2019年11月5日

令和元年(2019年)台風19号豪雨災害(10/12,13)

( 気象庁3か月予報「9~11月の気温は全国的に高く、降水量は平年並み」 の続き)

NHK「台風19号 検証」ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000945.html

NHK「台風19号」ニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000935.html

NHK「ニュース特設 台風19号 豪雨災害」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon19/

NHK「台風関連ニュース 放送同時提供」
https://www3.nhk.or.jp/news/live/index.html

Yahoo!「河川水位情報」
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/




(書きかけ)




[スキャナー]浸水想定 生かせず…台風19号 「自分は大丈夫」逃げ遅れ
2019/10/17 05:00 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191016-OYT1T50339/

《異常事態が起きても「自分は大丈夫」と思い込む心理は「正常性バイアス」と呼ばれ、2011年の東日本大震災で津波被害が広がった要因にも挙げられた。

 昨夏の西日本豪雨で地域の30%近くが水没し、51人が犠牲になった岡山県倉敷市真備町も浸水範囲はハザードマップとほぼ一致し、避難情報も複数出ていた。正常性バイアスが働いた可能性が指摘されている。

 素早い避難に結びつけるため、国は今年、避難情報や防災情報を切迫度に応じて5段階に分類して示す「レベル化」を導入したが、内閣府の担当者は「今回、行動に移してもらう難しさを改めて感じた」と語る。》

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台風19号「自分は大丈夫」正常性バイアスに注意を!
2019年10月9日 18時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119481000.html
>大型で猛烈な台風19号が、週末以降、本州にかなり接近する見込みです。気象庁が早めの対策を呼びかけていますが、専門家は「自分は大丈夫だろうという心理状態は、災害時に危険な『正常性バイアス』のおそれがある」と指摘し、注意を呼びかけています。


千曲川(信濃川)が、阿武隈川が、多摩川が、もしかしたら氾濫するかもしれないなんて台風が来る前に確信できた人はさてどれくらいいただろう…

気象庁発表の「狩野川台風」のイメージは今回ばかりは負の作用の働きをしてしまったかのよう。情報流布の受け手の側の思いこみが、じつは一番手ごわい「臨機応変」を妨げる敵なのかもしれぬ。

令和元年は、台風15号の教訓と台風19号の教訓をかみしめなければならない年となった。もちろん「豚コレラ」医科様清浄国案件もね…



(№427 2019年10月13日)(追記10/17)

210 件のコメント:

  1. 「台風19号」
    https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000935.html

    「台風19号 警戒点」
    https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000936.html

    https://koibito2.blogspot.com/2019/08/911.html?showComment=1570517193651#c1614815581572088761

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    1. 「台風19号 被害」
      https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000941.html

      「台風19号 河川」
      https://www3.nhk.or.jp/news/word/0000940.html

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    2. >台風19号 24人死亡 17人行方不明 170人けが(午後6時)

      10月13日 18時09分
      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で24人が死亡し、17人が行方不明になっています。死亡したのは、▽神奈川県、栃木県、群馬県、宮城県で4人、埼玉県と福島県で2人、岩手県、千葉県、静岡県、茨城県で1人です。また、▽福島県や神奈川など6つの県で17人が行方不明になっています。このほか、▽28の府と県で170人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/special/disaster/typhoon19/

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    3. 台風19号 30人死亡 15人行方不明 177人けが(午後9時)
      2019年10月13日 21時18分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で30人が死亡し、15人が行方不明になっています。
      死亡したのは、
      ▽宮城県で6人、
      ▽福島県で5人、
      ▽神奈川県、栃木県、群馬県で4人、
      ▽埼玉県で2人、
      ▽岩手県、長野県、茨城県、千葉県、静岡県で1人です。

      また、福島県や神奈川県など6つの県で15人が行方不明になっています。

      このほか、28の府と県で177人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125761000.html

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    4. 台風19号 30人死亡 15人行方不明 177人けが(午後9時)
      2019年10月13日 21時18分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で30人が死亡し、15人が行方不明になっています。
      死亡したのは、
      ▽宮城県で6人、
      ▽福島県で5人、
      ▽神奈川県、栃木県、群馬県で4人、
      ▽埼玉県で2人、
      ▽岩手県、長野県、茨城県、千葉県、静岡県で1人です。

      また、福島県や神奈川県など6つの県で15人が行方不明になっています。

      このほか、28の府と県で177人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125761000.html

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    5. 台風19号 48人死亡 16人行方不明 204人けが
      2019年10月14日 17時22分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で48人が死亡し、16人が行方不明になっています。

      死亡したのは、
      ▽福島県で16人、
      ▽宮城県で10人、
      ▽神奈川県で5人、
      ▽栃木県、群馬県で4人、
      ▽埼玉県、静岡県、岩手県でそれぞれ2人、
      ▽長野県、茨城県、千葉県で1人です。

      また、福島県や神奈川県など6つの県で16人が行方不明になっています。

      このほか、32の都府県で204人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125761000.html

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    6. 台風19号 58人死亡 14人行方不明 211人けが
      2019年10月14日 20時51分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の被害によって亡くなった人は、全国で合わせて50人を超え、58人となりました。また、14人が行方不明になっています。

      死亡したのは、
      ▽福島県で18人、
      ▽神奈川県で12人、
      ▽宮城県で10人、
      ▽栃木県、群馬県でそれぞれ4人、
      ▽埼玉県、静岡県、岩手県、長野県でそれぞれ2人、
      ▽茨城県、千葉県で1人です。

      また、神奈川県や福島県など6つの県で、14人が行方不明になっています。

      このほか、32の都府県で211人が、けがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125761000.html

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    7. 台風19号 58人死亡 15人不明 211人けが
      2019年10月15日 1時13分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の被害によって亡くなった人は、全国で合わせて50人を超え、58人となりました。また、15人が行方不明になっています。

      死亡したのは、
      ▽福島県で18人、
      ▽神奈川県で12人、
      ▽宮城県で10人、
      ▽栃木県、群馬県でそれぞれ4人、
      ▽埼玉県、静岡県、岩手県、長野県でそれぞれ2人、
      ▽茨城県、千葉県で1人です。

      また、神奈川県や福島県など6つの県で15人が行方不明になっています。

      このほか、32の都府県で211人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191012/k10012125761000.html

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    8. 台風19号 67人死亡 15人行方不明 212人けが
      2019年10月15日 11時43分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で合わせて67人が亡くなりました。また、15人が行方不明となっています。

      死亡したのは、▽福島県で25人、▽神奈川県で13人、▽宮城県で10人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽埼玉県、静岡県、岩手県、長野県、茨城県でそれぞれ2人、▽千葉県で1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で15人が行方不明となっています。

      このほか▽32の都府県で212人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132011000.html

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    9. 台風19号 66人死亡 1人心肺停止 15人行方不明 219人けが
      2019年10月15日 17時14分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で66人が亡くなり、1人が心肺停止となっています。また15人が行方不明となっています。

      死亡したのは、
      ▽福島県で25人、
      ▽神奈川県で13人、
      ▽宮城県で10人、
      ▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、
      ▽埼玉県、岩手県、長野県、茨城県でそれぞれ2人、
      ▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また▽長野県で1人が心肺停止となっています。

      そして▽神奈川県や福島県など6つの県で15人が行方不明となっています。

      このほか▽32の都府県で219人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132011000.html

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    10. 台風19号 74人死亡 12人行方不明 218人けが
      2019年10月15日 20時47分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で74人が亡くなったほか、12人が行方不明となっています。

      死亡したのは▽福島県で27人、▽神奈川県で14人、▽宮城県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で12人が行方不明となっています。

      このほか▽32の都府県で218人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132011000.html

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    11. 台風19号 74人死亡 12人行方不明 221人けが
      2019年10月15日 23時07分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で74人が亡くなったほか、12人が行方不明となっています。

      死亡したのは▽福島県で27人、▽神奈川県で14人、▽宮城県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で12人が行方不明となっています。

      このほか▽32の都府県で221人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132011000.html

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    12. 台風19号 74人死亡 11人行方不明 224人けが
      2019年10月16日 10時58分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で74人が亡くなり、11人が行方不明となっています。

      死亡したのは、福島県で27人、神奈川県で14人、宮城県で14人、栃木県と群馬県でそれぞれ4人、長野県で3人、埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、神奈川県や福島県など6つの県で11人が行方不明となっています。

      さらに32の都府県で224人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012133811000.html

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    13. 台風19号 75人死亡 10人行方不明 345人けが
      2019年10月16日 18時07分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で75人が亡くなり、10人が行方不明となっています。

      死亡したのは、▽福島県で28人、▽神奈川県と宮城県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で10人が行方不明となっています。

      さらに、▽33の都府県で345人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012133811000.html

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    14. 甚大な被害 台風19号 77人死亡 59河川で決壊 全容は不明
      2019年10月16日 21時16分

      台風19号による豪雨で甚大な被害が出ています。今回の災害で亡くなった人は77人となり、堤防の決壊は、59河川の90か所に上っています。しかし被害の全容はまだ分かっていません。

      77人死亡 10人不明 346人けが

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で77人が亡くなったほか、10人が行方不明となっています。
      死亡したのは▽福島県で28人、▽宮城県で16人、▽神奈川県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で10人が行方不明となっています。

      このほか▽33の都府県で346人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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    15. 台風19号 77人が死亡 行方不明10人(17日午前9時)
      2019年10月17日 10時10分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で77人が亡くなり10人が行方不明となっています。

      死亡したのは、▽福島県で28人、▽宮城県で16人、▽神奈川県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

      また、▽神奈川県や福島県など6つの県で10人が行方不明となっています。

      さらに▽33の都府県で346人がけがをしています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012135681000.html

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    16. 台風19号 死者84人に 9人が行方不明
      2019年10月22日 16時45分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で84人となり、9人が行方不明になっています。

      亡くなった人は、
      ▽福島県で30人、
      ▽宮城県で19人、
      ▽神奈川県で14人、
      ▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、
      ▽長野県で3人、
      ▽岩手県、茨城県、埼玉県でそれぞれ2人、
      ▽東京都、千葉県、静岡県、兵庫県でそれぞれ1人です。

      行方不明になっている人は、
      ▽神奈川県で3人、
      ▽長野県で2人、
      ▽福島県、宮城県、茨城県、静岡県でそれぞれ1人です。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191022/k10012143931000.html

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    17. 早めに避難してて助かった人も相当数いるんだろうなあ…

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    18. 台風19号 死者84人に 9人が行方不明
      2019年10月23日 9時43分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で84人となり、9人が行方不明になっています。

      亡くなった人は、
      ▽福島県で30人、
      ▽宮城県で19人、
      ▽神奈川県で14人、
      ▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、
      ▽長野県で3人、
      ▽岩手県、茨城県、埼玉県でそれぞれ2人、
      ▽東京都、千葉県、静岡県、兵庫県でそれぞれ1人です。

      行方不明になっている人は、
      ▽神奈川県で3人、
      ▽長野県で2人、
      ▽福島県、宮城県、茨城県、静岡県でそれぞれ1人です。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191022/k10012143931000.html

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    19. 台風19号 死者85人 行方不明者9人に
      2019年10月24日 17時30分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で85人となり、9人が行方不明となっています。

      死亡

      ▽福島県で30人、
      ▽宮城県で19人、
      ▽神奈川県で14人、
      ▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、
      ▽長野県で3人、
      ▽岩手県、茨城県、埼玉県、静岡県でそれぞれ2人、
      ▽東京都、千葉県、兵庫県でそれぞれ1人です。

      行方不明

      ▽神奈川県で3人、
      ▽長野県で2人、
      ▽福島県、宮城県、茨城県、静岡県でそれぞれ1人です。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191024/k10012146901000.html

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  2. 阿武隈川上流でさらに氾濫発生 福島 須賀川
    2019年10月13日 10時59分

    国土交通省 福島河川国道事務所と福島地方気象台は、13日午前10時20分、阿武隈川上流の須賀川市和田で氾濫が発生したと発表しました。5段階の警戒レベルのうち、最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を発表し、最大限の警戒を呼びかけています。

    福島県の阿武隈川では、すでに須賀川市の江持や鏡石町、郡山市、本宮市、それに伊達市で氾濫が発生しています。

    河川がすでに氾濫した場合は、外に出て避難をすると危険な場合があることから、建物のできるだけ高いところに避難するなど、命を守る最大限の行動をとるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128841000.html

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  3. 栃木市の病院で周囲が冠水 約80人が孤立
    2019年10月13日 11時05分

    栃木県によりますと、栃木市大平町にある大平下病院で周囲が50センチほど冠水し、午前10時現在、入院患者と職員合わせておよそ80人が病院に取り残され、孤立した状態になっているということです。

    患者と職員は2階に避難していて、すぐに転院が必要となる患者はいないということですが、停電と断水が続いているため、県は自衛隊に協力を要請し、水と食料を搬送することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128761000.html

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  4. 政府 非常災害対策本部設置「一刻も早い救命救助」
    2019年10月13日 11時22分

    菅官房長官は、午前10時すぎに記者会見し、「非常災害対策本部」の設置について、「今回の台風は、大雨特別警報が13都県に発表された、極めて広範囲な災害だ。救助要請も極めて多数に上ることが見込まれることから『非常災害対策本部』を立ち上げた。安倍総理大臣の指示に従って、全閣僚が一刻も早い救命救助そして復旧に全力であたっている」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128851000.html

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  5. 長野県 千曲川が決壊 広範囲で大規模浸水
    2019年10月13日 11時57分

    台風19号による大雨で長野県内を流れる千曲川が決壊しました。また多くの場所で氾濫し、長野市や千曲市など流域の広い範囲で大規模な浸水被害が発生しています。

    国土交通省北陸地方整備局によりますと、長野市穂保の千曲川の堤防の決壊について、上空からドローンで確認したところ、およそ70メートルにわたって決壊していることがわかったということです。

    また、長野県内の千曲川では、▼上田市国分、▼千曲市雨宮、▼須坂市北相之島と、▼小布施町の飯田・山王島、▼長野市の篠ノ井横田・篠ノ井小森・穂保、▼中野市の立ヶ花・栗林で水が堤防を越えてあふれ出して氾濫しました。

    国と長野地方気象台は、これらの地域に5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を発表して最大限の警戒を呼びかけています。

    NHKがヘリコプターから撮影した映像では、千曲川の流域の広い範囲で浸水被害が発生していて、各地で多くの住宅が水につかっている様子が確認できます。
    長野市
    長野市によりますと住宅の2階まで浸水していると複数の情報が寄せられ、自衛隊のヘリコプターなどが取り残された住民の救助活動を行っていて、命を守る最善の行動を取るよう呼びかけています。
    佐久市
    長野県佐久市によりますと市内の野沢地区で千曲川の近くにある住宅と店舗が押し流されているという情報が寄せられているということです。住宅と店舗の所有者は避難して無事だということです。 

    このほか、佐久市では内山地区でも住宅の周辺が水につかって住民が身動きが取れなくなって孤立しているという情報があり、確認を進めているということです。
    東御市
    長野県東御市によりますと13日午前6時ごろ、市内の本海野の千曲川沿いを通る陸橋と、それにつながる市道が川の増水で川岸が崩れた影響で土台から崩落したということです。

    NHKがヘリコプターから撮影した映像では、川岸が大きくえぐられたようになっていて、道路が大きく壊れている様子がみられました。

    東御市ではこの道路を川の増水に伴って12日午後6時すぎから通行止めにしていて、崩落によってけがをした人はいないということです。市によりますと、復旧の見通しは立っていないということです。
    上田市
    長野県上田市によりますと市内を流れる千曲川の堤防が決壊するおそれがあるということです。

    国土交通省千曲川河川事務所によりますと、堤防は、幅50メートルにわたりえぐられた状態だということで、水中にコンクリート製のブロックを投入して水の勢いを弱める対策を行う予定だということです。

    上田市は、12日から避難指示を出している城下と川辺泉田の2つの地区の住民に急いで避難するよう改めて呼びかけています。

    避難が難しい場合は、自宅の2階などに移動するなど命を守る行動をとるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128911000.html

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  6. 台風19号が温帯低気圧に
    10/13(日) 12:54配信共同通信

     気象庁によると、台風19号は13日正午、日本の東で温帯低気圧に変わった。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000114-kyodonews-soci

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  7. 台風19号の大雨 年間降水量の3~4割にも相当
    2019年10月13日 12時48分

    台風19号による大雨は、各地で年間降水量の3割から4割に当たる雨がわずか1日、2日の間で降るという記録的なものとなりました。

    ▽神奈川県箱根町では12日明け方から夜にかけて断続的に非常に激しい雨が降り続け、48時間の雨量は1001ミリに達しました。

    これは、年間降水量のおよそ3割に当たります。

    ▽静岡県伊豆市市山でも48時間の雨量が760ミリに達し、年間降水量のおよそ3割となりました。

    また、
    ▽埼玉県秩父市の浦山では12日朝から夜遅くにかけて非常に激しい雨が断続的に降り、48時間の雨量は687ミリに達したほか、
    ▽東京 檜原村でも48時間の雨量が649ミリと、いずれも年間降水量のおよそ4割に上りました。

    これらの観測地点では、いずれも、観測史上1位の記録を更新しています。

    さらに東北でも12日夕方以降に雨が強まり、
    24時間の雨量は
    ▽宮城県丸森町筆甫で588ミリ、
    ▽福島県川内村で441ミリ、
    ▽岩手県普代村で437ミリと年間降水量の3割から4割に当たる雨が1日で降り、いずれも観測史上1位の記録を更新する記録的な大雨となりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129021000.html

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  8. 福島 郡山 阿武隈川上流で氾濫が発生
    2019年10月13日 14時08分

    国土交通省福島河川国道事務所と福島地方気象台は13日午後1時20分、阿武隈川上流の郡山市田村町の御代田古町付近で氾濫が発生したと発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を発表して、最大限の警戒を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129201000.html

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  9. 箱根 芦ノ湖が氾濫 桟橋水没 ボート散らばる
    2019年10月13日 14時18分

    神奈川県箱根町では台風19号の影響で、芦ノ湖の水位があがって氾濫し、観光船の事業所が浸水するなどの被害が出ています。

    13日8時ごろになっても、湖の周囲では桟橋が水没し、周囲の道路や駐車場なども冠水していたほか、観光船を営む事業所も床上浸水していました。

    近くの道路や駐車場には、湖から流されたとみられるボートや浮きなどが散らばっていて、地元の人たちが片づけに追われていました。

    近くに住む70代の女性は「30年以上住んでいますが湖が氾濫したのは初めてで本当に驚いています」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129141000.html

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  10. 福島 郡山 逢瀬川で決壊のおそれ 避難呼びかけ
    2019年10月13日 14時30分

    福島県郡山市によりますと、市の中心部を流れる阿武隈川の支流の逢瀬川で、「堤防から水が漏れ出している」という情報が住民から寄せられたということです。

    阿武隈川は郡山市内ですでに氾濫が起きています。

    市は逢瀬川の水位がさらに上昇し、堤防が決壊するおそれがあるとして、阿武隈川との合流点にかけての下流の地区に、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「災害発生情報」を出して、直ちに屋内の安全な場所に避難するなど命を守る最善の行動をとるよう呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129041000.html

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  11. 千曲川氾濫 下水処理できず 処理場浸水で 長野市
    2019年10月13日 14時31分

    台風19号で、千曲川が氾濫した影響で、長野市に3つある下水処理場のうち1か所が浸水し、下水の処理ができなくなっています。

    浸水したのは、長野市赤沼にある「クリーンピア千曲」で、長野市の北東部に加え、須坂市、小布施町、高山村の下水処理を行っています。

    長野市によりますと、市内にある残る2か所の下水処理場も大量の雨水が流れ込んだ影響で、処理の機能が大幅に低下しているということです。

    そのため市は、下水処理ができなくなるおそれがあるとして、住民に対して、洗濯や風呂の使用を控えて排水を減らすよう呼びかけています。

    長野市によりますと、下水処理場が機能しなくなっているため、場合によってマンホールから下水があふれるおそれもあるとして、市民へ注意を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129111000.html

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  12. 群馬 嬬恋村の国民休暇村 道路寸断で76人孤立状態に
    2019年10月13日 14時33分

    群馬県によりますと、嬬恋村にある国民休暇村「休暇村嬬恋鹿沢」は、台風19号による土砂崩れや倒木の影響で周辺の道路が寸断され、宿泊客56人と従業員20人の合わせて76人が孤立状態になっているということです。県によりますと、これまでのところ体調を崩している人はいないということです。

    施設内は停電だけでなく、断水もしているということで、県は自衛隊に災害派遣を要請し、500ミリリットル入りの飲料水およそ1200本をヘリコプターで運搬するとともに、宿泊客などを救出することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129131000.html

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  13. 除染廃棄物の袋が川に流出 福島 田村
    2019年10月13日 14時40分

    福島県田村市は、除染で出た廃棄物が入った袋が12日夜、台風19号の大雨で川に流れ出たと発表しました。市は6袋を回収したものの、一部は下流に流れた可能性があるとしています。

    田村市によりますと12日夜9時20分ごろ、市内の都路町の仮置き場で、除染で出た廃棄物を入れた複数の袋が水路を通じて古道川に流れ出たのを、パトロールしていた関連業者が見つけました。

    連絡を受けた田村市の担当者が下流およそ500メートルまで探し、6袋を回収したということです。

    田村市は回収した袋から廃棄物は外に出ていなかったとしています。

    袋には除染作業で出た草や木などが入っていて、重さは1袋当たり数百キロから1トンほどです。

    田村市は、川に流れても環境に大きな影響はないとしています。

    袋がいくつ流れたかはわかっていないということで、田村市は、一部は下流に流れた可能性があるとして、袋の管理台帳や現場の状況などを調べ、回収作業を進めることにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129241000.html

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  14. 北陸新幹線 車両浸水 全体の3分の1 専門家「最悪 廃車か」
    2019年10月13日 14時54分

    JR東日本によりますと、台風による大雨で千曲川の氾濫したことで、長野市赤沼にあるJR東日本の長野新幹線車両センターで新幹線の車両が水につかる被害が出ています。全車両の3分の1が被害にあったことになります。専門家は「最悪、廃車になるかもしれない」と話しています。

    北陸新幹線 全車両の3分の1が被害に

    JR東日本によりますと、今回、浸水の被害にあった長野市赤沼の「長野新幹線車両センター」は、北陸新幹線の車両を整備したり留め置いたりするための施設です。

    これまでに、施設に留め置いていた北陸新幹線の10編成、合わせて120車両で浸水被害を確認したということです。

    北陸新幹線はJR東日本が所有するE7系とJR西日本が所有するW7系の合わせて30編成ありますが、今回の浸水でE7系の8編成とW7系の2編成が被害を受けていて、北陸新幹線の全車両の3分の1が被害にあったことになります。

    このためJR東日本などは、現時点での運転再開のめどは全くたっていないとしていて、仮に運転が再開されても運行本数が減る可能性があるということです。

    車両基地はJR長野駅から北東に10キロ余りの場所にあり、今回氾濫した千曲川が東に流れています。

    全日空・日本航空が臨時便

    北陸新幹線の3分の1の車両が浸水の被害を受け、運転再開のめどがたっていないことを受け、全日空は、13日夜、富山と羽田を結ぶ臨時便の運航を決めました。

    午後8時10分に富山発羽田行きの1便です。さらに14日以降も臨時便を検討しているということです。

    また、日本航空は13日▽午後7時55分の羽田発小松行きの便と、▽14午前7時45分の小松発羽田行きの便についてはそれぞれ、客席数が多い飛行機に変更します。

    各社ではホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

    専門家「最悪、廃車になるかもしれない」

    多くの北陸新幹線の車両が浸水被害を受けたことについて、鉄道のシステムに詳しい工学院大学の高木亮教授は「新幹線がここまで大規模に水没した事例は今回が初めてではないか」と述べました。

    そのうえで「車両が汚れた水につかってしまうと乾いたとしてもそのまま運転すると火が出る可能性があり、完全にきれいにする必要がある。しかし、電子機器などを隅々まで完全にきれいにするのは現実的には難しく、映像を見たかぎりでは、少なくとも床下にある機器類はすべて交換する必要があるのではないか」と指摘しています。

    さらに「床上にある空調の配線なども痛んでいた場合は最悪、廃車という事になるかもしれない。ただ、新幹線の車両120両をこれからすぐに製造するというのは難しく、仮に廃車となった場合の影響は利用者にとっても会社にとっても甚大だ」と話しています。

    1編成12両の製造におよそ32億円超

    JR西日本の平成27年3月期の有価証券報告書によりますと、北陸新幹線120両を製造する費用として、328億1100万円が記載されています。これを単純計算し、1編成あたりの費用を試算してみると、1編成12両を製造するのにおよそ32億8000万円かかることになります。

    ハザードマップ “浸水するおそれある”

    長野県のハザードマップでは、今回、被害を受けた長野市赤沼の「長野新幹線車両センター」の付近は、付近の千曲川などが氾濫した際には、10メートル以上、浸水するおそれがあるとされていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128411000.html

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  15. 台風19号 自衛隊 1都10県で救助活動
    2019年10月13日 14時56分

    自衛隊は、長野県や茨城県、それに宮城県や岩手県など、関東や東北の1都10県からの要請を受けて、各地の部隊を派遣し、正午現在、およそ700人の態勢で浸水地域に取り残された住民の捜索や救助などの活動にあたっています。

    このうち、千曲川の堤防が決壊した長野市穂保地区や、阿武隈川が氾濫した宮城県の丸森町では、陸上自衛隊や航空自衛隊のヘリコプターによる救助活動を行っていて、正午までに133人を救助したということです。

    また、各地でボートを使った救助活動も進め、これまでに少なくとも25人を救助したということです。

    このほか、自衛隊はヘリコプターや小型の無人機ドローンを使って、ほかにも被害がないか情報収集を行っています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128891000.html

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  16. 特別養護老人ホームで220人が孤立 ボートで救助活動 埼玉 川越
    2019年10月13日 15時03分

    埼玉県川越市にある特別養護老人ホームが近くを流れる越辺川が氾濫した影響で水につかり、警察などが救助活動を行っています。

    13日午前8時ごろ、埼玉県川越市の下小坂地区にある特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」が水につかったという通報が警察と消防にありました。

    施設がある下小坂地区は、近くを流れる越辺川が氾濫して広い範囲が水につかっています。

    川越市によりますと施設は建物が4棟あり、1階建ての2棟は水につかりましたが、施設にいた高齢者や職員あわせて220人あまりは2階建ての建物に避難して、いずれも命に別状はないということです。

    NHKがヘリコプターから撮影した映像には入所者とみられるお年寄りなどがボートで救出される様子がうつっています。

    消防によりますと、下小坂地区では今のところ行方のわからない人がいるという情報は入っていないということです。警察や消防などは、施設に取り残されている人たちの救助活動を行っています。

    支援に来た職員「まだ多くが取り残され心配」

    近くを流れる川が氾濫した埼玉県川越市の下小坂地区にある特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」では周囲が水につかっているため、警察や消防がボートを使って施設に取り残されている人たちを救助していました。

    同じ法人が運営する別の施設から支援に来た男性職員は「急に水位が上がり物資を高い所に上げることができなかったと聞いて、物資を持って駆けつけました。まだ多くの入所者や職員が取り残されているので心配です」と話していました。

    また、90歳の母親がボートで救助されたという68歳の男性は「この地区は例年、浸水しやすい場所なので、きのうからの大雨で心配していました。朝方にボートで避難するという連絡がきてすぐに駆けつけました」と話していました。

    避難の経緯は

    埼玉県川越市によりますと、浸水した特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」は4つの建物があり、あわせて、220人余りの高齢者と職員がいたということです。

    この施設は以前も大雨が降った際に水につかったことがあったため、台風の接近に伴って市と定期的に連絡を取っていたということです。

    施設の責任者からは13日午前3時ごろ「水位が上がってきたので2階建ての建物に避難を始めている」という連絡があったということです。

    そして、午前4時ごろに市が連絡を入れた際には「全員避難を終えた」と話していたということです。

    川越市によりますと、避難をした人たちはいずれも命に別状はないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128641000.html

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  17. ヘリコプターで救助中に女性が40m落下 心肺停止で搬送
    2019年10月13日 15時06分

    東京消防庁によりますと、13日午前10時ごろ、浸水被害が起きていた福島県いわき市平地区で、東京消防庁の隊員が、70代の女性をハーネスなどでつり上げて救助していたところ、誤って女性が落下する事故があったということです。女性は意識がなく、心肺停止の状態で病院に搬送されたということです。

    東京消防庁によりますと、救助活動を行っていたのはヘリコプターで上空から救助を行う部隊「エアハイパーレスキュー」で、落下事故が起きたのは高度がおよそ40メートルほどのところだったということです。

    東京消防庁が詳しい経緯を調べています。

    今回の台風で、東京消防庁は、孤立している世帯が多いとみられる福島県と長野県にヘリコプターの部隊を派遣して、救助などにあたっていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129261000.html

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  18. 土砂災害は少なくとも12都県で48件
    2019年10月13日 15時08分

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどの土砂災害は、13日の午前の時点で、少なくとも12の都県で48件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、2棟の住宅に住んでいた3人が死亡するなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

    都道府県別では、▽岩手県で11件、▽福島県と山梨県、静岡県でいずれも6件、▽神奈川県と埼玉県で5件、▽東京で3件、▽群馬県で2件、▽山形県、栃木県、石川県、三重県でいずれも1件となっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129271000.html

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  19. 水戸 那珂川沿岸が広範囲浸水 国道123号線が完全水没
    2019年10月13日 15時34分

    水戸市消防本部によりますと、水戸市を流れる那珂川沿岸の飯富町では住宅の周囲が浸水して取り残された人がいるという通報があり、消防隊員がボートで救助活動にあたっているということです。現場付近では国道123号線が完全に水没し、コンビニエンスストアの看板や道路標識なども半分以上が水につかっています。

    第3管区海上保安本部は、茨城県からの要請をうけ、水戸市藤井町で水害により孤立している25人の救助に向かうことになりました。海上保安本部の特殊救難隊4人がヘリコプターで向かい、午後2時半すぎに現場に到着次第、救助にあたるということです。

    午後2時すぎにNHKのヘリコプターから撮影された水戸市中心部を流れる那珂川沿岸の映像では、コンビニエンスストアが屋根の近くまで水につかっていました。

    一面が水につかっていて、屋根の部分しか見えない住宅もありました。

    水につかった地域の近くには常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジがありますが、水没して閉鎖されていました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129291000.html

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  20. 台風19号は温帯低気圧に 危険な場所には近づかないで!
    2019年10月13日 15時42分

    東日本と北日本を通過した台風19号の影響で、東北や関東甲信越などで記録的な豪雨となり、各地で川の氾濫や土砂災害が発生しているうえ、このほかの地域でも、新たな災害が起きる危険性の高い状態が続いています。厳重な警戒を続け、増水した川や斜面など危険な場所には近づかないでください。

    気象庁によりますと、台風19号は、12日夜、静岡県の伊豆半島に上陸したあと東日本と北日本を通過して、13日正午に日本の東の海上で温帯低気圧に変わりました。

    今回の台風の影響で、24時間の雨量が宮城県で600ミリ近くに達したところがあるほか、岩手県と福島県で400ミリを超えました。

    また、48時間の雨量も神奈川県箱根町でおよそ1000ミリに達するなど、東北や関東甲信越などでは、各地で年間降水量の3割から4割に当たる雨が、わずか1日、2日の間で降るという記録的な豪雨となりました。

    これまでの雨で、長野県の千曲川、福島県の阿武隈川、埼玉県の越辺川など各地で川の氾濫が相次いでいます。この時間、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があるのは、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、長野県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県です。

    また、土砂災害の危険性も非常に高い状態が続いていて、岩手県、宮城県、山形県、埼玉県、長野県、新潟県に土砂災害警戒情報が発表されています。

    東北や関東甲信越では、各地で川の氾濫や土砂災害が発生しているうえ、このほかの地域でも川の水位が非常に高く地盤も緩んでいて、新たな災害が起きる危険性の高い状態が続いています。

    川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に引き続き厳重に警戒し、増水した川や斜面など危険な場所には近づかないでください。

    北日本の太平洋側 “強風や高波にも十分注意を”
    一方、台風から変わった温帯低気圧は、次第に日本から遠ざかっていますが、北日本では13日夜にかけて海上を中心に風が強い状態が続き、北日本の太平洋側では、波の高さが6メートルから8メートルの大しけが続く見込みで、強風や高波にも十分注意が必要です。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129121000.html

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  21. 中央道と圏央道 復旧見通し立たず 通行止め解除には数日か
    2019年10月13日 17時28分

    台風19号の影響で道路沿いの土砂が道路に流れ込むなどして中央自動車道と圏央自動車道の一部の区間で通行止めとなっています。高速道路会社は13日中の復旧は難しく、通行止めの解除には数日かかるおそれもあるとしています。

    通行止めとなっているのは▼中央自動車道の大月インターチェンジと八王子インターチェンジの区間と、▼圏央自動車道のあきる野インターチェンジと相模原インターチェンジの区間です。

    中日本高速道路によりますと、これらの区間では台風19号の影響で道路沿いの土砂が道路に流れ込んだり、料金所の機械が故障したりするなどの被害が相次いで確認されたということです。

    土砂を取り除くなどの作業にしばらく時間がかかる見込みで、これまでのところ復旧の見通しはたっておらず、通行止め解除には数日かかるおそれもあるということです。

    一方、東名高速道路は清水ジャンクションから富士インターチェンジの通行止めは13日午後4時に解除され、すべての区間で通行できるようになりました。

    また、神奈川県西部を通る西湘バイパスは、道路上や関連の施設に台風による高波の被害が相次いでいる影響で通行止めが続いていて、解除の見通しはたっていないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129351000.html

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  22. 水戸 那珂川沿岸が広範囲浸水 国道123号線が完全水没
    2019年10月13日 17時05分

    水戸市を流れる那珂川に周辺から複数の川が流れ込む地域では、広い範囲が浸水し、消防や自衛隊などが取り残された人の救助活動にあたっています。行方が分からなくなっている人やけが人などの情報はないということですが、水戸市が引き続き情報の収集に当たっています。

    水戸市によりますと、大規模な浸水が起きているのは那珂川の周辺にある水戸市岩根町や飯富町、藤井町周辺です。

    那珂川に向かって藤井川や田野川、西田川といった支流が流れ込む辺りで、市によりますとこれらの支流の川があふれたとみられるということです。

    浸水した地域に設置されている水位計では、西田川は13日午前2時半すぎに水位が堤防の高さを超えています。また、その下流の西田川と藤井川が合流する辺りでは、午前4時半に水位が堤防の高さを超えていました。

    水はコンビニエンスストアの屋根近くまで達していて、現在、自衛隊のヘリコプターや消防のボートで取り残された人の救助活動に当たっているということです。

    また、第3管区海上保安本部は、茨城県からの要請をうけ、ヘリコプターで孤立している人の救助に当たっています。水戸市によりますと、この地域で行方が分からなくなっている人やけが人などの情報はないということですが、水戸市は救助活動を急ぐとともに引き続き情報の収集に当たっています。

    コンビニ屋根の近くまで水

    午後2時すぎにNHKのヘリコプターから撮影された水戸市中心部を流れる那珂川沿岸の映像では、コンビニエンスストアが屋根の近くまで水につかっていました。

    一面が水につかっていて、屋根の部分しか見えない住宅もありました。

    水につかった地域の近くには常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジがありますが、水没して閉鎖されていました。

    那珂川流域 浸水で約70人を救助

    大規模な浸水被害が起きている、水戸市の那珂川と複数の川が合流する地域では、水戸市によりますと、これまでに住民およそ70人が救助されたということです。

    浸水した地域では、現在も消防がボートで、取り残された人がいないかを確認しながら、救助活動にあたっているほか、自衛隊や第3管区海上保安本部も、ヘリコプターで空から救助にあたっています。

    水戸市によりますと、午後2時までに消防によって住民69人が救助されたということです。今のところ、この地域で行方が分からなくなっている人やけが人などの情報は入っていないということです。

    水戸市は引き続き、取り残された人がいないかなど情報の収集にあたっています。

    未明に氾濫危険水位を超える

    那珂川は栃木県の那須岳から流れだし、茨城県の常陸大宮市や水戸市を流れ、その後、桜川などと合流し太平洋につながる総延長およそ150キロの国の1級河川です。

    国土交通省の常陸河川国道事務所によりますと那珂川は、13日午前2時半ごろ、水戸市の水府橋観測所で氾濫危険水位の6メートル20センチを超え、午後3時40分にはおよそ8メートルに達したということです。

    水位は徐々に下がり、13日午後7時ごろには氾濫危険水位を下回る見込みだということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129291000.html

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  23. 利根川の下流部 避難判断水位に さらに水位上がるおそれ
    2019年10月13日 17時54分

    国土交通省によりますと、茨城県を流れる利根川は、稲敷市で自治体が避難の呼びかけなどを行う目安とされる、「避難判断水位」に達しています。今後、さらに水位が上がるおそれがあり、国土交通省と気象庁は「氾濫警戒情報」を出して警戒を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012129621000.html

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  24. 台風19号 被害甚大【決壊】21河川24か所【越水】のべ142河川に
    2019年10月13日 20時56分

    台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、13日の夕方の時点で21河川の24か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。

    また、水が堤防を乗り越える「越水」による氾濫は、国や15の都県が管理するのべ142の河川で確認されました。

    「決壊」21河川24か所

    堤防の決壊が確認されたのは、次の河川です。

    《国管理の河川》

    ▽吉田川の宮城県大郷町付近
    ▽久慈川の茨城県常陸大宮市の富岡と塩原の合わせて2か所
    ▽那珂川の茨城県常陸大宮市の野口と下伊勢畑の合わせて2か所
    ▽都幾川(ときがわ)の埼玉県東松山市正代
    ▽越辺川(おっぺがわ)の埼玉県坂戸市平塚
    ▽九十九川の埼玉県東松山市正代
    ▽千曲川で長野市穂保

    《県管理の河川》

    ▽秋山川の栃木県佐野市赤坂町
    ▽黒川の栃木県壬生町上稲葉
    ▽荒井川の栃木県鹿沼市野尻
    ▽三杉川の栃木県栃木市下岡
    ▽荒川の栃木県那須烏山市藤田
    ▽蛇尾川(さびがわ)の栃木県大田原市北大和久
    ▽中川の栃木県矢板市
    ▽内川の栃木県さくら市
    ▽百村川(もむらがわ)の栃木県大田原市

    ▽志戸川(しどがわ)の埼玉県美里町
    ▽都幾川(ときがわ)の埼玉県東松山市
    ▽新江川(しんえがわ)の埼玉県東松山市

    ▽宇多川の福島県相馬市

    ▽渋井川の宮城県大崎市
    ▽砂押川(すなおしがわ)の宮城県利府町

    「越水」のべ142河川

    堤防からの越水などが確認されているのは、国や15都県が管理する河川で、管理が重複する河川も合わせてのべ142河川です。

    《国管理の河川》

    ▽阿武隈川 ▽多摩川
    ▽千曲川 ▽牛渕川
    ▽吉田川 など合わせて24河川。

    《都県管理の河川》

    ▽宮城県で13河川 ▽福島県で4河川
    ▽茨城県で3河川 ▽群馬県で2河川
    ▽栃木県で24河川 ▽埼玉県で34河川
    ▽東京で5河川 ▽神奈川県で4河川
    ▽山梨県で5河川 ▽新潟県で3河川
    ▽静岡県で15河川 
    ▽長野県と三重県でいずれも2河川
    ▽青森県と山形県でいずれも1河川

    長野県 千曲川が決壊 広範囲で大規模浸水

    台風19号による大雨で長野県内を流れる千曲川が決壊しました。また多くの場所で氾濫し、長野市や千曲市など流域の広い範囲で大規模な浸水被害が発生しています。

    国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所によりますと、長野県内を流れる「千曲川」では長野市の穂保地区でおよそ70メートルにわたって堤防が決壊しました。

    千曲川河川事務所は、堤防が決壊した正確な時間は分からないとしていますが、監視カメラの映像が途切れた13日午前2時ごろから、職員が現場にかけつけた午前5時半ごろまでの間に堤防が決壊したと考えられるとしています。

    また、長野県内の千曲川では、
    ▼上田市国分
    ▼千曲市雨宮
    ▼須坂市北相之島
    ▼小布施町の飯田・山王島
    ▼長野市の篠ノ井横田・篠ノ井小森・穂保
    ▼中野市の立ヶ花・栗林で、水が堤防を越えてあふれ出して氾濫しました。

    《千曲川決壊の被災地 水が引くまでに2週間か》

    台風19号で、長野市の千曲川で堤防が決壊していまも住宅などが水につかっている地区について、長野市は水が完全に引くまで少なくとも2週間程度はかかるという見通しを示しました。

    長野市によりますと、穂保地区の千曲川の周辺で最大規模の大雨が降り川の水があふれた場合は、水が完全に引くまでに1週間から2週間かかると想定されているということです。

    長野市は13日の記者会見で、今回は堤防が決壊して氾濫が起き、川から水が出続けていることから水が完全に引くまでにさらに時間がかかるおそれがあり、少なくとも2週間程度はかかるという見通しを示しました。

    市によりますと決壊した堤防は、5年前に強度を高める工事を終えていたということです。

    加藤久雄市長は「工事を終えたばかりの堤防で大丈夫だと思っていたので、これほどの被害が出るとは思っていなかった。市民生活を取り戻すため、1日も早く堤防の復旧作業を終えたい」と述べました。

    また、加藤市長は、今回と同じような記録的な大雨が再び降った際にも耐えられる堤防をつくれるよう、専門家と相談し、国に要望したいという考えを示しました。

    《千曲川氾濫 下水処理できず 処理場浸水で 長野市》

    台風19号で、千曲川が氾濫した影響で、長野市に3つある下水処理場のうち1か所が浸水し、下水の処理ができなくなっています。

    浸水したのは、長野市赤沼にある「クリーンピア千曲」で、長野市の北東部に加え、須坂市、小布施町、高山村の下水処理を行っています。

    長野市によりますと、市内にある残る2か所の下水処理場も大量の雨水が流れ込んだ影響で、処理の機能が大幅に低下しているということです。

    そのため市は、下水処理ができなくなるおそれがあるとして、住民に対して、洗濯や風呂の使用を控えて排水を減らすよう呼びかけています。

    長野市によりますと、下水処理場が機能しなくなっているため、場合によってマンホールから下水があふれるおそれもあるとして、市民へ注意を呼びかけています。

    栃木 佐野 秋山川が氾濫 住宅地に水流れ込む

    栃木県佐野市では市内を流れる秋山川が決壊して多くの住宅が浸水し、消防が救助活動にあたっています。

    佐野市の危機管理課によりますと市内を流れる秋山川が12日の午後9時すぎに氾濫しました。

    佐野市赤坂町付近では、秋山川の堤防が少なくとも10メートル以上にわたって決壊し、水が付近の住宅街に流れ込んでいます。

    川が決壊した場所は、JR佐野駅から南西におよそ2キロの住宅街で、佐野市によりますと、13日午前11時の時点で付近の住民からは消防や市に対し救助を求める通報が複数寄せられているということです。

    宮城 大郷町 吉田川が決壊 氾濫

    国土交通省の北上川下流河川事務所と仙台管区気象台は13日午前8時40分、宮城県大郷町粕川で、吉田川の堤防が決壊して氾濫が発生したと発表しました。

    茨城 常陸大宮 那珂川が2か所で決壊 氾濫

    国土交通省関東地方整備局によりますと、茨城県を流れる那珂川は、常陸大宮市内の2か所で堤防が決壊し、氾濫が発生したということです。消防によりますと浸水した地域からおよそ60人が救助され、取り残されている人はいないということです。

    堤防が決壊したのは、常陸大宮市の野口地区と下伊勢畑地区の合わせて2か所です。常陸大宮市によりますと、市内では那珂川の決壊によって、住宅などおよそ300棟で床上や床下浸水の被害が確認されているということです。

    消防によりますと、これまでに浸水した地域で救助の要請があった人や体調不良を訴えた人などおよそ60人を救助したということです。

    また、消防と自衛隊がこの地域の住宅を1軒1軒訪問して住民の安否を確認したところ、今のところ、行方不明になっている人や取り残されている人はいないということです。

    茨城 常陸大宮 久慈川が氾濫

    国土交通省常陸河川国道事務所と水戸地方気象台は13日午前5時20分に常陸大宮市を流れる久慈川の小倉地区と富岡地区で氾濫が発生したと発表しました。

    埼玉 東松山 都幾川(ときがわ)が決壊 氾濫

    国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所によりますと、「都幾川」では、埼玉県東松山市内の2か所で堤防が決壊し周辺に浸水被害が出ました。

    このうち葛袋(くずぶくろ)では12日午後6時40分ごろに、その下流にある早股(はやまた)では13日午前7時すぎに、それぞれ堤防が決壊しているのが確認されました。

    埼玉 川越 越辺川(おっぺがわ)が決壊 氾濫

    「都幾川」と合流し、下流側を流れる「越辺川(おっぺがわ)」でも13日朝早く、埼玉県東松山市と埼玉県川越市の2か所で堤防が決壊しているのが確認されました。

    このうち、川越市の堤防の決壊現場の周辺では、多くの住宅や特別養護老人ホームなどが水につかる被害が出ています。

    警察や消防によりますと、13日午前8時ごろ、埼玉県川越市の下小坂地区にある特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」が水につかったという通報が入ったということです。

    消防が駆けつけたところ、施設がある下小坂地区は近くを流れる越辺川が氾濫して広い範囲が浸水し、特別養護老人ホームは4棟ある建物のうち1階建ての2棟が水につかっていました。

    施設にいた高齢者や職員合わせて200人余りは2階建ての建物に避難し、警察や消防などが午前10時半ごろからボートを使って救助活動を行い、13日午後5時20分ごろ、全員を救助したということです。

    救助された人にけがはなく、市内の避難所に移動したということです。

    埼玉 東松山 九十九川で氾濫発生

    埼玉県東松山市は13日午前2時すぎ、毛塚地区で九十九川が氾濫したと発表しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191013/k10012128651000.html

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  25. 八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇
    2019/10/13 15:21

     国が来春の運用開始を目指し、今月1日に貯水試験を始めた八ッ場やんばダム(群馬県長野原町)の水位が、台風19号による大雨で急上昇した。国土交通省関東地方整備局の速報によると、13日午前5時現在の水位は標高573・2メートルとなり、満水時の水位(標高583メートル)まで10メートルほどに迫った。台風によるダムの被害は確認されていない。

    今月11日、水位が急上昇する前の八ッ場ダム。JRの旧吾妻線の鉄橋が見えるが、13日には完全に沈んだ(群馬県長野原町で)

     八ッ場ダムでは、満水にした後に最低水位の536メートルまで下げていき、ダム本体や周辺の斜面の安全性を確かめる試験湛水たんすいが始まっている。国交省は、最高水位に達するまで「3~4か月かかる」とみていたが、周辺では11日未明から13日朝までに累計347ミリの雨が降り、山間部から流れ込んだ水でダム湖の水位は約54メートルも上昇した。水没予定地に残された鉄橋も11日時点では見えていたが、完全に水の底に沈んだ。

     満水時の水位に近づいたことから、国交省は「今後は水位維持の操作に移る」としている。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191013-OYT1T50060/

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  26. 【台風19号】満潮と重なり道路冠水 利根川上流から水が大量流入/千葉・銚子
    10/13(日) 20:19配信千葉日報オンライン

    台風19号による利根川増水の影響で冠水した道路=13日午後3時5分ごろ、千葉県銚子市

     各地に洪水をもたらした台風19号の通過後、利根川の河口に当たる千葉県銚子市では13日、上流からの水の大量流入が満潮の時間帯と重なったため水があふれ出し、冠水が発生した。国土交通省は河川氾濫の恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。
     
     同市総務課危機管理室によると、同日午後3時55分の満潮時刻を前に水位が大きく上昇し、市内の利根川周辺への浸水を確認した。
     
     同市本城町の船着き場周辺などでは利根川から水があふれ道路が水浸しになったほか、同市唐子町などでは支流への逆流が発生し冠水した。同市垣根町の浸水したエリアでは、市消防本部の消防隊員と救急隊員が安全な病院まで送り届けるため、足の悪い高齢者を運び出した。
     
     同日午後3時半時点で自宅の駐車場まで水が浸入していた同市の会社員男性(48)は「床を高くしているが、これ以上水位が上がったら室内に浸水してしまう」と危機感を募らせた。船着き場でプレジャーボートの係留状態を調整していた同市の鉄鋼業男性(63)は「めったにないことだが、これからも異常気象でこんなことばかり起きたらかなわない」と話した。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00010008-chibatopi-l12

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  27. 茨城の甚大被害明らかに「報道遅い」相次ぐ嘆きの声
    10/13(日) 19:26配信日刊スポーツ

    各地で河川氾濫を引き起こした台風19号に関し13日、茨城県での被害の大きさが次々と明らかになった。他県の河川に比べて報道が遅れていたことから、SNS上では甚大な被害の写真、動画とともに「茨城、見捨てられたの?」「なんでテレビでやらないの?」などのツイートが相次いだ。

    水戸市によると、13日午前3時あたりから那珂川の支流、西田川などの水位が上がり、同5時ごろに堤防の上を越流しているのをパトロール中の職員が見つけた。水戸市の飯富町、岩根町、下国井町など広い範囲が浸水し、自宅の2階に非難する人が多数出るなど深刻な被害に見舞われた。この日午前から午後2時までに、130人がボートやヘリコプターで救助された。常陸大宮市でも、那珂川の堤防2カ所が決壊した。

    SNS上では、水没して建物の屋根しか見えなくなっているコンビニの写真や、流れてきたという牛が道路にポツンといる写真、水没している町を車窓から映した動画など、被害の大きさを伝える投稿が相次いだ。茨城にはNHK水戸放送局以外に民放のテレビ局がなく、「テレビ局がないから報道されない」「陸の孤島だから?」と嘆く声も。「3・11の地震の時といい、どううして茨城は報道が遅いのか」「県民だが、ツイッターで初めて知った」「茨城の人、大丈夫ですか」などとツイートが寄せられている。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-10130898-nksports-soci

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  28. 台風19号 堤防決壊は37河川51か所
    2019年10月14日 19時47分

    台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、14日午前の時点で、7つの県で合わせて37河川の51か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。

    《国管理の河川》

    国の管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、6つの河川の合わせて11か所です。

    ▽吉田川が宮城県大郷町で1か所、
    ▽都幾川が埼玉県東松山市で1か所、
    ▽越辺川が埼玉県東松山市と川越市でそれぞれ1か所、
    ▽那珂川が茨城県那珂市で1か所、常陸大宮市で2か所、
    ▽久慈川が茨城県常陸大宮市で3か所、
    ▽千曲川が長野市で1か所決壊しました。

    《県管理の河川》
    また、7つの県が管理する合わせて32河川40か所でも堤防の決壊が確認されています。

    福島県は14河川です。
    ▽阿武隈川が矢吹町で2か所、
    ▽広瀬川が伊達市で1か所、
    ▽滝川が国見町で1か所、
    ▽濁川が福島市で1か所、
    ▽安達太良川が本宮市で1か所、
    ▽社川が白河市と棚倉町でそれぞれ1か所、
    ▽藤川が会津美里町で1か所、
    ▽三滝川が新地町で1か所、
    ▽宇多川が相馬市で2か所、
    ▽南相馬市では太田川、小高川、前川、川房川でそれぞれ1か所、
    ▽夏井川が、いわき市で3か所決壊しているのが確認されました。

    宮城県は5河川です。
    ▽渋井川が大崎市で、
    ▽砂押川が利府町で、
    ▽照越川が栗原市で、
    ▽荒川が栗原市で、
    ▽石貝川が登米市でそれぞれ1か所決壊しました。

    茨城県では
    ▽藤井川が水戸市で2か所決壊しました。

    栃木県は8河川です。
    ▽秋山川が佐野市で2か所、
    ▽荒川が那須烏山市で2か所、
    ▽蛇尾川が大田原市で、
    ▽黒川が壬生町で、
    ▽荒井川が鹿沼市で、
    ▽三杉川が栃木市で、
    ▽思川が鹿沼市で、
    ▽出流川が足利市で、それぞれ1か所決壊しました。

    埼玉県では
    ▽都幾川が東松山市で1か所、
    ▽新江川が東松山市で1か所決壊しました。
     
    新潟県では
    ▽八代川が上越市で1か所決壊しました。

    長野県では
    ▽志賀川が佐久市で1か所決壊しました。

    越水などによる氾濫 延べ176河川

    このほか、国や都県が管理する河川で堤防からの越水などによる氾濫が確認されています。

    《国管理の河川》

    ▽阿武隈川▽多摩川▽千曲川▽鬼怒川▽吉田川など
    合わせて22河川です。

    《都県管理の河川》

    ▽福島県で29河川、
    ▽埼玉県で28河川、
    ▽静岡県で25河川、
    ▽茨城県で18河川、
    ▽栃木県で16河川、
    ▽長野県で14河川、
    ▽宮城県で12河川など、
    15都県の延べ176河川で越水などによる氾濫が発生し、浸水被害が起きています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191014/k10012131271000.html

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    1. 台風19号 堤防決壊は37河川52か所
      2019年10月14日 23時20分

      台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、14日夕方の時点で、7つの県であわせて37河川の52か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。

      国管理の河川

      国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川のあわせて12か所です。
      ▽阿武隈川が福島県須賀川市浜尾で1か所、
      ▽吉田川が宮城県大郷町粕川で1か所、
      ▽都幾川が埼玉県東松山市早俣で1か所、
      ▽越辺川が埼玉県東松山市正代と川越市平塚新田でそれぞれ1か所、
      ▽那珂川が茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と伊勢畑でそれぞれ1か所、
      ▽久慈川が茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町でそれぞれ1か所、
      ▽千曲川が長野市穂保で1か所決壊しました。

      これらの12か所については、さらに川の水があふれ出ないように、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行ってるということです。

      県管理の河川

      また、7つの県が管理する合わせて32河川40か所でも、堤防の決壊が確認されています。

      福島県は14河川です。
      ▽阿武隈川が矢吹町で2か所、
      ▽広瀬川が伊達市で1か所、
      ▽滝川が国見町で1か所、
      ▽濁川が福島市で1か所、
      ▽安達太良川が本宮市で1か所、
      ▽社川が白河市と棚倉町でそれぞれ1か所、
      ▽藤川が会津美里町で1か所、
      ▽三滝川が新地町で1か所、
      ▽宇多川が相馬市で2か所、
      ▽南相馬市では太田川、小高川、前川、川房川でそれぞれ1か所、
      ▽夏井川が、いわき市で3か所決壊しているのが確認されました。

      宮城県は5河川です。
      ▽渋井川が大崎市古川渋井で、
      ▽砂押川が利府町沢乙で、
      ▽照越川が栗原市築館で、
      ▽荒川が同じく栗原市築館で、
      ▽石貝川が登米市津山地区でそれぞれ1か所決壊しました。

      茨城県では
      ▽藤井川が水戸市、藤井町で2か所決壊しました。

      栃木県は8河川です。
      ▽秋山川が佐野市赤坂町と大橋町でそれぞれ1か所、
      ▽荒川が那須烏山市藤田と三箇でそれぞれ1か所、
      ▽蛇尾川が大田原市北大和久で、
      ▽黒川が壬生町上稲葉で、
      ▽荒井川が鹿沼市野尻で、
      ▽三杉川が栃木市下岡で、
      ▽思川が鹿沼市久野で、
      ▽出流川が足利市奥戸町で、それぞれ1か所決壊しました。

      埼玉県では
      ▽都幾川が東松山市神戸で1か所、
      ▽新江川が東松山市古凍で1か所決壊しました。

      新潟県では▽矢代川が上越市西田中で1か所決壊しました。

      長野県では▽志賀川が佐久市で1か所決壊しました。

      越水などによる氾濫 延べ181河川

      このほか、国が管理する河川で堤防からの越水などによる氾濫が確認されたのは
      ▽阿武隈川
      ▽多摩川
      ▽千曲川
      ▽鬼怒川
      ▽吉田川など合わせて22河川です。

      また、都や県が管理する河川では、
      ▽青森県で1河川、
      ▽岩手県で3河川、
      ▽宮城県で16河川、
      ▽福島県で30河川、
      ▽山形県で4河川、
      ▽茨城県で18河川、
      ▽群馬県で2河川、
      ▽栃木県で23河川、
      ▽埼玉県で23河川、
      ▽東京で5河川、
      ▽神奈川県で3河川、
      ▽山梨県で5河川、
      ▽新潟県で5河川、
      ▽長野県で14河川、
      ▽静岡県で27河川、
      ▽三重県で2河川と、
      16都県の181河川で越水などによる氾濫が発生し、浸水被害が起きています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191014/k10012131271000.html

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  29. タワーマンション 浸水で停電や断水 高層階も階段で 川崎
    2019年10月14日 17時57分

    タワーマンションが建ち並ぶ川崎市中原区の武蔵小杉駅近くでは、台風による浸水で、47階建てマンションの地下の配電盤が壊れ、多くの部屋で停電や断水が起きているということです。住民たちは階段で高層階まで上り下りしたり、親戚の家などに身を寄せたりしているということです。

    浸水で地下の配電盤壊れる 多くの部屋で停電や断水

    川崎市によりますと、JRや東急線の武蔵小杉駅近くに建ち並ぶタワーマンションのひとつ、地上47階建てのマンションでは、台風の大雨に伴う浸水で地下にある配電盤が壊れ、多くの部屋で停電や断水が続いているということです。

    エレベーターが使えず 階段で高層階へ上り下り

    住民によりますとエレベーターが使えず、居住者などは階段を使って高層階への上り下りを強いられているということです。また、断水でトイレが使えない部屋も多く、住民のなかには親戚の家やホテルに身を寄せる人も出てきているいうことです。

    管理会社 “復旧には少なくとも1週間”

    マンションの玄関には水を吸い出すためとみられる作業用の車両が停まっていて太いホースが建物の中に向けて伸びていました。

    住民によりますと、管理会社から復旧には少なくとも1週間はかかると説明を受けているということです。

    70代女性「足がけいれん こんなリスクあるなんて…」

    マンションで暮らす80代の姉夫婦を心配してかけつけたという埼玉県坂戸市の70代の女性は「24階まで上って降りて足がけいれんを起こしてしまいました。赤ちゃんを抱えた人が階段を上り下りしてかわいそうでした。高層マンションに住むのはうらやましいと思っていましたが、こんなリスクがあるなんて驚きました」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191014/k10012131121000.html

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    1. 武蔵小杉 タワマン 地下浸水で停電・断水 高層階も階段利用に
      2019年10月14日 21時35分

      タワーマンションが建ち並ぶ川崎市中原区の武蔵小杉駅近くでは、台風による浸水で、47階建てマンションの地下の配電盤が壊れ、多くの部屋で停電や断水が起きているということです。住民たちは階段で高層階まで上り下りしたり、親戚の家などに身を寄せたりしているということです。

      浸水で地下の配電盤壊れる 多くの部屋で停電や断水

      川崎市によりますと、JRや東急線の武蔵小杉駅近くに建ち並ぶタワーマンションのひとつ、地上47階建てのマンションでは、台風の大雨に伴う浸水で地下にある配電盤が壊れ、多くの部屋で停電や断水が続いているということです。

      エレベーターが使えず 階段で高層階へ上り下り

      住民によりますとエレベーターが使えず、居住者などは階段を使って高層階への上り下りを強いられているということです。また、断水でトイレが使えない部屋も多く、住民のなかには親戚の家やホテルに身を寄せる人も出てきているいうことです。

      管理会社 “復旧には少なくとも1週間”

      マンションの玄関には水を吸い出すためとみられる作業用の車両が停まっていて太いホースが建物の中に向けて伸びていました。

      住民によりますと、管理会社から復旧には少なくとも1週間はかかると説明を受けているということです。

      70代女性「足がけいれん こんなリスクあるなんて…」

      マンションで暮らす80代の姉夫婦を心配してかけつけたという埼玉県坂戸市の70代の女性は「24階まで上って降りて足がけいれんを起こしてしまいました。赤ちゃんを抱えた人が階段を上り下りしてかわいそうでした。高層マンションに住むのはうらやましいと思っていましたが、こんなリスクがあるなんて驚きました」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191014/k10012131121000.html

      削除
    2. 都会暮らしは平時は何不自由ないかもしれないが、いったん災害や異常事態になると…

      オール電化文化生活を過信しすぎると、いざとなるといっきにみじめな原始生活に逆戻り。

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  30. 千曲川氾濫、浸水の深さ4・3m…阿武隈川は5・2m
    2019/10/14 10:14

    千曲川の氾濫に伴う長野市や小布施町などの浸水推定図(13日午後1時時点、国土地理院提供))

    阿武隈川の氾濫に伴う福島県伊達市や桑折町の浸水推定図(10月13日午後1時時点、国土地理院提供)

     国土地理院は13日、台風19号で河川が氾濫した長野県の千曲川や福島県の阿武隈川について、周辺の浸水域と浸水の深さを推定した地図をホームページで公表した。深さは、千曲川の付近で最大約4・3メートル、阿武隈川の付近で最大約5・2メートルに達したとみられる。

     国土地理院は、国土交通省がヘリコプターで上空から撮影した動画や写真、インターネットに投稿された写真などを分析し、推定した。

     長野市穂保の千曲川の堤防決壊現場の近くでは、南北約5キロ・メートルにわたって浸水。北陸新幹線の車両が水没した「長野新幹線車両センター」の北側が最も深いという。阿武隈川が氾濫した福島県桑折町では、浸水が東西約1・5キロ・メートルにわたり、一部で深さが約5・2メートルに達しているとみられる。

     国土地理院のホームページアドレスはhttps://www.gsi.go.jp。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20191014-OYT1T50097/

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  31. 茨城で氾濫の2河川、浸水域など推定した地図公開…深さ最大7m超の地域も
    2019/10/14 20:05

    那珂川の氾濫に伴う水戸市などの浸水推定図(14日午後1時時点、国土地理院提供)

    久慈川の氾濫に伴う茨城県常陸太田市などの浸水推定図(14日午後1時時点、国土地理院提供)

     国土地理院は14日、台風19号による大雨の影響で氾濫した茨城県内の那珂川と久慈川について、浸水域と浸水の深さを推定した地図をホームページで公表した。

     那珂川沿いでは、水戸市の常磐自動車道・水戸北スマートインターチェンジ付近で、深さが最大約7・2メートルに達したとみられるという。久慈川沿いでは、常陸太田市と那珂市でそれぞれ、深さが最大約4・0メートルになったとみられる。

     国土交通省がヘリコプターで上空から撮影した動画や写真、インターネットに投稿された写真などをもとに推定した。長野県内の千曲川と福島・宮城両県内の阿武隈川についても既に、浸水域と深さを推定した地図を公表している。国土地理院のホームページのアドレスはhttps://www.gsi.go.jp。

    https://www.yomiuri.co.jp/science/20191014-OYT1T50147/

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    1. 氾濫した河川、浸水域など推定した地図公表…埼玉に深さ3mの地域
      2019/10/14 22:41

      都幾川や越辺川の氾濫に伴う埼玉県坂戸市などの浸水推定図(14日午後4時時点、国土地理院提供)

       国土地理院は14日夜、台風19号による大雨の影響で氾濫した宮城県内の吉田川周辺と、埼玉県内の都幾とき川周辺について、浸水域と浸水の深さを推定した地図をホームページで公表した。

      吉田川や鶴田川の氾濫に伴う宮城県大郷町などの浸水推定図(14日午後5時時点、国土地理院提供)

       吉田川周辺では、宮城県大郷町の鶴田川沿いで深さが最大約4・5メートルに、都幾川周辺では埼玉県坂戸市の越辺おっぺ川沿いで深さが最大約3・0メートルになったとみられるという。

      那珂川の氾濫に伴う水戸市などの浸水推定図(14日午後1時時点、国土地理院提供)

      久慈川の氾濫に伴う茨城県常陸太田市などの浸水推定図(14日午後1時時点、国土地理院提供)

       国土交通省がヘリコプターで上空から撮影した動画や写真、インターネットに投稿された写真などをもとに推定した。

      千曲川の氾濫に伴う長野市や小布施町などの浸水推定図(13日午後1時時点、国土地理院提供))

      阿武隈川の氾濫に伴う福島県伊達市や桑折町の浸水推定図(10月13日午後1時時点、国土地理院提供)

       長野県内の千曲川と福島・宮城両県内の阿武隈川、茨城県内の那珂川、久慈川についても既に、浸水域と深さを推定した地図を公表している。国土地理院のホームページのアドレスは
      https://www.gsi.go.jp。

      https://www.yomiuri.co.jp/science/20191014-OYT1T50147/

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    2. 水戸の浸水、最大7・2m…3階床上浸水レベル
      2019/10/15 11:39

       台風19号の大雨による河川の氾濫で、水戸市の那珂川とその支流に囲まれた低地で、浸水の深さが最大約7・2メートルに達した可能性があることが、国土地理院の解析で分かった。この地域には住宅がないとみられるが、ビルの2階が水没し、3階が床上浸水したのと同レベルだった。専門家は「過去の水害でもまれにしかない深さ」だと話す。

       同院は国土交通省がヘリコプターで上空撮影した動画や写真などと標高データを組み合わせて推定した。那珂川のほか、浸水が広域に及んだ長野市の千曲川流域、宮城・福島県の阿武隈川流域、茨城県の久慈川流域なども解析し、それぞれ推定した浸水範囲を地図に落としてウェブサイトで公表した。

       それによると、浸水推定が約7・2メートルとなったのは水戸市内を走る常磐道の「水戸北スマートインターチェンジ」付近。ほかに千曲川沿いのJR北陸新幹線の車両が水没した「長野新幹線車両センター」の北側も推定約4・3メートルだった。

       2012年の九州北部豪雨の被災地の一部では、今回と同レベルの浸水推定結果が出ている。昨年の西日本豪雨の浸水は、岡山県倉敷市真備町で最大約5・38メートルだった。

       島谷幸宏・九州大教授(河川工学)は「浸水域は土地が低く、那珂川の本流と支流の堤防に囲まれて水がたまりやすい地域だった」と解析する。

       その上で、島谷教授は「住宅地で建物の上階に逃げる『垂直避難』では命を守ることができない地域があり、日頃から自宅以外の避難先を確認しておくべきだ」と訴える。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20191015-OYT1T50024/

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    3. ネットの情報がない時代をおもうとゾッとする…

      雨雲データマップなどの情報が瞬時に手に入るようになった今だからこそ、この被害で済んでいたのかもしれぬ。

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  32. 多摩川下流部で唯一、堤防未整備区間が決壊…住民「景観が大切」「家のぞかれる」
    2019/10/14 17:25

     12日夜に多摩川が氾濫した東京都世田谷区玉川には、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があった。

     国土交通省によると、12日は多摩川の水位が刻々と上昇し、午後10時10分頃には堤防未整備の区間(約540メートル)から濁流があふれたことが確認された。川と市街地の境界となっている道路も越え、二子玉川駅周辺の広い範囲が浸水した。

    東京都世田谷区玉川では市街地が水につかった(12日午後9時38分)

     この地域を巡っては、2007年の台風9号で2000袋以上の土のうを積んで浸水を防いだケースもあった。同省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根強く、同意を得られていなかった。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191014-OYT1T50094/

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  33. 宮城 吉田川決壊 地元の町など「堤防低い」とかさ上げ再三要求
    2019年10月14日 23時07分

    台風19号で決壊した宮城県大郷町の吉田川の堤防は、東日本大震災のあとに周囲の堤防より低くなっていたことから、町や地元住民が国に対して、かさ上げを再三求めていたことが分かりました。国は「想定を上回る雨量が決壊の主な原因だ」としています。

    台風19号による雨で、宮城県大郷町粕川にある吉田川の堤防が決壊し、100棟以上の住宅が浸水しました。

    国土交通省や町によりますと、決壊した堤防は、東日本大震災から3か月後の平成23年6月に国と町などが行った合同点検で周りの堤防より低くなっていることが分かりました。

    低くなった原因は不明ですが、町や消防団はそれ以降、国土交通省に堤防のかさ上げを要望しました。

    しかし、かさ上げ工事は行われず、先月になって高さ1メートルほどの、土のうを並べる対策が取られましたが、今回の決壊では土のうごと流され、堤防は大きく崩れました。

    大郷町消防団の鈴木安則団長は「周囲の堤防よりも低いので危惧していた。まさにその部分から決壊が始まっているので、起きるべくして起きたのではないか」と指摘しています。

    一方、国土交通省北上川下流河川事務所の八木恵里副所長は、「周りよりも低かったのは事実だが、想定される雨量には耐えられると考えていた。今回は想定を上回る雨が降ったことが決壊の主な原因で、堤防が周りよりも低かったこととの関係性は不明だ」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191014/k10012131341000.html

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    1. 結果的にはそこから決壊してんだから強弁は無理だろ。

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    2. やれることをやってれば弁解はできたのかもしれないが。

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  34. 甚大な被害 台風19号 58人死亡 37河川で決壊 全容は不明
    2019年10月15日 7時44分

    台風19号による豪雨で甚大な被害が出ています。今回の災害で亡くなった人は58人となり、堤防の決壊は、37河川の52か所に上っています。しかし、今の時点では詳しい状況が確認できていない地域もあり、被害の全容はまだ分かっていません。

    58人死亡 15人不明 211人けが

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の被害によって亡くなった人は、全国で合わせて58人となりました。また、15人が行方不明になっています。

    死亡したのは、
    ▽福島県で18人、
    ▽神奈川県で12人、
    ▽宮城県で10人、
    ▽栃木県、群馬県でそれぞれ4人、
    ▽埼玉県、静岡県、岩手県、長野県でそれぞれ2人、
    ▽茨城県、千葉県で1人です。

    また、神奈川県や福島県など6つの県で15人が行方不明になっています。

    このほか、32の都府県で211人がけがをしています。

    堤防決壊は37河川52か所 越水など延べ181河川

    台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、14日夕方の時点で、7つの県であわせて37河川の52か所に上ることが国土交通省の調査で分かりました。

    国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川のあわせて12か所です。

    ▽阿武隈川 福島県須賀川市浜尾
    ▽吉田川 宮城県大郷町粕川
    ▽都幾川 埼玉県東松山市早俣
    ▽越辺川 埼玉県東松山市正代と川越市平塚新田
    ▽那珂川 茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と伊勢畑
    ▽久慈川 茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町
    ▽千曲川 長野市穂保

    これらの12か所については、さらに川の水があふれ出ないように、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行ってるということです。

    また、7つの県が管理する合わせて32河川40か所でも、堤防の決壊が確認されています。

    ▽福島県 14河川 ▽宮城県 5河川
    ▽茨城県 1河川 ▽栃木県 8河川
    ▽埼玉県 2河川 ▽新潟県 1河川
    ▽長野県 1河川

    このほか、国が管理する河川で堤防からの越水などによる氾濫が確認されたのは22河川です。

    ▽阿武隈川 ▽多摩川 ▽千曲川
    ▽鬼怒川 ▽吉田川など

    また、都や県が管理する河川では、16都県の181河川で越水などによる氾濫が発生し、浸水被害が起きています。

    ▽青森県 1河川 ▽岩手県 3河川
    ▽宮城県 16河川 ▽福島県 30河川
    ▽山形県 4河川 ▽茨城県 18河川
    ▽群馬県 2河川 ▽栃木県 23河川
    ▽埼玉県 23河川 ▽東京 5河川
    ▽神奈川県 3河川 ▽山梨県 5河川
    ▽新潟県 5河川 ▽長野県 14河川
    ▽静岡県 27河川 ▽三重県 2河川

    住宅浸水 約8000棟

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で少なくともおよそ8000棟の住宅が水につかり、800棟以上の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けました。

    ▽床上浸水 長野県や栃木県など16都県で4431棟
    ▽床下浸水 静岡県や埼玉県など21都県で3797棟
    ▽全半壊 千葉県など7都県で72棟
    ▽一部損壊 東京都や神奈川県など20都道県で821棟

    ただ、今の時点では詳しい状況が確認できていない地域もあり、被害がさらに増える可能性があります。

    土砂災害 19都県で140件

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどの土砂災害は、14日夕方の時点で、少なくとも19の都県で140件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、2棟の住宅に住んでいた3人が死亡するなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

    都道府県別では、
    ▽埼玉県で43件、
    ▽静岡県で15件、
    ▽岩手県と新潟県で12件などとなっています。

    断水 13都県で13万8000戸以上

    厚生労働省によりますと、台風19号の影響で14日午後5時現在、合わせて13の都と県で、13万8680戸以上が断水しています。

    断水しているのはそれぞれ、
    ▽福島県のいわき市で4万5400戸、同じ水道事業者が管理する相馬市、新地町、南相馬市で合わせて2万3255戸、田村市で4300戸、白河市で1680戸、
    ▽茨城県の常陸大宮市で1万5000戸、大子町で7958戸、
    ▽静岡県では県が水道を管理する熱海市と函南町で合わせて9407戸、
    ▽栃木県の、那須烏山市で4000戸、栃木市で1800戸、鹿沼市で1300戸、
    ▽宮城県の、丸森町で3353戸、
    ▽東京都では、都が水道を管理する奥多摩町と日の出町で合わせて3100戸、
    ▽神奈川県では、県が水道を管理する相模原市で3620戸、
    ▽長野県の立科町で2698戸などとなっています。

    このほか、
    ▽岩手県、▽群馬県、▽埼玉県、▽千葉県、▽山梨県の一部の地域でも断水が起きています。

    東京電力管内 約2万400戸で停電(15日午前6時)

    台風19号の影響で、東京電力管内の1都5県では、15日午前6時の時点で、およそ2万400戸で停電が続いています。

    このうち、
    先月の台風15号で大規模な停電が長期化した
    ▽千葉県では館山市や南房総市などで合わせて1万6000戸、
    ▽神奈川県では相模原市や川崎市などで合わせて2200戸、
    ▽東京都では世田谷区で900戸、で停電しています。

    また、
    ▽茨城県で700戸、
    ▽群馬県で500戸、
    ▽山梨県で100戸、停電が続いています。

    東京電力では、これらのおよそ9割の地域では16日までに復旧する見通しだとしています。

    一方、栃木県、埼玉県、静岡県の停電は、ホームページ上の発表では解消しました。

    東京電力は、建物が浸水した場合には漏電するおそれがあることから、ブレーカーを切るほか、一度水につかった電気製品は使用しないよう呼びかけています。

    中部電力 長野県内 約2万1000戸で停電(14日午後8時現在)

    台風19号の影響で長野県では、14日午後8時現在、県北部や東部を中心にあわせて2万1910戸が停電しています。中部電力は15日までにピーク時の停電戸数のおよそ90%で、停電を解消させたいとしています。

    長野県で続いている停電は午後8時現在、22の市町村であわせて2万1910戸に上っています。

    自治体別では、次のようになっています。
    ▽軽井沢町で5440戸 ▽長野市で4680戸
    ▽佐久市で3830戸 ▽佐久穂町で2110戸
    ▽茅野市で1800戸 ▽御代田町で1000戸
    ▽上田市で800戸

    中部電力は、およそ1万1000人態勢で復旧作業を進めていて、15日までに長野県内のピーク時の停電戸数6万3000戸余りのおよそ90%で、停電を解消させ、河川の氾濫で浸水するなど、作業に時間がかかる地域でも、今月17日までにはおおむね復旧を完了させたいとしています。

    中部電力は、最新の復旧状況について、会社のホームページを確認して欲しいとしているほか、建物が浸水した場合には漏電による火災の危険があるためブレーカーを切り、切れた電線には近づかないよう注意を呼びかけています。

    東北電力管内 約1600戸で停電(15日午前6時)

    台風19号の影響で東北電力管内では15日午前6時の時点で宮城県、岩手県、福島県の3県でおよそ1600戸が停電しています。

    このうち、
    ▽宮城県では丸森町や大郷町などで合わせて1300戸、
    ▽岩手県では宮古市などで100戸、
    ▽福島県ではいわき市などで合わせて200戸で
    停電が続いています。

    東北電力によりますと、河川の氾濫による浸水や倒木などで、復旧にはしばらく時間がかかる地域もあるということです。

    東北電力は、建物が浸水した場合には漏電による火災の危険があるためブレーカーを切り、切れた電線には近づかないよう注意を呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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  35. 多摩川の緑地、利用めど立たず でも「河川敷のおかげ」
    10/14(月) 17:24配信朝日新聞デジタル

    広範囲に浸水した二子玉川緑地運動場=2019年10月14日午後2時57分、東京都世田谷区、原田悠自撮影

     首都圏を流れる多摩川が台風19号の影響で氾濫(はんらん)した。広大な緑地を抱え、都会の憩いの場だった河川敷は、水は引いたものの一面泥だらけ。14日の時点で流木やごみが散乱し、利用できるめどは立たない。

    【写真】多摩川が増水し、流木やごみが散乱したグラウンド=2019年10月14日午後1時56分、東京都大田区、原田悠自撮影

     「グラウンドはしばらく使えない見通しです」

     東京・田園調布近くの多摩川の緑地広場を運営する「多摩川緑地広場管理公社」は台風の通過後、利用者への電話連絡などに追われた。1カ月先までテニスコートや野球場などの予約が入っていた。休日には数百人の利用がある。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000060-asahi-soci

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    1. 「河川敷を有効活用する」というのは、そういうことを前提にしておかなくちゃいけない。

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  36. ラーメン店「幸楽苑」約150店が当面休業 スープ工場が台風被災
    2019年10月15日 12時27分

    ラーメンチェーンの幸楽苑を全国で展開する幸楽苑ホールディングスは、台風19号の影響で麺類やスープを製造している福島県郡山市の基幹工場が被災し、全体の3割に当たるおよそ150店を当面の間、臨時休業すると発表しました。

    幸楽苑ホールディングスによりますと、麺類やスープを製造する郡山市田村町の基幹工場では、台風19号の影響で近くを流れる阿武隈川が氾濫したことで電源設備などが水につかり、製造ラインが稼働できなくなっているということです。

    臨時休業するのは東北、北関東、甲信越地方にあるおよそ150店で、全国で展開するおよそ500店の3割に上ります。

    幸楽苑ホールディングスは、ほかの工場で増産態勢を取って、順次、営業を再開したいとしていて「お客様にはご不便をかけますが、少しでも早く復旧できるよう全力で対応する」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132141000.html

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  37. 被災者「頭まで浸水 カーテンにしがみつき一晩」 茨城 久慈川
    2019年10月15日 12時53分

    久慈川の堤防が決壊し、多くの住宅が水につかった茨城県常陸大宮市富岡では、ボランティアの人たちも加わって被災した家の片付けが進められています。

    常陸大宮市によりますと、市内の6か所の避難所には午前11時の時点で92人が避難を続けていて、日中は多くの人が家の片づけを行っているということです。

    平屋建ての住宅に2人で暮らしていた後藤幸子さん(73)とひろみさん(44)の親子は15日朝から、地元のボランティアの人に手伝ってもらいながら、浸水した家の片付けや流されてきた木材やごみなどの撤去作業を行っていました。

    ひろみさんは「寝ていたら水が入って来て浸水に気付きました。停電していて車も使えなくなっていたので、家にとどまることしかできませんでした。頭の高さまで浸水したがすぐに救助には来てもらえなかったので、カーテンにしがみついて一晩過ごしました。なんとか片づけを早く済ませたいです」と話していました。

    母親の幸子さんは「情報や物資がないことに困っていて、寒くなってきたので長袖が欲しいです。家は取り壊すしかないと思いますが、新しい住まいを早くみつけて一日も早く普通の生活に戻りたいです」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132191000.html

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  38. 新潟 NEWS WEB
    台風での浸水被害相次ぐ
    10月15日 07時11分

    台風19号以来県内に断続的に降り続いた雨はその後いったんあがっていますが津南町の一部の地区では避難指示が続いています。
    また長岡市や阿賀町など氾濫した川の周囲では建物の浸水被害が相次いで確認され被害を受けた地域では復旧作業に全力を挙げています。

    台風19号について県内では初めて上越市・妙高市・糸魚川市に大雨特別警報が出されました。
    台風がもっとも接近した今月12日には県内で避難指示の対象が一時、最大で4万人あまりになり避難勧告は一時最大で9万人あまりに出されていました。
    ほとんどはその後解除され、現在は津南町の足滝地区の15世帯37人を対象にした避難指示だけになりました。
    津南町によりますとこの地区の住民は全員無事が確認されているということです。
    台風の影響で阿賀野川が氾濫した阿賀町では住宅の床上浸水が27棟、床下浸水が11棟と建物の浸水被害が相次ぎました。
    浄土川の氾濫が確認された長岡市では住宅と住宅以外の建物あわせて全壊が1棟、一部損壊が1棟、床上浸水が62棟、床下浸水123棟がこれまでの調査で確認されたということです。
    浸水被害を受けた地域では冬に雪を溶かすための消雪パイプも活用して家屋や家の周囲に残された泥を取り除く作業が急ピッチで進められています。
    県によりますと大雨特別警報が出された妙高市ではこれまでに一部損壊3棟、床下浸水6棟の浸水被害が確認されているということです。
    また、県の調査によりますと農業施設の関連では佐渡市で農業用ハウスの損傷が14棟確認されるなど、県内でこれまでに19棟の農業施設の被害が確認されているということです。
    県などは台風の被害の全容をつかむため調査を続けているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20191015/1030009871.html

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  39. 首都圏 NEWS WEB
    狛江市 想定以上の避難者で課題
    10月15日 17時40分

    今回の台風19号で、多摩川沿いに位置する東京・狛江市では、想定を超える住民が避難したため、市が急きょ臨時の避難所を開設したほか、避難所が満員になり、避難してきた住民に別の避難所に移ってもらう事態も起きました。

    狛江市では台風19号の接近に伴い、住民に早めに避難してもらおうと、今月12日の午前8時すぎに自主的に避難する人たちに向けた避難所を、市の中央公民館に開設しました。
    ところが、市の想定を超える200人以上が避難したため、この施設に収容できなくなり、本来は避難所として使う予定のない、市役所のロビーや議会棟などを追加で開放したということです。
    その後、台風が近づいてきたため、この日の午後4時半に多摩川沿いの地区のおよそ9000世帯に避難勧告を出しました。
    この結果、狛江市では開設した11の避難所におよそ4000人が避難することになりましたが、4つの避難所で施設が満員になったということです。
    このうち、およそ1000人が避難した狛江第二中学校では施設が満員になったため、避難した住民に別の避難所に移ってもらう事態も起きたということです。
    市は、今回の台風19号では自主的に避難した人も含め、想定を超える避難者が出たことから、民間の施設を避難先として活用することなどを含め、災害時の避難所を増やすことを検討していきたいとしています。
    狛江市の総務部安心安全課の杉田篤哉課長補佐は、「多くの人が避難したのはよいことだと思うが、市の施設には限りがあるので、すべての人を受け入れられないのは大きな課題と認識している。少しでも多くの人が避難できる態勢をつくるため、商業施設を活用するなどの対策が必要になってくると思う」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191015/1000038593.html

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    1. 人口の多い都会じゃ、最初から避難者を収容しきることには無理があるじゃろ。

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  40. 家も畑も「本当に無くなっちゃった」 「次はすぐ逃げる」 住民ぼうぜん 堤防決壊の千曲川
    10/15(火) 8:55配信毎日新聞

    被害状況を確認する警察官ら=長野市穂保で2019年10月14日午前10時41分、岩崎邦宏撮影

     台風19号による大雨で千曲川の堤防が約70メートルにわたって決壊し、濁流にのみ込まれた長野市穂保(ほやす)地区。水が引き始めた14日、家屋や特産のリンゴ農園が流されるなど被害の一端が明らかになってきた。住民は変わり果てた姿にぼうぜんとしていた。

    【写真特集】千曲川決壊 何もかも流され…

     「こんなことが現実に起こるなんて……」。決壊した堤防の近くに住む芝波田(しばた)真由美さん(68)は決壊から一夜明けた14日の午後、浸水した自宅の様子を見に戻ってあのときの恐怖が改めてよみがえってきた。

     長野市では24時間降水量が134・5ミリと観測史上1位を記録した。穂保地区には12日午後6時に市から避難勧告が出た。同居する夫英一さん(66)は母親(97)を連れて13日午前1時ごろ、家を出て避難所に身を寄せた。だが、芝波田さんは床下浸水で済むと考え自宅にとどまった。「猫を飼っていたので避難所に連れて行ったら迷惑になるかもしれない」と思ったからだ。

     眠れないまま朝を迎え、気づくと1階に泥水が浸入してきた。車で避難しようとしたが既に泥水につかっていたため2階に避難した。当時の緊迫した様子が英一さんとの無料通信アプリ「LINE(ライン)」のやりとりに残っている。

     「(水が)床上来た!」(13日午前4時3分)

     「まだ引かない?」(同4時11分)

     「(水が)階段まで来た」(同4時38分)

     「ベランダからはしごかけてあるから屋根の上に避難して」(同4時43分)

     「凄(すご)い! 怖い!」(同5時32分)

     その後、2階から目にした光景が忘れられない。濁流の中を冷蔵庫やげた箱が漂っていた。「逃げられない」。祈るように水が引くのを待った。

     自衛隊のヘリで2階ベランダから救助されたのは13日正午ごろだった。「次はすぐに逃げる」と声を震わせた。

     国土地理院によると、浸水域は穂保地区を中心に推定数キロ四方に及んだ。14日朝、泥水は引いたが、一部で20センチほどの水がたまり、一帯は泥に覆われていた。記者が歩くと「ヌチャ」とぬかるみ、何度も足をとられそうになった。どの家屋の壁にも濁流が押し寄せたことを示す泥の跡が付き、その高さは1・5~2メートルに達するところもあった。

     「本当に無くなっちゃったんだ……」。12日夜の避難勧告後に知人宅に避難した葛田(かつらだ)信子さん(70)は目の前の光景に絶句した。自宅は残っていたが、社会保険労務士の長男の事務所やその周囲の複数の住宅は跡形も無く、基礎部分だけが無残な姿をさらしていた。電柱もなぎ倒され、赤い実をつけていたリンゴ農園も根こそぎ消えていた。葛田さんは自戒を込めてつぶやいた。「ほかの地域の水害のニュースを見ていて人ごとだと思っていたが、いざ自分に起きるとこんなに大変なんだ」【岩崎邦宏】
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000003-mai-soci

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  41. 豪雨で氾濫 浸水の深さ 千曲川4m 阿武隈川5m 那珂川7m超か
    2019年10月15日 17時35分

    台風19号による豪雨で氾濫した千曲川と阿武隈川、それに那珂川周辺の浸水の深さが国土地理院の調査で分かりました。千曲川の周辺では4メートル、阿武隈川で5メートル、那珂川で7メートルを超えていたとみられます。

    国土地理院は氾濫した千曲川と阿武隈川、那珂川周辺の浸水地域について、上空から撮影した写真と標高のデータを重ね合わせ、範囲や深さを推定しました。

    千曲川周辺 最大4.3m

    その結果、千曲川の堤防が決壊した長野市の周辺では、浸水は川の西側の南北5キロほどの範囲にわたっていました。

    浸水の深さは、川沿いの穂保地区では広い範囲で2メートルから3メートルに達していたほか、北陸新幹線の車両が水につかった「長野新幹線車両センター」がある赤沼地区などでは最大でおよそ4.3メートルに達していたとみられるということです。

    阿武隈川周辺 最大5.2m

    氾濫した阿武隈川周辺の地域のうち、福島県郡山市では、阿武隈川と、支流の逢瀬川と合流する地点の西側の住宅地が東西1.5キロほどの範囲で浸水し、浸水の深さは最大でおよそ3メートルに達していました。

    また、福島県桑折町では深さは最大でおよそ5.2メートルに達しているとみられるということです。

    那珂川周辺 最大7.2m

    一方、氾濫した那珂川周辺の地域のうち水戸市では、南北およそ5キロにわたって住宅地や畑が浸水していました。

    浸水の深さは住宅地では、2メートルから4メートルに達しているとみられ、畑が広がる水戸北スマートインターチェンジの南側では、最大で7.2メートルに達しているとみられるということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132751000.html

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  42. 千曲川堤防 一部損壊を複数確認 専門家「決壊拡大の可能性も」
    2019年10月15日 18時26分

    台風19号の記録的な大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を専門家が調査した結果、決壊した場所の近くでも堤防が一部壊れている場所が複数、確認されました。専門家は「決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった。堤防を過信せず、いざというときにどう対応するか考えておく必要がある」と話しています。

    調査を行ったのは、河川防災が専門で千曲川にも詳しい信州大学工学部の吉谷純一教授で、15日、台風による大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を訪れました。

    吉谷教授は、決壊の原因について、堤防を越えてあふれ出した川の水が、堤防の住宅地側の土を削り取っていき、堤防が徐々に崩れていったと見られると分析しました。

    また、決壊した場所の上流、数百メートルの範囲では、堤防の住宅地側の土が大きく削られている場所が複数、確認できたということで、吉谷教授は「この近くでは、どこが決壊してもおかしくなかったし、決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった」と話していました。

    今回の台風が近づいた今月12日には、長野県内では、北相木村や佐久市などで、1日としては、観測史上最も多い雨の量を記録しました。

    吉谷教授は、巨大な台風の発生など、地球温暖化による自然災害の増加も予想される中、堤防だけに頼らない対策が欠かせないと指摘します。

    吉谷教授は「これまで、千曲川では堤防を整備してきたことで災害を防いできたが、それだけでは防ぎきれなくなっているという認識が大切だ。いざというときにどう対応するか日頃から考えておくことがますます重要になっている」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132761000.html

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  43. 阿武隈川流域 平年10月の2~3倍の雨 約2日で降る 気象庁
    2019年10月15日 18時50分

    氾濫や堤防の決壊が起きた阿武隈川流域の雨の降り方を気象庁が解析したところ、川の上流と下流でいずれも平年の10月1か月分の2倍から3倍にあたる量の雨が、わずか48時間以内に降る記録的な豪雨となっていたことが分かりました。台風が広い範囲に強い雨雲を伴い、流域全体に大量の雨水が流れ込んだことが原因と見られ、ほかの河川でも同じような状況だったことが考えられるとしています。

    今回の台風19号の雨の降り方について、気象庁は各地のアメダスやレーダーで観測された数値をもとに、今月11日正午から13日正午までの48時間に降った雨の量を、1キロ四方ごとに詳しく分析しました。

    その結果、阿武隈川では、上流にあたる福島県白河市付近で雨量が300ミリを超えたほか、下流にあたる宮城県丸森町付近でも400ミリ以上に達した地域がありました。

    これは、いずれも平年の10月1か月分の雨量の2倍から3倍にあたり、この量の雨がわずか48時間以内に降る記録的な豪雨だったということです。

    これについて気象庁予報課の中村直治予報官は「阿武隈川は上流でも下流でもかなりの大雨が降り、全体にかなりの水が流れ込んだといえる。台風が関東から東北に向かったことから、台風本体が来る前から大量の雨が降り続き、最後に台風本体の雨が加わって雨の量がより多くなった」と述べ、台風が広い範囲に強い雨雲を伴っていたことなどから、流域全体に大量の雨水が流れ込み、氾濫や堤防の決壊につながったとみられるとしています。

    そして、ほかの河川でも同じような状況だったことが考えられるとしたうえで、「大きな河川では上流で降った雨が時間をかけて下流に流れるので、雨が降ったあとにも水位が上がるので、上流の雨の降り方もみて避難などを考えてほしい。今週末も雨が予想されているので、今後の気象情報などに注意し、状況によっては早めに避難していただきたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132871000.html

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  44. 阿武隈川と吉田川の堤防決壊 原因究明へ調査委員会設置 国交省
    2019年10月15日 18時54分

    台風19号による豪雨で堤防が決壊した阿武隈川と吉田川について、国土交通省東北地方整備局は、堤防が決壊した原因や今後の復旧方法などについて検討するため、河川の専門家などでつくる調査委員会を設置することになりました。

    委員会には、河川の堤防に詳しい大学教授や土木研究所の職員などの有識者が参加し、16日以降、堤防が決壊した現場を調査することにしています。

    調査委員会は長野県の千曲川についても国土交通省北陸地方整備局が設置しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133001000.html

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  45. 千曲川決壊 専門家が調査「100年に1度の浸水想定に近い被害」
    2019年10月15日 20時00分

    台風19号の大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市で浸水想定の専門家が現地調査を行いました。専門家は、「100年に1度の雨の量が降った場合の浸水想定に近い被害だった。想定をもとに早めの対策を取ることが大切だ」と指摘しています。

    河川の浸水想定などに詳しい山口大学農学部の山本晴彦教授は15日、台風19号の大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保に近い、赤沼地区を訪れ、建物の壁や、りんごの木に残されたあとを探して、水がどのくらいの高さまで押し寄せたのかを調べました。

    また、同じ赤沼地区にある北陸新幹線の車両が浸水した「長野新幹線車両センター」の近くでもフェンスに残されたあとなどから浸水した高さを確認しました。

    その結果、車両センターの周辺に押し寄せた水の高さはおよそ3メートル80センチだったとみられるということで、山本教授は、「市が12年前に出した100年に1度の雨の量が降った場合のこの場所の浸水想定、『5メートル以上』に近いものになった」としています。

    山本教授は、「浸水が想定される場所では、命を守るために早めに避難することはもちろん大切な財産がある場合は、事前に移動させるなどの対応を取ることが大切だ」と指摘する一方、「自治体が想定を周知しても現実に起こることだとなかなか受け止められないのが実情だ。自分たちがいる場所の想定を確認して命や財産を守るための早めの対策を取ることが大切だ」と話しています。

    長野市は、想定を最大まで上げる必要があるとして、ことし3月、1000年に1度の雨の量を想定したハザードマップを新たに公開しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133161000.html

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  46. 宮城 東北大で現地調査結果を報告「氾濫抑えるのは困難」
    2019年10月15日 20時04分

    台風19号による豪雨で川の氾濫が相次いだことを受けて現地を調査した専門家が東北大学で報告会を開き、「雨量がすさまじく、氾濫や浸水などを抑えるのは困難だったと考えられる」と指摘しました。

    東北大学災害科学国際研究所の専門家11人は宮城県の丸森町や大郷町など河川の氾濫現場3か所の被害状況などを調査し、15日、結果を報告しました。

    この中で今回の台風による洪水ついて「すさまじい量の雨が降っていて、事前の備えをしたとしても氾濫や浸水などを抑えることは困難だったと思う」という全体的な見解が示されました。

    また、町の広範囲が浸水した丸森町の浸水被害について、阿武隈川と支流の雉子尾川に挟まれた場所で氾濫が発生したことで被害が拡大したと指摘しました。

    丸森町で浸水地域にたまった水を詳しく調べたところ川の水とは異なる成分だったことも分かり、山から流れてきた大量の雨水が排水できず比較的標高が高い町役場や中心市街地まで浸水したと考えられると指摘しました。

    東北大学災害科学国際研究所の今村文彦所長は、「今回のような規模の台風が、今後、増えてくるという指摘もあり、防災の在り方を検討していく必要がある」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133181000.html

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    1. 増えるという科学的根拠は何かな?(笑)。

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  47. 避難所で想定外の事態 そのとき住民たちは…
    2019年10月15日 20時55分

    今回の豪雨災害では、避難所での生活を余儀なくされている人が15日朝の時点で13都県、合わせて5513人に上っていますが、避難所が水につかったり、想定を超える避難者が訪れて入りきらなくなるなど避難所の深刻な課題も明らかになりました。

    避難所が雨漏り 浸水も 宮城 丸森町

    広範囲が浸水した宮城県丸森町は気象庁が土砂災害警戒情報を発表した今月12日の午後3時20分に全域で避難勧告を出しました。

    役場近くに住む71歳の女性は地区の民生委員に促され、午後3時すぎに水害の際の避難所に指定されている役場の隣の「丸森まちづくりセンター」に避難しました。
    女性が避難所に着いたときにはすでに50人ほどが避難していたということです。避難した人たちは建物の2階にいましたが、夜9時ごろになるとバケツをひっくり返したかと思うほどの激しい雨漏りがするようになったといいます。

    同じころ、周辺で浸水が始まり、町はまちづくりセンターにいた避難者を隣の役場に移動させることを決めました。

    その時点で70人余りが避難していました。高齢者が多かったため、短い距離でしたがバスを何度も往復させ2時間以上かけて避難者を移動させました。

    71歳の女性は「私が役場に移動できたのは12日の夜11時ごろで、外は真っ暗で雨が非常に激しく、少し出ただけでもびしょぬれになるほどでした」と話していました。
    町では阿武隈川が氾濫するおそれがある場合、川の水位を見ながらまちづくりセンターから高台の小学校などに避難者を移動させることにしていましたが、今回は判断する前に周辺が浸水してしまい、高台への避難が間に合わなかったということです。

    役場に避難した80歳の女性は、避難所が浸水するおそれのある場所にあることについて、「ここまでの浸水被害はこれまでなかったので、行政に大丈夫だという意識があったのではないか」と話していました。

    想定を超える避難者が… 東京 狛江

    多摩川沿いに位置する東京 狛江市では想定を超える住民が避難したため、市が急きょ、臨時の避難所を開設したほか、避難所が満員になり、避難してきた住民に別の避難所に移ってもらう事態も起きました。

    狛江市では台風19号の接近に伴い、住民に早めに避難してもらおうと、今月12日の午前8時すぎに自主的に避難する人たちに向けた避難所を市の中央公民館に開設しました。

    ところが、市の想定を超える200人以上が避難したため、この施設に収容できなくなり、本来は避難所として使う予定のない、市役所のロビーや議会棟などを追加で開放したということです。
    その後、台風が近づいてきたため、この日の午後4時半に多摩川沿いの地区のおよそ9000世帯に避難勧告を出しました。

    この結果、狛江市では開設した11の避難所におよそ4000人が避難することになりましたが、4つの避難所で施設が満員になったということです。

    このうち、およそ1000人が避難した狛江第二中学校では施設が満員になったため、避難した住民に別の避難所に移ってもらう事態も起きたということです。
    市は、今回の台風19号では自主的に避難した人も含め、想定を超える避難者が出たことから民間の施設を避難先として活用することなどを含め、災害時の避難所を増やすことを検討していきたいとしています。

    狛江市の総務部安心安全課の杉田篤哉課長補佐は「多くの人が避難したのはよいことだと思うが、市の施設には限りがあるので、すべての人を受け入れられないのは大きな課題と認識している。少しでも多くの人が避難できる態勢をつくるため、商業施設を活用するなどの対策が必要になってくると思う」と話していました。

    神奈川 葉山町

    避難所がいっぱいになり新たな受け入れができなくなる事態は神奈川県葉山町でも起きました。

    町によりますと避難所の一つ「葉山町福祉文化会館」では80畳の和室を避難スペースとして確保していました。しかし、12日午前8時半の開設以降およそ2時間の間に60人以上が避難してスペースがなくなったため、新たに避難者を受け入れることができなくなったということです。

    町では、会館の入り口に避難者を受け入れられない旨を書いた紙を貼るとともに、近くの中学校など別の避難所を利用するよう防災無線やホームページなどで呼びかけました。

    深刻な課題明らかに

    これまで、災害の危険があるとして自治体が避難勧告や避難指示を出して避難を呼びかけても、実際に避難する人は多くはなく、逃げ遅れてしまうこともありました。一方で、今回は多くの人が避難しても避難所が安全でなかったり、入りきれなかったりする深刻な課題も明らかになりました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132921000.html

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  48. 牛舎浸水で12頭死ぬ 福島 矢吹町
    2019年10月15日 16時15分

    阿武隈川流域の福島県矢吹町では牛舎も浸水し、10頭以上の牛が溺れて死んだり流されたりする被害が出ています。

    阿武隈川からおよそ500メートル離れた矢吹町の諸根茂喜さんの牛舎では、川の氾濫で牛舎が最大で3メートルほど浸水しました。

    諸根さんは台風が近づいていた12日の深夜まで牛を避難させようとしましたが、途中で断念せざるをえなくなり飼育していた肉牛240頭のうち、これまでに分かっているだけで、12頭がおぼれて死んだということです。このうち1頭は5キロほど離れた須賀川市まで流されていたということです。

    また、生きてはいたものの、30キロ以上離れた郡山市と本宮市の境の河川敷まで流された牛もいました。

    このほかにも行方が分からなくなっている牛が10頭近くいるということです。

    牛舎では牛の飲み水として使用している地下水の配管が壊れたうえ、餌も水につかってしまったことから飼育が難しくなり、15日から時期を早めて牛を出荷することにしました。

    諸根さんは「この場所で牛を飼うことは断念するしかない。がれきの処理や死んだ牛の処理など、個人では手が回らないこともあるので、行政の支援がほしい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132541000.html

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    1. 5万羽以上のニワトリが被害 養鶏施設浸水で 岩手
      2019年10月15日 18時11分

      台風19号による大雨で岩手県内では養鶏施設が浸水する被害が相次ぎ、ニワトリ5万8000羽余りが死んだことが県のまとめで分かりました。

      岩手県によりますと、台風19号の大雨で一関市と久慈市の養鶏施設4か所が浸水する被害を受け、ニワトリ合わせて5万8000羽余りが死んだということです。

      このうち、一関市室根町では、「いわいどり」の銘柄で広く知られるニワトリを飼育する「オヤマ」の鶏舎2棟が浸水の被害を受けました。

      会社によりますと、鶏舎は高さ30センチから40センチほど水につかり、飼育していた合わせておよそ1万7000羽のニワトリが死んだということです。

      会社では鶏舎内の洗浄と消毒を行って2つの鶏舎での養鶏を再開したいとしていて、生産部生産次長の金野高明さんは、「とてもショックで残念です。しっかり後片づけをして、『いわいどり』を供給していけるよう頑張りたいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132841000.html

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    2. ウズラ10万羽 台風の浸水で死ぬ 埼玉 日高
      2019年10月16日 13時09分

      埼玉県日高市では、あふれた川の水が一時ウズラの飼育施設に流れ込み、全体の半数にあたる10万羽が溺れて死ぬ被害が出ています。

      埼玉県日高市新堀のウズラの飼育施設では、すぐ近くにある高麗川の水があふれ、3棟ある建物が一時1メートルから2メートルほどの高さまで水につかりました。

      施設では卵を生産するため20万羽のウズラをおりに重ねて飼育していましたが、下の段のウズラが溺れて死に、被害は10万羽に上るということです。

      また、ウズラのふんを運び出すベルトコンベヤーも浸水で故障し、16日朝は従業員などが生き残ったウズラのふんを手作業で運び出していました。

      施設では、25年ほど前にも浸水被害を受けたことがありましたが、今回ほどの浸水は想定外で、復旧には半年ほどかかる見通しだということです。

      経営者の本木裕一朗さんは「予想をはるかに超える浸水で対応できなかった。少しでも生き残ってほしいと思っていたので、半数が生き残りほっとしている。復旧に向けて頑張ります」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134171000.html

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  49. 長野 小布施 りんごの被害額8000万円超に
    2019年10月15日 20時24分

    台風19号の影響で、長野県小布施町では収穫を前にした農作物が被害を受け、りんごの被害額がおよそ8400万円に上ることがわかりました

    長野県小布施町では千曲川の河川敷などでりんごの栽培が盛んに行われていますが、今回の台風の影響でりんご畑が浸水する被害が出ています。

    町によりますと、これまでに確認できただけで、町内のりんご畑およそ200ヘクタールのうち、23ヘクタールが浸水の被害を受け、被害額は、少なくとも、およそ8400万円にのぼるということです。

    一方、地元の特産として知られるくりについては、町の生産量のおよそ170トンのうち、大部分が先月までに収穫を終えていましたが、およそ4トンが被害を受けたということです。

    小布施町産業振興課は「被害の全容を把握するため情報収集を急ぎたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133201000.html

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    1. りんご・なしの選果場も浸水被害 長野 須坂
      2019年10月16日 14時15分

      台風19号の影響で、須坂市にあるJAの選果場も浸水の被害を受け、特産のりんごやなしの仕分け作業ができなくなっています。

      須坂市小島の「JAながの須高フルーツセンター」では果物を仕分けする作業を行っていますが、施設の床上30センチまで浸水する被害を受けました。

      この影響で農家から持ち込まれた特産のりんごやなし、およそ10トンが泥水につかり、出荷できなくなっています。

      さまざまな機械を動かすための電源の装置やベルトコンベアなどを制御する装置も水につかり、動かなくなっています。

      選果場の水はすでにひいていますが、16日は従業員が出荷できなくなったりんごを運び出したり、汚れたコンテナを洗ったりしていました。

      須高フルーツセンターによりますと、リンゴなどの仕分け作業が再開できるようになるには2週間ほどかかるということです。

      JAながの須高営農センターの滝澤聖センター長は「被害があったのは非常に残念だが、引きずっていてもしかたない。11月はじめには再開できるよう最善を尽くしたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134151000.html

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  50. 千曲川・阿武隈川流域、「大雨特別警報」のレベルを上回る「100年に1度」超の雨量
    2019/10/15 20:00

     防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は15日、台風19号による雨量は、氾濫した千曲川、阿武隈川流域で100年に1度と想定される量を超えていたとの分析結果を発表した。

     同研究所は、各地域の過去30年分のデータから統計的に推定した100年に1度の最大雨量(24時間当たり)と、気象レーダーで解析した12日午前0時~13日午前0時の降水量を比較。千曲川が流れる長野市では100年に1度の雨は120ミリだが、今回は約130ミリを記録。阿武隈川が流れる福島市では180ミリに対して約230ミリに達した。数十年に1度の降水量が予測される場合に発表される「大雨特別警報」のレベルを上回ることが分析で裏付けられた。

     同研究所水・土砂防災研究部門の三隅良平部門長は「二つの河川流域では100年に1度を超える雨が広く降り、大被害につながったとみられる」と指摘する。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191015-OYT1T50132/

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    1. 台風19号被害、東北で拡大…75人死亡、16人不明
      2019/10/15 22:01

      濁流や土砂で寸断された道路(15日午後3時2分、宮城県丸森町で、読売機から)=横山就平撮影

       東日本を縦断した台風19号による被害は、読売新聞の15日午後6時現在のまとめで、死者は12都県で75人、行方不明者は16人に上った。死者の半数以上は福島県と宮城県に集中しており、東北地方で甚大な被害が出ている。16日以降も、被災地で警察や自衛隊による救助・捜索活動が続けられる。

       福島県では、水が引いた住宅地から遺体が発見され、14~15日に新たに22人の死亡が判明。同県内の死者は27人となった。本宮市や郡山市、須賀川市など阿武隈川流域で多数の死者が出た。

       宮城県では、阿武隈川流域の丸森町でこれまでに5人の死亡が確認され、県警によると同県内の死者は14人に上った。町の大部分が浸水した丸森町では15日朝、中心部の冠水は解消されたが、土砂崩れなどで道路が寸断された地区もある。

       国土交通省の15日午後3時時点での集計では、河川堤防が決壊したのは、宮城県の吉田川、福島県の阿武隈川など7県の52河川73か所。川の氾濫も国管理の24河川、16都県管理の207河川で発生した。

       国交省は、国管理の7河川について堤防決壊の原因究明や復旧工法などを検討する有識者委員会を発足させる方針を決定。長野県の千曲川では15日に現地調査を開始し、福島県の阿武隈川などは16日から調査を始める。

       電気などのライフラインも寸断され、経済産業省によると、15日午後2時時点で、千葉(約1万5900戸)、長野(約1万1240戸)など10都県で計約3万3240戸が停電。厚生労働省によると、12都県の計12万8400戸以上で断水が続いている。

       文部科学省によると、15日は福島、宮城、長野、栃木など12都県の小中高校など計283校が休校となった。19都県の計919校で校舎や体育館への浸水、窓ガラスや屋根の破損などが確認された。

       交通への影響は長引く見通しだ。長野―上越妙高間で運転を見合わせている北陸新幹線は、東京―金沢間の直通運転再開まで、1~2週間かかるという。JR東日本によると、浸水した車両センターの新幹線の一部はレールから脱線した状態で見つかり、水で車両が浮き上がった可能性がある。

       気象庁によると、東日本は17日頃まで晴れるが、18日以降は、新潟県や東北地方で天気が崩れるおそれがある。同庁は土砂災害や河川の増水への警戒を呼びかけている。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20191015-OYT1T50148/

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  51. 浸水被害 田園調布も二子玉川も…多摩川周辺で起きたこと
    2019年10月15日 22時00分

    台風19号の影響で東京と神奈川を流れる多摩川も氾濫し、東京の大田区田園調布の住宅地や世田谷区の二子玉川駅周辺も浸水被害に見舞われました。氾濫はどのように発生し、どういった被害を及ぼしたのか。

    氾濫 12日午後10時ごろ

    国土交通省京浜河川事務所によりますと、世田谷区玉川の二子橋からおよそ100メートル下流の観測所のデータでは12日午前6時以降、急激に水位が上がりはじめました。
    1時間あたり30ミリ以上の激しい雨が降り続き、水位は50センチ前後ずつ上昇。

    ふだんは2メートルほどの水位が午後2時に6メートル、午後6時に8メートルを超えてその後も上昇を続け、午後9時時点では8メートル67センチに達しました。
    そして午後10時ごろに氾濫し、国土交通省や気象庁は午後10時20分に5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる「氾濫発生情報」を発表して、安全の確保を図るなど最大級の警戒を呼びかけました。

    田園調布の住宅街 腰のあたりまで水が…

    東京 大田区田園調布の住宅街で警視庁の機動隊が救助活動をする様子を撮影した写真では13日の午前1時すぎに警視庁の機動隊の隊員が青と黄色のウエットスーツ姿で救命ボートを持ちながら、救助要請のあった場所まで向かう様子が写っています。

    水の高さは腰のあたりまで達していました。
    そして30分後に撮影された写真にはボートに住民たちを乗せ、ライトで進行方向を照らしながら戻ってくる様子が写っています。

    堤防未整備の部分から流れ込む

    多摩川の氾濫、世田谷区の二子玉川駅付近ではどのように水が流れ込んだのかがわかってきました。
    国土交通省京浜河川事務所によりますと東急田園都市線・二子玉川駅の南西側は500メートル余りにわたって堤防が整備されていない部分があり、台風19号ではこの部分などからマンションが建ち並ぶ区域に川の水が流れ込んでいたことが分かりました。
    河川事務所では台風の接近を前に土のうを積むなどの対応をとっていたということですが、水は土のうを超えるなどして流入したとみられるということです。
    堤防が未整備の区間は東京 世田谷区の多摩川下流部、東急電鉄の二子玉川駅の南西にある川沿いです。

    河川工学が専門で多摩川河川整備計画の有識者会議の委員を務めた東京大学の知花武佳准教授によりますと、大正時代、川沿いに堤防を整備する計画があったということですが、当時10数軒あった料亭が「堤防があると景観を楽しめない」などと反対したため、川から100メートル余り離れた道路沿いに堤防が整備されたということです。

    その後、この道路沿いの堤防と川の間に住宅やマンションなどが建てられるようになりました。10年ほど前には、駅の下流側の堤防が作られましたが、駅の上流側のおよそ500メートルについては議論が続いているさなかだったということです。
    知花准教授は「堤防などのハードで守るという意見がある一方、『川が見たい』などと川と人の距離を近くしたいという考えもあり、いろんな意見がある。情報をどう共有し、素早く避難するのか、川沿いでの暮らし方やまちづくりのあり方を考える必要がある」と話していました。

    今回の浸水被害を受けて京浜河川事務所は「住民の意見をしっかりと聞き、早急な整備を進めていきたい」としています。

    東京23区の浸水被害はハザードマップの想定とほぼ一致

    東京23区での建物への浸水被害について取材したところ、15日正午時点で住宅などへの床上・床下浸水被害は多摩川沿いの大田区と世田谷区を中心に合わせて637件にのぼることがわかりました。

    具体的には大田区では田園調布4丁目と5丁目を中心に583件、隣接する世田谷区では玉堤地区や玉川地区などで44件、板橋区で8件、豊島区で2件の被害が確認されたということです。

    浸水の被害は自治体が公表しているハザードマップの想定とほぼ一致していて、各区では今後、どのように被害が拡大したのか検証することにしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132671000.html

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  52. 甚大な被害 台風19号 74人死亡 52河川で決壊 全容は不明
    2019年10月15日 22時10分

    台風19号による豪雨で甚大な被害が出ています。今回の災害で亡くなった人は74人となり、堤防の決壊は、52河川の73か所に上っています。しかし被害の全容はまだ分かっていません。

    74人死亡 12人不明 218人けが

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、今回の台風19号で、これまでに全国で74人が亡くなったほか、12人が行方不明となっています。
    死亡したのは▽福島県で27人、▽神奈川県で14人、▽宮城県で14人、▽栃木県と群馬県でそれぞれ4人、▽長野県で3人、▽埼玉県、岩手県、茨城県でそれぞれ2人、▽静岡県と千葉県でそれぞれ1人です。

    また、▽神奈川県や福島県など6つの県で12人が行方不明となっています。

    このほか▽32の都府県で218人がけがをしています。

    堤防決壊は52河川73か所

    国土交通省によりますと台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは15日午後3時の時点で、7つの県の合わせて52河川、73か所に上っています。

    国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは7つの河川の12か所です。

    ▽吉田川が宮城県大郷町粕川で1か所、
    ▽阿武隈川が福島県須賀川市浜尾で1か所、
    ▽千曲川が長野市穂保で1か所、
    ▽久慈川が茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町でそれぞれ1か所、
    ▽越辺川が川越市平塚新田と埼玉県東松山市正代でそれぞれ1か所、
    ▽都幾川が埼玉県東松山市早俣で1か所、
    ▽那珂川が茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と下伊勢畑でそれぞれ1か所決壊しました。

    これらの12か所については、さらに川の水があふれないよう、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行っているということです。

    6つの県が管理する合わせて48河川61か所でも堤防の決壊が確認されています。

    宮城県は17河川20か所です。
    ▽新川が丸森町で1か所、
    ▽内川が丸森町で1か所、
    ▽五福谷川が丸森町で1か所、
    ▽斎川が白石市下川原で1か所、
    ▽半田川角田市で1か所、
    ▽高倉川が角田市で1か所、
    ▽渋井川が大崎市古川渋井で1か所、
    ▽身洗川が大和町落合桧和田で1か所、
    ▽小西川が大和町鶴巣幕柳で1か所、
    ▽名蓋川が大崎市古川矢目で3か所、
    ▽照越川が栗原市築館で2か所、
    ▽荒川が栗原市築館で1か所、
    ▽石貝川が登米市津山地区で1か所、
    ▽熊谷川が栗原市志波姫で1か所、
    ▽富士川が石巻市針岡で1か所、
    ▽水沼川が石巻市水沼で1か所、
    ▽砂押川が利府町沢乙で1か所、決壊しました。

    福島県は16河川23か所です。
    ▽宇多川が相馬市の北飯渕と西山でそれぞれ1か所、
    ▽阿武隈川が矢吹町の陣ヶ岡と中沖でそれぞれ1か所、鏡石町諏訪町で2か所、
    ▽広瀬川が伊達市月舘町下手渡で1か所、
    ▽滝川が伊達市梁川町二野袋で1か所、
    ▽濁川が福島市郷野目で1か所、
    ▽安達太良川が本宮市本宮で1か所、
    ▽藤田川が郡山市で1か所、
    ▽社川が白河市表郷と棚倉町一色でそれぞれ1か所、
    ▽藤川が会津美里町橋丸で1か所、
    ▽三滝川が新地町福田で1か所、
    ▽上真野川が南相馬市鹿島区橲原で1か所、
    ▽水無川が南相馬市原町区高倉で1か所、
    ▽太田川が南相馬市原町区益田で1か所、
    ▽小高川が南相馬市小高区小屋木で1か所、
    ▽川房川が南相馬市小高区川房で1か所、
    ▽夏井川がいわき市の平鯨岡と平下平窪と小川町関場でそれぞれ1か所決壊しているのが確認されました。

    栃木県は7河川8か所です。
    ▽秋山川が佐野市の赤坂町と大橋町でそれぞれ1か所、
    ▽黒川が壬生町上稲葉で1か所、
    ▽荒井川が鹿沼市野尻で1か所、
    ▽三杉川が栃木市下岡で1か所、
    ▽思川が鹿沼市久野で1か所、
    ▽出流川が足利市奥戸町で1か所、
    ▽蛇尾川が大田原市北大和久で1か所、決壊しました。

    茨城県では4河川6か所です。
    ▽藤井川が水戸市の藤井町と成沢町でそれぞれ1か所、
    ▽久慈川が常陸大宮市小貫で1か所、
    ▽里川が常陸太田市茅根町と福地町でそれぞれ1か所、
    ▽浅川が常陸太田市松栄町で1か所、決壊しました。

    埼玉県では2河川2か所です。
    ▽都幾川が東松山市神戸で1か所、
    ▽新江川が東松山市古凍で1か所決壊しました。

    新潟県では2河川2か所です。
    ▽魚野川が南魚沼市姥島新田で1か所、
    ▽矢代川が上越市西田中で1か所、決壊しました。

    このほか川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も16都県の、のべ231河川にのぼっています。

    住宅の浸水被害 少なくとも1万3000棟以上

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号の影響でこれまでに全国で少なくとも1万3000棟以上の住宅が水につかり、1000棟以上の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けました。

    このうち▽床上まで水につかったのは長野県や栃木県など16の都県で7325棟▽床下が水につかったのは静岡県や埼玉県など21の都県で6472棟となっています。

    また、▽全半壊の被害を受けた住宅は千葉県など7つの都県で77棟▽一部損壊が東京都や神奈川県など21の都道県で1038棟となっています。

    土砂災害 19都県で170件

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどの土砂災害は、15日夕方の時点で、少なくとも19の都県で170件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、2棟の住宅に住んでいた3人が死亡するなど各地で土砂災害が相次ぎました。

    都県別では▽埼玉県が最も多く55件、▽静岡県で15件、▽岩手県と長野県、それに新潟県で12件、▽山梨県で10件、▽群馬県で5件などとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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  53. 信濃川水系の浄土川 水位計なし 監視体制が課題に
    2019年10月15日 22時55分

    台風19号の影響で氾濫した新潟県長岡市の信濃川水系の川には、自治体が避難の情報を出す目安となる水位計が設置されていないことが、県などへの取材で分かりました。新潟県内で水位計が設置された河川は全体の14%にとどまり、小規模な河川や支流をどう監視するのかが課題となっています。

    台風19号の影響で、長岡市では信濃川水系の1つの「浄土川」の水があふれ、住宅125棟が水につかる被害が出ました。長岡市は周辺の地域に避難勧告や指示を出さず、避難準備の情報を出したのも浄土川が氾濫したあとでした。

    これについて長岡市は、浄土川には水位計がなく、市の防災担当部署が氾濫について把握したのは、住民からの通報がきっかけだったと説明しています。

    河川の水位は自治体が避難の情報を出す目安の1つとなりますが、新潟県によりますと、浄土川など県と国が管理する県内の河川は1163と北海道に次いで全国で2番目に多いものの、このうち水位計が設置されているのは164の河川で、全体の14%にとどまっているということです。

    すべての河川に水位計を設置するのは財政面などから難しく、多くの支流の水位はパトロールで直接確認するか、周辺の川の水位などから推測しているということで、小規模な河川や支流をどう監視するのかが課題となっています。

    水位計設置予定も間に合わず

    新潟県によりますと、県内の100の河川に設置されている水位計は雨量も合わせて観測する従来型のもので、無線による通信施設が必要で、設置費用は1つの水位計につきおよそ2500万円と高額だということです。このため危険度の高い場所にしか設置できていません。

    一方、昨年度から設置を進めている「危機管理型」と呼ばれる水位計は、およそ100万円で設置することができ、県はこのタイプの水位計を順次設置しています。

    県によりますと、周辺の地域に床上浸水などの被害をもたらした長岡市の浄土川には、今年度中に水位計を2つ設置する予定でしたが、今回の台風には間に合わなかったということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133431000.html

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  54. 台風19号 半日の雨量は120か所で観測史上1位更新
    2019年10月15日 23時04分

    台風19号が接近・通過した半日ほどの間に降った雨の量を気象庁がまとめたところ、観測史上1位を更新した地点は、東日本や東北などで120か所にのぼることが分かりました。広範囲で降った記録的な豪雨が各地で川の氾濫をもたらしたとみられます。

    気象庁は、台風19号が東日本や北日本に接近、通過した際の、今月10日から13日までの気象状況をまとめました。

    このうち雨の量については多くの場所で観測史上1位の値を更新する地点が相次ぎ、特に、半日・12時間の降水量は東日本や東北などの1都16件の120か所で記録を更新しました。

    宮城県丸森町筆甫では1989年に記録された255ミリの倍以上となる517.5ミリに達したほか、静岡県伊豆市市山で509.5ミリ、埼玉県秩父市の浦山で470ミリなどとなっています。

    さらに24時間の降水量では103地点で、48時間の降水量では神奈川県箱根町で1001ミリに達するなど、72地点で観測史上1位の記録を更新しました。

    半日から2日の間に、広い範囲で記録的な豪雨となり、中小河川だけでなく大きな川の氾濫にもつながったとみられます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012133451000.html

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  55. 東北の浸水範囲1万8300ヘクタールに 阿武隈川と吉田川など
    2019年10月16日 13時14分

    国土交通省が、国が管理する河川周辺の浸水範囲を調査したところ東北地方では、氾濫した阿武隈川と吉田川を中心に最大で1万8300ヘクタールに上ったことが分かりました。

    阿武隈川 1万2600ヘクタール
    堤防が決壊するなど氾濫が相次いだ阿武隈川では、宮城県と福島県で大規模に浸水が広がり浸水面積は、最大で合わせて1万2600ヘクタールに及びました。

    このうち、宮城県は丸森町や岩沼市、亘理町を中心に、合わせて9200ヘクタール、福島県は伊達市や国見町、郡山市や須賀川市を中心に、合わせて3400ヘクタールに及びました。
    吉田川など 5700ヘクタール
    吉田川などでは、宮城県大郷町や松島町を中心に浸水が広がり、面積は合わせて5700ヘクタールに及びました。

    国土交通省は、現地にポンプ車を出して住宅や生活道路がある地域を優先して排水作業にあたっていて、一部の地域では浸水が解消されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134111000.html

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  56. 福島交通 バス90台が水没 郡山市内70路線が運休に
    2019年10月16日 13時36分

    台風19号の影響で福島県郡山市では90台のバスが水没し、市内のほぼすべてにあたるおよそ70の路線が運休するなど生活への影響が広がっています。

    福島県郡山市では、台風19号によって市内を流れる阿武隈川の支流が氾濫し、川のそばにある車庫にあった福島交通のおよそ160台のバスのうち90台が水没しました。

    約2メートル 車体の半分まで浸水

    福島交通の社員が撮影した写真には、車庫にならんだ20台以上のバスが車体の半分ほどまで水につかっている様子がうつっています。会社によりますと、当時、車庫の周囲は2メートルほど浸水していて、およそ20人の社員が12日の夜から14日にかけて建物の2階などに取り残されたということです。
    会社では14日から、社員が総出で車体の清掃や不具合を確認していますが、現在もほとんどが運行できない状態です。

    このため、郡山市内で運行されている路線バスのほぼすべてにあたるおよそ70の路線と郡山駅と福島空港を結ぶリムジンバスの運休が続き、生活への影響が広がっています。

    会社では福島市の本社などからバスを集めるなどして対応を進め、16日朝から3つの路線で運行を再開させましたが、すべての路線の再開のめどはたっていないということです。

    福島交通では8年前にも台風の影響でバスが水没したため、事前に近くの高台にバス30台を避難させていたということですが、想定以上の浸水で被害が拡大したとしています。

    福島交通郡山支社の瀬谷賢次支社長は「敷地内は2メートルほど浸水し、バスの屋根がかろうじて見えるほどだった。ほとんどのバスは使えなくなってしまうと思うが、一日も早く市民の足を復旧できるよう努力したい」と話していました。

    バスの利用者は

    JR郡山駅前のバスターミナルでは、運休を知らせる貼り紙を見てタクシーに乗り換えたり別の交通手段を探したりする人の姿が見られました。

    郡山市内に住んでいるという70代の女性2人組は、「年をとっているので、ふだんから買い物にはバスを使っていました。冷蔵庫が空になってしまい、スーパーに買い物に行こうと思ったのですが、バスが止まっていると聞き、どうすることもできず、ここに座っています。さすがにもう復旧していると思いましたが、水害の影響が大きくて困ります」と話していました。

    福島県南相馬市から訪れていた女性は、「本来なら高速バスで帰る予定でしたが、計画を変更していったん新幹線で仙台まで出て、そこからバスで帰ります。遠回りになるので大変です」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134181000.html

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  57. 役場が水没し孤立 原因は1mもの地盤沈下 宮城 丸森町
    2019年10月16日 11時52分

    台風19号の大雨で浸水して丸2日、孤立した宮城県の丸森町役場の周辺は、庁舎が建設されてから30年余りの間に1メートルほど地盤沈下が進んでいたことが分かりました。

    上の写真は、石材で追加工事が施された雨よけの柱の基礎部分。

    丸森町では、役場の周辺が浸水し、災害対策本部が置かれた庁舎が丸2日、孤立しました。

    昭和61年に建てられた庁舎の周辺は、もともとは田んぼだった湿地帯で地盤が弱く、この30年余りの間に1メートルほど地盤沈下が進んでいたことが町への取材で分かりました。

    写真左は建設直後の役場         右は16日朝の役場

    庁舎自体は、地下深くの地盤の固い部分にくいを打ち込んでいて沈下していませんが、周りの駐車場などの敷地は土地が沈んで改修工事を繰り返し、玄関には建設直後にはなかった階段が設けられているほか、雨よけの柱も基礎部分がむき出しになったため、石材による追加工事が施されています。

    町は、大雨の際、3台のポンプで水を近くの川に排水するなどして周辺の浸水被害を食い止めてきましたが、今回の台風では排水が追いつかず、玄関近くまで水没したため、孤立につながったと見られます。
    丸森町の保科郷雄町長は「9年前に私が町長に就任してからも20~30センチほど地盤沈下している。地域の利便性や財政面を考えると、庁舎を建て替えるわけにいかず、これまではポンプの排水などで対応できていたが、これまでにない大雨で周辺が浸水してしまった。今後、排水ポンプを増やすなど対策を考えなくてはならない」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012133941000.html

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    1. あの雨の降り方は尋常じゃなかった。あれに対策しとくのは無理だ。

      とにかく早めに察知して逃げるしかない。いつでも想定外はありえる。

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    2. 自分のところだけは安全、という過信が命取り。

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  58. 都道が崩落、東京・奥多摩町で82人が孤立状態
    2019/10/16 10:50

    都道204号が崩落した東京都奥多摩町の現場(16日午前)

     台風19号の影響で、東京都奥多摩町では約2600戸が断水しており、都の給水車がJR奥多摩駅前などで、住民に飲料水を提供している。

     同町では、都道204号が崩落し、16日午前9時現在、町の中心部から約9キロ離れた日原にっぱら地区で48世帯82人が孤立状態になっている。町職員らが、都道脇の山道を約30分かけて崩落場所を迂回うかいし、食料などを運んでいる。

     小池百合子都知事は同日朝、ヘリで奥多摩町入りし、同地区を視察した。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191016-OYT1T50151/

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  59. [スキャナー]東北「想定外」連鎖 台風19号…前日会見「関東・伊豆」の印象
    2019/10/16 05:00

    深夜の豪雨、避難難しく

     記録的な大雨をもたらした台風19号による被害の全容が明らかになりつつある。とりわけ深刻なのが東北地方だ。読売新聞の15日のまとめでは、犠牲者は福島県が最多の27人、宮城県も14人に上る。なぜ東北地方で被害が大きくなったのか。(福島支局 柿井秀太郎、社会部 坂場香織)

     ■まさか

     「これまで台風被害がなく、今回も大丈夫だろうと油断していた」。高齢者を中心に水没した家屋で7人が犠牲になった福島県本宮市。アパートの2階で母と兄の3人で暮らす会社員木幡遥貴さん(19)は振り返った。

     市は12日午後2時、市内に避難準備の情報を発令。その後、大雨特別警報が出されたが、木幡さんは「2階なら大丈夫だろう」と自宅にとどまった。だが、翌日未明に緊急避難を呼びかけるサイレン音でたたき起こされ、玄関を開けると、茶色の濁流が街を襲っており、逃げられる状況ではなかった。その後、自衛隊に救助された。

     土砂崩れや濁流で孤立した宮城県丸森町の山間部に住む間野つや子さん(70)も、避難勧告は12日午後3時20分に出ていたが、高所にある自宅は安全だと思って動かなかった。同日夜に大雨特別警報が発表されたときは、家の周囲は土砂で塞がれていたという。13日午前、ヘリコプターで救助された間野さんはつぶやいた。「まさかこんなことになるとは思っていなかった」

     ■狩野川台風

     シグナルが出ていなかったわけではない。気象庁は台風上陸前日の11日の記者会見で「西日本から東北で猛烈な雨」「(台風は)東北方面に進む」と言及した。

     ただ、会見では今回の類似例として、1200人以上が犠牲になった1958年の「狩野川かのがわ台風」の名を挙げ、「伊豆方面で1000人前後が死亡」「関東一帯に記録的大雨」と紹介した。

     気象庁は災害の規模などのイメージを持ってもらうため、会見で過去の災害名を出すことがある。会見した梶原靖司・予報課長は「相当な危機感を伝えるためだった」としたが、「狩野川台風が『パワーワード(印象的な言葉)』となり、『伊豆半島のことだから』という受け止めになったかもしれない」と振り返った。

     東北の雨のピークが、避難の難しい深夜になったことも影響した可能性がある。大雨特別警報の発表は福島、宮城両県が12日午後7時50分、岩手県は13日午前0時40分だった。本宮市では、住宅やアパートの1階から遺体が次々と発見された。逃げ遅れたとみられる。

     ■少ない地域

     台風は北上するに従って冷やされ勢力を弱める。このため、東北地方は台風が少ない地域とされる。1951~2018年に台風が300キロ以内に接近した回数は、九州が256回、関東甲信が215回に対し、東北は175回だった。

     だが、台風19号では丸森町で588ミリ、福島県川内村で441ミリの24時間雨量を記録するなど、秋田を除く5県の34地点で観測史上1位の値を更新した。丸森町では過去最大値を200ミリ以上も上回っており、土壌や河川が吸収できる限界を超えたことも、氾濫の原因になったとみられる。

     東京大の新野宏・名誉教授(気象学)は「東北は九州などに比べると台風や大雨が少なく、堤防が想定する雨量も多くない。今回は想定を超える大雨で氾濫が起きたと思われる」と指摘し、「地球温暖化が進むと強い台風が日本列島に接近する可能性が高まる。これまで大雨が少ない地域でも備えを高めていく必要がある」と注意を促している。

    防災情報・伝え方 改善続く…「特別警報」13年に導入/危険「5段階」今年から

     災害の激甚、頻発化を受け、気象庁や内閣府は様々な防災情報を新設してきた。

     32人の死者・行方不明者が出た1999年の広島県の豪雨災害をきっかけに2005年、警報よりも危険が高い状況を示す「土砂災害警戒情報」を創設。過去最高の年間10個の台風が04年に上陸したことを受け、それまで「東京23区東部」など広いエリアが対象だった警報・注意報の発表範囲を市区町村単位に改めた。

     11年の紀伊水害(死者・行方不明者88人)を踏まえ、13年からは、命が奪われるほど危険な状況であることを示す「特別警報」を導入。避難勧告など多様な防災情報が住民の避難行動に結びつかず、280人以上(関連死含む)が死亡した昨夏の西日本豪雨を受け、情報を理解しやすいよう危険度を5段階で表す「レベル化」の運用も今年始まった。

     気象庁は記者会見での「伝え方」でも改善を続けている。12年からは「これまでに経験したことのないような大雨」という表現を使い始め、今年からは「自分の命、大切な人の命を守るため、緊急に避難を」と、より切迫感を持った言葉を用いるようになった。

     それでも今回の台風では大きな人的被害が出た。気象庁は「さらに予測精度を上げて情報の正確性を高めていきたい。ただ、技術には限界もある。受け手も情報の持つ意味を理解し、使いこなしてほしい」と指摘している。(社会部 糸井裕哉)
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191015-OYT1T50215/

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  60. 「狩野川台風」というイメージの埋め込みが、まさかあのような思いがけない雨雲の出方をするのかという、何が起こってもおかしくないという心の準備を妨げ、あらゆる想像想定をできなくさせた、何らかの印象誘導の役割を果たしてしまったことは否めない。

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  61. 台風影響 SUBARU 群馬の工場を操業停止 部品調達できず
    2019年10月16日 15時58分

    自動車メーカー、SUBARU(すばる)は台風19号の影響で16日午後から車を生産する群馬県の工場の操業を停止しました。

    取引先の部品メーカーが浸水するなどの被害を受け、部品の調達ができなくなったためです。

    会社は復旧作業を進め、今月25日の操業再開を目指すとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134521000.html

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    1. スバル、群馬の完成車工場操業休止…部品メーカーが浸水被害
      2019/10/16 18:34

       SUBARU(スバル)は16日、国内唯一の完成車工場「群馬製作所」(群馬県太田市、大泉町)の操業を同日午後から休止したと発表した。台風19号で部品メーカーの工場が浸水し、部品供給に支障が出る見通しとなったためだ。25日をめどに操業再開を目指す。影響は約1万台に上る。業績への影響は調査中という。

       同製作所に被害はなかったが、車体の構造部品の確保が難しくなったという。エンジンなどを製造する工場も、米国工場向けを除いて稼働を止めた。

       スバルは12日午後、台風に備えていったん操業を休止したが、工場に被害がないことを確認し、14日から再開していた。

       スバルは検査不正問題で2018年11月から生産ペースを落としていたが、今年9月16日に通常に戻したばかりだった。

       トヨタ自動車やホンダなどほかの大手自動車メーカーは台風通過後、操業を続けている。
      https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191016-OYT1T50207/

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  62. 神田川や目黒川の地下調節池が氾濫防ぐ…都、増設前倒しへ
    2019/10/16 20:43
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    中野、杉並区に設けられている神田川・環状七号線地下調節池。台風19号の際に使われた(東京都提供)

     東京都が氾濫対策として神田川や目黒川などの流域に整備した地下調節池21か所が、台風19号の通過時に計110万立方メートルの水をためていたことがわかった。50メートルプール440杯分に相当する量で、都によると、整備済みの河川では大規模な被害は出なかったが、未整備の6河川では氾濫が発生したという。都は「洪水防止効果が極めて高い」として、調節池の増設計画を前倒しする方針を固めた。

     調節池は、河川近くの地下などに巨大な空洞をつくり、増水時に開放して一時的に貯水することで河川の流量を減らす施設で、都は1990年代から整備を始めた。これまでに28か所(計250万立方メートル)で整備を終えており、今回の台風では「異例の規模」(都幹部)の21か所を稼働させたという。

     神田川では12日午後、文京区内で氾濫危険水位を超えたが、上流の調節池を稼働させて約48万立方メートルを逃がしたことで水位は約1メートル低下したという。都は「調節池がなければ、氾濫が起きていた可能性が高い」とみている。一方、国管理の多摩川や都管理の谷沢川など都内で氾濫した6河川には、調節池がなかった。

     都は以前から、石神井川など計9流域で110万立方メートル相当の調節池の増設を計画。さらに増設を進め、将来的には総容量を800万立方メートルまで増やす方針だ。1か所当たり数百億円規模の費用と10年単位の工期がかかる場合もあるが、今回の台風を受けて整備を急ぐことを決め、整備費や調査費の予算措置について検討を始めた。

     都内には調節池のほか、川に放流する下水や雨水を地下管路に貯留する施設も約50か所(容量計約60万立方メートル)あり、今回は約6割が使われたという。

     首都圏ではこのほか、埼玉県春日部市にある国土交通省の「首都圏外郭放水路」も使われた。同省によると、12日夕には近隣の中川など5河川から水が流入し、順次、比較的余裕があった江戸川に排出。放水量は15日朝までに計1200万立方メートルに上った。また、ラグビー・ワールドカップ(W杯)会場の横浜国際総合競技場(横浜市港北区)は、競技場の下層部などに水が流れ込む遊水池としての機能を持っており、今回も鶴見川から大量の水が流れ込んだという。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191016-OYT1T50186/

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  63. どんなことをしても自然の猛威は人の想像力の遥か上をいく…

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  64. 「必ず助けます」長野県のツイッター投稿に感謝の声相次ぐ
    2019年10月16日 19時25分

    台風19号による豪雨で救助を求めた人たちへ、「必ず助けます」などと励まし続けた長野県のツイートに対し、ネット上では「目頭が熱くなる」といった感謝の声が相次いでいます。

    長野県の公式ツイッターでは、今回の台風19号で、多くの防災情報を発信しています。

    このうち、千曲川の堤防が決壊するなどして多くの人が取り残され、助けを求めていた13日の朝には「少しでも高い位置に!必ず助けに向かいます」とか「不安だろうけどあきらめないで。みんながあなたを助けるために全力を尽くします」などと必死に呼びかけました。

    救助活動が続く翌日14日にも「要請をいただいてから、長時間不安な思いをさせてしまい申し訳ありません。必ず助けに向かいます!」などと励ます投稿を続けました。

    こうした投稿について、ネット上では「すごく心強い発信、目頭が熱くなります」とか「ヘリの音が響くたびに何だか感動する。仕事とはいえやっぱりすごいよ。あなた達は」といった声が相次いでいます。
    また、長野県の同じアカウントでは、外国人向けに英語や中国語などで情報を発信したほか「たくさんのがいこくごではなしができるでんわをつくりました。あめやかぜでこまったら↓のばんごうにでんわをしてください」などと、平易なことばで表記した投稿もしています。

    これに対するリツイートは3万6000件を超えていて、投稿を見た人たちが英語やフランス語、ドイツ語のほか、タガログ語やベトナム語などさまざまな言語に翻訳し、コメントしています。

    外国人向けのツイートを投稿した長野県国際課の担当者は「やさしい日本語で呼びかけたのは今回の災害が初めてでしたがいろいろな人の協力で拡散されたのはありがたいことです」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134741000.html

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  65. 台風19号「自分は大丈夫」正常性バイアスに注意を!
    2019年10月9日 18時10分

    大型で猛烈な台風19号が、週末以降、本州にかなり接近する見込みです。気象庁が早めの対策を呼びかけていますが、専門家は「自分は大丈夫だろうという心理状態は、災害時に危険な『正常性バイアス』のおそれがある」と指摘し、注意を呼びかけています。

    「正常性バイアス」は、何らかの異常事態が起きた時に「これは正常の範囲内だ」と思い込んで、心を平静に保とうとする働きで、生きていくうえでは必要な心の働きである一方、災害時には危険を過小評価してしまうことにつながり、避難が遅れる危険があると指摘されています。

    この「正常性バイアス」は、去年7月に起きた西日本豪雨で、被災者の避難行動にも見られた心理状態であることが明らかになっています。

    NHKが災害の発生から1か月を前に広島県と岡山県、それに愛媛県の被災地で行ったアンケートで、被災者310人に対して「最初に避難するきっかけとなったのは何か」と尋ねました。

    周囲で浸水や川の氾濫、土砂災害が発生するなど「周辺の環境の悪化」と回答した人が33.5%と最も多かった一方で、「防災無線」が7.4%、「テレビ・ラジオ」は4.5%にとどまり、実際に身の危険が差し迫るまでは避難を決断しなかった人が多かったことが分かりました。

    災害リスクが専門の東京女子大学名誉教授の広瀬弘忠さんは「一般的に災害の発生と被害の発生がほぼ同時に起こる地震などと違い、水害は被害の発生までに時間が空くので“正常性バイアス”がより強くかかるが、それが顕著に表れた結果だと思う」と言います。

    そのうえで「先日の台風15号を含めて、全国各地で毎年のように水害や土砂災害が発生しているが、個人レベル、あるいは行政レベルでも、かえって『警報が出るのはよくあること』『今までここで災害は起きていないから大丈夫』という新たなバイアスを生んでいる側面がある」と、私たちのいわば「慣れ」の感覚が、新たな被害を生む危険性があると指摘しています。

    気象庁は、会見で「地域によっては高波や大雨、高潮のおそれもある。11日までに暴風などに備えてほしい。早めの対策をお願いしたい」として、今のうちから停電に備えた備蓄や不要不急の外出を控えるための予定の見直しなどを呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119481000.html

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    1. 首都圏 NEWS WEB
      災害時「正常性バイアス」注意を
      10月09日 17時25分

      大型で猛烈な台風19号が、12日土曜日から13日日曜日にかけて、西日本から北日本にかなり接近する見込みです。
      気象庁が早めの対策を呼びかけていますが、専門家は「自分は大丈夫だろうという心理状態は、災害時に危険な『正常性バイアス』のおそれがある」と指摘し、注意を呼びかけています。

      「正常性バイアス」は、何らかの異常事態が起きた時に「これは正常の範囲内だ」と思い込んで、心を平静に保とうとする働きで、生きていくうえでは必要な心の働きである一方、災害時には危険を過小評価してしまうことにつながり、避難が遅れる危険があると指摘されています。
      この「正常性バイアス」は、去年7月に起きた西日本豪雨で、被災者の避難行動にも見られた心理状態であることが明らかになっています。
      NHKが災害の発生から1か月を前に広島県と岡山県、それに愛媛県の被災地で行ったアンケートで被災者310人に対して「最初に避難するきっかけとなったのは何か」と尋ねました。
      周囲で浸水や川の氾濫、土砂災害が発生するなど「周辺の環境の悪化」と回答した人が33.5%と最も多かった一方で、「防災無線」が7.4%、「テレビ・ラジオ」は4.5%にとどまり、実際に身の危険が差し迫るまでは避難を決断しなかった人が多かったことが分かりました。
      災害リスクが専門の東京女子大学名誉教授の広瀬弘忠さんは、「一般的に災害の発生と被害の発生がほぼ同時に起こる地震などと違い、水害は被害の発生までに時間が空くので“正常性バイアス”がより強くかかるが、それが顕著に表れた結果だと思う」といいます。
      そのうえで「先日の台風15号を含めて、全国各地で毎年のように水害や土砂災害が発生しているが、個人レベル、あるいは行政レベルでも、かえって『警報が出るのはよくあること』『今までここで災害は起きていないから大丈夫』という新たなバイアスを生んでいる側面がある」と、私たちのいわば「慣れ」の感覚が、新たな被害を生む危険性があると指摘しています。
      気象庁は9日午後に開いた会見で「地域によっては高波や大雨、高潮のおそれもある。あさって・11日までに暴風などに備えてほしい。早めの対策をお願いしたい」として、今のうちから停電に備えた備蓄や不要不急の外出を控えるための予定の見直しなどを呼びかけています。
      https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191009/1000037507.html

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    2. 「自分は大丈夫 正常性バイアス」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AF%E5%A4%A7%E4%B8%88%E5%A4%AB+%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9

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  66. 漫画で語る台風15号と大停電
    2019年9月24日 20時42分

    台風15号で千葉県を中心に大規模な停電が起きて2週間余り。まだまだ復旧の途上にある中で、ネット上では被災者がその体験をリアルに描いた漫画が話題です。電気のない暮らしやその中で感じた思い。次に災害に直面するかもしれない私たちの姿が描かれています。(ネットワーク報道部記者 野田綾 秋元宏美)

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    1. 室外機 さようなら

      「台風15号で学んだこと 災害は想定外の出来事三昧」

      この書き出しで始まる漫画を描いたのは、千葉県木更津市に住む小説家で漫画も描く金沢有倖さんです。

      足に障害があり、ふだんは車いすなどを使って生活している金沢さんは、母親と弟の家族3人で暮らしています。

      その家を台風15号が自宅を襲った夜を描いたシーン。照明がついたり消えたりを繰り返したあと、夜中の2時ごろに完全に停電しました。

      「きっとすぐ復旧する」

      そう思って屋外を見た瞬間、思いもかけない光景を目にします。

      ベランダが池のようになり、エアコンの室外機が水没していました。

      漫画には「室外機 さようなら」と、心の声も添えられています。

      このあと、必死の思いで外に出た金沢さんは、室外機が飛ばないよう家の壁に引き寄せるとともに、排水口に詰まっていた木の枝や葉っぱを取り除きました。

      「被害がもっと大きくなると思ってやったのですが、あとから冷静に考えると、あの暴風雨の中ではやってはいけないことでした。とにかく必死でした」

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    2. 翌日に見た光景

      一夜明けると家の外には昨日とは全く違う世界が広がっていました。

      隣接する雑木林の木が飛び散り割れた窓ガラス。隣の家の屋根も飛び、壁もありませんでした。

      “社会で共有されていない”

      目の前に広がる惨状。

      でも、そのことが社会で共有されていないと感じたことを描いたのが次のシーンです。

      わずかに充電が残っていた小さなテレビは、台風のことを伝えず、ネットや電話もほぼ使えませんでした。

      「そのうち復旧するだろう」と思って家の片づけなどをしていたと金沢さんに、市内に住む人から「君津市の巨大な鉄塔が倒れたらしい、いつ停電が復旧するかわからないらしい」との情報が伝えられました。

      その時初めて、「長期戦になるかもしれない」と大きな不安を覚えたそうです。

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    3. 追い詰められる被災者

      さらにじわじわと精神的に追い詰められる状況も描かれています。

      市役所が防災無線で流す放送で使われる「被災者」という単語に、自分が置かれた現実を知る瞬間。

      最近、脳の腫瘍を摘出する手術を受けた金沢さんは、市外にある病院に通えず、薬も切れてしまいました。暑さの中で食欲もなくなり、息苦しくなるなど、次第に体調も悪化しました。

      「今夜は持ちこたえられてもあしたはもうダメかもしれない」

      そう思い始めた3日目、ようやく電気が復旧しました。

      「自分のところは3日目で早く復旧したので、千葉の中でも被害は軽いほうです。でも、情報も入らず、不安な気持ちで日々を過ごしていました。漫画を通して、災害を他人事だと思わないこと、被災した当事者は情報のない中で心の余裕もなくなってしまうこと、電気のある生活とない生活は全く違うということを意識してもらいたい」

      停電と暑さ ペットも大変

      9日間続いた電気のない暮らしを描いた漫画もあります。

      千葉県内に住む女性、「スガさん」が描きました。

      自分を含め家族3人と5匹のペットと暮らすスガさん。

      ペットと一緒では避難所には入れないだろうと、日頃から家族の食料や水、衣類などに加え、ペットの餌やペットシートなども備えていました。

      しかし、電気のない暮らしは想定通りとは行きませんでした。

      暑さでバテ気味のペット。車の中で涼ませてあげようと冷房の効く車内に避難させるも、乗り慣れない猫はよけいに体調を崩します。

      携帯電話もつながりにくい中、なんとか獣医に連絡を取り、指示を受けながら自宅に戻って、ぬれタオルなどで体を冷やすなどしてやりすごしたと言います。

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    4. 夜 停電の中考えたこと

      停電1日目の夜。スガさんは、消防車や救急車が遠くで行き交う音を耳にしながら考えました。

      「自分たちは今までどれほど電気を当たり前に使い、それに頼って生きてきたんだろう」

      そして同じ時刻、外では当たり前の日常に戻すために、夜を徹して作業をしている人たちがいることを思ったと記しています。

      「電気や水道、通信などというライフラインは、空気のように当たり前でいて、常にそれを提供してくれる人々の汗と努力があってこそだと思います。私は災害直後から、電柱や電線に架かった倒木や被害を目撃しており、それを一つ一つ元の戻していくことは並大抵ではないと感じていました。一刻も早い電気の復旧を望みましたが、同時に、作業員のみなさんがケガ無く作業に当たってくださるようにと祈っていました」

      ほしい情報は?

      停電3日目からスガさんは仕事で東京に行きました。

      コンビニには商品が並びテレビはグルメ情報を流すなど、千葉の停電がうそのようでした。

      情報はスマートフォンで簡単に得ることができました。

      そこで被災地が必要としている情報を集めようとしたところ、あることに気付きます。

      例えば停電情報。市町村ごとに停電の件数が書かれていました。

      しかし実際は、番地ごとに停電状況も違います。

      被災者がほしいのは、もっとピンポイントで示された復旧や支援の情報だったのです。

      一方で、情報が簡単に手に入る環境にいると、情報の更新が過剰に気になり、気持ちが落ち着かなくなるという感覚も知ったと言います。

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    5. 被災地を支える日常

      停電から9日目。スガさんが暮らす地域でも電気が復旧しました。

      食卓を照らす照明のもと、「ごはんが白く見えるってありがたいねえ!」と、当たり前の日常が戻ってきた喜びを描いています。

      ペットたちも無事でした。

      今回の台風では、猛暑の中で長引いた停電や断水に加え、被災地の情報が隣の東京にすら十分伝わらないもどかしさや復旧作業の遅れなどさまざまな課題が指摘されました。

      こうした状況を被災地の千葉と日常生活が続く東京で見つめたスガさんは、次のように話してくれました。

      「被災して日常を失った場所から、東京に出てきて複雑な思いはありました。でも、日常は社会を支えるためにありそれは巡り巡って被災地と呼ばれる場所にも返ってくるのです。大切なことは、ほんの少し自分のリアルとして災害というものを捉えて感じ入ることではないかと思います」

      今回紹介した2つの漫画は、ツイッターのそれぞれのアカウントで読むことができます。

      @ariko830
      @suga23_5cm

      そこには、備えていても思いもしなかったことが起きる災害時の暮らしのリアルが描かれています。

      そして、突然襲ってくる理不尽な状況にどう向き合えば良いのかを教えてくれているように感じました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190924/k10012097131000.html

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  67. 気象庁、台風情報周知方法検証へ 「甚大被害重く受け止め」
    10/16(水) 16:33配信共同通信

     気象庁の関田康雄長官は16日の定例記者会見で、台風19号について、早めに記者会見を開くなどできる限りの情報発信をしたとの認識を示した上で「甚大な被害が生じたことは重く受け止めている」と話し、周知の方法が有効だったかどうか検証する方針を示した。

     関田長官は、上陸3日前の9日に会見を開いて「早い段階から危機感を発信し、事前の対策に生かしてもらうよう努めた」と強調した。

     気象庁は11日にも会見し、1958年9月に伊豆半島や関東を中心に被害をもたらした「狩野川台風」を例示して警戒を呼び掛けた。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000095-kyodonews-soci

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    1. 気象庁長官 「狩野川台風」言及で「住民にどう伝わったか検証必要」
      10/16(水) 19:28配信毎日新聞

      定例記者会見で台風19号について説明する気象庁の関田康雄長官=東京都千代田区の気象庁で2019年10月16日午後2時10分、安藤いく子撮影

       気象庁の関田康雄長官は16日の定例記者会見で、台風19号の上陸前日(11日)に行った会見で1958年に伊豆半島の狩野(かの)川が氾濫した「狩野川台風」に匹敵すると注意喚起したことについて、「我々の危機感を伝えるには適切だったが、住民の受け止め方は検証する必要がある」と語った。

       気象庁は11日の会見で、関東や伊豆で1200人を超える死者・行方不明者を出した狩野川台風に匹敵する記録的大雨が降る恐れがあると注意を呼び掛けた。台風のコースや勢力などが似ていて、予想される災害の程度が著しいために例示したという。具体的な事例を挙げることで特定の地域だけに注意が向くリスクも踏まえ、会見の担当者が「(災害が)発現する場所などは事例ごとに大きく異なり、ミスリードする可能性はある」とも説明していた。

       今回の台風では宮城、福島といった東北でも犠牲者が出ている。関田長官は「(被害の恐れがあるのは)関東や伊豆だけに限ったことではないとかなり意識をして申し上げた。甚大な被害が発生しているのは事実であり、災害復旧が一定程度落ち着いた段階でしっかりと検証する」とした。【安藤いく子】
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000073-mai-soci

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    2. 菅官房長官「災害対策を政府全体で検証」タワマン停電で発言
      2019年10月16日 13時04分

      菅官房長官は記者会見で、台風による浸水でタワーマンションの配電盤が故障し停電が発生したことに関連して「まずは浸水地域の排水、生活の復旧支援に全力を挙げ、そのうえで災害対策として対応すべき点がないか政府全体でしっかり検証していきたい」と述べました。

      そのうえで「災害対策については不断の見直しが必要だ。情報の周知についても、今回の災害から学ぶべき教訓を生かすことが極めて大事だと思っているので、そうしたことに対しても検証が必要だ」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012134131000.html

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    3. 台風19号への気象庁対応 「情報が有効だったか検証を」
      10/16(水) 23:17配信TBS News i

       気象庁の関田康雄長官は、台風19号への対応について、気象庁の提供したさまざまな情報が住民などにどう受け止められたかについて、今後、検証作業を行う考えを示しました。

       気象庁の関田康雄長官は、16日の定例記者会見で、台風19号への対応について次のように述べました。

       「我々が伝える情報が有効であったか、こういった点については、災害復旧活動が一定程度落ち着いた後の段階でしっかりと検証を行い、今後につなげたい。我々としてはできる限りのことはしたと思う」(気象庁 関田康雄長官)

       また、台風19号が伊豆半島に上陸する前日(11日)の記者会見で、61年前に伊豆半島や関東地方に大きな水害をもたらした狩野川台風を例に挙げて警戒を呼びかけた点について、「関東や伊豆だけに意識が向かないよう、西日本から東北地方にかけての広い範囲で記録的な暴風や大雨となる見込みだと申し上げた」と話し、特に雨に対する警戒を呼びかける点で効果があったとの認識を示しました。(16日18:08)
      https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191016-00000155-jnn-soci

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  68. 気象庁、台風19号を命名へ 42年ぶり
    毎日新聞2019年10月15日 19時22分(最終更新 10月15日 21時04分)

     気象庁は15日、全国で甚大な被害をもたらした台風19号の名称を定める方針を決めた。台風に名前を付けるのは1977年の「沖永良部(おきのえらぶ)台風」以来42年ぶりとなる。当面は19号の表記を使い、来年5月までに定める。

     気象庁は昨年、台風の名称を定める基準を「大規模損壊1000棟以上、浸水家屋1万棟以上、相当の人的被害」などと設定した。台風19号は15日時点で多数の犠牲者が出て浸水家屋も1万棟を超える見込みで、基準を満たすと判断した。

     2011年の台風12号は紀伊半島で88人が犠牲になったが、当時は人的被害の基準がなく命名されなかった。今回の台風19号は「令和元年○○台風」となる見込み。被害が広範囲に及ぶため、名称の選定は難航が予想される。

     鹿児島県の沖永良部島を襲った77年の沖永良部台風は、人的被害は大きくなかったが、損壊家屋は5000棟を超え、島の約半数の住居が全半壊した。【池田知広】
    https://mainichi.jp/articles/20191015/k00/00m/040/190000c

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    1. 【19号】気象庁、42年振りに台風を命名へ「令和元年○○台風」の予定💩
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1571139510/

      「気象庁」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%BA%81

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    2. 西日本豪雨、東日本豪雨台風…

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  69. 首都圏 NEWS WEB
    大田区排水ポンプ10時間動かず
    10月16日 18時18分

    台風19号の影響で多摩川の支流があふれ、住宅などへの浸水被害が相次いだ大田区では台風が接近していた12日の午後7時からおよそ10時間にわたって、すべての排水ポンプが動かせなくなっていたことがわかりました。
    大田区は「避難指示が出て現場の職員を避難させざるをえなかった」と説明しています。

    台風19号の影響で東京・大田区では多摩川の支流、丸子川から水があふれ、田園調布4丁目と5丁目付近で床上や床下の浸水被害がおよそ590件で確認されました。
    大田区によりますと、台風の接近に伴って12日の午後5時ごろから非常用の排水ポンプとポンプ車などを使って排水作業を始め、午後6時ごろには多摩川からの逆流を防ぐために水門を閉じました。
    ところが、午後7時に台風接近に伴って大田区に避難指示が出されたことから、現場から職員を避難させたため、すべての排水ポンプが動かせなくなったということです。
    その後、13日の午前5時ごろに水門を開けて排水作業を再開しましたが、10時間にわたって排水ができなかった間に、住宅地に大量の水が流れ込んでいました。
    今回の件について大田区は「職員は区民の安全を第一に排水活動にあたっていたが避難指示がでたので安全確保のため避難させざるを得なかった。区としてはぎりぎりの対応を行った。今後は施設管理者である東京都下水道局や関係機関と継続的な排水活動ができるよう協議したい」と話しています。

    大田区は丸子川の水を多摩川に排水するために、排水ポンプ車1台と非常用の排水ポンプ2台を備えています。
    大田区によりますと、排水ポンプ車は1分間に5000リットル、非常用の排水ポンプは1台につき1分間に3200リットルを吸い上げて、排水することができます。
    今回、大田区では12日の午後5時ごろからポンプ車1台と排水ポンプ2台、それに消防庁のポンプ2台を稼働させ排水作業を始めました。
    ところが午後7時ごろに大田区に避難指示が出され職員を避難させたため、すべての排水作業を中断せざるをえなくなりました。
    その後、13日の午前5時ごろに水門を開けて排水作業を再開しましたが、それまでのおよそ10時間にわたって排水ポンプが動かせなくなっていました。

    水門には川の水位が高くなった場合に、川の水が支流や水路を逆流して住宅地側に浸水するのを防ぐ役割があります。
    住宅地では通常、雨水などを水路を通じて川に流しています。
    しかし、大雨で川の水位が上がり、水路の出入り口よりも高くなると住宅地側に水が逆流し、浸水の被害が起こる可能性が高くなります。
    また、下水も逆流することがありトイレや風呂場、それに洗濯機の排水溝などから水が吹き出ることもあります。
    このため、水路の出入り口に水門を設置し、川が増水した場合に水門を閉めることで逆流を防ぎ、川の水が住宅地側に流れ込むのを防ぐことができるといいます。
    ただ、水門が閉まってしまうと、住宅地から川に水を排出することができないため、大雨が降り続くと水が排出できなくなり、浸水被害が発生しやすくなります。
    これを防ぐため、排水ポンプなどが設置され、住宅地にたまる水を川に流す仕組みとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191016/1000038680.html

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    1. 【台風19号】大田区排水ポンプ10時間動かず、職員の避難で 田園調布で水害
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1571243083/

      「大田区」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA

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    2. 田園調布浸水 原因は10時間ポンプ動かせず
      2019年10月17日 13時23分

      台風19号の影響で多摩川の支流があふれ、住宅などへの浸水被害が相次いだ大田区では台風が接近していた12日の午後7時からおよそ10時間にわたって、すべての排水ポンプが動かせなくなっていたことがわかりました。大田区は「避難指示が出て現場の職員を避難させざるをえなかった」と説明しています。

      台風19号の影響で東京・大田区では多摩川の支流、丸子川から水があふれ、田園調布4丁目と5丁目付近で床上や床下の浸水被害がおよそ590件で確認されました。

      大田区によりますと、台風の接近に伴って12日の午後5時ごろから非常用の排水ポンプとポンプ車などを使って排水作業を始め、午後6時ごろには多摩川からの逆流を防ぐために水門を閉じました。

      ところが、午後7時に台風接近に伴って大田区に避難指示がだされたことから、現場から職員を避難させたため、すべての排水ポンプが動かせなくなったということです。

      その後、13日の午前5時ごろに水門を開けて排水作業を再開しましたが、10時間にわたって排水ができなかった間に、住宅地に大量の水が流れ込んでいました。

      今回の件について大田区は「職員は区民の安全を第一に排水活動にあたっていたが避難指示がでたので安全確保のため避難させざるを得なかった。区としてはぎりぎりの対応を行った。今後は施設管理者である東京都下水道局や関係機関と継続的な排水活動ができるよう協議したい」と話しています。

      およそ10時間にわたって排水ポンプが動かせなくなっていたことについて、大田区・田園調布5丁目に住む67歳の女性は、「作業を行う職員の人命もあるので、避難することはしかたないことだと思います。ただ、このあたりの住人は水門が閉まると丸子川があふれることはわかっています。だからこそ、水門を閉めるなら早く情報提供してもらいたかったです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136151000.html

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    3. 情報をどういう風に円滑に周知させるか…

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  70. 郡山市で猛毒の青酸ソーダ流出 川氾濫でメッキ工場から
    10/16(水) 22:48配信共同通信

     福島県郡山市は16日、台風19号による阿武隈川の氾濫で、市内のメッキ工場の生産ラインや薬品保管庫から猛毒のシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)が流出したと発表した。市は周辺の約20世帯に避難を呼び掛けた。

     市保健所によると、流出があったのは、同市富久山町福原上台のメッキ加工会社「エム・ティ・アイ」の工場。工場の排水をためる調整池を市が調べたところ、排出基準の46倍に当たる濃度のシアン化ナトリウムを検出した。

     シアン化ナトリウムは金属のメッキなどに広く用いられている。口に入れたりガスを吸い込んだりすると呼吸困難やめまいを引き起こし、数秒で死亡することもある。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000194-kyodonews-soci

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    1. シアン化ナトリウムが流出=浸水被害で工場から-福島・郡山
      10/17(木) 0:14配信時事通信

       福島県郡山市は16日、台風19号による浸水で、金属表面処理を行う株式会社エム・ティ・アイ(同市)の工場から有毒のシアン化ナトリウムが流出したと発表した。

       流出量は分かっていないが、市保健所は、工場で復旧作業中だった社員も含めて「現在のところ、健康被害は報告されていない」としている。

       シアン化ナトリウムは、水や酸などと接触すると、「青酸ガス」を発生する。

       保健所などによると、薬品の管理簿が流出したことからシアン化ナトリウムの保管量が分かっていない。最大20キロのシアン化ナトリウムを保管できるペール缶一つと、計15立方メートルの容量を持つ金属表面処理設備二つから流出したとみられる。

       浸水が引いた同日午後4時、市環境保全センターの職員が水質汚濁防止法に基づいて同社に立ち入り調査。工場排水口の調整池から採取した水を調べたところ、午後8時に排水基準の1リットル当たり0.5ミリグラムを大きく超える23ミリグラムが検出されたという。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000000-jij-soci

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    2. 浸水した工場からシアン化ナトリウム流出…周辺浸水住民に避難呼びかけ
      10/17(木) 1:40配信読売新聞オンライン

       福島県郡山市は16日、台風19号の影響で浸水被害を受けた同市富久山町福原のメッキ工場「エム・ティ・アイ」から毒物のシアン化ナトリウムが流出したと発表した。市は周辺の浸水家屋住民に避難所への避難を呼びかけた。

       市によると、流出量は不明だが、工場出口調整池の水を検査したところ、同日午後8時に排水基準(1リットル当たり0・5ミリ・グラム)の46倍に当たる1リットル当たり23ミリ・グラムのシアン化合物を検出した。

       シアン化ナトリウムの致死量は成人で200~300ミリ・グラムといい、流出した水を大量に飲まなければ生命への危険はないとみられる。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00050069-yom-soci

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    3. 「シアン化ナトリウム」のニュース
      https://news.yahoo.co.jp/search/?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8C%96%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0

      https://www.2nn.jp/word/シアン化ナトリウム

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    4. 福島 NEWS WEB
      浸水した工場から毒物流出
      10月17日 09時06分

      台風19号による川の氾濫で浸水した郡山市のメッキ工場から、毒物のシアン化ナトリウムが流れ出し、敷地内の池で基準を上回る濃度で検出されたことが分かりました。
      工場の従業員などに健康被害は出ていないということです。

      シアン化ナトリウムが流出したのは、郡山市富久山町のメッキ工場「エム・ティ・アイ」です。
      この工場は、台風19号で氾濫した阿武隈川沿いにあり、シアン化ナトリウムを使用する生産ラインや、薬品の保管庫が水没していました。
      16日夜、被害状況の調査に入った市の職員が、敷地内にある工場の排水をためる調整池で、基準の46倍の濃度のシアン化ナトリウムを検出したということです。
      シアン化ナトリウムは、毒物に指定されていて、高濃度で摂取すると死亡する危険性もあるということですが、浸水で流れ出た際に薄まっているとみられ、清掃作業にあたった工場の従業員などに健康被害は出てないということです。
      郡山市は、念のため、工場の周辺に住む5世帯に避難を促しましたが、避難した人はいないということです。
      市は、17日から周辺で水質検査を行い、環境への影響を詳しく調べることにしています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20191017/6050007410.html

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  71. [スキャナー]浸水想定 生かせず…台風19号 「自分は大丈夫」逃げ遅れ
    2019/10/17 05:00

     台風19号による大雨被害では、多くの住民が逃げ遅れ、孤立した。ハザードマップや過去の水害の記憶が生かされなかった地域もある。過去の災害を踏まえ、国は迅速な避難行動につなげる対策を講じてきたが、避難のスイッチを入れる難しさが浮き彫りになっている。(社会部 坂本早希、東北総局 長沼美帆)

    ■「だろう」の連鎖

     「あんなに大きな堤防は壊れないだろうと思っていた。考えが甘かった」。13日未明に決壊した長野市の千曲川。壊れた堤防から約2キロの赤沼地区に住む西沢和雄さん(79)と妻(73)は避難のタイミングを逸し、自宅1階が濁流にのみこまれる様子を2階から見守るしかなかった。

     前日午後10時頃、外を見た西沢さんは「雨は強くない。大したことはないだろう」と就寝。13日午前3時頃、避難指示の発令を知ったが、「床下浸水くらいだろう」と受け止めた。約1時間後、屋内を懐中電灯で照らすと水が流れ込み、やがて1階天井近くまで達した。夫婦は14日朝、ヘリで2階から救助された。

     千曲川は過去に何度も氾濫してきた。赤沼地区には1742年以降に起きた六つの洪水の最高水位を伝える「水位標」も立つ。浸水範囲は市のハザードマップとも重なっていた。

     西沢さんは「ハザードマップは普段から見ていたし、水位標も知っていた。でも、自分自身は水害に遭ったことはなく、『大したことないだろう』と判断してしまった」と肩を落とした。

    ■正常性バイアス

     異常事態が起きても「自分は大丈夫」と思い込む心理は「正常性バイアス」と呼ばれ、2011年の東日本大震災で津波被害が広がった要因にも挙げられた。

     昨夏の西日本豪雨で地域の30%近くが水没し、51人が犠牲になった岡山県倉敷市真備町も浸水範囲はハザードマップとほぼ一致し、避難情報も複数出ていた。正常性バイアスが働いた可能性が指摘されている。

     素早い避難に結びつけるため、国は今年、避難情報や防災情報を切迫度に応じて5段階に分類して示す「レベル化」を導入したが、内閣府の担当者は「今回、行動に移してもらう難しさを改めて感じた」と語る。

    ■全員避難

     速やかに避難したケースもある。宮城県大郷町では、吉田川の堤防が13日朝に決壊したが、近くの中粕川地区の住民311人のほぼ全員が浸水前に避難を完了していた。町は全世帯に防災無線を無償貸与しており、12日午後から避難準備の情報などを計12回放送。消防団員らが各戸を回って避難を呼びかけた。町の担当者は「昔から水害がある町で、無線を聞いたら必ず逃げるという住民が多い」と話す。

     福島県伊達市の特別養護老人ホーム「ラスール伊達」では、近くの阿武隈川支流の氾濫情報を受け、約100人の入所者を2階に逃がす「垂直避難」をすぐに始め、全員無事だった。東日本大震災翌年に開所した同ホームは、屋外に逃げられなくなった場合、垂直避難を決めていたという。

     避難行動に詳しい片田敏孝・東京大特任教授(災害社会工学)は「住民の主体的な避難が前提だが、全てを委ねることはできない。お年寄りは地域全体で、介護が必要な人は行政が早期避難させるなど、住民と自治体が役割分担することも必要だ」と指摘している。

     ◆ハザードマップ=被災の恐れがある場所や避難経路などを示した地図。土砂災害や津波など災害別に市区町村が作る。洪水のハザードマップは今年3月時点で対象の1347市区町村の98%が作成し、公表している。

    指示・勧告1000万人 避難所パンク寸前

     読売新聞のまとめでは、台風19号の接近に伴う避難勧告・指示の対象はピーク時、21都県で1000万人以上に達し、東京都内ではパンク寸前の避難所も出た。

     江戸川区の小学校に開設された避難所には、避難勧告が発令された12日朝から避難者が殺到。日頃の防災訓練の参加者の7倍強にあたる約1500人が身を寄せた。毛布1枚を2~3人で使ってもらい、非常食のビスケットは底をつく寸前に。多摩川流域の狛江市でも12か所の避難所に4000人近くが押し寄せ、市議会の議場を急きょ開放した。

     内閣府や気象庁によると、避難勧告・指示が出た場合に避難すべきなのは「土砂災害警戒区域」や「浸水想定区域」など災害発生が具体的に想定される地域にいる人々。避難情報の発令地域内でも、そうした危険が全くない場合は、在宅避難の方が安全だとしている。

     静岡大の牛山素行教授(災害情報学)は「避難所には発令対象の全住民を受け入れきれない場合もある。行政は危険が高い地域に情報が集中的に伝わるよう発信方法の改善に努めてほしい。住民は住む地域が洪水や土砂崩れが起きる場所かどうかを把握する姿勢が求められる」と話す。(社会部 山田睦子)
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191016-OYT1T50339/

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    1. 迫る水、最期に感謝…妻の手握り「長い間世話になったな」
      2019/10/17 07:58

      行方不明者の捜索をする自衛隊員(16日、福島県いわき市で)=里見研撮影

       長年の連れ合いを目の前で亡くした女性は喪失感にうちひしがれ、一つ屋根の下で暮らした姉を失った男性は、助けてあげられなかったと悔やんだ。犠牲者がなお増え続ける台風19号の被災地に、16日も悲しみが広がった。

       夏井川が氾濫し、浸水被害を受けた福島県いわき市平下平窪たいらしもひらくぼ地区。かつて検察事務官だった関根治おさむさん(86)は、水没した平屋建ての自宅の中で亡くなった。50年以上そばにいた最愛の妻・百合子さん(86)の手を握り、感謝の言葉を残して――。

       激しい雨に見舞われた13日未明、布団を並べて寝ていた夫婦の寝室に水が流れ込んできた。治さんが119番したが、「今は行けません。屋根の上に逃げてください」と告げられたという。ただ、治さんは近年、腰を痛め、一人で歩くのにも不自由していた。屋根に上るどころか、自力で避難することも、夫婦には困難だった。

       洗面所の窓から「助けて」と叫ぶ治さんを、普段は使っていないベッドに上った百合子さんが「早くこっち来な」と呼び戻した。

       だが、流れ込む水の勢いもあり、治さんはベッドに上がれない。百合子さんがその手をつかんだが、どうしても引き上げることができなかった。水かさは、みるみる増えていった。

       「長い間、世話になったな」

       最後に聞いた夫の声だった。百合子さんはより強く手を握ろうとしたが、握り返す治さんの手は力を失い、やがて離れた。そこから先、百合子さんの記憶は定かではない。気がつくと、ベッドの上で立ち上がり、肩の高さに達していた水の上に、必死に顔を出していた。

       16日午後、泥だらけになった自宅を片づけていると、法律関係の本がたくさん出てきた。家でもよく勉強していた治さんの姿がよみがえった。百合子さんは「あの人なしで、これからどうやって暮らしていけばいいのか」とつぶやいた。

       家族思いだった治さんは、台風が接近する前には、東京で暮らす長女(57)に「車は高いところに避難させるんだよ」と電話をかけていたという。長女は「車より、お父さんに無事でいてほしかった」と涙を浮かべた。

       いわき市で、16日までに確認された犠牲者は8人。浸水した住宅も多く、同日午後6時の時点で、市内7か所の避難所に172世帯396人が身を寄せている。

      長野 「1階の姉 助けられなかった」

       千曲川の堤防決壊で浸水した長野市赤沼地区。水が引いた神社の北側で15日、近くに住む徳永初美さん(69)が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された。「額まで水につかりながら泳いでいたと聞いた。何とか逃げようとしたんだろう」。弟の宏さん(61)は姉の苦しみを思った。

       リンゴ農家の宏さんは初美さんと2人で暮らしていた。台風が接近した12日の夕方から、近くを流れる浅川の排水ポンプをすぐ動かせるようポンプ場にいた。13日午前0時頃に帰宅したが、1階で寝ていた初美さんには声をかけず、2階の自室で横になった。

       「川の水が大変なことになっている」。早朝、市内に住む息子から電話があった。水はすでに階段の途中まで達し、1階には下りられなかった。宏さんはヘリコプターで救出されたが、初美さんは15日朝、自衛隊員によって発見された。「助けてあげられなかった」と、宏さんは悔やむ。

       4人きょうだいの長女だった初美さんは、長野市の短大を卒業後、東京都でボランティア関係の仕事をしていた。古里に戻り、約10年前には県立高校で2年ほど、英語の臨時講師をしていた。「英語が大好きで、ずっと勉強し、英字新聞も読んでいた」という。

       16日、水が引いた家から運び出した家具の中から、姉の写真を探した。汚れていないものが何枚かあった。「何とか遺影にしてあげられる」。宏さんは、写真の中の初美さんをじっと見つめた。

      断水解消 週明け…奥多摩

       台風19号の影響を受け、東京都奥多摩町では道路が崩落し、町中心部から約9キロ離れた日原地区の48世帯82人が孤立状態になっている。都は道路の復旧に数か月かかるとみており、町職員らが、道路脇の山道を約30分かけて崩落場所を迂回し、日原地区に食料などを運んでいる。

       また、奥多摩町では16日、町全体の8割超にあたり、日原地区を含む約2650戸で断水が続いている。都によると、日原地区の約50戸は数日中、残る約2600戸でも週明けには断水が解消する見込みという。

       JR奥多摩駅前にバケツを持参して給水を受けていた奥多摩町氷川の無職の男性(67)は「水を家まで運ぶのに疲れてしまった。早く復旧してほしい」とうんざりした表情だった。

      情報発信を検証…気象庁長官

       気象庁の関田康雄長官は16日の定例記者会見で、台風19号について「甚大な被害が生じたことを重く受け止めている」と述べ、情報発信が有効だったかを検証する意向を明らかにした。
      https://www.yomiuri.co.jp/national/20191017-OYT1T50026/

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    2. またしても、予知予報クラスターの方々の見事な敗北の感が否めない…

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  72. 社説
    台風19号被害 警戒怠らず救難に全力挙げよ
    2019/10/14 05:00

     極めて広い範囲に、甚大な被害が出ている。関係機関が連携し、被災者の救助と復旧を急がなければならない。

     大型で強い台風19号が東日本を縦断した。死者・行方不明者は数十人に上る。避難所に身を寄せた人は一時、約23万人に上った。台風の猛威を物語る。

     政府は警察、消防に加えて自衛隊3万1000人も被災地に投入している。自治体と情報を共有し、救難活動に全力を尽くしてもらいたい。河川の点検や決壊した堤防の補修に加え、住宅の復旧などを計画的に進める必要がある。

     気象庁は、東京や埼玉、神奈川など、過去最多となる13都県に大雨特別警報を発表した。多いところでは、年間雨量の3分の1程度に相当する雨が降った。

     長野県の千曲川や埼玉県の越辺川では堤防が決壊し、大量の泥水が住宅地に流れ込んだ。多くの人が自宅や高齢者施設に取り残された。多摩川も東京都世田谷区で氾濫し、浸水被害が出た。

     ダムの貯水量が急増したため、相模川上流の城山ダムなど5県6か所では緊急放流が行われた。下流の水位が上がり、氾濫の危険は高まる。ダムを守るためにやむを得ない措置だったのだろう。

     山間部で降った雨は、時間をおいて下流域に流れ込む。今後も氾濫が起きる可能性がある。雨で地盤が緩み、新たな土砂災害が起きる危険も高くなっている。

     引き続き警戒を怠れない。下流域に住む人は、気象庁や自治体の情報に注意を払い、安全第一で行動することが大切だ。

     今回の台風の特徴は、上陸前まで大型で非常に強い勢力を保っていたことだ。本州南側の太平洋は水温が約27度と平年より1、2度高く、水蒸気を供給し続けた。

     地球温暖化を背景に、台風は大型化する傾向がある。水害への備えを強化することが重要だ。

     気象庁は今回、早い段階から警戒を呼びかけた。これを受け、JRや私鉄各社、航空会社は計画運休や欠航を発表した。スーパーなども休業を決めた。

     顧客や従業員の安全を優先する危機対応が、企業に根付きつつある。多くの人が事前に食料や防災品を買い求め、不要不急の外出を避けることにつながった。早めの対応で、国民生活への混乱は最小限に抑えられたと言えよう。

     台風接近で、ラグビー・ワールドカップの一部試合が中止になった。来夏には東京五輪が控える。大会関係者は、気象災害への対応を改めて点検すべきだ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20191013-OYT1T50177/

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    1. 社説
      台風19号 被害の把握急ぎ着実に支援を
      2019/10/16 05:00

       時間の経過とともに、深刻な浸水被害が明らかになってきた。全容を把握し、必要な支援を届けることが大切だ。

       記録的大雨をもたらした台風19号で、濁流に巻き込まれるなどして亡くなった人が、関東や東北で70人を超えた。自宅などに取り残された人がいないかどうか、安否確認と救出活動に全力を挙げなければならない。

       被害は広域にわたっている。決壊した堤防は、15日時点で福島県の阿武隈川や長野県の千曲川など7県52河川の73か所に上る。昨年7月の西日本豪雨で決壊した37か所を大幅に上回る。

       水が引かず、道路が寸断された地域も少なくない。断水や停電も続く。交通網やライフラインの復旧を急ぐべきだ。

       多くの人が避難所で不自由な生活を強いられている。高齢者や持病を抱える人が体調を崩さないか心配だ。水や食料、毛布などの救援物資を届けることに加え、医療面のケアが大切になる。

       関西などの自治体からは、職員を被災地に派遣する動きが出始めた。被災者のニーズをくみ取り、自治体間で連携を密にして、支援が偏ったり滞ったりしないように調整してもらいたい。

       1万棟を超える住宅が床上、床下浸水の被害を受けた。水が引いてからの後片づけには、細心の注意を払う必要がある。

       浸水した建物は、倒壊や漏電の危険がある。ぬれた家電製品やエアコンの室外機、給湯器などは壊れている場合が多い。ショートによる火災を防ぐため、安易に使わないことが重要だ。

       浸水で細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症の危険も増している。家屋から泥や水を取り除く際には、身を守るためにマスクや手袋を着用するなど、衛生面の注意を忘れないようにしたい。

       今後は、ボランティアによる後片づけの支援活動が本格化することが予想される。自治体は受け入れ態勢を整えてほしい。

       被災地では、がれきや使えなくなった家財道具など、大型の災害ゴミが大量に出る。自治体は一時的な仮置き場を複数確保し、住民に周知することが求められる。

       福島県などでは、ゴミ処理施設が停電や浸水により、稼働を停止している。近隣自治体は広域で連携して、処理を進める態勢を取らねばならない。

       安倍首相は、台風19号を激甚災害に指定する方針を示した。被災者の生活再建と復旧に向け、財政面での支援が欠かせない。
      https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20191015-OYT1T50258/

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  73. キノコ生産大手 工場浸水で主力のエリンギ出荷できず 長野
    2019年10月17日 11時04分

    千曲川の堤防が決壊した影響で、長野市に本社を置くキノコ生産大手「ホクト」の工場は、生産設備が水につかるなど大きな被害を受け、主力商品のエリンギが出荷できない状態になっています。

    ホクトは、長野市をはじめ全国32の拠点で年間7万5000トンのキノコを生産していて、エリンギでは国内で半分近いシェアを持っています。

    台風19号で千曲川の堤防が決壊し、長野市にある2つの工場と研究施設が浸水し、このうち赤沼地区にあるエリンギの生産工場は、1階部分がすべて水につかりました。

    この工場は、年間3000トンのエリンギを生産する主力工場ですが、エリンギを生育させる瓶がすべて泥水をかぶり、出荷できない状態になっています。

    また生産設備もすべて泥水をかぶり、停電のため稼働できるかどうかの確認もできない状態だということです。

    工場では従業員が泥水をかき出す作業を行っていますが、出荷を再開できる見通しは全く立っていないということです。

    ホクトの小松茂樹専務は「キノコがおいしくなるこの時期に出荷できず、つらい思いです。一刻も早くおいしいキノコを届けられるよう復旧活動に当たりたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012135761000.html

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    1. 出荷の最盛期 佐渡特産「おけさ柿」に大きな被害 新潟
      2019年10月17日 12時34分

      台風19号の影響で新潟県佐渡市では、出荷の最盛期を迎えている特産の「おけさ柿」が落下するなど大きな被害が出ています。

      民謡の「佐渡おけさ」にちなんで名付けられた佐渡市特産の「おけさ柿」は、市内でおよそ700戸の農家が毎年5000トン以上の柿を出荷しています。

      出荷は先月29日から始まり、収穫の時期が早い「刀根早生」と呼ばれる品種の出荷が最盛期を迎えていますが、今回の台風で柿の枝が折れて実が落下したり、実が葉や枝でこすれて傷ついたりするなど大きな被害が出ています。

      これまでの県のまとめでは、佐渡市内の118ヘクタール余りの柿農園で被害が報告されていて、このうち佐渡市羽茂地区では、17日も生産者が柿の状態を確認しながら収穫をしていました。

      生産者の桃井信さん(45)は「台風はどうしようもないです。私はまだ新規就農者ですが、長年続けている方はさらに大変ではないかと思います」と話していました。

      またJA羽茂おけさ柿選果場の半田一好場長は「まだすべて調査をしているわけではないが、だいぶ被害があると報告が来ている。せっかく1年かけて育てたものが一瞬でやられてしまい、生産者は大変だと思う」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136061000.html

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    2. 長野の被害りんご 全国から購入希望の申し出 相次ぐ
      2019年10月17日 15時25分

      台風19号の影響で大きな被害を受けた長野市の高齢のりんご農家では全国から購入の申し出が相次ぎ、泥のついたりんごを洗い流し、客の元に送る準備を始めました。

      長野市の赤沼地区にある柄澤正二さん(84)のりんご畑では、千曲川が決壊したことからおよそ1ヘクタールの畑のうち6割程度が水につかったうえ、2メートルほどの高さまで水がせまり、木になったりんごも泥をかぶったり、落ちたりする被害を受けました。

      柄澤さんの栽培するりんごは有機栽培で、「ふじ」という品種のりんごの出荷を控えていましたが、出荷は難しいと考えていたということです。

      しかし、全国の顧客から「被害を受けたりんごを購入したい」という申し出が相次いだことから、泥のついたりんごを洗い流し、客の元に送る準備を始めました。

      柄澤さんは木になったりんごを収穫し、霧状にした水を吹きかけるなどして泥を洗い落としていました。

      柄澤さんは「被害にあったが、『どんなりんごでもよい』とお客さんから言ってくれてとてもうれしかったです」と話していました。洗い落としたりんごは来月(11月)上旬から直接に客の元に送られるということです。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136351000.html

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  74. 阿武隈川の堤防決壊は13日午前中 住民撮影の映像で判明
    2019年10月17日 12時06分

    福島県須賀川市で起きた阿武隈川の堤防の決壊は、台風19号が通過して雨が収まった今月13日の午前中に起きたことが、住民が撮影した映像で分かりました。

    須賀川市浜尾では、阿武隈川と水路が合流する付近で堤防が長さ50メートルにわたって決壊し、国の堤防調査委員会は、決壊がいつ、どんな状況で起きたか、16日調査を始めました。

    この現場の当時の写真と動画を、近くの高台に住む安川信史さん(68)が撮影していました。

    今月13日午前5時半すぎに撮影された写真では、堤防を挟んで、阿武隈川の水位に加え、堤防の外側の土地に水路からあふれた水の水位がかなり上がっていました。

    午前7時すぎの写真では、水位は堤防の高さぎりぎりまで上がっていました。

    そして午前11時20分ごろに安川さんは決壊に気付き、動画を撮影しました。

    動画では、堤防は見えなくなり、濁流が流れる様子が映っています。

    台風19号が福島県内を通過した13日未明には、阿武隈川が各地で氾濫したとみられていますが、須賀川市浜尾の堤防の決壊は、台風が遠ざかり、雨が収まったあとの午前7時から午前11時20分の間に起きたことを示しています。

    安川さんは、「決壊する時の音はほとんど聞こえなかったが、初めて見たので恐ろしかった」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012135901000.html

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  75. 河川事務所、氾濫把握もレベル5情報出さず 茨城・那珂川
    10/17(木) 14:30配信産経新聞

    那珂川の氾濫により冠水が続く常磐自動車道水戸北スマートインターチェンジ周辺の道路や店舗(鴨川一也撮影)

     台風19号による大雨で、茨城県内を流れる那珂(なか)川での氾濫発生を国土交通省常陸(ひたち)河川国道事務所や水戸地方気象台が把握していたにも関わらず、警戒レベル5相当の氾濫発生情報が出ていないことが17日、関係者への取材で分かった。堤防が決壊した国管理の7河川のうち氾濫発生情報が出ていないのは那珂川だけ。職員が現地確認できないという理由で情報が出せなかったとみられる。

     那珂川は茨城県那珂市と常陸大宮市の計3カ所で堤防が決壊し、同市で465世帯が床上浸水。水戸市など数カ所でも氾濫し、同市では最大約7メートル超の浸水が生じた可能性がある。

     大河川の水防情報は「指定河川洪水予報」として国や都道府県など河川管理者と気象庁が共同で発表。水位の上昇に応じて氾濫注意情報、氾濫警戒情報、氾濫危険情報の順に警戒度が上がっていき、最終的に氾濫発生が確認されると氾濫発生情報を出す。

     台風が接近した12日午後9時15分、那珂川に警戒レベル4相当の氾濫警戒情報が発表された。水戸市によると、13日午前5時ごろに市職員が川からの越水を確認。市は広報車や防災行政無線を通じて住民に「那珂川で氾濫発生」と避難を呼びかけた。

     防災関係者によると、市の広報を受けて水戸地方気象台の職員が常陸河川国道事務所へ連絡したが、同事務所からは「職員の巡回で確認できていない」と回答があったという。その後、13日午後2時ごろまでに同事務所で決壊が確認されたが、既に水位が下がっていたことから氾濫発生情報は出せなかったとみられる。

     一方、那珂市では13日午前7時ごろに越水を把握し、同事務所に連絡したところ、「その情報は既に入っていて間違いない」と回答があったという。その後、越水地点では決壊が確認された。

     重大災害発生を意味する警戒レベル5に当たる氾濫発生情報が出せなかったことが、住民の避難行動に影響した可能性がある。

     産経新聞の取材に対し、常陸河川国道事務所を所管する関東地方整備局は「結果的に氾濫発生情報が出せていないのは事実で対応が適切だったか経緯を調べている」、水戸地方気象台は「氾濫は13日昼に報道で知った」と回答した。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000538-san-soci

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    1. 【独自】氾濫したのに警戒求める「氾濫発生情報」出ず 茨城・那珂川
      10/17(木) 12:12配信Fuji News Network

      台風19号により、全国で76人が犠牲となり、9人が行方不明となっている。

      また、これまでに、全国64河川、111カ所で堤防が決壊した。

      茨城県内を流れる那珂川も氾濫・決壊したが、地元の河川事務所が「氾濫発生情報」を出さないまま、大規模な浸水被害が起きていたことが新たにわかった。

      台風19号により、那珂川が氾濫・決壊したことで、茨城・水戸市などでは、大規模な浸水被害が起きた。

      関係者によると、那珂川を管理する常陸河川国道事務所は、13日午前4時半すぎ、水戸地方気象台から、那珂川が氾濫しているかどうかの問い合わせを受けたという。

      その後、河川事務所では、那珂川を巡回したものの、結局、氾濫発生情報を発表しなかった。

      しかし、取材によると、13日未明には、すでに那珂川は氾濫していて、河川事務所の上部組織の関東地方整備局は、午後3時になって、那珂川で堤防が決壊したと発表した。

      氾濫発生情報は、すでに浸水被害が起きていることを住民に知らせ、警戒を求めるもので、大雨警戒レベル5に相当する。

      氾濫発生情報を出さなかった理由について、河川事務所は「現在調査中」としている。

      (フジテレビ)
      https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20191017-00425746-fnn-soci

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    2. 「那珂川」のニュース
      https://news.yahoo.co.jp/search/?ei=UTF-8&p=%E9%82%A3%E7%8F%82%E5%B7%9D

      https://www.2nn.jp/word/%E9%82%A3%E7%8F%82%E5%B7%9D

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    3. 失態(失敗)をそれと認めないかぎり、次への教訓として生かされがたし…

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    4. 茨城 NEWS WEB
      県河川情報サイトにアクセス集中
      10月16日 11時43分

      台風19号の影響で、茨城県内の川の水位などをリアルタイムに確認できる県のサイトにアクセスが集中し、台風が最も接近した12日深夜からつながりにくい状況になっていたことがわかりました。
      県は、より多くのアクセスに対応できるようサーバーの強化を検討するとしています。

      茨城県の管理する「河川情報システム」は、県内を流れる川の水位や流域に設置した雨量計のデータを確認できるサイトで、この情報などをもとに自治体は、住民への避難の呼びかけを検討しています。
      県によりますと、台風19号が県南部に最も接近した12日午後10時すぎからサイトへのアクセスが殺到し、つながりにくい状態になりました。
      このため、パソコンから閲覧した人には、データが軽くつながりやすいスマートフォン版や携帯電話版に誘導する対応を取ったとしています。
      また、自治体に対しては避難を始める目安となる避難判断水位や氾濫が起きる危険性が高まる氾濫危険水位に到達する直前に、自動的にメールを送信していたとしています。
      しかし、川の水位をリアルタイムで確認したいという要望も多いことから、県は、より多くのアクセスにも対応できるようサーバーの強化を検討するとしています。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20191016/1070007813.html

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    5. 茨城 NEWS WEB
      那珂川浸水地域 逃げ遅れなし
      10月16日 17時37分

      大規模な浸水が続いていた水戸市の那珂川に近い地区で、16日行われた警察の一斉捜索の結果、浸水した地域で逃げ遅れた人はいないことが確認されました。

      那珂川やその支流が流れる水戸市の飯富町付近では、広い範囲で浸水が続き、国土地理院の調査では、水戸北スマートインターチェンジの南側では、浸水の深さが最大で7.2メートルに達したとみられるということです。
      排水作業の結果、16日朝までにほとんどの水がひいたため、警察は16日午前中から、浸水した地域に逃げ遅れた人がいないかどうか調べるため、機動隊員など100人の態勢で一斉捜索を行いました。
      捜索は午後3時半まで、4時間余りかけて行われ、広い範囲で浸水が続いていた地域の住宅などを1軒ずつ回った結果、浸水した住宅などに逃げ遅れた人はいなかったということです。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20191016/1070007828.html

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    6. 茨城 NEWS WEB
      氾濫はバックウォーター現象か
      10月17日 15時17分

      筑波大学の河川の専門家が、茨城県内で氾濫が起きた現場の調査を行い、水戸市では那珂川の水位が上がったため、合流する支流の藤井川の水がせき止められる形となり水位が上昇する、バックウォーターという現象が発生したとみられると指摘しました。

      現地調査を行ったのは、河川工学が専門で、筑波大学の白川直樹准教授です。
      白川准教授は、まず、水戸市飯富町の藤井川が那珂川に合流する地点での氾濫について調査し、藤井川の流域に残された草などが、水の流れに逆らうように、ガードレールに引っかかっていることを確認しました。
      これは、この地点で藤井川が逆方向に流れたことを示していると指摘し、那珂川の水位が上がったことで、藤井川の水がせき止められる形となり、逆流しながら水位が上昇する、バックウォーターという現象が発生したのではないかと分析しています。
      また、常陸大宮市富岡を流れる久慈川の堤防が、およそ100メートルにわたって決壊した場所では、想定を超える水が川に流れ込み堤防からあふれていく際に、少しずつ堤防が浸食されて決壊につながったのではないかとしています。
      白川准教授は「堤防の整備にはコストなどの面で限界がある。想定外の豪雨災害が起きるなかで、川だけで水の流れを押さえ込むのは難しいのが現実で、水があふれてしまうという前提に立って遊水池を整備するなどの治水対策が必要になっている」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20191017/1070007848.html

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    7. 浸水の深さ 最大7.2メートルか 水戸 国土地理院が調査
      2019年10月17日 20時33分

      国土地理院の調査によりますと、茨城県内での浸水の深さは那珂川が流れる水戸市で最大7.2メートル、久慈川が流れる那珂市で最大4メートルに達したとみられています。こうした地区など茨城県内の多くの場所で住民の避難が遅れて取り残され、消防のボートや自衛隊のヘリコプターで救助されました。

      河川工学が専門で筑波大学の白川直樹准教授は氾濫や堤防の決壊が起きた現場を調査したうえで、住民の避難について、「最近では堤防が十分作られているため、『安全なので逃げない』という意識や以前と同じように今回も大丈夫だろうと考える人が多い」と述べました。

      そのうえで今回、深夜から未明の時間帯に川が増水し、氾濫や決壊が起きたことも避難を遅らせたと分析し、「夜間に堤防の決壊が予想される場合は、かなり早くから行動しなければいけない。むだに終わったとしても早く逃げることが人命を守るうえで重要だ」と述べて、早い段階での避難が必要だと指摘しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136941000.html

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  76. 複数の知人家族がいる霞ケ浦周辺は、さすがに霞ケ浦が氾濫することはないため、大事にはいたらなかったようで一安心ではあった。

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  77. 郡山中央工業団地の再開見通せず 加工組み立て型産業など150社以上の設備被害深刻
    10/17(木) 11:15配信河北新報

    団地内に厚く積もった泥をかき出す事業者ら=16日午前11時25分ごろ、郡山市の中央工業団地

     台風19号で郡山市の中央工業団地は、加工組み立て型産業など150社以上の立地企業のほとんどが浸水被害に遭った。団地内の道路は汚泥が積もり、信号機3機は水没して消えたまま。電話やインターネットといった通信網が途絶えている会社もある。事業再開の見通しが立たない中、各社の従業員らは事務所や工場の後片付けに追われている。

     「とんでもない被害。億単位の損害になるのではないか」。工業資材などを製造販売する会社の担当者は肩を落とした。

     水害に備え、事務所や工場を道路から約1メートルかさ上げして造ったが、それでも1メートル以上浸水。工場の機械類は水に漬かり、もう使えない。高価な産業機械は平常時でも、新品の設置に半年程度かかるという。

     団地にはラーメン店チェーンの幸楽苑ホールディングス(HD)や、電子部品からの貴金属回収や機械の精密洗浄などを手掛けるアサカ理研といった上場企業の本社も立地する。

     幸楽苑HDは郡山工場が浸水被害によって電源供給が遮断され、稼働できない状況が続いている。神奈川県の小田原工場でカバーしているが、食材配送の停止により北関東、東北、甲信越地方の約150店を臨時休業にしている。

     アサカ理研も本社工場が10センチほど浸水し、生産設備の点検を進めながら順次復旧させている。同市富久山町の富久山工場も最大1.5メートル浸水し、再開のめどは立っていない。

     団地会会長で郡山自動車学校の小川則雄社長は「これまでの水害の中で一番ひどい。まずは各社の被害状況を早急に把握し、一刻も早い事業再開へ向けて国や県などに支援を求めていきたい」と話した。(郡山支局・岩崎かおり)
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000015-khks-bus_all

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    1. 郡山の工業団地が大規模浸水 地元経済や製造業に打撃懸念
      10/17(木) 17:36配信共同通信

       台風19号により、福島県郡山市の「郡山中央工業団地」が浸水した。パナソニックや日立製作所の関連工場を含む多くの生産拠点が操業停止に追い込まれた。被害は全域に及び、実態の把握が難しい状況が続いている。各社は再開に向けた動きを進めるが、復旧が見通せない企業もあり、地元経済や製造業への影響が懸念される。

       市によると、JR郡山駅の南東に位置する中央工業団地には約150社の拠点が立地する。県内でも有数の工業地帯だが、今回の台風では近くの阿武隈川が氾濫し、敷地の広い範囲で浸水が確認された。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191017-00000107-kyodonews-bus_all

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    2. 福島 NEWS WEB
      郡山工業団地も復旧に懸念
      10月13日 21時52分

      阿武隈川が氾濫した郡山市では、市中心部の郡山中央工業団地が浸水し、今後の操業への影響を心配する声が聞かれました。

      郡山中央工業団地は、JR郡山駅の東、2キロあまりのところに位置し、製造業など150社以上が入る市内有数の工業団地です。
      今回の台風では、近くを流れる阿武隈川やその支流が氾濫して、広い範囲で水につかりました。
      各社の関係者が、13日、被害の状況の確認に訪れ、ある運送会社の社員はウエットスーツを身につけて水につかりながら事務所に向かいましたが、2メートルほどの深さまで浸水している場所があり、先に進めなくなったということです。
      この男性は「これ以上進むと危ないと思いました。おそらくトラックは水没していると思いますが、被害がわからず、どんな影響が出るのか心配です」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20191013/6050007284.html

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    3. 台風被害で工業団地冠水、休み明けのサプライチェーンに懸念
      10/14(月) 12:26配信日刊工業新聞電子版

      阿武隈川の氾濫の影響を受けたクラリオンマニュファクチャリングアンドサービス

        東日本を中心に記録的な大雨をもたらした台風19号。13都県に出した大雨特別警報もすべて解除されたが、長野県・千曲川や新潟県・信濃川など各地の河川の氾濫による被災状況の全容は明らかでない。政府は13日、台風19号に関する関係閣僚会議を官邸で開き「非常災害対策本部」を設置、被災状況の全容把握を急いでいる。サプライチェーン(供給網)や工場・倉庫への浸水など、連休明けの企業活動への影響が懸念される。

      台風19号被害、企業動静一覧

       記録的な大雨と六つのダムの緊急放流などにより、各地で河川の氾濫が相次いだ。各地の被災状況の詳細は明らかでないが、阿武隈川が氾濫した福島県郡山市の郡山中央工業団地が冠水。同工業団地は日立製作所やパナソニック、アンリツ、クラリオンの関連会社などが拠点を構える。栃木県足利市の毛野東部工業団地も全域が冠水した。

       中小企業にも被害が及んでいる。冠水したJR武蔵小杉駅(川崎市中原区)付近に本社を構える長津製作所(同、カメラ部品など向け金型製造)は、社屋が被災し半地下のスペースが浸水した。山野井清社長は「1階も5センチメートルほど水に浸かり、泥掃除に追われている。機械設備への影響はまだ確認できていない」と話す。

       ショウワエンジ(栃木県佐野市、機械設備製造)は秋山川(佐野市)の堤防決壊で本社工場が浸水し、機械設備が水没。当面の操業停止を見込み、復旧作業に充てる予定だ。またテクノワールド(栃木県佐野市、電設工事・機械設備製造)も本社工場の一部が浸水。地盤をかさ上げしていたため製品や設備に被害はなかったが、本社周辺の土砂を片付けるなど復旧作業を進め、15日に操業を予定する。

       国土交通省によると、国および栃木県管理の9河川・10カ所で堤防が決壊。氾濫は国管理の14河川、12都県管理の63河川に及んだ。企業への甚大な影響は必至だ。
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00010000-nkogyo-bus_all

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    4. パナソニック、郡山工場の稼働見送り
      10/15(火) 20:01配信時事通信

       パナソニック <6752> は15日、福島県郡山市の郡山中央工業団地内にある電子部品工場で同日の稼働を見送った。台風19号の影響で、工場の正門ゲートが壊れ、構内が浸水していた。現在、一部を除いて水が引いたため、工場内の被害状況の確認を行っているという。復旧時期は未定。 
      https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000030-jijc-biz

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    5. >創価学会福島文化会館

      「郡山市 中央工業団地 創価学会」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%83%A1%E5%B1%B1%E5%B8%82+%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E5%9B%A3%E5%9C%B0+%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A

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  78. 川崎市の浸水被害約1680棟 多摩川が平瀬川に逆流 排水不能に
    2019年10月17日 18時00分

    台風19号で、多摩川沿いの川崎市では住宅などへの浸水被害はこれまでにおよそ1680棟にのぼっています。川崎市では多摩川沿いの高津区や中原区などで浸水し、マンションで男性1人が死亡したほか、タワーマンションが停電するなどの影響が出ています。

    川崎市によりますと、17日時点で住宅など建物への浸水被害は合わせて1685棟にのぼっています。

    このうち▽中原区で720棟、▽高津区で560棟、▽多摩区で350棟、▽川崎区で50棟、▽幸区で3棟、▽宮前区で2棟となっています。被害が大きかった中原区では、特に、多摩川にほど近い上丸子地区の住宅街や武蔵小杉駅周辺で被害が相次いでいます。

    市によりますと、中原区では雨水は下水管を通って多摩川に排水される仕組みになっていますが、今回の台風では多摩川の水が下水管から逆流してきて住宅街にあふれたとみられるということです。

    一方、マンションで男性1人が死亡する被害が出た高津区では、多摩川の支流、「平瀬川」沿いの住宅地が浸水しました。

    市によりますとこの地域は多摩川と平瀬川が合流する付近で、もともと土地が低くく、水がたまりやすいため、今回の台風ではポンプを稼働させて、平瀬川に排水していました。ところが、増水した多摩川の水が逆流し平瀬川があふれたことで、排水できなくなり、住宅地に浸水したということです。川崎市は浸水被害を受けた地域に職員を派遣して被害の状況などを調べています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136701000.html

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  79. 箱根の729ミリが最多…12時間雨量、観測1位が120地点
    2019/10/17 11:56

     台風19号による大雨で、半日(12時間)の間に降った雨量が全国120地点で観測史上1位を記録したことが、気象庁のまとめでわかった。

    台風でせき止められた川の水が道路にあふれ出した現場(13日午前、神奈川県箱根町で)=川口正峰撮影

     台風19号が日本に接近・通過した10~13日の間に、全国約1300地点で観測した雨量を集計した。12時間降水量が観測史上最多を記録した地点は三重県から岩手県にかけての広範囲に分布しており、降水量は神奈川県箱根町の729・5ミリが最も多かった。2番目は大規模な浸水被害が出た宮城県丸森町(517・5ミリ)で、静岡市葵区(509・5ミリ)などが続いた。

     24時間の降水量で観測史上1位を記録したのは103地点、6時間降水量では89地点だった。

     昨年の西日本豪雨(6月28日~7月8日)では、48時間降水量で観測史上最多となったのは125地点に上るが、12時間降水量では49地点にとどまる。

     気象庁は「西日本豪雨では前線が停滞し、同じ場所で数日にわたって雨が降り続いたが、今回は台風の進行に伴って雲が移動し、半日ほどの間に集中的に雨が降った場所が多かった」と分析している。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20191017-OYT1T50092/

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  80. 信州 NEWS WEB
    長野県内「堤防決壊」は6か所に
    10月17日 17時40分

    台風19号の影響で、長野県内では千曲川が氾濫した長野市穂保で堤防が決壊しましたが、千曲川の支流でも堤防が決壊し長野県内ではあわせて6か所にのぼることが新たにわかりました。

    長野県によりますと、千曲川が氾濫した長野市穂保のほかに、新たに堤防が決壊したことがわかったのは、いずれも千曲川の支流で「滑津川」の佐久市中込、「志賀川」の佐久市志賀、「麻績川」の麻績村宮ノ下、「三念沢」の長野市豊野町「皿川」の飯山市北町の5か所です。
    このうち長野市穂保の千曲川の堤防では応急的な復旧として仮の堤防をつくる工事が17日夜中にも終わる見込みで、ほかの5か所では決壊箇所に土のうを積み上げるなどの措置が取られているということです。

    台風19号の影響で、千曲川の支流で長野県佐久市を流れる滑津川でも堤防が決壊し、近くの地区では車で避難していた81歳の男性が濁流に巻き込まれて死亡しています。
    長野県佐久建設事務所によりますと、今月13日、台風の被害状況の見回りをしていた職員が佐久市中込を流れる千曲川の支流の滑津川で、堤防が決壊しているのを確認したということです。
    決壊したのは12日の夕方から夜にかけてとみられ、堤防は長さおよそ320メートルにわたって崩れたということです。
    消防などによりますと決壊した現場から1キロ余り離れた下流域では、当時、車で避難していた中島正人さん(81)が濁流に巻きこまれ死亡しています。
    また、田んぼや店舗なども浸水し、このうち建設会社では地面がえぐられ事務所の建物の基礎部分が宙に浮いた状態で濁流の激しさを物語っています。
    従業員の72歳の男性は、「事務所が傾いててもう解体するしかない。片付けにどれだけ時間がかかるのか分からない」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20191017/1010011025.html

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  81. 上場企業34社で浸水被害「全国に影響広がる懸念」信用調査会社
    2019年10月17日 18時25分

    台風19号の企業の生産活動への影響が広がっています。建物や生産設備が浸水などの被害を受け事業に影響が出ている上場企業が34社にのぼることが分かりました。

    民間の信用調査会社、東京商工リサーチは16日までに上場企業が公表した台風19号の事業への影響をまとめました。

    それによりますと、一時的な店舗の休業などを含めると何らかの影響があったのは40社です。このうち34社は、建物や生産設備が浸水したり壊れたりする被害を受け、事業に影響が出ているとしています。また、12社は、水にぬれるなど製品が被害を受けたり、工場の操業停止や物流網の混乱で出荷に支障が出たりしているとしています。

    自動車メーカーのSUBARUは取引先の部品メーカーが被災して部品を調達できなくなったため、16日の午後から群馬県にある車の生産工場の操業を停止しています。

    ラップフィルムなどの日用品を製造するオカモトは、福島県いわき市にある工場のほぼ全体が浸水し操業を停止しています。在庫の商品も被害を受けたということです。

    信用調査会社では、「物流の停滞や部品の供給不足が長期化すると部品の調達網、いわゆるサプライチェーンを通じて全国的に影響が波及することも懸念される」としています。

    サプライチェーン通じ影響拡大

    今回の台風19号では、福島県を中心に企業の工場の被災が相次いでいるほか、こうした企業から部品が調達できなくなったことで、直接被災していないメーカーにも影響が広がっています。

    パナソニックは、電子部品の基板の材料を生産する福島県郡山市の工場が浸水したため、操業を見合わせています。

    この工場で生産している製品は自動車やモバイル機器など、幅広い用途に使われているということで、会社は、被害状況の確認や復旧作業を急ぐとともに、出荷への影響も調べています。

    今回の台風では、直接被災していないメーカーにも部品の調達網、いわゆるサプライチェーンを通じて影響が広がっていて、フォークリフトを生産する豊田自動織機は部品の調達ができなくなったことから、愛知県高浜市の工場で16日から生産を停止しています。

    少なくとも18日までは操業を止めるということです。

    さらに、自動車メーカー、SUBARUも、取引先の部品メーカーが被災して部品が調達できなくなったため、16日から群馬県にある車の生産工場の操業を停止しています。

    会社は今月25日の操業再開を目指しています。

    台風19号では、上信越自動車道の一部の区間で通行止めが続いているほか、JR貨物の列車にも運休が多く出ていて、メーカー各社は、自社のサプライチェーンへの影響を慎重に見定めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136741000.html

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  82. 台風19号 浸水面積2万ヘクタール以上 去年の西日本豪雨超える
    2019年10月17日 19時28分

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で浸水した面積は、およそ2万3000ヘクタールに及び、去年7月の西日本豪雨のおよそ1万8500ヘクタールを超えたということです。

    今回の豪雨では、河川の決壊についても、去年の西日本豪雨の25河川37か所を大きく上回っています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012137011000.html

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  83. 岩手 宮古の重茂地区 111人が孤立状態 断水も続く
    2019年10月17日 21時05分

    今回の台風で岩手県宮古市の重茂地区では、川が増水して市道が押し流され、今も2つの集落の合わせて111人が孤立状態になっています。断水も続いていて、住民からは1日も早い復旧を願う声が出ています。

    宮古市によりますと、重茂地区を走る市道は川が増水して数十メートルにわたって押し流され、仲組と追切という2つの集落に住む合わせて111人が孤立状態になっています。

    道路の下を通っていた水道管も流されたことなどから、孤立した集落を含む重茂地区の北部では326戸で断水が続いていて、県が防災ヘリで水や食料を届けているということです。
    また、住民たちは仮設の橋を渡って給水車が来ることができる場所まで歩いて向かい、水を受け取っては自宅に持ち帰っています。

    重茂地区に住む戸村真佐美さん(45)は「洗濯ができず不便です。早く道路が復旧してほしい」と話していました。漁業者の加村信一さん(68)は「風呂に入れないうえトイレの水も使えず、かなり困っています。1日も早く普通の生活がしたいです」と話していました。

    宮古市は、現場付近に車が通れる道を整備する計画ですが、完成には2週間程度かかる見通しだということです。一方、水道の復旧はめどが立っていないということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136951000.html

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  84. 那珂川 氾濫発生情報出さず 国交省など陳謝「対応追われ」
    2019年10月18日 13時08分

    台風19号の影響で、茨城県の那珂川では堤防が3か所で決壊し大規模な浸水が発生しましたが、川の氾濫を知らせる「氾濫発生情報」が発表されませんでした。これについて関東地方整備局と東京管区気象台は記者会見し、「対応に追われて混乱し、本来出すべき情報が出せず申し訳ない」と陳謝しました。

    今月12日から13日にかけて、那珂川は常陸大宮市で2か所、那珂市で1か所の堤防が決壊し、大規模な浸水被害に見舞われました。

    川が氾濫した際、国はレベル5の情報にあたる「氾濫発生情報」を出して住民に最大限の警戒を求めることになっています。
    しかし那珂川の氾濫ではこの情報が発表されず、その後、13日午後3時になって、関東地方整備局は那珂川の堤防が決壊していたと発表していました。

    関東地方整備局と東京管区気象台は18日、記者会見を開き、「本来出すべき情報が出せず、申し訳ない」と陳謝しました。

    茨城県の常陸河川国道事務所は13日午前4時半ごろには那珂川の氾濫を確認していたということで、「本来、この時に情報を出しておくべきだった。同じころに氾濫した久慈川の対応に追われて、混乱を極めていた。今後このようなことがないようにしていきたい」と述べました。

    連絡受け、現地確認もしたが

    会見によりますと、常陸河川国道事務所は今月13日午前1時半ごろ、車で巡回していた委託員から「常陸大宮市で水が堤防を越えているようだ」という報告を電話で受けたということです。

    さらに職員が現地を確認したところ、午前4時半ごろ、堤防を越えて水があふれていたことを確認したということです。

    しかし、すでに氾濫していた茨城県内を流れる久慈川の対応に追われ、常陸国道河川事務所が混乱し、那珂川については「氾濫発生情報」を出せなかったとしています。

    国交相も陳謝

    赤羽国土交通大臣は18日の記者会見で「住民の避難行動に重要な氾濫発生情報が発表されなかったことは大変申し訳なく、心からおわび申し上げたい」と陳謝しました。

    そのうえで、那珂川に関する情報の発表を担当する関東地方整備局に対して再発防止策を検討するよう指示するとともに、全国の河川を管理する部署に対して同じようなことが起きないよう周知するとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012137651000.html

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    1. 消防団員「命に関わる」 那珂川 氾濫発生情報発表されずで
      2019年10月18日 18時07分

      台風19号の影響で、茨城県の那珂川で大規模な浸水が発生したにもかかわらず、国が対応に追われ、川の氾濫を知らせる「氾濫発生情報」が発表されなかったことについて、茨城県常陸大宮市で、取り残された人たちの救助活動にあたった消防団員は「決壊や氾濫が知らされないと、自分や仲間の命にも関わる」と話していました。

      常陸大宮市の野口地区の消防団員、青木葉一さんは今月13日未明の時点で、すでに那珂川の氾濫は始まっていて、自宅などに取り残された人たちの救助活動にあたったと証言しています。

      午前3時ごろ、青木さんがボートに乗って救助活動をしていたところ、急に水の流れが強くなって木の枝などが流れてきたということで、青木さんたちは「危険だ」と判断し、救助活動を中断して高台の上に避難したということです。

      青木さんは「流れが急に速くなったので、堤防が決壊したのではないかと思いました。川の決壊や氾濫が現場に知らされないと自分や仲間の命にも関わると感じました」と話していました。

      住民「午前2時すぎには堤防超えた」

      茨城県常陸大宮市の下伊勢畑地区に住む女性は、13日午前2時すぎにはすでに川の水は堤防を越えていたと証言しています。

      堤防が決壊した現場から600mほどのところに住む青木麻衣子さんは午前2時すぎ、消防団の呼びかけで那珂川の水が堤防を越えて浸水が始まっていることを知ったということです。

      青木さんは「午前2時すぎに消防団の人が来て『堤防の上まで水が来ているから、このあたりも危ない』と言われました。そのときはひざ下まで水位が上がっていて怖かったです」と、当時の様子を振り返ります。

      午前5時ごろに青木さんの自宅から撮影された写真では、那珂川から水があふれ出している様子が確認できます。

      同じころ撮影された別の写真では、自宅の庭が水没していることが分かります。

      常陸大宮市「避難に影響なかったと考える」

      常陸大宮市は12日午後3時45分、市内全域に避難勧告を出し、その後、午後9時50分に那珂川流域の住民に対し避難指示を出していました。

      国の氾濫発生情報が出なかったことについて、市の担当者は「住民には前もって呼びかけを行っていたので、避難に影響はなかったと考えている」と話しています。

      常陸大宮市長「一段落してから対応検証」

      常陸大宮市の三次真一郎市長は「人命を第一にできるかぎりの救助活動を実施していて、その活動には大きな影響はなかったと考えているが、災害対応が一段落してから常陸河川国道事務所と市の対応を検証していきたい」というコメントを出しました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138051000.html

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  85. 園芸用の土「鹿沼土」生産施設に被害 農家は廃業検討も 栃木
    2019年10月18日 18時57分

    大規模な浸水被害を受けた栃木県鹿沼市の粟野地区では、特産の園芸用の土を生産する施設が、氾濫した川の水で押し流される被害も出ていて、廃業を検討する農家もいます。

    台風19号で市内を流れる思川などが氾濫し、広い範囲で浸水被害が出た鹿沼市は、「鹿沼土」と呼ばれる園芸用の土の産地として知られています。

    このうち、粟野地区で園芸用の土を生産する坂田泰久さん(68)は、土を乾かすための農業用ハウスが氾濫した川の水で押し流されてしまいました。

    土を袋に詰める機械なども水につかってしまったということです。

    坂田さんは35年にわたり土の生産を続けてきましたが、被害が大きいことから廃業も検討しているということです。

    坂田さんは「あと6~7年は続けようと考えていたが、被害が大きいので続けることはできないと思う。こういう形で廃業を考えないといけないとは想像もしていなかった」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138871000.html

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  86. 気象庁 最新の洪水危険度示す地図 “最も低い” 川が氾濫 新潟
    2019年10月18日 19時12分

    台風19号の影響で多くの住宅が水につかる被害を及ぼした新潟県長岡市の浄土川について、被害が出た当時、気象庁が川の水位上昇の見込みを知らせる「洪水警報の危険度分布」では最も低いレベルだったことが分かりました。これについて新潟地方気象台は「今の気象庁の技術では十分表現できないという課題があり、改善に向けて努力しています」と話しています。

    「洪水警報の危険度分布」は、全国で中小の川があふれる被害が相次いだことを受けて、気象庁がおととしから運用を始めたものです。

    水位計がない川など全国およそ2万の川について、洪水による水害の危険性をリアルタイムで、5段階で色分けして地図上に示し、住民が避難する参考情報として運用されています。

    しかし、台風19号の影響で流域の住宅125棟が水につかる被害を及ぼした長岡市の浄土川で、すでに被害が発生していたとみられる13日午前8時に、この「危険度分布」では「今後の情報に留意」と最も低いレベルだったことが分かりました。

    浄土川があふれた原因は、本流の信濃川の水位が上がることで支流の水がせき止められて水位が上昇する「バックウォーター」と呼ばれる現象によるものとみられ、長岡市は、事前に予測して住民に避難情報を伝えるのは難しかったとしています。

    新潟地方気象台の金子法史観測予報管理官は「危険度は周辺の雨量を基に算出するものであり、『バックウォーター』による水位の上昇は反映できていない」としています。

    そのうえで「今の気象庁の技術では十分表現できないという課題があり、改善に向けて鋭意努力しています」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138631000.html

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  87. 阿武隈川 33年前の “戦後最大” 洪水の流量を大幅超 台風19号
    2019年10月18日 19時52分

    台風19号で大規模な氾濫が相次いだ阿武隈川では、福島県内のほぼ流域全体で、今月12日深夜から13日未明にかけての流量が、戦後最大と言われた、今から33年前の昭和61年の洪水を大幅に超えていたことが分かりました。国は昭和61年の洪水を浸水被害を防止するための基準としていて、当時の流量や氾濫の原因について詳しく調査する方針です。

    国土交通省が策定している阿武隈川の河川整備計画では、戦後最大の洪水と言われた昭和61年8月の洪水と同じ規模の流量を想定し、浸水被害の防止に向けた川幅の拡張や堤防の整備などを進めるとしています。

    国土交通省によりますと、福島市の観測地点では昭和61年の流量を基に毎秒4900立方メートルという想定の流量が設定されていましたが、台風19号が接近していた12日深夜から13日未明にかけて、毎秒5000立方メートルから6000立方メートルに達していたことが分かりました。

    13日午前3時には最大となる毎秒6010立方メートルを観測していました。

    また、7人が亡くなった本宮市の観測地点では想定の流量はありませんが、昭和61年8月洪水時の毎秒3403立方メートルに対し、13日午前3時には最大となる4067立方メートルを観測していました。

    福島県内ではほぼ流域全体で戦後最大の洪水を超える流量を観測していたことが分かり、氾濫が広範囲に広がる要因となった可能性があります。

    国土交通省によりますと、観測した流量は暫定的な値だということで、当時の流量や氾濫の原因について詳しく調査する方針です。

    福島県内の雨量 平年10月1か月の2~3倍に
    阿武隈川の流量を増やす要因となったのは流域で降り続いた雨で、福島県内の雨量は平年の10月1か月の2~3倍に達していました。

    雨は今月11日に降り始め、24時間当たりの雨量で、▽川内村で441ミリ、
    ▽阿武隈川の水源に近い白河市で371ミリなどとなっていて、県内31のうち半数近い14の観測点で統計を取り始めてから最も多くなりました。

    一方で、1時間当たりの雨量では50ミリ以上の非常に激しい雨を観測したのは1地点のみで、多くの地域では1時間に30~20ミリ程度の雨が降り続いていました。

    気象庁は、福島県内では雨雲が局地的に発達することが少なかったものの、大型の台風によって大量の水蒸気が長時間流れ込み続けたことで、記録的な雨量となった可能性があるとみて分析を進めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138921000.html

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  88. 千曲川の堤防決壊の情報 長野市が地域住民に周知せず
    2019年10月21日 15時06分

    台風19号の豪雨で堤防が決壊した千曲川について、長野市は国から決壊の情報を受けていたにもかかわらず、地域の住民に周知していなかったことが分かりました。市は「重要な情報を伝えられず、市民に申し訳なく、原因を調査したい」としています。

    長野市では台風19号の豪雨で市内を流れる千曲川の堤防が決壊し、2人が亡くなっています。

    国土交通省によりますと千曲川の堤防は今月13日の午前4時ごろには決壊していたとみられ、午前5時半、職員が現地で決壊を確認し、午前6時に発表しています。

    この情報は長野市にも提供されていましたが、市は住民に周知せず、防災無線やエリアメールなどで「決壊のおそれがある」という古い情報を発信し続けたということです。

    堤防が決壊した長野市穂保やその周辺地域には前日の12日午後11時40分に「避難指示」が出されていて、多くの住民が避難所で夜を明かしたということですが、決壊の情報が市から周知されることはなく、夜が明け、雨もやんだことから自宅に戻る人もいたということです。

    決壊を知らずに帰宅した人の中にはその後、浸水被害を受け2階に取り残されるケースもあったということです。

    長野市は当時、各地から被害情報などが報告され対応に追われていたということで、「重要な決壊情報を市民に伝えられなかったことは事実で申し訳なく思う。今後、原因を調査したい」とコメントしています。

    住民「決壊知っていれば、避難所にとどまった」

    堤防が決壊した長野市穂保からおよそ3キロ離れた豊野にある避難所では、決壊を知らずに自宅に戻る人が相次ぎました。

    その1人、堀米信一さん(74)は豪雨のあった今月12日、近くの小学校の体育館に午後8時から避難していました。雨は夜のうちにやみましたが、周辺の地域には「避難指示」が出され、市からは午前4時40分、「千曲川が氾濫し穂保で決壊のおそれがある」というエリアメールが届いていました。

    しかし、その後、情報の更新はなく、「決壊のおそれ」にとどまっていたことや氾濫した水は自宅までは来ないだろうと考えたことから、午前6時半、自宅に戻ることにしたといいます。

    ところが、帰宅しておよそ15分後、家の近くまで茶色く濁った水が流れ込んでいることに気付いたということです。堀米さんはすぐに車に乗り込み、避難したため無事でしたが、自宅の1階は天井まで水につかる被害を受けました。

    堀米さんは「『避難指示』が出され、『堤防が決壊するおそれ』がある中で、避難所を離れたことは間違いだった。ただ、堤防の決壊を知っていれば、避難所にとどまっていたはずで市は伝えてほしかった」と話しています。

    専門家「行政と住民、双方が検証する必要」

    河川防災に詳しい信州大学工学部の吉谷純一教授は「堤防の決壊情報は速やかに発信されるべきで市の対応に問題はあるが、『避難指示』や『決壊のおそれ』など警戒を呼びかける情報はすでに出されていて、住民側も慎重に行動すべきだった。河川の情報を住民にどのように周知するのか自治体だけでなく国も含めた仕組み作りが求められ、行政と住民、双方が検証し今後の教訓とする必要がある」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191021/k10012141781000.html

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  89. 甚大な被害 台風19号 84人死亡9人行方不明 71河川で決壊
    2019年10月22日 17時19分

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で84人となり、9人が行方不明となっています。

    亡くなった人は、福島県で30人、宮城県で19人、神奈川県で14人、栃木県と群馬県でそれぞれ4人、長野県で3人、岩手県、茨城県、埼玉県でそれぞれ2人、東京都、千葉県、静岡県、兵庫県でそれぞれ1人となっています。

    また、行方不明となっている人は神奈川県でそれぞれ3人、長野県で2人、宮城県、福島県、茨城県、静岡県でそれぞれ1人となっています。

    堤防決壊は71河川135か所

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、20日午前11時の時点で、7つの県の合わせて71河川、135か所となっています。

    国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の12か所です。

    県が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、67の河川の123か所です。

    このうち新たに堤防の決壊が確認されたのは、
    ▽内川の宮城県丸森町愛宕田で3か所、
    ▽五福谷川の宮城県丸森町上林西で1か所、
    ▽黒川の栃木県壬生町上稲葉で1か所です。

    このほか、川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も、16都県の、延べ271河川にのぼっています。

    決壊の情報は、国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認することができます。

    住宅の浸水被害 6万2000棟余り

    総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、これまでに全国で6万2409棟の住宅が水につかり、およそ4765棟の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けました。

    このうち、
    ▽床上まで水につかったのは栃木県、福島県、長野県など16都県で2万9428棟、
    ▽床下が水につかったのは21都県で3万2981棟です。

    ▽全壊や半壊の被害を受けた住宅は茨城県、福島県、岩手県など14都県で1627棟、
    ▽一部損壊が28都道府県で3138棟です。

    土砂災害 20都県で482件

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどによる土砂災害は、21日午後5時の時点で、少なくとも20の都県で482件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で、裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み3人が死亡するなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

    都県別では、宮城県が最も多く82件、神奈川県が59件、岩手県が53件、群馬県が42件、新潟県と静岡県がいずれも41件、長野県が38件、福島県が37件、埼玉県が23件、栃木県が22件、東京都が13件、山梨県が11件、茨城県で10件などとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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  90. 完成直後の貯留施設、25mプール40杯分の雨水で満杯…「浸水防止効果あった」
    2019/10/22 17:27

    台風19号で満杯になった厚木市の雨水貯留施設(2019年7月撮影)

     神奈川県厚木市が豪雨対策として整備したばかりの小田急線本厚木駅付近の雨水貯留施設が、台風19号の通過時に、ほぼ満杯となる約1万4800立方メートルの水をためていたことがわかった。小学校に多い25メートルのプール約40杯分に相当する量で、市は「浸水防止効果があった」としている。

     貯留施設は同市旭町の「あさひ公園」の地下にある。大きさは縦27メートル、横43メートル、深さ25メートルで、同駅周辺約200万平方メートルの雨水などをためる。2017年5月に着工し、今年9月下旬に完成した。同駅周辺は都市化が進み、側溝などからあふれて街が浸水する「内水氾濫」も起きやすいとして、市は「雨水対策に威力を発揮する」と期待していた。整備費は約31億円。

     市によると、台風19号の通過時、厚木市では1時間あたり最大37・5ミリの降雨があったが、家屋への浸水被害は確認されていない。たまった水はポンプでくみ上げられ、約8・5キロ南の平塚市四之宮の処理場に連結している管に排水された。

     厚木市下水道施設課の柏木忠雄課長は「貯留施設は満水になっており、整備が間に合ってよかった。市民からも感謝の電話が複数寄せられた」としている。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191021-OYT1T50270/

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  91. 社説
    台風19号 異常気象に耐える治水対策を
    2019/10/20 05:00

     台風19号が東日本を襲ってから1週間になる。今も多くの人が避難生活を強いられている。政府や自治体は、行方不明者の捜索や被災者支援に全力を尽くしてほしい。

     各地で甚大な被害をもたらした河川の氾濫の実態が明らかになりつつある。堤防の決壊は100か所を超える。千曲川や阿武隈川など大きな河川の本流がこれだけ決壊するのは異例だ。

     川の水が堤防の上を乗り越える「越水」が発生し、堤防の外側が水で掘り崩された。本流の増水で、支流の水が行き場を失ってあふれる「バックウォーター現象」も各地で起きたとみられる。

     2017年は九州北部豪雨、18年は西日本豪雨と立て続けに大水害が起きている。地球温暖化による極端な気象現象が、現実の脅威になっていると言えよう。

     過去の雨量を基に立てられた、従来の治水計画では対応できなくなっている。異常気象を念頭に、最大雨量を予測し、長期的な計画を練り直す必要がある。それに基づき、強固な堤防の整備を着実に進めるべきだ。

     浅い川底を掘り下げたり、水流を妨げる河川敷の樹木を伐採したりして、川の流量を高める。比較的着手しやすい洪水対策から、実施することも求められる。

     今回、「地下神殿」として有名な埼玉県の治水施設は、地下の巨大水槽に水をため、複数の河川の氾濫防止に一役買った。ラグビー・ワールドカップの会場となった横浜国際総合競技場は、下部の遊水地に鶴見川の水を入れた。

     有効に機能した事例を今後の治水対策に生かさねばならない。

     ただ、ハード面の対策には限界がある。避難の意識を高めるなど、ソフト面の対応と組み合わせることが重要になる。

     長野県や福島県の被災地では、浸水地域がほぼハザードマップの予想通りで、有効性が改めて裏付けられた。江戸時代以降の浸水高を記録した「水位標」が残る地域では、過去の災害と同じような水位に達した所も少なくない。

     身近な情報を手がかりに、住んでいる場所の危険性を認識し、迅速な避難につなげてほしい。

     かつては各地に、洪水時に住民が避難できる小山が築かれた。命山と名づけられた所もある。いざという時に逃げられる場所を確保しておく先人の知恵だろう。

     こうした場所がない地域では、今後の復旧工事の残土で人工の高台を造ることも一案だ。地域の事情に応じた対策を検討したい。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20191019-OYT1T50227/

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  92. 台風被害のりんご 出荷しないよう呼びかけ 長野県
    2019年10月23日 7時30分

    台風19号では、りんごの産地で実が落下したり泥水につかったりするなどの被害が出ています。泥がついたりんごは、カビによって食品として安全面で問題が生じるおそれがあるため、長野県では出荷しないよう生産者団体に呼びかけています。

    台風19号では、りんごの実が強風で落ちたり、浸水して泥がついたりするなど、各地で被害が相次いでいます。

    農林水産省によりますと、りんごの実が土や泥水に触れると、カビによって食品として安全面で問題が生じるおそれがあるため、食品衛生法で果汁の利用に厳しい制限を設けています。

    こうしたことから、長野県では消費者に安全な農作物を提供するため、文書を出して水をかぶって泥がついてしまったりんごを出荷しないよう生産者団体に呼びかけています。

    JA長野中央会などによりますと、水をかぶったりんごをJAが取り扱うことはなく、ジュースやジャムの加工品としても流通することはないということです。

    長野県は「被災したのは県内のりんご産地の一部で、被災した地域の農家は国などの協力も得ながら支援していく」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/k10012144221000.html

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    1. 特産リンゴジュース工場も被害 長野
      2019年10月21日 20時14分

      千曲川の堤防が決壊し、広い範囲が浸水した長野市豊野では、特産のリンゴを使ったリンゴジュースの工場も機械などが水につかる被害を受け、操業できなくなっています。

      長野市豊野にある果実加工会社「寿高原食品」のリンゴジュースの製造工場では、水がおよそ3メートルの高さにまで達し、リンゴを搾ったり、瓶詰したりする機械が水につかるなどして、操業できなくなっています。

      21日は、工場の従業員が機械を洗ったり、水につかって使えなくなった段ボール箱などを運び出したりしていました。

      会社によりますと、原料のリンゴは、すべて水につかって廃棄せざるを得ず、機械の買い替え費用なども含めると、被害額は数億円に上るということです。

      この工場では、地元特産のリンゴを使ったジュースを作っていて、今回の豪雨災害では、リンゴの生産農家も被害を受けたことから、工場が再開できたとしても、製造への影響は避けられないとみています。

      寿高原食品豊野工場の大島弘巳工場長は「これほど大きな浸水被害は初めてです。工場をいつ再開できるか分かりませんが、1日でも早く操業させたいです」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191021/k10012142141000.html

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  93. 水没のバス92台廃車へ 路線再開への影響長期化が懸念 福島
    2019年10月22日 5時12分

    台風19号の影響で福島県郡山市では福島交通のバスが水没し、一時、市内のほぼすべての路線バスが運休しましたが、少なくとも92台が廃車になる見込みであることがわかりました。福島交通は他の地域からバスを集めるなどして路線の再開を進めていますが、市民生活への影響の長期化が懸念されています。

    郡山市では台風19号によって市内を流れる阿武隈川の支流が氾濫し、川のそばにある車庫に停車していた福島交通のおよそ160台のバスのうち6割近い90台余りが水没しました。

    会社が車体を詳しく調べたところ、エンジンに不具合が見つかるなどして、少なくとも92台が廃車になる見込みであることがわかりました。

    今回の台風の影響で郡山市内では一時、市内のほぼすべてにあたるおよそ70の路線が運休しましたが、23日までに半数以上の44の路線が再開される予定です。

    福島交通はほかの地域などからバスを集め、新たにバスを購入することも検討していますが、全面再開に向けた見通しは立っておらず、市民生活への影響の長期化が懸念されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191022/k10012143191000.html

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  94. 大学図書館、蔵書9万冊水浸し…地下収蔵中心に台風被害
    2019/10/23 07:49

    浸水被害で蔵書が大きな被害を受けた東京都市大の図書館(21日、東京都世田谷区で)

     台風19号では、東京都内の図書館で蔵書が水にぬれる被害もあった。東京都市大学世田谷キャンパス(世田谷区玉堤)の図書館は、浸水被害で地下に収蔵されたものを中心に約9万冊が被害を受けており、今後の対策に頭を悩ませている。

     「職員総出で後片づけをしていますが、復旧には相当時間がかかりそう」。同大企画・広報室の外そと智晃係長は21日、表情を曇らせた。

     同キャンパスの図書館は近くの丸子川からあふれたとみられる水が押し寄せ、地下1階が水没し、1階部分も30センチほど浸水した。水にぬれたのは、蔵書約29万冊のうち約9万冊。ただ、在庫管理システムが復旧しておらず、正確な数はわかっていない。

    停電が続いており、職員たちは懐中電灯の光を頼りに蔵書を点検している(21日、東京都世田谷区で)

     21日も職員が水をかぶった資料の選別や、廃棄が決まった蔵書をひもでまとめる作業に追われた。廃棄する蔵書の中には3万円近くするグッドデザイン賞の公式年鑑、ゼンリン地図などの高額品も多い。図書館は全館で停電が続き、職員は懐中電灯の光などを頼りに棚の整理を続けている。

    複数の扇風機を使ってぬれた蔵書を乾かす作業が行われた一橋大学の図書館(15日撮影)=同大提供

     工学部などの学生約4700人が通う同キャンパスは図書館以外の建物も浸水被害を受け、全授業が休講している。授業再開は今月28日の見通しだが、図書館については復旧の見通しが立っていない。このため、相互利用協定を結んでいる区内の別の5大学などに学生を振り分け、蔵書を借りられるようにしている。

     また、一橋大学(国立市)の図書館では、屋上の扉から雨水が流れ込み、約200万冊の蔵書のうち地下1階から地上4階までの書庫に保管されていた1万~2万冊がぬれた。この影響で閲覧室の一部が利用できなくなっている。

     同大の広報担当者によると、屋上に排水能力を超える雨水がたまり、扉の隙間から流れこんだとみられるという。職員らは屋上の清掃や各階の排水を実施。ぬれた蔵書の乾燥作業は現在も続けている。

     一方、明治薬科大(清瀬市)では、図書館の床のカーペットが浸水によってぬれる被害に遭った。

     同大は台風襲来の前、書庫の下段にあった専門書などを上段の空いた棚に移す対策を取っていた。蔵書に被害はなく、カーペットの掃除などのため開館日の15、16日を休館としただけで、17日から再開した。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191022-OYT1T50103/

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  95. 川氾濫の危険性伝える緊急速報メール 住民に届かず 茨城
    2019年10月23日 12時08分

    台風19号の大雨による河川の氾濫で被災した茨城県では、水戸市とひたちなか市で、国土交通省が川の氾濫の危険性を住民の携帯電話などに伝える緊急速報メールが届かない設定になっていることが分かりました。2つの市は、今後、対応を検討したいとしています。

    「エリアメール」などの名称で知られる緊急速報メールは、川の水位が「氾濫危険水位」に達した場合などに配信されるもので、事前の登録は必要なく、流域にいる人の携帯電話に自動的に送られます。

    今回、茨城県内では氾濫した那珂川の流域にある水戸市とひたちなか市で合わせて1600棟以上が水につかる被害を受けましたが、2つの市の住民には那珂川が氾濫危険水位に達したことなどを伝える緊急速報メールが送られていなかったことが分かりました。

    国土交通省によりますと、メールは国が管理する河川の周辺の市町村と事前に協議をして、基本的には市町村側が断らないかぎり送られることになっていますが、現時点でこの2つの市には国土交通省が管轄している河川の氾濫に関するメールは送られない設定になっているということです。

    送られない設定になった経緯について、2つの市は分からないとしていて、今後、国土交通省などと対応を検討したいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/k10012144771000.html

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  96. 消防庁舎が電源喪失、救助通報殺到も住所表示できず
    2019/10/23 11:50

    水没した須賀川地方広域消防組合庁舎の駐車場(13日午前11時24分、須賀川市で)=松尾彩花撮影

     台風19号による豪雨で浸水被害を受けた福島県須賀川市の須賀川地方広域消防組合の庁舎が13日未明、停電後に非常用発電機も冠水して使えなくなり、2時間以上電源喪失状態に陥っていたことがわかった。電源供給車が到着するまでの間、住民から救助を求める通報が殺到したが、通報者の住所や最寄りの緊急車両の位置を自動表示するモニターがダウンしており、懐中電灯で地図を照らしながら対応していたという。

     同組合によると、浸水が始まったのは13日未明。庁舎駐車場が冠水し、午前1時以降に停電が発生した。いったん、1階機械室の非常用自家発電機が稼働したが、冠水15分程度で供給が停止。予備バッテリーを使ったが、午前3時頃には電源を喪失した。

     電源供給車が到着し、復旧したのは2時間以上後の午前5時20分頃。この日は各地で浸水被害が発生し、通常の7倍の約200件の通報があったが、職員は懐中電灯を明かりにし、無線や携帯電話などで管内の各消防署と連絡を取り、現場に向かわせたという。

     同組合の庁舎は市のハザードマップの浸水想定区域外で、非常用発電機の冠水は想定外だった。今後、非常用発電機の設置場所の変更など再発防止策を検討する。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191022-OYT1T50148/

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  97. 箱根 観光に影…台風19号被害 鉄道年内は運休■温泉供給止まる
    2019/10/23 15:00

    土砂に埋まった箱根登山鉄道の線路。現在は立ち入りが禁止され、復旧工事は始まっていない(13日、神奈川県箱根町で)=大須賀軒一撮影

     台風19号で24時間雨量が観測史上1位の942・5ミリを記録した神奈川県箱根町では、山間部で土砂崩れが発生し、主要交通網の一つ箱根登山鉄道が寸断された。強羅、仙石原地区などでは温泉の供給施設が被害を受けるなど、観光に深刻な影響が出ている。発生から10日が過ぎ、全国からの支援も受け関係者らが復旧を急いでいる。

     年間約2000万人が訪れる箱根。箱根登山鉄道と箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイを乗り継ぎ、芦ノ湖を遊覧する「ゴールデンコース」が代表的な観光ルートだ。しかし、登山鉄道の箱根湯本―強羅駅間(8・9キロ)では複数箇所で土砂崩れが発生。橋脚は押し流され、線路は土砂に埋まり、同区間で運休が続く。復旧には時間がかかり、同社は「年内の運転再開は困難」とみている。

     一時運休したケーブルカーは16日に再開。桟橋などが浸水した芦ノ湖でも19日に遊覧船が営業を再開した。だが、町の観光案内所によると「(強羅の先にある)仙石原地区は車で行けるものの客足は台風前の10分の1以下。登山鉄道の不通が響いている」という。

     大雨は温泉にも影響を及ぼした。宿泊施設などに湯を送る温泉供給会社3社の給湯管などが12日の土砂崩れで損壊。少なくとも130か所の宿泊施設と、180か所の別荘、リゾートマンションなどで供給が止まり、一部では他の温泉から湯をもらい受けて対応している。

     仙石原は、いつもならこの時期、「すすき草原」のススキが見頃。近くの旅館の男性支配人は「すすき草原も土砂被害で立ち入り禁止となった。せめて温泉だけでも復旧を」と嘆いた。

     箱根山は台風直前の今月7日、噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げられたばかり。これを受け、町などは立ち入り禁止が続く観光名所「大涌谷園地」の規制解除に向けて準備を進めていた。11月には紅葉がピークを迎え、町観光課の吉田朋正課長は「大涌谷園地の再開で弾みがつくはずだったのに、台風の被害は大きなダメージだ」とため息をつく。

     こうした被害に全国からの支援も届いている。町には、ふるさと納税のインターネットサイトを通じて約490万円(23日午前11時現在)の寄付が集まっている。山口昇士のぶお町長は「励ましをいただき大変勇気付けられる。復旧に向けて全力で取り組みたい」と話している。

    千曲川の堤防決壊で浸水した北陸新幹線の車両(21日、長野市の長野新幹線車両センターで)

    北陸 新幹線運休で痛手

     千曲川の堤防決壊で、長野市の車両センターが水没した北陸新幹線は、東京駅から長野駅以北への直通運転ができなくなった。25日には運転を再開する予定だが、運休の間、石川県や富山県では宿泊施設のキャンセルなどの影響が出た。

     「金沢で開かれる予定の学会などが中止になり、宴会や宿泊予約がキャンセルになってしまった」。金沢市東山のひがし茶屋街にある旅館「山乃尾」の本谷達弥社長(59)は悲嘆する。2015年の北陸新幹線開通以降、茶屋街は多くの観光客でにぎわうが、運休してからの人出は減っている。

     同旅館の予約キャンセルは約30件。本谷社長は「今が一番の観光シーズンなので大きな痛手」と話す。石川県旅館ホテル生活衛生同業組合によると、11~15日の宿泊予約のキャンセルは県内114のホテル・旅館で計9462人に上った。

     北陸新幹線は現在、長野―上越妙高駅間が運休し、それ以外の区間で折り返し運転している。車両全体の3分の1にあたる120両が浸水したが、再開後は通常の9割で運行する見通しだ。

     富山県の黒部峡谷でトロッコ列車を運営する黒部峡谷鉄道(黒部市)によると、台風の直接的な被害はなかったものの22日までのキャンセルは5200人を超えた。

    西日本豪雨被害 鉄道が全面復旧…JR芸備線再開

     昨年7月の西日本豪雨で不通となっていたJR芸備線の中三田なかみた―狩留家かるが駅間(広島市安佐北区、4・5キロ)で23日朝、運行が再開され、全線が復旧した。西日本豪雨で被害を受けた鉄道の不通区間は、豪雨から1年3か月を経てすべて解消した。

     広島市と広島・岡山両県の山間部を結ぶ芸備線は、豪雨で三篠みささ川に架かる「第1三篠川橋りょう」(長さ86メートル)が流失したほか、各地の線路が土砂に埋まるなどして複数の区間が運休。代行バスを運転しながら復旧を段階的に進め、最後に残った橋の架け替え工事が今月中旬に終了した。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191023-OYT1T50168/

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  98. 社説
    長引く台風避難 被災者の健康維持を最優先に
    2019/10/24 05:00

     台風19号の被災地で、避難生活の長期化が避けられない見通しとなっている。寒さが本格化する中、被災者の健康維持を最優先に、きめ細かな支援が求められる。

     11都県の約4000人が、避難所となった学校の体育館や公民館で、不自由な生活を強いられている。福島、長野、宮城県などで避難者が多い。朝晩の気温は10度前後まで下がり、今後はさらに冷え込みが厳しくなる。

     被災者の体力の消耗が心配だ。避難所生活では、ノロウイルスやインフルエンザなど感染症のリスクが高まる。福島県内ではインフルエンザの患者が増えている。マスクの着用やこまめな手洗いなど衛生管理を徹底してほしい。

     高齢者や持病がある人は、体調を悪化させやすい。看護師や保健師が避難所を巡回し、症状を見逃さないことが重要だ。長引く避難生活が原因で、命を落とす災害関連死を防がねばならない。

     一部の避難所では、定員を大きく上回る被災者が集まっている。過密状態での生活はストレスとなる。カーテンで間仕切りを設ける。着替え用のテントを設置する。自治体には、プライバシーを確保する措置を講じてもらいたい。

     避難所から、浸水した家屋の片付けに通う人も多い。被災から10日が過ぎ、疲れもたまっていることだろう。現地では、乾いた泥が土ぼこりとなって空中を舞っている。元気な人でも、呼吸器疾患や結膜炎を引き起こしかねない。

     過酷な環境で、被災者の助けになるのはボランティアだ。復旧には時間がかかる。多くのボランティアが、途切れることなく被災地で活動することが望まれる。

     今後は、被災者の住居の確保が焦点となる。多くの被災自治体はまず、公営住宅を使う方針で、入居受け付けを始めた。民間賃貸住宅を自治体が借り上げて仮設住宅として提供する「みなし仮設」の制度も活用したい。

     仮設住宅が被災者の自宅から離れたところに位置するケースもある。片付けや子供の通学などが理由で、自宅近くに住むことを希望する人は少なくない。自治体には柔軟な対応が欠かせない。

     仮設住宅への入居には、罹災りさい証明書が必要となる。自治体職員による現地調査に基づいて出されるが、過去の災害では発行の遅れがたびたび指摘されてきた。

     航空写真を活用したり、他自治体から応援職員を派遣してもらったりして、手続きが滞らないようにすることが大切である。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20191023-OYT1T50276/

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  99. 台風19号、荒川流域で250万人の避難検討…計画運休で見送り
    2019/10/24 09:05

     台風19号の接近時、東京都東部の江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)が、地域を貫く荒川流域で記録的豪雨が予想されたとして、最大約250万人の住民の近隣県などへの避難を検討していたことがわかった。5区が昨年8月に広域避難計画を発表して以来、避難の検討作業に入ったのは今回が初めて。鉄道各社の計画運休などを受け、実施は見送った。

     広域避難計画では、「中心気圧930ヘクト・パスカル以下の台風の直撃」「荒川流域の3日間の雨量が400ミリ超」の恐れがある時などに、5区は水没が予想されるエリアの住民に対し、共同で広域避難を呼びかけるかどうかを検討するとしている。

     関係者の話を総合すると、5区では、東京管区気象台から3日間の雨量の合計が400ミリ超になる恐れがあると伝えられ、11日午後に担当幹部同士が電話で避難を検討。だが、この時点で、鉄道各社が計画運休を実施する動きが固まっていたことなどから、広域避難は呼びかけないことで一致した。

     気象台から示された雨量はその後、「500ミリ超の恐れ」に上昇したが、台風も近づいており、見送りを維持。5区は個別に避難指示・勧告を出し、それぞれが区内の避難所で住民を受け入れることになった。結果的に5区の流域で氾濫はなく、浸水被害はなかった。

     ◆広域避難計画=5区は昨年8月に発表したハザードマップで、荒川や江戸川が氾濫すると最悪9割以上の居住エリアが水没すると想定。荒川流域の3日間の雨量が「500ミリ超」となる場合、水没エリアの住民に埼玉など他県への自主的な広域避難を促し、「600ミリ超」で広域避難勧告を発令するとした。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191024-OYT1T50145/

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  100. 事なきを得たからよかったものの、実質見捨てられたも同然だったということ。いざとなったら行政はアテにならん、自分の身は自分で守らねばならぬが鉄則。

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  101. 首都圏 NEWS WEB
    千曲川の氾濫は南北1キロ余に
    10月23日 21時22分

    長野県の千曲川の氾濫は、決壊した場所を中心に南北1キロ余りにわたって発生していたことが、専門家の調査で分かりました。
    専門家は「当時の水量のすさまじさを示していて、決壊範囲がさらに広がり、被害が大きくなる可能性もあった」としています。

    台風19号による豪雨で千曲川では、長野市穂保地区の堤防がおよそ70メートルにわたって決壊していたことがわかっています。
    この現場を河川氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授が調査したところ、決壊した場所以外にも、付近の堤防の住宅地側で水でえぐり取られた跡や、草が流されている跡が見つかりました。
    二瓶教授によりますと、これは水が堤防を越える「越水」による氾濫が発生していたことを示すもので、痕跡は決壊した場所を中心に南北およそ1.1キロにわたって確認されたということです。
    二瓶教授は「これだけ広い範囲で越水が発生した現場は見たことがない。水量のすさまじさを示していて、さらに決壊範囲が広がり、被害が大きくなる可能性もあった」と話していました。
    【支流も氾濫で被害拡大か】。
    さらに二瓶教授は、千曲川の支流の氾濫が被害の拡大に影響した可能性を指摘しています。
    千曲川の西側にある豊野町を調査したところ、千曲川の支流の浅川やそこに流れ込む隈取川のほか、農業用の水路など少なくとも4つの川や水路でも、氾濫の痕跡が見つかりました。
    国土交通省によりますと、千曲川の氾濫で浸水した面積は950ヘクタールに達していますが、二瓶教授は千曲川だけでなく、多くの支流や水路の氾濫が同時多発的に起きたことが被害を拡大させたとみています。
    国や自治体が管理する河川では、水位の上昇や氾濫の発生に警戒を呼びかける情報が出ることになっていますが、さらに小さな支流や水路などでは、氾濫しても情報が出ないことが多いのが実情です。
    二瓶教授は「支流や小さな水路の氾濫が大きな川の氾濫を早めたり、被害を大きくする現象は、都市部でも発生しうる。河川の整備には時間がかかるのが現状で、まずは小さな川や水路でも氾濫が発生し、危険な状況になり得ることを多くの人に知ってもらい、避難に役立ててもらいたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191023/1000039143.html

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    1. 千曲川氾濫 南北に1キロ余 支流の氾濫も被害拡大 専門家調査
      2019年10月23日 22時50分

      長野県の千曲川の氾濫は決壊した場所を中心に南北1キロ余りにわたって発生していたことが専門家の調査で分かりました。専門家は「当時の水量のすさまじさを示していて、決壊範囲がさらに広がり、被害が大きくなる可能性もあった」としています。

      台風19号による豪雨で千曲川では、長野市穂保地区の堤防がおよそ70メートルにわたって決壊していたことがわかっています。

      この現場を河川氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄教授が調査したところ、決壊した場所以外にも、付近の堤防の住宅地側で水でえぐり取られた跡や、草が流されている跡が見つかりました。

      二瓶教授によりますと、これは水が堤防を越える「越水」による氾濫が発生していたことを示すもので、痕跡は決壊した場所を中心に南北およそ1.1キロにわたって確認されたということです。

      二瓶教授は、「これだけ広い範囲で越水が発生した現場は見たことがない。水量のすさまじさを示していてさらに決壊範囲が広がり、被害が大きくなる可能性もあった」と話していました。

      支流も氾濫で被害拡大か

      さらに二瓶教授は、千曲川の支流の氾濫が被害の拡大に影響した可能性を指摘しています。

      千曲川の西側にある豊野町を調査したところ、千曲川の支流の浅川やそこに流れ込む隈取川のほか、農業用の水路など少なくとも4つの川や水路でも氾濫の痕跡が見つかりました。

      国土交通省によりますと、千曲川の氾濫で浸水した面積は950ヘクタールに達していますが、二瓶教授は千曲川だけでなく、多くの支流や水路の氾濫が同時多発的に起きたことが被害を拡大させたとみています。

      国や自治体が管理する河川では、水位の上昇や氾濫の発生に警戒を呼びかける情報が出ることになっていますが、さらに小さな支流や水路などでは氾濫しても情報が出ないことが多いのが実情です。

      二瓶教授は、「支流や小さな水路の氾濫が大きな川の氾濫を早めたり、被害を大きくする現象は、都市部でも発生しうる。河川の整備には時間がかかるのが現状で、まずは小さな川や水路でも氾濫が発生し、危険な状況になり得ることを多くの人に知ってもらい、避難に役立ててもらいたい」と話していました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/k10012145831000.html

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  102. 台風浸水面積、昨年の総計超え 2万8800ヘクタール
    10/24(木) 18:17配信共同通信

     台風19号に伴う河川堤防の決壊や越水などで浸水した範囲は17都県の約2万8800ヘクタールに上り、数日間の降雨で、西日本豪雨などを含む2018年の年間総計約2万8579ヘクタールを超えたことが24日分かった。関東・東北豪雨があった15年も上回った。台風19号による浸水面積は調査中の地域も多く、さらに増える見通しだ。

     国土交通省が河川流域別に公表している24日時点の浸水面積を集計した。浸水は既にほとんどの地域で解消している。

     国管理河川周辺では、14都県の約2万5525ヘクタールが浸水した。都道府県管理河川の浸水被害は16都県で約3275ヘクタール。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191024-00000143-kyodonews-soci

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  103. 千曲川決壊「実際には国から情報受けていなかった」長野市
    2019年10月24日 21時47分

    台風19号の豪雨で千曲川の堤防が決壊したことについて、長野市は国から決壊の情報を得ていたと説明していたことについて、「担当者の勘違いだった」として実際には国から決壊の情報を受けていなかったことを明らかにしました。

    長野市の穂保とその周辺では台風19号の豪雨で千曲川の堤防が決壊し、2人が亡くなったほか多くの住宅が水につかる被害を受けました。

    長野市は穂保とその周辺の住民へ大雨が降った今月12日午後11時半すぎに避難指示を出し、国も翌日の午前1時すぎ、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を出しています。

    また、長野市の加藤市長も「堤防が決壊のおそれがある」として午前2時すぎに緊急速報メールなどを通じて避難を呼びかけていました。

    その後、堤防は決壊しましたが、結果的に堤防が決壊したという情報は市から住民に伝わっていません。

    これについて、長野市は国から決壊の情報を得ていたものの公表しなかったと説明していましたが、24日の市長の定例会見で、鎌田富夫防災監が「取材に応じた担当者が勘違いをしていた」と述べ、実際には国から決壊の情報を受けていなかったことを明らかにしました。

    また、加藤市長は、住民に決壊の情報が伝わっていないことについて「決壊が起これば逃げるのは不可能だと思う。決壊のおそれがあるという情報が出された段階で、決壊の発生と同じだと受け止めてほしい」と述べました。

    国も決壊情報提供せず

    長野市が国から決壊の情報が伝えられていないとしていることについて、千曲川を管理する北陸地方整備局も経緯を調査した結果、情報を伝えていないことを確認したとしています。

    そのうえで、河川の水が堤防を越える越水が確認された時点で「氾濫発生情報」を発表し、都道府県や報道機関などに通知しているものの市町村への情報提供は義務づけられておらず、その後、同じ場所で決壊したとしても改めて通知することはないと説明しています。

    北陸地方整備局は「決壊の情報提供について明確なルールはないが、今回の被害の状況を考えると何らかの方法で連絡することも考えるべきだった」とコメントしています。

    これについて河川防災に詳しい信州大学工学部の吉谷純一教授は「河川の情報を住民にどのように周知するのか自治体だけでなく、国も含めた仕組み作りが必要だ」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191024/k10012147471000.html

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  104. ホームレス拒否も区外住民は受け入れ 台東区の避難所
    2019年10月25日 5時09分

    東京 台東区が台風19号に備えて開設した避難所で、路上生活者を「区民ではない」という理由で受け入れを拒否した一方、区外に住む人たちを受け入れていたことがわかりました。台東区では「路上生活者に対し、硬直的な判断をしてしまった。避難計画を改めて策定していきたい」としています。

    台風が接近していた今月12日の午前、台東区が開設した自主避難所に路上生活者、いわゆるホームレスの男性3人が訪れたものの、区の職員から「避難所は区民のために設置したもので、台東区に住居がないと利用できない」と受け入れを拒否されました。

    このうちの1人は、寝泊まりしていた場所に戻るなどして雨風をしのいだものの、その後、体調を崩して1週間ほど入院したということです。

    一方、受け入れを拒否した台東区内の避難所では、当日、区外に住む人や他県から来た旅行者などを受け入れていたことが区への取材でわかりました。

    矛盾する対応を取ったことについて、台東区は「現場の判断で区民以外の人も受け入れたが、路上生活者に対しては硬直的な判断をしてしまい、申し訳なく思います。今後は、路上生活者も含めた避難計画を改めて策定していきたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191025/k10012147491000.html

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  105. 台風19号 川崎の工場集積地区 組合加盟企業の3分の1で浸水
    2019年10月25日 19時35分

    台風19号で広い範囲が浸水した川崎市では、町工場が集積する高津区と中原区にまたがる地区で、組合に加盟する企業の3分の1で浸水被害が出ていることが分かりました。

    川崎市では、台風19号の影響で多摩川の支流があふれたほか、川沿いの5つの排水路で下水などが逆流してあふれる内水氾濫が起き、内水氾濫による浸水だけでもおよそ92ヘクタールに広がっています。

    このうち、製造業の町工場などが集中する高津区と中原区にまたがる地区の下野毛工業協同組合が調べたところ、加盟する企業60社のうち3分の1を超える22社で浸水被害が出ていることが分かりました。

    このうち、超精密部品の金属加工などを行う会社では、1階が70センチほど浸水し、機械89台中81台が水につかって動かせない状態だということで、高価な研磨機の交換など被害額は3億円以上に上るということです。

    組合の副理事長も務めるこの会社の手塚健一郎社長は「50年以上地域にいる人も浸水の記憶はないと話していて、想定を超える雨になった。行政とも連携して復旧を進めていきたい」と話しています。

    川崎市では、別の組合などさらに多くの企業で被害が出ているとみて、来週にも市内4つの組合の報告をもとに被害状況をまとめ、支援策を検討するとしています。

    町工場の浸水 その時を記録

    多摩川沿いで浸水した川崎市高津区の企業では、社員が工場の2階から浸水の一部始終を記録していました。

    高津区下野毛にある機械の制御盤の製造会社では、台風19号が接近した今月12日から13日にかけ、社員の飯田繁治さんが妻と娘とともに工場の2階に避難していました。

    飯田さんが撮影した写真には、12日午後6時ごろ、工場周辺がひざの高さぐらいまで浸水しているのが記録されていて、ピークとなった午後9時ごろには駐車場のトラックの運転席や電信柱の中ほどなど、地面から1メートル以上水位が上がっている様子が分かります。

    飯田さんは「はじめはそれほど濁っていない水だったが、夜から泥水が押し寄せ、あっという間に水位が上がり1階のドアも開かず2階にいるしかなかった。会社の1階はかさ上げしてあるのに水が入ってきてぼう然としました。こんな経験は初めてです」と話していました。

    工場では、1階に置いてあった工具や納品予定だった制御盤などが泥や水につかったため、洗浄や部品の交換に追われているということで、本格的な操業再開は来月上旬を目指しているということです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191025/k10012150051000.html

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  106. 甚大な被害 台風19号 88人死亡 7人行方不明 71河川で決壊
    2019年10月27日 10時04分

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人となり、7人が行方不明となっています

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人で、7人が行方不明となっています。亡くなった人は、福島県で30人、宮城県で19人、神奈川県で14人、栃木県、群馬県、長野県でそれぞれ4人、埼玉県と静岡県でそれぞれ3人、岩手県と茨城県でそれぞれ2人、東京都、千葉県、兵庫県でそれぞれ1人です。

    また、行方不明となっている人は、神奈川県で3人、宮城県、福島県、茨城県、長野県でそれぞれ1人です。

    堤防決壊 71河川140か所

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、25日朝の時点で、7つの県の合わせて71河川、140か所となっています。

    国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の12か所、県が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、67の河川の128か所です。

    このほか、川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も、16都県ののべ281河川に上っています。

    決壊の情報は、国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認することができます。

    住宅被害 7万4000棟超

    総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、全国で7万4464棟の住宅が、水につかったり全半壊したりする被害を受けています。

    このうち▽床上まで水につかったのは、栃木県や福島県、長野県など17の都県で3万3001棟、▽床下が水につかったのは、21の都県で3万4011棟となっています。

    また、▽全壊や半壊の被害を受けた住宅は、茨城県や福島県、岩手県など15の都県で3112棟、▽一部損壊が、27の都道府県で4340棟となっています。

    土砂災害 20都県で661件

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどによる土砂災害は、25日午後5時の時点で、少なくとも20の都県で661件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、3人が死亡したほか、宮城県丸森町では土石流などで4人が亡くなるなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

    都県別では、宮城県が最も多く144件、岩手県が97件、神奈川県が70件、群馬県が67件、福島県が52件、新潟県が45件、長野県が43件、静岡県が42件、栃木県が29件、埼玉県が24件、東京都が17件、山梨県が11件、茨城県で10件などとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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  107. 甚大な被害 台風19号 88人死亡 7人行方不明 71河川で決壊
    2019年10月28日 16時56分

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人となり、7人が行方不明となっています

    NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人で、7人が行方不明となっています。亡くなった人は、福島県で30人、宮城県で19人、神奈川県で14人、栃木県、群馬県、長野県でそれぞれ4人、埼玉県と静岡県でそれぞれ3人、岩手県と茨城県でそれぞれ2人、東京都、千葉県、兵庫県でそれぞれ1人です。

    また、行方不明となっている人は、神奈川県で3人、宮城県、福島県、茨城県、長野県でそれぞれ1人です。

    堤防決壊 71河川140か所

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、25日朝の時点で、7つの県の合わせて71河川、140か所となっています。

    国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、7つの河川の12か所、県が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは、67の河川の128か所です。

    このほか、川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も、16都県ののべ281河川に上っています。

    決壊の情報は、国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認することができます。

    住宅被害 7万9000棟超

    総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、全国で7万9490棟の住宅が、水につかったり全半壊したりする被害を受けています。

    このうち床上まで水につかったのは、栃木県や福島県、長野県など17の都県で3万4002棟、床下が水につかったのは、21の都県で3万6565棟となっています。

    また、全壊や半壊の被害を受けた住宅は、茨城県や福島県、岩手県など16の都県で4008棟、一部損壊が、27の都道府県で4915棟となっています。

    (10月28日午後2時時点)

    土砂災害 20都県で661件

    国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどによる土砂災害は、25日午後5時の時点で、少なくとも20の都県で661件発生しているということです。

    今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み、3人が死亡したほか、宮城県丸森町では土石流などで4人が亡くなるなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

    都県別では、宮城県が最も多く144件、岩手県が97件、神奈川県が70件、群馬県が67件、福島県が52件、新潟県が45件、長野県が43件、静岡県が42件、栃木県が29件、埼玉県が24件、東京都が17件、山梨県が11件、茨城県で10件などとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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    1. 台風19号 88人死亡 7人行方不明 71河川で決壊
      2019年10月29日 16時26分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人となり、7人が行方不明となっています

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人で、7人が行方不明となっています。

      亡くなった人は、
      ▽福島県で30人、
      ▽宮城県で19人、
      ▽神奈川県で14人、
      ▽栃木県、群馬県、長野県でそれぞれ4人、
      ▽埼玉県と静岡県でそれぞれ3人、
      ▽岩手県と茨城県でそれぞれ2人、
      ▽東京都、千葉県、兵庫県でそれぞれ1人です。

      行方不明となっている人は、
      ▽神奈川県で3人、
      ▽宮城県、福島県、茨城県、長野県でそれぞれ1人です。

      堤防決壊 71河川140か所

      国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、25日朝の時点で、7つの県の合わせて71河川、140か所となっています。

      ▽国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは7つの川の12か所、
      ▽県が管理する川で堤防の決壊が確認されたのは67の河川の128か所です。

      川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も16都県の延べ281河川に上っています。

      決壊の情報は国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認できます。

      住宅被害 7万8000棟超

      総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、全国で7万8996棟の住宅が水につかったり全半壊したりする被害を受けています。

      床上まで水につかったのは、
      ▽栃木県、福島県、長野県など17都県で3万3320棟、
      ▽床下が水につかったのは21都県で3万6614棟となっています。

      全壊や半壊の被害を受けた住宅は、
      ▽茨城県、福島県、岩手県など16都県で4097棟、
      ▽一部損壊が27の都道府県で4965棟となっています。

      (10月29日午後2時時点)

      土砂災害 20都県で661件

      国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどによる土砂災害は、25日午後5時の時点で少なくとも20都県で661件発生しているということです。

      今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み3人が死亡したほか、宮城県丸森町では土石流などで4人が亡くなるなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

      都県別では、
      ▽宮城県が最も多く144件、
      ▽岩手県が97件、
      ▽神奈川県が70件、
      ▽群馬県が67件、
      ▽福島県が52件、
      ▽新潟県が45件、
      ▽長野県が43件、
      ▽静岡県が42件、
      ▽栃木県が29件、
      ▽埼玉県が24件、
      ▽東京都が17件、
      ▽山梨県が11件、
      ▽茨城県で10件などとなっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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    2. 台風19号 88人死亡 7人行方不明 71河川で決壊
      2019年10月30日 10時40分

      NHKが各地の放送局を通じてまとめたところ、台風19号で亡くなった人は全国で88人で、7人が行方不明となっています。

      亡くなった人は、福島県で30人、宮城県で19人、神奈川県で14人、栃木県、群馬県、長野県でそれぞれ4人、埼玉県と静岡県でそれぞれ3人、岩手県と茨城県でそれぞれ2人、東京都、千葉県、兵庫県でそれぞれ1人です。

      また、行方不明となっている人は、神奈川県で3人、宮城県、福島県、茨城県、長野県でそれぞれ1人です。

      堤防決壊 71河川140か所

      国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは、25日朝の時点で、7つの県の合わせて71河川、140か所となっています。

      ▽国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは7つの川の12か所、
      ▽県が管理する川で堤防の決壊が確認されたのは67の河川の128か所です。

      川の水が堤防を越える「越水」などで氾濫が発生した河川も16都県の延べ281河川に上っています。

      決壊の情報は国土交通省のホームページの「災害・防災情報」でも確認できます。

      住宅被害 8万棟超(30日午前7時)

      総務省消防庁によりますと、台風19号の影響で、全国で8万4383棟の住宅が、水につかったり全半壊したりする被害を受けています。

      このうち床上まで水につかったのは、栃木県や福島県、長野県など17の都県で3万5570棟、床下が水につかったのは、21の都県で3万8849棟となっています。

      また、全壊や半壊の被害を受けた住宅は、茨城県や福島県、岩手県など16の都県で4710棟、一部損壊が、27の都道府県で5254棟となっています。

      土砂災害 20都県で661件

      国土交通省によりますと、台風19号による豪雨で発生した土石流や崖崩れなどによる土砂災害は、25日午後5時の時点で少なくとも20都県で661件発生しているということです。

      今回の台風による豪雨では、群馬県富岡市で裏山の土砂が崩れて住宅に流れ込み3人が死亡したほか、宮城県丸森町では土石流などで4人が亡くなるなど、各地で土砂災害が相次ぎました。

      都県別では、
      ▽宮城県が最も多く144件、
      ▽岩手県が97件、
      ▽神奈川県が70件、
      ▽群馬県が67件、
      ▽福島県が52件、
      ▽新潟県が45件、
      ▽長野県が43件、
      ▽静岡県が42件、
      ▽栃木県が29件、
      ▽埼玉県が24件、
      ▽東京都が17件、
      ▽山梨県が11件、
      ▽茨城県で10件などとなっています。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012131581000.html

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  108. 小さな支流の氾濫で多数犠牲に 水位計もなく 宮城 丸森町
    2019年10月28日 18時49分

    台風19号の豪雨で、宮城県丸森町では10人が死亡、1人が行方不明となりました。犠牲者の半数は、本流の阿武隈川に注ぐ、小さな支流の氾濫により命を落としたとみられますが、これらの支流に水位計などはなく、氾濫の危険を知らせる情報は出されませんでした。

    専門家は、小さな河川の氾濫でも命に関わる事態が起きるとして、観測体制の強化とともに、住民にも意識を変えるよう呼びかけています。

    台風19号による豪雨で、町の広い範囲が浸水した丸森町。

    その原因となった堤防の決壊は、国が管理する本流の阿武隈川でなく、その支流で県が管理する、内川、新川、五福谷川で起きました。今回の犠牲者10人のうち、半数がこの流域で亡くなりました。

    町役場から500メートルほどの丸森町竹谷でも新川が氾濫し、2人が亡くなりました。27日撮影した新川は、まだ少し水量は多いものの、川幅も狭い、小さな川です。しかし、台風の当日深夜に、住民が撮影した写真を見ると、住宅の一階部分が浸水しているのが分かります。別の住民は、避難の準備をしていた当日の午後9時ごろ、突然濁流が家に流れ込み、2階近くまで浸水したと証言しました。

    一方、住民の中には、過去の豪雨を参考に、自分で水位を見て危険と判断し、付近の住民にも呼びかけていち早く避難した人もいました。県や町に取材すると、新川と五福谷川には、水位計などの観測機器はなく、唯一観測機器があった内川も、増水で水位計が壊れていました。

    つまり県や町は、住民に支流で氾濫の危険が迫っていることを伝えるための観測データを持っていませんでした。複数の住民の証言などから、支流の早いところでは、阿武隈川が「氾濫危険水位」に達した13日午前2時の5時間ほど前には、決壊していたと見られます。

    丸森町の防災担当者は、「阿武隈川の水位の上昇に気を取られていた。支流に水位計と、避難の基準があれば、優先して対応できたかもしれない」と話していました。

    専門家は、「小さな河川の氾濫でも、人命に関わる事態が起きる。観測体制の整備とともに住民も意識を変える必要がある」と指摘しています。

    ぎりぎりで救助された女性

    地区に住む海川信子さん(70)は、台風当日は避難せずに、自宅にとどまっていました。

    しかし、12日午後9時ごろ、自宅前の道路から、突然、濁流が家に流れ込み、2階に逃げるまもなく、首まで水につかりました。救助されるまでの数時間、水につかったままだったといいます。

    海川さんは、「雨がものすごくて、避難の準備をしていたら、川の水が急に押し寄せ、こんなに浸水すると思わなかった。あと少し水位が高ければ助からなかったと思います」と振り返りました。

    率先避難で住民救った人も

    一方、住民の中には、支流の氾濫の危険性をみずから予測し、避難につなげた人もいました。

    佐久間新平さん(70)は4年前に、東北や関東を襲った豪雨で、ふだんは流量が少ない自宅脇の五福谷川が、氾濫寸前まで増水したのを目の当たりにしました。丸森町に台風が接近した12日の昼すぎに、すでに川の水位が、当時に近い高さになったため、氾濫すると感じたといいます。

    地域の民生委員も務める佐久間さんは、すぐに避難の準備を始め、連絡網を使って近隣の住民にも避難を呼びかけました。

    そして、川の氾濫が始まったと見られる午後7時ごろには、すでに高台の集会所に、住民を避難させることができました。

    その結果、地区では住宅4棟が流される被害が出ましたが、けが人などはありませんでした。

    佐久間さんは、「高齢者が多い地域では、災害が起こる直前の避難では間に合わない。危険を感じた場合、行政の指示を待たずに、みずから動くことが重要だと感じた」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012153871000.html

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  109. 150社の工業団地 全域浸水 機械も車も故障 募る将来不安 福島
    2019年10月28日 20時41分

    台風19号の影響で阿武隈川が氾濫した福島県郡山市では、およそ150社が入る工業団地が全域で浸水し、企業からは影響の長期化を懸念する声が強まっています。

    郡山中央工業団地はおよそ150社が入る市内有数の工業団地で、そばを流れる阿武隈川などが台風19号によって氾濫し、全域が水につかりました。

    決壊した堤防の隣で産業廃棄物の処理などを行う会社「白川商店」では、事務所が入る建物と3棟ある工場、すべてが水につかりました。

    工場は最大で2mの高さまで水が入り、粉砕機やプレス機など作業用の機械のほとんどが壊れたということです。

    さらに、廃棄物を運搬するトレーラーやクレーン付きのトラックなど17台ある車両もすべてが故障し、車両の被害額だけで1億円以上に上る見込みだということです。

    会社は機械の修理を急ぐとともに、中古車を数台購入して来月中旬から部分的に操業を再開する方針ですが、完全に復旧する見通しは立っていません。

    この会社の橋本裕社長は、影響が長期化すれば廃業や撤退する企業が増えかねないと危機感を募らせ、「今後やっていけるのか不安だ。行政などと連携して企業が安心して営業できる環境を作るのが大事だ。腹をくくってやっていくしかない」と話していました。

    中央工業団地とは

    福島県郡山市の「郡山中央工業団地」は、JR郡山駅の東、2キロ余りのところに位置し、敷地面積はおよそ189ヘクタール、製造業を中心におよそ150社が入る市内有数の工業団地です。

    阿武隈川と支流の谷田川にはさまれていて、33年前の昭和61年8月5日に起きた「8.5水害」でも全域が水につかりました。

    郡山市の浸水のハザードマップでも、中央工業団地は一部では5メートル以上、そのほかの場所でも2メートルから5メートル、浸水のおそれがあると想定されています。

    このため、一部の企業では浸水を防ぐ対策を講じていて、団地に入っている「パナソニック」の郡山事業所では、高さ2メートルの外壁のほか、正門のゲートを特別に防水壁として整備していました。

    ところが今回の台風19号では、その一部が壊れたうえ、水の高さも2メートルを超えたため、結果的に浸水を防ぐことができませんでした。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191028/k10012153611000.html

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  110. 台風19号の豪雨 ネギ農家の被害深刻 福島 いわき
    2019年10月30日 14時09分

    台風19号による豪雨で福島県では農林水産業の被害額がおよそ229億円にのぼるなど被害が深刻化していて、ネギの農業用ハウスがすべて水につかったいわき市の農家では再建の見通しが立たず、苦境に立たされています。

    いわき市小川地区の草野好弘さんは農業用ハウスで「万能ねぎ」とも呼ばれる葉ネギの水耕栽培を行い、多い年では年間に50トンほど生産しています。

    しかし、今回の台風による豪雨で夏井川の堤防が決壊してすべてのハウスが水につかり、収穫を間近に控えたネギも流されてしまったということです。

    草野さんはボランティアの協力を得て、泥をかき出す作業を行っていますが、4600平方メートルほどある農業ハウスのうち被害の大きかった3300平方メートル分を撤去する考えです。

    草野さんは「ここまでの被害は予想していなかったので困っています。自己資金だけではどうしようもないので、再建に向けた行政の支援を期待したい」と話していました。

    県いわき農林事務所によりますと台風19号によるいわき市の農林水産業への被害は今月25日現在、25億3863億円に及んでいます。

    また、福島県全体では29日までにおよそ229億円にのぼっていて、農林水産業への被害が深刻化しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191030/k10012156781000.html

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  111. たんまり借金背負って設備投資規模拡大した人にとっては、お先真っ暗あの世に逃亡の自殺案件でしかないなあ…

    うまくゆくことだけ考えてものごとをすすめてしまうととんだ落とし穴にはまってしまうということもあるということ。

    とくに自然災害のリスクは重々慎重にかかっておくしかない。

    ま、原発事故放射能汚染災害に比べたら、50年100年に一遍の自然災害はまだましなほうかもしれない。

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    1. いちばんどうしようもないのが、いわゆる「(誤謬)制度」災害だな。鳥インフルエンザや口蹄疫、豚コレラのような…

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  112. 台風19号 農林水産関係の被害 1500億円超に
    2019年10月31日 16時30分

    台風19号による農林水産関係の被害額はこれまでに1500億円を超えました。先月の台風15号と合わせた被害額は2000億円を超えていて、農林水産省は今月25日の大雨の影響を含めた被害の全容の把握を急いでいます。

    農林水産省によりますと、台風19号による農林水産関係の被害額は31日午前5時の時点で38の都府県で合わせて1573億1000万円に上っています。

    このうちため池や用水路など農業用施設の被害が1万1000か所余りに上り、被害額は639億円となっています。

    またコメやりんごなど農作物の被害はおよそ1万6000ヘクタールにおよび、被害額は113億円となっています。

    さらに林道や木材加工の施設など、林業関係の被害が446億円、漁港の施設など水産関係の被害が98億円などとなっています。

    台風19号の被害額は浸水の被害が広範囲に及んでいる地域を中心に今後、さらに増える見通しです。

    一方、先月の台風15号による農林水産関連の被害額は509億円に上り、台風19号の影響と合わせると、被害額は2000億円を超えています。

    さらに今月25日の大雨でも、千葉県などで農林水産関係の被害が出ていることから、農林水産省では被害の全容の把握を急ぐとともに、農家への支援など追加の対応を検討しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012158701000.html

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  113. 台風と大雨による農林水産被害 2100億円超 さらに増える見通し
    2019年11月1日 17時13分

    先月の台風19号と大雨による農林水産関係の被害額は、これまでに1679億円となりました。9月の台風15号と合わせた被害額は2100億円を超えていますが、今後もさらに増える見通しで、農林水産省は被害の全容の把握を急いでいます。

    農林水産省によりますと、台風19号と先週の大雨による農林水産関係の被害額は1日午前7時の時点で、38の都府県で合わせて1679億円に上っています。

    このうち、ため池や用水路など農業用施設の被害額が651億円余りと最も大きく、コメやリンゴ、イチゴなどの農作物の被害額は116億円余りとなっています。

    このほか農地や木材加工の施設、漁港なども被害を受けていて、浸水が広範囲に及んだ地域を中心に被害額は今後、さらに増えると見込まれています。

    農林水産関係の被害は、9月の台風15号でも509億円に上っていて、合わせた被害額は、これまでに分かっているだけでも2100億円を超えています。

    農林水産省は被害の全容の把握を急ぐとともに、農家への追加の支援など復旧に必要な対応を検討しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160771000.html

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  114. 台風19号の最大瞬間風速、全国14地点で観測史上1位
    2019/11/02 12:12

     台風19号による最大瞬間風速が、関東甲信を中心に全国14地点で観測史上1位を記録していたことが、気象庁の調査でわかった。潮位も静岡県などの5地点で、過去の最高潮位を上回っていた。

     気象庁によると、10月10~13日の最大瞬間風速は、東京都江戸川区で秒速43・8メートル、東京都大田区で秒速43・7メートルなど、奈良県から岩手県までの14地点で観測史上1位を記録した。秒速43メートルは時速に換算すると約155キロ・メートルだ。

     四国から東北にかけての太平洋側では潮位も上昇し、静岡県の石廊崎と御前崎、清水港、神奈川県小田原市、伊豆諸島・三宅島(東京都)の5地点で観測史上1位を記録した。

     東京湾では、台風19号が最接近した時間帯は海面が低い「干潮」だった。柴山知也・早稲田大教授(海岸工学)は、「もし満潮と重なっていたら、潮位がさらに約1・3メートル高くなるため、場所によっては浸水していた可能性がある」と指摘している。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191102-OYT1T50169/

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  115. 台風 大雨 農林水産関係の被害額2500億円超 さらに増加見通し
    2019年11月5日 11時43分

    先月の台風19号とその後の大雨による農林水産関係の被害額が5日朝の時点で2000億円を超えました。9月の台風15号による被害額と合わせると2500億円を上回っていますが、被害額は今後さらに増える見通しです。

    農林水産省によりますと、先月の台風19号とその後の大雨による農林水産関係の被害額は、5日午前8時の時点で、38の都府県で合わせて2024億5000万円となりました。

    ▽ため池や用水路など農業用施設の被害が1万4000か所以上に上り被害額は813億円、
    ▽コメやりんごなど農作物の被害は1万6000ヘクタールに及び、被害額は118億円、
    ▽林道や木材加工の施設など林業関係の被害は595億円、
    ▽漁港の施設など水産関係の被害が101億円、となっています。

    被害額は、浸水の被害が広範囲に及んだ地域を中心にさらに増える見通しです。

    また9月の台風15号による被害額は509億円に上り、台風19号とその後の大雨の影響と合わせると被害額は2500億円を超えています。

    江藤農林水産大臣は5日の閣議のあとの記者会見で「被災した人の傷は深く復旧には時間がかかると思う。今週中に政府としてパッケージでの支援策を発表する予定で、被災者を力づけるものになればと考えている」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191105/k10012164431000.html

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  116. 台風19号で浸水の車、エンジンかけたら出火
    2019/11/05 10:48

     4日午前11時半頃、栃木県栃木市城内町のパチンコ店駐車場で、市内の会社員男性(54)の乗用車のボンネット部分から出火し、エンジンルームの一部を焼いた。けが人はなかった。

     栃木署の発表によると、男性がエンジンをかけたところ、出火した。乗用車は先月の台風19号の際に水につかったといい、同署で出火原因を調べている。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191105-OYT1T50112/

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  117. 大雨特別警報の最中に上司が帰宅指示、職員死亡で市が原因調査へ
    2019/11/05 21:36

     福島県南相馬市職員の大内涼平さん(25)が、台風19号で住民対応にあたった後、車で帰宅中に死亡したことについて、市は5日、原因などを調査する第三者委員会を今月中に発足させると決めた。大内さんが職場を離れる際、帰宅ルートにあたる小高川流域には避難指示が出されていたが、上司が帰宅するよう指示していた。第三者委は、この指示が適切だったかなどについて検証する。

     大内さんは10月12日夜、同市の小高区役所で災害支援物資の運搬などに従事。翌日午前0時半頃、上司から帰宅指示を受け、約4キロ離れた同市原町区の自宅へ車で向かった。約10分後、「車が浸水した」と職場に電話した後に連絡が途絶え、同日朝、区役所から約1キロ離れた県道交差点付近で溺死しているのが見つかった。

     大内さんが職場を出た時間帯は、付近で雨が降り続き、大雨特別警報や避難指示が出されていたうえ、小高川の氾濫で一帯が冠水していた。

     第三者委メンバーは防災や法律の専門家らを予定し、年明けに再発防止策も含めて調査結果を公表する。門馬和夫市長は5日の定例記者会見で、帰宅の指示について「翌日業務に備える必要があった。今のところ市の対応で明らかな過失はなかったと考えている。調査で詳しく調べる」と語った。

     大内さんの父、敏正さん(56)は「なぜあの大雨の時に帰宅の指示を出したのか。市の責任を明らかにしてほしい」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20191105-OYT1T50226/

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  118. 台風19号の土砂災害 1つの台風では過去最多の821件
    2019年11月6日 16時07分

    台風19号による豪雨で発生した土砂災害は、これまでに20の都県で合わせて821件確認され、1つの台風で発生した土砂災害としては、記録が残る昭和57年以降、最も多くなったことが国土交通省のまとめで分かりました。

    先月12日、大型で強い勢力を保ったまま伊豆半島に上陸した台風19号は、翌日にかけて関東や東北を通過しながら各地で観測史上1位の値を更新する豪雨をもたらしました。

    国土交通省のまとめによりますと、台風19号による崖崩れや土石流などの土砂災害は、6日午前7時の時点で20の都県で合わせて821件確認され、1つの台風による土砂災害としては、記録が残る昭和57年以降最も多くなったということです。

    これまで最も多かったのは、平成16年の台風23号で、合わせて800件でした。

    また、一連の大雨として土砂災害が最も多く発生したのは去年の西日本豪雨で、32の道府県で2581件となっています。

    今回の台風19号による土砂災害は、都県別では、
    ▽宮城県が最も多く249件、
    ▽岩手県が97件、
    ▽神奈川県が90件、
    ▽福島県が78件、
    ▽群馬県が67件、
    ▽新潟県が45件、
    ▽長野県が43件、
    ▽静岡県が42件、
    ▽栃木県が31件、
    ▽埼玉県が24件、
    ▽東京都が23件、
    ▽山梨県と茨城県がいずれも11件などとなっています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191106/k10012166401000.html

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  119. 群馬 NEWS WEB
    台風19号被害 コメ農家の苦悩
    11月06日 13時52分

    台風19号の影響で、稲作がさかんな千代田町では、田んぼが水につかって一部のコメが出荷できなくなったほか、水がなかなか抜けないため収穫作業が遅れています。

    千代田町舞木地区のコメ農家、飯塚常雄さん(64)は20ヘクタールの田んぼでコメを栽培していますが、台風19号による大雨で用水路などから水が流れ込み、収穫目前の稲が広い範囲で水につかる被害が出ました。
    このうち、およそ30アールの田んぼでは稲が倒れてコメの品質が落ちてしまい、出荷できなくなりました。
    残りの田んぼも水がなかなか抜けず稲刈り機を入れられない状態が続いていて、飯塚さんは土が乾いた場所を確認してコメを収穫していました。
    例年この時期にはコメの収穫は終わっていますが、ことしは台風の影響で2週間余り遅れているということです。
    また、稲刈りが終わった田んぼでは小麦やビール麦を栽培していますが、耕うん機を使える状態になるまで土が乾くのを待たなければならず種まきも遅れる見通しです。
    飯塚さんは、「稲穂が見えないくらい水につかってしまい、台風でこんなに被害が出ることはありませんでした。このあとの栽培も天候しだいなので心配です」と話していました。
    群馬県によりますと、県内の農作物の被害は、これまでに18の市町村の400ヘクタール余りで2億3000万円余りにのぼっています。
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20191106/1060005833.html

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    1. >20ヘクタールの田んぼ
      >およそ30アールの田んぼでは稲が倒れ

      おいおい…

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    2. わざわざニュースにするほどの被害か?

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