2024年10月26日

【医科様科学】がん、ウイルス、幹細胞、難病、再生医療、再生科学(笑)

そして、「移植」医療生殖医療

文科省(JST)公認奇跡の細胞シート」

貼るだけで治療ができる奇跡の細胞シートが再生医療の治療を変える!

www.jst.go.jp/seika/bt06.html


iPS細胞等研究 - 科学技術振興機構
www.jst.go.jp/ips-trend/network/pdf/pamphlet/nw_pamphlet.pdf‎

(追記4/29 2014)
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再生復活というのは、くりすとさまの特技特権でしょ(笑)。


「マンモス再生」(笑)。

「心臓再生」(笑)。

そのうちきっと、「脳」も再生できるといいはじめるぞ(笑)。


「kaken.nii.ac.jp 再生科学(ぐぐる先生)


KAKEN - 若山 照彦(40360672)
http://kaken.nii.ac.jp/d/r/40360672


KAKEN - 哺乳類精子の室温保存法の開発(15681014)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/15681014.ja.html


常温超伝導とか常温核融合みたいな話だなあ…(笑)。



「フリーズドライ」科学手品師…。


科学の袈裟をまとった…。




(書きかけ)




(おまけ)
不老不死の科学」(笑)

シアワセな科学みたいな形容矛盾…これぞまさしくエセ科学(笑)。

「不老不死」だの「再生復活」だのって、モロにカルト宗教御用達の「ブードゥ・サイエンス」なんだってば(笑)。

歩こう延命財団って知ってるか?



(2013年9月25日)(追記4/29 2014)

287 件のコメント:

  1. 再生医療 企業向け保険 細胞加工不備など 患者に賠償
    2013年9月25日3時4分 読売新聞

     再生医療で起きる万一のトラブルに備え、政府は、民間保険の商品作りの支援に乗り出す。副作用が起きた場合に、細胞の加工を担う企業が患者に対する賠償金の支払いに対応できる仕組みを作り、成長戦略の柱に掲げる再生医療に患者と企業の双方が参加しやすくする。10月、医療や法律の専門家らによる研究会を設置し、保険金支払いのリスクや保険料などを検討する。

     再生医療では、病気やけがで傷ついた細胞や組織を作り直し、患部に移植する。政府は、臨床研究などに使う細胞の加工を、企業に委託できる制度の導入に向け、秋の臨時国会で関連法案の成立を目指している。

     だが、移植後の細胞がうまく着かなかったり、予期せぬ副作用が起きたりする事態も想定される。iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使う場合は、細胞ががん化してしまう恐れもある。

     副作用が起きた場合に、企業が患者に支払う賠償金を手当てするのに適した保険はこれまでなかった。

     研究会は経済産業省が設置。企業と医療機関との責任分担や、副作用の起きるリスク、企業が負う賠償額の目安を提示する。

     細胞の加工に不備が見つかれば、企業側の責任となる。患者は医療機関に賠償金を請求し、企業は医療機関を通じて支払う。治療の過程に問題があれば、医療機関向け民間保険を使って各医療機関が支払う。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130925-118-OYTPT00168
     

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  2. [医療ルネサンス]進む再生医療・細胞シート<5>Q&A 東京女子医大先端生命医科学研究所長・岡野光夫さん
    2013年9月17日3時1分 読売新聞

    おかの・てるお 早稲田大大学院理工学研究科博士課程修了。東京女子医大助教授、米ユタ大准教授などを経て2001年から現職。日本再生医療学会理事長。

     細胞シートによる再生医療について東京女子医大先端生命医科学研究所長の岡野光夫さんに聞きました。

    ◇糖尿病・血友病の治療へ

     ――細胞シートの特徴は何でしょうか。

     細胞には、ほかの細胞に良い影響を与えるたんぱく質を出すなどの特性があります。私たちは移植用の細胞を、機能や構造を保ったまま増やしシート状にする世界初の技術を1990年に開発しました。臓器や組織に貼り付け、心臓や角膜の病気を治したり、がん切除後に食道が狭くなるのを防いだりできるようになりました。

     細胞は培養用の皿の上で増やし、移植前にはがす必要があります。従来の酵素を使う方法では、はがす時に細胞がバラバラになり機能が落ちる上、臓器にくっつかなくなっていました。周辺温度を下げれば細胞をきれいに皿からはがせる方法を見いだし、細胞シートが生まれました。

     ――将来展望を教えてください。

     細胞シートは、中耳炎の一種を治療した後の聴力保持や、肺に穴が開く気胸の治療のための臨床研究にも使われる見通しです。ただ細胞シートは、効果を高めようと何枚も重ねて厚さが0・1ミリ以上になると内部に酸素と栄養が行き渡らなくなり細胞が死んでしまいます。

     そこで、移植に使う細胞を、血管の細胞と一緒に培養してシートを作ることで、血液を通して内部に酸素と栄養が行き渡る工夫をしました。こうして何枚も積み重ね、3次元の組織の作製に成功しました。今後、膵臓(すいぞう)や肝臓の組織を作り、糖尿病や血友病の治療につなげたいと思っています。これからが本格的な再生医療時代です。

     ――iPS細胞(人工多能性幹細胞)とはどんな関係にあるのでしょうか。

     神経や心臓の筋肉、膵臓などの細胞は、人から取り出して大量に増やすのは困難です。無限に増える特性を持つiPS細胞を利用することで、神経細胞などを大量に作れるようになりました。しかし、iPS細胞を目的の細胞に変えるだけでは治療は難しく、シートや3次元組織にする技術と合わせることで治療につながります。

     ――細胞シートの作り方はさらに改良されるのでしょうか。

     今は、無菌状態を保つ大掛かりな施設で、人が細胞を培養しています。それでは費用と時間がかかり過ぎて多くの患者を治せません。現在、大量生産を可能にする自動培養機器を開発中です。ロボットなので感染症の心配はなく夜間も動くのでコストを大幅に下げられます。

     ――細胞シートのような新技術を生むには何が必要ですか。

     医療とものづくりの両方が分かる人材と、そうした人材を育てる拠点作りが求められます。医学と工学が連携すれば、新しい治療法の開発が可能となると思います。日本でしかできない技術を作り、世界の患者を治せるようにしたいと考えています。(米山粛彦)
    (次は「肝臓を守る」です)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130916-118-OYTPT00585
     

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  3. 「乳がん無料検診」縮小…子宮頸がんも 対象年齢絞る方針
    2013年9月25日3時4分 読売新聞

     子宮頸(けい)がん検診と乳がん検診の受診者に配布している無料クーポンについて、厚生労働省は対象年齢を来年度から絞り込む方針を決めた。定期的な受診を促して受診率を上げる効果は限定的と判断し、規模縮小に踏み切る。厚労省は今後、受診の呼びかけを強化したいとしている。

     クーポンは2009年度から、子宮頸がんでは20~40歳、乳がんでは40~60歳の5歳刻みの年齢の女性に配られているが、来年度は対象を、子宮頸がんで20歳、乳がんで40歳のみに限ることにした。大腸がん検診では40~60歳の5歳刻みの男女に引き続き配る。

     市区町村が実施した検診の受診率は、08年度は子宮頸がんで19%、乳がんで15%だったが、10年度までにともに4ポイント強伸びたものの、11年度は横ばいだった。

     両検診は指針で2年おきの受診を求めている。厚労省は「クーポン配布の年には受診が増えるが、2年後以降も続けて受ける人は少なく、受診率が頭打ち」と分析。09年度から5年たち、検診の対象年齢の全員に1度は配布の機会を設けたことも踏まえ、新たに対象となる年齢の女性のみに配ることにした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130925-118-OYTPT00157
     

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  4. 難病診断 ネットで助言…研究者ら 拠点病院の医師に
    2013年9月24日15時1分 読売新聞

    厚労省 来年度にも

     難病対策の抜本的な見直しを進めている厚生労働省は、2014年度にも「難病医療支援ネットワーク」(仮称)を設立する方針を固めた。症例が少なく診断が難しい難病を対象に、専門家がネット上で医師からの質問に直接回答する。

     難病の迅速な診断・治療につなげるため、厚労省は14年度、各都道府県に1か所の「難病医療拠点病院」(仮称)を設けるほか、学会の研修を受けた「難病指定医」(同)が診断・治療にあたる制度をスタートさせる。難病指定医は患者の要請を受け、診断や病状の程度を判定、都道府県に置く審査会が難病に該当するかを審査する。難病指定医には全国で延べ28万人程度が委嘱されるとみられる。

     新たに設立されるネットワークでは、難病指定医向けに、検査方法や治療方法などをアドバイスする。アドバイザーとして、厚労省の難病研究班や国立高度専門医療研究センター、神経や血液など関係学会の研究者らが参加する予定だ。

     パーキンソン病など56疾患は、難病助成の対象に指定されており、厚労省は症例を集めてきた。来年度以降は助成対象の難病を300以上に拡大する計画であることから、診察にあたる医師が直接症例などを入力できるよう、約1億5000万円をかけてデータベースを構築している。難病指定医が経験したことのない希少な病気にも対応できるよう、相談体制の整備が必要と判断した。

     治療法が確立されていない原因不明の疾患は、最大で数千種類あるとされる。若くして急激に老化が進む「早老症」や、全身の軟骨に炎症がおきる「再発性多発軟骨炎」などの難病は、内臓や軟骨に次々と異常が起こるため、症状の出た部位の受診を繰り返すのにとどまり、適切な治療を受けられなくなる恐れがある。

     ◆難病助成=病院や診療所で国が指定する難病にあたると診断された患者に対し、国と都道府県が病気の種類ごとに医療費を一律に支給する制度。治療が長期にわたり、患者が少なく研究が進みにくいことなどが助成の理由で、厚労省では対象となる病気を増やす一方、所得や症状の程度に応じた給付水準などを検討している。助成対象の難病が300以上に拡大された場合、対象者は現在の約78万人から100万人を大きく上回るとみられている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130924-118-OYTPT00736
     

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  5. 「薬を売るために病気はつくられる」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%96%AC%E3%82%92%E5%A3%B2%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AF%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B

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  6. 「医学研究のために病気はつくられる」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AF%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B
     

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  7. 「医原性疾患」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%BB%E5%8E%9F%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3

    「医原病」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%BB%E5%8E%9F%E7%97%85
     

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  8. 「究極の医療」(笑)

    「白血病に仕立てられる患者たち」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%81%AE%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%8A%9B+%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E3%81%AB%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1
     

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  9. 市川の「ncgm.go.jp」ドメインってのは…。
    https://www.google.co.jp/search?q=ncgm.go.jp+%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%B8%82

     

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  10. ちなみに新宿の「ncgm.go.jp」ドメインってのは…。
    https://www.google.co.jp/search?q=ncgm.go.jp+%E6%96%B0%E5%AE%BF%E5%8C%BA

    >独立行政法人国立国際医療研究センター
     

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  11. 平成25年9月26日
    農林水産省
    「ウメ輪紋ウイルスに関する対策検討会」の開催について

    農林水産省は、平成25年10月10日(木曜日)に農林水産省 三番町共用会議所 大会議室において、平成21年4月に国内で発生が確認されたウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)に関する対策検討会を開催します。

    本会議は非公開です。ただし、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。

    1.趣旨

    農林水産省は、平成21年4月に東京都青梅市のウメに、我が国で初めてウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)による植物の病気(ウメ輪紋病)の発生を確認しました。

    農林水産省は、国内のウメやモモ、スモモなどのサクラ属の果樹への被害を防止するため、植物防疫法(昭和25年法律第151号)に基づく緊急防除の実施等により、本ウイルスのまん延防止及び根絶を図っているところです。

    また、本ウイルスの防除を行うため、本年もこれまでと同様、各都道府県の協力により、(1)東京都及び兵庫県の緊急防除区域並びにその周辺の調査(防除区域等調査)並びに(2)全国の主要な苗及び果樹生産地並びに観光園地などの調査(広域調査)を実施してきたところです。

    この度、本調査結果を踏まえ、今後の具体的な防除対策に資するため、植物病理学等の専門家の参加の下に、技術的な観点から検討を行うこととします。

    なお、調査結果及び今回の議事要旨については、検討会終了後、以下のURLページで公開します。

    http://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/keneki/k_kokunai/ppv/ppv.html

    2.開催日時及び場所

    日時:平成25年10月10日(木曜日)14時30分~17時00分
    会場:農林水産省 三番町共用会議所 2階 大会議室
    所在地:東京都 千代田区 九段南2丁目1番5号

    3.議題

    (1)報告事項
    ・ 平成24年度の防除の結果
    ・ 平成25年度の調査の結果
    ・ その他
    (2)協議事項
    ・ 今後の防除計画
    ・ 今後の調査計画
    ・ その他

    4.報道関係者の皆様へ

    検討会の議事には、調査対象である生産園地等と直接関連する個人情報が含まれ、当該個人の利益を害するおそれがあるため非公開としますが、冒頭のカメラ撮影は可能です。

    <添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

    出席者名簿(PDF:35KB)
    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/pdf/130926-01.pdf

    お問い合わせ先

    消費・安全局植物防疫課
    担当者:国内検疫班 小宮、塚本
    代表:03-3502-8111(内線4564)
    ダイヤルイン:03-3502-5976
    FAX:03-3502-3386

    http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/130926.html

    http://koibito.iza.ne.jp/blog/entry/2548214/allcmt/#C2954830
    http://www.iza.ne.jp/bookmark/list/tag/3972567/total/new/

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  12. 「ウイルスのまん延防止及び根絶を図る」(笑)。


    「防疫措置の最終ゴールは全ての国々が清浄国になることであり、そのために、病原体を可能な限り迅速に検出・措置し、消滅させることが重要である。」
    (文責: 動物衛生研究所 元感染病研究部長 山口成夫)
    http://www.naro.affrc.go.jp/niah/tori_influenza/explanation/018079.html
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_19.html
     

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  13. 乳がんアドバイザー制度開始へ
    2013年9月26日 22時14分 NHKニュース

    乳がんの早期発見に向け検診の受診率を高めようと、医師などでつくるNPOが、乳がんへの正しい知識を広める人を「ピンクリボンアドバイザー」として認定する新たな制度を始めることになりました。

    これは医師などでつくるNPO「乳房健康研究会」が、来月の「乳がん月間」を前に、東京都内で記者会見を開いて発表しました。
    それによりますと、研究会がことし7月、首都圏近郊に住む20代から60代の418人の女性を対象に、乳がん検診に関する調査を行ったところ、発症率が高い40代から60代の女性で検診を受けた人は半数にとどまっていたということです。
    このため研究会では早期発見、治療につなげるためには、家族や友人など身近な人に検診の大切さを助言できる人を増やす必要があるとして、乳がんの正しい知識を広める人を「ピンクリボンアドバイザー」として認定することになりました。
    研究会では、ことし12月中旬に東京や札幌など全国7か所で、希望者を対象に初めての認定試験を実施し、来年の末までに10万人のアドバイザーを認定したいとしています。
    研究会の代表を務める聖マリアンナ医科大学の福田護医師は「正しい知識を身につけて、身近な人の背中を押してくれる人たちを増やし、検診の受診率アップにつなげたい」と話しています。

    日本人女性14人に1人が発症か

    国立がん研究センターによりますと、乳がんは女性がなるがんの中で最も多く、発症率は、日本人女性の14人に1人と言われています。
    乳がんで死亡する人は、年間およそ1万人に上りますが、早期に発見、治療すれば治る確立が高くなるため、定期的な検診がより重要とされています。
    乳がんの主な検診は、マンモグラフィー検診と超音波を使ったエコー検診です。
    このうちマンモグラフィー検診は、特殊な機械を使って乳房を縦と横の2方向から圧迫して、X線で撮影する検診方法で、乳がんの初期症状を見つけることができます。
    また、エコー検診では、超音波を使って乳房の断面を見るため、マンモグラフィーでは見つけにくい乳腺にあるがんを発見しやすくなります。
    これらの検診を受けると合わせて1万円ほどの費用がかかるため、国は、特に乳がんにかかる可能性が高い40代から60代の女性に無料で検診が受けられるよう、自治体を通じてクーポン券を配布しています。
    さらに厚生労働省は40歳以上の女性に対し、2年に1度、乳がん検診を受けるよう呼びかけていますが、検診に関する情報と認知が不足していることから受診率に伸び悩んでいるのが現状です。

    [関連リンク]
    ◇  時論公論 「遺伝子検査と私たちの未来」 解説委員室ブログ (5月28日)
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130926/k10014838201000.html
    http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/1000/168509.html
     

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  14. 「注射器媒介感染」ネタに便乗…(笑)
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E6%B3%A8%E5%B0%84%E5%99%A8+%E6%84%9F%E6%9F%93&e=
     

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  15. 成人T細胞白血病で臨床研究へ
    9月30日 20時38分

    これまで有効な治療法がなかったウイルスが原因のがん=成人T細胞白血病について、国立がん研究センターが大規模な臨床試験を始めることになり、新たな治療法の開発につながるか注目されます。

    これは30日、国立がん研究センターが会見を開いて明らかにしたものです。
    成人T細胞白血病はHTLVー1と呼ばれるウイルスが原因のがんで、母子感染などで毎年およそ1000人が発症していますが、このうち症状の進行が遅い慢性型などのタイプには有効な治療法がありませんでした。
    今回の臨床試験では、こうした患者を対象に抗ウイルス作用を持つ薬、インターフェロンαと、HIVの治療薬を同時に使い、効果があるかどうかを確かめます。
    臨床試験には5年間で合わせて74人の患者に参加してもらう計画で、効果が確認できた場合は製薬企業などと連携し、この治療法の保険適用に向けた手続きを進めたいとしています。
    国立がん研究センター東病院の塚崎邦弘科長は「今は有効な治療法がない患者に大きな希望になる可能性がある。慎重に効果を見極めたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130930/k10014926931000.html
     

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  16. 涙腺など再生 動物実験で成功
    10月2日 4時23分

    マウスの胎児から取った細胞を使って、涙を作る「涙腺」や唾液を作る「唾液腺」を再生することに、東京理科大学などの研究グループが成功しました。
    涙の量が減り、視力が低下することもある「ドライアイ」などの治療に応用できるのではないかと期待されています。

    この研究を行ったのは、東京理科大学の辻孝教授らのグループです。グループでは、マウスの胎児から取った2種類の細胞を一緒に培養し、涙を作る「涙腺」や唾液を作る「唾液腺」の元になる細胞の塊に変化させました。
    そして、この細胞の塊を涙腺や唾液腺が無い大人のマウスに移植したところ、それぞれ涙腺と唾液腺が再生されたということで、涙や唾液も分泌できるようになりました。
    研究グループでは今後、ヒトのiPS細胞を使って同じように涙腺や唾液腺を作り出す研究を行い、涙の量が減って視力が低下することもある「ドライアイ」や、唾液が不足して食べ物を飲み込むのが難しくなる「ドライマウス」などの治療につなげたいとしています。辻教授は「高齢化に伴って食べ物を飲み込むのが難しくなった人や、重症のドライアイの患者などの治療に応用できるよう、研究を続けたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131002/k10014962241000.html
     

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  17. 輸血でC型肝炎感染か 日赤の安全検査すり抜け
    2013.10.2 20:46

     C型肝炎ウイルス(HCV)が混入した献血血液が2009年に日赤の安全検査をすり抜け、輸血を受けた患者1人がHCVに感染したとみられることが2日、分かった。日赤が厚生労働省の血液事業部会運営委員会に報告した。

     厚労省によると、輸血によるHCV感染事例は、少なくとも05~07年に計3件確認されている。厚労省や日赤によると、今年6月に献血された血液の安全検査でHCVが感染疑いを示す抗体陽性となり、医療機関への出荷を止めた。

     同じ人が過去に献血した血液の保管検体を調べた結果、09年のものにウイルスが混入していることが判明。輸血された患者1人が、HCVに感染した疑いがあることが分かった。

     輸血前の検査では感染していないことが確認されており、日赤は輸血が原因とみて詳しく調べている。

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    ウイルス性肝炎の死者急増 WHO、感染対策に本腰 日本に苦言も
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131002/crm13100220480019-n1.htm
     

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  18. C型肝炎ウイルス(HCV)の大先生といえば…(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%EF%BC%A3%E5%9E%8B%E8%82%9D%E7%82%8E%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E5%96%84%E6%B2%BB

    よってたかって何をしでかしちゃったんですかねえ…。
    http://kaken.nii.ac.jp/p?q=%EF%BC%A3%E5%9E%8B%E8%82%9D%E7%82%8E%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9&c=100&o=1

    「あるある」がやがて具現化し「実在」のものに仕立てられてしまう構図…

     

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  19. KAKEN - 松浦 善治(50157252)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50157252

    2007年度~2013年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所 / 教授
    2005年度 : 大阪大学 / 微生物研究所 / 教授
    2005年度 : 大阪大学 / 微生物頻研究所 / 教授
    2000年度~2005年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所 / 教授
    2001年度~2002年度 : 大阪大学 / 微生物病研究所・エマージング感染症研究センター / 教授
    2000年度 : 国立感染症研究所 / 研究員
    1998年度~2000年度 : 国立感染症研究所 / ウイルスII部 / 室長
    1999年度 : 国立感染症研究所 / ウイルス二部 / 室長
    1997年度~1998年度 : 国立感染症研究所 / ウイルス第二部 / 室長
    1997年度 : 国立感染症研究所 / ウイルス第二部・肝炎ウイルス室 / 室長
    1996年度 : 国立予防衛生研究所 / 研究員
    1996年度 : 国立予防衛生研究所 / ウイルス2部 / 室長
    1996年度 : 予防衛生研究所 / ウイルス第2部 / 室長
    1992年度~1996年度 : 国立予防衛生研究所 / ウイルス第二部 / 室長
    1995年度 : 予防衛生研究室 / ウイルス第2部 / 室長
    1994年度 : 予防衛生研究所 / ウイルス第2部 / 室長
    1992年度 : 国立予防衛生研究所 / ウイルスII部 / 室長
    1991年度 : 国立予防衛生研究所 / 獣疫部 / 主任研究官
    1990年度~1991年度 : 国立予防衛生研究所 / 研究員
    1989年度~1991年度 : 国立予防衛生研究所 / 獣疫部 / 厚生技官
    1988年度~1990年度 : 国立予防衛生研究所 / 獣疫部 / 研究員
    1987年度 : 国立予防衛生研究所 / 獣疫部獣医公衆衛生室 / 研究員
     

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  20. >現在大阪大学微生物病研究所教授としてC型肝炎ウイルス の研究に従事している松浦氏は、北大時代 インフルエンザ研究グループの一員 として、ミンクにブタや鳥のインフルエンザを感染させる実験に明け暮れていたのである…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E5%96%84%E6%B2%BB+%E5%8C%97%E5%A4%A7+%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%83%96%E3%82%BF%E3%82%84%E9%B3%A5%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%92%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E5%AE%9F%E9%A8%93
     

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  21. 「ミンクにブタや鳥のインフルエンザを感染させる実験」(笑)。

    人獣万能感染鳥ウイルス草創紀創世記(笑)。
     

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  22. [京都大学 品川セミナー]「多能性幹細胞を用いて多面的に心臓再生に挑戦する」 京都大iPS細胞研究所 山下潤教授=関西発
    2013年10月2日17時53分 読売新聞

     多能性幹細胞は、体内の様々な組織や臓器に変化できる性質(多能性)を持つ特殊な細胞だ。受精卵から作る「ES細胞」(胚性幹細胞)と、複数の遺伝子を皮膚などの細胞に入れて作る「iPS細胞」(人工多能性幹細胞)の二つがある。ES細胞は1981年、iPS細胞は2006年にそれぞれマウスの細胞から作製され、後に人の細胞からも作製された。これらの多能性幹細胞を用いて血管や心臓の筋肉を作り、心臓病を治療するのが、私たちの目標だ。

    ◆ES細胞で拍動する細胞の作製に成功

     心臓病は日本人の死因の2位を占める。特に重いのが心筋症だ。心筋の機能がだんだんと衰え、収縮する力を失い、血液を送り出せなくなり、死に至る。心臓移植しか助かる道はない。国内で移植を待つ患者は1万人以上いるが、移植が行われるのは年間20~30例程度。待っている間に亡くなる人が圧倒的に多く、治療法の開発が望まれている。

     私たちは1998年頃からES細胞を用いた心臓病治療の研究を始めた。2000年には、血管と似た組織を作ることに成功した。その後、心臓と同じように拍動する細胞を作製できた。

    ◆iPS細胞が倫理的問題を解決

     ただし、ES細胞は受精卵を壊し、その一部を使って作るため、「『生命の萌芽』をつみ取っている」という批判がある。こうした倫理的問題の解決が、臨床応用に向けての大きな課題となっていた。

     06年に山中伸弥・京都大教授がマウスのiPS細胞を樹立した。皮膚などの細胞に特定の4種類の遺伝子を入れて作製した。ES細胞のような多能性を持ちつつ、倫理的な問題がないことから、世界中の注目を集めた。山中教授は07年、人のiPS細胞の作製にも成功した。

     我々はES細胞と並行して、iPS細胞を用いた研究を始めた。最近では、人のiPS細胞から作った心臓の細胞を薄いシートに加工し、心筋梗塞を起こさせたラットの心臓に貼り付ける実験を行った。細胞シートから分泌される物質により、心筋梗塞の影響で痩せた心臓の壁が分厚くなり、収縮力が回復するなど、明らかな心機能の改善が3か月以上の長期にわたって見られた。

    ◆心臓シートの構造改善

     シートを何枚も重ねて貼ることができれば、生き残る細胞も増え、心機能をより改善できる可能性がある。だが、従来の技術では、シートの真ん中の方には栄養が行き渡らず、細胞が死んでしまうため、せいぜい3枚くらいしか張れなかった。

     そこで、シートの構造に工夫を加え、真ん中のシートにも栄養が及びやすいようにした。この工夫により、15枚重ねて培養し、1週間たった後でも、真ん中のシートの機能が維持できるようになり、移植効率がぐっと上がった。

    ◆20倍も効率よく心筋細胞を作製

     iPS細胞を効率よく心筋に変化させる技術の開発にも取り組んでいる。

     iPS細胞を心筋に変化させる働きを持つ物質は、既にいくつか知られている。それらの物質をiPS細胞に加えると、心筋細胞への変化が起こるが、最終的にできる心筋細胞の数があまり多くないという問題があった。心臓病の治療に用いるには大量の心筋細胞が必要であり、従来の技術では、心筋細胞の作製効率が悪かった。

     そこで私たちは、もっと効率よく心筋に変化させられる新しい物質を探して、様々な化合物で実験した。その中で非常に効率が良かったのは、ある海洋生物由来の天然化合物だった。iPS細胞に加えると、心筋細胞が従来の20倍以上も多くできた。

     海洋生物由来の化合物は、その生物と共生する微生物が作っているが、そのような微生物の多くは培養が不可能である。つまり、世の中に広まっていないものだ。その中に、心筋を再生させるようなものがあるのではないかと考えて試したところ、うまくいったというわけだ。

     iPS細胞を心筋に誘導する試薬としての活用のほか、治療薬として使える可能性がないのかという検討も始めている。

    ◆患者の希望に

     このように、様々な工夫を積み重ねて、人の治療への応用に向けて歩みを進めている。

     ただし、未知な部分も多い。仮に今のシートを人の治療に使ったとすると、心筋梗塞にはよく効くのではないかと期待しているが、非常に症状の重い心筋症などでは十分な治療効果が得られないかもしれない。新しい細胞材料、シートの質や移植方法の向上といった新たな技術開発が今後も不可欠だ。これは決して簡単な話ではない。近いうちに移植に替わり得るのかと問われても、安易に「はい」とは答えられない。

     でも、移植を待ちながら心臓がどんどん悪くなっていく人が、細胞治療によって、それ以上悪くなるのを止めることだけでも実現したいと思っている。移植までの時間を稼げるだけでも、患者さんにとっては大きな希望になると思う。

     私たちの研究を実用化に結びつけるために最近、ベンチャー企業を設立した。iPS細胞を用いた心臓病治療を患者さんに届けるために日々、頑張っている。どこまで行けるか分からないが、この治療が将来、心臓移植に代わる希望になるよう、全力で研究に取り組みたい。

    □やました・じゅん□ 1990年、京都大医学部卒業。日本学術振興会特別研究員、京大助教授などを経て、2012年から現職。

    ◆Q&A

    Q:最初にES細胞を用いた研究をしていたのに、iPS細胞での研究も始めたのはなぜか。iPS細胞はがん化の危険性もあると聞いている。

    A:人の治療に使うという意味では、ES細胞は使いにくい。なぜなら「生命の萌芽」である受精卵を壊すという倫理的問題があるからだ。また、日本にあるES細胞は数種類しかなく、それだけではいろいろな人を治療できる細胞は用意できない。他人の細胞を移植すると、多くの場合は免疫による拒絶反応が起きるからだ。

     その点、iPS細胞は、患者本人の皮膚や血液から作ることができるので、倫理的問題がなく、免疫による拒絶反応の心配もない。医師としては、応用の可能性が高いという観点からは、iPS細胞を選ぶことになる。がん化の問題は確かにあるが、安全なiPS細胞を作ろうという取り組みが、山中教授を中心に進められてきて、安全性も高まってきている。

    Q:iPS細胞から作製した心筋細胞をうまく重ねあわせて、心臓そのものを作ることはできないのか。

    A:私見ではあるが、そうやって作った心臓がうまく機能するとは考えにくい。一口に心筋細胞といっても、心室の心筋細胞、心房の心筋細胞、刺激を伝達する心筋細胞など、様々な種類があって、それぞれが組み合わさってできている。さらに、血液の逆流を防ぐ弁などのしなやかで複雑な構造は、なかなか作ることが難しい。

     もし、心臓そのものを作ろうとするなら、人のiPS細胞を用いて動物の体の中で作るという試みの方が、移植可能な心臓を作れる可能性が高いと思う。心臓ではないが、東京大医科学研究所では、豚の体内で人の膵臓を作ることを目指している。

    Q:先生が開発を目指す心臓病治療が実用化されるのはいつか。

    A:人で治療する臨床研究は、数年以内に始めたい。動物実験で明らかに効果がある「亜急性期」の心筋梗塞には、この治療が効く可能性が高いと考えている。

     ただ、非常に症状が進行している心不全の場合は治療が難しい。そのような患者さんを救えるようになるには、正確には言えないが、10年くらいはかかるかと思う。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131002-120-OYT8T00975
     

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  23. 常に、今目の前の患者さんを救える可能性はほぼないということなんですねえ…。

    でも助けるそぶりをし続けて、藁をもすがる思いの患者さんをだまし続けられるうちは、ほぼ恒久的に続けられるウソでもあるわけで…(笑)。

    だます阿呆に、だまされる阿呆、同じ阿呆なら騙さにゃ損損(笑)。
     

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  24. 「がん幹細胞」狙う新薬開発を発表
    10月3日 20時47分

    日本人の死亡原因の中で最も多い「がん」について最新の研究成果を発表する日本癌学会が横浜で始まり、初日の3日は、がんを作り出すとされる「がん幹細胞」をターゲットにした新薬の開発状況などについて発表が行われました。

    3日から3日間にわたって横浜市で開かれている日本癌学会は、全国のがんの専門医や研究者らおよそ5000人が参加し最新の研究成果を発表します。
    3日は、がんの遺伝子研究の第一人者でアメリカ・シカゴ大学の中村祐輔教授らが「がん幹細胞」をターゲットにした新薬の開発状況について発表しました。
    「がん幹細胞」は、がんを作り出すとされる細胞で、脳腫瘍や肝臓がん、乳がん、大腸がんなどでその存在が報告されています。
    中村教授らは「がん幹細胞」だけを攻撃できる薬を開発し、実際にがんの患者に投与して、その安全性を確かめる治験をことし8月、始めたということです。
    中村教授は「安全性が確認できれば、来年にもさらに人数を増やして効果を確かめ、早期の実用化を目指したい」と話していました。
    日本癌学会は5日まで開かれ、およそ2300の研究が発表されるほか、がんの予防やがん検診の受け方などについて専門家が説明する市民講座も開かれます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131003/k10015017991000.html
     

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  25. iPS実用化には日米協力必要…山中教授が講演

     【ワシントン=中島達雄】昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大の山中伸弥教授が4日、ワシントン市内で講演し、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を治療に生かすため、日米協力が必要だと訴えた。

     山中さんはiPS細胞の実用化に向けた臨床試験が日米で始まりつつあることに触れ、「まだひとりも患者さんを助けていない。日米の協力を加速して、なるべく早く治療への応用を実現したい」と語った。

     今年のノーベル賞は、7日に生理学・医学賞、8日に物理学賞、9日に化学賞が、それぞれ発表される。講演は日米関係の強化をめざす民間団体「米日カウンシル」の年次総会で行われた。

    (2013年10月5日11時01分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131005-OYT1T00367.htm
     

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  26. 再生医療の被害救済…副作用など 厚労省、制度導入へ
    2013年10月8日3時4分 読売新聞

     厚生労働省は、細胞シートなど再生医療用に作られた製品を使って治療を受けた患者を対象に、新たな健康被害救済制度を導入する。政府は成長戦略の柱の一つに再生医療の推進を掲げており、医薬品同様、副作用が起きた場合の救済制度によって患者が安心して治療を受けられるようにする。医薬品医療機器総合機構法改正案の成立を図り、来年度中の導入を目指す。

     再生医療では、病気やけがで傷ついた細胞や組織を作り直し、患部に移植する。厚労省は、安全性と効果を十分に確認したうえで承認しているが、予期せぬ副作用や感染被害が起きる恐れもある。iPS細胞(人工多能性幹細胞)の臨床応用が実現した場合、移植部位でがん化する懸念も指摘されている。

     医薬品の副作用被害については、厚労省所管の同機構が運用する救済制度があり、製薬企業などからの拠出金を被害者への給付金の財源にしている。しかし、再生医療製品はまだ少なく、被害救済の仕組みはなかった。

     新救済制度は、同法を改正し、適用範囲を再生医療製品にも拡大する。再生医療製品を使って副作用被害が起きた場合、被害者の申請に基づき、治療費や入院費などに給付金を支払う。感染被害も救済する。財源として再生医療製品メーカーにも拠出を義務づける。

     厚労省は来年、再生医療製品の承認審査を迅速化する仕組みを導入する方針だ。これにより、iPS細胞を使った網膜細胞のシートや止血剤、足の筋肉の細胞を培養した心不全治療用のシートなどの製品が増えると期待されている。

     ◆再生医療製品◆ 体の臓器や組織の機能を回復させるため、患者などから採った細胞を培養、加工した製品。国による審査を受けて製造・販売を承認されたもの。国内では、やけど治療用の皮膚や、けがをした膝治療用の軟骨の2品目がある。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131008-118-OYTPT00148
     

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  27. やけに用意周到だのお…まるで失敗を前提にして何かを見越して動いているかのようだのお…(笑)。
     

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  28. ドバイ iPS技術活用の会社
    10月9日 0時45分

    去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学、山中伸弥教授のiPS細胞の技術をビジネスに活用して、顧客のiPS細胞を長期間、冷凍保存するサービスをうたう会社が中東のドバイに登場し、アラブの富裕層をターゲットにしています。

    去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中教授が開発したiPS細胞は、体のさまざまな組織に変化するとされ、再生医療への応用が世界的に期待されています。
    こうしたなかで個人の顧客を対象に、採取した皮膚の細胞からiPS細胞を作成し、長期間、冷凍保存するサービスを提供する会社が、中東のドバイに近く登場することになりました。
    この会社では、若いときにiPS細胞を作りだし保存しておくことで、将来的に組織や臓器にして体に戻す技術が確立されれば、病気やけがで失った機能を取り戻せる可能性があるとうたっています。
    iPS細胞の作成や、冷凍保存にかかる費用は、6万2000ドル(日本円でおよそ600万円余り)で、ドバイを拠点に、再生医療に関心があるアラブの富裕層にアピールしていくとしています。
    会社の最高経営責任者でフランス人のシューリカさんは、「iPS細胞を巡るビジネスはますます競争が激しくなっており、ドバイを拠点に中東の市場を開拓したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131009/k10015139101000.html
     

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  29. かぎりなく詐欺師のにおいがする…。
     

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  30. ヒトの皮膚から軟骨細胞 iPS経ず直接作製に成功 京大チーム
    2013.10.17 10:16

     ヒトの皮膚細胞から、軟骨細胞の特徴を持つ細胞を作製することに京都大iPS細胞研究所の妻木範行教授らのチームが成功、米オンライン科学誌プロスワンに17日発表した。さまざまな組織や細胞になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)は皮膚などの細胞から作る。今回はiPS細胞を経ず皮膚の細胞に遺伝子を導入、別の細胞を直接作製する「ダイレクト・リプログラミング」という手法。作製期間が短く、病気やけがで変性した軟骨治療に役立つと期待される。

     チームは、iPS細胞作製に必要な「c-MYC」「KLF4」と、軟骨細胞に分化するのに必要な「SOX9」の三つの遺伝子をウイルスを使って新生児の皮膚細胞に導入。2週間以内に軟骨細胞の特徴を持つ細胞ができた。マウスの体内にこの細胞を移植すると軟骨組織が形成され、腫瘍は見られなかった。

     移植に必要なだけの細胞を作るのにかかるのは約2カ月で、iPS細胞を経た場合のほぼ半分という。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131017/scn13101710180000-n1.htm
     

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  31. 臓器移植意思表示ない場合承諾せず50%
    10月19日 18時54分

    内閣府が行った臓器移植に関する世論調査によりますと、脳死と判定された家族の臓器提供を本人の意思表示がなくても「承諾する」と答えた人は39%だったのに対し「承諾しない」と答えた人は50%で、承諾しない人のほうが多くなっています。

    臓器移植を巡っては、平成21年に臓器移植法が改正され、本人の意思表示がなくても家族の承諾があれば臓器を提供できるようになりました。
    内閣府は臓器移植に関する国民の意識を調べるため、ことし8月、全国の20歳以上の3000人を対象に世論調査を行い、62%に当たる1855人から回答がありました。
    それによりますと、家族が脳死と判断され、臓器提供の意思を書面で残していた場合、その意思を尊重するか尋ねたところ、「尊重する」「たぶん尊重する」と答えた人は合わせて87%だったのに対し、「尊重しない」「たぶん尊重しない」と答えた人は8%でした。一方、本人の意思表示がない場合、承諾するか尋ねたところ、「承諾する」「たぶん承諾する」と答えた人は合わせて39%だったのに対し、「承諾しない」「たぶん承諾しない」と答えた人は50%で、承諾しない人のほうが多くなっています。
    今回の調査について、厚生労働省は「臓器提供をするかどうか、生前に意思表示しておく制度をより知ってもらえるよう啓発活動を強化したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131019/k10015405081000.html
     

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  32. 免疫学の医科様理論に上手に便乗して…

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  33. 【科学】涙や唾液作る機能を再生 東京理科大、マウスで成功
    2013.10.28 08:30

     マウスの胎児から採取した細胞を使い、涙腺や唾液腺を再生する実験に東京理科大の辻孝教授らが成功した。

     目の表面を守る涙が減って視力低下を招くドライアイや、唾液が出にくくなり虫歯などを引き起こすドライマウスの根本治療につなげたい考え。ただ、人に応用する場合は、同様の細胞を人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作製する必要がある。

     チームは胎児から上皮細胞や間葉細胞を集め、体外で培養し涙腺と唾液腺になる細胞の塊を作製、涙腺や唾液腺のない大人のマウスに移植した。

     30日後までに天然の組織と同じような構造ができ、機能も確認できた。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131028/scn13102808300001-n1.htm
     

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  34. >マウスの胎児から採取した細胞を使い、涙腺や唾液腺を再生する実験

    >目の表面を守る涙が減って視力低下を招くドライアイや、唾液が出にくくなり虫歯などを引き起こすドライマウスの根本治療につなげたい

    >人に応用する場合は、同様の細胞を人工多能性幹細胞(iPS細胞)で作製

    >胎児から上皮細胞や間葉細胞を集め、体外で培養し涙腺と唾液腺になる細胞の塊を作製、涙腺や唾液腺のない大人のマウスに移植

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  35. >胎児から採取した細胞
    >涙腺や唾液腺を再生

    >胎児(から採取した)細胞
    >体外で培養
    >涙腺と唾液腺になる細胞の塊

    >(涙腺や唾液腺のない)大人のマウスに移植


    いくつもの手品のタネの組み合わせ…
     

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  36. KAKEN - 辻 孝(50339131)
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E8%BE%BB%E5%AD%9D
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50339131

    2010年度~2013年度 : 東京理科大学 / 教授
    2011年度 : 東京理科大学 / 大学院・基礎工学科生物工学専攻 / 教授
    2011年度 : 東京理科大学 / 基礎工学部・生物工学科 / 教授
    2009年度~2011年度 : 東京理科大学 / 総合研究機構 / 教授
    2007年度~2011年度 : 東京理科大学 / 基礎工学部 / 教授
    2010年度 : 東京理科大学 / 総合研究機構 / 助教
    2010年度 : 東京理科大学 / 総合研究機構・社会連携部 / 教授
    2008年度 : 東京理科大学 / 大学院・基礎工学科生物工学専攻 / 教授
    2007年度 : 東京理科大学 / 大学院・基礎工学研究科生物工学専攻 / 教授
    2002年度~2007年度 : 東京理科大学 / 基礎工学部 / 助教授
    2002年度~2003年度 : 東京理科大学 / 基礎工学部・生物工学科 / 助教授
     

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  37. そのテク、だれから教わったのかな…

    糖タンパク質の精密化学合成を基盤とする糖鎖の機能解明の研究
    Elucidation of oligosaccharide function by use of chemical synthesis of glycoprotein
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/16550146.ja.html

    糖鎖ペプチドライブラリーを用いたT細胞の共刺激受容タンパク質上の糖鎖の機能解明
    研究課題番号:17046015
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17046015.ja.html

    上皮間葉相互作用を模倣した歯胚再生モデルに関する研究
    Establishment of Information Basis for Tooth Regeneration
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17209062.ja.html

    CD45陰性造血細胞(CD45^-CD34^-CD38^-Lin^-細胞)の解析
    Investigation of CD45-negative hematopoietic cells
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17591015.ja.html

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  38. 歯の再生医療システムに向けた基盤技術の開発
    Development of the basic technology for tooth regenerative therapy system
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/20249078.ja.html

    窪木 拓男
    クボキ タクオ   Kuboki, Takuo
    研究者番号:00225195
    研究者リゾルバーID:1000000225195


    2004年度~2013年度 : 岡山大学 / 医歯(薬)学総合研究科 / 教授
    2004年度~2011年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯(薬)学総合研究科 / 教授
    2010年度 : 岡山大・院 / 医歯薬学 / 教授
    2009年度~2010年度 : 岡山大学 / 医歯薬学総合 / 教授
    2009年度 : 岡山大学 / 大学院・医薬学総合研究科 / 教授
    2008年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯薬学総合研究科 / 教授
    2008年度 : 岡山大学 / 医歯学総合 / 教授
    2007年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯(薬)学総合研究科 / 准教授
    2007年度 : 岡山大学 / 医歯薬学総合研究科総合研究科 / 教授
    2006年度 : 岡山大学 / 大学院医術薬学総合研究科 / 教授
    2005年度~2006年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯薬学総合研究科 / 教授
    2003年度~2004年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯学総合研究科 / 教授
    2002年度~2003年度 : 岡山大学 / 助教授
    2001年度~2002年度 : 岡山大学 / 大学院・医歯学総合研究科 / 助教授
    2000年度~2001年度 : 岡山大学 / 歯学部 / 助教授
    1996年度~2000年度 : 岡山大学 / 歯学部・附属病院 / 講師
    1998年度 : 岡山大学 / 歯学部・附属病院・講師 / 講師
    1996年度~1997年度 : 岡山大学 / 歯学部・付属病院 / 講師
    1992年度~1993年度 : 岡山大学 / 歯学部・附属病院 / 講師
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/00225195.ja.html
     

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  39. >人為的な細胞操作技術によって歯の器官原基である再生歯胚を作製し、歯の喪失部位に移植することにより、成体の口腔内で発生・萌出し、咬合機能、歯根膜機能、神経機能を有する機能的な歯が再生することを示した。さらに、再生歯胚から歯と歯周組織にて構成される完成した再生歯を作製して移植をすることにより、生着ならびに機能することが明らかとなった。これらのことから、再生歯胚ならびに再生歯の移植による機能的な歯の再生医療の実現可能性が示された。
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/20249078.ja.html
     

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  40. >再生歯胚ならびに再生歯の移植による機能的な歯の再生医療の実現可能性が示された

    実用化はいつ?

     

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  41. [サイエンス]シリーズ「iPS細胞 臨床への挑戦」  井上治久・京都大iPS細胞研究所准教授=関西発
    2013年10月28日1時54分 読売新聞

    症状再現 難病根治へ

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)を創薬につなげようという研究が盛んだ。病気の特徴を再現した細胞をiPS細胞を使って作製し、薬の候補物質を加えて効果を確かめていく。こうした手法によって、根治薬のない筋萎縮性側索硬化症(ALS)やアルツハイマー病といった神経難病の克服を目指す京都大iPS細胞研究所の井上治久准教授(46)に、新薬開発の可能性などについて聞いた。

    ■ALS患者から作製

     ALSは、異常なたんぱく質の蓄積した運動神経細胞が壊れることで、全身の筋肉が衰えていく難病だ。患者は全国に約8500人いるとされる。特定の遺伝子の異常が原因の一つであることは分かっているが、根本的な治療法は見つかっていない。

     私たちは、50歳代のALS患者3人の皮膚からiPS細胞を作り、運動神経細胞に変化させた。この細胞の中には異常なたんぱく質が大量にたまり、ALSの病気の特徴を初めて再現できた。運動神経の突起の長さが普通より短くなっていることも確認した。

     この細胞に対し、カシューナッツの殻に含まれる「アナカルジン酸」と呼ばれる化合物を加えると、異常なたんぱく質の量が減り、突起が長くなった。

    ■アルツハイマー病も

     アルツハイマー病は、アミロイドベータ(Aβ)というたんぱく質の“ごみ”が脳内にたくさんたまることで神経細胞が壊され、認知症を引き起こす。患者数は100万人以上と推定され、高齢化が進めば、さらに増えると考えられる。

     50~70歳代の患者4人の皮膚からiPS細胞を作り、大脳の神経細胞に変化させた。詳しく調べたところ、このうち2人の細胞ではAβが細胞の内側に大量にたまり、やがて細胞が壊れていくという病気の特徴を再現できた。

     この細胞に、青魚などに含まれる不飽和脂肪酸の一つ「ドコサヘキサエン酸(DHA)」をごく低濃度にして加えると、加えない場合に比べて、神経細胞が壊れる割合が半分以下になった。

    ■実用化には時間

     いずれの病気も細胞レベルでの実験なので、実際にアナカルジン酸やDHAを治療薬として使えるかどうか、さらに研究する必要がある。

     一方で、神経細胞のもとになるiPS細胞は大量に増やせるので、様々な治療薬の候補物質を試すことができる。

     「治療薬はできるのか」「できるなら何年後か」といった問いに対する正確な答えは、まだ誰も持っていない。でも、私たちを含め、世界中の研究者が治療薬の開発という最終ゴールを目指して一歩一歩、着実に取り組みを進めている。

    (聞き手 竹内芳朗)

    <井上さん こんな人>

     大学卒業後、神経内科医として病院に勤務した。ALSやアルツハイマー病の患者を診察した際、治せないことに歯がゆさを感じ、治療法を見つけたいと研究者の道に進んだ。着実に成果を上げているが、「まだ一人も患者を救っていない」と日々、研究にまい進する。

    ◆現在の治療薬は一時的効果だけ

     ALSもアルツハイマー病も、現在の治療薬はどれも、症状の進行を遅らせるレベルにとどまっている。

     ALS治療薬では、薬効が認められ、保険が使えるのは「リルゾール」(一般名)だけだ。

     ALSでは神経伝達物質のグルタミン酸が運動神経を過剰に刺激し、死滅させているという説に基づき、開発された。グルタミン酸の働きを抑えて運動神経を保護するとされ、1999年に国内で薬事承認された。生存期間や人工呼吸器装着までの期間を2~3か月延ばせるという効果がある。

     アルツハイマー病の治療薬は4種類ある。このうち、同年に承認された「ドネペジル塩酸塩」(同)は、記憶に関わる神経伝達物質で、アルツハイマー病患者の脳内で減っているとされるアセチルコリンの量を減りにくくする作用がある。一時的に記憶力を改善するといった効果が確認されている。

     他の3種類も細かい作用の仕組みは異なるものの、効果は同様だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131028-120-OYT8T00156
     

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  42. オモテの「自信満々」「やる気むんむん」と…
     

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  43. 【主張】臓器提供 意思をはっきりと示そう
    2013.10.30 03:24

     助かることのない脳死と診断されたとき、臓器を提供するのかしないのか。内閣府の調査によると、意思表示している人は12・6%と少ない。

     残された家族のためにもドナー(臓器提供者)カードなどをうまく利用して、自分の意思をはっきり示しておきたい。

     たとえば、交通事故に遭った人がいて救急病院に運び込まれ、脳死と判定されたとする。救急医は家族に、選択肢の一つとして臓器提供の話をするだろう。だが、突然の悲報に冷静な判断は難しく、家族は迷い悩む。生前に意思が明確になっていれば、どれだけ家族は助かるか。

     内閣府が全国の20歳以上の3000人を対象に「臓器移植に関する世論調査」を実施し、1855人からの有効回答をまとめた。

     臓器提供について意思表示がなかった場合、「家族として提供に同意しない」と答えた人は49・5%、「提供に同意する」とした人は38・6%だった。一方で、意思が表明されていればそれを尊重する、と9割近くが答えている。

     調査からは、本人の生前の意思表示の有無が家族の判断を大きく左右することが分かる。

     改正臓器移植法(平成22年7月施行)によって、本人の意思が不明でも家族の同意があれば臓器提供ができるようにはなった。しかし、本人の意思が最も重いことは言うまでもない。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/131030/bdy13103003260000-n1.htm
     

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  44.  問題は意思表示する人をどう増やしていくかだ。臓器提供を推進する厚生労働省は「提供するしないにかかわらず、意思表示はしてもらいたい」と訴えている。臓器提供につながるかどうかのカギを握るのが本人の意思であることは、調査結果からも明らかだ。

     いまでは、ドナーカードだけでなく、健康保険証や運転免許証の裏にも意思を記せるようになっている。日本臓器移植ネットワークのホームページ(HP)を通じても意思表示の登録ができる。

     まだ利用していないという人は、保険証や免許証の裏面、HPを見ながら、脳死や臓器提供について考えてみてほしい。同時に、家族みんなでよく話し合っておくことも大切だ。

     改正臓器移植法によって脳死ドナーの数は増えているものの、ドナー不足は世界的に深刻だ。多くの人が意思表示をすることで、ドナーが増える可能性があることを忘れないでほしい。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/131030/bdy13103003260000-n2.htm
     

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  45. 公金くすねの、インチキ医科様詐欺医療ネットワークビジネスなんだよ…。
     

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  46. 対象外の患者に臓器提供
    10月30日 20時38分

    去年8月、兵庫県内の病院で、脳死と判定された男性から臓器の提供が行われた際、日本臓器移植ネットワークが検査結果を見誤り、ルール上、提供されるべき患者とは別の患者に、腎臓が提供されていたことが分かりました。

    これは日本臓器移植ネットワークなどが30日会見し、明らかにしたものです。
    それによりますと、去年8月、兵庫県内の病院で40代の男性が脳死と判定され臓器の提供が行われた際、ネットワークのコーディネーターが拒絶反応が出るおそれがあるという検査結果を見誤り、ルール上は、移植手術の対象とならない30代の男性患者に、移植の手続きを進めました。
    その後、移植手術を行う病院が、より精密な検査をしたところ、拒絶反応は起こらないという結果が出たため、そのままこの男性患者に手術が行われましたが、ルール上は、最初の検査の段階で移植を待つ次の患者に提供先を変えるべきだったということです。日本臓器移植ネットワークでは、移植を受けるはずだった患者に謝罪したということで、「二度とこのようなことを起こさないよう、チェック体制を強化し、職員の教育を徹底したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131030/n61809310000.html
     

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  47. 【ニッポンの分岐点】
    臓器移植(1)和田移植 疑惑残し停滞の時代生む
    2013.11.2 08:28

     平成9年に臓器移植法が施行されてから16年あまりが経過した。これまでに国内で行われた脳死下の臓器提供は239例。22年には提供条件を緩和する改正法も施行されたが、それでも昨年の提供数は45例にとどまる。欧米で年間数百から数千の脳死移植が行われる中、何が日本の停滞をもたらしたのか。元をたどると昭和43年に行われた日本初の心臓移植手術、通称「和田移植」にたどり着く。

     ■「新しい医学の誕生」

     四国の東端、徳島県阿南市で地域医療を担う馬原医院の待合室。掲げられた木札には、日本の医学史に欠かせない医師の名が毛筆で書かれている。

     〈馬原医院名誉顧問 和田寿郎(じゅろう)〉

     「昭和55年の開院時にいただいたんだけど、一昨年に先生が亡くなられたときに思い出し、急いで飾ったんだ」。院長の馬原文彦(71)は誇らしそうに話す。

     馬原自身、ダニを媒介に発症する日本紅斑(こうはん)熱の発見者として知られるが、昭和43年に実施された日本初の心臓移植手術に参加した一人としても、医学の歴史に深く関わっている。

     馬原は当時26歳で札幌医科大学(札幌市)の胸部外科に入局して半年足らず。「使い走りの助手だった」。執刀医が46歳の教授、和田寿郎。その和田らが手術台を囲む合間から見た患者の様子が忘れられない。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131102/scn13110208320000-n1.htm
     

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  48.  43年8月8日。患者は当時18歳の少年。心臓提供者は小樽市の海岸で溺れ、札幌医大に搬送されていた駒沢大4年の21歳の男子大学生。和田らが脳死と判定した大学生の心臓が少年の胸に収められ、しっかり鼓動し始めるのを馬原は見た。

     「心臓が動かなきゃどうにもならないからハラハラしていた。良かった、ほっとしたという感情がわき上がったのを覚えている」

     馬原によると、手術前の少年は全身がむくみ、ベッドに力なく体を横たえていたという。それが手術後は自ら食事をし、一時は立てるようにもなった。

     和田移植が実施されたのは、1967(昭和42)年12月に南アフリカで人類初の心臓移植が実施されてからわずか8カ月後。世界30例目だった。ほとんどのマスコミが「新しい医学の誕生」(産経新聞)などと称賛したが、医学界では多くの関係者が戸惑った。

     当時、国内初の移植手術は、東京大や東京女子医大など心臓外科をリードする施設が実施するとみられていた。ただ、いずれも脳死判定や新技術を臨床に持ち込む難しさに阻まれ、動物実験から先に進めていなかった。歴史の浅い札幌医大の実施を予想していた専門家はほとんどいなかった。

     「学会のリーダーたちには札幌医大に追随して移植医療を進めようというムードは感じられなかった」。大阪大の若手医師として心臓移植を研究していた国立循環器病研究センター名誉総長の川島康生(やすなる)(83)は振り返る。

     

    ■日本医学界の敗北
     

     術後83日目。少年が容体を悪化させて死亡。死因は「急性呼吸不全」と発表されたが、この前後からさまざまな疑惑や批判が噴き出してきた。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131102/scn13110208320000-n2.htm

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  49.  「移植は必要ではなかった」。こう証言したのは、同じ札幌医大で少年を手術前に診断していた第二内科の教授だった。少年は小学5年の時にかかったリウマチ熱が原因で心臓弁膜症を患っていたが、移植が必要なほど症状は重くなかったというのだ。

     少年の心臓は標本となったが、4つの弁が切り離され、1つは切り口が合わないことが判明。術前の少年の容体を隠すために何者かがすり替えたという証拠隠滅説までが持ち上がった。

     和田自らが関わって脳死判定したことも疑惑を深めた。脳死の定義は世界的にも固まっていなかったが、少なくとも脳波消失の確認が不可欠とされていた。大学生が本当に脳死だったのかどうかを確かめようにも、脳波の記録さえ残されていなかった。

     43年12月、大阪市の漢方医らが殺人罪で和田らを告発した。札幌地検が関係者の聴取などを進めたが、専門性の高い分野で捜査は難航し、医学界も和田らを擁護した。札幌地検は45年、「刑事責任を問うだけの証拠がない」として嫌疑不十分で不起訴処分とした。

     当時、術後まもない患者が死亡したのは、和田移植だけではなかった。海外でも次々に死亡例が報告され、移植医は数多くの訴訟を起こされた。それでも欧米では心臓移植を続け、移植臓器に対する患者の拒絶反応を抑える免疫抑制技術の向上とともに医療として確立していった。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131102/scn13110208320000-n3.htm
     

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  50.  「欧米では裁判や学会の場で、失敗も成功もしっかり検証していたことが大きい」。米国で多数の臓器移植を手がけてきたコロンビア大教授の加藤友朗(ともあき)(50)はこう指摘する。

     一方で日本の医学界は、和田移植の疑惑にふたをした。東京女子医大名誉教授の小柳仁(77)は「学会は和田移植をめぐる問題を検証しようとしなかった。それは医学の敗北だ」と話す。

     結果、脳死下の移植はタブー視され、やむを得ず海外で移植する患者が相次ぐことになる。脳死移植を認める臓器移植法が施行されるまで30年近くかかった。

     ■「患者第一の医師」

     馬原は、札幌医大時代の和田の姿が今も脳裏に浮かぶという。昔ながらの長袖白衣とは違う白い半袖上着に白ズボン。白い靴。米国の医療ドラマ「ベン・ケーシー」の登場人物のように廊下を闊歩(かっぽ)していた。

     和田は北海道大医学部を卒業し、終戦5年後の昭和25年に米ミネソタ大へ留学。29年、海外の最新医療を学んだ気鋭の外科医として、創設5年目の札幌医大に迎え入れられた。

     当時の医師にとって普通だったサンダルではなく靴を履いていたのには理由があった。「ペタペタと音をさせると寝ている入院患者が起きてしまう。静かに急いで動くために靴を履け」。馬原は和田にこう言われたことがある。

     「和田先生は常に患者を第一に考えていた。田舎の医師が功名心に駆られ、心臓移植をしたという批判は違うと思っている」

     結局、疑惑の数々を残したまま、和田は平成23年2月に88歳で死去。亡くなる直前に日本胸部外科学会の広報誌に寄せた手記にはこう書いている。「今でも良い手術を行ったと思っている」=本文敬称略(豊吉広英)
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131102/scn13110208320000-n4.htm
     

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  51. [サイエンス]シリーズ「iPS細胞 臨床への挑戦」 中内啓光・東京大医科学研究所教授=関西発
    2013年9月22日11時35分 読売新聞

    人の臓器 動物体内で作る

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)作製の技術を使い、動物の体内で人の臓器を作る研究に東京大医科学研究所の中内啓光教授(61)(幹細胞生物学)らのチームが取り組んでいる。成功すれば、移植医療が抱える慢性的な臓器不足という問題が解決できる可能性がある。米国での研究も視野に入れる中内教授に、研究の意義、展望などを聞いた。

    ■マウスからラット膵臓

     人のiPS細胞に特殊なたんぱく質などを加え、目的の組織に変化させる技術がここ数年で発展してきた。目の網膜、心臓の筋肉、血液中の血小板など、様々な組織の作製に成功したという報告が相次いでいる。

     しかし、そのような単一の組織ではなく、より複雑な立体構造を持つ人の臓器そのものを作るのは難しく、成功例はまだない。

     わたしたちは、生まれつき膵臓(すいぞう)を持たないよう遺伝子を操作したマウスの受精卵に、ラットの皮膚から作製したiPS細胞を注入した。すると、ラットの膵臓を持つマウスが生まれた。

     iPS細胞にはあらかじめ蛍光たんぱく質を組み入れ、緑色に光るようにしていたが、マウスの体内の膵臓も緑色に光っていた。受精卵に注入したラットのiPS細胞が、マウスの体内の環境に導かれ、他の細胞と一緒に育っていく過程で、存在しない膵臓を補うように膵臓へと変化したと考えられる。

    ■ブタでの実験準備

     この技術を応用すれば、動物の体内で人の膵臓を作製できるかもしれない。今は、遺伝子操作で膵臓を持たないブタなどの動物の受精卵に、人のiPS細胞を注入し、膵臓ができるかどうかを見る実験の準備を進めている。

     この方法で人の膵臓ができれば、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵島(すいとう)細胞を取り出して、1型糖尿病(幼少期に発症しやすく、インスリンがほとんど作れなくなる病気)などの患者に移植する治療に使える可能性がある。

     様々な臓器の中で、膵臓を作る研究が先行しているのは、膵臓のないブタは、ある一つの遺伝子を操作すればできることがわかったからだ。心臓や腎臓などは、どの遺伝子を操作すれば良いのか判明していない。

    ■将来は心臓・腎臓も

     動物の体内で人の臓器を作ることは文部科学省の指針で禁止されてきたが、今年8月、条件付きで容認する方針が決まった。今後、指針の見直しに向けた具体的な議論が進められる。

     しかし、議論がまとまるのを待っていては研究が停滞する。日本でできる実験は国内で行うが、実際に動物の体内で人の膵臓を作製する実験は、日本より規制が緩やかな米国で進めたいと考えている。そうすることで、研究をスピードアップさせる。

     マウスとラットの間でできたからといって、人でもできるとは限らないが、様々な困難を乗り越えて実現させたい。作製した臓器を新薬の毒性試験に用いることも考えられる。将来的には心臓や腎臓など、他の臓器の作製にも手を広げ、移植医療などに貢献したい。

    (聞き手 竹内芳朗)

    <中内さん こんな人>

     元々は内科医だったが、免疫学や分子生物学を学びたくて大学院に入り直し、研究者へと転身した。学究肌と見られることが多いものの、「朝から晩まで文献を読むのは苦手。本当はアウトドア派」と笑う。

     多忙な合間を縫って、湘南(神奈川県)の海でヨットやサーフボードを楽しんでいる。

    ◆01年に作製禁止指針 解禁へ今月議論開始

     動物の体内で人の臓器を作ることを禁止する文部科学省の「特定胚の取り扱いに関する指針」ができたのは2001年だ。

     きっかけは、1996年に英国のイアン・ウィルムット博士が、羊の体細胞から「クローン羊」を作製することに世界で初めて成功したことだった。

     理論的には「クローン人間」も可能で、倫理的な問題が大きいことから、国は01年にクローン人間の作製などを禁止する「クローン技術規制法」を施行した。

     同時に、動物の体内で人の臓器を作ることについても、「人間と動物の中間的な生物が生まれる可能性がある」として規制の対象となった。ただし、全面禁止されたクローン人間とは違い、「今後の科学技術の進展次第で解禁してもよいもの」として位置づけられた。

     8月1日に開かれた政府の総合科学技術会議の専門調査会では、iPS細胞の有用性などを踏まえ、この規制を条件付きで解禁するよう提言。これを受けて文科省は今月から、研究を認める範囲や禁止事項、解禁の時期などの議論を始めた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130922-120-OYT8T00282
     

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  52. 「再生医療」で賠償提訴…東京地裁 兵庫の女性「副作用の説明不十分」
    2013年11月9日3時4分 読売新聞

     脂肪にある脂肪幹細胞を使った「再生医療」を、有効性や副作用の十分な説明がないまま受け、精神的に大きな苦痛を受けたとして、兵庫県の女性(69)が8日、東京都内のクリニックの主治医(当時)と院長を相手取り、慰謝料など約640万円を求める損害賠償訴訟を東京地裁に起こした。原告側弁護士によると、再生医療のトラブルでの提訴は異例。

     訴状などによると、女性は全身にしびれがあり、難病も治すとうたう再生医療を行っているクリニックを知り、昨年6月に受診した。

     「安全性は確実。まひのある患者も良くなった」と説明を受けた。高齢のため、若い研究員の脂肪幹細胞を使うことを提案され、同年7月に自宅で、脂肪幹細胞を腕の静脈に点滴投与された。治療費は134万円だった。因果関係は不明だが、同年10月頃から、手足のしびれがひどくなり、今は歩行器が必要になった。

     元主治医は「必ず効果があるわけではないが、良くなる可能性がある一つの治療法として紹介した。有効性を強調した説明はしていない」と弁明している。

     脂肪幹細胞を使った再生医療は、糖尿病や心臓病を治すと称して、医師の裁量権に基づく自由診療として民間医療機関などで広く行われている。3年前には死亡事故も起きているが、現状では規制はない。有効性が明確でなく、日本再生医療学会は安易に治療を受けないよう、声明を発表した。国は幹細胞を使った再生医療を行う医療機関の登録を義務付ける法律案の今国会での成立を目指している。

     ◆脂肪幹細胞◆ 脂肪細胞の元になる細胞で、心臓の筋肉や骨など様々な細胞にも変化することがわかってきた。簡便に脂肪から分離できる機器の開発などをきっかけに、この幹細胞を使って糖尿病など様々な病気を治すと称する医療機関が世界的に増えている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131109-118-OYTPT00183
     

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  53. 「脂肪細胞」と「脂肪幹細胞」・・・
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

    「脂肪細胞」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E7%B4%B0%E8%83%9E
     
    「脂肪組織」と「脂肪細胞」・・・
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E8%84%82%E8%82%AA%E7%B5%84%E7%B9%94
     

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  54. 「脂肪前駆細胞」と「脂肪幹細胞」・・・
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E5%89%8D%E9%A7%86%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

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  55. 手品の種を仕込んであるのはどれかな?(笑)。

    「脂肪幹細胞」
    http://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E&c=50&o=1

    >配分額合計:多い順
    http://kaken.nii.ac.jp/p?q=%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E&c=50&o=2

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  56. [キーワード:脂肪幹細胞]
    研究者検索結果: 32件
    配分額合計:多い順
    http://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E&c=50&o=4

    山下 俊一 30200679 ヤマシタ シュンイチ Yamashita, Shunichi
    申請報告時の直近の所属 : 長崎大学 / 医歯(薬)学総合研究科 / 教授

    島田 光生 10216070 シマダ ミツオ Shimada, Mitsuo
    申請報告時の直近の所属 : 徳島大学 / 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部 / 教授

    大津留 晶 00233198 オオツル アキラ Ohtsuru, Akira
    申請報告時の直近の所属 : 福島県立医科大学 / 医学部 / 教授

    吉村 浩太郎 60210762 ヨシムラ コウタロウ Yoshimura, Kotaro
    申請報告時の直近の所属 : 東京大学 / 医学部附属病院 / 講師

    秋田 定伯 90315250 アキタ サダノリ Akita, Sadanori
    申請報告時の直近の所属 : 長崎大学 / 大学病院 / 助教
     

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  57. [キーワード:/脂肪由来幹細胞/]
    研究課題検索結果: 30件
    研究開始日:古い順
    http://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E8%84%82%E8%82%AA%E7%94%B1%E6%9D%A5%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E%2F&c=50&o=1
     
    研究課題実績が思いのほか少ない希ガス…
     

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  58. KAKEN - ヒト脂肪由来幹細胞の細胞特性と潜在機能の解析(19390452)
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E8%84%82%E8%82%AA%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
     

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  59. がん登録法案 患者情報を対策に活用したい(11月12日付・読売社説)

     国民の2人に1人が発症するがんの対策を充実させる必要がある。

     自民、民主など超党派の議員連盟が、がん患者の情報提供を全病院に義務づける「がん登録推進法案」をまとめた。今国会に提出し、2016年の実施を目指す。

     法案の柱は、がん患者の情報を国が一元管理する点にある。

     がんを診療した病院がまず、患者の氏名や生年月日、がんの種類と進行度、治療内容などを各都道府県に報告する。国立がん研究センターがこれらの情報を集約してデータベースに登録し、匿名化したうえで活用する。

     大量かつ正確な情報を分析することで、効果的な対策が講じやすくなるだろう。

     例えば、どの地域で、どのようながんが、どれくらい発生しているかという傾向がつかめれば、適切ながん検診が実施できる。

     多数の患者の治療結果を解析すれば、がんの発生要因の解明や有効な治療法の開発、予防法の研究などの進展が期待できる。予防や早期治療が広がることで、医療費の抑制にもつながろう。

     実際、欧米では、がん登録を義務づけ、データに基づく検診や禁煙を行うことで、がんの発症や患者の死亡を減少させている。

     日本でも、がん登録は実施されているものの、病院に対する強制力がなく、信頼できるデータが蓄積されている地域はごく一部に限られているのが現状だ。

     法案が規定するように、登録を義務化すれば、年間発症者が約70万人とされるがん患者の情報は大幅に増えるだろう。

     法案がデータ収集の成果を国民に還元するよう求めているのもうなずける。病院ごとの治療実績を公表するなど、患者が病院を選ぶ際の目安となる制度にしたい。

     法案の最大の問題は、本人の同意なしに、患者の情報を病院側が都道府県に提供する仕組みになっている点だ。がん登録は、個人情報保護法の例外とすることを想定している。

     だが、自分のデータを提供することに抵抗を感じる患者もいるだろう。個人情報保護法との兼ね合いについて、国会で議論を深めてもらいたい。

     無論、患者情報の漏えい防止には万全を期さねばならない。法案が、情報を管理する国立がん研究センターや都道府県の職員らに罰則付きで守秘義務を課しているのは当然である。

     患者が不安を抱かない制度にすることが大切だ。

    (2013年11月12日01時49分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20131111-OYT1T01173.htm

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  60. これってさ、とんでもない「人権」問題をはらむことになるんだよな…

    昔の、「結核まき」とか「赤痢まき」とか同様の、「がんまき」部落民差別みたいな…
     

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  61. 現代によみがえる「優生学」制度、「がん疾患」認定制度、家族性「アルツハイマー」認定制度…

    DB(データベース)政策ってのは、そういう危うさと表裏一体になっているということをよーく自覚しておかなくてはいけない。
     

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  62. 山中教授、ローマ法王庁科学アカデミー会員に

     京都大iPS細胞研究所は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した所長の山中伸弥教授が、ローマ法王庁科学アカデミーの会員に選ばれたことを明らかにした。

     同研究所によると、アカデミーは1603年創立。宗教や民族にかかわらず、顕著で独創的な業績をあげた科学者らが任命される。現在会員は約80人。野依良治・理化学研究所理事長と五條堀孝・国立遺伝学研究所特任教授が名を連ね、過去に湯川秀樹博士、福井謙一博士らも選ばれている。

     山中教授は「任命され光栄に思う。今後も科学の発展に貢献すべく、身を引き締めて研究活動を行いたい」とのコメントを出した。

    (2013年11月14日11時48分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131114-OYT1T00443.htm
     

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  63. 再生医療に認定制度 医師・細胞培養技術者を対象に
    2013年11月14日3時3分 読売新聞

    安全な治療 目安に 学会が来秋にも

     日本再生医療学会(理事長=岡野光夫・東京女子医大教授)は13日、再生医療の知識や技量を持つ医師と細胞培養の技術者を認定する制度を来秋をめどに設けることを決めた。それぞれ「認定医」「臨床培養士」とする。再生医療を行う医療機関の届け出を義務付ける国の制度と連携して、患者が安心して再生医療を受けられる仕組みを目指す。

     再生医療は、けがや病気で失った機能を、加工した細胞などを移植して回復させるもので、夢の治療として注目されている。

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)で目の難病を治療する理化学研究所(神戸市)による世界初の臨床研究は、国の厳格な指針に沿った審査を受け、来年夏にも治療が始まる。一方、民間医療機関では既に、脂肪の幹細胞を使った再生医療が、糖尿病や腎臓病に効果があると称して、有効性や安全性の検証が不十分なまま、自由診療で行われている。こうした治療で、死亡事故も起きているが、国の規制はなく、実態も把握できていない。

     認定医は、国の指針に基づいた臨床研究を行うなど再生医療に一定の実績を持つ医師が対象で、学会が主催する規制や倫理、細胞培養などの講習の受講を義務付ける。初回は200人程度を認定し、3年に1回の更新を求める。臨床培養士も、同様の講習と実地試験を受けなければならない。

     国は今国会で再生医療安全性確保法案の成立を目指しており、来秋から再生医療を行う医療機関や細胞加工を行う企業の届け出を義務付ける方針。同学会は、認定医や臨床培養士を、治療の品質を保証する一つの目安にしたいとしている。

    トラブル続発 信頼に危機感

     日本再生医療学会が認定制度を創設する背景には、「自由診療のトラブルが多発すれば、再生医療自体への信頼が失われかねない」との危機感がある。

     2010年には京都市の民間医療機関で、韓国から自らの脂肪の細胞を持ち込み注入した韓国人が死亡した。今月には、兵庫県の女性が十分な説明がないまま治療を受けて精神的な苦痛を受けたとして、東京都内の医療機関の元主治医らを相手に慰謝料などを求める損害賠償訴訟を起こした。

     国は医療機関の届け出制の導入でこうした再生医療の実態を把握したい考えだが、事故防止には医療現場の医師や細胞培養技術者の技能向上が欠かせない。学会の認定制度が医師らの質を上げるとともに、患者が安心できる医療を選ぶ目安となることが期待される。(医療部 米山粛彦)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131114-118-OYTPT00060

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  64. 再生医療医科様ギルド形成事業(笑)。
     

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  65. 栄養士目指す学生通う大学で集団食中毒
    11月16日 14時19分

    埼玉県坂戸市にある女子栄養大学で、大学の食堂で食事をした学生や教職員合わせて146人が下痢や吐き気などの症状を訴え、埼玉県はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定し、食堂の運営を3日間停止する処分をしました。

    今月14日、坂戸市千代田の女子栄養大学から「学食を利用した学生などがおう吐などの体調不良を訴えている」と坂戸市の保健所に連絡がありました。
    保健所が調査したところ、今月13日までの3日間に大学の食堂で食事をした学生87人と教職員59人の合わせて146人が下痢やおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。
    このうち女子学生の1人が入院したということですが、全員が快方に向かっているということです。学生や調理した人などを調べた結果、ノロウイルスが検出されたことなどから、埼玉県はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、食堂の運営を16日から3日間停止する処分をしました。
    女子栄養大学は栄養士などを目指す学生が通う大学で、「本来、あってはならない場所で食中毒が起きたことに大きな責任を感じています。今後、再発防止の措置を徹底していきたい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131116/k10013108841000.html
     

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  66. 「マガキ媒介ノロウイルス」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%AD

    「マダニ媒介SFTSウイルス」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%8B%E5%AA%92%E4%BB%8B%EF%BC%B3%EF%BC%A6%EF%BC%B4%EF%BC%B3%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
     

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  67. 「SFTSウイルス 下島昌幸」
    https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%B3%EF%BC%A6%EF%BC%B4%EF%BC%B3%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E4%B8%8B%E5%B3%B6%E6%98%8C%E5%B9%B8

    下島 昌幸「インフルエンザウイルスのショウジョウバエへの感染」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%B8%8B%E5%B3%B6%E6%98%8C%E5%B9%B8+%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9+%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A8

    とんだクワセモノなんだよ…こういうインチキなやつの話をまともに聞くほうもどうかしてるよ…
     
     

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  68. KAKEN - 五條堀 孝(50162136)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50162136
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D

    「五條堀孝 ローマ法王庁科学アカデミー」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%B3%95%E7%8E%8B%E5%BA%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC
     
    歴史的に、ほんまもんの「科学」を弾圧し続けてきた総本山だろが…
     

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  69. 「カトリック 教会 異端 科学 弾圧」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF+%E6%95%99%E4%BC%9A+%E7%95%B0%E7%AB%AF+%E7%A7%91%E5%AD%A6+%E5%BC%BE%E5%9C%A7
     

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  70. 「ニーチェ アンチクリスト」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7+%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

    「ニーチェ 反キリスト者」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7+%E5%8F%8D%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E8%80%85
     

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  71. 人類はいまだ宗教という狂気を捨て去るほどには正気になっていない、まだまだ薄弱きわまりない愚かな存在である。
     

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  72. 「異端審問」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%95%B0%E7%AB%AF%E5%AF%A9%E5%95%8F
     

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  73. 「禁書目録」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A6%81%E6%9B%B8%E7%9B%AE%E9%8C%B2+%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
     

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  74. >禁書目録に載るようなカトリック信仰を危うくする書物を積極的に読むことが推奨されているわけではなく、1975年3月19日の教令(AAS 67, pp.281-284)によって、1917年教会法典の禁書の条項が刷新され、現行の1983年の新教会法典第822条乃至第832条に明文化されている。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%81%E6%9B%B8%E7%9B%AE%E9%8C%B2
     
    ローマンカトリックによる思想統制のミッションは連綿と持続されている…
     

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  75. 生命システムの解明に向けた統合的ゲノム研究
    Genome science towards the understanding of life
    研究課題番号:12201001
    代表者
    2000年度~2005年度
    小原 雄治
    KOHARA, Yuji
    研究者番号:70135292
    国立遺伝学研究所・生物遺伝資源情報総合センター・教授
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12201001.ja.html

    配分額
    総額:3248700千円
    2001年度:919500千円 (直接経費:919500千円)
    2002年度:775100千円 (直接経費:775100千円)
    2003年度:759000千円 (直接経費:759000千円)
    2004年度:792100千円 (直接経費:792100千円)
    2005年度:3000千円 (直接経費:3000千円)
     

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  76. ヒト疾患における遺伝要因のゲノム的解析と分子病態の解明
    Genomic analysis on genetic factors of human diseases and elucidation of their molecular mechanisms
    研究課題番号:12203002
    代表者
    2000年度~2005年度
    菅野 純夫
    SUGANO, Sumio
    研究者番号:60162848
    東京大学・大学院新領域創成科学研究科・教授
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12203002.ja.html

    総額:2982100千円
    2001年度:406100千円 (直接経費:406100千円)
    2002年度:855900千円 (直接経費:855900千円)
    2003年度:860900千円 (直接経費:860900千円)
    2004年度:856200千円 (直接経費:856200千円)
    2005年度:3000千円 (直接経費:3000千円)
     

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  77. 同時期に、総額60億円超もの費用を費やして、どういう成果をもたらすことができたのかな?

    研究概要(最新報告)

    4領域全体の調整・推進、わが国のゲノム研究の機動的・有機的な研究推進のシステム作り、ピーク研究を支えるための基盤研究事業の支援、すそ野を広げるための研究支援事業、社会との接点などの活動をおこなった。主なものとして以下をあげる。

    研究支援委員会:シーケンシングセンター委員会では、4領域のゲノム/cDNAシーケンシングについて全面的に請け負った。原始紅藻、ホヤ、ゼニゴケY染色体、メダカゲノムについてホールゲノムショットガン法をベースにプラスミド、フォスミド、BAC配列を加えて決定した。また、日本産由来のマウス亜種MSM系統についてB6標準系統との比較のためにホールゲノムショットガンを1Xまで進め、1%程度のSNPsを見出した。cDNAについては、ミジンコ、線虫C.elegans、近縁線虫、ホヤ3種(カタユウレイボヤ、ユウレイボヤ、マボヤ、ヌタウナギ、メダカ、シクリッド、ドジョウ、アフリカツメガエル原始紅藻、細胞性粘菌、ヒメツリガネゴケ、ゼニゴケ、コムギ、オオムギ、アサガオをおこなった。リソース委員会では、本特定領域研究で作成された遺伝子クローンの維持・配布支援をおこなった。

    対外委員会:広報委員会では、ホームページ、メールニュース、シンポジウムなどの活動をおこない、対社会、対研究コミュニティへの情報公開・発信をおこなった。社会との接点委員会では、ゲノム科学と社会との双方向のやりとりの場として「ゲノムひろば」を3年にわたり計8回(東京、京都、福岡)開催し、高校生、一般市民との交流の実をあげた。また、医科学倫理問題の検討を進めた。


    研究概要(最新報告)

    日本学術振興会未来開拓研究事業(平成16年度終了)、文部科学省特定領域研究「応用ゲノム」(平成16度-平成21年度)と合同で、国際シンポジウム「ゲノム科学による疾患の解明-ゲノム科学の明日の医学へのインパクト」及び市民講座「ゲノム科学と社会」を平成18年1月17日-1月21日に行なった。国際シンポジウムの発表者は未来開拓5人、本特定領域6人、応用ゲノム3人、海外招待講演者9人であった。市民講座は、科学者側6名に対し、国際基督教大学の村上陽一郎氏に一般講演をお願いし、最後にパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ550人であった。

    また、文部科学省特定領域「ゲノム」4領域(統合、医科学、生物学、情報科学、平成16年度終了)合同の一般向け研究成果公開シンポジウム「ゲノムは何をどのように決めているのか?-生命システムの理解へ向けて-」を平成18年1月28,29日に行なった。本シンポジウムの構成は、セッション1:ゲノムから細胞システム(司会:高木利久)講演4題、セッション2:ゲノムから高次機能(司会:菅野純夫)講演6題、セッション3:ゲノムから人間、ヒトへの道(司会:小笠原直毅)講演7題を行い、さらに、小原雄治統合ゲノム代表の司会の下、門脇孝、小笠原直毅、漆原秀子、藤山秋佐夫、高木利久、加藤和人の各班員、各代表をパネリストとしてパネルディスカッションを行なった。参加者は延べ700人であった。また、本領域の最終的な報告書を作製した。
     

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  78. 「DNAシーケンサー」
    https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%A4%EF%BC%AE%EF%BC%A1%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC
     

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  79. 「dnaシーケンサー メーカー」
    https://www.google.co.jp/search?q=dna%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC+%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC

    「dnaシーケンサー 価格」
    https://www.google.co.jp/search?q=dna%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC+%E4%BE%A1%E6%A0%BC

    「dnaシーケンサー 日立」
    https://www.google.co.jp/search?q=dna%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC+%E6%97%A5%E7%AB%8B
     

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  80. 血液からiPS製品 解禁…再生医療利用へ法改正
    2013年11月18日15時0分 読売新聞

     厚生労働省は、細胞シートなど再生医療用の製品の材料として、血液を使うことを解禁する。現在は皮膚などを採取して作製しているが、患者の負担が少なく、入手も比較的容易な血液を利用できるようにして、政府の成長戦略の柱の一つである再生医療の推進を図る。血液から作る製品を血液製剤に限っている関連法を改正し、来年秋頃の制度導入を目指している。

     再生医療では、けがや病気で失った機能を、加工した細胞などを移植して回復させる。様々な細胞に変化できるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作る際、材料の細胞を皮膚から採ろうとすれば体を傷つけてしまうが、血液なら注射で済む。

     血液法を改正し、再生医療製品のメーカーなどが、医療機関で採血した血液を材料にして製品を作れるようにする。例えば、血液からiPS細胞を作り、心臓の病気を治すための細胞シートに変えたり、血液中の造血幹細胞から赤血球や血小板を輸血用に作ったりすることができるようになると期待される。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131118-118-OYTPT00700
     

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  81. iPS細胞 悪い特徴を見分ける方法開発
    11月19日 5時13分

    iPS細胞の中で、体のさまざまな組織へと変化しやすい細胞と、あまり変化せず、後にがん細胞などになるおそれがある細胞を見分ける方法を、京都大学などの研究グループが開発しました。医療に応用する際、安全性を高める技術として期待されています。

    開発したのは、神戸大学大学院医学研究科の青井三千代助教と京都大学iPS細胞研究所のグループです。
    iPS細胞の中には体のさまざまな組織へと変化しやすい細胞と変化しにくい細胞があり、このうち変化しにくいものは、後にがん細胞などに変わるおそれがあると指摘されています。
    そこで研究グループが神経細胞に変化しやすい細胞とそうでない細胞を分析したところ、あまり変化しない細胞では特定の3つの遺伝子が活発に働いていることを突き止めました。
    研究グループは、ほかの種類の細胞への変化にもこの遺伝子が関わっている可能性があるとみて、医療に応用する際、この特徴を持つ細胞を取り除くことで、安全な治療ができるのではないかと期待しています。
    青井助教は「どのiPS細胞を使えばいいかを早く正確に見極められる可能性があり、安全性の向上につながると考えられる」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131119/k10013161281000.html
     

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  82. ★科学ニュース+ 13/11/19 07:55 33res 4.6res/h ▽
    【再生】「質の悪いiPS細胞」腫瘍になりやすいものを見分ける目印となる3種類の遺伝子、山中教授ら発見
    YOMIURI ONLINE [読売新聞] Posted by ウィンストンρ
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1384815348/

    ★科学ニュース+ 12/06/14 00:11 53res 0.0res/h ▽
    【幹細胞】「悪いiPS細胞」判別法、京大・山中教授ら発見
    YOMIURI ONLINE [読売新聞] Posted by 一般人φ
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1339600296/
     

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  83. 臓器移植後の妊娠 免疫抑制剤推奨へ 胎児への影響低い3種 産科婦人科学会
    2013年11月21日15時2分 読売新聞

     日本産科婦人科学会は、妊婦への投与が薬の添付文書で禁忌とされる免疫抑制剤のうち、3種類について、臓器移植後の妊娠時などの使用を推奨する指針案をまとめた。胎児への危険性が低い薬を示し、より安全な出産につなげるのが狙いだ。

     今回、推奨する免疫抑制剤は、アザチオプリン、シクロスポリン、タクロリムス水和物。

     免疫抑制剤は、拒絶反応を抑えるため、移植後に飲み続ける必要がある。だが、妊婦に対しては、国の承認を得る際に投与試験などを行っていないため、製薬会社の添付文書上は禁忌とされている。

     だが、免疫抑制剤は移植後の妊婦の健康維持に必須であることから、海外では胎児への影響の少ない免疫抑制剤が広く使われており、国内でも指針で明確化することが必要と判断した。過去の最高裁判決から、添付文書に反する投与でも医学的に合理的な理由があれば、医師は過失を問われないと解釈されている。

     日本移植学会によると、国内でこれまでに腎臓移植後の妊娠が推計500件以上、肝臓移植後は38件。

     大磯義一郎浜松医大教授(医療法学)は「安全性や有効性を検証した上で作成した学会の指針は、添付文書と並び、重要な根拠の一つになる。指針ができれば医師が萎縮せず、有益な治療をしやすくなる」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131121-118-OYTPT00698
     

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  84. 【米国】聖書を「フィクション」に分類、米コストコが謝罪
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1385076289/

    「聖書」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E8%81%96%E6%9B%B8
     

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  85. 大腸がん 再発率の予測システム開発開始
    11月30日 13時24分

    年間10万人余りが発症する大腸がんについて、国内の専門医で作る研究会が、それぞれの患者の詳しい病状や手術後に受ける治療内容などを入力すると、再発率を予測できるシステムの開発を今月から始めました。
    患者が、手術後に抗がん剤治療を受けるかどうかなど、治療方針を決める際、役立つと期待されています。

    システムの開発を始めたのは国内の大腸がんの専門医で作る「大腸癌(がん)研究会」です。
    大腸がんを発症する人は年々、増加していて、年間10万人余りが発症し患者数はおよそ23万人に上っています。
    手術後の再発率については、がんの進行度に応じたデータはありますが、患者によって経過は大きく異なるため、個別の患者の再発率を正確に予測することは難しいのが現状です。
    このため大腸癌研究会では、それぞれの患者の詳しい病状や手術後に受ける治療内容などを入力すると、再発率が予測できるシステムの開発を今月から始めました。
    研究会では、全国にある19の医療機関の大腸がん患者およそ4500人について、詳しい病状や抗がん剤の種類、それに再発したかどうかなど35項目について分析し、2年後の開発を目指すとしています。
    大腸癌研究会の代表で、東京医科歯科大学の杉原健一教授は「それぞれの患者の再発率を予測できるようになれば、患者が手術後に抗がん剤治療を受けるかどうかなど、治療方針を決める際、役立つと期待される」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131130/k10013468231000.html
     

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  86. 天気予報みたいにうまくいくと思ってんだろうかねえ…
     

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  87. iPS細胞で目の難病治療薬、実用化取り組む
    2013年12月2日19時24分 読売新聞

     大日本住友製薬は2日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った目の難病「加齢黄斑変性」の治療薬を2018年に実用化することを目指すと発表した。

     最大52億円を投資して、臨床試験や試験用製剤の製造に取り組み、国内で治療薬の製造・販売の承認を取得する計画だ。

     同社によると、加齢黄斑変性は、失明することもある難病で、国内に約54万人の患者がいる。特効薬は開発されていない。iPS細胞から網膜の細胞を作り、患部に移植することで根治が期待できるという。

     同社は、理化学研究所の研究員らが設立した新興企業「ヘリオス」(本社・東京都)と共同開発の契約を結んだ。製造・販売の合弁会社も14年2月に設立する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131202-118-OYT1T00971
     

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  88. [スキャナー]未承認再生医療 トラブル続発…症状悪化、死亡例も
    2013年12月2日3時3分 読売新聞

     有効性や安全性が十分検証されないまま、「再生医療」と称して民間クリニックなどで行われている治療でトラブルが相次いでいる。iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製成功がノーベル賞を受賞して以来、「夢の治療」と期待を集める再生医療。大学病院などで国の承認を得た臨床研究が着実に進むが、このままでは再生医療全般に対する国民の信頼を揺るがせかねない。国は新法を成立させて規制に乗り出す。(医療部 坂上博、米山粛彦)

    ■不十分な説明

     「この治療法は既に確立されたものだと思っていました。有効性や副作用が分かっていないと知っていれば、受けなかったのに」

     兵庫県の女性(69)は、しびれる手を見つめながら悔しそうに声を震わす。

     女性は42歳の時、全身がしびれる症状に襲われた。原因が分からず、病院では治療法がないと言われた。51歳で夫を亡くして一人暮らし。老後の不安が募った。難病も治す「再生医療」を行っているという東京都内のクリニックの存在を知り、昨年6月受診した。

     医師の説明では、自分のおなかから脂肪幹細胞を採取し、培養して点滴で戻すと、幹細胞が障害を受けた臓器や組織を修復してくれるという。

     クリニックで車いすの男性が登場するビデオを見せられた。医師から、男性は1回目の幹細胞投与でつえ歩き、2回目で壁の伝い歩きができるようになり、「たぶん3回目で歩けるようになる」と説明された。「自分の細胞を使うので拒絶反応はなく安全」などとも言われたという。

     治療前、B型肝炎ウイルス感染がわかり、医師から「幹細胞の培養が難しいので若い研究員の幹細胞を点滴する」と言われた。他人の細胞を使うことに不安を覚えたが、医師は「大丈夫」と答えたという。

     昨年7月、自宅で幹細胞の点滴投与が行われた。治療費は約134万円。因果関係は不明だが、昨年10月頃から手足のしびれがひどくなり、家の中で転倒するようになった。今は歩行器がないと移動できない。

     女性は、医師からの説明が不十分で正しい判断ができないまま治療を受け、精神的苦痛を受けたとして、元主治医らを相手取り、慰謝料など約634万円を求める訴訟を11月8日、東京地裁に起こした。

     これに対し、元主治医は「この治療が誰にでも効果があるとは言っていない。やるか、やらないかは、患者さんが選んだこと」と主張する。

    ■自由診療

     脂肪幹細胞を使った「再生医療」は自由診療で広く行われている。糖尿病を患う韓国人が京都のクリニックで幹細胞投与を受け、その後、死亡する事故が2010年にあった。

     気管支喘息ぜんそくを患う70歳代の日本人男性は、病気を治すため、09~10年、石川県と京都のクリニックで計3回、脂肪幹細胞の投与を受けたが、効果はなかった。治療費は計約400万円かかった。「効かないと医師に言うと、2、3回やると効くと言われたが、結局、効果なし。これじゃあ、詐欺と変わらない」と憤る。

     顔に注射して「肌が若返る」「しわが取れる」などと称して行われ、その後、トラブルになるケースも多い。日本医大病院(東京・千駄木)形成外科・美容外科の百束ひゃくそく 比古ひこ教授のもとには、「再生医療」を受けて被害を受けたと訴える患者が週に10人ほど訪れる。多くがほおや目の周りのしわをなくすために治療を受け、効果がなく、皮膚の下にしこりが残ったというものだ。

     百束教授は「再生医療を受ける場合は、医師からリスクや問題が生じた時の対処法の説明があるか確認してほしい」と話す。

    【脂肪幹細胞】脂肪細胞の元になる細胞で、心臓の筋肉や骨など様々な細胞にも変化することがわかってきた。簡便に脂肪から分離できる機器が開発され、幹細胞を投与する医療機関が世界的に増えている。

    【自由診療】医師が裁量権で行う、医療保険で認められていない医療。治療費は医療者側が自由に設定でき、患者の全額自己負担となる。

    新法 低リスクも届け出義務

     「再生医療」として行われている医療には大きく二つある。一つは、国の承認を受けて大学などが行う臨床研究。もう一つが、医師の裁量権のもと、民間クリニックが自由診療で行う医療だ。

     臨床研究は、国の指針に基づき厳格に審査されるのに対して、自由診療での再生医療は野放し状態で、国も実態を把握できない。研究者らでつくる日本再生医療学会は2011年、医師と患者に、国の承認を受けていない再生医療・幹細胞治療に関わったり、安易に治療を受けたりしないよう声明で呼びかけた。

     「再生医療」を医療機関名や診療科名に掲げ、看板、チラシで使うことは医療法で禁じられている。安全性の確立されていない医療を受け、健康被害が出るのを防ぐためだ。

     国は11月20日に再生医療安全性確保法を成立させ、来秋の同法施行に合わせて再生医療を行う全医療機関の届け出を義務づける。

     また、使う細胞の種類などで治療のリスクを「高」「中」「低」の3段階に分け、脂肪幹細胞を使うような低リスクでも、医療機関は治療の妥当性について厚労省の認めた委員会の審査を受け、厚労相に治療の計画を提出させる。

     年に1回は治療実績などの報告を求め、虚偽の報告をしたり計画を提出せずに治療したりした場合には、厚労相が改善命令を出せる。

     日本再生医療学会も技術と知識を持った医師と細胞培養士を認定する制度を始める。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131202-118-OYTPT00085

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  89. がんデータベース推進法が成立
    12月6日 15時16分

    がんの治療方法の研究などに生かすため、医療機関に患者の情報提供を義務づけ、がんに関する全国規模のデータベースを整備するなどとした「がん登録推進法」が、衆議院本会議で、可決され、成立しました。

    「がん登録推進法」は、議員立法として提出されたもので、がんの治療方法の研究などに生かすため、医療機関に、患者のがんの種類や進行度、治療の内容などの情報を都道府県に提供するよう義務づけ、国が都道府県から情報提供を受けて、がんに関する全国規模のデータベースを整備するとしています。
    一方で、公務員などが患者の個人情報を漏らした場合、2年以下の懲役または100万円以下の罰金とするなどとしています。
    「がん登録推進法」は、参議院ですでに可決されており、6日の衆議院本会議で可決され、成立しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131206/k10013632111000.html
     

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  90. 《リストに一旦登録されてしまったら患者個人が何を言おうとももう時既に遅しみたいな・・・(w

    で、別にがんじゃなくてもがんだとして登録されてしまったら・・・
    で、次に病院に行ったり入院したときには・・・
    友愛係にとっては非常に便利なもんができましたなあ・・・

    まあ普通の人はがんで死んだと報道されりゃどれだけ絶妙なタイミングでも誰も友愛だとは思わないわけで・・・(爆wwwww

    まあ病院とか医者は自己責任で・・・(爆wwwww》
    http://tokumei10.blogspot.jp/2013/12/blog-post_7597.html
     

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  91. ずいぶんと内実に通じていますなあ…
     

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  92. がんについての漫画 全小学校に
    12月8日 9時7分

    漫画を通じて子どもたちにがんについて正しく理解してもらおうと、国立がん研究センターが漫画の本を制作し、全国のすべての小学校などにおよそ2万6000冊を寄贈しました。

    この「がんのひみつ」という漫画は、去年定められた国のがん対策の基本計画で、子どもへのがん教育を進めていくことが明記されたことなどから、国立がん研究センターが制作し、学研から発刊しました。
    漫画は、親しい親戚ががんで手術することになった主人公の小学生と両親や医師との話を通じて、がんは2人に1人がかかる身近な病気で、予防が大切だと訴える内容です。
    対象は小学3年生以上で、国立がん研究センターでは、これまでに全国の2万3500校の小学校と公立図書館3000館に寄贈したということです。
    国立がん研究センターの予防・検診普及研究室の溝田友里室長は「がんと聞いただけで、怖いと思う子どもも多いが、子どもの時から正しい知識を持つことで、検診の大切さや早期に発見できれば治ることを理解してほしい」と話しています。
    この漫画は非売品ですが、来年2月ごろ、電子書籍化され、無料で閲覧できるようになる予定だということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131208/k10013662251000.html
     

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  93. 子供騙しの「がん疾患」幻惑政策…

    昔「らい(ハンセン病)」、今「がん(悪性腫瘍)」…
     

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  94. 10代提供の臓器移植 すべての手術終了
    12月8日 8時5分

    長崎県の病院で脳死と判定された10代前半の男の子から提供された心臓や肝臓などの臓器は、全国4か所の病院に運ばれて患者に移植する手術が行われ、7日夜までにすべての手術が無事終了しました。

    長崎県大村市にある国立病院機構長崎医療センターで脳死と判定された10代前半の男の子から提供された臓器は、7日、全国4か所の病院に運ばれ、患者に移植する手術が行われました。
    このうち心臓は、岡山大学病院で拡張型心筋症という重い心臓病の10代の女の子に移植されました。
    女の子は3年近く移植を待っていたということで今後、3か月ほど様子を見て経過がよければ退院できるということです。
    また、肝臓は、名古屋大学附属病院で、40代の重い肝臓病の男性に、すい臓と片方の腎臓は大阪大学附属病院で40代の糖尿病性腎症の男性に、またもう片方の腎臓は長崎大学病院で40代の慢性糸球体腎炎の男性にそれぞれ移植する手術が行われ、7日午後10時半すぎまでにすべて終了しました。
    3年前に改正臓器移植法が施行されて以降15歳未満の子どもから臓器が提供されたのは、これで4人目です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131208/k10013663261000.html
     

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  95. 「臓器移植」という、「特定」外科医療(医科様療法)スキーム…

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  96. 10代女性に脳死心臓移植 岡山大初の実施、無事終了
    2013.12.7 17:08

     長崎医療センター(長崎県大村市)で脳死と判定された10歳以上15歳未満の男の子から提供された心臓を、中国地方の10代の女性へ移植する手術が岡山大病院で7日実施され、無事終了した。

     岡山大病院での心臓移植は初めてで、術後に記者会見した執刀医の佐野俊二教授は「中四国の人に岡山でも心臓移植ができると知ってもらえれば意義は大きい」と話した。

     病院によると、女性は拡張型心筋症と診断され、2011年に日本臓器移植ネットワークに登録した。提供された心臓の状態は良く、2~3カ月で退院できるという。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/131207/scn13120717080000-n1.htm
     

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  97. 「脳死」が大前提なのだから、さすがに脳の移植はできないわな…(笑)。
     
    しかし、「心臓」移植とはね…
     
    一番「診療点数」が高い手術だよな…。
     

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  98. 難病医療費助成見直し 厚労省が修正案
    12月11日 5時18分

    難病患者への医療費の助成制度の見直しを巡って、患者団体から負担が重すぎるという声が相次いだことを受けて、厚生労働省は、極めて症状の重い患者の負担を1か月当たり最高で1000円に抑えるなど、当初の案より負担を軽くした案をまとめました。

    難病患者への医療費の助成制度について、厚生労働省はことし10月、対象となる病気を現在の56種類からおよそ300種類に増やす一方、対象を症状の重い患者に限るとともに所得に応じた負担を求めるなどとする見直し案を示しました。
    しかし、患者団体から負担が重すぎると批判が相次いだことを受けて、当初の案より負担を軽くした案をまとめました。
    それによりますと、患者の1か月の自己負担の限度額について、これまでの案では世帯の年収に応じて5段階に分けて3000円から4万4400円を上限に負担を求めるとしていましたが、2500円から2万円までに負担を軽減するとしています。
    また現在、負担を免除されている極めて症状の重い患者については、特例として限度額を1000円に抑える方針です。
    厚生労働省は、13日開かれる患者団体なども参加した専門家会議に案を示し、来年の通常国会に難病対策をまとめた新たな法律の案を提出したいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131211/k10013734601000.html
     

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  99. 再生医療学会「認定医」導入へ
    12月12日 15時54分

    病気やけがで失われた体の機能を取り戻す「再生医療」について、日本再生医療学会は、一定の実績や専門知識のある医師らを「認定医」として認める制度を来年新たに設けることになりました。

    再生医療を巡っては、iPS細胞を使って目の難病を治療する世界初の手術が、国の審査を受け来年夏にも行われる一方、健康保険が適用されない自由診療で骨髄などから取り出した細胞を患者に投与し健康被害が出る問題も起きています。
    このため日本再生医療学会では、一定の実績や専門知識のある医師と歯科医師を認定医として認める制度を来年新たに設け、秋ごろからスタートさせることになりました。
    このほか細胞の培養などを行う技術者についても試験を行い、「臨床培養士」として認定する制度も設けるということです。
    学会の副理事長で大阪大学の澤芳樹教授は「細胞を使う医療が広がろうとするなか、どう安全性を確保するかが重要になる。今後、再生医療が発展するなかで新たな考え方が出たり行政の規制も作られると思うが、それに対応できるようにしたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131212/k10013781581000.html
     

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  100. 「認定医」制という、「再生医療」ギルドの形成…
     

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  101. iPSで腎臓を部分再現…熊本大グループ 先天性疾患の解明期待
    2013年12月13日3時3分 読売新聞

     人間のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って、腎臓の立体的な構造を部分的に再現することに成功したと、熊本大の西中村隆一教授(腎臓発生学)らの研究グループが発表した。今後、本物の腎臓の構造にさらに近づけられれば、先天性の腎臓病の原因解明などに役立つと期待される。13日の米科学誌セル・ステム・セル電子版に掲載される。

     グループは、iPS細胞を、まず筋肉や神経の元になる「体軸幹細胞」に変え、さらに化合物を加えて、腎臓の細胞の一歩手前の「前駆細胞」を作り出した。これを試験管内で培養すると、血液をこして尿のもとを作る「糸球体」と、水分など必要な成分を再吸収する「尿細管」が組み合わさった腎臓の基本構造が出来た。ただ、3か月の胎児の腎臓組織と同程度までしか成熟せず、尿を作り出す機能も確認できなかった。

     長船健二・京都大准教授(再生医学)の話「糸球体を持った腎臓組織をiPS細胞から作製したのは初めてで、大きな成果だ。腎臓を再生する研究への貢献が期待できる」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131213-118-OYTPT00142
     

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  102. iPS細胞から腎臓組織、中心は大学院生だった

     熊本大発生医学研究所のグループが人間のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から立体的な腎臓組織の生成に成功し、生成過程や病気の原因解明に役立つと期待されている。

     その成果の中心的役割を担ったのは、大学院生の太口たぐち敦博さん(31)だった。

     太口さんは大阪市出身で、九州大医学部を卒業。研修医を経て、東京の順天堂医院で腎臓内科医として臨床の現場に立った。人工透析に苦しむ患者に接する中で、抜本的な治療に役立つ研究をしようと決意。2009年春、熊本大大学院に入り、腎臓発生学の研究で知られる西中村隆一教授(50)の門をたたいた。

     腎臓組織の生成への挑戦を始めたのはその時から。西中村教授とほぼ2人で研究を進めた。

     まず、腎臓細胞の一歩手前の「前駆細胞」を作り出すことを目指した。最初はマウスの細胞を使い、従来の学説で腎臓組織になるとされている細胞群「中間中胚葉」を育てたが、なかなか成果を挙げられなかった。

     そこで、太口さんは「別のところに起源があるのでは」と考えた。試しに、中間中胚葉の周辺にあり、従来は廃棄していた胎児の下半身の元となる「体軸幹細胞」を使ったところ、12年3月、前駆細胞ができた。顕微鏡をのぞいた西中村教授は涙を流し、太口さんと固く握手を交わしたという。

     この成果を元にグループは人間のiPS細胞を体軸幹細胞に変え、さらに化合物を加えて試験管内で培養。血液をこして尿のもとを作る「糸球体」と、水分など必要な成分を再吸収する「尿細管」が組み合わさった腎臓の基本構造ができたという。

     西中村教授は「移植できるまでには組織を大きくする技術や、腎臓とぼうこうをつなぐ尿管も必要。10年以上かかるだろうが、腎臓再生に向けた大きな一歩になった」。太口さんは「結果を期待していないところから成果を挙げることができ、我ながら驚いた。臨床の現場で役立つ研究を進めていきたい」と意欲を見せていた。

     腎機能悪化による透析患者は全国約31万人にも上る。現在最も有効な治療法は腎移植だが、臓器提供者(ドナー)は少なく、多くは透析による治療を余儀なくされている。(北川洋平)

    (2013年12月15日11時58分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131214-OYT1T00248.htm
     

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  103. ES細胞から高機能すい臓細胞
    12月16日 4時0分

    体のさまざまな組織になるマウスのES細胞から、血液中の血糖値を下げるホルモンを大量に分泌するすい臓の細胞を作り出すことに熊本大学の研究グループが成功しました。
    重い糖尿病の治療法の開発につながると期待されます。

    熊本大学の粂昭苑教授らの研究グループは1000種類以上の物質をマウスのES細胞に投与し、どの物質を投与すれば血糖値を下げるインスリンを大量に分泌するすい臓のβ細胞を作り出せるか詳しく調べました。
    その結果、特定の2種類の物質を投与すると体の中にあるのと同じくらいの能力を持つβ細胞を作り出せることが分かったということです。
    β細胞は、これまでにもES細胞から作られていましたが、今回できたβ細胞はこれまでのおよそ50倍の量のインスリンを分泌できるということです。
    粂教授は「今回できた細胞は体内にあるものとほぼ同じ能力がある。今後ヒトのiPS細胞でも研究を進め、将来は重い糖尿病の患者の治療に役立てたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131216/k10013852611000.html
     

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  104. 2例目の心肺同時移植 大阪大、20代女性に

     大阪大病院は23日、愛知県で脳死と判定された30代の女性が提供した心臓と肺を、同時に20代の女性に移植する手術を終えたと発表した。日本臓器移植ネットワークによると、国内2例目。

     20代女性は心臓の一部が硬くなり、広がりにくくなる拘束型心筋症で、肺の働きも落ちていた。大阪大病院によると、手術は23日午前6時8分に開始。午後2時50分に終わり、容体は安定しているという。

     技術的に難しい面があるとされる心肺同時移植は、2003年に患者登録が始まり、09年1月に大阪大病院が全国で初めて実施した。

    2013/12/23 21:49 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013122301002147.html
     

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  105. C型肝炎の線維化抑制に成功
    1月4日 4時50分

    国内に推定150万人の感染者がいるC型肝炎は、肝臓の組織が壊れて固くなる「線維化」が進むと肝硬変や肝臓がんなどを起こしますが、この線維化の症状を抑えることに理化学研究所などのグループが動物を使った実験で成功しました。
    肝炎で起きる深刻な病気の予防につながると期待されます。

    埼玉県和光市の理化学研究所などのグループは、C型肝炎になった患者の肝臓の中でどのような変化が起きているのかウイルスの増殖に関わるNS3というタンパク質に注目し、詳しく調べました。
    その結果、このNS3が、肝臓の細胞と結合し、線維化を促していることが分かったということです。
    また、このNS3の働きを妨げる物質を作ってC型肝炎のマウスに投与したところ、肝臓の線維化が25%ほど減ることも分かりました。
    C型肝炎は、日本人の肝臓がんの原因の8割を占めていて、研究を行った理化学研究所の小嶋聡一ユニットリーダーは、「NS3の働きを完全に防ぐ薬を作ることができれば、肝臓がんなどの予防法の開発につながる」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140104/k10014251141000.html
     

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  106. HCV関連は、まるごとネタ案件でしょうね(笑)。
     

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  107. 埼玉県和光市理化学研究所などのグループ
    C型肝炎になった患者の肝臓の中でどのような変化が起きているのか
    ウイルスの増殖に関わるNS3というタンパク質に注目

    NS3が、肝臓の細胞と結合し、線維化を促している
    NS3の働きを妨げる物質を作ってC型肝炎のマウスに投与
    肝臓の線維化が25%ほど減る

    C型肝炎は、日本人の肝臓がんの原因の8割

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  108. 小嶋聡一・理化学研究所ユニットリーダー
    「NS3の働きを完全に防ぐ薬を作ることができれば、肝臓がんなどの予防法の開発につながる」
     

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  109. KAKEN - 小嶋 聡一(10202061)
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E5%B0%8F%E5%B6%8B%E8%81%A1%E4%B8%80
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/10202061.ja.html

    2008年度~2013年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 研究員
    2008年度~2011年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 分子リガンド生物研究チーム / チームリーダー
    2005年度~2009年度 : 理化学研究所 / 分子細胞病態学研究ユニット / 研究ユニットリーダー
    2003年度~2006年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 分子細胞病態学研究ユニット / 研究ユニットリーダー
    2001年度~2006年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 研究員
    2002年度 : 理学研究所 / 分子細胞生物学 / 先任研究員
    2001年度~2002年度 : 理化学研究所 / 分子細胞生物学研究室 / 先任研究員
    2000年度~2001年度 : 理化学研究所 / 筑波研究所 / 先任研究員
    1999年度 : 理化学研究所 / 分子細胞生物学研究室 / 先任研究員
    1999年度 : 理化学研究所 / ライフサイエンス筑波研究センター / 先任研究員
    1998年度~1999年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 研究員
    1998年度 : 理化学研究所 / 分子細胞生物学研究室 / 研究員
    1997年度~1998年度 : 理化学研究所 / ライフサイエンス筑波研究センター / 研究員
    1994年度~1997年度 : 理化学研究所 / 安全評価研究室 / 研究員
    1996年度 : 独立行政法人理化学研究所 / 研究員
     

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  110. TGF-β活性化の制御を介した肝線維化抑制に関する研究
    Inhibition of Liver Fibrosis by Protease Inhibitors
    1997年度~1999年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/09670533.ja.html

    TGF-β細胞内情報伝達系の制御を介した肝線維化抑制剤の開発
    Development of a drug that inhibit liver fibrosis by interfering with the signal transduction of TGF-β
    2000年度~2002年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/12670472.ja.html

    プロテアーゼ阻害剤を用いた肝線維症/肝硬変・肝再生不全の改善
    研究期間 : 2001年度~2003年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/13670579.ja.html

    TGF-β活性化反応を標的とした肝疾患の診断と制御
    研究期間 : 2004年度~2006年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/16390215.ja.html


    KAKEN - 奥野 正隆(10204140)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/10204140.ja.html
     

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  111. 創作捏造研究は科研費詐欺そのもの…
     

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  112. 森脇 久隆
    モリワキ ヒサタカ   Moriwaki, Hisataka
    研究者番号:50174470
    研究者リゾルバーID:1000050174470

    2013年度 : 岐阜大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2005年度~2011年度 : 岐阜大学 / 大学院・医学系研究科 / 教授
    2005年度~2011年度 : 岐阜大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2004年度 : 岐阜大学 / 大学院・医学研究科 / 教授
    1997年度~2004年度 : 岐阜大学 / 医学部 / 教授
    1993年度~1998年度 : 岐阜大学 / 医学部 / 助教授

    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50174470.ja.html
     

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  113. バイオ人工肝臓の開発
    研究期間 : 1998年度~2000年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/10670462.ja.html

    B型肝炎ウイルスに対するRNA工学を用いた抗ウイルス薬の開発
    研究期間 : 2005年度~2007年度
    http://kaken.nii.ac.jp/d/p/17590628.ja.html

    ・・・

    文学的才能創作能力があふれた人のところにはそういうヒトビトが参集するようになっているらしい…

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  114. 研究課題のキーワード

    代表 レチノイド 化学予防 核内受容体 肝癌 分子標的 アポトーシス クローン除去 レチノイドX受容体 インターフェロン TNF-α 分化誘導 サイトカイン TGF-β 非環式レチノイド 遺伝子変異 肝臓癌 核内受容体修飾異常 リン酸化・非リン酸化RXR 肝細胞癌 核受容体 肺癌 癌細胞 肝再生不全 発癌 発癌抑制 サイトカイン受容体 INF-γ 受容体型チロシンキナーゼ カリクレイン 肺発癌予防 リン酸化 肝発癌予防 インターフェロン受容体 アルブミン 核内受容体異常 α-フェト蛋白 免疫予防 発癌予防 プロテアーゼ阻害剤 IFN-γ 肝発癌 大腸癌 遺伝子発現 レチノイ レチノイドレセプター STAT1 癌治療 併用化学発癌予防
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/50174470.ja.html

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  115. レセプター関連とがん領域の魔術師…
     

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  116. 奥野某とやらは、とっととけつまくって開業医にとらばーゆしたらしい…賢明といえば賢明だが…
     

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  117. まともなやつは、じっと息をひそめて、いるんだかいないんだかぐらいにしてじっとしてなきゃいけない世界になっているらしい…

    ど派手に世間様にアピールする連中は、みな詐欺師ペテン師クワセモノの類いと思っておけば間違いがないようだ。
     

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  118. 北大病院で脳死男性の心臓移植 道内は「和田移植」以来

     北海道大病院(札幌市)は6日、関東地方の病院に頭部外傷のため入院し、脳死と判定された成人男性から摘出された心臓を20代男性に移植する手術を開始した。同日夕に終了する見通し。北海道内で心臓移植が行われるのは1968年に札幌医大で実施され、議論になった「和田移植」以来。

     北大病院は道内で唯一、成人の心臓移植実施施設に認定されている。

     日本臓器移植ネットワークによると、男性は運転免許証に臓器提供の意思を示しており、臓器移植法に基づき5日、脳死判定された。脳死移植は、法施行後252例目。

    2014/01/06 11:21 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010601000718.html
     

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  119. 人はどうせ死ぬ、と割り切ってしまえば簡単に一線を飛び越えられる…
     

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  120. 「和田移植」以来…北海道で46年ぶり心臓移植
    2014年1月6日15時41分 読売新聞

     北海道大病院(札幌市)は6日朝、関東地方で脳死と判定された成人男性から提供された心臓を、拡張型心筋症で入院中の20歳代の男性に移植する手術を開始した。

     同日夕に終わる見込み。道内で心臓移植手術が行われるのは、1968年に札幌医科大病院で和田寿郎教授(当時)によって行われた国内初の「和田移植」以来、46年ぶり。北大病院での心臓移植は初めて。

     北大病院と日本臓器移植ネットワークによると、臓器提供者の男性は、頭部外傷で入院中に臓器移植法に基づく脳死と判定された。移植を受ける患者は、心臓の筋肉が伸びて血液の循環が悪化する拡張型心筋症で北大病院に入院している。

     臓器摘出手術は6日早朝に行われた。心臓は午前10時過ぎに北大病院に到着し、循環器外科の松居喜郎教授らが執刀する。

     同法に基づく脳死移植は252例目で、心臓移植は186例目。心臓移植手術を認められているのは全国9病院で、北大病院は2010年に認定された。

     今回の臓器提供では、肺や肝臓、腎臓なども道外の病院で移植される予定。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140106-118-OYT1T00748
     

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  121. 動物の血液や細胞使わずiPS培養
    1月9日 4時10分

    体のさまざまな組織になるiPS細胞を、動物の血液や細胞を使わずに作り出す方法を、京都大学などの研究グループが世界で初めて開発しました。
    動物の血液などを使うこれまでの方法では、人の治療に応用した場合、未知の病原体に感染するリスクがゼロではなく、この問題を解決する画期的な成果として注目されています。

    新たな方法は、京都大学と大阪大学などの研究グループが開発しました。
    これまでiPS細胞を作り出す際には、牛の血液やねずみの細胞を使わなければならず、患者の治療に使った場合、動物が持つ未知の病原体に感染するリスクがゼロではありませんでした。
    そこで研究グループは、代わりに人工的に合成したたんぱく質やアミノ酸を使う新たな作成方法の開発を進め、成功したということです。
    新たな方法を使えば、動物が持つ病原体への感染のリスクを大幅に減らすことが可能で、安全な再生医療の実現に近づく成果として注目されています。
    京都大学iPS細胞研究所の中川誠人講師は、「安全性の確保は大きな課題で、再生医療を進めるうえで重要な進歩と言える。実際の医療に使うiPS細胞を作るための標準的な方法になると思う」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140109/k10014362631000.html
     

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  122. 天性のウソつきの才能に恵まれてないと関われない領域…

    「実際の医療に使うiPS細胞を作るための標準的な方法になる」…

    かぎりなく「微分」の世界へ…
     
    常に前進しているように装いながら、その実は夢幻(ゆめまぼろし)を紡いでるだけ…

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  123. 脊髄損傷 再生の臨床試験実施へ
    1月10日 13時6分

    交通事故などで脊髄が傷つき体を動かせなくなった患者に患者自身の骨髄の細胞を移植し、傷ついた神経を再生させようという国内で初めての臨床試験を札幌医科大学が始めると発表しました。

    これは、札幌医科大学の山下敏彦教授らの研究グループが10日会見し、発表しました。
    交通事故などで脊髄が傷つくと首から下の体を動かせなくなるなど重い後遺症が残りますが、今は有効な治療法がありません。
    臨床試験では、患者自身の骨髄の中から間葉系幹細胞と呼ばれる細胞を取り出し、腕の血管に注射することで脊髄の傷ついた部分に移植します。
    この幹細胞には、神経細胞に変化したり、傷ついた神経細胞を修復したりする働きがあり脊髄の神経を再生させ再び体を動かせるようにすることを目指しています。
    対象となるのは脊髄を損傷してから2週間以内の患者で、研究グループでは、今後3年間で30人の患者に行う予定です。
    こうした臨床試験は国内では初めてで、会見した山下教授は「脊髄損傷は事実上治療法がないのが現状なので、効果がみられれば多くの患者にとって福音になると思う」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140110/k10014402251000.html
     

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  124. 「効果がみられれば多くの患者にとって福音になる」…

    希望を語ることは…
     

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  125. 梅の木のウイルス感染が拡大
    1月22日 4時8分

    梅の名所として知られる東京・青梅市の公園で、梅の木にウイルスの感染が広がっていることから、全体の4割に当たる木が伐採される見通しとなり、市は、代わりに植える梅の苗の確保など対応を急いでいます。

    青梅市では、平成21年に梅などに感染して木を弱らせる「プラムポックスウイルス」が市内の梅の木に感染していることが国内で初めて確認され、拡大を防ぐための伐採が続けられています。
    このうち梅の名所として知られる「青梅市梅の公園」では、これまでに感染が確認された木とその周辺の合わせておよそ500本が伐採されました。
    残った1200本余りの木についても、去年、行われた国の調査で、新たに39本の感染が確認され、全体の4割に当たる500本ほどが伐採される見通しだということです。
    これを受けて青梅市では、観光への影響を考慮して、3月ごろに開かれる「梅まつり」が終わるまで伐採を待つよう国に要望しました。
    さらに代わりに植える梅の苗の確保を急ぐとともに、園内に梅と同じ時期に咲くフクジュソウやスイセンを植えるなどの対応を取っています。
    青梅市農林課の伊藤英彦課長は、「非常に無念だが、市のシンボルとなる公園なので、なるべく早く再生させたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140122/k10014666691000.html
     

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  126. あらたな「清浄国」政策のネタでっち上げ(創作捏造)工作…

    役人組織はこうして仕事をつくりだす…
     

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  127. 訪問時間 2014年1月22日 21:58:50
    組織 Energia Communications,Inc.
    Google「岡山大学医学部 佐野俊二 池口恵観」 で検索

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  128. 乾燥羊膜 再生医療に活用
    2014年1月24日3時2分 読売新聞

    富山大が製品化、販売へ

     富山大学(富山市)は23日、再生医療に用いるため、ヒトの胎児を包む羊膜を乾燥させて製品化すると発表した。世界初の取り組みといい、民間企業と24日に会社を設立し、2017年度の発売を目指す。

     同大によると、羊膜は、角膜などの傷ついた組織に移植すると組織の再生を早める効果があるほか、脳外科の手術では脳硬膜の代わりに使用できるという。

     同大医学部の二階堂敏雄教授らは、羊膜にマイクロ波と遠赤外線を照射して水分を蒸発させ、乾燥シートを作ることに成功。患部に貼り付けやすく、常温で2年間保存可能という。同大付属病院で5年前から100件以上の手術に使われ、製法などの特許を国内で取得、欧米でも申請中だ。

     羊膜は妊婦側の了解を得て提供を受ける。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140123-118-OYTPT01623/
     

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  129. 弱酸性溶液に浸すだけで「万能細胞」作成に成功
    1月29日 22時48分

    皮膚などの体の細胞を弱酸性の溶液に30分間ほど浸すだけで体のさまざまな組織になる「万能細胞」を作り出すことにマウスの実験で成功したと理化学研究所などの研究グループが発表しました。
    これまでの生物学の常識を覆す画期的な成果として注目を集めています。

    神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループは、生まれてまもないマウスのリンパ球を弱酸性の液体に30分ほど浸し、その後、培養したところ、さまざまな種類の細胞に変化する能力を維持する遺伝子が活性化することを突き止めました。
    そしてこの細胞をマウスの体内に入れると、実際に皮膚や筋肉などのさまざまな細胞に変化するのを確認できたということで、「刺激を与えることでさまざまな細胞になる能力を獲得した」ことを意味する英語の頭文字から「STAP(スタップ)細胞」と名付けました。
    こうした能力を持つ細胞は、皮膚などの細胞に遺伝子を入れて作るiPS細胞などが知られていますが、今回は外部からの刺激というより簡単な方法で短時間に作れるものとして注目されています。
    小保方ユニットリーダーは「iPS細胞などと違い、周りの環境を変えて刺激を与えるだけで細胞が変化するという革新的な技術で、再生医療や免疫の研究などに貢献できるのではないか」と話しています。
    研究グループは、今後、ヒトの細胞でも同じことができるか、研究を進めることにしています。

    iPS細胞とSTAP細胞

    研究チームによりますと、iPS細胞は作り出すのに2週間から3週間かかりますが、STAP細胞は1週間ほどでできるということです。
    またiPS細胞のように遺伝子を入れる操作が必要ないうえ、外部からの刺激という簡単な方法で効率よく作り出せるため研究がしやすく、今後、さまざまな研究者が参入して研究の進展が期待できるということです。

    山中伸弥教授「人間で成果得られること期待」

    今回の研究成果について京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は「興味深い研究で、細胞の初期化を理解するうえで重要な成果である。医学応用の観点からiPS様細胞の新しい樹立法とも捉えることができ、人間でも同様の方法でできた場合、従来の方法とさまざまな観点から比較検討する必要がある。今後、人間で成果を得られることを期待している」というコメントを出しました。
    また、iPS細胞などを使った研究を行っている慶応大学医学部の岡野栄之教授は「体のさまざまな組織に変化する細胞を作り出すのに遺伝子の導入や薬剤を使わずに成功したのはこれが初めてだ。しかもしっかりした手法で証明している点は高く評価できる。遺伝子の導入やクローン技術に続く、第3の方法として発展する可能性が期待でき、画期的だ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140129/k10014873571000.html
     

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  130. 「万能細胞」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E4%B8%87%E8%83%BD%E7%B4%B0%E8%83%9E

    「マウス研究」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9+%E7%A0%94%E7%A9%B6&e=

    「カエル研究」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB+%E7%A0%94%E7%A9%B6&e=
     

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  131. 昔の健全な手品師は「ハト」を用いたらしいが、現代の医科様な手品師は「マウス」や「カエル」を好んで用いるらしい…
     

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  132. >STAP細胞について発表する小保方晴子・理研ユニットリーダー(左)と若山照彦・山梨大教授(神戸市中央区で)=枡田直也撮影


    第3の万能細胞STAP作製…iPSより簡単に
    2014年1月29日22時20分 読売新聞

     細胞に強い刺激を与え、様々な組織や臓器に変化する細胞を作る新手法をマウスの実験で発見したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究グループが30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表する。

     外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされるという発見は、生命科学の常識を覆す研究成果だ。研究グループは今後、再生医療への応用も視野に、人間の細胞で同様の実験を進める。

     研究チーム代表の同センターの小保方おぼかた晴子・ユニットリーダー(30)らは、今回の発見を「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)」と呼び、作製した細胞をSTAP細胞と命名した。iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」といえる。

     STAP細胞の作製方法はiPS細胞よりも簡単で、効率が良いという。iPS細胞の課題であるがん化のリスクも低いとみられる。

     研究チームは、マウスの脾臓ひぞうからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた上で、特殊なたんぱく質を加えて培養し、2~3日で多能性細胞に変化させた。

     また、細いガラス管(直径約0・05ミリ)の中に細胞を何度も通すなどの物理的な刺激や、化学物質による刺激でも多能性を持つことを確認した。リンパ球細胞だけでなく、筋肉や神経などの細胞でも、同様の結果を得た。

     動物の体は1個の受精卵が分裂と変化を繰り返し、成長していく。いったん血液や皮膚、脳、内臓など体の組織や臓器になった細胞は、他の細胞に変化することはないとされていた。

     この定説を覆したのが、一昨年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授だ。2006年、マウスの細胞に4種類の遺伝子を入れて細胞の状態を受精卵に近い状態に戻し、どのような組織や臓器にもなる多能性を持たせ、iPS細胞と名付けた。07年には人間の細胞でも成功した。

     STAP細胞を人間でも作れれば、iPS細胞と同様、医療や創薬などへの応用が期待できる。小保方リーダーは「STAP細胞ができる仕組みを調べ、初期化の度合いを操作するなど、次世代の細胞操作技術を開発したい。老化やがんの研究にも貢献できる可能性がある」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140129-118-OYT1T00996
     

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  133. 細胞マジシャンの伝統芸とその継承…

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  134. 第3の万能細胞 理研チーム作製…刺激与え「初期化」
    2014年1月30日3時4分 読売新聞

    STAP細胞 iPSより簡易

     細胞に強い刺激を与え、様々な組織や臓器に変化する「万能細胞」を作る新手法をマウスの実験で発見したと、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と米ハーバード大などの国際研究チームが発表した。30日付の英科学誌「ネイチャー」に、巻頭論文として掲載される。

    マウスで実験

     研究チームは、外部からの単純な刺激だけで、細胞の役割がリセットされる「初期化」が起こり、あらゆる組織、臓器に変化する「多能性」を獲得するという発見は、生命科学の常識を覆す研究成果だと説明している。研究チームは今後、再生医療への応用も視野に、人間の細胞で同様の実験を進める。

     研究チーム代表の同センターの小保方おぼかた晴子・ユニットリーダー(30)らは、今回発見した現象を「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味の英語の頭文字から、「STAP(スタップ)◎」と呼び、作製した細胞をSTAP細胞と命名した。ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」といえる。

     STAP細胞の作製はiPS細胞よりも簡単で、効率が良いという。iPS細胞の課題であるがん化のリスクも低いとみられる。

     研究チームは、マウスからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた。そして、特殊なたんぱく質を加えて培養すると2~3日で多能性細胞に変化し、さらに神経や筋肉の細胞になることを確認した。

     また、細いガラス管(直径約0・05ミリ)の中に細胞を何度も通すなどの物理的な刺激や、化学物質による刺激でも多能性を持つことを確認した。リンパ球細胞だけでなく、筋肉や神経などの細胞でも、同様の結果を得た。

     動物の体は1個の受精卵が分裂と変化を繰り返し、成長していく。いったん血液や皮膚、脳、内臓など体の組織や臓器になった細胞は、他の細胞に変化することはないとされていた。

     この定説を覆したのが、一昨年にノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授だ。2006年、マウスの細胞に4種類の遺伝子を入れて細胞の状態を受精卵に近い状態に戻し、どのような組織や臓器にもなる多能性を持たせ、iPS細胞と名付けた。07年には人間の細胞でも成功した。

     STAP細胞を人間でも作れれば、iPS細胞と同様、医療や創薬への応用が期待できる。小保方ユニットリーダーは「STAP細胞ができる仕組みを調べ、初期化の度合いを操作するなど、次世代の細胞操作技術を開発したい。老化やがんの研究にも貢献できる可能性がある」と話している。

     ◎STAP=stimulusーtriggered acquisition of pluripotency

    重要な成果 誇りに思う

     山中伸弥・京都大教授の話「重要な研究成果が、日本人研究者によって発信されたことを誇りに思う。今後、人間の細胞からも同様の手法で多能性幹細胞が作られることを期待している」

    がん化リスク低く

     理化学研究所などの研究チームが作製に成功したSTAP細胞は、ES細胞、iPS細胞の弱点を克服する可能性がある。

     ES細胞は米国で目の難病患者を対象とした臨床研究が行われるなど、臨床応用が進んでいる。しかし、ES細胞は受精卵を壊して作るため、倫理上の問題が生じる。日本では、臨床応用などで強い利用規制がある。

     iPS細胞は、そうした問題点を解決した。皮膚などの細胞から作ることができ、さらに目的の臓器などの細胞に変化させて移植することも可能だ。今夏には国内で、目の難病患者に対する臨床研究が予定されている。ただ、遺伝子を細胞に入れて情報をリセットし、初期化を促すため、他の正常な遺伝子を傷つけて、がん化する可能性が残る。

     STAP細胞は、細胞に刺激を与え、「瀕死(ひんし)状態」に追い込むという単純な方法で初期化されたもので、がん化の可能性は低いという。しかし、小保方ユニットリーダーは「限定的な状況で起きたこと。まだまだ謎は多い」という。

     人間のSTAP細胞作製はこれからだが、臨床応用への期待は高い。今後はiPS細胞と同様、世界的な研究競争に発展するだろう。(大阪科学部 原田信彦)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYTPT00171
     

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  135. リケジョ 柔軟発想 STAP細胞作製…30歳・小保方さん 先輩後押し
    2014年1月30日3時4分 読売新聞

     生物学の常識を覆す発見を世界に先駆けて公表したのは、30歳の日本人女性が率いる国際研究チームだった。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方おぼかた晴子さんが研究を着想してから6年。意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作ったとの論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたが、日本のベテラン研究陣の後押しが成功に導いた。

     小保方さんは早稲田大理工学部を2006年に卒業後、高校時代から憧れていた再生医学の研究を開始。この年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中伸弥・京都大教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を強めた。刺激で細胞を変化させるという今回の成果につながるアイデアが浮かんだのは08年に留学していた米ハーバード大でのことだった。

     実験で極細のガラス管にマウスの細胞を通すと、予想より多い幹細胞ができた。「狭い場所を通る刺激がきっかけになったのではないか」と発想を転換して研究を続けた。

     しかし、米国の専門家にも共同研究を持ちかけても、実績のない若手は相手にされない。救いの手を差し伸べたのは10年、センターで研究中の若山照彦・現山梨大教授(46)だった。世界初のクローンマウスを作った若山さんは、突然訪ねてきた小保方さんの協力依頼に「最初は信じられなかったが、僕が証明できれば米国に勝てると思った」と応じた。

     毒素を使ったり、細胞に栄養を与えず飢餓状態にしたり……。11年にセンター客員研究員になった小保方さんは実験を続け、その年の冬、若山さんと、STAP細胞からできた細胞を持つマウスを誕生させた。

     権威ある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却下され、審査した研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄している」という趣旨のメールも届いた。肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井芳樹・副センター長(51)らが支援。データを解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まった。

     研究室のスタッフ5人は全員女性。研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」という。

     理系の女子学生や女性研究者を指す「リケジョ」が注目される中で飛び出した成果。日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大教授(53)は「発生生物学は多くの女性研究者が活躍してきた分野。若手が見つけた小さな芽を、周囲のサポートで結実させた点もすばらしい」と喜んだ。

     これから世界で激しい競争が予想される。「プレッシャーを感じるが、10年後、100年後の人類社会への貢献を意識して、一歩一歩進みたい」と決意を話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYTPT00170
     

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  136. [スキャナー]最短2日で作製 STAP細胞…生物学の常識覆る
    2014年1月30日3時3分 読売新聞

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センターと米ハーバード大による国際研究チームが公表した「STAP細胞」は、様々な細胞に変化する能力の高さや作製の簡単さなど、ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)といった他の多能性細胞にはみられないユニークな特徴を備えている。世界中の専門家が生物学の常識を覆す成果に驚き、将来の医療や創薬への応用といった期待もふくらんでいる。(大阪科学部 原田信彦、ワシントン 中島達雄)

    仕組み・性質は未解明

     ◆驚き隠さず

     「私が研究者になってから25年の中で一番すごい。想定外のインパクトがある」――。再生医学研究の第一人者である笹井芳樹・理研副センター長は、研究成果の説明会で驚きを隠さなかった。

     動物の細胞は、皮膚や肝臓などの体細胞と、生殖細胞に大別される。他の組織の細胞に変化する能力「多能性」は生殖細胞にしかないと考えられ、多能性細胞を人工的に作るには、細胞を生殖細胞へいかに近づけるかがカギだった。

     ES細胞は主に、受精卵から少し発生が進んだ状態である胚を壊して細胞を取り出し、培養して作る。iPS細胞は、体細胞にウイルスを使って3~4種類の遺伝子を入れ、受精卵に近い状態に戻す「初期化」を強制的に起こす。いずれも高度な技術が必要だ。

     ところがSTAP細胞は、体細胞に強い刺激を与えるだけで初期化が起きた。植物でこうした変化が起きることは知られていたが、動物の細胞も、同様の能力を備えていたことになる。論文の共著者、米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授は「けがなどで傷ついた組織で、成熟した細胞が幹細胞に戻って修復するという我々の仮説が証明された」とみる。

     ◆胎盤にも変化 

     iPS細胞の作製は2~3週間かかるのに対し、STAP細胞は最短で2日程度と、短期間でできる。またSTAP細胞は、ES細胞やiPS細胞ではできなかった胎盤にも変化し、より初期化が進んだ状態であると考えられている。

     多能性細胞の臨床応用に取り組む米バイオ企業アドバンスト・セル・テクノロジー社科学責任者のロバート・ランザ医師は「生命科学研究の枠組みが変わる大発見になる」と、興奮する。

     STAP細胞は受精卵を壊すような倫理面の問題がなく、細胞のがん化も回避できる可能性がある。しかし強いストレスを与えた細胞がなぜ初期化されるか、どんな影響が出るかなど、基本的な性質が未解明だ。

     また、ほぼ無限に自己増殖するES細胞やiPS細胞と違い、STAP細胞自体は、ほとんど増殖しない。研究チームは特殊な培養液に入れて増殖する能力を高めることに成功したが、その詳しい仕組みも謎だ。

     STAP細胞が、iPS細胞のような臨床研究につながるかは、今回の発表を世界中の研究者が検証し、多くの謎を解き明かせるかにかかっている。

     ◆山中教授も期待

     世界で初めてiPS細胞を作製した山中伸弥・京都大教授は「マウス血液細胞に強いストレスを加えると多能性が誘導されることを示した興味深い研究であり、細胞の初期化を理解する上で、重要な成果である」と称賛する。そのうえで「医学応用の観点からは、iPS様細胞の新しい樹立法ともとらえることができ、人間でも同様の方法で体細胞において多能性が誘導された場合、従来の方法と様々な観点から比較検討する必要がある」とコメントした。

    日本の再生医学 着実に厚み

     STAP細胞の作製の成功は、日本の「お家芸」と呼ばれる再生医学分野を強力に推進してきた国の戦略のもとで、この分野の研究層が着実に厚さを増してきたことを示した。

     文部科学省は2003年度から、再生医療の実用化研究に向けた支援事業を開始した。山中教授が06年、マウスの細胞でiPS細胞の作製に世界で初めて成功して以降は、再生医学研究の分野に予算を重点的に投入している。

     同省ライフサイエンス課は「STAP細胞の成果は、国の支援で再生医学の研究のすそ野が広がり、研究が活発化する中で出てきたものだ」と話す。

     STAP細胞の作製手法を見いだした、30歳の若い小保方おぼかた晴子・理研ユニットリーダーを支えたのは、国の支援のもとで再生医療研究を進める笹井・理研副センター長ら著名な研究者だった。

     国立成育医療研究センター研究所の阿久津英憲室長は「若手の自由な発想を、地力のあるベテランが支えたことが成功に結びついた」と評価する。

     日本での研究は、理研の独自予算で進められた。同省は13年度から、iPS細胞の研究などに年間90億円程度の支援を10年間にわたって続ける方針だが、STAP細胞の成果を受けて、新たな戦略も求められる。

     日本再生医療学会理事長の岡野光夫・東京女子医科大教授は「優れた基礎研究をそのままで終わらせてはいけない。患者を治す医療に結びつけるには今後も幅広い支援が必要だ」と指摘している。
    (科学部 木村達矢)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYTPT00115

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  137. >STAP細胞について発表した(左から)小保方晴子・理研ユニットリーダー、笹井芳樹・理研副センター長、若山照彦・山梨大教授(28日、神戸市中央区で)=枡田直也撮影
     

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  138. >研究チームは、マウスからリンパ球を取り出し、酸性の溶液に約30分間漬けた。そして、特殊なたんぱく質を加えて培養すると2~3日で多能性細胞に変化し、さらに神経や筋肉の細胞になることを確認した…

    「特殊なたんぱく質を加えて培養」…

    それでなにかそれっぽいふるまいをするようになるということか…

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  139. 新万能細胞、海外研究者から賛辞 「革命的だ」

     体のさまざまな細胞になる新たな万能細胞「STAP細胞」開発の成果が30日付の英科学誌ネイチャーに発表され、海外の研究者からは「革命的だ」「また日本人科学者が成果」と称賛する声が上がった。

     STAP細胞は、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らが作製。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのクリス・メイソン教授は「山中伸弥氏は四つの遺伝子で人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったが、STAP細胞は一時的に酸性溶液に浸して培養するだけ。どれだけ簡単になるんだ」と驚きのコメントをネイチャーに寄せた。

    2014/01/30 08:00 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014013001000735.html

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  140. STAP作製、驚愕・革命的…世界でNEWSに
    2014年1月30日12時3分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所と米ハーバード大などが「STAP(スタップ)細胞」の作製に成功したことについて、米欧のメディア(電子版)は29日、「成熟細胞を幹細胞に戻すことに成功」(米紙USAトゥデー)、「日本チーム、幹細胞を作製する新手法を発見」(英紙フィナンシャル・タイムズ)などと一斉に報じた。

     ハーバード大の地元のボストン・グローブ紙は、「ボストンと日本の研究者が、科学界を驚愕(きょうがく)させた」と、その衝撃ぶりを報道。科学者たちが今回の結果について、「ショッキング」「びっくりした」「革命的」「奇妙」と、研究成果に対して普通は使わないような言葉で反応している様子を紹介した。

     米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「薬品として応用できるのはまだ数年先だが、世界中の研究室で開発競争に火が付くだろう」と予測。米紙ニューヨーク・タイムズは、「科学者たちは、成熟した細胞が原始的な状態に戻るメカニズムとその理由の解明に興味津々だ」と報じた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYT1T00555
     

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  141. 新万能細胞 サルで実験…ハーバード大 脊髄の損傷治療
    2014年1月30日15時1分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】細胞に強い刺激を与えただけで作製できる新たな万能細胞「STAP(スタップ)※米細胞」の開発に理化学研究所と共にかかわった米ハーバード大の研究チームが、脊髄損傷で下半身が不自由になったサルを治療する実験を進めていることを30日明らかにした。

     研究チームの同大医学部・小島宏司医師によると、脊髄損傷で足や尾が動かなくなったサルの細胞を採取し、STAP細胞を作製、これをサルの背中に移植したところ、サルが足や尾を動かせるようになったという。現在、データを整理して学術論文にまとめている段階だという。研究チームは、人間の赤ちゃんの皮膚からSTAP細胞を作る実験にも着手。得られた細胞の能力はまだ確認中だが、形や色はマウスから得たSTAP細胞によく似ているという。

     研究責任者のチャールズ・バカンティ同大教授は、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、サルの実験について「素晴らしい結果が出ているが、まだ確認が必要だ」と話した。

    理研など特許出願

     「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所などが国際特許をすでに出願していることが30日、わかった。今後、再生医療への応用などを目指した国際的な知財競争が激化することが予想され、今回の特許がどのような形で認定されるかが注目される。国際特許は、理研と東京女子医科大、米ハーバード大の関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院の3施設が合同で米当局に出願。2012年4月から手続きを始め、昨年4月に出願した。発明者には、小保方おぼかた晴子・理研ユニットリーダー(30)ら7人が名前を連ねている。

     出願内容は「ストレスを与えることで、多能性細胞を作製する手法」。iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように、外部から遺伝子を導入したり、たんぱく質などを加えたりしなくても、皮膚のような体細胞が、多能性細胞に変化することを示した。ただ、最終的に特許当局にどこまで権利範囲が認められるかは分からない。

     STAP細胞は、再生医療への応用のほか、様々な細胞に変化させて新薬の開発に用いたり、病気の仕組みの解明に使ったりできると考えられている。

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYTPT00623
     

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  142. 新万能細胞 海外も衝撃…科学者ら「革命的」「奇妙」
    2014年1月30日15時2分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所と米ハーバード大などが「STAP(スタップ)細胞」の作製に成功したことについて、米欧のメディア(電子版)は29日、「成熟細胞を幹細胞に戻すことに成功」(米紙USAトゥデー)、「日本チーム、幹細胞を作製する新手法を発見」(英紙フィナンシャル・タイムズ)などと一斉に報じた。

     ハーバード大の地元のボストン・グローブ紙は、「ボストンと日本の研究者が科学界を驚愕きょうがくさせた」と、衝撃ぶりを報道。科学者たちが今回の結果について、「ショッキング」「びっくりした」「革命的」「奇妙」と、研究成果に対して普通は使わないような言葉で反応している様子を紹介した。

     米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「薬品として応用できるのはまだ数年先だが、世界中の研究室で開発競争に火が付くだろう」と予測。米紙ニューヨーク・タイムズは、「科学者たちは、成熟した細胞が原始的な状態に戻るメカニズムとその理由の解明に興味津々だ」と報じた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140130-118-OYTPT00676
     

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  143. 新たな「ネス湖のネッシー」の伝説がはじまったと思っておけば間違いがない(笑)。
     

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  144. 「カニッツァの三角形」のような幻覚錯覚をみているにすぎない…
     

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  145. 小保方さんの粘り強さ 研究者として段違い
    1月30日 18時19分

    STAP細胞の作製に成功した理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーについて、4年前から指導し、一緒に作製にも携わった山梨大学の若山照彦教授は、「何度失敗しても思いついたありとあらゆることを徹底的に試していく粘り強さは研究者として段違いだと思った」と振り返っています。

    この中で、若山教授は、「最初に会ったときは失敗続きで絶望感にうちひしがれていた。自分の研究を実現するために、よりよい環境を求めて、まさにわらをもすがる思いで訪ねてきた。第一印象は一般の学生と変わらない印象だったが、研究を進めていくうちに知識も勉強量も人一倍で、並みの学生ではないと思った。何度も何度も失敗しても思いついたありとあらゆることを徹底的に試していく粘り強さは研究者として段違いだと思った」と振り返りました。
    そして、今回の成果につながった研究については、「何をやってもうまくいかず、もうダメかと思ったときは何度もあった。しかし、どんな局面でも、彼女は『この方法はどうですか』と新しい方法を考えて、ギブアップすることがない。実際に今回の成果が出たときはありえないことが起こったと震えがきた。あまりにも信じられないので、彼女の研究を確認する自分がミスをしたのかと思ったくらいだ。はっきりした結果を誰が見ても間違いないというところまで突き詰める姿も研究者としてあるべき姿だと思った」と話しました。
    そのうえで、今回の成果については「参加メンバーとしても誇らしく思う。今後、世界中で競争が加速すると思うが、持ち前の粘り強さで何としても勝ってほしい」と話していました。

    大学院時代の恩師「根性ありそうだった」

    東京女子医科大学の先端生命医科学研究所で、大学院時代の小保方さんの指導にあたった大和雅之教授は、「小保方さんが研究室に入るとき、大学での専攻とは全く違う再生医療の分野で研究したいということを、力強い口調で話していて、根性がありそうだと感じた」と振り返りました。
    研究に対する姿勢については、「他の学生に比べて突出していたのは、人に教えを請う力だと思う。国内外のトップの研究者から研究室の後輩まで、分からないことがあれば、ものおじすることなく質問し、課題の解決につなげていっていた。そうした姿勢が成果につながったのだと思う」と話しました。
    そのうえで、「ヒトでの臨床応用に向けてまだ課題は多いが、10年以内に実現できると思っている。持ち前の根性と粘り強さで頑張ってほしい」と期待を語りました。

    研究室の後輩も賛辞

    小保方さんが早稲田大学理工学部の学生だった当時、指導に当たった常田聡教授は「大学入試のとき、すでに『博士課程ではどのようなことをするのか』と教員に質問しているのを見たことがあり、高校生のときから自分の将来をきちんと考えている様子が印象的だった。大学ではバクテリアの研究をしていたが、全く違う分野から再生医療の道に入るような勇気が今回の斬新な成果を生み出した要因の1つではないかと思う。今後も若さとユニークな視点を武器に頑張ってほしい」と話していました。
    また、小保方さんの大学の1年後輩で、現在、研究室の助手をしている藤谷拓嗣さんは、ハーバード大学への留学から戻った小保方さんに土産でもらったノートと論文を入れるためのファイルを今も使い続けているといいます。
    藤谷さんは「これでたくさん論文を読んで頑張ってねと言われました。小保方さんはいつも『研究成果は実験の量に比例する』と言っていて、休みの日でも研究室をのぞくといつも実験していたのを覚えています。僕たち後輩にも『研究うまくいってる?』などとよく声をかけてくれる優しい先輩でした」と当時の様子を振り返りました。
    さらに、同じ研究室に所属する大学院生の女性は、「研究の道に進むと社会に出るのは早くても20代の後半になってしまうので、女性にとっては結婚や出産などを考えると悩む部分も多いですが、小保方さんの姿は同じ女性研究者としてとても励みになります」と話していました。

    出身高校も成果たたえる

    小保方晴子さんが通っていた千葉県習志野市の高校では、学校の掲示板で新聞記事を紹介し、成果をたたえました。
    小保方さんは千葉県松戸市の出身で、卒業した習志野市内の高校では、生徒向けの掲示板にSTAP細胞の作製に成功したことを伝える小保方さんの写真入りの新聞記事を貼って「本校の卒業生です」と紹介しています。
    山田純夫副校長は「職員室では朝から小保方さんの話題で持ちきりです。後輩である生徒たちも大変喜んでいます。今後も研究を一層発展させてほしい」と話していました。
    また、当時、小保方さんのクラス担任で化学を教えていた山崎宣彦教諭は「知らせを聞いた瞬間はとても驚きました。高校時代から優秀で、いろいろなことに積極的に取り組む明るい性格の生徒でした。社会に役立つ研究者になってくれると思います」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140130/k10014894611000.html
     

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  146. STAP細胞 ほかの万能細胞に比べ優れる
    1月30日 19時22分

    新たに作られた「STAP細胞」は、これまでに開発された、さまざまな組織になる細胞と比べ、がんになるおそれが低いとみられるなど、すぐれた面があると注目されています。

    さまざまな種類の細胞になるいわゆる「万能細胞」は、再生医療や治療薬の開発に役立つとして、これまでも「ES細胞」や「iPS細胞」が開発されてきました。
    ところが、ES細胞は受精卵を壊して作るため倫理的な問題があり、iPS細胞は遺伝子を入れて作ることなどから、がんになるおそれがあるのではないかと指摘されています。
    これに対し、STAP細胞は、体の細胞を使ったうえで遺伝子を入れるなどの操作をせずに外部からの刺激だけで作れることから、がんになるおそれが低いとみられています。
    また、iPS細胞は、作るのに2週間から3週間かかりますが、STAP細胞は1週間ほどで効率よく作れるということです。
    さらに、iPS細胞やES細胞では作ることができなかった胎盤を作れることから、STAP細胞はさまざまな細胞を作る能力も高いとみられています。
    一方で、課題もあります。
    STAP細胞は、生まれてまもないマウスのリンパ球から作られましたが、成長したマウスではうまくいかなかったということです。
    また、どうしてできたかというメカニズムも解明できていません。
    さらに、ヒトの細胞でもできるかどうかはまだ分かっておらず、医療への応用はこうした課題を克服したうえで行われることになります。

    共同執筆者「ほっとした」

    論文の共同執筆者で、アメリカのハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は、日本時間の30日午前に放送されたイギリス・BBCのインタビューで、「2001年に論文をまとめたときは、読んだ人たちに批判された。およそ10年間にわたり、この研究を続けてきたので、驚いたというよりもほっとしたという感じだ」とこれまでの苦労を振り返りました。
    そのうえで、「私たちの手法を使えば、簡単かつ単純な方法で万能細胞を作製できる。研究成果が実用化されれば、治療を受ける人の経済的な負担を減らすことになるだろう」と今後の実用化に期待を示しました。
    また、バカンティ教授は、所属する研究機関の発表の中で、「強いストレスにさらされたり損傷したりすることで、分化した細胞の運命が劇的に変わることが示せた。この成果は、ES細胞やiPS細胞とは異なる可能性を秘めている」とコメントし、次の段階は、ほかの哺乳類やヒトの細胞でも同じ現象が見られるか確かめることだと指摘しています。
    そして、「今回の成果は日本とアメリカの研究機関の協力がなければ実現しなかった」と評価しています。

    「今後さらなる研究を」

    細胞をさまざまな組織に変化できる状態にする「初期化」の研究に取り組んでいる京都大学再生医科学研究所の多田高准教授は、「こんなに簡単な作業で体の細胞がさまざまな組織になる状態に変化したのは驚きだ。厳しい環境に置かれたとき何とか生き残ろうとする細胞本来の力が発揮されたとも考えられる。iPS細胞よりも受精卵に近い状態になり、生物が生まれるごく初期段階の研究も進む可能性があると思う。一方で、再生医療につなげるには大人のヒトの細胞から作り出さなければならず、今後さらに研究を進める必要がある」と話しています。

    米研究員「さらなる検証を」

    今回の研究成果について、山中伸弥教授も所属するアメリカ・サンフランシスコのグラッドストーン研究所のシェン・ディン上席研究員は「簡単な方法で細胞を変化させるもので今後の幹細胞の研究や応用に役立つすばらしい研究成果だ。今回の研究はマウスによるもので、まだ初期の段階だが、将来のヒトの細胞への応用も期待できる」と話しています。
    一方で、ディン氏は「メカニズムの解明が次のポイントだ。今回、細胞に外から刺激を与えることで作り出された『万能細胞』が従来のものと同じ性質を持つものかはさらなる検証が必要だ」と述べ、今後、慎重に検証していく必要があるという考えを示しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140130/k10014897531000.html
     

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  147. STAP細胞 謎の解明に期待
    1月31日 4時47分

    理化学研究所などのグループが作り出した新たな万能細胞=STAP細胞は、将来の再生医療への応用が期待される一方、なぜ弱酸性の刺激で万能性が獲得されるのかや、体の中ではこうした変化が起こらないメカニズムなど、さまざまな科学的な謎も浮かび上がっていて、今後、こうした謎の解明が生命科学の新たな発展につながると注目されています。

    STAP細胞は、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したもので、マウスのリンパ球を30分ほど弱酸性の溶液に浸し培養したところ、体のさまざまな細胞になる万能性が確認されました。
    STAP細胞は、外部からの刺激という極めて簡単な方法で作り出せることから生物学の常識を覆す画期的な成果とされていますが、どのような原理で万能性が獲得されるのかや、体の中ではこうした変化が起こらないメカニズムなど新たな科学的な謎も浮かび上がりました。
    また、今回の研究は生まれて間もないマウスの細胞を中心に行われましたが、マウスの年齢が上がるとSTAP細胞のできる確率が下がることも確認されていて、なぜ年齢が影響を及ぼすのかといった謎も研究者の関心を集めています。
    これについて、細胞をさまざまな組織に変化できる状態にする「初期化」の研究に取り組む多田高京都大学再生医科学研究所准教授は「この細胞は非常にインパクトがあると同時に研究者にたくさんの興味を与えてくれたのではないか。今後、多くの研究者が興味を持って研究していくだろう」と話しています。
    また、小保方さんは「初期化を制御する原理の解明を将来的に目指していきたい。この原理を解明することで、細胞の状態を自在に操作できる技術ができるのではないか」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140131/k10014907011000.html
     

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  148. STAP細胞 再生医療応用へ
    1月31日 7時09分

    マウスの細胞から新たな万能細胞の「STAP細胞」を作るのに成功した理化学研究所の共同研究者は、ヒトを含めた霊長類でもこの細胞ができるよう研究を進めていることを明らかにし、再生医療への応用を目指す考えを示しました。

    STAP細胞は、神戸市にある理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作成した万能細胞で、生後まもないマウスのリンパ球を弱酸性の溶液に浸して培養すると、さまざまな細胞に変化できる能力を持つことが分かりました。
    これについて、共同研究者で発生・再生科学総合研究センターの副センター長を務める笹井芳樹さんはNHKの取材に対し、「現在、成功しているのはマウスだけだが、ヒトを含めた霊長類についての研究が始まっているのは当然で、今後も研究を続けていきたい」と述べ、ヒトなどでもSTAP細胞ができるよう研究を進めていることを明らかにしました。
    そのうえで、これまで成長したマウスではSTAP細胞がうまく作れないことについて、「ヒトの再生医療に応用するには、成人の細胞から作る必要がある。iPS細胞のように、100歳を超えた人からも作れるよう研究に力を入れたい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140131/k10014906621000.html
     

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  149. 騒動のどさくさにまぎれて我田引水をたくらむ香具師衆がいて…
     

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  150. 【社説】STAP細胞 理系女子の発想が常識覆した

     生物学の常識を覆す画期的な発見である。

     理化学研究所の小保方晴子さんのほか、米ハーバード大などのチームが新たな手法で、様々な組織や臓器の細胞に育つ「万能細胞」を作り出すことに成功した。

     マウスの細胞(リンパ球)を弱い酸性の液に漬けた。毒素を加えたり、細いガラス管に通したりと別の刺激でも作製できた。

     ヒトの細胞でも成功すれば、傷んだ組織や臓器を蘇(よみがえ)らせる再生医療に応用できる。幅広い可能性を開く成果を称(たた)えたい。

     研究チームは、こうして作り出した万能細胞を「STAP細胞」と呼んでいる。STAPとは、「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味だ。

     生物は、受精卵から始まり、組織や臓器に分化していく。分化後は受精卵に逆戻りしないとされてきただけに、STAP細胞に世界が注目するのはうなずける。

     意外な手法に、研究チームが一昨年、科学誌に論文を初投稿した時は「細胞生物学の歴史を愚弄している」と突き返された。だが、研究リーダーの小保方さんたちは粘り強く実験を重ね、データを補強して発表にこぎ着けた。

     万能細胞には、ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)がある。作製には遺伝子操作など複雑な工程を経る。

     これに対し、「第3の万能細胞」であるSTAP細胞は、生物の細胞にもともと備わった能力を生かして作られる。

     刺激を加えたことで細胞に何が起きたか。その詳しい仕組みの解明が今後の重要課題だ。生物の成長と老化、病気の仕組みの探求にも貢献するだろう。

     今回の成果の背景には、政府が再生医療研究を重点支援してきたことがある。小保方さんが所属している理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)も政府が整備した再生医療の研究拠点だ。

     この分野の国際競争は激しい。引き続き支援が必要だ。

     小保方さんはまだ30歳の若い研究者だ。発想力に加え、ベテラン研究者と協力関係を築く行動力など若手研究者の模範となろう。

     女性研究者や、研究者を目指している理系女子「リケジョ」の励みになるかもしれない。

     日本の女性研究者の比率は14%にすぎず、先進国で最低だ。政府の科学技術基本計画は30%を目標に掲げるが、出産などを機に研究現場を去る女性は多い。家族の協力はもちろん、リケジョの活躍を後押しする政策が重要だ。

    (2014年2月1日01時37分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20140131-OYT1T01355.htm
     

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  151. 異次元おカルト国家では、強く願うとすべては実現するのである。
     

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  152. [スキャナー]リケジョ 快挙に続け…進学者は増加・研究者 低い割合
    2014年2月1日3時3分 読売新聞

     様々な組織や臓器に育つ新たな万能細胞「STAP(スタップ)*細胞」の作製に成功し、世界を驚かせた神戸市の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターユニットリーダーの小保方(おぼかた)晴子さん(30)。女性の活躍を成長戦略の柱の一つに掲げる政府が、第二、第三の小保方さんの登場に期待を寄せる中、「リケジョ(理系女子)」と呼ばれる女性の研究者や女子学生の力を伸ばす環境の整備が求められている。(科学部 滝田恭子、教育部 伊藤史彦)

     ◆理工農の2割

     安倍首相は31日の衆院予算委員会で、小保方さんの快挙を称賛し、「私たちは今、成長戦略としての女性政策を進めている。世界で日本が『女性が一番輝いている国』にしていくために全力を挙げていきたい」と述べた。

     研究者に占める女性の割合は、日本は14%と先進国で最低だ。政府の科学技術基本計画は、自然科学系での女性研究者の採用割合を30%にする目標を定めている。多様な視点や発想を取り入れ、研究活動を活性化するためには女性の力が欠かせないからだ。研究成果は医療から工業製品まで幅広く応用され、海外の市場開拓にも直結する。

     最近は女性の理系進学が増えている。以前から女性の多い医学や薬学系に限らない。文部科学省のデータによると、理学、工学、農学系でも大学1年生に占める女性の割合は1990年度の9・3%から、2013年度には19・7%にまで伸びた。

     都内有数の進学校の私立鴎友(おうゆう)学園女子高校では昨春、卒業生約260人中約40人が国公私立大の理工系学部に進学した。現在の2年生では初めて理系が4クラスになり、文系の3クラスを上回った。

     同校で化学を担当する大内まどか教諭(49)は「今の生徒たちには、女性が仕事を続けることが当たり前という意識が強い。大学や企業の研究職が将来の選択肢の一つになっているのでは」と話す。

     小保方さんの出身の早稲田大で脳研究に取り組む成広美里さん(22)は、4月に同大の大学院に進学する予定。「最後まで進学か就職か悩んだけれど、小保方さんのニュースを聞いて研究者を目指す気持ちが強まった」という。

     ◆支援体制課題に

     若い世代の意欲に対し、女性研究者が置かれた環境は厳しい。

     男女共同参画学協会連絡会の調査(2013年発表)では、研究機関で働く30~34歳の女性の場合、平均年収は391万円。同世代の男性より60万円以上低い。博士号を持っていても、身分の安定しない期限付き雇用の割合が、男性より多いためとみられる。

     大学や研究機関では、独自に女性限定の公募枠を設けたり、女性を採用した学部に研究費を多く配分したりと、思い切った改革も行われている。だが、若手研究者はポスト不足が深刻なため、男性からは「女性が優遇されている」との不満も出る。

     小保方さんの成果には、著名な研究者たちの手厚い支援があった。女性研究者の活躍を支援する目的で創設された猿橋賞を1993年に受賞し、現在は国連科学諮問委員会の委員を務める黒田玲子・東京理科大教授は「優秀で元気な若い女性はたくさんいる。研究を長く続けられるように、出産や育児などの支援体制の充実も必要だ」と訴える。

     また、政府の総合科学技術会議の有識者議員を務める原山優子・元東北大教授も「若手や女性の能力を引き出すには『自分にもできる』という気持ちを持たせることが重要」といい、小保方さんの成功をモデルケースに、次につながる政策を考える必要があると話している。

     *STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    小保方さん…自由な発想 小学生から

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・副センター長は研究発表の記者会見で、小保方さんについて「化学系出身で、中途半端に変な先入観なしに自分のデータをよく見ている。自由な発想で、強固な研究のサポート環境でやったことが実を結んだ」と話した。

     小保方さんは千葉県松戸市出身。小学校の頃にも自由な発想の一端がうかがわれ、通っていた書道教室の先生(65)は「『この漢字の成り立ちを教えて』などとこちらが驚くような質問をしてきた。考え方が独特だった」と言う。

     センターで研究室のリーダーになったのは昨年3月。当時29歳で、過去2番目の若さだった。

     センターは2000年の設立当初から、若手が独創的な視点で研究できる環境作りを重視し、研究室をどのように使うかをリーダーに任せている。小保方さんの研究室の壁が黄色やピンクで、ムーミンのキャラクターシールが実験機材などに貼られているのも、そのためだ。

     リーダーは公募で、研究業績による1年契約の年俸制だ。現在、40の研究室に兼務を含む33人のリーダーがいる。このうち女性は小保方さんや、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した網膜細胞を人に移植する臨床研究を予定している高橋政代さんら6人いる。

     小保方さんは再生医学の研究者として脚光を浴びたが、大学は早稲田大理工学部で、専門は応用化学。海中の微生物を培養して医薬品の開発につなげる研究をしていた。

     ところが、大学院での研究テーマを決める際、指導教員の常田聡教授に「これから何をしたいか」と問われ、「(高校時代からの夢だった)再生医学への道へ進みたい」と答えた。常田教授は「全く予想もしていない進路だった」という。

     研究熱心で、入浴中も映画を見ている時も、どこかで研究のことを考えているという小保方さん。記者会見では「やめてやると思った日も泣き明かした夜も数知れないですが、きょう1日だけ、あす1日だけ頑張ろうと毎日思っていた」と話した。

     ただ、研究だけの生活ではなく、おしゃれにも気を使っているという。(大阪科学部 冬木晶)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140201-118-OYTPT00179
     

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  153. げにおそろしき「格物致知」世界の住人たち…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A0%BC%E7%89%A9%E8%87%B4%E7%9F%A5+%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%86%E7%89%A9%E3%81%AF%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B+%E5%8F%A4%E7%94%B0%E5%8D%9A%E5%8F%B8+%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%9B%BD
     

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  154. 【産経抄】
    勝負服はかっぽう着 1月31日
    2014.1.31 03:10

     1913(大正2)年、東北大学は、帝国大学として初めて女子学生を受け入れた。「頗(すこぶ)ル重大ナル事件」。驚いた当時の文部省は、こんな抗議の書簡を学長に送っている。

     ▼入学したのは、化学科の黒田チカと丹下ウメ、数学科の牧田らくの3人だった。今でいうリケジョ(理系女子)の元祖といえる。チカとウメは卒業後、海外留学をへて、理化学研究所で研究にいそしんだ。

     ▼理研発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子さん(30)は、二人のはるか後輩にあたる。その小保方さん率いるチームが、再び「頗ル重大ナル事件」を起こした。といっても、今回は「歴史的快挙」として、国内外から称賛の声が上がっている。

     ▼あらゆる細胞に分化できる万能細胞をめぐっては、山中伸弥京都大教授が8年前に、iPS細胞を開発して、ノーベル賞に輝いた。小保方さんらは、新たに作製に成功した万能細胞を、STAP細胞と名付けた。マウスの細胞に弱酸性の刺激を与えるだけという簡単な方法は、生命科学の常識を覆すものだという。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013103110000-n1.htm

     ▼競馬の騎手が、レース時に着る上着を勝負服という。作家の向田邦子さんは、原稿を書くときの仕事着をそう呼んで、よそゆきよりもお金をかけて選んでいた。小保方さんにとっての勝負服は、祖母からプレゼントされた割烹(かっぽう)着だ。実験で着用し、家族の応援を感じながら、研究に取り組んできた結果が出た。

     ▼ただ、喜びにひたっている余裕はない。果たして、人間の細胞でも成功するのか。医療への応用に向けて、世界中の研究者によるレースがすでに始まっている。ゴールに向かって疾走する小保方さんの姿を、多くのリケジョが見つめている。そのなかからきっと、後に続く研究者が出てくるはずだ。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013103110000-n2.htm

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  155. 【主張】
    STAP細胞 広い視野で独創支えたい
    2014.1.31 03:16

     日本の女性研究者の独創が、生命科学の常識を覆した。

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームが作製した新しい万能細胞(STAP細胞)だ。

     研究ユニットリーダーの小保方(おぼかた)晴子さんは、まだ30歳という若さで、3年前に博士号を取得したばかりである。

     小保方さんらは、マウスの体の細胞を弱酸性の溶液に浸すと、どんな細胞にも分化できる「多能性」を持つようになることを実証した。

     マウスやヒトの体細胞に、特定の遺伝子を導入して多能性を持たせた人工多能性幹細胞(iPS細胞)に比べ、簡単で作製効率も高いという。

     今後は、ヒトのSTAP細胞が作れるかどうかが、最大の焦点となる。iPS、STAPと続けざまに画期的な成果を生んだことを日本の強みとし、激しい国際競争を勝ち抜いてもらいたい。

     一方で、再生医療への応用といった短期的な成果だけにとらわれず、日本の独創をさらに大きく育てる長期的な視野も必要だ。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013103170001-n1.htm
     
    小保方さんも「数十年後とか100年後の人類社会への貢献を意識して、今後の研究を進めたい」と語っている。

     分化が進んだ体細胞が、受精卵のような多能性を獲得する「初期化」のメカニズムは解明されていない。iPSとSTAPの共通点や違いを比較・検証することで「初期化」の理解は格段に深まるだろう。こうした基礎研究はすぐに役立つわけではないが、100年後の生命科学や医療を支える人類共通の財産になる。

     今回の成果では、小保方さんをサポートした理研の「チーム力」も大いにたたえたい。

     研究チームには、世界で初めてクローンマウスを誕生させた若山照彦・山梨大教授や幹細胞研究で知られる理研副センター長の笹井芳樹さんらがいて、当初は「誰も信じてくれなかった」という小保方さんの独創を支え、育てた。

     女性や若者の力を最大限に生かすという観点からも、理研チームから学ぶべき点は多いのではないだろうか。

     日本の科学技術政策は近年、短期的な成果が重視される傾向が強まっているが、若者の独創を育てるためには、研究の多様性を支える広い視野も求められよう。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013103170001-n2.htm
     

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  156. 【加速する万能細胞研究(上)】
    リケジョ「女性を救いたい」
    2014.1.31 11:23

     神戸市の理化学研究所で行われた研究発表に現れたのは、膝丈よりも短い黒のミニスカートをはいた若い女性だった。

     「新たな生物学的メカニズムを発見しました」と切り出した小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)は、新型万能細胞「STAP細胞」について、「成長した細胞が赤ちゃん細胞になるようなもの」と説明した。山中伸弥・京大教授がノーベル賞を受賞した人工多能性幹細胞(iPS細胞)との作製方法の違いをあげたうえで「(妊婦の)胎盤に変化する能力を持っています」と付け加えた。

     AO入試で入った早大の博士課程を修了後、米ハーバード大へ留学する選択肢もあったが、東日本大震災の影響で、就労ビザが取れず、理研で研究をすることになった。大学時代の指導教官、常田聡早大教授(先進理工学部)は「分からないことがあると専門家に恐れずに聞きに行った」と振り返る。当時は細菌の分離培養法を研究していたが、常田教授には「再生医療の研究をしたい。病気で子宮をなくした女性を救いたい」と語っていた。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013111250005-n1.htm

     「リケジョ」(理系女子)の半面、所属するラクロス部ではレギュラーとして活躍。「おしゃれにも気を使い、洋服や持ち物で凝った物を身につける女性らしい学生だった」という。

     現在の小保方さん自身も「普通の女の子です」と話し、趣味はペットのカメの世話やショッピングなど。研究室には大好きなアニメ「ムーミン」のグッズが置かれている。

    × × ×

     STAP細胞は、周囲の環境の変化だけで“万能化”されるのが特徴で、マウスのリンパ球を弱い酸性の溶液に浸し、培養する。

     大阪大の水口裕之教授(分子生物学)は「特殊な状況に細胞を置くと初期化(=万能化)が短時間に起こるのは、想像できないくらいすごい発見だ」。国立成育医療研究センター研究所の阿久津英憲幹細胞・生殖学研究室長も「明日からでもできるような実験。今後、爆発的に研究が広がるだろう」と高く評価する。

     国内外から驚きの声が上がるが、当初、小保方さんの研究には周囲の研究者も疑心暗鬼だった。共同研究者で、マウスにSTAP細胞を移植する実験をした若山照彦・山梨大教授は「できないだろうと思っていたので、ものすごくびっくりした」と明かす。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013111250005-n2.htm

    × × ×

     独自の成果を後押ししたのが、理研・発生・再生科学総合研究センターの研究体制だ。笹井芳樹副センター長によると、同センターは「5年、10年で何をしたいか」といったアイデアを重視。「大きな夢に向かって勝負をする。いわばハイリスクハイリターンな研究所」と自己評価する。

     若手の研究者の活躍は、再生医療の研究を加速させる可能性を秘めている。

     iPS細胞から作った心筋細胞の移植を目指す澤芳樹・大阪大教授(心臓血管外科)は「ヒトの細胞でできると分かったわけではないが、これからもこういう研究はたくさん出てくるだろう」と期待を寄せた。



     国内外に衝撃を与えた「STAP細胞」だけでなく、先行するiPS細胞など日本の再生医療研究は世界の最先端を走る。その現状と課題を探る。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140131/scn14013111250005-n3.htm

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  157. STAPハイプ…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%97
     

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  158. 超伝導ハイプ…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8C%97%E6%BE%A4%E5%AE%8F%E4%B8%80+%E8%B6%85%E4%BC%9D%E5%B0%8E
     

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  159. 狂牛病(プリオン)ハイプ…
    https://www.google.co.jp/search?q=BSE+%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%96%E7%97%85+%E6%B5%B7%E7%B6%BF%E7%8A%B6%E8%84%B3%E7%97%87+%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3

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  160. H5N1パンデミック・ハイプ…
    https://www.google.co.jp/search?q=1997+%E9%A6%99%E6%B8%AF+h5n1+%E9%B3%A5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6+%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF
     

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  161. 小保方さん、熱意違った…共同研究の若山教授

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が1月29日に発表した「STAP(スタップ)※」。血液細胞に外部刺激を与えるだけで、様々な組織や臓器に変化する能力である「多能性」が生まれるという新発見は、生物学の常識を覆す現象として世界中を驚かせた。

     同センターの小保方晴子さんの共同研究者として研究チームに名を連ねる山梨大生命環境学部の若山照彦教授(46)に、新発見までの道のりなどを聞いた。(聞き手・笹本貴子)

     ――STAP研究における若山教授の役割は。

     「小保方さんは今回、酸性溶液に浸すことで多能性の細胞を作ったが、酸性溶液という条件を発見する前、いろいろな刺激方法を模索していた。私は、小保方さんが作った細胞が多能性を持っているかどうか、マウスを使って判定する実験を2010年7月頃から手伝った」

     ――なぜ、手伝うことになったのか。

     「小保方さんが博士課程の3年生で米ハーバード大に留学している時、共通の知人から『多能性の判定を手伝ってほしい』とメールが届いた。刺激だけで多能性を獲得するのは動物ではあり得ないというのが当時の常識。だから、ハーバード大では誰に頼んでも判定の仕事を手伝ってくれる人が見つからず、若山に頼めば何とかなると頼んできたようだ。最初は『できるはずがない』と思ったが、あり得ないことを試すのは自分も好きだったので手伝った」

     ――多能性を確認できるまでのエピソードを。

     「判定の手法は、緑色に光るマウスが生まれてくれば多能性がある、光らなければない、というもの。当然、最初は全く光らなかった。同様の共同研究を私に持ちかけてくる人は多いが、一度失敗を伝えると、たいていの研究者は引き下がる。でも小保方さんは違った。だめだったと伝えると、更に膨大な量の実験をして失敗の原因と次の作戦を考え、『次は絶対いけるのでお願いします』と別の方法で作った細胞をすぐ持ってきた。普通とは違う熱意を感じた」

     ――小保方さんの情熱を見て、当初の「できっこない」が「もしかすれば」に変わった瞬間はあったか。

     「なかった。情熱はあってもおそらく無理だと思っていた。彼女はまだ若いし、若い頃の失敗は後々のためには良いと思っていた。今回の発見は、それぐらい常識を覆す研究成果だ。2011年末頃、緑色に光るマウスの1匹目が生まれた時は、小保方さんは世紀の大発見だとすごく喜んでいたが、私はそれでも信じられず、『どこかで自分が実験をミスしたせいでぬか喜びさせてしまったかも』と心配だった」

     ――今や全国のヒロインとなった小保方さんに続く若手研究者は今後出ると思うか。

     「彼女は次元が違い、難しいかもしれない。小保方さんのように世紀の大発見をするには誰もがあり得ないと思うことにチャレンジすることが必要だ。でもそれは、若い研究者が長期間、成果を出せなくなる可能性があり、その後の研究者人生を考えればとても危険なこと。トライするのは並大抵の人ではできない」

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    (2014年2月2日13時42分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140202-OYT1T00332.htm
     

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  162. 「STAP細胞日本挙げ研究」 山中教授、連携意向
    2014年2月6日3時3分 読売新聞

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授(51)が5日、読売新聞の単独インタビューに応じた。iPS細胞のように、さまざまな組織の細胞に変化する能力を持つSTAP(スタップ)細胞について、「ストレスをかけると万能細胞になるのは、画期的な成果。オールジャパンで研究を進めるべきで、いくらでも協力する」と話し、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と連携する意向を示した。

     同センターの小保方おぼかた晴子ユニットリーダー(30)を称賛し、「京大iPS細胞研究所の若い研究者と小保方さんが協力すれば、細胞が受精卵のような状態に戻る『初期化』の謎について、大発見ができるかもしれない」と期待を寄せた。

     iPS細胞との比較については「僭越せんえつながら」と前置きし、「iPS細胞は(2006年の作製から)8年間トレーニングを積み重ねて、今や大リーグに挑戦するくらいに成長した。STAP細胞はまだ小学生。それでも、時速100キロの速球を投げる逸材だ」と話した。その上で「切断した指の再生など、iPS細胞ではできない50年~100年後の新しい治療を実現できるかもしれない。すごい力を秘めている」とたたえた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140206-118-OYTPT00086
     

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  163. [リケジョ輝く]<上>化学の目+再生医療=STAP 「異分野融合の申し子」
    2014年2月6日3時2分 読売新聞

     博士になってわずか3年の若い女性が、常識を覆す研究成果を発表し、生命科学の世界に衝撃を与えた。新たな万能細胞として注目を集めるSTAP細胞作製の中心を担った理化学研究所のユニットリーダー、小保方おぼかた晴子さん(30)。一躍、リケジョ(理系女子)の星となった小保方さんの歩みをたどりつつ、大発見の背景を探る。

     「実験力の高さと、とらわれない発想力の広さが大きな成果に結びついた」

     先月末、神戸市にある理研発生・再生科学総合研究センター。STAP細胞の作製を発表する記者会見の場で、笹井芳樹・同副センター長(51)は、小保方さんの研究者としての資質をそう称賛した。

     小保方さんは千葉県の高校時代には文系学部への進学を考えていた時期もあったという。「理系の科目が苦手だったので」と振り返る。

     だが、けがや病気で傷んだ組織を新しい細胞で補う再生医療を特集した科学雑誌を手にしたことがきっかけで、「再生医療の研究者になる」との気持ちが芽生えた。

     2002年春、早稲田大理工学部応用化学科へ。同学科はこの年、実験の実技や面接などで合否を決めるAO入試を導入。小保方さんは1期生だった。

     実技試験の監督を務めた常田聡・先進理工学部教授(48)は、小保方さんのことを覚えているという。手際よく実験を終わらせると、別の監督者に「大学院の博士課程では何をするんですか」と質問していた。「ずいぶん余裕があるなあ、物おじしないんだなあと驚いた」と語る。

     大学では化学の基礎を講義と実験を通じて身につけた。実験器具を器用に操り、一定の濃度の溶液を素早く作る技術などは、STAP細胞研究にも生かされた。

     ただ、打ち込んだのは勉強だけではなかった。ラクロス部でレギュラーとして活躍し、4年生まで続けた。卒業論文は海にすむ微生物の研究。徹夜した日でも、練習で弱音を吐くことはなかったという。

     大学時代は再生医療研究とは無縁で、「ラクロスとか青春に忙しかった」というが、大学院へ進学する際、常田教授から「今ならまだ研究テーマを変えられる。やりたいことがあるなら言ってみて」と問われ、再生医療への興味を口にした。

     「子どもを出産できなくなった女性を助ける技術を開発したいんです」

     早大理工学部は、06年当時、東京女子医科大との連携を始めていた。医工連携といった異分野融合は、新しい科学技術の創造に欠かせない。常田教授の橋渡しで、早大の大学院に籍を置きながら同医科大の再生医療の第一人者、岡野光夫てるお教授(64)の指導を受けることになった。

     岡野教授は「小保方さんは異分野融合の申し子」という。

     再生医療研究の道に進んでから、土日も関係なく夜遅くまで研究に没頭した。STAP細胞作製の背景には、実験データを先入観なく分析する小保方さんならではの純粋な視点が生かされたと言われる。そこに研究への情熱が加わって大きな成果がもたらされた。

     ◆STAP(スタップ)細胞=「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(stimulus‐triggered acquisition of pluripotency)細胞」の略。細胞を酸性の液に漬けるなどして刺激を与え、神経や筋肉など様々な細胞に変化する受精卵のような状態にしたもの。現在はマウスの細胞で作製に成功している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140205-118-OYTPT01587
     

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  164. [リケジョ輝く]<中>米で刺激「万能」才能 「4人娘」私生活も充実
    2014年2月7日3時2分 読売新聞

     新たな万能細胞「STAP※細胞」の作製で注目された小保方(おぼかた)晴子さん(30)の転機は、2008年夏から1年あまりの米ハーバード大医学部留学だった。

     日本の学生気質は内向きになり、海外留学も減る一方だったが、小保方さんは「米国の研究室が再生医療でどんな研究をしているのか知りたい」と意欲的だった。早稲田大の博士課程に籍を置き、東京女子医科大で再生医療の研究に取り組む中で、指導教員から再生医療の先駆者の一人、ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授(63)を紹介され渡米した。

     ある時、バカンティさんは小保方さんに、体の組織や臓器を作る元になる幹細胞の研究について研究室内で発表するよう指示した。未知の分野だったが、約1週間で関連論文約200本を読み込んだ。

     バカンティさんは「学会の基調講演のような素晴らしい内容だった。各国から多くの留学生を受け入れてきたが、ハルコは最高の学生だった」と振り返る。

     実験方法で分からないことがあっても、自らその手順書を読んで身につけていく。仕事を頼まれれば、必ず期待以上の成果を出した。

     バカンティ研究室の小島宏司准教授は「あちこちで色んな刺激を受け、どんどん万能になっていく。彼女自身がSTAP細胞のようだった」と評価する。

     バカンティさんは、そうした研究姿勢と能力をかい、09年春まで約半年の予定だった留学期間を、さらに半年以上延ばすよう小保方さんに求めた。延長分の費用はハーバード大側が持った。まだ大学院生だった小保方さんに対しては異例の厚遇だった。

     小保方さんは研究を本格化し、内径0・05ミリの極細のガラス管にマウスの細胞を通し、小さな細胞を取り出すという実験に取り組んだ。

     バカンティさんはこの小さな細胞が、様々な細胞に変化できる多能性幹細胞であり、「外部からの強い刺激で新たに作られている」と考えた。STAP細胞につながるアイデアだ。小保方さんが実験で多能性を示す標識を発見するなどしたことで、研究は大きく発展した。

     バカンティさんの研究室では、文化も言葉も違うリケジョ(理系女子)同士の交流が進み、親友もできた。米国のアクション映画「チャーリーズ・エンジェル」に倣って「バカンティズ・エンジェルズ」と呼ばれた同年代の女性4人組で、地元の大リーグチーム、ボストン・レッドソックスの試合を観戦したり、デートの服を選ぶため、一緒に買い物に行ったりしたという。

     STAP細胞の発表では、海外メディアからの質問にも英語で対応した小保方さん。コミュニケーション能力は、留学で磨かれた。

     母校の早稲田大ホームページでは、留学生活をこう記している。「人生何年分にもあたる刺激的な出会いの連続でした」

     ※STAP(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得)=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140207-118-OYTPT00090
     

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  165. [リケジョ輝く]<下>ピンチの助け 成果に 「熱心」「若さ」に周囲懸ける
    2014年2月8日3時2分 読売新聞

     「決定的なピンチになった時、必ず助けてくれた人がいたのは幸運でした」

     新たな万能細胞「STAP※細胞」の作製を発表した先月末の記者会見で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さん(30)は、隣に座る若山照彦・山梨大教授(46)に目を向けた。

     2010年7月、当時理研にいた若山さんの元に、小保方さんが訪ねてきた。この時、小保方さんはSTAP細胞作製につながる研究をしていたが、「誰も信じてくれない」と壁にぶつかっていた。様々な細胞に変化する多能性細胞であることを示す詰めの実験ができなかったからだ。

     細胞をマウスの受精卵に移植して、多能性を実証する実験だったが、ハーバード大などの研究者に頼んでも見向きもされなかった。救いを求めたのが、こうした実験の技術で世界一と評価される若山さんだった。

     「(多能性細胞ができると)正直信じてなかった。無理だと思った」という若山さんが実験を引き受けたのは、「失敗も若い人のいい経験になる」という思いからだ。

     小保方さんの熱心な研究姿勢にも打たれた。「いつも全力で、応援したくなる人だった」と振り返る。

     小保方さんが若山さんの協力でSTAP細胞からさまざまな細胞ができることをマウスで確認したのは、それから1年半近くたった11年暮れだ。だが12年春、英科学誌ネイチャーに投稿した論文は却下された。

     「大発見だという自信はあったのに……」(小保方さん)

     小保方さんの研究拠点となった同センターには、若手をベテランが支える研究風土がある。世界的な幹細胞研究者である笹井芳樹・理研副センター長(51)は小保方さんの研究に目を留め、秘められた可能性に気づいた。

     「この人に懸けてみようと思った」という笹井さんは、自分の研究費を割いて実験を応援。丹羽仁史プロジェクトリーダー(49)が開発した特殊な培養液でSTAP細胞を培養し、iPS細胞(人工多能性幹細胞)のような増殖性を持つ細胞へと変化させ、論文を支えるデータを積み重ねた。

     こうした多くの支援を得て再投稿した論文は、先月30日付のネイチャー誌に載り、世界に衝撃を与え、その研究をリードした若き女性研究者は注目を集めた。

     女性科学者の少ない日本だが、国は女子中高生の理系進学を応援する事業を2006年度から進めてきた。研究のおもしろさを伝えようと、各地の大学や研究機関で女子生徒対象のセミナーや合宿を行っている。

     12年度の事業に参加した生徒へのアンケートでは、「科学技術に関連する職業に就きたいと思うようになったか」という問いに、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えたのは1440人のうち計64%だった。

     こういった女子生徒たちが、今回の成功に刺激された「小保方世代」として、日本の研究を伸ばしていくことが期待される。

     (この連載は、大阪科学部 原田信彦、萩原隆史、新井清美、冬木晶が担当しました)

     ※STAP(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得)=stimulus-triggered acquisition of pluripotency
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140208-118-OYTPT00069
     

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  166. STAP細胞「小保方さんの並外れた粘り強さが生んだ偉業」 共同研究者・若山氏 優良家畜クローン生産応用も
    2014.2.8 22:01

     常識を覆す発見となった新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)と共同研究した山梨大の若山照彦教授(46)は「彼女の並外れた粘り強さが生んだ偉業だった」と振り返った。

     若山さんは、体細胞の核移植でクローンマウスを世界で初めて作製した発生生物学の第一人者。平成22年7月、研究に行き詰まっていた小保方さんの依頼を受け、マウスの細胞を刺激して作ったSTAP細胞が、あらゆる細胞に分化できる万能性を持つかを確かめる研究を共同で始めた。

     動物細胞を外部から刺激して万能細胞を作るのは不可能とされていた。「実験は失敗の連続で、私も無理だと思っていた。でも、若い小保方さんには失敗の経験も大切と思って実験に付き合った」

     小保方さんは諦めなかった。何日も徹夜をして実験を重ね、試行錯誤の末に23年11月、万能性の証明に成功した。若山さんは「絶対に諦めず、徹底的に取り組む粘り強さは普通の研究者とは明らかに異なる。別次元の姿勢だった」と語る。

     小保方さんはなぜそこまでできたのか。若山さんは「桁違いの勉強量による幅広い知識に奇抜な発想を加えることで、次から次へと新たな実験アイデアを出せるのだろう」と分析する。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140208/scn14020822050001-n1.htm

     STAP細胞を再生医療に応用するには、ヒトの細胞で作ることが次の課題だ。だが、若山さんは心配していない。「彼女は粘り強い上に科学的センスに優れているので、独創的手法ですぐに作製してしまうのではないか」と笑った。

     若山さん自身は、STAP細胞が他の万能細胞と違って、母体から胎児へ栄養分を送る胎盤に分化できる点に注目している。胎盤を形成できれば、元の細胞と同じ遺伝子のクローン生物を作れる可能性があるからだ。

     若山さんは「優良家畜のクローン生産にも応用できそうだ。品評会で優勝したような牛や豚をクローンで大量生産したい」と意欲を燃やしている。

    ■わかやま・てるひこ 

     昭和42年4月、神奈川県横須賀市生まれ。茨城大農学部卒、東京大大学院博士課程修了。米ハワイ大助教授などを経て平成13年、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターチームリーダー。24年から山梨大生命環境学部教授。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140208/scn14020822050001-n2.htm
     

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  167. 【新型万能細胞「STAP」】
    研究者が腰を抜かしたノーベル賞級大発見 再生医療へ量産技術確立が課題
    2014.2.10 08:40

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)らが開発した新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。常識を覆す大発見として世界的な反響を呼び、「ノーベル賞級」との声も上がるが、臨床応用への課題は少なくない。(伊藤壽一郎)

                       ◇
     
    簡単に初期化

     ヒトを含む動物の体は、1個の受精卵が分裂を繰り返し、皮膚や臓器などのさまざまな細胞に変化していくことで出来上がる。この過程は細胞の分化と呼ばれ、受精卵のような状態に戻すことを初期化という。

     いったん分化した体の細胞は通常、元に戻らないが、人工的に初期化し、あらゆる細胞に分化する能力を持たせたのが万能細胞だ。

     万能細胞は受精卵の内部の細胞を取り出して作る胚性幹細胞(ES細胞)と、京都大の山中伸弥教授が皮膚などの細胞に遺伝子を注入して作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)が知られていた。

     STAP細胞はこれらに続く「第3の万能細胞」で、小保方さんが「生物の新たなメカニズムの発見」と話す通り、革命的な成果といえる。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021008400000-n1.htm

     動物細胞は従来、外部からの刺激では初期化しないとされてきた。ところがSTAP細胞は、マウスのリンパ球を弱酸性の溶液に30分間浸すだけで簡単に作製でき、神経などの細胞に分化した。外部の環境を変えただけで、細胞の運命を書き換えることができたのだ。万能細胞の作製には高度な技術が必要という固定観念も打ち破った。

     万能細胞は再生医療に使う際、がん化のリスクを回避しにくいという常識も覆した。STAP細胞はiPS細胞と違って遺伝子を操作しないためリスクは少ないとされ、マウスの実験では全くがん化しなかった。

     さらにSTAP細胞は、受精卵(胎児)と母体との間で栄養分や老廃物などを受け渡しする胎盤という器官にも分化できた。ES細胞やiPS細胞では不可能だったことだ。より受精卵に近い状態に戻るため、分化能力が大きい利点がある。

    ヒトでも作製へ

     STAP細胞は細いガラス管に体細胞を通したり、弱い毒素にさらすなどの刺激法でも作製可能。リンパ球だけでなく皮膚、心筋、肝臓などさまざまな細胞からも作製できる。別のマウスの受精卵に注入して胎児に成長させることで、万能性も証明された。

     作製効率は7~9%でiPS細胞の0・2%未満を大幅に上回り、現時点ではほとんどの点で最強の万能細胞といえる。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021008400000-n2.htm

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  168.  iPS細胞で心筋の再生研究を進める慶応大の福田恵一教授は「そんな簡単にできるのかと腰が抜けた」。理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長も「想定していなかった新しい成果。分化の概念を考え直さないといけない」と話す。

     今後の最大のテーマはヒトの細胞でも作製できるかどうかだ。共同研究チームの米ハーバード大は既にサルで成功し、ヒトでも着手した。世界中の研究者が固唾をのんで結果を見守っている。

    大人では低効率

     ただ、ヒトで作製できてもハードルはまだある。がん化の有無など安全性の確認に加え、課題として浮上しているのは作製条件の改善だ。

     STAP細胞は、生後1週間以内の若いマウスの細胞だと高い効率で作製できるが、大人のマウスだと効率が一ケタ落ちてしまう。実際の再生医療では大人の患者から作るため、解決策が必要になる。

     再生医療に使う万能細胞の数は膨大で、例えば心筋治療で患者1人に使うiPS細胞は100億個に上る。福田教授は「安全性と大量生産技術の確立が課題」と指摘する。

     小保方さんも「高い作製効率は非常に限定的な成果」と認めており、「初期化のメカニズムを解明し、もっと緩やかな条件や刺激で作製できるようにしたい」と意欲を燃やしている。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021008400000-n3.htm

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  169. 【新型万能細胞「STAP」】
    iPS細胞に続く成果 日本のお家芸に
    2014.2.10 11:58

     万能細胞の研究で日本人がまた特大ホームランをかっ飛ばした。iPS細胞に続く画期的な成果で、日本の新たなお家芸になってきた。

     万能細胞の研究はES細胞でスタート。英国で1981年にマウス、米国で98年にヒトで作製に成功した。だが、受精卵を壊して作るため倫理面で問題化。米国が2001年、公的研究費による新たなヒトES細胞作製を禁止する事態となり、研究にいったんブレーキがかかった。

     この状況を打開したのが京都大の山中伸弥教授だ。06年にマウス、07年にヒトでiPS細胞の作製に成功し、12年にノーベル医学・生理学賞に輝いた。

     万能細胞研究は再び活発化し、応用への動きが加速。加齢黄斑(おうはん)変性という目の病気の治療を目指す理研の高橋政代プロジェクトリーダーらは昨年、iPS細胞を使った世界初の臨床研究を開始し、今夏にも患者への移植が始まる。

     一方、米国では現在、ES細胞を使った臨床研究が進んでいる。STAP細胞は理研、東京女子医科大、米ハーバード大が共同で国際特許を出願したが、今後の開発ではライバル関係になりそうだ。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021012010001-n1.htm

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  170. 【新型の万能細胞「STAP」】
    東京女子医大・大和雅之教授「10年以内に臨床研究」、慶応大・岡野栄之教授「慎重な検証が必要だ」
    2014.2.10 14:16

     STAP細胞の意義や臨床応用の可能性について、共同研究者である東京女子医科大の大和(やまと)雅之教授(再生医療)、iPS細胞を使った治療を目指す慶応大の岡野栄之(ひでゆき)教授(再生医学)に聞いた。(黒田悠希)

                       ◇

    東京女子医科大・大和雅之教授 

     --今回の意義は

     「細胞が刺激によって初期化される機構を持つことの発見で、教科書を大幅に書き換える成果だ。生物の進化の過程で獲得した機能のうち、不必要なものは排除され、必要なプログラムが残っている。刺激による初期化は、生物が生存のため環境に適応するという進化的意味がある」

     --生物学への影響は

     「未解明の生命現象が解決する可能性がある。例えば、がん細胞の根源とされるがん幹細胞は、突然変異とストレス(刺激)の組み合わせでできるのかもしれない。生物学に与えるインパクトや波及効果はiPS細胞より大きい」

     --共同研究を振り返って感じることは

     「刺激で万能細胞が作れるというアイデアは、ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授と私が2010年にそれぞれ独立に思いついたことだが、小保方さんのように一生懸命やる人がチームに加わらなかったら、今回の発見は数年単位で遅れていたと思う」

     --臨床応用の見通しは

     「iPSは腫瘍ができる課題が解消されていないが、STAPはできにくい。検証は必要だが、再生医療にとっての意義は非常に大きく、臨床に向けた研究はかなり速く進むだろう。今後、世界中で再現実験が行われ、ヒトに移植する臨床研究が10年以内に始まるのではないか。iPSなどの研究で得られた蓄積もあり、一日も早く臨床に使えるようになればと思う」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021014270002-n1.htm
     


     □慶応大・岡野栄之教授

     --STAP細胞の成果をどう見るか

     「核移植、遺伝子導入に続く第3の初期化と多能性技術として発展する期待を示したのは大きな成果だ。ただ、再生医療に応用できるかは慎重に検証しなければ何とも言えない。まだマウスで報告された段階で、医療応用における有用性を判断するのは時期尚早だ」

     --今後すべきことは何か

     「同じ条件で刺激を与えれば、誰でもSTAP細胞を作ることができるのかどうか、再現実験で確かめる必要がある。われわれも先週から着手した。数カ月もすれば検証結果が出てくるだろう」

     --その次の課題については

     「本当にサルやヒトでもできるのか、再生医療向きの細胞なのかを確かめなければならない。マウスではがん化しにくいとされているが、その証明も必要で、ヒトでもそう言えなければならない」

     --STAP細胞の分化能力をどう評価するか

     「複数の細胞の塊として胎盤を含む万能性が示されたが、単一の細胞で万能性を持つかどうかも検証すべきだ」

     --移植せずに体内で再生医療を実現できる可能性は

     「理論的にはあるかもしれないが、生物の体はさまざまな刺激を受けているにもかかわらず、なぜ恒常性が保たれているのかという疑問もわく。実現できるかすぐには分からない」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140210/scn14021014270002-n2.htm
     

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  171. 山中教授 STAP研究に「最大限の協力」
    2月10日 21時12分

    体のさまざまな組織になるiPS細胞を開発した京都大学の山中伸弥教授は、新たな万能細胞、STAP細胞について、「iPS細胞で培ったノウハウの提供など最大限の協力を行っていく」と述べ、今後の研究に協力していく意向を示しました。

    京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は10日、京都市内で会見し、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが作製に成功した新たな万能細胞、STAP細胞について、「若い力と発想が生み出したすばらしい成果で、非常に誇りに思う。iPS細胞の研究で培ったノウハウを含め、最大限協力していきたい」と述べ、今後、協力して研究を進めていきたいという意向を示しました。
    そのうえで、「iPS細胞研究所でもSTAP細胞の作製を試みたい。小保方さんには直接ノウハウを教えてほしい」と呼びかけました。
    さらに山中教授は「最近はiPS細胞の安全性や作製できる効率が高まっている。STAP細胞のほうがより安全だとか、効率よく作れるといった誤解があることには心を痛めている」と述べ、今後、安全性や作製の効率性について検証が必要だと述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140210/k10015162721000.html
     

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  172. 腎提供 この6年で3分の1に減少
    2月12日 15時27分

    心臓が停止して死亡した人から腎臓が提供される件数が、この6年で3分の1に減ったことが分かり、全国の腎臓病の患者で作る団体は「脳死と判定された場合しか提供できないと誤解している人も多い。心停止後の腎臓の提供にも理解を深めてほしい」と話しています。

    これは、腎臓病の患者とその家族で作る全国腎臓病協議会などの団体が12日、会見し、明らかにしたものです。
    それによりますと、去年1年間に心臓が停止して死亡したあとに腎臓が提供された件数は37件と、最も多かった平成20年の3分の1に減りました。
    このため、腎臓病の患者が移植を待つ年数も次第に延びているということです。
    背景には、4年前の改正臓器移植法の施行で、脳死からの臓器提供に注目が集まったことがあるということで、全国腎臓病協議会の今井政敏会長は、「脳死からしか臓器提供はできないと誤解している人も多い。心停止後の腎臓の提供にも理解を深めてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140212/k10015189561000.html
     

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  173. STAP論文に不自然な写真 ネイチャー調査
    2月18日 16時42分

    理化学研究所などのグループが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文について、掲載したイギリスの科学雑誌ネイチャーは、写真が不自然だとの指摘があることから調査を進めていることを明らかにしました。

    これは、ネイチャーがホームページに掲載した記事で明らかにしたものです。それによりますと、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功した「STAP細胞」の論文の中で、別々の実験結果として示された2枚のマウスの胎盤の写真が、極めてよく似ていて不自然だなどとする指摘が出ているということです。
    記事では、理化学研究所が調査をしていると伝えたうえで、ネイチャー自身も調査中だとするコメントを出しています。
    これについて、理化学研究所は「研究の本質部分については揺るぎないものと考えているが、指摘があったため確認のために調査を始めた」としています。
    また、研究チームの若山照彦山梨大学教授は「胎盤の写真は数百枚あったので単純な取り違えだと思う。STAP細胞が出来たという論文の結果には何ら影響はないと考えている」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140218/k10015335671000.html
     

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  174. 「若山照彦 若山清香」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E7%85%A7%E5%BD%A6+%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E6%B8%85%E9%A6%99

    >家の財政までを厳密に管理しているテクニカルスタッフの若山清香(私の妻でもある)

    >若山照彦教授、若山清香特任助教、宇宙航空研究開発機構の矢野幸子主任開発員、有人宇宙システム株式会社の長田郁子技師、一般財団法人日本宇宙フォーラムの鈴木ひろみ研究員、嶋津徹主任研究員らの共同 ...

    >若山清香、若山照彦 「マンモスの再現に向けて」実験医学 2011、29:1148-1152. 4.

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  175. 「若山照彦 宇宙航空研究開発機構」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E7%85%A7%E5%BD%A6+%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%88%AA%E7%A9%BA%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B

    船内実験室 第2期利用後半期間の科学分野候補テーマ選定結果について
    www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/015/.../1292631_1.pdf‎
    2009/10/30 - 宇宙航空研究開発. 機構. 向井千秋. ヒトと同じ脊椎動物であり、唯一宇宙にて長期飼育が可能なメダカ. を用い、宇宙環境 ... ④. ほ乳類の繁殖における宇宙環境の影響. 理化学研究所. 若山照彦. 提案者による長期室温保存が可能な凍結乾燥 ...

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  176. STAP細胞の懐疑点
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1391930940/
    STAP細胞の懐疑点 PART2
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392541588/
    STAP細胞の懐疑点 PART3
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392609724/
    STAP細胞の懐疑点 PART4
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392685174/
    STAP細胞の懐疑点 PART5
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392731159/
    STAP細胞の懐疑点 PART6
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392813034/
    STAP細胞の懐疑点 PART7
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392873674/
    STAP細胞の懐疑点 PART8
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392908566/
    STAP細胞の懐疑点 PART9
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392956906/

    >1 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/02/09(日) 16:29:00.31
    議論ではなく、疑問点・矛盾点を挙げていきましょう。煽り、コピペ、小保方ファンは無視で。

    ここから始まって、あっというまの9スレ目…

    この手の板では、もはや炎上同然の大盛り上がりのお祭り状態…
     

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  177. STAP細胞の懐疑点 PART10
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392986299/
    STAP細胞の懐疑点 PART11
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393008596/


    【STAP細胞】研究成果の再現に科学者らが苦闘、疑問視する声も
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1392958834/
    >1 名前:伊勢うどんφ ★[sage] 投稿日:2014/02/21(金) 14:00:34.78 ID:???i
    【STAP細胞】研究成果の再現に科学者らが苦闘、疑問視する声も★2
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1392995168/
    【STAP細胞】研究成果の再現に科学者らが苦闘、疑問視する声も★3
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1393027467/
    【STAP細胞】研究成果の再現に科学者らが苦闘、疑問視する声も★4
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1393043766/
     

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  178. どこかのだれかさんがたが、スレッド消化のためにせっせと仕事でカキコにいそしんでいるかのようです…(笑)。
     

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  179. 「再生医療」分野の特許 保護期間延長へ
    2月27日 4時32分

    特許庁は、成長分野として期待されるiPS細胞などを使った「再生医療」の研究開発の環境整備を図るとして、この分野での特許の保護期間を最長で5年間延長し、25年間までとすることになりました。

    iPS細胞などを使った「再生医療」の研究は日本が世界をリードしていて、政府も成長戦略の中の重要な柱に位置づけていますが、実用化に当たっては巨額の費用が見込まれ、開発資金の回収にも、一定の時間がかかることが予想されています。
    このため特許庁は、研究開発の制度面の環境整備を図るとして、iPS細胞を使った人工の皮膚や臓器など「再生医療」の分野については、特許の保護期間を最長で5年間延長し、25年間までとすることになりました。
    特許庁は、再生医療分野で製品化に成功した企業などが独占的に販売できる期間が延長されることで、研究開発資金を回収しやすくなるため開発を促す効果があるとしており、ことし秋に必要な政令を変更することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140227/k10015567691000.html

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  180. インチキ医科様なんちゃって再生医療持続可能性の確保…

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  181. iPS 臨床へ手続き…パーキンソン病 京大、審査委6月申請
    2014年2月27日3時3分 読売新聞

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ったパーキンソン病治療の臨床研究に向け、京都大が今年6月にも、再生医療安全性確保法(昨年11月成立)に基づく第三者審査委員会の設置を厚生労働省に申請することがわかった。新法に沿った初の臨床研究の手続きで、再生医療のモデルとなる。

    移植 16年にも

     パーキンソン病は、脳の「黒質」と呼ばれる部分で、神経伝達物質のドーパミンを放出する神経細胞が減少することで発症する。手足の震えや歩行障害などの症状が出る。

     京大iPS細胞研究所の高橋淳教授(52)らの研究グループは、人のiPS細胞からドーパミンを分泌する神経細胞を大量作製することに成功。パーキンソン病のサルの脳に移植する実験で効果を確かめた。

     臨床研究は、同研究所と京大病院が連携して行う。計画では、患者6人の血液細胞からiPS細胞を作り、それぞれ数千万個の神経細胞に変化させ、患者の脳に移植する。移植後の1年間は経過を観察し、安全性を確認する。

     第三者委員会は、再生医療を行う医療機関などに設置が義務づけられた。従来の倫理委員会とは別組織で、再生医療に関する臨床研究の安全性を審査する。

     正式な設置基準は、6月に示される見込みで、新法が施行される今年11月より前に設置できる。

     京大によると、手続きが順調に進んだ場合、来年1月ごろから第三者委員会による審査が始まる見通し。これを通過すれば、厚労相の承認を経て、早ければ来年夏には臨床研究に着手できるという。ただ、患者の選定に時間が必要で、細胞の培養などに最短でも9か月はかかるため、移植手術の実施は16年になる見込み。

     iPS細胞では、理化学研究所などによる目の難病「加齢黄斑変性症」の臨床研究が、従来の倫理委員会の審査を経て年内に実施される見込み。

     ◆パーキンソン病◆ 主に50~60歳代に発症する進行性の難病。国内の患者数は約14万人。ドーパミンを補う薬物治療や、脳に直接電気刺激を与えて症状を改善する治療法などがあるが、今のところ根治法はない。失われた神経細胞を補う方法として、iPS細胞の応用が期待されている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140227-118-OYTPT00111
     

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  182. どこまでいってもモノにはならんよ…

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  183. 森口医科様再生心筋虚報事件の騒動(ちょうど山中ノーベル医学生理学賞受賞のタイミング)のときも思ったけれど、今回の小保方STAP細胞創作捏造疑惑騒動もね、なんか胡散臭い意図的に仕掛けられてる騒動に思えてならない…あっちの医科様をさもさも正しく演出しつづけるためのトリックアート的な印象操作…

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  184. >あっちの医科様をさもさも正しく演出しつづけるためのトリックアート的な印象操作…

    やっぱり、そう思いますよね。
    そして、京都大学と理研とiPS細胞...。

    iPS細胞研究の推進体制整備の進捗状況及びマウスiPS細胞の分配事業開始について(京都大学):
    http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/assistance/ips/index.htm/

    京都大学と独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は共同で、マウス由来iPS細胞の提供事業を開始することになりました。
    (部分抜粋)
    -------------------

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  185. 小保方氏がiPS山中教授をやたら煽って敵対という図式も、捏造がバレたら
    捏造論文(小保方)の敵である山中教授は正義..という感じになってますし。

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  186. STAP細胞の懐疑点 PART38
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393916104/322n-

    322 :名無しゲノムのクローンさん:2014/03/04(火) 19:56:11.85
    238 : フランケンシュタイナー(西日本)@転載禁止:2014/03/04(火) 06:33:07.11 ID:v1fDyFji0
    Unknown (X)
    2014-02-18 21:01:05
    Sperm eggメーリングリストで若山さんのコメント
    こんなメーリングリストでなくて早く小保方さん他著者の人たちのオフィシャルな会見がほしいですね。

    From: 若山:
    Sperm-eggの皆様

    ご心配をおかけしており大変申し訳ありません。
    再現できないという文句はいずれ来るだろうと思っていましたが、図のミスがいくつかあるとは思っていませんでした。再現性より図のミスの方が痛いです。
    新聞やインターネット上でいろいろミスを指摘されていますが、結果を否定するのは一つもありません。電気泳動の指摘も、コントロール(リンパ球)のレーンの位置であり、実験区は指摘されていません。
    胎盤の写真は、おそらく僕が同じ試料をピンセットで向きを変えて撮ったものだと思いますが、そもそもこの図は再投稿の際に削除するのを忘れた単純ミスで、テキストのほうでは触れていません。
    したがって、ミスしたことは申し訳ないと思っていますが、本筋の結果に関して問題はなく、すでにNature側と修正を交渉中です。
    次に再現性の問題ですが、理研の発表で簡単ということを強調しすぎたのも原因です。僕自身、理研では再現していますし、学生の一人も成功しています。でも試した他のメンバーは失敗です。(2/5人成功)。
    クローン羊ドリーは、クローンマウスの論文が出るまで1年半、疑われ続けました。簡単に見えても、技術を要する実験は、すぐには再現できなくて当然です。
    まさか発表からたった2-3週間でこれほどまで批判があるとは思っていませんでした。それだけインパクトがあったとポジティブに考えることにします。
    僕が2008年に発表した凍結死体からのクローンは、いまだに再現されていませんが、だれも何も言いません。インパクトなかったようで残念です。
     

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  187. この2ちゃんに流出したメールの文書って本物なのだろうか?(笑)。

    返信削除
  188. 《クローン羊ドリーは、クローンマウスの論文が出るまで1年半、疑われ続けました。簡単に見えても、技術を要する実験は、すぐには再現できなくて当然です。
    まさか発表からたった2-3週間でこれほどまで批判があるとは思っていませんでした。それだけインパクトがあったとポジティブに考えることにします。
    僕が2008年に発表した凍結死体からのクローンは、いまだに再現されていませんが、だれも何も言いません。インパクトなかったようで残念です。》


    これ、どういうつもりで書いてんだろ…笑うところか?
     

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  189. これですよね。

    独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター
    2008年11月4日
    16年間凍結保存のマウス死体からクローン個体を作成:
    http://www.cdb.riken.jp/jp/04_news/articles/081104_frozen.html

    やっぱ、理研を初期化した方がいいような(笑)。

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  190. 再生医療の最新研究成果を発表
    3月4日 14時12分

    病気やけがで失われた体の機能を取り戻す再生医療の最新の研究成果を発表する日本再生医療学会が4日から3日間の日程で京都市で始まりました。

    ことしの日本再生医療学会には全国の研究機関や企業の研究者など2000人余りが参加し、4日から3日間、病気などで傷ついた体のさまざまな組織を再生させる最新の研究成果が発表されます。
    初日の4日は、目の網膜の再生を研究している理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーがiPS細胞から作った網膜組織を使ってことしの夏以降行われる世界初の移植手術の準備が順調に進んでいることを発表しました。
    再生医療の研究は日本が世界をリードしているとされ、政府も成長戦略の重要な柱と位置づけています。
    学会は6日まで開かれ、病気の体の再生のほか、iPS細胞を使った新薬の開発など800を超える研究成果が発表されることになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140304/k10015700921000.html
     

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  191. iPSでの脊髄治療、慶大が17年度に臨床研究
    2014年3月7日16時6分 読売新聞

     慶応大の中村雅也准教授(整形外科学)は6日、脊髄損傷の患者をiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って実際に治療する臨床研究を、2017年度に始める計画を明らかにした。

     京都市で開かれた日本再生医療学会で発表した。今年施行される再生医療安全性確保法に基づき、16年に国に研究内容を申請する。

     脊髄損傷では、交通事故などで背骨の中枢神経が傷つき、手足が動かせなくなる。中村准教授や岡野栄之同大教授(生理学)らの研究チームは、iPS細胞から作った神経の元になる神経幹細胞を患部に移植し、途切れた神経をつなげる計画だ。

     対象は、事故から2~4週間後で、患部の炎症が収まり傷口が固まり始める前の患者20人前後。移植する神経細胞は患者1人につき700万~1000万個で、京都大が今年末にも大学などの研究機関へ提供を始める再生医療用のiPS細胞から作製するという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140307-118-OYT1T00267
     

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  192. 「脊髄損傷」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%90%8D%E5%82%B7

    KO大学で脊髄損傷といったら、この方が日本の第一人者(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%90%8D%E5%82%B7+%E6%85%B6%E5%BF%9C%E5%A4%A7+%E5%B2%A1%E9%87%8E%E6%A0%84%E4%B9%8B

    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%8A%E9%AB%84%E6%90%8D%E5%82%B7+%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9+%E6%8D%8F%E9%80%A0+%E6%85%B6%E6%87%89+%E5%B2%A1%E9%87%8E

    錯綜してるなあ…(笑)。
     

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  193. 訪問時間 2014年3月11日 18:04:20
    組織 RIKEN(Physical and Chemical Research Institute)
    サービスプロバイダー The Institute of Physical and Chemical Research

    riken.jp @Kobe

     

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  194. 3月22日 よみうり寸評

     かつて乳がんになった女性は、手術で乳房を失うのが常だった。それに異を唱えたのが慶応大の近藤誠医師である。乳房を残す治療でも効果は同じという海外の報告を基に、いち早く温存療法を実践し、従来の手術法を糾弾する論文を書いた◆外科医たちの怒りを買い、教授から他病院への転出を求められるが、拒絶して発言を続けた。やがて乳房温存療法が普及し、切除手術はすたれる◆その後に出した著書「患者よ、がんと闘うな」は、さらに大きな論争を巻き起こした◆「がんの9割は、抗がん剤では治らない」「手術しなくて済む場合でも、大勢が手術されている」「がん検診が有効という証拠はない」◆がん治療の「常識」を疑問視した主張は医学界の反発を招く一方、医療のあり方に一石を投じた。医師の話を 鵜呑うの みにせずに、患者自ら治療法を選ぶことが大切だと◆近藤医師は今月末、大学を定年退職する。今後は東京都内に開いたセカンドオピニオン外来で相談に応えるという。反骨精神は、どう発揮されるか。

    2014年3月22日15時0分 読売新聞
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140322-118-OYTPT50220
     

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  195. シカゴから
    甘すぎる理研の危機対応

     理化学研究所が先日、「STAPスタップ細胞」に関する調査の報告を行いました。依然として真相は闇の中で、研究者自身の責任が大と思いますが、理研の対応は遅く甘いと言わざるを得ません。

     私も論文を読み、がん細胞との関連に興味がわきました。部下に、がん細胞を弱酸性においた場合の変化を調べるように指示し、準備をしていた矢先に、ネット上で問題が指摘されているとの情報が伝わりました。匿名の告発だけではなく、この分野で高名な研究者の指摘もあったので、部下には継続するように言いつつ、事態の推移を見守っていました。

     時間の経過とともに、灰色から次第に濃い灰色となり、2月末にはほぼ黒色と判断できる情報が掲載されていました。問題が、故意か、単なる甘い教育のもたらした結果かはわかりません。しかし、理研の動きはあまりにも遅かった。当初は、世紀の大発見に対する嫉妬が生み出した中傷ではないかと私も思っていましたが、やがて、重大な問題と受け止めねばならない状況となっていました。

     公開の場で専門家からの具体的な疑義が呈されているのに「結果を信じている」と言うだけで著者たちが逃げていては、騒ぎは過熱します。組織としての危機対応に欠けているとの批判は当然です。

     いずれにせよ、日本に対する信頼を大きく毀損きそんしたことは間違いありません。このところ、日本への信頼が揺らぐ事件が続き、海外にいる日本人研究者は肩身の狭い思いをしています。理研が速やかな事態の収拾を図り、信頼回復につながるような輝きのある成果を発信することを、心から切望しています。(シカゴ大教授 中村祐輔)

    ※ STAP=stimulus-triggered acquisition of pluripotency

    (2014年3月27日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=95110
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    http://koibito2.blogspot.jp/2014/02/stap.html?showComment=1396000867611#c7073171642920572139
     

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  196. 訪問時間 2014年4月5日 11:40:35
    組織 Kumamoto University
    Yahoo!JAPAN「菅野純夫 妻 自殺」 で検索

    kumamoto-u.ac.jp @Kumamoto
     
    「菅野純夫 妻 自殺」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%8F%85%E9%87%8E%E7%B4%94%E5%A4%AB+%E5%A6%BB+%E8%87%AA%E6%AE%BA

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