「われわれ全員の人生があの『新型コロナ』の影響を受けた。われわれはいまだに、『パンデミックとは何か』ではなく、『どうすればあのパンデミックを防ぐことができたか』を考えている。過去を説明することよりも過去を再現させないことに心を奪われている。」
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「われわれ全員の人生があの時代の影響を受けた。われわれはいまだに、『何が起こったのか』ではなく、『どうすればあの事態を防ぐことができたか』を考えている。過去を説明することよりも過去を再現させないことに心を奪われている。」
「あの頃の年月は、われわれにとっては昨夜の悪夢である。心に傷は残っているし、夢を見たことは忘れられない。だがもはや苦しめられてはいない。いまでは、なぜあのようなものに屈服させられたかさえ理解できない。そのため理解しようともしない。そもそも理解することが無駄に思われる。いったい、無意味なことをいかに説明し、いかに理解したらよいのか。」
「しかし本当に大丈夫だろうか。何らかの全体主義がわれわれを再び襲い、圧倒することを予感させる兆しはないか。確かに今日の問題は20年代や30年代の問題とは大きく異なる。現実の世界も大きく異なる。しかし、今日の状況に対するわれわれの反応は、ヨーロッパをファシズム全体主義と大戦に放り込むことになった『大衆の絶望』に不吉なほど似ている。」
(書きかけ)
https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0000967
(№671 2025年10月12日)
コロナ感染 「低体重」の人は普通の人より重症化リスク高い
返信削除2025年10月12日午前6時09分
新型コロナウイルスに感染すると、やせている人は普通の体重の人よりも重症化するリスクが高いことが国立健康危機管理研究機構の研究で分かりました。
国立健康危機管理研究機構臨床研究センターの松下由実室長の研究グループは、2020年から2022年までのおよそ3年間に入院した新型コロナの患者4万6000人余りを対象に体格と重症度の関係を調べました。
その結果、体格を示す指標「BMI」が18.5未満の「低体重」とされる人は、普通の体重の人に比べて▽のどに管を入れる人工呼吸や人工心肺装置=ECMOが必要になったり、死亡したりするリスクが1.74倍高かったほか▽死亡するリスクだけでみると1.89倍高いことがわかりました。
年代別では20歳から64歳までの世代で低体重の人のリスクが特に高く、普通の体重の人に比べて▽重症化のリスクは2.37倍▽死亡するリスクは5.75倍高かったということです。
松下室長は「肥満の人が重症化しやすいことを示す研究は多数あるものの、低体重の人に関しては研究がほとんどなくこれまでリスクが明らかになっていなかった。やせている人はマスクや手洗いなどの感染対策を心がけるほか、医療者は低体重が重症化につながる可能性があることを心にとめて診療にあたってほしい」と話しています。
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014947631000
「新型コロナウイルス」ニュース一覧
削除https://news.web.nhk/newsweb/pl/news-nwa-topic-nationwide-0000967
病原菌の薬剤耐性獲得が加速 感染症6件に1件、WHO
返信削除10/13(月) 16:47配信 共同通信
世界保健機関(WHO)本部=2024年1月
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は13日、2023年に検査で確認された細菌感染症の6件につき1件は抗生物質(抗菌薬)が効かない薬剤耐性菌によって引き起こされたと明らかにした。病原菌が耐性を獲得する勢いは医学の発達を追い抜くほど加速し、世界の医療や保健の深刻な脅威となっている。
WHOの耐性菌監視システムに参加する104カ国から2300万件を超える感染症のデータを収集。泌尿器や消化器、血流の感染症と淋病の治療に使われる22の抗生物質について、アシネトバクターや大腸菌など8種類の細菌が持つ耐性を分析し、報告書をまとめた。
報告書によると、8種類と特定の抗生物質の組み合わせは18~23年にかけ、耐性を年平均で5~15%強めていた。中でも敗血症や臓器不全につながる血流感染症の原因となる大腸菌と肺炎桿菌の危険性を強調。大腸菌の40%以上と肺炎桿菌の55%以上は、第1選択薬として広く使われる第3世代セファロスポリン薬への耐性を持っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/236b69a0ae16b0400d3d373512f85b45cf8b5cdb
WHO、薬剤耐性菌の急増に警鐘 「軽傷でも致命的に」
削除10/13(月) 17:46配信 AFP=時事
スイス・ジュネーブにある世界保健機関本部(2021年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は13日、薬剤耐性菌(AMR)感染症の急増に警鐘を鳴らした。耐性菌の感染では薬の効果が損なわれ、軽傷や一般的な感染症であっても致命的となる可能性がある。
【関連記事】ウクライナ負傷者の治療、「耐性菌」感染が障害に 独論文(2023年)
WHOは、抗菌薬耐性に関する報告書を発表。尿路・消化管感染症、血流感染症、淋病の治療に用いられる22種類の抗生物質について耐性の普及率を調査した。その結果、2023年に世界で確認された細菌感染症のうち、6分の1が抗生物質による治療に耐性を示したことが分かった。
報告書によると、2023年までの5年間で監視対象の抗生物質の40%以上で耐性が増加し、年間平均で5~15%の増加が見られた。尿路感染症では、一般的に使用される抗生物質に対する耐性率は世界的に30%前後に達していた。
WHOの抗菌薬耐性部門責任者イバン・J-F・ヒューティン氏は記者団に対し、「非常に憂慮すべき状況だ。抗生物質耐性が増え続ける中で、治療の選択肢が限られ、命が危険にさらされている」と述べた。
細菌は長い時間をかけて薬剤に対する耐性を獲得しており、多くの薬剤が無効になっている。この現象は、人間や動物、食品への抗生物質の大量使用によって加速されている。
WHOによると、薬剤耐性菌は毎年100万人以上の直接死因となり、間接的には約500万人の死に関与している。
WHOのテドロス事務局長は声明で、「抗菌薬耐性は現代医療の進歩を上回る速さで広がっており、世界の健康を脅かしている」と警告した。
利用可能なデータから判断すると、耐性は医療システムが弱く、監視体制が不十分な地域で高い傾向があった。最も耐性が高かったのは東南アジアおよび東地中海地域で、報告された感染症の3分の1が耐性を示した。アフリカ地域では5分の1の感染症が耐性を持っていた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/deeb36de3c510ca2515cf71d0bc22ecbe3579d08
耐性菌どうのこうので抗菌剤や抗生剤を処方しにくくしている今の体制の方に数段問題があると思うぞ。
返信削除坂口志文さん所属の大阪大学研究機関、免疫学で「トップレベルの研究推進」…新薬・ワクチン開発など成果多数
返信削除10/14(火) 17:10配信 読売新聞オンライン
ノーベル生理学・医学賞を受賞する大阪大特任教授の坂口 志文(しもん)さん(74)が所属する阪大免疫学フロンティア研究センター(大阪府吹田市)は、坂口さんの研究以外にも多くの成果が国際的に認められている。細菌やウイルスなどから身を守る仕組みを研究する免疫学の世界的な拠点を目指しており、新薬の開発などを進めている。
坂口さんの研究以外にも国際的に認められる多くの成果を出している大阪大の免疫学フロンティア研究センター=宇那木健一撮影
同センターは2007年に発足し、文部科学省が世界最高水準の研究を進めることを目的に創設した「世界トップレベル研究拠点プログラム」(現在計18か所)の一つに選ばれた。国内外の研究者約180人が研究に取り組む。
同センターの初代拠点長だった特任教授の 審良(あきら)静男さん(72)は、生まれつき備わっている自然免疫の研究で「ノーベル賞級」と評される多数の成果をあげ、新型コロナウイルスのワクチン開発にも貢献した。
免疫の異常が関係する関節リウマチの治療薬「アクテムラ」(中外製薬)の開発に関わり、ノーベル賞候補とされる元阪大学長の岸本忠三さん(86)は、今も現役の研究者として所属する。
米国や英国など海外の研究者も若手を中心に約50人所属。チームリーダーとして活躍する研究者もいる。坂口さんは「免疫学のトップランナーがすぐ近くにいて、刺激を受ける」と話す。
英情報調査会社クラリベイトによると、14~24年に引用された影響力の高い論文数のランキングで、阪大は免疫学の分野では、国内の大学や研究機関の中で1位だった。
企業の関心も高い。同センターは17年以降、中外製薬や大塚製薬など2社1団体と包括連携契約を締結。中外製薬は同年から10年間で総額100億円の資金援助を行い、大塚製薬も創薬の研究を共同で進める。
現拠点長の竹田潔教授は「トップレベルの研究を推進し、国際的に活躍できる免疫学者を育てたい。坂口先生の受賞決定は、何よりの後押しになる」と喜ぶ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/21e8a4ba4338ee6f263bfbcff7bbac4743d12bb7