tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post1221073851404311418..comments2024-03-29T19:38:35.918+09:00Comments on つれづれすくらっぷ: 読売社説「核燃サイクルが本格化すれば、もんじゅの経験と蓄積が生きる」ニッポニア・ニッポンhttp://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comBlogger145125tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-63703321493481044872024-02-17T12:45:59.570+09:002024-02-17T12:45:59.570+09:00仏で保管のプルトニウム 九州電力と四国電力の原発で利用へ
2024年2月17日 8時01分
電力...仏で保管のプルトニウム 九州電力と四国電力の原発で利用へ<br />2024年2月17日 8時01分 <br /><br />電力各社が保有するプルトニウムの利用が滞る中、大手電力でつくる電気事業連合会は、原発の再稼働が進んでいない電力会社が保有し、フランスで保管されているプルトニウムの一部を核燃料に加工し、九州電力と四国電力の原発で利用する計画を公表しました。<br /><br />使用済み核燃料に含まれるプルトニウムは、核兵器の原料にもなることから、電力各社はイギリスやフランスに送って再び核燃料に加工したうえで、国内の原発で利用する「プルサーマル発電」を進め、保有量の削減を図ってきました。<br /><br />しかし、イギリスでは核燃料に加工する工場が2011年に閉鎖され、およそ21.7トンのプルトニウムが利用できなくなっています。<br /><br />一方、フランスにはおよそ14.1トンが保管されていますが、「プルサーマル発電」を実施する九州電力や四国電力は在庫がなくなっていて、ほかの電力会社では再稼働が進まないこともあり、全体として利用が滞っています。<br /><br />このため、電気事業連合会は、九州電力と四国電力がイギリスで保管しているプルトニウム1.7トンを、再稼働が進んでいない東京電力や中部電力など5社がフランスで保管している分と交換し、核燃料に加工した上で、2027年度から利用を始める計画を明らかにしました。<br /><br />電気事業連合会によりますと、今年度末時点の電力各社のプルトニウム保有量は、国内合わせ合わせておよそ40.1トンにのぼると見込まれていて、こうした取り組みによって保有量の削減を進めたい考えです。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240217/k10014361541000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-33378076766749339502023-11-13T23:35:41.661+09:002023-11-13T23:35:41.661+09:00茨城県が使用済み核燃料にも課税対象の方針…保管の長期化防ぎ、県外搬出を促す狙い
2023/11/13...茨城県が使用済み核燃料にも課税対象の方針…保管の長期化防ぎ、県外搬出を促す狙い<br />2023/11/13 05:00<br /><br /> 茨城県は原子力事業者に独自に課税する県の「核燃料等取扱税」(核燃税)について、来年度から使用済み核燃料を新たに課税対象とする方針を固めた。条例案を12月の県議会第4回定例会に提出する。税収は安全対策に支出するほか、使用済み核燃料を課税対象とすることで保管の長期化を防ぎ、県外への搬出を促す狙いもある。<br /><br /> 関係者によると、条例案では、東海第二原子力発電所を運営する日本原子力発電などを対象に、保管する使用済み核燃料の重さに応じて課税する。また、原子炉の出力に応じた税率も1%上乗せする。この結果、来年度からの5年間の税収は、今年度までの5年間の倍近くとなる118億円を見込む。県は今後5年間で、安全対策などにかかる支出を214億円と見込んでおり、これらの財源を元に対策を進める考えだ。<br /><br /> 県は1999年に核燃税を導入し、原子力事業者に課税してきた。以降、5年ごとに更新し、今年度で5期目を終えるのにあわせ、見直しを決めた。条例は議会で可決され、国の承認が得られれば、来年4月から施行される。<br />https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231111-OYT1T50231/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-31198357897172018182023-08-24T16:29:54.022+09:002023-08-24T16:29:54.022+09:00青森県六ヶ所村の巨大施設、核燃料サイクルの現場…貯蔵プールはすでに満杯
2023/08/24 10:...青森県六ヶ所村の巨大施設、核燃料サイクルの現場…貯蔵プールはすでに満杯<br />2023/08/24 10:59<br /><br /> 原子力発電所の60年超運転が「GX脱炭素電源法」で可能になり、今後は核燃料サイクルがますます重要になってくる。青森県六ヶ所村にある日本原燃の核燃料サイクル施設を訪ね、2024年度早期の完成を目指す現場を取材した。(編集委員 森太)<br /><br /> ※ GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法 電力の安定供給と脱炭素化の両立を図るため、2011年の東京電力福島第一原発事故後に定めた運転期間の上限「原則40年、最長60年」について、安全審査で停止した期間などを期間から除外することで、事実上、60年超の運転が可能になった。<br /><br />青森県六ヶ所村にある日本原燃の核燃料サイクル施設<br /><br />日平均8000人が働く巨大施設<br /><br />青森県六ヶ所村<br /><br /> 最近、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を巡り、二つのニュースが相次いだ。一つは、山口県 上関かみのせき 町が、一時的に保管する中間貯蔵施設の建設に向けた調査の受け入れを表明したこと。もう一つは、長崎県対馬市の市議会特別委員会が、第一段階となる文献調査受け入れを求める請願を採択したことだ。これらはいずれも、核燃料サイクルの進展と深くかかわる。<br /><br /> GX脱炭素電源法が国会で成立した前日の5月30日、青森県八戸市から日本原燃幹部らと車で1時間余り、北へ向かった。信号はほとんどない。下北半島の太平洋側にある六ヶ所村に入り、しばらくすると、巨大な建造物群が現れた。日本原燃の核燃料サイクル施設だ。日本原燃幹部は「巨大な化学工場と同じです」。約750万平方メートルの広大な敷地では、日本原燃と協力企業の社員ら1日平均約8000人が働いているという。朝夕は、周辺の道路で渋滞が発生するそうだ。<br /><br /> 日本原燃は、核燃料サイクルを支える重要な五つの事業を担う。敷地内には、それぞれの事業に応じて施設が並んでいる。中核は、使用済み核燃料から再利用できるプルトニウムとウランを取り出す再処理工場と、MOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料工場だ。これらはまだ完成していない。残り3事業の高レベル放射性廃棄物の一時保管、低レベル放射性廃棄物の最終処分、ウラン濃縮は、すでに操業している。<br /><br />計画延期繰り返された核燃料サイクルの中核施設<br /><br /> 原発は稼働すれば、必ず「核のごみ」が出る。核燃料サイクルは、原発で使い終わった使用済み核燃料を再処理し、まだ使える燃料を取り出して再利用することで「核のごみ」を減らすことができる。計画延期が繰り返されてきた二つの中核施設は現在、再処理工場が「2024年度上期のできるだけ早期」、MOX燃料工場は「2024年度上期」の完成に向けて工事などが進んでいる。<br /><br /> 「全国の原発から出た使用済み核燃料は、ある程度冷やされてからここに運ばれてきます」。再処理工場内の廊下で、巨大なプールを窓越しに見下ろしながら、案内役の担当者が説明する。<br /><br />各地の原発から運ばれてきた使用済み核燃料の受け入れ・貯蔵プール。すでに満杯に近い<br /><br /> 「プールの横を歩いたり、水面に浮いたりしている状態では被曝(ひばく)しませんが、水中に沈んでいくと危険です。このため作業は必ず2人で行います」。青く透明な水を蓄えた深いプールは、周囲の柱やライトを静かな水面に映している。使用済み核燃料が保管されているようには見えないが、すでに満杯に近い状態だ。<br /><br />再処理工場は「アクティブ試験」中<br /><br /> 使用済み核燃料から再利用できるプルトニウムとウランを化学処理によって抽出する再処理工場は、全体の99%まで工事が進んだ。現在は「アクティブ試験」が行われており、中央制御室の様子を映し出したモニターでは、本番同様に運転員らが働いていた。<br /><br /> 再処理の工程は、大きく6段階あり、貯蔵プールでの燃料受け入れは、最初の段階にあたる。十分に冷やされ、放射能の量が大幅に減った後、燃料の入った金属管ごと数センチにせん断。硝酸で溶かしながらまずは金属片を分離、次にプルトニウムとウランを分離し、粉末状のMOXとウラン酸化物にする。<br /><br /> 担当者は「核不拡散の観点からプルトニウムの粉末は単独貯蔵できないため、MOXにはウラン粉末をあえて半分混ぜて保管しています」と話した。プルトニウムの分離やウラン濃縮は、核兵器製造に転用されかねない技術だ。日本は、「日米原子力協定」によってプルトニウムの平和利用が認められているが、施設内には国際原子力機関(IAEA)の査察官が常駐し、カメラで監視している。<br /><br />再処理の工程を説明する展示<br /><br /> 通常の原発では毎年約20トンの使用済み核燃料が出るが、再処理工場では、毎年、原発約40基分の800トンを処理する能力があるという。再処理工場が操業し、使用済み核燃料の処理が進めば、貯蔵プールに空きができる。それにより各地の原発稼働により発生する使用済み核燃料を、再処理工場に搬出できるようになる。<br /><br />建設中のMOX燃料工場、地下3階地上2階建て<br /><br />2024年度上期の完成に向けて工事が進むMOX燃料工場<br /><br /> 快晴の空の下、大勢の作業員が汗を流し、頭上では資材をつり下げた巨大クレーンのアームが動いていた。MOX燃料工場は、取材した現場で最も活気があった。担当者は「85メートル四方の地下3階、地上2階の建物を建設中です。現在は地下2階の天井部分をつくっています」と説明した。<br /><br /> 再処理工場とMOX燃料工場が完成していないため、電力会社はこれまで、使用済み核燃料の再処理とMOX燃料の製造を海外に委託してきた。このMOX燃料工場が完成すれば、ペレット状のMOX燃料の国内製造が可能になる。<br /><br /> 工場がフル稼働すれば、国内で毎年、原発十数基分の燃料を加工できるようになる。MOX燃料を使用する「プルサーマル発電」が可能な原発は、現在、再稼働した原発の中で4基あり、電力会社は2030年度までに少なくとも12基のプルサーマル実施を目指すことにしている。<br /><br />高レベル廃棄物の「ガラス固化体」、ステンレス容器で保管<br /><br /> 高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターでは、緑色の床にオレンジ色の円形の蓋が整然と並んでいた。蓋の下には、使用済み核燃料から分離され、再利用できない核分裂生成物を取り出した高レベル放射性廃棄物の「ガラス固化体」が垂直に連なって保管されている。<br /><br />高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの内部。オレンジ色の円形の蓋の下にガラス固化体が保管されている<br /><br /> 高レベル放射性廃液とガラスを溶かして固めたガラス固化体は、キャニスターと呼ばれるステンレス容器に入っている。熱を発するため常時、外の空気で冷やしている。貯蔵容量2880本に対し、これまでに英仏に送った使用済み核燃料を処理して返還された1830本を受け入れた。<br /><br /> 問題は、最終処分場が決まっていないことだ。青森県との「約束」で、最長50年で県外に搬出することになっている。最初の期限は2045年。それまでに最終処分場を稼働させなければならない。北海道 寿都すっつ 町、 神恵内かもえない 村が選定に向けた文献調査に入ったものの、決定までの道のりは長く、先行きは見通せない。<br /><br /> 一方、全国の原発から集められた低レベル放射性廃棄物については、1、2号埋設センターに続いて、3号の工事が行われていた。周囲ではウグイスが鳴き、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターとは対照的にのどかな感じさえした。操業開始から約30年で、200リットルの黄色いドラム缶約35万本を受け入れ、最終規模300万本の約1割が埋まった。満杯になれば、覆土して継続的に監視する状態となる。<br /><br />原子力政策の柱の核燃料サイクル施設<br /><br /> 核燃料サイクル施設は、標高約55メートル、海岸から約5キロに位置する。津波の心配はないが、原子力規制委員会の新規制基準により、最大風速100メートル毎秒の竜巻を想定し、飛来物から冷却装置を守るために鋼鉄製の防護ネットを設置するなど、自然災害や火災の対策が行われた。<br /><br />竜巻による飛来物を想定し、鋼鉄製の防護ネットで覆われた冷却装置<br /><br /> 日本原燃によると、使用済み核燃料の再利用により、ウラン資源が節約され、高レベル放射性廃棄物の体積は直接処分に比べて4分の1になる。また、放射能が天然ウラン並のレベルまで減衰する時間は、約10万年から約8000年になるという。<br /><br /> 前身の日本原燃サービス発足から43年。六ヶ所村出身の報道第一グループリーダーの橋本 篤哉あつや さん(55)は、「昔は反対する住民も多かったんですが、今では理解が進み、地域と共存しています。現在、従業員の約64%は青森県出身者です」と話した。<br /><br /> ウクライナ危機でエネルギーの安定供給が世界的に危ぶまれている。エネルギー資源の乏しい日本にとって、原発政策を推進する以上、それを支える両輪の一つである核燃料サイクルを進めるべきだろう。<br />https://www.yomiuri.co.jp/science/20230821-OYT1T50158/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-88174665460399644262023-08-19T12:20:40.163+09:002023-08-19T12:20:40.163+09:00高速炉「常陽」 再開目標1年半遅らせ2026年度半ばに
2023年8月19日 7時23分
国が実...高速炉「常陽」 再開目標1年半遅らせ2026年度半ばに<br />2023年8月19日 7時23分 <br /><br />国が実用化を目指す高速炉の実験施設で、茨城県大洗町にある「常陽」について、日本原子力研究開発機構は、運転再開に必要となる安全対策の工事に想定よりも時間がかかるため、再開の目標時期をこれまでより1年半ほど遅らせ2026年度の半ばとすると発表しました。<br /><br />「常陽」は、原発の使用済み燃料から取り出したプルトニウムを再び燃料に使う高速炉を開発するための小型の実験炉で、先月、運転再開の前提となる原子力規制委員会の審査に合格しました。<br /><br />原子力機構は、今後、地元の了解を得たうえで安全対策工事を進め、来年度末までに運転を再開するとしていましたが、18日に開いた会見で、再開の時期を1年半ほど遅らせて2026年度半ばとすると発表しました。<br /><br />理由について原子力機構は、審査の過程で新たに安全対策工事の計画に加えた配管の耐震工事や、施設内の電源ケーブルを燃えにくくする工事で資材を確保するのに時間がかかることなどをあげています。<br /><br />日本原子力研究開発機構大洗研究所の関根隆部長は「引き続き、火災対策をはじめとした安全対策をしっかりと行って地元の理解を得たうえで再開を目指したい」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230819/k10014167251000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-78204899899869119742023-08-12T11:52:45.910+09:002023-08-12T11:52:45.910+09:00ゴミはどこまでいってもゴミだ。きちんとゴミ処理ができないものを、「再処理」「再利用」「リサイクル」な...ゴミはどこまでいってもゴミだ。きちんとゴミ処理ができないものを、「再処理」「再利用」「リサイクル」などといって、いつまでもいんちきレトリックを使って「資源」にスリカエするような方便はやめたほうがよいのではないのかな。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-16639568564325873882023-08-12T11:49:32.818+09:002023-08-12T11:49:32.818+09:00>原発を活用するには、使用済み燃料の問題は避けて通れない
使用済み燃料の問題を解決できなければ、原...>原発を活用するには、使用済み燃料の問題は避けて通れない<br /><br />使用済み燃料の問題を解決できなければ、原発は活用できない。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-59831687068138885202023-08-12T11:46:15.734+09:002023-08-12T11:46:15.734+09:00社説
使用済み核燃料 中間貯蔵施設の確保が急務だ
2023/08/12 05:00
原子力発電所...社説<br />使用済み核燃料 中間貯蔵施設の確保が急務だ<br />2023/08/12 05:00<br /><br /> 原子力発電所を安定して稼働するには、発電に利用した使用済み核燃料の処理が重要になる。国や電力会社は、そのための保管場所を早期に確保する必要がある。<br /><br /> 中国電力が、使用済み燃料を一時的に保管する「中間貯蔵施設」を山口県上関町に建設する意向を示した。町は今後、これを受け入れるかどうか検討する。<br /><br /> もともと、上関町には原発を新設する計画があったが、福島第一原発事故の影響で中断している。町側が2月、原発に代わる新たな地域振興策を検討するよう求め、中国電力が、関西電力と共同で貯蔵施設を造る案を回答した。<br /><br /> 原子力施設の建設には地元の理解が必須となる。地域の雇用創出や経済活性化につながるよう、十分に話し合ってもらいたい。<br /><br /> 資源の少ない日本では、使用済み燃料を青森県六ヶ所村の再処理工場で燃料に再加工し、改めて発電に利用する「核燃料サイクル政策」の実現を目指している。<br /><br /> ただ、再処理工場は安全審査に時間がかかり、稼働が遅れている。その間に原発の再稼働が進み、各地の原発では、使用済み燃料を保管する敷地内のプールの空き容量が少なくなっている。<br /><br /> 燃料をプールから取り出し、専用容器に入れて中間貯蔵施設に移せば、原発施設内の保管に余裕が生まれる。原発の安定的な稼働にもつながり、意義は大きい。<br /><br /> 特に差し迫った状況にあるのが関電だ。稼働から40年を超える高浜原発などの運転延長にあたり、福井県と「使用済み燃料の県外搬出先を今年中に確保する」と約束しているためだ。<br /><br /> 関電は6月、使用済み燃料の一部をフランスに搬出する計画を発表した。今回の中間貯蔵施設の計画と合わせ、約束の履行に向けて前進したのではないか。<br /><br /> 中間貯蔵施設は、すでに東京電力と日本原子力発電が、青森県むつ市に建設している。使用済み燃料を入れる専用容器は衝撃や火災に耐えられる構造だ。冷却のための特別な装置も必要ない。安全性は非常に高いとされている。<br /><br /> 世界的な燃料価格の高騰や、脱炭素の流れで、原発の重要性は高まっている。原発を有効活用するには、使用済み燃料の保管場所の問題は避けて通れない。<br /><br /> 地元には、施設の建設に不安を抱く人もいるに違いない。国や電力各社は、住民の不安を解消するため、施設の構造や安全性を十分に説明し、建設への理解を求める努力が欠かせない。<br />https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20230811-OYT1T50255/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-53491535826787564382023-06-13T07:20:39.642+09:002023-06-13T07:20:39.642+09:00なぜ国内でそれができないのだろう。なぜ国内でそれができないのだろう。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-85990236548981155472023-06-13T07:13:50.103+09:002023-06-13T07:13:50.103+09:00どこまでも膨張する雪だるま式の厄介なゴミ問題。「ゴミ廃棄物処理はカネのなる木」という発想からスタート...どこまでも膨張する雪だるま式の厄介なゴミ問題。「ゴミ廃棄物処理はカネのなる木」という発想からスタートしているかのようだ。原子力版3Rプロジェクト。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-77360371153474872412023-06-13T07:10:19.918+09:002023-06-13T07:10:19.918+09:00MOX燃料再利用 仏で実験 30年代初頭…電力大手など11社
2023/06/13 05:00
...MOX燃料再利用 仏で実験 30年代初頭…電力大手など11社<br />2023/06/13 05:00<br /><br /> 電気事業連合会は12日、原子力発電所で使われたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料から、使用できる物質を取り出して再利用する実証研究を2030年代初頭にフランスで始めると発表した。<br /><br /> 原発を保有する電力大手9社と日本原子力発電、電源開発が参加する。計画では、関西電力が20年代後半に、使用済みのMOX燃料とウラン燃料の計約200トンをフランスに輸送し、仏企業が再処理する。再利用する燃料の性能や、原発設備への影響なども検証する方針だ。<br /><br /> 使用済み核燃料のウランとプルトニウムを再利用したMOX燃料は、通常の原発での「プルサーマル発電」に活用されている。<br /><br /> ウランを輸入に頼る日本は、MOX燃料をさらに再利用する「核燃料サイクル」を原子力政策の柱と位置づけているが、使用済みMOX燃料の再処理技術が確立されていないことが課題だった。<br /><br /> 日本では現在、関西、四国、九州電力が計40トン超の使用済みMOX燃料を保存している。<br />https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230612-OYT1T50216/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-12920896670220190712023-05-21T07:43:07.953+09:002023-05-21T07:43:07.953+09:00ただのゴミが、有益な資源(新たな燃料)になる、魔法の言葉「MOX燃料」。ただのゴミが、有益な資源(新たな燃料)になる、魔法の言葉「MOX燃料」。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-63440087381971937312023-05-21T07:41:32.855+09:002023-05-21T07:41:32.855+09:00使用済みMOX燃料を再度燃料に 仏で実証研究へ 電気事業連合会
2023年5月20日 4時05分
...使用済みMOX燃料を再度燃料に 仏で実証研究へ 電気事業連合会<br />2023年5月20日 4時05分 <br /><br />大手電力会社でつくる電気事業連合会は、原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再び利用する「プルサーマル発電」で使った燃料について、フランスの原子力企業に送って、再度燃料として使える物質を取り出す実証研究を行うと発表しました。<br /><br />「プルサーマル発電」は、原発から出る使用済み核燃料を処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜたMOX燃料を、一般の原発で利用するものです。<br /><br />ただ国内では、使い終わったMOX燃料を再び処理する技術が確立されておらず、そのまま処分することも認められていません。<br /><br />このため電力各社は、フランスの原子力企業「オラノ社」の施設に使用済みMOX燃料を送り、再度燃料として使える物質を取り出す実証研究を行うことを決めたということです。<br /><br />電事連によりますと、「オラノ」社は使用済みMOX燃料を再処理した実績があるということで、実際にどの程度の量の使用済みMOX燃料を日本から送るかなどは今後の協議で決めるとしています。<br /><br />また、実証研究で作られた燃料や、再処理に伴って出る高レベル放射性廃棄物の扱いも、今後検討するということです。<br /><br />国内では、3か所の原発にあわせておよそ42トンの使用済みMOX燃料が保管されていて、政府は、2030年代の後半をめどに再処理する技術を確立させたいとしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230520/k10014072791000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-63779835264194306782022-11-20T17:04:54.937+09:002022-11-20T17:04:54.937+09:00西村経産相 建設中の「核燃料サイクル」中核施設を視察 青森
2022年11月20日 16時04分
...西村経産相 建設中の「核燃料サイクル」中核施設を視察 青森<br />2022年11月20日 16時04分 <br /><br />政府がエネルギーの安定供給などのために既存の原子力発電所を最大限活用する方針を示す中、西村経済産業大臣は青森県で建設中の使用済み核燃料の再処理工場を視察し、完成に向けて着実に取り組むよう事業者の日本原燃に要請しました。<br /><br />西村経済産業大臣は20日、青森県の六ヶ所村を訪れ、日本原燃が建設を進める使用済み核燃料の再処理工場を視察しました。<br /><br />この再処理工場は原発の稼働で出た使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して再び燃料として使う「核燃料サイクル」の中核施設とされています。<br /><br />当初の計画では1997年に完成する予定でしたが、原子力規制委員会が設けた規制基準への対応などを理由に延期が繰り返され、日本原燃は完成時期の目標を「未定」としています。<br /><br />視察した西村大臣は竜巻対策として建設が進められている非常用電源の冷却塔を守る防護ネットの設置状況などについて説明を受けました。<br />視察のあと西村大臣は記者団の取材に対して「工場の竣工(しゅんこう)にむけて安全確保を大前提に総力をあげて取り組んでもらうよう要請した。引き続きしっかり指導していきたい」と述べました。<br /><br />そのうえで「原子力全体の方向性や課題について、必要な検討を加速させたい」と述べ、年内をめどに使用済み核燃料の再処理などを含めた原子力政策の具体的な方向性を取りまとめる考えを改めて示しました。<br /><br />再処理工場稼働せず 使用済み核燃料の貯蔵が課題<br /><br />原子力発電所の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して再び燃料として使うことを「核燃料サイクル」と言います。<br /><br />その中核施設となるのが青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場です。<br /><br />当初の計画では1997年に完成する予定でしたが、相次ぐトラブルや原子力規制委員会が設けた規制基準への対応などを理由にこれまで26回延期を繰り返しています。<br /><br />総事業費の見通しは14兆円あまりに膨らんでいて事業者の日本原燃は、完成時期の目標を「未定」としています。<br /><br />一方、この再処理工場が稼働しないため、全国の原発では使用済み核燃料の取り扱いが課題になっています。<br /><br />使用済み核燃料は原発内にあるプールなどに貯蔵されていますが、再処理工場に搬出できないため原発内にたまり続けています。<br /><br />大手電力各社でつくる電気事業連合会によりますと、多いところではすでに貯蔵できる量の9割に迫る原発もあるということです。<br /><br />電力各社は、一時的に保管するための中間貯蔵施設などの確保に向けて検討を進めていますが、このまま再処理工場が稼働できない状態が続けば、貯蔵プールが満杯になって運転できなくなるおそれがあると指摘されています。<br /><br />政府は、脱炭素化の実現や電力の安定供給のために既存の原発を最大限活用する方針を示していますが、その前提として再処理工場の完成に向けて官民一体で取り組むことにしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221120/k10013897781000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-50841766800329208922022-11-17T11:56:42.313+09:002022-11-17T11:56:42.313+09:00使用済み核燃料処理問題は、どこまでも先送りかね?使用済み核燃料処理問題は、どこまでも先送りかね?ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-9862808789297454842022-11-17T11:56:05.162+09:002022-11-17T11:56:05.162+09:00原発再稼働の交付金 隣接する県も対象に 経済産業省が制度改正
2022年11月10日 19時20分 ...原発再稼働の交付金 隣接する県も対象に 経済産業省が制度改正<br />2022年11月10日 19時20分 <br /><br />原子力発電所が再稼働した場合に、立地する自治体が受け取ることができる交付金について、経済産業省は、原発が立地する市町村に隣接する県も受け取ることができるよう制度を改正しました。<br /><br />原発が再稼働した際、立地する道や県は、地域振興計画を策定して国に申請すれば、最大5億円の交付金を受け取ることができます。<br /><br />この制度について経済産業省は、原発が立地する市町村に隣接する県にも対象を広げ、最大2億5000万円の交付金を受け取ることができるよう改正しました。<br /><br />中国電力島根原子力発電所のある松江市に隣接する鳥取県が、防災対策などにかかる費用について、財政支援を求めていたことを受けて拡充したもので、特例として来年3月末までに再稼働に同意するなどの条件を満たした場合は、交付額を立地する県は最大10億円、隣の県は最大5億円とする規定も盛り込まれました。<br /><br />島根県はことし6月、島根原発2号機の再稼働に同意を表明していて、隣接する鳥取県とともに特例が認められ、新たな制度が適用される見込みです。<br /><br />原発の立地市町村に隣接する県は、ほかに、敦賀原発2号機がある福井県敦賀市に隣接する滋賀県があります。<br /><br />この制度は、すでに再稼働した原発には適用されません。<br /><br />資源エネルギー庁長官 島根と鳥取の知事に新制度を説明<br />10日夕方、資源エネルギー庁の保坂伸長官が、島根県の丸山知事、鳥取県の平井知事とオンラインで会談し、原発の再稼働に伴う交付金の新たな制度について説明しました。<br /><br />この中で、保坂長官は「島根原発2号機の再稼働に際して、原子力防災活動に尽力する周辺地域にも支援措置を拡充すべきとの指摘を重く受け止め、島根県だけでなく、鳥取県に対しても交付金の交付対象とするよう制度を改正した。既存の原発を最大限活用するにあたり、地元の理解がないと進まないのはわかっているので、周辺自治体の皆さんの理解を得るためにも、防災対策に万全を期していきたい」と述べました。<br /><br />これに対し、丸山知事は「今回の交付金によって、鳥取県とも連携しながら、避難の実効性を向上させる取り組みを加速できると考えている。政府として原発再稼働を進めるには、立地地域の住民の理解や協力が欠かせず、道路整備による避難路の確保や、万が一のための職員体制の拡充など、具体的な原子力防災対策を進めることが必要だ」と述べました。<br /><br />また、平井知事は「今回の財源措置は素早い対応で感謝するが、これで解決ではなく、周辺地域は大きな財源がないままに防災対策が義務づけられているギャップがあることを議論してほしい。原発の稼働をさらに進めるのであれば、周辺地域を含めた意見聴取や説明責任についても、政府として展開してほしい」と指摘しました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221110/k10013886991000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-32477073125007742112022-09-14T08:31:01.178+09:002022-09-14T08:31:01.178+09:00高速炉開発 2028年ごろまでに設計方針絞り込む 経済産業省
2022年9月14日 5時27分
高...高速炉開発 2028年ごろまでに設計方針絞り込む 経済産業省<br />2022年9月14日 5時27分<br /><br />高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉のあと、政府が今世紀半ばごろの運転開始を目指している「高速炉」について、経済産業省は、2028年ごろまでにどのような冷却手段や燃料を採用するかといった設計の方針を絞り込むとした開発スケジュールの案をまとめました。<br /><br />「高速炉」は、原発の使用済み燃料から取り出したプルトニウムを再び燃料として使えるほか、発電の過程で放射能レベルの高い廃棄物を減らすことができる設計で、政府が、脱炭素社会の実現に向けて開発・建設の検討を進める「次世代の原子炉」の1つとされています。<br /><br />福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」が、2016年に廃炉になったあと、政府は新たな開発戦略を策定し、今世紀半ばごろにもんじゅの次の段階にあたる「実証炉」の運転を開始することを目指しています。<br /><br />この「実証炉」について、経済産業省は、原発を手がけるメーカーなどからどのような冷却手段や燃料を採用するかといったおおまかな設計の方針を募ったうえで、2028年ごろまでに絞り込むとした開発スケジュールの案をまとめました。<br /><br />この中では、冷却手段などは国内で経験のある「もんじゅ」と同じ方式が有力だとしていて、来年夏までに政府の高速炉開発戦略を改定して、開発スケジュールを正式に決めたいとしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220914/k10013816721000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-84955016229160732942022-09-11T00:25:48.478+09:002022-09-11T00:25:48.478+09:00「核燃料サイクル」施設完成が相次ぎ延期 使用済み燃料 課題に
2022年9月10日 11時18分
...「核燃料サイクル」施設完成が相次ぎ延期 使用済み燃料 課題に<br />2022年9月10日 11時18分<br /><br />原子力発電所の使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再び燃料に使う「核燃料サイクル」で、中核となる施設の完成延期が今週、相次いで発表されました。<br />施設が動かなければ全国の原発でたまる使用済み燃料の受け入れ先がなくなるおそれがあることから、専門家は「再稼働を進めるならば貯蔵施設の確保などが必要だ」と指摘しています。<br /><br />電源開発は9日に青森県大間町で建設中の大間原発について、原子力規制委員会の審査が続いていることから、2028年度ごろとしていた完成時期を2030年度に延期すると発表しました。<br /><br />大間原発は原発の使用済み燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料だけで運転できる設計で核燃料サイクルで重要な役割を期待されていますが、主要な施設の建設工事は11年余り中断しています。<br /><br />また今月7日には使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県六ヶ所村の再処理工場の完成時期が同じく審査の継続を理由に延期されました。<br /><br />延期は26回目で、事業者の日本原燃は新たな完成時期の目標を示していません。<br /><br />再処理工場が稼働しないことで全国の原発には使用済み燃料がたまり続け、多いところではすでに貯蔵できる量の9割に迫っていて数年で満杯になり運転できなくなるおそれが指摘されています。<br /><br />核燃料サイクルに詳しい長崎大学の鈴木達治郎教授は「26回もの延期は通常の事業ではあり得ず『核燃料サイクル政策』は見直しが必要だ。現実問題として使用済み燃料を持っていく場所がなくなるので国が再稼働を進めるならば合わせて貯蔵施設の確保などを進めていく必要がある」と指摘しています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220910/k10013812031000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-68639911876529070782022-06-28T21:35:45.588+09:002022-06-28T21:35:45.588+09:00ひたすら時間を稼いで、職業安定雇用対策を図るスキーム…ひたすら時間を稼いで、職業安定雇用対策を図るスキーム…ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-64392100131760879492022-06-28T21:32:40.118+09:002022-06-28T21:32:40.118+09:00「もんじゅ」液体ナトリウム抜き出し 2031年度までに終了計画
2022年6月28日 21時08分 ...「もんじゅ」液体ナトリウム抜き出し 2031年度までに終了計画<br />2022年6月28日 21時08分 <br /><br />廃炉作業が続く福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」について日本原子力研究開発機構は、原子炉の冷却材などに使われた液体ナトリウムを抜き出す作業を2031年度までに終えるなどとする計画をまとめ、28日、原子力規制委員会に申請しました。<br /><br />日本原子力研究開発機構は、もんじゅの廃炉に向けて、ことし中に原子炉内の核燃料を使用済み燃料プールに格納する作業を完了し、来年度から原子炉の冷却材などに使われた液体ナトリウムを抜き出す作業に移る計画です。<br /><br />具体的には、来年度から2026年度にかけて核分裂反応に伴って発生する中性子を原子炉の外に出さないための設備「しゃへい体」を取り出したあと、2031年度までに液体ナトリウムの抜き出しを終えるということです。<br /><br />また、来年度以降、発電施設に設置されているタービン発電機や給水加熱器などの撤去を始めるとしていて、この計画について原子力機構は28日、原子力規制委員会に申請したということです。<br /><br />計画の内容について報告を受けた福井県の野路博之安全環境部長は「もんじゅとして初めて本格的な解体作業が始まることになる。現場の安全対策などを十分に行ってほしい」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220628/k10013693051000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-24385846005834819272022-03-30T23:44:35.698+09:002022-03-30T23:44:35.698+09:00高速増殖炉「もんじゅ」液体ナトリウムの搬出先はイギリス企業
2021年12月24日 22時54分
...高速増殖炉「もんじゅ」液体ナトリウムの搬出先はイギリス企業<br />2021年12月24日 22時54分<br /><br />廃炉作業が進む福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で懸案の原子炉の冷却材、液体ナトリウムの処分について、国はイギリスの企業に搬出することを明らかにしました。<br /><br />これは24日、「もんじゅ」を所管する文部科学省の堀内義規大臣官房審議官が、来年度予算案の説明のために福井県庁で面談した際、櫻本副知事に伝えたものです。<br /><br />この中で堀内審議官は、もんじゅの液体ナトリウムの搬出先として、イギリスの原発関連企業「キャベンディッシュ社」、「ジェイコブス社」の2社と今月21日に覚書を締結したことを明らかにしました。<br /><br />また、搬出を始める時期を2028年度とする計画も示し、来年3月までに搬出の完了時期などを盛り込んだ具体的な工程案を作成することなどを説明しました。<br /><br />「もんじゅ」の原子炉や配管には、液体ナトリウムがおよそ1660トンあり、このうちおよそ900トンは放射性物質を含むことなどから、地元からは県外への搬出先を示すよう求めていました。<br /><br />櫻本副知事は「具体的な搬出先が示されたことは、『もんじゅ』の廃止措置に関する県民の安心や信頼につながる。今後、さらに検討を加速して連絡協議会などの場で説明をしてほしい」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403641000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-37755953859179553712022-01-12T21:01:01.824+09:002022-01-12T21:01:01.824+09:00米の高速炉開発に協力 原子力機構“もんじゅの知見活用”
2022年1月12日 18時12分
アメリ...米の高速炉開発に協力 原子力機構“もんじゅの知見活用”<br />2022年1月12日 18時12分<br /><br />アメリカで進められている次世代の高速炉の開発計画について、技術協力する方針を決めている日本原子力研究開発機構の児玉敏雄理事長は、福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」で培った知見を活用したいと述べました。<br /><br />児玉理事長は12日、福井県庁で杉本知事と会談し、原子力機構が、アメリカのエネルギー省と原子力エネルギー企業の「テラパワー」が進める、特殊な原発「高速炉」の開発計画に、協力する方針を決めたことを伝えました。<br /><br />児玉理事長は、日本が開発し、すでに廃炉が決まった高速増殖炉「もんじゅ」に触れ「培った技術や知見を、アメリカの会社と協力して、高速炉技術の開発に向けた日米協力に貢献したい」と述べました。<br />これに対して杉本知事は「知見・技術の活用はとても大事なことだ。また、もんじゅの周辺地域は、国も高速炉研究の中核拠点のひとつとしている。国内の高速炉研究も進むよう、具体化を進めてほしい」と応じていました。<br /><br />「もんじゅ」は、発電に使った以上の燃料を生み出す「夢の原子炉」として開発されましたが、試験運転の開始以降22年間で、稼働実績がわずか250日、この間の最大出力も40%と、役割を十分に果たせないまま廃炉が決まりました。<br /><br />廃炉に向けて4年前に始まった核燃料の移送作業は、年内にも完了する見通しだということです。<br /><br />原子力規制委 更田委員長“続けられた開発の延長とは言えない”<br /><br />アメリカで進められている次世代の高速炉の開発計画に日本原子力研究開発機構が参加することについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は「開発を進めるアメリカ企業が高速炉と呼んでいるものは比較的小型で『もんじゅ』と同じく冷却材としてナトリウムを使う計画のようだが、これまで日本で続けられてきた高速増殖炉開発の延長にあるものとは言えないだろう」と述べ「もんじゅ」などの技術開発と同じようには進まないとする考えを示しました。<br /><br />そのうえで、規制委員会の対応について「具体的な導入計画があれば、学ぶべきことはあるだろうが、規制当局として反応する点はない」と述べました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220112/k10013427191000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-11697153947131570172021-11-17T21:41:56.431+09:002021-11-17T21:41:56.431+09:00ゴミを資源に変える魔法の言葉、リサイクル、3R。
ゴミを資源に変える魔法の言葉、リサイクル、3R。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-31806382039040109772021-11-17T21:40:46.580+09:002021-11-17T21:40:46.580+09:00「MOX燃料」高浜原発に到着 国内への搬入は約4年ぶり 福井
2021年11月17日 17時37分 ...「MOX燃料」高浜原発に到着 国内への搬入は約4年ぶり 福井<br />2021年11月17日 17時37分 <br /><br />使用済み核燃料のプルトニウムを再利用した「MOX燃料」が専用の輸送船で、フランスから福井県高浜町にある関西電力高浜原子力発電所に到着し、燃料の搬入作業が始まりました。このMOX燃料は高浜原発で使用するために製造されたもので、国内に運び込まれるのはおよそ4年ぶりです。<br /><br />「MOX燃料」を積んだ船はテロ対策のため武装した専用の輸送船で、17日午前8時ごろ海上保安庁や警察に警備されながら高浜原発の岸壁に到着しました。<br /><br />そして、燃料を搬入する作業が始まりました。<br /><br />MOX燃料を使って発電するプルサーマル発電は、国の核燃料サイクル政策の柱に位置づけられていますが、プルトニウムを再利用したMOX燃料は、国内で生産体制が整っておらず海外に製造を委託しています。<br /><br />高浜原発では現在、3号機で20体、4号機で16体のMOX燃料が使用されていて、国からそれぞれ最大40体までの使用が認められています。<br /><br />輸送されたMOX燃料は高浜原発3・4号機で使用するために製造されたもので、日本国内に運び込まれるのは平成29年9月以来、およそ4年ぶりです。<br /><br />輸送に反対の市民団体 即時中止を訴え<br />高浜原発の対岸では「MOX燃料」の輸送に反対する市民団体のメンバーが集まり、即時に中止するよう訴えました。<br /><br />高浜原発から2キロほど離れた対岸には17日朝「MOX燃料」の輸送に反対する福井県や、京都府などの住民で作る市民団体のメンバーおよそ20人が集まりました。<br /><br />午前7時半ごろに輸送船が姿を見せると、メンバーらは「MOX燃料搬入を許すな」などと書かれた横断幕を持って、シュプレヒコールをあげていました。<br /><br />この抗議活動で代表を務めた京都市の木原壯林さんは「MOX燃料は燃料プール内で長期にわたって保管しなければならないので危険だ。プルサーマル発電を中止し、原発を廃炉にしてほしい」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211117/k10013351031000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-88307204126137219792021-09-11T05:12:47.031+09:002021-09-11T05:12:47.031+09:00高浜原発で使用のMOX燃料を積んだ船 フランスを出発
2021年9月9日 5時13分
関西電力高...高浜原発で使用のMOX燃料を積んだ船 フランスを出発<br />2021年9月9日 5時13分 <br /><br />関西電力高浜原子力発電所で行われている「プルサーマル発電」で使用するため、フランスで製造されたMOX燃料を積んだ船が8日、フランス北西部の港から日本へ出発しました。<br /><br />日本に輸送されるのは、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出してウランと混ぜた「MOX燃料」です。<br /><br />関西電力が高浜原発の3号機と4号機で行われている「プルサーマル発電」で使用するため、フランスの原子力企業「オラノ」に製造を委託していました。<br /><br />フランス北西部のシェルブール港では8日未明、MOX燃料が入った長さ6メートル余りの円筒形の容器2基が大型のクレーンで専用の輸送船に積み込まれ、日本時間の8日夜、日本へ向けて出発しました。<br /><br />オラノによりますと、輸送には2か月から3か月かかる見通しで、安全のためルートは公表されていません。<br /><br />フランスから日本へのMOX燃料の輸送は7回目で、東京電力福島第一原子力発電所の事故の後では3回目となります。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210909/k10013250721000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-78083620570897500562021-07-11T14:36:03.915+09:002021-07-11T14:36:03.915+09:00誰も責任をもって管理できる代物じゃなかろうに…誰も責任をもって管理できる代物じゃなかろうに…ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.com