2021年1月30日

東京大学「定量生命科学研究所」( 2018年4月1日発足)

( 東京大学 論文不正に元教授ら11人関与と発表 の続き)

どうせ「看板すげ替え」に終始するだけ…

不正相次いだ東大分子細胞生物学研 抜本改組し名称も変更
2018年3月27日 12時22分 NHKニュース

東京大学は、国内有数の生命科学の研究所として知られる分子細胞生物学研究所について、データねつ造などの研究不正が相次いだため、不正防止に取り組む専門部署を設けて研究所の名称も変更するなど、新年度から抜本的に組織を変えることになりました。

東京大学分子細胞生物学研究所は研究者や大学院生などおよそ300人が所属し、世界でもトップレベルの研究成果をあげている国内有数の生命科学の研究所ですが、去年、分子生物学者の教授が発表した論文5本でねつ造などの研究不正が認定され、4年前にも所属する別の教授の論文で不正が認定されて、大学は再発防止策を検討していました。

その結果、東京大学は分子細胞生物学研究所の組織を抜本的に見直し、研究所の名称も「定量生命科学研究所」に変更することを決めました。

定量生命科学研究所では、これまで合わせて15あった研究分野と研究センターを、細胞の性質やタンパク質の機能などを研究する4つの研究領域に再編します。

また、各研究室で個別に行っていた実験設備や実験動物の管理を共有化するなどして研究者どうしの交流を増やして風通しをよくするほか、研究倫理を推進する専門の部署や外国人研究者も入れて、不正防止の取り組みを監視する委員会を設けることになっています。

定量生命科学研究所は来月1日に発足します。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011380611000.html




(書きかけ)




中身をほとんどかえずに、「看板すげ替え」を一番上手にやってのけるのは、じつは、役所役人組織とか、その独法財法とか、外郭団体…
たまにトンデモな団体がトンズラほっかむりをきめこんで、真相は闇の彼方に…

「社団法人日本農村情報システム協会」(ぐぐる先生)

組織的に手がける公的資金の「横領」まがいな「我田引水」利益供与は罪に問われず。
日本では(いや、どこでもそうなのかもしれないが)、公私混同は役得なのである。


(№322 2018年3月27日)

93 件のコメント:

  1. JAXA新理事長に山川宏京大教授
    3月27日 14時35分

    JAXA=宇宙航空研究開発機構の新しい理事長に、内閣府の宇宙政策委員会の委員を務める山川宏京都大学教授が就任することになりました。

    JAXAの理事長は現在、元新日鉄の副社長の奥村直樹氏が務めていますが、今月末で任期が切れるため文部科学省は後任の人選を進めてきました。

    林文部科学大臣は27日開かれた閣議で、山川宏京都大学教授をJAXAの新しい理事長として起用することを報告し、了解されました。

    山川教授は52歳。
    平成5年に東京大学大学院の博士課程を修了後、現在のJAXA宇宙科学研究所でM5ロケットの開発などに携わり、日本の宇宙政策を担う内閣府の宇宙政策委員会の委員も務めています。

    山川教授の人事は来月1日の発令で、JAXAの4代目の理事長に就任します。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180327/k10011380831000.html

    https://koibito2.blogspot.jp/2018/03/201833.html?showComment=1522130148008#c7143276753308159018

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  2. マクロコスモスもミクロコスモスも、真っ黒くろすけのダークマターばかりなりけり…

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  3. 理研、3機関を来月統合…国内最大規模の生命分野研究機関に
    3/27(火) 10:15配信 読売新聞(ヨミドクター)

     理化学研究所は、神戸市にある理研の「多細胞システム形成研究センター」(CDB=Center for Developmental Biology)と、大阪や横浜に分散する理研の他機関を統合し、生命科学分野の研究機関としては国内最大規模の新組織に再編する方針を決めた。研究員は600人を超える見通し。近く文部科学相の承認を得て、4月1日付で発足させる。

     新組織の名称は「生命機能科学研究センター」(BDR=Center for Biosystems Dynamics Research)で、STAP細胞の論文不正で揺れたCDBの体制を名実ともに一新させ、研究力強化と不正防止策の徹底を図る。

     CDBは2000年、政府の肝いりで「発生・再生科学総合研究センター」として設置された。生物が生まれる過程の解明や再生医療に関する国際的な研究拠点として知られ、14年にはiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った網膜細胞を患者に移植する世界初の手術を実施。同年発覚したSTAP細胞を巡る不正を受け、現在の名称に変更されたが、海外でも知名度が高かった英語表記の「CDB」は変えなかった。

     理研は、超高齢化社会に対応するため、老化の仕組みまで研究の対象を広げた新組織の再編案を今月1日、文科省に申請した。案では、CDBと、生命活動を計測する高い技術で実績のある「生命システム研究センター」(大阪府吹田市)、「ライフサイエンス技術基盤研究センター」(横浜市など)の3機関を統合する。

     新センター長は神戸の施設に配置し、研究者への倫理教育や実験データの適切な保管などの不正防止策を徹底する。理研の小安重夫理事は「色々な分野の研究者が一つのセンターで連携することで、老いの仕組みの解明など新たな研究領域を開拓したい」と話した。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00050006-yomidr-sctch

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    1. 「理研」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E7%90%86%E7%A0%94

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  4. 【研究不正疑惑】東京大学が著名研究者の研究不正を認定
    https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1522568353/

    「研究不正」のニュース
    https://www.2nn.jp/word/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%B8%8D%E6%AD%A3

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    1. 【ワタミ戦法】東京大学、不正相次いだ分子細胞生物学研究所の名称変更へ
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1522132389/

      「東京大」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%A7

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  5. 科学誌の論文掲載率、国内1位学習院…東大2位
    2018年4月2日14時39分

     主要科学誌に掲載された日本の論文数は昨年も引き続き減少傾向にあったとする分析結果を、英科学誌ネイチャーが発表した。

     2017年にネイチャーや米科学誌サイエンスを含む主要68誌に載った論文数は前年比で3・7%減少。12~16年の5年間も19・6%減っており、減少に歯止めがかかっていない。

     3月22日の特集号によると、68誌に載った全論文のうち、日本の論文が占める割合は12年の9・2%から、17年は8・6%に低下。順位は米中英に続く4位だった。

     一方、各大学で発表された論文総数に占める主要誌掲載論文の割合をみると、国内では学習院大がトップになった。2位は東京大、4位は京都大だったが、3位には甲南大、5位には青山学院大が入り、ネイチャー誌は「(理系研究者が少ない)小規模な大学が輝いている」と指摘した。主要誌に載った論文数自体は東大、京大などが多かった。

     今回の分析結果について、学習院大の井上寿一学長は「教員数は少ないが、質の高い研究を行っている教員がそろっている。高い研究力が裏づけられてうれしい」とコメントした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180402-118-OYT1T50077

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    1. 科学論文数 日本なお低迷…主要68誌 昨年3.7%減 掲載率国内トップ 学習院大
      2018年4月2日15時0分

       主要科学誌に掲載された日本の論文数は昨年も引き続き減少傾向にあったとする分析結果を、英科学誌ネイチャーが発表した。2017年にネイチャーや米科学誌サイエンスを含む主要68誌に載った論文数は前年比で3・7%減少。12~16年の5年間も19・6%減っており、減少に歯止めがかかっていない。

       3月22日の特集号によると、68誌に載った全論文のうち、日本の論文が占める割合は12年の9・2%から、17年は8・6%に低下。順位は米中英に続く4位だった。

       一方、各大学で発表された論文総数に占める主要誌掲載論文の割合をみると、国内では学習院大がトップになった。2位は東京大、4位は京都大だったが、3位には甲南大、5位には青山学院大が入り、ネイチャー誌は「(理系研究者が少ない)小規模な大学が輝いている」と指摘した。主要誌に載った論文数自体は東大、京大などが多かった。

       今回の分析結果について、学習院大の井上寿一学長は「教員数は少ないが、質の高い研究を行っている教員がそろっている。高い研究力が裏づけられてうれしい」とコメントした。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180402-118-OYTPT50258

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  6. 優秀な研究者確保 理化学研 無期雇用の研究者増員へ
    4月5日 18時30分

    理化学研究所は、優秀な研究者を確保するため、期間の定めのない無期雇用の研究者の割合を、現在の2割弱から今後7年間で4割程度にまで増やすなどとする中長期計画を公表しました。

    理化学研究所は、研究者の多くを契約期間に期限のある有期雇用で採用していて、およそ3000人いる研究者のうち、期間の定めのない無期雇用の研究者は2割弱にとどまっています。

    これについて、理化学研究所は、優秀な人材が安定して研究に取り組めるようにするため、今後7年間で無期雇用の研究者の割合を4割程度にまで増やすなどとする中長期計画を5日公表しました。

    有期雇用の研究者を、順次、無期雇用に切り替えていくということで、有期雇用の期間についても、これまでの原則5年から7年に延長するとしています。

    理化学研究所の松本紘理事長は「大学の研究予算が減り、若手のポストがなくなっていて、研究者になりたいという人が減っているのが現状だ。時代の変化に対応し、安定して研究に取り組める環境を整えて優秀な人材を確保したい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180405/k10011392131000.html

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    1. 理研、任期なし研究者4割へ
      安定雇用で人材確保
      2018/4/5 18:27
      ©一般社団法人共同通信社

       理化学研究所は5日、任期が限られていない無期雇用の研究者を現在の数%から2024年度までに4割程度まで増やすと発表した。若手研究者が長い期間、安定して研究に取り組める環境を提供し、優れた人材を確保する狙い。

       近年、日本の科学研究は論文数が低迷するなどの課題を抱えている。理研は、研究費やポストが減っているため若手研究者の受け皿が十分でなく、じっくりと研究に打ち込めないのが原因とみており、改善に乗り出す。

       理研には現在約3千人の研究者がおり、まずは内部の任期のある研究者を無期雇用に切り替えて割合を増やす。
      https://this.kiji.is/354558233148867681

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    2. 理研「発生・再生科学総合研究センター(CDB)」改め、「多細胞システム形成研究センター(CDB)」…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%90%86%E7%A0%94+%EF%BC%A3%EF%BC%A4%EF%BC%A2

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  7. 京大、男性不妊に新治療法候補 ウイルスで遺伝子導入

     精子の形成に異常がある男性不妊症の新たな治療法の候補を開発したと、京都大医学研究科の篠原隆司教授と渡邉哲史助教らが発表した。不妊症のマウスの精巣に、安全性の高いウイルスを使って精子形成を促す遺伝子を導入した。米科学誌ステム・セル・リポーツに6日、発表する。

     日本では6組に1組が不妊症とされ、男性に原因がある一部には、精子形成を促す精巣の「セルトリ細胞」に異常があると推測されている。これまでもウイルスを遺伝子の運び屋として利用し、セルトリ細胞に精子形成を促す遺伝子を導入する治療法が検討されてきた。だが、精子に遺伝子が入る可能性が高かったり、精巣に炎症を引き起こしたりする課題があった。

     グループは、細胞内で増殖せず、炎症を起こす可能性が低い「アデノ随伴ウイルス」の使用を試みた。特定の遺伝子を欠損させた不妊マウスのセルトリ細胞に、遺伝子を組み込んだ同ウイルスを導入。約3カ月後に精子が形成され、体外受精で子どもが誕生した。子マウスにはウイルス由来の遺伝子はなかった。

     篠原教授は「ヒトの男性不妊の原因遺伝子は未解明。研究が進展すれば、今回開発した技術の応用も可能となる。ただ、不妊治療にウイルスを使った遺伝子導入が認められるかは議論が必要」と話した。

    【 2018年04月06日 01時00分 京都新聞】
    http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180405000159

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    1. 「京都大学」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7%E5%AD%A6

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    2. 「京都大」
      https://www.2nn.jp/search/?q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7&e=

      【さる】野生ニホンザル 温泉でストレス解消か 京都大学霊長類研究所
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1522791543/

      「霊長類研究所」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E9%9C%8A%E9%95%B7%E9%A1%9E%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

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  8. 理研が京都にiPS創薬拠点
    開所式に山中さんら出席
    2018/4/9 18:474/9 19:55updated
    ©一般社団法人共同通信社

    「iPS細胞創薬基盤開発連携拠点」の開所式典に出席し、あいさつする京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長=9日午後、京都府精華町

     理化学研究所は9日、京都府精華町の「けいはんな学研都市」(関西文化学術研究都市)で、さまざまな細胞に変化できる人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した新薬開発のための施設「iPS細胞創薬基盤開発連携拠点」の開所式典を行った。松本紘理事長や京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長が出席し、完成を祝った。

     患者の細胞からiPS細胞を作製すると、患者の病気に特有の症状を体外で再現でき、薬の候補物質を加えて効果や安全性を確かめられる。こうした技術を企業や研究機関などに提供する。開設は今月1日付。

     式典で、山中所長は「患者や家族に朗報が届くことを祈願します」と話した。
    https://this.kiji.is/356008843551065185

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  9. 研究者「時間、お金ない」…文科省 大学・公的機関を調査
    2018年4月14日15時0分

     文部科学省科学技術・学術政策研究所は、大学や公的機関の研究者が、研究費や研究時間の確保が著しく不十分だとして研究環境の現状に危機感を抱いているとする調査結果を発表した。

     調査は、日本の科学技術の状況や変化を把握するのが狙いで、2016年度に初めて実施。今回が2回目で、17年9~12月に、大学などの研究者約2100人と産業界の有識者約700人を対象にアンケートをした。回答率は92%だった。

     調査結果によると、「研究費が十分かどうか」と尋ねた問いに対し、研究者の回答は10点満点で平均2・4となり、前回より0・2ポイント低下。「研究時間を確保するための取り組みが十分かどうか」についても同2・2で、前回より0・2ポイント下がった。

     研究費や研究時間の確保について評価が低下した理由をそれぞれ尋ねたところ、「運営交付金の削減の影響」「人員削減により、1人当たりの事務作業や仕事量が増加」などが並んだ。

     また、「基礎研究で突出した成果が生まれているかどうか」については、研究者の回答は平均4・1で前回より0・6ポイント、有識者は同4・0で0・5ポイントそれぞれ低下。研究現場と産業界の双方が日本の研究の現状を厳しく捉えている様子がうかがえた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180414-118-OYTPT50270

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    1. 研究者「時間ない、お金ない」…現状に危機感
      2018年4月14日15時49分

       文部科学省科学技術・学術政策研究所は、大学や公的機関の研究者が、研究費や研究時間の確保が著しく不十分だとして研究環境の現状に危機感を抱いているとする調査結果を発表した。

       調査は、日本の科学技術の状況や変化を把握するのが狙いで、2016年度に初めて実施。今回が2回目で、17年9~12月に、大学などの研究者約2100人と産業界の有識者約700人を対象にアンケートをした。回答率は92%だった。

       調査結果によると、「研究費が十分かどうか」と尋ねた問いに対し、研究者の回答は10点満点で平均2・4となり、前回より0・2ポイント低下。「研究時間を確保するための取り組みが十分かどうか」についても同2・2で、前回より0・2ポイント下がった。

       研究費や研究時間の確保について評価が低下した理由をそれぞれ尋ねたところ、「運営交付金の削減の影響」「人員削減により、1人当たりの事務作業や仕事量が増加」などが並んだ。

       また、「基礎研究で突出した成果が生まれているかどうか」については、研究者の回答は平均4・1で前回より0・6ポイント、有識者は同4・0で0・5ポイントそれぞれ低下。研究現場と産業界の双方が日本の研究の現状を厳しく捉えている様子がうかがえた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180414-118-OYT1T50105

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    2. 「研究」なんてのは、よっぽどカネとヒマのあるやつがやればいいことだ。

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    3. 「研究」オタクは、カネがなくてもヒマがなくても、ものすごいエネルギーでもって、誰がなんと言おうとも、ちゃんと集中してやりとげるものだ。

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  10. そもそも「研究」という営為は、何らかのものを実現するための、あくまでも「手段」にすぎないものだったものが、いまでは立派な「目的」となって、その営みが持続されるべきものとしてのなんらかの「手段」が講じられるべきものとしての存在になってしまっている。

    これこそまさに「目的と手段との倒錯」であって、予算を策定して執行する、まさに「役人の仕事」そのものになっているのである。

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  11. 池田清彦「直接的な市場価値を有さない基礎科学の場合、これはほとんどウソつき競争のようになってくる可能性が強い」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B1%A0%E7%94%B0%E6%B8%85%E5%BD%A6+%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%A7%91%E5%AD%A6+%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%81%A4%E3%81%8D%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE

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    1. 「基礎科学 はほとんどウソつき競争」
      https://koibito2.blogspot.jp/search?q=%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%A7%91%E5%AD%A6+%E3%81%AF%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%81%A4%E3%81%8D%E7%AB%B6%E4%BA%89

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  12. リズム識別の仕組み解明
    ハエ「求愛歌」で名古屋大
    2018/4/17 06:00
    ©一般社団法人共同通信社

     ショウジョウバエの雄が求愛のために出す羽音のリズムを、雌が聞き分ける脳の仕組みを解明したと、名古屋大の上川内あづさ教授(神経科学)らの研究チームが17日付の米科学誌に発表した。チームは「人間が音声を認識するメカニズムの解明につなげたい」としている。

     ショウジョウバエの雄は求愛の際、片方の羽を震わせて「求愛歌」と呼ばれる羽音を出す。音は空気の振動として雌の触角を揺らし、神経細胞を通じて脳に伝わる。

     チームは、音の伝達経路にある「AMMC―B1」という神経細胞が、求愛歌と同じリズムの音によく反応する一方、それよりも速いリズムにはあまり反応しないことに着目した。
    https://this.kiji.is/358718825740452961

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  13. マウス実験、ノミの実験、ショウジョウバエの…

    「ルイセンコ学派のノミ学者」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B3%E5%AD%A6%E6%B4%BE%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%9F%E5%AD%A6%E8%80%85

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  14. 論文ねつ造など研究不正 東大元教授を懲戒解雇相当の処分
    4月27日 20時24分

    国内有数の分子生物学の研究者である東京大学の元教授らが、国際的な科学雑誌に発表した論文に、ねつ造などの研究不正があった問題で、大学は元教授を懲戒解雇相当とする処分をしたと発表しました。

    この問題は、去年、東京大学の分子細胞生物学研究所に所属していた渡邊嘉典元教授らが、国際的な科学雑誌、ネイチャーやサイエンスなどに発表した5本の論文の画像やグラフに、ねつ造と改ざんの研究不正があったと認定されたものです。

    東京大学では懲戒委員会を開いて関係者の処分を検討した結果、大学の名誉や信用を著しく傷つけたなどとして、元教授を懲戒解雇相当とする処分をしたと発表しました。

    渡邊元教授はことし2月に、「一身上の理由」としてすでに大学を辞めていて、今回の処分の決定で、留保していた退職金は支払われないということです。

    また、渡邊元教授とともに不正を行ったと認定され、すでに退職した当時の助教については、処分対象にはあたらないとして懲戒処分はしませんでした。

    東京大学の羽田正副学長は「本学の元教員が行った行為は決して許されるものではなく、厳正な対応をいたしました。今回のことを厳粛に受け止め、再発防止にあたっていく所存です」などとするコメントを発表しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180427/k10011420551000.html

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  15. 6月3日 編集手帳
    2018年6月3日5時0分

     化学者で、小説も数々遺のこしたカール・ジェラッシは、『ノーベル賞への後ろめたい道』(講談社)で、科学者が時折迷い込む「灰色がかった領域」を題材にした。仮説は美しく、正しいと思い込む。実験に誤差は付き物だと、結果を地ならしして、先へと突き進む◆失敗の許されぬ社会実験ならどうか。逡巡しゅんじゅんや葛藤はなかったのか。この人に胸の内を尋ねてみたい。島根・隠岐諸島の海士あま町で16年町長を務め、先週退任した山内道雄さん(79)である◆住民はお客様、役場は住民総合サービス会社と称して改革を進め、離島に数百人ものIターン者を呼び込んだ。魚介の鮮度確保のため巨費を投じた凍結施設の建設、東京市場で挑んだ隠岐牛のブランド化、島留学による高校の再生…。よそから来た人、島民、官民が入り交じり、多様な物語が紡がれた◆地方創生の成功例として視察が相次ぎ、首相の所信表明演説で取り上げられた。けれど、きれい事だけでは済まされぬ、別の本音もあっただろう◆生き残りの大号令にせき立てられ、灰色の領域で迷う首長さんは多かろう。今だからこそ語れる助言が道しるべになる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180603-118-OYTPT50112

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  16. [想う 2018]壊して永らえる生命…分子生物学者 福岡伸一さん 58
    2018年6月8日5時0分

     生命とは何か――。この古くからの問いは、再生医療や人工知能に光が当たる近年、今日的な問いになっている。名著「生物と無生物のあいだ」で知られる分子生物学者の福岡伸一さんが、生命をめぐる近・現代の探求の歴史を踏まえて、自らの想おもいを語ってくれた。(編集委員 鶴原徹也)

    DNA研究でも謎残る/「合成と分解」に注目

     ◆ダーウィン

     現代生物学の起点はダーウィンの進化論です。「種の起源」出版は1859年、明治維新の約10年前でした。

     〈チャールズ・ダーウィン(1809~82年)は英国の博物学者。生物の進化を突然変異と自然淘汰とうたで説明した〉

     欧州は当時、神が世界の全てを作ったとする、キリスト教の世界観・生命観が支配的でした。進化論は生命の変化を無神論的に説明する画期的理論です。なかなか受容されなかった。

     生物は姿形や性質など色々な要素を次の世代へ伝えます。この遺伝をダーウィンは何らかの微粒子が担っていると考え、「ジェミュール」と呼びましたが、実体はわからなかった。

     その後、20世紀にかけて病原菌が次々と明らかになり、ウイルスも知られ、生物学はミクロの世界に進みます。科学者らは血眼になって遺伝子を探します。

     まず見当をつけたのが、たんぱく質。遺伝情報は複雑です。だから細胞の中で一番複雑な物質のたんぱく質が担っているに違いないと誰もが考えたのです。でも決め手はない。

     遺伝子の正体がDNAだと最初に気づくのは1944年、米国のオズワルド・エイブリー(1877~1955年)です。ノーベル賞級の発見ですが、注目されない。皆、たんぱく質に目を奪われていたのです。

     ◆二重らせん

     DNAは53年、ワトソンとクリックの論文でがぜん脚光を浴びます。

     〈米国のジェームズ・ワトソン(1928~)と英国のフランシス・クリック(1916~2004年)が遺伝子の本体はDNAで、二重らせん構造をしていると発表。62年にノーベル賞をとる〉

     二重らせん構造の解明は画期的でした。言わば、ポジとネガのフィルムが鏡像のように一対になっている。ポジを基にネガが、ネガを基にポジが作られる。自己複製の原理が構造に織り込まれているのです。

     DNA研究は生命の謎を解く最重要研究となり、分子生物学が幕を開けます。科学者たちは細胞の森で無数に舞う、神秘なチョウを追い求めるように遺伝子を探します。私もその一人でした。

     DNAを切り貼りして遺伝子組み換え作物を作ることも、犯行現場の髪の毛のDNAを解析して容疑者を特定することも可能になります。20世紀後半は正にDNAの時代でした。その先に、ノーベル賞をとった山中伸弥先生のiPS細胞(人工多能性幹細胞)をはじめとする、現代の再生医療研究が展開するのです。

     20世紀最後の大輪の花は米国主導のヒトゲノム計画でした。体育館のような所に遺伝子解析装置を何十台も並べて、突貫作業でDNAの情報を片っ端から読み解く計画です。私を含め、科学者の多くは「青函トンネルを手で掘るよう」と冷笑的に見ていましたが、十数年で完遂してしまう。

     ヒトの遺伝子は2万3000種類ほど。人体を構成する37兆個の細胞一つ一つの核にDNAが折りたたまれ、生命のミクロ部位の設計が記述されている。それを全て解読したのです。

     しかし、生命の謎は残りました。映画を終わりのエンドロールから逆に見て、全ての役者の名を確認しても、どんな映画か分からない、そんな感じです。

     20世紀の生物学はDNAの情報を基に細胞が作られ、部位が作られ、時計仕掛けで組み合わさり、精巧な機械のように生物ができる、と作ることばかりを研究しました。「生命とは何か」との問いには「自己複製するもの」と答えます。

     でもコンピューターウイルスも結晶も自己複製します。自己複製するから生きているとは言えない。生命観を転換する必要があると私は思うようになります。

     ◆西田哲学

     生物学には一つ、見えにくい流れがあります。21世紀に入り、2004年に米科学者らのプロテアソーム(分解酵素)の研究が、16年に大隅良典先生のオートファジー(細胞自食作用)の研究がノーベル賞をとります。プロテアソームは細胞内の分解工場、オートファジーも細胞内で大規模に壊す仕組みです。しかも老廃物が出たから壊すというのではなく、出来たてホヤホヤなのに壊すのです。

     私見では、これはエントロピー増大の法則、つまり秩序は無秩序にしか向かわないという宇宙の大原則に関わります。細胞は秩序が無秩序になる前に、自ら壊し、また作る。法則に先回りして分解することで、秩序を生み出し続けている。

     ここに私は生命の本質を見ます。合成と分解のバランスの中に生命はある。それを私は「動的平衡」と呼び、「生命とは動的平衡にあるもの」と10年来主張しています。この生命観は主流になってはいません。

     すると意外な援軍が現れました。西田哲学です。

     〈西田幾多郎(1870~1945年)は東洋と西洋の思想の融合に取り組んだ哲学者。主著に「善の研究」など〉

     「動的平衡は西田哲学の生命観に非常に近い」と哲学者の池田善昭先生に教わりました。西田哲学は合成・分解という言葉は使いませんが、全体を指す「一」と要素の意の「多」が相矛盾しつつ、常に互いをめざし、ぐるぐる回っている状態を生命の本質としています。換言すれば、合成と分解、酸化と還元という相矛盾する行為が表裏一体になっているということです。

     私は動的平衡を西田哲学に再発見して、温故知新の感慨を得ました。

     私たちは今、環境問題やエネルギー問題に直面しています。人類が近代以降、作ることばかり考え、袋小路に入った結果です。

     生命は38億年続いています。頑丈だから長持ちしているのではありません。生命はゆるゆる、やわやわにできています。壊すことを先回りして、長持ちさせてきたのです。原発もあらかじめ廃炉を考えて、作るべきだったでしょう。

     生命に学び直す。それが私たちには必要なのです。

     ◆ふくおか・しんいち 青山学院大学教授。米ロックフェラー大学客員教授。著書に「生物と無生物のあいだ」「動的平衡」「フェルメール 光の王国」「できそこないの男たち」など。昆虫好きでも知られる。

     ◇柔らかな知性

     福岡さんは20代後半にニューヨークで「ボロぞうきんのように働いた」研究者時代、知られざる遺伝子を「捕まえた」。だが、それを除去しても実験マウスに何の影響もない。研究はうまく進まなかったが、「何か大事なものがなくても、他のものがうまくカバーする生命の柔軟さ」を学んだという。これが後年、動的平衡という考えに結びつく。柔らかな知性の人だ。(鶴)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180607-118-OYTPT50348

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    1. >「これは一応プロ仕様の虫捕り網。私は昆虫少年でした。奇麗なチョウチョが今でも好き。奇麗とは言えない、ゾウムシを捕る(解剖学者)養老孟司さんには『福岡君、まだまだ甘いね』と言われます」=東京・渋谷の青山学院大学の研究室で、鈴木竜三撮影

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    2. 福岡伸一のプリオン黒歴史…
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E4%BC%B8%E4%B8%80+%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3&od=3

      非通常病原体プリオンの分子機構
      研究分野 ウイルス学
      研究機関 長崎大学
      研究代表者
      片峰 茂 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (40161062)
      研究分担者 堂浦 克美 九州大学, 大学院・医学研究院, 助教授 (00263012)
      金子 清俊 国立精神神経センター, 神経研究所, 部長 (10251513)
      小野寺 節 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90012781)
      福岡 伸一 京都大学, 食量科学研究所, 助教授 (20183923)
      堀内 基広 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 助教授 (30219216)
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14607004/

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  17. 「妻子持ち男に女子大生が好意」勧誘動画を削除
    2018年6月12日7時6分

     化学研究者らの学術団体「日本化学会」は11日、若手会員勧誘のための動画に不適切な表現があったとして、公式ウェブサイトから削除したと発表した。

     化学会によると、動画は女子大生が妻子持ちの中年男性の化学教授に好意を抱き、学会に入会するとのストーリー。4月19日に公式サイトなどに公開したところ、会員らから「ハラスメント表現が含まれている」「女性研究者のやる気が恋愛だけだと思われるのは問題」などの批判が相次いだという。

     化学会の川合真紀会長は11日、「学生(特に女性)の科学への興味を軽視している不適切な表現があるとのご指摘を頂戴した。ご覧になった方々にご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」とのコメントを公式サイトに掲載した。川合会長は動画公開後の5月23日、同学会初の女性会長に就任した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180611-118-OYT1T50069

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    1. この手の物語を愛好する人がまだまだ多いということなのかな?

      具体的にどういった人向けにつくった動画なのかなあ…

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    2. 担当事務局のちょっと遊んでみました感が横溢…

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    3. 「川合真紀」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B7%9D%E5%90%88%E7%9C%9F%E7%B4%80

      「川合眞紀」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B7%9D%E5%90%88%E7%9C%9E%E7%B4%80

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    4. 「田代真人」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%B0%E4%BB%A3%E7%9C%9F%E4%BA%BA

      「田代眞人」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%94%B0%E4%BB%A3%E7%9C%9E%E4%BA%BA

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    5. 「北沢」「北澤」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%B6%85%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC+%E5%8C%97%E6%BE%A4

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    6. 「神谷 斉」「神谷 齊」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E6%96%89

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    7. 「伊藤寿啓」「伊藤壽啓」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%AF%BF%E5%95%93

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  18. 「定量生命科学研究所」、それにしても、とても長続きしそうにない看板だなあ…

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  19. 「本能的な恐怖の仕組み」遺伝子レベルで初解明
    2018年6月13日14時23分

     マウスが天敵であるキツネの臭いをかいだ際に、本能的な恐怖を感じるのに必要な遺伝子を特定したと、劉清華・筑波大教授(神経科学)らの研究グループが国際科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した。本能的な恐怖の仕組みについて遺伝子レベルで明らかになるのは初めてという。

     マウスはキツネなどの捕食者の臭いを初めてかいだ場合でも、恐怖で動けなくなる「すくみ行動」をとる。研究グループが、この臭いに対してすくみ行動をほとんど起こさないマウスを見つけて調べたところ、「Trpa1」と呼ばれる遺伝子が変異を起こしていることがわかった。

     この遺伝子が作るたんぱく質は通常、鼻腔びくうの細胞表面でキツネなどの臭い成分を感じ取るセンサーとして働いている。臭い成分がこのたんぱく質にくっつくと、神経細胞が活性化し脳に信号が送られ、すくみ行動が起こるとみられる。

     同様の遺伝子は人間にもあるが、ワサビなどの刺激を感じるのに関わっているとされ、キツネなどの臭いには反応しない。研究グループは「人についても、本能的な行動の仕組みを解明するのに役立つ可能性がある」としている。

     喜田聡・東京農業大教授(分子神経科学)の話「先天的な恐怖について遺伝子レベルで明らかになったのは大きな進展だ。危険を感知するための重要なメカニズムと言える」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180613-118-OYT1T50061

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    1. 遺伝子で「本能的に恐怖」…天敵の臭いに「すくむ」
      2018年6月13日15時0分

       マウスが天敵であるキツネの臭いをかいだ際に、本能的な恐怖を感じるのに必要な遺伝子を特定したと、劉清華・筑波大教授(神経科学)らの研究グループが国際科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した。本能的な恐怖の仕組みについて遺伝子レベルで明らかになるのは初めてという。

      筑波大グループ特定

       マウスはキツネなどの捕食者の臭いを初めてかいだ場合でも、恐怖で動けなくなる「すくみ行動」をとる。研究グループが、この臭いに対してすくみ行動をほとんど起こさないマウスを見つけて調べたところ、「Trpa1」と呼ばれる遺伝子が変異を起こしていることがわかった。

       この遺伝子が作るたんぱく質は通常、鼻腔びくうの細胞表面でキツネなどの臭い成分を感じ取るセンサーとして働いている。臭い成分がこのたんぱく質にくっつくと、神経細胞が活性化し脳に信号が送られ、すくみ行動が起こるとみられる。

       同様の遺伝子は人間にもあるが、ワサビなどの刺激を感じるのに関わっているとされ、キツネなどの臭いには反応しない。研究グループは「人についても、本能的な行動の仕組みを解明するのに役立つ可能性がある」としている。

       喜田聡・東京農業大教授(分子神経科学)の話「先天的な恐怖について遺伝子レベルで明らかになったのは大きな進展だ。危険を感知するための重要なメカニズムと言える」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180613-118-OYTPT50354

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    2. 恐怖遺伝子(笑)。

      「遺伝子」屋は何でもありだな…

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  20. ジャガイモの芽を無毒化…阪大などがゲノム編集 =関西発
    2018年6月16日15時0分

     狙った遺伝子を改変する「ゲノム編集」技術を活用し、芽などに毒を含まないジャガイモの商用化につながる手法を大阪大や理化学研究所などのチームが開発した。来年度から野外での試験栽培を行い、5年以内の商用化を目指す。18日に広島市で始まる日本ゲノム編集学会で発表する。

     ゲノム編集による品種改良は人工的に作った外来遺伝子を細胞核に導入し、作物の遺伝子を改変する手法が主流だ。こうした遺伝子組み換え作物が他の野生種と交雑すると生物の多様性が失われるとの指摘もあり、国内で販売するには、生態系への影響の調査が必要となるなど制約が多い。チームは、外来遺伝子が細胞核の外で働いてゲノム編集が起きるケースがあることに着目。こうした遺伝子組み換えに当たらない作物だけを選ぶ手法を考案した。この手法で毒の合成に関わる遺伝子を働かないようにした結果、毒の含有量は1割以下に減った。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180616-043-OYO1T50012

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    1. ジャガイモの芽 無毒に…阪大など ゲノム編集 野外栽培へ
      2018年6月21日5時0分

       狙った遺伝子を改変する「ゲノム編集」技術を活用し、芽などに毒を含まないジャガイモの商用化につながる手法を理化学研究所や大阪大などのチームが開発した。来年度にも野外での試験栽培を始め、5年以内の商用化を目指す。広島市で開かれた日本ゲノム編集学会で20日、発表した。

       ゲノム編集による品種改良は、人工的に作った外来遺伝子を細胞核に導入し、作物の遺伝子を改変する手法が主流だ。こうした作物が他の野生種と交雑すると生物の多様性が失われるとの指摘もあり、国内で販売するには、生態系への影響の調査が必要となるなど制約が多い。

       チームは、外来遺伝子が細胞核に入らなくても、ゲノム編集が起こるケースがあることに着目。ゲノム編集が起こった作物のうち、外来遺伝子が組み込まれていないものだけを選ぶ手法を考案した。この手法でジャガイモの毒の合成に関わる遺伝子を働かないようにした結果、毒の含有量は1割以下に減った。

       9月にも、野外栽培の承認申請を国に届け出る。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180621-118-OYTPT50142

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    2. ジャガイモの芽、ゲノム編集で無毒に…阪大など
      2018年6月21日7時44分

       狙った遺伝子を改変する「ゲノム編集」技術を活用し、芽などに毒を含まないジャガイモの商用化につながる手法を理化学研究所や大阪大などのチームが開発した。来年度にも野外での試験栽培を始め、5年以内の商用化を目指す。広島市で開かれた日本ゲノム編集学会で20日、発表した。

       ゲノム編集による品種改良は、人工的に作った外来遺伝子を細胞核に導入し、作物の遺伝子を改変する手法が主流だ。こうした作物が他の野生種と交雑すると生物の多様性が失われるとの指摘もあり、国内で販売するには、生態系への影響の調査が必要となるなど制約が多い。

       チームは、外来遺伝子が細胞核に入らなくても、ゲノム編集が起こるケースがあることに着目。ゲノム編集が起こった作物のうち、外来遺伝子が組み込まれていないものだけを選ぶ手法を考案した。この手法でジャガイモの毒の合成に関わる遺伝子を働かないようにした結果、毒の含有量は1割以下に減った。

       9月にも、野外栽培の承認申請を国に届け出る。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180621-118-OYT1T50022

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  21. 京大元特定教授が567万円私的流用、遺族返還
    2018年6月24日19時52分

     京都大は22日、大学院薬学研究科の元特定教授が、大学への寄付金約567万円を私的に流用していたと発表した。元特定教授は昨年8月に死去し、私的流用分は遺族が京大に全額返還したという。

     京大によると、元特定教授は2012年4月~17年3月、テレビやパソコン、書籍など208件の購入費(約502万円)、携帯電話などの通信費(約53万円)、旅費(約9万円)に寄付金を充てていたほか、大学が寄付金で購入した消耗品2点をネットオークションに出品し、約9000円を得ていた。

     昨年2月、大学の窓口への通報で発覚。元特定教授は京大の調査に対し、「研究目的の支出だった」と主張したが、京大は物品が自宅や別荘にあったことなどから不正と認定した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180624-118-OYT1T50051

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  22. >「お助け抗体」
    https://twitter.com/sato51643335/status/1034994591974318081

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    1. Nature ダイジェスト、編集部
      ‏@NatureDigest

      【再現できない実験の裏に抗体あり | natureダイジェスト2015年8月号】抗体は、生物学研究で最も広く使われているツールの1つであるが、研究で問題を起こす主要な原因の1つでもあることが近年明らかになっている。品質のばらつきが著しく異なる結果を招く恐れがあるのだ。
      https://twitter.com/NatureDigest/status/1034982388827283456

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    2. >研究室で伝統的に使われている「お助け抗体」
      https://koibito2.blogspot.com/2014/12/blog-post_26.html

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    3. Satoshi Tanaka
      @sato51643335

      「誠実な生命科学研究のために」のwebサイト管理人です。発言は個人的見解であり、私の所属機関や当該webサイトを代表するものではありません。

      sites.google.com/site/integrity…
      2015年12月に登録
      https://twitter.com/sato51643335

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  23. うつ病治療に期待も「レム睡眠しないマウス」
    2018年9月3日13時35分

     夢を見る時の浅い眠り「レム睡眠」をほとんどしないマウスを作ったと、理化学研究所のチームが発表した。悪夢が関係するうつ病などの治療に役立つ可能性があるという。論文が米科学誌「セルリポーツ」に掲載された。

     人間やマウスなどは睡眠時、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返している。レム睡眠の間に夢を見ることが多いほか、記憶が定着することが知られている。

     研究チームによると、通常のマウスのレム睡眠は全睡眠時間の約9%(約1時間10分)だったが、神経伝達物質「アセチルコリン」の働きに関わる二つの遺伝子を働かなくしたマウスは、レム睡眠をほとんどしなかった。これらのマウスも通常のマウスと同様に成長したが、物覚えが悪く、学習能力が低かったという。

     チームの上田泰己ひろき・理研チームリーダーは、「悪夢が影響するうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法の開発につながる可能性がある」と話している。

     睡眠に詳しい林悠・筑波大准教授(神経科学)の話「レム睡眠の謎を解き明かす重要な成果。レム睡眠が大幅に減少してもマウスが成長できたのは、レム睡眠が生存に必須ではない可能性や、レム睡眠の減少の影響を何らかの方法で補っていた可能性などが考えられる」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180903-118-OYT1T50064

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    1. 「夢見ぬマウス」できた うつ治療に応用も
      2018年9月3日15時0分

       夢を見る時の浅い眠り「レム睡眠」をほとんどしないマウスを作ったと、理化学研究所のチームが発表した。悪夢が関係するうつ病などの治療に役立つ可能性があるという。論文が米科学誌「セルリポーツ」に掲載された。

       人間やマウスなどは睡眠時、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返している。レム睡眠の間に夢を見ることが多いほか、記憶が定着することが知られている。

       研究チームによると、通常のマウスのレム睡眠は全睡眠時間の約9%(約1時間10分)だったが、神経伝達物質「アセチルコリン」の働きに関わる二つの遺伝子を働かなくしたマウスは、レム睡眠をほとんどしなかった。これらのマウスも通常のマウスと同様に成長したが、物覚えが悪く、学習能力が低かったという。チームの上田泰己ひろき・理研チームリーダーは、「悪夢が影響するうつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法の開発につながる可能性がある」と話している。

       睡眠に詳しい林悠・筑波大准教授(神経科学)の話「レム睡眠の謎を解き明かす重要な成果。レム睡眠が大幅に減少してもマウスが成長できたのは、レム睡眠が生存に必須ではない可能性や、レム睡眠の減少の影響を何らかの方法で補っていた可能性などが考えられる」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180903-118-OYTPT50252

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    2. 「上田泰己」
      https://koibito2.blogspot.com/search?q=%E4%B8%8A%E7%94%B0%E6%B3%B0%E5%B7%B1

      またの名を「カッシーナひろき」とも言う…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%8D

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    3. 旧2ちゃんねる界隈では有名人らしい…
      http://find.2ch.sc/?STR=%BE%E5%C5%C4%C2%D9%B8%CA

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  24. [平成時代 名著50]<30>『論文捏造』(2006年)…科学界の構造、人間の弱さ
    2018年9月30日5時0分

     平成年間、科学技術はめざましい発展を遂げた。同時に科学という営みは、純粋に知的な探求から、研究費や研究職、名声をめぐる激しい競争へと変化した。特に基礎科学の分野では、その研究論文が一流の学術雑誌に掲載されることが重要な評価基準になった。

     提出された論文は、専門家による査読を受ける。重大な問題であるか、適切な手法を使っているか、分野の発展に貢献するか、等々について厳しく意見が述べられる。論文著者は、これに真摯しんしに対応し、査読者の納得を得なければならない。『サイエンス』、『ネイチャー』など超一流誌では、投稿された論文の1割も掲載されない。

     最近では特に、超一流誌に掲載された研究論文があるかどうかが、研究者のその後の運命を決めてしまうほどの影響力を持つようになった。このような風潮の中で増えてきたのが科学者による論文捏造ねつぞう等の不正行為である。

     本書は2002年に発覚した米国ベル研究所の論文捏造事件を取材したものだ。超伝導の分野で00年に論文を発表したシェーンは、その後大量の論文を一流誌に立て続けに掲載し、ノーベル賞間違いなしとも言われた。しかしデータの使い回しが指摘され、芋づる式に16編もの論文で不正行為が明らかになった。この事件を生んでしまった科学界の構造と人間の弱さについて、著者は徹底的に掘り起こす。

     ルールが単純だと不正は起きやすい。学術雑誌のランクという数値でその研究を評価することは、客観性を装いながら、不正を生む土壌ともなる。評価が一元化され、多様な価値観が反映されないからである。捏造を防ぐのは市民の科学理解力だ。専門化・細分化した科学を咀嚼そしゃくして市民と行政に伝える科学解説者が、今後は必要であろう。(岡ノ谷一夫・生物心理学者)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180929-118-OYTPT50443

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    1. >捏造を防ぐのは市民の科学理解力
      >専門化・細分化した科学を咀嚼して市民と行政に伝える科学解説者が必要

      現実問題、どちらも期待できんわな…

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    2. 連中はやる気でやってんだよ。存在まるごと「銭ゲバ」のようなもの。

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  25. [本よみうり堂]文系と理系はなぜ分かれたのか 隠岐さや香著
    2018年9月30日5時0分

    神を排していった学問

     ◇評・坂井豊貴(経済学者・慶応大教授)

     文系と理系という区分は奇妙なものだ。例えば経済学は文系とされるが、数学や統計を多用する。医学は理系とされるが、倫理や哲学が欠かせない。そもそも学問を文理に区分する必要などあるのか。何なら万学は一つではないのか。科学史家である著者は、諸学が成長する歴史を丹念に追い、総じて学問が、神を排していったプロセスに注目する。

     学問はルネサンスから近代にかけ、宗教や王権からの自律を歩んできた。例えばガリレオの地動説。宇宙をよく説明するために、神の摂理よりも、機械の原理を用いる。あるいは民主政論。よき社会を成立させる理屈として、神に由来する王権ではなく、対等な人間同士の約束を用いる。

     機械の原理を探る人間は、観察においては、誤りを生む要因である。一方、よき社会の構想において、人間は価値や意味の泉源である。両者は矛盾せずとも、人間の位置付けが異なる。大まかにいって、前者が理系に、後者が文系に対応し、区分が進んだのではないかと著者は思考する。であればこの区分は根深い。

     だが文理の区分には弊害も大きく、ジェンダーの問題も深く関わる。日本は女性が理系に進む割合が低い。文系のなかでも社会科学ではなく、人文科学に進む割合が高い。社会にある「女の子は理系(に関すること)に向いていない」という偏見が、本人の自信を低下させ、進路の選択に影響を与えているようである。

     学問の内容は量的に増大している。一人の人間の知性に限りがある以上、細分化は免れない。よって何らかの課題を解決するに際しては、分野を越えた分業が必要となる。近年では膨大な情報処理をする必要性も高い。この傾向は大型チームによる「ビッグ・サイエンス」を生みだしている。そこで著者は問う。巨大な構造の一部となった一人の人間に、知性とはいかなる意味をもつものなのかと。その知性の使用のありようが、人間を軸に据えた世界観とどれほど親和するのか、考えさせられる。

     ◇おき・さやか=科学史家。名古屋大教授。『科学アカデミーと「有用な科学」』でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180929-118-OYTPT50410

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    1. 「基礎科学の場合、これはほとんどウソつき競争」
      https://koibito2.blogspot.com/search?q=%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AE%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%BB%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%A6%E3%82%BD%E3%81%A4%E3%81%8D%E7%AB%B6%E4%BA%89

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    2. 「直接的な市場価値を有さない基礎科学の場合、これはほとんどウソつき競争のようになってくる可能性が高い」
      (池田清彦『科学とオカルト』)
      https://koibito2.blogspot.com/2016/04/blog-post_19.html

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  26. 准教授、カラ出張繰り返し研究費283万円請求
    2018年10月19日9時55分

     信州大は18日、教育学部の鈴木俊太郎准教授(40)(心理学)が研究費約283万円を不正請求していたと発表した。研究費の執行が順調に進んでいるように見せかけるため、カラ出張を繰り返していた。

     発表によると、昨年度の内部会計監査をきっかけに大学が調査し、2012~17年度に計80件の架空請求が確認された。カラ出張で旅費を申請したり、実際の出張で宿泊費を水増ししたりし、大学運営資金から51万円、国の「科学研究費助成事業」から232万円を受け取った。研究室の金庫に相当額の現金が保管されていた。私的使用は確認できなかった。

     鈴木准教授は09年、任期付きの助教として赴任。同大は「常に成果を残さないといけないと考え、能力を超える業務を引き受けた結果、研究費の執行に支障が生じ、不正を行った」としている。大学の処分審査委員会が12月をメドに処分を決める。不正に受け取った研究費は返還するという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181018-118-OYT1T50159

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    1. どろぼうは、インチキいかさまウソっこなんちゃって研究ごっこのはじまり…

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    2. 口先だけの仕事できねえやつにジャブジャブ金注ぐほうも人を見る目がないということ…

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  27. 捏造、不正論文、総合スレネオ47
    https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/life/1532266799/

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    1. 691 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:02:09.97 ID:y1U7O5wha [1/6]
      本当は、全てのコピペ論文について、こいつくらい頑張らないといけないんだと思う
      https://twitter.com/aoflex1

      私もかつては「阪大医学部って頭いい」と書いているツイートに全レスしたりしたが、もうその気力はない
      https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

      692 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:16:34.36 ID:y1U7O5wha [2/6]
      近藤滋は「ガチ議論」とか言っていたが、
      私の指摘に対してガチの真正面から彼が返信してくれたことは一度もないと思う
      もし彼がガチで対応してくれたら、私もこんな風に屈折しなかったと思う
      結局、近藤滋は、捏造を引き継いで苦しむ学生をクスクス笑う奴と大差なかった

      もちろん、大差ある奴など誰もないのだろう
      だから私は狂い続けるのだろう

      693 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:21:42.77 ID:y1U7O5wha [3/6]
      小室一成の多数のコピペ論文放置に対して抗議せずに教壇に立つ大学教授は、気が狂っていると思う
      学生に小室一成の放置を指摘されたらなんて答えるんだよ

      俺は、小室一成は人間ではなくて神だから許されると答えようと思っている

      695 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:24:23.99 ID:y1U7O5wha [4/6]
      今の論文捏造問題の最先端はこれなのかなあ
      でも、単に捏造が見つけにくくなるだけのようにも感じる
      https://acuna.io/funding/scalable-figure-reuse-detection/

      696 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:38:21.22 ID:y1U7O5wha [5/6]
      俺は論文捏造問題の解決を諦めようと思う
      俺の言語能力や論理性では能力的に無理だ

      697 名前:匿名A ◆Zm8FyprZhE [] 投稿日:2018/10/25(木) 21:45:50.85 ID:y1U7O5wha [6/6]
      私が84報投下して以来、多くの方々からお見舞いや励ましの言葉をいただき大変感謝しております。
      このたび私、匿名Aは、人生上の理由により、来るべき分生の倫理シンポに参加しないことにいたしました。
      この三年、手厚い書き込みを受け、一日も早い再投下を目指して真剣にリハビリに取り組んでまいりました。
      しかしながら、今日に至るもいまだに投下することができず、匿名としての責任を十分に果たせない状態が続いております。
      皆さまのご期待におこたえすることができず、誠に残念ですがこの際、自ら引退すべきだと判断した次第であります。
      これまで、私は一貫して「研究は無限の理想への挑戦」という信念に基づきひたすらこの道一筋を歩き続けてまいりました。
      しかし、いま静かにその歩みを止める時が来たと決意いたしました。
      ほぼ5年に及ぶ日々を振り返ると、多くの書き込みが懐かしく思い出され、万感胸に迫るものがあります。
      そして、私が生まれ育ったガチ議論の美しい議論や「誰が誰を裁くのか」がまぶたに浮かび、お世話になった皆さまへの感謝の気持ちで胸が熱くなります。
      これからのことは京薬の田中(ガチ議論)にすべてお任せしたいと存じます。

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  28. ヒスタミンに記憶回復力…東大チーム研究結果 
    2019年1月19日15時0分

     脳内の神経伝達物質ヒスタミンの放出を促す薬を飲むと、記憶力が向上するとの研究結果を、東京大などのチームがまとめた。記憶の仕組みの解明につながる可能性があるという。米医学誌電子版に掲載された。

     ヒスタミンはアレルギーを引き起こす物質として知られるが、脳内では睡眠や食欲、記憶などを調整する働きをしている。抗ヒスタミン薬を服用すると記憶が低下することから、チームは、ヒスタミンの放出などに関わる脳の神経を刺激し、記憶にどのような影響を及ぼすか検証した。

     研究では、ヒスタミンの分泌を促す薬を使用。20歳代の健康な男女38人に128枚の写真を見せ、1週間後に別の写真も混ぜ、見たことがあるかないか、似たものかどうかを尋ねた。

     事前に薬を飲まず、正答率が最も低い25%だったグループは、薬を飲むと2倍の50%に上がった。一方、薬を飲まず正答率が高かったグループに、薬を飲んでもらったところ、逆に成績は下がった。

     マウス実験では、初めて出会った物に興味を持つ習性を活用。二つのおもちゃを見せた後、片方を別の新しい物に替えると、新しい方に近寄るが、3日たつと区別できなくなった。しかし、薬を投与すると1か月後でも、交換した新しい方に近寄った。

     チームのメンバーで北海道大講師の野村洋さん(薬理学)は「ヒスタミンが神経細胞を刺激し、薄れていた記憶を回復させる一方、鮮明な記憶には、刺激が逆に不鮮明にさせるように働くのではないか」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190119-118-OYTPT50215

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    1. 「記憶」の研究は、いまだにこんなアナクロなアンケートごっこみたいなことをやっているのか…

      マウス実験もずいぶんと旧式の実験系なんだな。

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  29. 睡眠引き起こす遺伝子発見 その名も「nemuri」
    2019年2月1日 7時24分

    睡眠を引き起こす新たな遺伝子をアメリカの大学の日本人研究者らのグループが発見し、日本語からとって「nemuri」と名付けられました。新たな遺伝子を発見したのは、アメリカのペンシルベニア大学で研究活動を行う戸田浩史博士らのグループで、1日付けのアメリカの科学雑誌「サイエンス」に発表しました。

    ショウジョウバエを使った研究で、過剰に働かせるとハエが長時間眠る遺伝子を見つけたということで、この遺伝子の働きを止めると、ハエが起きている時間は長くなったということです。

    また、この遺伝子が働くと、ハエは細菌に感染しても長く生きたということで、細菌から体を守る免疫にも関わっているとしています。

    発見した新しい遺伝子について研究グループは、日本語をそのままに「nemuri」と名付けました。

    研究グループでは、「nemuri」遺伝子は、睡眠時間の不足や細菌への感染など、体にストレスがかかったときに働いて睡眠を引き起こしていると見ています。

    「nemuri」遺伝子そのものはヒトでは見つかっていませんが、戸田博士は「人間でもかぜなどになると眠くなり、眠れば治ることも多い。同じような仕組みが働いているのではないか」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011799031000.html

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  30. ハエとかネズミとかノミとか(笑)。銅鉄研究ならぬ、牛豚、虫菌研究。

    いまだにショウジョウバエの唾液腺染色体の研究みたいなことをやっているのにびっくりだ…

    「遺伝子」(発見)仮説の研究者たちはあやういね。それと、老化とか睡眠とか時間とかを標榜する生物学研究って大丈夫なのかなあ。

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  31. “遺伝子の配列を読み取る酵素” 撮影に初めて成功
    2019年3月4日 5時42分

    細胞の中にある特殊な酵素が、遺伝子を読み取るためにDNAに結合している様子を東京大学などの研究グループが最新の顕微鏡で撮影することに成功し、いまだに謎が多い遺伝子を読み取る仕組みを解明する手がかりになるとして注目されています。

    DNAは、タンパク質に巻きついて細胞の核の中に収まっていて、転写酵素と呼ばれる特殊な酵素が遺伝子の配列を読み取ることで、生きることに欠かせないさまざまな物質が作られますが、どのように遺伝子を読み取るのか詳しくはわかっていません。

    東京大学定量生命科学研究所と理化学研究所のグループは、最新の電子顕微鏡を使って、転写酵素が配列を読み取るためタンパク質に巻き付いたDNAに結合している様子を撮影することに初めて成功しました。

    撮影した3000枚の画像を解析すると、転写酵素がDNAに沿って移動して遺伝子を読み取っている様子を再現できるとしていて、研究グループでは遺伝子を読み取る仕組みを詳しく解明する手がかりになるとしています。

    東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂仁志教授は「遺伝子を読み取る仕組みは生命現象の基本だが、まだわかっていないことも多い。今回の成果でさらに研究が進むことになる」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190304/k10011834891000.html

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  32. 「成果を出さないと」…元助教がデータ改ざん
    3 時間前

     神戸学院大薬学部に勤務していた30歳代の元助教の男性が、学術誌に掲載された研究論文10本で実験データを改ざんしていたことが27日、同大学への取材で分かった。元助教は改ざんを認め、昨年7月に依願退職した。

     同大学によると、元助教は大学院生だった2009年から、助教をしていた17年までに発表した治療薬開発に関する論文などで、実験データを論文の主張に有利になるよう改ざん。「成果を出さないといけないと思った」と話していたという。

     18年5月、元助教が所属する研究室の学生が、不正の疑いがあると薬学部長に相談。同大学が9月に調査委を設置して調べたところ、全ての論文の責任著者だった薬学部の男性教授(58)は、元助教が作成した図表をチェックしたものの、元のデータは確認していなかった。調査委は「責任著者としての注意義務を怠った」とし、同大学は教授の処分を検討する。
    https://www.yomiuri.co.jp/national/20190628-OYT1T50149/

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  33. 『研究不正と歪んだ科学—STAP細胞事件を超えて』(編著:榎木英介)
    一冊散策| 2019.11.26
    https://www.web-nippyo.jp/16137/

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    1. まえがき
      本書は 2014 年に発生した STAP 細胞と称される細胞に関する論文不正事件(STAP 細胞事件)を題材に、研究不正を様々な角度から論じた本である。

      STAP 細胞事件はワイドショーをはじめ、一般のメディアでも盛んに報道されるなど、だれもが知る事件となった。しかし、報道のされ方がセンセーショナルになりすぎたために、「異常な人物が起こした異常な事件」として認知されてしまった。このため、事件が有名な割には、研究不正とは何かという本質的な議論を行うことなく忘れ去ろうとしている。

      しかし、STAP 細胞事件後も研究不正の事例は報告されており、いまだ収まる気配がない。このままではあれほど話題になった事件から、私たちは何も学んでいないということになる。

      そこで本書は、だれもが知る STAP 細胞事件をとっかかりに、研究不正とは何か、どうすれば防げるのかを考える題材となるべく企画された。6 人の著者がさまざまな角度から STAP 細胞事件を取り上げている。以下に概要を紹介したい。



      本書は二部構成をとっている。第 1 部(第 1 章から第 3 章まで)は「STAP 細胞事件とは何だったか」に焦点を当てる。第 2 部(第 4 章から第 6 章まで)は「研究不正と歪んだ科学」として、研究不正が起きる構造的背景について考察する。

      第 1 部では、3 名の著者に執筆いただいた。

      第 1 章を執筆した粥川準二は STAP 細胞事件を取材した経験があるジャーナリストだ。粥川には取材経験から、STAP 細胞事件の発生から今日までの経緯をまとめてもらった。取材現場に行ったものしか分からない生々しい現場の様子をうかがうことができる。

      第 2 章を執筆した中村征樹は研究倫理、科学技術社会論、科学技術史、科学コミュニケーションを専門とする研究者だ。STAP 細胞事件の際には、理化学研究所が設置した「研究不正再発防止のための改革委員会」の委員として、理化学研究所における研究不正の再発防止策の提言に携わった経験を持つ。中村には研究倫理の専門家としての立場から、研究不正の防止について論じてもらった。

      第 3 章を執筆した舘野佐保は学術ジャーナル(論文雑誌)の編集者だった経験を持つ。舘野には編集者の視点から、 STAP 細胞の論文にどのような問題点があったのかを考察してもらった。

      第 2 部は 3 名の著者が執筆した。

      第 4 章を執筆した大隈貞嗣は生命科学の研究者で、大学や企業での研究経験を持つ。大隈には「バイオ産業」「医薬品産業」が抱える問題点について解説していただいた。

      第 5 章を執筆した片桐りゅうじはバイオ関連企業の社員で、理化学研究所にテクニカルスタッフとして勤務した経験を持つ。片桐には研究現場の視点から、日本の研究機関が抱える組織的な問題点について論じてもらった。

      そして導入の序章と最終章である第 6 章は榎木英介が執筆した。

      榎木は本職の医師(病理医)の傍ら在野の立場で日本の研究が抱える問題点を長年ウォッチしてきた。研究不正の問題も関心の対象であり、 STAP 細胞事件の渦中の 2014 年には『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)を出版し、研究不正が抱える構造的問題について論じた。榎木は研究不正だけでなく、さまざまな問題行為が研究の健全な発展を阻害している現状について論じ、健全な研究をどう発展させていくべきかについて考察した。



      以上、 6 人の著者は、 STAP 細胞事件を扱ってはいるものの、それだけにとどまらず、それを超えて、研究不正を起こしにくくし、日本や世界で行われている研究が健全に発展していくためにどうすればよいかを考察している。

      科学を含めた様々な分野の研究が健全に行われることは、社会にとって重要なことだ。成果がゆがめられた研究によって損害を受けるのは、研究者だけではない。こうした研究を行うために使われた費用や、こうした研究を参考にして行われた研究を行う費用、そして不正な研究を調査するための費用を負担するのは誰が負担をするのか考えてほしい。そして、ゆがめられた研究が健康被害を及ぼすことさえ考えられる。あらゆる人が当事者になりうるのだ。

      だから、本書は研究に関わる者のみならず、あらゆる立場の人に読んでほしい。

      それぞれの章は独立しており、どこから読みはじめてもよい。専門書ではないので、関心のある章から気軽にページをめくってほしい。

      著者を代表して 榎木英介

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    2. おわりに

      現在日本は「研究不正大国」として、諸外国から批判を浴びている。繰り返し研究不正を犯す「repeat offender」が目立っており、世界中から懐疑的な目が向けられている。

      諸外国を見れば、インドや中国など、急速に研究論文数を伸ばしている国々が数多く研究不正事例を抱えており、決して日本が図抜けているわけではないと思うが、諸外国の厳しい指摘に反論できる組織や担当者がいないのが現状だ。

      こうした状況のなか、日本は妙な静けさのなかにいる。

      STAP 細胞事件は過去のものとなり、STAP 細胞事件以上の事例や、驚異的な repeat offender が明らかになろうとも、騒がれることがなくなった。事件をスキャンダルとして消費してしまったがゆえに、飽きてしまったのだ。

      ここに大きな問題がある。研究不正を「事件」として取り扱う限り、事件が起こったときに対策をすればよいのだろう、ということになってしまう。

      研究不正は特異な個人が犯す「犯罪」ではない。個人の倫理観はもとより、研究者教育、所属した研究室の環境、研究機関や行政の対応など、さまざまなものが合わさり発生する。 日本の「研究公正システム」の問題として捉えなければならない。

      そして、その「研究公正システム」は、日本だけで完結しない。研究者は諸外国を異動する。そのなかにずさんな「研究公正システム」を持つ国があったら、研究現場は大混乱に陥ってしまう。ずさんな国は批判され、その国出身の研究者は排除されるか、採用に厳しいハードルが課されることになる。

      だから EU などは統一した研究公正システムを構築しようとしている。アメリカとの関係が強いカナダや中南米はアメリカの基準に合わせようとしている。

      しかし、日本はこうした時代の流れに乗り切れていない。研究者の流動性が乏しいからなのか、ずさんな「研究公正システム」を見直そうとしない。そのため、日本から諸外国に渡った研究者が、日本の基準で研究をしたところ、研究不正として認定されたというケースが後を絶たない。残念ながら、今のままの「研究公正システム」でいたら、日本の研究や日本の研究者は世界から排除されてしまう。これがどれだけ日本の研究にダメージを与えるのか、研究者や政策関係者は理解しているのだろうか。

      ここでパラダイムの転換をしなければならない。

      研究不正の対応のみを考えていたら、その対策にかかる費用や労力は負担やコストとしてとらえられがちだ。だから各機関はできる限りコストをかけたくない。それではだめなのだ。研究不正を犯したものを罰するという狭い考えを超えて、いかに世界に伍する「研究公正システム」を作り、世界から信頼を得て、研究者に健全で質の高い研究をしてもらうのかという観点で考え直さなければならない。研究公正は日本のイノベーション政策の中心に位置しなければならないのだ。



      本書が、研究不正にとどまらず、日本の研究のあり方を考えるきっかけになれば幸いだ。

      研究公正に関してさらに理解を深めたい方には、以下の本をご紹介したい。本当はもっと紹介したいが、比較的最近出版された本で、手に入れやすいものを選んでみた。

      村松秀著『論文捏造』中公新書ラクレ、2006
      山崎茂明著『科学者の発表倫理—不正のない論文発表を考える』丸善出版、2013年
      ウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド著、牧野賢治訳『背信の科学者たち–論文捏造はなぜ繰り返されるのか?』講談社、2014年
      山崎茂明著『科学論文のミスコンダクト』丸善出版、2015年
      黒木登志夫著『研究不正—科学者の捏造、改竄、盗用』中公新書、2016年
      有田正規著『科学の困ったウラ事情』岩波科学ライブラリー、2016年
      田中智之、小出隆規、安井裕之著『科学者の研究倫理–化学・ライフサイエンスを中心に』東京化学同人、2018年
      須田桃子著『捏造の科学者–STAP細胞事件』文春文庫、2018年
      リチャード・ハリス著、寺町朋子訳『生命科学クライシス 新薬開発の危ない現場』白揚社、2019年
      また、研究公正に関する最新情報を知りたい場合は、科学技術振興機構(JST)の「研究公正ポータル」をご覧いただきたい。政府系の機関の研究公正に関する情報が集約されている。

      なお、白楽ロックビル氏が個人で作成しているウェブサイト「研究者倫理」)は非常に参考になるサイトであるが、さまざまな困難に直面しているとのことで、皆さんが本書を手に取られるころにはなくなっているかもしれない。このことは研究不正について語ることが難しい日本の現状を明らかにしているように思う。

      本書が完成するまでに5年もの歳月を費やした。その間気長に待ってくださった日本評論社の佐藤大器氏に感謝申し上げる。また、本書の企画からずっとサポートをしてくれた春日匠氏にも感謝したい。そして、本稿脱稿後、ある会でお会いし、研究公正について議論させていただいた松澤孝明氏にもお礼を申し上げたい。このあとがきは、松澤氏との議論に多くを負っている。もちろん文責は榎木にある。

      著者を代表して 榎木英介

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    3. 目次

      序章 STAP細胞事件から本書発売まで

      第1部 STAP問題とは何だったか

      第1章 事件としてのSTAP細胞問題
      「STAP現象の検証」と「研究論文に関する調査」/「検証実験」の中間報告/小保方氏も丹羽氏も再現できず/STAP細胞はES細胞である可能性/新たに不正2点を認定/オリジナルデータが提出されないので不正ではない!?/小保方氏には「論文投稿料60万円」を請求するのみ/野依理事長の辞任(?)会見/「研究機関運営の倫理」の欠落/コラム 小保方氏の手記『あの日』で書かれなかったこと

      第2章 研究不正をどう防止するか—STAP問題から考える
      STAP問題と研究不正の再発防止/研究不正とは何か?/「規定上の研究不正」と「科学としての不正」/研究不正をいかに防止するか/研究不正問題への対応とその現状/文科省新ガイドラインへの対応を超えて

      第3章 STAP論文の検証とこれからの学術論文執筆
      STAP論文の文章分析/論文捏造はどうして起きるのか?/改善策の提案/おわりに

      第2部 研究不正はなぜ起きるか

      第4章 バイオ産業と研究不正
      STAP細胞と利益相反問題/医薬品産業の栄枯盛衰/バイオベンチャー、苦難の道/政治化する医薬品産業/再生医療の希望と影/どうする日本のバイオ

      第5章 バイオ研究者のキャリア形成と研究不正
      「理研CDB解体の提言」が意味するもの/研究室の構造問題/止まらない不正と、スタッフの暗黒/「研究室制度」の解体と、新生

      第6章 研究不正を超えて—健全な科学の発展のために
      STAP細胞事件が遺したもの/研究不正に環境要因はあるか/不十分な国の方針/相互批判の難しさ/研究不正を起こすな、の限界/グレーゾーンの存在/ずさんな研究の横行/目指すはよい研究

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    4. 嘘と絶望の生命科学 (文春新書 986) – 2014/7/18
      榎木 英介 (著)
      https://www.amazon.co.jp/dp/4166609866/

      商品の説明
      内容紹介
      小保方さんなんてかわいいほうですよ」 世紀の大発見のはずが一転、論文不正やねつ造の報道にとってかわられ、世間を驚かせたSTAP細胞をめぐる騒動。しかし、バイオの研究者たちの実感はというと、「もっと真っ黒な人たちがいる」というものだった。 iPS細胞の発見にはじまり、再生医療や難病の治療、食糧危機や絶滅した生物の復活まで様々な応用可能性が期待され、成長産業の柱として多くの予算を投入されるバイオ。しかし、生命現象の未知の可能性と崇高な目的が謳われるその裏で、バイオ研究を取り巻く環境は過酷さを増している。若手研究者たちの奴隷のような労働実態、未熟で自己流の研究者が多数生み出される大学院の実態、絶対の存在である大学教授、続発する研究不正……。 STAP細胞騒動の背景には何があったのか。一連の騒動によってあぶりだされた知られざるバイオ研究の虚構の実態を、かつて生命研究の一端に身を置いた科学ジャーナリスト賞受賞の病理医が、あらゆる角度から徹底検証。バイオの未来を取り戻すための提言を多数盛り込んだ決定版の1冊です。

      内容(「BOOK」データベースより)
      iPS細胞の臨床応用にはじまり、難病の治療、食糧危機解決まで、あらゆる夢を託された生命科学。しかし、予算獲得競争は激化、若手研究者の奴隷化が進むなかで、研究不正が続発―。今や虚構と化した生命科学研究の実態を、医師にして元研究者の著者が厳しく問う。

      目次
      はじめに いま、生命科学に何が起きているのか
      第1章 「奴隷」が行うバイオ研究
      第2章 ブラック企業化する大学院
      第3章 カネが歪めるバイオ研究
      第4章 研究不正―底なしの泥沼
      第5章 バイオを取り戻せ

      削除
    5. 「研究不正と歪んだ科学」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E3%81%A8%E6%AD%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E7%A7%91%E5%AD%A6

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  34. 東京大学 「大学債」で200億円調達へ 研究活動強化
    2020年8月22日 5時17分

    東京大学が「大学債」と呼ばれる債券を初めて発行し、200億円を調達することになりました。国からの交付金に頼らず使いみちが自由な資金を確保することで、研究活動などを強化するねらいです。

    東京大学は、ことし10月にも「大学債」を国立大学として初めて発行することになり、大手証券会社と準備を進めています。

    毎年、利息を払い40年後に返済する仕組みで、市場から200億円の資金を調達し最先端の研究施設を整備するほか、新型コロナウイルスの感染防止策にも使う計画です。

    東大としては、使いみちが自由な資金を確保することで、研究活動などを強化し競争力を高めるねらいがあります。

    今後10年で、1000億円規模の資金調達を検討しているということで、こうした資金を活用して得られた研究成果は、社会に還元していく方針です。

    国の財政が厳しく国立大学に対する交付金が減少するなか、政府は、ことし6月、大学債を発行する要件を緩和して、資金の調達をしやすくしました。

    東大の大学債の発行は、その第1号となります。大学を運営する財源の確保は、国立大学の共通の課題で、今後、同じような取り組みが広がりそうです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200822/k10012578211000.html

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    1. 最後の最後に投資詐欺みたいなことにならなきゃよいが…(笑)。

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  35. 京大霊長類研究所の教授ら 11億円超の不適切な会計処理
    2020年11月10日 13時04分

    サルの研究で世界的に有名な、京都大学の霊長類研究所の教授らが5億円余りの研究費を不正に支出していた問題で、研究所と関連施設の工事をめぐり、総額で11億円を超える不適切な会計処理が行われていたことが、会計検査院の調査でわかりました。

    京都大学霊長類研究所の元所長、松沢哲郎特別教授ら4人は、チンパンジーの飼育施設の工事などをめぐり、平成26年度までの4年間に、納品の実態がない架空の取り引きや、業者の損失を穴埋めするなどの方法で、5億円余りの研究費を不正に支出していたことが、大学の調査で明らかになりました。

    この問題で会計検査院が、平成29年度までの100件の契約に対象を広げて調べたところ、すでに明らかになった不正な支出を含め、総額で11億円を超える不適切な会計処理が行われていたことがわかりました。

    中には、作業工程を分割するよう業者に指示し、競争入札ではなく、随意契約で受注できるようにしていたケースもあったということです。

    会計検査院は、京都大学に科学研究費などを出していた独立行政法人「日本学術振興会」についても、4億7000万円余りの補助金が不当に支出されたとして、指導を徹底するよう求めました。

    京都大学は、関与した教授らの処分手続きを進めていて「会計検査院が公表した内容は、大学も調査で把握している。重く受け止め、再発防止に努めていく」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201110/k10012703901000.html

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    1. まるで、「エテ公」は、公金ちょろまかすための「道具」に使ってきたようなものだな…

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    2. 京大、研究費9億円を返還 霊長類研の不正経理問題で
      11/9(月) 18:58配信 産経新聞

      京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区

       京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設の整備工事をめぐり、公的研究費など約5億円が不正支出された問題で、研究費の一部を支給した独立行政法人「日本学術振興会」が京大に対して加算金を含めた約9億円の返還を求め、京大が全額返還していたことが9日、文部科学省への取材で分かった。京大は9月に返還していたが、公表はしていなかった。

       約9億円の返還請求は、研究費の管理・監査体制の強化を目指す文科省のガイドラインの運用が始まった平成26年度以降、最高額になるという。

       問題をめぐっては、京大が6月に学内調査の報告書を公表。元所長の松沢哲郎・特別教授(70)ら4人による架空取引や入札妨害などがあったとして、34件(計約5億670万円)の不正支出を認定した。

       文科省によると、日本学術振興会は京大に対し、約8億9633万円の返還を請求した。同振興会が支給した補助金計約4億7121万円に約4億円の加算金を計上した。研究費不正が発覚した場合、研究費の配分機関は大学などに対し、研究費の支給から返還までの期間の利息などを加算金に計上し返還を求めることができ、事実上の制裁となる。

       文科省も、報告書で不正支出が認定された別の補助金や交付金について返還請求額を算出しており、京大が支払う総額はさらに膨らむとみられる。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/a79fbc91a52c363b34e10ce01d789f169d251655

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    3. 会計検査院、新たに6億2千万円の不正経理を指摘 総額11億3千万円に 京大霊長類研
      11/10(火) 12:06配信 産経新聞

      京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区

       京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設の整備工事をめぐり、元所長の松沢哲郎・京大特別教授(70)ら4人が公的研究費など約5億円を不正支出したとする問題で、会計検査院は10日、新たに27件計約6億2千万円の不適正な経理があったと指摘した。設備工事をめぐる不正支出は総額11億2823万円に上った。大学側が公表した不正支出額の倍となっており、国立大学法人として学校運営のあり方が問われそうだ。

      【写真】研究費不正に関与していた松沢氏

       会計検査院は、平成23~29年度の霊長研などのチンパンジー用ケージ整備に関わる契約100件を検査。京大が認定した約5億円の不正支出のほか、23~27年度までの5年間で、架空取引など27件計6億2153万円の不適正経理があったと報告した。

       主な内訳は、特定業者に事業の予算額を伝えた上で入札に参加させていた事案が延べ11件(計8億5259万円)▽各業者に個別に依頼すべき見積もりを、特定業者を通して依頼していた事案が延べ18件(計7526万円)▽契約を意図的に分割し、特定業者と随意契約するなどした事案が延べ15件(計5248万円)-など。

       原因については、松沢氏らに「適正な会計経理を行うという基本的な認識が著しく欠如」していたと指摘。経理責任者が契約内容を十分に確認していなかったこともあげた。ただ、不正支出された金は全額、取引業者に支払われ、私的流用はなかったとしている。

       問題をめぐっては、京大が30年12月に公益通報を受け、調査を開始。会計検査院も同時期に検査を始め、令和元年5月に複数の不正支出の疑いが発覚した。京大は今年6月に調査結果を公表し、入札妨害など28件計5億670万円の不正支出があったと認定。研究費の一部を支給した日本学術振興会の求めに応じて9月、加算金約4億円を含めた約9億円を返還した。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/aa8c848de96cad077d3e36d7ef3638a2d123fdd9

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    4. 京大、不適正経理を把握しながら公表せず 専門家「世間との問題意識にズレ」
      11/10(火) 12:13配信 産経新聞

      京都大霊長類研究所での不正支出について、謝罪する京都大の関係者ら=令和2年6月26日午後、京都市左京区

       研究費不正に対する京都大の認識の甘さが改めて浮き彫りとなった。京大霊長類研究所の設備工事をめぐり、会計検査院が新たに指摘した不正支出は約6億円にのぼった。京大は学内調査の結果を発表した6月時点で新たな不正についても把握していたが、これまで公にすることはなく、金額は大幅にふくれあがった。研究費運用をめぐる京大の問題意識の低さが指摘されている。

      【表でみる】京都大霊長類研究所の主な不正の内容

       「当時の調査報告書は、学内規程の『競争的資金などの不正使用』に該当した契約のみを公表するものだった」。6月に約5億円の不正支出を認定した京大の調査結果について、大学担当者はこう釈明する。

       文部科学省などから研究費として配分される競争的資金について京大の学内規程では、「故意または重大な過失」で資金を不適切に運用した場合を「不正使用」と定める。京大は、元所長の松沢哲郎・特別教授らが関与した入札妨害や架空取引など28件がこの「不正使用」に当たると認定。不正支出された金額を算出し、規程に基づき公表したという。

       一方、会計検査院は京大が定める大学運営時の会計・財務に関する基準である会計規程に反する契約も不適正な支出と指摘。京大の調査結果に加え、新たに27件計6億2153万円の不正支出があったと公表した。京大はこれらの不正支出も「学内調査で存在は把握していた」とするものの、6月時点で公表しなかった理由を「(松沢氏ら)関係者の処分結果を受けて公表する予定だった」と述べるにとどまり、明確な理由は説明していない。

       会計検査院元局長で日本大の有川博・客員教授(公共政策)は「京大と世間とでは問題意識にズレがある。研究費不正を把握していながら、公表しなかった不誠実な対応と言わざるを得ない」と批判した上で、「京大としてどのような認識で不正を認定し、公表の有無を判断したのか、改めて説明すべきだ」とした。(桑村大)
      https://news.yahoo.co.jp/articles/75b9a2758edb16222ac23feea94a2f6c75128cd3

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    5. 京大霊長類研、不当支出11億円 6億円多く認定 会計検査院
      11/10(火) 13:32配信 時事通信

       京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)のチンパンジー飼育施設をめぐる研究費不正支出問題で、会計検査院が計11億2823万円を不当金額と指摘したことが10日、決算検査報告書で分かった。

       京大が6月にこの問題を公表した際は約5億円としていた。

       検査院は2011~17年度に研究所が取引業者8社との間で締結した計100件(約12億円)の飼育用ケージの購入などの契約を精査。その結果、契約を意図的に分割し一般競争入札が行われなかった▽特定の業者にのみ予算額を伝えた上で競争入札に参加させた▽特定の業者に他社の見積書を取らせた―など、京大が公表しなかった27件の契約も「会計経理が不適正」と認定した。

       京大は11~14年度の28件について不正支出だったと公表。検査院が6億円多く指摘したことについて、「競争的資金の不正使用には該当しないと判断したが、契約手続き上の不適切な処理が行われたものとして把握していた」と説明している。

       文部科学省によると、京大は9月、不正支出に充てられた日本学術振興会の研究費約8億9600万円を返還した。近く国庫に返納される。

       京大によると、不正支出に関わったのはチンパンジー研究の第一人者で、霊長類研究所元所長の松沢哲郎特別教授ら4人。京大は関係者の懲戒処分を検討している。 
      https://news.yahoo.co.jp/articles/45e602002511538f4dbbef84b65010b98c120525

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    6. 京大研究費の不正支出「11億円超」 会計検査院、菅首相に19年度決算検査報告
      11/10(火) 12:09配信 京都新聞

       会計検査院は10日、官庁や政府出資法人を調べた2019年度決算検査報告を菅義偉首相に提出した。京都大の研究者らが11~14年度にかけ、霊長類研究所(愛知県犬山市)などに関わる研究資金を不正支出していた問題で、合計額が11億2823万円とする検査結果を公表した。

       京大は今年6月、約5億669万円の不正経理が見つかったとの報告書を公表したが、検査院はそれ以外の不正も指摘している。

       京大は6月の報告について、学内規定に基づく「競争的資金等の不正使用」に該当することを調査したとする。一方、検査院に不正経理とされた事実関係も把握しており「競争的資金等の不正使用には当たらないが、契約手続きとして不適切で重く受け止めている」とのコメントを出した。

       京大の報告書になかった検査院の主な検査結果は、一般競争入札に付すべき契約内容を分割して契約額を少なく見積もり、随意契約で済ませたものが15件、計5248万円。チンパンジー用大型ゲージの金属製品で、大学側は特注品を発注したのに業者が汎用(はんよう)品を使うなど、納入品が契約と異なっていた案件が2件、計6083万円など。

       京大は再発防止の体制整備として、10月から研究公正に関する担当理事を新設した。
      https://news.yahoo.co.jp/articles/6867ab1bbac8ffb4f2c81eb88c734880d9635b19

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  36. 身内に甘い調査ってのはきっと、金額の多寡はあれど、似たような手口があちらこちらに蔓延してるということなのかな…

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  37. 東大教授 派遣職員女性へのセクハラ・パワハラ行為で懲戒処分
    2021年6月14日 19時04分

    東京大学は、派遣職員の女性に対し1年余りにわたって体を触るなどのセクハラ行為やパワハラ行為を繰り返したとして、50代の男性教授を停職4か月の懲戒処分にしました。

    懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授です。

    大学によりますと、男性教授は派遣職員の女性に対し、恋愛感情を示して体を触ったり繰り返し性的な言動を行ったりしていたということで、女性がたびたび「やめてほしい」と訴えたものの、1年余りにわたってこうした行為が続いたということです。

    また教授は、職場での優位な立場を背景に、女性に対し「派遣の契約の更新を迷う」などと伝えたほか、休日や深夜に業務と関係のないメールを送って返信を求めるなど、精神的な苦痛を与える行為を繰り返したということです。

    東京大学によりますと、教授は一部の行為は認めていないということですが、大学は、セクハラ行為とパワハラ行為にあたるなどとして、停職4か月の懲戒処分にしました。

    東京大学は「あるまじき行為であり、決して許されるものではない。大学として厳粛に受け止め、再発防止にあたっていく」とコメントしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210614/k10013084871000.html

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    1. >懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授

      ひょっとして、かの「医科様研」かな? 変な憶測を生まないためにも、できるかぎり正確な事実を報道すべきではないのか。

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  38. 信頼性高い論文 後世に…米サイエンス誌編集長
    2022/04/24 05:00

    日本の科学力低下「心配」

    サイエンス誌最新号の表紙

    米サイエンス誌のソープ編集長(キャメロン・デビッドソン氏撮影、同誌提供)

     世界を代表する科学誌の一つ、米サイエンス誌のホールデン・ソープ編集長(57)が読売新聞のインタビューに応じた。真偽不明の情報がSNSなどで拡散する中、信頼性の高い論文を掲載することの重要性などを強調した。(ワシントン 冨山優介)

     ――誰でもインターネットで情報を発信できる現在、サイエンス誌の存在意義は。

     「他の研究者からの査読(審査)を通過した質の高い論文を掲載し、信頼できる情報を発信することだ。査読を経て科学誌に掲載された論文こそが、後世に残る。この認識は、世界中の研究者の間で広く受け入れられている」

     ――新型コロナウイルスの感染拡大などを機に、査読前の論文であるプレプリントをネットで公開する例が急増した。

     「査読を経た論文とプレプリントでは、役割が異なる。プレプリントには、情報を迅速に提供するというプラスの面があり、特にパンデミック(感染の世界的流行)の状況では、科学界にとって大きな助けとなったに違いない。一方で、査読を通過する見込みのない論文が公開される例も多く、課題が残る」

     ――昨年1月に発足した米バイデン政権の科学政策をどう見ているか。

     「トランプ前政権が科学を軽視していたため、バイデン政権の発足当初は期待した。だが、バイデン政権も思ったほどには、科学の重要性に注意を払っていないように見える。ウクライナ情勢や物価上昇など国内外に様々な課題がある中で、注目に値するような科学政策は当面、望めないだろう」

     ――日本の科学技術力が低下しているとの分析がある。

     「非常に心配だ。日本政府の科学への注力が足りないのではないか。日本のように多くの優れた才能を抱える国は、確固とした構想を持って、世界の科学の発展に関わり続けてほしい」

      ◆米サイエンス誌 =英ネイチャー誌、米セル誌とともに世界最高峰の科学誌の一つとされる。1880年にトーマス・エジソンの資金援助で創刊され、1900年以降は全米の科学者でつくる「米国科学振興協会」が発行している。電子版を含めた購読者は約13万人(昨年6月現在)。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20220423-OYT8T50114/

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  39. 北海道大学“5つの論文に800超のねつ造や改ざん”調査結果公表
    2023年9月20日 21時30分

    北海道大学の研究グループが世界的な科学雑誌「サイエンス」に発表した研究成果などの5つの論文について、大学は、実験データに800か所以上のねつ造や改ざんがあったとする調査結果を公表しました。

    これは、北海道大学が20日に記者会見を開いて明らかにしました。

    ねつ造などがあったと認定されたのは、北海道大学の澤村正也教授の研究グループが、おととしまでの4年間に発表した5つの論文で、このうち2020年に発表した論文は大豆などの植物油から、環境にやさしいプラスチックの生成につながる新たな技術として科学雑誌「サイエンス」にも掲載されました。

    いずれの論文も現在は退職しているフィリピン国籍の研究者が書いたもので、去年4月、不正を指摘する匿名の告発を受けてすでに取り下げられていますが、その後の大学の調査で、実験データなど合わせて836か所に、ねつ造や改ざんを認定したということです。

    大学は論文を書いた研究者は退職しているため処分できないとした一方、責任者の澤村教授については今後、適切に対処するとしています。

    増田隆夫副学長は「信頼を失う結果となり、深くおわび申し上げます。このような事態が再び起こることがないよう対策を講じるとともに、研究倫理の教育を徹底してまいります」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230920/k10014201761000.html

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