2016年7月31日

2016年 平成28年 申年「見ざる、聞かざる、言わざる」★3

2016年 平成28年 申年「見ざる、聞かざる、言わざる」★2 の続き)

きっとまた何かが起こる…

NHKニュース「バングラデシュ邦人殺害」 - 7月5日
http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000088.html

ダッカ人質立てこもり事件 - 7月2日
http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000086.html
http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000087.html
http://news.yahoo.co.jp/list/?t=dhaka_hostages

しょせん人命は、神の計画の前では虫けら同然… テロリスト対策の鉄則は「人質もろとも殲滅作戦」劇場…

(NHKニューストピのタイトルが、「立てこもり」から「人質」に変更したのがなにげに気になったり… いままでの「人質」「テロ」事件とは異質な感じがする、なんとなく後ろ暗い怪しげな事件に見えなくもなく…)

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近頃は、「週刊文春」最新号から目を離せないっ!(笑)。


【週刊文春】自民参院候補・青山繁晴氏、経費450万円の私的流用を指摘され、共同通信を退社していた
(2016年7月7日号)
http://www.2nn.jp/word/%E5%8F%82%E9%99%A2%E9%81%B8


「週刊文春」(2NN)


そのあいだに目的を持った奴がちゃくちゃくと準備をしてる…

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日光東照宮 「三猿」の彫刻 65年ぶり修復へ
2016年6月18日 5時31分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160618/k10010560451000.html

>「見ざる、言わざる、聞かざる」で知られる、栃木県の日光東照宮の「三猿」の彫刻が65年ぶりに修復されることになり、17日、取り外されました。





2016年 平成28年 申年「見ざる、聞かざる、言わざる」★4 へつづく)


(2016年6月30日 №205)

215 件のコメント:

  1. 都知事選 自民 小池元防衛相が立候補の意向
    6月29日 17時47分

    来月の東京都知事選挙を巡って、自民党の小池百合子元防衛大臣が29日、国会内で記者会見し、「希望あふれる未来の首都・東京の構築のために、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べ、立候補する意向を明らかにしました。

    この中で、自民党の小池百合子元防衛大臣は、舛添前知事の辞職に伴う来月の東京都知事選挙について、「自民党議員として立候補の決意を固めた。都政の信頼回復や、山積する課題の解決、それに希望あふれる未来の首都・東京の構築のために、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べました。
    また、小池氏は、記者団が「自民党の支持が得られなくても、立候補するのか」と質問したのに対し、「私はあくまで自民党議員だ。これからの流れを見極めて、相談していきたい。現時点で、都連から支援をもらえるという了解は得ていない」と述べました。さらに、小池氏は「次の東京都知事選挙が、東京オリンピック・パラリンピックの開催期間にかかるという問題が指摘されている。今回の知事選挙の結果、就任した知事の任期をおよそ3年半とすることで混乱を避ける方法もあり、提案したい」と述べました。
    小池氏は、衆議院東京10区選出の当選8回で63歳。これまでに、防衛大臣や環境大臣、それに党の総務会長などを歴任しています。
    一方、自民党の東京都連は、支援した知事が政治とカネの問題で2人続けて辞職したことを踏まえ、政治資金の問題などが指摘される事態を避けるため、政治家の擁立は望ましくないとして、29日、桜井俊前総務

    事務次官に立候補を要請しました。

    東京都知事選挙を巡っては、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党が、参議院選挙と同様に4党で連携して候補者の擁立を目指すことで一致していて、このうち民進党内には「都政を刷新できる人材が必要だ」として、党の東京選出の衆議院議員などを推す声もあり、調整を急ぐことにしています。
    また、このほか新人3人が立候補を表明しています。

    萩生田官房副長官「やや違和感感じる」

    萩生田官房副長官は記者会見で、「政府としてはコメントする立場にないが、東京選出の副長官としてあえてコメントをするとすれば、自民党東京都連として先週小池さんも含めた国会議員で会議を行い、その席で対応について都連執行部が一任を受けたところであり、都連執行部に何ら相談もなく出馬の意思を表明することには、やや違和感を感じる」と述べました。そのうえで萩生田副長官は「小池さんはいくつもの閣僚経験もあり、有資格者としての立場は否定するものではないが、候補者の選定や出し方まで含めて都連執行部に一任をされたわけで、立候補の意思を伝えるとすれば記者会見ではなく都連執行部に伝えるのが本来の対応ではないか。正直、びっりしている」と述べました。また、萩生田副長官は記者団が自民党として小池氏を支援するのか、質問したのに対し、今後、都連執行部で検討する考えを示しました。

    民進 岡田代表「特にコメントに値しない」

    民進党の岡田代表は高知県土佐市で記者団に対し、「特にコメントに値しない。まず、自民党の中でよく調整してはどうかと思う。民進党の対応は、従来と変わらない。しっかりと候補者を擁立していきたい」と述べました。

    共産 志位委員長「ベストの方を擁立したい」

    共産党の志位委員長は松山市で記者団に対し、「個人の方についてのコメントは特にない。自民・公明両党が担ぎ出した知事が2代続けて政治とカネの問題で途中で辞職しており、両党には非常に重大な責任がある。都政を転換し、刷新を担える方が知事になるべきで、野党4党と市民の枠組みで、ベストの方をぜひ擁立したいと思っている。できるだけ早く具体化を図りたい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160629/k10010576391000.html

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    1. 自民党都連 知事選候補者は執行部に一任を改めて確認
      6月29日 19時39分

      自民党の小池百合子元防衛大臣が、東京都知事選挙に立候補する意向を表明したことを受けて、自民党の東京都連が会合を開き、候補者の選定は執行部に一任することを改めて確認しました。

      会合は、小池元防衛大臣が、来月の東京都知事選挙に立候補する意向を表明したことを受けて、急きょ開かれ、東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣や幹事長を務める内田茂都議会議員らが出席しました。
      この中で、都連の執行部は小池氏から今回の立候補の表明について事前に相談や連絡が無かったことを報告しました。そして、会合では候補者の選定は執行部に一任することを改めて確認しました。
      会長を務める石原大臣は記者会見し、「人選については、都連の執行部に一任をもらい、さまざまな人に話をしているが、現時点では、この候補者を推薦したいということを諮るには至っていない」と述べました。
      一方で、石原氏は小池氏について、「事前に電話をしたが出なかったので、どういう意思で立候補を表明したのか承知していない。小池氏は、先に人選の一任を決めた際の会合に出席していたのだから、普通は役員の誰かに話があるはずだが、それが全く無いので、どういう考えなのか」と述べ不快感を示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160629/k10010577131000.html

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    2. 異次元おカルト国家の男どもはもはや金と女と酒にしか興味関心が湧かない。国の政治・行政と選挙に関心があるのは女衆だ…

      国も自治体も、どんどん女の首長が誕生すべきだろう。

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    3. 民進党都連 知事選の候補者 党幹部や衆議院議員も選択肢
      6月29日 19時39分

      来月の東京都知事選挙を巡って、民進党の東京都連は会合を開き、党の幹部や東京都選出の衆議院議員を候補者として擁立することも選択肢だとして、引き続き調整を進めていく方針を確認しました。

      民進党の東京都連は、自民党の小池百合子元防衛大臣が29日、東京都知事選挙に立候補する意向を明らかにしたことを受けて、党本部で急きょ会合を開き、東京都選出の国会議員や都議会議員が出席しました。
      この中で、東京都連の会長を務める松原元拉致問題担当大臣は「この間、さまざまな動きや情勢の変動があったが、政治とカネの問題にクリーンな候補者を主導的に擁立していくという、われわれの意思に変わりはない」と述べました。
      そして、会合では江田代表代行や長島元防衛副大臣といった党の幹部や、東京都選出の衆議院議員を候補者として擁立することも選択肢だとして、引き続き調整を進めていく方針を確認しました。
      松原氏は会合のあと、記者団に対し「ぎりぎりのタイミングだが、急がば回れということもある。きちんとした覚悟と決意、情熱を持った人が出ることが大事だ」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160629/k10010577151000.html

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    4. 小池氏立候補の意向 桜井氏は固辞 自民都連の対応は
      6月30日 5時11分

      来月の東京都知事選挙を巡って、自民党の小池百合子元防衛大臣が立候補する意向を表明したことに対し、党の東京都連からは反発も出ていて、都連幹部は29日桜井俊前総務事務次官に立候補を要請しました。ただ、桜井氏は立候補を固辞していて、今後、難しい対応を迫られることも予想されます。

      自民党の小池百合子元防衛大臣は29日記者会見し、舛添前知事の辞職に伴う来月の東京都知事選挙について、「希望あふれる未来の首都・東京の構築のために、崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べ、立候補する意向を表明しました。
      これに対し、自民党の東京都連からは、「事前に相談もなく、候補者選びへの妨害行為だ」などと反発も出ていて、29日の会合で、候補者の選定は執行部に一任することを改めて確認しました。都連では、支援した都知事が政治とカネの問題で2人続けて辞職したことを踏まえ、政治資金の問題などが指摘される事態を避けるため、政治家の擁立は望ましくないとしていて、幹部が29日、桜井俊前総務事務次官に立候補を要請しましたが、桜井氏は固辞しました。都連は、引き続き桜井氏に要請を続ける方針ですが、今後、難しい対応を迫られることも予想されます。

      一方、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党は、参議院選挙と同様に、連携して候補者の擁立を目指すことで一致していて、このうち民進党は、29日の東京都連の会合で、江田代表代行や長島昭久元防衛副大臣ら、党の幹部や東京都選出の衆議院議員を擁立することも選択肢に、調整を急ぐ方針を確認しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160630/k10010577421000.html

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    5. 自民 「都知事候補決定は今週末か来週早々に」
      6月30日 13時02分

      自民党東京都連の幹事長代行を務める萩生田官房副長官は記者会見で、来月14日に告示される東京都知事選挙への対応について、今週末か来週早々には、候補者を決定することが望ましいという考えを示しました。

      来月14日に告示される東京都知事選挙を巡っては、自民党の小池百合子元防衛大臣が立候補する意向を表明する一方、自民党の東京都連幹部が桜井俊前総務事務次官に立候補を要請するなど、候補者選びが進められています。
      これについて、自民党東京都連の幹事長代行を務める萩生田官房副長官は午前の記者会見で、「あらゆるルートを通じて、また、わが党だけではなく、友党やさまざまな支援団体の皆さんとも話をしながら候補者を絞り、可能性をいま瀬踏みをしている状況だ」と述べました。そのうえで、萩生田官房副長官は候補者を決定する時期について、「さまざまな物理的なことを考えると、この週末や来週早々には決定するのが望ましい」と述べました。
      一方、萩生田官房副長官は、立候補を表明した小池氏について、「候補者としての有資格者であることは否定するものではない。有力な候補の1人として対応を考えていくことになるのではないか」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160630/k10010578061000.html

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    6. 官僚組織支配嫌いのかつての小泉チルドレン参集か…

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  2. 小池氏の出馬 自民一転支援も - 2016/6/30
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206013

    小池氏都知事選出馬表明 「逆風」一転、党として支援にも含み
    フジテレビ系(FNN) 6月30日(木)16時17分配信

    突然の出馬表明への逆風が、一転する可能性が浮上した。
    萩生田官房副長官は「(小池 百合子氏が)有力な候補の1人としての対応を考えていくことになるんじゃないか」と述べた。
    30日午前、萩生田官房副長官は、自民党・東京都連への事前の説明なしに、都知事選への出馬を表明した小池 百合子氏について、「戸惑いがあった」と述べた。
    その一方、「豊富な政治経験を持ち、候補者としての有資格者であることは否定しない」として、有力な候補の1人として、対応を検討する考えを示し、小池氏の支援にも含みを持たせた。
    今後の対応は、「さまざまな可能性を見極めながら、石原会長が対応している」と述べ、石原都連会長に一任していることを強調した。
    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160630-00000153-fnn-pol

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    1. おカルト衆が、なにげにゴソゴソっと動き出したような…

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  3. ヤマト運輸装うメール出回る - 2016/6/30
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206006

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/04/201641.html?showComment=1467278026705#c4042111645686890791

    で、実際その添付ファイルを開くとどうなるわけ?

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    1. 【ネット】ヤマト運輸を装った不審メール出回る。添付ファイルを開かないよう注意
      http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1467276862/

      「不審メール」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E4%B8%8D%E5%AF%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB&e=

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    2. 「不審 メール」
      http://www.2nn.jp/search/?q=%E4%B8%8D%E5%AF%A9+%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB&e=

      【茨城】独立行政法人「森林総合研究所」職員、不審なメールのリンク先を開きアカウントとパスワードを盗まれ大量のメールを送信
      http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1376559507/

      おマヌケなやつ…

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  4. 都知事選無関係の関西で「崖から」発言の小池百合子氏に総ツッコミ
    2016年6月30日17時49分

     自民党の小池百合子元防衛相(63)が東京都知事選への出馬を宣言した際、「崖から飛び降りる覚悟で」と発言した件で30日、大阪・MBSテレビ「ちちんぷいぷい」(関西ローカル)の出演者が、たまらずツッコミを入れた。

     堀ちえみが、まず「使い方がおかしい」と疑問を投げかけると、落語家の桂南光は「清水の舞台からとちゃいますの?」ともっともな指摘。続けて「崖から飛び降りたら、死ぬで!」と2人が声をそろえると爆笑が起こり、堀ちえみはさらに「まるでライオンやん」と関西人らしいダメを押した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160630-064-OHT1T50112

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    1. まるで他人事感覚、対岸の火事の野次馬衆…

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    2. 都知事選、自民調整難航も…桜井氏けん制狙う?
      2016年6月30日10時35分

       東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)で、自民党の小池百合子・元防衛相(63)(衆院東京10区、当選8回)が29日に出馬を表明し、同党都連が前総務次官の桜井俊氏(62)に出馬を要請するなど、舛添要一・前知事の後任選びの動きが一気に慌ただしくなってきた。

       ただ、自民党内には小池氏支援に難色を示す声も多く、調整は難航しそうだ。

       「希望あふれる東京の構築のため、がけから飛び降りる覚悟で挑戦したい」

       小池氏は記者会見で「首都の顔」への強い意欲を示した。自民党の支援については「(現時点で)一切ない」とし、「(これから)お願いしていきたい」と述べた。谷垣幹事長には会見前に出馬の意向は伝えたという。

       小池氏がこの時期に名乗りを上げた背景には、自民党都連が現在、擁立を目指している桜井氏をけん制する狙いがあるとみられている。桜井氏は「出馬要請を固辞し続けている」(都連幹部)とされ、「与党分裂選挙の可能性があれば、桜井氏もそう簡単には出馬に踏み切れないはずだ」(小池氏周辺)というわけだ。

       小池氏は29日の記者会見でも、官僚出身である桜井氏を念頭に「16万人の都庁職員に、もう一人行政官を増やすことはない」と当てこすった。その一方、「環境相、防衛相などを務め、行政実務に関わった。自衛隊を率い、クールビズを発案した」と自己アピールした。

       ただ、自民党や党都連内では今のところ、小池氏を積極的に応援する動きは多くない。日本新党や新進党などを渡り歩き、細川元首相や小沢一郎・現生活の党共同代表らの側近だった経歴などに、「変わり身が早い」との評があるためだ。都連内では「根回しがほとんどなく、唐突な出馬発表だ」との不満も渦巻く。

       都連会長の石原経済再生相ら幹部は29日、急きょ党本部に集まり、対応を協議したが、「人選を急ぐ」ことだけを決めた。萩生田光一官房副長官は29日の記者会見で、「(小池氏出馬は)やや違和感を感じる」と不快感を示した。

       しかし、仮に自民党が候補者を擁立できなければ、「結果的に勝ち馬に乗らざるを得なかった前回選の舛添氏と同様、小池氏を応援せざるを得なくなる」(都連幹部)との声も出ている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160629-118-OYT1T50195

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    3. 小池氏初名乗りで混沌、「有力候補」次々否定
      2016年6月30日9時7分

       自民党の小池百合子衆院議員(63)が29日、東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)に名乗り出た。

       都知事選はこれまで知名度の高い候補が告示直前に出馬表明する「後出しじゃんけん」が有利とされてきた。しかし、環境相や防衛相を歴任し、高い知名度を誇る小池氏が最初に出馬を宣言したことで、候補者選考は混沌こんとんとしてきた。

       自民党都連は29日夕、緊急の幹部会を開催。会議後、記者会見した都連会長の石原経済再生相は、小池氏の出馬表明について、「どういう意思で立候補表明したのか、承知していない」と不快感を示した。候補者選考については「手分けして、様々な方に話をしている段階」と言葉を濁した。

       都連は、政治家出身ではなく、実務家の擁立を模索。白羽の矢を立てたのが、党が独自に実施した世論調査でトップだった前総務次官の桜井俊氏(62)だった。人気アイドルグループ「嵐」の桜井翔さんの父で、「官僚としての実務能力に加えて、知名度も高い」(都連幹部)として最有力候補に挙がった。

       しかし、桜井氏は今月15日、「光栄だが出るつもりはない。(都知事の)器ではない」と報道陣に出馬を否定。29日に石原経済再生相と都内で会談したが、考えは変わらなかったという。

       都連内では、前岩手県知事で、自民党政権下で総務相を務めた増田寛也氏(64)、前厚生労働次官の村木厚子氏(60)の名前が挙がっている。しかし、増田氏は今月17日、報道陣に対し「打診があっても(出馬は)ありません」と回答。村木氏も29日、「出る可能性はゼロ」と明確に否定した。

       一方、民進党も29日、都連選対会議を開き、知事選の対応を協議した。都議会民進党が最有力としたのは、前鳥取県知事で民主党政権の際に総務相を務めた片山善博氏(64)。しかし、片山氏は26日に民放テレビ番組で出馬を否定した。元三重県知事の北川正恭まさやす氏(71)の名前も出ているが、読売新聞の取材に出馬の意向がないことを明言している。

       この日は、党内から擁立する場合として、江田憲司・代表代行(60)、長島昭久・元防衛副大臣(54)、柿沢未途衆院議員(45)、海江田万里・元民主党代表(67)の4人の名前を発表。都連会長の松原仁衆院議員は「党内外からの擁立を並行して進め、最終的に一本化したい」と説明した。

       このほか、前宮崎県知事で、2011年の都知事選に立候補した東国原英夫氏(58)は「仕事も入っており、出るつもりはない」とマネジメント会社を通じて回答。また、前大阪市長の橋下徹氏(47)は今月20日、インターネット上で「はっきり言いますけど、僕は都知事選には出ません」と不出馬を表明している。

       一方、元都副知事で警察官僚出身の竹花豊氏(67)は25日、読売新聞の取材に「自民、公明の支援が受けられれば出馬を検討する」と述べた。

       12年、14年の都知事選に出馬した元日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(69)は「複数の市民団体の要請を受けているが、より大きな枠組みで要請があれば、立候補する準備はある」と意欲を見せている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160629-118-OYT1T50204

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    4. [都知事選2016]都の顔選び、混迷…小池氏名乗り
      2016年6月30日5時0分

       自民党の小池百合子衆院議員(63)が29日、東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)に名乗り出た。都知事選はこれまで知名度の高い候補が告示直前に出馬表明する「後出しじゃんけん」が有利とされてきた。しかし、環境相や防衛相を歴任し、高い知名度を誇る小池氏が最初に出馬を宣言したことで、候補者選考は混沌こんとんとしてきた。

      「有力候補」 出馬次々否定

       自民党都連は29日夕、緊急の幹部会を開催。会議後、記者会見した都連会長の石原経済再生相は、小池氏の出馬表明について、「どういう意思で立候補表明したのか、承知していない」と不快感を示した。候補者については「様々な方に話をしている段階」と言葉を濁した。

       都連は、政治家出身ではなく、実務家の擁立を模索。白羽の矢を立てたのが、独自に実施した世論調査でトップだった前総務次官の桜井俊氏(62)だった。人気アイドルグループ「嵐」の桜井翔さんの父で、「官僚としての実務能力に加えて、知名度も高い」(都連幹部)として最有力候補に挙がった。

       しかし、桜井氏は今月15日、「光栄だが出るつもりはない。(都知事の)器ではない」と報道陣に出馬を否定。29日に石原経済再生相と都内で会談したが、考えは変わらなかったという。

       都連内では、前岩手県知事で、自民党政権下で総務相を務めた増田寛也氏(64)、前厚生労働次官の村木厚子氏(60)の名前が挙がっている。しかし、増田氏は今月17日、報道陣に対し「打診があっても(出馬は)ありません」と回答。村木氏も29日、「出る可能性はゼロ」と明確に否定した。

       一方、民進党も29日、都連選対会議を開き、知事選の対応を協議した。都議会民進党が最有力としたのは、前鳥取県知事で民主党政権の際に総務相を務めた片山善博氏(64)。しかし、片山氏は26日に民放テレビ番組で出馬を否定した。元三重県知事の北川正恭まさやす氏(71)の名前も出ているが、読売新聞の取材に出馬の意向がないことを明言している。

       この日は、党内から擁立する場合として、江田憲司・代表代行(60)、長島昭久・元防衛副大臣(54)、柿沢未途衆院議員(45)、海江田万里・元民主党代表(67)の4人を発表。都連会長の松原仁衆院議員は「党内外からの擁立を並行して進め、一本化したい」と説明した。

       このほか、前宮崎県知事で、2011年の都知事選に立候補した東国原英夫氏(58)は「仕事も入っており、出るつもりはない」とマネジメント会社を通じて回答。また、前大阪市長の橋下徹氏(47)は今月20日、インターネット上で「はっきり言いますけど、僕は都知事選には出ません」と不出馬を表明している。

       一方、元都副知事で警察官僚出身の竹花豊氏(67)は25日、読売新聞の取材に「自民、公明の支援が受けられれば出馬を検討する」と述べた。

       12年、14年の都知事選に出馬した元日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(69)は「複数の市民団体の要請を受けているが、より大きな枠組みで要請があれば、立候補する準備はある」と意欲を見せている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160630-118-OYTPT50103

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    5. 都知事選 自民調整難航も 小池氏、突然の出馬表明…都連は桜井氏に出馬要請
      2016年6月30日5時0分

       東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)で、自民党の小池百合子・元防衛相(63)(衆院東京10区、当選8回)が29日に出馬を表明し、同党都連が前総務次官の桜井俊氏(62)に出馬を要請するなど、舛添要一・前知事の後任選びの動きが一気に慌ただしくなってきた。ただ、自民党内には小池氏支援に難色を示す声も多く、調整は難航しそうだ。

       「希望あふれる東京の構築のため、がけから飛び降りる覚悟で挑戦したい」

       小池氏は記者会見で「首都の顔」への強い意欲を示した。自民党の支援については「(現時点で)一切ない」とし、「(これから)お願いしていきたい」と述べた。谷垣幹事長には会見前に出馬の意向は伝えたという。

       小池氏がこの時期に名乗りを上げた背景には、自民党都連が現在、擁立を目指している桜井氏をけん制する狙いがあるとみられている。桜井氏は「出馬要請を固辞し続けている」(都連幹部)とされ、「与党分裂選挙の可能性があれば、桜井氏もそう簡単には出馬に踏み切れないはずだ」(小池氏周辺)というわけだ。小池氏は29日の記者会見でも、官僚出身である桜井氏を念頭に「16万人の都庁職員に、もう一人行政官を増やすことはない」と当てこすった。その一方、「自衛隊を率い、クールビズを発案した」と自己アピールした。

       ただ、自民党や党都連内では今のところ、小池氏を積極的に応援する動きは多くない。日本新党や新進党などを渡り歩き、細川元首相や小沢一郎・現生活の党共同代表らの側近だった経歴などに、「変わり身が早い」との評があるためだ。都連内では「根回しがほとんどなく、唐突な出馬発表だ」との不満も渦巻く。

       都連会長の石原経済再生相ら幹部は29日、急きょ党本部に集まり、対応を協議したが、「人選を急ぐ」ことだけを決めた。萩生田光一官房副長官は29日の記者会見で、「(小池氏出馬は)やや違和感を感じる」と不快感を示した。

       しかし、仮に自民党が候補者を擁立できなければ、「結果的に勝ち馬に乗らざるを得なかった前回選の舛添氏と同様、小池氏を応援せざるを得なくなる」(都連幹部)との声も出ている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160630-118-OYTPT50149

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    6. 小池氏「崖から飛び降りる覚悟で」…都連は困惑
      2016年6月30日2時42分

       「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」。

       29日午前、自民党の小池百合子衆院議員(63)は、衆院議員会館内で記者会見を開き、東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)への立候補を表明した。都知事選に向けた有力候補の正式出馬表明は初。ただ、所属する自民党都連(会長・石原経済再生相)の了承を得ないままの表明に、都連内には困惑が広がった。

       白のスーツと黄緑のシャツ姿で会見場に登場した小池氏は、落ち着いた表情で出馬への思いを語った。

       自民党都連が「出たい人より、出したい人を選ぶ」との方針を示していることについては、「議員バッジをつけているとダメということだが、議員には、出馬を表明する権利はある」と反論。「党のしかるべき方には伝えた」として、都連に対しては「これからお願いする」と述べた。

       都知事が2代連続で政治とカネの問題で辞職したことを問われると、「私自身は、飲食代を政治資金に計上していない」と清新さをアピールした。4年後の都知事選が2020年東京五輪・パラリンピックと重なることを踏まえ、当選した場合は、「任期を3年半にすることで混乱を避ける」と語った。

       都連所属の一部の国会議員からは、知名度のある小池氏に出馬を求める声が出ていた。小池氏を推す議員は「女性の活躍に向けて大きなシンボルになる。国際性と行政経験のある小池さんがいい」と話した。

       一方、27日に開かれた都連の役員会では、「政治家出身ではなく、実務家がふさわしい」との意見が強かった。自民党が、都知事選に向けて実施した世論調査では、前総務次官の桜井俊氏(62)がトップだったため、都連は桜井氏の擁立を検討している。ただ、本人は出馬を固辞しており、情勢は不透明だ。

       小池氏の出馬表明について都連幹部の一人は「候補者選考は都連で一致団結し、慎重にやっていこうと取り決めた。にもかかわらず、会長はじめ執行部にもまったく連絡をしなかった。無謀としか言いようがない」と不快感を示した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160630-118-OYT1T50009

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  5. アンドリュース基地で銃撃、封鎖…米首都郊外
    2016年6月30日23時49分

     【ワシントン=黒見周平】米メディアによると、首都ワシントン郊外のアンドリュース基地で6月30日午前、銃撃があり、同日午前9時(日本時間午後10時)頃、基地が封鎖された。

     銃撃があったのは、基地内の医療施設とみられる。侵入者や被害状況は不明で、米軍が調査している。

     同基地はメリーランド州にあり、ワシントンに最も近いため、大統領専用機が拠点としている。外国の要人がワシントンを訪れる際も利用することが多い。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160630-118-OYT1T50170

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  6. 公的年金の運用実績 昨年度5兆円超の赤字
    7月1日 13時15分

    公的年金の積立金の昨年度の運用実績は、去年8月の中国経済の減速に端を発した世界同時株安などが影響し、5兆円を超える赤字となったことが、政府関係者の話で分かりました。

    公的年金の積立金を運用するGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人は、昨年度の運用実績の概要をまとめ、政府関係者によりますと、去年8月の中国経済の減速に端を発した世界同時株安などが影響し、5兆円を超える赤字となったことが分かりました。
    GPIFはおととし10月に積立金の運用方針を見直し、国債など国内債券の比率を引き下げる一方、国内と外国の株式の比率を引き上げていますが、運用実績が赤字になったのは平成22年度以来5年ぶりです。

    これについて、厚生労働省はNHKの取材に対し「年金は長期間にわたって給付を行うものであり、長期的な観点の運用が必要だ」としています。

    一方、民進党は1日、GPIFの担当者などを呼んで会合を開き、昨年度の運用実績を直ちに公表するよう求めましたが、GPIF側は「精査にまだ時間がかかる。今月29日に公表することにしている」として、応じませんでした。出席者からは「例年7月上旬ごろに発表しているのに、損失が出たことを参議院選挙のあとまで隠すのか」、「株式の運用比率を倍増しなければこれほどの損失は出ず、政策ミスだ」といった批判が出されました。

    官房副長官 「参院選は関係ない」

    萩生田官房副長官は記者会見で、「年金積立金の運用は、中長期的な視点でしっかりと行い、将来の年金の支払いに備えるものだ。こうした観点から、安倍政権では、デフレから脱却しつつあるなか適切な運用を行ってきている」と述べました。そのうえで、萩生田官房副長官は、「運用実績は今月29日に公表する予定だ。今までは発表時期が不確定ななかで年度途中で発表していた。だいたい7月第3週というのが慣例的にずっと続いていたので、それが恣意的(しいてき)に動くような誤解があってはならないということで、ことしから公表日まで明確にしたところであり、別段、参議院選挙には関係ない」と述べました。

    岡田代表 「心配したとおりの状況に」

    民進党の岡田代表は、日本外国特派員協会で記者会見し、「われわれは、リスクの高い株式を運用することは問題だと指摘し続けてきたが、心配したとおりの状況になりつつある。将来の年金の減額につながりかねない深刻な問題だ。株式市場におけるGPIFの存在は大きく、国家が株式市場に影響を及ぼしうる状況は自由な市場経済という観点からも好ましくない」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160701/k10010579671000.html

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  7. 都知事選 自民都連が桜井氏擁立を断念 調整を急ぐ
    7月1日 17時55分

    今月の東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連は、立候補を要請していた桜井俊前総務事務次官の擁立を断念しました。これを受け、増田寛也元総務大臣を擁立する案が浮上していて、すでに立候補を表明している小池百合子元防衛大臣も含めて、調整を急ぐことにしています。

    今月14日に告示される東京都知事選挙を巡って、自民党東京都連は、政治資金などの問題を指摘される事態を避けるためには、政治家の擁立は望ましくないとして、桜井俊前総務事務次官に立候補を要請していました。しかし、桜井氏は、「家族に迷惑をかけたくない」などとして固辞したことから、東京都連は、桜井氏の擁立を断念しました。これを受け、東京都連では、岩手県知事を務めた経験のある、増田寛也元総務大臣を擁立する案が浮上していて、すでに立候補を表明している小池百合子元防衛大臣も含めて、調整を急ぐことにしています。
    一方、民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党を支援する市民グループが、1日国会内で集会を開き、参議院選挙での野党共闘の流れで都知事選挙に臨むべきだとして、4党に対し、統一候補の擁立を求めていくことをアピールしました。民進党の岡田代表は、日本外国特派員協会で記者会見し、「わが党としては候補者を擁立して、与党と相乗りすることはない」と述べ、4党で連携できる候補者の擁立を目指し、調整を進める考えを重ねて示しました。

    増田氏「相当な覚悟がいる」

    増田氏は1日夕方、記者団に対し、「直接、打診を受けていないので、何とも答えづらい。ただ、今やっている仕事の整理が誰しもあるので、時間がもうほとんどないのではないか」と述べました。そのうえで、記者団が「立候補の可能性はゼロではないのか」と質問したのに対し、増田氏は「そこはお任せする。立候補するには相当な覚悟がいる。小池氏は崖から飛び降りたということだろうが、私に言わせると、スカイツリーから飛び降りるくらいの感じがないとダメだと思う。なかなか大変だ」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160701/k10010580081000.html

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    1. 都知事選 小池元防衛相が自民党都連に推薦要請
      7月1日 21時35分

      自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は1日夜、千葉市内で記者団に対し、今月の東京都知事選挙に立候補を表明している小池百合子元防衛大臣から推薦の要請を受けたことを明らかにしたうえで、「もうしばらく時間をもらって、しかるべき候補を推薦できるようにしたい」と述べました。

      この中で、自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は、今月の東京都知事選挙に関連して、「きょう、小池百合子元防衛大臣から『東京都連に推薦願を出してきたので、よろしくお願い申し上げます』という電話をもらった。私からは『来週、しかるべきときにお話をして、ゆっくり相談しましょう』と伝えた」と述べました。
      そのうえで、石原大臣は「小池氏は女性で初めて防衛大臣を務め、大変アイデアマンであり、都知事として資格が十分ある方だと思う。有力な候補の1人だと思っている。推薦願は、しかるべき段階で幹部会を開いて、しっかりと取り扱いを諮っていかなければならない」と述べました。
      また、石原大臣は、記者団が増田寛也元総務大臣を擁立する可能性があるか質問したのに対し、「私以外の多くの方々が、これはという人に個別に当たっている。個々の名前が報道されていることは知っているが、もうしばらく時間をもらって、しかるべき候補を推薦できるようにしたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160701/k10010580361000.html

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  8. ダッカの飲食店に武装集団、客ら数十人が人質
    2016年7月2日4時42分

     バングラデシュの首都ダッカで1日夜、各国の大使館などが集まる地区の飲食店が武装集団の襲撃を受けた。

     AP通信によると、警察当局との間で銃撃戦となり、武装集団は客ら20人から30人程度を人質に取って店内に立てこもっているという。

     米CNNテレビによると、武装集団は6人から8人程度。銃器のほか手投げ弾などの爆発物も用意していたという。現地は外交官や海外からのビジネスマンに人気のエリアで、銃撃戦で少なくとも警察官2人が死亡した。

     バングラデシュでは昨年10月、邦人男性が射殺される事件が発生。イスラム過激派組織「イスラム国」の関連組織を名乗るグループが犯行声明を出すなど、国内でテロ組織の活動が活発化している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50003

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    1. ダッカの飲食店襲撃は「イスラム国」戦闘員か?
      2016年7月2日5時56分

       イスラム過激派組織「イスラム国」系メディアのアマク通信は、バングラデシュの首都ダッカで1日夜、各国の大使館が集まる地区の飲食店が襲撃された事件について、「イスラム国」の戦闘員が実行したなどと伝えた。

       ロイター通信などが一斉に報じた。

       AP通信は、事件当時、武装集団のメンバーがアラビア語で祈りの言葉を叫んでいたとする目撃者の証言を伝えており、イスラム過激派による犯行とみられる。

       トルコ最大都市イスタンブールの空港で発生した爆弾テロも「イスラム国」の関与が疑われており、ダッカの事件について米メディアは「イスラム国」が世界各地でテロを引き起こしていると大きく報じている。

       アマク通信は6月にパリ郊外で警察官が刺殺された事件や、米フロリダ州オーランドの銃乱射テロについても、事件直後、実行犯は「イスラム国」の戦闘員だったと伝えている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50007

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    2. 米「テロ行為へ激しい怒り」…ダッカ立てこもり
      2016年7月2日11時37分

       【ワシントン=大木聖馬】米国務省のカービー報道官は1日、バングラデシュの首都ダッカで起きた武装集団による飲食店での立てこもり事件について「野蛮なテロ行為への激しい怒りを表明する」との非難声明を発表した。

       バングラデシュ政府と連絡を取りながら、事件対応に協力していることも明らかにした。

       カービー氏は、イスラム過激派組織「イスラム国」が出したとされる犯行声明については「把握しているが情報を分析中だ」と述べるにとどめた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50024

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    3. 治安部隊突入で12人救出、うち2人が外国人か
      2016年7月2日12時29分

       萩生田光一官房副長官は2日昼、バングラデシュのレストラン襲撃事件について首相官邸で記者会見し、治安部隊の突入で12人が救出され、このうち2人が外国人の模様だとの連絡が現地警察から日本政府に入ったことを明らかにした。

       萩生田氏は「日本人が含まれているかどうかは現在確認中だ」と語った。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50036

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    4. 複数の日本人と連絡取れず…政府、NSCで協議
      2016年7月2日13時28分

       政府は、バングラデシュのレストラン襲撃事件に日本人が巻き込まれた可能性があることを踏まえ、情報収集などに全力を挙げている。

       安倍首相は2日午前、首相官邸入りし、国家安全保障会議(NSC)を開き、対応を協議した。首相は官邸入りの際、記者団に、「事件に日本人が巻き込まれている可能性がある。私から情報の収集と事実関係の確認、関係各国と緊密に連携協力して、人命第一に対応するよう指示した」と述べた。

       政府高官は、連絡が取れていない日本人が複数いることを明らかにした。政府関係者によると、現地で確認された死傷者に日本人が含まれているとの情報はないが、5人以上の日本人と連絡が取れていないという。

       首相は2日、予定していた北海道での参院選の遊説を中止した。また、政府は、木原誠二外務副大臣と、医師や外務省職員らで構成する海外緊急展開チーム(ERT)をバングラデシュに派遣することを決めた。

       一方、警察庁は2日午前、国際テロリズム対策課長を長とする連絡室を設置し、その後、警備局長を長とする対策本部に格上げした。同庁は、海外で日本人がテロ事件に巻き込まれた際の専門対応組織「TRT―2(国際テロリズム緊急展開班)」の要員を国内外から現地に数人派遣する。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50014

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    5. 人質は20人以上、日本人は4人…地元テレビ
      2016年7月2日13時41分

       【ニューデリー=田尾茂樹】バングラデシュの首都ダッカの中心部グルシャン地区で1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)頃、武装集団がレストランを襲撃した。

       地元メディアによると、警官隊と銃撃戦になり、警官2人が死亡、30人以上が負傷した。武装集団は外国人客らを人質に店内に立てこもり、AFP通信によると、事件発生から約10時間後、同国治安部隊が人質解放のため突入した。人質は20人以上だったとの情報があり、複数の地元テレビは、日本人4人が人質に含まれると伝えた。菅官房長官は2日午前、首相官邸で緊急記者会見を開き、「本件に日本人が含まれている可能性もある」と明らかにした。

       萩生田光一官房副長官は2日昼の記者会見で、治安部隊の突入で12人が救出され、このうち2人が外国人の模様だとの連絡が現地警察からあったと語った。

       萩生田氏は「日本人が含まれているかどうかは現在確認中だ」とした。地元メディアは突入の結果、13人が救出され、5人の遺体が見つかったと報じた。日本政府はダッカの日本大使館に現地対策本部を設置し、事実関係の確認を急いでいる。

       イスラム過激派組織「イスラム国」は系列メディア「アマク通信」を通じて犯行声明を出し、24人を殺害したとしている。

       地元テレビなどによると、武装集団は8~9人程度とみられ、レストランに入り込むと「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら銃を発砲し、駆けつけた警官隊に向けて爆弾も投げたという。AP通信によると、突入前に治安部隊が人質解放を呼びかけたが応答がなかった。突入の際にも銃撃戦になり、爆発音が聞こえたとの証言がある。地元メディアは、武装集団とみられる6人が殺害されたと伝えた。

       現場のレストランは、日本大使館の北西約500メートルに位置する。各国大使館が集まる地区で、日本人を含む多くの外国人が訪れることで知られる。

       イスラム教徒が人口の9割を占めるバングラデシュでは昨年以降、少数派のヒンズー教徒や外国人らが殺害される事件が相次ぎ、昨年10月には北部のランプルで現地在住の日本人が銃撃され犠牲になった。多くの事件で「イスラム国」の支部を名乗る組織が犯行声明を出したが、バングラデシュ政府は国内の「イスラム国」の存在を否定している。

       外務省のホームページによると、バングラデシュに滞在する日本人(2015年10月現在)は985人。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50008

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    6. 日本人1人救出、7人の安否不明…官房副長官
      2016年7月2日15時8分

       萩生田光一官房副長官は2日午後の記者会見で、バングラデシュでのレストラン襲撃事件に関し、日本人男性1人の救出を確認したことを明らかにした。

       現地の大使館員が病院で男性と面会した。被弾しているが命に別条はないという。

       現地で国際協力機構(JICA)のプロジェクトに参加している日本人男女8人でレストランで食事をしている際、事件に遭遇し、残り7人の安否は分からないとしている。

       これに先立ち、安倍首相はバングラデシュのハシナ首相と電話で会談した。ハシナ氏は13人を救出し、このうち日本人1人を含む3人が外国人だと説明した。安倍首相は邦人の安否確認と残留邦人の安全確保に万全を尽くすよう要請した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50044

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    7. 日本人7人「厳しい状況、痛恨の極み」…首相
      2016年7月2日21時23分

       政府は2日、バングラデシュの首都ダッカで発生したレストラン襲撃テロ事件を受け、連絡の取れない日本人の安否確認を進めた。

       安倍首相は2日夜、安否不明の日本人7人について「大変厳しい状況だ。バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんで、痛恨の極みだ」と首相官邸で記者団に語った。そのうえで「残虐非道なテロで何の罪もない多くの方々の命が奪われた。強い憤りを覚える。私たちや国際社会が共有している普遍的価値に対する挑戦であり、断固、抗議する」と述べた。さらに「1人の日本人が救出された。最善を尽くしてくれたバングラデシュ政府に日本を代表して御礼を申し上げたい」と謝意を示した。

       菅官房長官は2日夜の記者会見で、救出された1人と安否不明の7人以外に日本人の被害者がいる可能性について「ないと思っている」と述べた。

       安否不明の日本人の家族から要望がある場合、政府専用機を現地に派遣することも検討する考えを明らかにした。

       政府は、バングラデシュでの情報収集や関係者との調整のため、外務省の木原誠二副大臣を2日、現地に派遣した。医師など外務省職員で構成する海外緊急展開チーム(ERT)も合流して、対応に当たる。

       安倍首相は2日午後、事件発生を受け、バングラデシュのハシナ首相と電話で会談した。ハシナ氏は事件現場から日本人1人など外国人3人を含む13人を救出したことを伝えた上で、「人命最優先に最大限努力したが、残念ながら犠牲者が生じている」と話した。安倍首相は「犠牲者の発生は極めて残念だ。被害邦人の治療や帰国への最大限の支援、邦人の安全確保に万全を尽くしてほしい」と要請し、他の日本人の安否確認に協力を求めた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50066

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    8. 子供連れの女性も…レストランに銃声と爆発音
      2016年7月2日17時50分

       【ニューデリー=田尾茂樹】外国人らが多く出入りする夜のレストランに、銃声と爆発音が鳴り響いた。

       バングラデシュの首都ダッカ中心部で1日発生した武装集団による襲撃事件。男たちが立てこもった店の周辺では、駆けつけた警官隊が銃撃戦で相次ぎ死傷し、現場は騒然とした空気に包まれた。

       事件が起きたのは1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)頃。現場はダッカ中心部の各国大使館や高級レストランなどが並ぶグルシャン地区で、AP通信が伝えたレストラン従業員の話によると、複数の男たちが突然、店内に押し入り、まず空砲を放った。

       店内は、仕事を終えたビジネスマンや、子供を連れた女性らでにぎわっていたという。間もなく警官隊が到着し、銃撃戦が始まった。

       武装集団は8~9人程度とみられ、警官隊に爆弾を投げつけた。地元テレビは、銃撃で負傷し次々と搬送されていく警官や、犯行グループが立てこもる店を、ヘルメットや防弾チョッキに身を包んだ警官隊が包囲する姿などを伝えている。

       店内にいる甥おいから電話があったという男性はAP通信に「家族と一緒に店にいるらしい。彼らを助けてくれ」と訴えた。

       襲撃されたレストランの隣に住む韓国人女性(59)は、読売新聞の電話取材に「まるで戦争のようだった」と話した。女性によると、1日夜、自宅にいたところ銃声を聞いた。外を見ると、レストランに20歳前後の6、7人の男が入っていった。「英語で『私は日本人だ』と叫ぶ40歳代ぐらいの男性1人が、男たちに店内へ連れ込まれたのも見た」という。その後、警察や軍隊が続々と集まり、2日朝には爆弾が破裂するような音が聞こえたと語った。

       バングラデシュでは昨年10月、北部ランプルに住む日本人男性が、覆面をした3人組の男に銃撃され死亡する事件が起きた。「イスラム国」のバングラデシュ支部を名乗るグループは「『イスラム国』と戦う(米軍など主導の)有志連合の一員である日本の国民を狙った」などとする犯行声明を発表。「有志連合参加国の国民に対する作戦はこれからも続く」として、外国人を狙った犯行を繰り返す可能性を示唆していた。

       今回襲撃されたレストラン内には一般市民ら不特定多数がいた模様だが、頻繁に訪れる外国人客を狙った可能性もある。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50042

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    9. 大使館集まる地区、「神は偉大なり」と叫び乱射
      2016年7月2日21時16分

       【ダッカ=児玉浩太郎、ニューデリー=田尾茂樹】武装集団に襲撃されたレストランは、日本を始め各国の大使館が集まる高級地区にある「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」。

       約2年前にオープンし、特製のパンなどが人気で、昼夜、多くの外国人や地元の家族連れでにぎわっていた。

       地元テレビが伝えたレストランの従業員の話によると、武装集団が襲撃した当時、店内には約20人の客がいたほか、15人程度のスタッフが勤務していた。武装集団は店内に入り込むと「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら銃を発砲。駆け付けた警官隊と銃撃戦の末、立てこもった。警官隊に向けて爆弾も投げたといい、この銃撃戦で警官2人が死亡した。

       2日朝の突入前、治安部隊が人質解放を呼びかけたが応答がなかった。突入時にも銃撃戦になり、爆発音が聞こえたとの証言もある。

       2日午後に記者会見したバングラデシュ陸軍のナイーム・チョードリー准将は、武装集団は計7人だったとし、6人を殺害、残る1人を拘束したと説明。死亡した20人について、国籍は明らかにしなかったが、いずれも突入前に鋭利な刃物で殺害されていたとみられると述べた。

       AP通信によると、イタリアのレンツィ首相は2日、イタリア人の犠牲者が出たことを認めた。伊メディアは事件発生当時、10人前後のイタリア人が店内にいたと報じている。

       イスラム過激派組織「イスラム国」の系列メディア「アマク通信」は、インターネット上に「『イスラム国』の戦闘員が外国人でにぎわうダッカのレストランを襲撃した」「これまでに24人を殺害した」などとする犯行声明を流している。

       イスラム教徒は6月6日から約1か月間、信仰心を高める「ラマダン」(断食月)に入っており、「イスラム国」はラマダン中の欧米へのテロを呼びかけていた。

       バングラデシュのハシナ首相は突入作戦終了後の2日午後、治安要員らを前に演説し、「我々はテロを許さない」と訴えた。同国政府は国内の「イスラム国」の存在を否定しているが、治安当局などが事件との関連を調べる方針。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50071

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    10. 「日本人だ」叫ぶ男性を男たちが店内へ…目撃談
      2016年7月2日23時8分

       【ダッカ=丸山修、児玉浩太郎】事件が起きたのは1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)頃。

       AP通信などによると、武装集団がダッカ中心部にあるレストランに押し入った。多くの客でにぎわっていた店内は騒然となり、間もなく到着した警官隊と武装集団との銃撃戦が始まり、武装集団は爆発物も投げつけたという。

       レストランの隣に住む韓国人女性(59)は自宅にいたところ、銃声を聞いた。外を見ると、20歳前後の6、7人の男がレストランに入って行ったといい、「英語で『私は日本人だ』と叫ぶ40歳代ぐらいの男性1人が、男たちに店内へ連れ込まれたのも見た」と話した。

       警察当局は、レストラン襲撃から約6時間後、武装集団との連絡に成功したと明かしたが、膠着こうちゃく状態が続いた。

       店内への突入に向けては、治安部隊のほか、軍、国境警備部隊、警察の計4部門からの精鋭が集められたという。突入が始まったのは、襲撃から約10時間後。レストランから約80メートルのリゾート施設で働くバーテンダー男性(60)は読売新聞の電話取材に「昨晩から発砲音が絶え間なく聞こえていたが、20~30分前にボンという爆発音がしたのを最後に静かになった」と振り返った。2日午後に記者会見したバングラデシュ軍は突入作戦は「十数分で完了した」と話しており、短時間で決着がついた模様だ。

       日本人8人のうち、救出された渡辺玉興たまおきさんは、ダッカ中心部の軍病院に搬送され、治療を受けている。同病院は、20人に及ぶ犠牲者の遺体の安置場所でもあり、待合室では、ピンク色のサリーを着た女性が疲れ切った表情で、「彼女はたった一人の子どもなのに……」と泣き崩れていた。

       レストランがあるグルシャン地区は、同国では別世界とも言える一般庶民には縁遠い一等地。現場のレストランを囲むように、5~10階建ての高級マンションが密集し、高い塀に囲まれた建物1階の駐車場には高級車がずらりと並んでいた。周囲には主要国の大使館も集まっている。

       現場で取材していた地元テレビ局の記者は「近くの住民は外国人やVIPばかり。レストランの客は外国人が中心でバングラデシュ人は多くない。標的が外国人だったのは明らかだ」と話した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50076

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    11. ダッカのテロ、日本人男女7人死亡確認…菅長官
      2016年7月2日23時38分

       バングラデシュの首都ダッカの中心部グルシャン地区で1日午後9時半(日本時間2日午前0時半)頃、武装集団がレストランを襲撃、客らを人質に取って店内に立てこもった。

       同国治安部隊が2日午前7時40分(同10時40分)頃、店に突入、日本人男性1人を含む13人が救出されたが、人質20人が死亡した。菅官房長官は2日午後11時半から記者会見し、男性5人と女性2人の計7人の日本人の死亡が確認されたと発表した。救出された男性と7人はいずれも国際協力機構(JICA)の現地プロジェクトの関係者で、事件発生時、一緒に食事をしていた。比較的穏健なイスラム教国家とされてきたバングラデシュで、外国人を狙ったとみられる無差別テロが起きたことに、衝撃が広がっている。

       救出されたのは、現地で国際協力機構(JICA)のプロジェクトに参加している東京都新宿区のコンサルタント会社「アルメックVPI」の海外事業本部社員で、40歳代の渡辺玉興たまおきさん。頬に銃弾を受けたが、手術を受けて容体は安定しているという。

       同社によると、渡辺さんは先月、バングラデシュに入国。20~40歳代の社員の男女3人とともに、ダッカでホテル暮らしをしていたという。

       JICAの北岡伸一理事長は2日、東京都千代田区の機構本部で記者会見し、JICA発注の調査事業に携わっていた日本人8人が、レストラン襲撃事件に巻き込まれたと明らかにした。

       JICAによると、プロジェクトはバングラデシュ政府がダッカの交通渋滞解消に向けてインフラ(社会基盤)整備を目指すもので、政府開発援助(ODA)の円借款事業の枠組みでの実施を検討していた。JICAは複数のコンサルタント会社に事前調査を委託していた。JICAは、事業名や8人の所属先、氏名などは個人の特定につながるとして明らかにしていない。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50068

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    12. 3日にも政府専用機派遣へ、首相「強い憤り」
      2016年7月2日23時45分

       菅官房長官は2日深夜、首相官邸で記者会見し、バングラデシュの首都ダッカで発生したレストラン襲撃テロ事件で、安否不明だった日本人7人(男性5人、女性2人)全員の死亡が確認されたと発表した。

       遺体搬送先で、在バングラデシュの日本大使館関係者が確認した。政府は3日にも政府専用機で遺族に現地へ向かってもらう。

       これに先立ち、安倍首相は2日夜、「バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんで、痛恨の極みだ」と首相官邸で記者団に語った。そのうえで「残虐非道なテロで何の罪もない多くの方々の命が奪われた。強い憤りを覚える。私たちや国際社会が共有している普遍的価値に対する挑戦であり、断固、抗議する」と述べた。さらに「1人の日本人が救出された。最善を尽くしてくれたバングラデシュ政府に日本を代表して御礼を申し上げたい」と謝意を示した。

       政府は2日、バングラデシュでの情報収集や関係者との調整のため、外務省の木原誠二副大臣を現地に派遣した。外務省職員の医師らで構成する海外緊急展開チーム(ERT)も合流して、対応に当たる。

       安倍首相は2日午後、事件発生を受け、バングラデシュのハシナ首相と電話で会談した。ハシナ氏は「人命最優先に最大限努力したが、残念ながら犠牲者が生じている」と話した。安倍首相は「犠牲者の発生は極めて残念だ。被害邦人の治療や帰国への最大限の支援、邦人の安全確保に万全を尽くしてほしい」と要請した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160702-118-OYT1T50066

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  9. 「ダッカ」といえば、「人命は地球より重い」…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AB+%E4%BA%BA%E5%91%BD%E3%81%AF%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%82%88%E3%82%8A%E9%87%8D%E3%81%84

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    1. 「テロは必ず殲滅される」を思いっきりみせつけるには、いちいち人質の命になんてかまってられない…

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    2. テロリスト射殺がメインミッション、人質救出はサブミッション、最初からそういう脚色演出のシナリオ…

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    3. すべては、神の手のひらの上の戯曲でしかない…

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  10. バングラ 襲撃犯6人を射殺 - 2016/7/2
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206233

    バングラの飲食店立てこもり、人質13人救出 襲撃犯6人射殺
    AFP=時事 7月2日(土)15時7分配信

    【AFP=時事】(更新)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で武装集団が飲食店を襲撃し、人質数十人を取って立てこもっていた事件で2日、軍や警察当局によると、店内に突入した軍の特殊部隊を含む治安部隊は13人の人質を救出、襲撃犯6人を射殺し、店の包囲を解除した。

     軍報道官はAFPの取材に対し「作戦は終了した。事態は収拾した」と述べた。

     突入した緊急行動部隊(RAB)の司令官によると、襲撃犯6人を含め、多数の死者が出たという。

     またこの司令官はインドのテレビ局、タイムズ・ナウ(Times Now)に対し、救出した人質13人のうち3人は外国人で、10人はバングラデシュ人だと話している。

     時事通信(Jiji Press)によると、日本政府は救出された人の中に日本人1人が含まれていたと明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160702-00000021-jij_afp-int

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  11. 首相「人命第一の対応を指示」
    7月2日 9時17分

    安倍総理大臣は2日午前9時すぎ、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「バングラデシュのダッカで発生したレストランにおける武装グループの襲撃・人質事件に、日本人が巻き込まれている可能性があり、私から、情報収集と事実関係の確認、バングラデシュをはじめ、関係各国と緊密に連携して人命第一に対応するよう指示した」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580721000.html

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    1. バングラデシュ 武装グループ立てこもりで死者も
      7月2日 10時00分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、多くの外国人が集まる地区にある飲食店に武装グループが押し入り客などを人質にとって立てこもっていて、警察によりますと武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということで、インドの複数のメディアは警察の話として人質に日本人が含まれているおそれがあると伝えています。ロイター通信は、バングラデシュの政府高官の話として、治安部隊が武装グループと交渉し、決裂した場合は突入する可能性があると伝えています。

      バングラデシュのダッカのグルシャン地区で、1日夜、複数の武装した男たちが飲食店に押し入り、駆けつけた警察との間で銃撃戦となり、事件の発生から9時間余りが過ぎた今も店内にいた客や店員を人質にとって立てこもっています。
      警察によりますと武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      地元のメディアは、人質の中に外国人も含まれているという情報があると伝えているほか、インドの複数のメディアは警察の話として人質に日本人が含まれているおそれがあると伝えています。
      また、ロイター通信はバングラデシュの政府高官の話として、治安部隊が犯行グループと交渉し、決裂した場合は突入する可能性があるとしています。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まり、ふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月ーラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は、多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがあるアマーク通信は「ISが、ダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      バングラデシュでは最近、イスラム過激派の活動が活発になっているとして治安当局が取締りを強化しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580551000.html

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    2. 人質に日本人の可能性 バングラデシュの立てこもり
      7月2日 10時32分

      政府は、バングラデシュで武装グループが飲食店に押し入り客などを人質にとって立てこもっている事件で、日本人が巻き込まれている可能性もあるとして情報収集などに全力を挙げています。安倍総理大臣は参議院選挙の遊説を中止し、関係省庁に対し、人命第1に、関係国と緊密に連携を取り、事実関係の確認を急ぐよう指示しました。

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区にある飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質にとって立てこもっている事件を受けて、政府は、総理大臣官邸に官邸対策室を設置するとともに、国際テロ情報収集ユニットの関係者を現地に派遣することを決めました。
      政府高官は記者団に対し、「連絡が取れない日本人が複数いるという情報がある。連絡が取れない人が事件で人質になっているのか、けが人や死者の中にいるのかは、まだ分からない」と述べました。
      安倍総理大臣は、事件の対応に当たるため、2日の参議院選挙の遊説を中止しました。そして、午前9時すぎ、総理大臣官邸に入る際、記者団に対し、「日本人が巻き込まれている可能性があり、情報の収集、そして事実関係の確認、さらにはバングラデシュをはじめ、関係各国と緊密に連携、協力して、人命第1で対応するよう指示した」と述べました。
      これに先立って、菅官房長官は午前8時半から臨時に記者会見し、「在バングラデシュ日本大使館によれば、ダッカ市内のレストランにおいて、武装グループが人質をとって立てこもり、警察との銃撃戦が発生し警察官等に負傷者が発生しているもようだ」と述べました。
      そのうえで、菅官房長官は「政府は、バングラデシュ日本大使館に現地対策本部を午前2時45分に設置し、現地に滞在する在留邦人および旅行者に対し、注意喚起メールの一斉送信を行った。人命優先に対応しているところだ」と述べ、安倍総理大臣の指示を受け、人命最優先に情報の収集などに当たる考えを示しました。

      外相「安全確保に全力」

      岸田外務大臣は2日午前8時半ごろ、外務省で記者団に対し、「人質に日本人が含まれている可能性があるので、日本時間の午前4時50分、緊急対策本部を立ち上げ、日本人の安全確保や事実関係の確認に全力を挙げている。官邸とも調整のうえ、『国際テロ情報収集ユニット』の関係者を現地に派遣し、情報収集を強化することとした。いかなる理由であれ、テロは許されず、政府としては国際社会と連携し、テロ対策に取り組んでいく」と述べました。

      外務省が渡航情報

      バングラデシュで飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質にとって立てこもっている事件を受けて、外務省は現地に滞在する日本人や、渡航を予定している旅行客などに対し、不測の事態に巻き込まれないよう、最新の関連情報の入手に努めることなどを呼びかける渡航情報を出しました。
      渡航情報では、政府の施設や公共交通機関、それに観光施設など、不特定多数の人が集まり、テロの標的となりやすい場所を訪問する際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れることなどを求めています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580701000.html

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    3. 官房副長官 バングラデシュ人10人と外国人2人救出
      7月2日 13時02分

      萩生田官房副長官は臨時の記者会見で、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件で、現地の警察当局からの情報によると、治安部隊が突入した結果、10人のバングラデシュ人と2人の外国人が救出されたことを明らかにしました。

      この中で、萩生田官房副長官は「ダッカ市の首都警察から在バングラデシュ大使に入った情報によると、突入の結果、12人が救出され、うち2人が外国人のもようということだ」と述べ、10人のバングラデシュ人と2人の外国人が救出されたことを明らかにしました。
      そのうえで、萩生田副長官は「12人は病院に搬送され、大使館から医務官と書記官を病院に派遣した。この中に日本人が含まれているかどうかは現在確認中だ」と述べました。
      また、萩生田副長官は、人質について、「複数の日本人が含まれている可能性があり、現在、その内容については、現地対策本部と連携を取りながら、詳細を確認しているところだ。人数についてもまだ情報が錯そうしている」と述べました。
      さらに、萩生田副長官は、記者団が「過激派組織IS=イスラミックステートの犯行声明が出ているとの情報もあるが」と質問したのに対し、「そのような報道があることは承知している。バングラデシュ政府との間でさまざまな情報交換をしているが、事実関係の確認には至っていない」と述べました。
      また、萩生田副長官は、安倍総理大臣とバングラデシュのハシナ首相との電話会談について、「現地のさまざまなオペレーション対応に支障のないように、可能なかぎり直接話をしたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580881000.html

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    4. 治安部隊が突入開始 バングラデシュの立てこもり
      7月2日 13時05分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、多くの外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入って客などを人質に取って立てこもり、地元メディアは人質に日本人が含まれていると伝えています。日本時間の午前11時前、治安部隊が店内に突入し、一部の人質の救出が伝えられましたが、詳しいことは分かっていません。

      バングラデシュのダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装した男たちが飲食店に押し入り、駆けつけた警察との間で銃撃戦となり、店内にいた客や店員を人質に取って立てこもりました。
      警察によりますと、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      地元のメディアによりますと、8人から10人の武装グループが外国人などおよそ20人を人質に取り、地元テレビ局は、人質の中には日本人が含まれると伝えています。
      また、イギリスの公共放送BBCは、警察の話として、日本人5人とイタリア人6人が人質に含まれているとしています。
      現地にある日本大使館は、日本人の中に人質が含まれているかどうかは、今のところ、現地の警察からは確認が取れていないということで、引き続き、情報確認を進めているということです。
      また、JICA=国際協力機構のバングラデシュ事務所によりますと、バングラデシュには日本人の職員や専門家など50人から60人が派遣されていて、安否の確認を進めていますが、日本時間の午前11時半の時点で8人と連絡が取れていないということです。
      事件の発生から10時間余りがたった日本時間午前11時前、100人以上の治安部隊と軍の兵士が店内に突入しました。
      バングラデシュの警察はNHKの電話取材に対し、作戦は終わったと述べ、また、地元メディアは人質のうち、外国人を含む10人以上が救出されたと伝えていますが、詳しいことは分かっていません。
      現場の近くにある店の従業員は、日本時間の午前11時前、NHKの電話取材に対し、「警察が周辺を封鎖し、待機している。今、激しい銃撃が聞こえている」と現場の様子を説明しました。
      この従業員は、およそ1時間後の日本時間正午前の電話取材で、銃撃音は聞こえなくなったと話しています。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580781000.html

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    5. 警察庁 「国際テロリズム緊急展開班」派遣を決定
      7月2日 13時07分

      バングラデシュの首都ダッカで飲食店に武装グループが押し入り客などを人質に取って立てこもっている事件で、人質の中に日本人が含まれている可能性があることから、警察庁は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に対応する専門チームを2日、現地に派遣し、情報収集に当たることにしています。

      派遣される「TRT-2」「国際テロリズム緊急展開班」は、ペルーの日本大使公邸が占拠された事件を教訓に平成10年に設置されたもので、警察庁と都道府県警察の専門性の高い警察官などで構成され、現地で情報収集に当たります。
      今回の事件では人質の中に日本人が含まれている可能性があることから、警察庁は、警備局長をトップとする対策本部を設けるとともに、「外事特殊事案対策官」らでつくる専門チームを2日、バングラデシュの首都ダッカに向けて派遣することにしています。
      バングラデシュでは、過激派組織IS=イスラミックステートが勢力を伸ばしつつあるということで、外務省などと連携して現地で情報収集などに当たることにしています。
      「国際テロリズム緊急展開班」は、去年起きたISによる日本人殺害事件やチュニジアで日本人3人を含む外国人観客らが殺害されたテロ事件、それに3年前にアルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件などでも派遣されています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580851000.html

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    6. 政府高官 救出者に日本人含まれている可能性
      7月2日 14時24分

      政府高官は記者団に対し、「救出された人の中に日本人が含まれている可能性は極めて高いだろう」と述べました。そのうえで政府高官は、救出された人が誰か特定する作業を進めていることを明らかにしました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580951000.html

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    7. 官房副長官「13人救出 日本人1人含まれる」
      7月2日 14時32分

      萩生田官房副長官は午後2時20分すぎから記者会見し、安倍総理大臣がバングラデシュのハシナ首相と電話会談したことを明らかにしたうえで、「ハシナ首相からは『オペレーションは終了した。13人を救出し、3人が外国人で、このうち日本人が1人含まれている。最大限努力したが犠牲者が生じている』という話があった」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580971000.html

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    8. 官房副長官“日本人7人の安否不明”
      7月2日 14時37分

      萩生田官房副長官は記者会見で、日本大使館の職員が、救出された日本人の男性と直接面会し、男性は負傷しているが、命に別状はないという報告を受けたことを明らかにしました。また、萩生田副長官は、男性は、事件発生時には、仕事関係の仲間8人で食事をし、事件発生後、別々の行動を取ったので、残りの7人の安否は分からないと話していたことを明らかにしました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580981000.html

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    9. 官房副長官 日本人1人救出 7人安否不明
      7月2日 15時00分

      萩生田官房副長官は、臨時に記者会見し、安倍総理大臣とバングラデシュのハシナ首相が電話で会談し、ハシナ首相から、治安部隊の突入作戦で日本人の男性1人を含む13人を救出し、作戦は終了したという報告があったことを明らかにしました。救出された男性によると、一緒に食事をしていた日本人7人と連絡が取れず、安否が分からないということです。

      安倍総理大臣は、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件を受けて、2日午後1時半すぎからおよそ20分間、総理大臣官邸で、バングラデシュのハシナ首相と電話で会談しました。
      このあと萩生田官房副長官は臨時に記者会見し、「ハシナ首相から、『オペレーションが終了した。被害者の全体像は現在確認中であるが、13人を救出し、そのうち3人が外国人であり、日本人1人が含まれている。その日本人1人は、現在、ほかの負傷者とともに病院で治療を受けている』と説明があった」と述べました。
      そのうえで萩生田副長官は、「ハシナ首相からは、『人命最優先に最大限の努力をしたが、残念ながら犠牲者が生じている。バングラデシュに在住する邦人などの安全確保に引き続き万全を期す』という発言があった」と述べました。また萩生田副長官は、「会談直後に現地の大使館から連絡が入り、先ほど大使館員が直接被害に遭われた日本人の方と病院で面会した。本人は負傷しているが、命に別状はないということだ」と述べました。
      救出された日本人は、JICA=国際協力機構のプロジェクトに参加している企業の男性で、男性は現地の日本大使館員の聞き取りに対し、「事件発生時には、仕事関係の仲間8人で食事をしていた。事件発生後、その場でそれぞれ別の行動を取って避難をしたので、残りの7人の安否については分からない」と話しているということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580991000.html

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    10. バングラデシュの立てこもり 治安部隊突入 13人救出
      7月2日 15時03分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、これまでに日本人1人を含む13人を救出し、武装グループ6人を殺害しました。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      地元メディアは、日本人を含むおよそ20人が人質になったと伝えています。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      ハシナ首相が演説をして明らかにしたところによりますと、この作戦によって13人が救出されたということです。また、武装グループの6人を射殺したほか1人を拘束し、作戦はすでに終了したということです。
      また、バングラデシュの治安部隊は地元メディアに対し、日本人1人を救出したことを明らかにしました。
      しかし、武装グループが押し入った際に現場にいたとみられるほかの人質の安否については明らかになっていません。
      JICA=国際協力機構のバングラデシュ事務所によりますと、バングラデシュには日本人の職員や専門家など50人から60人が派遣されていて、安否の確認を進めていますが、このうち8人と連絡が取れていないということです。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010580911000.html

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    11. JICA「68人が滞在 安否確認進める」
      7月2日 15時39分

      JICAによりますと、バングラデシュには職員やプロジェクトの関係者、合わせて68人が滞在しているということです。現在、現地の事務所と連絡を取り合いながら、安否の確認を進めているということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581011000.html

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    12. 外務省幹部 安否不明の7人には女性も
      7月2日 15時52分

      外務省幹部は記者団に対し、安否が分かっていない日本人7人について、いずれも現地でJICA=国際協力機構のインフラ関連のプロジェクトに参加していた関係者で、女性も含まれていることを明らかにしました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581021000.html

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    13. 首相 バングラデシュ首相に日本人の安全確保を要請
      7月2日 16時24分

      安倍総理大臣は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件を受け、ハシナ首相と電話で会談し、情報の提供に加えて、被害に遭った邦人への支援や在留する邦人の安全確保に万全を期すよう要請しました。これに対し、ハシナ首相は、日本人1人を含む13人を救出したものの犠牲者が出ているとしたうえで、事件の全容解明に全力を挙げる考えを示しました。

      安倍総理大臣は、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件を受けて、2日午後1時半すぎからおよそ20分間、総理大臣官邸で、ハシナ首相と電話で会談しました。
      この中で、安倍総理大臣は「このような非道な行為はいかなる理由でも許されず、わが国は断固として非難する。連帯を表明し、国際社会と連携してバングラデシュ政府の対応を最大限支援する」と述べました。
      そして、安倍総理大臣は、邦人の安否を含めて情報の提供を要請したうえで、「被害に遭った邦人の治療、帰国に最大限の支援をお願いしたい。また、多数の邦人が在留している。引き続き邦人の安全確保に万全を期してほしい」と要請しました。
      これに対し、ハシナ首相は「治安部隊の救出作戦は終了した。全体像は現在確認中であるが、13人を救出し、そのうち3人が外国人であり、日本人1人が含まれている。その日本人1人は現在、他の負傷者とともに病院で治療を受けている」と述べました。
      また、ハシナ首相は「人命最優先に最大限の努力をしたが、残念ながら犠牲者が生じている。バングラデシュに在住する邦人および外交団などの安全確保に引き続き万全を期す」と述べたうえで、事件の全容解明に全力を挙げる考えを示しました。
      会談のあと、萩生田官房副長官は臨時に記者会見し、「先ほど大使館員が直接被害に遭われた日本人の方と病院で面会した。本人は負傷しているが命に別状はないということだ。けがの詳細については把握していないが被弾している」と述べました。
      そのうえで、萩生田副長官は、救出された日本人について、JICA=国際協力機構のプロジェクトに参加している企業の男性で、面会した大使館員に対し、「事件発生時には仕事関係の仲間8人で食事をしていた。残りの7人の安否は分からない」と話していることを明らかにしました。
      これに関連し、政府高官は記者団に対し、残る7人の日本人の安否について、「厳しい見通しだが、逃げていたり隠れていたりする可能性もあるので、引き続き情報を確認中だ」と述べました。
      政府は、残る7人以外にも邦人が事件に巻き込まれていることも懸念されるとして、連絡が取れていない邦人の安否の確認に全力を挙げることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581041000.html

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    14. 自国内の話ならまだしも、他国の話ならば、他国の治安状態に身を任すほかしょうなない話だ…

      それを覚悟で出て行くということなのだから。

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    15. 日本国内にいると平和ボケ症状が加速度的に進行する…

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    16. バングラデシュ軍高官 約20人の遺体を発見
      7月2日 16時45分

      バングラデシュの軍の高官は、日本時間の午後4時半ごろから記者会見し、首都ダッカの飲食店で起きた人質事件で、救出作戦によって1人の日本人を含む13人を救出したことを明らかにしました。また、現場では、およそ20人の遺体を発見したことも明らかにしました。遺体の身元については、現在、調査中だとしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    17. バングラデシュの病院“日本人が治療受けている”
      7月2日 17時06分

      事件で負傷した人が搬送されたバングラデシュの軍の病院はNHKの取材に対し、「ワタナベという名前の日本人が治療を受けている。顔などに銃撃を受けている」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581081000.html

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    18. 救助されたのは建設コンサルタント会社社員
      7月2日 17時55分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、政府関係者によりますと、治安部隊の突入作戦で救助された日本人の男性は、東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」の社員の渡邊玉興さんだということです。事件発生時、飲食店には渡邊さんのほか、JICA関連の仕事をしている都内の複数の会社の、男性5人、女性2人の合わせて7人がいましたが、この7人の安否は分かっていないということです。

      「アルメックVPI」は東京・新宿区に本社を置く建設コンサルタント会社です。
      会社のホームページによりますと、技術士や一級建築士などが所属し、発展途上国でのインフラの開発を手がけています。
      海外では、フィリピンのマニラなど4か所に事務所があり、バングラデシュには拠点はないものの、昨年度、JICAの発注で首都ダッカの都市交通に関係するプロジェクトに携わっています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581141000.html

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    19. バングラデシュ立てこもり 20人の遺体を発見
      7月2日 18時01分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって日本人1人を含む13人を救出したということです。また、武装グループの6人を射殺したほか、1人を拘束し、作戦は終了したということです。
      バングラデシュ軍によりますと、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められているということです。
      救出された人質が搬送された軍の病院の担当者は「ワタナベという名前の日本人が顔に銃撃を受けて、現在、手術を受けている」と話していました。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    20. アルメックVPI「4人を現地に派遣」
      7月2日 18時08分

      今回の事件で社員が巻き込まれた可能性がある東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」は、午後5時すぎに総務部の担当者が報道陣の取材に応じ、現在把握している状況を説明しました。

      それによりますと、海外事業部の男性社員2人と女性社員2人の合わせて4人を現地にJICAが行っているダッカの都市交通システムのインフラ事業で現地調査のために先月から派遣していたということです。
      4人とは連絡が取れていないということですが、男性社員の1人が渡邊玉興さんだと明らかにしました。
      会社では10数人の社員が外務省などと連絡を取りながら4人の安否の確認を急いでいます。
      担当者は「とにかく社員の無事を祈っている」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581151000.html

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    21. アルメックVPI「4人の安否確認急ぐ」
      7月2日 19時02分

      今回の事件で社員が巻き込まれた可能性がある東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」が午後6時半ごろ再度、取材に応じました。

      会社の説明によりますと安否が分からないのは40代の渡邊玉興さん、40代の女性、30代の男性、20代の女性の4人の社員でいずれも海外事業本部に所属する技術者だということです。
      JICAの事業でダッカの都市交通システムの計画立案や技術指導を行っていたということで、渡邊さんは先月23日に、ほかの3人は先月10日に日本を出発して、およそ1か月ほどダッカに滞在する予定だったということです。
      会社では10数人の社員が外務省などと連絡を取りながら4人の安否の確認を急いでいます。
      取材に応じた担当者は「4人とも真面目で優秀な技術者で、途上国の発展に力を尽くしている会社の宝です。とにかく無事を祈っている」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581151000.html

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    22. JICA会見「7人安否確認できず」
      7月2日 19時36分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し、客などを人質にとって立てこもった事件で、JICA=国際協力機構は午後7時前から記者会見を開き、現地で活動していた建設コンサルタント会社の日本人7人の安否が依然として確認できていないことを明らかにしました。

      東京・千代田区のJICA本部で記者会見した北岡伸一理事長は「襲撃事件が起こり、日本人が巻き込まれ、1人がけがをして病院にいる。そのほかの7人については確認が取れていない。大変憂慮して深刻に受け止めている」と述べました。また、「犯人に対して強い憤りを覚えている」と述べました。
      JICAによりますと、安否が確認できていない7人は、ダッカで交通渋滞の解消に向けた事業に関係している建設コンサルタントの社員だということです。
      また、今回の事件で救出された建設コンサルタント会社の渡邊玉興さんは、銃弾が当たってけがをしたことを明らかにしました。
      現地では去年10月にもバングラデシュ北部で日本人が殺害される事件があったほか、イスラム教徒が日中に一切の飲食を断つ断食の月=「ラマダン」が明けるこの時期は再び事件が起きるリスクが高まるとして、注意を呼びかけていたところだったということです。
      JICAは、担当理事と担当の部長を現地に派遣し、3日未明ごろに到着する見通しだということで、現地の職員や関係者の安全を第一に、国外退避も視野に入れて対応を考えたいとしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581241000.html

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    23. 安否不明の7人は都内3社の社員か
      7月2日 18時58分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、政府関係者によりますと、安否が分からなくなっている日本人は、JICA関連の仕事をしている都内の3つの建設コンサルタント会社の、男性5人、女性2人の合わせて7人の社員とみられるということです。3つの会社は、新宿区に本社を置く「アルメックVPI」と、渋谷区に本社を置く「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、それに、中央区に本社を置く「片平エンジニアリング・インターナショナル」だということです。

      今回の事件で社員が巻き込まれたとみられるいずれも東京の建設コンサルタント会社、「アルメックVPI」、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、「片平エンジニアリング・インターナショナル」の3社は、共同で、複数回にわたってダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどをJICAから請け負っていました。
      ダッカは人口の増加に伴って交通渋滞や大気汚染が問題となっていて、3社は道路や鉄道の整備を行う事業などに加わっていました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581211000.html

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    24. バングラデシュ立てこもり 20人の遺体を発見
      7月2日 20時42分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では、激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって人質となっていた日本人1人を含む13人を救出しましたが、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められているということです。多くは鋭い刃物で殺害されたとみられるということです。
      また、武装グループは6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということです。
      救出された人質が搬送された軍の病院の担当者は「ワタナベという名前の日本人が顔に銃撃を受けて、手術を受けていた。手術は先ほど終わって現在、集中治療室にいる。日本大使館の担当者もど同行している」と話していました。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    25. 官房長官 安否不明の7人の日本人「極めて厳しい状況」
      7月2日 20時44分

      菅官房長官は2日夜、臨時に記者会見し、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で、安否の確認ができていない7人の日本人について、事実関係の確認に全力を挙げているものの極めて厳しい状況にあるという認識を示しました。また菅官房長官は、事件の被害者の家族などから要請があれば、政府専用機を現地に派遣する考えを示しました。

      菅官房長官は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件について、「本日午後、バングラデシュ軍関係者が記者ブリーフィングを行い、『13人救出し、そのうち1人は日本人、2人はスリランカ人、20人死亡、遺体は病院に搬送』との情報を発表したと聞いている」と述べました。
      そして、菅官房長官は、安否の確認ができていない7人の日本人について、連絡は取れていないとしたうえで、「事実関係の確認に全力を挙げており、コメントは控えるが、極めて厳しい状況にあると認識している」と述べました。
      そのうえで、菅官房長官は「政府としては引き続きJICA=国際協力機構とも連携しつつ、事実関係の確認を進めるとともに、政府専用機の派遣を含め対応に万全を尽くしていく」と述べ、事件の被害者の家族などから要請があれば、政府専用機を現地に派遣する考えを示しました。
      さらに菅官房長官は、記者団が「7人以外に事件に巻き込まれた可能性のある日本人はいるのか」と質問したのに対し、「それはないと思っている」と述べました。
      一方、菅官房長官は、みずからが参議院選挙の遊説に行ったことに、野党側から批判が出ていることについて、「内閣総理大臣が、直接、陣頭指揮を執っており、政府としては全く問題ない」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581261000.html

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    26. 首相「痛恨の極み テロに断固抗議する」
      7月2日 20時56分

      安倍総理大臣は午後8時ごろ、総理大臣官邸を出る際、記者団に対し、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で日本人が被害に遭ったことについて「バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんであり痛恨の極みだ」としたうえで、テロに断固抗議する考えを示しました。

      この中で安倍総理大臣は「卑劣なテロにより多くの人々の命が奪われた。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りし、お悔やみを申し上げたい。7名の日本人の安否については確認に全力を尽くしているが大変厳しい状況だ」と述べました。
      そのうえで、安倍総理大臣は「バングラデシュの発展のために尽力してきた皆さんであり痛恨の極みだ。今回の残虐非道なテロによって何の罪もない多くの方々の命が奪われた。強い憤りを覚える。私たちや国際社会が共有している普遍的価値に対する挑戦であり断固抗議する」と述べました。
      また安倍総理大臣は、「事件発生当初から、バングラデシュとは、人命第一に緊密に連携を取ってきた。1名の日本人が負傷はしたが作戦によって救出された。作戦に関わった皆さんに対し感謝を申し上げたい」と述べました。
      そして安倍総理大臣は「最後まで最善を尽くしてこられたハシナ首相、バングラデシュ政府に対して日本を代表してお礼を申し上げたい。今後も内外の日本人の安全確保のために全力を尽くしていく考えだ」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581281000.html

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    27. 政治案件ならば、さてどういったサインを発しているのか…

      心当たりのあるわかるものにはわかるはず…

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    28. バングラデシュ立てこもり 20人の遺体を発見
      7月2日 21時25分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では、激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって人質となっていた日本人1人を含む13人を救出しましたが、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められているということです。多くは鋭い刃物で殺害されたとみられるということです。
      また、武装グループは6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということです。
      救出された人質が搬送された軍の病院の担当者は「ワタナベという名前の日本人が顔に銃撃を受けて、手術を受けていた。手術は先ほど終わって現在、集中治療室にいる。日本大使館の担当者も同行している」と話していました。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      イタリア人の10人が犠牲か
      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、イタリアのレンツィ首相は、首都ローマで2日、記者会見しました。
      レンツィ首相は、この事件で死亡した人の中にイタリア人が含まれることを明らかにしたうえで、「イスラム過激派が起こした悲劇に対して、イタリアはバングラデシュと連帯する。私たちの平穏な生活を壊そうとする過激派の狂気にイタリアは屈しない」と述べ、事件を非難しました。
      レンツィ首相は、死亡したイタリア人の数など詳細については明らかにしませんでしたが、イタリアのメディアは、イタリア政府の当局者の話として事件当時、飲食店には10人余りのイタリア人がいて、そのうちの10人が死亡したとみられると伝えています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    29. バングラデシュ立てこもり 20人の遺体を発見
      7月2日 21時52分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では、激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって人質となっていた日本人1人を含む13人を救出しましたが、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められているということです。多くは鋭い刃物で殺害されたとみられるということです。
      また、武装グループは6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということです。
      救出された人質が搬送された軍の病院の担当者は「ワタナベという名前の日本人が顔に銃撃を受けて、手術を受けていた。手術は先ほど終わって現在、集中治療室にいる。日本大使館の担当者も同行している」と話していました。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。

      イタリア人の10人が犠牲か

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、イタリアのレンツィ首相は、首都ローマで2日、記者会見しました。
      レンツィ首相は、この事件で死亡した人の中にイタリア人が含まれることを明らかにしたうえで、「イスラム過激派が起こした悲劇に対して、イタリアはバングラデシュと連帯する。私たちの平穏な生活を壊そうとする過激派の狂気にイタリアは屈しない」と述べ、事件を非難しました。
      レンツィ首相は、死亡したイタリア人の数など詳細については明らかにしませんでしたが、イタリアのメディアは、イタリア政府の当局者の話として事件当時、飲食店には10人余りのイタリア人がいて、そのうちの10人が死亡したとみられると伝えています。

      インド人の女子学生も

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、インドのスワラジ外相は自身のツイッターで、インド人の19歳の女子学生が事件に巻き込まれて死亡したことを明らかにしました。
      スワラジ外相は「ダッカの事件でテロリストがインドの女性を人質にして殺したことにとても悲しく思う。インドは彼女の家族とともに悲しみのときにある」として、哀悼の意を表しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    30. 安否不明の7人は都内3社の社員か
      7月2日 21時56分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、政府関係者によりますと、安否が分からなくなっている日本人は、JICA関連の仕事をしている都内の3つの建設コンサルタント会社の、男性5人、女性2人の合わせて7人の社員とみられるということです。3つの会社は、新宿区に本社を置く「アルメックVPI」と、渋谷区に本社を置く「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、それに、中央区に本社を置く「片平エンジニアリング・インターナショナル」だということです。

      今回の事件で社員が巻き込まれたとみられるいずれも東京の建設コンサルタント会社、「アルメックVPI」、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、「片平エンジニアリング・インターナショナル」の3社は、共同で、複数回にわたってダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどをJICAから請け負っていました。
      ダッカは人口の増加に伴って交通渋滞や大気汚染が問題となっていて、3社は道路や鉄道の整備を行う事業などに加わっていました。

      アルメックVPI「1人は無事 3人は不明」

      今回の事件に社員が巻き込まれた東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」が午後8時ごろ、再度、取材に応じました。
      会社の説明によりますと、社員4人のうち、40代の渡邊玉興さんの無事が確認されていると、外務省から連絡があったということです。
      渡邊さんはけがをしているものの命に別状はないと説明されたということです。この会社ではいずれも海外事業本部に所属する技術者で、渡邊さんと40代の女性、30代の男性、20代の女性の合わせて4人の社員を派遣していたということです。この会社は、先月3日にスタートしたJICAのダッカの都市交通に関する事業に参加していて、現地で計画立案や技術指導を行うため、渡邊さんは先月23日に、ほかの3人は先月10日に日本を出発して、およそ1か月ほどダッカに滞在する予定だったということです。
      会社では10数人の社員が外務省などと連絡を取りながら安否の確認を進めていて、2日は夜を徹して対応に当たり、3日以降、幹部社員2人を現地に派遣するということです。取材に応じた総務部の管理室長は「事件が起きた当時の状況など詳しい情報は全く入っていない。とにかく残る3人の無事を祈っている」と話していました。

      オリエンタルコンサルタンツグローバル「3人の安否確認できず」

      東京・渋谷区の建設コンサルタント会社、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」では、これまでのところ、JICAのプロジェクトに参加していた男性社員3人の安否が確認できていないとしています。
      この会社は、JICAから複数のプロジェクトを請け負っていて、3人は鉄道整備のエンジニアとしてダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどを担当していたということです。
      事件が起きた当時、ダッカにはこの3人のほかにも別のプロジェクトを担当する社員10人余りが滞在していましたが、現場の飲食店には行っておらず、無事が確認されたということです。会社では、2日朝から20人ほどの態勢でJICAや外務省と連絡を取り合って情報収集を続けているということで、担当者は「現地の詳しい情報はまだ入っておらず、心配している。引き続き、情報収集に努めたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581211000.html

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    31. 官房長官 安否不明の7人の日本人「極めて厳しい状況」
      7月2日 22時37分

      菅官房長官は2日夜、臨時に記者会見し、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で、安否の確認ができていない7人の日本人について、事実関係の確認に全力を挙げているものの極めて厳しい状況にあるという認識を示しました。また菅官房長官は、事件の被害者の家族などから要請があれば、政府専用機を現地に派遣する考えを示しました。

      菅官房長官は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件について、「本日午後、バングラデシュ軍関係者が記者ブリーフィングを行い、『13人救出し、そのうち1人は日本人、2人はスリランカ人、20人死亡、遺体は病院に搬送』との情報を発表したと聞いている」と述べました。
      そして、菅官房長官は、安否の確認ができていない7人の日本人について、連絡は取れていないとしたうえで、「事実関係の確認に全力を挙げており、コメントは控えるが、極めて厳しい状況にあると認識している」と述べました。
      そのうえで、菅官房長官は「政府としては引き続きJICA=国際協力機構とも連携しつつ、事実関係の確認を進めるとともに、政府専用機の派遣を含め対応に万全を尽くしていく」と述べ、事件の被害者の家族などから要請があれば、政府専用機を現地に派遣する考えを示しました。
      さらに菅官房長官は、記者団が「7人以外に事件に巻き込まれた可能性のある日本人はいるのか」と質問したのに対し、「それはないと思っている」と述べました。
      一方、菅官房長官は、みずからが参議院選挙の遊説に行ったことに、野党側から批判が出ていることについて、「内閣総理大臣が、直接、陣頭指揮を執っており、政府としては全く問題ない」と述べました。

      外相「大変厳しい状況と認識」

      岸田外務大臣は午後8時20分ごろ、外務省を出る際、記者団に対し、事件現場で20人の遺体が見つかったという報告があったとしたうえで、「遺体は病院に搬送されたと聞いており、大変厳しい状況にあると認識している。現在、現地の日本大使館の職員が病院に向かうなど、事実関係の確認を全力で行っている」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581261000.html

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    32. 「外国人狙う無差別襲撃 バングラデシュで初めて」専門家
      7月2日 23時23分

      バングラデシュの社会や政治に詳しい東京外国語大学の日下部尚徳特任講師は、今回の事件について、「外国人を狙って無差別に襲撃する事件は、これまでバングラデシュでは起きたことがなかった。さらに、警察が治安維持に力を入れているため、安心して暮らせるとされていたダッカでこうした事件が起きたことに衝撃を受けている」と話しました。

      また、日下部尚徳特任講師は、これまでのテロや殺害事件にはない残虐性があると指摘したうえで、「バングラデシュはイスラム教徒が多数派だが、欧米諸国とよい関係を保ち、その援助を受けて発展してきたことから、ISが『バングラデシュを主戦場にする』と宣言するなどISが浸透してきている」として、この事件にISが関係している可能性もあるという考えを示しました。
      一方、事件は国内の政治的な対立を背景に国内のイスラム勢力が起こした可能性もあるとして、「与党が野党を政治的に追い詰め正当な活動をできなくさせたことで、野党は支持者を動員できなくてもインパクトを与えられるテロのような活動を支持するようになっている」と説明しました。
      さらに「バングラデシュは諸外国からの援助を多く受けていることから、外国人を狙った事件は国を不安定化させることにつながる」と述べ、今後の治安情勢への影響に懸念を示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581311000.html

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    33. アホか、無差別テロなわけなかろうに…

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    34. バングラデシュ立てこもり 20人の遺体を発見
      7月2日 23時24分

      バングラデシュの首都ダッカで1日夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、治安部隊が店内に突入し、日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められています。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。この際、武装グループとの銃撃戦で警察官2人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
      そして、立てこもりの開始から10時間余りたったあとの日本時間午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では、激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますと、この作戦によって人質となっていた日本人1人を含む13人を救出しましたが、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかり、身元の確認が進められているということです。多くは鋭い刃物で殺害されたとみられるということです。
      また、武装グループは6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということです。
      救出された人質が搬送された軍の病院の担当者は「ワタナベという名前の日本人が顔に銃撃を受けて、手術を受けていた。手術は先ほど終わって現在、集中治療室にいる。日本大使館の担当者も同行している」と話していました。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたとき、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で、店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は「ISがダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。

      イタリア人も犠牲

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、イタリアのレンツィ首相は、首都ローマで2日、記者会見しました。
      レンツィ首相は、この事件で死亡した人の中にイタリア人が含まれることを明らかにしたうえで、「イスラム過激派が起こした悲劇に対して、イタリアはバングラデシュと連帯する。私たちの平穏な生活を壊そうとする過激派の狂気にイタリアは屈しない」と述べ、事件を非難しました。
      イタリアの外務省は、この事件で9人が死亡したと発表しました。
      また、ロイター通信の取材に対し1人と連絡が取れておらず、確認を進めているとしています。

      インド人の女子学生も

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、インドのスワラジ外相は自身のツイッターで、インド人の19歳の女子学生が事件に巻き込まれて死亡したことを明らかにしました。
      スワラジ外相は「ダッカの事件でテロリストがインドの女性を人質にして殺したことにとても悲しく思う。インドは彼女の家族とともに悲しみのときにある」として、哀悼の意を表しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581071000.html

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    35. 日本人7人死亡確認 バングラデシュ人質事件
      7月2日 23時34分

      菅官房長官は今夜11時半ごろから臨時に記者会見し、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件で、当時この飲食店にいたとみられ、連絡が取れなくなっていた日本人7人全員の死亡が確認されたと発表しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581321000.html

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    36. 日本人7人の死亡確認 バングラデシュ人質事件
      7月3日 0時16分

      菅官房長官は2日午後11時半すぎ臨時に記者会見し、バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件で、当時この飲食店にいたとみられ連絡が取れなくなっていた日本人7人全員の死亡が確認されたと明らかにしました。

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件では、当時、店内に8人の日本人がいたとみられており、このうち治安部隊によって救出された渡邊玉興さんを除く、男性5人、女性2人の合わせて7人と連絡が取れなくなっていました。
      これについて、菅官房長官は2日午後11時半すぎに臨時に記者会見し、「大使館関係者が日本時間の午後9時40分ごろにバングラデシュ政府が遺体を搬送した病院で、遺体の中に7名の日本人が含まれていることを確認した。写真や所持品などからこの7名はいずれもJICAのプロジェクトのコンサルタント関係者であり、男性5名、女性2名だ」と述べました。
      そのうえで、菅官房長官は、「政府としては対応に万全を尽くしてきたが、バングラデシュの発展のために尽力された方々がこのような結果に終わったことは痛恨の極みであり残念至極だ。亡くなられた方々の冥福を心からお祈り申し上げる」と述べました。
      そして、菅官房長官は、「政府として、なし得るかぎりの支援をしていきたい、この一貫としてあすにも政府専用機を派遣すべく準備を整えているところだ。残虐非道なテロで罪のない方々の命が奪われ、強い憤りを覚える。いかなる理由であれテロは決して許されるものではなく断固として非難する」と述べました。
      また菅官房長官は、死亡が確認された7人の身元や死因などについて、「ご家族に対しては、外務省から連絡し、説明している。しかし、氏名等については、ご家族の了解をいただいていないので、コメントは控えさせていただきたい」と述べました。さらに菅官房長官は、バングラデシュ政府の対応について、「最善の対応をお願いをさせていただいたし、結果として残念な結果に終わったと思っている。バングラデシュ政府が判断されることなので、わが国として申し上げることではない。ただ安倍総理大臣は、『人命尊重第一に』ということをバングラデシュのハシナ首相にお願いをしていたところだ」と述べました。

      外相「安保理で強い非難のメッセージを」

      岸田外務大臣は、2日午後11時50分ごろ、外務省で記者団に対し、「外務省としては、総勢30人以上の態勢を現地に作るなど、対応に万全を尽くしてきたが、このような結果に終わったことは痛恨の極みだ。ご家族の意向を踏まえて、あすにも政府専用機を派遣すべく、準備を整えている」と述べました。
      そのうえで岸田大臣は、日本が今月から国連安全保障理事会の議長国となったことを踏まえ「国連安保理でも本件を取り上げ、国際社会として、こうしたテロに対して強い非難のメッセージを発しなければならない。具体的には、ニューヨークで国連安保理や関係国と意見調整をしていきたい」と述べました。

      政府高官「人質の人たちは突入前に殺害」

      また政府高官は2日夜、記者団に対し、「バングラデシュ政府は、日本政府に対して、治安部隊の突入前に人質になった人たちは殺害されており、突入の際に死亡した人はいないと説明している」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581321000.html

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    37. 人質事件 現場から20人の遺体 7人は日本人と確認
      7月3日 0時28分

      バングラデシュの首都ダッカで1日の夜、外国人が集まる地区の飲食店に武装グループが押し入り、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、現場から20人の遺体が見つかり、日本政府は、日本人7人の死亡が確認されたと発表しました。このほか、イタリア人など合わせて10人の外国人の死亡が確認されました。

      バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区で、1日の夜、武装グループが飲食店に押し入り、客や店員などを人質に取って立てこもりました。立てこもりの開始から10時間余りたった日本時間2日午前11時前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、現場では、激しい銃撃音や爆発音が聞かれました。
      バングラデシュ政府によりますとこの作戦によって人質となっていた日本人1人を含む、13人を救出しましたが、作戦のあと、現場から20人の遺体が見つかりました。多くは鋭い刃物で殺害されたとみられるということです。
      菅官房長官は2日午後11時半すぎ臨時に記者会見し、連絡が取れなくなっていた日本人7人全員の死亡が確認されたと明らかにしました。
      また、イタリア外務省はイタリア人9人が死亡したと発表したほか、インドのスワラジ外相は、インド人の19歳の女子大学生が死亡したことを明らかにしました。
      武装グループは6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということです。事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れるところで、事件が起きたときは、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で店は多くの人でにぎわっていたとみられています。
      過激派組織IS=イスラミックステートにつながりがある「アマーク通信」は、「ISが、ダッカにある外国人が好むレストランを襲撃した」と伝えましたが、警察は犯行グループについて言及しておらず、詳しいことは分かっていません。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581331000.html

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    38. 安否不明の7人は都内3社の社員か
      7月3日 0時41分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し、客などを人質に取って立てこもっていた事件で、政府関係者によりますと、安否が分からなくなっている日本人は、JICA関連の仕事をしている都内の3つの建設コンサルタント会社の、男性5人、女性2人の合わせて7人の社員とみられるということです。3つの会社は、新宿区に本社を置く「アルメックVPI」と、渋谷区に本社を置く「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、それに、中央区に本社を置く「片平エンジニアリング・インターナショナル」だということです。

      今回の事件で社員が巻き込まれたとみられるいずれも東京の建設コンサルタント会社、「アルメックVPI」、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、「片平エンジニアリング・インターナショナル」の3社は、共同で、複数回にわたってダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどをJICAから請け負っていました。
      ダッカは人口の増加に伴って交通渋滞や大気汚染が問題となっていて、3社は道路や鉄道の整備を行う事業などに加わっていました。

      アルメックVPI「1人は無事 3人は不明」

      今回の事件に社員が巻き込まれた東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」が午後8時ごろ、再度、取材に応じました。
      会社の説明によりますと、社員4人のうち、40代の渡邊玉興さんの無事が確認されていると、外務省から連絡があったということです。
      渡邊さんはけがをしているものの命に別状はないと説明されたということです。この会社ではいずれも海外事業本部に所属する技術者で、渡邊さんと40代の女性、30代の男性、20代の女性の合わせて4人の社員を派遣していたということです。この会社は、先月3日にスタートしたJICAのダッカの都市交通に関する事業に参加していて、現地で計画立案や技術指導を行うため、渡邊さんは先月23日に、ほかの3人は先月10日に日本を出発して、およそ1か月ほどダッカに滞在する予定だったということです。
      会社では10数人の社員が外務省などと連絡を取りながら安否の確認を進めていて、2日は夜を徹して対応に当たり、3日以降、幹部社員2人を現地に派遣するということです。取材に応じた総務部の管理室長は「事件が起きた当時の状況など詳しい情報は全く入っていない。とにかく残る3人の無事を祈っている」と話していました。

      オリエンタルコンサルタンツグローバル「3人の安否確認できず」

      東京・渋谷区の建設コンサルタント会社、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」では、これまでのところ、JICAのプロジェクトに参加していた男性社員3人の安否が確認できていないとしています。
      この会社は、JICAから複数のプロジェクトを請け負っていて、3人は鉄道整備のエンジニアとしてダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどを担当していたということです。
      事件が起きた当時、ダッカにはこの3人のほかにも別のプロジェクトを担当する社員10人余りが滞在していましたが、現場の飲食店には行っておらず、無事が確認されたということです。会社では、2日朝から20人ほどの態勢でJICAや外務省と連絡を取り合って情報収集を続けているということで、担当者は「現地の詳しい情報はまだ入っておらず、心配している。引き続き、情報収集に努めたい」と話しています。

      事件に巻き込まれた可能性ある岡村さん

      今回の事件に巻き込まれた可能性がある岡村誠さん(32)は東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」の社員で、フェイスブックに登録していました。
      岡村さんは千葉県富里市出身で、日本大学大学院を卒業したと記されていて、2014年にはダッカでの休日の過ごし方や現地の人との交流の様子などを写真とともに掲載しています。
      岡村誠さんの父親の岡村駒吉さん(72)によりますと、2日午前、外務省から誠さんの婚約者に「誠さんが事件に巻き込まれた可能性がある」という電話があったということです。
      その後、駒吉さんにも外務省から連絡があり、「安否を確認中だ」と知らされたということです。誠さんは、先月、仕事のためにバングラデシュに出発し、1か月ほど滞在して今月10日に帰国する予定だったということです。
      駒吉さんは「情報が少なくどうしてよいか途方に暮れている。まだ詳細な日程は決まっていないが、実際に現地に行って息子の安否を確認することは親の務めだと思う」と話していました。
      そのうえで、「テロは無差別に命を奪う、ひきょう極まりない行為で、絶対に許されるものではない。誠にはどのような形であれ、生きて日本に帰ってきてほしい」と涙を浮かべながら話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160702/k10010581211000.html

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    39. IS名乗る組織が犯行声明 バングラデシュ人質事件
      7月3日 0時44分

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が、さきほど、犯行を認める声明を出しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581361000.html

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  12. 「アルジェリア人質事件」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%8F%AE+%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%A2

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    1. 内部事情で、なんらかの意図を持って引き起こされた、なんちゃってテロもどき事件…

      真相は表に出てこない…

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  13. NHKニュース「バングラデシュ立てこもり」
    http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000086.html

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  14. ダッカ 途切れた兄のメール - 2016/7/2
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206262

    <バングラテロ>人質男性「助け出して…」途切れたメール

     【ダッカ金子淳】「ここから助け出してくれ!」「無事を祈っているよ」。バングラデシュの首都ダッカで1日(日本時間2日未明)起きた人質事件で、人質になったバングラデシュ人の兄は、弟と約8時間にわたってメールで連絡を取り合った。悲痛な叫びを伝えてきた兄の安否を気遣う弟が、地元紙「デーリー・スター」の取材に応じた。脱出した人たちによると、人質は武装集団にイスラム教の聖典コーランを暗唱させられ、できない人が襲われたという。(毎日新聞)

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    1. ダッカ人質事件
      http://news.yahoo.co.jp/list/?t=dhaka_hostages

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    2. きょうにも専用機派遣=政府、氏名は公表せず―部隊突入前殺害か
      時事通信 7月3日(日)0時21分配信

       菅義偉官房長官は2日深夜、首相官邸で緊急に記者会見し、バングラデシュの首都ダッカで発生した人質事件で安否不明となっていた日本人7人全員の死亡を確認したと発表した。

       菅長官は「このような結果に終わったことは、痛恨の極みであり、残念至極だ」と述べた。政府は3日にも政府専用機を派遣するため準備に入った。

       菅長官によると、現地の日本大使館関係者が2日夜、写真や所持品などから7人を確認。ただ、氏名については家族の了承を得ていないので「コメントを控える」と述べた。

       これに関し、政府高官は「バングラデシュ政府の説明では、7人は治安部隊の突入前に殺害されており、突入の際に殺害された人はいない」と指摘した。

       安倍晋三首相は同日夜、首相官邸で記者団に「今回の残虐非道なテロによって、罪のない多くの方の命が奪われた。強い憤りを覚える」と強調。「国際社会が共有する普遍的価値に対する挑戦であり、断固抗議する」と語った。

       安倍首相はまた、「内外の日本人の安全確保のため、全力を尽くす」と表明。在留邦人の安全確保に関する取り組みを強化する方針を示した。

       安倍首相はこれに先立ち、同国のハシナ首相と電話で会談し、情報提供を求めるなど協力を要請した。

       政府は2日、現地対策本部で陣頭指揮を執るため木原誠二外務副大臣をダッカに派遣。「海外緊急展開チーム」や「国際テロ情報収集ユニット」のメンバーらも、それぞれ現地で合流する。
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00000002-jij-pol

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  15. NHKニュース「バングラデシュ人質事件」
    http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000087.html

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    1. IS名乗る組織が犯行声明 バングラデシュ人質事件
      7月3日 2時46分

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が、日本時間の3日未明、インターネット上に犯行を認める声明を出しました。

      声明では、「イタリア人を含む『十字軍の国』の人々を殺害した。イスラム教徒の殺害を続けるかぎり、十字軍の国の人々に安全は確保されないと知らしめるためだ」などと主張しています。
      また、声明では、バングラデシュ人の警察官も殺害したなどとあわせて主張していますが、日本人に関する直接的な言及はありません。声明の信ぴょう性は確認されていませんが、声明文は、通常ISが出しているものと同じ書式が使用されています。ただ、殺害したイタリア人の数を7人とするなど事実関係に食い違いもみられています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581361000.html

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    2. 日本人7人死亡 政府専用機を現地に派遣へ
      7月3日 6時56分

      政府は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で、当時、店内にいたとみられ、連絡が取れなくなっていた日本人7人全員の死亡を確認しました。政府は犠牲者の遺族の要望に応え、3日中に政府専用機を現地に派遣することにしています。

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件では、治安部隊の救出作戦で、JICA=国際協力機構の事業で活動していた建設コンサルタント会社の渡邊玉興さんを含む13人が救出されました。
      しかし、渡邊さんと一緒に食事をしていた日本人7人と連絡が取れなくなっていて、飲食店からは、20人の遺体が見つかりました。このため、政府は、現地の大使館の職員を遺体が搬送された病院に派遣し、確認作業を行った結果、写真や所持品などから、日本人7人全員の死亡を確認しました。
      菅官房長官は、2日夜、臨時に記者会見を行い、「残虐非道なテロで、罪のない方々の命が奪われ、強い憤りを覚える。いかなる理由であれ、テロは決して許されるものではなく、断固として非難する。政府として、なし得るかぎりの支援をしていきたい」と述べました。
      政府は、犠牲者の遺族の要望に応え、3日中に希望する遺族らを乗せ、政府専用機を現地に派遣することにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581441000.html

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    3. 国連事務総長 事件を強く非難 安保理も声明
      7月3日 7時03分

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件について、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は2日、報道官を通じて声明を発表し、「事件を強く非難し、犠牲者の遺族とバングラデシュの政府と国民にお悔やみを申し上げたい。事件の首謀者が特定され裁きにかけられることを望む。バングラデシュとの連携を強め国際的なテロ対策を強化しなければならない」としています。
      また、今月、日本が議長国を務める安全保障理事会も、2日、報道機関向けの声明を発表し、事件を厳しく非難したうえで、「あらゆるテロは国際社会の平和と安定への最大の脅威だ。事件のすべての関係者の責任が追及されるよう国連加盟国は国際法と安保理決議に基づいて協力するよう求める」としています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581491000.html

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    4. JICAや警察庁 情報収集で現地に担当者派遣
      7月3日 7時06分

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店が武装グループに襲撃され、現地で活動していた建設コンサルタント会社の日本人7人が死亡した事件で、JICA=国際協力機構など関係機関は情報収集など現地での対応を進めることにしています。

      ダッカでは、JICAが委託した事業に関係している日本人の会社員8人が現地の飲食店にいたところ事件に巻き込まれ、男性5人、女性2人の合わせて7人の死亡が確認されました。
      7人は、いずれも東京の建設コンサルタント会社、▽「アルメックVPI」、▽「オリエンタルコンサルタンツグローバル」、▽「片平エンジニアリング・インターナショナル」の3社に関係する社員で、ダッカの都市交通の計画を改訂するプロジェクトなどを共同で行っていました。
      このうち「アルメックVPI」の社員、岡村誠さん(32)は、2日午後11時半ごろ千葉県に住む父親のもとに外務省から「死亡が確認された」という連絡があったということです。この会社では、渡邊玉興さんも銃弾が当たってけがをしています。
      現地には、警察庁が「国際テロリズム緊急展開班」という専門チームを派遣したほか、JICAも担当の理事と部長を派遣していて、情報収集など現地での対応を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581451000.html

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    5. 人質事件で死亡した岡村誠さんの父親「ただただ残念」
      7月3日 8時20分

      バングラデシュの首都ダッカで起きた人質事件で死亡が確認された東京の建設コンサルタント会社の社員、岡村誠さん(32)の父親がNHKの取材に応じ、「外務省から息子の死亡が確認されたと連絡があった。テロという卑劣な行為に命を奪われる結果となり、ただただ残念だ」と話しました。

      岡村誠さんは東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」の社員で、フェイスブックに登録していました。千葉県富里市出身で日本大学大学院を卒業したと記されていて、2014年にはダッカでの休日の過ごし方や現地の人との交流の様子などを写真とともに掲載しています。
      岡村さんは、先月、仕事のためにバングラデシュに出発し、1か月ほど滞在して今月10日に帰国する予定だったということです。
      父親で千葉県内に住む岡村駒吉さん(72)は、2日午後9時半ごろNHKの取材に応じ「外務省から息子がダッカで起きた事件に巻き込まれた可能性があり、安否を確認中だと連絡があった。誠にはどのようなかたちであれ、生きて日本に帰ってきてほしい」と話していました。
      しかし、その後、午後11時半ごろになって外務省から、「誠さんの死亡が確認された」と電話があったということです。
      駒吉さんは「誠は誰にでも優しく接する自慢の息子だった。どんなかたちでもいいからとにかく生きて帰ってきてほしかったが、テロという卑劣な行為に命を奪われる結果となり、ただただ残念だ」と話していました。
      駒吉さんは3日にも、政府専用機で現地に向かう予定だということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581581000.html

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    6. バングラデシュ人質事件 IS名乗る組織が犯行声明
      7月3日 8時39分

      バングラデシュの首都ダッカで飲食店に武装グループが押し入り、外国人の客などを人質にとって立てこもった事件で、現場から20人の遺体が見つかり日本政府は2日夜、日本人7人の死亡が確認されたと発表しました。過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が、犯行を認める声明を出し、現地の捜査当局は背後関係などについて調べを進めています。

      バングラデシュの首都ダッカで、1日の夜、武装グループが飲食店に押し入り、外国人の客や店員を人質にとって立てこもった事件は、発生から10時間余りたった2日午前、治安部隊や軍の兵士などが店内に突入し、激しい銃撃戦となりました。バングラデシュ政府によりますと人質となっていた日本人1人を含む13人を救出しましたが、現場からは20人の遺体が見つかり、菅官房長官は2日夜、連絡が取れなくなっていた日本人の男女7人全員の死亡が確認されたことを明らかにしました。
      犠牲者の大半は外国人で、これまでに▽イタリア人9人、▽アメリカ人1人、▽インド人1人の死亡が確認されたということです。
      一方で、武装グループのうち、6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束されたということで地元メディアは警察の話として全員がバングラデシュ人だと伝えています。
      また、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が日本時間の3日未明、インターネット上に犯行を認める声明を出しました。
      声明の信ぴょう性は確認されていませんが、捜査当局は武装グループの背後関係や犯行の動機などについて調べを進めています。
      事件が起きた地区は、大使館や外国企業が集まりふだんから多くの外国人が訪れる場所で、事件が起きたときは、イスラム教の断食の月=ラマダン中の最後の金曜日の夜で店は多くの人でにぎわっていたとみられています。

      現地の日本人に衝撃広がる

      日本人7人が亡くなった今回の事件について、バングラデシュに住む日本人の間では大きな衝撃が広がっています。
      バングラデシュに進出する日本企業のコンサルタントを務める田中秀喜さんは親日的な国で起きた今回の事件について「まさかこの国で日本人が数多く巻き込まれて亡くなる事件が起きるとは夢にも思っていなかった。それが現実に起きたということで非常に衝撃を受けている」と話していました。
      そのうえで、子ども2人を含む家族4人で暮らす田中さんは「家族と一緒にいてよい国なのか、そこから考えざるをえないと受け止めている」と話し、現地の日本人社会に衝撃と動揺が広がっています。

      ダッカ市民「こんなことが起こるなんて」

      現場近くのマンションで働いている男性はNHKの取材に対して、「仕事を終えて家に帰ろうとしたら、何かが爆発する音が聞こえたので、建物に戻った。何が起きているか分からずとても怖かった。しばらくして警察が来て、助かったと思った」と事件が起きたときの状況について話していました。
      また、男性は「この辺りは大使館の職員が住んでいるマンションがたくさんある地域だ。このような事件がバングラデシュで起きて外国人と警察官が亡くなったことをとても気の毒に思う」と話していました。
      今回の事件についてバングラデシュの首都ダッカで市民に話を聞いたところ、若い女性は「こうしたことが起きるなんて想像もしていなかった。何が起きているのか政府がしっかり解明してくれることを期待している」と話していました。
      また、年配の男性は、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が、犯行を認める声明を出したことについて、「彼らは本当のイスラム教徒ではない。イスラム教徒ならこのようなひどいことはしないはずだ。彼らを憎んでいる」と話していました。

      外務副大臣が現地視察「痛恨の極み」

      ダッカに到着した木原外務副大臣は現地時間の3日午前2時すぎ(日本時間の3日午前5時すぎ)、事件が起きた現場周辺で地元の警察が立ち入りを規制している場所を視察しました。
      木原副大臣は記者団に「7人の日本人が亡くなったのは痛恨の極みで極めて遺憾です。改めて今回のテロ行為に強い憤りと非難の気持ちを表明したいと思います」と述べました。そのうえで情報収集や事実確認とともに現地を訪れることにしている犠牲者の家族への対応などに万全を期す考えを示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581331000.html

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    7. バングラデシュ人質事件 首相 遺族支援に全力を
      7月3日 10時20分

      安倍総理大臣は3日午前、総理大臣官邸で記者団に対し、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で日本人7人の死亡が確認されたことについて、「痛恨の極みだ。許し難いテロであり強い憤りを覚える」と述べたうえで、遺族らの支援に全力を挙げる考えを示しました。

      この中で安倍総理大臣は、バングラデシュの飲食店で起きた人質事件で日本人7人の死亡が確認されたことについて「本当に残念だ。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご家族の皆さまにお悔やみを申し上げたい。本当に痛恨の極みであり、犠牲となった方々の無念さを思うとことばもない。許しがたいテロであり強い憤りを覚える」と述べました。
      そのうえで、安倍総理大臣は「少しでも早くご家族の皆さまが現地に行くことができるよう、政府専用機を用意して対応していきたい。ご家族の皆さまの気持ちに寄り添って、できることはすべてやっていくという気持ちで対応していきたい」と述べ、遺族らの支援に全力を挙げる考えを示しました。
      さらに安倍総理大臣は「今後とも内外の日本人の安全確保に万全を期していきたい。そのためにも事件の解明に全力を尽くしていく。また、バングラデシュ政府ともしっかりと連携・連絡を密にし、国際社会と連携しながらテロの根絶に向けて努力していきたい」と述べました。
      これに先だって政府は、安倍総理大臣をはじめ、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席してNSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開き、遺族らの支援とともに、海外の日本人の安全対策などに万全を期す方針を確認しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581651000.html

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    8. 人質事件で犠牲 新たに5人の名前判明
      7月3日 10時59分

      今回の事件で亡くなった日本人7人のうち、新たに5人の名前が関係者への取材で分かりました。

      名前が確認されたのは、酒井夕子さん、下平瑠衣さん、黒崎信博さん、小笠原公洋さん、田中宏さんの5人です。
      5人は、いずれも東京の建設コンサルタント会社3社の社員や委託を受けていた技術者で、JICA=国際協力機構の委託業務でダッカの都市交通の計画に関するプロジェクトなどを共同で行っていました。
      このほか、これまでに「アルメックVPI」の社員、岡村誠さん(32)が亡くなったという連絡が家族に入っています。
      また、同じ会社の社員の渡邊玉興さんが銃弾が当たってけがをしています。

      黒崎さんは海外の事業に意欲

      今回の事件に巻き込まれた可能性がある黒崎信博さんは、東京・渋谷区の「オリエンタルコンサルタンツグローバル」のグループ会社、「オリエンタルコンサルタンツ」の社員として会社のサイトの中で業績が紹介されています。
      それによりますと、黒崎さんは芝浦工業大学を卒業し、入社後は橋や地下歩道の設計に携わり、東京・虎ノ門の地下歩道の設計などを手がけていたということです。
      この中で、黒崎さんは「海外では地下鉄などの需要はまだまだ多いと聞きます。年間1件でも海外案件に関わり、国内で得たノウハウで貢献したいですね」と海外での事業に意欲を示していました。

      小笠原さんはエンジニアとして参加

      今回の事件に巻き込まれた小笠原公洋さんは、東京・中央区の建設コンサルタント会社「片平エンジニアリング・インターナショナル」のエンジニアとして今回の事業に参加していました。
      小笠原さんは4年前、JICAが手がけたアフリカ・ケニアでの高速道路建設事業に参加していて、この事業がイギリスの建設業界の専門誌に取り上げられた際、「地域の環境に配慮して建設をすすめる」という趣旨のコメントを寄せています。
      また、小笠原さんのフェイスブックのページには、この頃にケニアで撮影したサバンナなど自然の風景の写真のほか、北海道とみられる山や川の写真が掲載されています。

      田中さんは技術士として個人事務所を経営

      今回の事件に巻き込まれた田中宏さんは、技術士として横浜市で個人事務所を経営していました。
      日本機械学会のホームページによりますと、鉄道の技術に詳しく、海外との技術交流に数多く携わっているほか、去年11月には学会の会議で車両の技術について発表したことが紹介されています。
      また、神奈川県立青少年センターのホームページによりますと、去年3月には、日本の鉄道技術が海外でどのように役立てられているかについて、市民向けに講演しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581681000.html

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    9. 人質事件で犠牲 岡村さんの両親「悲しくてならない」
      7月3日 11時04分

      バングラデシュの首都、ダッカで起きた事件で、東京の建設コンサルタント会社の社員、岡村誠さんの両親が3日朝、取材に応じ、「まだ実感が湧かないが、親よりも先に死んでしまったことが悲しくてならない」と胸の内を明かしました。

      東京・新宿区の建設コンサルタント会社、「アルメックVPI」の社員、岡村誠さん(32)の父親の駒吉さん(72)と、母親のふみえさん(68)が、3日朝、千葉県内の自宅前で報道陣の取材に応じました。
      駒吉さんは「外務省から知らせを受けて一晩たったが、誠が死んでしまったことについて、正直なところ信じられないというか、まだ実感が湧いていない。今は、現地に行ってどのような最期を迎えたのか確認することが、親としての務めだと思う」と話していました。
      そのうえで、「私たち親よりも先に死んでしまったことが悲しくてならない。テロについては怒りしか湧いてこない」と涙ながらに話していました。
      また、ふみえさんは「小さいころから手がかからず、親ばかだとは思うがとてもよい子だった。襲撃を受けたときの恐怖を想像すると、かわいそうでならない」と声を詰まらせながら話していました。
      両親によりますと、岡村さんは日本大学大学院で交通工学を専攻し、これまでにアジアの各国をたびたび訪れて、交通渋滞の解消などに関する仕事に携わっていたということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581691000.html

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    10. 人質事件 国家安全保障会議で遺族支援を確認
      7月3日 11時19分

      政府は、バングラデシュでの人質事件で日本人7人の死亡が確認されたことを受け、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開き、政府専用機を派遣するなどして犠牲者の遺族の支援に当たるとともに、海外の日本人の安全対策に万全を期すことを確認しました。

      バングラデシュの首都ダッカの飲食店で起きた人質事件では、治安部隊の救出作戦で日本人男性1人が救出されましたが、一緒に食事をしていた日本人7人の死亡が2日夜、確認されました。
      これを受け、政府は3日午前、総理大臣官邸で、安倍総理大臣をはじめ、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開きました。
      そして、一刻も早く犠牲となった日本人の遺族らが現地を訪問できるよう、政府専用機を派遣するなど遺族の支援に全力を挙げるとともに、海外の日本人の安全対策に万全を期すことを確認しました。
      会合のあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「本当に痛恨の極みであり、犠牲となった方々の無念さを思うとことばもない。許しがたいテロであり強い憤りを覚える」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「少しでも早くご家族の皆さまが現地に行くことができるよう、政府専用機を用意して対応していきたい。ご家族の皆さまの気持ちに寄り添って、できることはすべてやっていくという気持ちで対応していきたい」と述べました。
      さらに、安倍総理大臣は「今後とも内外の日本人の安全確保に万全を期していきたい。そのためにも事件の解明に全力を尽くしていく。また、バングラデシュ政府ともしっかりと連携・連絡を密にし、国際社会と連携しながらテロの根絶に向けて努力していきたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581701000.html

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    11. バングラデシュ人質事件 国際社会の非難相次ぐ
      7月3日 12時08分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件で、現場から20人の遺体が見つかり日本人7人の死亡が確認されました。事件を受けて国連の安全保障理事会は「あらゆるテロは、国際社会の平和と安定への最大の脅威だ」とする声明を発表するなど、国際社会から非難の声が相次いでいます。

      バングラデシュの首都ダッカで1日の夜、武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件では、現場から20人の遺体が見つかり、日本人の男女7人の死亡が確認されました。また、日本人のほかにも、イタリア人9人、アメリカ人1人、インド人1人の死亡が確認されたということです。
      事件を受けて国連の安全保障理事会は、2日、報道機関向けの声明を発表し、事件を厳しく非難したうえで、「あらゆるテロは、国際社会の平和と安定への最大の脅威だ。事件のすべての関係者の責任が追及されるよう国連加盟国は、国際法と安保理決議に基づいて協力するよう求める」としています。
      また、犠牲者が出たイタリアやインド、アメリカそれに去年テロ事件が起きたフランスなどからも非難の声が相次いでいます。
      事件を受けて、バングラデシュ政府は犠牲者を追悼するため半旗を掲げ、国全体で2日間の喪に服することを発表しました。
      事件を巡っては、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織がインターネット上に犯行を認める声明を出していますが、声明の信ぴょう性は確認されていません。
      武装グループは6人が射殺され1人が拘束されたということで、地元メディアは警察の話として全員がバングラデシュ人だと伝えていて、現地の捜査当局は背後関係や犯行の動機などについて調べを進めています。
      イタリア大統領「世界にとって脅威」
      バングラデシュの首都、ダッカで起きたテロ事件で、少なくとも9人が犠牲になったイタリアのマッタレッラ大統領は、訪問先のメキシコで報道陣の取材に応じ、「テロには、国境がない。テロは世界にとって主要な脅威で、打ち勝つためには私たちが一致して立ちむかうことが必要だ」と述べました。
      そのうえで、中南米訪問の予定を切り上げてローマに戻り、事件への対応に当たる考えを示しました。
      イタリア国内では、事件の犠牲者を追悼するため、首相府や外務省などで半旗が掲げられています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581721000.html

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    12. 官房長官 夕方にも政府専用機で遺族を現地に
      7月3日 12時18分

      菅官房長官は臨時の記者会見で、バングラデシュで起きた人質事件で犠牲となった7人の日本人について、30代から80代の男性5人と、20代と40代の女性だったことを明らかにしました。また、犠牲者の遺族が速やかに現地を訪れることができるよう、3日夕方にも政府専用機を派遣する考えを示しました。

      この中で、菅官房長官は今回の人質事件について、「残虐非道なテロで罪のない方々の命が奪われ強い憤りを覚えている。いかなる理由であれテロは決して許されるものではなく、断固として非難する」と述べました。
      そのうえで、菅官房長官は犠牲となった日本人7人について、男性は30代、40代、50代、60代、80代がそれぞれ1人、女性は20代と40代がそれぞれ1人だったことを明らかにしました。
      そして、菅官房長官は「今後とも政府としてご家族の気持ちに寄り添い、なし得るかぎりの支援をしていきたい。ご家族の意向を踏まえつつ、本日夕刻に政府専用機を派遣すべく大至急準備を整えている。8家族から搭乗の希望があり、外務省関係、JICA=国際協力機構、関連企業、こうした人たちも一緒にと考えている」と述べました。
      一方、菅官房長官は、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織が、犯行を認める声明を出したことについて、「十分承知をしている。ただ先方の政府がまだ捜査中であり、わが国としては確たることを申し上げることは控えたい」と述べました。
      さらに菅官房長官は、海外の日本人の安全対策について、「バングラデシュは、一層の注意を改めて呼びかける海外情報を発出すると同時に、全世界の日本人に、テロの危険の注意喚起を呼びかける広域情報を発出した。そして全在外公館に対して、邦人の安全確保に万全を期すよう改めて指示した」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581751000.html

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    13. 十字軍の自作自演やもしれぬ…(笑)。

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    14. 人質事件 犠牲の7人は建設コンサルタント会社関係者
      7月3日 16時11分

      バングラデシュで起きた人質事件では、JICAの委託を受けて現地で活動していた建設コンサルタント会社3社に関係する日本人8人が事件に巻き込まれ、7人の死亡が確認されました。

      このうち、東京・新宿区の建設コンサルタント会社「アルメックVPI」では、男性1人、女性2人の合わせて3人が亡くなりました。
      家族や関係者によりますと、岡村誠さん(32)、酒井夕子さん(42)、下平瑠衣さん(27)の3人だということです。
      また、同じ会社の社員、渡邊玉興さんは救出されましたが、銃弾が当たってけがをしています。

      東京・渋谷区の「オリエンタルコンサルタンツグローバル」では、社員など合わせて3人の男性が亡くなりました。
      関係者によりますと、このうち橋本秀樹(65)さんはこの会社の社員で、黒崎信博さん(48)はグループ会社の社員です。
      また、田中宏さん(80)は鉄道関係の技術者として、この会社の事業に関わっていたとみられます。

      東京・中央区の「片平エンジニアリング・インターナショナル」では、50代の男性社員1人が亡くなりました。
      関係者によりますと、この社員は小笠原公洋さん(56)だということです。

      「ことばで表せないくらいショック」

      東京・新宿区の「アルメックVPI」の長山勝英代表取締役は、午前11時すぎ、報道各社の取材に応じました。
      この会社では社員3人が亡くなったという連絡を受けているということで、長山代表取締役は「社員が犠牲になる事件にあったのは初めてで、ことばで表せないくらいショックを受けている」と述べました。
      そのうえで、犠牲となった社員について、「ほかの国でも仕事をしてきているので、安全には十分注意していたと思う。開発途上国に貢献するという強い信念を持った若者たちで、会社にとっての痛手というだけでなく、日本の財産を失った」と話しました。
      長山代表取締役は、3日、被害者の家族などと共に政府専用機に乗って現地に向かい、対応に当たることにしています。

      「社を担う人材失い悔しさと怒り」

      東京・中央区の「片平エンジニアリング・インターナショナル」では、50代の男性社員が亡くなったと、2日夜遅く、外務省から連絡が入ったということです。
      この男性社員は、ダッカで進められているプロジェクトが自然環境に与える影響を調査するため先月から現地に入っていて、5日、帰国する予定だったということです。
      関係者によりますと、この社員は、小笠原公洋さんだということです。
      この会社の君島正美社長は、3日正午、報道各社の取材に応じ、「とても優しくて面倒見がよいうえに、環境調査に関する業務の経験が豊富で、彼の下で仕事を学びたいと多くの若手から慕われていた。これから社を担っていく貴重な人材をテロで失い、悔しさとともに怒りを感じる」と話しました。
      また、現地の安全対策については、「JICAの担当者からしっかりと指導を受けるよう伝えていたが、このようなことが起きるとは思わなかった」と話し、今後、海外に派遣する社員の安全対策を強化するとしました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581821000.html

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    15. 専門家「IS関与の可能性高く ステージ変わった」
      7月3日 17時20分

      バングラデシュで起きた人質事件について専門家は過激派組織IS=イスラミックステートが関与した可能性が高いと分析し、「攻撃が大規模になりステージが変わった」として特に警戒を強めるべきだと指摘しています。

      イスラム過激派組織の動向に詳しい日本エネルギー経済研究所の保坂修司研究理事は今回の事件について、外国人の集まるレストランが狙われた手口やインターネットで犯行を認める声明が出ていることから、ISが関与した可能性が高いと分析しています。
      保坂さんは犯行声明の中の「身を投じる攻撃」という表現に注目し、「バングラデシュでISが起こす事件はこれまで小規模なものが多かったが、今回の事件は『決死隊』が大量殺人を狙ったものと言え、戦術が変化している」として、「攻撃が大規模になり、ステージが変わった」と指摘します。
      そのうえで、「ラマダンの期間中は外国人が集まるレストランといったテロの標的になりやすい場所には近づかないなど、特に警戒を強めるべきだ」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581861000.html

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    16. バングラデシュ人質事件 武装グループは高学歴の若者か
      7月3日 18時29分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡したテロ事件で、バングラデシュ政府の閣僚は、武装グループのメンバーは、高学歴で裕福な家庭の出身の若者だったと明らかにし、捜査当局はなぜ、こうした若者が今回の犯行に及んだのかなど、事件の捜査を進めています。

      バングラデシュの首都ダッカで1日の夜、武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件では、現場から20人の遺体が見つかり、日本人の男女7人の死亡が確認されました。
      また日本人のほかにもイタリア人9人、アメリカ人1人、インド人1人の死亡が確認されました。
      飲食店を襲撃した武装グループは治安部隊に6人が射殺され、1人が拘束されました。
      今回の事件を巡っては、過激派組織IS=イスラミックステートのバングラデシュ支部を名乗る組織がインターネット上に犯行を認める声明を出していますが、信ぴょう性は確認されていません。
      これについて、バングラデシュのカーン内相は3日、武装グループについて、ISとのつながりを否定したうえで、「全員がバングラデシュ人で、裕福な家庭の出身だった。大学に通うなど高度な教育を受けた若者だった」と明らかにしました。
      捜査当局は最貧国のバングラデシュでは比較的恵まれた環境にある、こうした若者がなぜ今回の犯行に及んだのか、拘束した容疑者を取り調べるとともに、国際的なイスラム過激派組織とのつながりがなかったかなど、事件の捜査を慎重に進めています。

      グループのうち5人は過激派の名簿に

      現地のメディアは、警察の話として武装グループのうち5人は過激派の名簿に登録されていて、警察が行方を追っていたと伝えています。
      バングラデシュのカーン内相は、武装グループはいずれもバングラデシュ人だとしたうえで、「彼らはみな、高度な教育を受けていて大学にも通っていた。イスラム教の神学校、マドラサの出身者は1人もいない」と述べ、武装グループの多くは裕福な家庭の出身だという見方を示しました。一方でカーン内相は、犯行を認める声明を出したISとの関わりについては否定しました。
      また、現地のメデイアも、同級生の話やフェイスブックなどインターネット上で集めた情報を基に、武装グループのうち3人はダッカ市内の大学や、裕福な家庭の子どもたちが集まる学校に通っていたとみられると伝えています。
      このうちの1人は、3月のテストの前から行方が分からなくなっていたということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581951000.html

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    17. 木原副大臣がバングラデシュ首相と会談 安全確保求める
      7月3日 18時48分

      バングラデシュの首都ダッカで情報収集や事実確認などに当たっている木原外務副大臣は、現地時間の3日午前、首相府でハシナ首相と会談しました。

      この中で、木原副大臣はバングラデシュの治安部隊が日本人1人を救出したことなどに感謝の意を示すとともに、犠牲となった日本人の遺族への支援や在留する日本人の安全確保に万全を期すよう求めました。
      これに対し、ハシナ首相は「犠牲となった7人やその遺族、そして日本国民に対して哀悼の意をささげる」と述べるとともに、事件の全容解明に向けて全力を挙げる考えを示しました。
      会談のあと、木原副大臣は記者団に対し、「きょう、現場付近を訪れ極めて強い憤りを感じ、改めて今回の事件は卑劣で非道な行為だと実感した。バングラデシュ政府と引き続き連帯し、テロとの戦いに臨みたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581981000.html

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    18. 政府専用機 遺族や関係者乗せダッカへ出発
      7月3日 19時06分

      バングラデシュでの人質事件を受けて、事件に巻き込まれた日本人の家族や関係者に現地を訪問してもらうとともに、死亡が確認された7人の遺体を日本に戻すため、午後7時前、政府専用機が、首都ダッカに向けて出発しました。

      バングラデシュの飲食店で起きた人質事件を受けて、政府は、首都ダッカに政府専用機を派遣することになり、救出された渡邊玉興さんの家族や、死亡が確認された7人の日本人の遺族らを乗せた政府専用機が、3日午後7時前、羽田空港を出発しました。
      出発を前に、岸田外務大臣は羽田空港を訪れて家族と面会し、政府としてできるかぎりの支援を行っていく考えを伝えました。
      面会のあと、岸田大臣は記者団に対し、「国際協力の最前線で尽力しながら、残忍非道なテロで命を奪われた犠牲者のことを思うと、ことばがない。政府としてはご家族を全力で支える考えであり、最愛の家族の帰国を一刻も早く実現したいという思いに応えたい」と述べました。
      政府専用機には、家族のほか、現地で対応に当たる外務省やJICA=国際協力機構の職員も搭乗しており、日本時間の4日午前1時40分ごろ、首都ダッカに到着する予定です。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010582001000.html

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    19. 人質だった人物が証言「命乞いしても次々に殺害」
      7月3日 19時26分

      地元のメディアは、治安部隊の突入までの間、人質として店内に捕らわれていたバングラデシュ人とみられる人物の証言を伝えました。

      それによりますと、この人物は、武装グループが銃撃を始めるとともに別の部屋に逃げ込んだものの、その部屋も武装グループに見つかりました。
      その際、男の1人が「おそれなくていい。私たちはイスラム教徒を殺すつもりはない。イスラム教徒ではない人間やイスラムの世界を破壊する人々を殺すためにここに来た」と話し、同じ部屋に逃げ込んでいた日本人を残してバングラデシュ人を連れ出しました。その後、部屋から銃声が聞こえたということです。
      証言をした人物は、その後飲食店のメインフロアに連れて行かれ、集められた人質が命乞いをしたにもかかわらず次々に殺害されたと説明しました。
      また、武装グループがベンガル語で話していたのも聞いたということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010581991000.html

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    20. 国の発展のために・・・ 犠牲者7人の思いは
      7月3日 20時03分

      バングラデシュで起きた人質事件で亡くなった7人はJICAから請け負った事業に共同で取り組み、道路や鉄道網の整備など新たな交通システムの導入に向け事前調査に携わっていたということです。

      田中宏さん(80)

      犠牲者のひとり、田中宏さん。旧国鉄、今のJRや日立製作所で技術者として鉄道技術の開発などに取り組んだあと、国内外で鉄道事業などの相談業務に携わっていたということです。
      横浜市にある田中さんの自宅前で、弟の隆さん(72)が取材に応じました。隆さんは「温厚な人で私にとって尊敬できる兄でした。日本を離れる前に兄はバングラデシュのために働きたいと言っていました。テロの犠牲になって本当に無念です」と話していました。

      岡村誠さん(32)

      岡村誠さんは、大学院で交通工学を専攻し、アジアの各国をたびたび訪れて交通渋滞の解消などに関する仕事に携わっていました。岡村さんは、都内に住む女性と婚約し、結婚を控えていました。
      3日朝、両親が取材に応じました。母親のふみえさん(68)は「私たち親よりも先に死んでしまったことが悲しくてならない。小さいころから手がかからず、親ばかだとは思うがとてもよい子だった」と話していました。

      酒井夕子さん(42)

      酒井夕子さんは、途上国のインフラ整備事業などに携わってきました。4年前には同僚とともにタイの首都バンコクで鉄道や道路の混雑のほか、沿線の開発状況などを調査して報告書にまとめています。
      酒井さんの知人の美容師は「これまでも仕事で訪れたさまざまな国の生活の様子などを教えてもらったりしていたので事件の知らせに驚いている。笑顔がとてもすてきな人で、まさに“仕事ができる女性”という印象で輝いて見えた」と話していました。

      下平瑠衣さん(27)

      東京工業大学の出身の下平瑠衣さんは、コンサルタントとして今回の事業に参加していました。ビジネス向けの交流サイトにはこれまでJICAなどでインターンとして勤務していたと書かれています。

      黒崎信博さん(48)

      黒崎信博さんは、芝浦工業大学を卒業後、現在の会社に入社。橋や地下歩道の設計に携わり、海外での事業に意欲を示していました。

      小笠原公洋さん(56)

      小笠原公洋さんは、エンジニアとして今回の事業に参加していました。小笠原さんは4年前、JICAが手がけたアフリカ・ケニアでの高速道路建設事業に参加。事業がイギリスの業界の専門誌に取り上げられた際、「地域の環境に配慮して建設をすすめる」という趣旨のコメントを寄せています。

      このほか、橋本秀樹(65)さんが今回の事件で亡くなりました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160703/k10010582051000.html

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  16. 鈴木亜美が結婚&妊娠発表
    2016年7月3日(日) 13時16分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206323

    「交際半年で結婚&妊娠発表」って、よっぽどあせって仕込みしたよう…

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  17. ダッカ襲撃「まるで戦争」
    2016年7月3日(日) 12時31分
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206319

    「まるで戦争」 静かなレストラン一転 ダッカ襲撃事件

     「バングラデシュでこのような大規模なテロは初めてだ。知り合いが巻き込まれていないか、非常に心配している」(朝日新聞デジタル)

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    1. バングラ首相 一部勢力の陰謀
      2016年7月3日(日) 1時4分
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206276

      バングラデシュ首相「一部勢力による陰謀」

       バングラデシュの首都ダッカで、武装集団がレストランを襲撃し、人質を取って立てこもった事件では、日本人のほかにも多くの外国人が犠牲になっている。(日本テレビ系(NNN))

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    2. ヤクザのシマをめぐる抗争みたいなものだったりとか…

      ワイロを吸えるだけ吸って、はいはいこれで終結みたいな感じとか…

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  18. 「イスラムの教えと関係ない」スンニ派最高権威
    2016年7月3日21時4分

     【カイロ=溝田拓士】イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」によるものとみられるバングラデシュでのテロを受けて、エジプトの首都カイロにあるスンニ派の最高権威「アズハル機関」は3日、声明を発表し、「無実の人々を殺害した残酷なテロ行為はイスラムの教えとは全く関係ない」などと非難した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160703-118-OYT1T50141

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    1. バングラディッシュあたりにも極右思想をもった若者たちがなんぼでもいるだろうに…

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    2. 犯行グループは過激派組織の若者…バングラテロ
      2016年7月4日0時10分

       バングラデシュの首都ダッカで起きたレストラン襲撃テロで、同国のカーン内相は3日、犯行グループが国内のイスラム過激派組織に属するバングラデシュの若者だったことを明らかにした。

       捜査当局が動機や背後関係などについて調べている。日本政府は、安否不明だった日本人男性5人、女性2人の計7人の死亡が確認されたことを受け、残された家族らの支援に全力を挙げる。

       【ダッカ=児玉浩太郎、カイロ=溝田拓士】カーン内相によると、犯人は国内のイスラム過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」のメンバーで、ほとんどは裕福な家庭に育ち、大学にも通っていたという。AFP通信の取材に答えた。犯人の中には捜査対象だった人物が含まれ、地元警察が行方を追っていたさなかの事件だった。

       地元紙は犯人が全員20歳代の男だったとし、近く警察が身元を発表すると伝えている。レストランを襲撃した7人のうち6人は、人質解放に向けて突入した治安部隊などに殺害され、残る1人が拘束された。

       イスラム過激派組織「イスラム国」は事件後、傘下組織「バングラデシュのイスラム国」の名で犯行声明をインターネット上に公開した。しかし、カーン氏は犯行グループと「イスラム国」とのつながりは「全くない」と否定している。カーン氏は犯人が過激派になった理由について「流行しているからだ」と指摘し、事件はホームグロウン・テロリストによるものだったとの見方も示した。

       ただ、「イスラム国」系のメディア「アマク通信」は襲撃現場とみられる写真を他の報道機関に先がけて配信しており、つながりを指摘する声もある。「イスラム国」の支持者によるとみられるツイッターにも、犯人らしき男5人が銃を手に笑顔を見せる顔写真が掲載された。

       「イスラム国」は昨秋に公開した組織の電子広報誌「ダービク」で、JMBを称賛する記事を掲載。米陸軍士官学校テロ戦闘センターは月刊誌(5月号)で、JMBメンバーがシリアに渡航して「イスラム国」に加わったり、「イスラム国」の名で行われたバングラデシュでのテロに関与したりしていると指摘する記事を掲載した。

       JMBはイスラム法に基づく国家樹立を目指し、1998年に設立。2005年にダッカなどで起きた同時爆弾テロに関与したとされる。現在は非合法団体に位置付けられている。

       地元紙などによると、人質に取られて死亡したのは日本人7人に加え、イタリア人9人、バングラデシュ人3人、インド人1人。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160703-118-OYT1T50140

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    3. バングラデシュテロで被害に遭った日本人の氏名
      2016年07月03日 22時06分

       ◇被害に遭った日本人

       【亡くなられた方々】

       田中宏さん(80)

       橋本秀樹さん(65)

       小笠原公洋こうようさん(56)

       黒崎信博さん(48)

       酒井夕子さん(42)

       岡村誠さん(32)

       下平瑠衣さん(27)

       【負傷した方】

       渡辺玉興たまおきさん(40歳代)

      http://www.yomiuri.co.jp/national/20160703-OYT1T50155.html

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    4. 「橋本秀樹 オリエンタルコンサルタンツグローバル」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E7%A7%80%E6%A8%B9+%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AB

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  19. >ダッカのテロ事件が「安倍首相のせいだ」という話がネット上で出回っている。代表的なのが、上のような元外交官のツイートだ。「アベよ、戦いに参加するというおまえの無謀な決断でこのナイフはケンジを殺すだけでなく、おまえの国民を場所を問わずに殺戮する」というのは去年の人質事件のときのアラブ人の言葉であって、今回の事件とは無関係だ。
    http://agora-web.jp/archives/2020103.html

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    1. >世界の人々が互いに理解することはきわめて困難だ。それを理解することが、日本人が身を守る第一歩である。

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    2. いわんや「経済(市場)統合」をや…

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    3. いつでもどこでも「交換」が成立するとは限らない…

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    4. 「交換 経済人類学」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%A4%E6%8F%9B+%E7%B5%8C%E6%B8%88%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6

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  20. 犯行時に要求出さず…実行3人、半年間行方不明
    2016年7月4日14時19分

     【ダッカ=田尾茂樹】バングラデシュのカーン内相は3日、レストラン襲撃テロ事件で、7人の犯行グループは事件当時、同国政府に具体的な要求を何も行っていなかったと明らかにした。

     ロイター通信の取材に答えた。実行犯のイスラム過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」のメンバーは、異教徒や外国人を標的にしていたとみられるが、動機は明らかになっていない。

     カーン氏によると、治安部隊などによる突入作戦で殺害した6人のうち3人は22歳以下。この3人は、半年間、行方が分からなくなっていたという。カーン氏は、犯行声明を出しているイスラム過激派組織「イスラム国」と実行犯とのつながりは否定している。

     日本の公安調査庁によると、JMBはバングラデシュをイスラム法に基づく国家にすることを目的に1998年に設立された過激派組織。2003年にアジトで爆発事件が発生し、大量の爆発物が発見され、存在を知られるようになった。05年8月には爆弾による同時多発テロ事件を起こしている。政府の取り締まり強化で組織は大きな打撃を受け、14年にはテロ取り締まりに対し、政府への報復を計画していたことが判明したとされる。

     一方、今回の事件のように、イスラム教の聖典コーランの一節を暗唱できる者を選別して解放したテロ事件は過去にもある。西アフリカ・マリで15年に起きた、武装集団が襲撃した高級ホテル事件は同様の手口だった。アル・カーイダ系組織が犯行声明を出している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160704-118-OYT1T50084

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    1. バングラテロ 現地邦人、不安広がる…日本人校休校「一歩も外出せず」
      2016年7月4日15時0分

       【ダッカ=松本将統】日本人7人が犠牲となったバングラデシュの首都ダッカのレストラン襲撃テロ事件。市内は、週明けの4日も不安に包まれた。日本人学校は同日も休校となり、現地に進出する日本の企業や団体には、外出を控えたり、社員を帰国させたりする動きも広がっている。

       「一人での行動は控えたい」。ダッカ市内で児童福祉の問題に取り組むNPOの現地事務所代表、藤崎文子ゆきこさん(48)は不安そうに話した。事件があった2日と3日は外出せず、4日も知人に車で迎えに来てもらって事務所へ出勤した。「夜の外出は避け、特に外国人が集まる場所には近づかないようにしたい」と話した。

       ダッカに住むコンサルタント会社経営、田中秀喜さん(41)一家も事件後、一歩も外に出ていない。仕事は自宅のパソコンで行える範囲しかできず、食べ物は会社の現地スタッフに届けてもらっている。長男の小学4年、成美しげよし君(9)、長女で幼稚園児の詩織ちゃん(5)も部屋で漫画を読んだりして過ごす。「友達と遊べなくなっちゃった」。妻の優子さん(50)は、さみしがる子供たちの頭をなでながら、「この国を離れた方がいいのか、じっくり考えないと」と話した。

       10年以上、日本で暮らした経験があり、現在はダッカ市内で日本人向けの宿泊施設を経営するショポン・ベパリさん(46)は「日本人ビジネスマンが数人宿泊しているが、事件からずっと部屋にこもっている」と明かす。バングラデシュは断食月(ラマダン)明けで休暇中。ベパリさんは「食料は2週間分あるけれど、その先はどうなるかわからない」と不安げに話した。

       同国には日系企業の進出が相次いでいる。外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、2011年の131社から、15年には243社にまで増えた。テロ事件を受け、各社は対応に苦慮している。

       現地に事務所があるロート製薬は、現地の社員とその家族を4日に日本に帰国させる。同社は、「今回の事件は明らかに外国人を狙ったもの。現地にいればさらなる犠牲者が出る可能性があり、社員の安全を確保しなければならないと考えた」とした。

       昨年6月、シンガポールの現地総括法人の支店としてダッカに事務所を開設したばかりの東芝は、現地への出張を10日まで禁止する通達を社内に出した。ダッカ郊外に工場を持つファスナー大手YKKは、日本にいる社員の現地への渡航自粛などを検討している。

           ◇

      ◇被害に遭った日本人

      【亡くなられた方々】

      田中宏さん(80)

      橋本秀樹さん(65)

      小笠原公洋こうようさん(56)

      黒崎信博さん(48)

      酒井夕子さん(42)

      岡村誠さん(32)

      下平瑠衣さん(27)

      【負傷した方】

      渡辺玉興たまおきさん(40歳代)

      犠牲の橋本さん…町内会活動熱心に

       7人の犠牲者の1人、橋本秀樹さん(65)は、建設コンサルタント会社「オリエンタルコンサルタンツグローバル」(東京都渋谷区)の社員として、田中宏さん(80)、黒崎信博さん(48)と共に国際協力機構(JICA)の事業に派遣されていた。千葉県船橋市の自宅周辺では、近所付き合いのあった住民らが、橋本さんがテロ事件に巻き込まれたことを知り、悲しみに暮れた。

       住民らによると、橋本さんは旧国鉄の工事部門に勤めた後、JR関連の都市開発会社に移り、今年3月に退職したばかり。4月には地元・船橋市の都市計画審議会の公募委員の委嘱を受け、地域では町内会の役員を務めていた。

       町内会で近くの公園に一緒に花を植えたという主婦久野美智子さん(58)は「家の建て替えがあると、『緊急車両の通行に影響はないか』と確かめるなど町内会活動に熱心だった。テロ事件は遠い国のことと思っていたが、突然降りかかってきて驚いている」と話した。

       近所に住む会社員田中正人さん(45)は5~6年前、当時小学生だった自分の子供のために橋本さんから多くの児童書を譲ってもらった。「あんなに優しい人がテロ事件に遭うなんて……。人違いであってほしい」と声を詰まらせていた。

      ◇警視庁など捜査本部

       レストラン襲撃テロ事件で、警察庁は4日、警視庁などが合同捜査本部を設置すると発表した。刑法の国外犯規定に基づき、殺人容疑などを視野に捜査を進める。犠牲になった邦人7人の居住地を管轄する警視庁と神奈川、千葉、埼玉県警で構成。現地で情報収集を進めている警察庁の専門組織「TRT―2」(国際テロリズム緊急展開班)と連携し、事件に巻き込まれた状況などを調べるという。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160704-118-OYTPT50318

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    2. 7月4日 よみうり寸評
      2016年7月4日15時0分

       バングラデシュと聞けば、真っ先に「グラミン銀行」が頭に浮かぶ。貧困層へ少額の低利融資を行う銀行である◆仕事や教育を満足に得られなかった人々に自立の道を開き、今やそのシステムは地球規模に広がる。創立者の経済学者ムハマド・ユヌス氏に2006年、ノーベル平和賞が贈られている◆念を押すと、経済学賞ではなく平和賞である。ユヌス氏の自伝によれば、融資は反政府武装組織による殺りくが相次ぐ村からスタートした。収入の道が村人に与えられると、次第に平和が訪れたという◆きっとその人たちの胸にもあったろう。現地の人々が安心して暮らす姿が。ダッカで殺害された7人の日本人技術者である◆交通渋滞を解消するプロジェクトに従事したという。一見すると都市の改造だが、実現の末には経済への恩恵は大きい。貧困のかけらを社会から取り除く大切な仕事の一つにちがいない◆贈られるべきは平和賞である。その有志たちが狂信者グループに処刑同然に命を絶たれた。何という理不尽だろう。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160704-118-OYTPT50243

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  21. バングラデシュ首相ら参列して追悼式典
    7月4日 15時35分

    バングラデシュで起きた日本人7人を含む22人が死亡した事件を受けて、首都ダッカでは、現地時間の4日午前、ハシナ首相や閣僚、それに現地に駐在する日本大使なども参列し、犠牲者を追悼する式典が行われました。

    追悼式典は、ダッカ市内にある競技場で、日本時間の午後1時ごろ(現地時間の午前10時ごろ)からハシナ首相や閣僚などが参列して行われました。式典には現地に駐在する日本の渡邉正人大使も参列し、花輪が飾られた祭壇に深々と頭を下げ、犠牲者に祈りをささげていました。また、地元の人々も大勢参列し、祭壇に向かって次々と花を手向けていました。参列した男性の1人は「バングラデシュで、このような悲しいことが起きるとは考えてもいなかったので、とてもショックでした」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582651000.html

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    1. バングラデシュで活動 日本の支援団体に動揺広がる
      7月4日 15時58分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人を含む22人が死亡した事件を受けて、バングラデシュで活動をしている日本の支援団体では、今後の活動に支障が出るとして動揺が広がっています。

      東京・世田谷区に拠点を置く、NGO団体、SCIジャパンは10年ほど前からバングラデシュの沿岸部でサイクロンなどの水害から住民を守るため、高床式のシェルターの建設を進めてきました。先月、ようやく施設が完成し、竣工(しゅんこう)を記念して日本とバングラデシュの大学生が交流する催しをことし9月に計画していました。
      しかし、現地の治安の悪化が伝えられ、日本側の参加者が思うように集まらず、そのさなか、今回の事件が起きたことで計画の中止がほぼ決定的となったということです。また、現地スタッフとの連絡が一時的に途絶えていて、今後の活動の見通しは立たないということです。
      ことし2月に事件現場の近くを訪れたというSCIジャパンの豊田兼宇副会長は、「団体として活動を続けていかなければならないが、参加者やその家族の理解を得ることが一層難しくなり、長く続いてきた支援の輪が萎縮してしまうことを懸念している」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582701000.html

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    2. バングラデシュの事件 合同捜査本部設置へ 各県警と警視庁
      7月4日 16時59分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人を含む22人が死亡した事件で、被害者が住む地域を管轄する神奈川、千葉、埼玉の各県警と警視庁は、今後、合同の捜査本部を設置し、刑法の「国外犯」の規定を適用して殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。

      バングラデシュの首都ダッカで、今月1日に武装グループが飲食店を襲撃し、人質を取って立てこもった事件では、日本人の男女7人を含む22人が死亡しました。
      警察庁は、テロ対策の専門チーム「国際テロリズム緊急展開班」をダッカに派遣して情報収集を進めた結果、7人が襲撃に巻き込まれて殺害されたとみられることが分かったということです。このため、被害者が住む地域を管轄する神奈川、千葉、埼玉の各県警と警視庁は、警察庁の指示を受けて合同の捜査本部を設置することになりました。
      捜査本部は、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用して、殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。7人の遺体は5日にも帰国する見通しで、捜査本部は、司法解剖を行って死因を調べるとともに、けがをした男性からも当時の状況を聴くなどすることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582841000.html

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    3. バングラデシュ事件で警察庁 「国外犯」適用し合同捜査を指示
      7月4日 17時01分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡した事件で、警察庁は刑法の「国外犯」の規定を適用し、被害者が住む地域を管轄する警察と警視庁に対し、合同で捜査に当たるよう指示しました。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に武装グループが飲食店に押し入り人質を取って立てこもった事件では、日本人の男女7人を含む22人が死亡しました。
      警察庁は、テロ対策の専門チーム「国際テロリズム緊急展開班」を派遣して情報収集を進めた結果、7人が襲撃に巻き込まれて殺害されたとみられることから、警察法に基づき、被害者が住む地域を管轄する神奈川、千葉、埼玉の警察と、警視庁が合同で捜査に当たるよう指示しました。4つの警察本部では4日にも合同捜査本部を立ち上げ、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用して捜査を進めることにしています。
      7人の遺体は5日にも帰国する見通しで、警察は司法解剖を行って死因を調べることにしています。
      また、警察庁は国内でのテロを防ぐため、全国の警察にテロに関する情報の収集や警備が比較的緩やかで大勢の人が集まる「ソフトターゲット」のテロ対策を徹底するよう指示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582721000.html

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    4. 武装したおカルトヤクザ集団にまともに太刀打ちできるのかなあ…

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    5. バングラデシュ テロ事件 国外犯の捜査に向け情報収集
      7月4日 5時30分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡したテロ事件で、現地に派遣された警察庁のテロ対応の専門チームなどは、刑法の国外犯の規定を適用した捜査に向けて、現場の状況の確認や情報収集を進めることにしています。

      バングラデシュの首都ダッカで、今月1日の夜、武装グループが飲食店を襲撃したテロ事件では、現場から20人の遺体が見つかり、日本人の男女7人の死亡が確認されました。
      警察庁は、日本人が海外でテロに巻き込まれた際に対応するために平成10年に設置された専門チーム「TRT-2」=「国際テロリズム緊急展開班」を2日、ダッカに派遣して情報収集を続けています。
      専門チームなどは、日本人が海外で殺人などの被害に遭った場合の刑法の「国外犯」を適用する捜査に向けて、情報収集を進めることにしています。
      死亡した7人の遺族と、現場から救出された男性の家族は3日夜、政府専用機で現地に出発し、警察は、外務省や関係機関と連携しながら遺体や現場の状況の確認を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582141000.html

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    6. 外務、警察、防衛…

      夜警国家の要の行政機能だけど…

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    7. バングラデシュで犠牲の7人 家族が遺体と対面
      7月4日 17時09分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して、日本人7人を含む22人が死亡した事件で、犠牲となった7人の日本人の家族が4日、遺体と対面しました。一両日中にも家族とともに帰国する見通しです。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に、武装グループが飲食店に押し入り人質を取って立てこもった事件では、日本人7人を含む22人が死亡しました。
      事件に巻き込まれた日本人の家族や関係者は、政府専用機でダッカの空港に到着したあと、現地時間の4日午前9時ごろ(日本時間の正午ごろ)、遺体が安置されているダッカ市内の軍の施設を訪れ、およそ1時間にわたって遺体と対面しました。施設内での様子をうかがい知ることはできませんでしたが、施設を出て車に乗り込む際、涙を拭う家族の姿も見られました。
      木原外務副大臣は死亡した7人について、「一両日中にもご帰国できるように最大限努力したい」と述べ、できるだけ早く帰国できるよう全力を挙げる考えを示していて、一両日中にも家族とともに帰国する見通しです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582851000.html

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    8. 「現場のレストラン 外国人がかなり多い」
      7月4日 21時08分

      事件の現場となったレストランに行ったことがある男性がNHKの取材に応じ、「現場のレストランは大使館が集中する場所にあり、外国人がかなり多く、行き止まりにあるので逃げ場がなく、恐ろしい状況だったと思う」と話しました。

      枦山信夫さん(64)は、公共交通機関にICカードを導入するためのJICAの支援プロジェクトなどに参加するため5年ほど前からバングラデシュを頻繁に訪れ、事件現場となったダッカのレストランも3~4回訪れたことがあるということです。
      枦山さんは、このレストランについて「大使館が集中する日本で言う東京の麻布や広尾のような場所にあり、外国人の客が圧倒的に多い店だ。ダッカの街中で外国人の家族連れを見ることはあまりないが、この店にはたくさんいたので驚いた記憶がある。ダッカで欧米人が行ける遊園地や公園はかなり限られているので、広い敷地に芝生の庭があるレストランは、子どもたちを遊ばせる場所としては最適で、外国人に喜ばれていた」と話していました。
      また、ガイドブックでもまだ紹介されていない比較的新しい店で、「おいしいパンが食べられる」と口コミで駐在の外国人の間で評判が広がっていた一方で、現地の住民と一緒にパンを買いに行った際には、「『バングラデシュ人の収入では高くて買えない』と言われた」と話し、地元の客は少なく客の多くが外国人だったということです。
      さらに、レストランの立地については「大通りから1本奥に入った行き止まりの場所にあり、非常に逃げにくい場所だ。入り口をおさえられたら逃げ場がないので、恐ろしい状況だったと思う」と話しました。
      バングラデシュの治安については「危険なイメージがあるかもしれないが、毎日神経を逆立てて生活しなければならないような国ではなかった。日本に助けてもらっているという思いが強く、親日の国なのでバングラデシュでこのようなことが起きるとは想定外だったし、現地の人も驚いていると思う」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010583181000.html

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    9. バングラデシュ事件 各県警と警視庁が合同捜査本部
      7月4日 21時59分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人を含む22人が死亡した事件で、被害者が住む地域を管轄する神奈川、千葉、埼玉の各県警と警視庁は、合同の捜査本部を設置しました。捜査本部は、刑法の「国外犯」の規定を適用して殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。

      バングラデシュの首都ダッカで、今月1日に武装グループが飲食店を襲撃し、人質を取って立てこもった事件では、日本人の男女7人を含む22人が死亡しました。警察庁は、テロ対策の専門チーム「国際テロリズム緊急展開班」をダッカに派遣して情報収集を進めた結果、7人が襲撃に巻き込まれて殺害されたとみられることが分かったということです。
      このため、被害者が住む地域を管轄する神奈川、千葉、埼玉の各県警と警視庁は、警察庁の指示を受けて4日午後8時に合同の捜査本部を設置しました。捜査本部は、合わせておよそ100人の態勢で、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用して殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。
      7人の遺体は、5日にも帰国する見通しで、捜査本部は、司法解剖を行って死因を調べるとともに、けがをした男性からも当時の状況を聴くなどすることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010583311000.html

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    10. バングラデシュ事件 犠牲者乗せた政府専用機 ダッカ出発
      7月4日 23時55分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し日本人を含む22人が死亡した事件で、犠牲となった日本人7人の遺体と家族を乗せた政府専用機は、日本時間の4日夜遅く、首都ダッカを出発し、帰国の途に就きました。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に武装グループが飲食店に押し入り、人質をとって立てこもった事件では、日本人7人を含む22人が死亡しました。
      事件に巻き込まれた日本人の家族は、日本時間の4日未明、政府専用機でダッカに到着したあと、ダッカ市内の軍の施設で遺体と対面したほか、希望した家族は事件現場を訪れました。
      そして、犠牲となった日本人7人の遺体と家族を乗せた政府専用機は、日本時間の4日午後11時50分ごろ、首都ダッカの空港を出発し、帰国の途に就きました。政府専用機は日本時間の5日早朝に、羽田空港に到着する予定です。
      また、今回の事件で救出された渡邊玉興さんは、医療設備が整った別の航空機で、帰国の途に就きました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010583381000.html

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    11. 国の事業の犠牲になった人々にはじつに手厚いフォロー…

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  22. 外務省のインチキ政策にまじめにお付き合いして命をなくすヒトビト…

    地面から足が離れて浮かれていることに気づく間もなかっただろうか…

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  23. NHKニュース「バングラデシュ邦人殺害」
    http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000088.html

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    1. バングラデシュ事件 亡くなった7人 帰国へ
      7月5日 4時12分

      バングラデシュで起きた人質事件で、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が午前5時半ごろ、羽田空港に到着する予定です。

      バングラデシュの首都ダッカで、武装グループが飲食店を襲撃し、日本人7人を含む22人が死亡した事件を受けて、政府は3日、政府専用機を現地に派遣しました。そして、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せて、政府専用機は、日本時間の4日午後11時50分ごろ、首都ダッカの空港を出発しました。
      政府専用機には、現地で対応にあたった木原外務副大臣や、死亡した日本人が所属する企業の関係者らも同乗していて、まもなく、5日午前5時半ごろ、羽田空港に到着する予定です。
      また、今回の事件でけがをして現場から救出された渡邊玉興さんを乗せた小型ジェット機が午前3時47分ごろ、羽田空港に着陸しました。
      空港には、政府を代表して、岸田外務大臣と萩生田官房副長官が出迎えに訪れ、犠牲者に献花を行い、黙とうをささげることにしています。そして、このあと政府は木原副大臣から現地の状況について報告を受けるため、総理大臣官邸で、関係閣僚による対策会議を開くことにしています。
      政府は事件に巻き込まれた日本人やその家族に対し、きめ細かい支援を続けるとともに、海外で日本人がテロ事件に巻き込まれないように、世界各地の日本大使館や総領事館が中心となって、安全確保に万全を期すとしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583451000.html

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    2. バングラデシュ人質事件 遺族に見舞金など支給で調整
      7月5日 4時19分

      政府はバングラデシュで起きた人質事件で死亡した日本人7人の遺族に対し、見舞金などを支給する方向で調整に入りました。海外での事件の遺族に弔慰金200万円を支給する法律が、まだ施行されていないことから、別の形で支給することを検討しています。

      バングラデシュの首都ダッカで起きた人質事件では、武装グループが襲撃した飲食店にいた日本人7人が、死亡しました。
      犯罪被害者や遺族への支援を巡っては、国が給付金を支給する「犯罪被害給付制度」がありますが、海外での事件は、対象になっていなかったため、先の国会で、海外でテロなどの犯罪に巻き込まれた遺族に弔慰金を支給する、新しい法律が成立しました。
      ただ、この法律は、まだ施行されていないことから、政府は法律の趣旨を踏まえて今回のバングラデシュでの事件に対応する必要があるとして、7人の遺族に対し、見舞金などを支給する方向で調整に入りました。
      法律では、遺族に弔慰金として200万円を支給することになっていますが、政府はこれを見舞金など別の形で支給することを検討しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583561000.html

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    3. バングラデシュ事件 救出された渡邊さん帰国 病院に
      7月5日 4時33分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し日本人を含む22人が死亡した事件で、けがをして現場から救出された渡邊玉興さんを乗せた小型ジェット機は午前3時47分ごろ、羽田空港に着陸しました。渡邊さんは午前4時すぎ、ストレッチャーに寝かされたまま小型機から専用の車に移されて搬送され、午前5時前に東京・品川区の病院に到着しました。また、犠牲となった7人の日本人の遺体と家族らを乗せた政府専用機も日本時間の昨夜遅くダッカを出発し、午前5時半ごろに羽田空港に到着する予定です。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583611000.html

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    4. バングラデシュ事件 田中さん エレベーター事故遺族支援も
      7月5日 7時10分

      バングラデシュの首都、ダッカで起きた今回の事件で犠牲になった田中宏さん(80)は、技術士としての知識を生かしエレベーター事故の遺族の支援も行っていました。

      平成18年、東京・港区のマンションで、エレベーターに挟まれて死亡した市川大輔さん(当時16)の母親の正子さんは事故の原因を調べるため技術士でつくる団体に支援を要請し団体から紹介された田中さんと10年近くにわたって交流を続けてきたということです。田中さんは機械などが専門の技術士で複雑なエレベーターの構造や、事故を巡る法律上の問題点などについて、的確なアドバイスをしてくれたということです。
      またエレベーター事故の刑事裁判の傍聴にもたびたび足を運んでいたほか、事故があった6月に正子さんたちが毎年開いている集会にも参加し、海外にいて参加できない時には、手紙を送って勇気づけてくれたということです。
      正子さんは田中さんについて、「人のためにいつも一生懸命で誠実で、遺族の気持ちに寄り添ってくれる大きな存在でした。支援してくれたことに直接お礼が言いたかったのにそれがかなわず残念でなりません。亡くなったことが今でも信じられません」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583471000.html

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    5. バングラデシュ事件 亡くなった7人帰国 死因捜査へ
      7月5日 7時40分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡した事件で、7人の遺体を乗せた政府専用機は5日午前5時50分前、羽田空港に到着しました。警察は、検視や司法解剖を行って死亡に至った原因を詳しく調べ、殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。

      7人の遺体を乗せた政府専用機は午前5時50分前、羽田空港に到着しました。7人は襲撃に巻き込まれて殺害されたとみられ、警察は空港内にある施設で法医学の知識を持つ検視官が遺体の検視を行うことにしています。
      また、このあと神奈川県内の6か所の病院で司法解剖を行う予定で、死亡に至った原因を詳しく調べることにしています。
      警察は、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用し、けがをして現場から救出された渡邊玉興さんからも当時の状況を聴くなどして、殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583671000.html

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    6. バングラデシュ事件 亡くなった7人 羽田空港到着
      7月5日 7時54分

      バングラデシュで起きた人質事件で、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が、午前5時50分前、羽田空港に着陸しました。

      バングラデシュの首都ダッカで、武装グループが飲食店を襲撃し、日本人7人を含む22人が死亡した事件を受けて、政府は、3日、政府専用機を現地に派遣しました。そして、死亡した日本人7人の遺体とその遺族を乗せて、政府専用機は、日本時間の4日午後11時50分ごろ、首都ダッカの空港を出発しました。政府専用機には、現地で対応にあたった木原外務副大臣や、死亡した日本人が所属する企業の関係者らも同乗していて、5日午前5時50分前、羽田空港に着陸しました。
      また、今回の事件でけがをして現場から救出された渡邊玉興さんを乗せた小型ジェット機が、午前3時47分ごろ、羽田空港に着陸しました。空港には、政府を代表して、岸田外務大臣と萩生田官房副長官が出迎えに訪れ、犠牲者に献花を行い、黙とうをささげました。
      このあと、政府は、木原副大臣から現地の状況について報告を受けるため、総理大臣官邸で、関係閣僚による対策会議を開くことにしています。政府は、事件に巻き込まれた日本人やその家族に対し、きめ細かい支援を続けるとともに、海外で日本人がテロ事件に巻き込まれないよう、世界各地の日本大使館や総領事館が中心となって、安全確保に万全を期すとしています。

      岸田外相「改めて深い悲しみ」

      岸田外務大臣は午前7時半ごろ、外務省で記者団に対し、「さきほど、羽田空港で犠牲になられた7人の方々に、哀悼の意を込めて献花をした。国際協力の最前線で尽力してきた方々が、残虐非道なテロによって、尊い命を奪われたことは、痛恨の極みで、改めて、深い悲しみと強い憤りを感じた。罪のない人々の命を奪うテロは、いかなる理由があっても、許されない。日本としては、このような悲劇が繰り返されることのないよう、国際社会としっかりと連携しながら、日本人の安全確保に万全を期したい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583631000.html

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    7. 首相 遺族支援に全力挙げテロ根絶に取り組む
      7月5日 11時10分

      安倍総理大臣は、バングラデシュで起きた人質事件で亡くなった日本人7人の遺体が帰国したことを受けて、関係閣僚会合を開き、遺族の支援に全力を挙げるとともに、国際社会と連携しテロの根絶に向けて取り組んでいく考えを強調しました。

      バングラデシュで起きた人質事件で亡くなった日本人7人の遺体が、5日朝に遺族と共に政府専用機で羽田空港に到着し、現地対策本部で指揮を執った木原副大臣も帰国したことを受けて、政府は総理大臣官邸で、関係閣僚会合を開きました。
      会議の冒頭、出席者全員で犠牲者に黙とうをささげたあと、安倍総理大臣は「非道かつ卑劣極まりない許しがたいテロに対し、改めて心の底からの強い憤りを覚えるとともに、断固として非難する。ご家族のお気持ちに寄り添い、引き続きなしえることはすべてやっていくという姿勢で、あらゆる支援を行っていく」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「わが国がテロに屈することは決してない。テロの根絶に向けて、国際社会との連携を一層深めるとともに、内外の日本人の安全を確保するため、情報の収集・分析や水際対策をはじめとする国内のテロ対策を強力に推し進めていく」と述べました。

      遺族一人一人の相談・悩みに対応

      木原外務副大臣は、関係閣僚会合のあと総理大臣官邸で記者団に対し、「現地での情報収集や事実確認、ご家族への対応について報告をした。遺族の方々は、最愛のご家族を亡くされ、大変、不安な気持ちにある。安倍総理大臣からは『しっかりご家族に対応するように』とのことだった。外務省としては、引き続き、一人一人担当者をつけて、さまざまなご相談やお悩みに対応していきたい」と述べました。

      JICA 安全確保を再検討へ

      JICA=国際協力機構の北岡伸一理事長は、関係閣僚会合のあと総理大臣官邸で記者団に対し、「大事な同志を亡くして痛恨の思いだ。ただ、お亡くなりになった方々も、『途上国の発展に貢献したい』という崇高な思いでやっておられ、ご家族の方も、『家族の、息子の、きょうだいの遺志を無にしないでほしい』という気持ちであり、事業はひるむことなく続けたい。ただし、安全確保については根本的に再検討して臨んでいきたい」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583741000.html

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    8. バングラデシュで亡くなった7人 政府が氏名公表
      7月5日 11時12分

      政府は5日午前、バングラデシュで起きた人質事件で死亡した日本人7人の氏名を公表しました。

      それによりますと、死亡したのは、岡村誠さん、小笠原公洋さん、黒崎信博さん、酒井夕子さん、下平瑠衣さん、田中宏さん、橋本秀樹さんの7人です。

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    9. バングラデシュ事件 司法解剖し死因捜査
      7月5日 11時16分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡した事件で、警察の合同捜査本部は、神奈川県内の6か所の病院で遺体の司法解剖を行い、7人が死亡に至った経緯や原因を詳しく調べることにしています。

      今回の襲撃事件に巻き込まれた7人の遺体を乗せた政府専用機は、午前5時50分前、羽田空港に到着し、空港内にある施設で法医学の知識を持つ検視官が遺体の検視を行いました。
      このあと神奈川県内の6か所の病院で司法解剖を行われる予定で、警察の合同捜査本部は、7人が死亡に至った経緯や原因を詳しく調べることにしています。
      捜査本部は、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の「国外犯」の規定を適用し、けがをして現場から救出された渡邊玉興さんからも当時の状況を聴くなどして、殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583791000.html

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    10. 「下平さんは周りの人を幸せに」友人が語る
      7月5日 11時22分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃した事件で、死亡した日本人7人のうちの1人、下平瑠衣さんの友人の男性がNHKの取材に応じ、「いつも明るく、周りにいる人たちを幸せにしていた」と下平さんの人柄を語りました。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に武装グループが飲食店に押し入り、人質を取って立てこもった事件では、日本人7人を含む22人が死亡しました。
      このうち、コンサルタントとして現地の事業に参加していた下平瑠衣さん(27)の友人で、カリフォルニア州に住むラブディープ・ラーニーさんが4日、NHKの取材に応じました。
      ラーニーさんは2012年、タイの大学に留学していたときに、クラスメートとして下平さんと知り合い、その後一緒に旅行に出かけるなど親交を深めたということです。
      ラーニーさんは、下平さんについて「素敵な笑顔で常に新しいことに挑戦しようとしていた。彼女はいつも明るく、周りの人たちを幸せにしていた」と人柄を語りました。さらに、「一緒に旅行に行ったとき、彼女は誰かを助けるために働きたいと話していた。世界各地を飛び回ってできるだけ多くの人を助けたい、それが彼女の思いだった」と述べました。そして、「彼女が死んだことが信じられない。とても心を痛めている」と心境を語りました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583771000.html

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    11. 両陛下 バングラデシュ事件でお悔やみとお見舞い
      7月5日 11時32分

      天皇皇后両陛下は、バングラデシュで日本人8人が武装集団に襲撃されて死傷した事件について、侍従長を通じて遺族へのお悔やみと負傷者へのお見舞いの気持ちを伝えられました。

      宮内庁によりますと、両陛下は、バングラデシュの首都ダッカで起きた事件によって、国際協力の最前線で尽力してきた人たちが亡くなったり負傷したりしたことに深く心を痛められているということです。
      両陛下は4日、岸田外務大臣に対し、河相侍従長を通じて犠牲者の遺族への深いお悔やみと負傷者へのお見舞いの気持ちを伝えられ、5日朝、外務大臣から遺族と負傷者の家族に伝達されたということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583821000.html

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    12. 下平瑠衣さんの家族「娘に誇り」
      7月5日 11時52分

      今回の事件に巻き込まれた下平瑠衣さん(27)の両親と姉が埼玉県富士見市の自宅前で直筆のコメントを出しました。

      その中で「大切な娘との突然の別れがまだ信じられない状況です。なぜこのような事件に巻き込まれたのか、何に対して憤りをぶつけていいのか、分かりません。娘を含む日本人の犠牲者はバングラデシュの発展のため日々努力していました。微力ながら志を持って尽力してきた娘に誇りを持っています。志半ばでこのようなことになり娘も無念でならないと思います」とコメントしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583831000.html

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    13. バングラデシュ進出目指す企業向けセミナー 延期へ
      7月5日 12時05分

      バングラデシュへの進出を目指す企業向けに来週、東京で開かれる予定だったセミナーが、今回の事件を受けて延期されることが決まりました。

      このセミナーは、JETRO=日本貿易振興機構が今月12日から2日間、東京で開くことにしていたもので、バングラデシュへの進出を検討している企業の担当者などおよそ100人が参加する予定でした。
      バングラデシュは1億6000万人に上る人口を抱え、企業にとっては豊富な労働力と人件費が低いことなどが魅力で、5年前の2倍のおよそ240社の日系企業が拠点を置いています。
      セミナーには参加の希望が相次ぎ、締め切り前に定員に達するなど高い関心を集めていましたが、今回のテロ事件を受けてJETROはセミナーを延期することを決め、5日発表しました。
      JETROの鈴木隆史海外地域戦略主幹は「関心が高まっていただけに、バングラデシュに関係する国内の企業は大きなショックを受けている。企業の進出が停滞するなど影響は避けられないのでないか」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583871000.html

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    14. バングラデシュ事件 子ども支援団体にも影響
      7月5日 14時34分

      バングラデシュで起きた人質テロ事件を受けて、現地の子どもたちを支援している愛知県にある団体は、今月下旬から予定していた小学校などへの訪問を取りやめる方向で検討しています。

      愛知県江南市に事務所がある「バングラデシュ教育支援の会」は、7年前から首都ダッカ近郊の小学校に文房具などを贈ったり、校舎の建設費用を支援したりする活動を行っています。
      代表の森崎芳子さんは毎年のようにバングラデシュを訪問していて、ことしもメンバー2人とともに今月29日から1週間、支援を行っている小学校や女性の自立支援施設を訪れて交流する予定でした。
      しかし、今回の事件を受け、急きょ訪問を取りやめる方向で検討しています。
      森崎さんは「年に1回は現地を訪問して支援先の状況を確認したいと思っていますが、今回の事件で活動が制約され、とても残念で悔しいです。バングラデシュの人たちとの交流や支援活動を通して私たちも学ぶことが多いので今後も支援を続けていきたい」と話しています。
      「バングラデシュ教育支援の会」は、現地の女性たちが作った民芸品などを販売し、収益金を現地に贈るなどの支援を続けていくことにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583941000.html

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    15. JICA 安全対策を全面的に再検討を
      7月5日 19時00分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して、日本人7人が死亡した事件で、JICA=国際協力機構の北岡伸一理事長は、5日にコメントを発表し、安全対策について全面的に再検討していく考えを示しました。

      北岡理事長は「けさ、空港でご遺体とご家族の方々をお迎えし、献花と黙とうをささげました。改めて亡くなられた方々の無念さを思うとことばがありません。JICAとしては、被害に遭われた方々の国際協力への志を継ぎ、ひるむことなく支援を継続していきたいと思いますが、安全対策については、全面的に再検討し、万全の対応を講じていく所存です」としています。

      企業自身が真剣に考えなければならない課題

      日本商工会議所の三村会頭は、記者会見で「グローバル化が進むと、こういう事件に遭遇する可能性が高くなるのも事実だが、海外での活動をやめるわけにはいかない。海外に進出している企業に対して、外務省などが各国の危険情報を的確に出すことも1つの手段だが、それだけでは十分でなく、この新しい時代にどのように対処するのか、われわれ企業自身が真剣に考えなければいけない新たな課題だ」と述べました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010584521000.html

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    16. バングラデシュ事件 警察が死因や経緯を調べる
      7月5日 19時25分

      バングラデシュで、武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人が死亡した事件で、警察は5日に神奈川県内の病院で遺体の司法解剖を行い、7人が死亡に至った経緯や原因を詳しく調べています。

      今回の襲撃事件に巻き込まれた7人の遺体を乗せた政府専用機は、5日午前5時50分前に羽田空港に到着し、空港内にある施設で法医学の知識を持つ検視官が遺体の検視を行いました。
      警察は5日昼ごろから、神奈川県内の6か所の病院で司法解剖を行い、これまでに7人全員について終了したということです。
      警察は、医師がまとめた結果などを基に7人が死亡に至った経緯や原因を詳しく調べています。
      警察は、日本人が海外で殺人事件などに巻き込まれた場合の刑法の国外犯の規定を適用し、けがをした渡邊玉興さんからも当時の状況を聴くなどして、殺人などの疑いで捜査を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010584101000.html

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    17. 外相 ODA従事者の安全対策検討会議発足の考え
      7月5日 20時40分

      岸田外務大臣は、バングラデシュで起きた人質事件で死亡した日本人7人がODA=政府開発援助の事業に携わっていたことを受けて、海外での国際協力事業に取り組む日本人の安全対策について検討する新たな会議を発足させる考えを明らかにしました。

      バングラデシュで起きた人質事件で死亡した日本人7人は、いずれも東京の建設コンサルタント会社の社員や関係者で、JICA=国際協力機構から請け負った、都市計画に関するODA=政府開発援助の事業に共同で取り組んでいました。
      岸田外務大臣は5日、外務省で記者団に対し、「今回の事件で途上国の発展に貢献してきた大切な同志を亡くしたが、さまざまな国の開発協力に真剣に取り組む日本政府の決意は変わらない」と述べました。
      そのうえで、岸田大臣は「世界各国でODA事業に従事する人たちの新たな安全対策を策定するため、外務省とJICAの関係者による『国際協力事業安全対策会議』を立ち上げる」と述べました。
      対策会議は岸田大臣自身が議長を務め、近く、1回目の会合を開くことにしていて、来月中には具体的な安全対策を取りまとめ公表したいとしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010584471000.html

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    18. バングラデシュ 都市部での過激主義対策が急務
      7月5日 23時48分

      バングラデシュで過激主義対策を行っている団体の事務局長が東京都内でNHKの取材に答え、今回の事件でバングラデシュの都市部で高学歴の若者に過激主義が浸透している実態が浮き彫りになり、対策が急務になっていると指摘しました。

      途上国で過激主義の拡大を防止する取り組みを行っている国際的な団体、GCERFのハリド・コセル事務局長が5日、東京都内でNHKのインタビューに答えました。
      この団体はアメリカなどがおととし設立したもので、バングラデシュなど3か国で事業を始めています。
      今回の事件について、コセル事務局長は「過激主義は地方だけでなく、都市部の大学の学生の間にも広がっていることを認識する必要がある」と述べ、過激主義の温床になるとみられていた地方の貧困層だけでなく、都市に住む若者への対策も急務になっていると指摘しました。
      そのうえで、コセル事務局長は「教育を受けた若い世代が予想以上に不満をため込んでいる点を懸念している。若い世代が過激化する兆候があるとみている」と述べ、若い世代が過激主義に染まる背景を分析する必要があるという認識を示しました。
      この団体ではバングラデシュ政府と連携して、来年から新たにダッカなどの都市部において、過激主義の広がりを防ぐため、若者向けの職業訓練などの対策に取り組む予定だということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010584671000.html

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  24. ほんとうのターゲットはなにか、がいまだにうやむやである。

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  25. テロ遺族 何に憤りぶつければ
    2016年7月5日(火) 13時22分
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6206563

    「何に憤りぶつければ」=遺族ら無念の帰国―ダッカテロ事件
    時事通信 7月5日(火)12時15分配信

     バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で犠牲となった7人が日本に到着した5日午前、遺体とともに無念の帰国をした遺族らは、一様に沈痛な表情で自宅に戻った。

     途上国の発展に情熱を注いでいた7人。遺族は「なぜ事件に。何に憤りをぶつけていいのか」と、やりきれぬ思いをあらわにした。

     「アルメックVPI」社員の下平瑠衣さん(27)の両親らは午前11時ごろ、埼玉県富士見市の自宅に到着。サングラスやマスク姿で表情はうかがえなかったが、足取りは重く、付き添いの警察官とともに家に入った。

     両親はその後「大切な娘との突然の別れがまだ信じられない」などとしたコメントを発表。「志を持って尽力してきた娘に誇りを持っている。娘も無念でならないと思う」「なぜこのような事件に巻き込まれたのか、何に対して憤りをぶつけていいのか分からない」と悲痛な思いをつづり、「今は娘を静かに送り出すことに専念したい」と結んだ。 
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000055-jij-soci

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    1. 「国際貢献」だの「海外援助」だの「途上国支援」だのという浮かれた(いかれた)意志を刷り込む連中の口車に乗せられたまじめまっすぐ君が馬鹿をみたってこと…

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  26. 弱者のため…無念 テロ犠牲 下平さん 途上国の子供支援
    2016年7月5日5時0分

     バングラデシュのレストラン襲撃テロ事件で犠牲になった日本人の遺族らは4日、遠い異国で命を失った7人と無言の再会を果たした。途上国の発展に力を尽くし、今後の活躍も期待される中での悲劇に、志を知る関係者や現地住民は、改めてテロへの憤りをあらわにした。

     「途上国の社会的弱者の生活環境を変えるような仕事をしたい」。東京工業大の大学院生だった下平瑠衣さん(27)が、熱っぽく夢を語る姿を、後輩の会社員井上毅郎さん(25)は覚えている。

     下平さんは大学院で都市開発などを専攻。途上国の実情を知るため、タイのタマサート大へ1年間交換留学し、国連開発計画(UNDP)のインターンとしてスラム街の調査にも携わるなどした。2014年にコンサルタント会社「アルメックVPI」に就職してからは、東南アジアを中心に都市計画プランナーとして活躍していたという。

     井上さんは下平さんを、「人当たりがよく、ほんわかとした女性。優しくて頼りになる先輩だった」と思い出す。「国際開発の仕事は、危険とも隣り合わせで、責任感や志がないとできない仕事。途上国のために働こうとしていたのに、とても残念だ」と言葉を詰まらせた。

     発展途上国で教育支援などに取り組むNPO「JHP・学校をつくる会」(東京都港区)によると、下平さんは大学2年だった09年、カンボジアで小学校に寄贈するブランコを作ったり、児童養護施設の子供にカレーを振る舞ったりした。小柄だが重い物を率先して運ぶなど、朝から晩まで全力で取り組み、同NPOの活動記録集には「子供たちのきらきらした目や笑顔が焼き付いている」とつづった。

     11年には、東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町で、津波に流された写真を洗浄するボランティア活動にも従事。同NPO事務局長の清国将義さん(45)は「国際協力に関心を持ち、継続的に取り組むがんばり屋だった。志半ばで亡くなるなんて非常に悔しい」と唇をかんだ。

     下平さんが部長を務めていた埼玉県立蕨高校の女子硬式テニス部の顧問だった、川口北高の加藤友作教頭(52)は「責任感があり、先輩から部長に指名された。後輩の面倒をよく見る、芯のしっかりした子だった」と振り返る。突然の訃報に、「海外にいるのは知っていたが、ショックだった。やりきれない気持ちでいっぱいだ」と話した。

    「私たちを許して」 現地に花束

     【ダッカ=石崎伸生】7人の日本人の命を奪ったテロの現場には4日夕、遺族とみられる人たちを乗せたバスが到着した。警察車両に続く3台のバスからは、黒い服に身を包んだ人たちが姿をみせ、白い花を手向けた。15分ほどとどまり、現場を後にした。

     今回のテロ事件後、現場のレストランに続く道を封鎖するフェンスの前には、犠牲となったバングラデシュ人や日本人、イタリア人らを哀悼する花束の山ができている。

     「フォーギブ アス(私たちを許して)」。ファテー・チョーダリーさん(68)は、白い花と共に、こう書いた白い紙をそなえた。「あなたたちを守ってあげられなかった私たちを許してほしい」とチョーダリーさんは涙声で語った。

     会社を経営するチョーダリーさんは、日本企業との付き合いも多く、日本人の友人もたくさんいるという。「バングラデシュがパキスタンから独立した後、最も支援してくれたのは日本。日本は我々の最高の友人だ」と話し、「テロでたくさんの日本人が亡くなるなんて、本当に悲しい」と肩を落とした。

     現場近くには、花輪を供える少年、少女の姿もあった。子どもたちは、日本の支援団体も寄付している養護施設で育った子どもたちだという。

     貧困のため、親から子育てを放棄され、ストリートチルドレンになっていたという少女、モニ・ミリシャラフさん(14)は、ダッカの施設に暮らし、学校に通いながら、コンピュータープログラマーを目指して勉強をしている。「日本の支援団体が私たちを支えてくれて、とても感謝している。親切な日本の人たちを傷つける行為は許せない」

      100人態勢捜査本部…警視庁と3県警

     バングラデシュの首都ダッカで起きたレストラン襲撃テロ事件で、死傷した邦人8人の居住地を管轄する神奈川、埼玉、千葉の3県警と警視庁は4日、約100人態勢の合同捜査本部を設置し、刑法の国外犯規定に基づき、殺人容疑などを視野に捜査を始めた。7人の遺体を国内に搬送後、司法解剖して死因を調べるほか、負傷者の渡辺玉興たまおきさん(46)から事情を聞く方針。

     一方、警察庁は同日までに、全国の警察に対し、国内のテロ関連情報の収集や、不特定多数が出入りする「ソフトターゲット」の管理者と連携を強めるよう改めて求めた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160705-118-OYTPT50122

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    1. 「土着原住民」と「国際リベラル民(世界市民)」の見解の相違とその接触発火地点…

      うすうすカモにされ食い物にされていることが見透かされているのかもしれん…

      「高度分業体制」対「家内製手工業」の戦い…

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    2. あるいは、「国家群」対「ヤクザ任侠衆」の戦い

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    3. かつて大国はゲリラ戦に敗北した…

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    4. バングラテロ 現地邦人、不安広がる…日本人校休校「一歩も外出せず」
      2016年7月4日15時0分

       【ダッカ=松本将統】日本人7人が犠牲となったバングラデシュの首都ダッカのレストラン襲撃テロ事件。市内は、週明けの4日も不安に包まれた。日本人学校は同日も休校となり、現地に進出する日本の企業や団体には、外出を控えたり、社員を帰国させたりする動きも広がっている。

       「一人での行動は控えたい」。ダッカ市内で児童福祉の問題に取り組むNPOの現地事務所代表、藤崎文子ゆきこさん(48)は不安そうに話した。事件があった2日と3日は外出せず、4日も知人に車で迎えに来てもらって事務所へ出勤した。「夜の外出は避け、特に外国人が集まる場所には近づかないようにしたい」と話した。

       ダッカに住むコンサルタント会社経営、田中秀喜さん(41)一家も事件後、一歩も外に出ていない。仕事は自宅のパソコンで行える範囲しかできず、食べ物は会社の現地スタッフに届けてもらっている。長男の小学4年、成美しげよし君(9)、長女で幼稚園児の詩織ちゃん(5)も部屋で漫画を読んだりして過ごす。「友達と遊べなくなっちゃった」。妻の優子さん(50)は、さみしがる子供たちの頭をなでながら、「この国を離れた方がいいのか、じっくり考えないと」と話した。

       10年以上、日本で暮らした経験があり、現在はダッカ市内で日本人向けの宿泊施設を経営するショポン・ベパリさん(46)は「日本人ビジネスマンが数人宿泊しているが、事件からずっと部屋にこもっている」と明かす。バングラデシュは断食月(ラマダン)明けで休暇中。ベパリさんは「食料は2週間分あるけれど、その先はどうなるかわからない」と不安げに話した。

       同国には日系企業の進出が相次いでいる。外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、2011年の131社から、15年には243社にまで増えた。テロ事件を受け、各社は対応に苦慮している。

       現地に事務所があるロート製薬は、現地の社員とその家族を4日に日本に帰国させる。同社は、「今回の事件は明らかに外国人を狙ったもの。現地にいればさらなる犠牲者が出る可能性があり、社員の安全を確保しなければならないと考えた」とした。

       昨年6月、シンガポールの現地総括法人の支店としてダッカに事務所を開設したばかりの東芝は、現地への出張を10日まで禁止する通達を社内に出した。ダッカ郊外に工場を持つファスナー大手YKKは、日本にいる社員の現地への渡航自粛などを検討している。

           ◇

      ◇被害に遭った日本人

      【亡くなられた方々】

      田中宏さん(80)

      橋本秀樹さん(65)

      小笠原公洋こうようさん(56)

      黒崎信博さん(48)

      酒井夕子さん(42)

      岡村誠さん(32)

      下平瑠衣さん(27)

      【負傷した方】

      渡辺玉興たまおきさん(40歳代)

      犠牲の橋本さん…町内会活動熱心に

       7人の犠牲者の1人、橋本秀樹さん(65)は、建設コンサルタント会社「オリエンタルコンサルタンツグローバル」(東京都渋谷区)の社員として、田中宏さん(80)、黒崎信博さん(48)と共に国際協力機構(JICA)の事業に派遣されていた。千葉県船橋市の自宅周辺では、近所付き合いのあった住民らが、橋本さんがテロ事件に巻き込まれたことを知り、悲しみに暮れた。

       住民らによると、橋本さんは旧国鉄の工事部門に勤めた後、JR関連の都市開発会社に移り、今年3月に退職したばかり。4月には地元・船橋市の都市計画審議会の公募委員の委嘱を受け、地域では町内会の役員を務めていた。

       町内会で近くの公園に一緒に花を植えたという主婦久野美智子さん(58)は「家の建て替えがあると、『緊急車両の通行に影響はないか』と確かめるなど町内会活動に熱心だった。テロ事件は遠い国のことと思っていたが、突然降りかかってきて驚いている」と話した。

       近所に住む会社員田中正人さん(45)は5~6年前、当時小学生だった自分の子供のために橋本さんから多くの児童書を譲ってもらった。「あんなに優しい人がテロ事件に遭うなんて……。人違いであってほしい」と声を詰まらせていた。

      ◇警視庁など捜査本部

       レストラン襲撃テロ事件で、警察庁は4日、警視庁などが合同捜査本部を設置すると発表した。刑法の国外犯規定に基づき、殺人容疑などを視野に捜査を進める。犠牲になった邦人7人の居住地を管轄する警視庁と神奈川、千葉、埼玉県警で構成。現地で情報収集を進めている警察庁の専門組織「TRT―2」(国際テロリズム緊急展開班)と連携し、事件に巻き込まれた状況などを調べるという。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160704-118-OYTPT50318

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    5. バングラテロ 進出3社、対応追われる=静岡
      2016年7月5日5時0分

       バングラデシュの首都ダッカで日本人8人が死傷したレストラン襲撃テロ事件を受け、現地に進出する県内企業は対応に追われている。県によると、県内に本社のある企業は3社がダッカに進出し、1社は駐在員を置いている。各企業は、出張を禁止したり、現地での事業計画の撤回を検討したりしている。

       県が4日、開いた危機管理連絡調整会議では、現地に派遣されている駐在員は、日本に一時帰国中で無事だったことが報告された。また、県内の学校や国際協力機構(JICA)から県内在住者の派遣もないという。

       ジェトロ浜松(浜松市)によると、同国は、安い人件費と豊富な労働力から中国に代わる生産拠点として注目され、全国では約240社が進出している。経済成長が続き、消費市場としての期待も高まっている。

       県内では、プールの消毒剤を日本から輸出し、現地で販売している「アスター」(浜松市)が、事件現場近くに拠点を設けている。

       現地では、バングラデシュ人の社長や従業員4人がおり、いずれも無事が確認された。今回の事件を受け、レストランなど外国人が集まる場所には行かないよう通達し、日本人社員の出張も当面禁止した。名倉稔社長(59)は「親日国で、外国人にも優しい人が多いのでショックだ。長年築き上げたお客さまもおり、ビジネスは継続したい。日本との良好な経済関係が崩れなければいいが」と話した。

       金型メーカー「小出製作所」(磐田市)は約3年前、ダッカで法人登記した。まだ業務を開始していないが、「テロは大きなリスク要因となる。現地での交渉がうまくいっておらず、今回の事件を契機に撤退に傾いている」(小出悟社長)という。

       2011年に1年間、ダッカの事務所に駐在したジェトロ浜松の安藤裕二係長(31)は「高い経済成長で注目されている国だが、企業の警戒心が高まり、慎重に進出を見極めていくだろう」と話した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160704-119-OYTNT50229

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    6. バングラ進出240社 安い人件費に注目…人口1.6億 インフラ需要急増
      2016年7月3日5時0分

       テロ事件が発生したバングラデシュは、日本との経済関係が急速に深まっている。安い人件費で中国に代わる生産拠点に選ぶ企業が増えた。高成長が続くことからインフラ(社会基盤)需要だけでなく、消費市場としての期待も高まる。今回のテロで治安リスクが高まれば、約240社に上る日本企業の活動に影響が出ることが懸念される。

        ■貿易総額3割増

       バングラデシュの国内総生産(GDP)の実質成長率は2011年以降、6%以上で推移している。世界銀行によると、16年も6・3%成長の見通しだ。発電所や鉄道、橋などインフラ需要も急増している。日本は14年度までの5年間で約1兆6000億円の開発援助を行っている。

       財務省の貿易統計によると、15年の貿易総額は2971億円で、前年比34%増だった。日本からの輸出額は1663億円で、鉄鋼や工場向け機械などに加え、自動車など消費者向けも増えている。輸入額は1308億円で、日本向けに生産した衣類や繊維製品などが多い。

        ■中小企業8割

       日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日本からの進出企業約240社のうち、約8割がネジやゴム、プラスチック部品などを製造する中小企業だ。人口は約1億6000万人で、工場労働者の賃金は中国の4分の1程度とされる。中国で製造していた繊維やアパレル産業が生産拠点を増やしたり、移したりする場合が多い。

       ユニクロを展開するファーストリテイリングは08年から、バングラデシュの委託先工場で衣料品を生産している。13年にはダッカに店舗を開き、現在9店になった。今回のテロでは関係者全員の無事を確認した。現場に近い1店舗は、営業を一時休止した。

       味の素は11年にダッカに現地法人を設立し、日本人が2人駐在する。うまみ調味料「味の素」の包装工場などで60人程度の従業員が働くが、「被害の連絡は入っていない」としている。

       大手ゼネコンの大林組と清水建設などの共同企業体は、橋の建設と改修工事を手がける。テロ後に日本からの工事関係者25人の無事を確認し、自宅待機とした。

       東急建設は今年からダッカで、現地初の高速鉄道の関連工事に携わっている。今後は「現地の状況から対応を判断する」(広報)としている。

       テロ事件を受けて、ジェトロのダッカ事務所は、「今後、日本からの新規投資が鈍る可能性がある。良好な経済関係に水を差さなければ良いが」と懸念している。

      官邸の危機対応 枝野氏らが批判

       バングラデシュのレストラン襲撃テロ事件で、安倍首相は参院選遊説を取りやめて、危機対応に万全を期す姿勢を示した。しかし、野党の一部からは、菅官房長官が遊説を中止しなかったことなどに批判の声も上がった。

       民進党の岡田代表は2日、自民党の高村正彦副総裁が北海道釧路市で行った参院選遊説での発言について、「国民の命が危険にさらされている時に言っていい話と悪い話がある」と批判した。高村氏は首相の代わりに訪れたことについて「総理が来られなかったことは申し訳ない。アイ・アム・ソーリー、アイム・ノット・ソーリ(私は総理ではない)」と発言した。

       また、枝野幹事長は岐阜県大垣市で記者団に、菅氏が新潟県での参院選遊説のため昼前に東京を離れたことについて「官房長官を務めた経験からすると、官房長官は余人に代え難い立場なので、首相や官房副長官では代替できない」と非難した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160703-118-OYTPT50099

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    7. [スキャナー]「イスラム国」 アジアに触手 バングラテロ
      2016年7月5日5時0分

      JMB 主要傘下組織との見方

       バングラデシュの首都ダッカで起きたレストラン襲撃事件は、大規模なテロの脅威がアジアに拡散している実態を改めて見せつけた。2年前に「国家樹立」を宣言したイスラム過激派組織「イスラム国」が、イラクやシリアでの戦闘で劣勢に立たされる中、今後は、欧州だけでなくアジアをテロの標的にしていく可能性がある。(ダッカ 丸山修、バンコク 西島太郎)

      秘密部隊

       事件直前の6月29日に「イスラム国」が出したある声明が注目されている。系列のメディアを通じたもので、「大半を支配」している国としてシリアやイラクを挙げる一方、「秘密部隊」を置く国として、トルコ、サウジアラビア、フランス、バングラデシュなどを挙げ、今後の武装闘争を示唆している。

       今回のテロをめぐって、バングラデシュのカーン内相は、犯行グループが国内のイスラム過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)のメンバーだったと断定し、犯行グループと「イスラム国」との関係を否定している。

       しかし、地元ではJMBと「イスラム国」とのつながりを指摘する声が絶えない。地元紙ダッカ・トリビューン(4日付)によると昨年以降、バングラデシュで外国人や非イスラム教徒らが犠牲になった事件では、「イスラム国」が犯行声明を出すとともに、事件の多くでJMBメンバーの関与が明らかになっているという。

       バングラデシュには「イスラム国」傘下を名乗る過激派組織が複数あるが、JMBはその主要組織との見方が根強い。

      フランチャイズ化

       「イスラム国」の「傘下組織」は、バングラデシュで昨年以降発生したテロとみられる事件のうち約20件で犯行声明を出した。5月には、バングラデシュでのテロを計画したなどとして、支部のメンバーを名乗るバングラデシュ人8人がシンガポールで逮捕されており、「イスラム国」の影響力が浸透していることは確かだ。

       インドでも、国家捜査局が6月29日、国内の宗教施設などを狙ったテロを計画していたとして、南部ハイデラバードで「イスラム国」の工作員とみられる男5人を逮捕した。

       今年1月にインドネシアのジャカルタで30人以上の死傷者を出したテロも「イスラム国」の関係者が関与していたとみられており、確実にアジアに拡散・浸透している。

       地元過激派によるテロでも、忠誠を誓っていたと判断されれば「イスラム国」によるテロと追認しているとみられる。こうした「フランチャイズ化」は、世界で大規模テロを起こしている組織の存在感にあやかりたい地元過激派と、勢力が各地に及んでいるという広報戦略を強めたい「イスラム国」側の利害が一致した結果だ。

       東南アジアのある外交筋は、「アジアで活動してきた過激派グループが『イスラム国』を自称してテロを起こす可能性は今後増えていくだろう」と予測している。

      襲撃現場 高級住宅街、周辺と別世界 「富の象徴」標的か

       襲撃されたレストラン「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」がある首都ダッカ中心部のグルシャン地区は、外国人居住区として知られ、スラム街が点在する周辺の街とは別世界の空間が広がっている。今回、大規模テロ事件の現場として注目を浴びたことで、再びイスラム過激派の標的となる恐れが強まっている。

       同地区には各国の大使館も置かれている。一帯は緑豊かな閑静な住宅街で、高層のコンドミニアムや大邸宅も軒を連ね、高級車が行き交っている。隣接する地区には、日本大使館と日本人学校もある。

       「ベーカリー」のメニューによると、チョコレートケーキが500タカ(約660円)、エスプレッソが150タカ(約200円)。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ダッカの製造業労働者の月額賃金は7744タカ(約1万円)で、庶民には縁遠い存在。日本企業に勤める女性駐在員(41)は、「レストランの中でも指折りの高級店で、お祝いのときやお客さんが来たときなどの特別な時にしか使わない店だった」と話す。

       バングラデシュは経済発展の陰で貧富の格差も広がっている。「ベーカリー」は西洋的な「富」の象徴として標的にされた可能性もあり、邦人社会の間でも警戒感が広がっている。(ダッカ 児玉浩太郎)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160705-118-OYTPT50141

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    8. [スキャナー]政情複雑 テロ続発…バングラデシュ イスラム穏健国 広がる過激思想
      2016年7月3日5時0分

       バングラデシュの首都ダッカで1日夜にレストランが襲撃され、日本人7人を含む人質20人が死亡したテロ事件は、イスラム過激派組織「イスラム国」が系列メディアを通じて犯行声明を出し、治安当局が関連を調べている。昨年以降、外国人や異教徒らの殺害事件が相次いでおり、穏健なイスラム国家として知られてきたバングラデシュの社会にも過激思想が広がっていることが明白となった。(ニューデリー 田尾茂樹)

       イスラム教徒が信仰心を高める「ラマダン」(断食月)期間中の最後の金曜日。イスラム教の集団礼拝の日だ。ビジネス仲間ら多くの外国人でにぎわっていた夕食の場は、銃声とともに一瞬で惨劇の舞台に変わった。地元メディアが伝えた救助された人質の証言によると、武装集団は立てこもった店内で、人質にイスラム教の聖典コーランの一節を唱えるように求め、出来なかった人質には危害を加えたという。

        ■外国人も対象

       人口の約9割がイスラム教徒のバングラデシュは、イスラム教を国教としながらも、憲法であらゆる宗教に寛容な世俗主義をうたう。しかし、昨年以降、イスラム過激派に反対する活動家、少数派のヒンズー教徒やキリスト教徒、外国人らの殺害事件が続発。一連の事件は約30件を数え、うち約20件で「イスラム国」支部を名乗る組織が犯行声明を出した。

       昨年10月には北部在住の日本人男性も犠牲となった。同組織は声明で「『イスラム国』と戦う(米軍など主導の)有志連合の一員である日本の国民を狙った」と主張、今後も外国人を狙った犯行を繰り返す可能性を示唆していた。

        ■格差拡大に不満

       なぜ同国でこうしたテロが続発し始めたのか。

       バングラデシュでは年率6%台という著しい経済成長を遂げているにもかかわらず、若者の失業率は依然として高く、貧富の格差は広がる一方だ。同国の治安事情に詳しいダッカ大のシェイク・ラーマン准教授は「イスラム教徒を排斥する世界的な動きに加え、経済成長に伴う格差拡大に不満を抱く国内の若者らの間で過激思想が確実に広まっていることが背景にある」と分析。その上で「『イスラム国』がこうした若者らを取り込み、国内の過激派組織と連携してテロを起こしている可能性が十分にある」と指摘する。

        ■野党弾圧

       ただ、バングラデシュのハシナ政権は「国内に『イスラム国』は存在しない」との姿勢を貫き、政権の信用失墜を狙った「国内の過激派や主要野党勢力が事件に関与している」と訴えてきた。独立50年の2021年までに中所得国入りを目指す政権には、国際的なテロ組織の関与を否定し、好調な経済への打撃を避けたいとの思惑も透けて見える。

       ハシナ政権は6月中旬、国内過激派の一斉摘発に乗り出し、1万1000人以上を拘束したが、このうち過激派の構成員は170人程度だった。多くは野党の幹部や支持者とされ、「野党弾圧」との批判を受けた。

       政権に敵対する勢力を締め付けることで、行き場を失った人たちの間で今後一層、過激思想が広がるとの見方も出ている。

      日本からODA1262億円

       外務省によると、日本政府によるバングラデシュへの政府開発援助(ODA)はここ数年で急増し、2014年度の実績は約1262億円に上る。民間や非営利団体による支援を含む経済協力実績でみると、13年の日本の支出総額は約4億3500万ドル(約447億円)で、英国、米国を抑えて1位だ。

       日本は、1971年のバングラデシュ独立を他国に先駆けて支持し、長年にわたり手厚い経済支援を続けてきた。

       日本のODA事業を現地で実施するのが、国際協力機構(JICA)だ。外務省などの関係省庁と連携して援助政策を立案した後、現地の日本大使館とJICA事務所がニーズを探り、事業を具体化する。

       バングラデシュ国内でのJICAの事業は、橋や道路、発電所などの大規模インフラ(社会基盤)整備のほか、貧困対策や災害対策、農業支援など多岐にわたる。

       事業は、日本の民間企業を巻き込んで官民一体で行われる。最近では、建設大手の大林組や清水建設など4社が昨年、ダッカと国内第2の都市チッタゴンとを結ぶ橋の建設・改修工事を約900億円で受注した。

       日本などからの支援にも後押しされ、バングラデシュは安定した経済成長を遂げている。世界銀行によると、2011~14年の国内総生産(GDP)成長率で6%台を維持。外務省によると、15年度は好調な縫製品輸出などを背景に6・55%の経済成長率を達成した。(国際部 工藤彩香)

      進出企業 4年で倍増

       日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、バングラデシュに進出する日本企業は今年2月時点で240社に上り、最近の4年間でほぼ2倍に増えた。人口が多く賃金も安いため衣料品の製造が盛んで、東レやYKKなどのアパレル関連企業が拠点を設けている。

       インフラ整備の需要を見込み、清水建設などゼネコンが進出し、通信大手のNTTドコモやKDDIも現地企業に出資している。ユニクロを展開するファーストリテイリングが、ダッカ市内に9店舗を出店するなど、経済成長を背景に消費市場としての魅力も高まっている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160703-118-OYTPT50081

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  27. 世界共和国か神の王国か、それとも…

    だれしもが世界共和国を望んでいるわけでもない…

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  28. バングラデシュ事件 人質になった女性が店内の様子を証言
    7月6日 4時59分

    バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し、人質を取って立てこもり、22人が死亡した事件で、人質になった女性がNHKの取材に応じ、外国人などが間近で殺されたときの様子をはじめ、解放されるまでの恐怖の10時間について語りました。
    取材に応じたのは、当時、家族4人で店を訪れていたシャルミナ・パルビーンさん(32)です。
    シャルミナさんは13歳の娘の誕生日を祝おうと夫と息子とともに店に入り、メニューを見ていたときに、武装した男たちが店内に押し入りました。男たちはシャルミナさんたちに「バングラデシュ人か。イスラム教徒か」と尋ね、「バングラデシュ人でイスラム教徒なら心配するな。傷つけない」と話したということです。
    男たちの指示どおりテーブルに伏せていましたが、近くで外国人が「助けてくれ」と叫ぶなか、男たちは銃や刃物で次々に殺害していったということです。男たちが押し入ってから30分ほどで外国人の人質は殺されたということで、男たちは最初から外国人や異教徒を標的にし、当局と交渉する意図はなかったことがうかがえます。
    シャルミナさんの夫や店員の男性たちはガラスドアの近くに立たされたりしたということで、武装グループが治安部隊の突入に備えて人質を盾として利用しようとしていたと感じたということです。シャルミナさんは、夫が武装グループに呼ばれ、姿が消えるたびに無事に戻るよう祈っていました。
    シャルミナさんや娘はずっと涙が止まらず、自分たちも殺されるかもしれないと恐怖におびえていたということです。シャルミナさんたちは、およそ10時間後に解放されましたが、今も夜中にうなされるなど恐怖心が消えないといいます。
    日本人7人を含む22人が犠牲になったことについて、シャルミナさんは「あのとき運命が尽きてしまった人たちのことを思うと本当に悲しい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010584821000.html

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    1. バングラデシュ事件 刃物や銃による傷で死亡か
      7月6日 5時52分

      バングラデシュで起きた武装グループによる襲撃事件で、警察が日本人7人の遺体を司法解剖した結果、亡くなった人の一部は刃物や銃による傷で死亡したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は今後、けがをして現場から救出された男性からも話を聴くなどして、当時の詳しい状況を調べることにしています。
      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に武装グループが飲食店を襲撃し、人質を取って立てこもった事件では、日本人の男女7人を含む22人が死亡しました。
      日本人7人の遺体は5日、政府専用機で帰国し、警察は刑法の国外犯の規定を適用し、神奈川県内の6か所の病院で殺人の疑いで司法解剖を行い、7人が死亡するに至った経緯や原因を調べました。
      その結果、亡くなった人の一部は刃物で切られたことで大量の血液が失われて死亡したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。また、銃で撃たれて脳に激しい損傷を受けていた人もいたということです。
      警察は今後、けがをして現場から救出された渡邊玉興さんからも話を聴いて、当時の詳しい状況を調べるとともに、外交ルートを通じてバングラデシュの捜査機関に協力を求め、事件の解明を進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010584761000.html

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    2. バングラデシュ事件 イタリア人犠牲者の遺体が帰国
      7月6日 6時13分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し、日本人を含む22人が死亡した事件で、犠牲となったイタリア人9人の遺体を乗せた政府専用機が、日本時間の6日未明、イタリアに到着しました。
      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店に押し入り、人質を取って立てこもった事件では、22人が死亡し、このうち9人はイタリア人でした。
      犠牲になった男女9人の遺体を乗せたイタリア政府の専用機は、5日夜、日本時間の6日午前2時ごろ、首都ローマ近郊の空港に到着し、イタリアの国旗に包まれたひつぎが次々と運び出されていました。
      9人の多くはバングラデシュで繊維関係の仕事につき、このうち、女性の1人は妊娠していて、近くイタリアに帰国する予定だったということです。
      空港で行われた追悼式典では、マッタレッラ大統領が黙とうをささげたあと、犠牲者の家族がひつぎまで近づき、中にはひつぎに顔をうずめて泣き崩れる人の姿もありました。
      政府専用機には、事件が起きた際、偶然、店の外に出ていて助かったものの、店内にいた妻が事件に巻き込まれて犠牲になったという男性も乗っていて、空港に降り立つと、ほかの家族たちと悲しみをともにしていました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010584831000.html

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    3. バングラデシュ内相 射殺された容疑者は5人に訂正
      7月6日 7時47分

      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃して人質を取って立てこもり、22人が死亡した事件で、バングラデシュ内務省は、治安部隊などが突入したときに射殺された容疑者はこれまで6人としていましたが、カーン内相は5日夜、5人に訂正しました。
      容疑者とされていた残る1人について、カーン内相は身元を明らかにしませんでしたが、地元メディアは、店の料理人の男性で、治安部隊などによって武装グループの一員と間違われ、撃たれたのではないかと伝えています。
      地元警察は、事件現場で容疑者1人を拘束したほか、実行犯を支援していたとみられる1人を拘束して調べを進めています。
      カーン内相は、また、容疑者の中に裕福な環境で育った若者が含まれていることについて、国内の過激派組織が教育を受けた若者を勧誘していると指摘し、若者が過激な思想に染まらないよう社会全体で取り組む必要があると強調しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010584901000.html

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    4. バングラデシュ事件 アメリカの大学で追悼集会
      7月6日 10時26分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し日本人を含む22人が死亡した事件で、犠牲になったインド人の学生が通っていたアメリカの大学で追悼集会が開かれ、友人たちが突然の死を悼みました。
      バングラデシュの首都ダッカで、武装グループが飲食店に押し入り、人質を取って立てこもった事件では、日本人やイタリア人など合わせて5か国の22人が死亡しました。
      このうち、インド人のタリシ・ジェインさんはカリフォルニア大学バークレー校に通っていましたが、ダッカの銀行でインターンをするために現地に滞在していたところ、事件に巻き込まれました。
      事件を受けて、大学では5日、追悼集会が開かれ、会場にはアメリカ、インド、バングラデシュの3つの国の国旗が掲げられ、参加した人たちは、ジェインさんの写真に花束を手向けました。
      そして、友人の女性があいさつし、「楽しい思い出を、そして、つらいとき、いつもそばにいてくれてありがとう。永遠に愛しています」と、涙を拭いながら語り、突然の死を悼みました。
      また、この大学に通う日本人の女性は「これから未来がある同じ大学の学生が亡くなり悲しく思います。日本に比べて海外は危険が多いと思うので、こういう事件があると不安に感じます」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010584931000.html

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    5. バングラデシュ事件 人質に電話させテロ行為誇示か
      7月6日 11時45分

      バングラデシュの首都ダッカで起きた人質事件で、武装グループはバングラデシュ人の人質に家族などと電話で話をさせ、店内で起きていることを伝えるよう指示していたことが分かり、警察は武装グループがみずからの残虐なテロ行為を誇示することで国内外の恐怖心をあおろうとしていたとみて調べています。
      バングラデシュのダッカで今月1日夜、武装グループが飲食店を襲撃して人質を取って立てこもった事件では、日本人7人を含む22人が死亡しました。
      この事件で武装グループは、押し入ってからおよそ30分で外国人の人質を殺害していたことが、人質だった女性への取材で明らかになり、男たちには最初から当局と交渉する意図はなかったことがうかがえます。
      また、この女性によりますと、武装グループはその後、バングラデシュ人の人質に対して家族などからそれぞれの携帯にかかってくる電話に出させて「何が起きているか伝えろ」と指示していたということです。武装グループは携帯電話のスピーカー機能を使って会話の内容を把握していたということです。
      警察は武装グループが外国人の殺害などみずからの残虐なテロ行為を誇示することで、国内外の恐怖心をあおろうとしていたとみて調べています。さらに武装グループは店の無線LANのパスワードを店員から聞き出していたということで、警察は事件に関するメディアの報道を確認したり、外部と連絡を取り合ったりしていた可能性もあるとして通信記録などを調べています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010585041000.html

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    6. バングラデシュ事件 日本でも追悼の動き
      7月6日 14時32分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃し、日本人を含む22人が死亡した事件を受けて日本でも追悼の動きが広がっています。
      バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店に押し入り、人質を取って立てこもった事件では、日本人やイタリア人など合わせて5か国の22人が死亡しました。

      多くのイスラム諸国でイスラム教の断食月=ラマダンが明けた6日、山口市にある山口大学の学生寮にはバングラデシュ出身で山口県周南市の専門学校に通うアブー・サリー・ムハンマド・ファイサルさん(26)などの留学生とその家族、30人余りが集まりました。そして、イスラム教の聖典、コーランを朗読して祈りをささげ、犠牲者を追悼しました。ファイサルさんはダッカの事件現場から7キロほどの所の出身で、現場周辺はたびたび訪れたことのある思い出深い地区だということです。
      ファイサルさんは、「自分の国でテロが起こり、驚いているし悲しいです。イスラム教とテロを一緒にしないでほしい」と話していました。

      群馬県伊勢崎市にあるモスクにはバングラデシュやパキスタン出身のイスラム教徒などおよそ250人が訪れ、礼拝を行いました。この中で、バングラデシュで起きた襲撃事件の犠牲者への追悼が行われました。
      信者の1人が「テロや殺人はイスラム教の教えに反している。亡くなった方のために祈りましょう」と呼びかけると、信者たちは目を閉じて祈りをささげました。群馬県内には600人余りのバングラデシュ人が住んでいるということです。
      バングラデシュ人の18歳の女子大学生は、「母国のために尽力した人が殺され、本当にやるせない思いです。怒りでいっぱいで、母国をこういう形で知られてしまい、子どもたちへの偏見やいじめが心配です」と話していました。また、今回の事件で現場から救出された渡邊玉興さんに、以前会ったことがあるというバングラデシュ人の男性は「とても明るい人で、救出されたと聞いた時は涙が出ました。テロはとても悲しいし、これからの両国関係を心配しています」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010585281000.html

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    7. バングラデシュ事件 兆候つかみながら防げなかったか
      7月6日 19時01分

      バングラデシュで起きた人質事件で、地元当局は、事前に事件が起きることをうかがわせる兆候をつかんでいながら防げなかったとして、対応に問題がなかったか調べることにしています。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日夜、武装グループが飲食店を襲撃して人質を取って立てこもった事件では、日本人7人を含む23人が死亡しました。
      警察は当初、突入したときに容疑者6人を射殺したと説明していましたが、その後、このうちの1人は店員の男性で実行犯に間違われて治安部隊に射殺されたおそれがあるとして、死亡した容疑者は5人、亡くなった人質と警察官は1人増えて23人に訂正しました。
      一方、ロイター通信は、ハシナ首相の顧問の話として、事件発生当日、事前にツイッターで何らかの襲撃があることをうかがわせる複数の投稿があったと伝えました。このため警察当局は、大使館や大型ホテルが狙われるおそれがあるとみて警戒していましたが、事件が起きた飲食店は想定してなかったということです。首相顧問は、警察などの対応に問題がなかったか調査することになるとしています。
      この事件で警察は、実行犯として射殺された若者5人が国内の過激派組織とつながりを持ちながら犯行に及んだとみていますが、一方で、過激派組織IS=イスラミックステートも事件への関与を主張していて、事件の背景は依然として明らかになっていません。

      IS 新たにテロ行う可能性を示唆

      シリア北部にあるISの支部は6日、インターネット上に、新たにテロを行う可能性を示唆する映像を公開しました。
      映像には、バングラデシュ人とみられる戦闘員の男3人が登場し、今回のテロはISが行ったものだと改めて主張したうえで、「この戦いはわれわれが勝利するまで止めることはできない」と、場所は特定せずに新たなテロの可能性を示唆しています。
      この映像についてイスラム過激派組織の動向に詳しい中東調査会の高岡豊上席研究員は「使われているロゴなどから、IS内の組織が出したものであることはほぼ間違いないが、公式なメディア部門ではないことから、ISとしての正式な見解を反映しているとはいえない」と話しています。そのうえで、「バングラデシュ政府が、今回の武装グループとISとのつながりを否定しているため、実際にISに加わっているバングラデシュ人がいることを示すことで、ISが行ったテロだと強調するねらいがあるのではないか」と分析しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010585651000.html

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    8. バングラデシュで犠牲の7人 家族が遺体と対面
      7月6日 21時08分

      バングラデシュで武装グループが飲食店を襲撃して日本人7人を含む22人が死亡した事件で、犠牲となった7人の日本人の家族が4日、遺体と対面しました。現地で対応に当たっている木原外務副大臣は、7人の遺体は家族とともに、早ければ現地時間の4日夜中に帰国の途に就く見通しを明らかにしました。

      バングラデシュの首都ダッカで今月1日に武装グループが飲食店に押し入り人質をとって立てこもった事件では、日本人7人を含む22人が死亡しました。
      事件に巻き込まれた日本人の家族や関係者は、政府専用機でダッカの空港に到着したあと、現地時間の4日午前9時ごろ(日本時間の正午ごろ)、遺体が安置されているダッカ市内の軍の施設を訪れ、およそ1時間にわたって遺体と対面しました。施設内での様子をうかがい知ることはできませんでしたが、施設を出て車に乗り込む際、涙をぬぐう家族の姿もみられました。
      一方、遺体を納めたひつぎは軍の車両に乗せられて空港に向かいました。
      木原外務副大臣は現地時間の4日午後3時前(日本時間の午後6時前)、現地で取材に応じ、7人の遺体は家族とともに早ければ現地時間の4日夜中に帰国の途に就く見通しを明らかにしました。

      下平瑠衣さん

      今回の事件に巻き込まれた下平瑠衣さん(27)は、学生時代から途上国や東日本大震災の被災地でボランティア活動に取り組んでいました。下平さんが参加していた東京・港区のNPO法人によりますと、下平さんは大学2年生のとき、ボランティアとしてカンボジア北部にある小学校を訪れ、校庭にブランコを設ける活動に当たりました。下平さんはNPOの募集を見てみずから希望して参加し、20日間ほどの滞在中にはソーラン節を披露したり日本の音楽を教えたりして現地の子どもたちと交流を深めたということです。また、東日本大震災の直後の平成23年5月には宮城県南三陸町でのボランティア活動に参加し、津波で流された写真などを洗って被災者のもとに返す作業に取り組みました。

      NPO法人「JHP・学校をつくる会」の清國将義事務局長は「下平さんは人あたりがよくて優しい、周りに気配りができる、真面目な子でした。去年、タイで社会人になった彼女と数年ぶりに会ったとき、仕事は大変だけど充実していると話していました。その国、地域をよくしようと現地へ行っていたのに、テロのターゲットになったのは許せないし、悔しい。まだ27歳でこれからやりたいこともいっぱいあっただろうし、生きていればいろんな国を豊かにする仕事をした人だと思うので、残念でしかたない」と話していました。

      下平さんは、インターネットの交流サイトで途上国の支援への強い思いを語っていました。下平さんは3年前、国連開発計画でインターンとして働いていて、当時、フェイスブックに「ずっと夢だった途上国援助のフィールド。実際に途上国の現地で作業を行う、専門性に特化したセクターで働くことが私の目標・夢です。そのうえで、途上国における最上位機関である国連でのインターンは、幅広い視野を持てるとても良い経験になると思います。うれしいです」と意気込んでいました。また、おととし3月には、大学院の卒業式の写真とともに「途上国の社会的弱者の生活・社会環境を支える仕組みづくりに携わりたいという夢・目標を、追い続けようと思います」とつづっていました。さらに、去年の誕生日には、友人などのメッセージに答えて「″何のため″″誰のため″の仕事なのか。その根幹を自分の中で大切にしながら今後も仕事をしていきたい」と思いを語っていました。

      下平さんは、学生時代から発展途上国のまちづくりに関わりたいという強い意欲を持っていました。大学4年生のときにゼミで指導していた芝浦工業大学の志村秀明教授によりますと、下平さんは海外留学やボランティア活動に取り組み、ゼミに入ったときには海外で活躍することを目指していたといいます。志村教授は「下平さんは、発展途上国の人たちのためにまちづくりをしたいという気持ちをはっきり持っていた。少しでも社会の役に立ちたい、自分ならできるという気持ちがあったのだと思う」と振り返りました。

      卒業論文では、福島県南会津町の集落に通って自然資源を利用した生活の基盤作りについて研究し、海外でまちづくりを進めるために必要な経験を積んでいったということです。また、卒業後も、ゼミの後輩たちの留学や進路の相談に乗っていたということです。志村教授は「学生たちが憧れる理想の先輩で、下平さんのようになりたいと目標とされる存在だった。学内でも学生プロジェクトに参加したり教職を取ったり、学園祭で活躍したりと行動的で、今でも彼女を覚えている職員は皆、残念がっている」と話しました。そのうえで、「明るく元気で周りをやる気にさせるまれな人材で、仕事の困難や壁を乗り越え突破する力があった。学生時代から夢に描いていた仕事に就き、本当に充実していたようで、事件がなければ将来は重要な仕事を成し遂げたと思う。本当に惜しい人を亡くし、残念でならない」と話していました。

      岡村誠さん

      建設コンサルタント会社の社員、岡村誠さん(32)は、千葉県成田市の高校に通っていました。岡村さんが高校1年のときの副担任で英語を教えていた仲澤信明さん(57)は「いつも笑顔を絶やさず、誠実な人柄で、自分のことよりも他人のことを考えるような優しい生徒でした。その一方で、芯の強いところもあり、英語を熱心に学んでいたので、卒業後、国際貢献をしたい気持ちになったのではないかと思います」と振り返っていました。そのうえで、岡村さんが事件に巻き込まれたことについて「ショックでことばを失いました。バングラデシュの人たちを助けたいという気持ちで行った彼が、これからもっとたくさんの人をあの笑顔で幸せにしていっただろうなと考えると、悔しいですし、無念です」と話していました。

      酒井夕子さん

      酒井夕子さんは、3年前にミャンマーで交通事情の調査にあたった際、国際支援の動向を紹介する専門誌「国際開発ジャーナル」の取材を受けていました。この記事の中で、酒井さんは「これまでの軍事政権下で表に出せなかった不満や要望がせきを切ったようにあふれて来る人もいる」と住民に寄り添いながらコメントしています。

      この雑誌の編集長で現場にも同行した玉懸光枝さんは「住宅を1軒1軒訪問するなどさまざまな人と交わる姿に感銘を受けた」と話しています。その後も玉懸さんは酒井さんと仕事を超えたつきあいを続け、ことし5月末にはバングラデシュに出発する直前の酒井さんと食事に行き、「帰国後にまた会おう」と約束して別れたということです。バングラデシュは道路や鉄道などの整備が急速に進んでいて、JICAの融資額も最も多く、日本のコンサルタント会社も数多く入っているということです。

      玉懸さんは「酒井さんたちは新たなプロジェクトをともに頑張ろうと、ほかの会社の人たちと食事をしていたのでしょう。酒井さんは、仕事の相手にも町の人にも分け隔て無く接し、急な予定変更があっても動じず愚痴をこぼすことなく、仕事をこなす人でした。それだけに、分別無く人を襲う今回の犯行は怖かっただろうし、無念だったと思います。酒井さんのような人たちの遺志を継いで、日本の国際援助の灯が途絶えないことを願っています」と涙ながらに話していました。

      黒崎信博さん

      黒崎信博さんはインフラ整備の土木工事が専門で、平成14年から3年間にわたって専門家や建設会社と共同で橋の免震に関する研究を行っていました。このとき黒崎さんと一緒に共同研究を行った早稲田大学創造理工学部の清宮理教授は「黒崎さんは橋の専門家で、模型を設計してもらいました。当時、黒崎さんは30代の半ばでしたが、実務経験は十分で、しっかりと自分の意見を言っていました。まじめで誠実で、有能な技術者だったので、今回の件は、非常に残念な気持ちでいっぱいです」と話していました。

      また、清宮教授自身も東南アジアでのインフラ整備に関わっていて、「東南アジアや中近東の国々に鉄道や道路、水道などを作る仕事にNPO関係者など志の高い多くの日本人が赴いています。黒崎さんをはじめとする使命感と責任感を持って行った方がこのような形で犠牲になるのは本当に痛ましく思います」と話していました。

      小笠原公洋さん

      小笠原公洋さん(56)は北海道大学の出身で、北海道大学の大学院を修了したあと、メーカー勤務やアメリカへの留学などを経て、再び北海道大学で博士号を取得しました。大学院時代には都市環境工学を専攻し、途上国などで人口が増えたときにコストを抑えながら水を供給できる水道インフラの仕組みの研究にあたったということです。

      小笠原さんと一緒に研究したことがある北海道大学大学院の船水尚行教授は「残念で悔しい思いが強いです。研究は地道な作業の積み重ねですが、小笠原さんは、それを計画的にきちっとやる真面目な性格で、後輩の面倒見もよい優しい人でした」と話していました。そのうえで、船水教授は「小笠原さんが取り組んでいた途上国のインフラ整備は、現地の人たちのためだけでなく世界の平和のための仕事で、今回の事件は、そういった努力に対して挑戦を受けている気がします。インフラ整備は世界中で求められている終わりのない仕事なので、今後の安全確保をどうするかなど、深刻に考えていかなければいけないと思います」と話していました。

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    9. 橋本秀樹さん

      橋本秀樹さん(65)は、当時の国鉄とJRで長年、鉄道事業に携わってきた技術者で、定年後に勤めた建設コンサルタント会社からバングラデシュに派遣されていたところ、事件に巻き込まれました。

      橋本さんは福岡市内の高校と大学を卒業したあと、昭和49年に土木関係の技術者として当時の国鉄に入り、東北新幹線の開通工事などに携わりました。民営化後はJR東日本に入社し、平成15年からはJR池袋駅周辺で線路を立体交差化する改修工事の現場責任者を務めたということです。平成20年に退職したあとはことし3月まで都市開発を行うJRの子会社に在籍し、高架下の店舗の開発などに取り組んでいたということです。そして、ことし4月からは東京・渋谷区の建設コンサルタント会社、オリエンタルコンサルタンツグローバルで鉄道技術の専門知識をもつベテランのエンジニアとして顧問を務め、先月からバングラデシュに派遣されていたということです。

      また、自宅がある千葉県船橋市で、都市計画を検討する審議会の公募の委員に「街づくりに興味がある」として応募し、ことし4月から2年間の任期で委員を務めていました。JR東日本の冨田哲郎社長は記者会見で、「大変穏やかでまじめな人で部下からも慕われていたと聞いている。鉄道マンとして、技術屋としてのプライドをもって活躍された方で大変残念です」と話していました。

      田中宏さん

      田中宏さん(80)は、旧国鉄、今のJRや日立製作所で技術者として鉄道技術の開発などに取り組んだあと、横浜市内で技術士として個人事務所を設立し、国内外で鉄道事業などの相談業務に携わっていました。

      弟の隆さん(72)は「温厚な人で私にとって尊敬できる兄でした。日本を離れる前、兄はバングラデシュのために働きたいと言っていました。テロの犠牲になって本当に無念です」と話していました。また、国鉄時代の同僚の中島啓雄さんは「彼は、誠実にまじめに仕事に取り組む人間でした。テロは本当に許されないし、この世の中からなくなってほしい」と話していました。

      田中さんは、技術士で作る日本技術士会の機械部会で3年前から顧問を務めていました。田中さんは、この会の機関誌に去年、記事を寄せ、それまでの海外経験に基づき、それぞれ国の経済状況に合わせた支援を行うことの重要性を強調していました。14年前から田中さんと交流を続けてきた日本技術士会の理事の掛川昌俊さんは「田中さんは鉄道事業に精通していて、部会でも若手の技術士を熱心に指導していた。開発途上国に対しても積極的に技術支援に取り組んでいて、自分の技術を途上国のために生かしたいという熱い思いを感じていたので、とても尊敬していた」と話しています。

      また、田中さんは、カトリックの信者で、出発直前の先月8日にはキリスト教を学ぶ講座でバングラデシュに行って活動することを報告していました。そのときの様子は録音されていて、田中さんが「あすからバングラデシュに鉄道の建設の調査のために行きます。バングラデシュはイスラム教で戒律が厳しくお酒を飲んではいけません。私はワインが好きですが、できるだけ禁酒は守ろうと思います。自信はないですが」などと笑いを交えて話す声が残されていました。同じカトリックの信者として20年にわたって親交があったという中村明冬さんは「とてもまじめな方でした。キリスト教を学ぶ中で死はいつか訪れると思っていますが、早いと思います。志半ばだったと思うと残念です」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582851000.html

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    10. 安倍首相がインド首相と電話会談 テロ根絶へ連携を
      7月6日 23時11分

      安倍総理大臣は、6日夜、バングラデシュでの人質事件で犠牲者が出たインドのモディ首相と電話で会談し、テロの根絶に向けて連携を深めていくことで一致するとともに、引き続き、ODA=政府開発援助による支援を着実に行っていく考えを示しました。

      安倍総理大臣は、6日夜、日本人7人が死亡したバングラデシュで起きた人質事件を受けて、隣国のインドのモディ首相と電話で会談しました。

      この中で、安倍総理大臣は、事件でインド人1人も犠牲となったことに哀悼の意を伝えました。そのうえで、両首脳は、悲劇を繰り返さないため、テロの根絶に向けて国際社会の連携を一層深めていくとともに、南アジアの安定に向け緊密に情報の共有や協力を行い、地域の発展に貢献していくことで一致しました。また、会談で安倍総理大臣は、日本のODA=政府開発援助による支援を着実に続けていく決意だとしたうえで、そのために、国際協力事業に携わる日本人の安全対策を見直す考えを示しました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160706/k10010585841000.html

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    11. なにが嫌われているのか無自覚の蛙の面に小便、鉄面皮の国家元首は異次元おカルト役人組織の地上最強のフロントマン(表看板)。

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  29. 【バングラテロ】JICA、協力隊は撤収 昨秋、治安悪化で プロジェクト参加者は帰国させず
    http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1467796756/
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%A5

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    1. <バングラテロ>JICA、協力隊は撤収 昨秋、治安悪化で
      毎日新聞 7月6日(水)8時0分配信

       バングラデシュで国際協力機構(JICA)が発注したプロジェクトに参加していた日本人8人が死傷した人質テロ事件を巡り、JICAが昨年10月、治安が悪化していると判断し、現地に派遣されていた青年海外協力隊員ら48人のボランティアスタッフを急きょ帰国させていたことが分かった。一方で事業を継続させる必要があるとしてプロジェクト参加者は帰国させなかったという。結果的に日本人がテロに巻き込まれる事態となり、JICAは治安情勢の判断が妥当だったかなどを検証する方針だ。【岸達也】

      【写真特集】救助される人…バングラテロ 緊迫の現場

       外務省などによると、同国北部のランプル近郊で昨年10月3日、農業関係の事業に関わっていた岩手県出身の男性(当時66歳)が路上で銃撃され死亡した。過激派組織「イスラム国」(IS)は事件直後に犯行声明を出し、インターネット上の機関誌でも男性を殺害したと主張した。同省は日本人を狙ったテロの可能性があるとみて、邦人テロ対策室などが情報収集に当たった。

       殺害された男性が携わっていた事業はJICAと関係なかったが、JICAは事件を受け、同国に派遣されていた68人のボランティアスタッフのうち、主に地方で活動していた青年海外協力隊員ら48人をいったん首都ダッカに集め、日本に帰国させた。

       JICAはその後、任期途中の協力隊員らについては他国に任地を振り替えるなどし、同国への新規隊員の派遣を見合わせてきた。JICA関係者は「地方にいるスタッフは屋外を単独で移動するケースが多く、安全を確保できないと考えた」と説明する。

       一方で、主にダッカなどの都市部に滞在して活動することが多いJICA職員やJICA発注プロジェクトに参加するコンサルティング会社関係者、専門家については、プロジェクトを継続するなどの理由で帰国させず、「移動する際には必ず車両を利用し、不要な夜間の外出を控える」ことなどを求めたという。

       JICAによると、通常は発注プロジェクトに関わるコンサルティング会社などの関連スタッフに対し、現地の治安情勢などについて細かく説明しているという。JICAの担当者は「ラマダン(イスラム教の断食月)期間中はテロが多いので注意するようアドバイスしていたはずだが、今回の被害者に伝わっていたかなどについても調査する」としている。

       バングラデシュには68人(1日現在)のJICA関係者が滞在中だが、今回の事件の情報収集に当たるスタッフを除き、宿舎などで待機させているという。
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000013-mai-soci

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    2. 国境なき世界市民のみなさんにとって、時代は、ミレニアム開発目標から持続可能な開発目標へ…

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  30. 「国際協力機構」だかという偽善偽装の名称で他国企業が他国の予算を消化する「目的」のために、自国を開発するという「手段」に、さてその「自国」の方々は気持ちよいことだろうか? より高い教育を受けたものほど目障りに思う気持ちがわからないわけはなかろうに…

    結局、「欲深い」外国からやってきたヒトビトが嫌われているだけなのさ。

    とくに国や宗教(異教)を背景にしたやつほど嫌われる。

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    1. 「援助」だの「支援」だのというインチキいかさまなミッションが見透かされているということだ。

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  31. 茂みに6時間 電話でSOS…「なぜ私だけ・・・」妻、友人犠牲の伊男性
    2016年7月6日5時0分

     ダッカで起きたレストラン襲撃テロ事件で妻を失い、自身は一命をとりとめたイタリア人実業家ジャンニ・ボスケッティさん(56)が4日付伊紙スタンパに対し、「茂みに潜んで6時間を過ごした。銃声が聞こえ、妻の身を案じた」と事件を振り返った。

     繊維関連の仕事で現地に20年以上住む。事件発生時は、庭のテーブルで2年前に結婚した妻クラウディア・ダントナさん(56)ら3人で食事中だった。

     部下からの電話を受け席を離れたところ「妻が私を呼ぶ悲鳴が聞こえ返事をしそうになったが、銃を持った男が見えた。とっさに庭の茂みに飛び込んだ」という。

     茂みの中から伊大使館に電話して助けを求めた。「銃撃の後、静寂が訪れた。店内で起きていることを想像した。最悪の時間だった」。翌朝、警官が近くを通った際に救出された。

     殺害されたイタリア人9人は友人だった。3日に妻の遺体と対面し「なぜ私だけが生き残ったのか」と自問している。周囲から帰国を勧められたがダッカで暮らし続ける覚悟だ。「(事件は)西洋に対する攻撃。自分が生き方を変えたら彼らの勝利になってしまう」からだという。(ローマ 青木佐知子)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/?from=yolgn#!/news_20160706-118-OYTPT50152

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    1. [メディア]バングラテロ 犠牲者氏名 公表は3日後…「遺体帰国後」が定着か
      2016年7月6日5時0分

       バングラデシュのレストラン襲撃テロ事件で、政府は5日、犠牲となった日本人7人の氏名を公表した。身元確認から3日を要した理由を政府関係者は「家族への配慮」などと説明するが、海外で事件に巻き込まれた犠牲者が誰なのかについて、遺体の帰国後に公表する運用が定着する可能性もある。識者からは「邦人の安全のための報道が制約されかねない」と懸念の声も上がっている。

       「家族が遺体を確認し、帰国したことから、政府の責任の下で公表することにした」。萩生田光一官房副長官は5日午前の記者会見でそう説明し、7人の氏名だけを公表。年齢や職業などは明らかにしなかった。

       外務省が犠牲者の身元を確認したのは日本時間の2日夜。政府は「家族の了解」を得ることを基本に、氏名の公表時期を検討したという。内閣官房幹部は「遺族が遺体と対面する前の公表は遺族感情からも難しい」と話す。

       邦人10人が亡くなったアルジェリアでの人質事件(2013年1月)でも、氏名公表は身元確認の4日後で、遺体が日本に到着した後だった。政府高官の一人は今回の公表時期について「アルジェリアの事件での対応に合わせた面もある」と語っており、今後もこのタイミングでの公表が定着する可能性がある。

       政府の対応の影響は大きく、7人が関わったプロジェクトの発注元である国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長は、2日の記者会見で「政府が『言うな』ということは言えない」などと話し、氏名や所属会社を公表しなかった。

       イタリアやインド、バングラデシュは、今回のテロが起きた2日(日本時間)に自国の犠牲者の氏名を公表。米国でも同日、所属大学が氏名を明らかにした。

       

        ◆死亡した被害者の氏名などの公表を巡る各国の対応

      ・イタリア…2日に9人の氏名を公表

      ・米国…2日にバングラデシュ系米国人1人の氏名を所属大学が公表

      ・インド…2日に1人の名前と年齢を公表

      ・バングラデシュ…2日に2人の氏名を公表

      ・日本…5日午前、7人の氏名を公表

       

      識者 安易な規制に懸念

       読売新聞を含む各報道機関は2日深夜以降、独自の取材で犠牲者の氏名や年齢を一人一人割り出し、海外経験の豊富な人たちが、安全なはずの場所で凶行に遭ったことなどを報じた。

       服部孝章・立教大学名誉教授(メディア法)は、「イスラム圏に進出している日本企業は多く、今回の事件は、安全対策を講じる上で参考になる情報を発信する必要性が大きかった」と指摘。「犠牲者の氏名や所属先が速やかに公表されれば、報道機関がそれをもとに手厚い取材・報道ができる。政府は、『遺族感情』を理由に、国民への情報提供を安易に規制しているのではないか」と語る。

       今回の事件では、氏名が未公表の段階で取材に応じ、テロへの憤りと無念を語った遺族もいた。

       2001年9月の米同時テロで、旧富士銀行の行員だった夫の陽一さん(当時34歳)を亡くした杉山晴美さん(51)は「遺族によっては死を受け止められず、すぐには公表を望まない人もいるかもしれない」と、政府の対応に一定の理解を示したが、杉山さん自身は、発生直後に銀行から氏名を公表すると伝えられて了承したという。

       杉山さんは「公表は事前に家族に伝えてほしいが、どこの誰が犠牲になったのかを社会が正確な情報として共有することは大切で、早めに公表すべきだと思う」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/?from=yolgn#!/news_20160706-118-OYTPT50167

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  32. バングラデシュ ラマダン明けても厳重警戒続く
    7月7日 14時50分

    日本人7人を含む23人が死亡する人質事件が起きたバングラデシュでは、7日からイスラム教の断食月=ラマダン明けの祝日を迎えましたが、過激派組織IS=イスラミックステートが新たなテロを予告していることなどから、厳重な警戒が続いています。

    バングラデシュでは、イスラム教徒が日の出から日没まで一切の飲食を断ち、試練をともにすることで連帯意識を高めるラマダンが、1か月間にわたって続いてきましたが、6日終わりました。
    7日からは、「イード」と呼ばれるラマダン明けの祝日を迎え、首都ダッカ中心部の広場には早朝から多くのイスラム教徒が集まり、集団礼拝が行われました。
    ことしは、今月1日に、ダッカの飲食店で日本人7人を含む23人が死亡する人質事件が起きたことから、広場の周辺では至るところに警察官が配置され、荷物のチェックを行ったり、監視カメラの映像を確認したりしていました。
    集団礼拝に参加した男性は、「日本は長年、バングラデシュを支援してくれているので本当に申し訳ない。新たなテロが起きるおそれもあるので、政府には治安対策を徹底してほしい」と話していました。
    バングラデシュの警察当局は、6日、過激派組織ISが新たなテロを予告する映像を公開したことなどから、外国人が多く集まるホテルや飲食店の警備を強化するなど、厳重な警戒を続けています。

    バングラデシュで爆発と銃撃 2人死亡

    バングラデシュの首都ダッカから北東に100キロほど離れたキショルガンジの広場で現地時間の7日午前、爆発と銃撃があり、警察官2人が死亡、9人がけがをしました。
    現場近くでは当時、イスラム教の断食月=ラマダン明けを祝う集団礼拝が行われており、およそ20万人が集まっていたとみられています。
    バングラデシュでは今月1日、首都ダッカの飲食店が襲撃され日本人7人を含む23人が死亡する事件が起きたばかりで、警察当局が外国人が多く集まる場所などの警備を強化するなど、ダッカを中心に厳戒態勢をしいていました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160707/k10010586521000.html

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  33. 日銀 2地域の景気判断を引き下げ
    7月7日 15時33分

    日銀は、7日、発表した「地域経済報告」で、全国9つの地域のうち熊本地震の影響で観光客が減少している「九州・沖縄」と、燃費不正問題で軽自動車の生産停止が続いた「中国」の2つの地域の景気判断を引き下げました。

    日銀は、3か月ごとに支店長会議を開いて全国9つの地域の景気の現状を、「地域経済報告」としてまとめています。
    7日、公表された最新の「地域経済報告」によりますと、まず、「個人消費」は、熊本地震の影響で観光客の減少が続いている「九州・沖縄」のほか、「東北」、「関東甲信越」それに「中国」の合わせて4つの地域で判断を引き下げました。
    「企業の生産」は、「東北」と「九州・沖縄」で判断を引き上げた一方、三菱自動車工業による燃費不正問題で軽自動車の生産停止が続いた「中国」で判断を引き下げました。
    「設備投資」は、「東北」で判断を引き上げた一方、「近畿」と「九州・沖縄」で判断を引き下げました。
    これらを総合して、地域経済全体については、全国9つの地域のうち、7つの地域で景気判断を据え置く一方、「九州・沖縄」と「中国」の2つの地域で景気判断を引き下げました。
    日銀によりますと、今回の報告をまとめるために行った聞き取り調査で、企業からは、イギリスの国民投票以降、円高が進んでいる為替相場や株価の動向を警戒する声が多く聞かれたということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160707/k10010586551000.html

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    1. 日銀総裁 「必要な場合は追加の金融緩和措置」
      7月7日 11時00分

      日銀の黒田総裁は、全国の景気の現状について報告を受ける支店長会議であいさつし、一段と進んだ円高など、経済や物価を取り巻くリスク要因を点検したうえで、必要な場合には追加の金融緩和も辞さない考えを改めて強調しました。

      日銀が7日、全国32の支店の支店長らを集めて開いている会議で、黒田総裁は、国内の景気の現状について「新興国経済の減速の影響などから輸出・生産面に鈍さがみられるものの、基調としては緩やかな回復を続けている」とし、先行きも基調として緩やかに拡大していくという見方を示しました。
      そのうえで黒田総裁は、このところ一段と進んだ円高や海外経済の動向など経済や物価を取り巻くリスク要因を点検することを踏まえ、「必要な場合には量・質・金利の3つの次元で追加的な金融緩和措置を講じる」と述べました。
      先週、発表された日銀の短観では、大企業の製造業の景気判断は横ばいでしたが、イギリスの国民投票のあとに急激に進んだ円高の影響はほとんど反映されていないため、7日の会議では、各支店長が円高が企業の収益や外国人旅行者の消費に及ぼす影響など地域の景気動向を詳しく報告することにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160707/k10010586271000.html

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  34. バングラデシュ事件 容疑者がネット使って外部と連絡か
    7月8日 4時32分

    バングラデシュで日本人7人を含む20人以上が殺害された人質事件で、警察は武装グループがインターネット回線を使って外部と連絡をとっていたとみて調べています。

    バングラデシュの首都ダッカで武装グループが飲食店を襲撃し人質をとって立てこもった事件では、日本人7人を含む20人の客と店の従業員1人、それに警察官2人が死亡しました。
    容疑者5人は店に押し入った際、まず、店内の無線LANのパスワードを聞き出していたほか、携帯電話を手にしてベンガル語で、外国人を殺害したことなどを何者かに話していたことが人質だった人たちの証言で分かっています。
    地元メディアによりますと、その後の警察の調べで、携帯電話の番号には電話をかけた記録がないことから警察は、容疑者たちがインターネット回線を使って音声通話もできるアプリで外部と会話をし、警察が突入する前にそのアプリを消去していたとみています。
    また、人質事件の最中に現場の写真がインターネット上に出回っていたことから警察は、容疑者たちが同じアプリを使ってこうした写真を外部に送っていた可能性があるとみて調べています。
    さらに、人質だった人たちの証言で、10代後半から20代の容疑者たちが終始落ち着いた様子で次々と客を殺害していたことも明らかになっています。このため、警察は何らかの軍事的な訓練を受けていた可能性もあるとしていて、実行犯のほかに外部に協力者がいたとみて調べを進めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160708/k10010587181000.html

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    1. 政府 テロに備え総合的な対策取りまとめへ
      7月8日 4時52分

      政府は、バングラデシュでの人質事件を受けて、来週、国際テロ対策推進本部を開き、海外での国際協力事業に取り組む日本人の安全対策の強化を検討する新たな会議を設けることなどを盛り込んだ、総合的な対策を取りまとめることになりました。

      政府は、日本人7人が死亡した、バングラデシュで起きた人質事件を受けて、テロ対策の強化に向けた総合的な対策の検討を進めており、来週、菅官房長官をトップとする国際テロ対策推進本部を開いて取りまとめる、総合的な対策案を固めました。
      それによりますと、イスラム過激派の動向など、国際テロに関する情報収集を行う「国際テロ情報収集ユニット」の体制を強化するとともに、数秒間で不審物を調べることができる「ボディースキャナー」を、全国の主な空港に配備するなど、水際対策を強化するとしています。
      また、外務省とJICA=国際協力機構の間で、海外での国際協力事業に取り組む日本人の安全対策について検討する「国際協力事業安全対策会議」を発足させ、来月中に、具体的な安全対策をまとめるとしています。
      さらに、5月の伊勢志摩サミットで採択された行動計画に基づいて、G7=主要7か国が協力して、特にアジア地域の、情報の共有やテロ資金対策などを進めることにしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160708/k10010587131000.html

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    2. バングラデシュ事件 組織的な支援の可能性も
      7月8日 11時41分

      バングラデシュで日本人7人が犠牲になった人質事件で、武装グループが落ち着いた様子で人質の外国人を短時間で殺害していったことなどから、警察は容疑者らが軍事的な訓練を含め過激派などの組織的な支援を受けていた可能性もあるとみて捜査しています。

      今月1日、バングラデシュの首都ダッカで日本人7人を含む20人以上が殺害された人質事件から8日で1週間となり、事件のあった飲食店の現場が一部のメディアに公開されました。
      店内や庭に面したテラス席では、いすなどが散乱しているほか、壁の一部が崩れて柱も倒れ、窓ガラスは多くの銃弾を受けて割れています。
      また、テーブルには水のボトルや食器が置かれたままになっていて、犠牲者の遺族が持ち寄ったとみられる多くの花が敷地内に供えられていました。
      さらに、駐車場にある車は大きく壊れ、隣のクリニックの建物にも銃弾の痕や、武装グループが撃ったとみられる銃弾が残されており、治安部隊との間で激しい銃撃が交わされたことがうかがえます。
      今回の事件では、人質になった人たちの証言から、10代後半から20代の容疑者たちが落ち着いた様子で人質の外国人を短時間で殺害したり、ライフル銃や爆発物を巧みに使って治安部隊の攻撃を退けたりしていたことが分かっています。
      このため警察は、容疑者らが軍事的な訓練を含め過激派などの組織的な支援を受けていた可能性もあるとみて捜査しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160708/k10010587411000.html

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