tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post5976371205032099150..comments2024-03-28T09:31:28.477+09:00Comments on つれづれすくらっぷ: 読売新聞「研究者は、真理を探究するという本来の姿勢を忘れるな」ニッポニア・ニッポンhttp://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comBlogger146125tag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-14092756050846694872024-03-21T22:22:36.841+09:002024-03-21T22:22:36.841+09:00 「捕食学術誌(ハゲタカジャーナル)」と呼ばれる学術誌を利用するケースもある。捕食学術誌は高額な論文... 「捕食学術誌(ハゲタカジャーナル)」と呼ばれる学術誌を利用するケースもある。捕食学術誌は高額な論文掲載料を徴収するが、ほぼ査読なし、不採択なしで、すぐに論文出版してくれる。出版論文数を稼ぎ、研究者としての「成果」を増やすために都合がいい。<br /><br />自浄作用弱く<br /><br /> ――日本ではこれまでどのような対策が取られてきたのか。<br /><br /> 文部科学省は14年8月に「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」を策定し、翌15年4月には研究公正推進室を設置した。14年はSTAP細胞の研究不正が明らかになったが、たまたま時期が重なった。<br /><br /> ただ、研究不正の調査は大学や研究機関が担うが、調査をしなかったり、処分が甘かったりするケースが多いとみている。<br /><br />研究不正を許さない文化を<br /><br /> ――有効な対策は。<br /><br /> 「研究不正に無関心」な現状を変えることだ。仮に改善策を示しても、無関心なので国民に見向きされない。究極とも言える改善策としては、厚生労働省の麻薬取締部のように、不正データの取締部を国の機関として創設することだ。不正な捏造、改ざん、盗用を捜査し、違反者に刑事罰を与える。大学や研究所の研究不正だけでなく、産業界の検査不正、食品偽装なども対象とする。<br /><br /> ――まずできることは何か。<br /><br /> 大多数の国民が、日本は研究不正大国であることを認識し、研究不正を許さない文化を徐々に醸成することが重要だ。<br /><br /> 研究不正事件が起こっても、10年前のSTAP細胞問題のように、スキャンダルとしての関心を集めるだけでは、研究不正の改善にはつながらない。マスメディアには「研究不正改善」報道を根気よく続けてもらいたい。<br /><br /> <略歴><br /><br /> はくらく・ろっくびる(ペンネーム)<br /><br /> 名古屋大大学院理学研究科分子生物学専攻修了。理学博士。専門は生化学と研究不正。退職後の現在も、自身のホームページ「白楽の研究者倫理」(https://haklak.com/)で研究不正に関する事例を紹介している。<br />https://www.yomiuri.co.jp/science/20240321-OYT1T50094/2/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-352817549005219692024-03-21T22:21:20.014+09:002024-03-21T22:21:20.014+09:00STAP細胞騒動から10年、研究不正は倍増…「査読偽装」「捕食学術誌」温床に
2024/03/21 ...STAP細胞騒動から10年、研究不正は倍増…「査読偽装」「捕食学術誌」温床に<br />2024/03/21 16:14<br /><br />お茶の水女子大 白楽ロックビル・名誉教授<br /><br /> STAP(スタップ)細胞――。この言葉に覚えがあるだろうか。10年前の今頃、日本を代表する研究機関「理化学研究所」に所属していた女性研究者が涙ながらに、その存在を訴えた細胞だ。発表直後は「ノーベル賞級の発見」と社会が色めき立ったが、実験データの不正が発覚した。その後も日本では研究不正の発覚が相次ぎ、「研究不正大国」と呼ばれることすらある。問題を再び繰り返さず、汚名を返上するにはどうしたらよいのか。四半世紀にわたり研究不正の動向を見てきた白楽ロックビル・お茶の水女子大名誉教授(77)に現状と解決策を聞いた。(科学部 中根圭一、鬼頭朋子)<br /><br />社会システムがゆがむ要因に<br /><br /> ――研究不正とはどういうもので、なぜ研究不正をする研究者がいるのか。<br /><br /> 研究不正とは、大学教授、研究所の研究員、大学院生がデータの 捏造ねつぞう や改ざんをすることと、他人の文章を自分が書いたように盗用することを指す。<br /><br />白楽ロックビル氏(1月22日、東京都豊島区で)=中根圭一撮影<br /><br /> 研究不正をするのは、その方が楽で得だからだ。コツコツと研究しても画期的な研究成果はなかなか得られない。不正をしてでも研究成果を挙げ、地位、名声、金銭を得たい。大学院生は博士号を得たい――。こうした思いが根底にある。<br /><br /> 研究不正は医学分野のみならず、理工学や人文社会学などあらゆる分野で見つかっている。<br /><br /> ――研究不正はどのような影響を及ぼすのか。<br /><br /> 捏造された医学データを信じた医師が患者を治療すると、患者の健康被害につながる。薬の作り方に捏造があれば工場で正しい薬を作れず、廃棄品が多量に出て、膨大な経費が無駄になる。<br /><br /> 捏造データを信じれば、生命に危険が及び、科学技術や経済が衰退し、国の安全保障は保てない。結果的に、学問の価値が信用できず、社会システムがゆがむ恐れがある。<br /><br />ハゲタカジャーナル<br /> ――STAP問題を機に、研究不正の数は減ったのか。<br /><br /> 14年に理研でSTAP細胞研究不正があり、世間の関心が高まったが、その後、研究不正の件数はむしろ増えている。国内の捏造、改ざんなどを独自に集計したところ、10年代前半までは10件前後で推移していたが、14年以降は年20件以上となり、21年は45件だった。<br /><br /> ――最近の不正の手口は。<br /><br /> 論文の作成の過程で、学術誌とのやりとりがオンラインで行われることが増えたために、新たな悪質な行為も現れている。例えば、第三者の研究者が論文を審査(査読)する際に行われる「査読偽装」だ。投稿した論文を投稿者自身が査読したり、査読者と共謀して投稿者が要点を査読者に伝えたりして、査読を形骸化する行為を指す。<br /><br /> 著者が学術誌に対し、架空の人物を「査読者にふさわしい」と推薦し、実際は自分の論文を自ら査読していたケースもあった。<br />https://www.yomiuri.co.jp/science/20240321-OYT1T50094/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-8358725971714559652022-12-21T18:05:05.311+09:002022-12-21T18:05:05.311+09:00世界変動展望
友田明美、橋本謙二らの査読欺瞞を不適切と認定! - 2022/12/19
https:...世界変動展望<br />友田明美、橋本謙二らの査読欺瞞を不適切と認定! - 2022/12/19<br />https://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/3d55b68a036ce7a90c706396fd13cd11<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-65592933291976570892022-12-21T18:04:07.271+09:002022-12-21T18:04:07.271+09:00自浄作用なんていうのもまったく働かない「業界」だしな。自浄作用なんていうのもまったく働かない「業界」だしな。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-39812228043881174812022-12-21T18:03:17.586+09:002022-12-21T18:03:17.586+09:00>識者「学術界の信頼を揺るがしかねない」
もうとっくに地に堕ちているだろ…
>識者「学術界の信頼を揺るがしかねない」<br /><br />もうとっくに地に堕ちているだろ…<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-41835379181488681362022-12-21T18:02:35.598+09:002022-12-21T18:02:35.598+09:00福井大教授の論文、6本で不適切な「査読」…「研究者倫理から逸脱した行為」
2022/12/21 16...福井大教授の論文、6本で不適切な「査読」…「研究者倫理から逸脱した行為」<br />2022/12/21 16:26<br /><br /> 福井大の女性教授が自身の論文を巡り、外部の研究者が内容を審査する「査読」に自ら関わったとされる問題で、福井大の調査委員会は20日、論文計6本の査読の過程に不適切なやり取りがあったと発表した。2本は撤回済みで、残る4本も取り下げるよう教授に勧告し、処分を検討する。<br /><br /> 報告書などによると、女性教授は千葉大教授ら3人を査読者として学術誌の出版社に推薦。査読者に決まった3人からコメント作成を頼まれ、共著者の教員2人に作らせて提供した。査読者はこれを出版社に提出し、論文が掲載された。<br /><br /> 論文の著者と査読者はその内容について直接やり取りしないことが一般的だ。<br /><br /> 調査委は、女性教授側がコメントを作成した行為は、「研究者倫理から逸脱した行為で不適切」と認定した。一方で 捏造ねつぞう や改ざんなど文部科学省が規定する「特定不正行為」には該当しないとして、女性教授らの名前を非公表とした。<br /><br /> 不適切な査読に関わったのは、千葉大教授が5本、元金沢大教授と元浜松医科大教授が各1本だった。<br /><br /> 女性教授は「査読者は自分より経歴があり、高名な先生。忙しいので査読の労力を減らすべきだと考えた」と説明したという。<br /><br /> 学術出版大手の「エルゼビア」(本社・オランダ)と「ワイリー」(同・米国)は、学術誌に掲載した論文各1本を既に取り下げた。<br /><br /> 20日に記者会見を開いた調査委の末信一朗・福井大副学長は「研究者倫理の徹底を図る」と述べた。<br /><br /> 千葉大もこの日、記者会見。査読者の教授は大学の聞き取りに、「多忙だが、できるだけ他者の査読をしてあげたいという考えで引き受けた」と話したという。<br /><br /> 金沢大と浜松医大も、大学ホームページで不適切行為を確認したと公表した。<br /><br />識者「学術界の信頼を揺るがしかねない」<br /><br /> 不適切と認定された査読の背景には、福井大の女性教授が推薦した千葉大教授らを、出版社がそのまま査読者に選んだことがある。<br /><br /> 学術誌の編集に携わった経験がある仲野徹・大阪大名誉教授(生命科学)によると、査読してほしい人と、避けてほしい人を論文投稿者に書かせ、中立性確保のためにあえて第三者を選ぶ出版社もある。推薦通り査読者を決めていたことについて、「研究が細分化し、論文の分野に詳しい適任者を見つけにくくなっているのでは」とみる。<br /><br /> 文科省によると、不適切な査読が明るみに出たのは初めて。仲野名誉教授は「査読は研究の信頼性を担保する根幹で、想定すらされていなかった問題だ。学術界の信頼を揺るがしかねない」と指摘する。<br />https://www.yomiuri.co.jp/national/20221221-OYT1T50080/<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-76385257521237054572020-06-27T14:36:45.732+09:002020-06-27T14:36:45.732+09:00暇つぶしとおためごかしの研究ごっこ組織というほかない。暇つぶしとおためごかしの研究ごっこ組織というほかない。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-50708267983967831272020-06-27T14:35:14.503+09:002020-06-27T14:35:14.503+09:00サルやチンパンジーが人と同じ、あるいは近い行動を見せたからって、だからなんだというのさ。その研究でヒ...サルやチンパンジーが人と同じ、あるいは近い行動を見せたからって、だからなんだというのさ。その研究でヒトについて深く知ることができるのか?<br /><br />しょせんは、ヒトはヒト、サルはサルなんだよ。ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-10876435204904974032020-06-27T14:31:58.083+09:002020-06-27T14:31:58.083+09:00「霊長類研究所」のニュース
https://www.2nn.jp/word/%E9%9C%8A%E9...「霊長類研究所」のニュース<br />https://www.2nn.jp/word/%E9%9C%8A%E9%95%B7%E9%A1%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-46202152841486924922020-06-27T08:54:58.947+09:002020-06-27T08:54:58.947+09:00京大霊長類研究所 不正支出は総額5億円余り 懲戒処分へ
2020年6月26日 18時15分
京都大...京大霊長類研究所 不正支出は総額5億円余り 懲戒処分へ<br />2020年6月26日 18時15分<br /><br />京都大学霊長類研究所で施設の工事をめぐって、研究費が不正に支出されていたおそれがあるとして調査が行われていた問題で、京都大学は記者会見を開き、架空の取り引きなど、合わせて34件で、総額5億円余りの研究費の不正支出があったことを公表し、今後、懲戒処分を行う方針を明らかにしました。<br /><br />京都大学は26日に記者会見を開き、京都大学霊長類研究所の元所長の松沢哲郎特別教授と友永雅己教授ら4人が、平成26年度までの4年間に、研究所や関連施設のチンパンジーのおりの工事で、過大な支出や架空取り引きなど合わせて34件行い、不正な研究費の支出の総額はおよそ5億670万円だったと公表しました。<br /><br />京都大学の潮見佳男副学長は「関係者や国民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪しました。そして、こうした不正は、取り引きを通して業者に発生した赤字を補填(ほてん)するために行ったとみられ、私的な流用はなかったと調査結果を説明しました。<br /><br />調査に対して、教授らは「窮状を訴える取引業者を何とかしてあげたかった」と話しているということで、大学側は特定の業者に依存し、順法意識の欠如や会計制度の軽視があったとしています。<br /><br />そして、契約手続きのチェック体制を強化するなどして、再発防止にも取り組むことともに、今後、4人の懲戒処分を行う方針です。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200626/k10012485441000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-38058890036755531322020-06-27T08:33:32.726+09:002020-06-27T08:33:32.726+09:00京大が5億円の不正支出を認定 霊長類研、架空取引も
6/26(金) 22:28配信 朝日新聞デジタル...京大が5億円の不正支出を認定 霊長類研、架空取引も<br />6/26(金) 22:28配信 朝日新聞デジタル<br /><br />京都大霊長類研の不正支出について、会見で謝罪する湊長博副学長(左)と湯本貴和・霊長類研所長=京都市<br /><br /> 京都大学は26日、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設をめぐり、松沢哲郎特別教授(69)らが架空取引などで研究費約5億円を不正に支出したとする調査結果を発表した。今後、関与した教員の処分を検討する。<br /><br />【写真】京都大霊長類研究所=2019年11月、愛知県犬山市<br /><br /> 松沢特別教授のほかに関与したのは友永雅己(まさき)・霊長類研教授(56)、平田聡・野生動物研究センター教授(47)、森村成樹(なるき)・同特定准教授(49)の3人。湊長博(ながひろ)副学長は会見で「特別教授という立場で不正があったことに、非常に遺憾に思っている」と話した。今後、霊長類研の組織のあり方についても検討する方針を明らかにした。<br /><br /> 京大の調査報告書は、松沢特別教授らに「遵法(じゅんぽう)意識の欠如や会計制度の軽視があった」と指摘。経理の実務を担う事務職員は、霊長類研の所長も務めた松沢特別教授に意見できない状況で、不正の指摘や是正ができなかったとしている。<br /><br /> 調査では、霊長類研が2011年度から14年度に、チンパンジー飼育施設の整備で結んだ契約100件のうち、のべ34件で不正支出を認定。納品の実態がないなどの架空取引14件、業者の損失を穴埋めする過大支出12件などで、ほかに仕様づくりに関与した業者が入札に参加した入札妨害7件、目的と異なる用途に機器を使った目的外使用1件で、計約5億600万円の不正支出があった。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0677ab8f88bccb88c651214a3a02b62b7cdc1f<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-90083381359437544702020-06-27T08:32:19.894+09:002020-06-27T08:32:19.894+09:00京大、霊長類研の松沢元所長ら4人を懲戒処分へ 不正支出34件、5億円
6/26(金) 21:17配信...京大、霊長類研の松沢元所長ら4人を懲戒処分へ 不正支出34件、5億円<br />6/26(金) 21:17配信 毎日新聞<br /><br />京都大霊長類研究所の不正経理についての記者会見で頭を下げる同大の(左から)潮見佳男副学長(法務・コンプライアンス担当)、湊長博研究担当理事、湯本貴和霊長類研究所長=京都市左京区の京都大で2020年6月26日午後4時36分、川平愛撮影<br /><br /> 京都大は霊長類研究所(愛知県犬山市)の設備工事を巡る国からの研究費の不正支出疑惑で26日、同研究所元所長の松沢哲郎・高等研究院特別教授(69)ら4人による不正な支出が2011~14年度に34件・計5億669万円あったと発表した。私的流用はなかったとしている。4人を懲戒処分とする方針で、記者会見した潮見佳男副学長(法務・コンプライアンス担当)は「事態を重く受け止め、全学を挙げて再発防止に取り組む」と謝罪した。<br /><br /> 財源は大半が国の補助金・交付金で、文部科学省は不正支出分の返還を求める方針。3045万円は寄付金だった。<br /><br /> 松沢氏はチンパンジーの知性を探る霊長類研究の第一人者で06~12年度に同研究所所長を務めた。他の3人は同研究所の友永雅己教授(56)=当時准教授▽平田聡・京大野生動物研究センター教授(47)=当時同研究所特定准教授▽森村成樹・同センター特定准教授(49)=当時同研究所特定助教。<br /><br /> 発表によると、不正支出の内訳は、過大な支出12件(計1498万円)▽架空取引14件(計4880万円)▽目的外使用1件(47万円)▽入札妨害7件(計4億4242万円)。いずれも犬山市の同研究所と、熊本県宇城市の同センターのチンパンジー用ケージの整備に関係していた。<br /><br /> 過大な支出は、仕様書との乖離(かいり)で損害が生じた契約が9件、損失補塡(ほてん)のため不当に金額を上乗せした契約が3件。架空取引は、納品実態がないのに代金を支払った契約1件▽別の契約で発注済みなのに再発注し、二重に代金を支払った契約11件▽正式な手続きを経ず納品された物品に対し、翌年度以降に架空の発注手続きをして代金を支払った契約2件――だった。<br /><br /> 目的外使用は、補助金による購入品を別用途で使ったり、全く使用せず保管したりしていた。入札妨害はいずれも仕様の策定に関与した取引先業者を入札に参加させていた。<br /><br /> 関係者によると、松沢氏らはケージ設置の際に余った補助金を別ケージの設置費に充てようと、付き合いのある業者に落札させるなどしていたが、最初のケージで業者に赤字が出て、補塡のため架空発注を繰り返すなどしたという。識者は「ベテラン研究者による昔ながらの手法」と指摘している。<br /><br /> 調査では背景として▽チンパンジーの飼育・実験という分野の特殊性と、飼育施設を扱う特定の業者との間の長期の密接な関係▽研究優先で順法意識の欠如や会計制度の軽視▽教員に対し事務職員が強く意見を言えない状況――があったとした。<br /><br /> 松沢氏が14件、友永氏が26件、平田氏が1件、森村氏が3件に関与したと認定。京大によると、不正支出を認めて反省する人もいるが、関与を否定する人もおり、今後も調査を続けて処分内容を決める。【福富智、菅沼舞】<br /><br /> ◇文科省、調査後に返還請求の方針<br /><br /> 文部科学省によると、国からの研究費の不正支出が確認された場合、私的流用の有無に関係なく返還を求めている。文科省として不正支出の金額を改めて調査したうえで、寄付金を除いた分について京都大に返還請求する方針。約5億円になる見通しだが、金額の確定には数カ月かかる可能性があるという。【池田知広】<br /><br /> ◇京都大霊長類研究所<br /><br /> 「ヒトとは何か」という課題を総合的に研究する国内唯一の霊長類の研究所。1967年6月に全国の研究者の共同利用施設として設立された。2019年度年報によると、12種約1200個体の霊長類を飼育。進化形態や思考言語、認知学習など10分野を研究し、付属の研究センターも二つある。教員は43人、研究員や大学院生、技術職員も含めると202人が在籍し、山極寿一学長も88年から10年間、助手として勤務した。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/803faf3604e115997fabc5c44778662fac98c4b4<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-59761062350793815762020-06-27T08:30:44.182+09:002020-06-27T08:30:44.182+09:00京大霊長類研、元所長らが研究費5億円不正支出 設備工事巡り 私的流用はなし
6/26(金) 15:5...京大霊長類研、元所長らが研究費5億円不正支出 設備工事巡り 私的流用はなし<br />6/26(金) 15:51配信 毎日新聞<br /><br />研究費の不正支出が明らかになった京都大霊長類研究所=愛知県犬山市で2019年12月、川瀬慎一朗撮影(画像の一部を加工しています)<br /><br /> 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の設備工事を巡り、国から交付された研究費が不正に支出された疑いが持たれた問題で、京大は26日、同研究所元所長の松沢哲郎・高等研究院特別教授ら4人による不正な支出が34件・計5億669万円あったと発表した。私的流用はなかったとしている。<br /><br /> 松沢氏はチンパンジーの知性を探る霊長類研究の第一人者として知られ、同研究所の所長を2006~12年に務めた。他の3人は、同研究所の友永雅己教授(当時は准教授)▽当時は同研究所特定准教授だった平田聡・京大野生動物研究センター教授▽当時は同研究所特定助教だった森村成樹・同センター特定准教授。<br /><br /> 発表によると、内訳は過大な支出が12件(1498万円)▽架空取引が14件(4880万円)▽目的外使用が1件(47万円)▽入札妨害が7件(4億4242万円)。いずれも同研究所と同センターのチンパンジー用ケージの整備に関係していた。<br /><br /> 過大な支出は、仕様書との乖離(かいり)により損害が生じた契約9件と、損失補塡(ほてん)のため不当に金額を上乗せした契約3件。<br /><br /> 架空取引は、納品実態がないのに代金を支払った契約1件、別の契約で発注済みなのに再発注し二重に代金を支払った契約11件、正式な手続きを経ずに納品が完了していた物品に対し翌年度以降に架空の発注手続きをして代金を支払った契約2件。<br /><br /> 目的外使用は、補助金で購入した2点の物品のうち1点を別の用途で使用し、1点は全く使用せず保管していた契約1件。入札妨害は仕様策定に関与した取引先業者が入札に参加した契約7件だった。<br /><br /> それぞれ関与した件数は松沢氏が14件、友永氏が26件、平田氏は1件、森村氏は3件だった。<br /><br /> 京大が18年12月に公益通報を受けて調査を始め、19年5月には会計検査院の検査も受けて調査委員会を設置していた。【福富智】<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/24968f6f3266ed3201a5b08b6afaed43244eac15<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-86197823576652240922020-06-27T08:29:57.032+09:002020-06-27T08:29:57.032+09:00飼育施設工事で不正支出5億円超 京大霊長類研、調査結果を公表
6/26(金) 15:29配信 共同通...飼育施設工事で不正支出5億円超 京大霊長類研、調査結果を公表<br />6/26(金) 15:29配信 共同通信<br /><br />京都大で記者会見し、謝罪する湊長博副学長(中央)ら=26日午後<br /><br /> 京都大霊長類研究所のチンパンジー飼育施設工事を巡る研究費不正疑惑で、京大の調査委員会は26日、チンパンジーの知性の研究で知られる元所長の松沢哲郎特別教授らによる約5億670万円の不正支出があったとの調査結果を公表した。<br /><br /> 他に関与したのは友永雅己教授、平田聡教授、森村成樹特定准教授の3人。愛知県犬山市や熊本県宇城市の飼育施設の工事など計34件で過大な支出や架空発注、入札妨害などをしていた。<br /><br /> 施設工事を通じて多額の赤字が発生した取引業者から補填を求められ、不正使用分を業者に支払って穴埋めをしたという。私的流用はなかったとした。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/278bcf2676359df37a747d3689760df56665ab55<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-91290654066899993072020-06-27T08:28:59.102+09:002020-06-27T08:28:59.102+09:00京大の研究費不正5億円、ずさんな取引や経理処理が原因 チンパンジー飼育施設の整備めぐり
6/26(金...京大の研究費不正5億円、ずさんな取引や経理処理が原因 チンパンジー飼育施設の整備めぐり<br />6/26(金) 15:12配信 京都新聞<br /><br />研究資金の不正支出について、会見冒頭で頭を下げる京都大の湯本霊長類研究所長(右)、湊副学長(中央)、潮見副学長=26日午後3時3分、京都市左京区・京都大<br /><br /> チンパンジー研究の世界的権威で文化功労者の京都大の松沢哲郎特別教授らが霊長類研究所(愛知県犬山市)などに関わる研究資金約5億円を不正支出していたとされる問題で、京都大は26日午後、記者会見を開いた。チンパンジーを飼育する「ケージ」と呼ばれる飼育施設の整備をめぐり、過大な支出や架空取引など34件の不正が明らかになり、松沢特別教授を含めて4人の研究者が不正に関与したと認定した。<br /><br />【写真】数々の研究成果を挙げてきた松沢氏<br /><br /> 不正に関与していたとされるのは、松沢特別教授のほか、霊長研の友永雅己教授や野生動物研究センターの平田聡教授、同センターの森村成樹特定准教授。<br /><br /> 4人は、霊長研と野生動物研究センター熊本サンクチュアリ(熊本県宇城市)の大型ケージ整備をめぐり、ずさんな仕様書に基づいて取引業者と契約を結び、後に業者の損失を補てんするなどして支出を過大に膨らませたほか、納品偽装や二重支払いなどの架空取引が確認されたという。不正支出の原資は国の研究補助金や運営費交付金、寄付金などで総額約5億670万円に上った。<br /><br /> 京大の聴取に対し、研究者の一人は「窮状を訴える業者に対して何とかしてあげたかった」と説明しているという。<br /><br /> 会見には、湊長博理事・副学長と法務・コンプライアンス担当の潮見佳男副学長、霊長研の湯本貴和所長が出席。冒頭に潮見副学長が「不正経理が行われていたことは誠に遺憾。関係者や国民に深くお詫びする」と陳謝した。刑事告発については「事案をさまざまな角度から検討し、関係機関と調整したうえで判断する」と明言を避け、研究資金の国への返還についても文部科学省の決定を待って対応すると述べるにとどめた。 <br /><br /> 京大は2018年12月に霊長研を巡る不正に関する情報提供を受け、調査を開始。背景が複雑なこともあり調査が長期化していた。<br /><br /> 松沢氏は、霊長類研究所長を2006~12年に務め、世界的に高いレベルにある日本の霊長類学を牽引(けんいん)。チンパンジーのアイとの40年以上にわたる研究などを通し、チンパンジーと人間に共通する心の在り方を見いだしてきた。こうした業績が評価され、定年退職後も京大高等研究院の特別教授として研究に当たってきた。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/a686d9d6e0e429a64b1efdbecbb1f630e0411c5fニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-62101191045784884742020-06-27T08:27:58.423+09:002020-06-27T08:27:58.423+09:00霊長類研で不正支出5億円 松沢教授ら4人、処分検討 京大
6/26(金) 15:07配信 時事通信
...霊長類研で不正支出5億円 松沢教授ら4人、処分検討 京大<br />6/26(金) 15:07配信 時事通信<br /><br /> 京都大は26日、霊長類研究所(愛知県犬山市)などで業者との架空取引や代金の過払いが繰り返され、国から交付されるなどした研究費が計約5億600万円不正に支出されていたと発表した。<br /><br /> チンパンジー研究の第一人者である松沢哲郎特別教授(69)と友永雅己教授(56)ら教員計4人が関与しており、今後、懲戒処分を検討する。<br /><br /> 京大によると、4人の中には不正を否定している人もいるという。私的流用は確認できなかった。京大は刑事告訴するかどうかについて「関係機関と調整しないといけない」と述べるにとどめた。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/384a4bc35a9c25fad55360e2c564d1b0d96a927a<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-86245981128016776012020-06-27T08:27:10.053+09:002020-06-27T08:27:10.053+09:00京大の研究資金不正、教授ら4人が関与 チンパンジー飼育施設で過大支出など5億円
6/26(金) 1...京大の研究資金不正、教授ら4人が関与 チンパンジー飼育施設で過大支出など5億円 <br />6/26(金) 14:21配信 京都新聞<br /><br />チンパンジーのアイと松沢・京大教授(2012年6月14日、愛知県犬山市・京大霊長類研究所)<br /><br /> チンパンジー研究の世界的権威で文化功労者の京都大の松沢哲郎特別教授らが霊長類研究所(愛知県犬山市)などに関わる研究資金約5億円を不正支出していたとされる問題で、京都大は26日午後、記者会見を開く。チンパンジーを飼育する「ケージ」と呼ばれる飼育施設の整備をめぐり、過大な支出や架空取引など34件の不正が明らかになり、松沢特別教授を含めて4人の研究者が不正に関与したと認定されている。<br /><br />【写真】不正支出の舞台となった研究所<br /><br /> 不正に関与していたとされるのは、松沢特別教授のほか、霊長研の友永雅己教授や野生動物研究センターの平田聡教授、同センターの森村成樹特定准教授。<br /><br /> 京大は2018年12月に霊長研を巡る不正に関する情報提供を受け、調査を開始。背景が複雑なこともあり調査が長期化していた。<br /><br /> 松沢氏は、霊長類研究所長を2006~12年に務め、世界的に高いレベルにある日本の霊長類学を牽引(けんいん)。チンパンジーのアイとの40年以上にわたる研究などを通し、チンパンジーと人間に共通する心の在り方を見いだしてきた。こうした業績が評価され、定年退職後も京大高等研究院の特別教授として研究に当たってきた。<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/15eabef0a315017047fadd376b73561af3661c34<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-110209486489308872020-06-27T08:26:02.259+09:002020-06-27T08:26:02.259+09:00関西 NEWS WEB
京大霊長類研不正 調査結果公表
06月26日 18時01分
京都大学霊長類...関西 NEWS WEB<br />京大霊長類研不正 調査結果公表<br />06月26日 18時01分<br /><br />京都大学霊長類研究所の教授ら4人が、チンパンジーの飼育施設の工事をめぐって、研究費5億円余りを不正に支出していた問題で、大学は、26日調査結果を公表し、教授らが過大な支出や架空取り引きを繰り返していたとして、懲戒処分を行う方針を明らかにしました。<br /><br />京都大学霊長類研究所の元所長の松沢哲郎特別教授と友永雅己教授ら4人は、平成26年度までの4年間、研究所や関連施設のチンパンジーのおりの工事で架空取り引きなどを繰り返し、総額5億円余りの不正な支出をしていました。<br />京都大学は26日、記者会見を開いて調査結果を公表し、潮見佳男副学長が「関係者や国民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪しました。<br />大学の調査では、▽契約後の不適切な仕様変更による過大な支出や、▽架空の取り引き、それに▽入札妨害など、あわせて34件の不正が確認されたということです。<br />こうした不正は取り引きを通して業者に発生した赤字を補てんするために行ったとみられ、調査に対して、教授らは「窮状を訴える取引業者を何とかしてあげたかった」と話しているということです。<br />大学側は、研究分野の特殊性から特定の業者に依存し、順法意識の欠如や会計制度の軽視があったとしていて、今後、4人の懲戒処分を行う方針です。<br />また、契約手続きのチェック体制を強化するなどして、再発防止にも取り組むことにしています。<br />一方、今回の不正について、松沢特別教授と友永教授からはNHKの取材に対して現時点では回答が得られていません。<br /><br />【工事業者の主張は】<br />工事を請け負った業者によりますと、京都大学霊長類研究所で問題となった支出のきっかけは、平成23年に行われたチンパンジーのおりの工事契約だということです。<br />この業者は、大学が確保した予算を大幅に上回る工事でしたが、将来、別の工事で赤字を補填すると約束されたため、実際より低い価格で入札したと主張しています。<br />この業者は「入札前に松沢特別教授と面会した際、今後も自分には大きな予算がつくと言っていたので、いずれ埋め合わせをしてくれると信じた。以前から小さな案件で予算が足りないが受注してくれないかと頼まれたことがあり、なれ合いになっていた。好んでやったわけじゃないではないが自分の非は認める」と話していました。<br /><br />【京都大学霊長類研究所とは】<br />愛知県犬山市にある京都大学霊長類研究所は、日本で唯一の霊長類学の拠点として、昭和42年に設立されました。<br />昨年度末の時点で、ニホンザルやチンパンジーなど7種類の霊長類、およそ1100匹を飼育しています。<br />▽5つの研究部門、▽10の分野があり「ヒトとは何か」をテーマに、進化や認知科学、それに脳や遺伝子に至るまで霊長類に関する幅広い研究を行っています。<br />平成21年には「国際共同先端研究センター」を発足し、外国人の教員の採用や留学生の受け入れを進めるなど、国際的な霊長類学の研究拠点になっています。<br /><br />【松沢哲郎 特別教授とは】<br />京都大学高等研究院の松沢哲郎特別教授は、チンパンジーの生態の研究で知られ、平成18年から24年までの間、霊長類研究所の所長を務めました。<br />「アイ」と名付けられたメスのチンパンジーの研究を40年以上続け、チンパンジーに▽人間並みの記憶力があることや▽教育や文化のようなものが存在することを実験や観察を通じて明らかにしました。<br />また、チンパンジーとの比較を通して、人間の認知や行動がいかに進化したかの解明にも取り組んできました。<br />こうした功績が認められ、平成25年には文化功労者に選ばれています。<br />https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200626/2000031459.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-91333796648183715012020-06-27T08:25:29.986+09:002020-06-27T08:25:29.986+09:00京都 NEWS WEB
京大霊長類研不正 調査結果公表
06月26日 17時59分
京都大学霊長類...京都 NEWS WEB<br />京大霊長類研不正 調査結果公表<br />06月26日 17時59分<br /><br />京都大学霊長類研究所の教授ら4人が、チンパンジーの飼育施設の工事をめぐって、研究費5億円余りを不正に支出していた問題で、大学は26日、調査結果を公表し、教授らが過大な支出や架空取り引きを繰り返していたとして、懲戒処分を行う方針を明らかにしました。<br /><br />京都大学霊長類研究所の元所長の松沢哲郎特別教授と友永雅己教授ら4人は、平成26年度までの4年間、研究所や関連施設のチンパンジーのおりの工事で架空取り引きなどを繰り返し、総額5億円余りの不正な支出をしていました。<br />京都大学は、26日、記者会見を開いて調査結果を公表し、潮見佳男副学長が、「関係者や国民の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」と謝罪しました。<br />大学の調査では、▽契約後の不適切な仕様変更による過大な支出や、▽架空の取り引き、それに、▽入札妨害など、あわせて34件の不正が確認されたということです。<br />こうした不正は、取り引きを通して業者に発生した赤字を補てんするために行ったとみられ、調査に対しては、教授らは「窮状を訴える取引業者を何とかしてあげたかった」と話しているということです。<br />大学側は、チンパンジー研究という分野の特殊性から特定の業者に取り引きを依存し、順法意識の欠如や会計制度の軽視があったとしていて、今後、4人の懲戒処分を行う方針です。<br />また、納品された設備の検査の徹底や契約手続きのチェック体制を強化するなどして、再発防止にも取り組むことにしています。<br />一方、今回の不正について、松沢特別教授は、NHKのこれまでの取材に対し「コメントできない」としています。<br /><br />【京都大学霊長類研究所とは】<br />愛知県犬山市にある京都大学霊長類研究所は、日本で唯一の霊長類学の拠点として、昭和42年に設立されました。<br />昨年度末の時点で、ニホンザルやチンパンジーなど7種類の霊長類、およそ1100匹を飼育しています。<br />▽5つの研究部門、▽10の分野があり「ヒトとは何か」をテーマに、進化や認知科学、それに脳や遺伝子に至るまで霊長類に関する幅広い研究を行っています。<br />平成21年には「国際共同先端研究センター」を発足し、外国人の教員の採用や留学生の受け入れを進めるなど、国際的な霊長類学の研究拠点となっています。<br /><br />【松沢哲郎特別教授とは】<br />京都大学高等研究院の松沢哲郎特別教授は、チンパンジーの生態についての研究で知られ、平成18年から24年までの間、京都大学霊長類研究所の所長を務めました。<br />「アイ」と名付けられたメスのチンパンジーの研究を40年以上続け、チンパンジーに、▽人間並みの記憶力があることや、▽教育や文化のようなものが存在することを実験や観察を通じて明らかにしました。<br />また、チンパンジーとの比較を通して、人間の認識や行動がいかに進化したかの解明にも取り組んできました。<br />こうした功績が認められ、平成25年には文化功労者に選ばれています。<br /><br />【工事業者の主張は】<br />工事を請け負った業者によりますと、京都大学霊長類研究所で不正が行われるきっかけとなったのは、平成23年に行われたチンパンジーのおりの3つの工事契約だということです。<br />この業者は、大学が確保した予算を大幅に上回る工事でしたが、将来、別の工事で赤字を補填する約束とされたため、実際より低い価格で入札したと主張しています。<br />この施行業者は、「入札前に松沢特別教授と面会した際、今後も自分には大きな予算がつくと言っていたので、いずれ埋め合わせをしてくれると信じた。以前から小さな案件で予算が足りないが受注してくれないかと頼まれたことがあり、なれ合いになっていた」と話していました。<br />その後、松沢特別教授らは、この業者の赤字を補てんするため、▽納入実態のない架空の取り引きや、▽利益が出るように仕様書と異なる簡略化した工事を行わせるなど、不正な支出を繰り返していたということです。<br />https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200626/2010007150.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-24011685786853766072020-04-20T23:46:02.935+09:002020-04-20T23:46:02.935+09:00徳島 NEWS WEB
徳島大大学院 教授ら論文不正か
04月20日 18時49分
徳島大学大学院...徳島 NEWS WEB<br />徳島大大学院 教授ら論文不正か<br />04月20日 18時49分<br /><br />徳島大学大学院の教授などが執筆した論文にデータの改ざんなどの不正が見つかり、徳島大学は論文作成に関わった元大学院生の博士号を取り消すとともに、教授の処分を検討しています。<br /><br />論文のデータの改ざんに関わっていたとされるのは、徳島大学大学院医歯薬学研究部の<br />▽50代の男性教授と、<br />▽教授の研究室に所属していた元大学院生です。<br /><br />徳島大学によりますと、2人は基礎研究に関する論文について、<br />▽データを恣意的に取捨選択したり、<br />▽出どころが不明なデータを付け加えたりするなどのねつ造や改ざんを行った図を掲載した他、<br />▽教授は論文の執筆にほとんど関わっていない複数の人を共著者として掲載し、全員の了承を得ないまま論文を発表したということです。<br /><br />おととし3月、「教授の研究室で不正が行われている」という匿名のメールが大学の複数の教授などに送られ、大学が調査委員会を立ち上げて調査を進めたところ、不正が明らかになったということです。<br /><br />論文は学外の学術誌に掲載されていましたが、去年取り下げられたということです。<br /><br />大学は元大学院生の博士号を取り消すとともに、教授の処分を検討しています。<br /><br />会見で徳島大学の佐々木卓也理事は「このような不正行為が発生したことは本学の教育研究に対する信用を失墜させ、多くの関係者の皆様に多大なるご迷惑ご心配をおかけすることになり、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。<br />https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200420/8020007402.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-20048434449087795602020-04-18T16:08:32.563+09:002020-04-18T16:08:32.563+09:00京都 NEWS WEB
京大元教授が研究費不正
04月15日 19時28分
京都大学の50代の元教...京都 NEWS WEB<br />京大元教授が研究費不正<br />04月15日 19時28分<br /><br />京都大学の50代の元教授が、実際には行っていない出張の旅費を請求するいわゆるカラ出張をしたり、非常勤講師の給与を水増ししてその差額を受け取ったりしたなどとして、大学はこの元教授を懲戒解雇処分相当としました。<br /><br />14日付けで懲戒解雇処分相当とされたのは、京都大学医学研究科の天谷真奈美元教授(58)で、先月末付けで大学を依願退職しています。<br />大学によりますと、天谷元教授は平成28年8月から31年1月にかけて、▽カラ出張を行ったり、▽非常勤講師の給与を水増しして差額を自ら受け取ったりして、あわせて10件、金額にして78万8000円余りの研究費を不正に支出していたということです。<br />元教授は、学生や非常勤講師にもカラ出張を行わせ、学生らに支払われた旅費を現金で自ら受け取っていたということです。<br />大学の調べに対して元教授は、カラ出張などで得たお金は経費や人件費を賄うために使ったと説明しているということですが、大学は事実確認ができなかったとして、私的な流用があったと結論づけています。<br />京都大学の潮見佳男副学長らは会見で「研究費不正の再発防止に取り組んできたさなかに不正が重なり極めて遺憾だ。関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます」と述べ、今後、出張が適切に行われたかを確認できる仕組みを検討するとしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200415/2010006436.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-60195923223711394962020-04-18T16:05:22.317+09:002020-04-18T16:05:22.317+09:00京大霊長類研、5億円の不正認定 調査委、研究費の返還求め提訴も
4/17(金) 21:37配信共同通...京大霊長類研、5億円の不正認定 調査委、研究費の返還求め提訴も<br />4/17(金) 21:37配信共同通信<br /><br /> 京都大霊長類研究所のチンパンジー飼育施設工事を巡る研究費不正疑惑で、京大の調査委員会が教員4人による研究費約5億1千万円の不正支出を認定する報告書をまとめたことが17日、関係者への取材で分かった。京大は返還を求め提訴することも検討している。<br /><br /> 関係者によると、関与したのは研究所長も務めた松沢哲郎特別教授ら。愛知県犬山市や熊本県宇城市の飼育施設の工事など、2011年以降に結ばれた100件の契約を調査し、計34件の不正使用を認めた。<br /><br /> 内容は架空取引が14件で計約4800万円、入札妨害が7件で計約4億4千万円など。私的流用はなかったとみられる。<br />https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000149-kyodonews-soci<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-43371431751269526602020-04-02T23:35:23.566+09:002020-04-02T23:35:23.566+09:00京大霊長類研の教授ら4人 5億円余を不正支出 大学が報告書
2020年4月2日 22時31分
サル...京大霊長類研の教授ら4人 5億円余を不正支出 大学が報告書<br />2020年4月2日 22時31分<br /><br />サルの研究で世界的に有名な京都大学霊長類研究所の教授ら4人が、研究費5億円余りを不正に支出していたとする調査報告書を京都大学がまとめたことが分かりました。<br /><br />研究費の不正に関わったとされるのは京都大学高等研究院の松沢哲郎特別教授と霊長類研究所の友永雅己教授ら合わせて4人です。<br /><br />関係者によりますと、松沢特別教授らは愛知県などにある京都大学霊長類研究所とその関連施設で平成26年度までの4年間に行われたチンパンジーのおりの工事などの28件で、架空取り引きなど総額5億円余りの不正な支出をしていたということです。<br /><br />このほか、入札前に予算を業者に伝えたり、入札すべき工事を随意契約にしたりするなどの不適切な事例も確認されたということです。<br /><br />こうした不正は、取り引きを通して業者に発生した赤字を補填(ほてん)するために行ったと説明しているということで、私的な流用はなかったとしています。<br /><br />松沢特別教授は、チンパンジー研究などを通して、人間の認識や行動がどう進化したかの解明に取り組み、平成25年に文化功労者に選ばれていて、NHKの取材に対して「調査をされているかどうかも含めてコメントできない」としています。<br /><br />また、友永教授からは2日夕方までに回答は得られませんでした。<br /><br />大学は、異議を申し立てる期間を設けたうえで、近く報告書を公表し、処分を検討するとしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200402/k10012365331000.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-74211615760574644082020-04-02T21:26:11.121+09:002020-04-02T21:26:11.121+09:00ふつうはもっとバレない上手なやり方をするんだろうけど…ふつうはもっとバレない上手なやり方をするんだろうけど…ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-8307787643542600503.post-77453335515001762222020-04-02T21:22:14.095+09:002020-04-02T21:22:14.095+09:00関西 NEWS WEB
京大霊長研で5億円余不正支出か
04月02日 18時57分
サルやチンパン...関西 NEWS WEB<br />京大霊長研で5億円余不正支出か<br />04月02日 18時57分<br /><br />サルやチンパンジーの生態などを研究している京都大学霊長類研究所の教授ら4人が、研究費5億円余りを不正に支出していたとする調査報告書を京都大学がまとめたことが分かりました。<br />大学は、4人が異議を申し立てる期間を設けたうえで、処分を検討することにしています。<br /><br />研究費の不正に関わったとされるのは、京都大学高等研究院の松沢哲郎特別教授と、霊長類研究所の友永雅己教授らあわせて4人です。<br />関係者によりますと、研究所や関連施設で、松沢特別教授らが関わったチンパンジーのおりの工事など100件の契約を調べたところ、平成26年度までの4年間に行われた28件の契約で、架空取り引きや過大な支出など、5億円余りの不正な支出があったということです。<br />このほか、入札前に予算を業者に伝えたり、本来、入札にかけるべき工事を分割して随意契約で受注できるようにしたりするなどの不適切な経理処理も確認されたということです。<br />架空発注や過大な支出は、チンパンジーのおりの納入をめぐり、業者の赤字を補てんするために行われ、私的流用はなかったと結論づけています。<br />松沢特別教授は、チンパンジー研究などを通して、人間の認識や行動がどう進化したかの解明に取り組み、平成25年には文化功労者に選ばれています。<br />NHKの取材に対し、「調査をされているかどうかも含めて、コメントできない」としています。<br />友永教授からは現時点では回答が得られていません。<br />大学は、4人が異議を申し立てる期間を設けたうえで、近く調査結果を公表し、今後、処分を検討するとしています。<br />https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200402/2000027401.html<br />ニッポニア・ニッポンhttps://www.blogger.com/profile/00969235767842180336noreply@blogger.com