2024年3月19日

【超(スーパー)ウイルス】信仰最高医科様官撰ショー@国立感染研(笑)

「(ヒトの)鳥インフルエンザ」に「鼻シュッシュワクチン」(笑)。どっちもインチキな話だよ…

鳥インフルに効果鼻吹き付け型のワクチン開発

 国立感染症研究所などの研究チームは、鼻に吹き付ける新しいタイプのインフルエンザワクチンを開発し、重い症状を起こす恐れがある鳥インフルエンザ(H5N1)に有効であることを臨床研究で確認した。

 既存の注射型ワクチンが感染後の重症化を防ぐのに対し、新ワクチンは感染そのものを防げる可能性がある。5年以内の実用化を目指している。

 同研究所の長谷川秀樹部長らは、感染力をなくしたウイルスと、ウイルスを粘膜に付きやすくする薬剤を混ぜたワクチンを開発し、健康な人の鼻に吹き付ける研究を計画。H5N1のワクチンを20~70歳の32人に3回接種した。

(2014年1月16日11時50分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140115-OYT1T01486.htm


こりゃあ、手品の種まみれだな…



SUPERサイエンス インフルエンザウイルスと人類の戦い

SUPERサイエンス インフルエンザウイルスと人類の戦い
長谷川 秀樹 (著)
シーアンドアール研究所 (2011/1/25)
http://www.amazon.co.jp/dp/4863540795

内容紹介
毎年、冬になると始まるインフルエンザの予防接種。インフルエンザウイルスとは何者で、毎年、どこからやってくるのでしょうか。なぜ、冬になると流行するのでしょうか。
同じようにウイルス性の病気である水ぼうそうや天然痘は、一度ワクチンを接種すれば発症を抑えることができますが、インフルエンザウイルスは毎年、新しいウイルス型に変化して人類の前に立ちふさがります。なぜ、インフルエンザは次々と新型が現れるのでしょうか。
あたかも、知恵と意志を持って、人類の医学との戦いを挑んでいるかのようにみえるインフルエンザウイルスの謎に迫ります。

内容(「BOOK」データベースより)
新型インフルエンザには従来のワクチンが効かない。そして、新しいワクチンを作れば、さらに新しいインフルエンザウイルスが立ちふさがる。まるで意志を持って人類医学に戦いを挑んでいるかのような、インフルエンザウイルスの全貌に迫る。

著者について
◆長谷川秀樹
1967年埼玉県生まれ。93年北海道大学医学部卒業、97年北海道大学大学院医学研究科博士課程修了。その間、95年~97年米国ロックフェラー大学、及びアイルランド、ユニバーシティー・カレッジ・ダブリンに留学。その後、97年から国立感染症研究所感染病理部研究員、2002年から同主任研究官、03年から同室長、09年より国立感染症研インフルエンザウイルス研究センター室長。横浜市立大学医学部微生物学教室 客員教授、早稲田大学理工学院 非常勤講師、慈恵医科大学微生物学教室 非常勤講師、東京大学大学院薬学研究科 非常勤講師。新型インフルエンザに素早く対応でき、鼻に一吹きするだけの画期的な新ワクチンである経鼻ワクチンを開発。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長谷川/秀樹
1967年埼玉県生まれ。93年北海道大学医学部卒業、97年北海道大学大学院医学研究科博士課程修了。95年~97年米国ロックフェラー大学、及びアイルランド、ユニバーシティー・カレッジ・ダブリンに留学。その後、97年から国立感染症研究所感染病理部研究員、2002年から同主任研究官、03年から同室長、09年より国立感染症研インフルエンザウイルス研究センター室長。横浜市立大学医学部微生物学教室客員教授、早稲田大学理工学院非常勤講師、慈恵医科大学微生物学教室非常勤講師、東京大学大学院薬学研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.amazon.co.jp/dp/product-description/4863540795


KAKEN - 長谷川 秀樹(30301790)
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/30301790.ja.html




(書きかけ)





鳥インフルエンザ|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/


「新型インフルエンザ」入門|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_nyumon.html

>このサイトは、2009年に発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)に関する情報提供のために厚生労働省が制作し、新型インフルエンザ発生時の参考資料として当面掲載しているものです。
このサイト内で「新型インフルエンザ」と記載しているものは、基本的に新型インフルエンザ(A/H1N1)を指しており、掲載している情報も主に発生当時から2011年3月31日までのものであることにご注意ください。
インフルエンザに関する最新の情報は、2011年4月1日から厚生労働省ホームページのインフルエンザ情報サイトhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.htmlに順次掲載してまいりますので、以前の新型インフルエンザ対策関連情報サイトをお気に入り登録されている方は、ご変更をお願いいたします。





参考リンク(ぐぐる先生)

「科学はほとんどウソつき競争」
「科学とオカルト」


「一刻も早く培養細胞を用いたワクチン製造へ切り替える必要がある」
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/367/dj3675.html


「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」研究運営委員会

文部科学省「感染症研究推進準備委員会」

感染症研究推進準備委員会(第1回)-文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/04/05042102/002.htm

感染症研究推進準備委員会構成員
 

神谷 齊  国立病院機構三重病院名誉院長
倉田 毅  厚生労働省国立感染症研究所長
笹月 健彦  厚生労働省国立国際医療センター総長
清水 実嗣  前農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所長
竹田 美文  厚生労働省国立感染症研究所名誉所員
豊島 久真男  理化学研究所研究顧問
永井 美之  富山県衛生研究所長
 

(五十音順) 

---------------------


KAKEN - 腸管出血性大腸菌に対するワクチンの開発研究(10357003)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/10357003.ja.html

代表者
1998年度~2000年度
竹田 美文
TAKEDA, Yoshifumi
研究者番号:30029772
国立感染症研究所・所長

研究分担者

牧野 壮一
MAKINO, Sou-ichi
研究者番号:30181621
帯広畜産大学・畜産学部・助教授

濱端 崇
HAMABATA, Takashi
研究者番号:40311427
国立国際医療センター研究所・感染・熱帯病研究部・室長

山崎 伸二
YAMASAKI, Shinji
研究者番号:70221653
国立国際医療センター研究所・適正技術開発・移転研究部・室長




「ワクチン」のニュース(2NN)



(おまけ)
国内で初めて診断された重症熱性血小板減少症候群患者
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrd/3142-pr3963.html

国立感染症研究所ウイルス第一部 西條政幸 下島昌幸
同感染症情報センター 山岸拓也 大石和徳
同獣医科学部 森川 茂
同感染病理部 長谷川秀樹

<速報>国内で確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者8名の概要(2013年3月13日現在)
(掲載日 2013/3/14)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrs/3321-pr3983.html

国立感染症研究所ウイルス第一部
  西條政幸 下島昌幸 福士秀悦 谷 英樹 吉河智城 
同感染症情報センター 山岸拓也 大石和徳 
同獣医科学部 森川 茂 
厚生労働省健康局結核感染症課 梅木和宣



(2014年1月16日)(追記1/20)(追記3/31 2016)

148 件のコメント:

  1. 「鳥H5N1(インフルエンザ)ウイルス」の「ヒト感染」を、「既成事実」みたいにしちゃってるけど…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81+%E9%B3%A5%EF%BC%A8%EF%BC%95%EF%BC%AE%EF%BC%91%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
     

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  2. 鳥インフルに効果あり…鼻吹き付け型、ワクチン開発
    2014年1月16日3時4分 読売新聞

     国立感染症研究所などの研究チームは、鼻に吹き付ける新しいタイプのインフルエンザワクチンを開発し、重い症状を起こす恐れがある鳥インフルエンザ(H5N1)に有効であることを臨床研究で確認した。既存の注射型ワクチンが感染後の重症化を防ぐのに対し、新ワクチンは感染そのものを防げる可能性がある。5年以内の実用化を目指している。

     同研究所の長谷川秀樹部長らは、感染力をなくしたウイルスと、ウイルスを粘膜に付きやすくする薬剤を混ぜたワクチンを開発し、健康な人の鼻に吹き付ける研究を計画。H5N1のワクチンを20~70歳の32人に3回接種した。

     その結果、ほとんどの人の鼻の粘液で、感染予防に十分な量の免疫物質(抗体)が検出された。血液中にも、体内に入ったウイルスの働きを失わせるのに十分な抗体ができた。また、同様の方法で開発した季節性のA香港型(H3N2)のワクチンでも効果を確認している。注射型のワクチンは血液中だけに抗体ができ、重症化を防ぐ効果しかないが、新ワクチンは感染経路の鼻と喉の粘膜にも抗体ができるため、感染自体を防ぐとみられる。ウイルスが変異しても一定の効果を期待できる。

     中野貴司・川崎医科大教授(小児科学)は「治験で有効性と安全性を確認し、早期に実用化してほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140116-118-OYTPT00114
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_979.html?showComment=1389840310323#c3361972768361507973
     

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  3. 「新型インフルエンザ」入門

    (1) 新型インフルエンザとは?

    新型インフルエンザと季節性インフルエンザの違い

     インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体のなかで増えて、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす病気です。

     ほとんどの方は、これまでにインフルエンザにかかったことがあると思いますが、一度かかると、その原因となったウイルスに対して抵抗する力(これを免疫といいます)が高まります。従来から流行っている季節性インフルエンザに対しては、多くの人が免疫をもっているわけです。

     2009年の春に発生した新型インフルエンザは、その前年までは一度も流行したことがないもので、新しいウイルスが原因となっています。そのため、誰もが抵抗する力をもたないと考えられています。

    インフルエンザについてさらに知るには
    →「インフルエンザの基礎知識」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/file/dl/File01.pdf


    今回の新型インフルエンザの特徴

     かかったときの症状は、季節性インフルエンザとほぼ同じです。

    (参考)
    新型インフルエンザの主な症状
    突然の発熱や咳(せき)、のどの痛み、倦怠感(だるさ)など。鼻みず、鼻づまりや頭痛なども見られる。

     ただし、吐き気や下痢といった胃腸の症状を訴える方も一部におられます。これは季節性インフルエンザと少し違う点だと考えられます。

     多くの方は、かかっても数日間で軽症のまま回復しています。

     ただし、一部の方で重症化することがあるので注意が必要です。とくに、糖尿病やぜん息などの持病がある方や妊婦、幼児や高齢者は、重症化する可能性がその他の方々に比べて高いということです。

    新型インフルエンザの特徴についてさらに知るには
    →「新型インフルエンザに関するQ&A」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html#10

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  4. (2) かからないための予防法

    インフルエンザの感染経路について

     かからない方法をよく知ってもらうためには、まず、インフルエンザが人から人へどうやってうつるのかをご理解ください。

     インフルエンザの感染経路には、主に2つあります。

    【インフルエンザの主な感染経路】

    (1)飛沫(ひまつ)感染 感染している人のくしゃみや咳(せき)で出るしぶきを吸い込むことによる感染。くしゃみや咳(せき)を浴びる距離(2メートル程度)にいる人は感染の危険性が高い。

    (2)接触感染 感染している人の唾(つば)や鼻みずが手から手へ、あるいはドアノブやつり革などを介して手に付着することなどによる感染。

     ただし、インフルエンザは、ウイルスが手に付着しただけで感染することはありません。ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜を触れることで感染します。ですから、こまめな手洗いが接触感染のリスクを減らすことになります。

    注:「感染」とは、インフルエンザウイルスが体内に入ることです。その後、ウイルスが増えると、症状が出てきます。これが「発症(発病)」です。感染しても症状が出ないという場合もあります。

    感染についてさらに知るには
    →「新型インフルエンザに関するQ&A」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html#40


    かからないための予防法

     マスクをつけずに咳(せき)やくしゃみをしている人のそばにいると、そのしぶきを吸い込んで感染する可能性があります。ですから、流行している時期あるいは地域では、人込みには行かないことが感染予防の基本だと考えてください。

     また、外出して人が多く集まる場所に出かけた場合は、どこにウイルスが付着しているのか判りませんから、帰宅時の手洗いが大切です。食事を準備する前など、なにか作業をするときにも手洗いをこまめにしてください。

     手を洗うときは石けんを使って最低15秒以上、指の間や手首も含めて丹念に洗いましょう。そして、洗った後は清潔なタオルなどで水分を十分に拭きとってください。

    予防法についてさらに知るには
    →「新型インフルエンザに関するQ&A」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
    →「新型インフルエンザ あなたの?に答えます(予防編)」
    http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2725.html

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  5. (3) かかったときの対応

    かかったかどうかの判断

     インフルエンザが流行している時期に、突然の発熱や咳(せき)、のどの痛み、倦怠感(だるさ)があったり、鼻みず、鼻づまりや頭痛などの症状があるときは、インフルエンザに感染している可能性があります。とくに、インフルエンザと診断されている人と1週間以内に一緒にいたことがある場合、その可能性は高まります。

     ただし、症状だけでインフルエンザにかかったかどうかを正確に見分けることはできません。

    症状についてさらに知るには
    →「新型インフルエンザに関するQ&A」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html#20


    受診に関する注意

     インフルエンザにかかったかなと思っても、必ず受診しなければならないわけではありません。症状が比較的軽く、自宅にある常備薬などで療養できる方は、診療所や病院に行く必要はありません。

     ただし、持病をお持ちの方など、重症化の可能性が比較的高いといわれる方々はなるべく早めに医師に相談してください。

     また、もともと健康な方でも、次のような症状を認めるときは、すぐに医療機関を受診してください。

    小児

    □ 呼吸が速い、息苦しそうにしている

    □ 顔色が悪い(土気色、青白いなど)

    □ 嘔吐や下痢がつづいている

    □ 落着きがない、遊ばない、反応が鈍い

    □ 症状が長引いていて悪化してきた

    大人

    □ 呼吸困難または息切れがある

    □ 胸の痛みがつづいている

    □ 嘔吐や下痢がつづいている

    □ 3日以上、発熱が続いている

    □ 症状が長引いていて悪化してきた

    受診のポイントについてさらに知るには
    →「新型インフルエンザ あなたの?に答えます(受診と療養編)」
    http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2724.html

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  6. (4) 自宅での療養

    自宅療養の注意点

      同居している人が感染している場合、その人から感染しないよう確実に予防することは困難です。ただし、なるべく感染しないように、以下のことを心がけてください。

    ○患者の看護をしたあとなど、手をこまめに洗う。

    ○感染している方が小児の場合には、誰かが必ず見守るようにすることが必要ですが、持病があったり、妊娠している方については、感染している人となるべく別の部屋で過ごすようにするなど、より確実な感染予防を心がける

    ○看護している方が、持病をもっていたり妊娠している場合は、念のためかかりつけの医師に相談する。医師の判断により、予防のためのお薬が処方されることがある。

    ○患者には原則マスクを着用させる。なお、看護している方がマスクを着用することによる感染予防効果は限定的ですが、患者と接するときにはマスクを着用することで、ある程度は感染を予防できる可能性がある。

    ○患者の使用した食器類や衣類は、通常の洗濯・洗浄及び乾燥で消毒できる。

    療養のポイントについてさらに知るには
    →「新型インフルエンザ あなたの?に答えます(受診と療養編)」
    http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2724.html

    →発熱したお子さんを見守るポイント(保護者向けポスター)(PDF:429KB)

    →発熱したお子さんを見守るポイント(保護者向けパンフレット)(PDF:622KB)


    回復後の外出

     熱がさがっても、インフルエンザの感染力は残っています。解熱後も、あなたは他の人に感染させる可能性があるわけです。

     完全に感染力がなくなる時期については、明らかでなく、個人差も大きいと言われます。少なくとも、熱が下がって2日目までは外出しないように心がけましょう。

     あるいは、発熱などの症状がなくなっても、周囲の方を守るため、発熱や咳(せき)、のどの痛みなどの症状が始まった日の翌日から7日目までは、できるだけ外出しないようにしてください。

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  7. (5) ワクチン

    ワクチンの効果

     インフルエンザワクチンには、インフルエンザに感染した際に、発症を抑えたり、症状が重くなることや死亡することを予防する効果があるとされています。

     ただし、ワクチンを接種しても、インフルエンザにかかることもありますし、その効果も完全ではありません。日頃から感染予防に気をつけることも重要です。

    注:「感染」とは、インフルエンザウイルスが体内に入ることです。その後、ウイルスが増えると、症状が出てきます。これが「発症(発病)」です。感染しても症状が出ないという場合もあります。

    ワクチンについてさらに知るには
    →「新型インフルエンザワクチンQ&A」等
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_qa.html
    →「インフルエンザワクチン」(国立感染症研究所 公表資料)
    http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu090828-02.pdf


    接種の回数

    2009年12月18日時点では、以下の通りです。
    <優先接種対象者>
    ・妊婦の方 1回接種
    ・基礎疾患を有する方 1回接種注1
    ・13歳未満の方注2 2回接種
    ・中学生、高校生の年齢にあたる方 1回接種
    ・65歳以上の方 1回接種

    ※ 13歳以上64歳未満の健康な方(「新型インフルエンザの診療に直接従事する医療従事者」や、「1歳未満の乳児の保護者及び、優先接種対象者のうち、身体上の理由により予防接種が受けられない方の保護者」を含む)は1回接種です。

    (注1)著しく免疫が抑制されていると考えられる方については、個別に医師とよく相談のうえで、2回接種しても差し支えありません。

    (注2)中学1年生の年齢にあたる方であっても、接種時に13歳になっていない方は、「13歳未満の方」に該当します。

    接種回数の検討についてさらに知るには
    →「新型インフルエンザワクチンの接種回数の見直しについて」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_vaccine.html


    ワクチンの安全性

     ワクチン接種がもたらす重症化・死亡の防止効果は社会的に見て大きなメリットといえます。ただ、ごく稀なケースとして、強い副反応(副作用)を引き起こし、重い後遺症を残すことがあります。多くの人にはメリットをもたらしますが、少数の方々においてデメリットが生じてしまうのです。つまり、ワクチンは100%安全であるとは言えません。

     ですから、ワクチンの接種に関しては、医師に処方されて飲む薬とは違い、国民お一人お一人が、効果とリスクをご理解いただいた上で、打つか打たないかを判断していただくようお願いします。

    注;ワクチン接種において、その目的である免疫をつけることに伴って発生する、免疫反応以外の反応のことを「副反応」といいます。通常の医薬品で言う「副作用」と同様の意味です。

    安全性についてさらに知るには
    →「ワクチン関連情報」の「新型インフルエンザワクチンの安全性について」
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_vaccine.html

    -----------------------------------------------
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_nyumon.html

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  8. で、「新型インフルエンザ」と「季節性インフルエンザ」の根本的な違いがわかったか?

    まったくわからん。

    ぶっちゃっけ「季節性インフル」からわざわざ別立てにする科学的根拠が疑わしいよ。
     

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  9. 根拠のあやふやな、ありもしないものをでっち上げてんじゃないの?(笑)。
     

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  10. 「超 スーパー ウイルス」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%B6%85+%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC+%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

    超(スーパー)ウイルス―太古から甦った怪物たち (カッパ・サイエンス) [新書]
    根路銘 国昭 (著)

    内容(「MARC」データベースより)
    エボラはほんの前ぶれに過ぎない。今やスーパーウイルスは、植物、昆虫、小動物たちの間に居を構え、あらゆるルートを介して人体へ侵入するチャンスを狙っている。ウイルスの黎明期である現代への警告。

    出版社: 光文社 (1996/01)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4334061052

    目次
    序章 森からの使者
    第1章 太古の眠りから覚めたウイルス
    第2章 アメリカに上陸したエボラ
    第3章 一斉蜂起する出血熱ウイルス
    第4章 種の枠を突破するウイルス
    終章 ウイルス・クライシスの予感
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4334061052
     

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  11. トンデモ医科様ウイルス学者列伝…

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  12. 「インフルエンザ危機 クライシス」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E5%8D%B1%E6%A9%9F+%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%B9

    『インフルエンザ危機』 |集英社新書
    http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0313-i/

    『インフルエンザ危機』
    河岡 義裕  

    鳥インフルエンザが人を襲う!?
    人に感染するよう変異したその正体は恐怖のキラー・ウィルスだった!

     21世紀に入っても続くインフルエンザウイルスと人類との戦い。世界的大流行を何度も引き起こし、何千万もの人命を奪ってきたこのウイルスをなぜ撲滅することができないのか……。しかも、鳥インフルエンザに代表される新型ウイルスが人間に感染・流行する危機さえ叫ばれている。世界で初めてインフルエンザウイルスの人工合成に成功した著者がウイルスとは何かを詳細に解説するとともに、人類を脅かす新型ウイルスと研究者たちの熱い戦いを語る。予防・対処法まで含めて、インフルエンザウイルス研究の最前線が今、ここに明かされる!

    著者情報
    河岡 義裕 (かわおか よしひろ)
     北海道大学獣医学部卒業。鳥取大学農学部助手、米セント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル教授研究員、米ウイスコンシン大学獣医学部教授を経て、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野教授、同感染症国際研究センター長。蠍座。A型。

    返信削除
  13. 「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」研究運営委員会において取りまとめられた研究の進捗状況について
    平成16年3月24日 文部科学省 

    科学技術振興調整費を活用し、「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」を実施しているところですが、本日開催された研究運営委員会において、別添のとおり現時点での研究の進捗状況が取りまとめられましたのでお知らせいたします。

    (別添)
    平成16年3月24日
    科学技術振興調整費 緊急研究開発等「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」の進捗状況について

    独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所

    1.経緯
    (1) 本年1月に開催された総合科学技術会議において「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」が平成15年度科学技術振興調整費による緊急研究開発等に指定。
    (2) この指定により、農林水産省、文部科学省、厚生労働省、環境省との協力のもと、ゲノム疫学研究、ウイルスの病原性解析、ヒトへの感染予防対策等の研究調査を推進しているところ。

    2.主要な成果
    (1) ゲノム疫学研究
    「成果の要約」
    これまで国内(山口県、大分県、京都府)で鶏から分離されたウイルスの遺伝子情報を比較したところ、遺伝的に極めて近縁な関係にあることが明らかになった。また国外との比較についてはベトナムでヒトから分離されたウイルスとは遺伝子型が異なっており、韓国で鶏から分離されたウイルスとは遺伝的に極めて近縁な関係にあることが明らかになった。
    これまでの調査では、山口県、大分県の発生農場周辺の野鳥からはウイルスは検出されなかった。

    1) 山口県、大分県および京都府で鶏から分離されたウイルスの遺伝子解析を行ったところ、全てのウイルスが遺伝的に極めて近縁であることが明らかになった。
    2) 本年ベトナムでヒトから分離されたウイルスと国内で鶏から分離されたウイルスは遺伝子型が異なっていた。
    3) 韓国で昨年12月に鶏から分離されたウイルスと国内で鶏から分離されたウイルスの遺伝子を比較したところ99パーセント以上の相同性を示し、遺伝的に極めて近縁であることが明らかになった。
    なお、この結果からわが国と韓国では近縁なウイルスが流行していたと考えられる。
    4) 山口県、大分県、京都府の各発生周辺での鳥類生息調査は終了(3月18日)し、現在とりまとめ中。
    また、野鳥のウイルス保有状況調査のため、山口県では17種91個体を捕獲、カモ類等の糞208検体を採取。大分県では9種99個体を捕獲、カモ類等の糞231検体を採取。京都府では21種102個体を捕獲、カモ類等の糞156検体を採取。
    5) 山口県および大分県の発生農場周辺で捕獲した野鳥や採取したカモ類等の糞からはウイルスは検出されなかった。京都府分については、一部の検体(カラスの糞の一部)は検査中であるものの、これまでに結果が判明した範囲では高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されていない。

    (2) ウイルスの病原性解析
    「成果の要約」
    わが国の分離株は、鶏に対して高病原性を示すことが明らかになった。ムクドリ、カモ、インコにも感染性を示すことが明らかになった。
    また、ほ乳類であるマウスに対しては弱いながらも病原性を示すことが明らかとなった。

    1) 山口県、大分県および京都府の鶏分離株については、静脈内にウイルスを接種した場合、それぞれ鶏に対して高病原性であることが明らかになった。
    2) 山口県分離株については、97年にヒトから分離された香港株に比較して、マウスを死亡させるのに、100万倍以上のウイルス量が必要であった。
    3) ムクドリ、カモおよびインコについては、山口分離株が実験的に感染することが判明した。

    (3) ヒトへのウイルス感染予防対策
    「成果の要約」
    ヒト用の診断法やワクチン開発の第一段階として、山口県分離ウイルスやベトナムでヒトから分離されたウイルスの弱毒化を行っている。
    検出系については、H5亜型について高感度簡易遺伝子検出システムの基礎的開発を終了した。
    また、ヒトの臨床対応マニュアルを策定中である。

    1) 山口県分離株について、遺伝子改変技術(リバースジェネティックス法)により、ワクチン候補株を作成するため必要な遺伝子の一部を切り出し、弱毒化するための準備ができた。
    2) ベトナムから、患者検体を入手しウイルスを分離。遺伝子解析を実施した。遺伝子改変技術(リバースジェネティックス法)により毒性を減弱したウイルスを回収した。また、検出系について、より高感度なRT-PCR検出系を構築するとともに、H5亜型に特異的な高感度簡易遺伝子検出システムの基礎的開発を終了した。
    3) 過去の海外での事例に関する文献、症例報告等を収集するとともに、実際に患者の診療を実施したベトナムの病院から診療経過や検査結果等を入手し分析中である。従来からのインフルエンザ感染症とも対比しながら臨床対応マニュアル(診断基準・治療指針)を策定中である。

    農林水産省農林水産技術会議事務局
    電話:03-3502-8111(代表)
    担当者:地域研究課 藤村、久田(内線5184)
    03-3591-8734(直通) (1)1)~3)(2)1)、2)

    環境省自然環境局
    電話:03-3581-3351(代表)
    担当者:野生生物課 中澤(内線6473)
    03-5521-8285(直通) (1)4)

    文部科学省研究振興局
    電話:03-5253-4111(代表)
    担当者:ライフサイエンス課 原(内線4364)
    03-6734-4106(直通) (1)5)(2)3)(3)1)

    厚生労働省大臣官房
    電話:03-5253-1111(代表)
    担当者:厚生科学課 西山、成田(内線3807)
    03-3595-2171(直通) (3)2)、3)

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  14. (参考)
    平成15年度科学技術振興調整費 緊急研究開発等
    「高病原性鳥インフルエンザ対策に関する緊急調査研究」
    研究運営委員会の開催について
    1.設置
    研究運営委員会は、本研究開発を実施するにあたり、研究の運営に必要な連絡調整を行うため、研究参画者及び外部有識者を構成員として設置されているものである。
    主催:独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所(中核的研究機関)

    2.開催日時
    平成16年3月24日(水曜日)14時30分~17時30分

    3.開催場所
    経済産業省別館1038号

    4.議題
    (1)これまでの研究成果について
    (2)今後のとりまとめ方針について
    (3)その他

    研究運営委員会構成員 委員 所属

    (外部有識者)
    くらた たけし
    倉田 毅
    国立感染症研究所副所長

    すぎむら たかあき
    杉村 崇明
    元鹿児島大学 農学部獣医学科 家畜微生物学教授

    (研究実施者)
    いとう としひろ
    伊藤 壽啓
    鳥取大学 農学部獣医学科 獣医公衆衛生学教授

    かわおか よしひろ
    河岡 義裕
    東京大学医科学研究所 感染・免疫大部門ウイルス感染分野 教授

    きだ ひろし
    喜田 宏
    北海道大学大学院 獣医学研究科教授

    くどう こういちろう
    工藤 宏一郎
    国立国際医療センター病院副院長

    くぼた まさひで
    久保田 正秀
    財団法人自然環境研究センター

    しみず みつぐ
    ○ 清水 実嗣
    独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所長

    たしろ まさと
    田代 眞人
    国立感染症研究所 ウイルス第3部長

    やまぐち しげお
    山口 成夫
    独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所 感染病研究部長

    注1: ○印は委員長、敬称略、五十音順
    2: その他、各府省担当者はオブザーバーとして参加。

    (研究振興局ライフサイエンス課)

    http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/03/04032402.htm

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  15. 普遍的インフルエンザAワクチンの開発
    研究課題番号:10F00515

    受入研究者
    2010年度~2012年度
    長谷川 秀樹
    国立感染症研究所

    外国人特別研究員

    VAN RIET P. H.
    VAN RIET Petronella Helena
    国立感染症研究所・インフルエンザウイルス研究センター・外国人特別研究員
    VANRIET PetronellaHelena
    国立感染症研究所・インフルエンザウイルス研究センター・外国人特別研究員
    VAN RIET P. H.

    研究概要(最新報告)

    インフルエンザワクチンは流行株予測に基づき作製されるが、ワクチン株と流行株が異なると効果が著しく低下する。そこでウイルスの変異株に対しても有効な普遍的なインフルエンザワクチンが求められている。経鼻投与型インフルエンザワクチンは、現行の皮下接種型ワクチンと異なり、感染の場となる気道粘膜上に交叉防御能を有する分泌型IgA抗体を誘導し、感染自体を阻止することが明らかになっている。本研究では、ワクチンの経鼻接種により交叉防御能の高い免疫を誘導するワクチンの開発と機序の解明を目指した基盤的研究を目的とする。

    ワクチン接種により誘導されるメモリーB細胞と持続的な抗体産生を行う形質細胞は、実際のウイルス感染時にウイルス排除において重要な役割を担うことが知られている。しかしながら、経鼻投与型インフルエンザワクチンにおけるメモリーB細胞や形質細胞の誘導は明らかになっていない。そこでH23年度の研究では、経鼻ワクチンにより誘導されるメモリーB細胞に注目し、ヒトにおいて経鼻ワクチン接種後に粘膜組織に誘導されるIgG及びIgA抗体のメモリーB細胞についてELISPOT法を用いて解析を行った。本研究は、国立感染症研究所ヒトを対象とする医学研究倫理審査委員会承認のもと実施した。

    季節性インフルエンザウイルスA/H3N2の全粒子不活化ワクチンの経鼻接種を受けた健康成人ボランティアに関して、抹消血リンパ球におけるワクチン特異的なIgGあるいはIgA抗体を産生するメモリーB細胞を評価した。ワクチン接種前には、ワクチン特異的なIgA産生メモリーB細胞は存在しないのに対し、IgG産生メモリーB細胞は低いながらも測定可能なレベルで存在することが判明した。さらに、IgA産生メモリーB細胞の割合は、鼻腔洗浄液におけるワクチン株に対する中和抗体価ならびに血球凝集阻害抗体価と相関することが示された。

    今後の研究の推進方策(最新報告)

    これから実施予定の健康成人ボランティアを募った経鼻投与型インフルエンザワクチンに関する臨床研究(国立感染症研究所ヒトを対象とする医学研究倫理審査委員会承認済み)において、解析を行う対象を増やし、導入・確立した実験系を用いて経鼻投与型インフルエンザワクチンの有効性ならびに作用機序に関して検討を行う予定である。現時点において、当該研究課題推進上における実験計画の変更、ならびに問題点はない。
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/10F00515.ja.html

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  16. 局所励起表面プラズモンセンシングによるインフルエンザウイルス検出と感染性評価
    研究課題番号:22360022

    代表者
    2010年度~2012年度
    加野 裕
    研究者番号:80322874
    室蘭工業大学・工学(系)研究科(研究院)・准教授

    研究分担者

    長谷川 秀樹
    研究者番号:30301790
    感染症研究所・感染病理部・部長

    森垣 憲一
    研究者番号:10358179
    神戸大学・遺伝子研究センター・准教授

    研究概要(最新報告)

    研究代表者の加野は,前年度に試作した装置の性能向上,機能追加を行った.研究分担者の森垣と共に,PDMS製フローセルの試作,改良を行い,安定的に試料を導入する機構を組み込みを行った.送液時に,注入する溶液試料の量と排出する量をバランスさせることにより,圧力変化に起因する考えられる屈折率変化を十分に抑制することに成功した.また,断面積の小さな流路で検証実験を行い,ウイルス検出実験に必要となる検体量が減少することを実験によって確認した.また,基板上に配置した微小物体と局所励起表面プラズモンの相互作用を検証することを目的に,FDTD法を用いた計算プログラムの改良を継続した.その結果,表面プラズモンを円形瞳照明法や輪帯瞳照明法の元で,放射状偏光など任意の偏光を用いて励起する場合のシミュレーションを行うことができるようになった.

    研究分担者の長谷川は,無毒化したH1N1型のインフルエンザウイルスを始めさまざまなサブタイプのインフルエンザウイルスの精製とモノクロナール抗体の作製を行い,加野と共に試作装置を用いて,これらの抗原抗体反応の検出実験を行った.表面プラズモンを励起する金属材料に金を用い,その表面にアビジンを結合させ,これにビオチン化させたモノクロナール抗体を結合させた.ここにウイルスを含む検体を流し込み,抗体に反応するウイルスがもたらす屈折率変化を測定した.先に述べたように試作装置の安定化によって,屈折率変動の再現性が大幅に高まったため,特定のサブタイプのウイルスのみを検出可能であることを実験的に確認できた.

    今後の研究の推進方策(最新報告)

    試作装置の屈折率分解能向上や動作速度向上などに取り組みつつ,微量溶液の送液自動化等を実現する.検出限界等を重点的に検証しつつ,より実用に近い条件を与え,測定法の実効性を検証する.さらに,基板表面にウイルス認識部位の固定を試み,さまざまな条件下でウイルスとの相互作用測定を行うことで,感染性過程解析における装置の有用性を評価する.その他,基板下方からの照明による基板表面の屈折率像と,基板上方からの照明による蛍光像の比較により.屈折率像の妥当性検証を進める.理論計算においては,基板上に微小物体を配置することによって反射光空間周波数スペクトルに生じる変化を検討し,局所励起表面プラズモンとウイルスの相互作用がもたらす影響について知見を得る.
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/22360022.ja.html
     

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  17. LIMPII、ユビキチン融合インフルエンザDNAワクチンによる免疫応答と感染防御
    研究課題番号:13770155

    代表者
    2001年度~2002年度
    長谷川 秀樹
    研究者番号:30301790
    国立感染症研究所・感染病理部・主任研究官

    研究概要(最新報告)

    1、LIMP II融合インフルエンザHA DNAワクチンの作成

    マウス線維芽細胞NIH3T3細胞より得らたcDNAライブラリーを用いマウスLIMP IIの遺伝子の単離を行った。C'末端にLIMP IIのライソゾームターゲットシークエンスを融合させる形でインフルエンザウイルスのHA及びNAのDNAワクチンを作成した。C'末端にLIMP IIのtailを融合させる事により発現されたワクチン抗原はMHC class IIを介する抗体誘導の増強が期待される。

    2、ユビキチン融合及びLIMP II融合インフルエンザDNAワクチンの発現と細胞内動態

    作成したユビキチン融合及びLIMP II融合インフルエンザDNAワクチンを293T細胞に導入し、ウエスタンブロッティングにて発現を確認、及び蛍光抗体法を用い細胞内での局在を調べた。また、細胞内での動態を調べるためにS35メチオニンラベルした細胞を用いパルスチェース法を用い蛋白発現後の時間的動態を解析した。結果、ウエスタンブロッティングでのワクチン抗原の発現確認ではHAのDNAワクチンでは強い発現が確認されたがHA-LIMP IIでは少量の発現が、Ub-HAではほとんど抗原が見られなかった。しかしパルスチェイス法では3種類のワクチン共に発現がみられ特にHAでの発現が多く又Ub-HAでは発現後速やかに分解されている事がわかった。この結果はユビキチンの融合によりワクチン抗原がプロテオソームに運ばれ速やかに分解されている事が示唆される。

    3、HA, Ub-HA, HA, LIMP II DNAワクチンの抗体応答の比較

    作成した3種のインフルエンザHAワクチンを用いマウスにエレクトロポレーション法を用いて接種しHA特異的抗体をELISA法を用いて測定した。マウス大腿の筋肉内に1〜10μgのDNAワクチンを接種し100V6回のパルスでエレクトロポレーションを行った。3週間隔で2回免疫しさらに2週後の血清、鼻腔洗浄液を回収しIgA, IgGを測定した。この条件での抗体応答はHA 10μgで行ったものが最も高くそれは抗原の発現量に比例していた。モディファイしたDNAワクチンの発現量を増やす工夫が必要である。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/13770155.ja.html
     

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  18. インチキ医科様受精鶏卵増殖ウイルス由来インフルエンザワクチンのいかさまがバレバレになるまえに一刻も早く、新型ワクチンに転換しなければという焦りがあるのかもしれない…(笑)。

    次世代医科様ネタの開発仕込みも容易ではない(笑)。
     
    「一刻も早く培養細胞を用いたワクチン製造へ切り替える必要がある」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%80%E5%88%BB%E3%82%82%E6%97%A9%E3%81%8F%E5%9F%B9%E9%A4%8A%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E8%A3%BD%E9%80%A0%E3%81%B8%E5%88%87%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B
     

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  19. 「長谷川秀樹 全力教室」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A7%80%E6%A8%B9+%E5%85%A8%E5%8A%9B%E6%95%99%E5%AE%A4
     

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  20. KAKEN - 腸管出血性大腸菌に対するワクチンの開発研究(10357003)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/10357003.ja.html
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C+%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
     

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  21. 「竹田美文 文部科学省 感染症研究推進準備委員会」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E7%BE%8E%E6%96%87+%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9C%81+%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%BA%96%E5%82%99%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
     

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  22. 2000年度 : 国立感染症研究所 / 研究員
    1999年度~2000年度 : 国立感染症研究所 / 所長
    1996年度~1999年度 : 国立国際医療センター(研究所)
    1994年度~1998年度 : 国立国際医療センター / 研究所 / 所長
    1996年度 : 国立国際医療センター研究所 / 所長
    1994年度 : 国際医療センター研究所 / 所長
    1988年度~1993年度 : 京都大学 / 医学部 / 教授
    1990年度 : 京都大学 / 医学部
    1986年度~1988年度 : 東京大学 / 医科学研究所 / 教授
    1985年度 : 東京大学 / 医科研 / 教授
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/30029772.ja.html
     

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  23. 食中毒の脳症に治療法 ステロイド投与が有効

     腸管出血性大腸菌による食中毒で、けいれんや昏睡に陥って死ぬこともある脳症を起こした重症患者には、大量のステロイドを短期間に注射する治療が有効なことを東京大や富山大などのチームが突き止め、17日付の米科学誌ニューロロジー電子版に発表した。

     2011年にユッケなどを食べた5人が死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の大腸菌O111による集団食中毒の治療記録を解析して判明した。チームの水口雅・東京大教授は「食中毒による脳症には有効な治療法が乏しかった。新たな治療法になる可能性がある」としている。

    2014/01/18 06:18 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011801001271.html

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  24. 「食中毒」脳症にステロイド投与療法…

    「免疫抑制作用」が効果あるって?

    「脳炎」じゃなくて「脳症」ってとこが手品の種のミソなんだろうね…
     

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  25. 【医学】腸管出血性大腸菌による食中毒の脳症に治療法 ステロイド投与が有効/東京大など
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1390315626/

    「大腸菌」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C
     

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  26. おなかにくる「風邪」に「ステロイド療法」なんかやったら、日和見感染の巣になっちまうで…
     

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  27. で、ひたすら、抗生物質や化学療法剤(合成抗菌薬剤)の大量投与も併用するってわけか…

    薬屋がうはうはだな。
     

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  28. まじめにこんなことにのめりこまされると、急性白血病や、がんと同じで、医療行為で殺されちまうよ…
     

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  29. 「長谷川秀樹」
    https://kaken.nii.ac.jp/r?q=%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A7%80%E6%A8%B9&o=4
    https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E7%A7%80%E6%A8%B9&c=50&o=2

    局所励起表面プラズモンセンシングによるインフルエンザウイルス検出と感染性評価
    研究課題番号:22360022

    代表者
    2010年度~2012年度
    加野 裕
    研究者番号:80322874
    室蘭工業大学・工学(系)研究科(研究院)・准教授

    研究分担者

    長谷川 秀樹
    研究者番号:30301790
    感染症研究所・感染病理部・部長

    森垣 憲一
    研究者番号:10358179
    神戸大学・遺伝子研究センター・准教授
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/22360022.ja.html
     

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  30. 森島恒雄、岡部信彦、中村祐輔、河岡義裕、山口清次、水口雅、市山高志、長谷川秀樹、奥村彰久、伊藤嘉規, 他: "インフルエンザ脳症ガイドライン(改訂版)(解説)" 小児感染免疫 21. 421-466 (2010), 査読有
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/20591276/2010/3/ja.ja.html
     

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  31. お昼のTBSで新型インフルエンザの訓練風景があったんですが、空港の水際作戦で海外帰国者で熱がある...等の人は、車に収容、その車をパトカーが先導して隔離するそうです(笑)。
    不顕性感染者は!?

    で、ゲスト解説の一人が、2009年のインフルエンザは殆どが免疫を持ってたって2度も言ってました。

    「新型インフルエンザ」の定義は、殆どが免疫を持たないってことじゃなかったんですかね?(笑)

    返信削除
  32. 日本にはまだ「本当の新型インフルエンザ」が侵入していない。

    だがいつか必ず来る来る。

    そのために「備えあれば憂いなし」(笑)。
     

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  33. 感染性胃腸炎 患者数が急増
    1月22日 19時13分

    ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が全国で急速に増えていて、国立感染症研究所は、調理や食事の前の手洗いを徹底するよう注意を呼びかけています。

    国立感染症研究所によりますと、今月12日までの1週間に、全国およそ3000の小児科から報告されたノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は、1医療機関当たり10.96人で、前の週の2.6倍と急速に増えています。これは、この時期としては過去10年間で2番目に多い患者数です。都道府県別に見ますと、大分県が最も多く21.25人、次いで鹿児島県が18.11人、高知県が15.50人、熊本県が14.72人などとなっています。
    ノロウイルスは、患者が吐いたものや便などに含まれ、人の手などを介して口から感染するウイルスで、感染力が非常に強く激しいおう吐や下痢を引き起こします。
    このため、石けんを使った手洗いを徹底することや、吐いたものや便を処理する際は、マスクや手袋をして、雑巾などで拭き取ったうえで、塩素系の漂白剤などで消毒する必要があります。
    国立感染症研究所の片山和彦室長は「流行の推移をみると、1月の患者数が過去10年間で最も多くなった4年前と似ている。調理や食事の前の手洗いを徹底するなど対策を心がけてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140122/k10014688341000.html
     

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  34. 片山和彦・国立感染症研究所室長
    「流行の推移をみると、1月の患者数が過去10年間で最も多くなった4年前と似ている。調理や食事の前の手洗いを徹底するなど対策を心がけてほしい」
     

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  35. ウイルス性下痢症の診断・分子疫学・病態・予防・治療に関する研究
    Study of Diagnosis, Epidemiology, Pathogenesis, Prevention and Treatment of Virus-induced Diarrhea
    研究課題番号:14207037

    代表者
    2002年度~2004年度
    牛島 廣治
    USHIJIMA, Hiroshi
    研究者番号:10091068
    東京大学・大学院・医学系研究科・教授

    研究分担者

    西尾 治
    NISHIO, Osamu
    研究者番号:40270631
    国立感染症研究所・感染症情報センター第六室・室長(研究職)

    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/14207037.ja.html
     

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  36. [キーワード:下痢症ウイルス]
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E4%B8%8B%E7%97%A2%E7%97%87%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&o=1

    http://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%E4%B8%8B%E7%97%A2%E7%97%87%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&o=4
     

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  37. >現在、社会的に問題となっている下痢症ウイルスのノロウイルスGII主要株に対するイムノクロマト法を世界で初めて開発した。さらにノロウイルスの14 genotypeの中空粒子を遺伝子工学的に作製し、抗体を作りイムノクロマト法に応用する準備ができた。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/14207037.ja.html
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&c=50&o=2
    http://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&c=100&o=4
     

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  38. ノロウイルス食中毒 全国流行
    2014年1月22日3時1分 読売新聞

    ◇トイレで飛散、感染に注意

     浜松市の学校給食で、ノロウイルスが原因とみられる大規模な食中毒が発生した。ノロウイルスによる食中毒は全国各地で流行。ちょうど受験シーズンとも重なっている。汚物から感染が広まる危険も高く、家庭での対策を知っておきたい。

     ノロウイルスは、下痢や嘔吐おうとなどを伴う食中毒。感染して発症するまでの潜伏期間は1~2日程度。通常、症状は数日で治まるが、ウイルスは1週間以上便から排せつされる。感染者の汚物に含まれる大量のウイルスが手や衣服について、食品などを介して口に入ることで感染が広がりやすい。

     長野県北信保健福祉事務所は、トイレでの飛散、汚染に注意を呼びかける。同事務所では、色つきのゼリーを排せつ物に見立てて跳ね返りの状況を調べた。

     その結果、和式トイレでは、床だけでなく壁面、ズボンのすそや靴、お尻に触れた手や袖口にも付着していた。洋式トイレでも、便器の縁などに汚物が付き、ウイルスが広がる温床になりうる。ふたをせずに水を流すと、見えない水滴と共にウイルスが飛び散る可能性もある。

     国立感染症研究所の片山和彦さんは「感染しても発症せず、気付かないままノロウイルスを便から排出し続けている場合がある」と警告する。症状がなくても10~20人に一人はノロウイルスに感染しているおそれがある。流行期の11月半ばから2月中は、いつも以上に注意したい。

     一番の予防法は手洗い。症状がなくても、トイレの後や調理や配膳の前、おやつも含めて食べ物を口にいれる前には、流水とせっけんで手首までしっかりと手を洗う習慣をつける。

     嘔吐物の処理は、マスク、めがね、手袋などで飛まつから身を守り、塩素系漂白剤の消毒液で行う。片山さんによると、500ミリ・リットルのペットボトルにキャップ2杯分(10ミリ・リットル)の漂白剤を注ぎ、水で薄めるのが目安。汚物を古新聞でぬぐった後に、周囲約2メートル四方を古新聞で覆う。その上に消毒液をふりかけて5分置く。それを捨ててペーパータオルで再度拭き取る。アルコールは効果がない。塩素系漂白剤を扱う時は必ず手袋を使い、処理後に手もよく洗う。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140121-118-OYTPT01003
     

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  39. あくまでも「ウイルス感染症」であって、「食中毒」というのは間違っているんじゃないのかな…
     

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  40. 「花粉症」というのと同じ類いの紛らわしさ…

    口裏合わせて意図的にやってんのかな?
     

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  41. インフル、10分で「型」診断…キット開発

     インフルエンザのウイルスのタイプを最短10分で見極められる診断キットを、国立感染症研究所などが開発した。

     現在は専門機関で2時間半以上かけて行われる精密診断に比べ、大幅な時間短縮が見込める。取り扱いも簡易なため、一般の病院でも利用できる。新型インフルエンザの発生時の素早い初動対応やウイルスタイプに合わせた治療に役立つと期待され、数年以内の実用化を目指している。

     同研究所の影山努室長らは、ウイルスの遺伝子を酵素などに混ぜて一定の温度下に置くと、短時間で大量に増やせる技術を活用。ウイルスタイプの診断機能を持つ数センチ四方のチップに酵素を封入し、このチップを置ける保温装置を作った。患者の鼻の粘液を溶かしてチップに注ぎ、保温装置に置くと、遺伝子の大量増幅により、ウイルスのタイプを素早く検出できる。

     季節性のA香港型(H3N2)や、2009年に大流行したH1N1型などの最大25種類のタイプのどれかを一度に調べられる。どれかに該当すれば10分、どれにも該当しない場合も40分で分かる。現行の精密診断でA香港型だった30人に新キットを使いウイルスのタイプを調べたところ、29人で結果が一致した。

     現行の精密診断は作業が煩雑で、結果の判明に時間がかかり、一般の病院では使いにくい。一方、病院で行える簡易診断ではどのタイプかは分からない。

    (2014年1月28日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=91868
     

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  42. >国立感染症研究所の影山努室長らは、ウイルスの遺伝子を酵素などに混ぜて一定の温度下に置くと、短時間で大量に増やせる技術を活用。ウイルスタイプの診断機能を持つ数センチ四方のチップに酵素を封入し、このチップを置ける保温装置を作った。患者の鼻の粘液を溶かしてチップに注ぎ、保温装置に置くと、遺伝子の大量増幅により、ウイルスのタイプを素早く検出できる…

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  43. いちいち亜型が判明したからといって、インフルエンザ症状への対処方法はみな同じなんだけどな…
     

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  44. なにがなんでも、「新型インフルエンザ」は季節性インフルエンザはべつのものである、と言い張り続けたいのだろう…

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  45. 押谷仁・東北大学教授
    「毎年のインフルエンザと同じという新型インフルエンザに対する認識は、早急に見直さなければならない」
    http://www.amazon.co.jp/dp/4140883014
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%8A%BC%E8%B0%B7%E4%BB%81+%E6%AF%8E%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%81%A8%E5%90%8C%E3%81%98%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AA%8D%E8%AD%98
     

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  46. インフルワクチン効果大幅アップ=人工DNA物質を開発-医薬基盤研

     インフルエンザなどのワクチンの効果を大幅に高める人工DNA物質を開発したと、医薬基盤研究所の小檜山康司研究員らのチームが発表した。論文は11日以降、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

     研究チームはインフルエンザワクチンの動物実験で効果を確認。ワクチンの効果を高める添加物として、5年後をめどに臨床試験(治験)を始めたいとしている。アレルギー治療薬や抗がん剤でも同様の効果が期待できるという。

     開発したのは、人工DNAを糖類で包んだ物質。ワクチンに混ぜてマウスに注射すると、リンパ節の免疫細胞に取り込まれ免疫を活性化させる。従来のワクチンを接種した後、大量のインフルエンザウイルスを投与するとマウスは死ぬが、この物質を足すと死なないことも確認した。

     今回使った人工DNAは、これまでもワクチン添加物の候補物質として知られていたが、効果が小さかった。糖類で包むことで大きくなって免疫細胞に取り込まれやすくなり、効果が高まったとみられるという。(2014/02/11-05:46)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014021100071

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  47. 718 :名無しのひみつ:2014/02/19(水) 23:27:05.98 ID:p+XPXMlC
    >医学生物学論文なんて再現性が無いのが当たり前ってくらいのものなんだから

    パンデミックを煽った棒助教授の猿実験も再現性がないが
    これに目を瞑れば強制的なワクチン接種で(このバカ助教授の主張)
    莫大な被害者が発生する。

    生命倫理に反する科学を平気でのさばらせたら
    どういうことになると思っているんだ
    合法的殺人だぞ

    ---------------------------------

    【生物】STAP細胞論文 ネット上で「不自然な画像」との指摘 理研が調査開始
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1392434984/718

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  48. 訪問時間 2014年2月20日 14:25:48
    ホスト名 p73a20e2d.tkyea103.ap.so-net.ne.jp

    Yahoo!JAPAN「新型インフルエンザ超(スーパー)ウイルス」 で検索

    so-net.ne.jp @Chiba

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  49. 計画のワクチン製造態勢整わず 新型インフル

     新型インフルエンザワクチンを大量に製造できる態勢を整える国の事業に参加している北里第一三共ワクチン(埼玉県)は6日、2013年度中の達成を計画していた4千万人分の生産態勢が整わないことを、厚生労働省の専門部会に報告した。

     厚労省によると、同社の生産能力は計画より2千万人分不足。品質には問題はなく、16年6月までに製造工程を改善し4千万人分の態勢を整えるという。専門部会は対応策を協議する。

     事業は、新型インフルエンザが発生した場合に備え、国がワクチン業者を助成し、半年以内に全国民分のワクチンを生産できる態勢を整備するのが目的。

    2014/03/06 20:40 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014030601002229.html
     

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  50. >事業は、新型インフルエンザが発生した場合に備え、国がワクチン業者を助成し、半年以内に全国民分のワクチンを生産できる態勢を整備するのが目的…
     

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  51. 歯削る機器、滅菌せず再使用7割…院内感染懸念
    2014年5月18日7時29分 読売新聞

     歯を削る医療機器を滅菌せず使い回している歯科医療機関が約7割に上る可能性のあることが、国立感染症研究所などの研究班の調査でわかった。

     患者がウイルスや細菌に感染する恐れがあり、研究班は患者ごとに清潔な機器と交換するよう呼びかけている。

     調査対象は、歯を削るドリルを取り付けた柄の部分。歯には直接触れないが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすい。標準的な院内感染対策を示した日本歯科医学会の指針は、使用後は高温で滅菌した機器と交換するよう定めている。

     調査は、特定の県の歯科医療機関3152施設に対して実施した。2014年1月までに891施設(28%)から回答を得た。

     滅菌した機器に交換しているか聞いたところ、「患者ごとに必ず交換」との回答は34%だった。一方、「交換していない」は17%、「時々交換」は14%、「感染症にかかっている患者の場合は交換」は35%で、計66%で適切に交換しておらず、指針を逸脱していた。

     別の県でも同じ調査を07~13年に4回行い、使い回しの割合は平均71%だった。

     研究班の 泉福せんぷく 英信・国立感染症研究所室長によると、多くの歯科では、人手や費用がかかり、簡単な消毒や洗浄をしただけで繰り返し使っているとみられる。

     厚生労働省によると、歯科での院内感染は原因の特定が難しく、国内で明らかになった例はない。

     感染症に詳しい浜松医療センターの矢野邦夫副院長は「簡単な消毒では、機器を介して患者に感染する恐れのあるウイルスもある。十分な院内感染対策を取ってほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140517-118-OYT1T50167

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  52. >簡単な消毒や洗浄をしただけ

    水道の流し水で洗って乾燥させれば、それで滅菌は十分なのに…

    なにかよこしまな思惑でもしょってるような提言…

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  53. 歯削る機器 7割滅菌せず使用 - 2014/5/18

    口腔医療
    http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/oral_health_care/

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  54. さつま揚げから大腸菌群 保健所が回収命令
    11月28日 23時32分

    鹿児島県の食品会社が千葉県市原市の工場で製造し、首都圏を中心に販売したさつま揚げから大腸菌群が検出され、保健所は会社に対し、すでに販売された3600個余りの商品を回収するよう命じました。

    回収命令を受けたのは、鹿児島県指宿市の食品会社「シュウエイ」が今月22日、千葉県市原市の工場で製造した「上丸」という商品名のさつま揚げ、およそ3660個です。
    千葉県によりますと、食品衛生法に基づく定期検査で工場に残っていたさつま揚げを調べたところ、大腸菌群が検出され、保健所は健康被害を引き起こすおそれがあるとして、会社に対し速やかに回収するよう28日付けで命じました。この商品は東京と神奈川県、埼玉県、それに愛知県の百貨店で販売されたほか、会社が贈答用の商品として直接注文を受けて販売したということで、これまでのところ商品を食べて体調不良を訴えている人はいないということです。
    千葉県は、回収の対象となった商品が家庭にないかを確認し、見つかった場合は絶対に食べないよう呼びかけています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141128/k10013579761000.html

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  55. 昔「サルモネラ」、今「大腸菌」…

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  56. ありふれたものを悪者に仕立てて…

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  57. 問題が起こったら動けばいいのに、「予防」原則で動くからおかしなことになる…

    余計な騒動になるだけ…行政がそういう「無能な働き者」「勤勉な馬鹿」組織になるのは、そもそもの制度設計の根本思想が間違っているから…

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  58. 「予防原則」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%88%E9%98%B2%E5%8E%9F%E5%89%87

    往々にして一種の「魔女狩り」制度に堕する…

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  59. 2015.4.8 17:11
    二枚貝、食べちゃダメ! 大阪のアサリ、また貝毒

     大阪府は4月8日、阪南市の男里川河口で採取したアサリから国の規制値の約10.5倍のまひ性貝毒が検出されたと発表した。1週間前の調査では5.8倍だった。

     貝塚市の二色の浜のアサリは規制値の約2.8倍。1週間前は3.2倍だった。

     府は4月7日に調査。府の沿岸で採った二枚貝を食べないよう呼び掛けている。
    http://www.sankei.com/west/news/150408/wst1504080050-n1.html

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    1. 2015.4.1 18:40
      大阪のトリガイから規制値の3・5倍「まひ性貝毒」 貝塚、阪南のアサリから最大5・8倍

       大阪府は1日、府の海域で採取したトリガイから国の規制値の3・5倍に当たる、まひ性貝毒を検出したと発表した。貝塚市の二色の浜や阪南市の男里川河口のアサリからは最大5・8倍の貝毒が検出された。

       府は3月31日に調査。漁業関係者にトリガイの出荷を自主規制し、既に出荷した分は回収するよう要請した。府の海岸で取った二枚貝を食べないよう呼び掛けている。

       4月18日に貝塚市など3カ所で潮干狩り場がオープンするが、掘り出したアサリは安全なものと交換する。
      http://www.sankei.com/west/news/150401/wst1504010060-n1.html

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    2. 「貝毒」食中毒ならわかるが、二枚貝媒介「ノロウイルス」食中毒は相当に怪しい…

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  60. ノロウイルスが変異 免疫持たず大流行のおそれ
    8月28日 19時39分

    高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとなって、ことし初めから国内で感染を広げていたことが分かりました。ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、国立感染症研究所は、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、全国の地方衛生研究所にウイルスの分析を徹底するよう求めました。

    これは、川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などのグループが行った調査で分かったものです。
    激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスには、ヒトに感染する遺伝子の型が31種類ありますが、遺伝子型の判別が可能になった平成16年以降、国内でも海外でも「G※2・4」という型が流行の主流を占めてきました。
    ところが、研究グループが去年10月からの半年間、国内の患者から検出されたウイルス2000株以上を調べたところ、ことしに入って、「G※2・17」という型が急激に増え、2月以降は、すべてこの型になっていました。
    さらにこの「G※2・17」の遺伝子を詳しく解析したところ、ヒトへの感染のしやすさに関わる部分が変異し、ヒトが免疫を持っていない新たなウイルスになっていたということです。

    ウイルスは、変異によって新たなタイプが出てくると、ヒトがそれまでに獲得した免疫が役に立たなくなるため、感染する人が増え大きな流行になるおそれがあります。
    患者数の統計が始まった平成11年以降、ノロウイルスを含む「感染性胃腸炎」が最も大きな流行になったのは、9年前、平成18年です。このときは、これまで流行してきた「G※2・4」型のノロウイルスの遺伝子が変異し、ヒトが免疫を持たない新たなウイルスとして感染を広げました。
    そして、例年より1か月早い10月ごろから患者が急速に増えはじめ、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告される「感染性胃腸炎」の患者は、10月からの3か月間の累積で1医療機関当たり166.8人と、前の年の同じ時期の1.6倍に上りました。
    国立感染症研究所は、9月から12月上旬までの3か月余りで、子どもを中心に患者は303万9000人に上ったと推計しています。
    また、当時のNHKの調査では、10月から12月までに少なくとも2405件に上る集団発生が起きていました。このうち東京・池袋のホテルでは利用客など400人を超える集団感染が発生。客がじゅうたんの上に吐いたおう吐物から感染が広がったとみられています。
    また、集団発生が起きた場所は、高齢者施設が半数以上を占め、次いで医療機関、保育所・幼稚園と、抵抗力の弱い人たちが集まる施設での集団発生が相次いでいました。
    国立感染症研究所は、ことしの秋以降、新たな「G※2・17」型が流行の主流を占めた場合、平成18年の時のような大流行になるおそれがあるとして、ウイルスの検出を行う全国の地方衛生研究所に遺伝子の分析を徹底し、注意喚起につなげるよう求めました。
    国立感染症研究所の片山和彦室長は「新たなウイルスが秋以降も流行の主流になった場合には、平成18年のときと同じような大流行につながりかねない。どの程度検出されるか監視し、警戒する必要がある」と指摘しています。

    ※ウイルスの型の「2」はローマ数字

    非常に強い感染力

    ノロウイルスは、おう吐や下痢などの胃腸炎を起こすウイルスで、食中毒の原因にもなり、毎年秋から冬にかけて本格的な流行を繰り返します。
    ワクチンや特別な薬はないため、治療は、おう吐や下痢によって脱水症状を起こさないよう水分を補給する対症療法が中心となります。
    通常は数日間で自然に回復しますが、乳幼児や高齢者の場合、脱水症状を起こし、入院による点滴などが必要になったり、吐いたものをのどに詰まらせ窒息で死亡したりすることもあり注意が必要です。
    また、ノロウイルスは感染力が非常に強いのが特徴で、100個程度あると感染し、腸の中で増殖して症状を引き起こします。
    患者のおう吐物や便などウイルスで汚染された物に触った手などを介して口から感染するため、抵抗力の落ちた高齢者が多い施設や病院、それに保育園や幼稚園では集団感染に注意が必要です。
    ノロウイルスは、アルコールによる消毒では十分な効果がないため、患者のおう吐物や便を処理する時には、マスクや手袋をして次亜塩素酸ナトリウムを含む市販の漂白剤などを使って消毒する必要があります。
    また、症状が出ない人もいるため、飲食店などで食中毒を防ぐには、調理や配膳の際に流水と石けんによる手洗いを徹底したり使い捨ての手袋を使ったりすることなどが重要です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150828/k10010208101000.html

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    1. >川崎市健康安全研究所

      「川崎市健康安全研究所 岡部所長」
      https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&sa=1&q=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E5%B8%82%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80+%E5%B2%A1%E9%83%A8

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    2. 「新型インフルエンザ パンデミック 詐欺」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6+%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF+%E8%A9%90%E6%AC%BA

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  61. RSウイルス感染症 流行の兆し
    9月30日 11時56分

    乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が急速に増えていて、国立感染症研究所は手洗いなど、対策の徹底を呼びかけています。
    RSウイルス感染症は発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、秋から冬にかけて乳幼児を中心に流行し、初めての感染では肺炎や脳症を引き起こし、重症化することがあります。

    国立感染症研究所によりますと、今月20日までの1週間に全国およそ3000の小児科の医療機関で新たにRSウイルス感染症と診断された患者は2936人に上り、9月に入って以降、急速に増えています。
    都道府県別では東京都が342人、福岡県が273人、大阪府が177人、新潟県が151人などとなっていて、都市部を中心に感染が広がっています。
    RSウイルス感染症の流行は例年、12月から1月にかけてがピークで、患者は今後さらに増えるとみられます。
    国立感染症研究所の木村博一室長は「特に6か月未満の赤ちゃんは症状が悪化して気管支炎や肺炎を引き起こしやい。またぜんそくなどの持病のある高齢者も重症化しやすいので手洗いやマスクといった感染防止対策を徹底してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150930/k10010253081000.html

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  62. 次世代ワクチン 国内初の治験へ
    10月8日 18時41分

    インフルエンザウイルスの体内への侵入ルートとなる鼻やのどにスプレーで、直接、霧状のワクチンを吹きつける「不活化経鼻ワクチン」と呼ばれる次世代ワクチンの国内初の治験が、今月から始まる見通しとなりました。例年、患者数が、推計1千万人にも上るインフルエンザウイルスの感染をより効果的に防ぎ患者数を大幅に減らせるようになるのか注目されます。

    「不活化経鼻ワクチン」と呼ばれる次世代ワクチンの実用化に向け、治験を始めるのは阪大微生物病研究会でこれまで国立感染症研究所とともに開発を進めてきました。
    「不活化経鼻ワクチン」は、スプレーを鼻の中に入れ、霧状のワクチンを直接、鼻やのどの粘膜に吹きつけるもので研究会は、ウイルスを捕まえる「抗体」をその侵入経路に大量に作り出せるため注射型のワクチンに比べ、より効果的に感染を防げるとしています。
    またインフルエンザウイルスは、遺伝子が変異しやすいため注射型のワクチンは、毎年、流行しそうな株を予想して製造していますが、「不活化経鼻ワクチン」では、鼻やのどに作られる抗体、「分泌型IgA抗体」がウイルスを捕まえるアームのようなものを多く持っているためより広い範囲のウイルスを捕まえる効果も期待できるとしています。
    阪大微生物病研究会によりますと治験は、今月末から始められる見通しで、安全性と効果が確認できれば、平成31年ごろには、実用化して多くの人が使えるようにしたいとしています。
    研究会の山西弘一理事長は「注射型ワクチンは、重症化を防ぐ効果があるとされるが、感染を完全に防ぐことはできず、ウイルスの遺伝子の変異に対応しにくい側面もある。この課題を解決できるワクチンを実現したい」と話しています。

    すでにウイルスの感染始まる

    インフルエンザの流行が始まるのは、例年12月。
    まだまだ先という感じですが、実は、ウイルスの感染は、すでに始まっています。国立感染症研究所によりますと先月27日までの1か月に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1178人。
    厚生労働省によりますと長野県や愛媛県など8つの都道府県の10の学校や幼稚園などでは、学年閉鎖や学級閉鎖が報告されているということです。
    専門家は、本格的な流行が始まる12月よりも前に、ワクチン接種をしてほしいと呼びかけています。
    国立感染症研究所の砂川富正室長は「例年、12月の流行入りに向けて徐々に患者の数が増え始め、年明け1月から2月にかけて流行はピークを迎える。本格的なシーズンに入る前に早めのワクチン接種が望ましい」と話しています。

    ワクチン対応のウイルスの型 4種類に

    例年、この時期から始まるインフルエンザワクチンの接種。
    ことしはワクチンが対応できるウイルスの型が、1種類増えて4種類となり、より高い効果が期待されています。
    これまでインフルエンザのワクチンが対応していたのは、A型のインフルエンザウイルス2種類とB型1種類の合わせて3種類。
    しかし、世界的に2種類のB型ウイルスがシーズン中、感染を広げる傾向がみられ、WHO=世界保健機関が、B型の追加を推奨しました。
    このため国内でもことしからB型を1つ追加し、4種類のインフルエンザウイルスに対応するワクチンが導入されました。
    より高い効果が期待されるということですが、厚生労働省によりますとメーカーの希望小売り価格がおおむね1000円程度だったものが1500円ほどに上がっているということで、接種率の低下につながらないか懸念する声も出ています。

    ワクチン接種始まる

    インフルエンザワクチンの接種は、今月から多くの医療機関で始まっています。
    東京・足立区の小児科の診療所では、まだ希望者は多くはないものの毎日数人が接種を受けているということです。
    定期健診に来た子ども連れの母親に和田紀之院長は、「ことしは4種類のウイルスに対応するワクチンになった。生後6か月以降はぜひ受けてほしい」と説明していました。
    和田院長は、「新しいワクチンは、2種類のB型のウイルスのどちらが流行しても効果が期待できる。流行は、まだ本格化してはいないが、接種率が上がると有効性も高まるので、大人も含めて予防接種を受けてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151008/k10010263531000.html

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    1. 山西弘一・阪大微生物病研究会理事長
      「注射型ワクチンは、重症化を防ぐ効果があるとされるが、感染を完全に防ぐことはできず、ウイルスの遺伝子の変異に対応しにくい側面もある。この課題を解決できるワクチンを実現したい」

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    2. KAKEN - 山西 弘一(10029811)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/r/10029811
      https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E5%BC%98%E4%B8%80

      所属
      1999年度~2005年度 : 大阪大学 / 大学院・医学系研究科 / 教授
      2002年度~2004年度 : 大阪大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
      1999年度 : 大阪大学 / 大学院・医学系研究科 / 助手
      1995年度~1999年度 : 大阪大学 / 医学部 / 教授
      1998年度 : 京都大学 / 医学部 / 教授
      1991年度~1995年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所 / 教授
      1993年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所・麻疹部門 / 教授
      1991年度~1993年度 : 大阪大学微生物病研究所 / 麻疹部門 / 教授
      1992年度 : 大阪大学 / 微生物研究所 / 教授
      1990年度 : 大阪大学微生物病研究所 / 助教授
      1989年度~1990年度 : 大阪大学微生物病研究所 / 麻疹部門 / 助教授
      1988年度~1990年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所・麻疹部門 / 助教授
      1986年度~1990年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所 / 助教授
      1987年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所・麻疹部 / 助教授
      1985年度 : 大阪大学 / 微研 / 助教授

      研究課題の研究分野
      代表 ウイルス学 実験動物学
      その他 小児科学 免疫学

      研究課題のキーワード
      代表 HHV-6 ヒトヘルペスウイルス6 潜伏感染 再活性化 サイトメガロウイルス HHV-7 HIV 前初期遺伝子 KSHV LANA 腎症候性出血熱 γヘルペスウイルス PCR HFRSウイルス gH ヒトヘルペスウイルス8 糖タンパク 前初期タンパク マクロファージ 中和抗体 glycoprotein ハンタウイルス DNAクロ-ニング HHV8 突発性発疹 IE 1 HCMV ヒトヘルペスウイルス8(HHV-8) カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス K5 潜伏感染遺伝子 BC3 シークエンス セルレニン TLR 初期タンパク 皮膚疾患 ヒト免疫不全症ウイルス ヒトヘルペスウイルス7 単クローン抗体 vIRF(K9) 脂肪酸 Mセグメント 中和 EBウイルス(EBV) chemokine Lセグメント 水痘帯状疱疹ウイルス DNA メチル化 latency ヒト免疫不全ウイルス(HIV) HFRS 持続感染 抗HHV-8抗体 HI法 再活性 全塩基配列 遺伝子発現 免疫蛍光法 Harposvirus Yeactivation gH-gL-gO 先天性HIV感染 ヒトヘルペスウイルス7(HHV-7) chemoatractant GPIアンカー 組み換えワクチン ワクチニアウイルス ELISA ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6) IE2 MyD88非依存症性経路 PIG-V IFA variant 血清疫学 ワクチン クラスI遺伝子 モノクローン抗体 Sema4A inunediat early トランスアクティベータ- 水痘皮内抗原 タンパク質発現 クローニング シグナル伝達 HI BCBL1 糖タンパク質 sema6D 組み換えDNAワクチン 糖蛋白 RTA US22family chemokine receptor RNA依存RNAポリメラーゼ

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    3. ウイルス学のルイセンコ先生…

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    4. 「JST 山西弘一 河岡義裕」
      https://www.google.co.jp/search?q=JST+%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E5%BC%98%E4%B8%80+%E6%B2%B3%E5%B2%A1%E7%BE%A9%E8%A3%95

      「河岡義裕 岸本忠三」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B2%B3%E5%B2%A1%E7%BE%A9%E8%A3%95+%E5%B2%B8%E6%9C%AC%E5%BF%A0%E4%B8%89

      「岸本忠三 山西弘一」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B2%B8%E6%9C%AC%E5%BF%A0%E4%B8%89+%E5%B1%B1%E8%A5%BF%E5%BC%98%E4%B8%80

      >学術審議会 委員名簿:文部科学省

      我田引水師ばかりなりけり…

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    5. 感染症と免疫病の分子生物学と医学
      岸本 忠三 → 山西 弘一
      研究期間 : 1997年度~2003年度
      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/09CE2007.ja.html
      https://kaken.nii.ac.jp/d/r/10029811

      研究分担者

      清野 宏
      研究者番号:10271032
      大阪大学・微生物病研究所・教授

      山西 弘一
      研究者番号:10029811
      大阪大学・医学系研究科・教授

      菊谷 仁
      研究者番号:80161412
      大阪大学・微生物病研究所・教授

      木下 タロウ
      研究者番号:10153165
      大阪大学・微生物病研究所・教授

      審良 静男
      研究者番号:50192919
      大阪大学・微生物病研究所・教授

      配分額 総額:2712000千円

      研究概要(最新報告)

      (木下)1.ヒトのGPIアンカー生合成遺伝子群の解明に関し、PIG-Vが第2のマンノース転移酵素であること、PIG-Wがイノシトールへのアシル転移酵素であること、PGAP1がイノシトール・デアシラーゼであることを証明した。これにより、GPIアンカーが小胞体膜の細胞質側から内腔側へフリップするステップを除き、生合成の全ステップに働く遺伝子群が解明された。2.睡眠病トリパノソーマのGPIアンカー生合成遺伝子群の解明に関し、アンカーをタンパク質に付加するGPIトランスアミダーゼにヒトには存在しない2つのタンパク質(TTA1,TTA2)が必須であることを見いだした。これらのタンパク質は、睡眠病治療薬の標的に適している。

      (菊谷)これまでクラスIVセマフォリンSema4AがTIM2を介してT細胞を刺激することを報告してきたが、本年度はSema4A欠損マウスを作成し、その解析からSema4Aが抗原特異的T細胞の分化、特にTh1細胞に必須であることを示した。また、新規クラスVIセマファリンSema6Dをクローニングし、Sema6Dがその受容体Plexin-A1を介して心内皮細胞の遊走を調節し、心臓形態形成に必須の役割を果たすことを明らかにした。さらに、Sema6Dは免疫系においても樹状細胞のサイトカイン産生を誘導するなどの生物活性を有することが明らかになった。

      (審良)Toll Like Receptor(TLR)を介した細胞内シグナル伝達では、全てのTLRの炎症性サイトカインの誘導に必須のMyD88依存性経路と、TLR3,4を介しInterfron(IFN)-β,IFN誘導性遺伝子を誘導するMyD88非依存性経路が存在する。MyD88と同じTIRドメインを持つアダプター群のノックアウトマウスの作製、解析を行った。TIRAPはTLR2,4を介したMyD88依存性経路に関与していた。データベースから同定したTRIFはTLR3,4を介するMyD88非依存性経路に、TRAMはTLR4を介するMyD88依存性経路にだけかかわるアダプターであることを明らかにした。TLRを介したシグナルはアダプター群が制御しその特異性も規定していることがわかった。

      (山西)1.ヒトヘルペスウイルス7(HHV7)U12遺伝子が機能的なβケモカインレセプターであることを明らかにした。これによりU12遺伝子産物が何らかのかたちで病態発症にかかわっていることが示唆された。ヒトヘルペスウイルス6(HHV6)variant AのgH-gL-gQがCD46と相互作用すること、HHV6 A U100遺伝子産物がgH-gLコンプレックスの形成因子の一つになっていることなどが明らかになった。Variant Aとvariant Bではウイルス粒子膜分子の形成が異なっており、これが感染細胞の特異性を決めているものと思われる。2.カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)では、前初期遺伝子RTAがアポトーシスインデューサーであるにも関わらず、感染細胞ではXIAPの発現上昇によりこの機能が阻止されることを明らかにした。この機構にはORF57遺伝子産物と宿主細胞因子PCBP1が相互作用することにより、XIAP遺伝子のIRESの機能を上昇させることが主な理由であることを突き止めた。潜伏感染状態はウイルス遺伝子latency associated nuclear antigen(LANA)がヒストンメチラーゼSUV39H1と相互作用し、ゲノムをヘテロクロマチン化することにより誘導され、このことが潜伏感染での遺伝子発現プロファイルに強く関わっていることを明らかにした。

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  63. インフル感染予防でスプレー型ワクチン開発
    2015年10月15日 18:14

     インフルエンザウイルスの感染を防ぐ、日本で初めてのスプレー型のワクチンが開発され、今月末にも治験が始まることがわかった。

     国立感染症研究所などが開発したこのワクチンは、鼻やのどなどの粘膜に向かって一吹きするスプレー型で、これまでの注射するワクチンとは違ってほとんど痛みはない。

     また、注射型のワクチンは、感染した後の発症や重症化を予防するものだったが、スプレー型は、ウイルスへの感染そのものを防ぐという。

     さらに、動物実験などの結果、変異した新しいウイルスにも効果があると確認され、幅広いインフルエンザウイルスへの効果が期待されている。

     国立感染症研究所などは、今月末から治験を行って安全性と効果を確認し、4、5年後には、一般的に接種できるようにしたいとしている。
    http://www.news24.jp/articles/2015/10/15/07312280.html

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  64. 新型ノロウイルス 大流行のおそれ高まる
    10月23日 18時07分

    ことし9月以降に国内で発生したノロウイルスの集団感染は、ほとんどが遺伝子の変異した新型ウイルスによるものだったことが分かり、国立感染症研究所は、今後、新型ウイルスによる大きな流行がおきるおそれが高まったとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を呼びかけました。

    激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型は、去年、国内で初めて感染が確認されましたが、国立感染症研究所がことし9月以降、国内で起きた集団感染のうち、遺伝子のタイプが判明したものを調べたところ、そのほとんどが新型ウイルスによるものでした。
    ノロウイルスの流行は毎年11月以降本格化しますが、国立感染症研究所は今シーズン、新型ウイルスによる大きな流行がおきるおそれが高まったとしています。
    また専門家は、新型ウイルスは遺伝子が変異しているため、現在、医療機関などで使われている迅速診断キットでは、感染を見逃すおそれがあり、病院や保育園などで感染拡大を防ぐ対策が遅れることが懸念されるとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を呼びかけました。

    「ウイルスの形変わったとき大流行」

    ノロウイルスに詳しい国立感染症研究所の片山和彦室長は「今回のようにウイルスの形が大きく変わったときには、人々の体に抗体が十分にできておらず、感染が拡大しやすい。大流行が起きる可能性が高まっていると言える」と話しています。
    また「新型ウイルスは、いまの迅速診断キットでは、十分見つけられない可能性がある。これまで優れたキットとして広く使われているので医療現場でノロウイルスの感染ではないと判断してしまいかねず、例えば保育園や高齢者施設などで、適切な対処ができず、感染が広がってしまうおそれもある。今回は、迅速診断キットの結果にかかわらず、患者の状況をみていただき、おう吐や下痢という、ノロウイルスの感染特有の症状が認められる場合には、適切な方法で便などの処理を行ってほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151023/k10010280301000.html

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    1. ばっかだなあ…しょっちゅう変異してそのつどみんな罹っているだろうに…

      感染には顕性不顕性、軽微重篤があって、すべてが表沙汰になるわけでもなかろうに…

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    2. 「新型ウイルス」「新興感染症」恫喝屋どもの横暴が目に余る…

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  65. 新型ノロウイルス、川崎市の研究所職員らが発見
    2015年10月27日17時38分

     川崎市健康安全研究所の職員らが、激しい嘔吐おうとや下痢を引き起こす新型ノロウイルスを発見し、26日に市から表彰を受けた。

     毒性は従来のウイルスと変わらないが、ほとんどの人に免疫がないため流行する恐れもある。同研究所の論文は今夏、英専門誌に掲載され、国際的にも注目されているという。

     同研究所によると、ノロウイルスは、冬季に引き起こされる感染性胃腸炎の主な原因で、経口感染や飛沫ひまつ感染で広がる。感染性胃腸炎で死亡した世界の乳幼児の約10%が、ノロウイルスに感染していたという調査結果もある。

     同研究所は昨年3月、感染性胃腸炎の疑いがある患者から採取された検体を調べたところ、一部にこれまで検出されたことのない遺伝子配列を発見。解析の結果、「G2.17」という従来のタイプが変異した新型だとわかった。

     今年に入って徐々に検出数が増え、同市では1~6月に36人から検出。これまで主流だった「G2.4」は17人で、その2倍強に上った。昨年夏以降、長野、埼玉、栃木、大阪などで検出され、全国的な広がりを見せているほか、中国、台湾、イタリア、アメリカなど世界各地で確認されている。

     この発見は昨年8月、ノロウイルスを研究する国際機関が協議し、「G2.P17―G2.17」という新型として認められた。英国の医科学専門誌「ユーロサーベイランス」も7月号に論文を掲載し、関心が高まっているという。

     川崎市は26日、発見にかかわった同研究所の職員5人を市役所で表彰。表彰状を受け取った職員(31)は「国内だけでなく世界に向けて注意喚起できた」と胸を張り、福田紀彦市長は「日常業務の中で小さな疑問を見逃さず、すばらしい発見をしてくれた」とたたえた。

     同研究所は「新型だからこれまでより症状が重いということではない。従来通り、貝の生食などは感染の恐れがあるので気をつけてほしい。手洗いの徹底も予防につながる」と呼びかけている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151027-118-OYT1T50007

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    1. 川崎市健康安全研究所 新型ノロウイルス発見=神奈川
      2015年10月27日5時0分

       川崎市健康安全研究所の職員らが、激しい嘔吐おうとや下痢を引き起こす新型ノロウイルスを発見し、26日に市から表彰を受けた。毒性は従来のウイルスと変わらないが、ほとんどの人に免疫がないため流行する恐れもある。同研究所の論文は今夏、英専門誌に掲載され、国際的にも注目されているという。

       同研究所によると、ノロウイルスは、冬季に引き起こされる感染性胃腸炎の主な原因で、経口感染や飛沫ひまつ感染で広がる。感染性胃腸炎で死亡した世界の乳幼児の約10%が、ノロウイルスに感染していたという調査結果もある。

       同研究所は昨年3月、感染性胃腸炎の疑いがある患者から採取された検体を調べたところ、一部にこれまで検出されたことのない遺伝子配列を発見。解析の結果、「G2.17」という従来のタイプが変異した新型だとわかった。

       今年に入って徐々に検出数が増え、同市では1~6月に36人から検出。これまで主流だった「G2.4」は17人で、その2倍強に上った。昨年夏以降、長野、埼玉、栃木、大阪などで検出され、全国的な広がりを見せているほか、中国、台湾、イタリア、アメリカなど世界各地で確認されている。

       この発見は昨年8月、ノロウイルスを研究する国際機関が協議し、「G2.P17―G2.17」という新型として認められた。英国の医科学専門誌「ユーロサーベイランス」も7月号に論文を掲載し、関心が高まっているという。

       川崎市は26日、発見にかかわった同研究所の職員5人を市役所で表彰。表彰状を受け取った松島勇紀さん(31)は「国内だけでなく世界に向けて注意喚起できた」と胸を張り、福田紀彦市長は「日常業務の中で小さな疑問を見逃さず、すばらしい発見をしてくれた」とたたえた。

       同研究所は「新型だからこれまでより症状が重いということではない。従来通り、貝の生食などは感染の恐れがあるので気をつけてほしい。手洗いの徹底も予防につながる」と呼びかけている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151026-119-OYTNT50424

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    2. 「川崎市健康安全研究所 所長 岡部信彦」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E5%B8%82%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80+%E6%89%80%E9%95%B7+%E5%B2%A1%E9%83%A8%E4%BF%A1%E5%BD%A6

      「感染症と人の戦い」(笑)。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B2%A1%E9%83%A8%E4%BF%A1%E5%BD%A6+%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%A0%94

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  66. 発熱後に手足まひ、「エンテロウイルス」検出
    2015年10月29日20時49分

     今年の夏以降に発生した、発熱やせきなどに加え、手足のまひが起こる子供の症状で、一部の患者から「エンテロウイルスD68」が検出され、厚生労働省は、全国の自治体に疑いのある患者の報告を求めるなど、実態調査に乗り出した。

     日本小児神経学会の調査では、今年8月から10月下旬、0~11歳の子供47人で呼吸器症状などの後に手足の急性まひが起き、このうち2人からウイルスが検出された。海外でも同じケースが相次ぎ、感染との関連が疑われているが、現時点で因果関係は不明。多くは軽い風邪の症状でおさまる。

     国内でこのウイルスに感染した子供は、2010年以降、200人を超え、数人で手足のまひが確認されている。まひが完全に回復しないケースもあった。

     こうした状況を受け、厚労省は今月下旬、自治体に対し、今年8月から12月の間、手足のまひがあり24時間以上入院した子供の血液やのどの粘膜などの検査と、結果の報告を求めた。ただ、ウイルスの流行期は夏から秋とされ、同省は「今後、感染が拡大する可能性は低い」としている。

     学会の調査を担当した福岡市立こども病院小児神経科の吉良きら龍太郎医師は「来年も流行する恐れがある。疑われる症状があれば、すぐに医療機関を受診してほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151029-118-OYT1T50143

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    1. 原因不明のまひ 国立感染症研究所が調査
      10月28日 17時49分

      ことし8月以降、発熱やせきなどの症状のあと原因不明の体のまひを訴える子どもが相次いで報告され、その一部から「エンテロウイルスD68」と呼ばれるウイルスが検出されたことが分かり、国立感染症研究所は、体のまひがウイルスの感染によるものなのかなど、詳しい全国的な調査を始めました。

      国立感染症研究所によりますと、ことし夏、発熱やせきなどの症状を訴えた子どもが原因不明の体のまひになったという報告があり、日本小児神経学会などが調べたところ、8月以降だけで同様の患者が全国で47人見つかりました。患者は生後1か月から11歳までの子どもで、21の都府県から報告され、その多くが9月中旬に発症していました。また患者のうち検査のサンプルが残っていた8人を調べたところ、2人からエンテロウイルスD68が検出されたということで、国立感染症研究所は、体のまひはこのウイルスによるものなのか、ほかに患者はいないのかなど、詳しい調査を始めました。
      エンテロウイルスD68は、1962年にアメリカで見つかったウイルスで、これまで散発的な感染が報告される程度でしたが、去年、アメリカ国内で感染が広がり、1000人以上が重い呼吸器症状を訴えてその一部に体のまひが見られたことをアメリカのCDC=疾病対策センターが報告しています。エンテロウイルスの流行は、通常、夏から秋にかけてで、専門家によりますと、今後さらにエンテロウイルスの感染が広がることは考えにくいということです。
      学会の調査を担当した福岡市立こども病院の吉良龍太郎医師は、「体のまひという症状は国内でも散発的に見られるが、8月以降の短期間に50例近く出たというのは聞いたことがない。原因の解明を急ぐとともに治療法も検討を急ぐ必要がある。このウイルスはインフルエンザと同じように飛沫(まつ)などで感染するので、予防には手洗いの徹底などが有効だ」と話しています。

      手洗いが有効

      エンテロウイルスには100種類以上があり、手足や口に発疹ができる手足口病や、手足のまひを引き起こすポリオの原因になることが知られています。一般的に流行するのは夏から秋にかけてです。このうち今回検出された「エンテロウイルスD68」は1962年にアメリカで発見されました。これまでほとんど大きな流行を起こすことはありませんでしたが、去年アメリカで感染が広がり、1000人以上が重い呼吸器症状を示し、その一部に体のまひの症状が見られた事をアメリカのCDC=疾病対策センターが報告しています。
      国立感染症研究所によりますと、このウイルスに対する特効薬はなく、症状に応じた対症療法が中心となるということです。一方で、エンテロウイルスはインフルエンザと同じようにくしゃみの飛沫(まつ)などによって感染することが分かっていて、予防のためには手洗いなどが有効だということです。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285801000.html

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  67. 食中毒以来、キュウリ食べてない…被告争う姿勢
    2015年11月21日14時59分

     静岡市で昨年7月に開かれた安倍川花火大会の露店で売られた冷やしキュウリによる集団食中毒で、県内の男女27人(当時2~37歳)が、同市、大会本部、露天商、露天商の加入する県中部街商協同組合の4者を相手取り、慰謝料や治療費など計約2780万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、静岡地裁(細矢郁裁判長)で開かれた。

     被告側はいずれも請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。

     訴状によると、原告は昨年7月26日、安倍川花火大会の露店で販売された冷やしキュウリを食べるなどし、キュウリに付着した腸管出血性大腸菌Oオー157を原因とする食中毒を発症。患者は510人に上り、腎臓障害などを引き起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発した患者もいた。

     原告側は市に対し、「補助金を交付するなど、実質的な主催者で責任を負う」と指摘。大会本部と同組合は「露店営業の安全配慮を怠った」とし、露天商については、「極めてずさんな衛生管理方法で加工したキュウリを販売した」などと主張している。

     市と大会本部は、法的責任はないとしながら、患者1人当たり計1万5000円の見舞金を支給している。

     O157を発症し、2週間入院したという、当時大学生だった女性(22)は裁判を傍聴後、読売新聞などの取材に応じ、「食中毒以来、キュウリを食べていない。責任の押しつけ合いはやめてほしい」と訴えた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151121-118-OYT1T50044
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20151121-OYT1T50044.html

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  68. 市の自粛要請従わず、食事提供続け食中毒拡大
    2015年11月22日11時4分

     広島市中区の旅館「世羅別館」が、宿泊客に食中毒症状が出た後も、市の食事提供の自粛要請に従わなかったため、小学生125人に感染を拡大させていたことがわかった。

     いずれも症状は軽いという。

     市保健所によると、今月9~10日に宿泊した横浜市の女子高校生43人が下痢や嘔吐おうとなどの症状を訴えた。11日に通報を受け、市保健所が12日に立ち入り検査。集団食中毒の可能性があるとして、同日に食事提供の自粛を同旅館に要請した。

     しかし要請に強制力がないため同旅館は提供を継続。その結果、12~13日に宿泊した滋賀県草津市の小学生63人、神戸市の同38人、大阪府東大阪市の同24人が同様の症状を訴えた。従業員の便などからノロウイルスが検出され、同保健所は13日に食中毒と断定、食事提供を禁じる処分を出した。

     世羅別館は「自粛要請を受けたのにしなかったのは判断ミスだった。衛生管理を徹底したい」とした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151122-118-OYT1T50028

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    1. 食べ物は直接関係なくて、ただ、おなかにくる風邪が流行っているだけということも想定しておかなくてはいけない…

      「食中毒」というのは実に紛らわしい「疾患名」だ。

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  69. RSウイルス感染症 患者が統計開始後最多に
    12月1日 17時28分

    乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者が、平成15年に統計を取り始めて以降、最も多くなっていて、国立感染症研究所は手洗いなど対策の徹底を呼びかけています。

    RSウイルス感染症は、発熱やせきなど、かぜに似た症状の出る病気で、秋から冬にかけて乳幼児を中心に流行し、初めての感染では肺炎などを引き起こし重症化することがあります。
    国立感染症研究所によりますと、先月22日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の医療機関で新たにRSウイルス感染症と診断された患者は6687人に上り、平成15年に統計を取り始めて以降、最も多くなっています。
    都道府県別の患者数は、大阪府が580人、北海道が499人、愛知県が354人、東京都が335人、埼玉県が291人、兵庫県が266人、福島県が257人などとなっていて、大都市を中心に感染が広がっています。
    RSウイルス感染症の流行は、例年、今月から来月にかけてがピークで、患者は今後さらに増えるとみられます。
    国立感染症研究所の木村博一室長は「今後数週間はさらに患者が増える可能性がある。6か月未満の赤ちゃんは、症状が悪化して気管支炎や肺炎を引き起こしやい。また、ぜんそくなどの持病がある高齢者も重症化しやすいので、手洗いやマスクといった感染防止対策を徹底してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151201/k10010325921000.html

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  70. リンゴ病患者10月以降増加 再流行の兆し
    12月16日 4時00分

    主に夏場に流行し、ほおなどに赤い発疹ができる「伝染性紅斑」、いわゆるリンゴ病の患者が10月以降再び増えていて、国立感染症研究所が手洗いの徹底など、注意を呼びかけています。

    「伝染性紅斑」いわゆるリンゴ病は子どもを中心に流行するウイルス性の感染症で、かぜに似た症状とほおに赤い発疹が出ますが、妊婦が感染すると流産などの原因になることがあります。
    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は今月6日までの1週間に2480人に上り、過去10年の同じ時期と比べて最も多くなっています。
    リンゴ病は通常、夏に流行のピークを迎え、その後、患者数が減少しますが、ことしは10月以降再び増加していて再流行の兆しがみられるということです。
    各地の流行状況を示す1医療機関当たりの患者数は大分県が2.36人、秋田県が2.11人、山形県が2.03人、熊本県が1.78人などと、九州や東北を中心に患者の多い状態となっています。
    国立感染症研究所の砂川富正室長は、「周りにウイルスを広げるのは、ほおが赤くなってリンゴ病だと分かる前なので、予防には日ごろから手洗いを徹底することが大事だ。特に妊娠中の女性はリンゴ病の患者が出た保育園や幼稚園への出入りを避けたり、子どもとの食器の共有を避けるなどしてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151216/k10010342311000.html

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  71. ノロウイルスなどの患者 1週間で3万人超
    12月24日 16時18分

    ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が直近の1週間で3万人を超え、国立感染症研究所は調理や食事前の手洗いを徹底するよう注意を呼びかけています。

    国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告されたノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者は、今月13日までの1週間に3万2022人に上り、前の週から4700人余り増えて、今シーズン初めて3万人を超えました。
    1医療機関当たりの患者数を都道府県別に見ますと、大分県が24.33人、兵庫県が14.87人、愛媛県が14.73人、東京都が14.31人、神奈川県が14.14人、石川県が13.34人、宮崎県が12.92人などとなっていて、40以上の都道府県で前の週より増加しています。
    ノロウイルスは感染力が非常に強く、激しいおう吐や下痢を引き起こしますが、ことしは遺伝子の変異した新型も現れ、医療機関で使う迅速診断キットではノロウイルスかどうかを確実に判断することが難しいということです。
    専門家は、石けんを使った手洗いを徹底することや、吐いたものや便を処理する際は次亜塩素酸ナトリウムを含む市販の漂白剤などを使って消毒するよう注意を呼びかけています。
    国立感染症研究所の片山和彦室長は、「流行は例年、12月下旬から1月中旬頃ピークを迎えるが、ことしは新型も検出されているので、患者数の推移をより注意して見ていく必要がある。手洗いなど予防に心がけ、乳幼児や高齢者は脱水症状やおう吐物による窒息に注意が必要だ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151224/k10010351731000.html

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  72. 20年前のO157集団食中毒 後遺症で女性が死亡
    3月30日 18時55分

    20年前、大阪・堺市で発生した学校給食を原因とする病原性大腸菌O157の集団食中毒で、感染した当時小学1年生だった女性が後遺症により、去年、死亡していたことが分かりました。

    大阪・堺市では、平成8年7月、小学校の給食を食べた児童などおよそ9500人が、O157に集団感染し、当時1年生と5年生それに6年生だった女の子3人が死亡しました。
    これについて堺市は30日、記者会見を開き、O157の後遺症で治療を受けていた当時小学1年生だった女性が、去年10月、脳出血により25歳で死亡していたことを明らかにしました。堺市によりますと、女性はO157に感染したときにHUS=溶血性尿毒症症候群を発症し、その後遺症の「腎血管性高血圧」が脳出血の原因だということです。堺市によりますと、20年前の堺市のO157の後遺症による死亡は初めてだということです。
    また同じ後遺症の人は、ほかに女性1人がいて、経過観察中だということです。
    堺市は、今後、女性の遺族と誠意を持って慰謝料などの補償手続きを進めるとしています。堺市の竹山修身市長は、「『命の尊さ』を改めて心に刻み、安全管理と危機管理の徹底に、一層努力したい」とコメントしています。
    O157の問題に詳しく、亡くなった女性の治療にあたっていた大阪労災病院小児科の川村尚久部長は「O157に感染し、症状が悪化すると腎臓の血管が細く固くなり、高血圧の症状が続くことがある。これが長年におよぶと脳出血を起こすこともある。この女性の場合、感染してから8年ほどでして高血圧になり、高いときには、血圧が200を超えることもあった」と話しています。
    国立感染症研究所によりますと国内では年間3000人から4000人がO157など腸管出血性大腸菌に感染し、このうち80人から100人が急性腎不全などを引き起こすHUS=溶血性尿毒症症候群になるなど重症化しているということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160330/k10010462161000.html

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    1. 小1で集団食中毒、19年後に後遺症で女性死亡
      2016年3月31日1時3分

       堺市の学校給食が原因で1996年7月に発生した病原性大腸菌Oオー157による集団食中毒で、市教委は30日、当時小学1年だった同市北区の女性(25)が昨年10月に後遺症で死亡したと発表した。

       発生時に小学生3人が死亡し、死者は4人目となった。

       市教委によると、女性は小学1年で感染後、腎機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、60日間入院。退院後も高血圧が続き、2004年、HUSの後遺症と診断された。降圧剤を服用し通院治療を続けていたが、昨年10月10日、就寝中に嘔吐おうとして救急搬送され、翌日、腎血管性高血圧による脳出血のため死亡した。市教委は改めて、慰謝料などの補償手続きを進める。

       集団食中毒は児童や教職員ら9523人が感染。約20年たった現在も、女性4人が後遺症の高血圧や慢性腎炎などで治療を続けている。竹山修身市長は「安全管理、危機管理の徹底に一層努める」との談話を出した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160330-118-OYT1T50153

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    2. O157後遺症 25歳女性が死亡
      2016年3月30日(水) 22時10分掲載
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6196208

      O157後遺症で堺の25歳女性死亡 96年集団食中毒

       堺市は30日、学校給食が原因で1996年夏に起きた病原性大腸菌O(オー)157による集団食中毒の後遺症で昨年10月、堺市北区の25歳女性が亡くなったと発表した。腎性高血圧を原因とする脳出血が死因だったという。発症当時、女性は小学1年で、19年間、経過観察による通院などを続けていた。(朝日新聞デジタル)

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    3. O157後遺症で堺の25歳女性死亡 96年集団食中毒
      朝日新聞デジタル 3月30日(水)14時47分配信

       堺市は30日、学校給食が原因で1996年夏に起きた病原性大腸菌O(オー)157による集団食中毒の後遺症で昨年10月、堺市北区の25歳女性が亡くなったと発表した。腎性高血圧を原因とする脳出血が死因だったという。発症当時、女性は小学1年で、19年間、経過観察による通院などを続けていた。

       96年の集団食中毒では9千人以上が発症。翌年までに7~12歳の3人の女児が死亡した。

       市によると、女性は96年7月、堺市中区の小学校で給食を食べ、O157の感染により溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかり、腎臓の機能が低下した。60日間入院したが、その後も高血圧の症状が悪くなった。中学生だった2004年、HUSを起因とする腎性高血圧と診断され、降圧剤を服薬していた。
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160330-00000041-asahi-soci

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    4. <堺O157>当時小1の25歳女性、後遺症で死亡
      毎日新聞 3月30日(水)19時34分配信

       堺市で1996年、学校給食が原因で児童らが病原性大腸菌O157に感染し、女児3人が死亡した集団食中毒で、市教委は30日、後遺症が原因で当時1年生だった同市北区の女性(25)が亡くなったと発表した。後遺症による死亡は初めて。

       市教委によると、女性は集団食中毒の発生時に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して60日間入院。退院後もHUSによる後遺症の腎性高血圧の治療を受け、ここ数年は年3~8回通院していた。昨年10月10日、自宅で容体が急変、翌日に搬送先の病院で亡くなった。死因は腎性高血圧による脳出血だった。

       市教委は現在、女性の遺族と補償交渉中で、同意が得られたため公表した。

       集団食中毒は2次感染の家族を含む9523人が症状を訴えた。発生当初に亡くなった3人の遺族との補償交渉は終了し、健康被害があった10世帯11人との交渉が続いている。

       竹山修身市長は「命の尊さを改めて心に刻み、安全管理と危機管理の徹底に一層努力する」とのコメントを出した。【椋田佳代】
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160330-00000081-mai-soci

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    5. O157後遺症で女性死亡‥感染後に発症した「溶血性尿毒症症候群」とは?
      更新日: 2016年03月31日
      http://matome.naver.jp/odai/2145934527862754701

      大阪府堺市で1996年7月、学校給食などで児童ら9千人以上が感染したO157による集団食中毒で、同市は30日、当時小学生だった25歳の女性が、O157後遺症の腎性高血圧を原因とした脳出血で昨年死亡したと発表しました。

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    6. あくまでも「腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)」感染の集団「食中毒」ということにされているようだが…

      薬物毒物の混入事件の可能性は?

      あるいは、単なる感染症による下痢症状への対処に関する「医療過誤」「医原性疾患」の可能性は…

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    7. 「大阪 カイワレ O157」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A7%E9%98%AA+%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%AC+%EF%BC%AF157

      カイワレが濡れ衣…

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    8. 牡蠣二枚貝が濡れ衣…

      「牡蠣 ノロウイルス 食中毒」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%89%A1%E8%A0%A3+%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E9%A3%9F%E4%B8%AD%E6%AF%92

      削除
    9. ノロウイルス学派(笑)。
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&c=100&o=1

      「ノロウイルス マガキ」
      https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%20%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%AD&o=1

      「ノロウイルス 牡蠣」
      https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%20%E7%89%A1%E8%A0%A3&o=1

      「ノロウイルス 二枚貝」
      https://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%20%E4%BA%8C%E6%9E%9A%E8%B2%9D&o=1

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    10. マガキにおけるノロウイルスの動態およびその除去に関する研究
      Studies on norovirus contamination in oysters and its depuration
      研究課題番号:17580152

      代表者
      2005年度~2006年度
      室賀 清邦
      MUROGA, Kiyokuni
      研究者番号:30011993
      東北大学・大学院農学研究科・教授

      研究分担者

      高橋 計介
      TAKAHASHI, Keisuke
      研究者番号:80240662
      東北大学・大学院農学研究科・助教授

      研究概要(最新報告)

      17年度および18年度の2年間の研究成果は以下の通りである。

      1.マガキにおける粒子取り込み

      直径1μmの蛍光標識ビーズを用いてマガキにおける粒子取り込みについて実験を行ったところ、実験開始30分後には粒子は消化盲嚢細管に達し、消化細胞内にも取り込まれることが観察された。水温10℃の場合に比べ、20℃の場合はより効率よくビーズが取り込まれることが確かめられた。

      2.天然マガキおよびムラサキイガイにおけるノロウイルス汚染状況

      東北地方のある港において1年間にわたり、毎月1回天然のマガキおよびムラサキイガイを採取し、ノロウイルスの汚染状況を調べた。いずれの種類においても、汚染率は12月から3月の冬季に高く、夏季には低くかった。また、ノロウイルス汚染率は下水処理場に近い水域で採集された貝で高いことが分かり、汚染源は下水処理場であると推定された。

      3.養殖マガキにおけるノロウイルス汚染

      17年度は2箇所、18年度は5箇所の葉殖場において、マガキのノロウイルス汚染率を調べ、いずれにおいても冬季に最高50%程度の高い汚染率を示すことが確認された。また、それぞれの養殖場の夏季における大腸菌群数を指標とした海水の汚染の程度と、冬季のカキにおけるノロウイルス汚染率の間に、ある程度の相関性が認められた。

      4.養殖マガキの血リンパの酵素活性

      10ヶ月に亘り、2ヶ月間隔で6回サンプリングを実施し、養殖マガキの血リンパにおける酵素活性を測定したところ、血漿からは16種類の酵素が、血球からは17種類の酵素が検出された。これらの酵素は、年間を通じて常に高い活性を示す酵素群、常に低い活性を示す酵素群、および活性の季節変動を示す酵素群に分けられた。

      5.浄化処理方法の検討

      10℃で48時間流水浄化処理を行った場合は、浄化前後におけるノロウイルス汚染率に差はなかったが、25℃で48時間流水浄化処理を行ったマガキでは僅かではあるが汚染率の低下がみられた。

      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/17580152.ja.html

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    11. そもそも、「ウイルス」で「食中毒」って話が最初から胡散臭い…

      削除
    12. 「食中毒 貝毒」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A3%9F%E4%B8%AD%E6%AF%92+%E8%B2%9D%E6%AF%92

      「食中毒 腸炎」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%A3%9F%E4%B8%AD%E6%AF%92+%E8%85%B8%E7%82%8E

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    13. 目に見えないのをいいことに…

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    14. 堺O157食中毒で4人目死者、20年前小1の女性=関西発
      2016年3月31日3時0分

       堺市の学校給食が原因で1996年7月に発生した病原性大腸菌Oオー157による集団食中毒で、同市教委は30日、当時小学1年生だった同市北区の女性(25)が昨年10月、後遺症で死亡したと発表した。発生時に小学生3人が死亡し、死者は4人目となった。

       市教委によると、女性は小学1年で感染後、腎機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して、60日間入院。退院後も高血圧が続き、2004年、HUSの後遺症と診断された。

       降圧剤を服用し通院治療を続け、結婚して夫と2人で暮らしていたが、昨年10月10日夜、就寝中に嘔吐おうとして救急搬送され、翌日、腎血管性高血圧による脳出血のため死亡した。

       同市教委は、女性側と1997年4月、補償することで合意したが、今回の死亡で改めて、慰謝料などの補償手続きを進める。

       この集団食中毒では、当時、学校給食を食べた児童や教職員ら9523人が感染。同市教委によると、約20年たった現在も、女性4人が後遺症の高血圧や慢性腎炎などで治療を続けている。

       竹山修身市長はこの日、「安全管理、危機管理の徹底にいっそう努める」との談話を出した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160331-043-OYO1T50006

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  73. 「竹田美文 腸管出血性大腸菌」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AB%B9%E7%94%B0%E7%BE%8E%E6%96%87+%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C

    創作ものっぽい雰囲気濃厚…

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  74. 自宅庭のスイセン食べ、食中毒に…ニラと間違う
    2016年04月01日 07時57分

     山形県食品安全衛生課は31日、鶴岡市の70歳代女性が有毒植物のスイセンを誤って食べ、食中毒の症状を訴えたと発表した。

     県内で有毒植物による食中毒は今年初めて。

     発表によると、女性は3月30日、自宅庭に生えていたスイセンをニラと間違って、卵とじにして食べたという。約40分後に嘔吐おうとなどの症状を訴え、病院を受診した。女性は快方に向かっている。スイセンの葉はニラと似ているが、においがない点が異なるという。

     同課は「今後、山菜採りのシーズンを迎えるが、自信がないものや、怪しいと思うものは口にしないでほしい」と注意を呼びかけている。
    http://www.yomiuri.co.jp/national/20160331-OYT1T50174.html

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  75. [論点]感染症対策「第一線」強化を 高鳥毛 敏雄氏
    2016年1月13日3時0分

     2014年に検出された新型ノロウイルスの流行が警戒されている。インフルエンザの流行も気になる。わが国の感染症への取り組みは大丈夫だろうか。

     これまでの取り組みを振り返ってみると、1997年、腸管出血性大腸菌Oオー157の流行を受けて国立感染症研究所が強化され、98年に感染症法が制定された。03年に重症急性呼吸器症候群(SARSサーズ)が中国で発生すると検疫体制が強化された。09年の新型インフルエンザは検疫所でくい止められず、12年に新型インフルエンザ等対策特別措置法が制定された。

     14年のエボラ出血熱、15年の韓国での中東呼吸器症候群(MERSマーズ)流行を受け、国立感染症研究所村山庁舎で、危険性の高い病原体を扱うバイオ・セーフティー・レベル4の施設が稼働することになった。

     しかし、これでわが国の感染症対策が整ったのかと問えば、そうではない。第一線で感染症対策に当たるのは、地域の保健所や衛生研究所、医療機関だが、その体制が不十分だからである。

     世界保健機関(WHO)は、SARSの流行を検証して05年、国際保健規則を改正した。そのポイントは感染症を発生地域で封じ込める体制を整えることにあった。ところが、わが国では、地域で感染症を封じ込める体制が強化されるどころか、弱体化しているというのが私の実感である。

     第一に感染症の初動対応にあたる保健所数が減少し、保健所の医師数も減ってきている。加えて、中核市が増えたため、都道府県、指定都市、中核市など設置主体の異なる保健所が乱立するようになった。保健所は自治体の組織だが、全国一律的に設置される組織ではなくなり、感染症対策の徹底が難しくなっている。

     第二に、感染症の病原体検査や流行監視を行っている地方の衛生研究所の職員数、予算、研究費の削減が進行している。地方の衛生研究所は、法的位置づけが明確でないため、自治体の財政事情の影響を強く受ける。大阪では、府と市の衛生研究所の統合や独立行政法人化が検討され、組織的に不安定な状態にある。

     第三に、新型ないし特定の危険な感染症を受け入れる病床がない県もある。感染症専門病院がないということは地域に感染症専門医がいないことを意味する。

     他国に目を向ければ、英国でもかつて、感染症対策の地方組織について同様な問題を抱えていた。だが、04年から国の責任体制が明確になり、中央から地方にまたがる感染症対策の専門組織と研究施設の体制を立て直した。

     我が国でも、改正国際保健規則の規定に従い、市町村レベルで感染症を封じ込めるため、新型インフルエンザ等対策特別措置法の制定に至った。しかし、分権改革の影響もあり、衛生研究所や保健所の配置や人員体制に、自治体間のバラツキが大きい。誤解を恐れずに言えば、感染症対策は、全国一律、画一性が必要な公衆衛生分野である。感染症対策については、国の責任を明確にして体制強化に取り組むべきだろう。

    関西大学教授、医師。専門は公衆衛生学、健康政策学。大阪府立成人病センター、同府内の保健所、大阪大勤務等を経て現職。60歳。

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160112-118-OYTPT50358

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    返信
    1. >1997年、腸管出血性大腸菌O157の流行を受けて国立感染症研究所が強化され、98年に感染症法が制定された

      1997年マター…

      削除
    2. そのときの「所長」は…
      http://koibito2.blogspot.jp/2014/01/971024.html

      KAKEN - 竹田 美文(30029772)
      https://kaken.nii.ac.jp/d/r/30029772.ja.html

      所属
      2000年度 : 国立感染症研究所 / 研究員
      1999年度~2000年度 : 国立感染症研究所 / 所長
      1996年度~1999年度 : 国立国際医療センター(研究所)
      1994年度~1998年度 : 国立国際医療センター / 研究所 / 所長
      1996年度 : 国立国際医療センター研究所 / 所長
      1994年度 : 国際医療センター研究所 / 所長
      1988年度~1993年度 : 京都大学 / 医学部 / 教授
      1990年度 : 京都大学 / 医学部
      1986年度~1988年度 : 東京大学 / 医科学研究所 / 教授
      1985年度 : 東京大学 / 医科研 / 教授

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    3. 腸管出血性大腸菌に対するワクチンの開発研究
      Development of a vaccine against enterohemorrhagic Escherichia coli
      研究課題番号:10357003

      代表者
      1998年度~2000年度
      竹田 美文
      TAKEDA, Yoshifumi
      研究者番号:30029772
      国立感染症研究所・所長

      研究分担者

      牧野 壮一
      MAKINO, Sou-ichi
      研究者番号:30181621
      帯広畜産大学・畜産学部・助教授

      濱端 崇
      HAMABATA, Takashi
      研究者番号:40311427
      国立国際医療センター研究所・感染・熱帯病研究部・室長

      山崎 伸二
      YAMASAKI, Shinji
      研究者番号:70221653
      国立国際医療センター研究所・適正技術開発・移転研究部・室長

      研究機関
      国立国際医療センター(研究所)→国立国際医療センター→国立国際医療センター(研究所)→国立感染症研究所

      研究概要(最新報告)

      腸管出血性大腸菌は、ヒトだけではなく家畜からも多数分離されており、ウシやブタの腸管出血性大腸菌感染症は畜産業界では大きな問題となっている。本感染症の感染源は、主として食肉で感染した家畜の糞便中の腸管出血性大腸菌が何らかの経路でヒトへ感染すると考えられている。従って、家畜の腸管出血性大腸菌感染を予防できるワクチンの開発は畜産業界に有用であるばかりでなく、ヒトの腸管出血性大腸菌感染、それに引き続く出血性大腸炎や溶血性尿毒症症候群の予防にも有効である。

      本研究では、ブタの浮腫病の原因である腸管出血性大腸菌に対するワクチン株を構築し、その有効性を証明した。すなわち、浮腫病のブタから分離したベロ毒素(VT2eまたはVT2vp1)を産生する腸管出血性大腸菌について、抗原性は保有するが毒素活性の喪失した変異毒素を産生する変異株を作出した。まず、VT2vp1のAサブユニットN末端から167番目のグルタミン酸(E167)と170番目のアルギニン(R170)を、それぞれグルタミン(Q167)とロイシン(L170)に置換したVT2vp1変異毒素を産生するような遺伝子を作出した。この遺伝子と野生型の毒素遺伝子を相同組換えにより置き換え、変異株を作出した。この変異株は野生型の毒素と同様の抗原性は保持していたが、ベロ細胞を用いた試験により毒素活性が喪夫していた。また、この変異株の豚への毒力を野生株を対照にして調べた結果、病原性は喪失していた。この変異株をワクチン候補株として、感染防御能を調べたところ、変異株を投与した豚群(n=20)は浮腫病由来の野生株の投与に対して浮腫病の発症はみられなかったが、ワクチン株を投与しなかった豚群(n=20)では、12頭が浮腫病を発症し、死亡した。また、変異株投与豚において、血中IgG価および糞便中IgA価の上昇も確認された。

      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/10357003.ja.html

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    4. [キーワード:/腸管出血性大腸菌/]

      (研究課題検索 研究開始日:古い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C%2F&c=100&o=1
      (研究課題検索 配分額合計:多い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C%2F&c=100&o=2

      (研究者検索 配分額合計:多い順)
      https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%2F%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C%2F&c=100&o=4

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  76. ロタウイルス人工合成に成功
    01月31日 07時15分 NHK大阪放送局

    幼い子どもを中心に流行し、激しい下痢やおう吐を引き起こすロタウイルスを人工的に合成することに大阪大学などのグループが初めて成功し、新しいワクチンの開発などに役立つとして注目されています。
    研究を行ったのは大阪大学微生物病研究所の小林剛准教授らのグループです。
    ロタウイルスは激しい下痢とおう吐を引き起こすウイルスで幼い子どもを中心に流行し、国内でも年間80万人が発症するとされています。
    グループでは、ロタウイルスから取りだした遺伝子を、ウイルスの増殖を促進する「FAST」と呼ばれるたんぱく質の遺伝子などと一緒に培養細胞の中に入れ経過を観察しました。
    すると、5日ほどで細胞からロタウイルスが出てきたということです。
    遺伝子からウイルスを合成する技術は「リバースジェネティクス法」と呼ばれ、インフルエンザなど多くのウイルスで成功していますが、グループによりますとロタウイルスで成功したのは今回が初めてだということです。
    この技術を使えば、病気を引き起こさないロタウイルスなど人工的に遺伝子を操作できるということで今後、新たなワクチンの開発や感染メカニズムの解明などに役立つということです。
    研究を行った小林准教授は「今も世界的にはロタウイルスで多くの人が亡くなっている。より効き目が強く、副作用の少ないワクチンの開発に役立てていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170131/3457221.html

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    1. >遺伝子からウイルスを合成する技術は「リバースジェネティクス法」と呼ばれ、インフルエンザなど多くのウイルスで成功していますが、グループによりますとロタウイルスで成功したのは今回が初めて

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    2. どこかで聞いたことがある話だなあ…(笑)。

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    3. Close up 免疫は、ミステリアス!(JSTニュース1月号) - 科学技術振興機構
      http://www.jst.go.jp/pr/jst-news/2007/2008-01/page06.html

      「リバースジェネティクス インフルエンザ」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6

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    4. ロタウイルス、人工的に作製…ワクチンへ期待
      2017年2月4日14時26分

       幼い子どもを中心に下痢や嘔吐おうとなどを起こすロタウイルスを人工的に合成することに初めて成功したと、大阪大の小林剛准教授(ウイルス学)らのグループが発表した。

       新しいワクチンなどの開発につながる可能性がある。米科学アカデミー紀要電子版に論文が掲載された。

       ロタウイルスは5歳までにほぼ全ての子どもが感染し、発症者は国内で年間約80万人と推定されている。重症化すると死亡するケースもある。

       小林准教授らは、様々なウイルスの研究を進める中で、ウイルスの増殖を促す働きを持つたんぱく質があることに着目。ロタウイルスから取り出した遺伝子と一緒に培養細胞に入れたところ、4~5日でロタウイルスが作られたという。

       遺伝子からウイルスを人工合成する技術は、インフルエンザウイルスなどで確立されているが、ロタウイルスはできていなかった。

       札幌医科大の小林宣道教授(微生物学)は「応用すれば、様々な遺伝子を持つロタウイルスの合成が可能になる。未知の部分が多いロタウイルスの研究が活発化するのでは」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170204-118-OYT1T50073

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  77. リバースジェネティクス法 | 日経サイエンス
    http://www.nikkei-science.com/?tag=%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%B3%95

    >パンデミックは再来する
     かつては鳥インフルエンザウイルスはヒトには感染しないと言われていた。しかし,1997年に香港でH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが家禽からヒトに感染し,6人が死亡。これ以降,鳥ウイルスのヒトへの感染が相次い … 続きを読む →
    カテゴリ 2005年3月号, 記事

    「リバース ジェネティクス インフルエンザ」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9+%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B9+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6

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    1. 日経サイエンス  2005年3月号

      特集:インフルエンザの脅威
      パンデミックは再来する
      鳥インフルエンザに隠された殺人鬼の影
      堀本泰介 河岡義裕(東京大学医科学研究所)

       かつては鳥インフルエンザウイルスはヒトには感染しないと言われていた。しかし,1997年に香港でH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが家禽からヒトに感染し,6人が死亡。これ以降,鳥ウイルスのヒトへの感染が相次いでいる。これまでにベトナムとタイで合計47人の感染(うち34人死亡)が確認された。今や「鳥のインフルエンザウイルスはヒトに直接感染する」という見方は,事実として認識されるようになった。このことは,H5N1鳥ウイルスがパンデミックウイルスに変貌する危険性を警告している。

       鳥インフルエンザウイルスはカモなどの野生の水鳥を自然宿主としているが,野鳥ではほとんど症状を示さない。このウイルスがニワトリなどの家禽に感染すると,呼吸器や消化器で軽い症状を示すようになるが,死に至ることはない。ところが,ごくまれに高い病原性を示し,全身の臓器でウイルスが増殖してニワトリを殺すことがある。これが高病原性鳥インフルエンザウイルスだ。

       今回ヒトに感染したH5N1ウイルスの致死率は70%を超えている。このウイルスがヒトからヒトに伝播するようになった場合,この高い致死率を示し続けるかどうかはわからないが,最悪の場合を考えて,ワクチン開発や抗インフルエンザ薬の備蓄を急がなければならない。

       安全な不活性化ワクチンを作るには,流行中のウイルスと同じ抗原性を持ち,鶏卵でよく増殖する弱毒ウイルスが必要だ。しかし,現在流行しているH5N1ウイルスはすべて強毒であり,鶏卵での増殖性も低い。そこで,著者らが開発したプラスミド(環状DNA)を用いたリバースジェネティクス法という技術により,ワクチンに適した人工ウイルスを作製する研究が進んでいる。この試作ワクチンは日本および欧米で近々臨床試験に入る予定だ。

      著者
      堀本泰介(ほりもと・たいすけ) / 河岡義裕(かわおか・よしひろ)
      堀本は東京大学医科学研究所助教授(感染免疫部門ウイルス感染分野),農学博士。国立予防衛生研究所研究員,大阪府立大学獣医学科助教授などを経て2000年より現職。河岡は東京大学医科学研究所教授(感染免疫部門ウイルス感染分野)。
      http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0503/sp_2.html

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    2. 「河岡義裕」
      http://koibito2.blogspot.jp/search?q=%E6%B2%B3%E5%B2%A1%E7%BE%A9%E8%A3%95

      http://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%B2%B3%E5%B2%A1%E7%BE%A9%E8%A3%95

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  78. 薬事研が次世代ワクチン研究発表

    薬やバイオテクノロジーの研究・開発を行う富山県薬事研究所が研究の成果を披露する発表会が富山市で開かれ、次世代のインフルエンザワクチンについて開発の進捗状況を発表しました。
    この発表会は、薬やバイオテクノロジーについて研究・開発を行う薬事研究所が活動を広く知ってもらおうと開き、富山市の県民会館には研究者や医薬品メーカーの関係者など約150人が集まりました。
    このうち、鼻の粘膜に投与するタイプのインフルエンザワクチンの効果を研究しているグループは、ワクチンとともに使って抗力を高める「アジュバント」と呼ばれる物質の開発状況を発表し、鼻の粘膜にワクチンと「アジュバンド」を塗りつけたマウスでは、インフルエンザウイルスを投与しても感染しなかったと報告しました。
    会場では、最新の研究成果の発表を聞けるとあって、集まった人たちが熱心に聞き入っていました。
    高岡市の医薬品メーカーの担当者は「ワクチンの研究は非常に興味深い話だった。注射によるワクチン接種は痛みをともなったりするのでメリットも大きそうだ。実用化を目指してほしい」と話していました。
    発表を行った富山県薬事研究所の宮本朋美主任研究員は「今回のワクチンは感染そのものを防げる可能性が高い。1日も早い実用化に向けて研究を続けたい」と話していました。
    02月13日 19時16分 NHK富山放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063770661.html

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  79. 貼るワクチン
    マウス実験、インフルに効果 北大チーム
    毎日新聞2017年5月30日 12時57分(最終更新 5月30日 13時09分)

     皮膚に貼って使う新しいタイプのインフルエンザワクチンを北海道大などのチームが開発し、長崎市で開かれた日本臨床ウイルス学会で発表した。

     マウスを使った実験で注射より効果が高いことが確かめられ、新型インフルエンザとしての流行が懸念されるH5N1型の鳥インフルエンザウイルスにも効いたという。北大大学院獣医学研究院の迫田義博教授は「人間への活用を目指したい」としている。
    https://mainichi.jp/articles/20170530/k00/00e/040/208000c

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  80. プール熱、過去10年で最多
    感染研、予防呼び掛け
    2017/6/13 19:55

     子どもに多い咽頭結膜熱(プール熱)の流行が広がり、患者が2007年以降最多となっていることが国立感染症研究所の調査で13日、分かった。夏はさらに流行拡大が心配されるため、同研究所は手洗いなど予防に努めるよう注意を呼び掛けている。

     咽頭結膜熱は、接触やくしゃみなどの飛沫によって広がるウイルスが原因で、目が充血し発熱やのどの痛みなどを伴う。プールでのタオルの共用などで感染することがあるため、プール熱と呼ばれる。

     同研究所によると、4日までの1週間に報告された1医療機関当たりの患者数(速報値)は全国で0.95人で、既に過去10年のピークの患者数を上回っている。
    https://this.kiji.is/247304058217727485

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    1. 「国立感染症研究所」のニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

      【社会】電車内で女子高生触った疑い、国立感染症研究所員を逮捕
      http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1494502281/

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    2. >国立感染症研究所は手洗いなど予防に努めるよう注意を呼び掛けている

      ほんとうに手洗いなどでウイルス感染を「予防」できるのかね?

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  81. マダニによるSFTS 感染予防へワクチン開発急ぐ
    8月12日 5時18分

    マダニにかまれることで主に感染し致死率が20%ほどとされるSFTS=「重症熱性血小板減少症候群」について、国立感染症研究所はワクチンの開発に取り組んでいて、動物での有効性を確認するなど開発を急いでいます。

    SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、主にウイルスを持つマダニにかまれることでおきる感染症で、ワクチンや有効な治療法はなく、去年は全国で57人の患者が報告され、このうち8人が死亡しています。

    国立感染症研究所の西條政幸部長のグループは、遺伝子を操作したウイルスを使ったワクチンと感染しないよう処理したウイルスを使ったワクチンの2種類の方法で開発を進めています。
    今後はマウスなどの動物を使い、免疫力が高まるか実験を行うということで、グループでは動物での有効性を確認し、ヒトのワクチンの開発につなげたいとしています。

    国立感染症研究所の西條政幸部長は「このウイルスをなくすことはできないので、患者を救うために早急にワクチンの実用化を目指したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170812/k10011097461000.html

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  82. で、腸管出血性大腸菌O157ワクチン開発はどうなったのかな?(笑)。

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    1. 「腸管出血性大腸菌に対するワクチンの開発研究」
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10357003/

      kaken.nii.ac.jp 腸管出血性大腸菌 ワクチン
      https://www.google.co.jp/search?q=kaken.nii.ac.jp+%E8%85%B8%E7%AE%A1%E5%87%BA%E8%A1%80%E6%80%A7%E5%A4%A7%E8%85%B8%E8%8F%8C+%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

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    2. パンデミック詐欺ワクチン詐欺師どもめが…

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  83. 自閉スペクトラム症 新薬治験 「幸せホルモン」鼻で吸収
    2018年3月7日5時0分

     対人関係を築きにくい自閉スペクトラム症について、鼻にスプレーするだけでコミュニケーション能力の改善を図る新薬の臨床試験(治験)を、浜松医科大学の山末英典教授(精神医学)らが医師主導で始めた。中心症状であるコミュニケーション不全自体にアプローチする薬は初めて。5年程度での製品化を目指す。

    浜松医大医師ら 社交性向上期待

     自閉スペクトラム症に対してはこれまで、障害に伴う不安やうつ、興奮など二次的な症状に対応する薬が用いられてきた。

     山末教授らは、「幸せホルモン」と呼ばれ、女性に多いオキシトシンに注目。脳に作用し、協調性を高めるなどとする報告をふまえて研究を重ね、鼻から吸収させるスプレーを帝人ファーマと共同で開発した。

     オキシトシンは陣痛促進や母乳の分泌を促す薬として世界的に使われており、開発したスプレーの安全性もすでに確認。治験は18歳以上55歳未満の男性患者約150人を募り、全国約10か所の大学病院で行う。スプレーでオキシトシンを吸入後、被験者の喜怒哀楽の表情や声色、視線の動きなどを面談形式で確認し、数値化して効果を分析する。

     海外で市販されているスプレーで事前に行った、男性患者延べ60人を対象にした臨床研究では、患者の表情が豊かになり、会話がかみ合う回数が増えるなどの結果がすでに出ている。

     山末教授は「オキシトシンの適切な使用頻度や量はまだ未確認で、患者や家族の自己判断で試すのは危険だ」と話している。

     理化学研究所脳科学総合研究センターの加藤忠史・副センター長(精神医学)の話「中心的な症状に効く薬はなかっただけに、期待は大きい。精神科分野では本格的な医師主導の治験がほとんどなく、その意味でも価値がある」

      ◆自閉スペクトラム症 =発達障害の一種で、以前はアスペルガー障害、自閉性障害などと呼ばれていた。症状は様々だが、学校や職場などで人とのコミュニケーションや意思疎通がうまくできず、“生きづらさ”を抱える。患者は100人に1人の割合で、全国で100万人程度いるとみられる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180307-118-OYTPT50068

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    1. 自閉スペクトラム症に新薬治験「鼻にスプレー」
      2018年3月7日8時47分

       対人関係を築きにくい自閉スペクトラム症について、鼻にスプレーするだけでコミュニケーション能力の改善を図る新薬の臨床試験(治験)を、浜松医科大学の山末英典教授(精神医学)らが医師主導で始めた。

       中心症状であるコミュニケーション不全自体にアプローチする薬は初めて。5年程度での製品化を目指す。

       自閉スペクトラム症に対してはこれまで、障害に伴う不安やうつ、興奮など二次的な症状に対応する薬が用いられてきた。

       山末教授らは、「幸せホルモン」と呼ばれ、女性に多いオキシトシンに注目。脳に作用し、協調性を高めるなどとする報告をふまえて研究を重ね、鼻から吸収させるスプレーを帝人ファーマと共同で開発した。

       オキシトシンは陣痛促進や母乳の分泌を促す薬として世界的に使われており、開発したスプレーの安全性もすでに確認。治験は18歳以上55歳未満の男性患者約150人を募り、全国約10か所の大学病院で行う。スプレーでオキシトシンを吸入後、被験者の喜怒哀楽の表情や声色、視線の動きなどを面談形式で確認し、数値化して効果を分析する。

       海外で市販されているスプレーで事前に行った、男性患者延べ60人を対象にした臨床研究では、患者の表情が豊かになり、会話がかみ合う回数が増えるなどの結果がすでに出ている。

       山末教授は「オキシトシンの適切な使用頻度や量はまだ未確認で、患者や家族の自己判断で試すのは危険だ」と話している。

       理化学研究所脳科学総合研究センターの加藤忠史・副センター長(精神医学)の話「中心的な症状に効く薬はなかっただけに、期待は大きい。精神科分野では本格的な医師主導の治験がほとんどなく、その意味でも価値がある」

      ◆自閉スペクトラム症

       発達障害の一種で、以前はアスペルガー障害、自閉性障害などと呼ばれていた。症状は様々だが、学校や職場などで人とのコミュニケーションや意思疎通がうまくできず、“生きづらさ”を抱える。患者は100人に1人の割合で、全国で100万人程度いるとみられる。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180307-118-OYT1T50011

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    2. 「脳機能 障害 自閉スペクトラム」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%B3%E6%A9%9F%E8%83%BD+%E9%9A%9C%E5%AE%B3+%E8%87%AA%E9%96%89%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0

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    3. 精神科や心療内科向けの新たな商売のタネ、早期の開発完成と販売開始が期待されるねえ…

      「対症療法」は、どこまでも商売になるんだな。

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  84. [リサーチフロント]自閉スペクトラム症…脳科学で究明アプローチ
    2018年3月8日15時0分

     発達障害の一種で、対人関係を築くのが不得意な「自閉スペクトラム症(ASD◎)」について、発症の仕組みを脳科学的に解明する研究が進んできた。治療薬の開発などにつながると期待されている。(竹内芳朗)

    セロトニン減少が関与?/オキシトシンの効果見極め
     ■ 100万人以上

     ASDは、一般には「自閉症」「アスペルガー症候群」などと呼ばれる症状の総称。人口50~100人に1人の割合に上り、日本では計100万人以上とみられる。男性が女性より数倍多い。全体として▽コミュニケーションが不得意▽普段と違う行動を嫌がるなど、こだわりが強い▽視覚や聴覚など五感が非常に敏感、あるいは鈍感――といった特徴がある。社会生活で苦労することが多い一方、特定の分野で優れた才能を発揮する場合もある。

     ASDは、脳機能の障害が主な原因と考えられ、15番染色体の遺伝情報に変異のある例が知られている。理化学研究所脳科学総合研究センターの内匠たくみ透シニア・チームリーダーらは、マウスの染色体にヒト同様の変異を生じさせたところ、鳴き声で母親と意思疎通するのが苦手であるなど、ASDに似た特徴が行動に表れた。

     そこで、脳の働きを詳しく調べた結果、脳幹にある「縫線核ほうせんかく」という部分の働きが低下し、ここで作られる神経伝達物質で、不安な気持ちを落ち着かせるなどの作用がある「セロトニン」の量が減っていた。このマウスの乳児期にセロトニンを投与すると、ASDに似た特徴が改善したという。成果は昨年6月、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」に発表された。

     また、ASDの人の遺伝子分析などから、発症に関与する可能性がある新たな変異も見つけ、昨年8月に論文を発表した。脳内で神経細胞のつなぎ目「シナプス」がうまく形成されなくなり、脳神経の情報伝達に支障が出るのではないかとみられている。

     内匠さんは「脳の様々な部位で遺伝子変異による機能障害が起き、ASDにつながる可能性がある。さらに詳しく調べたい」と言う。

     ■ 表情読み取りに差

     険しい表情と口調で「良かったね」と言われた場合、多くの人は言葉を額面通りに受け取らず、「この人は敵対的だ」と感じる。だが、ASDの人は表情や口調をあまり気にせず、「良かったね」という言葉に引きずられ、「この人は友好的だ」と考えやすい。

     浜松医科大の山末英典教授らは、ASDの成人男性15人と、そうではない成人男性17人を対象に、ビデオに収めた相手の表情や口調、言葉から、その人が敵対的か友好的かを判断してもらう実験を実施。その時の脳の活動を機能的磁気共鳴画像(fMRI)で観察した。その結果、ASDの人はそうでない人に比べ、判断の際、「内側前頭前野ないそくぜんとうぜんや」と呼ばれる部位の活動が弱いことを突き止めた。この部位は様々な情報を統合して行動を調節する機能を担うとされている。

     山末さんらは、他人への信頼感を高めるとされるホルモン「オキシトシン」をASDの成人男性40人に点鼻で投与してみた。すると、内側前頭前野の活動が活発化。再びビデオの実験を行った結果、言葉よりも表情や口調から相手の心の内を読み取る行動が増えた。

     ■ 治験をスタート  オキシトシンは、信頼関係を改善させる効果が十数年前に海外で報告され、注目を集めてきた。山末さんらは先月末、成人男性を対象に、オキシトシンでASDを治療する臨床試験(治験)を始めた。有効性だけでなく、副作用の有無など安全性も慎重に確かめる。オキシトシンは子宮を収縮させる作用もあるため、女性は今回の治験対象から外したが、山末さんは「有効性と安全性が確認できれば、将来的には女性や子どもにも使えるかどうかを検討する」と話す。

    発達障害で孤立 支援の窓口紹介

     ASDの原因は、研究が進んできたものの、依然、未解明の部分が多い。

     理研の内匠さんは「ASDには、様々な要因が複雑に絡み合っている」と説明する。例えば母親が妊娠初期に喫煙したり、妊娠中に有害物質を摂取したりすることで、子どもがASDになる確率が上がるとの報告がある。子どもが栄養不足だったり、ある種の腸内細菌がいたりすることも関連が指摘されている。

     ASDを含む発達障害の人は、学校や職場で人間関係につまずき、孤立することも少なくない。適切な支援を受けられるよう、親などが早期に気づくためのヒント、相談窓口などを、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害情報・支援センター」がウェブサイト(http://www.rehab.go.jp/ddis/)で紹介している。

     浜松医科大の山末さんは、「発達障害について正しい理解を広め、発達障害の人もそうでない人も共に暮らせる社会づくりを進めることがとても重要だ」と話す。

    ◆ASD=autism spectrum disorder

    ◆発達障害=自閉スペクトラム症のほか、読み書きや計算が苦手な「学習症(LD)」、衝動的に行動しがちな「注意欠如・多動症(ADHD)」などがある。症状のタイプや程度は一人ずつ違い、複数のタイプを併発することもある。

    ◆オキシトシン=脳の視床下部で合成され、下垂体から分泌されるホルモン。日本では陣痛促進剤として臨床応用されている。海外では母乳分泌の促進剤としても使われる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180308-118-OYTPT50211

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    1. 「発達障害」っていう具合なんだから、きっと生まれてすぐからの発達が何かによって阻害されてるんだよ…


      西原克成「赤ちゃんを冷たく育ててはいけない」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%82%92%E5%86%B7%E3%81%9F%E3%81%8F%E8%82%B2%E3%81%A6%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90

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    2. 「三つ子の“腸”は百まで」
      http://www.seishun.co.jp/book/19500/
      https://www.amazon.co.jp/dp/4413230671
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90+%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93+%E4%B8%89%E3%81%A4%E5%AD%90%E3%81%AE%E2%80%9C%E8%85%B8%E2%80%9D%E3%81%AF%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%A7

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    3. お母さんは世界一の名医 (プレミア健康選書) 単行本 – 2010/8/6
      西原 克成 (著)
      https://www.amazon.co.jp/dp/4492059296

      内容紹介
      「アトピー性皮膚炎やゼンソクは病院に行かなくても治せます」
      「いつもの習慣をちょっとだけ見直して、大切なお子さんをこわい病気から守りましょう」……。
      子どもの病気は生活習慣を見直せば治る。免疫病治療の第一人者がおしえる簡単でよく効く治療法。

      こんな子育てが危ない!
       ○ 幼児に冷たいものを与えている
       ○ 離乳食を急いでいる
       ○ おしゃぶりを早くとりあげている
       ○ 口呼吸をさせている
       ○ 伏せ寝、横向き寝をさせている
       ○ ベビーカーを早くやめ、ムリに歩かせている

      内容(「BOOK」データベースより)
      「アトピー性皮膚炎やゼンソクは病院に行かなくても治せます」「いつもの習慣をちょっとだけ見直して、大切なお子さんをこわい病気から守りましょう」…。免疫病治療の第一人者がおしえる簡単でよく効く治療法。

      目次
      序章  お母さん、間違った子育てしていませんか
      第1章 口呼吸は万病のもと――「おしゃぶり」をとりあげていませんか
      第2章 片噛みが危ない――片側だけで噛ませていませんか
      第3章 腸を冷やすとコワイ――冷たいものを飲ませていませんか
      第4章 わるい寝方が体をゆがめる――うつ伏せ寝をさせていたませんか
      第5章 骨休めの大切さ――ムリに歩かせていませんか
      第6章 お母さんが名医になるために

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  85. 結核発症の医師が診察、患者11人感染か…都内
    2018年11月12日20時10分

     日本医科大学付属病院(東京都文京区)は12日、耳鼻咽喉科の医師1人が結核を発症したまま診察を続けた結果、この医師と接触した患者11人が結核に感染した疑いがあると公表した。11人は検査で結核の陽性反応が出ているが、今のところ発症はしていないという。

     医師は6月頃からせきなどの症状があり、改善しなかったため検査したところ、7月に結核と判明。同病院は、この医師から診察を受けた患者たち374人に検査を呼びかけていた。陽性だった患者には、追加の健診や、発症予防の治療を行うという。医師は結核と判明した直後に入院し、診療は行っていない。

     厚生労働省結核感染症課によると、結核は発症した人のせきやたんを通じて感染するため、検査で陽性でも発症していなければ他人にうつすことはない。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181112-118-OYT1T50074

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  86. 新型コロナの症状100種類以上 AIで世界の論文を解析した結果
    2020年11月8日 16時30分

    世界中の新型コロナウイルスに関係する論文、およそ20万本をNHKがAI=人工知能を使って解析したところ、新型コロナウイルスの感染で、これまでに少なくとも100種類以上の症状が報告されていることが分かりました。

    NHKは、今月初めまでに世界中で公表された新型コロナウイルスに関する英語の論文、およそ20万本をAIに学習させて分析するプロジェクトを進めてきました。

    その結果、新型コロナウイルスに感染した際の症状は、肺炎や発熱などのほかにも味覚障害やドライアイ、それにじんましんなど、全身で少なくとも116種類が報告されていることが分かりました。

    中でも、論文での報告が多かったのはめまいや記憶障害、それに幻覚など脳や神経に関する症状で、30種類余りありました。

    このうちイギリスのグループの論文では、重症患者の脳の画像を分析した結果、呼吸や睡眠などをつかさどる「脳幹」という部分に炎症が起きていたと報告されていました。

    国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの長谷川秀樹センター長は「感染症の二次的な症状で、これほど種類が多いのはあまり聞いたことがない。ウイルスが原因で起こるのか精査が必要だと思うが、今後、研究が進むことで全体像が明らかになることを期待している」と話しています。

    詳しくは、8日夜9時から放送のNHKスペシャル「新型コロナ全論文解読~AIで迫るいま知りたいこと~」でお伝えします。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201108/k10012701151000.html

    https://koibito2.blogspot.com/2020/11/1031.html?showComment=1604823119744#c2512927499163495837

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  87. 鼻から感染防ぐ噴霧型ワクチンや予防薬、開発進む…粘膜にIgA抗体増やす
    2021/09/09 08:01

     新型コロナウイルスの感染予防を狙った鼻噴霧型のワクチンや予防薬の開発が進んでいる。現行のワクチンは重症化を防ぐ効果は高いが、感染を完全に防ぐわけではない。今後、感染力がさらに強い変異ウイルスが 蔓延まんえん する恐れもあり、治療薬とともに感染予防効果の高い医薬品に期待が高まっている。

     ワクチンを筋肉注射すると通常、血液中に「IgG」というタイプの抗体が増える。ただ、ウイルスがまず付着する鼻やのどの粘膜にはIgGの量が少なく、感染予防効果は限定的だ。粘膜に分泌されるタイプの「IgA」という抗体が鼻やのどにできれば感染自体を防ぐ効果が高まる可能性がある。

     三重大の野阪哲哉教授(ウイルス学)らは、鼻などの粘膜にIgAを増やそうと、新型コロナの突起の設計図となる遺伝物質を無害な別のウイルスに組み込んだ鼻噴霧型のワクチンを、新興企業「バイオコモ」(三重県)と開発中だ。

     動物実験では、粘膜でIgAが増加した。2回接種した後に新型コロナを感染させると、3日後には鼻の粘膜でウイルスがほとんど確認されなくなった。野阪教授は「鼻噴霧は注射に比べ負担が小さい。1年以内の臨床試験開始を目指したい」と話す。

     鼻噴霧型ワクチンは、東京大発の新興企業「ハナバックス」(東京都)も研究しており、塩野義製薬が製品化を目指している。海外では英オックスフォード大や中国・香港大などが臨床試験を始めている。

     一方、福島県立医大の高木基樹教授(創薬科学)らは、IgA自体を鼻に噴霧する感染予防薬を開発している。感染経験者の血液からIgAを抽出し、その遺伝情報からIgAを大量生産することに成功した。予防薬開発に向けた前段階として7月には、IgAをフィルターに含ませたマスクを試作した。今後、市販を予定しているという。

     国立感染症研究所の長谷川秀樹・インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センター長は「感染が拡大すればウイルスが変異する可能性もそれだけ増える。感染の予防は未知の変異ウイルスの出現を防ぐ上でも重要だ」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210909-OYT1T50023/

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  88. 鼻噴霧型ワクチン「効果あり」、動物実験で確認…冷凍せずに保存が可能
    2021/12/06 13:20

     新型コロナウイルスの鼻噴霧型ワクチンの開発を進めている野阪哲哉・三重大教授らの研究チームは、動物実験で、鼻の粘膜に抗体ができるなどの効果を確認した。実用化すれば、冷凍せずに保存でき、感染自体を防ぐ効果が期待できるワクチンになる可能性があるという。研究成果は、米科学誌「アイサイエンス」に掲載された。

     国内で主流のファイザー、モデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは、筋肉注射することで、血液中に「IgG」という抗体を作らせる。しかし、ウイルスが付着しやすい鼻や喉の粘膜にしみ出てくる「分泌型IgA」と呼ばれる抗体はほとんどできない。

     野阪教授と菰野町のベンチャー企業「バイオコモ」などの研究チームは、鼻や喉の粘膜に分泌型IgAを作らせる新ワクチンの開発を進めてきた。増殖しないように無害化した別のウイルスを<運び屋>とする「ウイルスベクター」と呼ばれるタイプで、新型コロナウイルス表面にある「スパイクたんぱく質」の設計図となるRNAと、スパイクたんぱく質自体を一緒に運ぶため、免疫細胞が反応しやすく、より強い免疫を引き出せるという。

     また、mRNAは常温では急速に分解が進むため、mRNAワクチンは冷凍庫で保管し、解凍後は速やかに使い切る必要があったが、新ワクチンは、家庭用冷蔵庫と同じセ氏4度で半年から1年間保管できる。このため、保存や輸送のコストを抑えるメリットもある。

     このワクチンをマウスに投与したところ、 鼻腔びくう 内に分泌型IgAができた。ハムスターを使った別の実験では、1回投与した後に新型コロナウイルスを感染させると、3日後、肺からは全くウイルスが確認されなかった。2回投与した後に感染させると、3日後、鼻腔内からもほぼウイルスが確認されなくなった。野阪教授は「今後臨床試験を経て、2年以内の実用化を目指したい」としている。

     ウイルスベクターに詳しい東京大医科学研究所の北村俊雄・先端医療研究センター長は「新型コロナの感染を<入り口>で防げるのが優れた点。鼻への噴霧で、注射が苦手な人も気軽に受けられる。実用化に期待したい」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20211206-OYT1T50064/

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    1. 問題は、ほんとうにヒトのホンモノのウイルスに効果あるワクチンなのか、ということだな。

      いかに巧妙に「動物モデル」で「上手くいった」ように見せることができても、ことウイルスの問題となると、それぞれの種でウイルスはまったく異なったものであるという前提には立脚してないからなあ…

      例の「人獣共通感染」教の連中は、そこのところを上手にはぐらかして、都合のいいストーリーを構築したがるからなあ。

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  89. 鼻の粘膜に噴霧するワクチン、塩野義と千葉大が共同開発へ…「自分で投与できる可能性も」
    2022/02/10 22:04

     塩野義製薬と千葉大は10日、鼻の粘膜に噴霧して接種する新型コロナウイルスワクチンを共同で開発し、2022年度に臨床試験(治験)を始めると発表した。注射器や針を使う必要がなく、接種時の医療従事者の人員を減らせるほか、接種を受ける人の心理的な負担の軽減にもつながるという。

     感染症の病原体は、鼻やのどといった呼吸器の粘膜から侵入することが多い。共同開発するワクチンは、粘膜に免疫をつけることで感染を防ぐ。体内でも免疫ができるため、病原体が侵入したとしても発症しにくく、重症化を抑えられる可能性があるという。

     千葉大医学部付属病院に共同研究部門を設置し、塩野義は研究員を派遣する。将来的には、インフルエンザや肺炎球菌を対象にした粘膜ワクチンも開発したい考えだ。塩野義の手代木功社長は記者会見で、「自分で投与できる可能性もあり、(医療体制が十分でない)新興国を含め、ニーズはある」と述べた。
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220210-OYT1T50289/

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  90. インフルエンザワクチン 点鼻液を国内初の承認へ
    2023年2月27日 22時32分

    インフルエンザの予防接種で鼻に霧状に吹きかける形式のワクチンの使用を認めることが厚生労働省の専門家による部会で了承されました。この形式のワクチンが国内で認められるのは初めてです。

    インフルエンザのワクチンは、これまで注射式のものしか認められていませんでしたが、製薬大手の第一三共が7年前、弱毒化したウイルスを霧状にして鼻に吹きかける形式の「フルミスト点鼻液」について承認申請を提出していました。

    27日、開かれた厚生労働省の専門家による部会では、有効性について注射式のものと同様に期待されるとして、国内での使用を認める方針が了承されました。

    対象は2歳から19歳で、注射式のワクチンは2回接種する必要があったのに対し、1回の接種となります。

    鼻に霧状に吹きかけるいわゆる点鼻液のワクチンが国内で認められるのは初めてで、小さな子どもでも恐怖感なく接種できると期待されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230227/k10013993111000.html

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  91. “研究者がチフス菌に感染し腸チフス発症” 国立感染症研究所
    2023年8月18日 20時11分

    国立感染症研究所は、研究者1人がチフス菌に感染し、腸チフスを発症したと発表しました。この研究者は業務でチフス菌を扱っていたということで、現在、保健所が感染経路の調査を行っています。

    国立感染症研究所によりますと、腸チフスを発症したのは、チフス菌の検査や、治療法の研究などの業務にあたっていた研究者です。

    この研究者は今月11日に発熱や腹痛の症状で医療機関を受診してそのまま入院し、15日に腸チフスと診断されていて、現在も発熱や腹痛などが続いているということです。

    国立感染症研究所は、研究者が使ったと考えられる実験室やトイレなどを消毒し、現時点で他に体調不良を訴えている人はいないとしています。

    研究者は直近で海外への渡航歴はないということで、現在、保健所が感染経路を特定するための調査を行い、研究者の体調の回復を待って詳しく聞き取りをすることにしています。

    国立感染症研究所は「保健所の感染経路の調査に協力し、実験室での病原体の取り扱いなどに問題があれば再発防止策を検討することになる」とコメントしています。

    「腸チフス」とは
    国立感染症研究所のホームページによりますと、「腸チフス」は、「チフス菌」が原因の感染症で、ふん便で汚染された食べ物や水を介してヒトからヒトに感染します。

    感染すると7日から14日の潜伏期間を経て発熱や頭痛、食欲不振、全身のけん怠感といった症状が出るほか、重症になると意識障害や難聴が起きることもあります。

    「腸チフス」の患者は世界では年間2690万人に上ると推定され、特に南アジアや東南アジアでの患者が多く、衛生水準の高くない国で流行しているということです。

    国内では近年、「腸チフス」の感染例は数十例で推移し、その多くが流行している地域への旅行者によるものだということです。

    一方、海外渡航歴のない患者も毎年、確認されていて、過去には飲食店での集団感染が起きたこともあります。

    感染症法上は「コレラ」や「細菌性赤痢」と同じ「3類」となっていて、患者を診断した医師は、直ちに保健所を通じて都道府県知事への届け出が義務づけられています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014167151000.html

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  92. チフス菌感染は実験室内か 国立感染症研究所が調査結果を発表
    2023年9月29日 19時28分

    8月、国立感染症研究所の研究者がチフス菌に感染した問題について、研究所は29日に、感染は実験室で起きたとみられると発表しました。研究所は、実験室での病原体の扱いについて、緊急の点検を行うなどして再発防止に努めるとしています。

    国立感染症研究所は、チフス菌の検査などの業務にあたっていた研究者が、8月にチフス菌に感染し、腸チフスを発症した問題について、29日に感染の経路などを調査した結果を発表しました。

    それによりますと、研究者から検出されたチフス菌と、研究所で取り扱っていたチフス菌の遺伝子を比較した結果などから、感染は実験室内で起きたとみられるとしています。

    感染した原因は特定できなかったとしていますが、
    ▽感染を防ぐための防護服の脱着や除染についてのマニュアルが作成されていなかったことや、
    ▽病原体を取り扱う区域と、それ以外の区域が明確に分けられていなかったことなどが、
    感染につながったと考えられるとしています。

    チフス菌などを扱うレベルの実験室は、研究所自身や外部による監査の対象となっていないということで、研究所は、実験室での病原体の扱い方について緊急の点検を行うとともに、実験室の使用マニュアルを作成するなどして、再発防止を図ることにしています。

    国立感染症研究所の脇田隆字所長は「感染研の近隣住民をはじめ、国民からの信頼を損ないかねない極めて重大な事故である。病原体等を取り扱うすべての職員が、再発防止策の迅速な実施に最大限努力する」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230929/k10014211291000.html

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  93. 「インフルエンザは感染のピーク 新型コロナは増加」 感染リスクを避ける年末年始の過ごし方 インフルエンザ研究の第一人者が語るパンデミックへの備え
    12/28(木) 18:02配信 FNNプライムオンライン

    今年は新型コロナウイルスの5類移行による経済活動の再開で、年末を迎えた繁華街は外国人観光客をはじめ、多くの人たちが買い物や飲食を楽しんでいる。こうした中、インフルエンザの感染は早くもピークを迎え、新型コロナの感染者数も増加傾向にある。

    コロナ禍から平時に戻った年末年始、そして来年以降はどのような警戒が必要なのか。

    国立感染症研究所インフルエンザ・呼吸器系ウイルス研究センターで、インフルエンザワクチンの開発などにあたる長谷川秀樹センター長に話を聞いた。

    長谷川氏らはWHO・世界保健機関の協力センターとして、インフルエンザの流行状況や分析などを行い、世界各地の監視対応態勢の運営に携わっている。

    一方で、新型コロナウイルスの遺伝子解析による変異ウイルスの調査なども行っている。

    また鼻から噴霧するインフルエンザの不活化ワクチンの開発にもあたっていて、治験も終わり、来年には承認申請される予定だという。

    長谷川秀樹センター長:
    現在、鼻から噴霧するタイプの生ワクチンはありますが、生きているウイルスを使っていることから2歳から49歳の使用に限られています。インフルエンザで重症化するのは高齢者や乳幼児が多く、不活化ワクチンならすべての年齢で使えます

    インフルエンザなど喉や鼻の粘膜をターゲットにする呼吸器感染症では、注射によってできる血中の抗体では感染を抑えきれない課題があるという。

    長谷川秀樹センター長:
    鼻から噴霧するワクチンは、鼻の粘膜という入り口でウイルスをブロックすることが期待されます。注射を嫌がる子どもも受け入れやすくなります

    インフルエンザは流行のピーク 高齢者らへの配慮を
    インフルエンザは例年11月ごろからの流行となるが、今年は9月から始まり、現在、流行のまっただ中にある。

    長谷川秀樹センター長:
    インフルエンザは免疫を持たない子どもが感染することが多く、通常は12歳くらいまでに感染しますが、新型コロナの影響で感染しない子どもが数年にわたって増え続けました。そしてコロナ禍が収束し、免疫を得られなかった子どもたちの感染が急速に広がっていると考えられます

    また大人も流行がなかったことで抗体を持つ割合が低下していて、飛沫感染を防ぐマスクや手洗いの習慣が緩んだこと、また海外の往来が復活したことで感染者が増えている。

    長谷川秀樹センター長:
    コロナ禍以前は、年末年始がインフルエンザの流行の始まりの時期でしたが、今年(2023年)は年末年始に流行のピークを迎えることになりました。以前の1月下旬から2月上旬の感染状況に相当しているという意識を持ってください。
    特に年末年始は帰省や挨拶回りで祖父母や両親らと接する機会が増えると思います。特に高齢者はインフルエンザにしてもコロナにしても感染したときの重症化や合併症の可能性が高まるので、体調が悪いときには会わない、常にマスクをするなどの配慮が必要です

    また海外や国内旅行に行けば、不特定多数の人に接して密にもなることで感染リスクは高まることになる。

    その時のインフルエンザや新型コロナの感染状況を確認しておくことも大切だという。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/232b7cb3251b27867dfb7f375687de6642bf63c2

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    1. 新型コロナ 新たな変異株JN.1が出現

      長谷川秀樹センター長:
      新型コロナは全数把握がなくなったので全体の正確な数はわかりませんが、定点で把握されている数を見る限り、増加傾向にあります

      新型コロナはオミクロン株のBA.2から派生したBA.2.86が夏から流行して警戒されていたが、この1カ月ほどで新たな変異株JN.1が主流になりつつあり、WHOも「注目すべき変異株」に指定した。

      長谷川氏は「これもオミクロン株のひとつであり、強毒化したということはない」とした上で、ワクチンについても今月、長谷川氏も参加したWHOの協議で、「現段階では現状のXBB系統に対応したワクチン接種を引き続き推奨する」ことになったという。

      長谷川秀樹センター長:
      ウイルスは感染した人たちの免疫から逃れるように変異して、生存していく特徴があるので、コロナもインフルエンザも変異し続けていくことになります

      パンデミックへの備え

      新型コロナのパンデミック(世界的な流行)はようやく収束に向かっているが、新たなパンデミックにどう備えるべきなのか。

      長谷川氏は「インフルエンザのパンデミックの可能性」を指摘する。

      長谷川秀樹センター長:
      コロナウイルスは2002年のSARS(重症急性呼吸器症候群)、2012年のMERS(中東呼吸器症候群)、そして2019年末に中国・武漢で確認された新型コロナによるパンデミックがありました。SARSはハクビシン、新型コロナはコウモリの一種が感染源と言われていますが、次にパンデミックがおきるとすれば新たな動物を介したコロナウイルスになります

      一方、インフルエンザについては、パンデミックの周期性が見て取れるという。

      長谷川秀樹センター長:
      インフルエンザは直近では2009年にブタから人に感染したウイルスによって、当時は免疫を持っていなかったので『新型インフルエンザ』としてパンデミックがおきました

      インフルエンザはおよそ10年から数10年ごとにパンデミックが起きていて、「次がいつ起きてもおかしくない状況だ」と指摘する。

      2009年の新型インフルエンザが同じ亜型のソ連かぜに取って代わったように、パンデミックによってウイルスの入れ替えが起きるという。

      今年は香港かぜと呼ばれるA(H3N2)と2009年に流行したインフルエンザA(H1N1)の2つが流行している。

      長谷川秀樹センター長:
      インフルエンザウイルスもコロナウイルスも動物由来です。パンデミックを起こすのはすでに流行しているウイルスや変異したウイルスではなく、動物の世界から新たに人に感染するウイルスです。その時、人はそのウイルスに対する免疫を持っていないので大流行を起こし、パンデミックとなるのです
      https://news.yahoo.co.jp/articles/232b7cb3251b27867dfb7f375687de6642bf63c2?page=2

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    2. 感染症への偏見と差別

      2009年の新型インフルエンザの発生の際も、今回の新型コロナ同様にパニックが起きた。4月にメキシコで初めて確認された後、日本では5月に神戸で確認されたが、空港では海外からの帰国者が隔離され、多くの学校は休校となった。

      そしてアメリカの国際イベントに参加した生徒が感染した高校には非難が殺到するなど、感染者らへの差別が相次いだ。

      結果的に日本国内での死者は1年間でおよそ200人と、季節性インフルエンザによる死者数より大幅に低かった。

      だが社会は免疫や治療法が確立されていないウイルスにパニックになったのだ。

      長谷川秀樹センター長:
      インフルエンザはワクチンの製造工程や治療薬などが確立しているので、比較的早く対処できます。ただ発生当初は病院に患者が詰めかけ、医療現場の混乱は避けられません

      そして10年後に発生した新型コロナでもSNSでの感染者の特定や、患者や医療従事者らへの非難が相次いだ。

      長谷川秀樹センター長:
      非常に悲しいことですが、一生懸命対応している医療従事者や患者さんへの偏見は、正確な知識が伝わってないことも一因だと思います。メディアなどによる正確な情報の発信とその情報を理解する力が必要だと思います

      長谷川氏は、インフルエンザはもちろん、コロナも数年をかけて学んだことで、次のパンデミックでもワクチンや治療薬などの医学的な対処は、時間をおけばできるはずだと話す。

      新型コロナ禍の3年余りの間、ワクチン接種などをめぐる不確かな情報がSNSで飛び交い、子宮頸がんワクチンなどほかの病気も含めて正確な情報をメディアが伝えきれず、政府や自治体などの対応も混乱した。

      そして感染していなくても精神的、経済的に痛手をおった人々が数多くいる。

      いつかは来るであろう新たなパンデミックにどう向き合うのか、新型コロナのこの数年間の経験を忘れることなく、その学びを社会の仕組みや教育に取り込んでいくことが求められている。

      【執筆: フジテレビ解説委員室室長 青木良樹】
      https://news.yahoo.co.jp/articles/232b7cb3251b27867dfb7f375687de6642bf63c2?page=3

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