インフルエンザ 暑さが一転し早くも流行期に
2025年10月16日 読売新聞「社説」
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20251016-OYT1T50002/
>早くもインフルエンザのシーズンが始まった。最近まで暑さが続いていただけに戸惑う人も多いだろうが、油断せず本格的な流行に備えたい。
>今後の感染拡大を抑えるためには、入念な対策が欠かせない。手洗いの徹底や人の多い場所でのマスクの着用といった基本は常に心がけておくことが大切だ。
>インフルエンザのほか、新型コロナウイルスや百日せきといった感染症も流行が続いている。注意を怠らないようにしたい。
(書きかけ)
(№672 2025年10月16日)
社説
返信削除インフルエンザ 暑さが一転し早くも流行期に
2025/10/16 05:00
早くもインフルエンザのシーズンが始まった。最近まで暑さが続いていただけに戸惑う人も多いだろうが、油断せず本格的な流行に備えたい。
厚生労働省は、インフルエンザが流行期に入ったと発表した。全国の医療機関から報告された患者数が、9月22日から28日までの1週間で1医療機関あたり1・04人となり、流行の目安である1人を上回ったためだ。
翌週には患者数は1・5倍に増え、7週連続の増加となった。
コロナ禍ではインフルエンザが流行しなかったため、免疫の低下した人が増えた。2023年になると、季節と関係なくインフルエンザの流行が続いた。この年を除けば、今年は過去10年間で最も早い流行期入りだという。
今後も感染が拡大する恐れがあり、警戒を強める必要がある。
流行が早まった理由として、インバウンド(訪日外国人)の影響が考えられる。今年は大阪・関西万博が開催され、訪日客が増えた。海外には年間を通じて流行が続く地域もあり、ウイルスが持ち込まれたのだろう。
酷暑の影響も指摘されている。厳しい暑さが長く続き、冷房の利いた室内で過ごす機会が増えた。換気が不十分な閉めきった状態で多くの人が長く過ごせば、ウイルスは広がりやすくなる。
インフルエンザで9月中に学級閉鎖をした小中学校などは、全国で100か所を超えている。
今後の感染拡大を抑えるためには、入念な対策が欠かせない。手洗いの徹底や人の多い場所でのマスクの着用といった基本は常に心がけておくことが大切だ。
今月に入り、多くの医療機関でワクチン接種が始まった。ワクチンは万能ではないが、発症や重症化のリスクを下げる働きがあり、効果は約5か月続くとされる。
ワクチンが効き始めるのは接種後2週間ほどたってからだ。流行がすでに始まった今年は、早めの接種が重要になる。特に、重症化のリスクが高いお年寄りや持病のある人、小さな子どもはワクチン接種を急いでもらいたい。
昨年末から年始にかけて大流行した際には、一部のインフルエンザ治療薬の製造が患者数の増加に追いつかず、供給が一時停止された。患者が不安に陥らないよう、国は薬の供給状況に目配りし、必要なら増産を求めるべきだ。
インフルエンザのほか、新型コロナウイルスや百日せきといった感染症も流行が続いている。注意を怠らないようにしたい。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20251016-OYT1T50002/
Vaundy 18、19日の公演中止を発表 公式が謝罪 インフルエンザに感染 振替公演の調整できず
返信削除10/16(木) 17:07配信 スポニチアネックス
シンガー・ソングライターのVaundy(25)が16日、公式サイトを更新。18、19日に予定していた公演を中止することを発表した。
サイトでは「昨日Vaundyが体調不良となり、医師による診察を受けました結果、インフルエンザA型への感染が確認されました。現在、加療により快方へと向かっておりますが、医師との相談の結果、本人の体調回復と感染拡大予防を第一に考え、2025年10月18日(土)、19日(日)Vaundy one man live VAWS hall tour “little punk”北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru公演につきましては中止とさせていただきます」と発表。
「振替公演の実現に向けて関係各所と協議及び調整を試みておりましたが、調整の目処が立たず、この度はやむを得ず公演を中止とさせていただく判断となりましたこと、深くお詫び申し上げます」と振替公演は行わないとした。
続けて「また、公演直前のお知らせとなりましたこと、そして、公演を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様には大変なご迷惑とご心配をおかけすることを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb90295bfd3490896af31d690e542db6e3a260f
インフルエンザ 全国の患者数 前週と比べ約1.5倍に
返信削除2025年10月17日午後5時44分
10月12日までの1週間に全国から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週と比べておよそ1.5倍に増えました。
国立健康危機管理研究機構などによりますと、10月12日までの1週間に全国3000か所余りの医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、9074人で、前の週のおよそ1.5倍に増えました。
1医療機関当たりの患者数は2.36人と、前の週から0.8人増えています。
1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみますと、沖縄県で14.38人、東京都で4.76人、神奈川県で4.21人、千葉県で4.2人、埼玉県で3.92人、宮崎県で3.21人などとなっていて、31都道府県で「1」を超えています。
また、44都道府県で前の週から増加しています。
厚生労働省は、手洗いや適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するとともに、ワクチンの接種も検討するよう呼びかけています。
小児科 発熱やせきなど訴える患者が ほかの感染症などの診断も
さいたま市にある小児科の診療所では、9月末ごろから発熱やせきなどの症状を訴える患者が毎日10人から20人ほど受診しているということです。
このうちインフルエンザの患者は1週間に1人程度と、まだそれほど多くはないものの、患者が確認され始めた時期は去年と比べて2か月ほど早いということです。
17日も発熱やせきの症状で6歳の女の子が受診し、医師が聴診器で呼吸の状態を確認したり、鼻の粘膜を採取してインフルエンザなど10種類ほどの感染症を一度に調べられる検査を行ったりしていました。
診療所ではインフルエンザ以外にも、6か月未満の赤ちゃんがかかると肺炎を起こして重症化することもある「RSウイルス感染症」や、発熱や長引くせきが特徴の「マイコプラズマ肺炎」と診断される患者が増えているということです。
日本小児科医会理事 峯眞人院長
日本小児科医会の理事で診療所の峯眞人院長は「今のところ診療所にインフルエンザの患者が一日に何人もまとまって受診するような状況ではない。今後の予測は難しいが、2年前のシーズンのように流行がだらだらと続く可能性もある」と見通しを示しました。
また、対策については「症状だけではどんな感染症なのかわからない場合もあるので、医療機関を受診し、病気にあわせた治療をすることが重要だ。インフルエンザはワクチンの接種を早めに受けることも対策の1つで、そのほかの感染症についても、手洗いやマスクの着用、部屋の換気をこまめにするなど基本的な対策が大切だ」と呼びかけていました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014951961000