2023年3月30日

WHO世界保健機関「全世界の胃がんの原因の約80%はピロリ菌感染」

「がん」案件は、超グローバル医科様幻惑ネタまみれ。

「がん撲滅」という「いつまでも完了しない」ミッションにからめるための怪しげでいかがわしいインチキ医科様ネタづくりに勤しむヒトビトがいて…

胃がん8割 ピロリ菌原因 WHO専門組織 除菌で30~40%発生減
2014年9月23日3時0分 読売新聞

 胃がんの発症につながるとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)について、世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関の作業部会は、全世界の胃がんの約8割はピロリ菌の慢性的な感染が原因とする報告書をまとめた。ピロリ菌の除菌で胃がん発生の危険性が30~40%減る可能性があることから、各国がピロリ菌を考慮した胃がん対策をとるよう勧めている。

 報告書では、ピロリ菌は全胃がんの78%、特に日本人に多い、噴門ふんもん部(胃と食道のつなぎ目の部分)以外の胃がんでは89%がピロリ菌が原因と推定されるとした。除菌の効果は、まだ十分なデータがないものの、これまでの研究結果の解析では胃がんの発生を30~40%減少させ、1人が1年にかかる医療費も削減する効果が出ているとした。

 ピロリ菌対策として、日本では昨年から内視鏡で慢性胃炎と診断された人に除菌治療を保険適用で行うなど、各国の取り組みを紹介。一方で、除菌によって抗生物質の耐性菌が増える可能性なども示し、「各国が患者数や医療優先度、経済効果の分析をした上で、ピロリ菌の検査と治療戦略を地域ごとに模索することを勧める」と結論づけた。

 胃がんは日本人が最も多くかかるがんで、死亡者数も肺がんに次ぎ2位。世界では年間約100万人が発症する。
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140923-118-OYTPT50105




「ピロリ菌」と「胃炎(胃潰瘍)」と「胃がん」の因果関係



【医学】ピロリ菌胃がん発症原因の一端発見/東京大
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1410620925/

【科学】ピロリ感染で胃の細胞増殖、仕組み解明 東大と千葉大
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1410181307/



ヘリコバクター・ピロリ感染を基盤とする胃がん発症機構とその制御 
畠山 昌則HATAKEYAMA, Masanori
研究期間 : 2005年度~2009年度

研究概要(最新報告)
ヘリコバクター・ピロリはIV型分泌機構を介して病原タンパク質CagAを胃上皮細胞内に注入する。本研究では、胃上皮細胞内に侵入したピロリ菌CagAが、SHP-2がんタンパク質ならびに細胞極性レギュレーターPAR1/MARKを脱制御することにより細胞を悪性化させることを明らかにした。さらに、ピロリ菌cagA遺伝子をゲノムに組み込んだ遺伝子改変マウスを用い、ピロリ菌CagAが初の細菌がんタンパク質であることを他に先駆けて証明した。さらに、CagAの分子多型と発がん活性の連関を試験管内ならびに個体レベルで明らかにした。


病原タンパク質「CagA」…

追試再現、確認検証は可能なのかな?

もしや「STAP細胞」のごとき代物だったら…(笑)。




(書きかけ)




ピロリ菌】胃がんは細菌感染症である(笑)。
http://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_5.html


ラベル:がん予防


ラベル:WHO
ラベル:脚気菌


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ピロリ菌は、日本人のほとんどが持つ常在菌です。しかし、ピロリ菌に感染している人が必ず胃炎・胃潰瘍になるわけではなく、ピロリ菌を持たない人でも胃炎・胃潰瘍になる人がいます。例外が多く、ピロリ菌を原因とするのは問題です。

常在菌を抗生物質で叩いて除菌するのは間違いです。常在菌があるからこそ体の異常がわかるのです。常在菌に罪をなすりつけて無くしてしまおうとするのはおかしな発想です。

『安保徹のやさしい解体新書』 p.170~



現代によみがえる「脚気菌」問題…

異次元おカルト世界では復活再来したモンスターがあちらこちらで跳梁跋扈するらしい(笑)。



(2014年9月23日)(追記10/24)

118 件のコメント:

  1. >ピロリ菌は、日本人のほとんどが持つ常在菌です。しかし、ピロリ菌に感染している人が必ず胃炎・胃潰瘍になるわけではなく、ピロリ菌を持たない人でも胃炎・胃潰瘍になる人がいます。例外が多く、ピロリ菌を原因とするのは問題です。

    >常在菌が悪いと考えてヘリコバクター・ピロリの発見にノーベル賞が授与されるのは根本的に間違っています。
    >常在菌を抗生物質で叩いて除菌するのは間違いです。常在菌があるからこそ体の異常がわかるのです。常在菌に罪をなすりつけて無くしてしまおうとするのはおかしな発想です。

    『安保徹のやさしい解体新書』 p.170~
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_979.html?showComment=1410523010361#c4498713857619302875

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  2. 2010年度~2014年度 : 東京大学 / 医学(系)研究科(研究院) / 教授
    2009年度~2012年度 : 東京大学 / 大学院・医学(系)研究科 / 教授
    2009年度 : 東京大学 / 大学院・医学(系)研究科
    2000年度~2009年度 : 北海道大学 / 遺伝子病制御研究所 / 教授
    1999年度~2000年度 : 北海道大学 / 免疫科学研究所 / 教授
    1999年度 : (財)癌研究会 / 研究員
    1999年度 : 財団法人 癌研究会 / 癌研究所ウイルス腫瘍部 / 部長(研究職)
    1999年度 : (財)癌研究会 / 癌研究所・ウイルス腫瘍部 / 部長(研究職)
    1998年度 : (財)癌研究会 / 癌研究所・ウイルス腫瘍部 / 部長
    1997年度 : 財団法人癌研究会 / 癌研究所ウイルス腫瘍部 / 部長
    1996年度~1997年度 : (財)癌研究会 / 研究員
    1995年度~1997年度 : (財)癌研究会 / 癌研究所・ウイルス腫瘍部 / 部長
    1995年度 : がん研究所 / 部長
    1990年度 : 大阪大学 / 助手
    1987年度~1990年度 : 大阪大学 / 細胞工学センター / 助手
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40189551.ja.html

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  3. >研究課題の共同研究者
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40189551.ja.html

    >永井 美之
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/20022874.ja.html

    kaken.nii.ac.jp 畠山昌則 永井美之
    https://www.google.co.jp/search?q=site:kaken.nii.ac.jp+%E7%95%A0%E5%B1%B1%E6%98%8C%E5%89%87+%E6%B0%B8%E4%BA%95%E7%BE%8E%E4%B9%8B

    アメリカ大陸を中心としたがん研究先進グループとの研究交流
    Information Exchange on Cancer Research with North American
    研究課題番号:06042003
    代表者
    1994年度~1996年度
    山本 雅
    YAMAMOTO, Tadashi
    研究者番号:40134621
    東京大学・医科学研究所・教授
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/06042003.ja.html

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  4. 感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換
    研究課題番号:22114001
    代表者
    2010年度~2014年度
    畠山 昌則
    研究者番号:40189551
    東京大学・医学(系)研究科(研究院)・教授
    https://kaken.nii.ac.jp/d/p/22114001.ja.html
    https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40189551.ja.html


    >感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換

    わけわかめなタイトルをつける小説も流行ってらしいしな…

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  5. WHO報告、胃がん8割がピロリ 専門の機関、除菌で3~4割減 

     世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス)は24日、胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、除菌で胃がんの発症を3~4割減らせるとの報告書を発表した。国内事情に応じて、除菌による胃がん予防対策を検討するよう各国に求めた。

     IARCは1994年にピロリ菌を発がん要因と分類したが、胃がんの主要な原因であると認めたのは初めて。特に、日本人に多い胃の入り口(噴門部)以外の胃がんでは、9割の原因であると推測されるという。

     報告書は国際的な専門家で構成される作業部会が、従来の研究結果や疫学調査を精査してまとめた。

    2014/09/24 19:01 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014092401001697.html

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  6. 胃がんの8割がピロリ菌 除菌で3~4割減少 国際がん機関が報告書
    2014.9.24 18:56 [病気・医療]

     世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス)は24日、胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、除菌で胃がんの発症を3~4割減らせるとの報告書を発表した。IARCは1994年にピロリ菌を発がん要因と分類したが、胃がんの主要な原因であると認めたのは初めて。特に、日本人に多い胃の入り口(噴門部)以外の胃がんでは、9割の原因であると推測されるという。

     報告書は国際的な専門家で構成される作業部会が、従来の研究結果や疫学調査を精査してまとめた。全胃がんの78%、噴門部以外の胃がんの89%がピロリ菌の慢性感染が原因だと考えられるという。抗生物質を使った除菌で発症が大幅に抑制できるが、抗生物質の耐性菌が増えるなどのマイナス面も指摘した。

     報告書によると、胃がんは2012年に世界で約100万人が発症し、約72万人が死亡。日本では年間約5万人が死亡し、がん死因では肺がんに次いで2位。
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/140924/bdy14092418560003-n1.htm

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  7. 胃がん8割、ピロリ菌が原因…除菌で30~40%発生減

     胃がんの発症につながるとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)について、世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関の作業部会は、全世界の胃がんの約8割はピロリ菌の慢性的な感染が原因とする報告書をまとめた。

     ピロリ菌の除菌で胃がん発生の危険性が30~40%減る可能性があることから、各国がピロリ菌を考慮した胃がん対策をとるよう勧めている。

     報告書では、ピロリ菌は全胃がんの78%、特に日本人に多い、噴門ふんもん部(胃と食道のつなぎ目の部分)以外の胃がんでは89%がピロリ菌が原因と推定されるとした。除菌の効果は、まだ十分なデータがないものの、これまでの研究結果の解析では胃がんの発生を30~40%減少させ、1人が1年にかかる医療費も削減する効果が出ているとした。

     ピロリ菌対策として、日本では昨年から内視鏡で慢性胃炎と診断された人に除菌治療を保険適用で行うなど、各国の取り組みを紹介。一方で、除菌によって抗生物質の耐性菌が増える可能性なども示し、「各国が患者数や医療優先度、経済効果の分析をした上で、ピロリ菌の検査と治療戦略を地域ごとに模索することを勧める」と結論づけた。

     胃がんは日本人が最も多くかかるがんで、死亡者数も肺がんに次ぎ2位。世界では年間約100万人が発症する。

    (2014年9月24日 読売新聞)
    http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=105535

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  8. 胃がん:8割がピロリ菌原因 WHO報告
    毎日新聞 2014年09月25日 09時26分

     世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス)は24日、胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、除菌で胃がんの発症を3〜4割減らせるとの報告書を発表した。国内事情に応じて、除菌による胃がん予防対策を検討するよう各国に求めた。

     IARCは1994年にピロリ菌を発がん要因と分類したが、胃がんの主要な原因であると認めたのは初めて。特に、日本人に多い胃の入り口(噴門部)以外の胃がんでは、9割の原因であると推測されるという。

     報告書は国際的な専門家で構成される作業部会が、従来の研究結果や疫学調査を精査してまとめた。(共同)
    http://mainichi.jp/select/news/20140925k0000e040166000c.html

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  9. 特集:地域医療を考える ピロリ菌除菌で胃がん撲滅へ 国内で推定3500万人感染
    毎日新聞 2014年09月09日 大阪朝刊

     日本人に一番多いがんである胃がんに関して、ピロリ菌(正式名・ヘリコバクター・ピロリ)はたばこと同等の発がん作用のある細菌であることをWHO(世界保健機関)が認めている。除菌をすることによって、胃がんを予防することができ、医療費の抑制につながることが明らかになってきた。若い人の除菌による胃がん撲滅を期待する高陵病院(須崎市横町)の大森義信副院長(外科部長)にピロリ菌と胃がんの関係を中心に聞いた。

     −ピロリ菌感染は胃がんの大きなリスクだとされていますが、どのようにして胃がんになるのですか。

     ◆ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌が産生する毒素「CagA(キャグエー)たんぱく質」が粘膜細胞内に注入されることにより粘膜に変化が生じ、数週から数カ月後に胃炎が始まります。それから数年して、胃、十二指腸潰瘍を発症する人がいます。一方で胃粘膜が萎縮し、その後、数年から数十年で慢性萎縮性胃炎という状態になり、そこから胃がんへと進んでいく人もいるのです。また、胃粘膜の萎縮がなくても胃がんになってしまう人もいます。感染者の約8%が胃がんになるという研究報告もあります。

     どうして、このような違いが現れるのかも遺伝子レベルで解明されてきました。ピロリ菌にはキャグエーを作るタイプと作らないタイプがあります。この毒素を作るタイプの中でも遺伝子配列の違いによって「東アジア型」と「欧米型」に分かれることが明らかになったのです。そして、「東アジア型」の毒素が胃がんの発症にかかわっていることが明らかになりました。日本をはじめ東アジアの人たちが感染しているピロリ菌のほとんどがこのタイプのために胃がんが多いと考えられています。

     −ピロリ菌に感染している日本人はどのくらいですか。

     ◆厚生労働省の研究班の調査によると、約3500万人と推定されています。50歳以上では感染率は40%を超えていますが、40歳代では約30%、30歳代は約21%、20歳代は約11%でした。10歳代、10歳以下ではさらに減っていきます。

     −感染者の減少理由はなんでしょう。
    http://mainichi.jp/area/news/20140909ddn010040048000c.html

     ◆どのように感染するかはいまだ謎ですが、経口感染、ヒト−ヒト感染、特に母−子感染が主であることは間違いなさそうです。また、感染者が排せつした便から水や食品などが汚染されて、それらを飲んだり食べたりすることで感染するとされています。日本では上下水道の整備など衛生環境が良くなったので、感染者が急激に減少していると思われます。現在の乳幼児の新規の感染は感染者との濃厚な接触ではないかと考えられています。

     −感染する人と感染しない人の違いはどこにあるのですか。

     ◆ピロリ菌はとても珍しい細菌です。普通の細菌なら胃壁から分泌される強酸性の胃酸で死んでしまいますが、ピロリ菌は胃の中の尿素からアルカリ性のアンモニアを産生し、自分の周りに中性に近い環境を作り出して生きているのです。胃酸の分泌量とピロリ菌の感染を調べた研究があるのですが、ピロリ菌が胃酸に強いとはいえ、胃酸の分泌が盛んな人の感染率は低かったのです。また、乳幼児は胃酸の分泌能が低いので、感染しやすいと思われます。乳幼児がピロリ菌に感染して、胃粘膜に定着するのは高校生くらいではないかとされています。このようにピロリ菌に感染して胃粘膜にすみつくかすみつかないかは胃酸の分泌量も関係しているようですが、明確にはなっていません。

     −感染の検査方法は。

     ◆内視鏡的に胃粘膜の一部を採取して、粘膜を培養して菌の有無を判定する方法と粘膜を顕微鏡で直接調べて菌を発見する検査があります。この検査だと、炎症の強さやがんかどうかなどの判断もできます。採取した粘膜に特殊な液を反応させることで確認することもできます。

     内視鏡が苦手という人には簡便な方法があります。ピロリ菌が産生する二酸化炭素を検出する尿素呼気試験です。試験薬を飲んで吐く息を集めて診断します。最も簡便で精度の高い検査法です。

     血液や尿中に含まれるピロリ菌に対する抗体の有無で判断することもできます。しかし、この方法ですと過去に感染していて現在は感染していなくても陽性になりますので、除菌治療後の感染既往でも陽性となることがあります。便中の菌を調べる方法もあります。どの方法も一長一短がありますが、90%以上の正確さです。

     ◇早期発見でリスク減 40歳を過ぎたら検査を

     −感染していたらどうするのですか。
    http://mainichi.jp/area/news/20140909ddn010040048000c2.html

     ◆薬を使って除菌します。胃酸の分泌を抑える薬(プロトンポンプ阻害剤)と2種類の抗生物質を朝夕2回、7日間飲み続けるだけです。7〜8割の人は除菌できます。

     1回で除菌できなかった時には2度目の除菌を行います。抗生物質の種類を変えるだけで、方法は同じです。2次除菌まで行いますと8〜9割の人の除菌ができます。

     −検査や除菌は保険適用ですか。

     ◆胃潰瘍や十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の患者さん、胃MALTリンパ腫や特発性血小板減少症、早期胃がんの内視鏡治療を受けた後の患者さんや2度目の除菌の患者さんは検査、除菌とも保険の適用になります。

     しかし、健診や人間ドックのオプションのピロリ菌の検査で感染が明らかになっても、除菌は保険適用にはなりません。そのようなケースでも何らかの胃の症状があり、内視鏡検査をして胃潰瘍や十二指腸潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ胃炎であることがわかれば保険適用になります。

     −除菌をすれば胃がんにはならないのですか。

     ◆そうなればいいのですが、胃がんにならないとは言い切れません。しかし、除菌した人の胃がんになるリスクはしていない人の3分の1程度になります。また、早期胃がんでピロリ菌に感染していた人が除菌後に新しい胃がんが発生する確率も、除菌していない人の3分の1になります。

     さらに、除菌をするときの胃粘膜の萎縮程度によっても胃がんの発がん率に差があることがわかっています。軽度の萎縮では年に0・04%の発がん率ですが、中等度になると0・21%と約5倍になり、高度になってしまうと約15倍の0・61%にもなってしまうのです=グラフ参照。感染がわかれば、萎縮が軽度のうちに除菌するほうが胃がんを予防できる可能性が高くなるのです。

     胃がんだけではありません。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の患者さんは80〜90%はピロリ菌に感染していることがわかっています。ある研究によると、除菌をすると胃潰瘍の再発率が1割前後としない場合の6分の1ほどになります。十二指腸潰瘍ではもっと効果があり、除菌しないと約85%の再発率が、除菌すれば約7%にも下がるのです。さらに、胃MALTリンパ腫という悪性度の低いがんは、除菌によって6〜8割が治ります。出血を起こしやすい特発性血小板減少紫斑病もピロリ菌の感染があれば、除菌によって約6割が回復することが明らかになっています。
    http://mainichi.jp/area/news/20140909ddn010040048000c3.html

     −胃がん予防には早期の除菌が有効なのですね。

     ◆その通りです。兵庫県篠山市では、兵庫医科大学ささやま医療センターなどと共同で、今秋から市内の中学生全員を対象に検査を行うことになりました。学校検診の際に採取する尿で抗体検査をするのです。中学生で感染していたからといって、すぐに除菌ということはありません。定期的な検査で胃粘膜の萎縮が認められれば除菌すればいいのです。

     −若年者を検査するメリットはなんですか。

     ◆ピロリ菌の乳幼児への感染経路は、家族内感染が最も多いとされています。若い人の感染をなくしていけば、その人が親になった時に子どもに感染させることはなくなり、衛生環境の整った日本では感染はどんどん減っていきます。ワクチンによって天然痘がこの世界からなくなったように、ピロリ菌の感染者も日本からなくすことができるかもしれないのです。そうすれば、胃がんになる人も減るでしょうし、胃がんの治療にかかる医療費の削減にもつながります。

     −除菌によるデメリットはありますか。

     ◆除菌後に胃酸の分泌が盛んになり胃の不定愁訴があったり、逆流性食道炎になったりすることもあります。

     −どのような時にピロリ菌の検査を受ければいいのでしょうか。

     ◆胃がもたれるとか、重い、なんとなく食欲がない、空腹時や食後に胃が痛む、吐き気がするなどの症状があったら内視鏡検査を受けてみてください。また、症状がなくても40歳を過ぎたら、一度、ピロリ菌の検査を受けることも胃がん予防につながるので、お勧めします。
    http://mainichi.jp/area/news/20140909ddn010040048000c4.html

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  10. 祝「脚気菌」再生復興時代…

    すでに到来している「魔物たちの再来」(ドラッカー)…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E9%AD%94%E7%89%A9%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%86%8D%E6%9D%A5+%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC

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  11. 「優生学」と「ルイセンコ」…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E5%84%AA%E7%94%9F%E5%AD%A6+%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B3

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  12. KAKEN検索[キーワード:ピロリ CagA]

    研究者検索結果: 58件
    https://kaken.nii.ac.jp/r?qb=%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA%20CagA&c=100&o=4

    研究課題検索結果: 39件
    https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA%20CagA&c=50

    若手に有無を言わせず悪の道を歩むことを強いる研究ギルド界隈…

     

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  13. 親方親分衆はこいつら…(笑)。
    https://kaken.nii.ac.jp/p?qb=%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA%20CagA&c=50&o=2

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  14. がん生存率検索 新たなシステムを公開
    9月29日 6時05分

    胃がんや肺がんなど、30種類以上のがんの生存率を年齢やがんの進行度ごとに検索できるシステムを運営する「全国がん(成人病)センター協議会」は、患者6万人のデータを新たに追加し、より精度の高い結果が得られるようにした新たなシステムをホームページ上で公開しました。

    新たなシステムを公開したのは国立がん研究センターなど全国32のがん専門の医療機関でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」で、これまでの患者24万人のデータに新たに6万人のデータを追加し、より高い精度で生存率を計算できるようにしました。
    システムは、協議会のホームページで誰でも利用でき、38種類のがんについて、年齢や性別、がんの部位や進行度それに手術の術式などを入力すると診断から5年後までの生存率が表示されます。
    がんの5年生存率は、データを取り始めた平成9年以降、改善の傾向にあってシステムの開発に携わった千葉県がんセンター研究所の永瀬浩喜所長は「がんは、死ぬ病気からこれから生きていく病気に次第に変わってきている。治療法も進んでいるので、がんになっても前向きに生きていくための参考にしてもらえれば」と話しています。
    全国がん(成人病)センター協議会のアドレスは、http://www.zengankyo.ncc.go.jp/
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140929/k10014949871000.html

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  15. なんちゃらシステム屋の予算漁り…

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  16. 多剤耐性菌 実態把握へ報告義務づけ
    9月30日 4時18分

    抗生物質がほとんど効かない細菌、多剤耐性菌が海外から持ち込まれ、国内の医療機関で感染が広がるケースが相次いでいることなどから、厚生労働省は今月から「多剤耐性アシネトバクター」など2つの多剤耐性菌に感染した患者全員を国に報告するよう義務づけ、実態を把握していくことになりました。

    抗生物質がほとんど効かない多剤耐性菌を巡っては、愛知県内や三重県内の医療機関で「多剤耐性アシネトバクター」などの耐性菌に感染した患者が相次いで見つかるなど、各地の医療機関で検出が報告され問題になっています。
    このため、厚生労働省は「多剤耐性アシネトバクター」と「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌」の2つの多剤耐性菌について、今月から医師に対して、感染したすべての患者を国に報告するよう法律で義務づけました。
    これらの多剤耐性菌はアメリカやヨーロッパなどの医療現場で広まっていて、免疫が低下した入院患者が死亡するなど大きな問題となっています。
    日本でも海外の医療機関を受診して帰国した患者などを通じて持ち込まれるケースが増えていて、厚生労働省は「法律に基づいて継続的に調査をすることで国内の実態を把握し、対策につなげていきたい」としています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10014981071000.html

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  17. 細菌が薬剤に対する「抵抗力」を獲得したのではなくて、最初から薬の効かない細菌がいただけの話。薬はけっして万能ではない。

    それらの細菌の抑制関係にあった細菌が、薬剤によってやっつけられてしまったことによって、抑制が解かれはびこっただけのこと。

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  18. じつはこの「耐性菌」ネタも「NHK出版」がらみ…
    https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%82%E3%81%86%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%A7%E3%81%AF%E6%B2%BB%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84+%E7%8C%9B%E5%A8%81%E3%82%92%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%86%E8%96%AC%E5%89%A4%E8%80%90%E6%80%A7%E8%8F%8C

    NHK出版 | もう抗生物質では治らない 猛威をふるう薬剤耐性菌
    https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00807732003

    >抗生物質が効かない細菌=耐性菌が広がっている。これまで抗生物質で治っていた病気が死をもたらすものになってしまった。もう院内感染にとどまらず、市中で生活している人々にその恐怖が迫っている。抗生物質の乱用が耐性菌を広めている現状を警告する!

    『もう抗生物質では治らない--猛威をふるう薬剤耐性菌』日本語版に掲載されていない原著の以下の項目について、PDFで閲覧することができます(英語)。

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  19. 糖類はスプーン6杯まで WHO、新指針を正式発表

     【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は4日、肥満や虫歯防止のため、砂糖などの糖類の1日当たり摂取量を総エネルギー摂取量の5%未満に抑えるのが望ましいとの新たな指針を正式に発表した。平均的な大人の場合、「5%」は砂糖約25グラム、ティースプーンでおよそ6杯分に相当するという。

     WHOは昨年3月、ほぼ同様の指針案を発表。その後、一般市民らから幅広く意見を聞いた結果、正式に指針として発表することになった。

     指針は、10%未満に抑えることを「強く勧告する」とした上で、さらに可能であれば5%未満に抑えることで「より健康に良い効果が得られる」とした。

    2015/03/04 23:00 【共同通信】
    http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015030401001919.html

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    1. WHOが砂糖新指針…炭酸飲料1缶でも超える
      2015年3月5日10時26分 読売新聞

       世界保健機関(WHO)は4日、成人が1日に取る砂糖をティースプーン6杯分の25グラム程度に抑えることを奨励する砂糖摂取の新指針を発表した。

       砂糖の取りすぎを抑えることで、肥満や虫歯を防ぎ、慢性疾患の予防にもつなげることが狙い。昨年3月に示した指針案を正式決定した。

       これまでWHOは、食物から取り込む熱量(カロリー)のうち砂糖の割合を10%以下にする目標を掲げてきたが、新指針は5%以下にすることを求めた。これにより成人にとっての適量は、従来の50グラム程度以下から半分に減る。

       たとえば炭酸飲料1缶(350ミリ・リットル)には砂糖が約40グラム含まれ、軽く超える。WHOはケチャップなど加工食品に含まれる砂糖の量にも注意が必要だと強調している。

       WHOによると、砂糖摂取量の1日あたり世界平均は63グラム。日本人では45グラム程度とみられている。

       (ジュネーブ支局 石黒穣)
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150305-118-OYT1T50033

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    2. 3月6日 編集手帳
      2015年3月6日3時0分 読売新聞

       遠い昔、〈身の心配あるから参上〉と教わった。球の体積を求める公式、「3分の4×π×r(半径)の3乗」である。時どき腹をなでては、球の表面にも似た手触りに“身の心配”をしている◆小欄やご同輩のために、世界保健機関(WHO)が砂糖摂取の新たな指針を携えて“参上”してくださったらしい。砂糖の取りすぎを抑えることで肥満や虫歯を防ぐとともに、慢性疾患の予防にもつなげる狙いという◆成人が1日に取る砂糖の量を、新指針はこれまでの半分、ティースプーン6杯分(25グラム程度)に抑えることを奨励している◆炭酸飲料の1缶(350ミリ・リットル)だけで砂糖が40グラムほど含まれているそうだから、なかなか厳しい。〈平和の味は砂糖の味なり。砂糖の需要は、生活の度と正比例す〉。徳富蘇峰『吉田松陰』の一節だが、時は移り、その卓見も甘いもの好きの援軍にはなってくれぬご時世である。わが身の健康を思えば、ありがたい参上には違いない◆球の表面積を求める公式、「4×π×rの2乗」で自戒の心得をこしらえてみた。語呂合わせに少々キズあり。〈心配あるなら自じ重ちょうせよ〉
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150306-118-OYTPT50180

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    3. ファシズム全体主義の萌芽…

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    4. 健康保健ネタで世界支配(笑)。

      人の食事摂取量なんて一律で決められないものだろうに…運動量だって個人差があるのだし…

      体の大きさだってみんな違うのだし。

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  20. 地域のがん り患状況を初めて公表
    3月27日 9時16分

    国立がん研究センターは、主ながんについて地域ごとのり患状況を分析した結果を初めて公表しました。
    胃がんは日本海側で多い傾向があり、肺がんは北海道や近畿地方で多い傾向だったということで、今後、生活習慣などとの関連を分析することにしています。

    国立がん研究センターは、39の道府県から集めた平成23年のがん患者のデータを基に胃がんや肺がん、大腸がんなど主ながんについて地域ごとのり患状況を分析しました。
    その結果、胃がんは日本海側に多い傾向が分かり、今後、塩分の多い食事やピロリ菌の感染状況との関連を分析するということです。
    また喫煙との関連がある肺がんは、北海道と青森県、それに近畿地方で多い傾向が分かりました。
    このほか、肝臓がんはC型肝炎ウイルスの感染者が多い西日本で極めて多かったほか、大腸がんは、北海道、東北、山陰地方で多い傾向が見られたということです。
    国立がん研究センターの若尾文彦がん対策情報センター長は「まだデータの精度に差はあるが地域差を分析することで、がんの予防など都道府県の対策に役立ててほしい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150327/k10010029431000.html

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  21. WHO高官 東京都は禁煙条例の制定を
    3月30日 11時22分

    オリンピックの開催都市で屋内での禁煙化が進むなか、WHO=世界保健機関でたばこの問題を担当している高官がNHKの単独インタビューに応じ、5年後にオリンピック・パラリンピックの開催を控えた東京都では、飲食店などに禁煙を義務づける条例制定のめどが立っていないことについて「世界の流れから大きく遅れを取っている」として、東京都に対し条例の制定などを急ぐよう求めました。

    WHOは、IOC=国際オリンピック委員会とともに開催都市に対し、競技会場の全面禁煙化を求めるとともに、公共施設や飲食店などについても禁煙の取り組みを進めるよう働きかけています。
    こうしたことを受けて、2004年のアテネオリンピック以降は冬季オリンピックを含むすべての開催都市で罰則つきの法律や条例が新たに制定されるなどしてきました。
    一方、5年後にオリンピック、パラリンピックの開催を控えている東京都では、公共施設や飲食店に禁煙を義務づける条例制定などのめどは立っていません。
    これについて、WHOでたばこ問題を担当しているダグラス・ベッチャー生活習慣病予防局長は、今月、NHKの単独インタビューに応じ「東京都は都内の飲食店などに対し禁煙が望ましいとしているが、法律や条例で罰則を設けて義務化したものではないので実効性がない。世界の流れから大きく遅れを取っていて20世紀に後戻りしたようなものだ」と述べました。
    そのうえで、ベッチャー局長は「2020年のオリンピックを控え、日本自身が問われている。政治的な決断を求めたい」と述べ、東京都に対し禁煙を定めた条例の制定などを急ぐよう求めました。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150330/k10010032371000.html

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    1. 社会設計工学思想はファシズム全体主義の入り口…

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    2. 東京都の禁煙対策 結論を持ち越し
      3月30日 21時33分

      5年後のオリンピック・パラリンピックに向けて、飲食店などでの受動喫煙を防ぐ対策を話し合う東京都の検討会は、30日に当面は分煙対策を進めるべきだとする提言をまとめる予定でしたが、禁煙を義務づける条例の制定を積極的に目指すべきだという意見が相次ぎ、結論は持ち越されました。

      5年後のオリンピックに向けて、都は去年10月、医師や大学教授などで作る検討会を立ち上げ、飲食店などでの受動喫煙を防ぐ対策について話し合ってきました。
      2004年のアテネ大会以降、オリンピックのすべての開催都市で、禁煙を義務づけた罰則つきの条例などが整備されていることから、検討会では条例を制定すべきかどうか議論が交わされましたが、飲食店の業界団体などから、一律の禁煙に対する反対意見が出されていました。
      検討会は30日に最終の会合を開いて提言をまとめる予定でしたが、当面は分煙対策を進め、大会の2年前までに条例を制定するかどうか改めて検討するとした提言案に対し、委員からは、条例の制定を積極的に目指すべきだという意見が相次ぎ、提言はまとまらず、結論は持ち越されました。
      会合終了後、検討会の座長を務める中央大学大学院法務研究科の安念潤司教授は「さまざまな意見があるなかで、議論がまだ尽くされていないと感じている」と話していました。
      http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150330/k10010033081000.html

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  22. 帝王切開の世界的「まん延」に警鐘、WHO
    AFP=時事 4月12日(日)15時28分配信

    【AFP=時事】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は10日、医学的には必要がないにもかかわらず出産時に帝王切開に頼る女性があまりに多すぎると警鐘を鳴らした。

     この状況は発展途上国でも先進国でも同様に「まん延」している一方、帝王切開手術が必要なのに手術を受けることができない妊婦も多いという。

     医学界では1980年代半ば以降、帝王切開の割合は全出産例の10~15%が望ましいとされてきた。この割合については現在、見直しが進められている。

     WHOの2008年の統計によれば出産に占める帝王切開の割合は欧州では約23%、南北アメリカでは35%、西太平洋地域では24%だった。一方、アフリカと東南アジアはそれぞれ3.8%、8.8%と低い割合にとどまった。

     WHOのリプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)研究部門のマルレーン・テマーマン(Marleen Temmerman)部長は、出産の約53%が帝王切開で行われているブラジルをはじめとする国々では、あまりに安易にこの手法がとられていると述べた。

     その一方でテマーマン氏は、「(帝王切開による出産の)割合が10%以下ならば、より多くの母親と新生児が死亡しているということだ」と指摘し、必要なときに手術が受けられないことで「女性たちが命を失っている」国があると述べた。WHOが医学的に必要のない帝王切開は避けるべきだと提言したのは今回が初めて。【翻訳編集】 AFPBB News
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00000023-jij_afp-int

    Yahoo!ニュース・トピックス
    帝王切開「まん延」WHO警鐘 - 2015/4/12
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6156289
    http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/medical_issues/?id=6156289

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    1. 「WHO」に関連するニュース
      http://www.2nn.jp/word/WHO

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  23. 下戸の飲酒 胃がんリスク増か
    2015年4月16日(木) 12時16分掲載
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6156753

    下戸の飲酒 胃がんになりやすい!?
    河北新報 4月16日(木)9時55分配信

     下戸は胃がんになりやすい? 東北大大学院医学系研究科の飯島克則講師(消化器内科)らのグループは、アルコールから生じる発がん物質アセトアルデヒドが、酒に弱い人ほど高い濃度で長時間、胃の中にとどまることを実験で明らかにした。

     アセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2型」には活性型と不活性型がある。酵素が不活性型のため、少量の飲酒で顔が赤くなったり動悸(どうき)が激しくなったりする人が「下戸」だ。日本人の3~4割が不活性型とされる。

     グループは20~30代の男性20人を「酒に強い人(活性型)」と「弱い人(不活性型)」に分け、アルコール度数約15%の酒200~300ミリリットルを胃に直接注入し、経過を調べた。

     2時間後、酒に弱い人のアセトアルデヒド濃度は、強い人の5.6倍のままでとどまり、胃粘膜が高濃度のアセトアルデヒドにさらされていることが分かった。

     また、アルコールと一緒にアミノ酸の一種「L-システイン」を胃に入れると、アセトアルデヒド濃度は酒に強い人で67%、弱い人でも60%低下。アセトアルデヒドを無毒化する作用を確認した。

     飯島講師は「酒に弱い人は胃がんになりやすいことを自覚してほしい」と注意を促す。同時にL-システインの飲酒による胃がん予防効果に着目し「将来的にはサプリメントの服用で胃がんリスクを低減できるかもしれない」と話す。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150416-00000005-khks-soci

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  24. 新たにがんと診断 98万人と予測
    5月1日 11時49分

    ことし、国内で新たにがんと診断される患者は去年よりも10万人増え、98万人に上るとする予測を国立がん研究センターが発表しました。

    この患者数の予測は、毎年、国立がん研究センターが、がん対策に役立ててもらおうと行っているものです。
    それによりますと、ことし1年間に新たにがんと診断される患者は、男性が56万300人、女性が42万1800人の合わせて98万2100人で、高齢化などの影響で、去年の予測と比べおよそ10万人増えるということです。
    がんの種類別に見ますと、大腸がんが13万5800人と最も多く、次いで肺がんが13万3500人、胃がんが13万3000人となっていて、去年は3番目に多かった大腸がんがことしは最も多くなっています。
    また、男女別に見ますと、男性では、血液検査の普及などで前立腺がんが最も多くなっていて、9万8400人、女性では、乳がんが最も多く、8万9400人となっています。
    また、がんで死亡する人の数は男女合わせて37万900人に上ると予測されていて、去年の予測と比べておよそ4000人増えました。
    この結果はインターネット上の「がん情報サービス」で公開されていて、国立がん研究センターがん対策情報センターの若尾文彦センター長は「患者の数やどういったがんが増えてきているのか参考にしてもらい、国や都道府県のがん対策に役立ててもらいたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150501/k10010066931000.html

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  25. コーヒー飲む人“病気で死亡の危険性低下”
    5月7日 13時46分

    コーヒーを1日に3杯から4杯飲む人はほとんど飲まない人に比べて、病気などで死亡する危険性が低くなるとする研究成果を、国立がん研究センターなどのグループがまとめました。

    国立がん研究センターや東京大学などのグループは、全国の40歳から69歳の男女、およそ9万人を対象にコーヒーを飲む習慣についてアンケート調査を行い、その後、19年間追跡して病気による死亡との関係を調べました。
    その結果、コーヒーを1日に1杯から2杯飲むと答えた人は、病気などで死亡する危険性がほとんど飲まない人に比べ0.85倍と低く、3杯から4杯飲むと答えた人では0.76倍と、さらに低くなったということです。
    また、緑茶についても同様の調査を行ったところ、毎日5杯以上飲む人では1杯未満の人と比べ、死亡の危険性が男性で13%、女性で17%低くなっていたということです。
    グループによりますと、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインなどの成分が、病気になる危険性と関係している可能性があるということです。
    解析を担当した東京大学大学院医学系研究科の井上真奈美特任教授は「詳しい仕組みは不明だが、常識的な範囲であればコーヒーや緑茶を飲むことは、健康的な習慣であることが確認できた」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150507/k10010072081000.html

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    1. コーヒー飲むと死亡リスク減
      2015年5月7日(木) 14時11分掲載
      http://news.yahoo.co.jp/pickup/6159154

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    2. ちょいと大掛かりなデータ集めをしたようだが、しょせんはくだらんアンケートごっこでしかない…

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  26. がん死亡減少目標“現状では達成できず”
    5月20日 4時56分

    日本人の死因で最も多いがんについて、国はことし末までの10年間にがんで死亡する人を20%減少させるという目標を掲げていますが、現状のままでは目標を達成できないことが国立がん研究センターの推計で分かりました。

    国は、がん対策基本法に基づき策定した「がん対策推進基本計画」で、ことし末までの10年間にがんで死亡する75歳未満の人を20%減少させるという目標を掲げています。
    ところが、これまでがんで死亡した人の数から国立がん研究センターが推計したところ、現状のままではがんで死亡する人は17%の減少にとどまることが分かりました。
    計画では、がんを早期に発見し治療につなげるために、胃がんや肺がん、乳がんなど5つのがんについて検診の受診率を50%に向上させることも目標にしていますが、いずれも30%から40%程度にとどまっているということです。
    厚生労働省は、今後専門家の意見をききながら目標の達成に向けてがん検診の受診率の向上や喫煙率の低下、それに診療体制の整備などの対策を強化したいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150520/k10010085091000.html

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  27. 乳がん「核酸医薬」で臨床治験開始へ
    7月7日 15時59分

    抗がん剤や放射線治療などに続く新たながんの治療法として注目されている「核酸医薬」を使った国内初の乳がんの臨床治験を国立がん研究センターなどのグループが始めると発表しました。

    「核酸医薬」は、がんに特有の遺伝子の一部を人工的に作り出し、がん細胞に注入することでがんの転移や増殖を抑えるものです。
    国立がん研究センターの田村研治科長のグループは、乳がんの細胞の中では、がんの増殖や転移に関わる「RPN2」という遺伝子が活発に働いていることを突き止め、この「RPN2」の働きを抑える「核酸医薬」の開発に成功したということです。
    治験では、乳がんが進行し、皮膚にがんが転移した患者30人を対象に「核酸医薬」を注射し、腫瘍を小さくするなどの効果や安全性を確認することにしています。
    治験を行う田村科長は「核酸医薬が、実際にヒトに応用されるところまできた意義は大きいと思う。皮膚に転移した腫瘍は痛みや出血が患者にとって苦痛だが、いまは根本的な治療方法がないので、効果を期待したい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010142141000.html

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  28. 乳がんと胃がんの自治体検診見直しへ
    7月30日 19時04分

    自治体が行うがん検診について、厚生労働省は指針を見直し、乳がんについては、医師が見たり触ったりして確認する「視触診」を必須の検査から外し、原則としてマンモグラフィーと呼ばれるエックス線検査だけで行う方針を決めました。

    これは、30日に開かれた厚生労働省の専門家会議で決まりました。
    厚生労働省は、自治体が行うがん検診の指針の中で、乳がんは40歳以上を対象に、2年に1回、マンモグラフィーと視触診を行うよう求めています。30日の会議では乳がん検診の視触診について、マンモグラフィーの整備が進むなか必ずしも最適な検査法ではなく、検診を行う医師の確保も難しいなどとして、必須の検査から外し、検診は原則としてマンモグラフィーだけで行う方針を決めました。
    このほか、胃がんについては、り患率や死亡率が減少傾向にあることから、検診の対象年齢を現在の40歳以上から50歳以上に引き上げ、2年に1回、エックス線もしくは新たに導入する内視鏡の検査を行うとしています。
    厚生労働省は、年内に新たな指針を自治体に通知し、来年度の検診に反映させたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150730/k10010172361000.html
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_27.html?showComment=1438266223661#c496686598297434092

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    1. 関連リンク
       あなたのがん 見つけます ~超早期治療への挑戦~ クローズアップ現代 (6月30日)
      http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3677.html

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    2. 胃がん検診、2年に1回「内視鏡」を推奨へ
      2015年7月30日21時25分

       市町村のがん検診のあり方を議論する厚生労働省の検討会は30日、胃がん検診で、鼻や口から入れる内視鏡による検査を2年に1回行うことを薦める提言をまとめた。

       バリウムを飲む現行のエックス線検査の推奨も続けるが、毎年から2年に1回に変更。ともに対象年齢は50歳以上で、両方の検査が用意されている場合は、受診者がどちらかを選ぶ。厚労省は市町村向けの指針を改定し、来年度からの運用を目指す。

       検討会は乳がん検診の見直しも提言。乳房エックス線撮影(マンモグラフィー)を原則とし、これまで同撮影との併用を薦めてきた視触診は任意とする。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150730-118-OYT1T50156

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  29. 10年以内に胃がん発症、何%か予測するモデル
    2015年9月5日16時49分

     年齢や生活習慣などに応じ、10年以内に胃がんが発症する確率を予測するモデルを、国立がん研究センターが発表した。

     1993年から2009年まで、6地域の40~69歳の男女計約1万9000人を追跡調査。性別や年齢、ピロリ菌や慢性胃炎の有無や、喫煙、塩分の高い食事など生活習慣の危険因子を踏まえ、胃がんを発症する危険性を分析した。

     その結果、慢性胃炎を持っている70歳の男性では、〈1〉喫煙〈2〉親か兄弟姉妹に胃がん患者がいる〈3〉塩分の高い食習慣――の三つの危険因子を全て持つ場合、10年以内に胃がんを発症する確率は約15%に上った。ピロリ菌と慢性胃炎がない40歳男性では、喫煙など他の危険因子もない場合、発症確率は0・04%だった。

     一方、女性の場合、慢性胃炎がある70歳で危険因子を三つ全て持つ場合でも5%で、男性より低かった。

     同センターは、個人の胃がん発症確率を推定する簡易モデルをホームページ( http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3693.html )で紹介している。

     同センターの笹月静・予防研究部長は「危険因子や発症確率を把握することで、生活習慣の見直しにつなげてほしい」と話している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20150905-118-OYT1T50047

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    1. 確率を個人にあてはめようとしても…

      統計数値はそういう風に用いるものではないのでは…

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  30. 肉の加工食品過剰摂取「がんのリスク高める」
    10月27日 7時28分

    WHO=世界保健機関は、ハムやソーセージなどの肉の加工食品を過剰に摂取することががんのリスクを高め、5段階ある危険度のうち最も高い分類に当たるとした初めての調査結果を発表しました。

    これはWHOの専門機関「国際がん研究機関」が、肉の摂取とがんの発症に関するおよそ800の研究成果を分析し、26日に発表したものです。
    それによりますと、ハムやソーセージなどの肉の加工食品について、塩漬けやくん製などの過程で、発がん性物質が蓄積されると指摘しています。
    そのうえで、毎日50グラムを摂取すれば、大腸がんになるリスクは、摂取しない人と比べて18%増加し、発がんのリスクは、5段階ある危険度のうち最も高い分類に当たるとしています。
    また、牛や豚など哺乳類の赤身の肉についても、じか火で焼いた際などに発がん性物質が確認され、大腸がんやすい臓がんなどを引き起こすおそれがあるということです。
    分析チームの医師の1人は「今回の結果は、肉の摂取を抑えることを推奨する多くの保健当局の指針を補強するものだ」と話しています。
    これに対して、アメリカの食肉業界などは「がんは複合的な要因で発症する病気だ」などと反論しており、今回の発表に波紋が広がっています。

    関連リンク
     くらし☆解説 「変わる がん検診~気になる乳がん・胃がん~」 解説委員室ブログ (10月21日)

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151027/k10010283741000.html

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    1. 2015年10月21日 (水) 
      くらし☆解説 「変わる がん検診~気になる乳がん・胃がん~」
      土屋 敏之 解説委員

      岩渕)くらし☆解説です。最近、著名人ががんで亡くなったり、がんが見つかったことを公表したといった話題が相次いでいます。そのがんを見つける方法の1つが「がん検診」ですが、来年度から内容が変わるそうです。土屋敏之解説委員に聞きます。
                
      がん検診、最近ちょっと話題になってますが、そもそも、どういうものがあるんですか?

      ▼こちらの5種類が、公費で補助されて自治体や職場で行うよう決められているものです。
      女性の乳がんと子宮頸がん、男女の胃がん・肺がん・大腸がんです。
      この他にも例えば、企業が独自に前立腺がんの検診を取り入れていたり、人間ドックなどで高度な検査を受けられるものもありますが、国の制度としては、この5つです。

      岩渕)今回変わることになったのはどんな点ですか?

      ▼定期的に検診の見直しを行っている厚生労働省の検討会で、来年4月以降、乳がんと胃がんで、内容が変わる見通しになりました。

      ▼まず、乳がんです。これまでは、「マンモグラフィと視触診」の併用、とされていたのが、「マンモグラフィ」だけになります。
      マンモグラフィというのは、ご存じのように乳房専用のレントゲンのようなものですね。

      ▼もうひとつは胃がんで、現在は40歳以上で毎年X線検査を受けることになっています。
      それが50歳以上で、2年に1回、「X線と胃カメラのどちらか」になる見通しです。

      岩渕)これまでよりゆるくなるということですか?

      ▼乳がんについてはそうではありません。
      「マンモグラフィと視触診」だったのが、マンモだけになるので、一見検査が減るように見えますが、実はこれまでの制度はマンモグラフィがまだ全国に行き渡っていない時期に作られたもので、「マンモグラフィーができなければ視触診だけでもいい」とも解釈できるものだったんです。
      それが、装置も普及したし、熟練した医師なども増えたので、「今後は必ずマンモグラフィーで検査をすること。」になるんです。

      岩渕)でも最近、北斗晶さんが「毎年受けていたのにがんが見つかって乳房を全摘した」と話題になりましたよね。検診って本当に意味があるのか疑問に思った人もいると思いますが?

      ▼そうですね。
      北斗さんの場合、検診では2年に一度でいいとされているのを、自主的に毎年受けていて、去年の秋にもマンモグラフィなどを受けて異状は見つからなかったそうです。
      ところがその後、痛みなどがあって受診した結果、今年7月に2cmのがんが見つかったとのことで去年の検査でどうして見つからなかったのかなども話題になりました。
      40代という若さなので進行が早い場合もありますが、検診の発見率も決して100%では無いので、毎年受けていても見つからないケースも残念ながらあります。
      ただそれでも検診を受けている方が、がんが進行する前に見つけられる確率が高いのも事実です。

      ▼北斗さん自身ブログで「私の発表をきっかけに沢山の人が乳がん検診に行こうと思ってくれたら嬉しい」とも書かれています。
      「乳房全摘」というのは本当に大変なことですけれども、この段階で見つかったことで治療することができた、という面もあるわけです。
      ですからやはり、定期的に検診は受けて、その上で自分の体調に日頃から関心を持って、気になる症状があったら医療機関に行く、というのが命を守るために大切だとあらためて思います。

      岩渕)もう一つ知りたいのは、乳がんの検査はマンモグラフィーより超音波で調べる方がいい、と聞いたことがあるんですが、実際どうなんですか?

      ▼そこは今、関心を集めている点ですね。
      超音波、いわゆるエコーは、若い女性の乳がんを見つけやすい、とされています。
      というのも、日本人の特に4、50代以下の女性では、乳房の中で脂肪より「乳腺」という組織が占める割合が多いのですが、こうした人の場合、マンモグラフィでは真っ白に映ってがんを見分けにくい場合があります。

      ▼ただ、超音波にも弱点があって、マンモグラフィで映るものが逆に見分けにくかったり、検査する人の技量で差が出やすい面もあるので、組み合わせると効果的ではないかとも言われます。

      岩渕)でも、超音波は検診には入っていませんよね。なぜですか?

      ▼一言でいうと、まだ「超音波検査をしたら死亡率が下がる」という結果までは出ていないから、です。
      実は世界的に、公的ながん検診というのは「死亡率を下げる」効果が確かめられたものを採用する仕組みになっています。
      そして、欧米ではそもそも、乳房に脂肪が多くてマンモグラフィの方が有効だという人が多いので、「超音波の効果」はあまり調べられていない面もあります。
      そのため日本が独自に調べる必要があって、今、東北大学などが大規模な調査をしている最中です。
      死亡率を下げる効果が確かめられれば、検診に超音波も加えられるのではないかと見られます。
      ただ、既に一部の自治体などは独自に超音波を導入していますし、マンモグラフィで画像が見えにくいと言われたり、家族に乳がんになった人がいるような方は、現在でも人間ドックなどで超音波も併せて受けた方がいいのではないかと、個人的には思います。

      岩渕)ここまでは乳がんでしたが、もう一つ、胃がんの検診がかなり変わるようですね?

      ▼はい。今は40歳以上で毎年X線を受けることになっていますが、これが、50歳以上に引き上げられ、2年に1回、「X線か内視鏡のどちらか」ということになります。

      岩渕)これは、ゆるくなるように見えますが?

      ▼そうですね。確かにこれは、胃がんの死亡率や罹患率が下がってきていることが背景にあります。
      ただ、誤解してはいけないのは、50歳までは胃がんにならないというわけでは、勿論ありませんので特に家族に胃がんの人がいるような方などは、40代で人間ドックを受けるのも、十分意味があると思いますし、自治体などによっては、4月以降も検診を40歳以上で継続するところもあるかもしれません。

      岩渕)検査に「胃カメラ」が加わったのはどういうことですか?

      ▼これは、「胃カメラによって死亡率を下げられる」ことがはっきりしてきたためです。
      今も、X線の検査でひっかかると改めて胃カメラで調べたりしますよね。それだけ検査としての効果は高く、最初から胃カメラでいいのではという意見は以前からありました。
      ただ、胃カメラはX線のように短時間に大勢を次々撮影する、といったことができませんので、全国一斉にがん検診を胃カメラに切り替えるのは、熟練した医師の人数も足りず、無理があります。
      そこで、X線と併記してどちらかを、というわけです。
      胃カメラは、まれに胃の壁に穴を開けてしまうような深刻な問題も起きますが、職場や自治体の検診で受けられるなら、有力な選択肢です。

      岩渕)がん検診は5種類ということでしたが、がんは他にもありますよね。なぜ検診は無いんですか?

      ▼先ほども触れたように、がん検診は、死亡率を下げられる検査法があって、しかもそれが広く大勢の人におこなえることが必要だからです。
      例えば、死亡率の高い膵臓がんや胆管がんなどは、まだそうした良い検診法が無い状況です。
      ただ、最近では一滴の血液や、がん特有のにおい成分などから、がんを早期発見できる技術の開発も進んでいます。
      そうした新技術ががん検診に導入されるようなるのは、まだ何年もかかると思いますが、研究者や医療メーカー、そして国には、さらに開発を進めてほしいと思います。

      ▼とはいえ、どんなにいい検診の仕組みができても、みんなが受けなければ意味がありません。
      特に日本は欧米に比べてがん検診を受ける人がずっと少ないのが長年、問題とされています。
      がんで亡くなる人は年々増えていますから、ぜひ定期的にがん検診を利用すると共に、日頃から自分の体調の変化に気をつけることを心がけたいですね。
      http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/229924.html

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    2. 加工肉に「発がん性認定」…WHO外部組織
      2015年10月27日12時11分

       【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)の外部組織、国際がん研究機関(IARC)は26日、ハムやソーセージなど加工肉について新たに「発がん性がある」と認定したと発表した。

       牛や豚など哺乳動物の赤身の肉についても「恐らく発がん性がある」とした。IARCは、各国政府がリスクと栄養のバランスを考えた肉の摂取指針を示すべきだとしている。

       5段階の発がん性評価で、加工肉はリスクが一番大きい「グループ1」、赤身の肉は2番目の「グループ2A」に分類された。

       加工肉に関しては、毎日食べる量が50グラム増すごとに大腸がんになる確率が18%上昇するという。赤身の肉は大腸がんのほか、膵臓すいぞうや前立腺のがんを引き起こす危険が認められるという。

       専門家グループが、各国で出された800以上の研究報告を分析して結論づけた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151027-118-OYT1T50061

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    3. 加工肉「発がん性認定」 WHO外部組織 赤身にも警鐘
      2015年10月27日15時0分

       【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)の外部組織、国際がん研究機関(IARC)は26日、ハムやソーセージなど加工肉について新たに「発がん性がある」と認定したと発表した。牛や豚など哺乳動物の赤身の肉についても「恐らく発がん性がある」とした。IARCは、各国政府がリスクと栄養のバランスを考えた肉の摂取指針を示すべきだとしている。

       5段階の発がん性評価で、加工肉はリスクが一番大きい「グループ1」、赤身の肉は2番目の「グループ2A」に分類された。

       加工肉に関しては、毎日食べる量が50グラム増すごとに大腸がんになる確率が18%上昇するという。赤身の肉は大腸がんのほか、膵臓すいぞうや前立腺のがんを引き起こす危険が認められるという。

       専門家グループが、各国で出された800以上の研究報告を分析して結論づけた。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151027-118-OYTPT50254

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    4. 加工肉、平均摂取量なら「発がんリスク低い」
      2015年11月5日9時1分

       ハムやソーセージなどの加工肉に「発がん性がある」と世界保健機関(WHO)の外部組織・国際がん研究機関(IARC)が認定したことについて、国立がん研究センターは「平均的な摂取の範囲であれば、大腸がん発生のリスクはないか、小さい。極端に量を制限する必要はない」とする見解を発表した。

       IARCは、牛や豚などの赤肉も「恐らく発がん性がある」と認定している。ただ、日本人の肉の摂取量は1日に赤肉50グラム、加工肉13グラムで、欧米などに比べて少ない。

       同センターが2011年に発表した大規模研究結果では、肉類全体を毎日100グラム以上食べる男性や、赤肉を毎日80グラム以上食べる女性は大腸がんのリスクが高まるが、平均的な摂取量ならば、がんのリスク上昇はみられなかった。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151104-118-OYT1T50140

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  31. ピロリ菌、胃がん原因の8割 検査・除菌の機会が拡大
    2015.11.3 11:05 産経新聞

     胃がんの原因の8割を占めるといわれるピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染。平成25年に胃潰瘍などの病気がなくても除菌治療が保険適用となったことで、検査や除菌を受ける人が増えている。胃がんによる住民の死亡を減らそうと、検査と除菌を独自に導入する自治体も出てきている。(平沢裕子)

     ◆内視鏡が「推奨」に

     千葉県在住の公務員男性(60)は昨年9月、人間ドックで胃からピロリ菌が見つかった。男性は毎年、人間ドックで内視鏡検査を受けていたが、これまではピロリ菌検査は項目外で、初めて感染を指摘された。男性は「内視鏡検査で『胃が荒れている』と言われたことはあったが、ピロリ菌に感染しているとは思わなかった」と話す。除菌治療を2回行い、今年9月の人間ドックではピロリ菌は消えていた。男性は「除菌できてよかった。胃の調子もよくなった」と喜ぶ。

     ピロリ菌に感染すると慢性的な胃炎を起こし、その後に胃潰瘍などを発症し胃粘膜の縮小が進むと、胃がんになるリスクが高まるとされる。こうした事実から、世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関」は2014年、「胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき」とする報告書をまとめている。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/151103/lif15110311050007-n1.html

     ただ、日本の胃がん対策は、胃のエックス線検査による胃がん検診が推奨されるだけで、ピロリ菌の検査は入っていない。厚生労働省が9月に公表した「がん検診のあり方に関する検討会中間報告書」では、胃がん対策として新たに胃の内視鏡検査が推奨に加わったものの、ピロリ菌検査は「死亡率減少効果のエビデンス(科学的根拠)が十分ではない」として見送られた。

     ◆中高生も対象

     一方で、独自にピロリ菌検査を導入する自治体は増えている。厚労省によると全国で6%に上る。

     岡山県真庭市は平成23年度から40歳以上を対象に導入。胃がん検診を受ける人にまずピロリ菌の抗体検査を受けてもらい、陽性者に対して内視鏡検査を勧めている。25年度からは中学2、3年生も対象とした。

     同市健康推進課は「除菌による胃がんの発生予防効果などから導入した。同時に保護者への啓発活動を行えば、市全体で胃がんとなる人を減らせるかもしれない」と期待を寄せる。

     北海道でも北海道大の協力を受け、稚内市や美幌町で中学生や高校生を対象に検査と除菌を行っている。

     北海道大大学院がん予防内科学講座の浅香正博特任教授は「ピロリ菌感染者の除菌が進めば、胃がんで亡くなる人が激減するとみられる。自分や家族の健康のために、ぜひ一度、検査を受けてほしい」と呼びかけている。
    http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/151103/lif15110311050007-n2.html

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  32. アイスマン、ピロリ菌に感染
    5千年前、胃炎に悩む?

    2016年1月8日 18時04分 共同通信

     イタリア北部のアルプスの氷河で見つかり「アイスマン」と呼ばれる約5300年前の男性のミイラが、ピロリ菌に感染していたことが分かったとイタリアなどの研究チームが8日、米科学誌サイエンスに発表した。

     現代人のように胃炎や胃潰瘍を患っていた可能性があるという。ピロリ菌のゲノム解析からは、現代のインドなどで見られる菌と良く似ていることが判明。アイスマンの祖先はアジアから来たという見方も出てきた。

     アイスマンは1991年に標高3千メートルの山中で見つかった。全身の保存状態が良く、40~50歳ぐらい。死因は、背後から矢に射られたことによる失血死とみられている。
    http://this.kiji.is/58117397425520640

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    1. 1月9日 編集手帳
      2016年1月9日3時0分

       日本酒を飲む。タカジアスターゼを服用する。牛乳を飲む。朝食を抜く。漬物を敬遠する。蕎麦そばざんまいの食事を取る。もみ療治に通う…◆夏目漱石の『吾輩わがはいは猫である』で胃弱に悩むご主人、苦沙弥くしゃみ先生が試みたあれこれである。残念ながらどれも長続きしなかったようだが、試す手段がいくつもあっただけ恵まれている。日本でいえば縄文時代にあたる5300年前の世を生きたその人は、さぞかしつらかったろう◆「アイスマン」は胃炎を患っていたらしい。北イタリアの氷河で1991年に見つかったミイラである。調査でピロリ菌の感染が確認されたという◆すでに10年ほど前のエックス線診断では、動脈硬化や関節炎が見つかっている。いまの世にあれば、総合病院で診療科をあちこち回っているはずである。どうも他人のような気がしない◆〈胃薬の苦きを飲みて沈めたり昨日といへる過去のおほかた〉(影山一男、歌集『空夜』)。心身にこたえる出来事が、きのうのことのように記憶の底からよみがえったのだろう。こと胃袋では、5300年後の現代人も苦しみが絶えないのだ、氷河のご同輩よ。
      http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160109-118-OYTPT50141

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    2. かくして、「ピロリ菌」幻想物語が補強されていく…

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  33. 【医学】ピロリ菌由来病原タンパク質CagAを全身に運ぶ小胞を発見
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160107/index.html
    http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1452310347/

    「ピロリ」に関連するニュース
    http://www.2nn.jp/word/%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA

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  34. 喫煙場面ある映画は成人指定を WHOが勧告
    2月1日 17時19分

    WHO=世界保健機関は、タバコを吸うシーンがある映画などについて「世界の若者たちを喫煙に誘導している」として、各国に対して成人向けに指定するよう勧告しました。

    WHOは1日、タバコに関する報告書を発表し、タバコの広告の規制が世界各国で強まる一方で、映画やドラマには規制がないと指摘しています。そのうえで、タバコを吸うシーンがある映画などは「世界の大勢の若者たちを喫煙に誘導している」として、映画などの登場人物に影響を受けて未成年が喫煙を始めるのを防ぐために、各国に対して、喫煙シーンがある映画などを成人向けに指定するよう勧告しています。
    WHOによりますと、アメリカでは2014年のハリウッド映画のうち喫煙シーンがある作品が40%余りに上ったほか、喫煙を始めた未成年のうち37%が映画などをきっかけにタバコを吸い始めたという調査結果もあるということです。
    日本でも子どもが見るアニメ映画などで喫煙シーンがあり、WHOは、こうした映画などを成人向けに指定するよう各国に勧告することで、未成年の喫煙を抑えたいとしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160201/k10010393331000.html

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    1. WHO世界保健機関「豚インフルエンザ・パンデミック」(笑)。
      https://www.google.co.jp/search?q=%EF%BC%B7%EF%BC%A8%EF%BC%AF+%E8%B1%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6+%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF

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    2. 喫煙シーン映画、「成人向け」に…WHO勧告
      2016年02月01日 17時28分

       【ジュネーブ=石黒穣】世界保健機関(WHO)は1日、喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した。

       WHOによると、子どもや青少年の視聴を見込む作品であっても、喫煙に関する規制は世界的にみられない。このため、登場人物や役者の行動に影響されやすい若者が、まねして喫煙を始めるケースが多い。

       米国では新たに喫煙者となった青少年のうち、映画やドラマが直接的なきっかけとなって吸い始めた人の割合が37%に上るとの調査結果もある。

       WHOは、「成人向け」指定を義務化することにより、子どもや青少年を対象にする作品には喫煙場面を盛り込めなくすることを狙っている。

       宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」も喫煙場面が多く、WHOの勧告に従えば「成人向け」指定の対象となるとみられる。
      http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160201-OYT1T50138.html

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    3. 喫煙シーンある映画、年齢制限を
      WHO「助長してる」各国に勧告

      2016年2月1日 19時56分 共同通信

       【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は1日、喫煙場面のある映画が未成年者の喫煙を助長しているとの報告書を発表、年齢制限を設けるなどの措置を取るよう各国に勧告した。

       WHOによると、映画の喫煙場面への規制は世界的にほとんど存在せず、たばこの健康被害への認識がない若者らが映画を見て始めることが多いという。

       米国で喫煙を始めた青年の37%が、映画がきっかけだったとの調査結果もある。2014年のハリウッド映画のうち44%に喫煙場面があった。

       WHOは、喫煙場面のある映画やテレビドラマなどを放映する前に禁煙広告を流すことなども勧告した。
      http://this.kiji.is/66844613294080002

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  35. 虫歯菌、脳出血にも関与
    新たな予防法に期待

    2016年2月5日 20時11分 共同通信

     虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が、脳出血の発症にも関与していることを国立循環器病研究センター(大阪府)や京都府立医大、大阪大のチームが突き止め、英科学誌電子版に5日発表した。

     関与しているのは、人体の止血作用を阻害する特殊なタイプのミュータンス菌。

     同センターの猪原匡史医長(脳卒中学)は「日常の歯磨きが重要。病原性の高い細菌を選択的に減らせれば、脳出血の新しい予防法になる可能性がある」と話した。
    http://this.kiji.is/68295690610050556

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  36. 虫歯菌減らせば脳出血防げる可能性…発症関与か
    2016年02月06日 15時13分

     特定の遺伝子を持つタイプの虫歯菌が脳出血の発症に関与している可能性が高いと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の猪原匡史・脳神経内科医長らのチームが5日、英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。

     チームは脳出血や脳梗塞などで同センターに入院した79人の唾液を採取。血小板の止血作用を低下させる「cnm遺伝子」を持つ虫歯菌の有無を調べた。

     脳の血管が破れる脳出血の23人のうち、6人(26%)からこの遺伝子タイプの菌を検出。一方、血の塊が脳の血管に詰まる脳梗塞などの56人からは4人(7%)しか検出されなかった。

     虫歯菌のうちcnm遺伝子を持つ割合は約1割。猪原医長は「口腔こうくうケアで虫歯菌を減らすことが、脳出血の予防につながる可能性がある」と話している。
    http://www.yomiuri.co.jp/science/20160205-OYT1T50146.html

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  37. ピロリ菌の胃がん発症抑制 東大大学院・畠山教授ら、体内酵素を発見
    03/15 06:40

     東京大大学院医学系研究科の畠山昌則教授(微生物学、前北大教授)らが、日本人の胃がんの98%の原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染によるがん発症を抑える体内の酵素を見つけた。この酵素を増強する物質を開発すれば、国内で年間13万人以上がかかる胃がんの予防薬につながる可能性がある。英科学誌「ネイチャー・マイクロバイオロジー」電子版で15日、発表した。
    http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0246466-s.html

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    1. 【医学】ピロリ菌の胃がん発症抑制 東大大学院・畠山教授ら、体内酵素を発見
      http://potato.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1458031987/

      「ピロリ菌」
      http://www.2nn.jp/word/%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA%E8%8F%8C

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  38. 肺がん再発防止のワクチン 治験を開始
    5月5日 5時45分

    がんで死亡する人のうち最も高い割合を占める肺がんの再発を防ごうと、神奈川県立がんセンターなどの研究グループは、開発中のワクチンの効果や安全性を確かめる治験を始めました。

    厚生労働省によりますと、おととし肺がんで死亡した人は国内でおよそ7万人にのぼり、がんで死亡した人のうち最も高い割合を占めています。
    こうしたなか、神奈川県立がんセンターや東京大学などでつくる研究グループは、肺がんの再発を防ぐため開発中のワクチンを患者に投与して、効果や安全性を確かめる治験を始めました。
    このワクチンは、患者の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃させるのが特徴で、研究グループは今年度中に60人の患者を対象に治験を進め、国の承認を経て肺がんの新たな治療方法として確立させたいとしています。
    神奈川県立がんセンターの担当者は「ワクチンによる治療はがん患者の負担を軽減することにもつながるので、可能な限り早期に効果や安全性を確かめたい」と話しています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160505/k10010509321000.html

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  39. 同意なく 20年近く臨床研究か - 2016/5/19
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6201562

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    1. 患者同意なく臨床研究=愛知県がんセンターの医師
      時事通信 5月19日(木)19時18分配信

       愛知県は19日、県がんセンター愛知病院(岡崎市)消化器内科部長の男性医師(60)が患者の同意を得ず、20年近く臨床研究を行っていた可能性があると発表した。

       院内の承認手続きも取っていなかった。県病院事業庁によると、医師は「(必要性について)十分な認識がなかった」と説明しているという。

       臨床研究の対象になっていたのは、1997年から今年3月に診療を受けた自己免疫性胃炎などの患者約450人。医師はピロリ菌感染と胃がんの関連性について研究するため、診療に必要のない採血をしたり、胃の粘膜の組織を余分に取ったりした可能性がある。健康被害は確認されていない。
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000129-jij-soci

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    2. 胃がん「ピロリ菌」感染症インチキ医科様幻惑(笑)。

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    3. こんな、いわばブードゥ・サイエンス研究ネタのカモにされた患者も可哀相だが、研究にとらわれた医師も犠牲者みたいなものだが、ピンとくるセンスの持ち主だったらば、こんないかがわしいネタには、遠巻きにして距離をおいて近寄らないもの…

      愚直なやつほどダメな道にどっぷりはまってしまうもの。

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  40. WHOコーヒー発がん性証拠なし
    熱い飲み物は注意

     【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は15日、コーヒーについて「発がん性がある可能性を示す決定的な証拠はない」との調査結果をまとめた。AP通信などが伝えた。コーヒー好きにとっては朗報と言えそうだ。

     ただ、コーヒーを含むあらゆる種類の「非常に熱い飲み物」には「発がん性がある可能性がある」と警告。特に温度が約65度以上の飲み物の危険性を強調している。

     IARCはこれまでコーヒーには鉛などと同じく「発がん性がある可能性がある」としてきた。
    http://this.kiji.is/115789891720232963

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    1. 「ない」ことじゃなくて、「ある」ことを提示すべきなのに…

      思考のベクトルがこっちじゃなくてあっちに向いているのだろう…

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  41. 飲酒でがん 世界で死者36万人 - 2016/11/3
    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6219658

    飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査
    AFP=時事 11/3(木) 11:31配信

    【AFP=時事】仏パリ(Paris)で開催の「世界がん会議(World Cancer Congress)」で2日、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表された。これらの発生件数は主に富裕国でのものだという。

     研究チームは、飲酒をする人としない人のがん発症リスクを比較し、がんの年間新規症例数の約5%、年間死者数の4.5%に、アルコールが関与しているとの結果を算出した。

     公式発表を控えた今回の予備報告書の共同執筆者で、国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)のケビン・シールド(Kevin Shield)氏は、AFPの取材に「アルコールによってがんが引き起こされる恐れがあることに、多くの人が気付いていない」と語った。

     アルコールと最も強い関連性が認められたのは乳がんの新規診断例で、アルコールに起因する全がん症例の4分の1以上を占めていた。次いで関連が強かったのは大腸がんで、全体の23%だった。このことについてシールド氏は、特に乳がんでは「発症リスクが(アルコールの)摂取量とともに増加する」ことは明らかだと述べた。

     アルコールとがんによる死亡との関連について評価した結果では、食道がんで最も関連性が強く、次いで大腸がんが続いた。

     世界保健機関(WHO)の専門組織であるIARCは、アルコール飲料を「グループ1の発がん性物質」に分類している。これは、アルコールががんを引き起こすと考えられていることを意味するが、シールド氏によると、その発症機構については「正確には分からない」という。

     世界全体でみると、疾病負担が最も大きい地域は北米、豪州、欧州(特に東欧)などだが、発展途上国での飲酒量増加とともに、この傾向には緩やかな変化がみられると、研究チームは指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161103-00000017-jij_afp-int

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  42. 細菌感染性(ピロリ菌)胃がんの大先生…

    がんは感染症である(笑)。

    ばかやろう!

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  43. 「ウソにもおおいなる腕前が要る。才能のある者ほどこの道を行く」
    http://koibito2.blogspot.jp/2013/09/blog-post_1948.html

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  44. 神奈川県がWHOに職員派遣
    12月17日 06時38分 NHK首都圏ニュース

    神奈川県は医師免許を持つ職員を来週から2年間、WHO=世界保健機関に派遣し、世界各国の高齢者の健康増進の取り組みなどを研究することで、県の施策に生かしていくことになりました。

    神奈川県は、介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」を延ばす取り組みに力を入れています。
    県は、この施策に、世界的な研究を取り入れようと、スイスのジュネーブに本部があるWHO=世界保健機関に2年間県の職員を派遣することになり、16日、、派遣される職員に辞令が交付されました。
    派遣されるのは、最先端の医療や技術を健康増進につなげる施策づくりなどを担当している角由佳技幹(42)です。
    角技幹は県職員になる前は、医師として大学病院に勤務していた経歴があり、WHOでは、世界各国の高齢者の健康増進の取り組みなどの研究にあたるということです。
    県によりますと、自治体の職員が長期間にわたってWHOで勤務するのは全国で初めてだということで、県は、今後も人材育成を中心にWHOと連携を深めていきたいとしています。
    角技幹は、「高齢者がいきいきと長生きして幸せに年を重ねられるような社会を目指してWHOで研究していきたい」と話していました。
    http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161217/5262931.html

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  45. [からだの質問箱]ピロリ菌除去後も胃潰瘍
    2017年1月15日5時0分

     13年前にピロリ菌に感染していると診断され、除去しましたが、今も胃潰瘍や胃炎に悩まされています。大学病院で検査を受けたところ、もう治らないとのことです。良い治療はないのでしょうか。(73歳男性)

             ◇

      ◆二つの検査で陽性なら再除菌

      ◇藤田善幸 聖路加国際病院消化器センター長(東京都中央区)

     胃潰瘍の原因は大きく分けて〈1〉ピロリ菌感染〈2〉薬物〈3〉その他に分類されます。頻度では〈1〉と〈2〉が圧倒的に多く、〈3〉は特殊でまれな疾患が含まれます。〈1〉の場合、除菌が成功すれば再発は極めて少なく、再感染もほとんどありません。〈2〉では鎮痛解熱剤または血液の流れを良くするアスピリンを服用すると粘膜の防御機構を傷つけ、潰瘍を生じます。

     〈1〉でも〈2〉でもない場合は特殊な病態を考えますが、重要なのはピロリ菌は本当にいないのか、です。存在診断や除菌後の効果判定に尿素呼気試験が行われますが、実際には菌がいるのに検査で陰性となることがあります。疑わしい時にはもう一つ精度の高い検査法で確認しておく必要があります。一般的には便中抗原検査法が行われます。この二つの検査法で陰性ならばピロリ菌はいないと判定してよいでしょう。陽性ならば再除菌が必要です。

     〈3〉の特殊な病態としてまず挙げられるのがゾリンジャー・エリソン症候群です。胃液の分泌を促すホルモンのガストリンを過剰に生み出す腫瘍がどこかに潜んでいて、治療が困難な潰瘍が多発する病気です。ガストリン値の測定とコンピューター断層撮影法(CT)検査が必要になります。それ以外にはクローン病や肝硬変、膠原こうげん病などに伴ってできる潰瘍、喫煙、過度な飲酒、強いストレスなども潰瘍を作る要因となります。治療は要因を取り除くことですが、それが難しい場合は抗潰瘍薬を長期服用します。

             ◇

     「からだの質問箱」へのご質問は、住所、名前(紙上は匿名)、年齢、電話番号を明記の上、〒100・8055 読売新聞東京本社医療部へ。ファクスは03・3217・1960、電子メールはiryou@yomiuri.com

     なお、回答は紙上に限り、個別にはいたしません。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170114-118-OYTPT50388

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    1. 安保徹「胃潰瘍の顆粒球説」
      https://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_5.html

      漢方薬が効くかも…

      四逆散(シギャクサン)
      http://kanpo-life.com/name/463/

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  46. 災害医療 日本式で…WHO 国際標準化 患者情報 迅速に把握
    2017年2月2日15時0分

     大規模災害が起きた国で医療ニーズを即座に把握し、被災者のけがや病気の手当てにつなげる災害医療プログラムを、国際協力機構(JICA)が主導する多国籍チームが開発した。世界保健機関(WHO)が7日にスイスで開く会議で国際標準として承認される見込み。阪神大震災や東日本大震災など、災害大国・日本の経験が生かされた。

    震災経験生かす

     地震や津波、台風などの災害時は、骨折や溺水などの患者が急増。時間とともに持病の悪化や精神疾患、感染症なども顕在化する。被災国は、現地入りした各国の災害医療チームからの報告で状況を把握するが、集計の仕方がバラバラで、患者数や外傷・疾病の詳細な把握に課題があった。

     今回のプログラムでは、医療チームが被災国の保健当局に報告する患者情報を年齢層、性別、妊娠の有無、けがの場所と程度、処置後の容体など46項目に統一。保健当局は、プログラムに従い、重症者の多い地域に必要な対応ができる医療チームを派遣する。

     プログラムは、日本集団災害医学会やJICAなどが、2013年にフィリピンの台風被災地で行った医療支援の経験を基に開発した。熊本地震では、8089人の患者を地域別に把握。熊本県庁がノロウイルスの感染者が出た避難所に消毒剤を配布、「自殺の恐れ」の項目から、該当する患者に精神科医を派遣した例もあった。その後、約10か国の専門家が参加するWHOの作業部会が、どの国のチームでも対応できるプログラムに完成させた。

     ◆世界保健機関(WHO) 1948年に設立された国連の専門機関。スイスのジュネーブに本部があり、日本など194か国・地域が加盟する。災害時の医療支援のほか、感染症対策や薬物乱用防止などの活動を行っている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170202-118-OYTPT50273

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  47. 要確認、あなたは「ピロリ菌」に感染していないか?
    胃がん検診時はピロリ菌ステータスのチェックもお忘れなく
    2017.2.6(月) 多田 智裕
    http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/49029

    >胃がんを引き起こす最大のリスク要因はピロリ菌の感染です。ですから、さいたま市民検診・胃内視鏡検査では2016年から、ピロリ菌検査歴の有無とその結果、およびピロリ菌除菌治療受けたかどうか(そして除菌できたかどうか)の問診を、全ての受診者に行うようになりました。

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    1. >胃潰瘍の酸説(peptic ulcer theory)をきちんと考察しないまま、最近では胃潰瘍の形成に「ピロリ菌説」が登場している。そして、いずれの専門家もそれぞれの矛盾点を指摘しないまま共存している。この理由は、2つのそれぞれの説の矛盾点を十分考察しないまま、当てはまる事実だけで理論を考えるからである。
      http://www5c.biglobe.ne.jp/~atopy/paper03.htm

      https://koibito2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_5.html

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  48. 世界のがん死者、880万人…WHO報告書
    2017年2月6日7時38分

     【ジュネーブ=笹沢教一】世界保健機関(WHO)は4日の「世界対がんデー」に合わせ、がんに関する報告書を発表した。

     2015年にがんで死亡した人は世界で880万人で、3年前より60万人増えた。

     死者の7割は中低所得国の人で、WHOは、生存率を高めるのに有効な早期発見に必要な予算や設備、患者側の知識が不足していたとみている。さらに、がん死亡の3~5割は喫煙やアルコール摂取を控えることなどで回避できたとして、安くて効果的な治療法の普及に加え、生活習慣の改善方法などについて啓発を訴えている。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170205-118-OYT1T50094

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  49. 高校生ら対象にピロリ菌検査

    将来、胃がんになる人を減らそうと、鹿児島県は、原因となるピロリ菌に感染しているかどうか調べる検査を新年度・平成29年度、県内の高校や高等専門学校などに通う生徒を対象に無料で実施することを決めました。

    ピロリ菌は胃の粘膜に感染して炎症などを引き起こす細菌で、胃がんや胃潰瘍の原因となるとされ、胃がんと診断された患者の多くが感染していると見られています。
    早い時期からピロリ菌の検査をすることで、胃がんになる人を減らすことにつながる可能性があり、鹿児島県は、新年度・平成29年度から県内の高校や高等専門学校などに通う生徒、およそ1万3000人を対象にピロリ菌の感染の有無を調べる検査を無料で実施することを決めました。
    鹿児島県では、おととし1年間で胃がんで死亡した人が531人に上り、がんの中では、肺がんや大腸がんに続いて多くなっているということです。
    鹿児島県では、この検査にかかる費用およそ3850万円を新年度の当初予算案に盛り込み、今月17日に開会する県議会に諮ることにしています。
    鹿児島県健康増進課は「検査を受けることで、がん教育につながるほか、保護者にも検査を促す効果が期待できる」としています。
    02月15日 06時32分 NHK鹿児島放送局
    http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053923891.html

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  50. がん患者全体の10年生存率は58%余
    2月16日 4時15分

    国立がん研究センターの研究班は、全国4万5000人の患者のデータを基に、がん患者全体の10年生存率は58.5%だったとする調査結果を公表しました。

    これは国立がん研究センターの研究班が、去年から毎年公表しているもので、ことしは、平成15年までの4年間に全国のがん専門病院など20の医療機関で、がんと診断された患者4万5000人のデータを基に、18種類のがんについて診断から10年後の相対生存率をまとめました。

    その結果、がん患者全体の10年後の相対生存率は、58.5%でした。

    部位別にみますと、胃がんは、67.3%、大腸がんは69.2%で、それぞれ5年後の相対生存率と比べ、7.2ポイントと7.1ポイント低くなっていました。

    一方、肝臓がんの10年後の相対生存率は16.4%、肺がんは、32.6%、乳がんは、81.7%で、それぞれ5年後の相対生存率と比べ、19.8ポイント、12.1ポイント、11.9ポイント低下していて、胃がんなどに比べ下げ幅がより大きくなっています。

    結果は、インターネット上でも公開されていて、がんの種類や進行度、年齢、それに受けた治療内容などを選ぶと時間がたつごとに生存率がどう変化していくかが調べられるようになっています。

    分析を行った群馬県衛生環境研究所の猿木信裕所長は「単純に高いか低いかだけではなく、診断から5年を過ぎて生存率が顕著に下がるのは、どういったがんなのかもデータからわかる。医療機関や患者さんには、治療後のフォローを考える際などに参考にしてほしい」と話しています。

    ※データが公表されている全国がん(成人病)センター協議会のサイトURL
    http://www.zengankyo.ncc.go.jp/

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170216/k10010878261000.html

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  51. なかなか見分けがつけられない「がん」という現象…

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  52. 子供の死因25%、環境要因の病気…WHO
    2017年3月9日0時16分

     【ジュネーブ=笹沢教一】世界保健機関(WHO)は6日、5歳未満で死亡した子供のおよそ4人に1人が大気汚染や受動喫煙、水の汚染などの環境要因による病気が死亡原因だったとする報告書を発表した。

     WHOは、各国の政府に対し、妊婦や子供の受動喫煙対策の徹底と、衛生管理の強化を提言した。

     報告書によると、2012年に死亡した5歳未満の子供655万人のうち、171万人が環境要因によるものだった。

     このうち最も多いのは、大気汚染や受動喫煙による肺炎などの呼吸器疾患で57万人。次いで、不衛生な環境による下痢で36万人、適切な衛生管理が受けられずに生後1か月以内に死亡した未熟児などの乳児が27万人、マラリアで20万人が死亡している。

     報告書はまた、温暖化で増加した花粉や室内のカビ、湿気により、子供のぜんそくの発症率は増え、子供のぜんそくの44%が環境要因と関連すると指摘。適切にリサイクルされなかった携帯電話などから発生する有害金属を含んだ「電子ごみ」を新たな環境汚染の要因に挙げた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170308-118-OYT1T50137

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  53. [追悼抄]外科医 西村元一さん(5月31日、胃がんで死去、58歳)…がんになったがん医師
    2017年8月19日15時0分

    ▽にしむら・げんいち

     大腸がんの専門医として治療の最前線に立っていた2015年3月、進行性の胃がんが見つかった。すでに肝臓に転移しており、診断は「放置すれば余命は半年」。それから2年余、医師として患者として、がんとの闘いに残りの命を燃やした。

     金沢市内の公務員家庭に生まれた。高校時代に祖母が心臓病の手術を受けたことをきっかけに医師を志し、金沢大医学部に入学。大学では軟式テニス部に所属し、穏やかな性格から「元げんちゃん」と呼ばれ、生涯のニックネームになった。卒業後、同大付属病院で大腸がん治療の医師として歩み始めた。

     腫瘍が見つかったのは、がん患者と家族を病院外でも支える「がんとむきあう会」を発足して2年後。専門の大腸がんは定期的に検査していたが、胃がん検診は6年間受けていなかった。

     「医師は検診を受けたふりをして皆さんに検診を勧める。自分もそうだった」。発見後の講演で冗談交じりにそう語っていたが、妻・詠子さん(58)によると、「すべては健康管理を怠った自分のせいだ」と時折、悔やみきれない表情を見せていたという。

     化学療法、放射線治療、免疫療法と可能な限りの治療を試みながら、夜間には点滴による栄養補給も続けた。一方で、がん予防の大切さを訴えたいと、執筆や講演活動にも熱心に取り組んだ。

     孤独、不安、絶望……。患者の切実な胸の内を初めて経験し、気づいたことがたくさんあった。「医師が丁寧に説明しているつもりでも十分に伝わらず、患者はわかったふりをする。現場での意思疎通はまだまだ足りない」

     がんとむきあう会の活動を充実させるため、約2000万円の寄付を集めて16年12月、金沢市内にがん患者らが集い、悩みを語り合える交流施設「元ちゃんハウス」を開設した。活動に向けて体調を整えることで、折れそうな体も心も支えた。「晩年は生きる目的がハウスにあった」。中高の同級生で同会の元副理事長、崎川万樹子さん(59)は振り返る。

     最期は病床を囲んだ大勢の仲間の手を握り返しながら、穏やかな表情で旅立った。その1週間前、周囲を気遣って「(会の活動は)やめてもいいからね」とメールを送ったが、全国から応援の声が寄せられた。現在、詠子さんが理事長を務め、夫の仲間とともに活動を続けている。

     患者にも自分自身にも向き合った「がんになったがん医師」。その得難い教訓は「元ちゃんハウス」に受け継がれている。(金沢支局 井美奈子)
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170819-118-OYTPT50181

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  54. 新抗がん剤「オプジーボ」 胃がんにも承認へ
    9月8日 16時49分

    高い治療効果が期待できる新しいタイプの抗がん剤「オプジーボ」について、厚生労働省は、新たに胃がんにも有効性が認められるとして、近く承認する方針を決めました。

    「オプジーボ」は、体の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃する新しいタイプの抗がん剤で、3年前、治療薬として承認され、現在は肺がんや腎臓がんなど合わせて5種類のがんに対象が拡大されています。

    8日に開かれた厚生労働省の専門家会議で、胃がんの患者に対しても有効性が認められるとして、承認すべきだとする意見がまとまりました。

    国立がん研究センターによりますと、胃がんの患者数は、およそ13万人と推計されていますが、使用の対象となるのは2種類以上の抗がん剤治療を行った患者です。

    オプジーボは高い治療効果が期待できる一方、価格が高く、国の財政を圧迫しているとしてことし2月、価格が半額に引き下げられ、現在は体重50キロの患者1人当たり、年間およそ1400万円かかると試算されています。

    厚生労働省は、適切に使用するためのガイドラインをまとめ、1か月後をめどに胃がんの治療薬としても承認することにしています。
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170908/k10011132071000.html

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  55. 横浜で「がん撲滅サミット」…新治療法で注目の小林久隆さん講演
    2017年11月15日15時0分

     市民向けイベント「がん撲滅サミット」が12日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれた。がんの新しい治療法を開発し、注目を浴びている、米国立衛生研究所主任研究員の小林久隆さんが講演。がん患者ら来場者からは、治療の効果など多くの質問があり、新治療への期待が寄せられていた。

     今年で3回目となったサミットは、がん研有明病院(東京都江東区)などの主催。医師や国、経済界などが協力し、がん患者の死亡率の減少を目指す取り組みの一環で、2015年から開催されている。

     小林さんはこの日の講演で、自身が開発した、光を当ててがん細胞を死滅させる「光免疫療法」について紹介。講演後、「新治療は実際にいつから使えるか」との来場者からの質問に、「(治験や審査は)私たちがコントロールできないが、進みつつある」と答えた。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20171115-118-OYTPT50274

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  56. 「ゲーム障害」を新たな病気として追加へ WHO
    1月6日 18時48分IT・ネット

    生活に支障を来すほどゲームに熱中する症状について、WHO=世界保健機関は「ゲーム障害」という新たな病気として「国際疾病分類」に加えることになり、世界で治療や実態の把握が進むか注目されます。

    これはWHOが5日、本部のあるスイスのジュネーブで明らかにしたものです。

    WHOは現在、病気や死因などの統計を国際的に比較するための「国際疾病分類」の改訂作業を行っていて、ことしの夏ごろに最新版が公表される予定ですが、これに新たな病気として「ゲーム障害」を加えるということです。

    「ゲーム障害」と診断する基準として、WHOは、ゲームをしたい欲求を抑えられずにゲームを続けてしまう状態が1年間続き、家族関係や仕事を含めて生活に支障を来している場合と説明しています。

    インターネットやスマートフォンの普及により、オンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されるようになりましたが、これまで国際的に統一された定義や統計はありませんでした。

    WHOの「国際疾病分類」は、世界の医療従事者や研究者が指標として使用していて、これに「ゲーム障害」が新たな病気として加えられることで、今後、世界で治療や実態の把握が進むか注目されます。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180106/k10011280931000.html

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  57. “1000通の激励の手紙” 35歳 胃ガンからの復活へ
    3月23日 13時39分

    プロ野球の担当記者が“イチオシ”の選手をお伝えするシリーズ。2回目は、セ・リーグ3連覇と34年ぶりの日本一を目指す広島。イチオシは、ガンからの復活を目指す赤松真人選手です。家族の支え、ファンからの応援を力に変えてはい上がろうとしています。

    主力ではない しかし欠かせない

    赤松選手の持ち味は俊足と守備力の高さです。2010年には本拠地のマツダスタジアムで、フェンスによじ登ってホームラン性の打球をキャッチしました。

    広島が25年ぶりのリーグ優勝を果たしたおととし、終盤の勝負どころで代走、守備固めとして出場し、数字以上の存在感を見せました。いぶし銀のプレーヤーとして広島に欠かせない選手になっていました。

    霧島連山 新燃岳 噴火警戒レベル3を継続
    “1000通の激励の手紙” 35歳 胃ガンからの復活へ
    3月23日 13時39分

    プロ野球の担当記者が“イチオシ”の選手をお伝えするシリーズ。2回目は、セ・リーグ3連覇と34年ぶりの日本一を目指す広島。イチオシは、ガンからの復活を目指す赤松真人選手です。家族の支え、ファンからの応援を力に変えてはい上がろうとしています。

    主力ではない しかし欠かせない
    赤松選手の持ち味は俊足と守備力の高さです。2010年には本拠地のマツダスタジアムで、フェンスによじ登ってホームラン性の打球をキャッチしました。

    広島が25年ぶりのリーグ優勝を果たしたおととし、終盤の勝負どころで代走、守備固めとして出場し、数字以上の存在感を見せました。いぶし銀のプレーヤーとして広島に欠かせない選手になっていました。

    まさかの胃ガン

    しかし、リーグ優勝の歓喜の瞬間を味わった平成28年のシーズンオフどん底に落とされました。

    おととし12月、赤松選手は妻に誘われて初めて受診した人間ドックで、まさかの胃ガンが発覚。「自覚症状がなかったので、信じられなかった」と当時を振り返ります。

    すぐに手術で胃の半分を切除。ところが、今度は、リンパ節への転移が見つかります。このままでは5年後の生存率が50%程度と告知され、半年間の抗ガン剤治療を受けました。

    副作用で高熱や体のだるさが続き、体重は10キロ近く減少。「ガンがわかったときよりもしんどかった」と言います。

    体が資本 なのに食事量が激減

    ガンを患ったことで、昨シーズンはすべてを棒に振った赤松選手。しかも長期の闘病生活で筋力も落ちてしまい、プロ野球選手として闘える体づくりから始めなくてはなりません。

    復活に向けて支えになっているのは、妻の寛子さんです。胃を半分切除したことで消化機能が落ちているため、食事には一番気を配っているそうです。

    少しでも胃に負担がかからないよう、豆腐なら「木綿」ではなく、柔らかい食感の「絹」を選んでいます。赤松選手の自宅での様子を取材した1月下旬も、夕食の1品として豆腐料理が出ていました。

    寛子さんが工夫を重ねる食生活。それでも、食べられる量はなかなか増えていかないそうです。寛子さんが「小学生の長男の方が多く食べるかもしれない」と言うほど。赤松選手の茶碗は子ども用と同じくらいの大きさで、おかわりもしませんでした。

    “焼肉20人前、すし100貫をペロリ”といった大食いのエピソードが数多くあるプロ野球界ですが、対照的な食事量です。このままでキャンプを乗り切れるのだろうかと取材をしながら正直不安に思ってしまいました。

    そうした中で赤松選手に力を与えているのがファンの存在です。ガンと闘う赤松選手宛てに、これまでに届いた激励の手紙はおよそ1000通。手紙は、自宅の飾り棚にトロフィーなどと一緒にしまっていて、時折目を通して励みにするそうです。

    「同じガン患者の方からの手紙もたくさん来ました。野球選手として活躍するのが、家族、ファンの期待に応えることになると改めて思いました」(赤松選手)

    このままでは終われない

    復活を期す今シーズン、2年ぶりとなったキャンプは2軍スタートでした。中盤には、肩に痛みが出てボールを投げられない時期もありました。私が見ていても疲労の色は濃く、練習後の取材も口が重くなっていきました。聞きたいことはたくさんありましたが、なかなか聞き出すことはできませんでした。

    キャンプ打ち上げの前日。ようやくまとまった時間でのインタビューが実現しました。「キャンプはこれまでと違い、自分のペースでできないので、それがつらかった」と語った一方で、「なんとか1日1日クリアしていけた。その中で野球選手として活躍したいという欲が出てきたのはよかった」と振り返りました。

    淡々とした語り口の中に、赤松選手独特の言い回しで、このままでは終われないという意地をかいま見ました。

    「結果を出さないと意味がない」

    3月4日、赤松選手は2軍の練習試合に代打で出場しました。これがガンから復帰後、初の実戦でした。速球に振り遅れ、変化球にはタイミングが合わず、結果は3球三振。試合後「結果を出さないと意味がない」と赤松選手は自分に言い聞かせるように私たちの取材に答えました。

    34年ぶりの日本一を目指す広島。きっといぶし銀の力が必要になるはずです! 道のりは簡単ではありませんが、ガンからの復活を目指す赤松選手、35歳のシーズンにぜひ注目してください。

    坂梨宏和

    長崎放送局などを経て広島放送局 平成21年入局 福岡県出身 去年7月から広島カープ担当

    マツダスタジアムで流れる、選手の登場曲を聞きながらドライブするのが最高の息抜き。選手との一体感がたまりません。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180323/k10011375101000.html

    返信削除
  58. 文春オンライン
    名医が受けたいがん治療(1) 胃がん篇 - 2018/3/29
    http://bunshun.jp/articles/-/5702

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    返信
    1.  がん患者なら、だれもが最良の手術を受けたいと願うもの。しかし「切るか切らないか」など悩みは尽きません。そこで名医と称される専門医たちに尋ねてみました。

      「自分が患者だとしたら、どんな治療を受けたいですか?」

      ◆ ◆ ◆

       胃がんは、胃の中に棲む「ヘリコバクター・ピロリ(いわゆるピロリ菌)」が大きな原因と言われている。感染率は若い人ほど低く、胃がんの罹患率も減る傾向にある。とはいえ、高齢者は感染率が高く、まだ過去の病ではない。ピロリ菌が陽性で、胃の粘膜の萎縮が進んでいる人はリスクが高いので、定期的に内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)を受けたほうがいい。

       早期がんなら悪くても9割、進行がんでも手術ができれば、半数近くが5年生存を果たしており、治りやすいがんと言える。ただし、胃を切除すると、腹痛や冷や汗、めまいなどを起こす「ダンピング症候群」になる場合がある。そこで、胃を切り取らずに粘膜だけをはぎ取る治療や、胃の出口(幽門)の機能を残す手術が開発されてきた。

       元国立がんセンター中央病院副院長で、世界の胃がん治療をリードしてきた兵庫医科大学集学的腫瘍外科特任教授の笹子三津留医師は、これまで約3000例もの胃がん手術を手がけてきた。その笹子医師が断言する。

      「術後の後遺症を防ぐ様々な工夫をしてきましたが、やはり、胃を切り取らずにすむなら、それに越したことはありません」

       胃を残せる治療法として普及しているのが、胃カメラを利用した「内視鏡治療」だ。治療できるのは、おおむね粘膜にとどまる早期がんに限られるが、現在、約6割が早期で見つかり、そのうちの約6割が内視鏡で治療されている。

       かつては、生理食塩水などで山形に盛り上げた粘膜に、金属の輪をひっかけて取る「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」が主流だった。しかし、EMRでは2センチを超える腫瘍は取り切れなかった。この難点を克服するため開発されたのが、内視鏡の先端から小さな電気メスを出し、それを操作して、がんを胃の粘膜ごとはぎ取る「内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)」だ。

       粘膜にとどまる早期がんなら、10センチを超える腫瘍でも一度にはぎ取ることができる。これにより、胃を残せるチャンスが格段に広がった。粘膜は回復が早く、2、3日でやわらかいものが食べられ、2、3週間すれば普通に食事ができるようになる。07年に早期胃がんに保険適用となり、ESDは急速に普及した。

       しかし、胃に穴を開けずに、きれいに粘膜をはぎとるのは容易ではなく、ESDは専門医の技術格差が大きいと言われている。90年代の後半から独自にESDの開発に取り組んできた佐久医療センター内視鏡内科部長・小山恒男医師が指摘する。

      「以前は正確な切除ができなかったから、大雑把な診断でもよかったんです。しかし、ESDは腫瘍が星形なら星形に、四角なら四角に正確に切れます。ただし、ESDの後は、粘膜の下の組織が硬くなるので、二度目の治療はむずかしい。ですから、正確に腫瘍の範囲を診断して、一度に確実に切除することが重要です」
      http://bunshun.jp/articles/-/5702

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    2.  腫瘍の範囲の診断が甘いために、再発するケースもあると指摘されている。小山医師はESDを受けるなら、治療だけでなく、診断にも長けた内視鏡医に身をゆだねたいと話す。

      「自分が受けるとなったら、診断は自分でしたいですね。内視鏡を口から入れてもらった後、自分でモニターを見て、切り取る範囲を指示させてもらいます。それから、麻酔をかけてもらい、あとはまかせます」

       腫瘍が粘膜より深い層に潜り込んでいた場合は、切除手術をする方がいい場合もある。その際、選択肢が二つある。「開腹手術」と「腹腔鏡下手術」だ。

       後者は、おなかに4、5カ所小さな穴を開け、そこから細長い専用のカメラや器具を挿入する。そして、モニターに映る体内の画像を見ながら、器具を操作して手術する方法だ。従来に比べて傷跡が小さく、回復が早いことから、この手術を採り入れる病院が増えた。

      「心臓や肺に持病のある高齢患者が増えていることを考えると、メリットは大きいと思います」

       そう話すのは、順天堂大学医学部消化器・低侵襲外科教授で、この手術の名手と言われる福永哲医師だ。

      「先日も、他院で『肺機能が悪く、手術できない』と言われた患者さんが来られましたが、問題なく手術できました。術後に傷が痛むと咳ができず、痰を出せないので、肺炎になることがあるのですが、この手術なら痛みが少なく、咳がしやすい。このような人には、明らかに向いています」

       それ以上に、精密な手術ができるメリットが大きいと福永医師は強調する。

      「高精細の拡大像を見ることができるので、肉眼では気づかなかった小さな血管や神経までクリアに見ることができます。かつては何も考えずに切っていたところも、これらの血管や神経の存在を知ると、慎重におこなうようになります」

       しかし、こうしたメリットがあるにもかかわらず、前出の笹子医師は、「胃全摘が必要ながんや進行がんになったら、絶対に腹腔鏡下手術は受けない」と断言する。なぜか。

      「腹腔鏡のほうが、術後数日の痛みは小さいかもしれませんが、1~2カ月すると、開腹手術と差はなくなります。わたしの患者さんで、50歳代の女性は、術後約3カ月でトライアスロンを完走されました。開腹手術でも、それぐらい元気になるのです」

       傷の大小よりも、もっと大切なことがあると笹子医師は強調する。

      「それは、胃の機能を残すことです。ダンピング症候群を防止するために、胃の出口の機能を残す『幽門保存胃切除術』という術式があります。これをしなければ、トライアスロンは無理だったでしょう。この手術は、非常に細かい神経や血管を残しつつ、きれいにリンパ節を取り切らねばなりません。腹腔鏡下手術では、卵の薄皮をむくような繊細な膜の剥離はできません。ですから、転移のある患者さんが同じように治る保証はまったくありません」
      http://bunshun.jp/articles/-/5702?page=2

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    3.  福永医師も、腹腔鏡下手術にこだわっているわけではない。手術の技術ばかりでなく、「がん治療に精通している医師に手術を受けたい」と福永医師は言う。

      「たとえば、リンパ節をどこまで郭清(かくせい)するか、がんの進行度に応じた範囲がガイドラインで示されています。しかし実際の手術では、『このタイプは悪性度が高いから、より広い範囲を切除しておこう』といった、細かい調整が必要です。そうしたノウハウは、医師の経験に基づくものでしょう」

       どちらを選択するにしても、自分が執刀した手術の症例数や合併症率などの成績を言える医師のもとで治療を受けることが大切だと福永医師は強調する。

       ところで、手術で治すのが難しい場合は、どうすべきなのか。10年ほど前まで、胃がんは再発・転移すると、ほとんど手の打ちようがなかった。しかし、日本で開発された「TS-1」という飲み薬が99年に承認され、状況が変わった。がん細胞が持っているHER2という分子が陽性の患者に限り使える「ハーセプチン」という分子標的薬も、11年から進行・再発胃がんに保険適用となった。

       福永医師が「信頼している」と話す国立がん研究センター中央病院消化管内科長の朴成和医師が、20年以上前の研修医時代を振り返る。

      「むかしはいい吐き気止めがなく、患者さんはゲーゲー苦しんで大変でした。それでも、抗がん剤で半年時間ができればよしとする時代でした。ところが、TS-1などの新薬が出て、1年を超えて延命する人が増えました。さらにハーセプチンが使えれば、15カ月前後の時間も期待できるようになりました」

       延命期間が倍になったと評価するか、半年ちょっと延びただけと評価するかは、その人の価値観によって違うだろう。しかし朴医師はこう言う。

      「元気に動ける時間が6カ月か1年かでは、まったく違うと思います。それだけの時間があれば、やり残したことをしたり、身辺整理をしたりすることもできるでしょう。やってみなければわからないのに、端(はな)から抗がん剤を受け付けないのはもったいない。わたしなら、命の長さを基準に治療を決めると思います」

      ■理想の治療のための5つのポイント
      (1)ピロリ菌陽性、胃の粘膜の萎縮が進んでいる人は、定期的に内視鏡検査を
      (2)粘膜にとどまる早期がんはESDで胃を温存。ただし診断が大事
      (3)腹腔鏡下手術を受ける場合は、経験数の多い定評ある病院で
      (4)開腹、腹腔鏡にかかわらず、胃の機能温存を考えた手術を
      (5)再発・進行がんの場合は、副作用を怖がらず薬物療法で延命を
      http://bunshun.jp/articles/-/5702?page=3

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    4. 胃がん原因菌ヘリコバクター・ピロリ(笑)。

      がん悪性腫瘍は、いつから細菌感染症になったのかね?

      専門家どももやけに悪質劣化したものだな。

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  59. 「微小循環(血流)障害」と、それが原因の「自己免疫疾患」…

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  60. 大気や空気の汚染で年間700万人が死亡 半数が室内の汚染
    5月2日 14時27分

    WHO=世界保健機関は、大気や空気の汚染が原因で肺の病気などにかかって死亡する人は、年間700万人に上り、その半数は石炭やまきなどの燃料を家庭で料理や暖房に使った室内の空気の汚染が原因だとする分析を発表しました。

    WHOは、世界の4300以上の都市で大気汚染物質PM2.5などの年間平均濃度を測定し、健康への調査を続けていて、2日、最新の分析結果を発表しました。

    それによりますと、大気や空気の汚染が原因で肺がんや心臓病などの病気にかかって死亡する人は、年間700万人に上ると推定され、このうち9割以上がアジアやアフリカなど低所得や中所得の国々だったということです。

    また2016年に死亡した人のうちおよそ半数の380万人は、石炭やまきなどの燃料を家庭で料理や暖房に使った室内の空気の汚染が原因と分析しています。さらに世界の人口の40%に当たるおよそ30億人が、こうした室内の空気汚染にさらされていて、その大半が女性や子どもだと指摘しています。

    WHOは「大気や空気の汚染に国境はない。各国は再生可能エネルギーの開発などにともに取り組んでいく必要がある」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180502/k10011425221000.html

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  61. 胃がんで闘病、中尾翔太さん22歳で死去
    2018年7月8日12時49分

     9人組のダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」のパフォーマー、中尾翔太(なかお・しょうた)さんが6日、死去した。22歳だった。所属事務所が8日、公式サイトを通じて明らかにした。

     事務所によると、中尾さんは、昨年末から体調不良が続き、医療機関で精密検査を受けたところ、今年3月に胃がんにかかっていることが判明。活動を一時休止し、闘病生活を続けていた。葬儀は、家族の意向で親族、事務所所属メンバー、スタッフ関係者で執り行い、後日、ファンらのためにお別れの会を開くという。

     FANTASTICSは、ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のメンバー2人を中心に2016年12月に結成。各地でライブ活動などを展開している。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180708-118-OYT1T50064

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    1. どこの病院で、どういう医師によって、どんな治療をうけたのだろう…

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  62. [編集委員が迫る]がん医療 新時代へ がん研有明病院名誉院長 山口俊晴さん 69
    2018年7月12日5時0分

     全国のがん専門病院のうち、最初に設立され、最大の規模を誇る「がん研有明病院」(東京・有明)。胃がん手術の第一人者で、3年間この病院を指揮してきた山口俊晴さん(69)が、先月末で病院長を退いた。外科医になって45年。名誉院長となった今、日本のがん医療の変遷や患者との関わり、安全対策などについて聞いた。(聞き手 山口博弥)

    高まる治療の質 画期的新薬も 安全対策 専門家を育てないと

    まれな病気へ

     僕の専門である胃がんに関して言うと、治療法や対策はほぼ確立したね。

     日本胃癌がん学会が2001年、治療ガイドライン(指針)を公開した。これ以降、各大学や病院が独自に行っていた治療が「均てん化」された。治療の質にばらつきがなくなったわけです。

     早期がんは内視鏡や腹腔鏡ふくくうきょうによる切除で根治でき、進行がんも抗がん剤の進歩で生存率が高まった。

     何よりも、胃がん患者が減ってきた。上下水道の整備などで衛生状態が改善され、ピロリ菌の感染が減ったことが主な原因です。あとは、早期発見のための検診率を高めればいい。15年後の日本では、胃がんはきわめてまれな病気になっているかもしれない。

     ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は人間の胃にすむ細菌。胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となる。1980年代初期、オーストラリアのバリー・マーシャル医師=写真=ら2人が発見し、後にノーベル賞を受賞した。日本では、新たにがんと診断された人のうち胃がんが占める割合は、1980年には男性で36%、女性で26%だったが、2013年には男性18%、女性11%にまで減った。

     治りにくいがんは、まだたくさんあるけど、がん治療は確実に進歩している。免疫治療薬の「オプジーボ」を使うと、従来の抗がん剤が効かなかった肺がん患者が劇的に良くなるケースも出てきた。2割程度の患者にしか効果がないと言われているけど、「絶望的な患者の2割」なのだから、大きい数字だと思うよ。

     この薬は価格が非常に高いという問題はある。でも、使う患者数と競合薬の種類が増えれば、やがて適正な価格に落ち着くんじゃないかな。

     オプジーボは、患者の免疫のブレーキを外してがんを攻撃させる新しいタイプの薬。14年に皮膚がんの治療薬として保険適用された。15年末に肺がんにも使えるようになったが、1人当たり年間約3500万円という高額な薬剤費が問題となり、昨年2月から半額に、今年4月にはさらに約2割値下げされた。

    正直に告知

     生まれは北海道旭川市。実家は帽子店で、高校1年まではパイロットか外交官になるのが夢だった。でも、胸囲が足りなくて断念し、京都府立医大の学生だった兄に倣って医師を目指しました。

     高校時代は国語と英語が得意で、物理と数学が苦手。浪人覚悟で兄と同じ京都府立医大を受験したら、何とか現役合格できた。

     医師にとって国語力は必要なんですよ。患者さんの言葉から思いを理解し、治療法を易しく説明する。物理学や統計学より大事だと思うね。

     説明と言えば、僕が医者になった1970年代前半、患者さんにはがん告知をしなかった。胃がんの人に抗がん剤を点滴し、「肝臓の調子を良くする薬です」とごまかす。告知する方向へと変わったのは、90年代半ばからかな。

     今でも、「本人にはがんだと言わないで」と頼む家族はいる。僕はきっぱりと断り、こう説明します。

     「がんはあなたの病気ではなく、本人の病気です。私の長年の経験上、告知すれば、たとえ数日間は落ち込んでも、最後には納得します」

     告知していないと、ばれないように家族が患者に近寄らなくなるんですよ。こんな時こそ、家族がそばにいてあげないといけないのに。正直に告知して、残された時間を家族とともに大切に使った方が、患者・家族の双方にとって良い――。こう説明すると、今では例外なく家族も納得してくれるようになったね。

    腕上がる体制に

     僕が京都府立医大からがん研(当時は癌研究会付属病院)に移ったのは、2000年4月。赴任して早々、抗がん剤の過剰投与で患者が亡くなったことが報じられた。

     僕も関係者から聴き取りをした。「患者の重い副作用を見て、おかしいと思わなかったのか」と尋ねると、看護師らスタッフは「医師の指示に従っただけ」「私に責任はない」と人ごと。のちに僕は安全対策の委員長になり、スタッフ間の意思疎通や情報共有、相互監視体制を強化する病院改革を行いました。

     1999年から2000年にかけて、横浜市大や京大、東海大など全国各地の大学病院や基幹病院で医療事故やミスが相次ぎ、社会問題化した。14年には群馬大学病院で手術後の死亡が続発していたことが発覚。先月には、千葉大や横浜市大でがんの見落としによって患者が死亡していたことも明らかになった。

     大学病院が担うのは、一般の病院が行えない高度医療。安全対策に熱心じゃない大学は今でもあるが、高度医療と医療安全は車の両輪です。大学は医療安全の専門家をしっかり育てないといけない。

     大学病院には別の問題もある。僕はがん研で年間100件の手術をしていた。でも、大学病院は患者数に比べて医師の数が多過ぎるから、医師1人当たりの手術件数は少ない。これでは腕は上がりません。手術をする大学病院を病気ごとに絞り、医療者と患者を集約すべきだと思うね。

    人生100年時代

     「人生100年時代」の超高齢社会の日本で、これから私たちはがんとどう向き合えばいいのか。

     まず、がんになるリスクは避けたい。たばこは吸わず、ピロリ菌があれば除菌する。がん検診はきちんと受ける。ただ、どんなに健康的な生活を送っても、がんになる人はなります。

     その場合は、「がんは老化」と理解した方がいい。75歳を過ぎてがんになったら、老化だから仕方ないと割り切って、体力や価値観に応じた治療を受ければいい。

     僕自身は、がんでは死にたくない。なまじ知識があるだけに、あれこれ考え過ぎてしまいそうだから。最期は認知症になることを怖がらずに、ちょっぴり周りに迷惑をかけて死にたいね。

    希望失わぬよう対策を

     山口さんが言うように、がんの治療法は確実に進歩している。中でも21世紀以降の新薬の開発は、従来の抗がん剤が効かないがん患者に希望を与えている。

     がん細胞を狙い撃つ分子標的薬。オプジーボなどの免疫治療薬。加えて、遺伝子の変異に合わせて患者ごとに最適な治療薬を選ぶ「ゲノム医療」が一般化すれば、がん患者の延命に大きく寄与するだろう。

     一方で、国立がん研究センターの最新の公表データは、患者に厳しい現実を突きつける。胃がんの5年生存率は70%と高いが、肺がんは39%と低く、膵臓すいぞうがんは10%に届かない。「診断後5年」を根治の目安とすれば、肺がん患者の6割は治せないことになる。

     この調査の患者の初診は2008年であり、今年がんと診断された患者の5年生存率はもっと向上するはずだが、治療が難しい患者が多いという現実は冷静に見つめなければならない。

     日本人の平均寿命は女性87・14歳、男性80・98歳と、世界トップクラスにまで延びた。当然、治らないがんを抱えて生きる高齢者も増える。認知症を併せ持つ患者もいる。がん患者ががんの身内を介護する「がんがん介護」という言葉さえ耳にするようになった。

     政府が昨年10月に閣議決定した第3期がん対策推進基本計画は、「予防」「医療の充実」「がんとの共生」が3本柱。予防でがんを減らし、がんになったら医療で治し、治らなくても共生できるよう支える――。これらが絵に描いた餅にならぬよう、国には現実を見据えた実効性のある対策を行ってほしい。(山口)

      やまぐち・としはる  2015年7月から先月まで、がん研有明病院院長。日本臨床外科学会副会長。国際胃癌学会理事。会長を務めた外科系学会社会保険委員会連合(外保連)では、外科手術の適正な技術評価を国に求め、診療報酬の増額を実現させた。

    「外科には、こうしたら治る、っていう答えがダイレクトにある。本当にいい仕事ですよ。僕は若い頃、看護師さんに小児科医や産婦人科医かと間違えられたけど、やっているうちに外科医らしくなるもんです」(東京・有明のがん研有明病院で)=鈴木竜三撮影
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180711-118-OYTPT50477

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  63. 胃がん判別のAI開発 理研など
    2018年7月28日15時0分

     色や形が多彩で判別が難しいとされる早期の胃がんを、8割以上の割合で判別できるAI(人工知能)システムを開発したと、理化学研究所と国立がん研究センター東病院の研究チームが、米国で開かれた医工学系学会で発表した。

     研究チームは、内視鏡で撮影した早期の胃がんの画像100枚と、正常な胃の画像100枚を細かく裁断するなど加工し、データ量を増やし、それぞれのがんの有無をAIに学ばせた。

     そのうえで、学習に使っていない1万枚の胃の画像(早期胃がん5000枚を含む)について、がんの有無を判別させたところ、正しかったのは87.7%。がんなのに正常と誤ったケースは1割以上あった。

     チームによると、学習用の膨大な元データなしで高い判別能力を実現した点に意義があるという。AIは学習データが増えるほど精度が上がるため、良質なデータを蓄積することでさらに精度アップが期待できる。
    http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20180728-118-OYTPT50235

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  64. インチキ医科様な臭いに群がる銀バエのような…

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  65. WHO「出産後の授乳は速やかに 2時間以上で死亡率高く」
    2018年7月31日 9時05分

    初めて母乳を与えられるのが生まれてから2時間以上あとの赤ちゃんは、生まれてから1時間以内に与えられた赤ちゃんよりも死亡率が1.3倍以上に上がり、病気にもかかりやすいとする報告書を、WHO=世界保健機関が発表しました。WHOは母親が速やかに授乳できる体制を整えるべきだと呼びかけています。

    WHOは発展途上国を中心とした世界の76か国で母乳と赤ちゃんの生存率などとの関わりについて調べた報告書を31日、発表しました。

    そのうち、のべ13万人以上の赤ちゃんを調べた5つの研究を分析した結果、初めて母乳を与えられるのが生まれてから2時間以上あとの赤ちゃんは、生まれてから1時間以内に与えられた赤ちゃんよりも1か月以内に死亡する割合が1.3倍以上に上がるほか、感染症などの病気にもかかりやすいことがわかったとしています。

    その理由について、報告書は出産直後の母乳には病気から体を守るために必要な抗体などが非常に多く含まれているほか、出産直後に授乳を始めた母親は、母乳が継続して出やすくなり授乳の期間が長くなる傾向があるとしています。

    また、授乳するときに肌が触れることで、母親の肌にいる微生物が早い段階で赤ちゃんに移り、免疫機能の発達にもつながるとして、母親が速やかに授乳できる体制を整えるべきだと呼びかけています。

    一方、分析の対象になった研究には日本やアメリカなどは含まれておらず先進国で与えられている粉ミルクなどとの比較は行われていません。WHOは「授乳は始めるタイミングが重要だ」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180731/k10011556991000.html

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  66. 日々の運動足りてない! 18歳以上の4人に1人 WHO調査
    2018年9月5日 8時11分

    WHO=世界保健機関は、世界の18歳以上の4人に1人が、日常的に運動不足になっているとする調査結果を発表し、運動不足によって病気にかかる危険性が高まることなどから、各国に運動しやすい環境整備を進めるよう呼びかけています。

    これは、WHOの研究グループがおととし、世界168か国の18歳以上の男女を対象に運動する頻度などについて調査したものです。

    WHOは、1週間にランニングや水泳など、体に強い負荷がかかる運動を75分以上、もしくは早歩きや体操などの中程度の運動を150分以上することを推奨しています。

    今回調査した190万人のうち、WHOが推奨するレベルを下回り運動不足とみなされる人が、女性の3人に1人、男性の4人に1人に上ることがわかりました。

    特に女性では3人に1人が運動不足だとしていて、WHOは女性に対する伝統的な考え方や風習が運動不足につながっていると分析しています。

    また、運動不足だとする人の割合が発展途上国で16%なのに対して、先進国では2倍以上の37%に上ったということです。

    WHOは、運動不足は糖尿病などの病気にかかる危険性を高めるとしたうえで、「経済成長で技術が発展していくのにつれて体を動かす仕事は減っていく。各国の政府は、人々が運動する機会を増やすよう環境整備を進めるべきだ」と呼びかけています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180905/k10011609651000.html

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  67. WHOの「パンデミック」対策と、国連の「地球温暖化防止」気候変動対策は、国際マフィア集団が手がける二大詐欺政策…

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  68. 中2全員に“胃がん検査” 神奈川 横須賀
    2018年10月10日 14時57分

    神奈川県の横須賀市議会は、がん対策を総合的に推進する条例を可決し、横須賀市では、すべての中学2年生を対象に胃がんに関わる検査を実施するなどの取り組みが進められることになりました。

    横須賀市議会で9日に可決された「がん克服条例」には、生活習慣の改善による予防や、がんの原因となる細菌やウイルスの感染の早期発見といった総合的ながん対策を盛り込んでいます。

    条例では、血液検査で胃がんの原因となるピロリ菌を見つけて内視鏡検査を行うと、胃がんの発見率が高まるとして、検査の実施や研究の推進を対策の柱の1つとしています。

    年齢が低いほうがピロリ菌の除去による発がんの抑制効果があるとして、横須賀市は今後、市内すべての中学2年生を対象にピロリ菌への感染を調べる検査を実施するなどの取り組みを進めます。

    横須賀市の上地克明市長は「まずは胃がん検査から推進し、検査による早期発見で早い治療につなげられることを知ってもらいたい」と話していました。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181010/k10011665911000.html

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    1. なんちゅう医科様「集団検診」社会実験をやろうとしているのか…

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  69. WHO「ゲーム障害」けがや病気のガイドラインに加える採択へ
    2019年5月21日 5時57分

    WHO=世界保健機関の総会がスイスで始まりました。今回の総会では、生活に支障が出るほどテレビゲームなどに熱中する「ゲーム障害」を、けがや病気を分類するガイドラインに加える採択が行われる見通しで、今後、治療や実態の把握が進むことが期待されています。

    世界的な健康や医療などの課題について話し合うWHOの総会は20日、ジュネーブで始まりました。

    冒頭でテドロス事務局長は、エボラ出血熱が流行しているアフリカ中部のコンゴ民主共和国の現状について「各国が連携して流行を食い止めなければ、感染はさらに広がり多額の資金も必要になる」と述べ、国際社会が連携する必要性を訴えました。

    今回の総会では、けがや病気などの原因を分類する国際的なガイドライン、「国際疾病分類」の改訂版を採択する見通しで、ゲームをしたい欲求をおさえられずに続け、生活に支障をきたしている状態を「ゲーム障害」という病気として加えることにしています。

    オンラインゲームなどに依存する問題が世界各地で指摘される中、これまで国際的に統一された定義や統計はなく、今後、「ゲーム障害」の治療や実態の把握が進むことが期待されています。

    このほか、心と体の性が一致しない「性同一性障害」について、これまでの「精神障害」の分類から除外するとともに、名称も変更することにしています。「障害」とされることで受けてきた差別が解消され、社会の理解へとつながっていくのか注目されています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190521/k10011923051000.html

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    1. 病気のドグマはわれわれが創るニダ…

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    2. 「ゲーム障害」を治療が必要な障害に分類 WHO
      2019年5月26日 4時47分

      スイスのジュネーブで開かれているWHO=世界保健機関の総会で、日本など各国は生活に支障が出るほどテレビゲームなどに熱中する「ゲーム障害」を障害のひとつとして新たに分類することで合意し、実態の把握が世界規模で進むことが期待されています。

      健康や医療の課題について話し合うためスイスのジュネーブで開かれているWHOの総会は25日、医療機関での診断や治療を必要とするけがや病気などの国際的なリストである「国際疾病分類」に、「ゲーム障害」を新たに加えることで合意しました。

      日本の代表は「ゲーム障害に関する科学的な知見を深めるきっかけになる」と述べたほか、アメリカの代表は、うつ病などを念頭に「他の病気との関わりも詳しく調べることができる」と指摘して、各国が合意を評価しました。

      「ゲーム障害」は、テレビやパソコン、スマートフォンなどでゲームをしたい欲求を抑えられず、飲食ができなくなったり、仕事に行けなくなったりするなど生活に支障をきたしている状態のことを指します。

      インターネットやスマートフォンなどの普及に伴い、ゲームのやりすぎで生活や健康に支障が出ている人が世界各国で相次いで報告されています。

      けがや病気などを分類する国際的なリストに、「ゲーム障害」が新たに加わったことで、実態の把握に向けた研究や調査が世界規模で進み、診断や治療にも役立つことが期待されています。

      診断基準は

      WHOは、国際疾病分類に新たに加えられた「ゲーム障害」について診断する基準として、テレビやパソコンなどでゲームをしたい欲求を抑えられない状態だと定義しています。

      具体的には、ゲームをする頻度や長さ、始めたりやめたりするタイミングなどをみずからコントロールすることができず、健康を損なうなどの影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続けてしまう状態を指しています。

      こうした現象が、原則、少なくとも1年以上続き、家族関係や社会的な生活に影響を及ぼしている状態を「ゲーム障害」として障害のひとつに位置づけました。

      「研究の進展に期待」

      会議に出席した厚生労働省の池田千絵子総括審議官は、NHKの取材に対し、「今回、ゲーム障害が新たに加えられたことによってデータの蓄積が進み、研究が進むことを期待しています」と述べました。
      https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190526/k10011929561000.html

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  70. 性同一性障害を「精神障害」の分類から除外へ WHO
    2019年5月26日 5時27分

    スイスのジュネーブで開かれているWHO=世界保健機関の総会で、心と体の性が一致しない性同一性障害について、「精神障害」の分類から除外することで合意しました。性同一性障害の人たちがこれまで受けてきた差別が解消され、社会の理解へとつながるのか注目されます。

    世界的な健康や医療などの課題について話し合うWHOの総会は25日、医療機関での診断や治療を必要とするけがや病気などの国際的なリスト「国際疾病分類」を29年ぶりに改訂することで合意しました。

    この中で、心と体の性が一致しない「性同一性障害」について、これまでの「精神障害」の分類から除外し、その名称を「性別不合」に変更しました。

    そのうえで、WHOは、障害と分類されなくても、当事者が望めば生殖能力をなくす手術などの医療行為を受ける権利は保障されるべきだとしています。

    デンマークの代表は「精神障害の分類から除外したことは、あらゆる人たちが尊厳のある生活を送ることにつながる大きな一歩だ」と述べ、今回の変更を歓迎しました。

    性同一性障害の人たちが、「障害」とされることによって受けてきた差別が解消され、社会の理解へとつながるのか注目されます。

    WHO「社会に強いサイン」

    「性同一性障害」を精神障害の分類から除外することで合意したことについて、WHOで「国際疾病分類」を担当するロバート・ヤコブ氏は「性同一性障害は精神的な病気でも身体的な病気でもないとわれわれが考えるようになることは、社会にとって強いサインになるだろう」と述べ、その意義を強調しました。

    そして、「障害という項目から外すことによって、これからは『性別不合』と呼ばれる人たちがこれまで着せられてきた汚名を返上することにつながる」と述べ、今回の変更によって、これまで「性同一性障害」の人たちが受けてきた差別が解消されることに期待を示しました。

    厚労省担当者「配慮進んだ」

    会議に出席した厚生労働省の池田千絵子総括審議官は、「精神障害から除外されたということは、さまざまな配慮が進んできたということだと思う。各加盟国からは、新しい分類に、スムーズに、きっちりと移行したいという意見が多く出ていた」と話していました。

    性同一性障害めぐる世界状況

    心と体の性が一致しないトランスジェンダー、性同一性障害の人たちがみずから望む性で暮らせるよう、各国は、法律上、性別を変更したり、名前を変更したりといった制度を設けています。

    なかでも、性別の変更については、生殖能力をなくす手術を受ける必要があるかどうか各国で議論になっています。

    アメリカでは、カリフォルニア州のように手術を受けなくても、性別を変更できる州もあれば、手術を受ければ変えられる州、それに、変更そのものを認めない州もあり、対応が分かれています。

    ヨーロッパでは、ヨーロッパ人権裁判所がおととし、性別を変更するために生殖能力をなくす手術を義務づけることは、「人権侵害」だとする判断を出していて、手術を必要としない国が増えています。

    生殖能力をなくす手術をめぐっては、WHO=世界保健機関も2014年、性別変更のために手術を受ける必要があるとすることに反対する声明を発表しています。

    LGBTと障害の変遷

    心と体の性が一致しないトランスジェンダー、性同一性障害について、WHOなどの医学界では、1950年代ごろから、同性愛と同じ種類の病気として扱ってきましたが、その後、1960年代には同性愛とは別の病気として、区別するようになりました。

    そして、80年代に入ると、性同一性障害ということばが使われるようになり、1990年に行われた国際疾病分類の改訂で、この名称が正式に採用され障害として位置づけられることになりました。

    これを機に日本でも、性同一性障害という名称が定着していきました。

    性同一性障害は、精神障害として分類されてきましたが、2013年、アメリカ精神医学会は、「障害」ということばを使わない性別違和という名称に変更しました。

    専門家によりますと、世界的に、性的マイノリティの人権の保護を求める声が高まっている状況から、性同一性障害の人を障害という枠組みから除外していこうという考え方が広まっているということです。

    一方、同性愛に分類されるレズビアンやゲイについて、WHOは、1990年の国際疾病分類の改訂で精神障害の分類から除外し、差別的なイメージの払拭(ふっしょく)につながったとしています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190526/k10011929571000.html

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  71. [論点]ピロリ菌除去 さらに推進を…浅香正博氏
    2019/06/01 05:00

     あさか・まさひろ 北海道医療大学学長。元北海道大学病院長、北海道大学名誉教授、元日本ヘリコバクター学会理事長。71歳

     胃の中に生息するヘリコバクター・ピロリ菌は、慢性胃炎だけでなく、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープなど、様々な胃の病気の原因になる。慢性胃炎を放置すると、その一部は胃がんを引き起こす。わが国では胃がんの約98%がピロリ菌由来とされる。

     わが国では2013年2月、世界で初めて、ピロリ菌感染で起きる慢性胃炎への除菌療法に保険が適用された。このことで、ピロリ菌の除菌治療を受ける患者は急速に増え、5年間で約800万件にも達した。

     一方、40年にわたって毎年約5万人に上った胃がん死亡者数は、この頃から減少に転じた。17年には約4・5万人と、保険適用前に比べて約10%もの減少を示し、国立がん研究センターによる死亡者数の予測値を大きく下回った。

     胃がん死亡者数の減少は、ピロリ菌除菌の慢性胃炎への保険適用の効果と考えるのが妥当と思われる。

     保険適用の際、ピロリ菌の診断、治療を行う前に内視鏡検査で胃炎の存在を確認することが条件づけられた。減少の第一の理由としては、内視鏡検査で直接、胃の内部をみることで、早期に胃がんが発見される患者が増加したためと考えるべきであろう。保険診療による「内視鏡胃がん検診」ともいえる状況が作り出されてきたのである。

     だが、現状は楽観視できない。17年頃からピロリ菌の除菌治療を受ける患者数は徐々に減り始めた。関心のある人の除菌が、ほぼ終了に近づいてきたことが理由の一つと思われる。いまだ3000万~4000万人存在すると考えられるピロリ菌感染者の多くが除菌されずに残ったままだ。

     ピロリ菌に感染しても、自覚症状がないことも多い。症状がなくても一度は医療機関を受診し、感染の有無を確かめることが望ましい。感染者は全員が慢性胃炎という病気を持っており、除菌治療の対象になる。特に家族に胃がんの方がいる人は必須である。

     ピロリ菌は飲み水などを介して口から感染するが、感染のほとんどは胃酸がまだ十分に分泌されない乳幼児期に起こると考えられている。一度除菌に成功すると、再感染率は1%に満たないことが明らかになっている。

     除菌できたことをきっちり確認し、必要に応じて経過観察を続ければ、慢性胃炎が将来、胃がんに進行するリスクを減らせるだけでなく、内視鏡検査で早期胃がんを発見し、完治できるチャンスが増えていく。

     肝炎ウイルスの感染が主な原因である肝がんでは、肝炎対策基本法が10年に施行され、国民への普及啓発やウイルス検査の受診勧奨を含めた総合的な対策が進んだ。その後、肝がんで亡くなる人の数は持続的に減少している。

     胃がんも肝がん同様、大半が感染症により発症するがんだ。国はピロリ菌の除菌者数を増やすために、肝炎と同様に胃炎に対する対策を急いでいただきたい。感染対策を進めることで、胃がんでいのちを落とすリスクを劇的に減らすことができるのである。
    https://www.yomiuri.co.jp/commentary/20190531-OYT8T50129/

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    1. ①胃がんも肝がん同様、大半が感染症により発症するがん

      ②国はピロリ菌の除菌者数を増やすために、肝炎と同様に胃炎に対する対策を急げ

      ③感染対策を進めることで、胃がんでいのちを落とすリスクを劇的に減らすことができる

      --------------------

      強引な論法だなあ。いつから「がん」は感染症になったのだろう…

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  72. 製薬製剤メーカーのエージェント傀儡にしかみえんぞなもし…

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    1. よっぽど思いこみの強い、人の意見に耳を貸さないタイプの人間なのかもしれないな。

      じゃなきゃここまでのめりこむたぐいのネタじゃないだろ。周りの首をかしげる人たちも、傍観静観するしかすべがないのだろう。

      ここまでやってしまうと、これまで自分のやってきたことが全部間違いでした、っていうわけにもいかない立場に立ってしまっているだろうしね。

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    2. 間違いを頑として認めない、というのも、どこぞの界隈のヒトビトの処世法しきたりみたいなものらしい。

      代表的典型例は、森林太郎「脚気菌」案件かな?(笑)。

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  73. 浅香正博『胃がんでいのちを落とさないために』
    https://www.google.co.jp/search?q=%E6%B5%85%E9%A6%99%E6%AD%A3%E5%8D%9A+%E8%83%83%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%82%92%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB

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  74. 自治体が行うがん検診 新型コロナで大幅減 5月は去年の8%
    2020年8月12日 4時53分

    新型コロナウイルスの影響で自治体が行うがん検診を受けた人が大幅に減り、特に5月は去年の同じ時期と比べて8%にとどまったことが日本対がん協会の調査で明らかになりました。協会は「受診が遅れるとがんが進行してから見つかる可能性もあるため検診を受けてほしい」と呼びかけています。

    がん検診は、がんを早期に見つけ死亡率を下げるために行われ、自治体が行う検診は年間、延べ1100万人が受け、1万3000人のがんが発見されています。

    各地でがん検診をすすめている公益財団法人、日本対がん協会は新型コロナウイルスの影響を調べるため、ことし6月、全国42道府県の支部を対象にアンケートを行い、32の支部から回答を得ました。

    それによりますと、胃がんや乳がんなど5種類のがんについて検診を受けた人は、ことし3月以降減り始め、去年の同じ時期と比べて3月は64%、4月は16%、5月は8%になるなど大幅に減りました。

    協会は、検診の中止や感染を懸念して受診を控える人が増加したのが原因とみています。

    また、回答したすべての支部で、今月までには検診が再開されるとしていますが、感染対策のため一度に受けられる人数を減らす必要があるなどの理由で、半数以上の21支部が今年度の受診者について「3割以上減る」としています。

    日本対がん協会の小西宏マネージャーは「受診が遅れてがんが進行してから見つかると治療に影響する可能性もある。地元自治体の集団検診を受けるのに抵抗がある場合は、医療機関でも受診は可能だ。現場では感染対策をしっかりとっているので早期発見のためにも検診を受けてほしい」と呼びかけています。

    調査結果の詳細

    今回、日本対がん協会は自治体が行っている胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの5つのがん検診の実施状況について全国42道府県の支部を対象にアンケートを行い、32の支部から回答を得ました。

    調査結果によりますと、ことし1月と2月の受診者の数は去年とほぼ同じですが、3月から減り始め、3万2000人余りで去年のおよそ5万人の64%となりました。

    例年だと集団検診が多く行われ、受診者が多くなる4月や5月でも受診者は増えず、4月は3万人余りと去年の19万人の16%に、5月は3万7000人余りと去年の45万人の8%にとどまっていました。

    がんの種類別にみますと、落ち込みが最も大きい5月は去年に比べて肺がんが5.8%、胃がんが5.9%、大腸がんが6.8%、乳がんが10.4%、子宮頸がんが19.6%にとどまる結果となっています。

    このうち、肺がんは一般的に進行が早いとされていて、協会は、今後、がんが進行した状態で見つかる患者が増えると治療に影響する可能性があると指摘しています。

    また、回答したすべての支部で、今月までには検診が再開されるとしていますが今年度の受診者数の見通しを尋ねたところ、「3割減る」と答えたのが12支部、「4割減る」と答えたのが9支部、「2割減る」と答えたのが9支部、「ほぼ例年通りか1割減る」と答えたのが2支部でした。

    半数以上の21支部が「3割以上減る」と答えていて、感染対策で1回の集団検診の受診者数を減らすことなどを理由として挙げています。

    がん検診の現場では

    兵庫県宝塚市は、1か月に6回から8回程度、がん検診の日程を設けていますが、新型コロナウイルスの影響で4月から6月までの3か月間は休止していました。

    当時は緊急事態宣言が出され、がん学会なども、集団検診が感染の場になり得るとして中止や延期を求めていました。

    宝塚市では先月、1人が受診するごとに機器を消毒するなど、感染対策をとったうえで、1日に受けられる人数を通常の100人から半分の50人に制限して検診を再開しましたが、ことし4月から先月末までの受診者は417人と、前の年の同じ時期の1649人と比べておよそ4分の1にとどまりました。

    宝塚市では今後、集団検診の日程を増やすなどして、例年と同じ程度の人数が検診を受けられるようにしたいとしていますが、1回ごとの人数を制限しているため、どこまで増やせるか不透明だとしています。

    検診に訪れた71歳の女性は「なかなか個人では行くタイミングがない。怖さはあるが、割り切って来た」と話していました。

    宝塚市健康推進課の門田憲亮保健師は「定員を減らして間隔を空け、機器の消毒をするなどリスクの少ない形で実施しているので安心して受けに来てほしい。集団検診が怖い方は、医療機関でも実施しているので検診を受けてがんの早期発見に努めてほしい」と話しています。

    最も影響が大きいのは胃がんの検診

    がん検診は、がんを早期に発見することでがんで亡くなる人を少しでも減らすために行われていて、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんの5つのがんについて、受診率を50%にすることを目標に国を挙げた取り組みが進められてきました。

    東京・新宿区の「東京都予防医学協会」では、5つのがんについて自治体などからの依頼を受けて、毎年、延べ15万人ほどの住民に対して協会の検診センターに来てもらったり、検診車を派遣したりして検診を行っていますが、緊急事態宣言が出されていた4月から5月にかけては感染を防ぐため検診は休止になりました。

    6月に再開したあとも、感染対策を行うため多くの人が同時に検診を受けることができないほか、7月以降は感染が再び拡大するにつれ、感染リスクを心配する人のキャンセルが増えています。

    このため、4月から7月の受診者の数は去年に比べて半分以下に減りました。

    このうち、最も影響が大きいのが胃がんの検診です。胃の内視鏡検査では、受診者の飛沫がかかることを防ぐため、検診の担当者は手袋とマスク、ガウンに加えて、新たにキャップやフェイスシールド、ゴーグル、エプロンを着用し、1人受けるごとに新しいものに着替える必要があります。

    また、胃のレントゲン検査では、更衣室で密な状態になるのを防ぐため、一度に利用できる人数を減らすとともに、1人が検診を受けるごとにレントゲンの装置と更衣室をアルコール消毒していて、以前は1時間に16人程度できたのが、10人以下になっているということです。

    こうしたことから、胃がん検診を受けた人の数は、4月から7月には、去年より85%減少したということです。

    東京都予防医学協会の阿部業務執行理事は、「感染対策を徹底するとともに、今後は検診を受けられる時間を長くするなどして、なんとか少しでも多くの人に受けていただけるようにしたい」と話しています。
    「発見遅れ治療効果下がることを懸念」「早期に検査を」
    がん医療の専門家は、検診の受診者数が減ることで、患者の治療に影響が出るのではないかと危惧しています。

    国内で最も受診するがん患者が多い東京・江東区の「がん研有明病院」では、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前は、検診施設や他の病院から紹介されて受診するがん患者が1日当たり40人前後いましたが、5月から6月にかけてはおよそ35%減少し、25人前後になったということです。

    病院では、早期に見つかるはずだったがんが進行した状態で見つかるおそれがあり、数十年かけて下がってきたがんによる死亡率が上がってしまうのではないかと危惧しています。

    佐野武病院長は「特に検診施設からの紹介がぱたりと止まり、がんを発見するきっかけがそもそもなくなってしまっている状況だ。実際に3月、4月に検診を受けるはずだった方で7月に延期したところ、がんが転移しているのが見つかったという例も出てきている。発見が少し遅れても影響が少ないがんもあるが、肺がんなど治療が間に合わなくなるがんもある。見つかるべきがんの発見が遅れ、治療効果が下がってしまうことを懸念している」と話しています。

    そのうえで「ちょっとした自覚症状をきっかけに病院を受診してがんが見つかる場合も多い。おかしいと思う症状があれば早く病院に行き、検査を受けてほしい。医療者も、がんのリスクや感染対策など、正しい情報を発信していくことが求められている」と指摘しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200812/k10012563211000.html

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  75. 「ピロリ菌」胃がんの発症リスク高める遺伝子変異 複数発見
    2023年3月30日 6時47分

    大規模な遺伝情報の解析の結果、「ピロリ菌」感染による胃がんの発症リスクを大きく高める遺伝子の変異を複数発見したと、理化学研究所などの研究グループが発表しました。これらの遺伝子変異がある人は、ピロリ菌の除菌による、胃がんのリスクを下げる効果がより大きい可能性があるとしています。

    理化学研究所の碓井喜明特別研究員らと、愛知県がんセンターなどのグループは、国内の胃がん患者およそ1万1000人と、がんではない人、およそ4万4000人の遺伝情報を比較して解析し、遺伝子の変異と胃がんのリスクの関連を調べました。

    その結果、9つの遺伝子の変異について、胃がんのリスクの上昇と関連があることを発見しました。

    このうち、乳がんなどの発症と関連がある「BRCA」と呼ばれるものなど、遺伝子の修復と関わる4つの遺伝子の変異は、胃がんの原因の一つ、ピロリ菌に感染している場合、リスクが大きく上昇することがわかったということです。

    ピロリ菌に感染している人が、85歳までに胃がんを発症するリスクを推計したところ、
    ▽遺伝子変異の無い人は14.4%だったのに対し、
    ▽4つのうち、いずれかの遺伝子変異がある人は45.5%となっていました。

    ピロリ菌の除菌は、胃がんの発症リスクを抑えるとされていますが、研究グループは「これらの遺伝子変異のある人は、除菌の効果がより大きい可能性がある」としています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230330/k10014023221000.html

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  76. がん疾患の因果関係にかかわる科学研究は、じつはトンデモだらけかもしれない。

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