2022年3月13日

10月「肥満症予防週間」|日本肥満症予防協会

またまた新着ニュース… ところで痩せ型の人は、そういった病気にならないのかな?

肥満は病気提唱…日本のメタボ対策、海外へ
2015年3月16日17時32分 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00050090-yom-sci

日本のメタボ対策 海外へ…肥満は病気 「世界基準に」
2015年3月16日15時0分 読売新聞
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150316-118-OYTPT50273

デブは治療すべき病気ニダ……アタマ大丈夫ニカ?(笑)。

(追記3/16 2015)
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(新着ニュース)
なんと肥満は「デブ菌」で伝染(うつ)る病気らしい…

昔「脚気菌」、今「肥満菌」…ほとんどすべての疾患疾病は伝染病ニダ(笑)。

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そしてまもなく「肥満」撲滅国民運動へ…いまやデブは病気ニダ(笑)。
なんとなく、異次元おカルト国家版「ぜいたくは敵だ!」の様相…

「日本肥満症予防協会」設立
2015年02月12日 17時22分 NHK首都圏ニュース

糖尿病や高血圧など、さまざまな病気の原因となる「肥満症」についての情報を発信し予防につなげようと、専門の医師らによる初めての協会が設立され、今後予防週間を設けて啓発するなど、全国的な取り組みを始めることになりました。

厚生労働省が3年前に行った調査によりますと、身長と体重から算出され、「肥満度」の基準となる指数=BMIが25以上の人の割合は、20歳以上の男性で29.1%、人数にして3人に1人、また女性では19.4%、5人に1人にのぼります。
こうしたことを受けて、肥満が専門の医師らが国内で初めてとなる「日本肥満症予防協会」を設立し、12日東京都内で記者会見が開かれました。
会見で、医師らは『肥満症』は、糖尿病や高血圧などを引き起こすだけでなく、がんや認知症、それに不妊症の原因にもなり、予防することが重要だ」と訴えました。
協会では、今後「肥満症」に関するホームページを立ち上げ、食事や運動による改善方法などの情報を発信するとともにことし10月には「肥満症予防週間」を設け、全国的な啓発にも取り組むとしています。
協会の理事長で大阪大学名誉教授の松澤佑次さんは「医師だけでなく、保健指導の専門家などとも連携して情報を共有し、全国に発信していきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150212/5275461.html


メタボ詐欺の連携プレー・ネットワーク組織づくり…(笑)。




「メタボリックシンドローム撲滅委員会」
(委員会の構成)
http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/outline/mblist.html

現在、わが国は世界に例を見ないスピードで高齢化社会が進行しており、厚生労働省は健康寿命の延伸をテーマに、2000年より「健康日本21」運動に取り組んでいます。しかし、それ以降も糖尿病をはじめ、高血圧、高脂血症など生活習慣病の患者・予備群は増加し、医療費の増大にも歯止めがかかっていません。これらの疾患の発症や悪化には、「内臓脂肪型肥満」が大きな関わりを持つことが明らかになっていますが、この「内臓脂肪型肥満」に加え、さらに血糖、血圧、血清脂質のうち二つ以上が危険域にある場合をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んでいます。

2005年4月には、内科系8学会(日本動脈硬化学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本内科学会、日本腎臓学会、日本血栓止血学会)が合同委員会を編成し、メタボリックシンドロームの診断基準を作成しました。メタボリックシンドロームの状態では、動脈硬化が年齢相応より早く進行し、心筋梗塞、脳梗塞のリスクが大きくなりますので、その改善が重要になります。

産経新聞社およびフジサンケイグループ各社は、厚生労働省の後援を得て、関連学会・諸団体、協賛企業各社とともに、2006年1月に松澤佑次(財)住友病院院長(肥満学会前理事長)を委員長とする「メタボリックシンドローム撲滅委員会」を発足させ、メタボリックシンドロームの危険性を広く啓発し、国民の健康づくりを支援するメタボリックシンドローム撲滅運動を推進しています。

事務局
メタボリックシンドローム撲滅委員会事務局
TEL.03-3275-8666(産経新聞社)
E-Mail.info@metabolic-syndrome.net
*事務局内は医療スタッフは常駐しておりませんので、一般個人の方の健康相談にはお答えできません。
http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/outline/associa.html



肥満ホームページへようこそ|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/himan/

メタボリックシンドロームってなに?|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/metabo02/kiso/question/

「肥満症」と「メタボリック症候群」の麗しき関係…




KAKEN - 松沢 佑次(70116101)
https://kaken.nii.ac.jp/d/r/70116101.ja.html

[キーワード:adiponectin]
https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=adiponectin&c=100&o=1

アディポネクチンの発見者であり、「メタボリックシンドローム」の提言者…

「大阪大学大学院医学系研究科 第三研究室」>私達は、「内臓脂肪と動脈硬化症」をkey wordに研究を進め、内臓脂肪と動脈硬化症を直接繋ぐ分子「アディポネクチン」を発見し、ヒトにおける意義そしてその機能解析を世界に先駆け…


>2003年、アディポネクチン受容体(AdipoR)発見

>2013年、アディポネクチン受容体活性化低分子化合物「アディポロン(AdipoRon)」発見



肥満症(特に内臓脂肪型肥満)の病態とその分子機構-多彩な成人病発症を基盤として-
Molecular pathogenesis and mechanism of vidseral obesity
1997年度~1999年度
松澤 佑次
大阪大学・医学系研究科・教授
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/09307019.ja.html



薬を売るために病気はつくられる
医療が病いをつくる 免疫からの警鐘
医原病 「医療信仰」病気をつくりだす


「信者」すなわち「儲」なり…




(2015年2月13日)

190 件のコメント:

  1. 委員会の構成

    委員長
    松澤 佑次
    (財)住友病院院長 (日本肥満学会元理事長、大阪大学名誉教授)

    委員

    門脇 孝
    東京大学大学院教授 (日本糖尿病学会理事長)

    北 徹
    神戸市立医療センター中央市民病院院長 (日本動脈硬化学会元理事長)

    齋藤 康
    千葉市病院事業管理者

    渡邊 昌
    公益社団法人 生命科学振興会理事長

    中尾 一和
    京都大学大学院医学研究科メディカルイノベーションセンター 特任教授(日本肥満学会前理事長)

    島本 和明
    札幌医科大学学長・理事長 (日本高血圧学会元理事長)

    宮本 幸一
    ニッポン放送専務取締役

    小川 晋一
    フジテレビジョン事業局長

    オブザーバー

    新村 和哉
    厚生労働省健康局長

    正林 督章
    厚生労働省健康局 がん対策・健康増進課課長

    春日 雅人
    国立国際医療研究センター総長 (日本肥満学会理事長)

    小林 三世治
    第一生命保険 支配人・健康増進室長
    http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/outline/mblist.html

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    1. 実行委員会

      リーダー・総合監修
      宮崎 滋
      結核予防会 新山手病院 生活習慣病センター長

      医療分野

      片山 茂裕
      埼玉医科大学病院院長 埼玉医科大学内科学 内分泌・糖尿病内科教授

      横出 正之
      京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター早期臨床試験部 教授

      和田 高士
      東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センター教授・同附属病院新橋健診センター所長

      柴 輝男
      東邦大学医療センター大橋病院糖尿病・代謝内科教授

      中川 徹
      日立製作所日立健康管理センタ 副センタ長

      医療・保健指導分野

      津下 一代
      あいち健康の森健康科学総合センターセンター長

      野口 緑
      尼崎市市民協働局 課長(ヘルスアップ戦略担当)

      運動指導分野

      宮地 元彦
      独立行政法人 国立健康・栄養研究所 健康増進研究部長

      菅野 隆
      日本健康運動研究所代表・健康創研代表・健康運動指導士

      食事指導分野

      鈴木 志保子
      神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授

      柴崎 千絵里
      東京女子医科大学病院栄養管理部

      小野 真実
      弘前大学大学院医学研究科(博士課程)社会医学講座
      http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/outline/commit.html

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    2. メタボリックシンドローム撲滅キャンペーンについて
      http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/index.html

      メタボリックシンドローム・ネット
      http://www.metabolic-syndrome.net/index.html

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  2. 【国内】肥満症患者は2000万人、「国民薬」の開発急ぐ
    http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1410687064/

    【医薬】2014年早々にも発売…日本初・肥満症治療薬「セチリスタット」(商品名:オブリーン)の、利点難点
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1388052159/

    【医療】小林製薬、肥満症の薬の臨床試験 データ改ざんを公表
    http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1387581367/

    【医療】肥満症治療薬「そもそも肥満症は病気なのか」「効果乏しい」 薬価判断持ち越し/中央社会保険医療協議会
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1384506917/

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  3. 肥満症治療薬 中医協「待った」 「効果、必要性乏しい」製造販売 国は承認
    2013年11月14日15時1分 読売新聞

     武田薬品工業が製造販売の承認を受けた新しい肥満症治療薬に対し、中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)は13日、「効果や必要性が乏しい」などとし、薬価を決める判断を持ち越した。1回で結論が出ず、薬の効果を巡り、中医協の議論が継続されるのは極めて異例。

     この薬は「セチリスタット」(商品名オブリーン)。武田薬品によると体内で脂肪を分解する酵素が働かないようにし、脂肪の吸収を抑えて体重を減らす効果がある。肥満で、糖尿病と脂質異常症の人に適用される。約200人を対象に1年間行った試験では、体重減少の効果が2%程度だった。今年9月、厚労省から製造販売承認を取得した。

     製造販売が認められた薬は、中医協で薬価を決めるかどうか議論し、承認されれば保険適用される。しかし、13日の中医協では、「体重100キロ・グラムの人なら2キロしか減らない。必要ない」「(関連学会は『病気』としているが)そもそも肥満症は病気なのか」などの意見が相次いだ。

     今後、肥満の度合いによって薬の効果が違うかどうかなどについて追加データをさらに検討し、薬価を決めるかどうか決定する。

     肥満症 体重(キロ・グラム)を身長(メートル)の2乗で割って算出する体格指数「BMI」が25以上、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった状態であるなどの条件を満たすと、病気としてこの診断名がつく。日本肥満学会が診断基準を作成している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20131114-118-OYTPT00582
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html?showComment=1384441629723#c4235059276221759608

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  4. 「肥満症」利権(笑)。

    日本から肥満(症)がなくなる日まで…

    これもまた、「いつまでも完了しない」ミッション(笑)。

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    1. 「それらしい」看板
      「ごもっとも」な大義名分
      「いつまでも完了しない」ミッション
      「下層部だけ」組織改変
      「自画自賛」の効果測定

      役所や公益法人が税金をだまし取る常套手段です
      http://koibito2.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

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  5. 「ぜい肉は敵だ」
    ぜい肉は敵だとは、贅沢をして肥満傾向にある奴らは日本国民の敵であり、撲滅すべき存在であるという意味の標語。
    http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%81%9C%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AF%E6%95%B5%E3%81%A0

    「国民運動先導(扇動)委員」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%9C%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AF%E6%95%B5%E3%81%A0

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  6. 「日本花粉症予防協会」(笑)。
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87%E4%BA%88%E9%98%B2%E5%8D%94%E4%BC%9A

    花粉症特集 |厚生労働省
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kafun/

    花粉症 - 日本成人病予防協会
    http://www.japa.org/seikatsusyuukannbyou/allergie/allergie_04.html

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    1. 「日本がん予防協会」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E3%82%93%E4%BA%88%E9%98%B2%E5%8D%94%E4%BC%9A

      一般財団法人 日本がん予防協会
      http://www.jlink.or.jp/

      大腸がん撲滅大作戦
      http://www.jlink.or.jp/keihatsu_toilet_paper.php

      >日本がん予防協会では、大腸がん予防に向けて、「大腸がん検診啓発トイレットペーパー」を製作致しました。

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  7. まさかとおもったけどググってみたら…

    「肥満防止ワクチン」(笑)
    https://www.google.co.jp/search?q=%E8%82%A5%E6%BA%80%E9%98%B2%E6%AD%A2%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3

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  8. 20年後の医療戦略議論 厚労省
    2015年2月13日3時0分 読売新聞

     厚生労働省は、少子高齢化や医療技術の進歩を踏まえ、20年後の医療政策ビジョン「保健医療2035」の取りまとめに乗り出す。医療費抑制をにらみながら、地域保健医療などの分野で長期戦略を立てる狙いがある。塩崎厚生労働相は月内をメドに、有識者らによる懇談会を設置する。夏頃に懇談会がまとめたビジョンを受け取る見通しだ。

     懇談会の座長には、東大大学院医学系研究科の渋谷健司教授が就く予定。メンバーは座長をはじめ、介護や国際人道支援の専門家ら計10人で構成する。ビジョンづくりに当たっては、日本医師会の横倉義武会長らがアドバイザーとして参加する方向だ。

     国民医療費は年約40兆円に上り、毎年1兆円規模で増えているため、政府は医療保険制度改革などを通じて、医療費抑制に取り組んでいる。懇談会では、こうした医療費抑制の取り組みを念頭に、20年後の医療体制について議論する。地域で様々な病気に対応できる「総合診療専門医」の育成策のほか、患者が受けた診療内容が分かるレセプトを分析し、効率的な保健指導を行う「データヘルス」のあり方などがテーマになる見込みだ。

    医療政策ビジョンの主なテーマ
    ▽医療費抑制を踏まえた国民の健康増進策
    ▽保健医療分野での国際貢献
    ▽地域づくりにおける保健医療の役割
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150213-118-OYTPT50171

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    1. 予算確保へ「医療ビジョン」 厚労省策定へ 財務省の削減けん制
      2015年2月14日3時0分 読売新聞

       塩崎厚生労働相は13日の記者会見で、20年後の医療政策ビジョン「保健医療2035」作りに乗り出すことを正式に発表した。新たな財政再建計画の議論が始まり、社会保障費削減が検討される中、厚労省として予算確保への「理論武装」を進める狙いがある。

       「医療のビジョンなき単なる削減というのはいかがなものか」

       塩崎厚労相は会見で、こうけん制した。政府は、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を2020年度に黒字化する目標を掲げている。最大の焦点は、毎年約1兆円増え続ける社会保障費の扱いだ。今後はさらに増え、14年度に約115兆円だったのが、団塊の世代が75歳以上になる25年度には約149兆円に増加すると推計されている。

       12日に開かれた経済財政諮問会議では、「目標達成にはさらなる歳出削減などが必要」との試算を内閣府が公表し、厚労省内では危機感が広がった。ビジョン取りまとめの時期も、財政再建計画がまとまる時期と同じ「夏頃」とした。

       小泉政権時代には「毎年2200億円」という数値目標に基づく社会保障費削減を進めて強い批判を浴びた。塩崎氏の発言は、来年の参院選を見据え批判をかわす意義もあるという。厚労省幹部は「財務省主導で進む社会保障費削減に受け身なだけではいけない。ビジョンでは効率的な医療のあり方も含め将来の方向性を打ち立てたい」と強調する。

       具体的には、患者が受けた診療の内容が分かるレセプトの分析を踏まえてジェネリック医薬品(後発薬)を活用することで、医療の質を保ちながら費用を削るなどの案を検討する方針だ。

       ただ、厚労省の動きに財務省は早くも警戒を強めており、厚労省の狙い通りに進むかどうかは不透明だ。麻生財務相は13日の記者会見で「社会保障分野は大きい。歳出の重点化、中でも社会保障関係は重点化、効率化を図る」と述べ、社会保障費の大幅な削減を目指す考えを強調した。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150214-118-OYTPT50175

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  9. 「大阪大学 下村伊一郎 Nature Medicine PTENノックアウトマウス」
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E4%B8%8B%E6%9D%91%E4%BC%8A%E4%B8%80%E9%83%8E+Nature+Medicine+PTEN%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9

    KAKEN - 下村 伊一郎(60346145)
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/60346145.ja.html

    kaken.nii.ac.jp 下村伊一郎 欠損マウス
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E4%B8%8B%E6%9D%91%E4%BC%8A%E4%B8%80%E9%83%8E+%E6%AC%A0%E6%90%8D%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9

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    1. アディポネクチンの組織修復機構と新規内分泌因子Favineの生理病態的意義の解明
      研究課題番号:24390238

      代表者
      2012年度~2014年度
      下村 伊一郎
      研究者番号:60346145
      大阪大学・医学(系)研究科(研究院)・教授

      研究分担者

      大月 道夫
      研究者番号:00403056
      大阪大学・医学系研究科・講師

      福原 淳範
      研究者番号:00437328
      大阪大学・医学系研究科・助教

      前田 法一
      研究者番号:30506308
      大阪大学・医学系研究科・助教

      西澤 均
      研究者番号:20379259
      大阪大学・医学系研究科・助教

      研究概要(最新報告)

      アディポネクチンの障害組織への集積機構に関する研究として、まず定常状態におけるアディポネクチン蛋白局在を免疫組織染色にて検討した。共焦点レーザー顕微鏡による解析では、心組織ではアディポネクチン蛋白はT-カドヘリンと共局在していた。事実、T-カドヘリン欠損マウスでは心筋アディポネクチン蛋白はほとんど検出されなかった。動脈組織では、アディポネクチン蛋白は血管内皮細胞マーカーであるCD31と共局在しており、定常状態においては血管内皮細胞に存在していることが明らかになった。次に、病態モデルでの検討を行った。アンジオテンシンII負荷心筋障害モデルでは、アディポネクチン蛋白量は変わらなかったが、コラーゲンIIIとの共局在が増加していた。動脈硬化モデルであるApoE欠損マウスでは、アディポネクチン蟹白は内皮細胞以外にも平滑筋細胞やコラーゲンIIIとの共局在も得られており、血管内膜でのアディポネクチン蛋白量は通常マウスに比して増加していた。

      Favineの生理病態的意義の解明の研究としては,Favine遺伝子改変マウスの解析を開始した。トランスジェニックマウスおよびノックアウトマウスの通常食飼育下において体重の推移の観察および糖脂質代謝の評価を行った。遺伝子改変マウスにおいて発生、発育、肉眼的臓器の形態に異常は認めなかった。体重にも明らかな差を認めておらず、引き続き週齢による観察を行う。糖負荷試験およびインスリン負荷試験においては野生型と遺伝子改変マウスの間に差は認めなかった。現在、臓器の組織学的形態評価に向けて個体数を確保するための繁殖を行っている。血中Favine濃度測定系の確立に関しては、高感度化および絶対値評価を進行中であり、健常者では安定した測定値が検出されることを確認しつつある。

      今後の研究の推進方策(最新報告)

      アディポネクチンの局在については入手したT-カドヘリン欠損マウスを用いて研究を進める。Favineについては遺伝子改変マウスの解析をさらに進める。

      https://kaken.nii.ac.jp/d/p/24390238.ja.html

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    2. あるあるアディポネクチン研究ごっこ…

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  10. 【統計】週に1枚チョコレートを食べると、糖尿病リスクが減少する可能性
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1423796597/

    >DeNAライフサイエンスはこのほど、バレンタインデーに向けてチョコレートと糖尿病の関係性について明らかにした。東京医科大学とハーバード大学の研究チームによると、チョコレートには糖尿病になるリスクを低減させ...

    「糖尿病」に関連するニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85

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  11. 【医療】肥満者から糞便移植を受けた人が急速に肥満に 動物実験でも体重増を再現/米研究
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1423961027/
    肥満者から糞便移植を受けた女性、急激に体重が増加
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1423639595/
    【医療】肥満者から糞便移植を受けた女性が急激に体重が増加、1年後も体重が戻らず
    http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1423573000/

    「肥満」に関連するニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E8%82%A5%E6%BA%80

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    1. 【調査】肥満関連の遺伝的要因 新たに100以上みつかる 過去最大規模のDNAの調査 国際研究
      http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1424001895/

      肥満細菌の次は、肥満遺伝子か…

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  12. NHK「腸内フローラ」スペシャルで、ネット界隈は大騒ぎさ…

    「腸内フローラ」
    https://twitter.com/search?q=%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9&src=typd
    http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9&ei=UTF-8

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    1. NHKスペシャル
      腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー

      2015年2月22日(日)
      午後9時00分~9時49分

      お肌の調子が良くない、ダイエットの成果がなかなかでない・・・そんな時、あなたのお腹にいる“腸内フローラ”が影響しているかもしれません。“腸内フローラ”とは、腸の中に住む細菌たちの生態系のことを言います。いま、最新の遺伝子解析技術によって、腸内細菌がもつ知られざるパワーが明らかになってきました。
      腸内細菌と言えば、「善玉菌」「悪玉菌」という言葉が思い浮かぶかもしれませんが、腸の中には実に100兆匹以上、数百種類もの細菌が住んでいて、その細菌の出す物質が、私達の美容や健康に様々な影響を及ぼしていることが分かってきました。がんや糖尿病などの病気から、肥満やお肌のシワなどの体質まで。
      さらには、その影響は脳にまで及び、うつ病とも関係しているのではないかと考えられています。
      腸内細菌の全貌を解明すれば、医療に大きな変革をもたらすのではないかという期待が高まり、欧米では国家的な研究プロジェクトが動き出しました。“腸内フローラ”を治療に活かす臨床研究も次々と始まっています。
      今や“腸内フローラ”は、人類の寿命を劇的に延ばした「ワクチンの開発」や「抗生物質の発見」に匹敵するインパクトがあるとも考えられています。 私達の体の中の不思議パートナー“腸内フローラ”の秘密に迫ります。
      http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/

      再放送 26日(木) 午前0:40~

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    2. KAKEN 腸内フローラ
      https://www.google.co.jp/search?q=KAKEN+%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9

      [キーワード:/腸内フローラ/]
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%2F&c=50&o=1

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    3. [キーワード:/腸内フローラ/]
      配分額合計:多い順
      https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%2F%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%2F&c=50&o=2

      https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%2F%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%2F&c=100&o=4

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    4. 小安 重夫 90153684 コヤス シゲオ Koyasu, Shigeo
      所属 : 独立行政法人理化学研究所

      渡辺 守 10175127 ワタナベ マモル Watanabe, Mamoru
      所属 : 東京医科歯科大学 / 大学院・医歯学総合研究科 / 教授

      末松 誠 00206385 スエマツ マコト Suematsu, Makoto
      所属 : 慶應義塾大学 / 医学部 / 教授

      田之倉 優 60136786 タノクラ マサル Tanokura, Masaru
      所属 : 東京大学 / 大学院・農学生命科学研究科 / 教授

      本田 賢也 60334231 ホンダ ケンヤ Honda, Kenya
      所属 : 東京大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 准教授

      八村 敏志 40238019 ハチムラ サトシ Hachimura, Satoshi
      所属 : 東京大学 / 大学院・農学生命科学研究科 / 准教授

      日比 紀文 50129623 ヒビ トシフミ Hibi, Toshifumi
      所属 : 慶應義塾大学 / 医学部 / 名誉教授

      樗木 俊聡 50233200 オオテキ トシアキ Ohteki, Toshiaki
      所属 : 東京医科歯科大学 / 難治疾患研究所 / 教授

      阿部 啓子 10151094 アベ ケイコ Abe, Keiko
      所属 : 東京大学 / 大学院・農学生命科学研究科 / 教授

      尾崎 博 30134505 オザキ ヒロシ Ozaki, Hiroshi
      所属 : 東京大学 / 大学院・農学生命科学研究科 / 教授

      石川 博通 20051667 イシカワ ヒロミチ Ishikawa, Hiromichi
      所属 : 慶應義塾大学 / 医学部 / 教授

      >検索結果: 75件
      https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%2F%E8%85%B8%E5%86%85%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%2F&c=100&o=4

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    5. 「腸内フローラ」腸炎抑える仕組み解明
      7月8日 16時43分

      ヒトの腸の中では、数多くの細菌が、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を作っていますが、この細菌の一種が、腸の炎症反応を抑える仕組みを慶応大学の研究グループが突き止めました。
      国内に16万人の患者がいる潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につながると期待されます。

      この研究を行ったのは、慶応大学の吉村昭彦・教授らの研究グループです。
      研究グループでは、ヒトの腸の中に生息する細菌、「クロストリジウム属細菌」に注目し、マウスで実験を行いました。
      その結果、この細菌が、腸の特定の細胞を刺激することで「Tレグ」と呼ばれる免疫反応を制御する細胞が増え、炎症反応が抑えられることが分かったということです。
      腸内には、100兆個以上の細菌が生息し、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を形成して互いに免疫のバランスを調整しているとみられていますが、研究グループでは、具体的な仕組みが分かったことで患者数が16万人を超えた潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につながるとしています。
      研究を行った吉村教授は、「免疫を抑える細胞を増やす薬を開発できれば、潰瘍性大腸炎や食物アレルギーといった免疫が過剰に働く病気に有効なのではないか」と話しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150708/k10010143401000.html

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  13. 2月24日 よみうり寸評
    2015年2月24日15時0分 読売新聞

     いつかの同窓会で下腹の膨らみ始めた友人が次のようにあいさつしていた。「最近コレステロール値が上がり、妻から大好きな目玉焼きを一つにセーブされた私です」◆心筋梗塞や脳卒中から夫を守ろうとする奥さんの配慮だが、それが正しいかどうか。いまは従来の常識が覆って難しい局面にあるらしい。米政府の委員会が「過剰摂取を心配する必要はない」とする報告書を発表した◆意外なことに血中コレステロールの7割は人体が合成する。このため食品から摂取するそれは、たいして気にせずともよいとの見解のようだ◆日本では一足早く厚生労働省が食事摂取基準(2015年版)から外している。だからといって、いくつ卵を食べてもいいのではないらしいから、日々の食事と健康の関係は複雑である◆血中コレステロールを増やす犯人が飽和脂肪酸であることは知られている。厚労省のホームページによれば、この物質はバターや脂肪の多い肉などと同様、卵黄にも多く含まれるという◆目玉焼き二つ、危うし!
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150224-118-OYTPT50298

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    1. 成長が止まってからの「摂取量」と「食欲」のバランスが大事だということ…

      1日あたり、回数でとるなら一回あたりの摂取量を減らさなきゃいけないし、どうしても一回あたりの量が多くなければ満足できないというのであれば回数を減らさなきゃいけない、そういうこと。

      普通は、小食にして回数を食うほうが、カラダへの負担は小さそうだが…

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  14. 1995年、アディポネクチン発見
    2003年、アディポネクチン受容体(AdipoR)発見
    2013年、アディポロン(AdipoRon)(アディポネクチン受容体活性化低分子化合物)発見
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3

    メタボ版STAP細胞だったりして…(笑)。

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  15. 「肥満は病気」提唱…日本のメタボ対策、海外へ
    2015年3月16日17時32分 読売新聞

     日本が独自に定義している病気「肥満症」への認識を世界に広め、早期治療につなげる運動を、日本肥満学会(大阪市淀川区)が始めた。

     世界の肥満人口は21億人。海外では病気という認識がなく重症化する例も多い。日本の肥満対策は効果を上げており、世界からも注目されている。同学会は、肥満症の定義の国際基準化を目指し、国際会議でも提唱する。(国際部 佐藤友紀)

     「肥満は世界的に増えているが、外国ではリスク要因とは捉えても、一定の条件にあてはまれば病気だという発想がない。糖尿病や高血圧の治療は行っても、肥満の治療を行わないから根本的解決にならない」。同学会の春日雅人理事長(国立国際医療研究センター総長)は、国際基準にする意義をこう話す。

     世界保健機関(WHO)は2025年までに世界の肥満増加を食い止めるとの目標を掲げている。米ワシントン大学健康指標評価研究所の調査によると、体格指数「BMI」が25以上の肥満人口は約21億人。3人に1人は肥満ということになる。1980年は8億5700万人だった。

     肥満を減らす対策をとっている国もある。国民の3割が肥満というアラブ首長国連邦(UAE)のドバイは13年、一定期間中に体重を2キロ・グラム以上減量した人に、減った体重1キロ・グラムにつき金1グラムを贈った。経済協力開発機構(OECD)加盟34か国中、糖尿病の発症率が最も高いメキシコは14年、炭酸飲料やスナック菓子など高カロリー食品のテレビ広告を規制した。

     日本は、40~74歳を対象にしたメタボリックシンドロームに焦点を当てた特定健診、特定保健指導を08年に始め、厚生労働省の中間報告(14年)によると、指導を受けた人は全ての年代で腹囲や体重が減少した。血糖や血圧なども改善傾向にあり、08~09年度の1年間で男性の3割、女性の4割がメタボから脱したという。こうした対策は、肥満症の予防にもつながっている。同省によると、11年に肥満症で通院した人は約5000人と推計される。

     同学会は、日本の肥満改善の取り組みを生かし、日本の定義を国際基準にして世界での対策に役立ててもらいたい考えだ。日本発の健康はすでに和食などで注目されているが、肥満対策でもリードを目指す。

     「まずはアジアから広めたい」と、同学会は名古屋市で10月に開かれる「アジア・オセアニア肥満会議」で肥満症の基準を提唱し、採択予定の「名古屋宣言」にも盛り込みたい考えだ。月内にも宣言の草案をまとめ、各国に呼びかける。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150316-118-OYT1T50090

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    1. 「肥満は病気」世界へ提唱 - 2015/3/16
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6153181

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    2. 病気は治療すべきである。

      が行き過ぎると、あれやこれや何でもかんでも病気にしなきゃ気がすまなくなる…

      一種の精神的な疾患状態…

      >フェティシズムの致命的な症候…

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    3. 「目的と手段との倒錯 フェティシズム 小室直樹」
      http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_400.html
      https://www.google.co.jp/search?q=%E7%9B%AE%E7%9A%84%E3%81%A8%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%80%92%E9%8C%AF+%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0+%E5%B0%8F%E5%AE%A4%E7%9B%B4%E6%A8%B9

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    4. 日本のメタボ対策 海外へ…肥満は病気 「世界基準に」
      2015年3月16日15時0分

       日本が独自に定義している病気「肥満症」への認識を世界に広め、早期治療につなげる運動を、日本肥満学会(大阪市淀川区)が始めた。世界の肥満人口は21億人。海外では病気という認識がなく重症化する例も多い。日本の肥満対策は効果を上げており、世界からも注目されている。同学会は、肥満症の定義の国際基準化を目指し、国際会議でも提唱する。(国際部 佐藤友紀)

      独自定義 国際会議で提唱

       「肥満は世界的に増えているが、外国ではリスク要因とは捉えても、一定の条件にあてはまれば病気だという発想がない。糖尿病や高血圧の治療は行っても、肥満の治療を行わないから根本的解決にならない」。同学会の春日雅人理事長(国立国際医療研究センター総長)は、国際基準にする意義をこう話す。

       世界保健機関(WHO)は2025年までに世界の肥満増加を食い止めるとの目標を掲げている。米ワシントン大学健康指標評価研究所の調査によると、体格指数「BMI」が25以上の肥満人口は約21億人。3人に1人は肥満ということになる。1980年は8億5700万人だった。

       肥満を減らす対策をとっている国もある。国民の3割が肥満というアラブ首長国連邦(UAE)のドバイは13年、一定期間中に体重を2キロ・グラム以上減量した人に、減った体重1キロ・グラムにつき金1グラムを贈った。経済協力開発機構(OECD)加盟34か国中、糖尿病の発症率が最も高いメキシコは14年、炭酸飲料やスナック菓子など高カロリー食品のテレビ広告を規制した。

       日本は、40~74歳を対象にしたメタボリックシンドロームに焦点を当てた特定健診、特定保健指導を08年に始め、厚生労働省の中間報告(14年)によると、指導を受けた人は全ての年代で腹囲や体重が減少した。血糖や血圧なども改善傾向にあり、08~09年度の1年間で男性の3割、女性の4割がメタボから脱したという。こうした対策は、肥満症の予防にもつながっている。同省によると、11年に肥満症で通院した人は約5000人と推計される。

       同学会は、日本の肥満改善の取り組みを生かし、日本の定義を国際基準にして世界での対策に役立ててもらいたい考えだ。日本発の健康はすでに和食などで注目されているが、肥満対策でもリードを目指す。

       「まずはアジアから広めたい」と、同学会は名古屋市で10月に開かれる「アジア・オセアニア肥満会議」で肥満症の基準を提唱し、採択予定の「名古屋宣言」にも盛り込みたい考えだ。月内にも宣言の草案をまとめ、各国に呼びかける。

       【肥満症】 日本肥満学会は、体重(キロ・グラム)を身長(メートル)の2乗で割って算出する体格指数「BMI」が25以上の人を肥満としている。肥満症はこのうち〈1〉糖尿病、高血圧など11種類の健康障害のどれかを合併している〈2〉健康障害がなくても、内臓脂肪がコンピューター断層撮影法(CT)で100平方センチ・メートル以上――の人が診断される病名。100平方センチ・メートル以上は、腹囲にすると、男性85センチ・メートル以上、女性90センチ・メートル以上にほぼ相当する。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150316-118-OYTPT50273

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  16. くまモン、ダイエットに失敗 「営業部長代理」に降格

     熊本県は30日、半年かけてメタボ解消の運動や食事の改善に取り組んできた県PRキャラクター「くまモン」がダイエットに失敗したと発表した。蒲島郁夫知事はペナルティーとして、くまモンを「営業部長」から「営業部長代理」に6月末まで降格すると発表した。

     くまモンはバレンタインのチョコレートをつまみ食いするなど、気のゆるみが影響してか、体重も体脂肪も全く変化がなかった。東京の会場で降格人事を聞いたくまモンは、崩れ落ちてショックを受けた様子だった。

     ぽっちゃりした体形が特徴のくまモンは昨年10月、蒲島知事に太りすぎと指摘され、ダイエットを宣言していた。

    2015/03/30 12:58 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015033001001582.html

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    1. 2015.3.30 13:08
      くまモン、減量に失敗! 「営業部長代理」に降格

       熊本県は30日、半年かけてメタボ解消の運動や食事の改善に取り組んできた県PRキャラクター「くまモン」がダイエットに失敗したと発表した。蒲島郁夫知事はペナルティーとして、くまモンを「営業部長」から「営業部長代理」に6月末まで降格すると発表した。

       くまモンはバレンタインのチョコレートをつまみ食いするなど、気のゆるみが影響してか、体重も体脂肪も全く変化がなかった。東京の会場で降格人事を聞いたくまモンは、崩れ落ちてショックを受けた様子だった。

       ぽっちゃりした体形が特徴のくまモンは昨年10月、蒲島知事に太りすぎと指摘され、ダイエットを宣言。一つの動きに4秒かけて腹筋や太ももなどを引き締める独自のエクササイズ「くまモン4Uメソッド」に取り組むほか、県産野菜たっぷりの健康的な食事を取る姿をアピールしてきた。

       熊本の会場では、蒲島知事は自身のダイエットに成功したと公表。県庁への毎朝の徒歩通勤や、ヘルシーな愛妻弁当のおかげか4・6キロ減となった。
      http://www.sankei.com/west/news/150330/wst1503300041-n1.html

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  17. 運動継続で肝脂肪減 「やせなくても効果ある」
    4月4日 9時00分

    早歩きなどの運動を続けることによって、体重に変化がなくても肝臓に蓄積した脂肪を減少させる効果があることが分かったと、筑波大学の研究グループが発表しました。研究グループは「やせなくても効果はあるので根気よく運動を続けてほしい」と話しています。

    肥満やアルコールの摂取により、肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝になると、肝炎や肝硬変などの病気になるリスクが高まるとされています。
    筑波大学の医学医療系や体育系の教授や学生などで作る研究グループは、30代から60代の肥満の男性およそ170人を対象に、早歩き程度の有酸素運動を3か月間続けてもらい、肝臓や体重がどのように変化するかを調べました。
    その結果、体重に変化がなくても脂肪肝の要因となる物質が減る一方、脂肪を燃焼させる物質が増える効果が確認され、肝臓の脂肪が減少することが分かったということです。
    特に1週間に250分以上、1日に換算して30分余り運動を続けた場合は、肝臓の脂肪が減る効果が大きくなるということです。
    筑波大学医学医療系の正田純一教授は、「やせなくても効果はあるので諦めずに根気よく運動を続けてほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150404/k10010038321000.html

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  18. 「やせなくても効果ある継続的な運動」ではなく、食べるコントロールの方が先にすべきことではないのかな…


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  19. 肥満から糖尿病・高血圧、引き金のたんぱく質解明 阪大
    今直也 2015年4月7日04時01分 朝日新聞デジタル

     肥満が進んで糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる仕組みを、大阪大の研究グループがマウスの実験で解明したと発表した。高脂肪・高カロリーの食事をとると出てくる特定のたんぱく質の働きを抑えることで人でも糖尿病の発症を防ぐことが期待できるという。

     肥満になると単に体重が増えるだけでなく、脂肪細胞などからなる脂肪組織で炎症が起きる。この炎症が糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病につながると考えられている。だが、何が炎症を起こす「引き金」になっているか分かっていなかった。

     研究グループは、通常の食事を与えたマウスと高脂肪・高カロリーの食事を与えたマウスの脂肪組織で起きている現象を調べた。すると、高脂肪・高カロリーの食事をとったマウスの脂肪細胞から特定のたんぱく質が出ており、免疫に関係する細胞を呼び寄せて炎症を増やしていることが分かった。
    http://www.asahi.com/articles/ASH463SJFH46PLBJ001.html


    【医学】肥満から糖尿病・高血圧、引き金のたんぱく質解明 阪大
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1428394777/
    http://www.2nn.jp/word/%E8%82%A5%E6%BA%80

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    1. >「高脂肪・高カロリーの食事をとったマウスの脂肪細胞から出ている特定のたんぱく質」が、「免疫に関係する細胞を呼び寄せて炎症を増やしている」…

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  20. 糖尿病:ウイルス感染きっかけに発症…関係する遺伝子特定
    毎日新聞 2015年04月07日 18時56分

     糖尿病のうち、ウイルス感染などをきっかけに発症するとされる1型糖尿病に関係する遺伝子を九州大学(福岡市)の研究班が世界で初めてマウス実験で特定した。人でも共通する遺伝子の仕組みがあると考えられ、ワクチン開発につながる成果だとして7日、英オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

     糖尿病患者は国内に約950万人いるが、このうち1型は数%で子供が発症する例が多い。生活習慣病に関係はなく、発熱など感染症の症状を伴い発症するため、ある種のウイルス感染が原因の一つと考えられている。

     九大医学研究院保健学部門の永淵正法教授(ウイルス免疫学)らは、ウイルス感染の防御に関わる「チロシンキナーゼ2遺伝子」に注目し実験した。この遺伝子がないマウスを7匹作成し、1型糖尿病との関連が疑われる種類のウイルスを感染させて野生のマウス7匹と比べた。遺伝子がないマウスは7匹すべてが感染3日後から糖尿病になり、野生マウスは発症しなかった。

     研究班は、発症したマウスを病理解剖し、人と同じようにインスリンを作る膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島ベータ細胞が破壊され、糖尿病になったことも突き止めた。

     永淵教授は「糖尿病とウイルスの関連は長く指摘されてきたが、初めて遺伝子レベルの仕組みを特定できた。今後は他のウイルスでも実験を重ね、複数の原因ウイルスを特定することでワクチン開発などにつなげたい」としている。【関東晋慈】
    http://mainichi.jp/select/news/20150408k0000m040026000c.html

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    1. 糖尿病(血液・循環)、ウイルス、遺伝子、(遺伝子欠損)マウス実験、ワクチン、生活習慣病、感染症、免疫学…

      医科様マター総動員のコラボレーションだな…

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  21. おなかいっぱい・交代制勤務…メタボ7習慣
    2015年7月3日14時45分

     食事や運動だけでなく、睡眠、休養の悪い生活習慣が重なるほど、メタボリックシンドロームなどの発症リスクが高くなることが、大分大の井谷修准教授らの研究でわかった。宇都宮市で開かれている日本睡眠学会で3日午後に発表する。

     井谷准教授らは、地方公共団体に勤める男性(18~65歳、約3万9000人)の1999~2006年の健康診断と問診のデータを解析。生活習慣と病気などとの関連を調べた。

     その結果、〈1〉睡眠時間が5時間未満〈2〉交代制勤務をしている〈3〉休日が取れない〈4〉いつもおなかいっぱい食べる〈5〉あまり歩かない〈6〉アルコールを1日日本酒3合以上飲む〈7〉たばこを吸う――の七つの危険な生活習慣があると肥満や高血圧、メタボを発症しやすくなることがわかった。

     メタボでなかった人が7年間でメタボを発症するリスクは、危険な生活習慣が重なるほど高くなり、0~1個の人に比べ、2~3個は1・22倍、4~5個は1・42倍、6個以上では2・04倍になった。

     井谷准教授は「運動だけでなく、きちんと睡眠や休みを取ることが生活習慣病の予防になる。交代制勤務の人は特に気をつけてほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150703-118-OYT1T50116
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20150703-OYT1T50116.html

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  22. 脂肪分少ない食事は短期効果 体脂肪減の優位性に疑問

     【ワシントン共同】炭水化物が少ない食事と、脂肪分が少ない食事では、短期的には後者の方が体脂肪を減らす効果が高いとする研究結果を、米国立衛生研究所(NIH)のチームが米科学誌セル・メタボリズムに13日発表した。

     ただ炭水化物を減らすと体脂肪を代謝する能力が高まるため、長期間続けると効果は同程度になりそう。最近は米国だけでなく日本でも白米やパンなどを控える低炭水化物ダイエットが人気だが、優位性には疑問を示す結果となった。

     チームは「あくまでも基礎的な研究。日常的な食事で体重を効果的に減らす方法は今後の研究課題だ」としている。

    2015/08/14 01:00 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081301001660.html

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  23. メタボ健診、効果測れず…患者情報システム欠陥
    2015年9月5日3時11分

     厚生労働省が管理する医療ビッグデータのシステムで、特定健診(メタボ健診)のデータのうち、同じ患者のレセプト(診療報酬明細書)のデータと照合できたのは2割程度にとどまり、このままでは健診の医療費抑制効果の検証に活用できないことが、会計検査院の調べでわかった。

     医療機関などで、患者情報の入力方法を統一していないことが原因。検査院は4日、厚労省に、照合が可能になるようシステムの改修を求めた。

     厚労省は2009年度から、生活習慣病対策として実施される特定健診と、医療機関が保有するレセプトの各データの保存を始めた。特定健診のデータを同じ患者のレセプトと照合することで、健診が医療費抑制につながるか検証することも目的の一つ。14年度までに約28億円をかけ、特定健診で約1億2000万件、レセプトで約87億8900万件を収集している。

     ところが、検査院の調べでは、実際に照合できたのは11年度が19・0%、12年度は24・9%。特定健診の受診者の15%程度が医療機関にかからないことを考慮しても、低い値だった。

     患者情報の入力で、氏名を漢字とするかカタカナとするか、被保険者番号を全角にするか半角にするかは医療機関などによって異なるため、暗号化した結果、同じ人物の情報でも別人物の情報として認識されてしまっていた。厚労省は12年2月には、照合できる割合の低さに気づいたが、「加入する保険組合を変更して被保険者番号が変わった患者が多かったため」などと推測し、放置していた。

     厚労省は高齢者医療確保法に基づき、18年度に医療費抑制策の実績評価を行う必要があるため、さらに約1億円をかけて、データを照合できるよう今年度中にシステムを改修する方針。厚労省保険システム高度化推進室の担当者は「検査院の指摘を真摯しんしに受け止め、データベースの質の向上に努めたい」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150904-118-OYT1T50182

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    1. 「メタボ」パラダイムそのものが、壮大な創作捏造でっちあげ政策(笑)。

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    2. メタボ検診 システムのミスで十分活用できず
      9月4日 19時05分

      「メタボ健診」を受けたすべての人のデータを蓄積して、医療費の抑制につなげようと厚生労働省が整備したシステムに設計ミスがあり、およそ20%の人のデータしか活用できない状態だったのに運用が開始されて6年経った今も改修されていないことが会計検査院の調べで分かりました。

      このシステムは厚生労働省がおよそ28億円をかけて整備し、平成21年から運用している「ナショナルデータベース」で、「メタボ健診」を受ける毎年2000万人以上のすべての健診データと、医療機関などが請求した診療報酬明細書のデータが合わせて100億件近く個人情報を暗号化したうえで蓄積されています。厚生労働省はこのデータを突き合わせてメタボリックシンドロームの人がどのような病気になり、いくら医療費がかかっているかを分析し、医療費の抑制につなげる対策を打ち出すことを目指しています。
      しかし会計検査院によりますと同じ人のデータでも健康保険証の番号などが半角文字と全角文字といった異なる形式で提供されると暗号化した際に同じ人のものと認識されなくなるなどの設計ミスがあり、平成23年度からの2年間ではメタボ健診を受けた人の22%しかデータを突合できなかったということです。国は昨年度までの7年間にメタボ健診に1200億円余りの補助金を投入していますが、その効果の検証にもシステムを十分活用できない事態となっています。
      厚生労働省は3年前には突合率が低いことを把握しましたが、原因が分からず改修していなかったということで、会計検査院はシステムを改修するよう求めました。
      厚生労働省は「指摘を真摯(しんし)に受け止め、システムを有効に活用できるように今年度中に改修を進めたい」とコメントしています。

      全角と半角文字の混合でデータ認識できず

      昨年度およそ40兆円まで膨れ上がった医療費。厚生労働省の「ナショナルデータベース」は、増え続ける医療費を抑えようと平成20年度から進められている「医療費適正化計画」を支える大きな柱と位置づけられていました。
      平成21年度から運用が始まり、これまでに毎年2000万人以上が受診している「メタボ健診」の結果やそれに伴う指導のデータが1億4000万件余り、医療機関などが請求した診療報酬明細書のデータが97億件と国民の健康状態や医療機関での治療内容に関する膨大なデータが蓄積されています。いずれも個人が特定できないよう、氏名や生年月日、健康保険証の番号などの個人情報を暗号化する処理が行われたうえでデータベースに保管されます。
      当初の計画では同じ暗号のデータを突き合わすことで、メタボリックシンドロームの人がどのような病気になり、いくら医療費がかかっているかを分析できる設計で、より効率的な医療を実現し、医療費の抑制につなげることが期待されていました。
      しかし会計検査院が調べたところ、同じ人のデータでも例えば健康保険証の番号がメタボ健診では半角文字、診療報酬明細書では全角文字と異なる形式で提供されていた場合は、異なった暗号に処理され、同じ人のデータと認識できなくなるということです。こうした設計ミスのため、蓄積されたデータのうち全国の中小企業で働く従業員などが加入し国内最大の公的医療保険の運営者「全国健康保険協会」のケースでは、メタボ健診を受けた延べ1000万人以上について1人も突き合わせができないなどシステムがほとんど機能していなかったということです。

      専門家「厚労省の対応甘い」

      システムの設計ミスについて医療情報システムに詳しい東京大学大学院の山本隆一特任准教授は「蓄積されたデータは膨大な量なので改修しても過去にさかのぼって分析できるようになることは期待できない。設計段階や完成してテストする段階で徹底的にチェックすべきで厚生労働省の対応が甘かったと言わざるをえない。今後のわが国の医療を中心とする社会保障を考えていくうえで大事なデータベースなのでもっと性能を上げないといけない」と指摘しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150904/k10010216391000.html

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    3. 国民だましのメタボな「赤鬼青鬼」劇場(笑)。

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  24. 妊娠前からの糖尿病、胎児遺伝子に影響か…九大
    2015年09月14日 13時12分

     九州大の目野主税ちから教授(発生生物学)らの研究グループは、妊娠前からの糖尿病によって胎児に生まれつきの心臓病が生じる仕組みを解明したと発表した。

     8日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。妊娠前から糖尿病があると、胎児に心臓などの先天異常のリスクが高まることが知られているが、その仕組みは分かっていない。

     グループは糖尿病のモデルマウスを使って実験。妊娠初期に、心臓や消化管の元になる細胞が左右逆に形成されるなどの異常が見られ、正常な臓器を形成するために働く遺伝子が消失していることがわかった。

     目野教授は「妊娠初期に一時的でも血糖値が高くなると、内臓の形成に影響を及ぼす高い可能性が示唆された。妊娠前からの血糖値の管理が先天異常の予防に重要なことが改めて示された」と説明している。
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20150913-OYT1T50051.html

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  25. ローソン、肥満社員削減へ目標 効率的な企業活動に
    2015/10/07 20:42 【共同通信】

     ローソンは7日、グループ社員の2018年度までの健康目標値を設定したと発表した。肥満の社員の割合を減らすなどして心身面の不安が少ない社員を増やし、効率的な企業活動につなげる狙いだ。今月1日付で玉塚元一社長が最高健康責任者(CHO)に就任しており、目標達成に向けた取り組みを進める。
     肥満判定に使われる体格指数(BMI)が基準値以上だった社員の割合は、14年度に男性で37・2%、女性は18・6%だった。これを18年度には、男性27・7%、女性17・0%まで減らしたい考えだ。
     運動用ビデオの作成やクラブ活動を奨励、1年に1回実施する健康診断で成果を把握する。
    http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100701001750.html

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    1. 【企業】ローソン、肥満社員削減へ
      http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1444218936/

      「ローソン」
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3

      「肥満」
      http://www.2nn.jp/word/%E8%82%A5%E6%BA%80

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  26. 病気の前の不調「未病」対策の製品紹介
    10月14日 15時49分

    病気になる前に体に不調が現れる、「未病」と呼ばれる状態の対策に役立つ製品を紹介する催しが、14日から横浜市で開かれています。

    この催しは、未病の対策に力を入れている神奈川県などが開き、横浜市西区の会場では14日、神奈川県の黒岩知事らが記念のテープカットを行いました。
    会場では、企業や自治体など合わせて30の団体から未病対策に役立つ製品などが出展され、このうちスマートフォン用のアプリは、話す人の音声を分析してストレスの状態などを測定できるということです。また、血液中のアミノ酸の濃度から、がんや生活習慣病のリスクを判定できる新たな検査法なども紹介されています。
    出展した大学の関係者は「高齢社会になっていくと未病という考え方がますます大事になってくると思うので、健康を保つのに役立つ取り組みをこれからも進めていきたい」と話していました。
    この催しは、16日まで横浜市西区のパシフィコ横浜で開かれています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269451000.html

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    1. 「いまだ病気にあらず」というなら、過剰に気にすることを仕向ける必要はないはずなのに…

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  27. 血圧「120未満」で病死27%減…米国立研
    2015年11月10日14時14分

     【ワシントン=三井誠】米国立心肺血液研究所は9日、最高血圧を「120未満」に下げることで、心不全などの病気の発症を大幅に抑えられるとする大規模調査の結果を発表した。

     来年までの研究予定だったが、人命にかかわる明確なデータが得られたことから、研究を1年前倒しして終了。研究チームは「今後の治療指針の改定などで、参考にすべき結果だ」と指摘している。

     研究には、50歳以上で血圧が高い約9400人の男女が参加。薬を服用して治療する目標を「120未満」にした場合と、米国での一般的な推奨値「140未満」にした場合で、健康状態の違いを平均で3年3か月追跡して調べた。

     その結果、「120未満」を目指した患者は、心不全や心臓まひなど高血圧がもとで発症する病気の発生率が低く、病死する割合が27%下がった。血圧が下がることでめまいなどの副作用は増えたが、研究チームは「利点の方が大きい」とコメントしている。

     成果をまとめた論文は9日、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。

              ◇

     日本高血圧学会が2014年に定めた「高血圧治療ガイドライン(指針)」は最高血圧の治療目標を「140未満」としている。

     指針の作成委員長を務めた島本和明・札幌医大学長は「米国の調査結果を今後の指針に反映すべきかどうかは、他の大規模調査を含めた研究や、詳しい解析をもとに慎重に判断すべきだ」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151110-118-OYT1T50107

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    1. そんなに新たな「高血圧」患者をつくってどうすんの?(笑)。

      降圧剤稼業のヒトビトのウハウハが止まんなくなるな…

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    2. [解説スペシャル]米の「治療目標」波紋 最高血圧「120未満」に疑問
      2015年11月19日3時0分

      心不全は減少 腎障害増加も

       高血圧治療は「最高血圧120未満を目標にすべきだ」とする米国立心肺血液研究所の大規模研究報告が医療現場に波紋を広げている。日本の治療指針が定める140未満より、大幅に厳しい目標値を求める内容だ。血圧はどこまで下げれば良いのだろうか。

       (医療部 高橋圭史、石塚人生)

        ■戸惑う医療現場

       「最近、治療の基準は緩和される傾向にあったが、今回の研究は逆行する結果で驚いた。戸惑いを感じる。どうしたら良いか迷う医師も多いのではないか」

       東京都大田区のたかせクリニック院長、高瀬義昌さんはこう語る。

       「高齢者の場合、血圧を下げすぎると転倒・骨折を招く恐れもある。だから、今回の研究結果を見ても、すぐに(140を目安とする)治療方針を変えようとは思わない」という。

       国内の高血圧患者は4300万人とも言われる。高血圧に対し治療が行われるのは、自覚症状がなくても、将来、心筋梗塞や脳卒中などを起こすリスクを高めると考えられているからだ。

       2014年に改定された日本高血圧学会の治療指針では、若年者・中年者の治療目標は、従来の「130未満」から「140未満」に緩和された。

        ■3年追跡し比較

       ところが、今回、米国立心肺血液研究所は、最高血圧を「120未満」に下げると、心不全などの発症を大幅に抑えられるとの研究報告をまとめた。

       研究は、50歳以上の血圧が高く、心筋梗塞などのリスクのある約9400人が対象。血圧を「120未満」に下げる患者と、「140未満」に下げる患者の2群に分け、平均で3年余り追跡し、比較した。

       その結果、「120未満」にした患者の方が心不全や心筋梗塞、脳卒中などの発症率が低く、死亡リスクが27%低かった。研究チームは「今後の治療指針の改定などで参考にすべき結果」とコメントした。

        ■男性の平均135

       一方、厚生労働省の国民健康・栄養調査(2013年)によると、男性の最高血圧の平均値は135、女性は130。仮に血圧120以上を治療対象とみることになれば、国民の大半が病人扱いされる恐れもある。

       では、どう考えるべきなのか。今回の研究データをもう少し詳しく見てみよう。

       心不全などの発症率は、120未満では5・2%。140未満では6・8%。死亡率は、120未満が3・3%。140未満が4・5%だった。死亡は、120未満にした方が90人当たりで1人少なくなる計算になる。

       一方、急性腎障害などの発生率は120未満の方が4・1%と、140未満の2・5%より高まった。腎臓の血流が減りすぎて障害が起きた可能性がある。

       米国の研究参加者は体格指数・BMI(正常18・5~25未満)が約30で、肥満傾向が強かった。

       高血圧診療に詳しい臨床研究適正評価教育機構の桑島巌理事長は「心臓病のリスクのある患者について、厳格に血圧を下げた方が心不全や死亡リスクが減ることを示す結果だが、急性腎障害などの副作用が増えることは気になる。一律に120未満を目指すことには慎重になるべきだ。特に、高齢者は持病や健康状態の個人差が大きい。日常診療では、個別に反応を見る必要がある」と指摘する。

       ◆BMI=Body Mass Index 体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った値。

      学会「指針現行の140未満で」

       高血圧治療の目標値は近年、世界的に緩くなる傾向にあった。

       今回の研究を行った米国立心肺血液研究所が2013年末、最高血圧は60歳未満で「140未満」、60歳以上で「150未満」とする治療指針をまとめた。60歳以上の治療目標は10緩和された。

       同年に出た欧州の高血圧学会などの指針や、日本高血圧学会が昨年改定した治療指針も「140未満」を原則とした。日本の改定も欧米の流れに沿うものだ。

       糖尿病を持つ高血圧患者を対象とした北米の研究など数千人規模の大規模試験で、血圧を厳しく下げても、心臓病などによる死亡率の減少につながらないとの研究報告もあったためだ。

       血圧の基準を巡っては、日本人間ドック学会が昨年、健康な人の基準案として最高血圧の上限を「147」と発表し、高血圧の定義を揺るがすなどと議論を呼んだ。ただし、この数値は、持病がない人を対象とした調査をもとにしており、高血圧患者の治療目標値ではない。

       日本高血圧学会の治療指針作成委員長を務めた島本和明・札幌医大学長は「120未満の方が死亡率が低いという試験は重要な調査の一つで、今後の指針改定で議論の材料になる。ただ、様々な大規模調査を併せて解析するなど、さらなる検討が必要」と話し、現場の医師に対して「現在の指針を目安に治療にあたってほしい」と強調する。

                ◇

        ◆米国立心肺血液研究所の研究報告◆

      対象患者  50歳以上の高血圧患者約9400人(糖尿病患者は除外)

      研究方法  薬を服用し、最高血圧を「120未満」に抑える患者と「140未満」に抑える患者の2群に分けて、経過観察

      結  果  「120未満」の方が、心筋梗塞や心不全などの発症率が低く、死亡リスクが27%下がった
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151118-118-OYTPT50486

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  28. 再生腎臓からの排尿 ねずみで成功
    11月12日 10時39分

    ねずみの体内に新たな腎臓やぼうこうを作りだし実際に尿を体外に排出させることに、東京慈恵会医科大学などの研究グループが成功し、人工透析が必要となるような重い腎臓病の新たな治療法の開発につながると期待されます。

    この研究を行ったのは、東京慈恵会医科大学の横尾隆教授らのグループです。
    研究グループでは、ねずみの胎児から腎臓やぼうこうに成長する前の未熟な組織を取りだし、大人のねずみに移植したところ、2週間後、体内に新たな腎臓やぼうこうが作られました。さらに大人のねずみの体内にもともとあった尿管とつないだところ、尿管が収縮する運動を始め、新たな腎臓で作られた尿が体外に排出されたということです。
    研究グループでは、大型の動物を使って同様の実験を始めているほか、ヒトの幹細胞を使って腎臓の組織を作り出す研究も進めていて、人工透析が必要となるような重い腎臓病の新たな治療法の開発につながるとしています。
    横尾教授は「人工透析は患者の負担が重く、コストもかかるため社会的な問題にもなっている。それに取って代わるか、あるいは少しでも負担を少なくできるような治療法の開発を目指したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151112/k10010302921000.html
    http://koibito2.blogspot.jp/2014/08/blog-post_20.html?showComment=1447293816801#c6324353242188833304

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  29. 脂質燃やす細胞経路発見、広島大 肥満治療に期待
    2015/11/16 19:26 【共同通信】

     脂質を燃やす「褐色脂肪細胞」の働きを活発にする細胞内の新たな経路をマウスの細胞を使って見つけたと、広島大大学院の浅田梨絵研究員(生化学)らのチームが16日発表した。成果は英科学誌電子版に掲載された。
     人の褐色脂肪細胞は首や肩の辺りにあり、脂質や糖質を燃やして熱を生む。チームは、褐色脂肪細胞の詳しい仕組みが分かれば、新薬開発など肥満治療に役立つ可能性があると説明している。
     チームによると、褐色脂肪細胞では「UCP1」というタンパク質が脂質などの燃焼を担う。脳は寒さを認識すると、褐色脂肪細胞に熱を出すように指示する。

     褐色脂肪細胞(左)と白色脂肪細胞(広島大大学院の浅田梨絵研究員提供)

    http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015111601001843.html

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    1. 「肥満」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E8%82%A5%E6%BA%80

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  30. 所得低いほど歯の本数少ない、厚労省調査

     厚生労働省が国民の健康について行った実態調査で、所得によって歯の本数に違いがあることが分かりました。

     厚労省が去年、およそ3200世帯から回答を得た調査で、「歯の本数が20本未満」と答えた人の割合が、男性では所得600万円以上で20.3%だった一方、200万円未満では1.7倍の33.9%でした。この傾向は女性でも同じで、所得が低いほど歯の本数が少ない割合が高かったということです。

     食生活の調査では、所得が高い世帯の方が野菜や肉類を多く食べている一方、所得が低い世帯は米やパンなどが多かったということです。

     「肥満」の割合は男性の場合、所得200万円未満は38.8%で、600万円以上と比べて1.5倍でした。厚労省は調査結果を健康格差の縮小に向けた対策にいかしていきたいとしています。(09日20:37)
    http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2655138.html

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    1. 所得低いと野菜摂取量や歯の本数“少ない”
      日本テレビ系(NNN) 12月9日(水)15時45分配信

       国民の生活習慣などを把握するために厚生労働省が行った調査で、所得によって食事や歯の本数などに差がみられることが分かった。

       厚生労働省が去年11月に行った調査によると、所得が600万円未満の世帯の人は、600万円以上の世帯の人と比較して、米やパンなど穀類の摂取量が多く、野菜や肉などの摂取量が少ないことが分かった。厚労省は、所得の低い世帯の人の方が食事に関する意識が低かったり、時間の余裕がなかったりして、手間のかからない主食中心の食事に偏っているのではないかとみている。

       また、歯が20本未満の人の割合や、習慣的にたばこを吸っている人の割合、健診を受けていない人の割合は、いずれも所得が低い方が高いという結果も出ている。
      http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151209-00000056-nnn-soci

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    2. 【経済】所得低いほど肥満率が高い 厚労省調査
      http://potato.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1449723756/

      【国内】所得低いと野菜摂取量や歯の本数“少ない”
      http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1449677627/

      「厚労省」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81

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    3. 所得低いほど高い喫煙率、歯少なく肥満者多い
      2015年12月14日11時56分

       世帯の所得が低い人ほど、健康診断を受けない割合や喫煙率が高いなど、健康作りに積極的ではないとする国民健康・栄養調査の結果を厚生労働省が発表した。

       厚労省は、低所得層は健康管理を意識する余裕がないことが背景にあると分析、生活習慣の改善を後押ししていく考えだ。

       調査は、昨年11月に全国の5432世帯を対象に実施。回答のあった3648世帯を、世帯所得別に200万円未満の低所得層、200万円以上600万円未満の中所得層、600万円以上の高所得層の3群に分け、生活習慣を分析した。

       低所得層では健診を未受診の人の割合が男性で42%、女性で40%と、高所得層のそれぞれ16%、30%よりも高かった。習慣的に喫煙する人の割合も男性で35%、女性で15%と、高所得層のそれぞれ29%、5%を上回った。さらに歯が20本未満の人や肥満者の割合も、低所得層は男女ともに高い傾向があった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151214-118-OYT1T50013

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  31. 腸の働きの重要性解説、カギは腸内環境…伊藤氏
    2015年12月17日23時19分

     慶応大医学部の伊藤裕教授が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、腸の働きの重要性について解説した。

     腸は、肥満や糖尿病、がんなどの発症にかかわっているとし、そのカギを握るのが「腸内細菌」であると説明した。適切な食事や心身のリラックスを心がけ、腸の調子を整えることが大切だと話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151217-118-OYT1T50139
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20151217-OYT1T50139.html

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  32. 【遺伝子医学】最新遺伝子研究で脂肪を燃焼しやすくすることが可能に 肥満に伴い遺伝子Cnot7とTobの量が増加、Ucp1遺伝子の量は減少
    http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1450911804/

    「肥満 遺伝子」
    http://www.2nn.jp/search/?q=%E8%82%A5%E6%BA%80+%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90&e=

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  33. 「救命方法学んで」学会がサスペンスゲーム公開
    2月1日 5時24分

    心臓が止まった人の救命に必要な心臓マッサージとAEDを普及するために、日本循環器学会は、スマートフォンなどで利用できるサスペンス仕立てのゲームを作り、1日から公開することにしています。

    このゲームは「心止村湯けむり事件簿」と付けられ、スマートフォンとパソコンで利用できます。
    旅館で倒れた男性と居合わせた客などの間で展開するサスペンスドラマに、救命に関わる10の問題が盛り込まれ、問題を解きながらAEDの使い方や心臓マッサージについて知ることができます。
    心臓の発作で心臓が止まった人に対しては、救急車が到着する前にAEDを活用すると半数の人は救命されますが、実際に活用されるケースは4%にとどまっています。
    このため、学会はゲームを楽しみながら救命方法について学んでもらい、救命率の向上につなげたいとしています。
    ゲームを作った日本循環器学会AED検討委員会の三田村秀雄委員長は「ゲームの中に出てくるケースに実際に遭遇したときに、思い出して行動することができ、救命率が上がるのではないか」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160201/k10010392741000.html

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  34. ヒシの皮でメタボ予防
    佐賀の大学が開発進める

    2016/2/20 13:00 共同通信

     池沼や水路(クリーク)に生える水草「ヒシ」の皮を使った健康食品の開発に、西九州大(佐賀県神埼市)が取り組んでいる。肥満や高血圧を予防する成分が含まれ、まず2016年度中に「ヒシ茶」として商品化する考えだ。

     神埼市は、ヒシの特産品種「和菱」の実を大きなたらいに乗って収穫する手法が有名だ。実はゆでて食べたり、焼酎の原料に使われたりしている。

     西九州大の安田みどり教授(食品機能学)のチームは、市の支援を受け研究を進め、皮の抽出物には脂肪の吸収や、血圧上昇を防ぐ作用があることを発見、商品化することになった。
    http://this.kiji.is/73624283713144316

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  35. 脂肪分解、促進たんぱく質…メタボ治療に期待
    2016年2月26日10時59分

     自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の富永真琴教授(57)らの研究グループは、脂肪を分解して熱を発生させる働きを高めるたんぱく質「TRPV2チャネル」を見つけたと発表した。

     メタボリックシンドロームの治療などへの応用が期待できるという。

     脂肪の燃焼は「褐色脂肪細胞」内で、たんぱく質の一種「UCP1」によって行われるが、研究グループは、これとは別のたんぱく質「TRPV2チャネル」が燃焼効果を高めていることを解明したとしている。

     マウスを使った実験では、「TRPV2チャネル」を持たないマウスはエネルギーの消費が少なく、肥満になりやすかった。

     富永教授は「TRPV2チャネルの働きをコントロールすることで脂肪の燃焼を活性化できれば、メタボリックシンドロームの治療や肥満の改善にもつながる」と話している。

     研究成果は、ヨーロッパ分子生物学会誌「EMBOリポート」3月1日号に掲載される。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160226-118-OYT1T50068

    http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html?showComment=1456564138002#c6919715005239901825

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  36. 利益相反の疑いで学会などに質問状…抗血栓薬巡り

     薬害オンブズパースン会議は2日、心臓の一部が不規則に震える心房細動の薬物治療で、指針策定に関わった11人の研究者が2014年度に製薬企業5社から計1億円以上の報酬を受け取り、利益相反の疑いがあるとして、5社と指針を作った日本循環器学会など3学会に公開質問状を送った。指針は13年に改定され、5社の抗血栓薬4種類の使用が推奨された。

    (2016年3月3日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=131123

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  37. 糖尿病治療薬、大腸がん発症予防か…横浜市立大
    2016年3月3日21時43分

     糖尿病の治療薬に大腸ポリープの再発を防ぐ効果があるとの研究結果を、横浜市立大の中島淳教授(消化器病学)らがまとめた。

     大腸がんの発症予防につながる成果で、論文が英医学誌ランセットオンコロジー電子版に掲載された。

     研究チームは、広く服用されている糖尿病治療薬の一つ「メトホルミン」を使う糖尿病患者が、使わない患者と比べ、大腸がんの発症が少ないことに注目。大腸がんになる前段階のポリープを切除した患者151人を対象に、メトホルミンの服用により、別の部位でのポリープの再発が抑制できるかを調べた。

     その結果、メトホルミンを毎日服用したグループでは、切除後1年間のポリープの再発率が32%と、服用しなかったグループの52%を下回った。重い副作用は起きなかった。

     研究チームの日暮ひぐらし琢磨助教は「研究をさらに継続して、大腸がんそのものの発症を抑制できるかを検証したい」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160303-118-OYT1T50135

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  38. 生活習慣病研究 3年で中止 厚労省 データ信頼性に問題
    2016年3月9日15時0分

     厚生労働省は、生活習慣病の重症化を防ぐために、積極的な保健指導が有効かを調べる大規模な戦略研究「J―HARP」(2013~17年度)について、「信頼性のあるデータが集まらない」として今年度で中止することを決めた。これまで投じられた国の研究費は約2億9400万円。厚労省は研究班に説明を求めるとしている。

     研究は大阪大が中心となり、全国の43市町が参加。生活習慣病になるリスクが高い人に、医療機関を受診してもらうための保健指導プログラムを作成。それに基づいた指導を保健師が家庭訪問して行い、一般的な指導と比べた受診率の差や医療費の軽減効果などを検証する予定だった。対象者は1万人以上。

     しかし、開始3年目となる今年1月の中間評価検討会で、対象者への保健指導実施率が2割に満たない自治体があるなど、データの信頼性に問題があることが判明し、中止が決まった。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160309-118-OYTPT50331

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    1. 2億9千万円ムダ…生活習慣病研究、3年で中止
      2016年3月9日18時14分

       厚生労働省は、生活習慣病の重症化を防ぐために、積極的な保健指導が有効かを調べる大規模な戦略研究「J―HARP」(2013~17年度)について、「信頼性のあるデータが集まらない」として今年度で中止することを決めた。

       これまで投じられた国の研究費は約2億9400万円。厚労省は研究班に説明を求めるとしている。

       研究は大阪大が中心となり、全国の43市町が参加。生活習慣病になるリスクが高い人に、医療機関を受診してもらうための保健指導プログラムを作成。それに基づいた指導を保健師が家庭訪問して行い、一般的な指導と比べた受診率の差や医療費の軽減効果などを検証する予定だった。対象者は1万人以上。

       しかし、開始3年目となる今年1月の中間評価検討会で、対象者への保健指導実施率が2割に満たない自治体があるなど、データの信頼性に問題があることが判明し、中止が決まった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160309-118-OYT1T50106

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  39. 「J-ADNI 臨床研究(アルツハイマー病の克服をめざす全国規模での臨床研究)」
    ‎http://www.j-adni.org/
    http://koibito2.blogspot.jp/2014/04/blog-post_30.html

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  40. 生薬の甘草がメタボに有効か 内臓脂肪の線維化抑える
    03/15 19:43、03/15 19:58 更新

     漢方薬に使われる生薬甘草の成分が、メタボリック症候群や糖尿病の原因となる内臓脂肪の炎症、線維化を抑えることを、富山大などの研究グループがマウスによる実験で突き止めた。英科学誌電子版に15日発表した。治療薬の開発につながる可能性があるという。

     研究グループは20週にわたり、高脂肪食のみ、高脂肪食と甘草に含まれるイソリクイリチゲニン(ILG)を与えるマウスに分けて実験。高脂肪食だけでは内臓脂肪の線維化がみられたが、ILGを与えたマウスは線維化が抑えられた。試験管での培養実験で、マウスの脂肪細胞の炎症がILGにより抑制されることも確認した。
    http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0246734.html

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    1. 甘草の成分、メタボ抑制…富山大グループが論文
      2016年03月16日 23時01分

       富山大大学院医学薬学研究部免疫バイオ・創薬探索研究講座(県寄付講座)の高津聖志客員教授らの研究グループは、漢方薬の原料として使われる甘草の成分「イソリクイリチゲニン」(ILG)が、メタボリックシンドロームなどの進行を抑制する仕組みを解明したと発表した。

       論文が、英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

       研究グループは、ILGの粉末を混ぜたエサを約5か月、メタボ化したマウスに与える実験を実施。ILGが、脂肪細胞や白血球に作用し、内臓脂肪の炎症や組織が硬くなる状態「線維化」を抑制することを突き止めた。

       これまでの研究で、メタボ発症には内臓脂肪の慢性的な炎症が深く関わっていることが判明しており、研究グループの長井良憲客員准教授は「ILGを活用したメタボ治療薬の開発につながる可能性がある」と話している。研究には渡辺康春客員助教らも参加した。
      http://www.yomiuri.co.jp/science/20160316-OYT1T50079.html

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  41. メタボ未満でも脳卒中など危険2倍…因子一つで
    2016年4月6日7時50分

     メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診で腹囲が基準(男性85センチ、女性90センチ)に満たなくても、高血圧などの危険因子が一つでもあると、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが約2倍になるとの調査結果を、厚生労働省研究班(研究代表者=門脇孝・東大教授)が5日、厚労省の有識者検討会で発表した。

     これを受け、2018年度のメタボ健診の指針見直しに向け、具体策を話し合う。

     調査は、男女計約3万1000人を8~12年間追跡。このうち約1200人が、脳卒中や心臓病を発症していた。

     調査結果を解析すると、全く問題がない人に比べて、腹囲が基準未満でも高血圧や高血糖、脂質異常などの危険因子が一つあれば、発症リスクは、男性で1・91倍、女性で2・12倍に高まっていた。

     腹囲が基準以上の場合は、危険因子が一つある人は発症リスクが約2倍、二つ以上なら約3倍になった。

     現在の腹囲基準自体に異論もあるが、門脇教授は「内臓脂肪の蓄積に着目した保健指導としては合理的」との見方を示した。ただし、検討会では「腹囲が基準未満でも脳卒中などのリスクが高い人への対応が必要」との意見で一致した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160405-118-OYT1T50149

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    1. 「メタボ」フィルター(ブラックボックス)を通すと、コワイコワイヒーが2倍になります(笑)。

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  42. 世界の糖尿病患者4億人超 30年余で4倍
    4月7日 21時34分

    WHO=世界保健機関は、世界の糖尿病の現状などに関する報告書を発表し、18歳以上の糖尿病患者の数が、この30年余りで4倍の4億2000万人に達し、特に所得の低い国々で急増していることを明らかにしました。

    スイスのジュネーブに本部を置くWHOは6日、世界の糖尿病の現状や対策を取りまとめた報告書を発表しました。
    それによりますと、18歳以上の糖尿病患者の数は2014年時点で4億2200万人に上り、1980年の1億800万人と比べてほぼ4倍に達しています。さらに、18歳以上の人口に占める患者の割合も1980年の4.7%から2014年には8.5%に増え、特にアフリカや中東などの低所得や中所得の国々で増加のペースが早くなっているとしています。
    その理由についてWHOは、経済成長に伴う肥満の増加などが背景にあると分析していて、2012年の時点で、糖尿病で死亡した人は150万人、さらに高い血糖値が原因で220万人が死亡したと指摘しています。WHOは、糖尿病を患うことで心臓発作や腎不全のほか、失明などにつながるおそれもあるとして、各国に対し、適切な運動や食事といった肥満防止対策や、血糖値を下げるインスリンの普及などを国を挙げて進めるよう求めています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160407/k10010471091000.html

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  43. 循環器病対策 目指す法制化 - 2016/5/6
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6200197

    <循環器病対策>目指す法制化、予防強化へ…自公有志が原案

     心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの予防や治療の体制強化を目指す「循環器病対策基本法案」の原案を、自民、公明両党の議員有志がまとめた。予防に力を入れて自立生活が送れる「健康寿命」を延ばし、医療費や介護費の抑制にもつなげることを目的としている。超党派の議員立法による今国会提出を目指し、各党協議を今後進める。【堀井恵里子】(毎日新聞)

    https://koibito2.blogspot.jp/2015/04/201541.html?showComment=1462546585929#c1600684165595104205

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  44. メタボ人口3000万人時代の衝撃・・・調査研究本部主任研究員 染谷一
    2016年5月12日3時0分

     肥満を表す俗称として「メタボ」が一般化したのはいつごろだろう。

     厚生労働省が「メタボ健診」と呼ばれる「特定健診・特定保健指導」をスタートさせたのは2008年だから、さほど古い話ではない。一気に世間へと浸透したのは、語感のおもしろさや言いやすさもあるだろう。

     医学的には太っている人がすべて「メタボリックシンドローム」に該当するわけではない。腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上で、なおかつ「高血圧」「高血糖」「脂質異常症(高脂血症)」の数値のうち、どれか二つ基準値を上回ると「メタボ」と診断される。

     どんなにおなかが出っ張っていても、健康診断の数値さえ悪くなければメタボとは呼ばれないはずなのだが、厚労省の調査では、08年の段階で、40~74歳でメタボ該当者が1070万人、そして腹囲が基準値以上で、血糖値や血圧などで一つ該当するメタボ予備軍が940万人にも上った。

    隠れメタボが900万人以上

     さらに今年3月、厚労省の研究班が「肥満ではないのに高血圧や糖尿などの代謝異常を複数持つ隠れメタボの患者数が、全国で914万人にも上る」との推計をまとめた。

     データは1997~2012年に国立長寿医療研究センターが実施した40~79歳の男女約4000人の健康調査を解析したもの。

     その結果、肥満度を示すBMIは標準内におさまり、腹囲もメタボ基準未満なのに、「高血圧」「高血糖」「高脂血症」のうち二つが基準値をオーバーしていた人が男性の10・9%、女性の13・6%だったという。この数字を基に算出すると、全国で男性380万人、女性534万人が「隠れメタボ」になる。

     メタボと隠れメタボ――。それぞれの患者が心臓病を発症するリスクは、いずれにも該当しない健康な人に比べて、それぞれ1・45倍、1・23倍になる。

     メタボ、メタボ予備軍、それに隠れメタボを合わせると、国内に約3000万人もの「イエローカード保持者」がいるのだから、国家的な大問題と言ってもいいだろう。

     メタボであれ、隠れメタボであれ、副作用もなく、あっという間に内臓脂肪を霧消したり、血糖値や血圧を正常にしたりしてくれる薬が出てくるのは、ずっとずっと未来の話だろう。太っていれば積極的に減量し、そうでなくても健診の数値が良くなければ食事を見直して、適度な運動を心がけることが必要だ。

    「低炭水化物ダイエット」が独走状態

     肥満解消、それに健診の数値改善を少しでも簡単に成功させようと、人間は知恵を絞ってきた。「ゆでたまご」「パイナップル」「骨盤体操」「プロテイン」「おから」「ビリーズブートキャンプ」「低インスリン」「油抜き」「炭水化物抜き」……、これまで耳にしてきたダイエット法・健康法は枚挙にいとまがない。本当に効果のあったもの、そうでもなかったものなどを詳細に検証するだけで分厚い本が書けそうだ。

     あまりにも安直なものや根拠の怪しいものは時間とともに淘汰とうたされてきた。ここ数年は適度な運動をしながらの「低炭水化物ダイエット」の独走状態になっているようだ。

     確かにご飯やパン、パスタ、お菓子、果物などの糖質類を極力控えれば、肉でも魚でも自由に食べていいので、比較的、飢餓感が少ないことで成功率も高いようだ。筆者の周囲を見渡しても、この方法で脱メタボを果たしたり、血糖値や血圧などを改善して隠れメタボを卒業したりした人もいる。

    行きすぎたダイエットに「待った」

     「ただし……」と、女子栄養大栄養学部(医療栄養学)の本田佳子教授は行きすぎた低炭水化物ダイエットに待ったをかける。

     「確かに体重は落ちますし、血糖値などの数値も改善します。ただし、それは炭水化物に含まれる糖質が減ることによって、総エネルギー量が減少した結果に過ぎません。人間には生きていく上で必要な糖質量があります。長期にわたって炭水化物を抜いて、肉などに偏った食生活を続けると、今度は脂質過多になりやすく、かえって動脈硬化を促進する可能性もあります。炭水化物を制限するなら、できるだけ短期間にしたほうがいいのです」

     なるほど、体重を減らした末に病気になっては本末転倒だ。あまり極端にならず、自分に合った方法で腹囲も健診の数値も、そして無駄な食欲も末長く上手にコントロールをしたい。

     と、言葉で言うのは簡単なのだが……。

    染谷 一 (そめや・はじめ) 調査研究本部主任研究員

    専門分野: 医療

    コメント: 医療情報部(現医療部)、文化部などの記者を経て、2013年の「読売提言 医療改革」は事務局としてサポートしました。患者と医療者の間に立って、広く深く取材し、高齢社会に求められる医療の姿について考えていきます。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160510-118-OYTPT50207

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  45. メタボ健診見直しへ 痩せていても指導検討
    5月18日 4時33分

    生活習慣病を予防するいわゆる「メタボ健診」について厚生労働省はおなか周りを測定するだけでは不十分だとして、痩せていても血圧が高めの人などには保健師などが指導を行うことを検討しています。

    内臓に脂肪がたまり生活習慣病の危険性が高まるメタボリックシンドロームの予防や早期発見を進めるため、厚生労働省は平成20年に新たな健診を導入しました。対象は40歳から74歳までで、まず、おなか周りを測定し、男性は85センチ以上、女性は90センチ以上の人は、血圧、脂質それに血糖の数値が1つでも基準を超えると保健師などが食生活の改善や運動を行うよう指導します。
    ところが、厚生労働省の研究班がおよそ3万人の健康状態を調査したところ、痩せていても血圧など3つの数値のうち1つでも基準を超えた人は健康な人に比べて脳卒中や心筋梗塞などの危険性が、女性で2.12倍以上、男性で1.78倍以上に高まることが分かったということです。
    厚生労働省はおなか周りを測定するだけでは不十分だとして、メタボ健診を見直し、痩せていても血圧が高めの人などには保健師などが指導を行うことを検討しています。
    厚生労働省は、今後、指導の内容について検討し、さ来年4月にも新たな健診を導入することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160518/k10010524881000.html

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    1. 健康保健ファシズムの一形態…

      大きなお世話なんだよ。医療ビジネス社会主義の財政が破綻しかかってるからって、国民をぜんぶを健康にしようとする行政施策のほうがキチガイじみているだろうに。

      役人組織のやらかすことの全体像をみている連中が怠慢こいてちゃんと仕事していないから、こんなマヌケなことになるのさ。

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  46. 太っているほうが長生き?意外なデータも…
    2016年5月26日 19:44 日テレNEWS24

     今月10日、厚生労働省の検討会は、メタボ健診について見直す方向で検討していることを明らかにした。また、「やせているより、太っているほうが長生きする」という意外な調査結果もある。健康を維持するために、何に気をつければいいのだろうか。

     キーワードでニュースを読み解く「every.キーワード」。26日のテーマは「“やせ”でも注意」。諏訪中央病院・鎌田實名誉院長が解説する。

    ■“メタボ健診”が変わる

     現在のメタボリックシンドロームを予防するための特定健診(=メタボ健診)の制度では、(A)おなか周りが男性で85センチ以上、女性で90センチ以上など肥満であるかどうかを第一条件として、(B)血圧、血糖、脂質などの数値に異常がある人を対象に特定保健指導が実施されている。

     一方、検討されている案では、おなか周りや肥満であるかどうかに限らず、まず、血圧、血糖、脂質などの数値に異常があれば、保健指導の対象としようとするもの。その上で、おなか周りが基準以上であれば減量に向けて指導の対象になり、基準以下であっても、食生活の改善などの指導の対象となる。

     つまり、この意味するところは「やせていても注意が必要」だということだ。

    ■太っているほうが長生き?

     現在は、おなか周りなど肥満かどうかを第一の条件としているので、生活習慣病などのリスクがある“やせている人”が対象から漏れていた。重要なのは、「太っている方が病気になりがちで、やせてさえいれば健康」という思い込みを忘れた方がいいということだ。また、高齢者にとっては、やせているより、太っている方が長生きする、というデータもある。

     東京都健康長寿医療センターが体格と生存率との関係を調べたグラフによると、65歳以上の高齢者1048人を8年間追跡調査し、調査を始めてからの生存率を体格別に分類すると、「太い人」「少し太い人」「少し細い人」にくらべて、「細い人」は生存率が低くなっていることがわかる。

     このグラフで「細い」と定義しているのは、肥満度を表す体格指数、BMIの値で20以下、つまり、身長155センチの人で体重およそ48キロ以下、160センチで約51キロ以下の人だ。これは、決してガリガリというワケではない。スラっとしている程度だ。でも、その位の“やせ”の人でも長期的にみると、他のグループに比べて、明らかに生存率が低くなっていて、普通か太っている人の方が長生きしていることがわかる。

    ■コレステロール値が低いと…

     さらに、高齢者の総コレステロール値と生存率との関係を表したグラフによると、コレステロール値の「高い人」「やや高い人」「やや低い人」に比べて、「低い人」の生存率が低くなっていることがわかる。一般的には、コレステロール値の高い人ほど、生存率が低くなるように思われがちだが、長期的に見てみると、むしろ高めか普通の人の方が長生きしている。

     もちろん、コレステロール値が高ければ高いほど良いというわけではない。ただ、コレステロール値が低いのも問題だ。がんや慢性肝炎のような病気によってコレステロール値が低くなることがあるので、一概には言えないが、普段の栄養のとり方に問題があると考えれば、食生活を見直すことが大切だ。

    ■高齢者も肉を積極的に

     東京都健康長寿医療センター・新開副所長は「高齢者の栄養不足の主な原因は食生活にある」「長生きする人ほどもりもり食べてたっぷり栄養をとっている」と、話す。特に、高齢者はコレステロールを気にして、肉を敬遠しがちで魚ばかりを選んでしまう人が多いが、新開副所長によると、肉には魚からはとりにくい栄養素も含まれているので、肉と魚は1対1のイメージで食べるようにして欲しいという。

    ■高齢者もしっかりと栄養を

     今回のポイントは「栄養をしっかり取る」。糖尿病などの持病のある人は、医師の指導にしたがって食事制限をする必要がある。ただ一般的に日本の高齢者には、食生活からくる栄養不足によって寿命を短くしてしまっている可能性がある。野菜をたっぷりとった上で、肉や魚、乳製品などバランスの良い食事で、太ることを意識しすぎず、栄養をしっかりとることが長生きの秘けつだ。
    http://www.news24.jp/articles/2016/05/26/07331159.html

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  47. メタボ健診 受診率48%余 目標の70%と開き
    7月17日 12時53分

    政府は、中高年への実施が義務づけられているいわゆる「メタボ健診」の受診率を、来年度(平成29年度)までに70%とする目標を掲げていますが、26年度は48%余りにとどまり、目標と開きのあることが分かりました。

    「メタボ健診」は、内臓に脂肪がついて病気になる危険性が高まるメタボリックシンドロームを早期に発見し改善につなげようと、40歳から74歳までの人を対象に実施することが義務づけられていて、政府は、来年度(平成29年度)までに受診率を70%とする目標を定めています。
    こうしたなか、厚生労働省のまとめによりますと、平成26年度に「メタボ健診」を受けた人は2600万人余りで、受診率は前の年度より1ポイント増えて48.6%と、目標の70%とは開きのあることが分かりました。
    また、健診を受けた人のうちメタボリックシンドロームに該当する人は、「予備群」と呼ばれる人を含めて26.2%と、全体のほぼ4人に1人に上ったということです。
    「メタボ健診」の受診率が目標と開きがあることについて、厚生労働省は事業所が受診を指示する会社員などと比べて、扶養されている家族は受診率が低いなどと分析しており、目標の達成に向けて、今後、具体策を検討する方針です。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160717/k10010599041000.html

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    1. 「肥満は病気」(笑)。

      それを軌道修正したら、ただの定期健康診断と何が違うん?

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  48. 「やせ形」のメタボ指導見送り…腹囲基準を維持
    2016年7月29日20時9分

     特定健診(メタボ健診)の制度改定について議論する厚生労働省の検討会は29日、保健指導の対象は腹囲が基準(男性で85センチ、女性で90センチ)以上の人を前提に選定する従来のルールを維持することを決めた。

     別の検討会が、腹囲が基準未満でも、血圧や脂質、血糖に異常がある人は生活習慣病のリスクがあるとして、指導対象にするよう求めた。だが、健康保険の財政負担が増えることなどから、ルールの見直しは見送った。やせていてもリスクがある人への対応は引き続き検討する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160729-118-OYT1T50103

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  49. 第22回口腔保健シンポジウム 生活習慣病と口腔のケア イキイキした生活は健康なお口から 
    2016年7月30日5時0分
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160729-118-OYTPT50423

    脱メタボ 食事見直し…基調講演 船木真理さん

     ふなき・まこと 1991年東京大学医学部卒業。朝日生命成人病研究所主任研究員、ペンシルベニア大学リサーチアシスタントプロフェッサー、徳島大学病院糖尿病対策センター長、同大特任教授。

     健康寿命は、自立して介助などの必要がなく、制限なく活動できる期間を指します。健康寿命を延ばすのに大事なのは生活習慣病の対策です。代表格は糖尿病とメタボリックシンドロームです。

     糖尿病の人は、予備軍も含めて2000万人以上います。血液中のブドウ糖の量が多く、朝起きた時から血糖値が高く、食事のたびに数値が上がることを繰り返します。日本人の糖尿病の約95%は、食べ過ぎや運動不足で発症する「2型」です。

     健康な人と糖尿病の人の寿命の差は10~13年あり、血糖値が高い状態が続くと、全身の血管が傷み、神経や目、腎臓に障害が出ます。

     治療しないと5年以内にこのような合併症が出てきます。動脈硬化を起こし、脳梗塞や心筋梗塞で亡くなることも多いです。

     治療は、食事の管理と運動、薬です。薬は、血液中の余分なブドウ糖を追いやります。ただ、食事の管理や運動ができていないと、余分な栄養がおなかにたまり、内臓脂肪型の肥満になりやすくなります。

     食事療法や運動療法をしないで薬を増やすと、血糖値は正常になっても必ず太ります。そうなると、血糖値を下げるインスリン(というホルモン)や薬が効きにくくなります。動脈硬化も進み、脳梗塞や心筋梗塞が起きやすくなります。

     食事では、ぜい肉のない体を維持する程度のエネルギーを取って下さい。たんぱく質と脂質、炭水化物をエネルギー量で15%、25%、60%の割合で取るのが基本。1日3食、均等に食べるのが望ましいです。

     運動の目的は、筋肉に負荷をかけてインスリンの効きを良くし、ブドウ糖が多く使われるようにすることなどです。週2、3回程度、無理なく楽しく体を動かせるのが理想。息が弾み、汗ばむ程度で十分です。重い合併症がなく、足腰に問題がなければ、ウォーキングがお勧めです。

     糖尿病で、コレステロールや血圧も高いという人が結構います。こういう人はメタボになっています。メタボの要素を併せもつほど、狭心症や心筋梗塞を起こす危険が高くなります。

     脂肪細胞で作られるアディポネクチンというホルモンの値が少ない人は、高い人よりメタボになるリスクが高くなります。私たちの研究で、健康な男性の基準値を見つけました。今後、人間ドックなどで利用できると考えています。

     将来のメタボ対策には、「食事パターンスコア」の導入を考えています。食品の組み合わせによるメタボへの影響を数字化したものです。日本人向けのものを提案していきたいと思います。

    【参考になるウェブサイト】

    ◇日本歯科医師会(シンポジウムの模様を動画で紹介している)

    http://www.jda.or.jp/info/2016_01.html

    ◇サンスター Mouth & Body PLAZA

    http://www.mouth-body.com/

      主催  日本歯科医師会

      後援  厚生労働省、8020推進財団、日本歯科医学会、読売新聞社ほか

      協賛  サンスター株式会社

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  50. お好み焼き+ごはんなど 主食の重ね食べは肥満のもと
    8月3日 5時05分

    大阪府民の食への意識と行動について、大阪府が初めて調査したところ、肥満の人は、お好み焼きとごはん、あるいは、うどんとかやくごはんなどを同時に食べる回数が多いという結果がまとまり、大阪府は、食べる量や回数に気をつけるよう注意を呼びかけています。

    去年11月から12月にかけて、大阪府は18歳以上の府民を対象に、初めてとなる食への意識と行動についての調査を行い、回答が得られたおよそ1900人の結果を分析しました。
    それによりますと、肥満度を示すBMIが25以上の人のうち、男性のおよそ7割、女性のおよそ6割が、お好み焼きとごはん、うどんとかやくごはん、ラーメンとチャーハンなど、2種類以上の主食を同時に食べる「重ね食べ」を週1回以上していることがわかりました。
    この結果について、大阪府は、肥満の人は主食の重ね食べをしている回数が多いことがわかったとしています。
    大阪府は「肥満傾向の人は、生活習慣病のリスクが高まる。重ね食べは大阪の食文化だが、食べる量や回数に気をつけてほしい」と呼びかけています。

    店ではセットメニューが人気

    大阪・中央区のお好み焼き店は、昼時になると多くのサラリーマンなどでにぎわっていました。
    この店ではお好み焼に、ごはんとみそ汁を加えたセットメニューが人気です。また、中にはお好み焼き、焼きそば、ごはん、みそ汁が1つになったセットメニューを注文する人もいました。お好み焼きとごはんを一緒に食べていた人たちは「お好み焼きはごはんと一緒に食べるのが普通です」とか「炭水化物が大好きなので、セットで注文しました」などと話していました。

    府の担当者「健康に気遣いを」

    大阪府健康づくり課の田中修課長は「主食の重ね食べが、栄養バランスを崩している原因ではないかという意見が栄養士から寄せられたので、今回調査を行った。調査の結果をみると、大阪の人は主食の重ね食べを愛しているのかなと思うが、肥満の人には生活習慣病のリスクがあるので、ごはんの量を減らしたり、重ね食べのあとの食事では、栄養バランスを考慮したりするなど、健康を気遣ってほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619161000.html

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  51. 「やせメタボ」、筋肉に糖を取り込みにくい体質
    2016年8月3日17時29分

     太っていなくても生活習慣病になりやすい「やせメタボ」の人は、筋肉でインスリンがうまく作用せず、糖を取り込みにくい体質であるとの研究結果を、順天堂大学の田村好史准教授(代謝内分泌内科学)らが米医学誌に発表した。

     田村准教授らは、肥満でなくても糖尿病といった生活習慣病がアジアで多いことに着目。体の糖分の貯蔵庫である筋肉(骨格筋)と肝臓で、どれくらいインスリンが働いて糖を細胞に取り込むかなどを、日本人114人について精密に測って比較した。

     正常な人と比べて、肥満でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人は筋肉での糖の取り込みが低く、肥満ではない人(体格指数BMIが23以上25未満)でも、血圧、血糖、脂質に一つでも異常があると、筋肉への糖の取り込みが低いことが分かった。

     筋肉への糖の取り込みが低かった人では、正常な人に比べて、内臓脂肪が2割多く、体力は2割低下していた。

     田村准教授は「歩く量を増やすとともに、軽いジョギングなどで筋肉をほどよく鍛えることが、生活習慣病の予防に重要」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160803-118-OYT1T50079

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  52. 糖尿病改善と予防へ、AIで助言…運動量や食事
    2016年8月20日13時5分

     経済産業省は、人工知能(AI)を使って糖尿病の改善や予防につなげる助言システムの開発に乗り出す。

     患者の運動量や食事、体重変化などのデータを蓄積し、関連をAIで分析して、個々人に最適な生活習慣の改善方法などをアドバイスする。2017年度中の完成を目指しており、健康増進で医療費の削減につなげる狙いがある。

     9月から糖尿病患者らを支援する民間企業などと連携し、軽度の患者約860人分のデータを収集する。患者の職場に体重計や血圧計を設置したり、スマートフォン向けのアプリやウェアラブル端末を使ったりして、歩数などの運動量や体重、食事内容といったデータを集める。

     データは来年2月頃をめどにデータベースに集約する。

     その上で、AIが「歩数」「体重」などの項目について分析を行い、「運動を増やして」「血糖値を高める食事は控えて」などと、スマホなどを通じて利用者に伝える仕組みを想定している。データの蓄積は17年度以降も続け、AIが出すアドバイスの質を高めていく方針だ。

     厚生労働省の調査などによると、糖尿病患者は全国で300万人を超える。さらに糖尿病の疑いがある人は約2000万人いるとされる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160820-118-OYT1T50026

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  53. メタボ健診合格2割どまり
    健保組合連合会が調査
    2016/9/16 16:54

     40~74歳を対象とした特定健康診査(メタボ健診)を受けたサラリーマンらのうち、健康の目安となる血圧などの数値4項目全てが厚生労働省の定める基準範囲内だった“合格者”は5人に1人にとどまったことが、健康保険組合連合会(健保連)の調査で分かった。

     健保連は約1400の健康保険組合で構成し、主に大企業の従業員と家族ら約3千万人が加入。このうち433組合が2014年度にメタボ健診を受けた約326万人の血圧、脂質、血糖、肝機能のデータを分析した。
    http://this.kiji.is/149418310611289591

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    1. 14年度のメタボ受診率は48%
      目標7割に依然届かず
      2016/7/11 19:57

       厚生労働省は11日、40~74歳を対象とした特定健康診査(メタボ健診)の2014年度の受診率は、前年度から1ポイント増え48.6%だったと発表した。政府は生活習慣病の予防に向けて受診率70%の目標を掲げるが、実績は毎年微増にとどまっており、14年度も目標を達成できなかった。

       メタボ健診の対象者は約5385万人で、このうち受診したのは約2616万人。公務員らが加入する共済組合で74.2%、大企業の会社員ら向けの健康保険組合では72.5%と目標の70%を超えたが、市町村が運営し自営業者らが入る国民健康保険は35.3%と低かった。
      http://this.kiji.is/125189322000515074

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    2. メタボ健診、腹囲優先変えず
      厚労省検討会、変更見送り
      2016/7/29 17:48

       内臓脂肪がたまり生活習慣病をまねきやすいメタボリック症候群の判定について、厚生労働省の検討会は29日、腹囲を最初の判断基準とする現行の特定健診を続けると決めた。

       別の有識者会合から、高血圧や脂質異常など腹囲以外の危険因子を重視する方法に改定を求められていたが、変更は見送った。腹囲が基準内でも血圧や血糖値などが高い「隠れメタボ」にまで保健指導の対象を広げると、健康保険事業の負担が増えることなどが理由。検討会は「健診は、そもそも内臓脂肪による生活習慣病を抑えるのが目的だ」と強調した。
      http://this.kiji.is/131679809782022147

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  54. WHO、糖類を多く含む飲料への課税呼びかけ
    2016年10月12日11時13分

     【ジュネーブ=笹沢教一】世界保健機関(WHO)は11日、糖類を多く含む飲料に課税するよう加盟国・地域に声明で呼びかけた。

     加糖飲料の消費を抑制し、肥満や糖尿病、虫歯などを減らす狙いだ。

     声明は、WHOの専門家チームが昨年5月にまとめた報告書をもとに「課税で加糖飲料の価格を20%引き上げれば、消費を20%減らす効果がある」と主張。生活習慣病などを防ぐには、飲料などに添加される糖類の摂取量を1日当たりのカロリーの10%未満に減らすことが望ましく、5%未満に減らせば、健康に良い効果が得られるとしている。

     WHOによると、すでにメキシコが加糖飲料への課税を導入、英国、フィリピン、南アフリカでも検討する動きがある。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161012-118-OYT1T50059

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    1. 加糖飲料に課税 提唱…WHO 肥満や虫歯抑制策
      2016年10月12日15時0分

       【ジュネーブ=笹沢教一】世界保健機関(WHO)は11日、糖類を多く含む飲料に課税するよう加盟国・地域に声明で呼びかけた。加糖飲料の消費を抑制し、肥満や糖尿病、虫歯などを減らす狙いだ。

       声明は、WHOの専門家チームが昨年5月にまとめた報告書をもとに「課税で加糖飲料の価格を20%引き上げれば、消費を20%減らす効果がある」と主張。生活習慣病などを防ぐには、飲料などに添加される糖類の摂取量を1日当たりのカロリーの10%未満に減らすことが望ましく、5%未満に減らせば、健康に良い効果が得られるとしている。

       WHOによると、すでにメキシコが加糖飲料への課税を導入、英国、フィリピン、南アフリカでも検討する動きがある。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161012-118-OYTPT50278

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    2. 糖分多い飲料に20%以上課税を 肥満など減らすため
      10月12日 5時20分

      WHO=世界保健機関は11日、糖分が多い清涼飲料水に20%以上の課税をすれば、肥満や糖尿病を減らせるとする報告書を発表しました。

      この報告書は、生活習慣病などの病気と、その予防のための政策について、WHOの研究グループがまとめたもので、11日、スイスのジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で発表されました。

      報告書の中で、研究グループは、糖分が多い清涼飲料水の過剰な摂取が肥満と糖尿病が増える要因の1つだとしたうえで、20%以上の課税をすれば、人々の摂取量を大きく減らせるとしています。

      そのうえで、WHOは課税によって価格が上がれば、特に若者や低所得の人の摂取量を減らせるとしていて、「多くの人の苦しみを軽減でき、命を救うこともできる。医療費も削減できる」と指摘しています。

      WHOによりますと、世界では18歳以上の、およそ5億人が肥満に当たり、糖尿病の患者も4億人以上いて、年々、増える傾向にあるということです。

      糖分が多い清涼飲料水への課税については、メキシコがすでに導入し、イギリスやフィリピン、それに南アフリカも導入を検討しています。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161012/k10010726451000.html

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    3. 関連リンク
      NHKスペシャル 「“血糖値スパイク”が危ない~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~」NHKオンデマンド 10月8日
      http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016073252SC000/index.html

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  55. WHO「砂糖入り飲料」に課税要請…問題の本質ってどこにあるの? - 2016/10/12
    NAVER まとめ
    http://matome.naver.jp/odai/2147621707100848701

    >世界的に物議をかもしている「砂糖入り飲料」の課税問題…別名「ソーダ税」肥満や糖尿病を減らすための名目でWHOが税を進めるよう各国に呼び掛けています。ネットの反響や今後の日本の動向や問題点とは?

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  56. [医療なび]腹囲・BMIは基準値未満でも… 実は「やせメタボ」900万人
    2016年10月16日5時0分

     内臓脂肪の蓄積に着目した特定健診(メタボ健診)で、腹囲の基準値(男性85センチ以上、女性90センチ以上)は下回るものの、生活習慣病になるリスクの高い「やせメタボ」への対応が、専門家の間で議論されている。脳卒中などを発症する可能性が、メタボ並みに高いことが明らかになったためだ。(赤津良太、加納昭彦)

    脳卒中や心臓病の恐れ 早めに受診

     肥満で内臓脂肪が蓄積すると、高血圧や高血糖、脂質異常を引き起こし、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心臓病などのリスクを高める。メタボの診断では、腹囲を最も重視している。

     具体的には、男女とも腹囲が基準値以上であることを前提に、〈1〉血圧が高い〈2〉空腹時の血糖が高い〈3〉中性脂肪が多い――の危険因子のうち、二つ以上あてはまるとメタボと診断される。

     メタボ健診では、この診断基準に沿って特定保健指導の対象者を選び、危険因子の数によって「積極的支援」「動機付け」「情報提供」を行う。腹囲が基準値未満でも、体格指数(BMI)が25以上であれば、同様の指導を実施する。

     保健師や管理栄養士らが運動や食事について特定保健指導を積極的に行うと、血圧や血糖、中性脂肪の検査値を下げるだけでなく、医療費を削減できるという研究結果も出ている。

     ところが今年3月、腹囲とBMIが基準に満たなくても、三つの危険因子のうち複数があてはまる「やせメタボ」は、全国で推計914万人(男性380万人、女性534万人)に上ることが、厚生労働省研究班から発表された。同じ調査で推計971万人とされたメタボとほぼ同数だった。

     やせメタボは、女性に多く、高齢、喫煙などとの関連も明らかになった。

     また、健康な人と比べた脳卒中などの発症リスクは、やせていても危険因子が一つで男性1・78倍、女性2・12倍、二つ以上だと男性1・91倍、女性2・54倍と高いことが、別の研究班の調査で分かった。メタボのリスクとほぼ同じ水準だ。

     こうした調査結果を受けて、厚労省はやせメタボへの対応策の検討に乗り出した。6月には、生活習慣病の専門医らで作る省内の検討会が、「非肥満者保健指導」を新たに設け、2018年度からやせメタボに対しても、メタボ並みの積極的な対応を求める意見書をまとめた。

     現行のメタボ健診でも、受診者の検査値に異常があれば、肥満でなくても治療を勧めるなどの指導が行われるが、これとは別に対応しようというものだ。

     一方、体重を減らせばリスクも下がるメタボと異なり、やせメタボには肥満という共通の要因がない。加齢や体質のほか、病気が隠れているケースがあり、原因を個別に調べなければならず、一律な保健指導では対応が難しい部分もある。

     健保組合などメタボ健診を行う側の委員が多い省内の検討会では、「保健指導の効果が上がりにくい」「早めに医療で対応すべきだ」など、やせメタボ対策への慎重論が相次いだ。対象者が増え、手間や費用がさらにかかることへの懸念もあり、厚労省は18年度からの新たな保健指導制度の実施は見送った。

     両方の検討会に参加する津下一代・あいち健康の森健康科学総合センター長は、「やせていても検査値に異常のある人への対策は不可欠で、今の特定健診の中でも、問診を活用し、気を付けるべき点を指導していくことが重要だ。遺伝や体質が関係しているなど問題の根がより深いこともある。やせているからといって安心せず、検査値に異常がある人は、早めに受診して、適切な治療を受けることが大切だ」と呼びかける。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161015-118-OYTPT50383

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    1. 「メタボ」のニュース
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C

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    2. くだらんインチキ医科様な「検診業務」を創作創造するための医療行政施策開発事業でしかない…

      すべては新規の予算消化仕事の増殖肥大、パーキンソンの法則どおり…

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    3. いまや「メタボ」は、体形の問題ではないっ!(笑)。

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  57. [医療ルネサンス]メタボ健診の今<1>健康的体形でもリスク
    2016年11月17日5時0分

     兵庫県尼崎市の主婦A子さん(62)は、8月に受けた特定健診(メタボ健診)の結果に目を疑った。身長1メートル53に体重50キロ、腹囲85センチと、体形は健康的だったが、血液中の脂質の値が基準を大幅に超えていた。

     結果は、保健師で同市ヘルスアップ戦略担当部長の野口緑さんが市役所で手渡した。同市ではメタボ健診の結果を郵送せずに受け取りにきてもらい、データの読み方を指導する説明会を開いている。A子さんのように、腹囲が基準以下で、特定保健指導の対象にならない人も含め、生活習慣を改善する方法を知ってほしいからだ。用事で説明会に参加できなかったA子さんは個別に説明を聞いた。

     天ぷらなど油ものが好きな母のために、週に数回油ものを食べているとA子さんから聞いた野口さんは「油が残りにくい素揚げに変えたら」と助言した。

     A子さんは「メタボではないから私は大丈夫」とどこか安心していた。野口さんの助言をもとに、1日8000歩歩くなど生活習慣の改善を始めた。

     厚生労働省がメタボ健診の開始以降5年間のデータを解析した結果、メタボの人を指導すると血糖、血圧、脂質などの数値が改善することがわかっている。

     「メタボの人が減量すると、血圧、血糖、脂質を一挙に改善できる」。住友病院(大阪市)の院長で、メタボの概念を提唱した松沢佑次さんは胸を張る。その一方で、「リスクがあっても、腹囲が基準以下ならば、問題ないとの誤解も広まった」と残念がる。

     厚労省研究班は今年、腹囲と体格指数(BMI)が基準未満でも、血圧など三つの危険因子のうち複数が当てはまる「やせメタボ」は全国で推計914万人に上ると発表。同じ調査で推計971万人とされたメタボとほぼ同数だった。野口さんは言う。「やせていてもリスクがある人はいる。検査値に異常があれば、生活習慣を改善したり、早めに受診したりしてほしい」

         ◇

     メタボ健診が2008年に始まって8年。厚労省は5年ごとの基準見直しの議論を行っている。メタボ健診の成果と課題を考える。 (このシリーズ全5回)

         ◆

     【特定健診】40~74歳を対象に行われる健康診断。腹囲が基準値(男性85センチ、女性90センチ)以上の人などに対して、血圧、血糖、脂質、喫煙習慣で危険度を判定。必要に応じ、保健師らが特定保健指導を行い、食事や運動など生活習慣の改善を促す。内臓脂肪が蓄積した上に危険因子が重なると、脳卒中や心臓病を起こしやすくなるというメタボリックシンドロームの考え方に基づく。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161116-118-OYTPT50411

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  58. [医療ルネサンス]メタボ健診の今<2>糖尿病早期受診に活用
    2016年11月18日5時0分

     埼玉県東松山市の島田茂さん(68)は2014年6月に受けた特定健診(メタボ健診)で、血糖の状態を示すヘモグロビンA1c値が6・6%で、基準値(5・6%以上)を超え、糖尿病のリスクがあることがわかった。

     島田さんはマンションで一人暮らし。地元の紙パルプ工場に約40年勤め、定年退職後は、趣味のサイクリングを楽しんできた。

     「糖尿病と診断されるのはおっかない」。島田さんは迷ったが、病院に行かなかった。運動すれば大丈夫との思いもあった。

     約1年後、同市から封書が届いた。糖尿病に関する数値が悪かった人に送られるもので、「早めの受診を勧める」とあった。

     工場時代の元同僚が一人暮らしのマンションで亡くなったと知ったのはその頃。「次は自分かもしれない」。二の足を踏んでいた受診を決めた。

     医師らの助言で、島田さんは、血糖値を下げる薬を飲んだり、野菜を多く食べるなど生活習慣を改善したりした。その結果、ヘモグロビンA1cの値は2年後、5・9%に改善した。「受診したのは、市からの封書や元同僚の死が背中を押してくれたから」と島田さん。のどが渇くなど、糖尿病の初期症状も治まった。

     同県は14年から糖尿病の重症化予防に取り組む。専門医らで作る「埼玉糖尿病対策推進会議」、県医師会、県の3者連携による事業で、県と国保連合会が市町村を支援。健診の数値が悪いのに、医療機関を受診しない人に受診勧奨したり、通院中の人に食事や運動の保健指導をしたりする。

     こうした取り組みは、「埼玉県方式」と呼ばれる。

     参加市町村は14年度の19から16年度は40に増加。14~15年度に受診を促したのは約5600人。島田さんもその一人だ。健診の数値が悪かった人が新たに受診する割合は、受診勧奨前の1・8倍に増えた。

     メタボ健診は健診項目が全国共通で、電子化されている。レセプト(診療報酬明細書)と組み合わせれば、糖尿病や予備軍の人を抽出できる。県保健医療政策課の唐橋竜一さんは「かゆいところに手が届く対策ができるようになった」と喜ぶ。

     厚生労働省は4月、都道府県と各県の医師会、糖尿病対策推進会議の3者が連携した取り組みを全国に広げようと、「埼玉県方式」を基にした糖尿病の重症化予防プログラムを作った。

     唐橋さんは「糖尿病はきちんと管理すれば重症化を防げる。健康寿命の延びと、医療費の抑制につなげたい」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161117-118-OYTPT50343

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  59. [医療ルネサンス]メタボ健診の今<4>生活習慣改善 30代に啓発
    2016年11月22日5時0分

     「減塩すれば、生活習慣病の予防につながります」

     9月、東京都中央区の区保健所の一室。管理栄養士の藤井遊子さんが男女13人に語りかけた。

     若い頃から健康に関心をもってもらおうと、区が30歳と35歳を対象に開いている「サンマル・サンGO!健康チェック」の一コマだ。

     2012年に始まり、半日かけて血液検査や骨密度の測定などを含む健康診断と健康教室を無料で受けられる。

     健康教室は、藤井さんが講師を務めた食生活の講座のほか、歯周病を防ぐ歯の磨き方、自宅でできる簡単ストレッチ体操、ストレスと上手に付き合う方法に関する講座もあり、歯科衛生士や保健師ら専門家が解説した。藤井さんは「30歳代は仕事が多忙になって食生活が乱れがち。正しい食習慣を身に付けてほしい」と語る。

     区がこうした取り組みを始めた背景には、心臓病や脳卒中など生活習慣病につながる肥満は、30歳代から増えている現状がある。

     15年の国民健康・栄養調査によると、体格指数(BMI)が25以上で肥満の割合は、男性は40歳代が37%でピークを迎える。ただし、30歳代ではすでに30%で、20歳代は27%だった。

     生活習慣病予備軍の早期発見を掲げる特定健診(メタボ健診)が始まるのは40歳から。区健康推進課長の佐瀬一葉いちようさんは「健康寿命を延ばすために、メタボ健診が始まる前の世代にこそ、健康について考えてほしい」と狙いを語る。

     参加者の一人で、人材紹介会社に勤めるB男さん(31)は学生時代、アメリカンフットボールに明け暮れたスポーツマン。社会人になっても続けたが、29歳で引退すると、運動量の低下とともに体重は約10キロ増えた。ジム通いで体重は少し減ったものの、一人暮らしのため夕食は手軽にとれる麺類など炭水化物に偏りがちだ。B男さんは「正しい生活習慣を作る大切さを学べた。参加してよかった」と話す。

     東京都予防医学協会(東京都新宿区)が14年に健診を受けた男性約6万8000人のデータを調べたところ、高血糖や脂質異常の割合は、30歳代から急増していた。同協会総合健診部長の三輪祐一さんは「メタボ健診が始まる40歳の前に、偏った食生活や運動不足など、不適切な生活習慣を変えられなくなっている人は男性を中心に多い」と指摘。「学校や職場で健康によい生活を教えるだけでなく、一人ひとりが若い頃から自分の健康を自分で守るという意識を持ってほしい」と訴える。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161121-118-OYTPT50343

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  60. [医療ルネサンス]メタボ健診の今<5>実施率底上げする必要
    2016年11月23日5時0分

    【Q&A】あいち健康の森健康科学総合センター長・津下一代さん

     ――特定健診(メタボ健診)と特定保健指導の開始から8年が過ぎました。何が変わりましたか。

     「以前の健診は、病気の早期発見・早期治療が目的でした。数値が少し悪くても、生活習慣病の予備軍だから治療は必要なしで終わりでした。メタボ健診では、内臓脂肪の蓄積に着目して高血圧などリスクの重なった人を見つけ、食事や運動で生活習慣を改善する特定保健指導につなげられるようになりました。健診が生活習慣を改善する道具になった点が大きな違いです」

     「実施率を比較できるようにもなりました。メタボ健診は健診項目が全国共通で、電子化されているためです。実施率を上げて健康状態を把握し、改善につなげる。そんな戦略をとれるようになりました」

     ――これまでにどのような成果が上がりましたか。

     「メタボ健診の開始から5年間のデータを分析しました。その結果、メタボの人で指導を受けた人と受けなかった人を比べると、受けた人の方が腹囲や血圧、血糖、脂質など、あらゆる数値が改善していることがわかりました。医療費も両者を比べると、指導を受けた人は男性で8100~5720円、女性で7870~1680円少なかったこともわかりました」

     ――心臓病などの発症率も検証できるのですか。

     「そこは課題です。40~50歳代の時に会社などで指導を受けても、心筋梗塞など病気になるのは60~70歳代が大半です。その頃、保険者は市町村国保などに変わっていますが、現状では、データを引き継げず、効果を検証できません。保険者が変わっても個人データをひも付けできる仕組みが必要です」

     ――腹囲が基準未満でも、高血圧や高血糖など危険因子が重なっている人もいます。どのような対応が必要ですか。

     「3パターンあります。一つは、やせていても血糖や脂質などの数値が体質的に高くなりやすい人。そうした人は、喫煙やアルコールなどのリスクを評価しつつ、医療につなげる必要があります。もう一つは高齢者。体重を減らすと筋肉が減るサルコペニアになる恐れがあります。介護予防の観点も含めた対応が必要です。もう一つは腹囲は基準未満だけど、やせた方がいい人。女性で腹囲が基準値(90センチ)に満たない85センチでも、80センチの人よりもリスクは高いといえます。20歳の時との比較で、体重が大幅に増えていれば、やせる努力が必要でしょう」

     ――すべての保険者を含む2014年度の実施率の全国平均はメタボ健診49%、指導18%で、国の目標(健診70%以上、指導45%以上)に及びませんでした。

     「指導の実施率が80~90%の保険者もいれば、0%の保険者もいます。全体でみればがんばっていると思いますが、底上げする必要があります。実施率が低いところがどこなのか情報を公開するのも一つの手です」(加納昭彦)(次は「患者学・創る」)

     【1983年、名古屋大卒。同大第一内科などを経て2011年から現職。特定健診の見直しを議論する厚生労働省の二つの有識者検討会で委員を務める。】
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161122-118-OYTPT50369

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  61. [元気なう]冬のメタボ対策<1>週単位でカロリー調整
    2016年12月4日5時0分

     忘年会、クリスマス、お正月、新年会。宴会やイベントが相次ぎ、飲み食いの機会が増える年末年始は、健康診断でメタボを指摘され、ダイエットを試みる人には厳しいシーズンだ。

     九州大学病院で、肥満改善プログラムの指導をしている心療内科特任講師、野崎剛弘たけひろさんは「減量中の人が“丸腰”で宴会シーズンに突入するのは危険」と警告する。会費の元を取ろうと、食べ過ぎるのはもってのほか。アルコールの飲み方や、取りすぎたカロリーを相殺するための現実的なプランを事前に考えておく必要があるという。

     宴会を見越し、当日の朝から何も食べないのは、かえって宴会での食べ過ぎを招く危険が大きい。前日や翌日の食事を軽くし「1週間単位で目標カロリーを守るようにするのがベスト」と野崎さん。

     ダイエット中の人の1日の酒量の目安は160キロ・カロリー以内。ビールなら350ミリ・リットル、日本酒1合弱、ワイン1杯弱まで。休肝日は週2日が望ましいとされる。これを守るのは難しいが、「最大3杯まで」「水と交互に」「途中からノンアルコール飲料に」など次善の対策を考えておきたい。

     酒自体のカロリーも問題だが、食への自制心が弱まりやすい。つまみも高カロリーになりがちだ。揚げ物はなるべく避け、海藻類の酢の物や、トマト、キャベツなどの野菜類、豆腐料理、刺し身などを選びたい。

     宴会が連日続く場合はどうするか。「出る宴会を選ぶ」「ノンアルコールで通す日を作る」という選択肢もある。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161203-118-OYTPT50362

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    1. [元気なう]冬のメタボ対策<2>正月料理のカロリー注意
      2016年12月11日5時0分

       正月休みの過ごし方にも注意が必要だ。

       「家族が集まり、お祝い気分の中でリラックスできる時期だが、その分ダラダラと生活が乱れ、リバウンドや肥満悪化のリスクが高まりやすい」。九州大学病院で、肥満改善プログラムを指導している心療内科特任講師、野崎剛弘たけひろさんは、こう語る。

       〈1〉おせち料理、お餅などの高カロリーにつながる食品を用意している〈2〉テレビや雑誌を見たりしながらの「ながら食い」をしやすい〈3〉寒いからと家に閉じこもり、運動不足になりやすい――などが危険因子になる。

       正月気分を食で味わうのは良いが、なるべくカロリーを減らす工夫も考えたい。

       おせち料理は、作りすぎないようにしたい。魚介類や肉類が多くなりがちだ。料理の3分の2は野菜料理に。きのこや海藻、こんにゃくなども活用する。

       食べる順番も、なますや煮しめなど野菜類を先にすると、食べ過ぎ、血糖値の急な上昇を抑えられる。

       お餅は、市販の切り餅2個(西日本に多い丸餅なら3個)で、ご飯茶わん1杯分程度のカロリーになる。食べやすいだけに、食べ過ぎには注意。食べ方も、糖分が多いあんこ餅やきなこ餅より、野菜の多いお雑煮にした方がヘルシーだという。

       寒くても1日1回は、散歩でも初詣でも出歩く習慣を持ちたい。「食事以外のことで、お祝いを楽しむ方法も考えてほしい」と野崎さんは言う。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161210-118-OYTPT50443

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    2. [元気なう]冬のメタボ対策<3>食事記録で癖チェック
      2016年12月18日5時0分

       年末年始の食事の注意点を紹介してきたが、「しっかり減量するなら毎日、食事記録をつけ、体重計に乗るようにしたい」。九州大学病院で肥満改善プログラムを指導する心療内科特任講師、野崎剛弘たけひろさんは話す。

       食事記録の書き方は次の通り。1日1ページにし、体重は朝食前に測って記入する。〈1〉口に入れた物すべての内容、食べた時間、場所を書く〈2〉野菜を緑、菓子類をピンクのマーカーで塗る〈3〉間食も含め、食事の回数がわかるよう、食事ごとに線を引く。

       菓子をよく食べるとピンク色が目立つ。間食が多いと区切りの線が多い。視覚的に、自分の食事の傾向を把握できる。体重の変化との関係もわかってくる。

       1回でドカ食いするタイプか。少しずつダラダラか。野菜が少ないのか。どんな時、どんな風に食べているか。自分の“癖”を自覚することが「食習慣改善への第一歩」。記録に慣れてきたら、カロリー計算に挑戦したい。市販品にはカロリーが記載されているので確認するようにする。

       食べ物の買い置きを増やさない。特に菓子類は買わない、もらわない。買い物は空腹時にしない。料理を作りすぎない。ストレスからドカ食いしたいと思ったら、いったん軽く運動したり、友だちに電話したり、「食事以外の行動をとる」。

       「人生の楽しみ、ストレス解消法は飲食だけではない。肥満に悩む人でも1日500キロ・カロリー分の食事を減らせば、月2キロ、確実に減量できる」と野崎さん。1日2000キロ・カロリーだった人は、1500キロ・カロリーが目安だという。(高橋圭史)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161217-118-OYTPT50411

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  62. 2016.12.6 11:30 産経ニュース
    【STOP!メタボリックシンドロ-ム】
    肥満やメタボ退治で心臓病リスクを減らせ 専門家指摘「まず体重の3~5%減量を」

     突然死の危険があることから、“がんより怖い”ともいわれる心臓病。発症に関係する遺伝子変異がこれまでいくつも見つかっているが、食事や運動など生活習慣を改善して肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に気をつければ、それらの遺伝子変異が少ない人とほぼ同等のリスクに抑えられるとの研究が米国で発表された。専門家は「一般の人も心に留めておくべき重要なデータ」と指摘している。(山本雅人)

                       


     ◆薬に匹敵

     新たな研究成果を発表したのは米ハーバード大のグループ。論文によると、同グループは1980年代~90年代にかけて開始され、20年間追跡が行われた欧米の3つの疫学調査の計約5万人のデータを基に、遺伝と生活習慣との関連を探った。

     まずは対象者が、心筋梗塞などの心臓病や動脈硬化になりやすい遺伝子変異をいくつ持つかで「多い」「中程度」「少ない」の3つに分類。さらに生活習慣の面からも、積極的に運動しているか▽健康的な地中海食を取っているか▽肥満でないか▽禁煙しているか-について、3つ以上当てはまる人を「よい」、2つを「普通」、1つ以下の人を「悪い」に分類したうえで、両方の分類を突き合わせ、対象者の中で心臓病を起こした人との関係を調べた。
    http://www.sankei.com/life/news/161206/lif1612060010-n1.html

     結果は、遺伝子変異の数が少なく生活習慣も「よい」人の心臓病死のリスクを1とした場合、遺伝子変異を多く持っていても生活習慣が「よい」グループのリスクは1・8倍で、遺伝子変異が多く生活習慣も「悪い」グループ(3・9倍)の半分以下に。さらに、遺伝子変異は少ないものの生活習慣が「悪い」グループ(2・2倍)よりも低かった。

     この研究成果は11月13日の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」(電子版)に掲載され、反響を呼んだ。

     血管研究・治療の権威で欧米の学会事情にも詳しい東邦大医療センター佐倉病院循環器科の東丸(とまる)貴信教授は「これだけ大規模で長期間、遺伝と生活習慣との関係を調べた研究はほとんどなく画期的。研究対象となった40代以降に該当する人は、食事や運動などの生活習慣を改善することで、遺伝的なリスクをかなり克服できることを示している」と話す。

     その“効果”の程度は「心臓病の予防目的で血圧降下薬や脂質異常改善薬を服用するのに匹敵するといってもいい」と評価する。

     ◆肥満は怖い

     心臓病についてはこれまで、発症に関わる約50の遺伝子変異が見つかっている。一つ一つのリスクはそれほど大きくはないものの、変異のある遺伝子の数に比例して発症のリスクが上がっていくとされる。
    http://www.sankei.com/life/news/161206/lif1612060010-n2.html

     東丸教授によると、食べ過ぎや運動不足で肥満となり内臓脂肪が蓄積すると、血栓を作りやすくしたり血圧を上げたりする悪玉の物質が脂肪細胞から放出される一方、動脈硬化を抑制する善玉物質の分泌が低下し、遺伝的体質と相まってより発症しやすくなる。

     東丸教授は「自覚症状がなくても肥満は大きなリスクだと認識し、肥満の程度が軽い人でも、まずは体重の3~5%の減量を目指してほしい」とアドバイスしている。

                       


     ■地中海食風の和食お薦め

     今回は欧米での研究のため、和食ではなく、魚やオリーブオイル、野菜、豆類を多く使う地中海食が「よい食事」の指標とされている。東丸貴信教授によると、今年8月の欧州心臓病学会でイタリアの研究グループが、地中海食が心筋梗塞や脳卒中の患者の再発リスクを大きく低下させるとのデータを発表し、注目を集めた。

     健康的といわれる和食も魚や豆類の摂取が多いなど似ている部分も多い。ただし、地中海食と比べると、塩分が多く、悪玉コレステロールを減らすオレイン酸を多く含むオリーブオイルが少ない。このため、東丸教授は「塩分を減らし、オリーブオイルを活用した地中海食風の和食を意識して」とアドバイスしている。
    http://www.sankei.com/life/news/161206/lif1612060010-n3.html

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    1. メタボリックシンドローム撲滅委員会(笑)
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%92%B2%E6%BB%85%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A

      >メタボリックシンドローム予防・改善のお役立ち情報が満載の総合サイト。一般・こども向けに加え、医師や ... とした幅広い情報を発信しています。医学会や行政、産業界と産経新聞グループが協力して発足したメタボリックシンドローム撲滅委員会が提供します。
      http://www.metabolic-syndrome.net/

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    2. 「国家総動員体制と大政翼賛会」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E7%B7%8F%E5%8B%95%E5%93%A1+%E5%9B%BD%E6%B0%91%E9%81%8B%E5%8B%95

      オールジャパンと国民運動…
      https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3+%E5%9B%BD%E6%B0%91%E9%81%8B%E5%8B%95

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  63. 光るメタボ、遺伝子改変マウス作製…広島大など
    2016年12月12日6時53分

     遺伝子を改変して、メタボリックシンドロームで炎症を起こした脂肪組織が光るマウスを作製した、と広島大などが発表した。

     論文が英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

     広島大生物圏科学研究科の矢中規之准教授(分子栄養学)らは、脂肪組織が炎症を起こすと反応する遺伝子を特定。反応すると光るように遺伝子を改変したマウスを作製した。高感度カメラで撮影すると、炎症を起こした脂肪組織が発光している様子を確認できた。

     矢中准教授によると、肥満に伴った脂肪組織の慢性的な炎症は、糖尿病や高血圧の原因となることがマウスの実験で報告されている。今回の手法で炎症の状態を長期にわたって継続的に確かめられるといい、矢中准教授は「メタボリックシンドロームによる疾患を予防したり、抑制したりする食品や薬品の開発に役立つ」と話している。

     桜井宏明・富山大教授(分子生物学)の話「医学的に重要な脂肪組織の炎症が生きたマウスで簡単にはっきりと見えるのは、大きな成果。知られていなかった炎症の原因物質を見つけられるかもしれない」

    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161210-118-OYT1T50104

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  64. [論点スペシャル]健康寿命を延ばすには
    2016年12月21日5時0分

     高齢化が進む中、幸せで活力のある社会を維持していくためには、一人ひとりが健康を意識して、自立して暮らせる「健康寿命」を延ばしていくことが大切だ。生活習慣の基本である運動や食事、睡眠に気を配りながら、サプリメントなどの健康食品を活用する人も増えている。健康寿命を延ばすために、何を心掛ければよいのか、専門家などに聞いた。

    自ら行動 「虚弱」防ぐ…東京大学高齢社会総合研究機構特任教授 辻哲夫氏

    つじ・てつお 東京大学法学部卒。元厚生労働省次官。専門は社会保障政策。著書に「日本の医療制度改革がめざすもの」。69歳。

     日本は世界で最も高齢化が進んでいる。65歳以上の割合は26・7%(2015年)で、4人に1人が高齢者だ。医療や介護などにかかる社会保障費は年々増加している。団塊の世代(1947~49年生まれ)が全員75歳以上になる2025年以降は、現役世代で支えられなくなる恐れがある。

     この難局にどう対応するかが大きな課題だ。大切なことは、一人ひとりが健康に気を配り、なるべく病気や要介護にならないようにして、自立して暮らせる「健康寿命」を延ばすことだ。

     介護が必要な状態になるのには大きく二つのルートがある。

     一つは生活習慣病だ。典型的なのは脳卒中で、ある日突然、自立した生活を送れなくなる。もう一つは「フレイル(虚弱)」だ。フレイルは、筋力や活動が徐々に低下して、要介護になる手前の状態を言う。

     生活習慣病を予防するには、ウォーキングなどの運動と、適切なカロリーでバランスのとれた食事が大切だ。国はすでに、生活習慣病の対策を進めている。その一つが、私も制度設計に関わった特定健診だ。糖尿病などになるリスクが高い人を見つけて、生活習慣の改善を促す特定保健指導を行っている。

     今後は後者のフレイルの予防が極めて大事になる。

     フレイルの予防の基本も、〈1〉肉などのたんぱく質と野菜をしっかりとる〈2〉運動する〈3〉閉じこもらずに社会参加する――ことだ。特に社会参加が大切だ。

     私が所属する東京大学高齢社会総合研究機構は、千葉県柏市で、フレイルを予防するプロジェクトに取り組んでいる。

     その柱がフレイルチェックだ。両手の親指と人さし指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲む「指輪っかテスト」で、隙間ができると筋肉量が減ってフレイルになっている可能性がある。次に、食習慣や運動、社会参加などの状況を詳しく調べて自分の弱いところに気付いてもらう。フレイルチェックは、高齢者が中心の市民サポーターが手伝っている。

     全国の自治体でも、運動教室など、社会参加を促し、介護の状態になるのを防ぐ事業はたくさん行われている。フレイルチェックが普及すれば、参加者も一層増え、町全体が元気になる。 生活習慣病とフレイルで共通しているのは、自らの努力と行動によって、予防し、健康状態を改善できるという点だ。

     予防しやすい社会環境を整えることはもちろん必要だが、一人ひとりが自らの健康や社会参加の状況などについて気付き、考え、行動することが重要だ。

    (医療部 加納昭彦)

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    1. 人生の夢 力くれる…登山家 三浦雄一郎氏

      みうら・ゆういちろう 青森市出身の冒険家。2013年に80歳で3度目のエベレスト登頂に成功し、世界最高年齢登頂記録を更新。84歳。

       健康寿命を延ばすために一番必要なものは、人生の夢。いくつになっても「そこへ向かうんだ」という強い意志だ。そして、運動で体に負荷をかけ、バランスの良い食事で栄養を取ること。70歳でエベレストに初登頂するという目標を立てた時、一番の課題は“メタボ退治”で、日頃から健康を維持する大切さを痛感した。

       1985年、53歳で7大陸最高峰からのスキー滑降を達成した。しかしその後、目標を失って、日課だった10キロのランニングやウェートトレーニングもしなくなり、不摂生な生活を送り始めた。63歳の頃、病院で検査を受けると、身長1メートル64に対し、体重は約90キロ。運動していた頃より約10キロ増え、血圧は190近くで、血糖値も糖尿病になる寸前。完全なメタボリック(内臓脂肪)症候群で、医師から「余命3年」と言われた。

       どうせ余命3年なら、死んだ気になってエベレストに登ってやろうと思った。試しに標高約530メートルの藻岩山もいわやま(札幌市)に登ってみたが、狭心症の発作を起こして途中でのびてしまった。肉、魚、野菜、海藻など、バランスの良い食事を心がけていたつもりだったが、食べ過ぎていたと反省した。

       朝食は生卵とヨーグルト、納豆。欧米人に負けない体を作ろうと、30歳代の頃から飲んでいたビタミン剤などのサプリメントは、食事をサポートするものとして、体調に合わせて使っている。体内に発生する有害物質や活性酸素を取り除くというサプリも長く愛用し、疲れがたまりにくい作用を実感。精神的にも「これが体のどこかの隅に効いているんだな」と思うと、活力がわいてくる。

       自己流で「攻めの健康法」も実践。足首に重りを付け、外出時にはナップザックに重りを入れて歩くようにした。少しずつ重くして、70歳でエベレストに初登頂した頃には、足に10キロの重りを付け、ナップザックには30キロの重りを入れていた。「どうしてもエベレストに登るんだ」という強い思いもあり、膝や腰の痛みは次第に消え、足腰は強くなった。

       その後、75歳と80歳の時にもエベレストの登頂に成功。80歳の時には、体重を約80キロまで絞り込んだ。運動と食事とサプリは、基礎的な知識を学んだ上で、自分に合った方法を見つけることが大事。今の目標は、再来年にヒマラヤのチョオユー峰(8201メートル)の山頂からスキーで滑り降りることだ。エベレストを見ながら、滑ってみたい。

      (社会部 木村雄二)

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    2. 「機能性」食品 上手に活用…大阪大学教授 森下竜一氏

      もりした・りゅういち 大阪大学医学部卒。専門は老年医学。内閣府規制改革会議委員として、食品の機能性表示制度の導入を主導した。54歳。

       健康寿命を延ばす基本は、食事や運動などの生活習慣に気を付けることだ。ただ、分かっていてもなかなか実践するのは難しいので、きっかけを作ると取り組みやすくなる。

       食事に関しては、昨年4月に制度が始まった機能性表示食品を活用することが一つの手段になるだろう。

       機能性表示は、科学的な根拠を示せば、食品が持つ健康によい作用(機能性)を表示できる制度で、食育ともつながっている。バランス良く食べて、健康になるには、食品にどんな成分が含まれ、どんな機能があるか理解することが大切だ。そうした情報を学ぶ良いきっかけになる。

       食品の機能性の科学的な根拠は、企業が自分の責任で、消費者庁に届け出る。試験方法や生産体制が開示されることになり、安全性や透明性は高まった。国が審査する特定保健用食品(トクホ)に比べ、研究コストも許可に必要な時間もかからないため、制度開始から1年半で500食品を超えている。まだ数は少ないが、みかんやもやしなどの生鮮食品でも機能性を表示したものが出始めている。

       機能性表示食品の半数近くを占めるのがサプリメントだ。明確な定義はないが、特定の健康によいとされる成分が濃縮された錠剤やカプセル状の製品を指す。サプリは、一般的な食品と違い、食事から十分な栄養が取れれば必要がなく、本来、飲まなくてもいいものでもある。

       飲むからには、自分に必要かどうかを判断し、含まれている成分やその機能性を理解することが大切だ。

       実際、鉄分がたくさん入ったサプリを飲んで体調が良くなった女性が、夫に勧めたところ、肝機能が悪化したケースもある。貧血気味の女性には効果的だったが、そうではない夫は鉄分が過剰となり、悪影響が出た。人それぞれで必要とするものは違ってくる。

       機能性を表示できる食品であれば、臨床試験のデータが公開されているので、どれくらいの量をどれくらいの期間、飲めばよいのかを確認し、納得した上で購入してほしい。

       サプリを始めるのなら、併せて体重を管理しよう、食事に気を付けよう、少し歩いてみようと、生活習慣の改善にも、前向きに取り組んでみよう。

       ただ、病気を治療するのは薬で、サプリはあくまで健康を維持、増進するためのもの。健康じゃないと感じたら、医療機関に相談してほしい。形状が薬のように見えても、薬の代わりにはならないことは大前提だ。

       それらを正しく理解した上で、体調を管理するきっかけとして、サプリを含む機能性表示食品を活用することが大切だ。

      (医療部 森井雄一)

      「健康」と「平均」の差 10年

       高齢化が進む中、政府も健康で自立的に生活できる「健康寿命」を延ばす取り組みを進めている。

       厚生労働省によると、2013年の男性の平均寿命は80.21歳で、健康寿命は71.19歳、女性ではそれぞれ86.61歳と74.21歳だった。平均寿命と健康寿命の差は、介護などを必要とする期間を意味しており、男女とも10年前後に上る。

       厚労省はこの差を縮めることを目指し、12年7月に公表した国民の健康づくりの目標「健康日本21(第2次)」に、「平均寿命の延びを上回る健康寿命の延長」を盛り込んだ。

       また、政府は14年7月、「健康・医療戦略」を閣議決定し、20年までに健康寿命を1歳以上延ばす目標を掲げた。「元気で長生き」を支える産業を創出し、経済成長につなげたい考えだ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161220-118-OYTPT50479

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  65. 生活習慣スマホで改善…飲酒量や運動に助言サービス
    2017年1月27日5時0分

    ◇こまめな注意喚起で長続き

     生活習慣の改善に関するアドバイスをスマートフォンで受けられるサービスが広がっている。食の改善や運動は続けることに意味があるが、身近な端末に頻繁に促されることで、長続きするという効果もありそうだ。(大郷秀爾)

     これまで生活習慣に関するアドバイスといえば、病院の医師や保健師などから得ていた。最近はスマホの普及により、利用者側から送られた健康に関する情報をコンピューターで専門的な分析をし、簡単に情報を送り返せるようになった。顧客サービスの一環などとして、無料で健康アドバイスを提供する企業も増えている。

     大手企業などの食堂を運営する「グリーンハウス」の子会社「ウィット」は、無料アプリ「あすけん」を配信している。食生活や運動など生活全般を管理するアプリだ。

     入力は簡単。食べた料理名をその都度記録すれば、摂取したカロリーや栄養素が自動計算される。料理によって1人分の材料や分量は決められており、個人の好みなどによって変えることもできる。面倒な人には、食卓の写真を撮影するだけで、画像解析機能によって料理名の候補が表示され、そこから選べる有料サービスもある。

     こうした記録は採点され、その日の夕食後には点数とともに、「カロリーコントロールがうまくできています」「炭水化物の取りすぎは体重増加につながるので注意して」といったアドバイスが届く。同社執行役員で管理栄養士の道江美貴子さんは「いつでも記録できて、いつでもアドバイスを見られるのがメリットです」と話す。

     「キリンビール」を傘下に置く「キリン」が健康情報サービス会社「リンクアンドコミュニケーション」と共同開発した「KIRIN お酒と食事の健康サポーター」も無料の健康管理アプリだ。食生活のアドバイスもあるが、飲酒量を管理できるのが大きな特徴になっている。

     ビールやワインなどお酒の種類ごとに飲んだ量を記録すると、アルコール摂取量がグラフ化して表示される。お酒を飲む予定を定期的に聞いてくるほか、飲み過ぎの人には、「休肝日を!」などのメッセージも届く。飲む予定のある人には、お酒に合うおつまみを薦めてくれるという。

     有料だが、スマホで運動の個人指導が受けられるサービスもある。NTTレゾナントが1月に始めたサービス「Fizit(フィジット)」は、テレビ電話アプリを利用し、ダイエットなどの目的に応じてヨガや筋力トレーニングなどのレッスン(1回45分、税抜き3000円~)を受けられる。同社は「ジムに通い続けるのが難しい人も、朝や夜間など空いた時間に指導を受けられ、利用しやすい」と話している。

     スマホを使う利点は、普段から持ち歩く端末なので、手軽に始めやすいことだ。また、昭和女子大健康デザイン学科の渡辺睦行なかみち准教授は「生活改善を続けていくうえでは、こまめな注意喚起が大切。スマホがそれを定期的に行ってくれることで、健康管理への意識も高まる。健康的な生活を続ける人も増えるのでは」と期待している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170126-118-OYTPT50393

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  66. メタボ健診を受けていれば長生きできるのか - 2017/2/10
    「原因と結果」の経済学 - ダイヤモンド・オンライン
    http://diamond.jp/articles/-/117464

    《私たちは、会社や学校で健康診断を受けることが多い。最もよく知られているのは「メタボ健診」だろう。メタボ健診によって、自分の健康状態を知り、生活習慣病を予防したり、隠れた病気を発見できれば、長生きにつながるはずだと多くの人が信じているのではないだろうか。

    しかし、『「原因と結果」の経済学』の著者、中室牧子氏と津川友介氏によると、メタボ健診が長生きにつながるかどうかは慎重に検証しなければならないという。どういうことか、詳細を聞いた。》

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    1. >健診と長生きのあいだには因果関係がない

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    2. >効果があるかないかわからない政策をやみくもに実施するのではなく、多少コストがかかっても、政策に因果効果があるかどうかを検証してから、全体に導入するかどうかを決めればよい

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    3. そもそも、「メタボリックシンドローム」そのものが、すこぶるいかがわしい創作(捏造)疾患のおもむき(疑念疑惑)がある…

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  67. 県庁 階段で“脱メタボ”
    02月13日 12時44分 NHK仙台放送局

    宮城県ではメタボリックシンドロームの人の割合が全国的に高い状態が続いていることから、階段を歩いてのぼることで“脱メタボ”を目指そうというキャンペーンが13日から宮城県庁で始まりました。
    このキャンペーンは、宮城県内でメタボリックシンドロームやその予備軍の人の割合が平成20年度から6年連続で全国ワースト2位になるなど深刻な状況が続いていることから、宮城県が始めました。
    県庁の玄関では13日朝、キャンペーンの開始をしらせるポスターが掲示され、担当の職員が出勤してきた職員に「階段の利用をお願いします」と呼び掛けていました。
    階段には17階までのすべての階に歩いてのぼった際の段数と消費カロリーが表示されていて、職員たちはさっそくエレベーターを利用せず、職場まで階段を歩いてのぼっていました。
    また廊下には、運動効率を高めるために男性は77センチ、女性は71センチまで歩幅を広げるよう促す足形のステッカーが貼られています。
    県職員厚生課の猪股多恵子課長は「日常生活の中で体を動かす習慣を身につけてもらうには階段が最適だと思う。県庁から県内全域に取り組みを伝えて県民の健康づくりにつなげていきたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20170213/3782281.html

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  68. 糖尿病足病変 重症化を予防…傷・変形 早めに受診を
    2017年3月1日15時0分

     足に潰瘍ができたり、壊疽えそを起こして黒くなったりする「足病あしびょう」は、神経障害を伴う糖尿病や血行が悪い人工透析の患者に多く見られる。重症になって足を切断すると自力で生活するのは難しく、生存率も低くなる。国も今年度から足病の重症化を防ぐ取り組みを始めた。(赤津良太)

     糖尿病は高い血糖が血管や神経を傷つけ、様々な合併症を引き起こす病気だ。その一つの神経障害は、筋肉の萎縮や骨・関節の変形を引き起こす。足の甲が高くなったり、指などが変形したりして靴擦れのような傷やたこができやすくなる。土踏まずがなくなり、逆に出っ張る「シャルコー足」も特徴的な症状だ。

     感覚が鈍り、痛みを感じないため、傷ができても気付かない患者が多い。免疫力も落ちるため、細菌などに感染しやすく、治りは悪くなる。発見が遅れると、擦り傷から潰瘍、壊疽へと進み、足の切断につながる。糖尿病患者の15%は生涯に潰瘍を経験する。

     糖尿病腎症などが原因で人工透析を受ける患者も注意が必要だ。透析患者は現在約32万人で毎年約1万人ずつ増えている。透析治療を長く続けると、動脈が石灰化して硬くなり、血液が足の末端まで届かなくなる。血管を広げるなどの治療ができなくなれば、切断する以外に手立てはない。

     厚生労働省の研究班によると、新たに足などを切断する透析患者は年間100人に約1人の割合で、ここ数年は増加傾向にある。足首より上で切断した患者の生存率は1年後で52%、5年後では20%にまで下がる。

     研究班に参加した杏林大学教授で足病に詳しい大浦紀彦さんは「切断後1年以内に約半数が亡くなっており、足を残すための重症化予防が大切だ」と指摘。国も今年度、足病のリスクが高い患者を見つけ、専門病院に紹介する体制を整えた透析施設に対し、診療報酬を支払う仕組みを作った。

     糖尿病で透析を受ける東京都在住の長谷川正さん(76)は3年前、左足の薬指に潰瘍ができたが、両足の血流を良くする治療を受けて治った。大浦さんのもとで傷をできにくくする靴を作り、血行をよくする足浴も続けている。「傷に早く気付き、専門医の治療を受けたので、重症にならずに済んだ」と振り返る。

     日常生活における予防では、靴選びが重要だ。足が靴の中で動くと指先などに傷ができやすいので、ひもなどで固定できるタイプが望ましい。また足の変形に気付いたら、専門医と相談し、傷ができにくい中敷きや靴を作ることも考える。

     靴を履く時は、傷の原因となる小石などを取り除く。靴下は白や淡い色を選びたい。靴擦れなどで出血した傷を見つけやすくなる。足浴は温度を低めにし、終わったら保湿剤を塗る。

     伸びた爪は、病院で定期的に切ってもらう方が良い。糖尿病患者は目の悪い人が多く、高齢になると体も硬くなる。無理にやると深爪などで傷を作り、潰瘍の原因になることがある。たこなどの除去も同様だ。

     大浦さんは「糖尿病や人工透析の患者は、足の傷や変形を見つけたらすぐに専門医を受診してほしい。ふだんの診察でも靴下を脱いで、足を診てもらうことも勧めたい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170301-118-OYTPT50219

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  69. ブロッコリー新芽で肥満予防 =石川
    2017年3月21日5時0分

     ◆金大と「カゴメ」研究チーム発見

     金沢大医薬保健研究域の太田嗣人准教授と食品大手「カゴメ」の研究チームは、ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に多く含まれる成分「スルフォラファン」に肥満を抑制する効果があることを発見した。脂肪のエネルギー消費を促し、肥満型の人の腸内環境を改善させる作用があるという。糖尿病や脂肪肝など生活習慣病の予防に期待される。

     研究では、10匹ほどのマウスを用い、スルフォラファンを混ぜた高脂肪食を与えた群と、高脂肪食のみを与えた群などに分け、14週間にわたって体重増加を観察した。その結果、スルフォラファン入りを与えられたマウスの群は、高脂肪食のみの群に比べて、体重増加率が約15%抑えられ、内臓脂肪量が約25%減少した。

     スルフォラファンは、体内に取り込まれた化学物質の解毒作用や抗酸化力があり、ガンの予防効果があることが知られている。今回の研究ではさらに、〈1〉脂肪の燃焼効果を高め、エネルギー消費量を増加させる〈2〉腸内の悪玉細菌を減らし、血糖を血中から取り入れるインスリンの正常な働きを助ける――という二つの作用があることがわかった。

     実験でマウスに毎日与えていたスルフォラファンの量を、人間の体重で換算すると、市販されているブロッコリースプラウト1~2パック分にあたる約50~100ミリ・グラムとなる。研究チームは、人間の肥満予防にもこの量を取るのが好ましいとしている。

     また、スルフォラファンの含有量はブロッコリー1株分と、ブロッコリースプラウト1芽分が同程度だといい、効率的に同成分を摂取するには新芽を食べるのが適しているという。

     太田准教授は「ピリッとした辛みが、体内にスルフォラファンが取り入れられている合図。体形が気になる方はぜひ、食生活に取り入れてほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170320-119-OYTNT50213

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    1. ブロッコリー新芽、ピリッとした辛みで肥満予防
      2017年3月22日10時36分

       金沢大医薬保健研究域の太田嗣人准教授と食品大手「カゴメ」の研究チームは、ブロッコリーの新芽(ブロッコリースプラウト)に多く含まれる成分「スルフォラファン」に肥満を抑制する効果があることを発見した。

       脂肪のエネルギー消費を促し、肥満型の人の腸内環境を改善させる作用があるという。糖尿病や脂肪肝など生活習慣病の予防に期待される。

       研究では、10匹ほどのマウスを用い、スルフォラファンを混ぜた高脂肪食を与えた群と、高脂肪食のみを与えた群などに分け、14週間にわたって体重増加を観察した。その結果、スルフォラファン入りを与えられたマウスの群は、高脂肪食のみの群に比べて、体重増加率が約15%抑えられ、内臓脂肪量が約25%減少した。

       スルフォラファンは、体内に取り込まれた化学物質の解毒作用や抗酸化力があり、ガンの予防効果があることが知られている。今回の研究ではさらに、〈1〉脂肪の燃焼効果を高め、エネルギー消費量を増加させる〈2〉腸内の悪玉細菌を減らし、血糖を血中から取り入れるインスリンの正常な働きを助ける――という二つの作用があることがわかった。

       実験でマウスに毎日与えていたスルフォラファンの量を、人間の体重で換算すると、市販されているブロッコリースプラウト1~2パック分にあたる約50~100ミリ・グラムとなる。研究チームは、人間の肥満予防にもこの量を取るのが好ましいとしている。

       また、スルフォラファンの含有量はブロッコリー1株分と、ブロッコリースプラウト1芽分が同程度だといい、効率的に同成分を摂取するには新芽を食べるのが適しているという。

       太田准教授は「ピリッとした辛みが、体内にスルフォラファンが取り入れられている合図。体形が気になる方はぜひ、食生活に取り入れてほしい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170320-118-OYT1T50089

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  70. 乳幼児の肥満予防…BMIで予測 生活改善
    2017年3月22日15時0分

     妊娠している母親の環境が、胎内の子どもに影響を与え、成長後、肥満や糖尿病などになるリスクを高めることもあると言われてきた。そうした観点から妊婦の指導が行われているが、近年、出生後の子どものBMI(体格指数)から肥満になるかどうかを予測する取り組みが広がりつつある。(鈴木希)

     妊娠中の母親の栄養状態やストレス、喫煙などの生活習慣は、子どもが将来、肥満や高血圧など生活習慣病になるリスクに大きく影響するとされている。

     体が大きい新生児は肥満に注意する親も多いが、低体重で生まれた子も、エネルギーを蓄えるように胎内で遺伝子の働き方がプログラムされ、太りやすい体質になると言われ、一部の産科などで妊婦への栄養指導が行われている。

     近年は、妊娠中だけでなく、出生後の生活習慣の指導も一部で試みられている。中でも注目されているのはBMIを使った生活改善だ。

     通常、子どものBMIは6歳頃に上がり始める。しかし3歳以前から上昇を始めると、将来的に肥満になる可能性が高いことが、独協医科大学教授の有阪治さんの研究で分かった。

     これを受けて、栃木県大田原市の那須赤十字病院小児科医の市川剛さんが詳しく実態を調べた。1992年以降に県内で生まれた298人のBMIの経過を分析。1歳半から3歳までにBMIが0・5以上増え、かつ3歳時に16・8以上だった人が12歳で肥満になるリスクは、そうでない人に比べ約19倍高かった。

     大田原市は、これらの研究をもとに、3歳児健診と1歳半健診のBMIを比較。注意する基準に当てはまる子と親には市川さんらが生活習慣を指導している。

     同市の女児(5)は、1歳半健診で17だったBMIが3歳児健診で17・8に上昇していたため指導を受けた。

     母親(30)によると、次女の出産で不在の間、同居する祖父母らが女児の面倒を見ていて、おやつもよく食べていた。指導によりおやつを控え、飲み物をジュースから水やお茶に変更。保育園で運動の機会も増えた。

     女児は「甘いものを我慢するのは大変だったけど、太りたくないと思うようになった」と話す。BMIは、5歳で16・7となり、すっきりした体形に変わった。

     同県市貝町でもBMIを比較し、保健師と管理栄養士が指導を始めた。那須塩原市も新年度から導入する。新潟県では、県と県医師会が作成した乳幼児健診の手引に取り入れた。

     有阪さんは「成長してからの肥満治療は時間も労力も必要。子どものうちから、夜に十分な睡眠をとり、運動を心がけるなど生活に気をつけ、予防することが重要だ」と指摘する。

     ニュージーランドでは、子どもたちが将来、出産や子育てを経験することを見越し、専門家が学校で、食事や健康的な生活の仕方などを教えている。

     東京医科歯科大と九州大の教授を兼ねる小川佳宏さんは「日本でも子どもたちが、自分自身の健康や、今後の過ごし方を学べるような関わり方を考えていかなければいけない」と話す。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170322-118-OYTPT50178

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  71. 群大など脂質異常症仕組み解明
    04月06日 11時08分 NHK首都圏 NEWS WEB

    群馬大学などの研究グループは、生活習慣病の1つで血液中の中性脂肪が極めて高い「脂質異常症」の一部について、患者が持つ抗体が原因となっている可能性を突き止め、アメリカの医学誌に論文を発表しました。
    今後、新たな治療法の確立につながると期待されています。
    これは群馬大学やアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校などの研究グループが、日本時間の6日、アメリカの医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」のオンライン版に発表したものです。
    それによりますと、生活習慣病である脂質異常症のうち、血液中の中性脂肪の値が極めて高い患者は、およそ1000人に1人とされていて、従来は遺伝子の異変が原因とされてきました。
    ところが、一部の患者の血液を調べたところ、中性脂肪などを分解する酵素の働きを妨げる抗体が患者自身にあることが、新たな測定方法で判明したということです。
    研究グループでは、この抗体が一部の脂質異常症の原因となっているとみて、抗体の動きを抑えることができれば、症状を改善できる可能性があるとしています。
    研究にあたった群馬大学大学院医学系研究科の村上正巳教授は「脂質異常症は世界的な問題となっていて、抗体を抑える免疫抑制剤を使うなどといった新たな治療法の確立につながることが期待される」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170406/5330611.html

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  72. 毎月17日は「減塩の日」…日本高血圧学会
    2017年4月28日19時38分

     日本高血圧学会(伊藤貞嘉理事長)は28日、毎月17日を「減塩の日」にすると発表した。

     同学会などは2008年以降、世界高血圧デーの5月17日を「高血圧の日」と定め、啓発に取り組んできた。高血圧の治療や予防に効果がある減塩を推進するため、新たに「減塩の日」を設け、調理法の紹介や減塩食品売り場の設置呼びかけなどを行う。

     脳卒中などのリスクを高める高血圧の人は国内で推計約4300万人。1日の食塩摂取量(15年)は、男性11・0グラム、女性9・2グラムで、学会が推奨する6・0グラム未満を大幅に超えている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170428-118-OYT1T50147

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    1. 塩を欠乏させるようなことすると、「高血圧」どころじゃない失調をきたすぞ。

      わざわざ病人つくるように仕向けてるのか?(笑)。

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  73. 心筋梗塞、豆腐で予防…マグネシウムでリスク減
    2017年9月8日0時4分

     魚や大豆などの食品に含まれるマグネシウムを多く摂取する人は、心筋梗塞こうそくを発症するリスクが約3割低いとする調査結果を、国立がん研究センター(東京)などがまとめた。

     マグネシウムの摂取量と心筋梗塞のリスクの関連が明らかになるのは国内で初めて。

     マグネシウム不足は血圧上昇や動脈硬化につながり、心筋梗塞の原因になりうる。1日当たりの摂取量の目安は、成人で男性320~370ミリ・グラム、女性270~290ミリ・グラム。絹ごし豆腐だと150グラムで60~70ミリ・グラム摂取できる。

     調査は、1995年と98年に45~74歳だった男女約8万5000人が対象。食事の内容や頻度などからマグネシウムの摂取量を推計し、心筋梗塞発症との関連を調べたところ、約15年の追跡期間中、1283人が心筋梗塞を発症した。

     対象者を摂取量に応じて五つのグループに分けると、一番多いグループの発症リスクが、一番少ないグループより男性で34%低かった。同様に女性も29%低かった。

     分析を担当した国立循環器病研究センター(大阪)の小久保喜弘・予防健診部医長は、「心筋梗塞の予防が期待できるので、マグネシウムの多い魚や豆腐、海藻などを積極的に取り入れた食生活を心がけてほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170907-118-OYT1T50099

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    1. 心筋梗塞 豆腐で予防 マグネシウムでリスク減…国立がん研究センター調査
      2017年9月8日5時0分

       魚や大豆などの食品に含まれるマグネシウムを多く摂取する人は、心筋梗塞こうそくを発症するリスクが約3割低いとする調査結果を、国立がん研究センター(東京)などがまとめた。マグネシウムの摂取量と心筋梗塞のリスクの関連が明らかになるのは国内で初めて。

       マグネシウム不足は血圧上昇や動脈硬化につながり、心筋梗塞の原因になりうる。1日当たりの摂取量の目安は、成人で男性320~370ミリ・グラム、女性270~290ミリ・グラム。絹ごし豆腐だと150グラムで60~70ミリ・グラム摂取できる。

       調査は、1995年と98年に45~74歳だった男女約8万5000人が対象。食事の内容や頻度などからマグネシウムの摂取量を推計し、心筋梗塞発症との関連を調べたところ、約15年の追跡期間中、1283人が心筋梗塞を発症した。対象者を摂取量に応じて五つのグループに分けると、一番多いグループの発症リスクが、一番少ないグループより男性で34%低かった。同様に女性も29%低かった。

       分析を担当した国立循環器病研究センター(大阪)の小久保喜弘・予防健診部医長は、「心筋梗塞の予防が期待できるので、マグネシウムの多い魚や豆腐、海藻などを積極的に取り入れた食生活を心がけてほしい」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170908-118-OYTPT50066

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  74. 「マグネシウムの多い魚や豆腐、海藻などを積極的に取り入れた食生活」をしてれば「心筋梗塞」になりにくいってか? 嘘だな…

    なる人は、食いもんに関係なくなるよ。

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  75. 肥満に関係のDNA193か所特定 予防につながるか
    9月12日 4時08分

    理化学研究所などの研究グループはヒトのDNAの中で、肥満に関係する部分を統計学的に解析した結果、これまでに知られていない110か所余りを含む193か所を特定したと発表し、肥満や病気の予防につながる可能性がある新たな成果だとしています。

    理化学研究所統合生命医科学研究センターなどの研究グループは、日本人や欧米人合わせて49万人のデータを使って、DNAの配列と肥満の関係を統計学的な手法で分析しました。

    その結果、肥満に関係する部分が193か所あることがわかり、このうち112か所はこれまで知られていなかったということです。多くは脂肪組織や免疫に関係する細胞などで特に働いていると見られることがわかったということです。

    さらにグループは病気との関係を調べたところ、肥満に関係する部分は糖尿病や心筋梗塞などと関連し、痩せやすい体質に特有の部分では関節リウマチなどと関連していることがわかったということです。

    グループでは生まれつき、太りやすかったり痩せやすかったりする人は、こうした病気を発症するリスクがあることが遺伝的に明らかになったとしています。

    研究グループの理化学研究所の秋山雅人さんは「肥満とはどういうものなのか明らかにし、病気の予防などにつなげていきたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170912/k10011135741000.html

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    1. 理化学研究所(理研)‏
      @RIKEN_JP

      プレスリリース|肥満に影響する遺伝マーカーを解明 -日本人17万人の解析により肥満に関わる病気や細胞を同定-
      tp://www.riken.jp/pr/press/2017/20170912_1/ … #理研 #press

      https://twitter.com/RIKEN_JP/status/907394309988663296

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  76. 世界の子どもの肥満が40年で10倍以上に
    10月11日 7時33分

    世界で肥満の子どもは、この40年で10倍以上に増え、1億2400万人に上ることがWHO=世界保健機関などの研究でわかり、WHOは食生活の見直しや啓発活動の強化が欠かせないと指摘しています。

    この研究は、WHOとイギリスの大学の研究グループが200の国や地域の人々の体重と身長の記録をもとに分析したもので、10日付けのイギリスの医学誌「ランセット」に発表しました。

    それによりますと、5歳から19歳までの肥満の割合は、1975年には世界全体で1%未満だったのに対し、去年は男子で7.8%、女子で5.6%となりました。

    人数にすると1100万人から1億2400万人と、この40年で10倍以上に増えたとしています。

    国別で見ますと、肥満の割合が最も高いのは、男子では南太平洋のクック諸島で、33.3%とこの40年で12倍に増え、女子では同じ南太平洋のナウルで、33.4%と2倍に増えています。

    先進国ではアメリカで肥満の割合が、男子が23.3%、女子が19.5%に上り、3倍から4倍に増えています。

    また、日本は男子が5%、女子が1.7%でした。

    WHOは、子どもの肥満が増えている背景には、カロリーの高い加工食品や糖分が多い飲料水などが中心の食生活、それに、運動する機会が少ないことなどがあるとしています。

    そのうえで肥満は糖尿病などの深刻な病気につながりかねないとして、食生活の見直しや啓発活動の強化が欠かせないと指摘しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171011/k10011174361000.html

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  77. 心不全患者1万人の治療実績を調査へ 効果的治療法探る
    10月28日 18時52分

    心臓病の一つで年間7万人が死亡する心不全は、どのような治療法が効果を上げているのかを示す全国的なデータがないことから、厚生労働省の研究班は1万人の患者を対象に治療実績を調べる実態調査を来月から実施することになりました。研究班は来年にもデータベースを作成し、医師が治療法を選ぶ際の参考にしてもらう考えです。

    心不全は心臓病の一つで、心臓の筋肉や血管、弁などが正常に働かなくなり血液を送り出す機能が低下する病気です。
    高齢化に伴って患者の数は年々増え、おととしには7万1000人余りが死亡し、国内全体の患者はおよそ100万人に達すると推計されています。

    日本循環器学会によりますと、心不全の治療は薬を投与して症状の悪化を防ぐのが一般的ですが、どんな症状の患者にどの薬が効いたかなど過去の治療実績をまとめた全国的なデータがないということです。

    医師が治療法を選ぶ際の参考になる情報が少なく、中でも心不全のおよそ半数を占め心臓が膨らみにくくなる「拡張不全」の患者は、年齢や症状別にどの薬が最も有効かわかっていないため医師が判断に迷うケースが少なくないということです。

    このため厚生労働省の研究班は、心不全で入院を経験した患者およそ1万人を対象に、どのような治療で効果が得られたのか実態調査を行うことになりました。

    過去5年間に処方された薬の種類や量、投薬後の症状の変化などについて調べ、来年にもデータベース化することにしています。

    研究班のメンバーで東京大学医学部附属病院の波多野将医師は「心不全の患者は今後増え続けると見られ、有効な治療法の分析を急ぎたい」と話しています。

    国内の患者増加 現在100万人以上

    厚生労働省などによりますと、おととし心不全が原因で死亡した人は7万1860人と、5年間で5000人余り増え、国内の患者数は現在およそ100万人に上ると推計されています。
    患者は40代から増え始め、80代が最も多く、高齢化に伴って今後も増える見通しで、2030年には130万人に達すると見られています。

    日本循環器学会によりますと、重症化すると根本的な治療は心臓移植の機会を待つか、人工心臓を取り付けるしかなく、多くの患者は薬によって症状の急激な悪化を防ぐ治療を受けているということです。

    現状と課題

    心不全は、心臓の筋肉や血液の逆流を防ぐ弁が正常に機能せず全身に血液を送り出すポンプのような動きが弱まる病気です。
    症状が軽いうちは階段を上るだけで息切れしたり疲れやすくなったりする程度ですが、症状が急激に悪化すると、脳や肝臓などの重要な臓器に血液が行き渡らなくなったり、肺に血液がたまって呼吸できなくなったりして死亡するケースもあります。

    日本循環器学会によりますと、一度心不全になると完治させることは難しく、心臓移植などの根本的な治療も限られ、多くの患者は薬によって急激な症状の悪化を防ぐ治療を受けています。

    ところが心不全の半数を占めるとされ心臓が膨らみにくくなる「拡張不全」の場合、効果が明らかになっている薬が無く、別の種類の心不全に使われている薬が処方されることが多いということです。
    しかし年齢や症状別にどの薬が最も有効かわかっていないため、医師がどの薬を投与するか判断に迷うケースもあるということです。

    心不全の内科治療が専門の東京大学医学部附属病院の波多野将医師は「拡張不全は確実に治療できるという薬のデータがなく、選択が難しい。どのような患者にどの薬が効くのかガイドラインを作成し、全国の医師に周知する必要がある」と指摘しています。

    患者の苦しみ

    27歳のころに重度の心不全となった吉野秀人さん(51)は、これまでに急激な呼吸困難を起こして10回近く入退院を繰り返しています。
    現在は10種類以上の薬を毎日服用するとともに、医師の指導で運動や食事の制限も行うことで自宅ですごせているということですが、症状は年々重くなり、心臓の負担を減らすため車いすで生活しているということです。
    吉野さんは「症状が急激に悪化すると、胸が締めつけられて息を吸っても肺に入らず、だんだん意識が遠のいていく。いちばんひどいときは意識不明になって、目が覚めたら病院で集中治療を受けていた。いつまた悪化するか分からず毎日不安だ」と話しています。

    10年余り前に拡張不全と診断された東京・台東区に住む70代の女性はこれまでに2度、急激な呼吸困難を起こして倒れ、救急車で搬送されました。

    女性は「尋常ではない苦しさで、ごくわずかしか息ができず、頭の先からあぶら汗が次から次へと出てきて意識を失った。2度目に呼吸困難が起きたときは、もうだめかもしれないと思った」と話していました。
    現在は毎日10種類以上の薬を飲み、心臓に負担がかからないよう自宅で安静に過ごしているということです。

    女性が通院する東京大学医学部附属病院の波多野将医師は、女性のような拡張不全の患者には現時点で効果が明らかな薬がないため、ほかの種類の心不全の薬を患者の症状に合わせて処方しています。
    波多野医師は「病気を確実によくする治療法が明らかになっておらず対応に苦慮している。世界的にも問題になっていて、有効な治療法の確立を急がなければならない」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171028/k10011201971000.html

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    1. >症状が急激に悪化すると、胸が締めつけられて息を吸っても肺に入らず、だんだん意識が遠のいていく

      >尋常ではない苦しさで、ごくわずかしか息ができず、頭の先からあぶら汗が次から次へと出てきて意識を失った。2度目に呼吸困難が起きたときは、もうだめかもしれないと思った

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    2. 「呼吸困難」ねえ…

      案外漢方薬が絶大な効果を発揮するかもよ(笑)。

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    3. 「漢方薬 心不全」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC+%E5%BF%83%E4%B8%8D%E5%85%A8

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    4. 木防已湯(モクボウイトウ):ツムラ36番の効能・効果、副作用
      http://kanpo-life.com/name/465/

      >顔色がさえず、慢性の腎臓病や心臓病からくる咳や喘鳴をともなう呼吸困難やむくみ、みぞおちにつかえ感と抵抗がある人にもちいられる漢方薬です。

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  78. 慢性的炎症抑えて心筋梗塞を予防 臨床試験で成功
    11月5日 18時46分

    日本人の死亡原因として2番目に多い心臓病の中で多くを占める心筋梗塞の患者に、慢性的な炎症を抑える薬を投与する大規模な臨床試験を大手製薬会社と世界各国の病院などが行ったところ、心筋梗塞の再発を20%余り少なくすることに成功したとする結果を公表しました。慢性的な炎症を抑えることが心筋梗塞の予防につながることを示した初めての成果とされ、今後、治療法を変える可能性があると注目されています。

    心筋梗塞はコレステロールや血の塊などで血管が詰まり心臓が働かなくなる病気で、国内では毎年およそ4万人が亡くなるなど、日本人の死亡原因として2番目に多い心臓病の中でも多くを占めています。

    治療は主にコレステロールや血圧を下げる薬が使われていますが、大手製薬会社ノバルティスファーマと東北大学などは、肥満の人などの体内で起きている慢性的な炎症が心筋梗塞の発症に関係している可能性があるという研究に注目しました。

    そして、日本を含む世界39か国で慢性炎症のある心筋梗塞の患者およそ1万人に対し、炎症を抑える薬を使って心筋梗塞の再発をどれくらい抑えられるか臨床試験を行いました。その結果、炎症を抑える薬を投与したグループでは再発を24%少なくできたということです。

    慢性的な炎症は、体内の過剰な脂などで免疫細胞が活性化されて起き、この炎症で血管が傷つき、血の塊ができるなどして心臓の血管を詰まらせると考えられるということです。

    今回の結果は慢性的な炎症を抑えることが心筋梗塞の予防につながることを示した初めての成果とされ、今後、炎症をターゲットにした薬の開発が加速すると見られています。

    臨床試験の日本の責任者で東北大学循環器内科の下川宏明教授は「今後、慢性炎症があるかどうかが心筋梗塞の治療の大きなポイントになる可能性がある」と話していました。

    解明始まった心筋梗塞のメカニズム

    慢性的な炎症と心筋梗塞の関わりについては、炎症を抑える治療を受けているリウマチ患者の中で心筋梗塞を起こす人が少ないなど、一部の研究では関連が示唆されてきました。
    その後の研究で、肥満が原因で起きる慢性的な炎症によって心筋梗塞が引き起こされるメカニズムが解明され始めています。

    ハーバード大学のゴーカン教授らによりますと、肥満の人の体内では、脂を大量に蓄積した脂肪細胞が限界まで大きくなると脂などを異物として攻撃するよう警告するメッセージ物質を放出し始めます。
    このメッセージ物質は全身に届けられて免疫細胞は活性化し、分裂するなどしてさらに警告メッセージを放出します。
    こうして慢性的な炎症が引き起こされます。
    活性化した免疫細胞はその後、血管の壁に入り込み、余分な脂を取り込みますが、大きく膨れ上がり、やがて破裂してしまいます。
    その際、免疫細胞が持っていた攻撃用の有害物質が放出され血管の壁を傷つけます。
    こうした傷によって血管の壁には血の塊ができます。
    血管を撮影すると、緑色に見える血の塊は大きくなると血液の流れに乗って移動する様子が写っていて、こうした血の塊が心臓の血管に詰まることで心筋梗塞が起こっていると考えられています。

    リウマチ薬投与で臨床試験進める大学も

    慢性炎症を薬で抑えることで心筋梗塞を予防しようという臨床試験は世界各地で複数進められています。

    アメリカのワシントン大学などでは、心筋梗塞の患者7000人に対して関節の炎症で起きるリウマチの薬を投与する臨床試験を進めています。
    臨床試験に参加しているブレンダ・オテイさん(51)は16年前の深夜、自宅で寝ている時に心筋梗塞になり救急搬送されました。

    当時のことについてブレンダさんは「発作が起きたときは腕の辺りに焼けるような痛みが走り、あごから背中へと広がっていき、とても苦しい思いでした。なんとか呼吸をしようと努力しましたができませんでした」と話していました。

    ブレンダさんは緊急手術により一命を取りとめたものの、その後さらに2回にわたり再発を繰り返しました。現在、コレステロールや血圧を抑える通常の薬のほか、臨床試験で渡されている炎症を抑える薬を毎日服用していますが再発の不安は続いています。

    ブレンダさんの主治医で臨床試験の責任者の一人であるワシントン大学病院のシュワルツ医師は「心臓病はアメリカだけでなく世界中で深刻な問題になっている。こうした研究を通じて(心筋梗塞のリスクとなる)炎症に効果のある薬剤を見つけ、患者に使うことができれば今よりもさらに病気のリスクを減らすことができるはずだ」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171105/k10011211531000.html

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    1. 「漢方薬 心筋梗塞 瘀血」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC+%E5%BF%83%E7%AD%8B%E6%A2%97%E5%A1%9E+%E7%98%80%E8%A1%80

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    2. 「漢方薬 駆瘀血剤」
      https://www.google.co.jp/search?q=%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC+%E9%A7%86%E7%98%80%E8%A1%80%E5%89%A4

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    3. >西洋医学が華々しく進歩した今日でも、西洋医学には無い治療薬である駆瘀血剤は極めて重要な治療手段
      http://www.inoue-clinic.net/guide/detail.php?c=6&id=179

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  79. あなたは大丈夫?米で高血圧診断基準を引き下げ
    2017年11月15日19時29分

     【ワシントン=三井誠】米心臓協会などは、米国での高血圧の診断基準を「最高血圧が130以上または最低血圧が80以上」とする新指針を発表した。

     従来の「最高140以上または最低90以上」を引き下げるもので、米国内で高血圧と診断される20歳以上の成人は、32%から46%に増加するという。

     指針の改定は2003年以来。同協会によると、最高血圧130でも、120未満の場合に比べて心臓発作などの恐れが2倍程度高まるとする最新の研究成果を踏まえ、指針を改めた。

     指針では、「最高140以上または最低90以上」であれば薬で治療し、「最高130~139または最低80~89」の場合は、年齢や既往歴などに応じて、薬による治療か生活習慣の改善を求めるとしている。同協会のジョン・ワーナー会長は「高血圧は米国全体の問題であり、健康維持のために積極的な対応が必要だ」と話している。

              ◇

     日本高血圧学会が定める治療指針(14年)は、米国の改定前の基準に沿っている。次期指針(19年)の作成委員長を務める梅村敏・横浜労災病院長は「改定の根拠になった研究は、血圧の測定法が従来と異なっている。日米の病気のなりやすさの違いなども考慮する必要があり、新基準を日本で取り入れるかどうか、慎重に検討を進めていく」と話した。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171115-118-OYT1T50119

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  80. [医療なび]高血圧 新治療指針で対象拡大…米、早めの生活改善に軸足
    2018年1月21日5時0分

     米国で昨年11月、高血圧の治療指針が見直され、診断基準の数値が下方修正された。高血圧と診断される人は米国民の3割から5割近くに増えるが、多くは薬物治療の対象とせず生活習慣の見直しを促す方針だ。国内の専門家は「日本人も参考にすべきだ」としている。(加納昭彦)

     米心臓協会などが発表した新たな指針では、「最高130以上または最低80以上」を高血圧と診断する。2003年に定められた従来の指針の「最高140以上または最低90以上」より基準を下げた。この結果、米国内で高血圧と診断される20歳以上は46%となり、これまでより14ポイント増える。

     ただし、薬物治療は原則、「最高140以上または最低90以上」のステージ2だった患者が対象。「最高130~139または最低80~89」のステージ1は、生活習慣の見直しが基本で、減塩、節酒、運動、肥満であれば減量、野菜や果物の摂取などを指導する。

     ステージ1でも、動脈硬化など心血管疾患になったことがあったり、10年間にそのリスクが10%以上と判定されたりした場合は、薬物治療を併用する。このため、薬物治療が必要な人は、従来の2ポイント増にとどまる36%に過ぎない。

     65歳以上の高齢者は最高「130未満」を目標とするが、合併症などで余命に限りがある場合、体の状態や患者の希望によって目標を決めてもよいという。

     血管の壁に強い圧力がかかる高血圧は、放置すると脳卒中や心臓病など命にかかわる病気のリスクを高める。自覚症状がないことから「静かな殺し屋」と呼ばれる。日本の患者は4300万人と推定され、最も多い病気の一つだ。

     日本高血圧学会で減塩委員長を務める製鉄記念八幡病院(北九州市)理事長の土橋卓也さんは「米国の新指針は、自己管理できる生活習慣を若い時から見直し、高血圧の悪化を早めに防ごうというメッセージ。日本人も生活習慣改善に役立ててほしい」と話している。


    患者の背景 日本と異なる

     基準変更の主な根拠となったのは、米国立心肺血液研究所が主導し、2015年にまとめられた研究報告だ。50歳以上の高血圧患者約9400人を対象に、薬を服用し、最高を「120未満」に抑える患者と、「140未満」に抑える患者の2群に分けて経過を観察した。すると、「120未満」の方が心不全の発症率が低く、死亡リスクが27%下がっていた。

     日本高血圧学会は14年に改定した治療指針で、64歳までの高血圧の治療目標を最高「130未満」から「140未満」に緩和した。近年の世界的な緩和の流れを受けたものだが、米国で最新の研究データをもとに指針が見直されたことで、今後、日本の指針にも影響を与える可能性がある。

     ただ、米国の研究報告では心不全のリスクは下がったが、脳卒中の発症率にはあまり差がなかった。米国には、心臓に負担がかかりやすい肥満の人が多く、高血圧患者は心臓病を発症することが多いが、肥満の少ない日本人は心臓病より脳卒中のリスクが高く、患者の背景に違いがある。さらに、研究に参加した米国人患者の血圧測定は、低めの数値が出やすい静かな環境で行われていた。

     同学会で次期治療指針の改定委員長を務める横浜労災病院長の梅村敏さんは「米国人の研究結果をそのまま日本人に当てはめるのは難しい。日本で取り入れるかどうかは慎重に検討したい」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180120-118-OYTPT50434

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  81. 血管破れるのと、血管のなかに滓がたまるのと、どっちがカラダにとってリスクが高いのかな?

    血圧があがるのも故ありなはずなのに、それを認識せずに、ただただ降圧しようとするのも、とても危険な所業かもしれない。

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  82. 「健康的な肥満」のカギ握る…たんぱく質を発見
    2018年1月30日10時7分

     肥満の人のうち、メタボリック症候群になりやすい「高リスク肥満」と、なりにくい「健康的な肥満」の差を作り出しているとみられるたんぱく質を、神戸薬科大のチームがマウスの実験で見つけたと29日発表した。

     同症候群が引き起こす糖尿病などの新薬開発につながると期待される成果で、米科学アカデミー紀要(電子版)に論文が掲載される。

     チームは、肥満による症状の差を解明しようと、脂肪細胞の働きに着目。正常な脂肪細胞に多く、肥満になると減るたんぱく質「Fam13a」を発見した。

     このたんぱく質が多いマウスと全く持たないマウスを使い、血糖値を下げるインスリンの効果を調べたところ、たんぱく質が多い場合は太らせてもインスリンの効果は低下しなかった。一方、たんぱく質がないと、痩せていてもインスリンの効きが弱く、太らせると糖尿病の兆候が顕著に表れた。

     国内では、40歳以上の男性の2人に1人、女性の5人に1人が同症候群かその予備軍とされ、総数は推定約2000万人に上る。

     チームの池田宏二准教授は「このたんぱく質は人体にも存在しており、メタボになるか、ならないかの差を生んでいる可能性が高い。増減の仕組みを解明できれば、糖尿病の治療や予防につながる」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180130-118-OYT1T50039

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    1. そもそも「メタボリック症候群」っていうやつが真っ赤なインチキ医科様案件だとか…

      エスタブリッシュメントなウソのベースを踏み台にして、ウソにウソを上塗りする仕事をしてて楽しいかね?

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  83. [医療ルネサンス]高血圧のいま<1>栄養指導 減塩の励みに
    2018年2月28日5時0分

     「このままだと人工透析になっちゃいますよ」

     2014年2月、製鉄記念八幡病院(北九州市)の診察室。福岡県の会社員舟川勝二さん(56)は、険しい表情の主治医から告げられると、ドキッとして思わずつばをのみこんだ。

     舟川さんは30歳代から糖尿病で血圧も高く、毎月通院している。この日の診察で、糖尿病の合併症である腎症が悪化していた。

     糖尿病の患者は、脳卒中や心臓病につながる動脈硬化が進みやすい。動脈硬化の原因となる高血圧も抱える人は、なおさら気をつける必要がある。

     舟川さんの血圧は最高(収縮期)が140と糖尿病患者の目標を超えていた。糖尿病だからと甘い物は我慢していたが、カップラーメンの汁を飲んだり柿の種などしょっぱいお菓子を食べたりと、塩分を取り過ぎる傾向にあった。

     舟川さんは妻と実母との3人暮らし。社会人になって一人暮らしを始めた長男もいる。「まだまだ仕事をしたい。元気でいて、いつか孫を抱きたい」。これまで以上に治療をする決意をした。主治医から勧められたのは、栄養指導を受けることだった。

     栄養指導は、食生活を見直すために院内で行われている。担当の管理栄養士・安永勝代さんはまず、舟川さんの尿に含まれる塩分を調べた。

     厚生労働省は、1日にとってもよい塩分は男性8グラム未満、女性7グラム未満としている。ところが舟川さんは13グラムと大幅に超えていた。安永さんは「麺類の汁は残す」「塩ザケやハムは避ける」など塩分の多い食品を減らすことを助言。外食の時刻と内容を記録するよう求めた。安永さんは「記録することで食生活を振り返り、減塩を意識できるようにするのが狙い」と語る。

     栄養指導を毎月受けると、塩分が1日6グラム台の日もあり、血圧は最高130と目標近くまで下がった。糖尿病の悪化も防げている。舟川さんは「減塩は孤独な闘いで、一人だとつい負けてしまう。記録を基に助言をもらえるとやる気を継続しやすい」と話す。

     減塩指導に詳しい同病院理事長の土橋卓也さんは「薬以外で血圧を下げるには減塩が有効。体内に入る塩分量を減らしてくれる野菜や果物をたくさんとることも大切だ」と話している。(このシリーズは全5回)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180227-118-OYTPT50426

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    1. [医療ルネサンス]高血圧のいま<2>災害時、情報通信で支援
      2018年3月1日5時0分

       宮城県の北東部に位置する南三陸町。海と山に囲まれ、カキなどの養殖が盛んな漁業の町は2011年3月に起きた東日本大震災による津波で大きな被害を受けた。全世帯の6割が全壊し、最大で1万人近い町民が避難生活を送った。

       佐藤怜子さん(85)もその一人。漬物が好きで、震災前は紙切れを使った人形作りを楽しむ生活を送っていたが、震災で自宅は濁流にのみこまれた。裏山に逃げて助かったが、避難所では毛布にくるまり床の上で寝る生活だった。

       「血圧の高い患者が多くて危ない」。避難所になった町の体育館に身を寄せた数百人の診察の陣頭指揮にあたった、公立志津川病院(現・南三陸病院)の内科医・西沢匡史まさふみさんに、全国から集まった医療支援チームから、報告が相次いだ。

       高血圧の人が常備薬を飲めず、避難所生活でストレスがたまると、血圧はさらに高くなり、脳梗塞こうそくなどのリスクは格段に高まる。

       近くの医療機関はどこも壊滅状態で患者の情報は乏しく、対応は難しかった。

       窮状を医療支援に訪れていた自治医大のチームに相談すると、情報通信技術(ICT)を使った支援を受けられることになった。

       それは、現場から300キロ以上離れた栃木県にある同大がICTを使って被災者の血圧管理を支援するというもの。平均年齢が70歳以上と高齢で、血圧の高い約350人を登録し、定期的に血圧を測る。データは、西沢さんのパソコンを通じて同大のデータセンターに蓄積される。家族が被災したかなど、ストレスの強さに関わる情報も送った。

       血圧が特に高いなどリスクが高い人の情報が同大から現場に届くと、診察の間隔を短くしたり、薬の量を増やしたりして対応。西沢さんは「多忙を極める中、的を絞った診療ができた」と振り返る。

       佐藤さんもICTの血圧管理を受け、脳梗塞などにつながる血圧の急上昇がたびたびみられることが判明。西沢さんの勧めで、しその実で香りをつけるなど塩分控えめでもおいしい漬物を作ったり、できるだけ歩くようにしたりした。

       しばらくすると、血圧は安定した。佐藤さんは仮設住宅をへて、家族が一昨年に建てた自宅で生活する。「人形作りも以前のように楽しめている。今も元気なのは血圧をしっかりと管理できたおかげ」と喜ぶ。

       登録した人は当初、最高(収縮期)血圧の平均が150を超えていたが、徐々に下がり、今では佐藤さんも含め120台になった。脳梗塞が起きたのは1人、心不全は5人だけという。

       西沢さんは「今回使ったICT支援は、被災地だけでなく、医師が少ない過疎地などでも活用できるのではないか」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180228-118-OYTPT50377

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    2. [医療ルネサンス]高血圧のいま<3>高齢者 どこまで下げるか
      2018年3月2日5時0分

       「調子いいですね。もう少し血圧が下がるまで減塩をがんばってみましょうか」

       兵庫県尼崎市の奥野皓一さん(77)は2月、高血圧の治療で通う近くの勝谷医院の院長・勝谷友宏さんからそう提案された。

       奥野さんは高校の元体育教員。1メートル77の長身で、学生時代はバレーボールのアタッカー。教員時代もバレー部を指導し、健康的な生活を送っていた。生活スタイルが変化したのは、教育委員会に出向した30歳代。多忙でストレスが多く、食事は不規則に。健康診断で高血圧と診断された。

       高校の校長だった59歳の時には脳梗塞こうそくになった。一命をとりとめたのは、妻の幸子さん(69)が、ろれつが回らない夫の異変に気づいたからだった。

       その後は幸子さんが徹底管理。減塩に気を配り、血圧を下げる薬も朝夕忘れずに飲ませた。このため、毎朝自宅で測っている血圧は最高(収縮期)130台後半で落ち着いている。幸子さんの勧めで毎日、2人で自宅近くの小学校前で交通安全ボランティアに励む。「健康でいられるのは妻のおかげ。足を向けて寝られない」と笑う。

       日本高血圧学会の指針では、奥野さんのような75歳以上の高齢者は、家庭血圧で最高「145未満」が最初の目標だ。75歳未満の目標は「135未満」だ。高齢者は体内で薬の濃度が上がりやすく、血圧が下がりすぎてふらつきなどの副作用が起きやすいため、高めの目標になっている。

       奥野さんは一般的な目標をクリアしているが、勝谷さんは最高120台を目指す。奥野さんは薬の副作用がないうえ、近年、高齢者でも血圧をできるだけ下げたほうがよいことを示す研究報告が海外から出ていることを考慮した。

       代表的なものに、米国立心肺血液研究所の主導で、3年前にまとめられた「スプリント」と呼ばれる研究がある。

       50歳以上の高血圧患者約9400人を対象に、血圧を下げる薬を服用し、最高「120未満」を目指す患者と、「140未満」を目指す患者に分けて経過を調べた。その結果、「120未満」の方が心不全を発症する割合が低く、死亡リスクは3割近く下がることがわかった。

       ただし、この研究で使われた血圧のデータは、人がいない静かな部屋で測定された数値で、通常より低く出る傾向にある。米国人と日本人では患者の特徴が違い、この結果がそのまま日本にもあてはまるのかわからない面もある。

       勝谷さんは「少なくとも、高齢者だからといって、血圧を高く保つ必要はない。薬の副作用や持病の有無などを踏まえ、どこまで下げるべきかは医師とよく相談してほしい」と助言する。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180301-118-OYTPT50373

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    3. [医療ルネサンス]高血圧のいま<4>患者の生活、価値観を把握
      2018年3月5日5時0分

       「嫌ならもう来なくていいですよ」。横浜市の高橋勲さん(76)は、高血圧の治療で通っていた診療所の医師からかけられた言葉を思い出すと、今でも気分が悪くなる。2012年5月のことだ。

       月に1度の診察は、血圧を測っていつもの薬を処方されるだけ。自覚症状はないのに、高血圧はなぜ良くないのか、処方薬にどのような効能があるのかなどの説明は一切なかった。

       コンピューター関係の会社で管理職を務めた経験もある高橋さんはきちょうめんな性格で、薬を飲み忘れることはない。でも、そうした点を理解した上で治療を続けたいと思っていた。

       ある日、そんな質問をすると、冒頭の言葉が返ってきた。治療法にケチをつけられたと思ったらしい。ただ説明してほしかっただけなのに。その場は取り繕って診療所を出たが、患者の気持ちに寄り添ってくれる医師を見つけたいと思った。

       インターネットと口づてで見つけた近くの宮川内科小児科医院(横浜市)を訪ねたのは翌月だった。院長の宮川政昭さんの診察は、これまでのそれとはまったく異なり、治療とは関係なさそうな趣味や好きな旅行先を尋ねられた。「趣味は美しい風景の撮影や音楽の鑑賞で……」「史跡巡りが好きなんです」。雑談の中で宮川さんは言った。「そんな生活をこれからも続けたいですよね。そのために高血圧の治療をがんばりましょうよ」

       血圧は、高くても自覚症状はない。しっかりと治療をしない人も少なくない。でも、高いままに放っておくと心筋梗塞こうそくや脳卒中などが突然襲ってくる。

       宮川さんの真意は、患者の立場で、治療の目標を心の底から理解してもらうためのものだった。「血圧の数値をただ調べるだけでなく、私という人間を見ようとしてくれるのがうれしかった。これまで以上にしっかり治療しようと思えた」と高橋さんは振り返る。

       高血圧の治療で血圧をコントロールするためには、患者が薬を飲んだり減塩したり、適度な運動をしたりする必要がある。宮川さんは「医師が、患者の生活リズムやこれからどう生きたいのかなど価値観を把握できていないために、治療がうまく進まないケースも少なくない」と指摘する。

       患者が会社員なら、夜勤の有無やシフト勤務かどうかなど勤務条件により薬を飲みやすい時間は異なる。運動の時間がなければ、エレベーターではなく階段を使うよう指導もできる。

       宮川さんは「高血圧の治療は、患者が楽しい生活を続けるためにある。必要な薬の服用や減塩、運動の大切さについて、医師は患者の生活や価値観を踏まえて、しっかりと伝えるべきだ」と話している。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180304-118-OYTPT50141

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    4. [医療ルネサンス]高血圧のいま<5>自己判断で服薬やめない
      2018年3月6日5時0分

      ◇Q&A

      ◇自治医大循環器内科教授・苅尾七臣さん

      ◇1987年、自治医大卒。国保北淡診療所(兵庫県淡路市)、米コーネル大、米コロンビア大などを経て現職。

       高血圧の治療について、自治医大循環器内科教授・苅尾七臣さんに聞いた。

       ――そもそも血圧とは。

       「血圧は血液が血管の壁を押す圧力のことです。心臓が収縮して送り出す時の血圧は最高(収縮期)血圧と呼ばれ、最も高くなります。心臓が拡張する時の血圧は最低(拡張期)血圧で、最も低くなります」

       ――血圧が高いとどうなるのですか。

       「血圧が高くても自覚症状はありません。ただ、放置すると、動脈硬化が進行します。ある日突然、脳卒中や心筋梗塞こうそくになることがありますし、腎機能の悪化で、慢性腎臓病にもつながります。サイレントキラー(静かな殺し屋)と呼ばれるのはこのためです」

       ――患者数は。

       「高血圧は日本人に最も多い病気の一つで、約4300万人の患者がいると推計されます。このうち治療を受けているのは約900万人で、残りの約3400万人には、放置している人が多くいるとみられます」

       ――診断基準は。

       「日本高血圧学会の指針によると、血圧が最高140以上または、最低90以上の場合に高血圧と診断されます。家庭で測る場合は低く出やすいので、それぞれ5を引いた数値になります」

       ――遺伝しますか。

       「高血圧には家族に関連する要因が6割あるとされています。これは遺伝の要素と、塩分の多い食事や運動しない生活など家族で似た環境が関わっている可能性があります。家族に高血圧の人が多い場合、高血圧が発症しやすくなります」

       ――血圧の上昇を抑える生活習慣は。

       「まずは塩分の取り過ぎを改めましょう。日本人が1日に取っている塩分の平均量は男性11グラム、女性9グラム。一方、高血圧の人は6グラム未満が推奨されています。ラーメンの汁は残す、みそ汁は具だくさんにするなど工夫してください。しょうゆやソースなど調味料もできるだけ控えましょう。かんきつ類の酸味や香辛料を味付けに生かせば、塩分控えめでもおいしく食べられます。徐々に薄味に慣れるようにしましょう。野菜や果物には血圧を下げる働きがあります」

       「太っている人は減量しましょう。適度な運動が効果的です。ランニングなど激しい運動ではなくても、朝夕の通勤時の早歩きで構いません。お酒が好きな人は節酒、たばこを吸っている人は禁煙すれば血圧が下がります」

       ――患者が気をつけることは。

       「自分の血圧を知るため、家庭用血圧計で毎日、測りましょう。病院の診察室で測った血圧は、医師を前にした緊張で高くなることがあるためです。また、処方された薬は自己判断でやめず、しっかりと服用しましょう。高齢者はめまいなどの副作用が出る場合もあります。そうした時は医師に相談してください」

      (加納昭彦)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180305-118-OYTPT50336

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  84. 睡眠時無呼吸症候群 高血圧や糖尿病と関連 京大グループ
    5月9日 17時13分

    寝ている間に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」と高血圧や糖尿病の間に関連があるとする調査結果を、京都大学のグループが発表しました。

    これは、京都大学大学院医学研究科の陳和夫特定教授と松本健客員研究員などのグループが発表しました。

    グループは5年前から去年にかけて滋賀県長浜市で健康診断を受けた30代から80代の男女7000人余りを対象に、睡眠時の呼吸の状態と生活習慣病の関係を調べました。

    その結果、全体のおよそ12%に当たる866人が比較的程度が重い「睡眠時無呼吸症候群」で、このうち男性では4人に1人が治療が必要な状態でした。そして比較的程度が重い「睡眠時無呼吸症候群」の人では、全く症状がない人と比べて高血圧の割合が2.4倍になっていたということです。

    また糖尿病については、男性では関連は見られませんでしたが、女性では比較的程度が重い「睡眠時無呼吸症候群」の場合、糖尿病の割合が閉経前で28倍、閉経後で3倍になっていたということです。

    陳特定教授は「詳しい因果関係はわからないが、睡眠時無呼吸症候群を治療することで、高血圧や糖尿病の改善につながる可能性がある。通常の治療で効果が出にくい人は、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることを勧めたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180509/k10011432311000.html

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    1. 個々の症状の因果関係を見極めることなく、ただただ複数の症状の連関のみに目を向けて、さもさも治療法があるようにほのめかすやりかたはどうなのかね? 症状に苦しんでいる患者たちに対してほんとうには誠実なやりかたじゃないように思われ…

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  85. 「メタボ健診」実施率51% 目標とは大きな開き
    2018年8月6日 5時37分

    生活習慣病の予防につなげるため、10年前に始まったいわゆる「メタボ健診」は、2016年度の実施率が51%でした。厚生労働省は70%を目標にしていて、実施率向上の取り組みが課題となります。

    生活習慣病の予防につなげようと、いわゆる「メタボ健診」は、10年前に公的医療保険に加入する40歳から74歳を対象に導入され、厚生労働省は、2023年度末までに実施率を70%以上にすることを目標にしています。

    厚生労働省によりますと、2016年度の実施率は51.4%で、初めて50%を超えた前の年度から1.3ポイント上昇したものの、目標の70%とは大きな開きがあります。

    種類別では、大企業のサラリーマンなどが加入する健康保険組合は75%に上っている一方で、自営業者などが加入する国民健康保険は37%にとどまっています。

    このため、自営業者や会社を退職した人など、みずから医療機関に行って健診を受ける必要のある人たちへの働きかけなど、実施率向上の取り組みが課題となります。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180806/k10011564841000.html

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  86. 「メタボ」減 達成できず…15年度 1412万人 厚労省 目標先送り
    2018年9月22日15時0分

     厚生労働省は、2013~22年度の国民の健康づくり計画「健康日本21」の中間評価を公表した。メタボリックシンドロームの該当者と予備軍は15年度時点で約1412万人となり、同年度に約1050万人まで減らす目標を達成できなかった。このため厚労省は目標の達成時期を22年度まで先送りする。

     健康日本21は、適正体重や運動習慣、食生活などについて22年度までの10年間の数値目標を定めた計画。中間評価では、全53項目のうち健康上の問題がなく日常生活を送れる「健康寿命」など6割の項目で改善がみられた。

     一方で、メタボ該当者と予備軍については08年度(約1400万人)よりも25%減らす目標に届かなかった。

     また、進行した歯周病の人の割合は、16年度時点で40歳代が44・7%、60歳代が62・0%で、22年度までにそれぞれ25%、45%とする目標値を大きく下回っている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180922-118-OYTPT50312

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    1. 「メタボ」減るどころか微増、目標達成できず
      2018年9月22日13時29分

       厚生労働省は、2013~22年度の国民の健康づくり計画「健康日本21」の中間評価を公表した。メタボリックシンドロームの該当者と予備軍は15年度時点で約1412万人となり、同年度に約1050万人まで減らす目標を達成できなかった。このため厚労省は目標の達成時期を22年度まで先送りする。

       健康日本21は、適正体重や運動習慣、食生活などについて22年度までの10年間の数値目標を定めた計画。中間評価では、全53項目のうち健康上の問題がなく日常生活を送れる「健康寿命」など6割の項目で改善がみられた。

       一方で、メタボ該当者と予備軍については08年度(約1400万人)よりも25%減らす目標に届かなかった。また、進行した歯周病の人の割合は、16年度時点で40歳代が44・7%、60歳代が62・0%で、22年度までにそれぞれ25%、45%とする目標値を大きく下回っている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180922-118-OYT1T50080

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  87. ニューズウィーク日本版
    ‏@Newsweek_JAPAN

    太るかどうかは幼少期の「菌」で分かる……幼いときの口内と腸内の細菌群を調べることで肥満になるリスクが分かる?
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11120.php … #ヘルス #肥満 #口内フローラ #腸内フローラ

    https://twitter.com/Newsweek_JAPAN/status/1053616923680915456

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  88. 日生・RIZAP提携…糖尿病予防プログラム開発
    2018年11月4日5時0分

     日本生命保険がスポーツジムを展開するRIZAP(ライザップ)と、11月中にも糖尿病の予防プログラム開発で業務提携することがわかった。2020年度の商品化を目指す。少子高齢化で生命保険の国内市場縮小が見込まれており、病気の予防サービスを新たな収益源とするのが狙いだ。

     日本生命はすでに糖尿病の予防プログラムの開発を進めている。自宅でできる簡易血液検査で測定した血糖値や体重、運動量などのデータをインターネットを通じて医師や保健師と共有し、スマートフォンの専用アプリなどで血糖値の改善などにつながる助言を受ける仕組みだ。今回新たに減量指導で知名度の高いライザップの協力を得て、食事や運動など減量につながる助言サービスの充実を図る。

     日本生命は、一部の地方自治体の職員に無料でプログラムを受講してもらって効果の検証を進め、サービスを実用化する。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181103-118-OYTPT50475

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  89. 国際医療研 糖尿病AI予測 中止…厚労省「未承認の医療機器」
    2018年11月5日5時0分

     国立国際医療研究センター(東京都)が、糖尿病の発症リスク予測ソフトを開発してサイトに公開したところ、厚生労働省から「未承認の医療機器に当たるのでは」と指摘され、中止する事態となっている。医療機器の提供には国の承認など法的な手続きが必要だ。同センターは「診断でなくリスク予測なのに」と困惑している。

     問題となったのは、身長、体重、腹囲、最高・最低血圧、喫煙習慣などを入力すると、糖尿病の3年以内の発症リスクが予測できるソフト。3万人のデータを基に人工知能(AI)を活用して開発した。発症リスクは「%」で示され、「あなたへのアドバイス」として「糖尿病予備軍に該当」などと表示される。

     10月24日に同センターのサイトにソフトを公開したが、翌日に厚労省から「医薬品医療機器法に触れる可能性がある」と指摘されたため中止した。

     同センター疫学・予防研究部の溝上みぞうえ哲也部長は「予測結果を参考に生活習慣を改善するためのもの。医療機器とみなされるとは」と驚く。

     ただ、予測結果の表現を修正すれば済む可能性もあるという。厚労省は「『あなた』と個人を特定して発症リスクを表示しているため診断行為になる。同じ健康状態の人の発症リスクとして示すなら問題ない」と説明。同センターは再公開に向けて、修正作業を進めている。

     厚労省は「病気の予測ソフトは増えているが、診断と混同される可能性がある。国民に誤解を与えないよう注意が必要」としている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181105-118-OYTPT50093

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    1. 【健康】国立国際医療研究センターが開発、HPで公開
      https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1540440007/

      「糖尿病」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85

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  90. 朝食抜くと 体重増える…代謝狂い エネルギー消費減
    2018年11月6日15時0分

     朝食を抜くと体内時計が狂い、肥満につながりやすいことがラットの実験でわかったと、名古屋大の研究チームが発表した。論文が米科学誌「プロスワン」に掲載された。

     名古屋大の小田裕昭准教授(時間栄養学)らのチームは、ラットを2グループに分け、片方は活動開始から食事を与えた。もう片方は食事を4時間遅らせ、人間の「朝食抜き」に相当する状態にした。その結果、食事の量に差はなかったが、朝食抜きのグループは脂肪が増え、朝食をとったグループよりも体重が増加した。

     詳しく調べると、朝食抜きのグループは、肝臓で脂質の代謝に関係する遺伝子の働きが遅れていた。食事中の体温上昇時間も短かった。こうした肝臓や体温のリズムの異常から、エネルギーの消費量が減少し、太ったと考えられるという。

     農業・食品産業技術総合研究機構の大池秀明・上級研究員(時間栄養学)の話「朝食を抜く人に肥満が多い理由は謎だったが、今回の研究は、そのメカニズムを明らかにした」
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181106-118-OYTPT50260

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    1. 「朝食抜くと太る」体内時計に狂い…ラット実験
      2018年11月6日11時0分

       朝食を抜くと体内時計が狂い、肥満につながりやすいことがラットの実験でわかったと、名古屋大の研究チームが発表した。論文が米科学誌「プロスワン」に掲載された。

       名古屋大の小田裕昭准教授(時間栄養学)らのチームは、ラットを2グループに分け、片方は活動開始から食事を与えた。もう片方は食事を4時間遅らせ、人間の「朝食抜き」に相当する状態にした。

       その結果、食事の量に差はなかったが、朝食抜きのグループは脂肪が増え、朝食をとったグループよりも体重が増加した。

       詳しく調べると、朝食抜きのグループは、肝臓で脂質の代謝に関係する遺伝子の働きが遅れていた。食事中の体温上昇時間も短かった。こうした肝臓や体温のリズムの異常から、エネルギーの消費量が減少し、太ったと考えられるという。

       農業・食品産業技術総合研究機構の大池秀明・上級研究員(時間栄養学)の話「朝食を抜く人に肥満が多い理由は謎だったが、今回の研究は、そのメカニズムを明らかにした。今後の予防医学に役立つ成果だ」
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181106-118-OYT1T50047

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    2. 「朝食」ってさ、何時から何時の間にとると「朝食」っていうのかな?

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  91. 糖尿病AI予測 再開へ…厚労省 診断行為に該当せず
    2018年12月18日5時0分

     国立国際医療研究センター(東京都)は19日にも、ウェブサイトで、糖尿病の発症リスクを予測するソフトの公開を再開する。厚生労働省が「診断行為に関わるもので、正規の承認手続きが必要な医療機器に該当するのでは」と指摘。10月下旬から公開中止を続けていたが、内容を精査した同省は「問題ない」と結論づけた。

     公開が中止されていたのは、身長、体重、腹囲、血圧、喫煙習慣などを入力すると、3年以内に発症するリスクを予測できるソフト。企業の健康診断で得た約3万人のデータを基に人工知能(AI)を活用して開発した。

     医薬品医療機器法では、診断や治療、予防を目的としたソフトも医療機器として扱われる。同省は、公開中止後、発症リスクを判定する際の根拠や仕組みについて検討。その結果、予測は単に統計データに基づくもので診断行為には当たらないと判断した。同省監視指導・麻薬対策課は「国の機関であり、慎重に対応した。医療機器に該当するかどうかは難しい判断だった」と釈明している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181217-118-OYTPT50429

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  92. 「片脚立ちで靴下はける?」足腰衰え診断7項目
    2018年12月20日17時44分

     秋田市内の住宅で、高齢者が段差につまずくなどして転倒し、負傷する事故が昨年、370件発生したことが、同市消防本部の調べで分かった。

     高齢者が転倒する要因として挙がるのが、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、ロコモ)」だ。足腰の筋肉や骨、関節などが衰え、立ったり歩いたりといった基本動作に支障を来す状態を指す。

     生活習慣病を引き起こす「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、メタボ)」に並ぶ深刻な健康問題として、日本整形外科学会が2007年から取り上げる概念で、加齢や運動不足が要因とされる。同学会などでつくる協議会によると、ロコモかどうかは7項目のポイントで判断することができる。一つでも該当すれば、ロコモの可能性があり、転倒事故に注意が必要となる。

     秋田市では、ロコモ予防のためのストレッチ運動や体操を、秋田大大学院医学系研究科の若狭正彦教授の監修を受けて考案。「いいあんべぇ体操」と名付け、周知を図っている。問い合わせは、市保健所保健予防課(018・883・1178)まで。

         ◇

     ◆ロコモの可能性チェックリスト

     ▽片脚立ちで靴下がはけない

     ▽家の中でつまずいたりすべったりする

     ▽階段を上るのに手すりが必要

     ▽布団の上げ下ろしなどやや重い家事が困難

     ▽約2キロの買い物をして持ち帰るのが困難

     ▽約15分続けて歩けない

     ▽横断歩道を青信号で渡りきれない

     ※ロコモ チャレンジ!推進協議会への取材に基づく
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20181218-118-OYT1T50051

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  93. メタボ受診率 健保別公表…厚労省、3月 病気予防へ健診促す
    2019年1月6日5時0分

     厚生労働省は今年3月、メタボリック症候群の予防を目的とした特定健診(メタボ健診)について、大企業や自治体ごとの受診者の割合を初めて公表する。対象者に受診を促し、生活習慣病の予防や医療費の抑制につなげる狙いがある。

     メタボ健診は40~74歳を対象に年1回実施されており、腹囲や血圧などを測定する。メタボやその予備軍と診断されると、保健師らによる食事や運動の「特定保健指導」を受ける。

     公表するのは、2017年度のメタボ健診と特定保健指導の受診率。大企業の社員らが加入する健康保険組合(約1400組合)、中小企業向けの全国健康保険協会(協会けんぽ)、市町村が運営する国民健康保険(約1700組合)ごとに、厚労省のホームページで閲覧できるようにする。

     メタボ健診は08年度に導入され、企業や自治体が実施することが法的に義務付けられているが、受診しなくても罰則はない。

     政府はメタボ健診の受診率について、23年度までに70%以上とする目標を掲げている。08年度の38・9%から上昇傾向にあるものの、16年度は51・4%にとどまっている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190106-118-OYTPT50078

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    1. メタボ健診受診率、厚労省が健保別に公表へ
      2019年1月6日9時39分

       厚生労働省は今年3月、メタボリック症候群の予防を目的とした特定健診(メタボ健診)について、大企業や自治体ごとの受診者の割合を初めて公表する。対象者に受診を促し、生活習慣病の予防や医療費の抑制につなげる狙いがある。

       メタボ健診は40~74歳を対象に年1回実施されており、腹囲や血圧などを測定する。メタボやその予備軍と診断されると、保健師らによる食事や運動の「特定保健指導」を受ける。

       公表するのは、2017年度のメタボ健診と特定保健指導の受診率。大企業の社員らが加入する健康保険組合(約1400組合)、中小企業向けの全国健康保険協会(協会けんぽ)、市町村が運営する国民健康保険(約1700組合)ごとに、厚労省のホームページで閲覧できるようにする。

       メタボ健診は08年度に導入され、企業や自治体が実施することが法的に義務付けられているが、受診しなくても罰則はない。

       政府はメタボ健診の受診率について、23年度までに70%以上とする目標を掲げている。08年度の38・9%から上昇傾向にあるものの、16年度は51・4%にとどまっている。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20190105-118-OYT1T50081

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  94. 「受動喫煙防止(禁煙)」対策と「メタボ健診」は、健康ネタを錦の御旗に掲げた大きなお世話社会主義政策、まさにファシズム全体主義そのもの。

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  95. メタボでガンのリスクが「倍」になる!衝撃の研究結果と予防治療への道筋とは
    2018年10月31日 09:58 アサヒ芸能

     肥満になると、ガンになりやすくなる‐その原因の一部が解明されたと北大の研究グループが発表した。今年4月24日のことだが、発表したのは北大遺伝子病制御研究所の研究グループ。

    同グループは、ガン細胞が発生するかなり前の段階で「ガン予備軍の細胞」が周囲の正常な細胞層によって押し出され、体外に排除される仕組みを証明していた。

     今回の実験では、高脂肪のエサを与えてマウスを太らせ、「ガン予備軍の細胞」をさまざまな部位に発生させた。

     すると、膵臓と小腸で「ガン予備軍の細胞」を体外に押し出す仕組みが抑制され、体内に残った。特に膵臓では増殖し、1カ月後に小さな腫瘍の塊になったというのだ。

     以前から肥満とガンとの関連の研究は進められていた。世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つで、編集室をロンドンとニューヨーク市に持つ「THE LANCET」(2014年Vol.384)に〈太っているとガン発症リスクが50%以上アップ。なりやすいガンは10種類以上〉という論文も掲載されていた。

     この論文によれば、英国の542万人を対象に調査。英国で発症が多い22のガンに関して、BMIとの関連性を調べたという。

    BMIの数値が5上昇すると、ガン発症リスクが胆道系ガンで56%上昇。食道の腺ガンが53%上昇。男性の結腸ガンが30%上昇。腎臓ガンで男性の場合24%上昇。多発性骨髄腫、12%上昇。膵臓ガン、10%上昇…。といった具合にガンと肥満の関係が実証されていた。

     ちなみに一般的に言われている標準はBMI18.5~25未満。25以上は要注意。30以上は危険水域に入っているのだ。 北大の研究班によれば、研究過程で次のようなこともわかったという。

    〈肥満状態のマウスに抗炎症剤のアスピリンを投与して脂肪細胞の炎症を抑えると、がん細胞の発生そのものが抑えられる〉

     そして、ガンを発症する前の人に、予防的な治療を行える道が開けるかもしれない、とも話している。

     朗報だが、先のことになるこの治療。今は、目の前の肥満解消が先決だが、管理栄養士の柴田久美子さんがこうアドバイスする。

    「まず食事の管理です。私たちは外食やコンビニ食、またスーパーやデパートの惣菜に頼る食事等、太ってしまう生活と常に隣り合わせです。伝統的な和食を見直すべきです」

     柴田さんの言う伝統的な和食とは一汁一菜~二菜が基本。ご飯、味噌汁に納豆などの発酵食品を含む数品のおかずをプラスしたものをいう。さらに言えば食べ過ぎ、栄養の摂りすぎにも注意が必要とのことで、やはり肥満を避けるに越したことはないのである。

    (谷川渓)
    https://www.asagei.com/excerpt/114966

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  96. 「メタボ健診」普及を 小泉氏ら自民 厚労部会の議員が体験
    2019年3月18日 21時08分

    生活習慣病の予防に向けて、いわゆる「メタボ健診」を普及させようと、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長らが実際に健診を体験しました。

    いわゆる「メタボ健診」は、生活習慣病の予防につなげるためのもので、厚生労働省は、実施率を70%以上にすることを目標にしていますが、2017年度は53%余りで、実施率の向上が課題となっています。

    このため、小泉進次郎氏ら自民党の厚生労働部会の議員はメタボ健診を普及させようと、実施率が高い東京都内の企業を訪れて健診を体験し、おなかまわりや血圧を測定しました。

    小泉氏は記者会見で「人生100年時代には一人ひとりの健康管理が今まで以上に重要になってくる。国民が前向きに取り組めるようにしたい」と述べました。

    一方、国会改革の一環として、出産前後の女性議員が採決に参加できるよう「遠隔投票」の仕組みを導入する案に、慎重論が出ていることについて、「やるにしてもやらないにしても、話し合うことから始めるのは何のマイナスもない」と述べ、改めて実現に意欲を示しました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190318/k10011852641000.html

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    1. 「メタボ」のニュース
      https://www.2nn.jp/word/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C

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    2. 霞が関迷宮前の広場で踊る道化師でしかない…

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  97. [スキャナー]脳卒中、心筋梗塞、腎臓病…血圧下げて 重病防げ
    2019/04/29 05:00

    治療目標130/80…指針厳格化 カギは「生活習慣」

    桜田郁子さん(左)の血圧を測る主治医の栃久保修さん(横浜市の神奈川県予防医学協会中央診療所で)

     日本高血圧学会は今月、5年ぶりに改定した高血圧の治療指針で、これまでより厳しい「治療目標」を設定した。血圧を下げるほど、脳卒中や心筋梗塞こうそくになるリスクが下がるためだ。学会は治療の基本を「生活習慣の改善」としており、患者にどこまで徹底させられるかが課題だ。(医療部 原隆也)

     
     欧州と同水準

     高血圧は国内で患者が最も多い病気とされる。学会によると、病気か否かを判断する「診断基準」(上140以上、下90以上)に達した人は推計で4300万人。60歳を境に急増し、高齢者では2人に1人に上る。

     診断基準とは別に、患者が目指す数値として治療目標がある。今回の改定では、診断基準は変えなかったが、治療目標を前回から10引き下げ、上130未満、下80未満とした。高血圧が脳卒中や心筋梗塞の発症リスクを高めることが、国内外の研究で裏付けられたためだ。

     海外では、米国が2017年、診断基準を10引き下げ、上130以上、下80以上とした。欧州は昨年、診断基準は変えないまま、18~65歳の治療目標を10引き下げ、上120~130、下70~79にした。今回の日本の対応は欧州に近い。

     学会によると、海外の調査結果から、上で10、または下で5下げると、脳卒中の発症リスクを30~40%、心筋梗塞などでは20%減らせることが分かった。40~64歳の中高年約5万人を追跡した国内の調査結果でも、正常血圧(上120未満、下80未満)より上で20、または下で10上がると、脳や心臓の病気を起こす確率が3倍になることが示された。

     厚生労働省の最新の調査結果によると、脳と心臓の病気で年間計31万人以上が死亡している。二つの病気を合計した国民医療費は、がんに次ぐ規模だ。高齢化が進む日本で、高血圧の予防は財政上も喫緊の課題と言える。

     新指針の作成にあたった平和ひらわ伸仁・横浜市立大市民総合医療センター腎臓・高血圧内科部長は「血圧が高い状態が続くと、脳や心臓の病気になるリスクが高まることを、多くの人に知ってほしい」と期待する。
     

     薬は最小限に

     高血圧対策でカギを握るのは生活習慣の改善だ。

     神奈川県鎌倉市の団体職員、桜田郁子さん(57)は、3年前の健康診断で上が160台だった。重度の高血圧として、県予防医学協会中央診療所(横浜市)で食事の見直しを中心とした治療を受け、上140、下90まで下げている。ただ、新しい治療目標の達成には、もう一段の努力が必要だ。

     主治医の栃久保とちくぼ修・循環器病予防医療部長は、すでに塩分の多いラーメンやみそ汁、パンを控え、睡眠を十分とるよう指導。血圧を下げる薬は2種類処方しているが、いずれも量を最小限にとどめる。今後、生活習慣のさらなる改善を勧めたいが、薬をもう1種類増やすことも考えている。

     桜田さんは「血圧が下がると寝起きが良くなり、以前ほど疲れなくなった。薬が増えないように頑張る」と話す。栃久保氏は「生活習慣の改善で、薬を使うにしても少量で目標に到達できる」と励ました。

     
     グレーゾーン

     今回の指針には、高血圧ではないが正常血圧を上回る、いわゆるグレーゾーンの対策が盛り込まれた。“高血圧予備軍”とも言える上120~139、下89以下が対象。脂質異常症や糖尿病の有無、病歴などで、脳や心臓の病気を発症するリスクを低・中等・高の3段階に分類し、それぞれ対策を示している。例えば、上130~139、下80~89の場合、糖尿病や慢性腎臓病がある人は、高リスクとして薬による治療の対象だ。

     大きな持病がない低・中等リスクの場合、医療機関を受診していないケースもある。健診などで対象者を見つけ、早い段階で生活習慣の改善を促すことが重要になる。

     若い人ほど取り組みの効果が大きいため、学会は今後、健診などで指導を行う保健師らを対象に、新指針の内容の周知を図っていく考えだ。

     
    高血圧 乏しい自覚症状…異名「サイレントキラー」

     高血圧は塩分の取り過ぎや肥満、ストレスなどが原因で起こる。生命に関わる病気を引き起こすが、発症前の自覚症状が乏しく、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれる。

     高い圧力がかかり続けた結果、血管が弾力を失い、もろくなると、動脈硬化になる。脳卒中や心筋梗塞のほか、もろくなった大動脈の一部が異常に膨らむ大動脈瘤りゅうや、血管の壁の中が裂ける大動脈解離のリスクも高まる。細かい血管が密集する腎臓でも、老廃物を濾過ろかする機能が低下し、慢性腎臓病の原因にもなる。

     血液を送り出そうと、心臓が縮んだ時に動脈にかかる圧力を「上の血圧」、心臓が広がって血液を戻そうとする時の圧力を「下の血圧」と呼ぶ。血圧の値は1日の中で変動するが、高い状態が続くなら危険信号だ。

     指針では、血圧を下げ、これらの病気を予防するために、〈1〉食塩摂取量は1日6グラム未満〈2〉禁煙・節酒〈3〉ジョギングなどの有酸素運動を毎日30分以上――などを勧めている。
    https://www.yomiuri.co.jp/science/20190428-OYT1T50260/

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  98. 寄生虫で痩せやすく 科学的に証明 国立感染症研究所など
    2019年5月15日 12時48分

    国立感染症研究所と群馬大学の研究グループは、マウスを使った実験で、特定の寄生虫に感染させると脂肪が燃焼されて痩せやすい体になることを証明しました。研究グループは「肥満を抑制できる薬などの開発につなげたい」として詳しいメカニズムの解明を進めていくことにしています。

    研究を行ったのは国立感染症研究所と群馬大学大学院医学系研究科のグループです。

    実験では脂肪分が多い餌を与えて太らせたマウスに「腸管寄生蠕虫(ぜんちゅう)」と呼ばれる、体に害がない複数の寄生虫を感染させ、細胞や血液の変化を調べました。

    その結果、寄生虫に感染したマウスは、感染していないマウスと比べて同じ量の餌を食べていても、体重の増加が抑えられたうえ、血液中の中性脂肪が低下することがわかりました。

    研究グループの分析によりますと寄生虫は「腸内細菌」を増やし、この細菌が作用してエネルギーの代謝を高める特定のタンパク質を増加させたことがわかり、脂肪を燃焼しやすい体になっていたということです。

    また、寄生虫に感染しても健康に変化はなかったということです。

    研究グループの国立感染症研究所の久枝一部長は「寄生虫によって痩せるという話は昔からあったが、その効果が世界で初めて科学的に証明された。今後は、さらに詳しいメカニズムを解明し、肥満を抑制できる健康食品や薬などの開発につなげていきたい」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190515/k10011916651000.html

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  99. 病気予防に1500億円 自治体交付金を異例の増額へ
    10/28(月) 21:06配信共同通信

    生活習慣病につながるメタボリック症候群の可能性を調べる腹囲測定

     政府が病気の予防などに積極的に取り組む自治体を支援する交付金に、2020年度予算案で1500億円程度を計上する方向で検討していることが28日、分かった。19年度比50%増で、16年度に約150億円を計上して以降、5年で10倍の異例の増額となる。政府の「全世代型社会保障検討会議」で12月にまとめる中間報告でも、交付金拡大を目玉に位置付ける見通しだ。

     病気や介護状態にいたる前の健康努力による予防促進は、国民の「痛み」を伴う負担増や給付削減と比べて反発が少なく、安倍政権は社会保障改革の柱に据えている。
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000176-kyodonews-soci

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  100. 地獄への道は善意で敷き詰められている…

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  101. 「医療」という「共産主義」体制の崩壊はまだ先のことらしい。

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  102. メタボ健診 受診率初低下…コロナ下の20年度 巣ごもり 該当者は増
    2022/06/03 05:00

     厚生労働省は2日、特定健診(メタボ健診)の2020年度の受診率が53・4%で、前年度から2・2ポイント低下したと発表した。受診率は08年度に制度が始まって以来右肩上がりが続いていたが、初めて低下した。厚労省は新型コロナウイルスの感染拡大が影響したとみている。

     特定健診は40~74歳を対象に毎年実施されており、腹囲や血圧などを測定する。その結果、生活習慣病のリスクが高いと判定されると、保健師らによる食事や運動の「特定保健指導」を受けるよう求められる。厚労省によると、20年度の受診者数は2894万人で、前年度から100万人近く減少した。20年春の緊急事態宣言中に政府が健診を控えるように求めたことや、在宅勤務が増えたことが影響したとみられる。

     一方、メタボリックシンドロームやその予備軍に該当する人は推計947万人で、前年度から28万人増えた。厚労省の担当者は「コロナ下の巣ごもり生活で運動不足になった人が増えたことも関係しているのではないか」と話している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20220603-OYT1T50032/

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  103. 糖尿病の病名変更を提唱へ“不正確でイメージ悪い”専門医団体
    2022年11月20日 10時23分

    国内に患者がおよそ1000万人いるとされる糖尿病について、病気の実態を示しておらずイメージも悪いとして、専門の医師らで作る「日本糖尿病協会」は病名の変更を求める方針を決めました。今後、新たな病名を提案したいとしています。

    糖尿病はすい臓から出るホルモンのインスリンが不足するなどして血糖値が高い状態が続き、腎臓病や失明、神経障害などの合併症につながる病気で、免疫の異常や食べ過ぎ、運動不足などが関係して起きるとされています。

    糖尿病という病名はもともと患者の尿に糖が混じることから名付けられましたが、日本糖尿病協会は、共通する症状は高血糖で尿に糖が出ない患者も多く症状を正確に表していないうえ、「尿」ということばから不潔なイメージで見られるなどとして、病名の変更を求める方針を決めました。

    患者へのアンケート調査では、およそ1100人のうち、90.2%が抵抗感や不快感を抱いていて、79.8%が病名を変更したほうがいいと答えたということです。

    協会は今後、1年から2年のうちに新たな病名について日本糖尿病学会とも連携して提案するとしていて、候補として共通する症状の「高血糖」を使うことなどが考えられるとしています。

    協会の清野裕理事長は「血糖値を計測できない時代に決まった病名でしかたがなかったと思うが正確な病名とは言えない。これを機に理解が進んでほしい」と話しています。

    「糖尿病」病名の由来は

    日本糖尿病協会によりますと、糖尿病は患者の尿に糖が混じることから、その病名がついたということです。

    糖尿病は、歴史上紀元前から知られた病気で、ラテン語は「あふれ出す」ということばが当てられ、英語の「diabetes(ダイアビーティス)」のほか、フランス語やドイツ語でも同様の意味の病名が使われています。

    日本では、のどが乾く症状があるため、古来から「消渇」と呼ばれ、平安時代の貴族、藤原道長も「消渇」だったと伝えられています。

    江戸時代にはオランダから医学の知識が輸入され、オランダ語で「尿」と「洪水」を意味する「pisvloed(ピスフルトゥ)」という病名を翻訳して「尿崩(にょうほう)」が使われるようになったということです。

    その後は病気を尿の糖を検査するなどして診断するようになり、1907年に日本内科学会で病名を糖尿病にすると統一されたということです。

    糖尿病の診断はいまでは血糖値を測ることが必要になっていて、日本糖尿病協会は病気の実態を表す名前にするよう見直す時期にきているとしています。

    日本糖尿病協会によりますと、病名の変更は学会が提唱し、その後、法律上の変更も必要になるということで、学会や行政機関と協力して変更を目指したいとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221120/k10013897291000.html

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  104. 糖尿病の新たな呼称「ダイアベティス」とする案発表
    2023年9月22日 18時11分

    糖尿病に対する誤解や偏見を払拭(ふっしょく)しようと「日本糖尿病協会」などは、糖尿病の新たな呼称として英語の病名に基づいた「ダイアベティス」とする案を発表しました。

    これは、22日に専門医などの団体、日本糖尿病学会と医師や患者で作る日本糖尿病協会が会見を開いて発表しました。

    糖尿病は血糖値が高い状態が続いて、悪化すると腎臓病や失明、神経障害などにつながる病気で、国内の患者はおよそ1000万人に上るともされています。

    2つの団体では、現在の糖尿病という病名は、
    ▽糖が尿に出ない患者も多く症状を正確に表していないうえに
    ▽「尿」ということばが不潔なイメージにつながり誤解や偏見を生んでいるなどとして、新たな呼び方を検討していました。

    その結果、学術的に正しく、国際的にも受け入れられやすいことなどから英語の病名をカタカナにした「ダイアベティス」とする案でまとまったということです。

    一方で、病名自体の正式な変更はすぐには難しいことから「ダイアベティス」という呼称は病気の啓発活動などの中で使っていくということで、今後1年程度をかけて、患者や行政をはじめ社会全体の合意を得ていきたいとしています。

    会見に出席した日本糖尿病学会の門脇孝 理事は「将来的には正式な病名の変更も視野に入れている。呼び方として定着することで、行政的なことばも変わっていくと考えている」と述べました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230922/k10014204001000.html

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    1. >日本糖尿病学会の門脇孝 理事

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    2. そういえば、「アディポネクチン受容体」を活性化して「糖尿病」治療しましょう運動、はどうなりましたか?
      https://www.google.co.jp/search?q=%E9%96%80%E8%84%87%E5%AD%9D+%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9D%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93#cobssid=s

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  105. 肥満症に30年ぶり新薬、ウゴービを保険適用へ…ダイエット目的の使用に懸念も
    2023/11/15 21:49

     厚生労働省は15日、肥満症治療薬「ウゴービ」について、公的医療保険の対象とすることを決めた。厚労相の諮問機関・中央社会保険医療協議会で了承された。22日から適用となる。約30年ぶりに肥満症の新薬が登場し、治療の選択肢が広がることになるが、専門家は適切な使用を呼びかけている。

    肥満症治療薬「ウゴービ」=ロイター

     デンマークの製薬大手ノボノルディスクファーマが開発したもので、今年3月に承認された。週1回、おなかなどに注射して投与する。薬価(公定価格)は量に応じて5段階あり、1回あたり1876円~1万740円となった。

     太っているだけの「肥満」では投与対象にならない。「肥満症」という病気と診断され、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかの持病があり、食事・運動療法で効果が得られない人で、肥満度を示すBMI(体格指数)が35以上か、27以上で運動機能障害などがある人に限られる。

     日本肥満学会理事長の横手幸太郎・千葉大教授は「対象者以外に不適切に使用されると、低血糖など思わぬ健康被害をもたらす恐れがある。厳密な使用が欠かせない」と指摘する。

     日本医師会などは、同じタイプの糖尿病薬が一部で美容・ダイエット目的で不適切に使用されているケースがあるとして、強い懸念を示している。
    https://www.yomiuri.co.jp/medical/20231115-OYT1T50199/

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  106. 肥満症の新治療薬 患者への処方始まる 美容目的使用など懸念も
    2024年2月22日 19時41分

    デンマークの製薬会社が開発した、肥満症の新たな治療薬「GLP-1受容体作動薬」が、22日から国内でも販売され、医療機関で患者への処方が始まりました。この薬をめぐっては、美容目的での使用などが懸念されていて、処方した医師は「副作用のリスクなどもあるため、慎重な投与が必要だ」としています。

    デンマークの製薬会社が開発した「ウゴービ」は、「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれる薬の1つで、去年、肥満症の治療薬として国の承認を受け、22日から国内での販売が始まりました。

    このうち、「肥満症外来」を設けている千葉大学医学部附属病院では、22日、60代の女性患者1人に専門の医師が診察を行い、この薬を処方しました。

    薬は自分でおなかに注射をする必要があるということで、女性は、看護師に教えてもらいながら注射をしたあと、医師から運動や食生活の改善なども続けるよう指導を受けていました。

    この薬が保険診療の対象となるのは、肥満症と診断され、高血圧などの症状があることなどが条件となっています。

    一方で、同様の成分の糖尿病の治療薬が美容目的で使われるケースが増えていることから、厚生労働省などは、この薬についてガイドラインを設けて、肥満症の治療以外では使用しないことなどを呼びかけています。

    千葉大学病院の糖尿病・代謝・内分泌内科の小野啓科長は「高度な肥満症の患者の治療には待ち望まれていた薬だが、美容目的などで安易に投与すると、血圧の低下などの副作用のリスクがある。慎重な処方が必要だ」と話していました。

    厚労省や学会「ダイエットなど目的に投与してはならない」

    肥満症の新たな治療薬「ウゴービ」は、「GLP-1受容体作動薬」という国から承認されている糖尿病の治療薬の用量を増やして肥満症に応用したものです。

    食欲を抑える働きがあり、「肥満大国」とされるアメリカではFDA=アメリカ食品医薬品局が供給が不足していると公表するなど、世界的な需要の高まりに供給が追いつかない状況です。

    同じ成分の糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」をめぐっては、国内では美容やダイエットを目的とした不適切な使用が広がり、日本医師会などは、必要な糖尿病患者に薬が届かなくなるほか、副作用の説明が不十分で体調不良につながるケースが相次いでいるとして、問題視してきました。

    このため、「ウゴービ」で新たに肥満症が対象になり、より多くの患者が使用する可能性があることから、処方開始に先立って、厚生労働省や日本肥満学会などは、「GLP-1受容体作動薬」では初めて医療機関や薬局向けのガイドラインを公表しました。

    この中では、投与の対象となる肥満症患者の明確な条件や、日本肥満学会の専門医が所属することなど、投与できる医療機関の条件を示しています。

    そのうえで、「ダイエットなどを目的に投与してはならない」としているほか、副作用に対して適切な処置ができる体制を整備するよう求めています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240222/k10014367951000.html

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