2017年5月23日

【STAP細胞ハイプ】理化学研究所、理研、リケン、RIKEN、利権…

オボカタ画伯、ついにあの「モンスタースプー」を超えた?(笑)。

専門家「小保方氏のノートは落書きレベル(NHKニュース)

ちがうっ! アレはぜったいに「落書き」なんていうレベルのものではないっ!(笑)。

驚愕 - 2014/5/9 なーすの部屋
http://www.iza.ne.jp/izablog/nasuyuko2/3240131

大人気! 理研のラボノート(実験ノート) - YouTube
www.youtube.com

「驚愕」の小保方STAP細胞「実験ノート」

まるで「リング」と「デスノート」を足して2で割った感じのリアルほらー展開シナリオだな(笑)。

これほどのネバリ腰つきで騒動を長引かせるのはいったいぜんたい何の目的のため?

(追記5/10)
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別段、私にも悪意はない…



小保方さん涙の訴えも根拠示せず反撃失敗 - 日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20140410-1283143.html

小保方晴子の日刊スポーツ一面画像が酷すぎるwww記者会見の顔アップ写真に「悪意がある」とニッカンの報道に批判殺到!!
2014年04月10日22:13
http://blog.livedoor.jp/aoba_f/archives/38194483.html


「ジャパンタイムズ(MAR 15, 2014)」のパクリかな…


(追記4/25)
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研究論文の著者は、その論文の正しさを客観的にいつでも誰にでも説明する責任がある。
理研科学者会議・平成17年声明

研究論文の著者は、その論文が客観的に正しくない場合、いつでも誰でも説明からのがれ無責任になれる(笑)。



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ナノ・ハイプ(狂騒)とか、常温(高温)超伝導フィーバーとか…
そして、ヘンドリック・シェーン論文捏造事件
熱意あふれるところ捏気も充満するものらしい。


「野依良治 申告漏れ(=脱税)」(ぐぐる先生)




STAP細胞論文の疑義に対する会見で険しい表情を見せる理研の野依良治理事長=14日午後、東京都中央区(ロイター)
http://sankei.jp.msn.com/science/photos/140314/scn14031421480015-p1.htm





STAP papers discredited, but science may be sound
MAR 15, 2014 THE JAPAN TIMES

記事にはいきなりやたらでっかい顔写真が出てきてびっくり(笑)。


理研有志が公式HPで他人事のようなメッセージ発表しゆるゆるガバナンス見せつける
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1394816157/

平成17年理研科学者会議声明の1~4を、毎日の朝礼、みなさんで唱和いたしましょう(笑)。


科学における不正行為 - Wikipedia
>不正行為の具体例
>2014年 刺激惹起性多能性獲得細胞をめぐる論文 
>小保方晴子


(追記3/14 とんだホワイトデーの贈り物…)(追記3/16)

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若山照彦山梨大学教授「STAP細胞 確信なくなった」
2014年3月10日 19時06分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/k10015868081000.html

>理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。


理化学研究所
「研究の本質部分については揺るぎないものと考えているが、調査中のため現時点ではコメントできない」

組織は、誰をかばっているのかな… それにしても…


若山照彦「いつか、誰かが再現すると信じている」
(“I do not doubt that someone, someday, will reproduce this.”)
http://www.biosciencetechnology.com/blogs/2014/02/new-stem-cell-sagas-0


(追記3/10)
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特定国立研究開発法人 理化学研究所」(笑)。

特定なんちゃらの国立の研究所に格上げだって?
インチキ医科様テクノクラートくんたち大勝利(笑)。

で、こっちの創作捏造でっち上げ問題はうやむやにするんかいな?


STAP細胞
http://www.2nn.jp/word/STAP
http://find.2ch.net/?STR=STAP
またの名を、王子様のキスで目覚める「プリンセス細胞」ともいうらしい(笑)。

だがしかし、ふくらむふくらむドロドロとしたリケンのふえるワケワカメな疑念疑惑…


科学研究における不正行為と
その防止に関する声明
平成17年11月2日
理研科学者会議

 科学者は、その研究目的が自己の好奇心に基づくものであれ、国策的戦略にのっとったものであれ、できうる限り自律的かつ誠実に研究を遂行する義務を持ち、その研究成果を自らのものとして公表する権利を有している。

理化学研究所は、わが国随一の自然科学における総合研究機関であり、自然科学の新しい研究分野を開拓するとともに、国民の負託に応じた重要な分野での戦略的研究を遂行し、研究成果の社会への還元に努めている。すなわち、世界に伍して先端的研究を推進するわが国の拠点である。この理化学研究所において、研究者は他の機関にも増して、前述にある研究者としての義務と権利を心して自覚し、諸外国としのぎを削りつつ研究を遂行しなければならない。

 昨今、科学研究において、捏造(Fabrication)、改ざん(Falsification)、盗用(Plagiarism)などの非倫理的不正行為が発生しており、理化学研究所もその例外ではなかったことは悲しむべき事である。


 研究における不正行為は、研究者に社会が託した夢と信頼を裏切る行為であり、科学に対する裏切り行為であるとともに、研究者自身の自殺的行為であると極言できる。理化学研究所の研究者一人ひとりが、このような不正行為に陥ることのないよう、厳しく自らを律するとともに、他者にその疑いがある場合に、すみやかに適切な対応をなし、不正行為を未然に防ぐ努力をなすべきである。

 科学研究の不正は科学者に対して社会から託された夢と希望を自ら踏みにじる行為であることを改めて強く認識し、科学をこよなく愛する理化学研究所の研究者として、以下のことを宣言する。

1.科学の真理を追求するうえで、いつも他を欺くおそれがないよう自らを律する。
2.他者の不正を決して黙認しない。
3.指導的立場に立つ研究者は、研究に不正が入り込む余地のないよう日々心を配る。また、不正のないことを示すための客観的資料・データ等の管理保存を徹底する。
4.研究論文の著者は、その論文の正しさを客観的にいつでも誰にでも説明する責任がある。


お問合せ先

科学技術・学術政策局政策課
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu12/siryo/attach/1334735.htm


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「STAP細胞」に関するツイート




野依良治・理化学研究所理事長(ぐぐる先生)

「野依英治 読売新聞」(ぐぐる先生)


YOMIURI ONLINE「STAP」検索結果


(追記3/2)
ようやっと3週間のブランクをおいて記事を発信したもよう…(笑)。

STAP細胞論文に他論文と酷似箇所…実験手順
(2014年3月2日10時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140302-OYT1T00012.htm


だがいまや、ネット民の疑惑の視線は、こと論文の記述不正にとどまらず、かの割烹着のリケジョさんとやらが、本当に実験をやったのかのほうに熱く注がれるようになっている…


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「理研」(2NN)
http://www.2nn.jp/word/%E7%90%86%E7%A0%94



STAP細胞とは理研CDBぐるみで創作捏造した「エアー細胞」である、と言ってみるテスト(笑)。



(2014年2月27日)(追記3/1)

277 件のコメント:

  1. 小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑
    http://stapcells.blogspot.jp/

    >小保方晴子 (おぼかたはるこ、1983年生 )は、日本の細胞生物学者。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター・細胞リプログラミング研究ユニット・ユニットリーダー。酸などの外部刺激で体細胞を初期化することにより、胎盤組織を含む全ての生体組織分化できる多能性を持った細胞(STAP細胞)を作製する方法を世界で初めて確立したと発表した。しかしながら、彼女の論文に使用されている多数の実験画像の間に類似性がみとめられることから、その研究内容の正確性に疑惑が向けられている。
     

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  2. 2014.02.27 Thu
    続・STAP細胞が映し出すもの――「科学」と「社会」の関係
    八代嘉美 / 幹細胞生物学
    http://synodos.jp/science/7217?utm

    《前稿「なぜSTAP細胞は驚くべき発見なのか――STAP細胞が映し出すもの」を執筆してから、STAP細胞が置かれた環境はずいぶん大きく変わってしまった。

    論文中の画像データについて不審な点がある、という外部からの指摘がなされたことにより、小保方晴子博士が在職する理化学研究所が調査を行うことになった。そのことは、インターネット上のみならず、新聞やテレビといったメディアでもその事実が伝えられ、さざなみのようにその影響が広がっている。

    実際どのような調査が行われているか承知はしていない。ただ、一般論ではあるが、社会において、組織に属する人間の所属機関で調査が始まったのであれば、結論やその後の対応など、まずは当該機関の判断に委ねるべきで、部外者があれやこれやと憶測を開陳することは避けたほうがよいだろう。

    その上で、科学コミュニティの、しかも幹細胞という分野にいる人間として、省みて伝えておきたいことはある。なにより、前稿で副題に「STAP細胞が映しだすもの」と付した文章を書いた人間として、いまなにを映し出しているのかを書き留めておきたいと思う。まず、今回の話題については、層を分けて考える必要があるのではないか。ひとつは科学、ひとつは社会。そして、その間をつなぐものだ。》

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  3. >科学コミュニティの、しかも幹細胞という分野にいる人間…

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  4. 八代嘉美(やしろ・よしみ)
    幹細胞生物学 / 科学技術社会論
    1976 年生まれ。京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門特定准教授。東京女子医科大学医科学研究所、慶應義塾大学医学部を経て現職。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了、博士(医学)。専門は幹細胞生物学、科学技術社会論。再生医療研究の経験とSFなどの文学研究を題材に、「文化としての生命科学」の確立をを試みている。著書に『iPS細胞 世紀の技術が医療を変える』、『再生医療のしくみ』(共著)等。
    http://synodos.jp/science/7217/3

    幹細胞講釈師…舌が何枚ついているのかな?(笑)。

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  5. 新万能細胞、サルの治療で実験中…ハーバード大

     【ワシントン=中島達雄】細胞に強い刺激を与えただけで作製できる新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の開発に理化学研究所と共にかかわった米ハーバード大の研究チームが、脊髄損傷で下半身が不自由になったサルを治療する実験を進めていることを30日明らかにした。

     研究チームの同大医学部・小島宏司医師によると、脊髄損傷で足や尾が動かなくなったサルの細胞を採取し、STAP細胞を作製、これをサルの背中に移植したところ、サルが足や尾を動かせるようになったという。

     現在、データを整理して学術論文にまとめている段階だという。研究チームは、人間の赤ちゃんの皮膚からSTAP細胞を作る実験にも着手。得られた細胞の能力はまだ確認中だが、形や色はマウスから得たSTAP細胞によく似ているという。

    (2014年1月30日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92038
     

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  6. STAP作製、驚愕・革命的…世界でNEWSに

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所と米ハーバード大などが「STAP(スタップ)細胞」の作製に成功したことについて、米欧のメディア(電子版)は29日、「成熟細胞を幹細胞に戻すことに成功」(米紙USAトゥデー)、「日本チーム、幹細胞を作製する新手法を発見」(英紙フィナンシャル・タイムズ)などと一斉に報じた。

     ハーバード大の地元のボストン・グローブ紙は、「ボストンと日本の研究者が、科学界を驚愕(きょうがく)させた」と、その衝撃ぶりを報道。科学者たちが今回の結果について、「ショッキング」「びっくりした」「革命的」「奇妙」と、研究成果に対して普通は使わないような言葉で反応している様子を紹介した。

     米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、「薬品として応用できるのはまだ数年先だが、世界中の研究室で開発競争に火が付くだろう」と予測。米紙ニューヨーク・タイムズは、「科学者たちは、成熟した細胞が原始的な状態に戻るメカニズムとその理由の解明に興味津々だ」と報じた。

    (2014年1月30日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92037

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  7. 特許出願…発明者にリケジョ・小保方さんの名も

     「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所などが国際特許をすでに出願していることが30日、わかった。

     今後、再生医療への応用などを目指した国際的な知財競争が激化することが予想され、今回の特許がどのような形で認定されるかが注目される。

     国際特許は、理研と東京女子医科大、米ハーバード大の関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院の3施設が合同で米当局に出願。2012年4月から手続きを始め、昨年4月に出願した。発明者には、小保方(おぼかた)晴子・理研ユニットリーダー(30)ら7人が名前を連ねている。

     出願内容は「ストレスを与えることで、多能性細胞を作製する手法」。iPS細胞(人工多能性幹細胞)のように、外部から遺伝子を導入したり、たんぱく質などを加えたりしなくても、皮膚のような体細胞が、多能性細胞に変化することを示した。ただ、最終的に特許当局にどこまで権利範囲が認められるかは分からない。

    (2014年1月30日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92052

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  8. 論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙

     生物学の常識を覆す発見を世界に先駆けて公表したのは、30歳の日本人女性が率いる国際研究チームだった。

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方おぼかた晴子さんが研究を着想してから6年。意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作ったとの論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたが、日本のベテラン研究陣の後押しが成功に導いた。

     小保方さんは早稲田大理工学部を2006年に卒業後、高校時代から憧れていた再生医学の研究を開始。この年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中伸弥・京都大教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を強めた。刺激で細胞を変化させるという今回の成果につながるアイデアが浮かんだのは08年に留学していた米ハーバード大でのことだった。

     実験で極細のガラス管にマウスの細胞を通すと、予想より多い幹細胞ができた。「狭い場所を通る刺激がきっかけになったのではないか」と発想を転換して研究を続けた。

     しかし、米国の専門家にも共同研究を持ちかけても、実績のない若手は相手にされない。救いの手を差し伸べたのは10年、センターで研究中の若山照彦・現山梨大教授(46)だった。世界初のクローンマウスを作った若山さんは、突然訪ねてきた小保方さんの協力依頼に「最初は信じられなかったが、僕が証明できれば米国に勝てると思った」と応じた。

     毒素を使ったり、細胞に栄養を与えず飢餓状態にしたり……。11年にセンター客員研究員になった小保方さんは実験を続け、その年の冬、若山さんと、STAP細胞からできた細胞を持つマウスを誕生させた。

     権威ある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却下され、審査した研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄している」という趣旨のメールも届いた。肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井芳樹・副センター長(51)らが支援。データを解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まった。

     研究室のスタッフ5人は全員女性。研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」という。

     理系の女子学生や女性研究者を指す「リケジョ」が注目される中で飛び出した成果。日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大教授(53)は「発生生物学は多くの女性研究者が活躍してきた分野。若手が見つけた小さな芽を、周囲のサポートで結実させた点もすばらしい」と喜んだ。

     これから世界で激しい競争が予想される。「プレッシャーを感じるが、10年後、100年後の人類社会への貢献を意識して、一歩一歩進みたい」と決意を話した。

    (2014年1月30日 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/job/wlb/topics/20140130-OYT8T00326.htm

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  9. 重要な研究成果を発信、誇りに思う…山中教授

     STAP細胞について、山中伸弥・京都大教授は「重要な研究成果が、日本人研究者によって発信されたことを誇りに思う。今後、人間の細胞からも同様の手法で多能性幹細胞が作られることを期待している」と話した。

    (2014年1月30日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=91981
     

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  10. かっぽう着の「リケジョ」、柔軟発想で快挙
    STAP細胞作製…30歳・小保方さん

     生物学の常識を覆す発見を世界に先駆けて公表したのは、30歳の日本人女性が率いる国際研究チームだった。

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方おぼかた晴子さんが研究を着想してから6年。意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」を作ったとの論文は当初、一流科学誌から「信じられない」と掲載を拒否されたが、日本のベテラン研究陣の後押しが成功に導いた。

     小保方さんは早稲田大理工学部を2006年に卒業後、高校時代から憧れていた再生医学の研究を開始。この年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中伸弥・京都大教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を強めた。刺激で細胞を変化させるという今回の成果につながるアイデアが浮かんだのは08年に留学していた米ハーバード大でのことだった。

     実験で極細のガラス管にマウスの細胞を通すと、予想より多い幹細胞ができた。「狭い場所を通る刺激がきっかけになったのではないか」と発想を転換して研究を続けた。

     しかし、米国の専門家にも共同研究を持ちかけても、実績のない若手は相手にされない。救いの手を差し伸べたのは10年、センターで研究中の若山照彦・現山梨大教授(46)だった。世界初のクローンマウスを作った若山さんは、突然訪ねてきた小保方さんの協力依頼に「最初は信じられなかったが、僕が証明できれば米国に勝てると思った」と応じた。

     毒素を使ったり、細胞に栄養を与えず飢餓状態にしたり……。11年にセンター客員研究員になった小保方さんは実験を続け、その年の冬、若山さんと、STAP細胞からできた細胞を持つマウスを誕生させた。

     権威ある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却下され、審査した研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄している」という趣旨のメールも届いた。肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井芳樹・副センター長(51)らが支援。データを解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まった。

     研究室のスタッフ5人は全員女性。研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」という。

     理系の女子学生や女性研究者を指す「リケジョ」が注目される中で飛び出した成果。日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大教授(53)は「発生生物学は多くの女性研究者が活躍してきた分野。若手が見つけた小さな芽を、周囲のサポートで結実させた点もすばらしい」と喜んだ。

     これから世界で激しい競争が予想される。「プレッシャーを感じるが、10年後、100年後の人類社会への貢献を意識して、一歩一歩進みたい」と決意を話した。

    (2014年1月31日 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20140131-OYT8T00377.htm
     

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  11. STAP細胞 理系女子の発想が常識覆した(2月1日付・読売社説)

     生物学の常識を覆す画期的な発見である。

     理化学研究所の小保方晴子さんのほか、米ハーバード大などのチームが新たな手法で、様々な組織や臓器の細胞に育つ「万能細胞」を作り出すことに成功した。

     マウスの細胞(リンパ球)を弱い酸性の液に漬けた。毒素を加えたり、細いガラス管に通したりと別の刺激でも作製できた。

     ヒトの細胞でも成功すれば、傷んだ組織や臓器を蘇(よみがえ)らせる再生医療に応用できる。幅広い可能性を開く成果を称(たた)えたい。

     研究チームは、こうして作り出した万能細胞を「STAP細胞」と呼んでいる。STAPとは、「刺激によって引き起こされた多能性の獲得」という意味だ。

     生物は、受精卵から始まり、組織や臓器に分化していく。分化後は受精卵に逆戻りしないとされてきただけに、STAP細胞に世界が注目するのはうなずける。

     意外な手法に、研究チームが一昨年、科学誌に論文を初投稿した時は「細胞生物学の歴史を愚弄している」と突き返された。だが、研究リーダーの小保方さんたちは粘り強く実験を重ね、データを補強して発表にこぎ着けた。

     万能細胞には、ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)がある。作製には遺伝子操作など複雑な工程を経る。

     これに対し、「第3の万能細胞」であるSTAP細胞は、生物の細胞にもともと備わった能力を生かして作られる。

     刺激を加えたことで細胞に何が起きたか。その詳しい仕組みの解明が今後の重要課題だ。生物の成長と老化、病気の仕組みの探求にも貢献するだろう。

     今回の成果の背景には、政府が再生医療研究を重点支援してきたことがある。小保方さんが所属している理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)も政府が整備した再生医療の研究拠点だ。

     この分野の国際競争は激しい。引き続き支援が必要だ。

     小保方さんはまだ30歳の若い研究者だ。発想力に加え、ベテラン研究者と協力関係を築く行動力など若手研究者の模範となろう。

     女性研究者や、研究者を目指している理系女子「リケジョ」の励みになるかもしれない。

     日本の女性研究者の比率は14%にすぎず、先進国で最低だ。政府の科学技術基本計画は30%を目標に掲げるが、出産などを機に研究現場を去る女性は多い。家族の協力はもちろん、リケジョの活躍を後押しする政策が重要だ。

    (2014年2月1日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92123
     

    返信削除
  12. 小保方さん、熱意違った…共同研究の若山教授

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が1月29日に発表した「STAP(スタップ)※」。血液細胞に外部刺激を与えるだけで、様々な組織や臓器に変化する能力である「多能性」が生まれるという新発見は、生物学の常識を覆す現象として世界中を驚かせた。

     同センターの小保方晴子さんの共同研究者として研究チームに名を連ねる山梨大生命環境学部の若山照彦教授(46)に、新発見までの道のりなどを聞いた。(聞き手・笹本貴子)

     ――STAP研究における若山教授の役割は。

     「小保方さんは今回、酸性溶液に浸すことで多能性の細胞を作ったが、酸性溶液という条件を発見する前、いろいろな刺激方法を模索していた。私は、小保方さんが作った細胞が多能性を持っているかどうか、マウスを使って判定する実験を2010年7月頃から手伝った」

     ――なぜ、手伝うことになったのか。

     「小保方さんが博士課程の3年生で米ハーバード大に留学している時、共通の知人から『多能性の判定を手伝ってほしい』とメールが届いた。刺激だけで多能性を獲得するのは動物ではあり得ないというのが当時の常識。だから、ハーバード大では誰に頼んでも判定の仕事を手伝ってくれる人が見つからず、若山に頼めば何とかなると頼んできたようだ。最初は『できるはずがない』と思ったが、あり得ないことを試すのは自分も好きだったので手伝った」

     ――多能性を確認できるまでのエピソードを。

     「判定の手法は、緑色に光るマウスが生まれてくれば多能性がある、光らなければない、というもの。当然、最初は全く光らなかった。同様の共同研究を私に持ちかけてくる人は多いが、一度失敗を伝えると、たいていの研究者は引き下がる。でも小保方さんは違った。だめだったと伝えると、更に膨大な量の実験をして失敗の原因と次の作戦を考え、『次は絶対いけるのでお願いします』と別の方法で作った細胞をすぐ持ってきた。普通とは違う熱意を感じた」

     ――小保方さんの情熱を見て、当初の「できっこない」が「もしかすれば」に変わった瞬間はあったか。

     「なかった。情熱はあってもおそらく無理だと思っていた。彼女はまだ若いし、若い頃の失敗は後々のためには良いと思っていた。今回の発見は、それぐらい常識を覆す研究成果だ。2011年末頃、緑色に光るマウスの1匹目が生まれた時は、小保方さんは世紀の大発見だとすごく喜んでいたが、私はそれでも信じられず、『どこかで自分が実験をミスしたせいでぬか喜びさせてしまったかも』と心配だった」

     ――今や全国のヒロインとなった小保方さんに続く若手研究者は今後出ると思うか。

     「彼女は次元が違い、難しいかもしれない。小保方さんのように世紀の大発見をするには誰もがあり得ないと思うことにチャレンジすることが必要だ。でもそれは、若い研究者が長期間、成果を出せなくなる可能性があり、その後の研究者人生を考えればとても危険なこと。トライするのは並大抵の人ではできない」

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    (2014年2月3日 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140203-OYT8T00370.htm

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  13. 「STAP細胞オールジャパンで」…山中教授
    変化するSTAP(スタップ)細胞の作製について、「画期的な成果。オールジャパンで研究を進めるべきで、いくらでも協力する」と話し、STAP細胞の研究を進める理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)に共同研究を呼びかける意向を示した。  研究の中心となった同センターの...
    2014年02月06日[ ホーム > 関西発 > ニュース ]
    http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20140206-OYO1T00208.htm

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  14. 山中教授、小保方さん称賛…「日本挙げ研究を」

     iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授(51)が5日、読売新聞の単独インタビューに応じた。

     iPS細胞のように、さまざまな組織の細胞に変化する能力を持つSTAP(スタップ)細胞について、「ストレスをかけると万能細胞になるのは、画期的な成果。オールジャパンで研究を進めるべきで、いくらでも協力する」と話し、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)と連携する意向を示した。

     同センターの小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)を称賛し、「京大iPS細胞研究所の若い研究者と小保方さんが協力すれば、細胞が受精卵のような状態に戻る『初期化』の謎について、大発見ができるかもしれない」と期待を寄せた。

    (2014年2月6日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92446

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  15. STAP細胞…生命の不思議を改めて感じさせる世紀の発見

     マウスの細胞に酸で刺激を与えたところ、様々な細胞に分化する能力を持った「万能細胞」ができたとの研究を、理化学研究所の小保方晴子さんらのグループがネイチャー誌に発表し、世界的なニュースになりました。

     研究グループはこの細胞を「STAP細胞」と名付けました。「刺激惹起性多能性獲得(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency)」細胞の頭文字をとったものです。

     様々な細胞に分化する能力をもった細胞は、幹細胞と呼ばれます。骨髄や歯髄、脂肪細胞などの中に存在することが知られており、たとえば血液細胞に変化する造血幹細胞は、白血病に対する移植治療として確立されています。

     STAP細胞のように、あらゆる細胞に分化する能力を備えたものでは、受精卵の段階である胚細胞(ES細胞)、山中伸弥・京大教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞(人工多能性幹細胞)があります。これらの細胞が注目を集めているのは、様々な細胞や臓器を人工的に作り出して治療に応用する再生医療につながることが期待されるためです。

     ヒトのES細胞を実際に用いることは、生命倫理の問題が大きく、一般的な臨床応用へは向きません。

     一方、iPS細胞は皮膚細胞などから作ることができるため、ES細胞のような倫理的な問題が生じないのが利点です。理化学研究所の高橋政代さんの研究グループでは、iPS細胞を使って目の網膜を再生する臨床研究に着手しています。ただし、作製に遺伝子を用いるiPS細胞では「がん化」のリスクがあるとされ、がん化をいかに防ぐかが課題とされます。

     STAP細胞はこの点、遺伝子操作は伴わないので、iPS細胞に比べ、がん化のリスクが低いのが利点です。今回の発表は、まだ限られた条件付きのマウスでの研究ですが、今後ヒトでの作製に成功すれば、臨床応用への期待が広がります。

     iPS細胞が発表された際には、細胞の先祖返りが人工的な操作で起きることに、驚かされました。STAP細胞ではさらに、酸刺激というある意味単純なことで起きるということに、輪をかけて驚かされました。生命の成り立ちというのは実は意外にシンプルなものではないか…。今回の発見は、改めて命の不思議さを考えさせてくれるものです。(田村良彦)


    (2014年2月13日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92858

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  16. 子どものニュースウイークリー
    簡単な手法で万能細胞

    理研チーム、STAP細胞作製

     科学の世界を驚おどろかせるニュースがありました。筋肉きんにくや骨ほね、血液けつえきなど体のどんな部分の細胞さいぼうにもなれる「万能ばんのう細胞」を簡単かんたんに作る新しい方法ほうほうが見つかったのです。けがや病気で失うしなわれた体の一部をよみがえらせる「再生医療さいせいいりょう」にもつながると期待されています。

     発見したのは、日本の理化学研究所とアメリカのハーバード大学の国際こくさい研究チームで、1月30日付づけのイギリスの有名な科学雑誌ざっし「ネイチャー」で発表しました。

     チームの代表を務つとめたのは、日本人の小保方晴子おぼかたはるこさん(30)で、「リケジョ」とも呼よばれる理系りけいの女性じょせい研究者の1人です。

    女性が活躍

     発表によると、マウスの細胞を使った実験じっけんで、弱い酸性さんせいの液体えきたいにつけたり細いガラス管かんを通したりして刺激しげきを加くわえるだけで万能細胞ができたといいます。刺激によって細胞があらゆる体の一部に変化へんかする能力のうりょくをつけたことを意味する英語えいごの頭文字かしらもじから、STAPスタップ細胞と名付なづけられました。

     人などの動物は、一つの細胞である「受精卵じゅせいらん」が次々に分裂ぶんれつして数を増ふやし、体を形作っていきます。いったん筋肉や内臓ないぞうになり、役割やくわりが定まった細胞は、別べつの種類しゅるいの細胞には変われないと考えられてきました。

     この常識じょうしきを覆くつがえしたのが、2012年にノーベル賞しょうを受賞した山中伸弥やまなかしんや・京都大学教授きょうじゅのiPSアイピーエス細胞です。これも万能細胞ですが、作るには細胞の中の遺伝子いでんしに手を加えるといった作業が必要ひつようで、STAP細胞を作る方が簡単で効率的こうりつてきだといいます。

     実は、ネイチャーは一度、小保方さんたちの研究結果の掲載けいさいを断ことわったそうです。小保方さんたちはあきらめずに実験を続け、今回の掲載が決まりました。

     今後、細胞に刺激を加えることでどんなことが起こったのか、人間に応用おうようできるのかといった点の研究が進められるでしょう。

     小保方さんは「子供こどもを産うめなくなった女性を救すくいたい」と決意し、再生医療の研究を始めたそうです。日本の女性研究者の割合は海外に比べてまだ少ないそうです。STAP細胞の成果せいかがリケジョのさらなる活躍かつやくにつながるといいですね。

    (2014年2月15日 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/children/weekly/20140212-OYT8T01005.htm

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  17. [解説スペシャル]STAP 特許どこまで
    2014年2月14日3時1分 読売新聞

     理化学研究所などの国際研究チームが作製した、新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。人の細胞で作製できれば再生医療など応用範囲が広がるため、激しい研究開発競争が予想される。この研究成果の知的財産を確保しようと、研究チームはすでに国際特許出願を済ませた。特許の権利範囲がどこまで認められるかが、今後の焦点だ。(科学部 木村達矢)

     ◆「論文より前」常識

     STAP細胞作製は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」で発表された。だが、それよりも2年近く前の2012年4月24日、研究を行った理研や東京女子医科大、米ハーバード大の関連病院の3機関は、米国特許商標庁にSTAP細胞の作製法に関する特許を仮出願していた。

     特許は国ごとに審査されるが、ある国で出願してから1年以内に特許協力条約に基づく国際出願を行うと、同条約の加盟国(約150か国)すべてで国内出願したのと同じ効力を持つ。STAP細胞の国際出願は13年4月24日だった。

     研究チームの動きについて、知財政策に詳しい隅蔵康一・政策研究大学院大准教授は、「ほかの研究者や企業にアイデアが知られ、特許を先に押さえられると、研究を進めるだけでも特許使用料が必要になったり、研究や医療応用に必要な技術が利用できなくなったりする恐れがある。論文発表前に特許を出願しておくのは、近年の科学研究では常識だ」と説明する。

     13年10月31日には、同条約に基づき、出願内容が世界知的所有権機関(WIPO)のホームページで公開された。

     ◆新規性に不安も

     研究チームは、「ストレスを与えることで、(さまざまな組織などに変化する)多能性細胞を作製する手法」を特許として認めるよう請求している。「ストレス」の概念は広く、今回の論文で示された酸性の溶液に漬ける方法だけでなく物理的刺激や温度変化など、あらゆる刺激が対象になる。

     隅蔵准教授は、「もし、この表現のまま認められれば、かなり強い特許になる」と指摘する。仮に他の研究チームが異なるストレスで多能性細胞を作っても、理研などがすでに特許を押さえているため、作製には許諾が必要になるからだ。

     しかし、請求通りに特許が成立するかどうかについては、不安要素も浮上している。

     国際出願を受け、各国の特許庁で構成する国際調査機関は、特許成立に必要な新規性などについて予備的に調査し、その報告書を昨年8月、理研などに示した。報告書はSTAP細胞作製法の根幹部分について、類似の先行研究を挙げ、「新規性があるとは言えない」と指摘している。

     先行研究として示されたのが、東北大学の出澤真理教授らが2010年4月に論文発表し、国際特許出願もされた「ミューズ細胞」。ミューズ細胞は皮膚や骨髄にもともと存在する多能性幹細胞で、出澤教授らは細胞を溶かす酵素をかけて、発見した。細胞を取り出すためにストレスをかける点が、STAP細胞と共通している。

     「ストレスを与える」という点に新規性がなく、請求通りに特許が成立しない場合、出願側は「酸性の溶液で」などと手法を限定せざるを得ない。理研の知財部門の担当者は「できるだけ広い範囲で権利を獲得するため、対応を進めている」と話しており、今後、反論を試みる見通しだ。だが、報告書は審査の重要な参考資料になるため、各国で特許がどの範囲まで認められるかは予断を許さない。

     【STAP細胞】

     「刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(stimulus‐triggered acquisition of pluripotency)細胞」の略。細胞を酸性の液に漬けるなどして刺激(ストレス)を与え、神経や筋肉など様々な細胞に変化する受精卵のような状態にしたもの。現在はマウスの細胞で作製に成功している。
    iPS軌道に乗る

     ◆争奪戦の末

     STAP細胞と同様に様々な細胞に変化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)については昨年12月、京都大学に幅広い権利を認める国内特許が成立した。以前に取得した特許は作製に使う遺伝子の種類を限定していた。京大が設立したiPS特許の管理会社「iPSアカデミアジャパン」によると、すでに国内外の約90社とiPS関連特許の使用契約を結んでいるという。

     iPS特許が順調に成立しているのは、京大iPS細胞研究所内に知財の専門スタッフが3~4人常駐し、集中的に取り組んできたことが大きい。「他大学で一つの技術にこれだけの体制をとることは難しいだろう」と、同社ライセンス部の工藤周三課長は話す。

     ただ、iPS特許も順風満帆だったわけではない。2006年8月に山中教授らによるマウスのiPS細胞作製が論文発表された後、人のiPS細胞の作製法を巡り、世界で特許争奪戦が激化。10年2月には米バイオ企業が京大とは異なる手法で、人のiPS細胞作製法の特許を英国で取得した。だが11年1月、京大の特許を使う権利を米企業に認める代わりに、米企業が特許を京大に無償譲渡し、京大主導でiPS特許を管理する態勢が整った。

     ◆知財人材育成カギ

     日本の大学にはバイオ関係の知財の専門家が少ないと指摘されてきた。バイオ知財は、薬の製造法や、治療に用いる細胞の作製技術のような基本となる特許が大きな影響力を持つ。文部科学省は昨年度から5年間の計画で、国内7拠点の大学で知財の専門家を雇用できるよう支援しているが、バイオ分野の国際的な知財競争の経験者は希少だ。

     武田薬品工業で知財部長を務めた秋元浩・知的財産戦略ネットワーク社長は、「海外の専門家を十分な待遇で迎え、国内のレベルを底上げする必要がある」と指摘している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140213-118-OYTPT01458

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  18. 読売新聞は、2月14日の記事で、ぱったりSTAP細胞関連の報道は途絶えてるんだな…

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  19. 2月14日といえばバレンタインデー…

    ★痛いニュース+ 14/02/15 04:46 146res 0.4res/h ▽
    リケジョ小保方さんの「STAP細胞」論文にインチキ疑惑浮上 流用?使い回し?写真が不自然であるとの指摘
    ★ニュース速報+ 14/02/15 04:40 1001res 399res/h ▽
    【STAP細胞】インターネット上で「不自然な画像」の指摘あり、理研が外部の専門家を加え調査
    ★ニュース速報+ 14/02/14 12:37 1001res 28res/h ▽
    【社会】「STAP細胞」の小保方さん、科技会議の出席見送り…報道の過熱が予想されるため
    http://www.2nn.jp/search/?q=STAP&s=50
     

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  20. 小保方さん、科技会議出席見送り

     14日夕の政府の総合科学技術会議(議長・安倍晋三首相)に出席する予定だった理化学研究所の小保方晴子さんが出席を見送ることが分かった。政府関係者によると報道の過熱が予想されるため。万能細胞「STAP幹細胞」の作製に成功した小保方さんを、会議側が招待していた。(2014/02/14-11:29)
    http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014021400393

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  21. STAP細胞:「不自然な画像」指摘受け理研が論文を調査
    毎日新聞 2014年02月15日 04時30分(最終更新 02月18日 10時58分)

     新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起=じゃっき=性多能性獲得細胞)」を作ったと発表した小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーら日米の研究チームの論文について、インターネット上で「不自然な画像データが使われている」と指摘があり、理研広報室は14日、外部の専門家も加えて調査を始めたと明らかにした。理研は「研究成果そのものに問題はないと考えている」と説明する。

     調査対象は、1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された論文2本。マウスのリンパ球に刺激を与えるだけで、体のあらゆる細胞になる多能性を獲得するという内容だ。

     しかし、ネット上のさまざまなサイトで、▽論文の画像データの一部に操作した跡がある▽STAP細胞から作ったとする胎盤の写真が使い回しされている−−などと指摘された。このため、理研は複数の専門家による調査を13日に開始した。結果はまとまり次第、公表する方針。

     理研は13〜14日、小保方さんらに聞き取り調査も実施し、「現時点では研究成果は揺るぎないと判断しているが、外部から指摘があったため調査を始めた」と述べた。【須田桃子】
    http://mainichi.jp/select/news/20140215k0000m040163000c.html

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  22. 「感動で全身が震えた」 新型万能細胞「STAP」 若山照彦・山梨大教授に聞く
    2014.2.17 08:07

     「あり得ないことが起き、感動で全身が震えた」。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)と共同で、新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」を作製した山梨大の若山照彦教授(46)が実験成功の瞬間を語った。(伊藤壽一郎)



     --STAP細胞は世界的なニュースとなった

     「世紀の大発見だと思っていたが、これほどの反響とは思っていなかったので驚いた。大きく扱われたことで多くの人の目に触れ、科学を身近に感じてもらえたのでは」

     --共同研究の経緯は

     「小保方さんは米ハーバード大に留学中の平成20年にSTAP細胞の研究に着手した。22年7月、作った細胞の万能性を判定してほしいと、当時は理研発生・再生科学総合研究センターにいた私を訪ねてきた」

     --ハーバード大では判定できなかったのか

     「万能細胞の作製には、体の細胞を、あらゆる細胞になれる受精卵のような状態に戻す初期化が必要。人工多能性幹細胞(iPS細胞)は遺伝子操作で初期化を行うが、小保方さんは外的な刺激で実現しようとしていた。これは当時の常識に反しており、誰も信用せず引き受けなかった。わらをもつかむ思いで私に直談判してきた」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140217/scn14021708100002-n1.htm

     --引き受けた理由は

     「できるはずがないと思ったが、無理だと思うことを実現して常識を超えたい気持ちがなければ、新しい偉大な成果は絶対に生まれない。成功すればハーバード大に勝つことにもなると思った」

     --研究の役割分担は

     「小保方さんは、毒素を与えたり栄養を不足させたり、さまざまな刺激でSTAP細胞を作った。私はそれをマウスの受精卵に注入して胎児を育てた。細胞は紫外線を当てると緑色に光るよう加工してあり、万能性があれば全身の細胞に分化して体中が光るはずだった」

     --うまくいったのか

     「数え切れないほど失敗を繰り返した。もう駄目かと思ったときは何度もあったが、小保方さんは絶対に諦めなかった。人一倍の知識と勉強量を武器に失敗の原因と次の作戦を考え、条件を変えて夜通し実験を繰り返し、新たな細胞を作り続けていた。必ず成功させたいという気持ちが伝わってきた」

     --弱酸性溶液に細胞を浸すことが決め手になった

     「23年11月、今日も失敗だろうと思いながらマウスの胎児に紫外線を当てると、全身が緑色に光った。あり得ないことが目の前で起き、口も利けないほど2人で驚いた。感動で全身に震えがきた。小保方さんも泣きながら喜んでいた。並外れて粘り強い小保方さんでなければ、成し遂げられなかっただろう」

     --今後の期待は

     「世界中の研究者がSTAP細胞の研究を進めてくる。彼女に掛かる重圧も大きいと思う。実験のしすぎで体を壊さないようにしてほしいが、世界を相手にした競争でトップを走り続けてほしい」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140217/scn14021708100002-n2.htm

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  23. STAP若山「いつか、誰かが再現してくれると信じている」
    https://www.google.co.jp/search?q=STAP+%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E7%85%A7%E5%BD%A6+%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%80%81%E8%AA%B0%E3%81%8B%E3%81%8C%E5%86%8D%E7%8F%BE%E3%81%99%E3%82%8B
     

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  24. え~っ!? これでSTAP劇場、終了なの?(笑)。
     

    返信削除
  25. 理化学研究所
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1391253760/

    小保方晴子
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1392153541/

    宇宙戦艦
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393123670/

    STAP細胞の懐疑点 PART25
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393459111/

    ES細胞/iPS細胞/STAP細胞 他万能細胞4
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1392666349/

    捏造、不正論文 総合スレネオ 20
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393396494/
     

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  26. 正直、「KC1」ネタよりもこっちのほうがショッキングというか、もう呆れ果ててしまった…

    STAP細胞の懐疑点 PART22
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393346625/517n-

    517 名前:名無しゲノムのクローンさん[sage] 投稿日:2014/02/26(水) 12:14:46.54
    ArticleのMethod

    Ectodermal tissues were identified with expression of anti-bIII tubulin (mouse monoclonal antibody; G7121, Promega). Mesodermal tissues were identified with expression of anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO).

    このマウスの外胚葉組織にはプロメガのマウス抗βIIIチュブリン抗体が,中胚葉組織にはダコのウサギ抗α-smooth muscle actin抗体が発現しているらしい.頭がくらくらする.

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  27. もうね、追試再現だのという確認作業、正面から向き合うことすらばかばかしくなるほどのむちゃくちゃでたらめな実験レシピ…

    もう実験やってないことがバレバレになってしまったようなもの…
     

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  28. ES黄ウソツクのほうがマトモにみえてくるくらいのポカをやらかしてる…
     
    普通の神経してたらもうオモテには出てこれないと思う…よっぽど心臓に毛が生えているくらいじゃないと恥ずかしくて恥ずかしくて表を歩けない。

    もう海外に移住しちゃってんでしょうかね…

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  29. 「STAP細胞 魂は細部に宿る」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=STAP%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E9%AD%82%E3%81%AF%E7%B4%B0%E9%83%A8%E3%81%AB%E5%AE%BF%E3%82%8B
     

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  30. STAP細胞:別論文の記述と酷似 理研も調査か
    毎日新聞 2014年02月28日 19時01分

     理化学研究所の研究者が英科学誌ネイチャーに発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で、2005年に米科学誌に掲載された論文と酷似した記述があり、無断で引用した疑いがあることが28日判明した。理研は「記述が似ているとの指摘があることは把握している」と述べ、不自然な画像データとともに、調査を進めているもようだ。

     記述が酷似しているのは、STAP細胞の染色体に異常がないかを調べた方法を説明した補足部分。論文の主要部ではなく、内容の根幹に影響しないとみられるが、ドイツの研究者らが05年に、米国の生物学の学会誌に発表したマウスのES細胞(胚性幹細胞)に関する論文の文章と10行にわたってほぼ同一だった。(共同)
    http://mainichi.jp/select/news/20140301k0000m040034000c.html

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  31. nih.go.jp @Bunkyo

    訪問時間 2014年2月28日 19:57:11
    組織 National Institute of Informatics

    >厚生労働省-戸山研究庁舎
    https://www.google.co.jp/search?q=nih.go.jp

    返信削除
  32. 【STAP細胞】
    別論文の記述と酷似 理研も調査か
    2014.2.28 19:22 [先端技術]

     理化学研究所の研究者が英科学誌に発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で、2005(平成17)年に米科学誌に掲載された論文と酷似した記述があり、無断で引用した疑いがあることが28日判明した。理研は「記述が似ているとの指摘があることは把握している」と述べ、不自然な画像データとともに調査を進めているもようだ。

     記述が酷似しているのは、STAP細胞の染色体に異常がないかを調べた方法を説明した補足部分。論文の主要部ではなく、内容の根幹には影響しないとみられるが、ドイツの研究者らが05年に、米国の生物学の学会誌に発表したマウスの胚性幹細胞(ES細胞)に関する論文の文章と10行にわたってほぼ同一だった。引用や参照したとの記述はない。
    .

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    STAP細胞論文「データに不自然な点ある」外部指摘、理研が調査
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    STAP細胞「小保方さんの並外れた粘り強さが生んだ偉業」 共同研究者・若山氏…
    STAP細胞開発小保方さんに続け 女性研究者の育成支援策検討 文科省
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140228/scn14022819230006-n1.htm

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  33. 2014年2月28日金曜日
    まとめ:不適切なデータ処理・加工・流用、文章剽窃
    http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_20.html

    1) 小保方晴子氏のSTAP細胞論文(Nature誌のArticleとLetter)や学位申請用論文(Tissue Eng Part A誌)の多数の実験画像において不適切なデータ処理・加工・流用が疑われています。
    2) さらに、STAP細胞論文には文章の剽窃も認められ、論文の記述通りに実験を行っていなのいのではないのか?という疑惑も浮上しています。
    3) また、小保方晴子氏が第一著者のNature Protocol誌の論文と、第二著者のTissue Eng Part A誌の論文においては、利益相反事項の隠蔽が疑われています。
    4) また、脊髄損傷のサルをSTAP細胞移植で治療したと発表したチャールズ・ヴァカンティ教授のグループの小島宏司氏の論文における不適切な画像流用が発覚しました。小島氏は小保方晴子氏の指導教官でした。

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  34. 「小保方博士」が着せられた「灰色割烹着」―週刊新潮 2014年3月6日号―

    徹底検証! 「STAP細胞」は幻か? 未だ再現不能! 「小保方博士」が着せられた「灰色割烹着」
    ――胎盤にさえなりうる「STAP細胞」発見のニュースは、割烹着の「ドクター小保方」のキャラクターと相俟って、「iPS細胞」に優るとも劣らない大発見として扱われた。しかし、一報から1カ月、その熱気は急速に冷めている。論文の写真使用に誤りが見つかり、世界中で行われた検証実験では未だ、同じ結果が得られていない。人類の未来に大きく貢献するはずの「夢の細胞」は本当に見つかっていたのか。
    http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20140227/

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  35. 実験用マウスの管理不十分 京大に注意
    3月1日 8時45分

    京都大学のiPS細胞研究所で、遺伝子を組み換えた実験用のマウスが本来は持ち込まれないはずの部屋で見つかっていたことが分かり、山中伸弥教授が記者会見をして「再発防止を徹底したい」と述べました。

    これは、京都大学iPS細胞研究所が1日、記者会見を開いて明らかにしたものです。
    それによりますと、研究所では去年までのおよそ2年間に14回にわたって、遺伝子の組み換えを行うなどした実験用のマウスが本来はマウスが持ち込まれないはずの飼育用のケースを洗浄する部屋の中で相次いで見つかったということです。
    実験用のマウスは飼育室と処置室で管理することになっていますが、見つかったマウスはいずれも飼育用のケースに入っており、少なくとも10匹は生きていたということです。
    文部科学省は去年12月、マウスの管理を徹底するよう口頭で注意し、iPS細胞研究所はマウスを移し替える専門の担当者を増やしたうえで、チェックを二重にするなどの対策を取ったということです。
    洗浄室にはマウスを移し替えたあとの飼育用のケースが運び込まれていて、一部のケースのチェックが万全ではなかったとしています。
    京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は会見で、「環境中に実験用のマウスが出たことは確認されていないが再発防止を徹底したい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140301/k10015630381000.html

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  36. 山中教授「再発防止徹底したい」
    3月1日 12時28分

    京都大学のiPS細胞研究所で、遺伝子を組み換えた実験用のマウスが本来は持ち込まれないはずの部屋で見つかっていたことが分かり、山中伸弥教授が記者会見をして「再発防止を徹底したい」と述べました。

    これは、京都大学iPS細胞研究所が1日、記者会見を開いて明らかにしたものです。
    それによりますと、研究所では去年までのおよそ2年間に14回にわたって、遺伝子の組み換えを行うなどした実験用のマウスが本来はマウスが持ち込まれないはずの飼育用のケースを洗浄する部屋の中で相次いで見つかったということです。
    実験用のマウスは飼育室と処置室で管理することになっていますが、見つかったマウスはいずれも飼育用のケースに入っており、少なくとも10匹は生きていたということです。
    文部科学省は去年12月、マウスの管理を徹底するよう口頭で注意し、iPS細胞研究所はマウスを移し替える専門の担当者を増やしたうえで、チェックを二重にするなどの対策を取ったということです。
    洗浄室にはマウスを移し替えたあとの飼育用のケースが運び込まれていて、一部のケースのチェックが万全ではなかったとしています。
    京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授は会見で、「環境中に実験用のマウスが出たことは確認されていないが再発防止を徹底したい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140301/k10015632311000.html

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  37. そういえば、理研の小保方作製「STAPキメラマウス」はどこへいったのかな? それ公開してくれれば、創作捏造疑惑も一発解決なんだけどな…(笑)。

    「STAP キメラ マウス」
    https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%B3%EF%BC%B4%EF%BC%A1%EF%BC%B0+%E3%82%AD%E3%83%A1%E3%83%A9+%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9
     

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  38. STAP細胞論文に他論文と酷似箇所…実験手順

     新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」について、理化学研究所などが1月に英科学誌ネイチャーで発表した2本の論文のうちの1本で、実験方法を記した文章の一部が、2005年に発表された別の論文とほぼ同じであることが1日、わかった。

     理研は「似ているという指摘は、把握している」と話している。

     小保方晴子・理研ユニットリーダー(30)が筆頭著者の2本の論文では、他にも取り違えや加工が疑われる画像が見つかっており、理研が調査を進めている。

     問題の文章は、STAP細胞から作った幹細胞が正常に増殖するかを調べた実験に関する、17行分の英文。ドイツの研究者らが専門誌で発表した論文の、胚性幹細胞(ES細胞)で実験をした時の手順の記述と、ほぼ同一だった。温度などの数字や、実験で使ったとする顕微鏡、カメラの種類も同じで、他の論文からの引用を示す記載もなかった。

    (2014年3月2日10時08分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140302-OYT1T00012.htm
     

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  39. 「ナイス」な研究者9組10人を選定
    2014年3月2日3時1分 読売新聞

     文部科学省の科学技術・学術政策研究所は、科学技術の発展や普及に大きく貢献した2013年の「ナイスステップな研究者」を発表した。マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)などから、精子や卵子のもとになる細胞の作製に成功した京都大の斎藤通紀教授、世界の水資源需給に関する研究などに取り組む東京大の沖大幹たいかん教授、渋滞学を提唱した東大の西成活裕教授ら9組10人が選ばれた。他の研究者と選定理由は次の通り。

     農業環境技術研究所の飯泉仁之直としちか任期付研究員「穀物の世界的な豊凶予想手法の開発」▽慶応大の田中浩也准教授「3Dプリンターなどを備えた市民工房のネットワーク形成」▽理化学研究所のシドニア・ファガラサン、本田賢也の両チームリーダー「腸内細菌で免疫を制御する仕組みの解明と自己免疫疾患の制御法発見」▽英ニューカッスル大の中川毅教授「福井県水月湖の堆積物分析による年代測定の世界標準決定への貢献」▽山形大の古川英光教授「ゲル材を使った3Dプリンター開発」▽電気通信大の美濃島薫教授「超短光パルスを使った研究」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140301-118-OYTPT00803
     

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  40. 物理のほうはまだしも、生命科学方面のはちょいと臭いがきついなあ…

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  41. >昨今、科学研究において、捏造(Fabrication)、改ざん(Falsification)、盗用(Plagiarism)などの非倫理的不正行為が発生しており、理化学研究所もその例外ではなかったことは悲しむべき事である。


    最近、STAP細胞幹細胞研究ネイチャー論文において、STAP細胞やキメラマウスの「捏造」、実験データ画像の「改ざん」、実験手順書のコピペ「盗用」などの非倫理的不正行為が発覚しており、理化学研究所がそれに密接に関与していたことはじつに悲しむべき事である…
     

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  42. 「科学技術・学術政策」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%83%BB%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%94%BF%E7%AD%96

    >科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
    >科学技術・学術政策局:文部科学省
    >科学技術・学術:文部科学省

    >科学技術政策研究所は、2013年7月1日付けで、所掌事務及び当研究所の名称を変更することとなりましたので、お知らせいたします。 詳細は下記のとおりです。 変更の内容. 所掌事務. 学術に関する調査研究体制の整備・強化を図るため、科学技術政策研究所 ...
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%83%BB%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%94%BF%E7%AD%96%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80+%E7%A7%91%E5%AD%A6%E6%8A%80%E8%A1%93%E6%94%BF%E7%AD%96%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
     

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  43. 看板架け替えしてなかぽつに…

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  44. 野依理事長「できるだけ早く公表」=STAP細胞の論文問題調査-理研

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に不自然な画像があると指摘されている問題で、理研の野依良治理事長は3日、「できるだけ早く調査結果を公表する」と話した。東京都内で記者団の取材に答えた。
     論文で使われた画像について、過去の論文からの流用などを疑う声が専門家らから上がり、理研は小保方リーダーに聞き取りを行うなどして調べている。(2014/03/03-13:14)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014030300358
     

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  45. 細胞シート生産自動化 再生医療コスト削減期待
    2014年3月3日15時1分 読売新聞

     再生医療に使う細胞シートを自動制御で作製する装置を、東京女子医大などのチームが開発した。人の手を介さないため、病原菌などの感染のリスクを下げられ、生産コストの削減につながると期待される。4日から京都市で始まる日本再生医療学会で発表する。

     同大は、大阪大などと協力し、培養してシート状に加工した細胞を、重症心不全や角膜が傷ついた患者の心臓、角膜に移植して治療する再生医療を進めている。これまでは、複数の無菌室を使って、手作業で細胞を培養し、シート状に加工しなければならなかった。

     自動生産装置は、アーム型のロボットの周りを、大型冷蔵庫大の計6個のボックスが取り囲む構造。各ボックスは、〈1〉細胞を分離する〈2〉細胞を培養する〈3〉シート状に加工する〈4〉細胞シートを重ねて組織を作る――などの役割を担う。中央のロボットが、各ボックスから細胞を出し入れし、組織の作製を進める。

     研究チームは、ブタの筋肉から必要な細胞を取り出し、シート状に変えて、ブタの心臓に移植する動物実験に成功した。東京女子医大の清水達也教授は「企業と協力しながら、装置を拡張させ、産業化を図っていきたい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140303-118-OYTPT00662
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=93896

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  46. セルシード案件ですね(笑)。
     
    【7776】セルシード【新材料STAP細胞】
    http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/livemarket1/1391010309/
     

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  47. 訪問時間 2014年3月3日 11:56:10
    組織 The Institute of Physical and Chemical Research
    ホスト名 rikad70.riken.jp
    サービスプロバイダー The Institute of Physical and Chemical Research

    riken.jp @Wako

    >和光地区へのアクセス | 理化学研究所
    https://www.google.co.jp/search?q=riken.jp+%E5%92%8C%E5%85%89
     

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  48. 週刊現代は、にょろり理事長が緘口令を敷いてるというような内容の記事らしいが…

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  49. STAP細胞:論文問題、迅速な調査公表を 分子生物学会
    毎日新聞 2014年03月03日 21時08分

     新しい万能細胞「STAP細胞(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞)」の作製に関する理化学研究所などの論文に画像の不自然さなどが指摘されている問題で、日本分子生物学会(理事長=大隅典子・東北大教授)は3日、迅速な調査結果の公表などを求める声明を発表した。

     声明では、論文に多くの疑問が指摘されていることを「大変憂慮している」として、「日本をリードする研究機関の一つである」理研に対し、「可能な限り迅速に状況の正確な報告について公表されるとともに、今後の規範となるような適切な対応を取ることを期待する」としている。論文の著者には同学会員が含まれているという。

     一方、理研の野依良治理事長は同日、報道陣に対し「できるだけ早く(調査結果を)公表したい」と述べた。【西川拓、斎藤有香】
    http://mainichi.jp/select/news/20140304k0000m040091000c.html
     

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  50. STAP論文、迅速な調査結果公表を…学会要求

     理化学研究所の小保方晴子・ユニットリーダーらが発表した新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文の内容に、インターネットなどで疑問を指摘する声が出ていることを受けて、日本分子生物学会は3日、理研に迅速な調査結果の公表を求める声明を発表した。

     1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された論文は、実験方法を記した文章の一部が別の論文とほぼ同じであるにもかかわらず、引用を示す記載がないほか、実験の画像も不自然との指摘が出ている。いずれも、STAP細胞を作製したとする論文の主要部分とは、直接関係ないとされる。

     同学会の声明は、論文の著者に学会員が含まれると説明した上で、理研に対して「今後の規範となるような適切な対応」として、迅速な公表などを求めた。

    (2014年3月3日21時17分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140303-OYT1T01077.htm

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  51. 理研は調査結果公表を STAP論文、学会が声明

     理化学研究所などが発表した「STAP細胞」の論文のデータに不自然な点が指摘された問題で、日本分子生物学会(理事長・大隅典子東北大教授)は3日、理研に対して迅速な調査結果の公表を求める声明を発表した。

     声明は、論文の画像データの扱いや実験方法の記述に問題点が指摘されていることを「大変憂慮している」と表明。理研に対して「可能な限り迅速に状況の正確な報告を公表し、規範となるような対応を取るよう期待している」と要望している。論文の著者に分子生物学会の会員が含まれているという。

    2014/03/03 23:11 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014030301002605.html
     

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  52. 小保方さんの理化学研、年俸1億円の研究者も?
    2014年1月31日12時11分 読売新聞

     下村文部科学相は31日、新設する「特定国立研究開発法人」に、理化学研究所などを位置づける方針を示した。

     同研究所は、細胞に強い刺激を与えて作製する新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の開発にかかわっている。

     独立行政法人の中から世界と競争できる「エリート研究所」を選定する仕組みで、優秀な研究者を確保するため成果に応じた高額給与を認める。閣議後の記者会見で明らかにした。

     特定国立研究開発法人の候補としては理研のほか、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構が検討されている。文部科学省によると、国際的な研究評価を処遇に反映し、制度がスタートすれば年俸1億円の研究者が誕生する可能性もあるという。来週開かれる予定の関係閣僚会議で最終決定する。

     STAP細胞の研究については、同省が実施している再生医療の事業で支援することも決めた。下村文科相は「革新的な再生医療実現につながると期待しており、ニーズに応じた支援充実を図りたい。若手や女性研究者が活躍しやすい環境づくりを支援し、第2、第3の小保方晴子さんが生まれるようにしたい」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140131-118-OYT1T00457

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  53. 年俸1億円研究者も STAP細胞 理研特定法人に 政府方針
    2014年1月31日15時2分 読売新聞

     下村文部科学相は31日、新設する「特定国立研究開発法人」に、理化学研究所などを位置づける方針を示した。同研究所は、細胞に強い刺激を与えて作製する新たな万能細胞「STAP(スタップ)※細胞」の開発にかかわっている。独立行政法人の中から世界と競争できる「エリート研究所」を選定する仕組みで、優秀な研究者を確保するため成果に応じた高額給与を認める。閣議後の記者会見で明らかにした。

     特定国立研究開発法人の候補は理研のほか、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構が検討されている。文部科学省によると、国際的な研究評価を処遇に反映し、制度がスタートすれば年俸1億円の研究者が誕生する可能性もあるという。来週開かれる予定の関係閣僚会議で最終決定する。

     STAP細胞の研究については、同省が実施している再生医療の事業で支援することも決めた。下村文科相は「革新的な再生医療実現につながると期待しており、ニーズに応じた支援充実を図りたい。若手や女性研究者が活躍しやすい環境づくりを支援し、第2、第3の小保方おぼかた晴子さんが生まれるようにしたい」と話した。

     ※STAP=stimulus-triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140131-118-OYTPT00662
     

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  54. 研究開発法人、今国会で成立へ 4閣僚が新法で一致
    2014/2/5 10:40

     研究開発型の独立行政法人の改革を巡り、山本一太科学技術相、下村博文文部科学相らは5日午前、関係4閣僚会合を開いた。世界的な研究成果を目指す独法を「特定国立研究開発法人」に指定するための新法を今通常国会で成立させることで一致した。

     対象法人については関係省庁で指定基準を調整したうえで、来週前半に4閣僚会合を改めて開き議論する。総合科学技術会議が最終決定する。政府は特定国立研究開発法人を2~3法人とする方針を示しているが、下村文科相は会合後に「数ありきではなく客観基準をクリアしている法人を対象にすべきだ」と述べた。

     会合にはほかに新藤義孝総務相、稲田朋美行政改革相が出席した。
    http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG05004_V00C14A2EB1000/
     

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  55. 内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)
    文部科学大臣
    総務大臣
    内閣府特命担当大臣(行政改革担当)


    内閣府、文科省、総務省…
     

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  56. パーキンソンの法則…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
     

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  57. STAP細胞と、人獣共通感染「SFTSウイルス」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=sfts%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
     

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  58. 優秀な研究者確保 理研と産総研を新法人に指定へ
    3月5日 14時25分

    世界最高水準の研究開発を行う独立行政法人を巡って関係閣僚が会談し、優秀な研究者の確保に向けて、高額の報酬を支払うことができる「特定国立研究開発法人」に「理化学研究所」と「産業技術総合研究所」を指定することで一致しました。

    政府は、独立行政法人改革の一環として、世界最高水準の研究開発を行う独立行政法人を「特定国立研究開発法人」と位置づけ、優秀な研究者の確保に向けて、高額の報酬を支払えるようにすることなどを目指しており、今の国会に必要な法案を提出することにしています。
    こうしたなか、新藤総務大臣や下村文部科学大臣ら関係閣僚が5日会談し、科学技術に関する総合的な研究機関で発表された論文の質や量が世界ランクでも上位にある「理化学研究所」と「産業技術総合研究所」を、「特定国立研究開発法人」に指定することで一致しました。政府は今月中にも総合科学技術会議を開いて、正式に指定を決めることにしています。
    会談のあと、下村大臣はNHKの取材に対し、「世界トップレベルの成果を挙げるため、国民の期待に応える新たな研究開発法人を目指してほしい」と述べました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140305/k10015731561000.html
     

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  59. おカルト研究の二大総本山にでもするつもりかいな?(笑)。

    現代によみがえる「比叡山」「高野山」体制(笑)。
     

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  60. 自然科学研究機構(NINS)
    https://www.google.co.jp/search?q=National+Institutes+of+Natural+Sciences

    自然科学研究機構 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%A9%9F%E6%A7%8B

    愛知県岡崎市…

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  61. いわゆる「虎ノ門」機関…

    《霞が関に各省庁、虎ノ門に別動隊、特務機関がある。この一帯は、ぼんやりと靄がかかってついに晴れることのない世界なのだ。 特殊法人、認可法人、社団・財団法人(公益法人)が集中している虎ノ門こそが、末端組織の自己増殖の現場であり、 市場に規制の網をかけて非効率なシステムをつくり出したその元凶である。》
    http://www.inose.gr.jp/mailmag/
     

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  62. 2014年3月5日
    独立行政法人理化学研究所
    STAP細胞作製に関する実験手技解説の発表について

    理化学研究所は本日、社会的に注目されているSTAP細胞の作製に関する実験手技解説(Technical Tips)を「Nature protocol exchange」で発表します。時間は15時を予定しています。

    科学研究における再現性を含む評価は、科学的根拠を基に研究者社会において検証いただくものと考えております。

    研究グループが既に発表した論文(Nature 505, 641–647)には、STAP細胞作製法の方法論を掲載していますが、文書スペースの都合上、詳細の記載には限界があります。論文発表以来、研究グループでは多くの研究者が今回の現象を再現するための一助として、細かいノウハウを説明する実験手技解説の準備に取り組んで参りました。今回、その一環として、STAP細胞等の作製に関するより詳細な実験手技解説を発表します。

    [Nature Protocol Exchange ]

    [PDF ] *Nature Protocol Exchangeに登録されていない方はこちらをご覧下さい。

    これまで研究グループに問い合わせが多かった点や間違いやすいポイントを中心に、実用的な実験ノウハウとその解説を行っております。

    今後、さらにより体系的な実験手技解説も準備し、整い次第、学術誌やオンライン媒体等で発表していく予定です。

    なお、研究所では、Nature誌に掲載された論文に関し、様々な指摘があることを真摯に受け止め、所内外の有識者による調査を行っています。調査の結果が出た時点で速やかに公表します。

    問合せ先

    独立行政法人理化学研究所 広報室報道担当
    Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

    発生・再生科学総合研究センター 国際広報室
    Tel: 078-306-3310, 3092 / Fax: 078-306-3090
    http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140305_1/
     
    http://www.nature.com/protocolexchange/

    http://www.cdb.riken.jp/jp/04_news/articles/pdf/14/protocol_exchange_v1.pdf

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  63. STAP細胞 作製の詳細な手順公開
    3月5日 18時24分

    神戸市にある理化学研究所は、新たな万能細胞「STAP細胞」が論文に書かれた情報だけでは作り出せないという研究者からの指摘を受け、作製の詳しい手順やポイントなどをまとめた文書を、インターネット上で公表しました。

    STAP細胞の詳しい作製方法をまとめた文書は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらのグループが、研究所のホームページなどで公表しました。
    STAP細胞は、ことし1月末に論文が発表されて以降、国内外で再現実験が始まっていますが、これまでのところ作製に成功したという報告はなく、研究者の間からは、より詳細な手順の公開を求める声が上がっていました。
    公表された文書では、STAP細胞を作る際には、細胞への刺激の与え方などに特別な注意が必要なことを説明したうえで、雌のマウスの細胞を使ったり培養の際に不純物が含まれていたりすると出来にくくなることなどが書かれています。
    STAP細胞を巡っては、ネイチャーに掲載された2本の論文の記述やデータに不自然な点があるとの指摘があり、理化学研究所が調査していますが、結果は出ていません。
    これについて理化学研究所は「さまざまな指摘を真摯(しんし)に受け止め、調査結果が出た時点で、速やかに公表する」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140305/k10015742531000.html
     

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  64. 相当しばらくぶりの「STAP細胞」関連のNHKニュース…

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  65. STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初
    2014.3.6 10:05

     理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、新たな万能細胞「STAP細胞」の再現実験に初めて成功していたことが5日、分かった。理研関係者が明らかにした。研究者の間で、論文を基にSTAP細胞を作ろうとしても同じ結果を再現できないとの声が高まっていたが、成果の正しさを理研として改めて裏付けた形だ。

    詳細な作製法、ネットで公開

     理研は同日、STAP細胞の詳細な作製法を同研究所のホームページで公開した。

     理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)で先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。

     細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。

     理研が公開した作製法は小保方氏らが執筆。STAP細胞のもとになる体細胞の採取から、弱酸性溶液による刺激、その後の培養までの手順を記載した。

     生後1週間を過ぎたマウスの体細胞では作製効率が大幅に落ちることや、細胞を浸す溶液の酸性の度合いが変化しやすいことなどを重要な点に挙げている。雄マウスの体細胞の方が雌より効率がいいという。

     理研は「論文に書き切れなかった情報を盛り込んだ。他の研究機関でもSTAP細胞を作りやすくなると期待している」と強調。論文の画像や記述に不自然な点があるとの指摘には、「所内外の有識者で調査している」とした。


    すべてはここから…「何百年の歴史を愚弄」と言われ…ES、iPSに続く「STAP」酸の刺激で作製

    ミニスカ・リケジョの「定説を覆す大発見」 支えたのは「ハイリスク・ハイリターン」の研究所

    “日の丸”支える理研の研究…劣化列島、橋・トンネル、インフラ寿命をスパコン「京」で診断

    http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140306/wlf14030610070007-n1.htm

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  66. STAP細胞 小保方さん、再現実験に成功 論文発表後初めて
    2014.3.6 08:59

     理研は5日、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。実験の客観的な証明には第三者による再現が必要だが、成果の正しさを一定程度裏付けた形だ。

     理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センターで先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140306/scn14030609000001-n1.htm

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  67. STAP細胞の作製法公開 理研「外部でも再現を」
    2014.3.6 08:56

     理化学研究所は5日、新たな万能細胞「STAP細胞」の詳細な作製法を同研究所のホームページで公開した。研究者の間で、論文を基にSTAP細胞を作ろうとしても、同じ結果を再現できないとの声が高まっていることに応えた。

     理研は「論文に詳細を記述するには限界がある。作製法を公開することで外部の研究者にできるだけ早く再現してもらい、さらなる研究の発展につなげたい」と話している。

     一方で、論文の画像や記述に不自然な点があるとの指摘については「所内外の有識者で調査している。結果が出た時点で速やかに公表する」とした。

     作製法は、理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーらが執筆。

     STAP細胞のもとになる体細胞の採取から、弱酸性溶液による刺激、その後の培養までの手順を記載した。

     重要な点として、生後1週間を過ぎたマウスの体細胞では作製効率が大幅に落ちることや、細胞を浸す溶液の酸性の度合いが変化しやすいことなどを挙げた。雄マウスの体細胞の方が雌より効率がいいという。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140306/scn14030608590000-n1.htm

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  68. 自画自賛、自作自演(笑)。
     

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  69. kahoの日記: STAP細胞の非実在について
    日記 by kaho 2014年03月05日 15時10分
    http://slashdot.jp/~kaho/journal/578529

    《なめてますね,これ.
    何と言って,理研の対応です.

    STAP論文についての手技解説の発表,だそうですが,これは無意味です.
    なぜなら,STAP細胞など存在しないから.
    間違った書き方をしたとか論文制作の作法のことではありません.「存在しない」のです.
    私は証拠も提供しました.しかし,受け入れられなかったようです.》
     

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  70. 《政治的にっていうと、S先生とのバトルって事で、内情を知る人間であればそれが如何に困難かは知ってるはず。
    SさんはCDB内で強すぎますから。

    そして、OさんとSさんの関係は、出入り業者や秘書レベルまで、皆知っていること。
    「僕はケビンコスナーなんだよ」という発言なんか有名すぎます。

    この件、Sさんが鍵というか主犯。
    ここ一年くらいOさんとこか広報のとこに入り浸りでしたし、あの前のめり過ぎるプレスはSさんの意向で、全体のストーリーを書いた張本人。
    本来は、有頂天になる以前に、冷静な疑義を彼女に突きつけなければならなかった役のはず。
    Sさんがチェックができていない状況なのに、Oさんを囲い込んでしまい、他の著者からの指摘が充分に機能しなかったから、現状況があります。》
    http://slashdot.jp/~kaho/journal/578550
     

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  71. 世界に誇るノーベル賞理事長の面目丸つぶれの大事態…(笑)。
     

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  72. ケビン・コスナー発言、ウソだと言ってよ理研さん…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%98%98%E3%81%A0%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%88+%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC

    >この会話はシカゴ・デイリーニューズ(現シカゴ・サンタイムズ)のチャーリー・オーエンス記者がそっくり捏造したのだという…

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  73. ka-ka_xyzの日記 2014-03-05
    「STAP細胞 TCR再構成は無かった」という話の衝撃
    http://ka-ka-xyz.hatenablog.com/entry/20140305/1394030589

    《「TCR遺伝子が再構成されている」というデータは、分化済みのT細胞がリセットされてSTAP幹細胞になったという主張のキモだったはずです。それが理研の出したドキュメントであっさり覆った衝撃ときたら。

    正直、「あんまりだよ!こんなのってないよ!」と叫びたい気分。今後STAP細胞についてどのような展開になるか未だ分からない状況ですが(おそらく「リセット」説から「スクリーニング」説に切り替えてくるんじゃないかな)、この件については性善説を捨てます。てか、マジ無いわこんな展開。激おこ。》
     

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  74. 最初から全部作り話さ、と思っておけば、「激おこ」しなくてすんだのに…(笑)。

    下手に信じたから馬鹿をみる。
     

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  75. 5月25日 編集手帳
     官庁で不祥事が続いたとき、ミミズの話を書いたことがある。大臣(頭)が交代しても組織(胴)の体質は変わらない。切り離された胴体に新しく頭部が生えるという新種のミミズに例えて、「トカゲのしっぽならぬ〈ミミズの頭切り〉だ」と嘆いてみせた◆着想に内心満足していたら、読者からお叱りを受けた。「気味の悪い話題で朝飯がまずくなったゾ」。コラム渡世の経験でいえば、思いつきのネタに自分で惚(ほ)れ込みすぎたときが危ない◆731と731、こりゃいける! 広島・長崎への原爆投下を「神の懲罰」と書いた韓国・中央日報の論説委員氏も、思いつきに惚れ込みすぎたのだろう◆安倍首相が自衛隊の基地で操縦席に座った航空機の番号731に触れて、原爆投下は「(旧日本軍)731部隊の生体実験に動員された犠牲者の復讐(ふくしゅう)だ」と言う。読み返して今頃は赤面しているだろうと、憤るより先に同業の誼(よしみ)で憐(れん) 憫(びん)の情を覚えた◆小欄が声を大にしなくとも、あちらの読者が叱ってくれよう。被爆者の心を切り刻むコラムは、ミミズを切り刻む話よりも、韓国の朝食を不快な味に変えたはずである。
    (2013年5月25日3時1分 読売新聞)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20130525-118-OYTPT00064

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  76. 「思いつきのネタに自分で惚れ込みすぎたときが危ない」
    (読売新聞「編集手帳」2013年5月25日)
    http://koibito.iza.ne.jp/blog/entry/2804102/
     

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  77. STAP作製手順を公開…理研「問い合わせ多く対応」
    2014年3月6日3時3分 読売新聞

     理化学研究所は5日、小保方晴子・ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAPスタップ※細胞」の作製手順を記載した英文の資料を研究所のホームページなどで公開した。1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞の論文については、画像や文章への疑問点が指摘され、他の研究グループによる再現実験も成功が報告されていない。理研は「社会的に注目された研究で、研究者から、論文だけでは再現できないとの問い合わせも多いため対応した。画像などの問題とは無関係」と話している。

     公開された手順は、STAP細胞の作製には「特別な操作が必要」と指摘。実験に使うマウスのリンパ球は新鮮なほどよく、雌より雄の方が成功率が高いことや、リンパ球に赤血球が混ざると成功率が落ちるといった実験の要点を示した。

     ネイチャーに載った2本のSTAP細胞の論文には画像の取り違えや修整が疑われる画像があり、うち1本には、ドイツの研究者らが2005年に発表した論文とほぼ同じ文章が見つかっている。科学論文に、他の論文を引用する場合、出典を示す必要があるが、明記されていなかった。日本分子生物学会は3日、理研に調査結果の迅速な公表を求める声明を出している。

     疑問点が指摘される画像について、理研は「外部の専門家を交え、調査を進めている」と説明。文章の酷似については「調査しているかどうかコメントできない」と話している。

     幹細胞研究に詳しい中辻憲夫・京都大教授の話「理研の対応は評価するが、最初の論文発表と同時に公表すればもっと良かった。画像などへの指摘が事実だとすれば、日本の科学界の信頼にかかわる。理研は誠実に対応してほしい」

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    また論文の一部酷似

     別の論文と酷似した文章が見つかった「STAP細胞」の論文に、2006年に発表された米国の研究者らの論文とほぼ同じ文章があることが5日、新たにわかった。

     今回見つかったのは、STAP細胞が万能性を持つかどうかを遺伝子で調べる手法を記した11行の英文。引用を示す記載はなかった。理研は「把握はしている」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140306-118-OYTPT00077
     

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  78. ネットでは公表されたネイチャー論文の欠陥が次から次と暴露されつづけていて、いまや理研は火の車ならぬ炎上状態…

    さらにまたそれに燃料を投下するかのごとき、手技公表…

    もはや消火のしようがないほどの大火炎上の騒動となってしまった。もはやコントロール不能、いかんともしがたい状況だ。

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  79. iPS細胞から「心臓のような働き」の組織
    2014年3月6日 4時20分 NHKニュース

    体のさまざまな組織になるヒトのiPS細胞から、心臓のようにポンプの働きをする筒状の組織を作り出すことに、東京女子医科大学の研究グループが成功しました。

    この研究を行ったのは、東京女子医科大学先端生命医科学研究所の清水達也教授らの研究グループです。
    研究グループは、ヒトのiPS細胞から作り出したシート状の心臓の筋肉の細胞を、長さ2センチ、直径3ミリほどの筒状に丸めて培養しました。
    すると3日間ほどで筒状の組織が、心臓と同じように一定のリズムで収縮を繰り返すようになり、圧力を生み出して、ポンプのような働きをすることが確認されたということです。
    ヒトのiPS細胞から心臓ような働きをする組織が出来たのは初めてだということで、研究を行った清水教授は、「まだまだ年数はかかるが、病気で弱った心臓を補助するポンプとして、血管に移植するなどの治療法が開発できないか研究を進めたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140306/k10015752041000.html
     

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  80. どこのどういったギルドコネクションが、どういうネットワークのもとで動かしているネタなのだろう…

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  81. 「野依良治 山中伸弥 五條堀孝」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%87%8E%E4%BE%9D%E8%89%AF%E6%B2%BB+%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5+%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D

    「バチカン 科学アカデミー」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%90%E3%83%81%E3%82%AB%E3%83%B3+%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC

    >世界の科学アカデミーによる宣言 - 日本学術会議
     

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  82. 「五條堀孝 ミレニアム ゲノム プロジェクト」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D+%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A0+%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0+%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88

    ミレニアム・ゲノム・プロジェクト「バイオ・ベンチャー研究開発拠点整備事業」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A0+%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0+%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88+%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA+%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
     

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  83. 「DNAデータバンクで原始生命にせまる 五條堀 孝 氏」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E4%BA%94%E6%A2%9D%E5%A0%80%E5%AD%9D+%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%94%9F%E5%91%BD

    五條堀 孝「DNAデータバンクで原始生命にせまる 最初の生命が持っていた遺伝子を解明できれば人工生命の誕生も夢ではありません」
     

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  84. 別研究の画像と酷似か=STAP論文に新たな指摘

     理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らが発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に使われた画像に不自然な点があると指摘された問題で、論文の画像が小保方氏が以前に執筆した別の研究の論文の画像と酷似しているとの新たな指摘がインターネット上などで相次いでいる。論文を調査している理研の広報担当者は10日、「指摘は把握しているが、調査内容は結果が出るまで答えられない」と述べた。

    〔写真特集〕万能細胞「STAP幹細胞」~30歳の女性リーダーが活躍~

     指摘は、STAP細胞がさまざまな細胞になる能力(多能性)を持つことを示す重要な画像が、小保方氏が2011年に早稲田大大学院在学中に書いた論文の画像と酷似しているというもの。(2014/03/10-12:46)
    http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014031000325
     

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  85. STAP細胞 確信なくなった
    3月10日 19時06分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。

    「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めました。
    しかし、そのあと論文に不自然な画像やデータがあると研究者からの指摘が相次ぎ、理化学研究所などが調査を進めています。
    これについて、論文の共同著者の1人でSTAP細胞の万能性を調べる重要な実験を担当した若山照彦山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答えました。
    この中で若山教授は「信じていた研究のデータに重大な問題が見つかり、STAP細胞が本当に出来たのかどうか確信がなくなった。論文はいったん取り下げたうえで、外部の人に検証してもらうべきだ」と述べたうえで、小保方さんを含む共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしました。
    若山教授によりますと、STAP細胞が出来た重要な証拠の1つである特定の遺伝子の変化について、論文発表前、研究チーム内では「変化がある」と報告され、信じていましたが、先週、理化学研究所が発表した文書の中では、変化はなかったと変わっていたということです。
    さらに、研究チーム内の会議に提出された過去のSTAP細胞関連の実験データを検証したところ、論文と同様に不自然な画像が見つかるなど重大な問題が複数見つかったということです。
    若山教授は、論文を取り下げたうえで、外部の専門家に検証を依頼したいとしていて、保管している細胞のサンプルや当時の詳細な実験データなどを提供する用意があるとしています。
    若山教授は「自分が担当した実験については正しいと信じているが、前提となるデータの信頼性に確信が持てなくなった。一体、何が起こったのか科学的に検証することが論文の著者としての責任だと考えている。何より私自身、真実が知りたい」と話しています。
    これについて理化学研究所は「研究の本質部分については揺るぎないものと考えているが、調査中のため現時点ではコメントできない」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/k10015868081000.html
     

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  86. STAP細胞、共著者が論文撤回呼び掛け 不自然との指摘相次ぎ
    2014.3.10 19:58

     画像に不自然な点があるなどと指摘されている新たな万能細胞「STAP細胞」の論文について、共著者の一人、若山照彦・山梨大教授が他の著者らに論文を撤回するよう呼び掛けたことが10日、理化学研究所への取材で分かった。

     理研は「現時点で、論文の根幹は揺るがないと考えているが、引き続き調査する」と述べた。

     論文は1月末、理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに執筆。大きな話題となったが、画像に不自然な線が入っていることや、別の論文から無断で文章を引用している疑いがあることなどがインターネットなどで指摘され、理研とネイチャー誌が調査している。

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    STAP細胞論文「データに不自然な点ある」外部指摘、理研が調査

    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140310/scn14031019590009-n1.htm

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  87. STAP論文共著者が撤回呼び掛け 

    「STAP細胞」論文について共著者の山梨大教授が他の著者らに論文撤回を呼び掛けたことが判明。

    2014/03/10 19:42 【共同通信】
    http://www.47news.jp/FN/201403/FN2014031001002435.html
     

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  88. 「根幹に間違い」と若山教授 

    STAP細胞の論文について「根幹に関わる大事なところが間違っている」と若山照彦山梨大教授。

    2014/03/10 20:26 【共同通信】
    http://www.47news.jp/FN/201403/FN2014031001002509.html
     

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  89. STAP論文に相次ぐ疑問  うっかり?信頼性懸念も

     理化学研究所などが英科学誌ネイチャーに発表した「STAP細胞」の論文で、表現や画像に不自然な点があるとインターネットで相次いで指摘され、理研やネイチャー誌が調査を始めた。現時点で理研は「研究成果自体は揺るがない」としており、近く結果を公表する見通し。だが、別のチームによるSTAP細胞作製の報告がまだないこともあり、論文の信頼性に懸念が生じる事態となっている。
     ▽三つの指摘
     理研発生・再生科学総合研究センターの 小保方晴子 (おぼかた・はるこ) ・研究ユニットリーダーらが執筆し、ネイチャー誌に掲載された論文に対し、指摘されている問題は主に3点だ。
     一つは、STAP細胞が胎盤に変化できることを示した画像が別の実験の画像と類似していること。二つ目はDNAを分離する「電気泳動」という実験の画像に、別の画像を合成したような不自然な線が入っていること。三つ目が、実験の方法を説明する補足部分で、引用を明記しないまま10行にわたって別の論文とほぼ同一の英語の記述があることだ。
     論文の共著者の一人、 若山照彦 (わかやま・てるひこ) ・山梨大教授は胎盤の画像の誤りを認めた上で「一つの胎盤を、角度を変えながら何百枚も写真を撮って小保方さんに渡した。小保方さんが間違えてしまったのだと思う」と、うっかりミスとの見解を示した。
     ▽再現性
     電気泳動では、同時に実験した別の DNA を比較のために並べて示すのが一般的だが、小保方さんらの論文では、不自然な線が入っており、別の実験画像を一つの画像に合成した疑いが持たれている。
     明暗を調節するなどして見やすくすることはあるが、説明をしないまま画像を合成することは許されない。東京大分子細胞生物学研究所のチームによる電気泳動画像の合成などが発覚し、東大は昨年12月、51本の論文に撤回や訂正が必要だとする中間報告を公表している。問題を指摘された教授は東大を辞職した。
     科学では、誰がやっても同じ結果になるという「再現性」が重視される。だが今年1月のSTAP細胞発表後、再現できたとの報告がまだないことも懸念の一因だ。
     ▽早稲田も調査
     「2回試したが、STAP細胞はできていない」と話すのは関西学院大の 関由行 (せき・よしゆき) ・専任講師(発生生物学)。「論文と同じ条件で実験できていない可能性がある。文章にできない、こつがあるのかもしれない」
     重要な研究成果では、発表後、国際的な競争になることが予想されるため「論文上では意図的にキーポイントを隠している可能性がある」とする研究者もいる。小保方さんらは詳細なSTAP細胞作製法を公開する準備を進めているという。
     理研は近く調査結果を公表する意向だが、別の研究者からは「あまりに低レベル。著者本人が説明する必要がある」との声が上がる。
     小保方さんの過去の論文にも不適切な画像の操作があるとの指摘があり、早稲田大が小保方さんの博士論文の調査を進めている。

    (共同通信) 2014/03/01 11:51
    http://www.47news.jp/47topics/e/250847.php
     

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  90. STAP細胞で新たな指摘 博士論文の画像流用か

     新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で使われた一部の画像が、著者の小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーが早稲田大に提出した博士論文の画像と酷似しているとの新たな指摘がインターネット上で出ていることが10日、分かった。

     理研は「博士論文と画像が似ているとの指摘があることは把握している」と述べた。小保方氏らが1月末に英科学誌ネイチャーに発表した論文については、これまでも画像に不自然な点があることや、無断引用の指摘があり、理研とネイチャー誌が調査している。

     博士論文は小保方氏が早稲田大在学中の2011年に発行された。

    2014/03/10 19:11 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031001002334.html
     

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  91. STAP細胞論文撤回を呼び掛け 共著者、不自然との指摘で

     画像に不自然な点があるなどと指摘されている新たな万能細胞「STAP細胞」の論文について、共著者の一人、若山照彦・山梨大教授は10日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子・研究ユニットリーダーら他の著者に論文を撤回するよう呼び掛けたことを明らかにした。

     世界的な注目を集めたSTAP細胞研究は、重要な役割を果たした共著者が論文撤回を求める異例の事態となった。理研は「現時点で、論文の根幹は揺るがないと考えているが、引き続き調査する」としている。

     論文に対して、画像に不自然な線が入っているなどの指摘がある。

    2014/03/10 21:09 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031001002585.html
     

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  92. STAP論文、共著者が撤回提案「疑問点多い」

      理化学研究所の小保方晴子・ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAP※細胞」の論文に、不自然な画像や文章の無断引用などが複数指摘されている問題で、共著者の1人である若山照彦・山梨大教授(46)は10日、「論文に疑問点が多い」として、理研などに所属する論文著者全員に、論文の撤回を提案したことを明らかにした。

     STAP細胞の2本の論文は1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。その後、画像に修整や使い回しなどの疑いがあることがわかり、理研が内部調査を始めた。今月5日には作製手順を公開した。

     若山教授は10日夜に山梨大で行った記者会見で、STAP細胞の多能性を示す画像が、体内に存在する多能性幹細胞に関する小保方さんの博士論文で使用された画像と酷似しているほか、STAP細胞の根幹にかかわる大事な部分で間違いがあり、「論文が正しいかわからなくなった」と述べた。

     若山教授は、小保方リーダーから入手したSTAP細胞を使い、多能性を確認するマウスの実験を担当していた。同日、若山教授は大学のホームページで「STAP細胞について科学的真実を知りたい」とし、「第三者研究機関に分析を依頼し、結果は速やかに公表する」と明らかにした。

     ネイチャー誌などに掲載される論文は通常、専門分野の研究者が査読し、論文の整合性などを確認しているが、画像の修整などの細かい点まではチェックしきれない可能性がある。

     2本のSTAP細胞の論文には、ほかにも画像の取り違えや修整が疑われる画像がある。うち1本は、ドイツの研究者らが2005年に発表した論文と、米国の研究者らが06年に発表した論文と、ほぼ同じ記述があることがわかっている。

     ※STAP=stimulus-triggered acquisition of pluripotency

    (2014年3月10日21時27分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140310-OYT1T00960.htm
     

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  93. ただただ、お騒がせな連中だな、と…
     

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  94. 若山氏、第三者機関に分析依頼 STAP細胞で

     STAP細胞の論文撤回を呼び掛けた若山照彦・山梨大教授は10日、「共著者から提供されて保有している細胞を公的第三者研究機関に提供し、詳細な分析を依頼する」との意向を大学のホームページ上で明らかにした。「分析結果は速やかに公表する」としている。

     若山氏は論文について「私が担当した部分については、自信を持って適正に実験がなされたと言い切れますし、共著者の結果についても信頼してきました」と説明。一方で「本論文に関してさまざまな疑問点が指摘され、科学的真実を知りたいと考えております」と記載している。

    2014/03/10 21:45 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031001002658.html
     

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  95. 「サビオ・イグノランテ」(無知の賢者)
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%AC+%E5%A4%A7%E8%A1%86%E3%81%AE%E5%8F%8D%E9%80%86+%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85+%E3%82%B5%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86

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  96. 大胆不敵、厚顔無恥、狡猾極まりない詐欺師…
     

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  97. 写真が全く同じでショック…STAP論文共著者

     若山教授との主な一問一答は以下の通り。

     ――論文の撤回を著者に求めた理由は。

     小保方リーダーの博士論文の写真をネット上で見たが、今回のネイチャー論文の写真と全く同じものに見えた。ショックを受けた。STAP細胞の根幹にかかわる大事な所だった。論文を信じられなくなった。

     ――どういう写真か。

     STAP細胞が体のいろんなものに分化することを示す決定的な写真。博士論文は(STAPとは)違うテーマの研究だったと思う。STAP細胞が何だったのかがわからなくなるような写真だった。

     僕は小保方リーダーからSTAP細胞を渡され、(分化することを確かめる)実験を担当した。今持っている細胞を、第三者に調べてもらおうと考えている。

     ――写真を検証し直すということか。

     データが正しくても、これだけミスがいっぱいあるので、信用性が下がった。誰もが信頼できる素晴らしい論文にするために1回取り下げるべきだ。

     ――STAP細胞の存在も信じられなくなったのか。

     (STAP細胞が)あったらいいと思っているが、信じ続けることが難しい。

     ――他の著者の反応は。

     まだ返事がない。理化学研究所の上層部にも伝えた。著者ではない理研の先生からは「よく決断してくれた」とのメールをもらった。

    (2014年3月10日23時00分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140310-OYT1T01144.htm

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  98. STAP論文撤回提案…共著教授「疑問点多い」
    2014年3月10日22時50分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子・ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAPスタップ※細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用や文章の引用などが複数指摘されている問題で、著者の一人である若山照彦・山梨大教授(46)は10日、「論文に疑問点が多い」として、理研などに所属するほかの著者に、論文の撤回を提案したことを明らかにした。

     体の細胞を弱酸性の液体に浸すなどしたところ、STAP細胞ができたとする2本の論文は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。その後、画像に修整や使い回しなどの疑いがあることがわかり、理研が調査を始めた。今月5日には、STAP細胞の作製手順を公開した。

     2本の論文の著者は計14人いるが、論文撤回を求める意見が、公式に表明されたのは初めて。

     若山教授は10日夜に山梨大で記者会見を開き、1月に発表したSTAP細胞の多能性を示す画像が、小保方リーダーの3年前の博士論文の画像と酷似していることなどについて、「STAP細胞の根幹にかかわる大事な部分の信用性を疑わせる」と指摘した。

     博士論文は、体内にもともとある多能性幹細胞に関するものだった。若山教授は、博士論文の写真を見る限り、実験で使ったSTAP細胞が本物かは判断できず、「論文が正しいかわからなくなった」と述べた。若山教授は、小保方リーダーが作製したSTAP細胞を使い、多能性を確認するマウスの実験を担当していた。

     ネイチャー誌などに掲載される論文は通常、専門分野の研究者が査読し、論文の整合性などを確認しているが、画像の修整などの細かい点まではチェックしきれない可能性がある。

     2本のSTAP細胞の論文には、ほかにも取り違えや修整が疑われる画像がある。うち1本は、ドイツの研究者らが2005年に発表した論文と、米国の研究者らが06年に発表した論文に、ほぼ同じ記述があることもわかっている。

     ※STAP=stimulus-triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140310-118-OYT1T00960
     

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  99. STAP細胞「確信なくなった」
    3月10日 23時38分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答え「研究データに重大な問題が見つかり、STAP細胞が存在するのか確信がなくなった」として論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことを明らかにしました。

    「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めました。
    しかし、そのあと論文に不自然な画像やデータがあると研究者からの指摘が相次ぎ、理化学研究所などが調査を進めています。
    これについて、論文の共同著者の1人でSTAP細胞の万能性を調べる重要な実験を担当した若山照彦山梨大学教授が10日、NHKのインタビューに答えました。
    この中で若山教授は「信じていた研究のデータに重大な問題が見つかり、STAP細胞が本当に出来たのかどうか確信がなくなった。論文はいったん取り下げたうえで、外部の人に検証してもらうべきだ」と述べたうえで、小保方さんを含む共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしました。
    若山教授によりますと、STAP細胞が出来た重要な証拠の1つである特定の遺伝子の変化について、論文発表前、研究チーム内では「変化がある」と報告され、信じていましたが、先週、理化学研究所が発表した文書の中では、変化はなかったと変わっていたということです。
    さらに、研究チーム内の会議に提出された過去のSTAP細胞関連の実験データを検証したところ、論文と同様に不自然な画像が見つかるなど重大な問題が複数見つかったということです。
    若山教授は、論文を取り下げたうえで、外部の専門家に検証を依頼したいとしていて、保管している細胞のサンプルや当時の詳細な実験データなどを提供する用意があるとしています。
    若山教授は「自分が担当した実験については正しいと信じているが、前提となるデータの信頼性に確信が持てなくなった。一体、何が起こったのか科学的に検証することが論文の著者としての責任だと考えている。何より私自身、真実が知りたい」と話しています。

    理化学研究所 取り下げ含め検討

    小保方晴子研究ユニットリーダーらが所属する神戸市の理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターの広報担当者は10日夜、報道各社に対し、「若山教授の指摘を受けて論文を取り下げるかどうか論文の著者の間で議論が続いている」と述べて、論文を取り下げることを含めて検討していることを明らかにしました。
    そのうえで、「外国にいる関係者もいて、時差の関係もあって断続的な議論となっている。今のところ結論は出ていないが結論が出次第、一刻も早く明らかにしたい」と述べました。
    担当者によりますと小保方研究ユニットリーダーは、10日も通常どおり出勤して業務を行い、若山教授の指摘を受けてほかの研究者とともに対応を検討しているということです。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/k10015868081000.html
     

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  100. STAP関連の細胞など第三者が検証へ
    3月11日 4時24分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文について10日、共同著者に論文の取り下げを呼びかけた山梨大学教授が、保管しているSTAP関連の細胞や詳しい研究データを公的な研究機関に提供し、第三者の立場から検証してもらうことを決めたと発表しました。

    これはSTAP細胞の論文の共同著者の一人で山梨大学の若山照彦教授が大学のホームページで明らかにしたものです。
    この中で若山教授は、自身が行った実験については適正に行われたと自信を持って言い切れるとしましたが、論文の画像やデータに不自然な点があるとの指摘が相次いでいる事態を受け、STAP細胞が出来たのかどうか第三者に検証を求める決断をしたとしています。
    具体的には研究室で保管しているSTAP細胞から作った細胞や詳しい実験データを公的な研究機関に提供するということです。
    「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表しましたが、若山教授は10日、研究データに重大な問題が見つかったとして、小保方さんを含む共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしていました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015875271000.html
     

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  101. STAP細胞論文 ハーバード大も調査
    3月11日 8時44分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文に不自然な点があるという指摘が相次いでいることを巡り、論文の共同著者が所属するアメリカのハーバード大学医学部は「いかなる懸念も精査する」として事実関係の調査を進めていることを明らかにしました。

    「STAP細胞」の論文を巡っては、不自然な画像やデータがあるという指摘が相次ぎ、10日、共同著者の山梨大学の若山照彦教授がほかの共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしています。
    これに関して共同著者の1人、チャールズ・バカンティ教授が所属するアメリカのハーバード大学医学部は10日、「最高水準の倫理と研究の整合性を維持するために全力を挙げている。われわれの注意を引くいかなる懸念も規則に基づいて精査する」とコメントし、事実関係の調査を進めていることを明らかにしました。
    「STAP細胞」の研究を主導してきた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは以前、バカンティ教授の研究室に所属していたときに「STAP細胞」のアイデアを思いつき、研究を進めたということで、ハーバード大学としても論文を巡る指摘を重くみているものとみられます。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015877591000.html
     

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  102. 第三者という名の隠れインサイダー…
     

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  103. 創造(創作・捏造)科学は、自作自演科学ごっこ…
     

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  104. STAP論文 撤回提案…共著者「疑問点多い」
    2014年3月11日3時0分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子・ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「 STAPスタップ 細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用や文章の引用などが指摘されている問題で、著者の一人である若山照彦・山梨大教授(46)は10日、「論文に疑問点が多い」として、理研などに所属するほかの著者に、論文の撤回を提案したことを明らかにした。

     STAP細胞を作製したとする2本の論文は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載された。論文の著者は計14人いるが、撤回を求める意見が公式に表明されたのは初めて。

     若山教授は10日に山梨大で記者会見を開き、1月に発表したSTAP細胞があらゆる細胞に変化する多能性を示す画像が、ネット上で見た小保方リーダーの3年前の博士論文の画像と酷似していることなどについて、「STAP細胞の根幹にかかわる大事な部分の信用性を疑わせる」と指摘した。

     博士論文は、体内にもともとある多能性幹細胞に関するものだった。若山教授は、博士論文の写真を見る限り、実験で使ったSTAP細胞が本物かは判断できず、「論文が正しいかわからなくなった」と述べた。研究室に現在あるSTAP細胞を、第三者に調べてもらう考えを示した。

     若山教授は小保方リーダーが作製したSTAP細胞を使い、多能性を確認するマウスの実験を担当した。

     理研広報室の加賀屋悟室長は「理研所属の共著者に連絡した。対応方針を検討していきたい。現状ではSTAP細胞の本質部分での信頼性は揺るがないと考えている」と話している。

     【STAP】(stimulus-triggered acquisition of pluripotency)細胞 酸性の液に漬けるなどの強い刺激をマウスの細胞に与え、受精卵に近い状態に逆戻りさせたとする細胞。神経や筋肉など様々な細胞に変化でき、ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)に次ぐ「第3の万能細胞」と呼ばれている。

    STAP調査第三者に依頼へ 若山教授一問一答

     STAP細胞の論文の撤回を提案した若山照彦・山梨大教授との主な一問一答は以下の通り。

     ――論文の撤回を著者に求めた理由は。

     「小保方リーダーの博士論文の写真をネット上で見たが、今回のネイチャー論文の写真と全く同じものに見えた。ショックを受けた。STAP細胞の根幹にかかわる大事な所だった。論文を信じられなくなった」

     ――どういう写真か。

     「STAP細胞が体のいろんなものに分化することを示す決定的な写真。博士論文は(STAPとは)違うテーマの研究だったと思う。STAP細胞が何だったのかがわからなくなるような写真だった」

     「僕は小保方リーダーからSTAP細胞を渡され、(分化することを確かめる)実験を担当した。今持っている細胞を、第三者に調べてもらおうと考えている」

     ――写真を検証し直すということか。

     「データが正しくても、これだけミスがいっぱいあるので、信用性が下がった。誰もが信頼できる素晴らしい論文にするために1回取り下げるべきだ」

     ――STAP細胞の存在も信じられなくなったのか。

     「(STAP細胞が)あったらいいと思っているが、信じ続けることが難しい」

     ――他の著者の反応は。

     「返事がない。理化学研究所の上層部にも伝えた。著者ではない理研の先生からは『よく決断してくれた』とのメールをもらった」

    理研の調査結果 早期公表が必要

     STAP細胞の論文をめぐる不自然な画像の使用や記述の問題は、理化学研究所の調査結果の公表が遅れる中、著者の一人が論文の撤回を求めて記者会見する、異例の事態に発展した。

     STAP細胞の作製が事実である可能性は残っているが、世界的に注目された論文で画像の使い回しなどが行われたとすれば、ずさんという批判は免れない。論文の撤回には米ハーバード大学などを含む著者14人全員の同意が必要になる。

     理研は「研究の本質には影響しない」と説明し、画像や記述を修正して対応する方針だったが、STAP細胞作製の論文を撤回した場合、作製も最初からやり直しとなり、厳しい検証が必要になる。

     理研は論文の掲載以降、数々の疑問点について、一度も記者会見を開いていない。理研の国際的な研究の信用にかかわる可能性があり、理研は調査について、早急に公表すべきだ。(科学部 宮崎敦)

    STAP細胞論文で指摘されている問題

    ・理研などのグループ以外では、STAP細胞ができていない
    ・論文中の2か所の画像が類似している
    ・画像に修整を疑わせる跡がある
    ・他の研究者の論文と酷似する文章が2か所ある
    ・小保方リーダーの博士論文と似た画像が使われている
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140311-118-OYTPT50196

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  105. 2014/3/11 07:10 神戸新聞
    STAP論文、重要部分に疑念 明石市民病院部長指摘

     共著者の一人が他の著者に撤回するよう呼び掛けた「STAP細胞」の論文について、理化学研究所(理研)などで免疫学を研究した明石市立市民病院の金川修身(おさみ)研修担当部長は10日、「論文で最も重要な点に捏造(ねつぞう)の疑いがあり、理論的にあり得ない結果として示されている」と指摘した。

     金川部長によると、論文中、STAP細胞の最も重要な根拠となる遺伝子の変化に関する部分で、理論的にあり得ない結果が示され、画像を切り貼りして作られた可能性があるという。他の複数の専門家も同様に指摘している。

     「論文には自分の考えを支持するような画像の捏造、他の論文からの盗用の疑いがあり、これだけで学術論文として受け入れられない」と金川部長。その上で「論文の筆頭著者である理研発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダーと、経験の少ない小保方氏の論文をチェックしなければならない共著者の責任は大きい」と強調した。

     また、論文の問題を見逃し、発表した英科学誌「ネイチャー」の審査体制や理研の広報の仕方、それらを過信したメディアの報道にも疑問を呈した。

     さらに、「今回の問題は科学への信頼を大きく損ねてしまう恐れがある。関係者はきちんとした対応が必要だ」と語気を強めた。

    (藤森恵一郎)
    http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201403/0006770590.shtml
     

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  106. 「金川」といえば…
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_24.html

    黄禹錫…
     

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  107. STAP細胞に残る疑問
    2014年03月10日22:01 池田信夫 blog
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51890337.html

    >私はまったく素人なので、以上の話は憶測にすぎないが、素人にも欠陥が明らかなほど稚拙なデータの改竄が行なわれたということだ。写真の偽造と論文の丸ごとコピーだけでも、Nature論文を撤回する理由になるだろう。
     

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  108. 問題は、一個人の不正ではなくて、それが組織ぐるみで行われたということだろう…世を欺いて多額の研究費を誘導し続けようとして…
     

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  109. 文科省、理研に説明求める STAP細胞論文で

     菅義偉官房長官は11日の記者会見で、画像や表現に不自然な点が相次いで指摘された新たな万能細胞「STAP細胞」の論文に、文部科学省が理化学研究所に対して調査を実施し事実を明らかにするよう求めたことを明らかにした。

     「理研が内外の有識者を集めて専門的見地から調査していると報告を受けている。報告に基づき、当然記者会見をするだろう」と述べた。

     理研は、11日午後3時に調査に関する説明文書を配布する。

     一方、論文共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授は10日、「私が持っている情報に基づけば、論文が撤回されなければならない理由は見あたらない」と語った。

    2014/03/11 11:42 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031101001616.html
     

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  110. STAP論文、文科相、取り下げに賛意 「疑義は研究者自らが払拭を」
    2014.3.11 11:43

     理化学研究所などが英科学誌ネイチャーに発表した新型万能細胞「S(ス)T(タ)A(ッ)P(プ)細胞」の論文に不自然な画像があると指摘されている問題で、下村博文文部科学相は11日の閣議後会見で「国内外からの疑義については研究者の方々が自ら払拭してほしい」と述べ、理研が検討している論文の取り下げや再提出などに賛同する考えを示した。

     この問題で論文の共著者の若山照彦・山梨大教授は「STAP細胞の存在に確信が持てなくなった」などとして、筆頭著者で理研の小(お)保(ぼ)方(かた)晴子・研究ユニットリーダーら関係者に論文を撤回するよう打診している。

     これに対し下村文科相は、論文の取り下げは「共著者全員が判断すること」としながらも、「STAP細胞そのものが否定されたわけではないと期待をしたい。ぜひ、客観的な調査をして、早期にもう一度、論文を出すよう希望している」と述べた。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140311/scn14031111440002-n1.htm
     

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  111. 公的研究費を使って「あるある」詐欺を働いたのさ(笑)。
     

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  112. 文部科学相 STAP細胞の客観的調査を
    3月11日 12時14分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、共同研究者の大学教授が、論文の取り下げに同意するようほかの著者に呼びかけたことについて、下村文部科学大臣は「このようなことになり、残念だ」などと述べ、事実関係の客観的な調査を行うよう求めました。

    神戸市にある理化学研究所などのグループが作製に成功したと発表した「STAP細胞」については10日、論文の共同著者である若山照彦山梨大学教授が「研究のデータに重大な問題が見つかった」などとして、ほかの著者に対し、論文の取り下げに同意するよう呼びかけました。
    これについて、理化学研究所を所管する文部科学省の下村大臣は、11日の閣議後の記者会見で、「このようなことになり残念だ」と述べたうえで、「客観的な調査をして再度、論文を出すことを期待したい」と話し、事実関係の調査を行うよう求めました。
    また、今後の予定について、「理化学研究所は調査委員会の了承を得たうえで、今月14日に経過報告を行う予定だと聞いている。今後の推移を見守りたい」と話しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015882671000.html
     

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  113. STAP細胞 論文取り下げ視野に検討
    3月11日 15時35分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文について、理化学研究所は信頼性や研究倫理の観点から取り下げを視野に入れて検討していることを明らかにしました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015889471000.html
     

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  114. 理化学研究所、STAP論文の取り下げを視野

     理化学研究所は11日、不自然な画像などの指摘が出ているSTAP細胞の論文について、「論文の信頼性、研究倫理の観点から、取り下げを視野に入れて検討している」とのコメントを発表した。

     理研は、英科学誌「ネイチャー」に掲載された2本の論文に対し、指摘されている疑義については「最終的な報告にはまだしばらく時間を要する予定」とコメントしている。

    (2014年3月11日15時54分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140311-OYT1T00662.htm

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  115. STAP細胞論文 理研が取り下げ視野に検討
    3月11日 15時35分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文について、共同著者の山梨大学教授が重大な問題があるとして論文の取り下げを呼びかけたことを受け、理化学研究所は11日、信頼性や研究倫理の観点から取り下げを視野に入れて検討していることを明らかにしました。

    神戸市にある理化学研究所などのグループが作製に成功したと発表した「STAP細胞」については、10日、論文の共同著者の若山照彦山梨大学教授が「研究データに重大な問題が見つかった」などとして、小保方晴子さんを含むほかの著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけました。
    これを受けて、11日、理化学研究所の加賀屋悟広報室長が会見し、「世間をお騒がせして大変申しわけない」と謝罪したうえで、信頼性と研究倫理の観点から論文の取り下げも視野に入れて検討を進めていることを明らかにしました。
    理化学研究所によりますと、すべての著者が論文の取り下げに同意すれば、最終的な調査結果を待たずに論文が取り下げられる可能性もあるということです。
    また、STAP細胞の再現性についても小保方晴子研究ユニットリーダーらが参加して実験を進めているということで、理化学研究所は外部の有識者を含む委員会が進めている調査について今月14日に報告を行うと明らかにしました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015889471000.html
     

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  116. STAP論文取り下げ勧告も 著者に理研、14日調査公表

     理化学研究所は11日、STAP細胞の作製を報告した論文への疑念に対し、理研として著者らに取り下げを勧告することもあり得るとの方針を明らかにした。

     理研は「研究倫理の観点から、掲載された論文2本の取り下げを視野に検討している」と文書で正式に発表。取り下げの判断は共著者の間での協議を待つとしたが、判断が出ない場合には勧告を検討するという。

     現在行っている調査の状況は、14日午後に東京都内で公表する。勧告に当たっては、この調査の結果を考慮する方針。

    2014/03/11 18:03 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031101001883.html
     

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  117. STAP細胞 理研が写真流用の疑いで調査
    2014年3月11日 19時32分 NHKニュース

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文で、研究の核心部分を証明する複数の写真が別の論文から流用された疑いのあることが分かり、理化学研究所は調査を始めたことを明らかにしました。

    「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表したものですが、共同著者の若山照彦山梨大学教授が重大な問題があるとして論文の取り下げを呼びかけ、理化学研究所も取り下げを視野に入れて検討しています。
    この論文について理化学研究所は11日会見し、研究の核心部分の一つでSTAP細胞に万能性があることを示した3枚の写真が、3年前、小保方さんが書いた博士課程の論文にある写真と極めてよく似ていて流用された疑いのあることを認めました。
    極めてよく似たこれらの写真は、博士論文では、骨髄から採取した細胞からできた組織の写真と説明されていますが、ネイチャーの論文では、STAP細胞が分化してできた組織の写真だと全く異なる説明がされています。
    これについて理化学研究所の担当者は、「新たな指摘を重く受け止め、調査を開始した。事実関係を把握して報告したい」と話しています。

    スキャンしてデータ化か

    データ解析を行っているセキュリティー会社によりますと、「STAP細胞」の論文に掲載されている問題の写真は撮影した生の画像データではなく、紙の文書をスキャンするなどしてデータ化したものを切り貼りしたとみられるということです。
    論文から写真だけを取り出して分析すると、写真の上の部分に別の写真の一部とみられる紫色などの線が入っているのが分かるということです。

    重要なデータだったので衝撃的

    理化学研究所が調査を始めたことについて、論文の取り下げを呼びかけた山梨大学の若山照彦教授は、「写真はSTAP細胞がさまざまな細胞になる能力を示す論文の中でも重要なデータだったので衝撃的だった。このデータが信頼できないとすれば自分が実験で扱っていた細胞はいったい何なのか分からなくなってしまう。ミスなのか故意なのかも含めて何がおこったのか全く分からないので、調査でその理由を明らかにしてほしい」と話しています。

    適正な対応を

    理化学研究所が発表したSTAP細胞の論文の画像やデータに不自然な点があると相次いで指摘されていることについて、日本分子生物学会は11日、「多くの作為的な改変は単純なミスである可能性を遙かに超えている。適正な対応を強くお願いする」とする緊急の理事長声明を発表しました。
    国内1万4000人の研究者が参加する日本分子生物学会は11日、公式ホームページで、STAP細胞の論文への対応について、緊急の理事長声明を発表しました。
    声明では、「多くの作為的な改変は単純なミスである可能性を遙かに超えており、多くの科学者の疑念を招いている。成果の再現性は別問題として論文に対しての適正な対応を強くお願いする」としています。
    そのうえで、理化学研究所に対して、STAP細胞に関する2本の論文の生データの即時開示や論文の撤回などの適切な対応と、公平性が疑われるような事態を招いた原因に対する詳細な検証と報告を求めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015899421000.html
     

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  118. 8.2 科学者による不正行為
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6
    >研究者が、科学の研究において行うデータの偽造や研究の捏造は「科学における不正行為」と呼ばれている。

    9 不正行為の具体例
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E8%A1%8C%E7%82%BA

    「サマーリン事件(1974年)」を軽々と超えたかもしれない事例になったな…
     

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  119. STAP細胞論文 単純ミスはるかに超える 分子生物学会が声明
    2014.3.11 19:56

     STAP細胞の論文に関して日本分子生物学会(理事長・大隅典子東北大教授)は11日、「多くの作為的な改変は、単純ミスの可能性をはるかに超えている」と、理化学研究所に迅速な対応を求める声明を公表した。

     学会は「データ自体に多くの瑕疵(かし)がある」「多くの科学者の疑念を招いている」と指摘。理研がSTAP細胞の詳しい作製法を公開したことも「新たな疑義を生じさせ、社会的にも著しい混乱を招いている」と批判した。

     理研に対して、論文の基となった生データの即時公開や、論文の撤回や再投稿を含む適切な対応を求めている。学会は3日にも理研に迅速な調査結果の公表を求める声明を出していた。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140311/trd14031119570011-n1.htm
     

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  120. STAP細胞論文問題、理研が14日に調査報告
    2014年3月11日21時44分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子・ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAPスタップ細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用や、他の論文と酷似した文章などが多数見つかっている問題で、理研は11日、記者会見を開き、「論文の取り下げを視野に検討している」と発表した。

     「STAP細胞を作製した事実は確認している」と説明、14日に外部の有識者を交えた調査委員会の途中経過を報告する方針を明らかにした。

     東京都内で会見した理研の加賀屋悟広報室長は、STAP論文の著者の一人である山梨大の若山照彦教授(46)が10日、論文の撤回を他の著者に呼びかけたことについて、「重く受け止めている。論文の信頼性、研究倫理の観点から、論文の取り下げも視野に検討している」と述べた。

     理研の調査で問題点が明確になった場合、著者に対して、理研として論文取り下げの勧告をすることもあり得ると説明。論文が取り下げられると、研究成果はいったん白紙に戻ることになる。下村文部科学相は11日、「再度、論文を出すよう期待したい」と述べた。

     STAP細胞を作製したとする2本の論文は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載されたが、2月中旬以降、論文中の画像の類似や、他の論文から引用した形跡も見つかった。

     10日には、小保方リーダーの3年前の博士論文に使われている画像とよく似た画像が、ネイチャー論文の中で、STAP細胞が様々な細胞に変化することを示す根拠になる画像として使われていることも分かった。

     論文撤回を呼びかけている若山教授は11日夕、山梨大で記者会見し、小保方リーダーら理研の3人の著者からメールが届いたが、論文撤回への同意はなかったことを明らかにした。小保方リーダーのメールには謝罪の言葉が書かれていたと説明している。

     日本分子生物学会(理事長=大隅典子・東北大教授)は11日、理研に対して、実験データの全面的な開示と、論文撤回などの迅速な対応を求める声明を公表した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140311-118-OYT1T00947
     

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  121. 【社説】STAP論文 理研は疑問に正面から答えよ
    2014年3月12日18時2分 読売新聞

     「STAP細胞」の作製に成功したという理化学研究所などの論文に、疑義が生じている。

     体の様々な細胞に変化する新たな万能細胞として、世界の注目を集めただけに、残念な事態である。

     理研は11日、「STAP細胞を作製した事実はある」と主張しつつ、一方で、論文の撤回を検討していることも明らかにした。まずは事実関係をきちんと説明し、疑問に答えねばならない。

     問題となっているのは、理研の小保方晴子ユニットリーダーら内外の14人の研究者が1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した2本のSTAP細胞論文だ。

     マウスのリンパ球を弱酸性液に浸し、強い刺激を与えるだけで作製できる点が画期的とされた。

     ところが10日になって、論文の著者の一人である若山照彦・山梨大教授が、小保方氏らに論文撤回を呼びかけた。STAP細胞の多能性を示す画像が、小保方氏の別の論文に使用した画像と酷似していることが判明したからだ。

     若山教授が「根幹にかかわる部分の信用性を疑わせる。論文が正しいか分からなくなった」と疑問を呈したのは、うなずける。

     STAP論文を巡っては、発表直後から、画像の加工や重複使用、記述の盗用などの疑いが専門家の間で指摘されていた。

     一度はネイチャー誌に却下された論文だっただけに、再投稿にあたっては、十分にデータを精査したのではなかったのか。

     論文への疑念に対する理研の対応にも、問題がある。画像の重複使用などについては当初、単純ミスとみなした。危機管理意識を欠いていると言わざるを得ない。

     現時点では、STAP細胞の作製に本当に成功したかどうかは判然としない。国内外の研究者がSTAP細胞の再現実験に挑んでいるものの、小保方氏が関係したグループ以外では、成功したケースがないのも事実である。

     山中伸弥・京都大教授がiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に成功するなど、日本は万能細胞の研究で成果を上げてきた。再生医療と結びつくことで、成長産業としての期待が高まっている。

     今回の問題が日本の生命科学研究の信頼低下につながらないか、心配だ。下村文科相が、論文を撤回し、改めてデータを収集して疑義を払拭するよう求めたのも、そうした懸念からだろう。

     理研は近く調査結果をまとめる。日本を代表する研究機関としての対応が求められている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYT1T00695

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  122. STAP細胞 米教授が論文撤回に難色 共著者「結論には影響しない」
    2014年3月12日15時0分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「 STAPスタップ 細胞」の論文2本に不自然な画像の使用が見つかった問題について、両論文の著者の一人である米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授(63)は11日、読売新聞の取材に対し、「結論には影響しない」と改めて強調し、論文の撤回に難色を示した。

     2本の論文は今年1月、英科学誌ネイチャーに掲載された。バカンティ教授は、所属するハーバード大系列のブリガム・アンド・ウィメンズ病院の広報を通じて、「STAP細胞についてのネイチャー誌の論文に対する疑惑と懸念は、私たちの発見や結論には何ら影響しないと固く信じている」と回答し、論文の根幹は揺るがないと主張した。

     論文の著者がネイチャー誌の掲載論文を撤回するには、原則として著者全員の同意が必要。同意が得られない場合、同意しない著者の意向を明記して撤回を申請し、ネイチャーに判断を委ねる方法があるが、手続きが難航する可能性がある。

     両論文は山梨大の若山照彦教授(46)が撤回を提案し、著者9人が所属する理研も撤回を検討している。ほかの著者はバカンティ教授らハーバード大3人、東京女子医大1人。バカンティ教授は小保方リーダーがハーバード大に留学した時の指導教員で、2011年に小保方リーダーが早稲田大で博士号を取得した際、博士論文の審査を担当した4人のうちの1人だった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYTPT50337/
     

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  123. 3月12日 よみうり寸評
    2014年3月12日15時0分 読売新聞

     指揮者のバーンスタインには、おっちょこちょいな面があった◆若いころ、自宅で当時の最高峰の指揮者トスカニーニが吹き込んだレコードを聴き、おかしい演奏部分に気づいた。果敢に家を訪問し、あれこれ指摘して帰宅したところ、レコードをよく見ると、演奏者は別の音楽家だったという◆楽器一つ一つの完璧な音が、合わさって完璧な交響曲となる。一流の指揮者たるもの、抜かりはないのだろう。それに比べて、新たな万能細胞「STAP細胞」の論文は、著しい不協和音を世界に響かせたようである◆一部画像に疑義が出て、全体が成立しないらしい。理化学研究所は論文の取り下げを検討している◆記者会見での小保方晴子さん(30)の笑顔を思い出し、戸惑いを覚える方は多かろう。ただし理研は「細胞の作製は事実」ともしていて、成果が全否定されたわけではない◆トスカニーニは手紙を書いたという。「演奏に間違いはないと思う。でも、忠告ありがとう」。おっちょこちょいで済むハッピーエンドを祈る。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYTPT50333
     

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  124. STAP細胞論文、共著者の米教授が撤回に難色
    2014年3月12日13時8分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAP細胞」の論文2本に不自然な画像の使用などが見つかった問題について、両論文の著者の一人である米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授(63)は11日、読売新聞の取材に対し、「結論には影響しない」と改めて強調し、論文の撤回に難色を示した。

     2本の論文は今年1月、英科学誌ネイチャーに掲載された。バカンティ教授は、所属するハーバード大系列のブリガム・アンド・ウィメンズ病院の広報を通じて、「STAP細胞についてのネイチャー誌の論文に対する疑惑と懸念は、私たちの発見や結論には何ら影響しないと固く信じている」と回答し、論文の根幹は揺るがないと主張した。

     論文の著者がネイチャー誌の掲載論文を撤回するには、原則として著者全員の同意が必要。同意が得られない場合、同意しない著者の意向を明記して撤回を申請し、ネイチャーに判断を委ねる方法があるが、手続きが難航する可能性がある。

     両論文は山梨大の若山照彦教授(46)が撤回を提案し、著者9人が所属する理研も撤回を検討している。ほかの著者はバカンティ教授らハーバード大3人、東京女子医大1人。バカンティ教授は小保方リーダーがハーバード大に留学した時の指導教員で、2011年に小保方リーダーが早稲田大で博士号を取得した際、博士論文の審査を担当した4人のうちの1人だった。

     STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYT1T00377

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  125. 単純な刺激で「万能性」 STAP細胞とは
    2014年3月12日3時0分 読売新聞

     STAP細胞は「生物学の常識を覆す成果」として世界の研究者を驚かせた。神経や筋肉などに成長した細胞は、簡単に受精卵のような未熟な状態に戻らないと信じられてきたためだ。

     論文では、STAP細胞は、マウスの血液や皮膚などの細胞を、酸性の液に30分間漬けたり、細いガラス管の中に通したりするなど単純な刺激を与えることで作製できるとされる。同じ万能細胞のiPS細胞(人工多能性幹細胞)は、外から遺伝子を入れるなど複雑な操作が必要だ。

     さらに、STAP細胞は、iPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)からは作れない胎盤にも変化したことが示された。受精卵に限りなく近い「究極の逆戻り」が起きた可能性が指摘され、病気やけがを治す再生医療への応用が考えられる。

    指摘されている問題点

    ▽ネイチャー誌の論文で紹介した2種類の画像が酷似。別々の実験なのに1匹のマウスの画像を掲載した可能性

    ▽実験手法を記した部分に、他の論文に酷似した記述が2か所見つかる。引用の記載なし

    ▽理研の論文発表時の説明と、3月5日に公開された作製手順に食い違い

    ▽ネイチャー誌の論文で、STAP細胞の「万能性」を示す画像と、小保方リーダーの博士論文で使われていた別の実験の画像が酷似

    ▽研究チーム以外でSTAP細胞が作られていない
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYTPT50101

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  126. STAP論文 撤回検討 理研、14日に調査報告
    2014年3月12日3時0分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「 STAPスタップ ※細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用などが多数見つかっている問題で、理研は11日記者会見を開き、「論文の取り下げを視野に検討している」と発表した。「STAP細胞を作製した事実は確認している」と説明、14日に外部有識者を交えた調査委員会が途中経過を報告する方針を明らかにした。

     文部科学省で会見した理研の加賀屋悟広報室長は、STAP論文の著者の一人である山梨大の若山照彦教授(46)が10日、論文撤回を他の著者に呼びかけたことについて、「重く受け止めている。論文の信頼性、研究倫理の観点から、論文の取り下げも視野に検討している」と述べた。一方、理研内部では、小保方リーダー以外もSTAP細胞の作製に成功していると説明した。

     2本の論文の著者は14人。撤回は原則、著者全員が同意のうえで行うが、調査で問題点がはっきりすれば、理研が著者に撤回を勧告することもあり得ると説明。論文が撤回されると、研究成果はいったん白紙に戻る。調査委は外部委員3人を含む5人で構成。小保方リーダーらから聞き取りを行い、論文データなども提出させて調査している。

     2本の論文は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載されたが、発表直後から、論文で示された別々の実験の画像が酷似している、他の論文から無断引用した形跡がある、といった指摘が出た。

     10日には、小保方リーダーの3年前の博士論文に使われている画像とよく似た画像が、ネイチャー論文で、STAP細胞が様々な細胞に変化することを示す根拠になる画像として使われていることも分かった。

     若山教授は11日、山梨大で記者会見し、小保方リーダーら理研の著者3人からメールが届いたが、撤回に同意する文面はなかったと明らかにした。小保方リーダーのメールには謝罪の言葉が書かれていたという。

     日本分子生物学会(理事長=大隅典子・東北大教授)は11日、理研に対して、実験データの全面的な開示と、論文撤回などの迅速な対応を求める声明を公表した。

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYTPT50120
     

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  127. [スキャナー]論文撤回なら研究白紙 STAP細胞
    2014年3月12日3時0分 読売新聞

    画像と記述疑義 関係者 「致命傷に近い」

     理化学研究所などのチームが1月に「第3の万能細胞」と発表して世界を驚かせた STAPスタップ 細胞の研究論文が、取り下げられる可能性が出てきた。論文が取り下げられても、STAP細胞の作製に成功していた可能性は残るが、研究が白紙に戻るだけでなく、取り下げ自体が日本の科学研究の信頼性を揺るがしかねない。(科学部 山田聡、冨山優介)

     ◆「言葉を失う」 「(理研)幹部らは、致命傷に近いミスだと判断したのだと思う」。論文の著者の一人、若山照彦・山梨大教授(46)は11日朝、大学で取材陣にそう話した。

     若山教授によると、小保方晴子ユニットリーダー(30)の博士論文にSTAP細胞の論文と酷似した画像があることが発覚した10日、小保方リーダーが所属する理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の2人の幹部から、「この状況で、論文を取り下げる以外にないのでは」というメールが届いた。若山教授は、同センターの別の幹部から電話で「あなたから取り下げを呼びかけた方がいい」と助言され、ほかの著者に取り下げを呼びかけることを決断した、と明かした。

     STAP論文で重要な実験を行った著者からの提案に、幹細胞研究で知られる中辻憲夫・京都大教授は「今回の事態は、まさに言葉を失う状態だ」と、衝撃の大きさを隠さない。

     ◆掲載率8% ネイチャー誌は、世界の科学者が論文の掲載を目指す一流誌だ。掲載率は約8%と狭き門で、ある研究者は「論文が掲載されれば国の予算など研究資金の獲得にも有利になり、科学者としての地位と名誉も高まる」という。

     研究不正問題に詳しい愛知淑徳大の山崎茂明教授(科学コミュニケーション論)によると、国際的な学術論文のデータベースにある過去約15年間の統計で、生命科学領域で約3000件の論文が撤回されているという。過去には、ヒトクローン胚からES細胞(胚性幹細胞)を作製したと発表した韓国の研究者の論文が 捏造ねつぞう と判明し、研究実績に大きな傷がついた例もある。

     ただミスによる取り下げでも、研究者の信頼に傷がつく。国内の学会誌の編集担当者は「論文取り下げの記録は学術論文の公開データベースに残る。新たな論文を投稿した際の審査が厳しくなり、研究生活に響く」と話す。

     英ネイチャー誌に1月30日付で掲載された2本のSTAP細胞の論文に、2枚の似た画像が掲載されるなどの問題点が浮上したのは2月中旬。理研が「研究の根幹は揺るがない」として詳しい説明を避ける間、不自然な画像の使用や、引用と見られる記述の指摘が、研究者から相次いだ。

     STAP細胞を作る再現実験が成功せず、理研は3月5日、詳しい作製手順をホームページなどで公開した。しかし論文への疑問の指摘は収まらず、小保方リーダーの学位論文では11日、新たに大量の無断引用と見られる記述が見つかった。理研は同日、文部科学省で記者会見を開き、「(STAP細胞作製の)事実は揺るがないが、プロセスで疑義がある」と認めた。

     ◆「根幹揺るがず」 論文が取り下げられても、STAP細胞の作製が否定されるとは限らず、理研などのグループ以外で再現実験が成功すれば「真偽の論争は、一気に決着する」という見方もある。著者の一人で理研の丹羽仁史プロジェクトリーダーは11日、「論文の根幹は揺るがない。STAP細胞作製の成果も信じている」と繰り返した。

     若山教授は、論文取り下げを提案した理由を「信頼される論文に作り直す。この論文に、守る価値があることを信じたい」と語る。
    日本の研究 信頼性に波紋
    理研 トップクラスの拠点

     STAP細胞の論文を巡る混乱は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発などで、高い評価を受ける日本の幹細胞研究や再生医療の行方にも、波紋を広げそうだ。医療産業の育成を成長戦略の柱の一つとして掲げる安倍政権は、STAP細胞に対し、研究支援を即決するなど、大きな期待を寄せていた。

     iPS細胞を開発した山中伸弥・京都大教授も「画期的な成果。オールジャパンで研究を進めるべきで、いくらでも協力する」と、小保方リーダーらに共同研究を提案していた。だが、問題が相次いで発覚した後は、コメントを控えている。山中教授が所長を務める京大iPS細胞研究所の広報担当者は11日、「事実関係がわからない以上、静観するしかない」と話した。

     理研発生・再生科学総合研究センターは、再生医療の世界的な研究拠点だ。iPS細胞の臨床応用でも先頭を走り、年内に世界で初めて、目の難病治療を始める予定だ。研究チームは全く別のメンバーとはいえ、余波が及ぶ可能性も否定できない。

     上昌広・東京大特任教授(医療ガバナンス論)は「調査結果の発表前だが、すでに多くの問題点が浮上し、国際的な信頼を失いつつある。日本トップクラスの研究陣を擁する理研がこうした事態を招いたことで、日本の論文が受け入れられにくくなる恐れもある」と指摘する。

    (大阪科学部 萩原隆史)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140312-118-OYTPT50251

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  128. 理研、14日にSTAP論文問題の調査報告
    2014年3月12日1時28分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新しい万能細胞「STAPスタップ細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用などが多数見つかっている問題で、理研は11日記者会見を開き、「論文の取り下げを視野に検討している」と発表した。

      「STAP細胞を作製した事実は確認している」と説明、14日に外部有識者を交えた調査委員会が途中経過を報告する方針を明らかにした。

     文部科学省で会見した理研の加賀屋悟広報室長は、STAP論文の著者の一人である山梨大の若山照彦教授(46)が10日、論文撤回を他の著者に呼びかけたことについて、「重く受け止めている。論文の信頼性、研究倫理の観点から、論文の取り下げも視野に検討している」と述べた。一方、理研内部では、小保方リーダー以外もSTAP細胞の作製に成功していると説明した。

     2本の論文の著者は14人。撤回は原則、著者全員が同意のうえで行うが、調査で問題点がはっきりすれば、理研が著者に撤回を勧告することもあり得ると説明。論文が撤回されると、研究成果はいったん白紙に戻る。調査委は外部委員3人を含む5人で構成。小保方リーダーらから聞き取りを行い、論文データなども提出させて調査している。

     2本の論文は、1月30日付の英科学誌「ネイチャー」に掲載されたが、発表直後から、論文で示された別々の実験の画像が酷似している、他の論文から無断引用した形跡がある、といった指摘が出た。

     10日には、小保方リーダーの3年前の博士論文に使われている画像とよく似た画像が、ネイチャー論文で、STAP細胞が様々な細胞に変化することを示す根拠になる画像として使われていることも分かった。

     若山教授は11日、山梨大で記者会見し、小保方リーダーら理研の著者3人からメールが届いたが、撤回に同意する文面はなかったと明らかにした。小保方リーダーのメールには謝罪の言葉が書かれていたという。

     日本分子生物学会(理事長=大隅典子・東北大教授)は11日、理研に対して、実験データの全面的な開示と、論文撤回などの迅速な対応を求める声明を公表した。 
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140311-118-OYT1T00947
     

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  129. 小保方さんから返信 明確な回答含まれず
    3月11日 22時04分

    理化学研究所などのグループが発表したSTAP細胞について、論文の取り下げを呼びかけた山梨大学の若山教授が11日、会見し、小保方さんを含む3人の著者から呼びかけのメールに対する返信があったものの、取り下げに同意するかどうかの明確な回答は含まれていなかったことを明らかにしました。

    「STAP細胞」は、神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが作製に成功したと科学雑誌「ネイチャー」に発表し、新たな万能細胞として注目を集めました。
    しかしその後、論文の画像やデータに不自然な点があると研究者からの指摘が相次ぎ、10日、共同著者の若山照彦山梨大学教授が、論文の取り下げを小保方さんを含むほかの著者に呼びかけました。
    若山教授は11日、改めて会見し、小保方さんを含む理化学研究所の3人の著者から呼びかけに対するメールの返信があったものの、論文を撤回するかどうかについて、はっきりとした回答は含まれていなかったと明らかにしました。
    そのうえで「信頼を取り戻すために、いったん論文を取り下げて、本当にいい論文に仕上げてもう一回投稿するというのが、いちばん正しい方法だと思う」と話し、引き続き取り下げを呼びかけていくとしました。
    理化学研究所では現在進めている調査について、14日に途中経過を公表することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140311/k10015902201000.html

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  130. 14/03/07 01:09
    【生物】小保方さんがSTAP細胞の追試に自ら成功 理研発生・再生科学総合研究センターとして正しさを再確認
    MSN産経ニュース Posted by チリ人φ
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1394122174/
    http://www.2nn.jp/scienceplus/1394122174/

    この期に及んでの感があったけれど、これは相当悪質な情報発信ではなかったかな…
     

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  131. 写真流用把握も問題と説明せず
    3月13日 18時58分 NHKニュース

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文で、細胞の万能性を証明するための重要な写真が別の論文から流用された疑いが出ている問題で、およそ1か月前には研究チームの一部のメンバーがこの問題を把握していたのに、外部の有識者も入った調査委員会には重要な問題と説明されていなかったことが関係者の証言で分かりました。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、調査が進められています。この論文の中で、細胞の万能性を示し、研究の核心部分の1つとなる3枚の写真は、小保方さんの博士論文から流用された疑いが指摘され、理化学研究所は論文の信憑性にも関わる重要な問題と受け止めて調査しています。NHKが関係者に取材したところ、およそ1か月前には、小保方さんと、研究チームの中心メンバーで研究所の副センター長がこの問題を把握していたことが分かりました。
    さらに外部の有識者も入った調査委員会のメンバーには、この問題が単なる画像の取り違いと伝えられ、流用の疑いもある重要な問題だとは説明されていなかったということです。
    これについてこの副センター長は広報を通じ、「調査に関わることなので話せない」とするコメントを出しました。
    研究の倫理問題に詳しい東京大学医科学研究所の上昌広特任教授は「今回、問題となったのは、研究成果の根幹に関わる画像だ。それにも関わらず重要な問題だと伝えられていなかったことは、調査に協力しようという気がないだけではなく、隠蔽しようとしたととられてもしかたのない状況だと思う。理化学研究所は、調査の経過や内容などについて包み隠さず情報を公開するべきだ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140313/n63602410000.html

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  132. 「STAP」写真流用把握も問題と説明せず
    3月13日 19時20分 NHKニュース

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」の論文で、細胞の万能性を証明するための重要な写真が別の論文から流用された疑いが出ている問題で、およそ1か月前には研究チームの一部のメンバーがこの問題を把握していたのに、外部の有識者も入った調査委員会には重要な問題と説明されていなかったことが関係者の証言で分かりました。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、調査が進められています。
    この論文の中で、細胞の万能性を示し、研究の核心部分の1つとなる3枚の写真は、小保方さんの博士論文から流用された疑いが指摘され、理化学研究所は論文の信憑性にも関わる重要な問題と受け止めて調査しています。
    NHKが関係者に取材したところ、およそ1か月前には、小保方さんと、研究チームの中心メンバーで研究所の副センター長がこの問題を把握していたことが分かりました。
    さらに外部の有識者も入った調査委員会のメンバーには、この問題が単なる画像の取り違いと伝えられ、流用の疑いもある重要な問題だとは説明されていなかったということです。
    これについてこの副センター長は広報を通じ、「調査に関わることなので話せない」とするコメントを出しました。
    研究の倫理問題に詳しい東京大学医科学研究所の上昌広特任教授は「今回、問題となったのは、研究成果の根幹に関わる画像だ。それにも関わらず重要な問題だと伝えられていなかったことは、調査に協力しようという気がないだけではなく、隠蔽しようとしたととられてもしかたのない状況だと思う。理化学研究所は、調査の経過や内容などについて包み隠さず情報を公開するべきだ」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140313/k10015955891000.html
     

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  133. >NHKが関係者に取材したところ、およそ1か月前には、小保方さんと、研究チームの中心メンバーで研究所の副センター長がこの問題を把握していたことが分かりました。

    >これについてこの副センター長は広報を通じ、「調査に関わることなので話せない」とするコメントを出しました。
     

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  134. 疑惑の目は、上原賞受賞者、理研CDB「副センター長」へ…

    【STAP騒動】 小保方氏の上司・笹井氏、上原賞授賞…“裏道逃亡劇”の理由は理研・法人指定会議か
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1394613450/

    【悲報】理研の笹井芳樹(副センター)、論文の写真流用の隠蔽に協力していた、とNHK報じる
    http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1394706667/
    理研センター長「明日全部説明する」
    http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1394698157/
    理研の丹羽仁史が断言、「STAP細胞は存在する」★2
    http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1394649288/
     

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  135. 2014年3月12日水曜日
    小保方晴子の博士論文の疑惑まとめ
    http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_2064.html
     

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  136. 小保方さん博士論文「学内で検討中」…早大総長

     早稲田大の鎌田薫総長は13日、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)が同大で審査を受けた博士論文について、「学内の専門家に論文を検討してもらっている。必要なら外部の専門家に調査を依頼する」と話した。

     博士論文は冒頭の約20ページ分の文章やイラストが、米国立衛生研究所のホームページ上の記載とほぼ一致している。

    (2014年3月13日22時41分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140313-OYT1T00956.htm
     

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  137. 理研共著者「再現」できず…STAP細胞 きょう調査委中間報告
    2014年3月14日3時0分 読売新聞

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが作製した新万能細胞「 STAPスタップ ※細胞」をめぐる問題で、論文が公表されて以降、理研に関係する論文の主要な著者は、小保方リーダーのチーム以外、STAP細胞を作製する再現実験に成功していないことがわかった。

     理研は14日午後、不自然な画像の使用など論文の問題点に関する調査委員会の中間報告を東京都内で公表し、STAP細胞の再現性についても説明を行う。

     理研によると、今年1月に英科学誌ネイチャーで論文が掲載後、小保方リーダーと、小保方リーダーが所属するグループの研究員がSTAP細胞とみられる細胞を作った。あらゆる細胞に変化する多能性を示す遺伝子が働いていることを確認した、としている。

     しかし、いずれも論文著者である笹井芳樹・理研発生・再生科学総合研究センター副センター長、丹羽仁史・同センタープロジェクトリーダーのグループは、再現実験に成功していないという。論文の著者で、かつて理研に所属した若山照彦・山梨大教授(46)は、理研で小保方リーダーの指導を受けて実験し、作製に成功したことがあるという。しかし同大では、小保方リーダーに教えられた手法で実験しても成功しなかった。

      ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYTPT50167
     

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  138. 「STAP細胞」理研が中間報告へ
    3月14日 4時58分

    理化学研究所などのグループが発表した「STAP細胞」について、論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所の調査委員会は14日記者会見を開いて、中間報告を行う予定で、論文の取り下げを含め、どのような報告が行われるのか注目されます。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループがことし1月、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されています。
    このため、理化学研究所は外部の専門家も含めた委員会を設置し、問題点の調査を進めていて、14日午後、記者会見を開き中間報告を行う予定です。
    論文については、これまでSTAP細胞の万能性を示した3枚の写真が、小保方さんの博士論文から流用された疑いが出ているほか、STAP細胞が体の細胞から作られたことを示す遺伝子の特徴が、論文発表前にはあると説明されていたのに、論文発表後に示された文書では無かったとされるなどの問題が指摘されています。
    14日の会見では、こうした点について理化学研究所がどう説明し、論文の取り下げを含め、どのような対応を取るのか注目されます。
    また、各国の研究機関がSTAP細胞の再現実験を行ったものの成功したという報告がいまだなく、STAP細胞が存在するのかどうか疑問も出始めるなか、こうした疑問を払拭(ふっしょく)するための十分な説明ができるか関心が集まっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015963111000.html

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  139. STAP細胞 小保方さんら論文取り下げへ
    3月14日 12時06分

    「STAP細胞」を巡る問題で、理化学研究所の調査委員会が、細胞の万能性を示した重要な写真が別の論文から流用された疑いなど4つの疑問点について不正かどうか判断するには、さらなる調査が必要だとする中間報告をまとめたことが分かりました。
    また、小保方さんなど理化学研究所の共同著者は、論文を取り下げる意向を発表することにしています。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、調査が進められています。
    NHKが入手した中間報告書によりますと、調査は6つの疑問点について行われ、このうちSTAP細胞が光る写真が加工されたかのように不自然に見える点や、別の実験結果として示された2枚の胎盤の写真が実際には同じものだった点については、「悪意」があったとは認定できないなどとして、いずれも不正とは認められないとしています。
    その一方、研究の核心部分の一つでSTAP細胞が体の細胞から出来たことを示すための実験結果の画像については、画像の一部が切り貼りされたうえ、縦の長さを変えるなどの操作が行われたことが分かったなどとしています。
    また、STAP細胞の万能性を示す証拠の一つとなる3枚の写真についても、小保方さんの博士論文の画像が流用されたものと判断せざるをえないとしたうえで、小保方さんと研究チームの中心メンバーで理化学研究所の笹井芳樹副センター長からは、博士論文の画像だとの申告はなかったことが記されています。
    さらに研究の手法を示した文章を別の論文から盗用した疑いについては、小保方さんが何らかの方法で文章をコピーしたと認められるなどとし、いずれの点についても不正が行われたかどうかを判断するにはさらに調査が必要だとしています。
    理化学研究所は14日午後2時から会見を開き、これらの調査結果について公表し、小保方さんなど理化学研究所の共同著者が論文を取り下げる方向でほかの共著者と協議していくとするコメントを発表することになっています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015973871000.html

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  140. 理研 論文取り下げ検討を表明
    3月14日 14時24分

    「STAP細胞」を巡り論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所は、小保方研究ユニットリーダーなど所属する共同著者が論文を取り下げる可能性について検討していることを明らかにしました。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループがことし1月、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されています。理化学研究所は14日、記者会見を行い、その中で野依良治理事長は「今回、信頼を揺るがしかねない事態を起こしたことにおわび申し上げます。論文の制作過程で重大な誤りがあったことは甚だ遺憾です。調査を進め、不正と認められた場合は厳正に処分します」と話しました。
    また、小保方研究ユニットリーダーなどの理化学研究所に所属する論文の共同著者が、論文を取り下げる可能性について検討していることを明らかにしました。この中で共同著者は「論文の不備で混乱をもたらしていることを心よりおわび申し上げます。事態を重く受け止め論文を取り下げる可能性についても著者の間で連絡をとり検討しています」などとするコメントを公表しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/n63616010000.html
     

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  141. 「指摘真摯に受け止め混乱おわび」
    3月14日 14時45分

    「STAP細胞」を巡り論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所は、小保方研究ユニットリーダーなど所属する共同著者が論文を取り下げる可能性について検討していることを明らかにしました。
    調査委員会の会見に合わせ、小保方研究ユニットリーダーなど理化学研究所の3人の著者は、次のようなコメントを発表しました。
    「STAP現象に関する私どもの論文の不備について多方面からさまざまなご指摘をいただいていることを真摯(しんし)に受け止め、そのことが混乱をもたらしていることについて心よりおわび申し上げます。本件に関して、理化学研究所で行われている調査に、今後とも迅速に応じて参る所存です。また、論文内に確認した複数の不適切または不正確な点に関しては、速やかにNatureへ報告して参りましたが、論文にこうした不備が見つかったことはその信頼性を損ねるものと著者として重く受け止め、今回の論文を取り下げる可能性についても所外の共著者と連絡をとり検討しております。今回は、経過中の調査の中間報告がなされる場であることから、書面でのコメントになりますが、適切な時期に改めて説明する機会を設け、誠意を持って対応してまいります」とするコメントを発表しました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015978301000.html
     

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  142. 「真摯に受け止め」(笑)。ただただあきれるだけ…

     

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  143. 中間報告 核心部分の写真は博士論文と同じ
    3月14日 14時58分

    「STAP細胞」を巡る問題で理化学研究所の調査委員会が14日、記者会見し、細胞の万能性を示した研究の核心部分の写真は、小保方研究ユニットリーダーの3年前の博士論文の写真と同じだと判断せざるをえないなどとする中間報告を発表しました。
    委員会は、不正行為があったかどうか判断するには、さらに調査が必要だとしています。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、調査が進められています。
    これについて理化学研究所の調査委員会は14日、記者会見し、論文を巡る6つの疑問点について調査の中間報告を発表しました。
    このうち、STAP細胞が光る写真が加工されたかのように不自然に見える点や、別の実験結果として示された2枚の胎盤の写真が実際には同じものだった点については、「悪意」があったとは認定できないなどとして、いずれも不正とは認められないとしました。
    その一方、研究の核心部分の1つでSTAP細胞が体の細胞から出来たことを示すための実験結果の画像については、画像の一部が切り貼りされたうえ、縦の長さを変えるなどの操作が行われたことが分かったなどとしています。
    また、STAP細胞の万能性を示す証拠の1つとなる3枚の写真については、小保方さんの3年前の博士論文の写真と同じものだと判断せざるをえないとしました。
    小保方さんと研究チームの中心メンバーで理化学研究所の笹井芳樹副センター長からは、博士論文の画像だとの申告はなかったことも記されています。
    さらに、研究の手法を示した文章を別の論文から盗用した疑いについては、小保方さんが何らかの方法で文章をコピーしたと認められるなどとし、委員会では、いずれの点についても不正が行われたかどうかを判断するにはさらに調査が必要だとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015978391000.html
     

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  144. STAP再現実験、小保方チーム以外で成功せず

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが作製した新万能細胞「STAPスタップ細胞」をめぐる問題で、論文が公表されて以降、理研に関係する論文の主要な著者は、小保方リーダーのチーム以外、STAP細胞を作製する再現実験に成功していないことがわかった。

     理研は14日午後、不自然な画像の使用など論文の問題点に関する調査委員会の中間報告を東京都内で公表し、STAP細胞の再現性についても説明を行う。

     理研によると、今年1月に英科学誌ネイチャーで論文が掲載後、小保方リーダーと、小保方リーダーが所属するグループの研究員がSTAP細胞とみられる細胞を作った。あらゆる細胞に変化する多能性を示す遺伝子が働いていることを確認した、としている。

    (2014年3月14日06時55分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140313-OYT1T01240.htm
     

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  145. STAP論文「データの取り扱いに不適切な点」

     理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが1月に発表した新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の2本の論文で不適切な画像の使用などが疑われている問題点で、理化学研究所は14日、一部の画像について「データの取り扱いに不適切な点があった」とする、調査の中間報告を公表した。

     東京都内で午後2時から記者会見した野依良治理事長は「世間の多くのみなさまにご迷惑、ご心配をおかけしました」と謝罪した。竹市雅俊・理研発生・再生科学総合研究センター長は、「論文の信頼性を著しく損ねる誤りが発見された」として、「論文の撤回を著者に勧めた」とするコメントを文書で公表した。

     小保方リーダーら理研に所属する著者3人は、「心よりお詫び申し上げます」とするコメントを発表した。

    (2014年3月14日14時45分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140314-OYT1T00664.htm
     

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  146. 小保方氏、「博士論文」は下書き 米紙取材に反論

     ダウ・ジョーンズ通信によると、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーは14日、早稲田大に提出したものとしてメディアに広まっている「博士論文」について「学位審査をパスした(最終的な)ものではなく下書き」と反論した。米紙ウォールストリート・ジャーナルの取材に電子メールで答えた。

     報じられている「博士論文」は、冒頭部分が米国立衛生研究所のサイトとほぼ同じ記述だとの指摘がネット上で広がっている。「STAP細胞」論文の画像は「博士論文」からの流用との疑惑も持ち上がっている。(共同)

    2014/03/14 14:40 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014031401002048.html
     

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  147. STAP細胞 理研が論文撤回要請 所属9人に 午後に中間報告
    2014年3月14日15時0分 読売新聞

     新しい万能細胞「 STAPスタップ ※細胞」の2本の論文に、不自然な画像の使用などが多数見つかっている問題で、理化学研究所が、論文の筆頭著者の小保方晴子ユニットリーダー(30)を含む理研所属の著者9人全員に対し、論文の撤回に同意するよう要請していることが14日、わかった。

     2本の論文は、著者が計14人いる。理研広報室によると、論文の主要な著者である笹井芳樹・理研発生・再生科学総合研究センター副センター長ら理研の著者は、同意の意向を示した。理研以外の著者5人のうち、米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が撤回に同意しておらず、理研によると「小保方リーダーに対し、撤回に同意しないよう強く求めている」という。

     理研は同日午後、東京都内で記者会見を開き、論文の問題を検証する調査委員会の中間報告と今後の対応を発表する。会見には野依良治理事長も出席する。

     残る著者のうち、山梨大の若山照彦教授(46)は、論文を撤回する意向を示している。米ハーバード大のほかの2人と、東京女子医大の1人は、意向を明らかにしていない。

     論文は1月30日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。論文を撤回する場合には、原則として著者全員の同意が必要になるが、反対する著者がいても、同誌編集部の判断で撤回が受理されることもある。論文が撤回されると、STAP細胞の作製に成功したとする研究成果が、白紙になる。

     STAP細胞の論文を巡っては、STAP細胞が万能性を持つことを示す重要な画像が、小保方リーダーが執筆した博士論文に掲載された別の実験の画像と酷似していることが判明し、信頼性に疑義がもたれている。

     ほかにも実験手法の記述の一部が、別の論文の記述とほぼ同じであることや、画像の修整が疑われる不自然な跡があることなどが見つかっている。

    ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYTPT50330

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  148. スタップスタップスタップと、ウソも千回繰り返せば真理になる…

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  149. 【STAP細胞・理研会見】
    「論文に重大な過誤があったことは甚だ遺憾です」野依理事長がコメント
    2014.3.14 14:41

     STAP細胞の論文が疑わしいとされる問題で、理化学研究所が14日午後、記者会見した。野依良治理事長は「理研の研究者の論文が信頼性を揺るがしかねない事態を引き起こしたことに対しおわびする」と謝罪した。また理事長は会見で「論文作成過程で重大な過誤があった」として「はなはだ遺憾」との見解を示した。

     理化学研究所はその後、STAP論文の6つの点について調査を続けているとし、会見でその説明を開始した。



     野依理事長のコメントは以下の通り。

     今般、理研の研究者が著者として発表したNature誌論文が科学社会の信頼性を揺るがしかねない事態を引き起こしたことに対し、お詫びを申し上げます。

     科学者は論文記載の観察結果及びそこから導かれる科学的結論について全面的に責任を負わねばなりません。特に主張の根拠となる自らの実験結果については、客観的かつ十分慎重に取り扱う必要があります。

     STAP現象の再現性と信頼性は、理研の研究者がその厳密な検証を行っていくとともに、第三者による追試によって証明されていくものです。外部機関の研究者による再現実験に積極的に協力し、必要な情報を提供するよう指示したところです。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031414420004-n1.htm

     一方、Nature誌に発表した多岐にわたる共同研究論文の過程において、重大な過誤があったことは、甚だ遺憾です。論文の取下げを勧めることも視野に入れて検討しています。

     引き続き調査委員会において細心の注意を払い論文内容の調査を進めるとともに、その結果を踏まえ、研究不正と認められた場合には、研究所の規定に基づき厳正に処分を行います。

     今後、科学者倫理と諸規定を真摯に遵守しつつ、社会の期待に応えるべく研究を行うよう、全所的に教育、指導を徹底します。

     なお、科学研究には批判精神が不可欠であり、科学的、技術的質疑に真摯に対応する所存です。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031414420004-n2.htm

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  150. 【STAP細胞】
    「心からおわびする」小保方リーダー、論文撤回の意向 成果は白紙へ
    2014.3.14 13:40

     理化学研究所などが発表した新型万能細胞「STAP細胞」の論文に不自然な画像などが掲載された問題で、筆頭著者の小保方晴子・理研研究ユニットリーダーが論文を撤回する意向を示したことが14日、分かった。小保方氏は論文取り下げの意向と「心からおわびする」との謝罪を記した文書を公表する。理研は同日午後、調査委員会の中間報告を発表する。

     小保方氏らは1月末、STAP細胞の論文を英科学誌ネイチャーに発表。全く新しい手法で作った万能細胞として世界的に注目されたが、信頼性が疑われる事態となり、論文は撤回される公算が大きくなった。撤回されると、研究成果は白紙に戻る。

     STAP論文は2本で構成され、共著者は日米の計14人。米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は撤回に難色を示している。小保方氏は、米留学時の指導教官だったバカンティ氏の意向に沿って、当初は撤回に反対だったが、理研内部で撤回が妥当との意見が強まり、撤回もやむなしと判断したとみられる。

     ネイチャー誌の規定によると、論文撤回は原則として共著者全員の同意が必要。全員が同意しなくても、同誌の判断で削除される場合もある。

     論文をめぐっては2月以降、不自然な画像やデータが掲載されているとの指摘がインターネット上で相次ぎ、理研が調査を開始。共著者の若山照彦山梨大教授が今月10日、小保方氏らに論文撤回を提案していた。

     若山氏は撤回を提案した大きな理由として、STAP細胞の万能性を示す重要な画像4枚が、小保方氏が早稲田大に提出した平成23年の博士論文の画像を流用した疑いが指摘されていることを挙げていた。

     理研は14日午後、東京都内で野依良治理事長ら幹部が記者会見し、調査委員会の中間報告を発表。調査の途中経過などについて説明するとみられる。小保方氏は調査対象のため出席する予定はない。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031413440002-n1.htm
     

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  151. 研究者ギルドってやつも、やっぱり「国家公務員」「官吏」組織を目指すのやろか…

    国立病院公立病院なんかどんどん廃止、民間委託の方向に向かっていたんだけれど…

    進む方向がちょいと逆向きの世界になっちゃってるよね。
     

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  152. 小保方さんら3人 論文取り下げ同意
    3月14日 17時08分

    「STAP細胞」を巡り論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所は、小保方研究ユニットリーダーなど所属する3人の共同著者が論文の取り下げに同意したことを明らかにしました。

    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループがことし1月、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については、画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されています。
    理化学研究所は14日、記者会見を行い、その中で野依良治理事長は「今回、信頼を揺るがしかねない事態を起こしたことにおわび申し上げます。論文の制作過程で重大な誤りがあったことは甚だ遺憾です。調査を進め不正と認められた場合は厳正に処分します」と謝罪しました。
    また、小保方さんが所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長は「論文の中に信頼性を著しく損ねる誤りが発見され、論文の体をなしていないので速やかに撤回すべきだ」と述べました。
    そのうえで、小保方さんなど理化学研究所に所属する論文の中心的な共同著者3人が、取り下げに同意したことを明らかにしました。
    3人の共同著者は「論文の不備で混乱をもたらしていることを心よりおわび申し上げます。事態を重く受け止め論文を取り下げる可能性についても著者の間で連絡をとり検討しています」などとするコメントを公表しました。
    一方、共同著者の中で、ハーバード大学のバカンティ教授は、取り下げに同意していないということです。
    また、会見では研究担当の川合眞紀理事が「これまで確認できた事実から、科学者としての倫理に反するふるまいが多々あったことは事実だ。間違ったデータを使い気が付かないというのは科学者の倫理からすると常道を逸している。研究倫理の欠如は見逃すことができず、風土を改めていく」と述べました。
    そのうえで、調査委員会に対して小保方さんが「間違いであった。未熟であったことについて反省している」と話していることを明らかにしました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015982641000.html
     

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  153. 最初から世の中をなめてかかってるんだよ…組織ぐるみでね

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  154. 小保方さんら、STAP論文不備についてお詫び
    2014年3月14日19時3分 読売新聞

     STAP現象に関する私共の論文の不備について多方面から様々なご指摘を頂いていることを真摯しんしに受け止め、そのことが混乱をもたらしていることについて心よりお詫わび申し上げます。本件に関して、理化学研究所で行われている調査に、今後とも迅速に応じて参る所存です。また、論文内に確認した複数の不適切または不正確な点に関しては、速やかにNatureへ報告して参りましたが論文にこうした不備が見つかったことはその信頼性を損ねるものと著者として重く受け止め、今回の論文を取り下げる可能性についても所外の共著者と連絡をとり検討しております。

     今回は、経過中の調査の中間報告がなされる場であることから、書面でのコメントになりますが、適切な時期に改めて説明する機会を設け、誠意をもって対応してまいります。

     2014年3月14日

     小保方晴子、笹井芳樹、丹羽仁史
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00696

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  155. 小保方さんら論文撤回に同意…存在自体に疑義も
    2014年3月14日21時33分 読売新聞

     理化学研究所の小保方おぼかた晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAPスタップ細胞」の論文で、重要な画像データの流用などの不正が疑われている問題で、理研は14日、内部調査の中間報告を発表した。

     報告は論文の一部に改ざんを認めたが、研究不正にあたるかどうかは継続調査が必要として、判断を先送りした。記者会見した野依良治理事長は「重大な過誤があった。はなはだ遺憾だ」と謝罪した。論文著者14人のうち、小保方リーダーを含む理研所属の9人は、今年1月に英科学誌「ネイチャー」に掲載された論文の撤回に同意し、米ハーバード大の著者らと調整を始めた。

     神経や筋肉など様々な細胞に変化する多能性を持つSTAP細胞が、本当に作製できたかという問題についても、理研は「(作製できたという)論文の根幹は揺るがない」としてきた見解を翻し、「第三者による検証を待つしかない」(発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長)と慎重な判断に転じた。ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」と注目された成果は、存在自体が疑われる事態となった。

     理研は先月18日、内部規定に基づいて、組織内の専門家3人と外部の有識者3人の計6人で構成される調査委員会(委員長=石井俊輔・理研上席研究員)を設置。外部から指摘のあった6項目の問題点に関し、小保方リーダーのほか、同センターの笹井芳樹副センター長、丹羽仁史プロジェクトリーダーの3人と山梨大学の若山照彦教授から聞き取りを行った。裏付けとなる実験データも検証した。

     報告は6項目のうち、2項目は「不正なし」と判断。残り4項目は「悪意のある不正かどうかは継続調査する」としながらも、画像の流用、改ざん、他者の論文の無断引用があったと認定した。焦点となっていたSTAP細胞の多能性を示す証拠の画像も、小保方リーダーが別の実験に基づいて、3年前にまとめた博士論文の画像と同じと認定した。

     野依理事長は「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、取り扱いが極めてずさんだった。責任感も乏しい。チーム間の連携に不備があったと考えている」と話した。理研は今後、小保方リーダー以外の著者が再現実験を行うとともに、より詳細な作製手順を公開するなどして、外部の専門家による検証を促す。最終報告の時期は未定。

     論文撤回は原則、著者全員の同意が必要だが、同意しない著者がいても、ネイチャー編集部の判断で受理されることもある。著者の一人である米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授は撤回に難色を示している。ネイチャー編集部は「現状ではコメントできない」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00956

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  156. 小保方さんの姿なく…理研幹部「論文はずさん」
    2014年3月14日21時35分 読売新聞

     世界を驚かせた大発見の発表から40日余り。

     理化学研究所を中心とする研究チームが発表した「STAPスタップ細胞」の論文が取り下げられる可能性が高まってきた。東京都内で開かれた記者会見に、かつて晴れやかな表情で研究成果を発表した小保方晴子ユニットリーダー(30)ら論文執筆者の姿はなく、代わりに理研幹部が「論文はずさん」と認めて、頭を下げた。インターネットや報道で繰り返し疑問点を指摘されながら、理研の対応は、常に後手に回った。

     「科学社会の信頼を揺るがしかねない事態。多くの皆さんにご心配やご迷惑をおかけし、おわびします」

     会見の冒頭、ノーベル化学賞の受賞者でもある理研の野依良治理事長は深々と頭を下げた。

     小保方リーダーは研究を続ける資格があるのかと問われると、「未熟な研究者が、膨大なデータをずさんに、無責任に扱った。大変ゆゆしき問題で、あってはならないことだ」と厳しい表情で語った。

     小保方リーダーが所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長も「残念としか言いようがない。私自身が理解しかねている」と苦渋の表情を浮かべた。

     30歳の女性研究者による「大発見」との触れ込みに、1月末の発表会見には多くの報道陣が集まった。小保方リーダーについて、同席した共同研究者の笹井芳樹・副センター長は「実験力、自由な発想力が実を結び、すばらしい国際的な発見をされた」と絶賛。公開された小保方リーダーの研究室のピンクや黄色の壁紙や、仕事着のかっぽう着姿が注目を集めた。

     2月上旬以降、ネット上で論文を疑問視する指摘が相継ぎ、理研は内部調査を始めたが、共著者の若山照彦・山梨大教授が論文撤回の呼びかけを表明した翌日の3月11日まで、理研は公式には一切、説明をしなかった。

     14日の会見でも、約300人の報道陣から不正の有無や、理研の責任を問う声が相次いだが、調査委の石井俊輔委員長らは「最終報告で判断する」と繰り返すばかり。いつ最終判断するかについても「データを解析するのに時間がかかる」と弁明し、具体的な時期を示せなかった。

     ノンフィクション作家の吉永みち子さんは「研究チームや理研が研究発表前に、ど論文内容を確認したかという組織全体のチェック機能をもっと検証すべきだ」。幹細胞研究が専門の中辻憲夫・京都大教授は「今回の件で、同じような研究者が多いのではという誤解が世間に広がるのなら、非常に心外。私の国内外での約40年間の研究生活でも、これほど問題が多い論文はみたことがない。特殊なケースだと信じたい」と語った。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00952
     

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  157. 中辻憲夫・京都大教授
    「今回の件で、同じような研究者が多いのではという誤解が世間に広がるのなら、非常に心外。私の国内外での約40年間の研究生活でも、これほど問題が多い論文はみたことがない。特殊なケースだと信じたい」

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  158. KAKEN - 中辻 憲夫(80237312)
    http://kaken.nii.ac.jp/d/r/80237312

    2008年度~2012年度 : 京都大学 / 教授
    2008年度~2011年度 : 京都大学 / 物質-細胞統合システム拠点 / 教授
    2007年度 : 京都大学 / 物資-細胞統合システム拠点 / 教授
    1999年度~2007年度 : 京都大学 / 再生医科学研究所 / 教授
    2006年度 : 京都大学 / 再生医科学研究科 / 教授
    2004年度 : 京都大学 / 再生医学研究科 / 教授
    2000年度 : 京都大学 / 再生医学研究所 / 教授
    1999年度~2000年度 : 京都大学 / 医学部 / 教授
    1992年度~1999年度 : 国立遺伝学研究所 / 教授
    1996年度~1998年度 : 国立遺伝学研究所 / 系統生物研究センター / 教授
    1992年度~1997年度 : 国立遺伝学研究所 / 遺伝実験生物保存研究センター / 教授
    1996年度 : 国立遺伝学研究所遺伝実験生物保存センター / 教授
    1993年度~1995年度 : 国立遺伝学研究所 / 遺伝実験生物保存センター / 教授

    >研究課題の共同研究者
    >笹井 芳樹

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  159. マッチポンプ屋赤鬼青鬼劇場の怪しげな腐臭が漂う…

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  160. 小保方さん、博士論文は「下書き段階」とメール
    2014年3月14日21時42分 読売新聞

     米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)の14日の報道によると、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)は、大量の無断引用とみられる記述がある博士論文について「下書き段階の物が製本され残ってしまっている」と証言した。

     同紙に小保方リーダーから電子メールが届いたという。1月のSTAP細胞の論文発表以降、小保方リーダーが外部に発言したのは初めて。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00950
     

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  161. いけないという認識なし…画像加工で小保方さん
    2014年3月14日21時44分 読売新聞

     理化学研究所調査委の石井俊輔委員長らによると、小保方晴子ユニットリーダー(30)はこれまで、2月20日、同28日、3月1日の計3回、聞き取り調査に応じた。

     画像の加工については「やってはいけないという認識はなかった。申し訳ありません」と謝罪したという。

     一方、博士論文の画像をSTAP細胞の論文に流用したことについては「昔のデータをそのまま使ってしまった」と釈明するなどしたといい、一連の問題について「単純な間違いだった」と主張しているという。

     調査が進むにつれて疲れた様子になり、「自分の気持ちを話したい」とも語ったというが、理研は「現段階では調査の当事者だから」として記者会見に同席させなかった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00955
     

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  162. 極めて不適切・徹底的に教育し直さなければ…
    2014年3月14日22時45分 読売新聞

     理化学研究所の記者会見での主なやりとりは次の通り。(敬称略)

     ――過去の研究結果を間違えて論文に掲載することはあるか。

     竹市雅俊(発生・再生科学総合研究センター長)「通常の研究者ならない」

     ――不正の可能性は高いか。

     竹市「不正かどうか分からないが、極めて不適切」

     ――著者らに、研究を続ける資格はあるか。

     野依良治(理研理事長)「徹底的に教育し直さなければならない」

     ――STAP細胞は存在するのか。以前は「揺るがない」と言っていたが。

     竹市「第三者の検証を待つしかない」

     川合真紀(理研理事)「少し楽観的に見ていた」

     ――STAP細胞を再現できたデータはあるか。

     川合「再現を確認した人はいるが、論文の全内容を再現したわけではない」

     ――STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)ではないかという指摘もある。

     竹市「指摘は認識している。どう判断されるかは調査委員会の問題だ」

     ――STAP細胞とは一体何だったのかということにならないか。

     竹市「論文の著者の一人は大きな責任を感じ、全部追試すると言っている」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T01051

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  163. 小保方さんら論文撤回同意…STAP存在に疑義
    2014年3月14日22時55分 読売新聞

     理化学研究所の小保方おぼかた晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAPスタップ細胞」の論文で、重要な画像データの流用などの不正が疑われた問題で、理研は14日、内部調査の中間報告を発表した。

     報告は論文の一部に改ざんを認めたが、研究不正にあたるかどうかは継続調査が必要として、判断を先送りした。記者会見した野依良治理事長は「重大な過誤があった。はなはだ遺憾だ」と謝罪した。小保方リーダーらは、英科学誌「ネイチャー」に掲載された論文の撤回に同意した。

     様々な細胞に変化する多能性を持つSTAP細胞が、本当に作製できたかという問題でも、理研は「(作製成功という)論文の根幹は揺るがない」との見解を翻し、「第三者による検証を待つしかない」と慎重な判断に転じた。ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」と注目された成果は、存在自体が疑われる事態となった。

     理研は先月18日、内部規定に基づいて、組織内の専門家3人と外部の有識者3人の計6人で構成される調査委員会(委員長=石井俊輔・理研上席研究員)を設置。外部から指摘のあった6項目の問題点に関し、論文の核心部分を担当した小保方リーダー、その指導にあたった発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長、丹羽仁史プロジェクトリーダーの3人と、論文の撤回を呼びかけた山梨大学の若山照彦教授から聞き取りを行った。裏付けとなる実験データも検証した。

     報告は6項目のうち、2項目は「不正なし」と判断。残り4項目は「悪意のある不正かどうかは継続調査する」としながらも、画像の流用や改ざん、他者の論文の無断引用があったと認定した。焦点となったSTAP細胞の多能性を示す証拠の画像も、小保方リーダーが別の実験に基づいて、3年前にまとめた博士論文の画像と同じと判断した。

     野依理事長は「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、取り扱いが極めてずさんだった。責任感も乏しい。チーム間の連携に不備があったと考えている」と話した。理研は今後、小保方リーダー以外の著者が再現実験を行うとともに、より詳細な作製手順を公開するなどして、外部の専門家による検証を促す。最終報告の時期は未定。

     論文の著者14人のうち、撤回に同意したのは、理研所属の9人と若山教授の計10人。一方、米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授は、撤回に難色を示している。撤回は原則、著者全員の同意が必要だが、同意しない著者がいても、ネイチャー編集部の判断で受理されることもある。同編集部は「コメントできない」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00956

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  164. 小保方さんの姿なく、幹部「未熟な研究者が…」
    2014年3月14日23時1分 読売新聞

     世界を驚かせた大発見の発表から40日余り。

     理化学研究所を中心とするチームが発表した「STAPスタップ細胞」の論文が取り下げられる可能性が高まってきた。東京都内で開かれた記者会見に、かつて晴れやかな表情で研究成果を発表した小保方おぼかた晴子ユニットリーダー(30)ら論文執筆者の姿はなく、理研幹部が「論文はずさん」と認めて、頭を下げた。インターネットや報道で繰り返し疑問点を指摘されながら、理研の対応は、常に後手に回った。

     「科学社会の信頼を揺るがしかねない事態。多くの皆さんにご心配やご迷惑をおかけし、おわびします」

     会見の冒頭、ノーベル化学賞の受賞者でもある理研の野依良治理事長は深々と頭を下げた。

     小保方リーダーは研究を続ける資格があるのかと問われると、「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、取り扱いが極めてずさんだった。大変ゆゆしき問題で、あってはならないことだ」と厳しい表情で語った。

     小保方リーダーが所属する理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長も「残念としか言いようがない。私自身が理解しかねている」と苦渋の表情を浮かべた。

     30歳の女性研究者の「大発見」との触れ込みに、1月末の発表会見には多くの報道陣が集まった。小保方リーダーについて、同席した共同研究者の笹井芳樹・副センター長は「実験力、自由な発想力が実を結び、すばらしい国際的な発見をされた」と絶賛。小保方リーダーの研究室のピンクや黄色の壁紙や、仕事着のかっぽう着姿が注目を集めた。

     2月上旬以降、ネット上で論文を疑問視する指摘が相次ぎ、理研は調査を始めたが、共著者の若山照彦・山梨大教授が論文撤回の呼びかけを表明した翌日の3月11日まで、理研は公式には一切、説明しなかった。

     14日の会見でも、約300人の報道陣から不正の有無や理研の責任を問う声が相次いだが、調査委の石井俊輔委員長らは「最終報告で判断する」と繰り返すばかり。「データ解析に時間がかかる」と弁明し、最終判断の時期を示さなかった。

     精神科医の香山リカさんは「熾烈な競争の中で成果を期待するあまり、理研のチェック機能も働かなかったのだろう。理研の会見は『調査中』に終始し、リスク管理重視の企業のようだったが、早く科学的な真実を知りたい」。幹細胞研究が専門の中辻憲夫・京都大教授は「今回の件で、同じような研究者が多いのではという誤解が世間に広がるなら非常に心外。約40年間の研究生活でも、これほど問題が多い論文はみたことがない。特殊なケースだと信じたい」と語った。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYT1T00952

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  165. 【小保方氏問題 理研4時間会見詳報】
    (1)「未熟であったと反省の言葉を述べている」小保方氏動向に回答
    2014.3.14 20:37

     《理化学研究所などが発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」。当初は万能細胞を簡単に作る革新的な成果として称賛されたが、筆頭著者の小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダーらが執筆した論文に不自然な点があることが次々に判明し、理研は14日、論文の疑義に関する調査の中間報告会見を行った》

     《会見に出席するのは、平成13年にノーベル化学賞を受賞した野依良治理事長ら理研の幹部だ。会場となった東京・八丁堀にあるビルの会議室には、200人を超える報道陣が詰めかけた》

     《当初、会見は午後2時からとアナウンスされていたが、この時間になってやっと資料配布の準備が始まった。集まった報道陣に資料が行き渡ったところで、後方の扉から会見に出席するメンバーが硬い表情で入場。そのままひな壇に用意されたいすに腰を下ろした。そこに、注目された小保方氏の姿はない》

     《ひな壇に並んだのは、向かって左から、竹市雅俊発生・再生科学総合研究センター長、川合真紀理事(研究担当)、野依理事長、米倉実理事(コンプライアンス担当)、石井俊輔調査委員会委員長の5人だ》

     《午後2時7分、会見が始まった。最初に野依理事長らが起立する》

     野依氏「まずは、このたび理研の研究者が発表したSTAP細胞の研究論文に疑義があったことについて、世間の多くの皆さまにご迷惑、そしてご心配をおかけしたことをおわび申しあげます」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031420430014-n1.htm

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  166.  《深々と頭を下げて謝罪する野依氏ら。カメラのフラッシュが激しくたかれるなか、野依氏らは10秒ほど頭を下げた》

     野依氏「これから詳細については順次説明させていただきますので、どうかお聞きいただきたいと思います」

     《着席すると、石井氏が、調査を行った6点の問題について説明を始めた》

     《石井氏の説明のポイントは、6点のうち2点は不正には当たらずと判断し、残り4点は継続して調査する、というもの。残り4点のうち、小保方氏の博士論文の画像が流用されたとの指摘については、同一の実験から得られたデータと判断せざるを得ないとした》

     《石井氏の説明を受けて、川合氏が今後の方針について説明する》

     川合氏「今後とも慎重に調査を継続して、できるだけ速やかに最終的な調査結果を報告し、理研としての説明責任を果たして参ります。最終的な調査報告で仮に不正が認められた場合には、厳正に対処していく所存でございます」

     「これまで確認できた事実から、科学者としての倫理に違反する振る舞いが多々あったことは事実。倫理観を再確認せざるを得ないことは誠に残念に思うと同時に、研究倫理の欠如は見逃せない。早急に理研の倫理風土を改めるべくアクションを起こして参ります」

     《さらに、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センター長の竹市氏が続けた》

     竹市氏「本論文を速やかに撤回し、研究をやり直すことが最も重要であると私は判断し、論文の撤回を著者に勧めました。ただし、責任著者の合意を得た上で撤回についての最終判断はネイチャー誌に任されております。誠に遺憾であります。私どもは、今回の出来事を教訓として、これまで以上に研究の実施、論文の作成等における倫理観の育成、適正な情報管理をおこなうための心構えを再確認し、再びこのような自体が起こらないよう最善を尽くして参ります」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031420430014-n2.htm

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  167.  《会見開始から約30分後、理研側の説明や釈明が一通り終わると、集まった報道各社からの質問が受け付けられた。最初に記者から飛び出した質問は、渦中の小保方氏に関するものだった》

     記者「小保方さんは今、どこで何をしているのか。今回の件については故意であったのか、(意図的ではない単純な)ミスだったのか」

     川合氏「小保方は現在神戸におります。本人は掲載した画像が間違いであったということを調査委員会の方に報告しています。本人のコメントはそれで一貫しております。未熟であったということについては非常に反省の言葉を述べているということです」

     竹市氏「故意か単純な間違いかという点については、調査委員会でも色々なデータ、関連する人のヒアリングをおこなって客観的に判断したいと思います」

     記者「本人が公の前に出て話すのは、いつになるのか」

     川合氏「調査の最終報告書が出来上がり、皆さまに公表する時期が適切な時期と考えています」

     記者「あとどのくらいかかるか」

     竹市氏「調査が終了することが大前提であるが、調査委員会では非常にスピーディーにやろうとしています。一方で、データを取り寄せて解析することがある程度の時間がかかるということはご理解ください」

     《問題発覚後、当初は「研究成果自体は揺るがないと考えている」との見解を示してきた理研。記者からは、中間報告を受けた理研としての見解を改めて求める質問が上がった》
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031420430014-n3.htm

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  168.  記者「不正の疑いが多いから、調査が継続中になっているのか。理研としての主張はSTAPはまだあるという主張なのか」

     石井氏「諸々のデータを集めて関係者のヒアリングをしないと判定できません。これまでの結果、完全に捏造(ねつぞう)であるということはまだないと言うのが現状です」

     竹市氏「私の見解は第三者による検証を待つしか、科学的な答えはできないと思います」 

     記者「理研の立場としては、STAP細胞を作成することに成功したという事実は揺るがないという主張のままなのか」

     竹市氏「理研がそういうことを主張することはありません」

     《問題発覚後の「研究成果は揺るがない」との主張から、一転する説明が飛び出した。すかさず、この点について、同じ記者が別の角度から質問を繰り返したのだが…》

     記者「共著者の山梨大学の若山照彦教授は、実験する際に使ったSTAP細胞は小保方さんに渡されたものを使って実験をしていたということだが、受け取っていた細胞自体が本物かどうか疑念を抱いているように感じた。このことについて、小保方さんはどのように説明しているのか」

     竹市氏「私は、その点は著者間の問題ですので、回答はできません」

     記者「STAP細胞の存在疑義についてはどう判断しているか」

     石井氏「調査委員会は不正があったかどうか判定するということがミッションなので、STAPがあったかどうかについては調査委員会の範囲を大きく超えてしまう。むしろサイエンスコミュニティーで決着をつける必要があるものだと思っています」
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031420430014-n4.htm

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  169.  《STAP細胞の存在について、理研は会見で、このような説明に終始。明確な回答を避け続けた》

     《続いて質問があったのが、理研の論文の審査体制だ》

     記者「ネイチャーのような権威のある雑誌で論文を発表をする際の、理研の論文のチェック体制はどうなっているのか」

     川合氏「理研では、所属長の許可を得て論文を投稿したりするシステムになっています。科学者であるのでシステマチックに全部をチェックするかどうかはケース・バイ・ケースであると認識しています。著者本人は書いてある全部について責任を持てることが倫理的な責任であると思っています。(今回は)不注意というにはあまりにも多いミスリードがあったので、理研としては全員にきちんと徹底した教育をするつもりです」

     記者「チェック体制がずさんだったとは言い切れないということか」

     川合氏「システムとしてのチェック体制がずさんであったとは言い切れません。科学であるので、科学の発想の自由度を担保しないと新しい科学は生まれてきません。自由度を保つ一方で間違いがないようにという両者のバランスを取ることが重要だと思います」

     《実は野依氏は今回の会見への出席予定はなかった。急遽会見に出席することが決まった理由も質問に上がった》

     記者「出席者は理事長がいることが聞いていなかった。理事長自身が会見に出席される思いに至ったのはなぜか」

     野依氏「最も大事な会見だろうということで、出ることにしました」

     記者「理研のスタンスとして、STAP細胞が作成できることには確信があるという報道がある。理事長は、STAP細胞とSTAP幹細胞の存在について確信はあるのか」

     《野依氏は、いったんマイクを持ったものの、すぐ竹市氏にマイクを渡した》

     竹市氏「科学の世界においては確信をどうもつかも問題。証拠が完全であると判断されれば、その発見者は確信を持つことになります」

    =(2)に続く
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031420430014-n5.htm

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  170. 【STAP細胞・理研会見】
    喝采一転「未熟」と断罪 野依理事長「徹底的に教育し直す」
    2014.3.14 21:45

     「未熟な研究者」。午後2時過ぎから始まった理化学研究所の会見には、ノーベル化学賞受賞者でもある野依良治理事長らが出席。苦渋の表情で、STAP細胞の論文の責任者である小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)を断罪した。

     予定になかった野依理事長の出席

     当初、野依理事長の会見への出席は予定されていなかった。「最も重要な会見だろうと思い、出ることにした」。理由を述べた野依理事長は会見の冒頭、「おわび申し上げる」とほかの出席者とともに約10秒間にわたり、頭を下げた。

     約4時間にわたって続いた会見の大部分は200人を超える報道陣との質疑応答に割かれた。調査が継続中のため、STAP論文の作成にあたって故意の不正があったかについて調査委員会は結論を先送りした。

     その後、調査の詳細や小保方氏の様子について次々と質問が飛んだ。

     報道陣の質問は、STAP細胞が本当に存在するのかという点に集中した。だが、小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センターの竹市雅俊センター長は「第三者による検証を待つしかない」と繰り返すばかりだった。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031421480015-n1.htm

     小保方氏の早稲田大時代の博士論文の画像がSTAP論文に流用されたのではないかとの指摘には、委員会は「同一のデータと判断せざるを得ない」と指摘。野依理事長は「未熟な研究者がデータをずさん、無責任に扱った。徹底的に教育し直さないといけない」と憮然(ぶぜん)とした表情だった。

     竹市センター長も「論文の体をなしていない」と話し、小保方氏らに論文を撤回するよう求めたことを明らかにした。その際の小保方氏の様子について、竹市センター長は「心身ともに相当消耗した状態で、うなずくという感じだった」と振り返った。

     「少し楽観的にみていた」

     1月末のSTAP細胞作製成功の発表からわずか1カ月半。論文への疑義が指摘され始めた当初、理研は研究成果について「揺るぎない」としてきたが、最近はトーンダウンしていた。会見では「少し楽観的にみていたことは否めない」(川合真紀理事)と判断の甘さを認めるに至った。

     会見が終わったのは午後6時過ぎ。論文に関する疑惑やSTAP細胞の存在の有無に関する疑念は最後まで晴れることなく、会見終了間際まで質問が続いた。
    http://sankei.jp.msn.com/science/news/140314/scn14031421480015-n2.htm
     

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  171. 【STAP細胞】
    理研中心の技術立国構想が…「第3の矢」に影響 
    2014.3.14 21:38

     政府は、新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文を発表した小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーが所属する理化学研究所の改革を、安倍晋三政権が重視する6月の新成長戦略の一環と位置付けていた。だが、今回の事態を受けて、理研を軸に描いていた技術立国構想は出はなをくじかれる形となり、第3の矢の成長戦略にも影を落としそうだ。

     政府の総合科学技術会議(議長・安倍首相)は12日、世界最高水準の研究を目指す新設の「特定国立研究開発法人」(仮称)の対象候補を、理研と産業技術総合研究所に決めた。だが、正式な決定は見送られた。政府関係者によると、論文の疑惑が浮上する前は、同日の会議で正式決定の運びだったという。

     小保方氏がSTAP細胞の存在を発表すると、政府は世界的なニュースとして歓喜した。首相は1月31日の衆院予算委員会で「若き研究者の小保方さんが柔軟な発想で世界を驚かせる万能細胞を作り出した」と称賛。下村博文文部科学相は同日の記者会見で「将来的に革新的な再生医療の実現につながりうる」と述べ、理研をはじめ基礎研究分野への予算配分強化の方針を打ち出した。

     14日、菅義偉官房長官は記者会見で「理研は国民に一日も早く結果を示す必要がある」と述べるにとどめ、理研の対応を見守る方針だ。山本一太科学技術担当相は記者会見で「関心を払わずにはいられない。しっかり意見も言っていかなければいけない」と指摘した。

     政府としては、新成長戦略の当てが外れることになりかねないばかりか、論文に故意の不正があったと判断されれば、組織体制をただすなど理研に厳しい対応を取らざるを得ない場面も想定される。
    http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140314/fnc14031421410019-n1.htm
     

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  172. 読売新聞がやけに饒舌になったな…

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  173. [スキャナー]STAP揺らぐ存在/画像流用「論文の体なさぬ」/理研中間報告/
    2014年3月15日3時0分 読売新聞

     「単純な刺激でできる万能細胞」として登場した STAPスタップ 細胞の論文の撤回が、現実味を帯びてきた。理化学研究所は14日、記者会見で、画像と論文の体裁に、数々の問題があることを正式に認めた。STAP細胞は本当に存在したのか、疑問の声が上がっている。(科学部 木村達矢、大阪科学部 竹内芳朗)

     ■4枚の画像

     「昔の実験画像が最新の論文に使われるというのは普通では考えられない。論文として体をなしていない」

     東京都内で14日に記者会見した竹市雅俊・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター長は、小保方晴子ユニットリーダー(30)らが英科学誌ネイチャーに掲載した論文を、厳しい口調で批判した。

     不自然な画像の使用と、無断引用と見られる記述の計6項目の問題点の中で、竹市センター長が深刻と受け止めたのは、STAP細胞が様々な細胞に変化できる「多能性」を確かめた実験の4枚の画像だ。STAP細胞が、ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)と並ぶ第3の万能細胞であることを示す、重要な証拠だったからだ。

     これらの画像は、STAP細胞が多能性を持つ証明として、試験管内で神経や筋肉になること、STAP細胞をマウスの体の中に移植しても同じように神経や筋肉になっていることを、色あざやかに映し出した。

     この画像について小保方リーダーらは2月20日、調査委員会の聞き取りに「異なる細胞を用いた実験の画像を誤って使った。ネイチャー誌に修正を出す」と自己申告したが、博士論文からの流用については、黙っていた。ところが3月9日夜、小保方リーダーの博士論文で使われた画像と酷似することが、インターネット上で指摘された。

     博士論文のテーマは、体内の組織にある幹細胞の研究で、STAP細胞をテーマにした論文ではない。このため、STAP細胞が実在したのかという論文の根幹が揺らいだ。ただ、この幹細胞を取り出す際に、STAP細胞を作製した時と同じような刺激を細胞に与えており、STAP細胞ができた可能性はある。

     なぜ博士論文の別実験の画像が、ネイチャー論文に使われたのか。理研の石井俊輔調査委員長によると、小保方リーダーらから、まだ明確な説明はないという。「調査委をだまそうとしたかどうかは、さらに聞き取りが必要」と話した。

     ■研究者倫理

     このほか遺伝子解析の画像では、小保方リーダーによる画像の切り貼りが見つかった。画像データの一部を、別の時間に行った実験データに置き換え、データをきれいに見せかけていたという。川合真紀・理研理事は「研究者倫理に反している」と指摘、研究の根幹が疑われてもしかたがない行為との見方を示した。

     竹市センター長は10日朝、神戸市の理研で小保方リーダーらを呼び、論文の撤回を勧めた。小保方リーダーは、うつむきながら「はい」と答えた。しかし、STAP細胞の作製に成功したとする主張は変わらず、「実験をやり直し、論文を再投稿する」と話しているという。

     
    完全な再現事例なし

     STAP細胞の存在を証明するには、再現実験を成功させるしかない。

     ネイチャーに掲載されたSTAP細胞の論文を支えていたのは、〈1〉リンパ球からSTAP細胞を作製〈2〉STAP細胞が様々な細胞へ変化することを確認〈3〉全身にSTAP細胞が広がっているマウス(キメラマウス)を作製――という三つの大きな実験の成功だ。

     ところが、論文の発表後、再現に成功したとしているのは理研の小保方リーダーのグループだけで、しかも〈1〉の段階にとどまっている。

     理研によると、著者の一人である丹羽仁史プロジェクトリーダーも再現実験に取り組んでいるが、竹市センター長は「トータルとしては再現できていない」と慎重だ。

     このため、STAP細胞は本当に作られたのかという根源的な疑問がぬぐいきれない。

     論文が正しいと証明するには、理研以外の第三者による再現実験が一番だ。しかし、今や論文が信用を失い、再現実験を打ち切った研究者もいる。関西学院大理工学部の関由行専任講師(36)(発生生物学)は3度にわたりSTAP細胞の再現に挑戦したが失敗に終わった。「論文で言うようなSTAP細胞が本当に存在するのか疑問だ」と語る。

     幹細胞研究者の一人は「これほど大きな成果なら、実験ミスの可能性を考慮して、論文投稿前に第三者に頼んで再現性を確かめるのが当然ではないか。なぜしなかったのか不思議だ」と首をひねる。基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)の上野直人教授(分子生物学)は「疑念を晴らすには、世界の有名な研究室から専門家を招待し、公開実験を行うといったことも考えるべきだろう」と話している。

     14日の記者会見で、STAP細胞は存在するのかと問われた石井委員長は「結論は科学界の追試に任せるしかない」と述べた。(大阪科学部 原田信彦)

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  174. 残る疑問検証急務

    マウス胎盤画像削除し忘れた 遺伝子解析画像切り貼り

     理化学研究所が14日に公表した、 STAPスタップ 細胞論文問題に関する中間報告書。不正が疑われた6項目のうち、調査委員会が不正ではないと判定したのは2項目、引き続き調査が必要としたのは4項目。調査委は各項目について以下のように説明している。

     【研究不正ではないと判定された項目】

    〈1〉細胞の画像に不自然なゆがみがあった

     論文に掲載される前の画像にはゆがみはなかった。画像復元の専門家からの意見を踏まえ、ネイチャー誌に掲載されるまでの過程で、コンピューターによる画像処理の際ゆがみが生じた可能性があり、改ざんではないと結論づけた。

    〈2〉異なる実験を説明しているのに、マウスの胎盤の画像2枚が酷似している

     同じマウスの画像である。著者らは、論文の構成が変わって不要となった画像1枚を削除することを失念していたと説明しているが、失念以外の理由も考えられる。理研の内規では「改ざん」にあたるが、悪意があったとは認められない。

     【引き続き調査が必要とされた項目】

    〈3〉遺伝子解析画像が加工されたように見える

     画像と実験ノートを調べた結果、画像を縦方向に引き伸ばしたうえに、別の画像の一部を切り取って重ねる加工を施していたことを確認した。

     (問題の画像は、体内のリンパ球からさまざまな細胞になるSTAP細胞に変化したという重要な証拠となっている)

    〈4〉実験方法についての記述が、他の論文からの盗用であるとの疑い

     STAP細胞から作った幹細胞が正常に働くかどうかを調べる実験の方法について記載した文章が、ドイツの研究者らが発表した論文の記述と似通っていた点を調べた。この文章を執筆した理研発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダーに説明を求めたところ、出典を覚えていないと説明を受けた。小保方リーダーはこの実験方法を熟知していないことから、この文章は、ドイツの論文からコピーしたものだと認定した。

    〈5〉実験方法についての記述が、実際の実験手順とは異なっていた

     著者の一人である若山照彦・山梨大教授らは、実際に行った手順とは異なる記述が論文に記載されていることに気づき、修正が必要だと申し出た。若山教授の研究室のスタッフが記述とは違う手順で実験を行っていた。若山教授からは、小保方リーダーがこの実験の詳しい手順を知らなかったため、間違った記述になったと推測していると説明を受けた。

    〈6〉4枚の画像が小保方リーダーの博士論文の画像と極めて似ている

     STAP細胞が様々な細胞に変化できる能力を示す4枚の画像が、まったく異なる時期に実験が行われた博士論文の画像と極めて似ていた。4枚の画像と博士論文の画像を比較した結果、同じ実験材料から得られた画像だと判断した。

     小保方リーダーと著者の一人である同センターの笹井芳樹副センター長は2月20日に、この画像は修正が必要だと調査委に申し出たが、博士論文に記載された画像だとは言及しなかった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50187
     

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  175. STAP論文「重大過誤」 小保方氏ら撤回同意 理研中間報告
    2014年3月15日3時0分 読売新聞

     理化学研究所の 小保方おぼかた 晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「 STAPスタップ 細胞」の論文で、重要な画像データの流用などの不正が疑われた問題で、理研は14日、内部調査の中間報告を発表した。報告は論文の一部に改ざんや流用を認めたが、研究不正にあたるかどうかは継続調査が必要として、判断を先送りした。記者会見した野依良治理事長は「重大な過誤があった。はなはだ遺憾だ」と謝罪した。小保方リーダーらは、英科学誌「ネイチャー」に掲載された論文の撤回に同意した。

     
    画像流用、無断引用を認定

     様々な細胞に変化する多能性を持つSTAP細胞が、本当に作製できたかという問題でも、理研は「(作製成功という)論文の根幹は揺るがない」との見解を翻し、「第三者による検証を待つしかない」と慎重な判断に転じた。ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)に続く「第3の万能細胞」と注目された成果は、存在自体が疑われる事態となった。

     理研は先月18日、内部規定に基づいて、組織内の専門家3人と外部有識者3人の計6人で構成される調査委員会(委員長=石井俊輔・理研上席研究員)を設置。外部から指摘のあった6項目の問題点に関し、論文の核心部分を担当した小保方リーダー、指導にあたった発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長、丹羽仁史プロジェクトリーダーの3人と、論文の撤回を呼びかけた山梨大学の若山照彦教授から聞き取りを行った。裏付けとなる実験データも検証した。

     報告は6項目のうち、2項目は「不正なし」と判断。残り4項目は「悪意のある不正かどうかは継続調査する」としながらも、画像の流用や改ざん、他者の論文の無断引用があったと認定した。焦点となったSTAP細胞の多能性を示す証拠の画像も、小保方リーダーが別の実験に基づいて、3年前にまとめた博士論文の画像と同じと判断した。最終報告の時期は未定だが、不正が確認された場合は、関係者を処分する。

     野依理事長は「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、取り扱いが極めてずさんだった。責任感も乏しい」と話した。理研は今後、小保方リーダー以外の著者が再現実験を行うとともに、より詳細な作製手順を公開するなどして、外部の専門家による検証を促す。

     論文の著者14人のうち、撤回に同意したのは、理研所属の9人と若山教授の計10人。撤回は、著者全員の同意が必要だが、同意しない著者がいても、ネイチャー編集部の判断で受理されることもある。同編集部は「コメントできない」と話した。



     論文著者の1人である米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授は14日、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)に「論文に示されたデータが間違いだという説得力のある証拠がない以上、撤回するべきではないと確信している」とコメントした。

     
    存在 第三者検証が焦点

    理研の記者会見は、STAP細胞に投げかけられた疑問を払拭するには、ほど遠い内容だった。国民が最も知りたいのは「STAP細胞は本当にできたのか」だが、その答えは不明だ。理研チーム以外の研究者による検証と、理研の調査の行方が今後の焦点だ。

     著者への追加の聞き取りや、膨大な実験データの分析など、積み残された課題は多い。理研の内部規定では、調査期間は最大150日。最終報告までには時間がかかる見通しだ。

     一方、STAP細胞の存在は、理研以外で作製できれば証明できる。ただ、これにも数か月はかかる。

     論文の撤回には原則すべての著者の同意が必要だが、米ハーバード大の著者は撤回に強く反対している。撤回は研究者人生に大きな傷を残すためだ。

     今後の調査や再現実験の結果がどうあれ、論文著者らが「ずさんで無責任」(野依理事長)だったのは明らかだ。理研は小保方晴子ユニットリーダーら3人の「おわび」の文書を配ったが、社会が求めているのは謝罪でなく、真相の究明だ。しかし、理研の調査は画像の流用などを認めながら、不正だとまで踏み込まず、歯切れの悪いものだった。著者ら個人だけに責任を負わせてよいかどうかの検証も必要だ。

     STAP細胞のニュースは、多くの難病患者に希望を与えた。その研究現場で一体、何が起きていたのか。理研の研究の進め方や教育体制に問題はなかったのか。納得のいく説明を求めたい。(科学部 安田幸一)

     ◇STAP細胞 「刺激 惹起じゃっき 性多能性獲得(stimulus‐triggered acquisition of pluripotency)細胞」の略。理化学研究所の小保方リーダーらが今年1月、ネズミの成熟した細胞に強い刺激を与え、神経や筋肉など様々な細胞に変化できる能力を持つ細胞が得られたと発表した。当初は、生物学の常識を覆す画期的な成果とされた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50157
     

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  176. 「データ扱いずさん」…STAP論文「過誤」 理研、苦渋の会見
    2014年3月15日3時0分 読売新聞

     世界を驚かせた大発見の発表から40日余り。理化学研究所を中心とするチームが発表した「 STAPスタップ 細胞」の論文が取り下げられる可能性が高まってきた。東京都内で開かれた記者会見に、かつて晴れやかな表情で研究成果を発表した小保方晴子ユニットリーダー(30)ら論文執筆者の姿はなく、理研幹部が「論文はずさん」と認めて、頭を下げた。インターネットや報道で繰り返し疑問点を指摘されながら、理研の対応は、常に後手に回った。

    不正の有無「最終報告で判断」

     「科学社会の信頼を揺るがしかねない事態。多くの皆さんにご心配やご迷惑をおかけし、おわびします」

     会見の冒頭、ノーベル化学賞の受賞者でもある理研の野依良治理事長は深々と頭を下げた。

     小保方リーダーは研究を続ける資格があるのかと問われると、「未熟な研究者が膨大なデータを集積し、取り扱いが極めてずさんだった。大変ゆゆしき問題で、あってはならないことだ」と厳しい表情で語った。

     小保方リーダーが所属する理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長も「残念としか言いようがない。私自身が理解しかねている」と苦渋の表情を浮かべた。

     30歳の女性研究者の「大発見」との触れ込みに、1月末の発表会見には多くの報道陣が集まった。小保方リーダーについて、同席した共同研究者の笹井芳樹・副センター長は「実験力、自由な発想力が実を結び、すばらしい国際的な発見をされた」と絶賛。小保方リーダーの研究室のピンクや黄色の壁紙や、仕事着のかっぽう着姿が注目を集めた。

     2月上旬以降、ネット上で論文を疑問視する指摘が相次ぎ、理研は調査を始めたが、共著者の若山照彦・山梨大教授が論文撤回の呼びかけを表明した翌日の3月11日まで、公式には一切、説明しなかった。

     14日の会見でも、300人の報道陣から不正の有無や理研の責任を問う声が相次いだが、調査委員会の石井俊輔委員長らは「最終報告で判断する」と繰り返すばかり。「データ解析に時間がかかる」と語り、最終判断の時期を示さなかった。

     精神科医の香山リカさんは「 熾烈しれつ な競争の中で成果を期待するあまり、理研のチェック機能も働かなかったのだろう。理研の会見は『調査中』に終始し、リスク管理重視の企業のようだったが、早く科学的な真実を知りたい」と話した。幹細胞研究が専門の中辻憲夫・京都大教授は「今回の件で同じような研究者が多いのではという誤解が世間に広がるなら非常に心外。約40年間の研究生活でも、これほど問題が多い論文はみたことがない。特殊なケースだと信じたい」と語った。

    博士論文「下書きが製本されている」…小保方氏が米紙に

     米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)の14日の報道によると、理研の小保方ユニットリーダーは、大量の無断引用とみられる記述がある博士論文について「下書き段階の物が製本され残ってしまっている」と証言した。同紙に小保方リーダーから電子メールが届いたという。論文をめぐる問題の浮上後、小保方リーダーが外部に発言したのは初めて。

    「単純な間違い」…調査に小保方氏

     石井委員長らによると、小保方リーダーは、2月20日、同28日、3月1日の計3回、聞き取り調査に応じた。遺伝子解析の画像の加工については「やってはいけないという認識はなかった。申し訳ありません」と謝罪したという。

     一方、博士論文の画像をSTAP細胞の論文に流用したことについては「昔のデータをそのまま使ってしまった」と釈明するなどしたといい、一連の問題について「単純な間違いだった」と主張しているという。

     竹市センター長は、10日に論文の撤回を求めた際の小保方リーダーについて「心身ともに消耗した状態。『はい』とうなずくという感じだった」と明かした。今回の問題について、小保方リーダー自身は「自分の気持ちを話したい」と希望したというが、理研は「調査の当事者だから」として記者会見に同席させなかった。

    小保方氏ら著者3人のコメント

     STAP現象に関する私共の論文の不備について多方面から様々なご指摘を頂いていることを 真摯しんし に受け止め、そのことが混乱をもたらしていることについて心よりお 詫わ び申し上げます。本件に関して、理化学研究所で行われている調査に、今後とも迅速に応じて参る所存です。また、論文内に確認した複数の不適切または不正確な点に関しては、速やかにNatureへ報告して参りましたが論文にこうした不備が見つかったことはその信頼性を損ねるものと著者として重く受け止め、今回の論文を取り下げる可能性についても所外の共著者と連絡をとり検討しております。

     今回は、経過中の調査の中間報告がなされる場であることから、書面でのコメントになりますが、適切な時期に改めて説明する機会を設け、誠意をもって対応してまいります。

     2014年3月14日

     小保方晴子、笹井芳樹、丹羽仁史

    記者会見の主なやり取り

     記者会見での主なやりとりは次の通り。(敬称略)

     ――過去の研究を間違えて論文掲載することはあるか。不正の可能性はあるか。

     竹市「通常の研究者ならない。不正かどうか分からないが、極めて不適切」

     ――著者らに、研究を続ける資格はあるか。

     野依「問題が出たということは、氷山の一角かもしれない。徹底的に教育し直さなければならない」

     ――STAP細胞は存在するのか。以前は「揺るがない」と言っていたが。

     竹市「第三者の検証を待つしかない」

     川合真紀(理研理事)「少し楽観的に見ていた」

     ――STAP細胞を再現できたデータはあるか。

     川合「再現を確認した人はいるが、論文の全内容を再現したわけではない」

     ――小保方さんはなぜユニットリーダーになったのか。

     竹市「STAP細胞の研究にインパクトを感じて採用したが、過去の調査が不十分だった」

     ――理研が問題を放置したことが、疑惑を生んだのではないか。

     川合「放置したわけではまったくない。情報収集やデータの検証には時間がかかる」

     ――STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)ではないかという指摘もある。

     竹市「指摘は認識している。どう判断されるかは調査委員会の問題だ」

     ――STAP細胞とは何だったのかということにならないか。

     竹市「著者の一人は大きな責任を感じ、全部追試すると言っている」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50129

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  177. 3月14日 よみうり時事川柳…長井好弘選
    2014年3月15日3時0分 読売新聞

     STAP細胞外部刺激に曝される

     久 喜 青鹿 一秋

     言い訳をしないで沙羅は勝ち重ね

     東 京 縣  勇兵

     叔父さんが消えて妹一人増え

     川 崎 暁   天

     もうできぬ沙保里父との肩車

     船 橋 濃紫 菫咲

     買いだめのリスト最終チェックする

     千 葉 増田 信則

    [秀]黙祷で自分自身とにらめっこ

     横 浜 二宮 茂男

           ◎

     つぎはぎ目立ち、ミソがつき。ああ、かっぽう着。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140314-118-OYTPT50453
     

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  178. 3月15日 編集手帳
    2014年3月15日3時0分 読売新聞

     現行犯を捕らえた警察官が作るべき書類は何か。警察学校の教官が生徒に教える。現行犯人逮捕手続書。弁解録取書。取扱状況報告書。実況見分調書。犯罪履歴照会書。被疑者調書。被害者調書…◆長岡弘樹さんのベストセラー小説『教場』(小学館)の一場面である。大変な手間がかかる。大変だからと古い書類を適当に切り貼りして済ませば、機敏な逮捕のお手柄は一転、ずさん捜査の汚名をまとうことになる◆地道な努力と鋭い直感でホシを捕まえたあとに、手を抜けぬ書類仕事が待つ。「発見」というホシを追う科学者の世界にも通じよう◆はしゃいだ山が高いぶん、がっかりの谷は深いが、こうも欠陥だらけだと 溜め息も出ない。万能細胞を作る新しい手法を発見したとする「 STAP細胞」論文である。研究チームを率いた理化学研究所の 小保方おぼかた 晴子さんは論文の撤回を検討していることを文書で表明し、謝罪した。発見は“本ボシ”だったのか、誤認逮捕だったのか、お手柄もいまでは怪しくなりつつある◆世界を仰天させた論文である。偽りのなき世なりせばいかばかり人の 言の葉うれしからまし。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50128

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  179. 疑義生じ残念…iPS細胞作製の山中・京大教授
    2014年3月15日8時16分 読売新聞

     iPS細胞を作製した山中伸弥・京都大教授は「STAP細胞に関する研究論文などに複数の疑義が生じていることを残念に思う。理化学研究所で調査が進められている段階であり、最終的な結果が発表されるまでは、この問題に対するコメントを差し控える」とのコメントを出した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYT1T00097
     

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  180. iPS細胞そのものも、疑念疑惑まみれなんだけどな…
     

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  181. STAP細胞論文、撤回の意思ない…共著者2人
    2014年3月15日10時34分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授と小島宏司医師が14日、論文を撤回する意思がないことを改めて明らかにした。

     読売新聞の取材に対し、所属する病院の広報を通じて回答した。

     バカンティ教授は「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」とし、小保方リーダーらが所属する理化学研究所が、論文の撤回を要請していることを批判。「データが間違っているという説得力のある証拠が示されない限り、論文を撤回する必要はない。共著者全員と話し合うつもりだ」と述べた。

     そのうえで、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表し、他の研究者らに再現してもらう考えを表明した。

     小島医師は、「現段階では、論文に対して指摘されている疑問や懸念が、私たちの発見に影響するとは思えない。科学的なデータに誤りがあるという決定的な証拠がない限り、論文は撤回されるべきではないと信じる」とコメントした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYT1T00203
     

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  182. 「公正性回復へあらゆる努力」理研有志が声明
    2014年3月15日11時6分 読売新聞

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の研究者22人は14日、「科学の公正性を回復、担保するため、あらゆる努力を払う」とする声明を同センターのホームページで発表した。

     22人は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から網膜組織を作り、目の難病患者に移植する世界初の臨床研究を年内にも始める高橋政代プロジェクトリーダーら有志。

     声明では、STAP論文問題について「大変深刻に受け止め、憂慮している」と記し、高い規範のもとで研究に励み、不断の努力を続けると表明している。

     声明を出した研究者の一人は「自浄努力をするために、中の人間も黙っていられず、竹市雅俊センター長に直訴した」と説明した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYT1T00245

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  183. 「発生・再生科学総合研究センター」(笑)。

    もうまるごと捏意あるヒトビトじゃないと近寄れない場所だろが…

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  184. ついこのあいだまでこんなことしてた組織を信用できるかいってんだ…

    【生物】小保方さんがSTAP細胞の追試に自ら成功 理研発生・再生科学総合研究センターとして正しさを再確認
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1394122174/

    「理研」のニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E7%90%86%E7%A0%94
     

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  185. 理研有志が公式HPで他人事のようなメッセージ発表しゆるゆるガバナンス見せつける
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1394816157/
     

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  186. 海外の共同著者「論文撤回すべきでない」
    3月14日 23時04分

    「STAP細胞」を巡る問題で、理化学研究所が、所属する3人の共同著者が論文の取り下げに同意したことを明らかにしたことを受けて、共同著者の1人でハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は、「論文に提示されたデータが正しくないという説得力のある証拠がないかぎりは、論文を撤回すべきではない」とコメントを出し、現時点では論文の取り下げに反対する考えを示しました。

    「STAP細胞」を巡っては、論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、理化学研究所は、小保方晴子研究ユニットリーダーなど所属する共同著者3人が論文の取り下げに同意したことを明らかにしました。
    これについて、共同著者の1人でハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は、在籍する病院を通して、コメントを出しました。
    この中でバカンティ教授は、「今は理化学研究所の最終的な調査報告がまとまるのを待ちたい。一方で今回の成果は、比較的小さなミスや外部の圧力によって無視してしまうには、あまりに重要なものだ。論文に提示されたデータが正しくないという説得力のある証拠がないかぎりは、論文を撤回すべきではない。非常に大きな決断なので、すべての共同著者と話をするつもりだ」として、現時点では論文の取り下げに反対する考えを示しました。
    また、STAP細胞の作成に関わる詳細な手順などすべての情報を研究室のウェブサイトに掲載する考えを示し、「ほかの研究者がわれわれの成果を再現するのに役立つはずだ。最終的には科学が答えを出すことになる」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/k10015992401000.html
     

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  187. チャールズ・バカンティ・ハーバード大学教授
    「ほかの研究者がわれわれの成果を再現するのに役立つはずだ。最終的には科学が答えを出すことになる」


    プリオン・プルシナーと同じメンタリティとバイタリティを感じる(笑)。
     

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  188. STAP細胞問題 「不正」判断は先送り
    3月15日 4時27分

    「STAP細胞」を巡る問題で理化学研究所の調査委員会は、細胞の万能性を示した研究の核心部分の写真が実際には小保方さんの博士論文にある別の実験の写真だったなどとする中間報告を14日に発表しましたが、データの改ざんなど不正があったかどうかの判断は、先送りしました。

    研究所は今後、早急に調査を進め不正の有無について明らかにしたいとしています。
    神戸市にある理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが、科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文については画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、調査が進められています。
    14日の調査委員会の会見では、理化学研究所の野依良治理事長が「今回、信頼を揺るがしかねない事態を起こしたことにおわび申し上げます。論文の制作過程で重大な誤りがあったことははなはだ遺憾です。調査を進め不正と認められた場合は厳正に処分します」述べ謝罪しました。
    また調査委員会の石井俊輔委員長が、論文を巡る6つの疑問点について報告し、STAP細胞の写真の加工など2つの疑問点については不正は認められないとしましたが、研究の核心部分のひとつでSTAP細胞が体の細胞から出来たことを示すための実験結果の画像については、一部が切り貼りされたうえ、縦の長さを変えるなどの操作が行われたことが分かったと明らかにしました。
    また、STAP細胞の万能性を示す証拠のひとつとなる3枚の写真についても小保方さんの3年前の博士論文で使用した別の実験の写真と同じものだったとしましたが、改ざんなど意図的な不正があったのかどうかについてはさらに調査が必要だとして判断を見送りました。
    理化学研究所は今後早急に調査を進め、不正の有無について明らかにしたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140315/k10015994331000.html
     

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  189. 2014年03月15日01:25 池田信夫 blog
    理研に欠けているアカウンタビリティ
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51890770.html

    >理研の記者会見はひどかった。ありえない「過誤」が重なったとか、証拠もないのに「悪意はない」とかいう説明は、説明になっていない。これを聞いていて頭に浮かんだのは、accountabilityという言葉だ。これは対応する日本語がないので「説明責任」という意味不明の言葉に訳されるが、これ自体が日本社会にアカウンタビリティが欠落していることを示している。

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  190. 西川伸一・AASJ代表(理研顧問)
    「追試が誰も上手く行かなかった論文はいずれ消えていく運命。 消えるか消えないかという形で決まっていくので僕はあまり気にして無い」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E7%90%86%E7%A0%94+STAP%E7%B4%B0%E8%83%9E+%E8%A5%BF%E5%B7%9D+%E6%B6%88%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%BD%A2%E3%81%A7%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F
     

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  191. 誰も問題気づかず…論文チェック態勢不備問う声

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP※細胞」の論文に画像の流用や加工などがあった問題を巡り、論文のチェック態勢の不備があらわになっている。

     科学研究は専門化が進み、関係する研究者や研究機関の数も増える傾向にある。主な論文著者は小保方リーダーのほかに5人おり、いずれも先端医学研究の第一人者ながら、分業体制により、STAP細胞の作製を含めた論文の検証がなおざりになった。

     論文の作成は主に小保方リーダーと笹井芳樹・副センター長が進めた。理研は「小保方リーダーの経験では力不足なので、論文をどのような流れにするのかは笹井副センター長が指導したと思う」と説明している。

     笹井副センター長は全体を見渡す立場にあったが、そのほかの研究者は細部まで目が行き届かなかったとみられる。

     STAP細胞作製の着想は、小保方リーダーのほか、留学先の米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授、大学院生時代に指導した大和雅之・東京女子医大教授が関わったとされる。バカンティ教授は論文に責任著者として名を連ねているが、執筆にはほとんど関わっていなかった。大和教授とともに、論文全体のチェックは難しかったとみられる。

    (2014年3月15日14時50分 読売新聞)
    http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140315-OYT1T00308.htm
     

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  192. 何をいまさら…そういう風なつくりになっていることは、みなさん了解済みだったでしょうに…
     

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  193. 科学における不正行為 - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E8%A1%8C%E7%82%BA

    >不正行為の具体例

    2014年
    刺激惹起性多能性獲得細胞をめぐる論文
    小保方晴子
    理化学研究所の調査委員会が発表した中間報告によれば、刺激惹起性多能性獲得細胞の作製に成功したとする論文には、小保方の博士論文から転載された画像が使用されていた。刺激惹起性多能性獲得細胞の論文において、この画像は細胞の万能性を示す重要な画像とされていたが、転載元である小保方の博士論文は刺激惹起性多能性獲得細胞とは関係のない研究であった。理化学研究所の竹市雅俊は「論文の体をなしていない」と指摘し、同理事長の野依良治が「1人の未熟な研究者が膨大なデータを集積し、極めてずさんな取り扱いをして、責任感に乏しかった」とコメントした。[59]
     

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  194. STAP細胞、作製手法公表へ…バカンティ教授
    2014年3月15日14時54分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを明らかにした。世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。

     バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、論文を撤回する意思がないことを改めて示した。

     また、同大の小島宏司医師も「現段階では、論文に対して指摘されている疑問や懸念が、私たちの発見に影響するとは思えない。科学的なデータに誤りがあるという決定的な証拠がない限り、論文は撤回されるべきではないと信じる」とコメントした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYT1T00203
     

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  195. 詳細な作製法 近く公表 STAP論文共著の米教授
    2014年3月15日15時0分 読売新聞

     【ワシントン=中島達雄】理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「 STAPスタップ 細胞」の論文で不正が疑われている問題で、論文共著者の米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授は14日、STAP細胞の詳細な作製手法を近くウェブサイトに公表する考えを明らかにした。世界の研究者に再現実験を促し、STAP細胞の存在を証明したい考えだ。

     バカンティ教授はSTAP細胞論文について「比較的軽微な間違いや外部からの圧力によって無視するにはあまりに重要な論文だ」と指摘、論文を撤回する意思がないことを改めて示した。

     また、同大の小島宏司医師も「現段階では、論文に対して指摘されている疑問や懸念が、私たちの発見に影響するとは思えない。科学的なデータに誤りがあるという決定的な証拠がない限り、論文は撤回されるべきではないと信じる」とコメントした。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50349
     

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  196. STAP細胞 分業で論文検証ミス 共著者、過誤見抜けず
    2014年3月15日15時0分 読売新聞

     理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの 小保方おぼかた 晴子ユニットリーダー(30)らが発表した新たな万能細胞「 STAPスタップ ※細胞」の論文に画像の流用や加工などがあった問題を巡り、論文のチェック態勢の不備があらわになっている。科学研究は専門化が進み、関係する研究者や研究機関の数も増える傾向にある。主な論文著者は小保方リーダーのほかに5人おり、いずれも先端医学研究の第一人者ながら、分業体制により、STAP細胞の作製を含めた論文の検証がなおざりになった。

     論文の作成は主に小保方リーダーと笹井芳樹・副センター長が進めた。理研は「小保方リーダーの経験では力不足なので、論文をどのような流れにするのかは笹井副センター長が指導したと思う」と説明している。

     笹井副センター長は全体を見渡す立場にあったが、そのほかの研究者は細部まで目が行き届かなかったとみられる。

     STAP細胞作製の着想は、小保方リーダーのほか、留学先の米ハーバード大医学部のチャールズ・バカンティ教授、大学院生時代に指導した大和雅之・東京女子医大教授が関わったとされる。バカンティ教授は論文に責任著者として名を連ねているが、執筆にはほとんど関わっていなかった。大和教授とともに、論文全体のチェックは難しかったとみられる。

     STAP細胞が全身に混じったマウスの作製実験を担当し、論文の撤回を最初に呼びかけた若山照彦・山梨大教授も、自分の担当した部分は目を通したが、全てをチェックしていなかったことを明らかにしている。細胞の遺伝子などの解析は丹羽仁史・理研プロジェクトリーダーが担当。実験全般に関わったのは小保方リーダーだけだった。

     上昌広・東京大特任教授(医療ガバナンス論)は「科学論文は、共同研究者を信頼する『性善説』で作られ、各自の専門分野以外は口を出さないという習慣が今回の問題の背景にある」と指摘している。

     ※STAP=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140315-118-OYTPT50377
     

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  197. 読売新聞、ある日を境にしてやたら饒舌に語りまくるようになってんだな…
     

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  198. 工作に失敗したときのたたみ方はなんとなく粗っぽい感が否めず…(笑)。
     

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