線」の目標が盛り込まれる画期的な内容となった。

     元国立がんセンター総長の垣添忠生さん(77)は、「がん医療はがん患者あってこそ、という機運の先駆け。私心のない人だった」と惜しむ。みずほフィナンシャルグループ会長の佐藤康博さん(66)は、ゴルフ場で一緒に風呂に入ったときのことが忘れられない。「メスに切り刻まれた体を隠さない。壮絶な経験を目の当たりにし、精神力に圧倒された」

     第一線を退いた後は、自宅でがん患者の電話相談を受けつつ、リウマチを患う妻さゆりさん(70)に寄り添った。自らの看病でストレスを抱えたことが原因で発症したと悔やみ、家の掃除や病院の送迎を買って出た。

     「ちっともじっとしていられない人でした」。さゆりさんは亡夫と過ごした時間を慈しむように振り返った。全力で生き抜いた滅私の人だった。(経済部 市川大輔)
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20190202-OYT1T50274/

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  36. ファイザー 高血圧症治療剤に発がんおそれある物質 自主回収へ
    2019年2月8日 15時22分

    製薬大手の「ファイザー」は、高血圧症の治療剤の一部に発がんのおそれがある物質が含まれていたとして、アムバロ配合錠「ファイザー」の一部、合わせて76万錠余りを自主回収すると発表しました。

    ファイザーが自主回収するのは、国内で販売している高血圧症の治療剤のアムバロ配合錠「ファイザー」の一部、合わせておよそ76万4000錠です。

    発表によりますと、この治療剤に発がんのおそれのある物質が含まれていることが、自社の調査で分かったとしています。

    回収の対象となるのは、去年12月3日から先月23日にかけて出荷され、使用期限が2021年の4月から7月までの製品だということです。

    これまでに健康被害の報告はないということで、会社では、患者自身の判断による服用の中止は高血圧症の悪化のリスクがあるため、主治医などに相談してほしいと呼びかけています。

    また、専用のフリーダイヤルで、患者や医療機関からの問い合わせを受け付けています。

    番号は0120-281-787です。

    ファイザー日本法人の原田明久社長は「多くの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、心からおわび申し上げます」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190208/k10011808521000.html

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  37. 八千草薫さん、がん治療に専念へ
    昨年手術、ドラマなど降板

    2019/2/9 10:53
    ©一般社団法人共同通信社

     女優の八千草薫さん(88)が9日、所属事務所の公式サイトで、がんを公表した。昨年1月に膵臓がんの手術を受けたが、今年に入って肝臓にもがんが見つかり、治療に専念するという。

     所属事務所によると、4月に始まるドラマ「やすらぎの刻 道」(テレビ朝日系)のヒロイン役を降板。出演が内定していた他のドラマや映画の降板も決めた。

     八千草さんは「体調を整えて、より一層楽しんでいただける作品に参加できるように帰ってまいります」とのコメントを出した。
    https://this.kiji.is/466783265368982625

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  38. 競泳 池江璃花子選手が白血病を公表
    2019年2月12日 14時19分

    競泳女子で100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江璃花子選手が、自身のツイッターで、「白血病」と病院で診断されたことを明らかにしました。

    池江選手は12日午後2時すぎに自身のツイッターを更新しました。

    池江選手は「ご報告です」と題し、「この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました」と報告しました。

    また、「しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」としたうえで、ことし4月に開かれる競泳の日本選手権については「出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントしました。

    池江選手は東京都出身の18歳。女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持ち、来年の東京オリンピックではメダルの獲得が期待されています。

    先月からオーストラリアで強化合宿をしていましたが体調の不良を訴えて予定を早めて帰国し、現在は病院に入院しているということです。
    去年のアジア大会ではMVP
    池江璃花子選手は東京都出身の18歳。水の抵抗が少ない美しい水中姿勢と、大きく伸びやかな泳ぎが持ち味で、16歳で初めて出場した2016年のリオデジャネイロオリンピックでは7種目にエントリーし、100メートルバタフライで5位に入りました。

    去年4月の日本選手権では出場した4種目すべてで自身の持つ日本記録を更新するなど、現在、個人種目ではバタフライと自由形の5種目で日本記録を持ちます。

    また、去年のジャカルタアジア大会では6個の金メダルを獲得してMVP=最優秀選手に選ばれました。

    東京オリンピックのメダル獲得を目標に、去年から元オリンピック選手の三木ニ郎氏をコーチに迎え、海外勢とのパワーの差を埋めるためのトレーニングを重ねていました。
    白血病とは
    白血病は、ウイルスや細菌を取り除く役割などを担う血液中の「白血球」ががん化して無制限に増殖する病気です。

    白血球を作る骨髄に異常が起きて正常な血液細胞が作られなくなったり、特定の臓器で白血球が増えすぎたりすることで発病し、貧血や出血、それに発熱や肝臓の炎症などさまざまな症状が起こります。

    治療は白血病の種類によって異なりますが、がん化した白血球を減らすため抗がん剤が使われるほか、正常な白血球を作る幹細胞を新たに移植する治療が行われることもあります。

    全国のがん患者のデータである「全国がん登録」によりますと、平成28年の1年間に新たに白血病と診断された人はおよそ1万4000人で、このうち5000人余りが女性でした。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812051000.html

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    1. 池江璃花子選手 ツイッターのコメント全文
      2019年2月12日 14時41分

      競泳女子の池江璃花子選手がツイッターで発表したコメントの全文です。

      「ご報告です。応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。

      日頃から応援、ご支援を頂きありがとうございます。この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました。私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療すれば完治する病気でもあります。

      今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は、少し休養を取り治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。 池江璃花子」
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812091000.html

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    2. 池江選手に励ましの言葉が急増
      2019年2月12日 15時09分

      競泳女子の池江璃花子選手が「白血病」と病院で診断されたことをツイッターで明らかにすると、わずか30分余りでリツイートが2万件を超えました。ツイートには、同じように白血病で闘病している患者などから多数の励ましのコメントが寄せられています。

      中には、「私も白血病ですがきっと大丈夫です。一緒に頑張りましょう」とか、「数々のプレッシャーを力に変えてきた池江さんなら大丈夫です。白血病は気持ちとの戦いです。前向きな気持ちを持ち続けて踏ん張れ!」、「我が子も幼稚園の時に白血病になり治療をして、4月から小学6年生で元気いっぱいです。治療に専念して頑張って力強い泳ぎを見せてください」といったコメントが寄せられていました。

      また、活躍が期待されていた来年の東京オリンピックについては、「まず、完治を目指してほしい。そこから、リスタートしていこう」、「オリンピックより命が大事。闘病頑張って下さい。応援しています」、「池江さんは日本の宝です。思う存分休んで下さい。無理な復帰はやめてください。まずは池江さんの健康と幸せを第一に!!!」などと、まずは治療を優先してほしいという声も多数見られました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812101000.html

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    3. 「池江璃花子」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E6%B1%A0%E6%B1%9F%E7%92%83%E8%8A%B1%E5%AD%90

      「白血病」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85

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    4. いくら頑丈頑健なカラダを有していてもしょせんは生身の肉体だということ。疲労がたまって疲弊し弱れば、ふだんならなんともない感染症にやられたりもする。

      水泳競技は基本、「口呼吸」だからなあ…

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    5. 「西原克成 口呼吸 難病」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90+%E5%8F%A3%E5%91%BC%E5%90%B8+%E9%9B%A3%E7%97%85

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    6. 渡辺謙さん 池江選手をツイッターで激励「祈っています」
      2019年2月12日 16時08分

      競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことを受けて、30年前に急性骨髄性白血病を発症し、その後も活躍を続けている俳優の渡辺謙さんが、ツイッターで激励しました。

      渡辺さんは平成元年に急性骨髄性白血病を発症し、平成6年にも再発しましたが、それぞれおよそ1年間の闘病の末に復帰し、その後、ハリウッドに進出するなど世界的に活躍を続けています。

      渡辺さんはツイッターで「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました」とつづったうえで、「なぜ今自分がと絶望感にさいなまれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念してください。祈っています」と、みずからの経験を踏まえて激励しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812161000.html

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    7. >夏目雅子、本田美奈子、団十郎…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85+%E5%A4%8F%E7%9B%AE+%E6%9C%AC%E7%94%B0

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    8. >微熱があっても、白血球数が3万でも5万でも、元気で肺も感染がなくてリンパ節に累々とした腫れもなく平気で歩ける人は単なる白血球増多症か骨髄異形成症です。このような場合には、とにかくしっかり骨休めをして、身体を温めてウイルスを身体内で同化して、造血機能を正常に戻していけばいいだけの話です。しかし、東大病院の医者たちは、過労によるウイルス性の白血球増多症をともかくも白血病に仕立ててしまいます。あっさりと白血病として抗がん剤投与を始めてしまうのです。
      (西原克成『究極の免疫力』p.27)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90+%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%81%AE%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%8A%9B

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    9. 池江選手が白血病公表で日本水泳連盟が会見
      2019年2月12日 16時54分

      競泳の池江璃花子選手が白血病を公表したことを受けた日本水泳連盟の記者会見が12日午後4時すぎから始まりました。連盟の青木剛会長や池江選手を指導する三木二郎コーチなどが出席しています。

      「合宿の練習中に体調不良」

      池江選手が所属するスイミングクラブの吉田正昭社長は「1月18日から2月10日の予定でオーストラリア・ゴールドコーストでの合宿の練習中に体調不良を訴え予定より2日早めて帰国した。病院で検査を受けて発覚したが、早期発見できたと報告があった」と話しました。

      「2月8日に白血病と診断」

      池江選手を指導する三木二郎コーチは記者会見で、「池江選手はオーストラリアでの合宿中に今まで見たことない、肩で呼吸する場面があった。現地で検査し、その結果、再検査したほうがいいと説明を受けた。帰国してからは2月8日に日本の病院で再検査して白血病と診断された。私自身非常にびっくりしている。本人のやる気とモチベーション、病気を直そうと立ち向かう姿勢には頭が下がる。温かく見守ってほしいという思いだ」と話しました。

      「1時間もかからないうちに前向きに」

      日本水泳連盟で強化を担当する上野広治副会長は、池江選手の詳しい病状を聞かれると「白血病としか言えない。もう少し時間がかかる。現状で何ともお話しできる状況でない。本人の希望でいち早く病名を含めて発表したことをご理解いただきたい」と話しました。

      そのうえで「まさかこのような病名を言われるとは誰も考えていません。本人も思いも寄らなかったと思うし、ショックで日本選手権、オリンピックまで頭回らなかったと思うが、1時間もかからないうちに前向きになっていた。病名を公表したことも含めて、本人の決断も尊重してほしい」と話しました。

      「東京五輪は治療計画みて」

      所属するスイミングクラブの吉田正昭社長は今後の活動について「コナミオープン、日本選手権は欠場する。東京オリンピックについては、医師と相談の上、今後の治療計画をみて、復帰時期を改めて報告する。1日も早く復帰するため治療の環境整えることが最大のサポートだ」と話しました。

      「五輪出場の可能性ゼロではない」

      三木コーチは会見で「本人がいちばんショックだと思う。ただこの病気と闘うことを決めたことによって、強くなって戻ってくることを信じているし、東京オリンピックに出場する可能性はゼロではないので、メンタル面などでサポートをしていきたい。本人とは私が帰国して2月10日に話しをしたが、最初はお互い言葉が出なかった。頭の中は真っ白だったと思うが、『早く治してまた二郎さんと練習を頑張りたい』という話があったので、今から何ができるかしっかり考えてやっていきたい」と話しました。

      「池江選手抜きのリレーは厳しい」

      上野広治副会長は、周りの選手への影響について「池江選手が早く治してそこに加わりたいと思えるよう、ほかの選手が池江選手にメッセージを送るような状況が好ましいと思う。コーチとは、池江選手抜きでのリレーは相当厳しいと話した。まずはオリンピックの出場権を取るというのがことしの第1目標であり、ほかの選手に奮闘してもらいたい」と話しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812171000.html

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    10. 池江選手の白血病公表 海外メディアも大きく伝える
      2019年2月12日 18時18分

      競泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたことについて海外のメディアも大きく伝えています。

      このうち、フランスのAFP通信は「来年の東京オリンピックの真の金メダル候補である日本の競泳の女王が白血病と診断された」と伝え、「去年のアジア大会では6個の金メダル獲得という記録を成し遂げ、2020年に故郷で開かれるオリンピックで複数の金メダルを期待されてきた」と紹介しています。

      また、ロイター通信も「去年のアジア大会での6個の金メダル獲得で、日本を代表する選手として世界の舞台に躍り出た」と池江選手のこれまでの活躍をたたえたうえで、「528日後の東京オリンピックに気持ちを向ける前に、今は健康の回復に専念することになる」と伝えています。

      このほか、アメリカのAP通信も池江選手がツイッターで公表したコメントの一部を英文で紹介するなど、海外のメディア各社も次々と報じています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812441000.html

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    11. 競泳 池江璃花子選手が白血病を公表
      2019年2月12日 21時11分

      競泳女子で100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江璃花子選手が、自身のツイッターで、「白血病」と病院で診断されたことを明らかにしました。

      池江選手は12日午後2時すぎに自身のツイッターを更新しました。

      池江選手は「ご報告です」と題し、「この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました」と報告しました。

      また、「しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」としたうえで、ことし4月に開かれる競泳の日本選手権については「出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントしました。

      池江選手は東京都出身の18歳。女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持ち、来年の東京オリンピックではメダルの獲得が期待されています。

      先月からオーストラリアで強化合宿をしていましたが体調の不良を訴えて予定を早めて帰国し、現在は病院に入院しているということです。

      去年のアジア大会ではMVP

      池江璃花子選手は東京都出身の18歳。水の抵抗が少ない美しい水中姿勢と、大きく伸びやかな泳ぎが持ち味で、16歳で初めて出場した2016年のリオデジャネイロオリンピックでは7種目にエントリーし、100メートルバタフライで5位に入りました。

      去年4月の日本選手権では出場した4種目すべてで自身の持つ日本記録を更新するなど、現在、個人種目ではバタフライと自由形の5種目で日本記録を持ちます。

      また、去年のジャカルタアジア大会では6個の金メダルを獲得してMVP=最優秀選手に選ばれました。

      東京オリンピックのメダル獲得を目標に、去年から元オリンピック選手の三木ニ郎氏をコーチに迎え、海外勢とのパワーの差を埋めるためのトレーニングを重ねていました。

      白血病とは

      白血病は、主に、血液中の「白血球」やその元になる細胞ががん化して無制限に増殖する病気です。

      白血球を作る骨髄で異常が起きて正常な血液細胞が作られなくなると、発熱などに加え、貧血に伴う息切れやどうき、けん怠感などの症状が出るほか、特定の臓器で白血球が増えすぎると炎症などのさまざまな症状が起こります。

      治療は白血病の種類によって異なりますが、がん化した血球を減らすため抗がん剤が使われるほか、正常な白血球などを作る幹細胞を新たに移植する治療が行われることもあります。

      10代女性の白血病は130人余

      全国のがん患者のデータである「全国がん登録」によりますと、平成28年の1年間に新たに白血病と診断された人はおよそ1万4000人で、このうち5000人余りが女性でした。

      年代別にみますと、60代以上が多く、10代で診断された人はおよそ250人で、そのうち女性は130人余りでした。

      白血病の専門医「若いと治療の成績よい」

      日本医科大学多摩永山病院の尾崎勝俊血液内科部長は、白血病には大きく分けて慢性と急性があるとしたうえで「どちらもがん化した血液細胞が増える病気で、抗がん剤を使用するなどして治療します。

      慢性の場合は副作用が弱い比較的、新しいタイプの抗がん剤があり、長期にわたって服用するが、効果が期待できる治療があります。

      急性の場合は従来の抗がん剤による治療となり、その後、場合によっては骨髄移植を行うケースもあります」と説明しています。

      そして、池江選手が18歳と若いことについて「白血病の種類や治療の方法によっては、若いと治療の成績がよくなることがわかっている。また、抗がん剤によるダメージに対抗する力があるため、比較的、高い治療効果が期待できるのではないかと思う」と話しました。

      さらに競技への影響について「慢性の場合は薬を服用しながら練習を続けられるケースもあるが、急性の場合は入院が必要になるため、練習ができない期間ができてしまうと思う。ただ、治療を終えて時間をかければ練習を再開できるのではないかと思うので、希望をもって治療にあたってほしい」と話していました。

      白血病を経験した女性から寄り添う声

      白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手に対し、白血病を経験した人からは、みずからの体験も重ねながら寄り添う声があがっています。

      東京渋谷区でがん患者の声を発信するNPOの共同代表を務める羽賀涼子さん(48)は、高校1年だった16歳の時に急性リンパ性白血病を発症しましたが、骨髄移植を受けて回復し、その後2人の子どもを出産しました。

      羽賀さんは「病気がわかったばかりで、今後のことはとても考えられない状況だと思いますし、病気になると誰かに迷惑をかけているのではないかと自分を責めてしまうこともあると思いますが、自分に優しくして過ごしていただきたい」と池江選手の気持ちを思いやっていました。

      そのうえで、池江選手が病気の公表を選択したことについて「勇気がいることですが、皆さんに知ってもらって頑張るんだという意思の表れなのではないかと思います。応援している人はたくさんいるはずですので、病気を克服して今以上に活躍してくださることを願っています」と話していました。

      スポーツ界などで白血病から復帰した人

      スポーツ界や芸能界で白血病から復帰したケースです。

      サッカーJ2のアルビレックス新潟に所属する25歳の早川史哉選手は、3年前の平成28年に白血病と診断され選手契約を一時、凍結されましたが、闘病生活を続けた結果、回復して去年8月、トップチームの練習に参加したあと、その年の11月に本格的に復帰しました。

      また、芸能界では、俳優の渡辺謙さんが平成元年と平成6年に白血病のため入院しましたが、その後、ハリウッドにも進出するなど世界的に活躍を続けています。

      歌舞伎俳優の十二代目・市川團十郎さんも平成16年に白血病と診断されましたが、2年後の平成18年に復活を果たしその後、平成23年からは、「全国骨髄バンク推進連絡協議会」の会長として力を尽くしました。

      白血病から復帰 サッカーJ2 早川選手「強い気持ち持って」

      競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したことについて、白血病の闘病生活をへて復帰を果たしたサッカーJ2アルビレックス新潟の早川史哉選手は「強い気持ちで病と戦ってほしい」とするコメントを出しました。

      25歳の早川史哉選手は、平成28年に急性白血病と診断され、選手契約を一時、凍結されましたが、闘病生活をへて回復し、去年11月に本格的に復帰しました。

      早川選手は12日夜、キャンプ地の高知市でコメントを発表し「ひと事ではなく、自分のことのように感じています。決して一人で背負いこまず、じっくりと強い気持ちをもって病と戦ってほしいです。お互いアスリートであり共に頑張っていきたいとも思います」としています。

      そのうえで「今、SNSでは『早川選手が2年、3年で復帰したから大丈夫』という話を目にしますが、それぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしいのがいちばんの願いです」としています。

      さらに、周囲の人たちに向けて「池江選手に温かい優しさをたくさん与えてほしいと思います。そういう思いが必ず池江選手の力になると思っています。それは僕自身も感じてきたことでもあり、温かい思いをみんなで届けていけたらと思います」としています。

      女優の吉井怜さん“病気を乗り越えてほしい”

      競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したことについて、池江さんと同じく18歳の時に白血病を患い、その後、芸能界に復帰した女優の吉井怜さんは「日々のやりたいこと、目標を心の支えにして治療を乗り越えてほしい」と激励しています。

      吉井さんは、人気タレントとして活動していた平成12年、18歳の時に急性骨髄性白血病と診断され、母親から提供を受けた骨髄を移植して、1年半の入院生活を経て芸能活動を再開しました。

      吉井さんは「当時はまさにこれから仕事を頑張ろうという時で、自分は何をやっているのだろうと頭が真っ白になりましたが、家族や会社の人たちの支えがあって、1日も早く復帰しようという強い意志を持つことができ、つらい治療も乗り越えられました」とみずからの体験を語りました。

      そして、「周りから注目されることが分かりながら、自身の白血病を告白した池江選手の勇気と強い心を尊敬します。私の場合、治療中、仕事に早く復帰するという目標のほか、次はこれが食べられるとか、好きなお笑い番組を見るとか、日々の小さな目標と喜びが強い支えになりました。池江選手には、先生や家族、チームの仲間など自分の大切な人に甘えて、自分で抱え込まず、日々の目標を支えに、病気を乗り越えてほしいです」と池江選手を激励していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812051000.html

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    12. 白血病を公表 池江選手に励ましの声
      2019年2月12日 21時16分

      池江選手が「白血病」と診断されたことを明らかにしたことについて、各方面から驚きと戸惑い、そして励ましの声があがっています。

      スポーツ庁 鈴木長官「また元気な姿を」

      1988年のソウルオリンピックの競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得したスポーツ庁の鈴木長官は、「初めて聞いたときは、えっという感じでことばを失った。合宿を切り上げて帰国したことはSNSを見て知っていたので心配していたが、びっくりした」と厳しい表情を崩さず話しました。

      また、日本水泳連盟の会長も務めた鈴木長官は、東京オリンピックまでおよそ1年半前のこの時期に病が明らかになったことについて「世界の大会で実績を挙げて自信を積んで2020年の本番を迎えるのが理想だと思うが、ことしの世界大会には出場できなくなると思うのでしっかり治療に専念して、1日も早く回復されることを願っている。そしてまた元気な泳ぎを見せてもらいたい。彼女は日本チームのエースになってきているのでチーム全体に与える影響も大きいが、本人が健康になるのがいちばんだと思うし、選手たちは、彼女の思いを抱きながらしっかり頑張っていってほしい」と話していました。

      競泳 萩野公介選手「できることはいいニュース届けること」

      池江璃花子選手が白血病と診断されたことについて、グアムでの合宿を終えて帰国した競泳の萩野公介選手が成田空港で取材に応じ「すごくビックリした。僕たちにできることは一生懸命頑張って、池江選手にいいニュースを届けることだと思う。池江選手は頑張り屋さんでレースにも自分を持って臨むすばらしい選手だ。東京オリンピックもあきらめるわけではないと思うので、一緒に頑張っていきたい」と話しました。

      競泳 江原騎士選手「早く元気に」

      3年前のリオデジャネイロオリンピックで日本代表としてともに戦った、競泳男子の江原騎士選手は「オーストラリアでの強化合宿では練習ができないくらい調子が悪いと聞いていた。池江の『江』と江原の『江』が一緒なので、『池江原』と呼ばれてずっと仲よくしていた、妹のような存在です。病気の重さがまだ分からないので何とも言えないが、早く元気になっていつも明るく接してくれた瑠花子ちゃんに戻ってほしい」と話していました。

      競泳 小関也朱篤選手「何と言っていいかわからない」

      競泳男子平泳ぎの小関也朱篤選手は「体調を崩してオーストラリア合宿から帰国したことは報道で知っていましたが病気については突然聞いたことで、何と言っていいかわからないです」と戸惑いを隠しませんでした。

      競泳 今井月選手「きっと大丈夫 祈っています」

      池江選手が白血病と診断されたことを受けて、池江選手と同じ18歳で親交のある今井月選手は、自身のインスタグラムに池江選手との笑顔のツーショット写真を投稿しました。

      今井選手は「病気のことは無知ですが、これだけは言えます。璃花子は本当に強い人です。いつも自分がちっぽけだと思うくらい強い人です。きっと大丈夫!焦らないで頑張っていこうね。祈ってます」というコメントを添えてエールを送りました。

      競泳 大橋悠依選手「また同じチームで」

      競泳の合宿で池江選手と同じ部屋になることもあったという大橋悠依選手は「病気の話を聞いたときはすごく驚いたし、ショックだった。でも、池江選手がもう前を向いて病気と戦う決意を示しているので、私たちにできることは治療を応援することと、自分たちがしっかりと頑張って勇気を与えることだと思う」と話しました。

      そのうえで池江選手について「5歳年下だが、競技力もあって見習うところがたくさんあって、同じくメダルを狙う仲間だと思う。今は少しショックだが、お互いまた同じチームになって戦いたいと思っている」と話しました。

      リオ五輪の金メダリストもエール

      リオデジャネイロオリンピックの金メダリストでバタフライと自由形で4つの世界記録を持つスウェーデンのサラ・ショーストロム選手は、白血病と診断されたことを明らかにした池江選手に向け、自身のインスタグラムでエールを送りました。

      池江選手は去年10月、ショーストロム選手が拠点とするトルコを訪れ、合同で練習していました。

      ショーストロム選手は池江選手と一緒に泳いでいる写真などを自身のインスタグラムに投稿したうえで、「私の友人である池江選手が白血病と診断されたというニュースを読み、私の目は涙でいっぱいです。私のすべての力と愛をあなたに送ります」とエールを送りました。

      北島康介さん「治療に専念できる環境を」

      池江璃花子選手が白血病と診断されたことを受けて、オリンピックの競泳で2大会連続で2冠を達成するなど活躍した北島康介さんは「まだ状況がすべて把握できていないなかコメントのしようがないが、報道を見て、改めて愛されている選手だと思った。治療に専念できる環境を作ってあげることが大事だと思う」というコメントを出しました。

      平井ヘッドコーチ「頑張れ、われわれも頑張る」

      競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは、12日朝、合宿先のグアムで日本水泳連盟の上野広治副会長から池江璃花子選手が白血病と診断されたことを聞いたということです。

      グアムから帰国後、成田空港で取材に応じた平井ヘッドコーチは「連絡を受けて絶句した。声も出ず、信じられなかった」と驚きを隠しませんでした。

      そのうえで「リレーなども含めると彼女は数多くの種目で中心選手であることは間違いないし、日本代表にとっては大打撃だ。選手やコーチ、スタッフが一致団結して頑張っていくことが彼女の応援にもなると思う。池江選手には『頑張れ、われわれも頑張る』と伝えたい」と話しました。

      小学生時代のコーチ「璃花子は強い子」

      池江選手に小学2年生から6年生まで5年間指導を行い、今も親交がある東京江戸川区のスイミングスクールの清水桂コーチは「ツイッターを見て、頭の中が真っ白になった。『なんで、璃花子が』という思いだ。この試練を乗り越えてさらなるレベルアップをして復活してほしい。東京オリンピックで活躍するのは間違いないと思っている」と話しました。

      そして池江選手に対する応援のメッセージとして「精神的につらいと思うが、璃花子だったら大丈夫なので、治療に専念して戻ってきてほしい。璃花子は強い子だから」と話していました。

      白血病から復帰 サッカーJ2 早川選手「強い気持ち持って」

      競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表したことについて、白血病の闘病生活をへて復帰を果たしたサッカーJ2アルビレックス新潟の早川史哉選手は「強い気持ちで病と戦ってほしい」とするコメントを出しました。

      25歳の早川史哉選手は、平成28年に急性白血病と診断され、選手契約を一時、凍結されましたが、闘病生活をへて回復し、去年11月に本格的に復帰しました。

      早川選手は12日夜、キャンプ地の高知市でコメントを発表し「ひと事ではなく、自分のことのように感じています。決して一人で背負いこまず、じっくりと強い気持ちをもって病と戦ってほしいです。お互いアスリートであり共に頑張っていきたいとも思います」としています。

      そのうえで「今、SNSでは『早川選手が2年、3年で復帰したから大丈夫』という話を目にしますが、それぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしいのがいちばんの願いです」としています。

      さらに、周囲の人たちに向けて「池江選手に温かい優しさをたくさん与えてほしいと思います。そういう思いが必ず池江選手の力になると思っています。それは僕自身も感じてきたことでもあり、温かい思いをみんなで届けていけたらと思います」としています。

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    13. フィギュア 宇野選手 紀平選手

      フィギュアスケートの宇野昌磨選手は「けがや病気は、周りの人が思うよりも本人がいちばん苦しんでいると思うし、自分が過去にけがをしたとき、ポジティブに考えようとしても難しかった。本人がいちばんつらい思いをしている中、自分が無知な状態で発言する権利はないと思う」と話しました。

      フィギュアスケートの紀平梨花選手は「池江選手は競技をやっている仲間、先輩だ。スポーツが好きな気持ちを大事にして頑張ってほしい」と話しました。

      官房長官「1日も早い回復を」

      菅官房長官は、午後の記者会見で「突然のことで大変驚いている。しっかり治療して、1日も早い回復を願いたい」と述べました。

      JOC竹田会長「持ち前の精神力で」

      JOC=日本オリンピック委員会の竹田恒和会長は「非常に驚いている。去年のアジア大会で史上最高となる6個の金メダルを獲得し、MVPに輝くなど今後に向けてさらなる活躍を期待していたところだった。早期に発見できたということなので、まずはしっかり休養をとり、治療に専念していただきたい。そして持ち前の精神力で、1日も早く皆さんに元気な姿を見せてくれることを願っている」というコメントを出しました。

      東京都 小池知事「ショックだ 早くよくなって」

      東京都の小池知事は「ひと言でショックだ。なにかの間違いであってほしい。治療に専念して早くよくなってほしい。東京都出身で、メダルが狙える選手だけにこれからも期待したい。彼女の泳ぎを心待ちにしている」と述べました。

      桜田五輪相「また元気な姿を見たい」

      桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者団に対し、「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、がっかりしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812351000.html

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    14. 池江選手に励ましの言葉が急増
      2019年2月12日 22時37分

      競泳女子の池江璃花子選手が「白血病」と診断されたことをツイッターで明らかにすると、午後10時すぎまでに、リツイートがおよそ6万5000件にのぼりました。ネット上には驚きの声が多数上がるとともに、同じように白血病で闘病している患者などから励ましのコメントが数多く寄せられています。

      池江選手が白血病を公表するとSNSには、「驚きで声が出ない。子どもたちの一番のあこがれで水泳界の宝物。どうか治療がうまくいき、スタート台に再び立たせてあげてください」、「驚いて呆然としている。早い段階での公表、どれほどの勇気と覚悟が必要だったことでしょう。望みどおりの治療に専念できますように」など、驚きの声とともに、病名をみずから公表した選手の気持ちに寄り添う投稿が目立ちました。

      さらに、池江選手のツイートには「私も白血病ですがきっと大丈夫です。一緒に頑張りましょう」とか、「数々のプレッシャーを力に変えてきた池江さんなら大丈夫です。白血病は気持ちとの戦いです。前向きな気持ちを持ち続けてふんばれ!」「わが子も幼稚園のときに白血病になり治療をして、4月から小学6年生で元気いっぱいです。治療に専念して頑張って力強い泳ぎを見せてください」といったコメントが寄せられていました。

      また、活躍が期待されていた来年の東京オリンピックについては、「まず、完治を目指してほしい。そこから、リスタートしていこう」「オリンピックより命が大事。闘病頑張ってください。応援しています」「池江さんは日本の宝です。思う存分休んでください。無理な復帰はやめてください。まずは池江さんの健康と幸せを第一に!!!」などと、まずは治療を優先してほしいという声も多数見られました。

      街でも驚きと励ましの声

      東京 渋谷駅前では、驚きと励ましの声が聞かれました。

      19歳の女子大学生は「突然のことでびっくりしました。早く治って元気に競技に復活してほしいです。同じ年代として応援したいと思っているので頑張ってほしいです」と話していました。

      また、20歳の女子大学生は「もし自分が病気になったらパニックになると思うし、同じ年代の人がちゃんと自身で発表できるのがすごいと思いました。周りの目を気にせず治療に専念してほしいです」と話していました。

      さらに、60代の男性は「あんなに頑張って元気に見えたのにびっくりです。東京オリンピックにもし間に合うのであれば頑張ってほしいです」と話していました。

      また、70代の女性は「電光掲示板に流れているニュースを見てびっくりしました。ショックです。あんなに元気な方なのでとても心配です」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812101000.html

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    15. 競泳 池江選手 詳しい診断結果 2~3週間かかる見通し
      2019年2月13日 4時43分

      競泳の池江璃花子選手は12日、自身が「白血病」と診断されたことを明らかにしましたが、白血病にはさまざまなタイプがあることから、詳しい診断結果が判明するまでには、2週間から3週間かかると見られることが、日本水泳連盟への取材でわかりました。

      競泳女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江選手は12日、自身のツイッターで「白血病」と診断されたことを明らかにしました。

      日本水泳連盟によりますと池江選手は、先月18日からオーストラリアで、合宿をしていましたが、体調の不良を訴えて、今月4日に現地の医療センターで血液検査などを受け、その後、8日に帰国しました。

      そして、その日のうちに、病院で検査を受けたところ「白血病」と診断され、入院したということです。

      12日記者会見した日本水泳連盟の上野広治副会長は池江選手の病気について「今は白血病としか言えない。もう少し時間がかかる」と話していました。

      白血病は骨髄性かリンパ性かなど、さまざまなタイプがあり、それにより治療方法が異なります。

      連盟の関係者によりますと「池江選手の詳しい診断結果は今後、判明していくもので、2週間から3週間かかると見られる」ということです。

      池江選手は12日、自身のツイッターで「治療に専念し、1日でも早く、またさらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたい」とコメントしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011812751000.html

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    16. 白血病公表の池江選手 治療に半年以上かかることも
      2019年2月13日 11時40分

      「白血病」と診断されたことを明らかにした競泳の池江璃花子選手は今後、詳しい診断結果が出てから本格的な治療に入ることになり、日本水泳連盟の関係者によりますと、診断結果によっては治療に半年以上かかる見通しだということです。

      競泳女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江選手は12日、自身のツイッターで白血病と診断されたことを明らかにしました。

      日本水泳連盟によりますと、池江選手は先月18日からオーストラリアで合宿をしていましたが、体調の不良を訴えて予定を早めて今月8日に帰国し、病院で検査を受けたところ白血病と診断され、現在は入院しているということです。

      白血病は骨髄性かリンパ性かなどさまざまなタイプがあり、それによって治療方法が異なります。連盟の関係者によりますと、「池江選手の詳しい診断結果が出るまで2週間から3週間かかるとみられる」ということです。

      本格的な治療は詳しい診断結果が出てから始まることになり、関係者は「診断結果によっては治療には少なくとも半年以上かかる見通しだ」と話しています。

      18歳の池江選手はみずからの判断で12日、白血病と診断されたことを明らかにし、「治療に専念し、1日でも早く、またさらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたい」とコメントしています。

      入江「何より健康 世界中のスイマーが応援!」
      競泳の池江璃花子選手が12日「白血病」と診断されたことを明らかにしたことを受けて、リオデジャネイロオリンピックなどに日本代表として一緒に出場した男子背泳ぎの入江陵介選手は自身のインスタグラムを更新し「今はとにかく治療に専念して欲しい」とメッセージを送りました。

      現在、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴを練習拠点としている入江選手は、自身のインスタグラムに一緒に練習している海外の選手とともに「リカコ頑張れ!!」と書いたボードを持った写真を投稿しました。

      そのうえで入江選手は「ニュースを知って、ただただ驚いた。なんて言えばいいのか本当にわからないけど、今はとにかく治療に専念して欲しい」と投稿しました。

      そして「東京五輪に向けてって言う人もいるかも知れないけど、今はそこに向けて戦うのではないと思う。何より健康、体調が最優先。世界の最前線で戦ってるリカコなら病気にも圧勝してくれる。日本中が、世界中のスイマーが応援してるよ」とメッセージを送りました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011813101000.html

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    17. 白血病公表の池江選手 治療に半年以上かかることも
      2019年2月13日 19時55分

      「白血病」と診断されたことを明らかにした競泳の池江璃花子選手は今後、詳しい診断結果が出てから本格的な治療に入ることになり、日本水泳連盟の関係者によりますと、診断結果によっては治療に半年以上かかる見通しだということです。

      競泳女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江選手は12日、自身のツイッターで白血病と診断されたことを明らかにしました。

      日本水泳連盟によりますと、池江選手は先月18日からオーストラリアで合宿をしていましたが、体調の不良を訴えて予定を早めて今月8日に帰国し、病院で検査を受けたところ白血病と診断され、現在は入院しているということです。

      白血病は骨髄性かリンパ性かなどさまざまなタイプがあり、それによって治療方法が異なります。連盟の関係者によりますと、「池江選手の詳しい診断結果が出るまで2週間から3週間かかるとみられる」ということです。

      本格的な治療は詳しい診断結果が出てから始まることになり、関係者は「診断結果によっては治療には少なくとも半年以上かかる見通しだ」と話しています。

      18歳の池江選手はみずからの判断で12日、白血病と診断されたことを明らかにし、「治療に専念し、1日でも早く、またさらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたい」とコメントしています。

      入江「何より健康 世界中のスイマーが応援!」

      競泳の池江璃花子選手が12日「白血病」と診断されたことを明らかにしたことを受けて、リオデジャネイロオリンピックなどに日本代表として一緒に出場した男子背泳ぎの入江陵介選手は自身のインスタグラムを更新し「今はとにかく治療に専念して欲しい」とメッセージを送りました。

      現在、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴを練習拠点としている入江選手は、自身のインスタグラムに一緒に練習している海外の選手とともに「リカコ頑張れ!!」と書いたボードを持った写真を投稿しました。

      そのうえで入江選手は「ニュースを知って、ただただ驚いた。なんて言えばいいのか本当にわからないけど、今はとにかく治療に専念して欲しい」と投稿しました。

      そして「東京五輪に向けてって言う人もいるかも知れないけど、今はそこに向けて戦うのではないと思う。何より健康、体調が最優先。世界の最前線で戦ってるリカコなら病気にも圧勝してくれる。日本中が、世界中のスイマーが応援してるよ」とメッセージを送りました。

      萩原智子さん「すぐ動ける準備する」

      競泳の元日本代表で日本水泳連盟のアスリート委員会の委員長をつとめる萩原智子さんは、自身のツイッターを更新し、「水泳OBOGと相談する中で現時点では『池江さんに何かをしたい…でも今は治療に集中できるよう静かに見守る。過剰報道を避けてあげたい』の意見が多数。私も同じ」というコメントを投稿しました。

      そのうえで萩原さんは「葛藤していますが、今はこれが一番の応援なのかもしれない。みんなの思いは一緒。今後、具体的に見えてきた際、すぐに動ける準備をします」とコメントしました。

      池江選手が病気を公表した12日、萩原さんは「彼女をサポートできることは何か…まずは水泳OBOGみんなで考えます」と投稿していました。

      卓球 平野「彼女なら克服できると信じてる」

      同じ18歳で親交のある卓球の平野美宇選手は「池江選手の病気の公表、本当に驚きました。友人としてとても心配しています。個人的にもメッセージを送りました。とにかく今は治療に専念していただき、完治することを祈るばかりです。彼女なら病気を克服できると信じています」とコメントしました。

      体操 白井「同世代としてやれること どんどんやりたい」

      ともに10代で2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場した体操の白井健三選手は「同じアスリートとして応援することしかできないが、同世代で同じオリンピックに出た近しい立場として、やれることはどんどんやりたい。池江選手の情報を積極的に集めて、他の競技の選手たちともコミュニケーションをとって協力していけたらいい」と話していました。

      体操 内村「同じ東京五輪目指す1人 何かしてあげたいが」

      体操の内村航平選手は「練習施設の食堂でテレビを見て知ったが、信じられなくて5回くらい見直した。同じ東京オリンピックを目指す1人として何かしてあげたいという思いはあるが、いちアスリートとして回復を祈ることしかできない。一緒にオリンピックに出られるよう、1日でも早く回復してほしい」と話しました。

      JOC山下強化本部長「病気と戦う覚悟が公表に」

      競泳の池江璃花子選手が「白血病」と診断されたことを明らかにしたことについて、JOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕選手強化本部長は都内で報道陣の取材に応じ、「これからの病気との厳しい戦いに覚悟を決めたことが公表につながったのだろう。精神的にも相当なダメージを受けていると思う。今は一日も早く回復することを祈るしかないし、元気な姿を皆さんの前に見せてもらいたいと思う」と話しました。

      中学時代の校長「勇気がある」

      池江璃花子選手が通った東京 江戸川区の中学校で、2年生から卒業まで校長を務めた茅原直樹さん(58)は「ニュースで病気のことを知ってびっくりしました。ただ、みずから病気を発表するのはさすが池江さん、勇気があるなと思いました」と話しました。

      中学時代の池江選手については「勉強と競技を両立するのは大変だったと思いますが、常に一生懸命頑張る姿が印象的でした。教室に入るとぱっとみんなを明るくする気さくなムードメーカーで、すごく元気のいい女の子という印象です」と振り返りました。

      今後については「オリンピックの舞台で再び活躍できることを願っていますが、それは今ではありません。まずは治療にしっかり専念して、ゆっくり休むことが大切です。そして、また彼女らしく、明るく、みんなに元気と勇気を与える姿を見せてほしい」とエールをおくりました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011813101000.html

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    18. 白血病公表の池江選手「乗り越えられない壁ない」
      2019年2月13日 20時55分

      12日、白血病と診断されたことを公表した競泳の18歳、池江璃花子選手が、13日夜、自身のツイッターを更新し「神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」などと思いをつづりました。

      競泳女子100メートルバタフライなど複数の種目で日本記録を持つ池江選手は、12日、自身のツイッターで「白血病」と診断されたことを明らかにしました。

      13日夜8時半すぎ、池江選手は自身のツイッターとインスタグラムを更新し、この中で「皆様からの励ましのメッセージの中に『骨髄バンクの登録をした』『輸血、献血をした』など、沢山の方からメッセージを頂きました。私だけでなく、同じように辛い思いをしてる方たちにも、本当に希望を持たせて頂いてます」とコメントを投稿しました。

      そのうえで「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが、今は完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝します。必ず戻ってきます」と思いをつづりました。

      日本水泳連盟によりますと、池江選手は、体調の不良を訴えてオーストラリアの合宿から予定を早めて今月8日に帰国し、病院で検査を受けたところ「白血病」と診断され、現在は入院しているということです。

      池江選手 ツイッター全文

      競泳の池江璃花子選手が13日夜8時半すぎに更新したツイッターの全文です。

      「今の私の率直な気持ちです。」

      「昨日から沢山のメッセージありがとうございます。

      ニュースでも流れる自分の姿に、まだ少し不思議な気持ちにもなります。

      そんな中で皆さんにどうしてもお伝えしたく、更新させていただきます。

      皆様からの励ましのメッセージの中に「骨髄バンクの登録をした」「輸血、献血をした」など、沢山の方からメッセージを頂きました。

      私だけでなく、同じように辛い思いをしてる方達にも、本当に希望を持たせて頂いてます。

      私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。

      もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。

      ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦っていきたいと思います。

      しばらくの間、皆様に元気な姿をお見せすることができないかもしれません。

      そしてしばらくの間、私も皆様と同じく応援側に回ります。

      引き続き、トビウオジャパンの応援、支援、そして沢山の様々なスポーツの応援、支援を宜しくお願い致します。

      改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝します。必ず戻ってきます。

      池江璃花子」。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190213/k10011813921000.html

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    19. 社説
      池江璃花子選手 若年の白血病治療を支えよう
      2019.2.20 読売新聞

       池江璃花子選手が、白血病との診断を受けたことを公表してから1週間が経過した。競泳のエース選手による突然の告白だっただけに、衝撃は多方面に広がっている。

       無理からぬ面もあるが、大切なのは、池江選手が治療に専念できるよう、静かに見守ることだ。

       池江選手は、2015年世界選手権に中学生で出場して以来、世界の舞台で活躍している。長いリーチと理想的なフォームが強みだ。バタフライでは昨季、世界ランク1位となった。

       東京五輪まで1年半の時期に、プールを離れなければならない無念さは察して余りある。本人も「いまだに信じられず、混乱している状況です」と綴つづっている。

       重要な試合をエースが突然欠場すれば、臆測を招いて他の選手にも影響が及ぶ。そのために病名発表を決断したという。18歳が背負ってきた荷の重さを痛感する。

       桜田五輪相は「治療に専念していただいて、早く元気な姿になってもらいたい」と励ました。当然の心遣いだが、一方で、「期待している選手だから、本当にがっかりしている」とも述べた。無神経との誹そしりは免れまい。

       桜田氏が失言を撤回した後に殊更、騒ぎ立てるのもいかがなものか。池江選手のことでこれ以上、波風を立てるべきではない。

       「血液のがん」と言われる白血病を克服したスポーツ選手は数多い。池江選手も「必ず戻ってきます」と気丈に記している。早期の発見だったのであれば、完治の可能性は高まるだろう。

       白血病治療を支える骨髄バンクのドナー(提供者)は不足しているが、池江選手の報道以降、仮登録が増えた。白血球の適合を待つ患者は勇気付けられよう。

       治療には、骨髄移植より準備が簡便な臍帯血さいたいけつ移植もある。大量の輸血も必要になる。こうした手立ての周知が重要だ。安倍首相は国会で、「ドナー休暇制度」などの啓発に取り組む考えを表明した。着実に進めてもらいたい。

       国立がん研究センターの推計では、15~39歳のがん発症者は年間2万人を超える。15~19歳は約900人で、白血病が最も多い。

       若年世代は進学や就職、結婚など、人生の大きな節目を控えている。若年者のがんの治癒率は向上しているとはいえ、やはり不安は尽きないだろう。

       厚生労働省は昨年、「第3期がん対策推進基本計画」に、若年世代への相談支援体制の強化を盛り込んだ。充実が待たれる。
      https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20190219-OYT1T50228/

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    20. 競泳 池江選手「全力で生きます」とツイート
      2019年3月11日 18時49分

      先月「白血病」と診断されたことを公表した競泳の18歳、池江璃花子選手が11日夕方、自身のツイッターを更新し「8年前の今日3月11日、罪のない人たちが大勢なくなりました。違う形ではあるけれどわたしは全力で生きます」と東日本大震災の犠牲者を悼んだうえで、闘病に向けた決意をつづりました。

      池江選手は11日午後6時ごろ、自身のツイッターを複数回にわたって更新しました。

      この中で池江選手は「今日久々にベットの上から空を見上げました。外の光でさえしんどく感じてしまうほどでしたが、夕日が沈み、空が青くてとっても綺麗です。みんなは今何をしてるのかなって思います」と闘病が続く中での心境をつづりました。

      そして、「8年前の今日3月11日、罪のない人たちが大勢亡くなりました。違う形ではあるけれどわたしは全力で生きます」と東日本大震災の犠牲者を悼んだうえで、闘病に向けた決意を示しました。

      池江選手は海外での合宿中に体調の不良を訴えて先月8日に帰国し、「白血病」と診断され、その後は入院して治療を続けています。

      池江選手がツイッターを更新するのは「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」と心境をつづった今月6日以来です。

      ツイッター全文

      競泳の池江璃花子選手が11日午後6時ごろから4回にわたって投稿したツイッターの全文です。

      「今日久々にベットの上から空を見上げました。外の光でさえしんどく感じてしまうほどでしたが、夕日が沈み、空が青くてとっても綺麗です。みんなは今何をしてるのかなって思います。」

      「時々見るメッセージに様々な病気と闘う方からもメッセージをいただきました。そして沢山お手紙も届きました。お手紙の中に、1歳のお子さんが白血病になってしまったというお手紙が届きました。どんな形であろうとみんな頑張っている事、みんなの気持ちになる事、本当に大事なことを日々学んでいます。」

      「8年前の今日3月11日、罪のない人たちが大勢なくなりました。違う形ではあるけれどわたしは全力で生きます。」

      「私は出れなくて悔しいけど、日本選手権、ぜひ会場まで足をお運びください。オリンピック前年、きっといいレースが観れると思います。みんなそのために今を頑張ってるから。」
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190311/k10011844291000.html

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    21. 「わたしは全力で生きます」…池江選手が心境
      2019/03/12 01:10

       白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手(18)(ルネサンス)が11日、自身のツイッターを5日ぶりに更新し、発生から8年となった東日本大震災への思いや現在の心境を記した(表記は原文のまま)。

       池江選手は「8年前の今日3月11日、罪のない人たちが大勢なくなりました。違う形ではあるけれどわたしは全力で生きます」と被災地の人々に思いを寄せ、病と闘う決意を改めてつづった。

       自身の胸中にも触れ、「今日久々にベットの上から空を見上げました。外の光でさえしんどく感じてしまうほどでしたが、夕日が沈み、空が青くてとっても綺麗きれいです。みんなは今何をしてるのかなって思います」と書き込んだ。

       闘病中の様々な人たちから励ましのメッセージや手紙を受け取っていることにも言及。「どんな形であろうとみんな頑張っている事、みんなの気持ちになる事、本当に大事なことを日々学んでいます」と記した。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20190312-OYT1T50030/

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    22. 東京五輪「まだまだ諦めないぞー」競泳 池江選手がSNS更新
      2019年3月13日 19時07分

      先月、「白血病」と診断されたことを公表した競泳の18歳、池江璃花子選手が13日夕方、自身のSNSを更新し、「東京オリンピックまで499日 1日遅れちゃった」と投稿したうえで「まだまだ諦めないぞー!!」と東京オリンピックへの思いをつづりました。

      池江選手は13日午後6時ごろ、自身のツイッターとインスタグラムを更新し、12日で開幕まで500日となった東京オリンピックについて、「東京オリンピックまで499日 1日遅れちゃった」と投稿したうえで「まだまだ諦めないぞー!!」と心境をつづりました。

      また3年前に初出場したリオデジャネイロオリンピックで、競泳の日本代表のチームメートとともに撮影した写真も併せて投稿しました。

      池江選手は、海外での合宿中に体調の不良を訴えて先月8日に帰国し、「白血病」と診断され、その後は入院して治療を続けています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190313/k10011847181000.html

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    23. 白血病治療中の池江璃花子さん 日大に入学
      2019年4月8日 16時35分

      白血病の治療を続けている競泳の18歳、池江璃花子選手が日本大学に入学しました。

      これは池江選手の所属マネジメント会社が発表しました。

      それによりますと池江選手は、日本大学のスポーツ科学部に入学し、水泳部に入部したということです。

      競泳女子100メートルバタフライなどの日本記録を持つ池江選手はことし2月に白血病と診断されたことを公表し、現在は治療を続けています。

      きょうの日本大学の入学式は欠席したということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190408/k10011877101000.html

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    24. 白血病治療中の池江璃花子選手 HP開設「治療は順調」
      2019年5月8日 18時56分

      白血病の治療を続けている競泳の18歳、池江璃花子選手が8日午前、公式ホームページを開設し、「治療は順調に進んでいます」などと近況を報告しました。

      池江選手は8日午前、公式ホームページを開設しました。

      この中には、池江選手本人から「応援してくださる皆様へ」と題した直筆のメッセージが掲載され、「現在、治療は順調に進んでいます。普段、体調が良い時は、今までやらなかったぬり絵やパズルをやったり、映画を観たり、泳いでいた時は出来なかったことを楽しむという生活を送っています」と近況を報告し、そのうえで「正直、心が折れそうな時もあります。ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます」と心境をつづっています。

      そして「どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしい」と、思いを書き込みました。

      競泳女子100メートルバタフライなどの日本記録を持つ池江選手は、ことし2月に白血病と診断されたことを公表し、現在、治療を続けています。

      これまでは自身のツイッターなどにコメントを投稿してきましたが、3月13日以降は投稿は行わず、今回メッセージを発信するのはおよそ2か月ぶりとなります。

      公式ホームページでは、池江選手のプロフィールや写真のコーナーがあるほか、応援メッセージを書き込むことができるようになっています。

      所属するマネジメント会社によりますと、池江選手は、今後はこのホームページを中心に、メッセージなどを発信していくということです。

      ホームページには家族のメッセージも

      8日、開設された池江選手の公式ホームページには、家族のメッセージも掲載されました。

      そこでは、全国から池江選手に宛てて応援の手紙や千羽鶴などが寄せられていることに深く感謝したうえで、治療を続けている池江選手について、「どんなに苦しい治療の最中でも、嘆き悲しむ言葉や、泣き言、弱音を一切言わない璃花子の強さに、私たち家族も反対に勇気付けられている日々です。おかげさまで治療は順調に進み、再び水泳に戻れる日を目指して頑張っております」と記しました。

      ツイッターに応援のメッセージ相次ぐ

      池江選手が公式ホームページを開設し、およそ2か月ぶりに近況などを報告したことを受け、ツイッターには池江選手を応援するメッセージや、回復を祈る投稿が相次ぎました。

      ツイッターには「ゆっくり焦らず治療に専念してほしい」とか、「ただ祈る。快方に向かうことを。そして笑顔で復帰してくることを」といった投稿が見られました。

      また、「池江さんとは違う病ですが病床にいます。ゆっくりでいいのですよ、そしてまた活躍してください」とか、「私も色々病気してますが、前向きに頑張ってます。応援してます!」といった、病気の治療をしていると見られる人からのコメントも投稿されました。

      地元江戸川区では「心の底から応援したい」

      公式ホームページを開設し、近況を報告した競泳の池江璃花子選手の地元、東京・江戸川区では、「心の底から応援したい」といった声が相次ぎました。

      池江選手の地元、東京・江戸川区では、白血病と闘う池江選手を区を挙げて応援しています。

      ホームページを見た40代の女性は「本当はもっとつらいと思うけど、あまり表に出さないで前向きにいこうとしているのがうかがえます。心の底から応援したいと思います」と話していました。

      また別の40代の女性は「池江さんの病状が心配なので、こうして治療の経過が分かると安心しますし、同じように病気の人に『1人じゃないことを忘れないでほしい』と気遣っているのが印象的でした。

      区民みんな応援しているので本当に頑張ってほしい」と話していました。

      江戸川区では、先月7日から区のスポーツセンターに応援メッセージや折り鶴を寄せるコーナーを設けていて、8日も池江選手を応援しようという人の姿がありました。

      コーナーを訪れた62歳の女性は、「治療はきっと本当に大変で、落ち込むこともあるかもしれないけど、みんなが応援しているので、病気に負けないで頑張ってほしいということを伝えたいです」と話し、自宅で書き込むためにメッセージカードを持ち帰っていました。

      寄せられたメッセージの中には、「きっと大丈夫。元気な笑顔を待っています」とか、「必ず治るよ!日本の宝、応援しています」などと書かれたものもありました。

      江戸川区によりますと、コーナーには、7日までに837通のメッセージとおよそ1万1000羽の折り鶴が寄せられているということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190508/k10011908411000.html

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  39. 劇場国家のなかの白血病クラスタープレゼンテッド自作自演的ステマ・ドラマのはじまりはじまり…

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  40. 堀ちえみさんが口腔がんを公表
    2019年2月19日 11時35分

    タレントの堀ちえみさんが、進行した口腔(こうくう)がんと診断され、近く手術を受けることをブログで明らかにしました。

    タレントの堀ちえみさん(52)は、「ご報告させていただきます」というタイトルの文章を19日午前、自身のブログに掲載し、「私、堀ちえみは口腔癌と診断されました。いわゆる舌癌です」とがんを公表しました。

    ブログによりますと、去年の夏ごろに舌の裏側に小さい口内炎ができたあと年が明けてもよくならず、しゃべるのがつらくなり、痛みで夜中に目が覚めるようになったということです。

    病院で検査を受けた結果、口腔がんと診断されたということで、「ステージ4との告知を受けました。かなり厳しい状況です」と記しています。

    堀さんは19日入院し、今月22日に腫瘍を取り除く手術を受けるということです。

    堀さんは「主人と子供たち、家族の為に、私はまだ生きなければならない。そう気持ちを切り替えて、長く辛い闘病に、チャレンジする事を決意致しました」と今の心境を記したうえで、「ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと。私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい」などと結んでいます。

    堀さんは昭和57年に歌手デビューしたあと、民放のドラマ「スチュワーデス物語」などに出演して人気を集め、その後も芸能活動を続けています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011819701000.html

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    1. 堀ちえみさん がん公表(ブログ全文)
      2019年2月19日 11時47分

      タレントの堀ちえみさんは19日午前10時ごろ、自身のブログに、「ご報告させていただきます」というタイトルで、次のような文章を掲載し、ステージ4の口腔(こうくう)がんと診断されたことを公表しました。

      ブログ全文

      いつもたくさんの皆様に、ご覧いただきまして、心より感謝致しております。デビュー当時からずっと、応援して下さっているファンの皆様、ブログを見て応援して下さっている皆様、いつも温かいコメントを、有難うございます。

      さて、この度は皆様に、大切なご報告があります。私、堀ちえみは、口腔癌(左舌扁平上皮癌)と、診断されました。いわゆる舌癌です。

      最初は昨年夏頃に、舌の裏側に小さい口内炎ができました。
      治りが遅いので、病院で診ていただきまして、その時は塗り薬や貼り薬、ビタミン剤などを処方して貰いました。

      しかし11月になっても、少しも良くならず、酷くなる一方。痛みも増して辛くなり、掛かりつけの歯科医院に行き、診察を受けました。
      そして何度かレーザーで、焼いて貰ったりもしました。

      それでも治らず、そのうちに、舌の裏側だけではなく、左の側面にも、固いしこりができてしまいました。

      私は2016年にリウマチなど、二つの病気を患っており、薬を飲みながらの治療中でした。その科の定期検診の際にも、主治医に相談したところ、「飲んでいる薬の副作用の1つに口内炎の症状が出る事もよくあるので薬を暫くストップして様子を見ましょう」との事でした。

      次の診察は翌年の2月となっており、それまでには徐々に良くなると、信じていました。

      ところが年が明けても、良くなるどころか、酷くなる一方で、しこりも増え続け、左側の舌に激痛が走り、やがて食べ物が沁み、喋るのが辛くなり、眠っていても痛みで、夜中に目が覚めてしまうように、なってしまったのです。

      さすがにこれは口内炎ではないと…最悪は舌癌かも知れないと…自分でスマホで、舌癌を検索してみたところ、私の舌の症状と同じような画像が、たくさん出てきました。

      朝になり主人に相談して、急いで大学病院に行きました。それが1月21日の事です。主人は仕事がありましたので、一人で病院へ行きました。
      主治医の先生の所見で、悪性の舌癌の可能性が高いという診断。
      それを聞いた私は、静かに受け止めていました。

      驚きもしなかったので、自分でも不思議でした。ある程度、覚悟が出来ていたのかも知れません。「転移の心配もあるのですぐに一週間の検査入院をして下さい」との事。

      しかし仕事が立て込んでおり、一週間は無理なので、ご無理をお願いして、二日間の入院で、全身のいろいろな検査を、急いで受けさせていただきました。

      その夜、私は美容院で伸ばしていた髪を、15センチ以上切りました。
      髪を切るのに、夜遅くまで掛かった私を、仕事帰りの主人が、美容院まで迎えに来てくれていました。
      主人は病院に付いて行けなかった事、私一人で癌の告知を受けた事に、「傍に付いてやれなくてごめん」「一人でよく頑張ったね」と…。
      私より主人の方が、大変なショックを受けていたように、思えました。
      そして車の中で、子供たちに隠さないで、きちんと説明をした方がいいのか。
      癌だという事は伏せた方がいいのか。
      ふたりで話し合いました。

      実は主治医となる口腔外科の先生に私が、子供たちに伝えた方が良いのかどうか、他の同じ患者さんのケースなども、多く経験されている中での意見を、お聞きしておきました。
      まずは上の子供から、下の子供までの年齢を聞かれました。
      そして仰った事。
      「この病気は家族の理解・サポート・協力が必要です」「場合によっては治療に長い期間が掛かる場合もあります」「子供さんの年齢的な事も考えたらばきちんと向き合って話をした方が良いと思います」「あくまでご主人と話し合って決めていただく事が一番大切ですが」
      その話も勿論、主人に伝えました。

      その結果主人と私は、子供たちにきちんと、ありのままの状況を話すという、選択をしました。しかもその日のうちに、話をしようと。

      まず東京の実家近くに住んでいる、息子のところに夜のうちに、主人が会いに行って話してくれました。
      私の口からは辛すぎて、告げる事は出来ませんでした。
      息子は最初は絶句。顔面蒼白になったそうです。
      しかし暫くして落ち着きを取り戻し「正直に話してくれてありがとう」との事でした。

      東京郊外や他県に住んでいる、子供たちには電話で伝えてくれました。
      それぞれやはり、ショックを受けていたそうです。
      そして自宅に住んでいる、高校3年生の息子と、高校1年生の娘には、夫婦ふたり揃って、告げました。
      息子も動揺していました。
      娘にはポロポロ涙を流して、大泣きされてしまいました。

      振り絞って出した言葉が、「お母さんが可哀想すぎる」「リウマチのお薬のおかげでやっと良くなって全身の痛みから解放されて」「今度は癌だなんて可哀想すぎる」「私はまだ16歳なのに」「お母さんとまだこれだけしか一緒にいないのに」「辛すぎる」でした。

      この言葉を聞いた夜に、私は初めて泣きました。
      2月4日に検査入院の際の、検査結果が出るという事で、それに合わせて、今後の治療方針を決める事に、なっていました。

      舌の生体検査の結果、口腔癌(左舌扁平上皮癌)と診断。そして左首のリンパにも、転移している事が判明。
      ステージ4との告知を受けました。
      かなり厳しい状況です。
      長い間仕事を休む事も、たくさんの皆様にご迷惑を、お掛けしてしまいます。

      「自分の人生、悔いなし」「このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかな」と正直そういう事も考えました。
      公表せずにいようとも考えました。
      ですから癌を告知された後も、口内炎とブログ上で表現し続けておりました。

      申し訳ございませんでした。
      私が「生きる」為に、頑張らなければと決心したのは、末娘の涙と言葉でした。今思い出しても胸が張り裂けそうです。
      「お母さんは病気ばかりで可哀想な人生だった」と…
      そういう思いを、子供たちの心に残したままで、闘いもせずに諦めて良いのだろうか…
      主人と子供たち、家族の為に、私はまだ生きなければならない。
      そう気持ちを切り替えて、長く辛い闘病に、チャレンジする事を決意致しました。

      いろいろな治療の選択肢がありましたが、時間は掛かるけれど、先ずは手術をして、取り除けるところは取るという方法を、選択しました。
      手術を選択したからには、長期療養が必要ですので、皆様に公表しなければなりません。

      そういう経緯を経て、本日公表をさせていただく事となりました。本日19日に入院を致しました。
      22日には手術です。
      舌の半分以上を切除。首のリンパに転移した腫瘍も、同時に切除します。
      切除した舌には、自分の皮膚の一部を、移植します。

      一度の手術でこれらを、全て済ませます。
      口腔外科と形成外科の合同チームの手術で、12時間以上掛かると、聞いております。
      先生方を信頼して、身を委ねてお任せしたいと思います。

      なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。
      ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと。私は負けません。
      力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。
      そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。
      その為にも頑張って、治療に専念させていただきます。
      皆様にはどうか、温かく見守っていただければと思います。

      尚、当ブログは体調の良い時に、時々更新させていただきますね。長々と失礼致しました。私は負けない!
      堀ちえみ
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011819711000.html

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    2. 堀ちえみさんへの励ましの声や気遣うコメント ネットで相次ぐ
      2019年2月19日 15時21分

      タレントの堀ちえみさんが、がんを公表したことについて、ネット上には励ましの声や子どもを育てながら闘病することになった堀さんを同じ親の立場から気遣うコメントなどが相次いでいます。

      堀さんがみずからのブログでがんを公表したあと、ツイッターには「治療に専念して、また元気な姿を見せてほしい」とか、「孤独な戦いになるかもだけど、いつもそばに家族がついてること忘れないで、1人で戦おうとしないで…堀ちえみさん頑張って!!」などと、励ましの声が相次いで寄せられています。

      また、7人の子どもがいる堀さんと同じ親の立場からの投稿なども目立っていて、「お子さんたちのことを考えたら悔しいだろうと思う。家を空けるだけでも心配だけど、今は自分のためだけに治療に専念してください。病気に負けないでください!!」「職場で涙が止まらん母としての気持ち、子どもたちの気持ち、何もかもが分かりすぎてただただ遠くからエールを送るのみ頑張って!!」「涙が止まらなかった。自分に置き換えて子どもたちのことを思ったら胸が張り裂けるよう…一日も早くお元気になられて、また明るい笑顔を見せてください。」といったメッセージが寄せられています。

      また、がんを公表したことについては、「いつ何どき病にむしばまれるやもしれぬ。その時、対じできるだけの気力体力財力があるのか、自身や家族の健康について考える契機になりますから、著名人の勇気ある公表はありがたいです」とか、「公表する勇気に感銘を受けました応援してます・・・」などといった意見が寄せられています。

      アイドルの同期組もメッセージ

      がんを公表した堀ちえみさんと同じ1982年にアイドルとしてデビューした人たちも、自身のブログなどに事前に病気を打ち明けられていたことや、堀さんを応援するメッセージを記しています。

      このうちタレントの薬丸裕英さんは、自身のブログで、「彼女の病気を知った時はあまりのショックに言葉を失いました。早見優さんが堀ちえみさんから”ブログで発表前に同期の人達には伝えてほしい”と託されて私に相談がありました。昨日までに1982年同期組には私から電話で伝えることが出来ました」と書き込みました。
      そのうえで「今は祈ることしか出来ないですが同期みんなでパワーを送りたいと思います」としています。

      また、同じく同期の早見優さんは、自身のブログで「先日のレッツゴーヤングのイベントでは、そんな気配を全く見せないで、元気に歌っていたので、今回の事をちえみちゃんから聞いて、本当に驚いています」と記しています。
      そのうえで堀さんから「手術が終わったら同期のみんなと会いたい。幹事役、お願いね」と頼まれたことを明かし「同期のみんな、そして同期ではなくても同級生仲間、80年代の仲間。みんなちえみちゃんの事応援してるから!」とエールを送っています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011820031000.html

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    3. 「堀ちえみ」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E5%A0%80%E3%81%A1%E3%81%88%E3%81%BF

      【芸能】堀ちえみが口腔がん公表
      https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1550538858/

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    4. がん公表の堀ちえみさんへ 同期アイドルがメッセージ
      2019年2月19日 16時28分

      がんを公表した堀ちえみさんと同じ1982年にアイドルとしてデビューした人たちも、自身のブログなどに事前に病気を打ち明けられていたことや、堀さんを応援するメッセージを記しています。

      薬丸裕英さん「同期のみんなでパワー送りたい」

      タレントの薬丸裕英さんは自身のブログで、「彼女の病気を知った時はあまりのショックに言葉を失いました。早見優さんが堀ちえみさんから”ブログで発表前に同期の人達には伝えてほしい”と託されて私に相談がありました。昨日までに1982年同期組には私から電話で伝えることが出来ました」と書き込みました。

      そのうえで「今は祈ることしか出来ないですが同期みんなでパワーを送りたいと思います」としています。

      早見優さん「みんな応援してる」

      同じく同期の早見優さんは、自身のブログで「先日のレッツゴーヤングのイベントでは、そんな気配を全く見せないで、元気に歌っていたので、今回の事をちえみちゃんから聞いて、本当に驚いています」と記しています。

      そのうえで堀さんから「手術が終わったら同期のみんなと会いたい。幹事役、お願いね」と頼まれたことを明かし「同期のみんな、そして同期ではなくても同級生仲間、80年代の仲間。みんなちえみちゃんの事応援してるから!」とエールを送っています。

      松本伊代さん「一日も早く全快を」

      同期の松本伊代さんは「突然のことだったので本当に驚きました。22日に手術をすると聞いてます。辛いとは思いますがたくさん色々な事を乗り超えてきたちえみだから、きっと大丈夫。早く元気になってもらってまた一緒に食事に行ったりステージに立てればいいなあと思っています。まずは治療に専念し十分に養生いただき、一日も早く全快されますよう祈っています。そして、退院したらちえみちゃんが1番やりたいと言っていた同窓会しようね」というコメントを発表しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190219/k10011820111000.html

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    5. 芸能界ってとこは、最初から、何がウソで何がホントかわからないような世界であって、そのなかのヒトビトはそういう世界の住人…

      世の中の人々をだまして成り立つ、ウソつきでなきゃ生きていけない、ウソつきこそが堂々と生きていける世界だからなあ。

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    6. 堀ちえみさん 「手術無事終了」
      2019年2月22日 23時36分

      ステージ4の口腔(こうくう)がんを公表し、22日、手術を受けたタレントの堀ちえみさんのブログが22日夜更新され、手術が無事終わったことが報告されました。

      タレントの堀ちえみさんは進行した口腔がんと診断されたと、今月19日、自身のブログで公表し、22日手術を受けていました。

      22日夜、堀さんのブログが更新され、堀さんの夫が「本日22時に舌癌の手術が無事終わりました事をご報告致します」と伝えています。

      手術内容については「頚部(けいぶ)リンパ節を取る手術を行い、次に舌の6割を切除する手術を行いました。最後に太腿の組織を取り、舌の再建手術です。11時間にわたる大手術でした」と説明されています。

      そして「手術後はICUに入り、今はゆっくり休んでいます。来週月曜日まで集中治療を行うそうです」と術後の堀さんの様子も報告されています。

      堀さんが今月19日にブログで口腔がんであることを公表して以降、ネット上には励ましの声や子育てをしながら闘病している堀さんを気遣うコメントが寄せられていました。

      22日更新されたブログでは「皆様からの心温まるコメント、励みになったと思います。ありがとうございました」と堀さんの夫からの感謝のことばで締めくくられていました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/k10011825151000.html

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  41. 「逸見政孝 がん」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%80%B8%E8%A6%8B%E6%94%BF%E5%AD%9D+%E3%81%8C%E3%82%93

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  42. さあ、がん医療関係者の腕の見せ所だな…

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  43. 患者の少ないがん<1>本当の病名 手術後に判明
    2019/04/01 05:00

    「卵巣がんの疑い」と告げられて最初の手術を受けた当時を振り返る東さん
    「中年太りかな。ダイエットをしなきゃ」

     横浜市に住む広告デザイン会社役員東あずま靖子さん(57)は、40歳代半ばを過ぎた頃から目立ってきた下腹部の膨らみをそう思っていた。

     ジョギングやスポーツクラブで汗を流しても変わらない。そのうち、くしゃみをしたり、笑ったりするたびにおなかが痛むようになった。地元の病院で2度診てもらい、便秘薬を処方されたが改善しなかった。

     2011年2月、職場近くの東京都内のクリニックを受診したところ、おなかを触診した医師は「腹水がたまっている」と、精密検査を受けるよう指示。大学病院などでCT(コンピューター断層撮影)や血液検査を受けた結果、「卵巣がんの疑いがある」と診断された。

     4月半ば、大学病院で卵巣と子宮、虫垂を摘出する手術を受けた。しかし、手術後、医師から告げられたのは、聞いたこともない病名だった。

     「腹膜偽粘液腫ふくまくぎねんえきしゅ」。がん細胞が作り出した粘液が、おなかの中に充満する病気で、虫垂がんが原因のことが多いという。

     腹水とみられていたものは、実はゼリー状の粘液だった。がん細胞が腹膜に散らばり、腹膜播種はしゅの状態を起こしやすい。

     がん細胞がある限り粘液がたまり続け、小腸や大腸を圧迫して重い栄養障害を引き起こす。厚生労働省研究班の11~12年度の調査で、患者は100万人に1・5人の割合で発症するとみられている。

     医師は東さんに、腹膜偽粘液腫には確立された治療法がないと説明。「残された時間を家族と大切に過ごしてください。我々はもう何もできません」と、治療の終了を告げた。

     思ってもみなかった告知に対し、東さんは簡単に治療を諦めることはできなかった。親戚が調べてくれた患者会を通じて、滋賀県や大阪府内の病院で腹膜播種の治療に取り組んでいる消化器外科医の米村豊さんのことを知った。

     手術から1か月余りたった5月下旬に、米村さんを訪ねた。「大丈夫。手術をすれば治りますよ」と語る米村さんの言葉に、東さんは「手術ができるんだと思うと、本当にうれしかった」と振り返る。

              ◇

     国は患者数が10万人あたり6人未満のがんを「希少がん」と位置づけ、有効性の高い診断や治療法の開発や、診療態勢の整備を進める方針を掲げている。希少がん患者を取り巻く課題を探る。(この項続く)

    (このシリーズは全5回)
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190331-OYT8T50047/

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    1. 患者の少ないがん<2>おなかに抗がん剤注入
      2019/04/02 05:00

      腹膜偽粘液腫で手術を繰り返した東さん(左)。今では体力も戻り、生け花の指導も再開した

       おなかの中にがん細胞を含んだ粘液が広がる、腹膜偽粘液腫ふくまくぎねんえきしゅと診断された横浜市の広告デザイン会社役員東靖子さん(57)は2011年6月、岸和田徳洲会病院(大阪府岸和田市)で手術を受けることになった。

       執刀医の同病院腹膜播種はしゅセンター長、米村豊さんは、がん細胞が散らばった腹膜を切除した後、粘液中のがん細胞を死滅させるため、おなかの中に温めた抗がん剤を注入する治療(温熱化学療法)を行うと説明した。日本では確立された治療はないが、米村さんによると、海外の一部ではこの方法が有効だとされている。

       米村さんが班長を務めた厚生労働省研究班が、03年1月~16年1月に腹膜偽粘液腫の患者831人に対して行われた手術例をまとめたところ、粘液や腫瘍が肉眼でほぼ切除された場合の5年生存率は8割。切除しきれなかった場合は2~3割という結果だった。全体の7割の患者が温熱化学療法を併用していた。

       温熱化学療法に詳しい福井大名誉教授(消化器外科)の片山寛次さんによると、抗がん剤を43度前後に温めると、腹膜に浸透しやすくなる。熱に弱いがん細胞を死滅させる効果も期待できる。

       だが一方、患者の体には大きな負担を伴う。体温の上昇による脱水症状を防ぐため、通常の4~5倍にあたる大量の点滴が必要になる。腹膜以外の臓器を切除することもあり、リスクが高く術後の体への影響も大きい。

       東さんは、粘液が付着して硬くなっていた胃の下部や横行結腸、腹膜の半分近くを切除し、脾臓ひぞうと胆のうも摘出。開腹したまま、抗がん剤を溶かした生理食塩水3~4リットルを、おなかの中に1時間近く浸した。

       手術は7時間に及び、集中治療室(ICU)で3日間過ごした後、1か月後に退院した。

       手術の後遺症で食欲が落ち、一時は歩くのもつらい時期が続いた。13年には、へそへの転移の切除も行った。しだいに体力が回復した最近は、華道の先生としての活動も再開した。「治療を諦めなくて良かった」と振り返る。

       温熱化学療法には保険がきかず、費用は病院側が負担したり、大学病院が臨床研究に組み込んだりしていることが多いという。国内で治療を行っているのは、米村さんが診療している岸和田徳洲会病院、草津総合病院(滋賀県草津市)など一部に限られる。

       米村さんは治療法の普及のため、16年から医師向けの研修を始めている。「習熟した医師を増やし、全国で受けられる標準的な治療法として確立させたい」と話す。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190401-OYT8T50085/

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    2. 患者の少ないがん<3>治療後も後遺症の不安
      2019/04/03 05:00

      会社員男性の長男(右)は、横紋筋肉腫の再発を乗り越えて元気に過ごしている

       東海地方の会社員男性(41)は2013年夏、当時2歳の長男(8)が、発熱とともに右脚の付け根が腫れているのに気づいた。

       地元のクリニックや大学病院を受診したが、解熱剤や抗菌薬を処方されただけ。原因は不明で、腫れは治まらないままだった。

       「そのうち消えるだろう」と様子を見ていたが、1年後に受診した別の大学病院で「横紋筋肉腫の疑いがある」と告げられた。

       横紋筋肉腫は、筋肉細胞の一部ががん化したもので、泌尿器や生殖器、頭頸部とうけい、手足にできやすい。年に100人が発病するとされ、多くは子どもだ。

       標準的な治療法は、手術に複数の抗がん剤や放射線治療を組み合わせる。

       長男は、右側の精巣などを切除。抗がん剤治療と、骨盤内に転移していたがん細胞をたたく放射線治療を受け、1年後に退院した。

       しかし約半年後の16年2月、右の腎臓のリンパ節付近に再発。横紋筋肉腫の再発には、確立された治療法はないと説明された。

       男性は、別の2か所の大学病院でセカンドオピニオン(第2の医師の意見)を聞いたうえで、主治医に長男の治療方針を相談。未使用の抗がん剤を使って腫瘍を小さくさせたうえで、リンパ節や右側の腎臓を摘出する治療を受けた。

       今月、小3になった長男はサッカーに夢中だ。生活にも特に制限はなく、元気に遊び回る姿に男性はほっとしている。

       ただ、「治療の影響のせいか体格は小柄で、将来的な後遺症も心配。診断がもっと早ければ、病気の進行や治療が軽く済んだのでは」との思いは強い。

       横紋筋肉腫などの骨軟部腫瘍に詳しい名古屋大病院リハビリテーション科教授の西田佳弘さんによると、大学やがんの専門病院でも横紋筋肉腫の治療経験が豊富な病院は限られる。

       骨軟部腫瘍の相談窓口がある全国93病院を対象に12年、手足の横紋筋肉腫について行ったアンケートでは、回答した80病院の6割以上が1年間に診療した患者がゼロだった。手術後の放射線治療やリンパ節切除などは6~8割の医療機関が標準的と考えられている治療法ではなかった。

       西田さんは「成長につれて、治療の後遺症が表れる可能性がある。治療を終えた後も、適切に対応できる医療機関につなげる態勢が必要だ」と話す。

       大学病院や小児病院などでつくる横紋筋肉腫治療の研究グループは16年、検査画像などを見ながら議論できるウェブ会議のシステムを導入。外科や放射線科、病理医らが医療機関の垣根を越えて、手術や放射線の治療方針を検討できるようにしている。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190402-OYT8T50105/

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    3. 患者の少ないがん<4>病理診断 見極め難しく
      2019/04/04 05:00

      長男が受けた治療の経緯を記したメモを手に、当時を振り返る関東地方の女性

       がんの適切な治療には、正確な病理診断が欠かせない。ただ、患者の少ないがんは見極めが難しく、診断を誤るケースも課題となっている。

       関東地方の女性(41)の長男(10)は、1歳だった2010年5月、大学病院で「ウィルムス腫瘍」と診断された。子どもの腎臓にできるがんで、毎年100人近くが発病するとされる。

       長男は抗がん剤治療を2か月間続けてがんを縮小させた後、右の腎臓を摘出。再発予防のため放射線治療を受けて退院した。

       ところが、5年後の16年2月、CT(コンピューター断層撮影法)検査などで肝臓の下部に腫瘍が見つかった。手術で肝臓の底に貼り付いている腫瘍を剥がすように切除した。

       切除した組織を調べた病理診断の結果は、ウィルムス腫瘍の再発。医師は「悪性度が高い細胞が点在しており、4年生存率は5割」と厳しい見通しを示した。

       再発に対する確立された治療法はなく、他の小児がんの再発に準じた3剤併用の抗がん剤治療を開始。ところが、食欲不振や激しい嘔吐おうとなどの副作用に苦しんでいた2か月目、医師から驚くべき事を告げられた。「再発ではなく、横紋筋肉腫という別のがん」だというのだ。

       患者数が少なく診断の難しい小児がんについて、国立成育医療研究センターや大学病院、小児病院などのグループは、検体を専門の病理医に送って診断する臨床研究を進めている。長男が治療を受けた大学病院もこの研究に参加していたことから、専門の病理医の診断で分かった。

       長男は、横紋筋肉腫に効く別の抗がん剤3剤に切り替え、17年4月に治療を終えた。今では、テニスや水泳を楽しむまで元気になった。だが女性は「正しく診断できていれば、必要のない抗がん剤の副作用に苦しむことはなかったのではないか」と振り返る。

       国立がん研究センター中央病院が中心となった厚生労働省研究班は17~18年度に、患者の少ないがんの病理診断の正確さを検証する調査を実施。同病院の専門病理医が見直した結果、骨軟部腫瘍との診断で同病院に紹介された17年度分の347人について、診断が完全に一致したのは59%で、25%で診断が違った。

       誤診の中には、良性と悪性との重大な取り違えも含まれていた。研究班は18年度も含めた2年分のデータを今後詳しく解析する。

       研究班のメンバーで同病院希少がんセンター長の川井章さんは、「不一致が起きた原因や背景を探り、正確な病理診断に必要な対策に生かしたい」と話す。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190403-OYT8T50120/

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    4. 患者の少ないがん<5>情報不足 自分で論文探し
      2019/04/05 05:00

      子宮平滑筋肉腫の治療を受けた後、復職して調剤薬局で働く斉藤さん

       北海道旭川市の薬剤師斉藤志織さん(49)は40歳代初め頃、子宮筋腫と診断された。半年たらずで倍の直径10センチになったため、大学病院に移り、女性ホルモンを抑える注射で筋腫を小さくする治療を受けた。

       筋腫は半年間の治療で半分の大きさに縮小。ところが2か月後、再び10センチの大きさに戻ってしまった。

       医師は「こんな急激に大きくなるとは。悪性腫瘍の疑いがある」と説明。2012年、手術で子宮を摘出した。切除した組織から、悪性の「子宮平滑筋肉腫」が見つかった。

       子宮平滑筋肉腫は、年間280人前後が発病するとされる。有効な治療法は確立されておらず、腫瘍が子宮にとどまる早期でも半数近くが再発する。斉藤さんは、手術で骨盤内や大動脈周辺のリンパ節転移を切除し、2種類の抗がん剤治療を4か月間続けた。

       職業上、医療には詳しい斉藤さんだが、それでも「当時、情報不足には悩んだ」と話す。周囲には同じ病気の人はおらず、インターネットでも信頼できる情報は少なかった。

       自分で探した医学論文では「生存期間(中央値)は3年未満」との記述も目にした。それでも、「落ち込んでいる暇はない。やりたいことをやろう」と思い直した。手術から半年余りたった13年5月、調剤薬局の仕事に戻った。

       地元の患者や医療者との交流会にも積極的な斉藤さん。「自分の体験や知識を伝えながら、人と人をつないでいきたい」と語る。

       人口10万人あたりの患者数が6人未満の希少がん。その種類は190前後あり、患者数はがん全体の2割を占めるとの推計もある。だが、患者の多いがんに比べて研究は進んでおらず、治療成績も劣る。

       国は昨年3月にまとめた第3期がん対策推進基本計画で、中核的な病院が、患者の少ないがん対策を統括する体制を2年以内に整備するとの目標を掲げた。

       国立がん研究センター(東京都中央区)は14年に希少がんセンターを設け、患者や家族、医療者からの電話相談「希少がんホットライン」(患者・家族用(電)03・3543・5601、平日午前9時~午後4時)を始めた。14~17年の4年間に受けた相談は約1万6000人。「医師によって説明が異なる」「病理診断が一致しない」といった内容が目立つ。

       「相談電話をもっと早く知りたかった」との遺族からの電話もあったという。相談スタッフの看護師、加藤陽子さんは「情報不足で困っている患者さんや家族の力になれれば」と話す。

       (野村昌玄)
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190404-OYT8T50125/

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  44. がん10年生存56・3%…最低は膵臓5・4%
    2019/04/09 13:00

     国立がん研究センターは9日、2002~05年にがんと診断された患者の10年生存率は56・3%で、昨年の調査と比べ0・8ポイント上昇したと発表した。生存率には進行度によって大きな差があり、早期発見の重要性が改めて示された。

     10年生存率の公表は16年から行われ4回目。今回の対象はがんの専門治療を行う全国20施設で診断、治療を受けた7万285人。過去の結果は1回目53・9%、2回目54・2%、3回目55・5%で、緩やかに上昇している。がん治療や診断の技術は近年、着実に進歩している。


     部位別では、前立腺の95・7%が最も高く、甲状腺84・3%、乳房83・9%と続いた。最も低かったのは早期発見が難しく、有効な治療法も確立されていない膵臓すいぞうで5・4%。日本人に多い大腸や胃は初期の1期で見つかった場合、90%前後と高いが、進行した4期では1割前後にとどまった。

     結果は全国がんセンター協議会のウェブサイト(http://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/)で閲覧できる。

    https://www.yomiuri.co.jp/national/20190409-OYT1T50148/

    https://koibito2.blogspot.com/2018/02/11-2018214-2031-httpswww3.html?showComment=1554817337195#c8403439129854021941

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    1. こういった数値には、じつはカラクリがあるらしい…

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    2. 『健康診断は受けてはいけない』
      https://www.amazon.co.jp/dp/4166611178

      健診はこんなに危険! 欧米に職場健診も人間ドックも存在しないのはなぜか? 日本の男性は職場健診で寿命を縮めている!?
      日本人の多くは「健康」のため職場健診や人間ドックを受診していますが、欧米には存在しません。「より健康になる」とか「寿命をのばす」という効果を証明するデータがないからです。著者の近藤誠さん本人も、慶大病院で在職した40年間、執行部から強い圧力がありながらも、一度も受けませんでした。検診は有効というデータがないからです。にもかかわらず、日本では、医学的な根拠がないままに、1972年の「労働安全衛生法」で健診が義務化され、今日に至っているのです。日本の平均寿命は世界のトップクラスですが、奇妙なのは、男女間で平均寿命に6歳もの差があることです。女性よりも職場で健診機会の多い日本の男性は、まさに「健診で寿命を縮めている」可能性があるのです。
      検診は危険がいっぱいです。そもそもCTや胃エックス線撮影には放射性被ばくによる発がんリスク、子宮がん検診には流産や不妊症のリスクがあります。異常値が見つかった後に行なわれる肺や前立腺の「生検」も極めて危険です。手術後に「がんではなかった、おめでとう」と平然と述べる医者もいます。
      さらに危険なのは、「過剰な検診」が、過剰な薬の処方や手術など「過剰な治療」につながるからです。人間ドックには「早く見つけるほど、早く死にやすい」という逆説があります。実際、中村勘三郎さんや川島なお美さんは、人間ドックで「がんを早期発見され、早期に亡くなってしまった」のです。
      「検査値より自分のからだを信じる」こそ、健康の秘訣です。健康な時に、健診など受けるものではありません。
      本書は、さまざまなデータや論文に基づき、「健康診断が有害無益である」ことを徹底的に明らかにします。

      日本人の多くは「健康のため」職場の健診や人間ドックを受診しているが、こうした健診は欧米にはない。「より健康になる」「寿命をのばす」という効果を示すデータが存在しないからだ。健診は過剰な医療介入のきっかけとなり、日本人の寿命を縮めている。

      目次
      第1章 健診を受ける人と受けない人
      第2章 がん検診の効果を検証する
      第3章 健診のデメリット
      第4章 どれほど死者が増えるのか?
      第5章 がん検診に救命効果がない理由
      第6章 検査値の異常
      第7章 新たな健診
      第8章 温故知新―検査機器とクスリに頼る日本の医者
      第9章 検診を宣伝する者たち
      第10章 ではどうするか?

      https://koibito2.blogspot.com/2018/01/blog-post_27.html?showComment=1516980372162#c901989567008538007

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  45. 堀ちえみさん 食道がん公表 2月には口腔がんの手術
    2019年4月15日 15時40分

    ことし2月、口腔がんの手術を受けたタレントの堀ちえみさんが、新たに食道がんが見つかったことをブログで公表しました。ステージ1と診断され、16日に手術を受けるということです。

    タレントの堀ちえみさんは、ことし2月、ステージ4の進行した口腔がんと診断されたと公表し、その後、手術を無事に終えたことを自身のブログで報告していました。

    堀さんは15日午後、ブログを更新し、「本日また入院しました。今度は食道癌です」と、新たながんが見つかったことを明らかにしました。

    見つかったいきさつについては、「前回の入院中に胃カメラの検査を受け、食道に腫瘍が見つかり、一部を病理検査に出した結果が、4月2日に出ました。そして4月4日、組織を拡大して見るカメラで精密検査を受けたところ、ステージ1の食道癌と診断結果が出ました。これは舌癌の転移でも再発でもないとの事です」と説明しています。

    そのうえで、「幸いにして早期発見。普通なら見過ごしてしまう位置に、あったそうです。自覚症状も全くありませんでしたので、自分でも驚きました」と記しています。

    堀さんは16日、内視鏡による手術を受けるということで、ブログの最後に「また癌が見つかったけど、それでも自分の身体が愛おしいです。いろいろな病気を経験してきましたが、全て無意味ではないと思っています。頑張ります!」と今の心情をつづっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190415/k10011884601000.html

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    1. 堀ちえみさん、食道がんと診断…前回入院中に腫瘍発見
      15:31

       タレントの堀ちえみさん(52)が15日、自身のブログで、ステージ1の食道がんと診断され、同日入院したと公表した。16日に手術を行うという。堀さんは2月にステージ4の口腔こうくうがんで手術を受け、3月26日に退院したばかりだった。

       ブログによると、前回の入院中に行われた胃カメラの検査で食道に腫瘍が見つかり、4月4日の精密検査でがんと診断された。口腔がんの転移などではなく、入院は1週間程度の見込みという。
      https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190415-OYT1T50078/

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    2. 堀ちえみさん、今度は食道がん…16日に手術
      22:30

       タレントの堀ちえみさん(52)が15日、ステージ1の食道がんと診断されたことを、自身のブログで公表した。東京都内の病院に同日入院し、16日に手術を受けるという。堀さんは2月にステージ4の口腔こうくうがんで手術を受け、3月26日に退院したばかりだった。

       ブログによると、前回の入院中に受けた胃カメラの検査で食道に腫瘍が見つかり、4月4日の精密検査でがんと診断された。今回の入院は1週間ほどの見込みで、口腔がんの転移などではないという。
      https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190415-OYT1T50078/

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    3. 堀ちえみ涙 がんはステージ0
      5/2(木) 15:28
      https://news.yahoo.co.jp/pickup/6322217

      堀ちえみ、食道がんステージ0の初期「全て取り切る事ができた」 病理検査結果に「ホッとして涙」
      5/2(木) 13:51配信 オリコン

       今年2月に口腔がん、4月16日に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみ(52)が2日、自身のブログを更新。手術の際に取り除いた食道がんの組織の病理検査について「結果はステージ0の初期がんでした」と伝えた。

       同日午前中に大学病院へ行ったという堀は「検査結果の説明がありました。粘膜がんの深さはT1aLPM。がんは粘膜下層まで届いておらず、粘膜固有層まででとどまっていたそうです。結果はステージ0の初期がんでした」と報告。

       「従って内視鏡手術により、全て取り切る事ができ、追加の治療も外科的手術も必要ないそうです。先生も、『追加治療をどのような方法で進めるか実は非常に悩ましいところではありましたが検査結果が良かったのでホッとしております』と仰っていました」と明かした。

       今後、経過観察は必要という堀。「半年に一度は胃カメラで検査をして、異常がないか調べていきます。大腸の検査も今月末に、受ける事になりました」と説明し「食道がんは早期発見だったので、本当に助かった…『本当に良かったですね』と先生が仰って下さった時に、ホッとして思わず涙が溢れました」と胸中を吐露した。

       続けて「舌がんになった事により、早期発見が出来たと考えれば、ちゃんと意味があったのかも知れません。見つけて下さった先生、手術をして下さった先生、スタッフの皆様、心配を掛けた家族のみんな、そして主人に心から感謝です」といい、最後は「皆様にもご心配をお掛け致しました。励ましのコメント、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもリハビリに、一生懸命励みたいと思います」と決意を新たにした。

       堀は4月15日に食道がん、ステージ1を公表。舌がんの転移・再発でもないとしながらも、舌がんと同じ扁平上皮がんと伝えていた。翌16日に内視鏡手術を行い、4月24日に退院した。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190502-00000334-oric-ent

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  46. がん治療道一直線!

    これもまた芸能エンタメ業界の芸風のひとつ…

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    1. 病気とたたかうヒロイン…

      からだを張って演じる人気稼業もなかなか大変な仕事ではあるが、天性のウソつきを旨とする職業人ならば、お茶の子さいさいなのかもしれぬ。

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    2. 人の目を引いてナンボの世界…

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  47. [地球を読む]対がん協会60年 検診・支援・啓発 国と両輪…垣添忠生 日本対がん協会会長
    2019/04/21 05:00

    垣添忠生氏 1941年生まれ。東大医学部助手などを経て国立がんセンター病院勤務。手術部長、院長、総長、名誉総長を歴任。2007年3月から現職

     日本対がん協会は、がんに負けない社会をつくるために活動を続ける公益財団法人で、私が3代目の会長を務めている。昨年8月に設立60周年を迎え、11月には盛大な式典も開催された。そこで協会の歴史と活動を振り返り、今後のわが国における対がん活動のあり方を俯瞰ふかんしたい。

     協会は1958年8月1日に設立された。初代会長に癌がん研究会会頭の塩田広重氏、理事長に日銀総裁や蔵相を歴任した渋沢敬三氏が就任するなど、政財官学の英知が結集した。

     かつて国民病と言われていた結核が克服されつつあり、「これからはがんだ」という時代背景の中での協会設立には、国民から熱い支持が寄せられた。

     発足時の専務理事には、朝日新聞社の論説主幹だった笠りゅう信太郎氏が就いた。理事の一人、黒川利雄氏(元東北大学学長)は協会発足の5年前、初訪米の帰途に船中で笠氏と会っている。1913年に設立された「米国対がん協会」の目ざましい患者支援活動が話題となり、「日本でもあのような協会を早く作りたい」と話し合ったという。

     黒川氏は協会発足後、「病院で待っているだけでは、進行がんの患者しか診ることができない」として胃がん検診車を開発し、早期胃がんを見つけて治療するために宮城県でがんの集団検診を推進した。

     その後、がん検診が協会の主要な活動の一つとなったという意味で黒川氏の果たした役割は大きい。

     協会の発足と軌を一にして、政府のがん対策も大きく進み始めた。

     わが国初のナショナルセンターとして国立がんセンター(現国立がん研究センター)が62年に開設された。日本で初めて本格的ながん対策を定めた政府の「対がん10か年総合戦略」が84年に始まった。2007年に「がん対策基本法」が施行され、同法に基づくがん対策推進基本計画は現在、第3期に入っている。

     第1期は5大がん(肺・胃・肝臓・大腸・乳)の医療の均てん化(地域間格差の解消)が図られた。第2期で小児がんや希少がんにも目が配られ、第3期ではがん患者の就労や子どもに対するがん教育も重点項目として取り上げられた。

     がんの実態を正確に把握するために「がん登録推進法」が16年に施行された。加えて、全国で約400のがん診療連携拠点病院が指定され、がん診療の均てん化を支える中心的な役割を担った。指定の必須要件の一つとして各拠点病院内にがん相談支援センターを設けることとなった。

     こうした政府のがん対策の進展に応じて、日本対がん協会の活動も次第に活発化していった。

     
    寄付や規模 海外と大差

     日本対がん協会は、〈1〉がん検診・予防の推進〈2〉がん患者・家族の支援〈3〉正しい知識の普及――という3本柱で活動している。

     がん検診は協会発足当初からの重要事業で、現在は全国42支部で年間約1200万人の検診を実施し、約1万4000人のがんを発見している。わが国で最多の受診者数で、精度の高いがん検診が提供される。膨大な検診資料をデータベース化し、がんの早期発見や政策提言につなげるための研究も続けている。

     がん予防の最重要課題は「禁煙」だ。協会は、米国の国際的な禁煙推進団体「グローバルブリッジ」と協定を結び、禁煙支援に関わる人材の育成事業の日本側窓口となった。助成先に選ばれた日本の16団体の活動を管理している。2020年の東京五輪・パラリンピックまでに日本の禁煙環境を国際水準に上げるべく禁煙運動を推進する。

     「がん患者・家族の支援」として力を入れている事業が「リレー・フォー・ライフ(命のリレー)」だ。参加者は24時間にわたって交代で歩き、患者への支援を訴える。米国発祥のイベントで日本では06年に始まり、毎年、全国約50か所で開催されている。

     寄付金による事業として「がん相談ホットライン」(03・3541・7830=祝日と年末年始を除く毎日10~18時)がある。看護師や社会福祉士が電話で相談を受ける。匿名・予約不要で相談でき、年間相談件数は約1万件だ。

     17年6月から「がんサバイバー・クラブ」という新事業を始めた。がんサバイバーとは、がんを一度でも経験した人を指す。医療の進歩により、かつて40%以下だった5年生存率が現在では60%を超えた。

     それなのに世の中には依然として「がん=死」のイメージがあり、がんサバイバーの多くが疎外感や孤立感に苦しむ。この状況を改善するために同クラブはサイト(https://www.gsclub.jp/)で患者同士が交流する「サバイバーネット」、食の悩みに答える「がんサバイバーキッチン」などを展開している。

     最後に「正しい知識の普及」では、〈1〉小・中・高校で使う教材の作成や無償配布〈2〉がん専門医らを学校へ派遣する出張授業――なども行っている。

     ほかにも、抗がん剤治療の専門家を育てるために全米有数のがん専門病院に日本人医師を派遣したり、将来のがん医療に役立つと期待される基礎研究などを支援したりしている。

     日本対がん協会の18年度の総収入は5億8000万円で、その大半は寄付金だ。約2000人のボランティアが活動を支える。

     一方、世界最大のがん患者支援団体の「米国対がん協会」は、ジョージア州アトランタの本部と全米100の支部を持つ。17年の総収入は約955億円で、国民からの寄付金が全体の86%を占める。協会では150万人のボランティアが働く。日本対がん協会の総収入、ボランティア数と比べて、桁違いに多い。

     米国対がん協会の支出内訳は、患者支援が337億円、基礎研究支援が162億円、予防が143億円、早期発見や治療が88億円である。その結果、これまでに助成を受けた研究者がノーベル賞を受賞したり、白血病の特効薬グリベックを開発したりするなど、大きな成果を上げている。

     世界には60以上の対がん協会がある。先進国の対がん協会は米国並みではないものの、日本より寄付額やボランティア数が多い。

     米国は、日本の3倍近くの人口があり、寄付文化が根付いている。また、米国対がん協会は寄付集めの専門家を多く抱え、的確なメディア戦略も展開している。日本対がん協会も戦略的に寄付集めを行うと同時に、活動が国民の目に見えるようにするための一層の努力が必要である。

     日本対がん協会の多方面にわたる活動は、すべてがんサバイバー・家族の支援につながり、国のがん対策と密接に関連する。協会が民間団体のフットワークの軽さを生かして国の施策と補完し合えば、より血の通った対策が進むだろう。
    https://www.yomiuri.co.jp/serial/earth/20190420-OYT8T50213/

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  48. 「がん」医療利権創生創出ネットワークの連合艦隊司令長官といったところか…

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    1. 何を選択し、何を捨象してきたか… がん治療ミッション組織ネットワークのために。

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  49. 歌手の岡村孝子さん 急性白血病で長期治療へ
    2019年4月22日 17時35分

    「夢をあきらめないで」や「待つわ」などのヒット曲で知られるシンガーソングライターの岡村孝子さん(57)が、急性白血病と診断され、長期の治療に入ることを明らかにしました。

    シンガーソングライターの岡村孝子さんは、女性デュオ「あみん」としてのデビュー曲、「待つわ」が大ヒットして、紅白歌合戦に出場し、ソロとしても「夢をあきらめないで」など、多くの自作のヒット曲で人気を集めています。

    その岡村さんの所属事務所は22日午前、公式のホームページに、「皆様へのご報告」というタイトルで、岡村さんが「先日行った検査の際、『急性白血病』と診断され、急きょ、長期の治療に入ることになりました」と明かしました。

    来月発売の6年ぶりのアルバムは予定どおりに発表する一方で、6月から7月にかけて、千葉や広島など4か所で予定されていたコンサートは中止するということで、所属事務所は「コンサートを楽しみにお待ちいただいている皆様、関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけ致しまして、誠に申し訳ございません」と記しています。

    そのうえで、「岡村孝子はまた、皆様の前に必ず元気な姿で戻ってまいりますので、どうか温かく見守っていただけますようお願い申し上げます」としています。

    岡村孝子さん「お会いできる日を信じて」

    急性白血病と診断されたことを公表したシンガーソングライターの岡村孝子さんが、22日、自身のインスタグラムを更新し、「また皆さんとお会いできる日を信じて頑張ります」という直筆のコメントを公開しました。

    所属事務所によりますと、岡村さんは最近、体調不良を訴えて病院を受診したところ、今月17日に「急性白血病」と診断され、翌18日から入院しているということです。

    岡村さんは22日午後、自身のインスタグラムを更新し、ファンに対する直筆のコメントを公開しました。

    この中で岡村さんは、6年ぶりの新しいアルバムが完成し、6月からのコンサートツアーを楽しみにしていた中で、急性白血病であることがわかったとしています。

    そのうえで、「私自身、とても残念ですが、少し休養をさせて頂いて、今は治療に専念したいと思います。また、皆さんとお会いできる日を信じて頑張ります。どうか応援していて下さい」としています。

    石井浩郎参議院議員「ショックを受けている」

    岡村孝子さんの元夫で、元プロ野球選手の自民党の石井浩郎参議院議員は、「ショックを受けている。私もプロ1年目のキャンプで、急性肝炎を患い、『夢をあきらめないで』を何度も聴いて、病に打ち勝つことができた。岡村さんにも一刻も早く回復して頂き、ファンの前に元気な姿で戻ってこられることを心より祈念申し上げます」というコメントを出しました。

    植樹祭の出演を取りやめ

    岡村孝子さんは、ことし6月に愛知県で開かれる「全国植樹祭」のイメージソング「と・も・に」を作詞・作曲し、みずから歌っています。

    愛知県によりますと、岡村さんは、全国植樹祭の式典にも出演し、イメージソングをみずから披露する予定でしたが、先週末、所属事務所から、県が式典の企画などを委託している大手広告会社に対し、「急性白血病の長期療養に入るため、出演が難しくなった」という連絡が入ったということです。

    愛知県は、全国植樹祭のイメージソング自体は使用を続けたうえで、式典の進め方について検討するとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190422/k10011891981000.html

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    1. 「白血病 仕立てられる患者」
      https://koibito2.blogspot.com/search?q=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85+%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%82%A3%E8%80%85

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    2. 「岡村孝子」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E5%B2%A1%E6%9D%91%E5%AD%9D%E5%AD%90

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  50. がん患者 10年後生存率は56.3% ゆるやかに上昇傾向
    2019年5月6日 7時15分

    がん治療がどれくらい効果があるか判断する指標になっているがん患者の10年後の生存率は、平成17年までの4年間に診断された患者全体では56.3%となり、ゆるやかに上昇傾向が続いていることが国立がん研究センターなどの分析で分かりました。

    国立がん研究センターなどの研究グループが全国のがん専門病院など20の医療機関の7万人余りのデータを分析したところ、平成17年までの4年間にがんと診断された患者全体の10年後の生存率は56.3%だったことが分かりました。

    10年後の生存率はがんの治療効果の指標とされ、今回の調査対象よりも3年前の平成14年までの4年間と比べて2.4ポイント高くなるなど、ゆるやかに上昇する傾向が続いています。

    がんの種類ごとでは最も高いのは、前立腺がんで95.7%、次いで甲状腺がんが84.3%、乳がんが83.9%などとなっていて、国内で患者数の多い胃がんや大腸がんも60%を超えています。

    一方、最も低いのは、すい臓がんで5.4%、次いで肝臓がんが14.6%、胆のうがんと胆道がんが16.2%、食道がんが30.3%、肺がんが31%などとなっています。

    調査を行った群馬県衛生環境研究所の猿木信裕所長は「最近は新しい治療薬が次々と使えるようになり、生存率は今後も上がる傾向が続くと思われる」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190506/k10011906391000.html

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  51. 社民党 又市党首 肺がんを公表 来週手術へ
    2019年5月7日 13時14分

    社民党の又市党首は先月の定期検診で肺がんが見つかったことを公表し、来週13日から入院して、手術を受けることになりました。

    これは又市党首が7日の記者会見で明らかにしたものです。それによりますと又市党首は先月末の定期検診で肺がんが見つかり、来週13日から東京都内の病院に入院して、翌14日に手術を受けるということです。

    又市氏は「早期の発見だったと思う。医師からは1週間程度の入院と告げられているが、体力の回復を含め、1か月前後療養しないといけないようだ。できるだけ早く復帰し、党務をしっかりとこなしたい」と述べました。

    一方、改選を迎える夏の参議院選挙への対応については「体力を見ながら、いつでも党首としての使命を果たすつもりだ。みずからが立候補するかどうかは党が決めることで、自分が勝手に『やる』と言うことではない」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190507/k10011907571000.html

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    1. 社民の又市党首、肺がんを公表…14日に手術
      1 時間前

       社民党の又市党首(74)は7日の記者会見で、肺がんのため13日から東京都内の病院に入院し、14日に切除手術を受けることを明らかにした。


       又市氏は「4月末の検診で肺がんが見つかった。早期の発見だったと思う」と説明した。手術後は1か月程度の療養が必要で、不在中の党首職は福島瑞穂副党首が代行する。

       改選を迎える夏の参院選への対応については、「事と次第によれば、戦うこともある」と述べるにとどめた。又市氏は党幹事長だった2015年にも胃がんで切除手術を受けている。
      https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190507-OYT1T50109/

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    2. 社民党の又市党首が肺がんを公表
      2019/5/7 12:225/7 12:29updated
      ©一般社団法人共同通信社

       社民党の又市征治党首は7日の記者会見で「4月末に肺がんが見つかった」と発表した。13日から東京都内の病院に入院し、14日に手術を受ける予定。
      https://this.kiji.is/498334415293351009

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    3. 又市社民党首が肺がん、手術へ
      2019年05月07日11時50分

      記者会見で肺がんを公表する社民党の又市征治党首=7日午前、国会内

       社民党の又市征治党首(74)は7日の記者会見で、4月末に肺がんが見つかり、14日に切除手術を受けることを明らかにした。手術後も1カ月程度の療養が必要なため、この間は福島瑞穂副党首が職務を代行する。又市氏は2015年に胃がんの切除手術を受けている。
      https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050700542&g=pol

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    4. 【医療】又市社民党首(参院比例)が肺がん、手術へ その間は福島瑞穂副党首_(参院比例)が職務を代行
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1557203469/

      「又市」
      https://www.2nn.jp/search/?q=%E5%8F%88%E5%B8%82&e=

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    5. >議員宿舎をラブホにした男
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8F%88%E5%B8%82+%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%AE%BF%E8%88%8E+%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%9B

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    6. 「議員宿舎 又市」
      https://www.2nn.jp/search/?q=%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%AE%BF%E8%88%8E+%E5%8F%88%E5%B8%82&e=

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  52. 医療ルネサンス
    再びがんに<1>子宮頸がん「なぜまた…」
    2019/06/07 05:00

    子宮頸がんが再発した当時を振り返る女優の古村比呂さん=萩本朋子撮影

     「がんとの付き合いも、やっと終わると楽しみにしていたのに、なぜ?」

     2017年3月13日、女優の古村比呂さん(53)は医師の説明に言葉を失った。

     ちょうど5年前の同じ日。子宮頸けいがんで子宮を摘出する手術を受けた。その3か月後には、東日本大震災の復興チャリティーコンサートで朗読を披露。その後も、ドラマやバラエティー番組などへの出演、がんの体験を語る講演活動と、忙しい日常に戻っていた。

     がん治療の区切りとされる5年間を無事に乗り切れればとの思いがあった。6時間以上の睡眠、バランスのとれた食生活など体調管理にも気をつけてきた。「これ以上、何をすればいいのか」。がんは再び重くのしかかってきた。

     骨盤内のリンパ節の4か所に再発があり、抗がん剤での治療が必要だという。とっさに浮かんだのは仕事のことだ。

     夏には、大切な撮影が控えていた。女優の黒柳徹子さんをモデルにしたドラマで、祖母役での起用が決まっていたのだ。1987年、黒柳さんの母親の自伝を基にしたNHKの連続テレビ小説「チョッちゃん」で主演に抜てきされた古村さんにとって、是が非でも出演したい作品だった。

     治療を早く始めれば間に合うかもしれない。即座に、抗がん剤と放射線治療のため2か月近く通院することを決めた。

     だが、抗がん剤の副作用は想像を絶した。5年前は手術だけで済んだため、抗がん剤治療は初めて。ひどい吐き気に悩まされた。味覚障害からか、食べ物を口に含むとさびた鉄のような味がする。食欲を失い、体重は瞬く間に5キロ減った。

     東京都心の大学病院まで電車を使い片道1時間ほどかけて通い、積極的に階段を使った。なるべく体力を落とさないためだったが、倦怠けんたい感がひどい。「このまま治療を続けて本当に良くなるのだろうか」。焦りと不安が膨らんだ。

     治療も終わりを迎えようとしていたある日、電車に乗る前に駅の売店で水を買おうとしたら、中年男性がホームから列車に飛び込む事故に居合わせた。自ら命を絶った事情は分からないが、「自分は生きている。そして、治療を受けられる」と思えるようになり、吹っ切れた。

     2017年7月末のCT(コンピューター断層撮影法)で、がんは確認できなかった。その後ドラマの撮影を無事終えた。

            ◇

     一度がんの治療を終えても、再発、転移など、再びがんを患うことはまれではない。不安に押しつぶされそうになりながらも、希望を失わず、病に向き合う人たちの体験を聞いた。

     (この項続く。このシリーズは全5回)
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190606-OYT8T50099/

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    1. 再びがんに<2>病を軽くする方法発信
      2019/06/11 05:00

      リンパ浮腫の患者と定期的に開く交流会で、参加者と情報交換をする古村さん

       2017年3月に子宮頸けいがんの再発がわかり、抗がん剤と放射線治療を乗り越えた女優の古村比呂さん(53)。再発した骨盤内のがんは消え、仕事にも復帰したが、その年の11月末、新たな事実を突きつけられた。肺や、左の鎖骨近くのリンパ節への転移だった。

       「また、あのつらさを味わうのか」。抗がん剤の副作用に苦しんだ半年前の日々が脳裏をよぎった。

       担当医と相談し、翌18年1月から、従来の抗がん剤に分子標的薬を加えた、当時最新の治療を試みることにした。「思い詰めても仕方がない。とにかく受け入れるしかない」と踏ん切りがついた。

       がんの再発後、病気を一人で抱え込まずに過ごせたのは、3人の息子の精神的な支えが大きかった。

       治療方針を医師に相談する時などは、長男(26)が病院に付き添ってくれた。2度目となる抗がん剤の治療中に、不意にネガティブな感情が抑えられなくなり、食事の準備で手にしていた鍋をたたきつけてしまったこともあった。「もっとうまくへこませてくれたら直せたのに」。鍋を修理しようとしてくれた三男(22)の一言に救われた。

       今年1月に、再々発の抗がん剤治療を終えた。今も薬の副作用で血圧が高いため降圧薬を服用しているが、画像検査で確認できないほど、再びがんは縮小した。

       こうした経験を踏まえ、患者でなければ伝えられない思いを形にし、発信する活動を続けている。

       古村さんは手術をした後の13年から、左足のひどいむくみに悩まされた。リンパ浮腫と呼ばれる後遺症で、がんの手術などでリンパ節を切除した患者に起こりやすい。弾性タイツを着用するなど悪化を抑える対策をしたものの、靴のサイズは1センチ以上大きくなった。

       リンパ浮腫は、症状に個人差があり、適切な医療機関に患者がたどり着けないケースも目立つ。生活習慣など日常のセルフケアも重要となることから、15年夏には、同様の悩みを抱える人たちの交流サイトをインターネット上に開設した。東京や大阪などでも定期的に会合を重ね、患者同士の親交を深めている。

       このほかにも、下着メーカーと共同で、肌触りが優しく、胸回りやそけい部のデザインを工夫した、がん患者向けの下着を開発。22日には、化粧品メーカーなどの協力を受けて、治療後の副作用で悩む患者向けに顔や頭髪のメイクを楽しむイベントを開く。

       「病気を忘れるのではなく、病を軽くして笑顔になれるものを届けていきたい」。これからも、がんと共に生きていく。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190610-OYT8T50116/

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    2. 再びがんに<3>くよくよしても始まらない
      2019/06/12 05:00

      「がんの最新治療のセミナーにはできるだけ足を運び、情報収集をしています」と話す女性

       遠い先の予定は決めない。会いたい人にはすぐに会う。今、したいことを後回しにしない――。

       化粧品業界で転職を重ね、キャリアアップを目指してきた関東地方の女性会社員(59)は、乳がんの再発を経て、「できることは、思い立ったらすぐにしよう」と、前向きに日々を過ごしている。

       女性は海外で働くことに憧れ、短期留学や語学学校で英語に磨きをかけてきた。念願の海外赴任を果たして2年目の2009年夏、左胸の違和感が気になり、現地で検査を受けた。

       結果は「乳がんの疑い」。帰国して東京都内の病院で改めて調べ、がんと診断された。

       11月下旬から、乳がんの進行を抑えるホルモン療法を始めた。抗がん剤も追加し、がんはほぼ半分の2センチほどの大きさになった。翌10年4月、がんとその周囲を切り取り、乳房を温存する手術を受けた。1か月余り休職し、再発を防ぐための放射線治療に通った。

       治療で帰国を余儀なくされた。海外での営業職から未経験の事務職へと配置換えになったが、「いつかは再び海外に」との夢が消えることはなかった。ところが、14年の夏。あともう少しで、5年の節目を迎えられると思っていた頃、胸椎への骨転移が見つかった。「『死亡宣告』に思えるほどショックでした」

       使い始めた分子標的薬はあまり効果がなく、主治医の勧めで、二つの病院の医師の意見を聞いた。複数の治療法を検討し、転移した乳がんに使う抗がん剤の治療を選んだ。1年半たった17年の夏には胸膜への転移が見つかった。今は別の抗がん剤に切り替えて、週1回、通院して点滴を受けている。

       現在は平日5時間の時短勤務。収入も6割近くになり、2年ほど前から預金を取り崩しながらの生活を続ける。「くよくよしていても、何も始まらない。まだ時間はある」と思うようになった。

       週1回はスポーツジムやヨガに通う。「気の合う人と楽しく過ごしたい」。花見や忘年会の時期には、古くからの友人や患者仲間を自宅に招いて手料理を振る舞う。

       起床した時の体重や体温、朝昼晩の食事、その日の出来事や気になることなどを日々、びっしりと記録している。病院や研究機関が企画するセミナーなどには積極的に足を運び、最新のがん治療の情報を収集している。

       乳がんの治療は日々進歩している。再発がんの多くは根治が難しいのが現実だが、先への希望も捨ててはいない。

       「82歳まで生きた母を超えるのが目標です」
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190611-OYT8T50114/

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    3. 再びがんに<4>生きる限り撮り続ける
      2019/06/13 05:00

       「がんになって良かったとは言わない。でも、新しいもの、新しい命をもらった」

       5月中旬に大阪市内で開かれた講演会で、奈良県の映像作家、保山ほざん耕一さん(55)=写真=は参加者に語りかけた後、春日大社や奈良公園、東大寺、吉野山など、奈良の各地の夜明けの風景をまとめた10分余りの映像作品を上映した。

       フリーのテレビカメラマンとして、TBS系の「情熱大陸」や「世界遺産」などの人気番組の映像制作に関わった。

      保山さんが撮影した奈良県・吉野山の夕日
       カメラマンとして生きていくと心に決めてから、依頼された仕事はジャンルを問わずに引き受けてきた。睡眠時間は平均2時間。生き残りの厳しい世界で「絶対に負けない椅子取りゲームをやり続ける」ため、休んだのは父の葬式に出席する1日だけ。幸い、大きな病気を経験したこともなかった。あの時までは……。

       2013年に入り、血便が続いていた。過去に経験した痔じだと高をくくっていたが、その年の夏、東北地方の白神山地の撮影旅行中、用を足そうとして大量の下血をした。奈良の自宅に戻ってトイレに入ると、平衡感覚を失い倒れ、自分で救急車を呼んだ。

       その後、大阪の病院を受診し、今後について相談した。がんは直腸内で肥大し、鉛筆1本が通る隙間しかないという。医師は「治療をしなければ余命1か月」と告げた。

       結局、東京都内の病院で9月初めから約2か月間、がんの縮小を目指して放射線と抗がん剤を組み合わせた治療を受けた後に、腹腔ふくくう鏡手術で直腸を切除した。

       再発を防ぐために、別の抗がん剤を1年間使ったが、薬の副作用で、ピリピリするような手足のしびれに悩まされた。屋外でのロケも難しく、テレビ局のスタジオでの撮影が中心となった。そして、以前のペースを取り戻しつつあると感じていた15年末に肺転移が見つかった。

       がんは両肺に散らばり、以前も使った抗がん剤と、新たな分子標的薬を併用することになった。1年後に治療を終え、画像上でがんは確認できなくなった。だが、手術の影響で排便がコントロールできず、体力的にもテレビカメラマンとしての仕事は難しい。

       週の半分以上は、奈良の魅力を伝える映像を撮るため県内各地に出向く。SNSに投稿すると、「保山さんが頑張っているから、私も頑張れる」といったメールが届く。「かつては自分が成り上がるために撮っていた。今は『がん』をキーワードに多くの人とつながっている」と実感する。

       がんは再び見つかるかもしれない。それでも、「生きている限り撮り続けたい」と、決意は揺るがない。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190612-OYT8T50131/

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    4. 再びがんに<5>「哲学外来」 不安和らぐ
      2019/06/14 05:00

      がん患者や家族らが思いを語り合うカフェを主宰する森さん(右)

       5月下旬。東京都のJR目白駅にほど近い教会に、30人ほどの男女が集まった。グループに分かれ、お茶やお菓子を囲みながら、がんの患者や家族らが抱える不安や葛藤を打ち明ける。月1回開かれている「目白がん哲学外来カフェ」だ。

       主宰する近所の主婦、森尚子さん(53)も、がん経験者の一人。2014年1月に早期の乳がんと診断された。がんを告げられた直後は、ショックで医師の話が耳に入らない。30歳で結婚するまで10年ほど、総合病院の手術室の看護師として、がんの手術に幾度となく立ち会いながらも、「すっかりうろたえてしまった」。

       その後、都内の大学病院で左胸を部分切除し、再発を防ぐために女性ホルモンの働きを抑える飲み薬を使った。だが、15年の冬、婦人科検診で病変が見つかり、詳しく調べることになった。結果は、ごく早期の子宮体がん。森さんは子宮内膜症の持病があり、ホルモン療法を続けると、さらに悪化する可能性が高かった。乳がんの再発予防を優先するため、子宮と卵巣を摘出した。

       16年春、気がかりだった一人息子の大学受験が終わった。「役目を終えた」という安堵あんど感と同時に、突然、がんや死の恐怖に耐えられなくなった。夫や子どもの前では元気に振る舞っていたが、一人になると自室に引きこもった。手術や、ホルモン療法の副作用で下腹部が痛み、痛み止めや精神安定剤を飲む量が増えた。食欲も落ち、体重は3日間で5キロ減った。

       「このままでは本当に死んでしまう」。スマートフォンで検索し、「がん哲学外来」を見つけた。2日後に池袋で開かれることを知り参加。血液がんで4度も余命宣告を受けた人、切除不能の進行がんを抱えながらダンス教室で子どもに指導をしている人……。語られる経験に圧倒された。

       関東周辺で開くカフェに何度か足を運び、がん哲学外来の開設者で順天堂大名誉教授の樋野興夫おきおさんに出会った。「あなたもやってみては」と勧められた。迷いもあったが、自宅近くの教会の協力を受け、その年の夏から始めた。かつての不安も和らぎ、不思議と痛みも意識しなくなった。

       カフェには看護を学ぶ学生が参加することもある。森さんは「がん患者だけではなく、様々な人が集まり、生きることや死を話し合える場にしていきたい」と話す。(野村昌玄)

       (次は「支える言語聴覚士」です)

       

       ◆がん哲学外来=順天堂大名誉教授の樋野興夫さんが、がん患者との個別面談で生きる意味を一緒に考えようと、2008年に院内に開設。その後、趣旨に賛同した医療者や、患者自らが主宰するなどして各地に広がった。より参加しやすいようにカフェ形式で運営されることが多く、現在は全国約160か所に上る。
      https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20190613-OYT8T50101/

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  53. NEWSポストセブン
    がんセンター名誉総長「根拠のない高額療法はおやめなさい」 - 2019/6/25
    https://www.news-postseven.com/archives/20190625_1396667.html

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    1. 2019.06.25 07:00  女性セブン
      がんセンター名誉総長「根拠のない高額療法はおやめなさい」

      がん治療の権威、垣添忠生さん(撮影/矢口和也)

       2人に1人ががんになる現代。そのリスクは決して他人事ではない。では、がんを受け入れ、ともに生きていくにはどうしたらいいのだろう。果たして、共生する方法は、あるのだろうか。

       がんを理由に部下を解雇した上司も、その翌日にがんが見つかるかもしれないのだ。1975年からは国立がんセンター(現・国立がん研究センター)に勤務し、中央病院長や総長を歴任し、現在は名誉総長を務める垣添忠生さん(78才)はこう語る。なお、垣添さんの妻はがんで亡くしている。

      「1つはやはり、国がすすめているがん検診を、きちんと受けること。男女ともに胃がん、肺がん、大腸がん。女性は加えて子宮頸がんと乳がんの検診は、受けていただきたい。一方で、標準的な治療をしても治る見込みがないとわかった場合は『残された時間をどう生きるか』を考えることも、同じくらい大事だと思うのです」(垣添さん、以下「」内同)

       しかし実際には、「なんとかして治す方法がないものか」と高額で根拠のない療法にすがる患者や家族も後を絶たないという。

      「私は『もうおやめなさい』とアドバイスしています。“夢の新薬”といわれるオプジーボも、効く人は2~3割です。治療を尽くして医師から緩和ケアの提案があった時は、受け入れ、満足に最期を迎える方法を考えた方がいい」

       本人の希望に添って看取ることは、家族がその後、生きていくことにも大きく関係する。

      「私が前を向いて生きてこられたのは、妻と自宅で過ごした最後の4日間があったからといっても過言ではない。私は医者だから人よりも多少知識はありましたが、誰でも事前の準備次第で、満足いく最期を過ごすことができるはずです」

       そのためには、何をしておけばいいのだろうか。

      「自宅で最期を迎えたいと考えるかたは多いですが、地域によって受けられるケアに差があります。お住まいの地域にある在宅ケアの施設や診療所を調べて、目途をつけておくことが大事です。すでに病院にかかっている場合は、医師に相談するか、病院のメディカルソーシャルワーカーに相談する。先を見越して、ある程度元気なうちに調べておくと安心です」

      ◆心のケアのやり方は

       最善を尽くしても、必ず人に死は訪れる。どんな別れになろうとも、大切な人の死を簡単に受け止めることは難しい。垣添さんは、残された人が立ち直るために行う「グリーフワーク」が重要だと説く。

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    2. 「通常は数か月経つと少しずつ心の変化が表れますが、もともと抑うつ傾向にある人は、立ち直れないこともあります。2か月を過ぎても心の変化がなければ、がん患者や家族の心のケアを専門とする精神腫瘍科や、心療内科など専門家に頼るのもいい。同じ立場の人が集まる遺族会に参加するのも、1つの方法です」

       たとえば、知人から「いつまでもメソメソしていたら、亡くなった人も悲しむよ」と励まされた遺族が、逆に深く傷つくこともある。同じような経験をした者でなければ、理解できない悲しみもあるのだ。

      「遺族会に参加し、ただ寄り添って、黙って話を聞いてもらうことが、心のケアにつながるのです。少し前向きになれたら、新しいスポーツや趣味にチャレンジするのもいいと思います。私自身は居合を始めました。体を動かしている時は、無心でいられる。頭をからっぽにすることも心の健康には必要です」

       一周忌には、妻が描いていた油絵を集めて、画廊で個展を開いた。

      「彼女を知る人たちが来て、絵を見ながら思い出話をして帰っていった。『これが一種のお葬式ですね』と言ってくださるかたもいて、妻と共同で個展をやるような感じでした。立ち直るうえで非常に大きな意味がありました」

       知人から「写真を持っていると気持ちが楽になる」とアドバイスされ、実際に心が安らいだとも話す。

      「今も手帳に写真が入っています。大事な講演の前に “行くぞ”と話しかけたり、山登りに一緒に連れて行って、頂上で景色を見せたりね…。よくふたりで訪れた奥日光の中禅寺湖にも行きました。妻がいつも座っていた場所に砂袋を置いてカヌーをこいでいると、妻がいなくても奥日光の自然の美しさはまったく変わらないんだな、と。そう思ったことは、10年以上経った今でも鮮明に覚えています。悲しみから立ち直るために2015年には約1か月かけてお遍路の道を600km歩いたこともあります」

       妻を看取り、自身の最期も意識するようになった。

      「私も家で死にたいと思っていますが、そのためには、できるだけ自宅で元気に暮らせるよう体を鍛えなければいけません。朝の日課は、そのためのトレーニングなのです」

      ※女性セブン2019年7月4日号
      https://www.news-postseven.com/archives/20190625_1396667.html/2

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    3. もはや週刊誌ネタにおちぶれてしまったのか…

      素人だましに徹してるといえばそれまでだが。

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    4. 「検査は無駄だからやめなさい」とは口が裂けても言わないだろう(笑)。

      「検査」が一大がん検診業界を形成しているからなあ。

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  54. うつ病などで労災申請 過去最多に 30~40代女性の増加目立つ
    2019年6月28日 16時11分

    長時間労働や仕事の強いストレスが原因でうつ病などの精神障害になったとして、昨年度に労災を申請した人は合わせて1820人と、過去最多となったことが分かりました。

    (精神障害)
    厚生労働省によりますと昨年度(平成30年度)、長時間労働や仕事の強いストレスが原因でうつ病などの精神障害になったとして、労災を申請した人は1820人に上りました。

    これは前の年度より88人増えて6年連続の増加で、昭和58年度に調査を始めてから最も多くなりました。

    精神障害で労災と認められたのは465人で、前の年度に比べて41人少なくなり、このうちいわゆる「過労自殺」をした人は未遂も含めて76人と、こちらも22人少なくなりました。

    (脳・心臓疾患)
    一方、長時間労働や不規則な勤務などによって、脳出血や心筋梗塞など脳や心臓の疾患を引き起こし、労災を申請した人は877人で、前の年度より37人増えて4年連続の増加となりました。

    労災と認められたのは238人で、前の年度に比べて15人少なくなり、このうち「過労死」した人は82人でこちらも10人少なくなりました。

    (増加目立つ年代層)
    厚生労働省によりますと、労災を申請した人の中では30代と40代の女性と60代以上の高年齢者の増加が特に目立っているということです。

    厚生労働省は「女性や高年齢者の働く人が増加したことで、労災を申請した人も増えたとみられる。こうした人たちも含めた働き方改革の推進や、職場環境の整備を企業に求めていきたい」としています。

    女性と高年齢者の申請増加

    うつ病などの精神障害になったとして労災を申請した30代と40代の女性は合わせて459人で、前の年度より86人、率にして23%増加しました。

    労災と認められた人は94人で、前の年度より13人、率にして16%増えています。

    一方、60代以上の高年齢者では、脳や心臓の疾患を引き起こして労災を申請した人が増え、昨年度は267人と、前の年度より28人、率にして12%増加しました。

    労災と認められた人も41人と、前の年度より9人増え、中には70代で労災認定された人もいました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190628/k10011973241000.html

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    1. 女性の場合は年齢によっては「更年期障害」で多様な症状や障害が生じるようになるからなあ…

      案外、漢方薬の適応で奏功する場合が多いのではないだろうか。

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  55. がん5年生存率66・1%…前立腺98%、大腸72%
    00:45

     国立がん研究センターは、2009~10年にがんと診断された患者の5年生存率が全てのがんを合わせて66・1%だったと、8日付で発表した。昨年の前回集計と比べ0・3ポイント上がった。ただ、部位別でみると生存率には差があり、早い段階で発見できる検査法や有効な治療法の開発が課題となっている。

     5年生存率は、全国のがん診療連携拠点病院など277施設の約57万人を追跡して集計した。

     部位別では、前立腺が98・6%で最も高く、乳房が92・5%、子宮体部が82・1%で続いた。患者数が最も多い大腸は72・9%、早期発見・治療が難しい膵臓すいぞうは9・6%だった。

     病期(ステージ)が進むほど、生存率が下がる傾向がある。同センターの東尚弘・がん登録センター長は「死亡率の減少につながるがん検診を定期的に受け、気になる症状が出たら、早めに病院に行くことが大切」と話す。

     病院ごとに病期別で示す5年生存率のデータは260施設が公表し、前回より30施設増えた。

     一方、3年生存率は72・1%で、前回より0・8ポイント上昇した。286施設で12年に診断を受けた約34万人分を集計。このうち部位別で今回から加わった喉頭は84・4%、胆のうは33・4%、腎臓は85・6%、腎盂じんう尿管は55・6%となった。

     詳しくは同センターのウェブサイト
    (https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/)
    に掲載している。

     ◆5年生存率=がんと診断された人が5年後に生存している割合で、がんの回復の一つの目安となる。がん以外の病気や事故などによる死亡の影響を除き調整した相対生存率を使っている。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20190808-OYT1T50030/

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  56. 唾液でがん検査 保険大手が出資へ 保険料安くなる商品開発も
    2019年8月23日 0時00分

    わずかな唾液から、がんのリスクを調べられる検査技術を開発したベンチャー企業に、大手の生命保険会社と損害保険会社が出資することになりました。検査を受けた人には保険料を安くする新しい保険商品の開発などを検討する見通しです。

    生命保険大手の日本生命と損害保険大手のSOMPOホールディングスは今月中にも、慶応大学の研究所が設立した山形県のベンチャー企業、サリバテックにそれぞれ数億円、出資する方針です。

    ベンチャー企業は、わずかな唾液を採取するだけでがんの疑いがあるかどうかを調べることができる検査技術を開発し、各地の医療機関で使われるようになっています。

    日本生命とSOMPOホールディングスでは、定期的に検査を受けると保険料が安くなる新しい生命保険や医療保険の開発などを検討する見通しです。

    検査でがんを早期に発見できれば契約者のためにもなるうえ、保険会社にとっても保険金の支払いが減って収益の拡大が期待できます。

    最近では、健康診断を受けたり運動したりして、病気の予防に取り組んでいる人の保険料を割り引く「健康増進型」の保険が人気で、保険会社も商品開発に力を入れています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190823/k10012045031000.html

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  57. NEWSポストセブン
    医師200人が選ぶ「受けたい検診・検査」の1位は - 2019/9/1
    https://www.news-postseven.com/archives/20190901_1441446.html

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    1. 2019.09.01 07:00  女性セブン
      医師200人が選ぶ「受けたい検診・検査」の1位は

      《乳腺の超音波検査により胸に腫瘍が見つかって、精密検査が行われた結果、乳がんが発見された》

       宮内庁が上皇后美智子さまの「定期検診」の結果を発表したのは、8月9日のこと。ステージこそ発表されていないものの、比較的早期であったため転移の可能性は低いとみられ、9月以降に入院・手術が予定されている。美智子さまは10年以上にわたって乳腺検査の定期検診を受けてこられたというが、前回の検査では、がんらしきものは見つかっていない。つまり今回、早期発見できたのは定期的に検診が行われていたことの賜物だったともいえるだろう。

       しかし検診さえ受けていれば絶対に安心であるとは言いきれない。実際、東京・杉並区の肺がん検診を受けていた40代女性のがんが2014年、2015年と複数年にわたって見逃され、2018年6月に死亡するという痛ましい事件も起きている。

       受けなければ病気は見つからないが、受けても見落とされたり、そもそも意味のない検診だったりすることもあるうえ、多くの種類の検診を受ければそれだけお金もかかる。私たちはどう取捨選択すべきなのか。

       もちろんかかりつけ医など信頼できる医師がいれば尋ねるのも手だが、常に本音が聞けるとは限らない。都内のあるクリニックに勤務する医師が声を潜めて言う。

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    2. 「医療といえども利益追求型ビジネスの1つであり、採算が取れなければ成り立たない。検診や検査は、ある意味で病気にかかっていない人を医療機関に足を向けさせることにつながる、いわばお客さんを獲得するための場。

       口の悪い関係者は新たな患者を釣り上げることから検診を“釣り堀”と呼ぶ人もいます。『念のために』という言葉とともに、本来ならば必要ない検診・検査を受けさせられるパターンも多いのが現状です」

       私たちの不安につけ込む悪質な医療関係者もいるということだ。ならば、医療の専門家である医師たち自身は、どう選んでいるのか。

       女性セブンは、医師200人を対象に、医師自身が「受けたい」「受けたくない」検診・検査は何なのかを徹底取材した。幅広い診療科の医師が匿名を条件に答えたアンケートを読み解くと、検診・検査における私たちがとるべき“最適解”が見えてくる──。

      【調査方法】
      〇医師200人が明かす『受けたい検診・検査ランキング』
       医師200人が「医師として自分が受けたい、もしくは受ける必要があると考える検診・検査」の項目を推奨度順に3つ回答。推奨度が高い順番に3点、2点、1点とポイントをつけて計上した。なお、肩書の「その他」は所属する科がなかったり、現在研究機関に勤務していたりするなどの医師。

      〇医師200人が明かす『受けたくない 受ける必要がない検診・検査ランキング』
       医師200人が「医師として自分が受けたくない、もしくは受ける必要がないと考える検診・検査」の項目を推奨度順に3つ回答。受けたくない順に3点、2点、1点とポイントをつけて計上した。なお、肩書の「その他」は所属する科がなかったり、現在研究機関に勤務していたりするなどの医師。

      ◆血液検査は体調管理の指標
      https://www.news-postseven.com/archives/20190901_1441446.html/2

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    3.  医師たち自身が「受けたい」検査のトップに躍り出たのは、「血液検査」。なんと第2位にダブルスコアをつけての断トツぶりだ。その理由も「血液が健康状態をいちばん表している」など単純明快。採血だけで済む、苦痛や痛みが少ない検査でありながら健康状態に関する多くの情報が得られることがその理由のようだ。

       新潟大学名誉教授で医師の岡田正彦さんが解説する。

      「欧米では検診や検査を受けすぎると、本来は治療不要なわずかな異変を見つけてしまい、その結果『過剰医療』につながるという考えが一般化しています。ゆえに検診項目はシンプルになりつつありますが、それでも血液検査は有用だとされている。

       たとえば血糖値やコレステロール値が高ければ、将来なりやすい病気も想定できる。油ものを控えようとか、運動をしよう、といった生活習慣上でどんな努力をしたらいいのか明確になります」

       たしかに検診の結果票を見て、ダイエットを決意した経験を持つ人も多いはず。体調管理のモチベーションアップの面でも評価できるようだ。

      ※女性セブン2019年9月12日号
      https://www.news-postseven.com/archives/20190901_1441446.html/3

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  58. 歌手の長山洋子さん、乳がん手術を発表…「また力強く津軽三味線を弾く」
    17:44

     演歌歌手の長山洋子さん(51)が今夏、乳がんと診断され、手術を受けたことを2日、公式サイトで発表した。

     長山さんは「初期段階ではありましたが、早急な対処が望ましいという医師からの説明を受けて手術に踏み切り、現在術後の経過をみているところです」と説明。「少しのお休みをいただいて、またステージに立った時には、今まで以上に元気に、力強く津軽三味線を弾かせていただきます」としている。
    https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190902-OYT1T50235/

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  59. ロッド・スチュワート 前立腺がんを公表 回復し検診呼びかけ
    2019年9月17日 18時22分

    イギリスの人気歌手ロッド・スチュワートさん(74)が、前立腺がんと診断されて治療を受けていたことを公表しました。早期の発見で現在は回復しているということで、ファンにがん検診を受けるよう呼びかけました。

    イギリスの大衆紙、デイリー・ミラーによりますとイギリスの人気歌手ロッド・スチュワートさんは、先週末にロンドン近郊で開かれたイベントに参加し、3年前に前立腺がんと診断を受けて治療を受けていたことを明らかにしました。

    世界的なロック歌手のロッド・スチュワートさんは「今夜きめよう」や「アイム・セクシー」などの代表作で知られ、2005年にはアルバム「ザ・グレイト・アメリカン・ソングブックVol.3」でグラミー賞を受賞しています。

    現在74歳のスチュワートさんは音楽活動を続けながら治療を受けていたということで、イベントでは「誰にも言っていなかったがそろそろ発表する頃合いだと思った。早期に発見したのでもう回復している」と話しました。

    前立腺がんの研究を支援している慈善団体によりますと、イギリスでは45分に1人が前立腺がんで死亡しているということで、スチュワートさんは、集まったファンにがん検診を受けるよう呼びかけたということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/k10012086201000.html

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  60. がん5年生存率66・4%、0・3ポイント上がる
    2019/12/14 06:18

     国立がん研究センターは、2010~11年にがんと診断された患者の5年生存率は全体で66・4%だったと、14日付で発表した。前回集計(09~10年)より0・3ポイント上がった。今回、喉頭など四つのがんのデータも新たに示された。5年生存率は、がんから回復したことを示す目安の一つとなる。

     部位別では、前立腺が98・8%で最も高く、乳房92・2%、子宮体部82・2%が続いた。新たに加わった喉頭は80・6%、腎臓は80・1%、腎盂じんう尿管は49・0%、胆のうは29・3%だった。がん診療連携拠点病院など318病院で診断された延べ約65万人の患者を分析した。

     一方、直近に受けた治療の成績が反映されやすい3年生存率は、13年に診断されたがん患者の全体で72・4%と、前回集計(12年)より0・3ポイント上がった。部位別では、前立腺99・1%、乳房95・3%、子宮体部と喉頭が85・6%、腎臓85・5%などとなっている。330病院で診断された延べ約37万人の患者を分析した。

     また、今回、18年に診断された人を分析すると、がんの患者数が少ない病院ほど、患者の年齢が高い傾向があった。同センターは、高齢者はがん以外の病気を抱えているケースが多く、移動に労力がかかる遠方の大病院より、近くの小規模病院で治療を受けているのではないかとみている。

     詳しいデータは同センターのウェブサイトで公開される。ただ、全体の数値だけでは個別の経過は分からないことも多く、同センターの若尾文彦・がん対策情報センター長は「がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターを活用してほしい」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20191213-OYT1T50415/

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    1. がん 5年生存率 全体で66.4% 最高は前立腺がん98.8%
      2019年12月14日 4時15分

      全国のがん患者の5年生存率は、最新の集計で66.4%だったと国立がん研究センターが発表しました。センターのウェブサイトでは病院ごとのデータも見ることができ、患者が病院の特徴を知る参考になるとしています。

      国立がん研究センターは、2011年までの2年間に全国のがん拠点病院など318の施設でがんと診断されたおよそ65万人のデータを分析しました。

      その結果、がん医療の効果をはかる指標とされる5年後の生存率は、全体で66.4%となりました。

      がんの種類別で、
      ▽生存率が最も高かったのは前立腺がんで98.8%、
      ▽次いで女性の乳がんが92.2%、
      ▽子宮体がんが82.2%、
      ▽咽頭がんが80.6%、
      ▽腎臓がんが80.1%、
      ▽子宮頸がんが75.0%、
      ▽大腸がんが72.6%、
      ▽胃がんが71.4%、
      ▽ぼうこうがんが68.4%などとなっています。

      一方、
      ▽最も低かったのはすい臓がんで9.8%、
      ▽次いで胆のうがんが29.3%、
      ▽肝臓がんが40.4%、
      ▽肺がんが41.4%、
      ▽食道がんが45.7%、
      ▽腎う尿管がんが49.0%でした。

      大腸がんや胃がんなど5種類のがんについては、初めてがんの種類とステージごとの5年生存率が患者の年代別に出され、
      ▼例えば大腸がんのステージ3で、
      ▽50代の場合は82.5%、
      ▽80代以上だと65.1%などとなっています。

      また同じ5種類のがんについては、病院ごとにステージ別の生存率をまとめたデータも出され、国立がん研究センターのウェブサイトで確認できます。

      センターは、治療が難しい患者を診療している病院では生存率が低くなる傾向があり単純には比較できないものの、病院の特徴を知る際の参考にはなるとしています。

      国立がん研究センターの若尾文彦がん対策情報センター長は「数字だけを見ると不安に思う患者さんもいると思うので、国立がん研究センターのウェブサイトで、最新の治療について確認したり全国の拠点病院にある相談支援センターで相談したりしてほしい」と話しています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191214/k10012214661000.html

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    2. がん種類別・ステージ別 5年生存率の詳細データ
      2019年12月14日 4時16分

      国立がん研究センターが発表した、5年生存率のがんの種類・ステージ別のデータは以下のとおりです。全体の生存率が高い順に示します。

      前立腺がん
      ▽ステージ1=100%、
      ▽ステージ2=100%、
      ▽ステージ3:100%、
      ▽ステージ4:61.3%、
      ▽全体:98.8%。

      女性の乳がん
      ▽ステージ1:99.8%、
      ▽ステージ2:95.7%、
      ▽ステージ3:80.6%、
      ▽ステージ4:35.4%、
      ▽全体:92.2%。

      子宮体がん
      ▽ステージ1:96.8%、
      ▽ステージ2:91.7%、
      ▽ステージ3:72.8%、
      ▽ステージ4:22.3%、
      ▽全体:82.2%。

      咽頭がん
      ▽ステージ1:95.1%、
      ▽ステージ2:89.5%、
      ▽ステージ3:72.2%、
      ▽ステージ4:47.7%、
      ▽全体:80.6%。

      腎臓がん
      ▽ステージ1:96.0%、
      ▽ステージ2:86.4%、
      ▽ステージ3:74.6%、
      ▽ステージ4:17.5%、
      ▽全体:80.1%。

      子宮頸がん
      ▽ステージ1:95.0%、
      ▽ステージ2:79.6%、
      ▽ステージ3:62.0%、
      ▽ステージ4:25.0%、
      ▽全体:75.0%。

      大腸がん
      ▽ステージ1:95.1%、
      ▽ステージ2:88.5%、
      ▽ステージ3:76.6%、
      ▽ステージ4:18.5%、
      ▽全体:72.6%。

      胃がん
      ▽ステージ1:94.7%、
      ▽ステージ2:67.6%、
      ▽ステージ3:45.7%、
      ▽ステージ4:8.9%、
      ▽全体:71.4%。

      ぼうこうがん
      ▽ステージ1:87.8%、
      ▽ステージ2:59.2%、
      ▽ステージ3:45.1%、
      ▽ステージ4:19.2%、
      ▽全体:68.4%。

      腎う尿管がん
      ▽ステージ1:83.9%、
      ▽ステージ2:72.6%、
      ▽ステージ3:58.2%、
      ▽ステージ4:10.6%、
      ▽全体:49.0%。

      食道がん
      ▽ステージ1:82.5%、
      ▽ステージ2:50.3%、
      ▽ステージ3:25.3%、
      ▽ステージ4:12.1%、
      ▽全体:45.7%。

      肺がん
      ▽ステージ1:81.6%、
      ▽ステージ2:46.7%、
      ▽ステージ3:22.6%、
      ▽ステージ4:5.2%、
      ▽全体:41.4%。

      肝臓がん
      ▽ステージ1:60.8%、
      ▽ステージ2:43.9%、
      ▽ステージ3:14.3%、
      ▽ステージ4:2.6%、
      ▽全体:40.4%。

      胆のうがん
      ▽ステージ1:84.4%、
      ▽ステージ2:25.7%、
      ▽ステージ3:9.0%、
      ▽ステージ4:1.3%、
      ▽全体:29.3%。

      すい臓がん
      ▽ステージ1:45.5%、
      ▽ステージ2:18.4%、
      ▽ステージ3:6.4%、
      ▽ステージ4:1.4%、
      ▽全体:9.8%。

      これらのデータは、国立がん研究センターのウェブサイトで確認できます。
      生存率についてまとめたサイトは以下のとおりです。https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

      最新のがんの治療法、全国各地にある拠点病院、相談支援センターなどについての情報がまとめられたサイトはこちらです。
      「がん情報サービス」
      https://ganjoho.jp

      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191214/k10012214671000.html

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  61. 病院職員、がん検診「要精密検査」を「異常なし」に偽造
    2019/12/21 11:35

     独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)金沢病院(金沢市)は20日、肺がんの疑いなどで精密検査が必要と診断されたがん検診の受診者2人に対し、「異常なし」とする検診結果を伝えていたと発表した。検診結果の送付業務などを担当する職員が事務手続き上のミスを隠すため、結果を偽造していたという。2人は精密検査の結果、がんではないことが判明した。

     発表によると、同病院の検診では医師が1次診断を行った後、金沢市医師会にCT(コンピューター断層撮影法)画像と検診票を送付し、同医師会で2次診断を行うことにしている。職員は5月にがん検診を受診した3人について、医師会に検診票の提出を忘れ、その後も提出を怠っていた。

     受診者から検査結果の通知の遅れについて問い合わせがあり、職員はミスを隠すために「異常なし」とする検診結果通知書を偽造し、7月に3人の自宅を訪れて手渡したという。1次診断では、3人のうち2人が「異常あり」で、そのうち1人は「肺がんの疑い」だった。

     同病院が11月に健康診断の関係書類の取りまとめを行った際、今回の問題が判明。そのほかの検診について不備はなかった。職員は「受診者から問い合わせを受け、焦ってパニックになった」と説明しているという。

     同病院は、職員の処分や私文書偽造・同行使容疑での刑事告訴について検討しており、村本弘昭院長は「法令違反であり、あってはならないことだ。病院全体で倫理教育を徹底する」としている。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20191220-OYT1T50343/

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    1. 「急かされパニック…」病院職員“がん検診”結果待たず『異常なし』と通知 本当は2人要精密検査
      12/20(金) 19:55配信石川テレビ

       金沢市にある金沢病院の職員が肺がん検診を受けた市内の3人に結果が出る前に「異常なし」と伝えていたことが発覚しました。私文書偽造と偽造私文書行使の法令違反に当たる行為。なぜこう不祥事が起きたのでしょうか。

       今年5月上旬、金沢市内の3人が金沢病院で「すこやか検診」の肺がんのCT検査を受けました。

       この検査は二重チェックが必要で金沢病院で1次診断を行ったのち、CT画像と受診表を金沢市医師会に送って2次診断を行います。

       その際、金沢病院の担当職員が必要な受診表を添付し忘れ医師会から差し戻されました。これが5月20日です。しかしこの職員は医師会への再提出を1カ月以上行いませんでした。

       この検査は通常なら1カ月ほどで結果が出ます。なかなか結果が出ないことを不審に思った受診者が職員に問い合わせると、この職員が2次診断の結果を待たず「異常なし」と記載した結果通知書を勝手に作成。自ら3人の自宅に届けたということです。病院側が20日謝罪会見をしました。

       この不祥事は11月、病院が書類のチェックを行っていて発覚。当該職員は「すこやか検診」を担当する正規の職員で、病院の調査に対し「受診者に急かされ焦った。パニックになった」と説明しているということです。

       金沢病院で行われた「すこやか検診」で同様のケースはほかにはありませんでした。

       一方、当該の職員は現在も処分を受けることなく、金沢病院で働いているということです。また病院側は個人情報を理由に当該職員の年齢や性別などを一切明かにしていません。

       なお「異常なし」と通知されたうちの3人のうち2人は「精密検査を要する」でした。この2人に対しては謝罪と共に精密検査を実施し、がんの疑いが無かったことが判明しています。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00001834-ishikawa-l17

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  62. >ガン患者の八割が、抗ガン剤、放射線、手術で“殺されている”
    https://www.amazon.co.jp/dp/toc/476340489X/

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  63. 検診で8人の“肺がんの疑い”見落とし 東京 品川区
    2020年1月9日 11時42分

    東京 品川区で区の肺がん検診を実施していた医療機関が、区の基準どおりに検診を行わず、8人に肺がんの疑いがあるのを見落としていたことがわかりました。区では対象者に連絡し、必要な検査を受けるよう呼びかけるとしています。

    品川区によりますと、違反があったのは品川区の「Think Park消化器クリニック」です。

    検診を実施していた平成25年10月から、およそ6年間に検診を受けた889人のうち、異常なしと判断された842人の画像を区の医師会が再調査したところ、16人に精密検査が必要で、このうち8人に肺がんの疑いがあったということです。

    この医療機関では、区の基準に違反し、本来なら正面と側面の1枚ずつ撮影することになっている、胸のエックス線検査の画像を正面の1枚しか撮影していませんでした。

    さらに、撮影した画像は呼吸器や放射線の専門医を含めた、複数の医師で診断する必要がありましたが、専門医が含まれていなかったということです。

    去年7月、区が検診を委託している区の医師会が違反に気付いて調査を行い、9月に区に報告したということです。

    肺がんの疑いがあった8人のうち1人は、すでに別の医療機関を受診して肺がんではないことが判明していて、区では残りの7人に必要な検査を受けるよう呼びかけるとしています。

    医療機関は区に対し「専門医ではないが、専門性を持っているので診断できると思っていた」などと説明しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200109/k10012239701000.html

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