2019年2月12日

医科様「難病」案件@紅政郎等省と癒怪な仲間たち

新たな医科様「拠点形成プログラム」ミッション…

難病治療、かかりつけ医で…18年度に実現目標
2016年11月28日19時16分 読売新聞

 厚生労働省は、難病患者が身近な医療機関で治療を受けられる体制作りに乗り出す。

 各都道府県に置く拠点病院が、全国の専門家と連携して、かかりつけ医らによる治療を支援する。2018年度からの実現を目指す。

 難病は患者数が少なく、種類も多いため、大病院でもすべての病気に対応できるわけではない。患者は最適な治療を求め、遠方の医療機関に通うことも珍しくなく、体力、経済的にはもちろん、支える家族の負担も大きくなりがちだ。

 そこで厚労省は、都道府県に〈1〉患者の相談窓口がある〈2〉遺伝子検査ができる――などの要件を満たす拠点病院を置き、学会や厚労省研究班から助言を受けて迅速に診断できるようにする。拠点病院は大学病院などを想定している。

 薬などで症状が安定した患者が自宅近くで治療を続けられるよう、拠点病院は患者が通うかかりつけ医らに治療のポイントを伝える。容体が急変するなどした場合は、拠点病院が対応にあたる。

 15年施行の難病医療法に基づき、厚労省は医療費助成の対象難病を従来の56から306に増やし、今後も拡大する方向だ。
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161128-118-OYT1T50137



「オープン」をみせかけて、その実態はかぎりなく「クローズド」を目指す、医科様ギルド形成事業…




(書きかけ)




「治療困難な病気」という枠組みで囲いこみ、「治療可能」「治癒可能」はトンデモ扱いや排除、外野に追いやる、それが「指定難病(特定疾患)」対策制度スキーム…



(おまけ)
難病を治さない難病治療がはびこる理由」
白血病に仕立てられる患者たち」
(西原克成 『究極の免疫力』)
http://nishihara-world.jp/2015wp/books/book024/
https://www.amazon.co.jp/dp/4770024282

西原克成『アレルギー体質口呼吸が原因だった』
https://www.amazon.co.jp/dp/4413019849/

西原克成『難病克服マニュアル ~正しい「骨休め」で健康になる
http://nishihara-world.jp/2015wp/books/book045/
https://www.amazon.co.jp/dp/4828416986


「ゆかいな仲間たち」
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%86%E3%81%8B%E3%81%84%E3%81%AA%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%81%9F%E3%81%A1

>関連項目
https://koibito2.blogspot.jp/2017/01/2.html



(№224 2016年11月28日)

212 件のコメント:

  1. 難病治療 かかりつけ医で 厚労省 体制作り、18年度目指す
    2016年11月28日15時0分

     厚生労働省は、難病患者が身近な医療機関で治療を受けられる体制作りに乗り出す。各都道府県に置く拠点病院が、全国の専門家と連携して、かかりつけ医らによる治療を支援する。2018年度からの実現を目指す。

     難病は患者数が少なく、種類も多いため、大病院でもすべての病気に対応できるわけではない。患者は最適な治療を求め、遠方の医療機関に通うことも珍しくなく、体力、経済的にはもちろん、支える家族の負担も大きくなりがちだ。

     そこで厚労省は、都道府県に〈1〉患者の相談窓口がある〈2〉遺伝子検査ができる――などの要件を満たす拠点病院を置き、学会や厚労省研究班から助言を受けて迅速に診断できるようにする。拠点病院は大学病院などを想定している。薬などで症状が安定した患者が自宅近くで治療を続けられるよう、拠点病院は患者が通うかかりつけ医らに治療のポイントを伝える。容体が急変するなどした場合は、拠点病院が対応にあたる。

     15年施行の難病医療法に基づき、厚労省は医療費助成の対象難病を従来の56から306に増やし、今後も拡大する方向だ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161128-118-OYTPT50236

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  2. アレルギーの専門的な治療 拠点病院を指定へ
    12月2日 6時13分

    ぜんそくや花粉症など、アレルギー疾患の患者が急増する中、適切な治療が受けられずに重症化する患者が後を絶たないことから、厚生労働省は地域ごとに専門的な治療をおこなう医療機関を拠点病院に指定し、医療体制の整備を進めていく方針を固めました。

    ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、この10年ほどで急増し、厚生労働省によりますと、国民の2人に1人がかかっていると推計されています。しかし、適切な治療が受けられず、重症化する患者が後を絶たないことから、厚生労働省はアレルギー疾患の医療体制を検討してきました。

    その結果、地域ごとに専門性の高い医師を配置した医療機関を拠点病院に指定して、高度な医療を提供するとともに、先進的な治療の研究を進める医療体制を整備する方針を固めました。

    厚生労働省は今後、すでに数多くの患者を受け入れている神奈川県の国立病院機構相模原病院と東京の国立成育医療研究センターを中核的な病院に位置づけるほか、来年度、専門家会議を立ち上げて、拠点病院を指定するための具体的な要件を検討するということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161202/k10010792151000.html

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  3. アレルギー対策で初の基本指針 厚生労働省
    12月2日 16時51分

    ぜんそくや花粉症などアレルギー疾患の患者が急増するなか、厚生労働省は、地域ごとに専門的な治療を行う拠点病院の整備や、患者の相談支援にあたる体制の充実などを盛り込んだ、アレルギー対策の基本指針を初めて取りまとめました。

    アレルギー疾患は、この10年ほどで急増し、厚生労働省によりますと、国民の2人に1人がかかっていると推計されています。

    しかし、専門の医師が不足していることから、適切な治療が受けられず、重症化する患者が後を絶たないことが問題となっています。

    このため、厚生労働省の協議会は、ぜんそくとアトピー性皮膚炎、花粉症、鼻炎、食物アレルギー、それに結膜炎の6つのアレルギー疾患について、2日、対策の基本指針を初めて取りまとめました。

    それによりますと、地域ごとに専門性の高い医師を配置した拠点病院や、かかりつけ医と連携して適切な医療を提供できる体制を整備するとともに、予防や治療の先進的な研究を進めるとしています。

    また、インターネット上に科学的な根拠が明らかとはいえない治療などの情報があふれているとして、患者と医療関係者向けにホームページを作成し、最新の研究成果などの情報を提供するほか、患者の相談に応じる専門窓口を医療機関などに設置して支援体制を充実させるとしています。

    厚生労働省は「アレルギー疾患は長期間、症状に苦しめられることが多く、生活への影響も大きい。今後は自治体などと連携して患者が安心して生活できる体制を整備したい」と話しています。

    アレルギー疾患の現状は“2人に1人”

    アレルギー疾患の対策を検討している厚生労働省の委員会は、平成17年にまとめた報告書で、「全人口の3人に1人が何らかのアレルギーを患っていると考えられる」と指摘していました。

    その後、患者が増加し続け、平成23年の報告書では「全人口の2人に1人」と推計を見直しました。

    このうち、ぜんそくの患者は少なくともおよそ800万人と推計しています。

    花粉症を含むアレルギー性鼻炎は、国民の40%以上が患っていて、今後も増えると予想されています。

    また、アトピー性皮膚炎は、国民のおよそ1割が発症しているほか、食物アレルギーについては、0歳児全体の最大で10%が何らかの食べ物のアレルギーがあると指摘しています。

    アトピーが重症化した女性は

    関東地方に住む荻野美和子さん(38)は、生まれてすぐにアトピー性皮膚炎と診断され、炎症を抑える効果のあるステロイドを含む軟こうを塗って症状を抑えてきました。

    しかし、就職活動をしていた大学4年生の頃に皮膚の炎症が悪化し始めたため、荻野さんは、ステロイドが効かなくなったのではないかと考えたといいます。

    そして、ホームページでステロイドを一切使わずにアトピーを治せるとうたった医療機関を受診したということです。

    荻野さんは、そこで処方された薬を飲み、勧められたお茶を飲み、入浴剤も使いましたが、症状は改善しませんでした。

    それどころか、炎症は顔や手足を中心に全身に広がり、かゆみが止まらなくなったということです。

    荻野さんは、体中かきむしってしまうため傷が絶えなくなり、誰にも会いたくないと家に閉じこもるようになって、企業から得た就職の内定も辞退したということです。

    それから5年後、荻野さんは、27歳の頃に家族の強い勧めで都内の医療機関に8日間入院し、ステロイドを使った集中的な治療を受けたところ、皮膚の状態は劇的に改善したということです。

    そして、今は、結婚して2人の娘を産み、育児をしながらエアロビクスの講師をしているということです。

    荻野さんは「今は普通の生活を送ることができるようになったが、アトピーが悪化していたときは、ステロイドを使わなくても治るという医師の言葉を信じて大切な20代の5年半が暗いものになってしまった。誰もが適切な治療を受けられるような体制を整備してほしい」と話しています。

    不適切な治療で重症化も

    不適切な治療が原因で重症化する患者が増えています。

    アレルギー疾患に詳しい医師や患者会などによりますと、アトピー性皮膚炎やぜんそくは、炎症を抑えるために、一時的にステロイドを使った治療が必要になることがありますが、副作用を避けようとしてステロイドを使わない治療を続けると重症化することもあるということです。

    また、アレルギーのある妊婦が子どもへの影響を恐れて薬の服用をやめたために重い発作を起こしたり、子どもの食物アレルギーは適切な食事指導や治療によって多くの場合、改善が期待できるのに、医師から対象の食べ物を一切与えないよう指示されて、治りにくくなったケースもあるということです。

    日本アレルギー学会は、医療関係者を対象に、適切な治療などを紹介するガイドラインを公表しています。

    専門家「医療体制の整備を急ぐ必要」

    アレルギー疾患に詳しい、国立病院機構相模原病院の谷口正実臨床研究センター長は「ここ10年から20年ほどで、アレルギー疾患の患者が増えている要因のひとつは、生活環境が過度に清潔になっていることが考えられる。発症の原因は多岐にわたり、治療薬の選択が難しいのも特徴で、専門の医師が少ないため診断が誤っているケースも少なくない。アレルギー疾患は生命に関わることは少ないが、重症化すると仕事が手につかなくなるなど、生活の質が低下するため、医療体制の整備を急がなければならない」と指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161202/k10010792851000.html

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  4. 日本のアレルギー免疫疾患の大先生といえば…(笑)。
    https://koibito2.blogspot.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6

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    1. KAKEN — スギ花粉症をモデルとしたIgE免疫応答の機構の解析
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87+%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%EF%BC%B4%E7%B4%B0%E8%83%9E

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    2. 現代によみがえる「脚気菌」感染症(笑)。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E8%84%9A%E6%B0%97%E7%B4%B0%E8%8F%8C

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  5. 生命体システムの破綻―がん・免疫疾患・老化・プリオン病
    (加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ)
    関口 睦夫 (著), 後藤 真 (著), 笹月 健彦 (著), D.カールトン ガジュセック (著), 菅野 晴夫 (編集), 谷口 維紹 (編集), D.Carleton Gajdusek (原著)
    講談社 (1997/08)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4061536516
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0+%E3%81%8C%E3%82%93+%E5%85%8D%E7%96%AB+%E8%80%81%E5%8C%96
    https://koibito2.blogspot.jp/2014/04/blog-post_30.html
    https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6

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    1. 加藤記念バイオサイエンス研究振興財団シンポジウムシリーズ
      http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06024630
      https://koibito2.blogspot.jp/2014/04/blog-post_30.html?showComment=1402124052475#c7924780864439832810

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    2. >“破綻”という視点から生命体システムをとらえ直す。精妙につくり上げられた生命体システムの破綻は、がん、免疫疾患、老化など、さまざまな異常を引き起こす。生命科学最大の謎の一つである老化。そのモデル疾患であるウェルナー症候群について、先駆的研究を紹介。狂牛病やクロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすプリオンの謎について、研究の歴史的展開を含めて解説。
      https://koibito2.blogspot.jp/2016/04/blog-post_95.html?showComment=1379258705388#c2960867627526198462

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  6. 「ステロイド」で本当に「アレルギー」は治るのかな?

    「ステロイド アレルギー 免疫」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E5%85%8D%E7%96%AB

    「アレルギー 体質改善 漢方薬」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E4%BD%93%E8%B3%AA%E6%94%B9%E5%96%84+%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC

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    1. 「アレルギー ステロイド 安保徹」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89+%E5%AE%89%E4%BF%9D%E5%BE%B9

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    2. 「アレルギー 口呼吸 西原克成」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E5%8F%A3%E5%91%BC%E5%90%B8+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90

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    3. 「難病を治さない難病治療がはびこる理由」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9B%A3%E7%97%85%E3%82%92%E6%B2%BB%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E9%9B%A3%E7%97%85%E6%B2%BB%E7%99%82+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90

      「白血病に仕立てられる患者たち」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E3%81%AB%E4%BB%95%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90

      西原克成 『究極の免疫力』(2004)
      http://nishihara-world.jp/2015wp/books/book024/
      https://www.amazon.co.jp/dp/4770024282

      目次
      第1章 現代医学の何が問題なのか
      第2章 日本医学はなぜおかしくなったのか
      第3章 間違いだらけのスポック博士式子育て
      第4章 身体を温めると病気が治るのはなぜか
      第5章 口呼吸が万病を招いている
      第6章 健康には八時間睡眠が欠かせない
      第7章 免疫病の正体
      第8章 現代の免疫学では病気を治せない
      第9章 生命の謎を解く究極の免疫学
      https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4770024282/

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  7. [解説スペシャル]医療の質 底上げ急務…アレルギー対策 初の指針案
    2016年12月3日5時0分

     厚生労働省は2日、ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患対策の推進を目指す初の基本指針案をまとめた。誰もが正しい情報を入手でき、適切な医療を受けられる体制の整備が柱だ。方向性は示されたが、実現への課題は山積している。(医療部 中島久美子)

      ◆推奨治療普及せず

     「親子ともにぐっすり眠れる。学校も休まず通う息子を見ていると、一緒に苦しんだ毎日がうそのよう」

     神奈川県の主婦(51)は長男(17)のアレルギー症状に長年、悩んできた。アトピー性皮膚炎から始まり、卵や果物、ピーナツの食物アレルギーにぜんそく、鼻炎。小児科や皮膚科、アレルギー科を転々とし、入退院を繰り返した。

     2014年にたどりついた病院で治療を受けると、劇的に改善した。朝夕はシャワーを欠かさず、泡立てたせっけんで皮膚をきれいに洗い、保湿剤とステロイド薬をたっぷりと覆うように塗る。ぜんそくの発作予防のステロイド吸入薬も朝夕続ける。ぜんそくや皮膚の状態が落ち着くと食べられるものも増えていった。

     いずれも関連学会が推奨する標準的な治療だ。適切に行えば日常生活に支障がない程度に症状を抑えられるが、十分に浸透していない。アレルギー疾患は国民の半数が持つとされ、診療する医療機関や診療科があまりに多く、学会の推奨だけでは標準的な治療が普及しないのが現状だ。

     厚生労働省研究班の調査では、アトピー性皮膚炎患者の5割強が、主治医から「ステロイド薬はできるだけ薄くのばして塗る」と誤った指導を受けていた。ぜんそくの発作予防薬も適切に使われていないことがわかった。

     園部まり子・アレルギーを考える母の会代表は「受診した医師により、快適な生活を手にできるかどうか、人生が分かれる」と指摘する。誤った情報に接した患者や家族が高額な民間療法にすがることも珍しくない。

     アレルギー疾患は患者数が多く、日常生活に大きな支障を及ぼすにもかかわらず、国の取り組みは遅れていた。昨年12月、アレルギー疾患対策基本法が施行され、ようやく動き出した。

     指針案では、どこでも適切な治療が受けられる医療体制の整備が示された。国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)と国立病院機構相模原病院(相模原市)などが全国の拠点となり、地域の拠点となる病院や多くの患者が受診するかかりつけ医と連携する。厚労省は今後、検討会を設置し、各拠点病院の役割や条件を具体的に検討、18年度からの事業化を目指す。

     検討会に参加する国立病院機構相模原病院の海老沢元宏アレルギー性疾患研究部長は「アレルギー診療は時間も人手もかかり、赤字部門になりがち。積極的に取り組む病院が減っており、全国にバランス良く拠点病院を配置できるかどうかわからない」と懸念する。

     地域の実情に応じた整備には、各自治体の役割も重要だが、今年3月時点の全国調査では、市区町村の4割がアレルギー疾患対策を全く講じていなかった。

      ◆人材育成も

     人材育成も課題だ。日本小児難治喘息ぜんそく・アレルギー疾患学会は09年から「小児アレルギーエデュケーター」を養成している。患者の年齢に応じ、薬の効果的な塗り方や吸い方を丁寧に指導する。これまで看護師ら349人が認定されており、同学会理事長の赤沢晃・都立小児総合医療センターアレルギー科部長は「国や自治体は、各地の医療機関への配置を促す取り組みを進めてほしい」と訴える。

     適切な治療を受けられず、苦しんでいる患者や家族をなくすため、指針案で示された対策を着実に進めることが求められる。

    発症予防の研究推進

     近年、発症予防の研究がが進み、以前は当たり前のように信じられていたことが、今は否定されている。妊娠中や授乳中にアレルギーの原因になる食べ物を避けることで、生まれてくる赤ちゃんの食物アレルギー予防になるというのもその一つだ。

     国立成育医療研究センター研究所の斎藤博久副所長は「消化吸収を担う腸には、食物を攻撃すべき異物とみなさない仕組みがある。むしろ、この仕組みがなく、防御力の弱い乳児期の皮膚からの侵入が発症の引き金になる」と解説する。

     乳児期に、荒れた皮膚からダニや食べ物のカス、花粉などが侵入すると、免疫の過剰反応が起きる。成長に伴い、その物質が口から入れば食物アレルギーに、のどに入ればぜんそくと、症状が次々に出るとする仮説が有力視されている。

     基本指針案では、研究の推進や成果の普及、活用が盛り込まれた。斎藤副所長は「アレルギーの連鎖を断つ研究をさらに進め、最新の有益な情報を国民に広く伝える仕組みも整える必要がある」と話している。

    ◆アレルギー=病気を起こす異物を排除する免疫の仕組みが過剰に働いて起こる。命に関わるショック症状を招くこともある。アレルギー疾患対策基本法では、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギーの6疾患の対策を求めている。

    指針案で示された主な対策

    ・全国と地域の拠点医療機関とかかりつけ医との連携協力体制を整備する

    ・ホームページなどで、最新の知見に基づいた正しい情報提供を充実させる

    ・関係学会の認定制度などを活用し、医師や看護師らの知識と技能の向上をはかる

    ・アレルギーの子どもがほかの子どもと分け隔てなく学校生活を送るため、適切な教育を行う

    ・災害時のアレルギー食などの確保や適切な提供を行う
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161202-118-OYTPT50435

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  8. がん患者学会 “患者自身も正しい知識得て声発信を”
    12月3日 6時58分

    全国のがん患者や家族が治療や研究の課題などを学ぶ「がん患者学会」が都内で開かれ、適切な治療を受けるためには患者自身も正しい知識を得て声を発信していくことが大切だという意見が出されました。

    「がん患者学会」は、全国のがんの患者会などで作る団体が開いたもので、去年に続いて2回目です。東京・中央区の会場には、全国のがん患者や家族、それに医療関係者などおよそ100人が集まりました。

    はじめに、効果が高い一方で高額な治療薬の開発が相次いでいる現状について、医療政策の専門家が「医療に金の話を持ち込むのはタブーだったが、これからは費用対効果を考えながら、必要性を評価することが求められる」と指摘しました。
    続いて、がん治療の研究者が講演し「ゲノム解析でがんの原因を分析するなど研究は進んでいるが、決して万能ではなく、患者と協力しながら治療法を開発することが重要だ」と述べました。

    会場では、専門家に熱心に質問する参加者の姿も見られました。そして、主催した「全国がん患者団体連合会」の天野慎介理事長は「適切な治療を受けるために患者自身も正しい知識を得ることが重要で、命を守るために、声を発信することが大切だ」という意見を述べました。
    天野理事長は「がん研究は進歩が早く、新しい薬への期待も大きいが、患者はお金のことも考えなければならない。患者が声を発信することはがん医療を支えることにつながる」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161203/k10010793461000.html

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    1. なんかね、社会的状況は、らい予防法の時代と何も変わっておらない気がするのね…

      偽善欺瞞の輩が跋扈する姿はいつも同じ風景…

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  9. [地球を読む]薬価制度改革 国の財政圧迫 厳しく検証…伊藤元重 学習院大学教授
    2016年12月4日5時0分

     がん治療薬「オプジーボ」の価格問題が引き金となって、薬価制度に注目が集まっている。患者数500人を想定して導入された小野薬品工業のオプジーボの価格は、100ミリ・グラムで約73万円。少数の皮膚がんの患者を対象とした特殊な薬ということで、高い開発費用を前提に高価格が設定されたのだろう。

     ところが、この薬が肺がんの患者にも適用できることになった。最大で当初の30倍、1・5万人の患者に適用できる想定だ。将来はさらに利用範囲が広がり、100倍の5万人に増えるとの推計もある。

     当初通りの価格だと、オプジーボは肺がん患者1人に年間約3500万円かかるため、5万人が使うと総額は1・75兆円になってしまう。一つの薬の利用が、医療費の大きな割合を占める事態となる。

     さらにオプジーボの価格は、日本の約73万円に対し、米国では約30万円、英国では約15万円となっている。日本で開発された薬なのに、英国では日本の5分の1の価格で購入できるのだ。薬価の設定自体がおかしいと考える人が出てくるのは当然だろう。

     安倍政権の政治決断で、オプジーボの価格を来年2月から半分にすることが決まったが、それでも英国での価格と比べると2倍以上と高額だ。少し乱暴な計算ではあるが、医薬品のコストの大半が研究開発費、つまり固定費とすれば、利用者が30倍になれば、価格は30分の1近くまで下げてもよいのではないか、という疑問がわいてくる。

     特許使用料などのコスト負担もあるので、それほど簡単な計算にはならないだろう。しかし、どこまで下げられるのかという疑問に対し、国民に分かるような情報提供は少ない。

     オプジーボのケースは、氷山の一角にすぎない。医療費が増大すれば国の財政負担が増えることはもちろん、国民の社会保険料の負担も増えていく。薬価制度の抜本的な検証が求められている。

     先日の経済財政諮問会議に提出された資料によると、2015年度の医療費の伸び3・8%のうち、寄与度をみると、高齢化によるものは1・2%分に過ぎない。薬剤料の伸びが1・4%分も押し上げている。高齢化が進んで医療費が増えるのはやむを得ないと考えがちだが、薬剤料の伸びはそれ以上だ。

     もちろん、画期的な医薬品が次々に出てきて医療の質が上がるのであれば、受け入れる必要はある。しかし、それで医療費がさらに膨らむようだと、財政そのものが成り立たなくなる危険性が増す。だからこそ、ますます薬価制度の実態を厳しい目で検証しなければならない。

    価格の根拠情報公開を

     現行の薬価制度の下では、国が薬の価格を決める。一度決定された薬価は2年間、固定され、2年後に見直しが行われる。

     この薬価は、患者や被保険者が負担する薬剤の価格であり、病院や薬局が仕入れる価格は競争で決まっている。多くのケースでは、病院や薬局の薬の仕入れ価格は、販売価格である薬価よりも安い。そこに薬価差益が生じる。病院や薬局にとって、この仕組みが重要な収入源となる。

     最近の動きを見ると、薬価は平均で毎年2%超の引き下げが続く。薬価の改定期間が2年だと、その2年の間に薬価差益は膨らむ一方ということになる。

     2年に1回、4%超の薬価引き下げが行われる代わりに、毎年2%超の引き下げが小刻みで行われると、2年で医療費1900億円、国費480億円の財政負担の軽減効果があると試算できる。小さくない数字だ。10年では累計の軽減効果は1兆円に膨らむ。

     薬剤費は総額で年9兆円近い規模になる。薬価は国民にとって最も重要な公共料金といえるが、それが2年に1回の改定で済まされるのでは納得がいかない。

     業界関係者は、市場での取引価格を調査する医薬品価格調査(薬価調査)の負担が大きいと指摘する。それなら、これまで通りの2年に1回の薬価調査でもよいので、過去のトレンドに沿った改定を毎年行えば良い。つまり、過去のトレンドに乗せて毎年薬価を調整し、2年ごとの薬価調査で下げすぎが判明した場合には、価格を戻す制度に改めたらどうか。

     物価上昇率の変動に合わせて価格設定の上限を決める「プライスキャップ制度」のような公共料金制度は、機械的な料金改定の考え方が基本となっている。薬価調査を毎年行うかどうかは別として、薬価の毎年改定を検討すべきだろう。

     薬価制度の改革には、情報開示も重要な課題となる。オプジーボの価格がなぜ100ミリ・グラムで約73万円に決まったのか、国民にはその理由がまったく分からない。「専門家の判断で決まったので、それを尊重してほしい」ということかもしれないが、少なくとも利用した情報と判断の根拠を示してもらいたい。

     オプジーボのケースに限らず、一般的に薬価の決定の仕組みは国民に分かりにくい。薬価の基準となる薬価調査について厚生労働省のホームページを見ると、国の一般統計ではあるものの、調査の結果は「非公表」、公表予定も「非公表」、過去情報は「なし」という非公開統計である。

     こうした統計を基に薬価基準が定められ、年間9兆円という巨額の薬剤費が使われている。国民にもっと情報公開すべきだ。

     よく分からないと言えば、ジェネリック(後発)医薬品の価格設定も同じだ。特許が切れた製品は、低コストの後発医薬品の利用が医療費の抑制に有効である。諸外国では後発医薬品の利用が進んでいるが、日本では遅れていた。

     そこで、後発医薬品をもっと活用しようとの努力が続けられている。結構なことだが、後発医薬品の中には、基本的には同じ薬効のはずなのに異なる価格の製品群があり、結果的に高い価格を使おうとする傾向がみられる。これでは、後発医薬品の積極活用で医療費を抑制する効果が薄れてしまう。

     医薬品の扱いを巡っては、その他にもいろいろな改革の必要性が指摘されている。湿布薬、うがい薬、目薬なども一例だ。

     一般の薬局で処方箋なしで買えるこれらの製品も、医療保険でカバーされると個人負担が少なくなる。湿布薬を例にとれば、980円の市販品と同一成分のものが、保険適用の医薬品となると薬価が120円、3割負担で36円で済む。だから、処方箋で出してもらおうとする人が多くなる。

     しかし、その費用には結局、税金や保険料が使われる。店で購入できる湿布薬のようなものまで、保険でカバーすることが本当に必要なのだろうか。疑問を持つ人は多いはずだ。

    伊藤元重氏 1951年生まれ。米ヒューストン大助教授、東大教授などを経て2016年4月から現職。著書に「東大名物教授の熱血セミナー 日本経済を『見通す』力」「伊藤元重が語るTPPの真実」など。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161204-118-OYTPT50059

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  10. AI活用新医療システム開発へ
    12月05日 15時46分 NHK札幌放送局

    旭川市の旭川医科大学が、IT大手の「日本IBM」など国内外4つの企業と協力して新たに始めるビッグデータと人工知能を組み合わせた医療システムの開発について、アメリカ・ニューヨークで記者会見をして正式に発表しました。
    日本時間の4日、ニューヨークのホテルで行われた記者会見には、旭川医科大学の吉田晃敏学長や企業の代表が出席しました。
    新たに開発を目指すのは、患者の診療データを基につくったビッグデータと複数の人工知能を組み合わせて病気の正確な診断を行ったり最善の治療方法を選択したりする新しい医療システムです。
    診療データは現在、大学が北海道内6つの病院と協力して進めている「クラウド」と呼ばれるインターネット上のサーバーを使った遠隔医療の患者などから集めることにしていて、まずは糖尿病と心臓疾患の治療から始め徐々に対象となる病気を増やすということです。
    また集めたビッグデータを国内外の研究機関や自治体に提供して、予防医療に向けた政策づくりなどに役立ててもらうことにしています。
    記者会見で旭川医科大学の吉田学長は、「新たなシステムが開発されれば的確な治療方法を素早く見つけることができるため、医療の効率化や医療費の大幅な削減などの効果が期待できる」と話しています。
    旭川医科大学などが目指すシステムは病気を正確に診断し、患者ひとりひとりに合った治療方法を効率的に決める仕組みづくりです。
    まず医師が、集めたビッグデータを基に患者の病気を診断します。
    一方、人工知能は過去の論文を参考に同じ患者の診断を行いそれぞれの結果を照合する方法です。
    人工知能は、国内外の医療の現場でも活用が進んでいて、東京大学医科学研究所では実際に、特殊な白血病にかかっていた患者の治療に成功しました。
    1秒間に8億ページ分の文字を読むことができるという人工知能に2000万件もの論文を学習させた結果、専門の医師でも診断が難しい病気をわずか10分ほどで見抜いたということです。
    旭川医科大学は、ビッグデータと人工知能による診療が正式な医療として認可されれば、現在、遠隔医療では認められていない薬の処方などもできるようになるとしています。
    このため将来的には、道内でも深刻化する医師不足の問題の解決にもつながるとしていて、今後の成果が注目されます。
    http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161205/4832821.html

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  11. 若いがん患者の妊娠妨げない治療法学ぶ研修会
    12月4日 20時05分

    若くしてがんになった患者の、子どもを持ちたいという希望に応えるため、看護師などの相談員が妊娠を妨げない治療方法などを学ぶ研修会が、東京で開かれました。

    国立がん研究センターで開かれた研修会には、全国の医療機関でがん患者の相談を受けている看護師や社会福祉士などおよそ140人が参加しました。

    若くしてがんになった患者の中には、将来的に子どもを持ちたいと考える人も多いということで、講師を務めた医師は、抗がん剤や放射線による治療を始める前に、患者の希望を確かめることが重要だと指摘しました。

    そのうえで、治療の前に卵子や精子を凍結保存することや、治療に影響が少ない範囲で薬を飲むことを一時的に止めて子作りの期間を設けること、それに、子どもでも卵巣や精巣の一部を取り出して保存し、成長を待つことなど患者が選択できる方法があると説明しました。
    また、がんの告知を受けて動揺が大きい時期に、治療方針を決める必要があるため、患者に対する心理的なケアも重要だと強調していました。

    40代の看護師は「できるだけ希望に沿った治療を提供できるよう丁寧に話を聞いていきたい」と話しました。

    国立がん研究センター中央病院では、妊娠を希望するがん患者から直接相談にも応じていて、毎週金曜日の午後に相談窓口を設けているということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161204/k10010794861000.html

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    1. 病気でも子作りさせようという魂胆、間違ってないか?

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  12. 医師の適正配置に向け 勤務実態など初の全国調査へ
    12月5日 4時10分

    地域や診療科によって医師の不足や偏りが深刻になっていることから、厚生労働省は、医師を適正に配置するため、全国のおよそ10万人の医師を対象に勤務実態や勤務先の意向などを調査することを決めました。
    医師の配置をめぐっては、都市部に集中したり、産科や小児科などが不足しているため、地域や診療科によって医師の不足や偏りが深刻になっています。

    このため厚生労働省は、地域や診療科ごとに医師を適正に配置するためには、各地の医師の勤務実態や勤務先の意向などを把握する必要があるとして、大がかりな調査を行うことを決めました。

    調査の対象は、全国から無作為に選んだ1万2000の医療機関に勤務するおよそ10万人の医師で、具体的には、1週間の勤務時間や当直の回数、収入などのほか、どのようにキャリアを積みたいかや、地方で勤務する意向があるかなどを聞く質問票を郵送するということです。
    回答の締め切りは今月下旬だということで、早ければ来月にも調査結果をまとめる方針だということです。

    厚生労働省は「調査結果を詳しく分析することで医師不足の解消だけでなく、女性医師の勤務環境の改善にもつなげたい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010795041000.html

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    1. 「医師の適正配置」じゃなくて、「医療費配分」の適正分配じゃないのかな?(笑)。

      どうせ計画統制経済でやってんだからさあ…

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    2. 歯科医、29年に1・4万人過剰…厚労省推計
      2016年12月13日19時44分

       歯科医師が2029年に約1万4000人過剰となるという推計を厚生労働省がまとめた。

       厚労省は文部科学省と連携し、歯学部定員の削減や国家試験の合格基準引き上げを検討する。

       歯科医師は14年で約10万人おり、20年間で約2万人増えた。開業する歯科医師も多く、診療所数は約6万9000で、「(5万店超の)コンビニエンスストアより多い」と指摘される。競争激化から診療所の経営が厳しさを増す中、不必要な診療が行われたり治療が長引いたりする懸念がある。

       厚労省は、将来の歯科医師の過不足を把握するため需給見通しを試算した。現行の歯科医師数や国家試験の合格者数から、将来の歯科医師数を推計。少子高齢化を踏まえた推定患者数や歯科医師が1日に診る患者数などから、必要となる歯科医師数を算定した。

       1日に診る患者数を厚労省や日本歯科医師会の調査を基に3段階で想定すると、17年は3100人不足~1万5600人過剰、29年は600~1万8100人過剰と幅が出た。厚労省の有識者検討会が、中間的な想定が精緻で妥当と結論づけたため、最終的な推計値は17年で1万1300人、29年で1万4100人過剰になるとされた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161213-118-OYT1T50164

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  13. 大学病院などの病院長選任 透明性確保のため外部審査を
    12月6日 4時10分

    厚生労働省の有識者検討会は、高度な医療を提供する「特定機能病院」で相次いだ医療事故を受け、最終責任者である病院長の選任には透明性が確保されるべきだとして、外部の有識者らによる厳正な審査を行うことなどを盛り込んだ報告書をまとめました。

    高度な医療を提供する「特定機能病院」をめぐっては、承認を受けていた東京女子医科大学病院と群馬大学医学部附属病院で患者が死亡する事故が相次いだことから、厚生労働省の有識者検討会が管理体制の見直しを進め、このほど報告書をまとめました。

    報告書は、特定機能病院の理念に、高度な医療安全管理体制を確保する必要があることを盛り込み、法的に明確にすべきだとしています。そのうえで、特定機能病院のほとんどを占める大学病院では、安全確保の最終責任者である病院長の選任は、医学部教授会の選挙結果などの内部事情に左右されていて、管理者に必要な資質や能力が反映されないおそれがあると指摘しています。

    このため、今後、病院長の選任には透明性が確保されるべきだとして、必要な資質や経験などを要件として定めた上で、外部の有識者らによる厳正な審査を行い、選考の過程や理由を速やかに公表することなどを求めています。

    厚生労働省は、今週開かれる社会保障審議会の部会に、この報告書を示し、必要な法改正を進めていく考えです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796311000.html

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    1. 東大病院と研究不正と…
      https://koibito2.blogspot.jp/2014/04/blog-post_30.html
      https://koibito2.blogspot.jp/2014/12/blog-post_26.html

      門脇孝
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E9%96%80%E8%84%87%E5%AD%9D
      永井良三
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%89%AF%E4%B8%89

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    2. 群馬大
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E5%A4%A7

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  14. 若年性認知症の支援を強化
    12月06日 11時18分

    若年性認知症の患者や家族への支援を強化しようと、さいたま市は、こうした人たちのために市内に設けた交流スペースの利用日を増やすなどして対応しています。

    若年性認知症は、65歳未満の人が発症する認知症で、多くが現役世代のため、高齢者の多い介護施設の利用に抵抗を感じて自宅に引きこもったり、症状が進んで仕事を失い、経済的に困窮したりすることなどが大きな課題となっています。
    このためさいたま市は、患者や家族への支援を充実させる取り組みを始めました。
    具体的には、市内に設けている交流スペースが利用できる日を、週1回から週2回に増やしたほか、平日の電話相談も、3日間だったものを5日間にしたうえこれまでより2時間拡大して、午前9時から午後5時までにしました。
    さいたま市は、同じ立場の人たちで交流を深めたり、スタッフに悩みを相談したりしてスペースを活用してほしいとしています。
    交流スペースの運営委託を受けているNPO法人「生活介護ネットワーク」の西村美智代代表は、「若年性認知症になっても本人が生きがいを持つことが大切で、悩んでいる人がいたらぜひ利用してほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161206/4983711.html

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  15. 梅毒患者4000人超 5年で5倍 12/6(火) 14:08
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6223251

    梅毒患者 今年4000人超、5年で5倍に急増
    TBS系(JNN) 12/6(火) 13:36配信

     性感染症の梅毒に感染した患者が今年、4000人を超え、この5年で5倍に急増したことがわかりました。

    「梅毒」は「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。

     国立感染症研究所によりますと、先月27日までに報告された今年の患者の数は4077人で、2011年の827人から5年でおよそ5倍に急増したことがわかりました。都道府県別では東京が最も多く、次いで、大阪、神奈川となっています。

     厚生労働省は「コンドームを適切に使用して、症状が出たら早期に治療してほしい」と呼びかけています。(06日10:53)
    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161206-00000089-jnn-soci

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  16. 表示ないアレルギー物質含んだグミを自主回収 UHA味覚糖
    12月7日 21時28分

    菓子メーカーの「UHA味覚糖」は、全国の「セブンーイレブン」で販売していたグミに、パッケージには表示されていないアレルギー物質の乳成分が含まれていたとして、およそ18万5000個を自主的に回収すると発表しました。

    「UHA味覚糖」によりますと、回収する商品は、「贅沢コロロ ショコラグレープ」です。先月15日から全国の「セブンーイレブン」の店舗で販売し、回収の対象は、およそ18万5000個に上るということです。

    先月21日、会社側に、商品を買った人から、「子どもにアレルギー症状の疑いがある」という連絡が入り、調べたところ、商品に含まれるチョコレートを供給している別の会社が、成分の分析を行っていなかったことが明らかになったということです。

    これまでに、7歳の子どもなど3人が、アレルギーの症状を訴えているということで、乳アレルギーがある人はこの商品を食べないよう呼びかけています。

    商品を買った人は、「UHA味覚糖」に着払いで商品を送れば、会社側が代金を返すということです。問い合わせの電話番号はフリーダイヤル、0120ー201-993、午前9時から午後5時半まで受け付けています。

    今回の件について、UHA味覚糖は「深くおわび申し上げます。一層品質管理を徹底し、再発防止に努めます」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798701000.html

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    1. アレルギー屋のアコギなのは、それの発症機序の因果関係をはっきりさせないこと…

      それが解決されてしまうと、自分たちの独占ギルドの利権体系が崩壊してしまうからな。

      いつまでも完了しないミッションにしておかねばならないわけだ。

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  17. 健康ポイント制度で医療費抑制効果 初の実証
    12月8日 4時32分

    東京オリンピックをきっかけにスポーツによる健康増進に取り組む自治体が増える中、健康づくりに取り組んだ人にポイントを与える「健康ポイント制度」に、医療費を抑制する効果があることが初めて実証されました。

    健康ポイント制度は、運動や検診などを行った人がポイントを受け取って商品券などに交換する制度で、スポーツで住民の健康を増進し、医療費も削減しようと導入する自治体が増えています。

    この健康ポイントの効果を探ろうと、国はおととしから6つの自治体を対象に調査を行っていて、これまでに運動への無関心層を掘り起こす一定の効果が確認されています。

    さらに、参加した40代以上のおよそ1700人の昨年度1年間の医療費について、参加しなかった人と比べた結果、1人当たりおよそ4万3000円を抑えたことが新たにわかり、医療費抑制の効果が初めて実証されました。

    調査には1万2000人余りが参加していることから、今回の結果を基にシミュレーションすると、全体で5億円ほどの医療費の抑制効果があり、健康ポイント制度の事業費を3億円余り上回るということです。

    国の委託を受けて調査した筑波大学の久野譜也教授は、「健康ポイントによる医療費の抑制効果を裏付けた調査はこれまでに例がなく、自治体が導入する動きが加速するだろう」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161208/k10010798891000.html

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    1. 「それらしい」看板
      「ごもっとも」な大義名分
      「いつまでも完了しない」ミッション
      「下層部だけ」組織改変
      「自画自賛」の効果測定

      役所や公益法人が税金をだまし取る常套手段
      http://koibito2.blogspot.jp/search?q=%E7%A8%8E%E9%87%91%E3%82%92%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%97%E5%8F%96%E3%82%8B%E5%B8%B8%E5%A5%97%E6%89%8B%E6%AE%B5

      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%BD%B9%E6%89%80%E3%82%84%E5%85%AC%E7%9B%8A%E6%B3%95%E4%BA%BA%E3%81%8C%E7%A8%8E%E9%87%91%E3%82%92%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%81%97%E5%8F%96%E3%82%8B%E5%B8%B8%E5%A5%97%E6%89%8B%E6%AE%B5

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  18. 難治性疾患克服研究事業|厚生労働省

    「プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究」
    厚生労働省科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3+%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%B2%BB%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%87%91+%E9%9B%A3%E7%97%85%E7%96%BE%E6%82%A3%E5%85%8B%E6%9C%8D%E4%BA%8B%E6%A5%AD

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    1. そうとう金食いまくって、何食わぬ顔でフェードアウトするらしい…

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  19. ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制
    12月9日 9時39分

    アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは、卵アレルギーになるリスクが、高いことが知られていますが、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、卵アレルギーの発症を80%抑えられたとする研究成果を国立成育医療研究センターなどのグループが発表しました。

    この研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの大矢幸弘医長らのグループです。
    グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグループに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらいました。さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。
    その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したということでグループでは、ごく少量の卵を食べることでアレルギーの発症を80%抑えることができたとしています。

    グループによりますと国内ではアレルギーを懸念して幼いうちに卵を食べさせない傾向が強く、3歳児全体の6%近くが医師の指示で摂取を制限しているということです。
    大矢医長は「生後6か月ごろから少量ずつ食べ始めたほうがよい結果になることが証明できた。今後はできるかぎり早期から治療することで、子どものアレルギーを減らしていけるようにしたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161209/k10010800691000.html

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    1. 卵アレルギー“80%抑制”
      12月09日 09時12分

      アトピー性皮膚炎の赤ちゃんは卵アレルギーになるリスクが高いことが知られていますが、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると、1歳になった時、卵アレルギーの発症を80%抑えられたとする研究成果を国立成育医療研究センターなどのグループが発表しました。
      この研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの大矢幸弘医長らのグループです。
      グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグループに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらいました。
      さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。
      その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したということで、グループでは、ごく少量の卵を食べることでアレルギーの発症を80%抑えることができたとしています。
      グループによりますと、国内ではアレルギーを懸念して幼いうちに卵を食べさせない傾向が強く、3歳児全体の6%近くが医師の指示で摂取を制限しているということです。
      大矢医長は「生後6か月頃から少量ずつ食べ始めた方がよい結果になることが証明できた。今後はできる限り早期から治療することで、子どものアレルギーを減らしていけるようにしたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161209/5098931.html

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    2. アレルギー疾患の発症機序についての科学的医学的な因果関係に関しては怪しさ満載って感じだけどね…

      因果関係がはっきりしていないものの「治った」は、思いのほかインチキ医科様まみれ。

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    3. 卵アレルギー 少量摂取で予防…成育医療センター 高リスク乳児で8割減
      2016年12月9日15時0分

       食物アレルギーで最も多い卵アレルギーは、離乳早期から少量の卵を摂取することで8割が予防できるとの研究成果を、国立成育医療研究センター(東京都)などの研究チームが発表した。9日、英医学誌「ランセット」に掲載された。アレルギーの原因になる食材は早期に与えないとする考えが一般には根強い中、注目を集めそうだ。

      「推奨には大規模な研究必要」

       アトピー性皮膚炎と診断された乳児が対象。生後6か月から毎日少量の固ゆで卵の粉末を摂取するグループと、卵が入っていない粉末を摂取するグループに分け、卵アレルギーが発症する割合を調べた。1歳時点の発症率は、卵を摂取しないグループは61人中23人(38%)、摂取したグループは60人中5人(8%)となり、少量摂取した方が約8割少なかった。

       アトピー性皮膚炎の乳児は様々なアレルギーを発症するリスクが高い。食物アレルギーを予防するには、原因となる食材を早期に摂取した方が免疫を抑える細胞が活性化し、耐性がつくという考えが、研究者の間では有力になっている。

       今回は専門医の指導でアトピー性皮膚炎の治療も徹底して行っており、同センターアレルギー科の大矢幸弘医長は「親が自己流で行うと危険なのでやめてほしい」と呼びかけている。日本アレルギー学会の西間三馨さんけい顧問は「予防法として推奨するには、より大規模な研究を行い、検証する必要がある」と指摘した。

       厚生労働省によると、食物アレルギーは乳児の5~10%が発症。消費者庁の2011年調査で、成人を含む患者全体の4割が卵が原因となっている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161209-118-OYTPT50339

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    4. 「卵アレルギー」、平成版「脚気菌感染症」かもしれない…

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  20. 難病への医療費助成 新たに24種類の病気追加へ
    12月12日 20時25分

    原因がわからず、治療が難しい難病への医療費の助成について、厚生労働省は新たに、重い視覚障害を起こす「無虹彩症」など24種類の病気を、対象に追加する方針を決めました。

    厚生労働省は、原因がわからず、治療が難しい難病のうち、診断基準が確立していて、患者数が人口の0.1%程度を下回っている306の病気について、症状が重い患者に限り、医療費を助成しています。

    12日は、厚生労働省の専門家会議が開かれ、学会などから報告があった222種類の病気のうち、新たに24種類を助成の対象として追加すべきだとする報告書をまとめました。

    追加されるのは、虹彩の遺伝的な異常で失明することもある「無虹彩症」や、角膜が白く濁って視覚障害を起こす「前眼部形成異常」などで、助成の対象となる難病は合わせて330種類となります。

    このほか、14種類は、すでに助成の対象になっている難病に含まれることになり、それ以外の病気は、診断基準が確立していないなどの理由で、助成の対象とすることは見送られました。

    厚生労働省は、今回、追加した難病について来年度から医療費の助成を始めることにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161212/k10010804231000.html

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    1. 「難病」ってやつが、どんどんつくられているように見えてしまうのはなぜなんだろう…

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  21. 社説
    まとめサイト 収益最優先のつけは大きい
    2016年12月13日6時4分

     閲覧数を増やして、広告収入を上げることに血道を上げ、正確性を蔑ないがしろにしていた。情報提供者としての責任は重い。

     IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は、医療情報などをまとめたネットサイト「WELQ(ウェルク)」や、ファッション、子育てなど全10サイトの公開を中止した。

     まとめサイトは、特定のテーマについて、ネット上の情報を集約して読者に伝えるサービスだ。

     昨年から、順次サービスを拡大したDeNAのサイトに対しては、内容の間違いや著作権侵害の疑いが指摘されていた。

     特に、著作権軽視の姿勢は目に余る。他のサイトに掲載された原文の語尾を伝聞調に直したり、表現をわずかに変えたりしただけの文章が多かった。

     筆者に著作権料を支払わずに、文章を引用する場合は、出所を明示して、分量も必要最小限にすることが原則だ。報道や論評などでの引用が想定されている。

     ところが、DeNAでは、外部ライターがネット上の文章を寄せ集めて、引用元を伏せたまま、文章をつなぎ合わせていた。大学生や主婦のライターも多かった。

     守安功社長は記者会見で、「原稿をチェックする態勢がなく、意識も低かった」と釈明した。執筆に際してのマニュアルには、無断転用を推奨しているように解釈できる文言があったという。

     情報を広範に発信する機関には、伝える内容をきちんと精査する真摯しんしな姿勢が求められる。DeNAは、情報提供者としての資質を欠いていると言うほかない。

     医療に関する誤った情報を拡散させた点も、見過ごせない。

     文章に独自性を出そうと、不適切な加筆をしたケースがあった。「やけどには濡ぬれタオルを当てる」などと、症状を悪化させかねない内容を掲載したのは、典型例だ。健康食品が、がんに効くといった根拠のない記事もある。

     DeNAが重視していたのは、検索サイトで上位に表示されることだった。文中に多くのキーワードをちりばめて、閲覧数を増やし、サイト上に掲載される広告の収益を上げていた。

     医療・健康情報は、患者や家族が切実な思いで探している場合が多い。正確性よりも収益を優先する姿勢は、病気を治したいという人の心情を踏みにじるものだ。

     DeNA以外でも、不適切な内容のサイトが問題化している。ネット情報は玉石混交だ。活用には十分な注意が必要である。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161213-118-OYT1T50009

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    1. [解説スペシャル]検索「誘導」過熱、内容二の次…良質情報押しのけ「上位」に
      2016年12月1日5時0分

       大手IT企業ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する医療系まとめサイト「WELQウェルク」が、炎上の末に休止に追い込まれた。病名や症状などで検索すれば常に上位に表示されるほどの「人気」だったが、信ぴょう性に欠ける記事や他サイトの無断引用などが次々と発覚したのだ。こうした無責任な記事がなぜ上位に表示されていたのか。背景には、過剰なSEO(検索エンジン最適化)が、検索結果と情報の本来の価値を乖離かいりさせている現状がある。(編集委員 若江雅子)

      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161130-118-OYTPT50549

      https://koibito2.blogspot.jp/2013/11/blog-post_23.html?showComment=1480574161434#c4114294505153857252

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    2. ウェルクだけの問題? 怪しい健康情報を発信するメディアは猛省を
      2016年12月15日 宋美玄のママライフ実況中継

       ウイルス性の胃腸炎が流行しているようですね。保育園児の息子を皮切りに娘と私も感染し、 嘔吐おうと して大変でした。1日でガリガリになりましたが、脱水によるもので、すぐに元に戻りそうです。インフルエンザも流行しているようですし(我が家は全員ワクチン接種済み)、冬本番というところでしょうか。皆様もどうぞお気をつけください。

      複数コラムサイトが非公開に

       ようやく、いい加減な健康情報をもっともらしく載せていたコラムサイトが大炎上し、ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するインターネットサイト「WELQ(ウェルク)」を初め、大手が運営するサイトが複数非公開に追い込まれました。私は主にネット上に 蔓延まんえん する眉唾健康情報に対し、真偽を検証したり流出元に警告したりして戦ってきましたが、大手が大量に生産するとんでもない内容のコラムに疲弊しきっていたので( トンデモ情報の寄せ集め? コラムサイトにご用心 )ようやく大炎上して社会問題になって 嬉うれ しい限りです。

      テレビや新聞、雑誌、書籍だって人ごとではない

       しかし、テレビでこの件が取り上げられるのを見ていると、違和感を覚えざるを得ません。今でこそネットの影響力に押されているテレビですが、これまでにテレビが流してきた怪しげな健康情報については知らんぷりでしょうか。新聞、雑誌や書籍だって、今回のことを人ごとのように批判できるでしょうか。

       特にベストセラーになった健康関連の書籍の中には、がんの放置を勧めるものなど、専門家から見ると有害とも言えるものは少なくありません。以前そのような本の制作に関わったライターと議論したことがありますが、制作サイドは「事実と異なる内容だと知りながら、 儲もう けのために出版している」のではなく、「著者の言説を完全に信じて出版している」ということが分かり、 愕然がくぜん としました。

       出版業界はいわゆる文系学部出身の人が多いため、基本的な体の仕組みに関する知識やヘルスリテラシー(健康情報を見極める能力)を持った人材が不足しているのだと思います(ちなみに、私はヨミドクターの記事作成や運営に関わる読売新聞医療部をとても信頼していますし、必ずしも医療系学部の出身者である必要はないとは思います)。

       また、一般向け書籍の制作には論理よりも感性が重んじられ、内容の正確性よりも「それ、売れそう」ということが重要視されるという点も大きいと思います(これがネットだと、「それ、クリックされそう」ということになります)。

      「医師監修」「医師執筆」でも安心できない

       ネットの世界で大手の運営するコラムサイトのうち、健康情報を扱うサイトは、いったん非公開になったところが多いようです。内容を確認の上、順次公開するとされていたりしますが、内容の質を担保するのはなかなか難しいでしょうから、健康に関する情報発信から手を引くというところも現れそうです。

       一方で、大手ではないコラムサイトでいまだに不正確な情報を流し続けているところもありますし、裏に商品の販売が絡んだもっともらしいサイトなど、現在も怪しい情報は多く流れています。

       医療監修がついていたり医師が執筆していたりしても、必ずしも内容が正確とは限らないことが問題を深くしています。(私自身を含め)医師にも専門分野や主義主張があり、医師免許を持った人が書いているから「正しい」ということではありません。健康情報に限ったことではないでしょうが、なるべく正確な情報を発信するには執筆者と編集部の不断の努力が必要であり、それには当然ながらコストと労力がかかるため、安易に考えていたところは中止するのが無難かもしれません。

      公的機関が正しい情報発信を

       健康情報に関しては、厚労省や各種学会、大学病院などの公的な役割を持つ機関や団体が積極的かつタイムリーに発信していくといいと思います。できれば、検索エンジン側でもそういう機関のページを優先的に表示するなど、利用者をなるべく妥当な情報へ誘導する仕組みになるといいな、などと妄想します。

       私自身は自分が情報発信すると同時に、ライターや編集者向けの女性ヘルスケアセミナーを開くなど、発信側の人たちに“眉唾健康情報”を流さないように学ぶ機会を持つなど、少しでも「ネットにこう書いていたのですが本当でしょうか」「ネットを見て不安になって眠れません」という患者さんが減るようにできることをしています。ようやく「売れてナンボ」がまかり通らない時代になったということなので、これを機に良い方向へ変わるといいなと思います。
      https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161215-OYTET50014/

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  22. アレルギー娘に牛乳か母親逮捕

    千葉県流山市で、牛乳アレルギーがある5歳の長女に牛乳を飲ませ、ショック症状を起こさせたとして、35歳の母親が殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。
    子どもにアレルギーの原因となる食材を摂取させたとして、保護者が逮捕されるのは異例だということです。
    逮捕されたのは、千葉県流山市の会社員、佐久ちはる容疑者(35)で、警察によりますと、11日、牛乳アレルギーがある5歳の長女におよそ100ミリリットルの牛乳を飲ませてショック症状を起こさせたということで、警察は、生命に危険が及ぶおそれがあると知りながら、牛乳を飲ませたのは、殺人未遂の疑いにあたると判断したということです。
    消防が駆けつけた際、佐久容疑者はショック症状をやわらげる注射薬を長女に打っていたということで、長女はその後、病院で手当てを受け、命に別状はないということです。
    警察の調べに対し「医師の指導のもと牛乳を微量ずつ飲ませる治療をしていた」と話しているということですが、殺意については供述の内容が二転三転しているということです。
    佐久容疑者はことしの春以降、児童相談所に「育児に疲れた」などと訴えていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
    アレルギーの専門家などによりますと、子どもにアレルギーの原因となる食材を摂取させたとして、保護者が逮捕されるのは異例だということです。

    12月13日 16時58分 NHK千葉放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086031841.html

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    1. 専門家「自己判断は避けて」

      食物アレルギーのある子どもに原因となる食材を食べたり飲んだりさせることについて、専門家は、必ず医師の指導のもとで行うべきで、保護者が自分の判断で行うことは避けるよう、強く呼びかけています。

      牛乳や卵、それに小麦などの食物アレルギーのある子どもをめぐっては、症状がやわらいだ場合には、医師が食べられる量をそのつど判断したうえで、食べる量を増やしていく治療が行われているほか、症状が重い場合も、専門医の管理や指導のもと、原因となる食材を少しずつ食べさせる治療法の研究が進められています。
      アレルギーに詳しい専門家は、保護者が自分の判断で食べさせることは避けるよう強く呼びかけるとともに、こうした治療を行う場合は、アレルギーの専門医から指導を受けたり、かかりつけの医師にアレルギーの専門医と連携してもらったりすることが必要だと指摘しています。
      アレルギーに詳しい国立病院機構相模原病院の海老澤元宏医師は「原因となる食品を食べさせて逮捕されたというケースは、これまで聞いたことはなく、非常にショックだ。医師が適切に指導していたとすれば、保護者は危険性を認識していたはずで、あってはならないことだ。ただ、重い食物アレルギーの子どもを持つ親は、毎日の食事に気をつかいストレスが大きいので、そうした親に対するケアも重要だ」と話しています。

      12月13日 17時38分 NHK千葉放送局
      http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085216751.html

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  23. 次世代のがん治療装置「量子メス」開発で協力へ
    12月13日 17時22分

    従来の放射線治療よりもがん細胞を正確に狙い撃ちできるという「量子メス」と呼ばれる次世代のがん治療装置の開発を目指し、国の研究機関と大手メーカー各社が協力することになりました。

    開発で協力するのは、国の研究機関、量子科学技術研究開発機構と、住友重機械工業、東芝、日立製作所、三菱電機の大手メーカー4社で、13日に都内で記者会見しました。

    量子科学技術研究開発機構と4社が「量子メス」と呼ぶこの次世代のがん治療装置は、放射線の一種の重粒子線をがん細胞に直接、照射して死滅させるもので、従来の放射線治療よりもがん細胞を正確に狙い撃ちできるということです。

    重粒子線のがん治療装置は、すでに国内5か所の医療機関で実用化されていますが、加速器と呼ばれる大がかりな施設が必要で、小型化とコストの高さが課題でした。

    共同開発では、加速器を病院の建物の中に置けるように新たな技術で小型化したうえで、がんの種類によっては外科手術に置き換わる治療方法として、10年後の実用化を目指すとしています。

    量子科学技術研究開発機構の平野俊夫理事長は「量子メスの早期実現によってがんによる死亡がゼロになる社会を目指したい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161213/k10010805331000.html

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    1. >量子科学技術研究開発機構の平野俊夫理事長

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  24. 厚生労働省
    ‏@MHLWitter

    【経過的特例による難病指定医の方へ】
    指定医番号の3桁目の記号が「P」となっている難病指定医の方は、今年度中に都道府県が開催する研修を受講する必要があります。研修に関するご相談は、都道府県の担当窓口まで。開催日程など詳しくは→
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nanbyou/index.html …

    https://twitter.com/MHLWitter/status/808947410219040769

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  25. 12月16日 よみうり寸評
    2016年12月16日15時0分

     『変身』などで知られるカフカが作家として認められたのは、40歳で没したのちのことだった。生涯、自分に自信を持てなかった人らしい◆ある人への手紙に絶望に満ちた字句を書き連ねている。<将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。将来に向かってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです>◆『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)から引いた。何が人を励ますか分からない。同書の編訳者である頭木かしらぎ弘樹さん自身、カフカの言葉に救われたという◆以前、お会いして話を聞いたことがある。頭木さんは大学3年生のとき、難病の潰瘍性大腸炎を発症した。ほぼ寝たきりの生活が13年余りも続いた。希望に胸を膨らませていた若者が突然、未来を閉ざされたのである◆その人の新刊が書店に置かれたのに気づいて、うれしく思った。『カフカはなぜ自殺しなかったのか?』(春秋社)。人生は誰しもままならない。作者が何を呼びかけたいか、題から分かろう。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161216-118-OYTPT50331

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  26. 『難病克服マニュアル 正しい「骨休め」で健康になる』
    https://www.amazon.co.jp/dp/4828416986
    http://nishihara-world.jp/2015wp/books/book045/

    目次
    序章 なぜわれわれは病気になるのか
    1章 現代人が病気になりやすい理由
    2章 正しい生活習慣が健康をつくる
    3章 病気になる食べ物・健康になる食べ物
    4章 日本の子どもが危ない
    5章 医者からわが身を守る術
    6章 健康は生き方で決まる
    https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4828416986/

    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9B%A3%E7%97%85%E5%85%8B%E6%9C%8D%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB

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  27. 「小児慢性特定疾病」 新たに14の病気を追加へ 厚労省
    12月20日 20時34分

    小児がんや心臓病など長期間の療養が必要な子どもの医療費の助成制度をめぐって、厚生労働省は難聴やてんかんなどを発症する「先天性サイトメガロウイルス感染症」など、新たに14の病気を対象に追加する方針を固めました。

    厚生労働省は、治療が難しく、長期間の療養が必要な子どもの病気のうち、生命を脅かし、高額な医療費がかかるなどの要件を満たす704種類を「小児慢性特定疾病」に指定し、医療費を助成しています。

    20日開かれた厚生労働省の専門家会議では、妊娠中の母親のウイルス感染によって子どもが難聴やてんかんなどを発症する「先天性サイトメガロウイルス感染症」や、関節の動きが制限されたり、骨のがんを引き起こしたりする「多発性軟骨性外骨腫症」など新たに14種類の病気を助成の対象に追加するべきだという報告書がまとまりました。

    また、すでに指定されている病気を細分化して新たに4種類の病名で改めて指定することも決まり、助成の対象となる病気は、合わせて722種類になるということです。厚生労働省は、今回の報告書を受けて追加になった病気の医療費の助成を来年度から始めることにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161220/k10010814281000.html

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  28. [木枯らし2016]<2>ALS 笑顔で生き抜く
    2016年12月20日15時0分

     車いすに座り、右手の人さし指で、ひざの上の装置を操ると、タブレットに言葉が表示される。「こんにちは。まんまる笑店の恩田です」。サッカーJ2・FC岐阜の前社長、恩田聖敬さとしさん(38)は、全身の筋肉が動かなくなる難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘いながら、講演や文筆活動を続けている。

     岐阜県出身で、京都の大学を卒業後、就職した。35歳だった2014年4月、勤めていた会社がスポンサーになった縁でFC岐阜の社長に就任。財政難や降格の危機に苦しむクラブの再建を任された。

     ALSの発症宣告を受けたのは、就任からわずか1か月後。その前から、指に違和感を感じていたが、まさかALSだとは思っていなかった。名刺交換やサポーターとのハイタッチ。当たり前の行動ができなくなる恐怖に押し潰されそうになった。気持ちを支えたのは、故郷にクラブを根付かせたいという一心だった。

     昨年1月、病名を公表すると、選手もサポーターも応援してくれた。しかし、症状は進行し、発声にも支障が出始めた。「社長を続けることは、クラブのためにならない」。同年11月、シーズンの最終戦が終わると、ピッチ上で退任を表明した。

     現在は自身の会社を設立し、小中学校で「自分らしく生きて」と子どもたちに呼びかける。「まんまる笑店」という社名には「人の輪の中で、一緒に笑顔になりたい」との願いを込めた。

     恩田さんと最初に会ったのは、岐阜で取材をしていた14年の春だった。会うたびに体が動かなくなっていく姿を見ると正直、つらくなることもあった。社長時代の明るく元気な声はもう出ない。今月上旬、久しぶりに会った恩田さんは、声を振り絞り、こう語った。

     「私が私でいることにかわりはない。嘆いても解決しない」

     苦難に立ち向かっていく強さを見習いたいと思った。(宮地語)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161220-118-OYTPT50271

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  29. [医療ルネサンス]患者学 装う<4>難病の肌に有効な化粧法
    2016年12月21日5時0分

     「黄色とベージュのファンデーションを混ぜてなじませると、肌の赤みが見えにくくなるんですよ」

     難病の「魚鱗癬ぎょりんせん」を患う広島市の会社員、上川政子さん(36)は、体全体の皮膚がひどく荒れている。化粧を施すのは至難の業だが、手際よく進めていくその表情は明るい。

     長らくケアは保湿剤だけ。「メイクとは無縁」と割り切っていたが、化粧品を手に取った時、無意識に封じてきた思いに気づいた。「『おしゃれしたい』という純粋な気持ちがあふれてきて、本当にうれしかった」

     この病気では、肌のバリア機能を担う「角層」に異常があり、表皮が厚みをもって硬くなり、はがれ落ちる。根本的な治療法はない。上川さんは全身に症状がある重いタイプ。発汗調節ができず、気温が20度を超えると外を5分と歩けない。冬は乾燥で皮膚が割け、そのたびに激痛が走る。

     幼心に肌の不具合が好奇の目の対象になると感じていた。いじめに遭っても卑屈にならず、強くいられたのは「まあちゃんには私がついてる」と愛し、守ってくれた母の存在が大きい。

     専門学校を卒業後、コールセンターに勤務。休憩時間を使い、こまめな保湿ケアを心がける。気心の知れた友と笑い、恋を楽しむ日々に満足していた。だが30歳を過ぎ、周囲が結婚、出産と転機を迎えると、心をむなしさが襲うように。10年来の彼氏との別れも身にこたえた。

     「新しい自分を見つけたい」。32歳の時、東京女子医科大学病院の特設外来に、メイクを通じて心もケアするフェイシャル・セラピスト、かづきれいこさんに会いに行った。肌のガサガサをオイルでほぐして柔らかくし、黄色のファンデーションを使って赤みを消す。化粧崩れしないよう、パウダーで抑え込む。施術を受け、荒れた肌にも有効なメイク法があると知った。

     「お化粧って楽しい」と思えた時、女性として1段、階段を上れた気がした。その後の1年間、毎月上京。かづきさんが開く講座で「リハビリメイク」を学んだ。今もメイクは特別な日だけ。ありのままを隠そうとは思わないが、いざという時の対処法を得て心にゆとりが生まれた。かづきさんは「上川さんはリハビリメイクの狙いを理解し、実践している」と話す。

     痛みや不調は尽きないが、内にこもらず趣味の写真や旅行に忙しい。心がけているのは「人生、明るく楽しく」。それが、大切に育ててくれた両親への最大の孝行になると確信している。

     ◇メモ リハビリメイク

     あざや損傷を隠すことを第一の目的とせず、メイクを通して、ありのままを受け入れ、社会復帰や生活の質の向上を目指す。東京女子医科大学、日本医科大学、大阪市立大学の各病院などが、かづきさんと連携したリハビリメイク外来を開いている。自費で7000~1万2000円。要予約。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161220-118-OYTPT50353

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  30. 線維症の原因細胞発見=新薬開発に期待-阪大

     臓器が硬くなり、機能が低下する難病「線維症」を引き起こす原因となる細胞を発見したと、大阪大免疫学フロンティア研究センターの審良静男教授らが発表した。論文は22日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。
     研究チームの佐藤荘助教は「線維症は有効な治療薬がほとんどなかったが、効果的な薬が開発される可能性がある」と話している。
     線維症は肺や肝臓などの臓器が弾力を失って硬くなり、正常な働きができなくなる病気。肝硬変や肺線維症などがある。
     研究チームは、病気の原因となる細胞「SatM」を発見。この細胞がないマウス28匹に肺線維症を起こす薬を投与し2週間観察したところ、線維症を発症しなかった。一方、SatMがあるマウス28匹は薬の投与後約2週間で、全て線維症を発症して死亡した。 (2016/12/22-01:24)
    http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122200017&g=soc

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  31. 難病男性らがiPS研に寄付金

    iPS細胞を使った治療法の研究に役立ててもらおうと、兵庫県に住む難病の男性とその支援者たちが、京都大学のiPS細胞研究所を訪れて、募金活動などで集めた260万円余りを寄付しました。
    京都大学iPS細胞研究所を訪れたのは、筋肉の組織が次第に骨に変わっていく、FOP=進行性骨化性線維異形成症という難病を患った兵庫県明石市の山本育海さん(19歳)と、山本さんの高校の後輩で支援活動を行っている生徒など、およそ20人です。
    山本さんたちは戸口田淳也教授に対して、今月、明石市の高校など10校で募金活動を行い、そこで集まった資金など、260万円余りを研究所に寄付したことを報告しました。
    これを受けて戸口田教授は、「一刻も早くFOPの薬を開発したい」と述べ、所長を務める山中伸弥教授からの感謝状を手渡しました。
    FOPの患者は全国に70人ほどいるとされていて、山本さんは治療法の研究に役立ててもらおうと、これまでに自分の細胞も研究所に提供してきました。
    山本さんは「病気で痛みが激しい日もありますが、iPS細胞を使った難病の治療薬の研究が進むよう、募金活動を全国に広めていきたいです」と話していました。

    12月26日 17時02分 NHK京都放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015201221.html

    http://koibito2.blogspot.jp/2016/08/ips10-10.html?showComment=1482742185224#c6264665650347431187

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  32. ピーナツアレルギー、乳児期摂取で予防…米指針
    2017年1月6日12時42分

     【ワシントン=三井誠】米国立衛生研究所(NIH)は5日、ピーナツアレルギーを避けるため、発症の恐れが高い乳児は生後4~6か月でピーナツを含む食品を摂取することを勧める指針を発表した。

     早期にピーナツを食べることでアレルギー発症が抑えられることを示した研究成果を踏まえた。

     指針では、重度の湿疹や卵アレルギーがある乳児は、ピーナツアレルギーも発症する恐れが高いとして、生後4~6か月で、医師の指導のもとピーナツを含む食品を摂取することを推奨。中程度の湿疹のある乳児に対しては生後6か月での摂取を勧めた。

     英国などの国際チームが2015年、重度の湿疹などがある乳児を対象にした研究で、ピーナツを含む食品を早めに食べさせて慣らすことで5歳時での発症が約8割抑えられることを示し、今回の指針策定につながった。米国では小児科学会が08年まで、発症の恐れが高い乳幼児は3歳までピーナツを避けるよう推奨していた。

          ◇

     日本では、ピーナツなど個別の食物アレルギーに対する具体的な指針は定められていないが、厚生労働省は「適切に行えば効果がある治療法や研究成果などはウェブサイトで情報提供することも検討している」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170106-118-OYT1T50051

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    1. ただ乳児期の「離乳食」が早すぎただけなんだよ、本当は。

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    2. >西原克成先生の著者にあるように、離乳食を1歳半から、あるいは2歳からと、遅くスタートさせた方にお聞きします
      http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1038136235

      「アレルギー 離乳食 赤ちゃん 西原克成」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E9%9B%A2%E4%B9%B3%E9%A3%9F+%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93+%E8%A5%BF%E5%8E%9F%E5%85%8B%E6%88%90

      削除
    3. われわれヒトもまた「哺乳類」であることを忘れてはいけない。
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E

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  33. 難病患者をトイレに2時間放置 1か月後に死亡
    1月7日 19時09分

    福岡市の病院で、去年、難病の入院患者がトイレにおよそ2時間放置されて心肺停止の状態で見つかり、およそ1か月後に死亡していたことがわかりました。病院は7日記者会見し、医療事故だったとして謝罪するとともに、再発防止の対策を進める方針を示しました。

    福岡市西区にある今津赤十字病院によりますと、去年8月、入院患者の68歳の女性が、看護助手の付き添いでトイレに行ったあと放置され、およそ2時間後、心肺停止の状態で見つかりました。女性は血圧の低下で意識を失い呼吸が停止したと見られるということで、およそ1か月後に死亡しました。

    病院によりますと、女性は運動機能が失われていく「多系統萎縮症」という難病で、体が動かしにくく会話も難しい状態で、以前にもトイレで意識が遠のく症状があったため、院内では見守りが必要という申し送りをしていました。しかし、付き添いをした看護助手には申し送りの内容が伝わっておらず、女性にナースコールを渡してその場を離れたということです。
    また、女性が病室にいないことにほかの職員も気付いたものの、リハビリに行っていると思い、行方を探すことはなかったということです。
    さらに、病院は当初、患者の家族に対し、看護助手への聞き取りを基に「5分から10分おきに様子を見ていた」と説明していましたが、その後、事実でないとわかり、改めて家族に謝罪したということです。

    記者会見した今津赤十字病院の藤井弘二院長は、「重大な医療事故が起きたことを深くおわび申し上げます。事故原因を究明し、再犯防止策を図っていきます」と述べました。
    病院は、申し送りの周知の徹底などを行うとともに、医療事故の調査委員会を設けて原因を調べていて、再発防止の対策を進める方針です。

    事故の経緯

    患者の女性は去年8月8日に床ずれの治療のため入院しました。
    4日後の12日の午前10時すぎ、女性は看護助手の付き添いで車いすで病室に近いトイレに行きました。看護助手は到着後、女性に「終わったらナースコールで呼んでほしい」と伝え、その場から離れ、シーツ交換など別の業務を行っていました。

    その後、複数の看護師や作業療法士が女性が病室にいないことに気付きましたが、女性がリハビリ中だと思い、探すことはなかったといいます。
    2時間ほどたった正午ごろ、別の看護師が、女性が昼食の時間になっても戻らないことを不審に思い、探したところ、女性はトイレの中で車いすによりかかるように倒れていたということです。

    女性は、入院後、トイレでで血圧が低下して意識が遠のいたことが何度かあり、院内では見守りが必要であることが繰り返し申し送りされていました。
    申し送りは、この日の朝礼でも周知されていましたが、付き添いをした看護助手は途中で別の業務に向かったため、伝えられていませんでした。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170107/k10010832051000.html

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  34. がん・難病患者の就労支援へ
    01月07日 19時01分 NHK首都圏ニュース

    がんや難病を患っても仕事が続けられるよう、東京都は患者の採用や治療後の復職を支援する事業者を対象に、最大で60万円を支給する新たな取り組みを、ことし4月から始める方針を決めました。

    医療の進歩に伴い、がんや難病を患っても長く生きられる人が増える中、治療を受けながら仕事を続ける患者への支援のあり方が課題となっています。
    このため、東京都はがんや難病患者を一定期間雇い入れるなどした事業者を対象に、助成金を支給する新たな支援を始める方針を決めました。
    具体的には、がんや難病患者を新たに採用し、6か月以上、雇用を続けた場合には1人あたり最大で60万円を支給するほか、治療のために一時、仕事を休んだ従業員の復職を支援し、その後6か月以上、雇用を続けた場合には1人あたり30万円を支給するとしています。
    都は、ことし4月からの導入に向け新たな支援策の経費として、新年度・平成29年度の予算案に2億円を計上する方針で、こうした支援策の導入は都道府県では東京都が初めてだということです。
    小池知事は「仕事と治療の両立に配慮する企業を増やし、病気になっても活躍できる社会を実現したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170107/5676441.html

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  35. かゆみの源、マウスで特定
    アトピー性皮膚炎
    2017/1/9 19:581/9 20:00updated

     アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こす源となるタンパク質を、九州大・生体防御医学研究所のチームがマウス実験で突き止め、9日付の英科学誌電子版に発表した。

     これまでの研究で、かゆみを直接引き起こすのは「IL―31」というタンパク質で、アトピー性皮膚炎患者の血中では健常者と比べて10倍以上多いことが知られていた。血中の免疫細胞が刺激されると大量に生じるが、その詳しい仕組みは解明されていなかった。

     チームは今回、皮膚炎を発症したマウスと健常なマウスで免疫細胞のタンパク質を詳しく解析。皮膚炎を患うマウスでは、タンパク質「EPAS1」の量が5~10倍だった。
    https://this.kiji.is/191144006255837193

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    1. >特別主幹教授 - 九州大学 高等研究院
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6

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    2. 文部科学省「感染症研究推進準備委員会」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%BA%96%E5%82%99%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

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    3. KAKEN — スギ花粉症をモデルとしたIgE免疫応答の機構の解析
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87+%E5%85%8D%E7%96%AB

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    4. 「サプレッサーT細胞」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%EF%BC%B4%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87

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    5. 「日本版NIHの専門調査会メンバー」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88%EF%BC%AE%EF%BC%A9%EF%BC%A8

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    6. 日本版NIH
      https://koibito2.blogspot.jp/search/label/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%89%88%EF%BC%AE%EF%BC%A9%EF%BC%A8

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    7. その昔、「発掘!あるある大事典」とかいう番組があって…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%82%E3%82%8B%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E5%85%B8+%E6%8D%8F%E9%80%A0

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    8. 「あるある」という技法は、ばれなきゃ、なかなか美味しいテクニックであって…

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    9. アトピー性皮膚炎 かゆみを起こす物質特定と発表 九州大学
      1月10日 12時14分

      アトピー性皮膚炎の強いかゆみを起こすと見られる特定のたんぱく質を突き止めたと、九州大学の研究グループが発表しました。症状を根本から治す治療薬の開発につながるのではないかと注目されています。

      アトピー性皮膚炎は国内では人口の1割前後が患っていると見られ、これまでの研究で強いかゆみの症状は、免疫細胞により「ILー31」という物質が過剰に作られて起きることがわかっていますが、詳しい仕組みは明らかになっていません。

      そこで、九州大学生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授などのグループはマウスを使った実験を行い、アトピー性皮膚炎が起きると健康な場合と比べ、免疫細胞の核の中で「EPAS1」と呼ばれる特定のたんぱく質が増えていることを突き止めました。さらに、この「EPAS1」が増えないよう遺伝子を操作すると、「ILー31」が減って症状が抑えられ、この現象は、患者の細胞を使った実験でも確認できたということです。

      研究グループは、「EPAS1」が強いかゆみを起こすのに重要な役割を持つと見て、症状を根本から治す新たな治療薬の開発につながるのではないかと期待しています。
      福井主幹教授は「これまでは対症療法しかなかったが、今回の発見により、かゆみを根源から断つ新たな薬の開発につなげたい」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010834011000.html

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    10. アレルギー免疫学分野ってさ…

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    11. アトピーかゆみ、仕組み解明…薬の開発期待
      2017年1月10日9時7分

       アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる物質を増やすたんぱく質を発見したと、九州大生体防御医学研究所の福井宣規よしのり主幹教授(免疫遺伝学)の研究グループが発表した。

       このたんぱく質の働きを阻害することでかゆみの発症を抑える薬の開発が期待できるとしている。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に9日掲載された。

       アトピー性皮膚炎の患者では、リンパ球の一種から分泌される「インターロイキン31(IL31)」という物質が血中に異常に増えていることが分かっている。かゆみを起こす原因として注目されているが、IL31がつくられる詳しい仕組みは解明されていなかった。

       研究グループは、遺伝子操作でIL31の過剰分泌による皮膚炎を起こさせたマウスと、健康なマウスを比較して調べた。すると、遺伝子操作したマウスでは、「EPASイーパス1ワン」というたんぱく質が増えることでIL31の分泌を促進していることが分かった。

       アトピー性皮膚炎患者の血液を用いた実験でも、同様の結果が起きることが確認された。

       福井主幹教授は「EPAS1を阻害する化合物を見つければ、IL31の分泌そのものを抑え、かゆみの発症を元から絶つことができる。使いやすい飲み薬や塗り薬の開発につなげたい」としている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170109-118-OYT1T50074

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    12. アトピーかゆみ仕組み解明 抑制薬開発に期待 =九州発
      2017年1月10日9時41分

       九州大生体防御医学研究所の福井宣規よしのり主幹教授(免疫遺伝学)の研究グループは、アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる物質を増やすたんぱく質を発見したと発表した。このたんぱく質の働きを阻害することで、かゆみの発症を抑える薬の開発が期待できるとしている。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に9日掲載された。

       アトピー性皮膚炎の患者では、リンパ球の一種から分泌されるインターロイキン31(IL31)という物質が血中に異常に増えていることが分かっている。かゆみを起こす原因として注目されているが、IL31がつくられる詳しい仕組みは解明されていなかった。

       研究グループは、遺伝子操作でIL31の過剰分泌による皮膚炎を起こさせたマウスと、健康なマウスを比較して調べた。すると、遺伝子操作したマウスでは、「EPASイーパス1ワン」というたんぱく質が増えることでIL31の分泌を促進していることが分かった。アトピー性皮膚炎患者の血液を用いた実験でも、同様の結果が起きることが確認された。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170110-127-OYS1T50011

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    13. アトピーかゆみ 仕組み解明…九大 原因物質作るたんぱく質発見
      2017年1月10日15時0分

       アトピー性皮膚炎のかゆみの原因となる物質を増やすたんぱく質を発見したと、九州大生体防御医学研究所の福井宣規よしのり主幹教授(免疫遺伝学)の研究グループが発表した。このたんぱく質の働きを阻害することでかゆみの発症を抑える薬の開発が期待できるとしている。英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に9日掲載された。

       アトピー性皮膚炎の患者では、リンパ球の一種から分泌される「インターロイキン31(IL31)」という物質が血中に異常に増えていることが分かっている。かゆみを起こす原因として注目されているが、IL31がつくられる詳しい仕組みは解明されていなかった。

       研究グループは、遺伝子操作でIL31の過剰分泌による皮膚炎を起こさせたマウスと、健康なマウスを比較して調べた。すると、遺伝子操作したマウスでは、「EPASイーパス1ワン」というたんぱく質が増えることでIL31の分泌を促進していることが分かった。アトピー性皮膚炎患者の血液を用いた実験でも、同様の結果が起きることが確認された。

       福井主幹教授は「EPAS1を阻害する化合物を見つければ、IL31の分泌を抑え、かゆみ発症を元から絶つことができる。使いやすい飲み薬や塗り薬の開発につなげたい」としている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170110-118-OYTPT50343

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    14. お師匠さんの医科様手法を忠実に踏襲してしまったらしい…

      もはや伝統芸の粋の技の域(笑)。

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  36. 難病患者の医療費助成で誤判定

    国が指定する難病患者に対して医療費を助成する制度で、所得区分の判定を誤るミスが県内で相次ぎ、200人余りが最長で2年間にわたり合わせて430万円余りを余分に支払っていたことがわかりました。
    県は多く徴収しすぎた金額合わせて430万円余りを返還することにしています。
    潰瘍性大腸炎やパーキンソン病など、国が指定する306の難病患者に対して医療費の助成が行われる制度は、法律に基づく新たな制度がおととしから始まり、治療費の月々の自己負担額の上限は市町村民税の課税額などに応じ、ゼロ円から最大で3万円の6段階に区分されています。
    県によりますと、窓口となる県内12の保健所で、低所得世帯に対する助成の区分で患者本人の年収に応じて判定すべきところを、誤って世帯全員の収入で判定するなどのミスが相次いでいたことがわかりました。
    この結果、合わせて227人が本来、医療費の自己負担額の上限が毎月2500円となるところ、2倍の5000円を支払っていたということです。
    過払いの金額はおととし1月の制度開始から去年12月までに合わせて430万円余りに達し、最も多い人で6万円を余分に支払っていました。
    県では過払いの対象者に事実関係を説明し、差額を返還することにしています。
    県の担当者は「患者の皆さんにご迷惑をおかけしました。チェック体制を強化して再発の防止を図ります」と話しています。

    01月10日 20時28分 NHK水戸放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075909511.html

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  37. 坂口阪大教授らにクラフォード賞=制御性T細胞の発見に功績

     スウェーデン王立科学アカデミーは12日、坂口志文・大阪大免疫学フロンティア研究センター特任教授(65)ら3人にクラフォード賞を贈ると発表した。日本人の受賞は4人目。
     坂口教授は、免疫反応を制御する「制御性T細胞」や関連する重要遺伝子を発見。アレルギーなど過剰な自己免疫が引き起こす疾患や、がん免疫療法などの研究で数々の成果を挙げている。
     同賞は1980年に創設。ノーベル賞の対象とならない分野も含めたさまざまな自然科学分野の研究者を顕彰する。授賞式は5月18日にストックホルムで行われ、賞金600万スウェーデンクローナ(約7600万円)は受賞者3人で等分される。(2017/01/12-16:34)
    http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011200632&g=soc

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    1. いっけん辻褄があってそうな理論ストーリー構築はできているっぽいのだが…

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  38. アレルギー 初の対策基本指針案 厚労省
    2017年1月10日

    拠点病院とかかりつけ医の連携、革新的治療の開発推進

     ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などアレルギー疾患について、厚生労働省は国や自治体が取り組むべき方向性を示す初の基本指針案をまとめた。2015年12月施行のアレルギー疾患対策基本法に基づくもので、医療情報の提供、専門的な拠点病院とかかりつけ医との連携の整備、世界最先端の革新的な予防や治療方法の研究開発の推進などが柱。同省は今年度中に各都道府県に示すとともに、地域拠点病院の機能、要件など実施に向けた具体策の検討を進める。

     厚労省によると、気管支ぜんそくや花粉症などのアレルギー疾患患者数は増加傾向を示し、国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患にかかっているという。特に花粉症患者は年齢層を問わず増加の一途をたどっている。アレルギー疾患は1度発症すると複数のアレルギーや新たなアレルギーを併発することがあり、それぞれの特徴を考慮した診療が必要になる。

     しかし、アレルギーの専門医は少なく、症状によって診療科が分かれたり、医師によって治療法も異なることがあり、なかなか適切な医療を受けられない、といった不満も少なくなかった。近年は医療の進歩により症状のコントロールはできるようになったが、専門医がいる地域は偏っており、すべての患者がその恩恵を受けられる状態になっていないという指摘もあった。

     アレルギー疾患に対しては、国はこれまで1972年に小児ぜんそく治療研究事業を行ったのをはじめ、05年には「アレルギー疾患対策の方向性等」を策定し、かかりつけ医を中心とした医療体制の確立の推進を掲げた。11年にはこれを見直し、厚生科学審議会の部会委員会が、かかりつけ医と専門医療機関の円滑な連携、情報提供や相談窓口の設置と推進、優れた医薬品がより早く患者の元に届くよう治験環境の整備などをポイントにした報告を出した。

     一方、日本アレルギー学会、日本皮膚科学会、日本小児アレルギー学会、日本鼻科学会などアレルギー医療関係団体も予防や診療、治療管理などに関し、文部科学省や厚労省は学校、保育所でのアレルギー疾患に対するガイドラインをそれぞれ示していた。また、各自治体も医療費助成をはじめそれぞれ地域に応じたアレルギー疾患への取り組みを進めている。

     こうした中で、15年12月にはどこでも適切な医療を受けられるようにすることや適切な医療情報が入手できる体制と患者の生活向上のための支援の整備などを基本理念としたアレルギー疾患対策基本法が施行された。同法では、総合的な対策を進めるための基本指針の策定を定め、これを受けて16年2月から専門家らによるアレルギー疾患対策推進協議会(会長・斎藤博久国立成育医療研究センター副所長)が検討してきた。

     昨年暮れにまとまった基本指針案は、(1)アレルギー疾患に関する情報提供の推進(2)医師や薬剤師をはじめ医療従事者のレベルアップ(3)専門拠点病院とかかりつけ医との機能連携の整備(4)アレルギー疾患に関する調査・研究の充実による全体の質の向上(5)生活の場での支援の充実--の取組みが柱になっている。その上で国、自治体、医療関係者、学校関係者などの責務を示した。

     情報提供では、現在インターネット上でアレルギー疾患に関する情報があふれ、的確に選ぶことが難しくなっているとし、症状に応じて適切な医療を受けられるよう、ホームページを通じて専門的な知識や技術を持つ医療機関の情報を、患者や家族、医療従事者向けに提供することなどをイメージした。このため国や関係学会などと連携して科学的根拠に基づいた必要な検査、薬の使用方法、予防や症状軽減の方法など標準的で正しい情報を流していく。

     花粉症対策ではモニタリングを行い、花粉飛散状況の適切な情報提供をするとともに、花粉の飛散量が少なくなるよう森林の適正な整備をはかる。気管支ぜんそくは重症化予防のために国や自治体が連携して受動喫煙の防止を推進し、食物アレルギー対策のためには食品関連業者の従業員を対象にした教育を行うとともに、食品表示の適正化と適切な情報提供を進めるなどとした。

     医療従事者のレベルアップの項目では、最新の医療情報を得られるよう地域医師会などと協力して専門的な知識を持つ医師らによる講習を行うほか、関係学会の認定制度の取得などを通じて医師や看護師、薬剤師ら医療従事者が自己研さんに励むよう施策の検討も行う。さらに厚労省の国立高度専門医療研究センターの一つで子どもを対象にしたアレルギー疾患について最も高度で専門的な研究、治療を行っている国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)と、リウマチ・アレルギー疾患で高度専門医療施設(準ナショナルセンター)に指定されている国立病院機構相模原病院(相模原市)などの協力のもとで、最新で専門的な知識と技術を持つ医療従事者の育成を推進する、とした。

     また、両施設や他の専門的な医療提供を行う医療機関を頂点に、臨床研究中核病院など地域の専門拠点病院、さらにかかりつけ医との連携体制を整備する。トップの医療機関が持つ専門的な研究成果や治療法の情報を、拠点病院を通じてかかりつけ医に提供するとともに、かかりつけ医からの相談やより高度な治療が必要になる患者を上位の拠点病院に紹介できるようにする。

     これによって質の高い臨床研究試験や知見を行い世界に先駆けた革新的なアレルギー疾患の予防や診断、治療方法の開発を行って、アレルギー疾患の病態解明に向けた研究を進める、とした。

     厚労省は今後、有識者による検討会を組織して、必要な機能、スタッフなどの要件や有効性を議論し、地域の拠点病院として指定する医療機関を決めるという。

     このほか、学校の教職員や保育所職員らに給食をはじめとする食物アレルギーへの対応やアレルギー疾患の正しい知識の習得、食物アレルギーなどからアナフィラキシーショックが起きた場合の対策と、家庭、学校、消防、医療機関などとの連携のほか、相談事業の充実や地域の実情に応じた対策を進める。さらには災害時でのアレルギー対策用ミルクやアレルギー対策の非常食の確保・備蓄と支援なども盛り込んだ。
    http://mainichi.jp/articles/20170105/org/00m/010/029000c

    https://koibito2.blogspot.jp/2016/08/ips10-10.html?showComment=1484230711751#c8207767392165463685

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  39. いろいろ検査やって、アレルギーはないのに、アレルギー患者にされてしまったでござる…

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    1. 「フルティフォーム」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0

      まだ一度も使ったことなく、もう3ヶ月以上経過…

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    2. あれこれ「漢方薬」で対処できているようだ。

      横隔膜の緊張硬直による「呼吸困難」と、気管気道の狭窄によるものと混同されたらかなわんな…

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    3. 「呼吸困難 横隔膜」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%9B%B0%E9%9B%A3+%E6%A8%AA%E9%9A%94%E8%86%9C

      「柴胡 黄芩 半夏」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9F%B4%E8%83%A1+%E9%BB%84%E8%8A%A9+%E5%8D%8A%E5%A4%8F

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  40. ヒトのES細胞から小型の「腸」作製に成功
    1月13日 5時16分

    体のさまざまな組織になるヒトのES細胞から、大きさが1センチほどの「腸」を作り出すことに、国立成育医療研究センターのグループが成功しました。タンパク質や水分を吸収するなどヒトの腸とほぼ同じ機能をもち、便秘薬や下痢止めにも反応するということで、グループでは腸の難病の治療法の開発などに役立つとしています。

    研究を行ったのは、国立成育医療研究センターの阿久津英憲部長らのグループです。グループによりますと、ヒトのES細胞に3種類の特殊なタンパク質を加え、1か月から2か月程度培養したところ、大きさが1センチほどの小型の腸ができたということです。

    内部には、ヒトの小腸と同じように栄養を吸収する「柔毛」と呼ばれる突起があり、収縮運動をしてタンパク質や水分を取り込む様子が確認できました。また、医療現場で使われている液体の便秘薬をかけると、ヒトの腸が便を排出する際行うのと同じ収縮運動を始め、反対に下痢止めをかけると、収縮運動をしなくなるなどの反応も確認できたということです。

    グループによりますと、ヒトの腸とほぼ同等の機能をもつ小型の「腸」ができたのは初めてだということで、「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」など完治が難しい腸の難病の治療法の開発などに役立つとしています。

    阿久津部長は「腸の難病の発症のメカニズムの解明や薬の開発につながる成果で、今後も研究を続けていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170113/k10010837601000.html

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    1. いかがわしいところに群がるいかがわしいヒトビト…

      類は友を呼ぶという…

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  41. よみうり寸評 1月24日
    2017年1月24日15時0分

     『仁義なき戦い』(1973年)は実際にあった「広島抗争」を描く。暴力団は決して美化されてなどいない◆松方弘樹さんの演技がそれを物語る。同じくヤクザ役の菅原文太さんが煙草たばこを取り出そうと、ポケットを探る。その瞬間、拳銃と勘違いし、取り乱し、ぎょろ目をむいて「ヒエー」と奇声を発する松方さんの演技は“何枚目”と評すればいいだろう◆この映画で「役者を開眼した」と後に語っている。愚か者も、正義の人も、人情家も、何でもできた名優だろう◆昨年冬、難病の「脳リンパ腫」が見つかった。闘病の末、亡くなったという。74歳だった。惜しむファンは多かろう。幅広い年代から人気を得た人である◆時代劇の殺陣は10代からけいこを積んだという。金さんや十兵衛を演じて鋭い剣さばきを披露したかと思えば、バラエティー番組でひょうきんな素顔を見せたり…。2度の離婚時には芸能マスコミを大騒ぎさせた。良くも悪くも、華をまとうスターの証しだろう。旅立つ後ろ姿に、昭和の匂いをかぐ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170124-118-OYTPT50290

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  42. 「難病」というくくりは、医療技術者専門家たちの、「治せない」バンザイ宣言みたいなもの…

    部分だけをみることにきわめてしまって、全体をみる技術技量を失ったヒトビトのメクラ医療ごっこの成れの果て…

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  43. [医療ルネサンス]血液のがん<1>投薬中止しても効果続く
    2017年1月26日5時0分

     相模原市の田村英人さん(66)は、10年以上飲み続けてきた慢性骨髄性白血病の治療薬をやめた。もうすぐ3年になるが、医師の指導も受けており、再発の兆しはない。生涯飲み続ける覚悟だったため、「重い荷物を下ろしたような気分です」と表情は明るい。

     がん化した白血球が、骨髄や血液中で異常に増える慢性骨髄性白血病。田村さんは、2003年5月に診断を受けてから14年4月まで、グリベック(一般名・イマチニブ)を毎日欠かさず飲んでいた。

     01年に登場したグリベックは、服用した患者の6割以上で病気の進行を抑える一方、当初は1日約1万円の費用がかかり、田村さんの場合、多い時の自己負担は月約8万円に上った。また、多くの患者が筋肉のひきつり、顔のむくみ、貧血、疲れやすさなどの副作用に悩まされている。

     この薬が出る前は余命4、5年と言われていた患者に、大きな希望をもたらした薬だが、効果を保つには生涯飲み続ける必要があるとされた。「荷を下ろした」という田村さんの言葉は、経済的な負担や副作用に対する患者の不安の大きさを物語っている。

     投薬中止後も効果が続くという報告は10年、フランスの研究グループから発表された。国内でも秋田大学教授の高橋直人さんのグループが、グリベックを3年以上飲み続け、高精度の遺伝子検査で白血病細胞が2年以上見つからない患者を対象に、投薬を中止する臨床研究を13年11月から始めた。その結果、1年後も約7割の患者で再燃がみられず、無治療を継続できた。

     再発した約3割も、薬を再開すると再び病状の進行を抑えられた。失敗してもリスクが少ないのは患者に朗報だ。治験に参加した田村さんは「薬を毎日きちんと飲み、治療効果が一定期間以上続けば、薬をやめられる可能性が出てきた。経済的な問題や不快な副作用に悩む患者にとって、この結果は大きな励みになる」と話す。

     グリベックの後に登場した薬でも、投薬中止療法の治験が始まった。高橋さんは「一番やってはいけないのは、患者が勝手に服薬をやめることだ。再発どころか、急性転化して悪性度の高い白血病に変われば、助かる可能性が低くなる。希望者は、医師の指導が受けられる治験に参加してほしい」と呼びかけている。

         ◇

     投薬中止療法の治験はタシグナ(一般名・ニロチニブ)とスプリセル(同ダサチニブ)でも始まった。日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)のホームページで参加条件などが公開されている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170125-118-OYTPT50420

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    1. [医療ルネサンス]血液のがん<2>「急性」に対応 さい帯血移植
      2017年1月27日5時0分

       「急性リンパ性白血病になりました。移植をしなければ余命は半年。移植後の生存率は5割です」

       東京都豊島区の松井理悦まさよしさん(37)は2014年12月、都内の病院で医師から告げられた。半年前に慢性骨髄性白血病と診断されたが、毎日の服薬を怠ったため、進行が速い急性の白血病に変化していた。

       白血病細胞が急速に増える急性リンパ性白血病は、松井さんのように慢性の白血病から変化したものは治療が難しく、2、3割しか治らないとされる。

       慢性骨髄性白血病は、薬で病状を抑え込める可能性が高く、松井さんもスプリセル(一般名・ダサチニブ)を飲んでいた。だが当時、経営する会社の業績が悪化し、多忙で服薬できないことが多かった。体はだるく、鼻血も連日のように出たが、「会社をつぶせないという思いの方が強かった」。

       治療を後回しにした代償は大きく、血液を作る正常な造血幹細胞がなくなった。週3回の輸血で命をつないでいたが、この細胞を他人から移植する以外、治療の手段はなくなった。

       松井さんは兄弟からの骨髄移植を検討したが、白血球の型などが合わなかった。次に骨髄バンクでドナー(提供者)を探そうとしたが、移植までに平均150日かかる。医師から「間に合わない」と言われた。末梢まっしょう血幹細胞移植も同様の理由で断念した。

       勧められたのは、出産後のへその緒などに残る、さい帯血を使った移植だ。この血液に含まれる細胞は未熟で拒絶反応が少なく、白血球の型が完全に一致しなくても移植ができるので、ドナーが見つかりやすい。さい帯血はバンクに凍結保存されており、移植までの期間も1か月程度と短い。

       松井さんは15年2月、さい帯血移植の実績が豊富な虎の門病院(東京都港区)に移った。主治医の内田直之さんは「ドナーが見つかる確率は、血縁者(骨髄移植、末梢血移植)約30%、骨髄バンク約50%に対し、さい帯血バンクは100%に近い」と説明する。

       十数年前に普及し始めた頃は、移植した細胞の約7割しか生着して機能せず、他の移植より劣るといわれたが、「移植後に感染症にかかりやすいなどの課題はあるが、最近は技術的な改善で生着率は9割を超えており、ほとんど差はなくなってきた」と内田さん。

       移植を終えた松井さんは同年7月に退院。再発はなく、現在は仕事で国内外を奔走している。移植から1年の16年4月30日、ブログに「生き延びた今日は俺の二つ目の誕生日」と記した。完治と呼ばれる「5歳」を迎えるのが今の目標だ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170126-118-OYTPT50381

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    2. [医療ルネサンス]血液のがん<3>高い薬代 働き盛りに負担
      2017年1月30日5時0分

       2013年3月、埼玉県の会社員男性Aさん(57)の胸に激痛が走った。近くの病院で肋間ろっかん神経痛と診断されたが、どうも様子がおかしい。大学病院に行くと肋骨に腫瘍が見つかった。摘出した骨を調べた結果、免疫に関わる物質を作る細胞が骨髄の中でがん化し、腫瘍で骨がもろくなる多発性骨髄腫と分かった。

       「余命は10年と覚悟してください」。医師の宣告に妻は泣きじゃくった。Aさんは「血液のがんなのに骨に腫瘍ができるのか」と実感がわかなかったが、医師に勧められて、この病気の治療で定評がある日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区)に転院した。

       主治医の鈴木憲史さんと相談し、自分の血液を使った末梢まっしょう血幹細胞移植を行うことにした。多発性骨髄腫は近年、新しい薬が次々に登場し、生存率も上がっているが完治は望めない。先に移植をした方が治療効果は高く、移植前の大量の抗がん剤投与に耐える体力もあるとの判断からだ。

       治療に専念するため、半年間の休職を決めたが、自宅で考える時間が増え、不安に襲われた。長男は大学進学を控え、次男は高校生になったばかり。薬代が高く、治療費の自己負担は月9万円を超えた。学費や今後の生活が心配だった。「いつ死ぬと生命保険が一番もらえるか、お墓をどうするか……。死んだ後のことばかり考えていた」

       14年2月に移植は無事終わり、4月に復職した。営業から体の負担が軽い部署に移った。経験を買われて新規事業の立ち上げにリーダーとして奔走したが、事業が軌道に乗り始めた頃、体調を崩して再び異動になった。「何としてもやり遂げたかった。悔しくて何度も泣いた」と振り返る。

       鈴木さんは「多発性骨髄腫は、飲み薬で通院しながらの治療が可能になった。ただ、働き盛りの50代の発症が多く、仕事との両立や高い薬代など、経済的に厳しい状況に置かれている。患者の不安を受け止めながら、治療を考える必要がある」と話す。

       移植後、当初はレブラミド(一般名・レナリドミド)、最近はポマリスト(同ポマリドミド)で病状を抑えているAさんだが、免疫力は以前より落ち、病気にかかりやすくなった。昨年11月に肺炎で緊急入院し、「半日遅れていたら死んでいた」と医師に言われた。感染症が怖く、自宅でもマスクを手放せなくなった。

       退院後も休職し、3月の復職を目指すAさん。鈴木さんから「人生設計は5年で考えるように」と言われ、電機関連で起業する夢はあきらめたが、「2人の子どもが大学を卒業し、働き出すまでは生きていたい」と前を見据えている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170129-118-OYTPT50204

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    3. [医療ルネサンス]血液のがん<4>骨髄移植 心支えた患者会
      2017年1月31日5時0分

       「残念ですが、再発していました」。悪性リンパ腫の抗がん剤治療を受け、職場に復帰して2日目。宮城県のB子さん(41)は、申し訳なさそうに言う主治医から目を背けた。「病気を告知された時より、ショックは大きかった」。2009年11月のことだ。

       その7か月前、石巻赤十字病院(宮城県石巻市)で病名を告げられた。悪性リンパ腫のうち、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫というタイプ。全身のどこにでも、がんができる可能性があり、B子さんは胸で見つかった。進行が速いため、すぐに治療が始まった。

       リツキサン(一般名・リツキシマブ)を中心に、複数の抗がん剤を半年間、断続的に投与する。通院で治療が受けられ、患者の約6割は、血液中にがん細胞が見えなくなる寛解に至る。

       B子さんも寛解と言われたが、治療後1か月で再発した。血液がんでは珍しくないという。すぐに別の抗がん剤治療を受けたが、腫瘍は逆に大きくなり、ショックに追い打ちをかけた。

       夫と幼い娘2人を残して逝けないと、別の病院に治療法について意見を求めると、骨髄バンクを利用した移植を勧められた。移植後の5年生存率は約6割。一方で、拒絶反応や感染症などが懸念されるという。

       「移植を受けた同じ病気の患者の声が聞きたい」。インターネットで悪性リンパ腫の全国患者会「グループ・ネクサス・ジャパン」を見つけた。千葉県で交流会があり、参加した。

       すぐに打ち解けた。移植への不安を話すと参加者は自らの体験や思いを語ってくれた。「治療法があるなら、それにかけるべき。高齢で移植を受けられない人もいる」。この一言が心に響いた。「生きて自分も経験を伝えたい」

       10年6月に石巻赤十字病院で移植を受け、感染症を防ぐため約2か月間、無菌室などで入院生活を送った。当初は下痢や吐き気、発熱などに悩まされたが、体調が上向くと、患者会の仲間にブログを通じ、移植後の状況を聞いたり、励ましてもらったりした。

       同病院でがん患者の療養を支援する看護師の佐藤京子さんは、「血液がんは患者さんが少なく、孤立しがち。同じ病気をした者同士が、気軽に話せる場が必要だ」と患者会に期待する。

       グループ・ネクサス・ジャパンの宮城支部で活動するB子さんは、東北6県で開く交流会に力を入れる。「通院で抗がん剤治療を受ける患者が増えている。入院中のようには医師や看護師に相談できなくなるので、患者同士がつながって情報交換することが、つらい闘病生活を乗り越えるのに大いに役立つ」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170130-118-OYTPT50308

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    4. [医療ルネサンス]血液のがん<5>小児期治療 成長後も支援
      2017年2月1日5時0分

       「声変わりが始まり、ひげも生えてきた。食欲が増して体重も増えた」

       東京都豊島区の会社員男性、宮城順さん(35)が昨年11月、都内で開かれた医療関係者の研修会で自らの体験を話すと、驚きの声が上がった。始めて丸1年になる男性ホルモン補充療法による効果だ。

       慢性骨髄性白血病の治療のため、9歳の時に兄から骨髄移植を受けた。移植前に大量の抗がん剤や放射線を使い、がん細胞を徹底的にたたいた。現在のように良い薬がなく、これが命を救う唯一の手段だった。

       白血病は完治したが、思春期に体の変化をもたらす性腺機能に障害が起きた。中学、高校に進んでも声変わりせず、体つきは小学生に間違われるほどきゃしゃ。「一人だけ時間が止まっている」と疎外感を覚えた。

       大学生になっても見た目は幼いまま。「病気のせいで体の成長が遅いと思っていたが、いくらなんでもおかしい」。インターネットで調べると、骨髄移植に伴う抗がん剤や放射線の治療で、内分泌や心臓、肺の異常、別のがんの発症、不妊などのリスクがあることを知った。小児がんの治療の影響で後から生じる晩期合併症と呼ばれるものだ。

       宮城さんは7歳で白血病と診断されてから、病気の詳しい説明を受けた記憶はなく、自分が晩期合併症に悩んでいた事実を受け止めきれなかった。「ショックでうつ状態になり、何日も泣き続けた」と振り返る。

       現在は多くの病院で、使われた薬や放射線などの治療内容、注意すべき晩期合併症などの情報が、退院時に子どもの患者にも年齢に応じて伝えられる。

       国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)小児がんセンターの清谷知賀子さんは「晩期合併症は患者ごとに異なるので、自分が受けた治療の内容を理解していないと、大人になって適切な対応が受けられない恐れがある」と話す。

       退院後も定期的に外来に来てもらい、健康管理などの相談に応じるのが、患者の長期フォローアップだ。同センターは積極的に取り組んでおり、別の病院で移植を受けた宮城さんも、清谷さんに相談したのがきっかけで男性ホルモン補充療法を受けることにした。

       「駅の階段を上るのが大変だったが、筋肉がついて一段とばしもできる。精神面も成長し、仕事で怒られてもくよくよせず、堂々としていられる。もっと早くホルモン補充療法を受けていれば良かった」と宮城さん。「病気や晩期合併症のことを知らずに社会に出ると苦しむので、長期フォローアップの重要性を訴えていきたい」(赤津良太)(次は「相方は、統合失調症」)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170131-118-OYTPT50370

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  44. 食物アレルギー 肌の治療で防ぐ 乳児650人研究へ…成育医療センター
    2017年1月27日15時0分

     食物アレルギーを皮膚のケアによって予防する臨床研究を国立成育医療研究センター(東京都)の大矢幸弘アレルギー科医長らが新年度から始める。食物アレルギーのきっかけとして皮膚の防御機能の低下が注目されており、弱った皮膚を守り発症を減らそうとする試みだ。

     食物アレルギーは、体を守る免疫が、食物を異物とみなして攻撃し、呼吸困難などを引き起こす。アトピー性皮膚炎などで弱った皮膚から侵入した食物が原因となることが近年分かってきたが、適切な皮膚ケアの方法は確立していない。

     臨床研究では生後2~3か月のアトピー性皮膚炎の乳児650人を、炎症を抑えるステロイドを最初から塗り早期に湿疹をなくす群と、主に保湿剤で徐々に湿疹をなくす群に分ける。数か月後卵を食べさせアレルギーの発症割合を比べる。その後どちらの治療もしていない皮膚炎の乳児も加え経過を観察、食物アレルギーの効果的な予防法を探る。約10医療機関と連携する。

     同センターなどは昨年12月、皮膚炎の乳児に生後6か月から卵の粉末を微量食べさせ、卵アレルギー発症を8割減らせたと発表した。食物摂取で免疫の発症を抑える機能が高まったとみられるが、今回はより早めの皮膚のケアで食物アレルギーの予防を狙う。

     下条直樹・千葉大学教授(小児免疫アレルギー学)は「食物アレルギー予防で皮膚の状態の改善は重要と考えられる。乳児のより早期からの皮膚治療で、予防できる可能性があり、成果を期待したい」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170127-118-OYTPT50316

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    1. >食物アレルギーは、体を守る免疫が、食物を異物とみなして攻撃し、呼吸困難などを引き起こす

      「食物」が濡れ衣を着せられている可能性…

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  45. 難病の人の就労支援考える

    難病や障害がある人に対する就労支援の現状や課題について考えるシンポジウムが佐賀市で開かれました。
    このシンポジウムは、難病患者の就労支援について調査や研究を進めている医師や当事者の団体などでつくる研究班が開き、70人あまりが参加しました。
    はじめに高齢・障害・求職者雇用支援機構の春名由一郎研究員が講演し、病気や障害の内容に応じた配慮を職場で受けられている人は少なく、仕事に就けても辞めざるを得ないケースが多いことを紹介した上で「単に就職させるだけでなく、職場に定着できるように支援することが大事だ」と強調しました。
    また、研究班の代表を務める国立障害者リハビリテーションセンター病院の深津玲子臨床研究開発部長は、就労を希望する難病患者には病気についての職場からの理解を求める声が多いことを紹介しました。
    このあと、パネルディスカッションも行われ、「退職後、再度就職してもまた体調が悪化して退職するという悪循環を断ち切るには、できるだけ同じ場所で務め続けるのをサポートすることが必要だ」などといった意見が出されていました。
    シンポジウムを開いた研究班の深津部長は、「医療、労働、福祉の関係者が顔の見える関係を作って連携し、支援が必要な人を支えていく態勢作りが必要だ」と話していました。
    01月29日 19時17分 NHK佐賀放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083450061.html?t=1485689970866

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    1. 病人や障害者の「就労支援」というお題目が、アカイアカイヒトビトの新型「労働運動」ネタになってんだろな…

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    2. そういえば、NHKニュースにも…

      「働き方改革」
      http://www3.nhk.or.jp/news/word/0000279.html

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  46. 東大病院、男児に薬誤投与
    翌日死亡「何らかの影響」
    2017/1/31 20:47

     東大病院は31日、看護師が入院中の患者に薬剤を誤投与する医療事故が2015年にあったと発表した。患者側の谷直樹弁護士によると、当時、東京都内の男児で、翌日に死亡した。病院は、薬剤の誤投与が「死亡に何らかの影響を与えた可能性がある」としている。

     病院によると、多臓器の障害があり重篤となっていた男児に対し、胃に内服薬を注入する処置をした際に発生。看護師は内服薬を準備後、電話対応などのため作業をいったん中断、再開する際、近くにあった別の患者の内服薬と取り違えた。
    https://this.kiji.is/199109993384820745

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    1. 東大病院で薬を取り違えて投与 幼児が死亡
      1月31日 21時31分

      東京大学医学部附属病院に入院していた幼児が、おととし、別の患者の薬を誤って投与され、翌日に死亡していたことがわかりました。病院はミスを認めて家族に謝罪しました。

      東京大学医学部附属病院などによりますと、おととし、入院していた男の子に看護師がほかの患者に投与する予定だった抗てんかん薬や抗精神病薬など合わせて13種類を混ぜ合わせた薬を誤って投与しました。

      男の子はその後、血圧が低下するなど容体が悪化し、翌日に亡くなったということです。

      病院によりますと看護師は薬を投与するための器具などを準備していましたが、電話がかかってきたため、いったん準備作業を中断し、その後、再開した際に別の薬が入った器具と取り違えたということです。

      器具には、患者の名前が書かれ、内規では事前に確認するよう定められていましたが、看護師は確認しなかったということで、病院はミスを認めて男の子の家族に謝罪しました。

      病院は「薬の取り違えと死亡との因果関係は判断することが難しいが、極めて重大な事故であり、患者とご家族に深くおわびするとともに、病院全体で改善の取り組みを続けていきます」としています。

      一方、亡くなった男の子の母親は、「今後、同様の事故が繰り返されないことを願っています」などとコメントしています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170131/k10010859911000.html

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    2. 東大病院で誤投与翌日、男児死亡…名前確認せず
      2017年1月31日23時57分

       東大病院(東京都文京区)で2015年、入院中の幼い男児に薬剤を投与する際、別の患者のものと取り違えるミスがあったことがわかった。

       男児は投与の翌日に死亡したという。同大は「死亡との因果関係についての医学的な判断は困難だが、誤注入が何らかの影響を与えた可能性がある。患者と家族に深くおわびする」としている。

       同大の発表によると、男児は当時、多臓器障害で入院中だった。感染症を患い、医療器具を使って胃に薬剤を注入する際、看護師が別の患者用の薬剤を誤って投与した。薬剤に男児の名前が記されているか確認していなかったという。男児は投与後、血圧が下がり、翌日に死亡した。

       遺族側代理人によると、誤って投与されたのは、抗てんかん薬などだったという。

       男児の母親は31日、代理人を通じて「薬剤の管理がずさんで、誰もが被害者となり得る状況だった」とするコメントを公表した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170131-118-OYT1T50095

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  47. 関東地方の1都4県で「花粉シーズン」に入る
    1月31日 19時55分

    一般家庭の協力を得て全国各地で飛散する花粉の量を観測している千葉市にある民間の気象会社は、関東地方の1都4県で「花粉シーズン」に入ったと、31日、発表しました。

    千葉市美浜区にある民間の気象会社「ウェザーニューズ」は、一般家庭の協力を得て、沖縄を除く全国各地で飛散する花粉の量を観測する直径15センチほどの装置の設置を進めています。

    会社によりますと、関東地方の東京・神奈川・千葉・茨城・埼玉の1都4県で、すでに装置を置いている3割以上の地点で一部の人に症状が出始めるレベルの花粉が観測され、「花粉シーズン」に入ったと31日に発表しました。

    観測されたデータは会社のホームページで公開されていて、花粉の量が特に多い場合などに自動で情報が提供されるスマートフォンのアプリも導入されています。

    この会社では、観測の精度を上げるため全国の1000か所にこの装置を設置することにしています。

    「ウェザーニューズ」広報担当の須田浩子さんは「インターネットなどの情報が花粉対策を決めるための手段になればうれしいです」と話していました。

    この会社によりますと、関東地方では今シーズンは3月上旬から中旬にかけてスギ花粉のピークを迎えると予想されています。
    企業も対策 飛散期に”一時避難”する制度も
    花粉症に悩まされる社員の生産性を高めようと、東京にあるITベンチャー企業では、この時期に花粉の飛ばない地域での勤務を認める制度を取り入れています。

    東京・渋谷区にあるITベンチャー企業「スパイスライフ」では、花粉症に悩まされる社員が「花粉症で仕事の効率が下がる」と訴えたことを受けて、おととし2月、全社員を対象に花粉の飛ばない地域での勤務を認める「リモートライフ制度」を導入しました。

    会社が認めれば、時期や場所に制限はなく、住宅の家賃や旅費などを10万円まで会社が負担するということです。

    重い花粉症に悩んできたという開発部の部長でエンジニアの五十嵐邦明さんは、おととしは沖縄と台湾で、去年は台湾で勤務したということです。

    五十嵐さんは、花粉に悩まされず、仕事に集中できるようになり、仕事の処理量がふだんの3倍ほどに上がったということです。

    五十嵐さんは「花粉が飛来する時期は、東京にいると仕事の効率が下がるので、東京を離れたほうが効率よく仕事できた」と話しています。

    「スパイスライフ」の吉川保男社長は「生産性を高めることで、どんどん仕事をしてもらえるようにしていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170131/k10010859651000.html

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    1. 「スギ花粉」と「アレルギー体質(アレルギー免疫疾患)」は、本当は因果関係ないかもよ…

      「スギ花粉」が濡れ衣を着せられて、「花粉症」がでっちあげられてる疑惑もあるかもしれない…

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    2. >ロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)

      「LTRA アレルギー性鼻炎」
      https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%AC%EF%BC%B4%EF%BC%B2%EF%BC%A1+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E6%80%A7%E9%BC%BB%E7%82%8E

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  48. 難病患者支援団体DVD贈呈

    難病患者への差別をなくす取り組みを進めているNPOが、3日、県教育委員会に自主制作した啓発用のDVDを贈り、取り組みへの理解を求めました。
    DVDを贈ったのは、原因が分からず治療方法も確立されていない、「難治性血管奇形」と呼ばれる血管の病気の患者たちを支援している、山口県のNPOの有富健理事長です。
    有富理事長は、3日県庁を訪れ、県教育委員会の古谷宏県教育長と面会し、「ぜひ、佐賀県の子どもたちに見てもらい、難病患者への差別や偏見について考える機会にしてほしい」と述べて、自主制作したDVD350枚を贈りました。
    古谷教育長は、「ぜひ、小中学校の心の教育の授業の中で活用するよう指示したい」と応えていました。
    DVDは、去年、東京大学の映画サークルが無償で制作しました。
    未知の病を患った少女が長い間差別を受け続ける一方で、成長とともに仲間と一緒に逆境を乗り越え、ほかの患者たちに生きがいを与えるようになる、という内容です。
    これまでに東京と山口で合わせて1600枚を配布していて、今後、全国すべての小学校や中学校、図書館に無料で届けることにしています。
    NPOの有富理事長は、「このDVDを通して小学生や中学生への理解を深め、いじめや差別、偏見のない社会の実現を目指したい」と話していました。
    02月03日 18時48分 NHK佐賀放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5083408401.html

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    1. 「差別・人権」運動の具にされているのか…

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  49. 難病指定医6千人の個人情報、県HP誤って公開
    2017年2月7日8時20分

     愛知県は6日、同県の難病指定医6735人の電話番号など個人情報が、21日間にわたって同県のホームページ(HP)上で公開された状態になっていたと発表した。

     県健康対策課によると、難病指定医は、難病患者が医療費助成を受けるために必要な診断書を書くことができる医師。同課のHPで公表し、毎月1回、新しく指定した医師の情報を加えるなどして更新している。

     同課によると、1月分の更新を同月17日に行った際、指定医名や勤務先の医療機関など本来の公開内容に加え、2015年1月に制度が始まって以降の指定医の生年月日や性別、携帯電話番号や、学会が認定する専門医資格などの個人情報も誤って公開した。更新担当者以外にチェック担当者もいたが、見逃していたという。

     6日午後、一覧をインターネット上で見つけた名古屋市内の医師から県に連絡があり、判明した。この医師は「携帯電話にセールスの電話が頻繁にかかってくるようになった」と話しているという。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170207-118-OYT1T50018

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  50. 遺伝子解析し最適な治療方法を選択 東大が臨床研究へ
    2月9日 18時39分

    がん患者や難病の患者一人一人の遺伝子を治療前に詳しく解析し、最も適した治療方法を選べるようにする臨床研究を東京大学のグループが始めることになりました。

    これは9日に東京大学のグループが会見し明らかにしたものです。

    患者ごとに最適な治療法を選ぶオーダーメード医療をめぐっては、乳がんなどの一部の病気で薬を選ぶ際に検査キットが使われていますが、対象となる遺伝子が限られるため、病気の治療法に関わる遺伝子に変異があっても、詳しく調べられないまま治療が行われていることも少なくありません。

    研究グループでは、がんと難病の患者をそれぞれ年間数百人ずつ選び、次世代シークエンサーという装置を使って、患者の遺伝子の変異を詳しく調べます。
    そして、そのデータを元に最適な抗がん剤や治療法を選んだり、従来の検査では難しかった難病の診断に役立てたりするということです。

    東京大学の間野博行教授は「網羅的に遺伝子解析すれば、例えば、肺がんでは70%近い患者で、原因となるがん遺伝子がわかり、最適な薬を選べるようになる。この取り組みが広まれば、診療現場を大きく変える可能性がある」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170209/k10010870341000.html

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  51. 遺伝子詐欺師衆のインチキ医科様スキーム開発推進運動…

    「がん遺伝子」が、ほんとうに「がん疾患」の原因なのかい?(笑)。

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  52. 都内でスギ花粉飛散始まる 平均より5日早く
    2月13日 18時55分

    東京都は13日、都内でスギの花粉が飛び始めたと発表しました。過去10年の平均より5日早く、都は先月の気温が高くスギの花の開花が早まったことが影響しているものと見ています。

    東京都は先月から都内12箇所で花粉の観測をしていて、このうち、杉並区と北区、青梅市など5箇所で、11日から2日続けて基準を超える数の花粉が観測されたとして、13日に「都内でスギ花粉が飛び始めた」と発表しました。

    これは去年に比べて2日早く、過去10年の平均と比べても5日早いということで、都は先月気温の高い日が続いたことで、スギの花の開花が早まったことが影響していると見ています。

    また、この春に都内で飛ぶ花粉の量は例年並みで、都によりますと、晴れて気温が高い日や、風が強く乾燥している日などには多く花粉が飛散するということです。

    都はホームページで都内各地の観測結果などを掲載するとともに、飛散の多い日にはマスクやメガネを使ったり、帰宅時には衣服をよく払ってから部屋に入ったりするよう呼びかけています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170213/k10010875141000.html

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    1. 「花粉症(アレルギー疾患)」というマヤカシで、「スギ花粉」が濡れ衣を着せられてしまってる…

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  53. 難病についての電話相談
    02月13日 21時12分 NHK広島放送局

    さまざまな難病への対処法や利用できる福祉制度について専門の医師や患者団体が電話で答える相談会が13日から広島市で始まりました。
    この相談会は、広島県内の難病患者とその家族などで作る団体が開いたもので、13日から5日間、さまざまな難病の相談に専門の医師や団体の担当者が電話などで応じます。
    13日は、子どもの心臓病や糖尿病を専門にした小児科医や患者会の担当者が相談を受けました。
    相談では、心臓病の手術のあとの水分制限にどう対応するかとか、術後に元気になったが、時々起こる頭痛と心臓病とは関係があるかなどの相談が寄せられ、医師や担当者は、話をよく聞いたうえで対応方法を説明したり、自分の経験を伝えたりしていました。
    相談会ではあす以降も、パーキンソン病や、ALS=筋萎縮性側索硬化症など、様々な難病について日替わりで専門の医師などが相談を受け付けることにしています。
    相談会を主催した広島難病団体連絡協議会の後藤淳子会長は、「難病の治療方針や、利用できる福祉制度、生活する上での工夫の仕方など、どんなことでもいいので相談してほしい」と話しています。
    相談会は、今月17日までの午後1時から午後4時までで、電話番号は、082・253・4550のほか下4桁が4551、4552で受け付けています。
    http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170213/3279781.html

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  54. ゲノム編集で機能改善 筋ジストロフィーのマウス
    2月15日 8時19分

    全身の筋肉が次第に衰えていく難病、筋ジストロフィーになったマウスで、生物の遺伝情報を自在に書き換えられるゲノム編集の技術を使って、遺伝情報を書き換えたところ、筋肉の機能が改善したとアメリカの大学のグループが発表し、将来の治療につながるのではないかと注目されています。

    この研究は、アメリカのワシントン大学のグループが14日付けの科学雑誌、ネイチャー・コミュニケーションズに発表しました。

    筋ジストロフィーのうち、デュシェンヌ型と呼ばれるタイプでは、異常な遺伝子があるために、筋肉を作り維持するのに欠かせないジストロフィンというたんぱく質が作られず、筋肉が衰えていきます。

    研究グループでは、このタイプの筋ジストロフィーのマウスでゲノム編集の技術を使って、遺伝子を正常に書き換える実験を行いました。

    その結果、実験を行ったマウスでは、筋肉の細胞の40%余りでジストロフィンが出ているのが見られ、筋肉の機能が改善し、中には4か月以上のちにも効果が続いていたマウスもいたということです。

    このタイプの筋ジストロフィーの治療をめぐっては、異常な遺伝子の情報が読まれないようにして、改善する薬の臨床試験が行われていますが、まだ、根本的な治療法は見つかっていません。

    今回の研究は、将来の治療につながるのではないかと注目されており、研究グループは、全身の筋肉の機能を回復させられるよう研究を重ねたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170215/k10010877141000.html

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    1. 医科様「ゲノム編集」手品が氾濫中…

      そのうち大洪水になるな(笑)。

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    2. 予算めがけて、猫も杓子も「ゲノム編集」に大挙群がる…

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    3. ゲノム編集で筋力回復 筋ジストロフィーのマウス…米大チーム
      2017年2月20日15時0分

       筋力が徐々に衰える遺伝性の難病、筋ジストロフィーになったマウスで、遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術を使って遺伝子を修復し、筋力を回復させる治療に成功したと、米ワシントン大の研究チームが発表した。論文が英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。

       筋ジストロフィーのうち、患者数が最も多い「デュシェンヌ型」と呼ばれるタイプは、遺伝子の異常によって筋肉の構造を支えるたんぱく質「ジストロフィン」が作れず筋肉が衰える。国内に推定約4000人の患者がいるとされるが、根本的な治療法は見つかっていない。

       チームは、このタイプの筋ジストロフィーを発症したマウス12匹を使用。病気の原因となる遺伝子のみを狙って修復する酵素をマウスの体内に注入したところ、筋肉細胞の最大約7割でジストロフィンが作られ、約4か月間にわたって筋肉の機能が改善した。

       筋ジストロフィーのマウスの遺伝子を修復する研究はこれまでも行われていたが、筋力の回復はわずかだった。今回、筋肉細胞だけに作用する酵素を使ったことで効果が向上したという。

       堀田秋津・京都大iPS細胞研究所特定拠点講師(幹細胞遺伝子工学)の話「体内に酵素を直接注入する手法は、人では安全性が確認されていないが、その課題がクリアできれば、筋ジストロフィー以外の難病にも応用できる可能性がある」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170220-118-OYTPT50305

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  55. 自己免疫性肝疾患 難病の正しい情報発信…「思い悩まないで」専門医のグループがHP
    2017年2月15日15時0分

     免疫の異常が発症と関連しているとされる肝臓病「自己免疫性肝疾患」。完全に治せる治療法がなく、難病に指定されているが、薬の服用や規則正しい生活習慣によって病と共存し、生涯を問題なく過ごせる人も多い。専門医のグループは昨秋、正しい情報の普及を目指し、難治性肝疾患に関するホームページ(HP)を開設した。(佐々木栄)

     HPは、専門医でつくる「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班」が作成。原発性胆汁性胆管炎(PBC)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、自己免疫性肝炎(AIH)、劇症肝炎、肝内結石症、バッドキアリ症候群、特発性門脈圧亢進こうしん症、肝外門脈閉塞症の8疾患について、特徴や検査・治療法などを解説している。

     劇症肝炎、肝内結石症、肝外門脈閉塞症以外は国の指定難病で、いずれも比較的まれな病気だ。患者らの「病気や治療法の正確な情報を得るのが難しい」という声を受け、HPが企画された。

     患者数が比較的多いPBC、PSC、AIHの三つは、免疫系が自分の体を攻撃してしまう自己免疫が原因とみられ、「自己免疫性肝疾患」と総称される。症状がない時期に、健康診断の血液検査で偶然見つかることが多い。いずれも悪化すると肝硬変に進行する恐れがあり、早期発見し、適切な治療を続けることが大切だ。

     PBCは、肝臓の中を走る細い胆管が壊れて胆汁の流れが滞り、肝臓の働きが悪くなる病気。血液検査で「抗ミトコンドリア抗体」が陽性ならば診断が確定する。約7割の人に肝機能を保つ飲み薬「ウルソデオキシコール酸(ウルソ)」が効き、服用を続ければ通常の生活を送れる。

     長らく「原発性胆汁性肝硬変」と呼ばれていたが、検査の普及で早期発見が可能になり、肝硬変に至る症例が減ったため昨年、「原発性胆汁性胆管炎」と変更された。

     PSCは太い胆管が壊れるのが特徴。約4割が潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患を合併し、若い患者にその傾向が目立つ。画像診断で病気を確定する。

     治療にはウルソなどが使われるが、効かない人も多い。肝硬変に進行し、肝移植が必要になる人も少なくなく、新たな治療薬の臨床試験(治験)が模索されている。

     AIHは肝臓の細胞が壊される病気。40~60歳代の女性に多く、肝臓組織を採取する肝生検で診断する。副腎皮質ステロイド剤が効きやすく、服薬を続ければ生活に支障のない人も多い。

     ただし、ステロイド剤を長期服用すると、副作用による骨密度低下が懸念される。薬の量が多いと顔がむくむ症状も出やすく、肝機能の状態を見ながら減薬を目指す。服薬をやめると肝炎が再燃するため、自己判断で薬をやめることは禁物だ。

     帝京大学内科教授の田中篤さんは「いきなり難病と告知され、思い悩む患者さんも多いが、症状がない状態で生涯を過ごせる人も珍しくない。必ず一度、専門医を受診し、病気を正しく理解した上で治療に臨んでほしい」と助言する。田中さんら専門医のグループは今後、HPを通じた情報発信やメールでの相談対応のほか、市民向けの講演など、啓発に力を入れる。患者会「東京肝臓友の会」も電話相談や情報提供を行っている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170215-118-OYTPT50212

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  56. ぜんそくなどの最新治療法紹介
    02月19日 17時24分

    ぜんそくや食物アレルギーなどの患者と家族を対象に、最新の治療法を紹介する講演会が都内で開かれました。

    この講演会は日本アレルギー協会などが主催したもので、ぜんそくや食物アレルギーなどの患者と家族、およそ280人が参加しました。
    この中で、東海大学医学部の望月博之教授は「子どものぜんそくは、早く治療しないと大人になっても症状が続いてしまう」と指摘したうえで、肺の音を分析して乳幼児のぜんそくを診断し、早期の治療につなげる研究を紹介しました。
    また、食物アレルギーに詳しい国立病院機構相模原病院の海老澤元宏医師は「卵や牛乳、小麦といった一部の食物アレルギーは医師の指導のもとであれば、少しずつ食べて耐性をつける治療が可能になっている」として、専門の医療機関を受診するよう訴えました。
    厚生労働省の専門家委員会によりますと、国民の2人に1人は何らかのアレルギーがあると推計され、今後も患者が増加することが懸念されています。
    日本アレルギー協会は今後も全国で相談会や講演会を開く予定で、宮本昭正理事長は「治療の進歩によってぜんそくの死亡者数が激減するなどアレルギーの研究は大きく前進しているので、最新の治療を受けてほしい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170219/3886841.html

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  57. 食物アレルギー 新しい治療法に注目集まる
    2月20日 5時09分

    20日は、日本アレルギー協会が定めた「アレルギーの日」です。子どもに多い食物アレルギーでは、専門の医師の指導の下で行う新しい治療法が注目されています。

    食物アレルギーは、アレルギーのある食べ物を食べたときに発症し、湿疹やおう吐、それに呼吸困難などを引き起こして、最悪の場合は、死亡することもあります。専門家によりますと、患者数は、1歳未満の子どもの10人に1人に上ると言われています。

    最近注目されているのは、アレルギーのある食べ物をあえて食べさせることで、耐性を身につけさせる「経口免疫療法」と呼ばれる新しい治療法です。子どもがアレルギー反応を起こさない量を見極めたうえで、症状に合わせて1グラムに満たないようなわずかな量を毎日決まった時間に食べさせ、定期的に検査で耐性が付いたかどうか確認しながら、食べる量を徐々に増やしていきます。

    子どもが誤って耐性を超える量を口にすると、激しいアレルギー反応を起こしてしまうため、必ず専門知識を持った医師の指導の下で行なわなければなりません。この治療法に取り組んでいる国立病院機構相模原病院の海老澤元宏医師によりますと、全国の医療機関のうち、およそ100施設でこの治療を行っているということで、海老澤医師は「インターネットのさまざまな情報をうのみにして、誤った対応をしてしまう保護者も多いので、専門の医療機関を受診するよう呼びかけるとともに、かかりつけ医と連携して、適切な治療に結びつける仕組みを作る必要がある」と指摘しています。

    治療法知らず疲弊した母親も

    専門の医師の下で経口免疫療法を娘が受けている都内に住む40代の母親に話を聞きました。

    15歳の娘は、生後3か月の時に体調を崩して近所のかかりつけ医を受診し、卵や肉、魚など、さまざまな食べ物のアレルギーがあると診断されました。この際、医師からはアレルギーのある食材を避けるよう指導されましたが、検査では、どの食材にアレルギー反応が出るのか、すべては特定できなかったということです。このため子どもが食べた食材を毎日記録して、どの食材にアレルギー反応が出るかを調べたうえで、それを子どもが口にしないよう細心の注意を払ったといいます。

    しかし目を離したすきに、子どもが自分で口に入れてしまうなどしてたびたびショック状態に陥り、呼吸困難になって救急車で搬送されたこともあったということです。現在は経口免疫療法を受けて、食べられるものが徐々に増えてきているということです。

    母親は、「当時は、治療ができる医療機関があることもわかっていなかった。どれだけ気をつけても子どもがアレルギーを起こしてしまうので、精神的に疲れ果ててしまい、『もうこの子は食べられなくてもいい、こういう人生なんだから』と諦めてしまっていた。娘の食物アレルギーが、さらに改善することを願うとともに、こうした治療法がどの医療機関でも受けられるようになってほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170220/k10010882691000.html

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  58. どうやら、体調崩しがちになると、「アレルギー疾患」みたいに勘違いしてしまう場合も多いらしいのね…

    「アレルギー疾患」だとしてしまって安心したらアブナイアブナイ(笑)。

    じつは(不快な)「症状」は、カラダの正常な防衛反応だったりする…

    要は、どうやって偏った体調を正常なところにもっていくかが肝心。むげに「対症療法」に走ったら、ますます体調がかたよってしまう危険が大。

    そういう治療を「試みる」人たちは、本当は、患者のほんとうの苦しみを知らないヒトビトだったりする。

    病気知らずの病気専門家気取り…

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  59. 発見者の坂口教授、制御性T細胞について講演
    2017年2月20日18時24分

     読売テクノ・フォーラムの研究交流会が20日、日本プレスセンター(東京都千代田区)で開かれ、大阪大学の坂口志文しもん特任教授が、免疫を抑える「制御性T細胞」について講演した。

     制御性T細胞は、病原菌や異物を攻撃する免疫の反応を抑える細胞で、坂口教授が1995年に発見した。花粉や食物のアレルギー、関節リウマチなどは、制御性T細胞の異常により引き起こされる。

     現在、がん治療や臓器移植などに制御性T細胞を用いる研究が進められており、制御性T細胞を増減させることで免疫の強さをコントロールできる可能性がある。

     坂口教授は「早く効率よく医療への応用を進めたい。分子レベルで仕組みが解明されれば、飲み薬によるがん治療も可能になりそうだ」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170220-118-OYT1T50083

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  60. 給食でアレルギー症状1人搬送

    米沢市の中学校で、先週、給食でドライカレーを食べた生徒2人がアレルギーの症状を訴え、このうち1人が病院に運ばれていたことがわかりました。
    市教育委員会によりますと、2人は小麦粉のアレルギーがありましたが、学校側が生徒側に対して、この日のドライカレーの中に含まれていることを事前に伝え忘れたということです。

    米沢市教育委員会によりますと、2月15日、米沢市内の中学校で、給食でドライカレーを食べた男子生徒2人が、食後、体にかゆみなどを訴え、このうち1人は呼吸が荒くなり、救急車で病院に運ばれました。
    生徒はいずれも回復し、今は通常通り学校に通っているということです。
    市教育委員会によりますと、2人の生徒は小麦粉のアレルギーがあり、ドライカレーに入っていたということです。
    学校側は、アレルギーのある生徒に対して、事前に料理の食材を詳しく書いたメニューを渡していますが、この日のドライカレーに小麦粉が入っていると書き忘れたということです。
    米沢市教育委員会の佐藤哲教育指導部長は「子どもたちの命に関わる大変重いことだと受け止めており、再発防止に取り組みたい」と話していました。
    山形県教育委員会によりますと、県内の学校給食で今年度、アレルギーと疑われる症状を訴えたのは、小学校と中学校でそれぞれ3人のあわせて6人で、今回の米沢市のケースを含めると8人になるということです。
    このうち、米沢市以外の6人はいずれも保護者と本人が把握していなかったアレルギーの食材を食べて症状を訴えたケースだということです。
    6人とも病院に運ばれ治療をうけましたが、いまは通常通り学校に通っているということです。
    02月23日 20時39分 NHK山形放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024178781.html

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  61. 「希少疾患」に理解を

    全身の筋肉が動かなくなるALS・筋萎縮性側索硬化症などの、患者が少ない「希少疾患」について、理解を深めてもらう催しが鶴岡市で開かれました。
    2月の最終日は、「世界希少・難治性疾患の日」と定められていて、鶴岡市では、慶應大学のグループがおととしからこの時期に、「希少疾患」について理解を深めてもらう催しを開いています。
    26日は、「透明文字盤」と呼ばれる、ALSの患者とのコミュニケーションに使われる、ひらがなが書かれた板の使用方法を参加者が学びました。
    参加者は、患者との間に板を挟んで目線をあわせながら文字を読み取ることや、ひらがなだけではなく「はい」と「いいえ」を表す「○」と「×」などの記号があることを教わっていました。
    催しには、「希少疾患」の患者も参加し、お互いに交流を通して理解を深めていました。
    「希少疾患」は、およそ7000種類に上るとされていますが、それぞれの病気は患者の数が少ないために治療方法が確立されていないことや国の支援が足りないことなどが課題となっています。
    参加した庄内町の50代の女性は、「文字盤を使っているのを見たことはありましたが、自分が使うのは初めてで難しかったです」と話していました。
    催しを開いた、慶應義塾大学先端生命科学研究所の伊藤卓朗さんは、「希少疾患の患者さんがどうやったら暮らしやすくなるのかを考えてほしい」と話していました。
    02月26日 14時02分 NHK山形放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023456371.html

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  62. アトピー性皮膚炎 治療薬開発 強いかゆみ抑える効果確認
    3月2日 7時04分

    アトピー性皮膚炎の治療薬の開発を目指す、京都大学などの国際研究グループは候補となる物質を患者に投与する治験を行ったところ、強いかゆみを抑える効果が確認できたと発表しました。早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。

    国内に数百万人の患者がいるとされるアトピー性皮膚炎は、これまでの研究で、「インターロイキン31」という物質が過剰に作られ、強いかゆみを起こすことがわかっています。

    そこで、京都大学医学研究科の椛島健治教授と、ドイツやアメリカなどのグループは、この物質の働きを抑える「ネモリズマブ」という治療薬の候補を開発し、5つの国の合わせて、およそ200人の患者を対象に効果や安全性を調べる治験を行いました。

    投与する量を調節し、3か月後の症状を調べると、全く投与しなかったり、ごくわずかしか、投与しなかったりしたグループは、ほとんど変化がなかった一方で、十分な量を投与したグループでは、かゆみの強さを示す指標がおよそ60%軽減され、重い副作用はなかったということです。

    アトピー性皮膚炎は、これまで湿疹を抑える塗り薬などはありましたが、かゆみを根本的に治す治療法はありませんでした。研究グループはさらに多くの患者で効果などを確認し、早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。

    椛島教授は「かゆみを抑えることで、ぐっすりと眠れるようになるなど、生活の質の改善につながることが期待できる」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170302/k10010895561000.html

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    1. かゆみ減らす抗体に有効性
      アトピー皮膚炎、京大治験
      2017/3/2 07:39

       アトピー性皮膚炎のかゆみを軽減する「抗体製剤」の臨床試験(治験)で、有効性を示す結果が出たと、京都大や九州大、中外製薬などのチームが2日、米医学誌電子版に発表した。

       かゆみによる不眠が改善する傾向も見られたという。チームは2019年以降、薬事承認を得るための申請を目指しており「かゆみ改善に特化した新たな薬剤として実用化したい」としている。

       治験は国内外の18歳以上の患者約200人を対象に実施した。
      https://this.kiji.is/209802452940079110

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    2. 対症療法に終始するばかりでは根本治療にはならんだろうに…

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    3. アトピー、注射の新薬…かゆみの原因に作用
      2017年3月2日15時5分

       アトピー性皮膚炎の治療に、新しいタイプの薬が有効であることを臨床試験(治験)で確認したと、京都大などの国際研究グループが発表した。

       アトピー性皮膚炎はステロイドなどの塗り薬で皮膚の炎症を抑える治療が主流だが、今回の薬は、注射で体内のかゆみを起こすたんぱく質に働きかけ、かゆみを軽減させるという。今後、治験を重ね、2年後にも新薬として承認申請したいとしている。

       論文は2日、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」電子版に掲載された。

       新薬は、製薬会社「マルホ」(大阪市)が開発中の「ネモリズマブ」という注射薬。アトピー性皮膚炎は、患者のリンパ球の一種から分泌されるたんぱく質「インターロイキン31」が、神経細胞にある受け手のたんぱく質と結合することで、かゆみが生じるとされる。新薬はこの結合を防ぎ、かゆみを抑えるという。

       東京医科歯科大の倉石泰特任教授(薬理学)の話「臨床試験で有効性が確認された意義は大きい。アトピー性皮膚炎のすべてのタイプに有効なのか、今後の臨床試験で解明してほしい」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170302-118-OYT1T50099

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    4. アトピー 注射の新薬…京大などグループ かゆみの原因に作用
      2017年3月2日15時0分

       アトピー性皮膚炎の治療に、新しいタイプの薬が有効であることを臨床試験(治験)で確認したと、京都大などの国際研究グループが発表した。アトピー性皮膚炎はステロイドなどの塗り薬で皮膚の炎症を抑える治療が主流だが、今回の薬は、注射で体内のかゆみを起こすたんぱく質に働きかけ、かゆみを軽減させるという。今後、治験を重ね、2年後にも新薬として承認申請したいとしている。

       論文は2日、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」電子版に掲載された。

       新薬は、製薬会社「マルホ」(大阪市)が開発中の「ネモリズマブ」という注射薬。アトピー性皮膚炎は、患者のリンパ球の一種から分泌されるたんぱく質「インターロイキン31」が、神経細胞にある受け手のたんぱく質と結合することで、かゆみが生じるとされる。新薬はこの結合を防ぎ、かゆみを抑えるという。

       東京医科歯科大の倉石泰特任教授(薬理学)の話「臨床試験で有効性が確認された意義は大きい。アトピー性皮膚炎のすべてのタイプに有効なのか、今後の臨床試験で解明してほしい」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170302-118-OYTPT50294

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  63. 皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)・かゆみ
    http://www.kampo-view.com/nayami/hifusouyou02.html#pagelink

    アトピーに効果のある漢方薬(5種類)
    http://www.kantankanpo.com/list/atopi/popular_1.html

    アトピー性皮膚炎の漢方薬(効果効能・使い分け)
    http://kanpo-life.com/disease/1235/

    >漢方医学では、皮膚の炎症を抑える漢方薬、あるいは皮膚の再生力などから防御力を高めて皮膚を守る漢方薬を選択します。体力が落ち、防御力が弱っている場合は、体力を補う漢方薬で治療をし、それ以外は皮膚の炎症を抑える漢方薬を中心に治療をしていきます。

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  64. >よくわかる抗体医薬品|バイオのはなし|中外製薬

    「抗体医薬」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%8A%97%E4%BD%93%E5%8C%BB%E8%96%AC

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    1. 抗体医薬のドンの名著(笑)。

      『新・現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異』 (ブルーバックス)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%8A%97%E4%BD%93%E5%8C%BB%E8%96%AC+%E5%B2%B8%E6%9C%AC%E5%BF%A0%E4%B8%89

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  65. 心臓の難病の男性が講演
    03月03日 19時25分 NHK広島放送局

    心臓の難病で補助人工心臓を付けながら教員をしている男性が広島市の高校で講演し、命の尊さや臓器の移植医療への理解を訴えました。
    広島市の通信制高校で教員をしている森原大紀さん(27)は、おととし心臓の難病、「拡張型心筋症」と診断され、低下した心臓の機能を補う補助人工心臓を付けるとともに心臓移植を待機しながら講演活動をしています。
    3日は広島市中区の安田女子高校に招かれ、1年生の生徒40人あまりの前で講演しました。
    このなかで森原さんは難病になったことについて、「希望を持って生きられる人生が崩れ去り、本当につらかった」と述べました。
    その上で、補助人工心臓を体内に埋め込んだことで24時間付き添いが必要になったことを説明し、「当たり前だと思っていることに感謝をして、みんな自分の体や命を大切にしてほしい」と訴えました。
    さらに森原さんは国内で臓器移植を待機している人のうち年間で2%しか手術を受けられない現状を説明し「イエスでもノーでもいいから臓器移植カードで意思表示をしてほしい。まずは家族と臓器提供について話してみてください」と訴えました。
    参加した生徒は「臓器の移植が必要な人に出来ることを自分たちで考えないといけないと思いました」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170303/4299801.html

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  66. 【医学】難病「特発性間質性肺炎」の新しい血清マーカー発見/大阪大
    http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1488725284/

    「難病」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E9%9B%A3%E7%97%85

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  67. [教えて!]アレルギー対策<1>かゆみ・赤み 治療は長期に
    2017年3月6日15時0分

     人と同じようにアレルギーに苦しむペットは少なくありません。「犬がかゆがって、眠れていない」と動物病院を訪れる飼い主の方が多いのです。ひどい場合は診察台の上でも、ひっきりなしにかゆがっています。猫も同じ。アレルギーでかゆがる猫も多いです。

     今回はペットのアレルギー対策をテーマに解説していきましょう。

     「犬アトピー性皮膚炎にはどんな治療方法があるの?」といった質問をよく受けますが、まず、「アトピー」と「アレルギー」は違います。アトピーとは体内で特殊な物質が生産される、異常な体質を指します。ペットに症状があるかどうかは関係ありません。

     一方、皮膚の赤みや黒ずみ、かゆみなど、何らかの具体的な症状が出ている場合をアレルギーと表現します。一般的には生後2~3歳までに出ます。原因物質として最も多いのはダニや花粉です。

     どう治療するかですが、国際ガイドラインではお薬を使った症状の緩和のほか、シャンプーなどを使ったスキンケアも治療に含まれます。ペットのアレルギー治療は長期戦になりますので、この闘いを制するには、獣医師と相談したうえで適切な治療方法を選ぶことが重要です。(動物アレルギー医療センター長 川野浩志)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170306-118-OYTPT50178

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    1. [教えて!]アレルギー対策<2>免疫療法で体質変える
      2017年3月13日15時0分

       アレルギー治療で現在最も広く利用されているのは薬物療法です。ただ、これは症状を一時的に抑え込む対症療法にすぎません。一方、国際ガイドラインで提唱されている犬アトピー性皮膚炎の治療法は、アレルゲン特異的免疫療法(減感作療法)と呼ばれます。実は、人のアレルギーである花粉症も、同様の治療法が推奨されています。

       要するに、アレルギーの原因物質であるアレルゲンを低い濃度から投与し、その濃度を徐々に高めていくことで、特定のアレルゲンに過敏な体質を変えようという治療法です。アレルギー疾患が根本的に治せる可能性も期待できます。

       近年はペットの室内飼育が増えました。アレルゲンの中でもスギやブタクサの花粉は、1年のうちでも飛散時期が限定されていましたが、室内のダニ(ハウスダストマイト)がアレルゲンである場合、そうもいきません。かゆみが通年の大問題になっているのです。

       体質そのものを変えるこの治療法で、少しでも苦しみを減らせれば、犬たちも喜ぶと思います。ただし、この治療法については、絶大な効果を発揮する犬もいれば、残念ながらあまり効果が認められない犬もいるというのが現実です。なかなか難しいものなのです。

       (動物アレルギー医療センター長 川野浩志)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170313-118-OYTPT50239

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    2. [教えて!]アレルギー対策<3>原因食材しっかり把握
      2017年3月27日15時0分

       ある特定の食べ物にアレルギーを持っている人も少なくないと思いますが、犬猫も例外ではありません。実は犬猫の食物アレルギーは非常に多いのです。乳幼児が卵や乳製品を食べて、かゆがることがありますが、犬や猫も同じ。ペットフードやおやつに配合されているたんぱく質に対し、アレルギー反応を起こすのです。

       日常生活の中で、飼っている犬に食物アレルギーがあるかどうかに気付くためには、その症状がどういうものかをきちんと知っておく必要があります。

       食物アレルギーの症状は皮膚にかゆみを発するだけではありません。嘔吐おうとや下痢など、消化器に異常が出ることもあります。一般的に、犬の食物アレルギーには、〈1〉皮膚のかゆみのみのタイプ〈2〉消化器症状のみが出るタイプ〈3〉それらの混合タイプ――の三つのパターンがあるのです。飼っている犬の様子がおかしいと思ったら、獣医師に相談しましょう。

       治療方法は単純です。原因となる食べ物を食べないことです。こうすれば、犬たちには食物アレルギーの症状が表れないのです。したがって、食物アレルギーは、「原因となる食材の中の何が原因なのか?」をしっかりと把握し、治療に臨むことが大切です。(動物アレルギー医療センター長 川野浩志)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170327-118-OYTPT50192

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    3. [教えて!]アレルギー対策<4>皮膚や毛を清潔に保つ
      2017年4月3日15時0分

       アレルギーのペットにとって、日頃のスキンケアはとても大切です。ただでさえかゆい皮膚が、ブドウ球菌などに感染してしまうと、かゆみがさらに悪化します。特にベタベタの皮膚のワンちゃんの場合、皮脂が酸化する可能性があります。

       皮膚の汚れは大きく分けて2種類あります。一つはほこりや花粉など外からつく汚れ。もう一つは皮膚から分泌される皮脂や、剥がれ落ちた角質細胞など内からの汚れです。シャンプーをする際は、皮膚表面や毛に付着した皮脂や汚れを取り除くことを心がけてください。洗浄でこれらを除去し、皮膚や毛を清潔に保つのです。

       皮膚表面から分泌された皮脂や毛穴に詰まった余分な皮脂などの油性成分の汚れは、通常のシャンプーでは落ちません。油性の汚れに対しては、汚れを浮き上がらせる働きを持つクレンジング剤が必要です。一方、古い角質細胞のほか、ホコリや花粉など外部からの汚れは、界面活性剤の配合されたシャンプーで洗い流せます。

       抗菌作用のある薬用成分が配合されたシャンプーで、4日に1回程度洗うとより効果的です。シャンプー後はクリームなどを使って皮膚や毛を保湿するのもお忘れなく。

       (動物アレルギー医療センター長 川野浩志)

       (おわり)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170403-118-OYTPT50162

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  68. 2017.3.7 14:30 産経ニュース
    花粉症による目のかゆみ 体を花粉に慣らす「減感作療法」に注目

     花粉症の人にはつらい季節になった。「鼻水」や「くしゃみ」と並ぶ自覚症状「目のかゆみ」は、QOL(生活の質)を大きく低下させる。近年、かゆみを抑える対症療法に加え、体を花粉に慣らす「減感作療法」の選択肢が増え、広く行われるようになってきた。(平沢裕子)

    重症化で視力低下も

     花粉症による目のかゆみはアレルギー性結膜炎によるもので、目が花粉に過剰に反応することで起きる。目の結膜は、白目の表面と上下のまぶたの裏側を覆う膜。直接外界に接していてアレルゲン(アレルギーの原因物質)が入りやすいことや、アレルギーの反応を引き起こす免疫細胞がたくさんあることで、かゆみなどの症状が出やすい。

     順天堂大医学部付属浦安病院眼科の海老原伸行教授は「花粉症による目のかゆみは、仕事や勉強など日常生活の質を大きく低下させる。重症化で視力低下を起こすこともある」と指摘する。

    目薬で症状抑える

     日本眼科医会によると、日本には約2千万人のアレルギー性結膜炎の患者がおり、その約85%が花粉症によるものと推測されている。このうちスギ花粉が原因の患者は約70%。スギ以外では、ヒノキやカモガヤ(イネ科の雑草)、ヨモギ、ブタクサなどの花粉が原因。
    http://www.sankei.com/life/news/170307/lif1703070020-n1.html

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    1.  治療は、主に抗アレルギー薬の目薬の点眼だ。かゆみを引き起こす指令を伝える物質が細胞から血液に出てこないように抑えるもので、症状を鎮めるための「対症療法」の薬だ。日本眼科医会の大藪由布子理事は「花粉が飛散する2週間ぐらい前から点眼すると効果的。症状が治まっても点眼を中止せず、眼科医の指示に従うこと」と話す。

       抗アレルギー薬でも症状が治まらない場合は、ステロイド点眼薬や飲み薬を使用する場合もある。

      医療費抑制も

       一方、アレルギーのもとを抑える「減感作療法」がある。アレルゲンのエキス(抽出液)を少しずつ量を増やしながら体に入れ、体をアレルゲンに慣れさせる治療法だ。花粉症のシーズン中の開始は副作用がある可能性が高いので避けた方がよいが、来期に向けた治療の有力候補になる。欧米では既に一般的で、結膜炎や鼻炎などの症状を抑えることが分かっている。

       減感作療法はかつては皮下注射の「皮下免疫療法」しかなかったが、舌の下に薬を一定時間置いた後に飲み込む「舌下免疫療法」が平成26年10月、スギ花粉症に対して保険適用となった。海老原教授は「これで症状が軽減されれば、対症療法の目薬などの使用量が少なくて済む。QOLを上げ、医療費抑制の点でも注目されている」と話す。
      http://www.sankei.com/life/news/170307/lif1703070020-n2.html

       舌下免疫療法はスギ以外の花粉に対応していないので、治療を始める前に本当にスギ花粉のアレルギーかを調べる検査が必要。効果は2、3カ月で出始めるが、数年かかることもあるとされている。

       ■プールはOK

       花粉シーズンをうまく乗り越えるにはセルフケアも大切。外出時にマスク・メガネをし、帰宅後は洗顔やうがいをする。テレビや新聞の花粉情報で、飛散が多いときは無駄な外出は避ける。

       また、誤解が多いのがプールの利用。大藪理事は「細菌性やウイルス性の結膜炎と異なり、アレルギー性結膜炎は感染症ではないのでプールに入っても問題ない」と話す。ただし、プールの消毒液は刺激が強い。ゴーグルを使用し、プールから出た後は防腐剤の入っていない人工涙液で目を洗うことが勧められる。
      http://www.sankei.com/life/news/170307/lif1703070020-n3.html

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  69. NEWSポストセブン
    増加するぜんそく患者、実は大人が多く年間約1500人が死ぬ - 2017/3/9
    http://www.news-postseven.com/archives/20170309_500105.html

    >「大人になってから発症したぜんそくを完治させるのは難しい。のどがヒューヒューゼーゼーと鳴る“ぜん鳴”や呼吸困難などの発作を抑えるために、吸入ステロイドなどの長期管理薬(コントローラー)をベースに、発作が起きたとき用の発作治療薬(リリーバー)を組み合わせるのが治療の基本です」(大谷さん)

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    1. >吸入ステロイドなどの長期管理薬(コントローラー)をベースに、発作が起きたとき用の発作治療薬(リリーバー)を組み合わせるのが治療の基本

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    2. 喘息(ぜんそく)に効果のある漢方薬(12種類)
      http://www.kantankanpo.com/list/zensoku/popular_1.html

      気管支喘息の漢方薬(効果・注意点・啓蒙したいこと)
      http://kanpo-life.com/disease/922/

      軽い発作のとき
      赤ら顔、汗がでる→麻杏甘石湯
      くしゃみ、鼻水→小青竜湯
      慢性期
      咽頭部が苦しい、食欲不振、倦怠感、小児喘息→柴朴湯
      胸部が苦しい、虚弱体質、夜間に咳が出る→木防已湯
      倦怠感、食欲不振、疲労感→補中益気湯
      痰の色はなく、喘鳴がする→麻杏甘石湯
      虚弱体質、痰、喘鳴、胸苦しい、胃腸虚弱→苓甘姜味辛夏仁湯

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    3. 乾姜 (かんきょう)
      http://www.kantankanpo.com/shoyaku/s00107.html

      去痰作用
      鎮咳作用
      強壮作用
      健胃作用
      鎮吐作用(吐き気を抑える作用)

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    4. >脾、胃、心、肺経を帰経とし、味を辛、性を熱とする生薬です。腹部が冷えて痛い時、嘔吐、下痢をする時に使用されます。また、肺が冷える事により生じる咳、喘息、透明な痰や背部の冷感にも使用されます。
      http://kanpo-life.com/syouyaku/1326/

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    5. 気管支喘息、慢性気管支炎(COPDなど)で長引く咳を改善するとされる漢方薬
      http://www.kampo-view.com/nayami/seki02.html#pagelink

      せき・たんの症状の原因・使う漢方薬(長引くせきなどに)
      http://kanpo-life.com/symptom/heent/1041/

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    6. >漢方では胃腸のはたらきに関わるのは「肝」と「脾」です。ストレスにより精神活動に関わる肝の働きが失調すると、消化吸収を担う脾の機能が低下するとされています。脾の低下は更にエネルギーである「気」を不足させ、意欲低下や疲労倦怠感などの原因となります。従って機能性胃腸症の治療には脾胃(胃腸)を整えることや肝を抑えることが必要であり、こういった作用を持つ漢方薬が有効となります。
      http://kanpo-life.com/disease/2338/

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    7. 胃腸が弱い・胸焼けに効果のある漢方薬(17種類)
      http://www.kantankanpo.com/list/ijyaku/popular_1.html

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  70. 何が弱っていて、何を(何の生薬の作用で)補わないといけないか、それの見極めが大事。

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  71. 231種類の難病iPS作製…京大 パーキンソン病、ALSなど
    2017年3月10日5時0分

     京都大学iPS細胞研究所は、国が指定する難病(306種類)の約8割にあたる231種類について、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したことを明らかにした。それぞれの難病の遺伝情報を持つ患者の血液などを用いて作った。研究機関に提供し、難病の原因解明や薬の開発に役立ててもらう。

     作製したのは、パーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)、腸に潰瘍や炎症が起きるクローン病などのiPS細胞。約5年かけて作った。患者が少ない難病は、薬の利益が見込めず、製薬企業が新薬開発を行いにくい。患者のiPS細胞を使えば、試験管内で病気を再現でき、薬の候補物質を試す研究が進むと期待される。

     難病のiPS細胞は、理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県)の細胞バンクに保存し、大学や製薬企業に提供する。欧米でも同様の取り組みはあるが、保存する難病の細胞の種類としては最多という。

     仙台市で開かれた日本再生医療学会で発表した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170310-118-OYTPT50024

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    1. iPS、難病8割カバー…京大、231種作製 =関西発
      2017年3月9日15時0分

       京都大iPS細胞研究所は、国が指定する難病(306種類)の約8割にあたる231種類の難病について、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したことを明らかにした。それぞれの難病の遺伝情報を持つ患者の血液などを用いて作った。研究機関に提供し、難病の原因解明や薬の開発に役立ててもらう。

       作製したのは、パーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)、腸に潰瘍や炎症が起きるクローン病などのiPS細胞。2012年度から約5年かけて作った。

       患者が少ない難病は、薬の利益が見込めず、製薬企業が新薬開発を行いにくい。患者のiPS細胞を使えば、試験管内で病気を再現でき、薬の候補物質を試す研究が進むと期待される。

       難病のiPS細胞は、理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県)の細胞バンクに保存し、大学や製薬企業に順次提供する。欧米でも同様の取り組みはあるが、保存する難病の細胞の種類としては最多という。

       京大iPS細胞研究所の大沢光次郎・特定助教(幹細胞生物学)は「多くの難病のiPS細胞を作製できたが、活用されなければ意味がない。原因解明などの研究に積極的に使ってほしい」と話している。

       仙台市で開催中の日本再生医療学会で8日発表した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170309-043-OYO1T50006

      http://koibito2.blogspot.jp/2016/08/ips10-10.html?showComment=1489164574649#c8732109933311920687

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  72. NEWSポストセブン
    大人の食物アレルギー、約半数の原因が果物や野菜 - 2017/3/11
    http://www.news-postseven.com/archives/20170311_500757.html

     54才の主婦・後藤菜摘さん(仮名)は昨年12月、北海道に進学した娘の下宿先に遊びに行った。娘と一緒に地元で有名なシーフードカレーを食べ、下宿先に歩いて戻ったその1時間後のこと。後藤さんの体に突然、異変が起こる。

    「首のあたりに違和感を覚えて鏡を見ると、じんましんが出て真っ赤になっていたんです。“急に暖かい部屋に入ったから?”と思って薬箱を探しているうちに、口の中が腫れているような感じがしてきました。病院に行った方がいいかと思って娘の部屋を出て、ひとりでエレベーターに乗り込んだところで急に気持ちが悪くなり、1階に着いた時には体が動かなくなっていました」(後藤さん)

     なんとか部屋にいる娘に電話をかけ、タクシーを呼んでもらって病院へ。診察した医師にこう告げられた。

    「典型的なアナフィラキシーショックです。それも重篤な状態です」

     まさか自分が…後藤さんは意識が遠のく中、注射、点滴などの治療を受け、入院はしなかったものの、娘の部屋で1日安静にして過ごした。後藤さんはこう振り返る。

    「それまでアレルギーとは無縁だったので、本当に驚きました。診断では何が原因かははっきりわからず、おそらく海鮮だろうということでした。シーフードカレーに入っていたのは、えびやムール貝、かき、ほたて。どれもこれまでは平気で食べていたのに…」

     アナフィラキシーショックとは、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を体内に取り込んだ後に出る症状で、咳やじんましんのほか、呼吸困難や意識消失などを引き起こし、最悪の場合、命を落とすことさえある。食物アレルギーの場合、即時型と非即時型の2つのタイプがあるが、ほとんどは原因となる食べ物を食べてから主に2時間以内に症状が出る即時型だ。

    「あの時、もし娘と一緒じゃなかったらと思うと本当にゾッとします。魚介類はもう食べないようにしていますが、外食の料理の中に材料として入っているのを気づかずに食べてしまったら、と思うと不安でなりません」(後藤さん)

     アレルギーといえば、アトピー性皮膚炎やぜんそく、食物アレルギーなど、子供のものというイメージがいまだ強いが、後藤さんのように大人になってから発症する人や、子供の頃のアレルギーが大人になっても治らない人が実は増えている。

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    1.  多くの人が悩まされ、今の時期、地域によっては昨年の倍以上の飛散量となることが懸念されている花粉症も含め、何らかのアレルギーを抱えている人は増加の一途をたどり、今や全国に約6000万人。日本人の2人に1人がアレルギーを持っていることになる。東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科診療部長・勝沼俊雄医師が言う。

      「アレルギーはこの50年間で劇的に増えた病気です。遺伝的な体質はそんなに短期間には変わらないので、環境の変化による影響ではないかと考えられています。長くいわれているのが“衛生仮説”。

       国が豊かになり、社会インフラが整備され、環境が清潔になったために、アレルギーの原因となる物質から感染を抑える免疫がトレーニングの機会を失って育たなくなり、アレルギーが発症しやすくなったのではないか、というものです」

       ひとくちにアレルギーといっても、その症状も原因もさまざまだ。しかし、最近では新たな治療法が次々に登場してきた。私たちはこの厄介な“現代病”を克服することができるのだろうか。

      ◆疲れや体調の悪さ、鎮痛剤をのんだことが影響することも

       人間の体には、毒などの外的を駆逐するために“免疫”という防御システムが備わっている。体に害がある“異物”が入ってきた際にIgE抗体を作り、“異物”を攻撃して体を守るのが役割だ。

       しかし、アレルギーになると、体に害がない花粉や食べ物まで“異物”と認識。それが体内に侵入してくると、IgE抗体が捕まえ、肥満細胞などがヒタスミンなどの化学物質を放出。その結果、じんましん、鼻水、くしゃみなどの防衛反応を引き起こす。これがアレルギーの症状だ。

       国立病院機構相模原病院臨床研究センター・アレルギー性疾患研究部部長で医学博士の海老澤元宏さんによれば、同じ食物アレルギーでも、大人と子供では原因となる物質は違うという。

      「乳児期から幼児期にかけては、鶏卵、牛乳、小麦が3大原因物質で、全体の7割以上を占めますが、多くの場合は大人になるにつれて治っていきます。一方、大人になってから発症する場合は、小麦(運動誘発)、魚類、甲殻類、果物類などが原因となるケースが目立ちます」

       恐ろしいのは、それまでアレルギー症状がまったくなかった人が、突然、アナフィラキシーを起こしてしまうケースもあることだ。2015年にはタレントの叶美香が、咳止め薬をのんだ後にアナフィラキシーによる呼吸困難で緊急入院したことを明かしている。
      http://www.news-postseven.com/archives/20170311_500757.html?PAGE=2

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    2. 「疲れや体調の悪さ、鎮痛剤をのんだことが影響したり、女性の場合、生理前に発症する場合もあります。また、食物依存性運動誘発性アナフィラキシーといって、原因食物(小麦、甲殻類など)を摂取した後に、運動した時だけ起きることもあります」(海老澤さん)

       つまり、いつ、誰にでも、アレルギーを発症する可能性があるということだ。とはいえ、「なりやすい人」と「なりにくい人」がいる。

       53才の主婦・溝口珠代さん(仮名)が口の中に異変を感じたのは、昨年夏のことだった。

      「桃を食べている時に突然口の中がかゆくなってきたんです。その前に桃を家族のためにむいている時にも、手のひらや甲がザラッとした感じで、むずがゆくなっていました」

       それまで溝口さんには食物アレルギーはなかったが、花粉症は患っていた。海老澤さんが言う。

      「花粉症の原因の1つであるハンノキやシラカバなど、カバノキ科の花粉に含まれるたんぱく質と、りんごや桃、さくらんぼなどバラ科の果物に含まれるたんぱく質が似ているため、花粉に対して作られたIgE抗体がそうした果物にも反応して、アレルギーを発症することがあります。それらの花粉症の人は、その可能性があるといえるでしょう」

       国立病院機構相模原病院が患者153人に調査した結果、大人の食物アレルギーの原因は、りんご、桃、梨などの果物・野菜が48.4%で最多だった。「大人の食物アレルギーの場合、根本的な治療は難しく、原因物質を避けるしかありません。

       そのためには原因物質を正しく特定することが大切です。例えば魚介アレルギーだったと思い込んでいた人が、実は魚介に含まれるヒスタミンによる中毒だったというケースもよくあります。自分で勝手に判断してしまう人が多いのですが、専門医を受診して血液検査や皮膚テストなどを受け、きちんとした診断をもらうことが大切です」(海老澤さん)

      ※女性セブン2017年3月23日号
      http://www.news-postseven.com/archives/20170311_500757.html?PAGE=3

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  73. ファイザー「エピペン」自主回収…海外で不具合
    2017年3月13日19時42分

     製薬会社ファイザーは13日、呼吸困難など生命に関わる重いアレルギー症状、アナフィラキシーになった際に使う自己注射薬「エピペン注射液0・3mg」を自主回収すると発表した。

     先端を太ももに押し当てると内蔵された針が出てくる仕組みだが、使用時に針が出ない不具合が、海外で2件報告されたため。

     回収対象は、昨年1月28日から3月24日に出荷された約6000本。製造番号は「PS00019A」、使用期限は2017年4月で、いずれも箱と本体に記載されている。問い合わせ専用窓口は0120・665・766(平日午前9時~午後5時半)。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170313-118-OYT1T50131

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  74. 子どもの3割超が花粉症
    食物アレルギーも要注意
    2017/3/15 16:36

     ロート製薬は、約2900人の子どもについて花粉症の有無を親に聞いたところ、「花粉症だと思う」との回答が31.5%に上ったという調査結果をまとめた。食物アレルギーも起こりやすいとして、対策を呼び掛けている。

     調査は2016年11月にインターネットで実施し、0~16歳の子ども2935人の実態について親から回答を得た。前回調査に続いて3割を超える高水準。

     特定の果物や野菜を食べたときに出ることがある「口腔アレルギー症候群」は、花粉症との関連性が指摘されている。

     リンゴやモモ、キウイを食べて、口や唇、喉にかゆみを感じたという子どもが目立った。
    https://this.kiji.is/214648630129739258

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    1. 「アレルギー」免疫疾患と「花粉」の因果関係はすこぶる疑わしい…

      そもそも、「アレルギー」の発症機序理論に再検討されるべき誤謬あるいは錯覚錯誤がふくまれていないか…

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    2. 季節的な自律神経反応の変動変化によっておこる体調の不具合、なんらかの体質的な問題ならば、いましかれている「治療方法」「診療指針」ではよくなることはなかなか望めないのではないかと…

      対症療法にたよっていては、悪化することはあっても、けっしてよくなること、完治することはないと思われる。

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    3. 食べ物のアレルギーを防ぐには、なるべく「離乳食」をいそがない、を心がけるように指導すべきではないのか…

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  75. 花粉症 特定の食べ物でアレルギー反応も
    3月17日 17時40分

    春本番を前に、すでに本番を迎えている花粉症。目がかゆい、鼻水が止まらないといった症状もさることながら、「自分は何の花粉に反応しているのか」、きちんと知っていますか。反応している花粉の種類によっては、特定の食物を食べると、さらに重いアレルギー反応が起きる場合があるとして、専門の医師が注意を呼びかけています。

    今の時期に花粉症の人を悩ませているのは、主にヒノキ科のスギやヒノキです。同時に、カバノキ科のハンノキの花粉も飛散していて、症状は似ています。

    そうした花粉症の人が、特定の野菜や果物を食べると、口の中やのどが、いがいがして痛くなったり、赤く腫れたりするケースがあります。これを「花粉ー食物アレルギー症候群」と呼びます。花粉と、たんぱく質の構造が似ている食物を摂取することで、アレルギー反応が起きてしまうのです。

    花粉と食物の組み合わせですが、アレルギーが専門の医師によりますと、まず、スギやヒノキでの花粉症の人は、トマトを食べると、口の中や周りがかゆくなったり、赤くはれたりすることがあるということです。重篤な症状に至ることは少ないそうです。

    心配なのはカバノキ科のハンノキや、シラカンバの場合で、リンゴなどの果物にも反応しますが、特に豆乳を飲んだ場合、呼吸困難といった急激なアレルギー症状の「アナフィラキシーショック」を起こす人もいるということです。

    このため、専門の医師は花粉症対策だけでなく、「気をつけるべき食物の種類や調理のしかた」にも知識が必要で、少しずつ食べて様子を見たり、その食物の、たんぱく質の構造を変えるため、例えば加熱調理をするなどの工夫が大切だということです。

    「自分は花粉症だ」という自覚症状はあったとしても、何の花粉に反応しているのか、きちんとした知識を持っていないと、花粉と食物の悪い組み合わせを避ける工夫にはたどりつけない、ということになります。どの花粉に反応しているのかは、病院で血液検査などで調べることができます。

    アレルギーが専門の藤田保健衛生大学の矢上晶子教授は「花粉症の種類によって反応する食物は異なり、複数の花粉に反応する人もいるため、自己判断で同じ花粉症だと思って市販の薬だけで対応するのではなく、正確な情報を得て、リスクを避けてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170317/k10010915311000.html

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    1. 「花粉」は濡れ衣を着せられていないか?

      「花粉症」という「創作捏造」疾患の可能性はないか?

      現代版「脚気菌」感染症のようなものになってはいまいか?

      アレルギー免疫疾患はすこぶるいかがわしい案件のように思えてならない。

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    2. 「kaken.nii.ac.jp 花粉症 笹月」
      https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87+%E7%AC%B9%E6%9C%88

      スギ花粉アレルギーの発症を防止する免疫抑制遺伝子の解析
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-59480339/

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    3. >キーワード 免疫抑制遺伝子 / 免疫応答遺伝子 / HLA / IgE / サプレッサーT細胞スギ花粉症 / 活性化T細胞 / 4B4

      >研究概要
      我々はこれまでに、スギ花粉症に対する抵抗性、およびスギ花粉抗原(CPAg)に対するIgE低応答性はHLAと連鎖した遺伝子によりCPAg特異的サプレッサーT細胞を介して発現される単純優性遺伝形質であり、HLA-DRは免疫応答遺伝子産物として、またHLA-DQは免疫抑制遺伝子産物として機能していることを明らかにしてきた。今年度は、HLA-DQが関与する免疫抑制のメカニズムをより詳細に解析するために、第3回国際白血球分化抗原ワークショップで得られた約50種の活性化T細胞に関わる単クローン抗体が免疫抑制におよぼす影響について検討した。非応答者の末梢リンパ球をB+M0,【CD4^+】T細胞,【CD8^+】T細胞に分画し、その組みあわせをCPAg,PWMおよび各種単クローン抗体と共培養した。その結果、免疫応答を直接刺激することなく、免疫抑制を阻止することで、非応答者のIgE免疫応答を回復させる単クローン抗体4B4を見い出した。この4B4分子はヘルパーT細胞上に表現されているが、サプレッサーT細胞上には表現されていなかった。また、培養開始時に細胞を抗4B4で処理しても免疫抑制は阻止されないことから、培養期間中のある特定の時期にこの抗体が存在することが、免疫抑制の阻止に必須であるものと考えられた。さらに免疫化学的な解析から、この分子は、125Kdと145Kdのポリペプチドからなるヘテロダイマーであり、HLAやT細胞レセプターとは物理的近距離には存在しないことが明らかとなった。さらに、CPAg特異的ヘルパーT細胞株から免疫沈降してくる4B4分子は、静止期T細胞のそれに比べて、新たに3種のポリペプチドを有していた。これらの結果から、活性化T細胞上の4B4分子が、サプレッサーT細胞やサプレッサー因子の標的分子として機能していることが推測された。特異性を担うHLA分子のみならず4B4のような分子も非特異的に免疫抑制に関与していることが明らかとなった。

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    4. 検索結果:407件 / 花粉症 アレルギー
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC&od=3
      (研究開始年:古い順)

      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87+%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC&od=4
      (配分額合計:多い順)

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    5. サイトカインによる免疫応答制御機構と自己免疫疾患の発症機構

      研究機関 大阪大学
      研究代表者
      平野 俊夫 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (40136718)
      研究分担者 村上 正晃 大阪大学, 生命機能研究科, 准教授 (00250514)
      山下 晋 大阪大学, 生命機能研究科, 助教 (90346148)
      石原 克彦 大阪大学, 生命機能研究科, 助教授 (10263245)
      研究期間 (年度) 2003 – 2007

      配分額 *注記
      594,100千円 (直接経費 : 457,000千円、間接経費 : 137,100千円)
      2007年度 : 81,900千円 (直接経費 : 63,000千円、間接経費 : 18,900千円)
      2006年度 : 93,600千円 (直接経費 : 72,000千円、間接経費 : 21,600千円)
      2005年度 : 93,600千円 (直接経費 : 72,000千円、間接経費 : 21,600千円)
      2004年度 : 166,400千円 (直接経費 : 128,000千円、間接経費 : 38,400千円)
      2003年度 : 158,600千円 (直接経費 : 122,000千円、間接経費 : 36,600千円)
      キーワード メモリーT細胞 / サイトカイン / T細胞の恒常的な増殖 / 亜鉛 / 細胞内信号 / セカンドメッセンジャー / メモリー T 細胞 / T 細胞の恒常的な増殖 / IL-6 / GP130 / STAT3 / 免疫 / 細胞運動 / 樹状細胞 / T細胞 / gp130 / 自己免疫疾患
      研究概要
      サイトカインは、免疫応答、急性期反応、造血、炎症性反応に重要な役割を果たしている生理活性分子である。我々が作成した、シグナル特異的な変異を導入したgp130を発現しているノックインマウスは関節リウマチ様自己免疫疾患を自然に発症する。このマウスに見られるT細胞や樹状細胞の免疫学的機能異常のメカニズムを明らかにすることにより、逆にサイトカインシグナルによる正常の免疫応答の制御機構の一端を明らかにする。さらに、踏み込んでサイトカインのシグナル異常によって生じる自己免疫疾患に普遍的な機構を明らかにすることを目的とした。以下の2つの概念を証明することができた。
      1. サイトカイン刺激による非免疫系組織の活性化が別のサイトカインを介してCD4+T細胞の活性化を引き起こして自己免疫につながる。
      2. 非免疫系細胞にはIL-17とIL-6の刺激を引き金とするIL-6の正のフィードバックループが正常状態でも存在して生体のIL-6量を制御している。F759マウスではIL-6刺激後正常状態ならば働くはずのSOCS3による負のフィードバックループが働かずにIL-6の正のフィードバックループが暴走し、過剰なIL-6発現が自己免疫性の関節炎を引き起こす。
      さらに、本研究の過程で発見された亜鉛シグナルの存在を証明して免疫反応との関連を研究して成果を出すことができた。

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    6. 検索結果:216件 / アレルギー スギ花粉症
      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87&od=3

      https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%82%AE%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87&od=4

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    7. あんまりにも「スギ花粉症」アレルギー疾患物語をふくらませすぎて、もういさぎよくひくわけにはいかない、なにがなんでも「ある」と突っ張り続けなくてはいけない状況の真っ只中…

      一種の拡大暴走状況。あの大東亜戦線のごとくに…

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  76. 「アレルギー LTRA」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%EF%BC%AC%EF%BC%B4%EF%BC%B2%EF%BC%A1

    >ロイコトリエン受容体拮抗薬 (LTRA)

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    1. 「ロイコトリエン 黄芩」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3+%E9%BB%84%E8%8A%A9

      「アレルギー 乾姜」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E4%B9%BE%E5%A7%9C

      「アレルギー 鼻炎 漢方薬」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC+%E9%BC%BB%E7%82%8E+%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC

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    2. 1年前を考えれば、「LTRA」と各種漢方薬で、命拾いをしたようなものだ。

      呼吸器学会の診療指針(ガイドライン)のレールにのっかっていれば、あの呼吸困難の状況からは抜け出せていなかったはずだ。しかもステロイド漬けの中毒にされて…

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  77. 難病患者家族にガイドを発行
    03月22日 12時20分 NHK福岡 NEWS WEB

    長期の治療が必要な難病の患者と家族を対象に北九州市はこのほど医療費の助成の方法や相談機関の情報をまとめたガイドを発行しました。
    ガイドブックは国が指定している300種類あまりの難病の患者と家族を対象にしたものでA4サイズ、32ページの冊子に医療や福祉など9つの分野の情報がまとめられています。
    このうち、市への相談が最も多いという医療費の助成に関しては、手続きの流れや申請に必要な書類などが図を交えてわかりやすく掲載されています。
    また、病気に関するさまざまな相談を受け付ける窓口や患者会の問い合わせ先なども一覧になっています。
    ガイドブックはおよそ3000部作成され北九州市の各区役所などで受け取ることができるということです。
    北九州市健康推進課は「難病の治療を続けながら生活していくための情報をまとめているので積極的に活用してほしい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170322/4915631.html

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    1. それぞれの「難病ギルド」の利権の持続可能な開発目標…

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  78. 難病ALSの男性が手記を出版
    03月22日 19時32分 NHK静岡 NEWS WEB

    全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALSと診断されたあと、さらに胃がんも見つかり、闘病を続けている富士宮市の男性が、1年半にわたって思いをつづった手記が出版され、22日から販売が始まりました。
    富士宮市に住む藤元健二さん(53)は4年前、50歳の時に、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALS=筋萎縮性側索硬化症と診断を受け、さらに去年、胃がんも見つかり、闘病生活を続けています。
    22日、藤元さんがこの1年半の思いをつづった手記「閉じこめられた僕・難病ALSが教えてくれた生きる勇気」が出版され、静岡市葵区の書店でも販売が始まりました。
    この手記は、藤元さんが視線を認識して文字が入力できる特殊な装置を使ってSNSに投稿した文章などをまとめたもので、▼周りの人の手を借りてでも生きたいと思った心の変化や、▼3年後の東京パラリンピックで聖火ランナーを務めるという夢を持っていることなどが書かれています。
    手記を販売している書店の店長は「地元の方を応援する意味で通常より多く仕入れました。多くの人に読んでもらい、難病への理解が進めば」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034840881.html

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  79. スギ・ヒノキ無花粉へ 県が研究、出荷続々 =神奈川
    2017年3月21日5時0分

     県自然環境保全センター(厚木市)が進める花粉症対策が本格化してきた。県山林種苗協同組合に所属する県内の種苗業者は昨年から、スギとヒノキは全て無花粉や花粉の少ない品種に切り替えて出荷している。品種改良に取り組む同センターの主任研究員・斎藤央嗣さん(47)は「花粉症で苦しむ人たちに貢献したい」と意気込む。(鬼頭朋子)

     斎藤さんらは1990年代、小田原市と箱根町の検定林のスギ各2000本をそれぞれ2年間ずつ双眼鏡で観察し、花粉が通常の6分の1程度の花芽を見つけ出した。南足柄市の採種園でも4年間かけて、花粉が同様に少ないヒノキを発見した。

     2004年には太平洋側で初めて無花粉スギを、13年には国内初となる無花粉ヒノキを発見した。無花粉ヒノキは双眼鏡の観察だけでは見つけられず、約4000本のヒノキの枝を一本一本たたき、花粉の飛散しない雄花を採取し、顕微鏡で調べた。秦野市内で見つかったことから、「秦野1号」と名付けた。

     同センターは無花粉スギの大量生産にも成功。種苗業者が10年から無花粉スギの苗の出荷を開始した。

     業者は、同センターが生産した種を約2年間かけて苗に育てて出荷する。無花粉スギの価格は通常の倍近い300円程度だが、需要は少なくないといい、今年は約3000本を出荷する予定だ。無花粉ヒノキも21年頃の出荷を目指す。

     耳鼻咽喉科医らを対象とした2008年の疫学調査では、県内では33・1%の人がスギによる花粉症を発症しており、10年前と比べ約2倍に増えたという。スギやヒノキは樹齢が上がるほど花粉量が増える傾向にあるため、木材の使用量が減少し、山林の植え替えが進んでいないことが花粉量増加の背景にあり、温暖化も花粉量の増加を後押ししているという。

     斎藤さんが約20年前に同センターへ配属された当時、主な担当は「よく成長するスギ」への品種改良だった。しかし花粉症で苦しむ人が増えていることを実感し、花粉症対策の研究に路線変更した。斎藤さんは「品種の切り替えはまだ始まったばかり。県民の花粉症がひどくならないように研究を続けていきたい」と話している。

                       ◇

     花粉について知ってもらおうと、同センターでは来月28日まで企画展「『無花粉スギ』って何だろう?」を開催している。入場無料。問い合わせは同センター(046・248・0323)へ。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170320-119-OYTNT50243

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    1. 無花粉スギ、出荷続々…無花粉ヒノキも研究進む
      2017年3月22日10時20分

       神奈川県自然環境保全センター(厚木市)が進める花粉症対策が本格化してきた。

       県山林種苗協同組合に所属する県内の種苗業者は昨年から、スギとヒノキは全て無花粉や花粉の少ない品種に切り替えて出荷している。品種改良に取り組む同センターの主任研究員・斎藤央嗣さん(47)は「花粉症で苦しむ人たちに貢献したい」と意気込む。

       斎藤さんらは1990年代、小田原市と箱根町の検定林のスギ各2000本をそれぞれ2年間ずつ双眼鏡で観察し、花粉が通常の6分の1程度の花芽を見つけ出した。南足柄市の採種園でも4年間かけて、花粉が同様に少ないヒノキを発見した。

       2004年には太平洋側で初めて無花粉スギを、13年には国内初となる無花粉ヒノキを発見した。無花粉ヒノキは双眼鏡の観察だけでは見つけられず、約4000本のヒノキの枝を一本一本たたき、花粉の飛散しない雄花を採取し、顕微鏡で調べた。秦野市内で見つかったことから、「秦野1号」と名付けた。

       同センターは無花粉スギの大量生産にも成功。種苗業者が10年から無花粉スギの苗の出荷を開始した。

       業者は、同センターが生産した種を約2年間かけて苗に育てて出荷する。無花粉スギの価格は通常の倍近い300円程度だが、需要は少なくないといい、今年は約3000本を出荷する予定だ。無花粉ヒノキも21年頃の出荷を目指す。

       耳鼻咽喉科医らを対象とした2008年の疫学調査では、県内では33・1%の人がスギによる花粉症を発症しており、10年前と比べ約2倍に増えたという。スギやヒノキは樹齢が上がるほど花粉量が増える傾向にあるため、木材の使用量が減少し、山林の植え替えが進んでいないことが花粉量増加の背景にあり、温暖化も花粉量の増加を後押ししているという。

       斎藤さんが約20年前に同センターへ配属された当時、主な担当は「よく成長するスギ」への品種改良だった。しかし花粉症で苦しむ人が増えていることを実感し、花粉症対策の研究に路線変更した。斎藤さんは「品種の切り替えはまだ始まったばかり。県民の花粉症がひどくならないように研究を続けていきたい」と話している。

           ◇

       花粉について知ってもらおうと、同センターでは来月28日まで企画展「『無花粉スギ』って何だろう?」を開催している。入場無料。問い合わせは同センター(046・248・0323)へ。(鬼頭朋子)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170321-118-OYT1T50046

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  80. 無花粉スギ・ヒノキで「花粉症」はなくなりゃせんよ…

    アレルギー体質はスギやヒノキの「花粉」で起こっているわけじゃないからね。

    アレルギー免疫学の専門家たちは、いつまでそんなウソを放置しておくつもりなのかね…

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    1. インチキ医科様案件を申し送りで引き継いでるやつらのほうが偉いんだろね。

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  81. 神経難病、サルで再現
    治療、病態解明の手掛かり
    2017/3/28 06:25

     遺伝子の改変によって神経難病である脊髄小脳変性症の症状があるマーモセット(小型のサル)ができたと、国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)のチームが27日、米科学誌に発表した。霊長類の遺伝子改変で神経の病気の進行を再現したのは初という。

     同センターは「治療法開発につなげたい。アルツハイマー病やパーキンソン病など、ほかの神経変性疾患の病態解明にもつながるのではないか」と話している。

     脊髄小脳変性症は、小脳や脊髄の神経細胞が損傷し、運動機能が少しずつ失われる病気の総称。今回の対象は、そのうちマシャド・ジョセフ病と呼ばれる病気で、国内の患者は約3千人。
    https://this.kiji.is/219205154875211777

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    1. スペイン風邪、サルで再現
      謎だったウイルスの病原性を解析(笑)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%A2%A8%E9%82%AA%E3%82%92%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%A7%E5%86%8D%E7%8F%BE

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  82. インチキ医科様研究にもテンプレートみたいなものがあるらしい…

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  83. 髪の毛で分かる花粉症…金属濃度の違いで発症
    2017年3月28日17時34分

     花粉症の症状がある人は、髪の毛に含まれる微量の金属の濃度に変化があるという研究成果を、近畿大のチームが27日、仙台市で開かれた日本薬学会で発表した。

     花粉症に将来なりやすいかどうかを、血液などを使わず、髪の毛から判定する簡易検査に利用できる可能性があるという。

     近畿大の川崎直人教授(保健衛生学)らのチームは、20~50歳代の男女約1250人を対象に、毛髪に含まれる成分と、花粉症の自覚症状の関係を調べた。その結果、花粉症の症状があると答えた人の髪の毛は、鉄やクロム、カルシウムなどの金属の濃度が、症状がない人に比べて低いことがわかった。別の一部の金属は、濃度が高くなった。

     理由は不明だが、花粉症になると体の代謝機能が変化し、髪の毛に排出される金属の量が増減するとみられるという。川崎教授は「散髪した後の髪の毛を使って定期的に検査ができるようになれば、発症が近づいた人はマスクで花粉の吸入を抑えるなど予防策を取りやすくなる」と話している。

     佐藤雅彦・愛知学院大教授(金属毒性学)の話「毛髪の金属成分と花粉症の因果関係を解明する必要があるが、関連がわかったのは興味深い。体への負担がなく検査できれば大きな利点になるといえる」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170328-118-OYT1T50090

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  84. 難病の潰瘍性大腸炎 再生医療で完治を 東京医科歯科大学
    3月29日 18時29分

    国内の患者数が16万人以上と難病の中で最も多く、激しい腹痛が続く「潰瘍性大腸炎」を再生医療の技術によって完治できるようにしようという世界初の臨床研究の計画を東京医科歯科大学の研究グループが、国の関係機関に提出しました。来年春にも第一例目の手術を実施したいとしています。

    潰瘍性大腸炎は、大腸内部の粘膜が炎症をおこし激しい腹痛や下痢を繰り返す難病で、患者数は20代を中心に16万人以上と難病の中で最も多く重症化すると手術で大腸そのものを摘出しなければならなくなります。

    この難病の完治を目指そうと東京医科歯科大学のグループは、患者の大腸に粘膜の組織を作り出す「大腸上皮幹細胞」を移植し、傷ついた大腸の働きを再生させる世界初の臨床研究の計画を国の研究予算を統括する日本医療研究開発機構に提出しました。

    計画では、患者5人の大腸からそれぞれ「大腸上皮幹細胞」を取り出し、1か月間、培養しておよそ100万個に増やしたあと再び内視鏡で大腸の傷ついた部分に移植します。

    マウスを使った実験では症状を完治させることに成功していて、グループでは、今後、法律に基づく委員会の審査を経て来年春にも第一例目の手術を実施したいとしています。

    計画を提出した渡辺守教授は、「今回の方法を使えば手術をせずに症状を完全に治すことが期待できる。多くの患者が悩む難病であり成功させたい」と話しています。

    潰瘍性大腸炎とは

    潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が炎症を起こし、激しい腹痛や下痢を繰り返す難病です。患者は、20代を中心に若者から高齢者まで幅広い世代にわたり、国内の患者数は16万人以上と、難病の中で最も多くなっています。

    重症になると、発熱や貧血などの症状も出て、大腸がんを併発するリスクが高まるほか、患者のおよそ5%は、炎症を抑える薬を使っても症状が改善せず、大腸そのものを摘出しなければならなくなります。

    手術を行えば、腹痛などの症状は改善されますが、余分な水分を吸収する大腸がないため、トイレの回数が多くなり術後も日常生活での支障が続くことになります。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170329/k10010929501000.html

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  85. あきらかに漢方薬適応の証に思われ…

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  86. 天然ゴムアレルギーに注意
    消費者庁が呼び掛け
    2017/3/31 17:54

     消費者庁は31日、天然ゴム製品に触れたことで、皮膚障害などアレルギー症状が出た事例が過去に40件以上報告されているとして注意を呼び掛けた。まれに呼吸困難や意識障害などアナフィラキシーショックを起こすこともあるという。

     消費者庁によると、天然ゴムに含まれるタンパク質の一部が原因とされ、「ラテックスアレルギー」と呼ばれる。天然ゴムを使った手袋や風船、医療用チューブなどに触れると赤みやかゆみ、じんましんなどが出る。また、クリやバナナ、アボカド、キウイフルーツを食べて発症するケースもあるという。
    https://this.kiji.is/220466341160191478

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  87. [始めよう!]メディカルアロマテラピー…花粉症 精油で抑える
    2017年4月8日5時0分

     4月に入ってもなかなか花粉症から解放されない、とお困りの人も多いはず。フランス式「メディカルアロマテラピー」で対策されてはいかがでしょう。

     メディカルアロマテラピーとは、精油の成分を体内に取り込んで、症状を改善させること。花粉症の場合、「ユーカリ・ラディアタ」という精油でアレルギー反応を抑えます。鼻が詰まったり、目がかゆくなったりした時の対症療法用のジェルとクリームを紹介しましょう。どちらも1、2分で作れます。

     まず、ジェルから。当協会のハイブリッドオイルとナチュラルモイストジェルを使った方法です。オイル2ミリ・リットルを容器に入れ、ユーカリ・ラディアタ3滴とペパーミント1滴を垂らします。これにジェル20ミリ・リットルを加えてください。蓋をして何度か振り、ジェルが白くなれば完成です。

     次はクリーム。親水性のクリーム10グラムを容器に入れ、ユーカリ・ラディアタを3~5滴垂らします。棒でよくかき混ぜ、精油が全体に行き渡ったら出来上がりです。ジェルは鼻の中に、クリームは目の下に塗ります。これだけでだいぶ楽になるでしょう。

     ユーカリ・ラディアタは10ミリ・リットル入りなら、2000円台が相場です。安全のため、成分分析表が付いているものを選んでください。(談)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170407-118-OYTPT50317

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  88. 厚生労働省‏
    @MHLWitter

    【難病医療費助成制度を希望される方へ】
    この制度では、指定難病の患者さんの医療費を助成しています。医療費助成に関する相談や申請は、お近くの保健所など、お住まいの都道府県の担当窓口まで。詳しくは→
    mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nanbyou/index.html …

    https://twitter.com/MHLWitter/status/851706432990846976

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  89. [からだの質問箱]スティッフ・パーソン症候群 今後は
    2017年4月16日5時0分

     5年前からふくらはぎや太もも、腰が痛み、脚が棒のようにつっぱるようになりました。整体やジムに通いましたがよくならず、大学病院の神経内科でスティッフ・パーソン症候群と診断されました。これから先どうなるのか不安です。薬はセルシンとダントリウムを服用しています。(65歳女性)

     
    症状の程度や経過は様々

     ◆林明人 順天堂大学浦安病院リハビリテーション科教授(千葉県浦安市)

     スティッフ・パーソン症候群は、筋肉に、つっぱりや発作性の痛みを伴うけいれんの症状が起こります。患者が比較的少ないので、神経内科の専門医にかからないと診断が困難なこともあります。

     原因は、脳幹部や脊髄にある筋肉の緊張や興奮を抑える抑制性神経回路が障害されるためといわれています。患者の約7割から血液検査で抗GAD抗体や抗ジェフリン抗体といった自分の体を攻撃してしまう抗体(自己抗体)がみつかります。このため、抑制性神経回路を障害する自己免疫疾患と考えられます。

     腫瘍がある場合は別の抗体がみつかる類似の疾患もあります。主な症状である筋肉のつっぱりは緊張などによって症状が強くなり、睡眠時には良くなる変動があるのが特徴です。

     症状の程度や経過も患者さんによって様々で、筋肉がつっぱる部位は脚だけにとどまる場合や顔・手足など全身におよぶ場合もあります。

     治療は質問者と同様、セルシンやダントリウムなどの神経の異常興奮を抑える薬を服用します。そのほかに、免疫療法として、ステロイドや血漿けっしょう交換療法、免疫抑制剤、免疫グロブリン製剤の点滴などがあります。

     神経内科の専門医にかかりながら、症状の推移に応じて治療法を選択することが大切です。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170415-118-OYTPT50448

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    1. 「難病 スティッフ・パーソン症候群」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9B%A3%E7%97%85+%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

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  90. [元気なう]鼻をいたわる<3>アレルギー性鼻炎の治療
    2017年4月16日5時0分

     くしゃみと鼻水が止まらない花粉症。日本気象協会によると、今年のスギ・ヒノキのピークはまもなく終わるが、来年に向けて、日本医科大耳鼻咽喉科の大久保公裕さんに対策を聞いた。

     花粉症は、本来は体に無害な花粉を、免疫が「敵」と勘違いするアレルギー性鼻炎の一つだ。その敵を鼻の粘膜で追い出そうと、くしゃみや鼻水が出る。飲み薬があり、最近では飲んでも眠くなりにくいタイプも登場した。

     さらに有効な治療法がある。花粉に過剰反応してしまう下鼻甲介かびこうかいと呼ばれる部分の粘膜をレーザーで焼いて硬い粘膜を作り、反応そのものをストップさせる手術だ。麻酔をして数十分で終わり、入院の必要もない。4か月ほどで自然に治るので、スギなら、シーズンが始まる12月頃に受けるのが理想的。手術だけなら3割負担で5000円程度だ。

     アレルギー性鼻炎には季節が限られる花粉症のほかに、ダニやハウスダストが原因の通年性のものもある。この場合で重症なら、分厚くなった下鼻甲介の粘膜をメスなどで切除する手術を行うことも。こちらは1週間ほど入院が必要だが、効果は数年以上続く。

     アレルギー性鼻炎は二度とゴメンという人には「免疫療法」がある。スギやダニのエキスを少しずつ取り入れて体に慣れさせ、免疫の力でシャットアウトする治療法だ。これは2~3年かけて行う。免疫療法は目の症状にも効果があるが、鼻の粘膜の手術は目とは関係ないので注意が必要だ。

     大久保さんは「アレルギー性鼻炎には、いろいろな治療のメニューがそろってきた。医師に相談してほしい」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170415-118-OYTPT50431

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    1. 「花粉症」という、おカルト幻惑案件…

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  91. うつ病改善物質を特定、マウスで
    難治性の治療薬に期待、阪大
    2017/4/25 18:12

     うつ病を改善する化合物をマウスで特定したと、大阪大のチームが25日付の米専門誌電子版に発表した。改善には、記憶をつかさどる脳の「海馬」で神経細胞が新たに作り出されることが重要とされる。この化合物は神経細胞を新生、増加させる働きがあり、新規治療薬の開発につながる可能性がある。

     近藤誠准教授(神経科学)は「既存薬が効かない難治性患者の治療薬が望まれている。今回特定した化合物は実験用だが、人で使えるよう研究を進めたい」と話した。
    https://this.kiji.is/229524157363684860

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  92. 「瑞宝重光章 笹月健彦」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%91%9E%E5%AE%9D%E9%87%8D%E5%85%89%E7%AB%A0+%E7%AC%B9%E6%9C%88%E5%81%A5%E5%BD%A6

    https://koibito2.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html?showComment=1493457739321#c617410264887173179

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  93. 食物アレルギー対応の研修会
    04月29日 07時53分 NHK首都圏 NEWS WEB

    小学校の教諭などが、食物アレルギーのある子どもにショック症状が出た際の対応などについて学ぶ研修会が28日、埼玉県狭山市で行われました。

    研修会には、狭山市立柏原小学校の教職員、20人が参加し、はじめにアレルギーに詳しい医師などから食物アレルギーで重いショック症状が出た場合、命に関わるおそれがあるため、「エピペン」と呼ばれる注射を子どもが拒否したとしても迷わず打つことが大切だと説明を受けていました。
    続いて、教職員どうしでペアを組み、練習用の器具を使って太ももの外側に注射する動作を繰り返し確認しました。
    この小学校では、540人余りの全校児童のうち、3人がエピペンを所持しているということで、研修に参加した女性教諭は、「いざという時には学んだことを忠実に実行して、子どもたちの命を守りたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170429/5704431.html

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    1. 「エピペン 副作用」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%83%94%E3%83%9A%E3%83%B3+%E5%89%AF%E4%BD%9C%E7%94%A8

      「アドレナリン ノルアドレナリン」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3+%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3

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  94. 厚労省
    アトピーや花粉症…全県に「アレルギー拠点病院」
    毎日新聞2017年6月3日 10時48分(最終更新 6月3日 10時48分)

    1~2カ所程度 アレルギー医療の報告書案まとめる
     厚生労働省は、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー患者が、どこに住んでいても適切な治療を受けられるよう、全都道府県に1~2カ所程度の拠点病院を選ぶとしたアレルギー医療に関する報告書案をまとめた。

     拠点病院は、かかりつけ医となる診療所や一般病院と連携し、患者の紹介や情報提供をする。報告書は6月末にまとめ、都道府県に通知。拠点病院は来年度から整備される見通し。

     報告書案では、拠点病院は重症患者の治療や医療従事者の人材育成、研究推進を担う。拠点病院に求められる要件として、内科や小児科、耳鼻科、眼科、皮膚科の専門医やアレルギー専門医が常勤していることが望ましいとした。アレルギーの原因を特定する検査や患者への講習会、医療従事者や教職員に対する研修の態勢も必要とした。

     現在、国の中心的な病院としては、国立成育医療研究センター(東京都)と国立病院機構相模原病院(相模原市)がある。都道府県の拠点病院は、これらの病院とも連携し研修などを行う。

     アレルギーについては2015年に疾患対策基本法が施行され、それに基づく指針で全国の治療体制を整備するとしていた。(共同)
    https://mainichi.jp/articles/20170603/k00/00e/040/177000c

    https://koibito2.blogspot.jp/2017/05/blog-post.html?showComment=1496467929773#c8894331044107012050

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  95. “体内で脂肪分解できない難病” 赤ちゃんの検査に追加
    7月16日 5時17分

    生まれてすぐのすべての赤ちゃんに行う病気の検査に、体内で脂肪を分解できない難病の検査を追加することになり、厚生労働省は速やかに実施するよう全国の自治体に通知しました。

    生まれてすぐのすべての赤ちゃんに行う病気の血液検査は、ホルモンと代謝機能の異常など合わせて19の病気を対象に行われていますが、厚生労働省は「CPT2欠損症」と呼ばれる難病を新たに加えるよう全国の自治体に通知しました。

    この難病は、遺伝子の異常で起き、体内で脂肪を分解できないため、かぜなどをひいたときに血糖値が急激に下がり、けいれんや意識障害を起こして死亡することがあります。

    厚生労働省の研究班は、3歳未満の乳幼児が突然死したケースを分析したところ、この難病が原因となっている事例を複数確認し、適切に対処することで死亡を防げると報告していました。

    通知は今月7日付けで、全国の自治体に対して速やかに行うよう求めていて、この通知で、生まれてすぐのすべての赤ちゃんを対象に血液検査で調べる病気は20に増えることになります。

    厚生労働省の研究班の代表で、島根大学の山口清次特任教授は、「CPT2欠損症は新生児の段階で判明していれば、命を救える可能性が高い。自治体には速やかに検査項目に追加してもらいたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170716/k10011060681000.html

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  96. 疾患疾病分野の地動説天動説…

    どちらかというと、天動説復活復興運動勢力みたいな連中が幅を利かせているような…

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