tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post7432957147991099761..comments2024-03-29T07:17:12.987+09:00Comments on つれづれすくらっぷ: 東京大学「定量生命科学研究所」( 2018年4月1日発足)ニッポニア・ニッポンhttp://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comBlogger93125tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-37959034403782655212023-09-20T22:45:18.735+09:002023-09-20T22:45:18.735+09:00北海道大学“5つの論文に800超のねつ造や改ざん”調査結果公表
2023年9月20日 21時30分 ...北海道大学“5つの論文に800超のねつ造や改ざん”調査結果公表<br />2023年9月20日 21時30分 <br /><br />北海道大学の研究グループが世界的な科学雑誌「サイエンス」に発表した研究成果などの5つの論文について、大学は、実験データに800か所以上のねつ造や改ざんがあったとする調査結果を公表しました。<br /><br />これは、北海道大学が20日に記者会見を開いて明らかにしました。<br /><br />ねつ造などがあったと認定されたのは、北海道大学の澤村正也教授の研究グループが、おととしまでの4年間に発表した5つの論文で、このうち2020年に発表した論文は大豆などの植物油から、環境にやさしいプラスチックの生成につながる新たな技術として科学雑誌「サイエンス」にも掲載されました。<br /><br />いずれの論文も現在は退職しているフィリピン国籍の研究者が書いたもので、去年4月、不正を指摘する匿名の告発を受けてすでに取り下げられていますが、その後の大学の調査で、実験データなど合わせて836か所に、ねつ造や改ざんを認定したということです。<br /><br />大学は論文を書いた研究者は退職しているため処分できないとした一方、責任者の澤村教授については今後、適切に対処するとしています。<br /><br />増田隆夫副学長は「信頼を失う結果となり、深くおわび申し上げます。このような事態が再び起こることがないよう対策を講じるとともに、研究倫理の教育を徹底してまいります」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230920/k10014201761000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-17271482938655633082022-04-24T17:42:56.224+09:002022-04-24T17:42:56.224+09:00信頼性高い論文 後世に…米サイエンス誌編集長
2022/04/24 05:00
日本の科学力低下「...信頼性高い論文 後世に…米サイエンス誌編集長<br />2022/04/24 05:00<br /><br />日本の科学力低下「心配」<br /><br />サイエンス誌最新号の表紙<br /><br />米サイエンス誌のソープ編集長(キャメロン・デビッドソン氏撮影、同誌提供)<br /><br /> 世界を代表する科学誌の一つ、米サイエンス誌のホールデン・ソープ編集長(57)が読売新聞のインタビューに応じた。真偽不明の情報がSNSなどで拡散する中、信頼性の高い論文を掲載することの重要性などを強調した。(ワシントン 冨山優介)<br /><br /> ――誰でもインターネットで情報を発信できる現在、サイエンス誌の存在意義は。<br /><br /> 「他の研究者からの査読(審査)を通過した質の高い論文を掲載し、信頼できる情報を発信することだ。査読を経て科学誌に掲載された論文こそが、後世に残る。この認識は、世界中の研究者の間で広く受け入れられている」<br /><br /> ――新型コロナウイルスの感染拡大などを機に、査読前の論文であるプレプリントをネットで公開する例が急増した。<br /><br /> 「査読を経た論文とプレプリントでは、役割が異なる。プレプリントには、情報を迅速に提供するというプラスの面があり、特にパンデミック(感染の世界的流行)の状況では、科学界にとって大きな助けとなったに違いない。一方で、査読を通過する見込みのない論文が公開される例も多く、課題が残る」<br /><br /> ――昨年1月に発足した米バイデン政権の科学政策をどう見ているか。<br /><br /> 「トランプ前政権が科学を軽視していたため、バイデン政権の発足当初は期待した。だが、バイデン政権も思ったほどには、科学の重要性に注意を払っていないように見える。ウクライナ情勢や物価上昇など国内外に様々な課題がある中で、注目に値するような科学政策は当面、望めないだろう」<br /><br /> ――日本の科学技術力が低下しているとの分析がある。<br /><br /> 「非常に心配だ。日本政府の科学への注力が足りないのではないか。日本のように多くの優れた才能を抱える国は、確固とした構想を持って、世界の科学の発展に関わり続けてほしい」<br /><br /> ◆米サイエンス誌 =英ネイチャー誌、米セル誌とともに世界最高峰の科学誌の一つとされる。1880年にトーマス・エジソンの資金援助で創刊され、1900年以降は全米の科学者でつくる「米国科学振興協会」が発行している。電子版を含めた購読者は約13万人(昨年6月現在)。<br />https://www.yomiuri.co.jp/science/20220423-OYT8T50114/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-44834982837936776512021-06-16T05:21:33.640+09:002021-06-16T05:21:33.640+09:00>懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授
ひょっとして、かの「医科様研」...>懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授<br /><br />ひょっとして、かの「医科様研」かな? 変な憶測を生まないためにも、できるかぎり正確な事実を報道すべきではないのか。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-16120927321222948262021-06-16T05:18:58.095+09:002021-06-16T05:18:58.095+09:00東大教授 派遣職員女性へのセクハラ・パワハラ行為で懲戒処分
2021年6月14日 19時04分
...東大教授 派遣職員女性へのセクハラ・パワハラ行為で懲戒処分<br />2021年6月14日 19時04分 <br /><br />東京大学は、派遣職員の女性に対し1年余りにわたって体を触るなどのセクハラ行為やパワハラ行為を繰り返したとして、50代の男性教授を停職4か月の懲戒処分にしました。<br /><br />懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授です。<br /><br />大学によりますと、男性教授は派遣職員の女性に対し、恋愛感情を示して体を触ったり繰り返し性的な言動を行ったりしていたということで、女性がたびたび「やめてほしい」と訴えたものの、1年余りにわたってこうした行為が続いたということです。<br /><br />また教授は、職場での優位な立場を背景に、女性に対し「派遣の契約の更新を迷う」などと伝えたほか、休日や深夜に業務と関係のないメールを送って返信を求めるなど、精神的な苦痛を与える行為を繰り返したということです。<br /><br />東京大学によりますと、教授は一部の行為は認めていないということですが、大学は、セクハラ行為とパワハラ行為にあたるなどとして、停職4か月の懲戒処分にしました。<br /><br />東京大学は「あるまじき行為であり、決して許されるものではない。大学として厳粛に受け止め、再発防止にあたっていく」とコメントしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013084871000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-56311957796249045152020-11-10T15:26:31.362+09:002020-11-10T15:26:31.362+09:00京大研究費の不正支出「11億円超」 会計検査院、菅首相に19年度決算検査報告
11/10(火) 12...京大研究費の不正支出「11億円超」 会計検査院、菅首相に19年度決算検査報告<br />11/10(火) 12:09配信 京都新聞<br /><br /> 会計検査院は10日、官庁や政府出資法人を調べた2019年度決算検査報告を菅義偉首相に提出した。京都大の研究者らが11~14年度にかけ、霊長類研究所(愛知県犬山市)などに関わる研究資金を不正支出していた問題で、合計額が11億2823万円とする検査結果を公表した。<br /><br /> 京大は今年6月、約5億669万円の不正経理が見つかったとの報告書を公表したが、検査院はそれ以外の不正も指摘している。<br /><br /> 京大は6月の報告について、学内規定に基づく「競争的資金等の不正使用」に該当することを調査したとする。一方、検査院に不正経理とされた事実関係も把握しており「競争的資金等の不正使用には当たらないが、契約手続きとして不適切で重く受け止めている」とのコメントを出した。<br /><br /> 京大の報告書になかった検査院の主な検査結果は、一般競争入札に付すべき契約内容を分割して契約額を少なく見積もり、随意契約で済ませたものが15件、計5248万円。チンパンジー用大型ゲージの金属製品で、大学側は特注品を発注したのに業者が汎用(はんよう)品を使うなど、納入品が契約と異なっていた案件が2件、計6083万円など。<br /><br /> 京大は再発防止の体制整備として、10月から研究公正に関する担当理事を新設した。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/6867ab1bbac8ffb4f2c81eb88c734880d9635b19<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-3483272336377821072020-11-10T15:24:05.213+09:002020-11-10T15:24:05.213+09:00身内に甘い調査ってのはきっと、金額の多寡はあれど、似たような手口があちらこちらに蔓延してるということ...身内に甘い調査ってのはきっと、金額の多寡はあれど、似たような手口があちらこちらに蔓延してるということなのかな…ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-84071815438031138572020-11-10T15:22:09.187+09:002020-11-10T15:22:09.187+09:00京大霊長類研、不当支出11億円 6億円多く認定 会計検査院
11/10(火) 13:32配信 時事通...京大霊長類研、不当支出11億円 6億円多く認定 会計検査院<br />11/10(火) 13:32配信 時事通信<br /><br /> 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設をめぐる研究費不正支出問題で、会計検査院が計11億2823万円を不当金額と指摘したことが10日、決算検査報告書で分かった。<br /><br /> 京大が6月にこの問題を公表した際は約5億円としていた。<br /><br /> 検査院は2011~17年度に研究所が取引業者8社との間で締結した計100件(約12億円)の飼育用ケージの購入などの契約を精査。その結果、契約を意図的に分割し一般競争入札が行われなかった▽特定の業者にのみ予算額を伝えた上で競争入札に参加させた▽特定の業者に他社の見積書を取らせた―など、京大が公表しなかった27件の契約も「会計経理が不適正」と認定した。<br /><br /> 京大は11~14年度の28件について不正支出だったと公表。検査院が6億円多く指摘したことについて、「競争的資金の不正使用には該当しないと判断したが、契約手続き上の不適切な処理が行われたものとして把握していた」と説明している。<br /><br /> 文部科学省によると、京大は9月、不正支出に充てられた日本学術振興会の研究費約8億9600万円を返還した。近く国庫に返納される。<br /><br /> 京大によると、不正支出に関わったのはチンパンジー研究の第一人者で、霊長類研究所元所長の松沢哲郎特別教授ら4人。京大は関係者の懲戒処分を検討している。 <br />https://news.yahoo.co.jp/articles/45e602002511538f4dbbef84b65010b98c120525<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-73320584732304892962020-11-10T15:19:52.903+09:002020-11-10T15:19:52.903+09:00京大、不適正経理を把握しながら公表せず 専門家「世間との問題意識にズレ」
11/10(火) 12:1...京大、不適正経理を把握しながら公表せず 専門家「世間との問題意識にズレ」<br />11/10(火) 12:13配信 産経新聞<br /><br />京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区<br /><br /> 研究費不正に対する京都大の認識の甘さが改めて浮き彫りとなった。京大霊長類研究所の設備工事をめぐり、会計検査院が新たに指摘した不正支出は約6億円にのぼった。京大は学内調査の結果を発表した6月時点で新たな不正についても把握していたが、これまで公にすることはなく、金額は大幅にふくれあがった。研究費運用をめぐる京大の問題意識の低さが指摘されている。<br /><br />【表でみる】京都大霊長類研究所の主な不正の内容<br /><br /> 「当時の調査報告書は、学内規程の『競争的資金などの不正使用』に該当した契約のみを公表するものだった」。6月に約5億円の不正支出を認定した京大の調査結果について、大学担当者はこう釈明する。<br /><br /> 文部科学省などから研究費として配分される競争的資金について京大の学内規程では、「故意または重大な過失」で資金を不適切に運用した場合を「不正使用」と定める。京大は、元所長の松沢哲郎・特別教授らが関与した入札妨害や架空取引など28件がこの「不正使用」に当たると認定。不正支出された金額を算出し、規程に基づき公表したという。<br /><br /> 一方、会計検査院は京大が定める大学運営時の会計・財務に関する基準である会計規程に反する契約も不適正な支出と指摘。京大の調査結果に加え、新たに27件計6億2153万円の不正支出があったと公表した。京大はこれらの不正支出も「学内調査で存在は把握していた」とするものの、6月時点で公表しなかった理由を「(松沢氏ら)関係者の処分結果を受けて公表する予定だった」と述べるにとどまり、明確な理由は説明していない。<br /><br /> 会計検査院元局長で日本大の有川博・客員教授(公共政策)は「京大と世間とでは問題意識にズレがある。研究費不正を把握していながら、公表しなかった不誠実な対応と言わざるを得ない」と批判した上で、「京大としてどのような認識で不正を認定し、公表の有無を判断したのか、改めて説明すべきだ」とした。(桑村大)<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/75b9a2758edb16222ac23feea94a2f6c75128cd3<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-48333479916571705062020-11-10T15:18:50.496+09:002020-11-10T15:18:50.496+09:00会計検査院、新たに6億2千万円の不正経理を指摘 総額11億3千万円に 京大霊長類研
11/10(火)...会計検査院、新たに6億2千万円の不正経理を指摘 総額11億3千万円に 京大霊長類研<br />11/10(火) 12:06配信 産経新聞<br /><br />京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区<br /><br /> 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設の整備工事をめぐり、元所長の松沢哲郎・京大特別教授(70)ら4人が公的研究費など約5億円を不正支出したとする問題で、会計検査院は10日、新たに27件計約6億2千万円の不適正な経理があったと指摘した。設備工事をめぐる不正支出は総額11億2823万円に上った。大学側が公表した不正支出額の倍となっており、国立大学法人として学校運営のあり方が問われそうだ。<br /><br />【写真】研究費不正に関与していた松沢氏<br /><br /> 会計検査院は、平成23~29年度の霊長研などのチンパンジー用ケージ整備に関わる契約100件を検査。京大が認定した約5億円の不正支出のほか、23~27年度までの5年間で、架空取引など27件計6億2153万円の不適正経理があったと報告した。<br /><br /> 主な内訳は、特定業者に事業の予算額を伝えた上で入札に参加させていた事案が延べ11件(計8億5259万円)▽各業者に個別に依頼すべき見積もりを、特定業者を通して依頼していた事案が延べ18件(計7526万円)▽契約を意図的に分割し、特定業者と随意契約するなどした事案が延べ15件(計5248万円)-など。<br /><br /> 原因については、松沢氏らに「適正な会計経理を行うという基本的な認識が著しく欠如」していたと指摘。経理責任者が契約内容を十分に確認していなかったこともあげた。ただ、不正支出された金は全額、取引業者に支払われ、私的流用はなかったとしている。<br /><br /> 問題をめぐっては、京大が30年12月に公益通報を受け、調査を開始。会計検査院も同時期に検査を始め、令和元年5月に複数の不正支出の疑いが発覚した。京大は今年6月に調査結果を公表し、入札妨害など28件計5億670万円の不正支出があったと認定。研究費の一部を支給した日本学術振興会の求めに応じて9月、加算金約4億円を含めた約9億円を返還した。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/aa8c848de96cad077d3e36d7ef3638a2d123fdd9<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-71141803910509907702020-11-10T15:17:37.099+09:002020-11-10T15:17:37.099+09:00京大、研究費9億円を返還 霊長類研の不正経理問題で
11/9(月) 18:58配信 産経新聞
京都...京大、研究費9億円を返還 霊長類研の不正経理問題で<br />11/9(月) 18:58配信 産経新聞<br /><br />京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区<br /><br /> 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設の整備工事をめぐり、公的研究費など約5億円が不正支出された問題で、研究費の一部を支給した独立行政法人「日本学術振興会」が京大に対して加算金を含めた約9億円の返還を求め、京大が全額返還していたことが9日、文部科学省への取材で分かった。京大は9月に返還していたが、公表はしていなかった。<br /><br /> 約9億円の返還請求は、研究費の管理・監査体制の強化を目指す文科省のガイドラインの運用が始まった平成26年度以降、最高額になるという。<br /><br /> 問題をめぐっては、京大が6月に学内調査の報告書を公表。元所長の松沢哲郎・特別教授(70)ら4人による架空取引や入札妨害などがあったとして、34件(計約5億670万円)の不正支出を認定した。<br /><br /> 文科省によると、日本学術振興会は京大に対し、約8億9633万円の返還を請求した。同振興会が支給した補助金計約4億7121万円に約4億円の加算金を計上した。研究費不正が発覚した場合、研究費の配分機関は大学などに対し、研究費の支給から返還までの期間の利息などを加算金に計上し返還を求めることができ、事実上の制裁となる。<br /><br /> 文科省も、報告書で不正支出が認定された別の補助金や交付金について返還請求額を算出しており、京大が支払う総額はさらに膨らむとみられる。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/a79fbc91a52c363b34e10ce01d789f169d251655<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-9183380503441383602020-11-10T15:13:51.000+09:002020-11-10T15:13:51.000+09:00まるで、「エテ公」は、公金ちょろまかすための「道具」に使ってきたようなものだな…まるで、「エテ公」は、公金ちょろまかすための「道具」に使ってきたようなものだな…ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-26180154514501072162020-11-10T15:08:07.633+09:002020-11-10T15:08:07.633+09:00京大霊長類研究所の教授ら 11億円超の不適切な会計処理
2020年11月10日 13時04分
サル...京大霊長類研究所の教授ら 11億円超の不適切な会計処理<br />2020年11月10日 13時04分<br /><br />サルの研究で世界的に有名な、京都大学の霊長類研究所の教授らが5億円余りの研究費を不正に支出していた問題で、研究所と関連施設の工事をめぐり、総額で11億円を超える不適切な会計処理が行われていたことが、会計検査院の調査でわかりました。<br /><br />京都大学霊長類研究所の元所長、松沢哲郎特別教授ら4人は、チンパンジーの飼育施設の工事などをめぐり、平成26年度までの4年間に、納品の実態がない架空の取り引きや、業者の損失を穴埋めするなどの方法で、5億円余りの研究費を不正に支出していたことが、大学の調査で明らかになりました。<br /><br />この問題で会計検査院が、平成29年度までの100件の契約に対象を広げて調べたところ、すでに明らかになった不正な支出を含め、総額で11億円を超える不適切な会計処理が行われていたことがわかりました。<br /><br />中には、作業工程を分割するよう業者に指示し、競争入札ではなく、随意契約で受注できるようにしていたケースもあったということです。<br /><br />会計検査院は、京都大学に科学研究費などを出していた独立行政法人「日本学術振興会」についても、4億7000万円余りの補助金が不当に支出されたとして、指導を徹底するよう求めました。<br /><br />京都大学は、関与した教授らの処分手続きを進めていて「会計検査院が公表した内容は、大学も調査で把握している。重く受け止め、再発防止に努めていく」とコメントしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201110/k10012703901000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-57945617162730508652020-08-23T03:37:16.007+09:002020-08-23T03:37:16.007+09:00最後の最後に投資詐欺みたいなことにならなきゃよいが…(笑)。
最後の最後に投資詐欺みたいなことにならなきゃよいが…(笑)。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-28324614064141537462020-08-23T03:36:08.704+09:002020-08-23T03:36:08.704+09:00東京大学 「大学債」で200億円調達へ 研究活動強化
2020年8月22日 5時17分
東京大学が...東京大学 「大学債」で200億円調達へ 研究活動強化<br />2020年8月22日 5時17分<br /><br />東京大学が「大学債」と呼ばれる債券を初めて発行し、200億円を調達することになりました。国からの交付金に頼らず使いみちが自由な資金を確保することで、研究活動などを強化するねらいです。<br /><br />東京大学は、ことし10月にも「大学債」を国立大学として初めて発行することになり、大手証券会社と準備を進めています。<br /><br />毎年、利息を払い40年後に返済する仕組みで、市場から200億円の資金を調達し最先端の研究施設を整備するほか、新型コロナウイルスの感染防止策にも使う計画です。<br /><br />東大としては、使いみちが自由な資金を確保することで、研究活動などを強化し競争力を高めるねらいがあります。<br /><br />今後10年で、1000億円規模の資金調達を検討しているということで、こうした資金を活用して得られた研究成果は、社会に還元していく方針です。<br /><br />国の財政が厳しく国立大学に対する交付金が減少するなか、政府は、ことし6月、大学債を発行する要件を緩和して、資金の調達をしやすくしました。<br /><br />東大の大学債の発行は、その第1号となります。大学を運営する財源の確保は、国立大学の共通の課題で、今後、同じような取り組みが広がりそうです。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012578211000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-56457313813423456412020-01-14T15:45:31.474+09:002020-01-14T15:45:31.474+09:00「研究不正と歪んだ科学」
https://www.google.co.jp/search?q=%E7...「研究不正と歪んだ科学」<br />https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E3%81%A8%E6%AD%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E7%A7%91%E5%AD%A6<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-72478298474352834142020-01-14T15:42:39.508+09:002020-01-14T15:42:39.508+09:00嘘と絶望の生命科学 (文春新書 986) – 2014/7/18
榎木 英介 (著)
https...嘘と絶望の生命科学 (文春新書 986) – 2014/7/18<br />榎木 英介 (著)<br />https://www.amazon.co.jp/dp/4166609866/<br /><br />商品の説明<br />内容紹介<br />小保方さんなんてかわいいほうですよ」 世紀の大発見のはずが一転、論文不正やねつ造の報道にとってかわられ、世間を驚かせたSTAP細胞をめぐる騒動。しかし、バイオの研究者たちの実感はというと、「もっと真っ黒な人たちがいる」というものだった。 iPS細胞の発見にはじまり、再生医療や難病の治療、食糧危機や絶滅した生物の復活まで様々な応用可能性が期待され、成長産業の柱として多くの予算を投入されるバイオ。しかし、生命現象の未知の可能性と崇高な目的が謳われるその裏で、バイオ研究を取り巻く環境は過酷さを増している。若手研究者たちの奴隷のような労働実態、未熟で自己流の研究者が多数生み出される大学院の実態、絶対の存在である大学教授、続発する研究不正……。 STAP細胞騒動の背景には何があったのか。一連の騒動によってあぶりだされた知られざるバイオ研究の虚構の実態を、かつて生命研究の一端に身を置いた科学ジャーナリスト賞受賞の病理医が、あらゆる角度から徹底検証。バイオの未来を取り戻すための提言を多数盛り込んだ決定版の1冊です。<br /><br />内容(「BOOK」データベースより)<br />iPS細胞の臨床応用にはじまり、難病の治療、食糧危機解決まで、あらゆる夢を託された生命科学。しかし、予算獲得競争は激化、若手研究者の奴隷化が進むなかで、研究不正が続発―。今や虚構と化した生命科学研究の実態を、医師にして元研究者の著者が厳しく問う。<br /><br />目次<br />はじめに いま、生命科学に何が起きているのか<br />第1章 「奴隷」が行うバイオ研究<br />第2章 ブラック企業化する大学院<br />第3章 カネが歪めるバイオ研究<br />第4章 研究不正―底なしの泥沼<br />第5章 バイオを取り戻せ<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-51460358190439065412020-01-14T15:39:33.078+09:002020-01-14T15:39:33.078+09:00目次
序章 STAP細胞事件から本書発売まで
第1部 STAP問題とは何だったか
第1章 事件...目次<br /><br />序章 STAP細胞事件から本書発売まで<br /><br />第1部 STAP問題とは何だったか<br /><br />第1章 事件としてのSTAP細胞問題<br />「STAP現象の検証」と「研究論文に関する調査」/「検証実験」の中間報告/小保方氏も丹羽氏も再現できず/STAP細胞はES細胞である可能性/新たに不正2点を認定/オリジナルデータが提出されないので不正ではない!?/小保方氏には「論文投稿料60万円」を請求するのみ/野依理事長の辞任(?)会見/「研究機関運営の倫理」の欠落/コラム 小保方氏の手記『あの日』で書かれなかったこと<br /><br />第2章 研究不正をどう防止するか—STAP問題から考える<br />STAP問題と研究不正の再発防止/研究不正とは何か?/「規定上の研究不正」と「科学としての不正」/研究不正をいかに防止するか/研究不正問題への対応とその現状/文科省新ガイドラインへの対応を超えて<br /><br />第3章 STAP論文の検証とこれからの学術論文執筆<br />STAP論文の文章分析/論文捏造はどうして起きるのか?/改善策の提案/おわりに<br /><br />第2部 研究不正はなぜ起きるか<br /><br />第4章 バイオ産業と研究不正<br />STAP細胞と利益相反問題/医薬品産業の栄枯盛衰/バイオベンチャー、苦難の道/政治化する医薬品産業/再生医療の希望と影/どうする日本のバイオ<br /><br />第5章 バイオ研究者のキャリア形成と研究不正<br />「理研CDB解体の提言」が意味するもの/研究室の構造問題/止まらない不正と、スタッフの暗黒/「研究室制度」の解体と、新生<br /><br />第6章 研究不正を超えて—健全な科学の発展のために<br />STAP細胞事件が遺したもの/研究不正に環境要因はあるか/不十分な国の方針/相互批判の難しさ/研究不正を起こすな、の限界/グレーゾーンの存在/ずさんな研究の横行/目指すはよい研究<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-86901334742230915372020-01-14T15:36:36.675+09:002020-01-14T15:36:36.675+09:00おわりに
現在日本は「研究不正大国」として、諸外国から批判を浴びている。繰り返し研究不正を犯す「r...おわりに<br /><br />現在日本は「研究不正大国」として、諸外国から批判を浴びている。繰り返し研究不正を犯す「repeat offender」が目立っており、世界中から懐疑的な目が向けられている。<br /><br />諸外国を見れば、インドや中国など、急速に研究論文数を伸ばしている国々が数多く研究不正事例を抱えており、決して日本が図抜けているわけではないと思うが、諸外国の厳しい指摘に反論できる組織や担当者がいないのが現状だ。<br /><br />こうした状況のなか、日本は妙な静けさのなかにいる。<br /><br />STAP 細胞事件は過去のものとなり、STAP 細胞事件以上の事例や、驚異的な repeat offender が明らかになろうとも、騒がれることがなくなった。事件をスキャンダルとして消費してしまったがゆえに、飽きてしまったのだ。<br /><br />ここに大きな問題がある。研究不正を「事件」として取り扱う限り、事件が起こったときに対策をすればよいのだろう、ということになってしまう。<br /><br />研究不正は特異な個人が犯す「犯罪」ではない。個人の倫理観はもとより、研究者教育、所属した研究室の環境、研究機関や行政の対応など、さまざまなものが合わさり発生する。 日本の「研究公正システム」の問題として捉えなければならない。<br /><br />そして、その「研究公正システム」は、日本だけで完結しない。研究者は諸外国を異動する。そのなかにずさんな「研究公正システム」を持つ国があったら、研究現場は大混乱に陥ってしまう。ずさんな国は批判され、その国出身の研究者は排除されるか、採用に厳しいハードルが課されることになる。<br /><br />だから EU などは統一した研究公正システムを構築しようとしている。アメリカとの関係が強いカナダや中南米はアメリカの基準に合わせようとしている。<br /><br />しかし、日本はこうした時代の流れに乗り切れていない。研究者の流動性が乏しいからなのか、ずさんな「研究公正システム」を見直そうとしない。そのため、日本から諸外国に渡った研究者が、日本の基準で研究をしたところ、研究不正として認定されたというケースが後を絶たない。残念ながら、今のままの「研究公正システム」でいたら、日本の研究や日本の研究者は世界から排除されてしまう。これがどれだけ日本の研究にダメージを与えるのか、研究者や政策関係者は理解しているのだろうか。<br /><br />ここでパラダイムの転換をしなければならない。<br /><br />研究不正の対応のみを考えていたら、その対策にかかる費用や労力は負担やコストとしてとらえられがちだ。だから各機関はできる限りコストをかけたくない。それではだめなのだ。研究不正を犯したものを罰するという狭い考えを超えて、いかに世界に伍する「研究公正システム」を作り、世界から信頼を得て、研究者に健全で質の高い研究をしてもらうのかという観点で考え直さなければならない。研究公正は日本のイノベーション政策の中心に位置しなければならないのだ。<br /><br /> <br /><br />本書が、研究不正にとどまらず、日本の研究のあり方を考えるきっかけになれば幸いだ。<br /><br />研究公正に関してさらに理解を深めたい方には、以下の本をご紹介したい。本当はもっと紹介したいが、比較的最近出版された本で、手に入れやすいものを選んでみた。<br /><br />村松秀著『論文捏造』中公新書ラクレ、2006<br />山崎茂明著『科学者の発表倫理—不正のない論文発表を考える』丸善出版、2013年<br />ウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド著、牧野賢治訳『背信の科学者たち–論文捏造はなぜ繰り返されるのか?』講談社、2014年<br />山崎茂明著『科学論文のミスコンダクト』丸善出版、2015年<br />黒木登志夫著『研究不正—科学者の捏造、改竄、盗用』中公新書、2016年<br />有田正規著『科学の困ったウラ事情』岩波科学ライブラリー、2016年<br />田中智之、小出隆規、安井裕之著『科学者の研究倫理–化学・ライフサイエンスを中心に』東京化学同人、2018年<br />須田桃子著『捏造の科学者–STAP細胞事件』文春文庫、2018年<br />リチャード・ハリス著、寺町朋子訳『生命科学クライシス 新薬開発の危ない現場』白揚社、2019年<br />また、研究公正に関する最新情報を知りたい場合は、科学技術振興機構(JST)の「研究公正ポータル」をご覧いただきたい。政府系の機関の研究公正に関する情報が集約されている。<br /><br />なお、白楽ロックビル氏が個人で作成しているウェブサイト「研究者倫理」)は非常に参考になるサイトであるが、さまざまな困難に直面しているとのことで、皆さんが本書を手に取られるころにはなくなっているかもしれない。このことは研究不正について語ることが難しい日本の現状を明らかにしているように思う。<br /><br />本書が完成するまでに5年もの歳月を費やした。その間気長に待ってくださった日本評論社の佐藤大器氏に感謝申し上げる。また、本書の企画からずっとサポートをしてくれた春日匠氏にも感謝したい。そして、本稿脱稿後、ある会でお会いし、研究公正について議論させていただいた松澤孝明氏にもお礼を申し上げたい。このあとがきは、松澤氏との議論に多くを負っている。もちろん文責は榎木にある。<br /><br />著者を代表して 榎木英介<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-63884580487624044112020-01-14T15:36:00.615+09:002020-01-14T15:36:00.615+09:00まえがき
本書は 2014 年に発生した STAP 細胞と称される細胞に関する論文不正事件(STAP...まえがき<br />本書は 2014 年に発生した STAP 細胞と称される細胞に関する論文不正事件(STAP 細胞事件)を題材に、研究不正を様々な角度から論じた本である。<br /><br />STAP 細胞事件はワイドショーをはじめ、一般のメディアでも盛んに報道されるなど、だれもが知る事件となった。しかし、報道のされ方がセンセーショナルになりすぎたために、「異常な人物が起こした異常な事件」として認知されてしまった。このため、事件が有名な割には、研究不正とは何かという本質的な議論を行うことなく忘れ去ろうとしている。<br /><br />しかし、STAP 細胞事件後も研究不正の事例は報告されており、いまだ収まる気配がない。このままではあれほど話題になった事件から、私たちは何も学んでいないということになる。<br /><br />そこで本書は、だれもが知る STAP 細胞事件をとっかかりに、研究不正とは何か、どうすれば防げるのかを考える題材となるべく企画された。6 人の著者がさまざまな角度から STAP 細胞事件を取り上げている。以下に概要を紹介したい。<br /><br /> <br /><br />本書は二部構成をとっている。第 1 部(第 1 章から第 3 章まで)は「STAP 細胞事件とは何だったか」に焦点を当てる。第 2 部(第 4 章から第 6 章まで)は「研究不正と歪んだ科学」として、研究不正が起きる構造的背景について考察する。<br /><br />第 1 部では、3 名の著者に執筆いただいた。<br /><br />第 1 章を執筆した粥川準二は STAP 細胞事件を取材した経験があるジャーナリストだ。粥川には取材経験から、STAP 細胞事件の発生から今日までの経緯をまとめてもらった。取材現場に行ったものしか分からない生々しい現場の様子をうかがうことができる。<br /><br />第 2 章を執筆した中村征樹は研究倫理、科学技術社会論、科学技術史、科学コミュニケーションを専門とする研究者だ。STAP 細胞事件の際には、理化学研究所が設置した「研究不正再発防止のための改革委員会」の委員として、理化学研究所における研究不正の再発防止策の提言に携わった経験を持つ。中村には研究倫理の専門家としての立場から、研究不正の防止について論じてもらった。<br /><br />第 3 章を執筆した舘野佐保は学術ジャーナル(論文雑誌)の編集者だった経験を持つ。舘野には編集者の視点から、 STAP 細胞の論文にどのような問題点があったのかを考察してもらった。<br /><br />第 2 部は 3 名の著者が執筆した。<br /><br />第 4 章を執筆した大隈貞嗣は生命科学の研究者で、大学や企業での研究経験を持つ。大隈には「バイオ産業」「医薬品産業」が抱える問題点について解説していただいた。<br /><br />第 5 章を執筆した片桐りゅうじはバイオ関連企業の社員で、理化学研究所にテクニカルスタッフとして勤務した経験を持つ。片桐には研究現場の視点から、日本の研究機関が抱える組織的な問題点について論じてもらった。<br /><br />そして導入の序章と最終章である第 6 章は榎木英介が執筆した。<br /><br />榎木は本職の医師(病理医)の傍ら在野の立場で日本の研究が抱える問題点を長年ウォッチしてきた。研究不正の問題も関心の対象であり、 STAP 細胞事件の渦中の 2014 年には『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)を出版し、研究不正が抱える構造的問題について論じた。榎木は研究不正だけでなく、さまざまな問題行為が研究の健全な発展を阻害している現状について論じ、健全な研究をどう発展させていくべきかについて考察した。<br /><br /> <br /><br />以上、 6 人の著者は、 STAP 細胞事件を扱ってはいるものの、それだけにとどまらず、それを超えて、研究不正を起こしにくくし、日本や世界で行われている研究が健全に発展していくためにどうすればよいかを考察している。<br /><br />科学を含めた様々な分野の研究が健全に行われることは、社会にとって重要なことだ。成果がゆがめられた研究によって損害を受けるのは、研究者だけではない。こうした研究を行うために使われた費用や、こうした研究を参考にして行われた研究を行う費用、そして不正な研究を調査するための費用を負担するのは誰が負担をするのか考えてほしい。そして、ゆがめられた研究が健康被害を及ぼすことさえ考えられる。あらゆる人が当事者になりうるのだ。<br /><br />だから、本書は研究に関わる者のみならず、あらゆる立場の人に読んでほしい。<br /><br />それぞれの章は独立しており、どこから読みはじめてもよい。専門書ではないので、関心のある章から気軽にページをめくってほしい。<br /><br />著者を代表して 榎木英介<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-15018235960066342842020-01-14T15:34:11.204+09:002020-01-14T15:34:11.204+09:00『研究不正と歪んだ科学—STAP細胞事件を超えて』(編著:榎木英介)
一冊散策| 2019.11....『研究不正と歪んだ科学—STAP細胞事件を超えて』(編著:榎木英介)<br />一冊散策| 2019.11.26<br />https://www.web-nippyo.jp/16137/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-5251990693916668692019-06-28T16:37:09.894+09:002019-06-28T16:37:09.894+09:00「成果を出さないと」…元助教がデータ改ざん
3 時間前
神戸学院大薬学部に勤務していた30歳代の...「成果を出さないと」…元助教がデータ改ざん<br />3 時間前<br /><br /> 神戸学院大薬学部に勤務していた30歳代の元助教の男性が、学術誌に掲載された研究論文10本で実験データを改ざんしていたことが27日、同大学への取材で分かった。元助教は改ざんを認め、昨年7月に依願退職した。<br /><br /> 同大学によると、元助教は大学院生だった2009年から、助教をしていた17年までに発表した治療薬開発に関する論文などで、実験データを論文の主張に有利になるよう改ざん。「成果を出さないといけないと思った」と話していたという。<br /><br /> 18年5月、元助教が所属する研究室の学生が、不正の疑いがあると薬学部長に相談。同大学が9月に調査委を設置して調べたところ、全ての論文の責任著者だった薬学部の男性教授(58)は、元助教が作成した図表をチェックしたものの、元のデータは確認していなかった。調査委は「責任著者としての注意義務を怠った」とし、同大学は教授の処分を検討する。<br />https://www.yomiuri.co.jp/national/20190628-OYT1T50149/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-83631563953870899212019-03-04T23:14:19.389+09:002019-03-04T23:14:19.389+09:00“遺伝子の配列を読み取る酵素” 撮影に初めて成功
2019年3月4日 5時42分
細胞の中にある特...“遺伝子の配列を読み取る酵素” 撮影に初めて成功<br />2019年3月4日 5時42分<br /><br />細胞の中にある特殊な酵素が、遺伝子を読み取るためにDNAに結合している様子を東京大学などの研究グループが最新の顕微鏡で撮影することに成功し、いまだに謎が多い遺伝子を読み取る仕組みを解明する手がかりになるとして注目されています。<br /><br />DNAは、タンパク質に巻きついて細胞の核の中に収まっていて、転写酵素と呼ばれる特殊な酵素が遺伝子の配列を読み取ることで、生きることに欠かせないさまざまな物質が作られますが、どのように遺伝子を読み取るのか詳しくはわかっていません。<br /><br />東京大学定量生命科学研究所と理化学研究所のグループは、最新の電子顕微鏡を使って、転写酵素が配列を読み取るためタンパク質に巻き付いたDNAに結合している様子を撮影することに初めて成功しました。<br /><br />撮影した3000枚の画像を解析すると、転写酵素がDNAに沿って移動して遺伝子を読み取っている様子を再現できるとしていて、研究グループでは遺伝子を読み取る仕組みを詳しく解明する手がかりになるとしています。<br /><br />東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂仁志教授は「遺伝子を読み取る仕組みは生命現象の基本だが、まだわかっていないことも多い。今回の成果でさらに研究が進むことになる」と話していました。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190304/k10011834891000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-19718375538808893902019-02-01T13:20:48.107+09:002019-02-01T13:20:48.107+09:00ハエとかネズミとかノミとか(笑)。銅鉄研究ならぬ、牛豚、虫菌研究。
いまだにショウジョウバエの唾液...ハエとかネズミとかノミとか(笑)。銅鉄研究ならぬ、牛豚、虫菌研究。<br /><br />いまだにショウジョウバエの唾液腺染色体の研究みたいなことをやっているのにびっくりだ…<br /><br />「遺伝子」(発見)仮説の研究者たちはあやういね。それと、老化とか睡眠とか時間とかを標榜する生物学研究って大丈夫なのかなあ。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-41014615235231092492019-02-01T13:14:06.077+09:002019-02-01T13:14:06.077+09:00睡眠引き起こす遺伝子発見 その名も「nemuri」
2019年2月1日 7時24分
睡眠を引き起こ...睡眠引き起こす遺伝子発見 その名も「nemuri」<br />2019年2月1日 7時24分<br /><br />睡眠を引き起こす新たな遺伝子をアメリカの大学の日本人研究者らのグループが発見し、日本語からとって「nemuri」と名付けられました。新たな遺伝子を発見したのは、アメリカのペンシルベニア大学で研究活動を行う戸田浩史博士らのグループで、1日付けのアメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表しました。<br /><br />ショウジョウバエを使った研究で、過剰に働かせるとハエが長時間眠る遺伝子を見つけたということで、この遺伝子の働きを止めると、ハエが起きている時間は長くなったということです。<br /><br />また、この遺伝子が働くと、ハエは細菌に感染しても長く生きたということで、細菌から体を守る免疫にも関わっているとしています。<br /><br />発見した新しい遺伝子について研究グループは、日本語をそのままに「nemuri」と名付けました。<br /><br />研究グループでは、「nemuri」遺伝子は、睡眠時間の不足や細菌への感染など、体にストレスがかかったときに働いて睡眠を引き起こしていると見ています。<br /><br />「nemuri」遺伝子そのものはヒトでは見つかっていませんが、戸田博士は「人間でもかぜなどになると眠くなり、眠れば治ることも多い。同じような仕組みが働いているのではないか」と話しています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011799031000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-24086808604481811212019-01-20T00:20:55.739+09:002019-01-20T00:20:55.739+09:00「記憶」の研究は、いまだにこんなアナクロなアンケートごっこみたいなことをやっているのか…
マウス実...「記憶」の研究は、いまだにこんなアナクロなアンケートごっこみたいなことをやっているのか…<br /><br />マウス実験もずいぶんと旧式の実験系なんだな。<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.com