2024年5月26日

感染症の「侵入とまん延の防止」という錯覚錯誤、あるいは偽善欺瞞

またしても嫁熟れのトンデモ斜説がキターーーーー(笑)。

【社説】デング熱拡大 感染症の侵入に注意しよう
2014年9月5日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140904-OYT1T50115.html

デング熱の感染が広がっている。国内感染が確認されたのは約70年ぶりだ。警戒を怠れない。

海外でデング熱に感染した人がウイルスを国内に持ち込み、その感染者の血を吸った蚊が他の人を刺す。こうした経緯で感染が拡大したようだ。

感染者は50人を超える。全員が東京・代々木公園や周辺を訪れていた。公園の蚊からウイルスが検出され、管理者の東京都は4日、公園の大部分を閉鎖した。

1日には、2000人規模の防災訓練が園内で実施されていた。当時、既に感染者は報告されていたが、東京都はリスクを十分認識していたのだろうか。

蚊の活動範囲は半径50~100メートルだ。感染場所は公園周辺にとどまるが、油断はできない。蚊が消える10月末頃までは要注意だ。

デング熱は38度以上の高熱や頭痛、関節痛など風邪に似た症状を示す。蚊に刺されて3~7日で高熱が出たら、速やかに受診することが重要だ。予防ワクチンや特効薬はなく、世界では毎年、約1億人の患者が発生している。

ただ、過度に恐れる必要はない。症状が表れるのは感染者の10~50%で、下血や吐血など重症化するのは、その1~5%だ。適切な治療をすれば、重症者でも致死率は1%未満に抑えられる。

蚊に刺されないことが最大の予防策だ。肌の露出を避け、虫よけスプレーなどで身を守りたい。

東南アジアなどでデング熱に感染し、帰国後に発症する例は毎年200件前後ある。過去にも、気づかないまま、国内感染が起きていた可能性も否定できない。

デング熱の検査は通常、流行地から帰国し、症状を訴えた人にしか実施されない。今回はたまたま、デング熱の知識がある医師が、発熱した患者を検査したのを機に、感染者が次々と見つかった。

感染の拡大防止には、患者の早期発見が欠かせない。診察する医師への注意喚起が必要だ。

ヒトやモノの国際的な移動が極めて活発になった今日、様々な感染症が海外から持ち込まれる危険性が増えている。デング熱と同様、熱帯・亜熱帯を起源とし、蚊が媒介する西ナイル熱やチクングニア熱が欧米でも発生している。

厚生労働省は、空港内の航空機や港湾施設などに、ウイルスを持つ蚊が潜んでいないかどうかをチェックしている。

水際での阻止には限界がある。自治体や保健所が定期的に蚊を捕獲するなど、ウイルスの国内侵入を監視することも大切だ。
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-118-OYT1T50115



なんとまあおバカな、日本を代表する全国紙の「社説」だこと…どこのプロパガンダを請け負ってんだよ…




(書きかけ)






「デング熱」(2NN)



すべては、信仰最高官撰ショーマターなのである(笑)。


2009年の騙しと同じ手口に引っかかっちゃってる…厚労省の件のヒトビトも相当アコギな香具師やねえ…


「国立感染症研究所 感染症情報センター長 大石和徳」(ぐぐる先生)

得意分野を生かして情報工作…



45 : Nanashi_et_al.[] 投稿日:2007/06/14(木) 21:31:59
北大人獣共通感染症研究センター 
東大医科研国際感染症研究センター 
阪大微研国際感染症研究センター 
長崎大学熱研

捏造研究のスクラムー感染症の烏賊様研究 
感染症研究はどうして烏賊様ばかりなのか?

46 : Nanashi_et_al.[] 投稿日:2007/06/14(木) 23:34:30
鳥インフルエンザの場合、Websterの間違った仮説の信奉者が跋扈しているから
寄生虫ワクチンの場合、捏造データに基づいた論文発表がまかり通り、科学的批判を受けないから 
捏造論文に基づいて巨額の研究費が支出されるから 
捏造しない研究者に研究費が与えられないから 
騙されやすいエロイ人が研究費の審査をしているから
http://www.logsoku.com/r/rikei/1178984157/


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代々木公園デング熱魔女「蚊」狩り騒動(2014年8月27日~)記念カキコ(笑)。

デング熱 70年ぶり国内で感染確認
2014年8月27日 11時46分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140827/j65930910000.html

2004年1月だかに勃発した「鳥インフルエンザ」のときもそんなこと言ってなかったかな…(笑)。


「○○○は政治的な病気だから情報統制が必要なんです。 ○○○だけがサンプルと検査システムを持っていればどのような結果でも出せます

どこのどなたのカキコだったのかなあ(笑)。




(おまけ)

人と動物の共通感染症研究会 目次」
http://www.hdkkk.net/mokuji.html


その疫学思想哲学のバックボーンにあるのは、実はトンデモなおカルト教義とか…(笑)。



(2014年9月5日)

124 件のコメント:

  1. 【社説】デング熱拡大 感染症の侵入に注意しよう
    2014年9月5日1時34分 読売新聞

     デング熱の感染が広がっている。国内感染が確認されたのは約70年ぶりだ。警戒を怠れない。

     海外でデング熱に感染した人がウイルスを国内に持ち込み、その感染者の血を吸った蚊が他の人を刺す。こうした経緯で感染が拡大したようだ。

     感染者は50人を超える。全員が東京・代々木公園や周辺を訪れていた。公園の蚊からウイルスが検出され、管理者の東京都は4日、公園の大部分を閉鎖した。

     1日には、2000人規模の防災訓練が園内で実施されていた。当時、既に感染者は報告されていたが、東京都はリスクを十分認識していたのだろうか。

     蚊の活動範囲は半径50~100メートルだ。感染場所は公園周辺にとどまるが、油断はできない。蚊が消える10月末頃までは要注意だ。

     デング熱は38度以上の高熱や頭痛、関節痛など風邪に似た症状を示す。蚊に刺されて3~7日で高熱が出たら、速やかに受診することが重要だ。予防ワクチンや特効薬はなく、世界では毎年、約1億人の患者が発生している。

     ただ、過度に恐れる必要はない。症状が表れるのは感染者の10~50%で、下血や吐血など重症化するのは、その1~5%だ。適切な治療をすれば、重症者でも致死率は1%未満に抑えられる。

     蚊に刺されないことが最大の予防策だ。肌の露出を避け、虫よけスプレーなどで身を守りたい。

     東南アジアなどでデング熱に感染し、帰国後に発症する例は毎年200件前後ある。過去にも、気づかないまま、国内感染が起きていた可能性も否定できない。

     デング熱の検査は通常、流行地から帰国し、症状を訴えた人にしか実施されない。今回はたまたま、デング熱の知識がある医師が、発熱した患者を検査したのを機に、感染者が次々と見つかった。

     感染の拡大防止には、患者の早期発見が欠かせない。診察する医師への注意喚起が必要だ。

     ヒトやモノの国際的な移動が極めて活発になった今日、様々な感染症が海外から持ち込まれる危険性が増えている。デング熱と同様、熱帯・亜熱帯を起源とし、蚊が媒介する西ナイル熱やチクングニア熱が欧米でも発生している。

     厚生労働省は、空港内の航空機や港湾施設などに、ウイルスを持つ蚊が潜んでいないかどうかをチェックしている。

     水際での阻止には限界がある。自治体や保健所が定期的に蚊を捕獲するなど、ウイルスの国内侵入を監視することも大切だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-118-OYT1T50115

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  2. 【主張】デング熱 流行国支援が対策助ける
    2014.8.30 03:08 産経新聞

     海外渡航歴がない男女3人のデング熱発症例を厚生労働省が発表した。東南アジアなど主に熱帯、亜熱帯地域で流行するウイルス感染症で、国内感染の報告は昭和20年以来だという。

     デング熱の病原ウイルスはネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介して人に感染する。人から人へ直接、感染することはない。

     3~7日間の潜伏期間を経て高熱や発疹、頭痛などの症状が出るが、熱を下げ、脱水症状を防ぐといった対症療法で回復することが多い。重症化することは比較的、少ないという。

     厚労省によると、国内では東南アジアなどで感染し、帰国後に発症する人が年間200人前後報告されている。今回の国内感染事例は、国外で感染した人が蚊に刺され、その血液を吸った蚊から感染したケースとみられている。

     国内感染を地球温暖化と結びつける指摘もあるが、必ずしもそうとはいえない。ネッタイシマカはともかく、ヒトスジシマカなら国内に広く分布する。むしろビジネスや観光で東南アジアなどの流行地域との人の往来が多くなっていることの影響が大きいだろう。

     デング熱は世界で年間1億人前後が発症する感染症だが、日本で感染が判明する例は少ない。昨年夏には逆に、日本を旅行したドイツ人女性が帰国後に発症し、日本での感染の可能性も否定できないとの結論になった。

     このため、厚労省は各自治体に対しデング熱情報を提供し、国内感染に対する注意喚起を行っていた。情報があれば、高熱などの患者を診たときに、海外渡航経験がない患者でもデング熱の可能性を一応、疑うことができる。

     注意喚起により、患者に適切な治療を提供し、周囲への感染を防ぐきっかけにもなる。感染症例の把握はその意味で重要だ。

     日本は第二次大戦中に国内で流行を経験しているが、その後は感染を抑えてきた。今後も散発的な感染事例は把握されるだろうが、国内で直ちに流行が拡大するような可能性は小さいという。

     病原体を媒介する蚊の繁殖を抑え、保健基盤を整えることで感染症の流行を克服する。その戦後の経験を生かし、流行国の対策を支援できれば、散発的な国内感染を防ぐことにもなる。今回の経験は、それを再認識する機会として生かしたい。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140830/scn14083003080001-n1.htm

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  3. NHK、女性職員ら2人デング感染…1人入院
    2014年9月4日21時19分 読売新聞

     代々木公園に隣接して放送センターがあるNHKは4日、女性職員と女性契約スタッフから、「デング熱に感染した」と報告を受けたことを明らかにした。

     2人とも代々木公園の周辺に行ったと話しているという。1人は入院中だが、厚生労働省が発表している感染者数に含まれているかどうかは不明という。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-118-OYT1T50100

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  4. 代々木公園の蚊からデング検出…感染者59人に
    2014年9月4日22時47分 読売新聞

     東京都は4日、代々木公園(東京都渋谷区)で採取した複数の蚊から、デング熱の原因となるデングウイルスが検出されたとして、同公園の大部分を閉鎖した。

     今後、蚊のウイルスの有無などを引き続き監視し、閉鎖を解除する時期を決める。

     厚生労働省などは4日、デング熱の国内感染者が群馬県や東京都などで新たに11人確認されたと発表した。感染者は先月26日以降、13都道府県で計59人に上った。

     都は今月2日、園内10か所に蚊を採取する仕掛けを設置し、276匹の蚊を採取。都健康安全研究センター(新宿区)でウイルスの有無を遺伝子検査した結果、4か所の仕掛けからウイルスを保有する蚊が少なくとも5匹見つかった。

     閉鎖したのは、公園を横断する都道の北側で、全体の約8割にあたる約44万6000平方メートル。4日午後から作業員が、立ち入りを禁止するフェンスを設置した。

     都では5日から蚊の駆除を実施する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-118-OYT1T50067

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  5. 解説
    代々木公園でデング熱 海外の感染者から拡大か
    2014年9月5日3時0分 読売新聞

     東京都の代々木公園と周辺を訪れた人に感染が広がるデング熱。イベントなどで多くの人が集まり、ウイルスを媒介する蚊が生息しやすいという条件が重なり、同公園が感染の舞台となった。今後、他の地域にも感染が広がる可能性はあるが、冬には蚊も死ぬため、徐々に収束に向かいそうだ。(医療部 岩永直子)

      蚊が好む水場・ヤブ

     今回の流行は、海外で蚊に刺されて感染した人が代々木公園で複数の蚊に刺され、その蚊が公園に来た他の人を刺すことで広がったと推測されている。

     国内では1942~45年に東南アジアからの帰還兵が感染源となり、港のあった長崎、佐世保、呉、神戸、大阪などで20万人規模の流行があった。それ以降、国内感染は確認されていない。戦中なのでボウフラが繁殖しやすい防火水槽が街中に数多くあり、防虫剤もなかったため、大規模流行が起きたとみられる。

     では、なぜ今代々木公園で、感染者が多発しているのだろうか。

     東京都によると、同公園には、毎年500万人以上が訪れる。国際イベントも頻繁に開かれ、感染者が蚊に刺されたとみられる8月には東南アジアや中南米諸国のフェアなど、国内外の人が集うイベントが14回開かれた。そのうえ、約54ヘクタールもの敷地には、噴水池などボウフラがわきやすい水場が複数あり、蚊が好むヤブもそこかしこにある。

     国内での感染は約70年ぶりだが、デング熱は、東南アジアや中南米を中心に年間5000万~1億人が発症している。小児を中心に重症化する人が約50万人おり、約2万人が死亡すると推定されている。

     海外でデング熱に感染する日本人もここ数年、毎年200人以上いる。過去にも、国内感染があった可能性はある。国立感染症研究所の西條政幸・ウイルス第一部長は「主な症状は高熱や頭痛、関節痛で、風邪や他のウイルス性感染症と思って見過ごされてきたのではないか」と話す。

     今回、感染やその経路が明らかにできたのは、1人目の埼玉県の10代女性を診察した医師が過去にデング熱を診療した経験があったことが大きい。女性に発症までの行動歴を尋ね、一緒に公園でダンスの練習をしていた仲間のうち2人にも発熱などの症状があることが判明。検査でデング熱と確認されたため、同公園で蚊に刺されたことが、感染の原因だと分かった。

     同じように同公園を訪れて発熱などがあった人が検査を受けたことで、感染の確認は4日時点で、13都道府県で59人になった。

      11月以降は収束

     感染者が各地域で蚊に刺されることで、流行地が代々木公園以外に広がる可能性は否定できない。しかし、ウイルスを媒介するヒトスジシマカは温帯の日本では10月いっぱいで死に絶え、越冬しない。感染研の沢辺京子・昆虫医科学部長は「卵を通じ、翌春に羽化した蚊がウイルスを持つ可能性はゼロに近い」と話す。

     約70年前の流行も、蚊が毎年冬に死に絶えることで収束した。今回も、11月以降の感染はほとんどなくなるとみられる。

     デング熱で重症化する人は発症者の1~5%程度で、統計のある99年以降、約1600例の日本人の発症例のうち死亡は1例のみ。その1例も海外で治療を受けた事例で、医療環境の整っている日本で死に至る可能性はほとんどない。過剰に怖がる必要はない。

     ただ、世界にはデング熱以外にもマラリアなど蚊を介してかかる感染症は多く、今回の騒動は日本人に蚊に刺されるリスクを広く認識させた。海外との行き来が増える中、今後も外国から持ち込まれる感染症が流行を起こすことが予想される。外出時には長袖を着て防虫剤を使うなど蚊に刺されない対策を一人一人が普段から意識すべきだ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-118-OYTPT50499

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  6. 代々木公園閉鎖 デング熱 複数の蚊にウイルス 感染59人に
    2014年9月5日3時0分 読売新聞

     東京都は4日、代々木公園(東京都渋谷区)で採取した複数の蚊から、デング熱の原因となるデングウイルスが検出されたとして、同公園の大部分を閉鎖した。蚊のウイルスの有無などを引き続き監視し、閉鎖を解除する時期を決める。

     厚生労働省などは4日、デング熱の感染者が群馬県や東京都などで新たに11人確認されたと発表した。感染者は先月26日以降、13都道府県で計59人に上った。

     都は今月2日、園内10か所に仕掛けを設置し、276匹の蚊を採取。検査した結果、ウイルスを保有する蚊が少なくとも5匹見つかった。閉鎖したのは、公園を横断する都道の北側で、全体の約8割にあたる約44万6000平方メートル。4日午後から作業員が、立ち入りを禁止するフェンスを設置した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140905-118-OYTPT50162

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  7. デング熱 感染止まらず「最終手段」
    2014年9月5日3時0分 読売新聞

    代々木公園閉鎖…蚊駆除 薬剤散布へ

     デング熱の感染拡大問題で、デングウイルスを保有する蚊が園内の広範囲にわたって生息していたことが判明し、東京都は4日、代々木公園(東京都渋谷区)の約8割を占める北側部分の閉鎖に踏み切った。都は5日以降、薬剤を散布して蚊を駆除する方針だ。公園の閉鎖を受け、周辺施設も対応に追われた。

      ◆広範囲

     「広範囲にわたって、ウイルスを持つ蚊が存在していることがはっきりした。閉鎖は最終手段だった」

     4日、都庁で開かれた記者会見で、都公園課の城田峰生課長はこう語った。

     1967年の開園以来、同公園の大部分が閉鎖されるのは初めて。都は感染が確認された直後の8月28日、園内で殺虫剤を噴霧し、ボウフラの発生を抑えるため、噴水池の水を抜く対策もとってきた。しかし、感染者は増え続け、都に寄せられた相談も4日までに812件に上る。デングウイルスを保有する蚊が見つかったことで、閉鎖に踏み切らざるを得なかった。

     4日午後には、昆虫学の専門家とともに園内を調査。生態系への影響を踏まえた駆除方法を検討した上で、5日午後から駆除を実施する。ウイルスを保有する蚊の生息場所を詳細に把握するため、来週からは、蚊の採取場所も現在の10か所から20か所に増やす。

     ◆ 周辺施設

     代々木公園と森でつながっている明治神宮は4日午後、入り口3か所に注意喚起の看板を設置し、参拝時には長袖や長ズボンを着るよう呼びかけた。詰め所には虫よけスプレーを用意した。同神宮は「デング熱の影響で、例年より参拝者数が少ない」と話している。状況を見ながら一時的な参拝の中止も検討するという。

     また、同公園に隣接する国立オリンピック記念青少年総合センターは同日、利用者の屋外での活動を禁止することを決めた。

     ◆ 8月中旬最多

     厚生労働省などによると、4日に新たに確認されたデング熱の国内感染者11人は、群馬、東京、神奈川、千葉、新潟、埼玉の10代~70代の男女。感染が疑われる期間内に海外渡航歴はなかった。いずれも8月上旬から下旬にかけて代々木公園やその周辺に立ち寄っていた。

     これで感染者は、約70年ぶりに国内感染が分かった先月26日以降、13都道府県で計59人に達した。

     感染者が代々木公園やその周辺に立ち寄った時期を分析すると、訪問日が不明だったり何度も行ったりしたケースを除くと、8月中旬が20人で最も多く、下旬が15人、上旬は6人だった。

    「南側」は注意喚起…イベントの中止・変更も

     閉鎖作業は4日午後2時頃から始まった。作業着姿の都職員らが駐輪場の自転車を外に出したり、園内に残っている人に退園を呼びかけたりしていた。

     ギターの練習に来た東京都中野区の会社員男性(36)は、「最近毎日来ていたので残念。デング熱の報道があってからは蚊取り線香をたいて練習していた。他の公園を探します」と話していた。

     都道を挟んだ公園の南側は、陸上競技場やイベント広場など舗装部分が多く、ウイルスを持った蚊も採取されていないことから、閉鎖されなかった。都によると、南側では今月、11のイベントが予定されていたが、主催者に中止の要請はせず、蚊に刺されないよう注意喚起するという。

     都などによると、すでに6、7日に開催される予定だった「日本―インドネシア市民友好フェスティバル」が中止となった。また、10日に開かれる予定だった学生主催のライブイベントも、会場を近くの原宿にあるライブハウスに変更した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140905-118-OYTPT50169

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  8. 感染症の予防や治療法解説 長崎大・熱帯医学研=長崎
    2014年9月5日5時0分 読売新聞

     ◆デング熱、エボラ出血熱拡大で

     アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大していることや、デング熱の国内感染者が約70年ぶりに出たことなどを受け、長崎大の熱帯医学研究所は3日、長崎市で感染症の予防や治療法について解説する市民向けの公開講座を開いた。同大が設置を計画している高度安全実験施設(BSL4)についての説明もあり、参加者からは安全性などについての質問も相次いだ。

     講座には、市民ら約150人が参加。同研究所の森田公一所長がデング熱やマダニを媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染経路や症状について解説した。

     森田所長はデング熱について、途上国の都市化や人口増で患者が急増していることや、ワクチンはないものの治療法が確立されて致死率が1%以下になっていると説明。1942年に長崎市内で4000人以上が感染したことに触れ、「感染症は忘れたころにやってくる。長袖の着用や虫よけスプレー、蚊の発生源の水たまりの処理で感染リスクは大幅に減らせる」と述べた。

     同大坂本キャンパスへの設置が検討されており、エボラ出血熱のウイルスなど致死率が高い微生物を扱うBSL4についても説明。厳重な管理の下、世界40か所以上で運用されていると強調した上で、「質の高い診断や、治療後の患者の感染性の判定、ウイルスを利用したワクチン開発など診断や研究にBSL4は必要」と強調した。

     会場からは「住宅街に作る必要性があるのか」「日本に存在しないウイルスを持ち込む必要があるのか」などの質問が相次いだ。森田所長は、長崎大病院が感染力や致死率の高い感染症にかかった患者を受け入れることができる指定医療機関になっていることを挙げ、「BSL4があれば、早い診断や治療にあたることができる」と説明。同席した片峰茂学長も「我々は世界で一番安全な施設を作らなければならない。そのためにも不安を感じている人と話し合い理解を求めていきたい」と話した。

     公開講座は7、21、29日にも開催予定。7日は午後1時半から長崎市高尾町の市地区ふれあいセンターで開き、鳥インフルエンザの研究などについて解説。21日午後1時半からはエボラ出血熱などをテーマに、29日午後7時からはBSL4に期待されている役割などをテーマに、いずれも同市立図書館多目的ホールで開く。7、21日もBSL4についての説明も行う。聴講無料。問い合わせは同大熱帯医学ミュージアム(095・819・7603)へ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140904-119-OYTNT50472

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  9. デング熱の感染者増え59人に
    9月4日 19時16分

    東京の代々木公園周辺を訪れた人の間で感染が広がっているデング熱に、新たに東京と神奈川などの合わせて11人が感染したことが確認されました。
    厚生労働省などによりますと、国内での感染がおよそ70年ぶりとなる今回のデング熱で感染が確認された人は12の都道府県で合わせて59人となりました。

    デング熱はアジアや中南米など熱帯や亜熱帯の地域で流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。
    先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた東京と埼玉の男女3人がおよそ70年ぶりに国内でデング熱に感染したことが確認され、その後も代々木公園やその周辺を訪れた人の感染の確認が全国で相次いでいます。
    厚生労働省などによりますと、新たに東京と神奈川などの合わせて11人の感染が確認されたということです。
    いずれも重症ではなく、容体は落ち着いているということです。
    今回のデング熱で、感染が確認された人は12の都道府県で合わせて59人となりました。
    厚生労働省などによりますと、感染が確認された人は、全員が先月、代々木公園やその周辺を訪れていて、最近1か月以内の海外への渡航歴はないということです。
    厚生労働省は「代々木公園やその周辺で蚊に刺されて発熱などの症状が出た人は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014341591000.html

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  10. デング熱で明治神宮では虫よけ用意
    9月4日 19時35分

    東京の代々木公園で採集された蚊からデング熱のウイルスが検出されたことを受けて、公園と隣り合う明治神宮では、参拝客のために虫よけスプレーを用意したり注意を呼びかける張り紙を掲示したりして対応に当たっています。

    明治神宮では、4日午後、3か所ある門の前に参拝客に注意を呼びかける張り紙を急きょ掲示しました。
    この中では、長袖と長ズボンでの参拝を求めるとともに、3か所の門の前にある詰め所に参拝客向けの虫よけスプレーを準備したことを説明しています。
    詰め所には参拝客が次々と訪れ、用意された虫よけスプレーを体に吹きかけていました。
    北海道から友達と訪れた女子大学生の1人は「早速、蚊に刺されてしまったのでまずいと思って虫よけスプレーを借りました。蚊に刺されてデング熱にかかるなんて怖いと思います」と話していました。
    また、自宅から虫よけスプレーを持ってくる参拝客も目立ち、門の前では友達や家族どうしでスプレーし合う人の姿も見られました。
    自宅から虫よけスプレーを持ってきたという30代の女性は「虫に刺されやすいので虫よけスプレーを持参しました。蚊に刺されないように注意したいです」と話していました。

    虫よけスプレーなどの販売伸びる
    デング熱の感染が広がっていることを受けて、都内のドラッグストアでは虫よけスプレーなどの販売が伸びています。
    このうち、渋谷区の隣の世田谷区のドラッグストアでは虫よけスプレーといった外で使用するタイプのものだけでなく蚊取り線香などの自宅で使用するタイプの商品も販売が伸びてきているということです。
    今は夏から秋へ移り変わる時期で、虫よけスプレーの場合、例年一日に2~3個売れる程度ですが、ことしはこの2日間だけでおよそ80個売れたということです。
    店では在庫を切らさないように商品の仕入れを続けたいとしています。
    ドラッグストアの店員小松原幸恵さんは「特に子どもがいるお客様がご家族用に大きなスプレータイプのものを購入する場合が多い。これからシーズンオフにかかるが、お客様の要望に応えられるよう品ぞろえを充実させていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140904/k10014351571000.html

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  11. デング熱 相談電話に問い合わせ相次ぐ
    9月5日 11時43分

    東京の代々木公園でデング熱のウイルスを持った蚊が見つかったことを受け、東京都が設けた相談電話には「公園の近くで蚊に刺されたが大丈夫か」などと、不安を訴える問い合わせが相次いでいます。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、4日までに東京の代々木公園や周辺を訪れた12の都道府県に住む59人の感染が確認されました。
    東京都は、公園内の10か所で採集した蚊を調べたところ、4か所の蚊からデング熱のウイルスが検出されたことから、4日、一部を除いて公園を立ち入り禁止にし、5日午後から薬剤をまいて蚊の駆除を行うことにしています。
    東京都が先月28日から設けている専用の相談電話には、公園内でウイルスを持った蚊が見つかったことから、「代々木公園の近くで蚊に刺されたが大丈夫か」、「これ以上、感染は広がらないか」などと不安を訴える問い合わせが相次いで寄せられています。
    電話を受けた職員は、発熱がある場合は医療機関への受診を勧めているほか、デング熱の予防策については、ヒトからヒトには感染しないことを説明し、蚊に刺されないよう対策を呼びかけていました。
    相談電話の番号は03-5320-4179で、平日の午前9時から午後7時までですが、今週の土日の6日と7日は午後5時まで対応に当たることにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014366991000.html

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  12. デング熱 明治神宮で調査
    9月5日 12時32分

    東京の代々木公園でデング熱のウイルスを持った蚊が見つかったことを受けて、公園に隣接する明治神宮では、渋谷区などが今後、蚊の駆除が必要かどうか検討するため、調査を行っています。

    東京・渋谷区の明治神宮には、5日午前10時ごろに区の職員や専門家などが訪れ、調査を行っています。
    渋谷区によりますと、職員たちは公園に近い場所などで状況を確認していて、今後、蚊の駆除や消毒などが必要かどうか検討しているということです。
    一方、明治神宮は、公園に近い南小路と呼ばれる500メートルほどの小道を5日朝から通行止めにしました。
    また、4日から参拝客向けに虫よけスプレーの貸し出しを行っていて、5日もスプレーを首や腕に吹きかけてから参拝に向かう人たちの姿が見られました。
    明治神宮では、敷地内の一部で独自に蚊の駆除などをすでに行っていますが、今後も区などと協力しながら必要に応じて駆除などを行っていきたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014367881000.html

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  13. 医科様「デング熱」の「ネタっこを興してしまった」件の埼玉の「専門知識をもったお医者様」って誰だっけな…(笑)。

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  14. 「午後に薬で蚊駆除 代々木公園」
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6130138

    「代々木公園」闇雲殺虫剤まきまきミッションと「鳥インフル」「口蹄疫」闇雲消石灰まきまきミッション…

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  15. 教室主任からの挨拶

    大阪大学微生物病研究所感染症国際研究センター

    高病原性感染症部門

    臨床感染症学研究グループ

    特任教授 大石和徳

     平成18年1月付けで大阪大学微生物病研究所感染症国際研究センターに着任した大石和徳と申します。当センターは平成17年度から東京大学医科学研究所と大阪大学微生物研究所に感染症に対する先端的な医学・生物学の研究を行うとともに、感染症研究者の養成を図ることを目的として新設されました。

     私は1980年(昭和55年)の長崎大学医学部を卒業後、長崎大学熱帯医学研究所感染症予防治療研究分野(旧医学部附属病院熱研内科)に入局し、その後25年間に渡って附属病院における呼吸器・感染症診療、学生教育に携わってきた臨床医です。このような臨床・教育活動のみならず、熱帯医学研究所における海外の臨床研究プロジェクトの推進にも尽力してきました。1991年からは東アフリカ、ウガンダ・マケレレ大学とのエイズ合併日和見感染症プロジェクトが始まり、その後1998年からはフィリピン、2000年からはベトナムでデング出血熱や急性呼吸器感染症に関する海外プロジェクトを推進してきました。また、2003年5月には中国におけるSARSアウトブレイクの制圧のために、WHO短期専門家として中国WHOオフィスに派遣された経歴があります。

     大阪大学微生物研究所は現在の日本における感染症・免疫研究の中核的役割を担っています。その阪大微研において、臨床家である私が期待されていることは、国際感染症センターにおける臨床感染症学グループとして実績を挙げ、大阪の地で熱帯感染症研究、国際感染症対策に関心のある若手を育成することであろうと考えています。私の今後の目標は、1)熱帯地における臨床研究プロジェクトと2)呼吸器系の感染免疫研究の推進であり、海外のフィールド研究と実験室研究を融合させることです。海外のフィールドでは、フィリピンにおけるデングプロジェクト、ウガンダにおけるHIVプロジェクト、ベトナムにおける急性呼吸器感染症(ARI)プロジェクトがあります。また、現在阪大微研のタイ感染症共同研究センター(タイ、バンコク)におけるARIプロジェクトを立ち上げています。実験室研究(呼吸器系の感染免疫研究)としては、呼吸器病原性菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌の肺感染免疫、これらの呼吸器病原性菌のワクチンの開発研究(基礎研究)、実用研究(国内の臨床研究)を実施しています。現在の当研究室のメンバーは、内田隆一助手、趙吉子特任研究員(ポスドク)、田中 紫特任研究員(8月採用)、大学院生の大間敬太君と團野 桂先生です。実験室は細胞核酸実験室、P2レベル(細菌、ウイルス)実験室、動物実験室(共同)が利用できます。当面の課題としては、タイ感染症共同研究センターを拠点としたARI臨床研究プロジェクトの立ち上げです。私自身、タイ、バンコクに毎月足を運び、研究準備を進めています。田中紫さんは、タイ拠点でこのARIプロジェクトの専任スタッフで、今年の秋からタイでの活動を開始する予定です。今後、国内、海外で私どもの研究活動に興味がある、もしくは参加されたい方は、是非ご連絡をお願いします。我々は医師に限らず、幅広い人材を求めています。
    http://www.biken.osaka-u.ac.jp/lab/CRID/old%20page/kyoujyuaisatu.html

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  16. ごあいさつ - タイ・ミャンマー国境における現地で学ぶ熱帯感染症医師研修

    1.大石和徳よりご挨拶

    大阪大学微生物病研究所、感染症国際研究センター(臨床感染症学グループ)の大石和徳と申します。2006年に長崎大学熱帯医学研究所から阪大微研に赴任し、現在に至っています。

    長崎大学では当時の熱研内科で呼吸器内科を専門とし、マラリア、デングなどの熱帯感染症患者の実地臨床を学びました。2003年から2007年は長崎大学COEプログラムにおいてフィリピン、マニラのサンラザロ病院において毎年8-9月に熱帯感染症の短期臨床研修を実施しました。2005年には南米ペルーで毎年実施されているGorgas熱帯感染症エキスパートコースにも参加し、海外の熱帯医学専門医に混じって熱帯感染症の研鑽を積みました。

    大阪大学に赴任後も、海外では熱帯感染症に関する臨床研究(デング熱、ブタレンサ球菌感染症など)を継続しております。一方、国内では大阪大学医学部附属病院呼吸器内科において呼吸器内科診療に携わり、研究室においては肺炎球菌ワクチンの臨床効果や免疫応答に関する基礎的・臨床的研究を推進しております。このように、我々の研究グループは、国内外においてグローバルな感染症の疫学、病態、治療・予防に関する情報を発信しております (http://www.biken.osaka-u.ac.jp/lab/CRID/index.html)。

    このウエブサイトで提示する「タイ・ミャンマー国境における現地で学ぶ熱帯感染症医師研修」は、2009年より毎年7-8月に大阪大学微生物病研究所・感染症国際研究センターの研究・教育活動の一端として、大阪大学医学部附属病院感染制御部、朝野和典教授と共同で実施しております。2012年で4年目となりますが、朝野先生とともに益々充実した研修内容を提供できるものと確信しております。将来、感染症専門医を目指す若手臨床医に是非とも体験していただきたいと思っておりますので、多くの先生方にご応募いただきたいと存じます。
    (2012年4月より国立感染症研究所・感染症情報センターに着任、大阪大学微生物病研究所 招へい教授)

    2.朝野和典よりご挨拶

    大石教授とともに、「タイ・ミャンマー国境における短期熱帯感染症医師研修」のコーディネーターをしています、大阪大学感染制御部の朝野和典です。大石先生の高校、大学の後輩でもあります。

    本プロジェクトは、日本の国際化に伴う国内で生じる医療上の諸問題の解決に寄与することを第一の目的としています。同時に、感染症専門医を志す若い参加者が、国際的な感染症医療の視野を有する医師となることも目指しています。さらに、タイ・ミャンマー国境地帯という政治的に不安定な地域での医療を経験することで、医療以外の政治、経済、民族紛争などが健康に及ぼす影響を実感することで、国際保健の分野へ進もうとする有用な動機づけとなるかもしれません。実際に参加者のなかから米国の公衆衛生学修士 (Master of Public Health)に進学した医師もいます。

    本研修に参加される若い先生方が、より広い視野を持った医師に成長するお手伝いができますことを幸せに思っています。
    http://tmtc.biken.osaka-u.ac.jp/introduction/index.html

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  17. 教室の歴史 | 長崎大学熱帯医学研究所 臨床医学分野 長崎大学病院 感染症内科(熱研内科)

    長崎大学熱帯医学研究所 宿主病態解析部門 臨床医学分野(熱研内科)は, 1942年(昭和17年)にアジアの疾患を研究する目的で長崎医科大学に附設された東亜風土病研究所臨床部門が前身です.1967年(昭和42年)に,長崎大学に附置された熱帯医学研究所(旧風土病研究所)の臨床部門に改組され,熱帯地域の感染症などの諸問題を解決する為の研究に積極的に取り組んできました.現在の診療科は,1967年(昭和42年)長崎大学医学部附属病院に熱帯医学研究所内科(熱研内科)として増設された20床が始まりで,当初は,助教授(科長)1,助手3の半講座でした.1974年(昭和49年)に熱帯医学研究所臨床部門の教授として東北大学より赴任した松本慶蔵現長崎大学名誉教授が,附属病院熱研内科の科長を兼任したことにより,はじめて熱帯医学研究所臨床部門(現在の臨床医学分野)と長崎大学医学部附属病院熱研内科(現在の感染症内科)の一致体制が確立されました。

    松本教授の時代には,呼吸器疾患と感染症を診療,教育,研究の中心とする教室となり,1994年(平成6年)から永武毅教授に受け継がれました.当時の教室における主な研究テーマとしては,国内では1)呼吸器感染症の起炎菌決定法,感染成立機序,抗菌化学療法論,2)呼吸器感染症の感染伝播様式,3)呼吸器感染症の気道炎症誘導・炎症終息機構,また海外では,1)フィラリアの臨床免疫学的研究,2)トキソプラズマ症やツツガムシ病の血清疫学,3)急性呼吸器感染症の疫学(タイ),4)小児の急性呼吸器感染症・髄膜炎(バングラデッシュ),5)HIV/AIDSの日和見感染症(ウガンダ,タイ),6)デングの血小板減少機序(フィリピン)が挙げられます.

    永武教授が2004年(平成16年)5月末に退官し,その後2005年(平成17年)3月有吉紅也教授が就任しました.英国・アフリカ・アジアを拠点として14年間海外でキャリアを積み重ねた新教授就任により、熱研内科には新しい風が吹くことになりました。有吉教授はこれまでの臨床教室の伝統を堅持しつつも、2006年(平成18年)ベトナムで大規模なコホート研究を立ち上げ、教室員が現地に常駐する体制を作るなど、熱研内科は新しい道を歩み始めました。

    また、2006年(平成18年)には、我々の教室から続けて二人の新しい教授が誕生しました。大石和徳教授は大阪大学微生物研究所感染症研究センターで、渡邊 浩教授は久留米大学医学部感染医学講座臨床感染医学部門でそれぞれ、ご活躍中です。

    有吉教授就任後4年近くが経過し、これまで進めて来た教室の研究が軌道に乗り、成果を挙げつつあります(研究に関してはこちら)。タイにおけるHIV感染症、ベトナムにおける小児呼吸器感染症、分子生物学的手法を用いた呼吸器感染症病原体同定法の確立、腸チフスワクチンの臨床研究、アフリカにおけるマラリア、フィリピンにおけるデング熱、そして以前より呼吸器病研究の柱であった呼吸器感染症と免疫、炎症終息など、我々はこれからも「臨床に還元できる研究」を継続していきたいと考えます。

    この4年間、わが教室には実に様々な医師がやってきました。いまや熱研内科は全国区です。新入局員の出身地は北海道から沖縄まで多岐にわたります。感染症、呼吸器はもちろんのこと、小児科など、に限らず他にも様々な専門分野をめざす医師が集まって来ています。国内でも海外でも通用する医師を育てる教室として、よりよいシステムを確立し、診療・教育面にも、ますます力を入れて行きたいと考えています。
    我々は、西洋医学発祥の地であるこの長崎に、ふたたび若い力を集結させ、彼らを全国へそして世界へ送り出す拠点として貢献できればと思っております。

    熱研内科はこれからも、熱帯医学・呼吸器・感染症を3本柱として、より質の高い診療、研究、教育のできる教室をめざしてまいります。
    http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/internal/kyousitunorekisi.htm

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  18. 「長崎大学熱帯医学研究所 J-GRID」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%86%B1%E5%B8%AF%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80+J-GRID

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  19. 新宿中央公園でもデング熱か - 2014/9/5
    Yahoo!ニュース・トピックス
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6130178


    新宿中央公園でデング熱感染=代々木周辺以外で初―埼玉の30代男性・厚労省
    時事通信 9月5日(金)15時46分配信

     厚生労働省は5日、東京都新宿区の区立新宿中央公園でデング熱に感染したとみられる患者が確認されたと発表した。代々木公園(渋谷区)周辺以外での感染が発覚したのは初めて。
     厚労省によると、感染者は埼玉県に住む30代男性で、8月30日に発症。9月1日に同県内の医療機関で受診し、同5日に国立感染症研究所の検査でデング熱の感染が確認された。容体は安定している。
     男性は最近の海外渡航歴はなく、代々木公園周辺も訪れていなかった。8月18~26日に複数回、新宿中央公園で蚊に刺されたことなどから、同公園で感染した可能性が高いと判断した。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00000094-jij-soci

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  20. デング熱の感染確認 66人に
    9月5日 14時20分

    東京の代々木公園周辺を訪れた人の間で感染が広がっているデング熱に、新たに東京と神奈川の合わせて7人が感染したことが確認されました。
    厚生労働省によりますと、国内での感染がおよそ70年ぶりとなる今回のデング熱で、感染が確認された人は12の都道府県で合わせて66人となりました。

    デング熱は、アジアや中南米など熱帯や亜熱帯の地域で流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。
    先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた東京と埼玉の男女3人がおよそ70年ぶりに国内でデング熱に感染したことが確認され、その後も、代々木公園やその周辺を訪れた人の感染の確認が全国で相次いでいます。
    厚生労働省によりますと、新たに東京と神奈川の合わせて7人の感染が確認されたということです。
    いずれも重症ではなく、容体は落ち着いているということです。
    今回のデング熱で、感染が確認された人は12の都道府県で合わせて66人となりました。
    厚生労働省によりますと、感染が確認された人は、全員が先月、代々木公園やその周辺を訪れていて、最近1か月以内の海外への渡航歴はないということです。
    厚生労働省は「代々木公園やその周辺で蚊に刺されて発熱などの症状が出た人は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014371921000.html

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  21. 代々木公園以外でデング熱に感染
    9月5日 15時14分

    東京の代々木公園を訪れたことがなく、海外への渡航歴もない埼玉県の男性がデング熱に感染していることが確認されました。
    男性は東京の新宿中央公園で感染した可能性があるということで、今回、代々木公園周辺を訪れたことがない人の感染が確認されたのは初めてです。

    デング熱は、アジアや中南米など熱帯や亜熱帯の地域で流行している蚊が媒介する感染症で、ヒトからヒトには感染しません。
    先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた東京と埼玉の男女3人が、およそ70年ぶりに国内でデング熱に感染したことが確認されて以降、全国で感染の確認が相次いでいます。
    これまで感染が確認された人はすべて代々木公園やその周辺を訪れていましたが、代々木公園を訪れたことがなく、海外への渡航歴もない埼玉県の30代の男性が感染していることが新たに確認されました。
    今回の国内感染で、代々木公園周辺を訪れたことがない人の感染が確認されたのは初めてです。
    厚生労働省などによりますと、男性の容体は落ち着いているということです。
    男性は先月、東京・新宿区の新宿中央公園を訪れていた際に蚊に刺されたと話しているということです。
    新宿区は、新宿中央公園の一部について立ち入りを制限し、蚊の駆除を行うことにしています。
    今回のデング熱で、感染が確認された人は14の都道府県で合わせて69人となりました。
    厚生労働省は「蚊を媒介して感染が広がっている。代々木公園周辺を訪れたことがない人でも、発熱などの症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診してほしい」と話しています。

    専門家「代々木公園から広がった」
    代々木公園周辺を訪れたことのない人の感染が確認されたことについて、ウイルスの解析を行った国立感染症研究所の高崎智彦室長は「ウイルスの解析の結果、代々木公園で蚊に刺された患者と今回の患者のウイルスの遺伝子配列は一致していたので、代々木公園から広がったケースだ」としたうえで、「考えられるのは、代々木公園で蚊に刺されて感染した人が新宿中央公園を訪れて再び蚊にさされ、新宿中央公園の蚊もウイルスを持つようになり、その蚊が今回の患者を刺したという状況だ。ただ2つの公園の距離は1キロ程度で、蚊が風にのって運ばれた可能性もなくはない」と話しています。
    そのうえで、「まだ、ほかにもこうした事例が出てくる可能性があるので、代々木公園に行ったことがなくても、蚊に刺されるような場所に行った数日後に突然の高熱が出るなどの症状が出た場合は医療機関を受診してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014373751000.html

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    1. 高崎智彦・国立感染症研究所室長
      「ウイルスの解析の結果、代々木公園で蚊に刺された患者と今回の患者のウイルスの遺伝子配列は一致していたので、代々木公園から広がったケースだ。考えられるのは、代々木公園で蚊に刺されて感染した人が新宿中央公園を訪れて再び蚊にさされ、新宿中央公園の蚊もウイルスを持つようになり、その蚊が今回の患者を刺したという状況だ。ただ2つの公園の距離は1キロ程度で、蚊が風にのって運ばれた可能性もなくはない。まだ、ほかにもこうした事例が出てくる可能性があるので、代々木公園に行ったことがなくても、蚊に刺されるような場所に行った数日後に突然の高熱が出るなどの症状が出た場合は医療機関を受診してほしい」

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    2. 「デング熱ウイルス」保有蚊が「風にのって運ばれた」…(笑)。

      どっかで聞いたことがある話だなあ…

      明石博臣・東京大学教授 「風に乗ってウイルスが非常に長距離に運ばれるということがあって、非常に急速に周辺に広がる」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%98%8E%E7%9F%B3%E5%8D%9A%E8%87%A3+%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB+%E9%A2%A8%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%8C%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB%E9%95%B7%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E3%81%AB%E9%81%8B%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B

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    3. 「川崎病の原因は中国から風に乗って運ばれる」(笑)。
      http://koibito2.blogspot.jp/2014/05/blog-post.html
      https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%A5%BD%E4%B8%80+%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E7%97%85%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AF%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8B%E3%82%89%E9%A2%A8%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E9%81%8B%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B

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    4. そういえば、国立感染症研究所は鳥インフルエンザ騒動のとき、ウイルスはハエやネズミが足とかにくっつけて運ぶとご託宣をたれていたっけな…(笑)。

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    5. 「国立感染症研究所 鳥インフル ウイルス ハエ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80+%E9%B3%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB+%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E3%83%8F%E3%82%A8

      kj3031.html - 国立感染症研究所
      http://idsc.nih.go.jp/iasr/26/303/kj3031.html

      >2004年高病原性鳥インフルエンザ国内流行地で採集されたクロバエ類からのH5N1亜型インフルエンザウイルスの検出と分離
      (Vol.26 p 119-121)

      >国立感染症研究所
      澤邉京子 星野啓太 伊澤晴彦 佐々木年則 林 利彦 津田良夫 倉橋 弘 棚林 清 堀田昭豊 山田章雄 西藤岳彦 小渕正次 田代眞人 小林睦生

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  22. あはは、鳥インフルエンザや口蹄疫と同じ論法だ…(笑)。

    だんだん辻褄が合わなくなってきてる…

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  23. 代々木公園で薬剤まいて蚊を駆除
    9月5日 17時54分

    東京の代々木公園で採集した蚊から、4日、デング熱のウイルスが検出されたことを受け、東京都は立ち入り禁止にした公園内で、5日午後からウイルスを持った蚊が見つかった場所を中心に薬剤をまいて蚊の駆除を行いました。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、代々木公園やその周辺を訪れた人の間で感染が広がったことから、東京都が公園内の10か所で蚊を採集して調べたところ、4日、このうち4か所の蚊からデング熱のウイルスが検出されました。
    このため、東京都は一部を除いて公園を立ち入り禁止にし、5日午後から、ウイルスを持った蚊が見つかった4か所や、草木が生い茂り蚊が多く生息している場所に薬剤をまいて蚊の駆除を行いました。
    ほかの虫などには影響の少ない薬剤を使用し、蚊が隠れている葉の裏などを狙って念入りに吹きつけていました。
    東京都は来週、改めて公園内の蚊を採集しウイルスの調査を行うことにしていて、駆除の効果が確認できるまでは当分の間、一部を除いた公園の立ち入り禁止を継続することにしています。
    東京都公園課の城田峰生課長は「公園を利用する人たちには迷惑をかけているが、今後も対策を続け、一日でも早く安心、安全な公園にしたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014379591000.html

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  24. デング熱ウイルス検査の「非特異」問題が横たわっている…(笑)。

    ま、医科様連中の「人食い」(人を食ったような)問題かもしれんしな…

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  25. 2014年09月05日 (金)
    「代々木公園に訪れたことない」人がデング熱に感染

    厚生労働省や国立感染症研究所などによりますと、東京の代々木公園周辺を訪れた人の間で感染が広がっているデング熱に、代々木公園を訪れたことがなく海外への渡航歴もない埼玉県の男性が感染していることが確認されました。
    厚生労働省は感染ルートを調べるとともに、「蚊に刺されて発熱などの症状が出た人は速やかに医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。
    http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/196624.html

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  26. 「蚊に刺されて懸かった」ってのを疑っておかなきゃいけないのではないか…

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  27. 別に蚊に刺されなくたって罹っている人もいるはず…

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  28. なんかね、「診断」がとってもあやふや、曖昧模糊とした感じ…

    これまで「デング」研究に関ってきたヒトビトが、日本ではマイナーなことをいいことに、公的研究資金をつかって相当いいかげんなことをやりまくってきたのではなかったか…

    ま、自業自得、因果応報だろ。

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  29. KHVD、AIVD、FMD、BSE…

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  30. デング熱 新宿中央公園で蚊の駆除作業
    9月5日 19時05分

    代々木公園を訪れたことのない埼玉県の男性が新宿中央公園で蚊に刺されてデング熱に感染した可能性のあることが分かり、新宿区は公園内で蚊の駆除作業を始めました。

    5日午後5時すぎから、区の委託を受けた業者の作業員ら10人ほどが、男性が蚊に刺されたとみられる広場の周辺など、蚊が多く生息しているやぶや茂みなど合わせて4か所に薬剤を散布しています。
    公園の入り口などには感染への注意を呼びかける紙が貼られ、園内にできるかぎり立ち入らないよう求めるとともに、立ち入る際は長袖長ズボンを着用するなど蚊に刺されないよう対策を呼びかけています。
    新宿区みどり公園課の八住美季子さんは「この公園の蚊がウイルスを持っているかはまだ分からない段階だが、少しでも蚊を減らして皆さんの不安を払拭(ふっしょく)したい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014382261000.html

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  31. デング熱感染でイベント中止も
    9月5日 19時31分

    デング熱のウイルスを持った蚊が採取された東京の代々木公園や感染した男性が蚊に刺されたと話している新宿中央公園では、週末を中心に予定されていたイベントを中止する動きが出ています。

    すでに中止が決まっているのは、6日と7日に予定されていた「日本‐インドネシア市民友好フェスティバル」と「おいしい!ペルー」、それに、13日と14日に予定されていた「ベトナムフェスティバル」です。
    また、10日に予定されていた「TRIGGERFES」は、近くのライブハウスに会場を変更して行うということです。
    一方、6日と7日の「アジアカルチャーフェスティバル」は、虫よけスプレーを準備するなどの対策を講じたうえで予定どおり開催されるということです。
    このほかにも、代々木公園では今月20日以降に5つのイベントが予定されていますが、いずれの主催者も「今後の事態の推移を見て開催するかどうか判断したい」と話しています。
    また、新たに感染が確認された男性が「蚊に刺された」と話している新宿中央公園でも、5日夕方から予定されていた屋台の食事やお酒を楽しむ「水と緑のEveningBar!!!」というイベントが急きょ中止になりました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014382021000.html

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  32. モスキートパニック 単行本 – 1997/8/1
    星川 英輝 (著)

    内容(「BOOK」データベースより)
    殺人蚊(キラーモスキート)の恐怖。地球温暖化で未知の感染症が同時多発!殺人蚊が日本を襲う!西暦2014年、「レベル4」で日本全土がパニックに!!もはや安心して暮らしてはいられない。未知の感染症が姿を現す日は刻々と迫っているのだ。その時、我々は立ち向かうことができるのか!?医療ジャーナリズムの最先端情報を駆使した近未来小説。

    内容(「MARC」データベースより)
    西暦2014年、地球温暖化によって未知の感染症が世界各地で同時多発。対応の遅れる日本では死者が続出し、全土がパニックに。感染症に対して必要な危機管理ノウハウとは何かを考える医学小説。

    出版社: 扶桑社 (1997/08)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4594023134


    新型インフルエンザA「X」 単行本 – 1996/11/1
    星川 英輝 (著), 田代 真人 (監修)

    内容(「BOOK」データベースより)
    危険水域に達している新型ウイルスの出現。国際専門機関、異例の厳戒体制に入る。大流行の危機。今、世界は新型インフルエンザウイルスA「X」の出現の脅威に直面している!忘れたころに突然やってくる強悪な進化ウイルスに。
    内容(「MARC」データベースより)
    今、世界は新型インフルエンザウイルスA「X」の出現の脅威に直面している。監視の目を潜り抜けて生きるその正体を明かし、その対処法を紹介する。

    出版社: 法研 (1996/11)
    http://www.amazon.co.jp/dp/487954163X

    目次
    第1章 新型ウイルスA「X」がやってくる
    第2章 監視の目を潜り抜けて生き延びるインフルエンザウイルスの正体
    第3章 あなたの呼吸器を狙う、それ以外のウイルスたち
    第4章 カゼかな?と思ったときの対処は…
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/487954163X


    「星川英輝 田代真人」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%98%9F%E5%B7%9D%E8%8B%B1%E8%BC%9D+%E7%94%B0%E4%BB%A3%E7%9C%9F%E4%BA%BA

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  33. 横浜 デング熱予防で公園閉鎖 - 2014/9/5
    Yahoo!ニュース・トピックス
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6130197

    デング熱発症後、蚊に刺される=横浜・海の公園、一部閉鎖し調査
    時事通信 9月5日(金)18時3分配信

     横浜市は5日、東京・代々木公園で蚊に刺されてデング熱に感染した横浜市南区の20代女性が、発症3日後に同市金沢区の「海の公園」で蚊に刺されていたと発表した。市は同日、女性が蚊に刺された公園内の「犬の遊び場」2カ所を閉鎖。蚊を捕獲してウイルス検査を行う
     女性は8月17日と24日に代々木公園で蚊に刺され、同28日に発熱などの症状が出た。31日午後3~4時ごろ、海の公園を訪れ、蚊に4カ所程度を刺された。今月3日になってデング熱と診断された。
     市は今後、ウイルスを持つ蚊が確認されれば駆除を行う。健康福祉局は「万一のため調査をする段階で、過度の不安は不要」としている。 
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00000112-jij-soci

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  34. 【デング熱】
    検査希望相次ぐ キット不足「無症状者は検査控えて」
    2014.9.5 19:47

     デング熱をめぐり、東京・代々木公園を訪れた経験を持つ人などから「心配なので検査してほしい」との問い合わせが医療機関などに相次いでいる。新たに新宿中央公園でも感染者が確認されたことから、今後も検査希望者は増えるとみられるが、キットを常備する医療機関は少なく、「本当に必要な人のためにも、高熱などの症状がない人は検査を避けてほしい」との声が出ている。

     デング熱は簡易検査キットで感染の有無を調べることができるが、国内では未承認のため、多くの医療機関が自費で購入しており、保険は適用されない。

     簡易検査キットを販売するアリーアメディカル(東京都新宿区)によると、25回分の検査ができる検査キット(3万2500円)はこれまで、国内で年60個程度が販売されてきた。しかし、デング熱の国内感染が確認されて以降、全国の大学病院などから注文が相次ぎ、在庫がなくなった。同社担当者は「韓国の関連企業で増産し、週明けには補充できる見込み」と話す。

     都内でトラベルクリニックを開設する医療法人鉄医会の久住英二理事長によると、医院には「代々木公園に行ったが検査できるか」などの問い合わせが複数あったという。症状がない人からの問い合わせもあり、久住理事長は「症状がない人や、発症しても回復した人は陽性にならない。必要な人がきちんと検査ができるよう無症状の人の問い合わせは避けてほしい」と話している。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140905/bdy14090519470008-n1.htm

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  35. 検査控える必要ないよ。どんどん検査しなさい(笑)。

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  36. デング熱拡大防止で6日緊急会議
    9月5日 20時18分

    東京の代々木公園を訪れたことがなく海外への渡航歴もない男性のデング熱への感染が初めて確認されたことについて、厚生労働省は「これまでに感染が確認されている代々木公園周辺を訪れた人と新たに感染が確認された男性のウイルスの遺伝子配列が一致していることから、全く別の感染源から波及しているとは言えない」としています。

    デング熱は蚊を媒介して感染することから、厚生労働省は、代々木公園でウイルスを持った蚊に刺された人が新宿中央公園に移動し別の蚊に刺され、その蚊がほかの人を刺すことで感染が広がった可能性があると説明しています。
    厚生労働省は6日、感染の拡大を防止するため緊急対策会議を開くとともに、関係する自治体と協力して代々木公園の近くにある大規模な公園で調査を行うことにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014382271000.html

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  37. デング熱ウイルス「蚊」は風によって運ばれる(笑)。

    さあてどのくらいの距離を風に乗って運ばれるのかな?

    どんどん公園の蚊をつかまえて検査しよう。

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  38. デング熱で緊急対策会議 厚労省や東京都など

     国内感染が相次いでいるデング熱の拡大を防止するため、厚生労働省は6日、東京都や23区、代々木公園に隣接する明治神宮の担当者らを集め、緊急対策会議を開いた。

     会議の冒頭、塩崎恭久厚労相は「本日をスタートとして、住民が安心して公園や施設を利用できるよう、デング熱対策に万全を期していただきたい」と発言。会議では参加者がこれまでの経過について意見交換、今後の対策を協議した。

     8月27日の1例目の公表以来、東京都渋谷区の代々木公園やその周辺で蚊に刺されて感染した症例が続いたが、5日には初めて、新宿区の新宿中央公園で感染したとみられる患者が確認された。

    2014/09/06 11:15 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090601001220.html

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  39. ガセネタに踊る人踊らされる人…同じ阿呆なら…

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  40. 厚労省 デング熱で緊急対策会議
    9月6日 12時09分

    東京の代々木公園周辺でデング熱の感染が相次いでいる問題で、厚生労働省は東京都など関係機関を集めた緊急の対策会議を開き、代々木公園の近くの公園で蚊の駆除を行い、連携して感染の拡大を防いでいくことを確認しました。

    厚生労働省で開かれた緊急の対策会議には、東京都や東京23区の担当者、それに感染症の専門家などが出席し、はじめに塩崎厚生労働大臣が「ウイルスを持つ蚊が広がっているおそれがあり、感染の拡大を防ぐためには迅速な対策が必要だ。住民が安心して公園や施設を利用できるよう万全を期してほしい」と述べました。
    デング熱を巡っては、先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた男女3人がおよそ70年ぶりに国内で感染したことが確認されて以降、全国で感染が相次いでいます。
    会議では、代々木公園以外でも感染が確認されていることから、代々木公園の近くの公園でもウイルスを持った蚊が生息していないか一斉に調査を行うとともに、蚊の駆除を行ったり立ち入りを禁止する区域を設けたりして、連携して感染の拡大を防いでいくことを確認しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140906/k10014396741000.html

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  41. 就任早々の東大黒ヘル塩崎くんが音頭をとって…鳩ポッポ、ナイフマニア鱒添え、塩裂き…灯台下暗し…

    勤勉な馬鹿、無能な働き者と化す、日本の偏差値優等生学歴エリートくんたち…

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    返信
    1. 就任早々のてんやわんやといえば、宮崎県そのまんま東(東国原)鳥インフルエンザ騒動(2007年)…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%B1%E5%9B%BD%E5%8E%9F+%E5%AE%AE%E5%B4%8E+%E9%B3%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6

      塩裂きくんもどうやらおんなじパターンだね…

      削除
    2. どっかの誰かさんがたにとっては、とっても都合よく踊ってくれるんでしょうね…

      削除
  42. 厚労省 デング熱で緊急対策会議
    9月6日 18時34分

    東京の代々木公園周辺でデング熱の感染が相次いでいる問題で、厚生労働省は東京都など関係機関を集めた緊急の対策会議を開き、代々木公園の近くの公園で蚊の駆除を行い、連携して感染の拡大を防いでいくことを確認しました。

    厚生労働省で開かれた緊急の対策会議には、東京都や東京23区の担当者、それに感染症の専門家などが出席し、はじめに塩崎厚生労働大臣が「ウイルスを持つ蚊が広がっているおそれがあり、感染の拡大を防ぐためには迅速な対策が必要だ。住民が安心して公園や施設を利用できるよう万全を期してほしい」と述べました。
    デング熱を巡っては、先週、東京・渋谷の代々木公園を訪れていた男女3人がおよそ70年ぶりに国内で感染したことが確認されて以降、14の都道府県で合わせて74人の感染が確認されています。
    会議では、代々木公園以外でも感染が確認されていることから、代々木公園のある渋谷区と、隣接する新宿区や港区など合わせて7つの区の公園で、ウイルスを持った蚊がいないか一斉に調査を行うとともに、蚊の駆除を行ったり立ち入りを禁止する区域を設けたりして、連携して感染の拡大を防いでいくことを確認しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140906/k10014396741000.html

    返信削除
  43. 塩崎厚生労働大臣
    「ウイルスを持つ蚊が広がっているおそれがあり、感染の拡大を防ぐためには迅速な対策が必要だ。住民が安心して公園や施設を利用できるよう万全を期してほしい」


    誰かさんがたのシナリオにあわせて都合よく上手に踊る道化者…

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  44. 【芸能】紗綾「蚊は嫌いです」 デング熱感染から復帰、復調をアピール:
    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1410413504/

    紗綾は8月21日に、同番組のリポーターとして東京・渋谷の代々木公園で行われたロケに参加。その際に足や手など約40か所を蚊に刺され、26日の深夜に発熱。
    その後、デング熱と診断され30日に入院し、今月5日に退院した。

    入院生活については「40度くらいの熱が1週間続いて、手足に発疹が出て真っ赤に腫れました。痛がゆさが耐えられなくて、氷枕で冷やしていました」。手足に多くの発疹が出たことで「(発疹の)跡が残らないかな、と不安になりました」と闘病中の心境も明かした。
    (部分抜粋)
    -----------------

    これ、今日テレビで映像を見たけど、40箇所も蚊から襲撃される。40度の熱が1週間。しかも、手足が倍くらいに赤く腫れ上がった...と嬉しそうに話してました(笑)。

    そんな劇症症状なのに、何故か厚労省の患者に関する情報には該当なし(笑)。

    デング熱について(厚労省):
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html

    結核騒動の時はハリセンボンでしたよね。

    返信削除
  45. 役者芸能人は嘘をついて世間を欺くのが専らのお仕事…

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  46. 感染症めぐる「デマ」との闘い・・・調査研究本部主任研究員 渡辺覚
    2014年10月2日11時0分 読売新聞

     西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の感染による死者数が、9月23日で3091人に達した。9月初めの2000人突破から約20日間で1000人増となり、勢いはとどまるところを知らない。被害の拡大に伴って、現地では一部の住民がパニックに陥り、関係施設などが襲われる事態にもなっている。問題の根源は、驚くほどのスピードで広まっている流言やデマなどのニセ情報だ。

     リベリアの首都モンロビアで貧困層が多く住む地域で8月中旬、住民らが患者の隔離施設を襲撃。施設内にいた患者30人以上が逃走するという事態に発展した。事件の発端となったのは、<欧米人や医療従事者がエボラウイルスを持ち込んで感染させている>というデマだったと報道されている。

     エボラ出血熱に関するニセ情報は、さまざまな種類が流布されているようだ。英BBC放送がニュースサイトで紹介している例には、次のようなものがある。

     【デマ1】塩水、生タマネギ、ミルクで感染が予防できる。

     【デマ2】遺体からエボラ出血熱に感染することはない。

     【デマ3】性行為を通じてエボラ出血熱に感染することはない。

     【デマ4】エボラ出血熱は、医療従事者が感染国に持ち込んだ。

     【デマ5】手指用殺菌消毒剤は高価な物でないと効き目がない。

     上記のいずれの情報も、全く根拠のないものだ。【デマ1】では、犠牲者も出ている。世界保健機関(WHO)によると、ナイジェリアでは、ニセ情報を信じた住民が塩水を大量に飲んで体調を崩す事例が数多く報告され、少なくとも2人が死亡した。この種のデマは、指示が具体的なのでタチが悪い。ギニアでは、<タマネギは3日に1個を生食すれば良い><コンデンスミルクを1日1杯飲んでいれば感染を防げる>というデマが出回っているという。

     【デマ2】は、エボラ出血熱の拡大原因そのものであり、【デマ4】は、前述したリベリアで発生した隔離施設の襲撃事件を招いたニセ情報だ。【デマ3】に関しては、<エイズとエボラは、感染の経路が異なる>という思い込みが生んだデマだと言えるだろう。【デマ5】は、アフリカの悲しい現実を反映している。<高価な殺菌消毒剤がないから、感染が拡大するのだ>という絶望が背景にあるとも指摘できる。消毒用アルコールなどの薬剤がなくとも、「まず水と石けんで手洗いをする」という習慣が重要なのだが、ニセ情報のせいで公衆衛生の基本が抜け落ちてしまう危険がある。

     話は、遠いアフリカで起きた感染症をめぐるデマ騒動――では終わらない。9月26日までに、東京都内を中心に18都道府県計147人の感染者が出ているデング熱について、さまざまなデマやニセ情報がネット上などで飛び交っている。

     <去年は一切報道してなかったマスコミが、今年は大騒ぎして公園を封鎖までするほどになってるなんておかしい! 何か裏に隠したいことがあるに違いない!>

     <デング熱騒動は免疫力低下の被曝隠しと、脱原発デモの拠点である代々木公園に人を集めない様にするために仕組まれたニュースに他ならない>

     <9月23日反原発集会を潰す為に、毎年普通に感染者の出るデング熱の過剰報道を繰り返して代々木公園を閉鎖したって本当なの?>

     改めて確認しておきたいのは、今回のデング熱感染は、戦後初めて、約70年ぶりに国内感染者が出た事態を受けた報道であることだ。事実誤認がひとり歩きをし、意図的に不安をあおる情報に変質していることが分かるだろう。そこには、エボラ出血熱の感染地域と同様の「陰謀説」が、日本のデング熱感染をめぐっても、ネット上で拡散している現状がある。だれもが携帯端末を使い、簡単に情報発信できる時代。西アフリカ諸国に対してWHOが、「迷信やうわさの中には、生命を危険にさらす恐れのある間違った情報が含まれている」と注意を呼びかけているが、我々日本人も、自覚を強くする必要があるだろう。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140930-118-OYTPT50263

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  47. デング熱で予防指針策定へ 蚊を防除、厚労省が専門委

     約70年ぶりにデング熱の国内感染が確認されたことを受け、厚生労働省の専門部会は8日、デング熱など蚊が媒介する感染症に対して統一的な対策を進めるため、本年度中に予防指針を策定することを決めた。

     専門委員会を設置し、普段からの蚊の防除対策や、感染の早期発見や治療のガイドライン、検査法の普及策などをまとめる。

     また厚労省は西アフリカで流行しているエボラ出血熱に邦人が感染した場合に備え、未承認薬を使う場合の課題などを検討する専門家会議を開くことを決めた。

    2014/10/08 13:06 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014100801001034.html

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  48. デング熱感染拡大防止で新指針作成へ
    10月8日 13時33分

    国内でデング熱の感染が相次いだことを受けて、厚生労働省は、感染の拡大を防ぐための新たな指針を作り、対策を強化することを決めました。

    これは、8日に開かれた厚生労働省の専門家会議で決まったものです。
    デング熱は蚊が媒介する感染症で、国内での感染は昭和20年以来およそ70年間ありませんでしたが、ことし8月以降、東京・渋谷の代々木公園やその周辺などを訪れた人の感染が相次ぎ、これまでに18の都道府県で合わせて157人の感染が確認されています。
    今回の感染での自治体の対応を巡っては、ウイルスの検査や蚊の駆除などを行う態勢が不十分だったり、蚊が生息する公園を立ち入り禁止にするまでに時間がかかったりするなどの課題が指摘されています。
    これを受けて、厚生労働省は近く専門の委員会を立ち上げて、感染の拡大を防ぐための新たな指針を作ることを決めました。
    指針では、ウイルスの検査や蚊の駆除、それに患者が感染した場所を特定するための調査方法を示し、自治体に必要な態勢を整備するよう求めることにしています。
    このほか、指針には、WHO=世界保健機関との連携の強化や、治療薬やワクチンの開発を進めていくことについても盛り込まれるということです。
    厚生労働省は、今年度中に指針を作成し、全国の自治体に通知することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141008/k10015228491000.html

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  49. 暴走する~~~、泥沼の~~~見えない敵との戦い…

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  50. デング熱 過度の心配無用(2014年9月5日)
    イグ・ノーベル・ドクター新見正則の日常
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=88011

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  51. 東京都 デング熱ワクチンの開発目指す
    1月17日 6時07分

    去年、東京の代々木公園などを訪れた人がデング熱に相次いで感染した問題を受けて、東京都は感染を予防するワクチンがいまだに世界で実用化されていないことから、新年度からワクチンの開発に向けた研究に乗り出すことになりました。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、国内での感染は昭和20年以来およそ70年間ありませんでしたが、去年8月以降、東京・渋谷の代
    々木公園やその周辺などを訪れた人の間で感染が相次ぎました。
    発症すると発熱や激しい頭痛などを引き起こし、症状が重くなるとまれに死亡することもありますが、感染を予防するワクチンはいまだに世界で実用化されていないということです。
    このため、東京都は今後もデング熱が流行するおそれがあるとして、都の医学総合研究所で独自にワクチンの開発に向けた研究に乗り出すことを決めました。
    新年度の予算案に研究開発費として1億円を盛り込み、平成30年度までの4年間で合わせて4億円をかけて取り組むことにしています。
    デング熱は4つのウイルスの型があり、都はすべての型に対応できるワクチンの開発を目指したいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150117/k10014752631000.html

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    1. 「感染を予防するワクチンはいまだに世界で実用化されていない」(笑)。

      >新年度の予算案に研究開発費として1億円を盛り込み、平成30年度までの4年間で合わせて4億円をかけて取り組むことにしています。

      れっきとした研究開発を装った「詐欺」ミッションというほかない…

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    2. 「感染予防ワクチン」(笑)。

      削除
    3. 重要なことはできることではなく、できないことを対象にすることである。
      『幻惑の科学』
      『異化様の条件』
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_15.html?showComment=1421332923681#c1062833949512189216

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  52. デング熱の予防指針まとめる
    2015.2.18 12:03 産経ニュース

     昨夏、約70年ぶりに国内感染が確認されたデング熱の予防対策を推進するための指針を作成する厚生労働省の委員会は18日、自治体が平時から蚊の対策を行い、感染者が出た場合は感染推定場所の調査や情報提供を行うことなどを定めた予防指針案をまとめた。今後、一般などから意見を聞いた上で、新年度から適用する。

     指針はデング熱のほか、同じヒトスジシマカが媒介するチクングニア熱も対象。自治体は蚊の継続的な調査を行い、国内で感染したとみられる患者が出た場合は感染場所の推定や一定区域への立ち入り制限など感染拡大を防止する対策を行う。また、患者の検体を検査し、感染経路の究明に努める。

     海外で蚊に刺され、国内でデング熱を発症する例は毎年百例以上出ており、昨夏のように、感染者が国内で蚊に刺されて感染が広がる恐れはある。しかし、近年は感染症対策として蚊の駆除などの対策を行っている自治体は少なく経験が十分でないことから、指針で総合的な対策を定めた。

     予防策推進を図る必要がある個別の感染症の予防指針が策定されるのは、今年度から適用されている風疹に続き7例目。
    http://www.sankei.com/life/news/150218/lif1502180029-n1.html

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    1. 「デング熱」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%86%B1

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    2. できもしないことを「できる」こと、やらなきゃいけないこと、にしてしまうから、どんどんおかしな方向にのめりこんでしまう…

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  53. デング熱防止、蚊取り「先行」…都が早くも対策
    2015年4月16日15時3分

     昨年夏に約70年ぶりに国内感染が確認されたデング熱の流行を防ぐため、東京都は早くも今月下旬から、封じ込め対策を始める。

     デング熱ウイルスを媒介する蚊を採取してウイルスの有無を調べるほか、幼虫のボウフラが蚊に成長するのを防ぐ薬剤を都内の公園に散布する。

     デング熱は感染すると、数日間は高熱が出て、頭痛や目の痛みを伴うこともある。重症化することはまれだ。厚生労働省によると、昨年確認された感染者は子供から高齢者まで計162人。約8割が代々木公園(渋谷区)とその周辺で、ヒトスジシマカに刺されて感染したとみられる。

     都は毎年6月から蚊のウイルス調査を始めてきたが、代々木公園は調査範囲に入っていなかった。今年は調査の開始時期を前倒しし、同公園のほか上野公園(台東区)など8公園を新たに範囲に加え、計25公園で蚊を採取する。

     今月中は蚊の発生がまだ少ないため、ドライアイス入りの容器でおびき寄せる方法ではなく、人が園内の茂みに立ち、近づいてくる蚊を網で確実に捕まえる方法を採用する。ウイルスが検出されれば、その情報を速やかに公開して注意を呼びかけるとともに、殺虫剤などによる駆除作業も実施する。

     ボウフラが成虫になるのを防ぐ「昆虫成長抑制剤」も散布する。成長抑制剤は殺虫剤より生態系への影響が少なく、蚊の発生を大幅に減らす効果が期待できるという。

     また、ボウフラがウイルスを保有しているかどうかも初めて調査する。幼虫段階でもウイルスを保有できるのか、学術的には確認されていないという。採取したボウフラを都健康安全研究センター(新宿区)で分析。ウイルスの保有が分かれば、ボウフラ対策も行う。

     都福祉保健局は「デング熱の感染を防ぐにはまず、蚊が大量発生しないようにする必要がある。公園利用者には、調査結果をすぐに伝えられるようにもしたい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150416-118-OYT1T50110

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    1. 蚊(ヒトスジシマカ)媒介デング熱ウイルス(笑)。

      人のウイルスは、人から人、蚊のウイルスは、蚊から蚊へ…

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  54. デング熱対策 代々木公園などで始める
    4月20日 12時17分

    去年、東京の代々木公園を中心に感染が広がった、蚊が媒介する感染症、デング熱への対策として、東京都は、蚊が活動を始めるこの時期からウイルスを持つ蚊がいないか検査を行うことになり、代々木公園などで蚊を採集する作業を始めるとともに、側溝などに蚊の発生を抑える薬剤も入れました。

    デング熱の国内での感染はおよそ70年間ありませんでしたが、去年8月以降、東京の代々木公園などで感染が相次ぎ、感染者は160人に上りました。都は毎年、一部の公園で蚊のウイルス検査を行ってきましたが、代々木公園では感染が確認されるまで行われず、感染を広げる一因となりました。
    このためことしは、蚊が活動を始めるこの時期から代々木公園など9つの公園で、蚊の検査を行うことになりました。
    代々木公園では午前中、都が委託した業者が網で蚊を集めたほか、側溝にたまった水をすくい幼虫がいないか調べました。
    成虫から卵にウイルスが伝わることはないとされているものの、念のため幼虫についても検査することにしていますが、20日は、ウイルスを媒介する蚊は見つからなかったということです。
    さらに、この時期から蚊の発生を抑えようと、側溝などに幼虫が成虫になるのを防ぐ薬剤も入れました。
    都は今後も月に2回、蚊を採集することにしていて、東京都環境保健衛生課の齊藤祐磁課長は「蚊の活動がピークを迎える夏に向けて対策を継続していきたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150420/k10010054581000.html

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    1. デング熱防げ 蚊を検査 代々木公園
      2015年4月20日15時0分

       昨年夏に約70年ぶりにデング熱の国内感染者が確認されたことを受け、東京都は20日、感染者の8割が蚊に刺されて発症したとみられる代々木公園(渋谷区)で、蚊の成虫と幼虫のボウフラの採取を始めた。デング熱ウイルスを保持しているか検査する。

       都は例年、6月上旬に都内16か所で蚊を採取。今年から代々木公園を含む都立9公園を加え、時期も早めて調査を開始した。ボウフラの採取は初めて。

       この日は午前10時半から、職員らが蚊を捕まえるため、茂みなどに網を構えた。また、ボウフラがいそうな側溝の水をポリタンクに保管した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150420-118-OYTPT50250

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    2. デング熱対策 自治会も時期早めて取り組み
      4月20日 15時50分

      デング熱を媒介する蚊の発生を抑えようと、地域ぐるみでの取り組みも始まっています。

      横浜市泉区緑園の自治会では蚊の活動が活発になるのを前に19日、地域住民およそ30人が参加して対策を行いました。
      住民たちはまず蚊が発生する水たまりをなくそうと、雨水が入り込む空き缶やペットボトルなどのゴミを拾いました。
      そして雨水がたまる側溝の位置が記された地図を基に、蚊の幼虫が成虫になるのを防ぐ薬剤を700余りの側溝に投入して回り、対策を終えたことが分かるようシールを貼っていきました。
      この自治会では、蚊の発生を抑える対策を10年前から始めていて、これまでは梅雨に入る直前の5月から行っていましたが、去年、東京でデング熱の感染が広がったことを受けて、ことしは時期を1か月早めたということです。
      今後も月に1度のペースで薬剤の投入などの対策を続けていくことにしていて、緑園連合自治会の長谷川幹夫会長は「日ごろから地域住民どうしで蚊を意識することがデング熱の感染の防止につながると思うので今後も対策を続けていきたい」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150420/k10010054691000.html

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    3. 「見えない敵」とのたたかい…(笑)。

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    4. 「見えない敵 岡部信彦」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E6%95%B5+%E5%B2%A1%E9%83%A8%E4%BF%A1%E5%BD%A6

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  55. デング熱 帰国後の発症者増 蚊の活動に注意を
    5月7日 5時33分

    海外でデング熱のウイルスに感染し、帰国後に発症する人が多くなっていて、国立感染症研究所は、ウイルスを媒介する蚊が活動を始める5月以降、国内でも感染者が出るおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

    国内では去年、代々木公園を訪れた人を中心に、160人以上のデング熱の感染者が出ましたが、これは海外旅行をした人などを通じてデング熱のウイルスが国内に持ち込まれ、さらにウイルスを媒介するヒトスジシマカを通じて広がったものとみられています。
    国立感染症研究所によりますと、ことし海外でデング熱に感染し、帰国後に発症した人は4月19日までにすでに71人と、去年の同じ時期の1.5倍に上っていて、ウイルスを媒介するヒトスジシマカの活動も5月上旬から始まるとみられています。
    このため専門家は、自治体などは蚊を発生させない対策などを急いでほしいと呼びかけていて、国立感染症研究所の高崎智彦室長は「大型連休後は海外の流行地域から帰国した人が発症するケースも多くなるので、自治体は早めに蚊の幼虫対策を始めてほしい。また、住民も自宅の庭やベランダで水のたまりやすい場所をなくすなど、感染を防ぐ対策を進めてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150507/k10010071631000.html

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  56. デング熱対策 千葉県が蚊調査
    05月25日 17時23分 NHK首都圏ニュース

    去年、東京の代々木公園を中心に感染が相次いだデング熱が、この夏、再び広まるのを防ごうと、千葉県は、ウイルスを持っている蚊がいないか、採取して調べる調査を始めました。

    デング熱の国内での感染はおよそ70年間ありませんでしたが、去年8月以降、東京の代々木公園などで感染が相次ぎ、感染者は全国で162人、千葉県内でも7人が確認されました。
    千葉県では、この夏再びデング熱が広まるのを防ごうと,ウイルスを持っている蚊がいないか調査を行うことになり、25日は千葉市稲毛区にある県総合スポーツセンターで蚊の採集が行われました。
    調査は敷地内の木が多く蚊が発生しやすい場所3か所で行われ、県の職員が蚊を探しながら網を使って蚊を採集しました。
    採取した蚊は、県の衛生研究所で検査し、ウイルスを持っているかどうか調べるということです。
    県は今後、月に2回、蚊を採集することにしていて、ウイルスを持った蚊が見つかった場合は、駆除などの対策を行うということです。
    千葉県疾病対策課の石川秀一郎副課長は「植木鉢の受け皿など水がたまりやすい場所に蚊の幼虫が発生しやすいので、こまめに片づけをして発生を防ぎ、野外活動を行うときには長袖を着用するなど蚊に刺されないよう対策をしてほしい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150525/4975481.html

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  57. デング熱対策を 都民に講習会
    06月10日 17時00分 NHK首都圏ニュース

    去年、感染が相次いだ蚊が媒介する感染症、デング熱への対策を強化するため、東京都は家庭や地域でも蚊の発生を抑える取り組みを進めてもらおうと、都民などを対象に講習会を開きました。

    蚊が媒介する感染症、デング熱の国内での感染は、およそ70年間ありませんでしたが、去年、東京の代々木公園などで次々に感染し、感染者は162人に上りました。
    このため東京都は、ことしから蚊の発生そのものを抑えようと、公園の側溝に薬剤を入れるなどの取り組みを進めています。
    講習会は蚊が本格的に発生し始めるこの時期から家庭や地域でも取り組みを進めてもらおうと都民などを対象に開いたもので、渋谷区の会場にはおよそ500人が集まりました。
    この中では、蚊の駆除の専門家が、発生源となる水たまりをなくすことが重要だとして、植木鉢の皿などにたまった水を定期的に捨てるとともに、蚊の卵がついている恐れがあるため、ブラシなどで掃除をすることも大切だと説明しました。
    そして、水がたまりやすい袋や容器などのゴミをこまめに拾うなど、地域全体で取り組むことが必要だと呼びかけました。
    参加した三鷹市の男性は「ちょっとした工夫で蚊の発生を抑えられることがわかったので、家に帰ったらすぐに実践してみたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150610/4406531.html

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  58. 横浜市 デング熱対策強化で蚊の調査
    6月17日 22時18分

    去年、東京の代々木公園などで感染が相次いだデング熱への対策を強化するため、横浜市は、これまでよりも期間や範囲を広げて、ウイルスを持った蚊がいないかどうか調査を行っています。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、去年8月、東京の代々木公園で国内での感染がおよそ70年ぶりに確認されて以降、全国で感染が相次ぎ、横浜市でも8人が感染しました。
    このため横浜市は、4年前から行っている蚊のウイルス検査をことしから強化し、検査を行う期間をこれまでより1か月間長い6月上旬から10月下旬までとするほか、調査を行う公園などの数も6か所多い25か所に増やしました。
    17日、ことしから新たに対象になった横浜市中区の山下公園で調査が行われ、市の職員が網で蚊を捕まえたり、蚊を採取するための装置を設置したりしていました。採取した蚊は横浜市の研究施設でウイルス検査が行われていて、これまでのところウイルスは検出されていないということです。
    横浜市生活衛生課の本間豊課長は「公園などに遊びに行くときは、蚊に刺されないように長袖を着るなどの対策を取ってほしい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150617/k10010118281000.html

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  59. 返信
    1. 牡蠣媒介ウイルス(笑)。

      カイワレ・キュウリ媒介大腸菌(笑)。

      渡り鳥媒介新型インフルエンザウイルス(笑)。

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  60. 6月28日 編集手帳
    2015年6月28日3時0分

     盗っ人に「昼賊」と「夜賊」の別がある。仲間内で一目置かれるのは、あえて人が在宅する時間に動く夜賊らしい◆昼賊に比べて「狙いも大きい。それだけ準備もする」。犯罪学者の清永賢二さんが『大泥棒』(東洋経済新報社)で紹介する元「賊」の言葉である。夏になると出てくる蚊にも昼賊、夜賊がある。マラリアをうつす蚊は夜行性で、この病気の多い熱帯などでは蚊帳が重宝される◆国内で「デング熱対策」が蚊帳の宣伝文句になっている。東京都は「水のないところに、蚊はたたぬ」を標語に、身の回りから水たまりをなくそうと呼びかける。例年になく蚊を意識して迎えた今夏である◆水たまりをなくす狙いはボウフラの発生防止だが、地域ぐるみでやらないと効果は薄いと、国立感染症研究所の研究員に教わった。蚊は飛んで移動するから、対策を怠る家があればそこから広がる。サイバー攻撃を連想させる話でもある◆敵の習性を踏まえた自衛が大切なのは、泥棒でも蚊でもパソコンのウイルスでも同じだろう。デング熱を媒介する蚊は昼賊なので、夜だけ蚊帳をつっても予防効果は少ないそうだ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150627-118-OYTPT50555

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    1. 鵜呑みして垂れ流すやつは、最初のウソつきよりもタチが悪い…

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  61. 日本脳炎 予防接種へ…道、来年度から=北海道
    2015年8月11日5時0分

     道は10日、日本脳炎ワクチンを2016年度から定期予防接種の対象にすると発表した。道は都道府県で唯一、予防接種を実施していなかったが、住民の要望や医療機関などでつくる協議会の報告書などを踏まえ、対象にすることにした。

     予防接種法では、都道府県知事が定期予防接種をしない地域を指定することができる。道は日本脳炎患者が40年以上いないことや、媒介する蚊「コガタアカイエカ」が生息していないことなどから、予防接種の必要がない区域にしている。

     道内の医療機関などでつくる協議会は今年7月、温暖化による日本脳炎媒介蚊の生息域が拡大する懸念がある▽旅行や転出入などで道内外の人の移動がある――ことなどを理由に、「早期に日本脳炎定期予防接種を行うべき」だとする報告書をまとめた。昨年9月には、道医師会と道小児科医会が高橋はるみ知事に対し、要望書を提出している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150811-119-OYTNT50046

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  62. 「デング熱」流行防止へ、自治体が対策本格化
    2015年8月20日12時59分

     昨夏、69年ぶりに国内感染が確認された「デング熱」の流行を防ぐため、今年度は全国19都府県が定点観測調査を実施するなど、自治体のデング熱対策が本格化している。

     屋外イベントが多い公園や観光施設などで蚊の種類や数を調べ、大量の蚊が確認された場合、駆除や、周辺の側溝などの清掃を行うという。

     定点観測調査は、昨年度まで東京、大阪など6都府県が実施していた。デング熱の再流行を懸念する国立感染症研究所は今年4月、自治体に調査実施を促し、今年度は新たに神奈川、奈良、岡山、佐賀、長崎など13県が調査を始めた。

     昨年9月に男性感染者2人が判明した静岡県では、今年7月から毎月、県内4か所の公園で調査している。担当者が「おとり」となって立ち、集まった蚊を網で捕まえる方法が最も有効だという。県は「観光客にも安心してもらいたい」とし、蚊の数や、デング熱ウイルス感染の有無をホームページで公表している。

     岩手県は2009年から毎週、県内1か所で調査しているが、今年5月からは分布を調べるため、それ以外でも調査地点を変えながら臨時調査を行っている。同県は、デング熱を広めるヒトスジシマカの北限域で、県医療政策室の担当者は「地球温暖化の影響で今後、蚊が増えて、感染リスクが高まるかもしれない」と気を引き締める。

     一方、デング熱対策の具体的な行動計画やマニュアルを整備する自治体は12都府県に上った。

     昨夏、国内感染の発生源となった東京都では今年度、行動計画に基づき、11の都立公園でボウフラの羽化を防ぐ薬剤散布を始めた。今月18日、千代田区の日比谷公園で行われた作業では、職員4人が約2時間かけ、ボウフラが湧きやすい雨水升など400か所に薬剤を投入した。都環境保健衛生課では「蚊への対策は絶えず見直していく。東京五輪に向け、より安全な都市にしたい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150820-118-OYT1T50049

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    1. [温暖化列島]<1>熱帯感染症 東京も警戒
      2015年8月20日3時0分

       日本の夏の平均気温は、過去100年間で1・06度上昇した。地球温暖化による世界の平均気温の上昇幅を超えるペースだ。政府は近く、温暖化の悪影響を軽減する「適応計画」を打ち出す。列島各地で人々の生活に影響を及ぼし始めた「異変」を報告する。

           ◇

       せみしぐれの中、雨水が入った墓の花立てを一つ一つ裏返す。18日、東京都渋谷区の諦聴たいちょう寺境内で、住職の堀江明光さん(57)は言った。「こうしなければボウフラが湧く。去年まではこんな作業は必要なかった」

       昨年8月26日、蚊は日本の新たな脅威となった。69年ぶりにデング熱の国内感染が確認され、162人が発症。ウイルスを媒介する蚊によって次々に感染者が出た代々木公園と新宿中央公園の間に寺はある。「墓参りで刺されないか心配」という檀家だんかが現れたのは昨夏からだ。代々木公園から約1・5キロの都立青山霊園では、雨水升などに殺虫剤を入れてボウフラを駆除する。今年、国内のデング熱感染は確認されていないが、担当者は「彼岸に向け、来園者に長袖、長ズボンの着用も呼びかける」と話す。

       人類を脅かすデング熱などの熱帯感染症は、世界的規模で北上している。東京の「未来図」かもしれない街が、約2400キロ南西にある。台湾南部の高雄市だ。

       7月8日午後。同市郊外の古い民家に市衛生局の職員2人が入った。肩から下げた噴霧器で殺虫剤を噴射する。「デング熱が疑われる患者がいる」との通報で行われた緊急駆除だった。

       「庭の水がめにボウフラがいた」。2人は民家の男性にそう注意した。

       同市では例年500~1000人程度の感染者が、昨年は約1万5000人に激増。市衛生局の何啓功局長(55)は「温暖化で感染力が強まり、対策が間に合わない」と唇をかむ。

       日本で昨年、海外から帰国した感染者の血を吸ってデング熱ウイルスを広めたのはヒトスジシマカだ。台湾での実験データでは、人の血を吸うメスの比率は気温20度で4割、30度だと9割近く。別の研究結果では、蚊の体内で増殖するウイルス数は、30度の場合、26度の約10倍になるという。

       最初の感染者が蚊に刺された昨年8月上旬の東京の平均気温は29・5度。同じ時期の高雄市の平均気温29度を上回っていた。感染力がより強いネッタイシマカは日本にいないが、最も寒い月の平均気温が10度以上だと越冬できるため生息が可能になる。東京の過去10年間の1月の平均気温は約6度。100年前より約3度上昇した。外国人観光客が急増し、海外でデング熱に感染して国内で発症する「輸入症例」は今年だけで144人。再流行の危険性は小さくない。

       読売新聞の取材に、今年度は19都府県がウイルスを媒介する蚊の生態を調べる定点観測調査を実施していると回答した。自治体側の危機感を反映し、昨年度までの6都府県から大幅に増えた。国立感染症研究所の小林睦生むつお主任研究官は「下水システムの改善などで蚊が育たない環境作りを急ぎ、地球温暖化の抑止も図らなければ、熱帯感染症は手がつけられなくなる恐れがある」と警告している。

       ◆デング熱◆ 感染3~7日後に発症し、発熱や頭痛、発疹といった症状が表れ、まれに重症のデング出血熱になる。ワクチンはない。世界保健機関(WHO)の推計では、感染者は年間約4億人。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150820-118-OYTPT50132

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    2. デング熱対策 本格化…19都府県 定点観測調査・日比谷公園 400か所薬剤
      2015年8月20日3時0分

       昨夏、69年ぶりに国内感染が確認された「デング熱」の流行を防ぐため、今年度は全国19都府県が定点観測調査を実施するなど、自治体のデング熱対策が本格化している。屋外イベントが多い公園や観光施設などで蚊の種類や数を調べ、大量の蚊が確認された場合、駆除や、周辺の側溝などの清掃を行うという。

       定点観測調査は、昨年度まで東京、大阪など6都府県が実施していた。デング熱の再流行を懸念する国立感染症研究所は今年4月、自治体に調査実施を促し、今年度は新たに神奈川、奈良、岡山、佐賀、長崎など13県が調査を始めた。

       昨年9月に男性感染者2人が判明した静岡県では、今年7月から毎月、県内4か所の公園で調査している。担当者が「おとり」となって立ち、集まった蚊を網で捕まえる方法が最も有効だという。県は「観光客にも安心してもらいたい」とし、蚊の数や、デング熱ウイルス感染の有無をホームページで公表している。

       岩手県は2009年から毎週、県内1か所で調査しているが、今年5月からは分布を調べるため、それ以外でも調査地点を変えながら臨時調査を行っている。同県は、デング熱を広めるヒトスジシマカの北限域で、県医療政策室の担当者は「地球温暖化の影響で今後、蚊が増えて、感染リスクが高まるかもしれない」と気を引き締める。

       一方、デング熱対策の具体的な行動計画やマニュアルを整備する自治体は12都府県に上った。

       昨夏、国内感染の発生源となった東京都では今年度、行動計画に基づき、11の都立公園でボウフラの羽化を防ぐ薬剤散布を始めた。今月18日、千代田区の日比谷公園で行われた作業では、職員4人が約2時間かけ、ボウフラが湧きやすい雨水升など400か所に薬剤を投入した。都環境保健衛生課では「蚊への対策は絶えず見直していく。東京五輪に向け、より安全な都市にしたい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150820-118-OYTPT50004

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  63. 長崎大にレベル4病原体扱う施設 文科省、予算要求へ

     文部科学省は21日までに、エボラ出血熱などの危険な病原体を扱うバイオセーフティーレベル(BSL)4の施設を長崎大(長崎市)に設置するための必要経費を、2016年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。数年かけて大学内での建物新設や実験装置の配備をすすめ、事業は100億円規模になる見通し。

     レベル4の施設では、有効な治療薬がなく感染すると致死率が高い危険な病原体を扱う。このため住民から反対の声も挙がっており、稼働には地元との調整が必要となる。

     長崎大が認められると国内2カ所目となる。

    2015/08/21 20:49 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082101001891.html

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  64. デング熱 蚊の生息状況 15府県で調査未実施
    8月31日 5時08分

    去年、東京の代々木公園を中心に感染者が相次いだデング熱について、国は、観光地などの中から感染のリスクのある場所を選び出して事前に蚊の生息状況を調べ、感染が起きたときに備えるよう各都府県に求めていますが、全体の3分の1に当たる15の府県で実施できていないことが分かりました。

    去年、8月以降、東京の代々木公園を中心に160人以上の感染者が出たデング熱は、今後も流行が起きる可能性が指摘されています。
    これを受け、国はことし4月、各都府県に、観光地や公園など人の大勢集まる場所でヒトスジシマカがいそうな場所を選び出し、蚊が生息している地点を事前に調査しておくよう求めました。
    これは、感染者が出た場合に感染拡大を防ぐため蚊の駆除などを迅速に行うためなどですが、NHKが対象となった45の都府県に今月取材したところ、全体の3分の1に当たる15の府県で、場所の選定と、生息調査のいずれも実施できていないことが分かりました。
    デング熱に詳しい国立感染症研究所の高崎智彦室長は「蚊の生息場所を事前に知っておけば、ウイルスを持っているかどうか直ちに調べ、拡大を防ぐ対策を迅速に行える。まずは地域で最も人の集まる公園をリスク地点に選ぶなどして、すべての自治体が調査しておいてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150831/k10010210151000.html

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  65. ハワイでデング熱の感染拡大 注意呼びかけ
    12月27日 20時32分

    年末年始に多くの日本人観光客が訪れるハワイで、ことし9月以降デング熱の感染が広がっていることから、地元の保健当局などが注意を呼びかけています。

    ハワイ州の保健当局によりますと、ことし9月中旬から今月25日までに、蚊が媒介する感染症、デング熱の感染が確認された人が181人に上っているということです。ハワイでは通常デング熱の感染はみられませんが、ことしハワイ島を中心に感染が広がり、保健当局は流行地域から訪れた観光客によって持ち込まれた可能性が高いとしています。
    保健当局はハワイは安全だと強調したうえで、ホームページに感染するリスクが高い地域を地図で示しているほか、英語や日本語など10の言語で予防策などを公開しています。またホノルルにある日本総領事館も、蚊の活動が活発化する早朝と夕方には外出を控えたり、長袖や長ズボンで蚊に刺されないようにしたりする予防策を紹介し、高熱などの症状が出たときには速やかに医師の診察を受けるよう呼びかけています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151227/k10010354911000.html

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  66. 社説
    ジカ熱感染拡大 世界が協力して封じ込め急げ
    2016年2月3日3時7分

     感染の拡大を食い止めるため、国際社会が協力せねばならない。

     蚊が媒介する「ジカ熱」について、世界保健機関(WHO)が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。各国に監視強化と封じ込めを呼びかけている。

     昨年5月にブラジルで確認された感染は、中南米を中心に20か国・地域以上に拡大した。WHOは、中南米の感染者が最大400万人に達すると推計している。

     ジカ熱に感染しても、ほとんどの場合、発熱や頭痛などの症状にとどまる。懸念されているのは、妊婦が感染すると、新生児に、脳の発達が遅れる小頭症のリスクが高まる可能性があることだ。

     中南米諸国では、社会不安が広がっている。ブラジルでは、既に150万人が感染しているとみられ、小頭症の新生児の報告数は約4000例に上る。

     ルセフ大統領は「ジカ熱との戦い」を宣言し、国軍22万人を動員して防疫に当たる方針だ。

     5日から、リオデジャネイロでカーニバルが開催される。世界から大勢の観光客が訪れるだろう。当局には、会場での蚊の駆除を徹底することが求められる。

     8~9月には五輪・パラリンピックを控える。競技に支障が生じないよう、会場周辺の蚊の発生源を確実に排除し、選手や観客に的確に情報提供する必要がある。

     エルサルバドル政府は、妊娠を2年間遅らせるよう国民に呼びかけている。人口動態に深刻な影響を及ぼしかねない。

     感染が拡大している地域は、ほとんどが高温多湿で、都市部の人口は過密だ。衛生状態も良好と言えず、蚊が繁殖しやすい。医療水準が十分ではない地域も多い。

     WHOは予防策として蚊帳や蚊よけスプレーの活用を勧告した。診断や治療での国際連携も訴えた。各国の支援が遅れ、エボラ出血熱が西アフリカから欧米に飛び火したことを教訓にすべきだ。

     日本も予防ワクチンの開発などで積極的に貢献したい。

     国内対策も重要である。政府は関係省庁対策会議で、国内で患者が発生した際の対応を確認した。患者を診察した医療機関に報告を義務づけるため、ジカ熱を4類感染症に指定する。患者の早期把握につなげねばならない。

     流行地域からの帰国者に発熱などの症状がある場合には、必ず申告するよう、空港などで周知徹底する必要がある。

     妊婦の中南米などへの渡航は、可能な限り控えたい。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160202-118-OYT1T50166

    http://koibito2.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html?showComment=1454580951460#c96090745176285306

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    1. 感染症の「封じ込め」って、どうやればそれが可能なんだ?

      できもしないことをやれというバカはどこのどいつだ…

      正気を失ってるな。

      まじめな顔したキチガイが一番危険だ。

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  67. [サイエンスView]病を運ぶ蚊 退治せよ
    2016年5月8日5時0分

     中南米などで猛威を振るう ジカウイルス感染症(ジカ熱) は、妊婦が感染すると頭が小さい「小頭症」の赤ちゃんが生まれる可能性が高まるとされる。ジカ熱のウイルスを運ぶのは、蚊だ。蚊に刺されるとかゆいだけでなく、ジカ熱やデング熱、マラリアなどの病気に感染する場合がある。このため、蚊の退治を目指す研究が世界中で進んでいる。(木村達矢)

    ◆ジカ熱、デング熱 感染拡大

     2014年8月、約70年ぶりに日本でデング熱が確認され、流行した。デング熱のウイルスを人から人へと運んだのは、蚊だった。

     蚊は世界中で約3500種類が報告されており、種類によって媒介する病気が異なる。世界で年に約2億人が感染し、子どもを中心に約60万人が死亡するマラリアは、ハマダラカという蚊が媒介する。

     ジカ熱やデング熱を媒介する蚊は熱帯地域に多いネッタイシマカや、温帯地域に多いヒトスジシマカだ。ヒトスジシマカは青森県南部より南の日本国内に広く生息する。海外でジカ熱に感染した人が国内で蚊に刺されると、その蚊が別の人にジカ熱をうつし、感染が拡大する恐れがある。

     対策のひとつは殺虫剤だが、乱用すると蚊が殺虫剤に耐性を持ち、効果が薄れることがある。そこで、放射線照射や遺伝子組み換え、 ゲノム編集 などの技術で、効果的に蚊を退治する試みが本格化してきた。

     蚊に放射線を当てて不妊化する技術の開発は、国際原子力機関(IAEA)が支援する。人を刺すのはメスの蚊なので、不妊化したオスを野外に放っても刺される心配はない。

     日本では1970~90年代に沖縄県で、ゴーヤーなどの野菜や果実の害虫であるミバエを駆除する手段として使われ、根絶に成功した例がある。だが、自治医科大の山本大介助教は「蚊で、どの程度の効果が出るかは未知数」と話す。

    ◆「媒介しない」遺伝子 挿入

     遺伝子組み換え技術で、子孫が繁殖しないようにする技術もある。英オキシテック社は、オスの遺伝子を組み換えて、野生のメスと交尾すると子どもが成虫になる前に死ぬようにした。2010年にカリブ海の英領ケイマン諸島で、この蚊を330万匹放つ実験をしたところ、蚊の数が5分の1に減ったという。

     米食品医薬品局(FDA)は今年3月、同社の技術について「人の健康や環境への影響は無視できる」との予備調査結果を発表した。今後、米フロリダ州で野外実験が計画されている。

     ただ、広い陸地では周囲から野生の蚊が入り込むため、島以外で効果を持続するのが難しい。

     そこで、ゲノム編集で病気を媒介しない蚊をつくり、蚊の集団をまるごと変えてしまう手法の開発が進められている。病気を媒介しない遺伝子を、ゲノム編集で蚊の片方の染色体に組み込み、自動的にもう片方の染色体にも入るようにする。すると、子孫は代々、両方の染色体がその遺伝子を持つことになる。

     この方法は「遺伝子ドライブ(駆動)」と呼ばれ、理論的にはいずれ、すべての蚊が病気を媒介しなくなる。米カリフォルニア大アーバイン校などのチームは昨年11月、マラリアを媒介しない遺伝子が、子孫の蚊に受け継がれることを確認したと発表した。

     抜本的な解決策になり得るが、生態系を大きく変える恐れもある。農業・食品産業技術総合研究機構の笠嶋めぐみ研究員は「多角的な議論が必要だが、研究を進める価値はある」と強調している。

    水たまりに要注意

     昔ながらの対策も、今なお有効だ。国立感染症研究所の沢辺京子・昆虫医科学部長は「蚊を減らすには、幼虫のボウフラがすむ水たまりをなくすのが最も効果的」と話す。植木鉢や空き缶のたまり水にも、注意が必要だ。東京慈恵会医科大の嘉糠洋陸かぬかひろたか教授(熱帯医学)は「蚊に刺されないように、長袖を着て、虫よけを使ってほしい」と呼びかけている。

           ◇

      ◆ジカウイルス感染症(ジカ熱) =ジカウイルスを持つ蚊に刺されることなどで感染し、発熱や発疹、関節痛などの症状が出る。治療薬やワクチンはない。感染者の8割程度は無症状とされ、症状が出た人も通常は数日から1週間程度で治る。性的接触による感染が疑われる事例も報告されている。ジカ熱が流行するブラジルでは、「小頭症」の子どもが多く生まれ、米疾病対策センター(CDC)は4月、「ジカ熱が原因と結論できる」と発表した。

      ◆ゲノム編集 =生物それぞれが持つ全遺伝情報(ゲノム)の一部を、まるで文章を編集するように自由自在に書き換える技術。DNAを切断する「はさみ」役の酵素と、切断したい位置に酵素を案内する分子を組み合わせて使う。主に3種類の方法があり、2013年に米研究者らが発表した「クリスパー・キャス9(ナイン)」は、簡便で安価なため世界中で普及した。日本でも難病の治療法開発や、作物の品種改良などに利用する研究が進んでいる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160507-118-OYTPT50438/

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/03/blog-post_39.html?showComment=1462717622125#c622673059090015933

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  68. 社説
    関空麻疹拡散 感染症対策の意識を高めよう
    2016年9月26日6時2分

     空港は、様々なウイルスが侵入する危険にさらされている。空港職員らの感染症対策を強化せねばならない。

     関西空港で麻疹(はしか)の集団感染が発生した。空港の従業員33人のほか、乗降客ら9人が発症した。従業員が受診した病院でも患者が出るなど、感染拡大が懸念されている。

     日本は、土着の麻疹ウイルスが存在しない「排除状態」と世界保健機関から認定されている。集団感染は、海外から持ち込まれたウイルスが原因の可能性が高い。

     見過ごせないのは、20~30歳代に感染が集中していることだ。

     予防には2度のワクチン接種が効果的だが、乳児や幼児への定期接種が始まったのは2006年度からだ。感染歴のある人が多い中高年層と比べて、20~30歳代は十分な免疫力を持っていない。

     保健所の指示で、空港の運営会社が初めて従業員の接種歴を調査した結果、この年代の約9000人のうち、未接種か、あるいは感染歴のない人が1割に上ることが分かった。いつ集団感染が起きてもおかしくない状態だった。

     麻疹ウイルスの感染力は非常に強く、手洗いやマスクでは防げない。免疫のない人が感染すると、100%発症して高熱や発疹の症状が出る。肺炎、脳炎などの合併症のほか、流産や早産を引き起こすケースもある。

     関空に限らず、空港の従業員はワクチン接種を徹底すべきだ。

     医師の的確な診断も大切である。最初に感染が判明した従業員は、発熱の症状が出た際、医療機関で風邪と診断された。

     いったんは休んだものの、熱が下がると国際線エリアで接客を続けた。これが感染拡大につながったことは間違いないだろう。

     大阪府が感染を発表したのは、最初の患者を確認した2週間後だった。不安を煽あおらないように、という判断からだったが、松井一郎知事は「ここまで広がるとは思っていなかった。対応が甘かった」と落ち度を認めた。

     迅速な情報提供も、感染の拡大防止には欠かせない。

     訪日外国人が急増する中、空港での感染症対策は重要性を増している。感染者が検疫をすり抜ければ、ウイルスが拡散する危険性は格段に高まる。

     検疫所でのチェックは、発熱の有無や目視が中心だ。潜伏期間であれば、自覚症状のない感染者もいるだろう。国立感染症研究所など関係機関が連携して、検疫体制を再構築する必要がある。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160925-118-OYT1T50101

    https://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_92.html?showComment=1474844749846#c2109171451658803961

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  69. 外務省海外安全ホームページ新着渡航情報
    アジア・大洋州におけるデング熱の流行(感染が疑われる場合には、早期に医療機関を受診してください。)(その2) - 2017/1/22
    http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C013.html

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    1. アジア・大洋州におけるデング熱の流行(感染が疑われる場合には、早期に医療機関を受診してください。)(その2)
      2017年01月22日

      対象国:インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、中国(浙江省、広東省、福建省、広西壮族自治区、雲南省)、香港、台湾、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、ラオス、豪州(クインズランド州)、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン、ツバル、トンガ、ナウル、パプアニューギニア、バヌアツ、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシア、北マリアナ諸島(米領)、ハワイ(米領)、ニューカレドニア(仏領)、タヒチ(仏領ポリネシア)

      1 1月19日、マレーシアにおいて、デング熱に感染した邦人がその後死亡する事例が発生しました。昨年7月21日には、新潟県においてフィリピンから帰国した女性がデング出血熱を発症し、死亡する事例も発生しています。デング熱は、マレーシアやフィリピンに限らず、アジア・大洋州地域をはじめ世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られます。

      2 デング熱は通常、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛などの症状が見られますが、デング熱患者の一部はまれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し,早期に適切な治療が行われなければ死に至るることがあります。デング熱等の蚊が媒介する感染症については、蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、万が一発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要となります。

      3 つきましては、流行国・地域への渡航・滞在を予定している方、また、既に現地に滞在している方は、以下4(4)を参考に、蚊に刺されないような予防措置に努めてください。デング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。渡航・滞在先での医療機関情報は、末尾に記載している現地日本国大使館・総領事館ホームページや、在外公館医務官情報をご参照ください。
       また、帰国時又は帰国後に発熱等体調の異常がある場合や渡航先で医療機関を受診するなど体調に不安がある場合には、空港等の検疫所にご相談いただくか、近くの医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください。

      4 デング熱について
      (1)感染源
       デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等)に刺されることで感染します。感染は必ず蚊が媒介し、人から人への直接感染はありません。一度かかると免疫ができますが、異なった型のデングウイルスに感染した場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動時間は、マラリアを媒介するハマダラカと異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と夕方)です。ただし室内にいる蚊は、夜間でも刺すことがあるので注意する必要があります。
      (2)症状
       デングウイルスを保有した蚊に刺されて感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は、通常3~7日です。症状は、急激な発熱(38~40度)に始まり、頭痛(一般的に目の奥(眼窩)の痛み)、関節痛、筋肉痛、倦怠感を伴います。発熱は3~5日間継続し、解熱とともに痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。また、食欲不振、全身倦怠感は1~2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。通常、これらのデング熱の症状は1~2週間で快復し、後遺症を伴うことはほとんどありません。デングウイルスに感染しても症状の出現しない例(不顕性感染)も多いようですが、その頻度については不明です。
      (3)治療方法 
       デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます。特別な治療を行わなくても重症に至らない場合が多く、死亡率は1パーセント以下であると言われています。ただし、時折デング出血熱という重篤な病気に至ることがあります。デング出血熱は、口や鼻等の粘膜からの出血を伴い、死亡率の低いデング熱と異なり、通常でも10パーセント前後、適切な手当てがなされない場合には、40~50パーセントが死亡すると言われています。デング出血熱は発熱して2~7日後に発症することが多いようですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に予測ができません(大人よりも小児に多発する傾向があります)。発熱が3日以上続いた場合は、医療機関への受診をお勧めします。また、デング熱感染が疑われる場合には、鎮痛解熱剤にはアセトアミノフェンを使用し、アスピリン系の使用は避けてください。
      (4)予防方法
       デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等が古タイヤの溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、次の点に十分注意の上、感染の予防に努めてください。
      ●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。
      ●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
      ●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
      ●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デング熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
      ●なお、蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

      5 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
       海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )。
       また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# )。

      ○参考情報: 
       厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
       http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

       国立感染症研究所 「デング熱」
       http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html

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    2. (問い合わせ窓口)
       ○外務省領事サービスセンター
        住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
        電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

      (外務省関連課室連絡先)
       ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
        電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
       ○外務省 海外安全ホームページ:
        http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版) http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

      (以下略)

      http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C013.html

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  70. 【政府広報オンライン】梅毒の拡大を食い止めるため。 一人ひとりが予防と検査を!(暮らしに役立つ情報) - 2017/12/28
    https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201712/3.html

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    1. 平成29年12月28日
      梅毒の拡大を食い止めるため。
      一人ひとりが予防と検査を!

      近年、「梅毒」の感染者が急増しています。梅毒は主に性行為によって感染し、感染に気づきにくいことから治療の遅れや感染拡大につながりやすい危険な感染症です。梅毒の拡大を食い止めるため、主な症状や予防策などをご紹介します。あなた自身と大切なパートナーを守るため、検査をぜひ受けましょう。

      インデックス
      梅毒とは?
      梅毒患者は増えているの?
      梅毒を予防するには?
      心あたりがあるときは?

      囲み記事
      梅毒の主な症状
      性感染症にご注意を!まずは検査を受けましょう

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    2. 大本営発表「乱交はやめましょう」(笑)。

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    3. 「国民の皆様へ、安心・安全な性生活に努めましょう」@厚生労働省

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  71. 梅毒 患者増加 妊娠の有無報告へ
    4月23日 4時07分

    性感染症の梅毒が妊婦から胎児に感染するケースが増えていることから、厚生労働省は、医療機関が梅毒患者を国に届け出る際、妊娠しているかどうかも報告させ、早期の治療につなげていくことになりました。

    梅毒は、妊婦がかかっている場合、胎児に感染して先天梅毒を引き起こすおそれがあり、妊婦が治療を受けなければ4割の胎児は死産や出生後まもなく死亡する可能性があるとされています。また、目や耳などに障害が出るおそれもあります。

    梅毒の患者はここ数年増加していて、去年は5820人と、44年ぶりに5000人を超えました。妊婦の患者も増加し、おととしには33人が報告され、先天梅毒の赤ちゃんは14人に上りました。

    これを受けて、厚生労働省は、医療機関が梅毒に感染した女性の患者を国に届け出る際、患者が妊娠しているかどうかも報告させる方針を固めました。

    厚生労働省によりますと、梅毒に感染した妊婦に対し適切な抗菌薬治療を分べんの4週間ほど前までに行えば、胎児への感染を予防できるということです。

    厚生労働省は、医療機関から妊婦の感染が報告された場合、分べんの4週間前までに適切な治療が完了しているか確認することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180423/k10011413701000.html

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    1. 【予防指針改正】エイズは「死に至る病」52・1%
      http://koibito2.blogspot.jp/2018/03/blog-post_3.html?showComment=1523915781813#c8428385816082215173

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  72. すべては「エマージングディジーズ(新興感染症)」「パンデミック」幻惑ミッションの一環として…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0+%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%BA

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    1. 「新興・再興感染症」
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%96%B0%E8%88%88%E3%83%BB%E5%86%8D%E8%88%88%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87

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  73. 感染症の流行拡大防止 五輪控え行動計画策定へ 政府
    2019年4月23日 4時35分

    多くの観光客が訪れる東京オリンピック・パラリンピックを来年に控え、政府は、風疹やはしかなどの感染症の流行が拡大しないよう、感染防止を徹底させるための行動計画を取りまとめることになりました。

    来年の東京オリンピック・パラリンピックでは、選手や大会関係者に加え、競技を観戦する外国人旅行者が首都圏を中心に多く訪れることから、風疹やはしかなどの感染症の流行拡大が懸念されています。

    このため、政府は、ことしの夏をめどに感染防止を徹底させるための行動計画を取りまとめることになりました。

    行動計画では、競技会場やショッピングセンターなど多くの人出が見込まれる場所で感染症の予防を呼びかけるほか、主要な空港などでの検疫態勢の強化、それに、医療機関に対し、迅速な情報提供を求めることなどが盛り込まれる見通しです。

    政府は24日、関係省庁や東京都などによる連絡会議を開き、具体的な議論を始めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190423/k10011892791000.html

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    1. まるであたかも特別凶悪な病原体をもった人が国内にインベーダーのように侵入するかのようだな(笑)。

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  74. 東南アジアでデング熱流行 フィリピンでは死者600人以上に
    2019年8月10日 15時07分

    蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こす「デング熱」の感染が東南アジアを中心に拡大し、このうちフィリピンでは、600人以上が死亡する事態となっていて、フィリピンの保健当局は、全国的な流行を宣言して警戒するよう呼びかけています。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、発症すると高熱や頭痛、それに関節の痛みなどを引き起こし、症状が重くなると死亡することもあります。

    WHO=世界保健機関によりますと、デング熱はことし、フィリピンやベトナム、マレーシア、シンガポールなど東南アジアを中心に感染が拡大し、去年より患者の数が増えているということです。

    特に感染が深刻なフィリピンでは、先月20日までに約14万6000人の患者が確認され、622人が死亡する事態となり、フィリピンの保健省は6日、全国的な流行を宣言して警戒するよう呼びかけています。

    首都マニラの周辺から南部にかけての広い地域で流行していて、観光などで多くの日本人が訪れるセブ島を含む地域も、警戒が必要だとしています。

    現地の日本大使館は、長袖・長ズボンを着用し、虫よけスプレーなどを使って蚊に刺されないよう注意するとともに、発症した場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190810/k10012031001000.html

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  75. デング熱など感染症対応訓練 東京五輪・パラ前に
    2019年9月2日 11時49分

    多くの人が日本を訪れる来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、高熱や激しい頭痛を引き起こすデング熱など、蚊が媒介する感染症が国内に入ってきた場合の対応を確認する訓練が東京都内で行われました。

    訓練は、東京都内で捕獲された蚊からデング熱のウイルスが検出されたという想定で新宿御苑で行われ、環境省や東京都などの担当者およそ160人が参加しました。

    訓練で、参加者たちは蚊に刺されないよう長袖、長ズボンの格好で蚊がいる場所を確認しました。

    蚊は高さ2メートルより低い場所の草むらに多くいて、葉の表面や裏側にも潜んでいるということで、噴霧器を使って丁寧に殺虫剤をまいて手順を確認していました。

    蚊が媒介するデング熱は、5年前、東京・渋谷区の代々木公園を訪れた人など160人以上が感染したほか、ことしはフィリピンで600人以上が死亡するなど、東南アジアで流行が拡大し、国内に入り込んで感染が広がることが懸念されています。

    国立感染症研究所は来年にかけて新宿御苑の蚊にデング熱やジカ熱などのウイルスが含まれていないか調べるなど、監視態勢を強化することにしています。

    国立感染症研究所の葛西真治昆虫医科学部長は「自治体には殺虫剤や噴霧機がないところも多いので、体制や資材の準備が万全か、きちんと検証して来年に備えたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190902/k10012059951000.html

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  76. シンガポール デング熱も感染拡大 医療現場へ負担増のおそれ
    2020年7月14日 19時13分

    シンガポールでは、蚊が媒介するデング熱の感染が例年を上回るペースで報告されていて、新型コロナウイルスの感染拡大も続く中、専門家は医療現場への負担が大きくなるおそれがあると懸念を示しています。

    シンガポールでは、ことし4月ごろから、蚊が媒介する感染症のデング熱の感染が例年を上回るペースで報告されていて、ことしに入ってから13日までに確認された感染者の数は、1万7000人を超え、少なくとも12人が死亡しています。

    今月11日までの1週間には、1678人の感染が確認されるなど、5週連続で1000人を超えています。

    国家環境庁は、このまま増加すれば、年間の感染者数が統計を取り始めて以来、最も多くなると警戒を強めていて、公営住宅周辺での蚊や幼虫の駆除を強化するなど対応に追われています。

    国家環境庁は、背景には、新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動や外出が制限されたため、自宅などにとどまる人が増え、蚊に刺される機会も増えたと見られることや、工事現場での水たまりの除去が進んでいないことなどがあると指摘しています。

    シンガポールでは、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、感染者の数も1日当たり100人を超えていますが、シンガポール国立大学医学部のオオイ・インヨン教授は、「医療現場への負担が大きくなるおそれがある」と懸念を示しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012515851000.html

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  77. 知られざる蚊の世界~“偏愛”研究者が向き合う感染症リスク
    2022年10月27日 12時44分

    毎年、世界で一番多くの人の命を奪っている生き物は何だかご存じですか?
    サメ? クマ? あるいは毒ヘビ?
    いいえ、そんな大きな生き物ではありません。

    わずか数ミリから数センチの小さな昆虫です。庭で水まきをしているとき、寝苦しい夜、私たちに忍び寄ってくる、思い出すだけでかゆくなってくるあの忌々しい虫。

    そう、「蚊」です。

    かゆいだけならまだしも、マラリアなどの感染症にかかれば命に関わります。この夏、感染症を媒介する蚊を追い続ける専門家たちを取材しました。

    専門家は「正しくおそれるために、敵を知ることから始めよう」と強調しました。相手を知らなければ効果的な対策も立てられないからです。

    私たちが忌み嫌い、つい遠ざけがちな「蚊」。ところが取材してみると、なかなか深い世界も見えてきました。知られざる蚊の世界へご招待します。
    (首都圏局 ディレクター 高松俊)

    北上する蚊がもたらす脅威

    まずはこちらの画像をご覧下さい。これは8年前の東京・代々木公園です。
    ジョギングや散歩を楽しむ人でいつもにぎわう都心の公園には不似合いな防護服の人が。
    ある蚊を駆除するために公園を閉鎖して行われた対策のようすです。

    その蚊とは「ヒトスジシマカ」です。住宅街でも公園でも、夏場にはどこでも発生する日本で最もポピュラーな蚊です。この蚊はデング熱という感染症を媒介するのです。デング熱は熱帯や亜熱帯で広くみられる感染症です。蚊がウイルスを媒介し、発症すると高熱や筋肉痛の症状が出て、症状が重い患者の一部は死亡することもあります。
    この年、代々木公園の蚊が原因とみられるデング熱が相次いで発生したため、大がかりな対策が取られることになったのです。

    ヒトスジシマカの分布域は年々北上しています。特にこの20年は急激な北上を見せていて、まもなく北海道に到達しようとしているのが見てとれます。
    北上の原因とみられるのが温暖化。この蚊は年平均気温が11度以上にならないと生息できません。温暖化で各地の平均気温が上昇し、生息可能な地域が広がっているのです。

    人の営みが蚊の生息域を広げ、新たな感染症の脅威が広がる現実。小さな蚊に目を向けないと大変なことになるのです。

    国内随一の蚊の専門家集団

    蚊は世界に約3600種、日本では112種が知られています。蚊はみな血を吸うものと思いがちですが、花の蜜などを主食にするものが多く、人の血を吸ったり感染症を媒介したりするものは限られます。

    東京・新宿の国立感染症研究所。

    新型コロナウイルス対策の最前線で研究・支援にあたっていて、ニュースなどで連日名前を聞くことも多いと思います。

    1947年に前身の国立予防衛生研究所として設立された厚生労働省の研究機関で、国民の保健医療の向上を目的に感染症の研究を日夜行っています。
    ここにちょっと変わった名前の部門があります。
    「昆虫医科学部」です。

    昆虫が関係する感染症などを専門に研究しているプロの集団です。
    ここが、日本における蚊の研究の総本山ともいえる存在です。

    蚊に情熱を燃やす部長

    昆虫医科学部を束ねるのが、部長の葛西真治さんです。

    小学1年生で蝶の標本づくりを始めた大の昆虫好き。
    高校、大学とチョウの写真に凝っていましたが、国立感染症研究所で蚊を研究していたら、いつしかその美しさに魅せられ、蚊の写真を撮るようになっていきました。

    家族で虫とりに出かけた小学校1年生の葛西さん(一番前)

    ある日、葛西さんの撮影に同行させてもらいました。

    季節は真夏、ヤブに近づくと、すぐに蚊が寄ってきました。

    普通ならすぐに振り払ってしまうところですが…「ああ、いいね」「おお、いいね」葛西さんは自らの手に止まった蚊に血を吸わせシャッターを押します。

    さながらモデルを撮るカメラマンのように真剣そのもの。「血液は撮影料」とまで口にしながら、ひたすら撮影する姿には鬼気迫るものがありました。

    葛西さんは「蚊との戦いは、蚊を知ろうとすることが第一歩」と言います。

    “人に害をもたらす生き物”として蚊を一掃しようと考えがちですが、現実的にそれは難しいです。蚊を全滅させることで生態系が崩れてしまう可能性もあります。どの蚊が危険でどの蚊が危険じゃないのか。正しくおそれるためには、まずは敵を正しく知る必要があります。写真を通じて蚊に興味を持つきっかけになったらうれしいです

    この「偏愛」とも表現できそうな熱心さ、気づけば世の中の役に立つようになっています。

    葛西さんが撮影した写真の中には、日本で唯一撮れた希少なものもあり、蚊の研究における重要資料となっています。また全国の自治体で、デング熱を媒介する蚊の啓発ポスターに葛西さんの写真が利用されています。「ここまで精緻に撮影された写真は珍しい」と全国の自治体から使用させてほしいと要望が数多く寄せられたのです。一般への理解促進につながり、感染症予防に効果を発揮しています。

    大阪市健康局のポスター

    ここでちょっと寄り道・知られざる蚊の美の世界
    葛西さんは蚊の意外な魅力についても教えてくれました。ここでちょっと寄り道して、その世界をのぞいてみましょう。

    葛西さんが強調するのは「アップで見た意外な形態美」。撮り溜めてきた膨大な写真の中から、葛西さんセレクトの「美しい蚊」ランキングに名を連ねる2つの種類を紹介します。

    トワダオオカ

    「日本最大級の蚊。最大で3センチほどになります。山奥の木のうろなど、自然環境が豊かなところでしか生息できない蚊で、人間の血は吸わず花の蜜を栄養源にしています。背中の緑、足のメタリックブルーがきれいで愛好家の中でも人気です。僕は口の曲がり具合が気に入っています」

    キンパラナガハシカ

    「頭頂部のサファイアのようなブルーが美しい蚊です。キンパラという名前からもわかるように、お腹が金色でそこもポイントです。ふわ~ふわ~と優雅に飛ぶのも特徴です。言うなれば“蚊の世界の貴婦人”ですね」

    言われてみると、蚊とひとくくりにしていましたが、これほど多彩な種類がいて、細かな造形が異なるのは意外でした。

    みなさんも少し興味がわいてきませんか?

    “偏愛”で向き合う感染症のリスク

    この夏、葛西さんたち研究チームは北海道に入りました。

    冒頭で紹介したヒトスジシマカが北上して侵入していないか、北海道の入り口となる函館で大規模な調査を行いました。もし確認されれば、この蚊が媒介するデング熱が北海道にも侵入するリスクとなります。

    調査は地道な作業です。住宅街を歩き、蚊が繁殖しそうな古タイヤの溝や鉢植えの水受け皿を一つ一つチェックし、幼虫がいないかを探すのです。
    3日間の調査が終盤にさしかかったときのことでした。メンバーの1人から「白い線の入った蚊が見つかった」と連絡が入りました。白い線はヒトスジシマカの特徴です。

    メンバーに緊張が走りました。さっそく現物を詳細に調べます。蚊を同定するのは、国内に生息する蚊なら、ほぼすべての特徴が頭に入っているという分類のエキスパートの研究者。
    羽のつけねにある、わずか0.07ミリの鱗片から、この個体は「ヒトスジシマカ」ではなく、よく似た特徴を持つ「ヤマダシマカ」であると断定しました。

    ヤマダシマカはこれまでデング熱を媒介するという報告はない種類です。
    葛西さんたちは、3日間で40ヶ所近くを回りましたが、今回の調査でヒトスジシマカは確認されませんでした。

    葛西さん
    「いなくて、ひと安心です。でもいつかは必ず侵入する日が来ます。今後も調査を継続していきます」

    陰ながら社会を支える存在として

    こうした調査ができるのも、蚊の生態を熟知し、種類を正確に同定できる葛西さんたちのようなプロがいるからです。

    蚊の微細な形態に美を見出し、モデル料代わりに自分の血液を提供する。

    はたから見たらちょっと異様な人たちかもしれません。

    しかし、この偏愛こそが、私たち素人には到底見抜けないような蚊の種類を正しく同定し、感染症のリスクを抑えることに貢献していることに気づかされました。
    葛西さんたちは私たちの平穏な日常をひそかに支えてくれているのでした。

    …でも、当の葛西さんにはそんな気負いは感じられません。

    古タイヤに溜まった汚水を調べながら、「ただの蚊好きおじさんです」と飄々と話していました。

    好きになった対象が多くの人にとっては少し理解しがたいものだったりする場合、周囲の冷たい視線を感じることがあるかもしれません。でもその偏愛は、いつか何かの役に立つ時がくるかもしれない。私も飄々と「自分の好き」を守っていこうと背中を押してもらった気がしました。

    葛西さんたち調査チームが出演する番組 10/31(月※日曜深夜 )0:00~0:20
    NHK総合 ドキュメント20min.「Livingwith蚊」
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221027/k10013871101000.html

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  78. バングラデシュでデング熱大流行 死者900人超 過去最悪
    2023年9月30日 16時18分

    バングラデシュでは、デング熱が大流行していて、亡くなった患者は900人を超えるなど過去最悪となっています。WHO=世界保健機関は、気候変動を背景にデング熱のような蚊を媒介とする感染症が拡大していると警告しています。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、それに筋肉痛や関節痛などの症状がでます。

    現地の保健当局によりますと、バングラデシュでは毎年、デング熱が流行しますが、ことしは例年より早く5月頃からデング熱が流行し、今月4日時点では、感染者が13万3000人余りと前の年の同じ時期と比べておよそ20倍に増えています。

    さらにWHO=世界保健機関の今月24日時点の最新の統計などによりますと、死者数は過去最悪の909人となり、感染はバングラデシュ全国に広がり大流行しているということです。

    現地からの映像では、首都ダッカの病院に子どもたちが多く入院し、母親とみられる女性が心配そうに寄り添っているすがたも見られます。

    バングラデシュの日本大使館も複数の日本人が感染したと連絡を受けているということで、肌の露出を少なくするなど感染予防を徹底するよう、注意喚起を出しています。

    専門家「気温上昇とデング熱」

    WHOの専門家は、気温上昇など気候変動がもたらす影響によって、デング熱の流行が今後、世界規模で、感染者数が記録的な規模になるおそれがあると警告しています。

    WHOのデング熱対策の責任者であるベラユダン博士は、ことし7月の会見で「世界人口のおよそ半数がデング熱の危険性にさらされ、感染がおよそ129か国に広まっている可能性がある」と説明しました。

    さらに博士は、気候変動に加えて、人や物の移動、都市化や衛生環境の悪化などによりデング熱の流行が広がっているとしています。

    デング熱は、デングウイルスを持つ蚊に刺されることで発症する感染症で、初めての感染では重症化は多くないということですが、再び感染した場合などに重症化することもあり、早期に適切な治療を行うことが必要です。

    また、デング熱を媒介する蚊は降雨量が多いときだけでなく、干ばつのときでも繁殖することが可能で、感染を拡大させるおそれがあると指摘しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230930/k10014211871000.html

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  79. デング熱 ブラジルで700人以上死亡 一部の州で非常事態宣言
    2024年3月24日 6時12分

    南米で蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こすデング熱の感染が例年にない規模で広がり、このうち、ブラジルでは、ことしに入って少なくとも700人以上の死亡が確認されていて、一部の州で地元の当局が非常事態を宣言するなどして、警戒を呼びかけています。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし、症状が重くなると死亡することもあります。

    南米ではことし、例年にない規模でデング熱の感染が広がっていてこのうち、ブラジルではことしに入って感染が急激に拡大し、これまでに200万人以上が感染し、少なくとも715人の死亡が確認されています。

    ブラジル保健省は感染者の数はすでに記録を取り始めた2000年以降で最も多くなっているとしています。

    人口が集中する南東部のサンパウロ州やリオデジャネイロ州、首都ブラジリアなどで感染が広がっていて、地元の当局が相次いで非常事態を宣言して警戒を呼びかけています。

    ブラジルの日本大使館や総領事館は、観光や出張などで現地を訪問する場合、外出の際には長袖・長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使うなど感染対策を徹底し、感染が疑われる場合は直ちに医療機関を受診するよう呼びかけています。

    気候変動やエルニーニョ現象影響か

    ブラジルなどでデング熱が急拡大した背景には気候変動やエルニーニョ現象の影響で高温多湿の気候が続いていることが指摘されています。

    現地では日本の企業が開発したデング熱のワクチンの公的な接種が始まっていますが、急速な感染の拡大で供給が追いつかない状態だということです。

    このうちブラジルで人口が最も多いサンパウロ市では、先月末までの2か月間の感染者数がおよそ3万5000人と去年の同じ時期の25倍に上りました。

    保健当局がドローンを使って水たまりの場所を把握し蚊の幼虫を駆除する薬を散布したり、車両から殺虫剤を散布したりする対策をとっています。

    また、デング熱が発生した地区では、職員が住宅を回って、蚊の繁殖を防ぐ器具を設置しているほか、蚊が発生しやすい植木鉢などの定期的な掃除を呼びかけたりしています。

    サンパウロ市のルイス・カルロス保健長官は「デング熱の感染の75%から80%は家庭内で起きる。感染を防ぐためにはまず市民の意識を高めることが重要だ」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240324/k10014400611000.html

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  80. 高熱などの症状を引き起こすデング熱 中南米で感染が急拡大
    2024年3月29日 8時20分

    蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こすデング熱の感染が急速に広がっている中南米では、ことしに入ってからの感染者がすでに350万人に上っていて、現地の保健機関は、ことしの感染者の数はこれまでで最も多くなるという見方を示しました。

    デング熱は蚊が媒介する感染症で、高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こし、症状が重くなると死亡することもあります。

    WHO=世界保健機関で南北アメリカを管轄する汎米保健機構は28日、記者会見し、ことしに入ってからのデング熱の感染者は中南米で350万人、死者は1000人を超えたと発表しました。

    感染者の数は去年の同じ時期に比べて3倍に増えていて、感染者の9割は南米のブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3か国に集中しています。

    一方、カリブ海にあるアメリカの自治領プエルトリコが今月25日に公衆衛生上の非常事態を宣言するなど、この時期には通常、感染が見られない中米やカリブ海の国や地域でも感染が広がっているということです。

    汎米保健機構はことし1年間の感染者数は450万人が感染した去年を上回って、これまでで最も多くなるとの見方を示していて、感染が広がっている地域での対策の徹底を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240329/k10014406061000.html

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  81. 海外で流行「デング熱」の水際対策を強化…コロナ収束し訪日客増で「輸入感染症」リスク高まる
    2024/04/10 13:38

     新型コロナウイルス禍の終息に伴い、海外との行き来が活発になる中、国外から持ち込まれる「輸入感染症」のリスクが高まっている。その一つで、蚊が媒介するデング熱は東南アジアや南米で感染者が急増。過去には海外渡航歴がない人が発症する国内感染も起きており、厚生労働省は空港での水際対策を強化するなど警戒している。(中村直人)

    福岡空港国際線ターミナルにはデング熱への注意を呼びかけるポスターが掲示されている。そばでは検疫官(中央)が入国者の様子を観察していた(3月18日、福岡市博多区で)=佐伯文人撮影

    空港にポスターと検疫官

     熱帯、亜熱帯地域からお帰りの方へ 「デング熱」が流行しています――。

     3月中旬、福岡市の福岡空港国際線ターミナル。入国検査場近くに掲示されたポスターには蚊のイラストの上に注意喚起の言葉が記されていた。そばには検疫官が立ち、入国者に発熱などの症状があれば相談するよう呼びかけていた。

     デング熱は昨年以降、世界で猛威を振るっている。世界保健機関(WHO)などによると、マレーシアで約12万人が感染し、前年の1・9倍を記録した。バングラデシュでは感染者が30万人を超え、1500人以上が死亡。今年は南米でも流行し、ブラジルでは380万人以上が感染し、1100人以上が亡くなった。

     厚労省は昨年8月、各地の検疫所に対し、出入国者に注意を促すよう要請。福岡空港検疫所支所の検疫官はサーモグラフィーや目視で発熱や体調不良の疑いがある人を早期に見つけている。空港内に設置した装置や到着した航空機で蚊を捕集。デングウイルスを持っていないかも調べている。

     同支所検疫医療専門職の新里到医師は「疑わしい症状のある人には積極的に検査を行っている」と語った。
    https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240410-OYTNT50073/

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    1. 過去には東京で国内感染

       コロナ禍の終息を受け、訪日外国人は増えている。法務省によると、昨年の外国人入国者数は前年の6倍となる2583万人で、過去最多だった2019年の8割にまで回復した。

       これに伴い、輸入感染症が持ち込まれるリスクは高まっている。国立感染症研究所によると、デング熱に海外で感染し、国内で発症する患者(海外感染者)は近年、200人以上で推移。コロナ禍で減少したものの、昨年は175人と急増した。

       海外で感染した人が増えると、日本でも国内感染が起きる恐れがある。14年夏には東京・代々木公園を訪れた人らに感染が相次いで確認され、国内感染は計162人に上った。

       同様の状況はデング熱以外でも見られる。厚労省によると、アフリカで流行する天然痘に似た「エムポックス(サル痘)」の感染者は22年7月から今月5日までに海外渡航歴がない人を含め計243人となっている。麻疹(はしか)も世界的に流行している。

       東京医科大の浜田篤郎客員教授(渡航医学)は「国内感染が広がれば、公衆衛生上の問題となる。健康観察などで症状がある人を見つけ、早期に医療機関につなぐことが重要だ」と訴える。
      https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240410-OYTNT50073/2/

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    2. 「運び屋」定着の恐れ

       ウイルスの「運び屋」が新たに定着する恐れも指摘されている。

       東南アジアなどでデングウイルスを媒介する「ネッタイシマカ」は日本には生息していない。ただ、環境省の専門家委員会が08年にまとめた報告では、地球温暖化に伴い、2100年には九州南部から千葉県南部までの広範囲で定着する恐れがあるとされた。

       愛媛大沿岸環境科学研究センターの渡辺幸三教授(熱帯疫学)によると、ネッタイシマカは〈1〉短い冬季〈2〉ボウフラ(蚊の幼虫)の生息に十分な雨量〈3〉吸血する人間が多い都市――の条件がそろうと増えやすいという。渡辺教授は「温暖化が進めば分布域の北限が広がる可能性が高まる。蚊を減らす技術開発を行うなど、対策の手札を増やすことが重要だ」としている。

      長崎大がベトナムに研究拠点

       感染症の流行地域で研究に取り組み、成果を上げている研究機関もある。

       長崎大熱帯医学研究所は2006年からベトナムに拠点を設け、デング熱や日本脳炎など蚊が媒介する感染症の研究を進めている。

       日本脳炎ウイルスの遺伝子を解析した研究では、東南アジアで発生した変異株が数年~十数年の間隔を置いて、中国や日本で確認されていたことを突き止めた。コウモリの血液やフンなどを集め、未知のウイルスを探し出す調査も行っている。

       ベトナムに常駐する長谷部太教授(ウイルス学)は「今後、数千万人の旅行者と一緒に日本にもウイルスが入ってくる。流行地域にいるからこそできる研究を進め、対策に生かしたい」と力を込める。

      ◆デング熱 =ウイルスを保有した蚊が人を刺すことで感染する。熱帯や亜熱帯が主な流行地。3~7日の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、関節痛などの症状が出る。通常は1週間程度で回復するが、重症化すると命にかかわることもある。
      https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240410-OYTNT50073/3/

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  82. 徒に、新たな「感染症」がウツルウツル、コワイコワイヒ~とあおりまくってはいけない。

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  83. ウイルス抑える蚊を放つ ブラジル デング熱の死者 過去最多に
    2024年4月18日 11時00分

    蚊が媒介し、高熱などの症状を引き起こすデング熱の感染が広がっている南米のブラジルでは、ことしに入ってからの死者が1400人を超えてこれまでで最も多くなっています。現地ではウイルスの働きを抑える物質を持った蚊を大量に放ってデング熱の感染拡大を防ぐ取り組みが本格化しています。

    デング熱は蚊を媒介とし、感染すると高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こす感染症です。

    ブラジルでは、ことしに入ってこれまでに330万人以上が感染し、1457人の死亡が確認されました。

    ことしの感染者数と死者数はすでに去年1年間の合計を上回っていて、記録がある2000年以降で最も多くなっています。

    ブラジル南東部のリオデジャネイロ市では、今月からデング熱ウイルスの増殖を抑える効果があるボルバキアという細菌に人工的に感染させた蚊を野外に大量に放ち、デング熱の感染拡大を防ぐ対策が本格化しています。

    ボルバキアを持った蚊と持たない蚊との間で生まれる蚊も同じ効果が受け継がれるため、デング熱の感染を大幅に減らす対策として期待されています。

    リオデジャネイロ市ではことし8月までにおよそ1200万匹を放出する計画で、対策を担うNPO「ワールド・モスキートプログラム」ブラジル事務所のガブリエル・シルヴェストレ代表は「今後はブラジル全土に対策を拡大させていきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240418/k10014425621000.html

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  84. 「デング熱」って、ほんとうに蚊が媒介して感染する「ウイルス」が原因なのか?

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  85. デング熱対策で日本の日用品メーカー2社が駆除剤を共同開発
    2024年5月7日 21時44分

    蚊が媒介するデング熱の感染が東南アジアなどで広がる中、日本国内で競合する日用品メーカー2社が新たな技術を使った蚊の駆除スプレーを共同開発し、タイで販売を始めることになりました。

    駆除スプレーを共同開発したのは、日用品メーカーの花王とアース製薬です。

    スプレーには、水分がなじみやすくなる界面活性剤の新しい技術が使われていて、蚊に吹きかけると羽がぬれて飛べなくなり、駆除できるということです。

    化学合成した殺虫成分が含まれておらず、両社は、健康志向が高まる中での需要を見込んでいてタイで7月から販売を始める予定です。

    競合する2社が共同で商品開発を行うのは異例だということですが、独自の技術を持つ花王と東南アジアで高いシェアがあるアース製薬が組むことで、開発期間を短縮できたとしています。

    花王のタイ法人の清水祐二社長は「デング熱の感染を一日も早く減らすためスピード感を重視して共同開発を進めた。感染の脅威を減らす貢献につなげたい」と話しています。

    WHO=世界保健機関によりますと、デング熱の感染者は2023年、世界全体で過去最多の650万人を超え、気温上昇など気候変動がもたらす影響で蚊の生息可能な地域が広がってさらなる感染拡大が懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240507/k10014442591000.html

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  86. デング熱 日本の「力」期待…東南ア・南米で猛威 蚊の駆除剤やワクチン
    2024/05/26 05:00

     東南アジアや南米でデング熱が猛威をふるう中、日本の製薬会社などがウイルスを媒介する蚊の駆除剤やワクチンなどを相次いで投入している。世界のデング熱感染者数は2023年に過去最多を記録するなど深刻さを増していることが背景にある。流行国では各社の製品や研究開発への期待が高まっている。(バンコク 井戸田崇志)

    5月上旬にバンコクで開かれた花王とアース製薬の駆除スプレーの発表会。蚊に吹きかける実演が行われた=井戸田崇志撮影

     花王とアース製薬は7月、タイで共同開発した蚊の駆除スプレー「アース モスシューター」を発売する。新製品は水と油をなじませる界面活性剤を使うことで、蚊の羽や体表面をぬらして飛べなくするのが特徴だ。化学合成成分を使用しておらず、殺虫剤に耐性を持つ蚊にも効くという。ベトナムやマレーシアでの販売も検討する。

     武田薬品工業は23年にデング熱ワクチンを360万回分出荷した。タイやインドネシア、ブラジルなどで接種された。さらに今年2月にはインドの製薬会社バイオロジカルEと協業し、30年までに5000万人分にあたる年1億回分に供給能力を高める計画だ。

     富士フイルムは昨夏以降、タイとフィリピンで、デング熱ウイルスを検出できる抗原検査キットを医療機関に販売している。写真の現像で培った技術を応用し、ウイルス量が少なくても感染の有無が判断できる。

     世界保健機関(WHO)によると、23年のデング熱感染者は過去最多の650万人以上で、関連死は7300人以上に達した。現在、100か国以上で流行し、感染者の7割をアジアが占める。

     タイ政府によると、23年のデング熱感染者は前年比4倍、死者は6倍に急増した。温暖化や都市化に伴い蚊の生息域が広がったことや、コロナ禍が一服し、人の往来が活発になったことなどが要因とみられている。タイ政府は「デング熱は公衆衛生上の大きな課題だが、予防はできる」(疾病管理局のチャンタナ・パドゥントッド媒介性疾患部長)として蚊の駆除など予防に注力している。日本メーカーが蓄積してきた知見が生かせる場面が増えそうだ。

     訪日客の増加に伴い海外由来の感染症が日本で流行するリスクも高まっている。今後、治療分野も含めた感染症対策のさらなる推進が求められる。

     ◆ デング熱= ネッタイシマカなどの蚊が媒介する感染症で、熱帯、亜熱帯が主な流行地。ウイルスを保有した蚊に刺されることで感染する。有効な治療薬はなく、感染から3~7日後に発熱や頭痛などの症状が出る。重症化すると命に関わる場合もある。日本では23年、海外で感染し、帰国後に発症した患者が175人報告された。厚生労働省は東南アジアなどへの渡航者に注意喚起している。
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240526-OYT1T50001/

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  87. 「ASEANデング熱デー」前に 感染対策呼びかける催し バンコク
    2024年6月14日 19時35分

    蚊によって媒介され、高熱などの症状を引き起こすデング熱の感染が、中南米やアジアを中心に広がる中、タイの首都バンコクで、日本の企業なども参加して感染対策を呼びかける催しが開かれました。

    この催しは6月15日の「ASEANデング熱デー」を前に、タイの保健省や日本の日用品メーカーなどが開きました。

    デング熱は、蚊が媒介する感染症で、発症すると高熱や激しい頭痛のほか、筋肉痛や関節痛などを引き起こし、症状が重くなると死亡することもあります。

    会場には、蚊の対策に取り組む企業などがブースを出していて、このうち、日本の日用品メーカー2社は、共同で開発した駆除スプレーを訪れた人たちに紹介し、化学合成した殺虫成分が含まれていないことなどをアピールしていました。

    また別の日本のメーカーは、蚊が嫌うとされるレモングラスの成分を使った紙おむつの新製品を展示し、関心を集めていました。

    WHO=世界保健機関によりますと、ことし、デング熱は中南米やアジアを中心に感染が拡大していて、タイでも、2022年の3倍以上となる16万人近くが感染した2023年を上回るペースで、ことしも感染者が急増しています。

    タイ保健省疾病管理局のニティ・ヘタヌラック副局長は「今後、雨季の期間にデング熱がさらに増えると予想されます。さまざまな企業や団体と協力して、国民の健康を守っていきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014481431000.html

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